原譲二作曲の歌詞一覧リスト  375曲中 1-200曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
まつりPLATINA LYLIC北島三郎PLATINA LYLIC北島三郎なかにし礼原譲二男は祭りを そうさ かついで 生きてきた 山の神 海の神 今年も本当に ありがとう 白い褌(ふんどし) ひきしめた 裸若衆に 雪が舞う 祭りだ 祭りだ 祭りだ 豊年祭り 土の匂いの しみこんだ 倅その手が 宝物  男は祭りで そうさ 男を みがくんだ 山の神 海の神 いのちを本当に ありがとう 船に五色の 旗をたて 海の男が 風を切る 祭りだ 祭りだ 祭りだ 大漁祭り 見ろよ真っ赤な 陽が昇る 倅 一番船をこげ  燃えろよ 涙と汗こそ 男のロマン 俺もどんとまた 生きてやる これが日本の 祭りだよ
GOLD LYLIC北島三郎GOLD LYLIC北島三郎星野哲郎原譲二斉藤恒夫流れる雲の 移り気よりも 動かぬ山の 雪化粧 ガンコ印の 野良着をまとい 生きる師匠(おやじ)の 横顔に おれは男の 山をみた おれもなりたい 山をみた  けわしい山に 登ってみたい 自分の道を 極めたい それは男の 見果てぬ夢か 山に登れば その山の 山の向こうに 待っている 山の深さを 知るばかり  目先のことに うろちょろするな 昨日(きのう)と同じ 今日はない それが師匠(おやじ)の 口癖だった たった一度の 人生を 花にするのも がまんなら 山にするのも またがまん
GOLD LYLIC北島三郎GOLD LYLIC北島三郎仁井谷俊也原譲二この世には 眼には見えない橋がある 親子を繋(つな)ぐ 橋がある 這(は)えば立て 立てば歩めと 大事に育て… 親から旅立つ 日が来ても 一生忘れぬ 橋がある  世間には 縁(えん)という字で結ばれて 夫婦(めおと)で築く 橋がある 倖せの 春はいつでも 足踏みだけど… ふたりでいたわり 庇(かば)いあい 死ぬまで寄り添う 橋がある  男には 夢を拳(こぶし)で握りしめ ひとりで渡る 橋がある 向かい風 今日も行(ゆ)く手を 邪魔するけれど… 勇気・誠実(まごころ) この汗で 明日へ架けたい 橋がある
GOLD LYLIC北島三郎GOLD LYLIC北島三郎野村耕三原譲二雪の降る日も 雨の日も 竹は節目で 伸びてゆく 人もまた 己(おの)れが道の一里塚 確かめながら 行けばいい そこに出逢いも 彩りも ああ…粛々(しゅくしゅく)と 行けばいい  月の世界に 憧れて 竹に託した 夢もある 人はみな 見果てぬ夢の夢灯り しっかと抱いて 生きりゃいい 熱い想いを 温(ぬく)もりを ああ…粛々と 行けばいい  花の咲くのは ただ一度 竹は寿命(いのち)が 尽きるとき 人もまた 上辺(うわべ)の花を飾るより 誠実(まこと)の花を 持てばいい こころ豊かに しなやかに ああ…粛々と 行けばいい
男の人生GOLD LYLIC北島三郎GOLD LYLIC北島三郎いではく原譲二前田俊明花の咲く道 茨(いばら)の道も 人はそれぞれ 運命(さだめ)を歩く 義理を背負って 真実(まこと)を抱いて 奥歯かみしめ 生きてきた ふり向けば 五十年 男の人生さ  暗く寂(さみ)しい 世の中だって じっと見つめりゃ 灯りが見える 苦労なやみは 月日の川に 流し渡った 星の数 おまえには ありがとう 男の人生さ  夢の一文字(ひともじ) 近そで遠い 知っていながら 見た夢いくつ 泣きと笑いの 生きざま織れば 腹を括(くく)って しめる帯 真っすぐに 一筋(ひとすじ)の 男の人生さ
男道GOLD LYLIC北島三郎GOLD LYLIC北島三郎原譲二原譲二どこから吹いてくる 葵の風が 弱音はいたら負けと 背中にからみつく じんと じんと じんと じんじと 沁みて あゝ 人道無限 男道  どこかで泣いている 情けの花が 咲いていてくれまんま 未練の雨ん中 じんと じんと じんと じんじと 辛い あゝ 人道無限 男道  どこかで吠えてやる 葵のうたを 燃やせ命の限り 真実の道をゆく じんと じんと じんと じんじと 仰ぐ あゝ 人道無限 男道 
夫婦一生GOLD LYLIC北島三郎GOLD LYLIC北島三郎仁井谷俊也原譲二前田俊明初めて出逢って 結ばれて 気がつきゃ苦労の 九十九(つづら)坂 時には妻に 時には母に おまえいりゃこそ 今日がある 夫婦(ふうふ)一生 よろしく頼むよ これからも  着たきり雀の あの頃は 裏町こぼれ灯(び) 夢見酒 明日(あした)が見えぬ 暮らしの中で 陰でささえて くれた奴 夫婦一生 こころで言うのさ ありがとう  この次この世に 生まれても やっぱりおまえが 恋女房 しんどい時は いたわりあって 俺が今度は 尽くすから 夫婦一生 ふたりは道づれ どこまでも
あじさい情話GOLD LYLIC北島三郎GOLD LYLIC北島三郎星野哲郎原譲二心変わりは 憎くても 逢えばおまえが 離せまい 俺の負けだよ 戻っておくれ 明日に咲こうと ささやきかける 花はあじさい おとこの泪  夢で抱きしめ 名を呼べば 枕つめたい ひとり寝の 夜半の箱根の 湖畔を走る 雨の糸さえ みれんを束ね 窓にあじさい おんなの泪  花で日暮れた 湯の街の 朝は愁いの 始発駅 泣いて手をふる あの女よりも 逢えず別れる 男の胸の 辛らさ伝えよ あじさいの花
飛騨の龍GOLD LYLIC鳥羽一郎GOLD LYLIC鳥羽一郎柴田ちくどう原譲二丸山雅仁飛騨(ひだ)の匠(たくみ)と 言(い)われる日まで 二度と木曽路(きそじ)の 地は踏まぬ 広い世間を 敵(かたき)に回し 頑固一徹 通した意気地(いきじ) 棄てて修業の 棄てて修業の 旅に出る  樵(きこり)三年 山出し二年 年季(ねんき)半(なか)ばじゃ 未だ雛(ひよこ) 屋根が傾く 掘っ立て小屋で 修羅のすがたで 仏像(ほとけ)をつくる 山岳(やま)の行者(ぎょうじゃ)の 山岳の行者の 技を見た  肌で覚えた 職人芸の 真(しん)の値打ちは 侘びと寂 固い檜の 一枚板に 彫って見せるぜ 命を懸けて 天下無双の 天下無双の 昇り龍
大器晩成GOLD LYLIC島津亜矢GOLD LYLIC島津亜矢星野哲郎原譲二南郷達也枝を張るのは まだ早い いまはしっかり 根をのばせ 大器晩成 あしたにかける 夢と希望の 大空を 雲が流れる 悠々と  まぐれ当たりも あるけれど それを狙えば 遠まわり 大器晩成 地道(じみち)な努力 ものをいう日が くるまでは 牛の歩みを くりかえせ  笑うときには 豪快に 嘘も真実(まこと)の 一里塚 大器晩成 ただまっしぐら 若く凛々(りり)しい 足跡を 刻みつけよう この大地(だいち)
涙の花舞台GOLD LYLIC北島三郎GOLD LYLIC北島三郎原譲二原譲二丸山雅仁辛い 悲しい 別れが来たね 初めて出逢った あの日から 季節(とき)は流れて 幾年(いくとせ)過ぎて 語りつくせぬ 想い出は この胸に この胸に 抱いて最後の花舞台  泣いちゃいけない 泣いたら駄目と 云った言葉の 裏で泣く 厚い情けは それぞれに 持ちつ持たれつ それもいい この命 この命 賭けて最後の花舞台  いつか どこかの 楽屋の隅で 再び会えたら 泣くだろう 声にならない 涙の瞳 芸の為なら 果てまでも この姿 この姿 飾る最後の花舞台
人道GOLD LYLIC北島三郎GOLD LYLIC北島三郎いではく原譲二丸山雅仁義理だ恩だは 古いと笑う そういうおまえは ひとりで暮らしてきたのかい 世の中は 持ちつ持たれつ 生かされ生きる はずしちゃならない 人の道  花が咲くには 助けがいるさ 雨土陽ざしと 天地の恵みがあればこそ 人もまた 愛と誠実(まこと)で大きく育つ やさしさ忘れぬ 人の道  受けたご恩は 世間に返す 日本人なら 変わらぬ道理さ昔から 人生は こころ通わす行き帰り橋 情けがみちづれ 人の道
年輪GOLD LYLIC北島三郎GOLD LYLIC北島三郎関根縋一・補作詞:石本美由起原譲二雪の重さを 撥ねのけながら 背のびしたかろ 枝も葉も 山に若葉の 春がくりゃ よくぞ耐えたと 笑う風 苦労、年輪 樹は育つ  みどり絶やさぬ お山の掟 守りつづけて 子や孫に 強く伸びろの 親ごころ 枝を切る木に 血が通う 苦労、年輪 樹は育つ  いつか世に出て 大黒柱 夢のようだが 夢じゃない 願い重ねた 歳月に 熱い想いが 生きている 苦労、年輪 樹は育つ
演歌兄弟GOLD LYLIC北島三郎・鳥羽一郎GOLD LYLIC北島三郎・鳥羽一郎原譲二原譲二南郷達也男同志で 酒呑む時は なりはかまうな 遠慮はなしだ 男は(男は)演歌だぜ(演歌だぜ) なぁ兄弟よ 人と言う字は 片寄せ合って もちつもたれつ あゝ生きている  故郷を思えば この眼がうるむ どこか似ている 二人じゃないか 男は(男は)演歌だぜ(演歌だぜ) なぁ兄弟よ 俺が引くから お前は押しな かわす冷や酒 あゝ雨屋台  つらい涙は 生きてる証し つもる苦労も 苦労にゃならぬ 男は(男は)演歌だぜ(演歌だぜ) なぁ兄弟よ なせばなるんだ なさねばならぬ あわす目と目に あゝ血が通う
剣山北山たけし北山たけし麻こよみ原譲二前田俊明雨風耐えて 堂々と 天にそびえる 凛々(りり)しさよ 望みがでかけりゃ 苦労も多い 今日の我慢が 明日(あす)を呼ぶ はるか見下ろす 瀬戸の海 夢を貫く 剣山(つるぎさん)  流れる汗を 手で拭(ぬぐ)い ぐっと唇 かみしめる 人生山道 まだ登り口 自分を信じて どこまでも 続くこの先 あせらずに 雲がたなびく 剣山  望みをいつか かなえたら 会いに行きたい 人がいる しっかりしろよと 励ますように 気高(けだか)き山の 頼もしさ 心迷わず ひとすじに 夢を貫く 剣山
高尾山北島三郎北島三郎いではく原譲二南郷達也天下取るのは 昔から 人の助けと 時の運 夢のでかさは 心の広さ 初心忘れず 登って来いと 教え見守る あゝ高尾山  山の値打ちは ここにあり 人に好かれて 価値がある 姿だけでは わからぬけれど 深いふところ 情けに厚い 魂(こころ)気高き あゝ高尾山  時に暴れる 谷川も なだめすかして 抱いている 人の集まり 十人十色 草木育てて 自分も生きる 山は祈りの あゝ高尾山
浪漫 -ROMAN-憲三郎&ジョージ山本憲三郎&ジョージ山本原譲二原譲二川村栄二一人前の 男になりたい ただそれだけで 後にした故郷(ふるさと)  都会(まち)の明りが 目に沁みる夜は ひとりの酒も 上手に飲めない  あー 時の流れに あー 守れるものは 失(な)くすものより 少ないけれど  友よ 憶えてるかい? 語りあった 夢の話を 友よ… 友よ… 信じあった あの日の浪漫(ROMAN)  金がすべてと 今流(いまどき)の文句 少し疲れて 訪れた海岸  人生の意味 叫んでみるけど うねる波間に カモメが鳴くだけ  あー 人の流れに あー とどまる事は 進む事より 難しいけど  友よ 憶えてるかい? 辛い時の 人の情けを 友よ… 友よ… 探している あの日の浪漫(ROMAN)  友よ… 友よ… 信じあった あの日の浪漫(ROMAN) 探している あの日の浪漫(ROMAN)…
がまん坂北島三郎北島三郎原譲二原譲二俺がやらなきゃ 誰がやる 廻り道だぜ 風が吹く 傷つきながらも 後振り向かず 男なりゃこそ 辛くても 今に花咲く アーヨイショ がまん坂  辛い涙が 枯れたなら 嬉しい涙が 涌いてくる なぐさめ はげまし くじける心 叱りながらも この胸に 抱いて日暮れの アーヨイショ がまん坂  雨を降らした 雲が飛ぶ 花を散らした 風がゆく 破れて流れりゃ 男の負けさ 浮世七坂七曲 越えてゆきます アーヨイショ がまん坂 
男酒鳥羽一郎鳥羽一郎水木れいじ原譲二前田俊明夢ものぞみも 故郷(ふるさと)も 今じゃ演歌の 中だけか 想いだすなぁ しみじみと 昔なじみの 路地灯(あか)り… そんな時代も あったぜと 飲みほす今夜の コップ酒  昭和みなとの 女はョー 情(じょう)にもろくて 泣き虫で 想いだすなぁ しみじみと 雨がしょぼしょぼ こんな夜は… 忍(しのぶ)・チー坊・たえちゃんも 幸せだったら いいけれど  生きる痛みを まだ知らず 肩で風切る 若い奴 想いだすなぁ しみじみと 独(ひと)りみつめる 掌(てのひら)に… 俺は俺だと 見栄をきる 男のこころの 花道で
炎の男北島三郎北島三郎原譲二原譲二男の俺が 選んだ道だ たとえ茨の 道だとて 決して 決して 決して 泣いたりは しないさ 負けてたまるか ぐっと 睨むこの目に 血がたぎる  惚れた女もいたにはいたが 恋におぼれりゃ 遠廻り 何んで 何んで 何んで 今さら愚痴なんか 云わぬつもりが ぐっと あおる冷や酒 歯にしみる  我慢だ 我慢だ 試練に耐えりゃ たてた誓いも 夢じゃない 燃えろ 燃えろ 燃えろ 炎の男なら 明日に生きるさ ぐっと あおぐ夜空に 高笑い
のろま大将大江裕大江裕仁井谷俊也原譲二南郷達也どじでのろまと 嘲笑(わら)うけど 一生懸命 生きてます 何か始めりゃ つまずき転ぶ それでも夢は 捨てません 不器用で ごめんなさいね どうか宜しく お願いします  親に友達 世間さま いつも心配 かけてます 幼な頃から お調子者で 何をやっても 早とちり 不器用で ごめんなさいね どうか宜しく お願いします  愚図と叱られ 泣いた日も 今じゃ想い出 忘れない 一歩は千里に 続いているさ いつか見てくれ 大物に 不器用で ごめんなさいね どうか宜しく お願いします
箱根のおんな北島三郎北島三郎星野哲郎原譲二あなたを捨てた 報いでしょうか 男にゃ泣いたと 風便り 白から赤へ 赤から青へ こころを変える あじさいの 花をみるたび おもいだす にくい 恋しい 箱根の女よ  届かぬ恋に 苦しむよりは 死んで解きたい 恋縛り 大湧谷の 煙りの中で 愛しさつのり 叫んでみた 俺のこころに いまもなお 住んではなれぬ 箱根の女よ  みどりに晴れた 芦の湖さえも 噂をくれぬ きみのこと 尋ねる今日も 湯本に暮れて 滝音ばかり 塔の沢 ひとり別れの 酒くめば つらい 逢いたい 箱根の女よ
津軽おとこ節北山たけし北山たけし原譲二原譲二南郷達也故郷(くに)を出る時 お岩木山の 吹雪く鳴き笛 背中で聞いた 恋も未練も 津軽の郷(さと)へ 埋めて来たのさ 太棹(ふとざお)抱いて 津軽じょんから おとこ節 おとこ節  雪の津軽に 別れを告げて 夢に漕ぎ出す 都会の海で 耐えることなら 馴れてはいるさ 負けてなるかと 太棹(ふとざお)抱いて 津軽じょんから よされ節 よされ節  三味が唸れば 魂(こころ)が燃える やれば出来ると 高鳴る鼓動 晴れの舞台に 立つその日まで 今日も命の 太棹(ふとざお)抱いて 津軽じょんから おとこ節 おとこ節
島津亜矢島津亜矢久仁京介原譲二遠山敦生きる覚悟と 死ぬ覚悟 悔しなみだは おのれの糧さ 勝たねばならない 人生だけど 負けたあいつの 痛みもわかる 花と咲かせよ 花と あゝ生きてゆく  つらいがまんが あればこそ 勝負どころに 気合がこもる 握った拳の その手の中に 何を残すか 魂ひとつ いのち燃やせよ いのち あゝ風が吹く  強きゃいいさと 云う奴に 見せてやりたい 心と情け 真の値打ちは 他人が決める おれは行くのさ おのれの道を 熱い眦 熱い あゝ滾らせて
