月の砂漠月の砂漠を はるばると 旅のらくだが 行きました 金と銀との くらおいて 二つ並んで 行きました 金のくらには 銀のかめ 銀のくらには 金のかめ 二つのかめは それぞれに ひもでむすんで ありました 先のくらには 王子さま あとのくらには お姫さま のった二人は おそろいの 白い上衣を 着てました 広い砂漠を ひとすじに 二人はどこへ 行くのでしょう おぼろにけぶる 月の夜を 対のらくだは とぼとぼと 砂丘を越えて 行きました だまって越えて 行きました だまって越えて 行きました | 舟木一夫 | 加藤まさを | 佐々木すぐる | 松尾健司 | 月の砂漠を はるばると 旅のらくだが 行きました 金と銀との くらおいて 二つ並んで 行きました 金のくらには 銀のかめ 銀のくらには 金のかめ 二つのかめは それぞれに ひもでむすんで ありました 先のくらには 王子さま あとのくらには お姫さま のった二人は おそろいの 白い上衣を 着てました 広い砂漠を ひとすじに 二人はどこへ 行くのでしょう おぼろにけぶる 月の夜を 対のらくだは とぼとぼと 砂丘を越えて 行きました だまって越えて 行きました だまって越えて 行きました |
城ヶ島の雨雨はふるふる 城ヶ島の磯に 利久鼠の 雨がふる 雨は真珠か 夜明けの霧か それともわたしの 忍び泣き 舟はゆくゆく 通り矢のはなを 濡れて帆上げた ぬしの舟 ええ 舟は櫓でやる 櫓は唄でやる 唄は船頭さんの 心意気 雨はふるふる 日はうす曇る 舟はゆくゆく 帆がかすむ 雨はふるふる 日はうす曇る 舟はゆくゆく 帆がかすむ | 舟木一夫 | 北原白秋 | 柴田貞 | 松尾健司 | 雨はふるふる 城ヶ島の磯に 利久鼠の 雨がふる 雨は真珠か 夜明けの霧か それともわたしの 忍び泣き 舟はゆくゆく 通り矢のはなを 濡れて帆上げた ぬしの舟 ええ 舟は櫓でやる 櫓は唄でやる 唄は船頭さんの 心意気 雨はふるふる 日はうす曇る 舟はゆくゆく 帆がかすむ 雨はふるふる 日はうす曇る 舟はゆくゆく 帆がかすむ |
浜辺の歌あした浜辺を さまよえば 昔のことぞ 忍ばるる 風の音よ 雲のさまよ 寄する波も かいの色も ゆうべ浜辺を もとおれば 昔の人ぞ 忍ばるる 寄する波よ かえす波よ 月の色も 星のかげも | 舟木一夫 | 林古渓 | 成田為三 | 松尾健司 | あした浜辺を さまよえば 昔のことぞ 忍ばるる 風の音よ 雲のさまよ 寄する波も かいの色も ゆうべ浜辺を もとおれば 昔の人ぞ 忍ばるる 寄する波よ かえす波よ 月の色も 星のかげも |
赤とんぼ夕焼け 小焼けの 赤とんぼ おわれて みたのは いつの日か 山の 畑の 桑の実を 小かごに 摘んだは まぼろしか 十五で ねえやは 嫁にゆき お里の 便りも たえ果てた 夕焼け 小焼けの 赤とんぼ 止まって いるよ さおの先 | 舟木一夫 | 三木露風 | 山田耕筰 | 松尾健司 | 夕焼け 小焼けの 赤とんぼ おわれて みたのは いつの日か 山の 畑の 桑の実を 小かごに 摘んだは まぼろしか 十五で ねえやは 嫁にゆき お里の 便りも たえ果てた 夕焼け 小焼けの 赤とんぼ 止まって いるよ さおの先 |
荒城の月春高楼の 花の宴 めぐる盃 かげさして 千代の松が枝 わけいでし むかしの光 いまいずこ 秋陣営の 霜の色 鳴き行く雁の 数見せて 植うるつるぎに 照りそいし むかしの光 いまいずこ 今荒城の 夜半(よわ)の月 かわらぬ光 たがためぞ 垣にのこるは ただかつら 松に歌(うと)うは ただ嵐 天上影は かわらねど 栄枯(えいこ)は移る 世の姿 写さんとてか 今もなお 嗚呼荒城の 夜半の月 | 舟木一夫 | 土井晩翠 | 滝廉太郎 | 松尾健司 | 春高楼の 花の宴 めぐる盃 かげさして 千代の松が枝 わけいでし むかしの光 いまいずこ 秋陣営の 霜の色 鳴き行く雁の 数見せて 植うるつるぎに 照りそいし むかしの光 いまいずこ 今荒城の 夜半(よわ)の月 かわらぬ光 たがためぞ 垣にのこるは ただかつら 松に歌(うと)うは ただ嵐 天上影は かわらねど 栄枯(えいこ)は移る 世の姿 写さんとてか 今もなお 嗚呼荒城の 夜半の月 |
