琵琶湖周航の歌我は湖の子 さすらいの 旅にしあれば しみじみと のぼるさぎりや さざ波の 志賀の都よ いざさらば 松は緑に 砂白き 雄松が里の 乙女子は 赤い椿の 森蔭に はかない恋に泣くとかや 波の間に間に 漂えば 赤い泊火 なつかしみ 行方定めぬ 波枕 今日は今津か 長浜か 瑠璃の花園 珊瑚の宮 古い伝えの 竹生島 仏の御手に 抱かれて ねむれ乙女子 やすらけく 矢の根は 深く埋もれて 夏草しげき 堀りのあと 古城にひとり 佇めば 比良も伊吹も 夢のごと 西国十番 長命寺 汚(けが)れの現世(うつしよ)遠く去りて 黄金の波に いざ漕がん 語れ我が友 熱き心 | 水森かおり | 小口太郎 | 小口太郎 | 斉藤巧、フローライト・アンサンブル | 我は湖の子 さすらいの 旅にしあれば しみじみと のぼるさぎりや さざ波の 志賀の都よ いざさらば 松は緑に 砂白き 雄松が里の 乙女子は 赤い椿の 森蔭に はかない恋に泣くとかや 波の間に間に 漂えば 赤い泊火 なつかしみ 行方定めぬ 波枕 今日は今津か 長浜か 瑠璃の花園 珊瑚の宮 古い伝えの 竹生島 仏の御手に 抱かれて ねむれ乙女子 やすらけく 矢の根は 深く埋もれて 夏草しげき 堀りのあと 古城にひとり 佇めば 比良も伊吹も 夢のごと 西国十番 長命寺 汚(けが)れの現世(うつしよ)遠く去りて 黄金の波に いざ漕がん 語れ我が友 熱き心 |
再度山焦がれて三年 別れて二年 愛しさ胸を 離れない 一緒に暮らそう… 忘れたはずの 優しいことば よみがえる あの日ふたりで 訪れた 再度山から 見る夕陽 夢をなくした 女の影を あなた見つけて もう一度 想いは永遠 心はみれん あの日は二度と 戻らない 幸せばかりの 人生ならば なみだが枯れる はずもない ひとりぽっちで 踏みしめた 再度山から 降るもみじ 今もつめたい この指先を あなた温(ぬく)めて もう一度 愛のまぼろし 追いかけて 再度山から 雄滝(おんたき)へ 次も女に 生まれてきたい あなた探して もう一度 | 水森かおり | 旦野いづみ | 伊藤薫 | 伊戸のりお | 焦がれて三年 別れて二年 愛しさ胸を 離れない 一緒に暮らそう… 忘れたはずの 優しいことば よみがえる あの日ふたりで 訪れた 再度山から 見る夕陽 夢をなくした 女の影を あなた見つけて もう一度 想いは永遠 心はみれん あの日は二度と 戻らない 幸せばかりの 人生ならば なみだが枯れる はずもない ひとりぽっちで 踏みしめた 再度山から 降るもみじ 今もつめたい この指先を あなた温(ぬく)めて もう一度 愛のまぼろし 追いかけて 再度山から 雄滝(おんたき)へ 次も女に 生まれてきたい あなた探して もう一度 |
ふたり雨ひとつの蛇の目に 寄り添えば 濡れた肩先 かばってくれる あなたと出逢って いなければ こんな倖せ なかったわ 夢のようです… ああふたり雨 お酒に酔ってる 振りをして 胸に甘える 駅裏通り こんなに愛しい 男(ひと)だもの 人眼なんかは 気にしない 抱いてください… ああ傘の中 無口なあなたの ぬくもりが 傘をもつ手に やさしく沁みる 泣きたくなるほど 好きだから 傍にいたいの もう少し 帰りたくない… ああふたり雨 | 水森かおり | 仁井谷俊也 | 水森英夫 | 前田俊明 | ひとつの蛇の目に 寄り添えば 濡れた肩先 かばってくれる あなたと出逢って いなければ こんな倖せ なかったわ 夢のようです… ああふたり雨 お酒に酔ってる 振りをして 胸に甘える 駅裏通り こんなに愛しい 男(ひと)だもの 人眼なんかは 気にしない 抱いてください… ああ傘の中 無口なあなたの ぬくもりが 傘をもつ手に やさしく沁みる 泣きたくなるほど 好きだから 傍にいたいの もう少し 帰りたくない… ああふたり雨 |
二人静の雨あの日の夢が 寄り添うように 二人静の 花が咲く 泣いてあなたが 帰るなら 百夜千夜も 泣くものを… 恋を引き裂く 噂がつらい まよう心に 降りそそぐ雨 小雨に打たれ その身を揺らす 姿せつない 恋の花 待ってあなたに 逢えるなら 私待ちます 幾夜でも… 胸の奥まで 涙のしずく 染みて悲しい かりそめの雨 おびえたように 啼く山鳥が 二人静の 風に舞う 追ってあなたに 届くなら 翼ください 私にも… 明日が見えない 女の夢に 明かりさすよな 虹いろの雨 | 水森かおり | 菅麻貴子 | 四方章人 | 丸山雅仁 | あの日の夢が 寄り添うように 二人静の 花が咲く 泣いてあなたが 帰るなら 百夜千夜も 泣くものを… 恋を引き裂く 噂がつらい まよう心に 降りそそぐ雨 小雨に打たれ その身を揺らす 姿せつない 恋の花 待ってあなたに 逢えるなら 私待ちます 幾夜でも… 胸の奥まで 涙のしずく 染みて悲しい かりそめの雨 おびえたように 啼く山鳥が 二人静の 風に舞う 追ってあなたに 届くなら 翼ください 私にも… 明日が見えない 女の夢に 明かりさすよな 虹いろの雨 |
ふたりのHoly NightMerry christmas. にぎわう街は 恋人たちのテラス あふれる笑顔 舗道を包む いつのまにか黄昏 Merry christmas. 去年は静かに 一人過ごしたイブだけど 今年は揺れる 灯りの中で 二人きり だけどこの恋は 生まれたて 手を離したら 消えそうな あなたのマフラーに 指を絡めて そのぬくもりを 感じてる Um~ ふたりのHoly Night Merry christmas. 星が降って来た いいえそれは白い雪 あなたの肩に 私の髪に 降り積もる 初めての恋じゃ ないけれど 胸のときめき 止まらない あなたが追いかける 大きな夢を ずっと近くで 見ていたい Um~ ふたりのHoly Night だけどこの恋は 生まれたて 手を離したら 消えそうな あなたのマフラーに 指を絡めて そのぬくもりを 感じてる Um~ ふたりのHoly Night | 水森かおり | 伊藤薫 | 伊藤薫 | 竹内弘一 | Merry christmas. にぎわう街は 恋人たちのテラス あふれる笑顔 舗道を包む いつのまにか黄昏 Merry christmas. 去年は静かに 一人過ごしたイブだけど 今年は揺れる 灯りの中で 二人きり だけどこの恋は 生まれたて 手を離したら 消えそうな あなたのマフラーに 指を絡めて そのぬくもりを 感じてる Um~ ふたりのHoly Night Merry christmas. 星が降って来た いいえそれは白い雪 あなたの肩に 私の髪に 降り積もる 初めての恋じゃ ないけれど 胸のときめき 止まらない あなたが追いかける 大きな夢を ずっと近くで 見ていたい Um~ ふたりのHoly Night だけどこの恋は 生まれたて 手を離したら 消えそうな あなたのマフラーに 指を絡めて そのぬくもりを 感じてる Um~ ふたりのHoly Night |
ふたり舞い~鶴の舞橋~いつかふたりで 行こうよと とうに忘れた 約束を いまも小指の ぬくもりが そっと覚えて いるのです 夕日が溶ける 湖に 空を見上げて 啼く鳥は あぁ だれを呼ぶ 愛を呼ぶ 岩木山(やま)に響いて ひとりきり 鶴の舞橋 あなたの胸に 飛んで行けない 迷い橋 もしも番(つが)いの 鳥ならば 後を追うでしょう 迷わずに けれど命が 重すぎて 渡りきれない 橋もある あなたでなけりゃ だめなのに 風がまぶたに しみてくる あぁ だれが泣く 愛が泣く 戻る故郷(くに)など ないのです 鶴の舞橋 はるかな夢に つばさ広げて ふたり舞い 鶴の舞橋 あなたの胸に 飛んで行きたい なごり橋 | 水森かおり | みろく | 西島三重子 | 若草恵 | いつかふたりで 行こうよと とうに忘れた 約束を いまも小指の ぬくもりが そっと覚えて いるのです 夕日が溶ける 湖に 空を見上げて 啼く鳥は あぁ だれを呼ぶ 愛を呼ぶ 岩木山(やま)に響いて ひとりきり 鶴の舞橋 あなたの胸に 飛んで行けない 迷い橋 もしも番(つが)いの 鳥ならば 後を追うでしょう 迷わずに けれど命が 重すぎて 渡りきれない 橋もある あなたでなけりゃ だめなのに 風がまぶたに しみてくる あぁ だれが泣く 愛が泣く 戻る故郷(くに)など ないのです 鶴の舞橋 はるかな夢に つばさ広げて ふたり舞い 鶴の舞橋 あなたの胸に 飛んで行きたい なごり橋 |
冬の雷鳴越後線から 羽越線(うえつせん) 乗りかえ駅は 風の中 あなたとふたりで 来るはずだった 冬の初めの 日本海 鉛色の 空に稲妻 冬の雷鳴が 吠える 突然すぎた さよならが 私の胸に 刺さります あゝ刺さります 酒田 象潟(きさかた) 波しぶき 列車は走る 海沿いを ありふれた日々が しあわせだった ずっとつづくと 信じてた 寒い心 揺らす稲妻 冬の雷鳴が 吠える どこまで行けば 消せますか 涙にぬれた 思い出を あゝ思い出を 雪を連れて 走る稲妻 冬の雷鳴が 吠える 叱ってほしい 弱虫と 紡いだ愛を 引き裂いて あゝ引き裂いて | 水森かおり | さくらちさと | 岡千秋 | 伊戸のりお | 越後線から 羽越線(うえつせん) 乗りかえ駅は 風の中 あなたとふたりで 来るはずだった 冬の初めの 日本海 鉛色の 空に稲妻 冬の雷鳴が 吠える 突然すぎた さよならが 私の胸に 刺さります あゝ刺さります 酒田 象潟(きさかた) 波しぶき 列車は走る 海沿いを ありふれた日々が しあわせだった ずっとつづくと 信じてた 寒い心 揺らす稲妻 冬の雷鳴が 吠える どこまで行けば 消せますか 涙にぬれた 思い出を あゝ思い出を 雪を連れて 走る稲妻 冬の雷鳴が 吠える 叱ってほしい 弱虫と 紡いだ愛を 引き裂いて あゝ引き裂いて |
