| みちのく炎歌金田たつえ | 金田たつえ | 石本美由起 | 聖川湧 | 佐伯亮 | 今夜だけでも 愛されたいと 想う心が わかるやら 湯上がりのあなたに 羽織 着せかけて 夫婦きどりの 夢に酔う 女 女 みちのく いで湯妻 明日のことなら わかっているの 駅の別れが 待つばかり 粉雪の寒さを 避ける 夜の部屋 命朝まで あずけたい お酒 お酒 みちのく いで湯妻 嘘になっても 怨みはしない いつか 逢えると 誓ってね その腕に抱かれて燃えて 知りました 恋のみれんを 切なさを 涙 涙 みちのく いで湯妻 |
| 女のうず潮角川博 | 角川博 | 吉岡治 | 聖川湧 | | 海を見おろす 坂道で 迷い傘さす 指の寒さよ 逢っちゃいけない いけない人と 胸の小箱に 鍵かけて あゝ あなた恋しい 女のうず潮 お伽ばなしは おしまいね これでいいのね 生きてゆけます 星の数ほど 男はいても 熱い思いは ただ一つ あゝ みれん水割 女のうず潮 別れ電話を かけきれず 鴎みている 雨の桟橋 どこで咲いても 散っても花ね 涙ごころを みちづれに あゝ どこへ流れる 女のうず潮 |
| 夜明け川角川博 | 角川博 | 丹古晴巳 | 聖川湧 | | 別れをつれて しのびよる 雪見障子(ゆきみしょうじ)の 薄明り もすこしだいて だきしめて わたしのあなた 爪をたてても 他人(たにん)にもどる さだめかなしい 夜明け川 うわべの愛と しりながら もえた肌身に すきま風 もすこしそばに そばにいて わたしのあなた 恨みながらも 背中にすがる 恋につめたい 夜明け川 涙で綴(つづ)る 夢一夜(ゆめひとよ) いくら燃えても 露(つゆ)に散る もすこしここに ここにいて わたしのあなた 道に迷った 女の未練(みれん) どこへながれる 夜明け川 |
| 酒唄かつみ吾朗 | かつみ吾朗 | 森田圭悟 | 聖川湧 | 伊戸のりお | ひとり呑む この酒は 想い出を連れてくる 隣では 若者が ハシャイでる なぁ酒よ… なぁ酒よ… わけなど無くていい この俺に ふるさとを 「酒唄」雨の夜 もう一度 会えたなら 離したくない奴さ 幸せか 子もできて いるのだろ なぁ酒よ… なぁ酒よ… 悔んじゃいないけど この俺を 叱るよに 「酒唄」泣かせるぜ なぁ酒よ… なぁ酒よ… 朝まで付き合えよ この俺と 肩組んで 「酒唄」路地の夜 「酒唄」路地の夜 |
| 泣くな山ちゃんかつみ吾朗 | かつみ吾朗 | 森田圭悟 | 聖川湧 | 伊戸のりお | 思えばここまで 来たんじゃないか 彼岸花 彼岸花 今夜はあいつの 面影を 浮かべる酒で 酔いながら センチメンタルな夜 泣くな… 泣くなよ おまえも俺も 男じゃないか 山ちゃん… 山ちゃん… 心のページは 破るなよ 似た者同士が 酒場の隅で 偲び酒 偲び酒 今日まで苦労を 盃に 男がふたり 注ぎ足せば 窓のむこうには雨 泣くな… 泣くなよ カミさん聞けば 嘆くじゃないか 山ちゃん… 山ちゃん… 立派な足あと 残してる 泣くな… 泣くなよ おまえも俺も 男じゃないか 山ちゃん… 山ちゃん… 小さな背中は 似合わない |
| 走れ!山ちゃんかつみ吾朗 | かつみ吾朗 | 森田圭悟 | 聖川湧 | 伊戸のりお | 近頃どうした 弱腰で お前にゃ似合わない 想いだそう あの頃の 仕事っぷりなど 走れ!山ちゃん 走れ!山ちゃん 世間気にせず あと少し 止まるなよ 俺たちついている 焦るな転ぶな いつだって 男は堂々と 前向いて ご時世を 生きりゃいいのさ 走れ!山ちゃん 走れ!山ちゃん 遠慮しないで あと少し 止まるなよ 俺たち待っている 走れ!山ちゃん 走れ!山ちゃん 老いた人生 あと少し 止まるなよ 俺たち仲間だぜ 俺たち仲間だぜ |
| おんなの辻梶日出子 | 梶日出子 | 川口武男 | 聖川湧 | | 辻を一本 間違えて 曲がってしまった 人生に どこまでも ついてくる 泣き虫の 影法師 重たい胸の 小包みを 抱き締めてひとりゆく おんなの人生 いつか忘れた あの傘が あなたの一生の 忘れ物 振りかえりゃ よみがえる 遠い日の 夢日記 愛しい日々の 想い出に 背を向けてひとりゆく おんなの人生 胸にしまった お守りは 故郷に聳える 富士の山 迷うとき 山に問い 辛いとき 山に聞く 溜め息捨てて 明日への 旅立ちはひとりゆく おんなの人生 |