夏の日の想い出きれいな月が 海をてらし たたずむ影は 砂にうかび あなたの 熱いくちづけが 冷たい頬に よみがえるの 夏の想い出 恋しくて ただ一人だけで 来てみたのよ 冬の浜辺は さみしくて よせる波だけが 騒いでた 夜のなぎさに 啼く鳥が 私の影を かすめて行く はるか かなたの灯が 私の胸を ゆるすのよ 夏の想い出 恋しくて ただ一人だけで 来てみたのよ 冬の浜辺は さみしくて よせる波だけが 騒いでた 冬の浜辺は さみしくて よせる波だけが 騒いでた | 舟木一夫 | 鈴木道明 | 鈴木道明 | 河村利夫 | きれいな月が 海をてらし たたずむ影は 砂にうかび あなたの 熱いくちづけが 冷たい頬に よみがえるの 夏の想い出 恋しくて ただ一人だけで 来てみたのよ 冬の浜辺は さみしくて よせる波だけが 騒いでた 夜のなぎさに 啼く鳥が 私の影を かすめて行く はるか かなたの灯が 私の胸を ゆるすのよ 夏の想い出 恋しくて ただ一人だけで 来てみたのよ 冬の浜辺は さみしくて よせる波だけが 騒いでた 冬の浜辺は さみしくて よせる波だけが 騒いでた |
倖せはここに秋の夜はふけて すだく虫の音に 疲れた心いやす 我が家の窓辺 静かにほのぼのと 倖せはここに 星のまばたきは 心のやすらぎ 明日の夢をはこぶ やさし君が笑み 静かなわが窓辺 倖せはここに 静かに静かに 町の灯もきえた 遠い空見てごらん 明日の夢がある 小さな小さな 倖せはここに | 舟木一夫 | 大橋節夫 | 大橋節夫 | 河村利夫 | 秋の夜はふけて すだく虫の音に 疲れた心いやす 我が家の窓辺 静かにほのぼのと 倖せはここに 星のまばたきは 心のやすらぎ 明日の夢をはこぶ やさし君が笑み 静かなわが窓辺 倖せはここに 静かに静かに 町の灯もきえた 遠い空見てごらん 明日の夢がある 小さな小さな 倖せはここに |
木枯紋次郎風が吹くたび 心がさわぐ 止めて止まらぬ 一本どっこ 男一匹 情は無用 見たか聞いたか この腕を その名も 木枯紋次郎 木枯紋次郎 堅気育ちが どこかですねた すねて流れて 旅から旅を 涙見せるな やくざの恋は どうせ夜明けの 空に散る その名も 木枯紋次郎 木枯紋次郎 広い世間に 背中を向けて どこへ行くのか 口笛ひとつ やけに吹きゃがる 冷たい風が さきは雨やら 嵐やら その名も 木枯紋次郎 木枯紋次郎 | 舟木一夫 | 丘灯至夫 | 遠藤実 | 只野通泰 | 風が吹くたび 心がさわぐ 止めて止まらぬ 一本どっこ 男一匹 情は無用 見たか聞いたか この腕を その名も 木枯紋次郎 木枯紋次郎 堅気育ちが どこかですねた すねて流れて 旅から旅を 涙見せるな やくざの恋は どうせ夜明けの 空に散る その名も 木枯紋次郎 木枯紋次郎 広い世間に 背中を向けて どこへ行くのか 口笛ひとつ やけに吹きゃがる 冷たい風が さきは雨やら 嵐やら その名も 木枯紋次郎 木枯紋次郎 |
浅太郎月夜幼ななじみの 赤城の月に 影もやつれた 浅太郎 意地と情けに ついはさまれて 泣いて結んだ 男紅緒の 三度笠 風に追われて 上州鴉 どこのねぐらに 帰るやら 添えぬ花よと 諦めながら 思い出しては お京恋しの 里ごころ 山の落葉か やくざの果ては 月にこぼれる 草の露 誰が吹くやら あの横笛は 雁があばよと 雲の切れ間に 啼いて行く | 舟木一夫 | 坂口淳 | 吉田正 | 山路進一 | 幼ななじみの 赤城の月に 影もやつれた 浅太郎 意地と情けに ついはさまれて 泣いて結んだ 男紅緒の 三度笠 風に追われて 上州鴉 どこのねぐらに 帰るやら 添えぬ花よと 諦めながら 思い出しては お京恋しの 里ごころ 山の落葉か やくざの果ては 月にこぼれる 草の露 誰が吹くやら あの横笛は 雁があばよと 雲の切れ間に 啼いて行く |
花の三度笠男三度笠 横ちょにかぶり おぼろ月夜の 旅がらす 可愛や小柳 とめずにおくれ あけりゃ明日の 風が吹く 世話にくだけて エー暮しゃんせ 野暮な白刃にゃ 体を張るが ままよ苦手な 色出入り こんな男に 惚れるなァおよし 末の苦労が 目に見える 想いつめずに エー暮しゃんせ 花の三度笠 柳がなびく 乱れごころで なぜなびく 知らぬ振りして 峠を越えりゃ またも身にしむ 通り雨 想いだすよな エーことばかり | 舟木一夫 | 佐伯孝夫 | 吉田正 | 山路進一 | 男三度笠 横ちょにかぶり おぼろ月夜の 旅がらす 可愛や小柳 とめずにおくれ あけりゃ明日の 風が吹く 世話にくだけて エー暮しゃんせ 野暮な白刃にゃ 体を張るが ままよ苦手な 色出入り こんな男に 惚れるなァおよし 末の苦労が 目に見える 想いつめずに エー暮しゃんせ 花の三度笠 柳がなびく 乱れごころで なぜなびく 知らぬ振りして 峠を越えりゃ またも身にしむ 通り雨 想いだすよな エーことばかり |