愛終飛行(フライト)はるか翼の むこうに見える ふたりの部屋の 窓灯り 別れの季節が 来る前に 私は消える 星空へ・・・・・ さよなら あなた もう追わないで 女ひとりの 女ひとりの 愛終飛行(あいしゅうふらいと) 肩の寒さに ふと目覚めては いいことばかり 想い出す 淋しい心を 抱きしめて 私は見てる 夜の海・・・・・ さよなら あなた 忘れて欲しい 旅はどこまで 旅はどこまで 愛終飛行 いつか一緒に 来るはずだった アカシヤ並木 雲の下 守れぬ約束 したままで 私は行くの 遠い町・・・・・ さよなら あなた 今でも好きよ 涙果てない 涙果てない 愛終飛行 | 水森かおり | 水木れいじ | 伊藤雪彦 | 伊戸のりお | はるか翼の むこうに見える ふたりの部屋の 窓灯り 別れの季節が 来る前に 私は消える 星空へ・・・・・ さよなら あなた もう追わないで 女ひとりの 女ひとりの 愛終飛行(あいしゅうふらいと) 肩の寒さに ふと目覚めては いいことばかり 想い出す 淋しい心を 抱きしめて 私は見てる 夜の海・・・・・ さよなら あなた 忘れて欲しい 旅はどこまで 旅はどこまで 愛終飛行 いつか一緒に 来るはずだった アカシヤ並木 雲の下 守れぬ約束 したままで 私は行くの 遠い町・・・・・ さよなら あなた 今でも好きよ 涙果てない 涙果てない 愛終飛行 |
ふりむけばヨコハマ夢の続きはおしまいですか 全て白紙にかえるのですか もしも叶うなら この体投げだして ついて行きたい 閉じたまぶたにあなたが映る 別れ話を打ち消すように 汗がにじむ程 もう一度抱きしめて 映画のように 恋はいつも 背中合わせ 追えば追うほど 手の平返す ふりむけば ヨコハマ くちびるが淋しい ふりむけば ヨコハマ 置いてきぼりね 港離れる外国船を ひとり見送るホテルのロビー あなたここに来て おもいではいらないわ 悲しすぎるわ めぐり逢わせのいたずらなんて それで終わりにしないで欲しい そばに居るだけで 華やかなひとときを 生きてゆけるわ 窓を叩く 雨のしずく たぶんあなたも 旅人なのね ふりむけば ヨコハマ あなたしか見えない ふりむけば ヨコハマ 肌が恋しい ふりむけば ヨコハマ くちびるが淋しい ふりむけば ヨコハマ 置いてきぼりね | 水森かおり | たきのえいじ | 猪俣公章 | 竹内弘一 | 夢の続きはおしまいですか 全て白紙にかえるのですか もしも叶うなら この体投げだして ついて行きたい 閉じたまぶたにあなたが映る 別れ話を打ち消すように 汗がにじむ程 もう一度抱きしめて 映画のように 恋はいつも 背中合わせ 追えば追うほど 手の平返す ふりむけば ヨコハマ くちびるが淋しい ふりむけば ヨコハマ 置いてきぼりね 港離れる外国船を ひとり見送るホテルのロビー あなたここに来て おもいではいらないわ 悲しすぎるわ めぐり逢わせのいたずらなんて それで終わりにしないで欲しい そばに居るだけで 華やかなひとときを 生きてゆけるわ 窓を叩く 雨のしずく たぶんあなたも 旅人なのね ふりむけば ヨコハマ あなたしか見えない ふりむけば ヨコハマ 肌が恋しい ふりむけば ヨコハマ くちびるが淋しい ふりむけば ヨコハマ 置いてきぼりね |
ふるさとのはなしをしよう砂山に さわぐ潮風 かつお舟 はいる浜辺の 夕焼けが 海をいろどる きみの知らない ぼくのふるさと ふるさとの はなしをしよう 鳴る花火 ならぶ夜店に 縁日の まちのともしび 下町の 夜が匂うよ きみが生まれた きみのふるさと ふるさとの はなしをしよう 今頃は 丘の畑に 桃の実が 赤くなるころ 遠い日の 夢の数々 ぼくは知りたい きみのふるさと ふるさとの はなしをしよう | 水森かおり | 伊野上のぼる | キダ・タロー | 丸山雅仁 | 砂山に さわぐ潮風 かつお舟 はいる浜辺の 夕焼けが 海をいろどる きみの知らない ぼくのふるさと ふるさとの はなしをしよう 鳴る花火 ならぶ夜店に 縁日の まちのともしび 下町の 夜が匂うよ きみが生まれた きみのふるさと ふるさとの はなしをしよう 今頃は 丘の畑に 桃の実が 赤くなるころ 遠い日の 夢の数々 ぼくは知りたい きみのふるさと ふるさとの はなしをしよう |
ふるさとほっこり村いつもぼくらを みまもって 村のはずれの お地蔵さん いたずらたぬきの 恩返し 山の恵みが とどくかな ほっこり村のふるさとは 笑う時あり 泣くことも ああ いつもあたたかく ここにいるよ まがりくねった 行き先は いつも遊んだ 桜の木 小枝集めた 帰り道 山の夕陽も 笑ってる かわのせせらぎ 聴きながら 朝の小鳥の さえずりに きつねの親子が 顔を出し まーるいおひさま のぼってく ほっこり村の ふるさとは 怒ることあり なぐさめも さぁーいくよ どこまでも 長い道を 急なさかみち ころがって だれが一番 とれるかな いつもみんなで かけくらべ おうち見えたら また明日 ほっこり村のふるさとは 笑う時あり 泣くことも ああ いつもあたたかく ここにいるよ まがりくねった行き先は いつも遊んだ 桜の木 小枝集めた 帰り道 山の夕陽も 笑ってる | 水森かおり | 山之内一 | 大森俊之 | 大森俊之 | いつもぼくらを みまもって 村のはずれの お地蔵さん いたずらたぬきの 恩返し 山の恵みが とどくかな ほっこり村のふるさとは 笑う時あり 泣くことも ああ いつもあたたかく ここにいるよ まがりくねった 行き先は いつも遊んだ 桜の木 小枝集めた 帰り道 山の夕陽も 笑ってる かわのせせらぎ 聴きながら 朝の小鳥の さえずりに きつねの親子が 顔を出し まーるいおひさま のぼってく ほっこり村の ふるさとは 怒ることあり なぐさめも さぁーいくよ どこまでも 長い道を 急なさかみち ころがって だれが一番 とれるかな いつもみんなで かけくらべ おうち見えたら また明日 ほっこり村のふるさとは 笑う時あり 泣くことも ああ いつもあたたかく ここにいるよ まがりくねった行き先は いつも遊んだ 桜の木 小枝集めた 帰り道 山の夕陽も 笑ってる |
ブルー・ライト・ヨコハマ街の灯りが とてもきれいね ヨコハマ ブルー・ライト・ヨコハマ あなたと二人 幸せよ いつものように 愛のことばを ヨコハマ ブルー・ライト・ヨコハマ 私にください あなたから 歩いても 歩いても 小舟のように わたしはゆれて ゆれて あなたの腕の中 足音だけが ついて来るのよ ヨコハマ ブルー・ライト・ヨコハマ やさしいくちづけ もういちど 歩いても 歩いても 小舟のように わたしはゆれて ゆれて あなたの腕の中 あなたの好きな タバコの香り ヨコハマ ブルー・ライト・ヨコハマ 二人の世界 いつまでも | 水森かおり | 橋本淳 | 筒美京平 | 石倉重信 | 街の灯りが とてもきれいね ヨコハマ ブルー・ライト・ヨコハマ あなたと二人 幸せよ いつものように 愛のことばを ヨコハマ ブルー・ライト・ヨコハマ 私にください あなたから 歩いても 歩いても 小舟のように わたしはゆれて ゆれて あなたの腕の中 足音だけが ついて来るのよ ヨコハマ ブルー・ライト・ヨコハマ やさしいくちづけ もういちど 歩いても 歩いても 小舟のように わたしはゆれて ゆれて あなたの腕の中 あなたの好きな タバコの香り ヨコハマ ブルー・ライト・ヨコハマ 二人の世界 いつまでも |
豊後水道背のびした恋破れ なぐさめる人もなく 信じていたのに あなたはもう来ない やせた女の旅路には やさし過ぎるわ 春の海 こぼれ散る紅椿 流れにひきこんで 何を急ぐか 豊後水道 この海が 銀河なら 逢(お)う瀬もあるけれど 近くて 遥かね あなたと私には 岬巡れば また入江 人の情に出会えそう 辛口の地の酒を 海辺の宿で飲み 何を歌うか 豊後水道 爪の色 変えたのも 心が晴れたから 一人の旅でも 泣かないひとになる 春は何日早かった 風もうららで甘かった 海猫の棲む島を ぐるりと一まわり 何を想うか 豊後水道 | 水森かおり | 阿久悠 | 三木たかし | 竹内弘一 | 背のびした恋破れ なぐさめる人もなく 信じていたのに あなたはもう来ない やせた女の旅路には やさし過ぎるわ 春の海 こぼれ散る紅椿 流れにひきこんで 何を急ぐか 豊後水道 この海が 銀河なら 逢(お)う瀬もあるけれど 近くて 遥かね あなたと私には 岬巡れば また入江 人の情に出会えそう 辛口の地の酒を 海辺の宿で飲み 何を歌うか 豊後水道 爪の色 変えたのも 心が晴れたから 一人の旅でも 泣かないひとになる 春は何日早かった 風もうららで甘かった 海猫の棲む島を ぐるりと一まわり 何を想うか 豊後水道 |
釜山港へ帰れつばき咲く春なのに あなたは帰らない たたずむ釜山港(プサンハン)に 涙の雨が降る あついその胸に 顔うずめて もいちど幸せ 噛みしめたいのよ トラワヨ プサンハンへ 逢いたい あなた 行きたくてたまらない あなたのいる町へ さまよう釜山港(プサンハン)は 霧笛が胸を刺す きっと伝えてよ カモメさん いまも信じて 耐えてるあたしを トラワヨ プサンハンへ 逢いたい あなた あついその胸に 顔うずめて もいちど幸せ 噛みしめたいのよ トラワヨ プサンハンへ 逢いたい あなた | 水森かおり | 黄善友・訳詞:三佳令二 | 黄善友 | 石倉重信 | つばき咲く春なのに あなたは帰らない たたずむ釜山港(プサンハン)に 涙の雨が降る あついその胸に 顔うずめて もいちど幸せ 噛みしめたいのよ トラワヨ プサンハンへ 逢いたい あなた 行きたくてたまらない あなたのいる町へ さまよう釜山港(プサンハン)は 霧笛が胸を刺す きっと伝えてよ カモメさん いまも信じて 耐えてるあたしを トラワヨ プサンハンへ 逢いたい あなた あついその胸に 顔うずめて もいちど幸せ 噛みしめたいのよ トラワヨ プサンハンへ 逢いたい あなた |
