小椋佳作曲の歌詞一覧リスト 316曲中 1-200曲を表示
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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シクラメンのかほり高田みづえ | 高田みづえ | 小椋佳 | 小椋佳 | 若草恵 | 真綿色したシクラメンほど 清(すが)しいものはない 出逢いの時の 君のようです ためらいがちに かけた言葉に 驚いたように ふりむく君に 季節が頬をそめて 過ぎてゆきました うす紅色の シクラメンほど まぶしいものはない 恋する時の 君のようです 木もれ陽あびた 君を抱けば 淋しささえも おきざりにして 愛がいつのまにか 歩き始めました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう うす紫の シクラメンほど 淋しいものはない 後ろ姿の 君のようです 暮れ惑う街の 別れ道には シクラメンのかほり むなしくゆれて 季節が知らん顔して 過ぎてゆきました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう |
シクラメンのかほり佐良直美 | 佐良直美 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小野崎孝輔 | 真綿色したシクラメンほど 清しいものはない 出逢いの時の 君のようです ためらいがちに かけた言葉に 驚いたように ふりむく君に 季節が頬をそめて 過ぎてゆきました うす紅色の シクラメンほど まぶしいものはない 恋する時の 君のようです 木もれ陽あびた 君を抱けば 淋しささえも おきざりにして 愛がいつのまにか 歩き始めました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう うす紫の シクラメンほど 淋しいものはない 後ろ姿の 君のようです 暮れ惑う街の 別れ道には シクラメンのかほり むなしくゆれて 季節が知らん顔して 過ぎてゆきました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう |
ワンダフル・コミュニケーション大内和美 | 大内和美 | 茅野遊 | 小椋佳 | 矢野立美 | もしも あの時 あなたに 微笑 かえさなければ 私は こんなに すてきな海を 見つめる事も なかったの 上手なセリフ 探そうとして 無理してきた 私 あなたの前で 無意味な言葉が 鳥のように 飛び去る ワンダフル・コミュニケーション ワンダフル・コミュニケーション 私らしく 伝えたい 指先に まなざしに 唇に 息づく愛を もしも 悲しい別れが しのびよったとしても 私は決して 無駄な時間を 過ごした事には ならないわ 出逢いはいつも 違う自分を 見つけさせてくれる あなたといると 波の音さえ 心ゆらす メッセージ ワンダフル・コミュニケーション ワンダフル・コミュニケーション あなたらしく 受けとめて 指先に まなざしに 唇に 息づく愛を ワンダフル・コミュニケーション ワンダフル・コミュニケーション 私らしく 伝えたい 指先に まなざしに 唇に 息づく愛を |
少しは私に愛を下さい林部智史 | 林部智史 | 小椋佳 | 小椋佳 | 西村真吾 | 少しは私に愛を下さい 全てを あなたに捧げた私だもの 一度も咲かずに 散ってゆきそうな バラが鏡に映っているわ 少しは私に愛を下さい たまには手紙を書いて下さい いつでも あなたを想う私だもの あなたの心の ほんの片隅に 私の名前を残してほしいの たまには手紙を書いて下さい みぞれの捨て犬 抱いて育てた やさしいあなたを想い出しているの 少しは私に愛を下さい |
出逢い街道天童よしみ | 天童よしみ | 小椋佳 | 小椋佳 | 若草恵 | 月満ちて 月欠けて 想えば人生 出逢い街道 仕草が 誰かの 瞳に映り 言葉が 誰かの 耳に響いて 初めて 浮かぶ 私、人として もしも私が 1人切りなら 命燃えても 空しい 幻 これ迄の 捩(よじ)れ道 岐(わか)れ道 裏通り 大通り それぞれに あの人 この人 煌いて そこここに 人との 出逢いの 恵み嬉しく 感謝心の ありがとう 込み上げてくる 出逢い街道 潮満ちて 潮引いて 想えば人生 出逢い街道 誰かの 為にと 七転八倒 誰かの お陰で 七転び八起き 道埋め尽くす 笑顔、涙顔 つま先の先 出逢いこれから かかとの後ろ 連なる思い出 これ迄の 捩れ道 岐れ道 裏通り 大通り それぞれに あの人 この人 煌いて そこここに 人との 出逢いの 恵み嬉しく 感謝心の ありがとう 込み上げてくる 出逢い街道 |
夢芝居三山ひろし | 三山ひろし | 小椋佳 | 小椋佳 | 南郷達也 | 恋のからくり 夢芝居 台詞ひとつ 忘れもしない 誰のすじがき 花舞台 行く先の 影は見えない 男と女 あやつりつられ 細い絆の 糸引き ひかれ けいこ不足を 幕は待たない 恋はいつでも 初舞台 恋は怪しい 夢芝居 たぎる思い おさえられない 化粧衣裳の 花舞台 かい間見る 素顔可愛い 男と女 あやつりつられ 心の鏡 のぞき のぞかれ こなしきれない 涙と笑い 恋はいつでも 初舞台 男と女 あやつりつられ 対のあげはの 誘い 誘われ 心はらはら 舞う夢芝居 恋はいつでも 初舞台 |
泣かせて堀内孝雄 | 堀内孝雄 | 小椋佳 | 小椋佳 | 川村栄二 | 楽しい想い出ばかりだなんて言わないで こんな時に なんの慰めにもならない 泣かせて 泣かせて 男には 出来ないことだもの 泣かせて 泣かせて 自分が 悔しいだけよ なにも考えずに ただひたすら愛した 馬鹿で可愛い私が 心にうずくまる 泣かせて 泣かせて これも ひとときのことだもの 泣かせて 泣かせて 美しくなくても いいわ あなたの言葉より 今は 安い 流行歌の方がまし 悲しいことは どんな 化粧したって 悲しいのです 泣かれた 男のみっともなさを気にして そんなとこで ぶざまにもじもじしないで 泣かせて 泣かせて あなたは 早く行きなさい 泣かせて 泣かせて 雨上がりは 晴れるものよ あなたの言葉より 今は 安い 流行歌の方がまし 悲しいことは どんな 化粧したって 悲しいのです 楽しい想い出ばかりだなんて言わないで こんな時に なんの慰めにもならない 泣かせて |
愛燦燦岩佐美咲 | 岩佐美咲 | 小椋佳 | 小椋佳 | 雨 潸々と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散々と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦々と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね | |
朝まだき小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳・多田周子 | 小椋佳 | 加藤武雄 | 昨日遅く 眠り浅く 目覚めたわ 朝まだき 素敵な時間の ほてりを残し ふやけてる この私 カサブランカ 香り立ち 笑ってる あの人の姿 繰り返し思い 浮かべて 温もり 抱きしめ ほくそ笑む どうかしたのかしら おかしいわ うっすら 月まで 笑う 会えていれば 心熱く 別れての 朝まだき 夜通し宴の ほてりを残し 思い出す カタルシス 愛しさと 切なさの 鬩(せめ)ぎ合い あの人の言葉 滑らしたサテン 手操れば また直ぐ 逢いたい 気が騒ぐ 夢の誘いさえ 狂おしく 遠吠え 月へと 歌う 歌おう |
愛燦燦キム・ヂョンチャン | キム・ヂョンチャン | 小椋佳 | 小椋佳 | 雨 潜々(さんさん)と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散々(さんざん)と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦々(さんさん)と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね | |
SO-LONG GOOD-BYE小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 加藤武雄 | 月の満ち欠け 潮の満ち引き その回数を 数え重ねて 随分長く 生きたものです 僕も潮時 SO-LONG 歌創るやら 歌歌うやら そのいずれもが 運に恵まれ 涙するほど ただ感謝です 心は満ちて 幕引きの時 SO-LONG GOOD-BYE |
愛燦燦海蔵亮太 | 海蔵亮太 | 小椋佳 | 小椋佳 | 橋口佳奈 | 雨 潸々(さんさん)と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散々(さんざん)と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦々(さんさん)と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね |
僕の憧れそして人生小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 加藤武雄 | 僕の憧れ 実はそれこそ 僕自身のこと 大好きなもの 一つ見つけて 好きなだけじゃなく 特にそのこと 人より長けた 自分となる日 それが憧れ その為になら 一生懸命 有らん限りの 力尽くそう 時の運やら 人の運やら そこは運命 覚悟定める 争いごとの 待ち受けるかも まずの戦は 実はそれこそ 僕自身のこと 僕の心に 悪達巣食う ひたすら執っこく やるべきことを やりたがらない 自堕落な奴 だらしない奴 こ奴らこそが 一生の敵 僕の努力を 蹴とばす輩 この難敵に つい負け戦 重ねる自分 責める夕暮れ 日記の筆の 重い日々かも 諦めよさと 諦め悪さ 併せ持つのが 僕の特質 覚束なくも 脚を鼓舞して 誰の真似でも 無く 僕らしい 旅の重荷を 背負いもしよう |
笑ってみよう小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 谷川学 | 生きてくことが 辛すぎる時 苦しいね 悲しいことが 立て続く時 泣きたいね そんな時こそ 心欺き 無理を承知で できれば 兎に角 笑ってみよう 愛する人に 飽きが来た時 苦しいね 心変わりが 情けない時 泣きたいね 誰の台詞か 泣くが嫌さに 笑ってござる 正(まさ)しく 遮二無二 笑ってみよう 生きてくことが 辛すぎる時 泣きたいね 開き直って 泣き虫毛虫 はさんで捨てろ 無理でも 兎に角 笑い飛ばそう 遮二無二 笑ってみよう |
花、闌の時小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 星勝 | 春の陽の 優しさを 受けて蕾が 枝々に 立ち上がり 競い合いして咲く 誇らしく 芳しい 麗しい姿 君知るや その命 育んだ人 君知るや 慈しみ 心尽くした人 今君は 薄紅に 空を染め上げた 闌の時 君を 仰ぐ誰もが みんな ご覧 君を 讃えているんだ 抗(あらが)えぬ 運命を 受けて桜の 花びらは 風に乗り 色褪せぬまま飛ぶ 凛として 艶(あで)やかに 舞い散る姿 闌の時 君を 仰ぐ誰もが みんな ご覧 君を 讃えているんだ 闌の時 人は 我が身に重ね みんな ご覧 君に 感動するんだ 心に 熱い 涙 |
さらば青春ボニージャックス | ボニージャックス | 小椋佳 | 小椋佳 | 若松正司 | ぼくは呼びかけはしない 遠くすぎ去るものに ぼくは呼びかけはしない かたわらをゆくものさえ 見るがいい 黒い水が 抱き込むように流れてく 少女よ泣くのはおやめ 風も 木も 川も 土も みんな みんな たわむれの口笛を吹く ぼくは呼びかけはしない 遠くすぎ去るものに ぼくは呼びかけはしない かたわらをゆくものさえ 見るがいい 黒い犬が えものさがしてかけてゆく 少女よ泣くのはおやめ 空も 海も 月も 星も みんな みんな うつろな輝きだ |
俺は本当に生きてるだろうか小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 谷川学 | これはと言える 何事もせず 一日過ぎた日 そんな日ばかり ただだらしなく 一週間も過ごすと 心沈んで 虚しさつのり 自らを責める お前本当に 生きているのか 生きているのかと 万に一つ 運を受けて 生まれ出でた この かけがえない 命活かす 挑み無くて 何の人生 ついつい怠惰に 流れる暮らしを 見返り自分を 諫めてみる お前明日こそ 生きてみるかと また改めて 問う 冷え冷えとした 世を生きること それだけで辛い まして遣り甲斐 生き甲斐なんて 容易く手には入らず もともと生きる 意味やら価値は 所与のものじゃない 自分で選び 創り出すもの そう嘯(うそぶ)く風 何の為に どんなことを 何処で為すか この 一度だけの 命活かす 励み無くて 何の人生 ついつい俯く 心を蹴とばし 希望の地平を 眺めてみる 怠け心を ふと抱え込む 日々を顧みて また責め言葉 お前本当に 生きてるだろうか 自分ながら 諄(くど)い詰問 情けないと 思う けれどこれが 俺の性分 捨て難くも 諦め知らず 夕陽を鏡に 自分を映して 自ら責め立て 鼓舞して行く 性懲りもなく 俺は本当に 生きているかと 問う |
太鼓山内惠介 | 山内惠介 | 小椋佳 | 小椋佳 | 上杉洋史 | 冬ざれの 肌さす風が 痛い痛い 能登だよ 輪島だよ 聞こえくる 地なり 海なり いやいや あれが 御陣乗(ごじんじょ)太鼓 ドンスクスクドン 季節はずれがなおさらに ドンストトトドン 心の底を突き揺する ドンスクスクドン 攻めくる冬を打ち払え ドンストトトドン つらい想いも打ち払え 乱れ心は 夜叉の面に隠して 末枯(うらが)れの 黄昏海は 暗い暗い 能登だよ 輪島だよ 岩浜に 切子(きりこ)燈(とも)せよ 心は 燃やせ 御陣乗太鼓 ドンスクスクドン こごえる肩も打つほどに ドンストトトドン 汗さえにじむ熱くなる ドンスクスクドン 夢中になればいつだって ドンストトトドン 残る力が目を覚ます 乱れ心は 夜叉の面に隠して ドンスクスクドン 季節はずれがなおさらに ドンストトトドン 心の底を突き揺する ドンスクスクドン 攻めくる冬を打ち払え ドンストトトドン つらい想いも打ち払え 乱れ心は 夜叉の面に隠して |
街角に佇めば杉良太郎 | 杉良太郎 | 小椋佳 | 小椋佳 | 街角に佇めば それは 舞台の幕間 憩う煙草は 永遠ならず 急ぐ車と 足速やの人 立ち止まること 許されず 来た道の見返り足らず 往く道の覚悟も足らず もう次の 幕が上がろうとする 心ならずも佇み終えて 再び向かう雑踏の中 握り拳を胸に密めて せめて命の唄を歌いに行こうか 街角に佇めば それは ひと時の恋 遊び心は 形と成れず すまじきものと 知りつつの夢 けれど火照りの 捨て切れず 一人をも幸せにせず わが身さえ捉まえ切れず 思い出を 更にほろ苦くする 心ならずも佇み終えて 再び向かう雑踏の中 握り拳を胸に密めて せめて命の唄を歌いに行こうか 街角に佇めば それは 旅先の宿 安住の地の ぬくもりならず まぶたを叩く 斜めに射す陽 しばしの孤独 楽しめず 来た道の見返り足らず 往く道の覚悟も足らず 風立ちて 背中小突こうとする 心ならずも佇み終えて 再び向かう雑踏の中 握り拳を胸に密めて せめて命の唄を歌いに行こうか | |
懐しのFOOLISH PLEASUR小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | あの頃の あの愛は 想えば 心の Treasure せつなさも とまどいも ときめく Foolish Pleasure おぼつかない Procedure 僕はたよりない Stranger こわごわ君の扉たたいた Passenger はじめての 口づけに たかぶる 心は Soldier つまづきも いさかいも 楽しい Foolish Pleasure 怖れ知らない Ranger 行く方気にしない Voyager 聞こえる歌は夢を伝える Messenger 愚かなほど MajorなArranger あわただしく LeisureのManager 二人のことだけ 考えていた季節 あの頃の あの愛は 想えば Foolish Pleasure | |
すいかのたね稲葉貴子・あさみ・前田有紀 | 稲葉貴子・あさみ・前田有紀 | つんく | 小椋佳 | すいかのたね たね つ・つ・つ・ついてるで~ まじで まじで まじで つ・つ・つ・ついてるで~ そしたら またこんど パパと一緒に でっかいすいかを買いに行こか~ すいかのたね たね つ・つ・つ・ついてるで~ みかんの皮 皮 に・に・に・にっがいで~ まじで まじで まじで に・に・に・にっがいで~ そしたら またこんど パパと一緒に にっがいみかんを買いに行こか~ みかんの皮 皮 に・に・に・にっがいで~ すいかのたね たね つ・つ・つ・ついてるで~ 1こ 2こ 3こ つ・つ・つ・ついてるで~ そしたら またこんど パパと一緒に たっかいメロンを見たりしよか~ すいかのたね たね つ・つ・つ・ついてるで~ | |
善し悪しの彼岸杉良太郎 | 杉良太郎 | 小椋佳 | 小椋佳 | 桜庭伸幸 | あれは善(よ)い これは悪いと 迷いもなしに 人は言う 何故と問われて 答えも知らず 底なし沼の 丸木船 胸突き上げる 想いの限り この身に宿る 力の限り 生きる証と 漕いでみようか 善し悪しの彼岸(かなた)の 光見定めて 存分の花 咲かせに行こう 愛は善し 恋は悪しと わけ知り顔の 人が言う 誰れ彼れなしに ひとつの命 道標なき 荒野原 出逢いの不思議 宝と抱いて 夢の誘(いざな)い たいまつにして 草踏み分けて 道拓こうか 善し悪しの彼岸の 光見定めて 存分の花 咲かせに行こう 友の善さ 敵の悪さに 和(なご)み争い 人惑う 運のよしあし まゝならぬもの 道理不条理 乱れ道 嵐 むら雲 覚悟を決めて 寄り添うものの 絆深めて 挑み心を 抱いて行こうか 善し悪しの彼岸の 光見定めて 存分の花 咲かせに行こう |
ゆらぎとほてりと島津亜矢 | 島津亜矢 | 小椋佳 | 小椋佳 | 坂本昌之 | あなた思えば 何故かしら 心揺らいで うなじに火照り 意思も意識も あずかり知らず 心の底で 生まれ来るもの 私の中に 別の私が 主顔(あるじがお)して 居座っている 恋と想えば 恋かしら 抑えの利かぬ 胸のときめき 恋の儚さ 知ってるはずが 性懲りもなく 生まれ来るもの 私の中の 別の私は 聞き分けのない 諦め知らず 私また 揺らぎ火照りに 煽られて 恋の闇夜に 突き進むのね 夢と思えば 夢かしら 愛への道を 祈る空しさ 永久を願えば 蜩笑う それでも心 なお燃えやまず 私の中の 別の私も 私自身と 愛しさ増して 私また 揺らぎ火照りに 煽られて 恋の闇夜に 突き進むのね |
傷心増田惠子 | 増田惠子 | 中山ラビ | 小椋佳 | おさないしぐさがかわいいと あなたは耳にやさしくささやく くもりのち晴 春うらら じっとその気でいさせてほしい 同じおもいで抱いてほしい 知らない人のイニシャル はでなハンカチちらつかせ あなたはひとりで夏になる 電話のむこうできこえてる 鼻にかかった人の声はだれ はげしい山の通り雨 すこしはあわててほしいのに 夕立ちはこぶ風がなる さむい噂がながれこみ 絵本ひらいてなぐさめる わたしは黒い服を着る 季節がつくった筋立ては ひとり芝居の道化役 Come and go Come and go 拍手も待たずに幕になる 会えない人だとわかっても アルバムみればふたりの時だと かたいつぼみは水しぶき ひとりはなやぎしぼんでく 落葉は外で舞いあがる 二百十日はすぎて行き ほおずきだけが頬を染め あなたはきのうの人になる 季節がつくった筋立ては ひとり芝居の道化役 Come and go Come and go 拍手も待たずに幕になる | |