よさこい三度笠待っているよと 追いすがる 声を背中に ききすてて やぼでござんしょ 三度笠 惚れていました 九分通り あとの一分が 邪魔をした ヨサコイ ハア ヨサコイ 一夜見ぬでも 気がすまぬ 三日逢わなきゃ どう変る 男心と 旅の空 意地を張るのもいい加減 止しな止しなと 百舌(もず)が鳴く ヨサコイ ハア ヨサコイ 俺も人の子 鬼じゃない みれんたっぷり 山二つ 越せばやらずの 涙雨 きいておくれか お地蔵さん のろけ噺(ばなし)の 一くさり ヨサコイ ハア ヨサコイ | 舟木一夫 | 星野哲郎 | 船村徹 | 山路進一 | 待っているよと 追いすがる 声を背中に ききすてて やぼでござんしょ 三度笠 惚れていました 九分通り あとの一分が 邪魔をした ヨサコイ ハア ヨサコイ 一夜見ぬでも 気がすまぬ 三日逢わなきゃ どう変る 男心と 旅の空 意地を張るのもいい加減 止しな止しなと 百舌(もず)が鳴く ヨサコイ ハア ヨサコイ 俺も人の子 鬼じゃない みれんたっぷり 山二つ 越せばやらずの 涙雨 きいておくれか お地蔵さん のろけ噺(ばなし)の 一くさり ヨサコイ ハア ヨサコイ |
次男坊鴉どこへ飛ぶのか 次男坊鴉 笠にみぞれの 散る中を なまじ小粋に 別れたせいか 日光街道の 日光街道の 灯がうるむ 人が目をむく さむらいやくざ 御奉行様から 賭場(とば)あらし 泥溝(どぶ)の世界に 何故身を投げる 訳はあの娘の 訳はあの娘の 瞳にききな 恋がせつない 次男坊鴉 逢うて三年 三度笠 なんの今更 旗本ぐらし どうせ半目と どうせ半目と 出たものを | 舟木一夫 | 萩原四朗 | 倉若晴生 | 山路進一 | どこへ飛ぶのか 次男坊鴉 笠にみぞれの 散る中を なまじ小粋に 別れたせいか 日光街道の 日光街道の 灯がうるむ 人が目をむく さむらいやくざ 御奉行様から 賭場(とば)あらし 泥溝(どぶ)の世界に 何故身を投げる 訳はあの娘の 訳はあの娘の 瞳にききな 恋がせつない 次男坊鴉 逢うて三年 三度笠 なんの今更 旗本ぐらし どうせ半目と どうせ半目と 出たものを |
沓掛小唄意地の筋金 度胸のよさも 人情からめば 涙ぐせ 渡り鳥かよ 旅人(たびにん)ぐらし あれは 沓掛時次郎 来るが時節が 時節は来ずに 今朝も抜け毛が 数を増す 今度(また)の浮世は 男でおいで 女とかくに 苦労がち 千両万両に まげない意地も 人情からめば 弱くなる 浅間三筋の 煙の下で 男 沓掛時次郎 | 舟木一夫 | 長谷川伸 | 奥山貞吉 | 山路進一 | 意地の筋金 度胸のよさも 人情からめば 涙ぐせ 渡り鳥かよ 旅人(たびにん)ぐらし あれは 沓掛時次郎 来るが時節が 時節は来ずに 今朝も抜け毛が 数を増す 今度(また)の浮世は 男でおいで 女とかくに 苦労がち 千両万両に まげない意地も 人情からめば 弱くなる 浅間三筋の 煙の下で 男 沓掛時次郎 |
黒田節酒は飲め飲め飲むならば 日本一(ひのもといち)のこの槍を 飲みとる程に飲むならば これぞまことの黒田節 峰の嵐か松風か 尋ぬる人の琴の音か 駒ひきとめて聞く程に 爪音(つまおと)しるき想夫恋(そうふれん) 春の弥生の曙に 四方(よも)の山辺を見渡せば 花盛りかも白雲の かからぬ峰こそなかりけり | 舟木一夫 | 福岡県民謡 | 福岡県民謡 | 戸塚三博 | 酒は飲め飲め飲むならば 日本一(ひのもといち)のこの槍を 飲みとる程に飲むならば これぞまことの黒田節 峰の嵐か松風か 尋ぬる人の琴の音か 駒ひきとめて聞く程に 爪音(つまおと)しるき想夫恋(そうふれん) 春の弥生の曙に 四方(よも)の山辺を見渡せば 花盛りかも白雲の かからぬ峰こそなかりけり |
小諸馬子唄小諸出て見よ 浅間の山にヨー けさも煙が 三筋立つヨー ここはどこだと 馬子衆に問えばヨー ここは信州 中仙道ヨー 浅間山から 出てくる水はヨー 雨も降らぬに ささにごりヨー | 舟木一夫 | 長野県民謡 | 長野県民謡 | 山路進一 | 小諸出て見よ 浅間の山にヨー けさも煙が 三筋立つヨー ここはどこだと 馬子衆に問えばヨー ここは信州 中仙道ヨー 浅間山から 出てくる水はヨー 雨も降らぬに ささにごりヨー |
佐渡おけさハア佐渡へ 佐渡へと草木もなびくヨ 佐渡はいよいか 住みよいか ハア佐渡へ 八里のさざ波こえてヨ 鐘が聞こゆる 寺泊 ハア雪の 新潟吹雪で暮れるヨ 佐渡は寝たかよ 灯も見えぬ | 舟木一夫 | 新潟県民謡 | 新潟県民謡 | 山路進一 | ハア佐渡へ 佐渡へと草木もなびくヨ 佐渡はいよいか 住みよいか ハア佐渡へ 八里のさざ波こえてヨ 鐘が聞こゆる 寺泊 ハア雪の 新潟吹雪で暮れるヨ 佐渡は寝たかよ 灯も見えぬ |
