ちあき哲也作詞の歌詞一覧リスト  278曲中 201-278曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
吾亦紅真木ことみ真木ことみちあき哲也杉本眞人矢田部正マッチを擦れば おろしが吹いて 線香がやけに つき難(にく)い さらさら揺れる 吾亦紅 ふと あなたの 吐息のようで… 盆の休みに 帰れなかった 俺の杜撰(ずさん)さ 嘆いているか あなたに あなたに 謝りたくて 仕事に名を借りた ご無沙汰 あなたに あなたに 謝りたくて 山裾の秋 ひとり逢いに来た ただ あなたに 謝りたくて  小さな町に 嫁いで生きて ここしか知らない 人だった… それでも母を 生き切った 俺、あなたが 羨ましいよ… 今はいとこが 住んでる家に 昔みたいに 灯りがともる あなたは あなたは 家族も遠く 気強く寂しさを 堪えた あなたの あなたの 見せない疵(きず)が 身に沁みて行く やっと手が届く ばか野郎と なじってくれよ  親のことなど 気遣う暇に 後で恥じない 自分を生きろ あなたの あなたの 形見の言葉 守れた試しさえ ないけど あなたに あなたに 威張ってみたい 来月で俺 離婚するんだよ そう、はじめて 自分を生きる  あなたに あなたに 見ていて欲しい 髪に白髪が 混じり始めても 俺、死ぬまで あなたの子供…
千すじの黒髪坂本冬美坂本冬美ちあき哲也徳久広司桜庭伸幸行ってしまった……  書きかけの原稿を 投げつけるほど 女の一途は うるさいですか…  愛することは 燃えること 食卓(テェブル)を転げ落ちて ひび割れた 薩摩切子(きりこ)の紅玉(ルビィ)の色に…  あなたの心が 桜なら ちらりほらり 誰にでも 散ればいい  千すじの 黒髪が 夜道を追いかけ 夜叉(やしゃ)になり 褥(しとね)を邪魔する 幻惑(ゆめ)を見る あなたは私の ものだから  二三日すればまた 悪びれもせず 猫なで声させ 帰れる人よ…  愛することは 許すこと へ理屈も癇(かん)に障(さわ)る おまえだと 銀の洋杖(ステッキ) ぶったらいいわ…  あなたを選んだ 罰なのか 泣いてみても 様になる 年じゃない  千すじの 黒髪の 一すじ 一すじ くちづけて 詠(うた)えば今夜も 耐えられる あなたの気配の ない家も 千すじの 黒髪は 紅蓮(ぐれん)に身悶え 待つでしょう 不甲斐がなくても 仕方ない あなたが宿命(さだめ)の 男なら
三味線師ロンリー・ブルー谷口美千代谷口美千代ちあき哲也杉本眞人今も聞こえてくるの 粋なあのバチさばき からだとろかすような 三味線の音… あれは5月の舞台 娘道成寺よね 誰も見向きもしない スーパー・スター… ロンリー・ロンリー・ロンリー・ブルー ロンリー・ロンリー・ロンリー・ブルー 私あなたに 私あなたに フォール・イン・ラヴ  いつもお稽古帰り そうよ蔵前あたり ほんのみじかい逢瀬 重ねたものね… たかが三味線弾きと 親に叱られたけど あの日のあの屋形舟 たえきれないで… ロンリー・ロンリー・ロンリー・ブルー ロンリー・ロンリー・ロンリー・ブルー もっとはげしく もっとはげしく ホールド・ミー・タイト  夏も盛りのある日 どこか旅立ったひと 芝居小屋にははげた 看板だけが… あなた芸ひとすじに 私恋ひとすじに たがいちがいの心 かなしきロマン… ロンリー・ロンリー・ロンリー・ブルー ロンリー・ロンリー・ロンリー・ブルー 忘れきれ
霧の都会小林旭小林旭ちあき哲也叶弦大霧にぬれてる 街燈に 虫が集まる 夜更け頃 どこの酒場で待っている 夢を見たあいつ…… 向いてないのさ 俺に恋なんか- あばよ……あばよ 早く帰んなよ  淋しがりやに つきものの 風によく似た きずなだが 何か悲しい なげやりも 俺をひくあいつ…… 捨ててやるのが せめて思いやり- あばよ……あばよ 傷のつく前に  暗いしあわせ それさえも 身にはつかない 俺達さ にどと逢う日も なさそうな ぬれた目のあいつ…… いたみばかりが あとに残るのさ- あばよ……あばよ 俺も都会の虫
どうぞヨコハマ香西かおり香西かおりちあき哲也佐瀬寿一約束はしないけど あの人は来なかった またほろ酔い本牧を ひとり帰るのね… 女が悪い 男が悪い そうなの いつでも 男が悪い グラスを壁に ぶつけるように 昨日が割れるなら どうぞ ほれた 罰さ ヨコハマが 嗤(わら)ってる  「この次はホテルより 俺の部屋つれて行く」 軽はずみなひとことで 片恋(こい)も始まるわ… 女の心 男の心 ふたつの 心を とり換(か)えたくて あたしがどんな 思いでいるか 教えてあげたいの どうぞ 好きよ 嫌い ヨコハマも 迷ってる  (からかわないで) はっきりさせて 夢見て いられる 年でもないわ お酒のつれが 残り火だけじゃ あたしが可哀想 どうぞ 女 男 ヨコハマは 傷だらけ
離婚ともだち八代亜紀八代亜紀ちあき哲也伊藤薫馴染みの お店で 並んで飲めば 香るとない そのトワレも 懐かしい… 女房の 昔に 帰ったように 気配りする 私を 不思議そうに見ないで… 何が ふたり あの頃 追いつめたのかしら 今にして 逢って 逢うほどに やさしさや 思いやり 痛く沁みるの 別れて 別れて あぁ よかったね あぁ よかったね  一から 十まで 訳知りなのに 頭のいい マスターは 事もなげにふるまう… 言葉 なんて いらない ただ寄り添うだけで 共にした 暮らし あってこそ 言わずとも 伝わるの 胸は心へ こよない こよない あぁ 友達ね あぁ 友達ね  何が ふたり あの頃 追いつめたのかしら 過去は過去 好きな 人だから 新しい 幸せが 私、嬉しい 別れて 別れて あぁ よかったね あぁ よかったね あぁ 友達ね
駄目と言わない女天童よしみ天童よしみちあき哲也矢野立美夜中のチャイムで 目が覚めた やっぱりあの子に ふられたの? 相手の名前が 違うだけ 後は言わずと 知れた落ち… よしてよ 泣き顔は 艶消しじゃないのハンサムが 駄目とは言えぬ 女と知って うまく利用する 狡(ずる)いね、あんた 暮らした頃も いつもそうだった  どれだけ恋すりゃ 知恵がつく 芝居でいいのに いたわれば うぬぼれないでよ 無神経 あんた誰でも 嫌になる… どじだね この膝で あやしてくれると思ってた? 駄目とは言えぬ 女にだって あるさ意地くらい 染めたの? 銀髪(かみ)を いい年じゃない これで幕にして  駄目とは言えぬ 女になんか 好きで生まれない 泊まっていいわ 隣の部屋で 楽になるまでは…
家路五十嵐浩晃五十嵐浩晃ちあき哲也五十嵐浩晃光る星 空にまたひとつ 見つければ 家に帰る道 友達と別れて……  静けさに 波をたてながら 駆けぬける 風と淋しさが すれ違うたそがれ……  誰も きっとやさしいものを さがしてるのに 今 時のいとなみだけが 風の中 美しい街  それはもう 遠い頃だけど あてもなく 待ったひとがいる つく傷も知らずに  かなしさも いつか懐かしさ 胸の中 今日と明日とが すれ違うたそがれ  誰もきっとやさしいものに 出逢えないまま 今 時のいとなみだけが 風の中 美しい街
クレオパトラの夢小林旭・八代亜紀小林旭・八代亜紀ちあき哲也鈴木キサブロー宮崎慎二何時まで 飲んでいられるの あなたこそ家は 構わないのね… 隠れ家みたいに 落ち着く酒場 こうして寛(くつろ)ぐ 週末が好き… 情事(こい)と無縁な おとな同士の親友なのに 男とか 女とか 鬱陶(うっとう)しいね 麻布から飯倉へ そろそろ河岸(かし)を 換えよじゃないか  いつの間に 俺の相棒に 兄貴なの あなた 会った時から… 今夜のおしゃれは シックでいいね 昔のスーツよ 煽(おだ)てても駄目… 声の調子で すぐに心の裏まで読める 気になるさ 気になるわ 身内のように 人生は悪くない 流れるジャズに しみじみ思う  光れ光れよ 年の数だけ目映(まばゆ)く光れ しなやかに遊ぶほど 誰でも人は はたちに帰る…
ひとりぐらし麻生よう子麻生よう子ちあき哲也大野雄二今 ひとりぐらしが好き 元気かしら 早起きの妹たちは 今 あの日々に 飽きたりなくて 出て来た街はどこも北風 いろんな事件にぶつかって そしてやっぱり私故郷も好き  今 ひとりぐらしが好き 涙もろさ いつのまに母に似て来て 今 離れれば 気づくことなの わがままだった 家にいた頃 せつなく人も愛したし そしてやっぱり私故郷も好き  あたたか 春色の生地を 次の休みに ひとり買いに行くのよ
