南こうせつ作曲の歌詞一覧リスト  220曲中 1-220曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
Candy Kiss小泉今日子小泉今日子湯川れい子南こうせつあの人は もう誰かのモノですか 夢でわたしを抱いて ずるい キャンディキッス  あの人は もっと大人が好きですか 胸にすがるわたしを 笑って見てるの  細い指 髪をかき上げる仕ぐさ セクシーよ 長い脚もス・テ・キ 見つめると 瞳ウロウロと なぜか そらすのね つかまえて そうよ わたし大好き いつか丸ごと とりこにしちゃうの  あの人は 女泣かせの人ですか 時に優しい声で ベビーと呼びかける  あの人は 素ぶりで騙す人ですか どこか淋しい顔が とても気になるの  恋人は 陽だまりの花の上で 抱き合うわ まるでチョーチョみたい それなのに あの人は照れた顔で 逃げ出すの 追いかけて そうよ わたし大好き いつか花嫁 結婚したいの  あの人は もう誰かのモノですか あの人は もう誰かのモノですか
黄昏通り柏原芳恵柏原芳恵竜真知子南こうせつすみれ色の夕暮れ あなたは帰り道ね 足が早い あの日よりも 遅れてしまう 私  次はいつ会えるのと 聴きたい 確めたい はなれがちな 心ふたつ 物語る シルエット  夕やみに まぎれて よりそいたいけれど  迷子のような 恋の行方です 明日が見えないまま 黄昏通り
約束柏原芳恵柏原芳恵竜真知子南こうせつく・る・り ふりむいた 思い出の扉越し 今日も あなただけ さがしてしまう私  誰かに聴かれたら昔のことなのと 遠くでも 見るように答えてきたのに  だめね だめね 守れないわ そうよ 愛を忘れる約束  ぽ・つ・り 降り出したサフラン色の雨 傘をひらいても 胸をぬらしているの  会えなくなったって 好きではいられるわ ききわけのない心 許して欲しいの  いやよ いやよ 守れないわ そうよあの日 忘れる約束  いやよ いやよ 守れないわ そうよあの日 忘れる約束
鐘が聞こえる南こうせつ南こうせつ南いくよ南こうせつ麻の衣だけ 肩に巻きつけた 少年と 僕と二人で 遠い旅をしていた 天に連らなる 山の谷間から 流れ来る祈りの声に 少年は立ち止まる ごらん あれが僕の村だ ここは 君らの失くした国  草の実を食べて 鳥と語り合い 人々は 愛にあふれて いのちさえも分け合う やがて少年の 姿かき消えて 大地への祈りの調べ 僕の胸にささやく そうさ 思い出してごらん ここは 君の生まれたところ  ラーラーラ はるかな時間(とき)の ラーラーラ 霧の中から ラーラーラ 鳴りひびくのは ラーラーラ なつかしい瞳  ラーラーラ はるかな時間(とき)の ラーラーラ 霧の中から ラーラーラ 鳴りひびくのは ラーラーラ なつかしい瞳
ノスタルジア明石家さんま明石家さんま高見沢俊彦南こうせつあの日の光の中へ 二度と誰も戻れない 夢中で過ごした日々 訳もなくはしゃいでいたよ セーラー服の君がそっと 想い出の中 手を振った 誰もが まぶしかったのさ 遠くへ 遠くへ気づかぬうちに流されて すべてはセピア色に包まれた思い出の中  白いスベリ台 君は覚えているかい ふたりで手をつないで 空を飛ぼうなんて… 君のスカートがパラシュートに 見上げた空が眩しかった 誰もがさみしかったのさ きのうへ きのうへ夢は消えていったのさ 飛べない翼をひとり広げたまま…  風に吹かれて 雨に打たれて 時の流れのはかなさを知る 誰もがひとりぼっちなのさ 遠くへ 遠くへ気づかぬうちに流されて すべてはセピア色に包まれた思い出の中 セピア色の思い出の中
ステラ南こうせつ南こうせつ庄司明弘南こうせつ初恋のように言葉にならない想い 口づけることも無意味なことに思える そばにいるだけで言葉はいらない想い 抱きしめることも無意味なことに思える 君に会ってから心の底から 愛する気持ちを知った  求め合ううちに悲しい予感が見える 口づけるだけで伝わるような気がした 君に会ってから心の底から 人の優しさを知った  奪い合ううちに乾いた砂漠が見える 抱きしめただけですべてを抱いた気がした 君に会ってから心の底から 人を愛せると知った  
夢の時間南こうせつ南こうせつ荒木とよひさ南こうせつ服部克久風の中で遊ぶ子供 遠き日の自分に 帰れたら 穏やかな また生き方が どこかにあったはず 人を愛し 悩むことが 人生だと誰かが言うけど 青空は 青空のまま 心に映すだけ 夢の時間 巻きもどす 若さより 今が 輝いて 生まれ変われたら  恋の中で眠り続け 哀しみの終わりに 目覚めれば 平凡な また一日が 幸福と感じる 愛は自由 追憶(おもいで)より ひと粒の涙が好きだから さよならは さよならのまま 心に残すだけ 夢の時間 懐しむ 昨日より 今は 優しさで 明日(あす)に歩けたら  悲しみも 切なさも 想い出も 綺麗なままで 夢の時間 巻きもどす 若さより 今が 輝いて 生まれ変われたら
夢一夜香西かおり香西かおり阿木燿子南こうせつ薗広昭素肌に片袖通しただけで 色とりどりに脱ぎ散らかした 床にひろがる絹の海 着てゆく服がまだ決まらない いらだたしさに唇かんで 私ほんのり涙ぐむ 貴方に逢う日のときめきは あこがれよりも苦しみめいて あ…夢一夜 一夜限りに咲く花のよう匂い立つ  恋するなんて無駄なことだと 例えば人に言ってはみても 貴方の誘い拒めない 最後の仕上げに手鏡見れば 明かりの下で笑ったはずが 影を集める泣きぼくろ 貴方に逢う日のときめきは 喜びよりもせつなさばかり あ…夢一夜 一夜限りと言いきかせては紅をひく  貴方を愛したはかなさで 私はひとつ大人になった あ…夢一夜 一夜限りで醒めてく夢に身をまかす
可愛いい女雪村いづみ雪村いづみ松本一起南こうせつ恋する人から優しくささやかれて うまれて良かったと もう何度思ったでしょう  髪に花飾り微笑む鏡を見て それでも季節(とき)は経ち 気がつくと 一人泣いていた  可愛いい女は 愛が下手だと いつもいつも言い聞かせれば それが私  強がっていても シルクのドレス着ても 恋した瞬間に少女へと引き返してる  今思い出せば出逢った人すべてに 私はいつの日も支えられ 愛されてきた  可愛いい女と いたわりながら いつもいつも涙をふけば それが私  可愛いい女は 愛が下手だと いつもいつも言い聞かせれば それが私
こころくん・こころさん大竹しのぶ大竹しのぶつかこうへい南こうせつこころ ころころ こころ ころ こころくんってなんだろう  にこにこえがおがでるときは こころくんが はずんでる こころくんが はじけてる こころ ころころ こころ ころ きらきら まぶしい おひさまのひかり  こころ ころころ こころ ころ こころさんってなんだろう  ほろほろなみだがでるときは こころさんが かなしくて こころさんが べそかいて こころ ころころ こころ ころ しとしと つめたい あめのあさ  こころ ころころ こころ ころ こころのなかをのぞいてみれば よろこび かなしみ びっくりしゃっくり いろんなものがつまってる にこにこぷんぷん にこぷんぷん こころ ころころ こころ ころ ぽっかぽっか あしたはてんきに なあれ  こころくうん こころさあん あなたは どこにいるのでしょう
おまえのサンダルかぐや姫かぐや姫喜多篠忠南こうせつ木田高介親の許しもなく 夫婦もの お断りの部屋で お前のまっ赤なサンダルを隠す毎日 あの頃の二人は 旅に出る金もなく 故郷の地図をひらいて 汽車のない旅をした やさしい女よ 許しておくれ きつい暮らしと 涙の他は 何も 与えなかった  破れ小窓から 夕焼けを見たね お前が故郷へ帰って もう二年だね 彼は目を閉じて 故郷の空を思う 今頃はもう菜の花が 咲いているだろうか やさしい女よ 許しておくれ きつい暮らしと 涙の他は 何も 与えなかった
南風知らん顔かぐや姫かぐや姫伊勢正三南こうせつ石川鷹彦夏の朝 はちのうえの 朝顔を けとばしてったのは 長い旅に疲れきった 南風のいたずらです たいくつな時には 部屋の窓たたいて たとえばふるさとのこと 聞かせてくれるかい 南風は知らん顔で 街角を曲がっていった  南風は 熱い国の 恋の香りを 運んできては ぼく達に同じ朝をむかえさせようとしている 君を抱いたそのあとで 君の寝顔横にして 窓をあけたら 冷たい風がほほをなでる 南風は知らん顔で どこかへ帰っていった
青春南こうせつとかぐや姫南こうせつとかぐや姫伊勢正三南こうせつやりたいことをやるのさ なぜそれが悪いのかい 俺達若者だけに 今できることがあるのさ  夢・夢があるから 若い この青春という名の夢が  まちがうことがこわくて それで何ができるのかい 泥にまみれることが 美しい俺達さ  朝、目が覚めて思うんだ 一人暮らしのわびしさ だけどきっといつか かわいい恋人を  恋・恋をするから 若い この青春という名の恋を  一人ぼっちが好きだなんて 笑わせるんじゃないぜ せまいところを飛びだして 恋の花咲く世界へ  歌・歌があるから 若い この青春という名の歌が  大声あげて歌えば 何もかも忘れるさ そしてまた始まるんだ 美しい青春が
しあわせの国へイルカイルカ南こうせつ南こうせつ青い空の白い雲 どこへ流れてゆくの きっとすてきな 花の国へ お嫁に行くのでしょう 今日も私は ひとりだけど 涙見せずに ふんわり流れる雲に乗って しあわせの国へ  金色のお星様 どこからやって来たの きっとすてきな夢の国から お話しに来たのでしょう 今日も私はひとりだけど 涙見せずに キラキラ輝く星に乗って しあわせの国へ  今日も 私はひとりだけど 涙見せずに キラキラ輝く星に乗って しあわせの国へ
夏の少女南こうせつ南こうせつ南こうせつ南こうせつ目を覚ましてみると 白い砂は焼けて まぶしい日ざしと いたずらな瞳が 僕をまどわす ほほえむ君の顔が 夏の空に溶けてゆく おまえは僕のために 生まれてきた様な なぜかそんな感じ ララ 夏の少女よ 強く抱きしめて 二人のすべてをここにしるしておこう  暮れゆく浜辺には 君と二人だけ 心のゆくままに 波間に漂よえば 夏も終り 泣いている君の顔が 季節を変えてゆき 冷たい潮風が 熱い胸をぬけて 思い出は涙にゆれる ララ 夏の少女よ 強く抱きしめて 二人のすべてをここにしるしておこう
荻窪二丁目南こうせつ南こうせつ喜多篠忠南こうせつこの街を出てゆく今は 何を残してゆけばいい あの娘と二人で見るはずだった 映画の切符も要らなくなった  荻窪二丁目 裏通り 今頃あの娘は新聞受けに 今日の夕刊投げ込む音を 僕の帰りと間違えている  この街を出てゆく今は 何を忘れてゆけばいい あの娘の涙もちぎれて 消えた思い出クルクルまるめて捨てた  荻窪二丁目 裏道り どこかの窓から幸せそうな カレーライスの匂いが いつか僕の心を急がせている  荻窪二丁目 裏道り どこかの窓から幸せそうな カレーライスの匂いが いつか僕の心を急がせている 
今日は雨南こうせつ南こうせつ喜多條忠南こうせつ国道沿いの 二階の部屋では 目覚めるときに 天気がわかる 今日は雨 アスファルトに流れる雨を 大きな車が 轢いて走る 一人のベットで 眠り目覚めた 僕のさびしさも 轢いて走る 今日は雨 昨日ほどお前のことを 憎んだ夜はない  昨日のコーヒー 乾いた部屋では 消えゆく星の つらさがわかる 今日は雨 窓ガラスを流れる雨が 心の中まで つたって落ちる 一人のベットで 眠り目覚めた 寒い胸の中 つたって落ちる 今日は雨 こんな日は眠ろう 眠りたいだけ こんな日は眠ろう 眠りたいだけ  
愛する人へ南こうせつ南こうせつ岡本おさみ南こうせつ君のきれいな胸 とてもあったかい 暮れ残った 日だまりみたいさ 窓の外は冬 雪さえ降ってきた  過去をふりかえると 恥ずかしいことでいっぱいさ 長い眠りからさめると 生まれ変わってた なんて言うのがいいね  愛する人よ眠ろう ことばは愛想なしさ 愛する人よ眠ろう だまって眠りなさい  正義はまたからぶりさ こんなところにも いやなニュースが聞こえてくる 街は病気だね 毒が空をめぐってる  なんにもできないから 愛の唄をうたっていくよ ことばのままに生きてゆけたらそいつはむずかしいな そいつは苦しすぎるよ  愛する人よ眠ろう ことばは愛想なしさ 愛する人よ眠ろう だまって眠りなさい  愛する人よ眠ろう ことばは愛想なしさ 愛する人よ眠ろう だまって眠りなさい
思い出にしてしまえるさ南こうせつ南こうせつ岡本おさみ南こうせつぼくは旅を抱いて ねむるようになった きみは淋しさと 話すようになった いつも見送ってばかりいたって言って 手をふるんだね 旅立ちを 淋しくさせるんだね  また冬だよ もう一年たつね 思い出にしてしまえるさ  早く結婚してくれると 気が楽さって言うと それっきり君は 話さないようになった いつか ぼくでない他の男と 暮らしはじめるんだね 寝床を 温めあうんだね  また冬だよ もう一年たつね 思い出にしてしまえるさ  ぼくは風をつれて 歩くようになった きみは夜と なじむようになった まだひとりでいるなんて言って ワインを 飲むんだね 都市(まち)に 住むんだね  また冬だよ もう一年たつね 思い出にしてしまえるさ
幼い日に南こうせつ南こうせつ南こうせつ南こうせつ石ころだらけの この道を まっすぐ歩いて行くと 親せきの おばさんの家 僕の足音と 蝉の声が 遠く夏の空に こだまする  去年の夏までは 兄ちゃんと来たけれど 一人でここまで 来たのは はじめて  風に揺れてる 稲の影から かすかに 見えて来た やさしい おばさんの家 今年も 大きな スイカを食べられる 赤色かな黄色かな さあ 急ごう  去年の夏までは 兄ちゃんと来たけれど 一人でここまで 来たのは はじめて  大きな木の下で 汗をふけば 母ちゃんにもらって来た ハンカチが まぶしい 向こうから手を振る 向こうから声がする 昔と同じ元気な おばさんの声  去年の夏までは 兄ちゃんと来たけれど 一人でここまで 来たのは はじめて 一人でここまで 来たのは はじめて 一人でここまで 来たのは はじめて
旅立つ想い南こうせつ南こうせつ喜多条忠南こうせつ星降る前に洗った髪を 君は夕焼けで乾かしていたね 心の隅に吹きくる風は ほんのちょっぴり幸せのかおり  首をかしげてほほえむ君の 仕草は誰かにほめられたかい 愛することは一度じゃないと わかっているけど無口になるね  宵待草にこぼれる砂は 君と旅立つ約束のようさ 指から指へこぼれる砂に 君の瞳が光をはねる  遠い想い出ふりむかないよ 明日のすき間に君がいるから 愛することは悲しいことと わかっていても旅立つことさ
愛を宿して南こうせつ南こうせつ荒木とよひさ南こうせつ井上鑑悲しくなるほどあなたを愛して 時には心で時にはこの手でただ抱きしめ 疲れた身体を夢で癒したら また偉くなってあしたの何処かへさあ出かけて この世に授かったあなたは ひとりだけ たとえ涙を胸に宿しても愛に生きて 愛に死ねるそんな生き方が 桜のように 儚くてもああ 綺麗  切なくなるほどあなたの弱さを 時には叱って時には慰めただ抱きしめ 寂しい心を夢で遊んだら また子供になりどこかの野原へさあ出かけて この世に授かった生命は ひとつだけ たとえ想い出ここで見捨てても 愛を抱いて 愛に眠るそんな生き方が 夢のように終わるのなら ああ 綺麗  この世に授かったあなたはひとりだけ たとえ涙を胸に宿しても 愛に生きて 愛に死ねるそんな生き方が 桜のように 儚くてもああ 綺麗
あの日から南こうせつ南こうせつ秋元康南こうせつ徳武弘文あの日から好きでした でも言えませんでした 君は いつでも そばにいたのに…  あの日から好きでした ずっと 友達でした 君を 想うと キュンとしました  みんなで よく行った 小さな喫茶店 今でも覚えてる 切ないコーヒーよ  人は誰でもみんな 褪せてく思い出に 愛の忘れものを Ah~ 探してる  あの日から好きでした 一人きり 泣きました 君とあいつの 恋のはじまり  あの日から好きでした やがて 時は流れて ふと気づいたら 卒業写真  ポプラの並木道 渡ったそのあたり 空き地になっていた 僕等の青春よ  人は誰でもみんな 大人になるたびに 過去の宝物を Ah~ 見つけるよ  好きとは言えなくて 心にしまってた あの日のその気持ち 大事な僕らしさ  人は誰でもみんな 褪せてく思い出に 愛の忘れものを Ah~ 探してる  あの日から Ah~ Ah~
ひと夏のしずく南こうせつ南こうせつ伊勢正三南こうせつ徳武弘文今なんて言ったの 潮風がさえぎる 岬のカーブを 曲がりきった時から 今はもう冷たい 季節だと感じた あんなにはしゃいだ 君の笑顔忘れそうで  波がだんだん君の サンダル濡らして 砂に書けば崩れる ひと夏の言葉 もう誰もいない渚 消えてゆく Only you  抱きしめた痛みを 恋だとは知らずに 岬の灯台 瞬くの見つめた オレンジの涙に 夕映えを溶かして 無理して微笑む 時はすでに恋のBlue  月がキラキラ波に 浮かんで揺れてる 君のほほにこぼれた ひと夏のしずく もう誰もいない渚 抱きしめて Only you  波がだんだん君の サンダル濡らして 砂に書けば崩れる ひと夏の言葉 もう誰もいない渚 消えてゆく Only you  抱きしめて Only you… Only you…
満天の星南こうせつ南こうせつ岡本おさみ南こうせつ水谷公生・南こうせつにぎやかに歌った コンサートは終わり 君は家路に急ぐ 待つ人のいるうちに すぐにおかえり ひとりの部屋に おかえり  また会おうよ 君のことは忘れない 騒がしい街並はずれたら 仰いでごらん空を  ひとりぼっちのきみに降るのは 満天の星  ひとりぼっちのきみに降るのは 満天の星  ひとにぎりの愛を 心から贈り ぼくは満たされ眠る 待つ人のいるうちに すぐにかえろう 子供の寝顔と 話そう  また会おうよ 君のことは忘れない 騒がしい街並はずれたら 仰いでごらん空を  ひとりぼっちのきみに降るのは 満天の星  ひとりぼっちのきみに降るのは 満天の星  また会おうよ 君のことは忘れない 騒がしい街並はずれたら 仰いでごらん空を  ひとりぼっちのきみに降るのは 満天の星  ひとりぼっちのきみに降るのは 満天の星…
帰れない季節南こうせつ南こうせつ松本一起南こうせつ井上鑑めぐり逢った あの頃の激しさも 遠い夏の日々も 想い出  たった一人 君を愛してるのに 言葉さえも 掛けなくなった  時間(とき)は切ない 幼さを奪って 夢を叶えて 人生を知れと言う  あんなに Ah 君のことを  髪を切った 君の誤解を知って 涙流し 走ったことも  疲れきった僕に 微笑みかえす 今の君に 何故かすまない  時間(とき)は切ない 大人へと誘われ 愛に漂い 人生を知れと言う  あんなに Ah 君のことを  雨は降る 雨は降る 人を濡らし 風が鳴く 風が鳴く 窓をたたき  時間(とき)は切ない 幼さを奪って 夢を叶えて 人生を知れと言う  あんなに Ah 君のことを  夜の中を 逃げるように抱き合い 二人だけの 今を手にして
飛べない鳥南こうせつ南こうせつ岡田冨美子南こうせつ徳武弘文飛べない鳥は 眠らない 夜明けの晩に 空を見る Oh 翼売る店 見つけても お金じゃ 買えない…  夢が嘘をつく都会(まち) TOKYOが好き ハイヒールの女たちは言う ガラスのハートで 子供が産めるの  飛べない鳥は 歩きだす ダイヤモンドは 拾わない Oh 指輪贈って 愛しても 別れは 来るから…  住んだ日からみなしご TOKYOが好き 誰も家(うち)へ 帰らないと言う 今夜もあの部屋 灯りがつかない  泣いているよあの娘(こ) 真っ赤なルージュをつけて  夢が嘘をつく都会(まち) TOKYOが好き ハイヒールの女たちは言う ガラスのハートで 子供が産めるの
愛告鳥石川さゆり石川さゆり阿木燿子南こうせつ今泉敏郎添い遂げようと 決めたのだから どんなささいな 秘密も嫌なの どこもここもが ぴったり合って あなたとひとつの 夢を見たいの 運命を信じて 待ってて 良かった 寝顔に見とれては そっと吐息を聞く そんなことさえ嬉しくて 笑みが零れる 季節外れの春告鳥が 腕枕の耳元で ホッホケキョ  触れるあなたの髪一筋も 涙ぐむほど愛しく思えて 肩に落ちれば 小指に巻いて 私のものよと おどけてみせる あなたに出逢えて ほんとに 良かった 寝顔を見ていると 心が安らぐの 雪解けのよう 少しずつ 優しくなれる 番のはずの愛告鳥が 膝枕に嫉妬して ホッホケキョ  番のはずの愛告鳥が 膝枕に嫉妬して ホッホケキョ
初恋は夢のように南こうせつ南こうせつ松本一起南こうせつ風に舞い上がる 光りのしずくに 恋の切なさを フッと吹きかける 君は背伸びして ぽつんと振り向く うなじのカーヴに 季節がはらはら まぶしい少女よ 今を愛して 素顔のそのままが とても君らしい Ah 熱い胸さわぎ  君の唇を彩る 言葉は 紅の色に似て ハッとさせられる 空を照り返す 木綿の背中に 好きとつぶやいて 心ははらはら まぶしい少女よ 人を愛して たとえば雨の日も 僕はそばにいる Ah いつしか初恋  まぶしい少女よ 今を愛して 素顔のそのままが とても君らしい Ah 熱い胸さわぎ
夢一夜島倉千代子島倉千代子阿木燿子南こうせつ素肌に片袖 通しただけで 色とりどりに 脱ぎ散らかした 床に広がる 絹の海 着ていく服が まだ決まらない 苛立たしさに 口唇かんで 私ほんのり 涙ぐむ あなたに会う日のときめきは 憧憬(あこがれ)よりも 苦しみめいて あゝ 夢一夜 一夜限りに 咲く花のよう 匂い立つ  恋するなんて 無駄な事だと 例えば人に 言ってはみても あなたの誘い 拒めない 最後の仕上げに 手鏡みれば 灯の下で 笑ったはずが 影を集める 泣きぼくろ あなたに会う日のときめきは 歓びよりも 切なさばかり あゝ 夢一夜 一夜限りと 言い聞かせては 紅をひく  あなたを愛した はかなさで 私はひとつ大人になった あゝ 夢一夜 一夜限りで 醒めてく夢に 身をまかす
