君よ 振りむくな立ちどまるな 決して振りむくな 走り続けろ君よ 力のかぎり 今、春を待つ風はつめたく たとえば凍える日々なら ただ ゆらゆらと 涙に希望に身体をまかせて ためらいも人も 抱きしめて眠れ 立ちどまるな 決して振りむくな 走り続けろ君よ 力のかぎり 今、何よりも熱いいたみが たとえば 昨日の恋なら ただ しみじみと 寒さにあいつに想いをまかせて ぬくもりも傷も 抱きしめて眠れ 立ちどまるな 決して振りむくな 走り続けろ君よ 力のかぎり 今、疑いに 心とざして たとえばうつろな旅路なら ただ さらさらと 出逢いに別離に流れをまかせて 夕やけも虹も 抱きしめて眠れ 立ちどまるな 決して振りむくな 走り続けろ君よ 力のかぎり 立ちどまるな 決して振りむくな 走り続けろ君よ 力のかぎり 力のかぎり | 舟木一夫 | 上田成幸 | 上田成幸 | | 立ちどまるな 決して振りむくな 走り続けろ君よ 力のかぎり 今、春を待つ風はつめたく たとえば凍える日々なら ただ ゆらゆらと 涙に希望に身体をまかせて ためらいも人も 抱きしめて眠れ 立ちどまるな 決して振りむくな 走り続けろ君よ 力のかぎり 今、何よりも熱いいたみが たとえば 昨日の恋なら ただ しみじみと 寒さにあいつに想いをまかせて ぬくもりも傷も 抱きしめて眠れ 立ちどまるな 決して振りむくな 走り続けろ君よ 力のかぎり 今、疑いに 心とざして たとえばうつろな旅路なら ただ さらさらと 出逢いに別離に流れをまかせて 夕やけも虹も 抱きしめて眠れ 立ちどまるな 決して振りむくな 走り続けろ君よ 力のかぎり 立ちどまるな 決して振りむくな 走り続けろ君よ 力のかぎり 力のかぎり |
帰郷波の音がきこえる 海に近いふるさと ひとり帰る砂丘に 入日雲がせつない どこへ君はいったの 噂だけを残して 花の下で暮せる 時がきたと云うのに 遠い街に発つ日は 祭り笛も泣いてた 指をはなしきれずに まわり道をした夜 つれて行けばよかった どんな無理をしてでも きっと二人だったら 風も寒くないのに せめて ひとめ逢いたい 以前(まえ)の君でなくても 頬に落ちる涙を 指でふいてあげたい | 舟木一夫 | 横井弘 | 船村徹 | | 波の音がきこえる 海に近いふるさと ひとり帰る砂丘に 入日雲がせつない どこへ君はいったの 噂だけを残して 花の下で暮せる 時がきたと云うのに 遠い街に発つ日は 祭り笛も泣いてた 指をはなしきれずに まわり道をした夜 つれて行けばよかった どんな無理をしてでも きっと二人だったら 風も寒くないのに せめて ひとめ逢いたい 以前(まえ)の君でなくても 頬に落ちる涙を 指でふいてあげたい |
東京ブルース泣いた女が バカなのか だました男が 悪いのか 褪(あ)せたルージュの くちびる噛んで 夜霧の街で むせび哭(な)く 恋のみれんの 東京ブルース どうせ私を だますなら 死ぬまでだまして 欲しかった 赤いルビーの 指輪に秘めた あの日の夢も ガラス玉 割れて砕けた 東京ブルース 月に吠えよか 淋しさを どこへも捨て場の ない身には 暗い灯かげを さまよいながら 女が鳴らす 口笛は 恋の終りの 東京ブルース | 舟木一夫 | 水木かおる | 藤原秀行 | | 泣いた女が バカなのか だました男が 悪いのか 褪(あ)せたルージュの くちびる噛んで 夜霧の街で むせび哭(な)く 恋のみれんの 東京ブルース どうせ私を だますなら 死ぬまでだまして 欲しかった 赤いルビーの 指輪に秘めた あの日の夢も ガラス玉 割れて砕けた 東京ブルース 月に吠えよか 淋しさを どこへも捨て場の ない身には 暗い灯かげを さまよいながら 女が鳴らす 口笛は 恋の終りの 東京ブルース |
星の広場へ集まれ!娘たちの髪に 匂う花はバラよ どんなに恋に うつつをぬかし 騒ごと今日は 自由さ 君の好きな人はだれ つれておいで 恋人を 若ものの広場では 星たちも 待つころ みんな歌え踊れ 今日は恋の祭り うかれる街に 夕闇おりて 気分はまさに 上々 君の好きな人はだれ つれておいで 恋人を 若ものの広場では 星たちも 待つころ 夜の空をあかく 染める恋の唄よ 酒くみかわそ 情熱の酒 朝日がのぼる 時まで 君の好きな人はだれ つれておいで 恋人を 若ものの広場では 星たちも 待つころ 君の好きな人はだれ つれておいで 恋人を 若ものの広場では 星たちも 待つころ | 舟木一夫 | 古野哲哉 | 戸塚三博 | 大西修 | 娘たちの髪に 匂う花はバラよ どんなに恋に うつつをぬかし 騒ごと今日は 自由さ 君の好きな人はだれ つれておいで 恋人を 若ものの広場では 星たちも 待つころ みんな歌え踊れ 今日は恋の祭り うかれる街に 夕闇おりて 気分はまさに 上々 君の好きな人はだれ つれておいで 恋人を 若ものの広場では 星たちも 待つころ 夜の空をあかく 染める恋の唄よ 酒くみかわそ 情熱の酒 朝日がのぼる 時まで 君の好きな人はだれ つれておいで 恋人を 若ものの広場では 星たちも 待つころ 君の好きな人はだれ つれておいで 恋人を 若ものの広場では 星たちも 待つころ |