| 荒くれ度胸船小田代直子 | 小田代直子 | 新條カオル | 聖川湧 | 川端マモル | 船のデッキを 雪空(そら)から叩く 暴れて吼えてる 喧嘩波 面舵取舵 度胸でさばき 網をぶち込む 男の漁場 女房子供が 命綱 五臓六腑を(ぐいと!) 締める神酒(さけ) 痛みなんかは 仕事で飛ばす 鍛えた二の腕 血が滲む 百戦錬磨の 荒くれ船も 南無や八幡 大漁祈願 女房子供の 飯のため 凍れ漁場の(ぐいと!) ど真ン中 鴎騒げば 勝負の海だ 破れた網ほど 愛しいぜ 生きてる魚が 激しく踊り 銀鱗(ぎん)の花咲く 男の漁場 女房子供が 待つ港 沖の土産だ(ぐいと!) 大漁旗 |
| 男一番船小田代直子 | 小田代直子 | 新條カオル | 聖川湧 | 川端マモル | 怒涛(なみ)の拳でヨー 殴られながら 俺も一端(いっぱし) 海の男の面構え 右で舵とり 左で飯を沖の戦(いくさ)場(ば) 近いじゃないか<ドッコイ> 度胸が華だよ荒らくれ漁師の 一番船だ 頑固おやじのヨー 苦労が沁みた 船体(ふね)の傷さえ 今じゃ漁場の誇りだぜ 白髪交じりの お袋さんへ海の手柄を 見せよじゃないか<ドッコイ> 二代目漁師の意気地がはためく 大漁船だ 海の稼業にヨー 惚れ込む俺を 何も責めずに 無事を祠に祈る女(やつ) 恋の「いろは」は 苦手だけれど 女房気取りが 嬉しじゃないか<ドッコイ>鴎も踊って 港(ま)祭(つ)りにゃ夫婦(めおと)の 錦の船だ |
| ふるさとさんありがとう小田代直子 | 小田代直子 | 新條カオル | 聖川湧 | 川端マモル | 朝日が海面(うみも)に きらめいて あの夢この夢… 幾重に寄せる 楽しかったわ 子供の頃の 秋のお祭り 手踊りが… ふるさとさんふるさとさん ありがとう 生まれて良かった この町に 瞼の奥には 友の笑顔(かお) 淋しい時ほど… 元気をくれた 海で遊んだ 想い出連れて みんなあれから 何処行った… ふるさとさんふるさとさん 会いたいナぁ 鴎と待ちます 港町 早池峰さんへと 手を合わせ 幸せ祈るの… この子の明日 小さな暮らしの 大きな愛を どんなものより 守る町 ふるさとさんふるさとさん ありがとう 生きてる喜び 歌います 歌います |
| みちのく大漁旗小田代直子 | 小田代直子 | 新條カオル | 聖川湧 | 川端マモル | 海 海 海の 飛沫(しぶき)をかぶリアの夢この夢 ぐいと取り戻せ 海 海 海に 血潮を炎(も)やし 三陸漁師(おとこ)が 生きる度胸船 暴れ龍神 吼えよと儘よ みちのく根性(こんじょう)見せてやる 日本の漁場を北から南 みんなで揚げたい大漁旗みんなで揚げるぞ大漁旗 ヤーレンソーランソーランソーランソーランソーラン(ハイハイ) みちのくみちのく大漁旗 みちのくみちのく大漁旗 海 海 海の 朝日を拝み ビン酒撒いたら ぐいと網を曳け 海 海 海に わんさと鴎 三陸漁師(おとこ)が 叫ぶ命唄 里万里の 大海原で みちのく根性(こんじょう)見せてやる 世界の漁場を舵とりながら みんなで揚げたい大漁旗 みんなで揚げるぞ大漁旗 ヤーレンソーランソーランソーランソーランソーラン(ハイハイ) みちのくみちのく大漁旗 みちのくみちのく大漁旗 |
| 宮古網場の大漁しぶき小田代直子 | 小田代直子 | 新條カオル | 聖川湧 | 石倉重信 | 幾春秋(はるあき)の 港の花は 宮古漁師の 大漁しぶき 先祖伝来(ゆずり)の 血潮を燃やし 時化(しけ)の漁場(りょうば)へ 舵とるあなた 無事を祈願の 朝日が昇る(ソーリャソリャソリャソリャ) 網場(あんば)様に(ドッコイ) 両手を合わす 似てくる日毎(ひごと) あなたとこの児(こ) 海の女房の 宝じゃないの 沖のうみねこ わんさと騒ぎゃ 今日も見えます 大漁旗が 滾(たぎ)る笑顔の 帰りを待って(ソーリャソリャソリャソリャ) 黒髪(かみ)を束ね(ドッコイ)網刺す波止場 幾年月を 命の灯台(あかり) 守り導く 大漁岬 潮風(かぜ)に抗(あらが)う 錦の船は 男度胸の あなたの誉(ほまれ) 宮古港の 間祝(まいわい)囃子(ソーリャソリャソリャソリャ) 網場(あんば)様に(ドッコイ) 御神酒(おみき)を奉(ささ)ぐ |
| 初恋しぐれ町小椋幸子 | 小椋幸子 | たかたかし | 聖川湧 | | 水に流れる この恋ならば 泣きはしません 想い川 好きで別れた あの人を 呼んでしのべば 夕暮れの 鐘が鳴ります 初恋しぐれ町 ついてゆけない 運命に泣いて ひとりたたずむ なみだ橋 夢でいいから あの人の 胸に抱かれて あまえたい 恋にぬれます 初恋しぐれ町 髪のひとすじ 唇さえも 燃えてせつない つなぎ舟 小石投げれば さざ波が ゆれて水面に 浮かぶ人 せめて逢いたい 初恋しぐれ町 |