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
根なし草かまやつひろしかまやつひろし伊勢正三南こうせつ旅に疲れ愛を忘れ 根なし草のように 風まかせ 運まかせ 何もかも忘れて さそわれるままに一人旅に出て さそう人もない町でふと足を止めれば 何故か なつかしい町 何故か 淋しげな町  人はみな この町を 田舎と呼ぶらしく 麦畑がわざとらしく並んでいた 道を教えてくれたやさしい人の 白いワンピースのとても細い肩が どこか君に似ている どこか君の面影  西へ西へと走る夜汽車の窓に 書いた落書きの向うに かすんで見えるのは あれは遠い町の灯 あれは遠い故郷(ふるさと) あれは遠い町の灯 あれは遠い故郷
ともだち南こうせつ南こうせつ南こうせつ南こうせつ吉川忠英突然の夕立だった 学校から帰り道 服の中までずぶぬれさ そのまま川で泳いだ 雷の音にびびった あれは君を 知った頃の まぶしい夏  そのうち雨も降り止んで 空には大きな虹が 何だか夢がふくらんで おもわず君と歌った あんなに自由だった 若い日々を 忘れないさ 僕らはヒーロー  さよなら又いつか さよなら又いつか 君に会えてとても良かった 又いつかさよなら  あれから15年たったね つもる話はつきない 二人で隠れファンだった となりのクラスのあの娘 お前と結婚なんて めでたい様な 淋しい様な 知らなかったよ  僕は僕で街に勤め 夢から遠去かる日々 自分を許せなくなって 死にたいともらした時 君は何も言わずに ガキの頃の うたをうたい 笑っていたね  さよなら又いつか さよなら又いつか 君に会えてとても良かった 又いつかさよなら  空の上から見守っておくれ 又いつかさよなら
長い夜を越え南こうせつ南こうせつ松本一起南こうせつ徳武弘文僕がこの街にいなくなったのを あなたはいつ気付いて 胸を焦がすのか 我がままな男さ 許しておくれ 今一人きりで旅に向かうよ  だけど不思議だね あなたと僕 ただ好きというだけじゃ 心奪えない 愛と幸せの違いに戸惑い このままじゃもう 一つになれない  長い夜を越え巻き戻す 青いブナの森を歩く そしてあの日の一人を思い出すんだ 静かに 僕へと  人は切なさを歌に託したり そして旅の途中でそっと口ずさむ 男は旅先で女を忘れる そんな恋の歌が 一つあるんだ  長い夜を越え巻きもどす 緑深い里をめぐり そして恋しくなるほど人を思えば そっと 帰ろう  風の途切れにあなたが聴こえる そしてあなたの愛した色に染まってく もう迷わない 守らせておくれ 長い旅の終わりが近づく  長い夜を越え巻き戻す 青いブナの森を歩く そしてあの日の一人を思い出すんだ 静かに 僕へと  そしてあの日の一人を思い出すんだ 静かに 静かに
オロロンの伝説南こうせつ南こうせつ南こうせつ南こうせつ石川鷹彦オロロン ララバイ オロロン ララバイ オロロン ララバイ ララバイ  昔々のことでした 北のはてのテウレの島に コロポックルと呼ばれる娘が住んでいた 黒い瞳は海より深く  ある日娘は恋に落ちた 清い想いは鳥の歌となる 二人は波とたわむれ愛し合った 熱い吐息が夕日を染める  オロロン ララバイ オロロン ララバイ オロロン ララバイ ララバイ  静かな春の日男は旅に出る 永遠の希望を探しに行くという すぐに戻って来るからと言い残して 小さな船で沖へ漕ぎ出した  突然雲行きがあやしくなった 不吉な予感がさかまく波となる 三日過ぎても帰らない 十日過ぎても ひと月過ぎても ただ波ばかり  オロロン ララバイ オロロン ララバイ オロロン ララバイ ララバイ  娘は恋焦がれ岩に登る 朝な夕なに祈りを捧げる 神様彼を返して もう一度この胸に これが定めなら 私とひきかえに  春が過ぎても夏が過ぎても 娘は男を待ち続ける 初雪舞った寒い朝 赤岩の岬で コロポックルの娘は 岩の上で 死んだ  コロポックルの娘は可愛い娘 コロポックルの娘は鳥になった 春が来るといつも歌うよ  オロロン ララバイ オロロン ララバイ オロロン ララバイ ララバイ  オロロン ララバイ オロロン ララバイ オロロン ララバイ ララバイ
俺らはハイ・ハイ・ハイ南こうせつ南こうせつ南こうせつ南こうせつ徳武弘文行こうかな 戻ろうかな そこが肝心 明日が見えない世の中 晴れたら そりゃいいさ  あわてずに あせらずに どーんと腰すえて わかっちゃいるけど ついふらり 手が出る 足が出る  Let it grow Let it grow Let it grow Let it grow どんな時でも 俺らはハイ・ハイ・ハイ くちびるに歌を  歩こうかな 走ろうかな 今が決め時 ゴールが見えない道じゃ ムチャクチャはちょいと危険  スタミナをセーブして 退く時は退いて 体を休めりゃ そりゃあんた また人を好きになる  Let it grow Let it grow Let it grow Let it grow どんな時でも 俺らはハイ・ハイ・ハイ くちびるに歌を  泣こうかな 笑おうかな 風向き次第 見方を変えれば そりゃそれで 幸福が見えてくる  愛してる 愛してない 迷いは恋の味 目先に走らずシンプルに それがおいしい  Let it grow Let it grow Let it grow Let it grow どんな時でも 俺らはハイ・ハイ・ハイ くちびるに歌を
恋は風まかせ南こうせつ南こうせつ南こうせつ・松本一起南こうせつ徳武弘文Listen to me どうにもならないことがある それでも靴は夕陽に向って歩いてく いつも幼いままの自分と向かう 君の言葉を待ち続けてる  舟を漕ぎ出すように何度も風を気にしてる 一度に幾つも飛び越えようと無理してみたけれど 結局たどった場所は君のイルミネーション 幻はつかめない  恋は風まかせ 恋はプロローグ 僕は歩いてる 考えるすべての瞬間に 愛が歌ってる  Listen to me 何にもないからいいという 僕は君と映画で大人になった どんな時代がきても変わらぬことは 人は誰でも人に傷つく  悲しい時は瞳を閉じれば聞こえて来る 泣きたくなるほど優しい声が胸につきささる 一緒にたどった記憶 一枚の写真で 切なさを学ぶだろう  恋は風まかせ 恋はプロローグ 僕は歩いてる 考えるすべての瞬間に 愛が歌ってる  恋は風まかせ 恋はプロローグ 僕は歩いてる 考えるすべての瞬間に 愛が歌ってる  恋は風まかせ 恋はプロローグ 僕は歩いてる 考えるすべての瞬間に 愛が歌ってる
最後の一葉南こうせつ南こうせつ松井五郎南こうせつ徳武弘文風に落ちた 木の葉のように 命がまたどこかで 消えてゆく  もし自分に 明日がないと 知ったら僕はなにを するだろう  逢いたいひと 誰を思うのか 僕にできる最後のことが 知りたい  なんのために 生まれてきたか 答えはきっとなにも わからない  悔やむことを ひとつずつでも もう一度やり直しが できるなら  心はただ 夢を見てたのか 愛と呼べるたいせつなもの 探して  わずかな人生の 流れのなかで 見つけた光の行方 信じよう  ふと目覚める 静かな夜明け 僕にはどんなときも 君がいた
あゝ涙南こうせつ南こうせつ松井五郎南こうせつ徳武弘文あゝ涙がどうしてこぼれる あなたの腕に眠るのに 果てしない海の まぼろしを漂う  あゝ唇どれだけふれても つのる慕いの半分も 届いてはいない さみしさが消えない  離さないで離れないでこのまま ふたりでなら強くなれるかならず 離さないで離れないでいて決して あなたと生きるために わたしはいるから  あゝ信じた運命があるなら 迷うことなく身をあずけ どんな過去さえも 惜しくない ほんとに  離さないで離れないでこのまま 愛の意味を見つけられるかならず 離さないで離れないでいて決して あなたと出逢うために わたしは生まれた  悲しみの雨が降れば 微笑みの傘になれる 木枯らしにこの手が痛むなら この胸に手を重ねて  あゝ涙がこんなにこぼれる 心の海を行く舟は たどり着く場所を 永遠に知らない  離さないで離れないでこのまま ふたりでなら強くなれるかならず 離さないで離れないでいて決して あなたと生きるために わたしはいるから
おかえりなさい南こうせつ南こうせつ松井五郎南こうせつ徳武弘文朝のNEWS パンの匂い 食卓には 家族だけの 詩がある  天気予報 バスの時刻 PAPAのシャツは いつも白く あたたかい  あなたの愛で おかえりなさい 心が帰る 大事な場所が そこにあるから  いつでも どんなときも 優しく そばにあるよ Take... Take Me Home 笑顔は 忘れないで  星の名前 覚えたのは MAMAの好きな 子守唄のせいだった  あなたの愛で おかえりなさい 心が眠る 大事な夢が そこにあるから  どこかで 忘れたもの かならず 思いだせる Take ... Take Me Home 幸せ 歌いながら  あなたの愛で おかえりなさい 心が帰る 大事な場所が そこにあるから  いつでも どんなときも 季節を 巡りながら Take .. Take Me Home 笑顔は 忘れないで
好いちょるよ南こうせつ南こうせつ南こうせつ南こうせつ徳武弘文雨を呼んで 種をまいて やがて芽が出る 葉が出る 実がなる 犬を連れて 子供連れて あっそれ!ここ掘れ 耕せ 汗かけ  あっという間の一日 お手々つないで帰れば 高速道路に月が出る  ティララン ティララン 好いちょるよ~ ティララン ティララン 好いちょるよ~ たまには母ちゃんと眠ろうか  エビを呼んで 鯛を釣って 今宵塩焼き 刺身だ 天婦羅 舅呼んで 姑呼んで さあ冥土の土産に踊ろう  あっという間に息切れ そこはベテラン ご愛嬌 保険の話に花が咲く  ティララン ティララン 好いちょるよ~ ティララン ティララン 好いちょるよ~ たまには母ちゃんと眠ろうか  夏を呼んで 海に誘い 俺らエレキだ サーフィン ベンチャーズ 波に乗って 夜も乗って オヤジ五分咲き 娘は満開  あっという間の出来事 やけどのケアは高くつく 海に向かってバカヤロー  ティララン ティララン 好いちょるよ~ ティララン ティララン 好いちょるよ~ たまには母ちゃんと眠ろうか  ティララン ティララン 好いちょるよ~ ティララン ティララン 好いちょるよ~ たまには母ちゃんと眠ろうか たまには母ちゃんと眠ろうか
手紙南こうせつ南こうせつ松井五郎南こうせつ夏目一朗お元気ですか どうしてますか みんな相変わらず なんでしょう  一度くらい 帰らなくちゃね 想い出たくさん あるその街へ  いろんな夢 見てた場所だから 忘れものがある気がしてる いまでも  ひとつだけね 報告します 昔の苗字に また戻ります  住所もすぐ 変わるはずです 季節が変わる 前に探します  涙はそう 涸れてしまうまで 笑えるほど もう泣いたから 平気よ  傷ついたけど 愛することも 心で受け止めることができたから それでいいの  冬の風も 終わりが近い 桜が蕾みをひとつ つけました
夕暮れまで南こうせつ南こうせつ俵万智南こうせつ徳武弘文「夕暮れまで」という 屋上広場 この恋はいつまで? 笑って泣いた  「いつかはかならず」の「いつか」は来ない 聞きなれた言葉に 少し疲れた  昔のぶんも 未来のぶんも 抱きあって 壊れたい 忘れるために  あの夏の 恋があるから いつかまた 人を愛せる So Lonely So Sweet さよなら あなた  秘密を持つことも 悪くないわと 強がりを言った 出会いのころ  誰かの幸せは 誰かの不幸 好きになる心は 同じなのに  昨日のぶんも 明日のぶんも 重なってキスしたい 別れるために  私には 人が愛せる こんなにも 恋しくなれる So Lonely So Sweet さよなら あなた  昔のぶんも 未来のぶんも 抱きあって 壊れたい 忘れるために  あの夏の 恋があるから いつかまた 人を愛せる So Lonely So Sweet さよなら あなた  私には 人が愛せる こんなにも 恋しくなれる So Lonely So Sweet さよなら あなた
いつかはきっと南こうせつ南こうせつ松井五郎南こうせつ徳武弘文試合(ゲーム)に負けた少年が 夕陽の坂道歩いてる 肩をおとして うつむくと 涙がひとつ  最後の打者に投げるまで マウンドの上にいたかった くやしかったのは七回途中で くじけたことかい  握りしめた その汗を はなしちゃいけない いつかはきっと いつかはきっと 空より大きくなるから いつかはきっと  泥にまみれて やったって 報われないこと多いけど 負けることからはじめれば そうさつよくなれるさ  熱い胸にその手をあてて 自分の名前呼んでみよう 明日を生きる 勇気なら そこにあるだろう  歯をくいしばり その夢を 失くしちゃいけない いつかはきっと いつかはきっと 空より大きくなるから いつかはきっと  今はここから 始めようか 気づいているはず いつかはきっと いつかはきっと 空より大きくなるから いつかはきっと
夢の彼方へ南こうせつ南こうせつ南こうせつ南こうせつ徳武弘文やさしい風の子守唄 聞かせておくれ 母の胸で眠る様に 何度でも聞かせて  何もかも失した今 明日が見えない 激しい雨は今日も続く 屈辱に溺れる  ひとりきり ひとりだけ 皆な皆な 何処へ行くのだろう いつだって ここにいるよ ああ誰か 僕に気付いて あたりまえに生きたい  おとぎ話のあの森 教えておくれ 月夜に天使が舞いおりる 泉の湧くところ  疲れきった心の傷 いやしておくれ 時は濁流の様に すべてを飲み込む  ひとりきり ひとりだけ 皆な皆な 何処へ行くのだろう いつだって ここにいるよ ああ誰か 僕に気付いて あたりまえに生きたい  約束の蜜の大地 連れてっておくれ めぐみのぶどうが実る 夢の彼方へ  砂漠を渡る勇気に 真実が宿る 息が途切れる時まで 手を放さないで  ひとりきり ひとりだけ 皆な皆な 何処へ行くのだろう いつだって ここにいるよ ああ誰か 僕に気付いて あたりまえに生きたい
ノスタルジアテレサ・テンテレサ・テン松井五郎南こうせつ芳野藤丸夕暮れ色の文字 さよならと流れる 遠くはなれてはいられない  異国へ帰る夜 あなたがくれた服 絹のやさしさに 泣きました  南風 あなたが胸に 気づく頃まで 想い出抱いてたら 明日も ノスタルジア  逢いにゆく切符 故郷に変えます 母の静けさに 眠りたい  ほんとうはあなたと ゆくはずだった街 たぶん春は まだ きてません  ためいきにくもる窓には あなたのそばに 名前をならべて 夢みた ノスタルジア  いつまでも あなたのことを 忘れないで なくした恋より ひとりで ノスタルジア
雨に消えたほゝえみかぐや姫かぐや姫喜多條忠南こうせつ木田高介不思議な女だった 長い髪をしていた あの日の夕暮れは 雨が降っていたよ あなたは黙ってた ポピーの花ビラが あなたの足もとに 静かに舞い落ちた あの日からあなたは 帰ってはこない そんな別れを 僕は今までにしたことがなかった  悲しい女だった ほゝえみが淋しくて あの日の夕暮れの 雨に消えていった あなたの忘れ物 1冊の詩集と 僕の心の中に ささやいたサヨナラ あの日からあなたは 帰ってはこない そんな想い出を 僕は今日の雨に見つけたよ
星降る夜かぐや姫かぐや姫南こうせつ南こうせつかぐや姫星降る夜は 部屋のあかり消して 静かに静かに 星のささやき聞こうよ ラジオ消して レコードとめて 耳をすましてごらん ほら歌っているでしょう なのに君は 知らんふりして 眠っているから 一人ぼっちのパーティー ラララ 君の 夢はどうですか いい夢見るまで ここで見ていてあげる  雨降る夜は そっと窓をあけて 手を差しのべて 雨のささやき聞こうよ 誰かが泣いている 小さな声で 悲しい恋の お話をしているでしょう なのに君は 知らんふりして 眠っているから 一人ぼっちのパーティー ラララ 君の 夢はどうですか いい夢見るまで ここで見ていてあげる
大きな片想い南こうせつとかぐや姫南こうせつとかぐや姫南こうせつ南こうせつ石川鷹彦いちょう並木で君を見た チェックのスカート 黒い瞳 あの日から あの日から 僕の心はときめく  食事をしていても ムムー テレビを見ていても 頭の中は 君のこと アーア 君のこと  今日こそ何とか 声をかけよ いつものように 君がやってくる 心で思っても 口に出ない アーア 君の後姿  好き好き好き好き 好きなんだ 一体どこまで 好きになるやら 今日も君は 通りすぎる 僕の気持も知らないで  毎晩見る夢は ムムー 君と二人だけで 朝の牧場 かけてゆき唇重ねあう  初めて知った 恋のせつなさ 初めて知った 恋の甘さ 片想いの恋は こりごりだ 神様 何とか してくれや  夏は白い雲の下で 秋は枯葉の道で 冬は木枯しの街で 君を待ったのに  あれからずっと 君は来ない どうしてだろう 本当にあせる それともお嫁に 行ったのか さよなら 大きな片想い バイバイ
好きだった人南こうせつとかぐや姫南こうせつとかぐや姫伊勢正三南こうせつ南こうせつ好きだった人 ブルージーンをはいていた 好きだった人 白いブーツをはいていた  好きだった人 ステテコもはいていた 好きだった人 Tシャツが似合ってた  失恋ということばは 知ってたけれど 失恋ということばは 知ってたけれど  好きだった人 金魚すくいがうまかった 好きだった人 ヤクザ映画に誘ってくれた  好きだった人 アベレージが 102 だった 好きだった人 ハンバーグを食べていた  失恋ということばは 知ってたけれど 失恋ということばは 知ってたけれど  好きだった人 つよがりをいっていた 好きだった人 一度だけキスしてくれた  好きだった人 レモンをかじってた 好きだった人 海を見つめて泣いていた  失恋ということばは 知ってたけれど 失恋ということばは 知ってたけれど  失恋ということばは 知ってたけれど 失恋ということばは 知ってたけれど  失恋ということばは 知ってたけれど 失恋ということばは 知ってたけれど
そんな人ちがい南こうせつとかぐや姫南こうせつとかぐや姫伊勢正三南こうせつ南こうせつこの街のはずれの店で 髪が伸びた君と 久しぶりなんていって 会ったあの日  気まづく出したタバコに 火をつけてくれた君の 薬指光った指輪が すべてを語っていた  遠くに見かけた人は 見覚えのあるセーター 今日も又想い出一つ そんな人ちがい  赤い自転車とまる度に 階段をかけおりてった ah あの頃  逢いたくて逢いたくて 飛び出した風の街で 肩寄せた二人連れに 追い越されてった  Lala lalala…  Lala lalala…  Lala lalala…  Lala lalala…
けれど生きている山田パンダ山田パンダ山田つぐと南こうせつ上柴はじめ夜が終わって 朝に僕をかえしてくれる 朝の光が僕をつつむ やさしくつつむ 君の笑顔のように 人生に始まりと 終りがあるなら 見とどけてみたい  たったひとつの 部屋の窓をおおってしまう この光は どこからか 何のために そのはげしさで 僕に夢をえがかせ そしてうらぎるのか 教えて欲しい  ここに僕が 居ることを知っているのか お前にすれば ちっぽけな 何もない けれど生きている 人生に始まりと 終りがあるなら 見とどけてみたい 見とどけてみたい
加茂の流れに山田パンダ山田パンダ南こうせつ南こうせつ山田つぐとやさしい雨の 祇園町 加茂の流れにうつる あなたの姿 あれは 初めての恋 見つめあう 見つめあう瞳 あなたとふたり  おぼろ月夜の 清水で 初めてふれたあなたの 白い指 あれは はかない約束 涙に 涙にぬれた あなたとふたり  桜散る散る 嵐山 何も言わずに別れて あなたはどこへ あれは 去年の今頃 想いは 想いはつのる あなたとふたり
上海エレジーテレサ・テンテレサ・テン松本隆南こうせつ名も知らぬ花 咲く街角を 口もきかずに 見送ってくれたね  弓のかたちの橋のたもとで 君は涙を袖でこすってたよ  裾の切れたズボンが 男の子のようだね ああ ああ 夢が微笑(わら)いかける 上海DOLL 異国の 上海DOLL 想い出さ  君の言葉は鈴の音のよう メモに漢字を並べて会話した  髪をおさげに編んではほどき 照れてるときの無意識の仕草  昔栄えた街に 大陸の風が吹く ああ ああ 不意のノスタルジア 上海DOLL 異国の 上海DOLL 女の子
海のファンタジー須藤リカ・南こうせつとかぐや姫須藤リカ・南こうせつとかぐや姫山川庄太郎南こうせつ君は海の底を のぞいたことがあるか 貝殻の語る言葉を きいたことがあるか 空の星が落ちて 沈む海の底は 白いイルカが守る 伝説の国 君は今何をしてるの 僕らには使命がある 海へ行こう 海を奪いとろう  古い遠い昔を 想い出してごらん 君が生まれる前から 憶えてるあの景色 夕陽が染めた色で 海は今化粧する それは君を迎える あの海の愛のしるし 君は今何をしてるの 僕らには使命がある 海へ行こう 海を奪いとろう 君は今何をしてるの 僕らには使命がある 海へ行こう 海を奪いとろう