母を想う そして私がいる前田ひろみ | 前田ひろみ | 小椋佳 | 小椋佳 | 道譯進太郎 | 土佐のいごっそを 地で行く父は 勝手理不尽 暴れ者 無口な母は その乱暴に 耐えてこらえた 忍ぶ草 悲しみも 苦しみも その胸に 包み込み ひたすら私に 愛を 注ぎ込んできた あなたは 元気で 長生きしてね 漸く自由 手にしたあなた ただ健やかで 暮らしてね これまでの 慈しみ 胸深く 感謝して 母さんの顔に 楚々と 微笑みが浮かぶ 日々へと 孝行 尽くしたいから 生きていくだけでも 辛い世間だけど 私の内にある 熱い我慢強さ 母さん譲りの 武器ね しなやかに生きて 見せるわ 人生 陽はまた昇る きっと春巡り くるわ 母さん想えば そこには 確かな 私がいるわ |
愛燦燦竹村こずえ | 竹村こずえ | 小椋佳 | 小椋佳 | 雨 潸々(さんさん)と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散々(さんざん)と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦々(さんさん)と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね | |
さらば青春白鳥マイカ | 白鳥マイカ | 小椋佳 | 小椋佳 | 僕は呼びかけはしない 遠くすぎ去るものに 僕は呼びかけはしない かたわらを行くものさえ 見るがいい 黒い水が抱き込むように 流れてく 少女よ 泣くのはお止め 風も木も川も土も みんな みんな たわむれの口笛を吹く 僕は呼びかけはしない 遠くすぎ去るものに 僕は呼びかけはしない かたわらを行くものさえ 見るがいい 黒い犬がえものさがして かけて行く 少女よ 泣くのはお止め 空も海も月も星も みんな みんな うつろな輝きだ ララ… | |
もう独りぼっちには戻れない緒方恵美 | 緒方恵美 | 森由里子 | 小椋佳 | 松尾早人 | 君との出逢い その日のために 十何年も 迷子でいたよ Ah ポケベルで呼び合う時間さえ ムダに思えて もどかしい今 ふたり ふたりで生きてみたいよ 一部屋だけのきらめく宇宙で ふたり ふたりで恋していたい 未来じゃなくて今そばにいて もう 独りぼっちには戻れない 地球の明日も 見えない時代 ただ待てるほど 「大人」じゃないさ Ah 何もかも 分け合う僕たちの ひとかたまりの ふたつの心 ふたり ふたりで生きてゆきたい 僕が両手で作った宇宙で ふたり ふたりで夢探したい 細い君の手 放さないから もう 独りぼっちにはさせないよ |
置手紙小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 加藤武雄 | 未だ蒼く若い人への 余計なお世話か置手紙 生きてくだけでも厳しい それが君らの時代だよ まずは処世訓 大好きになれる何かを見つけなさい 更にはその好きなことに 特に得意になりなさい そう ならないことには 負け組になる これから時代は 9割がルーザー そう 覚悟決めて励み 好きで得手なものを持ちなさい まだ蒼く若い人へと 更なる願いを伝えたい 逆説的だが臆病が とるべき基本の姿勢だよ 君らの未来に 潜み待ち受ける汚れや危険らを 鋭く予感しそれらの 排除と事前の準備に努め 迎え撃つ力 逞しくあれ 臆病たること 恥じることはない その 恐れ不安疑念 こそが次代創る源だ 誇らかに 好きで得手を 獲得し 人生に実りあるように 豊かに過ごそう 臆病抱いて 恐れに勇気を添えて 身支度抜かりなく 悔いなく生きよう 悔いなく生きよう |
太鼓原田悠里 | 原田悠里 | 小椋佳 | 小椋佳 | 梅津重温 | 冬ざれの 肌さす風が 痛い痛い 能登だよ 輪島だよ 聞こえくる 地なり 海なり いやいや あれが 御陣乗(ごじんじょ)太鼓 ドンスクスクドン 季節はずれがなおさらに ドンストトトドン 心の底を突き揺する ドンスクスクドン 攻めくる冬を打ち払え ドンストトトドン つらい想いも打ち払え 乱れ心は 夜叉(やしゃ)の面に隠して 末枯(うらが)れの 黄昏海は 暗い暗い 能登だよ 輪島だよ 岩浜に 切子燈(きりことも)せよ 心は 燃やせ 御陣乗太鼓 ドンスクスクドン こごえる肩も打つほどに ドンストトトドン 汗さえにじむ熱くなる ドンスクスクドン 夢中になればいつだって ドンストトトドン 残る力が目を覚ます 乱れ心は 夜叉の面に隠して |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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開幕の歌小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 谷川学 | そもそもが 歌うこと ことのほか 大好きで 歌あれば その他の 遊び事 何一つ なくていい それほどに 歌うこと 好きでした 青春期 終わるころ 歌創り 遣り始め 既にもう 喜寿の歳 見返れば 道遥か 年老いて 体力の 衰えは 残酷で ステージも 最後まで 持つかどうか 不安です 兎に角に 最後まで お付き合い 願います |
愛燦燦増田惠子 | 増田惠子 | 小椋佳 | 小椋佳 | 雨 潸々と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散々と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦々と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね | |
愛の力ESCOLTA | ESCOLTA | 小椋佳 | 小椋佳 | 心に生まれた 不思議な力 夢へと誘う 遥かな地平 君を愛することで僕は 高みを目指そうとする 君に相応しい 男であろうとする 愛の力がふと俯きがちな 僕の背中を押し上げる 人は言う 愛し始めることは 生まれることより容易くて 愛し続けることは 死ぬことより難しいと 日毎夜毎 瑞々しく 一生掛けて君を愛し続けること 今の僕の野望さ 二人に生まれた 奇跡の力 弛まず溢れる 豊かな泉 君を愛することで 僕は より強くなろうとする 君と幸せを 築いて行こうとする 愛の力がつい躓きがちな 僕の踵を戒める 人と人 真心を交し合い 温まることの有難さ 愛情を重ね合い 孤独拭う 掛け替え無さ 日毎夜毎 瑞々しく 一生掛けて君を愛し続けること 今の僕の野望さ 日毎夜毎 瑞々しく 一生掛けて君を愛し続けること 今の僕の野望さ | |
シクラメンのかほり新垣勉 | 新垣勉 | 小椋佳 | 小椋佳 | 宮下博次 | 真綿色した シクラメンほど 清(すが)しいものはない 出逢いの時の 君のようです ためらいがちに かけた言葉に 驚いたように ふりむく君に 季節が頬をそめて 過ぎてゆきました うす紅色の シクラメンほど まぶしいものはない 恋する時の 君のようです 木もれ陽あびた 君を抱けば 淋しささえも おきざりにして 愛がいつのまにか 歩き始めました 疲れを知らない 子供のように 時が二人を 追い越してゆく 呼び戻すことが できるなら 僕は何を 惜しむだろう うす紫の シクラメンほど 淋しいものはない 後ろ姿の 君のようです 暮れ惑う街の 別れ道には シクラメンのかほり むなしくゆれて 季節が知らん顔して 過ぎてゆきました 疲れを知らない 子供のように 時が二人を 追い越してゆく 呼び戻すことが できるなら 僕は何を 惜しむだろう |
幸せの耳打ち上村かおり | 上村かおり | 小椋佳 | 小椋佳 | 竜崎孝路 | うららかな 午後の日差しに すややかな 小犬の昼寝 やすらかに お腹を上にして テーブルに マグカップ コーヒーに 少女の私が浮かぶ 不思議だわ 何億分の一の確率 あなたとの 出逢いの偶然 LOVING YOU I'VE GOT A PIECE OF LUCK, AND A UNIT OF LOVE. 耳打ちする幸せ 木造りの 家の温もり 手造りの 美味しいケーキ 小太りが 一寸気になるけど 思い出は 笑顔だけ 楽しみな 計画ばかりが浮かぶ 不思議だわ こんな私があなたにとって 特別な 人間でいる LOVING YOU I'VE GOT A PIECE OF LUCK, AND A UNIT OF LOVE. 耳打ちする幸せ 愛のある 物語 今日もまた ハッピーエンドが浮かぶ 不思議だわ 心弾んで誰にともなく 感謝状 書き始めたり LOVING YOU I'VE GOT A PIECE OF LUCK, AND A UNIT OF LOVE. 耳打ちする幸せ I'VE GOT A PIECE OF LUCK, AND A UNIT OF LOVE. 耳打ちする幸せ |
若ぶるつもりはないけれどブレッド&バター | ブレッド&バター | 小椋佳 | 小椋佳 | 若ぶるつもりは 無いけれど 今日という日に 命燃やそう 歳を重ねて 思うこと 悟りのつもりも 無いけれど 訪ねては去る 時を思えば 人生は 旅 誰の言葉か 旅をするのは 何処かへ 行き着く ためでなく ただ旅をするため 人生は 死ぬためでなく 生きるため 今日という日に 命燃やそう 若ぶるつもりは 無いけれど 友なる人と 命結ぼう 歳を重ねて 思うこと 老け込むつもりもさらに無く 月並みながら 旅は道連れ 人生は 友 金権力も 名誉も超えて 何より 嬉しい 財産は ただ友のあること 幾千の 知り合い無用 真実の 友なる人と 命結ぼう 昔々に 恋した人からの 久々の便りに 何故か心に 湧く想いときめき ただあの頃のまま 若ぶるつもりは 無いけれど 今日という日に 命燃やそう | |
愛燦燦ティーナ・カリーナ | ティーナ・カリーナ | 小椋佳 | 小椋佳 | Go Sato | 雨 潸潸と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散散と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦燦と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね |
まだ愛せそうだビリー・バンバン | ビリー・バンバン | 小椋佳 | 小椋佳 | 日々(にちにち)の 暮しの中で 欲望も 手懐(てなづ)けられて 故郷の 土を忘れた 街路樹の悲しみを抱く 孤独な汗のしみ込む幹に 手のひらをそっと寄せれば 『君はやれ君ならばやれ』と 精一杯のそよ風で僕を押し出す 想えば今日は残された日々の初めての日 今さらだけど人と自分を まだ愛せそうだ 夏の日の 背丈によどむ フクシャネツ 耐え切れなくて 舗道行く 背広姿の 同じ顔 息切れがして 逃げ駆け登る歩道橋の上 手に煙草一息つけば 『君は飛べ君ならば舞え』と 灰と煙が中空(なかぞら)を自由に舞い飛ぶ 想えば今日は残された日々の初めての日 今さらだけど人と 自分をまだ愛せそうだ 今さらだけど人と 自分をまだ愛せそうだ | |
東京都渋谷区立原宿外苑中学校校歌(新しい地平へ)校歌 | 校歌 | 小椋佳 | 小椋佳 | 豊かな 黄金の 銀杏の梢 大空 届けと 歌声さやか 外苑の道に 希望こだまして 笑顔の 仲間が 集い合う 人間のこと 世界中のこと 学び 育み 磨き 培い いつか新しい 地平へ飛び立つ 大地に 根をはる 欅の緑 映して 輝く 瞳あざやか 原宿の街に 憧れひろげて 夢抱く 仲間と 誓い合う 人間が好き 世界が大好き 強く正しく 清く気高く いつか新しい 地平へ飛び立つ 人間のこと 世界中のこと 学び 育み 磨き 培い いつか新しい 地平へ飛び立つ | |
夢芝居島津亜矢 | 島津亜矢 | 小椋佳 | 小椋佳 | 石倉重信 | 恋のからくり 夢芝居 台詞(せりふ)ひとつ 忘れもしない 誰のすじがき 花舞台 行く先の 影は見えない 男と女 あやつりつられ 細い絆(きずな)の 糸引き ひかれ けいこ不足を 幕は待たない 恋はいつでも 初舞台 恋は怪しい 夢芝居 たぎる思い おさえられない 化粧衣裳の 花舞台 かい間見る 素顔可愛い 男と女 あやつりつられ 心の鏡 のぞき のぞかれ こなしきれない 涙と笑い 恋はいつでも 初舞台 男と女 あやつりつられ 対のあげはの 誘い 誘われ 心はらはら 舞う夢芝居 恋はいつでも 初舞台 |
生きたい -彌千枝のテーマ-島田歌穂 | 島田歌穂 | 小椋佳 | 小椋佳 | 日毎夜毎 病の所為(せい)で 細くなる この指が 辛いの 生きたいと 私の中の 強がりが 欲張りが 祈るの 素晴らしい 幼い日々の 思い出たちが 競い合いして 浮かび立つ 窓の外 雲の形して 与えられた 幽(かそけ)き命 僅かでも 永かれと 願うの 生まれ来て 愛し愛され 嬉しさを 悦びを 詠(うた)うの 美しい 星の輝き 約束してね 明日の光を 少しでも 健やかな 朝の目覚めを もしも望めるなら 奇跡一つ起きて 病の源 拭い消して欲しい 生まれ変われるなら ひたすら美しく 生きたい 生きたい 全て愛しながら 諦めては 諦めきれず 宛もない 憧れを 抱くの 生きたいと 私の中の 強がりが 欲張りが 祈るの 芳(かぐわ)しい 花を装い ただいわれなく 笑顔作れば 母の目は なおさらに 哀しみ深く | |
さらば青春新垣勉 | 新垣勉 | 小椋佳 | 小椋佳 | 僕は呼びかけはしない 遠くすぎ去るものに 僕は呼びかけはしない かたわらを行くものさえ 見るがいい 黒い水が 抱き込むように 流れてく 少女よ 泣くのはお止め 風も木も川も土も みんな みんな たわむれの口笛を吹く 僕は呼びかけはしない 遠くすぎ去るものに 僕は呼びかけはしない かたわらを行くものさえ 見るがいい 黒い犬が えものさがして かけて行く 少女よ 泣くのはお止め 空も海も月も星も みんな みんな うつろな輝きだ ラララ……ラララ…… | |
シクラメンのかほり畠山美由紀 | 畠山美由紀 | 小椋佳 | 小椋佳 | 真綿色した シクラメンほど 清しいものはない 出逢いの時の 君のようです ためらいがちに かけた言葉に 驚いたように ふりむく君に 季節が頬をそめて 過ぎてゆきました うす紅色の シクラメンほど まぶしいものはない 恋する時の 君のようです 木もれ陽あびた 君を抱けば 淋しささえも おきざりにして 愛がいつのまにか 歩き始めました 疲れを知らない 子供のように 時が二人を 追い越してゆく 呼び戻すことが できるなら 僕は何を惜しむだろう うす紫の シクラメンほど 淋しいものはない 後ろ姿の 君のようです 暮れ惑う街の 別れ道には シクラメンのかほり むなしくゆれて 季節が知らん顔して 過ぎてゆきました 疲れを知らない 子供のように 時が二人を 追い越してゆく 呼び戻すことが できるなら 僕は何を惜しむだろう | |
愛燦燦川崎鷹也 | 川崎鷹也 | 小椋佳 | 小椋佳 | 雨 潸潸(さんさん)と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散散(さんざん)と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦燦(さんさん)と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね | |
愛燦燦佐々木秀実 | 佐々木秀実 | 小椋佳 | 小椋佳 | 千代正行 | 雨 潸潸(さんさん)と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散散(さんざん)と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦燦(さんさん)と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね |
僕の憧れそして人生林部智史 | 林部智史 | 小椋佳 | 小椋佳 | 園田涼 | 僕の憧れ 実はそれこそ 僕自身のこと 大好きなもの 一つ見つけて 好きなだけじゃなく 特にそのこと 人より長けた 自分となる日 それが憧れ その為になら 一生懸命 有らん限りの 力尽くそう 時の運やら 人の運やら そこは運命 覚悟定める 争いごとの 待ち受けるかも まずの戦は 実はそれこそ 僕自身のこと 僕の心に 悪達(わるたち)巣食う ひたすら執(しつ)っこく やるべきことを やりたがらない 自堕落な奴 だらしない奴 こ奴らこそが 一生の敵 僕の努力を 蹴とばす輩 この難敵に つい負け戦 重ねる自分 責める夕暮れ 日記の筆の 重い日々かも 諦めよさと 諦め悪さ 併せ持つのが 僕の特質 覚束(おぼつか)なくも 脚を鼓舞して 誰の真似でも 無く 僕らしい 旅の重荷を 背負いもしよう |
夢の世と小椋佳・西川大貴 | 小椋佳・西川大貴 | 小椋佳 | 小椋佳 | この世をば 夢の世として 生きましょう 空しさを 承知の上で 面白く 厳しさは 胸底深く 優しさを振り撒きながら 散る桜 残る桜も 散る桜 この世では 欲は無用と 消しましょう 欲捨てた 遊び姿の美しく 夜は更に 真昼も夢と 想うまま 戯れながら 散る桜 残る桜も 散る桜 この世をば 浮世憂き世と 知りましょう 舞う花の 見事な様に 見愡れては 死に惑う その儚さと 哀しさを ひと愛でながら この世をば 夢の世として 生きましょう 空しさを 承知の上で 面白く | |
夢芝居木村徹二 | 木村徹二 | 小椋佳 | 小椋佳 | 南郷達也 | 恋のからくり 夢芝居 台詞(せりふ)ひとつ 忘れもしない 誰のすじがき 花舞台 行く先の影は見えない 男と女 あやつりつられ 細い絆の 糸引き ひかれ けいこ不足を幕は待たない 恋はいつでも初舞台 恋は怪しい 夢芝居 たぎる思い おさえられない 化粧衣装の花舞台 かい間見る 素顔可愛い 男と女 あやつりつられ 心の鏡 のぞき のぞかれ こなしきれない 涙と笑い 恋はいつでも初舞台 男と女 あやつりつられ 対のあげはの 誘い 誘われ 心はらはら 舞う夢芝居 恋はいつでも初舞台 |
私の心はフリージア淡谷のり子 | 淡谷のり子 | 小椋佳 | 小椋佳 | 今 私の心は 淡く黄色のフリージア ただ あなたの心に 優しく受けとめて 初恋の人を抱くように 私を包んで 今は 今 波うつ心に 迷い揺れているフリージア まだ 消せない過去を 恐がる私なの 初恋の人を抱くように 優しく包んで 今は 悲しい愛をくり返したくないの 子供じみた ためらいを許して とり戻せそうな幸せの中で 今 私の心は かすかに咲き初むフリージア もう あなたのためだけ におう花一さし 初恋の人を抱くように 私を包んで 今は 悲しい愛をくり返したくないの 子供じみた ためらいを許して とり戻せそうな幸せの中で | |
揺れるまなざし坂本美雨 | 坂本美雨 | 小椋佳 | 小椋佳 | 神田朋樹 | 街にひとふきの風 心にふれゆく今日です めぐり逢ったのは 言葉では尽せぬ人 驚きにとまどう僕 不思議な揺れるまなざし 心を一人占めにして あざやかな 物語が限りなく綴られて 君の姿が 静かに夜を舞う 紅茶ひとくちにふと 深い味がする夜です めぐり逢ったのは 夢に見た人ではなく思い出の人でもない 不思議な揺れるまなざし 心が波立つようです いつになく 物語が限りなく綴られて 君の姿が 静かに夜を舞う 昨日までの淋しさ嘘のように 君の姿に色あせて 明日の朝を待ち切れず夜を舞う 君の姿を追いかけて あのまなざし揺れて眠れない |