| 人生波止場奥山えいじ | 奥山えいじ | 鈴木青児 | 聖川湧 | 石倉重信 | 春の夜更けに 港を発(た)った しどろ舟足 舵(かじ)無し小舟 あれから何年 やんちゃな俺も 揉(も)まれ打たれて どっこい生きて 辿り着いたよ 夢咲く波止場 口を開けば 口唇寒い 義理を立てれば 道理に迷う 冷たい浮世に つい背を向けりゃ 向けた背中に 世間の風が ジンと滲(し)みたよ 男の波止場 恋のいろはにゃ 無縁な俺に 咲いた一輪 愛(いと)しい花が 無器用者だと あいつは云うが 二人三脚 心の絆 固く結んだ 人生波止場 |
| 只見線恋歌奥山えいじ | 奥山えいじ | 槙桜子 | 聖川湧 | 石倉重信 | 会津の空は 淡紅(うすべに)ぼかし 八重の桜に 天守も霞む 失くした人の 思い出たどる ひとりの旅です 只見線 いいえ いいえ 一人じゃないの あなたは今も 胸の内(なか) あの日は川霧(きり)の 鉄橋ながめ 今日は若葉の 峡谷渡る あなたの歓声(こえ)が 聞こえるみたい 山吹ゆれてる 無人駅 はらり はらり 花びらこぼれ 涙がにじむ 奥会津 六十里越 トンネル抜けて 空が明るく なったでしょうか 外さぬ指輪 かざして見れば 陽ざしが降ります 只見線 そうよ そうよ 一人じゃないの あなたと明日も 生きてゆく |
| 大阪情話~うちと一緒になれへんか~小川みすず | 小川みすず | もず唱平 | 聖川湧 | 石倉重信 | 人はこころや銭やない 泣いたらあかん 泣いたらあかん 別嬪(べっぴん)台なしや 飛田のお店に出るという 十日戎(とおかえびす)の前の晩 あんたがいうた言葉を忘れへん うちは今でも 忘れ 忘れへん 「泣きながら通天閣見上げ これでうちの人生終りやと思った。 けど死んだらあかん。精一杯生きてみよ。 あんたの言葉きいてそう思たんや。」 何が不足や知らんけど すねたらあかん すねたらあかん 男がすたります 無い無い尽くしで来たクセに 愚痴を肴にはしご酒 道頓堀の 鴎に嘲(わら)われる うちも厭です 嫌い 嫌いです 「なァあんた。ヤケ酒呑んでも何も変わらへん。 この世で起こったこと この世で納まらん筈がない。 山より大きい獅子(しし)は出えへん 気を大きい持ちいなァー。」 夢を捨てたというのなら ひろうて上げる ひろうて上げる 大事にあたためる 花の十九と十五まで 共にどぶ板踏んだ仲 焼けぼっくいに今こそ火をつけて うちと一緒になれ なれへんか うちと一緒になれ なれへんか |
| 大阪ごころ大月みやこ | 大月みやこ | 秋田泰治 | 聖川湧 | | 泣けばあなたが 帰るなら 涙涸(か)れても 悔いはない 一人きました 御堂筋 すがりたいのよ もう一度 あー雨が、雨が 雨が思い出つれてくる…大阪ごころ 誰に話せば 消えるのか 女ごころの 泣きぼくろ 夜が流れる 北新地 細い小指に からみつく あー雨が、雨が 雨があなたを呼ぶような…大阪ごころ あても頼りも 無いけれど 両手合わせる 法善寺 なさけ難波(なんば)の 恋灯り いつかあなたに めぐり逢う あー夢を、夢を 夢を見ました今日もまた…大阪ごころ |
| 信じています大月みやこ | 大月みやこ | 岡田冨美子 | 聖川湧 | 丸山雅仁 | ぷかりぷかりと いつもあなたが この胸のまんなかに 浮かんでる 後へ引けない恋になったと 秘密をかみしめる 逢えない日のためいきと 逢えた時のせつなさと…… つらいくせに 涙だけが あぁ 華やいで行く 信じています 信じています 疑えばきりがない ゆらりゆらりと 星を見ながら どこまでも一緒ねと 指を切る 嘘に気付かぬふりをするのは 別れがこわいから もっと知りたいことがあり 聞きたくないことがあり…… 膝をまるめ 眠る夜は あぁ 迷うけれども 信じてます 信じています 疑えばきりがない 逢えない日のためいきと 逢えた時のせつなさと…… つらいくせに 涙だけが あぁ 華やいで行く 信じています 信じています 疑えばきりがない |
| 浪花の灯り大月みやこ | 大月みやこ | 秋田泰治 | 聖川湧 | 池多孝春 | 逢えば別れの 浮世なら 風に散れ散れ なみだ花 まわり舞台か 道頓堀の 川の流れを 指させば ゆれてゆれてゆれて身を炎く 浪花の灯り 行くも戻るも ひとつ道 女ごころの みれん唄 恋の名残の 相合橋に どこか空似の 人の影 呼べば呼べば呼べばほろほろ 思い出ごころ 一度かぎりの 命なら きっとしあわせ つかみたい 見てて下さい 水かけ不動 生きる女の 夢ひとつ 消しは消しは消しはしません 浪花の灯り |