田原坂雨は降る降る 人馬(じんば)は濡れる 越すに越されぬ 田原坂 シャカホイ シャカホイ 右手(めて)に血刀 左手(ゆんで)に手綱(たづな) 馬上ゆたかな 美少年 シャカホイ シャカホイ 泣いてくれるな 愛(いと)しの駒よ 今宵忍は 恋でなし どうせ死ぬなら 桜の下よ 死なば屍(かばね)に 花が散る シャカホイ シャカホイ 田原坂なら 昔が恋し 男同士の 夢の跡 シャカホイ シャカホイ | 舟木一夫 | 熊本県民謡 | 熊本県民謡 | 岩代浩一 | 雨は降る降る 人馬(じんば)は濡れる 越すに越されぬ 田原坂 シャカホイ シャカホイ 右手(めて)に血刀 左手(ゆんで)に手綱(たづな) 馬上ゆたかな 美少年 シャカホイ シャカホイ 泣いてくれるな 愛(いと)しの駒よ 今宵忍は 恋でなし どうせ死ぬなら 桜の下よ 死なば屍(かばね)に 花が散る シャカホイ シャカホイ 田原坂なら 昔が恋し 男同士の 夢の跡 シャカホイ シャカホイ |
木曽節(ヨイヨイヨイノヨイヨイヨイ) 木曾のナー中乗りさん 木曾の御岳さんは ナンジャラホイ 夏でも寒い ヨイヨイヨイ 袷(あわせ)ナー中乗りさん 袷やりたや ナンジャラホイ 足袋ヨ添えて ヨイヨイヨイ (ヨイヨイヨイノヨイヨイヨイ) 男ナー中乗りさん 男伊達なら ナンジャラホイ あの木曾川の ヨイヨイヨイ 流れナー中乗りさん 流れくる水 ナンジャラホイ 止めてもみよや ヨイヨイヨイ (ヨイヨイヨイノヨイヨイヨイ) 心ナー中乗りさん 心細いぞ ナンジャラホイ 木曾路の旅は ヨイヨイヨイ 笠にナー中乗りさん 笠に木の葉が ナンジャラホイ 舞いかかる ヨイヨイヨイ (ヨイヨイヨイノヨイヨイヨイ) | 舟木一夫 | 長野県民謡 | 長野県民謡 | 山路進一 | (ヨイヨイヨイノヨイヨイヨイ) 木曾のナー中乗りさん 木曾の御岳さんは ナンジャラホイ 夏でも寒い ヨイヨイヨイ 袷(あわせ)ナー中乗りさん 袷やりたや ナンジャラホイ 足袋ヨ添えて ヨイヨイヨイ (ヨイヨイヨイノヨイヨイヨイ) 男ナー中乗りさん 男伊達なら ナンジャラホイ あの木曾川の ヨイヨイヨイ 流れナー中乗りさん 流れくる水 ナンジャラホイ 止めてもみよや ヨイヨイヨイ (ヨイヨイヨイノヨイヨイヨイ) 心ナー中乗りさん 心細いぞ ナンジャラホイ 木曾路の旅は ヨイヨイヨイ 笠にナー中乗りさん 笠に木の葉が ナンジャラホイ 舞いかかる ヨイヨイヨイ (ヨイヨイヨイノヨイヨイヨイ) |
常盤炭坑節ハァー 朝も早よからヨー カンテラさげてナイ (ハ ヤロ ヤッタナイ) 坑内通いもヨー ドント 主のためナイ (ハ ヤロ ヤッタナイ) ハァー 坑内あがりはヨー まっくろけのけだがナイ (ハ ヤロ ヤッタナイ) 踊りおどるときゃヨー ドント いい男ナイ (ハ ヤロ ヤッタナイ) ハァー 好きだ好きだヨー 飯より好きだナイ (ハ ヤロ ヤッタナイ) 生まれ故郷とヨー ドント 炭坑節ナイ (ハ ヤロ ヤッタナイ) ハァー 太鼓ひびくからヨー 来たんじゃないよナイ (ハ ヤロ ヤッタナイ) かわいあの娘がヨー ドント 踊るからナイ (ハ ヤロ ヤッタナイ) ハァー 炭坑節ならヨー 威勢よく踊れナイ (ハ ヤロ ヤッタナイ) ボタ山三尺ヨー ドント 揺れるほどナイ (ハ ヤロ ヤッタナイ) | 舟木一夫 | 丘灯至夫 | 茨城県民謡 | 山路進一 | ハァー 朝も早よからヨー カンテラさげてナイ (ハ ヤロ ヤッタナイ) 坑内通いもヨー ドント 主のためナイ (ハ ヤロ ヤッタナイ) ハァー 坑内あがりはヨー まっくろけのけだがナイ (ハ ヤロ ヤッタナイ) 踊りおどるときゃヨー ドント いい男ナイ (ハ ヤロ ヤッタナイ) ハァー 好きだ好きだヨー 飯より好きだナイ (ハ ヤロ ヤッタナイ) 生まれ故郷とヨー ドント 炭坑節ナイ (ハ ヤロ ヤッタナイ) ハァー 太鼓ひびくからヨー 来たんじゃないよナイ (ハ ヤロ ヤッタナイ) かわいあの娘がヨー ドント 踊るからナイ (ハ ヤロ ヤッタナイ) ハァー 炭坑節ならヨー 威勢よく踊れナイ (ハ ヤロ ヤッタナイ) ボタ山三尺ヨー ドント 揺れるほどナイ (ハ ヤロ ヤッタナイ) |
