三木たかし作曲の歌詞一覧リスト  784曲中 201-400曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
待ちくたびれてヨコハマ柏原芳恵柏原芳恵荒木とよひさ三木たかし海の見える丘は風が強くて あなたの胸に頬うずめて泣いたあの日ヨコハマ どこにいるのあなた何してますか カモメが見つめてた二人の恋はどこに消えたの  待ちくたびれて嫌いになれぬこの想い 淋しがり屋に私をさせてそのままで ああいますぐああ逢いたい 待ちくたびれてそれでもあなた恋しがる  せめて声だけでも聴かせてくれたら ベルの鳴らぬ電話部屋に残してひとりヨコハマ 女にはわからぬつき合いならば 私のことなんか置きざりでいい夕陽の中に  待ちくたびれてなおさらつのるこの想い 淋しがり屋の愛のいたみを抱きしめて ああいますぐああ逢いたい 待ちくたびれてひとりヨコハマ歩いても 待ちくたびれてそれでもあなた恋しがる
あんたが一番 好きやねん片岡鶴太郎片岡鶴太郎秋元康三木たかしあんたにもろた指輪を 橋から捨てた夜 キャバレーのネオンが 安い石のように 川面でこわれた  あたしの誕生石を 覚えてくれたんは 愛しさというより 昔のいい人と 同じ 生まれ月  しあわせに 縁がなかった 生まれたこの街で 左の薬指は 一年も 夢を見ていた  好きや 好きや 好きやねん ひどい男やって 思うけど 好きや 好きや 好きやねん あんたが一番 好きやねん  あんたになつき始めた 仔犬が鳴いている いつの日か 一緒に くらそうと言うてた 間取り 覚えてる  ふしあわせ 慣れてしまった 育ったこの街で 新しい下着とか 髭剃りは 捨てんとおくわ  アホや アホや アホやねん 何度 騙されても あかんねん アホや アホや アホやねん あたしが一番 アホやねん  好きや 好きや 好きやねん ひどい男やけど かまわへん 好きや 好きや 好きやねん あんたが一番 好きやねん  好きや 好きや 好きやねん あんたが一番 好きやねん あんたを今でも 好きやねん
甘いさまよい片平なぎさ片平なぎさ山上路夫三木たかし三木たかしランプを消して 夜の中 あなたのことを 想うのよ いけない人ね あのひとは こんなに私 迷わせる その時はいつか来ると わかってるの だけど何も私は 知らないのよ 男の人と 女の人は アア どうして 愛したらいいの  小さな胸を はずませて あなたのことを 感じるの 眠れないのよ 今日もまた 今でもすぐに 逢いたいの あの人の部屋にひとり 訪れたら きっとそうよ 何かが起るはずよ 男の人と 女の人は アア どうして 愛したらいいの
異性片平なぎさ片平なぎさ山上路夫三木たかし三木たかし友だちにも 相談はできません どうしたらば 人を愛してゆけるのか 思い悩み 日暮れの街ただ一人 あの人のことを想い 歩きました 泣きたい時も私 野の花のように 清らかな心を持って 待つことだけです ただひたむきに 生きること ただひたむきに 愛すること  涙ぐむの すぐ私 この頃は どうしたのと 人に聞かれてうつむくわ 少し早く 愛すること おぼえたの こんなにも 胸がみだれ つらいのです 泣きたい時も私 野の花のように 悲しみを 願いに変えて祈ってゆきます ただ ひたむきに 生きること ただ ひたむきに 愛すること
美しい契り片平なぎさ片平なぎさ千家和也三木たかし三木たかし女に生まれた 倖せは 死ぬまでひとりを 愛せること あなたの罪は 私の罪 一緒に耐えます 人が聞けば 笑うような 一途な 恋です  ひとえに愛して ゆくことが 私の信じた ひとつの道 求めることは 捧げること その日を 待ちます 泪さえも 止まるような 一途な 恋です  どなたも触れない 唇で たがいの小指を 噛んで誓う あなたの傷は 私の傷 一緒につけます 痛みさえも 分けるような 一途な 恋です
オリーブの華麗な青春片平なぎさ片平なぎさ阿久悠三木たかし三木たかしあなたがほしい あなたがほしい あなたがポパイであればいい あればいい あなたを抱きしめるには 充分すぎる 長い腕 私は オリーブ オリーブオイル  あなたを追いかけるには 余裕が持てる 長い脚 私は オリーブ オリーブオイル  青春はセンチメンタルなミュージカル はしゃいでいるまに 悲しくなるわ あなたがほしい あなたがほしい あなたがポパイであればいい あればいい  あなたが 眠たくなれば 手枕させる 長い腕 私は オリーブ オリーブオイル  あなたと キスする時も 背のびをしない 長い脚 私は オリーブ オリーブオイル  青春はセンチメンタルなミュージカル はしゃいでいるまに 悲しくなるわ あなたがほしい あなたがほしい あなたがポパイであればいい あればいい
純愛片平なぎさ片平なぎさ山上路夫三木たかし三木たかしあなたは夜の駅へ ひとりで消えてゆくの 来るなとひどい言葉 私にのこして もうあなたなしで 生きてゆけない どうか私 つれていってよ 家(うち)もすてるわ ここの街とも別れられる もう誰が私 とめてみたって 愛はけして 消えはしないの 二度と逢えない 愛になるなら そうよ私 死ぬだけ  私のことを想い あなたは去ってゆくの ちがうのあなただけが 今ではすべてよ もうどんなとこも ついてゆきます つらいことも 耐えてゆけるわ 暗い地平の 果てであってもあなたとなら あの次の汽車で 追ってゆくから どうか私 胸にむかえて 二度と逢えない 愛になるなら そうよ私 死ぬだけ
肌寒い雨片平なぎさ片平なぎさ千家和也三木たかし三木たかし昨日の雨で 最後の花も 残らず散って しまうでしょ ふたりの恋が 終りだなんて 今でも信じられません 冷たい指をさし出して 最後の握手求めるの 私が泣くと困るから 冗談ばかり言うあなた 別れはすべて 私のせいよ あなたを誰も とがめない  チラホラ街に コートが目立つ 寒さが近い 知らせでしょ 時間がたてば 悲しみなんて まぎれてしまうものかしら 綺麗な息をはきながら サヨナラ空にふりまいて 私が可哀そうだから 走って逃げてゆくあなた 別れはすべて 私のせいよ あなたを誰も とがめない
陽だまりの恋片平なぎさ片平なぎさ有馬三恵子三木たかし三木たかしどうぞ 私のこと 認めて どうぞ 私のこのすべてを 悩ませてよ あなた 何故か ウフフと笑うの 私 じれったい気分 こんな 出逢い知ってた気がして あなた 知らん顔しても しあわせなの 出来るならば 今日の このときを 恋の日を とじこめたい 人を好きになると云うことは 体中しみるものね  どうぞ 私のこと 愛して どうぞ 私のこのすべてを うけとめてよ あなた 空をみつめているだけ 私 馳けだしたくなる 次に なにか云いだす言葉を 息を つめて待つ気持 ふるえそうよ どこの誰にしても この上の しあわせは 思えないの 人を好きになると云うことは 体中しみるものね
ひとつの事実片平なぎさ片平なぎさ千家和也三木たかし三木たかし女のこには愛がひとつある 男のこにも愛がひとつある 花の匂いの唇に 泪がひとつぶ 好きになることは 恐いことかしら 胸が 胸が痛い 私は愛がわかるほど 大人じゃないけど 心の中を流れてる 熱い血は事実  女のこには愛がひとつある 男のこにも愛がひとつある 汗のにじんだ指先で かわした約束 たとえ倖せも たとえ悲しみも ふたりふたり分ける 私は女の子だから 何も出来ないわ あなたの身がわりだったら 死ねるのは事実
頬にかかる涙片平なぎさ片平なぎさ千家和也三木たかし三木たかしあなたが死んだ 悲しい通知(しらせ) 信じるなんてこと とても無理です こんな非道(ひど)いことがあるのですか 私 何をすればいいのですか あれほど愛したふたりです 炎くべた手紙 燃えています 灰になった写真 ゆがんでます 教えて下さい 私のすべきことを  あなたのあとを 私も追うと 心に決めたけど 許されません 誰の胸で泣けというのですか あなた以外誰がいるのですか あれほど愛したふたりです 悪いことは何も していません これが神の下(くだ)す 裁きですか 教えて下さい 私のすべきことを  こんな非道(ひど)いことがあるのですか 私 何をすればいいのですか 教えて下さい 私のすべきことを
さくらの唄加藤登紀子加藤登紀子なかにし礼三木たかし桑野聖何もかも僕は なくしたの 生きてることが つらくてならぬ もしも僕が死んだら 友達に ひきょうなやつと わらわれるだろう わらわれるだろう  今の僕は何を したらいいの こたえておくれ 別れた人よ これで皆んないいんだ 悲しみも 君と見た夢も おわったことさ おわったことさ  愛した君も 今頃は 僕のことを忘れて 幸福だろう おやすみをいわず ねむろうか やさしく匂う さくらの下で さくらの下で さくらの下で
時の流れに身をまかせ加藤登紀子加藤登紀子荒木とよひさ三木たかし島健もしも あなたと逢えずにいたら わたしは何を してたでしょうか  平凡だけど 誰かを愛し 普通の暮らし してたでしょうか  時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない  だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない  もしも あなたに嫌われたなら 明日という日 失くしてしまうわ  約束なんか いらないけれど 想い出だけじゃ 生きてゆけない  時の流れに 身をまかせ あなたの胸に より添い 綺麗になれたそれだけで いのちさえもいらないわ  だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 見えないの  時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない  だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない
おまもり角川博角川博荒木とよひさ三木たかしわたし 悪い女でした 別れて始めて 気づいたわ あなたの心の痛みも知らず 子供すぎてた 我侭(わがまま)でした 飲めば飲むほど 悲しくて もう一度 その手に抱かれたい あゝゝ帰ってあなた あなたこの部屋に  わたし ひとり眠れないわ 寒くてこの指 この胸が 幸せすぎてた想い出だけを せめて心のおまもりにする 未練ごころが かなうなら もう一度 素肌を重ねたい あゝゝ帰ってあなた あなたこの部屋に  わたし 悪い女でした 心の底から 謝るわ あなたが選んだ生き方なのに ついて行けずに 後悔してる 泣けば泣くほど 恋しくて もう一度 その手に抱かれたい あゝゝ帰ってあなた あなたこの部屋に
津軽海峡・冬景色角川博角川博阿久悠三木たかし上野発の夜行列車 おりた時から 青森駅は 雪の中 北へ帰る人の群れは 誰も無口で 海鳴りだけを きいている 私もひとり 連絡船に乗り こごえそうな鴎見つめ 泣いていました ああ 津軽海峡冬景色  ごらんあれが竜飛(たっぴ)岬 北のはずれと 見知らぬ人が 指をさす 息でくもる窓のガラス ふいてみたけど はるかにかすみ 見えるだけ さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ 津軽海峡冬景色  さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ 津軽海峡冬景色
別れの予感門倉有希門倉有希荒木とよひさ三木たかし泣き出してしまいそう 痛いほど好きだから どこへも行かないで 息を止めてそばにいて 身体からこの心 取り出してくれるなら あなたに見せたいの この胸の想いを  教えて 悲しくなるその理由(わけ) あなたに触れていても 信じること それだけだから 海よりもまだ深く 空よりもまだ青く  あなたをこれ以上 愛するなんて わたしには 出来ない  もう少し綺麗なら 心配はしないけど わたしのことだけを 見つめていて欲しいから 悲しさと引き換えに このいのち出来るなら わたしの人生に あなたしかいらない  教えて 生きることのすべてを あなたの言うがままに ついてくこと それだけだから 海よりもまだ深く 空よりもまだ青く  あなたをこれ以上 愛するなんて わたしには 出来ない  あなたをこれ以上 愛するなんて わたしには 出来ない
恋猫門倉有希と宮本隆治(ユキ&リュウジ)門倉有希と宮本隆治(ユキ&リュウジ)友利歩未三木たかし周防泰臣逢いたくて 逢いたくて 夜をみつめて 泣いていた 空に 涙を 逃がして ごらん 今夜は まあるい お月さん 甘い言葉で 抱きしめないでよ ねんねこ ねこねこ 猫むすめ あなたの 背中に 爪たてた  どうして どうして ふたりは あしたが みえない まんまなの どうして どうして ふたりは 一緒に居るのに 孤独なの  恋しくて 恋しくて 闇に紛れて 忍び逢う 離れられない あなたと いたい 生きてる 世界が 違っても 黒い瞳に 引きこまれてゆく ねんねこ ねんねこ 猫むすめ 愛して いるのは 君だけさ  どうして どうして ふたりの 心に 冷たい 風が吹く どうして どうして この世は どうにもならない ことばかり  どうして どうして ふたりは あしたが みえない まんまなの どうして どうして ふたりは 一緒に居るのに 孤独なの
東京ムーンライト門倉有希と宮本隆治(ユキ&リュウジ)門倉有希と宮本隆治(ユキ&リュウジ)冬弓ちひろ三木たかし塚田剛あなたはいいひとね 今夜も月のように わたしを優しく包むから 泣きたくなってくる あなたは悪いひと 今夜も月のように 心の窓からしのび込み 愛しさ盗むのさ  もう何も 言わないで 聞かないで これからふたり 目と目でキスしたら 運命信じさせて あなたなら 最後の恋になるかも 東京ムーンライト  大人になれなくて 時には月を見上げ 子供に戻って思いきり 泣きたい夜もある 可愛くなれなくて 時には月を見上げ 失くしたぬくもり思いだし 泣きたい夜もある  せつなくて 揺らめいて 恋しくて このままふたり 手と手を重ねたら 運命信じさせて あなたなら 最後の人に出来そう 東京ムーンライト  もう何も 言わないで 聞かないで これからふたり 目と目でキスしたら 運命信じさせて あなたなら 最後の恋になるかも 東京ムーンライト
さくらの唄門松みゆき門松みゆきなかにし礼三木たかし西村真吾何もかも僕は なくしたの 生きてることが つらくてならぬ  もしも僕が死んだら 友達に ひきょうなやつと わらわれるだろう わらわれるだろう  今の僕は何を したらいいの こたえておくれ 別れた人よ  これで皆んないいんだ 悲しみも 君と見た夢も おわったことさ おわったことさ  愛した君も 今頃は 僕のことを忘れて 幸福だろう  おやすみをいわず ねむろうか やさしく匂う さくらの下で さくらの下で  さくらの下で
昭和たずねびと金児憲史金児憲史杉紀彦三木たかし竜崎孝路男と女の つきあいは 燃えたら終りが 直ぐに来る ひと晩かぎりで 灰になり 風に消えるも いいだろう… あゝ あいつ昭和のたずねびと  男と酒場の つきあいは 昨日とあしたの 曲り角 夢追う季節は 酔いしれて 枯れる季節は 酔いどれる… あゝ おれも昭和のたずねびと  おとことおとこの つきあいは 学生時代の ままで行く 未果てぬ望みに 胸こがす 遠い時代の ままで行く… あゝ あいつ昭和のたずねびと  心と心の つきあいは 結んでほどいて また結ぶ 悲しみまみれの 束の間に みえるまぶしい 青空さ あゝ おれも昭和のたずねびと
できごころからまごころまで叶和貴子&五木ひろし叶和貴子&五木ひろし阿久悠三木たかし花を買うのに似合いの金曜日 あてもないのに できごころ 爪を噛みかみ ひとりで飲む女に 何の気なしにあげただけ  礼を云うのも もの欲しそうだから 胸に一輪さしたのが あとで思えば間違いだったけど いつか言葉を交してた  そうさ そうだわ そういうことだった できごころから まごころまで おんなじ心の色がわり 男と 女 心と心  そんな出会いが本気になるなんて まさか思ってみなかった 名さえきかずに別れた女のこと 夜が来る度 思ってた  ほんの小さな賭けだと花を買い あそびごころの金曜日 好きと話したピアノのソロの曲 思いがけないリクエスト  そうさ そうだわ そういうことだった できごころから まごころまで おんなじ心の色がわり  男と 女 心と心  男と 女 心と心
ふりふり叶和貴子&五木ひろし叶和貴子&五木ひろし阿久悠三木たかし若草恵たぶん ふたりのシナリオは 次のページが破れてる ラストシーンの書きなおし あなた どう書くの  ハッピーエンドになる筈が にがい味付けしたものさ 愛のヤマ場のその後を きみは どうするの  だましたふり 信じたふり 愛したふり 妬いてたふり やさしいふり つめたいふり 激しいふり ふりふり  ふりで書けない真実に あなたと私 私とあなた いま 心を迷わせる  いつか頬杖つく癖が きまりポーズになっている セリフ忘れた人のよう あなた どうしたの  恋が遊びで終るなら 洒落たラストに出来るけど エンドマークのその先を きみは どう思う  嬉しいふり 悲しいふり 淋しいふり せつないふり 夢見たふり 焦がれたふり 溺れたふり ふりふり  ふりで書けない真実に あなたと私 私とあなた いま 心を迷わせる  だましたふり 信じたふり 愛したふり 妬いてたふり やさしいふり つめたいふり 激しいふり ふりふり  いま 心を迷わせる
想い出迷子加納ひろし加納ひろし荒木とよひさ三木たかし飛澤宏元愛に溺れて あなたに疲れ 生きることにも ため息ついて ひとり口紅 ふきとるだけの 生き方だけなら 淋しい こんな夜には 少しお酒で 泪の相手 しましょう そしてぬけがらパジャマ あなたのかわりに 時はあしたを連れてくるけど 過去のどこかで迷子になってる  夢のつづきを 誰かに見ても 若くないから あしたが恐い 綺麗ごとなら 愛するだけで 本当は何にも いらない だから鏡に映るわたしに 想い出ばなし しましょう そして枕を抱いて あなたのかわりに 時はあなたの移り香だけを 今もこの部屋残しているから  こんな夜には 少しお酒で 泪の相手 しましょう そしてぬけがらパジャマ あなたのかわりに 時はあしたを連れてくるけど 過去のどこかで迷子になってる
さくらの花よ泣きなさい加納ひろし加納ひろし荒木とよひさ三木たかし西村信吾逢いたくて眸(め)を閉じて この胸の寂しさを 人は誰も幼いと きっと笑うだろう 心まで嘘をつき また人を傷つけて 生きることの恥ずかしさ 自分だけに問えば さくらの花よ 泣きなさい そんなに誰かが 恋しいならば さくらの花よ 泣きなさい 隣りでボクも 泣いてあげるから  この慕(おも)い秘めたまま さよならが出来るなら 時はすべて灰色に 変えてしまうだろう また生まれ変れると 言葉だけ捜しても 死ねるほどの潔さ 心の中なくて さくらの花よ 散りなさい そんなに何処かに 行きたいならば さくらの花よ 散りなさい 隣りでボクも 泣いてあげるから  さくらの花よ 泣きなさい そんなに誰かが 恋しいならば さくらの花よ 泣きなさい 隣りでボクも 泣いてあげるから 隣りでボクも 泣いてあげるから
時の流れに身をまかせ加納ひろし加納ひろし荒木とよひさ三木たかし飛澤宏元もしも あなたと逢えずにいたら わたしは何を してたでしょうか  平凡だけど 誰かを愛し 普通の暮し してたでしょうか  時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない  だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない  もしも あなたに嫌われたなら 明日(あした)という日 失くしてしまうわ  約束なんか いらないけれど 想い出だけじゃ 生きてゆけない  時の流れに 身をまかせ あなたの胸に より添い 綺麗になれたそれだけで いのちさえもいらないわ  だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 見えないの  時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない  だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない
