小椋佳作曲の歌詞一覧リスト 316曲中 1-200曲を表示
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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風の舞う港から渡哲也 | 渡哲也 | 小椋佳 | 小椋佳 | 何をこんな遠く逃げて 来たのだろう一人 淋しそうな姿 鈍色の浜に立つ 細い後ろ影 風の舞う港から カモメ 傷をいやして 飛んでゆけ 思い出は海に沈めて 旅は捨てるはずの過去を 時に飾りさえも つけて連れて来るよ 見も知らぬ悲し気な 姿胸を打つ 風の舞う港から 浮かぶ面影ひとつ その頬に光るもの おまえの涙 風の舞う港から カモメ 俺も帰ろう うつむいた あの頬の涙ぬぐいに | |
流氷の街渡哲也 | 渡哲也 | 小椋佳 | 小椋佳 | 流氷の街の 片隅で 心にしみ込む 優しさは 涙おく 露草か ひそやかな ひとよ すまじきは恋の 戯れか 心のなごみの 華やぎも ひとむれの つわぶきか 隠れ咲く 花よ 白くて細い 首すじの ほつれ毛あたり 忍び寄る 別れの影を ふり払い 笑顔ばかりを 見せていた 流氷の街を 背にすれば 心にさし込む 悲しさは ひたむきな 追い風か 散り花の 夢よ | |
愛燦燦雪村いづみ | 雪村いづみ | 小椋佳 | 小椋佳 | 雨潸潸(さんさん)とこの身に落ちて 僅かばかりの運の悪さを恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達はやさしくマツ毛に憩う 人生って不思議なものですね 風散散(さんざん)とこの身に荒れて 思いどおりにならない夢を失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は人待ち顔して微笑む 人生って嬉しいものですね 愛燦燦(さんさん)とこの身に降って 心ひそかなうれし涙を流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ過去達はやさしくマツ毛に憩う 人生って不思議なものですね ああ未来達は人待ち顔して微笑む 人生って嬉しいものですね | |
愛燦燦山崎育三郎 | 山崎育三郎 | 小椋佳 | 小椋佳 | 宗本康兵 | 雨 潸々と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散々と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦々と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね |
太鼓山内惠介 | 山内惠介 | 小椋佳 | 小椋佳 | 上杉洋史 | 冬ざれの 肌さす風が 痛い痛い 能登だよ 輪島だよ 聞こえくる 地なり 海なり いやいや あれが 御陣乗(ごじんじょ)太鼓 ドンスクスクドン 季節はずれがなおさらに ドンストトトドン 心の底を突き揺する ドンスクスクドン 攻めくる冬を打ち払え ドンストトトドン つらい想いも打ち払え 乱れ心は 夜叉の面に隠して 末枯(うらが)れの 黄昏海は 暗い暗い 能登だよ 輪島だよ 岩浜に 切子(きりこ)燈(とも)せよ 心は 燃やせ 御陣乗太鼓 ドンスクスクドン こごえる肩も打つほどに ドンストトトドン 汗さえにじむ熱くなる ドンスクスクドン 夢中になればいつだって ドンストトトドン 残る力が目を覚ます 乱れ心は 夜叉の面に隠して ドンスクスクドン 季節はずれがなおさらに ドンストトトドン 心の底を突き揺する ドンスクスクドン 攻めくる冬を打ち払え ドンストトトドン つらい想いも打ち払え 乱れ心は 夜叉の面に隠して |
夢芝居山内惠介 | 山内惠介 | 小椋佳 | 小椋佳 | 恋のからくり 夢芝居 台詞ひとつ 忘れもしない 誰のすじがき花舞台 行く先の 影は見えない 男と女 あやつりつられ 細い絆の 糸引き ひかれ けいこ不足を 幕は待たない 恋はいつでも初舞台 恋は怪しい 夢芝居 たぎる思い おさえられない 化粧衣裳の 花舞台 かい間見る 素顔可愛い 男と女 あやつりつられ 心の鏡 のぞき のぞかれ こなしきれない 涙と笑い 恋はいつでも 初舞台 男と女 あやつりつられ 対のあげはの 誘い 誘われ 心はらはら 舞う夢芝居 恋はいつでも 初舞台 | |
シクラメンのかほり八代亜紀 | 八代亜紀 | 小椋佳 | 小椋佳 | 真綿色した シクラメンほど 清(すが)しいものはない 出逢いの時の 君のようです ためらいがちに かけた言葉に 驚いたように ふりむく君に 季節が頬をそめて 過ぎてゆきました うす紅色の シクラメンほど まぶしいものはない 恋する時の 君のようです 木もれ陽あびた 君を抱けば 淋しささえも おきざりにして 愛がいつのまにか 歩き始めました 疲れを知らない 子供のように 時が二人を 追い越してゆく 呼び戻すことが できるなら 僕は何を惜しむだろう うす紫の シクラメンほど 淋しいものはない 後ろ姿の 君のようです 暮れ惑う街の 別れ道には シクラメンのかほり むなしくゆれて 季節が知らん顔して 過ぎてゆきました 疲れを知らない 子供のように 時が二人を 追い越してゆく 呼び戻すことが できるなら 僕は何を惜しむだろう | |
シクラメンのかほりYae | Yae | 小椋佳 | 小椋佳 | 坂本昌之 | 真綿色したシクラメンほど清(すが)しいものはない 出逢いの時の君のようです ためらいがちにかけた言葉に 驚いたようにふりむく君に 季節が頬をそめて過ぎて行きました うす紅色のシクラメンほどまぶしいものはない 恋する時の君のようです 木もれ陽あびた君を抱けば 淋しささえもおきざりにして 愛がいつのまにか歩き始めました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう うす紫のシクラメンほど淋しいものはない 後ろ姿の君のようです 暮れ惑う街の別れ道には シクラメンのかほりむなしくゆれて 季節が知らん顔して過ぎて行きました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう |
愛燦燦村上ゆき | 村上ゆき | 小椋佳 | 小椋佳 | 雨 潸々と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散々と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦燦と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね | |
夢芝居三山ひろし | 三山ひろし | 小椋佳 | 小椋佳 | 南郷達也 | 恋のからくり 夢芝居 台詞ひとつ 忘れもしない 誰のすじがき 花舞台 行く先の 影は見えない 男と女 あやつりつられ 細い絆の 糸引き ひかれ けいこ不足を 幕は待たない 恋はいつでも 初舞台 恋は怪しい 夢芝居 たぎる思い おさえられない 化粧衣裳の 花舞台 かい間見る 素顔可愛い 男と女 あやつりつられ 心の鏡 のぞき のぞかれ こなしきれない 涙と笑い 恋はいつでも 初舞台 男と女 あやつりつられ 対のあげはの 誘い 誘われ 心はらはら 舞う夢芝居 恋はいつでも 初舞台 |
シクラメンのかほり都はるみ | 都はるみ | 小椋佳 | 小椋佳 | 真綿(まわた)色したシクラメンほど 清(すが)しいものはない 出逢いの時の君のようです ためらいがちにかけた言葉に 驚いたようにふりむく君に 季節が頬をそめて 過ぎてゆきました うす紅色のシクラメンほど まぶしいものはない 恋する時の君のようです 木(こ)もれ陽(び)あびた君を抱(いだ)けば 淋しささえもおきざりにして 愛がいつのまにか 歩き始めました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう うす紫のシクラメンほど 淋しいものはない 後ろ姿の君のようです 暮れ惑(まど)う街の別れ道には シクラメンのかほりむなしくゆれて 季節が知らん顔して 過ぎてゆきました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう | |
20才の前で三田寛子 | 三田寛子 | 茅野遊 | 小椋佳 | かなわない 夢だから きらめきが あるのだと あなたの 微笑みに はじかれた 願いごと いつの日か この恋に サヨナラを する時も あなたは そう云って ピリオドを 打ちますか つれない 言葉ほど 悲しく 心を 燃やすのを あなたは 知っていますか 20才の前で 忘れることの むずかしさを 知りました 苦い思い出を かくす化粧も こうして上手に なるのですね 意味もなく 前髪を かきあげて 見せるのは あなたの まなざしを 見ないふり したいため ひたむきに 憧れて 好きですと 告げるたび わたしの 手の中は からっぽに なってゆく 会えない 時にまた 悲しく ふるえる指先を あなたに さし出す こともなく 20才の前で 忘れることの むずかしさを 知りました 痛みまじりの 言葉遊びも こうして上手に なるのですね つれない 言葉ほど 悲しく 心を 燃やすのを あなたは 知っていますか 20才の前で 忘れることの むずかしさを 知りました 苦い思い出を かくす化粧も こうして上手に なるのですね | |
愛燦燦![]() ![]() | 美空ひばり | 小椋佳 | 小椋佳 | 雨 潸々(さんさん)と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散々(さんざん)と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦々(さんさん)と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね | |
おしょうしな(ありがとう)美空ひばり | 美空ひばり | 小椋佳 | 小椋佳 | 風除け 霜除け 雪囲い 米沢 訪ねりゃ 雪催(もよ)い 置玉(おいたま)つむぎか 紅花染めか 雪より白い えりあしの美しさ 角巻 綿入れ 冬羽織 山から 凩(こがらし) 北颪(おろし) 宿とる間もなく 凍える者に 声かけ招く 優しさよ おしょうしな 初めて 訪ねた 街なのに 心に 降り積む 雪もとける 振舞酒よ 炉辺咄(ろばたばなし)よ 旅の情けに おしょうしな おしょうしな 一夜の宿の礼も そこそこに 旅立つ朝の戸口に 立ちつくす 頬の紅い 少女が抱く 槐(えんじゅ)木目の こけし忘られず 寒空 一羽の 鶴が行く 米沢 離れりゃ 雪催(もよ)い 暖かさ抱いて 振り返る 旅の情けに おしょうしな おしょうしな | |
国比べ美空ひばり | 美空ひばり | 小椋佳 | 小椋佳 | 旅ののれんで 知り合った 会ったばかりで うちとけた 男二人が 酔って国比べ 薩摩隼人の 太い肩 俺も負けずに 腕まくり ぢゃんそ ぢゃんそと 卓たたく 花火背中に 桜島 目には仕掛けの 墨田川 なんの なんのと 笑ってみせりゃ 注ぐ焼酎 ぐいと飲み 酒の強さで 勝名乗り ぢゃんそ ぢゃんそと 高笑い 肴(さかな)手造り 味の良さ 楚々とおかみの 品の良さ 男二人が 酔って恋比べ 男天国 薩摩には 恋の涙は あるまいに 酒もさほどは 飲むまいに 女心は 桜島 日に七度(ななたび)も 色かえる なんの なんのと 笑った顔に もしも男が 強いなら 酒に強くは なるまいに ぢゃんそ ぢゃんそと やり返す | |
太鼓美空ひばり | 美空ひばり | 小椋佳 | 小椋佳 | 冬ざれの 肌さす風が 痛い痛い 能登だよ 輪島だよ 聞こえくる 地なり 海なり いやいや あれが 御陣乗(ごじんじょ)太鼓 ドンスクスクドン 季節はずれがなおさらに ドンストトトドン 心の底を突き揺する ドンスクスクドン 攻めくる冬を打ち払え ドンストトトドン つらい想いも打ち払え 乱れ心は 夜叉の面に隠して 末枯(うらが)れの 黄昏海は 暗い暗い 能登だよ 輪島だよ 岩浜に 切子(きりこ)燈(とも)せよ 心は 燃やせ 御陣乗太鼓 ドンスクスクドン こごえる肩も打つほどに ドンストトトドン 汗さえにじむ熱くなる ドンスクスクドン 夢中になればいつだって ドンストトトドン 残る力が目を覚ます 乱れ心は 夜叉の面に隠して | |
萩の賑い美空ひばり | 美空ひばり | 小椋佳 | 小椋佳 | 鰯雲行く 指月(しづき)山を 望む白砂 菊が浜 萩の城下の 鉤(かぎ)の手道で 出逢う娘の 街化粧 十九 二十歳(はたち)の 流(はや)りの旅か 萩は華やぐ娘らの 希望ばかりの 明日を映すか 白くまばゆい 壁囲い 若い恋なら 楽しいだけの 仮りの野遊び 村芝居 萩のすヽきに 野分(のわき)の兆し 見えず浮かれる 紅葉酒 | |
函館山から美空ひばり | 美空ひばり | 小椋佳 | 小椋佳 | 函館山から 立待岬 吹き上げる雪の中 飛び交うかもめよ 若い男は 荒海を走る 優しさ拒む 背中にいつも 悲しむ女がいた 今はただ胸にしみる ひとりの寒さよ おまえはもう 若くはないと とどろく波よ 誰を待つのか 立待岬 頬を切る風の中 たたずむ乙女よ 紺のかすりに 想い出す笑顔 身勝手許す 背中にそっと 涙を隠していた 淋しさをわかちあえる 懐かしい女よ 凍て曇る冬の空にも 想いを投げよう 函館山から 立待岬 吹き上げる雪の中 飛び交うかもめよ | |
エンドレスソング三沢あけみ | 三沢あけみ | 小野田隆雄 | 小椋佳 | さよならの四文字よりも ありがとうの五文字が好きです こんどまた会うときも ありがとうと言わせてください エンドレスソング いつまでも 終わらない歌を 愛の歌を エンドレスソング エンドレスソング さよならは言いません ふり返えることはあっても あともどりすることはありません 泣いた日はあったけど 悲しい思い出はありません エンドレスソング ほほえみながら 終わらない歌を 愛の歌を エンドレスソング エンドレスソング さよならは言いません さよならの四文字よりも ありがとうの五文字が好きです エンドレスソング いつまでも 終わらない歌を 愛の歌を エンドレスソング エンドレスソング さよならは言いません さよならは言いません… | |
あなたに逢えて松原健之 | 松原健之 | 小椋佳 | 小椋佳 | 萩田光雄 | 暗がりを 手探りで 漸く進む 私でした 空しさに 囚われて 俯きがちな 私でした あなたに逢えて あなたに逢えて ほの灯り一つ 見えて来たのです 気遣いの 嬉しさに 戸惑いもした 私でした 幼な児の 明るさを 取り戻してた 私でした あなたに逢えて あなたに逢えて 地平の光りが 見えて来たのです 心の中に 木々の命の 芽吹きが見えます 春待ちかねて 開こうとする 花の蕾さえ 歌を忘れたカナリアが 忘れた歌を思い出す いつだって 愛したい 愛されたいと 祈るわたし いつだって 救いたい 救われたいと 願うあなた あなたに逢えて あなたに逢えて 真心の歌が 聴こえてきました 心の中に 木々の命の 芽吹きが見えます 春待ちかねて 開こうとする 花の蕾さえ あなたに逢えて あなたに逢えて |
想い出の君へ松原健之 | 松原健之 | 小椋佳 | 小椋佳 | 萩田光雄 | 晴れのち曇り空 ただそれだけで心を痛めた君 若さを僕だけに ただささげてくれたね優しい君 あの小雨の降る小路で 僕にさしかけた傘 水玉のパラソルが 想い出のかなた まばゆく舞い飛ぶ くるくる舞い飛ぶ あの日訳も告げずに去った僕の心に今 雨が 雨ふり風まじり ただそれだけで心が痛いよ今 手にした切符には まだ行くあて行く先 見えない今 ふと おりたった小さい街で 雨上がりの舗道 けやき並木に木漏れ陽が 想い出に向けて虹が渡り行く はるか渡り行く 何故か訳も知らずに悔いも消えて心は今 君へ 想い出のかなた まばゆく舞い飛ぶ くるくる舞い飛ぶ あの日訳も告げずに去った僕の心に今 雨が |
函館山から松原健之 | 松原健之 | 小椋佳 | 小椋佳 | 函館山から 立待岬 吹き上げる雪の中飛び交うかもめよ 若い男は 荒海を走る 優しさ拒む背中にいつも悲しむ女がいた 今はただ胸にしみるひとりの寒さよ おまえはもう若くはないととどろく波よ 誰を待つのか 立待岬 頬を切る風の中たたずむ乙女よ 紺のかすりに想い出す笑顔 身勝手許す背中にそっと涙を隠していた 淋しさをわかちあえる懐かしい女よ 凍て曇る冬の空にも想いを投げよう 函館山から 立待岬 吹き上げる雪の中飛び交うかもめよ | |
花、闌の時松原健之 | 松原健之 | 小椋佳 | 小椋佳 | 奥慶一 | 春の陽の 優しさを 受けて蕾が 枝々に 立ち上がり 競い合いして咲く 誇らしく 芳しく 麗しい姿 君知るや その命 育んだ人 君知るや 慈しみ 心尽くした人 今君は 薄紅に 空を染め上げた 闌の時 君を 仰ぐ誰もが みんな ご覧 君を 讃えているんだ 抗(あらが)えぬ 運命を 受けて桜の 花びらは 風に乗り 色褪せぬまま飛ぶ 凛として 艶(あで)やかに 舞い散る姿 闌の時 君を 仰ぐ誰もが みんな ご覧 君を 讃えているんだ 闌の時 人は 我が身に重ね みんな ご覧 君に 感動するんだ 心に 熱い 涙 |
恋、二の次に松平健 | 松平健 | 小椋佳 | 小椋佳 | 優しい人だけに 囲まれて 愉快に楽しく 過ごせもしよう けれど人の世 偽りのあり 許し難い 欺きもあり 誠を好む 心騒いで 敢えて怒りの 刃を磨く 恋する人よ ひと時許せ 深い情けの その膝枕を 暫し忘れて 駆ける男を 恋二の次に 走る私を 嬉しい運だけに 恵まれて 豊かに楽しく 暮らせもしよう けれどこの世に 諍いのあり 見捨て難い 災いもあり 不幸を厭う 心動いて 敢えて挑みの 拳を翳す 恋する人よ 笑って許せ 一人無骨の この袖枕に 夢眠らせて 駆ける男を 恋二の次に 走る私を 恋する人よ 信じて許せ 命の旅の その草枕に 二人の時を 想う男を 恋一筋を 祈る私を | |
闇に光を松平健 | 松平健 | 小椋佳 | 小椋佳 | 雲一つ無い 空は稀 塵一つ無い 道も稀 まして人の世 迷妄の 乱れ舞いして いざよう澱み 人が人 裁く危うさ 眦上げて 厳しくもあれ 眼差し深く 優しくもあれ 身に背負う運命(さだめ)の 時に重くとも 闇一つ 光に換える命と 引き受けて そもそも人に 悪は無く 生まれながらの罪も無く 心に起こる 愛欲の 風巻上げて 犯す過ち 人が人 裁く尊さ 罰するならば 潔くあれ 許す心は 澄みやかであれ 身に背負う運命(さだめ)の 時に重くとも 闇一つ 光に換える命と 引き受けて 闇に光の命と 引き受けて | |
愛燦燦増田惠子 | 増田惠子 | 小椋佳 | 小椋佳 | 雨 潸々と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散々と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦々と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね | |
傷心増田惠子 | 増田惠子 | 中山ラビ | 小椋佳 | おさないしぐさがかわいいと あなたは耳にやさしくささやく くもりのち晴 春うらら じっとその気でいさせてほしい 同じおもいで抱いてほしい 知らない人のイニシャル はでなハンカチちらつかせ あなたはひとりで夏になる 電話のむこうできこえてる 鼻にかかった人の声はだれ はげしい山の通り雨 すこしはあわててほしいのに 夕立ちはこぶ風がなる さむい噂がながれこみ 絵本ひらいてなぐさめる わたしは黒い服を着る 季節がつくった筋立ては ひとり芝居の道化役 Come and go Come and go 拍手も待たずに幕になる 会えない人だとわかっても アルバムみればふたりの時だと かたいつぼみは水しぶき ひとりはなやぎしぼんでく 落葉は外で舞いあがる 二百十日はすぎて行き ほおずきだけが頬を染め あなたはきのうの人になる 季節がつくった筋立ては ひとり芝居の道化役 Come and go Come and go 拍手も待たずに幕になる | |