引越し麻生よう子麻生よう子ちあき哲也大野雄二あなたはお隣に 挨拶をして 私が洋服を整理する間に 箪笥をずらしたら 畳の色が すっかり灼けていて 一年ですものね どうして離れたまま愛せなかったのよ こんな風に大人になってしまって― 頼んだトラックが 報らせに来たら 埃の舞う道で お別れなのですね  あんなに喧嘩して 憎んだくせに 別れが来てみれば あれも倖せ この次この部屋に 入る人達 やっぱり似た日々を 送って行くかしら どうして離れたままに愛せなかったのよ 傍にいても 気持ちはすれちがうのに― 荷造りする紐を 結いて解いて こんなにまだ好きなあなたとそして私 お別れなのですね
哀しみのブラマンジェ雅夢雅夢ちあき哲也三浦雄也逢いたくなってきたんじゃない ひとりの午后がほしくて あの街後(あと)に車はいつか そうよこの海へ… 果てなくつづく白亜の家 さびれたCafe(キャフェ)に座れば 砂塵のまじる南の風に 遠い夏の日が…  Blancmange(ブラマンジェ) ひねくれて 友達の手に抱かれてみたけど Au(オ) Blancmange 傷(いた)みは同じ 死ぬほど…今…Je Taime(ジュ テーム)  彼とのすきに入ってきた 皮肉な愛の噂が 駆りたてたのね水辺の過去へ きっと嫉妬(やきもち)で  Blancmange 噛みしめる ほろ苦さなら わかっていたのに Au Blancmange ゆるしてなんて 死んでも…でも…Je Taime  Blancmange 旅人は 旅人のまま 帰ってみせるわ Au Blancmange 恋人(アマン)はあなた 死ぬまで…Oui…Je Taime
かもめの街坂本冬美坂本冬美ちあき哲也杉本眞人坂本昌之やっと店が終わって ほろ酔いで坂を下りる頃 白茶けたお天道が 浜辺を染め始めるのさ そんなやりきれなさは 夜眠る人にゃ分からないさ 波止場に出れば カモメがブイに2、3羽 一服しながら ぼんやり潮風に吹かれてみるのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 淋しかないか 帰る故郷があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ドンブラコ  いろんな人が居たし いろんな人が居なくなった 泣いてくれるのは カモメと霧笛ばかり 一服しながら あれこれ取り止めなく懐かしむのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 風邪などひくな 絹の寝床があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ドンブラコ カモメよ カモメよ あ~あ~
飛んでイスタンブール八代亜紀八代亜紀ちあき哲也筒美京平いつか忘れていった こんなジタンの空箱(からばこ) ひねり捨てるだけで あきらめきれるひと そうよ みんなと同じ ただのものめずらしさで あの日しゃれたグラス 目の前にすべらせて くれただけ…  おいでイスタンブール うらまないのがルール だから愛したことも ひと踊り風の藻屑 飛んでイスタンブール 光る砂漠でロール 夜だけの パラダイス  胸にかすかにしみた 低い電話のさよなら かすり傷のひとつ 残せもしないひと そしてしょうこりもなく すぐにいたみもぼやけて 今日は今日の顔で 描(か)きあきためぐり逢い 描(えが)いてる…  おいでイスタンブール 人の気持はシュール だからであったことも 蜃気楼 真昼の夢 好きよイスタンブール どうせフェアリー・テール 夜だけの パラダイス  飛んでイスタンブール 光る砂漠でロール 夜だけの パラダイス
センチメンタル・ブルーBUZZBUZZちあき哲也筒美京平筒美京平アー 窓硝子の向うはベイ・シティー ブルーの夕闇 アー もう海から吹くあの風も 顔なじみになりそうさ アー 今どうしているあなたは 霧がふる都会(マチ) 列車のあと追ってきたあの日が懐しくて アー アー かもめが啼くレストランに とびこんでひとり にがい別れ またグラスにうかべれば なみだが Babe I'm Gettin' Over Sentimental ふたりはにどと逢えないのに  アー 今忘れてみたあなたが 胸にもつれて のどもと灼くブランディー 心を素通りする アー アー かもめが啼くレストランの ひとだかり見れば にがい別れしたいたみが ありそうさ 誰にも Babe I'm Gettin' Over Sentimental ふたりはにどと逢えないのに
私の場合…ピーターピーターちあき哲也チャーリー石黒いいと思って したことなのに 悪くとられる 時がある 私の場合が そうだった どこか死ぬ気で 飲んでる人に 抱いていいわと 誘ったの  安い女と 見くびるような 急に冷たい あの人よ 私が一体 何をした 雨にぬれてる ベージュのコート ほっておけなく したくせに  そうねあっさり まごころなんか 捨ててしまえば すむことね 私の体を風が吹く みんな帰った 夜明けの酒場 愛というのは 何かしら
殺したい男浜圭介浜圭介ちあき哲也浜圭介荻田光雄この女とおまえを比べるのはおかしい 食事後のリキュール 遊びじゃないか… こんな晩くに 電話鳴らして 誰がベッドにいても 野暮など言うなよ…よがる声のすごさも 痛すぎるしがみつき方も  どうせビデオの受け売り…20才は可愛い  殺したいなんて 殺したいなんて …男は大目に 見てやるものだよ ほら 怒鳴ったおまえが 感じてるね どうして そこで燃えてみせなよ 右手が俺さ…  女は天使に 化けた堕天使 そうさ うわ言だけは 嘘などつけない… もっと 腰を反らせて 指くわえ 赤ちゃんになって  まるで飼育の授業さ…20才はてこずる  殺したいなんて 殺したいなんて …男は大目に 見てやるものだよ ひと仕事がすんだら 追い返せる女さ 抱いたままで寝るほど 不実じゃないぜ…  程を知らない 若い情事より 俺をののしる受話器 かえってそそるよ…行った後は哀しい デラシネの甘えたい胸は  おまえ以外にないのさ…おまえの他には  殺したいなんて 殺したいなんて …男は大目に 見てやるものだよ
その名はふるさと平浩二平浩二ちあき哲也筒美京平筒美京平一番列車に とび乗って ふりむきふりむき ふるさとを あゝ後にして かれこれ三年もう四年 広い 広い 都会の隅で 人目しのんで 書いた 宛名も忘れた手紙を 誰が読む  この瞳をとじれば 好きな人 帰れと呼ぶのは お母さん あゝ忘られぬ あの山あの河白い雲 帰る 帰るつもりで買った 古い切符がひとつ 今ではあたしの心の たからもの  春にはれんげが 咲きみだれ 夏には蛍が 夜を飛ぶ あゝ秋の風 真冬はちらちら ぼたん雪 時が 時が経つほど 何故か じんと瞼に浮かぶ その名もやさしい遥かな ふるさとよ
ワン・ステップ・ビヨンド山口百恵山口百恵ちあき哲也トミー・シュナイダー萩田光雄迷路のように ゆくてを遮(さえぎ)って たちこめる霧 うごめく影は こころの稲妻が 照らし出す罪… 逢いたさに時間もわすれ 乗りつけた白いフェラーリ・ディノ 押しなれたチャイムが まさか 舞台裏あばきだすとも知らずに… ワン・ステップ・ビヨンド 誰よ 抱かれてたのは ワン・ステップ・ビヨンド ひとり 疑惑の森  真紅の薔薇が光に身をかえて しのびよる朝… つじつまのあわないことも ほろ苦く胸でおさえたけど 愛に名を借りてた月日 もう何も信じられなくなりそう… ワン・ステップ・ビヨンド どこよ 明日(あす)への出口 ワン・ステップ・ビヨンド ひとり 疑惑の森  急カーブ切り飽きる頃 余熱(ほとぼり)が答だしてる筈 したたかな女になるか ハンドルを海に向って放すか… ワン・ステップ・ビヨンド なぜよ おとこの こころ ワン・ステップ・ビヨンド ひとり 疑惑の森
吾亦紅井上由美子井上由美子ちあき哲也杉本眞人マッチを擦れば おろしが吹いて 線香がやけに つき難い さらさら揺れる 吾亦紅 ふと あなたの 吐息のようで... 盆の休みに 帰れなかった 俺の杜撰(ずさん)さ 嘆いているか あなたに あなたに 謝りたくて 仕事に名を借りた ご無沙汰 あなたに あなたに 誤りたくて 山裾の秋 ひとり逢いに来た ただ あなたに 謝りたくて  小さな町に 嫁いで生きて ここしか知らない 人だった... それでも母を 生き切った 俺、あなたが 羨ましいよ... 今はいとこが 住んでる家に 昔みたいに 灯りがともる あなたは あなたは 家族も遠く 気強く寂しさを 堪えた あなたの あなたの 見せない疵が 身に沁みて行く やっと手が届く ばか野郎と なじってくれよ  親のことなど 気遣う暇に 後で恥じない 自分を生きろ あなたの あなたの 形見の言葉 守れた試しさえ ないけど あなたに あなたに 威張ってみたい 来月で俺 離婚するんだよ そう、はじめて 自分を生きる  あなたに あなたに 見ていてほしい 髪に白髪が 混じりはじめても 俺、死ぬまで あなたの子供...