北陸ひとり旅北へ行こうか それとも西か どちらにしても 寒い胸 北陸・おんなの ひとり旅 列車に揺られ 書く手紙 別れは決めた はずなのに 書きだす言葉が 見つかりません… 心細さか ひと駅ごとに 未練がつのる 逢いたさに 富山を過ぎれば 糸魚川 もう帰れない あなたには こころの迷い 叱るよに 遠くでせつない 警笛が泣いた… 人を愛して 流した涙 大人になった 気がします 北陸・おんなの ひとり旅 夕陽が沈む 日本海 季節がやがて 変わるよに 悲しみ乗りこえ 明日に生きる… | 水森かおり | 仁井谷俊也 | 弦哲也 | 伊戸のりお | 北へ行こうか それとも西か どちらにしても 寒い胸 北陸・おんなの ひとり旅 列車に揺られ 書く手紙 別れは決めた はずなのに 書きだす言葉が 見つかりません… 心細さか ひと駅ごとに 未練がつのる 逢いたさに 富山を過ぎれば 糸魚川 もう帰れない あなたには こころの迷い 叱るよに 遠くでせつない 警笛が泣いた… 人を愛して 流した涙 大人になった 気がします 北陸・おんなの ひとり旅 夕陽が沈む 日本海 季節がやがて 変わるよに 悲しみ乗りこえ 明日に生きる… |
星屑のバラード一番星が 灯る西の空 見上げて泣いた いまは遠い街 風の便りも 聴かないこの頃 お元気ですか ただつぶやくだけ あの日に帰る道 心にありますか くるっと回って 迷って笑って いつか歩いてみたい ひとり涙 ぬぐいながら 懐かしい声が 聴こえてくるまで 流れる星を 追いかけた頃は 果てない夢を 胸に秘めていた 好きだった人 思い出す丘に ことしも白い 花が咲きますね あれからどれだけの 月日が経ちますか うるっときちゃって 悔やんでみたって 時は戻らないもの ひとり涙 ぬぐいながら 星屑のバラード 歌ってみましょか あの日に帰る道 心にありますか くるっと回って 迷って笑って いつか歩いてみたい ひとり涙 ぬぐいながら 懐かしい声が 聴こえてくるまで | 水森かおり | 松井五郎 | 南こうせつ | 佐藤準 | 一番星が 灯る西の空 見上げて泣いた いまは遠い街 風の便りも 聴かないこの頃 お元気ですか ただつぶやくだけ あの日に帰る道 心にありますか くるっと回って 迷って笑って いつか歩いてみたい ひとり涙 ぬぐいながら 懐かしい声が 聴こえてくるまで 流れる星を 追いかけた頃は 果てない夢を 胸に秘めていた 好きだった人 思い出す丘に ことしも白い 花が咲きますね あれからどれだけの 月日が経ちますか うるっときちゃって 悔やんでみたって 時は戻らないもの ひとり涙 ぬぐいながら 星屑のバラード 歌ってみましょか あの日に帰る道 心にありますか くるっと回って 迷って笑って いつか歩いてみたい ひとり涙 ぬぐいながら 懐かしい声が 聴こえてくるまで |
星屑の町両手を回して 帰ろ 揺れながら 涙の中を たっひとりで やさしかった 夢にはぐれず 瞼(まぶた)を閉じて 帰ろ まだ遠い 赤いともしび 指笛吹いて 帰ろ 揺れながら 星屑(ほしくず)わけて 町を離れて 忘れない 花のかずかず 瞼を閉じて 帰ろ 思い出の 道をひとすじ 両手を回して 帰ろ 揺れながら 涙の中を たったひとりで | 水森かおり | 東条寿三郎 | 安部芳明 | 丸山雅仁 | 両手を回して 帰ろ 揺れながら 涙の中を たっひとりで やさしかった 夢にはぐれず 瞼(まぶた)を閉じて 帰ろ まだ遠い 赤いともしび 指笛吹いて 帰ろ 揺れながら 星屑(ほしくず)わけて 町を離れて 忘れない 花のかずかず 瞼を閉じて 帰ろ 思い出の 道をひとすじ 両手を回して 帰ろ 揺れながら 涙の中を たったひとりで |
星の砂二度と出来ない恋を捨て あなた遠く 離ればなれになってゆくの 今 つらいわ 嫁ぐ日岬に ひとりたたずみ 君住む島に 別れを告げる 凪いで 凪いでまぶしい 珊瑚の島が にじんでおちて 星の砂 過ぎし日ふたりは 海辺に遊び 変わらぬ愛を 夕陽に祈る いつか いつかふたりは 運命(さだめ)にさかれ わたしは遠く 石垣へ 髪にかざした ブーゲンビリア そえぬ運命(さだめ)に 赤く咲く 海よ 海に流れが あるならば とどけてほしい 星の砂 ルルル ルルル…… 風よ吹け 波よ打て それであなたに つぐなえるならば 海よ 海に流れが あるならば とどけてほしい 星の砂 とどけてほしい 星の砂 | 水森かおり | 関口宏 | 出門英 | 伊戸のりお | 二度と出来ない恋を捨て あなた遠く 離ればなれになってゆくの 今 つらいわ 嫁ぐ日岬に ひとりたたずみ 君住む島に 別れを告げる 凪いで 凪いでまぶしい 珊瑚の島が にじんでおちて 星の砂 過ぎし日ふたりは 海辺に遊び 変わらぬ愛を 夕陽に祈る いつか いつかふたりは 運命(さだめ)にさかれ わたしは遠く 石垣へ 髪にかざした ブーゲンビリア そえぬ運命(さだめ)に 赤く咲く 海よ 海に流れが あるならば とどけてほしい 星の砂 ルルル ルルル…… 風よ吹け 波よ打て それであなたに つぐなえるならば 海よ 海に流れが あるならば とどけてほしい 星の砂 とどけてほしい 星の砂 |
北海ララバイ砂に一文字 男と書いて 何も言わず涙のんで 背中を向けた 貴方の胸の重い荷物 分からなかった 私の負けね 北の海の静けさは 今日も変わらず波しぶき 今どこに 何をして 暮らしているのよ 風よ伝えてよ 明日別れを告げよう 肩が一言 許してくれと 揺れていたの知らなかった 男の涙 私も今は重い荷物 胸に抱いて生きる おろかものよ 北の海の広がりは いつか貴方にあえるような そんな気がして ここに立ち 海の男の子守歌 聞こえるよ 明日別れを告げよう 北の海の静けさは 今日も変わらず波しぶき 今どこに 何をして 暮らしているのよ 風よ伝えてよ 明日別れを告げよう | 水森かおり | 石井祥子 | 石井昌子 | 伊戸のりお | 砂に一文字 男と書いて 何も言わず涙のんで 背中を向けた 貴方の胸の重い荷物 分からなかった 私の負けね 北の海の静けさは 今日も変わらず波しぶき 今どこに 何をして 暮らしているのよ 風よ伝えてよ 明日別れを告げよう 肩が一言 許してくれと 揺れていたの知らなかった 男の涙 私も今は重い荷物 胸に抱いて生きる おろかものよ 北の海の広がりは いつか貴方にあえるような そんな気がして ここに立ち 海の男の子守歌 聞こえるよ 明日別れを告げよう 北の海の静けさは 今日も変わらず波しぶき 今どこに 何をして 暮らしているのよ 風よ伝えてよ 明日別れを告げよう |
望郷夢うた春は桜の 花の下(もと) 交す盃(さかずき) 歌もよし 夏は日焼けの 子供等(ら)が 波と戯(たわむ)る 陽(ひ)の長さ 故郷よ 故郷よ 故郷 離れ 幾星霜(いくせいそう) 心は祖国の 空にあり 秋は祭りの 遠花火(とおはなび) しばし偲(しの)ぶは 父や母 冬は木枯(こが)らし 掘(ほ)り炬燵(ごたつ) みかんむく手の 懐(なつ)かしさ 故郷よ 故郷よ 故郷 遠く 駈け巡る 心は祖国の 空に舞う 心は祖国の 空にあり | 水森かおり | 弦哲也・補作詞:たきのえいじ | 弦哲也 | 丸山雅仁 | 春は桜の 花の下(もと) 交す盃(さかずき) 歌もよし 夏は日焼けの 子供等(ら)が 波と戯(たわむ)る 陽(ひ)の長さ 故郷よ 故郷よ 故郷 離れ 幾星霜(いくせいそう) 心は祖国の 空にあり 秋は祭りの 遠花火(とおはなび) しばし偲(しの)ぶは 父や母 冬は木枯(こが)らし 掘(ほ)り炬燵(ごたつ) みかんむく手の 懐(なつ)かしさ 故郷よ 故郷よ 故郷 遠く 駈け巡る 心は祖国の 空に舞う 心は祖国の 空にあり |
房総半島 吹く風まかせ一人旅なら 館山(たてやま)へおいで リュックを前に下げて 渚の駅へ 生きてゆくのが 少しつらい時 そうさこの街は 人が温かい 房総半島 吹く風まかせ 海が好きなら 御宿(おんじゅく)に行こう 港に集う舟と あふれる笑顔 岬の果てで 息を弾ませて 両手広げれば 空が降りて来る 房総半島 吹く風まかせ 恋をするなら 木更津(きさらづ)がいいよ 伸ばした指の先に ほら海ほたる もしもこの次 ここに来る時は 光る星空を 二人見上げよう 房総半島 吹く風まかせ 房総半島 吹く風まかせ | 水森かおり | 伊藤薫 | 伊藤薫 | 佐藤和豊 | 一人旅なら 館山(たてやま)へおいで リュックを前に下げて 渚の駅へ 生きてゆくのが 少しつらい時 そうさこの街は 人が温かい 房総半島 吹く風まかせ 海が好きなら 御宿(おんじゅく)に行こう 港に集う舟と あふれる笑顔 岬の果てで 息を弾ませて 両手広げれば 空が降りて来る 房総半島 吹く風まかせ 恋をするなら 木更津(きさらづ)がいいよ 伸ばした指の先に ほら海ほたる もしもこの次 ここに来る時は 光る星空を 二人見上げよう 房総半島 吹く風まかせ 房総半島 吹く風まかせ |