母を想う そして私がいる前田ひろみ | 前田ひろみ | 小椋佳 | 小椋佳 | 道譯進太郎 | 土佐のいごっそを 地で行く父は 勝手理不尽 暴れ者 無口な母は その乱暴に 耐えてこらえた 忍ぶ草 悲しみも 苦しみも その胸に 包み込み ひたすら私に 愛を 注ぎ込んできた あなたは 元気で 長生きしてね 漸く自由 手にしたあなた ただ健やかで 暮らしてね これまでの 慈しみ 胸深く 感謝して 母さんの顔に 楚々と 微笑みが浮かぶ 日々へと 孝行 尽くしたいから 生きていくだけでも 辛い世間だけど 私の内にある 熱い我慢強さ 母さん譲りの 武器ね しなやかに生きて 見せるわ 人生 陽はまた昇る きっと春巡り くるわ 母さん想えば そこには 確かな 私がいるわ |
オナカの大きな王子さまボニージャックス | ボニージャックス | 小椋佳 | 小椋佳 | オナカの大きな 王子さま 白いお洋服が やぶれそうだよ 金のボタンも とれそうだよ 魔法使いが 持ってきた 空とぶじゅうたんに 乗りたいな 空より高く とびたいな こんなに大きな オナカでは 空とぶじゅうたんは とばないかな 今夜のごちそう やめとこうかな 今日はペルシャと 中国の とってもおいしい お料理だってさあ ちょっとだけなら 食べようかな オナカの大きな 王子さま いつまでたっても 食べてるんだね お料理ぜんぶ なくなりそうだよ オナカの大きな 王子さま 空とぶじゅうたんに 乗りたいな 空より高く 飛びたいな | |
さらば青春ボニージャックス | ボニージャックス | 小椋佳 | 小椋佳 | 若松正司 | ぼくは呼びかけはしない 遠くすぎ去るものに ぼくは呼びかけはしない かたわらをゆくものさえ 見るがいい 黒い水が 抱き込むように流れてく 少女よ泣くのはおやめ 風も 木も 川も 土も みんな みんな たわむれの口笛を吹く ぼくは呼びかけはしない 遠くすぎ去るものに ぼくは呼びかけはしない かたわらをゆくものさえ 見るがいい 黒い犬が えものさがしてかけてゆく 少女よ泣くのはおやめ 空も 海も 月も 星も みんな みんな うつろな輝きだ |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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さらば青春堀内孝雄 | 堀内孝雄 | 小椋佳 | 小椋佳 | 僕は 呼びかけはしない 遠くすぎ去る ものに 僕は 呼びかけはしない かたわらを 行く ものさえ 見るがいい 黒い水が 抱き込むように 流れてく 少女よ 泣くのはお止め 風も木も 川も 土も みんな みんな たわむれの口笛を吹く 僕は 呼びかけはしない 遠く過ぎ去る ものに 僕は 呼びかけはしない かたわらを 行く ものさえ 見るがいい 黒い犬が えものさがして かけて行く 少女よ 泣くのはお止め 空も海も 月も 星も みんな みんな うつろな輝きだ みんな みんな うつろな輝きだ みんな みんな たわむれの口笛を吹く ララ ララララ ラララ ラーララ ララララ | |
泣かせて堀内孝雄 | 堀内孝雄 | 小椋佳 | 小椋佳 | 川村栄二 | 楽しい想い出ばかりだなんて言わないで こんな時に なんの慰めにもならない 泣かせて 泣かせて 男には 出来ないことだもの 泣かせて 泣かせて 自分が 悔しいだけよ なにも考えずに ただひたすら愛した 馬鹿で可愛い私が 心にうずくまる 泣かせて 泣かせて これも ひとときのことだもの 泣かせて 泣かせて 美しくなくても いいわ あなたの言葉より 今は 安い 流行歌の方がまし 悲しいことは どんな 化粧したって 悲しいのです 泣かれた 男のみっともなさを気にして そんなとこで ぶざまにもじもじしないで 泣かせて 泣かせて あなたは 早く行きなさい 泣かせて 泣かせて 雨上がりは 晴れるものよ あなたの言葉より 今は 安い 流行歌の方がまし 悲しいことは どんな 化粧したって 悲しいのです 楽しい想い出ばかりだなんて言わないで こんな時に なんの慰めにもならない 泣かせて |
めまい堀内孝雄 | 堀内孝雄 | 小椋佳 | 小椋佳 | Park Sung Il | 時は私に めまいだけを残してゆく だから ワイングラスの角氷 眠りにつこうとする愛に ささやかないで 時は私に めまいだけを残してゆく だから 小舟を運ぶ潮風よ 眠りにつこうとする愛を ゆりおこさないで 鏡に残った あなたの後ろ姿 青い青い海が 見える さよならを 書こうとした口紅が 折れてはじけた 時は私に めまいだけを残してゆく だから 暮れ染(なず)む海の夕凪よ いかりをほどいてゆく舟の 心留めて 鏡に残った あなたの後ろ姿 青い青い海が 見える さよならを 書こうとした口紅が 折れてはじけた |
若ぶるつもりはないけれどブレッド&バター | ブレッド&バター | 小椋佳 | 小椋佳 | 若ぶるつもりは 無いけれど 今日という日に 命燃やそう 歳を重ねて 思うこと 悟りのつもりも 無いけれど 訪ねては去る 時を思えば 人生は 旅 誰の言葉か 旅をするのは 何処かへ 行き着く ためでなく ただ旅をするため 人生は 死ぬためでなく 生きるため 今日という日に 命燃やそう 若ぶるつもりは 無いけれど 友なる人と 命結ぼう 歳を重ねて 思うこと 老け込むつもりもさらに無く 月並みながら 旅は道連れ 人生は 友 金権力も 名誉も超えて 何より 嬉しい 財産は ただ友のあること 幾千の 知り合い無用 真実の 友なる人と 命結ぼう 昔々に 恋した人からの 久々の便りに 何故か心に 湧く想いときめき ただあの頃のまま 若ぶるつもりは 無いけれど 今日という日に 命燃やそう | |
風、好きに吹け ~迷夢本望~舟木一夫 | 舟木一夫 | 小椋佳 | 小椋佳 | ありふれた 明日葉(あしたば)の 花揺れて いつになく 佇(たたず)んで 振り返る 足跡に 愛(いと)しさと懐(なつ)かしさ 男ひとり 生きてみれば 想い通りと 想い違い 想い過ごしと 想いの外の 不揃いな 捩(よじ)れた道の ほろ苦さ 今日という 残りの日々の 初めての時 抱え込む 右手極楽 左手地獄 泣き笑い 何事か来い 何事か去れ 夢を行く 迷い本望 風好きに吹け 我知らず 愛しては 世忘れの 悦びと うらはらの 苦しみに 傷跡は 密やかに語り歌 男ひとり 生きてみれば 夢の見過ぎと 夢の陰り 夢見定めず 夢捨て切れず 嘘真(うそまこと) 迷いの夢の 綴(つづ)れ折(お)り 今日という 残りの日々の 初めての時 抱え込む 右手極楽 左手地獄 泣き笑い 何事か来い 何事か去れ 夢を行く 迷い本望 風好きに吹け 泣き笑い 何事か来い 何事か去れ 夢を行く 迷い本望 風好きに吹け 迷い本望 風好きに吹け | |
傾いた道しるべ布施明 | 布施明 | 小椋佳 | 小椋佳 | 幸せの中で つきあたりを見ることはありませんか 訪ねくるゆらめきは 秋の旅人 光をぬけてわきたつ まきかぜ 心の中の三叉路で 傾いた道しるべ 君の愛がささえています 幸せのはずが まゆを寄せてほほづえをついているのは めぐりくるゆらめきか 冬の足音 誰にでもある一人の ためいき 心の中の三叉路で 傾いた道しるべ 君の愛がささえています 幸せの中で つきあたりを見ることはありませんか あー 三叉路ばかりの あー 道しるべもない 僕の道を 君も歩いてくれるんですね あー 三叉路ばかりの あー 道しるべもない僕の道を 君も歩いてくれるんですね | |
シクラメンのかほり![]() ![]() | 布施明 | 小椋佳 | 小椋佳 | 真綿色したシクラメンほど 清(すが)しいものはない 出逢いの時の君のようです ためらいがちにかけた言葉に 驚いたようにふりむく君に 季節が頬をそめて過ぎてゆきました うす紅色のシクラメンほど まぶしいものはない 恋する時の君のようです 木もれ陽あびた君を抱けば 淋しささえもおきざりにして 愛がいつのまにか歩き始めました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう うす紫のシクラメンほど 淋しいものはない 後ろ姿の君のようです 暮れ惑う街の別れ道には シクラメンのかほりむなしくゆれて 季節が知らん顔して過ぎてゆきました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう | |
心の襞藤あや子 | 藤あや子 | 小椋佳 | 小椋佳 | 宮崎慎二 | 今日だけは涙を許して下さるでしょう 春の日の別れは思いもしないことです サヨナラを言われても あなたの前では まだ 泣き顔を気にしてる私 まるで冬酸漿(ほおずき)をかむように あなた苦い言葉を押しつぶす 私 心の襞を見つめれば 過ぎたあれこれが今かけめぐる 心の中に重なり合った想い出のかけら どれもが皆んなあなたとのこと あなたとのこと まるで蒼いビードロ吹くように あなた別れの言葉投げかける 私 心の襞を見つめれば 夕陽そこだけをまだてらしてる 心の中に重なり合った想い出のかけら どれもが皆んなあなたとのこと あなたとのこと 心の襞のひとつひとつがあざやかすぎて こらえ切れない涙 許して下さるでしょう |
まだ愛せそうだビリー・バンバン | ビリー・バンバン | 小椋佳 | 小椋佳 | 日々(にちにち)の 暮しの中で 欲望も 手懐(てなづ)けられて 故郷の 土を忘れた 街路樹の悲しみを抱く 孤独な汗のしみ込む幹に 手のひらをそっと寄せれば 『君はやれ君ならばやれ』と 精一杯のそよ風で僕を押し出す 想えば今日は残された日々の初めての日 今さらだけど人と自分を まだ愛せそうだ 夏の日の 背丈によどむ フクシャネツ 耐え切れなくて 舗道行く 背広姿の 同じ顔 息切れがして 逃げ駆け登る歩道橋の上 手に煙草一息つけば 『君は飛べ君ならば舞え』と 灰と煙が中空(なかぞら)を自由に舞い飛ぶ 想えば今日は残された日々の初めての日 今さらだけど人と 自分をまだ愛せそうだ 今さらだけど人と 自分をまだ愛せそうだ | |
愛燦燦氷川きよし | 氷川きよし | 小椋佳 | 小椋佳 | 石倉重信 | 雨 潸潸(さんさん)と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散散(さんざん)と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦燦(さんさん)と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね |
花、闌の時ハロプロ・オールスターズ | ハロプロ・オールスターズ | 小椋佳 | 小椋佳 | 上杉洋史 | 春の陽の 優しさを 受けて蕾が 枝々に 立ち上がり 競い合いして咲く 誇らしく 芳しく 麗しい姿 君知るや その命 育んだ人 君知るや 慈しみ 心尽くした人 今君は 薄紅に 空を染め上げた 闌の時 君を 仰ぐ誰もが みんな ご覧 君を 讃えているんだ 抗(あらが)えぬ 運命を 受けて桜の 花びらは 風に乗り 色褪せぬまま飛ぶ 凛として 艶(あで)やかに 舞い散る姿 闌の時 君を 仰ぐ誰もが みんな ご覧 君を 讃えているんだ 闌の時 人は 我が身に重ね みんな ご覧 君に 感動するんだ 心に 熱い 涙 |
太鼓原田悠里 | 原田悠里 | 小椋佳 | 小椋佳 | 梅津重温 | 冬ざれの 肌さす風が 痛い痛い 能登だよ 輪島だよ 聞こえくる 地なり 海なり いやいや あれが 御陣乗(ごじんじょ)太鼓 ドンスクスクドン 季節はずれがなおさらに ドンストトトドン 心の底を突き揺する ドンスクスクドン 攻めくる冬を打ち払え ドンストトトドン つらい想いも打ち払え 乱れ心は 夜叉(やしゃ)の面に隠して 末枯(うらが)れの 黄昏海は 暗い暗い 能登だよ 輪島だよ 岩浜に 切子燈(きりことも)せよ 心は 燃やせ 御陣乗太鼓 ドンスクスクドン こごえる肩も打つほどに ドンストトトドン 汗さえにじむ熱くなる ドンスクスクドン 夢中になればいつだって ドンストトトドン 残る力が目を覚ます 乱れ心は 夜叉の面に隠して |
愛燦燦林部智史 | 林部智史 | 小椋佳 | 小椋佳 | 雨 潸々(さんさん)と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散々(さんざん)と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦々(さんさん)と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね | |
愛の儚さ林部智史 | 林部智史 | 小椋佳 | 小椋佳 | 宗本康兵 | 愛の儚さ 愛の危うさ 人の心の 移ろい哀れ ただ私の 心の中 愛としか呼べない 湧き出(い)でて尽きない 清らかな泉が 歌い続けている 繙(ひもと)かぬまま 問い詰めぬまま 愛の形よ 単純でいて 愛の姿は 単純がいい 難しい事 考えないで ただ貴方の 心の中 愛というそよ風 巻き上がり続けて 爽やかな調べを 何時(いつ)も奏でていて 幼いままに 密やかでいい 愛の儚さ 知らんぷりして 愛としか呼べない 湧き出(い)でて尽きない 清らかな泉が 歌い続けている 繙(ひもと)かぬまま 問い詰めぬまま 愛の命よ 長生きでいて |
慈しむ人 美しい人林部智史 | 林部智史 | 小椋佳 | 小椋佳 | 追川礼章・田川めぐみ | あなたはいつも その身尽くして あどけなき者 か弱き者を 助け支えて 育(はぐくみ)み育(そだ)て 慈しむ人 その心根の 清さ気高さ その振る舞いの 熱さ見事さ 僕はと言えば あなた見る度 ただ賞賛の 拍手を送る かくあれかしと 潔(いさぎよ)さ追い 強さ求めて 我が身鼓舞する 空(むな)しい祈り 繰り返す都度 この身の弱さ 恥じ入るばかり 慈しむ人 素晴らしい人 慈しむ人 美しい人 貴方に会えて 悦び感じ 貴方に会えて 救い感じる あなたはいつも 力尽くして 危うげな者 愚かな者を 敢えて励まし 知恵を授けて 慈しむ人 わたくし心 微塵も持たず ひたすら夢を 与え授ける 僕はと言えば あなた見る度 ただ感動で 目に涙する 努力足らずと 自らを責め その反省を 日記に記(しる)す 正義と理想 遠さを嘆く 日々の怠(なま)けを 恥じ入るばかり 慈しむ人 素晴らしい人 慈しむ人 美しい人 貴方に会えて 希望を感じ 貴方に会えて 愛を感じる 貴方に会えて 希望を感じ 貴方に会えて 愛を感じる |
命 活かしましょう林部智史 | 林部智史 | 小椋佳 | 小椋佳 | 園田涼 | 永い 永い ように見えて 短い人生 短いようで 短いようで 意外と永い人生 いずれにしても いずれの時も 今日という日は 残された日々の たった一度 スタート初日 一生懸命 一生懸命 生きてる命 活かしましょう 何をしても じきに別れ 短い人生 何もしなくても 終わりが来るよ 定めサヨナラ人生 心の奥に 蒼く密かに 恥じらい顔で 残る風車 そっと強く 逆さに回し 少年の日の 憧れ色に 燃える瞳を 抱きましょう 今日という日は 残された日々の たった一度 スタート初日 一生懸命 一生懸命 生きてる命 活かしましょう 生きてる命 活かしましょう 生きてる命 活かしましょう |
少しは私に愛を下さい林部智史 | 林部智史 | 小椋佳 | 小椋佳 | 西村真吾 | 少しは私に愛を下さい 全てを あなたに捧げた私だもの 一度も咲かずに 散ってゆきそうな バラが鏡に映っているわ 少しは私に愛を下さい たまには手紙を書いて下さい いつでも あなたを想う私だもの あなたの心の ほんの片隅に 私の名前を残してほしいの たまには手紙を書いて下さい みぞれの捨て犬 抱いて育てた やさしいあなたを想い出しているの 少しは私に愛を下さい |
ひとかどの林部智史 | 林部智史 | 小椋佳 | 小椋佳 | 田川めぐみ | この無限の宇宙の中では 僕なんてほんの塵芥(ちりあくた) 宇宙に挑む才能なんて 何一つないと思っていた 努力に勝る才能無しと 偉い人たちは言うけれど 努力するという才能さえ 僕には無いと思っていたんだ 君に出会うまでは 君を好きになるまでは 君の瞳に映って僕は 今初めて確かな存在 君をただ幸せにしたいと 僕は願い考えている 君を幸せに出来る男 ひとかどの男になろうと 努力するという気力勇気 立ち上がってくるのを感じる 君の瞳こそが 今や僕の宇宙なんだ 努力するという気力勇気 立ち上がってくるのを感じる 君の瞳こそが 今や僕の宇宙なんだ 今や僕の宇宙なんだ |
微笑み林部智史 | 林部智史 | 小椋佳 | 小椋佳 | 宗本康兵 | 僕が 欲しいものは 君の微笑み それだけ 僕を 襲う孤独 空(むな)しさなど 消し去る 生きてく 狂おしさに 負けそうな 僕だけど 僕も 男だもの 強くあれと 思うよ 僕が 守るものは 君の微笑み それだけ 生きる 意味や価値を 見出せない 命が ようやく 感じるんだ 微笑みに 安らぎを こんな 意気地なしの 辛(かろ)うじての 救いさ 愚かな 独り言さ 人前じゃ 言わないよ だけど嘘じゃないよ その微笑み 胸に熱い 宝さ |
僕でよければ林部智史 | 林部智史 | 小椋佳 | 小椋佳 | 田川めぐみ | 君が しかめ面や 眉を 寄せたりすると 僕は 君を気遣い 心配する 君を 深く愛し 二人 同じ道を 長い時間 寄り添い合い 共に 歩く人 僕は誓う 一生賭けて 君を守ること ただひたすら 君を想う そんな 僕でよければ 僕の 願うことは 唯一 その微笑み 夕焼け時 何時の日にも 絶えず 浮かぶこと 言わずもがな 戦(いくさ)の街に 挑みして帰る 疲れた身を 胸で受けて 欲しい 僕でよければ 敢えて愛を 言わず語らず 真(まこと)重ね合い 今日より明日(あす) 更に熱い 二人 僕でよければ 更に熱い 二人 僕でよければ |
僕の憧れそして人生林部智史 | 林部智史 | 小椋佳 | 小椋佳 | 園田涼 | 僕の憧れ 実はそれこそ 僕自身のこと 大好きなもの 一つ見つけて 好きなだけじゃなく 特にそのこと 人より長けた 自分となる日 それが憧れ その為になら 一生懸命 有らん限りの 力尽くそう 時の運やら 人の運やら そこは運命 覚悟定める 争いごとの 待ち受けるかも まずの戦は 実はそれこそ 僕自身のこと 僕の心に 悪達(わるたち)巣食う ひたすら執(しつ)っこく やるべきことを やりたがらない 自堕落な奴 だらしない奴 こ奴らこそが 一生の敵 僕の努力を 蹴とばす輩 この難敵に つい負け戦 重ねる自分 責める夕暮れ 日記の筆の 重い日々かも 諦めよさと 諦め悪さ 併せ持つのが 僕の特質 覚束(おぼつか)なくも 脚を鼓舞して 誰の真似でも 無く 僕らしい 旅の重荷を 背負いもしよう |
ラピスラズリの涙林部智史 | 林部智史 | 小椋佳 | 小椋佳 | 園田涼 | 愛の暮らしの 居心地の良さに 甘え浸って 過ごしていたわ あなたの心が いつか侵された 闇の病に 気付きもせぬまま 突然あなたが この世から消えて わたしひたすら 泣きました あなた わたしの すべてだったわ 酷(むご)い孤独が 心を苛(さいな)む 瞼(まぶた) 濡らして 涙 溢れ続け 首から 胸に 流れ落ちて コバルトブルーに 幾重もの数珠 まるで ラピスラズリの 首飾り あなた失くして 空しい心は 何を支えに 生きろと言うの もっとあなたを 深く理解して してあげられること 沢山あったはず 口惜しい悔いに さらに涙落とし 五連 ラピスラズリの 首飾り 涙 尽き果てたら 生き直してみよう キラリ ラピスラズリの 首飾り |