もう一度逢えますか伊藤つかさ伊藤つかさ竜真知子南こうせつ船山基紀ひとつふたつ 雨のしずく あなたを ぬらしてた ガラス越しに 重ねあった 手のひら 忘れない  優しさが こわくって 思わず瞳をそらしてごめんね もう一度 逢えますか ああ 15才 雨の出来事  無口だけど 優しかった あなたが 好きでした 傘もささず消えていった うしろ姿の恋  さびしさが いつの日か 私を私を 大人にするのね もう一度 逢えますか ああ 15才 雨の出来事  (セリフ)通り過ぎて気づいたの あなたがあなたが大好きでした  さびしさが いつの日か 私を私を 大人にするのね もう一度 逢えますか ああ 15才 雨の出来事
夢一夜PLATINA LYLIC南こうせつPLATINA LYLIC南こうせつ阿木燿子南こうせつ素肌に片袖 通しただけで 色とりどりに 脱ぎ散らかした 床に広がる 絹の海  着ていく服が まだ決まらない 苛立たしさに 口唇かんで 私ほんのり 涙ぐむ  あなたに会う日の ときめきは 憧憬よりも 苦しみめいて あゝ 夢一夜 一夜限りに咲く花のよう 匂い立つ  恋するなんて 無駄な事だと 例えば人に 言ってはみても あなたの誘い 拒めない  最後の仕上げに 手鏡みれば 灯の下で 笑ったはずが 影を集める 泣きぼくろ  あなたに会う日の ときめきは 歓びよりも 切なさばかり あゝ 夢一夜 一夜限りと言い聞かせては 紅をひく  あなたを愛した はかなさで 私はひとつ 大人になった あゝ 夢一夜 一夜限りで醒めてく夢に 身をまかす
ひとりきり南こうせつ南こうせつ南こうせつ南こうせつ鳥がないて 川が流れて 野山は今 花が咲き乱れ 汽車はゆくよ 煙はいて トンネル越えれば 竹中だ  こんな楽しい 夢の様な こんな素敵なところは もう 今はない もう 今はない もう 今はない 今はない ひとりきり  太鼓が響き 御輿がくりだし いよいよ待ちに待ったお祭りだ 親戚が集まり 酒を呑んで 今年は 豊年だ  こんな楽しい 夢の様な こんな素敵なところは もう 今はない もう 今はない もう 今はない 今はない ひとりきり  こんな楽しい 夢の様な こんな素敵なところは もう 今はない もう 今はない もう 今はない 今はない ひとりきり
上海エレジー南こうせつ南こうせつ松本隆南こうせつ名も知らぬ花 咲く街角を 口もきかずに 見送ってくれたね 弓のかたちの 橋のたもとで 君は涙を 袖でこすってたよ  裾の切れたズボンが 男の子のようだね ああ ああ 夢がわらいかける 上海DOLL 異国の 上海DOLL 想い出さ  君の言葉は 鈴の音のよう メモに漢字を 並べて会話した 髪をおさげに 編んではほどき 照れてるときの 無意識の仕草  昔栄えた街に 大陸の風が吹く ああ ああ 不意のノスタルジア 上海DOLL 異国の 上海DOLL 女の子  昔栄えた街に 大陸の風が吹く ああ ああ 不意のノスタルジア 上海DOLL 異国の 上海DOLL 女の子
GOLD LYLIC南こうせつGOLD LYLIC南こうせつ喜多条忠南こうせつ妹よ ふすま一枚 隔てて今 小さな寝息を たてている妹よ お前は夜が 夜が明けると 雪のような 花嫁衣裳を着るのか  妹よ お前は器量が悪いのだから 俺はずい分 心配していたんだ あいつは俺の友達だから たまには三人で 酒でも飲もうや  妹よ 父が死に母が死に お前ひとり お前ひとりだけが 心のきがかり 明朝お前が 出ていく前に あの味噌汁の 作り方を書いてゆけ  妹よ あいつは とってもいい奴だから どんなことが あっても我慢しなさい そしてどうしても どうしても どうしてもだめだったら 帰っておいで 妹よ
神田川GOLD LYLIC南こうせつGOLD LYLIC南こうせつ喜多條忠南こうせつ貴方はもう忘れたかしら 赤い手拭マフラーにして 二人で行った横町の風呂屋 一緒に出ようねって言ったのに  いつも私が待たされた 洗い髪が芯まで冷えて 小さな石鹸カタカタ鳴った 貴方は私の身体を抱いて 冷たいねって言ったのよ  若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった  貴方はもう捨てたのかしら 二十四色のクレパス買って 貴方が描いた私の似顔絵 巧くかいてねって言ったのに  いつもちっとも似てないの 窓の下には神田川 三畳一間の小さな下宿 貴方は私の指先見つめ 悲しいかいってきいたのよ  若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
加茂の流れに南こうせつ南こうせつ南こうせつ南こうせつやさしい雨の 祇園町 加茂の流れにうつる あなたの姿  あれは 初めての恋 見つめあう 見つめあう瞳 あなたとふたり  おぼろ月夜の 清水で 初めてふれたあなたの 白い指  あれは はかない約束 涙に 涙にぬれた あなたとふたり  桜散る散る 嵐山 何も言わずに別れて あなたはどこへ  あれは 去年の今頃 想いは 想いはつのる あなたとふたり
息子南こうせつ南こうせつ南こうせつ南こうせつ明日の朝 息子が出て行く まぶしい背中で ここを出て行く 思えば こないだ 歩き出したようで 真夜中に熱を出しては困らせた  幼稚園の入園の時は泣きべそ ママにしがみついたままだった そいつが いつか大人になって 住みなれた家を出て行く  彼女の写真を バッグに入れて いつかの俺と同じ様に出て行く いくつもの季節が過ぎただろう 気がついたら俺より大きくなってた  でも小さい頃 お前を肩車にして 銀色の飛行機を追いかけた あの日と同じ 赤い夕焼け 息子よ 元気で 元気で  言い出したら後へ引かない性格はママに似た ほんのちょっとだけ背が低いのは私かもしれない 努力をしない ネバリがない 楽な方へ体が流れるのは私だ うどんが好きなのは うちの犬に似た  TVの予約録画はお前にしか出来ない インターネットの世話をまかされても私にはわからない 犬の散歩はかわりに私がするにしても 息子よ 保証人だけはなるなよ  お前がいたから 父さんは 仕事も遊びも 楽しかった 都会の風に 疲れたら また二人で 釣りに行こうか あの日と同じ場所へ釣りに行こうか  息子よ 元気で 元気で
風をくらって南こうせつ南こうせつ岡本おさみ南こうせつ狂うほど酔いしれて おまえを忘れたいだけさ 幻さえいまは 燃やしたいだけさ  おまえを失くして 夢にもはぐれたぜ  風をくらって 旅にでよう 風をくらって 旅にでよう  安い酒のせいさ おまえのせいじゃないさ 弱いところみせて 腹だたしいだけさ  なきがらの心にゃ 酒がしみてくるぜ  風をくらって 旅にでよう 風をくらって 旅にでよう  風をくらって 旅にでよう 夜が明けたら 汽車にのって  風をくらって 旅にでよう 夜が明けたら 汽車にのって
ねがい南こうせつ南こうせつ岡本おさみ南こうせつどこか遠くへ行きたいと 懐かしい人が歌っている 机の上の小さなラジオで 行きたい いつか行ってみたい はるかな土地にねそべると そこから空の蒼さが始まるところに  いつの日にか幸せをと 懐かしい人が歌っている なぜだか忘れられないこの歌だ なりたい いつかなってみたい 日あたりのよいアパートで そこから愛の暮らしを始める女に  どこか遠くへ行きたいと 懐かしい人が歌っていた なぜだか窓をあけたくなった 待ちたい ずっと待つだろう 愛する人が 現れたら そこからひとりっきりを捨ててみるんだ
グッド・ナイト・マイ・ベイビー南こうせつ南こうせつ南こうせつ南こうせつグッドナイトベイビー 私のベイビー 静かに静かに おやすみ  グッドナイトベイビー 愛しい人よ 抱かれて抱かれて おやすみ  夢の世界で 自由に遊べ 星も皆な 消えるころまで  グッドナイトベイビー 大切な人 微笑み微笑み おやすみ
海を渡る風南こうせつ南こうせつ南こうせつ南こうせつ海を渡る風になって 熱い想いよ 君へ吹け 君が黙って 風を受けて やわらかな 髪を揺らす  波間にただよい 君と僕と 溶けてしまえ  ことばは とぎれがちに そっと口づけ 交わし合う  肩と肩 寄せ合えば 紅い夕日が 落ちてゆく 君は遠い まなざしで 昔の唄を 口ずさむ  重ねた手の中 二つの愛よ 燃えてしまえ  僕の知らない 君がいて 君を想う 僕がいる
夕顔南こうせつ南こうせつ伊勢正三南こうせつ朝日に 移り香も 消えゆく 刹那の窓辺から やさしく 堪(た)へるよな ほほ笑む 眼をした 人が好き  人の情けに ほろ酔えば 十二月の間に 乙女心のかほどにも 知り難さを思ひて 佇(たたず)む  あの娘は 十九になる そのくせ 激しい恋をする  夕暮れに 咲く花は なんにも 語らず ただ白く 通ひ路 待ち暮らす 心に漣(さざなみ) 立ち濡れて  今度 逢へる時は すでに 雪の中の 温(ぬく)もり はくほどに 白く息が ふれ合う その頃がいい  あの娘は 十九になる この世で一番 愛(かな)しとき  あの娘は 十九になる この世で一番 愛(かな)しとき
君がいたから南こうせつ南こうせつ南こうせつ南こうせつなにもない海沿いの小さな町は 僕たちの青春を燃やした町さ  それとなく待ち伏せた憧れの君 肩並べ帰る道夕陽が染める  ふるさとの夢を見るたびに よみがえるあの空 ありがとう思い出を 君がいたから  図書館の片隅で借りたノートも 学校の裏道の小さな店も  分け合ったひと皿のお好み焼も 青春のまぶしさに輝いていた  あの頃の胸のときめきは いつまでも消えない ありがとう思い出を 君がいたから  好きだよとひとことが言えないままに 近づいた卒業の春の足音  城山の公園のベンチにかけて たわいないおしゃべりの花が舞い散る  ふるさとの海に吹く風は 少しだけせつない ありがとう思い出を 君がいたから
春に想えば南こうせつ南こうせつ南こうせつ南こうせつ峠越えれば 風はやさしく 友と遊んだ ふるさとの川 おぼろ月夜に 歌を歌えば つわものどもの 夢のあと  ああ いつからか 大人になって 泣いて笑って 嘘つきになって  抱いて抱きしめて つよく抱いておくれ 心が痛いから  寒い夜だった 君と出会った 同じ屋根の下 夢をつないだ 熱いコーヒー 想い出の香り いつかやすらかに ここで眠りたい  ああ 君がいて そして僕がいた 月日は人を許してゆく  抱いて抱きしめて つよく抱いておくれ 心がゆれるから  ああ 人生は 小舟の様に ゆられゆられて どこへゆく  抱いて抱きしめて つよく抱いておくれ 今夜は泣けてくる
二月のハーモニカ南こうせつ南こうせつ岡本おさみ南こうせつビルの屋上の 回転木馬 まわらない回転木馬に かけていると 鉛色に暮れてゆく ビルの向こうに ふたつみっつと ついてゆく灯たち  母ちゃんは掃除婦さ 母ちゃんは掃除婦さ ぼくは眺めてる 肌寒いこの街  二月のハーモニカ 二月のハーモニカ ひとりで吹くのさ 母ちゃんの好きな唄  ビルの屋上の ホットドッグ屋 太っちょ陽気な兄ちゃん ひまになると 流行歌を歌っていた ポケットからぼくはとりだす 二十二音のハーモニカ  母ちゃんは掃除婦さ 母ちゃんは掃除婦さ 僕は待っている 母ちゃんの仕事  二月のハーモニカ 二月のハーモニカ ひとりで吹くのさ 母ちゃんの好きな唄
抱きしめればきみは南こうせつ南こうせつ岡本おさみ南こうせつ愛してるといってと 君が言う 照れるじゃないかと 僕は言う なんどでも聞かせてと 君がねだる 女なんだなと そっと抱きしめる  眼をとじてごらん 眼をとじてごらん 夜がふたりを激しくさせるね 愛の中で会おうよ 眠っていても 君だけさ  雨は降ってるかしらと 君が言う 泊まってゆきなよと 僕は言う ねぞうが悪くて恥ずかしいと 君がすねる おたがいさまさと 髪を撫でている  眼をとじてごらん 眼をとじてごらん 夜がふたりを無邪気にさせるね 夢のなかで会おうよ どこに行っても君だけさ  眼をとじてごらん 眼をとじてごらん 夜がすべてを忘れさせるね 裸のままでいようよ 愛しているのは君だけさ
カリブの花かぐや姫かぐや姫山田つぐと南こうせつ燃える日射しの中で 私の想いはあなたへ 髪にかざした花は 私のウエディングドレス 白い波間のかなたから あなたはいつ迎えにくる 貝の首飾り編んで あなたの胸をうずめる さざ波寄せくる夜は せめてあなたの想いを しぶきに託して欲しいの今は 白い船はまだ  熱い口づけかわし 二人誓ったあの日を 夜空の星のひとつに そっとうちあけてみた 白いかもめは私に あなたの帰りを知らせる 波はあなたの声のよに そっと私をつつむ いつも唱ったあの歌 月が憶えているわ 明日は浜辺にあなたの笑顔が 白い船がくる
神田川水森かおり水森かおり喜多條忠南こうせつ伊戸のりお貴方はもう忘れたかしら 赤い手拭マフラーにして 二人で行った横町の風呂屋 一緒に出ようねって言ったのに いつも私が待たされた 洗い髪が芯まで冷えて 小さな石鹸カタカタ鳴った 貴方は私の身体を抱いて 冷たいねって言ったのよ 若かったあの頃何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった  貴方は もう捨てたのかしら 二十四色のクレパス買って 貴方が描いた私の似顔絵 巧く描いてねって言ったのに いつもちっとも似てないの 窓の下には神田川 三畳一間の小さな下宿 貴方は私の指先見つめ 悲しいかいってきいたのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった
国境の風南こうせつ南こうせつ荒木とよひさ南こうせつ河合徹三・斎藤ネコ遥か海を越え 遠き母の大地(とち) 水鳥(とり)たちは この青空(そら)を 自由に飛び交うよ せめてこの魂(こころ) せめてこの慕(おも)い 悲しみを伝えてよ 愛する人へと  時代(とき)は何も言わずに 悲しげな微笑み投げるけど この大空(そら)に 国境の壁はないから  風よ 風よ 祖国(くに)の歌 聞かせて 風よ 風よ 母の歌 聞かせて  やがて陽が沈み 赤い地平線 水鳥たちも より添ってどこかで眠るなら 熱いこの涙 熱いこの慕(おも)い 夢の中で逢わせてよ 愛する人へと  星座(ほし)は何も知らずに おだやかに季節を変えるけど この夜空(そら)を 奪うこと 誰も出来ない  風よ 風よ 祖国(くに)の歌 聞かせて 風よ 風よ 母の歌 聞かせて  時代(とき)は何も言わずに 悲しげな微笑み投げるけど この大空(そら)に 国境の 壁はないから  風よ 風よ 祖国(くに)の歌 聞かせて 風よ 風よ 母の歌 聞かせて
歌紡ぎの小夜曲(セレナーデ)さだまさしさだまさしさだまさし南こうせつ渡辺俊幸愛の歌をあのひとに 届けたい 疲れ果て 笑顔さえ 忘れたひとに 鳥のように飛べたなら 小夜曲 満月の窓辺から あなたの夢に 言葉に出来ない 片思いを ささやかな 歌にして 紡いでいます どうかあなたの元気 明日の朝 生まれるよう  恋の夢をあのひとに 伝えたい 傷ついた 数だけ 強くなれると ギターのように 歌えたら 小夜曲 満月の窓辺まで 聴きに来てね 言葉にならない 片思いを 今日も又 歌にして 紡いでいます いつかあなたの胸に 届けと 小夜曲  言葉に出来ない この想いを いつの日も 歌にして 紡いでいます いつかあなたの胸で 眠れますように 小夜曲
銀座の雨の物語小西博之・清水由貴子小西博之・清水由貴子阿久悠南こうせつお前が好きさ 誰よりも お前でなければ 愛さない  今度はきっと はなさない 別れたあの日は つらかった  銀座にシトシト 雨が降る そこらのパブでも 入ろうか  水割りだけでは 酔えないけれど ささやきくれたら すぐ酔える  雨 雨 雨 ギンザ 愛 愛 ギンザ  あの頃 あの日と 変わらない 心はぴったり 寄りそって  こういう出逢い めぐり逢い 二人に書かれた ドラマなの  銀座に小粒の 雨が降る 雨傘一つに 寄りそって  映画のポスター 見上げた時に やさしい 口づけ くれたのね  雨 雨 雨 ギンザ 愛 愛 ギンザ  銀座に小粒の 雨が降る 雨傘一つに 寄りそって  映画のポスター 見上げた時に やさしい 口づけ くれたのね  雨 雨 雨 ギンザ 愛 愛 ギンザ
少女人形伊藤つかさ伊藤つかさ浅野裕子南こうせつ船山基紀夢を見る人形と みんな私を呼ぶの  風に揺られ 白い風船 飛んでるみたいと…  しっかりと握ってね 時々恐くなるの とても高い空を抜けて 消えてしまいそう  そうよ あの人がいれば きっと 守ってくれるわ あの雲にのりお話をするの もしかしたら“好き”と言えるの  夢唄う人形と みんな私に云うの  海に浮かぶ 白い風船 リズムに合わせて  しっかりと見ていてね 涙がこぼれそうよ どこか遠い知らない街 たどりつきそう  そうよ あの人がいれば なにも 恐くなんかない あの風にのり小鳥と遊び 勇気を出して“好き”といいたい  そうよ あの人がいれば なにも 恐くなんかない あの風にのり小鳥と遊び 勇気を出して“好き”といいたい  勇気を出して“好き”といいたい
雪が降る日に村下孝蔵村下孝蔵伊勢正三南こうせつ経田康雪が降るよ やまずに昨日から 昨日から 窓の外は 何にも見えない 見えない 約束を信じてた 約束を信じてた 昨日の夢は 終わるよ  雪の上に 足跡続くよ 続くよ 私を連れてゆこうと あなたは 言ってたのに 足跡(約束)を追いかけて 足跡(約束)を追いかけて 昨日の夢は 終わるよ  昨日の夢は 終わるよ
松山千春松山千春喜多條忠南こうせつ飛澤宏元妹よ ふすま一枚 へだてて 今 小さな寝息をたててる 妹よ お前は夜が 夜が明けると 雪のような 花嫁衣裳を着るのか  妹よ お前は器量が悪いのだから 俺はずい分心配していたんだ あいつは俺の友達だから たまには三人で酒でも飲もうや  妹よ 父が死に 母が死にお前ひとり お前ひとりだけが 心のきがかり 明朝 お前が出ていく前に あの味噌汁の 作り方を書いてゆけ  妹よ あいつは とってもいい奴だから どんなことがあっても 我慢しなさい そして どうしても どうしても どうしてもだめだったら 帰っておいで 妹よ
雨音に口づけを榊原郁恵榊原郁恵伊勢正三南こうせつ佐藤準あの時にどうしてあなた こんな私見つめていたの 週末ににぎわう街で すれ違った恋 抱き寄せられて 逃げ出したのは 人ごみだけのせいじゃなく 突然恋に落とされてゆく 自分が見えないのです 私がきっとあなたに ついてゆく道は雨音  あの店で待ってるあなた どんな服を着てゆけばいい 私には似合わないのね やっぱりあなたと 好きと言われて 自身なくして 受話器をとることも出来ず 別れられなくなってしまえば もっと悲しいでしょう そんな時にもかまわず 泣けるのが私だけの恋  あぶない恋と 気付いていても なぜかもうひとりの私 あの日あなたのまぶしい眼から ずっと離れられない 私がきっとあなたに ついてゆく道は雨音
神田川クミコクミコ喜多條忠南こうせつ関淳二郎貴方は もう忘れたかしら 赤い手拭い マフラーにして 二人で行った 横丁の風呂屋 一緒に出ようねって 言ったのに いつも私が 待たされた 洗い髪が芯まで 冷えて 小さな石鹸 カタカタ鳴った 貴方は私の 身体を抱いて 冷たいねって 言ったのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ 貴方のやさしさが 怖かった  貴方は もう捨てたのかしら 二十四色の クレパス買って 貴方がかいた 私の似顔絵 巧(うま)くかいてねって 言ったのに いつもちっとも 似てないの 窓の下には 神田川 三畳一間の 小さな下宿 貴方は私の 指先見つめ 悲しいかいって きいたのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ 貴方のやさしさが 怖かった
恋 はるか南こうせつ南こうせつ喜多條忠南こうせつ斎藤ネコ・南こうせつ初めて君と 旅をした 列車の窓から 来る風は 海が近いと 教えてた… 向かい合わせに 座った君の かたく合わせた ひざがしら 桜の花びら ふわっと舞った はるか はるかの 春のこと  ふたりで暮らし 始めてた レースをすり抜け 夕焼けが 君の背中を 照らしてた… カレーライスの 香りのなかで 白いお皿に いくつもの 小さな幸せ 並べて待っていた はるか はるかの 夏のこと  涙が胸に こぼれた 浜辺でピアスをさがすように 僕の心が 見えないと… 君と別れた 踏み切りの隅 高くひくく コロコロと 忘れこおろぎ 夜通し鳴いた はるか はるかの 秋のこと  いくつも季節 通り過ぎ お元気ですかと なつかしい 文字で届いた 年賀状… 君は許して くれたのだろうか 時の流れは 凍えた胸に そっと陽だまり くれたのか はるか はるかの 冬のこと  はるか はるかの 恋のこと
木根尚登木根尚登喜多條忠南こうせつ中村修司妹よ ふすま一枚へだてて今 小さな寝息を たててる妹よ お前は夜が 夜が明けると 雪のような 花嫁衣裳を着るのか  妹よ お前は器量が悪いのだから 俺はずいぶん心配していたんだ あいつは俺の友達だから たまには三人で 酒でも飲もうや  妹よ 父が死に母が死に お前ひとり お前ひとりだけが 心のきがかり 明朝お前が出ていく前に あの味噌汁の 作り方を書いてゆけ  妹よ あいつは とってもいい奴だから どんなことがあっても我慢しなさい  そして どうしても どうしても どうしてもだめだったら 帰っておいでよ 妹よ…
雪が降る日に南こうせつ南こうせつ伊勢正三南こうせつ雪が降るよ やまずに昨日から 昨日から 窓の外は何にも見えない 見えない 約束を信じてた 約束を信じてた 昨日の夢は 終わるよ  雪の上に 足跡続くよ 続くよ 私を連れてゆこうと あなたは言ってたのに 足跡を追いかけて 足跡を追いかけて 昨日の夢は 終わるよ