ノラハン・ジナハン・ジナちあき哲也徳久広司やめて…下手な嘘 抱いて…今はただ 雨にぬれたノラ 帰りついたあんた… いい女なら 割りきってあげるわ 誰となく 惚れてないと 駄目な 駄目な ひとなの 好きよ…好きよ 好き 愛はひとり芝居  だって…ニつ上 あたし…損な年 どうせ明日(あす)もノラ 街で悪戯(わるさ)するの… 泣きおとしには もう懲りていたのに しおらしい 顔を見れば ばかね ばかね からだが 好きよ…好きよ 好き 愛はひとり芝居  そう 棄てたもの 夢なんか きっぱり 癪(しゃく)だけど もしかしたら これが これが しあわせ 好きよ…好きよ 好き 愛はひとり芝居 愛はひとり芝居
煌めきたいの瀬川瑛子瀬川瑛子ちあき哲也津村泰彦髪を切れば きっとすぐに 気づいてくれる 自由に外へ 出させてくれる… だけどなぜよ 暮らすほどに 他人のようね 愛することに 我慢がいるわ… これじゃいけない こんな生き方 好きなふりを 続けるなんて 誰かふとした 恋に出遭えたら 壊せそうな ガラスの絆 あぁ あたしだって あぁ 女だもの あぁ ときめきたい あぁ あたしだって あぁ 女らしく あぁ 煌めきたい …わかってくれますか  どうせ羽目は はずせないと 見くびるひとよ 小心者を 演じているわ… たまにかかる 昔からの 男の電話 ただそれだけの 秘密を糧に… これじゃなかった 夢は違った もっと別の 幸せだった 知っていながら ばかね、務めだと つないで来た ガラスの絆 あぁ あたしだって あぁ 薔薇のように あぁ ほめられたい あぁ あたしだって あぁ 女らしく あぁ 煌めきたい …わかってくれますか  これじゃいけない こんな生き方 愛が胸で もがいているわ 誰かふとした 恋に出遭えたら 壊せそうな ガラスの生活(くらし) あぁ あたしだって あぁ 女だもの あぁ ときめきたい あぁ あたしだって あぁ 女らしく あぁ 煌めきたい …わかってくれますか
おしゃれな感情岩崎宏美岩崎宏美ちあき哲也筒美京平筒美京平たとえばあなたと ギンガム・チェック おそろいチェックで たとえばあなたと おぼえたフォーク おそろい唄って あるいてみたいのよ あるいてみたいのよ おしゃれな街角 一から十まで あなたと同じ 私が好きなの 恋って不思議なものよね 私が突然私で なくなるの  たとえばあなたが お砂糖二つ やっぱり二つで たとえばあなたが フランス映画 やっぱりとなりで 感じてみたいのよ 感じてみたいのよ ひとつの夕暮れ いつでもあなたの 夢みる夢が 私の夢なの 恋ってすてきなことよね 私がそうなの私で なくなるの  それともあなたの すわったベンチ いっしょに坐って それともあなたの おなじみディスコ いっしょに踊って みつめて見たいのよ みつめて見たいのよ ふたりの若い日 あなたとどこかに いたみがあれば 私のいたみよ 恋って大事な時よね 私があれから私で なくなるの ラ…… ラ……
Candle In The Windチャン・ウンスクチャン・ウンスクちあき哲也徳久広司これでいいと思うの だって彼のためなら 夢を見せてもらえた せめてお返し… 身分違い そんな悲劇 今もあるなんて ご家族に あしらわれ 仕方なく知った… ほぉ、蛍が 千々(ちぢ)に乱れ飛ぶ 陽も落ちた 宿の清流(せせらぎ)に 風に揺れる 蝋燭(ろうそく)なの ひとり来た 旅  これでいいと思うの そっと消えてあげたい どうぞ誰も羨(うらや)む 家庭(いえ)を持ってね… 私なんか 程(ほど)にあった 男(ひと)で事足りる だから、もう お母様 憎むのはやめて… ねぇ、未練よ 山河、越えてなお 携帯に 愛がまた届く 風に揺れる 蝋燭なの 河鹿蛙(かじか)鳴く 夜  あぁ、哭(な)こうと 死にはしないけど 稚(おさな)さも 胸に沁みる人 風に揺れる 蝋燭なの ひとり行く 旅
五月の空クミコクミコちあき哲也鈴木キサブロー安部潤昔は 何につけ うるさく 叱ったあなた 私は こんな家 出る日ばかりを 夢見ていた 若さは 心など 読めなくて…  化粧の 暇もなく 思えば 働きづくめ 周りの 誰からも 父のない子と 恥じないよう 厳しく 育てたと 今わかる…  愛してないからなんだ 邪険にするんだなんて 食事時 目が逸れた ごめんなさいね あの時代(ころ)は…  もういいでしょう もう人にだけ 献くす日々は せめて 償いを させて 苦労は 終わったから  どこまで 青い空 次は私が 護って行く あなたの 捨てて来た 幸せを…  感謝しています 母という女(ひと)よ 感謝しています 感謝しています……
ペガサスの朝越山元貴越山元貴ちあき哲也五十嵐浩晃斉藤哲也熱くもえる まるでカゲロウさ 汗のしずくが とてもきれいだよ… めぐり逢いは 誰もいない海 旅のはからい 感謝したいのさ そう あの日から 時はペガサスの翼 夢を背中に はばたいて あなたとは 恋といえない 友達でいたい…… ハロー・グッデイ・サンライズ 朝も生まれたて サンキュー・グッデイ・サンライズ そしてあいたくて  かけておいで 僕の日記から 愛の素顔を ひとつ覚えたね… そう あの日から 時はペガサスの翼 過去のいたでを 飛びこえて あなたとは 風に吹かれて 友達でいたい ハロー・グッデイ・サンライズ 朝も生まれたて サンキュー・グッデイ・サンライズ そしてあいたくて  ハロー・グッデイ・サンライズ 光る空の下 サンキュー・グッデイ・サンライズ ぼくら生きている
愛よおやすみ香坂みゆき香坂みゆきちあき哲也筒美京平「風と共に去りぬ」なんか 読みかけてまたとじて 何でかしら眠れないの あついものつかえてる みたい…… あの人が 好きだって 私だけ 好きだって おばかさんね ためらった私  愛よおやすみ そこで見ててね ひとりがこわいのよ あれから  愛よおやすみ そこで見ててね ひとりがこわいのよ あれから  それはみんな誰のせいよ やるせなさおぼえたの 少女じみた赤いパジャマ もう袖をとおさない つもり…… あの人が 好きだって 私だけ 好きだって おばかさんね 泣いている私 愛よおやすみ 星がきれいね 明日はうちあける あの胸で 愛よおやすみ はなれないでね 明日はうちあける あの人に
かもめの街山口ひろみ山口ひろみちあき哲也杉本真人やっと店が終わって ほろ酔いで坂を下りる頃 白茶けたお天道が 浜辺を染め始めるのさ そんなやりきれなさは 夜眠る人にゃ分らないさ 波止場に出れば カモメがブイに2、3羽 一服しながら ぼんやり潮風に吹かれてみるのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 淋しかないか 帰る故郷があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~ あ~ ドンブラコ  いろんな人が居たし いろんな人が居なくなった 泣いてくれるのは カモメと霧笛ばかり 一服しながら あれこれ取り止めなく懐かしむのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 風邪などひくな 絹の寝床があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ ドンブラコ カモメよ カモメよ あ~あ~
ぶどう色の経験小林麻美小林麻美ちあき哲也筒美京平萩田光雄私が彼と暮らした部屋は 学生達で賑やかな 街の途中にありました 期末試験も終わったある日 ほんの少しの友達と 結婚式をしたのです 二十歳(はたち)が待ち切れなく 始めた甘い生活…… お飯事(ままごと)だとからかわれても どこか背のびな純愛で 私は彼が大好きでした 私は彼が大好きでした  私が彼と別れた事情(わけ)は 少女の頃にありがちな 感傷的な嫉妬です 拗ねたつもりが 気まずくなって いつかお互い呼び捨ての 名前にサンが付きました 二十歳(はたち)が待ち切れなく 始めた甘い生活…… お飯事(ままごと)だとからかわれても どこか背のびな純愛で 私は彼が大好きでした 私は彼が大好きでした
TOKYO海燕藤あや子藤あや子ちあき哲也杉本真人くの字に折れた 誰かの吸殻 思い出しても 昨夜(ゆうべ)はおぼろで 当てつけみたいに 情事(こい)したつもりが かえってあんたを 愛(いと)しくさせた… 不良かな 不良だね でもさ 東京タワー 見下ろす部屋と 贅沢(ぜいたく)だけが 愛なんて あぁぁ 淋しいよ― おろろん おろろん ひと恋しや つがい捜して 今日も啼(な)いてる 恋、海燕  お前が電話 かけてはいけない 街は他人(ひと)目が あるから逢えない あんたのためだと 鵜(う)呑みにしたけど 生(なま)身のあたしは 居場所もないよ… 卑怯だな 卑怯だね でもさ 背広にしみた トワレの甘さ 時々見せる やさしさに あぁぁ ほだされて― おろろん おろろん ひと恋しや 帰る海さえ 今は失(な)くした 恋、海燕  男って 女って でもさ いつかはきっと 断(た)ちきってやる あたしも意地が あるんだと あぁぁ 誓っても― おろろん おろろん ひと恋しや 誓う先から あんた待ちそな 恋、海燕
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
かもめの街門松みゆき門松みゆきちあき哲也杉本眞人西村真吾やっと店が終わって ほろ酔いで坂を下(お)りる頃 白っ茶けたお天道(てんど)が 浜辺を染め始めるのさ そんなやりきれなさは 夜眠る人にゃ分からないさ 波止場に出れば カモメがブイに2、3羽 一服しながら ぼんやり潮風に吹かれてみるのが あたしは好きなのさ…  カモメよ カモメよ 淋しかないか 帰る故郷(こきょう)が あるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ ドンブラコ  いろんな人が居たし いろんな人が居なくなった 泣いてくれるのは カモメと霧笛ばかり 一服しながら あれこれ取り止めなく懐かしむのが あたしは好きなのさ…  カモメよ カモメよ 風邪などひくな 絹の寝床が あるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ ドンブラコ  カモメよ カモメよ あ~あ~
かもめの街氷川きよし氷川きよしちあき哲也杉本眞人石倉重信やっと店が終わって ほろ酔いで坂を下りる頃 白茶けたお天道が 浜辺を染め始めるのさ そんなやりきれなさは 夜眠る人にゃ分からないさ 波止場に出れば カモメがブイに2、3羽 一服しながら ぼんやり潮風に吹かれてみるのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 淋しかないか 帰る故郷があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ ドンブラコ  いろんな人が居たし いろんな人が居なくなった 泣いてくれるのは カモメと霧笛ばかり 一服しながら あれこれ取り止めなく懐かしむのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 風邪などひくな 絹の寝床があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ ドンブラコ カモメよ カモメよ あ~あ~