百年の蝉北島三郎北島三郎田久保真見原譲二丸山雅仁季節はずれの 一本杉で 命を終える 蝉を見た 我慢七年 土ん中 お天道様に 逢うまでの 長い苦労を 背負ってないた 一途な姿 胸を打つ  諸行無常と 晩夏の風が つぶやくように 吹きぬける 落ちてころがる 空蝉(うつせみ)の やるだけやった 潔(いさぎよ)さ 悔いも迷いも 小さなことと 遙かな空に 諭(さと)される  人の一生 百年ならば 百年叫ぶ 蝉になれ 明日死ぬ気で 生きたなら 今日の重さが 変わるだろ 時の流れに 踏ん張りながら 不動の心 抱いてゆく
男一代北島三郎北島三郎原譲二原譲二神が俺(おい)らに 与えてくれた 命と言う名の 預かりものを 護り通して 生き抜くからは 人に優しく 情けにあつく 男一代 燃えてやる  苦労かけるが 許して欲しい 今更どうなる 後へは引けぬ 進むばかりが 道ではないが 山より高く 海より深く 男一代 燃えてやる  時世時節(ときよじせつ)が 変りはしても 誠の一文字 こころに抱いて 決めた道なら 迷いはしない 胸にきざんで 腹におさめて 男一代 燃えてやる
アイヤ子守唄福田こうへい福田こうへい原譲二原譲二伊戸のりおアイーヤー アー  ねぶたが自慢の 津軽の里を 一人夢追い 都の空へ しばれる峠は 雪の道 濡れたまつ毛が 凍りつく アイヤ節 アイヤ節 今も聞こえる 母の 母の 子守唄  寒さや辛さは 我慢の季節 教え見護る 岩木山(いわきさん) 急ぐな焦る(あせ)な 俯く(うつむ)な 迷い心(ごころ)は 吹き流せ アイヤ節 アイヤ節 お国訛(なま)りは 母の 母の 子守唄  太棹(ふとざお) 三味(しゃみ)の音(ね) 道連れに 明日に望みの 花よ咲け アイヤ節 アイヤ節 抱いた願いは 母の 母の 子守唄
海峡しぐれ藤あや子藤あや子原譲二原譲二南郷達也今度この世に 生まれたら きっとお前と 暮らしたい そんなセリフを 残したままで 恨みませんが つら過ぎる 運命(さだめ)哀しい 海峡しぐれ  風の吹く夜は 寒い夜は あなた呼んでる 声がする 見えるはずない 面影追えば 未練でしょうが もう一度 せめて逢いたい 海峡しぐれ  迷い心は 捨てました つのる思いも 消えました 廻り道でも これから先は 強く生きます 倖せに 誓う女の 海峡しぐれ
未来北島三郎北島三郎大地土子原譲二宮崎慎二憧れ頼りに 長い闇を潜れば 華と信じた 砂の都 時代の風に 吹き曝されて どこに転げる 迷い人 慰めるより 励まし合って 諦めるより 心焦がして 行こう 未来へ行こう  情けに溺れて 回り道はしたけれど どこか似ている 霧の都 無情の雨に 弾かれながら 何を見つめる 憂い人 投げ捨てるより 受け止め合って 涙するより 心燃やして 行こう 未来へ行こう  慰めるより 励まし合って 諦めるより 心焦がして 行こう 未来へ行こう 未来へ行こう 
明日を信じて原田悠里原田悠里原譲二原譲二前田俊明いくつ越えても その先に 続く試練の のぼり坂 ままにならない 世の中に 女がひとり 生きてくからは 泣いた分だけ あゝ 倖せが  耐えることには 馴れてるが 曇るこころが やるせない 未練ばかりが 追いかけて 今夜もひとり 生きてくからは 星に願いの あゝ 夜の町  道ははるかに 遠くても あつい情けは 忘れない これでいいのよ これでいい 女がひとり 生きてくからは 明日(あす)を信じて あゝ 出直せる
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
人生に乾杯北島三郎北島三郎たかたかし原譲二南郷達也どしゃ降りの 雨ん中 ずぶぬれに 濡れながら 口惜(くや)しさに 立ち呑みの 冷酒(ひやざけ)に 憂さをはらして がむしゃらに がんばった おれたちの人生に あぁ乾杯  志(こころざし) ふところに 荒波を 越えて来た 若さゆえ 失敗(しくじり)も あったけど 希望(のぞみ)すてないで 踏ん張って 生きてきた おれたちの青春に あぁ乾杯  桜咲く この国に 生かされて 励(はげ)まされ あかあかと この命 惜(お)しみなく 生きて愛して ありがとう あかね雲 おれたちの人生に あぁ乾杯
男の勝負北島三郎北島三郎原譲二原譲二伊戸のりお先も見えない 今の世に 迷うばかりと 人は云う 運や倖せ 待ってちゃ来ない やれば出来るさ 死ぬ気になれば これが男の 人生勝負  泥に汚れて 踏まれても 目指す心は 変わらない 人に頼れば 振り落とされる 夢は自分で 掴まえなけりゃ これが男の 人生勝負  たとえ小さな 願いでも 我慢ばかりじゃ 進めない 熱い血潮は 運命(さだめ)と共に 明日(あす)を信じて 勝ち取るまでは 行(ゆ)くが男の 人生勝負
北島三郎北島三郎木下龍太郎原譲二ここでいいなら 頂上だけど 先を見上げりゃ まだ中半(なかば) 男なりゃこそ 他人(ひと)より重い 夢を背負って 登りたい 峠と言う名の 一生を  命綱より 離せぬものは 惚れたお前の 心杖 こんな男の 明日に賭けて 共に歩いて 呉れるのか 峠と言う名の 一生を  花と散るとき 男は見たい 生きた証の 足跡を 一歩一歩を 大地に刻み 天を目指して 登りたい 峠と言う名の 一生を
流れ雲北山たけし北山たけし下地亜記子原譲二丸山雅仁沈む夕陽を 懐(ふところ)に入れて 寒い心を 温(あたた)める 明日(あす)は何処(いずこ)か 旅の空 運命(さだめ)の風と ともに 男は 男は 男はさすらい 流れ雲  すまぬ許せと あの人に詫(わ)びて 熱い情けに 背を向ける どうせ ぬくもり やすらぎは 俺には遠い 夢か 男は 男は 男はさすらい 流れ雲  うしろ見ないで 弱音など吐かず 命ひとすじ 生きてゆく 砂を噛むよな 淋しさを 隠して今日も ひとり 男は 男は 男はさすらい 流れ雲
温故知新島津亜矢島津亜矢星野哲郎原譲二ながい道程(みちのり) 歯をくいしばり やっとここまで 歩いてきたな ごらん空には 流れ雲 背のびしないで 暮らそじゃないか 人生まだまだ いいことあるさ!  勝った負けたは 他人の値踏み いつか誰かが 教えてくれた 塩をつかんで 枯れ枝に まけば梅の香 ほろりと匂う 濃いめの人情で 行こうじゃないか!  どんな時代も 肩よせあって 俺とおまえは ぶれずに生きる 温故知新だ 人の道 握りこぶしは 心でにぎり 笑顔が一番 自然でいいな!
北島三郎北島三郎たかたかし原譲二春には花が咲き 夏には鳥が囀く 秋には目冴えて 冬には雪が降る あーあーあー 美しき国よ めぐる季節に 人は心をひらき 神々と酒をくむ 忘れていても 深き闇から 熱くよみがえるものがある それは 日本の魂  男は仰ぎ見る 気高き富士の山 女はあこがれる 桜の花の色 あーあーあー すばらしき国よ おれとおまえを 生みし母なる大地 神々の集う里 流れる川の 深き底には 光り輝くものがある それは 日本の魂 それは 日本の魂
その名はこゆき山口ひろみ山口ひろみ数丘夕彦原譲二南郷達也北の女を くどくなら 秋の終わりに するがいい ひとり冬越す つらさがわかる 女ごころに 日暮れが早い 雨の雨の札幌 とまり木同志 こぼれたお酒で書いた その名はこゆき  北の女の さみしさは 酔えばなおさら しみるのさ 少しうすめの 水割りでいい そっと気づかう 小さな笑顔 夜の夜の札幌 すすきの灯り ネオンも切なく揺れる その名はこゆき  北の女の やさしさは 誰も言うのさ 口癖に 涙もろくて 辛さに耐えて 厚い情けに しんから泣ける 雪の雪の札幌 アカシアの道 しばれて吐息も白い その名はこゆき
湯の町月夜大川栄策大川栄策仁井谷俊也原譲二南郷達也惚れているから 身をひきますと わずか二行の 置手紙 噂たずねる 箱根路の 花に愛(いと)しい 笑顔がゆれる ああ 君に逢いたい… 湯の町月夜  女ごころも わかってやれず 責めているのか 月あかり どこか倖せ うすいやつ 身体こわすな 無理などするな ああ 夜風(かぜ)につぶやく… 湯の町月夜  たぐり寄せれば ちぎれる未練 何故に結べぬ 細い糸 逢えぬつらさと 淋しさを 酒でまぎらす 強羅(ごうら)の夜よ ああ にじむ涙の… 湯の町月夜
演歌海道和田青児和田青児いとう彩・原譲二原譲二丸山雅仁世間という名の 大海原に どんと漕ぎ出す 演歌船 まだまだ 若輩者ですが 親父ゆずりの この喉で きっと都の きっと都の 鯛になる  雨風嵐は 慣れてはいても たまには泣きたい 時もある まだまだ 未熟な者ですが 怒涛逆巻く 荒波を 浴びて立ちます 浴びて立ちます 男なら  夢追う男は 強気で生きろ 命いっぱい 血を燃やせ まだまだ 駆け出し者ですが あの日船出の 心意気 演歌海道 演歌海道 俺は行く
大漁船北島三郎北島三郎大屋詩起原譲二南郷達也風がもつれりゃ 吹雪に変わる 時化(しけ)は覚悟さ のっけから 海の男は 根性一途 行手(ゆくて)さえぎる でっかい波を 軋(きし)む舳先(へさき)で 砕いて進む 度胸勝負の ヨイショ 大漁船だ  かかる飛沫(しぶき)を こぶしでぬぐい 肌をさらして 網を打つ 地獄廻(まわ)りの 頑張り船だ のるかそるかは 承知の上さ 意地と我慢の 潮焼け顔は 北の漁師の ヨイショ 血潮がたぎる  沖のカモメに 別れを告げて 帰る潮路に 舵を切る 陸(おか)の番屋で 祝いの酒だ なびく五色の 大漁旗は これが男の 命の証し 笑顔土産の ヨイショ 大漁船だ
片道切符北山たけし北山たけし原譲二原譲二伊戸のりおいつかひと旗 あげたくて 涙かくして ふる里捨てた 一歩踏み出しゃ 人生は 二度と戻れぬ 片道切符 だから悔いなど だから悔いなど 残すな 男じゃないか  いつもわがまま ごめんよな 詫びているんだ 心の内で 忘れないから おふくろよ せめて笑顔で 片道切符 決めた道なら 決めた道なら 迷うな 男じゃないか  運がない時ゃ 焦らずに じっと我慢さ おやじの言葉 たとえひと足 遅れても 今に見ていろ 片道切符 明日を信じて 明日を信じて つらぬけ 男じゃないか
君が恋しくて前川清前川清原譲二原譲二川村栄二君と出逢った 北国札幌の町 粉雪舞い散る 日暮れ時 噂訪ねて すすきのあたり 赤いネオンが ゆらゆらゆらり あぁ… 逢いたいなぁ  恋の残り灯(び) トンボリ大阪の町 小雨に泣いてる 北新地 辛い思いは こころの隅へ 涙グラスに はらはらはらり あぁ… 切ないなぁ  昔馴染みの 坂道長崎の町 面影振り向く 思案橋 さがし求めた 銅座(どうざ)の灯(あか)り 胸にしみるさ じんじんじんと あぁ… 淋(さみ)しいなぁ あぁ… 君が恋しくて
恩返し北島三郎北島三郎数丘夕彦原譲二丸山雅仁苦労という名の 種まかなけりゃ 芽も出ぬ花も 咲きはせぬ 辛抱我慢の いばら道 ここで逃げだしゃ 負けになる 俺はおやじの 心を継いで 継いで男の恩返し  あんたのいちずな 夢の手伝い させてと ついて 来たお前 明るい笑顔に 励まされ やせた背中に 詫びている 夢は必ず 咲かせてみせる それがお前に恩返し  怒鳴られ叱られ 今俺がある あの手のぬくもり なつかしい この道選んで 悔いはない 一生修業さ 人生は 負けてたまるか くじけてなるか これが男の恩返し
愛の道北島三郎北島三郎八代富子・補作詞芳野薫原譲二あなたの肩に 舞い落ちた 冷たい雪は いつとける いつとける ふり返ることなどできぬと知りながら 今日もゆくゆく 無念坂 けわしき道 されど我が道 愛の道 押させて下さい 車椅子  あなたの頬に 吹きつける 冷たい風は いつやむの いつやむの 許されることならかわってあげたいと 辛さこらえる 乙女坂 けわしき道 されど我が道 愛の道 押させて下さい 車椅子  見上げれば 涙がひとつ またひとつ 明日に希望の 夫婦坂 けわしき道 されど我が道 愛の道 押させて下さい いつまでも
のぼり坂北島三郎北島三郎北川文化原譲二いつかおふくろ 言っていた 笑う門には 福が来る 人には寄り添い 馬には乗ってみよ あっても苦労 なくても苦労 そんなもんだよ 人生は いくつになっても なっても のぼり坂  今もどこかで 呼んでいる 声が聞こえる 日暮れ橋 世渡り下手だと 叱られながら くじける心 一度や二度は それも我慢の 人生さ いくつになっても なっても のぼり坂  なにがいいのか 悪いのか 迷う世間の うらおもて こんな男と 情けのおまえ 夢でもいいさ 夢みて生きる ふたりあわせの 人生は いくつになっても なっても のぼり坂 
男の夢北島三郎北島三郎大屋詩起原譲二南郷達也意地を通した 一念が 錆(さ)びた魂(こころ)を 磨(みが)くのさ やると決めたら どこまでも 先の見えない 今の世を 夢を追いかけ 俺は行く 人生試練の 男道  運(うん)にはぐれて 迷っても 愚痴(ぐち)はこぼすな 挫(くじ)けるな 父親(おやじ)が遺(のこ)した この言葉 肚(はら)におさめて まっしぐら 夢を掴(つか)んで 俺は行く 人生試練の 男道  握り拳を ふところに 歩(ゆ)けば身(み)を切る 向かい風 春の陽(ひ)ざしは 遠くても 信念(こころ)曲げずに この先も 夢を担(かつ)いで 俺は行く 人生試練の 男道
上野発和田青児和田青児中谷純平原譲二鈴木操夜汽車の窓から遠ざかる ふるさとの景色は雪だった 荷物両手に 希望は胸に あの日独りで 降りた駅 俺の人生 ああ上野発…  昨日も夢みたおふくろの 帰りたい帰れない 長い夜 若い苦労は身につく苦労 いつか教えて くれた母 俺の試練も ああ上野発…  男の足跡 宝もの ふりむけば山・川 守り神 土産いっぱい この手にさげて 明日へ乗り込む 北斗星 俺の人生 ああ上野発…
仕事の宿和田青児和田青児原譲二原譲二前田俊明親父(おやじ)お袋 達者でいるか 昨晩(ゆんべ)も夢見た 故郷(ふるさと)の 季節はずれの 雪が舞う 田舎育ちで 馴れた身も 寒さ堪(こた)える 仕事(たび)の宿  春にゃ帰ると 残した里の 女房子供が 気にかかる 離れ離れの 辛い日々 ひとり手酌で 呑む酒も じんと沁みるぜ 仕事の宿  苦労七坂 越えたら先に 待っているんだ 幸福(しあわせ)が 我慢我慢だ 今しばし 花の咲く日は もう近い こころ燃えるぜ 仕事の宿
会津の女北島三郎北島三郎いではく原譲二丸山雅仁若さで出会えた 恋もあり 若さで別れた 恋もある 昔しのんで ふり向けば 星もうるんで 風も泣き さだめ恨んだ 鶴ヶ城 あゝ 会津の女(おんな)は 面影のひと  会えない女(ひと)だと 知りながら 会いたい気持ちも また一分(いちぶ) ゆれる湯けむり 東山 肌のぬくもり 手に残る 未練流した 湯川橋 あゝ 会津の女(おんな)は 面影のひと  届いた便りは ただひとつ 届かぬ想いも またひとつ めぐる季節は 数知れず 飯盛山(いいもりやま)に 咲く花は 散って悲しい 稚児桜(ちござくら) あゝ 会津の女(おんな)は 面影のひと