そんなとき南こうせつとかぐや姫南こうせつとかぐや姫山田つぐと南こうせつ僕が何もすることもなく 風呂にゆくにも 早すぎる そんな時 いつも階段をのぼる やさしい足音をきく 僕にはあてのない 足音だけど 奴にはうれしい リズムなのさ  ドアの音を耳にして 僕はあてのない 街に出る パチンコのむなしい 音をききながら にがいタバコをふかして 僕にはあてのない 足音だけど 奴にはうれしい リズムなのさ  どのくらいたっただろう どのくらいたっただろうか あの日の君の笑顔が バラ色で 僕は空をかけているような そんな時から そんな時から 僕にはあてのない 足音だけど 奴にはうれしい リズムなのさ
少女はいつも南こうせつとかぐや姫南こうせつとかぐや姫山田つぐと南こうせつ少女はいつも 夢みていた 白いリボンを つけたら あの人が迎えに 来てくれる 二人はやさしい 舟に乗って 誰も知らない あの国へ あの人の胸に 抱かれて 変るもののない あの国へ ふたりだけ どこまでも どこまでも  少女はいつも 想っていた 白いドレスを 着たら あの人が迎えに 来てくれる 二人は輝く 星になって 誰も知らない あの国へ あの人の胸に い抱かれて 変るもののない あの国へ ふたりだけ どこまでも どこまでも
約束です南こうせつとかぐや姫南こうせつとかぐや姫及川恒平南こうせつ夕暮れどき 雲はすみれの匂いがする それはつましい 明日のまえぶれ 公園で街で 恋人たちは 時を忘れて 戯れる  時計台から 夜空に十二の音が溶ける すると小さな 別れの始まり 家路を急ぐ 恋人たちに 時がやがて よみがえる  約束です しゃべりすぎた夜の様に いくらか寂しい 気持のする時を 捨てないで下さい 恋人たちよ 愛する日々と 同じ様に
きっぷ南こうせつとかぐや姫南こうせつとかぐや姫山田つぐと南こうせつ手持ちの金で 買えるきっぷは どこまでゆくのか 僕は知らない そこに何があるかも 僕は知らない 今の頼りは この一枚の きっぷだけ  夜行列車は 真暗らやみさ ガタゴト走る 僕を乗せて そこに何があるかも 僕は知らない 今の頼りは この一枚の きっぷだけ  僕の可愛い あの娘の事は 夜空の星に あずけてゆくのさ あしたになれば 僕を知ってる 奴らはいなくなり 僕は自由な 一人まえ
田中君じゃないか南こうせつとかぐや姫南こうせつとかぐや姫伊勢正三南こうせつ一人で歩いてたら 声をかけられた 誰かと思ったら 田中君じゃないか 何となくダブル背広が 板についてるね なんだってもう君は 課長だって本当? 笑顔で別れたけれど 後に残るわびしさ  住みなれた四畳半の 裸電球を めがけてゴムをはじく あざやかなこの手つき 財布の中を見たら 百円玉三つ これでは今夜もまた ラーメンライスなのか 気楽なものだけれど むなしいその日の暮らし  寝むたい目をこすって 出かけて行きます 八時半の電車に乗る いつものあの娘見たさに 真白なマンションの ドアをあけたとたん まぶしいくらいかわいい妻が むかえてくれる どうかこんな夢だけでも 見せて欲しい気安めに
幸福のメニューかぐや姫かぐや姫伊勢正三南こうせつUFO見た見たと女房 騒ぎながら 目玉焼をつくってる 夕日が追いうちをかけて 沈むと幸せは 家(うち)の中へ とじ込められる どこのチャンネルも 競ってニュースを伝えると 1日もそろそろ 暮れてしまう 悲しめば損 楽しめば得 悲しめば損 楽しめば Ah Yeah かべのシミを 隠すための ポスターも いつの間にか 部屋を飾ってる これが俺の暮らしだと 決めてるうちは 幸せは このへんで とどまってくれる 小さな悩みなら どこかそこらの店先の 週刊誌にでも 答えてもらおう 悲しめば損 楽しめば得 悲しめば損 楽しめば Yeah yeah yeah… (リラリラ リラの花 リラのこと好きよ) それにしても このまえの四暗刻(スーアンコク) 単騎待ちは 悔しかった ため息まじりに 明日がくれば 誰もが 朝をむかえることができる ようやく季節も 動く気配をみせると タケノコメバルが 釣れ始める 悲しめば損 楽しめば得 悲しめば損 楽しめば Yeah yeah yeah…
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
遥かなる想いかぐや姫かぐや姫伊勢正三南こうせつ誰もが一度 川の流れを変えてみたいと 若くもえたあの日の唄が どこかで聞こえている にぎやか通りぬけ 裏通りの陰で ふっと足を止めたその時 いつも聞こえてくる  若い夢が 君のその手に育ち始めたら そっと愛を知った人へと わたしてくれるかい 小さなともしびが ひとつふたつ ともり 一人じゃないと知ったその時 明日が笑ってる  はじける汗と風の匂いが 旅へと誘うから ぼくらのくつはいつも半分 すりきれているだろう 愛したあの人は 今どこにいるのだろう いつか君をむかえに行こう 約束はできないけど いつか君をむかえに行こう 約束はできないけど
人生は流行ステップかぐや姫かぐや姫山田つぐと南こうせつ君はいつでも 僕に逢うたび うつろな瞳で 何をみてるの 今日は駄目だね その手にゃのらないよ さあ いこうか 君と踊りに そうさ 人生流行(はやり)ステップだから  そんな顔して タバコばっかり ふかしていて 気どってみたって 今日は駄目だね その手にゃのらないよ さあ いこうか 君と踊りに そうさ 人生流行(はやり)ステップだから  虹のあかりの花は 光が消えれば それでおしまい  君の最初の 熱いキッスは ダイナマイトさ いかれたのは僕だけど 今日は駄目だね その手にゃのらないよ さあ いこうか 君と踊りに そうさ 人生流行(はやり)ステップだから
遠い街南こうせつとかぐや姫南こうせつとかぐや姫伊勢正三南こうせつ菜の花のじゅうたんが 敷かれる頃に この村にやってきた かわいい女の娘  砂利道に 足をとられてころび 泣く君のおでこに そのわけも知らず 唇あてた 暖い春の日  幼い約束は 指きりげんまん 秋までの友達を 河原の小石に託し 誰かがおはようと 言った気がして ふり向くと 朝顔のむこうに 君が笑ってた  お祭りの笛に 誘われたふたり 仲良く手をつないで 風車まわし 野原をかけた さわやかな夏の日  夕暮れの静けさを 打破るのは お風呂がいやだと 逃げまわる子供の声  稲刈りも終り 冷たい風を感じる秋の日 この村を離れ 遠くの街へ帰っていった君 さよならを云うために 丘に登れば 田舎道 土けむり 都会へとバスは走る  都会へとバスは走る
赤ちょうちん森昌子森昌子喜多條忠南こうせつEdisonあのころのふたりの アパートは 裸電球 まぶしくて 貨物列車が 通ると揺れた ふたりに似合いの 部屋でした 覚えてますか 寒い夜 赤ちょうちんに 誘われて おでんを沢山 買いました 月に一度の ぜいたくだけど お酒もちょっぴり 飲んだわね  雨がつづくと 仕事もせずに キャベツばかりを かじってた そんな生活が おかしくて あなたの横顔 見つめてた あなたと別れた 雨の夜 公衆電話の 箱の中 ひざをかかえて 泣きました 生きてることは ただそれだけで 哀しいことだと 知りました  今でも時々 雨の夜 赤ちょうちんも 濡れている 屋台にあなたが いるような気がします 背中丸めて サンダルはいて ひとりで いるような気がします
うちのお父さん坂本九坂本九南こうせつ南こうせつ汗をかいたので ひと休み まきわりは疲れますね お父さん もうすぐ日が暮れる カラスが飛んで行く 一番星光るまで もうひとがんばり 汗をふいてお茶を飲んで 腰をのばせば お父さん にっこり笑うにっこり笑う 明日天気になれ  今日は南さんの 結婚式で うちのお父さんが 仲人で めでたいめでたい 鯛のお頭(かしら)付 酒は飲め飲め 花嫁さん ひざをくずしお皿たたいて 歌をうなれば お父さん にっこり笑うにっこり笑う 明日天気になれ  セーター姿が 似合います たまにはおシャレしたら お父さん 今度お母さんが 街に出る時に 真赤な蝶ネクタイを 買ってもらったら 春になればさがり梅の 花が咲きます お父さん にっこり笑うにっこり笑う 明日天気になれ  春になればさがり梅の 花が咲きます お父さん にっこり笑うにっこり笑う 明日天気になれ
さよなら おやすみ南こうせつ南こうせつ南こうせつ南こうせつさよなら おやすみ 今日の日は 忘れない 野バラ咲く 道の途中で めぐり遭い 夢を見た  恋の歌 風の歌 思い出は 尽きない 君のこと 忘れはしない 青春に くちづけを  悲しくて 淋しくて 倒れそうに なったとき 君の 名前 叫び続けた  さよなら 又いつか 街の灯が ともる頃 君の夢 ギターにのせて 僕は又 旅に出る
友の唄が聴こえる南こうせつ南こうせつ渡辺なつみ南こうせつ河合徹三・南こうせつ生まれて来て良かったと 思う暇もなかった 歳月人を待たず 気がつけば今日を生きている  闇の中を歩き通すとき そうさ必要なものは 灯りでも翼でもなく 友よ君の声だった  生意気だったよなあ 夢だけで生きていたよなあ どんなに遠く離れていても 響き合う魂は千里を飛ぶ 生き急ぐ日々の徒然に あゝ友の 友の唄が聴こえる  思えば良き時代に 酒を交わし語り合った 悔やんでないさだのに 涙が出るのは何故だろう  迷いもなく時を渡るとき いつも導いてくれるのは 夢でも理想でもなく 友よ君の横顔だった  無茶苦茶だったよなあ それでも良く笑ったよなあ 見ていて欲しい見届けてやる もう一度夢に生きてみようか まだ続く旅の徒然に あゝ友の 友の唄が聴こえる  傷つけ合ったよなあ 何故か憎めなかったよなあ 夕陽の歌が心にしみる てのひらにぬくもりいっぱい集めて 行くところまで行くだけさ あゝ友の 友の唄が聴こえる
野原の上の雨になるまで南こうせつ南こうせつ長井理佳南こうせつ南こうせつ空の名前 考えながら 丘をゆけば はぐれ雲 ポツンと一つ 僕の心を映す  小春日和 羊の群れから 一人はなれて めざすは名も 名も知らない 遠い原っぱ  さみしいときは 好きな歌かみしめて 夕暮れには 金の輪を あたまにのせて 流れてゆこう 流れてゆこう  空に涙 乾かしながら 丘をゆけば はぐれ雲 ポツンと一つ 道連れになる  茜さすころ 雲の峰から 一人ちぎれて もうこんなに こんなに遠く 別れて来た  いつかどこかの 野原の上の雨になるまで 夜になったら 星たちを みがきながら 流れてゆこう 流れてゆこう  いつかどこかの 野原の上の雨になるまで 夜になったら 星たちを みがきながら 流れてゆこう 流れてゆこう 流れてゆこう 流れてゆこう
インドの娘へ南こうせつ南こうせつ岡本おさみ南こうせつ南こうせつ思い出すよ アニタ 母なる国インドヘ帰っていった 思い出すよ アニタ 君はいつでもつつましかった  肉を食べず 魚も食べず 自然に仕える 生命(いきもの)たちの命を尊び  あー 豊かに流れるガンジス河 ガンジス河の そぱに立ちたい そして 生きる人達の唄をうたいたい  思い出すよ アニタ 旅人達の帰る国忘れるものか いつもそぱにいた アニタ 赤いサリー風に揺れていた  水を信じ 光を信じ 日本は豊かと 微笑みながら僕に話した  あー 高原にひびくシタールの音 そのシタールの ひびきに包まれて そして 生きる人達の唄をうたいたい  あー アニタ 遠いアニタ あー アニタ 心の恋人  あー アニタ 遠いアニタ
男だって泣くんだよ南こうせつ南こうせつ渡辺なつみ南こうせつ南こうせつ朝までここにいようと 君が言った時から この恋ははじまった 約束の地図さえ持たず 始めて触れた唇 抱き寄せた白いうなじ この胸の高鳴りは 荒海のようにもがいてた  男だって泣くんだよ 会いたくて泣くんだよ 結ばれなくても 君は たったひとりの恋人  はなれたらここで死ぬって 君が言った時から この恋は闇の中 遠く聞こえる波のうた 二人きりはぐれない様に 夜の海へ漕ぎ出してゆく 見つめ合い許し合い 君は僕になってゆく  男だって泣くんだよ 忘れずに泣くんだよ 時が流れても 君は たったひとりの恋人  後れ毛揺れる風が 運んだジャスミンのかおり またいつか生まれ変わっても きっとめぐり会う気がする  男だって泣くんだよ 恋しくて泣くんだよ 二度と会えなくても 君は たったひとりの恋人  男だって泣くんだよ 会いたくて泣くんだよ 結ばれなくても 君は たったひとりの恋人
雨に漕ぎ出そう南こうせつ南こうせつ長井理佳南こうせつ南こうせつ雨が降っている 夜通し降ってる 濡らせないものは 屋根の下に抱いて 濡れるべきものは 芯まで濡れて  雨が降っている 胸の中まで わずかな傷みも 逃がさないように 天の恵みに 背かぬように  一人目覚めてる 雨音に打たれて まだ暗い明け方 安らかな床を離れて  雨に漕ぎ出そう 雨に漕ぎ出そう  雨が降っている 夜通し降ってる 守るべきものは 毛布にくるんで 灯り続けるものは からだの奥に抱いて  雨が降っている 胸の中まで 落ちてくるものから 逃げないように 胸の矢印に 背かぬように  一人目覚めてる 雨音に打たれて まだ暗い明け方 安らかな床を離れて  雨に漕ぎ出そう 雨に漕ぎ出そう  一人目覚めてる 雨音に打たれて まだ暗い明け方 安らかな床を離れて  雨に漕ぎ出そう 雨に漕ぎ出そう 雨に漕ぎ出そう 雨に漕ぎ出そう
ちらしずし南こうせつ南こうせつ南こうせつ南こうせつ南こうせつ今夜も又 雨が降ってる 高い高い ビルの谷間から 早く僕を 迎えに来て そしてキスして 眠らせて もうすぐ もうすぐ 夜が明ける  母さんが 笑ってた 僕を見て 笑ってた もしも明日 晴れたなら 逢いに行こう 父さんに もうすぐ もうすぐ 雨が上がる  母さんが 歌ってた 悲しいうた 歌ってた ちらしずしの 匂いがしてた あの頃みんな いっしょだったね もうすぐ もうすぐ 僕の誕生日  この淋しさ どこから来るの 乾いた穴 埋めたいけれど 窓辺のハト 答えておくれ 僕は誰より 弱虫なんだ もうすぐ もうすぐ 大人になるから  もうすぐ もうすぐ 夜が明ける
君を愛したい南こうせつ南こうせつ南育代南こうせつ南こうせつ僕はいつも 孤独だった たぶん君も そうだったように 街は人であふれかえっているのに  花を見るのもひとり 星を見るのもひとり 寂しさと共に ずっと生きていた  君に会えて うれしかった 確か君も そう言ってくれた 君が僕を必要としてくれたから  誰もいない海辺も 暗いビルの谷間も 灯火のともる 景色に思えた  それでも僕は 孤独だった やはり君も そうだったろうか まるで傍を離れぬ影法師のように  君と話していても 君を抱きしめていても 寂しさは決して 決して消えはしない  人は誰も 孤独なんだ 生まれてから 命尽きるまで それが確かにわかった時にはじめて  僕は自由になった 寂しさを恐れない だから心から 君を愛したい
銀色のオルゴール南こうせつ南こうせつ長井理佳南こうせつ南こうせつ闇から生まれた 銀色のオルゴール 凍り付いたままの 鍵は解けて 初めてのメロディに そっと眠る 桜の花束 風にゆれる 今夜は少し酔いながら はかない物語夢見てる  今はただ 悔やまないように 今はただ はらはらと 流れてゆく春を  夜のしじまに不意に とぎれたオルゴール 花びらの香り 残したまま 耳の奥のメロディに そっとまどろむ 桜の花束 風にゆれる 季節はいつか変わっても この夜の匂い忘れない  今はただ 悔やまないように 今はただ はらはらと 流れてゆく涙を  今はただ 悔やまないように 今はただ はらはらと 流れてゆく涙を
赤ちょうちんピースピース喜多條忠南こうせつ鈴木兼隆・山下恭長・山下恭信あのころふたりの アパートは 裸電球 まぶしくて 貨物列車が 通ると揺れた ふたりに似合いの 部屋でした  覚えてますか 寒い夜 赤ちょうちんに 誘われて おでんを沢山 買いました 月に一度の ぜいたくだけど お酒もちょっぴり 飲んだわね  雨がつづくと 仕事もせずに キャベツばかりを かじってた そんなくらしが おかしくて あなたの横顔 見つめてた  あなたと別れた 雨の夜 公衆電話の 箱の中 ひざをかかえて 泣きました 生きてることは ただそれだけで 哀しいことだと 知りました  今でも時々 雨の夜 赤ちょうちんも 濡れている 屋台にあなたが いるような気がします 背中丸めて サンダルはいて ひとりで いるような気がします
神田川石川ひとみ石川ひとみ喜多條忠南こうせつ貴方は もう忘れたかしら 赤い手拭 マフラーにして 二人で行った 横丁の風呂屋 一緒にでようねって 言ったのに いつも私が 待たされた 洗い髪が芯まで 冷えて 小さな石鹸 カタカタ鳴った 貴方は私の 身体を抱いて 冷たいねって 言ったのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった  貴方は もう捨てたのかしら 二十四色の クレパス買って 貴方が描いた 私の似顔絵 巧く描いてねって 言ったのに いつもちっとも 似てないの 窓の下には 神田川 三畳一間の 小さな下宿 貴方は私の 指先見つめ 悲しいかいって きいたのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった
神田川島倉千代子島倉千代子喜多條忠南こうせつ貴方はもう 忘れたかしら 赤い手拭 マフラーにして 二人で行った 横丁の風呂屋 一緒に出ようねって 言ったのに いつも私が 待たされた 洗い髪が 芯まで冷えて 小さな石鹸 カタカタ鳴った 貴方は私の からだを抱いて 冷たいねって 言ったのよ 若かったあの頃 何も恐くなかった ただ貴方のやさしさが 恐かった  貴方はもう 捨てたのかしら 24色のクレパス買って 貴方が描いた 私の似顔絵 うまく描いてねって 言ったのに いつもちっとも 似てないの 窓の下には 神田川 三畳一間の 小さな下宿 貴方は私の 指先見つめ 悲しいかいって 聞いたのよ 若かったあの頃 何も恐くなかった ただ貴方のやさしさが 恐かった
酔いどれかぐや姫南こうせつ南こうせつ阿久悠南こうせつ青い青い 月の夜 とろり酔いどれかぐや姫 うつろな笑いを浮かべ 妖しい言葉を投げて オー! 街の男を誘っている  きいておくれ おにいさん 私や酔いどれかぐや姫 生れたあの月捨てて 地球にあこがれ来たが オー! 今はやつれたこの姿  青い青い 月を見て 涙酔いどれかぐや姫 愚かと言われるけれど 月へは帰れぬ私 オー! 意地もありますかぐや姫
ジプシーの夏南こうせつ南こうせつ山川啓介南こうせつ夜の沈黙(しじま)の中で 一人握るグラス ワインの酔いに いつか 過去の荒野へ帰る 陽炎の彼方の 永遠の真夏 そこに長い髪の 陽気な仲間たちが ほら待っている あの日のぼくは そうさジプシー あふれる歌と 生きてた あの日のぼくは そうさジプシー いつも誰かを 愛してた  パンも夢も分け合って 歌うその日暮らし どんなつらさにも 勝てた 若さというナイフ 月あかりの中で 抱きしめるたび 君はずっと枯れない 野生の花のように香ってたね  あの日のぼくは そうさジプシー あふれる歌と 生きてた あの日のぼくは そうさジプシー いつも誰かを 愛してた  激しい時の嵐 目を閉じてひらけば 自由の焚き火 消えて 吹きすさぶ 木枯し 教えてくれ友よ 君は今でも 夢を歌をつれて いのちの夏の中を 歩いてるかい  あの日のぼくは そうさジプシー ひたむきに 歩いていた あの日のぼくは そうさジプシー どこかへ行くはずだった  あの日のぼくは そうさジプシー あふれる歌と 生きてた あの日のぼくは そうさジプシー いつも誰かを 愛してた
旅するあなた南こうせつ南こうせつ喜多條忠南こうせつ旅をするあなた あなたはどこへ行くのですか スーツケースの中は そんなにつまっているのに どうして 心の中は からっぽなのですか  あなたが見ているのは 夕陽が沈む 海ですか それともあなたの過去に降る 白い白い雪ですか 乾いたくちびるからは 遠い日のあのうた  消えそうな思い出の中に たった一人でたたずんでるあなた あなたはあの歌を 誰に聞かせるつもりですか  旅をするあなた あなたはどこまで歩くのですか  肩を抱く人もなく 自分すら愛せないあなた あなたはどこへ どこへ帰るのですか あなたはどこへ どこへ帰るのですか あなたはどこへ どこへ帰るのですか
ミュージシャンの父より'09南こうせつ南こうせつ南こうせつ南こうせつ風の日でも おまえはおまえらしく たとえ一人でも 口笛吹くのさ ふるえる体は 木枯らしのせいじゃない すべてを尽くしても 実らず散る時もある  別れを 知るたび 道ばたの花に気づくだろう  泣きたい時は ひとりで海に行け 沖行く船を ただ見ているだけでいい 涙が出るのは 愛に出会ったしるし 自分を見つめて 自分から逃げ出さないで  今こそ その手で 運命のトビラたたくのさ  夜露に濡れた ズックは気にせずに 闇を恐れず したたかに歌えばいい やさしい笑顔を いっぱいつめこんだ 心の窓から 新しい時はくる  夜明けを 信じて こころのままに 歩いてゆけ  もうすぐ 陽が昇るだろう やがて鳥たちは歌うだろう 新しい光をいっぱいあびて おまえと一緒に歌おう
あわれジャクソン'09南こうせつ南こうせつ南こうせつ南こうせつ大きな川の 向うの村に 小さな愛がありました 黒人兵士と 村の娘の ひそかな恋でした 戦いせまり 若い二人に 悲しい別れが おとずれて あわれジャクソン黒い頬に 銀色の涙 どこへ行けば 幸せになるだろうか  村のキャンプに 星の光が まだ囁きかける頃 森をぬけて 逃げ出す二人の 影がありました ところが二人 川辺に出たが 舟はなく 泳ぎもならず あわれジャクソン黒い頬に 銀色の涙 いつになれば 幸せになるだろうか  東の空が 明るくなった いそげジャクソン 追っ手が来るぞ 脱走兵は銃殺される もう戻れない 二人は両手を 朝日にかざし 神のお告げに 誓って しっかり抱き合い 流れの中に もろとも消えた 二人は自由な 世界を 求めて死んだ  二人の愛は遠く輝く夜空の星と変り果て あわれジャクソン 黒い頬に 銀色の涙 あわれジャクソン 黒い頬に 銀色の涙  FREEDOM ハレルヤ