カスバの女涙じゃないのよ 浮気な雨に ちょっぴりこの頬 濡らしただけさ ここは地の果て アルジェリア どうせカスバの 夜に咲く 酒場の女の うす情け 歌ってあげましょ わたしでよけりゃ セーヌのたそがれ 瞼の都 花はマロニエ シャンゼリゼ 赤い風車の 踊り子の いまさらかえらぬ 身の上を 貴方もわたしも 買われた命 恋してみたとて 一夜の火花 明日はチュニスか モロッコか 泣いて手をふる うしろ影 外人部隊の 白い服 | 舟木一夫 | 大高ひさを | 久我山明 | | 涙じゃないのよ 浮気な雨に ちょっぴりこの頬 濡らしただけさ ここは地の果て アルジェリア どうせカスバの 夜に咲く 酒場の女の うす情け 歌ってあげましょ わたしでよけりゃ セーヌのたそがれ 瞼の都 花はマロニエ シャンゼリゼ 赤い風車の 踊り子の いまさらかえらぬ 身の上を 貴方もわたしも 買われた命 恋してみたとて 一夜の火花 明日はチュニスか モロッコか 泣いて手をふる うしろ影 外人部隊の 白い服 |
想い出カフェ・オ・レひと雨来れば さりげなく うつむいて 涙かくせる にじむ黄昏かきまぜて カフェ・テラス くやしいけれど これ以上 幸せを追えば 悲しみ そんな別れの 苛だちに――耐えきれず 俺の若さが 君を泣かせて 夢の終りを 押しつけた カフェ・オ・レ 白いカップ 白いスーツ カフェ・オ・レ 揺れた瞳 揺れた肩 小さな吐息に 愛はこぼれ 風の街を つきぬけた すまなさなどに 気づいても あやまちはすでに 傷あと 苦いつぶやき飲みほして カフェ・テラス “さよなら”告げた テーブルに 想い出を追えば 悲しみ やりきれなさに 飛びだせば――にわか雨 俺の寒さが 君をまさぐる 夢の終りを 振りかえる カフェ・オ・レ 白いカップ 白いスーツ カフェ・オ・レ 遠い瞳 遠い肩 移ろう季節に 愛はこぼれ 今は 誰の うでの中… カフェ・オ・レ 白いカップ 白いスーツ カフェ・オ・レ 遠い瞳 遠い肩 移ろう季節に 愛はこぼれ 今は 誰の うでの中… | 舟木一夫 | 上田成幸 | 上田成幸 | | ひと雨来れば さりげなく うつむいて 涙かくせる にじむ黄昏かきまぜて カフェ・テラス くやしいけれど これ以上 幸せを追えば 悲しみ そんな別れの 苛だちに――耐えきれず 俺の若さが 君を泣かせて 夢の終りを 押しつけた カフェ・オ・レ 白いカップ 白いスーツ カフェ・オ・レ 揺れた瞳 揺れた肩 小さな吐息に 愛はこぼれ 風の街を つきぬけた すまなさなどに 気づいても あやまちはすでに 傷あと 苦いつぶやき飲みほして カフェ・テラス “さよなら”告げた テーブルに 想い出を追えば 悲しみ やりきれなさに 飛びだせば――にわか雨 俺の寒さが 君をまさぐる 夢の終りを 振りかえる カフェ・オ・レ 白いカップ 白いスーツ カフェ・オ・レ 遠い瞳 遠い肩 移ろう季節に 愛はこぼれ 今は 誰の うでの中… カフェ・オ・レ 白いカップ 白いスーツ カフェ・オ・レ 遠い瞳 遠い肩 移ろう季節に 愛はこぼれ 今は 誰の うでの中… |
花言葉の唄可愛い蕾よ きれいな夢よ 乙女心に よく似た花よ 咲けよ咲け咲け 朝露夜露 咲いたら上げましょ あの人に 風に笑って 小雨に泣いて 何を夢みる 朝花夜花 色は七色 想いは十(と)色 咲いたら上げましょ あの人に 白い花なら 別れの涙 紅い花なら 嬉しい心 青い花なら 悲しい心 咲いたら上げましょ あの人に | 舟木一夫 | 西條八十 | 池田不二男 | | 可愛い蕾よ きれいな夢よ 乙女心に よく似た花よ 咲けよ咲け咲け 朝露夜露 咲いたら上げましょ あの人に 風に笑って 小雨に泣いて 何を夢みる 朝花夜花 色は七色 想いは十(と)色 咲いたら上げましょ あの人に 白い花なら 別れの涙 紅い花なら 嬉しい心 青い花なら 悲しい心 咲いたら上げましょ あの人に |
End Love君の肌で 熱いこころで 俺は 大人になった さよならなんて そんな言葉で 愛を過去には できない 風は五月 うしろ姿の 春は哀しく 遠く 出逢ったことを 悔やみきれない 二人だけが 揺れる できることは 尽きたよ 終わりなんだね 今は君に夢を ひとりぶんの希望(のぞみ)を 何か言えば つらいようだよ 何も言わない 言えない せめて別れの 合図なんだと 気づくものが 欲しい 窓をあけて 風を入れるよ 背中むけるよ いいね 生きをひそめて 椅子をはなれて そうさ それでいいさ 忘れないで下さい やっとそれだけ むせび泣いて君は 扉ごしにぶつける 忘れないで生きろよ ひとり生きるなよ 燃える薔薇のような 君の明日を祈るよ 忘れないで生きるよ 愛をありがとう 明日は君の空へ 燃える薔薇を投げよう 燃える薔薇を投げよう | 舟木一夫 | 上田成幸 | 上田成幸 | | 君の肌で 熱いこころで 俺は 大人になった さよならなんて そんな言葉で 愛を過去には できない 風は五月 うしろ姿の 春は哀しく 遠く 出逢ったことを 悔やみきれない 二人だけが 揺れる できることは 尽きたよ 終わりなんだね 今は君に夢を ひとりぶんの希望(のぞみ)を 何か言えば つらいようだよ 何も言わない 言えない せめて別れの 合図なんだと 気づくものが 欲しい 窓をあけて 風を入れるよ 背中むけるよ いいね 生きをひそめて 椅子をはなれて そうさ それでいいさ 忘れないで下さい やっとそれだけ むせび泣いて君は 扉ごしにぶつける 忘れないで生きろよ ひとり生きるなよ 燃える薔薇のような 君の明日を祈るよ 忘れないで生きるよ 愛をありがとう 明日は君の空へ 燃える薔薇を投げよう 燃える薔薇を投げよう |