| 銀河航路大空亜由美 | 大空亜由美 | 鈴木玲子・結城忍 | 聖川湧 | 石倉重信 | 幸せを 翼に乗せて 明日の空に やさしく 虹かける こころに夢を 抱きしめて 空から訪ねて 来てみませんか 星の都 銀河航路 能登空港 かがり火に キリコが躍る 竹馬の友も 今年は 帰るとか 思い出さぐり もう一度 地酒で酔うのも またいいですね 森の都 銀河航路 能登空港 荒波も 空から見れば 旅人たちを 手招き 呼んでいる 世界をひとつに 結びあう 能登はやさしや この土までも 海の都 銀河航路 能登空港 |
| 出で湯橋大川栄策 | 大川栄策 | たきのえいじ | 聖川湧 | | 雨のしずくに 身を染める 都忘れの 花の群れ 宿の番傘 ふたりでさして ひと夜限りの 夢に酔う 明日はわかれの 明日はわかれの 運命かなしい 出で湯橋 窓の灯りに 雨の文字 岩にとび散る 水の音 燃えて切ない 湯あがりの肌 抱いてください 腕の中 離れられない 離れられない 心重ねて 出で湯橋 命ふたつを 結んでも 朝が別離を 急がせる いいのいいのよ 夜が明けるまで 私ひとりの あなたです ついて行きたい ついて行きたい 夢を点して 出で湯橋 |
| 夢の露大川栄策 | 大川栄策 | 荒木とよひさ | 聖川湧 | | この手につかめぬ 幸福ならば 虹のかからぬ あすなし人よ あなたに抱かれる この時だけが 紅い椿の 花になる 涙 ひとひら 夢の露 心の青空 心の窓に ひとりうかべる あすなし雲よ あなたと百年 生きたいけれど 生まれ変われはしないから 時は ひとひら 夢の露 悲しい人なら 悲しい人で 今日が一生 あすなし草よ あなたの心の 心の妻で せめてこの世で どこまでも あなた ひとひら 夢の露 |
| 私のために死ねますか内田あかり | 内田あかり | 川内康範 | 聖川湧 | | (ナレーション) 現世(うつせみ)の命絶えても永遠(とこしえ)に われきみともに 愛かき抱く あなた こたえてくださいな 愛して恋して 一緒になって 死ぬまでしあわせ 誰でもねがう 夢よりたしかな 証しが欲しい 私はいつでも 見せられます あなた あなたあなたは 私のために 私のために 死ねますか あなた みつめてくださいな たがいの双眸(まなこ)に 宿した真実(まこと) 限りある命を 永久(とわ)にするため 生きた愛した 証しが欲しい 私はいつでも 見せられます あなた あなたあなたは 私のために 私のために 死ねますか あなた こたえてくださいな たとえばこの世に 終わりがこようと 離しはしないと 云われるよりも 切って血の出る 証しが欲しい 私はいつでも 見せられます あなた あなたあなたは 私のために 私のために 死ねますか 私のために 私のために 死ねますか |
| 比叡の雪上野さゆり | 上野さゆり | 秋浩二 | 聖川湧 | 佐伯亮 | 紅葉(もみじ)の匂いを嗅(か)ぎつけて 木枯らしが吠えながら 比良(ひら)から駆けてくる 恋に背(そむ)かれ夢を裂(さ)かれて さ迷う比叡のひとり旅 山が泣いたら雲が泣いたら 女が泣いたら からんころんと からんころんと 雪が降る 指輪の傷跡いたわれば なぜ涙止まらない 大原三千院 帰る場所(ところ)も陽だまりもない さすらう比叡のひとり旅 山が泣いたら雲が泣いたら 女が泣いたら からんころんと からんころんと 雪が降る 彩(いろど)る横川(よかわ)の夕暮れに 琵琶湖越(びわご)えの北風(かぜ)が吹き 煙雨(えんざめ)凍らせる こんなわたしは忘れていいわ さ迷う比叡のひとり旅 山が泣いたら雲が泣いたら 女が泣いたら からんころんと からんころんと 雪が降る |
| 高梁慕情井上由美子 | 井上由美子 | 伊藤謙介・補作詩:下地亜記子 | 聖川湧 | 南郷達也 | おぼろ月夜の 桜(はな)咲く頃は 想い出します 故郷(ふるさと)を 別れの駅で ちぎれるように 手を振る母が 夜空に揺れる 帰りたい…なつかしい あぁ 備中高梁(びっちゅうたかはし) 愛しい 心の町よ 友と遊んだ 高梁川(たかはしがわ)よ 光る川面に 跳(は)ねる鮎 はるかな天神山(やま)と 松山城よ 幼い頃が 浮んできます あの笑顔…なつかしい あぁ 備中高梁 愛しい 心の町よ 『命ひとすじ 生きてゆくのよ』 母の言葉が 道標(みちしるべ) くじけちゃ駄目と 励ますような 神楽太鼓(かぐらだいこ)が 聞こえてきます 帰りたい…なつかしい あぁ 備中高梁 愛しい 心の町よ |