シクラメンのかほり中田裕二 | 中田裕二 | 小椋佳 | 小椋佳 | 本間将人 | 真綿色したシクラメンほど 清(すが)しいものはない 出逢いの時の君のようです ためらいがちにかけた言葉に 驚いたようにふりむく君に 季節が頬をそめて過ぎてゆきました うす紅色のシクラメンほど まぶしいものはない 恋する時の君のようです 木もれ陽あびた君を抱けば 淋しささえもおきざりにして 愛がいつのまにか歩き始めました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう うす紫のシクラメンほど 淋しいものはない 後姿の君のようです 暮れ惑う街の別れ道には シクラメンのかほりむなしくゆれて 季節が知らん顔して過ぎてゆきました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう |
愛燦燦村上ゆき | 村上ゆき | 小椋佳 | 小椋佳 | 雨 潸々と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散々と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦燦と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね | |
シクラメンのかほりSeptember | September | 小椋佳 | 小椋佳 | 真綿色した シクラメンほど 清しいものはない 出逢いの時の 君のようです ためらいがちに かけた言葉に 驚いたように ふりむく君に 季節が頬をそめて 過ぎて行きました うす紅色の シクラメンほど まぶしいものはない 恋する時の 君のようです 木もれ陽あびた 君を抱けば 淋しささえも おきざりにして 愛がいつのまにか 歩き始めました 疲れを知らない 子供のように 時が二人を 追い越してゆく 呼び戻すことが できるなら 僕は何を 惜しむだろう うす紫の シクラメンほど 淋しいものはない 後ろ姿の 君のようです 暮れ惑う街の 別れ道には シクラメンのかほり むなしくゆれて 季節が知らん顔して 過ぎて行きました 疲れを知らない 子供のように 時が二人を 追い越してゆく 呼び戻すことが できるなら 僕は何を 惜しむだろう | |
愛燦燦エドアルド | エドアルド | 小椋佳 | 小椋佳 | 鈴木豪 | 雨 潸々(さんさん)と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散々(さんざん)と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦々(さんさん)と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね |
無人列車平浩二 | 平浩二 | 小椋佳 | 小椋佳 | はじめに わたしを 誘ったのは あなたでした はじめに わたしを 愛したのも あなたでした 走り出した列車の 行く先さえ確かめず ただその乗り心地の良さに 自分で運転してたつもりの 花電車 いつのまにか 誰が運転するともつかない 無人列車に乗せられている これほど 心は 言うことをきかないものですか これほど 心は 想い出にひかれるものですか 次の駅でおりたい 次の駅でとまるなら ただこの夢心地のままに 自分で運転してたつもりの 花電車 いつのまにか 誰が運転するともつかない 無人列車に乗せられている 自分で運転してたつもりの 花電車 いつのまにか 誰が運転するともつかない 無人列車に乗せられている ラララ…… | |
幾度か旅行く小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 林有三 | 幾度か旅行く 東北は北東 客船の船客 流氷で漂流 西南は南西 奥山の山奥 草原の幻想 西洋の妖精 行き先知らず 先行き不明 予報正解 快晴日和 来週末は 嵐襲来 足掛け二年 駆け足続き 最愛の愛妻 貞操を想定 大半は反対 最悪の悪妻 物売りの売り物 沿岸の岩塩 豪商の称号 番頭が当番 近海の釣り 五月解禁 海の鮎魚女(あいなめ) 舐め合いしない 畑汲み取り 取組相撲 相撲取り口 口取りは馬 当年の年頭 休養を要求 筝曲を曲想 曲名は名曲 低音の音程 声楽の学生 感動に同感 有線を占有 天下安泰 日柄大安 園遊会は 遊園地にて 饅頭千個 庭に充満 暴飲過多で 陰謀成らず 晩秋も終盤 佃煮にダニ付く 幕内の内幕 明解に解明 犯行の公判 財団を断罪 角界の改革 明確な革命 泰平の世に だれる兵隊 外泊したら 迫害された 援助交際 最高裁へ ご苦労様な 牢獄暮らし 幾度か旅行く 物持ちの持ち物 南東で盗難 強盗の統合 親方は片親 寛大な代官 裁定は体裁 更生に成功 高齢なれど 散歩励行 槍投げはよし 投げやりは駄目 文献漁り 見聞広め 愛情深く 情愛熱く 幾度か旅行く 厳格な格言 重宝な包丁 性欲は抑制 象徴を嘲笑 総論も論争 相当の闘争 現実に実現 |
想い出の舞台装置西田敏行 | 西田敏行 | 小椋佳 | 小椋佳 | 映画がはねて 夜更けのCoffee shop 貸切りの時間を 語り合ったね二人 みつめ合ったねじっと 起きたまま 夢を 夢を見てたね あの日 逢いたいたびに ポケットの中の 小銭を嘆いた 安上がりのデート二人 狭い部屋のLoveそれも 僕にはぜいたく ぜいたくだったあの日 街はどこだって 二人のための 舞台装置 いつも主役の季節だった アー アー 街角 見かける 君のはずがない ポニーテール 見とれて見送る 輝いてたね二人 抱きしめあえばいつも 周りのすべて すべて忘れたあの日 街は今だって 人待ち顔の 舞台装置 消えた主役懐かしいと アーアー 街はどこだって 二人のための 舞台装置 いつも主役の季節だった アー アー アー 想い出の中の舞台装置 | |
木戸をあけて~家出する少年がその母親に捧げる歌~キンモクセイ | キンモクセイ | 小椋佳 | 小椋佳 | あなたの後ろ姿に そっと別れを告げてみれば あなたの髪のあたりに ぽっと明りがさしたような 裏の木戸をあけて 一人夜に出れば 灯りの消えた街角 足も重くなるけれど 僕の遠いあこがれ 遠い旅は捨てられない 許してくれるだろうか 僕のわかいわがままを 解ってくれるだろうか 僕のはるかなるさまよいを 裏の木戸をあけて いつかつかれ果てて あなたの甘い胸元へ きっともどりつくだろう 僕の遠いあこがれ 遠い旅の終わるときに 帰るその日までに 僕の胸の中に 語りきれない実りが たとえあなたに見えなくとも 僕の遠いあこがれ 遠い旅は捨てられない | |
命 活かしましょう林部智史 | 林部智史 | 小椋佳 | 小椋佳 | 園田涼 | 永い 永い ように見えて 短い人生 短いようで 短いようで 意外と永い人生 いずれにしても いずれの時も 今日という日は 残された日々の たった一度 スタート初日 一生懸命 一生懸命 生きてる命 活かしましょう 何をしても じきに別れ 短い人生 何もしなくても 終わりが来るよ 定めサヨナラ人生 心の奥に 蒼く密かに 恥じらい顔で 残る風車 そっと強く 逆さに回し 少年の日の 憧れ色に 燃える瞳を 抱きましょう 今日という日は 残された日々の たった一度 スタート初日 一生懸命 一生懸命 生きてる命 活かしましょう 生きてる命 活かしましょう 生きてる命 活かしましょう |
ひとかどの林部智史 | 林部智史 | 小椋佳 | 小椋佳 | 田川めぐみ | この無限の宇宙の中では 僕なんてほんの塵芥(ちりあくた) 宇宙に挑む才能なんて 何一つないと思っていた 努力に勝る才能無しと 偉い人たちは言うけれど 努力するという才能さえ 僕には無いと思っていたんだ 君に出会うまでは 君を好きになるまでは 君の瞳に映って僕は 今初めて確かな存在 君をただ幸せにしたいと 僕は願い考えている 君を幸せに出来る男 ひとかどの男になろうと 努力するという気力勇気 立ち上がってくるのを感じる 君の瞳こそが 今や僕の宇宙なんだ 努力するという気力勇気 立ち上がってくるのを感じる 君の瞳こそが 今や僕の宇宙なんだ 今や僕の宇宙なんだ |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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シクラメンのかほり天童よしみ | 天童よしみ | 小椋佳 | 小椋佳 | 真綿色した シクラメンほど 清(すが)しいものはない 出逢いの時の 君のようです ためらいがちに かけた言葉に 驚いたように ふりむく君に 季節が頬をそめて 過ぎてゆきました うす紅色の シクラメンほど まぶしいものはない 恋する時の 君のようです 木もれ陽あびた 君を抱(いだ)けば 淋しささえも おきざりにして 愛がいつのまにか 歩き始めました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう うす紫の シクラメンほど 淋しいものはない 後ろ姿の 君のようです 暮れ惑う街の 別れ道には シクラメンのかほり むなしくゆれて 季節が知らん顔して 過ぎてゆきました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう | |
愛燦燦新垣勉 | 新垣勉 | 小椋佳 | 小椋佳 | 宮下博次 | 雨 潸潸(さんさん)と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散散(さんさん)と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦燦(さんさん)と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね |
海辺の少年千葉紘子 | 千葉紘子 | 大石さち子・補作詞:小椋佳 | 小椋佳 | 少年の日の あなたに 逢ったのは 海の広がる 青い松原でした 少年の日の 瞳は 輝いて 海をはるかに 越える夢を 描く 水平線を 見つめるあなた 背中で わたしは 幸福でした 今も 吹きすさぶ風に 凛々しく 松は 高く 松は 青い 空を仰ぎ 夢をつなぎ 少年の日の あなたに 出逢いたい 少年の日の あなたに 逢ったのは 風 透き通る 青い松原でした 少年の日の あふれる 憧れを 松を いとしみながら 幹に刻む 高い梢を 見つめる わたし あの日の あなたの 夢を捜して 今も 吹きすさぶ風に 凛々しく 松は 高く 松は 青い 空を仰ぎ 夢をつなぎ 少年の日の あなたに 出逢いたい 少年の日の あなたに 逢ったのは 海の広がる 青い松原でした | |
まさか逆様の詩小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 林有三 | 陸路で六里 家内は田舎 神住む住処 住まい訪います 貴(たか)き生き方 啄木鳥突(つつ)き カラス安らか 懇意のインコ 欅(けやき)雪焼け 銀杏難儀 桜は楽さ 奇抜な椿 庭木の際に リスが矢絣(やがすり) 狐の寝付き 鶏(にわとり)永久(とわ)に 田舎儚い 咲くな七草 竹薮焼けた タイヤを焼いた 煙(けむ)さと寒気 木炭焚くも コンロ泥んこ 田植え替え歌 お使い鰹 来たら白滝 饂飩問答 饂飩面倒 二月初蟹 文庫に昆布 真鯵昧甘(あじあま) 決まり海苔巻 漢文文化 生糸の吐息 蚕の恋か 最古の恋さ 漢詩の進化 新手(しんて)の天使 天狗の軍手 言語の権化 書き取る時か 語り懲りたか 遠目の夫婦(めおと) 抱き合う秋だ ダンスは済んだ 最期酷(むご)いさ 倹(つま)しい始末 死なば夜話 戦乱乱世 都常闇(とこやみ) 食うや危うく 国難泣く子 臭い政策 異例政令 いかん弁解 怒りを理解 貴人断食 苦悶沈黙 覚悟地獄か 革命めくか 原罪懺悔 人権堅持 隙有り空き巣 何時しか失意 小さな才知 苦難難無く 昨日遠のき 苦悩遠のく 威厳歓迎 力士の仕切り 手足押し当て 力士押し切り 祝い幸い のどか高殿 汽笛劇的 描く役替え 役替え楽屋 苦学独学 苦学薬学 薬のリスク まさか逆様 頓馬のマント まさか如何様(いかさま) チンピラピンチ 決まり襟巻 気概無い餓鬼 たまに蟹股 コブラ選ぶ子 確か床下 どれほど掘れど 穿(うが)ち間違う 抜け穴開けぬ 兜に飛ぶ蚊 しがない流し 萎め梅干し 仕上げ揚げ足 |
数えないで桜田淳子 | 桜田淳子 | 小椋佳 | 小椋佳 | 数えないで 泣いた人を 明日の私が 浮かぶから 5年も前の 涙は遠い 知らない海に 沈んだ筈よ ねェ 心の中に 憧れをえがく 空があるなら 私だけ 赤い風船 飛ばさせて これまで自分でも見たことのない 幸せそうな顔が 映っているんだもの 嘘みたい 数えないで 捨てた恋を あなたの優しさ くもるから 2年も前の あなたの化石 そっと触れずに 眠らせてあげて ねェ 心の中に 想い出のための 場所があるなら 私だけ 私だけを 踊らせて これまで自分でも見たことのない 幸せそうな顔が 映っているんだもの 嘘みたい 数えないで 過ぎた日々を 別れの予感が 匂うから 2年3年 5年過ぎても 今とおんなじ 二人でいたい ねェ 心の中に 永遠とかいう 文字があるなら 私だけ 私だけに のぞかせて | |
愛燦燦笹川美和 | 笹川美和 | 小椋佳 | 小椋佳 | 林有三 | 雨 潸々と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散々と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦々と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね |
俺たちの旅中西圭三 | 中西圭三 | 小椋佳 | 小椋佳 | 斉藤恒芳 | 夢の坂道は 木の葉もようの石畳 まばゆく 白い長い壁 足跡も影も残さないで たどりつけない山の中へ 続いているものなのです 夢の夕陽は コバルト色の空と海 交わって ただ遠い果て 輝いたという記憶だけで ほんの小さな一番星に 追われて消えるものなのです 背中の夢に浮かぶ小船に あなたが今でも 手をふるようだ 背中の夢に浮かぶ小船に あなたが今でも 手をふるようだ 夢の語らいは 小麦色した帰り道 畑の中の戻り道 ウォーターメロンの花の中に 数え切れない長い年月 うたたねをするものなのです 背中の夢に浮かぶ小船に あなたが今でも 手をふるようだ 背中の夢に浮かぶ小船に あなたが今でも 手をふるようだ |
あいうえお 81字の詩小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 大坪稔明 | あいうえお かきくけこ さしすせそ たちつてと なにぬねの はひふへほ まみむめも や ゆ よ らりるれろ わ を ん がぎぐげご ざじずぜぞ だぢづでど ばびぶべぼ ぱぴぷぺぽ ぁぃぅぇぉ ゃゅょ っ う゛ 風凪ぎ フェアへ 縮れ毛の子走る ポプラ愛で ピザやティー ほぼそぞろ ペーパー 意味を五分出せず拒否 クォーター回す指よ 思えば ジャーニー続けぬ 宜(むべ)運重ね ヴァリュートゥーグッド |
山形県米沢市立第七中学校校歌校歌 | 校歌 | 小椋佳 | 小椋佳 | 残雪の雄々しき吾妻 たおやかに最上の流れ 大声で響く挨拶 真心を重ね合う 笑顔 ここに集い 磨き合う 我等北斗の七つの星を越えて輝く 青春の楽しさも苦しさも喜びも悲しみも 真正面から抱きしめて 励まし合おう育み合おう 米沢七中 元気と勇気の学び舎 米沢七中 希望と理想の故郷 深緑の 豊かな吾妻 田園に恵みは溢れ 大空へ投げる憧れ 優しさで結び合う 仲間 ここに学び 鍛え合う 我等世界の七つの海を越えて羽ばたく 青春の楽しさも苦しさも喜びも悲しみも 真正面から抱きしめて 励まし合おう育み合おう 米沢七中 元気と勇気の学び舎 米沢七中 希望と理想の故郷 | |
密やかな野望橋幸夫 | 橋幸夫 | 小椋佳 | 小椋佳 | 宮下博次 | 美しい人 君を 誰より慕う 僕の 野望を 告白 しよう 瞳飽くまで 澄んで 夢憧れに 向けて 振る舞い 続けて 欲しい 心から ものの真(まこと) ひたすらに 愛し求め また 微笑を 絶やさずに いて欲しい 逢う度毎に 君は より美しく あれと 密かに 祈りも しよう 泉のように 湧いて 尽きぬ優しさ 人へ 施し 続けて 欲しい 君が立つ その高みに 相応しい 人間へと ただ 悦んで 励んでる 僕がいる 人は言う 愛し始めの 容易(たやす)さと 愛し続ける 難しさ 誰も知る 不幸せ呼ぶ 容易さと 幸せに気付く 難しさ 慕わしい人 君と 密やかな野望 果たす 道筋 拓(ひら)いて 行こう 愛し続ける 挑み 幸せ築く 挑み 命よ 歌って 欲しい 目に見えない その実りは いつの日か 嬉し鳴きの その 涙へと 姿変え 光るだろう |
愛燦燦雪村いづみ | 雪村いづみ | 小椋佳 | 小椋佳 | 雨潸潸(さんさん)とこの身に落ちて 僅かばかりの運の悪さを恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達はやさしくマツ毛に憩う 人生って不思議なものですね 風散散(さんざん)とこの身に荒れて 思いどおりにならない夢を失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は人待ち顔して微笑む 人生って嬉しいものですね 愛燦燦(さんさん)とこの身に降って 心ひそかなうれし涙を流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ過去達はやさしくマツ毛に憩う 人生って不思議なものですね ああ未来達は人待ち顔して微笑む 人生って嬉しいものですね | |
少しは私に愛を下さい白竜 | 白竜 | 小椋佳 | 小椋佳 | 少しは私に愛を下さい 全てを あなたに捧げた私だもの 一度も咲かずに 散ってゆきそうな バラが鏡に映っているわ 少しは私に愛を下さい たまには手紙を書いて下さい いつでも あなたを想う私だもの あなたの心の ほんの片隅に 私の名前を残してほしいの たまには手紙を書いて下さい みぞれの捨て犬 だいて育てた やさしい あなたを 想い出しているの 少しは私に愛を下さい | |
色が舞う中条きよし | 中条きよし | 茅野遊 | 小椋佳 | 薗広昭 | 色は匂へど 散りぬるを 桜 山吹 花菖蒲 色とりどりの 恋衣 心こがして 衣(きぬ)が咲く 男心は 風車 何処(どこ)吹く風に 柳色 いとあわれ いとをかし 女の綾なす 色くらべ あさきゆめみし 恋模様 茜 白藤 花風 乱れ染めにし 衣舞踊 心ゆらして 衣が舞う 会えぬ 怨みの 夢枕 会えば 梔子(くちなし)ゆるし色 いとあわれ いとをかし 女の織りなす 色すがた 季節知らずの 花軍(はないくさ) 果ては 枯れ野か 朽ち葉色 いとあわれ いとをかし 女の綾なす 色絵巻 |
Long Distance Call小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 寝ぼけまなこ 起きぬけの寝タバコ かけっ放しの レコードの針音 一人は クリスティーヌ いけないね Long Distance Call 逢いたい 窓の手すりに 長い旅の 疲れをいこう 伝書鳩か 首をかしげ しわぶく俺をみる やみつきだよ 濃すぎる朝のコーヒー やめにするよ 君がよせといえば 一人は クリスティーヌ いけないね Long Distance Call 逢いたい 自分自身に 驚いたよ みかけだおしの 寂しがり屋さ 君の声で 晴れていく朝靄 Long Distance Call Long Distance Call Long Distance Call 逢いたい 受話器おいたら 仕度もせず これからすぐの 一番機で 空を飛んで逢いにいくつもりさ | |