踊ろうぼくとはずかしいなんて いわないで 踊ろう ぼくといっしょにネ だめだめ むこうをみてばかりいては じっとごらんよ このぼくの眼を だいじょうぶだよ だいじょうぶだよ 踊れるよ ねむりたいなんて いわないで 踊ろう ぼくといっしょにネ だめだめ あくびをしてばかりいては じっとごらんよ このぼくの眼を だいじょうぶだよ だいじょうぶだよ まだはやい 帰りたいなんて いわないで 踊ろう ぼくといっしょにネ だめだめ時計を みてばかりいては じっとごらんよ このぼくの眼を だいじょうぶだよ だいじょうぶだよ 送るから | 舟木一夫 | 大林郁恵・補作詞:吉野哲哉 | 船村徹 | 船村徹 | はずかしいなんて いわないで 踊ろう ぼくといっしょにネ だめだめ むこうをみてばかりいては じっとごらんよ このぼくの眼を だいじょうぶだよ だいじょうぶだよ 踊れるよ ねむりたいなんて いわないで 踊ろう ぼくといっしょにネ だめだめ あくびをしてばかりいては じっとごらんよ このぼくの眼を だいじょうぶだよ だいじょうぶだよ まだはやい 帰りたいなんて いわないで 踊ろう ぼくといっしょにネ だめだめ時計を みてばかりいては じっとごらんよ このぼくの眼を だいじょうぶだよ だいじょうぶだよ 送るから |
雨の中に消えて悩みがあるなら 語り明かそう 涙はこっそり 雨に流そう 若さがあるから 夢が生まれ 若さがあるから 恋をする おお若さがあるかぎり すばらしい すばらしい 明日が明日がある 口では憎いと いっているけど 夢見る君との 熱いくちづけ 愛するよろこび 命かけて 愛するよろこび 抱きしめる おお愛するひとあれば しあわせな しあわせな 明日が明日がある だれでも一度は 通りすぎてく 愛して恋する 若い街角 ひとりで眠れぬ 夜もあれば ふたりで泣きたい 夜もある おお若さがあるかぎり すばらしい すばらしい 明日が明日がある | 舟木一夫 | 丘灯至夫 | 山路進一 | | 悩みがあるなら 語り明かそう 涙はこっそり 雨に流そう 若さがあるから 夢が生まれ 若さがあるから 恋をする おお若さがあるかぎり すばらしい すばらしい 明日が明日がある 口では憎いと いっているけど 夢見る君との 熱いくちづけ 愛するよろこび 命かけて 愛するよろこび 抱きしめる おお愛するひとあれば しあわせな しあわせな 明日が明日がある だれでも一度は 通りすぎてく 愛して恋する 若い街角 ひとりで眠れぬ 夜もあれば ふたりで泣きたい 夜もある おお若さがあるかぎり すばらしい すばらしい 明日が明日がある |
恋人形うす墨の 空はつれない 雨もよう 帰るあてさえ ないひとに いくつ折鶴 恋ごころ にじむ吐息の もどかしさ ふるさとの 風はかおりも 秋化粧 落葉しぐれる 白壁(しらかべ)に 揺れてとぎれて ほそぼそと つらい噂も 気にかかる うす紅の 目もとやつれて 恋人形 あやめ一輪 咲く帯に かくしきれない あの夜の 命かさねた 夢のあと | 舟木一夫 | 舟木一夫 | 山路進一 | 杉村俊博 | うす墨の 空はつれない 雨もよう 帰るあてさえ ないひとに いくつ折鶴 恋ごころ にじむ吐息の もどかしさ ふるさとの 風はかおりも 秋化粧 落葉しぐれる 白壁(しらかべ)に 揺れてとぎれて ほそぼそと つらい噂も 気にかかる うす紅の 目もとやつれて 恋人形 あやめ一輪 咲く帯に かくしきれない あの夜の 命かさねた 夢のあと |
夏子の季節夏 夏 夏 夏 夏子 夏 夏 夏 夏 夏子 ことしも逢えたね 夏子 初めてこころを うちあけた まぷしいビーチの 昼さがり すばらしい 夏子 夏子 夏子 すばらしい 夏 夏 夏 夏 夏子 夏 夏 夏 夏 夏子 きれいになったね 夏子 ブルーのスカート 風がとぷ はじらうひとみに 海がある うつくしい 夏子 夏子 夏子 うつくしい 夏 夏 夏 夏 夏子 夏 夏 夏 夏 夏子 おとなになったね 夏子 ためいきまじりに ふくらんだ むねにもやさしい 夜がくる すばらしい 夏子 夏子 夏子 すばらしい | 舟木一夫 | 丘灯至夫 | 船村徹 | 船村徹 | 夏 夏 夏 夏 夏子 夏 夏 夏 夏 夏子 ことしも逢えたね 夏子 初めてこころを うちあけた まぷしいビーチの 昼さがり すばらしい 夏子 夏子 夏子 すばらしい 夏 夏 夏 夏 夏子 夏 夏 夏 夏 夏子 きれいになったね 夏子 ブルーのスカート 風がとぷ はじらうひとみに 海がある うつくしい 夏子 夏子 夏子 うつくしい 夏 夏 夏 夏 夏子 夏 夏 夏 夏 夏子 おとなになったね 夏子 ためいきまじりに ふくらんだ むねにもやさしい 夜がくる すばらしい 夏子 夏子 夏子 すばらしい |