僕たちの世界テクテク もぐもぐ スヤスヤ おはようおひさまキラキラ 今日もごはんがおいしいな 海も山も白い雲も 虫さんも鳥さんもニコニコ この広い世界は僕たちの遊び場 不思議に満ちた夢のような世界 進め 進め さあ行こう ウキウキ ワハワハ るんるんるん ふかふか草の道らんらんらん 夜空に光る花ドンドンドン 月のうさぎとぺったんぺったん 舞い踊る白綿ふわふわ 移りゆく季節はいろんな顔見せて 希望に満ちた明日を連れてくる 進め 進め さあ行こう ドキドキ ワクワク ずんずんずん 空飛ぶ雲に乗れるかな? 虹の橋渡れるのかな? 星の河で泳げるかな? 魔法の国へ行けるかな? 巡りくる時間は夢いっぱいあふれて 笑顔に満ちた未来がやってくる 進め 進め さあ行こう ウキウキ ワハワハ るんるんるん | 水森かおり | 坪野竜也 | 坪野竜也 | 坪野竜也 | テクテク もぐもぐ スヤスヤ おはようおひさまキラキラ 今日もごはんがおいしいな 海も山も白い雲も 虫さんも鳥さんもニコニコ この広い世界は僕たちの遊び場 不思議に満ちた夢のような世界 進め 進め さあ行こう ウキウキ ワハワハ るんるんるん ふかふか草の道らんらんらん 夜空に光る花ドンドンドン 月のうさぎとぺったんぺったん 舞い踊る白綿ふわふわ 移りゆく季節はいろんな顔見せて 希望に満ちた明日を連れてくる 進め 進め さあ行こう ドキドキ ワクワク ずんずんずん 空飛ぶ雲に乗れるかな? 虹の橋渡れるのかな? 星の河で泳げるかな? 魔法の国へ行けるかな? 巡りくる時間は夢いっぱいあふれて 笑顔に満ちた未来がやってくる 進め 進め さあ行こう ウキウキ ワハワハ るんるんるん |
松島紀行涙どんなに 流してみても 過ぎたあの日は かえらない 別れるための 旅なのに 面影ばかり 浮かびます ひとり松島 未練がつのる あなたにも一度… 逢いたくて ふたり暮らした 小さな部屋も なぜか今では なつかしい あなたに逢えて よかったと 心でそっと つぶやいた ひとり松島 心が寒い 小雨に濡れてる 五大堂 潮の満干(みちひき) 男と女 夢がどこかで すれ違う あなたと買った 鉢植えは 枯れずに花が 咲きますか ひとり松島 思い出乗せて 島から島へと 船が行く | 水森かおり | たかたかし | 弦哲也 | 伊戸のりお | 涙どんなに 流してみても 過ぎたあの日は かえらない 別れるための 旅なのに 面影ばかり 浮かびます ひとり松島 未練がつのる あなたにも一度… 逢いたくて ふたり暮らした 小さな部屋も なぜか今では なつかしい あなたに逢えて よかったと 心でそっと つぶやいた ひとり松島 心が寒い 小雨に濡れてる 五大堂 潮の満干(みちひき) 男と女 夢がどこかで すれ違う あなたと買った 鉢植えは 枯れずに花が 咲きますか ひとり松島 思い出乗せて 島から島へと 船が行く |
まよい酒風がしみるね 傷あとに 背中丸めちゃ 直さらに 忘れられずに 恋心 雨の降る夜は すすり泣く こぼれる涙 踏みつぶしても あんたが帰る 訳じゃない 死んだふりして 呑む酒は 酔えぬ心の まよい酒 ひとりっきりの 温もりじゃ とても この冬 越せません こんな時には 頬うめた やさしい胸が 恋しいよ ほんの少しで いいからあんた たぐりよせてよ 赤い糸 死んだふりして 呑む酒は 夢の欠けらを 想い出す こぼれる涙 踏みつぶしても あんたが帰る 訳じゃない 死んだふりして 呑む酒は 酔えぬ心の まよい酒 | 水森かおり | 有島司 | 弦哲也 | | 風がしみるね 傷あとに 背中丸めちゃ 直さらに 忘れられずに 恋心 雨の降る夜は すすり泣く こぼれる涙 踏みつぶしても あんたが帰る 訳じゃない 死んだふりして 呑む酒は 酔えぬ心の まよい酒 ひとりっきりの 温もりじゃ とても この冬 越せません こんな時には 頬うめた やさしい胸が 恋しいよ ほんの少しで いいからあんた たぐりよせてよ 赤い糸 死んだふりして 呑む酒は 夢の欠けらを 想い出す こぼれる涙 踏みつぶしても あんたが帰る 訳じゃない 死んだふりして 呑む酒は 酔えぬ心の まよい酒 |
マリモの唄水面にわたる 風さみし 阿寒の山の 湖に 浮かぶマリモよ なに思う マリモよ マリモ 緑のマリモ 晴れれば浮かぶ 水の上 曇れば沈む 水の底 恋は悲しと 嘆きあう マリモよ マリモ 涙のマリモ アイヌの村に いまもなお 悲しくのこる ロマンスを 歌うマリモの 影さみし マリモよ マリモ 緑のマリモ | 水森かおり | 岩瀬ひろし | 八州秀章 | | 水面にわたる 風さみし 阿寒の山の 湖に 浮かぶマリモよ なに思う マリモよ マリモ 緑のマリモ 晴れれば浮かぶ 水の上 曇れば沈む 水の底 恋は悲しと 嘆きあう マリモよ マリモ 涙のマリモ アイヌの村に いまもなお 悲しくのこる ロマンスを 歌うマリモの 影さみし マリモよ マリモ 緑のマリモ |
マルガリータ何を飲むかと 聞かれたから マルガリータと こたえたの 「イイ女が 飲む酒だ」 あなたはあの日 からかった 想い出に 泣くには まだ 酔いも浅く 悪ぶって 遊ぶには まだ 月も低い 遠い想い出の島 マヨルカに 私は一人… 何を飲むかと 聞かれるたび マルガリータと こたえるの イイ男は そういない こぼれた吐息 飲み干した 忘れたと 言うには まだ 傷も深く 別の恋 探すには まだ 心途中 あなた諦めるため マヨルカに 私は来たの… 携帯が 鳴るたび まだ 心乱れ うそぶいて みせるには そう 愛しすぎた ドアを振り返る癖 マヨルカに 私は一人… | 水森かおり | 円香乃 | 木村竜蔵 | 西村真吾 | 何を飲むかと 聞かれたから マルガリータと こたえたの 「イイ女が 飲む酒だ」 あなたはあの日 からかった 想い出に 泣くには まだ 酔いも浅く 悪ぶって 遊ぶには まだ 月も低い 遠い想い出の島 マヨルカに 私は一人… 何を飲むかと 聞かれるたび マルガリータと こたえるの イイ男は そういない こぼれた吐息 飲み干した 忘れたと 言うには まだ 傷も深く 別の恋 探すには まだ 心途中 あなた諦めるため マヨルカに 私は来たの… 携帯が 鳴るたび まだ 心乱れ うそぶいて みせるには そう 愛しすぎた ドアを振り返る癖 マヨルカに 私は一人… |
満天のてぃんがーら別れの理由(わけ)は ないものねだり 身丈知らずの 恋でした 石垣島から 船に乗り 岬をめぐる ひとり旅 奪う勇気も ないくせに 夢見た女の わがままを 叱ってください 八重山の ああ 満天のてぃんがーら たとえば人を 不幸にしたら なれるはずない 幸せに 真白なビーチも 日が暮れて 波が消してく 砂の城 西表(いりおもて)から 由布島(ゆぶじま)へ 私の旅が 終わるまで 照らしてください 八重山の ああ 満天のてぃんがーら 忘れるすべも ないままに 私はどこへ 流れてく 光をください 八重山の ああ 満天のてぃんがーら ああ 満天のてぃんがーら | 水森かおり | 旦野いづみ | 弦哲也 | 若草恵 | 別れの理由(わけ)は ないものねだり 身丈知らずの 恋でした 石垣島から 船に乗り 岬をめぐる ひとり旅 奪う勇気も ないくせに 夢見た女の わがままを 叱ってください 八重山の ああ 満天のてぃんがーら たとえば人を 不幸にしたら なれるはずない 幸せに 真白なビーチも 日が暮れて 波が消してく 砂の城 西表(いりおもて)から 由布島(ゆぶじま)へ 私の旅が 終わるまで 照らしてください 八重山の ああ 満天のてぃんがーら 忘れるすべも ないままに 私はどこへ 流れてく 光をください 八重山の ああ 満天のてぃんがーら ああ 満天のてぃんがーら |
水に咲く花・支笏湖へ水の中にも 花が咲く 北の大地の 湖に あてもないまま 支笏湖へ 爪の先まで 凍らせて 辛い心で 見る空は 晴れているのに 涙雨 もしもあなたに 逢えるなら 今の全てを 捨てられる 何を思うか 支笏湖で 愛を返して もう一度 胸を激しく 傷めても 想い出だけで 暮らせない いっそ憎んで 嫌われて ひどい別れの 方が良い 一人旅です 支笏湖へ 愛が消えても 生きて行く 広いこの世の 片隅で 夢のかけらを 抱きしめて | 水森かおり | 伊藤薫 | 弦哲也 | 前田俊明 | 水の中にも 花が咲く 北の大地の 湖に あてもないまま 支笏湖へ 爪の先まで 凍らせて 辛い心で 見る空は 晴れているのに 涙雨 もしもあなたに 逢えるなら 今の全てを 捨てられる 何を思うか 支笏湖で 愛を返して もう一度 胸を激しく 傷めても 想い出だけで 暮らせない いっそ憎んで 嫌われて ひどい別れの 方が良い 一人旅です 支笏湖へ 愛が消えても 生きて行く 広いこの世の 片隅で 夢のかけらを 抱きしめて |