シクラメンのかほり畠山美由紀 | 畠山美由紀 | 小椋佳 | 小椋佳 | 真綿色した シクラメンほど 清しいものはない 出逢いの時の 君のようです ためらいがちに かけた言葉に 驚いたように ふりむく君に 季節が頬をそめて 過ぎてゆきました うす紅色の シクラメンほど まぶしいものはない 恋する時の 君のようです 木もれ陽あびた 君を抱けば 淋しささえも おきざりにして 愛がいつのまにか 歩き始めました 疲れを知らない 子供のように 時が二人を 追い越してゆく 呼び戻すことが できるなら 僕は何を惜しむだろう うす紫の シクラメンほど 淋しいものはない 後ろ姿の 君のようです 暮れ惑う街の 別れ道には シクラメンのかほり むなしくゆれて 季節が知らん顔して 過ぎてゆきました 疲れを知らない 子供のように 時が二人を 追い越してゆく 呼び戻すことが できるなら 僕は何を惜しむだろう | |
生きて、悔いなし橋幸夫 | 橋幸夫 | 小椋佳 | 小椋佳 | 宮下博次 | いい子でもあり いけない子でも あったあの 幼い日 日々面白く 日々つまらなく 夢という 言葉も知らず 夢を見ていた 大人がみんな 羨ましくも 汚くも 映った日 若さの熱と 自信の無さと 青春を もてあましては 焦りもがいた 青春が過ぎ 中途半端な 大人だと 感じた日 自分が歩む 道を無理やり 信じては 疑い悩み 捜しあぐねた 思えばいつだって その場所その時 一生懸命な 私の振舞い 生きて悔いなし 生きて悔いなし 分別と疲れ 両手に抱え なお挑み 続けた日 壮年の知恵 技を惜しまず 襲い来る 諦めをただ 蹴飛ばしていた 齢(よわい)重ねて 成すべきことの まだ有ると 悦ぶ今日(きょう) 若さ装わず 過去に眠らず 心から なお湧きあがる 愛を投げよう 思えばいつだって その場所その時 一生懸命な 私の振舞い 生きて悔いなし 生きて悔いなし 生きて悔いなし 生きて悔いなし |
母を恋(こ)うる歌橋幸夫 | 橋幸夫 | 小椋佳 | 小椋佳 | 宮下博次 | いつと限らず 思い出す人 今でも胸の 中にいる人 母さん あなたは どんな時も わたしの 絶対の 味方でしたね 厳しい目 優しい目 変わらずに わたしに 向けられていた目 今わたしが こうしている 全て あなたのお陰です 微笑みばかり 思い出す人 辛さ苦労を 追い払う人 母さん あなたの 喜びを 隠さない 笑い声 宝ものです 人生も 運命も 切り拓(ひら)く ものだと 論してくれたね 今わたしが こうしている 全て あなたの恵みです 母さん あなたは どんな時も わたしの 絶対の 味方でしたね |
密やかな野望橋幸夫 | 橋幸夫 | 小椋佳 | 小椋佳 | 宮下博次 | 美しい人 君を 誰より慕う 僕の 野望を 告白 しよう 瞳飽くまで 澄んで 夢憧れに 向けて 振る舞い 続けて 欲しい 心から ものの真(まこと) ひたすらに 愛し求め また 微笑を 絶やさずに いて欲しい 逢う度毎に 君は より美しく あれと 密かに 祈りも しよう 泉のように 湧いて 尽きぬ優しさ 人へ 施し 続けて 欲しい 君が立つ その高みに 相応しい 人間へと ただ 悦んで 励んでる 僕がいる 人は言う 愛し始めの 容易(たやす)さと 愛し続ける 難しさ 誰も知る 不幸せ呼ぶ 容易さと 幸せに気付く 難しさ 慕わしい人 君と 密やかな野望 果たす 道筋 拓(ひら)いて 行こう 愛し続ける 挑み 幸せ築く 挑み 命よ 歌って 欲しい 目に見えない その実りは いつの日か 嬉し鳴きの その 涙へと 姿変え 光るだろう |
少しは私に愛を下さい白竜 | 白竜 | 小椋佳 | 小椋佳 | 少しは私に愛を下さい 全てを あなたに捧げた私だもの 一度も咲かずに 散ってゆきそうな バラが鏡に映っているわ 少しは私に愛を下さい たまには手紙を書いて下さい いつでも あなたを想う私だもの あなたの心の ほんの片隅に 私の名前を残してほしいの たまには手紙を書いて下さい みぞれの捨て犬 だいて育てた やさしい あなたを 想い出しているの 少しは私に愛を下さい | |
めぐり逢い野中二郎 | 野中二郎 | たかたかし | 小椋佳 | しあわせという日々は 過ぎてみれば 遠い 手のひらをこぼれ落ちる 砂のように むなしい 移りゆく世の中に 人は涙ながし 吹きすぎる風の色に 夢の終り感じる めぐり逢い 愛しあい 傷ついて 別れゆく なんてさびしい 季節 きみの肩に はらはらと 枯葉散るたそがれ 寄りそえば ときめいて あまく心 揺れて 永遠という言葉が 信じられた あの頃 めぐり逢い 愛しあい 傷ついて 別れゆく なんてさびしい季節 熱い夏は つかのまに 今はもうたそがれ めぐり逢い 愛しあい 傷ついて 別れゆく めくり逢い 愛しあい 傷つけて 別れゆく | |
想い出の舞台装置西田敏行 | 西田敏行 | 小椋佳 | 小椋佳 | 映画がはねて 夜更けのCoffee shop 貸切りの時間を 語り合ったね二人 みつめ合ったねじっと 起きたまま 夢を 夢を見てたね あの日 逢いたいたびに ポケットの中の 小銭を嘆いた 安上がりのデート二人 狭い部屋のLoveそれも 僕にはぜいたく ぜいたくだったあの日 街はどこだって 二人のための 舞台装置 いつも主役の季節だった アー アー 街角 見かける 君のはずがない ポニーテール 見とれて見送る 輝いてたね二人 抱きしめあえばいつも 周りのすべて すべて忘れたあの日 街は今だって 人待ち顔の 舞台装置 消えた主役懐かしいと アーアー 街はどこだって 二人のための 舞台装置 いつも主役の季節だった アー アー アー 想い出の中の舞台装置 | |
夢芝居中山秀征 | 中山秀征 | 小椋佳 | 小椋佳 | 松井ジャーマンJr. | 恋のからくり 夢芝居 台詞ひとつ 忘れもしない 誰のすじがき 花舞台 行く先の影は見えない 男と女 あやつりつられ 細い絆の 糸引き ひかれ けいこ不足を幕は待たない 恋はいつでも 初舞台 恋は怪しい 夢芝居 たぎる思い おさえられない 化粧衣裳の花舞台 かい間見る 素顔可愛い 男と女 あやつりつられ 心の鏡 のぞき のぞかれ こなしきれない 涙と笑い 恋はいつでも 初舞台 男と女 あやつりつられ 対のあげはの 誘い 誘われ 心はらはら 舞う夢芝居 恋はいつでも 初舞台 |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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シクラメンのかほり中森明菜 | 中森明菜 | 小椋佳 | 小椋佳 | 古池孝浩 | 真綿色したシクラメンほど清しいものはない 出逢いの時の君のようです ためらいがちにかけた言葉に 驚いたようにふりむく君に 季節が頬をそめて過ぎてゆきました うす紅色のシクラメンほどまぶしいものはない 恋する時の君のようです 木もれ陽あびた君を抱けば 淋しささえもおきざりにして 愛がいつのまにか歩き始めました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう うす紫のシクラメンほど淋しいものはない 後ろ姿の君のようです 暮れ惑う街の別れ道には シクラメンのかほりむなしくゆれて 季節が知らん顔して過ぎてゆきました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう |
俺たちの祭中村雅俊 | 中村雅俊 | 小椋佳 | 小椋佳 | 君の手をとり 心の海に白い小舟を浮かべる 愛の帆をはり 月のさやかに 風のそよぎに漂えば いつか二人は 見知らぬ遠い島へ そんな風な夢を見る 俺を笑ってくれ 今 君の手をとり 別れを告げるつらさ何に例えよう 愛の残り火 揺れて激しく 君を抱きたくなりそうで まるで雲間に さし込む光に似て まっすぐに俺を見る 君がいじらしいよ 今 遠い島では別れのない愛があるそうな 君の手をとり このままいれば君を傷つけそうで 細まって行く 愛のかたちに 耐えきれぬ俺のわがまま 遠い島まで 君を連れて行きたいよ 迷いもまどいも 消え果てる光の地へ 今 遠い島では別れのない愛があるそうな | |
俺たちの旅![]() ![]() | 中村雅俊 | 小椋佳 | 小椋佳 | 夢の坂道は木の葉模様の石畳 まばゆく白い長い壁 足跡も影も残さないで たどりつけない山の中へ 続いているものなのです 夢の夕陽はコバルト色の空と海 交わってただ遠い果て 輝いたという記憶だけで ほんの小さな一番星に 追われて消えるものなのです 背中の夢に浮かぶ小舟に あなたが今でも手を振るようだ 背中の夢に浮かぶ小舟に あなたが今でも手を振るようだ 夢の語らいは小麦色した帰り道 畑の中の戻り道 ウォーターメロンの花の中に 数えきれない長い年月 うたたねをするものなのです 背中の夢に浮かぶ小舟に あなたが今でも手を振るようだ 背中の夢に浮かぶ小舟に あなたが今でも手を振るようだ | |
ただお前がいい![]() ![]() | 中村雅俊 | 小椋佳 | 小椋佳 | ただお前がいい わずらわしさに なげた小石の 放物線の軌跡の上で 通り過ぎてきた 青春のかけらが飛び跳ねて見えた そのてり返しを そのほほに写していたおまえ また会う約束などすることもなく それじゃまたな と別れるときの お前がいい ただお前がいい おとすものなど なんにもないのに 伝言板の左の端に 今日もまた一つ 忘れ物をしたと誰にともなく書く そのくり返しを その帰り道に笑うお前 また会う約束などすることもなく それじゃまたな と別れるときの お前がいい そのてり返しを そのほほに写していたお前 また会う約束などすることもなく それじゃまたな と別れるときの お前がいい | |
時中村雅俊 | 中村雅俊 | 塚原将 | 小椋佳 | 街角で偶然に出あった とても とても 遠い日 ほんの少し首をかしげて 微笑む癖覚えていました 手にすくった巻貝に 聞こえた白い潮騒が あなたのまわりに聞こえます 時に長さがあるなんて だれが告げたのですか 僕はあの日の君の姿 今も見つめることができるのに 街角で偶然に出あった とても とても 遠い日 君の好きな色は変わらず 淡い淡い紫でしたね いつか手紙に書くはずの 朝まで捜した言の葉は 今でも心に住んでいます 時がすべて流すなんて だれが言ったのですか ひとり逃げた冬の海の 波の冷たさが僕の手の中にある 街角で偶然に出あった とても とても 遠い日 幸せを尋ねる戸惑い どうしてか聞けない僕です 開いたばかりの花の香の 春のどやかなひろがりが あなたのまわりにさざめいてます 時はもとに戻れないと だれが決めたのですか 心の中にあこがれが 今もふくらんでゆくと感じているのに | |
盆帰り中村雅俊 | 中村雅俊 | 小椋佳 | 小椋佳 | 安田裕美 | 君が着た花がすり 君が舞う花まつり ひとときを 故郷のふところに 遊ぶ 明日には村はなれ 汽車に乗り 村わすれ 一年を 忙しく過ごすのは 何故 汽車に乗れば 故郷の手土産の 一輪の花の色あせることを知りながら 暮れ方の 盆がえり 火を落とす 花まつり こよいまた故郷の駅を発つ人影 いくつかの年月をくり返すこの旅を 窓に寄りいわれなく思うのは何故 汽車の窓に移りゆく景色に似て 何もかもがめまぐるしいだけの場所へと知りながら ひとときの盆がえり すぐにまた振りかえり 気ぜわしく上りの汽車 乗り込むのは 何故 せせらぎに素足で水をはねた 夕暮れの丘で星を数えた 突然の雨を木陰に逃げた 故郷の君の姿 ぬぐいきれないと知りながら ララララ ララララ ララララ ラララ… |
俺たちの旅中西圭三 | 中西圭三 | 小椋佳 | 小椋佳 | 斉藤恒芳 | 夢の坂道は 木の葉もようの石畳 まばゆく 白い長い壁 足跡も影も残さないで たどりつけない山の中へ 続いているものなのです 夢の夕陽は コバルト色の空と海 交わって ただ遠い果て 輝いたという記憶だけで ほんの小さな一番星に 追われて消えるものなのです 背中の夢に浮かぶ小船に あなたが今でも 手をふるようだ 背中の夢に浮かぶ小船に あなたが今でも 手をふるようだ 夢の語らいは 小麦色した帰り道 畑の中の戻り道 ウォーターメロンの花の中に 数え切れない長い年月 うたたねをするものなのです 背中の夢に浮かぶ小船に あなたが今でも 手をふるようだ 背中の夢に浮かぶ小船に あなたが今でも 手をふるようだ |
シクラメンのかほり中田裕二 | 中田裕二 | 小椋佳 | 小椋佳 | 本間将人 | 真綿色したシクラメンほど 清(すが)しいものはない 出逢いの時の君のようです ためらいがちにかけた言葉に 驚いたようにふりむく君に 季節が頬をそめて過ぎてゆきました うす紅色のシクラメンほど まぶしいものはない 恋する時の君のようです 木もれ陽あびた君を抱けば 淋しささえもおきざりにして 愛がいつのまにか歩き始めました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう うす紫のシクラメンほど 淋しいものはない 後姿の君のようです 暮れ惑う街の別れ道には シクラメンのかほりむなしくゆれて 季節が知らん顔して過ぎてゆきました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう |
色が舞う中条きよし | 中条きよし | 茅野遊 | 小椋佳 | 薗広昭 | 色は匂へど 散りぬるを 桜 山吹 花菖蒲 色とりどりの 恋衣 心こがして 衣(きぬ)が咲く 男心は 風車 何処(どこ)吹く風に 柳色 いとあわれ いとをかし 女の綾なす 色くらべ あさきゆめみし 恋模様 茜 白藤 花風 乱れ染めにし 衣舞踊 心ゆらして 衣が舞う 会えぬ 怨みの 夢枕 会えば 梔子(くちなし)ゆるし色 いとあわれ いとをかし 女の織りなす 色すがた 季節知らずの 花軍(はないくさ) 果ては 枯れ野か 朽ち葉色 いとあわれ いとをかし 女の綾なす 色絵巻 |
愛燦燦天童よしみ | 天童よしみ | 小椋佳 | 小椋佳 | 雨 潸々(さんさん)と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛(まつげ)に憩(いこ)う 人生って 不思議なものですね 風 散々と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔してほほえむ 人生って 嬉しいものですね 愛 燦々(さんさん)と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔してほほえむ 人生って 嬉しいものですね | |
シクラメンのかほり天童よしみ | 天童よしみ | 小椋佳 | 小椋佳 | 真綿色した シクラメンほど 清(すが)しいものはない 出逢いの時の 君のようです ためらいがちに かけた言葉に 驚いたように ふりむく君に 季節が頬をそめて 過ぎてゆきました うす紅色の シクラメンほど まぶしいものはない 恋する時の 君のようです 木もれ陽あびた 君を抱(いだ)けば 淋しささえも おきざりにして 愛がいつのまにか 歩き始めました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう うす紫の シクラメンほど 淋しいものはない 後ろ姿の 君のようです 暮れ惑う街の 別れ道には シクラメンのかほり むなしくゆれて 季節が知らん顔して 過ぎてゆきました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう | |
出逢い街道天童よしみ | 天童よしみ | 小椋佳 | 小椋佳 | 若草恵 | 月満ちて 月欠けて 想えば人生 出逢い街道 仕草が 誰かの 瞳に映り 言葉が 誰かの 耳に響いて 初めて 浮かぶ 私、人として もしも私が 1人切りなら 命燃えても 空しい 幻 これ迄の 捩(よじ)れ道 岐(わか)れ道 裏通り 大通り それぞれに あの人 この人 煌いて そこここに 人との 出逢いの 恵み嬉しく 感謝心の ありがとう 込み上げてくる 出逢い街道 潮満ちて 潮引いて 想えば人生 出逢い街道 誰かの 為にと 七転八倒 誰かの お陰で 七転び八起き 道埋め尽くす 笑顔、涙顔 つま先の先 出逢いこれから かかとの後ろ 連なる思い出 これ迄の 捩れ道 岐れ道 裏通り 大通り それぞれに あの人 この人 煌いて そこここに 人との 出逢いの 恵み嬉しく 感謝心の ありがとう 込み上げてくる 出逢い街道 |
I Love Youテレサ・テン | テレサ・テン | 小椋佳 | 小椋佳 | 桜庭伸幸 | この世に一つは 見守るだけの 恋があってもいい wow… 羽を気遣う 僕は時のままに 君はいとも軽く踊れ 巡る舞台の奈落に 君が落ちないように 僕の手を広げよう Because I LOVE YOU 星屑ひとつが 瞬くほどの 愛であってもいい wow… 僕の小さな 歴史と 君の探す未来 結び合えるならば 移る時代の魔法が 夢を消さないように 星明り手にとろう Because I LOVE YOU 出来れば一度は 目覚める事ない 夢を知ってみたい wow… 数えきれない夜の 謎のそばで 君は心解いて 眠れ 過ぎる季節の狭間に 転がりそうな願い 抱き止めて支えよう Because I LOVE YOU 君だけに言い詰める I believe I LOVE YOU |
夢芝居テレサ・テン | テレサ・テン | 小椋佳 | 小椋佳 | 恋のからくり夢芝居 台詞ひとつ忘れもしない 誰のすじがき花舞台 行く先の影は見えない 男と女あやつりつられ 細い絆の糸引きひかれ けいこ不足を幕は待たない 恋はいつでも初舞台 恋は怪しい夢芝居 たぎる思いおさえられない 化粧衣裳の花舞台 かい間見る素顔可愛いい 男と女あやつりつられ 心の鏡のぞきのぞかれ こなしきれない涙と笑い 恋はいつでも初舞台 男と女あやつりつられ 対のあげはの誘い誘われ 心はらはら舞う夢芝居 恋はいつでも初舞台 | |
愛燦燦ティーナ・カリーナ | ティーナ・カリーナ | 小椋佳 | 小椋佳 | Go Sato | 雨 潸潸と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散散と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦燦と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね |
海辺の少年千葉紘子 | 千葉紘子 | 大石さち子・補作詞:小椋佳 | 小椋佳 | 少年の日の あなたに 逢ったのは 海の広がる 青い松原でした 少年の日の 瞳は 輝いて 海をはるかに 越える夢を 描く 水平線を 見つめるあなた 背中で わたしは 幸福でした 今も 吹きすさぶ風に 凛々しく 松は 高く 松は 青い 空を仰ぎ 夢をつなぎ 少年の日の あなたに 出逢いたい 少年の日の あなたに 逢ったのは 風 透き通る 青い松原でした 少年の日の あふれる 憧れを 松を いとしみながら 幹に刻む 高い梢を 見つめる わたし あの日の あなたの 夢を捜して 今も 吹きすさぶ風に 凛々しく 松は 高く 松は 青い 空を仰ぎ 夢をつなぎ 少年の日の あなたに 出逢いたい 少年の日の あなたに 逢ったのは 海の広がる 青い松原でした | |