帰郷南こうせつ南こうせつ山川啓介南こうせつねえドアを開けてよ 帰って来たんだ ぶちのめされてまた 青いアザだらけさ 抱いてくれ やわらかく  男なんてみんな 街角へ 愛をくすねに行く 少年さ ここにいつもお前が いるのにね ふるさとに似た絆 MY LOVE  ねえ信じてるかい 最後のこの夢 身勝手な男に つき合わせちまって うずくのさ この胸が  なつかしい寝息が ひびくまで やせた髪をなでて 見ているよ 借りた愛を返すよ 少しずつ かけがえのないやつさ MY LOVE  ねえドアを開けてよ 帰って来たんだ ぶちのめされてまた 青いアザだらけさ 抱いてくれ やわらかく
雪手紙南こうせつ南こうせつ喜多條忠南こうせつふるえてこぼれた 砂糖のように 雪が降ります さよならの街 終った恋は 悲しみの唄 くちびるかすめて溶けてゆきました あなたの手紙はもうありません 雪といっしょに燃えました それでも最初と最後の手紙 凍えた掌(て)の中に残りました  子供が作った 雪ダルマのように 泣いているような私の顔です 失うことが こわくなったら もうその愛は終っていました あなたの手紙はもうありません 雪といっしょに燃えました どこまで歩けばあなたのぬくもり 忘れる処まで行けるでしょうか  あなたの手紙はもうありません 雪といっしょに燃えました それでも最初と最後の手紙 凍えた掌(て)の中に残りました
ゆっくりゆうやけこっくりこやけ南こうせつ南こうせつ喜多條忠南こうせついつもの白い 郵便受けに 君の部屋の 鍵がなかった 投げ込まれてる夕刊に 僕らの終りの記事が出てる  そんな気がする ゆうやけこやけ ゆっくりゆうやけ こっくりこやけ  河のほとりの 公園みちに 幸せそうな 二人が歩く ふと振り向いた横顔は 初めて出逢った君に似てたよ  淋しい街だね ゆうやけこやけ ゆっくりゆうやけ こっくりこやけ  このままどこか 旅にゆこうか 君の想い出 かばんにつめて いつか二人で抱きあった 金色いちょうの並木を通り  旅にゆこうか ゆうやけこやけ ゆっくりゆうやけ こっくりこやけ
翔びそこねていた君へ南こうせつ南こうせつ南いくよ南こうせついつか僕は 孤独にも慣れて ひとりきりを 楽しんでもいる 何もない暮らしでは 都会と違って やさしくなれるようだよ 風が聞こえる  強い者が 勝ち残るなんて どこの誰が 教えたのだろう 戦うことじゃなくて 助け合うことで 虫たちも 生きている 風が冷たい  僕はここで 夕陽をながめて 君のことを 思い出している 人の渦に埋もれて翔びそこねていた 君はいい奴だったよ 夕陽が沈む
青い旅人南こうせつ南こうせつ松本隆南こうせつ人知れぬぶどう畑に ゆく夏の影を求めて もう一度生きてみようと 道だけを探しに来たよ  青銅の裸像を抱きしめるように あなたの冷たさを胸が覚えてる  みつばちが風に舞ってる 手を出せばさされるけど もう一度夢に向かって このうでをさしのべたくて  青銅の時代を渡る旅人は ありったけのやさしい瞳をしてるさ  人生を知り尽くしたと 笑うのは思い違いさ 峠へとつづれおれてる 山道の先は見えない  青銅の時代を渡る旅人は ありったけのやさしい瞳をしてるさ ありったけのやさしい瞳をしてるさ
月夜南こうせつ南こうせつ長井理佳南こうせつ黄金色の 木の実ひとつ 香ってる ヴェランダには 金の光 寄せている  あの遠い国で そっと呼んでいる どこかでなくした 白い小石 波がころがした 小さな傷あと 指でなぞったら 夜のうちに そっと返そう  黄金色の 木の実ひとつ 熟れている 夜更けの空 窓を開け 眠ろう  あの遠い国に そっと置こう すぐに叶わない ガラスの夢 鍵はかけないで いつでも 悲しいとき 手に取れるように いつか 時が満ちるその日まで  鍵はかけないで いつでも 悲しいとき 手に取れるように いつか 時が満ちるその日まで いつか 時が満ちるその日まで
ポロシャツの頃南こうせつ南こうせつ山上路夫南こうせつあの時も着ていた 紺のポロシャツ 僕はまだ捨てられず 今年も着てみる  セーターを脱ぐ頃が 今年もやって来た ひき出すをかきまわし ポロシャツを取り出す 紺色のポロシャツは 少し切ないよ 君との想い出が 浮かんでくるから  車をとばして まだ肌寒い 海を眺めに 二人で行った 僕の部屋で バーボン空けて 君と酔いつぶれたこともあった  あの時も着ていた 紺のポロシャツ 僕はまだ捨てられず 今年も着てみる  街の風 まだこの腕に 少し冷たいが 若葉の街路樹が 目にしみる頃だよ  愛とか恋とか まだ考えず 二人逢ってた 五月の中で それは去年の ことなのだけど 遠いことの様な気もするのさ  想い出を呼び覚ます 紺のポロシャツ 僕はまだ捨てられず 今年も着てみる  想い出を呼び覚ます 紺のポロシャツ 僕はまだ捨てられず 今年も着てみる
夢一夜五木ひろし五木ひろし阿木燿子南こうせつ素肌に片袖 通しただけで 色とりどりに 脱ぎ散らかした 床に広がる 絹の海  着ていく服が まだ決まらない 苛立たしさに 口唇かんで 私ほんのり 涙ぐむ  あなたに会う日のときめきは 憧憬よりも 苦しみめいて  ああ 夢一夜 一夜限りに 咲く花のよう 匂い立つ  恋するなんて 無駄な事だと 例えば人に 言ってはみても あなたの誘い 拒めない  最後の仕上げに 手鏡みれば 灯の下で 笑ったはずが 影を集める 泣きぼくろ  あなたに会う日のときめきは 歓びよりも 切なさばかり  ああ 夢一夜 一夜限りと 言い聞かせては 紅をひく  あなたを愛した はかなさで 私はひとつ大人になった  ああ 夢一夜 一夜限りで 醒めてく夢に 身をまかす
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
神田川五木ひろし五木ひろし喜多条忠南こうせつ貴方は もう忘れたかしら 赤い手拭 マフラーにして 二人で行った 横丁の風呂屋 一緒に出ようねって 言ったのに いつも私が 待たされた 洗い髪が芯まで 冷えて 小さな石鹸 カタカタ鳴った 貴方は私の 身体を抱いて 冷たいねって 言ったのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった  貴方はもう捨てたのかしら 二十四色の クレパス買って 貴方が描いた 私の似顔絵 巧く描いてねって 言ったのに いつもちっとも 似てないの 窓の下には 神田川 三畳一間の 小さな下宿 貴方は私の 指先見つめ 悲しいかいって きいたのよ 若かったあの頃 何も恐くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった
神田川中森明菜中森明菜喜多条忠南こうせつ鳥山雄司貴方は もう忘れたかしら 赤い手拭 マフラーにして 二人で行った 横丁の風呂屋 一緒に出ようねって 言ったのに いつも私が 待たされた 洗い髪が芯まで 冷えて 小さな石鹸 カタカタ鳴った 貴方は私の 身体を抱いて 冷たいねって 言ったのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 恐かった  貴方は もう捨てたのかしら 二十四色の クレパス買って 貴方が描いた 私の似顔絵 巧く描いてねって 言ったのに いつもちっとも 似てないの 窓の下には 神田川 三畳一間の 小さな下宿 貴方は私の 指先見つめ 悲しいかいって きいたのよ 若かったあの頃 何も恐くなかった ただ貴方のやさしさが 恐かった
風に吹かれて 再会篇南こうせつ南こうせつ阿久悠南こうせつ河合徹三・南こうせつぼくの呼び出しに きみが来るなんて 期待は半分もしていなかったけど きみは若やいで 駆けて来てくれた 青春そのものの さらりとした顔で  風に吹かれて ちりぢりバラバラ 時代の迷い子で 別れて二十年 ぼくは戦うことに とうに疲れて きみのリンとした 面影追うばかり あの風は 何だったのだろうね あの風は きみとぼくにとって  今日は少しくらい 遅くなっていい あの頃流行ってた 歌でも歌いましょう きみはこのぼくの 傷を知っていて やさしく慰める気持ちでいてくれる  風に吹かれて 翼をいためて 遠くへ流されて かれこれ二十年 きみも指輪を捨てて 生きているのか それを確かめる 勇気もないけれど あの風は 何だったのだろうね あの風は きみとぼくにとって  きみも指輪を捨てて 生きているのか それを確かめる 勇気もないけれど あの風は 何だったのだろうね あの風は きみとぼくにとって きみとぼくにとって きみとぼくにとって
二人のラプソディ南こうせつ南こうせつ荒木とよひさ・南こうせつ南こうせつ斎藤ネコなぜ 先に逝くの 私を残して 人は 風になんか 生まれ変われはしない もう一度 まぶたを開け やさしく 好きと云って  風 風 ゆらゆら 涙が ハラハラ 野辺の蒼い露のように あなたが消えてく  ねえ 急がないで 廻り道がいい 人は 桜に酔い 想い出紡いでゆく 唇かさね合って 遠い日を夢見ていた  風 風 ゆらゆら 花びら ハラハラ あの歌はもう聞こえない 二人のラプソディ  見えない 心よりも 言葉で 名前呼んで  風 風 ゆらゆら 涙が ハラハラ 今宵 葡萄酒を飲みましょう この世を笑って  風 風 ゆらゆら 花びら ハラハラ 今 人生を 恨まずに 季節が過ぎてく  もう一度会いたい
京都ひとり大月みやこ大月みやこ喜多條忠南こうせつ冬の京都の街は ひとりが寒い 恋の終わりの 比叡おろし 哲学の道 歩くふたりを見てた 山吹の蕾には かすかな未練の香りです ふわ ふわ ふわ ふわり 雪が降ってく  人の別れはいつも 心がちぎれ あかい夕陽が 胸に落ちる にぎわいの声 響く錦の市場 鴨川のせせらぎに 白鷺ぽつんとひとりきり はら はら はら はらり 京都ひとり  寺町あたり 濡れた石畳には あの頃の 幸せが後ろ姿で遠去かる ゆら ゆら ゆら ゆらり 京都ひとり 
加茂の流れに西方裕之西方裕之南こうせつ南こうせつ伊戸のりおやさしい雨の 祇園町 加茂の流れにうつる あなたの姿 あれは 初めての恋 見つめ合う 見つめ合う瞳 あなたとふたり  おぼろ月夜の 清水で 初めてふれたあなたの 白い指 あれは はかない約束 涙に 涙にぬれた あなたとふたり  桜散る散る あらしやま 何も言わずに別れて あなたはどこへ あれは 去年の今頃 想いは 想いはつのる あなたとふたり
ケイタクケイタク喜多條忠南こうせつ妹よ ふすま一枚へだてて今 小さな寝息をたててる妹よ お前は夜が夜が明けると 雪のような 花嫁衣裳を着るのか  妹よ お前は器量が悪いのだから 俺はずいぶん心配していたんだ あいつは俺の友達だから たまには三人で酒でも飲もうや  妹よ 父が死に母が死にお前ひとり お前ひとりだけが心のきがかり 明朝お前が出ていく前に あの味噌汁の作り方を書いてゆけ  妹よ あいつはとってもいい奴だから どんなことがあっても我慢しなさい そしてどうしてもどうしても どうしてもだめだったら帰っておいで 妹よ
心の家路由紀さおり由紀さおり荒木とよひさ南こうせつ沈む夕陽を追いかける子供たち 夏の終りをおしんでいるように 麦の草笛 風の中 響かせて 母が待ってる窓辺に急ぐのか あゝ 誰かにはぐれて 心の家路をたどれば それは幼い頃の遠き想い出 夏が過ぎて秋がきても 呼び止める人はいない  宵の明星 竹ざおを肩にして 今日はどこまで出かけて帰るのか 遠い汽笛を耳にしてたちどまる あゝ 昨日にはぐれて 心の淋しさたどれば それは幼い頃のわたしの姿 夏が過ぎて秋がきても 呼び止める人はいない  夏が過ぎて秋がきても 呼び止める人はいない
あの日の空よ南こうせつ南こうせつ南こうせつ・伊勢正三南こうせつあの日の空よ あの日の夢よ 去りゆく日々を 知っているのか 君を愛して 深く愛して 時を忘れて 抱きしめていた  激しい雨に打たれても 心傷つき倒れても 愛することを 信じることを 忘れずに 生きてゆきたい  時の流れは いくつもあるさ そのひとつだけ 君と過ごした  あの日の海よ あの日のうたよ 波に消された 僕等の涙 貝がらひとつ 君にあげるさ 僕の心と 想ってほしい  激しい雨にうたれても 心傷つき倒れても 愛することを 信じることを 忘れずに 生きてゆきたい  みつめる目と目 あふれる想い 巡り合うのが 早すぎただけ  歌が好きだよ… 夢が好きだよ… 夏が好きだよ… 君が好きだよ… ラララ…
北の旅人南こうせつ南こうせつ庄司明弘南こうせつ若さにつまずいて ベソをかいた あの夏の日  毎晩恋しくて 北へ向かう バスに乗った  あの街を出る時に 胸に誓った 父のような大人になって 帰ってくるからと  太陽通る道 通いなれた 海岸線  昔に戻るのさ 走りながら 家に向かい  久し振り会う人は 誰も優しく 風のように両手拡げて 迎えてくれるだろう  この街を出る時は 気付かなかった 薄紫 花が咲いてる 誰かを待つように
マキシーのために南こうせつ南こうせつ喜多条忠南こうせつマキシー それがお前のあだ名さ マキシー お前は馬鹿な女さ マキシー 夢を見たことがあったろう マキシー 二人で金をもうけて 青山に でっかいビルを建てて おかしな連中 集めて 自由な自由な お城を造ろうと  マキシー 俺 今まじめに働いてんだよ マキシー 風の便りにきいたけど マキシー どうして自殺なんかしたのか マキシー 睡眠薬を百錠も飲んでさ 渋谷まで一人で歩いていって ネオンの坂道で 倒れたって 馬鹿な奴だったよ お前は最後まで  マキシー 俺は明日旅に出るぜ マキシー お前のせいじゃないのさ マキシー お前ほど遠くには行けないが マキシー 一人旅には変らないのさ 悲しみを抱えたままで 夜空に光るお前の 星を捜すまで さようなら マキシー
君とボクと板尾こうせつ板尾こうせつ大宮エリー南こうせつ南こうせつ笑って いますか 君のことだから 負けずに がんばる 君のことだから  泣いていませんか 心配してます 思い出してよ 僕の言葉を いつもそばにいる  ああ いつまでも ああ 忘れない 君と出会えた日 僕は泣いたんだ  このまま どこかへ 君と行きたいな 見知らぬ 列車で 君と行きたいな  チャイムが鳴ります 動き出す景色 連れて行きたい 君を元気に してくれる場所へ  ああ 逢いたいな ああ 心から 君は僕だけの かけがえのないひと  何が嬉しくて 何が哀しいか 見つけられずに 涙ぐむのを 僕は知っている  ねぇ 空を見て ねぇ 星を見て みんないつだって 君を照らしてる
西方裕之西方裕之喜多條忠南こうせつ伊戸のりお妹よ ふすま一枚 へだてて 今 小さな寝息をたててる 妹よ お前は夜が 夜が明けると 雪のような 花嫁衣裳を着るのか  妹よ お前は器量が悪いのだから 俺はずいぶん心配していたんだ あいつは俺の友達だから たまには三人で酒でも飲もうや  妹よ 父が死に 母が死にお前ひとり お前ひとりだけが 心のきがかり 明朝(あした) お前が出ていく前に あの味噌汁の 作り方を書いてゆけ  妹よ あいつは とってもいい奴だから どんなことがあっても 我慢しなさい そして どうしても どうしても どうしてもだめだったら 帰っておいで 妹よ…‥
赤ちょうちんGOLD LYLICかぐや姫GOLD LYLICかぐや姫喜多條忠南こうせつあのころふたりの アパートは 裸電球 まぶしくて 貨物列車が 通ると揺れた ふたりに似合いの 部屋でした 覚えてますか 寒い夜 赤ちょうちんに 誘われて おでんを沢山 買いました 月に一度の ぜいたくだけど お酒もちょっぴり 飲んだわね  雨がつづくと 仕事もせずに キャベツばかりを かじってた そんな生活が おかしくて あなたの横顔 見つめてた あなたと別れた 雨の夜 公衆電話の 箱の中 ひざをかかえて 泣きました 生きてることは ただそれだけで 哀しいことだと 知りました  今でも時々 雨の夜 赤ちょうちんも 濡れている 屋台にあなたが いるような気がします 背中丸めて サンダルはいて ひとりで いるような気がします
GOLD LYLICかぐや姫GOLD LYLICかぐや姫喜多條忠南こうせつ妹よ ふすま一枚 隔てて今 小さな寝息をたてている 妹よ お前は夜が 夜が明けると 雪のような 花嫁衣裳を着るのか  妹よ お前は器量が悪いのだから 俺はずい分心配していたんだ あいつは俺の友達だから たまには三人で酒でも飲もうや  妹よ 父が死に 母が死にお前ひとり お前ひとりだけが 心のきがかり 明朝 お前が出てゆく前に あの味噌汁の 作り方を書いてゆけ  妹よ あいつはとってもいい奴だから どんなことがあっても 我慢しなさい そして どうしても どうしても どうしてもだめだったら 帰っておいで 妹よ…
うちのお父さんかぐや姫かぐや姫南こうせつ南こうせつ汗をかいたので一休み マキ割りは疲れますね お父さん もうすぐ日が暮れる カラスが飛んでゆく 一番星光るまで もうひとガンバリ 汗をふいて お茶を飲んで 腰を伸ばせば お父さん ニッコリ笑う ニッコリ笑う 明日天気になあれ  今日は渡辺さんの結婚式で うちのお父さんが 仲人で めでたい めでたい 鯛のお頭付 酒は飲め飲め 花嫁さん ひざをくずし お皿たたいて 歌をうなれば お父さん ニッコリ笑う ニッコリ笑う 明日天気になあれ  セーター姿が似合います たまにはオシャレしたら お父さん 今度お母さんが 街に出る時に 真赤な蝶ネクタイを 買ってもらったら  春になれば さがり梅の 花が咲きます お父さん ニッコリ笑う ニッコリ笑う 明日天気になあれ  春になれば さがり梅の 花が咲きます お父さん ニッコリ笑う ニッコリ笑う 明日天気になあれ  春になれば さがり梅の 花が咲きます お父さん ニッコリ笑う ニッコリ笑う 明日天気になあれ  春になれば さがり梅の 花が咲きます お父さん ニッコリ笑う ニッコリ笑う 明日天気になあれ
おもかげ色の空南こうせつとかぐや姫南こうせつとかぐや姫伊勢正三南こうせつ別れた時 おもかげ色の空を忘れました 飲みかけのグラスに映った 空を忘れました あの日の君は 笑いさえもうかべていた まるでぼくの後姿に よろしくと言いながら  通り過ぎる風 それが季節 とても寒い季節 ガラス窓のすき間みつけては せまい部屋の中へ なぜかさびしい夕暮れ時 風が止まり そんな時にふと思い出す やさしかった人を  いつか君が忘れていった レンガ色のコート 僕には少し短すぎて とても着れそうにない 想い出として 君はここにおいてゆこう 部屋のあかり消しながら また会うその日まで また会うその日まで また会うその日まで
神田川PLATINA LYLIC南こうせつとかぐや姫PLATINA LYLIC南こうせつとかぐや姫喜多條忠南こうせつ貴方は もう忘れたかしら 赤いてぬぐい マフラーにして 二人で行った 横丁の風呂屋 一緒に出ようねって 言ったのに  いつも私が 待たされた 洗い髪が 芯まで冷えて 小さな石鹸 カタカタ鳴った 貴方は私の からだを抱いて 冷たいねって 言ったのよ  若かったあの頃 何も恐くなかった ただ貴方のやさしさが 恐かった  貴方は もう捨てたのかしら 二十四色の クレパス買って 貴方が描いた 私の似顔絵 うまく描いてねって 言ったのに  いつもちっとも 似てないの 窓の下には 神田川 三畳一間の 小さな下宿 貴方は私の 指先見つめ 悲しいかいって きいたのよ  若かったあの頃 何も恐くなかった ただ貴方のやさしさが 恐かった
あの人の手紙GOLD LYLIC南こうせつとかぐや姫GOLD LYLIC南こうせつとかぐや姫伊勢正三南こうせつ泳ぐ魚の群に 石を投げてみた 逃げる魚達には 何の罪があるの でも今の私には こうせずにはいられない 私の大事なあの人は 今は戦いの中 戦場への招待券という ただ一枚の紙きれが 楽しい語らいの日々を 悲しい別れの日にした  殺されるかもしれない 私の大事なあの人 私たち二人には 何の罪があるの 耐えきれない毎日は とても長く感じて 涙も枯れた ある日突然帰ってきた人 ほんとにあなたなの さあ早くお部屋の中へ あなたの好きな 白百合をかかさず 窓辺に 飾っていたわ  あなたのやさしいこの手は とてもつめたく感じたけど あなたは無理してほほえんで 私を抱いてくれた でもすぐに時は流れて あの人は別れを告げる いいのよ やさしいあなた 私にはもうわかっているの ありがとう私のあの人 本当はもう死んでいるのでしょう 昨日 手紙がついたの あなたの 死を告げた手紙が
加茂の流れにGOLD LYLIC南こうせつとかぐや姫GOLD LYLIC南こうせつとかぐや姫南こうせつ南こうせつやさしい雨の 祇園町 加茂の流れにうつる あなたの姿 あれは初めての恋 見つめあう 見つめあう瞳 あなたとふたり  おぼろ月夜の 清水で 初めてふれたあなたの白い指 あれははかない約束 涙に 涙にぬれたあなたとふたり  桜散る散る 嵐山 何も言わずに別れて あなたはどこへ あれは去年の今頃 想いは 想いはつのる あなたとふたり
アビーロードの街南こうせつとかぐや姫南こうせつとかぐや姫伊勢正三南こうせつあの日の君は傘さして 青山通り歩いてた 君は雨の中 丁度今日みたいな日だった ビートルズの歌が きこえてきそうと 二人で渡った交差点 mm… いつもは君と歩く道 今日は一人で歩いてる  通りがかりの喫茶店 ガラス窓越し雨の街 いつもなら君を 無理して笑わせている頃 隣の二人は 見てきたばかりの 映画の話をあれこれと mm… 一人のテーブルつまらない 君に逢えない水曜日  車の流れが耳につく 話し相手もいないとき ポケットをさぐり やっと見つけた10円玉 公衆電話 だから 大きな声で言えないけれど 好きなんだ mm… 地下鉄駅まで帰る道 青山通り雨通り