魅せられて南にむいてる窓をあけ ひとりで見ている 海の色 美しすぎると こわくなる 若さによく似た 真昼の蜃気楼 Wind is blowing from the Aegean 女は海 好きな男の腕の中でも 違う男の夢を見る Uh-Ah-Uh-Ah 私の中でお眠りなさい Wind is blowing from the Aegean 女は恋 昨夜(ゆうべ)の余韻が隅々(すみずみ)に 気怠(けだる)い甘さを 残してる レースのカーテン ひきちぎり 体に巻きつけ 踊ってみたくなる Wind is blowing from the Aegean 女は海 やさしい人に抱かれながらも 強い男にひかれてく Uh-Ah-Uh-Ah 私の中でお眠りなさい Wind is blowing from the Aegean 女は海 好きな男の腕の中でも 違う男の夢を見る Uh-Ah-Uh-Ah 私の中でお眠りなさい Wind is blowing from the Aegean 女は恋 | 水森かおり | 阿木燿子 | 筒美京平 | 丸山雅仁 | 南にむいてる窓をあけ ひとりで見ている 海の色 美しすぎると こわくなる 若さによく似た 真昼の蜃気楼 Wind is blowing from the Aegean 女は海 好きな男の腕の中でも 違う男の夢を見る Uh-Ah-Uh-Ah 私の中でお眠りなさい Wind is blowing from the Aegean 女は恋 昨夜(ゆうべ)の余韻が隅々(すみずみ)に 気怠(けだる)い甘さを 残してる レースのカーテン ひきちぎり 体に巻きつけ 踊ってみたくなる Wind is blowing from the Aegean 女は海 やさしい人に抱かれながらも 強い男にひかれてく Uh-Ah-Uh-Ah 私の中でお眠りなさい Wind is blowing from the Aegean 女は海 好きな男の腕の中でも 違う男の夢を見る Uh-Ah-Uh-Ah 私の中でお眠りなさい Wind is blowing from the Aegean 女は恋 |
みだれ髪髪のみだれに 手をやれば 赤い蹴出(けだ)しが 風に舞う 憎や 恋しや 塩屋の岬 投げて届かぬ 想いの糸が 胸にからんで 涙をしぼる すてたお方の しあわせを 祈る女の 性(さが)かなし 辛(つ)らや 重たや わが恋ながら 沖の瀬をゆく 底曳(そこび)き網(あみ)の 舟にのせたい この片情(かたなさ)け 春は二重(ふたえ)に 巻いた帯 三重(みえ)に巻いても 余(あま)る秋 暗(くら)や 涯てなや 塩屋の岬 見えぬ心を 照らしておくれ ひとりぽっちに しないでおくれ | 水森かおり | 星野哲郎 | 船村徹 | 丸山雅仁 | 髪のみだれに 手をやれば 赤い蹴出(けだ)しが 風に舞う 憎や 恋しや 塩屋の岬 投げて届かぬ 想いの糸が 胸にからんで 涙をしぼる すてたお方の しあわせを 祈る女の 性(さが)かなし 辛(つ)らや 重たや わが恋ながら 沖の瀬をゆく 底曳(そこび)き網(あみ)の 舟にのせたい この片情(かたなさ)け 春は二重(ふたえ)に 巻いた帯 三重(みえ)に巻いても 余(あま)る秋 暗(くら)や 涯てなや 塩屋の岬 見えぬ心を 照らしておくれ ひとりぽっちに しないでおくれ |
みちのく角館北の男は 無口すぎるから 言えない言の葉が 雪になるのね 黒塀の町に 白い冬がきて ひとり震える 旅の宿 絡まったままの 赤い糸に じれて ふたりの縁(えにし)を切るように 爪をかむ ああ 雪が降る 雪が降る しんしんと あなたに焦がれる 魂は あなたのふるさとに 置いてゆく さよなら みちのく 角館 祭りと桜が 自慢なんだよと 酔っては口にした 故郷(くに)の話 うなずくたびに いつか私の 遠いふるさとに なってた 季節たがえて 寒さこらえても 人恋しさに泣きそうな 雪ざくら ああ 夢が降る 夢が降る しんしんと あなたに抱かれた 魂は あなたのふるさとに 翔んで行け さよなら さよなら 角館 ああ 雪が降る 雪が降る しんしんと あなたに焦がれる 魂は あなたのふるさとに 置いてゆく さよなら みちのく 角館 | 水森かおり | みろく | 西島三重子 | 伊戸のりお | 北の男は 無口すぎるから 言えない言の葉が 雪になるのね 黒塀の町に 白い冬がきて ひとり震える 旅の宿 絡まったままの 赤い糸に じれて ふたりの縁(えにし)を切るように 爪をかむ ああ 雪が降る 雪が降る しんしんと あなたに焦がれる 魂は あなたのふるさとに 置いてゆく さよなら みちのく 角館 祭りと桜が 自慢なんだよと 酔っては口にした 故郷(くに)の話 うなずくたびに いつか私の 遠いふるさとに なってた 季節たがえて 寒さこらえても 人恋しさに泣きそうな 雪ざくら ああ 夢が降る 夢が降る しんしんと あなたに抱かれた 魂は あなたのふるさとに 翔んで行け さよなら さよなら 角館 ああ 雪が降る 雪が降る しんしんと あなたに焦がれる 魂は あなたのふるさとに 置いてゆく さよなら みちのく 角館 |
港が見える丘あなたと二人で 来た丘は 港が見える丘 色あせた桜 唯一つ 淋しく咲いていた 船の汽笛 むせび泣けば チラリホラリと 花びら あなたと私に 降りかかる 春の午後でした あなたと別れた あの夜は 港が暗い夜 青白い灯り 唯一つ 桜を照らしてた 船の汽笛 消えて行けば チラリチラリと 花びら 涙の雫で きらめいた 霧の夜でした あなたを想うて 来る丘は 港が見える丘 葉桜をソヨロ 訪れる しお風浜の風 船の汽笛 遠くきいて ウツラトロリと 見る夢 あなたの口許 あの笑顔 淡い夢でした | 水森かおり | 東辰三 | 東辰三 | | あなたと二人で 来た丘は 港が見える丘 色あせた桜 唯一つ 淋しく咲いていた 船の汽笛 むせび泣けば チラリホラリと 花びら あなたと私に 降りかかる 春の午後でした あなたと別れた あの夜は 港が暗い夜 青白い灯り 唯一つ 桜を照らしてた 船の汽笛 消えて行けば チラリチラリと 花びら 涙の雫で きらめいた 霧の夜でした あなたを想うて 来る丘は 港が見える丘 葉桜をソヨロ 訪れる しお風浜の風 船の汽笛 遠くきいて ウツラトロリと 見る夢 あなたの口許 あの笑顔 淡い夢でした |
無縁坂母がまだ若い頃 僕の手をひいて この坂を登る度 いつもため息をついた ため息つけば それで済む 後だけは見ちゃだめと 笑ってた白い手は とてもやわらかだった 運がいいとか 悪いとか 人は時々 口にするけど そうゆうことって 確かにあると あなたを見ててそう思う 忍ぶ 不忍無縁坂 かみしめる様な ささやかな 僕の母の人生 いつかしら僕よりも 母は小さくなった 知らぬまに 白い手は とても小さくなった 母はすべてを暦に刻んで 流して来たんだろう 悲しさや苦しさは きっとあったはずなのに 運がいいとか 悪いとか 人は時々 口にするけど めぐる暦は 季節の中で ただよいながら 過ぎてゆく 忍ぶ 不忍無縁坂 かみしめるような ささやかな 僕の母の人生 | 水森かおり | さだまさし | さだまさし | 伊戸のりお | 母がまだ若い頃 僕の手をひいて この坂を登る度 いつもため息をついた ため息つけば それで済む 後だけは見ちゃだめと 笑ってた白い手は とてもやわらかだった 運がいいとか 悪いとか 人は時々 口にするけど そうゆうことって 確かにあると あなたを見ててそう思う 忍ぶ 不忍無縁坂 かみしめる様な ささやかな 僕の母の人生 いつかしら僕よりも 母は小さくなった 知らぬまに 白い手は とても小さくなった 母はすべてを暦に刻んで 流して来たんだろう 悲しさや苦しさは きっとあったはずなのに 運がいいとか 悪いとか 人は時々 口にするけど めぐる暦は 季節の中で ただよいながら 過ぎてゆく 忍ぶ 不忍無縁坂 かみしめるような ささやかな 僕の母の人生 |
目黒川橋の上から ふたり見ていたね 川面を染める 夕日が好きだった 川のほとりは 少し寒いからと いつも背中を 抱いてくれたっけ つかみそこねた 花びら ひとひら 指の隙間から 落ちてゆく 花が舞い散る 目黒川 「来年もまた 来ようね」って言うと 夢が舞い散る 目黒川 あなたは黙って 私を 見つめる 「ずっとこの街で 一緒に暮らそう」 言ってたことは 嘘では ないのでしょう 夢というのは 時の流れの中 流されてしまう こともあるから 泣いちゃだめだと くちびるかんで 瞳こらして 闇を見る 花が舞い散る 目黒川 最後にふたり 交わした てのひらに 夢が舞い散る 目黒川 あなたが残した 花びら ひとひら あなたが残した 花びら……ひとひら | 水森かおり | みろく | 西島三重子 | 矢田部正 | 橋の上から ふたり見ていたね 川面を染める 夕日が好きだった 川のほとりは 少し寒いからと いつも背中を 抱いてくれたっけ つかみそこねた 花びら ひとひら 指の隙間から 落ちてゆく 花が舞い散る 目黒川 「来年もまた 来ようね」って言うと 夢が舞い散る 目黒川 あなたは黙って 私を 見つめる 「ずっとこの街で 一緒に暮らそう」 言ってたことは 嘘では ないのでしょう 夢というのは 時の流れの中 流されてしまう こともあるから 泣いちゃだめだと くちびるかんで 瞳こらして 闇を見る 花が舞い散る 目黒川 最後にふたり 交わした てのひらに 夢が舞い散る 目黒川 あなたが残した 花びら ひとひら あなたが残した 花びら……ひとひら |
最上川あの人に もしも今すぐ逢えるなら すべて捨てても 構わない 舟にゆられて 最上川 遠くかすんだ 山の峰 サヤサヤと 風が舞う あなたへ帰る 舟はどこ 愛につながる 橋はどこ 五月雨(さみだれ)と 涙あつめて川はゆく 傘もささずに ひとり旅 空の彼方に ちぎれ雲 古いお堂に 手を合わす ヒュルヒュルと 風が啼く 好きだと抱いて くれたのに 心預けた 人なのに 流れせつない 最上川 三里向こうは 霧の中 サヤサヤと 風が舞う 明日に続く 道さがし 行方知れずの 夢さがし | 水森かおり | 伊藤薫 | 弦哲也 | 伊戸のりお | あの人に もしも今すぐ逢えるなら すべて捨てても 構わない 舟にゆられて 最上川 遠くかすんだ 山の峰 サヤサヤと 風が舞う あなたへ帰る 舟はどこ 愛につながる 橋はどこ 五月雨(さみだれ)と 涙あつめて川はゆく 傘もささずに ひとり旅 空の彼方に ちぎれ雲 古いお堂に 手を合わす ヒュルヒュルと 風が啼く 好きだと抱いて くれたのに 心預けた 人なのに 流れせつない 最上川 三里向こうは 霧の中 サヤサヤと 風が舞う 明日に続く 道さがし 行方知れずの 夢さがし |