木戸をあけて ~家出をする少年がその母親に捧げる歌~千葉紘子 | 千葉紘子 | 小椋佳 | 小椋佳 | あなたの後ろ姿に そっと別れを告げてみれば あなたの髪のあたりに ぽっと明りがさしたような 裏の木戸をあけて 一人夜に出れば 灯りの消えた街角 足も重くなるけれど 僕の遠いあこがれ 遠い旅はすてられない 許してくれるだろうか 僕のわかいわがままを 解ってくれるだろうか 僕のはるかなさまよいを 裏の木戸をあけて いつかつかれ果てて あなたの甘い胸元へ きっともどりつくだろう 僕の遠いあこがれ 遠い旅の終るときに 帰るその日までに 僕の胸の中に 語りきれない実りが たとえあなたに見えなくとも 僕の遠いあこがれ 遠い旅はすてられない 僕の遠いあこがれ 遠い旅はすてられない | |
あなたのための微笑みちあきなおみ | ちあきなおみ | 小椋佳 | 小椋佳 | ふとしたはずみに ふたりしか知らないことを 言いそうになって 口をつぐむ 他の人と一緒の中で あなたといるのがつらい ふたりだけならば 肩を抱くはずの時に 煙草を吹かして 遠くを見る 他の人と一緒の中で あなたといるのがつらい それはいいとして 大切なあなたのための 微笑み つい浮かべたりする 他の人に そんな微笑み あげたりするのがつらい | |
部屋ちあきなおみ | ちあきなおみ | 小椋佳 | 小椋佳 | 野あざみの夢を 見続け過ぎたわ 真夜中にベルが鳴る いそいそ迎えに出る 別れの言葉を 恐れる心を 小走りで打ち消して いつもの笑顔見せる 少し疲れているようだけど 楽しいことだけ 話しましょう 美味しいお酒に なるように 野あざみの夢を 一人咲く強さよ 風に揺れ風に折れ 枯れずまた花抱く 出逢いの嬉しさ 別れの空しさ 知りながら知らぬ気な 部屋の優しさが好き あなたが部屋を 出て行く時は 扉も 出窓も 開けとくの 淋しい 思いも 逃げ出すように 私の部屋に紅紫の 野あざみの花びらが 恋の祭りを 恋の宴を 飾って飛んで舞うように あなたにまた逢いたい 野あざみの夢を 見続け過ぎたわ よくないわ よくないわ 忘れることに慣れて この部屋に漂う 諦めや愁いを 捨てましょう 捨てましょう せめてあなたのために 私の部屋に紅紫の 野あざみの花びらが 恋の祭りを 恋の宴を 飾って飛んで舞うように あなたにまた逢いたい | |
夢芝居ダイアモンド☆ユカイ | ダイアモンド☆ユカイ | 小椋佳 | 小椋佳 | 恋のからくり 夢芝居 台詞ひとつ 忘れもしない 誰のすじがき 花舞台 行く先の影は見えない 男と女 あやつりつられ 細い絆の 糸引き ひかれ けいこ不足を 幕は待たない 恋はいつでも 初舞台 恋は怪しい 夢芝居 たぎる思い おさえられない 化粧衣裳の 花舞台 かい間見る 素顔可愛い 男と女 あやつりつられ 心の鏡 のぞき のぞかれ こなしきれない 涙と笑い 恋はいつでも 初舞台 男と女 あやつりつられ 対のあげはの 誘い誘われ 心はらはら 舞う夢芝居 恋はいつでも 初舞台 | |
さらば青春谷村新司 | 谷村新司 | 小椋佳 | 小椋佳 | 石坂慶彦・瀬戸谷芳治 | 僕は呼びかけはしない 遠くすぎ去るものに 僕は呼びかけはしない かたわらを行くものさえ 見るがいい 黒い水が 抱き込むように 流れてく 少女よ泣くのはお止め 風も木も川も土も みんな みんな たわむれの口笛を吹く 僕は呼びかけはしない 遠くすぎ去るものに 僕は呼びかけはしない かたわらを行くものさえ 見るがいい 黒い犬が えものさがして かけて行く 少女よ泣くのはお止め 空も海も月も星も みんな みんな うつろな輝きだ |
夢芝居辰巳ゆうと | 辰巳ゆうと | 小椋佳 | 小椋佳 | 周防泰臣 | 恋のからくり 夢芝居 台詞ひとつ 忘れもしない 誰のすじがき 花舞台 行く先の 影は見えない 男と女 あやつりつられ 細い絆の 糸引き ひかれ けいこ不足を 幕は待たない 恋はいつでも 初舞台 恋は怪しい 夢芝居 たぎる思い おさえられない 化粧衣裳の 花舞台 かい間見る 素顔可愛い 男と女 あやつりつられ 心の鏡 のぞき のぞかれ こなしきれない 涙と笑い 恋はいつでも 初舞台 男と女 あやつりつられ 対のあげはの 誘い 誘われ 心はらはら 舞う夢芝居 恋はいつでも 初舞台 |
時薬橘大五郎 | 橘大五郎 | 小椋佳 | 小椋佳 | 細井豊 | 恨み言など 言いません あんなに 愛して くれたんだもの 寄せては返す 波のように 訪れては去る 月日の悪戯(いたずら) 出逢いと別れ よくある話 それ以上無い 幸せな時も くれたもの 忘れたいとも 言いません 嬉しい 思い出 貯めたんだもの 忘れ上手や 生き上手に なれない愚かさ もどかしいけれど 賢くなんて ならなくていい 辛い過ち 重ねるとしても 恋だもの 胸の痛みは 時薬(ときぐすり)が いつか 解(ほぐ)して くれましょう 心の傷も 時薬が いつか 治して くれましょう お幸せにと 言いましょう あんなに 愛して くれたんだもの 仲の良い時 ばかりでなく 諍(いさか)った事も 懐かしむ背中 別れの日さえ まだ鮮やかで 思い直せば 新しい門出 くれたもの 胸の痛みは 時薬(ときぐすり)が いつか 治(おさ)めて くれましょう 心の傷も 時薬が いつか 癒して くれましょう |
惚れたってことは橘大五郎 | 橘大五郎 | 小椋佳 | 小椋佳 | 野中則夫 | まずい まずいよ お前に 惹かれ 惹かれ過ぎてさ やること全て 阿呆じみて 一人芝居の 猿芝居 惚れたってことは 惚れたってことは 馬鹿な男に なることらしいね やばい やばいよ お前に 浮かれ 浮かれ過ぎてさ 俺が誰かも 見失い 支離滅裂で 五里霧中 惚れたってことは 惚れたってことは 柔な迷子に なることらしいね お前だけしか 見えなくなってよ お前の為だけ 生きたくなったよ ださい ださいよ お前を 愛し 愛し過ぎてさ 時代遅れの 恋心 無様不器用 無要領 惚れたってことは 惚れたってことは 妙にマトモになることらしいね お前だけしか 見えなくなったよ お前の為だけ 生きたくなったよ お前だけしか 見えなくなったよ お前の為だけ 生きたくなったよ |
揺蕩い田嶋陽子 | 田嶋陽子 | 小椋佳 | 小椋佳 | 上里知巳 | こんな歳になって今更 恋するなんて 人生のまとめ老い支度 する時期なのに 我知らず 頬を緩めていたり 訳もなく 孤独を感じたり 揺蕩(たゆた)い 胸騒ぎ あなたに 心惹かれて それこそ生きている 証(あかし)なのかしら あなたを好きになった理由(わけ)を 解こうとするの あなたの中にそれがあると 思いたいけど 優しくて 時に身勝手な人 大人びて 時に幼稚な人 揺蕩(たゆた)い 定まらず あなたに 心乱れて それこそ恋してる 印(しるし)なのかしら 揺蕩(たゆた)い 胸騒ぎ あなたに 心惹かれて それこそ生きている 証(あかし)なのかしら |
二度とない時に竹本孝之 | 竹本孝之 | 小椋佳 | 小椋佳 | 俺の中にいる いいかげんな奴ら 今 しばらく 昼寝をしてな 俺の中に今 たったひとつだけの 夢 素敵な 夢が見えたよ 二度とない時に 汗と涙を ありったけ 流してみたい いつか振り向けば 熱い陽射しうけて 輝いてるだろう 君と僕の愛が 俺の中に住む 負けず嫌い達よ 今 残らず 飛び起きてこい 俺の中に今 いどみかかるだけの 夢 大事な 夢が見えるよ 二度とない時に 熱を力を ありったけ ぶつけてみたい いつか振り向けば 熱い陽射しうけて 輝いてるだろう 君と僕の愛が いつか振り向けば 熱い陽射しうけて 輝いてるだろう 君と僕の愛が | |
愛燦燦竹村こずえ | 竹村こずえ | 小椋佳 | 小椋佳 | 雨 潸々(さんさん)と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散々(さんざん)と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦々(さんさん)と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね | |
真っ新(まっさら)な台本高橋孝 | 高橋孝 | 小椋佳 | 小椋佳 | 眼差しを 地平に投げて 見晴るかす 荒野大地に 僕の往くべき 道は見えない よしとしよう よしとしよう 先の見切れる 道をもともと 望んだ僕ではない 街中(まちなか)を 大威張りして 埋め尽くす 安いお笑い 僕の心は 寒々とする よしとしよう よしとしよう 都度の流行(はやり)に心充たせる 器用な僕ではない 繰り返し 自分探しの 掛け声の 喧(かまびす)しくて 追い立てられる 人の空しさ よしとしよう よしとしよう 底なし沼の 際限なさに 気付かぬ僕ではない 渡された 僕の台本 明日からは 全て真っ新(まっさら) 頁をめくる 風 慌てるな よしとしよう よしとしよう 創り出すこと 描き上げること 挑まぬ 僕ではない | |
シクラメンのかほり高田みづえ | 高田みづえ | 小椋佳 | 小椋佳 | 若草恵 | 真綿色したシクラメンほど 清(すが)しいものはない 出逢いの時の 君のようです ためらいがちに かけた言葉に 驚いたように ふりむく君に 季節が頬をそめて 過ぎてゆきました うす紅色の シクラメンほど まぶしいものはない 恋する時の 君のようです 木もれ陽あびた 君を抱けば 淋しささえも おきざりにして 愛がいつのまにか 歩き始めました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう うす紫の シクラメンほど 淋しいものはない 後ろ姿の 君のようです 暮れ惑う街の 別れ道には シクラメンのかほり むなしくゆれて 季節が知らん顔して 過ぎてゆきました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう |
無人列車平浩二 | 平浩二 | 小椋佳 | 小椋佳 | はじめに わたしを 誘ったのは あなたでした はじめに わたしを 愛したのも あなたでした 走り出した列車の 行く先さえ確かめず ただその乗り心地の良さに 自分で運転してたつもりの 花電車 いつのまにか 誰が運転するともつかない 無人列車に乗せられている これほど 心は 言うことをきかないものですか これほど 心は 想い出にひかれるものですか 次の駅でおりたい 次の駅でとまるなら ただこの夢心地のままに 自分で運転してたつもりの 花電車 いつのまにか 誰が運転するともつかない 無人列車に乗せられている 自分で運転してたつもりの 花電車 いつのまにか 誰が運転するともつかない 無人列車に乗せられている ラララ…… |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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シクラメンのかほりSeptember | September | 小椋佳 | 小椋佳 | 真綿色した シクラメンほど 清しいものはない 出逢いの時の 君のようです ためらいがちに かけた言葉に 驚いたように ふりむく君に 季節が頬をそめて 過ぎて行きました うす紅色の シクラメンほど まぶしいものはない 恋する時の 君のようです 木もれ陽あびた 君を抱けば 淋しささえも おきざりにして 愛がいつのまにか 歩き始めました 疲れを知らない 子供のように 時が二人を 追い越してゆく 呼び戻すことが できるなら 僕は何を 惜しむだろう うす紫の シクラメンほど 淋しいものはない 後ろ姿の 君のようです 暮れ惑う街の 別れ道には シクラメンのかほり むなしくゆれて 季節が知らん顔して 過ぎて行きました 疲れを知らない 子供のように 時が二人を 追い越してゆく 呼び戻すことが できるなら 僕は何を 惜しむだろう | |
愛燦燦鈴木雅之 | 鈴木雅之 | 小椋佳 | 小椋佳 | 服部隆之 | 雨 清々と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散々と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦々と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね |
花の下にて杉良太郎 | 杉良太郎 | 小椋佳 | 小椋佳 | 桜庭伸幸 | 人は誰でも 一人で生まれ 揺れ惑いして うごめくままに いずれ一人で 土へと還る 願はくば 花の下(もと)にて 春死なん その如月(きさらぎ)の 望月の頃 いくばくなりと 夢を果たして なお見続ける 夢の途上で 終わる命を 善しとしようか 旅に病んで 夢は枯野をかけめぐる 孤独の旅の 終幕なれば 人は誰でも 欲深いもの 最期の欲を 許されるなら 君の両手に 抱かれながら 願はくば 花の下にて 春死なん その如月の 望月の頃 |
街角に佇めば杉良太郎 | 杉良太郎 | 小椋佳 | 小椋佳 | 街角に佇めば それは 舞台の幕間 憩う煙草は 永遠ならず 急ぐ車と 足速やの人 立ち止まること 許されず 来た道の見返り足らず 往く道の覚悟も足らず もう次の 幕が上がろうとする 心ならずも佇み終えて 再び向かう雑踏の中 握り拳を胸に密めて せめて命の唄を歌いに行こうか 街角に佇めば それは ひと時の恋 遊び心は 形と成れず すまじきものと 知りつつの夢 けれど火照りの 捨て切れず 一人をも幸せにせず わが身さえ捉まえ切れず 思い出を 更にほろ苦くする 心ならずも佇み終えて 再び向かう雑踏の中 握り拳を胸に密めて せめて命の唄を歌いに行こうか 街角に佇めば それは 旅先の宿 安住の地の ぬくもりならず まぶたを叩く 斜めに射す陽 しばしの孤独 楽しめず 来た道の見返り足らず 往く道の覚悟も足らず 風立ちて 背中小突こうとする 心ならずも佇み終えて 再び向かう雑踏の中 握り拳を胸に密めて せめて命の唄を歌いに行こうか | |
善し悪しの彼岸杉良太郎 | 杉良太郎 | 小椋佳 | 小椋佳 | 桜庭伸幸 | あれは善(よ)い これは悪いと 迷いもなしに 人は言う 何故と問われて 答えも知らず 底なし沼の 丸木船 胸突き上げる 想いの限り この身に宿る 力の限り 生きる証と 漕いでみようか 善し悪しの彼岸(かなた)の 光見定めて 存分の花 咲かせに行こう 愛は善し 恋は悪しと わけ知り顔の 人が言う 誰れ彼れなしに ひとつの命 道標なき 荒野原 出逢いの不思議 宝と抱いて 夢の誘(いざな)い たいまつにして 草踏み分けて 道拓こうか 善し悪しの彼岸の 光見定めて 存分の花 咲かせに行こう 友の善さ 敵の悪さに 和(なご)み争い 人惑う 運のよしあし まゝならぬもの 道理不条理 乱れ道 嵐 むら雲 覚悟を決めて 寄り添うものの 絆深めて 挑み心を 抱いて行こうか 善し悪しの彼岸の 光見定めて 存分の花 咲かせに行こう |
吉野に風が杉良太郎 | 杉良太郎 | 小椋佳 | 小椋佳 | 他愛ない 諍いの 煩わしさを 逃げて 訪ねた 山の上 桜 桜の まぶしさが すべての憂さを 吹き飛ばす お前を 連れて 来ればよかった 吉野に 風が なよ風が舞う 人の世の かりそめの 出会いとは言え 心 重ねて 夢の中 桜 桜の 見事さに 負けない絵巻 描いたね お前の 笑みを 花に浮かべて 吉野に 風が そよ風が立つ 明るさと 気高さと 有り難さとが 匂い 踊って 山の上 桜 桜が 競い合い 些細な惑い 攻め飛ばす お前の元へ 心 いざなう 吉野に 風が 涼風が吹く お前を 連れて 来ればよかった 吉野に 風が なよ風が舞う | |
愛燦燦城之内早苗 | 城之内早苗 | 小椋佳 | 小椋佳 | 雨 潸々(さんさん)と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散々(さんざん)と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦々(さんさん)と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね | |
さらば青春白鳥マイカ | 白鳥マイカ | 小椋佳 | 小椋佳 | 僕は呼びかけはしない 遠くすぎ去るものに 僕は呼びかけはしない かたわらを行くものさえ 見るがいい 黒い水が抱き込むように 流れてく 少女よ 泣くのはお止め 風も木も川も土も みんな みんな たわむれの口笛を吹く 僕は呼びかけはしない 遠くすぎ去るものに 僕は呼びかけはしない かたわらを行くものさえ 見るがいい 黒い犬がえものさがして かけて行く 少女よ 泣くのはお止め 空も海も月も星も みんな みんな うつろな輝きだ ララ… | |
さらば青春白鳥英美子 | 白鳥英美子 | 小椋佳 | 小椋佳 | 僕は呼びかけはしない 遠くすぎ去るものに 僕は呼びかけはしない かたわらを行くものさえ 見るがいい 黒い水が 抱き込むように 流れてく 少女よ泣くのはお止め 風も木も川も土も みんな みんな たわむれの口笛を吹く 僕は呼びかけはしない 遠くすぎ去るものに 僕は呼びかけはしない かたわらを行くものさえ 見るがいい 黒い犬が えものさがして かけて行く 少女よ泣くのはお止め 空も海も月も星も みんな みんな うつろな輝きだ ララ…… | |
歌路遥かに島津亜矢 | 島津亜矢 | 小椋佳 | 小椋佳 | 川村栄二 | 歌なんて 無くていいもの 無くても人は 病んだりしない けれども歌は 悲しみを慰め あるいは歌で 喜びが膨らむ 歌の一つで 心 洗われたりも しませんか 歌の一つで 命 救われたりも しませんか 歌なんて 辛い別れの 時一コマも 巻き戻せない けれども歌で 寂しさは薄らぎ あるいは歌で 空しさも和らぐ 歌の一つに まこと 尽くす想いで いるのです 歌の一つに わたし 真心込めて いるのです 私の証し あなたのために 歌いたい 歌っていたい 歌路遥かに 歌路遥かに 私の証し あなたのために 歌いたい 歌っていたい 歌路遥かに 歌路遥かに |
風そして花島津亜矢 | 島津亜矢 | 小椋佳 | 小椋佳 | 萩田光雄 | 風は 優しくそよと 吹いていました それはいつでも 追い風でした 風に押されて その誘(いざな)いに 見知らぬ場所へ 導かれようと 不安も湧かず ただ愉(たの)しんで 蕾は開花を 待ちました 風は 時に乱れて 荒れすさびます 雨も呼び寄せ 嵐ともなり 枝も折れよと 幹も撓(たわ)めと 襲われる度 試練と受け止め 望み捨てずに よりしなやかに 新たな芽吹きを 抱きました おなごとは さほど か弱いものでは ありません 吹く風に 愛を 感じてるかぎり 花と咲きます 風は 花の盛りに 強く咲きます 散るが定めの 命寿(ことほ)ぎ 名残りに空へ 舞い立たせます 今や一番 美しくあれと 花影のこし 想い残さず また咲く祈りが 香ります おなごとは さほど ひ弱なものでは ありません 吹く風に 愛を 感じてるかぎり 花と舞います おなごとは さほど か弱いものでは ありません 吹く風に 愛を 感じてるかぎり 花と咲きます |
シクラメンのかほり島津亜矢 | 島津亜矢 | 小椋佳 | 小椋佳 | 真綿(まわた)色した シクラメンほど 清(すが)しいものはない 出逢いの時の 君のようです ためらいがちに かけた言葉に 驚いたように ふりむく君に 季節が頬(ほほ)をそめて 過ぎてゆきました うす紅色の シクラメンほど まぶしいものはない 恋する時の 君のようです 木(こ)もれ陽(び)あびた 君を抱(いだ)けば 淋(さび)しささえも おきざりにして 愛がいつのまにか 歩き始めました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜(お)しむだろう うす紫の シクラメンほど 淋(さび)しいものはない 後ろ姿の 君のようです 暮れ惑(まど)う街の 別れ道には シクラメンのかほり むなしくゆれて 季節が知らん顔して 過ぎてゆきました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう | |
