金田たつえの歌詞一覧リスト  103曲中 1-103曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ああ帰りたい~望郷峠~霞む島影 クナシリ眺め 千島桜の 花も咲く 待ちわびた 春の風に誘われて 会いに来ました ふるさとよ ああ帰りたい 帰りたい 望郷峠  北海道(キタ)の大地が 親島(オヤジマ)ならば 千島四人の 子供です 鳥たちの様に 海を渡ってた 遠いあの日は 夢ですか ああ帰りたい 帰りたい 望郷峠  呼べばいつしか 思いは届く 千島恋しい 懐かしい 大漁のみなと 夏は盆踊り 人の笑顔も 走馬灯 ああ帰りたい 帰りたい 望郷峠金田たつえ高橋直人稲沢祐介前田俊明霞む島影 クナシリ眺め 千島桜の 花も咲く 待ちわびた 春の風に誘われて 会いに来ました ふるさとよ ああ帰りたい 帰りたい 望郷峠  北海道(キタ)の大地が 親島(オヤジマ)ならば 千島四人の 子供です 鳥たちの様に 海を渡ってた 遠いあの日は 夢ですか ああ帰りたい 帰りたい 望郷峠  呼べばいつしか 思いは届く 千島恋しい 懐かしい 大漁のみなと 夏は盆踊り 人の笑顔も 走馬灯 ああ帰りたい 帰りたい 望郷峠
愛の絆頑固な父でも 生きてたら ちょうど似ている 年・格好 人になじめぬ 仕草まで 押せば伝わる 車椅子 “お父さん” あなたの苛立ち わだかまり ぶつけてくれても いいのです  働き尽くめの 母のよう 指のリウマチ 痛むのね つらい昭和の 夢なのか 語るそばから 目が潤む “お母さん” いいのよ泪が 涸れるまで 聞かせてください 茨道(いばらみち)  介護が無償の 愛ならば それに報いる 愛もある にぎり返して くれる手で お世話様です 云われると “お婆ちゃん” 嬉しくなります こちらこそ あなたの笑顔が 励みです金田たつえ沼川淳花笠薫伊戸のりお頑固な父でも 生きてたら ちょうど似ている 年・格好 人になじめぬ 仕草まで 押せば伝わる 車椅子 “お父さん” あなたの苛立ち わだかまり ぶつけてくれても いいのです  働き尽くめの 母のよう 指のリウマチ 痛むのね つらい昭和の 夢なのか 語るそばから 目が潤む “お母さん” いいのよ泪が 涸れるまで 聞かせてください 茨道(いばらみち)  介護が無償の 愛ならば それに報いる 愛もある にぎり返して くれる手で お世話様です 云われると “お婆ちゃん” 嬉しくなります こちらこそ あなたの笑顔が 励みです
愛恋ほたるみだれた髪を いとしむように やさしく流れる 指の櫛 幸せに酔いしれて 心重ねても 夢を引き裂く 夜明けが憎い 明日はいらない 愛恋ほたる  あなたに逢える その日をいつも この胸焦がして 待ちわびる ひとり寝の淋しさに 泣いた数だけは 抱いて下さい 情けが欲しい 炎えて死にたい 愛恋ほたる  人目を忍ぶ 仲でもいいの それより哀しい 朝が来る 離れても一時も 忘れないように 肌をすり寄せ 移り香つける 灯す命火 愛恋ほたる金田たつえ高橋直人萩仁美山田年秋みだれた髪を いとしむように やさしく流れる 指の櫛 幸せに酔いしれて 心重ねても 夢を引き裂く 夜明けが憎い 明日はいらない 愛恋ほたる  あなたに逢える その日をいつも この胸焦がして 待ちわびる ひとり寝の淋しさに 泣いた数だけは 抱いて下さい 情けが欲しい 炎えて死にたい 愛恋ほたる  人目を忍ぶ 仲でもいいの それより哀しい 朝が来る 離れても一時も 忘れないように 肌をすり寄せ 移り香つける 灯す命火 愛恋ほたる
赤ちょうちん赤提灯の もつやきの 文字が煙で 煤けてる ここまで夫婦を やりながら 熱い熱いと みんなに言われる 仲の良さ 駅裏ネオンの 花園に 夜が咲きます 賑やかに…  苦労があるから 人生と 教えられます この人に 私が選んだ 人だから そんな魅力が 今でも変わらず たっぷりよ ちょっと惚気て すみません 助け愛です どこまでも…  お酒はいつでも 色々の 人の心の 写し水 話相手の 肴になって 泣いて笑って 生きてくみんなの 味ごころ 人情無くしちゃ 人じゃない お陰さまです 大入りは…金田たつえ荒川利夫花笠薫山田年秋赤提灯の もつやきの 文字が煙で 煤けてる ここまで夫婦を やりながら 熱い熱いと みんなに言われる 仲の良さ 駅裏ネオンの 花園に 夜が咲きます 賑やかに…  苦労があるから 人生と 教えられます この人に 私が選んだ 人だから そんな魅力が 今でも変わらず たっぷりよ ちょっと惚気て すみません 助け愛です どこまでも…  お酒はいつでも 色々の 人の心の 写し水 話相手の 肴になって 泣いて笑って 生きてくみんなの 味ごころ 人情無くしちゃ 人じゃない お陰さまです 大入りは…
あかね雲出稼ぎばかりの 明け暮れに 泣いてたお前はヨー もうはや二十才 明日は文金花嫁御寮 見せてやりたや 見せてやりたや恋女房 うすい縁のヨー あかね雲  手塩にかけた 娘なら 幸せになれヨー 涙がほろり 女房ゆずりの 器量よし 空を仰いだ 空を仰いだ横顔に 幼いままのヨー 泣きぼくろ  たまにはおやじの ひげ面が 恋しくなったらヨー 一緒に帰れ 愛し殿御と ヤヤ連れて 抱いてやろうぞ 抱いてやろうぞふところに 明日は晴れるかヨー あかね雲金田たつえ一ツ橋雪保田幸司郎出稼ぎばかりの 明け暮れに 泣いてたお前はヨー もうはや二十才 明日は文金花嫁御寮 見せてやりたや 見せてやりたや恋女房 うすい縁のヨー あかね雲  手塩にかけた 娘なら 幸せになれヨー 涙がほろり 女房ゆずりの 器量よし 空を仰いだ 空を仰いだ横顔に 幼いままのヨー 泣きぼくろ  たまにはおやじの ひげ面が 恋しくなったらヨー 一緒に帰れ 愛し殿御と ヤヤ連れて 抱いてやろうぞ 抱いてやろうぞふところに 明日は晴れるかヨー あかね雲
奄美ブルース泣かぬつもりの 恋なのに いつか覚えた 夜泣き癖 月よ照らすな あやまる岬 ひとり待つ身の 切ない胸を あゝ 瘠(や)せる思いの 瘠(や)せる思いの 奄美ブルース  だれが 弾くのか 蛇皮線(さんしん)の ソテツ林の しのび逢い 恋の島唄 身につまされて 南風(はえ)の吹く夜は なお更燃えた あゝ 縋(すが)る未練の 縋(すが)る未練の 奄美ブルース  きっと迎えに 来ると云う 名瀬の港の あの笑顔 愛の紡(つむ)ぎを 潮路に乗せて 島と内地を 繋(つな)いでいたい あゝ 尽きぬ名残の 尽きぬ名残の 奄美ブルース金田たつえ沼川淳池田八声石倉重信泣かぬつもりの 恋なのに いつか覚えた 夜泣き癖 月よ照らすな あやまる岬 ひとり待つ身の 切ない胸を あゝ 瘠(や)せる思いの 瘠(や)せる思いの 奄美ブルース  だれが 弾くのか 蛇皮線(さんしん)の ソテツ林の しのび逢い 恋の島唄 身につまされて 南風(はえ)の吹く夜は なお更燃えた あゝ 縋(すが)る未練の 縋(すが)る未練の 奄美ブルース  きっと迎えに 来ると云う 名瀬の港の あの笑顔 愛の紡(つむ)ぎを 潮路に乗せて 島と内地を 繋(つな)いでいたい あゝ 尽きぬ名残の 尽きぬ名残の 奄美ブルース