センチメンタル・ボーイ夢をあげよう 夢をあげよう ぼくの夢をみんなあげよう きみが倖せになれるなら ぼくには夢がなくなってもいい えくぼ押さえてる きみの小指に 投げキスをして ああ ぼくはセンチメンタル・ボーイ 虹をあげよう 虹をあげよう ぼくの虹をみんなあげよう きみを美しくできるなら ぼくには虹がなくなってもいい 涙うかべてる きみの瞳に ほほえみながら ああ ぼくはセンチメンタル・ボーイ 歌をあげよう 歌をあげよう ぼくの歌をみんなあげよう きみに微笑みがもどるなら ぼくには歌がなくなってもいい 遠く消えてゆく きみの背中に 手をふりながら ああ ぼくはセンチメンタル・ボーイ ああ ぼくはセンチメンタル・ボーイ | 舟木一夫 | 河端茂 | 山屋清 | 山屋清 | 夢をあげよう 夢をあげよう ぼくの夢をみんなあげよう きみが倖せになれるなら ぼくには夢がなくなってもいい えくぼ押さえてる きみの小指に 投げキスをして ああ ぼくはセンチメンタル・ボーイ 虹をあげよう 虹をあげよう ぼくの虹をみんなあげよう きみを美しくできるなら ぼくには虹がなくなってもいい 涙うかべてる きみの瞳に ほほえみながら ああ ぼくはセンチメンタル・ボーイ 歌をあげよう 歌をあげよう ぼくの歌をみんなあげよう きみに微笑みがもどるなら ぼくには歌がなくなってもいい 遠く消えてゆく きみの背中に 手をふりながら ああ ぼくはセンチメンタル・ボーイ ああ ぼくはセンチメンタル・ボーイ |
都井岬旅情黒潮は たぎり流れて 吹きわたる 蒼い海風 君知るや 都井岬に ただひとり 南想えば 青春の 我が旅かなし 海の陽に たてがみ燃えて 野生馬 群れなす丘辺 君知るや 都井岬に 肩よせて ともに語れば 潮騒に 花咲くロマン 灯台の 夜空の光 照りはえる 八重の汐路よ 君知るや 都井岬に 夢の星 南十字の はるかにも かよいくる夜を | 舟木一夫 | 黒木清次 | 服部良一 | 服部克久 | 黒潮は たぎり流れて 吹きわたる 蒼い海風 君知るや 都井岬に ただひとり 南想えば 青春の 我が旅かなし 海の陽に たてがみ燃えて 野生馬 群れなす丘辺 君知るや 都井岬に 肩よせて ともに語れば 潮騒に 花咲くロマン 灯台の 夜空の光 照りはえる 八重の汐路よ 君知るや 都井岬に 夢の星 南十字の はるかにも かよいくる夜を |
みんな旅人人と話すだけで 疲れるなんてことが 別に不思議じゃない バカな話じゃないか 何気なく笑うほど 俺は大人じゃないし くちびるをかむほど 若くもないさ... 人と人が今日も 息をひそめすれ違う 許しあえるはずの わずかな過去を抱きしめ 俺にあいつが勝って あいつが誰かに負けた どこか違う気がする 判るような気もする 男ならこう生きる 女ならこう生きろ そんな生き方など あれば知りたい... 歩きながら迷う さぐりながらまた歩く それでいいじゃないか たぶんそれが人生 風が西に吹けば 西をめざす船の群れ 鳥が北にたてば 狩人達は北へ 男から女へ 残せる愛は嬰児(みどりご) 女から男へ せめてなみだを... 信じすぎることも うたがいすぎることも みんな人の弱さ 旅ゆく人のやさしさ みんな人の弱さ 旅ゆく人のやさしさ | 舟木一夫 | 上田成幸 | 上田成幸 | | 人と話すだけで 疲れるなんてことが 別に不思議じゃない バカな話じゃないか 何気なく笑うほど 俺は大人じゃないし くちびるをかむほど 若くもないさ... 人と人が今日も 息をひそめすれ違う 許しあえるはずの わずかな過去を抱きしめ 俺にあいつが勝って あいつが誰かに負けた どこか違う気がする 判るような気もする 男ならこう生きる 女ならこう生きろ そんな生き方など あれば知りたい... 歩きながら迷う さぐりながらまた歩く それでいいじゃないか たぶんそれが人生 風が西に吹けば 西をめざす船の群れ 鳥が北にたてば 狩人達は北へ 男から女へ 残せる愛は嬰児(みどりご) 女から男へ せめてなみだを... 信じすぎることも うたがいすぎることも みんな人の弱さ 旅ゆく人のやさしさ みんな人の弱さ 旅ゆく人のやさしさ |