時の救い 命の不思議島津亜矢 | 島津亜矢 | 小椋佳 | 小椋佳 | 坂本昌之 | 高く 剥き出しの 岩肌登る 命がけの 恋をしました 強く抱きしめて 真心こめて 慈しんだ 恋でしたもの 謂れなき運命(さだめ)で 失った悲しみは 黒い沼地に 沈んだ想い この辛さから 這い出る術(すべ)が ありません 知りません 唯一(ゆいいつ)の手立て 頼みの綱は ただ時間だけ いつか琥珀色の 過去へ追いやる 深い 悲しみに 囚われながら 孤独の中 気が付きました 意識より深く 私を生かし 動かすもの その名は命 見ることもできない 触れることもできない 命がいつも 生かそうとする 胸熱くして 拳握らせ わたしまだ 負けないよ 生きるよと歌う 時の救いに この身預けて 未来を見晴るかす 命の不思議 今は悲しみ 消せないけれど 私まだ 負けないよ 生きるよと歌う 時の救いに この身預けて 未来を見晴るかす 命の不思議 |
函館山から島津亜矢 | 島津亜矢 | 小椋佳 | 小椋佳 | 函館山から 立待岬 吹き上げる雪の中 飛び交うかもめよ 若い男は 荒海を走る 優しさ拒む 背中にいつも 悲しむ女がいた 今はただ胸にしみる ひとりの寒さよ おまえはもう 若くはないと とどろく波よ 誰を待つのか 立待岬 頬を切る風の中 たたずむ乙女よ 紺のかすりに 想い出す笑顔 身勝手許す 背中にそっと 涙を隠していた 淋しさをわかちあえる 懐かしい女よ 凍て曇る 冬の空にも 想いを投げよう 函館山から 立待岬 吹き上げる雪の中 飛び交うかもめよ | |
夢芝居島津亜矢 | 島津亜矢 | 小椋佳 | 小椋佳 | 石倉重信 | 恋のからくり 夢芝居 台詞(せりふ)ひとつ 忘れもしない 誰のすじがき 花舞台 行く先の 影は見えない 男と女 あやつりつられ 細い絆(きずな)の 糸引き ひかれ けいこ不足を 幕は待たない 恋はいつでも 初舞台 恋は怪しい 夢芝居 たぎる思い おさえられない 化粧衣裳の 花舞台 かい間見る 素顔可愛い 男と女 あやつりつられ 心の鏡 のぞき のぞかれ こなしきれない 涙と笑い 恋はいつでも 初舞台 男と女 あやつりつられ 対のあげはの 誘い 誘われ 心はらはら 舞う夢芝居 恋はいつでも 初舞台 |
ゆらぎとほてりと島津亜矢 | 島津亜矢 | 小椋佳 | 小椋佳 | 坂本昌之 | あなた思えば 何故かしら 心揺らいで うなじに火照り 意思も意識も あずかり知らず 心の底で 生まれ来るもの 私の中に 別の私が 主顔(あるじがお)して 居座っている 恋と想えば 恋かしら 抑えの利かぬ 胸のときめき 恋の儚さ 知ってるはずが 性懲りもなく 生まれ来るもの 私の中の 別の私は 聞き分けのない 諦め知らず 私また 揺らぎ火照りに 煽られて 恋の闇夜に 突き進むのね 夢と思えば 夢かしら 愛への道を 祈る空しさ 永久を願えば 蜩笑う それでも心 なお燃えやまず 私の中の 別の私も 私自身と 愛しさ増して 私また 揺らぎ火照りに 煽られて 恋の闇夜に 突き進むのね |
生きたい -彌千枝のテーマ-島田歌穂 | 島田歌穂 | 小椋佳 | 小椋佳 | 日毎夜毎 病の所為(せい)で 細くなる この指が 辛いの 生きたいと 私の中の 強がりが 欲張りが 祈るの 素晴らしい 幼い日々の 思い出たちが 競い合いして 浮かび立つ 窓の外 雲の形して 与えられた 幽(かそけ)き命 僅かでも 永かれと 願うの 生まれ来て 愛し愛され 嬉しさを 悦びを 詠(うた)うの 美しい 星の輝き 約束してね 明日の光を 少しでも 健やかな 朝の目覚めを もしも望めるなら 奇跡一つ起きて 病の源 拭い消して欲しい 生まれ変われるなら ひたすら美しく 生きたい 生きたい 全て愛しながら 諦めては 諦めきれず 宛もない 憧れを 抱くの 生きたいと 私の中の 強がりが 欲張りが 祈るの 芳(かぐわ)しい 花を装い ただいわれなく 笑顔作れば 母の目は なおさらに 哀しみ深く | |
夢芝居柴田淳 | 柴田淳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 河野伸 | 恋のからくり 夢芝居 台詞ひとつ 忘れもしない 誰のすじがき 花舞台 行く先の 影は見えない 男と女 あやつりつられ 細い絆の 糸引き ひかれ けいこ不足を 幕は待たない 恋はいつでも 初舞台 恋は怪しい 夢芝居 たぎる思い おさえられない 化粧衣装の 花舞台 かい間見る 素顔可愛い 男と女 あやつりつられ 心の鏡 のぞき のぞかれ こなしきれない 涙と笑い 恋はいつでも 初舞台 男と女 あやつりつられ 対のあげはの 誘い 誘われ 心はらはら 舞う夢芝居 恋はいつでも 初舞台 |
素敵な関わりサーカス | サーカス | 小椋佳 | 小椋佳 | あなたを 好きだと いうこと 以外に 確かな 何かが 見つかりません 愛していますと 言いたいけれど 愛という言葉 不確かで 曖昧な味 永遠の愛を 誓うこと 無知な陽炎(かげろう) それでもずっと あなたといたい 永い時間の 所為(せい)だけじゃなく 二人の中に 生まれた絆 以前に増して 愛しむ私 あなたを 好きだと いうこと 以上に 嬉しい 何かは 見当たりません 何十億もの 人々がいて 愛という言葉 その重さ 背負えなくても 希薄な愛さえ 結ぶ人 数の少なさ そんな世界に あなたとはただ 残された時 埋め尽くしたい 思い出重ね 解けない絆 微笑増して 愛しむ私 愛であれ 何であれ 素敵な関わり 心は ますます 単純でいい 笑いあれ 涙あれ 素敵な関わり あなたと 二人で 過ごしていたい あなたを 好きだと いうこと 以外に 確かな 何かが 見つかりません | |
俺たちの旅佐藤竹善 | 佐藤竹善 | 小椋佳 | 小椋佳 | 夢の坂道は 木の葉もようの石畳 まばゆく 白い長い壁 足跡も影も残さないで たどりつけない山の中へ 続いているものなのです 夢の夕陽は コバルト色の空と海 交わって ただ遠い果て 輝いたという記憶だけで ほんの小さな一番星に 追われて消えるものなのです 背中の夢に浮かぶ小舟に あなたが今でも 手をふるようだ 背中の夢に浮かぶ小舟に あなたが今でも 手をふるようだ 夢の語らいは 小麦色した帰り道 畑の中の戻り道 ウォーターメロンの花の中に 数えきれない長い年月 うたたねをするものなのです 背中の夢に浮かぶ小舟に あなたが今でも 手をふるようだ 背中の夢に浮かぶ小舟に あなたが今でも 手をふるようだ | |
なんということもなくさだまさし | さだまさし | 小椋佳 | 小椋佳 | 石川鷹彦 | なんという こともなく 行き過ぎて 行き戻り 懐かしさ 抱え込み ドアを押す 喫茶店 片隅の 昔のままの テーブルに 席をとる 気がつけば 昔のままの 傷と染み 遠い日の影 ここで 何人の 人を待ち 待たせたことか ここで どれほどの 語らいを 重ねたことか 不安と憧れ 期待と退屈 若さと混乱 いろんな 名前の 小舟たち そのコーヒーに 浮かべていたよ なんという こともなく 肩越しに 降りかかる 華やいだ 笑い声 楽しげに はしゃぐ声 若者は 昔のままに それぞれが 主役顔 或る者は 昔のままに 世の中を 一人で背負う そこで 君たちが 待ち潰す 時間の吐息 そこで 何時までも いつしかの 夢のため息 不満と傲慢 不遜と焦燥 甘さと危うさ 戸惑い 行き交う 小舟たち そのコーヒーに 遊んでいるね まるで 計画に 追われてる 暮らしの中に まるで 我知らず 開けられた 時の風穴 孤独と充実 ゆとりと不自由 疲れと戯れ いまだに 彷徨う 小舟たち このコーヒーを 飲み干しながら なんという こともなく 窓越しを 眺めれば 突然の 雨雲に 行き急ぐ 人の群れ |
俺たちの旅サスケ | サスケ | 小椋佳 | 小椋佳 | 平野友義 | 夢の坂道は 木の葉模様の石畳 まばゆく長い白い壁 足跡も影も残さないで たどりつけない山の中へ 続いているものなのです 夢の夕陽は コバルト色の空と海 交わってただ遠い果て 輝いたという記憶だけで ほんの小さな一番星に 追われて消えるものなのです 背中の夢に浮かぶ小舟に あなたが今でも手をふるようだ 背中の夢に浮かぶ小舟に あなたが今でも手をふるようだ 夢の語らいは 小麦色した帰り道 畑の中の戻り道 ウォーターメロンの花の中に 数えきれない長い年月 うたたねをするものなのです 背中の夢に浮かぶ小舟に あなたが今でも手をふるようだ 背中の夢に浮かぶ小舟に あなたが今でも手をふるようだ |
愛燦燦佐々木秀実 | 佐々木秀実 | 小椋佳 | 小椋佳 | 千代正行 | 雨 潸潸(さんさん)と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散散(さんざん)と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦燦(さんさん)と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね |
愛燦燦笹川美和 | 笹川美和 | 小椋佳 | 小椋佳 | 林有三 | 雨 潸々と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散々と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦々と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね |
数えないで桜田淳子 | 桜田淳子 | 小椋佳 | 小椋佳 | 数えないで 泣いた人を 明日の私が 浮かぶから 5年も前の 涙は遠い 知らない海に 沈んだ筈よ ねェ 心の中に 憧れをえがく 空があるなら 私だけ 赤い風船 飛ばさせて これまで自分でも見たことのない 幸せそうな顔が 映っているんだもの 嘘みたい 数えないで 捨てた恋を あなたの優しさ くもるから 2年も前の あなたの化石 そっと触れずに 眠らせてあげて ねェ 心の中に 想い出のための 場所があるなら 私だけ 私だけを 踊らせて これまで自分でも見たことのない 幸せそうな顔が 映っているんだもの 嘘みたい 数えないで 過ぎた日々を 別れの予感が 匂うから 2年3年 5年過ぎても 今とおんなじ 二人でいたい ねェ 心の中に 永遠とかいう 文字があるなら 私だけ 私だけに のぞかせて | |
眉月夜桜田淳子 | 桜田淳子 | 茅野遊 | 小椋佳 | 真夜中は悩まないで 悪いことだけ見えるから 心は愛を探して 夜空を Fly Fly ため息ついて 左に寝返りうてば 枕をたたく 不安なハートのリズム あなたの声が聞きたくて 電話したのに 彼女の声にあわてて 受話器を置いたの ねむりたい ねむれない あなたがわからない ガラス窓見あげれば 眉月 眉をしかめているわ 真夜中は悩まないで 悪いことだけ見えるから 心は愛を探して 夜空を Fly Fly あなたの過去を聞いたって きっとすべては 知りつくせない それでも言葉がほしいの 愛したい でもこわい あなたがわからない さかさまに見あげれば 眉月だって笑顔になるわ 真夜中は悩まないで 悪いことだけ見えるから 心は愛を探して 夜空を Fly Fly | |
シクラメンのかほり佐良直美 | 佐良直美 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小野崎孝輔 | 真綿色したシクラメンほど 清しいものはない 出逢いの時の 君のようです ためらいがちに かけた言葉に 驚いたように ふりむく君に 季節が頬をそめて 過ぎてゆきました うす紅色の シクラメンほど まぶしいものはない 恋する時の 君のようです 木もれ陽あびた 君を抱けば 淋しささえも おきざりにして 愛がいつのまにか 歩き始めました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう うす紫の シクラメンほど 淋しいものはない 後ろ姿の 君のようです 暮れ惑う街の 別れ道には シクラメンのかほり むなしくゆれて 季節が知らん顔して 過ぎてゆきました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう |
揺れるまなざし坂本美雨 | 坂本美雨 | 小椋佳 | 小椋佳 | 神田朋樹 | 街にひとふきの風 心にふれゆく今日です めぐり逢ったのは 言葉では尽せぬ人 驚きにとまどう僕 不思議な揺れるまなざし 心を一人占めにして あざやかな 物語が限りなく綴られて 君の姿が 静かに夜を舞う 紅茶ひとくちにふと 深い味がする夜です めぐり逢ったのは 夢に見た人ではなく思い出の人でもない 不思議な揺れるまなざし 心が波立つようです いつになく 物語が限りなく綴られて 君の姿が 静かに夜を舞う 昨日までの淋しさ嘘のように 君の姿に色あせて 明日の朝を待ち切れず夜を舞う 君の姿を追いかけて あのまなざし揺れて眠れない |
愛燦燦坂本冬美 | 坂本冬美 | 小椋佳 | 小椋佳 | 坂本昌之 | 雨 潸潸(さんさん)と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散散(さんざん)と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦燦(さんさん)と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね |
恋鼓(こいつづみ)坂本冬美 | 坂本冬美 | 小椋佳 | 小椋佳 | 外に篠突く 雨音続く 燃え立つ心 諌めるように 恋をしました 激しい恋を 寝ても覚めても あなたのことで 雁字搦めの この身です 夜に蠢く 誘い妖しく 逢いたい心 嘲るように 恋をしました 激しい恋を 夜叉の姿で あなたのもとへ 飛んで行きたい この身です 病いかと 狂うかと 思えるほどに 心乱れ 心熱く 静めよう 静めようとして 恋鼓 澄んだ音色に 打つほどに さらに 火照り増す 愛おしさ 約束もなく また恋仕度 ときめく心 なだめるように 恋をしました 激しい恋を 夜叉の姿で あなたのもとへ 飛んで行きたい この身です 病いかと 狂うかと 思えるほどに 心乱れ 心熱く 静めよう 静めようとして 恋鼓 澄んだ音色に 打つほどに さらに 火照り増す 愛おしさ |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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愛燦燦伍代夏子 | 伍代夏子 | 小椋佳 | 小椋佳 | 雨 潸々(さんさん)と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛(まつげ)に憩(いこ)う 人生って 不思議なものですね 風 散々(さんさん)と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦々(さんさん)と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛(まつげ)に憩(いこ)う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って嬉しいものですね | |
古城の月小林旭 | 小林旭 | 阿久悠 | 小椋佳 | 萩田光雄 | ひとり 古城にたたずめば 時の流れの音がする むかし詩を読む人がいて 哀れといった月の影 酒くみかわせ 若者よ 琴つまびけよ 乙女ごよ 古城は風と月ばかり 夢は砕けて夢と知り 愛は破れて愛と知り 時は流れて時と知り 友は別れて友と知る 花に見とれる日もあれば 松のそよぎに泣く時も 思いたどれば幾年の 姿が胸によみがえる 文読みかえせ 若者よ 恋抱きしめよ 乙女ごよ 古城は風と月ばかり 古城は風と月ばかり |
愛燦燦香西かおり | 香西かおり | 小椋佳 | 小椋佳 | 薗広昭 | 雨潸々(さんさん)とこの身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい哀しいものですね それでも過去達は優しく睫毛に憩う 人生って不思議なものですね 風散々(さんさん)とこの身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわいかよわいものですね それでも未来達は人待ち顔して微笑む 人生って嬉しいものですね 愛燦々(さんさん)とこの身に降って 心秘かな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね あゝ過去たちは優しく睫毛に憩う 人生って不思議なものですね あゝ未来達は人待ち顔して微笑む 人生って嬉しいものですね |
シクラメンのかほり香西かおり | 香西かおり | 小椋佳 | 小椋佳 | 馬場良 | 真綿色したシクラメンほど清しいものはない 出逢いの時の君のようです ためらいがちにかけた言葉に 驚いたようにふりむく君に 季節が頬をそめて過ぎてゆきました うす紅色のシクラメンほどまぶしいものはない 恋する時の君のようです 木もれ陽あびた君を抱けば 淋しささえもおきざりにして 愛がいつのまにか歩き始めました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう うす紫のシクラメンほど淋しいものはない 後ろ姿の君のようです 暮れ惑う街の別れ道には シクラメンのかほりむなしくゆれて 季節が知らん顔して過ぎてゆきました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう |
夢芝居香西かおり | 香西かおり | 小椋佳 | 小椋佳 | 薗広昭 | 恋のからくり夢芝居 台詞ひとつ忘れもしない 誰のすじがき花舞台 行く先の影は見えない 男と女あやつりつられ 細い絆の糸引きひかれ けいこ不足を幕は待たない 恋はいつでも初舞台 恋は怪しい夢芝居 たぎる思いおさえられない 化粧衣装の花舞台 かい間見る素顔可愛い 男と女あやつりつられ 心の鏡のぞきのぞかれ こなしきれない涙と笑い 恋はいつでも初舞台 男と女あやつりつられ 対のあげはの誘い誘われ 心はらはら舞う夢芝居 恋はいつでも初舞台 |
京都府京都市立京都御池中学校校歌校歌 | 校歌 | 小椋佳 | 小椋佳 | 学び舎の 空は輝き 御池の水が 私を映す 青春の 心は騒ぎ 光と陰と 希望と不安 入り混じり 時留まらず 私を大事に生きるとは どういうことか かけがえのない 命抱きしめ ここに通い ここに集い 私を見つけ 私を磨き 私を創ろう いつの日か 時代を染める私たち いつの日か 風上に立つ日のために 学び舎に 歌は轟き 御池の風に 明日が薫る 青春の 心は滾り 欲と焦りと 理想と矛盾 燃え混じり 夢定まらず 未来をみんなで生きるとは どういうことか 独り善がりの 孤独打ち捨て ここに通い ここに集い 仲間を知って 仲間と語り 仲間を愛そう いつの日か 時代を染める私たち いつの日か 風上に立つ日のために いつの日か 時代を染める私たち いつの日か 風上に立つ日のために | |
東京都渋谷区立原宿外苑中学校校歌(新しい地平へ)校歌 | 校歌 | 小椋佳 | 小椋佳 | 豊かな 黄金の 銀杏の梢 大空 届けと 歌声さやか 外苑の道に 希望こだまして 笑顔の 仲間が 集い合う 人間のこと 世界中のこと 学び 育み 磨き 培い いつか新しい 地平へ飛び立つ 大地に 根をはる 欅の緑 映して 輝く 瞳あざやか 原宿の街に 憧れひろげて 夢抱く 仲間と 誓い合う 人間が好き 世界が大好き 強く正しく 清く気高く いつか新しい 地平へ飛び立つ 人間のこと 世界中のこと 学び 育み 磨き 培い いつか新しい 地平へ飛び立つ | |