時の流れに身をまかせ上沼恵美子上沼恵美子荒木とよひさ三木たかしもしもあなたと 逢えずにいたら わたしは何を してたでしょうか 平凡だけど 誰かを愛し 普通の暮し してたでしょうか  時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない  もしもあなたに 嫌われたなら 明日という日 失してしまうわ 約束なんか いらないけれど 想い出だけじゃ 生きてゆけない  時の流れに 身をまかせ あなたの胸に より添い 綺麗になれた それだけで いのちさえもいらないわ だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 見えないの  時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない
花の時・愛の時 新曲華MEN組 新曲華MEN組なかにし礼三木たかし森田友梨君が部屋を出たあと ぼくはじっと動かない あたりにただよう君の残り香を 胸に吸い込み酔いしれる  君の弾いたギターの 細い弦(いと)は切れたまま 読みかけの本は投げだされたまま そんなすべてがいとしい  時には花のやさしさで つつんでみたいと思う 時には愛のはげしさで 泣かせてみたいと思う  また逢えるのに今すぐに逢いたくて 切なくなる海の底で二人 貝になりたい  君がもたれかかったあとの のこるクッションに 額をうずめて移り香をさがし 夢のつづきを追いかける  胸にさわぐ想いを 口で言えぬもどかしさ 恋はため息か恋はときめきか 恋は愚かな悩みか  時には花のやさしさで つつんでほしいと思う 時には愛のはげしさで 泣かせてほしいと思う  この世のすべて限りある命なら 君と行こう青い空で二人 雲になりたい  この世のすべて限りある命なら 君と行こう青い空で二人 雲になりたい
あなたにあげる歌恋歌恋千家和也三木たかし幼なごころに いとしい人の 胸に抱かれる 夢みて泣いた いやよ いや いや 子供じゃないわ 可愛いだけの 恋なんて あなたにあげる 私をあげる あゝ あなたの 私になりたいの  長い黒髪 とかれて散って 膝で甘える その日を待つの 嘘よ 嘘 嘘 指さえ触れぬ きれいなだけの 恋なんて あなたにあげる 私をあげる あゝ あなたの 私になりたいの  好きになっては いけないならば なんで逢わせた こうまでさせた 駄目よ 駄目 駄目 子供じゃないわ つぼみで終わる 恋なんて あなたにあげる 私をあげる あゝ あなたの私になりたいの
津軽海峡・冬景色歌恋歌恋阿久悠三木たかし上野発の夜行列車 おりたときから 青森駅は 雪の中 北へ帰る人の群れは 誰も無口で 海鳴りだけを きいている 私もひとり 連絡船に乗り こごえそうな鴎見つめ 泣いていました ああ 津軽海峡・冬景色  ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと 見知らぬ人が 指をさす 息でくもる窓のガラス ふいてみたけど はるかにかすみ 見えるだけ さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ 津軽海峡・冬景色  さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ 津軽海峡・冬景色
夜桜お七歌恋歌恋林あまり三木たかし赤い鼻緒がぷつりと切れた すげてくれる手ありゃしない 置いてけ堀をけとばして 駆けだす指に血がにじむ さくら さくら いつまで待っても来ぬひとと 死んだひととは おなじこと さくら さくら はな吹雪 燃えて燃やした肌より白い花 浴びてわたしは 夜桜お七 さくら さくら 弥生の空に さくら さくら はな吹雪  口紅をつけて ティッシュをくわえたら 涙がぽろり もひとつぽろり  熱い唇おしあててきた あの日のあんたもういない たいした恋じゃなかったと すくめる肩に風が吹く さくら さくら いつまで待っても来ぬひとと 死んだひととは おなじこと さくら さくら はな吹雪 抱いて抱かれた二十歳の夢のあと おぼろ月夜の 夜桜お七 さくら さくら 見渡すかぎり さくら さくら はな吹雪 さくら さくら さよならあんた さくら さくら はな吹雪
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
愛人川上大輔川上大輔荒木とよひさ三木たかしあなたが好きだから それでいいのよ たとえ一緒に街を 歩けなくても この部屋にいつも 帰ってくれたら わたしは待つ身の 女でいいの  尽して 泣きぬれて そして愛されて 時がふたりを 離さぬように 見つめて 寄りそって そしてだきしめて このまま あなたの胸で暮らしたい  めぐり逢い少しだけ 遅いだけなの 何も言わずいてね わかっているわ 心だけせめて 残してくれたら わたしは見送る 女でいいの  尽して 泣きぬれて そして愛されて 明日(あす)がふたりを こわさぬように 離れて、恋しくて そして会いたくて このまま あなたの胸で眠りたい  尽して 泣きぬれて そして愛されて 明日(あす)がふたりを こわさぬように 離れて、恋しくて そして会いたくて このまま あなたの胸で暮らしたい
心の瞳川上大輔川上大輔荒木とよひさ三木たかし矢田部正心の瞳で 君を見つめれば 愛すること それがどんな事だか わかりかけてきた 言葉で言えない 胸の暖かさ 遠回りをしてた 人生だけど 君だけが いまでは 愛のすべて 時の歩み いつもそばで わかち合える たとえ明日が 少しずつ 見えてきても それは生きてきた 足あとがあるからさ いつか若さを 失くしても 心だけは 決して変わらない絆で 結ばれてる  夢のまた夢を 人は見てるけど 愛することだけは いつの時代も 永遠(とわ)のものだから 長い年月を 歩き疲れたら 微笑なげかけて 手をさしのべて いたわり合えたら 愛の深さ 時の重さ 何も言わず わかり合える たとえ過去(きのう)を 懐かしみ ふり向いても それは歩いてた 人生があるだけさ いつか若さを 失くしても 心だけは 決して変わらない絆で 結ばれてる  愛すること それがどんなことだか わかりかけてきた 愛のすべて 時の歩み いつもそばで わかち合える 心の瞳で 君を見つめれば…
愛人川中美幸川中美幸荒木とよひさ三木たかしあなたが好きだから それでいいのよ たとえ一緒に街を 歩けなくても この部屋にいつも 帰ってくれたら わたしは待つ身の 女でいいの  尽くして 泣きぬれて そして愛されて 時がふたりを 離さぬように 見つめて 寄りそって そして抱きしめて このまま あなたの胸で暮らしたい  めぐり逢い少しだけ 遅いだけなの 何も言わずいてね わかっているわ 心だけせめて 残してくれたら わたしは見送る 女でいいの  尽くして 泣きぬれて そして愛されて 明日がふたりを こわさぬように 離れて 恋しくて そして会いたくて このまま あなたの胸で眠りたい  尽くして 泣きぬれて そして愛されて 明日がふたりを こわさぬように 離れて 恋しくて そして会いたくて このまま あなたの胸で暮らしたい
想いで迷子川中美幸川中美幸荒木とよひさ三木たかし愛に溺れて あなたに疲れ 生きることにも ため息ついて ひとり口紅 ふきとるだけの 生き方だけなら 淋しい こんな夜には 少しお酒で 泪の相手しましょう そしてぬけがらパジャマあなたのかわりに 時はあしたを連れてくるけど 過去のどこかで迷子になってる  夢のつづきを 誰かに見ても 若くないから あしたが恐い 綺麗ごとなら 愛するだけで 本当は何んにも いらない だから鏡に映るわたしに 想いでばなし しましょう そして枕を抱いて あなたのかわりに 時はあなたの移り香だけを 今もこの部屋残しているから  こんな夜には 少しお酒で 泪の相手しましょう そしてぬけがらパジャマあなたのかわりに 時はあしたを連れてくるけど 過去のどこかで迷子になってる
女 泣き砂 日本海川中美幸川中美幸阿久悠三木たかし宿の枕が固過ぎて 眠りも浅く 夢も見ず 遠いあなたを 恋しがるだけ つらい 夜でした 女ひとりの旅の朝 ふらり歩けば 日本海 砂が泣くことを知っていますか キュッキュ キュッキュと泣くのです あなた恋しと呼ぶのです  海に嵐が吹き荒れて 季節が冬に 色を変え 砂のおもても どこか蒼ざめ 寒い 朝でした 女ひとりの もの想い こころ揺るがす 日本海 砂が泣くことを知っていますか キュッキュ キュッキュと泣くのです あなた恋しと 呼ぶのです  砂が泣くことを知っていますか キュッキュ キュッキュと泣くのです あなた恋しと 呼ぶのです
かあさんへ川中美幸川中美幸井上輝彦三木たかし若草恵愛を求めて 故郷をすてたのに 季節を伝える あなたでしたね 「はやくかえれ…」と 何度もくり返す ひらがなばかりの 便りもあった 父さんなくして ひとりきり あなたの 寂しさ 気がかりでした あーかあさん お母さん 最後に旅した 写真ありますか あーかあさん お母さん 父さん 微笑ってる きっときっとあなたに 感謝してます  荷物まとめて 手紙を読み返す 私のしあわせ 祈り続けた 何も云わずに 働くかあさんの 小さな姿が にじんで来ます 疲れてませんか ひとりきり あなたが私の 故郷ですね あーかあさん お母さん そこまで来ている 冬は温かい あーかあさん お母さん 小言を 云われても 今は今は愛しい 春のようです  あーかあさん お母さん 花が咲く頃 旅をしませんか あーかあさん お母さん 今まで ありがとう ずっとずっとあなたに 感謝してます
寝台特急北斗星川中美幸川中美幸阿久悠三木たかしお休みをいただきました 五泊六日の旅に出ます 夜が明けたら 北国の 雪の景色がのぞみです 金で縁どる招待状 捨てもしないで読みかえし 眠れば夢を見るかしら 寝台特急“北斗星”  つらいねと云われるよりは 北の寒さの方がいいわ なみだ流した海峡も 今は知らない間です 掴みそこねたしあわせも ほんの小さな傷だよと 窓にはりつく冬の色 寝台特急“北斗星”  お土産を考えました ふられ記念と笑えますね やがて終着札幌で 化粧なおして待ってます 旅と涙は不似合で 誰も笑顔で話し合い それがちょっぴり辛かった 寝台特急“北斗星”
旅しない?川中美幸川中美幸阿久悠三木たかしうつむいて 飲む酒は うつむいた 酔いになる 思い出してはいけないひとを 思い出すよなことになる あんた わたしと 旅しない? 三日一緒にいてみない?  悲しみを 背負ったり 淋しさに 好かれたり はしゃぐぐらいじゃ消えないものを 胸のどこかに抱いている あんた わたしと 旅しない? 三日一緒にいてみない?  何かしら 空っぽに おたがいが 真白に 好きも嫌いも それからのこと 少し身軽になってから あんた わたしと 旅しない? 三日一緒にいてみない?
津軽海峡冬景色川中美幸川中美幸阿久悠三木たかし上野発の夜行列車 おりた時から 青森駅は雪の中 北へ帰る人の群れは 誰も無口で 海鳴りだけをきいている 私もひとり 連絡船に乗り こごえそうな鴎見つめ 泣いていました ああ 津軽海峡冬景色  ごらんあれが竜飛(たっぴ)岬 北のはずれと 見知らぬ人が指をさす 息でくもる窓のガラス ふいてみたけど はるかにかすみ見えるだけ さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ 津軽海峡冬景色  さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ 津軽海峡冬景色
停車場川中美幸川中美幸阿久悠三木たかし季節に似合いの停車場に 都会の女がおりて来る 霙でかすんだ広場には 小犬が一匹遊ぶだけ 行ったり来たりの人生は 誰にもあるにはあるけれど 二人で出かけたあのひとが 一人で来るのは 哀しいね  やがてはなくなる停車場の 待合室には人もなく 何年前かの消し忘れ 伝言板には さよならと 泣くのも笑うも人生と 思えば何でもないけれど それさえ見つめることもなく 終わりになるのは 淋しいね  小雪が降りつむ停車場を 都会の女がまた帰る
時の流れに身をまかせ川中美幸川中美幸荒木とよひさ三木たかし池多孝春もしも あなたと逢えずにいたら わたしは何を してたでしょうか  平凡だけど 誰かを愛し 普通の暮し してたでしょうか  時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない  だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない  もしも あなたに嫌われたなら 明日という日 失くしてしまうわ  約束なんか いらないけれど 想い出だけじゃ 生きてゆけない  時の流れに 身をまかせ あなたの胸に より添い 綺麗になれたそれだけで いのちさえもいらないわ  だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 見えないの  時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない  だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない
能登半島川中美幸川中美幸阿久悠三木たかし夜明け間近か北の海は波も荒く 心細い旅の女泣かせるよう ほつれ髪(がみ)を指に巻いてためいきつき 通り過ぎる景色ばかり見つめていた 十九なかばの恋知らず 十九なかばで恋を知り あなたあなたたずねて行く旅は 夏から秋への能登半島  ここにいると旅の葉書もらった時 胸の奥で何か急にはじけたよう 一夜だけの旅の仕度すぐにつくり 熱い胸にとびこみたい私だった 十九なかばの恋知らず 十九なかばで恋を知り すべてすべて投げ出し馳けつける 夏から秋への能登半島 あなたあなたたずねて行く旅は 夏から秋への能登半島
春の朝川中美幸川中美幸いではく三木たかし若草恵白い朝もや くぐって走る 夜明けの汽車は ふるさとへ 私きめたわ このひとと 苦労いっしょにしてみます いじっぱりな父が こわいけど あともどりできないと 誓う春の朝  駅や街なみ 昔が残る 小さな古い 城下町 たとえだめだと 言われても 嫁にもらうというあなた うまく話してねと 心では 祈るように目をふせて 歩く春の朝  庭の桜が はじけるように うすべに色を みせてます 奥の部屋では あのひとと 父の大きな笑い声 お酒をつけながら 涙ふく 私見てかあさんも 笑う春の朝
豊後水道GOLD LYLIC川中美幸GOLD LYLIC川中美幸阿久悠三木たかし背のびした 恋破れ なぐさめる人もなく 信じていたのに あなたはもう来ない やせた女の旅路には やさし過ぎるわ春の海 こぼれ散る紅椿 流れにひきこんで 何を急ぐか 豊後水道  この海が 銀河なら 逢う瀬もあるけれど 近くて遥かね あなたと私には 岬巡ればまた入江 人の情(なさけ)に出会えそう 辛口(からくち)の地(じ)の酒を 海辺の宿で飲み 何を歌うか 豊後水道  爪の色 変えたのも 心が晴れたから 一人の旅でも 泣かないひとになる 春は何日早かった 風もうららで甘かった 海猫の棲(す)む島を ぐるりと一まわり 何を想うか 豊後水道
昔のように港町川中美幸川中美幸阿久悠三木たかし昔なら 船が出て 見送る人もいた 別れは悲しいものだった 待つと云うのも生命がけ さだめまでもを敵にして 唇を噛みしめた 女が生きていた あゝ 昔のように 港町  行く人も 来る人も 何かを背負ってた 身軽な人などいなかった せまいながらも海峡は 心ひき裂く壁になり ときおりの噂だけ 信じて待つばかり あゝ 昔のように 港町  桟橋は 水びたし 涙も混らせて はぐれた鴎も泣いていた 心変りを責めるのも 逢えて全てを許すのも それぞれに人生と 思えるものばかり あゝ 昔のように 港町
遣らずの雨GOLD LYLIC川中美幸GOLD LYLIC川中美幸山上路夫三木たかし元気で暮らせよなんて 優しい言葉 言って欲しくなかったわ あなたへの想いを それじゃ たち切る力も 弱まるわ 差し出した傘も 傘も受けとらず 雨の中へと消えた人 見送れば もう小さな影ばかり 私も濡れる やらずの雨  幸せ掴めぬように 生まれて来たと 飲んであなたは笑ってた 二人して探してみれば 見つけることも 出来たはず その胸に泣いて 泣いてくずれ落ち あれが最後の夜でした 追ったって もう今では無駄なこと 私の涙 やらずの雨  追いかける夢に 夢に疲れたら どうか帰ってこの町に 見送れば もう遥かに消えてゆく 私も濡れる やらずの雨
雪女郎川中美幸川中美幸阿久悠三木たかし転んでも 凍えても 道に迷って 眠っても 死んで消えない女の愛を 抱いて一途に逢いに行く 歩きながらに夢を見る 忘れられないしあわせの 雪はしんしん 降り積む中で 白い女が涙を赤くする  逢えたなら 抱かれたら 熱い吐息にふれたなら とけてしまうと女は思い 遠い灯りを追って行く 夢とうつつの真中で 心ばかりが走り出す 雪はしんしん 降り積む中で 白い女が涙を赤くする  戸をたたき 声からし 恋し名前を 呼びつづけ いるかいないか いら立ちながら 軒のつららを 折っている こんな姿を 見られたら 人のうわさの 雪女郎 雪はしんしん 降り積む中で 白い女が涙を赤くする
川中美幸川中美幸阿久悠三木たかし春よ 花よ ひばりよ かすみが晴れて来たならば 人の胸の憂いを すぐに晴らしておくれ  そうよ みんな つらいの うわべは何もなさそうに 生きるふりをしてても 夜にひとりで泣くの  男 女 誰でも同じ 恋に 愛に 信じることに 迷い 悩み 傷つきながら 夢を探しているの  明るい春よ やすらぐ春よ 胸ふくらむ季節の中で どうぞ しあわせにして  春よ 夜よ 小雨よ 静かな時刻になったなら そっともらす願いに 耳をすましておくれ  男 女 誰でも同じ 恋に 愛に 信じることに 迷い 悩み 傷つきながら 夢を探しているの  明るい春よ やすらぐ春よ 胸ふくらむ季節の中で どうぞ しあわせにして  男 女 誰でも同じ 恋に 愛に 信じることに 迷い 悩み 傷つきながら 夢を探しているの 夢を探しているの
らんぷの宿で川中美幸川中美幸阿久悠三木たかし馬飼野俊一らんぷの宿は 海のそば 波を枕に 眠ります 心きずつけ やせ細り 恋にやつれた 女にも 眠れと歌う 子守唄 能登は冬です  手酌で酒を 飲みほして 海の幸にも 箸をつけ あとはランプを ひき寄せて 長い手紙を書きましょう 泣くなと歌う 子守唄 能登は冬です  抱かれた夜の 想い出を 波に語って 夢見ます 細いランプの 灯の下で 流す涙は何のため 恋せと歌う 子守唄 能登は冬です
麗人麗歌川中美幸川中美幸阿久悠三木たかし若草恵謎の微笑みに 憂(うれ)いつつみこみ 今宵も歌う 美(うる)わしの歌  熱い手をたぐり ふれるくちびるに 揺れる男 惑う男  夜は海に似て 踊る夜光虫 妖しいまでに 輝き満ちて 溺れる心は 夜明けまで流され行き いとしいお方の 胸には行けない  花に埋(うず)もれて 眠るしあわせを 今宵ふり捨て ひとり漂う  青いカクテルを 飲んで見る夢は 愛の真実(まこと) 恋の嘆き  夜はいたずらに 人をもてあそび さだめの糸を 絡(から)めて結ぶ 迷える心は いつわりに酔いつぶされ いとしいお方の 思いを知らない  迷える心は いつわりに酔いつぶされ いとしいお方の 思いを知らない 思いを知らない
今夜は秘密の…岸田智史・生田智子岸田智史・生田智子荒木とよひさ三木たかし(女)真赤な口紅 お好みかしら (女)白いうなじが お好みかしら (女)おんな おんな 女です 恋をしていたい (男)淋しい背中 わかって欲しい (男)疲れた心 なぐさめてくれ (男)オトコ オトコ 男です 夢を見ていたい (男女)あの愛よ いまどこへ(いまどこへ) (男女)ふたりはきっと 淋しい同士 (女)今夜はこれから (男)今夜はこれから (男女)誰にも秘密の一番しぼり  (女)お料理なんか したくはないの (女)洗濯なんか したくはないの (女)おんなは おんな女です 恋をしていたい (男)会社なんかに 行きたくはない (男)お家なんかに帰りたくない (男)オトコ オトコ 男です 夢を見ていたい (男女)あの愛よ いまどこへ(いまどこへ) (男女)ふたりはきっと 似たもの同士 (女)今夜はこれから (男)今夜はこれから (男女)誰にも秘密の一番しぼり  (女)今夜はこれから (男)今夜はこれから (男女)誰にも)誰にも秘密の一番しぼり 
想いで迷子北川大介北川大介荒木とよひさ三木たかしD・C・O愛に溺れて あなたに疲れ 生きることにも ため息ついて ひとり口紅 ふきとるだけの 生き方だけなら 淋しい こんな夜には 少しお酒で 涙の相手しましょう そしてぬけがらパジャマ あなたのかわりに 時はあしたを連れてくるけど 過去のどこかで迷子になってる  夢のつづきを 誰かに見ても 若くないから あしたが恐い 綺麗ごとなら 愛するだけで 本当は何にも いらない だから鏡に映る わたしに 想いでばなし しましょう そして枕を抱いて あなたのかわりに 時はあなたの移り香だけを 今もこの部屋残しているから  こんな夜には 少しお酒で 涙の相手しましょう そしてぬけがらパジャマ あなたのかわりに 時はあしたを連れてくるけど 過去のどこかで迷子になってる