ちえこ門倉有希門倉有希ちあき哲也多々納好夫岩本正樹私知ってる あのひと飽きたこと 払った指が 凍ってた… 昔、母から 何度も教わった 男の指は 胸の温度と… せめてレモンを がりりと噛んで ちえこ 貴女(あなた)みたいに 無邪気に死んで行けたら―― 愛しても 愛しても 愛に遭(あ)えずに ほろ苦い 水の環(わ)が 今日もひとつ広がる 安達太良(あだたら)の空のない 東京 窓に傾く 陽(ひ)も 陽も昏(くら)い  次の人こそ 宿命(さだめ)に違いない ねんねんころり そうだよね… 人間(ひと)の運など 血液型(ち)だとか星座(ほし)だけで 決まっていると 信じたくない… 私、もうじき 壊れてしまう ちえこ いのち温(ぬく)める マッチを売ってください―― 特別な ことなんか 何もいらない どこにでも ありそうな そんな夢がどうして まごころは異邦人 東京 鍵を下ろした 男(ひと) 男ばかり  愛しても 愛しても 愛に遭えずに ほろ苦い 水の環(わ)が 今日もひとつ広がる 阿武隈(あぶくま)の川もない 東京 いいわ流れる 恋 恋まかせ……
泣きながら夢を見て佳山明生+鮎川ゆき佳山明生+鮎川ゆきちあき哲也杉本真人栗本修泣きながら 夢を見たわ あなたから “さようなら” 好きなの 誰がいても 失(な)くすのはいや…… 俺も ゆうべの喧嘩を やけに 悔やんでいたのさ 踊って… さだめみたいに Je Taime(ジュテイム) うたかたの しのび逢いでも Je Taime(ジュテイム) ふたりには かけがえない時  恋なんか 女なんか いつとなく 懲(こ)りたのに 負けたよ おまえだけは いたいほど純(うぶ)…… ばかね あたしも妬(や)いたり もっと おとなになりたい 踊って… 夜は一瞬 Je Taime(ジュテイム) すれ違い そしてひきあい Je Taime(ジュテイム) つづけよう 罪物語を  こんな俺でも いいのか こんなあたしで いいのね 踊って… 踊りくるって Je Taime(ジュテイム) うたかたの しのび逢いでも Je Taime(ジュテイム) 遅すぎた めぐり逢いでも
センチメンタル・ブルー岩崎宏美岩崎宏美ちあき哲也筒美京平上杉洋史アー 窓硝子の向うはベイ・シティー ブルーの夕闇 アー もう海から吹くあの風も 顔なじみになりそうさ…… アー 今どうしているあなたは 霧がふる都会(まち) 列車のあと追ってきたあの日が 懐しくて…… アー アー かもめが啼くレストランに とびこんでひとり にがい別れ またグラスにうかべれば なみだが Baby I'm Gettin' Over Sentimental ふたりはにどと逢えないのに  アー 今忘れてみたあなたが 胸にもつれて のどもと灼くブランディー 心を素通りする アー アー かもめが啼くレストランの ひとだかり見れば にがい別れしたいたみが ありそうさ 誰にも Baby I'm Gettin' Over Sentimental ふたりはにどと逢えないのに
飛んでイスタンブール岩佐美咲岩佐美咲ちあき哲也筒美京平いつか忘れていった こんなジタンの空箱(からばこ) ひねり捨てるだけで あきらめきれるひと そうよ みんなと同じ ただのものめずらしさで あの日しゃれたグラス 目の前にすべらせて くれただけ…  おいでイスタンブール うらまないのがルール だから愛したことも ひと踊り風の藻屑 飛んでイスタンブール 光る砂漠でロール 夜だけの パラダイス  胸にかすかにしみた 低い電話のさよなら かすり傷のひとつ 残せもしないひと そしてしょうこりもなく すぐにいたみもぼやけて 今日は今日の顔で 描(か)きあきためぐり逢い 描(えが)いてる…  おいでイスタンブール 人の気持ちはシュール だからであったことも 蜃気楼 真昼の夢 好きよイスタンブール どうせフェアリー・テール 夜だけの パラダイス  飛んでイスタンブール 光る砂漠でロール 夜だけの パラダイス
ノラ歌佳歌佳ちあき哲也徳久広司やめて下手な嘘 抱いて今はただ 雨にぬれたノラ 帰りついたあんた いい女なら 割りきってあげるわ 誰となく惚れてないと 駄目な駄目なひとなの 好きよ好きよ好き 愛はひとり芝居  だって二つ上 あたし損な年 どうせ明日もノラ 街で悪戯(わるさ)するの 泣きおとしには もう懲りていたのに しおらしい顔を見れば ばかねばかねからだが 好きよ好きよ好き 愛はひとり芝居  そう棄てたのも 夢なんかきっぱり 癪(しゃく)だけどもしかしたら これがこれがしあわせ 好きよ好きよ好き 愛はひとり芝居 愛はひとり芝居
舞姫になれないマルシアマルシアちあき哲也杉本眞人若草恵今夜は帰って キスもしないで 飽きたとか 嫌(いや)になったとか 思わないでね… あなたはいい人 他の誰より 女なら 欲しい何もかも 軽くくれるわ… 美しいと煽(おだ)てられ 乗りやすい舞姫は 心の螺子(ねじ)を 巻かれるままに 時々の情事(こい) クルクルクル 舞い続けたけれど 何だか疲れて しまったみたい ひとりで少し 考えてみたくなったの  甘えてほしいし 胸も借りたい 逢いたくて 逢えもしない日は 酔って騙(だま)した… メールは書かない それが約束 狡(ずる)くても そうよ戒(いまし)めは 破れないもの… 美しさが仇(あだ)になり 持てやすい舞姫は 言い寄る男(ひと)を 断るたびに 飲み仲間さえ クルクルクル もう失くしたらしい 私という名の 暮らしはどこに ひとりで少し 考えて みたくなったの  心の螺子(ねじ)を 巻かれるままに 時々の情事(こい) クルクルクル 舞い続けたけれど このままあなたと続けていいか ひとりで少し 考えて みたくなったの
アカシア慕情ジュディ・オングジュディ・オングちあき哲也佐瀬寿一もっとぬれても 今はしあわせ 雨とあなたに みんな投げだした夜 ひとり待たせて こんな待たせて そして思いを 影でいろどる にくいひとなのに しのんで逢うしか ふたりにはやすらぎもないの みたされて じらされて 指の先で熱をもつ アカシアの 白い花 もえて大連  胸につかえた それを云ったら そうねあなたを 今日で見失うだけ 恋はまぼろし 絹の街道 砂にしるした ひとの行方を 風がかえてゆく どうして女は かなしみも愛せるのかしら いつの日か 盗み見た 父の若い日記にも アカシアが ぬれていた もえて大連  どこまで本気で たわむれでかまわないけれど つかの間の しのび逢い あかい赤い 紅に アカシアを ぬれさせて もえて大連
遅すぎた言い訳小林麻美小林麻美ちあき哲也矢野誠矢野誠もっと あなたの胸に 入りこめていたら あんな こじれたままで 二人 別れないの 壁に つるしたコート あの日 向うみずに 私 なげつけてみた 顔も見たくないと 今ごろ どこにいるのよ 帰って 帰ってもう一度 女としての やさしさ さがして おいたの 口づけも 一つ一つ 始めから あの恋が好き  どこか あやふやだった 愛もくらしかたも たぶん 気持ちと別に 二人 くたびれたの いつも 肩よせて見た 星は うすれたけど あるがままの若さを 私 かけたつもり 今ごろ 誰といるのよ 帰って 帰ってもう一度 あなたの 占めた大きさ あらたに 気づくの 涙さえ 一つ一つ 始めから あの恋が好き
気分しだいピーターピーターちあき哲也宇崎竜童愛してる 愛していない今のところはネ そんなこと 明日と今日で答えもかわるさ 不思議かな つきあいってのがそれぞれあるのョ 他の娘(こ)に 何を習ってきたのョ いつまで どこまで つきあうの みんな私の 気分しだいョ 楽しきゃいいのョ だけど ついて行く ついて行かない置いて行かないで このままじゃ スネてウランで 死んじゃうワ  愛してる 愛していない今のところはネ そんなこと 夜中と朝じゃ答えもかわるさ 不思議かな 私ひとりが女じゃないでしょ 他の娘に 何を習ってきたのョ いつまで どこまで つきあうの みんな私の 気分しだいョ 楽しきゃいいのョ だけど 散りたいワ 散りたくないワ 散ってみようかな 好きにして どうせあなたにアゲちゃうワ 好きにして どうせあなたにアゲちゃうワ
小さな明日五十嵐浩晃五十嵐浩晃ちあき哲也五十嵐浩晃春を集めて 髪をとかす君を そのまま心に しまってみたい… ある日、疲れた 僕の胸を洗う 光のしみこんだ 小説みたいに… テラスにひなげし 飛び交う蝶々と 果てしない 愛と…  いつ忘れた 空のこの青さ そんな驚きの ひとかけら さりげなく君は  言葉以外の ひとのめぐりあわせ いまさら身にしみて 静かな昼さがり… 歩いてくれるね 小さな明日を くちびるに 歌をおき
ウイスパーノット/Whisper Not彩恵津子彩恵津子ちあき哲也古本鉄也呆れたひとね ご自由に 時間がないのよ Hey, Taxi!... 女と見れば 手を出して しつけがいるほど あなたは Rudy Boy... Whisper Not いいえ今夜こそ Whisper Not 家に帰らせて Whisper Not いつも囁きに 負けてきたけど Ooo... Oh, Baby やりなおしてほしいなら 断ちきるのね あのロマンスをすぐ Why Don't, Ya Baby Oh My それまでは もう決めたの It's Only For Love... Good Bye!  電話でパパが叱っても 味方をしないわ Sorry... ひとりで眠る さみしさも たまには薬よ いとしい Rudy Boy... Whisper Not どこで失くしたの Whisper Not 出逢いのときめき Whisper Not まるで効かないわ 甘い脅しも Ooo... Ah Baby 誰かがまだいるような そのからだで 愛されるのはいや Why Don't, Ya Baby Oh My 止めないで もう決めたの It's Only For Love... Good Bye!  M...Baby やりなおしてほしいなら 断ちきるのね あのロマンスをすぐ Why Don't, Ya Baby Oh My Treast Me So Right? もう決めたの I'm Goin'Back To Daddy! So, Baby Baby, Please それまでは A White, Must Be Apart... I'm Ready For Love... Laddy!