山形県米沢市立第七中学校校歌校歌 | 校歌 | 小椋佳 | 小椋佳 | 残雪の雄々しき吾妻 たおやかに最上の流れ 大声で響く挨拶 真心を重ね合う 笑顔 ここに集い 磨き合う 我等北斗の七つの星を越えて輝く 青春の楽しさも苦しさも喜びも悲しみも 真正面から抱きしめて 励まし合おう育み合おう 米沢七中 元気と勇気の学び舎 米沢七中 希望と理想の故郷 深緑の 豊かな吾妻 田園に恵みは溢れ 大空へ投げる憧れ 優しさで結び合う 仲間 ここに学び 鍛え合う 我等世界の七つの海を越えて羽ばたく 青春の楽しさも苦しさも喜びも悲しみも 真正面から抱きしめて 励まし合おう育み合おう 米沢七中 元気と勇気の学び舎 米沢七中 希望と理想の故郷 | |
泣かせて研ナオコ | 研ナオコ | 小椋佳 | 小椋佳 | 楽しい想い出ばかりだなんて言わないで こんな時に なんの慰めにもならない 泣かせて 泣かせて 男には 出来ないことだもの 泣かせて 泣かせて 自分が 悔しいだけよ なにも考えずに ただひたすら愛した 馬鹿で可愛い私が こころにうずくまる 泣かせて 泣かせて これも ひとときのことだもの 泣かせて 泣かせて 美しくなくても いいわ あなたの言葉より 今は 安い 流行歌の方がまし 悲しいことは どんな 化粧したって 悲しいのです 泣かれた男のみっともなさを気にして そんなとこで ぶざまにもじもじしないで 泣かせて 泣かせて あなたは 早く行きなさい 泣かせて 泣かせて 雨上がりは 晴れるものよ あなたの言葉より 今は 安い 流行歌の方がまし 悲しいことは どんな 化粧したって 悲しいのです 泣かせて 泣かせて…… 泣かせて 泣かせて…… | |
夢芝居研ナオコ | 研ナオコ | 小椋佳 | 小椋佳 | 古池孝浩 | 恋のからくり 夢芝居 台詞ひとつ 忘れもしない 誰のすじがき 花舞台 行く先の 影は見えない 男と女 あやつりつられ 細い絆の 糸引き ひかれ けいこ不足を 幕は待たない 恋はいつでも 初舞台 恋は怪しい 夢芝居 たぎる思い おさえられない 化粧衣裳の 花舞台 かい間見る 素顔可愛い 男と女 あやつりつられ 心の鏡 のぞき のぞかれ こなしきれない 涙と笑い 恋はいつでも 初舞台 男と女 あやつりつられ 対のあげはの 誘い 誘われ 心はらはら 舞う夢芝居 恋はいつでも 初舞台 |
俺たちの旅クミコ | クミコ | 小椋佳 | 小椋佳 | 国吉良一 | 夢の坂道は木の葉模様の石畳 まばゆく白い長い壁 足あとも影も残さないで たどりつけない山の中へ 続いているものなのです 夢の夕陽はコバルト色の空と海 まじわってただ遠い果て 輝いたという記憶だけで ほんの小さな一番星に 追われて消えるものなのです 背中の夢に浮かぶ小舟に あなたが今でも手をふるようだ 背中の夢に浮かぶ小舟に あなたが今でも手をふるようだ 夢の語らいは小麦色した帰り道 畑の中の戻り道 ウォーターメロンの花の中に 数えきれない長い年月 うたたねをするものなのです 背中の夢に浮かぶ小舟に あなたが今でも手をふるようだ 背中の夢に浮かぶ小舟に あなたが今でも手をふるようだ |
木戸をあけて~家出する少年がその母親に捧げる歌~キンモクセイ | キンモクセイ | 小椋佳 | 小椋佳 | あなたの後ろ姿に そっと別れを告げてみれば あなたの髪のあたりに ぽっと明りがさしたような 裏の木戸をあけて 一人夜に出れば 灯りの消えた街角 足も重くなるけれど 僕の遠いあこがれ 遠い旅は捨てられない 許してくれるだろうか 僕のわかいわがままを 解ってくれるだろうか 僕のはるかなるさまよいを 裏の木戸をあけて いつかつかれ果てて あなたの甘い胸元へ きっともどりつくだろう 僕の遠いあこがれ 遠い旅の終わるときに 帰るその日までに 僕の胸の中に 語りきれない実りが たとえあなたに見えなくとも 僕の遠いあこがれ 遠い旅は捨てられない | |
シクラメンのかほり清春 | 清春 | 小椋佳 | 小椋佳 | 清春・三代堅 | 真綿色した シクラメンほど清しいものはない 出逢いの時の 君のようです ためらいがちに かけた言葉に 驚いたように 振り向く君に 季節が頬をそめて 過ぎてゆきました うす紅色の シクラメンほどまぶしいものはない 恋する時の 君のようです 木もれ陽あびた 君を抱けば 淋しささえも おきざりにして 愛がいつのまにか 歩き始めました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう うす紫の シクラメンほど淋しいものはない 後姿の 君のようです 暮れ惑う街の 別れ道には シクラメンのかほり むなしくゆれて 季節が知らん顔して 過ぎてゆきました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう |
夢芝居木村徹二 | 木村徹二 | 小椋佳 | 小椋佳 | 南郷達也 | 恋のからくり 夢芝居 台詞(せりふ)ひとつ 忘れもしない 誰のすじがき 花舞台 行く先の影は見えない 男と女 あやつりつられ 細い絆の 糸引き ひかれ けいこ不足を幕は待たない 恋はいつでも初舞台 恋は怪しい 夢芝居 たぎる思い おさえられない 化粧衣装の花舞台 かい間見る 素顔可愛い 男と女 あやつりつられ 心の鏡 のぞき のぞかれ こなしきれない 涙と笑い 恋はいつでも初舞台 男と女 あやつりつられ 対のあげはの 誘い 誘われ 心はらはら 舞う夢芝居 恋はいつでも初舞台 |
愛燦燦キム・ヂョンチャン | キム・ヂョンチャン | 小椋佳 | 小椋佳 | 雨 潜々(さんさん)と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散々(さんざん)と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦々(さんさん)と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね | |
愛燦燦木の実ナナ | 木の実ナナ | 小椋佳 | 小椋佳 | 雨 潸潸(さんさん)と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散散(さんざん)と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦燦(さんさん)と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね | |
愛燦燦河村隆一 | 河村隆一 | 小椋佳 | 小椋佳 | Gatchang・Taryan | 雨 潸潸(さんさん)と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散散(さんさん)と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失なくしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達よ 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦燦(さんさん)と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね |
愛燦燦川崎鷹也 | 川崎鷹也 | 小椋佳 | 小椋佳 | 雨 潸潸(さんさん)と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散散(さんざん)と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦燦(さんさん)と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね | |
愛燦燦加山雄三 | 加山雄三 | 小椋佳 | 小椋佳 | 武部聡志 | 雨 潸々(さんさん)と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散々(さんざん)と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦々(さんさん)と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね |
シクラメンのかほり佳山明生 | 佳山明生 | 小椋佳 | 小椋佳 | 萩田光雄 | 真綿色したシクラメンほど 清(すが)しいものはない 出逢いの時の 君のようです ためらいがちに かけた言葉に 驚いたように ふりむく君に 季節が頬をそめて 過ぎてゆきました うす紅色の シクラメンほど まぶしいものはない 恋する時の 君のようです 木もれ陽あびた 君を抱けば 淋しささえも おきざりにして 愛がいつのまにか 歩き始めました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう うす紫の シクラメンほど 淋しいものはない 後ろ姿の 君のようです 暮れ惑う街の 別れ道には シクラメンのかほり むなしくゆれて 季節が知らん顔して 過ぎてゆきました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう |
愛燦燦加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 小椋佳 | 小椋佳 | 島健 | 雨 潸々と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散々と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦々と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね |
海辺の恋加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 佐藤春夫 | 小椋佳 | 木森敏之 | こぼれ松葉をかきあつめ おとめのごとき君なりき こぼれ松葉に火をはなち わらべのごときわれなりき わらべとおとめよりそひぬ ただたまゆらの火をかこみ うれしくふたり手をとりぬ かひなきことをただ夢み 入り日の中に立つけぶり ありやなしやとただほのか 海辺の恋の はかなさは こぼれ松葉の火なりけむ |
愛燦燦海蔵亮太 | 海蔵亮太 | 小椋佳 | 小椋佳 | 橋口佳奈 | 雨 潸々(さんさん)と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散々(さんざん)と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦々(さんさん)と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね |
まごころの橋オーロラ輝子(河合美智子) | オーロラ輝子(河合美智子) | 小椋佳 | 小椋佳 | 宮崎慎二 | 海 風ひとつ無く 空 雲ひとつ無い 穏やかです 爽やかです 激しい恋なのに 軽い恋の空しさ 重い恋の辛さも みんな 過去の闇へ飛び散る 真心の橋を あなたに掛ける時 今 地図がなくても 船 星がなくても 嘆きません 惑いません 煌めく恋だもの 遠い初恋よりも ひたすらな素直さを 乗せて 流れてる想い川 真心の橋を あなたへ渡す時 ただ あなたがいれば もう それだけでいい あなたは夢 追いかけてね 無理なく恋してね ふたりそれと気づかず いつか恋の彼方に 愛と 呼べる奇跡を見たい 真心の橋を あなたと結ぶ時 遠い初恋よりも ひたすらな素直さを 乗せて 流れてる想い川 真心の橋を あなたへ渡す時 |
夢の世と小椋佳・西川大貴 | 小椋佳・西川大貴 | 小椋佳 | 小椋佳 | この世をば 夢の世として 生きましょう 空しさを 承知の上で 面白く 厳しさは 胸底深く 優しさを振り撒きながら 散る桜 残る桜も 散る桜 この世では 欲は無用と 消しましょう 欲捨てた 遊び姿の美しく 夜は更に 真昼も夢と 想うまま 戯れながら 散る桜 残る桜も 散る桜 この世をば 浮世憂き世と 知りましょう 舞う花の 見事な様に 見愡れては 死に惑う その儚さと 哀しさを ひと愛でながら この世をば 夢の世として 生きましょう 空しさを 承知の上で 面白く | |
少しは私に愛を下さい小椋佳&林部智史 | 小椋佳&林部智史 | 小椋佳 | 小椋佳 | 少しは私に愛を下さい 全てを あなたに捧げた私だもの 一度も咲かずに 散ってゆきそうな バラが鏡に映っているわ 少しは私に愛を下さい たまには手紙を書いて下さい いつでも あなたを想う私だもの あなたの心の ほんの片隅に 私の名前を残してほしいの たまには手紙を書いて下さい みぞれの捨て犬 抱いて育てた やさしいあなたを想い出しているの 少しは私に愛を下さい | |
ラピスラズリの涙 (Duet ver.)小椋佳&林部智史 | 小椋佳&林部智史 | 小椋佳 | 小椋佳 | 愛の暮らしの 居心地の良さに 甘え浸って 過ごしていたわ あなたの心が いつか侵された 闇の病に 気付きもせぬまま 突然あなたが この世から消えて わたしひたすら 泣きました あなた わたしの すべてだったわ 酷(むご)い孤独が 心を苛(さいな)む 瞼(まぶた) 濡らして 涙 溢れ続け 首から 胸に 流れ落ちて コバルトブルーに 幾重もの数珠 まるで ラピスラズリの 首飾り あなた失くして 空しい心は 何を支えに 生きろと言うの もっとあなたを 深く理解して してあげられること 沢山あったはず 口惜しい悔いに さらに涙落とし 五連 ラピスラズリの 首飾り 涙 尽き果てたら 生き直してみよう キラリ ラピスラズリの 首飾り | |
山に抱かれて小椋佳、アルゴ合唱団 | 小椋佳、アルゴ合唱団 | 小椋佳 | 小椋佳 | 山に抱かれて 木々を愛し 風にとけて 生きてみよう 果てしない 大空 遥か彼方に 呼吸する 星達 数え切れない 限りない 不思議さ 無口な自然 命ある 営み 計り知れない 君は ほんの少しの 後ろめたさも無く 山や 川と緑と 話が出来ますか 君は かけがえのない 友を思うように 風や 水や光の 話を聞けますか 山に抱かれて 自然らしく 自分らしく 生きて行こう 果てしない いさかい 続く彼方に 踏み砕く 命は 数え切れない 限りない 欲望 見失う夢 消えて行く 美しさ 計り知れない 君は 生かされている 嬉しさを感じて 花や 木々や木の実に 挨拶出来ますか 君は 一緒に暮らす 仲間の優しさで 虫や 鳥や魚の 命を抱けますか 暮らしに澱む 濁り憎み 夢の陰り 追払おう 心に潜む 愛いとしみ 自分らしさ 追いかけよう 山に抱かれて 木々を愛し 風にとけて 生きてみよう 山に抱かれて 自然らしく 自分らしく 生きて行こう | |
藍色の時小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 胸おどる 特別な 出来事が 起こらなくても 微笑みが ふと浮かぶ 日々の 些細なことで 絹に注す 藍の色 ゆっくりと 染み込むように 幸せが 深くなる そんな そんな気がするの 今が 一番 いい時ですか 望み抱くのは 欲ばりですか いつの世も 一人では 生きられず 時の流れに 取り込まれ 巻き込まれ 逃げ切れぬ 弱さ儚さ 忍び寄る 嵐雲 襲い来る 心細さに 幸せが 怯えてる そんな そんな気がするの 今が 一番 いい時ですか 望み抱くのは 欲ばりですか ただあの人が 今のままでと 願うことさえ 欲ばりですか 秘そやかな夢 放って置いてと 祈るだけでも 欲ばりですか 今が 一番 いい時ですか 望み抱くのは 欲ばりですか | |
あいうえお 75字の詩小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 大坪稔明 | あいうえお かきくけこ さしすせそ たちつてと なにぬねの はひふへほ まみむめも や ゆ よ らりるれろ わ を ん がぎぐげご ざじずぜぞ だぢづでど ばびぶべぼ ぱぴぷぺぽ ゃゅょ っ 傍でピーパー 春告げ鳥 プイと横向き ミーが欠伸漬け 風もおぼろめ 瞼を塞ぐ 寝ずの凄技故 牛歩除せぬ部屋 百歩鳴らして ペンぞ千千に駄弁れ |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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あいうえお 81字の詩小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 大坪稔明 | あいうえお かきくけこ さしすせそ たちつてと なにぬねの はひふへほ まみむめも や ゆ よ らりるれろ わ を ん がぎぐげご ざじずぜぞ だぢづでど ばびぶべぼ ぱぴぷぺぽ ぁぃぅぇぉ ゃゅょ っ う゛ 風凪ぎ フェアへ 縮れ毛の子走る ポプラ愛で ピザやティー ほぼそぞろ ペーパー 意味を五分出せず拒否 クォーター回す指よ 思えば ジャーニー続けぬ 宜(むべ)運重ね ヴァリュートゥーグッド |
愛がこわれそう小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | ガラスの扉をたたくのは 誰 きまぐれな言葉かと ふるえています いつも笑顔で おどけてみせる さわやかな その仕草 胸にやきつく 一度でも 愛してると 言えば あなたは喜んでくれますか ガラスの扉を あければすぐに こわれそう この愛が 風がつよくて ためらう私を 許してほしい 幸せが重すぎて ふるえています いつも帰り道 あなたの愛を かみしめて その言葉 繰り返してる 明日には愛してると 幾度 想って夢をみたことでしょう ガラスの扉を あければすぐに こわれそう この愛が 風がつよくて | |
愛燦燦![]() ![]() | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 雨 潸々と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散々と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦々と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね | |
あいつが死んだ小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | あいつが死んだ 生きたって死んだって 俺には同じと言いながら みんなが愛したのに 幸せの筈がどうして あじさいの花を愛した あいつが死んだ 夢なんか 望みなんか あいつにさわれもしなかった あいつが死んだ 天国へ行くつもりも 俺にはないと言いながら みんなが愛したのに 恋人も捨ててどうして あじさいの花を愛した あいつが死んだ 夢なんか 望みなんか あいつにさわれもしなかった | |