あらしやま~京の恋唄~人目忍んだ 相合傘を すねた川風 からんで揺らす 紅葉が色増す あらしやま たとえ一夜の 妻でもいいの 明日はいらない 今夜だけ 夢に酔わせてほしいのよ もう一度  細い日差しに 深まる秋の 名残惜しむか 岸辺の千鳥 紅葉が色増す あらしやま 運命(さだめ)かなしい この恋だけど そっと寄り添う 渡月橋(とげつきょう) 悔いはしません抱きしめて 強い手で  逢えば別れが こんなに辛い けむる小雨に この頬ぬらす 紅葉が色増す あらしやま いっそこのまま 死ねたらいいわ 残る未練が 袖を引く なみだ流した桂川 鐘がなる金田たつえ多野亮花笠薫石倉重信人目忍んだ 相合傘を すねた川風 からんで揺らす 紅葉が色増す あらしやま たとえ一夜の 妻でもいいの 明日はいらない 今夜だけ 夢に酔わせてほしいのよ もう一度  細い日差しに 深まる秋の 名残惜しむか 岸辺の千鳥 紅葉が色増す あらしやま 運命(さだめ)かなしい この恋だけど そっと寄り添う 渡月橋(とげつきょう) 悔いはしません抱きしめて 強い手で  逢えば別れが こんなに辛い けむる小雨に この頬ぬらす 紅葉が色増す あらしやま いっそこのまま 死ねたらいいわ 残る未練が 袖を引く なみだ流した桂川 鐘がなる
阿波踊りアラ エライヤッチャ エライヤッチャ ヨイヨイ ヨイ ヨイ 阿波の殿さま 蜂須賀公が 今に残せし 阿波踊り アラ エライヤッチャ エライヤッチャ ヨイヨイ ヨイ ヨイ  大谷通れば 石ばかり 笹山通れば 笹ばかり 猪豆喰って ホーイホーイ ホーイ アラ エライヤッチャ エライヤッチャ ヨイヨイ ヨイ ヨイ  阿波の徳島 十郎兵衛むすめ 背に笈づる 杖に笠 アラ エライヤッチャ エライヤッチャ ヨイヨイ ヨイ ヨイ  踊る阿呆に 見る阿呆 同じ阿呆なら 踊らにゃ損々 新町橋まで 行かんかこい行かんかこい アラ エライヤッチャ エライヤッチャ ヨイヨイ ヨイ ヨイ金田たつえ徳島県民謡徳島県民謡山路進一アラ エライヤッチャ エライヤッチャ ヨイヨイ ヨイ ヨイ 阿波の殿さま 蜂須賀公が 今に残せし 阿波踊り アラ エライヤッチャ エライヤッチャ ヨイヨイ ヨイ ヨイ  大谷通れば 石ばかり 笹山通れば 笹ばかり 猪豆喰って ホーイホーイ ホーイ アラ エライヤッチャ エライヤッチャ ヨイヨイ ヨイ ヨイ  阿波の徳島 十郎兵衛むすめ 背に笈づる 杖に笠 アラ エライヤッチャ エライヤッチャ ヨイヨイ ヨイ ヨイ  踊る阿呆に 見る阿呆 同じ阿呆なら 踊らにゃ損々 新町橋まで 行かんかこい行かんかこい アラ エライヤッチャ エライヤッチャ ヨイヨイ ヨイ ヨイ
阿波の恋唄エライヤッチャ エライヤッチャ ヨイヨイ ヨイヨイ  浮いて浮かれる よしこの節の 節が哀しい 私には 祭りが済めば 元の他人の二人なら 振りは陽気に 踊っていても 音が泣いてる 利休下駄 エライヤッチャ エライヤッチャ ヨイヨイ ヨイヨイ 祖谷のかずら橋ゃ ゆらゆらゆれど 主と手を引きゃ こわくない  千々(ちぢ)に乱れた 桃色蹴出し 燃えて過ごした 夢一夜 眠れぬままに 窓を開ければ波の音 女ごころと 鳴門の潮は 止めて止まらぬ 渦になる エライヤッチャ エライヤッチャ ヨイヨイ ヨイヨイ  つのる未練を 鳥追い笠に そっと隠して 袖を振る 忘れはしない いのち重ねた恋だもの 胸で貴方に 別れを告げりゃ 三味がひと泣き 阿波踊り エライヤッチャ エライヤッチャ ヨイヨイ ヨイヨイ金田たつえ木下龍太郎池田八声佐伯亮エライヤッチャ エライヤッチャ ヨイヨイ ヨイヨイ  浮いて浮かれる よしこの節の 節が哀しい 私には 祭りが済めば 元の他人の二人なら 振りは陽気に 踊っていても 音が泣いてる 利休下駄 エライヤッチャ エライヤッチャ ヨイヨイ ヨイヨイ 祖谷のかずら橋ゃ ゆらゆらゆれど 主と手を引きゃ こわくない  千々(ちぢ)に乱れた 桃色蹴出し 燃えて過ごした 夢一夜 眠れぬままに 窓を開ければ波の音 女ごころと 鳴門の潮は 止めて止まらぬ 渦になる エライヤッチャ エライヤッチャ ヨイヨイ ヨイヨイ  つのる未練を 鳥追い笠に そっと隠して 袖を振る 忘れはしない いのち重ねた恋だもの 胸で貴方に 別れを告げりゃ 三味がひと泣き 阿波踊り エライヤッチャ エライヤッチャ ヨイヨイ ヨイヨイ
命みちづれ愛したことが 罪ですか こぼす涙が 罪ですか あなたがふたり この世にいたら そうよこんなに 苦しまないわ 私は命を 捨てられる ああ あなた… 私の為に死ねますか  世間の眼には 隠せない 耐える覚悟の 針の山 あなたに溺れ 深みに堕ちた こんな女に したのはあなた ひとりじゃ眠れぬ 生きられぬ ああ あなた… 私の為に死ねますか  恋しい男を 待ちわびて 夜毎おんなは 夜叉になる あなたの吐息 あなたの匂い 奪い取りたい あなたのすべて 私は生命も 惜しくない ああ あなた… 私の為に死ねますか金田たつえ仁井谷俊也花笠薫山田年秋愛したことが 罪ですか こぼす涙が 罪ですか あなたがふたり この世にいたら そうよこんなに 苦しまないわ 私は命を 捨てられる ああ あなた… 私の為に死ねますか  世間の眼には 隠せない 耐える覚悟の 針の山 あなたに溺れ 深みに堕ちた こんな女に したのはあなた ひとりじゃ眠れぬ 生きられぬ ああ あなた… 私の為に死ねますか  恋しい男を 待ちわびて 夜毎おんなは 夜叉になる あなたの吐息 あなたの匂い 奪い取りたい あなたのすべて 私は生命も 惜しくない ああ あなた… 私の為に死ねますか
囲炉裏茶碗で獨酒 呑みながら 背中屈めて 薪を焼べ 父は黙って 火を見てた 揺らめく囲炉裏の 火を見てた  煤けた梁から 吊るされた 自在鉤には 黒光り 南部鉄瓶 湯気を吐く 溜息みたいに 湯気を吐く  昔 囲炉裏の回りに 人が居た 爺ちゃん婆ちゃん 元気な父と母 昔 囲炉裏の回りに 人が居た 貧しいながらも 片寄せ暮らしてた そこには家族の 温もりがあった  歪んだ板戸の 隙間から 風がこっそり 忍び込み 寒さ残して 吹き抜ける 火の無い囲炉裏を 吹き抜ける  横座に座って 目を閉じりゃ 父の姿が また浮かぶ ここで人生 思ったか 子供の行く末 思ったか  昔 囲炉裏の回りに 人が居た 兄弟六人 それから猫たちも 昔 囲炉裏の回りに 人が居た 行商おばさん 富山の薬売り そこには心の 触れ合いがあった  昔 囲炉裏の回りに 人が居た 爺ちゃん婆ちゃん 元気な父と母 昔 囲炉裏の回りに 人が居た 貧しいながらも 片寄せ暮らしてた そこには家族の 温もりがあった金田たつえ高橋直人山本優南郷達也茶碗で獨酒 呑みながら 背中屈めて 薪を焼べ 父は黙って 火を見てた 揺らめく囲炉裏の 火を見てた  煤けた梁から 吊るされた 自在鉤には 黒光り 南部鉄瓶 湯気を吐く 溜息みたいに 湯気を吐く  昔 囲炉裏の回りに 人が居た 爺ちゃん婆ちゃん 元気な父と母 昔 囲炉裏の回りに 人が居た 貧しいながらも 片寄せ暮らしてた そこには家族の 温もりがあった  歪んだ板戸の 隙間から 風がこっそり 忍び込み 寒さ残して 吹き抜ける 火の無い囲炉裏を 吹き抜ける  横座に座って 目を閉じりゃ 父の姿が また浮かぶ ここで人生 思ったか 子供の行く末 思ったか  昔 囲炉裏の回りに 人が居た 兄弟六人 それから猫たちも 昔 囲炉裏の回りに 人が居た 行商おばさん 富山の薬売り そこには心の 触れ合いがあった  昔 囲炉裏の回りに 人が居た 爺ちゃん婆ちゃん 元気な父と母 昔 囲炉裏の回りに 人が居た 貧しいながらも 片寄せ暮らしてた そこには家族の 温もりがあった