令和音頭北島三郎北島三郎麻こよみ原譲二南郷達也ハァー 昇る太陽 燦々(さんさん)と 変わる時代の 幕が開く 何があっても いつだって どんとそびえる 富士の山 みんな揃って 晴れやかに 日本全国 令和音頭(れいわおんど)  ハァー 花も咲きます 鳥も鳴く 春夏秋冬(しゅんかしゅうとう) 賑(にぎ)やかに 夢は見るもの 掴(つか)むもの 先を急ぐな 慌(あわ)てるな みんな揃って 軽やかに 日本全国 令和音頭  ハァー 家族仲良く 助け合い 暮らす幸せ 朗(ほが)らかに 泣く日笑う日 分け合って 生きて行(ゆ)くんだ いつの世も みんな揃って 手をにぎり 日本全国 令和音頭  ハァー 過ぎた月日は 忘れない 心寄せ合い 和(なご)やかに 昭和 平成 令和へと 続く世代に つなぐ夢 みんな揃って この先も 日本全国 令和音頭 令和音頭
夜汽車北島三郎北島三郎木下龍太郎原譲二すがるお前を 叱りつけ 無理やり乗せた 終列車 迎えに行くから 故郷の空で 身体を治して 待つがいい ああ夜汽車よ急げ! 泣き濡れた顔を見るのがつらいからつらいから  ごめんごめんな その肩に 苦労の荷物が 重すぎた 親御に逢ったら 伝えておくれ 俺が一言 詫びてたと ああ夜汽車よ急げ! 振り向かずこころ休まるその町へその町へ  窓に頬寄せ 眠ったか 汽笛も遠い 終列車 出世したなら 大手を振って お前を貰いに きっと行く ああ夜汽車よ急げ! 少しでも早くその日が来るように来るように
男護り船鳥羽一郎鳥羽一郎原譲二原譲二遠山敦海が暴れりゃ なおさら燃える 漁師ド根性 親譲り 向かう荒波 まともにかぶり 命をかけて 網を引く これが男の これが男のさ 男の護(まも)り船  吹雪混じりは 岬もかすみ やけに気になる 妻や子が 思い出しては 負けん気やる気 大漁みやげの 旗を立て 帰る潮路の 帰る潮路のさ 男の護り船  鉛色した 山瀬の雲は シケの始まり 北漁場 そんな時でも 張り合う仲間 どんと宝を 釣り上げる これが男の これが男のさ 男の護り船
夢追い人三山ひろし三山ひろし原譲二原譲二遠山敦ビルの街 吹き抜ける風 頬に冷たい 冬あらし 夢を追いかけ 東京へ あれから何年 過ぎたけど 忘れちゃいないと 見上げる夜空 夢追い人は あぁ今夜もひとり  今はまだ 戻れないのさ 建てた望みが 叶うまで おやじ おふくろ 妹よ 逢いたい時には 里景色(さとげしき) 悲しくなったら 馴染みの屋台 夢追い人は あぁ今夜もひとり  陽は昇り 時は流れる 廻り道でも 慌てずに 未来(あした)へ繋ぐ 風を呼ぶ 咲かせてやるのさ 男華(おとこばな) 生きてく力の 支えになると 夢追い人は あぁ今夜もひとり
日本海北島三郎北島三郎原譲二原譲二夢に破れて 恋にも破れ 傷つきながら ひとりしょんぼり 夜汽車に乗った あてない旅ゆえ 心もおもく 疲れたこの身の 影さえわびし ここが涙の捨て場所か 能登の岬よ ああ日本海  夕陽が沈む 海鳥帰る 泣き泣き砂に あの娘の名前を 書いては消した 忘れて生きると 誓ってきたに 別れてしみじみ 想いはつのる 波よ笑うか 未練な奴と 能登の岬よ ああ日本海 なまり色した ああ日本海
ふたり咲き北島三郎北島三郎下地亜記子原譲二南郷達也三々九度の 盃は 俺とおまえの 門出酒 ないないづくしが 振り出しで よくぞここまで ああ 来たものだ いつまでも どこまでも よろしく頼むな ふたり咲き  四角い膳の 焼き魚 湯呑み茶碗に 夫婦(めおと)箸 小さな切り身を 選り分けて 俺に差し出す ああ 思いやり あたたかい その笑顔 結んだ縁(えにし)の ふたり咲き  心にいつも 熱い夢 抱けば幸せ きっと来る 肩よせ 寄り添い 信じ合い 生きて行こうな ああ これからも 離れずに 離さずに 明日(あした)の坂道 ふたり咲き
おやじの背中北島三郎北島三郎中谷純平原譲二親の意見と 冷や酒は 飲んだあとから きくものさ 「なあ息子よ 男ってやつは 男ってやつはなぁ…」 あとの言葉を のみ込んだまま 酒とつぶやく おやじの背中  夫婦 絆は 綱引きさ 少し弱めで うまくゆく 「なあ息子よ 女ってやつは 女ってやつはなぁ…」 苦労背負わせた おふくろさんに 慕い通わす おやじの背中  夢があるから 生きられる いのちあるから 耐えられる 「なあ息子よ 人生ってやつは 人生ってやつはなぁ…」 忍の一字は 裏から表 がまん磨いた おやじの背中
根っこ北島三郎北島三郎鈴木紀代原譲二咲いた花だけ 人は観て きれいな花だと もてはやす 花には枝あり 幹がある 目にこそ届かぬ その下に 忘れちゃならない 根っこの力 蔭で支えて 土ん中  上へ上へと 背のびすりゃ 嵐で根こそぎ 倒される 前、横、後ろに 気を配り 足げにされても 踏まれても 愚痴さえ言わずに 根っこは耐える 陽の目一生 見なくても  裸さらして 生きる木は 雷さんにも どやされる 涙は裂けても こぼさない 我慢を肥料に 今日もまた 生命を枯らさぬ 根っこがあるさ 明日にでっかい 花となる 
北島三郎北島三郎仁井谷俊也原譲二前田俊明母さん おふくろ 母ちゃんと 呼び名はいろいろ あるけれど 俺の母親 ただひとり 幼いあの日は 膝の中 聞いて育った 子守唄 あなたがいたから 俺がいる  母さん おふくろ 母ちゃんは 苦労のくの字も 云わないで わざと自分は 後まわし おやじが叱った あの夜の 母のやさしい 手のひらが 想い出ぬくもり 懐かしい  母さん おふくろ 母ちゃんの あの声 あの癖 あの笑顔 いつも出てくる 夢ん中 遠くで見守り はげまして 強く生きろと 教えてる 心じゃいつでも ありがとう
夕霧岬藤あや子藤あや子原譲二原譲二南郷達也啼(な)くな海鳥よ 別れたひとの 想い出だけが 身にしみる 出て行く船の 汽笛を聞けば 優しい あなたが浮かぶ 未練でしょうか 夕霧岬  船は男のさ ゆり篭(かご)だよと いつでも得意気(とくいげ)に 話してた 便りないまま とぎれたまんま 今頃 あなたはどこに 噂(うわさ)が気になる 夕霧岬  わざと強がりは 見せてはきたが 一人で生きる 淋(さび)しさは 枕(まくら)が濡れる こころが寒い 夢でも 逢いたい あなた 夜風が泣いてる 夕霧岬
前に…北島三郎北島三郎伊藤美和原譲二南郷達也かわすな ひるむな ためらうな 心が折れても 立ち上がれ どんな大きな 試練でも 気持ちでぶつかれ 越えて行け 前に前に また前に  飾るな 気取るな 手を抜くな 痛みは互いに 分かち合う 夢を抱(いだ)いて 頑張れば 熱い絆の 力湧(わ)く 前に前に また前に  おごるな 迷うな 恐れるな 照る日曇る日 世の習い 努力重ねて 実を結ぶ 命の限り 走り抜け 前に前に また前に
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
みれん岬松原のぶえ松原のぶえ原譲二原譲二伊戸のりお過ぎたあの日に 戻れない 知っていながら 振り返る 未練 未練 未練の岬 思い切りなと 岩を打つ 波のしぶきも 泣いて散る  愚痴も言わずに こぼさずに 捨てて来たのに それなのに 未練 未練 未練の岬 瞼(まぶた)に浮かぶ 優しさが 忘れませんと 光る星  夢も見ました 幸せの 紅い糸なら 今もある 未練 未練 未練の岬 波路(なみじ)遥かな その先に 燃える夕焼け 赤々と
男どうし北島三郎・鳥羽一郎北島三郎・鳥羽一郎仁井谷俊也原譲二前田俊明交わす目と目に 言葉はいらぬ 互いにわかるさ 腹のうち くやし涙も 我慢もあるさ 後で笑えば いいじゃないか 男どうしが 男どうしが いのちを燃やし 希望(のぞみ)遥かな 道をゆく  他人(ひと)を恨めば 我が身にかえる 自分を信じて 歩くだけ 勝った負けたは 二の次だけど あとにゃ引けない 意地もある 男どうしが 男どうしが やるぞと決めて 仰ぐ夜空に 一番(ひとつ)星  誰もこころに 浪漫を抱いて 明日という日に 旅をする 向かい風吹く 人生だけど やがて陽の射す 時代(とき)が来る 男どうしの 男どうしの 情けの熱さ いつか飾ろう 花道を
陽だまり人情北島三郎北島三郎原譲二原譲二鈴木操天はいつでも 誠を照らす 泣いちゃいけない 夢をもて かなしむ人見りゃ 命が燃える 人は一代 名は末代の 江戸にゃ葵の 風が吹く  冬にゃ裸の 欅の枝も 春にゃ芽を吹く 生きている 咲かせてやりたい 耐えてる人に せめて浮世の しあわせひとつ 年の明け待つ 除夜の鐘  夢と情けの 江戸町ぐらし 祭り神輿に 笛太鼓 横丁の陽だまり ぬくもり添えて いまに時代は 大きくかわる 花は葵で 夢も咲く
北島三郎北島三郎宮原哲夫原譲二かるく見るなよ 命の重さ 誰も秤に かけられぬ 切れば真っ赤な 血の出る躰 それが命と 云うものさ バカにするやつぁ アー 罰あたり  人はそれぞれ 命の色は みんな違うさ 死にざまも 生きるのぞみを 失した時は せめて命に 酒の水 惚れた女と アー 注げばいい  悔いを残すな 命の道は  先も見えなきゃ 後もない 人と生れて 情をうけて 生きた命の ありがたさ いつの時代も アー 変わらない
人生道北島三郎北島三郎仁井谷俊也原譲二丸山雅仁気高き山に 父を見て やさしき海に 母を知る 人の世に 挫折いて 傷つく時は… 故郷の 空仰ぎ 夢 遥かなる 人生を行く  寄り添い生きる 妻がいて 笑顔が嬉し 子宝よ 喜びも 悲しみも 分けあう身なら… 扶けあい 支えあい 夢 ひと筋の 道程を行く  我が師と仰ぐ 人ありて 情がかよう 友がいる 人の縁 人の恩 魂に刻み… 大志 忘れずに 夢 限りなき 明日を行く
海の兄弟北島三郎・鳥羽一郎北島三郎・鳥羽一郎原譲二原譲二前田俊明ふたつ命を ひとつに重ね 夜明け間近の 船が出る 海が暴れて 時化(しけ)ようが ガキの頃から 慣れっこさ ドンと来い ヤンサノエ 海の兄弟にゃ ゆりかごさ  俺の合図は 俺(おい)らが受けて 親父仕込みの 網を打つ 荒れる潮路(しおじ)は なおさらに 漁師根性の 血が騒ぐ ドンと来い ヤンサノエ 海の兄弟にゃ あたりまえ  大漁印の 旗をなびかせ 急ぐ船足 波柱 陸(おか)じゃ女房や 子供らの 可愛い笑顔が 瀬に浮かぶ ドンと来い ヤンサノエ 海の兄弟にゃ 夢がある
次郎長富士北島三郎北島三郎原譲二原譲二旅行けば 駿河の国に茶の香り 名代なるかや東海道 名所古跡の多いところ 中に知られる羽衣の 松と並んでその名を残す 街道一の親分は 清水港の次郎長  富士を見上げた 男の顔に 意地と度胸と いう文字が きざみ込まれた いい男 駿河生れの あれが清水の あれが清水の 次郎長どんさ  義理と人情(なさけ)の ふり分け荷物 後生大事と 笑う目に じんとしびれた いい男 街道生れの これが清水の これが清水の 次郎長どんさ
さぶ北島三郎北島三郎星野哲郎原譲二鈴木操本当の職人仕事は 血を絞り 骨を削って得るものだ がんばろうぜ! なあ さぶよ  ぐずとわらわれ あほうと呼ばれ 耐えた修行の 日陰道 だれもわかっちゃ くれないけれど 曲げてくれるな さぶよ さぶ 人も通わぬ 山奥に 咲いた紅葉(もみじ)の こころ意気  ぐずでいいじゃないか 言わせておけよ じっくり生きる辛抱と正直が おまえの宝だ なあ さぶよ  腕がものゆう 職人稼業 やぼな身なりを 気にするな それでいいんだ 人間らしく 生きておくれよ さぶよ さぶ 亀が兎に 走り勝つ おとぎ話を 信じよう  人間のいるところ 悪と善がある 時間はかかっても 必ず善が勝つ そう信じないことには 生きちゃ行けねえよ なあ さぶよ  たまにゃおまえも 自分のことを めんどうみろよと さとしたら 背中まるめて 頭をかいて どこへ行くのか さぶよ さぶ 俺が女で あったなら きっとおまえに 惚れるだろ
俺の道北島三郎北島三郎下地亜記子原譲二鈴木操笑われて 教えられ たたかれて あぁ強くなる 雨風 嵐の 苦労道 いばら道 耐えながら 涙で磨く 俺の道  ひとすじの 決めた道 ただ一途 あぁ今日も行く どこかで誰かに 助けられ 守られて 支えられ 恩と情けの 人の道  冬越せば 春近し 夜は明ける あぁ陽は昇る つまずきゃ何度も 起き上がり この命 赤々と 歩いて行こう 俺の道 
恋女房原田悠里原田悠里木下龍太郎原譲二鈴木操・遠山敦一緒に歩いた 苦労で決まる 夫婦(めおと)の値打ちと 言うものは そんな科白(せりふ)を 心の杖に どうやらここまで 生きて来た 世話をかけるよ なぁ…… お前は命の 恋女房  いつでも誰かに 担(かつ)がれなけりゃ 踊れぬ神輿(みこし)さ 人生は 数え切れない 出逢いの中で どれより大事な めぐり逢い 絆うれしい なぁ…… お前は一生 恋女房  この次生まれて 来る日のために 結んで置きたい 赤い糸 どこの誰にも 渡しはしない この手を離すな これからも くされ縁だよ なぁ…… お前はあの世も 恋女房
花は黙って咲いている小金沢昇司小金沢昇司中村要子原譲二丸山雅仁日暮れの雨に 打たれても 花は黙って 咲いている 冷たい風に ふるえても そこにきれいに 咲いている 誰のために 生きますか 誰のために 散りますか 花は花として ただ咲くだけ  名もさえ知らない あてもない 花は黙って 咲いている 振り向く空は 遠くても そこにきれいに 咲いている 母のような 優しさで 母のような ゆかしさで 花は花として ただ咲くだけ  夜露に濡れて 色あせて 花は黙って 咲いている 明日になれば 陽をあびて そこにきれいに 咲いている 一度限りの さだめなら 一度限りの 命なら 人は人として ただ生きたい
うきよ川長保有紀長保有紀麻こよみ原譲二前田俊明生きるつらさも 嬉しさも 乗せて流れる 浮き世川 過ぎたむかしを 振り向けば にじむ涙の ひとしずく どこへ流れる この私 夢を下さい もう一度  たとえどんなに 愛しても 恋は儚(はかな)い 水の泡 そっと流した 面影を なぜにお酒が 連れて来る 窓にそぼ降る こぬか雨 愛を下さい もう一度  すがる瀬もない 胸もない 口紅(べに)も淋しい おんな川 もっと上手に 生きてたら 別な暮らしが あったのに どこへ流れる この私 明日を下さい もう一度
幾多の恩北島三郎北島三郎麻こよみ原譲二伊戸のりお右も左も わからずに 夢を抱えた あの頃は 望み捨てずに しっかりやれと 力を貸して くれた人 幾多の恩に 助けられ 生きて来た あぁ 生きて行く  熱い心を いただて 夢の花道 駆け抜けた 浮かれすぎたら 突き落とされる 諭(さと)してくれた あの笑顔 幾多の恩に 守られて 生きて来た あぁ 生きて行く  命燃やして どこまでも 決めた心は 変わらない 受けた情けは 忘れちゃならぬ あの日の言葉 噛みしめて 幾多の恩に 支えられ 生きて来た あぁ 生きて行く
おしどり峠…北島三郎北島三郎鈴木紀代原譲二丸山雅仁胸突(むなつ)き八丁の 浮き世の坂を よくぞここまで 登って来たな おまえの汗と おいらの汗と 二人一緒の おしどり峠 あの花この花 心の中に 咲かせた花の 数(かず)いくつ  六畳一間(ひとま)が 最初の一歩 遅い帰りを 待っててくれた おまえがいるさ おいらがいるさ 長い道のり おしどり峠 あの時この時 涙の時も 優しい心は この胸に  何にも言うなよ わかっているさ いつも心で 思っているよ おまえの影と おいらの影と 二つ重なる おしどり峠 あの夢この夢 この先までも 大事に生きよう いつまでも