愛のピノキオ小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 突然 真面目な顔して 黙ったあの人が なんだか恐くて逃げた日 部屋の机の上 何度も書いたわ あなたという言葉 いくつもの思い出が ホラ 微笑んで手を振る シアワセ 琥珀のプリズム通して あなたがかけて行く あなたの向う私が あなたを待っている 両手につつまれ 私は夢の中 素晴らしい思い出が まだ いくつふえるかしら シアワセ どこで誰が書いているの わたしたちの愛のシナリオ ぎこちなさはあやつり人形 まるで二人 愛の 愛のピノキオ | |
I LOVE YOU小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 竜崎孝路 | 両手で 指で 数える だけの 恋なら 捨てよう 両手で 抱いて あふれる ほどの 君への 想いさ 君を視つめて生きる 時こそ僕のためと 優しさが透きとおる Now, I Love You 初めて 一人 眺めた 海を そのまま あげよう 初恋 よりも 広くて 深い 想いを 満たして 無駄に過ごした日々も めぐり逢う日のためと 思い出も暖かい Because, I Love You 心の 素肌 寄せ合い ながら 季節を 訪ねよう 心に 君を 吸い込む 朝の 目覚めの まぶしさ 何故か湧きたつ夢も 力も 君のためと 嬉しさを抱きしめる So, I Love You 孤独さえ 溶けて行く Now, I Love You |
逢うたびに君は小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | いたいけな眼差し 投げ続ける君は ひたむきな心を 隠そうともしない 変わらない憧れを 背中に映し 逢うたびに君は 美しくなる 限りなく蒼くさい 君の夢を 裸になって抱き 抱きしめたい 移ろいの多さに かすり傷を恐れ 誰となく心に壁を立てる中で かげりない輝きを背中に映し 逢うたびに君は 美しくなる ためらいも疑いも 君の夢に 地平こえて飛び飛び散ってく 気負わずに熱い 君の足音がはずむ さわやかに熱い 君の歌声がひびく 変わらない憧れを 背中に映し 逢うたびに君は 美しくなる 限りなく蒼くさい 君の夢を 裸になって抱き 抱きしめたい 気負わずに熱い 君の足音がはずむ さわやかに熱い 君の歌声がひびく | |
蒼き狼小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 赤茶けた平原に ひびく地鳴りは ヂンギスカン 逃げ出すか 従うか 逆らえば死か ヂンギスカン モンゴルの蒼き狼が行く モンゴルの蒼き狼が行く たぐいなき天才か 戦の神か ヂンギスカン 思うまま地図を書き 地図をぬりかえ ヂンギスカン モンゴルの蒼き狼が行く モンゴルの飢えた狼が行く 行く 夢のあと 爪のあと 深い傷跡 ヂンギスカン 赤茶けた平原に ひびく地鳴りは ヂンギスカン モンゴルの蒼き 蒼き 狼が行く 行く モンゴルの飢えた 飢えた 狼が行く 行く | |
朝まだき小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳・多田周子 | 小椋佳 | 加藤武雄 | 昨日遅く 眠り浅く 目覚めたわ 朝まだき 素敵な時間の ほてりを残し ふやけてる この私 カサブランカ 香り立ち 笑ってる あの人の姿 繰り返し思い 浮かべて 温もり 抱きしめ ほくそ笑む どうかしたのかしら おかしいわ うっすら 月まで 笑う 会えていれば 心熱く 別れての 朝まだき 夜通し宴の ほてりを残し 思い出す カタルシス 愛しさと 切なさの 鬩(せめ)ぎ合い あの人の言葉 滑らしたサテン 手操れば また直ぐ 逢いたい 気が騒ぐ 夢の誘いさえ 狂おしく 遠吠え 月へと 歌う 歌おう |
朝焼けのサガポー小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 星勝・山内美貴子 | ゆうべのワインの 飲み過ぎのせいじゃなく 孤独な 旅先の 人恋しさじゃなく 海の向こう ぼんやり異国の岸辺 光立つ朝焼けに今 君を想う 君の眼 その眉 微笑み その愛 島囲む海は今 波ひとつ立てず 今日一日中 何ひとつすまい 恵み少ない岩山に 健気に立つ 残り木の気高さに今 君を想う 君の手 その指 温もり その愛 サガポー 変わらない愛や 終わらない愛は 誓えないけれど サガポー 左手にアガペー 右手にはエロス 君に微睡む時 巷の出来事の あれこれは勿論 何が嘘か本当か 事の善し悪し それら全てがどうでもいい時もある 光立つ朝焼けに今 君を想う その髪 その胸 安らぎ その愛 永遠に 変わらない愛や 終わらない愛を 信じられそうな 遠く 無限の大空 わしづかみ気分 君に微睡む時 サガポー 変わらない愛や 終わらない愛は 誓えないけれど サガポー 左手にアガペー 右手にはエロス 君に微睡む時 |
あなたが発つ日に小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | わたしの 手を離れて今 あなたが 立ち去ろうとする 涙は 相応しくないと まぶたを 静かに閉じれば 楽しい 思い出ばかりが 次々と 駆け巡っている 前から 分かっていたこと 覚悟も していたことでも 明日朝 目が覚めたらすぐ 心に 大きな空き部屋 感じて 寂しくなります それだけ 今確かなこと 新しい世界に 向かうあなただもの 辛さ胸に収め 笑顔創りましょう あなたの思い出の 中で私いつも 笑っているように お互い ぶつかりもしたし 幾度か 行き違いもした けれども 優しさばかりが 今では 思い出されます 心の 底からの感謝 背中に 投げているのです 新しい世界に 向かうあなただもの 辛さ胸に収め 笑顔創りましょう あなたの思い出の 中で私いつも 笑っているように | |
あなたに逢えて小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 佐藤準 | 暗がりを 手探りで 漸く進む 私でした 空しさに 囚われて 俯きがちな 私でした あなたに逢えて あなたに逢えて ほの灯り一つ 見えて来たのです 気遣いの 嬉しさに 戸惑いもした 私でした 幼な児の 明るさを 取り戻してた 私でした あなたに逢えて あなたに逢えて 地平の光りが 見えて来たのです 心の中に 木々の命の 芽吹きが見えます 春待ちかねて 開こうとする 花の蕾さえ 歌を忘れたカナリアが 忘れた歌を思い出す いつだって 愛したい 愛されたいと 祈るわたし いつだって 救いたい 救われたいと 願うあなた あなたに逢えて あなたに逢えて 真心の歌が 聴こえてきました 心の中に 木々の命の 芽吹きが見えます 春待ちかねて 開こうとする 花の蕾さえ あなたに逢えて あなたに逢えて |
雨だれの唄小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 雨だれの音が やさしかった 雨だれの光が まぶしかった 冬の嵐の雨のあとの のきの日ざしが 朝を告げた 運命のように 寄せた嵐に 誓いをつなぐすべもしらず 激しいうねりに かじもとれず 若い僕らの 恋は 終った 新しい夢を あの人の胸にも 朝の光が 運んで欲しい 雨だれの音が やさしかった 雨だれの光が まぶしかった 冬の嵐の雨のあとの 虹の流れに 朝を知った 新しい夢を あの人の胸にも 朝の光が 運んで欲しい 運んでほしい | |
雨が降り時が流れて小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 高原をゆく 子馬たちよ まどやかに そして強くかけて行くんだ 目かくしされた 馬車馬の 親たちをあわれみながら 追い越して行くんだ 雨が降り時が流れて 忘れ物をせぬうちに 今年生まれた 渡り鳥よ まどやかに そして強くかけて行くんだ 同じ旅路に あきもせぬ 親たちをあわれみながら 追い越して行くんだ 雨が降り時が流れて 忘れ物をせぬうちに | |
改めて 恋は妙小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 清水信之 | 恋は妙なものだ 薄暗い暮らしに 急に光を射し 色鮮やかにする 恋は妙なものだ 一人を選び出し 他の人全てを もっと他人にする 恋は駄目なものだ 違い夢に向かい 励んでた心を 直ぐヘナヘナにする 恋は駄目なものだ 実に薄っぺらで 中身の無い歌に 涙させたりする 恋はいつも 相手の中に 見つめてるよ 自分の夢を 愛は不思議 自分の中に 慈しむよ 相手の夢を 恋は嫌なものだ 胸底に勝手に 住み着いて家主の 言うことを聞かない 恋は嫌なものだ 昨日まであれほど 熱っぽかったのに 理不尽に冷え込む 恋は変なものだ 別れの深い傷 消し難い辛さも 時が葬り去る 恋は変なものだ また性懲りもなく 漸くの静かな 暮らしに忍び寄る 恋はいつも 相手の中に 見つめてるよ 自分の夢を 愛は不思議 自分の中に 慈しむよ 相手の夢を 恋は妙なものだ 時に愛に変わり 捨ててもいい命 永くあれと祈る 恋は妙なものだ 愛し生きることを 生き甲斐幸せと 錯覚したりする 錯覚したりする |
同情(あわれみ)小椋佳 | 小椋佳 | 塚原将 | 小椋佳 | 花の散ることは淋しいことなのだが 花の散ることは誰でも知っていて やがて実のなる頃には すっかり忘れてしまうのに ほんの短い時間が 余りにひっそりとする為に 情深い偽善者が 深刻な顔で腕をくむ その実を口にする時 誰が花のことまで想い出すものか ただ 甘ずっぱいと思うだけで 所詮 同情なんてそんなもの 可哀そうにと涙ぐんでる目に 花は満開の季節だ | |
幾度か旅行く小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 林有三 | 幾度か旅行く 東北は北東 客船の船客 流氷で漂流 西南は南西 奥山の山奥 草原の幻想 西洋の妖精 行き先知らず 先行き不明 予報正解 快晴日和 来週末は 嵐襲来 足掛け二年 駆け足続き 最愛の愛妻 貞操を想定 大半は反対 最悪の悪妻 物売りの売り物 沿岸の岩塩 豪商の称号 番頭が当番 近海の釣り 五月解禁 海の鮎魚女(あいなめ) 舐め合いしない 畑汲み取り 取組相撲 相撲取り口 口取りは馬 当年の年頭 休養を要求 筝曲を曲想 曲名は名曲 低音の音程 声楽の学生 感動に同感 有線を占有 天下安泰 日柄大安 園遊会は 遊園地にて 饅頭千個 庭に充満 暴飲過多で 陰謀成らず 晩秋も終盤 佃煮にダニ付く 幕内の内幕 明解に解明 犯行の公判 財団を断罪 角界の改革 明確な革命 泰平の世に だれる兵隊 外泊したら 迫害された 援助交際 最高裁へ ご苦労様な 牢獄暮らし 幾度か旅行く 物持ちの持ち物 南東で盗難 強盗の統合 親方は片親 寛大な代官 裁定は体裁 更生に成功 高齢なれど 散歩励行 槍投げはよし 投げやりは駄目 文献漁り 見聞広め 愛情深く 情愛熱く 幾度か旅行く 厳格な格言 重宝な包丁 性欲は抑制 象徴を嘲笑 総論も論争 相当の闘争 現実に実現 |
徒らに、戯らに小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 然したることも無いままに 君のあとさき行き違い 男と女 犬と猫 結局距離は縮まらず 夢が欲しさに 男とは 深く付き合い 女とは 浅く付き合う 旅人の 魂未だ 死に切れず 要領良さに 女とは 深く付き合い 男とは 浅く付き合う 洒落人の 魂未だ 殺されず 徒らに時走る 戯らに人笑う 神たなごころの 遊園地 然したることの無い憂さに 夢のコスモスひとむれを 真昼の空に 飛ばしつつ 目先の瑣事も捨て切れず 夢が欲しさに人集め 団欒談笑 さもなくば 放歌高吟 夜は更けて 人一人さえ 傷つかず 祭づくりに 人集め 理屈筋書 飾り立て 喝采の中 気が付けば 恋人遠く 背も見えず 徒らに時走る 戯らに人笑う 神たなごころの 遊園地 然したることも 無いけれど 眠れぬ夜を寝過ごせば 珈琲豆を 挽く君の 朝の歌声遠からず 何ものも無い 土を割る 雑草の芽の 鮮やかに 散歩決め込む 飼い犬は 尾を振りせがみ 吠え止まず さあれ見果てぬ 夢覚めず 僕が意気込む 試みの 先の儚さ 見透かして 君は手仕事 止めもせず 徒らに時走る 戯らに人笑う 神たなごころの 遊園地 然したることも無いままに | |
いつの日か旅する者よ小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小野崎孝輔 | 夜になお ざわめく者よ 魔法使いよ 悪魔よ あるいは 闇の天使よ さしのべる誘いは無駄と知るだろう ただひとつ 命かけた夢だ 新しい道 初めての旅 今宵砂漠の砂嵐襲い来ようと 明日はまた 地平の光にたぎる胸だ 夜になお 輝くものよ まだ見ぬものの 幻 あるいは 遠い未来よ 閉じた眼の瞼を熱くするほど 夜になお 湧き立つ憧れだ 新しい道 初めての旅 今宵ひととき 安らかな眠りを運べ 明日はまた 希望で私を蹴って起こせ いつの日か 旅する者よ この足跡を 見る時 あるいはそれを 踏む時 その胸に伝わる夢を知るだろう 夜になお 燃え上がる力だ 新しい道 初めての旅 今宵ひととき 安らかな眠りを運べ 明日はまた 希望で私を蹴って起こせ |
うす紅色の小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | うす紅色の 恋をして 一度位は 泣いてみたい 朝もやの よどむ池の水の面に やさしい音のハスの花 みつけた うす紅色の 恋ならば 涙きえても 呼んでみたい たそがれの ほのかに残るぬくもりに 野菊の花のささやきが きこえる | |
歌小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 星勝 | 幼い日に 訳も知らず いつの間にか 歌っていた 気が付いたら 歌が好きで 好きで好きで 歌っていた 暇さえあればいつも 歌を口ずさんでいた この世に遊びごとが 他に何も無くても いいほど 歌を卑しめている 街に溢れる歌 我慢できず私は みずから歌創り 始め 若い胸に 想い溢れ 次から次 歌ができた 歌うことも 創ることも 好きで好きで 歌ができた 歌は吐息溜息 愚痴嘆き憤り 歌は祈り呪(まじな)い 救われたい命の 隠れ家 底なし沼の上に 浮かべた丸木舟 位置の定まらぬ星 無限の闇空に 光り 恋には飽きたりする 愛も冷めたりするし 好きなことが好きでも ないと移ろう辛さ 儚さ 富士山に降る雨の 地中深く下り 尽きぬ清水となって 人々を潤す そんな 歌よ 湧き立て |
うなぎのじゅもん![]() ![]() | 小椋佳 | 小椋佳・宮原芽映 | 小椋佳 | まってるだけじゃ なにもおきない とおいみちでも でかけてみよう むずかしそうでも やってみようよ つまずいたって あきらめないで うなぎみたいに ねばりづよく ながく ゆめにむかって うなぎのじゅもん こころポカポカ おまじないだよ うなだれない うなぎ うなされない うなぎ あこがれに うながされ しあわせに うなずいて うさぎのうなじ うわぎのうらじ うなぎのうまみ うなぎのげんき こんき ゆうき ほんき うなぎ パイパイパイ おもいどおりじゃ おもしろくない いつもであいは おもいがけない よじれたみちでも いってみようよ ぶつかったって つかれしらずで うなぎみたいに ねばりづよく ながく ゆめにむかって うなぎのじゅもん こころポカポカ おまじないだよ うなだれない うなぎ うなされない うなぎ あこがれに うながされ しあわせに うなずいて うさぎのうなじ うわぎのうらじ うなぎのうまみ うなぎのげんき こんき ゆうき ほんき うなぎ パイパイパイ うなだれない うなぎ うなされない うなぎ あこがれに うながされ しあわせに うなずいて うさぎのうなじ うわぎのうらじ うなぎのうまみ うなぎのげんき こんき ゆうき ほんき うなぎ パイパイパイ | |
海辺の恋小椋佳 | 小椋佳 | 佐藤春夫 | 小椋佳 | こぼれ松葉をかきあつめ をとめのごとき君なりき こぼれ松葉に火をはなち わらべのごときわれなりき わらべとをめよりそひぬ ただたまゆらの火をかこみ うれしくふたり手をとりぬ かなひきことをただ夢み 入り日の中に立つけぶり ありやなしやとただほのか 海べのこひのはかなさは こぼれ松葉の火なりけむ | |
演歌みたいな別れでも小椋佳 | 小椋佳 | 中山ラビ・小椋佳 | 小椋佳 | 小野崎孝輔 | どうはかない 夢だったのと 下手な台詞は 云わないでくれ 会えば涙が つらさを増すと 手紙ならまだ 許せもするが なりゆきだけの 恋だったのか 演歌みたいな 別れだね 赤羽行きの 夜更けの電車 秋色深い 肩に揺れて あの日にかけた お前の目には 真もどきの 光が見えて 一緒にいたい 気にもなったよ 演歌みたいな 別れでも 愛のわだちが いとおしくなる 泥をはらって 抱きたくなるよ 冬の深さに 閉ざした心 旅のそぞろに 野火たく夜は 人恋しさに 帰りたくなる さよなら云わず 離れたことに 少しあかりを 捜したりする 演歌みたいな 別れでも 愛のわだちを たどりたくなる 泥をはらって 追いたくなるよ |
遠景小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | わざわざ選んだ古びた汽車の窓がかすむ 煙も汽笛も凍える空に向かう 訪ねた街は 肌さす寒さ 暖かな息をはきかける手が すぐまた痛くなるほどの 寒さを通り抜けてきた あなたに逢いにきた 胸にぬくもり 心にやすらぎ 不思議ね そばにいるだけで Woo Woo 互いを見つめて過ごした日々の光がよぎる 流れて止まない川面の波にはねる いつか気付けば 道は三叉路 いつの日か人はそれぞれにみな 異なる夢を抱くもの 遠くをじっと見はじめた あなたを感じてた 夢の拡がり 別れの間際に 心で そっと応援歌 Woo Woo いつの日か人はそれぞれにみな 異なる夢を抱くもの その夢をずっと追いかけるあなたを愛してる 胸にぬくもり 心にやすらぎ 不思議ね 遠く離れても Woo Woo | |
美味しい時間小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 暮らして行く ということは 時間全て 好きなことで 過ごすわけには ゆかないもの 忙しさで 手帳埋めて 充実だと 思い込んだ 愚かな日々は 遠い今も 君に逢いたい 逢いたいと 動く心が 今嬉しくて 今になって 一人だけを 特別だと 思う気持ち 瑞々しさに 驚いてる 他愛無さの 香り添えて 和む会話 少しの酔い 美味しい時間 融ける憂い 君に触れたい 触れたいと 騒ぐ心が 今嬉しくて 君はきっと 気づいてるね 逢えば直ぐに 君の笑みが ふと日常を 消し去ること 気づいてるね その歌声 馨しさで 僕を包み 別の世界へ 連れ去ること 君を讃えたい 讃えたいと はしゃぐ心が 今嬉しくて 君に逢いたい 逢いたいと 動く心が 今嬉しくて | |
老いらくの相聞歌 万葉集より8首を詠う小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 大坪稔明 | 黒髪に白髪交り 老ゆるまで かかる恋には いまだ逢はなくに ありつつも君をば待たむ うち靡(なび)く 我が黒髪に 霜の置くまでに 小半(こなから)の 酒に温もり おおらかな 万葉人の 心映え 胸に宿して この一夜 歳を忘れて 恋を歌おう 久方の月夜を清み 梅の花 心開けて 我が思へる君 久方の雨も降らぬか 雨障(つつ)み 君にたぐひて この日暮らさむ 散る桜 残る桜も 散る桜 古人(いにしえびと)の 達観は まだ先の事 この一夜 歳甲斐もなく 恋に耽(ふけ)ろう 鳰鳥(にほどり)の潜(かづ)く池水 心あらば 君に我が恋ふる 心示さね 外(よそ)に居て恋ひつつあらずば 君が家の 池に住むといふ 鴨にあらましを 恋ゆえか 若やぎ見せて その笑顔 よしや運命 ありとせば ただ感謝の句 この一夜 歳も悦び 恋を綴ろう 事もなく生き来しものを 老いなみに かかる恋にも我は逢へるかも ぬばたまの黒髪変わり 白けても 痛き恋には 逢う時ありけり 事もなく生き来しものを 老いなみに かかる恋にも我は逢へるかも |