祝いさんささんさ時雨か やらずの雨か なごりがつきぬ 送り道 花嫁衣裳も 似合うけど おまえにゃ笑顔が 一番似合う ほろり涙の 祝い酒  さんさ時雨か お天気雨か 嬉しいはずが 泪雨 背中で甘えた この道を 蛇の目をさしかけ わが娘が嫁ぐ 背戸(せど)のカンタも もらい泣き  さんさ時雨か 祈りの雨か 絆を結ぶ 華の宴 いろいろお世話に なりました 娘の言葉が 骨までしみる なぜか酔えない 門出酒金田たつえ多野亮花笠薫前田俊明さんさ時雨か やらずの雨か なごりがつきぬ 送り道 花嫁衣裳も 似合うけど おまえにゃ笑顔が 一番似合う ほろり涙の 祝い酒  さんさ時雨か お天気雨か 嬉しいはずが 泪雨 背中で甘えた この道を 蛇の目をさしかけ わが娘が嫁ぐ 背戸(せど)のカンタも もらい泣き  さんさ時雨か 祈りの雨か 絆を結ぶ 華の宴 いろいろお世話に なりました 娘の言葉が 骨までしみる なぜか酔えない 門出酒
大阪情話お父ちゃんを買うてと 泣きじゃくる 不憫なこの子を 抱きしめて 生きてます 泣いてます この世にいない あんたを怨んで泣いてます 見えますやろか 見えますやろか 妻と娘の 妻と娘の このふしあわせ  行っちゃイヤイヤヤと すがる指 ほどいて出かける 夜の店 愛しくて せつなくて あと振りむけば お酌をする手も にぶりがち 見えますやろか 見えますやろか 支えなくした 支えなくした この頼りなさ  お父ちゃんはお空の あの星と 唄って寝かせる 子守唄 もう泣かへん 泣きまへん この子にいつか 倖せめぐってくる日まで 見えますやろか 見えますやろか 妻と娘の 妻と娘の 春待つこころ金田たつえ吉田旺岡千秋お父ちゃんを買うてと 泣きじゃくる 不憫なこの子を 抱きしめて 生きてます 泣いてます この世にいない あんたを怨んで泣いてます 見えますやろか 見えますやろか 妻と娘の 妻と娘の このふしあわせ  行っちゃイヤイヤヤと すがる指 ほどいて出かける 夜の店 愛しくて せつなくて あと振りむけば お酌をする手も にぶりがち 見えますやろか 見えますやろか 支えなくした 支えなくした この頼りなさ  お父ちゃんはお空の あの星と 唄って寝かせる 子守唄 もう泣かへん 泣きまへん この子にいつか 倖せめぐってくる日まで 見えますやろか 見えますやろか 妻と娘の 妻と娘の 春待つこころ
大阪ブルースうらむ気持よりも 幸せでした たとえ短い 月日でも 愛し合えたわ ふたりして ああ 大阪を 忘れない あなたがいるから いつまでも  いつか雨にぬれて 心斎橋を 歩く私の 肩抱いて 寒くないかと なぐさめた ああ あのときの やさしさが 心の底まで しみました  あなたいるかしらと 儚い夢を 抱いてさまよう 北新地 だけど逢えない 空しさに ああ 大阪の 街の灯が こらえる涙に にじむのよ金田たつえ三浦康照石中仁人佐伯亮うらむ気持よりも 幸せでした たとえ短い 月日でも 愛し合えたわ ふたりして ああ 大阪を 忘れない あなたがいるから いつまでも  いつか雨にぬれて 心斎橋を 歩く私の 肩抱いて 寒くないかと なぐさめた ああ あのときの やさしさが 心の底まで しみました  あなたいるかしらと 儚い夢を 抱いてさまよう 北新地 だけど逢えない 空しさに ああ 大阪の 街の灯が こらえる涙に にじむのよ
お母さんどなたですかと 他人のように わたしを見上げて きく母の 笑顔は昔と 変わらぬものを いいのよ いいのよ お母さん やせた手をとり うなずきながら あふれる涙が 止まらない  苦労親坂 女手ひとつ なりふりかまわず 五十年 働き続けて くれたんだもの いいのよ いいのよ お母さん 淡い陽射しの 硝子戸越しに 今年も咲いてる 花すすき  母の背中で ねんねの歌を きかせてもらった あの道を 今度はわたしが おぶってあげる いいのよ いいのよ お母さん 心やさしい みんなの中で いのちを灯して また明日も金田たつえ関口義明花笠薫佐伯亮どなたですかと 他人のように わたしを見上げて きく母の 笑顔は昔と 変わらぬものを いいのよ いいのよ お母さん やせた手をとり うなずきながら あふれる涙が 止まらない  苦労親坂 女手ひとつ なりふりかまわず 五十年 働き続けて くれたんだもの いいのよ いいのよ お母さん 淡い陽射しの 硝子戸越しに 今年も咲いてる 花すすき  母の背中で ねんねの歌を きかせてもらった あの道を 今度はわたしが おぶってあげる いいのよ いいのよ お母さん 心やさしい みんなの中で いのちを灯して また明日も
沖縄哀歌沈む夕日の 海の色 明日(あす)もあなたと 眺めたい 愛しあっても 別れになって 今日で終わりの 恋になる 波よ…… 涙のユンタの浜よ  海の向こうに 消えたって 夢であなたを 追ってゆく 好きと云う字を 抱きしめながら 月に淋しさ 隠せない 花よ…… 涙のユンタの浜よ  ここで一緒に 足跡(あしあと)を 並べあうのも 最後です そっと誰かが 聞かせるような 遠い蛇皮線(じゃみせん) 泣いている 星よ…… 涙のユンタの浜よ金田たつえ荒川利夫稲沢祐介石倉重信沈む夕日の 海の色 明日(あす)もあなたと 眺めたい 愛しあっても 別れになって 今日で終わりの 恋になる 波よ…… 涙のユンタの浜よ  海の向こうに 消えたって 夢であなたを 追ってゆく 好きと云う字を 抱きしめながら 月に淋しさ 隠せない 花よ…… 涙のユンタの浜よ  ここで一緒に 足跡(あしあと)を 並べあうのも 最後です そっと誰かが 聞かせるような 遠い蛇皮線(じゃみせん) 泣いている 星よ…… 涙のユンタの浜よ