Who did see it?小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | あなたといる時 あなたといない時 心が変り易い空のように揺れるのは 何故 おかしいわね 人がこの世に生まれて 何千年たっても 少しも変わっていない あなたのお話を あなたの胸の中で BGM 聞き流すように聞いている 恋とか愛とかの話は 何千年も何万年も繰り返されてるのに 本当の愛はミラージュのようで 誰ひとり見たことがないみたい あなたのお話を あなたの腕の中で BGM 心地良く聞き流すように聞いています ごめんなさい それでも充分 わたしが幸せだっていうこと とっくに 気がついてるでしょう 恋とか愛とかの話は 何千回何万回 繰り返すとしても あなたとわたしの コラージュのまわり 舞い遊ぶ 花吹雪見る想い Love who did see it? Love who did see it? I don't care. | |
13月のアテネ小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 君は いまごろ 相変らず にぎわう街に 時間を埋めているだろうか 僕は はるかに クリスマスを 引きずっている 13月のアテネ 2000年の 墓守の街 白い家並に 乾いた風が吹く 君は 今夜も 相変らず ぬるいバスに 肩まで埋めているだろうか 僕は ホテルの ベランダ越し 枯木並木 13月のアテネ 石造りの部屋 高すぎる天井 アクロポリスも 月だけは変わらず この地に昔 宇宙背負った つじつま合わせの 天才の群れ 役に立たない 重い荷物は 誰もが背負う こともないのか 君は 明日も 相変らず 上手に泳ぎ 暮らしを埋めているだろうか 僕は 一番 空に近い海 エーゲ訪ね 13月のアテネ バイクの音して 美少女の影 はしゃぐ声して 歴史はため息か この地に昔 宇宙背負った つじつま合わせの 天才の群れ 役に立たない 重い荷物は 誰もが背負う こともないのか 役に立たない 荷物を背負う 遅れた旅の 始まりアテネ | |
シクラメンのかほり清春 | 清春 | 小椋佳 | 小椋佳 | 清春・三代堅 | 真綿色した シクラメンほど清しいものはない 出逢いの時の 君のようです ためらいがちに かけた言葉に 驚いたように 振り向く君に 季節が頬をそめて 過ぎてゆきました うす紅色の シクラメンほどまぶしいものはない 恋する時の 君のようです 木もれ陽あびた 君を抱けば 淋しささえも おきざりにして 愛がいつのまにか 歩き始めました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう うす紫の シクラメンほど淋しいものはない 後姿の 君のようです 暮れ惑う街の 別れ道には シクラメンのかほり むなしくゆれて 季節が知らん顔して 過ぎてゆきました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう |
花走馬恋燈籠梅沢富美男 | 梅沢富美男 | 小椋佳 | 小椋佳 | 初恋はさくら草 二度目野菊の隠れ咲き 夢もどき梅もどき 四度目世慣れて鬼あざみ たよりなきもの 人の心よ 飽きても 泣いても また恋を追う 戯れの紅はこべ 遊ぶこでまりそぞろ咲き 行きずりのゆずりはか ひと夜限りの夕顔か 愚かなるもの 人の心よ 懲りても 悔いても また恋に酔う 花走馬 駆けようと 恋燈籠 回ろうと 今目の前の お前の不思議 いずれの花に 例えようもなく うう なぞの一輪 名付けようもなく ああ 旅先の月見草 憂さにぼたんの乱れ咲き 行き暮れて雪椿 無理に浮かれて藤祭り あわれなるもの 人の心よ 好いては 咲いては また恋を舞う 花走馬 駆けようと 恋燈籠 回ろうと 今目の前の お前の不思議 いずれの花に 例えようもなく うう なぞの一輪 名付けようもなく ああ | |
マティオ・ニコロそしてマルコ・ポーロ小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | マティオ その大きなオナカは 知恵で知恵で、いっぱいなんでしょう (マティオ・ポーロ) ニコロ たくましい腕と肩 鉄で鉄で いっぱいなんでしょう (ニコロ・ポーロ) マルコ 輝く瞳の奥は 夢で夢で いっぱいなんでしょう (マルコ・ポーロ) やるかやらないか 違いはそれだけ 悔いなくやるだけ あとは運まかせ マティオ ニコロそしてマルコ・ポーロ どこへどこへ行き着くだろう (マルコ・ポーロ) マティオ ニコロそしてマルコ・ポーロ 何を何を勝ち取るだろう (マルコ・ポーロ) マティオ (精一杯さ いつも) ニコロ (旅は人生 いつも) マルコ (僕の人生 旅は) | |
俺たちの旅クミコ | クミコ | 小椋佳 | 小椋佳 | 国吉良一 | 夢の坂道は木の葉模様の石畳 まばゆく白い長い壁 足あとも影も残さないで たどりつけない山の中へ 続いているものなのです 夢の夕陽はコバルト色の空と海 まじわってただ遠い果て 輝いたという記憶だけで ほんの小さな一番星に 追われて消えるものなのです 背中の夢に浮かぶ小舟に あなたが今でも手をふるようだ 背中の夢に浮かぶ小舟に あなたが今でも手をふるようだ 夢の語らいは小麦色した帰り道 畑の中の戻り道 ウォーターメロンの花の中に 数えきれない長い年月 うたたねをするものなのです 背中の夢に浮かぶ小舟に あなたが今でも手をふるようだ 背中の夢に浮かぶ小舟に あなたが今でも手をふるようだ |
木戸をあけて ~家出をする少年がその母親に捧げる歌~千葉紘子 | 千葉紘子 | 小椋佳 | 小椋佳 | あなたの後ろ姿に そっと別れを告げてみれば あなたの髪のあたりに ぽっと明りがさしたような 裏の木戸をあけて 一人夜に出れば 灯りの消えた街角 足も重くなるけれど 僕の遠いあこがれ 遠い旅はすてられない 許してくれるだろうか 僕のわかいわがままを 解ってくれるだろうか 僕のはるかなさまよいを 裏の木戸をあけて いつかつかれ果てて あなたの甘い胸元へ きっともどりつくだろう 僕の遠いあこがれ 遠い旅の終るときに 帰るその日までに 僕の胸の中に 語りきれない実りが たとえあなたに見えなくとも 僕の遠いあこがれ 遠い旅はすてられない 僕の遠いあこがれ 遠い旅はすてられない | |
志熱くして小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 仰ぐ妙高 山は深緑 心を澄ます 八代の流れよ わたしは 誓おう 生きるからには 命を 活かすこと 全ての 人の為 恵の 草原 探求 し尽くし 宝を 生み出す 志 熱くして 遠い地平に 描く夢一つ まず謎ばかり あまねく自然よ 人間も その一部 とりわけ不思議 わたしは あくまで 真実 突き止めて 心を 尽くして 自然と 人とが 豊かに 解け合う 夢の日 創ろう 遮る壁は 破り飛び越え お褒めご無用 苦難厭わず 情熱 絶やさず 努力を 惜しまず いかなる 時にも 志 熱くして | |
祭り創り小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 思い出の塊に 過去たちが眠る 書き変える術のない 物語 思い出に浸り込む 誘惑を拒み 今日という一日に 奮い立とう 自然の恵み 悦び 愛を讃美して 悔い無い祭り創り 愉しもう 自らの内に住む 少年が歌う 憧れを裏切らぬ 物語 自らにふと襲う 諦めを拒み 今日という一日を 書き上げよう 出逢いの不思議 悦び 命讃美して ときめく祭り創り 勤しもう 自然の恵み 悦び 愛を讃美して 悔い無い祭り創り 愉しもう 出逢いの不思議 悦び 命讃美して ときめく祭り創り 勤しもう | |
夢芝居山内惠介 | 山内惠介 | 小椋佳 | 小椋佳 | 恋のからくり 夢芝居 台詞ひとつ 忘れもしない 誰のすじがき花舞台 行く先の 影は見えない 男と女 あやつりつられ 細い絆の 糸引き ひかれ けいこ不足を 幕は待たない 恋はいつでも初舞台 恋は怪しい 夢芝居 たぎる思い おさえられない 化粧衣裳の 花舞台 かい間見る 素顔可愛い 男と女 あやつりつられ 心の鏡 のぞき のぞかれ こなしきれない 涙と笑い 恋はいつでも 初舞台 男と女 あやつりつられ 対のあげはの 誘い 誘われ 心はらはら 舞う夢芝居 恋はいつでも 初舞台 | |
愛燦燦山崎育三郎 | 山崎育三郎 | 小椋佳 | 小椋佳 | 宗本康兵 | 雨 潸々と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散々と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦々と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね |
花、闌の時松原健之 | 松原健之 | 小椋佳 | 小椋佳 | 奥慶一 | 春の陽の 優しさを 受けて蕾が 枝々に 立ち上がり 競い合いして咲く 誇らしく 芳しく 麗しい姿 君知るや その命 育んだ人 君知るや 慈しみ 心尽くした人 今君は 薄紅に 空を染め上げた 闌の時 君を 仰ぐ誰もが みんな ご覧 君を 讃えているんだ 抗(あらが)えぬ 運命を 受けて桜の 花びらは 風に乗り 色褪せぬまま飛ぶ 凛として 艶(あで)やかに 舞い散る姿 闌の時 君を 仰ぐ誰もが みんな ご覧 君を 讃えているんだ 闌の時 人は 我が身に重ね みんな ご覧 君に 感動するんだ 心に 熱い 涙 |
夢芝居岩佐美咲 | 岩佐美咲 | 小椋佳 | 小椋佳 | 恋のからくり 夢芝居 台詞ひとつ 忘れもしない 誰のすじがき 花舞台 行く先の 影は見えない 男と女 あやつりつられ 細い絆の 糸引き ひかれ けいこ不足を 幕は待たない 恋はいつでも 初舞台 恋は怪しい 夢芝居 たぎる思い おさえられない 化粧衣裳の 花舞台 かい間見る 素顔可愛いい 男と女 あやつりつられ 心の鏡 のぞき のぞかれ こなしきれない 涙と笑い 恋はいつでも 初舞台 男と女 あやつりつられ 対のあげはの 誘い 誘われ 心はらはら 舞う夢芝居 恋はいつでも 初舞台 | |
成る小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 星勝 | 幾度となく 人は聞く なるようにしか ならないと 或る時は なるようになるさと 言葉の妙 この二つ 意味は同じで ニュアンスは 大違い ネガティブとポジティブ いずれも 真実で いずれも 大きな嘘 気楽な 慰み 安い 巷の 運命論 幾度も聞く 為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬのは 人の為さぬなりと 言葉の綾 言われれば そうだと思う だがしかし 為したとて 成るとは限らない 苦あれば 楽ありの ことわざ 同(おんな)じ嘘 苦に苦が 重なる 人の 多さを どう思う 言葉の まやかしに 容易く 頷くまい 自分の 言葉を 創る 拳(こぶし)を 掲(かか)げよう |
慈しむ人 美しい人林部智史 | 林部智史 | 小椋佳 | 小椋佳 | 追川礼章・田川めぐみ | あなたはいつも その身尽くして あどけなき者 か弱き者を 助け支えて 育(はぐくみ)み育(そだ)て 慈しむ人 その心根の 清さ気高さ その振る舞いの 熱さ見事さ 僕はと言えば あなた見る度 ただ賞賛の 拍手を送る かくあれかしと 潔(いさぎよ)さ追い 強さ求めて 我が身鼓舞する 空(むな)しい祈り 繰り返す都度 この身の弱さ 恥じ入るばかり 慈しむ人 素晴らしい人 慈しむ人 美しい人 貴方に会えて 悦び感じ 貴方に会えて 救い感じる あなたはいつも 力尽くして 危うげな者 愚かな者を 敢えて励まし 知恵を授けて 慈しむ人 わたくし心 微塵も持たず ひたすら夢を 与え授ける 僕はと言えば あなた見る度 ただ感動で 目に涙する 努力足らずと 自らを責め その反省を 日記に記(しる)す 正義と理想 遠さを嘆く 日々の怠(なま)けを 恥じ入るばかり 慈しむ人 素晴らしい人 慈しむ人 美しい人 貴方に会えて 希望を感じ 貴方に会えて 愛を感じる 貴方に会えて 希望を感じ 貴方に会えて 愛を感じる |
さらば青春白鳥英美子 | 白鳥英美子 | 小椋佳 | 小椋佳 | 僕は呼びかけはしない 遠くすぎ去るものに 僕は呼びかけはしない かたわらを行くものさえ 見るがいい 黒い水が 抱き込むように 流れてく 少女よ泣くのはお止め 風も木も川も土も みんな みんな たわむれの口笛を吹く 僕は呼びかけはしない 遠くすぎ去るものに 僕は呼びかけはしない かたわらを行くものさえ 見るがいい 黒い犬が えものさがして かけて行く 少女よ泣くのはお止め 空も海も月も星も みんな みんな うつろな輝きだ ララ…… |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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ひと時だけ伊東ゆかり | 伊東ゆかり | 小椋佳 | 小椋佳 | 萩田光雄 | あなたの腕 枕にして ひと時だけ 憩わせてね こんな時間 いつまでもは 続かないと 分かっているわ 互いの自由 それぞれの道 大事に思う 二人だもの 当たり前ね けど人生に 少し甘えて 嬉しく燃えた 炎の残り もう少しだけ 抱いていたいの あなたは夢 語り始め ひと時だけ 未来重(がさ)ね まるでそれは 心地の良い BGM 分かっているわ 永久の愛など 誓えないと 承知している 二人だもの 当たり前ね けど人生は 年経(ふ)るごとに お利口になる 積木じゃなくて 時折駄々を こねてみたいの そう人生に 少し甘えて 頭の中を 空っぽにして ほぐれた心 抱いていたいの この ひと時だけ |
素敵な関わりサーカス | サーカス | 小椋佳 | 小椋佳 | あなたを 好きだと いうこと 以外に 確かな 何かが 見つかりません 愛していますと 言いたいけれど 愛という言葉 不確かで 曖昧な味 永遠の愛を 誓うこと 無知な陽炎(かげろう) それでもずっと あなたといたい 永い時間の 所為(せい)だけじゃなく 二人の中に 生まれた絆 以前に増して 愛しむ私 あなたを 好きだと いうこと 以上に 嬉しい 何かは 見当たりません 何十億もの 人々がいて 愛という言葉 その重さ 背負えなくても 希薄な愛さえ 結ぶ人 数の少なさ そんな世界に あなたとはただ 残された時 埋め尽くしたい 思い出重ね 解けない絆 微笑増して 愛しむ私 愛であれ 何であれ 素敵な関わり 心は ますます 単純でいい 笑いあれ 涙あれ 素敵な関わり あなたと 二人で 過ごしていたい あなたを 好きだと いうこと 以外に 確かな 何かが 見つかりません | |
ラピスラズリの涙小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 谷川学 | 愛の暮らしの 居心地の良さに 甘え浸って 過ごしていたわ あなたの心が いつか侵された 闇の病に 気付きもせぬまま 突然あなたが この世から消えて わたし ひたすら 泣きました あなたわたしの すべてだったわ 酷い孤独が 心を苛む 瞼濡らして 涙溢れ続け 首から胸に 流れ落ちて コバルトブルーに 幾重もの数珠 まるで ラピスラズリの 首飾り あなた失くして 空しい心は 何を支えに 生きろと言うの もっとあなたを 深く理解して してあげられること 沢山あったはず 口惜しい悔いに 更に涙落とし 五連 ラピスラズリの 首飾り 涙尽き果てたら 生き直してみよう キラリ ラピスラズリの 首飾り |
愛燦燦城之内早苗 | 城之内早苗 | 小椋佳 | 小椋佳 | 雨 潸々(さんさん)と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散々(さんざん)と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦々(さんさん)と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね | |
シクラメンのかほりYae | Yae | 小椋佳 | 小椋佳 | 坂本昌之 | 真綿色したシクラメンほど清(すが)しいものはない 出逢いの時の君のようです ためらいがちにかけた言葉に 驚いたようにふりむく君に 季節が頬をそめて過ぎて行きました うす紅色のシクラメンほどまぶしいものはない 恋する時の君のようです 木もれ陽あびた君を抱けば 淋しささえもおきざりにして 愛がいつのまにか歩き始めました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう うす紫のシクラメンほど淋しいものはない 後ろ姿の君のようです 暮れ惑う街の別れ道には シクラメンのかほりむなしくゆれて 季節が知らん顔して過ぎて行きました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう |
シクラメンのかほり佳山明生 | 佳山明生 | 小椋佳 | 小椋佳 | 萩田光雄 | 真綿色したシクラメンほど 清(すが)しいものはない 出逢いの時の 君のようです ためらいがちに かけた言葉に 驚いたように ふりむく君に 季節が頬をそめて 過ぎてゆきました うす紅色の シクラメンほど まぶしいものはない 恋する時の 君のようです 木もれ陽あびた 君を抱けば 淋しささえも おきざりにして 愛がいつのまにか 歩き始めました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう うす紫の シクラメンほど 淋しいものはない 後ろ姿の 君のようです 暮れ惑う街の 別れ道には シクラメンのかほり むなしくゆれて 季節が知らん顔して 過ぎてゆきました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう |
気分なおしに五輪真弓 | 五輪真弓 | 小椋佳 | 小椋佳 | 気分なおしに ブレンド変えた コーヒーひと口 心ににがい 恋を失くした 人の話は 幾度も 幾つも 聞いたでしょう 季節が来れば また咲く花の 強さを 私も 持っているはず なのにまだ 頬杖の 永すぎる もの想い 気分なおしに 明るい色の シルクのブラウス 肩にそよ風 あの日と同じ 匂い運んで 追い打ち遊びに 戯れる 季節を越えて よみがえる夢 見慣れた少女の 振り返る影 せめてもう さよならの 笑顔を見せて欲しい 愛したり 愛されたりしては 少しずつ 生き上手になると 誰だっけ 繰り返した言葉 空しくワインに沈む 気分直しに 捨て猫顔の 鏡に一筋 口紅を引く 窓辺近くに 身体を寄せて 星座の語を 聴いてみる 季節の谷に 想い出うめて あしたのことだけ考えよう いつの日か あの人に ありがとうを言いたい 愛したり 愛されたりしては 少しずつ 生き上手になると 誰だっけ 繰り返した言葉 空しくワインに沈む | |
揺蕩い田嶋陽子 | 田嶋陽子 | 小椋佳 | 小椋佳 | 上里知巳 | こんな歳になって今更 恋するなんて 人生のまとめ老い支度 する時期なのに 我知らず 頬を緩めていたり 訳もなく 孤独を感じたり 揺蕩(たゆた)い 胸騒ぎ あなたに 心惹かれて それこそ生きている 証(あかし)なのかしら あなたを好きになった理由(わけ)を 解こうとするの あなたの中にそれがあると 思いたいけど 優しくて 時に身勝手な人 大人びて 時に幼稚な人 揺蕩(たゆた)い 定まらず あなたに 心乱れて それこそ恋してる 印(しるし)なのかしら 揺蕩(たゆた)い 胸騒ぎ あなたに 心惹かれて それこそ生きている 証(あかし)なのかしら |