忍冬藤田恵美藤田恵美ちあき哲也杉本眞人周防泰臣だっていつかこじれて 駄目になるより 恋の匂いさせずに そばにいたいわ たまに逢ってこうして飲めるだけでも 女として少しは 夢があるでしょ… 失くせない 人だから つづけるひと幕 友達芝居 だけど 忍ぶという字は 難しい 心に刃を乗せるのね 時々心がいたむのは 刃が暴れるせいなのね  もっと楽な生き方 してもいいのに なぜかわざと淋しい 道をえらぶの…… 今日は今日の傷みが 胸をしめても ひとり席を立つまで 泣きはしないわ ばかなのね 古いのね 死ぬまでひそかに 愛するなんて だけど いとしい花なら 忍冬(すいかずら) 夏でも秋でも春の日も どうしてわたしの愛しさは 忍ぶという字がつきまとう  だけど… 忍ぶという字は 難しい 心に刃を乗せるのね 時々心がいたむのは 刃が暴れるせいなのね Lai Lai Lai… Lai Lai Lai…
淑女のルンバ美川憲一美川憲一ちあき哲也中川博之小杉仁三扉の数字は「7」 ノックは1回ね ワインを注ぐ間もなく あなたは抱きよせる… おとななの 自由なの 燃えてもかまわない 逢えずに いた日を 目眩めくままに 真昼の片隅 ルンバ 仮面が邪魔ね  射手座に生まれた理由 こうして生きるため 今さら尻込みする あなたと生きるため… 純情に 年なんか 女にないことよ 運命の 矢羽は もがくほど刺さる じたばたしないで ルンバ 私になさい  ステンドグラスの窓 西日が当たる頃 むずかる心をまた 密かにしまうのよ… おとななの 他人なの 重荷にさせないわ 車を呼ぶなら あなたからどうぞ 舞台が跳ねれば ルンバ いつもの淑女……
ペガサスの朝辰巳ゆうと辰巳ゆうとちあき哲也五十嵐浩晃阿部靖広熱くもえる まるでカゲロウさ 汗のしずくが とてもきれいだよ… めぐり逢いは 誰もいない海 旅のはからい 感謝したいのさ…  そう、あの日から 時はペガサスの翼 夢を背中に はばたいて あなたとは 恋といえない 友達でいたい……  ハロー・グッディ・サンライズ 朝も生まれたて サンキュー・グッディ・サンライズ そしてあいたくて  かけておいで 僕の日記から 愛の素顔を ひとつ覚えたね…  そう、あの日から 時はペガサスの翼 過去のいたでを 飛びこえて あなたとは 風に吹かれて 友達でいたい……  ハロー・グッディ・サンライズ 朝も生まれたて サンキュー・グッディ・サンライズ そしてあいたくて  ハロー・グッディ・サンライズ 光る空の下 サンキュー・グッディ・サンライズ ぼくら生きている
紅い蓮~Chove Chuva~マルシアマルシアちあき哲也松岡直也松岡直也キスしたけど 恋はしないでね 褒め言葉の お返しのつもり 星 間近に 摩天楼の酒場 お手上げだわ 雲の下は雨 踊って サンバに酔いしれたまま 泡沫の罠に 堕ちてもいい トワレの 香りにそそられたなら 今 名前に 意味などないの 下さいCHOVE CHUVA あなたのCHOVE CHUVA 濡れるほど 華はせつなく色づく 雫もCHOVE CHUVA 真紅のCHOVE CHUVA 炎から あの日 生まれてきたのよ  見ず知らずの 関係が素敵なの 物語は いつも1ペイジ メイクを替え 過去も着替えして 愛されたい 人という人に 踊って 今夜のアドレスはここ ミステリーなんか 解くのは野暮 はじめて 女性を覗かれるよう 今 あなたに 純情だから 下さいCHOVE CHUVA しとどにCHOVE CHUVA 濡れながら 華がその掌に散るまで 咲かせてCHOVE CHUVA なんどもCHOVE CHUVA 炎から あの日 生まれてきたのよ  だってからだが だって炎が (炎を呼ぶの)だって生きてる O… O… O… 咲きつくしたい  踊って アマロはけしかけるけど 情熱の嵐は 吹かないけど 踊れば 心のよくばりな幻想 今 少しは 眠ってくれる 下さいCHOVE CHUVA あなたのCHOVE CHUVA ひと肌が 華の育った場所なの 雫もCHOVE CHUVA 真紅のCHOVE CHUVA 炎から あの日 生まれてきたのよ  もっと妖しく もっと果てなく (眩暈を分けて)もっとあなたも O… O… O… 明日は明日 踊って サンバに酔いしれたまま 泡沫の罪を 重ねていい トワレの 香りのめぐり逢いでも 今 あなたに 純情だから 下さいCHOVE CHUVA あなたのCHOVE CHUVA 濡れるほど 華はせつなく色づく 咲かせてCHOVE CHUVA なんどもCHOVE CHUVA 炎から あの日 生まれてきたのよ (炎から あの日 生まれてきたのよ) 炎から あの日 生まれてきたのよ
泣きながら夢を見て佳山明生佳山明生ちあき哲也杉本真人前田俊明泣きながら 夢を見たわ あなたから さようなら 好きなの 誰がいても 失くすのはいや…… 俺も ゆうべの喧嘩を やけに 悔やんでいたのさ 踊って… さだめみたいに Je Taime(ジュテイム) うたかたの しのび逢いでも Je Taime(ジュテイム) ふたりには かけがいない時  恋なんか 女なんか いつとなく 懲りたのに 負けたよ おまえだけは いたいほど純(うぶ)…… ばかね あたしも妬いたり もっと おとなになりたい 踊って… 夜は一瞬 Je Taime(ジュテイム) すれ違い そしてひきあい Je Taime(ジュテイム) つづけよう 罪物語を  こんな俺でも いいのか こんなあたしで いいのね 踊って… 踊りくるって Je Taime(ジュテイム) うたかたの しのび逢いでも Je Taime(ジュテイム) 遅すぎた めぐり逢いでも
かもめの街ハン・ジナハン・ジナちあき哲也杉本眞人やっと店が終わって ほろ酔いで坂を下りる頃 白茶けたお天道が 浜辺を染め始めるのさ そんなやりきれなさは 夜眠る人にゃ分からないさ 波止場に出れば カモメがブイに2,3羽 一服しながら ぼんやり潮風に吹かれてみるのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 淋しかないか 帰る故郷があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ ドンブラコ  いろんな人が居たし いろんな人が居なくなった 泣いてくれるのは カモメと霧笛ばかり 一服しながら あれこれ取り止めなく懐かしむのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 風邪などひくな 絹の寝床があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ ドンブラコ カモメよ カモメよ あ~あ~
寒椿小林旭小林旭ちあき哲也叶弦大北から風が吹いてると なつかしい奴 北風吹き込む せまし部屋くらしていた頃は マイク マイク片手に酔いしれて 今でもあの酒場 うらみ歌でも 歌うのか 遠慮がち鳴る電話とだえて一年目  小さな過去にこだわって 身を引いた奴 あの頬なぐってやれたなら 続いていた恋か 離れ離ればなれになってみて しみじみしている 愛でくるんだ想いやり この俺が惚れたのは お前が一人だけ  一人一人はしごで飲みつぶれ ころがる 明けがたの 窓の向うに寒椿 おりおりの四季の花 なくして一年目
噫、無情~元禄茶屋お春~松本梨香松本梨香ちあき哲也杉本眞人あたしゃお春と 呼んどくれ 父(ちゃん)の博奕(ばくち)の肩代わり 売られてきたのさ この茶屋に いろはのいの字も 知らぬ頃 ……噫(ああ)、無情(ミゼラブル)  朱(あか)い腰紐 ほどきつつ はじく算盤(そろばん) 胸の中(うち) どうすりゃ男が 歓ぶか どうすりゃお銭(あし)が 儲かるか  …噫(ああ)…噫(ああ)…噫(ああ)…無情(ミゼラブル) …噫(ああ)…噫(ああ)…噫(ああ)…無情(ミゼラブル)  夜鳴きうどんを 啜るとき やっと心があったまる あったまる おじさん おじさん もう一丁 ひゅう ひゅう―  いつもお風呂で 夢見るの 銀杏(いちよう)返しに 絹の着物(べべ) 根岸の黒塀 二号さま とちちり三味線 弾きたいな エェ~引きたいな  客にだまされ 梅ちゃんが 身投げしたとさ 墨田川 そうだよ、あたしも あの女(ひと)も どのみち儚い 枕紙 ……噫(ああ)、無情(ミゼラブル)  あんた、お泊り ご休憩 それじゃ上乗せ 五百文 何でえ親爺の すね噛(か)じり けちけちすんねえ 若旦那 …噫(ああ)…噫(ああ)…噫(ああ)…無情(ミゼラブル) …噫(ああ)…噫(ああ)…噫(ああ)…無情(ミゼラブル)  夜鳴きうどんを 啜るとき やっと心があったまる あったまる おじさん おじさん もう一丁 ひゅう ひゅうー  …噫(ああ)…噫(ああ)…噫(ああ)…無情(ミゼラブル) …噫(ああ)…噫(ああ)…噫(ああ)…無情(ミゼラブル) 夜鳴きうどんを 啜るとき やっと心があったまる あったまる おじさん おじさん もう一丁 ひゅう ひゅうー