雪が降る日に南こうせつとかぐや姫南こうせつとかぐや姫伊勢正三南こうせつ雪が降るよ やまずに昨日から 昨日から 窓の外は何にも見えない 見えない 約束を信じてた 約束を信じてた 昨日の夢は 終わるよ  雪の上に 足跡続くよ 続くよ 私を連れてゆこうと あなたは言ってたのに 足跡を追いかけて 足跡を追いかけて 昨日の夢は 終わるよ 昨日の夢は 終わるよ
けれど生きている南こうせつとかぐや姫南こうせつとかぐや姫山田つぐと南こうせつ夜が終わって 朝に僕をかえしてくれる 朝の光が僕をつつむ やさしくつつむ 君の笑顔のように 人生に始まりと 終りがあるなら 見とどけてみたい  たったひとつの 部屋の窓をおおってしまう この光は どこからか 何のために そのはげしさで 僕に夢をえがかせ そしてうらぎるのか 教えて欲しい  ここに僕が 居ることを知っているのか お前にすれば ちっぽけな 何もない けれど生きている 人生に始まりと 終りがあるなら 見とどけてみたい 見とどけてみたい
この秋に南こうせつとかぐや姫南こうせつとかぐや姫喜多條忠南こうせつ君と別れて 三度目の秋 ほんのささいな 出来事なのに 傷つけあって 別れた二人 心の何処かで さよなら言って  明日が来ない 小さな店で 君の噂を 他人から聞いた 雨を見ながら 朝まで飲んで 指輪みつめて やつれていたと  昔の街まで 夜汽車にゆられ 訪ねた下宿の おやじが言った あの娘 こないだ一人で死んだ 胸に真赤な コスモスの花もえて  僕は悲しい 少女に会った マッチ一つの あかりの中で 涙ぐんでた 少女を抱いた この秋 僕には子供が出来る
ひとりきり南こうせつとかぐや姫南こうせつとかぐや姫南こうせつ南こうせつ鳥がないて 川が流れて 野山は今 花が咲き乱れ 汽車はゆくよ 煙はいて トンネル越えれば竹中だ  こんな楽しい夢の様な こんな素敵なところは もう今はない もう今はない もう今はない 今はない ひとりきり  太鼓が響き 御輿がくり出し いよいよ待ちに待ったお祭りだ 親戚が集まり酒を呑んで 今年は 豊年だ  こんな楽しい夢の様な こんな素敵なところは もう今はない もう今はない もう今はない 今はない ひとりきり
今はちがう季節南こうせつとかぐや姫南こうせつとかぐや姫伊勢正三南こうせつ君と別れた夏は こわれた置時計 そして風を忘れた 小さな風鈴  ブロックべいに沈む 夕陽がさびしくて 痛む胸の中に すんでます秋が  君が笑ってる 君が走っている アルバムの中 一つ二つ三つ  思い出見つけ わざとむなしくなるのさ 何もかもが昔 今はちがう季節  そしてぼくの心も 変わってしまった 君と歩いた道を 一人歩いてみる  低い丘を回って 海に続く道 青い青い海も 夏にさよならして  誰も乗らないボートが 砂に並んでる 狭いあの部屋で 毎日暮らしたいと  口ぐせのように いつも言ってたっけ そんな君だから 好きなままでいたいの  沖を走る舟は 白い波を残し 水辺で遊ぶ鳥は どこへ帰るのか
マキシーのために南こうせつとかぐや姫南こうせつとかぐや姫喜多條忠南こうせつマキシー それがお前のあだ名さ マキシー お前は馬鹿な女さ マキシー 夢を見たことがあったろう マキシー 二人で金をもうけて 青山に でっかいビルを建てて おかしな連中 集めて 自由な自由な お城を造ろうと  マキシー 俺 今まじめに働いてんだよ マキシー 風の便りにきいたけど マキシー どうして自殺なんかしたのか マキシー 睡眠薬を百錠も飲んでさ 渋谷まで一人で歩いていって ネオンの坂道で 倒れたって 馬鹿な奴だったよ お前は最後まで  マキシー 俺は明日旅に出るぜ マキシー お前のせいじゃないのさ マキシー お前程遠くには行けないが マキシー 一人旅には変らないのさ 悲しみを抱えたままで 夜空に光るお前の 星を捜すまで さようなら マキシー
突然さよなら南こうせつとかぐや姫南こうせつとかぐや姫南こうせつ南こうせつどこまでいくのだろう こわれた僕の心 誰かにすがりつきたいが 同じことだろう  君のことを信じて 僕は頑張ったのさ けれど 君は何も言わないで 突然さよならさ  君は僕の何が 本当は欲しかったのかい 朝日のような夕陽を 僕は見ていた  Lalala…  夢ならさめてみたい 冷たい風をもっと やさしい言葉はいらないさ 僕はゆくさ
あてもないけど南こうせつとかぐや姫南こうせつとかぐや姫山田つぐと南こうせつ人波の中を僕は歩いているのに 何故こんなに 淋しいの みんなどこに向かって歩いていくの 僕はひとりあてなどありゃしない 誰か僕を呼んで欲しい そっとやさしく呼んで欲しい  季節はうつり何か始まるふりをして また通りすぎてゆくだけ 誰か僕と同じ風に 吹かれているなら 話しかけて欲しい 僕が貴方をつつんであげる そっとやさしくつつんであげる 僕が貴方をつつんであげる そっとやさしくつつんであげる
神田川荻野目洋子荻野目洋子喜多條忠南こうせつ貴方は もう忘れたかしら 赤い手拭い マフラーにして 二人で行った 横町の風呂屋 一緒に出ようねって 言ったのに いつも私が 待たされた 洗い髪が芯まで 冷えて 小さな石鹸 カタカタ鳴った 貴方は私の 身体を抱いて 冷たいねって 言ったのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ 貴方のやさしさが 怖かった  貴方は もう捨てたのかしら 二十四色の クレパス買って 貴方がかいた 私の似顔絵 巧(うま)くかいてねって 言ったのに いつもちっとも 似てないの 窓の下には 神田川 三畳一間の 小さな下宿 貴方は私の 指先見つめ 悲しいかいって きいたのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ 貴方のやさしさが 怖かった
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
神田川坂本冬美坂本冬美喜多條忠南こうせつ萩田光雄・船山基紀・若草恵貴方は もう忘れたかしら 赤い手拭 マフラーにして 二人で行った 横丁の風呂屋 一緒に出ようねって 言ったのに いつも私が 待たされた 洗い髪が 芯まで冷えて 小さな石鹸 カタカタ鳴った 貴方は私の 身体を抱いて 冷たいねって 言ったのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった  貴方は もう捨てたのかしら 二十四色の クレパス買って 貴方が描いた 私の似顔絵 巧く書いてねって 言ったのに いつもちっとも 似てないの 窓の下には 神田川 三畳一間の 小さな下宿 貴方は私の 指先見つめ 悲しいかいって きいたのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった
神田川小柳ルミ子小柳ルミ子喜多條忠南こうせつ貴方は もう忘れたかしら 赤いてぬぐい マフラーにして 二人で行った 横丁の風呂屋 一緒に出ようねって 言ったのに  いつも私が待たされた 洗い髪が芯まで冷えて 小さな石鹸 カタカタ鳴った 貴方は私の からだを抱いて 冷たいねって 言ったのよ  若かったあの頃 何も恐くなかった ただ貴方のやさしさが 恐かった  貴方は もう捨てたのかしら 二十四色の クレパス買って 貴方が描いた 私の似顔絵 うまく描いてねって 言ったのに  いつもちっとも似てないの 窓の下には神田川 三畳一間の 小さな下宿 貴方は私の 指先見つめ 悲しいかいって きいたのよ  若かったあの頃 何も恐くなかった ただ貴方のやさしさが 恐かった
母へ南こうせつ南こうせつ森山良子南こうせつ胸にまどろむ 幼子に 願いこめた 子守唄 あの日の空に 託す夢 おかあさん Woo おかあさん Woo ありがとう  心ともした ぬくもりは 母がつづった 愛の詩 言葉にすると 口ごもる おかあさん Woo おかあさん Woo ありがとう  いつか小さな 肩になり 巡る季節が 揺れている 命を繋ぐ 贈り物 おかあさん Woo おかあさん Woo ありがとう  おかあさん Woo おかあさん Woo ありがとう
南こうせつ南こうせつ喜多條忠南こうせつ旅の宿 窓を開ければ 船の底 たたくさざなみ 星ひとつ 凍えて光ってる 遠い道 歩いて来たよ 君と出会った 夜 想い出してもいいかい  生きて来て 生きて来て 君のやさしさに 気付く夜 君の名前 声に出す夜  夜の海 眠る魚も 過ぎて来た 日々のかなしみ 抱きながら まぶたを閉じて あきらめた 夢を数える 君と暮らした 町 すっかり変わっただろうね  生きて来て 生きて来て 君のさびしさに 気付く夜 君の横顔 想い出す夜  人はみな 道を選ぶよ わかれ道 迷い道でも たとえそれが 間違っていても 戻れない道を 歩くよ 君と別れた 道 ふたりが選んだ道  生きて来て 生きて来て 君は振り向かぬ 遠い道 ふたり若かった 別れ道
あなたのことが好きでした南こうせつ南こうせつ喜多條忠南こうせつ夜の波音 こわいのは 心も さらわれそうだから 海にはらはら 降る雪は 夢がちぎれたものですか あなたのことが好きでした 誰よりも好きでした あの時の サヨナラの嘘 いつか忘れてあげた気がする  青春という名の伝言板に ふたりで書いた恋文字は どちらが先に消したのですか あれからずっと はぐれたままで  泣けば泣くほど つらいのは 涙は 必ず乾くから 遠い想い出 さがすよに 白い燈台 海あかり  あなたのことが好きでした 誰よりも好きでした あの頃の微笑みのまま 誰かにやさしさあげていますか  青春という名の波打ち際に ふたりで書いた砂文字は ゆっくり時が消したのですね 渚に貝殻ひとつ残して
忘んなよ島ぬくとぅ南こうせつ南こうせつ宮沢和史南こうせつ風に抱かれて 星を集めて 夜明(ゆあ)き通(どぅー)し 毛遊(もうあし)び 十五夜の月 勝る美(ちゅ)らしゃよ 美童(みやらび)ぬ美(ちゅ)らしゃヨー  踊り飽きたら三線(さんしん)抱いて 歌うは恋ぬ花 島が世に連れても 忘(わし)んなよ島ぬくとぅ  春が過ぎても 鳴いたままだよ 梅が恋しき鶯(うぐいす) 夏が過ぎても 咲いたままだよ 君が愛しき故郷  橋がかかって 町がかわって うるまが離れても 肝込(ちむく)みてぃ歌うよ 忘られぬ島の唄  月を仰いで 波を数えて 夜明(ゆあ)き通(どぅー)し 毛遊(もうあし)び 紺地(こんじ)の袖(そで)が隠す美(ちゅ)らしゃよ 美童(みやらび)ぬ美(ちゅ)らしゃヨー  歌い疲れりゃ酒をあおって もう一度あの歌を 人が世に連れても 忘んなよ島ぬくとぅ 島が世に連れても 忘んなよ島ぬくとぅ
この朝はどこかの夜更け南こうせつ南こうせつ長井理佳南こうせつこの朝は どこかの夜更け 目覚める人 眠りにおちる人 たった一つの 丸い星に 光があたり 繰り返される 永遠の約束  あの勝利は だれかの敗北 抱き合う人 心を閉ざす人 たった一つの 丸い星の どこかに生まれ まわりはじめる いくつかの物語  その頂きは 光の瓦礫 かけがえのないもの なくした人たちの 涙のしずく 乾かずに かけらのままで 積まれている たんぽぽの咲く下  はるかからはるかへ 打ち寄せるいとなみに きづかぬふりで 生きていくぼくを 小さな子どもの瞳の中で だれかが見ている  きのうから きのうからあしたへ 重ねてゆく 重ねてゆく伝言に 錆びつく耳を 傾けないぼくを みんなが帰った風だけの丘で だれかが見ている だれかが見ている
愛よ急げ南こうせつ南こうせつ阿久悠南こうせつはるか彼方 地平の果てに 愛に目覚めた人がいて かたちある愛 かたちない愛 ともに誰かに運びたくて 愛よ 急げよ 待つ人のもとへ 風になり 鳥になり 雲になり 急いで走れよ 丸い地球を 丸く走って 丸い心が いま届けられる  雨も降れば 嵐も起る 夜の暗さも 気にかかる 愛を両掌(て)に そっと包んで 愛の香りを渡したくて 愛よ 急げよ 待つ人は近い 美しく 健(すこ)やかに ひたむきに 信じて走れよ 丸い地球を 丸く走って 丸い心が いま届けられる  ラララ… ラララ… 愛よ 急げよ 光あるうちに 風になり 鳥になり 雲になり 急いで走れよ 丸い地球を 丸く走って 丸い心が いま届けられる 丸い地球を 丸く走って 丸い心が いま届けられる
忘んなよ島ぬくとぅTHE BOOMTHE BOOM宮沢和史南こうせつ風に抱かれて 星を集めて 夜明(ゆあ)き通(どぅー)し 毛遊(もうあし)び 十五夜の月 勝る美(ちゅ)らしゃよ 美童(みやらび)ぬ美(ちゅ)らしゃヨー  踊り飽きたら三線(さんしん)抱いて 歌うは恋(くい)ぬ花 島が世に連れても 忘(わし)んなよ島ぬくとぅ  春が過ぎても 鳴いたままだよ 梅が恋しき鶯(うぐいす) 夏が過ぎても 咲いたままだよ 君が愛しき故郷  橋がかかって 町がかわって うるまが離れても  肝込(ちむく)みてぃ歌うよ 忘られぬ島の唄  月を仰いで 波を教えて 夜明(ゆあ)き通(どぅー)し 毛遊(もうあし)び 紺地(こんじ)の袖(そで)が隠す美(ちゅ)らしゃよ 美童(みやらび)ぬ美(ちゅ)らしゃヨー  歌い疲れりゃ酒をあおって もう一度あの歌を  人が世に連れても 忘んなよ島ぬくとぅ 島が世に連れても 忘んなよ島ぬくとぅ
神田川吉幾三吉幾三喜多條忠南こうせつ野村豊貴男(あなた)はもう 忘れたかしら 赤いてぬぐい マフラーにして 二人で行った 横丁の風呂屋 一緒に出ようねって 言ったのに いつも私が 待たされた 洗い髪が 芯まで冷えて 小さな石鹸 カタカタ鳴った 貴男は私の からだを抱いて 冷たいねって 言ったのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴男のやさしさが 怖かった  貴男はもう 捨てたのかしら 24色(にじゅうよいろ)の クレパス買って 貴男が描(か)いた 私の似顔絵 うまく描いてねって 言ったのに いつもちっとも 似てないの 窓の下には 神田川 三畳一間の 小さな下宿 貴男は私の 指先みつめ 悲しいかいって 聞いたのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった
りんごの木の下でイルカイルカイルカ南こうせつ河合徹三陽差しをよけて ひとやすみ 大きなりんごの木の下 雨の日は 雨やどり おんなじ この木の下で  ロバに乗って さがしに行こう パンを分けあえる人を 水晶の丘を越え 心の声を信じて  いつまでも 変わらずに そばに いてくれる人がほしい 君と二人だけ みつめ合い 踊れたら とてもいいのにな  えの具箱の中から みっつ 赤・青・黄色を混ぜて この星を 描いたの ぼくも 夢を咲かせよう  らくだは 眠っていたので 砂ばくは 君と越えよう 言葉から エネルギー 宇宙の車輪 まわそう  いつまでも 変わらずに 暖かな日差しを 感じていたい ほがらか 吸い込み あきもせず 空をながめていようよ  いつまでも 変わらずに 暖かな日差しを 感じていたい ほがらか 吸い込み あきもせず 空をながめていようよ  この星を創ったのは だあれ? このボクを創ったのは だあれ? この歌を創ったのは だあれ? ラララララ 笑ったのはだあれ? ラララララ 歌ったのはだあれ? ラララララ この僕はだあれ?
神田川井上由美子井上由美子喜多条忠南こうせつ貴方は もう忘れたかしら 赤い手拭 マフラーにして 二人で行った 横丁の風呂屋 一緒に出ようねって 言ったのに いつも私が待たされた 洗い髪が芯まで冷えて 小さな石鹸 カタカタ鳴った 貴男は私の体を抱いて 冷たいねって 言ったのよ 若かったあの頃 何も恐くなかった ただ貴方のやさしさが 恐かった  貴方は もう捨てたのかしら 二十四色の クレパス買って 貴方が描いた 私の似顔絵 うまく描いてねって 言ったのに いつもちっとも 似てないの 窓の下には神田川 三畳一間の小さな下宿 貴方は私の 指先見つめ 悲しいかいって きいたのよ 若かったあの頃 何も恐くなかった ただ貴方のやさしさが 恐かった
あなたを紡いで手毬唄島倉千代子島倉千代子島倉千代子南こうせつひとつ ふたつ みっつとせ しあわせの破片 数えながら…  愛をほおばる ひな鳥のように やさしい胸で すごした日々 笑顔はひとりじゃ つくれないさと 口移しに 教えてくれた人 あなたの面影 たて糸に あなたのぬくもり よこ糸に 紡いで唄う 手毬唄 あんなに誰かを もう愛せない  袖を通さぬ 花嫁衣裳に くやし涙の 染みのあと 命をとるなら 運命よなんで この私の 命をとらなかったの あなたのくちぐせ たて糸に あなたの残り香 よこ糸に 紡いで唄う 手毬唄 あんなに誰かを もう愛せない  あなたの面影 たて糸に あなたのぬくもり よこ糸に 紡いで唄う 手毬唄 あんなに誰かを もう愛せない
夢一夜村上ゆき村上ゆき阿木燿子南こうせつ素肌に片袖 通しただけで 色とりどりに 脱ぎ散らかした 床に広がる 絹の海  着ていく服が まだ決まらない 苛立たしさに 口唇かんで 私ほんのり 涙ぐむ  あなたに逢う日のときめきは あこがれよりも 苦しみめいて  ああ 夢一夜 一夜限りに 咲く花のよう 匂い立つ  恋するなんて 無駄なことだと 例えば人に 言ってはみても あなたの誘い 拒めない  最後の仕上げに 手鏡見れば 灯の下で 笑ったはずが 影を集める 泣きぼくろ  あなたに逢う日のときめきは 歓びよりも せつなさばかり  ああ 夢一夜 一夜限りと 言いきかせては 紅をひく  あなたを愛した はかなさで 私はひとつ大人になった  ああ 夢一夜 一夜限りで 醒めてく夢に 身をまかす
夢一夜竹島宏竹島宏阿木燿子南こうせつ素肌に片袖 通しただけで 色とりどりに 脱ぎ散らかした 床に広がる 絹の海 着ていく服が まだ決まらない 苛立(いらだ)たしさに 口唇かんで 私ほんのり 涙ぐむ あなたに会う日の ときめきは 憧憬(あこがれ)よりも 苦しみめいて あゝ夢一夜 一夜限りに咲く花のよう 匂い立つ  恋するなんて 無駄な事だと 例えば人に 言ってはみても あなたの誘い 拒めない 最後の仕上げに 手鏡みれば 灯(あかり)の下で 笑ったはずが 影を集める 泣きぼくろ あなたに会う日の ときめきは 歓(よろこ)びよりも 切なさばかり あゝ夢一夜 一夜限りと言い聞かせては 紅をひく  あなたを愛した はかなさで 私はひとつ 大人になった あゝ夢一夜 一夜限りで醒めてく夢に 身をまかす
からたちの小径GOLD LYLIC島倉千代子GOLD LYLIC島倉千代子喜多條忠・南こうせつ南こうせつ佐久間順平なつかしいうたを 誰かがうたってる 遠い日の思い出が よみがえる 駅から続く からたちの小径を 手をつなぎ 寄り添って 歩いたわ  あぁ 恋のかほり残して あなたは消えた 好きです いついつまでも 涙が ぽろぽろり  凍てつく夜は 手と手を重ね合い ずっといっしょ あなたのささやき 信じてた 雪より白い つましいあの花に トゲのあることすらも 忘れてた  あぁ 今も浮かぶ面影 あなたの笑顔 好きです いついつまでも 涙が ぽろぽろり  帰らない日々を くやみはしないけど 人生は流れゆく 旅景色(げしき) たった一度の ときめきの香りが 夢見るように 淋しそうについてくる  あぁ あなたが歌ったうた 忘れはしない 好きです いついつまでも 涙が ぽろぽろり
七色のスターダスト3Bjunior3Bjunior伊勢正三・南こうせつ南こうせつ瀬尾一三この道はいつの日か 光の中へ続く道 一歩ずつあきらめずに 願いを叶えよう 校庭に舞う桜 追いかけては 空見上げた ちっぽけな私だけど 夢を忘れない  もう迷わない 私の瞳を見て 確かな歌が魂に 響き渡るまで  愛のスターダスト 暗闇を破ろう そんな時代がもう そこまで来てるでしょう  雨の日も 大丈夫 夢が青く透き通るから 赤いバラ 恋の雫 君に贈ろう 遠い街 故郷の 風の悲しみ奏でよう 言葉さえ失っても 温もり信じて  もう泣かない 君がいるから 昨日の喧嘩も ジョークも みんな好きだから  愛のスターダスト 七色に輝く そんな日々の中で 君と過ごせるなら  もう泣かない 一人の夜も ずっと灯火消さずに 明日に向かって  愛のスターダスト 七色に輝く そんな青春の今を 君とかけていこう  愛のスターダスト 暗闇を破ろう そんな時代がもう そこまで来てるでしょう  愛のスターダスト 七色に輝く そんな青春の今を 君とかけていこう
夢一夜川上大輔川上大輔阿木燿子南こうせつ大坪稔明素肌に片袖 通しただけで 色とりどりに 脱ぎ散らかした 床にひろがる 絹の海  着てゆく服が まだ決まらない 苛立(いらだ)たしさに 口唇かんで 私ほんのり 涙ぐむ  あなたに会う日の ときめきは 憧憬(あこがれ)よりも 苦しみめいて  あゝ 夢一夜(ゆめひとよ) 一夜(ひとよ)限りに 咲く花のよう 匂い立つ  恋するなんて 無駄なことだと 例えば人に 言ってはみても あなたの誘い 拒めない  最後の仕上げに 手鏡見れば 灯(あかり)の下で 笑ったはずが 影を集める 泣きぼくろ  あなたに会う日の ときめきは 歓(よろこ)びよりも 切(せつ)なさばかり  あゝ 夢一夜(ゆめひとよ) 一夜(ひとよ)限りと 言いきかせては 紅をひく  あなたを愛した はかなさで 私はひとつ 大人になった  あゝ 夢一夜(ゆめひとよ) 一夜(ひとよ)限りで 醒めてく夢に 身をまかす