めだかの兄妹帰宅部 sleepiece(さくら学院)帰宅部 sleepiece(さくら学院)荒木とよひさ三木たかしすずめの兄妹が電線で 大きくなったらなんになる 大きくなったらタカになる 大きくなったらペンギンに チュンチュン チュンチュン チュンチュン チュンチュン チュンチュン チュンチュン チュンチュン チュンチュン だけど大きくなっても すずめはすずめ チュンチュン  子猫の兄妹が陽だまりで 大きくなったらなんになる 大きくなったらトラになる 大きくなったらライオンに ニャンニャン ニャンニャン ニャンニャン ニャンニャン ニャンニャン ニャンニャン ニャンニャン ニャンニャン だけど大きくなっても ニャンコはニャンコ ニャンニャン  めだかの兄妹が川の中 大きくなったらなんになる 大きくなったらコイになる 大きくなったらくじらに スイスイ スイスイ スイスイ スイスイ スイスイ スイスイ スイスイ スイスイ だけど大きくなっても めだかはめだか スイスイ
思秋期北原ミレイ北原ミレイ阿久悠三木たかし猪股義周足音もなく 行き過ぎた 季節をひとり見送って はらはら涙あふれる 私十八 無口だけどあたたかい 心を持ったあのひとの 別れの言葉抱きしめ やがて十九に 心ゆれる秋になって 涙もろい私 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく  ふとしたことではじめての くちづけをしたあのひとは ごめんといったそれっきり 声もかけない 卒業式の前の日に 心を告げに来たひとは 私の悩む顔見て 肩をすぼめた 誰も彼も通り過ぎて 二度とここへ来ない 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく  ひとりで紅茶のみながら 絵葉書なんか書いている お元気ですかみなさん いつか逢いましょう  無邪気な春の語らいや はなやぐ夏のいたずらや 笑いころげたあれこれ 思う秋の日
その日のために北原ミレイ北原ミレイ上田紅葉三木たかし猪股義周ため息がバラードになる 静かな月明かり あなたが帰った後で 鍵をしめる この部屋 切なさと恋しさが今 涙になって零れ落ちる こんなにもあなたを好きな 私がいるなんて  お願いよ 夢の中までは どうか逢いに来ないでね 目が覚めた時 いないあなたを 捜したくないわ お願いよ 夢の中までは どうか逢いに来ないでね いつかこのまま逢えなくなる その日のために  強がりを云うその度に 心が泣いてたわ あなたが帰った後の 椅子に寄せた この頬 淋しさを抱きしめるのは 幸せすぎる恋のせいね 今よりもあなたを欲しい 私がいるなんて  お願いよ 夢の中までは どうか逢いに来ないでね 独りきりでも 夢が見られる 私でいさせて お願いよ 夢の中までは どうか逢いに来ないでね 心すべてを持ち去らずに 残しておいて  その日のために
涙の果てに北原ミレイ北原ミレイ下地亜記子三木たかし若草恵ひと冬を泣き暮らし 涙も枯れた頃 友達がからかうの 綺麗(きれい)になったよと 徒(いたずら)に戯(たわむ)れに 恋したのじゃないから 悔やまない恨まない 熱い日々が愛しい 涙の中から 探し出したのは それは感謝(こころ) それは笑顔 あなたに出逢えて……よかった  幸福(しあわせ)は優しさが 運んでくるものと 昔なら気付かずに 誰かを傷つけた この世には無駄な事 ひとつだってないのね 哀しみも苦しみも 恋の終わり別れも 涙の向こうに 揺れてる想い出 愛の深さ 愛の真実(まこと) あなたに出逢えて……よかった  涙のしずくが 教えてくれたの 明日の希望 明日の勇気 あなたに出逢えて……よかった
火の国へ北原ミレイ北原ミレイ阿久悠三木たかし猪股義周あなたなしでも 生きられる そんな女に なりたいと 熱い想いの 火の国へ 生れ変りに 参ります 東京駅から 西へ向け 泣かぬ女の 泣かぬ女の ひとり旅  雨の降る日は しのび逢い それが似合いの 恋なんて 甘く見えても 真実は 若い私を やせさせた 三年三月は 重過ぎて とても背負って とても背負って 行けません  肥後の火の山 阿蘇の山 私むかえて くれる山 明日はあなたの 想い出も すべて燃やして しまいます 未練が眠りを さまたげる そして夜汽車は そして夜汽車は 火の国へ そして夜汽車は そして夜汽車は 火の国へ
夢うた北原ミレイ北原ミレイ杉紀彦三木たかし若草恵どこかに淋しい人がいる 思い出ばかりが見えていて あしたが見えない人がいる 私もたいして違わない それでもどうにか 生きて来た 愛した男が いたからね 笑って 眠って 夢をみて 夢をみて…  どこかに哀しい人がいる 上手くは行かない人生を 恨んでばかりの人がいる 私もあの頃同じ路 暗さにおびえて 生きていた わずかなぬくもり あてにして 泪で 眠って 夢をみて 夢をみて…  春夏秋冬 耐えながら ほのかな幸せ 探すのよ 笑って 眠って 夢をみて 夢をみて… 夢をみて…
忘れないでGOLD LYLIC北原ミレイGOLD LYLIC北原ミレイ荒木とよひさ三木たかしあなたの愛情の 深さに溺れたら あしたが見えなく なってしまうから このままそっと 自由に泳がせて あなたは他にも 守るものがある たとえこの恋が 哀しく終わっても  忘れないで わたしのことを 時が流れて 誰かに出逢っても 忘れないで 心の隅に もう 夢の中しか 逢えないから  あなたの懐に とび込む勇気より 普通の人生 いつか選ぶから 想い出だけじゃ 若さは続かない 悲しくなるほど 愛が見えてきた たとえちがう女性 恋しているときも  忘れないで わたしのことを どんな未来を あなたが探しても 忘れないで 最後の約束 もう あなたのそばに いられないから  忘れないで わたしのことを 時が流れて 誰かに出逢っても 忘れないで 心の隅に もう 夢の中しか 逢えないから
あした悪魔になあれ木之内みどり木之内みどり阿久悠三木たかし今日は可愛い 君でいいから あしたはあしたは 悪魔に悪魔に悪魔に悪魔になあれ  おとなし過ぎる 私がつまらない 時にははめをはずせるといいのだけれど とってもそれは出来そうにもないの あなたがじれていることは知ってるけれど  くちづけしそうな 顔を私に寄せて あなたは強く抱きしめてささやくの  今日は可愛い 君でいいから あしたはあしたは 悪魔に悪魔に悪魔に悪魔になあれ  内気なだけじゃ 駄目だと知ってても いい子になってしまうのはどうしてかしら 頭の中で考えてることは 驚くほどに大胆な 女の子なの  からだのふるえを知られたくない私 あなたはそれを感じていじめるの  今日は可愛い 君でいいから あしたはあしたは 悪魔に悪魔に悪魔に悪魔になあれ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
いかないで木之内みどり木之内みどり宮下康仁三木たかし悲しい別れだと 言うのはやめて あなたの微笑 またほしくなる  日暮れの街に 二つの影法師 思い出だけを抱きしめて 涙を隠し いい人だから きっと別れるのね くちづけさえも ためらうの そんなあなたは  無邪気な子供の遊びに 似ている二人 私はなにか みたされないのあなた  今はなんにも言わずに どうぞ 私の前から 消えてください  背中を向けて 黙って別れましょう あなたの愛のひとことが 涙をさそう いい人だから きっと別れるのね 抱きしめてくれないなんて そんなあなたは  こわれるくらいの 強いあなたの愛を 私はいつも 夢みていたのあなた  悲しい別れだと 言うのはやめて 私の前から 消えて下さい
おやすみなさい木之内みどり木之内みどり阿久悠三木たかしおやすみなさい あなた 好きなひと くちづけだけを そっとおくります あなたの好きな香り しみこませ 私は花になっているのです ふれてみて下さい 私にいつか その日が来るのを待っています  もう真夜中をくるりとまわり おやすみなさい あなた 好きなひと  おやすみなさい あなた 好きなひと 名前を三度呼んでみて下さい 私もきっと あなた呼びながら やさしい夢の中へ入るでしょう ふれてみて下さい 私にいつか こころの中ではきめています  もう髪の毛も ゆらゆらゆれて おやすみなさい あなた 好きなひと
その目がこわい木之内みどり木之内みどり阿久悠三木たかしその目がこわい その目がこわい その目が私の心を見すかすの  小さなうそを話したために あなたの顔を見つめられない なにげなく誘われて お茶など飲んで それだけの友達を 秘密にしたの  けっしてうそは もうつかないわ けっしてうそは もうつかないわ  その目がこわい その目がこわい その目が私の体をふるわせる  あなたのことを忘れたわけじゃないのに なぜか悪い気がする そよ風のいたずらに ついだまされて あんなことした私 許して欲しい  けっしてうそは もうつかないわ けっしてうそは もうつかないわ
月夜の出来事木之内みどり木之内みどり阿久悠三木たかしそっと窓からぬけ出し私は駈けて行く 月の光がほのかに私をてらしてる 家のひとにおやすみをいった後 なぜか夢に誘われて目をさます  あのひとがひくギターきこえて来るようで あのひとが歌ううたきこえて来るようで  私は裸足で駈けて行く 月夜にスカート花みたい  舟にもたれてあなたは一人で立っている まるで約束していたみたいに待っている きっと来ると思ってたとそういって 白いシャツをぬぎ捨てて駈けて来る  あのひとがひくギターやっぱり本当ね あのひとが歌ううたやっぱり本当ね  私を抱きあげまわり出す 月夜にスタート花みたい
めざめ木之内みどり木之内みどり阿久悠三木たかしささやかれ ささやかれ どうしていいのか わからない あのひとの あのひとの 言葉は私を困らせる  高校二年なら 大人のはずだから わかってくれるね とあなたはいうけれど 愛しているなんて 余りに恐すぎて 真赤なスカートを 思わずひるがえす  いじめちゃいやいや 急いじゃいやいや 怒っちゃいやいや いやいや  さそわれて さそわれて ことわる言葉もさがせない あのひとの あのひとの まなざし 私をなやませる  返事をすることが 大人の礼儀だと あなたは少しだけ 怒った顔をする 何かを言いたいと 答えをさがすけど 髪の毛かみながら 私はふるえてる  いじめちゃいやいや 急いじゃいやいや 怒っちゃいやいや いやいや
恋はふりむかないキノコホテルキノコホテル阿久悠三木たかし別れのくちづけに 恋はふりむかない つめたいくちびる かえらないあの日 苦しい闇の中 君はふりむかない 夜明けに向って 歩いて行く君  通り過ぎて行く はげしい恋は 戻って来ない 二度と 二度と  孤独の心に 恋はふりむかない レンガの舗道の 別れはむなしい  こんなに抱きしめて 恋はふりむかない はなれた心は 今は結べない 悲しい雨の中 君はふりむかない 苦しみにじませ ふけて行く街  通り過ぎて行く はげしい恋は 戻って来ない 二度と 二度と  涙で叫んでも 恋はふりむかない 何もすがれない 恋の終わる時
想いで迷子君夕子君夕子荒木とよひさ三木たかし愛に溺れて あなたに疲れ 生きることにも ため息ついて ひとり口紅 ふきとるだけの 生き方だけなら 淋しい こんな夜には 少しお酒で 泪の相手しましょう そしてぬけがらパジャマ あなたのかわりに 時はあしたを 連れてくるけど 過去のどこかで 迷子になってる  こんな夜には 少しお酒で 泪の相手しましょう そしてぬけがらパジャマ あなたのかわりに 時はあしたを連れてくるけど 過去のどこかで迷子になってる
叱ってあげるキム・ヨンジャキム・ヨンジャ荒木とよひさ三木たかし傷つかなければ わかりはしない あなたに心の苦しみは 男の人は夢に憧れ 生きてゆくこと 出来るけど 愛を玩具に するなんて 淋しい罪を 作るだけよ 叱ってあげる わたしの胸で あなたがいい子で いるように 叱ってあげる 子供のように どこか遠くへ 行かないように  抱かれるだけなら 仔猫と同じ 黙ってこの身を まかせたら あなたはきっと 理想の人を いつも探して いるけれど 愛を飾りにするなんて 疲れた過去を 残すだけよ 叱ってあげる わたしの胸で あなたが眠って しまうまで 叱ってあげる わがままだから ひとりぼっちに ならないように  叱ってあげる わたしの胸で あなたがいい子で いるように 叱ってあげる 子供のように どこか遠くへ 行かないように
天国の門キム・ヨンジャキム・ヨンジャ田久保真見三木たかし若草恵あと何度 あなたと二人 春爛漫の 桜 見れるでしょうか 夏は花火 秋は十五夜 冬の風花 何度 見れるでしょうか 背中合わせで 過ごした日々も 憎んだことも今は 遠い昔 どちらか先に 永眠(ねむ)りついたら 天国の門で 待ち合わせましょう  もう一度 女に生まれ 自分の人生 もしも 選べるのなら 違う暮らし 違う生き方 惹かれ乍らもあなた 選ぶのでしょう 背中合わせは 二人でひとつ 光と影のように ひとつだから どちらか先に 永眠(ねむ)りついたら 天国の門で 待ち合わせましょう  どちらか先に 永眠(ねむ)りついたら 天国の門で 待ち合わせましょう  天国の門で 待ち合わせましょう
あんたの大阪GOLD LYLICキム・ランヒGOLD LYLICキム・ランヒ荒木とよひさ三木たかし川口真あんたは不器用で 生き方も下手やけど 阿呆やと 言われるくらい お人好しやから 六甲おろしの歌が あんたの応援歌 大阪は負けたりせんよ 苦しくても つらくても 弱虫や また泣いて 涙なんか 男やろ 大好きな その背中 日本一やから  あんたの優しさと やんちゃな笑い顔 ドラ猫も 雀もみんな うしろついてくる 六甲おろしのラッパ あんたの応援歌 大阪は泣いたりせんよ たたかれても ころんでも どないした また酔って たかがお酒 男やろ 大好きな その背中 わたしのものやから  六甲おろしの歌が あんたの応援歌 大阪は負けたりせんよ 苦しくても つらくても 弱虫や また泣いて 涙なんか 男やろ 大好きな その背中 日本一やから 大好きな その背中 わたしのものやから 
大阪純情GOLD LYLICキム・ランヒGOLD LYLICキム・ランヒ荒木とよひさ三木たかし女やさかい 恋に この身放かして あんたの腕につかまる それしかでけへん 大阪を逃げたら あかんよ うちがついている 大阪は想い出川が いっぱい あるやない また雨が 降りだして 誰かが泣いてる 浮世橋 渡ろうね 背中をおして  指の先まで いまは あんたに惚れて 他には 何も見えない それでもかまへん 大阪を捨てたら あかんよ 夢を見捨てたら 大阪は悲しい川が いっぱい あるやない また涙 浮べたら 隣で叱って 眼鏡橋 渡ろうね あしたが見える  大阪を離れちゃ あかんよ 生まれた街やから 大阪は恋しい川が いっぱいあるやない また胸が 痛いなら この掌で抱きしめ 夢見橋 渡ろうね あんたとふたり
哀愁のシンフォニーGOLD LYLICキャンディーズGOLD LYLICキャンディーズなかにし礼三木たかしあなたの目が私を見て 涙うかべてたその顔がつらい 白い霧が二人の影を やさしくつつんでいたわ 私の胸の奥の湖にあなたは 涙の石を投げた 愛の深さにおびえるの Ah  こっちを向いて涙をふいて あなたのこと愛せるかしら なんとなく恐い  あなたの目がぬれてるのを 見たの初めてよ美しいものね 白い霧の遥かなかなた 朝日がもえてるみたい あなたの風のような気まぐれが悪いの 遊びと恋の区別 まだまだ私つかないの Ah  こっちを向いてやさしく抱いて あなたのこと愛せるかしら なんとなく恐い  こっちを向いて涙をふいて あなたのこと愛せるかしら なんとなく恐い
別れても愛してキャンディーズキャンディーズなかにし礼三木たかし雨だれみたいに涙のしずくが 心にふりかかる悲しい夜は どうぞあなた逢いに来て 何も言わず手をのばし そっとふいてほしいのよ 泣きぬれた私の頬 無理だと知りつつわがまま言わせて おねがい別れても愛してほしい私を 私の泣き声聞こえますか あなたを呼んでいるこの声が くやんでいるのよさよならしたこと おねがい別れても愛してほしい私を  背中が寒くて夜風がこわくて 一人で眠れない淋しい夜は どうぞあなたそばに来て 甘い息をかけながら そっと抱いてほしいのよ ふるえてるこの私を 今でも私はあなたのものなの おねがい別れても愛してほしい私を あなたそばに来て 甘い息をかけながら そっと抱いてほしいのよ ふるえてるこの私を 私を…
哀愁のシンフォニーC-androidC-androidなかにし礼三木たかしこっちを向いて涙をふいて あなたのこと愛せるかしら なんとなく恐い  あなたの目が私を見て 涙うかべてたその顔がつらい 白い霧が二人の影を やさしくつつんでいたわ 私の胸の奥のみずうみにあなたは 涙の石を投げた 愛の深さにおびえるの あぁ こっちを向いて涙をふいて あなたのこと愛せるかしら なんとなく恐い  あなたの目がぬれてるのを 見たの初めてよ美しいものね 白い霧の遙かなかなた 朝日がもえてるみたい あなたの風のような気まぐれが悪いの 遊びと恋の区別 まだまだ私つかないの あぁ こっちを向いてやさしく抱いて あなたのこと愛せるかしら なんとなく恐い
ワン・ニャン物語キンキン・ケロンパキンキン・ケロンパ荒木とよひさ三木たかし大谷和夫むかしぼくは むく犬だったんだ 野原をねぐらに 星を枕に むかしわたし 三毛猫だったの 白いテラスの 大きな家の  それでも 君を好きに あなたを好きに ふたりでいれば いつも暖かい  ワン ワン ワン I love you ワン ワン ニャン ニャン ニャン I love you ニャン ニャン そんなふたりの ワンニャン物語  むかしぼくは やせ犬だったんだ お腹をすかして いつも淋しく むかしわたし 泣き猫だったの ひとりぼっちで 友だちもない  それでも 君に逢えて あなたに逢えて 見つめていれば いつも優しくて  ワン ワン ワン I love you ワン ワン ニャン ニャン ニャン I love you ニャン ニャン そんなふたりの ワンニャン物語  それでも 君を好きに あなたを好きに ふたりでいれば いつも暖かい  ワン ワン ワン I love you ワン ワン ニャン ニャン ニャン I love you ニャン ニャン そんなふたりの ワンニャン物語  ワン ワン ワン I love you ワン ワン ニャン ニャン ニャン I love you ニャン ニャン そんなふたりの ワンニャン物語
夜桜お七キンモクセイキンモクセイ林あまり三木たかし赤い鼻緒がぷつりと切れた すげてくれる手ありゃしない 置いてけ堀をけとばして 駆けだす指に血がにじむ  さくら さくら いつまで待っても来ぬひとと 死んだひととは おなじこと さくら さくら はな吹雪 燃えて燃やした肌より白い花 浴びてわたしは 夜桜お七 さくら さくら 弥生の空に さくら さくら はな吹雪  口紅をつけてティッシュをくわえたら 涙が ぽろり もひとつ ぽろり  熱い唇おしあててきた あの日のあんたもういない たいした恋じゃなかったと すくめる肩に風が吹く  さくら さくら いつまで待っても来ぬひとと 死んだひととは おなじこと さくら さくら はな吹雪 抱いて抱かれた 二十歳の夢のあと おぼろ月の夜の 夜桜お七 さくら さくら 見渡すかぎり さくら さくら はな吹雪 さくら さくら さよならあんた さくら さくら はな吹雪
街はおしゃべり鯨井ゆかり・オパ鯨井ゆかり・オパクニ河内三木たかし三木たかし思われるよりも 思うほうがいいのさ 愛されるよりも 愛するほうが似合うのさ  夜空は星の 宝石でいっぱい さむいくらいの 裸ん坊 心のカベを ぬりかえてさっぱり 私の愛のやりなおし  風が吹いたら ルルルララ 雨が降ったら ルールララ 街はおしゃべり ルルルララ 幸せ話が得意  こんな素敵な 街だから ハンカチに包んで いつまでも とっておきたい とっておきたい  いつもの街に 微笑みがいっぱい 歩く心は 裸ん坊 未来はどんな 人にでもあるから も一度愛の やりなおし  風が吹いたら ルルルララ 雨が降ったら ルールララ 街はおしゃべり ルルルララ 想い出話が得意  こんな素敵な 街だから ハンカチに包んで いつまでも とっておきたい とっておきたい ララ ララ、ラララ……