サボテンの花ほんの小さな出来事に 愛は傷ついて 君は部屋をとびだした 真冬の空の下に 編みかけていた手袋と 洗いかけの洗濯物 シャボンの泡がゆれていた 君の香りがゆれてた たえまなくふりそそぐこの雪のように 君を愛せばよかった 窓にふりそそぐこの雪のように 二人の愛は流れた 思い出つまったこの部屋を 僕もでてゆこう ドアにかぎをおろした時 なぜか涙がこぼれた 君が育てたサボテンは 小さな花をつくった 春はもうすぐそこまで 恋は今終った この長い冬がおわるまでに 何かをみつけて生きよう 何かを信じて生きてゆこう この冬が終るまで この長い冬がおわるまでに 何かをみつけて生きよう 何かを信じて生きてゆこう この冬が終るまで ラララララ… | 舟木一夫 | 財津和夫 | 財津和夫 | | ほんの小さな出来事に 愛は傷ついて 君は部屋をとびだした 真冬の空の下に 編みかけていた手袋と 洗いかけの洗濯物 シャボンの泡がゆれていた 君の香りがゆれてた たえまなくふりそそぐこの雪のように 君を愛せばよかった 窓にふりそそぐこの雪のように 二人の愛は流れた 思い出つまったこの部屋を 僕もでてゆこう ドアにかぎをおろした時 なぜか涙がこぼれた 君が育てたサボテンは 小さな花をつくった 春はもうすぐそこまで 恋は今終った この長い冬がおわるまでに 何かをみつけて生きよう 何かを信じて生きてゆこう この冬が終るまで この長い冬がおわるまでに 何かをみつけて生きよう 何かを信じて生きてゆこう この冬が終るまで ラララララ… |
霧にむせぶ夜涙じゃないよと 言いたいけれど こらえても こらえても まつ毛がぬれる 君より切ない この俺なのさ だから笑顔が ほしいのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜 逢いたくなったら 夢でも逢える はなれても はなれても かわらぬ心 君より激しい この恋なのさ だから死ぬほど つらいのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜 分ってくれたら 泣くのをやめて いつまでも いつまでも 待たせはしない 君より淋しい この胸なのさ だからみじかい 旅なのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜 | 舟木一夫 | 丹古晴己 | 鈴木淳 | | 涙じゃないよと 言いたいけれど こらえても こらえても まつ毛がぬれる 君より切ない この俺なのさ だから笑顔が ほしいのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜 逢いたくなったら 夢でも逢える はなれても はなれても かわらぬ心 君より激しい この恋なのさ だから死ぬほど つらいのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜 分ってくれたら 泣くのをやめて いつまでも いつまでも 待たせはしない 君より淋しい この胸なのさ だからみじかい 旅なのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜 |
太陽にヤァ!ウウウウ オオオオ エエエエ ア 太陽みたい はちきれそうな まっかな まっかな 水着 若いなぎさも 燃えている 恋をするから 燃えている ウウウウ オオオオ エエエエ ア まっかな 水着 ヤァ! ウウウウ オオオオ エエエエ ア すてきな夜が 待ってるみたい ブルーの ブルーの 水着 君の素足を ぬらしてる 波も今夜は ねむれない ウウウウ オオオオ エエエエ ア ブルーの 水着 ヤァ! ウウウウ オオオオ エエエエ ア ふたりでのんだ レモンが恋し 黄色い 黄色い 水着 髪がゆれてる ゆらしてる 風のことばが 気にかかる ウウウウ オオオオ エエエエ ア 黄色い 水着 ヤァ! ウウウウ オオオオ エエエエ ア あの娘もイカス この娘もイカス いかした いかした 水着 みんな燃えてる さがしてる 若い誰かを 呼んでいる ウウウウ オオオオ エエエエ ア いかした 水着 ヤァ! | 舟木一夫 | 関沢新一 | 船村徹 | 船村徹 | ウウウウ オオオオ エエエエ ア 太陽みたい はちきれそうな まっかな まっかな 水着 若いなぎさも 燃えている 恋をするから 燃えている ウウウウ オオオオ エエエエ ア まっかな 水着 ヤァ! ウウウウ オオオオ エエエエ ア すてきな夜が 待ってるみたい ブルーの ブルーの 水着 君の素足を ぬらしてる 波も今夜は ねむれない ウウウウ オオオオ エエエエ ア ブルーの 水着 ヤァ! ウウウウ オオオオ エエエエ ア ふたりでのんだ レモンが恋し 黄色い 黄色い 水着 髪がゆれてる ゆらしてる 風のことばが 気にかかる ウウウウ オオオオ エエエエ ア 黄色い 水着 ヤァ! ウウウウ オオオオ エエエエ ア あの娘もイカス この娘もイカス いかした いかした 水着 みんな燃えてる さがしてる 若い誰かを 呼んでいる ウウウウ オオオオ エエエエ ア いかした 水着 ヤァ! |