からたちの小径南こうせつ南こうせつ喜多條忠・南こうせつ南こうせつ佐久間順平なつかしいうたを 誰かがうたってる 遠い日の思い出が よみがえる 駅から続く からたちの小径を 手をつなぎ 寄り添って 歩いたわ  あぁ 恋のかほり残して あなたは消えた 好きです いついつまでも 涙が ぽろぽろり  凍てつく夜は 手と手を重ね合い ずっといっしょ あなたのささやき 信じてた 雪より白い つましいあの花に トゲのあることすらも 忘れてた  あぁ 今も浮かぶ面影 あなたの笑顔 好きです いついつまでも 涙が ぽろぽろり  帰らない日々を くやみはしないけど 人生は流れゆく 旅景色(げしき) たった一度の ときめきの香りが 夢見るように 淋しそうについてくる  あぁ あなたが歌ったうた 忘れはしない 好きです いついつまでも 涙が ぽろぽろり
旅のどこかで夏川りみ夏川りみ伊勢正三南こうせつ吉川忠英それは春の 雪解けの頃の 冷たい水の 胸のせせらぎ そんな季節の 変わり目の頃は 誰もそうなの… 大丈夫なの  旅のどこかできっと 気付くことがある 誰もが幸せ 噛みしめて生きていると…  あなたはやさしい その瞳のままで 涙は心の 虹への前触れ  白い産毛の木蓮のように 冬の間に 春は生まれて 知らずしらずに 時が過ぎるのも 哀しい人が 笑顔になるため  旅のどこかできっと 気付くことがある 喜び哀しみ その中で生きていると…  あなたはやさしい その蕾のままで 春の光を 夢見る旅人  旅の荷物は ほんの少しだけでいい 小さな幸せ 携えて生きてゆこう…  あなたはもうすぐ その蕾を咲かせ 春の光に はにかむ旅人
緑の旅人南こうせつ南こうせつ南こうせつ南こうせつ河合徹三あの頃 何もかも 何もかもすべて振り払って 素のままに自分を 生きてみたかった 目指すは誰も 足を踏み入れたことのない 黙して語らぬ 遠い荒野の果て  そんな時 人は人に なるために産まれてきたと まぶしい歌が 街角から聞こえて来た 理屈じゃないんだ 眠っていた魂が甦る 自分が自分で居られる 確かな唄  何が本当で何が嘘なのか 向かい合うと言葉にならない もっとやさしく歌ってくれ もっとはげしく歌ってくれ 僕達は向かい風に立つ 緑の旅人 あの夏の丘を 目指してゆく旅人  小銭をかき集めて 友と酒をかわす お決まりの彼女の話から 世を憂う話 社会が悪いね 産まれた時代が悪かった すべて周りのせいにして 痛々しくも酔いつぶれる  若かったなぁ40年前 ただガムシャラの怖いものしらず ギターにのせて そのままの自分をうたう 楽しかったなぁ 気まずい夜明けのコーヒー あいつも こいつも まっすぐで元気だった  何が幸せで 何が不幸なのか 塔のてっぺんに 答えがあるのか もっとやさしく歌いたい もっとはげしく歌いたい 僕達は向かい風に立つ 緑の旅人 あの夕陽の荒野を 目指してゆく旅人  何が光で 何が影なのか 今でも良く分かっちゃいないさ もっとやさしく歌いたい もっとはげしく歌いたい 僕達は向かい風に立つ 緑の旅人 あの夕陽の荒野を 目指してゆく旅人  あの星の荒野を 目指してゆく旅人
永遠の花南こうせつ南こうせつ渡辺なつみ南こうせつ河合徹三・佐藤準恋に破れて いっぱい泣いた日 ラジオから 聴こえた 歌がある  一緒に泣きましょう 泣いたら笑いましょう 寄り添う花のような 声がした  あ~澄み渡る 秋の空は 高く 優しい あなたは 私の空に 咲いてる 一輪の花  そんな私が みつけた幸せ ささやかな 暮らしが ここにある  良かった良かったと 微笑む歌声が あったかい母のような 気がするの  あ~澄み渡る 秋に想う 歌を ありがとう あなたは 私の胸に 散らない 永遠の花  あ~澄み渡る 秋に想う 歌を ありがとう あなたは 私の胸に 散らない 永遠の花  あなたは 私の胸に 咲いた 永遠の花
風鈴横丁南こうせつ南こうせつ喜多條忠南こうせつこうせつバンドあなたと暮らした下町の 風鈴横丁覚えてますか かすてら色のたそがれが 二階の窓を染める頃  どこからともなく風鈴が 別れちまいなと鳴って来た 角の酒屋のオヤジが言うよ あの頃バンカラな学生は  毎日毎日よく騒いだね あ~ みんなみんなどこかへ行っちまったね  あれから半年経たないで あなたはいい人見つけたそうな 窓辺をかすめ走ってた 都電も姿消した頃  風鈴横丁こわされて つまらんビルが建ちました 遠く聞こえる山手線は まるで俺たちの青春さ  おんなじところをクルクルまわって あ~ 夢の夢の羽ばたき くりかえしてた  風鈴横丁こわされて つまらんビルが建ちました 遠く聞こえる山手線は まるで俺たちの青春さ  おんなじところをクルクルまわって あ~ 夢の夢の羽ばたき くりかえしてた
ちょっとそこまで南こうせつ南こうせつ長井理佳南こうせつこうせつバンド夕暮れ時の風は甘いよ 胸に入りこんで 薄紫の雲になる  一つ目の角 葉桜のアーチ 二つ目の角 野良猫の空き地 三つ目の角 五月の花屋 急ぎ足になりかけては またゆるめて 大通り  ちょっとそこまで とっても好きな人に 逢いに行く 逢いに行く  あんず色の街が唄うよ 耳をくすぐるとき 風に音符が混ざってる  一つ目の路地 口笛を吹いて 二つ目の路地 水たまりよけて 三つ目の路地 少し黙って さっきまでの思いつきは みんな忘れて 大通り  ちょっとそこまで とっても好きな人に 逢いに行く 逢いに行く  ちょっとそこまで とっても好きな人に ちょっとそこまで とっても好きな人に 逢いに行く 逢いに行く
君しかない南こうせつ南こうせつ渡辺なつみ南こうせつこうせつバンド・高木洋雨上がり 寒い朝 君と歩いてる ずいぶん遠回りした 離れた月日を想う  別れることも また逢うことも 思わずいたけれど この冬は暖かいだろう 君がいるから  こんなふうに そばにいて こんなふうに 好きだなんて 触れた 指に積もる 愛は 君しかない  春が来て 夏が過ぎ 秋と冬を幾つ 僕らは過ごすだろう 時間は止まらず行くよ  愛することも 夢見ることも 二人のものだから この愛を悔やまないだろう ごらん雪だよ  どんなふうに 抱きしめて どんなふうに 守ればいいの 今も 途方に暮れる 愛は 君しかない  どんなふうに 抱きしめて どんなふうに 守ればいいの 今も 途方に暮れる 愛は 君しかない
初恋は白鳥座南こうせつ南こうせつ喜多條忠・南こうせつ南こうせつこうせつバンドあれからどれほど経ったのでしょう 私の故郷(ふるさと) 海辺の町で ふたりで見上げた 満天の星 あなたが教えてくれたのは 夜空の翼 白鳥座でしたね  幸せなんて 手が届かないものと 決めつけていたのに あんなに近くに 輝いていました  あれからあなたは何も言わずに 郵便受けには 別れの手紙 歩いて歩いて 涙を拭いて 見上げた夜空にあったのは ちいさな翼 白鳥座だったわ  恋に恋して 愛されることだけに こころを奪われて あなたの淋しさ 気付かずにいました  あの恋はまだ 凍てつく夜空の果て 翼をひろげて あんなに遠くに 輝いているから
神田川ビリケンビリケン喜多條忠・ラップ詞:ビリケン南こうせつ長江徹冷たい風 髪を束ね 季節めぐり 錆びた手すり ゆれる灯 夢を語り 東京下町恋物語  時は流れ 川のように 聴こえてるソング あの日に戻る 流れてるフォーク 思い出す遠く離れたあなたと 暮らした記憶  貴方は もう忘れたかしら 赤い手拭 マフラーにして 二人で行った 横町の風呂屋 一緒に出ようねって 言ったのに いつも私が 待たされた 洗い髪が芯まで 冷えて 小さな石鹸 カタカタ鳴った 貴方は私の 身体を抱いて 冷たいねって 言ったのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった  桜のつぼみは春のたより 胸が踊りだす夏の香り 手をとりあった たまにぶつかった 他愛もないこと 幸せだった 伸びる影ゆれる秋の夕日 ぬくもりにふれた冬の缶コーヒー 覚えてますか?お互いの合図 二人いつしか大人になる  貴方は もう捨てたのかしら 二十四色の クレパス買って 貴方が描いた 私の似顔絵 巧く描いてねって 言ったのに いつもちっとも 似てないの 窓の下には 神田川 三畳一間の 小さな下宿 貴方は私の 指先見つめ 悲しいかいって きいたのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった  時は流れ 川のように 聴こえてるソング あの日に戻る 流れてるフォーク 二人の記憶 若き恋芽吹く街を彩る 東京下町恋物語
夢一夜坂本冬美坂本冬美阿木燿子南こうせつ船山基紀素肌に片袖 通しただけで 色とりどりに 脱ぎ散らかした 床に広がる 絹の海  着てゆく服が まだ決まらない 苛立(いらだ)たしさに 口唇かんで 私ほんのり 涙ぐむ  あなたに会う日のときめきは 憧憬(あこがれ)よりも 苦しみめいて  あゝ 夢一夜(ゆめひとよ) 一夜(ひとよ)限りに 咲く花のよう 匂い立つ  恋するなんて 無駄な事だと 例えば人に 言ってはみても あなたの誘い 拒めない  最後の仕上げに 手鏡みれば 灯(あかり)の下で 笑ったはずが 影を集める 泣きぼくろ  あなたに会う日のときめきは 歓(よろこ)びよりも 切なさばかり  あゝ 夢一夜(ゆめひとよ) 一夜(ひとよ)限りと 言い聞かせては 紅をひく  あなたを愛した はかなさで 私はひとつ大人になった  あゝ 夢一夜(ゆめひとよ) 一夜(ひとよ)限りで 醒めてく夢に 身をまかす
坂本冬美坂本冬美喜多條忠南こうせつ若草恵妹よ ふすま一枚 隔てて今 小さな寝息を たててる妹よ お前は夜が 夜が明けると 雪のような 花嫁衣裳を着るのか  妹よ お前は器量が悪いのだから 俺はずい分 心配していたんだ あいつは俺の友達だから たまには三人で 酒でも飲もうや  妹よ 父が死に母が死に お前ひとり お前ひとりだけが 心のきがかり 明朝お前が 出ていく前に あの味噌汁の 作り方を書いてゆけ  妹よ あいつは とってもいい奴だから どんなことが あっても我慢しなさい そしてどうしても どうしても どうしてもだめだったら 帰っておいで 妹よ……
やなわらばーやなわらばー喜多條忠南こうせつ森正明妹よ ふすま一枚隔てて今 小さな寝息をたてている妹よ お前は夜が夜が明けると 雪のような花嫁衣裳を着るのか  妹よ お前は器量が悪いのだから 俺はずい分 心配していたんだ あいつは俺の友達だから たまには三人で酒でも飲もうや  妹よ 父が死に 母が死に お前ひとり お前ひとりだけが心のきがかり 明朝(あした) お前が出ていく前に あの味噌汁の作り方を書いてゆけ  妹よ あいつはとってもいい奴だから どんなことがあっても我慢しなさい そしてどうしてもどうしても どうしてもだめだったら帰っておいで 妹よ....
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
そばにいるから舟木一夫舟木一夫松井五郎南こうせつ佐藤準茜の空に あの日のおぼろ雲 さよならに背を向けて 泣いてた女(ひと)  あれから君は どこで暮らしてたの 遠回りしたけれど また逢えたよ  さみしさを抱いて 育てた気持ち この空はきっと 見ててくれたんだよ ごめんね 待たせたね いつまでも いつまでも そばにいるから  季節を継いで 咲かせる花もある ひとりでは誰だって せつないもの  離れていても 忘れずにいたんだ この腕にふと気づく その残り香  さみしさはいつも 形を変えて 僕たちをつなぐ 糸になったんだよ ごめんね 待たせたね いつまでも いつまでも あゝ 二人で  幸せをずっと 信じた気持ち この星もきっと 見ててくれたんだよ ごめんね 待たせたね いつまでも いつまでも そばにいるから
春はまた君を彩る舟木一夫舟木一夫松井五郎南こうせつ佐藤準冷たい風の音に 散るまいと咲く 花の名は語らずに その身をさらして 人は生き急いで 夢をさまよい 時がただ巡ること 忘れて惑う  涙こらえながら 心にたずねれば そこに聴こえる歌が 道を照らすだろう 春はまた 君を彩る 過ぎて悔いなき 想いを残せと  愛しい人の手を 握りしめても いつまでも離さずに いられる手はない 人は誰もいつか 露と散るなら 道ばたの枯葉にも 優しくなれる  別れを悔やみつつ 心にふりむけば きっと思い出から 旅ははじまるだろう 春はまた 君を彩る 遙か広がる 明日を目指せと  涙が涸れるまで 心に寄り添えば きっとたったひとつの 愛に気づくだろう  春はまた 君を彩る 過ぎて悔いなき 光を灯せと  過ぎて悔いなき 光を灯せと
元気でね南こうせつ南こうせつ喜多條忠南こうせつ河合徹三いろんなことがあったけど 君に会えてよかった 今日はぐっと 飲み明かそう 久しぶりの友 やっぱりいいよね  空の広さ 森のいのちには どんなに生きていても かなわないけど 笑顔のあたたかさは 僕たちだけのもの  さよならなんて言わない きっと 又会えるから さよならなんて言わない 元気でね 又会おうね  苦しい時も あったけど 君に会えてよかった 風の中で 歌ったよね なつかしい声 涙が出るよね  海の深さ 星の遠さには どんなに追いかけても 届かないけど やさしいぬくもりには 届いているからね  さよならなんて言わない きっと 又会えるから さよならなんて言わない 元気でね 又会おうね  夜空見上げ 夢を追いかけて どんなに傷ついても くじけやしない 明日に挑んでゆく 二人でいたいよね  さよならなんて言わない きっと 又会えるから さよならなんて言わない 元気でね 又会おうね
微笑みに出会うために南こうせつ南こうせつ南こうせつ南こうせつ佐久間順平空に向かい 虹のうたを 歌ってた 遠いあの日から 時は静かに 流れた 手を取り合って 歩いて行こう  もっと あなたの微笑みに 出会うために 僕が守ってあげるよ 命のあるかぎり あなたと 夢に寄り添って 生きたい  雲を追いかけ けやき坂を 登れば 二人の足跡 こがね色に染まってく 出会った頃の 風のようだね  もっと あなたの微笑みに 出会うために 僕が歌ってあげるよ 明日に架ける橋 時代は変わっても 旅は今日も続くよ  もっと あなたの微笑みに 出会うために 僕が守ってあげるよ 命のあるかぎり あなたと 夢に寄り添って 生きたい
神田川川野夏美川野夏美喜多条忠南こうせつ松井タツオ貴方は もう忘れたかしら 赤い手拭 マフラーにして 二人で行った 横町の風呂屋 一緒に出ようねって 言ったのに いつも私が 待たされた 洗い髪が芯まで 冷えて 小さな石鹸 カタカタ鳴った 貴方は私の 身体を抱いて 冷たいねって 言ったのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった  貴方は もう捨てたのかしら 二十四色の クレパス買って 貴方が描いた 私の似顔絵 巧く描いてねって 言ったのに いつもちっとも 似てないの 窓の下には 神田川 三畳一間の 小さな下宿 貴方は私の 指先見つめ 悲しいかいって きいたのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった
島津亜矢島津亜矢喜多條忠南こうせつ田代修二妹よ ふすま一枚 へだてて 今 小さな寝息をたててる 妹よ お前は夜が 夜が明けると 雪のような 花嫁衣裳を着るのか  妹よ お前は器量が 悪いのだから 俺はずいぶん 心配していたんだ あいつは俺の 友達だから たまには三人で 酒でも飲もうや  妹よ 父が死に 母が死にお前ひとり お前ひとりだけが 心のきがかり 明朝(あした) おまえが出ていく前に あの味噌汁の 作り方を書いてゆけ  妹よ あいつは とってもいい奴だから どんなことがあっても 我慢しなさい そして どうしても どうしても どうしても だめだったら 帰っておいで 妹よ
星屑のバラード水森かおり水森かおり松井五郎南こうせつ佐藤準一番星が 灯る西の空 見上げて泣いた いまは遠い街 風の便りも 聴かないこの頃 お元気ですか ただつぶやくだけ あの日に帰る道 心にありますか くるっと回って 迷って笑って いつか歩いてみたい ひとり涙 ぬぐいながら 懐かしい声が 聴こえてくるまで  流れる星を 追いかけた頃は 果てない夢を 胸に秘めていた 好きだった人 思い出す丘に ことしも白い 花が咲きますね あれからどれだけの 月日が経ちますか うるっときちゃって 悔やんでみたって 時は戻らないもの ひとり涙 ぬぐいながら 星屑のバラード 歌ってみましょか  あの日に帰る道 心にありますか くるっと回って 迷って笑って いつか歩いてみたい ひとり涙 ぬぐいながら 懐かしい声が 聴こえてくるまで
夢一夜杜このみ杜このみ阿木燿子南こうせつ田代修二素肌に片袖 通しただけで 色とりどりに 脱ぎ散らかした 床に広がる 絹の海  着ていく服が まだ決まらない 苛立(いらだ)たしさに 口唇かんで 私ほんのり 涙ぐむ  あなたに会う日のときめきは 憧憬(あこがれ)よりも 苦しみめいて  あゝ 夢一夜(ゆめひとよ) 一夜(ひとよ)限りに 咲く花のよう 匂い立つ  恋するなんて 無駄な事だと 例えば人に 言ってはみても あなたの誘い 拒めない  最後の仕上げに 手鏡みれば 灯(あかり)の下で 笑ったはずが 影を集める 泣きぼくろ  あなたに会う日のときめきは 歓(よろこ)びよりも 切なさばかり  あゝ 夢一夜(ゆめひとよ) 一夜(ひとよ)限りと 言い聞かせては 紅をひく  あなたを愛した はかなさで 私はひとつ大人になった  あゝ 夢一夜(ゆめひとよ) 一夜(ひとよ)限りで 醒めてく夢に 身をまかす
からたちの小径藤あや子藤あや子喜多條忠南こうせつ佐久間順平なつかしいうたを 誰かがうたってる 遠い日の思い出が よみがえる 駅から続く からたちの小径を 手をつなぎ 寄り添って 歩いたわ  あぁ 恋のかほり残して あなたは消えた 好きです いついつまでも 涙が ぽろぽろり  凍てつく夜は 手と手を重ね合い ずっといっしょ あなたのささやき 信じてた 雪より白い つましいあの花に トゲのあることすらも 忘れてた  あぁ 今も浮かぶ面影 あなたの笑顔 好きです いついつまでも 涙が ぽろぽろり  帰らない日々を くやみはしないけど 人生は流れゆく 旅景色(たびげしき) たった一度の ときめきの香りが 夢見るように 淋しそうについてくる  あぁ あなたが歌ったうた 忘れはしない 好きです いついつまでも 涙が ぽろぽろり
たそがれ綺麗藤あや子藤あや子阿木燿子南こうせつ佐藤準ときめく女です いくつになっても 艶めく肌ならば あなたのために  だけど外して 腕枕 ぐっすり眠らせて上げる 男と女でいる時間よりも 深い深い絆がある たそがれ綺麗  雲を染める夕陽 鳥の姿映す 二羽の寄り添う影 あーー あーー  黒髪 乱されて うなじに絡む あなたと居るだけで 涙が滲む  年を聞かれて 言い淀む そんな生き方 したくない 重ねた月日と優しいあなたに そっとそっと有り難うを たそがれ綺麗  海に沈む夕陽 波も金と銀に いつか月に変わる あーー あーー
加茂の流れにパク・ジュニョンパク・ジュニョン南こうせつ南こうせつ伊戸のりおやさしい雨の 祇園町 加茂の流れにうつる あなたの姿 あれは 初めての恋 見つめ合う 見つめ合う瞳 あなたとふたり  おぼろ月夜の 清水(きよみず)で 初めてふれたあなたの 白い指 あれは はかない約束 涙に 涙にぬれた あなたとふたり  桜散る散る 嵐山 何も言わずに別れて あなたはどこへ あれは 去年の今頃 想いは 想いはつのる あなたとふたり
山椒哀歌南こうせつとかぐや姫南こうせつとかぐや姫喜多條忠南こうせつ大柿隆人買い舟が沖を漕ぐ どうせ売られるこの私 細い目をした船頭さんよ もっとゆっくり漕ぎなされ  越後つついし親不知 雪の海辺を出た舟は 十四娘を六人乗せて 行方知れずの旅に出る  夜の暗さに身を隠し 霧になぶられ舟はゆく 返せ戻せと叫んでみても 岸に返すは波ばかり  幼い頃の想い出も 弥彦の山の忘れ草 この身一つで救える母の 淋しい笑顔が目に浮かぶ
みんなみっちりねこねこにゃおゆりやんレトリィニャァ~(ゆりやんレトリィバァ) feat. です。ラビッツゆりやんレトリィニャァ~(ゆりやんレトリィバァ) feat. です。ラビッツ小林哲也南こうせつみっちり みっちり みっちり みっちり 今日もにゃあ 明日も仲良くにゃあ 君にみっちり 夢中だにゃあ 晴れの日もにゃあ 雨の日もにゃあ みんなみっちり ねこねこにゃお お父さんも お母さんも にゃあにゃあ ねぇ一緒にみっちりしよ お兄ちゃんも お姉ちゃんも ラーラー ほら一緒に歌いましょ 春もニャー 夏秋冬もニャー 季節は巡る素敵だにゃあ みんなに届け ネコの気持ち もっとみっちり ねこねこにゃお いつもにゃあ いついつまでもにゃあ ずっと一緒にみっちりにゃあ 風の日もにゃあ 雪の日もにゃあ みんなみっちり ねこねこにゃお おじいちゃんも おばあちゃんも にゃあにゃあ ねぇ一緒にみっちりしよ みんなで 集まって ラーラー ほら一緒に歌いましょ
おかえりの唄南こうせつ南こうせつ星野哲郎南こうせつ南こうせつこの町は 小さいけれど 「おかえり」の唄が 生まれる町 あの川のそば あの屋根の下 今日もきこえる おかえりの唄 おかえり おかえり やさしい声に 包(くる)まれて 元気になった 人たちの 心が未来(あした)へ はずむ町だよ  無口でも 親父が背(せな)で 「おかえり」の唄を 唄ってるよ あの田圃みち あの鳥の声 今日もきこえる おかえりの唄 おかえり おかえり 無骨な声に 励まされ やる気になった 若者の 笑顔がきらりと 光る町だよ  この町は 小さいけれど 「おかえり」の唄が 生まれる町 あの橋のそば あの窓の下 今日もきこえる おかえりの唄 おかえり おかえり みんなの声に 迎えられ くじけた夢が もう一度 はばたく町だよ 愛の町だよ