おけさ情話海が引き裂く 二人の恋を 情け小泊 寺泊 ハア 佐渡へ八里の さざ波越えてヨ 焦がれ泣きした お光のように 漕いで行きたい たらい舟  佐渡の鬼太鼓(おんでこ) 一緒に聞いて 語り明かした あの夜が恋し ハア 島の乙女の 黒髪恋しヨ 翼あるなら 海峡こえて 遭いに今すぐ 飛んでゆくも  幼なじみの カモメの声に もらい泣きする 島育ち ハア 雪の新潟 吹雪に暮れてヨ いくら好きでも 愛していても おいて行けない 母ひとり金田たつえ多野亮花笠薫前田俊明海が引き裂く 二人の恋を 情け小泊 寺泊 ハア 佐渡へ八里の さざ波越えてヨ 焦がれ泣きした お光のように 漕いで行きたい たらい舟  佐渡の鬼太鼓(おんでこ) 一緒に聞いて 語り明かした あの夜が恋し ハア 島の乙女の 黒髪恋しヨ 翼あるなら 海峡こえて 遭いに今すぐ 飛んでゆくも  幼なじみの カモメの声に もらい泣きする 島育ち ハア 雪の新潟 吹雪に暮れてヨ いくら好きでも 愛していても おいて行けない 母ひとり
おしどり酒思い通りに ならないと 自棄(やけ)をおこしちゃ 駄目ですよ あなたの背中が 疲れてみえる たまには息ぬき して欲しい 今夜はふたり 久し振り お酒飲みましょう おしどり酒を  口惜しまぎれの その拳 ぶってください このわたし 泣きたいくらいの 苦しさ辛さ わかっております 女房です 今夜は涙 わけあって お酒飲みましょう おしどり酒を  いつか世にでる 人なのよ 我慢するのも 修行です わたしのこの瞳(め)に くるいはないわ あなたは男に きっとなる 今夜はふたり 水入らず お酒飲みましょう おしどり酒を金田たつえ仁井谷俊也保田幸司郎佐伯亮思い通りに ならないと 自棄(やけ)をおこしちゃ 駄目ですよ あなたの背中が 疲れてみえる たまには息ぬき して欲しい 今夜はふたり 久し振り お酒飲みましょう おしどり酒を  口惜しまぎれの その拳 ぶってください このわたし 泣きたいくらいの 苦しさ辛さ わかっております 女房です 今夜は涙 わけあって お酒飲みましょう おしどり酒を  いつか世にでる 人なのよ 我慢するのも 修行です わたしのこの瞳(め)に くるいはないわ あなたは男に きっとなる 今夜はふたり 水入らず お酒飲みましょう おしどり酒を
男と女の子守唄男が飲めば 女が泣いた 問わず語りの 身の上ばなし 縄ののれんを 揺さぶる風に 思い出したか 故郷を 酒は男の 子守唄 涙は女の 子守唄  いろいろあって 今またひとり どこか似てるね あんたとわたし 痩せた小指を 引き寄せながら 惚れたようだと 言うあんた 酒は男の 子守唄 涙は女の 子守唄  徳利にさした 山茶花見つめ 強い花だと ぽつりとあんた 酔って忘れる 昔もあれば 泣いて夢見る 花もある 酒は男の 子守唄 涙は女の 子守唄金田たつえ原文彦三宅広一前田俊明男が飲めば 女が泣いた 問わず語りの 身の上ばなし 縄ののれんを 揺さぶる風に 思い出したか 故郷を 酒は男の 子守唄 涙は女の 子守唄  いろいろあって 今またひとり どこか似てるね あんたとわたし 痩せた小指を 引き寄せながら 惚れたようだと 言うあんた 酒は男の 子守唄 涙は女の 子守唄  徳利にさした 山茶花見つめ 強い花だと ぽつりとあんた 酔って忘れる 昔もあれば 泣いて夢見る 花もある 酒は男の 子守唄 涙は女の 子守唄
男に泣いてもらいます惚れたふられた 泣かされた 女ばかりが 馬鹿をみた 人のこころも 世の中も 変わってゆくから この恋は 男に泣いて 男に泣いてもらいます  泣いたこらえた あきらめた そんな昔も ありました 今の時代は うわべだけ さらっと愛して そのあとは 男に泣いて 男に泣いてもらいます  夢に見ました さめました あとは枯野の ほととぎす 五分と五分の恋ならば 女はもともと 強いもの 男に泣いて 男に泣いてもらいます 金田たつえ市川武志西脇功惚れたふられた 泣かされた 女ばかりが 馬鹿をみた 人のこころも 世の中も 変わってゆくから この恋は 男に泣いて 男に泣いてもらいます  泣いたこらえた あきらめた そんな昔も ありました 今の時代は うわべだけ さらっと愛して そのあとは 男に泣いて 男に泣いてもらいます  夢に見ました さめました あとは枯野の ほととぎす 五分と五分の恋ならば 女はもともと 強いもの 男に泣いて 男に泣いてもらいます 
おまえさん紺の暖簾に 染めぬいた “夫婦”二文字が 目に沁みる やっとだせたね ふたりのお店 好きなお酒も 好きなお酒も 我慢した 甲斐があったね おまえさん ネエ おまえさん  両親の許しも ないままに 乗った夜汽車が 振り出しで 貧乏 貧乏の 駆落ち生活 それもいまでは それもいまでは なつかしい 夢のようだね おまえさん ネエ おまえさん  派手な花輪は ないけれど むかし仲間の 顔と顔 今日の開店を 飾ってくれる 唄もうれしい 唄もうれしい 祝い節 泣けてきちゃった おまえさん ネエ おまえさん金田たつえ吉田旺松原謙紺の暖簾に 染めぬいた “夫婦”二文字が 目に沁みる やっとだせたね ふたりのお店 好きなお酒も 好きなお酒も 我慢した 甲斐があったね おまえさん ネエ おまえさん  両親の許しも ないままに 乗った夜汽車が 振り出しで 貧乏 貧乏の 駆落ち生活 それもいまでは それもいまでは なつかしい 夢のようだね おまえさん ネエ おまえさん  派手な花輪は ないけれど むかし仲間の 顔と顔 今日の開店を 飾ってくれる 唄もうれしい 唄もうれしい 祝い節 泣けてきちゃった おまえさん ネエ おまえさん
父娘酒おつかれさまです お父さん 冷えたビールを さあどうぞ 女房みたいな 口ききながら 作る笑顔は すっかり女 愛をたくさん ありがとう よせよ今更 照れくさい 心開いて 一刻の 夢に酔いたい 父娘酒  心配かけたわ お父さん 今は素直に 口に出る どんな時でも 心の中じゃ いつもお前を 信じていたよ 愛をたくさん ありがとう よせよ今更 照れくさい 年の離れた 恋人に なった気分の 父娘酒  若く見えるわ お父さん 自慢してたの 友達に 春が過ぎれば 結婚式か 俺もその時ゃ 泣けるだろうか 愛をたくさん ありがとう よせよ今更 照れくさい 離れ離れに なろうとも 無事を祈って 父娘酒金田たつえ多野亮花笠薫前田俊明おつかれさまです お父さん 冷えたビールを さあどうぞ 女房みたいな 口ききながら 作る笑顔は すっかり女 愛をたくさん ありがとう よせよ今更 照れくさい 心開いて 一刻の 夢に酔いたい 父娘酒  心配かけたわ お父さん 今は素直に 口に出る どんな時でも 心の中じゃ いつもお前を 信じていたよ 愛をたくさん ありがとう よせよ今更 照れくさい 年の離れた 恋人に なった気分の 父娘酒  若く見えるわ お父さん 自慢してたの 友達に 春が過ぎれば 結婚式か 俺もその時ゃ 泣けるだろうか 愛をたくさん ありがとう よせよ今更 照れくさい 離れ離れに なろうとも 無事を祈って 父娘酒