コーヒーショップで国仲涼子国仲涼子阿久悠三木たかしHaya10古くから学生の街だった 数々の青春を知っていた 城跡の石段に腰おろし 本を読み涙する人もいた  そんな話をしてくれる コーヒーショップのマスターも 今はフォークのギターをひいて 時の流れを見つめてる  服装や髪型が変っても 若いこはいつの日もいいものだ  人生の悲しみや愛のこと うち明けて誰もみな旅立った  そんな話をしてくれる コーヒーショップのマスターの かれた似顔絵 私は描いて なぜか心を安めてる  そんな話をしてくれる コーヒーショップのマスターも 今はフォークのギターをひいて 時の流れを見つめてる
車輪 with 井上芳雄クミコクミコ覚和歌子三木たかし若草恵今は 苦しくて それでもなぜ 生きようと こらえようと するのだろう 明日を信じて しまうんだろう 咲いては枯れて 朽ちてく花も 忘れたころに いつか実をつけるよ 時は 止まらない (めぐりめぐる 車輪のよう) まぶしい夢も かなしみも (くり返すよ 幾度となく) めぐりめぐる 車輪にのせて (止まらない) 全部 昨日にかえてゆく (round and round)  今は 嘆いても 傷跡さえ 痛みさえ ありがとうと 言える自分に いつか必ず会えるといい すべての色の 思いかかえて 僕たちはただ 夕焼け見つめてる 歩き続ければ (歩いていく 一日ずつ) 風も景色も変わるだろう (空の色も 知らぬうちに) あなたのあの ほほえみだけは (鮮やかな) 色あせることないけれど (きっと)  咲いては枯れて 朽ちてく花も 忘れたころに いつか実をつけるよ 時は 止まらない (めぐりめぐる 車輪のよう) まぶしい夢も かなしみも (くり返すよ 幾度となく) めぐりめぐる 車輪にのせて (止まらない) 全部 昨日にかえてゆく (round and round) なつかしい昨日に かえてゆく
純情クミコクミコ友利歩未三木たかし周防泰臣どこかの町の どこかの路地で ふたり口ずさんだ「風に吹かれて」  血を吐くような 時代を越えて 変わらぬこの想い あたしの純情  抱きしめて 抱きしめて 抱きしめて ただ あなたがほしい 狂おしい 狂おしい 手にしたものすべて 失くしても 失くしても それでもかまわない 抱きしめて…  愛されて 愛されて 愛されて 死ぬならいいわ あたしの最期の男は ただひとりだけ それはあなた  嘲笑えばいいわ あたしのことを あなたの花になり 散ってゆきたい  愛していると 愛していると 心が叫んでる あたしの純情  抱きしめて 抱きしめて 抱きしめて ただ あなたがほしい 何度でも 何度でも ああ 命の限り 躰ごと 躰ごと 過去から未来から 連れ出して…  あの空へ あの空へ あの空へ 飛べたらいいわ あたしの最期の男は ただひとりだけ それはあなた  抱きしめて 抱きしめて 抱きしめて ただ あなたがほしい 狂おしい 狂おしい 手にしたものすべて 失くしても 失くしても それでもかまわない 抱きしめて…
届かなかったラヴレタークミコクミコ覚和歌子三木たかし若草恵あの日とおなじ 空に出会うたび 泣きそうになる 私がいる よく晴れた 坂の途中 振り向いて 微笑んだ人  それは他愛もないくせに かわりのきかない日々でした 一粒の勇気 それさえあったら こんなに悔やまないのでしょう  ごめんなさい ありがとう ずっとあなたを 愛していました 声を枯らして叫んでも もう届かない言葉たち もう届かないラヴレター  残されたのは からっぽのからだ 取り戻せない あなたのぬくもり ガラス越しの 日だまりの中 ここから先は ひとりの明日  それは他愛もないくせに 抱きしめたいよな日々でした こんなに悔やんで 悔やみきれぬまま それでも 生きていくのでしょう  ごめんなさい ありがとう ずっとあなたを 愛しています 声を枯らして叫んでも もう届かない言葉たち もう届かないラヴレター
わたしのフェアリーテールクミコクミコ長谷川孝水三木たかし少女の頃に夢みたものは お伽話のあのハッピーエンド 憧れの王子様が いつかわたしを迎えに来てくれる  恋に恋したあの夏の日 ぎこちなくくちづけ交わした 夢のかけらが現れ消えて 時間はすべて溶けていった  わたし言ったの 100年たっても 繋いだこの手を きっとね 離さないで  出会った人も別れた人も すべての人が記憶の中で 懐かしい光湛え 星屑のように瞬き続けてる  恋に傷付き打ちのめされ 漂う瞳は震えて 声にならない声で叫んだ 言葉にできないその想いを  時が過ぎても 100年たっても 忘れないでね きっとね 覚えていて  時はいつでも通り過ぎてく お伽話を紡ぎながら 時はいつしか苦しみさえも 美しく変えるよ わたしのフェアリーテール
わたしは青空クミコクミコ覚和歌子三木たかし島健思いもよらない 別れの午後は ありがとうも さよならも 何ひとつ 言えずじまい ふいに途切れる 人生だったら もっとやさしく すればよかった  強いふりして こらえるあなた こんな ときぐらい 声上げて 泣いたらいい やつれた頬を はさんだ両手 名残のキスぐらい 気づいてよ  青空 祈りの言葉に 私はほどけて溶けてく 青空 あきらめきれない気持ちのままで  笑って泣いた ふたりの暮らしは あまりにも ささやかで いとおしむ 間もなくて 一秒ごとが 宝石だったと なくしてはじめて 気づくのね  見果てぬ夢を 数えたままで そよ風 揺れたら 梢から 旅立つの また会えたら そのときはもう 抱きしめてはなさずに いてほしい  青空 過ごした時間の長さじゃ はかれぬ仕合せ 青空 あなたに出会えて ほんとによかった  青空 祈りの言葉に 私はほどけて溶けてく 青空 いつでもここから あなたを見てる  青空 いつでもここから あなたを見てる
わたしは青空クミコ&井上芳雄クミコ&井上芳雄覚和歌子三木たかし思いもよらない 別れの午後は ありがとうも さよならも 何ひとつ 言えずじまい ふいに途切れる人生だったら もっとやさしく すればよかった  強いふりして こらえるあなた こんな ときぐらい 声上げて 泣いたらいい やつれた頬を はさんだ両手 名残のキスぐらい 気づいてよ  青空 祈りの言葉に 私はほどけて溶けてく 青空 あきらめきれない気持ちのままで  笑って泣いた ふたりの暮らしは あまりにも ささやかで いとおしむ 間もなくて 一秒ごとが 宝石だったと なくしてはじめて 気づくのね  見果てぬ夢を 数えたままで そよ風 揺れたら 梢から 旅立つの また会えたら そのときはもう 抱きしめてはなさずに いてほしい  青空 過ごした時間の長さじゃ はかれぬ仕合せ 青空 あなたに出会えて ほんとによかった  青空 祈りの言葉に 私はほどけて溶けてく 青空 いつでもここから あなたを見てる  青空 いつでもここから あなたを見てる
友だちはいいもんだクレイジーケンバンドクレイジーケンバンド岩谷時子三木たかしMasao Onose・Ken Yokoyama友だちはいいもんだ 目と目でものが言えるんだ 困った時は力を貸そう 遠慮はいらない いつでもどこでも 君を見てるよ 愛を心に君と歩こう みんなはひとりのために ひとりはみんなのために みんなはひとりのために ひとりのために  友だちはいいもんだ 言いたいことが言えるんだ 悲しいときは励ましあおう 心はひとつさ 大人になっても忘れはしない 夢を大事に君と進もう みんなはひとりのために ひとりはみんなのために みんなはひとりのために ひとりのために  みんなはひとりのために ひとりはみんなのために みんなはひとりのために ひとりのために ひとりはみんなのために みんなのために
心の瞳KK荒木とよひさ三木たかしK・設楽博臣・真藤敬利・notch心の瞳で 君をみつめれば 愛すること それが どんなことだか わかりかけてきた  言葉で言えない 胸の暖かさ 遠まわりをしてた 人生だけど 君だけがいまでは  愛のすべて 時の歩み いつもそばで わかち合える  たとえあしたが少しずつ 見えてきても それは 生きてきた 足あとがあるからさ いつか若さを失くしても 心だけは 決して変わらない絆で 結ばれてる  夢のまた夢を 人は見てるけど 愛することだけは いつの時代も 永遠のものだから  長い年月を 歩き疲れたら 微笑なげかけて 手をさしのべて いたわり合えたら  愛の深さ 時の重さ 何も言わず わかり合える  たとえ過去を懐かしみ ふり向いても それは 歩いてた 人生が あるだけさ いつか若さを失くしても 心だけは 決して変わらない絆で 結ばれてる  愛すること それが どんなことだか わかりかけてきた 愛のすべて 時の歩み いつもそばで わかち合える  心の瞳で 君をみつめれば……
悲しみの訪問者桂銀淑桂銀淑荒木とよひさ三木たかし夜更けの電話で 男(あなた)を許してしまう 別れを決めてる 心の また裏腹で 抱き合う それだけの 淋しいそんなふたり この世の どこへも行けなくて そばで眠る そのときだけは きっと同じ夢を見て 長い夜の どこかの果てで 溶けてしまえたなら それでも愛だと それでも幸福(しあわせ)だと 胸の中で いいきかせてる 涙が好きだから  哀しい靴音 想い出近づくたびに 「最後にするよ」と 自分にまた あまえてる 昨日を投げすてて 自由になってみても あしたを探せは しないのに 指でふれる そのときだけは 痛いくらい恋しくて 寒い夜は 心が痩せて 悲しい顔になる それでも愛だと それでも人生だと 不幸なんて 思いはしない 涙が好きだから  それでも愛だと それでも幸福だと 胸の中で いいきかせてる 涙が好きだから 涙が好きだから
つぐない桂銀淑桂銀淑荒木とよひさ三木たかし窓に西陽が あたる部屋は いつもあなたの 匂いがするわ ひとり暮らせば 想い出すから 壁の傷も 残したまま おいてゆくわ 愛をつぐなえば 別れになるけど こんな女でも 忘れないでね 優しすぎたの あなた 子供みたいな あなた あすは他人同志に なるけれど  心残りは あなたのこと 少し煙草も ひかえめにして 過去に縛られ 暮らすことより わたしよりも 可愛い人 探すことよ 愛をつぐなえば 重荷になるから この町を離れ 暮らしてみるわ お酒のむのも ひとり 夢を見るのも ひとり あすは他人同志に なるけれど  愛をつぐなえば 別れになるけど こんな女でも 忘れないでね 優しすぎたの あなた 子供みたいな あなた あすは他人同志に なるけれど
時の流れに身をまかせ桂銀淑桂銀淑荒木とよひさ三木たかしもしも あなたと逢えずにいたら わたしは何を してたでしょうか  平凡だけど 誰かを愛し 普通の暮らし してたでしょうか  時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない  だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない  もしも あなたに 嫌われたなら 明日という日 失くしてしまうわ  約束なんか いらないけれど 想い出だけじゃ 生きてゆけない  時の流れに 身をまかせ あなたの胸に より添い 綺麗になれたそれだけで いのちさえもいらないわ  だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 見えないの  時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない  だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない
ケンカのあとはケント・ギルバート、ジュン・マリーケント・ギルバート、ジュン・マリー荒木とよひさ三木たかしケンカのあとは かなしいな なみだがいっぱい こぼれちゃう ほんとはとっても すきなのに きらいだなんていっちゃって  ほっぺにChu ケンカのあとは ほっぺにChu ケンカのあとは ほっぺにChu でも ちょっとはずかしい  ほっぺにChu おひさまがみてるから ほっぺにChu おひさまがみてるから ほっぺにChu でも ちょっとはずかしい  ケンカのあとは さみしいな なんだかむねが いたくなる ごめんなさいが いえなくて ひとりぼっちで さみしいな  ほっぺにChu ケンカのあとは ほっぺにChu ケンカのあとは ほっぺにChu でも ちょっとはずかしい  ほっぺにChu タンポポがみてるから ほっぺにChu タンポポがみてるから ほっぺにChu でも ちょっとはずかしい  ほっぺにChu ケンカのあとは ほっぺにChu ケンカのあとは ほっぺにChu でも ちょっとはずかしい  ほっぺにChu ほんとうはすきだから ほっぺにChu ほんとうはすきだから ほっぺにChu でも ちょっとはずかしい
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
陽は昇り 陽は沈み研ナオコ研ナオコ阿久悠三木たかし松井忠重何というさびしい生き方なんだと あなたは私を笑うでしょう さびしいといえばさびしい 悲しいといえば悲しい そうね そうでしょうね  馬鹿な女の見本のように たった一人を想いつづけて 私の中では想い出が 重たい荷物になるのです  陽は昇り 陽は沈み 時は流れても 私は私 恋は恋 私は私 恋は恋  それほどの恋ではなかったはずだと あなたはしらけてしまうでしょう ありがちなことといえるし あやまちといえばいえるし そうね そうでしょうね  たった一度の主役のドラマ それを道化と笑われたって 私の心が傷ついて こわれることなどないのです  陽は昇り 陽は沈み 時は流れても 私は私 恋は恋 私は私 恋は恋  陽は昇り 陽は沈み 時は流れても 私は私 恋は恋 私は私 恋は恋
Please Love Me小泉今日子小泉今日子大山和栄三木たかし落葉に Love(スキ)と書いてみた 黄昏色に染まった公園 届かないと思っていた 叶わないと思っていた それは春の嵐よりも 夏の光よりも衝撃 ショーゲキ  涙があふれたのは 夢ではないかと思ったからよ あなたからの一言 I love you, please love me I love you  そっと まわしたあなたの腕 幸福色に染まった二人 届かないと思っていた 叶わないと思っていた それは秋の金色より 冬の白銀色(ぎんいろ)より衝撃 ショーゲキ  涙がこぼれたのは 言葉にならない わたしの思い あなたからの くちづけ I love you, please love me I love you  物語の主人公(ヒロイン)みたいに ハッピーエンドに・なれるといいわ 瞳 Kira Kira 心 Doki Doki ほほが熱いわ 瞳 Kira Kira 心 Doki Doki いま愛を知ったの  瞳 Kira Kira 心 Doki Doki ほほが熱いわ 瞳 Kira Kira 心 Doki Doki いま愛を知ったの
愛舞香西かおり香西かおり秋浩二三木たかしメラメラと吐息乱れて絡(から)み合う かがり火がゆらゆら揺れて燃えてます 好きだからあなたのことが好きだから 嬉しさに涙が頬を伝います ああーもっと言葉なんかはいらない ああーあなたこのまま逃げないで こころゆくまでおんな 愛欲(あい)に溺れておんな 愛されずにいられない  舞い上がれ命終わってしまうまで 何度も喜びにふるえ声挙げる 満月の光を乳房(むね)に受けながら まどろみにあなたと越える一里塚 ああーもっと変わらぬ愛に蕩(とろ)けて ああーわたしこのまますがりつく 朝が来るまでおんな 夜が来るまでおんな 愛されずにいられない  ああーもっと言葉なんかはいらない ああーあなたこのまま逃げないで こころゆくまでおんな 愛欲(あい)に溺れておんな 愛されずにいられない
嘘つき女のブルース香西かおり香西かおり市川睦月三木たかし高田弘私が小さな 嘘をつくのは あの人に 嫌われたくないから ほんとの私を 見せてしまうと 幸せが きっといなくなるから 真っ赤な嘘と 人は言うけど 私のは 薄い水色 泪色 だから この辛い 嘘を許して 嘘を許して  そんなにいけない ことなのかしら 女なら 誰も夢は見たいわ いつかは終わると わかっていても 紫陽花(あじさい)の 花がせめて散るまで 真っ赤に燃えた 夜が明ければ 思い出は 薄い水色 泪色 だから あの夜を 嘘にしないで 嘘にしないで  真っ赤な糸が プツンと切れて 夕暮れは 薄い水色 泪色 ああ…… 明日から 嘘もつけない 嘘もつけない
京都つれづれ香西かおり香西かおり秋浩二三木たかし春は午後(ひる) ほのかに薫(かおる) 山里(やまざと)の坂路(さか) 櫻(はな)びら吹雪く雨あがり 東の天(そら)に丸い月 涙で霞(かす)む 嵐山  夏は夜 コンチキチンと祇園囃子(ぎおんばやし)が 四条河原(しじょうがわら)にとどろけば 祭りが引いて夜が更ける 窓辺に見える流れ星  秋は夕暮(くれ) 紅く色づくカエデの参道(みち)を 靴音ひそめ辿りゆく あのひと恋しい嵯峨野にて 木漏(こも)れ陽淋しくほほ濡らす  冬は朝 冷たい雨が霙(みぞれ)に変わり 砂盛り淡く雪化粧 水面(みのも)にひとひら寒椿 あなたが恋しい銀閣寺
禁じられた恋香西かおり香西かおり山上路夫三木たかし薗広昭禁じられても 逢いたいの 見えない糸に ひかれるの 恋はいのちと同じ ただ一つのもの だれも二人の愛を こわせないのよ あなたに逢いに 夜を越えて 駈けてゆきたい 私なのよ  禁じられても 胸の炎 燃えたつばかり 消えないの 恋をすてろと言うの むごい言葉よ それは私にとって 死ぬことなのよ あなたを求め 闇の中を 駈けてゆきたい 私なのよ  こんなきれいな恋を なぜわからないの 愛し合う美しさ わかってほしい あなたの胸に 愛をこめて 駆けてゆきたい 私なのよ 私なのよ 私なのよ
くちなし悲歌香西かおり香西かおり小谷夏三木たかし上杉洋史忘れていた夢を見たのよ あなたに まだそんな 気持ちになれる 自分が 嬉しくて 可愛くて 夢の上に 夢を重ねたの あれは梔子の咲くころ 私は子供のころの お伽話が 帰ってきたと 思ったわ  だって人は 淋しすぎるわ 独りじゃ 目がさめて あなたがいると 私は それだけで 過ぎた日の いやなことを 忘れられたわ 甘い梔子の匂いに 私は子供のころの 小さな歌を 思い出しては 歌ったわ  でもやっぱり 無理が あったの どこかに 神様は 優しくなかった 岬に 秋風が立つころに 私たちは微笑って別れた いつか 梔子が咲いても 私は 子供のころの お伽話を 口にしないわ もう二度と  誰かが言っていた 梔子は物言わぬ花  誰かが言っていた 梔子は物言わぬ花  誰かが言っていた 梔子は物言わぬ花  誰かが言っていた 梔子はさよならの花
さくらの唄香西かおり香西かおりなかにし礼三木たかし薗広昭何もかも僕は なくしたの 生きてることが つらくてならぬ もしも僕が死んだら 友達に ひきょうなやつと わらわれるだろう わらわれるだろう  今の僕は何を したらいいの こたえておくれ 別れた人よ これで皆んないいんだ 悲しみも 君と見た夢も おわったことさ おわったことさ  愛した君も 今頃は 僕のことを忘れて 幸福だろう おやすみをいわず ねむろうか やさしく匂う さくらの下で さくらの下で さくらの下で
花挽歌香西かおり香西かおり市川睦月三木たかし川村栄二夜明けの枕に 聞こえます 三月 桜の ため息が みじかい苦しい 命なら あなたの吐息で 散らせたい しあわせが どこかへ逃げて行く 春の夢が そこまで 来てるのに  泪の向こうに にじみます 八月 螢の さよならが 愛する嬉しさ さびしさも あなたが教えて くれました しあわせは 帰ってこないのね 秋の川に ぬけがら 流します  愛の日よ 明日は風になり 空の果てを さすらえ あてもなく
艶歌師香田晋香田晋阿久悠三木たかしどなたかご存じないですか 十二ではぐれた妹を 今はハタチを ちょっと過ぎ 探すしるしは 泣きぼくろ 泣きぼくろ  兄貴がグレてたばっかりに ずっしり不幸を背負わせて 申し訳ない一生に なっているかと 気にかかる 気にかかる  名前は しあわせ 幸(さち)という 名前の通りであればいい 探しあてたら 抱きしめて 詫びを言いたい それだけよ  軒から軒へと 艶歌師で 兄妹二人が知る歌を 今日も歌って 秋しぐれ 傘のない身で また歩く また歩く
心のきず香田晋香田晋阿久悠三木たかし夜にまぎれて 船が出る 傷をかくした 人が乗る 惚れた惚れたお前を 抱けもせず 意地で身をひく 馬鹿も乗る 北の海峡 ひゅるひゅると 風が泣き泣き 別れ唄  夢に何度か 起こされる 胸のいたみに 責められる たったたった一度の 想い出を 酒にうかべて 朝を待つ 北の海峡 海鳥が 一羽はぐれて しのび唄  赤い夕日が とろとろと 溶けて真近(まぢか)に 夜が来る 抱いて抱いて寝たいと この腕が 捨てたお前を 恋しがる 北の海峡 口笛が 未練ひきずり 恋の唄