ROCK'N ROLLふるさと春の風ふわり 蝶の羽ひらり 花の影ゆらり 昼寝の雲とろり 迷い子のオタマジャクシ そろり…そろり ヒバリのラブシーン ピィロロ ピィロロ ピィロロ ピィロロ 俺のふるさと愛知県 濃尾平野のド真ン中 学校サボって れんげの畑 ハモニカ ピップッポー 俺のふるさと愛知県 一ノ宮からのりかえて 単線電車で十二・三分 その名も荻原町 駅の正面 右折して 徒歩で六分 つきあたり これこそオギャアと このオレ様が お産まれになった 長屋 春はつくしのおひたし 夏はキュウリの生かじり 秋空トンビも 年末(くれ)には夜逃げ ふるさと――ROCK'N ROLL 俺のふるさと愛知県 濃尾平野のド真ン中 恋しさちらほら 想い出きらり ふるさと――ROCK'N ROLL ふるさと――ROCK'N ROLL ふるさと――ROCK'N ROLL | 舟木一夫 | 上田成幸 | 上田成幸 | | 春の風ふわり 蝶の羽ひらり 花の影ゆらり 昼寝の雲とろり 迷い子のオタマジャクシ そろり…そろり ヒバリのラブシーン ピィロロ ピィロロ ピィロロ ピィロロ 俺のふるさと愛知県 濃尾平野のド真ン中 学校サボって れんげの畑 ハモニカ ピップッポー 俺のふるさと愛知県 一ノ宮からのりかえて 単線電車で十二・三分 その名も荻原町 駅の正面 右折して 徒歩で六分 つきあたり これこそオギャアと このオレ様が お産まれになった 長屋 春はつくしのおひたし 夏はキュウリの生かじり 秋空トンビも 年末(くれ)には夜逃げ ふるさと――ROCK'N ROLL 俺のふるさと愛知県 濃尾平野のド真ン中 恋しさちらほら 想い出きらり ふるさと――ROCK'N ROLL ふるさと――ROCK'N ROLL ふるさと――ROCK'N ROLL |
北国にひとり北国を遠く 訪ねて来たのに あなたはもう 私を忘れていたの 変らぬ心で 愛していたのよ 嘘でもいい 私を抱いてほしかった さよなら あなた 別れて 行くわ あなたの 倖せを 祈って いつまでも 北国の空に 太陽がゆれる 見上げていなければ 涙が落ちる 悲しい心が あなたを呼んでる 嘘でもいい あなたの言葉をかえして さよなら あなた 別れて 行くわ あなたの 思い出を 雪に うずめて 北国を遠く 離れて行く時 並んだ山だけが 私を見てた 並んだ山だけが 私を見てた | 舟木一夫 | 水木京子 | 水木京子 | 佐伯亮 | 北国を遠く 訪ねて来たのに あなたはもう 私を忘れていたの 変らぬ心で 愛していたのよ 嘘でもいい 私を抱いてほしかった さよなら あなた 別れて 行くわ あなたの 倖せを 祈って いつまでも 北国の空に 太陽がゆれる 見上げていなければ 涙が落ちる 悲しい心が あなたを呼んでる 嘘でもいい あなたの言葉をかえして さよなら あなた 別れて 行くわ あなたの 思い出を 雪に うずめて 北国を遠く 離れて行く時 並んだ山だけが 私を見てた 並んだ山だけが 私を見てた |
愛の新雪「寒くないか」と いたわる声に 身を寄せて 身を寄せて 寒さ忘れる 愛の夜 信じて生きる ふたりの恋を 雪が静かに 包んでくれる 白くまぶしい 街灯り ああ新雪の 愛を語ろうよ 「寒くないわ」と つぶやく君の 黒髪に 黒髪に 雪の花びら 降りかかる この世にひとり 君さえいれば 俺はなんにも のぞみはしない 雪がこころを 燃えさせる ああ新雪の 愛を唄おうよ 「はなさないよ」と 肩だきよせて くちづける くちづける 頬に冷たく 雪が降る 思い出積る 今夜の雪に 愛の誓いを 記しておこう 街は夜更けて 二人きり ああ新雪の 愛を語ろうよ | 舟木一夫 | 石本美由起 | 佐伯亮 | | 「寒くないか」と いたわる声に 身を寄せて 身を寄せて 寒さ忘れる 愛の夜 信じて生きる ふたりの恋を 雪が静かに 包んでくれる 白くまぶしい 街灯り ああ新雪の 愛を語ろうよ 「寒くないわ」と つぶやく君の 黒髪に 黒髪に 雪の花びら 降りかかる この世にひとり 君さえいれば 俺はなんにも のぞみはしない 雪がこころを 燃えさせる ああ新雪の 愛を唄おうよ 「はなさないよ」と 肩だきよせて くちづける くちづける 頬に冷たく 雪が降る 思い出積る 今夜の雪に 愛の誓いを 記しておこう 街は夜更けて 二人きり ああ新雪の 愛を語ろうよ |
ブルー・トランペット夜の中から 流れてひゞく ブルーブルー トランペット 誰が吹くのか 心にしみる 恋を失くした 泣き虫ペット 夜ふけの空に 涙が匂う ホッホー 二度とあえない あの人なのに ブルーブルー トランペット 想いださせて 悲しくさせる ひとりぼっちの 泣き虫ペット 泣かずにおくれ 辛いじゃないか ホッホー 呼んでおくれよ もいちど恋を ブルーブルー トランペット ぼくとうたおう 想いをこめて うるむ音色の 泣き虫ペット 涙はすてゝ 悲しまないで ホッホー‥‥ | 舟木一夫 | 古野哲哉 | 船村徹 | 船村徹 | 夜の中から 流れてひゞく ブルーブルー トランペット 誰が吹くのか 心にしみる 恋を失くした 泣き虫ペット 夜ふけの空に 涙が匂う ホッホー 二度とあえない あの人なのに ブルーブルー トランペット 想いださせて 悲しくさせる ひとりぼっちの 泣き虫ペット 泣かずにおくれ 辛いじゃないか ホッホー 呼んでおくれよ もいちど恋を ブルーブルー トランペット ぼくとうたおう 想いをこめて うるむ音色の 泣き虫ペット 涙はすてゝ 悲しまないで ホッホー‥‥ |