| 茜雲五木ひろし | 五木ひろし | 水木れいじ | 聖川湧 | 石倉重信 | 佐原ばやしの太鼓も あんたが居ないと淋しいねえ 江戸まで十七里か 遠いよねえ あんた… 浮雲ぽっかり 西の空 しおからトンボが スーイスイ お江戸で あいつは 何してる おまえの眼鏡で 見ておくれ つるべ落としの夕暮れは 恋のゆくえに 気がもめる… 一(ひい)・二(ふう)・三(みい)・四(よ) いつまで待たす 勝手なんだね 男って 宵からひとりで 手酌酒 つがいのトンボが フーラフラ 返文(たより)のひとつも 書けぬほど お江戸はそんなに いい街か 佐原ばやしを 聞きながら くどき上手に のせられた 一(ひい)・二(ふう)・三(みい)・四(よ) あれから五年 辛いことだね 惚れるって 利根の河原の 尾花(すすき)さえ 江戸へ江戸へと 何故(なぜ)なびく… 一(ひい)・二(ふう)・三(みい)・四(よ) いつ帰るやら 泣けてきそうな 茜雲 |
| 江戸の夕映え五木ひろし | 五木ひろし | 吉岡治 | 聖川湧 | 石倉重信 | 礼に始まり 真義を学び それで終わらぬ 剣の道 いつか濁世(じょくせ)の この闇討つと 草を枕の 素浪人 今日も仮寝の 馬籠宿 「正義が邪剣に勝つとは限らぬ。 剣に生き、剣に死するも肝の据え方一つ。 俺は江戸へ出てそれを学びたいのだ」 連れていってと 身を刻むよに すがる女の 愛おしさ 冴える刃(やいば)も 心は斬れぬ 生きて帰らぬ 故郷の 歌がきこえる 風の中 「このままぬるま湯に漬かって一生を終えるのかと思うと、 たまらなく己自身に腹がたって、腹がたって」 四角四面を 尖って生きる 百歩譲れば 楽なのに 意地の筋金 背筋をたてて 熱く燃えてる 俺のよに 江戸も夕映え あのあたり |
| 恋舟五木ひろし | 五木ひろし | 里村龍一 | 聖川湧 | | いくら好きでも 運命(さだめ)の川に 想いを通わす 舟がない 風よ今夜は 哭(な)かないで 口紅忘れた くちびるが あなた恨んで 恋しがる 忘れたくない 恋は悲しい 未練のつくり花 木の葉舟でも あなたとならば 夢ではなかった 倖せも 窓に陽がさす 夜明けごろ あなたを探して 肩が泣く いつか慣れてた 腕枕 覚めて流れる 酒は悲しい 涙のさそい水 雨よ想い出 呼ばないで あなたのパジャマも 歯ぶらしも 捨てる勇気の 邪魔になる 今も燃えてる 愛が悲しい おんなの 恋艶歌 |
| 陽だまりの詩石川さゆり | 石川さゆり | 吉岡治 | 聖川湧 | 南郷達也 | 頼りないのと しっかり女房 水と油で あぁ… もちはしないと 噂です なんと云わりょと あんたに惚れた 冬の陽だまり 甲斐性なしの 苦労をまるごと 背負(しょ)ってゆく 酒をのまなきゃ 青菜に塩で ちょっと入れば あぁ… 夢と希望の ちから水 目もとやさしい あんたに惚れた 冬の陽だまり 寄り添い合って おんなじくの字で 眠りましょ 夜の明けない 朝などないわ 袋小路に あぁ… いつかあんたの 風が吹く 誰が笑おと あんたに惚れた 冬の陽だまり ぬくもり抱いて 唄っているよな 流れ雲 |
| 新潟の女池田一男 | 池田一男 | たかたかし | 聖川湧 | 伊戸のりお | 恋はせつなく 儚いものと 知っていながら おいかけた さようなら さようなら 君を死ぬほど 愛していたよ おれを泣かせる 新潟の女(ひと) 指をからめて 甘えた夜の 君を一生 わすれない 思い出を 思い出を 胸に抱きしめ 古町通り おれを泣かせる 新潟の女(ひと) 空を仰げば 萬代橋に 星がまたたき きえてゆく いとしくて いとしくて 君の名前を 水面に呼べば おれを泣かせる 新潟の女(ひと) |
| 女房どの−男の感謝状−池田一男 | 池田一男 | たかたかし | 聖川湧 | 伊戸のりお | めでためでたの 酒杯(さかずき)で 祝う笑顔に 鶴が舞う おなじ夢 わけあって ケンカもしながら 女房どの 惚れて連れ添う 二十と五年 苦労かけたな 男の感謝状 昔小町も 色あせりゃ ただの梅干し 歯にしみる あんなこと こんなこと いろいろあったね 女房どの 辛抱がまんの でこぼこ道を 耐えた涙に 男の感謝状 惚れたはれたは もう時効 あきた顔でも 宝物 いつまでも いつまでも 元気でいてくれ 女房どの 赤い夕陽に 寄り添う影が 二つ重なる 男の感謝状 |