夢芝居柴田淳 | 柴田淳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 河野伸 | 恋のからくり 夢芝居 台詞ひとつ 忘れもしない 誰のすじがき 花舞台 行く先の 影は見えない 男と女 あやつりつられ 細い絆の 糸引き ひかれ けいこ不足を 幕は待たない 恋はいつでも 初舞台 恋は怪しい 夢芝居 たぎる思い おさえられない 化粧衣装の 花舞台 かい間見る 素顔可愛い 男と女 あやつりつられ 心の鏡 のぞき のぞかれ こなしきれない 涙と笑い 恋はいつでも 初舞台 男と女 あやつりつられ 対のあげはの 誘い 誘われ 心はらはら 舞う夢芝居 恋はいつでも 初舞台 |
愛燦燦木の実ナナ | 木の実ナナ | 小椋佳 | 小椋佳 | 雨 潸潸(さんさん)と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散散(さんざん)と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦燦(さんさん)と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね | |
真夜中のキャッチボール小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 真夜中 眠らず 深夜放送 聞いていたのは 昔なら 若者ばかり だったはず つけっ放しの ラジオから 溢れ出てくる ポップスに 青春の 揺らぎ歪みを 紛らしていた 「ながら勉強」 そんな言葉が 使われもした 真夜中 眠らず 深夜放送 聞いているのが この頃は 若者の数 凌駕して 年寄りだよと 耳にした 私がそうで あるように 青春と キャッチボールを するのだろうか あるいはさらに 宝探しの 挑みだろうか より良い命 生きようとする 誰にとっても 日々これ挑み 悩み悲しみ 惑い 躊躇う 全て生きてる 証(あかし)と心得て 真夜中 眠らず 深夜放送 聞いてる人は みな仲間 その年齢に 関わらず 青春の憂い 身に潜め 青春の力 身に宿す 時超えて キャッチボールを 綴ってみよう 孤独凌いで 宝探しに 挑んでみよう | |
改めて 恋は妙小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 清水信之 | 恋は妙なものだ 薄暗い暮らしに 急に光を射し 色鮮やかにする 恋は妙なものだ 一人を選び出し 他の人全てを もっと他人にする 恋は駄目なものだ 違い夢に向かい 励んでた心を 直ぐヘナヘナにする 恋は駄目なものだ 実に薄っぺらで 中身の無い歌に 涙させたりする 恋はいつも 相手の中に 見つめてるよ 自分の夢を 愛は不思議 自分の中に 慈しむよ 相手の夢を 恋は嫌なものだ 胸底に勝手に 住み着いて家主の 言うことを聞かない 恋は嫌なものだ 昨日まであれほど 熱っぽかったのに 理不尽に冷え込む 恋は変なものだ 別れの深い傷 消し難い辛さも 時が葬り去る 恋は変なものだ また性懲りもなく 漸くの静かな 暮らしに忍び寄る 恋はいつも 相手の中に 見つめてるよ 自分の夢を 愛は不思議 自分の中に 慈しむよ 相手の夢を 恋は妙なものだ 時に愛に変わり 捨ててもいい命 永くあれと祈る 恋は妙なものだ 愛し生きることを 生き甲斐幸せと 錯覚したりする 錯覚したりする |
岩漿小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 私が 私と 思っている 私とは 異なる 私が 間違いなく 存在する 私が 知ってる 私はただ 海の上に 浮かんだ 氷山 一角だけ ほんの一部 私の 知らない 何倍もの 固まりが ひっそり 隠れて 水面下に 存在する いやいや 氷は 喩えとして 正しくない 地中に 燃え立ち 燃え続ける マグマだろう マグマが動いて 人に 惹かれ始め マグマの指令で 人に 逢おうとする 私が 私と 思っている 私には 私の 胃と腸 心臓さえ 動かせない 私の 命の 維持存続 その大事に 知性も 理性も 関わるのは ほんの一部 意識の 制御の 及ばぬもの マグマの技 私の 知らない そのマグマも 私自身 欲望 情念 衝動など 胸底から 休まず 私を 突き動かす マグマの熱 マグマが動いて 人に 惹かれ始め マグマの指令で 人に 逢おうとする 始めに理由や 訳が 有るのではなく そもそも理性や 意思の 働きでなく どうしようもなく 人が 恋しくなり マグマの力で 人を 愛し始める | |
蕃茉莉小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 清水信之 | 黄昏にもなお 馨しい花 皐月華やぐ ばんまつり 真白と紫 麗しい花 君の居住い 映して 優しさ身に染みて 心に和み覚え 来し方に頷く私になる 去年(こぞ)も一昨年(おととし)も 緑葉(みどりば)の中 花見せぬまま ばんまつり それだけ嬉しい 今年の開花 命の不思議 艶(あで)やか 首傾(かし)げてはまた 感傷と感動 悦びに頷く私になる 黄昏にもなお 馨しい花 君の手塩の ばんまつり 真白と紫 麗しい花 その慈しみ 映して 優しさ身に染みて 心に励み覚え 行方(ゆくえ)に顔上げる私になる 黄昏にもなお 馨しい花 皐月華やぐ ばんまつり |
狂気小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 林有三 | 人は皆 人並みの 立ち居振る舞い 辛うじて 人並みの 立ち居振る舞い 正常と 異常とは ガラス一枚 何時だって 紙一重 正気と狂気 何時と 知らずに 狂う人 それと 気付かず 狂う人 人の 弱さ 恐れ戦(おのの)く 私よ 人は皆 人並みの 立ち居振る舞い 実は皆 何処かしら 外れて狂い 薄い ガラスで 闇光 正気 狂気は 紙一重 人の 弱さ 多く見過ぎた 私よ |
シクラメンのかほり八代亜紀 | 八代亜紀 | 小椋佳 | 小椋佳 | 真綿色した シクラメンほど 清(すが)しいものはない 出逢いの時の 君のようです ためらいがちに かけた言葉に 驚いたように ふりむく君に 季節が頬をそめて 過ぎてゆきました うす紅色の シクラメンほど まぶしいものはない 恋する時の 君のようです 木もれ陽あびた 君を抱けば 淋しささえも おきざりにして 愛がいつのまにか 歩き始めました 疲れを知らない 子供のように 時が二人を 追い越してゆく 呼び戻すことが できるなら 僕は何を惜しむだろう うす紫の シクラメンほど 淋しいものはない 後ろ姿の 君のようです 暮れ惑う街の 別れ道には シクラメンのかほり むなしくゆれて 季節が知らん顔して 過ぎてゆきました 疲れを知らない 子供のように 時が二人を 追い越してゆく 呼び戻すことが できるなら 僕は何を惜しむだろう | |
徒らに、戯らに小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 然したることも無いままに 君のあとさき行き違い 男と女 犬と猫 結局距離は縮まらず 夢が欲しさに 男とは 深く付き合い 女とは 浅く付き合う 旅人の 魂未だ 死に切れず 要領良さに 女とは 深く付き合い 男とは 浅く付き合う 洒落人の 魂未だ 殺されず 徒らに時走る 戯らに人笑う 神たなごころの 遊園地 然したることの無い憂さに 夢のコスモスひとむれを 真昼の空に 飛ばしつつ 目先の瑣事も捨て切れず 夢が欲しさに人集め 団欒談笑 さもなくば 放歌高吟 夜は更けて 人一人さえ 傷つかず 祭づくりに 人集め 理屈筋書 飾り立て 喝采の中 気が付けば 恋人遠く 背も見えず 徒らに時走る 戯らに人笑う 神たなごころの 遊園地 然したることも 無いけれど 眠れぬ夜を寝過ごせば 珈琲豆を 挽く君の 朝の歌声遠からず 何ものも無い 土を割る 雑草の芽の 鮮やかに 散歩決め込む 飼い犬は 尾を振りせがみ 吠え止まず さあれ見果てぬ 夢覚めず 僕が意気込む 試みの 先の儚さ 見透かして 君は手仕事 止めもせず 徒らに時走る 戯らに人笑う 神たなごころの 遊園地 然したることも無いままに | |
黄金のパイザ小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 王の王を治める王のそのまた上の王 王の王を治める王のそのまた上の王 その王の使者のしるし黄金のパイザ その王の使者のあかし黄金のパイザ その王は日出づる国 その王は東の果て、幾万里 こんな小さな1枚の札に そんな力をあずけていいのか パイザ・パイザ………黄金のパイザ 王の王を治める王のそのまた上の王 王の王を治める王のそのまた上の王 その王の使者のしるし黄金のパイザ その王の使者のあかし黄金のパイザ その王にかしずく者 その王を恐れる者 幾万人 こんな小さな1枚の札に そんな力を頼っていいのか パイザ・パイザ………黄金のパイザ 王の王を治める王のそのまた上の王 パイザ・パイザ………。 王の王を治める王のそのまた上の王 パイザ・パイザ………。 | |
夢芝居ダイアモンド☆ユカイ | ダイアモンド☆ユカイ | 小椋佳 | 小椋佳 | 恋のからくり 夢芝居 台詞ひとつ 忘れもしない 誰のすじがき 花舞台 行く先の影は見えない 男と女 あやつりつられ 細い絆の 糸引き ひかれ けいこ不足を 幕は待たない 恋はいつでも 初舞台 恋は怪しい 夢芝居 たぎる思い おさえられない 化粧衣裳の 花舞台 かい間見る 素顔可愛い 男と女 あやつりつられ 心の鏡 のぞき のぞかれ こなしきれない 涙と笑い 恋はいつでも 初舞台 男と女 あやつりつられ 対のあげはの 誘い誘われ 心はらはら 舞う夢芝居 恋はいつでも 初舞台 | |
夢芝居辰巳ゆうと | 辰巳ゆうと | 小椋佳 | 小椋佳 | 周防泰臣 | 恋のからくり 夢芝居 台詞ひとつ 忘れもしない 誰のすじがき 花舞台 行く先の 影は見えない 男と女 あやつりつられ 細い絆の 糸引き ひかれ けいこ不足を 幕は待たない 恋はいつでも 初舞台 恋は怪しい 夢芝居 たぎる思い おさえられない 化粧衣裳の 花舞台 かい間見る 素顔可愛い 男と女 あやつりつられ 心の鏡 のぞき のぞかれ こなしきれない 涙と笑い 恋はいつでも 初舞台 男と女 あやつりつられ 対のあげはの 誘い 誘われ 心はらはら 舞う夢芝居 恋はいつでも 初舞台 |
微笑み林部智史 | 林部智史 | 小椋佳 | 小椋佳 | 宗本康兵 | 僕が 欲しいものは 君の微笑み それだけ 僕を 襲う孤独 空(むな)しさなど 消し去る 生きてく 狂おしさに 負けそうな 僕だけど 僕も 男だもの 強くあれと 思うよ 僕が 守るものは 君の微笑み それだけ 生きる 意味や価値を 見出せない 命が ようやく 感じるんだ 微笑みに 安らぎを こんな 意気地なしの 辛(かろ)うじての 救いさ 愚かな 独り言さ 人前じゃ 言わないよ だけど嘘じゃないよ その微笑み 胸に熱い 宝さ |
花、闌の時ハロプロ・オールスターズ | ハロプロ・オールスターズ | 小椋佳 | 小椋佳 | 上杉洋史 | 春の陽の 優しさを 受けて蕾が 枝々に 立ち上がり 競い合いして咲く 誇らしく 芳しく 麗しい姿 君知るや その命 育んだ人 君知るや 慈しみ 心尽くした人 今君は 薄紅に 空を染め上げた 闌の時 君を 仰ぐ誰もが みんな ご覧 君を 讃えているんだ 抗(あらが)えぬ 運命を 受けて桜の 花びらは 風に乗り 色褪せぬまま飛ぶ 凛として 艶(あで)やかに 舞い散る姿 闌の時 君を 仰ぐ誰もが みんな ご覧 君を 讃えているんだ 闌の時 人は 我が身に重ね みんな ご覧 君に 感動するんだ 心に 熱い 涙 |
ひとすくいの水小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | たったひとすくいの水のために 落とす命 捨てる愛 生きることの 難しさ 憎むことの た易さ 神々は人間だけのためになく 創られた神々には力なく 血ぬられた水に 重なる弱き人の歴史 何処へ たったひとすくいの水のために 起こす戦 捨てる愛 耐えることの 難しさ 殺すことの た易さ 神々は人間だけのためになく 創られた神々には力なく 血ぬられた水を 清める貴き人の知恵は 何処に | |
愛燦燦伍代夏子 | 伍代夏子 | 小椋佳 | 小椋佳 | 雨 潸々(さんさん)と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛(まつげ)に憩(いこ)う 人生って 不思議なものですね 風 散々(さんさん)と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦々(さんさん)と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛(まつげ)に憩(いこ)う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って嬉しいものですね | |
大地は小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | その顔の形その目の色 場所ごとに違うみんな違う 大地は 世界は とてつもなく広いよ 訪ねる場所ごと人ごとに 驚きに驚きが重なる 明日はどこへ出逢いは誰と その着ているものしゃべる言葉 その食べるものもみんな違う 大地は 世界は とてつもなく広いよ 何から何まで違う人と ふとしたことで心ふれあう 明日はどこへ出逢いは誰と 大地は 世界は とてつもなく広いよ その日がいつと知らないけれど この人こそはと言える人に いつかどこか逢えるだろうか この同じ空を見上げながら 場所ごとに違うその驚き 大地は 世界は とてつもなく広いよ 大地は 世界は とてつもなく広いよ | |
美味しい時間小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 暮らして行く ということは 時間全て 好きなことで 過ごすわけには ゆかないもの 忙しさで 手帳埋めて 充実だと 思い込んだ 愚かな日々は 遠い今も 君に逢いたい 逢いたいと 動く心が 今嬉しくて 今になって 一人だけを 特別だと 思う気持ち 瑞々しさに 驚いてる 他愛無さの 香り添えて 和む会話 少しの酔い 美味しい時間 融ける憂い 君に触れたい 触れたいと 騒ぐ心が 今嬉しくて 君はきっと 気づいてるね 逢えば直ぐに 君の笑みが ふと日常を 消し去ること 気づいてるね その歌声 馨しさで 僕を包み 別の世界へ 連れ去ること 君を讃えたい 讃えたいと はしゃぐ心が 今嬉しくて 君に逢いたい 逢いたいと 動く心が 今嬉しくて | |
出来るなら小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 出来るなら 嘘一つ無く 傷つけ合わず 着飾らず 支え合いする 人々と 暮らしてみたい 夢かな 出来るなら たった一人に 惹かれ続けて 飽きもせず 疑いもせず 一生を 愛してみたい 夢かな 出来るなら たった一つの 命の証 何事か 時代を超える 創造を 果たしてみたい 夢でも 出来るなら 身体と心 健やかなまま ひたすらに 日々美しい 人生を 描いてみたい 夢でも 出来るなら いずれは戻る 大地自然を 裏切らず 恵み讃える 足跡を 残してみたい 夢です | |
キシェラック ヤイラック小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 秋から冬を羊追い追い キシェラック キシェラック 春から夏も羊追い追い ヤイラック ヤイラック 私が欲しいものは 誰にも見たことのない春の 一番遠い星 夜の妃が あり余る宝石を ちりばめて 誘うのだけれど 一番遠い星は その衣装のかなた 秋から冬を羊追い追い キシェラック キシェラック 春から夏も羊追い追い ヤイラック ヤイラック 私が欲しいものは 人の目のとどかない秋の 一番遠い星 夜の妃が 悩ましく肩止めの 流れ星 落とすのだけれど 一番遠い星は その飾りのかなた 秋から冬を羊追い追い キシェラック キシェラック 春から夏も羊追い追い ヤイラック ヤイラック おやじも母も羊追い追い キシェラック キシェラック 昔も今も羊追い追い キシェラック キシェラック | |
真っ新(まっさら)な台本高橋孝 | 高橋孝 | 小椋佳 | 小椋佳 | 眼差しを 地平に投げて 見晴るかす 荒野大地に 僕の往くべき 道は見えない よしとしよう よしとしよう 先の見切れる 道をもともと 望んだ僕ではない 街中(まちなか)を 大威張りして 埋め尽くす 安いお笑い 僕の心は 寒々とする よしとしよう よしとしよう 都度の流行(はやり)に心充たせる 器用な僕ではない 繰り返し 自分探しの 掛け声の 喧(かまびす)しくて 追い立てられる 人の空しさ よしとしよう よしとしよう 底なし沼の 際限なさに 気付かぬ僕ではない 渡された 僕の台本 明日からは 全て真っ新(まっさら) 頁をめくる 風 慌てるな よしとしよう よしとしよう 創り出すこと 描き上げること 挑まぬ 僕ではない | |
シクラメンのかほり石川さゆり | 石川さゆり | 小椋佳 | 小椋佳 | 矢野立美 | 真綿色したシクラメンほど 清しいものはない 出逢いの時の 君のようです ためらいがちに かけた言葉に 驚いたように ふりむく君に 季節が頬をそめて 過ぎてゆきました うす紅色の シクラメンほど まぶしいものはない 恋する時の 君のようです 木もれ陽あびた 君を抱けば 淋しささえも おきざりにして 愛がいつのまにか 歩き始めました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう うす紫の シクラメンほど 淋しいものはない 後ろ姿の 君のようです 暮れ惑う街の 別れ道には シクラメンのかほり むなしくゆれて 季節が知らん顔して 過ぎてゆきました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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開花小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 惜し気無く 故郷の大地 恵みを 施し 絶え間無く 海 山 川 生命(いのち)を 育む 指図も待たず 生きよう 生きようと 呼吸は止まらず 血液は巡る 自然の不思議 このいじらしい 生命(いのち)の 誘(いざな)いの その価値を感じ 芽吹きを悦(よろこ)び 開花誓おう Ah~a Ah~a まずは自分を 愛しみ 健やかに 創造の夢を 果たす試みの 暮らし築こう 出来ればさらに 人にも 自然にも 尽きない泉の 湧き上がる愛を 手渡ししよう この空間と 時間を 歓んで 営々と続く 豊かな開花で 充たし尽くそう Ah~a Ah~a Ah~a Ah Ah Ah | |