そばにいるから茜の空に あの日のおぼろ雲 さよならに背を向けて 泣いてた女(ひと) あれから君は どこで暮らしてたの 遠回りしたけれど また逢えたよ さみしさを抱いて 育てた気持ち この空はきっと 見ててくれたんだよ ごめんね 待たせたね いつまでも いつまでも そばにいるから 季節を継いで 咲かせる花もある ひとりでは誰だって せつないもの 離れていても 忘れずにいたんだ この腕にふと気づく その残り香 さみしさはいつも 形を変えて 僕たちをつなぐ 糸になったんだよ ごめんね 待たせたね いつまでも いつまでも あゝ 二人で 幸せをずっと 信じた気持ち この星もきっと 見ててくれたんだよ ごめんね 待たせたね いつまでも いつまでも そばにいるから | 舟木一夫 | 松井五郎 | 南こうせつ | 佐藤準 | 茜の空に あの日のおぼろ雲 さよならに背を向けて 泣いてた女(ひと) あれから君は どこで暮らしてたの 遠回りしたけれど また逢えたよ さみしさを抱いて 育てた気持ち この空はきっと 見ててくれたんだよ ごめんね 待たせたね いつまでも いつまでも そばにいるから 季節を継いで 咲かせる花もある ひとりでは誰だって せつないもの 離れていても 忘れずにいたんだ この腕にふと気づく その残り香 さみしさはいつも 形を変えて 僕たちをつなぐ 糸になったんだよ ごめんね 待たせたね いつまでも いつまでも あゝ 二人で 幸せをずっと 信じた気持ち この星もきっと 見ててくれたんだよ ごめんね 待たせたね いつまでも いつまでも そばにいるから |
おまえとふたりわたしは不幸ぐせとれない女と この胸に か細い手をそえて ああ 泣きじゃくる人 昔のことは 忘れろよ 今のおまえがいればいい しあわせを しあわせを 今日からふたりで 苦労したんだね やつれた薬指 もう二度と おまえを離さない ああ 涙をおふき まぶたを濡らす 泣き癖は 変わっちゃいないね あの頃と しあわせを しあわせを 今日からふたりで 陽のさす坂道へ 一度でいいから 目かくしを おまえにしたままで ああ 連れて行きたいよ 心におなじ傷をもつ 似た者どうしさ 俺たちは しあわせを しあわせを 今日からふたりで | 舟木一夫 | たかたかし | 木村好夫 | | わたしは不幸ぐせとれない女と この胸に か細い手をそえて ああ 泣きじゃくる人 昔のことは 忘れろよ 今のおまえがいればいい しあわせを しあわせを 今日からふたりで 苦労したんだね やつれた薬指 もう二度と おまえを離さない ああ 涙をおふき まぶたを濡らす 泣き癖は 変わっちゃいないね あの頃と しあわせを しあわせを 今日からふたりで 陽のさす坂道へ 一度でいいから 目かくしを おまえにしたままで ああ 連れて行きたいよ 心におなじ傷をもつ 似た者どうしさ 俺たちは しあわせを しあわせを 今日からふたりで |
蜃気楼思いがけず 夢にはぐれ 人はいつも 人にすがり 街角は 冷ややかに 逝く春を 見つめる 揺れないで 泣かないで うつむかないで 寒い午後は 誰かの手に ゆだねればいい 想い出して 母の胸に 顔をうずめ 泣いた頃を 遠い日の 木もれ陽は おだやかに よみがえる 季節ごとに 風は変り 季節ごとに 人はめぐり あのひとも このひとも 振りむけば ゆりかご 出逢いにも 別離にも ぬくもりはある いたみ溶かす 愛があれば ほほえみはくる 思いがけず 涙ぐんで 人はいつも 人にすがり 陽炎の日々の中 とまどいを くりかえす 揺れないで 泣かないで うつむかないで 寒い午後は 誰かの手に ゆだねればいい 寒い午後は 誰かの手に ゆだねればいい | 舟木一夫 | 上田成幸 | 上田成幸 | 杉本健 | 思いがけず 夢にはぐれ 人はいつも 人にすがり 街角は 冷ややかに 逝く春を 見つめる 揺れないで 泣かないで うつむかないで 寒い午後は 誰かの手に ゆだねればいい 想い出して 母の胸に 顔をうずめ 泣いた頃を 遠い日の 木もれ陽は おだやかに よみがえる 季節ごとに 風は変り 季節ごとに 人はめぐり あのひとも このひとも 振りむけば ゆりかご 出逢いにも 別離にも ぬくもりはある いたみ溶かす 愛があれば ほほえみはくる 思いがけず 涙ぐんで 人はいつも 人にすがり 陽炎の日々の中 とまどいを くりかえす 揺れないで 泣かないで うつむかないで 寒い午後は 誰かの手に ゆだねればいい 寒い午後は 誰かの手に ゆだねればいい |
サーカスの唄旅のつばくろ 淋しかないか おれもさみしい サーカス暮らし とんぼがえりで 今年もくれて 知らぬ他国の 花を見た あの娘住む町 恋しい町を 遠くはなれて テントで暮らしゃ 月も冴えます 心も冴える 馬の寝息で ねむられぬ 朝は朝霧 夕は夜霧 泣いちゃいけない クラリオネット ながれながれる 浮藻(うきも)の花は 明日も咲きましょ あの町で | 舟木一夫 | 西條八十 | 古賀政男 | | 旅のつばくろ 淋しかないか おれもさみしい サーカス暮らし とんぼがえりで 今年もくれて 知らぬ他国の 花を見た あの娘住む町 恋しい町を 遠くはなれて テントで暮らしゃ 月も冴えます 心も冴える 馬の寝息で ねむられぬ 朝は朝霧 夕は夜霧 泣いちゃいけない クラリオネット ながれながれる 浮藻(うきも)の花は 明日も咲きましょ あの町で |