酒場の金魚香田晋香田晋阿久悠三木たかし金魚 金魚… 酒場の隅でマッカッカ 金魚 金魚… 酒場の隅でマッカッカ  酒場の金魚 夜まで泳ぐ ひらひらと 眠りを忘れ あいつがだます あの娘が泣いた そんな話に聞き飽きて 今夜もゆっくり宙返り  金魚 金魚… 酒場の隅でマッカッカ 金魚 金魚… 酒場の隅でマッカッカ  どなたが置いた いつからいるの ライトの下で ただ泳ぐだけ あいつが歌う あの娘が笑う たった一人の客だけで 退屈しのぎに宙返り  金魚 金魚… 酒場の隅でマッカッカ 金魚 金魚… 酒場の隅でマッカッカ  あいつが逃げる あの娘がすがる 嘘か真実かわからずに あぶくを吹き吹き宙返り  金魚 金魚… 酒場の隅でマッカッカ 金魚 金魚… 酒場の隅でマッカッカ  金魚 金魚… 酒場の隅でマッカッカ 金魚 金魚… 酒場の隅でマッカッカ
シャボン玉フワリ香田晋香田晋青島幸男三木たかしフワリ フワ フワ フワフワ シャボン玉 プゥーッとふくれて フワフワ パチンと消える 軽く 高く 丸く 明るく やさしく 七色に輝く時がある フワリ フワ フワ フワフワ フワリ フワ フワ フワフワ シャボン玉 フワフワ  フワリ フワ フワ フワフワ シャボン玉 スゥーッと流れて フワフワ フワリと止まる 軽く 高く 丸く 明るく やさしく 華やかに輝く時が来る フワリ フワ フワ フワフワ フワリ フワ フワ フワフワ シャボン玉 フワフワ  フワリ フワ フワ フワフワ シャボン玉 フワーッと浮かんで フワフワ ふるえて光る 軽く 高く 丸く 明るく やさしく 美しく輝く時のため フワリ フワ フワ フワフワ フワリ フワ フワ フワフワ シャボン玉 フワフワ  
東京ではめずらしい四月の雪香田晋香田晋阿久悠三木たかし若草恵東京ではめずらしい四月の雪 桜の花が身を縮め 嘘つく春を怨んでる ようやく二人に陽がさして 希望が少し見えたのに この大雪はなんだろう どういう占いか 春よ春よ春よここにいて 春よ春よ若い二人をあたためて 雪にまぎれて心の花を 春よ春よどうか散らさないで  東京ではめずらしい四月の雪 小犬のようにはしゃぐには からだが少しやせ過ぎた 小さな窓から見渡せば 眩しく光る銀世界 この明るさをどうしよう 夢見ていいだろか 春よ春よ春よ行かないで 春よ春よ花と緑を持って来て 雪の景色で心の色を 春よ春よ消してしまわないで  春よ春よ春よここにいて 春よ春よ若い二人をあたためて
股旅ブルース香田晋香田晋阿久悠三木たかし若草恵待って 待ってと 追いすがる 初心(うぶ)な娘を ふりきって 風と一緒に 走ったら 野暮なとんびに 笑われた 何がおかしい なぜ笑う 意地を張るのがなぜ悪い シマの合羽を 羽にして 飛んで行ければいいけれど 股旅ブルース  二年ぶりなら 湯の宿で 無精髭など 剃り落とし 少しカタギの なりをして 村のはずれに 行ってみる 顔は見たいし 見ちゃならぬ あたりまえだよ 人の妻 三歩 歩いて 立ちどまり 空を仰げば 月も泣く 股旅ブルース (MATATABI MATATABI MATATABI)  花の季節も 笑わずに 月の見頃も 知らんふり 雪が舞い散る 時になり 人の情けを 思い出す 夜の冷たさ 身の寒さ 心凍らす 日の暮に 誰が歌うか 子守唄 せめて今夜は 夢を見る 股旅ブルース  何がおかしい なぜ笑う 意地を張るのがなぜ悪い シマの合羽を 羽にして 飛んで行ければいいけれど 股旅ブルース (MATATABI MATATABI)
渡り鳥 …北から南から…香田晋香田晋阿久悠三木たかし雨の札幌 女がひとり つららみたいに冷えた指 生まれさいはて稚内 十九過ぎから来たという あなたみたいな渡り鳥 惚れて苦労をしたという  雨の金沢 女がひとり 能登の匂いの汽車を待つ 輪島旅したあのひとが きっと帰りに寄るという あなたみたいな渡り鳥 だけど心があるという  雨の大阪 女がひとり 橋を渡って店に出る 雨の降る日は化粧して 紅も濃いめにひくという あなたみたいな渡り鳥 たまに惚れてもいいという  雨の倉敷 女がひとり 傘を斜めに川づたい はねの上った裾あげて 古い女とそっという あなたみたいな渡り鳥 泣いて待つのはいやという  雨の長崎 女がひとり 恋の迷路の石だたみ 白いコートの肩さえも ぬれて重たくなるという あなたみたいな渡り鳥 ついて行ってもいいという
女 泣き砂 日本海こおり健太こおり健太阿久悠三木たかし猪股義周宿の枕が固過ぎて 眠りも浅く 夢も見ず 遠いあなたを 恋しがるだけ つらい 夜でした 女ひとりの 旅の朝 ふらり歩けば 日本海 砂が泣くことを知っていますか キュッキュ キュッキュと 泣くのです あなた恋しと呼ぶのです  海に嵐が吹き荒れて 季節が冬に 色を変え 砂のおもても どこか蒼ざめ 寒い 朝でした 女ひとりの もの想い 心揺るがす 日本海 砂が泣くことを知っていますか キュッキュ キュッキュと 泣くのです あなた恋しと呼ぶのです  砂が泣くことを知っていますか キュッキュ キュッキュと 泣くのです あなた恋しと呼ぶのです
とべない雀小金沢昇司小金沢昇司二宮康栄三木たかし若草恵追えば逃げてく あなたの空を とべない雀が 夜啼きしてます 吐息からめて さえずる声は 届かぬあなたを 探しています 羽根を休める 場所もなく 雨に打たれて 震えています 恋しいよ 逢いたいよ 帰らぬあなたは夢の中 淋しいよ 切ないよ 枕を濡らして泣いてます  見上げる空を はばたけなくて とべない雀は 痩せてゆきます くちばしさえも 愛が欲しいと あなたの背中を つついています 胸に埋もれて 泣けるなら ずぶ濡れだって とんで行けます 苦しいよ 逢いたいよ 凍えた身体は動かない 悲しいよ 切ないよ 心に涙が宿ります  恋しいよ 逢いたいよ 帰らぬあなたは夢の中 淋しいよ 切ないよ 枕を濡らして泣いてます 
まわり道GOLD LYLIC琴風豪規GOLD LYLIC琴風豪規なかにし礼三木たかし高田弘桜の花のような 小雪がふりかかる お前のおくれ髪を この手で なでつける まわり道を したけれど めぐり逢えたら いいさ いいさ 遅れてやって来た 二人の春に 乾杯を あ……  川辺で子供たちが  無邪気に遊んでる お前はそれを見て かすかに 涙ぐむ まわり道を したけれど 夢が叶えば いいさ いいさ 苦労の分だけは お前もなれよ 幸せに あ……  まわり道を したけれど これが最後の 恋さ 恋さ 二人であたたかな ねぐらをきっと つくろうよ あ……
時代屋の女房小林幸子小林幸子村松友視三木たかし時代を売るから 時代屋と どこかの誰かが 言っていた 売ってください わたしにも あなたの心の 炎まで ふれもせで 色は匂へど 散りぬるを 花に嵐の その中を ふわりふわふわ ゆらゆらり ゆらりゆらゆら ふわふわり 陽炎みたいな このわたし だから抱きしめて あなた  時代を買うから 時代屋と どこかの誰かが ささやいた 買ってください わたしから あなたを愛する 炎まで ふれもせで 色は匂へど 散りぬるを もののあはれが 風に舞う ふわりふわふわ ゆらゆらり ゆらりゆらゆら ふわふわり 陽炎みたいな このわたし だから抱きしめて あなた  陽炎みたいな このわたし だから抱きしめて あなた
母ひとり小林幸子小林幸子荒木とよひさ三木たかし苦労した 母の手のひら 我が子らの 為だけに生きて 倖せと聞けば 倖せだよと 小さく うなずく 微笑(ほほえみ) いつまでも いつまでも 母ひとり いつまでも いつまでも 母ひとり  髪を梳(す)く 指の細さよ 愛おしく こみあげる涙 長生きをしてね 杖をついても 想い出 訪ねて 歩こう いつまでも いつまでも 母ひとり いつまでも いつまでも 母ひとり  アルバムの 若き写真を 自慢する あどけない姿 人生はいいよ 楽しかったと 遠くを見つめる 横顔 いつまでも いつまでも 母ひとり いつまでも いつまでも 母ひとり  いつまでも いつまでも 母ひとり いつまでも いつまでも 母ひとり
愛の振り子小林幸子・北大路欣也小林幸子・北大路欣也荒木とよひさ三木たかしあしたから二人 二人 出直せるはずだよ 若かった二人 二人 子供すぎていた そばにいるだけで 愛より深い優しさ 時が流れて やっと気付いた 生きることの意味を まわり道をしたけど ふたつの心が  あしたから二人 二人 恋人にもどれる 想い出が二人 二人 大人にしてくれた いつも傷つけて 淋しい思いさせてた 時は両手で 包み続けた めぐり逢えたあの日 喧嘩ばかりしたけど  そばにいるだけで 愛より深い優しさ 時が流れて やっと気付いた 生きることの意味を まわり道をしたけど ふたつの心が…
別れて… そして小林幸子・北大路欣也小林幸子・北大路欣也荒木とよひさ三木たかし(女)たそがれの街で 愛にはぐれても (女)時がいつかは 治してくれる (男)映画のような 夢の中だけで (男)人は綺麗に 生きれはしないから (男女)涙は想い出 誘い水 (男女)心の迷子を 探すより (女)別れて そして (男)別れて そして (男女)今度は上手な 恋をする  (女)星のない街は そばに誰かいて (女)胸の灯りが 消えないように (男)悲しい色の 水割りよりも (男)昔ばなしの 相手が欲しいから (男女)涙が面影 ゆらしても (男女)心の合鍵 なくしたら (女)別れて そして (男)別れて そして (男女)あしたは誰かと めぐり逢う  (男女)涙は想い出 誘い水 (男女)心の迷子を 探すより (女)別れて そして (男)別れて そして (男女)今度は上手な 恋をする
Love with You~愛のプレゼント~小林千絵小林千絵伊藤薫三木たかし悲しい朝や 眠れない夜 静かに眼を閉じ想っています  何処かに私 待つ人がいる この空の下で 息をしている  Love with you 誰もみんな 初め一人ぼっち Love with me そしていつか 愛する人に つつまれて星の中 寄り添い合い 幸福(しあわせ) 紡いでゆくの  泣いた分だけ 人に優しく なれると信じて 今日まで来たの  時計の音を数えるように 少しずつ私 あなたを待つの  Love with you 激しかった雨も いつかやんで Love with me 長い冬も いつしか終わる だからあなたにあげる 心をこめて 微笑(ほほえみ)の贈り物を  Love with you 誰もみんな 初め一人ぼっち Love with me そしていつか 愛する人に つつまれて星の中 寄り添い合い 幸福(しあわせ) 紡いでゆくの  だからあなたにあげる 心をこめて 微笑(ほほえみ)の贈り物を
涙が迎えに来てるから小柳ルミ子小柳ルミ子荒木とよひさ三木たかしあなたの情愛だけで身体を包めたら 心がこんなにも寒くふるえない  抱かれているときも本当は淋しくて 拒めば その背中冷たい壁になる  夢は悲しい生き物 ちがう匂いが好きなら 寝たふりをしてるからそっと出て行って  別れを延してもあしたがないのなら 二人が可哀想(かわいそう)涙がそこまで迎えに来てるから  あなたの爪までも嫌いになる前に 上手な幕切れですべて終らせて  女は胸の中 憎しみ隠してる いまなら想い出を綺麗に出来るから  時は不幸な生き物 ちがう明日が好きなら 足音を忍ばせてそっと出て行って  心を取り乱し みじめになるよりも あなたを許せたら 涙がそこまで迎えに来てるから  夢は悲しい生き物 ちがう匂いが好きなら 寝たふりをしてるから そっと出て行って  別れを延してもあしたがないのなら 二人が可哀想(かわいそう)涙がそこまで迎えに来てるから 涙がそこまで迎えに来てるから 
小柳ルミ子小柳ルミ子荒木とよひさ三木たかし冷たくされて 今は飽きられ あなたのことを恨めば 淋しい女性 どこにもいると 人は笑うだけ 傷つくことが 愛だと知って すべてを水に逃がせば 死にたいなんて 愚かなことと きっと解るはず あなたの青空を 飛んでた 一羽の鳩が いたよと  胸の奥に いいきかせて 慕情をたちきれば いつか そうね いい日も来る 黄昏の この裏窓に  心走らせ 髪を乱して あなたの腕にすがれば 嫌われるより みじめになると 人は止めるだけ 涙がいつも 人生ならば  この世はすべて寂しい 幸福だけで 生きてることは きっと出来なくて あなたの青空に 溺れた 悲しい鳩が いたよと  話し相手 誰かいたら 別れ歌唄うけど 泣きだしたら ひとりがいい  黄昏の この都会は  胸の奥に いいきかせて  慕情をたちきれば いつか そうね いい日も来る  黄昏の この裏窓に 黄昏の この裏窓に
さくらの花よ 泣きなさいコロッケコロッケ荒木とよひさ三木たかし伊戸のりお逢いたくて瞼(め)を閉じて この胸の寂しさを 人は誰も幼いと きっと笑うだろう 心まで嘘をつき また人を傷つけて 生きることの 恥ずかしさ 自分だけに問えば… さくらの花よ 泣きなさい そんなに誰かが 恋しいならば さくらの花よ 泣きなさい 隣りでボクも 泣いてあげるから  この慕(おも)い秘めたまま さよならが出来るなら 時はすべて灰色に 変えてしまうだろう また生れ変れると 言葉だけ捜しても 死ねるほどの潔(いさぎよ)さ 心の中なくて… さくらの花よ 散りなさい そんなに何処(どこ)かに 行きたいならば さくらの花よ 散りなさい 隣りでボクも 泣いてあげるから  さくらの花よ 泣きなさい そんなに誰かが 恋しいならば さくらの花よ 泣きなさい 隣りでボクも 泣いてあげるから 隣りでボクも 泣いてあげるから
時の流れに身をまかせ五条哲也五条哲也荒木とよひさ三木たかしD.C.Oもしもあなたと 逢えずにいたら わたしは何を してたでしょうか  平凡だけど 誰かを愛し 普通の暮し してたでしょうか  時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることも かまわない  だからお願い そばに置いてね いまはあなたしか 愛せない  もしもあなたに 嫌われたなら 明日という日 失くしてしまうわ  約束なんかいらないけれど 想い出だけじゃ生きてゆけない  時の流れに身をまかせ あなたの胸により添い 綺麗になれたそれだけで いのちさえもいらないわ  だからお願い そばに置いてね いまはあなたしか 見えないの  時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることも かまわない  だからお願い そばに置いてね いまはあなたしか 愛せない
すてきな雨の日西郷輝彦西郷輝彦喜多条忠三木たかし青木望水溜りをさけながら君は 少し遅れて僕について来たね 濡れて剥がれたポスターは いつか見に行った映画だったね 青い歩道橋の上で 君は「さよなら」と小さく言って 消えて行ったね なんて なんてすてきな雨の日 君が一番 きれいだった雨の日 なんて なんてすてきな雨の日 僕が一番 悲しかった雨の日  雨上がりの夕日にはどこか 心ゆする色がとけているね 白いスカーフ投げたら まるで雲のように飛んで行ったね 君のうわさ聞いているよ 海がキラキラと輝く街で 生きていると なんて なんてすてきな雨の日 君が一番 きれいだった雨の日 なんて なんてすてきな雨の日 僕が一番 悲しかった雨の日
君よ抱かれて熱くなれ西城秀樹西城秀樹阿久悠三木たかし君は今ぼくの胸で蝶に変るよ 蒼ざめたその羽を薔薇色にそめ これがしあわせと泣きながら飛んで行ける  唇は使えないよ ぼくがふさいだ ためらいの言葉など無駄になるから 君は目をとじて美しく熱くなれよ  愛とは勇気なんだと こうして知った今では 君は熱くなれ熱くなれ抱きしめられて そして身につけた悲しみを焼きつくせよ  愛は人の前を流れて行く川だよ 思い悩む前に裸になり跳ぶのさ 川の流れははげしく遠いけれども 抱きたい君がいるなら  君は今ぼくの胸で蝶に変るよ 蒼ざめたその羽を薔薇色にそめ これがしあわせと泣きながら飛んで行ける  愛は人の前を流れて行く川だよ 思い悩む前に裸になり跳ぶのさ 川の流れははげしく遠いけれども 抱きたい君がいるなら  愛は人の前を流れて行く川だよ 思い悩む前に裸になり跳ぶのさ 川の流れははげしく遠いけれども 抱きたい君がいるなら 跳べるのさ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ジャガー西城秀樹西城秀樹阿久悠三木たかし三木たかし愛にいのち賭けたやつは誰だ(ジャガー) 傷にまみれ抱いたやつは誰だ(ジャガー) 愛の辞書にある文字は 白くきらめく稲妻みたいな情熱だけ とまるな(ジャガー)負けてもどるな 嘆くな(ジャガー)ひとの仕打ちに 信じろ(ジャガー)君のためなら おれがたたかう たたかう  『君が死んだら俺は死ぬ でも俺が死んでも君は死ぬな 君一人でも愛は生きる 俺一人では愛は死ぬ しゃべるな何もいうな 目を見ろ 何が見えた 炎が見えたか 君を愛する炎が見えたか さあ来い とんで来い 抱いてやる抱いてやる』  君を愛した君を愛したいのちあずけた あぁ  愛のために生きるには 狩をおそれぬけだものみたいな勇気がいる 走れよ(ジャガー)明日に向かって 泣くなよ(ジャガー)傷がついても 信じろ(ジャガー)君のためなら おれがたたかう たたかう
セクシーロックンローラー西城秀樹西城秀樹阿久悠三木たかしああ からだが熱い ああ こころが熱い 常識じゃとても とめられない  君は君はどうする 俺と燃えるかい 涙流して 俺とゆれるかい  甘いバラの匂い 肌につけて来いよ 罪な思いをしよう 刺激的にやろう  アアア アアア アアア アアア 髪を乱し 汗を流し 踊り狂え 君は天使になれ 俺は悪魔になる  ああ からだが熱い ああ こころが熱い 無茶をしてみたいと 思わないか  そんな そんな夜だよ 俺を見てみろよ よそみしないで 俺にしがみつけ  光るルージュつけた 君にキスをしたら こんな気分になる 悪いことをしよう  アアア アアア アアア アアア 俺の肩に爪を立てて 好きといえよ 君は天使になれ 俺は悪魔になる  アアア アアア アアア アアア 俺の肩に爪を立てて 好きといえよ 君は天使になれ 俺は悪魔になる
ブーメラン ストリートGOLD LYLIC西城秀樹GOLD LYLIC西城秀樹阿久悠三木たかしブーメラン ブーメラン ブーメラン ブーメラン きっとあなたは戻って来るだろう ブーメラン ブーメラン ブーメラン ブーメラン きっとあなたは戻って来るだろう  銀色のブーツがアスファルトを蹴って ああ あなたが駈けて行く ブーメラン ストリート  人ごみはジルバを踊っているようで ああ あなたをつつみこむ ブーメラン ストリート カリッと音がするほど小指をかんで 痛いでしょう 痛いでしょう 忘れないでしょう そんなこといったあなたの後姿が もうやがて見えなくなる 見えなくなる  たそがれがブルーのアクセントをつけて ああ あなたが悲しそう ブーメラン ストリート ポキッと音がするほどからだを抱いて 熱いでしょう 熱いでしょう 忘れないでしょう 泣きながらいったあなたの声の重さが この胸に響いている 響いている  ブーメラン ブーメラン ブーメラン ブーメラン きっとあなたは戻って来るだろう ブーメラン ブーメラン ブーメラン ブーメラン きっとあなたは戻って来るだろう
ボタンを外せ西城秀樹西城秀樹阿久悠三木たかし三木たかし鍵をあけた ドアを開く あなたの靴音 さよならもいわないで 帰るつもりか 背中向けた 煙草すった 真赤な朝焼け 行くなともいわないで 帰るつもりか  走り寄る 肩を抱く ふり向かせる 抱きしめる くちづける 涙ぐませる  心にボタンをかけたままで 男と女は愛せない ボタンを外せ ボタンを外せ ボタンを外せ 心を見せろ  ドアの外に 靴が残る 廊下に転がる 乱暴につかまえた 気持ちわかるか 窓をあける 風を入れる 冷たい朝風 この俺のいうことを きいてくれるか  座らせる のぞきこむ 上向かせる 涙吸う 熱くする 指をかませる  心にボタンをかけたままで 男と女は愛せない ボタンを外せ ボタンを外せ ボタンを外せ 心を見せろ  ボタンを外せ ボタンを外せ ボタンを外せ 心を見せろ
ラスト・シーンGOLD LYLIC西城秀樹GOLD LYLIC西城秀樹阿久悠三木たかし何年でも待つよといったら あなたはさびしく微笑みながら そんなことをしたら不幸になるわ 忘れた方がいいという ありがとう しあわせだったわ 一緒に歩けなくてごめんなさい あたたかい春の陽ざしの中で 熱があるように ぼくはふるえてた  もう恋などしないといったら あなたは馬鹿ねとつぶやきながら そんなことをいって困らせないで 無邪気な方がいいという ありがとう しあわせだったわ 出来ればもっと早く逢いたかった にぎやかな街の通りの中で 夢をみたように 僕は泣いていた  にぎやかな街の通りの中で 夢をみたように 僕は泣いていた