あの夏の二人南こうせつ南こうせつ南育代南こうせつ南こうせつあなたと二人で 旅をした 夏の日 ひんやりと 心地よい 散歩道で  あなたの横顔 そっと見た あの時 木立からあふれて踊る 光の輪より  もっと たくさんの あなたへの 想いで 私の胸が 一杯だったことを 知っていますか  木の香りが 漂う テラスで 何をお話ししたのでしょう  あなたと二人で 旅をした 夏の日 陽灼けをした あなたのほほに 吹く風は もう秋のにおいがして
虹とアコーディオン南こうせつ南こうせつ長井理佳南こうせつ佐久間順平疲れて眠るまで 冗談言って 見舞いのみんな 笑わせた カーテンの部屋 遠い窓べに 季節はめぐり 過ぎていった 残されたのは 白いアコーディオンと 尽きせぬ夢の 覚え書き 涙隠して 微笑んでいた 強情っぱりの 優しい女(ひと) 通り雨 のち 晴れ La Vie en rose 君の細い指 虹の彼方で そっと弾いてよ 桜の空の 暮れるまで  最後の最後まで あたしのことを 話さない日は なかったね 孤独な心 推し量るには きみはあまりに 強すぎて 残されたのは 白いアコーディオンと 尽きせぬ夢の 覚え書き 涙隠して 微笑んでいた 強情っぱりの 優しい女 通り雨 のち 晴れ Evening glow 街は照らされて 悲しみさえも 輝いてゆく 桜の空の 暮れるまで  残されたのは 白いアコーディオンと 尽きせぬ夢の 覚え書き 涙隠して 微笑んでいた 強情っぱりの 優しい女 通り雨 のち 晴れ Evening glow 街は照らされて 悲しみさえも 輝いてゆく 桜の空の 暮れるまで
星屑のバラード南こうせつ南こうせつ松井五郎南こうせつ佐藤準一番星が 灯る西の空 見上げて泣いた いまは遠い街  風の便りも 聴かないこの頃 お元気ですか ただつぶやくだけ  あの日に帰る道 心にありますか くるっと回って 迷って笑って いつか歩いてみたい  ひとり涙 ぬぐいながら 懐かしい声が 聴こえてくるまで  流れる星を 追いかけた頃は 果てない夢を 胸に秘めていた  好きだった人 思い出す丘に ことしも白い 花が咲くんだね  あれからどれだけの 月日が経ちますか うるっときちゃって 悔やんでみたって 時は戻らないもの  ひとり涙 ぬぐいながら 星屑のバラード 歌ってみましょか  あの日に帰る道 心にありますか くるっと回って 迷って笑って いつか歩いてみたい  ひとり涙 ぬぐいながら 懐かしい声が 聴こえてくるまで
幸せになろう南こうせつ南こうせつ南こうせつ南こうせつ南こうせつあの緑のほほえみが 君にも見えるかい みずみずしい春のメロディー 僕が奏でてあげる  肩を寄せ 目を閉じて そっとぬくもりを歌おうか  幸せになろう 幸せにするよ ずっとずっと 君と僕  あの夕陽の切なさが 君にも分かるかい 心洗う 紅の意味 僕が教えてあげよう  手をつなぎ 靴ならし 愛の小径を歩こうか  幸せになろう 幸せにするよ ずっとずっと 君と僕  あの星座のささやきが 君にも聞こえるかい 愛と平和のあのひかり 君にあげよう  見つめ合い 抱きしめて もっとロマンを語り合おう  幸せになろう 幸せにするよ ずっとずっと 君と僕 ずっとずっと 君と僕
月夜の晩に南こうせつ南こうせつ南こうせつ南こうせつ南こうせつ月夜の晩に 涙が溢れ 頬をつたって ひと粒落ちた 悲しいわけじゃない 嬉しいわけじゃない ただ ただ ひとりだけでずっと 月を見ていただけ  月夜の晩に ため息ひとつ 雲が雲を呼び 闇夜になった 君が見えなくなる 心が寒くなる ただ ただ 優しさが隠れて 霞んで見えただけ  月夜の晩に ふと口ずさむ 学生時代の 初恋のうた どうしているのかな 元気でいるのかな ただ ただ ふるさとの思い出 懐かしんでるだけ  風は風 雲は雲 人は人 僕は僕
種を蒔く人南こうせつ南こうせつ松井五郎南こうせつ河合徹三その先が 果てしなく ぬかんるんだ道だとしても 行かずにはいられない Wow Wow Wow Wow 歩き出せ  太陽が 容赦なく 大地を焼きはらっても 怖がっちゃいられない 最初の 一歩が 肝心だ  どこかに助けが いる人がいれば ためらうことが あるものか 額から汗 それだけが まっすぐな心の 形なら  人間だったら そうなんだ 人間だったら そうなんだ わかってるだろう いまなんだ どこだって行くさ  きりがないどしゃぶりに 泣いてる誰かがいたら 見ないふり できるのか Wow Wow Wow Wow 立ち上がれ  なにもかも 奪われて 眠れる場所もないなら 放っとける わけがない 成り行き見てる場合(とき)じゃない  ひとりのこの手で できることがある 頑固な奴と 笑えるか 損得だけじゃ 計れない 人生の重さが あるのなら  人間だったら そうなんだ 人間だったら そうなんだ わかってるだろう いまなんだ どこだって行くさ  どこかに助けが いる人がいれば ためらうことが あるものか 額から汗 それだけが まっすぐな心の 形なら  人間だったら そうなんだ 人間だったら そうなんだ わかってるだろう いまなんだ どこだって行くさ  人間だったら そうなんだ 人間だったら そうなんだ わかってるだろう いまなんだ どこだって行くさ
男が独りで死ぬときは南こうせつ南こうせつ荒木とよひさ南こうせつ南こうせつ男が独りで 死ぬときは 持ってゆくものは 何もない 春なら 桜の樹の下で 冷やの酒など あればいい 面白かった 人生だけど 生まれた前に 帰るだけ さらば友よ Ah~ 一足先に 借りはむこうで 返すから  男が独りで 死ぬときは 残す言葉など 何もない 秋なら 落葉の縁側で 座ぶとん枕が あればいい いい夢見てた 人生だけど 戻らぬ旅が 続くだけ さらば妻よ Ah~ 二足後れ いつかゆっくり 逢いに来い  この世は終わる 人生だけど 心のままに 生きただけ さらば友よ Ah~ 一足先に 借りはむこうで 返すから さらば妻よ Ah~ 二足後れ いつかゆっくり 逢いに来い
霧の彼方南こうせつ南こうせつ南こうせつ南こうせつ佐久間順平霧の彼方 高く低く浮かぶ 手を伸ばせば 指をかすめ消えた もっとそばで感じて もっと強く抱いて欲しい 高ぶるこの胸は 春の嵐のよう むなしく夜は更ける  嫌いですか 花は月は私は 涙かさね この身今につながる あなたは無邪気に笑い それは嘘のないおもかげ 出会ったあの頃の うたを歌って やさしいあのメロディ  道の果てに 川の淵に立って 身を投げても ひとり恋の夢路 好きと云えば せつなく キスをすれば 悲しくなる 季節はずれの花 風に漂うだけ 夜霧は流れてく
春の恋文南こうせつ南こうせつ長井理佳南こうせつ河合徹三風がはこんだ 春の匂いに 気づいていても 気づかぬふりで 遠い思い出 木かげのベンチ 時の流れに Woo~ 浮かんで届く 白い恋文 はさまれたまま 青いインクは 色あせながら はかない命 変わらぬ想い 風にかざせば 蝶にかわるよ どこに留まれど 君だとわかる 静かにたたむ 一人の心 いつかの春を 消さないように 気づいていても 気づかぬふり  風がはこんだ 春の匂いに 素知らぬ顔は もう切なくて 遠い思い出 うららかな夢 素直な髪に Woo~ 木洩れ日ゆれた 悲しみさえも わからないほど 思い出だけを 抱きしめていた はかない日々よ 愛しき日々よ 薄れてゆくは だれの真心 君はいつでも いつでもここに 歩いていくよ 一人の道 萌えたつ春を 踏まないように 君はいつでも いつでもここに  はかない日々よ 愛しき日々よ 薄れてゆくは だれの真心 また会える日に 笑えるように
遥かなる想いまつざき幸介まつざき幸介伊勢正三南こうせつ松下英樹誰もが一度 川の流れを 変えてみたいと 若くもえたあの日の唄が どこかで聞こえている  にぎやか通りぬけ 裏通りの陰で ふっと足を止めたその時 いつも聞こえてくる  若い夢が 君のその手に 育ち始めたら そっと愛を知った人へと わたしてくれるかい  小さなともしびが ひとつふたつ ともり 一人じゃないと知ったその時 明日が笑ってる  はじける汗と風の匂いが 旅へと誘うから ぼくらのくつは いつも半分 すりきれているだろう  愛したあの人は 今どこにいるのだろう いつか君を むかえに行こう 約束はできないけど  いつか君を むかえに行こう 約束はできないけど
夢一夜五十川ゆき五十川ゆき阿木燿子南こうせつ肌に片袖 通しただけで 色とりどりに 脱ぎ散らかした 床にひろがる 絹の海 着てゆく服が まだ決まらない いらだたしさに 唇かんで 私ほんのり 涙ぐむ 貴方に逢う日の ときめきは あこがれよりも 苦しみめいて ああ 夢一夜 一夜限りに咲く花のよう 匂い立つ  恋するなんて 無駄なことだと 例えば人に 言ってはみても 貴方の誘い 拒めない 最後の仕上げに 手鏡見れば 明かりの下で 笑ったはずが 影を集める 泣きぼくろ 貴方に逢う日の ときめきは 喜びよりも せつなさばかり ああ 夢一夜 一夜限りと言いきかせては 紅をひく  貴方を愛した はかなさで 私はひとつ 大人になった ああ 夢一夜 一夜限りで 醒めてく夢に 身をまかす
水雲-MIZMO-水雲-MIZMO-喜多條忠南こうせつ阿部靖広妹よ ふすま一枚 隔てて今 小さな寝息をたてている 妹よ お前は夜が 夜が明けると 雪のような 花嫁衣裳を着るのか  妹よ お前は器量が悪いのだから 俺はずい分心配していたんだ あいつは俺の友達だから たまには三人で酒でも飲もうや  妹よ 父が死に 母が死にお前ひとり お前ひとりだけが 心のきがかり 明朝 お前が出てゆく前に あの味噌汁の 作り方を書いてゆけ  妹よ あいつはとってもいい奴だから どんなことがあっても 我慢しなさい そして どうしても どうしても どうしてもだめだったら 帰っておいで 妹よ…
ぽつんとひとりきり五木ひろし五木ひろし松井五郎南こうせつ猪股義周ほろりと明かりが灯る街 好きだった横顔が夜空をよぎる 誰にも言えずにいた気持ち いまもまだ思い出に包まれながら  なんでこんなに涙があふれてくるんだろう 覚めない夢に優しい声がする あの日に帰る道が知りたくて 風にまぎれ 時をたどる ぽつんとひとりきり  名前も持たずに咲く花を 幸せと気づかずに季節は過ぎた どこかに消えてく流れ星 さよならはあといくつ残ってますか  なにをあんなに迷って歩いて来たんだろう 雨の降らない空なんかないのに あの日の歌をそっと口ずさむ 月が照らす 影を抱いて ぽつんとひとりきり  なんでこんなに涙があふれてくるんだろう 覚めない夢に優しい声がする あの日に帰る道が知りたくて 風にまぎれ 時をたどる ぽつんとひとりきり ぽつんとひとりきり
夢のまにまに藤あや子藤あや子売野雅勇南こうせつ斎藤ネコ真夏の蛍火を 身体(からだ)に宿すように 秘かな稲妻が 瞬(またた)く夜更けもある  薄紅色(うすべにいろ)に艶(つや)めいた 裸の気持ち 見せましょう  涼しい顔をして ゆらゆら燃えている  空蝉(うつせみ)の人恋し 素肌 夢のまにまに 抱いて  うなじに運命が 背を向け潜(ひそ)むように 見えない花吹雪 あなたを連れてくるの  桜に 衣(きぬ)に ひぐらしに あなたの声が聴こえる  あふれて とめどなく はらはら果てしなく  苦しさは愛しさの証し 夢のまにまに 抱いて  あふれて とめどなく はらはら果てしなく  空蝉(うつせみ)の人恋し 素肌 夢のまにまに 抱いて
歌うたいのブルース南こうせつ南こうせつ南育代南こうせつ河合徹三思い出を 語るには 早過ぎると わかってるけど 三日月が 綺麗だから 少し話を してもいいかな あの夜行列車の B 寝台 目指す夢の東京 たどり着いたら 朝日を浴びて 街は輝いてた おおベイビー 傍にいて おおベイビー 聞いてくれ おおベイビー 歌うたいの ブルースを  溢れ出る メロディーを ギター奏でて 歌い続けた 路地裏の アパートで 自分の道を 探し求めた 孤独な日々に この街は やけに冷たくて 星のない 空を見上げて 涙した夜もある おおベイビー 傍にいて おおベイビー 聞いてくれ おおベイビー 歌うたいの ブルースを  華やかな ステージで 拍手の嵐 浴びた日もある 波がすっと 引くように 忘れ去られた こともあるのさ すべてのことは 時の彼方 今は愛おしくて 今日もまだ 歌っているよ 馴染みの店の片隅 おおベイビー 傍にいて おおベイビー 聞いてくれ おおベイビー 歌うたいの ブルースを
プライベート・ソングII南こうせつ南こうせつ岡本おさみ南こうせつ静かにまどろむ夕暮れには あの娘のことをおもいだすのさ 馬鹿して騒いだ黄金の日々 何もかも祭にしたっけ  あぁ想い出は懐かしさの影さ ギターひとつが財産だったね 微笑んで暗闇に光る想い出たちに ふれることはもうできない  プライベート・ソング きみへの想い歌うだけ プライベート・ソング きみへの愛を歌うだけ だけど本当のことは他人(ひと)には語れない  夜のなか抱きしめる記憶の幻は もう淋しさがつのるばかりさ うわべばかりの笑い顔で 一日が流れてゆくのさ  冬の足音が枯れ葉にきこえる きみと抱きあって冬を越したね この部屋に住んでたすてきな愛は 春の風と旅立ってしまった  プライベート・ソング きみへの想い歌うだけ プライベート・ソング きみへの愛を歌うだけ だけど本当のことは他人(ひと)には語れない  この部屋に住んでたすてきな愛は 春の風と旅立ってしまった
ぽつんとひとりきり南こうせつ南こうせつ松井五郎南こうせつ南こうせつほろりと明かりが灯る街 好きだった横顔が夜空をよぎる 誰にも言えずにいた気持ち いまもまだ思い出に包まれながら  なんでこんなに涙があふれてくるんだろう 覚めない夢に優しい声がする あの日に帰る道が知りたくて 風にまぎれ 時をたどる ぽつんとひとりきり  名前も持たずに咲く花を 幸せと気づかずに季節は過ぎた どこかに消えてく流れ星 さよならはあといくつ残ってますか  なにをあんなに迷って歩いて来たんだろう 雨の降らない空なんかないのに あの日の歌をそっと口ずさむ 月が照らす 影を抱いて ぽつんとひとりきり  なんでこんなに涙があふれてくるんだろう 覚めない夢に優しい声がする あの日に帰る道が知りたくて 風にまぎれ 時をたどる ぽつんとひとりきり
夜明けの風南こうせつ南こうせつ山丘たかし南こうせつ斎藤ネコ・南こうせつ今日も目が覚めたら 世界は闇に包まれている 最後に光を見たのは いつだったっけ  賑やかな日常も 友との語らいも ゆるやかに流れるメロディも 遠い昔のことのよう  どんなに世界が暗くても 夜明けの風は吹く いつか晴れる日を信じて 今をひたすら生きるだけ  いつまで闇が続くのか ため息ついた昼下がり ふと顔を上げれば いつもの空の青  この空の色は 明日も続いていくのか 変わらない青さのその先に あの日と同じ僕がいる  どんなに世界が暗くても 夜明けの風は吹く いつか晴れる日を信じて 今をひたすら生きるだけ  世界が闇に包まれても 今も誰かと繋がっている 名前も知らない貴方と 支えて支えられて  いつの日か晴れたら 貴方の顔を見れるかなぁ あの時は重い日々だった 暗い過去を笑い飛ばしながら  どんなに世界が暗くても 夜明けの風は吹く いつか晴れる日を信じて 今をひたすら生きるだけ  どんなに世界が暗くても 夜明けの風は吹く いつか晴れる日を信じて 今をひたすら生きるだけ  どんなに世界が暗くても 夜明けの風は吹く いつか晴れる日を信じて 今をひたすら生きるだけ
神田川さだまさしさだまさし喜多條忠南こうせつ田代耕一郎貴方は もう忘れたかしら 赤いてぬぐい マフラーにして 二人で行った 横丁の風呂屋 一緒に出ようねって 言ったのに いつも私が 待たされた 洗い髪が 芯まで冷えて 小さな石鹸 カタカタ鳴った 貴方は私の 身体を抱いて 冷たいねって 言ったのよ 若かったあの頃 何も恐くなかった ただ貴方のやさしさが 恐かった  貴方は もう捨てたのかしら 二十四色の クレパス買って 貴方が描いた 私の似顔絵 巧(うま)く描いてねって 言ったのに いつもちっとも 似てないの 窓の下には 神田川 三畳一間の 小さな下宿 貴方は私の 指先見つめ 悲しいかいって きいたのよ 若かったあの頃 何も恐くなかった ただ貴方のやさしさが 恐かった
神田川三山ひろし三山ひろし喜多條忠南こうせつ京田誠一貴方は もう忘れたかしら 赤い手拭 マフラーにして 二人で行った 横町の風呂屋 一緒に出ようねって 言ったのに いつも私が 待たされた 洗い髪が芯まで 冷えて 小さな石鹸 カタカタ鳴った 貴方は私の 身体を抱いて 冷たいねって 言ったのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった  貴方は もう捨てたのかしら 二十四色の クレパス買って 貴方が描いた 私の似顔絵 巧く描いてねって 言ったのに いつもちっとも 似てないの 窓の下には 神田川 三畳一間の 小さな下宿 貴方は私の 指先見つめ 悲しいかいって きいたのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった
藤あや子藤あや子岡田冨美子南こうせつ斎藤ネコ恋人がまた一人 鳥になって行く 青空が淋しいね 一晩ひとむかし 吐息濡らして 素肌重ねて 朝焼けに教わった この世は夢さと ah~ 華やかなむなしさを 羽根にまとって 愛は飛び去る…  一年がまた少し 早くなって行く 過ぎた月日に残る 涙も鳥になれ つらい人へと 燃えた炎は 幾千の泡になる この世は夢さと ah~ 一瞬のしあわせを つなぎあえたら 愛は永遠…  吐息濡らして 素肌重ねて 朝焼けに教わった この世は夢さと ah~ 一瞬のしあわせを つなぎあえたら 愛は永遠…
三日月のセレナーデ南こうせつ南こうせつ岡田冨美子南こうせつ斎藤毅背中を刺す三日月 白いナイフ 抱き合う素肌が 哀愁に染まる 今 ふたり旅人ね 砂漠から来たの  遠くに愛が見える 離れないで 迷うと目覚めて 夢が消えるから 波の音 もうここは海のそばみたい  つらい出来事 忘れられるなら 今夜 何度も 咲いて散りましょう  今 ふたり旅人ね 砂漠から来たの  波の音 もうここは 海のそばみたい  銀色の舟がでる 銀色の国へ
Summer♪Angel南こうせつ南こうせつ松本一起南こうせつ徳武弘文とても君に逢いたい もう目が覚めた 始まる一日が君だけであふれてる  すぐに水着着替えて 海で待ってる 時間をつぶすのは得意だよ僕ならば  Summer♪Angel こんなに逢いたい 幻じゃないよ君のことは きっと来る  岩の影に忘れた 麦わら帽子 誰かが星屑を避けるようにKissをした  君の細い横顔 モディリアニだね 触れると崩れそな微笑みがまぶしくて  Summer♪Angel こんなに逢いたい めぐり逢うために夏があった きっと来る  Summer♪Angel こんなに逢いたい 幻じゃないよ君のことは きっと来る  mm……Summer♪Angel
恋のゆくえ南こうせつ南こうせつ南育代南こうせつ河合徹三冷たい雨が降ってる しずかな坂の途中 教会の鐘が鳴るカフェテラス  あの窓ぎわのテーブル 向かい合った僕らは なにげない会話にも満ち足りて  すべてが不確かな時代に 変わらないものもある それは君への また僕への 二人の愛だと信じていたのに  今も手を伸ばしたら 君に届く気がして 目を閉じて君のこと追いかける  こわれた心の中 失くした夢が苦い なにが君を変えたのかわからない  やがて悲しみも寂しさも 少しずつ溶け出して もっと大きな愛の力 もう一度僕が持てるだろうか  もう二度とは だれも愛せない 僕のすべてをかけて 君が欲しい  雨にけむる夕暮れ 熱い紅茶の香りは 君に似たやわらかなカモミール
風の竪琴南こうせつ南こうせつ松本隆南こうせつ水谷公生風の竪琴を弾くのは誰? 風の竪琴を弾くのは誰?  記憶の部屋の夏の海辺に 日傘をさした君が立ってる まるで言葉を消し去るように うるむ瞳に空を映して  声をかければ薄らいで 逃げ水に似た幻さ  風の竪琴を弾くのは誰? 風の竪琴を弾くのは誰? もう逢えないね もう逢えないわ もう夢でしか逢えないね  昨日あなたの夢を見たって 別れぎわふと君は言ったね どんな夢って聞けないぼくに 君も話題を外らしたきりさ  時は虚ろに過ぎてゆき 冬の陽射しがぼくを縫う  風の竪琴を弾くのは誰? 風の竪琴を弾くのは誰? もう逢えないね もう逢えないわ もう夢でさえ 逢えないね  風の竪琴を弾くのは誰? 風の竪琴を弾くのは誰? 風の竪琴を弾くのは誰? 風の竪琴を弾くのは誰?
通り雨南こうせつ南こうせつ荒木とよひさ南こうせつ徳武弘文泣きやんで 嫌われたら しょうがない なにも あの人だけが 悪い訳じゃない 泣きやんで 悲しい夢見てたけど きっといいことだって あったじゃないの 愛が希望じゃなくて 想い出探しなら 涙よ昨日へ 帰っておゆき あの人は通り雨  泣きやんで この窓辺が 晴れたなら そうね あの人だけが 青い空じゃない 泣きやんで 悲しい顔していたら きっと生き方だって 変わりはしない 愛が未来じゃなくて 迷い子探しなら 涙よ昨日で 遊んでいてよ あの人は通り雨  愛が希望じゃなくて 想い出探しなら 涙よ昨日へ 帰っておゆき あの人は通り雨 あの人は通り雨 あの人は通り雨 あの人は通り雨
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