山口旅愁さわやかな風の中 歩いても 心は淋しい 花ぐもり ひとり旅する 萩の町 思い出ばかりを 探してる もう一度 あの日に帰りたい 夢は 夢は儚い 山口旅愁 愛しさと切なさが 入りみだれ 港で霧笛も 泣いてます 船が出て行く 下関 海峡廻って 帰ります 秋色の 夕陽が消えてゆく 愛は 愛はむなしい 山口旅愁 倖せになれそうな 気がします 涙を捨てます この川に 錦帯橋は あした橋 渡れば心が 晴れますか もう一度 あなたに逢いたくて 風も 風もやさしい 山口旅愁 | 水森かおり | 志賀大介 | 弦哲也 | 伊戸のりお | さわやかな風の中 歩いても 心は淋しい 花ぐもり ひとり旅する 萩の町 思い出ばかりを 探してる もう一度 あの日に帰りたい 夢は 夢は儚い 山口旅愁 愛しさと切なさが 入りみだれ 港で霧笛も 泣いてます 船が出て行く 下関 海峡廻って 帰ります 秋色の 夕陽が消えてゆく 愛は 愛はむなしい 山口旅愁 倖せになれそうな 気がします 涙を捨てます この川に 錦帯橋は あした橋 渡れば心が 晴れますか もう一度 あなたに逢いたくて 風も 風もやさしい 山口旅愁 |
大和路の恋涙で綴った 別れの手紙 あなたに届いた 頃でしょう ひとり大和路 淋しさ抱いて 仰ぐ三輪山 季節の風が… 振り向きません あの恋を 胸にしまって 胸にしまって 私は生きる 愛する喜び 切なさつらさ あなたが教えて くれました 花の大和路 桜井の里 人は誰でも 温もり欲しい… 今度の旅が 終わったら きっとあの日に きっとあの日に さよならできる あなたに出逢えて 倖せでした 今なら言えます 心から ひとり大和路 大神(おおみわ)鳥居 時を忘れて 想いはめぐる… いにしえ人の あの和歌(うた)に 夢を重ねて 夢を重ねて 歩いてゆける | 水森かおり | 仁井谷俊也 | 弦哲也 | 前田俊明 | 涙で綴った 別れの手紙 あなたに届いた 頃でしょう ひとり大和路 淋しさ抱いて 仰ぐ三輪山 季節の風が… 振り向きません あの恋を 胸にしまって 胸にしまって 私は生きる 愛する喜び 切なさつらさ あなたが教えて くれました 花の大和路 桜井の里 人は誰でも 温もり欲しい… 今度の旅が 終わったら きっとあの日に きっとあの日に さよならできる あなたに出逢えて 倖せでした 今なら言えます 心から ひとり大和路 大神(おおみわ)鳥居 時を忘れて 想いはめぐる… いにしえ人の あの和歌(うた)に 夢を重ねて 夢を重ねて 歩いてゆける |
友禅流し雪はまだ 河原に白く 指を切る 水のつめたさ 加賀の金沢 浅野(ふた)・犀(つ)の流れ 明日をさがして さまよう恋に いのち華やぐ 夢染めて 春を呼ぶ 春を呼ぶ 友禅流し 露草で 描いた恋の 行くすえは 水に流れる これがさだめか 紅殻格子(べにがらごうし) 慕う女の こころのように ゆれて揉まれる 絵模様の かなしくも 美しい 友禅流し 城下町 肩先さむく ひとり行く 水のたそがれ かすむ白山 夕山ざくら 夢も望みも ぼかした恋に せめて小さな 幸福(しあわせ)の 春を呼ぶ 春を呼ぶ 友禅流し | 水森かおり | 水木かおる | 乙田修三 | 馬飼野康二 | 雪はまだ 河原に白く 指を切る 水のつめたさ 加賀の金沢 浅野(ふた)・犀(つ)の流れ 明日をさがして さまよう恋に いのち華やぐ 夢染めて 春を呼ぶ 春を呼ぶ 友禅流し 露草で 描いた恋の 行くすえは 水に流れる これがさだめか 紅殻格子(べにがらごうし) 慕う女の こころのように ゆれて揉まれる 絵模様の かなしくも 美しい 友禅流し 城下町 肩先さむく ひとり行く 水のたそがれ かすむ白山 夕山ざくら 夢も望みも ぼかした恋に せめて小さな 幸福(しあわせ)の 春を呼ぶ 春を呼ぶ 友禅流し |
夕月の雨雨に散りそな 花びらに そっと蛇の目をさしかける 愛しても 愛しても 一緒になれない 恋ですか… 好きなあなたの おもかげ濡らす 逢いたい… 逢いたい… 夕月の雨 忘れさせてと 腕の中 泣いてあまえた夜もある くちびるで くちびるで 涙を拭ってくれたひと… 熱い想いがこころをよぎる ため息… ほろほろ… 夕月の雨 花の季節が 終わるとき 夢もしおれてゆくようで 恋しさに 恋しさに 小さなこの 胸抱きしめる 愛を叶える明日が欲しい 逢いたい… 逢いたい… 夕月の雨 | 水森かおり | 仁井谷俊也 | 水森英夫 | | 雨に散りそな 花びらに そっと蛇の目をさしかける 愛しても 愛しても 一緒になれない 恋ですか… 好きなあなたの おもかげ濡らす 逢いたい… 逢いたい… 夕月の雨 忘れさせてと 腕の中 泣いてあまえた夜もある くちびるで くちびるで 涙を拭ってくれたひと… 熱い想いがこころをよぎる ため息… ほろほろ… 夕月の雨 花の季節が 終わるとき 夢もしおれてゆくようで 恋しさに 恋しさに 小さなこの 胸抱きしめる 愛を叶える明日が欲しい 逢いたい… 逢いたい… 夕月の雨 |
雪國好きよあなた 今でも今でも 暦はもう少しで 今年も終りですね 逢いたくて恋しくて 泣きたくなる夜 そばにいて少しでも 話を聞いて 追いかけて 追いかけて 追いかけて… 雪國 窓に落ちる 風と雪は 女ひとりの部屋には 悲しすぎるわ あなた 酔いたくて泣きたくて ふるえる唇 そばに来て少しでも わがまま聞いて 追いかけて 追いかけて 追いかけて… 雪國 好きな人はいるの あなた バカね バカな女ね 意地をはってた私 逢いたくて夜汽車乗る デッキの窓に とめどなく頬伝う 涙のあとを 追いかけて 追いかけて 追いかけて… 雪國 逢いたくて恋しくて 泣きたくなる夜 そばにいて少しでも 話を聞いて 追いかけて 追いかけて 追いかけて… 雪國 | 水森かおり | 吉幾三 | 吉幾三 | 竹内弘一 | 好きよあなた 今でも今でも 暦はもう少しで 今年も終りですね 逢いたくて恋しくて 泣きたくなる夜 そばにいて少しでも 話を聞いて 追いかけて 追いかけて 追いかけて… 雪國 窓に落ちる 風と雪は 女ひとりの部屋には 悲しすぎるわ あなた 酔いたくて泣きたくて ふるえる唇 そばに来て少しでも わがまま聞いて 追いかけて 追いかけて 追いかけて… 雪國 好きな人はいるの あなた バカね バカな女ね 意地をはってた私 逢いたくて夜汽車乗る デッキの窓に とめどなく頬伝う 涙のあとを 追いかけて 追いかけて 追いかけて… 雪國 逢いたくて恋しくて 泣きたくなる夜 そばにいて少しでも 話を聞いて 追いかけて 追いかけて 追いかけて… 雪國 |
山桜桃赤い実を ほおばって おどけていた 子供の私 縁側で 目を細め 子守歌みたいに 母は言った 大事にすれば 大事にされる 毎年 甘い実をつけてくれる それは花も 実も人も きっと きっと同じだよ ユスラウメは 曇り空に 春のおとずれ 待っています ユスラウメを 見上げながら こっそり 涙ぐむ あなたを見た よろこびと 悲しみと 愛しさと 悔しさ 重ね 深い根を 張ってきた 人生をあなたは 堪(こら)えてきた 大事にすれば 大事にされる ときには 日照りや長雨もある それは花も 実も人も きっと きっと同じだよ ユスラウメよ 私は いま 大事にしたい 人がいます ユスラウメを 見上げながら こっそり 涙ぐむ あなたを見た ユスラウメは 曇り空に 春のおとずれ 待っています ユスラウメを 見上げながら こっそり 涙ぐむ あなたを見た | 水森かおり | みろく | 西島三重子 | 若草恵 | 赤い実を ほおばって おどけていた 子供の私 縁側で 目を細め 子守歌みたいに 母は言った 大事にすれば 大事にされる 毎年 甘い実をつけてくれる それは花も 実も人も きっと きっと同じだよ ユスラウメは 曇り空に 春のおとずれ 待っています ユスラウメを 見上げながら こっそり 涙ぐむ あなたを見た よろこびと 悲しみと 愛しさと 悔しさ 重ね 深い根を 張ってきた 人生をあなたは 堪(こら)えてきた 大事にすれば 大事にされる ときには 日照りや長雨もある それは花も 実も人も きっと きっと同じだよ ユスラウメよ 私は いま 大事にしたい 人がいます ユスラウメを 見上げながら こっそり 涙ぐむ あなたを見た ユスラウメは 曇り空に 春のおとずれ 待っています ユスラウメを 見上げながら こっそり 涙ぐむ あなたを見た |
湯西川川の流れが 秋に染まる 真っ赤な紅葉(もみじ)の 花筏(はないかだ) あなたに何も 尽せなかった きっと重荷に なってた私 逢いたいなんて 迷惑ですね ひとり身を引く 湯西川(ゆにしがわ) もしも涙で 書けるならば 書かせて下さい 詫(わ)び状を あなたの愛に 包まれながら 過ぎたあの日が まぶたに映る 今更遅い 悔んでみても 風が冷たい 湯西川(ゆにしがわ) 雪見障子(ゆきみしょうじ)に 点(とも)る灯(あか)り ひとりじゃ淋しい 旅の宿 明日(あした)になれば もう泣きません 泣けば引きずる おもいでばかり 置いてきぼりに していた夢を 追って行きます 湯西川(ゆにしがわ) | 水森かおり | たきのえいじ | 弦哲也 | 丸山雅仁 | 川の流れが 秋に染まる 真っ赤な紅葉(もみじ)の 花筏(はないかだ) あなたに何も 尽せなかった きっと重荷に なってた私 逢いたいなんて 迷惑ですね ひとり身を引く 湯西川(ゆにしがわ) もしも涙で 書けるならば 書かせて下さい 詫(わ)び状を あなたの愛に 包まれながら 過ぎたあの日が まぶたに映る 今更遅い 悔んでみても 風が冷たい 湯西川(ゆにしがわ) 雪見障子(ゆきみしょうじ)に 点(とも)る灯(あか)り ひとりじゃ淋しい 旅の宿 明日(あした)になれば もう泣きません 泣けば引きずる おもいでばかり 置いてきぼりに していた夢を 追って行きます 湯西川(ゆにしがわ) |