若き獅子たちGOLD LYLIC西城秀樹GOLD LYLIC西城秀樹阿久悠三木たかし三木たかし太陽に向かい 歩いてるかぎり 影を踏むことはない そう信じて生きている あなたにもそれを わからせたいけど 今は何にも告げず ただほほえみのこすだけ  甘いくちづけだけに おぼれそうな今 ぼくはふりきって さらばあなた  風よなぶるな 獅子のたて髪を 涙をかざれない時であれば  闇よかくすな 獅子のたて髪を 若さを誇らしく思う時に  太陽が昇り 落ちて行くまでの ほんの短い間 何をしたらいいのだろう 愛だけに生きて ほしいのとすがる 黒い瞳のあなた もう何も言わないで  熱い抱擁だけに 時を忘れそう ぼくは目をあげて さらばあなた  風よなぶるな 獅子のたて髪を 涙をかざれない時であれば  闇よかくすな 獅子のたて髪を 若さを誇らしく思う時に  風よなぶるな 獅子のたて髪を 涙をかざれない時であれば
女の出発斎藤恵子斎藤恵子一倉宏三木たかし肩にまわした 男の腕を ごめんなさいと 振りほどく 結婚話は うれしいけれど 甘えられない 意地もある ほれてほれぬく 仕事がしたい いちど生まれて きたからは  なんどコケても すぐ立ちあがる どうせ女のかすり傷 きれいと言われて よろこぶような 蝶よ花よのひとじゃない 生かす殺すも 自分のいのち 賭けて知りたい 可能性  それじゃさらばと 髪かき上げて ひとり出てゆく エレベーター はたらくだけなら 誰でもできる 燃やすいいのちは 何のため 現代社会の嵐にたえて 生きる手ごたえ つかむまで 
乙女のワルツサエラサエラ阿久悠三木たかし好きといえばいいのに いつもいえぬままに 月がのぼる小道を 泣いてかえった 白く咲いてる野の花を つんで願いをかける どうぞ愛があなたに とどくようにと  好きなひとはいつしか ほかのひとをつれて 遠い町へ旅立つ 何も知らずに 駅のホームのはずれから そっと別れをいって それで愛が悲しく 消えてしまった  小雨降る日はせつなくて ひとり涙を流し つらいだけの初恋 乙女のワルツ
思秋期サエラサエラ阿久悠三木たかし足音もなく行き過ぎた 季節をひとり見送って はらはら涙あふれる 私十八  無口だけれどあたたかい 心を持ったあのひとの 別れの言葉抱きしめ やがて十九に  心ゆれる秋になって 涙もろい私 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく  ふとしたことではじめての くちづけをしたあのひとは ごめんといったそれっきり 声もかけない  卒業式の前の日に 心を告げに来たひとは 私の悩む顔見て 肩をすぼめた  誰も彼も通り過ぎて 二度とここへ来ない 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく  ひとりで紅茶のみながら 絵葉書なんか書いている お元気ですかみなさん いつか逢いましょう  無邪気な春の語らいや はなやぐ夏のいたずらや 笑いころげたあれこれ 思う秋の日
時の流れに身をまかせ酒井法子酒井法子荒木とよひさ三木たかしもしも あなたと逢えずにいたら わたしは何を してたでしょうか 平凡だけど 誰かを愛し 普通の暮し してたでしょうか  時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない  もしも あなたに嫌われたなら 明日という日 失してしまうわ 約束なんか いらないけれど 想い出だけじゃ 生きてゆけない  時の流れに 身をまかせ あなたの胸に より添い 綺麗になれたそれだけで いのちさえもいらないわ だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 見えないの  時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない
心の瞳PLATINA LYLIC坂本九PLATINA LYLIC坂本九荒木とよひさ三木たかし心の瞳で 君を見つめれば 愛すること それが どんなことだかわかりかけてきた 言葉で言えない 胸の暖かさ 遠まわりをしてた 人生だけど 君だけが いまでは 愛のすべて 時の歩み いつも そばで わかち合える たとえ あしたが 少しずつ 見えてきても それは 生きてきた 足あとが あるからさ いつか 若さを 失くしても 心だけは 決して 変らない 絆で 結ばれてる  夢のまた夢を 人は見てるけど 愛することだけは いつの時代も永遠(とわ)のものだから 長い年月を 歩き疲れたら 微笑なげかけて 手をさしのべて いたわり合えたら 愛の深さ 時の重さ 何も言わず わかり合える たとえ 過去(きのう)を 懐しみ ふり向いても それは 歩いてた 人生が あるだけさ いつか 若さを 失くしても 心だけは 決して 変らない 絆で 結ばれてる  愛すること それが どんなことだかわかりかけてきた 愛のすべて 時の歩み いつも そばで わかち合える  心の瞳で 君を見つめれば……
懐しきlove-song坂本九坂本九荒木とよひさ三木たかし川口真懐しき love song 君を想い出す 懐しき love song いまでも忘れない 流れる雲のゆくえ ふたり探して 夢だけかじりながら いつも生きてた 君がなぜか眩しくて 胸の中の言葉は いまも 置きざりのまま 時の流れは 人の心も 街の様子も変えたけど 懐しき love song 君を想い出す 懐しき love song いまでも忘れない  過ぎし日の love song 君を想い出す 過ぎし日の love song いまでも忘れない 恋に悩み あしたを見失っても 若さだけでなんにも 恐くなかった 君がそばにいるだけで つらい日々があっても いつも 陽だまりだった 時のふりこは めぐる季節を 遠い昔に変えたけど 過ぎし日の love song 君を想い出す 過ぎし日の love song いまでも忘れない  時の流れは 人の心も 街の様子も変えたけど 懐しき love song 君を想い出す 懐しき love song いまでも忘れない  懐しき love song 君を想い出す 懐しき love song いまでも忘れない
雨ふり小夜曲坂本冬美坂本冬美阿久悠三木たかし若草恵男なんて いくらでもいる もてない女じゃなし 悲しくもない 寂しくもない  (セリフ)不幸だなんて 思ったこともないよ だけど 黄昏に雨が来ると いけないなあ これは 胸が痛くなって 咳が出る  日が昏れて ポツリ そして セレナーデ 誰かが窓の下で歌う もしかして あなた そんな筈はない 未練が胸をふいによぎる  しのんで来るなら 雨夜にかぎる いつかあなたが 云っていた 罪ある恋でも きれいに思える 雨ふり 雨ふり セレナーデ 雨ふり 雨ふり セレナーデ  鳥肌の立った 胸を抱きしめて 雨音だけを聞いて過す 化粧でもしましょう どうせ あの歌は あなたじゃないと 知っていても  しのんで来るなら 雨夜にかぎる いつかあなたが 云っていた びしょ濡れ男を もう一度抱きたい 雨ふり 雨ふり セレナーデ 雨ふり 雨ふり セレナーデ  雨の日だけよ 思い出すのは 晴れたら消えてなくなるの あなたなんか 雨ふり 雨ふり セレナーデ
朧月夜に死にましょう坂本冬美坂本冬美阿久悠三木たかしあんた そこまで惚れてくれたのならば わたしに 生命を下さいな  朧(おぼろ)月夜に死にましょう 菜の花 しとねに 目を閉じて 桜の季節を待ったなら 未練が 気弱にさせるから  月が東に昇る頃 小指と小指を絡ませて この世で一つの愛のため 夢見る思いの 酒を飲む  きっと笑顔で 死ねるでしょう 菜の花心中と 騒ぐでしょう このまま生きたら いいものを どうして死ぬのと 云うでしょう  惚れるってことは そういうことなのよ あんた あんた
哀しみの予感坂本冬美坂本冬美林あまり三木たかし脱がされた靴の ころがる行方を たしかめてから 乳房抱かれる  これが最後のくちづけと 心に決めたはずなのに ルージュの色も選べない あんたの指がいとしくて 海鳴りは とおく揺れて 別れが必ず 来るというのに  だめだなァ あたし あたし だめだなァ あの夜 この夜 幾千の夜 くちづけはいつも 最後から二番目  あしたあんたを離れよう ほんとうに あした別れよう このままふたり堕ちてゆく 夢物語わすれよう 渡り鳥空に帰る翼がなくても 飛べと言うように  だめだなァ あたし あたし だめだなァ あの夜 この夜 幾千の夜 くちづけはいつも 最後から二番目  海鳴りは とおく揺れて 別れが必ず来るというのに  だめだなァ あたし あたし だめだなァ  脱がされた靴の ころがる行方を たしかめてから 乳房抱かれる
恋日和坂本冬美坂本冬美阿久悠三木たかしひとりがいいなんて 五日思って 一日悔やみ あとの一日 短歌を詠んで ああ それが何のこと  (セリフ)ひとりがいいなんて ほんとのところ 一日思って 五日悔やみ あとの一日 あなたを待っている  場違いな花に見えても 曼珠沙華 赤はあざやか 他の何より もしかして 花にたとえてみるならば 咲いて寂しい この私かも  長雨が朝にあがって 恋日和 素顔であなたを迎えましょう 化粧の顔で口説かれたのが 秋風吹けば気にかかる  今日かぎり 生命はてるか赤とんぼ 空の青さに染まることなく だからとて つらい寂しい一生と 赤いとんぼが 云う筈もなく  鰯雲 空に浮かんで 恋日和 冬来る前には 抱かれましょう 心が寒く感じてからは いくらか嘘が混じるから  いくらか嘘が混じるから
思秋期坂本冬美坂本冬美阿久悠三木たかし足音もなく行き過ぎた 季節をひとり見送って はらはら涙あふれる 私十八  無口だけれどあたたかい 心を持ったあのひとの 別れの言葉抱きしめ やがて十九に  心ゆれる秋になって 涙もろい私 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく  ふとしたことではじめての くちづけをしたあのひとは ごめんといったそれっきり 声もかけない  卒業式の前の日に 心を告げに来たひとは 私の悩む顔見て 肩をすぼめた  誰も彼も通り過ぎて 二度とここへ来ない 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく  ひとりで紅茶のみながら 絵葉書なんか書いている お元気ですかみなさん いつか逢いましょう  無邪気な春の語らいや はなやぐ夏のいたずらや 笑いころげたあれこれ 思う秋の日
津軽海峡・冬景色坂本冬美坂本冬美阿久悠三木たかし坂本昌之上野発の夜行列車 おりた時から 青森駅は雪の中 北へ帰る人の群れは 誰も無口で 海鳴りだけをきいている 私もひとり連絡船に乗り こごえそうな鴎見つめ泣いていました ああ津軽海峡・冬景色  ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと 見知らぬ人が指をさす 息でくもる窓のガラスふいてみたけど はるかにかすみ 見えるだけ さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ津軽海峡・冬景色  さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ津軽海峡・冬景色
TOKYOかくれんぼ坂本冬美坂本冬美真名杏樹三木たかし岸村正実「それじゃ元気でね…」 そっけなくドアを閉め 深夜バスはあなたを 明日へつれてゆく  はしゃぎすぎてたね 好きだと言われたけど ショートカットのままじゃ うなじがやるせない  どうして行くのなんて 聞けない私だから 今度の恋はずっと褪めないでほしかった  もういいかい TOKYO まだだよ TOKYO 泣くだけ泣いたら 愛が見えるさ もういいかい TOKYO まだだよ TOKYO  あなたを見送る くちびる熱い  雪が降ってたね ベッドだけ買い替えて 暮らしだしたあの頃 ふたりは信じてた  「離さないからね…」そう言ってくれたのは ひとりしかいなかった あなたが好きだった  どうしていいのかさえ わからない夜だけど この街だからきっと逢えたって思うから  もういいかい TOKYO まだだよ TOKYO 泣くだけ泣いたら 愛しあえるさ もういいかい TOKYO まだだよ TOKYO シルバーピンクの三日月憎い  もういいかい TOKYO まだだよ TOKYO 泣くだけ泣いたら 愛が見えるさ もういいかい TOKYO まだだよ TOKYO  サヨナラ言えない くちびる熱い
豊後水道坂本冬美坂本冬美阿久悠三木たかし薗広昭背のびした恋破れ なぐさめる人もなく 信じていたのに あなたはもう来ない やせた女の旅路には やさし過ぎるわ 春の海 こぼれ散る紅椿 流れにひきこんで 何を急ぐか 豊後水道  この海が 銀河なら 逢(お)う瀬(せ)もあるけれど 近くて 遥(はる)かね あなたと私には 岬巡れば また入江 人の情に出会えそう 辛口の地(ぢ)の酒を 海辺の宿で飲み 何を歌うか 豊後水道  爪の色 変えたのも 心が晴れたから 一人の旅でも 泣かないひとになる 春は何日早かった 風もうららで甘かった 海猫の棲(す)む島を ぐるりと一まわり 何を想うか 豊後水道
星花火坂本冬美坂本冬美真名杏樹三木たかし岸村正実シャワーのしずく くすぐった 夕暮れの風 おくれ髪 あなたは来ると 賭けをする 海はお祭り 星花火 焦がれて灼けつく この胸は 12の少女か蛇か鬼か  あなたが 誰かのものだって 知らないうちなら いいでしょう あぁ キレイと言わせたいよ あぁ あなたがいとしいよ  浴衣を広げ 見る空は うっとりにじむ 夢模様 聞くことなんてありゃしない だって あなたは星花火 夜空で咲いたら その後は 夜明けのジャンボで消えるひと  私をだれも止められない 一度きりの夏いいでしょう あぁ 指まで燃えているよ あぁ あなたが恋しいよ  あなたが 誰かのものだって 知らないうちなら いいでしょう あぁ キレイと言わせたいよ あぁ あなたがいとしいよ
港祭の夜は更けて坂本冬美坂本冬美阿久悠三木たかし若草恵夏を見送る 港祭りの夜は更けて 誰もみな 心の波に光る夜光虫 今夜だけなら 今夜だけなら 破目をはずして いいからと 少しだけ淫らな顔で 踊り明かして 燃えたが最後 とめられなくて とめられなくて 海の花火を散らした秋風 知らずに 知らずに 熱くなる あんなこと 一生に一度 もう わたし 今年はただの 見るだけの人  とても 夢中になれそうにない それでも ここへやって来たのは あなた あなた あなたなんです 百万人の人の中から あなたを探す つもりなのです 百万人の人の中から あなたを探す  探す つもりなのです  三日つづいた 港祭りの夜は更けて 運命のいたずらだけが 胸に残される 残り少ない 残り少ない 夏の嵐に身をまかせ 汗ばんだ素肌を寄せて 朝待つ気分 いつしか街の サンバも終わり 道で酔いどれ 夢見ているのも 知らずに 知らずに 熱くなる ああ 馬鹿みたい ああ 馬鹿みたい 必ず来るとも云えないし 来ても会える 筈もないのに ワタ菓子とヨーヨーを 手にして歩いて いるなんて 何のつもりかしらね ………  あッ あんた 港祭りの夜は更けて 港祭りの夜は更けて 港祭りの夜は更けて 港祭りの夜は更けて 夜は更けて 
夜桜お七PLATINA LYLIC坂本冬美PLATINA LYLIC坂本冬美林あまり三木たかし赤い鼻緒がぷつりと切れた すげてくれる手ありゃしない 置いてけ堀をけとばして 駆けだす指に血がにじむ  さくら さくら いつまで待っても来ぬひとと 死んだひととは おなじこと さくら さくら はな吹雪 燃えて燃やした肌より白い花 浴びてわたしは 夜桜お七 さくら さくら 弥生の空に さくら さくら はな吹雪  口紅をつけて ティッシュをくわえたら 涙が ぽろり もひとつ ぽろり  熱い唇おしあててきた あの日のあんたもういない たいした恋じゃなかったと すくめる肩に風が吹く  さくら さくら いつまで待っても来ぬひとと 死んだひととは おなじこと さくら さくら はな吹雪 抱いて抱かれた 二十歳(はたち)の夢のあと おぼろ月夜の 夜桜お七 さくら さくら 見渡すかぎり さくら さくら はな吹雪 さくら さくら さよならあんた さくら さくら はな吹雪
もしも明日が…。坂本冬美&藤あや子坂本冬美&藤あや子荒木とよひさ三木たかしもしも 明日が 晴れならば 愛する人よ あの場所で もしも 明日が 雨ならば 愛する人よ そばにいて 今日の日よ さよなら 夢で逢いましょう そして 心の窓辺に灯 ともしましょう もしも 明日が 風ならば 愛する人よ 呼びにきて  もしも 季節が 変ったら 愛する人よ あの歌を もしも 手紙を 書いたなら 愛する人よ 逢いにきて 今日の日を 想い出に そっと残しましょう そして 心の垣根に 花を咲かせましょう もしも 涙が こぼれたら 愛する人よ なぐさめて  もしも 明日が 晴れならば 愛する人よ あの場所で もしも 明日が 雨ならば 愛する人よ そばにいて  愛する人よ そばにいて
よろしく桜田淳子桜田淳子阿久悠三木たかしよろしく はじめまして こんな私です あなたに逢えて とてもうれしい 前からあなたのこと 知っていました 誘われたのが 信じられない そんなに見つめないで 何か話して 私のどこが好きなのか ちょっと教えて 近くでみると 可愛いねなんて あなたは大人びて ポツンといつた  よろしく 今日はとても 楽しかったわ あなたはやはり とてもいいひと 帰りはいつのまにか 肩を抱いたり 握手も少し 痛いけれども  だまって帰らないで 何か話して 今度はどこで逢えるのか きめておきましょう 毎日顔を 見たくなるなんて あなたは泣けそうな 言葉をいった  だまって帰らないで 何か話して 今度はどこで逢えるのか きめておきましょう 毎日顔を 見たくなるなんて あなたは泣けそうな 言葉をいった
若い人桜田淳子桜田淳子阿久悠三木たかし君はまだ青い 青い木の実 だから枝を はなれてはいけない あのひとはいつも そんな言葉を 残して行く くちづけもしないで 制服の胸に吹く風よりも その方が私にはつらいのに 初恋はとどかない 若過ぎてとどかない こんなにも好きなのに 好きなのに  もうすぐに赤い 赤い木の実 その時から 何もかもはじまる 恋だってきっと 変るはずだと 見つめながら 肩に手を置くひと あたたかいてのひらが何よりも 泣きそうな私にはつらいのに  初恋はとどかない 若過ぎてとどかない こんなにも好きなのに 好きなのに  初恋はとどかない 若過ぎてとどかない こんなにも好きなのに 好きなのに
アンパンマンのマーチ~演歌バージョン~さくらまやさくらまややなせたかし三木たかしそうだ うれしいんだ 生きる よろこび たとえ 胸の傷がいたんでも  なんのために生まれて なにをして 生きるのか こたえられないなんて そんなのは いやだ! 今を生きる ことで 熱い こころ 燃える だから 君は いくんだ ほほえんで そうだ うれしいんだ 生きる よろこび たとえ 胸の傷がいたんでも ああ アンパンマン やさしい 君は いけ! みんなの夢 まもるため  なにが君の しあわせ なにをして よろこぶ わからないまま おわる そんなのは いやだ! 忘れないで 夢を こぼさないで 涙 だから 君は とぶんだ どこまでも そうだ おそれないで みんなのために 愛と 勇気だけが ともだちさ ああ アンパンマン やさしい 君は いけ! みんなの夢 まもるため  時は はやく すぎる 光る 星は 消える だから 君は いくんだ ほほえんで そうだ うれしいんだ 生きる よろこび たとえ どんな敵が あいてでも ああ アンパンマン やさしい 君は いけ! みんなの夢 まもるため
君の青春は輝いているかGOLD LYLICささきいさおGOLD LYLICささきいさおジェームス三木三木たかし君の青春は輝いているか ほんとうの自分を 隠してはいないか 君の人生は 満たされているか ちっぽけな幸せに 妥協していないか 宇宙全体よりも 広くて深いもの それはひとりの 人間のこころ 愛が欲しければ 誤解を恐れずに ありのままの自分を 太陽にさらすのだ  夢を果たすまで 一歩もしりぞくな 負けたと思うまで 人間は負けない ひとの運命は 誰にも見えない 自分で切りひらけ 甘えてはいけない 宇宙全体よりも 広くて深いもの それはひとりの 人間のこころ 友を裏切るな 自分をごまかすな 魂をぶつけあい 真実を語るのだ  宇宙全体よりも 広くて深いもの それはひとりの 人間のこころ 愛が欲しければ 誤解を恐れずに ありのままの自分を 太陽にさらすのだ