おんな憂き世川なにを集めて ながれる川か 世間谷間(せけんたにま)の 憂き世川 うわさ・浮き草 面影・なみだ いっそ私も ながしてほしい おんなって… おんなって ながれて泣きたい ときがある  右には坊やを 片手で夢を 抱いてながれる 憂き世川 水はどんなに 澱(よど)んでいても 真珠色した 瞳(め)をしていたい おんなには… おんなには 枯らしちゃいけない 花がある  浮いて 沈んで 行き着く先に 春をみたいの 憂き世川 なみだ九(ここの)つ しあわせひとつ いいのそれでも 明日(あした)があれば おんなって… おんなって あかりを信じて 生きてゆく金田たつえ原文彦三宅広一前田俊明なにを集めて ながれる川か 世間谷間(せけんたにま)の 憂き世川 うわさ・浮き草 面影・なみだ いっそ私も ながしてほしい おんなって… おんなって ながれて泣きたい ときがある  右には坊やを 片手で夢を 抱いてながれる 憂き世川 水はどんなに 澱(よど)んでいても 真珠色した 瞳(め)をしていたい おんなには… おんなには 枯らしちゃいけない 花がある  浮いて 沈んで 行き着く先に 春をみたいの 憂き世川 なみだ九(ここの)つ しあわせひとつ いいのそれでも 明日(あした)があれば おんなって… おんなって あかりを信じて 生きてゆく
おんな人生恋まつり逢えりゃ極楽 逢えなきゃ地獄 恋の裏みち とおせんぼ ままよ火の酒 いっきに呷りゃ 浮かれ化粧の 血がさわぐ おんな人生 え~恋まつり  泣いて涸れたと 思ったけれど うれし涙が 残ってた 浮世歌舞伎の お芝居ならば 惚れたはれたも 芸のうち おんな人生 え~恋まつり  明日の行方を 聞いてもみたい 聞けば情に 水をさす 夜空こがして 花火が燃える 飛んでゆきたい 腕の中 おんな人生 え~恋まつり 金田たつえ初信之介弦哲也逢えりゃ極楽 逢えなきゃ地獄 恋の裏みち とおせんぼ ままよ火の酒 いっきに呷りゃ 浮かれ化粧の 血がさわぐ おんな人生 え~恋まつり  泣いて涸れたと 思ったけれど うれし涙が 残ってた 浮世歌舞伎の お芝居ならば 惚れたはれたも 芸のうち おんな人生 え~恋まつり  明日の行方を 聞いてもみたい 聞けば情に 水をさす 夜空こがして 花火が燃える 飛んでゆきたい 腕の中 おんな人生 え~恋まつり 
女の演歌誰が好んで 買うものですか 重たい苦労の 詰合せ 涙がまじった 苦水飲んで 親の情けを 知りました ひとり歩きの 女道 冷たすぎます(冷たすぎます) 世間の風は  裏と表じゃ 天地の違い 不幸と幸せ 紙一重 女の過去には 男が絡む 心覗けば 傷がある 呪文みたいに 怨み言 口にでるのよ(口にでるのよ) 寂しい夜は  昨日踏まれた 路傍の雑草(くさ)も 朝陽に向かって 背伸びする 挫けちゃだめよと 夢でも叱る 遠い故郷の 母の声 明日へ一筋 続く道 生きてゆきます(生きてゆきます) 希望(のぞみ)を抱いて金田たつえ高橋直人萩仁美誰が好んで 買うものですか 重たい苦労の 詰合せ 涙がまじった 苦水飲んで 親の情けを 知りました ひとり歩きの 女道 冷たすぎます(冷たすぎます) 世間の風は  裏と表じゃ 天地の違い 不幸と幸せ 紙一重 女の過去には 男が絡む 心覗けば 傷がある 呪文みたいに 怨み言 口にでるのよ(口にでるのよ) 寂しい夜は  昨日踏まれた 路傍の雑草(くさ)も 朝陽に向かって 背伸びする 挫けちゃだめよと 夢でも叱る 遠い故郷の 母の声 明日へ一筋 続く道 生きてゆきます(生きてゆきます) 希望(のぞみ)を抱いて
女のオホーツク壁にゃちぎれた 大漁旗 天井にゃ煤けた 破れ網 冬の夜更けは 客もない 番屋造りの さいはて酒場 きしむ流氷 オホーツク 女がひとり 酔いどれ歌う 惚れた男の 口伝え ひとつ覚えの 舟唄を  ~海明けをヨー 海明け待ちわび 手酌酒~  寒さまぎらす 丸火鉢 外は吹雪か 風が鳴る 心重ね着 燃えた肌 偲ぶぬくもり おもいで酒場 夢も凍える オホーツク 呑まずにひとり 眠れはしない 海の男に 染みついた 潮の匂いが 恋しくて  破れ提灯 薄あかり 面影染抜き 古暖簾 垂氷解ければ 帰る人 情け止り木 やん衆酒場 春はいつ来る オホーツク 寂しくひとり 暦をめくる かもめ啼く声 波の音 早く一緒に 聞きたくて金田たつえ高橋直人萩仁美壁にゃちぎれた 大漁旗 天井にゃ煤けた 破れ網 冬の夜更けは 客もない 番屋造りの さいはて酒場 きしむ流氷 オホーツク 女がひとり 酔いどれ歌う 惚れた男の 口伝え ひとつ覚えの 舟唄を  ~海明けをヨー 海明け待ちわび 手酌酒~  寒さまぎらす 丸火鉢 外は吹雪か 風が鳴る 心重ね着 燃えた肌 偲ぶぬくもり おもいで酒場 夢も凍える オホーツク 呑まずにひとり 眠れはしない 海の男に 染みついた 潮の匂いが 恋しくて  破れ提灯 薄あかり 面影染抜き 古暖簾 垂氷解ければ 帰る人 情け止り木 やん衆酒場 春はいつ来る オホーツク 寂しくひとり 暦をめくる かもめ啼く声 波の音 早く一緒に 聞きたくて
女の暦愛することに 疲れても それでも二人は 夫婦です 色恋沙汰に 泣かされたって あなたと私の いとし児のため 耐えて 咲いてる 冬桜 寒の入りです あゝ 女の暦  形式ばかりの 夫婦にも 遊び心も 嘘さえも 悲しいものね 仕草で解る そうね一度は 命も賭けた 夢にひとひら 残り雪 春まだ遠い あゝ 女の暦  褪せた夫婦の 暮らしでも あなたに絡む 子供等の 声ききながら 夕飼の支度 こだわり捨てよか 添いとげましょうか 心揺れます 紫陽花に 梅雨の晴れ間の あゝ 女の暦 金田たつえ一ツ橋雪池田八声愛することに 疲れても それでも二人は 夫婦です 色恋沙汰に 泣かされたって あなたと私の いとし児のため 耐えて 咲いてる 冬桜 寒の入りです あゝ 女の暦  形式ばかりの 夫婦にも 遊び心も 嘘さえも 悲しいものね 仕草で解る そうね一度は 命も賭けた 夢にひとひら 残り雪 春まだ遠い あゝ 女の暦  褪せた夫婦の 暮らしでも あなたに絡む 子供等の 声ききながら 夕飼の支度 こだわり捨てよか 添いとげましょうか 心揺れます 紫陽花に 梅雨の晴れ間の あゝ 女の暦 
おんなの三叉路右へ折れたら 未練を背負い 左曲がれば 罪を負う どちら選んで 生きようと どうせこの恋 泣くものを おんな心の 三叉路(さんさろ)は 見えない明日(あした)が 憎らしい  来いとあなたは たやすく言うが 行けばあなたが 困るでしょ いつもおんなは ぎりぎりで 背中合わせの 夢に泣く おんな心の 三叉路に 冷たい遣(や)らずの 雨が降る  枝に棘(とげ)もつ 花です私 帰り待ってる 夫(ひと)がいる その手離して 下さいと 言えぬ私が 駄目ですか おんな心の 三叉路は あなたの笑顔が 憎らしい金田たつえ原文彦三宅広一南郷達也右へ折れたら 未練を背負い 左曲がれば 罪を負う どちら選んで 生きようと どうせこの恋 泣くものを おんな心の 三叉路(さんさろ)は 見えない明日(あした)が 憎らしい  来いとあなたは たやすく言うが 行けばあなたが 困るでしょ いつもおんなは ぎりぎりで 背中合わせの 夢に泣く おんな心の 三叉路に 冷たい遣(や)らずの 雨が降る  枝に棘(とげ)もつ 花です私 帰り待ってる 夫(ひと)がいる その手離して 下さいと 言えぬ私が 駄目ですか おんな心の 三叉路は あなたの笑顔が 憎らしい