| 女房どの−男の感謝状−(セリフ入りバージョン)池田一男 | 池田一男 | たかたかし | 聖川湧 | | めでためでたの 酒杯(さかずき)で 祝う笑顔に 鶴が舞う おなじ夢 わけあって ケンカもしながら 女房どの 惚れて連れ添う 二十と五年 苦労かけたな 男の感謝状 (セリフ) かあさん ありがとう おまえがいたから ここまで来れた 今度はゆっくりと 歩いていこうな 昔小町も 色あせりゃ ただの梅干し 歯にしみる あんなこと こんなこと いろいろあったね 女房どの 辛抱がまんの でこぼこ道を 耐えた涙に 男の感謝状 惚れたはれたは もう時効 あきた顔でも 宝物 いつまでも いつまでも 元気でいてくれ 女房どの 赤い夕陽に 寄り添う影が 二つ重なる 男の感謝状 |
| 忍冬麻生しおり | 麻生しおり | たきのえいじ | 聖川湧 | | ひとつの歳を 重ねる度に 綺麗になるって 本当ですか ためらいがちに うなづくけれど 心の迷い 消せません ああ 夢より近く ああ 夢より遠い そんな近さで愛されるなら どうか私の体を抱いて 忍ぶ 忍ばす 忍冬(すいかずら) 一度だけの 人生だから 選んでください あなたの方で 私でいいの? あなたの隣 歩いてゆける その女は ああ 淋しさばかり ああ ゆりかごにして ひとり枕を 抱いてたけれど 愛と呼ばせて あなたのことを 燃える心は 忍冬 ああ 夢より近く ああ 夢より遠い そんな近さで愛されるなら どうか私の体を抱いて 忍ぶ 忍ばず 忍冬 忍ぶ 忍ばず 忍冬 |
| みちのく本線麻生しおり | 麻生しおり | たきのえいじ | 聖川湧 | | 隠し切れない 心の辛さ ぬぐえるものは ありますか もしも答えが 出せるなら あなたに聞いて みたかった さよなら あなた これきりですね 悲しまないわ これ以上 みちのく本線 知る人もなく 窓の向こうは 奥州路 笑い話しで 済ませるなんて 女にすれば 無理なこと 桜咲く日を 待ちきれず 私はひとり 北へ行く 片道だけの 切符の文字が 心をゆすり 泣けと云う みちのく本線 薄墨模様 雨が心に 突きささる さよなら あなた これきりですね 悲しまないわ これ以上 みちのく本線 知る人もなく 窓の向こうは奥州路 |
| 人生前祝い芦屋雁之助 | 芦屋雁之助 | 島井実 | 聖川湧 | | 這えばあゆめと 育てて来たが 明日はうれしい 七五三 晴れ着姿の 手を引きながら 親子揃って 宮参り 今宵めでたの 前祝い 通い続けた 学舎あとに みんなそれぞれ 道がある 友と別れの 涙もあろう 悔いを残さず 語り合う 明日は卒業 前祝い 思いかえせば 親子の絆 こわれかかった 日もあった 苦労話しは 言わぬが花よ 明日は大人の 仲間入り 酒もことぶき 前祝い 祝う言葉は 少ないけれど 風邪をひかずに 幸せに きっと可愛いい 花嫁姿 夢にみながら 水入らず 親子揃って 前祝い |
| 河内おんなのバラッド浅田あつこ | 浅田あつこ | もず唱平 | 聖川湧 | SHOGUN | 生駒颪がガラス戸叩く その度ノラが鳴き声あげる 連れが居らんと猫でも辛いやろ ウチは徳利転がし泣いている なァ あんた 何しとんねん なァ あんた 帰って来てや 河内女は気強ようても ほんまメチャクチャ ほんまメチャクチャ 淋しがり屋やで ほんまかな ほんまかな 泣いたらあかん 河内のおばはん 誰がおばはんや!? 夏の音頭の太鼓の音が 何より好きな二人やないか 盆が来んうち ええ顔 見せてえな みんな忘れて ええ汗 掻かへんか なァ あんた 何しとんねん なァ あんた 帰って来てや あんた好みの豹柄パンツ 穿いてみたろか 穿いてみたろか きっと気に入るで ほんまかな ほんまかな 泣いたらあかん 河内のおばはん なァ あんた 何しとんねん なァ あんた 帰って来てや 五分の角刈り格好ええやない 昔気質(かたぎ)が 昔気質(かたぎ)が 忘れられへんねん 忘れられへんねん 忘れられへんねん |
| 雪花浅田あつこ | 浅田あつこ | 喜多條忠 | 聖川湧 | 石倉重信 | あなたと別れて山里の らむぷの宿に来ています 外は雪 見上げても雪・雪・雪 窓の雪花なぞっていたら いつか あなたの名前を書いていた 愚かですか 未練ですか 雪よ 教えてくださいな 湯舟の岩陰 万両が ちいさな赤い実をつける てのひらで とけてゆく雪・雪・雪 湯気に雪花きらきら光り 遠い あなたの笑顔が浮かびます 憎いですか ずるいですか あなた 答えてくださいな 窓の雪花ゆらゆら揺れて 胸に 木枯らし夜通し吹いてます 泣けとばかり 死ねとばかり 雪よ 許してくださいな |