つぐない佐々木麻衣佐々木麻衣荒木とよひさ三木たかし長岡成貢窓に西陽があたる部屋は いつもあなたの 匂いがするわ ひとり暮らせば 想い出すから 壁の傷も 残したまま おいてゆくわ  愛をつぐなえば 別れになるけど こんな女でも 忘れないでね 優しすぎたの あなた 子供みたいな あなた あすは他人同志になるけれど  心残りは あなたのこと 少し煙草も ひかえめにして 過去に縛られ 暮らすことより わたしよりも 可愛い人 探すことよ  愛をつぐなえば 重荷になるから この町を離れ 暮らしてみるわ お酒飲むのも ひとり 夢を見るのも ひとり あすは他人同志になるけれど  愛をつぐなえば 別れになるけど こんな女でも 忘れないでね 優しすぎたの あなた 子供みたいな あなた あすは他人同志になるけれど
桜(はな)の紋章里見浩太朗里見浩太朗荒木とよひさ三木たかし稚児を抱きしめ 慈しむ母子に 春の風が 季節を運ぶなら 散り急ぐ夜桜 人の世を妬まず 恋したまま 花として終れ 授かった生命が ひとときの夢なら いつの日か哀しみに 返すけれども 陽が昇り あしたも 愛する人がいるならば くちびるに…桜の唄を  風車まわして 夕やけに遊べば 若き日々は 青春のまわり道 少年の心は 風よりも切なく 何処に生れ 人として生れ 盛夏の日の蜃気楼 追いかけるだけなら 潔い死に方を 探すけれども 陽が沈み 隣に 愛しき人がいるならば くちびるに…子守唄を  授かった生命が ひとときの夢なら いつの日か哀しみに 返すけれども 陽が昇り あしたも 愛する人がいるならば くちびるに…桜の唄を
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
心の瞳(独唱)SAWASAWA荒木とよひさ三木たかし心の瞳で 君をみつめれば 愛すること それが どんなことだか わかりかけてきた  言葉で言えない 胸の温かさ 遠まわりをしてた 人生だけど 君だけが いまでは 愛のすべて 時の歩み いつもそばでわかち合える  たとえ明日が少しずつ みえてきても それは生きてきた足跡があるからさ いつか若さを失くしても心だけは 決して変わらない絆で結ばれてる  夢のまた夢を人はみてるけど 愛することだけはいつの時代も 永遠のものだから  長い年月を歩き疲れたら 微笑なげかけて手を差しのべて いたわり合えたら  愛の深さ 時の重さ 何も言わず わかり合える  たとえ過去を懐かしみ振り向いても それは歩いてた足跡があるだけさ いつか若さを失くしても心だけは 決して変わらない絆で結ばれてる  愛すること それが どんなことだか わかりかけてきた 愛のすべて 時の歩み いつもそばでわかち合える  心の瞳で君をみつめれば
浮浪雲沢竜二沢竜二ジョージ秋山三木たかし遠い道 分かれ道 男と女の通る道 捨てられた女が 立ち止まる 捨てた男が 背を向ける 風が吹く 花が散る 弱い女が空を見る ああ ああ 浮浪雲ひとつ  遠い道 迷い道 人生誰でも通る道 優しさばかりの 渡り鳥 お国訛りで 今日も旅ゆく 風が吹く 花が散る ちょっと疲れて空を見る ああ ああ 浮浪雲ひとつ  風が吹く 花が散る ちょっと疲れて空を見る ああ ああ 浮浪雲ひとつ  ああ ああ 浮浪雲ひとつ
市民の歌「WE LOVE ZAMA!」市町村歌市町村歌岡田冨美子三木たかし太陽に吹かれて ひまわりが咲いている つばさ光らせて翔ぶ しあわせを運ぶ鳥 LET'S JOIN US WE LOVE ZAMA! YES, WE LOVE ZAMA! 泉に願いを掛けたなら…… 明るい明日(あす)が来て 夢がまたひとつかなうでしょう  坂道の途中で 木犀(もくせい)が揺れている 新しく吹く風が なんとなくなつかしい LET'S JOIN US WE LOVE ZAMA! YES, WE LOVE ZAMA! 夜明けに希望の星が降り…… みんなの歌声が 元気よく座間をかけめぐる  LET'S JOIN US WE LOVE ZAMA! YES, WE LOVE ZAMA! 泉に願いを掛けたなら…… 明るい明日(あす)が来て 夢がまたひとつかなうでしょう
つぐない柴田淳柴田淳荒木とよひさ三木たかし河野伸窓に西陽があたる部屋は いつもあなたの匂いがするわ ひとり暮らせば想い出すから 壁の傷も残したままおいてゆくわ  愛をつぐなえば別れになるけど こんな女でも忘れないでね 優しすぎたのあなた 子供みたいなあなた あすは他人同士になるけれど  心残りはあなたのこと 少し煙草もひかえめにして 過去に縛られ暮らすことより わたしよりも可愛い人探すことよ  愛をつぐなえば重荷になるから この町を離れ暮らしてみるわ お酒飲むのもひとり 夢を見るのもひとり あすは他人同士になるけれど 愛をつぐなえば別れになるけど  こんな女でも忘れないでね 優しすぎたのあなた 子供みたいなあなた あすは他人同士になるけれど
スポットライトしばたはつみしばたはつみ阿久悠三木たかし誰でも一度くらい スポットライトが当るでしょう ねえ それが 人生というものでしょう  あなたとくらすときまった時に 私はそうかと思ったけれど そんなの夢だと三日でわかり 一日過ぎたらこわれていたわ タクシードライバー 朝のコーヒーすする横で 私は汽車の時間表を見ている  やり直しだわ もう一度 やり直しだわ もう一度 どこかで楽しげにくらしてみるわ くらしてみるわ  くやんで泣いたり決してしない あきらめやすさが取り得だけれど 踊り子ぐらしも限りがあるし そろそろいい目に当ってみたい 人生ルーレット はってみる気になった時に 私はいつもドジを踏んでしまうの  やり直しだわ もう一度 やり直しだわ もう一度 どこかで楽しげにくらしてみるわ くらしてみるわ  誰でも一度くらい スポットライトが当るでしょう ねえ それが 人生というものでしょう
濡れた情熱しばたはつみしばたはつみ橋本淳三木たかし熟れた果実を 二人で分けた 恋の夜をうらまないわ 全てあげた私 オリーブの花 髪に飾って あなただけを 待ちわびたの 甘いしのびあい 濡れたあの砂 悪いのはあなたじゃない 肌をよせた私のせい 男の心 今はわかるの  うれいにみちた 恋のまなざし 甘い過去がつらい私 暗い夏の終わり あなたがいれば 楽しいはずの 海の夜明け にがいワイン 悪いのはあなたじゃない 肌をよせた私のせい 男の心 今はわかるの 男の心 今はわかるの
夜はドラマチックしばたはつみしばたはつみ阿久悠三木たかしラグジュアリー・レディーを はだしにすることが 男の魅力といえるかもしれない 夜は 夜はドラマチック  ワイングラスでおぼれそうな 昼と夜とが重なる時に つめたい心で立っていてはいけない 熱い踊りの渦に巻きこまれ… アッ アッ………  お手をどうぞ お手をどうぞ 今夜だけは華やいでどうぞ 夜は 夜はドラマチック  ラグジュアリー・レディーの 心を奪うなら 男は孔雀に変わらねばいけない 夜は 夜はドラマチック  ダイヤモンドにまさる夢を はだしの踊りで見つけたならば 飾った心にしばられてはいけない 眠り忘れて夜の真中へ…… アッ アッ………  お手をどうぞ お手をどうぞ 今夜だけは華やいでどうぞ 夜は 夜はドラマチック
白い羽根柴葉子柴葉子川口文三木たかし三木たかし白い羽根がついたペンで書く はじめての手紙 口でいえぬ胸の中を書いて出すわ 貴方のためなら 冒険したいの 熱い胸に抱かれて 夢をみたいの 白い羽根のように きれいな私を 貴方の好きな色に かえてほしいのよ きれいな涙なら悔いはないのよ 燃えるおもい胸に  白い羽根をみつめ泣きそうな 気持ちになるの 鳩がゆくわ彼の家に鳩がゆくわ 私が鳩なら 貴方のものなの 髪をなでて抱かれて 甘えられるわ くちづけされたら めまいがするのよ 貴方の顔みえずに ゆれているでしょう きれいな涙なら悔いはないのよ 燃えるおもい胸に
ときめきをさがしに島倉千代子島倉千代子島倉千代子・津城ひかる三木たかし若草恵ひとに言えない 悩みを抱えて ため息ばかり あなたらしくないわ 昔のように 自慢の笑顔で 悩み事など 吹き飛ばしてよ 子供の(子供の)頃に話した夢(あの夢) さがしに行こう(行きましょう) 涙をふいて 扉の向こうへ さぁ出かけましょう ときめく胸の 指さす方へ きっとなくした 夢に出逢える  仕方がないと あきらめ続けて また自分に 嘘をついてゆくの しあわせのフリ 演じてみたって 心はいつも 擦り切れてゆく 夢中に(夢中に) なれるものがあれば(そうあれば) 昨日と違う(また違う)あなたに逢える おしゃれをしたなら さぁ出かけましょう ときめく胸の 指さす方へ きっと笑顔を 取り戻せるわ  不思議ね(不思議ね) 二人こうしていると (不思議だわ) 少女の頃に(あの頃に) すぐ戻れる 明日がくる前に さぁ出かけましょう ときめく胸の 指さす方へ 生まれ変わった あなたに逢える
木枯らしのクリスマス島倉千代子・片岡鶴太郎島倉千代子・片岡鶴太郎秋元康三木たかし若草恵シャッターが閉まってる 商店街を 手を繋いで歩いた 歳末のポスターが 目に入るのは 若くはない2人さ  “一年って 早いわね” 去年と同じ 白い息でつぶやく 安物のコートには もう 夢なんて 隠せないと 知ってる  あなたの指が 冷たいから せめて 今は そっと ポケットの中  メリークリスマス 木枯らしよ 愛する人を 悲しませないで メリークリスマス 木枯らしよ これが 最後のイブに  有線が歌ってる ジングルベルが スナックから聞こえる 暖かい向こう側 にぎやかなほど 裏通りは淋しい  しあわせって プレゼント あげられなくて 手持ち無沙汰の俺さ 一生の分くらい ただ 抱きしめて 長いキスであやまる  どんなに月日(とき)が 過ぎ去っても 今日の夜をきっと 忘れられない  メリークリスマス もみの木よ 2人の涙 雪に変えてくれ メリークリスマス もみの木よ 愛が美しいまま  メリークリスマス 木枯らしよ 愛する人を 悲しませないで メリークリスマス 木枯らしよ これが 最後のイブに
想いで遊び島津亜矢島津亜矢荒木とよひさ三木たかし西陽のあたる アパートで あなたは誰と 暮らしているの それともひとり あのままで あれから二年 早いものね それを愛だと 言わないけれど それを返せと 言わないけれど 可愛いい女が いたことだけは 想いで遊びを 今もしてるから  窓から見える 坂道を あなたは誰と 歩いているの それとも白い 乳母車 倖せ押して いるのかしら それと妬(ねた)みは しないけれど それを恨みは しないけれど 淋しい女が いたことだけは 想いで探しを 今もしてるから  それを愛だと 言わないけれど それを返せと 言わないけれど 可愛いい女が いたことだけは 想いで遊びを 今もしてるから  想いで遊びを 今もしてるから
北から南から島津ゆたか島津ゆたか阿久悠三木たかし雨の札幌 女がひとり  つららみたいに冷えた指 生れさいはて稚内  十九過ぎから来たという あなたみたいな渡り鳥  惚れて苦労をしたという  雨の東京 女がひとり  いつも素顔で訪れて 鳩がふるえる境内で  恋のざんげをするという あなたみたいな渡り鳥  夢と思えばいいという  雨の金沢 女がひとり  能登の匂いの汽車を待つ 輪島旅したあのひとが  きっと帰りに寄るという あなたみたいな渡り鳥  だけど心があるという  雨の大阪 女がひとり  橋を渡って店に出る 雨の降る日は化粧して  紅も濃いめにひくという あなたみたいな渡り鳥  たまに惚れてもいいという  雨の倉敷 女がひとり  傘を斜めに川づたい はねの上った裾あげて  古い女とそっという あなたみたいな渡り鳥  泣いて待つのはいやという  雨の長崎 女がひとり  恋の迷路の石だたみ 白いコートの肩さえも  ぬれて重たくなるという あなたみたいな渡り鳥  ついて行ってもいいという 
くせになりそう島津ゆたか島津ゆたかなかにし礼三木たかし竜崎孝路この幸せは この幸せは くせになりそう あなたのガウンを買いました そろいのカップも買いました 目覚まし時計も買いました たまには泊って下さいね 友達なんかは 招(よ)べないけれど ここは二人の 愛の砂の城 その気になるなと言われても この幸せは くせになりそう この幸せは この幸せは くせになりそう  家計簿みたいのつけてます 料理も上手になりました 貯金も少しは出来ました 私も結構偉いでしょう 電話でタクシー 呼ぶのがつらい これは大人の 愛のおままごと その気になるなと言われても この幸せは くせになりそう この幸せは この幸せは くせになりそう  友達なんかは 招(よ)べないけれど ここは二人の 愛の砂の城 その気になるなと言われても この幸せは くせになりそう この幸せは この幸せは くせになりそう
アンパンマンのマーチ島本須美島本須美やなせたかし三木たかしそうだ うれしいんだ 生きるよろこび たとえ 胸の傷がいたんでも  なんのために生まれて なにをして 生きるのか こたえられないなんて そんなのは いやだ! 今を生きることで 熱い こころ 燃える だから 君は いくんだ ほほえんで そうだ うれしいんだ 生きるよろこび たとえ 胸の傷がいたんでも ああ アンパンマン やさしい 君は いけ! みんなの夢 まもるため  なにが君の しあわせ なにをして よろこぶ わからないまま おわる そんなのは いやだ! 忘れないで 夢を こぼさないで 涙 だから 君は とぶんだ どこまでも そうだ おそれないで みんなのために 愛と勇気だけが ともだちさ ああ アンパンマン やさしい 君は いけ! みんなの夢 まもるため  時は はやく すぎる 光る星は 消える だから 君は いくんだ ほほえんで そうだ うれしいんだ 生きるよろこび たとえ どんな敵が あいてでも ああ アンパンマン やさしい 君は いけ! みんなの夢 まもるため
涙の中の悲しみよ島本須美島本須美荒木とよひさ三木たかし入江純眠れよ 眠れ すみれの様に 眠れよ 眠れ 瞳をとじて 幼い少女の その頬の 涙の中の悲しみよ 眠れよ 眠れ すみれの様に  眠れよ 眠れ すみれの様に 眠れよ 眠れ ふるえるこころ 優しい母の あの歌の 夕やけ色の 悲しみよ 眠れよ 眠れ すみれの様に  幼い少女の その頬の 涙の中の悲しみよ 眠れよ 眠れ すみれの様に 眠れよ 眠れ すみれの様に
水色の空へ島本須美島本須美荒木とよひさ三木たかし入江純ひとりぼっちは いつも淋しい 窓に頬づえ 見つめる綿雲 風よ言葉が わかるのならば 遠い異国の 話をきかせて 水色の広い空へ 小鳥のように 飛べたならば 悲しみを想い出にかえて 涙から さよならができる  唄をうたえば せつなくなるし 長い手紙は 涙でにじむわ 風よわたしの 髪をゆらして どこへ帰るの 置きざりにして 水色に澄んだ空も たそがれ時に なったならば 淋しさをまたつれてくるわ 哀しみ色に染めた胸に  水色の広い空へ 小鳥のように飛べたならば 悲しみを想い出にかえて 涙から さよならができる
赤いマント清水由貴子清水由貴子阿久悠三木たかしかあさん とうとう買いました 大きな赤いマントです 子供の時から夢だった 大きな赤いマントです  不幸が私を追いかける かくれて眠るマントです 孤独が私にしのび寄る はおって逃げるマントです  風吹く夜は風をたち 雨降る朝は雨をさけ 陽ざしの午後には日をよけて 私はとてもしあわせよ  かあさん いつかは見せましょうね 大きな赤いマントです かあさん 駄目だといったけど 私の好きなマントです
明日草清水由貴子清水由貴子阿久悠三木たかし雨が降る 雨が降る 私の心は涙と一緒に流されそう なぜかしら なぜかしら この頃涙もろいの  十六 十七 笑いも出来ず 悲しい想いで暮してばかり 明日という日は遠過ぎる 明日になればまた明日 私の咲く日はいつになる それでも それでも私は待っている  風が吹く 風が吹く 私の体は知らないどこかへとばされそう つかまえて つかまえて とっても心細いの  十六 十七 楽しいさかり 不安におびえてしゃがんでばかり 明日を心に描いてる 明日になればまた一つ 明日を山ほど積みあげて それでも それでも私は信じてる  愛されて 愛されて 私の嘆きが水玉みたいにはじけそう 明日草 明日草 私はやがて咲くでしょう
あじさい村から清水由貴子清水由貴子阿久悠三木たかしひと雨降ればあじさいの花が いろあざやかに 咲くでしょう 咲くでしょう  指折り数え 待っていた季節(とき)が もうかけ足で 来るでしょう 来るでしょう  ねえ急いで 帰って来てね 寄り道しないでね お土産はあのブティックの 何か安いものでいい  あじさい村から 愛するあなたへ まごころをそえました あゝ あなたに逢いたい あゝ あなたに逢いたい  まだにがい顔しながらも 街でくらすつもりで いますか いますか  いえ悪口のつもりなどないの ただ たしかめて みただけ みただけ  今私はそろいのシャツに 刺しゅうを入れながら 照れるよというあの声と 顔を思いうかべてる  あじさい村から 愛するあなたへ まごころをそえました あゝ あなたに逢いたい あゝ あなたに逢いたい
お元気ですか清水由貴子清水由貴子阿久悠三木たかしお元気ですか 幸福ですか お返事下さい 気にしています 夜ふかしぐせはいけないのです 若さがどんどんなくなるのです  私にとって あなたはとても とても大事なひとですから お願いです お願いです お元気で そしてまた逢いに来て下さい  お元気ですね 幸福ですね お返事ないのはそうなのですね 毎日何か夢中になって 手紙を書くまがなくなるのでしょう 私はだけどちょっぴり不幸 不幸感じて 悩んでいます お願いです お願いです お元気で そしてまた逢いに来て下さい  私にとって あなたはとても とても大事なひとですから お願いです お願いです お元気で そしてまた逢いに来て下さい
口紅草紙清水由貴子清水由貴子阿久悠三木たかし口紅さすのは何故でしょう 悲しいしぐさに思えます 心にかげりを知った日に 泣き泣き唇ぬりました 十五の娘が帯を変え 十六娘が髪を変え 十七娘が眉を変え 十八おんなが紅をぬる  きれいになるのは何故でしょう 悲しい気持に思えます あなたの心を読めなくて お芝居つづけているのです 十五の娘が帯を変え 十六娘が髪を変え 十七娘が眉を変え 十八おんなが紅をぬる
小雪しんしん孔雀町清水由貴子清水由貴子阿久悠三木たかし私は真赤な櫛をさし 風呂敷づつみを一つ持ち きれいな名前のこの町へ 涙を一粒つれて来た 小雪しんしん孔雀町  窓からつき出た風車 いつしかすっかり色あせて この世を思うも思わぬも ただただ真冬の風まかせ 小雪しんしん孔雀町  あんたも女になったなら 爪切る音にも気をつかう そういう女が皮をむく みかんの匂いがたちこめる 小雪しんしん孔雀町  年上 花江の吸う煙草 私は風邪ひき 咳が出る 煙がにがいか 煙たいか それとも寒いか さびしいか 小雪しんしん孔雀町
三年坂清水由貴子清水由貴子阿久悠三木たかし三年坂 三年坂 私もあれから三年大人になりました  甘酒でからだをあたためます 京都はまだまだ寒いのです 三年坂から清水(きよみず)まで 想い出の石段歩いています 鐘の音が鳴っています 風の音が泣いています いつかきっと二人だけで訪ねましょう 三年坂 三年坂 私もあれから三年大人になりました  絵葉書と二言だけ書きます 愛していますと逢いたいです 三年坂から清水まで 約束を信じてのぼっています 頬が赤く染まりました 風が強く叩きました 何かきっとわけがあって来ないのでしょう 三年坂 三年坂 今度の約束三年待てない二年坂
少女のメルヘン清水由貴子清水由貴子阿久悠三木たかしここにこんな娘ひとり 夢をさがして泣いています 忘れないで 見捨てないで 愛の光を そっと当てて そっと当てて  目立たない娘にも 一つだけ おとぎ話 つくらせてほしいのよ この胸の片隅で  まだ これをぜいたくと 叱りますか たしなめますか  私は愛がほしい たった一つでいいの いいの 一つだけで  誰にでも やさしさを 忘れずにつき合います 美しく生きたいと ほほえんでいるのです  もうやがて少女から 悩み深い大人になるわ  私は愛がほしい たった一つでいいの いいの 一つだけど  ここにこんな娘ひとり 夢をさがして泣いています 忘れないで 見捨てないで 愛の光を そっと当てて そっと当てて