春はまた君を彩る冷たい風の音に 散るまいと咲く 花の名は語らずに その身をさらして 人は生き急いで 夢をさまよい 時がただ巡ること 忘れて惑う 涙こらえながら 心にたずねれば そこに聴こえる歌が 道を照らすだろう 春はまた 君を彩る 過ぎて悔いなき 想いを残せと 愛しい人の手を 握りしめても いつまでも離さずに いられる手はない 人は誰もいつか 露と散るなら 道ばたの枯葉にも 優しくなれる 別れを悔やみつつ 心にふりむけば きっと思い出から 旅ははじまるだろう 春はまた 君を彩る 遙か広がる 明日を目指せと 涙が涸れるまで 心に寄り添えば きっとたったひとつの 愛に気づくだろう 春はまた 君を彩る 過ぎて悔いなき 光を灯せと 過ぎて悔いなき 光を灯せと | 舟木一夫 | 松井五郎 | 南こうせつ | 佐藤準 | 冷たい風の音に 散るまいと咲く 花の名は語らずに その身をさらして 人は生き急いで 夢をさまよい 時がただ巡ること 忘れて惑う 涙こらえながら 心にたずねれば そこに聴こえる歌が 道を照らすだろう 春はまた 君を彩る 過ぎて悔いなき 想いを残せと 愛しい人の手を 握りしめても いつまでも離さずに いられる手はない 人は誰もいつか 露と散るなら 道ばたの枯葉にも 優しくなれる 別れを悔やみつつ 心にふりむけば きっと思い出から 旅ははじまるだろう 春はまた 君を彩る 遙か広がる 明日を目指せと 涙が涸れるまで 心に寄り添えば きっとたったひとつの 愛に気づくだろう 春はまた 君を彩る 過ぎて悔いなき 光を灯せと 過ぎて悔いなき 光を灯せと |
旅姿三人男清水港の 名物は お茶の香りと 男伊達 見たか聞いたか あの啖呵 粋な小政の 粋な小政の旅姿 富士の高嶺の 白雪が 解けて流れる 真清水で 男磨いた 勇み肌 なんで大政 なんで大政国を売る 腕と度胸じゃ 負けないが 人情からめば ついほろり 見えぬ片眼に 出る涙 森の石松 森の石松よい男 | 舟木一夫 | 宮本旅人 | 鈴木哲夫 | | 清水港の 名物は お茶の香りと 男伊達 見たか聞いたか あの啖呵 粋な小政の 粋な小政の旅姿 富士の高嶺の 白雪が 解けて流れる 真清水で 男磨いた 勇み肌 なんで大政 なんで大政国を売る 腕と度胸じゃ 負けないが 人情からめば ついほろり 見えぬ片眼に 出る涙 森の石松 森の石松よい男 |
眠らない青春なつかしいこの街に ただひとり来たんだよ 眠らない青春の 想い出に誘われて やわらかな木もれ陽と 手づくりの愛の日は 変わらずにあるものと おたがいに信じてた さよならの足音は 春の日のにわか雨 冷たさを耐えるには 若すぎたふたりさ 明日(あした)には出るはずの 虹さえも知らないで 見つめあう 瞳には あきらめが ゆれていた お揃いのセーターを ひっそりと取り替えて 合い鍵は二つとも 鉢植えに埋めたよ 逝く春の哀しさを 胸深く抱きとめて あの人が投げかけた ほほえみの優しさ 鮮やかによみがえる 青春の想い出は 暮れなずむ 街角に いつまでも 眠らない いつまでも 眠らない いつまでも 眠らない | 舟木一夫 | 舟木一夫 | 川崎浩史 | 杉村俊博 | なつかしいこの街に ただひとり来たんだよ 眠らない青春の 想い出に誘われて やわらかな木もれ陽と 手づくりの愛の日は 変わらずにあるものと おたがいに信じてた さよならの足音は 春の日のにわか雨 冷たさを耐えるには 若すぎたふたりさ 明日(あした)には出るはずの 虹さえも知らないで 見つめあう 瞳には あきらめが ゆれていた お揃いのセーターを ひっそりと取り替えて 合い鍵は二つとも 鉢植えに埋めたよ 逝く春の哀しさを 胸深く抱きとめて あの人が投げかけた ほほえみの優しさ 鮮やかによみがえる 青春の想い出は 暮れなずむ 街角に いつまでも 眠らない いつまでも 眠らない いつまでも 眠らない |
君へ心こめて木枯しの夜空を 肩にささえて あてもない旅びと 俺も君も 若さゆえにすてた 花の二片 愛の日々よ 熱き友よ 振りむけば流星 北へ尾を引く 今さらにいたみは 君のなみだ 望むひとに夢に めぐり逢えたか 寒さ閉ざす 明日はあるか 悲しみを悔みを 抱いて生きるな 何よりも 君には それを願う 俺が心こめる 歌の一片 春を告げろ 君に届け 俺が心こめる 歌の一片 春を告げろ 君の空に 春を告げろ 君の空に | 舟木一夫 | 上田成幸 | 上田成幸 | 竜崎孝路 | 木枯しの夜空を 肩にささえて あてもない旅びと 俺も君も 若さゆえにすてた 花の二片 愛の日々よ 熱き友よ 振りむけば流星 北へ尾を引く 今さらにいたみは 君のなみだ 望むひとに夢に めぐり逢えたか 寒さ閉ざす 明日はあるか 悲しみを悔みを 抱いて生きるな 何よりも 君には それを願う 俺が心こめる 歌の一片 春を告げろ 君に届け 俺が心こめる 歌の一片 春を告げろ 君の空に 春を告げろ 君の空に |