扉の向こう小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 人生という 舞台で あなたは どんなドラマを 演じてきましたか 素敵な恋の 幾つか 記憶に そっと今でも 見え隠れしますか 胸に私は そこから先が 白いページの シナリオ抱いて 立ち竦んでいます まるであなたの 舞台の 楽屋で 出番待つ 相手役のように 高ぶる心 期待と 恐れと 背中合わせの 勇気と尻込みと 目の前は さあ 心を決めて 開きなさいと 抗い難く 誘う扉です 扉の向こう ステージの上は どんなドラマが 私を待つのでしょう ひと時の恋 記憶の 一つに 留めるだけで 終る役でしょうか その声を聞き その手に触れて ふと永遠を 祈ってしまう 私が居るのです 人生という 舞台で 私は どんなドラマを 演じていくのでしょう 存在だけで あなたが私の 命を活かす それほどの愛です 夢中なままで 幕降りるまで 歌い続ける 踊り続ける 相手役でいたい | |
言葉小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 谷川学 | 確かな想いが 胸を揺らすけれど 言葉足りなくて 伝え切れず 唇に乗せた途端 何かが違う 心を裏切る 言葉ばかりになるの 伝えたいことが 背中向けるの 貴方へ届ける 言葉選びながら 自分を着飾るだけと 気付く 素直になれない 自分責めるばかり もどかしいままの 別れだったからでしょう 姿 消えるまで この手 振ったわ 言葉は 編み目の荒ら過ぎる網 捉えた 心が擦り抜けてゆく 言葉は 心のほんのひとかけらね 言葉の 垣根を越えてそばにいたいの その暖かさに 想いあずけて |
老いらくの相聞歌 万葉集より8首を詠う小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 大坪稔明 | 黒髪に白髪交り 老ゆるまで かかる恋には いまだ逢はなくに ありつつも君をば待たむ うち靡(なび)く 我が黒髪に 霜の置くまでに 小半(こなから)の 酒に温もり おおらかな 万葉人の 心映え 胸に宿して この一夜 歳を忘れて 恋を歌おう 久方の月夜を清み 梅の花 心開けて 我が思へる君 久方の雨も降らぬか 雨障(つつ)み 君にたぐひて この日暮らさむ 散る桜 残る桜も 散る桜 古人(いにしえびと)の 達観は まだ先の事 この一夜 歳甲斐もなく 恋に耽(ふけ)ろう 鳰鳥(にほどり)の潜(かづ)く池水 心あらば 君に我が恋ふる 心示さね 外(よそ)に居て恋ひつつあらずば 君が家の 池に住むといふ 鴨にあらましを 恋ゆえか 若やぎ見せて その笑顔 よしや運命 ありとせば ただ感謝の句 この一夜 歳も悦び 恋を綴ろう 事もなく生き来しものを 老いなみに かかる恋にも我は逢へるかも ぬばたまの黒髪変わり 白けても 痛き恋には 逢う時ありけり 事もなく生き来しものを 老いなみに かかる恋にも我は逢へるかも |
愛燦燦加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 小椋佳 | 小椋佳 | 島健 | 雨 潸々と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散々と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦々と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね |
記憶小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 人生という 舞台で あなたは どんなドラマを 演じてきましたか それを見るには 思い出すべてを 束ねる他に 手立ては無いのです そこであなたは 気が付くでしょう 過去の全てが 記憶されては いないということを 記憶の束が あなたの シナリオ あなたはそこに 集約されている さらにあなたは 気が付くでしょうか 記憶するのは あなたではないこと 言い換えるなら あなたの中の 別の何かが 記憶の作業 勝手にしていると 記憶装置は あなたの 希望や あなたは意志と 関わらず働く 何を記憶に 残すか捨てるか 記憶装置の 好み次第だから つまりあなたの 舞台シナリオ 書いているのは あなたでなくて 書かれているのです さーてあなたは 記憶の 作家と どう付き合うか 考えるでしょうか 恋する時に 恋人の好み 特質をよく 知ろうとするように あなた自身の 記憶装置を よく知りましょう 素敵なドラマ 描き上げるように | |
愛燦燦杏里 | 杏里 | 小椋佳 | 小椋佳 | ヨッヘン・ファン・ダー・ザッグ | 雨 潸潸と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散散と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦燦と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね |
まだ乾かない油絵に五木ひろし | 五木ひろし | 小椋佳 | 小椋佳 | おずおずと 君を見つめては 絵筆とり 心の白いカンバスに その姿 写し描く遠い日 まだ愛の 形も知らないで ひと筆の 赤い絵の具 添えれば 画き終える筈の その日の別れ 時間の上を ただ あなただけが 素直に歩いていたんだね 立ちすくむ僕の腕に君が残した 黄色いバラの花言葉 鈍(にび)色の 雨が降りつづく あれからの 僕の胸の痛みを ふきはらう 君の君のおとずれ 時間の上をただ愛の絵筆が 自由に踊っているんだね まだ乾かない油絵に書き添える 白山査子(しろさんざし)の花景色 | |
愛の儚さ林部智史 | 林部智史 | 小椋佳 | 小椋佳 | 宗本康兵 | 愛の儚さ 愛の危うさ 人の心の 移ろい哀れ ただ私の 心の中 愛としか呼べない 湧き出(い)でて尽きない 清らかな泉が 歌い続けている 繙(ひもと)かぬまま 問い詰めぬまま 愛の形よ 単純でいて 愛の姿は 単純がいい 難しい事 考えないで ただ貴方の 心の中 愛というそよ風 巻き上がり続けて 爽やかな調べを 何時(いつ)も奏でていて 幼いままに 密やかでいい 愛の儚さ 知らんぷりして 愛としか呼べない 湧き出(い)でて尽きない 清らかな泉が 歌い続けている 繙(ひもと)かぬまま 問い詰めぬまま 愛の命よ 長生きでいて |
次の街へ小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 佐藤準 | 初めは白 次に青 ころがっていた愛(藍) 赤く燃えて 燃え尽きて灰色 そしていつかどろどろ 見失った愛の色 たったひとつの言葉で 傷つくこともあれば たったひとつの愛で 生き残ることもある 人生長いか短いか 人生長いか短いか 死ぬことぐらいいつだって出来る 着ぶくれした心が重たいならば 裸になって次の街へ 初めは白 次に青 ころがっていた愛(藍) 安く売った優しさ 買い戻すのは今 愛の中の愛が 安く買える筈がない 人生長いか短いか 人生長いか短いか 諦めるのはいつだって出来る 着ぶくれした心が重たいならば 裸になって次の街へ 裸になって次の街へ |
函館山から島津亜矢 | 島津亜矢 | 小椋佳 | 小椋佳 | 函館山から 立待岬 吹き上げる雪の中 飛び交うかもめよ 若い男は 荒海を走る 優しさ拒む 背中にいつも 悲しむ女がいた 今はただ胸にしみる ひとりの寒さよ おまえはもう 若くはないと とどろく波よ 誰を待つのか 立待岬 頬を切る風の中 たたずむ乙女よ 紺のかすりに 想い出す笑顔 身勝手許す 背中にそっと 涙を隠していた 淋しさをわかちあえる 懐かしい女よ 凍て曇る 冬の空にも 想いを投げよう 函館山から 立待岬 吹き上げる雪の中 飛び交うかもめよ | |
不公平因幡晃 | 因幡晃 | 秋元康 | 小椋佳 | あなたはゆるめた そのタイを 神経質に しめ直し 窓で前髪 ととのえる 私はベットでぼんやりと 頬づえついて メンソール ため息まじり ふかしてた 悲しいものですね 恋って 悲しいものですね 女って はずした指輪を どこかに隠せば あなたは どういう顔をするでしょう 愛している分 うらんでいるのよ 夜って 長いワ 電話をするよと 言いながら 約束だけはしない人 いつもあなたは ずるいワ 私は 都合のいい女 ききわけいいと おだてられ 待ってばかりの 不公平 中途半端ですね ウソって 中途半端ですね 男って 週末の部屋に ぬくもい残して あなたは 知らない街へと帰る 机のカレンダー 抱かれたページを 破いてみるけど…… 悲しいものですね 恋って 悲しいものですね 女って | |
夢芝居中山秀征 | 中山秀征 | 小椋佳 | 小椋佳 | 松井ジャーマンJr. | 恋のからくり 夢芝居 台詞ひとつ 忘れもしない 誰のすじがき 花舞台 行く先の影は見えない 男と女 あやつりつられ 細い絆の 糸引き ひかれ けいこ不足を幕は待たない 恋はいつでも 初舞台 恋は怪しい 夢芝居 たぎる思い おさえられない 化粧衣裳の花舞台 かい間見る 素顔可愛い 男と女 あやつりつられ 心の鏡 のぞき のぞかれ こなしきれない 涙と笑い 恋はいつでも 初舞台 男と女 あやつりつられ 対のあげはの 誘い 誘われ 心はらはら 舞う夢芝居 恋はいつでも 初舞台 |
優しさばかり小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 気づかわないで 別れには むしろ 我儘がいい あなたらしく 優しさばかり もう振り撒かないで 遠いあの日に 戻れるような気がしてくるわ 心から溢れる アリガトウの言葉 言えず 言わず 微笑む 新しい夢 追いかけて たくましく 暮らしてね それも あなたらしく 若さのせいに したくない まして どちらのせいと 言えはしない 優しさばかり もう振り撒かないで 本当のことを 視つめる瞳 うるんでくるわ 嬉し過ぎる 愛に ひたりたい想いが 消えず 消せず 戸惑う 寄りかかろうと するくせと 楽しみつまむだけの 甘さ捨てる時ね 心から溢れる アリガトウの言葉 言えず 言わず 微笑む 新しい夢 追いかけて たくましく 暮らしてね それも あなたらしく | |
めぐり逢い野中二郎 | 野中二郎 | たかたかし | 小椋佳 | しあわせという日々は 過ぎてみれば 遠い 手のひらをこぼれ落ちる 砂のように むなしい 移りゆく世の中に 人は涙ながし 吹きすぎる風の色に 夢の終り感じる めぐり逢い 愛しあい 傷ついて 別れゆく なんてさびしい 季節 きみの肩に はらはらと 枯葉散るたそがれ 寄りそえば ときめいて あまく心 揺れて 永遠という言葉が 信じられた あの頃 めぐり逢い 愛しあい 傷ついて 別れゆく なんてさびしい季節 熱い夏は つかのまに 今はもうたそがれ めぐり逢い 愛しあい 傷ついて 別れゆく めくり逢い 愛しあい 傷つけて 別れゆく | |
ぼうやおねむり小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 静かな夜空に星が見守る しじまのどこかに唄がきこえる あたたかなママのかいなに抱かれて いこいの夢路へぼうやおねむり あなたを初めて見た時の パパの瞳のかがやき うれしくてうれしくてママは泣いたわ 故郷へ帰る鳥が渡る もうすぐどこかで春が生まれる あたたかなママのかいなに抱かれて いこいの夢路へぼうやおねむり あなたをじっとみていると 天使のような気がする しあわせでしあわせでまぶたが熱いわ いこいの夢路へぼうやおねむり いこいの夢路へぼうや一緒に | |
もういいかい小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 谷川学 | この国に生まれて この国に育って 随分長々生きたものだと 喜寿を超える歳に至り想う 振り返れば 奇跡的に 長い平和 次第次第 豊かになる いい時代に 恵まれたと この国はそもそも いい加減が大事 神と仏とキリストないまぜ 平等理念に背く憲法 ふと思えば 信頼する 政治家には 会わずじまい 救いとなる 知り合いには 恵まれたと この国をいつしか 愛しく思ってる 夢の挫折数え切れないけど 生きてる以上一生懸命 生きてみたら 思いのほか 嬉しいほどの 運の極み いい人生 味わわせて もらいました この国で遠い日 遊びはかくれんぼ 僕の役回りはいつも鬼で 見つけ切れずにずっと鬼のまま 振り返れば 鬼のままの わが生涯 流石に喜寿 疲れました 疲れました もういいかい (まあだだよ) |
愛燦燦林部智史 | 林部智史 | 小椋佳 | 小椋佳 | 雨 潸々(さんさん)と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散々(さんざん)と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦々(さんさん)と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね | |
闇に光を松平健 | 松平健 | 小椋佳 | 小椋佳 | 雲一つ無い 空は稀 塵一つ無い 道も稀 まして人の世 迷妄の 乱れ舞いして いざよう澱み 人が人 裁く危うさ 眦上げて 厳しくもあれ 眼差し深く 優しくもあれ 身に背負う運命(さだめ)の 時に重くとも 闇一つ 光に換える命と 引き受けて そもそも人に 悪は無く 生まれながらの罪も無く 心に起こる 愛欲の 風巻上げて 犯す過ち 人が人 裁く尊さ 罰するならば 潔くあれ 許す心は 澄みやかであれ 身に背負う運命(さだめ)の 時に重くとも 闇一つ 光に換える命と 引き受けて 闇に光の命と 引き受けて | |
シクラメンのかほり都はるみ | 都はるみ | 小椋佳 | 小椋佳 | 真綿(まわた)色したシクラメンほど 清(すが)しいものはない 出逢いの時の君のようです ためらいがちにかけた言葉に 驚いたようにふりむく君に 季節が頬をそめて 過ぎてゆきました うす紅色のシクラメンほど まぶしいものはない 恋する時の君のようです 木(こ)もれ陽(び)あびた君を抱(いだ)けば 淋しささえもおきざりにして 愛がいつのまにか 歩き始めました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう うす紫のシクラメンほど 淋しいものはない 後ろ姿の君のようです 暮れ惑(まど)う街の別れ道には シクラメンのかほりむなしくゆれて 季節が知らん顔して 過ぎてゆきました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう | |
俺たちの旅佐藤竹善 | 佐藤竹善 | 小椋佳 | 小椋佳 | 夢の坂道は 木の葉もようの石畳 まばゆく 白い長い壁 足跡も影も残さないで たどりつけない山の中へ 続いているものなのです 夢の夕陽は コバルト色の空と海 交わって ただ遠い果て 輝いたという記憶だけで ほんの小さな一番星に 追われて消えるものなのです 背中の夢に浮かぶ小舟に あなたが今でも 手をふるようだ 背中の夢に浮かぶ小舟に あなたが今でも 手をふるようだ 夢の語らいは 小麦色した帰り道 畑の中の戻り道 ウォーターメロンの花の中に 数えきれない長い年月 うたたねをするものなのです 背中の夢に浮かぶ小舟に あなたが今でも 手をふるようだ 背中の夢に浮かぶ小舟に あなたが今でも 手をふるようだ | |
愛燦燦氷川きよし | 氷川きよし | 小椋佳 | 小椋佳 | 石倉重信 | 雨 潸潸(さんさん)と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散散(さんざん)と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦燦(さんさん)と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね |
シクラメンのかほり香西かおり | 香西かおり | 小椋佳 | 小椋佳 | 馬場良 | 真綿色したシクラメンほど清しいものはない 出逢いの時の君のようです ためらいがちにかけた言葉に 驚いたようにふりむく君に 季節が頬をそめて過ぎてゆきました うす紅色のシクラメンほどまぶしいものはない 恋する時の君のようです 木もれ陽あびた君を抱けば 淋しささえもおきざりにして 愛がいつのまにか歩き始めました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう うす紫のシクラメンほど淋しいものはない 後ろ姿の君のようです 暮れ惑う街の別れ道には シクラメンのかほりむなしくゆれて 季節が知らん顔して過ぎてゆきました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう |
想い出の君へ松原健之 | 松原健之 | 小椋佳 | 小椋佳 | 萩田光雄 | 晴れのち曇り空 ただそれだけで心を痛めた君 若さを僕だけに ただささげてくれたね優しい君 あの小雨の降る小路で 僕にさしかけた傘 水玉のパラソルが 想い出のかなた まばゆく舞い飛ぶ くるくる舞い飛ぶ あの日訳も告げずに去った僕の心に今 雨が 雨ふり風まじり ただそれだけで心が痛いよ今 手にした切符には まだ行くあて行く先 見えない今 ふと おりたった小さい街で 雨上がりの舗道 けやき並木に木漏れ陽が 想い出に向けて虹が渡り行く はるか渡り行く 何故か訳も知らずに悔いも消えて心は今 君へ 想い出のかなた まばゆく舞い飛ぶ くるくる舞い飛ぶ あの日訳も告げずに去った僕の心に今 雨が |
あなたのもの伊東ゆかり | 伊東ゆかり | 小椋佳 | 小椋佳 | 萩田光雄 | クエッションマーク 打ちながら 心の中は あなただらけなの それなのに 恋愛専科 卒業生は 別れ支度に 余念もなくて 合歓(ネム)の花 舞い飛ぶ道に 行き惑う あなたは私のもの 私はあなたのもの と 錯覚できた 幼さ遠く そう思えた若さが 懐かしい 知ることで 賢くなるだけ 幸せになるとは 言えないものね ミッドナイトコール 受けながら 嬉しいとも かけがえないとも 思いつつ 勢い込んだ 夢中列車に 一時停車の 身ぶりを真似て いつか来る 終着駅を 見遙かす あなたは私のもの 私はあなたのもの と 錯覚できた 幼さ遠く そう思えた若さが 懐かしい 哀しみの 予感の身震い バリヤーを張る癖 いつの日からか 知ることで 賢くなるだけ 幸せになるとは 言えないものね クエッションマーク 打ちながら |
僕達の進軍小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | ルルル……ルルルル うすもやに包まれて 何もみえなくなる そんな日が誰にでも一度はある 一度はある ルルル……ルルルル 立ち止まり振りむいて 呼びかけてみても 想い出はちぎれ雲 さまよい飛ぶ さまよい飛ぶ ラララ……ララララ 気がつけば遠くから 足音が聞こえる さわやかな轟は 子供らの歌だ 子供らの歌だ ラララ……ララララ ためらいも とまどいも 疑うこともなく 足並みも足どりも 思いのままに 思いのままに ラララ……ララララ 時をうつ鐘の音を はるか通りぬけて 透き通る歌声が 今僕をおおう 今僕をおおう ラララ……ララララ うすもやに包まれて 何もみえなくなる そんな日になつかしい 子供らの歌が 子供らの歌が ラララ……ララララ ラララ……ララララ | |
帰り道急ごう小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | たどり来た道のりを思いおこし その胸の時計の逆まわし 急ごう きずきあげた積木細工のもどかしさ ポケットにかくしたカエルの子 泣く気持ちすぐ解るあの頃に 急ごう 確かにあった宝ものだった ふたつない 昼下がり始めたかくれんぼ いつまでも見つけられない泣きべそ鬼よ 急ごう 夕焼け色がまだ残っているよ 帰り道 | |