湯布院差し出す人も ないまま買った 花の絵はがき 竹の筆 私の隣りを すり抜ける ひとり 湯布院 しあわせが 二泊三日の 旅だけど 生まれ変わるわ この私 窓辺を染める 夕焼け見れば 遠くなります 東京が 涙とおもいで 道づれに ひとり 湯布院 石畳 あなた恋しと 焦がれても 思い届ける 術もない あなたの事が 断ち切れなくて いつか笑顔を 忘れてた 悔んでいません あの頃を ひとり 湯布院 離れ茶屋 風が湯けむり 払う度 明日がみえます その先に | 水森かおり | たきのえいじ | 杜奏太朗 | 伊戸のりお | 差し出す人も ないまま買った 花の絵はがき 竹の筆 私の隣りを すり抜ける ひとり 湯布院 しあわせが 二泊三日の 旅だけど 生まれ変わるわ この私 窓辺を染める 夕焼け見れば 遠くなります 東京が 涙とおもいで 道づれに ひとり 湯布院 石畳 あなた恋しと 焦がれても 思い届ける 術もない あなたの事が 断ち切れなくて いつか笑顔を 忘れてた 悔んでいません あの頃を ひとり 湯布院 離れ茶屋 風が湯けむり 払う度 明日がみえます その先に |
夢色トレイン哀しい恋に さよならを告げて 振り向けば夕陽が 染める街 今度も傷つき 終ったけれど ひとつ大人に なれたから ポケットを 探してみれば 明日への 切符一枚 札幌始発の「すずらん」で 旅立とう 幸せを探しに 心の隅に あの人がいても 少しずつ忘れる つもりです 本気で愛して 終った恋は きっと何かを くれたはず トランクに 希望を詰めて 始発に 間に合うように 地球岬へと 続く道 幸せの あの鐘を鳴らそう ポケットを 探してみれば 明日への 切符一枚 それは幸せの 指定席 旅立とう 夢色の列車で | 水森かおり | かず翼 | 大谷明裕 | 竹内弘一 | 哀しい恋に さよならを告げて 振り向けば夕陽が 染める街 今度も傷つき 終ったけれど ひとつ大人に なれたから ポケットを 探してみれば 明日への 切符一枚 札幌始発の「すずらん」で 旅立とう 幸せを探しに 心の隅に あの人がいても 少しずつ忘れる つもりです 本気で愛して 終った恋は きっと何かを くれたはず トランクに 希望を詰めて 始発に 間に合うように 地球岬へと 続く道 幸せの あの鐘を鳴らそう ポケットを 探してみれば 明日への 切符一枚 それは幸せの 指定席 旅立とう 夢色の列車で |
夢の花・恋の花雨の日 風の日 あるけれど 笑えば 明日が見えてくる 思ったとおりに行かなくて 泣いても どうにもならないわ… いつかはいつかは夢の花 きれいに きれいに 咲かせましょう 人の数だけ夢がある 自分を信じて 生きて行くのよ 恋して 別れて 傷ついて 眠れず ため息ついた夜 それでもときめき忘れずに 素敵な 出逢いを待ちわびる… いつかはいつかは恋の花 きれいに きれいに 咲かせましょう 星の数ほど愛がある 幸せ信じて 生きて行くのよ いつかはいつかは夢の花 きれいに きれいに 咲かせましょう 人の数だけ夢がある 自分を信じて 生きて行くのよ | 水森かおり | 麻こよみ | 伊藤雪彦 | | 雨の日 風の日 あるけれど 笑えば 明日が見えてくる 思ったとおりに行かなくて 泣いても どうにもならないわ… いつかはいつかは夢の花 きれいに きれいに 咲かせましょう 人の数だけ夢がある 自分を信じて 生きて行くのよ 恋して 別れて 傷ついて 眠れず ため息ついた夜 それでもときめき忘れずに 素敵な 出逢いを待ちわびる… いつかはいつかは恋の花 きれいに きれいに 咲かせましょう 星の数ほど愛がある 幸せ信じて 生きて行くのよ いつかはいつかは夢の花 きれいに きれいに 咲かせましょう 人の数だけ夢がある 自分を信じて 生きて行くのよ |
夜明駅灯りの見えない この恋に 光がほしくて 夜明駅 あなた そこへは行けません… 約束してた 隠れ宿 窓辺浴衣で あなたは待てど 途中下車する 無人駅 列車を見送る この胸に 希望をください 夜明駅 あなた わかっているのです… 私のために 壊せない 日々の暮らしを 想えば涙 どこへ流れる 筑後川 誰かが綴った 旅ノート 答えをさがして 夜明駅 あなた 二度とは逢いません… 死ぬほど今が 辛くても 明日(あす)を信じて ひとりで渡る 夜明大橋 日が昇る | 水森かおり | 朝倉翔 | 永井龍雲 | 若草恵 | 灯りの見えない この恋に 光がほしくて 夜明駅 あなた そこへは行けません… 約束してた 隠れ宿 窓辺浴衣で あなたは待てど 途中下車する 無人駅 列車を見送る この胸に 希望をください 夜明駅 あなた わかっているのです… 私のために 壊せない 日々の暮らしを 想えば涙 どこへ流れる 筑後川 誰かが綴った 旅ノート 答えをさがして 夜明駅 あなた 二度とは逢いません… 死ぬほど今が 辛くても 明日(あす)を信じて ひとりで渡る 夜明大橋 日が昇る |
よりそい花女のいのちが 花ならば あなたの心で 咲きたいの それが私のしあわせと知りました よりそい花は 日暮れの露地で あなた…あなた…あなた待ちわびて 愛を灯す花 誰にも哀しい 過去がある 何も言うなと 抱いた人 泣けてくるよなぬくもりをかみしめる… よりそい花は せつない花よ あなた…あなた…あなた夢に見て ひとり耐える花 一生一度の 恋だから 信じることしか できないわ たとえ嵐の道だってつれてって… よりそい花は いついつまでも あなた…あなた…あなたひとすじに いのち尽くす花 | 水森かおり | 水木れいじ | 伊藤雪彦 | | 女のいのちが 花ならば あなたの心で 咲きたいの それが私のしあわせと知りました よりそい花は 日暮れの露地で あなた…あなた…あなた待ちわびて 愛を灯す花 誰にも哀しい 過去がある 何も言うなと 抱いた人 泣けてくるよなぬくもりをかみしめる… よりそい花は せつない花よ あなた…あなた…あなた夢に見て ひとり耐える花 一生一度の 恋だから 信じることしか できないわ たとえ嵐の道だってつれてって… よりそい花は いついつまでも あなた…あなた…あなたひとすじに いのち尽くす花 |
ライフわたしの人生に あなたがいなければ 悲しいことの方が きっと多いでしょう あの時あの場所で 出逢っていなければ 今でも愛を探し さまよっていたでしょう 人が生きること それは人生ね でも それだけじゃ 淋しい 愛に生きること それが人生と 教えてくれた あなたに逢えてほんとによかった いろんな人たちが 暮らしているけれど 「平凡」なんて暮らし あるはずがないんだわ 一人生きてゆく それも人生ね でも そんなこと 虚しい 二人生きてゆく それが人生と 伝えてくれた あなたとずっと一緒に生きたい 人が生きること それは人生ね でも それだけじゃ 淋しい 愛に生きること それが人生と 教えてくれた あなたに逢えてほんとによかった | 水森かおり | 工藤哲雄 | 半野りか | 佐藤準 | わたしの人生に あなたがいなければ 悲しいことの方が きっと多いでしょう あの時あの場所で 出逢っていなければ 今でも愛を探し さまよっていたでしょう 人が生きること それは人生ね でも それだけじゃ 淋しい 愛に生きること それが人生と 教えてくれた あなたに逢えてほんとによかった いろんな人たちが 暮らしているけれど 「平凡」なんて暮らし あるはずがないんだわ 一人生きてゆく それも人生ね でも そんなこと 虚しい 二人生きてゆく それが人生と 伝えてくれた あなたとずっと一緒に生きたい 人が生きること それは人生ね でも それだけじゃ 淋しい 愛に生きること それが人生と 教えてくれた あなたに逢えてほんとによかった |
離愁…高千穂どうして愛は 失くした時に つよくゝ輝く ものなのか 忘れさせてよ この悲しみを 真名井(まない)の滝の 水しぶき 高千穂峡(たかちほきょう)を 舟で行く 熱い思慕(おもい)を 捨てに行く 水面(みなも)に浮かぶ 面影ゆれて なみだゝ落とした 五ヶ瀬川(ごかせがわ) ひとり生きてく せつなさあふれ 未練が胸に 騒ぎだす 高千穂峡の 渓谷(けいこく)に 誰を呼ぶのか 鳥が啼く 離れて遠く 振り向く恋は ふたりゝ歩いた 夢のあと 明日(あす)を心に 祈ればいつか 太古の神の 風が吹く 高千穂峡を 見上げれば 澄んで遥かな 青い空 | 水森かおり | かず翼 | 弦哲也 | 伊戸のりお | どうして愛は 失くした時に つよくゝ輝く ものなのか 忘れさせてよ この悲しみを 真名井(まない)の滝の 水しぶき 高千穂峡(たかちほきょう)を 舟で行く 熱い思慕(おもい)を 捨てに行く 水面(みなも)に浮かぶ 面影ゆれて なみだゝ落とした 五ヶ瀬川(ごかせがわ) ひとり生きてく せつなさあふれ 未練が胸に 騒ぎだす 高千穂峡の 渓谷(けいこく)に 誰を呼ぶのか 鳥が啼く 離れて遠く 振り向く恋は ふたりゝ歩いた 夢のあと 明日(あす)を心に 祈ればいつか 太古の神の 風が吹く 高千穂峡を 見上げれば 澄んで遥かな 青い空 |