眞室川音頭わたしゃ真室川の梅の花コーリャ あなたマタこの町の鶯(うぐいす)よ 花の咲くのを待ちかねてコーリャ 蕾のうちから通うて来る 夢を見た見た夢を見たコーリャ あなたとマタ添うこと夢に見た 三々九度の盃をコーリャ いただくところで眼がさめた 広いたんぼに 出て見ればコーリャ さらしマタ手拭ほおかむり 赤いたすきに もんぺはきコーリャ 稲刈るおばこのあで姿 今日は日もよし天気もよいしコーリャ 恵比寿(えびす)マタ大黒浜あそび 大鯛小鯛をつりあげてコーリャ つりざおかついで踊り出す | 舟木一夫 | 山形県民謡 | 山形県民謡 | 戸塚三博 | わたしゃ真室川の梅の花コーリャ あなたマタこの町の鶯(うぐいす)よ 花の咲くのを待ちかねてコーリャ 蕾のうちから通うて来る 夢を見た見た夢を見たコーリャ あなたとマタ添うこと夢に見た 三々九度の盃をコーリャ いただくところで眼がさめた 広いたんぼに 出て見ればコーリャ さらしマタ手拭ほおかむり 赤いたすきに もんぺはきコーリャ 稲刈るおばこのあで姿 今日は日もよし天気もよいしコーリャ 恵比寿(えびす)マタ大黒浜あそび 大鯛小鯛をつりあげてコーリャ つりざおかついで踊り出す |
斉太郎節エンヤトット エンヤトット 松島のサーヨー 瑞巌寺(ずいがんじ)ほどの 寺もないトエー アレワエーエエトソーリャ 大漁だエー エンヤトット エンヤトット 前は海サーヨーオ うしろは山で 小松原トエー アレワエーエエトソーリャ 大漁だエー エンヤトット エンヤトット 石巻サーヨーオ その名も高い 日和山(ひよりやま)トエー アレワエーエエトソーリャ 大漁だエー | 舟木一夫 | 宮城県民謡 | 宮城県民謡 | 戸塚三博 | エンヤトット エンヤトット 松島のサーヨー 瑞巌寺(ずいがんじ)ほどの 寺もないトエー アレワエーエエトソーリャ 大漁だエー エンヤトット エンヤトット 前は海サーヨーオ うしろは山で 小松原トエー アレワエーエエトソーリャ 大漁だエー エンヤトット エンヤトット 石巻サーヨーオ その名も高い 日和山(ひよりやま)トエー アレワエーエエトソーリャ 大漁だエー |
花笠踊りヤッショマカショー シャンシャンシャン……… 言葉百より 花笠踊り 踊り出したら やめられぬ 米のなる木が すくすくのびる 金のなる木も あればよい ヤッショマカショー シャンシャンシャン……… 泣くな恐るな くよくよするな 踊りゃ心が まるくなる 幼ななじみの あの娘にあえて ひびく太鼓も うきうきと ヤッショマカショー シャンシャンシャン……… | 舟木一夫 | 丘灯至夫 | 山形県民謡 | 岩代浩一 | ヤッショマカショー シャンシャンシャン……… 言葉百より 花笠踊り 踊り出したら やめられぬ 米のなる木が すくすくのびる 金のなる木も あればよい ヤッショマカショー シャンシャンシャン……… 泣くな恐るな くよくよするな 踊りゃ心が まるくなる 幼ななじみの あの娘にあえて ひびく太鼓も うきうきと ヤッショマカショー シャンシャンシャン……… |
ソーラン節ヤーレン ソーラン ソーラン ソーラン ソーラン ソーラン(ハイハイ) 浜の男と 生まれたからは ソーラン歌ってエー大漁旗 チョイ ヤサエーエンヤーアンサーノ ドッコイショ ハァ ドッコイショ ドッコイショ 沖のかもめと にしん場娘 姿見せてもエーすぐ逃げる チョイ 不漁(しけ)もあらしも しばしの我慢 ソーランうたえばエー気が晴れる チョイ 裸一貫 度胸でこえる 海は男のエー生きる場所 チョイ | 舟木一夫 | 丘灯至夫 | 北海道民謡 | 戸塚三博 | ヤーレン ソーラン ソーラン ソーラン ソーラン ソーラン(ハイハイ) 浜の男と 生まれたからは ソーラン歌ってエー大漁旗 チョイ ヤサエーエンヤーアンサーノ ドッコイショ ハァ ドッコイショ ドッコイショ 沖のかもめと にしん場娘 姿見せてもエーすぐ逃げる チョイ 不漁(しけ)もあらしも しばしの我慢 ソーランうたえばエー気が晴れる チョイ 裸一貫 度胸でこえる 海は男のエー生きる場所 チョイ |
郡上節群上のナー八幡出てゆく時は アソンレンセ 雨も降らぬに 袖しぼる 袖しぼる 袖しぼる アソンレンセ 雨も降らぬに 袖しぼる 袖しぼる 袖しぼる アソンレンセ アソンレンセ 唄もナー続くが 踊りもつづく アソンレンセ 月の明るい 夜もつづく 夜もつづく 夜もつづく アソンレンセ 月の明るい 夜もつづく 夜もつづく 夜もつづく アソンレンセ | 舟木一夫 | 岐阜県民謡 | 岐阜県民謡 | 岩代浩一 | 群上のナー八幡出てゆく時は アソンレンセ 雨も降らぬに 袖しぼる 袖しぼる 袖しぼる アソンレンセ 雨も降らぬに 袖しぼる 袖しぼる 袖しぼる アソンレンセ アソンレンセ 唄もナー続くが 踊りもつづく アソンレンセ 月の明るい 夜もつづく 夜もつづく 夜もつづく アソンレンセ 月の明るい 夜もつづく 夜もつづく 夜もつづく アソンレンセ |