あいうえお 75字の詩小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 大坪稔明 | あいうえお かきくけこ さしすせそ たちつてと なにぬねの はひふへほ まみむめも や ゆ よ らりるれろ わ を ん がぎぐげご ざじずぜぞ だぢづでど ばびぶべぼ ぱぴぷぺぽ ゃゅょ っ 傍でピーパー 春告げ鳥 プイと横向き ミーが欠伸漬け 風もおぼろめ 瞼を塞ぐ 寝ずの凄技故 牛歩除せぬ部屋 百歩鳴らして ペンぞ千千に駄弁れ |
愛燦燦秋川雅史 | 秋川雅史 | 小椋佳 | 小椋佳 | 戸田有里子 | 雨 潸々と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散々と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔してほほえむ 人生って 嬉しいものですね 愛 燦々と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔してほほえむ 人生って 嬉しいものですね |
めまい堀内孝雄 | 堀内孝雄 | 小椋佳 | 小椋佳 | Park Sung Il | 時は私に めまいだけを残してゆく だから ワイングラスの角氷 眠りにつこうとする愛に ささやかないで 時は私に めまいだけを残してゆく だから 小舟を運ぶ潮風よ 眠りにつこうとする愛を ゆりおこさないで 鏡に残った あなたの後ろ姿 青い青い海が 見える さよならを 書こうとした口紅が 折れてはじけた 時は私に めまいだけを残してゆく だから 暮れ染(なず)む海の夕凪よ いかりをほどいてゆく舟の 心留めて 鏡に残った あなたの後ろ姿 青い青い海が 見える さよならを 書こうとした口紅が 折れてはじけた |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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紫のドレス小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 涙が 歌になるような 悲しい 恋はやめて 二人だけの ゲーム遊ぶような 楽しい 恋にしましょう 大切な紫のドレス たまに着る 気分でいたい あなたは どちらかといえば わたしに 似てて不器用 時折ふと あなたが真っすぐに わたしを 見たりすると 遠い日の胸のいたみ忘れ 崖のふち 立つもの想い このまま 二人が それぞれの心に やすらぎとか 夢とか 思いやりや 憩いを 残せるなら 涙が 歌になるような 悲しい 恋はやめて 二人だけの ゲーム遊ぶような 楽しい 恋にしましょう 大切な紫のドレス たまに着る 気分のままで | |
恋鼓(こいつづみ)坂本冬美 | 坂本冬美 | 小椋佳 | 小椋佳 | 外に篠突く 雨音続く 燃え立つ心 諌めるように 恋をしました 激しい恋を 寝ても覚めても あなたのことで 雁字搦めの この身です 夜に蠢く 誘い妖しく 逢いたい心 嘲るように 恋をしました 激しい恋を 夜叉の姿で あなたのもとへ 飛んで行きたい この身です 病いかと 狂うかと 思えるほどに 心乱れ 心熱く 静めよう 静めようとして 恋鼓 澄んだ音色に 打つほどに さらに 火照り増す 愛おしさ 約束もなく また恋仕度 ときめく心 なだめるように 恋をしました 激しい恋を 夜叉の姿で あなたのもとへ 飛んで行きたい この身です 病いかと 狂うかと 思えるほどに 心乱れ 心熱く 静めよう 静めようとして 恋鼓 澄んだ音色に 打つほどに さらに 火照り増す 愛おしさ | |
夢芝居研ナオコ | 研ナオコ | 小椋佳 | 小椋佳 | 古池孝浩 | 恋のからくり 夢芝居 台詞ひとつ 忘れもしない 誰のすじがき 花舞台 行く先の 影は見えない 男と女 あやつりつられ 細い絆の 糸引き ひかれ けいこ不足を 幕は待たない 恋はいつでも 初舞台 恋は怪しい 夢芝居 たぎる思い おさえられない 化粧衣裳の 花舞台 かい間見る 素顔可愛い 男と女 あやつりつられ 心の鏡 のぞき のぞかれ こなしきれない 涙と笑い 恋はいつでも 初舞台 男と女 あやつりつられ 対のあげはの 誘い 誘われ 心はらはら 舞う夢芝居 恋はいつでも 初舞台 |
なんということもなくさだまさし | さだまさし | 小椋佳 | 小椋佳 | 石川鷹彦 | なんという こともなく 行き過ぎて 行き戻り 懐かしさ 抱え込み ドアを押す 喫茶店 片隅の 昔のままの テーブルに 席をとる 気がつけば 昔のままの 傷と染み 遠い日の影 ここで 何人の 人を待ち 待たせたことか ここで どれほどの 語らいを 重ねたことか 不安と憧れ 期待と退屈 若さと混乱 いろんな 名前の 小舟たち そのコーヒーに 浮かべていたよ なんという こともなく 肩越しに 降りかかる 華やいだ 笑い声 楽しげに はしゃぐ声 若者は 昔のままに それぞれが 主役顔 或る者は 昔のままに 世の中を 一人で背負う そこで 君たちが 待ち潰す 時間の吐息 そこで 何時までも いつしかの 夢のため息 不満と傲慢 不遜と焦燥 甘さと危うさ 戸惑い 行き交う 小舟たち そのコーヒーに 遊んでいるね まるで 計画に 追われてる 暮らしの中に まるで 我知らず 開けられた 時の風穴 孤独と充実 ゆとりと不自由 疲れと戯れ いまだに 彷徨う 小舟たち このコーヒーを 飲み干しながら なんという こともなく 窓越しを 眺めれば 突然の 雨雲に 行き急ぐ 人の群れ |
国比べ美空ひばり | 美空ひばり | 小椋佳 | 小椋佳 | 旅ののれんで 知り合った 会ったばかりで うちとけた 男二人が 酔って国比べ 薩摩隼人の 太い肩 俺も負けずに 腕まくり ぢゃんそ ぢゃんそと 卓たたく 花火背中に 桜島 目には仕掛けの 墨田川 なんの なんのと 笑ってみせりゃ 注ぐ焼酎 ぐいと飲み 酒の強さで 勝名乗り ぢゃんそ ぢゃんそと 高笑い 肴(さかな)手造り 味の良さ 楚々とおかみの 品の良さ 男二人が 酔って恋比べ 男天国 薩摩には 恋の涙は あるまいに 酒もさほどは 飲むまいに 女心は 桜島 日に七度(ななたび)も 色かえる なんの なんのと 笑った顔に もしも男が 強いなら 酒に強くは なるまいに ぢゃんそ ぢゃんそと やり返す | |
恋、二の次に松平健 | 松平健 | 小椋佳 | 小椋佳 | 優しい人だけに 囲まれて 愉快に楽しく 過ごせもしよう けれど人の世 偽りのあり 許し難い 欺きもあり 誠を好む 心騒いで 敢えて怒りの 刃を磨く 恋する人よ ひと時許せ 深い情けの その膝枕を 暫し忘れて 駆ける男を 恋二の次に 走る私を 嬉しい運だけに 恵まれて 豊かに楽しく 暮らせもしよう けれどこの世に 諍いのあり 見捨て難い 災いもあり 不幸を厭う 心動いて 敢えて挑みの 拳を翳す 恋する人よ 笑って許せ 一人無骨の この袖枕に 夢眠らせて 駆ける男を 恋二の次に 走る私を 恋する人よ 信じて許せ 命の旅の その草枕に 二人の時を 想う男を 恋一筋を 祈る私を | |
エンドレスソング三沢あけみ | 三沢あけみ | 小野田隆雄 | 小椋佳 | さよならの四文字よりも ありがとうの五文字が好きです こんどまた会うときも ありがとうと言わせてください エンドレスソング いつまでも 終わらない歌を 愛の歌を エンドレスソング エンドレスソング さよならは言いません ふり返えることはあっても あともどりすることはありません 泣いた日はあったけど 悲しい思い出はありません エンドレスソング ほほえみながら 終わらない歌を 愛の歌を エンドレスソング エンドレスソング さよならは言いません さよならの四文字よりも ありがとうの五文字が好きです エンドレスソング いつまでも 終わらない歌を 愛の歌を エンドレスソング エンドレスソング さよならは言いません さよならは言いません… | |
朝焼けのサガポー小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 星勝・山内美貴子 | ゆうべのワインの 飲み過ぎのせいじゃなく 孤独な 旅先の 人恋しさじゃなく 海の向こう ぼんやり異国の岸辺 光立つ朝焼けに今 君を想う 君の眼 その眉 微笑み その愛 島囲む海は今 波ひとつ立てず 今日一日中 何ひとつすまい 恵み少ない岩山に 健気に立つ 残り木の気高さに今 君を想う 君の手 その指 温もり その愛 サガポー 変わらない愛や 終わらない愛は 誓えないけれど サガポー 左手にアガペー 右手にはエロス 君に微睡む時 巷の出来事の あれこれは勿論 何が嘘か本当か 事の善し悪し それら全てがどうでもいい時もある 光立つ朝焼けに今 君を想う その髪 その胸 安らぎ その愛 永遠に 変わらない愛や 終わらない愛を 信じられそうな 遠く 無限の大空 わしづかみ気分 君に微睡む時 サガポー 変わらない愛や 終わらない愛は 誓えないけれど サガポー 左手にアガペー 右手にはエロス 君に微睡む時 |
シクラメンのかほり島津亜矢 | 島津亜矢 | 小椋佳 | 小椋佳 | 真綿(まわた)色した シクラメンほど 清(すが)しいものはない 出逢いの時の 君のようです ためらいがちに かけた言葉に 驚いたように ふりむく君に 季節が頬(ほほ)をそめて 過ぎてゆきました うす紅色の シクラメンほど まぶしいものはない 恋する時の 君のようです 木(こ)もれ陽(び)あびた 君を抱(いだ)けば 淋(さび)しささえも おきざりにして 愛がいつのまにか 歩き始めました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜(お)しむだろう うす紫の シクラメンほど 淋(さび)しいものはない 後ろ姿の 君のようです 暮れ惑(まど)う街の 別れ道には シクラメンのかほり むなしくゆれて 季節が知らん顔して 過ぎてゆきました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう | |
愛燦燦河村隆一 | 河村隆一 | 小椋佳 | 小椋佳 | Gatchang・Taryan | 雨 潸潸(さんさん)と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散散(さんさん)と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失なくしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達よ 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦燦(さんさん)と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね |
あなたが発つ日に小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | わたしの 手を離れて今 あなたが 立ち去ろうとする 涙は 相応しくないと まぶたを 静かに閉じれば 楽しい 思い出ばかりが 次々と 駆け巡っている 前から 分かっていたこと 覚悟も していたことでも 明日朝 目が覚めたらすぐ 心に 大きな空き部屋 感じて 寂しくなります それだけ 今確かなこと 新しい世界に 向かうあなただもの 辛さ胸に収め 笑顔創りましょう あなたの思い出の 中で私いつも 笑っているように お互い ぶつかりもしたし 幾度か 行き違いもした けれども 優しさばかりが 今では 思い出されます 心の 底からの感謝 背中に 投げているのです 新しい世界に 向かうあなただもの 辛さ胸に収め 笑顔創りましょう あなたの思い出の 中で私いつも 笑っているように | |
愛燦燦香西かおり | 香西かおり | 小椋佳 | 小椋佳 | 薗広昭 | 雨潸々(さんさん)とこの身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい哀しいものですね それでも過去達は優しく睫毛に憩う 人生って不思議なものですね 風散々(さんさん)とこの身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわいかよわいものですね それでも未来達は人待ち顔して微笑む 人生って嬉しいものですね 愛燦々(さんさん)とこの身に降って 心秘かな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね あゝ過去たちは優しく睫毛に憩う 人生って不思議なものですね あゝ未来達は人待ち顔して微笑む 人生って嬉しいものですね |
僕でよければ林部智史 | 林部智史 | 小椋佳 | 小椋佳 | 田川めぐみ | 君が しかめ面や 眉を 寄せたりすると 僕は 君を気遣い 心配する 君を 深く愛し 二人 同じ道を 長い時間 寄り添い合い 共に 歩く人 僕は誓う 一生賭けて 君を守ること ただひたすら 君を想う そんな 僕でよければ 僕の 願うことは 唯一 その微笑み 夕焼け時 何時の日にも 絶えず 浮かぶこと 言わずもがな 戦(いくさ)の街に 挑みして帰る 疲れた身を 胸で受けて 欲しい 僕でよければ 敢えて愛を 言わず語らず 真(まこと)重ね合い 今日より明日(あす) 更に熱い 二人 僕でよければ 更に熱い 二人 僕でよければ |
暇つぶし以上に小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 借りてきたばかりの上に 自分のしあわせのせてる あなたが僕には悲しい ポリエチレンの袋の中に 想い出をみんな捨ててる あなたが僕には悲しい 暇つぶし以上に何をしていますか 暇つぶし以上に何をしていますか 風がすぎされば風の中に 気まぐれのうわさを探してる あなたが僕には悲しい 知ったかぶりした顔のうらで いつだって他人をせめている あなたが僕には悲しい 暇つぶし以上に何をしていますか 暇つぶし以上に何をしていますか たらいで生まれて おけの中まで 何もわからず生きてる 時の流れが悲しい 暇つぶし以上に何をしていますか 暇つぶし以上に何をしていますか 暇つぶし以上に何をしていますか 暇つぶし以上に何をしていますか | |
歌小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 星勝 | 幼い日に 訳も知らず いつの間にか 歌っていた 気が付いたら 歌が好きで 好きで好きで 歌っていた 暇さえあればいつも 歌を口ずさんでいた この世に遊びごとが 他に何も無くても いいほど 歌を卑しめている 街に溢れる歌 我慢できず私は みずから歌創り 始め 若い胸に 想い溢れ 次から次 歌ができた 歌うことも 創ることも 好きで好きで 歌ができた 歌は吐息溜息 愚痴嘆き憤り 歌は祈り呪(まじな)い 救われたい命の 隠れ家 底なし沼の上に 浮かべた丸木舟 位置の定まらぬ星 無限の闇空に 光り 恋には飽きたりする 愛も冷めたりするし 好きなことが好きでも ないと移ろう辛さ 儚さ 富士山に降る雨の 地中深く下り 尽きぬ清水となって 人々を潤す そんな 歌よ 湧き立て |
花の下にて杉良太郎 | 杉良太郎 | 小椋佳 | 小椋佳 | 桜庭伸幸 | 人は誰でも 一人で生まれ 揺れ惑いして うごめくままに いずれ一人で 土へと還る 願はくば 花の下(もと)にて 春死なん その如月(きさらぎ)の 望月の頃 いくばくなりと 夢を果たして なお見続ける 夢の途上で 終わる命を 善しとしようか 旅に病んで 夢は枯野をかけめぐる 孤独の旅の 終幕なれば 人は誰でも 欲深いもの 最期の欲を 許されるなら 君の両手に 抱かれながら 願はくば 花の下にて 春死なん その如月の 望月の頃 |
心の襞藤あや子 | 藤あや子 | 小椋佳 | 小椋佳 | 宮崎慎二 | 今日だけは涙を許して下さるでしょう 春の日の別れは思いもしないことです サヨナラを言われても あなたの前では まだ 泣き顔を気にしてる私 まるで冬酸漿(ほおずき)をかむように あなた苦い言葉を押しつぶす 私 心の襞を見つめれば 過ぎたあれこれが今かけめぐる 心の中に重なり合った想い出のかけら どれもが皆んなあなたとのこと あなたとのこと まるで蒼いビードロ吹くように あなた別れの言葉投げかける 私 心の襞を見つめれば 夕陽そこだけをまだてらしてる 心の中に重なり合った想い出のかけら どれもが皆んなあなたとのこと あなたとのこと 心の襞のひとつひとつがあざやかすぎて こらえ切れない涙 許して下さるでしょう |
萩の賑い美空ひばり | 美空ひばり | 小椋佳 | 小椋佳 | 鰯雲行く 指月(しづき)山を 望む白砂 菊が浜 萩の城下の 鉤(かぎ)の手道で 出逢う娘の 街化粧 十九 二十歳(はたち)の 流(はや)りの旅か 萩は華やぐ娘らの 希望ばかりの 明日を映すか 白くまばゆい 壁囲い 若い恋なら 楽しいだけの 仮りの野遊び 村芝居 萩のすヽきに 野分(のわき)の兆し 見えず浮かれる 紅葉酒 | |
風の舞う港から渡哲也 | 渡哲也 | 小椋佳 | 小椋佳 | 何をこんな遠く逃げて 来たのだろう一人 淋しそうな姿 鈍色の浜に立つ 細い後ろ影 風の舞う港から カモメ 傷をいやして 飛んでゆけ 思い出は海に沈めて 旅は捨てるはずの過去を 時に飾りさえも つけて連れて来るよ 見も知らぬ悲し気な 姿胸を打つ 風の舞う港から 浮かぶ面影ひとつ その頬に光るもの おまえの涙 風の舞う港から カモメ 俺も帰ろう うつむいた あの頬の涙ぬぐいに | |
オナカの大きな王子さまボニージャックス | ボニージャックス | 小椋佳 | 小椋佳 | オナカの大きな 王子さま 白いお洋服が やぶれそうだよ 金のボタンも とれそうだよ 魔法使いが 持ってきた 空とぶじゅうたんに 乗りたいな 空より高く とびたいな こんなに大きな オナカでは 空とぶじゅうたんは とばないかな 今夜のごちそう やめとこうかな 今日はペルシャと 中国の とってもおいしい お料理だってさあ ちょっとだけなら 食べようかな オナカの大きな 王子さま いつまでたっても 食べてるんだね お料理ぜんぶ なくなりそうだよ オナカの大きな 王子さま 空とぶじゅうたんに 乗りたいな 空より高く 飛びたいな | |
自由と孤独小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 暮らしの中の わずらわしさを 断ち切りたくて たった一人で 時間と場所を 設(しつら)えてみる 何をしようと 何思おうと 邪魔ひとつ無く 勝手身勝手 開け放たれた 自由を愉しむ さあれ人間 この世の出でて 意味目的の 本来無くて 底なし沼に 空しく騒ぐ 他と交わらぬ 一人の夜は 闇の戦士に 武器術は無く 争い難い 孤独が攻め込む 自由のベクトル 高く伸ばせば 孤独のベクトル より深み増す 自由と孤独 一枚の 金のコインの 裏表 裏表 思えば人は 一人のみにて 生きられもせず 無垢の自由は ありえないこと 完璧は無し さらに生きてる 意味問い行けば 人と人との 関わりの中 創るものとの 答えに行き着く また耐え難い 孤独の深み 辛く寂しく ふと我知らず 訳も知らずの 涙を落とす けれど孤独の 深い泉に 誰とも違う 私が浮かび 創造という 力が湧き出る 自由のベクトル 高く伸ばせば 孤独のベクトル より深み増す 自由と孤独 一枚の 金のコイン 裏表 裏表 | |