博多ぶるーす北山たけし北山たけし原譲二原譲二蔦将包咲かずじまいの 終わった夢を 乗せて流れる ネオン川 中洲 那珂川 なみだ顔 真一途(まこといちず)に 尽くしてくれた なんで なんで なんで渡れぬ 恋の橋  風に吹かれて 天神通り 一人歩けば せせらぎが 夜の 川端 屋台酒 呑めばグラスに 浮かんで消える なぜか なぜか なぜか今宵は 星も泣く  好いて好かれて 男と女 たぐる細糸 であい橋 祇園 山笠 福の神 明日(あす)の希望(のぞみ)を 叶えてくれる なにを なにを なにを今更 博多ぶるーす
波瀾万丈北島三郎北島三郎倉内康平原譲二夏木淳司人に無情の なげき節 背中あわせの 裏表 歩き続けた 人生を これでいいかと ふりかえり 波瀾万丈 ああ 振りだしで  誰もひとつの 道がある 続くこの坂 はてしなく 苦労くの字に こえて行く 影に女房の 涙あり 波瀾万丈 ああ 二人連れ  花の命が 終わるとき 人は散っても 名を残す 今日がどんなに 辛くても 生きる望みを 明日にかけ 波瀾万丈 ああ 夢暦
女‥みぞれ雨原田悠里原田悠里奥田龍司原譲二前田俊明海鳥なく声 心にしみる 出船の汽笛が 心を濡らす 帰って来るよと 優しい言葉 今日も信じて 待ってる私 グラスにこぼした 紅色の 涙は女の みぞれ雨  運命(さだめ)と知りつつ 面影追えば 未練が絡んで 波間にゆれる うらんではみたけど むなしさだけが 残るばかりの この身が辛い やっぱり駄目ねと いいながら つくる笑顔の ひとり酒  も一度一緒に 暮らせる夢を 思ってみても はかない縁(えにし) いいのさ いいんだよ わかっているの どうせ二人は 流れる雲さ 明日はどこかの 空の下 せめて捨てたい みぞれ雨
男の明日に北島三郎北島三郎中島光・原譲二原譲二蔦将包咲くも散らすも 出たとこ勝負 遣る気あるなら 前に出ろ どうせ人生 夢花火 涙の雨に 流されようと 男の明日(あした)にゃ 唄がある 天に棹さす 意地がある  泣くも笑うも 浮世の運命(さだめ) 苦労しらずを 装って 胸に縋(すが)って 眠る花 幸せやれぬ 暮らしだけれど 男の明日にゃ 唄がある 熱い想いの 情がある  勝つも負けるも 人生だるま 七つ転んで 又起きろ 所詮勝負は 時の運 苦労の旅に つまずいたとて 男の明日にゃ 唄がある 行く手遥かな 道がある
ありがとう キタサンブラック北島三郎北島三郎山田孝雄・原譲二原譲二逢えてよかった 雪国で 俺はお前に ひと目惚れ 黒く潤(うる)んだ その瞳 今日の別れは つらくても キタサンブラック キタサンブラック ありがとう 飾る歴史と この絆  負けてなるかと 嘶(いなな)いて 汗にまみれて 駆け抜ける あの日あの時 ふるさとの 北の海峡 越えて来た キタサンブラック キタサンブラック ありがとう ゆれるたて髪 勇ましく  忘れないよと 呼ぶ声が 泣いて見送る 人もいる 厚い情けと 優しさに 未来(あす)の幸せ 祈りたい キタサンブラック キタサンブラック ありがとう 俺の大事な 宝物  さらばブラック ありがとう
北島三郎北島三郎星野哲郎原譲二岩を噛む 川の流れを錦に染めて 山と山とを とり結ぶ 谷は男の 思いやり 立てた他人に 泣かされながら 沈む自分に 沈む自分に にが笑い  一粒の 雨が重なる小川の水も やがて大河と なることを 谷は知ってる 語らない 遠い雲間の 星空仰ぎ 明日の幸せ 明日の幸せ 祈りたい  守りたい 決めた道なら苦労は覚悟 今日は負けても 慌てるな 獅子の子供は 千仭の 谷に己の 未来をかけて 風の峠を 風の峠を 越えてゆく 
北島三郎・島津亜矢北島三郎・島津亜矢久仁京介原譲二丸山雅仁手と手を合わせて 生きてる人の 義理は固いし 情けは熱い 汗を流して 強くなり なみだ流して 夢をとる 何にも持たずに 生まれた命 何を掬(すく)える 掌で  この手につかめる 宝もあれば 捨てにゃならない また夢もある 染まぬ世間に 負けたふり 生きる試練の 幾月日 胸のほころび 縫(つくろ)えるのは 皺(しわ)も知ってる 掌さ  何かを得るたび 何かを落す 苦労かさねる 人生ごよみ 拳ひらいて 陽にかざし 赤い血をみて いのち知る 長い旅です この世でふたり 握るしあわせ 掌よ
さだめ道北島三郎北島三郎いではく原譲二丸山雅仁同じ幹から 分れた枝も 表と裏では 実もちがう たとえ日陰で 育っても お天道さまを 恨まずに 生きてゆくのさ さだめ道  人と言う字は ふたりの出会い 寄りそい支えて 生きている 浮くも沈むも 世のならい 涙が落ちた 道ばたに いつか咲くのさ 夫婦花(めおとばな)  いのち天から さずかり受けて 男はみがいて 返すもの 熱い情けは 腹ん中 つらさに耐えて ゆく朝は 夢の陽がさす さだめ道
おとこの潮路北島三郎北島三郎星野哲郎原譲二前田俊明北斗の向こうに きみがいる 生きる証を 熱い何かを 海に求めた 旅立ちを わかってくれて ありがとう きみのためにも ゆかねばならぬ 波瀾万丈 おとこの潮路  嵐の向こうに きみがいる 海を愛して 海に分け入る 海の苦労の 七重(ななえ)八重(やえ) 信じてくれて ありがとう きみのためにも 耐えねばならぬ 波瀾万丈 おとこの潮路  夕陽の中にも きみがいる 人の願いを 天の恵みを 海につなげる 修羅の身を わかってくれて ありがとう きみのためにも 成さねばならぬ 波瀾万丈 おとこの潮路
俺らしく北島三郎北島三郎麻こよみ原譲二丸山雅仁世間の風の 冷たさに 悔し泣きした 夜もある それでも夢を あきらめず がむしゃらに ひたむきに 生きてきた 誓う男の 心意気 俺はやっぱり 俺らしく  ごめんといつも 言えなくて 苦労おまえに かけたまま 不器用者と わかっていても 強がって 意地張って 生きてきた 惚れた女は 一人だけ 俺を支えた おまえだけ  心は熱く これからも 失くしたくない 決めている 嵐の道で あろうとも 真っ直ぐに ひとすじに 生きて行く 今度生まれて 来る時も 俺はやっぱり 俺らしく
北島三郎北島三郎志賀大介原譲二石垣(いしがき)の 石の声 松(しょう)・竹(ちく)・梅(ばい)の 風の声 耳を澄(す)ませば 歴史(れきし)の歌に 出会(であ)えるだろう 逢えるだろう ああ 城ありて 涙も熱い  甍(いらか)には 天(あま)の川(がわ) 北斗(ほくと)の星も 冴(さ)えわたる 森羅万象(しんらばんしょう) この世のことは 運命(さだめ)が描く 絵巻物(えまきもの) ああ 城ありて 生命(いのち)も熱い  風雪(ふうせつ)を 友として 山河(さんが)を望む 天守閣(てんしゅかく) 啼くな雷鳥(らいちょう) 此のみどりの野を あしたへつなぐ 風になれ ああ 城ありて 希望も熱い
女の幸せ山口ひろみ山口ひろみ原譲二原譲二前田俊明こらえきれずに 飲む酒が 涙まじりの 味がする 生まれた時から 運命(さだめ)の川に 流れ流れて 辿り着く 女の幸せ なぜ なぜ遠い  苦労ばかりの 昨日今日 せめて優しさ 抱きながら 淋しい夜は はるかな空に 母の母の 面影を 女の幸せ なぜ なぜ見えぬ  夢を追いかけ 負けないで 越えてゆきます これからも 辛さ重ねて 我慢の道を いいのいいのよ 迷わない 女の幸せ なぜ なぜ遠い
生きる山本譲二山本譲二星野哲郎原譲二丸山雅仁戻って来いよと 便りを呉れた 親父の齢(とし)を 数えつつ 仕事収(おさ)めの 酒をのむ ああ 今日もまた 嵐に耐えた この命 与えてくれた 神々に 感謝をこめて 演歌をうたう  お帰りなさいと 迎えてくれる 女房の笑顔 見る度に グチも疲れも 消えてゆく ああ いばら世(よ)の 灯りとたのむ この縁(えにし) 添わせてくれた 氏神(うじがみ)に 感謝をこめて 演歌をうたう  苦労が足りぬと 叱ってくれた あの日の言葉 忘れない 起きて倒れて また起きる ああ 幾山河(いくさんか) こえてもつきぬ 人の道 教えてくれた ふるさとに 感謝をこめて 演歌をうたう
夫婦鶴松前ひろ子松前ひろ子原譲二原譲二山口順一郎あなたの支えに 守られながら 越えてこられた 幾春も 預けましたよ 女の命 明日(あす)の暦は 心でめくり この先までも どこまでも 飛んで行(ゆ)きます 夫婦鶴  あなたのためなら 耐えられますと そっと誓った 雨の夜 預けましたよ 女のこころ 二人三脚 二人はひとり 力合わせて 寄せ合って 飛んで行(ゆ)きます 夫婦鶴  あなたの縁(えにし)は 次の世までも 神様結んだ めぐり逢い 預けましたよ 女のすべて 絆糸(きずないと)なら しっかり抱いて 羽ばたきましょう 大空に 飛んで行(ゆ)きます 夫婦鶴
あじさい橋原田悠里原田悠里平純平原譲二ひと雨ごとに 彩づきながら 咲いてあじさい 恋化粧 あなた忘れる 旅なのに 想いださせる 箱根路は 切ってください みれんの糸を 呼んで届かぬ あじさい橋よ  湯の町川に 花びら流し そっと見送る 恋小舟 あなた恋しい 宿灯り 肩のすき間に 泊まる夢 窓にそぼふる 湖畔の雨も 涙あつめて こころをぬらす  愛々傘で より添いながら 咲いたあの日の 恋花火 あなた逢いたい 旅の朝 行きつ戻りつ 峠越え ぶってください おんなの迷い ひとり渡れぬ あじさい橋よ
北の男船北島三郎北島三郎大屋詩起原譲二蔦将包疾風(かぜ)に煽(あお)られ みぞれが吹雪(ゆき)に 海もどうやら 時化模様 怒濤(なみ)の頭突きを 度胸で捌き 勇む船足 千島の沖へ 男勝負の ア ドッコイ やん衆船さ  生きて行くには ここしかないと 意地をぶちこむ 北漁場 可愛い娘と 女房の写真 守札(まもり)代わりに 晒に巻いて 網に追い込む ア ドッコイ やん衆船さ  錆びたデッキに ぶつかるしぶき 漁師冥利(みょうり)の 波の華 風にはめたく 五色の旗が 夕陽背負って 湖路に映える 大漁土産の ア ドッコイ やん衆船さ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
北海峡島津亜矢島津亜矢中島光原譲二南郷達也愛の渦潮 逆巻(さかま)く未練  海峡渡る 女の胸に  凍り付くよな しぶきが刺さる  捨てて来ました 悲しみは  遥か彼方に 見え隠れ  津軽の港 旅出(でた)ときに   今は引き潮 心も軋む  海峡越える 海鳥さえも  潮の流れに 戸惑うばかり  長い黒髪 切りました  もとへ戻れぬ 宿命(さだめ)なら  津軽の海を 何処までも   北へ走れば 波立つばかり  海峡染める 願い火遠く  釣瓶(つるべ)落としで 真冬の海へ  おんな片恋い ひとり旅  胸に花咲く 春はいつ  津軽の里へ 戻る日に  
今日より明日へ… おれの道北島三郎北島三郎下地亜記子原譲二笑われて 教えられ たたかれて あぁ強くなる 雨風(あめかぜ) 嵐の 苦労道 いばら道 耐えながら 涙で磨(みが)く 俺の道  ひとすじの 決めた道 ただ一途(いちず) あぁ今日も行く どこかで誰かに 助けられ 守られて 支えられ 恩と情けの 人の道  冬越せば 春近し 夜(よ)は明(あ)ける あぁ陽は昇る つまずきゃ何度も 起き上がり この命 赤々と 歩いて行こう 俺の道
北島三郎北島三郎久仁京介原譲二南郷達也牙のない奴ぁ 男じゃないと 燃やすこころは 狼だった 夢に喰いつき 投げ飛ばされて 今日は負け 明日は勝つと からだで知った 命のおもさ 傷のいたみが 道標(みちしるべ)  ひとの情けに 救われながら いらぬお世話と 云う奴がいる 馬鹿を笑って 利口が目立つ こんな世を さ迷い歩く 狼だけに 降るなみだ雨 濡れりゃぬくもる 灯が欲しい  一つ命を 十にも刻み はぐれ狼 人生荒野 吠えて削れた 夢抱きながら 歳月を ただ噛みしめる 曲がっちゃいても 真っすぐ生きた おれの足跡 誰が知る
妻よ北島三郎北島三郎秋浩二原譲二南郷達也男は時に耐えがたき 胸の痛みをこらえ 夢を枕に生きている 賭けた望みを信じて  喜びも悲しみも分かち合い 二人で育てた幸せだ 妻よおまえがいるこの人生は 妻よおまえがいるこの人生は なんていいんだろう  男が拭う涙には 誠嘘などないさ 熱い志意を秘めながら 明日に向かって生きてる  苦労坂のぼり坂たすけ合い 二人で幾春越えて来た 妻よおまえがいるこの人生は 妻よおまえがいるこの人生は なんていいんだろう  めぐる世に再び出逢えたら やっぱり一緒に歩みたい 妻よおまえがいるこの人生は 妻よおまえがいるこの人生は なんていいんだろう いいんだろう
ああ・おふくろょ北島三郎北島三郎麻こよみ原譲二おふくろの 夢を見た 菜の花畑で 微笑ってた おふくろよ 幸せだったか おふくろよ 小さくなった 両の手を 最後にそっと 撫でた夜  台所の 片隅で 時々隠れて 泣いていた おふくろよ 苦労してたな おふくろよ 思ったことの 半分も してやれなくて 悔やむだけ  年月を 何気なく 数えていつしか 親の年齢 おふくろよ 幸せだったか おふくろよ 守っておくれ これからも 心でそっと ありがとう  心でいつも ありがとう
兄弟酒場北島三郎・鳥羽一郎北島三郎・鳥羽一郎仁井谷俊也原譲二前田俊明とかくこの世は ままにはならぬ そんな男達(おとこ)が 暖簾をくぐる 愚痴や涙は グラスの酒に 捨てて今夜は 飲もうじゃないか 兄弟酒は 兄弟酒は 熱い情けの 契り酒  おまえ惚れたか 横丁のあの娘 俺も惚の字さ 看板娘 時代遅れの 似た者同士 俺はいいから 倖せつかめ 兄弟酒は 兄弟酒は 背なで身をひく 譲り酒  昇る朝陽は 誰にも来るさ 自棄(やけ)をおこすな 短気になるな 負けてなるかの 人生援歌 そうさ唄えば 元気がでるさ 兄弟酒は 兄弟酒は 生きる希望の ふたり酒
人生は北島三郎北島三郎原譲二原譲二南郷達也人はさだめに 添いながら 未来(あす)の自分を 追いかける 変わる景色の 近頃は 何だかんだと 忙しく あー そうさ 焦らずに 生きて行くのさ 人生は  雨に打たれて 散る落葉 泥に踏まれて 冷たかろ ままにならない 苛立(いらだ)ちと 悔し涙は ふところに あー そうさ 抱きながら 生きて行くのさ 人生は  運や不運は 誰にでも あると思えば 耐えられる 弱音吐いたら 進めない 熱い想いを たぎらせて あー そうさ 迷わずに 生きて行くのさ 人生は
白夜の狼北山たけし北山たけしつじ伸一原譲二南郷達也夢を見て 夢を追い ひた走る 男は狼さ 心を眠らせ ないように 沈んでくれるな 太陽よ 白夜の大地に 映れ 映れ 俺の影  死ぬよりも 生きてゆく 険しさを 知ってる狼さ 親父の授けた 血の中に 覚悟というやつ 染みている 白夜にひとりの 俺が 俺が 似合うだろ  よそ見すりゃ 見失う 夢だから 追うのが狼さ この手に掴むか 掴めぬか それでも命を 賭けるんだ 白夜に一声 轟(とどろ)け 轟(とどろ)け 雄叫(おたけび)よ
大河北島三郎北島三郎星野哲郎原譲二南郷達也己をすてて 私欲もすてて 大河は流れる 海原めざし 朝日に輝(ひか)り 夕陽に映えて 岸の楊柳(やなぎ)に いのちを分(わか)ち ああ悠々と 淡々と 俺も又 大河のように 流れたい  もとはと言えば 一粒の雨 大河は語らず 過ぎたることは ジャンクを浮かべ 胡弓をのせて 時こそ永遠(とわ)の 語り部なりと ああ飄々と 逸々と 俺も又 大河の魂(こころ) 伝えたい  苦難を越えて 百花を装い 大河は流れる ただ黙々と 満つれば欠ける 月さえあるに 誇らずとても 知る人ぞ知る ああ堂々と 赫々(あかあか)と 俺も又 大河のように 生きてたい