龍泉洞やっぱりあなたを 許せない ばかな恋です 女です 誰が流した 涙を集め 青くきらめく 龍泉洞 哀しみ捨てに 来たものを 恋の傷跡 なおさら痛い 見ていたはずです 同じ夢 どこで心は すれ違い どうか教えて わたしの道を 両手合わせる 地蔵岩 恨みはしない 悔やまない 思うそばから 涙が落ちる 形の見えない 幸せを なんで欲しがる 追いすがる 未練さざ波 水面(みなも)に揺れて 巡る地底湖 龍泉洞 思い出捨てに 来たものを 浮かぶ面影 逢いたさつのる | 水森かおり | 麻こよみ | 弦哲也 | 竹内弘一 | やっぱりあなたを 許せない ばかな恋です 女です 誰が流した 涙を集め 青くきらめく 龍泉洞 哀しみ捨てに 来たものを 恋の傷跡 なおさら痛い 見ていたはずです 同じ夢 どこで心は すれ違い どうか教えて わたしの道を 両手合わせる 地蔵岩 恨みはしない 悔やまない 思うそばから 涙が落ちる 形の見えない 幸せを なんで欲しがる 追いすがる 未練さざ波 水面(みなも)に揺れて 巡る地底湖 龍泉洞 思い出捨てに 来たものを 浮かぶ面影 逢いたさつのる |
旅愁あなたをさがして 此処まで来たの 恋しいあなた あなた 今何処に 風にゆれ 雨に濡れて 恋は今も今も 燃えているのに ああ… 白いほほえみも うしろすがたも 遠い夢の中 あなたはいない わたしの夜空に 星は見えない あなたに逢える 逢える その日まで 鳥は飛び 鳥は帰る それはいつもいつも 花の咲く頃 ああ… 白いほほえみも うしろすがたも 遠い夢の中 あなたはいない | 水森かおり | 片桐和子 | 平尾昌晃 | 竜崎孝路 | あなたをさがして 此処まで来たの 恋しいあなた あなた 今何処に 風にゆれ 雨に濡れて 恋は今も今も 燃えているのに ああ… 白いほほえみも うしろすがたも 遠い夢の中 あなたはいない わたしの夜空に 星は見えない あなたに逢える 逢える その日まで 鳥は飛び 鳥は帰る それはいつもいつも 花の咲く頃 ああ… 白いほほえみも うしろすがたも 遠い夢の中 あなたはいない |
瑠璃色の地球夜明けの来ない夜は無いさ あなたがポツリ言う 燈台の立つ岬で 暗い海を見ていた 悩んだ日もある 哀しみに くじけそうな時も あなたがそこにいたから 生きて来られた 朝陽が水平線から 光の矢を放ち 二人を包んでゆくの 瑠璃色の地球 泣き顔が微笑みに変わる 瞬間の涙を 世界中の人たちに そっとわけてあげたい 争って傷つけあったり 人は弱いものね だけど愛する力も きっとあるはず ガラスの海の向こうには広がりゆく銀河 地球という名の船の誰もが旅人 ひとつしかない 私たちの星を守りたい 朝陽が水平線から 光の矢を放ち 二人を包んでゆくの 瑠璃色の地球 瑠璃色の地球 | 水森かおり | 松本隆 | 平井夏美 | 竹内弘一 | 夜明けの来ない夜は無いさ あなたがポツリ言う 燈台の立つ岬で 暗い海を見ていた 悩んだ日もある 哀しみに くじけそうな時も あなたがそこにいたから 生きて来られた 朝陽が水平線から 光の矢を放ち 二人を包んでゆくの 瑠璃色の地球 泣き顔が微笑みに変わる 瞬間の涙を 世界中の人たちに そっとわけてあげたい 争って傷つけあったり 人は弱いものね だけど愛する力も きっとあるはず ガラスの海の向こうには広がりゆく銀河 地球という名の船の誰もが旅人 ひとつしかない 私たちの星を守りたい 朝陽が水平線から 光の矢を放ち 二人を包んでゆくの 瑠璃色の地球 瑠璃色の地球 |
若狭夕焼け日本海おなじ夢見た はずなのに なぜに心は 遠ざかる 誰が鳴らすか 幸せの鐘 日暮れてせつない 三方五湖(みかたごこ) 若狭夕焼け 日本海 海鳥(とり)も寄り添い 行(ゆ)くものを… みれん涙に にじんだ水面(みなも) 月も五つに 割れて散る ふたり歩いた ひとつ道 今はひとりの 迷い道 一夜(いちや)泊まりの つもりのはずが 気づけば三日の みさき宿 若狭夕焼け 日本海 蘇洞門(そとも)めぐれば 風の中… どうか今すぐ 迎えにきてと 呼べどこたえぬ 波ばかり 若狭夕焼け 日本海 瓜割(うりわり)過ぎれば 水の森 いつかあなたの 幸せ祈る 健気(けなげ)な女に なれますか | 水森かおり | かず翼 | 桧原さとし | 竹内弘一 | おなじ夢見た はずなのに なぜに心は 遠ざかる 誰が鳴らすか 幸せの鐘 日暮れてせつない 三方五湖(みかたごこ) 若狭夕焼け 日本海 海鳥(とり)も寄り添い 行(ゆ)くものを… みれん涙に にじんだ水面(みなも) 月も五つに 割れて散る ふたり歩いた ひとつ道 今はひとりの 迷い道 一夜(いちや)泊まりの つもりのはずが 気づけば三日の みさき宿 若狭夕焼け 日本海 蘇洞門(そとも)めぐれば 風の中… どうか今すぐ 迎えにきてと 呼べどこたえぬ 波ばかり 若狭夕焼け 日本海 瓜割(うりわり)過ぎれば 水の森 いつかあなたの 幸せ祈る 健気(けなげ)な女に なれますか |
鷲羽山これが最後の ふたりの旅と 知っているのか 瀬戸の海 想いあふれて 背を向けて 見上げる空に 鷲羽山 たった五文字の さようなら なんで言えない 意気地なし 命ひとつじゃ 足りないくらい 惚れてつくした 愛だけど 波にさまよう 船にさえ あの日のあなた 思い出す 怖いものなど ないけれど 旅の終わりが 怖いだけ 何度ともなく 振り向きながら やがてあなたは 風の中 涙こぼれて 落ちぬよう 見上げる空に 鷲羽山 女みれんの 海峡を 明日はひとりで 越えて行く | 水森かおり | 旦野いづみ | 伊藤雪彦 | 丸山雅仁 | これが最後の ふたりの旅と 知っているのか 瀬戸の海 想いあふれて 背を向けて 見上げる空に 鷲羽山 たった五文字の さようなら なんで言えない 意気地なし 命ひとつじゃ 足りないくらい 惚れてつくした 愛だけど 波にさまよう 船にさえ あの日のあなた 思い出す 怖いものなど ないけれど 旅の終わりが 怖いだけ 何度ともなく 振り向きながら やがてあなたは 風の中 涙こぼれて 落ちぬよう 見上げる空に 鷲羽山 女みれんの 海峡を 明日はひとりで 越えて行く |
輪島朝市愛をなくした 心のように 空は重たい 鉛色 輪島朝市… 涙をひとり 捨てに来た 寒さこらえて 店出す人の 声がやさしい 能登訛り 知らず知らずに わがままばかり 無理を通して いたみたい 輪島朝市… 女の夢は 帰らない 詫びの手紙を あなたに当てて 書いてまた消す 旅の宿 まるで私を 見送るように 沖は潮鳴り 風が泣く 輪島朝市… 出直すための 足がかり 強く生きろの 言葉をあとに 明日へ踏み出す 能登めぐり | 水森かおり | 木下龍太郎 | 弦哲也 | 前田俊明 | 愛をなくした 心のように 空は重たい 鉛色 輪島朝市… 涙をひとり 捨てに来た 寒さこらえて 店出す人の 声がやさしい 能登訛り 知らず知らずに わがままばかり 無理を通して いたみたい 輪島朝市… 女の夢は 帰らない 詫びの手紙を あなたに当てて 書いてまた消す 旅の宿 まるで私を 見送るように 沖は潮鳴り 風が泣く 輪島朝市… 出直すための 足がかり 強く生きろの 言葉をあとに 明日へ踏み出す 能登めぐり |
わたしの城下町格子戸をくぐりぬけ 見あげる夕焼けの空に だれが歌うのか 子守唄 わたしの城下町 好きだとも云えずに 歩く川のほとり 往(ゆ)きかう人に なぜか目をふせながら 心は燃えてゆく 家並がとぎれたら お寺の鐘がきこえる 四季の草花が 咲きみだれ わたしの城下町 橋のたもとにともる 灯(あか)りのように ゆらゆらゆれる 初恋のもどかしさ きまずく別れたの 橋のたもとにともる 灯(あか)りのように ゆらゆらゆれる 初恋のもどかしさ きまずく別れたの | 水森かおり | 水森かおり | 平尾昌晃 | 丸山雅仁 | 格子戸をくぐりぬけ 見あげる夕焼けの空に だれが歌うのか 子守唄 わたしの城下町 好きだとも云えずに 歩く川のほとり 往(ゆ)きかう人に なぜか目をふせながら 心は燃えてゆく 家並がとぎれたら お寺の鐘がきこえる 四季の草花が 咲きみだれ わたしの城下町 橋のたもとにともる 灯(あか)りのように ゆらゆらゆれる 初恋のもどかしさ きまずく別れたの 橋のたもとにともる 灯(あか)りのように ゆらゆらゆれる 初恋のもどかしさ きまずく別れたの |
亘理の冬白い浜辺をひとり歩けば 泣いてくれます亘理の砂が 蔵王おろしか舞う風花(かざはな)か 遠くかすんでにじみます 愛は突然にガラスの器のように もろく傷ついてこわれて消えた 生きれば悲しみ増えるだけですか わたしの明日はどこですか 髪も凍えるわたしの先に 光りまぶしい鳥の海 あの日あの人は心を変えてしまった ふたり積み上げたすべてを捨てて 教えてほしいの阿武隈の川よ 別れの理由を今すぐに いつか春が来て桜が空をそめても ずつとこの胸はあなたを待つの ヒュルヒュルヒュルルと風が吹こうとも せつない涙はかわかない もう二度と… | 水森かおり | 伊藤薫 | 伊藤薫 | | 白い浜辺をひとり歩けば 泣いてくれます亘理の砂が 蔵王おろしか舞う風花(かざはな)か 遠くかすんでにじみます 愛は突然にガラスの器のように もろく傷ついてこわれて消えた 生きれば悲しみ増えるだけですか わたしの明日はどこですか 髪も凍えるわたしの先に 光りまぶしい鳥の海 あの日あの人は心を変えてしまった ふたり積み上げたすべてを捨てて 教えてほしいの阿武隈の川よ 別れの理由を今すぐに いつか春が来て桜が空をそめても ずつとこの胸はあなたを待つの ヒュルヒュルヒュルルと風が吹こうとも せつない涙はかわかない もう二度と… |