吾亦紅山本あき山本あきちあき哲也杉本眞人マッチを擦れば おろしが吹いて 線香がやけに つき難(にく)い さらさら揺れる 吾亦紅 ふと あなたの 吐息のようで… 盆の休みに 帰れなかった 俺の杜撰(ずさん)さ 嘆いているか あなたに あなたに 謝りたくて 仕事に名を借りた ご無沙汰 あなたに あなたに 謝りたくて 山裾の秋 ひとり逢いに来た ただ あなたに 謝りたくて  小さな町に 嫁いできて ここしか知らない 人だった… それでも母を 生き切った 俺、あなたが 羨ましいよ… 今はいとこが 住んでる家に 昔みたいに 灯りがともる あなたは あなたは 家族も遠く 気強く寂しさを 堪えた あなたの あなたの 見せない疵(きず)が 身に沁みて行く やっと手が届く ばか野郎と なじってくれよ  親のことなど 気遣う暇に 後で恥じない 自分生きろ あなたの あなたの 形見の言葉 守れた試しさえ ないけど あなたに あなたに 威張ってみたい 来月で俺 離婚するんだよ そう、はじめて 自分を生きる  あなたに あなたに 見ていて欲しい 髪に白髪が 混じり始めても 俺、死ぬまで あなたの子供…
飛んでイスタンブールハン・ジナハン・ジナちあき哲也筒美京平いつか忘れていった こんなジタンの空箱(からばこ) ひねりすてるだけで あきらめきれるひと そうよ みんなと同じ ただのものめずらしさで あの日しゃれたグラス 目の前にすべらせて くれただけ…  おいでイスタンブール うらまないのがルール だから愛したことも ひと踊り風の藻屑 飛んでイスタンブール 光る砂漠でロール 夜だけの パラダイス  胸にかすかにしみた 低い電話のさよなら かすり傷のひとつ 残せもしないひと そしてしょうこりもなく すぐにいたみもぼやけて 今日は今日の顔で 描(か)きあきためぐりあい 描(えが)いてる…  おいでイスタンブール 人の気持ちはシュール だからであったことも 蜃気楼 真昼の夢 好きよイスタンブール どうせフェアリー・テール 夜だけの パラダイス  飛んでイスタンブール 光る砂漠でロール 夜だけの パラダイス
猫が行方不明高橋則子高橋則子ちあき哲也浜圭介若草恵子猫が部屋から 消えた日は たしかこの失恋より 悲しんだ 泣きじゃくったわ あの鈴の音を 追いかけては裸足で さまよった Woo Woo…  なぜ泣けないの 縋りついて 愛してきたあなたに 古いビデオ 見てるみたい さよならも不鮮明  シャワーの温さに 気がついた わたし淋しさから 逃げてると そう誰だって またいいような 間に合わせの芝居を していると Woo Woo…  どうふるまえば 棄てられるか それだけ考えてた 嫌な女 ずるい女 鏡にも映らない  Woo Woo… でも歩き出す あの日猫を 捜しに出た裸足で 生きる痛み 思い出すわ 運命のその人に 運命のその胸で…
かもめの街川神あい川神あいちあき哲也杉本眞人やっと店が終わって ほろ酔いで坂を下りる頃 白茶けたお天道が 浜辺を染め始めるのさ そんなやりきれなさは 夜眠る人にゃ分らないさ 波止場に出れば カモメがブイに2、3羽 一服しながら ぼんやり潮風に吹かれてみるのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 淋しかないか 帰る故郷があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ ドンブラコ  いろんな人が居たし いろんな人が居なくなった 泣いてくれるのは カモメと霧笛ばかり 一服しながら あれこれ取り止めなく懐かしむのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 風邪などひくな 絹の寝床があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ ドンブラコ カモメよ カモメよ あ~あ~
また恋に落ちましたね岩崎宏美岩崎宏美ちあき哲也Park Jin春は娘にしか 輝く時をくれない 娘から いつか女に そして ふたたびの春はないと 人は言うけど……  数字の1は 夢見る数ね いつかは2へと 変わる日を 地下鉄が終わり 今日も群集(ひと)があふれ出す街… すれ違えば それだけですんだ 片隅なの また恋に落ちましたね、私 ひとりの夜は永遠 あの人に逢いたい  理由(ゆえ)ない吐息 理由(ゆえ)ない涙 忘れたものが 満ちて行く 幸せはそうね 待っていては出遭えないもの… 驚くほど 美しくなれる 鏡が好き また恋に落ちましたね、私 せつなく24時間 魂が震える  遠慮がちな 唇がそっと 離れた瞬間(とき) また恋に落ちましたね、私 いくつの恋も初恋 あの人に逢いたい……
グッドバイ北川大介北川大介ちあき哲也中川博之川村栄二寝顔のかわいい 人だから このままだまって 出てゆくわ 想えばよくある 出来心 少しもうらんで いないのよ 私は牡牛座 あなたは獅子座 恋しちゃならない 仲だったのね ああ 外は雪 外は雪 初めてあなたに うばわれたあの日と 同じ雪 白い白い  何処かでてごろな 部屋を借り 女の明日を みつめるわ ふるえる指輪を ぬいたとき 心をはっきり 決めたのよ 私は牡牛座 あなたは獅子座 出逢っちゃならない 仲だったのね ああ 街は朝 街は朝 突然あなたが うらぎったあの日と 同じ朝 さむいさむい  ああ 外は雪 外は雪 初めてあなたに うばわれたあの日と 同じ雪 白い白い 
Color Me Right原田芳雄原田芳雄ちあき哲也佐藤宣彦やさしく抱いてくれよ 菩薩のような掌で…… みたされながら俺は 今夜も無垢になる…… おまえが捨て身で 救ってくれたのさ 赤錆びそうな Why Oh Why 男の人生―― Color Me Right くすんだ魂を Color Me Right 産まれた日の色に ……よかった……出逢えて  望んだわけじゃないさ 終着駅の街…… 俺とは違う俺が…… いびつに生きていた…… おまえも青春 行方を迷ったね 極楽なんて Why Oh Why からだの中だよ―― Color Me Right 暦をさかのぼり Color Me Right 産声あげるまで ……よかった……愛して  おまえでいいのさ この世の道づれは あがいてみても Why Oh Why 冬しかないなら―― Color Me Right 暦をさかのぼり Color Me Right 産声あげるまで Color Me Right くすんだ魂に Color Me Right 浄めの雪が降る ……Thank You for Grace……Savin' Grace ……好きだよ……おまえが
すがおのあなたリバティ・ベルスリバティ・ベルスちあき哲也筒美京平『君の素顔が好きだよ…って ……あの人がいったの』  朝の陽だまり 鏡の中に 野菊みたいな 娘がいたの ハイシーA 知らなかったの ハイシーA きれいな私 もう逃げられないわ あなたの目から そうよ今日こそ あなたのもとに 愛をかかえて 駆けつけなくちゃ  『君の素顔が好きだよ…って ……あの人がいったの』  朝の陽だまり みどりの草で 指環こさえる 娘がいたの ハイシーA 知らなかったの ハイシーA 素顔の私 もう逃げられないわ あなたの目から 髪も瞳も どこかがちがう 生まれかわった 娘は私 ハイシーA……
Mambo Soleil -マンボ・ソレイユ-森川美穂森川美穂ちあき哲也小森田実女ってキュートだね ほめればいちころだから ダイキリで乗せられて おまえと踊りの渦へ Ah 恋のジグソー Ah 懲りてみたくせに バカンスの熱帯夜 ひとりはからだに毒さ  Monsieur Mambo 射止めてみせなよ あたしのSoleil イカロスだって火傷でめげた 炎の球を Hey, Mambo 嵐も顔負け きわどいステップ 白亜の島の 泡沫同士 今宵はまじに Let's Fall In Mystery  男ってチープだね ビデオのダビングみたい いとしさも不鮮明 おまえと踊ってみても Ah 泣きがいるほど Ah すれてないけれど つれてきた思い出に きっぱりつけるぜケリを  Monsieur Mambo 射止めてくれたら あたしのSoleil 間違いついで 心のキーを 預けてあげる Hey, Mambo キュートな女と チープな男と どちらの謎が 一枚上か 今宵はまじに Let's Fall In Mystery  Monsieur Mambo 射止めてみせなよ あたしのSoleil イカロスだって火傷でめげた 炎の球を Hey, Mambo 女はパッション 男はファッション どちらの謎が 一枚上か 今宵はまじに Let's Fall In Mystery