平成音頭北島三郎北島三郎星野哲郎原譲二のぼる朝日も つやつやと 意気に輝く 平成だ 雪の鉢巻 きりりとしめて 富士のお山も 音頭とる  サアサ あかるく 手拍子打って あすの平和を みんなの夢を シャンと束ねる 平成音頭  花とみどりは 親子の仲だ みどり植えなきゃ 花はない 家をかためりゃ 自然に成るさ 愛と笑いの 街づくり  サアサ あかるく 手拍子打って あすの平和を みんなの夢を シャンと束ねる 平成音頭  明治大正昭和にかけて 知った平和の ありがたさ 歌いつなごう 何代までも 孫が歌って 子が踊る  サアサ あかるく 手拍子打って あすの平和を みんなの夢を シャンと束ねる 平成音頭
夢千里北島三郎北島三郎仁井谷俊也原譲二南郷達也泥によごれた 雑草も 雪に踏まれりゃ 辛かろう 耐えて根を張り 意地を張り 明日(あした)を信じ 生きている これが人生 夢千里  花を咲かせた 人もいる 咲かずじまいの 春もある くやし涙は この胸に 焦(あせ)らず急(せ)かず 堂々と これが人生 夢千里  天の試練に 負けたなら 落ちた涙も 無駄になる 燃える実力(ちから)が ある限り 大志(のぞみ)や道は 開かれる これが人生 夢千里
花の兄弟北島三郎・鳥羽一郎北島三郎・鳥羽一郎水木れいじ・原譲二原譲二丸山雅仁(兄)薄い情の 世間とやらに (弟)はじき出された 雑草野郎 (兄)久しぶりだぜ (弟)久しぶり (兄弟)呑もうじゃないか (兄)小雪舞い込む (弟)駅裏屋台 (兄弟)誰が呼んだか (兄)花の (弟)花の (兄弟)兄弟  (弟)俺の生れた 真珠の港 (兄)俺が育った ハマナス岬 (弟)帰れないのさ (兄)帰れない (兄弟)同じじゃないか (弟)潮の香りの (兄)ふるさと話 (兄弟)こころとけあう (弟)花の (兄)花の (兄弟)兄弟  (兄)愚痴や未練は らしくもないぜ (弟)浮くも沈むも 根性次第 (兄)それでいいんだ (弟)それでいい (兄弟)やろうじゃないか  (兄弟)男同志の 未来(あした)の歌を (兄弟)命燃やして (兄)花の (弟)花の (兄弟)兄弟 
風の坂道北島三郎北島三郎倉持明生原譲二ころげておちて 逃げるやつ はいつくばって のぼるやつ 人の生きざま この坂道は うつしだすのさ ためすのさ 負けてたまるか 男坂  ふるさと遠く 裏山で 遊んだ頃が 懐かしい 汗にまみれた あの坂道を なんで忘れて なるものか それも試練だ 男坂  ほんとの夢が ほしいから 堪(こら)えて今は 行くだけさ 変わる季節も この坂道で 俺を待ってる 花と風 命燃やして 男坂
人生苦労坂山川豊山川豊原譲二原譲二遠山敦いくつ越えても その先は 苦労ばかりの 九十九(つづら)坂 世の中 平らな 道なんか あっという間に 行(ゆ)き過ぎる それが人の世 人生なのさ  人の情(なさけ)と 人の恩 胸にしみるね 雨の夜は 変わる世間の 裏表(うらおもて) 耐えて越えたら それでいい それが人の世 人生なのさ  一つ二つの 躓(つまず)きに 弱音吐(は)いたら 笑うだろ 意地があるなら 男なら のぼりきるのさ 苦労坂 それが人の世 人生なのさ
浪曲太鼓北島三郎北島三郎原譲二・哲郎原譲二なにがなにして なんとやら 唄の文句じゃ ないけれど 男一匹 この身体 何処で咲こうと 散ろうとも なんのこの世に 未練はないが 故郷(くに)に残した お袋にゃ 苦労 苦労のかけ通し“おっ母さーん” 馬鹿なせがれが 詫びている  なにがなにして なんとやら いろはかるたじゃ ないけれど 二度と戻らぬ 人生を 我身一人の為にだけ 歩く男に なりたくないさ 影を叱って 越えてゆく 無情 無情の泪坂“おっ母さーん” 負けはしないさ 俺はやる  なにがなにして なんとやら 浪花節では ないけれど 一度決めたら やり通す たとえ世間が 変われども 涙なんかは だらしがないぜ 弱音はいてちゃ 生きられぬ 我慢 我慢さ夢じゃない“おっ母さーん” 今に花咲く 春が来る
男の出船北山たけし北山たけし原譲二原譲二伊戸のりおドンと漕ぎ出す 暴れる海へ 波が牙剥(きばむ)きゃ 命が騒ぐ 負けてたまるか 挫けてなるか 師匠(おやじ)ゆずりの 心意気 エンヤラヤノヤ エンヤラヤノ ドッコイショ 船がゆく  惚れたあの娘が 出船の時に 無事を祈った お守り袋 泣いているよな 優しい瞳 どこか母似の 片えくぼ エンヤラヤノヤ エンヤラヤノ ドッコイショ 船がゆく  男だったら 男の誓い 無駄にしないさ 迷いはないさ 我慢辛抱 苦労の先に 待っているんだ 幸福(しあわせ)が エンヤラヤノヤ エンヤラヤノ ドッコイショ 船がゆく
想い北島三郎北島三郎原譲二原譲二南郷達也たった一つの 命の花が 何で急いで 春に散る 瞼(まぶた)とじれば 浮かぶ顔 想い出す度 切なくて 忘れ ないよと ひとり言  呼んでみたとて 届かぬ声と 知っていながら 呼びかける 遥か彼方の 空高く ひとり旅ゆく 淋しさが 見える 気がして 泣けてくる  今度生まれて 来たその時は きっと一緒に 暮らしたい もしも願いが 叶うなら 語りあかそう 水いらず 夢の 続きも あるだろう
おとこの酒よ北島三郎・大川栄策北島三郎・大川栄策喜多條忠原譲二南郷達也なんだかんだと いいながら よくぞ今日まで 生きてきた 酒はうまいな いのちの水だ 色気 山っ気 卒業したら なじみ屋台の オヤジが相手 今日も飲もうぜ おとこの酒を  こわい兄貴と 思ったら 情にもろくて 泣き上戸 人はみかけに 寄らないもんだ 男意気なら 負けないけれど ほの字 競えば 黒星つづき いつもくやしい ふたりの酒さ  春は桜の 花の下 秋は紅葉(もみじ)の 散る中で 酒はしみじみ 心に沁みる ひとり ひとりの 人生だけど なぜか 気の合う 似たもの同士  グッと飲もうぜ おとこの酒を
北島三郎北島三郎南沢純三原譲二一という字は 男の心 真一文字で 一直線 天を指さし 大地をふまえ 力強さは 誰にも負けぬ 俺は真っすぐ 一で行く  一という字は ぶっきらぼうだ 惚れたはれたにゃ 縁がない 風に逆らい 一心不乱 口を結んで 四の五の言わず でんと構えた 一で行く  一という字は 左右をおさえ 上だ下だと 騒がない 敵がありゃこそ やるぞと燃えて 明日へ一筋 男の意地を ぐいと貫く 一で行く
我慢船鳥羽一郎鳥羽一郎中谷純平原譲二前田俊明おやじの背なに しばられて 波を枕に 子守唄 おとこ度胸を 仕込まれた ゴメだ船出だ 東(あずま)丸 エンヤラヤーの 我慢船  沖には重い 鉛雲 くるぞひと荒れ うけてたつ 命しらずの この海じゃ 恋はよせよせ 仇になる エンヤラヤーの ドンとゆけ  荒波かぶり 突き進め 山背(やませ)風なら なおさらだ おやじゆずりの ド根性 腹におさめて 舵を取る エンヤラヤーの 我慢船
故郷への道北島三郎北島三郎原譲二原譲二伊戸のりお過ぎたあの頃 いま振り返る はるか遠くの 故郷(さと)の道 情けの糸に 支えられ 夢追いかけて きた俺さ いつか幸せ 届けたい  母の便りは 元気の薬 飲めば力も 湧いてくる 想い出だけは いつの日も 心のなかに 咲いている 受けた優しさ 返したい  変わる世代を 確かめながら いまを信じて 前を向け 二度とは戻れぬ 人生は 一度限りの 運命(さだめ)道 生きた証を 残したい
月夜酒北島三郎北島三郎下地亜記子原譲二蔦将包酒は辛口 冷酒で 肴は窓辺の おぼろ月 心の傷あと なだめて呑めば やけに恋しい ぬくもりが 命ゆらゆら 命ゆらゆら 月夜酒  便り開ければ 故郷(ふるさと)の 海鳴り聞こえる 身に沁みる 男も泣くのさ かくれて泣くさ 涙薄めて ひとり酔う 命ゆらゆら 命ゆらゆら 月夜酒  月にのぞかれ 苦笑い 不器用な生き方 まわり道 いいんだ人生 まだこれからさ 風に吹かれて 歩こうか 命ゆらゆら 命ゆらゆら 月夜酒
灯台あかり北島三郎北島三郎奥田龍司・原譲二原譲二南郷達也故郷(ふるさと)へ 帰りたい 海の向こうの ふるさとへ 北の海峡 のり越えて 飛んでゆきたい カモメになって いつかいつかを 夢みて暮らす 波また波間の 灯台あかり  流れ雲 伝えたい 無事でいる身を 今日もまた 渡る海峡 海鳴りに 苦労積み荷の 人生航路 何も語らず 明日のために 照らせ標(しるべ)の 灯台あかり  おふくろに 逢いたいなあ 今朝も夢見て 目をさます 津軽海峡 船がゆく 呼べば届くさ 心の声も 命一輪 咲かせてみせる 熱い想いの 灯台あかり
ひとすじ北島三郎北島三郎久仁京介原譲二花ならば春の 初桜 月なら秋の 十三夜 男意気地を 貫き通し 修羅の巷を 生きてきた 嘆かず媚びず 世の中の 古い男で いいじゃないか  泣ける時ゃひとり 泣くがいい 恨みと夢は 紙一重 おれが信じて 選んだ道を 惚れたあいつも ついてきた 人生半ば この世間 熱い情けが いいじゃないか  晴れ渡る空に 富士の山 高嶺の雲も 勇ましく 放つ光の その影となり 人をささえて 自らも 男のすじを 通しつつ 生きてゆくのも いいじゃないか
幸せ古希祝北島三郎北島三郎奥田龍司原譲二丸山雅仁俺とお前で 支え合いながら 越えて来たのさ 幾春を 弱音吐かずに 愚痴(ぐち)さえ言わず この身信じて ついて来た ありがとう 今日はめでたい 幸せ古希祝  辛く貧しい こんな暮らしにも がまん明日の のぼり坂 前で引くから 後(うしろ)で押せと 言えば頷(うなず)く 日焼け顔 ありがとう 縁(えにし)結んだ 二人の古希祝  陰で流した 涙見た時は 負けちゃだめだと つい叱(しか)り 夫婦喧嘩も たまにはあるが 命預けた 護(まも)り神 ありがとう 今日はめでたい 幸せ古希祝
望郷歌和田青児和田青児中村要子原譲二南郷達也夢を夢をナー でっかい夢を 抱いて来たんだ 東京へ あきらめないで 頑張れと あの山あの川 叱ってくれた ふるさとは もうすぐ雪だろか おふくろ気になる 風邪ひくなよ  北へ北へナー こころは北へ 秋の日暮れは 泣けてくる 枯葉の駅を 染めていた あの日の夕焼け 忘れはしない ふるさとに 残した恋ひとつ あの女いまごろ 幸せかな  いつかいつかナー 約束いつか 夢はかならず 守りたい 流れる雲を 追いかけた あの空あの道を 想いは遥か ふるさとの 噂を聞くたびに 今すぐ夜汽笛で 帰りたいな
えくぼ山本譲二山本譲二星野哲郎原譲二流れの旅で めぐり逢う 昔の女の 懐かしさ 潮の香りの ただよう町で 真珠のように 光っていても ユキ ユキ やせたな ユキ 二つもあった えくぼは一つ どこへいったのさ  別れた俺を 悪く言う ひとには横を 向くという そんな噂を きいてたけれど 三十路の春を 泪と暮らす ユキ ユキ 止しなよ ユキ おもいですてて 明日の街の 花と咲きなよ  しあわせかいと たずねたら うなずきながら 泣いていた 汽車を追いかけ 手をふりながら 何かを俺に 告げてた瞳 ユキ ユキ 好きだよ ユキ おまえの頬に えくぼを二つ つけてあげたいよ
清き流れ北島三郎北島三郎星野哲郎原譲二南郷達也はるかより はるかへつづく 歳月を重ねて 二千年 嵐の夜も また朝も われらを守り われらを愛し 清く流れる 五十鈴の川よ  おごそかに みそぎを払い 神に近づく 国民は 宇治橋渡り 晴れやかな 笑顔をつれて 戻ってくるよ 白い鳩舞う 古代の森を  雅楽鳴る 勾玉池(まがたまいけ)は 伊勢を讃えて 光る風 日本の母が また父が 誠を秘めた 玉砂利(たまじゃり)ふめば 語りかけるよ 心のふるさと 
小雪のひとりごと山口ひろみ山口ひろみ滝川夏原譲二南郷達也降り出す雨の 時計台 あの日も濡れて 待ちぼうけ 切なさつのる 北の鐘 札幌 日暮れの みぞれが沁みる 小雪は それでも 待ちました  ひとりじゃないよ オレがいる ホロリとさせる 口上手 わかっていても 憎めない 札幌 ウブです ススキノ辺り あなたの 嘘でも 恋しくて  アカシア匂う 花のころ 迎えにゆくよ 遠い夢 ふた春越えて 待っている 札幌 今年も 初雪便り 小雪は 初めて 泣きました
じょんがらよされ節みち乃く兄弟みち乃く兄弟塚口けんじ原譲二前田俊明アイヤ アァー 三味線弾けば 凍る指先 血がにじむ 唸(うな)る地吹雪 半端じゃないが 負けてなるかと 撥(ばち)が舞う 津軽じょんがら よされ節  アイヤ アァー 太棹(ふとざお)抱けば 情け知らずの 雪つぶて 撥で叩くな 心で叩け 叱る師匠の 声が飛ぶ 津軽じょんがら よされ節  アイヤ アァー 吹雪に耐えて 意地が支えた 芸の道 汗と涙で 極めた宝 叩き三味線 撥が舞う 津軽じょんがら よされ節
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
女房北島三郎北島三郎木下龍太郎原譲二一緒に歩いた 苦労で決まる 夫婦の値打ちと 言うものは そんな科白を 心の杖に どうやらここまで 生きて来た 世話をかけるよ なぁ… お前は命の 恋女房  いつでも誰かに 担がれなけりゃ 踊れぬ神輿さ 人生は 数え切れない 出逢いの中で どれより大事な めぐり逢い 絆うれしい なぁ… お前は一生 恋女房  この次生まれて 来る日のために 結んで置きたい 赤い糸 どこの誰にも 渡しはしない この手を離すな これからも くされ縁だよ なぁ… お前はあの世も 恋女房
別れの海峡和田青児和田青児原譲二原譲二鈴木操泣いてくれるな おまえのことは 死んでも忘れない 切ない言葉 仕方がないんだ 許してくれよ あつい情けは 乗せてゆく ああ… ドラが鳴る 別れの海峡 さよなら あばよ  離すものかと 抱き寄せながら 凍てつく淋しさを あたためあった 背中でふるえる おまえの涙 追ってくるよな 影法師 ああ… 星が降る 別れの海峡 さよなら あばよ  縁がありゃこそ ふたりの出逢い あきらめきれない やすらぎくれた おまえのみれんが 波間に揺れて 頬に遣らずの しぐれ雨 ああ… 雪になる 別れの海峡 さよなら あばよ
生かされて北島三郎北島三郎鈴木紀代原譲二南郷達也昭和 平成 令和へと 時節も移り 道のりは 情け知らずの 風が吹く ひたすらに たくましく 人生一度さ 熱い絆に 生かされて  あの日 握った 手の温(ぬく)み 忘れられない 想い出は 汗と涙で 支え合う 厳しさに 励まされ 人生一度さ めぐり逢わせに 生かされて  大地 踏みしめ 前を見て 昇る朝陽に 身を清め 未来(あす)の幸せ 追いかける おごらずに ひたむきに 人生一度さ 夢と感謝に 生かされて
越後情話北島三郎北島三郎星野哲郎原譲二斉藤恒夫角巻(かくまき)の 雪を払いながら 熱燗(あつかん)にしてと 女は声をかける おちょぼ唇(ぐち)してさ 少しやけっぱち へいへいと 愛想よく 七輪(かんてき)の 火を煽(あお)ぐ おやじの息も白い あゝ 越後六日町  男って みんな嫌いなのさ 独白(ひとりごと)言って 涙をかくすたび せまい屋台がさ やけに華(はな)やぐね なじめない お座敷を 逃げだして きたのかい 乱れた裾にのぞく あゝ 仇(あだ)な緋(ひ)ぢりめん  こんな妓を 泣かすやつの気持 わからないねぇと 男が差す酒を どうもありがとう なんて言っちゃって 受けとめる 色っぽい まなざしが 可愛いくて 心の雪もとける あゝ 越後六日町