会津磐梯山エイヤー会津磐梯山は 宝の山よ 笹に黄金がエーマターなりさがる 小原庄助さんなんで身上つぶした 朝寝朝酒朝湯が大好きで それで身上つぶした (ハーもっともだ もっともだ) エイヤー東山から 日にちの便り 行かざなるまいエーマター顔見せに エイヤー会津盆地の みどりの夏よ 風もほがらにエーマター鶴ヶ城 (ハスッチョイ スッチョイ スッチョイナ) エイヤー主は笛吹く わたしは踊る やぐら踊りのエーマター上と下 (ハスッチョイ スッチョイ スッチョイナ) | 舟木一夫 | 福島県民謡 | 福島県民謡 | 岩代浩一 | エイヤー会津磐梯山は 宝の山よ 笹に黄金がエーマターなりさがる 小原庄助さんなんで身上つぶした 朝寝朝酒朝湯が大好きで それで身上つぶした (ハーもっともだ もっともだ) エイヤー東山から 日にちの便り 行かざなるまいエーマター顔見せに エイヤー会津盆地の みどりの夏よ 風もほがらにエーマター鶴ヶ城 (ハスッチョイ スッチョイ スッチョイナ) エイヤー主は笛吹く わたしは踊る やぐら踊りのエーマター上と下 (ハスッチョイ スッチョイ スッチョイナ) |
東京交叉点舗道に並んだ ガス燈も 泣いているよな 日暮れ頃 心がわりを せめるより 祈っているよ しあわせを 雨 雨 雨がふる 東京交叉点 涙でさよなら 云う前に 見せておくれよ あの笑顔 傘はふたつに 離れても 忘れはしない これからも 雨 雨 雨がふる 東京交叉点 ふたりでこうして いるだけで 胸は今でも 熱くなる 先にお行きよ おまえから ふり向かないで いいんだよ 雨 雨 雨がふる 東京交叉点 短い二年と 云いながら 優しかったよ この俺に 飲んではしゃいだ あの頃も おまえのくれた 置き土産 雨 雨 雨がふる 東京交叉点 | 舟木一夫 | たきのえいじ | 杉本眞人 | 竜崎孝路 | 舗道に並んだ ガス燈も 泣いているよな 日暮れ頃 心がわりを せめるより 祈っているよ しあわせを 雨 雨 雨がふる 東京交叉点 涙でさよなら 云う前に 見せておくれよ あの笑顔 傘はふたつに 離れても 忘れはしない これからも 雨 雨 雨がふる 東京交叉点 ふたりでこうして いるだけで 胸は今でも 熱くなる 先にお行きよ おまえから ふり向かないで いいんだよ 雨 雨 雨がふる 東京交叉点 短い二年と 云いながら 優しかったよ この俺に 飲んではしゃいだ あの頃も おまえのくれた 置き土産 雨 雨 雨がふる 東京交叉点 |
白樺の街泣かせてごめんね すねたりしないで 切ない思いは そうさどちらも 同じだよ この胸叩いて すがりつく おまえのかぼそい その指が 別れをせめる 白樺の街 まつ毛を濡らした 涙の分だけ 優しい心が 今もこの胸 しめつける うわべじゃなかった 恋だから おもいでばかりが 後を引く 別れを惜しむ 白樺の街 化粧を直して どうかほほえんで 悲しい顔しちゃ 明日のしあわせ 逃げてゆく 今でも愛しい 誰よりも 出逢った頃より きれいだよ 別れが辛い 白樺の街 | 舟木一夫 | たきのえいじ | 杉本眞人 | 前田俊明 | 泣かせてごめんね すねたりしないで 切ない思いは そうさどちらも 同じだよ この胸叩いて すがりつく おまえのかぼそい その指が 別れをせめる 白樺の街 まつ毛を濡らした 涙の分だけ 優しい心が 今もこの胸 しめつける うわべじゃなかった 恋だから おもいでばかりが 後を引く 別れを惜しむ 白樺の街 化粧を直して どうかほほえんで 悲しい顔しちゃ 明日のしあわせ 逃げてゆく 今でも愛しい 誰よりも 出逢った頃より きれいだよ 別れが辛い 白樺の街 |
火の鳥ふるえる心に つばさに広げて 明日にはばたく 不死身の火の鳥 燃える瞳に愛をかざして あなたと生きる おそれるものは何もない 何もない はるかに聞こえる 夜明けの歌声 目指して旅立つ 希望の世界へ 恋する心に つばさを広げて 明日にはばたく 不死身の火の鳥 つきることない炎の海に 身体をまかせ 微笑みかわす愛の中 愛の中 あなたに見つけた たしかな真心 はげしく抱きしめ 飛び立つ大空 誰もじゃまなどできはしないさ 二人の胸に 永遠に寄りそう火の鳥を 火の鳥を 嵐に傷つき つばさは折れても 終りを知らない 不死身の この愛 | 舟木一夫 | 舟木一夫 | 舟木一夫 | 栗田敏夫 | ふるえる心に つばさに広げて 明日にはばたく 不死身の火の鳥 燃える瞳に愛をかざして あなたと生きる おそれるものは何もない 何もない はるかに聞こえる 夜明けの歌声 目指して旅立つ 希望の世界へ 恋する心に つばさを広げて 明日にはばたく 不死身の火の鳥 つきることない炎の海に 身体をまかせ 微笑みかわす愛の中 愛の中 あなたに見つけた たしかな真心 はげしく抱きしめ 飛び立つ大空 誰もじゃまなどできはしないさ 二人の胸に 永遠に寄りそう火の鳥を 火の鳥を 嵐に傷つき つばさは折れても 終りを知らない 不死身の この愛 |