おんなの倖せ女の倖せ いつかはきっと 来る日を信じて そっと耐えてきた 泣かせてくれますか あなたのその胸で 夢を一輪 咲かせてくれた あなたに寄り添い 甘えていいですか  女の倖せ あなたで知った 優しく抱かれて 頬染めた夜 信じていいですか 変わらぬこの愛を 生きる喜び 教えてくれた あなたに人生 預けていいですか  女の倖せ 愛した男(ひと)と 苦労を分けあい 永遠に結ばれる 叶えてくれますか 私のこの願い 二人一緒に 暮らしてみたい あなたに死ぬまで 尽くしていいですか金田たつえ長谷川美加蘭一二三前田俊明女の倖せ いつかはきっと 来る日を信じて そっと耐えてきた 泣かせてくれますか あなたのその胸で 夢を一輪 咲かせてくれた あなたに寄り添い 甘えていいですか  女の倖せ あなたで知った 優しく抱かれて 頬染めた夜 信じていいですか 変わらぬこの愛を 生きる喜び 教えてくれた あなたに人生 預けていいですか  女の倖せ 愛した男(ひと)と 苦労を分けあい 永遠に結ばれる 叶えてくれますか 私のこの願い 二人一緒に 暮らしてみたい あなたに死ぬまで 尽くしていいですか
おんなの灯夜の世界に 生きる身は 燃やすいのちの 恋灯り あなた この灯を どうか消さないで すがる心も 知らぬげに お酒のんでる お酒のんでる憎いひと  遊びごころに さそわれる その場かぎりの 恋じゃない あなた この灯を どうか消さないで 愛の小さな 爪あとを 肌に隠して 肌に隠して生きたいの  辛いこの世の 暗闇に 點す頼りの 恋灯り あなた この灯を どうか消さないで 恋をしている ときだけは どんな苦労も どんな苦労もわすれます金田たつえ石本美由起市川昭介夜の世界に 生きる身は 燃やすいのちの 恋灯り あなた この灯を どうか消さないで すがる心も 知らぬげに お酒のんでる お酒のんでる憎いひと  遊びごころに さそわれる その場かぎりの 恋じゃない あなた この灯を どうか消さないで 愛の小さな 爪あとを 肌に隠して 肌に隠して生きたいの  辛いこの世の 暗闇に 點す頼りの 恋灯り あなた この灯を どうか消さないで 恋をしている ときだけは どんな苦労も どんな苦労もわすれます
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
かくれ傘ふたりは夫婦に 見えるでしょうか 揃いの浴衣の いで湯橋 傘に隠した こころの中に 離れられない 命火よ 涙のような… 雨を写した 川を見る  あなたをこんなに 愛してしまう 私が悪いと 叱る雨 ひとりぼっちを 支えてくれる そんなあなたが いればこそ 明日もここで… 山の紅葉に 染まりたい  逢ってはいけない もう駄目だよと 言われる恋でも 恋は恋 傘に隠れて 逢いたい想い 捨てゝどうして 生きられる 涙のような… 雨を写した 川を見る 金田たつえ荒川利夫保田幸司郎ふたりは夫婦に 見えるでしょうか 揃いの浴衣の いで湯橋 傘に隠した こころの中に 離れられない 命火よ 涙のような… 雨を写した 川を見る  あなたをこんなに 愛してしまう 私が悪いと 叱る雨 ひとりぼっちを 支えてくれる そんなあなたが いればこそ 明日もここで… 山の紅葉に 染まりたい  逢ってはいけない もう駄目だよと 言われる恋でも 恋は恋 傘に隠れて 逢いたい想い 捨てゝどうして 生きられる 涙のような… 雨を写した 川を見る 
風の追分みなと町風の江差に 来てみれば はぐれ 鴎が 波に舞う あなたお願い帰ってきてよ 日暮れの海に名を呼べば 老いたヤン衆の 老いたヤン衆の 追分が おんな泣かせる 港町(みなとまち)  あなた偲べば 鴎の島にヤンサノ−エ− 沈む夕陽も なみだ色  浜に埋もれた 捨て小舟 どこか私に 似た運命 ほろり落とした涙のなかに やさしい笑顔浮かぶ夜は 海の匂いの 海の匂いのする 酒場で 吐息まじりの こぼれ酒  窓の向こうの 漁火は 女ごころの 命火よ いつか逢えるわ あなたに逢える 浴衣につつむ 湯あがりの 燃える素肌が 燃える素肌が あの夜を 思いださせる 港宿(みなとやど)金田たつえ仁井谷俊也蘭一二三風の江差に 来てみれば はぐれ 鴎が 波に舞う あなたお願い帰ってきてよ 日暮れの海に名を呼べば 老いたヤン衆の 老いたヤン衆の 追分が おんな泣かせる 港町(みなとまち)  あなた偲べば 鴎の島にヤンサノ−エ− 沈む夕陽も なみだ色  浜に埋もれた 捨て小舟 どこか私に 似た運命 ほろり落とした涙のなかに やさしい笑顔浮かぶ夜は 海の匂いの 海の匂いのする 酒場で 吐息まじりの こぼれ酒  窓の向こうの 漁火は 女ごころの 命火よ いつか逢えるわ あなたに逢える 浴衣につつむ 湯あがりの 燃える素肌が 燃える素肌が あの夜を 思いださせる 港宿(みなとやど)
金沢情話~原作 滝の白糸(泉鏡花)より~舞台の上の 水芸は 裏にあります からくりが 素顔で 惚れた この恋は 表も裏も 誠だけ あゝ 金沢の月に帯解く 高瀬舟  (セリフ)「欣弥さん 東京で好きなだけ勉強してください。 学費はこの滝の白糸が きっときっと 工面いたします。」  旅芸人の 細腕にゃ いつか重荷に 仕送りは 操を守る それ故に この手を染める 罪の色 あゝ 叶うなら この身投げたい 浅野川  (セリフ)「あなた いいえ 村越検事様 人を殺めたのは 誓って想う人への仕送りのためではございません。」  恋しい人に 裁かれる 運命哀しや 糸車 真実を言えと 言う人を 庇って嘘を つき通す あゝ 金沢の 格子窓には なみだ雪 金田たつえ木下龍太郎保田幸司郎舞台の上の 水芸は 裏にあります からくりが 素顔で 惚れた この恋は 表も裏も 誠だけ あゝ 金沢の月に帯解く 高瀬舟  (セリフ)「欣弥さん 東京で好きなだけ勉強してください。 学費はこの滝の白糸が きっときっと 工面いたします。」  旅芸人の 細腕にゃ いつか重荷に 仕送りは 操を守る それ故に この手を染める 罪の色 あゝ 叶うなら この身投げたい 浅野川  (セリフ)「あなた いいえ 村越検事様 人を殺めたのは 誓って想う人への仕送りのためではございません。」  恋しい人に 裁かれる 運命哀しや 糸車 真実を言えと 言う人を 庇って嘘を つき通す あゝ 金沢の 格子窓には なみだ雪 