願い星大江裕大江裕原譲二原譲二遠山敦いつかいつの日か 俺等(おいら)にだって きっと来てくれる 幸せが それを信じて いばらの坂を 上(のぼ)り続けて 行く覚悟 辛くても 辛くても 負けてなるかと 誓う夜空の 願い星  母の優しさ 父親(おやじ)の強さ どんな時でも 心の支え 苦労してたな 家族のために 知っているのさ あの頃を 忘れない 忘れない 思い出しては そっと見上げる 願い星  夢があるから 諦(あきら)めないさ 涙こらえて 生きている 弱音吐いたら 意気地(いくじ)がないと ビルの陰から 笑う月 くじけない くじけない 男だったら 明日(あす)に希望(のぞみ)の 願い星
おんな坂原田悠里原田悠里原譲二原譲二いつか幸福(しあわせ) くるだろうと そんな夢見て 生きてきた 辛くってサ 辛くってサ 何度泣いた日が 運命(さだめ)悲しい おんな坂  とうに忘れた 人なのに 未練ばかりの こぬか雨 辛くってサ 辛くってサ いつか呼んでいた 想い届かぬ おんな坂  ひとりぽっちにゃ 馴れてるが なんで枕が また濡れる 辛くってサ 辛くってサ こんな暮らしでも 強く生きます おんな坂
ふる里は いま…大江裕大江裕原譲二原譲二丸山雅仁季節(とき)は流れて ふる里はいま 変わる景色は 春模様 無事か達者か 親父お袋は 老いて早起き 早寝ぐせ なぜか気になる こんな夜は 夢でもなアァ 逢いたいな  帰りたいけど 帰れない 生まれ育った 山や海 逢えるその日が いつかきっと来る ひとりつぶやく 国なまり 思い出したら 又ホロリ 涙にアァ 暮れる宿  くじけてなるか 立ち上がる 我慢男の 光る目が 明日を信じて 今をゆく 背伸びしながら 呼んでいた 母の笑顔が 恋しくて 辛いけどアァ 頑張ろうな
北のふるさと北島三郎北島三郎北川文化・原譲二原譲二丸山雅仁ああ 駒ヶ岳 雪化粧 我慢こらえて 春を待つ そうさ人生は 長いようで 短いものさ おふくろ 今年も 帰って来たよ 俺のお守り 北の空  ああ 山背風 騒ぐ海鳥 明日は晴れやら 時化るやら そうさ人の世は 思い通りにゃいかないものさ おふくろ やっぱり 心はここさ 俺のお守り 北の風  ああ 追いかけた おやじ船 汽笛哀しい 前浜よ そうさ夢だけど 涙かみしめ 生きて来たんだ おふくろ この声 聞こえているか 俺のお守り 北の海
北島三郎北島三郎宮原哲夫・補作 原譲二原譲二丸山雅仁受けたからには 返すが人の まこと情や 恩の道 それを一生 忘れちゃならぬ 春に花咲く 芽を吹ぶく 草木も大地の 恩を知る  尽くすばかりの 女房(おまえ)の汗が こんな男の 胸に沁む 甘えごころじゃ さらさらないが 苦労山ほど 背負(しょ)ってきた 笑顔にいつでも ありがとう  辛い涙も 口惜(くや)しいことも 生きる男の 足跡さ 男一本 一途な夢を 情つくして 越えてゆく 命絆の 人間(ひと)の道
男松北島三郎北島三郎原譲二原譲二南郷達也岩を背中に 根を張りながら 雨の潤(うるお)い 命の支え 負けてなるかと 見上げれば 越えた幾春(いくはる) 数いくつ 耐えている 強い姿は 男松  前を見ながら あせらず行けと 母のやさしい 笑顔が浮かぶ 照る日曇る日 世の習い 風に叩(たた)かれ あおられて 耐えている 強い姿は 男松  過ぎた昨日は 振り向かないで 夢は明日に 持てばいい 生きる厳しさ 苦しさを そっと教えて くれる幹 耐えている 強い姿は 男松
あばれ松北島三郎北島三郎原譲二原譲二鈴木操どいつもこいつも だらしのない奴 弱虫ばかり 涙じゃこの海峡 渡っちゃゆけぬ 騒ぐ血潮は 玄界灘の 風にもらった 心意気 後生大事な 守り神 男一代 男一代 あばれ松  つまづきはじかれ わかっちゃいるけど 振り向く未練 惚れたはれたは からではないが 情け追いかけ 玄界灘の 思い通わす 浜千鳥 俺も人の子 人並みに 男一代 男一代 あばれ松  よしなョやめなョ 今さら愚痴など らしくもないぜ 照る日曇る日 浮世のならい 我慢我慢だ 玄界灘の 波で鍛えた 勇み肌 骨の髄まで ど根性 男一代 男一代 あばれ松 
みかんの故郷大江裕大江裕奥田龍司原譲二南郷達也みかんの故郷(ふるさと) 今頃は 春風が吹き 白い花が咲く 磯の香りの 四国路(しこくじ)旅情 瀬戸の島々 ポンポン船が 明日の夢を 運ぶのさ  みかんの故郷 訪ねたら 波止場桟橋 群れ飛ぶ海鳥 伊方(いかた) 瀬戸町(せとちょう) 三崎の浜辺 波がやさしく 打ち寄せ返す 夕焼けこやけ 赤々と  みかんの故郷 懐かしく 宇和海(うわかい)列車 昔のまんまで 友と遊んだ 段々畑 生まれ育った 山 川 海は 忘れはしないさ いつまでも
命花瀬川瑛子瀬川瑛子福田恒原譲二前田俊明こんど咲かせる 花びらは 冷たい色か 熱い色か 教えて下さい わかるように 花の命は 短いけれど 咲いてみせます 命花  命を染めた 花びらは 暗い悲しい むらさき色か 与えて下さい 情けの色に 花の命は 短いけれど つくしてみせます 命花  夢をかなえる 花に咲け 色のさめない 姿のままに 愛のよろこび いつまでも 花の命は 短いけれど もえて生きます 命花
望郷ひえつき節水沢明美水沢明美志賀大介原譲二南郷達也親にもらった 躰を泣かす そんな不幸な 便りは出せぬ 旅の情けに 濡れるたび 遠いふるさと 思い出す 庭の山椒(さんしゅ)の木 鳴る鈴かけてよヨォーホイー かけて 望郷ひえつき節よ  雨に打たれて 山椒(さんしゅ)が匂う 風に吹かれて かぼすが匂う 何を見たって ふるさとへ 憶いつながる ものばかり   とうに終わった あの日の恋が なんで今さら 心に疼く みつき先には あの人が 嫁をもらうと 言う噂 せめて一節 祝い唄 唄おうよヨォーホイ 唄う 望郷ひえつき節よ  昼夜十日の 窯焚き終えて 眠気覚ましの 冷酒(ひや)を飲む 生まれ育った 伊部(いんべ)の里で 腕を磨いた 轆轤技(ろくろわざ) 陶芸人生 あゝ 俺の道  土の良し悪しゃ 舐めたら判る それで駄目なら 咬んでみろ 藁を絡めた 緋襷(ひだすき)模様 肌を刺すよな 紅の色 陶芸人生 あゝ 俺の道
十和田湖北島三郎北島三郎北川文化原譲二やけ山の 夕やけよ 逢いに来たんだ 峰越えて 夢のようには いかない それが人生と 空が無言で 教えてくれる ああ 十和田湖 さざ波よ  雪が降る 八甲田 馬の親子が 丘をゆく 道はひとつさ だれでも それが人生と 空に向って 男のさけび ああ 十和田湖 さざ波よ  流れ星 追いかけて 峠をいくつ 越えたやら 明日を信じた 魂 それが人生さ 空は無限だ どこまでひとつ ああ 十和田湖 さざ波よ 
北島三郎北島三郎野村耕三原譲二裸一貫 やるぞと決めて ぐっと握った 拳の中に 意地もあるだろう 夢もまた 辛くても 辛くても 我慢がまんで 生きてみろ きっと男が 磨かれる  七つ転んで 八つで起きて 苦労重ねた 拳のような まこと強さを 知るだろう 聞かずとも 聞かずとも 我慢がまんを 語る手に そこに男の 価値もでる  何があっても こぼすな愚痴を 腹が立つ時ゃ 拳を振って 天を殴れば 気も晴れる 振りむくな 振りむくな 我慢がまんの その先にゃ 生きる男の 明日がある
愛の糸原田悠里原田悠里原譲二原譲二蔦将包ここまで歩いて 来た道は あなたと出逢う ための道 これから歩いて ゆく道は あなたと一緒に 歩く道 有り難う 有り難う 固く結んだ 愛の糸  生まれた時から もしかして 結ばれていたの もしかして 愛が運んだ この縁(えにし) 知らぬ同士の 巡り逢い 有り難う 有り難う 熱い情けの さだめ糸  悲しい時には うつむかず 苦しい時には 前を見て どしゃ降り続きの 世の中も いつかは晴れる 陽(ひ)は昇る 有り難う 有り難う 命きずなの 愛の糸
北島三郎北島三郎山田孝雄原譲二この道の 遠い何処かに 俺たちの 過去が落ちている 力の限り 生きては来たが 間違いだって 沢山あったよ 振り返ってみれば 懐しいものだ  この道の 遠い何処かで 俺たちを 明日が呼んでいる 広がる空に 大きな文字で 愛する人の 名前を書きなよ 苦しむ程恋は 美しいものだ  この道を 一人ぼっちで 俺たちは 今日も歩いてる 疲れた時は 休んでいなよ 淋しい時は 話してごらんよ 人生とはみょうに 難しいものだ  ハァー 道は道は遠い
あづま男と浪花のおんな北島三郎・中村美津子北島三郎・中村美津子原譲二原譲二鈴木操浪花育ちの おまえが好きだよ あづま男の あなたが好きよ おまえ あなた どこまでも 許されるなら つれて行きたい ついて行きます あぁぁ あぁぁ あぁぁ あぁぁ あの空までも  肩がふるえる 泣いてるようだね ごめんねうれしいの やさしい瞳 おまえ あなた いつまでも 信じるままに 咲いて生きたい 散らしたくない あぁぁ あぁぁ あぁぁ あぁぁ まことの花よ  西と 東の 似たもの同志さ いつか咲かせたい 夢の花 おまえ あなた これからも 出逢いの径(みち)は 力合わせて 耐えてゆきましょ あぁぁ あぁぁ あぁぁ あぁぁ 山坂越えて
夢恋あかり北島三郎北島三郎原譲二原譲二前田俊明お前が支えて くれるから 迷わずにこの道を 歩いてゆける ないないづくしで やせた頬 表通りに さす薄日 ついてついて来てくれ 夢恋あかり  夢追い続けて 越えて来た 遠廻り焦るなと 諭してくれた くよくよしてたら 泣きを見る たてた誓いの 約束は 耐えて耐えて男の 夢恋あかり  微笑み優しさ いやされて 真心を大切に 命がたぎる ぼちぼち行くのさ この先も お前頼りの この俺さ 明日を明日を信じた 夢恋あかり
おまえひとりさ里見浩太朗里見浩太朗中谷純平原譲二小杉仁三みちづれで生きようと いう俺に うれし涙で ついてきた 辛い顔さえ 胸にしまって 笑顔たやさず 尽してくれた いまさら照れるが… おまえひとりさ  しあわせもやすらぎも あげられず 俺はこころで 詫びている 苦労させたよ すがるその手を たぐり寄せれば 恥じらうおまえ いろいろあったが… おまえひとりさ  もう一度出逢っても 迷わずに 俺はおまえを 選ぶだろう 忘れないでと 涙ぐんでる そんな仕草も 昔のままさ 結んだ縁は… おまえひとりさ 
父子の誓い北山たけし北山たけし原譲二原譲二前田俊明俺の出発(かどで)を 祝った夜に 強いおやじが こぼした涙 あとはお前の 出番だと 固い誓いの 酒くみかわしゃ 熱い父子(おやこ)の 血が通う  若いうちなら やり直せるさ 生命(いのち)燃やして 立ち向かえ 惚れたはれたは 二の次さ 母の笑顔が 心の支え 汗と我慢の 男意気  苦労 辛抱 自分の宝 迷うばかりの 世の中だけど 親の背中が 道しるべ 夢があるから へこたれないさ 明日を信じて 俺は行く
その名はこゆき北島三郎北島三郎数丘夕彦原譲二北の女を くどくなら 秋の終りに するがいい ひとり冬越す つらさがわかる 女ごころに 日暮れが早い 雨の雨の札幌 とまり木同志 こぼれたお酒で書いた その名はこゆき  北の女の さみしさは 酔えばなおさら しみるのさ 少しうすめの 水割りでいい そっと気づかう 小さな笑顔 夜の夜の札幌 すすきの灯り ネオンも切なく揺れる その名はこゆき  北の女の やさしさは 誰も言うのさ 口癖に 涙もろくて 辛さに耐えて 厚い情けに しんから泣ける 雪の雪の札幌 アカシアの道 しばれて吐息も白い その名はこゆき
北島三郎北島三郎鈴木紀代原譲二損か得かを はかるより 嘘か真(まこと)で 動きたい 自分自身に 嗤(わら)われる 生き方だけは したくない 男らしく 俺らしく  いいか悪いか 言う前に 好きか嫌いで 決めている 自分自身が ためされる みんな承知さ 剣が峰 男らしく 俺らしく  失くしたくない 夢ならば 涙こらえて まわり道 自分自身で 嗅ぎ分けた そんな標(しるべ)に 生かされて 男らしく 俺らしく
おとこ節北島三郎北島三郎田久保真見原譲二丸山雅仁ぐいと大空 つかんで背負い この冬越せば 陽は昇る 時代(とき)の狭間で 見たものを 黙って抱えて 生きてきた 男の皺(しわ)さ 傷痕(きずあと)さ  雨に嵐に 堪(こら)える枝も 生きる証の 根の強さ 胸を引き裂く くるしみを 腹に隠して 咲かすのは 男の夢だ まごころだ  いつも思いは この世の為に 何も語らず やり遂げる  ひとつ命を 授かって いつかこの身が 尽きるまで 男が決めた おとこ節
男の精神北島三郎北島三郎志賀大介原譲二丸山雅仁いつの時代も いつの世も 国は人だよ 人は国 誰かが耐えて 幕を開け 誰かが忍んで 幕を引く 男の精神(こころ) 凛として 国を支える 人づくり  その場凌(しの)ぎで いいならば 我慢しろとは 云わないさ 分かって欲しい この心 分かってくれた その笑顔 男の精神 凛として 夢を咲かせる 人づくり  風の向こうで 今もまた 風が生まれて いるだろう あしたの先も その先も どでかい福が 舞うように 男の精神 凛として 命燃やして 人づくり 
津軽海峡島あきの島あきの円香乃原譲二伊戸のりお空より青い 海峡だから こらえた涙が こぼれます 遥かに見える その先は 波 また 波の 北の町 そこにあなたは いるのでしょうか 風も鳴いてる 津軽海峡  忘れることが できないなんて どうして消したら いいですか あなたを探し 訪ねれば ヒュル ヒュル ヒュルと 風の声 二度と逢う日は ないのでしょうか こころ乱れる 津軽海峡  海鳥一羽 潮路に揺れて 見えて隠れて どこへ行く 佇む港 影ひとつ チラ チラ チラと 雪が舞う いつかいつしか 会えるでしょうか 未練波立つ 津軽海峡
桜月夜北島三郎北島三郎麻こよみ原譲二前田俊明さくらの花びら 目を細め 見上げるおまえの 笑い顔 振り向けばいろいろ あったよな つまずきながらも この世坂 越えた二人に あー 花吹雪  おまえにいつでも 支えられ 今日まで何とか 頑張れた 口には出さぬが ありがとう 苦労をしたぶん かけたぶん 今度おまえに あー 恩返し  おまえと二人で またいつか 花見をするんだ この場所で しみじみと幸せ かみしめる 元気でいような これからも 明日(あす)につながる あー 二人道
泪の坂道北島三郎北島三郎大屋詩起原譲二丸山雅仁曲がりくねって どこまで続く 浮き世七坂 いばら道 運ぶ一足(ひとあし) 重くても 苦労承知で 決めたみち 越えてゆくんだ 越えてゆけ 人生無情の 男坂  先の見えない 泪の坂に 灯すお前の 夢あかり たとえ小さな 暮らしでも 恩と情けを 道づれに 耐えてゆくんだ 耐えてゆけ 人生がまんの 男坂  風が身を切る 夜更けの道も やがて陽のさす 朝がくる 夢が二人の 道しるべ 明日を信じて 立ち上がり 生きてゆくんだ 生きてゆけ 人生命の 男坂
北島三郎北島三郎沢村友美也・原譲二原譲二蔦将包汗が涙に 変わるたび 奥歯かみしめ 生きてきた 人にすがれば 踏みつけられて 落ちてもがけば 泥ん中 せめて会いたい せめて会いたい 夢ひとつ  苦労重ねて 耐えきれず 捨てた自分に 腹が立つ どうせ一度の 人生だから 悔いを残すな 男なら 春を信じて 春を信じて 待つがいい  先の見えない 坂道を 上りつめれば なつかしい 今の俺には 悲しい時も 命あずけた 奴がいて きっと笑える きっと笑える 明日が来る