| 大阪情話~うちと一緒になれへんか~朝花美穂 | 朝花美穂 | もず唱平 | 聖川湧 | | 人はこころや銭やない 泣いたらあかん 泣いたらあかん 別嬪(べっぴん)台なしや 飛田(とびた)のお店に出るという 十日戎(とおかえびす)の 前の晩 あんたがいうた言葉を忘れへん うちは今でも 忘れ 忘れへん なきながら通天閣見上げ これでウチの人生終りやと思った。 けど死んだらあかん。精一杯生きてみよ。 あんたの言葉きいてそう思(おも)たんや 何が不足や知らんけど すねたらあかん すねたらあかん 男がすたります 無い無い尽くしで来たクセに 愚痴を肴(さかな)に はしご酒 道頓堀の鴎に嘲(わら)われる うちも厭(いや)です 嫌い 嫌いです なァあんた。ヤケ酒呑んでも何(なん)にも変らへん。 この世で起こったこと この世で納まらん筈がない。 山より大きい獅々は出えへん。気を大きい持ちいなァー。 夢を捨てたというのなら ひろうて上げる ひろうて上げる 大事にあたためる 花の十九と十五まで 共にどぶ板 踏んだ仲 焼けぼっくいに今こそ火をつけて うちと一緒になれ なれへんか うちと一緒になれ なれへんか |
| 流恋草秋山涼子 | 秋山涼子 | 里村龍一 | 聖川湧 | | 流す涙は乾いても 淋しい心はかくせない 星も見えないこの街で あなたしかない私 あゝ お酒ください あゝ 寒い胸に 涙が凍る心が燃える あなたが欲しい ひとりが辛いこんな夜は あなたを許せない 雨の小道に散る花に この世のはかなさ知りました ひとつ拾って手に乗せりゃ 悲しみがこぼれます あゝ 抱いて下さい あゝ 寒い胸を ほほづえつけば流れる涙 あなたが欲しい 春はまだ遠いこの街で ひとりじゃ暮せない あゝ お酒ください あゝ 寒い胸に 涙が凍る心が燃える あなたが欲しい ひとりが辛いこんな夜は あなたを許せない |
| 流氷秋庭豊とアローナイツ | 秋庭豊とアローナイツ | 松岡はじめ | 聖川湧 | | 流れつきない 流氷の ここはさいはて オホーツク 旅情の夜に 結ばれた 夢の白夜も 消えはてて 誰を忍ぶか 北国の町 見知らぬ人の 黒髪に あなた慕いて ゆれる胸 とまり木酒場 飲む酒も わずか二杯のあおり酒 今日もしばれる北国の町 泣いて別れた あの人の 故郷なまりなつかしい 二度とたずねはしないけど つのる恋しさ 旅の宿 明日が別れの北国の町 |
| 威風堂々秋岡秀治 | 秋岡秀治 | 新本創子 | 聖川湧 | 丸山雅仁 | 山の者なら 山に吼え 海の漁師は 海を恋い 心の憂さを 呑み干しながら 欠けた茶碗酒(ちゃわん)に 嗤ってみせる 負けてなるかよ 男なら 威風堂々 俺の道 祭り太鼓の 勇み節 みのる稲穂も 秋風(かぜ)の中 ふるさと捨てた 男の背なに 命あずけた 女もいたが 待っちゃないだろ 遠い春 昭和生まれの 泪歌 所詮この世は 峠越え 宿は海峡 ふる畳 場末(ばすえ)の酒は 男の酒だ 奢りおごられ 遠慮はせぬが 雪の深さは まだ知れぬ 威風堂々 俺の道 |
| 浪花獅子秋岡秀治 | 秋岡秀治 | 新本創子 | 聖川湧 | 丸山雅仁 | 浪花のことは 夢のまた夢 無一文でも えやないか ドブ板踏んでも ついてくる 女房があれば 出なおせる みておれ男は 獅子か龍 八百八橋の 獅子になる 道頓堀の 暖簾たたんで 死んで生きたる 意地がある 苦労でなんぼの 夫婦(めおと)やと 涙をかくす いい女 惚れたら男は 獅子か龍 昔の度胸が また燃える 通天閣へ 合わす両手に 裸ひとつで 天下取る 命をもとでに 振りだしと 女房が買(こ)うた カップ酒 ほんまの男は 獅子か龍 八百八橋の 風雲(かぜ)を抱く |
| かもめ桟橋青島みどり | 青島みどり | 荒川利夫 | 聖川湧 | | かもめを連れてく あの船に 私の声は もう届かない また来て 港にまた来てよ わかっているよと云うように 汽笛が 汽笛が 返事する 島の桟橋 別れ波 別れ波 涙が両目を 隠すほど こんな好きなこの恋ごころ 後追う かもめになりたいよ 夕陽に染まって遠くなる 姿を 姿を 消さないで 島は潮風 別れ波 別れ波 このまま逢えなくなるのなら 私はここにもういたくない また来て 港にまた来てよ 心配するなと つぶやいた 言葉を 言葉を 信じたい 島の灯台 別れ波 別れ波 |