ともだちの朝堺正章堺正章ちあき哲也筒美京平筒美京平恋人に そむかれて 生きる力を なくして なきながら あてもなく 雨にうたれて あるいた 走る車をめがけ さよならと つぶやき いっぽ ふみだす足に ひとすじの光が それはおまえ 呼びとめた おまえ  死なないで もう一度 生きる勇気を さがして 若い日の つまずきは 誰も 一度は 覚えが 口にするのも つらい 悲しみを 心に 人は それでも 生きる 幸福を 求めて だから君も 生きようよ 僕と  ともだちのいる 明日 涙は きえて おわりのない 希望の日がつづく 口にするのもつらい かなしみを 心に 人はそれでも 生きる 幸福を 求めて おれは にどと 負けないぜ きっと ともだちのいる 明日 涙はきえて おわりのない 希望の日がつづく  You can always depend on me You can always depend on me
ディープ・パープル五十嵐浩晃五十嵐浩晃ちあき哲也五十嵐浩晃西岡俊明(FIXE)それは誰のせいでもなくて あなたが男で きっと誰のせいでもなくて 私が女で  特別ここでなくていいけれど たそがれに 船をたたんだ 海のそばがいいの ともかく辿り着いた ホテルには人影も あまりまばらで せめて夜がくれば  知らず知らずさめていった日々に まだ気づけずに ひとり安らぎに満ちた歌を歌うでしょう あなたは  それは誰のせいでもなくて あなたが男で きっと誰のせいでもなくて 私が女で  どうしてむくわれないものが好き つく傷はいつもひと色 そしてこんな旅を 明日から何をたよりに生きるのか そんな事今ははるかに 海のそばがいいの  それは誰のせいでもなくて あなたが男で きっと誰のせいでもなくて 私が女で 女で
ベイビー,勇気をだして堺正章堺正章ちあき哲也筒美京平Love とびだそう 今すぐに 灰色の この街を Cry you no more baby Cry you no more now やがて地球は回り出すよ 歩きつづけて 君と僕 線路づたいに どこまでも 光ない部屋で ひとり悩むより ふたり手をあわせ 明日をきづくまで  Love when you feel so blue when you feel so bad you may call me soon and I'll be there…… Love when you feel so blue when you feel so bad you may call me soon and I'll be there……  Cry you no more baby Cry you no more now やがて歴史はぬりかわるよ かたりつづけて 君と僕 愛と自由と あこがれを いつか若者の夢に 陽が昇る 希望にあふれた 鐘がなる日まで  Love when you feel so blue when you feel so bad you may call me soon and I'll be there……
裏町ファド大石円大石円ちあき哲也徳久広司泣きたい夜には お酒を飲む それでも駄目なら 海まで行く… 我慢してた 泣き声さえ やさしい潮騒に かき消されて あ・あ ばかだね あ・あ ばかだよ 吠えたいの だからひとり 海へ行く  知らずに誰かを 求めている 心は弱虫 あなたが好き… こんな気持 言い出せずに ともだち芝居 また続けて あ・あ どじだね あ・あ どじだよ もう遅い とても綺麗 あの人は  抱いてももらえぬ あの胸なら 私が私を 抱きしめるわ… どうせ仲間に 打ち明けても 嘲笑いの種に すぐされるさ あ・あ つらいね あ・あ つらいよ 生きるのは 海も雪が 降るかしら 海も雪が 降るかしら…
バッカスの夜ジュディ・オングジュディ・オングちあき哲也佐瀬寿一あゝポセイドン 今夜は荒れないで 魚のように 水影で はてしもなく抱きあう ふたりの海にだけ 白亜の村では 酒祭り 島からしのんで 逢いにきた 1,000すじに燃える髪 舟に乗せて あなたのくちびるへ 遅れて覚えた いとしさは ひとよりなまめく 熱が出て てのひらのムール貝 もう女色  あゝポセイドン 今夜はそのままで 云いよる恋の 波の中 さだめを今 抱きあう ふたりの海にだけ うっかりしてると 酒祭り 人目を残して 壜が空く こみあげる胸のたけ ぶつけるには みじかい夏一夜 乳房がもひとつ 欲しいほど あなたにしぐさを 導かれ てのひらのムール貝 もう女色  篝火(かがりび)の流れ木が つきるまで 見させて いい思い 白亜の村では 酒祭り あなたの私は 恋祭り またひとつムール貝 ほら女色
ディープ・パープル青山ひかる青山ひかるちあき哲也五十嵐浩晃佐藤和豊それは誰のせいでもなくて あなたが男で きっと誰のせいでもなくて わたしが女で  特別ここでなくていいけれど たそがれに 船をたたんだ 海のそばがいいの ともかく辿り着いた ホテルには人影も あまりまばらで せめて夜がくれば  知らず知らずさめていった日々に まだ気づけずに ひとり安らぎに満ちた歌を歌うでしょう あなたは  それは誰のせいでもなくて あなたが男で きっと誰のせいでもなくて わたしが女で  どうしてむくわれないものが好き つく傷はいつもひと色 そしてこんな旅を 明日から何をたより生きるのか そんな事今ははるかに 海のそばがいいの  それは誰のせいでもなくて あなたが男で きっと誰のせいでもなくて わたしが女で 女で
世界で一番いけない男近田春夫近田春夫ちあき哲也近田春夫若草恵しあわせを にがしたくなくて 嘘をついたら あの人がにげた それきり それきり あたしは あたしは 人生みなと 小舟ぐらしよ ヨコハマ・ナガサキ・シェルブール 雨になぐられ グラグラゆれる 心に太陽のぼらない 心をぬすんで あの人がにげた あの人がにtげた  想い出を とりだしてみたら 古い話さ なんの味もない それきり それきり あたしは あたしは 人生みなと 小舟ぐらしよ ヨコハマ・ナガサキ・シェルブール にがいお酒で グラグラゆれる 心を涙であらうのよ 心の中から あの人がにげた あの人がきえた
麗人(れいじん)ストリートピーターピーターちあき哲也つのだ☆ひろ8時をまわれば 霧にぬれてるガス燈(ライト) 羽(は)虫にまじって 今日も女が飛んでくる 飛んでくる そう……あんたも そう……あなたも 浮世ってやつぁあ いまいましいからね 転んで 麗人ストリート いかが柔(やわ)肌 麗人ストリート そこの殿方 息もできないモラルは 夜の向うにお預け ずばり本音で Lazin 粋なとりひき Lazin Lazin Lazin アフター・ダークのプライバシー  あいつもあいつも まるで真昼のガス燈 かなしみひとつも 照らしだせない役立たず 役立たず そう……あんたも そう……あなたも 男ってやつぁあ 手に負えないからね 転んで 麗人ストリート いかが柔肌 麗人ストリート そこの殿方 愛はベッドのお飾り にくみあうのがおちなら  敵(かたき)同士で Lazin いたみ知らずの Lazin Lazin Lazin フィフティー・ダラーのプライバシー  今日も女が Lazin 明日も女が Lazin Lazin Lazin 転んで麗人ストリート
めざめの街から島田歌穂島田歌穂ちあき哲也筒美京平すこし寝過しただけで ちがう朝があるものね 光るヒコーキ雲 不思議に許せるわ あの人を今なら  だけど筆まめなパパや 下の弟の顔がばかに気にかかるの どうしているかしら 海からの風よ はるかな優しさに会いたい  思いあがってたみたい あの日ひとり立ちなんて そうねさみしがりが かえって身近かなの あきてみた暮らしも  ほんのかすり傷ぐらい きっと乗りこえてみせる ひとは歯がゆいもの 見ていて手にするわ 鮮やかな愛を 心はやなぎよりしなやか  いつかママ あなたの若い日を 聞かせて
またの名は順子加門亮加門亮ちあき哲也徳久広司南郷達也好きなカクテル もっと頼みなよ 昔は よかった おまえの時代(ころ)は… 所帯 持ったと 聞いてはいたが やっぱり 戻って いたんだね 忘れは しないさ またの名は順子  年令(とし)は重ねて 艶(つや)が出るものさ 淋しい ひがみは らしくもないぜ… 華(はな)と 競った おまえじゃないか 美豹は ちっとも 衰(おとろ)えぬ 明日も 勝ち気な 夢を見て欲しい  恋の扉を 叩き損(そこ)ねたね おまえと あの俺 縁(えにし)とやらさ… 夜の 銀座に 立ち寄る数も 今では めっきり 減ったけど 呼んでも いいかい 懐かしい「順子」……