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
リンゴのふる里へ和田青児和田青児原譲二原譲二丸山雅仁親の意見も あの日のまんま 不幸重ねて 便りも出さず いまだ夢追う 昨日 今日 帰りたい 帰りたい 帰れない リンゴの花咲く ふる里へ  誰が唄うか 情けの歌が やけにあの娘の 想いは募る 駆けた坂道 まわり道 帰りたい 帰りたい 帰れない 忘れちゃいないさ 達者かい  北へ北へと 流れる雲に のせて誓いの 男の真誠(こころ) 固い約束 嘘はない 帰りたい 帰りたい 帰れない でっかい人生 飾りたい リンゴの花咲く ふる里へ
男の一念北島三郎北島三郎大屋詩起原譲二丸山雅仁我慢辛抱 束ねて背負い 意地をつかんで 立ち上がる むかい風なら 真っ向(まっこう)勝負 かけて試練の 人生(みち)を行く 男の一念 ひとすじに  運のわるさに 足踏みしても くやし涙は かみしめて 生きる男は 根性一途 絆信じて 行くからは 揺るがぬ一念 ふところに  握る拳は いのちの拳 誠実(まこと)つらぬく ためにある 枯れちゃいないぜ 昭和の魂(こころ) 肝にきざんで 生きて行く 男の一念 どこまでも
醍醐桜北島三郎北島三郎大和路はるか原譲二丸山雅仁花を観るより 根っこが見たい よくぞ耐えたな千年桜 人も又 苦節を越えて人となれ 雨よ散らすな 雨よ散らすな 醍醐の桜  天を突くよな 気高き姿 若木のころを 夢に見る 人も又 望を捨てずに生きて行け 風よ騒ぐな 風よ騒ぐな 醍醐の桜  深山に一人 どっかと生きて 生命限りと 今日を咲く 人も又 真実を尽くして花になれ 永久に香れよ 永久に香れよ 醍醐の桜
島津亜矢島津亜矢星野哲郎原譲二流れる雲の 移り気よりも 動かぬ山の 雪化粧 ガンコ印の 野良着をまとい 生きる師匠(おやじ)の 横顔に おれは男の 山をみた おれもなりたい 山をみた  けわしい山に 登ってみたい 自分の道を 極めたい それは男の 見果てぬ夢か 山に登れば その山の 山の向こうに 待っている 山の深さを 知るばかり  目先のことに うろちょろするな 昨日と同じ 今日はない それが師匠の 口癖だった たった一度の 人生を 花にするのも がまんなら 山にするのも またがまん
こころの母は北斗星北島三郎北島三郎中谷純平原譲二夢路たどれば 母港 そこは故郷 宝島 北の夜空で 輝きながら 男の試練を支えてくれる こころの母は 俺の俺の北斗星(ほくとせい)  星の数だけ苦労して いつも笑顔でかくしてた 人のやさしさなくしたときは あの手のぬくもり叱ってくれる こころの母は 俺の俺の北斗星(ほくとせい)  呼べど届かぬ面影に 両手合わせて願い星 しばれる涙まつ毛が凍る 明日のゆく道 守ってくれる こころの母は 俺の俺の北斗星(ほくとせい) 
なんか一丁やったろかい大江裕大江裕仁井谷俊也原譲二一ツ ひとりで故郷(くに)を出て 二ツ 踏まれて蹴飛ばされ 三ツ みんなは泥つきの ジャガイモみたいと 指をさす 今は名もない 男だけれど なんか一丁 やったろかい なんか一丁 やったろかい  四ツ 弱音は吐かないで 五ツ 一歩を踏みだせば 六ツ 無情のこの都会(まち)に あしたの希望が 見えてくる 吹けば飛ぶよな 男だけれど なんか一丁 やったろかい なんか一丁 やったろかい  七ツ 泣き顔見せるなよ 八ツ やるぞの心意気 右か左か 迷ったら 自分が信じる 道をゆく 何処にでもいる 男だけれど なんか一丁 やったろかい なんか一丁 やったろかい  男一匹 かぞえ唄 思い通りにゃ ならないが 九ツ この世は夢舞台 十でとうとう 花咲かす ちょいとおくれの 男だけれど なんか一丁 やったろかい なんか一丁 やったろかい
コスモス日和北島三郎北島三郎荒木とよひさ原譲二前田俊明倖せは 平凡がいい 子供は 多い方がいい 仲良く やれたらいい 流れるままに やればいい 娘よ 愛する人を 信じてはるかに せめて 思い出だけは 置いてゆけ あしたは晴れる 秋桜(コスモス)日和(びより) 幼いお前が 今も心に  人生は おだやかがいい 笑顔は 毎日でもいい 労(いたわ)り あえたらいい 優しくされて いればいい 娘よ 最後の夜は 涙はいらない 白い着物(ドレス)が きっと 似合うから 目覚めた朝は 秋桜日和 幼いお前の 花嫁姿  娘よ 愛する人を 信じてはるかに せめて 思い出だけは 置いてゆけ あしたは晴れる 秋桜日和 幼いお前が 今も心に 今も心に
北島三郎北島三郎石本美由紀原譲二奥歯かみしめ 男が耐える 苦労吹雪の荒れる海 負けてたまるか 沈んでなるか 広いこの世の 海原を 俺はこの手で 舵をとる  灯り色した 情けがあれば どんな闇夜も 恐くない つばさ可愛い お前はかもめ 惚れて運命を 託すなら 俺の大事な 舵になれ  明日の光を 追いかけながら 生きた数だけ でかくなれ 波よ吠えるな 吹雪よ泣くな 夢を積み荷の いのち船 俺はしっかり 舵をとる 
ふたり舟岩本公水岩本公水中島健二原譲二怒涛(どとう)渦巻く この海峡に もまれはじかれ 流されかけた さんな女に 心のささえ あなた私の 舵となり 生きて行きたい 生きて行きたい 男女(ふたり)舟  波も荒いよ この海峡は しぶきまじりが 冷たく濡らす 涙ふきなと やさしく抱いて あなた私の たてとなり 越えて行きたい 越えて行きたい 男女(ふたり)舟  辛(つら)い思いは この海峡の 潮に流した 門出の汽笛 岬がくれの 燈台灯り あなた私の 命綱 ついて行きたい ついて行きたい 男女(ふたり)舟
港雪北島三郎北島三郎原譲二・中谷純平原譲二南郷達也流れ星 北へ流れて またひとり おんなが泣いている 港酒場の グラスの酒は… みぞれまじりか おまえの涙 おもいだすのさ 日本海 あゝ 肩に雪が舞う  願い星 ひとつまたひとつ 逢いたいと 夜空にゆれながら 港酒場に 残したみれん… かくしきれない おとこの背中(せな)に 呼んでくれるな 港町 あゝ 海に雪が飛ぶ  この命 渡る海峡 つらすぎる まつ毛に波しぶき 港酒場に 情けの糸が… 生きてゆくのさ 運命(さだめ)のままに 夢に転んで また起きる あゝ きょうも港雪 あゝ きょうも港雪
島津亜矢島津亜矢野村耕三原譲二雪の降る日も 雨の日も 竹は節目(ふしめ)で 伸びてゆく 人もまた 己(おのれ)が道の一里塚 確かめながら 行けばいい そこに出逢いも 彩(いろど)りも ああ…粛々(しゅくしゅく)と 行けばいい  月の世界に 憧れて 竹に托(たく)した 夢もある 人はみな 見果てぬ夢の夢灯り しっかと抱いて 生きりゃいい 熱い想いを 温(ぬく)もりを ああ…粛々と 行けばいい  花の咲くのは ただ一度 竹は寿命(いのち)が 尽きるとき 人もまた 上辺(うわべ)の花を飾るより 誠実(まこと)の花を 持てばいい こころ豊かに しなやかに ああ…粛々と 行けばいい
義経伝説小金沢昇司小金沢昇司中谷純平原譲二丸山雅仁石がころがる 波がころがる 風が巻いて吹く 津軽竜飛崎 荒波吠える 海峡を 大陸へ渡った 武将がいる ジンギス・カンは 義経か 男のロマンが 翔び立つ岬…  山をゆさぶる 沖をゆさぶる 舟が夢を漕ぐ 津軽竜飛崎 渚をあらう 海鳴りも 静御前の 泣く声になる 運命を抱いた 悲しみか 女の涙が とびちる岬…  月がかぶさる 海にかぶさる 星がすがりつく 津軽竜飛崎 流れる雲は 雪をよび あれて吹雪は 天空を舞う 竜馬にのった 義経か 男の生命が さかまく岬…
御免なすって大江裕大江裕原譲二原譲二伊戸のりお御免なすって まっぴらごめん 敷居三寸(しきいさんずん) 借り受けまして 手前 無宿(むしゅく)の 渡り鳥 生まれながらの 性根とやらで 筋が通らにゃ 引けません どうぞ宜敷く お頼みします  御免なすって まっぴらごめん 夜の峠路 枯葉を踏めば やけに冷たい 草の露 ゆくか戻るか 思案の道は ねぐら持たない 三度笠 どうぞ宜敷く お頼みします  御免なすって まっぴらごめん 縞の合羽に 草鞋(わらじ)の紐が 辛くないかと 風が哭(な)く 渡る世間の 街道がらす 男磨いた 勇み肌 どうぞ宜敷く お頼みします
やん衆酒場北島三郎北島三郎原譲二原譲二酒がにがいと 泣く女 酔っているのか なあお前 駄目じゃないかよ しっかりしろよ つらい涙はこの 海峡(かいきょう)の 潮の流れが 消してゆく 北のさい果て やん衆酒場  長い襟足 ほつれ髪 やるせないのか なあお前 やけはよしなよ馴れないことは 思い直して 身の上話 云えば悩みも 晴れよもの 北のさい果てやん衆酒場  今宵別れの 港町(みなとまち) 何も聞くまい なあお前 なまじ情はせつないばかり 濡れた瞳に 別れの風が 未練心(みれんごころ)を吹き流す 北のさい果てやん衆酒場 
あなたが命瀬川瑛子瀬川瑛子沢村友美也・原譲二原譲二浮雲みたいに 流されながら 消えゆく運命と 知りました あなた あなた あなたが命 泣いたあの日は 雨でした  わざと作った 強がり顔が お酒がにがいと ひとり言 あなた あなた あなたが命 こころ細さに 耐えてます  形ばかりの 幸福よりも 日陰に寄り添う 花でいい あなた あなた あなたが命 ついてゆきたい あの世まで  
風よ北島三郎北島三郎野村耕三原譲二蔦将包若いうちなら 傷だらけ 逆らう風も いいだろう それで世間の 裏の裏 見えたらでっかく 飛び出せる いのちを燃やして ぶつかれや  背中(せな)をやさしく 押しながら 姿を見せない 風がいる まるで人生 影のよに 寄り添う君に ありがとう 歩いていこうや 踏んばれや  巡る季節の 花と夢 忘れず風は つれてくる 人は誠実(まこと)に 生きてこそ 自分の道で 春を呼ぶ 明日(あした)に向かって 頑張れや
まつり遊助遊助なかにし礼原譲二Soulife男は祭りを そうさ かついで 生きてきた 山の神 海の神 今年も本当に ありがとう 白い褌 ひきしめた 裸若衆に 雪が舞う 祭りだ 祭りだ 祭りだ 豊年祭り 土の匂いの しみこんだ 伜その手が 宝物  男は祭りで そうさ 男を みがくんだ 山の神 海の神 いのちを本当に ありがとう 船に五色の 旗をたて 海の男が 風を切る 祭りだ 祭りだ 祭りだ 大漁祭り 見ろよ真っ赤な 陽が昇る 伜一番 船をこげ  燃えろよ 涙と汗こそ 男のロマン 俺もどんとまた 生きてやる これが日本の 祭りだよ
兄貴のふるさと北島三郎・鳥羽一郎北島三郎・鳥羽一郎水木れいじ原譲二丸山雅仁(兄)なしのつぶてで 居たってヨー (弟)俺はやっぱり 兄貴が頼り (兄)桜吹雪の 舞う故郷へ (弟)トンボ帰りで 戻って来たぜ (兄弟)あの山 この川 夢ン中 (兄)兄弟って奴は (兄弟)なぁいいもんだ  (弟)惚れていたんだ 死ぬほどヨー (兄)そんなひとりの 女もいたさ (弟)昔なじみの 赤ちょうちんで (兄)共に語ろか おもいで話 (兄弟)あの唄 あの恋 酒ン中 (弟)兄弟って奴は (兄弟)なぁいいもんだ  (兄)くやし涙が 出た時ゃヨー (弟)ドンと自分を どやしてみるさ (兄)苦労かけるな おふくろさんに (弟)あとは俺らが やるだけやるさ (兄弟)あの駅 この道 風ン中 (兄弟)兄弟って奴は なぁいいもんだ
ふるさと太鼓北島三郎北島三郎下地亜記子原譲二伊戸のりお天に届けよ ふるさと太鼓 バチが火を吹く 汗が飛ぶ 明日(あす)へ踏み出す 祭りだよ 日本列島 北から南 祈る幸せ 末広(すえひろ)に  男魂(いのち)の ふるさと太鼓 聞けば力が 湧いてくる 苦労涙を はねのけて 日本列島 四季折々に 愛と笑顔の 花よ咲け  どんと響けよ ふるさと太鼓 大漁豊作 願い打ち 夢だ元気だ 根性だ 日本列島 津々浦々に 未来(あす)に希望(のぞみ)の 虹が出る
流転笠北島三郎北島三郎原譲二原譲二鈴木操故郷(くに)を追われた 赤城を追われた 上州鴉 明日のねぐらは ないものを アー 寒いな 背中に空ッ風 破れ合羽の 破れ合羽の 追われ旅  なまじ未練に 見返える 峠時(とうげじ) 月さえうるむ 声にならない ひとり言 アー いつかは 落葉の露か 泣くな運命(さだめ)の 泣くな運命(さだめ)の 無宿旅  みぞれまじりか 草鞋(わらじ)冷たい コハセが痛い 抱いた長脇差(ながどす) また重い アー いつまで この身は遠い 男 忠治の 男 忠治の 流転笠
北のわかれ雪北島三郎北島三郎原譲二原譲二寒いな 雪の夜は こころも凍れる まして 流れる身は なおさら辛い いつになったら この背中(せな)の荷は どこに降ろせば いいのやら あゝ 北の春はまだ遠い  振り向きゃ 昨日今日と 重ねる旅は いつか形(なり)もやつれ 影さえ薄い わざと傷心(いたみ)は 笑顔でかくし そっとのぞいた なわのれん あゝ ひとり酒はまたにがい  この坂 上り下り 幸福尋ねて 堪え堪えながらの 奴がゆく 我慢辛抱 承知はしても 壗(まま)にならない 世の習い あゝ 北の北のわかれ雪
大樹のように大江裕大江裕伊藤美和原譲二蔦将包暑さ寒さに 耐えてこそ きれいな花咲く 実をつける 夢をこの手に つかむまで 泣いているよな 暇はない 天に向かって 真っ直ぐに 気高くそびえる 大樹(たいじゅ)になりたい  どんな立派な 木の幹も 最初は小さい 苗だった 負けはしないさ 自分には 親に誓った 恩返し 信念(おもい)ひとすじ 真っ直ぐに 気負わずそびえる 大樹になりたい  人の心も おんなじで しなる枝ほど 折れにくい 今日の試練が いつの日か きっと男の 糧(かて)になる 天に向かって 真っ直ぐに 明日(あした)にそびえる 大樹になりたい
笑顔の花北島三郎北島三郎いではく原譲二南郷達也花には水を あげるよに 人には愛を 届けたい つらい時こそ 励ましあって 明日(あす)を信じて 輪になれば 生きるちからの 花が咲く  大和の国の 美しさ 忘れちゃいない 人々は 海の青さや 田畑のみどり 支えあったら ふるさとは きっと帰るさ この胸に  笑顔の花が 咲くように みんなで歩く この道を ひとりひとりが 心を合わせ 太い絆の 綱打てば 生きるちからが 倍になる
次郎長笠北島三郎北島三郎関沢新一原譲二鈴木操富士を背にした 東海渡世 清水港は 男で明ける 向こう行くのは 次郎長どんか 義理と人情 道連れに 今日も前向け 三度笠  意地を通した 男の背に 泣いて見送る 情けが重い 儘にならない 浮世の風に 恋も未練も 振り捨てて 抱いて長脇差 今日も行く  縞のカッパに 桜の吹雪 男伊達なら 二十と八つ 惚れて預けた 命じゃないか 守り抜きたい 夢みこし ぐいと睨んだ 富士の山
轍(わだち)北島三郎北島三郎星野哲郎原譲二川村栄二あの頃は その日その日を 生きることに 夢中で ふり返る 暇もなかった いつの間にか 通りすぎた 長い道のり 深くえぐれた 轍は もがき苦しんだ 日々の足跡 あの日があって 今日がある あの人がいて 俺がいる 忘れないよ 忘れないよ いつの日も 忘れないよ 命あるかぎり  訳もなく 心傷つけ 去って行った 人たち ふるさとの 母を嘆かせ 風のように 通りすぎた 長い歳月 曲がりくねった 轍は 迷い流された 日々の思い出 あの日があって 今日がある あの人がいて 俺がいる 忘れないよ 忘れないよ いつの日も 忘れないよ 命あるかぎり 命あるかぎり