総司が行く草葉の上の玉露か…… 若き生命の灯がゆれる…… 人が怖れる 三段突きは 沖田総司の 剣の冴(さえ) 胸の病を 知りつつひとり 生きる“誠”の 旗の下(もと) 壬生(みぶ)の若獅子 一番隊の 剣の鬼だと 風が言う 笑い流して 京洛の夜を 今日も総司の 影が行く 二十余才の 生命の丈が 小倉袴(こくらばかま)の 裾に舞う 孤剣ひとすじ 菊一文字 ゆくは幕末 修羅の道 | 舟木一夫 | すずきじろう | 山路進一 | 佐伯亮 | 草葉の上の玉露か…… 若き生命の灯がゆれる…… 人が怖れる 三段突きは 沖田総司の 剣の冴(さえ) 胸の病を 知りつつひとり 生きる“誠”の 旗の下(もと) 壬生(みぶ)の若獅子 一番隊の 剣の鬼だと 風が言う 笑い流して 京洛の夜を 今日も総司の 影が行く 二十余才の 生命の丈が 小倉袴(こくらばかま)の 裾に舞う 孤剣ひとすじ 菊一文字 ゆくは幕末 修羅の道 |
若君風流松はゆたかな お江戸の春を すねて細身の おとしざし 三葉葵が 気にかかる まかり通るぞ 若君風流 おおて下馬先 毛槍が揺れる 伸びたさかやき ふわりと風が 恋をささやく 伊達男 まかり通るぞ 若君風流 | 舟木一夫 | 村上元三 | 不詳 | 佐伯亮 | 松はゆたかな お江戸の春を すねて細身の おとしざし 三葉葵が 気にかかる まかり通るぞ 若君風流 おおて下馬先 毛槍が揺れる 伸びたさかやき ふわりと風が 恋をささやく 伊達男 まかり通るぞ 若君風流 |
雨の別れ雨にうたれて あなたを抱いた その日は遠い 愛の別れ 白いチャペルで あなたを待った その日はすでに 還らない 二人で強く 生きてみようと 誓った心 どこへいった 雨にうたれて あなたを探す 誰か教えて 愛の行方を 帰ってほしい 生きる喜こび 離れてほしい 生きる悲しみ 雨にうたれて あなたを探す 誰か教えて 愛の行方を 愛の行方を 愛の行方を | 舟木一夫 | 万里村ゆき子 | 戸塚三博 | 甲斐靖文 | 雨にうたれて あなたを抱いた その日は遠い 愛の別れ 白いチャペルで あなたを待った その日はすでに 還らない 二人で強く 生きてみようと 誓った心 どこへいった 雨にうたれて あなたを探す 誰か教えて 愛の行方を 帰ってほしい 生きる喜こび 離れてほしい 生きる悲しみ 雨にうたれて あなたを探す 誰か教えて 愛の行方を 愛の行方を 愛の行方を |
哀しみの街夜の赤坂 ただひとり 白いコートで 行く女(ひと)は 少しやつれた 眼もとが淋しい 今日もざわめく 一ツ木ぬけて 昨夜(ゆうべ)なくした 恋を追う 悲しい女(ひと)か なぜか気にかかる 霧の原宿 ぼんやりと 黒いブーツで 行く女(ひと)は 細い小指の 指輪を見つめて せめてお酒の 力がなけりゃ はずせないわと ひとりごと 涙で歩く 暗い石だたみ 雨の新宿 濡れながら 絹のスーツで 行く女(ひと)は 光るうなじに 心がないてる 思い切るよに その足とめて ビルの谷間の うらないに 差し出す手には 愛の傷ひとつ | 舟木一夫 | 栗林雪男 | 和田香苗 | 成田征英 | 夜の赤坂 ただひとり 白いコートで 行く女(ひと)は 少しやつれた 眼もとが淋しい 今日もざわめく 一ツ木ぬけて 昨夜(ゆうべ)なくした 恋を追う 悲しい女(ひと)か なぜか気にかかる 霧の原宿 ぼんやりと 黒いブーツで 行く女(ひと)は 細い小指の 指輪を見つめて せめてお酒の 力がなけりゃ はずせないわと ひとりごと 涙で歩く 暗い石だたみ 雨の新宿 濡れながら 絹のスーツで 行く女(ひと)は 光るうなじに 心がないてる 思い切るよに その足とめて ビルの谷間の うらないに 差し出す手には 愛の傷ひとつ |
別離別れの夜は さみしいものね 愛の証しも いつかいろあせ 街角の 風にまかれて 消えた恋 いずこへ もういちど めぐり逢いたい 別れても 愛してるから 時は流れて 心をぬらす 愛のかわきを 忘れさせるの 街角の 雨に泣いてた 遠い恋 見つめて さようなら あなたのために 別れても 愛してるから いつの日か 心もかよう 別れても 愛してるから ルルル ………………… 別れても 愛してるから | 舟木一夫 | 名香川みどり | 戸塚三博 | 斎藤恒夫 | 別れの夜は さみしいものね 愛の証しも いつかいろあせ 街角の 風にまかれて 消えた恋 いずこへ もういちど めぐり逢いたい 別れても 愛してるから 時は流れて 心をぬらす 愛のかわきを 忘れさせるの 街角の 雨に泣いてた 遠い恋 見つめて さようなら あなたのために 別れても 愛してるから いつの日か 心もかよう 別れても 愛してるから ルルル ………………… 別れても 愛してるから |