STAR PILOT中森明菜中森明菜ちあき哲也忌野清志郎・小林和生後藤次利宇宙の果てから果て 飛んでる気分 うかつに抱かれてみた あの時からよ だってあなたは Star Pilot 無重力の恍惚(こうこつ)をくれるわ……… Star Pilot 喜劇にすぎないのね かまえたとこで 一枚あなたが上 主役をどうぞ そんな急いで Star Pilot 長い夜を 一瞬にしないで Star Pilot  ねぇ ここはどのあたり Tell Me ねぇ 顔をあげたら 堕ちてしまう Ah 高くもっと 高く Fly High 愛して欲しいと Baby 照れずに云えそう Baby  嵐にはがれてゆく 私のかけら 素直な女にして あなたの胸で そしてこのまま Star Pilot つれて行って 永遠の向うへ Star Pilot……  めまいとめまいの隙(すき) おぼろに見える 出逢いと出逢いの糸 たしかに真紅 多分あなたね Star Pilot 母(ママ)の中で あこがれていたのは……… Star Pilot  ねぇ そこにいるんでしょう Touch Me ねぇ 荒い息しか 聞こえないわ Ah 現世(うつつ)なんか こえて Fly High 愛しているって Baby こうすることなの Baby  嵐にはがれてゆく 私のかけら 素直な女にして あなたの胸で そしてこのまま Star Pilot つれて行って 永遠の向うへ Star Pilot Star Pilot つれて行って Star Pilot
われ幻の魚を見たり柳葉敏郎柳葉敏郎ちあき哲也鈴木キサブローこの次逢うのは いつの日だろうか 選んだ行(ゆ)く手に 悔いはないさ 平らが嫌いな 俺とおまえの道も So Long 今日が曲がり角…  後(あと)には退(ひ)けない 喧嘩もしたけど かえって絆を 太くさせた いっしょに転んだ 男同士じゃないか My Friend ぐっと空(あ)けてくれ…  幻の魚も 若い瞳(め)は見えたね 光に はねる その勇姿(ゆうし)を 奔(ほとばし)る何かが 冷(ひ)えてゆく夜には 馴染(なじ)んだ ここで 歌おうぜ Let The Good Times Roll  できないことなど この世にはないのさ 飽(あ)かずに挑(いど)める 意地があれば おまえはおまえの 夢のつづきを追えよ O'Yes 俺も夢を追う…  幻の魚も 若い瞳(め)は見えたね やるだけ やった 炎(ひ)の月日に 人生に救いが 欲しくなる夜には 肩でも 組んで 歌おうぜ Let The Good Times Roll Let The Good Times Roll Let The Good Times Roll
ターキッシュ・ムーン庄野真代庄野真代ちあき哲也筒美京平船山基紀どうぞあのひと 愛してあげて ギヤマンの街角 もろすぎるあなたは… そうよ真下に ひろがる灯り 飛びこえてしまえば あとかたもなさそう あんなできごと…………  ベルベット・ナイト ナガサキ 霧にぬれて ターキッシュ・ムーン ムラサキ 女なかせ 急いでジェット・ブレイン 銀河と時のむこうへ はるかなしあわせさがし  ひとの気持ちは ステンド・グラス 陽のあたり具合で やさしさも移るの… そんなあなたを 見抜けないまま ぎりぎりのとこまで 信じてはみたけど みんなおしまい………… ベルベット・ナイト ナガサキ またかすめる ターキッシュ・ムーン ムラサキ あのぬくもり 急いでジェット・ブレイン 星から星へさまよい はるかなしあわせさがし  ベルベット・ナイト ナガサキ 霧にぬれて ターキッシュ・ムーン ムラサキ 女なかせ 急いでジェット・ブレイン 銀河と時のむこうへ はるかなしあわせさがし
スロウ・ボートでチャイナへ庄野真代庄野真代ちあき哲也小泉まさみ小泉まさみ罪かしら 罪じゃないわ 奥様を泣かせても… 乗りすてた夜行列車 夢先 月まかせ 踊りましょうよ スパイ同士のように 地下のクラブで二十世紀のジャズ  もっとはげしく上海 クラリネットの炎で あなたを狂わせたい いっそあなたと上海 スロウ・ボートでチャイナへ この恋 百万弗(ダラー)  “将校が行方不明…” いいじゃない そんな記事 ガス燈でしのび逢った あの日もまぼろしね 踊りつづけて 息も吐けないバップ 銀のヒールが熱を吐きだすまで  チップはずんで上海 買ったいかさま国籍 ここにはタブーもない いっそあなたと上海 スロウ・ボートでチャイナへ この恋 百万弗  だって今さら上海 ひとに返してみるには 運命がゆるさないの いっそあなたと上海 スロウ・ボートでチャイナへ この恋 百万弗
横浜ブルー加門亮加門亮ちあき哲也徳久広司南郷達也ブルー・ブルー 横浜ブルー 誰も切ない ブルー・ブルー 横浜ブルー 帰る身支度は…  乱れたシーツの 皺(しわ)悩ましさ 昔(まえ)より本気に なれた一夜(いちや)よ… 別れた女(ひと)と 他人(ひと)の妻だと 堪(こら)えたつもりが… ブルー・ブルー 横浜ブルー 情事(こい)の亡骸(なきがら) ブルー・ブルー 横浜ブルー 埋(う)めるブルースさ  どうして昨夜(ゆうべ)は 隣り合わせたか 運命(さだめ)と言うには 何か足りない… 夜明けのホテル 重荷、増やした 罪びと同士さ… ブルー・ブルー 横浜ブルー 俺の脆(もろ)さの ブルー・ブルー 横浜ブルー せいにすればいい  二度とは会えぬ それが救いさ 車を拾えよ… ブルー・ブルー 横浜ブルー 夜の亡骸 ブルー・ブルー 横浜ブルー 埋めるブルースさ ハマのブルースさ
やどかり小林旭小林旭ちあき哲也叶弦大竜崎孝路あとであの人が ここをのぞいたら どこか思い切り 遠くへ行くって……そう言って 十時の夜行に乗るには時間もないけど かすかに残ったボトルで もひとつ作ってよ マスター あたし大丈夫…… どうせ生れつき そうよやどかりよ  あの日あの人を 好きにならなけりゃ たぶんひとなみに 暮らせたはずなの……この町で そんなに飲んだら駄目だよ身体にさわると やさしくグラスを取り上げ 叱ってくれたっけ マスター あたし嬉しくて…… どうせ生れつき そうよやどかりよ  あんまりしんみりしてると涙が出るから お化粧なおしてくる間に チェックをしておいて マスター あたし忘れない…… どうせ生れつき そうよやどかりよ
しのばず草子庄野真代庄野真代ちあき哲也筒美京平船山基紀しゃれた十六夜月(いざよいづき)に うかれハンドル切れば つかずはなれずしてる ライトは多分あなた 髪を鷲づかみして それで気がすんだ筈 泣きを入れてもそうよ 今夜は彼と逢うの……Mu―― 右のミラーに映る人 左の風に映る人 どちらつかずの しのばず草子 お帰りベイビー よろめき静 未練ねベイビー 踊らせといて Bye Bye 般若波羅密多(ターナバーラミター)私は愛じゃ縛れない  まるで葉隠きどり 描く女ときたら たまに息抜きくらい あなたもくれるものよ もっと違ったよさを 彼はもちあわせてる 何で一人の人に おさまることができて……Mu―― 右の心にいる人と 左の胸にいる人と どちら欠けても しのばず草子 お帰りベイビー あきらめ小路 いいこねベイビー 今夜のとこは Bye Bye 般若波羅密多(ターナバーラミター)私は愛じゃ縛れない  右のミラーに映る人 左の風に映る人 どちらつかずの しのばず草子 お帰りベイビー よろめき静 未練ねベイビー 踊らせといて Bye Bye 般若波羅密多(ターナバーラミター)私は愛じゃ縛れない Bye Bye 般若波羅密多(ターナバーラミター)私は愛じゃ縛れない
吾亦紅 新曲走裕介 新曲走裕介ちあき哲也杉本眞人マッチを擦れば おろしが吹いて 線香がやけに つき難(にく)い さらさら揺れる 吾亦紅 ふと あなたの 吐息のようで... 盆の休みに 帰れなかった 僕の杜撰(ずさん)さ 嘆いているか あなたに あなたに 謝りたくて 仕事に名を借りた ご無沙汰 あなたに あなたに 謝りたくて 山裾の秋 ひとり逢いに来た ただ あなたに 謝りたくて  小さな町に 嫁いで生きて ここしか知らない 人だった... それでも母を 生き切った 俺、あなたが 羨ましいよ... 今はいとこが 住んでる家に 昔みたいに 灯りがともる あなたは あなたは 家族も遠く 気強く寂しさを 堪えた あなたの あなたの 見せない疵(きず)が 身に沁みて行く やっと手が届く ばか野郎と なじってくれよ  親のことなど 気遣う暇に 後で恥じない 自分を生きろ あなたの あなたの 形見の言葉 守れた試しさえ ないけど あなたに あなたに 威張ってみたい 来月で俺 離婚するんだよ そう、はじめて 自分を生きる  あなたに あなたに 見ていて欲しい 髪に白髪が 混じり始めても 俺、死ぬまで あなたの子供...
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