自画像清水由貴子清水由貴子阿久悠三木たかし冬の色が窓から消えて 春の色に染まっています みんな想いコートを脱いで 街の中へ出て行きました さて 私はどうかといいますと 小さなストーブ横に置き 自分の顔を描いています 何やらそんな気分です  はしゃぎたいと思っていても なぜか急に出来ないのです きっとそれは心に出来た 恋の傷がとめるのでしょう さて どうするつもりといいますと 鏡をにらんでほほえんで 自分の顔を描いています 何やらそんな気分です  自分の顔を描いています 何やらそんな気分です
多感日記清水由貴子清水由貴子阿久悠三木たかし春に別れたひとが 今日 たずねて来たわ 愛は早い者勝ちでは 決してないのよと 暗い笑いを浮かべてた クラスメート しとしと小雨が降る 日暮れの窓に さびしい横顔だけうつしてた あのひとは悲しそう 時の流れが少し また 動いただけで 何処か 誰か 悲しくなる そんな仕組みね  春に別れたひとが 今日 たずねて来たわ もしかしたらお別れかも しれないわといって 夜になるまで遊んでた クラスメート 泊っていったらいい お話しましょう そういう私の手をふりきって あのひとは帰ったわ 時の流れが少し また 動いただけで 何処か 誰か 悲しくなる そんな仕組みね  しとしと小雨が降る 日暮れの窓に さびしい横顔だけうつしてた あのひとは悲しそう 時の流れが少し また 動いただけで 何処か 誰か 悲しくなる そんな仕組みね
月の舟清水由貴子清水由貴子阿久悠三木たかし風の砂山は さらさらと音ばかり 鳥のなき声も今はなく 暗い冬の日ぐれ  ひとりうずくまり 指先を走らせて 描いた名前まで消して行く 風が走りながら  さびしいな さびしいな またひとりきり ただひとりきり 迷い子みたいよ つきが海の上にかかっているけど  誰が歌うのか 悲しげなハーモニカ 日ぐれ遠ざかり夜の闇 青く包む中で  浜にあげられた釣舟の影ばかり 人の姿などまぼろしね やはり風の音ね  さびしいな さびしいな またひとりきり ただひとりきり 迷い子みたいよ 月に舟を出して何処かへ行きたい  またひとりきり ただひとりきり 迷い子みたいよ 月に舟を出して何処かへ行きたい
天使ぼろぼろ清水由貴子清水由貴子阿久悠三木たかし春一番が吹いた朝 あの娘は行ってしまったよ ちぎれた紙が舞うように ふわりと街を出て行った さびしいパブの片隅に ぽっかり穴があいている あの娘が膝を抱きながら ほほえみ投げたあの場所が 天使ぼろぼろ 泣きくずれ さよならさえも なかったよ アアア…… アアア……  百円玉の占いで あの娘の行方たずねたよ 表になれば又来るし 裏ならこれで終りだよ にぎあう街の裏通り 誰もがたずね歩いたが あの娘はまるで夢のよう 心に影を落すだけ 天使ぼろぼろ 泣きくずれ さよならさえもなかったよ アアア…… アアア……  天使ぼろぼろ 泣きくずれ さよならさえもなかったよ アアア…… アアア……
野菊の墓清水由貴子清水由貴子阿久悠三木たかし野菊の墓をたずねれば さやさや風の音ばかり 昔を教える人もなく 流れに沈む渡し舟 私はひとり 花を摘み 心を重ねるものがたり 悲しいでしょうね つらいでしょう 私も死んだら花になる  野菊の道をさまよえば とんぼの影が先を行く 別れを惜しんだ渡し場も 今では忍ぶものもない くちづけだけの初恋に 私はポロリと涙する 悲しいでしょうね つらいでしょう 私も死んだら花になる 私も死んだら花になる
不幸な秋清水由貴子清水由貴子阿久悠三木たかしガラスで指先を傷つけてしまった 何かしら不安な予感 親しいあのひとがこの世を去ったのは わたしがおろおろしていた頃だわ 誰もが楽しくしてるのに 悲しい便りがとどけられ 夏は…… 突然 不幸な季節に変った  私はハーモニカさびしく吹いている 台風が来そうな日暮れ 大事なお話を残しておきながら どうしてあのひと死んだりしたのか はげしくちぎれる夏の雲 木の葉が枯れ葉に変りそう 夏は…… 突然 不幸な季節に変った
ほたる坂清水由貴子清水由貴子阿久悠三木たかし何もいわず あなたは 背中向けて行きます ほたる坂に初雪 はらり舞います 冬のはじめは心細くなります 私は泣いてもいいのですか  思い出せば みじかい 夏と秋の間の 夢のようなひととき 消えて行きます 冬のたそがれ 影も泣いてゆれます 私の初恋 終りですか  ほたる坂を みかんが 後を追っていきます 指をはなれ 心を 運ぶようです 冬の夕べは凍りそうになります 私はひとりになるのですか
ケンカのあとは子門真人・ぬまくらまき子門真人・ぬまくらまき荒木とよひさ三木たかしケンカのあとは 悲しいな 涙がいっぱい こぼれちゃう 本当はとっても好きなのに 嫌いだなんて 言っちゃって ほっぺに Chu ケンカのあとは ほっぺに Chu ケンカのあとは ほっぺに Chu でもちょっとはずかしい ほっぺに Chu お陽さまが見てるから ほっぺに Chu お陽さまが見てるから ほっぺに Chu でもちょっとはずかしい ケンカのあとは 淋しいな なんだか 胸がいたくなる ごめんなさいが 言えなくて ひとりぼっちって 淋しいな ほっぺに Chu ケンカのあとは ほっぺに Chu ケンカのあとは ほっぺに Chu でもちょっとはずかしい ほっぺに Chu タンポポが見てるから ほっぺに Chu タンポポが見てるから ほっぺに Chu でもちょっとはずかしい ほっぺに Chu ケンカのあとは ほっぺに Chu ケンカのあとは ほっぺに Chu でもちょっとはずかしい ほっぺに Chu 本当は好きだから ほっぺに Chu 本当は好きだから ほっぺに Chu でもちょっとはずかしい
霧のエトランゼシルビア・リーシルビア・リー阿久悠三木たかし馬飼野俊一あなたをたずねてひとり さすらうエトランゼ 夜霧につつまれている この町も悲しみが待つばかり あれは遠い昔のしあわせ 今は夢をさがす女よ どうしてこんなに忘れられない どうしてこんなに忘れられない  女のしあわせ求め 旅するエトランゼ 夜霧にかくされている おもいでをたどりつつ歩きだす 心細い涙があふれて いたむ胸をぬらす女よ どうしてこんなに忘れられない どうしてこんなに忘れられない
愛人星星星星荒木とよひさ三木たかし周防泰臣あなたが好きだから それでいいのよ たとえ一緒に 街を 歩けなくても この部屋にいつも 帰ってくれたら わたしは待つ身の 女でいいの  尽くして 泣きぬれて そして愛されて 時がふたりを 離さぬように 見つめて 寄りそって そして抱きしめて このまま あなたの胸で暮らしたい  めぐり逢い少しだけ 遅いだけなの 何も言わずいてね わかっているわ 心だけせめて 残してくれたら わたしは見送る 女でいいの  尽くして 泣きぬれて そして愛されて 明日がふたりを こわさぬように 離れて 恋しくて そして会いたくて このまま あなたの胸で眠りたい  尽くして 泣きぬれて そして愛されて 明日がふたりを こわさぬように 離れて 恋しくて そして会いたくて このまま あなたの胸で暮らしたい
一番きれいな花星星星星上田紅葉三木たかし周防泰臣・宮崎慎二忘れないでしょう… いつまでも いつまでも あなたの事だけは 覚えているでしょう  夢に見るでしょう いつの日も いつの日も あなたの笑顔は 私の宝物  人知れず花は咲き 散ってゆくけれど 暖かな思い出は 陽だまりのまま 一番きれいな恋の花を 人は忘れないでしょう 忘れないでしょう  人は旅人と… 知りながら 知りながら 見知らぬ街角で 振り向く時がある  少し疲れたら 戻ります 戻ります あなたを素直に 愛した私へと  人知れず花は咲き 散ってゆくけれど 色あせぬ微笑みが 命をくれる 一番きれいな恋の花を 人は忘れないでしょう 忘れないでしょう
ねがい星星星星上田紅葉三木たかし高田弘愛されていたと解る 失くして気づく幸せ ともに暮らしたあの日々が 遥かにまぼろしのよう せめて今は 願うだけよ そう あなたの人生が… 大きなぬくもりに抱かれているように 愛の…陽射しの中で… 愛の…陽射しの中で…  あやまちが許すならば あの日に戻りあなたに 渡し損ねたぬくもりを 残らず手渡すけれど 元気ですか 届きますか もう…いいのよ忘れても… あなたに相応(ふさわ)しい誰かが待ってるわ 腕を…伸ばせばそこに… 腕を…伸ばせばそこに…  せめて今は 願うだけよ そう あなたの人生が… 大きなぬくもりに抱かれているように 愛の…陽射しの中で… 愛の…陽射しの中で…  遠く…願いを込めて… 愛の…願いを込めて…
あんたの大阪神野美伽神野美伽荒木とよひさ三木たかしあんたは不器用で 生き方も下手やけど 阿呆やと 言われるくらい お人好しやから 六甲おろしの歌が あんたの応援歌 大阪は負けたりせんよ 苦しくても つらくても 弱虫や また泣いて 涙なんか 男やろ 大好きな その背中 日本一やから  あんたの優しさと やんちゃな笑い顔 ドラ猫も 雀もみんな うしろついてくる 六甲おろしのラッパ あんたの応援歌 大阪は泣いたりせんよ たたかれても ころんでも どないした また酔って たかがお酒 男やろ 大好きな その背中 日本一やから  六甲おろしの歌が あんたの応援歌 大阪は負けたりせんよ 苦しくても つらくても 弱虫や また泣いて 涙なんか 男やろ 大好きな その背中 日本一やから 大好きな その背中 わたしのものやから
紅の酒神野美伽神野美伽吉田旺三木たかし襟(えり)の乱れに すべりこむ 花は夜桜 春なのに もどれない もどらない 身も世も捨てた 恋だから 噫(あゝ)…あなた のませてください 紅の酒  合(あ)わせ鏡 寝煙草(ねたばこ)の 蛍(ほたる)いとしい 闇の中 うしろ指 さされても いのちと決めた ひとだから 噫(あゝ)…あなた 溺れてください 紅の酒  ふたり墜ち行く奈落なら 墜ちて行きたい 悔やまない 離れずに 離さずに あの世の果ての 果てまでも 噫(あゝ)…あなた そそいでください 紅の酒
心の瞳神野美伽&岩崎宏美神野美伽&岩崎宏美荒木とよひさ三木たかし小原孝心の瞳で 君を見つめれば 愛すること それが どんなことだかわかりかけてきた  言葉で言えない 胸の暖かさ 遠まわりをしてた 人生だけど 君だけが いまでは 愛のすべて 時の歩み いつも そばで わかち合える  たとえ あしたが 少しずつ 見えてきても それは 生きてきた 足跡が あるからさ いつか 若さを 失くしても 心だけは 決して 変わらない 絆で 結ばれてる  夢のまた夢を 人は見てるけど 愛することだけは いつの時代も 永遠のものだから  長い年月を 歩き疲れたら 微笑なげかけて 手をさしのべて いたわり合えたら 愛の深さ 時の重さ 何も言わず わかり合える  たとえ 昨日を 懐かしみ ふり向いても それは 歩いてた 人生が あるだけさ いつか 若さを 失しても 心だけは 決して 変わらない 絆で 結ばれてる 愛すること それが どんなことだか わかりかけてきた 愛のすべて 時の歩み いつも そばで わかち合える...  心の瞳で 君を見つめれば
愛人ジェロジェロ荒木とよひさ三木たかし鈴木豪あなたが好きだから それでいいのよ たとえ一緒に街を 歩けなくても この部屋にいつも 帰ってくれたら わたしは待つ身の 女でいいの 尽して 泣きぬれて そして愛されて 時がふたりを 離さぬように 見つめて 寄りそって そしてだきしめて このまま あなたの胸で 暮らしたい  めぐり逢い少しだけ 遅いだけなの 何も言わずいてね わかっているわ 心だけせめて 残してくれたら わたしは見送る 女でいいの  尽くして 泣きぬれて そして愛されて 明日がふたりを こわさぬように 離れて 恋しくて そして会いたくて このまま あなたの胸で 眠りたい  尽くして 泣きぬれて そして愛されて 明日がふたりを こわさぬように 離れて 恋しくて そして会いたくて このまま あなたの胸で暮らしたい
思秋期ジェロジェロ阿久悠三木たかし鈴木豪足音もなく 行き過ぎた 季節を ひとり見送って はらはら涙あふれる 私十八  無口だけれどあたたかい 心を持ったあのひとの 別れの言葉抱きしめ やがて十九に  心ゆれる秋になって 涙もろい私 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく  ふとしたことではじめての くちづけをしたあのひとは ごめんといったそれきり 声もかけない  卒業式の前の日に 心を告げに来たひとは 私の悩む顔見て 肩をすぼめた  誰も彼も通り過ぎて 二度とここへ来ない 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく  ひとりで紅茶のみながら 絵葉書なんか書いている お元気ですかみなさん いつか逢いましょう  無邪気な春の語らいや はなやぐ夏のいたずらや 笑いころげたあれこれ 思う秋の日
夜桜お七ジェロジェロ林あまり三木たかし鈴木豪赤い鼻緒がぷつりと切れた すげてくれる手ありゃしない 置いてけ堀をけとばして 駆け出す指に血がにじむ さくら さくら いつまで待っても来ぬひとと 死んだひととは おなじこと さくら さくら はな吹雪 燃えて燃やした肌より白い花 浴びてわたしは 夜桜お七 さくら さくら 弥生の空に さくら さくら はな吹雪  口紅をつけてティッシュをくわえたら 涙が ぽろり もひとつ ぽろり  熱い唇おしあててきた あの日のあんたもういない たいした恋じゃなかったと すくめる肩に風が吹く さくら さくら いつまで待っても来ぬひとと 死んだひととは おなじこと さくら さくら はな吹雪 抱いて抱かれた 二十歳の夢のあと おぼろ月夜の 夜桜お七 さくら さくら 見渡すかぎり さくら さくら はな吹雪 さくら さくら さよならあんた さくら さくら はな吹雪
時の流れに身をまかせJUJUJUJU荒木とよひさ三木たかしもしも あなたと逢えずにいたら わたしは何を してたでしょうか 平凡だけど 誰かを愛し 普通の暮し してたでしょうか  時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない  もしも あなたに嫌われたなら 明日という日 失くしてしまうわ 約束なんか いらないけれど 想い出だけじゃ 生きてゆけない  時の流れに 身をまかせ あなたの胸に より添い 綺麗になれたそれだけで いのちさえもいらないわ だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 見えないの  時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない
つぐないジュディ・オングジュディ・オング荒木とよひさ三木たかし窓に西陽があたる部屋は いつものあなたの 匂いがするわ ひとり暮らせば 想い出すから 壁の傷も 残したまま おいてゆくわ  愛をつぐなえば 別れになるけど こんな女でも 忘れないでね 優しすぎたの あなた 子供みたいな あなた 明日は他人同士になるけれど  心残りは あなたのこと 少し煙草も ひかえめにして 過去に縛られ 暮らすことより わたしよりも可愛い人 探すことよ  愛をつぐなえば 重荷になるから この町を離れ 暮らしてみるわ お酒のむのも ひとり 夢を見るのも ひとり 明日は他人同士になるけれど  愛をつぐなえば 別れになるけど こんな女でも 忘れないでね 優しすぎたの あなた 子供みたいな あなた 明日は他人同士になるけれど
空港物語城之内早苗城之内早苗荒木とよひさ三木たかし矢野立美雨に煙った 夜の空港 傷つく心を 膝に抱えて もしもあなたが 隣にいたら 悲しい旅には ならないでしょう 北の夜空へ飛び発つ 最終便で 明日は見知らぬ都会(まち)に 佇むけれども あなたもう一度 わたしのそばへ 涙がこんなに 止まらないから  GATE(ゲート)が開き 乗客(ひと)の流れに 何度も振り向き あなたを探す もしもわたしを 呼び止める声 聞こえてきたなら 引き返すのに 北の夜空へ飛び発つ 夜間飛行は 想い出残した巴里(まち)を 見捨てるけれども あなたちぎれる わたしの胸が 涙がこんなに 止まらないから  北の夜空へ飛び発つ 最終便で 明日は見知らぬ都会(まち)に 佇むけれども あなたもう一度 わたしのそばへ 涙がこんなに 止まらないから あなたちぎれる わたしの胸が 涙がこんなに 止まらないから
しあわせワルツ城之内早苗城之内早苗たかたかし三木たかし若草恵雨のふる日はさみしくて おもいだすのよ あなたのmemory 時が過ぎれば涙さえ 頬にやさしい あの日のmemory うそで泣かされたけど 想いだすのは楽しいことばかり ゆらゆら酔って もう一度 踊ってください しあわせワルツ さめたくちびる こころのすきま あなたに抱かれて しあわせワルツ  誰とあなたはとまり木で グラスかさねる 今夜はjealousy ひとりぽっちの唇が 火傷しそうな 悲しいjealousy 求めあうほど疲れ いつかふたりは無口になっていた ゆらゆら酔って 夢ん中 誘ってください しあわせワルツ 腰にまわした その手がすべる あなたに抱かれて しあわせワルツ  ゆらゆら酔って もう一度 踊ってください しあわせワルツ 季節かわれど 男と女 ないものねだりの しあわせワルツ
砂のしゃぼん玉城之内早苗城之内早苗荒木とよひさ三木たかし矢野立美あなたの愛の深さ 疑うことも知らずに 暮らした月日が今は 砂のようにこぼれる ひとつの嘘を許して 心を開いていたなら いつかは笑い合えて 歩いていたかもしれない この部屋のぬくもりと あなたのその匂い 想い出に鍵をかけ 残してゆくけど ありがとう こんな私に ……愛をありがとう  子供のままでいてね 誰かを好きになっても わたしのことは何にも 心配などしないで 煙草とお酒それだけ 最後の約束守って あなたを嫌いならば こんなに自分を責めない この街の空の下 あなたがいつの日か 想い出のシャボン玉 飛ばしてくれても ありがとう こんな私に ……愛をありがとう  この部屋のぬくもりと あなたのその匂い 想い出に鍵をかけ 残してゆくけど ありがとう こんな私に ……愛をありがとう
甲子園の詩~ぼくはヒーローになれなかったよ~水前寺清子水前寺清子阿久悠三木たかし狙いうち(狙いうち) 打てよ ホームラン (打てよ ホームラン) 応援席に(応援席に) 歌が湧く  ぼくはヒーローに なれなかったよ 突然 球場は静かになった 呆然とふり仰ぐ 真夏の空に秋によく見る 雲が流れた あいつはぼくより上だった 凄いボールを投げてきた 一打逆転 晴れの場面が 瞳の奥で 消えていった ああ甲子園 さらば甲子園 甲子園さらば ああ甲子園 さらば甲子園 ああ甲子園  ぼくはヒーローに なれなかったよ 大きな溜息が 拍手に変わる 鳴り渡るサイレンに ふと気がついて くやし涙が 頬にこぼれた あいつは 大きく見えていた 強い心を持っていた 夢のかけらの砂を集めて ぼくらの夏は 去っていった ああ甲子園 さらば甲子園 甲子園さらば ああ甲子園 さらば甲子園 ああ甲子園  狙いうち(狙いうち) 打てよ ホームラン (打てよ ホームラン) 応援席に(応援席に) 歌が湧く  また来いよ(また来いよ) きっと 来年も(きっと 来年も) 六万人の(六万人の) 声が湧く
春雷水前寺清子水前寺清子星野哲郎三木たかし若草恵激しい雨と 稲光り ずぶ濡れに なりながら 遠くきこえる 雷を 春の知らせと ききました  ここまで落ちたら あとは登るだけ 元気出せよと 自分を叱り 歩き続けて いるうちに 見えてきました 青空が 信じられないほど 嬉しかった  私は歌う 私は歌う 高らかに 人生の歌を それが私の 生きる道  雨よ嵐よ ありがとう 歌よ涙よ ありがとう 光りあふれる 今日の日を ありがとう  私のあとから ついてくる人に 生きる目印 残しておくの 耐えて夢みて いるうちに きっと希望は 叶うから あきらめないでねと 伝えたい  私は歌う 私は歌う 朗らかに 人生の歌を それが私の 進む道  雨よ嵐よ ありがとう 歌よ涙よ ありがとう 光りあふれる 今日の日を ありがとう  雨よ嵐よ ありがとう 歌よ涙よ ありがとう 光りあふれる 今日の日を ありがとう
母・子守唄水前寺清子水前寺清子星野哲郎三木たかし母ほど強い 人はない 子ほどしがない 者はない 色恋すてた 女がひとり 似たよな男と めぐり逢い ふるさと肴に 呑みながら うたう五木の 子守唄  啼くな さわぐな 母恋い鴉 胸の痛みが 母の声  グラスに浮かぶ 面影は 春の小川で 洗い髪 竹籠しょって タラの芽摘んで 門出を祝って 呉れた人 あの山 あの川 変わらねど 母は冷たい 石の下  身を切る恋の 思い出も 笑い話に なりました 色恋すてて 育ててくれた あの母思えば ただほろり 故郷は茜(あかね)の 雲の涯(は)て つもる不幸が 身にしみる
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