火消し一代北島三郎北島三郎原譲二原譲二丸山雅仁生れながらの 性根とやらで 筋が 通らにゃ 許せない 火消し一代 江戸の隅までも 護る 預かる 人様の 明日の暮しに 命を賭けて いくぜ辰五郎 男伊達  あがる火の粉は この身に受けて ぐいと睨んだ 勇み肌 火消し一代 恩と情を 抱いて 背負って 人助け 無事を願って 八百八丁 いくぜ辰五郎 男伊達  いろは四十八 組ある中の 纏一番 名は め組 火消し一代 いつもいつの世も 語り継がれて 人の為 役に立つなら それもよし いくぜ辰五郎 男伊達
路地の雨北島三郎北島三郎たかたかし原譲二蔦将包傘を差し出す おまえの涙が 俺の肩先 ポツリと濡らす 惚れていりゃこそ 連れてはいけぬ ばかな男の 強がりを 泣いてうらむか 泣いてうらむか 路地の雨  何も言うなよ わかっているのさ あの日互いに 預けた心 戻れないのさ どうにもならぬ めぐり逢わせの 不幸せ 肩につめたい 肩につめたい 路地の雨  熱い情けに 芯から泣ける なんでおまえを 忘れるものか せめて幸せ 背中で祈り 想い断ち切る 女傘 闇に糸ひく 闇に糸ひく 路地の雨
瀬戸内海北山たけし北山たけし麻こよみ原譲二前田俊明波の静かな 瀬戸内海も 内に秘めてる あばれ波 口にゃ出さない 男の夢が 燃えているのさ この胸に 島の数だけ 夢がある あげる帆柱 夢航路  瀬戸の大橋 しまなみ街道 男のぞみを つなぐ橋 俺を信じて あのふるさとで 待ってくれてる おふくろよ 渡る世間の 波しぶき 負けはしないさ 夢航路  悔し涙を 瀬戸内海の 潮風(かぜ)が優しく 撫でて行く 明日(あす)もあるさと 笑ってみせりゃ 夕陽赤々 染まる海 潮の流れを 風向きを よんではるばる 夢航路
港春秋北島三郎北島三郎星野哲郎原譲二海は荒海 日本海 風は北風 シベリヤ生れ 面舵 取り舵 北前船の はらむ白帆が 目に浮かぶ ああ はるばると 海人たちの 夢を育てた 港春秋  月の砂丘に 咲く花は 知っているのか 古代のロマン 白兎の神話に のれんも更けて かわい人魚の 片えくぼ ああ 出船待つ 海人たちの 唄もはずむよ 港春秋  山は大山 愛の山 川は清流 千代川の みどりを透かした しぶきの中に おどる若鮎 さわやかに ああ 母となり 親父となって 命彩る 港春秋 
ふたり道北島三郎北島三郎鈴木紀代原譲二前田俊明泣いて笑って また泣いて おまえと歩いた ふたり道 短いようで 振り向きゃ長い 重ねた月日の 五十年 いつでも傍で 支えてくれて ありがとう ありがとう なぁ おまえ  夢という名の 身勝手を だまって堪(こら)えて くれたやつ かくれて涙 ふいてた夜は さすがに心で 詫びた俺 今なら言える 照れずに言える ありがとう ありがとう なぁ おまえ  何がなくても 連れがある 明日につながる 今日がある 二人で同じ 想い出分けた おまえの代わりは 他にない 男に生きる よろこびくれて ありがとう ありがとう なぁ おまえ
男華北島三郎北島三郎仁井谷俊也原譲二南郷達也汗水ながして 頑張って それでも登れぬ 山がある いいさいいんだ… その悔(くや)しさと 負けず嫌いの この意地で いつか咲かせる 男華(おとこばな)  縁(えにし)という字が なかったら 出逢えてなかった お前にも いいさいいんだ… 心底惚れた 「情(なさけ)」一字に 寄り添って きっとするとも 倖せに  冷たいこの世の 向かい風 弱音を吐いたら 負けになる いいさいいんだ… 己を信じ 我慢・我慢に 耐えぬいて 明日(あす)は咲かせる 男華
命の花よ藤あや子藤あや子小野彩原譲二宮崎慎二心の奥に 咲いている 花は紅(くれない) 命の花よ 愛しい 恋しい 想い出ばかり 涙で濡れた 花びらは 夜の川へと 散り散りに 流れ 流れ 流れゆく  貴方を追いかけ 雪の中 赤い紅(べに)ひく 命の花よ 運命(さだめ)の縁(えにし)と 信じていても 別れはいつか 忍び寄る 苦いお酒に 身をまかせ ひとり ひとり ひとり泣く  儚(はかな)い夢と 散ろうとも 愛を貫(つらぬ)く 命の花よ 女の一途を 捧げ尽くして ふたりで生きる しあわせが 夜の静寂(しじま)に 揺れながら 消えて 消えて 消えてゆく
男の証長井みつる長井みつる原譲二原譲二伊戸のりお俺の行く手を 邪魔などしても 廻れ右など するものか 何処に居ようと 男であれば 天に一点 心を磨く これぞ誠(まこと)の 男の証(あかし)  命をかけて 試練の坂を あびる火の粉(こ)に 立ち向かい 我慢重ねて 信じた道を 渡りきるまで 迷いはしない これぞ真(まこと)の 男の証(あかし)  人の情けに ほだされながら いつか笑える その日まで 熱い血潮は 消さずに生きる 決めた心に 嘘などないさ これぞ真実(まこと)の 男の証(あかし)
北島三郎北島三郎志賀大介原譲二南郷達也やると決めたら 俺はやる 誠ひとすじ 纏に賭けて 度胸千両 真ごころ千両 親に貰った お宝だ でっかく咲かすぜ 纏一代 おとこ道  からだ一つを 投げ出して それで済むなら お安いものさ 俺を頼りと 思ってくれる そんなあいつの 為にある 真実一路の 纏一代 おとこ道  義理に生きれば 義理に泣く 泣けば悲しむ 観音さまが 向けた背中に 切り火を受けて 今日も修羅場で 仁王立ち ここが勝負だ 纏一代 おとこ道
人生列車和田青児和田青児仁井谷俊也原譲二丸山雅仁夢に転んで 怪我しても 若いうちなら やり直せるさ こん畜生と 歯を食いしばり でっかい東京に 足跡のこす あゝそれまでは それまでは あゝそれまでは それまでは 各駅停車さ… 人生列車  途中下車して 惚れた奴 恋の苦さを 初めて知った あいつも俺も 迷い子だけど 誰もが倖せ 掴める街さ あゝこれからも これからも あゝこれからも これからも 線路(レール)はひと筋… 人生列車  長いトンネル その先に 見えてくるのさ 希望(あした)の灯り 弱気の虫は つまんで捨てて 男の花火を 世間にあげる あゝそれまでは それまでは あゝそれまでは それまでは 各駅停車さ… 人生列車
時代の海大江裕大江裕原譲二原譲二遠山敦親という名の お守り抱いて 人は世間に 船出する 辛い時でも 笑顔で受けて 耐えて行くのも 男じゃないか 人生海峡 アァアー(アーヨイショ) 乗り越えて  修行重ねて いくとせ過ぎた 熱い想いを 大切に 涙隠して 頑張り通す そんな姿も 男じゃないか 人生海峡 アァアー(アーヨイショ) 乗り越えて  決めたからには 時代の海を 渡りきるのさ 迷わずに 夢じゃないのさ 願いは叶う 真(まこと)信じて 男じゃないか 人生海峡 アァアー(アーヨイショ) 乗り越えて
人在りて北島三郎北島三郎志賀大介原譲二南郷達也運を天から 貰うには 努力印しの 手形がいるぜ 右も左も 戻るも行くも 道は自分で 造るもの 天在り 地在り そこに人在り 真実(まこと)あり  色も形も 無いけれど そんな空気に 生かされている 自分一人で 生きてるような 思い上がりは 通らない 天在り 地在り そこに人在り 情けあり  天地不動の 不文律(やくそく)を 人は勝手に 破いちゃならぬ 天が怒(いか)れば 大地が荒れる 荒れた大地に 花はない 天在り 地在り そこに人在り 希望(のぞみ)あり
女がひとり北島三郎北島三郎原譲二原譲二鈴木操貴女を死ぬ程 愛したことは 今でも本当に 幸せでした 季節(とき)は流れて 十年過ぎた 辛かった 辛かった 女がひとり 仮の塒(ねぐら)は 雨ばかり  貴女を一度は 怨みもしたが やっぱり切れない 未練の心 寒い北風 吹く今頃は 辛いのよ 辛いのよ 女がひとり 胸の傷(いた)みに すきま風  貴女と暮らして はじめて知った 人の情の 気高(けだか)さを 大事に抱(かか)えて 明日から 辛くても 辛くても 女がひとり 生きて行(ゆ)きます いばら道
勘太郎笠北島三郎北島三郎久仁京介原譲二南郷達也伊那を背にして 天竜下りゃ やくざ渡世の しぶきがかかる 義理だ意地だの その裏で かくす合羽の しのび発ち 先も見えない 先も見えない 急ぎ足  笠にしぐれて 枯葉も泣いて 胸にわが子の 笑顔が浮かぶ 表通りを はじかれて 行けば谷間の 岩かげに 命やすらぐ 命やすらぐ 水の音  月もかくれた 峠の宿場 明日はいずこの いずこの空か 思い叶わぬ 世の中の 愚痴や未練は 振り捨てて 流れながれの 流れながれの ひとり旅
母は俺らの守り神北島三郎北島三郎原譲二原譲二蔦将包俺のこの手を この手を握り 負けちゃ駄目よと 泪の声が 駅のホームで 見送る母の やせた身体が この目に浮かぶ 母は俺(おい)らの 母は俺(おい)らの 守り神  人の情けと 情けと恩は 大事にしなよと 自分の為に 決めた道なら がまんの坂を のぼりきりなと 叱ってくれた 母はいつでも 母はいつでも 守り神  辛い浮き世の 浮き世の川を 渡り切るのさ 迷わずめげず 親に学んだ 真(まこと)の一字 辿りつくまで 命の限り 母は俺らの 母は俺らの 守り神
時雨月北島三郎北島三郎星野哲郎原譲二惚れて枕も 渇かぬうちに 恋も半端な 三国越え みれん残して 旅路をゆけば 山の紅葉の 間から 泣いて見送る 君の瞳のような 時雨月  風に吹かれて 重なり合った 落葉みたいな 恋だから 義理は止そうと 指切りしても 別れまぎわの ため息が うしろ髪ひく 旅が荷になる 時雨月  心つなげる 妻篭の灯り 逢えぬ辛さを 誘うだけ 旅が塒の さすらい稼業 胸に吊した 似顔絵の 君と一緒に 越える木曽路は 時雨月
哀愁港町山口ひろみ山口ひろみ原譲二原譲二遠山敦霧笛が遠く 聞こえる宿に 私一人を 残したまま 何も言わずに 出て行(ゆ)くなんて 外は無情の 風が啼(な)く あなた恋しい 哀愁港町  いつか望んだ 女の夢も 今は悲しく 遠ざかる 追うに追えない 空(むな)しさだけが 未練積み荷の 船が行(ゆ)く あなた切ない 哀愁港町  惚れていたから 私の負けと 一度恨(うら)んで 拗(す)ねた夜 想い切ない 愛しさばかり 沖は漁(いさ)り火 雪が舞う あなた逢いたい 哀愁港町
千年桜北島三郎・鳥羽一郎・大江裕・三山ひろし北島三郎・鳥羽一郎・大江裕・三山ひろし保岡直樹・補作詞:志賀大介原譲二丸山雅仁幾度幾千 風雪耐えて 今じゃ立派な 立ち姿 これが生きると いうものさ 次の時代を 盛り上げて 若いいのちを 明日に繋げ 年輪重ねた 千年桜  目には見えない 根っこの強さ 夢を叶える 力になれと 春夏秋冬 大空に 両手広げる 勇ましさ 見れば涙も 吹っ飛ぶだろう 年輪重ねて 千年桜  歴史伝わる 両手に余る 幹の傷あと 語る樹は 負けちゃ駄目だと 叱るよに いつも見守り 励まして くれる気がして ありがとう 年輪重ねた 千年桜
清水の暴れん坊北島三郎北島三郎原譲二原譲二丸山雅仁富士を背中に 東海暮らし 生まれながらの ど根性 義理と情けを 道連れに 縞(しま)の合羽が 揃いぶみ 清水港の あゝ男伊達  惚れて担いだ 駿河の御輿 命預けて 修羅の川 渡り切るのさ 付いて来い はやる心に 茶わん酒 清水港の あゝ勇み肌  馬鹿は死ななきゃ なおらねぇ そんなセリフも どこ吹く風と 見えぬ片目に 隠した涙 森の石松 いい男 清水港の あゝ暴れん坊
夫婦綴り北島三郎・藤あや子北島三郎・藤あや子伊藤美和原譲二前田俊明星の数ほど 人がいて 出逢える人は 一握り きっと二人は 縁(えにし)の糸で 結ばれ生まれて きたのでしょう 不思議だね 不思議だな 合縁奇縁(あいえんきえん)の 夫婦道(めおとみち)  苦労ずいぶん かけたけど 幸せでした いつだって いつも隣に いてくれたから 笑顔で励まし 乗り越えた 咲かせましょ 咲かせよう 合縁奇縁の 夫婦花(めおとばな)  たった一度の 人生で あなたと逢えて よかったわ 力合わせて これから先も 歩いて行こうよ どこまでも 飲みたいね 飲みたいな 合縁奇縁の 夫婦酒(めおとざけ)
昔も今も、この先も北島三郎北島三郎原譲二原譲二南郷達也汗と涙は 手で拭(ぬぐ)い 越えてきたのさ 試練坂 明日(あす)へ踏み出す 旅だから 熱い思いを たぎらせて 悔いは残さず 生きて来た  変わる景色と 向かい風 やけに気になる 事ばかり どこがいいやら 悪いやら ままにならない 世の中に それも承知で 生きている  時代(とき)の流れと 厳しさに 耐えて来たから 今がある 夢や思いは この胸に 抱いて天命(さだめ)の これからを 強い心で 生きて行く
ハマナス海峡島あきの島あきの円香乃原譲二伊戸のりお岬に花が 咲く頃に 迎えに来ると 言った人 この冬越せば また逢える 言ったことばは 嘘ですか 涙がホロリ 涙がホロリ 夕陽に染まる ハマナス海峡  うす紅色の 花を見て あのころ今も 思い出す 近くて遠い 海むこう 風がこの胸 凍(こご)えさす 影さえ震(ふる)え 影さえ震え 沖は海鳥 ハマナス海峡  夢でもいいの 逢えるなら 愛しさばかりが あふれます あなたがくれた 温もりは 忘れませんと 伝えたい 淋(さみ)しさこらえ 淋しさこらえ 星も見えない ハマナス海峡
みちのく渡り鳥みち乃く兄弟みち乃く兄弟原譲二原譲二丸山雅仁親にもらった 命が二つ 歳のはなれた お前と俺が 共に歩いた 幾年月か つらい時には なぐさめあって 語りあかした 旅の宿 なあ兄貴 弟よ 俺たちみちのく渡り鳥  今は何んにも 見えないけれど 母の血をひく お前と俺が 力合わせて 山坂を 上り下りは どこにもあるさ 辛抱我慢を 分かちあい なあ兄貴 弟よ 俺たちみちのく渡り鳥  今日も明日も 夢追う身なら まわり道でも お前と俺で 花と咲かせる その日まで 故郷のなまりは 心の支え これが二人の 門出節 なあ兄貴 弟よ 俺たちみちのく渡り鳥
泥んこ大将大江裕大江裕原譲二原譲二遠山敦雨や嵐や 重なる試練 耐えて根を張る 名無し草 泥んこ 泥んこ 泥んこ大将 頑張りましょうね 今は我慢さ 乗り越えて 明日は晴れるから  恩や情けは 命の水さ 花も咲かせて 実もつける 泥んこ 泥んこ 泥んこ大将 頑張りましょうね 力合わせて 助け合い 笑顔になれるから  幸せ不幸せ 生きてる限り ついて廻るさ いつの世も 泥んこ 泥んこ 泥んこ大将 頑張りましょうね 辛い時こそ 支え合い 明日は晴れるから
にっぽんの歌北島三郎北島三郎青島利幸・原譲二原譲二丸山雅仁ハァ~ 未来の歌が 待ってましたと 幕が開く リズム浮き浮き 花舞台 どんな時代に 変わろうと 生きる歌には 夢がある これぞ 心の にっぽんの歌  ハァ~ 絆の歌が 親の代から 受け継いで 伝えおきたい 子や孫に 辛い時でも 口ずさむ 重い足取り 軽くなる これぞ 心の にっぽんの歌  ハァ~ 命の歌が 昇る朝陽も 輝いて 今日も一日 幸せと そんな優しさ ありがたく 胸も弾んで 熱くなる これぞ 心の にっぽんの歌  ハァ~ 希望の歌が 君も私も 輪になって 踊り明かそう にぎやかに 歌も楽しく 盛り上がり 明日の暮らしに 福が舞う これぞ 心の にっぽんの歌  これぞ 心の にっぽんの歌
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