街角へ来ると小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 街角へ来ると たそがれの終り 街角へ来ると かたらいのなごり 粉雪の夜がふけていった あの人の肩も消えていった それが 最後の夜 それが 最後の雪 雪より白い あの人死んで 雪より白い 星が生まれた 街角へ来ると たそがれの終り 街角へ来ると 星くずの光り 粉雪のような出会いだった あの人の星も流れて消えた 今も 夜がくる 今も 雪がふる 雪より淡い あの遠い昔 雪より淡い 恋の思い出 | |
少しは私に愛を下さい小椋佳&林部智史 | 小椋佳&林部智史 | 小椋佳 | 小椋佳 | 少しは私に愛を下さい 全てを あなたに捧げた私だもの 一度も咲かずに 散ってゆきそうな バラが鏡に映っているわ 少しは私に愛を下さい たまには手紙を書いて下さい いつでも あなたを想う私だもの あなたの心の ほんの片隅に 私の名前を残してほしいの たまには手紙を書いて下さい みぞれの捨て犬 抱いて育てた やさしいあなたを想い出しているの 少しは私に愛を下さい | |
望郷小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 今日もまた 夕陽が 心の中の 同じ 同じ風景に落ちて行く あー ふるさと 誰かが 言ってた 心を置けば どこも どこもふるさとに なるのだと だけど 帰りたい 場所はひとつ 何ひとつ 重荷のない 少年のままの 笑顔の僕 年・月 過ぎても 心の中の 同じ 同じ家並の いざないが あー ふるさと 離れて なおさら 心に残る 甘い 甘い母の手の 優しさが だけど 帰らない 帰るものか 旅立つと あの遠い日 少年の夢を 誓った僕 帰らない 帰るものか 旅立つと あの遠い日 少年の夢を 誓った僕 | |
同情(あわれみ)小椋佳 | 小椋佳 | 塚原将 | 小椋佳 | 花の散ることは淋しいことなのだが 花の散ることは誰でも知っていて やがて実のなる頃には すっかり忘れてしまうのに ほんの短い時間が 余りにひっそりとする為に 情深い偽善者が 深刻な顔で腕をくむ その実を口にする時 誰が花のことまで想い出すものか ただ 甘ずっぱいと思うだけで 所詮 同情なんてそんなもの 可哀そうにと涙ぐんでる目に 花は満開の季節だ | |
夢芝居香西かおり | 香西かおり | 小椋佳 | 小椋佳 | 薗広昭 | 恋のからくり夢芝居 台詞ひとつ忘れもしない 誰のすじがき花舞台 行く先の影は見えない 男と女あやつりつられ 細い絆の糸引きひかれ けいこ不足を幕は待たない 恋はいつでも初舞台 恋は怪しい夢芝居 たぎる思いおさえられない 化粧衣装の花舞台 かい間見る素顔可愛い 男と女あやつりつられ 心の鏡のぞきのぞかれ こなしきれない涙と笑い 恋はいつでも初舞台 男と女あやつりつられ 対のあげはの誘い誘われ 心はらはら舞う夢芝居 恋はいつでも初舞台 |
西の空だけが小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | あぁ ある日見えてくる とてつもなく高い高い へいの中で走りまわる 僕ら あぁ まるい輪をかいて おしくらまんじゅう汗にかすむ へいの色はあざわらいの 僕ら まるで空だけが 西の空だけが かすかにあこがれ色を 見せているようだ | |
花霞そして舞落葉小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | ひと時のあなたの吐息を受けて まどろむ私の夢のはかなさ 知りたいと思うほど あなたにかかる花霞 つかの間にん稍を 飛びたつ鳥に似て 遠いあなた 声も届かない ひと時あなたの言葉の中で なぐさむ私の夢のおろかさ 知りたいと思うほど あなたをかくす舞落葉 まばたきの間に 高い空を駆ける 遠いあなた 心届かない いとしさはいつでも 淋しさと道づれ 遠いあなた 心届かない 遠いあなた 心届かない | |
遠い夜景に小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 二ノ宮史郎 | 戯れて 語り合おうか 出来れば嘘で 飾らぬままに 互いの心 暖炉の炎 揺らめくままに 静かに 煌くと見せて 街は 夜も 瞬きの間に 動き 流れ 移り 変わる 闇が 矛盾を 押し付ける 軽やかな フットワークと 大地 踏みしめる脚と 指と指 結び合おうか 確かなものを 弄るように 別れの兆し 嵐の予感 打ち消すように 肌ならず 重ね合おうか 見えない愛の 奇跡信じて 夜のキャンバス 二人の絵筆 絆描いて 静かに 煌くと見せて 街は 夜も 瞬きの間に 動き 流れ 移り 変わる 闇が 矛盾を 押し付ける 軽やかな フットワークと 大地 踏みしめる脚と 気後れ 躊躇いを見せて 愛は 夜の ビルの谷間に その身に 潜め 時に 祈る 闇に 胎児を 抱え込む 老木 芽吹きの夢か 小鳥 巣立ちの孤独か |
走らないで下さい小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 人間達が急ぎ足で バタバタバタバタ通りすぎても 年老いたノラ犬さえも あくびしながら日なたぼっこしてる 走らないで下さい 走らないで下さい 子犬にことばをかけて下さい 他の誰かを追いこしても あせって時間を追いかけても 夕日映す柿の実ほども 甘くもめだちもしないものでしょう 走らないで下さい 走らないで下さい 青い草笛吹いて下さい 私の愛するあなただけには 心の底から笑ってほしい 心から泣いてほしい やさしい言葉を捨てないでほしい 走らないで下さい 走らないで下さい 歩く楽しさ知って下さい 走らないで下さい 走らないで下さい 歩く楽しさ知って下さい | |
海辺の恋加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 佐藤春夫 | 小椋佳 | 木森敏之 | こぼれ松葉をかきあつめ おとめのごとき君なりき こぼれ松葉に火をはなち わらべのごときわれなりき わらべとおとめよりそひぬ ただたまゆらの火をかこみ うれしくふたり手をとりぬ かひなきことをただ夢み 入り日の中に立つけぶり ありやなしやとただほのか 海辺の恋の はかなさは こぼれ松葉の火なりけむ |
眉月夜桜田淳子 | 桜田淳子 | 茅野遊 | 小椋佳 | 真夜中は悩まないで 悪いことだけ見えるから 心は愛を探して 夜空を Fly Fly ため息ついて 左に寝返りうてば 枕をたたく 不安なハートのリズム あなたの声が聞きたくて 電話したのに 彼女の声にあわてて 受話器を置いたの ねむりたい ねむれない あなたがわからない ガラス窓見あげれば 眉月 眉をしかめているわ 真夜中は悩まないで 悪いことだけ見えるから 心は愛を探して 夜空を Fly Fly あなたの過去を聞いたって きっとすべては 知りつくせない それでも言葉がほしいの 愛したい でもこわい あなたがわからない さかさまに見あげれば 眉月だって笑顔になるわ 真夜中は悩まないで 悪いことだけ見えるから 心は愛を探して 夜空を Fly Fly | |
夢芝居大川栄策 | 大川栄策 | 小椋佳 | 小椋佳 | 恋のからくり 夢芝居 台詞ひとつ 忘れもしない 誰のすじがき 花舞台 行く先の 影は見えない 男と女 あやつりつられ 細い絆の 糸引き ひかれ けいこ不足を 幕は待たない 恋はいつでも 初舞台 恋は怪しい 夢芝居 たぎる思い おさえられない 化粧衣裳の 花舞台 かい間見る 素顔可愛い 男と女 あやつりつられ 心の鏡 のぞき のぞかれ こなしきれない 涙と笑い 恋はいつでも 初舞台 男と女 あやつりつられ 対のあげはの 誘い 誘われ 心はらはら 舞う夢芝居 恋はいつでも 初舞台 | |
風、好きに吹け ~迷夢本望~舟木一夫 | 舟木一夫 | 小椋佳 | 小椋佳 | ありふれた 明日葉(あしたば)の 花揺れて いつになく 佇(たたず)んで 振り返る 足跡に 愛(いと)しさと懐(なつ)かしさ 男ひとり 生きてみれば 想い通りと 想い違い 想い過ごしと 想いの外の 不揃いな 捩(よじ)れた道の ほろ苦さ 今日という 残りの日々の 初めての時 抱え込む 右手極楽 左手地獄 泣き笑い 何事か来い 何事か去れ 夢を行く 迷い本望 風好きに吹け 我知らず 愛しては 世忘れの 悦びと うらはらの 苦しみに 傷跡は 密やかに語り歌 男ひとり 生きてみれば 夢の見過ぎと 夢の陰り 夢見定めず 夢捨て切れず 嘘真(うそまこと) 迷いの夢の 綴(つづ)れ折(お)り 今日という 残りの日々の 初めての時 抱え込む 右手極楽 左手地獄 泣き笑い 何事か来い 何事か去れ 夢を行く 迷い本望 風好きに吹け 泣き笑い 何事か来い 何事か去れ 夢を行く 迷い本望 風好きに吹け 迷い本望 風好きに吹け | |
惚れたってことは橘大五郎 | 橘大五郎 | 小椋佳 | 小椋佳 | 野中則夫 | まずい まずいよ お前に 惹かれ 惹かれ過ぎてさ やること全て 阿呆じみて 一人芝居の 猿芝居 惚れたってことは 惚れたってことは 馬鹿な男に なることらしいね やばい やばいよ お前に 浮かれ 浮かれ過ぎてさ 俺が誰かも 見失い 支離滅裂で 五里霧中 惚れたってことは 惚れたってことは 柔な迷子に なることらしいね お前だけしか 見えなくなってよ お前の為だけ 生きたくなったよ ださい ださいよ お前を 愛し 愛し過ぎてさ 時代遅れの 恋心 無様不器用 無要領 惚れたってことは 惚れたってことは 妙にマトモになることらしいね お前だけしか 見えなくなったよ お前の為だけ 生きたくなったよ お前だけしか 見えなくなったよ お前の為だけ 生きたくなったよ |
さらば青春谷村新司 | 谷村新司 | 小椋佳 | 小椋佳 | 石坂慶彦・瀬戸谷芳治 | 僕は呼びかけはしない 遠くすぎ去るものに 僕は呼びかけはしない かたわらを行くものさえ 見るがいい 黒い水が 抱き込むように 流れてく 少女よ泣くのはお止め 風も木も川も土も みんな みんな たわむれの口笛を吹く 僕は呼びかけはしない 遠くすぎ去るものに 僕は呼びかけはしない かたわらを行くものさえ 見るがいい 黒い犬が えものさがして かけて行く 少女よ泣くのはお止め 空も海も月も星も みんな みんな うつろな輝きだ |
函館山から松原健之 | 松原健之 | 小椋佳 | 小椋佳 | 函館山から 立待岬 吹き上げる雪の中飛び交うかもめよ 若い男は 荒海を走る 優しさ拒む背中にいつも悲しむ女がいた 今はただ胸にしみるひとりの寒さよ おまえはもう若くはないととどろく波よ 誰を待つのか 立待岬 頬を切る風の中たたずむ乙女よ 紺のかすりに想い出す笑顔 身勝手許す背中にそっと涙を隠していた 淋しさをわかちあえる懐かしい女よ 凍て曇る冬の空にも想いを投げよう 函館山から 立待岬 吹き上げる雪の中飛び交うかもめよ | |
お前が行く朝小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | お前が行く朝 何を語ろう 出発の日だというのに 雨の季節だ 雨に霞んで お前の姿が消える時 せめて大声で もう一度呼びあおうか お前が行く朝 何を祈ろう 悲しいお別れじゃないのに 変な気分だ 雨に打たれて 心が沈んでしまうから せめて大声で 馬鹿野郎とでも言おうか お前が行く朝 何を歌おう 引き止める旅じゃないのに 雨の季節だ 雨にかくれて 残る寂しさを歌うより せめてさっぱりと どしゃぶりに濡れてみよう | |
シクラメンのかほり中森明菜 | 中森明菜 | 小椋佳 | 小椋佳 | 古池孝浩 | 真綿色したシクラメンほど清しいものはない 出逢いの時の君のようです ためらいがちにかけた言葉に 驚いたようにふりむく君に 季節が頬をそめて過ぎてゆきました うす紅色のシクラメンほどまぶしいものはない 恋する時の君のようです 木もれ陽あびた君を抱けば 淋しささえもおきざりにして 愛がいつのまにか歩き始めました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう うす紫のシクラメンほど淋しいものはない 後ろ姿の君のようです 暮れ惑う街の別れ道には シクラメンのかほりむなしくゆれて 季節が知らん顔して過ぎてゆきました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう |
白い浜辺に小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 白い浜辺に 日を浴びながら 裸の君が かけてゆく 白い浜辺に 腕ふって 僕が汗をふきふき どうしても追いつけない 昨夜の夢の話しさ 白いかもめに ほほえみながら まぶしい君が 振り返る 白いかもめに 立ち止まり 僕が小さな肩に 何気ない口吻 昨夜の夢の続きさ 初めての口吻 昨夜の夢の話しさ | |
演歌みたいな別れでも小椋佳 | 小椋佳 | 中山ラビ・小椋佳 | 小椋佳 | 小野崎孝輔 | どうはかない 夢だったのと 下手な台詞は 云わないでくれ 会えば涙が つらさを増すと 手紙ならまだ 許せもするが なりゆきだけの 恋だったのか 演歌みたいな 別れだね 赤羽行きの 夜更けの電車 秋色深い 肩に揺れて あの日にかけた お前の目には 真もどきの 光が見えて 一緒にいたい 気にもなったよ 演歌みたいな 別れでも 愛のわだちが いとおしくなる 泥をはらって 抱きたくなるよ 冬の深さに 閉ざした心 旅のそぞろに 野火たく夜は 人恋しさに 帰りたくなる さよなら云わず 離れたことに 少しあかりを 捜したりする 演歌みたいな 別れでも 愛のわだちを たどりたくなる 泥をはらって 追いたくなるよ |
名もない魚小椋佳 | 小椋佳 | 寺山修司 | 小椋佳 | 名もない魚が海にいた 名もない魚が恋をした 月の明るい夜だから 月の明るい夜だから 名もない魚の悲しみは 恋が届かぬ事でした 海には手紙がないのです 郵便ポストもないのです 名もない魚は手紙になった 自分の体に字をかいた 恋しい 恋しい 恋しいと 恋しい 恋しい 恋しいと 名もない魚は海の底 ひとり ひらひら ひらひらと 名もない魚の片思い 名もない恋の物語 | |
君の声聴けば小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 武沢豊 | 波を遊ばせ 岸辺囁く 風受け止めて 木の葉は歌う 聖なるものを その身に誘い 君は汚れず 無垢な魂 美しき夢 奏でるに任す 君の声聴けば 君の声聴けば 星呼吸して 光それぞれ 自由なままに 星座を創る 往き暮れている アリと人とを 君 甘やかな 涙を堪え 和毛の槍の 憐れみを投げる 君の声聴けば 君の声聴けば 時間がくれた重ね着 選び直して 時間をかけて身軽な 姿に帰ろう まだ旅人であれと 瞳こらせば 雨だれに虹 耳を澄ませば 湧き水誕生 欲望色の 古地図を捨て 君を視つめて 未知の世界の 畏れ・寂しさ 悦びで包む 君の声聴けば 君の声聴けば 君の声聴けば 君の声聴けば |
風は過ぎ人も過ぎ小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 風も過ぎ星も過ぎ 時は過ぎ人も過ぎ かわいた心持ち 悔いもなくさすらう 海の色遠くはるかに その果ては空に重なり 空の色はどこまでも青く どこまでも青い世界に 諸人は夢の小鳥を 離した日々をいつか忘れ 風も過ぎ星も過ぎ 時は過ぎ人も過ぎ かわいた心持ち 悔いもなくさすらう いつの日か友とうたった わらべ唄 故郷の山 素足ぬらした あの小川は せせらぎにそっと浮かべた 笹舟の明日の生命の 知る由ないそのはかなさ 風も過ぎ星も過ぎ 時は過ぎ人も過ぎ かわいた心持ち 悔いもなくさすらう はかなきは人の言葉よ 恋人は愛の言葉を せめての頼りに 限りつくし 限りなき旅を続けて 山彦の返す間もなく 今 又明日の 旅支度よ ラ……… ラ……… ラ……… | |
愛燦燦 -AI SAN SAN-五輪真弓 | 五輪真弓 | 小椋佳 | 小椋佳 | 井上鑑 | 雨 潸々と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散々と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って嬉しいものですね 愛 燦々と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って嬉しいものですね |
時薬橘大五郎 | 橘大五郎 | 小椋佳 | 小椋佳 | 細井豊 | 恨み言など 言いません あんなに 愛して くれたんだもの 寄せては返す 波のように 訪れては去る 月日の悪戯(いたずら) 出逢いと別れ よくある話 それ以上無い 幸せな時も くれたもの 忘れたいとも 言いません 嬉しい 思い出 貯めたんだもの 忘れ上手や 生き上手に なれない愚かさ もどかしいけれど 賢くなんて ならなくていい 辛い過ち 重ねるとしても 恋だもの 胸の痛みは 時薬(ときぐすり)が いつか 解(ほぐ)して くれましょう 心の傷も 時薬が いつか 治して くれましょう お幸せにと 言いましょう あんなに 愛して くれたんだもの 仲の良い時 ばかりでなく 諍(いさか)った事も 懐かしむ背中 別れの日さえ まだ鮮やかで 思い直せば 新しい門出 くれたもの 胸の痛みは 時薬(ときぐすり)が いつか 治(おさ)めて くれましょう 心の傷も 時薬が いつか 癒して くれましょう |
愛のピノキオ小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 突然 真面目な顔して 黙ったあの人が なんだか恐くて逃げた日 部屋の机の上 何度も書いたわ あなたという言葉 いくつもの思い出が ホラ 微笑んで手を振る シアワセ 琥珀のプリズム通して あなたがかけて行く あなたの向う私が あなたを待っている 両手につつまれ 私は夢の中 素晴らしい思い出が まだ いくつふえるかしら シアワセ どこで誰が書いているの わたしたちの愛のシナリオ ぎこちなさはあやつり人形 まるで二人 愛の 愛のピノキオ | |
愛燦燦中孝介 | 中孝介 | 小椋佳 | 小椋佳 | 雨 潸々と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散々と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦々と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね | |
また旅仕度小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 振り返る街の 過ぎて来た村の 思いおこせばみんな いい想い出ばかり 今この街も いいことばかり なぜまた旅仕度 朝焼けのたびに 晴れた日はとくに まだ見ぬ人のはるか かげろいたつ夢 苦しみだけが 待つ道のりを なぜまた旅仕度 新しい街が しばらくのうちに 見なれた街に変わる いたたまれぬ僕 どこにあるのか 安らぎの場所 なぜまた旅仕度 | |
子供らの明日小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 小椋佳 | 言うことが多すぎて何も言えないとき 自分でうそをついて少しも気づかないとき 子供らの明日は 未来で 私達の明日が ただの別の日で とじ込められた路地裏さえも 子供らの舞台はまわる 待つことが多すぎて何も見えないとき 夕暮れに寄りかかり心寒いとき 子供らの明日は 未来で 私達の明日が ただの別の日で 祭の音に太鼓 笛の音 子供らの心は踊る 知ることが多すぎて何も知らないとき 時間がまたすぎて自分は進まないとき 子供らの明日は 未来で 私達の明日が ただの別の日で 言葉も知らぬ幼な児さえも 数え唄 手を打ち唄う 子供らの明日は 未来で 私達の明日が ただの別の日で 子供らの明日は 未来で 私達の明日が ただの別の日で | |