黄金のパイザ小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 王の王を治める王のそのまた上の王 王の王を治める王のそのまた上の王 その王の使者のしるし黄金のパイザ その王の使者のあかし黄金のパイザ その王は日出づる国 その王は東の果て、幾万里 こんな小さな1枚の札に そんな力をあずけていいのか パイザ・パイザ………黄金のパイザ 王の王を治める王のそのまた上の王 王の王を治める王のそのまた上の王 その王の使者のしるし黄金のパイザ その王の使者のあかし黄金のパイザ その王にかしずく者 その王を恐れる者 幾万人 こんな小さな1枚の札に そんな力を頼っていいのか パイザ・パイザ………黄金のパイザ 王の王を治める王のそのまた上の王 パイザ・パイザ………。 王の王を治める王のそのまた上の王 パイザ・パイザ………。 | |
大空から見れば小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 大空から見れば 豆粒ほどの人間が 何より面白いものだろう。 ひしめきうごめきざわめきながらも 新しい何かを、築き上げる。 夢だけが持つ 明日という武器で いつしか道を きりひらいてる。 そんな人のあとを、追って行きたい。 大空から見れば 額に汗する人間が 何より美しいものだろう。 戸惑いためらい、つまずきながらも、 こみ上げる力の 限りつくす。 夢だけが持つ、明日という武器で いつしか道を、きりひらいてる。 そんな人のあとを 追って行きたい。 大空から見れば 夢を追いかける人間が 何より素晴らしいものだろう。 疲れと締めに、襲われながらも 捨て切れない希望を 握りしめる。 夢だけが持つ、明日という武器で いつしか道を、きりひらいてる。 そんな人のあとを 追って行きたい。 | |
置手紙小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 加藤武雄 | 未だ蒼く若い人への 余計なお世話か置手紙 生きてくだけでも厳しい それが君らの時代だよ まずは処世訓 大好きになれる何かを見つけなさい 更にはその好きなことに 特に得意になりなさい そう ならないことには 負け組になる これから時代は 9割がルーザー そう 覚悟決めて励み 好きで得手なものを持ちなさい まだ蒼く若い人へと 更なる願いを伝えたい 逆説的だが臆病が とるべき基本の姿勢だよ 君らの未来に 潜み待ち受ける汚れや危険らを 鋭く予感しそれらの 排除と事前の準備に努め 迎え撃つ力 逞しくあれ 臆病たること 恥じることはない その 恐れ不安疑念 こそが次代創る源だ 誇らかに 好きで得手を 獲得し 人生に実りあるように 豊かに過ごそう 臆病抱いて 恐れに勇気を添えて 身支度抜かりなく 悔いなく生きよう 悔いなく生きよう |
オナカの大きな王子さま小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | オナカの大きな王子さま 白いお洋服がやぶれそうだよーォ 金のボタンもとれそうだよー 魔法使いが持ってきた 空とぶじゅうたんはとばないんかなーァ 今夜のごちそうやめとこうかな 今日はペルシャと中国の とってもおいしいお料理だってさーァ ちょっとだけなら食べようかな オナカの大きな王子さま いつまでたっても食べてるんだねーェ お料理がぜんぶなくなりそうだよー オナカの大きな王子さま 空とぶじゅうたんに乗りたいなーァ お料理もぜんぶ食べたいなー | |
お前が行く朝小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | お前が行く朝 何を語ろう 出発の日だというのに 雨の季節だ 雨に霞んで お前の姿が消える時 せめて大声で もう一度呼びあおうか お前が行く朝 何を祈ろう 悲しいお別れじゃないのに 変な気分だ 雨に打たれて 心が沈んでしまうから せめて大声で 馬鹿野郎とでも言おうか お前が行く朝 何を歌おう 引き止める旅じゃないのに 雨の季節だ 雨にかくれて 残る寂しさを歌うより せめてさっぱりと どしゃぶりに濡れてみよう | |
想い出して下さい小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 想い出して下さい あの頃を あきらめることを 知らないで 野原に蝶々 追いかけて 迷った帰り道 日暮れ淋しく なきべそかいて やっとみつけた 家の燈り いつの間にか 白いあみ抱いて 夢みるあげは蝶 野原に蝶々 追いかけて 迷った帰り道 想い出して下さい あの頃を あきらめることを 知らないで 初恋の手紙 かきつづけ ねむれない 夜ふけ 胸の高なり おさえきれないで やっとみつけた ことばかいて いつの間にか 白い朝が来て やぶりすてる手紙 初恋の手紙 かきつづけ ねむれない 夜ふけ いつの間にか 白い時が来て 消えた熱い心 想い出して下さい あの頃を あきらめることを 知らないで 通りすぎてく 毎日が 新しい あの頃を | |
俺たちの旅![]() ![]() | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 夢の坂道は 木の葉模様の石畳 まばゆく長い白い壁 足跡も影も残さないで たどりつけない山の中へ 続いているものなのです 夢の夕陽は コバルト色の空と海 交わってただ遠い果て 輝いたという記憶だけで ほんの小さな一番星に 追われて消えるものなのです 背中の夢に浮かぶ小舟に あなたが今でも手をふるようだ 背中の夢に浮かぶ小舟に あなたが今でも手をふるようだ 夢の語らいは 小麦色した帰り道 畑の中の戻り道 ウォーターメロンの花の中に 数えきれない長い年月 うたたねをするものなのです 背中の夢に浮かぶ小舟に あなたが今でも手をふるようだ 背中の夢に浮かぶ小舟に あなたが今でも手をふるようだ | |
俺は本当に生きてるだろうか小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 谷川学 | これはと言える 何事もせず 一日過ぎた日 そんな日ばかり ただだらしなく 一週間も過ごすと 心沈んで 虚しさつのり 自らを責める お前本当に 生きているのか 生きているのかと 万に一つ 運を受けて 生まれ出でた この かけがえない 命活かす 挑み無くて 何の人生 ついつい怠惰に 流れる暮らしを 見返り自分を 諫めてみる お前明日こそ 生きてみるかと また改めて 問う 冷え冷えとした 世を生きること それだけで辛い まして遣り甲斐 生き甲斐なんて 容易く手には入らず もともと生きる 意味やら価値は 所与のものじゃない 自分で選び 創り出すもの そう嘯(うそぶ)く風 何の為に どんなことを 何処で為すか この 一度だけの 命活かす 励み無くて 何の人生 ついつい俯く 心を蹴とばし 希望の地平を 眺めてみる 怠け心を ふと抱え込む 日々を顧みて また責め言葉 お前本当に 生きてるだろうか 自分ながら 諄(くど)い詰問 情けないと 思う けれどこれが 俺の性分 捨て難くも 諦め知らず 夕陽を鏡に 自分を映して 自ら責め立て 鼓舞して行く 性懲りもなく 俺は本当に 生きているかと 問う |
開花小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 惜し気無く 故郷の大地 恵みを 施し 絶え間無く 海 山 川 生命(いのち)を 育む 指図も待たず 生きよう 生きようと 呼吸は止まらず 血液は巡る 自然の不思議 このいじらしい 生命(いのち)の 誘(いざな)いの その価値を感じ 芽吹きを悦(よろこ)び 開花誓おう Ah~a Ah~a まずは自分を 愛しみ 健やかに 創造の夢を 果たす試みの 暮らし築こう 出来ればさらに 人にも 自然にも 尽きない泉の 湧き上がる愛を 手渡ししよう この空間と 時間を 歓んで 営々と続く 豊かな開花で 充たし尽くそう Ah~a Ah~a Ah~a Ah Ah Ah | |
開幕の歌小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 谷川学 | そもそもが 歌うこと ことのほか 大好きで 歌あれば その他の 遊び事 何一つ なくていい それほどに 歌うこと 好きでした 青春期 終わるころ 歌創り 遣り始め 既にもう 喜寿の歳 見返れば 道遥か 年老いて 体力の 衰えは 残酷で ステージも 最後まで 持つかどうか 不安です 兎に角に 最後まで お付き合い 願います |
帰っちゃおうかな小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 敷石道の曲がり角 その敷石をけってみても まだ来ない まだ来ない あなたの為に 抱いてきたバラ その花びらを みんなみんな ほら むしっちゃって 何だか つらくなっちゃった 帰っちゃおうかな 帰っちゃおうかな 帰っちゃおうかな ああ 帰っちゃうから 敷石道の曲がり角 その敷石をけってみたら 会いたいな 会いたいな あなたを想い 眠った夜の 夢の出来事 みんなみんな ほら 消えちゃって 何だか 悲しくなっちゃった 泣いちゃおうかな 泣いちゃおうかな 泣いちゃおうかな ああ 泣いちゃうから | |
帰り道急ごう小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | たどり来た道のりを思いおこし その胸の時計の逆まわし 急ごう きずきあげた積木細工のもどかしさ ポケットにかくしたカエルの子 泣く気持ちすぐ解るあの頃に 急ごう 確かにあった宝ものだった ふたつない 昼下がり始めたかくれんぼ いつまでも見つけられない泣きべそ鬼よ 急ごう 夕焼け色がまだ残っているよ 帰り道 | |
顧みれば小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 大坪稔明 | 顧みれば 教科書のない 一度限りの 人生を まあよく生きて 来たと思う 友の支え 女性の救い 出逢いの恵み 数多く 運良く受けて 来たと思う 運命を 満喫したと 思われる今 顧みれば 過ち挫折 一度ならずの 重なりを まあよく越えて 来たと思う 力不足 才能超えて 果たせたことも 数多く 心は充ちて 来たと思う 運命を 満喫したと 思われる今 楽しみ 悲しみ 笑いも 涙も 生きていればこその 味わいと 瞳綻(ほころ)ばせて 見晴るかす 顧みれば 事故災いに 幾度ともなく 襲われて まあよく無事に 来たと思う 人が見れば 名も実も得て 心豊かな 暮らし振り 望み以上で 来たと思う 運命を 満喫したと 思われる今 楽しみ 悲しみ 笑いも 涙も 生きていればこその 味わいと 瞳綻(ほころ)ばせて 見晴るかす 顧みれば今 込み上げる想い わたしの運命に 関わった 全ての人々に ありがとう |
風車まわれ小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 母のいない留守は つまらない 1人オモチャ箱を さがすとき 目についた 風車 そとは風がふいて さむそうな 羽根がひとつなくて 冬の日に かじかんだ 風車 まわれ まわれ 風車 幼な子の瞳がかがやくよ 赤と青と黄色 きみどりも きれいだよ 風車 羽根をとおりぬけて音がする うれしいな風車 まわれ まわれ 風車 幼な子の瞳がかがやくよ 午后の日ざしに 風がやみそうな 音も色もなぜか さみしげに 止まりそう 風車 まわれ まわれ 風車 幼な子はいつかかけだすよ かけないと止まりそう かけないと止まりそう まわれ まわれ まわれ まわれ 幼な子がいききらしかけてゆく | |
風は過ぎ人も過ぎ小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 風も過ぎ星も過ぎ 時は過ぎ人も過ぎ かわいた心持ち 悔いもなくさすらう 海の色遠くはるかに その果ては空に重なり 空の色はどこまでも青く どこまでも青い世界に 諸人は夢の小鳥を 離した日々をいつか忘れ 風も過ぎ星も過ぎ 時は過ぎ人も過ぎ かわいた心持ち 悔いもなくさすらう いつの日か友とうたった わらべ唄 故郷の山 素足ぬらした あの小川は せせらぎにそっと浮かべた 笹舟の明日の生命の 知る由ないそのはかなさ 風も過ぎ星も過ぎ 時は過ぎ人も過ぎ かわいた心持ち 悔いもなくさすらう はかなきは人の言葉よ 恋人は愛の言葉を せめての頼りに 限りつくし 限りなき旅を続けて 山彦の返す間もなく 今 又明日の 旅支度よ ラ……… ラ……… ラ……… | |
傾いた道しるべ小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 星勝 | 幸せの中で つきあたりを見ることはありませんか 訪ねくるゆらめきは 秋の旅人 光をぬけて わきたつまきかぜ 心の中の三叉路で 傾いた道しるべ 君の愛がささえています 幸せのはずが まゆを寄せてほヽづえをついているのは めぐりくるゆらめきか 冬の足音 誰にでもある 一人のためいき 心の中の三叉路で 傾いた道しるべ 君の愛がささえています 幸せの中で つきあたりを見ることはありませんか 三叉路ばかりの 道しるべもない 僕の道を 君も歩いてくれるんですね 三叉路ばかりの 道しるべもない ラララ…… ラララ…… |
記憶小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 人生という 舞台で あなたは どんなドラマを 演じてきましたか それを見るには 思い出すべてを 束ねる他に 手立ては無いのです そこであなたは 気が付くでしょう 過去の全てが 記憶されては いないということを 記憶の束が あなたの シナリオ あなたはそこに 集約されている さらにあなたは 気が付くでしょうか 記憶するのは あなたではないこと 言い換えるなら あなたの中の 別の何かが 記憶の作業 勝手にしていると 記憶装置は あなたの 希望や あなたは意志と 関わらず働く 何を記憶に 残すか捨てるか 記憶装置の 好み次第だから つまりあなたの 舞台シナリオ 書いているのは あなたでなくて 書かれているのです さーてあなたは 記憶の 作家と どう付き合うか 考えるでしょうか 恋する時に 恋人の好み 特質をよく 知ろうとするように あなた自身の 記憶装置を よく知りましょう 素敵なドラマ 描き上げるように | |
キシェラック ヤイラック小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 秋から冬を羊追い追い キシェラック キシェラック 春から夏も羊追い追い ヤイラック ヤイラック 私が欲しいものは 誰にも見たことのない春の 一番遠い星 夜の妃が あり余る宝石を ちりばめて 誘うのだけれど 一番遠い星は その衣装のかなた 秋から冬を羊追い追い キシェラック キシェラック 春から夏も羊追い追い ヤイラック ヤイラック 私が欲しいものは 人の目のとどかない秋の 一番遠い星 夜の妃が 悩ましく肩止めの 流れ星 落とすのだけれど 一番遠い星は その飾りのかなた 秋から冬を羊追い追い キシェラック キシェラック 春から夏も羊追い追い ヤイラック ヤイラック おやじも母も羊追い追い キシェラック キシェラック 昔も今も羊追い追い キシェラック キシェラック | |
木戸をあけて −家出する少年がその母親に捧げる歌−小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | あなたの後ろ姿にそっと別れをつげてみれば あなたの髪のあたりにぽっと明かりがさしたよな 裏の木戸をあけて一人夜に出れば 灯りの消えた街角 足も重くなるけれど 僕の遠いあこがれ 遠い旅は捨てられない 許してくれるだろうか 僕のわかいわがままを 解ってくれるだろうか 僕のはるかなるさまよいを 裏の木戸をあけていつかつかれ果てて あなたの甘い胸元へきっともどりつくだろう 僕の遠いあこがれ 遠い旅の終るときに 帰るその日までに 僕の胸の中に語りきれない実りが たとえあなたに見えなくとも 僕の遠いあこがれ 遠い旅は捨てられない | |
君の声聴けば小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 武沢豊 | 波を遊ばせ 岸辺囁く 風受け止めて 木の葉は歌う 聖なるものを その身に誘い 君は汚れず 無垢な魂 美しき夢 奏でるに任す 君の声聴けば 君の声聴けば 星呼吸して 光それぞれ 自由なままに 星座を創る 往き暮れている アリと人とを 君 甘やかな 涙を堪え 和毛の槍の 憐れみを投げる 君の声聴けば 君の声聴けば 時間がくれた重ね着 選び直して 時間をかけて身軽な 姿に帰ろう まだ旅人であれと 瞳こらせば 雨だれに虹 耳を澄ませば 湧き水誕生 欲望色の 古地図を捨て 君を視つめて 未知の世界の 畏れ・寂しさ 悦びで包む 君の声聴けば 君の声聴けば 君の声聴けば 君の声聴けば |
狂気小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 林有三 | 人は皆 人並みの 立ち居振る舞い 辛うじて 人並みの 立ち居振る舞い 正常と 異常とは ガラス一枚 何時だって 紙一重 正気と狂気 何時と 知らずに 狂う人 それと 気付かず 狂う人 人の 弱さ 恐れ戦(おのの)く 私よ 人は皆 人並みの 立ち居振る舞い 実は皆 何処かしら 外れて狂い 薄い ガラスで 闇光 正気 狂気は 紙一重 人の 弱さ 多く見過ぎた 私よ |
くぐりぬけた花水木小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | その花の道を来る人の 明るい顔の不思議さに くぐりぬけてみる花水木 どことあてもない旅先で そぞろ歩きの空と道 囲みつくした花水木 何故か君のことを 何故か君のことを 考えてます あれ程疲れていた僕が 何か夢でも見たような まどろむ光の花水木 立ちすくむ人の心には 押し花にした思い出が よみがえり咲くか花水木 何故か君のことを 何故か君のことを 考えてます そのあざやかさは何もかも 捨て去ってきたこの僕の 旅を見下す花水木 敷きつめた花のやさしさに こんな場所なら君を今 すぐにも呼びたい花水木 何故か君のことを 何故か君のことを 考えてます その花の道を来る人の 明るい顔の不思議さに くぐりぬけてみた花水木 | |
恋、してしまうもの小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 今年始めた 鉢植えの 出窓近くの 夕顔の 一輪ごとの 白い花 閉じる季節の もの足りなさを 逢ったばかりの あの人に 預けるだけで いいものを 恋はするもの されるもの いえいえ 恋はしてしまうもの 何もしてない 時がふえたり 電車ひと駅 乗り過したり もう何年も ひき出しの 奥に寝ていた ノートなの 半分以上 白いまま 次の事件を 待っていたよう あなたのことを 書き始め あなたのことが 書き切れず 恋はするもの されるもの いえいえ 恋はしてしまうもの 壁の暦に しるしつけたり 電話鳴るたび鏡を見たり なぜかあなたの ことだけは のどにつかえて 石のよう とくに親しい 友だちに 華やぐ声で 話したいのに 季節待ち切れず 咲くキンセンカ 恋はするもの されるもの いいえ してしまうもの | |