髪切り夢屋未練はないわ 長い黒髪 すぐに切ってと 女がひとり 私の店は 髪切り夢屋 夢をなくした 女が来ます いいのよ いいのよ 泣くだけ泣いて 恋の傷跡 置いてきなさい うしろ髪 断ち切るハサミ 恋も切ります 髪切り屋  人目を忍ぶ 恋ゆえ哀し 胸をつきさす 痛みも深い 髪さえ梳けば すぐにわかるわ ここが潮時 別れの時ね いいのよ いいのよ 黙っておゆき 幸せつかむ あなたのために 迷い髪 残らずおとし 罪も切ります 髪切り屋  いろんな女 尋ねてきます 帰る時には 笑顔が光る 恋路の病 やさしく治す これが噂の 髪ワザなのよ いいのよ いいのよ いつでもおいで 恋はいなもの 気まぐれなもの 私の店は 髪切り夢屋 夢もあげます 髪切り屋金田たつえ倉田二朗南谷龍南郷達也未練はないわ 長い黒髪 すぐに切ってと 女がひとり 私の店は 髪切り夢屋 夢をなくした 女が来ます いいのよ いいのよ 泣くだけ泣いて 恋の傷跡 置いてきなさい うしろ髪 断ち切るハサミ 恋も切ります 髪切り屋  人目を忍ぶ 恋ゆえ哀し 胸をつきさす 痛みも深い 髪さえ梳けば すぐにわかるわ ここが潮時 別れの時ね いいのよ いいのよ 黙っておゆき 幸せつかむ あなたのために 迷い髪 残らずおとし 罪も切ります 髪切り屋  いろんな女 尋ねてきます 帰る時には 笑顔が光る 恋路の病 やさしく治す これが噂の 髪ワザなのよ いいのよ いいのよ いつでもおいで 恋はいなもの 気まぐれなもの 私の店は 髪切り夢屋 夢もあげます 髪切り屋
帰郷名も無き山並み 故郷の 仰ぎて忍ぶ 父の顔 信じた道を 行くがいい ぽつりと言ったね 遠い日々  涙をながした その度に 支えてくれた 故郷よ 忘れちゃいない くに訛り お帰りなさいが 合言葉  弛まず流れる 川の音よ 優しき瞳 母の声 あなたの愛の お蔭です 倖せ抱きしめ 生きてます金田たつえ倉田二朗南谷龍石倉重信名も無き山並み 故郷の 仰ぎて忍ぶ 父の顔 信じた道を 行くがいい ぽつりと言ったね 遠い日々  涙をながした その度に 支えてくれた 故郷よ 忘れちゃいない くに訛り お帰りなさいが 合言葉  弛まず流れる 川の音よ 優しき瞳 母の声 あなたの愛の お蔭です 倖せ抱きしめ 生きてます
京の恋唄花のかんざし だらりの帯よ 祇園白川 下駄の音 おぼえてますわ ここでした 好きよと泣いて 甘えたの 手と手をかさね いつまでも 名残りおしんだ 舞娘坂  さがし続けて ここまで来たの 逢えてよかった 一夜でも 運命(さだめ)の恋に 道行に 悔いなど残る はずもない 蛇の目の傘に 寄り添って 夢を紡いだ 舞娘坂  命ふたつに 紅紐まいて 流れつきたい 向こう岸 忘れてないわ 何もかも 愛していたい つぎの世も 昔を語る 石畳 雨の花街 舞娘坂金田たつえ多野亮花笠薫前田俊明花のかんざし だらりの帯よ 祇園白川 下駄の音 おぼえてますわ ここでした 好きよと泣いて 甘えたの 手と手をかさね いつまでも 名残りおしんだ 舞娘坂  さがし続けて ここまで来たの 逢えてよかった 一夜でも 運命(さだめ)の恋に 道行に 悔いなど残る はずもない 蛇の目の傘に 寄り添って 夢を紡いだ 舞娘坂  命ふたつに 紅紐まいて 流れつきたい 向こう岸 忘れてないわ 何もかも 愛していたい つぎの世も 昔を語る 石畳 雨の花街 舞娘坂
くちなし情話好きで我が子を 死なせる母が どこにいましょう いるならば それは鬼です 母親じゃない 白いくちなし 匂う夜は なぜかあの子が この乳房 探し求めて いる気がします  それであなたの 気が済むならと ひどい仕打ちも 裏切りも 耐えてきました やつれた胸で そんな私を 置き去りに 逝ったあなたを 恨みます ましてくちなし 零れる宵は  可愛我が子を 亡くした母に 乱れ縁の 置き土産 抱けば泣けます 幼いこの子 白いくちなし 目で追って こぼす笑顔に 罪はない 生きて行きます この子とともに金田たつえ吉田旺鈴木淳好きで我が子を 死なせる母が どこにいましょう いるならば それは鬼です 母親じゃない 白いくちなし 匂う夜は なぜかあの子が この乳房 探し求めて いる気がします  それであなたの 気が済むならと ひどい仕打ちも 裏切りも 耐えてきました やつれた胸で そんな私を 置き去りに 逝ったあなたを 恨みます ましてくちなし 零れる宵は  可愛我が子を 亡くした母に 乱れ縁の 置き土産 抱けば泣けます 幼いこの子 白いくちなし 目で追って こぼす笑顔に 罪はない 生きて行きます この子とともに
黒髪ざんげ罪を背負って この世の中に 女は生まれて 来るのでしょうか 心ならずも 背いた男の 怨み声やら 笹の風 嵯峨野 隠れ家 ああ 黒髪ざんげ  いつか馴染んだ 花街川に 流した浮名は いくつでしょうか どれも真実を 捧げたものを 野暮な世間が嘘にする 嵯峨野 迷い路 ああ 黒髪ざんげ  生きる限りは 男に罪を 重ねて行くのが 運命でしょうか 髪を束ねて 剃刀当てて 切れぬ迷いの 糸を切る 嵯峨野 白露 ああ 黒髪ざんげ金田たつえ木下龍太郎保田幸司朗罪を背負って この世の中に 女は生まれて 来るのでしょうか 心ならずも 背いた男の 怨み声やら 笹の風 嵯峨野 隠れ家 ああ 黒髪ざんげ  いつか馴染んだ 花街川に 流した浮名は いくつでしょうか どれも真実を 捧げたものを 野暮な世間が嘘にする 嵯峨野 迷い路 ああ 黒髪ざんげ  生きる限りは 男に罪を 重ねて行くのが 運命でしょうか 髪を束ねて 剃刀当てて 切れぬ迷いの 糸を切る 嵯峨野 白露 ああ 黒髪ざんげ
心は錦を着ていますたとえ北風 吹き荒れようと 雨に濡れても 泣いたりしない お天道様は 真っ直ぐに いつも私を 照らしてくれる どんな苦労も こわくはないの 心は錦を 着ています  一生懸命 生きて来ました 正直いちずが 私の取り柄 笑顔に隠した 涙つぶ そうよ誰でも 悲しみ抱いて 渡る浮世の 嵐の中で 心は錦を 着ています  暗い世間の 石ころ道も 峠の灯りが 私の支え つまずきながら 一歩ずつ せめて女の 優しさ捨てず 命の限りに 生きてゆきたい 心は錦を 着ています金田たつえはじめよし・補作詞:一ツ橋雪橋田充哲坂下滉たとえ北風 吹き荒れようと 雨に濡れても 泣いたりしない お天道様は 真っ直ぐに いつも私を 照らしてくれる どんな苦労も こわくはないの 心は錦を 着ています  一生懸命 生きて来ました 正直いちずが 私の取り柄 笑顔に隠した 涙つぶ そうよ誰でも 悲しみ抱いて 渡る浮世の 嵐の中で 心は錦を 着ています  暗い世間の 石ころ道も 峠の灯りが 私の支え つまずきながら 一歩ずつ せめて女の 優しさ捨てず 命の限りに 生きてゆきたい 心は錦を 着ています