君が心は君が心は こおろぎの 風にさそわれ 鳴くごとく 朝影清き 花草に 惜しき涙を そそぐらむ それかきならす 玉琴(たまごと)の 一つの絃(いと)の さわりさえ 君が心に かぎりなき しらべとこそは きこゆめれ ああなどかくは 触れやすき 君が優しき 心もて かくばかりなる 吾(われ)こいに 触れたまわぬぞ 恨みたる | 舟木一夫 | 島崎藤村 | 竹岡信幸 | 甲斐靖文 | 君が心は こおろぎの 風にさそわれ 鳴くごとく 朝影清き 花草に 惜しき涙を そそぐらむ それかきならす 玉琴(たまごと)の 一つの絃(いと)の さわりさえ 君が心に かぎりなき しらべとこそは きこゆめれ ああなどかくは 触れやすき 君が優しき 心もて かくばかりなる 吾(われ)こいに 触れたまわぬぞ 恨みたる |
霧のわかれ白い霧が 埋める駅へつづく山道 わざと足を早めて 歩く人がかなしい いじめないで下さい 私だってつらいわ 燃えてそして別れる 巡り合せだったの 青い森の梢に 星が一つ流れて 甘い花のかおりが やみにゆれたあの夜 早く逢いたかったわ せめて夏の始めに 熱くほてる背中に 秋が来てるなんて 白い霧にのまれて 汽車が影になってく 窓の中の貴方(あなた)が 遠い人になってく さがさないで下さい 夢を見たと思って 山の宿の女は 山の宿で死んだの | 舟木一夫 | 横井弘 | 船村徹 | 船村徹 | 白い霧が 埋める駅へつづく山道 わざと足を早めて 歩く人がかなしい いじめないで下さい 私だってつらいわ 燃えてそして別れる 巡り合せだったの 青い森の梢に 星が一つ流れて 甘い花のかおりが やみにゆれたあの夜 早く逢いたかったわ せめて夏の始めに 熱くほてる背中に 秋が来てるなんて 白い霧にのまれて 汽車が影になってく 窓の中の貴方(あなた)が 遠い人になってく さがさないで下さい 夢を見たと思って 山の宿の女は 山の宿で死んだの |
偽りの愛はいらない甘い恋も 激しい愛も 忘れたのさ もえたあとも 心とくちびる さむいだけ まちの灯り 背にして 去ったひとは おわない さよならだけを いおう それでいいさ 嘆きの愛は いらない いらない おもうままに 過ごしたいつも いつの日も 踊る夜も グラスの虹も むなしくて 霧は誰れの ためいき 雨は誰れの なきごえ 想い出さえも 遠い それでいいさ 偽りの愛は いらない いらない 暗い夜を 抱きしめ 雨の中は 冷たい 浮かぶは 過ぎし日々よ それでいいさ 偽りの愛は いらない いらない | 舟木一夫 | 水野礼子 | 服部良一 | 山屋清 | 甘い恋も 激しい愛も 忘れたのさ もえたあとも 心とくちびる さむいだけ まちの灯り 背にして 去ったひとは おわない さよならだけを いおう それでいいさ 嘆きの愛は いらない いらない おもうままに 過ごしたいつも いつの日も 踊る夜も グラスの虹も むなしくて 霧は誰れの ためいき 雨は誰れの なきごえ 想い出さえも 遠い それでいいさ 偽りの愛は いらない いらない 暗い夜を 抱きしめ 雨の中は 冷たい 浮かぶは 過ぎし日々よ それでいいさ 偽りの愛は いらない いらない |
北国岬はまなすの花と 浮雲だけが 心にやさしい 季節をはこぶ 過ぎ行く時に 流されて あてない旅を 続けたが ああ ここがやっぱり 行きどまり あなたのふるさと 北国岬 夕暮れを告げる さざ波の音に 涙も忘れて 立ち止まる おもいでいろの 砂浜は あの日に続く 道しるべ ああ ひとりたどれば 気にかかる あれからあなたは 幸せなのか 傷あとに沁みる 風はつめたく まぎらす口笛 ちぎれるつらさ 二度とは逢えぬ 面影に ほのかに香る はまなすは ああ 愛の旅路の 嘆き花 あなたが恋しい 北国岬 | 舟木一夫 | 栗林雪男 | 水上勉 | 田辺信一 | はまなすの花と 浮雲だけが 心にやさしい 季節をはこぶ 過ぎ行く時に 流されて あてない旅を 続けたが ああ ここがやっぱり 行きどまり あなたのふるさと 北国岬 夕暮れを告げる さざ波の音に 涙も忘れて 立ち止まる おもいでいろの 砂浜は あの日に続く 道しるべ ああ ひとりたどれば 気にかかる あれからあなたは 幸せなのか 傷あとに沁みる 風はつめたく まぎらす口笛 ちぎれるつらさ 二度とは逢えぬ 面影に ほのかに香る はまなすは ああ 愛の旅路の 嘆き花 あなたが恋しい 北国岬 |