| 女の夜汽車青木美保 | 青木美保 | 横山賢一 | 聖川湧 | | 岬過ぎても 列車のあとを はぐれ鴎が 追ってくる あれが別れに あなたなら 途中下車して 抱かれるものを 暮れる浜辺の 波のよに 涙糸ひく 女の夜汽車 母の情を 頼りに帰る あなた忘れの 旅なのに 車窓を吐息で曇らせて 憎い恋しい 名を書くわたし ふたり過ごした あの街へ 戻りたくなる 女の夜列車 迷う想いを 掻き消すような 汽笛一泣き 身に沁みる いまも貴方と一緒なら 胸に漁り火 燃やせるけれど 辛い運命の 面影に 未練せつない 女の夜汽車 |
| 幸せならばいいじゃない青木美保 | 青木美保 | 山田孝雄 | 聖川湧 | | 嬉しい涙も 哀しい涙も 明日へ 続く 川になる あせることなど ないじゃない 苦労もよいしょと 買いましょう 幸せならば いいじゃない どうぞ一杯 あなたと乾杯 遠くへ行ったら 港が見えるわ 鴎の ように 遊ぼうよ 空を見上げて 話そうよ 決めたらさっさと 飛んでゆけ 幸せならば いいじゃない 旅は道づれ あなたと乾杯 大きな夢にも 小さな夢にも 風に 揺れて 花が咲く 人に踏まれて 強くなる どっこい頑張れ つくしん坊 幸せならば いいじゃない 愛を信じて あなたと乾杯 |
| なみだの海峡青木美保 | 青木美保 | 山田孝雄 | 聖川湧 | 南郷達也 | カモメ カモメ…カモメ 何故鳴くの やがて出船 別れに鳴くの サヨナラを 言う前に 今度逢う 約束を あなた…だけを わたし待つわ 好きだと言って 風よ 風よ…風よ 何故泣くの 虎落笛(もがりぶえ)は 寒いと泣くの 三度目の ドラが鳴る 追いかけて 背伸びする きっと…逢える いつか戻る 墨絵の港 汽笛 汽笛…汽笛 何故哭くの 遠い想い 届けて哭くの 渡れない 海峡は 振り向けば 始発駅 船に…ひとり 汽車にひとり 運命が憎い |
| 雨晴旅情青木香織 | 青木香織 | 建石一 | 聖川湧 | | 女ごころの 涙の雲を 払えるならばと この町に来た 青い海原 水平線の 遥か向こうに 雪のアルプス 私の愛を わかってほしい ここは北陸 能登半島 寄せる波 夢のせる 雨晴 一人ですかと 聞かれることは やっぱり淋しい 女の旅よ 雨はひと降り 夕立去って 松太枝浜に 虹がかかるわ 私の胸も 晴らしてほしい 夏の北陸 能登半島 かたかごの 花を抱く 雨晴 いつか再び たずねてみたい あなたと二人で しあわせ連れて 遠い夜空は 満天の星 万葉人の 詩歌がきこえる 私の願い 叶えてほしい ひとり北陸 能登半島 この恋を 祈ります 雨晴 |
| 想い出飾り青木香織 | 青木香織 | 建石一 | 聖川湧 | 南郷達也 | 辛口のワイン ひと口ふくんで 甘いくちづけに 夜をとじ込める 愛のまぼろしに 別れの一言 告げる筈なのに 迷う恋ごころ 都会の海にゆれて ただよう 男と女で… せつないくらいに優しくなれる このひとときも 想い出飾りね ふたりの物語り あの夏の夢は 煙草のけむりね 指をすりぬけて どこか消えてゆく 恋の蜃気楼 あなたとの日々は グラスに浮んだ ひとすじの涙 激しい恋がもっと 出来たら 男と女で… 忘れはしないわ あなたのすべて 私への愛 想い出飾りね ふたりの物語り あなたにめぐり逢えて 良かった 男と女で… せつないくらいに優しくなれる このひとときも 想い出飾りね ふたりの物語り |
| 情念海峡青木香織 | 青木香織 | 建石一 | 聖川湧 | 南郷達也 | 離さないで… その一言が 嫌われそうで 言えません 女の性か 恋ゆえか 別れの影に 眼をふさぎ 涙燃やして 渡る海 あゝ 情念海峡 聞こえますか… あなたの耳に 乳房の奥の さけび声 女の明日を 想うとき 抱かれた腕の その中で 焦がれ死んでも いいのです あゝ 情念海峡 三日三晩… 逢いたいけれど 叶わぬことと 知ってます 女は船か 泣く鳥か あなたの胸が 恋港 たどり着く日を 夢に見る あゝ 情念海峡 |
| 速達青木香織 | 青木香織 | 建石一 | 聖川湧 | 南郷達也 | 雪が舞いちる 思い出の宿 息をしのばせて 紅をひく この恋だけは 成就させたい 女ゆえの 命の業よ 迎えに来て くれますか それとも死んで いいですか いいですか 速達にたくした 女の願い どうぞあなた 許して… 枝が折れます 雪の重さで あの日も季節は 冬でした 旅立つならば 燃えて果てたい 想いとげて あなたのそばで 迎えに来て くれますか それとも死んで いいですか いいですか 待ちわびるせつなさ 女の祈り どうぞあなた 叶えて… 迎えに来て くれますか それとも死んで いいですか いいですか 速達にたくした 女の願い どうぞあなた 許して… |