この愛に生きてあまりあなたが 軽すぎて 押せば泣けます 車椅子 使ってください この肩を 杖になります この足が 憶えていますか あのぬくもりを どうして切れましょう どうして切れましょう この絆  つらい涙は 見せません 見れば悲しみ 誘うから さだめの嵐が 吹こうとも きっと幸せ 守ります ぬくもり分けあい 今日から明日へ いばらの道でも いばらの道でも 乗り越える  そっと寝息を たしかめて 濡れた枕を 裏返し さびしい夜は 幾度(いくたび)か 笑顔もどって くる日まで かなしい顔など 私はしない こころに誓って こころに誓って 春を待つ金田たつえ池田謙一・補作詞:高橋直人稲沢祐介前田俊明あまりあなたが 軽すぎて 押せば泣けます 車椅子 使ってください この肩を 杖になります この足が 憶えていますか あのぬくもりを どうして切れましょう どうして切れましょう この絆  つらい涙は 見せません 見れば悲しみ 誘うから さだめの嵐が 吹こうとも きっと幸せ 守ります ぬくもり分けあい 今日から明日へ いばらの道でも いばらの道でも 乗り越える  そっと寝息を たしかめて 濡れた枕を 裏返し さびしい夜は 幾度(いくたび)か 笑顔もどって くる日まで かなしい顔など 私はしない こころに誓って こころに誓って 春を待つ
瞽女の恋唄吹雪の中を何処までも 何処までも 歩きました 仲間の背中につかまった かじかんだ指先が 命の綱 だけど 心の中で 春の唄をつぶやいて 明日も また明日も あったかい 灯りをもとめて 唄ってゆくんですよ  白い雪道 この目に見えぬ 見えぬ白さが 目に沁みて 破れ筒袖(つっぽ)で 掬(すく)う雪 いいえ見えます こころの目には 人の情けも あぁ… 人の情けも佐渡の灯(ひ)も  主は今ごろ ご無事でいてか… 二度と逢えぬが この身のさだめ  恋はご法度 旅芸人の それに背いた 報いやら 仲間はずれの 雪礫(ゆきつぶて) つらい恋路に 身籠る赤児(やや)と 海を覗いた あぁ… 海を覗いた親不知(おやしらず)  三味を合羽の 小脇に抱いて 氷柱三尺 軒先の こごえ門付(かどづ)け こらえ撥(ばち) しけた唄でも 春待ちごころ 越後瞽女唄(ごぜうた) あぁ… 越後瞽女唄(ごぜうた)流れ唄金田たつえ沼川淳・イントロ詞:金田たつえ稲沢祐介前田俊明吹雪の中を何処までも 何処までも 歩きました 仲間の背中につかまった かじかんだ指先が 命の綱 だけど 心の中で 春の唄をつぶやいて 明日も また明日も あったかい 灯りをもとめて 唄ってゆくんですよ  白い雪道 この目に見えぬ 見えぬ白さが 目に沁みて 破れ筒袖(つっぽ)で 掬(すく)う雪 いいえ見えます こころの目には 人の情けも あぁ… 人の情けも佐渡の灯(ひ)も  主は今ごろ ご無事でいてか… 二度と逢えぬが この身のさだめ  恋はご法度 旅芸人の それに背いた 報いやら 仲間はずれの 雪礫(ゆきつぶて) つらい恋路に 身籠る赤児(やや)と 海を覗いた あぁ… 海を覗いた親不知(おやしらず)  三味を合羽の 小脇に抱いて 氷柱三尺 軒先の こごえ門付(かどづ)け こらえ撥(ばち) しけた唄でも 春待ちごころ 越後瞽女唄(ごぜうた) あぁ… 越後瞽女唄(ごぜうた)流れ唄
さいはて女工節誰が知るやら 知らぬやら 遠い昔の 忘れ唄 海は何にも 語らぬが あら風が吹きゃ きこえる女工節  ……あなた様、流氷をご存知でございますか。 あの海の彼方の島々に、昔はどっさりと、 かんづめ工場があったそうでございます。 そうして、寒い海渡って働きに行った女たちが、 淋しさも、つらさも、この歌ひとつに託して 女工節唄うと、私のような女の胸にも、 流氷の音が、 きこえて来るのでございますよ……。  故郷はなれて 来ておれば 文の来るのを 待つばかり たった一度の 便り船 あら今日もまた 来るやら来ないやら  かんづめ工場に 二度来る者は 親のない子か 片親育ち 親は草場の 陰で泣く あら私しゃ工場の すみで泣く金田たつえ不詳・補作詞:杉紀彦不詳佐伯亮誰が知るやら 知らぬやら 遠い昔の 忘れ唄 海は何にも 語らぬが あら風が吹きゃ きこえる女工節  ……あなた様、流氷をご存知でございますか。 あの海の彼方の島々に、昔はどっさりと、 かんづめ工場があったそうでございます。 そうして、寒い海渡って働きに行った女たちが、 淋しさも、つらさも、この歌ひとつに託して 女工節唄うと、私のような女の胸にも、 流氷の音が、 きこえて来るのでございますよ……。  故郷はなれて 来ておれば 文の来るのを 待つばかり たった一度の 便り船 あら今日もまた 来るやら来ないやら  かんづめ工場に 二度来る者は 親のない子か 片親育ち 親は草場の 陰で泣く あら私しゃ工場の すみで泣く
~坂本龍馬~ 青嵐(せいらん)の夢ワシがやらんで 誰がやる 賭けて悔いない この命 天下ゆらして 勤皇佐幕 胸に維新の 夢懸けて 明日はいずこと 白刃に聞けば 闇を斬り裂く 修羅の海  (セリフ) おまんら 早ようせんと 日本 の夜明けに 間にあわんぜよ  冬の京都に 聞く三味は 今日は祇園か島原か 酔えば自慢のよさこい節に 故郷を想うも郷土ゆえ 燃えて切ない 龍馬の胸に 赤い血潮が また滾る  西に往く雁 明日の行方は 誰が知る 菊が栄えて 葵が枯れる 夜明け間近い 京の空 山が動いて 時代が移る 国の出船の 舵をとれ金田たつえ白石哲・補作詞:岳しのぶ花笠薫前田俊明ワシがやらんで 誰がやる 賭けて悔いない この命 天下ゆらして 勤皇佐幕 胸に維新の 夢懸けて 明日はいずこと 白刃に聞けば 闇を斬り裂く 修羅の海  (セリフ) おまんら 早ようせんと 日本 の夜明けに 間にあわんぜよ  冬の京都に 聞く三味は 今日は祇園か島原か 酔えば自慢のよさこい節に 故郷を想うも郷土ゆえ 燃えて切ない 龍馬の胸に 赤い血潮が また滾る  西に往く雁 明日の行方は 誰が知る 菊が栄えて 葵が枯れる 夜明け間近い 京の空 山が動いて 時代が移る 国の出船の 舵をとれ
桜紅葉紅葉(もみじ)しました 我が家の桜 元気を貰った気がします 暑い夏には木蔭をつくり 秋には美しく散る支度 どこかあなたの生き様に 似ているようでとても好き  紅葉しました 我が家の桜 幸せ感じる季節です 猫の額と呼ばれるほどの 一坪少々の狭い庭 そこに苗木を植えたのは 一緒になった春でした  紅葉しました 我が家の桜 見事な命の証(あかし)です 花の盛りの派手さはないが これこそ有終の美でしょうね どこかあなたの生き様に 似ているようでとても好き金田たつえもず唄平島田洋太郎南郷達也紅葉(もみじ)しました 我が家の桜 元気を貰った気がします 暑い夏には木蔭をつくり 秋には美しく散る支度 どこかあなたの生き様に 似ているようでとても好き  紅葉しました 我が家の桜 幸せ感じる季節です 猫の額と呼ばれるほどの 一坪少々の狭い庭 そこに苗木を植えたのは 一緒になった春でした  紅葉しました 我が家の桜 見事な命の証(あかし)です 花の盛りの派手さはないが これこそ有終の美でしょうね どこかあなたの生き様に 似ているようでとても好き
佐渡おけさハア佐渡へ 佐渡へと草木もなびくよ 佐渡は居よいか 住みよいか  ハアかすむ 相川 夕陽に染めてよ 波のあや織る 春日崎  ハア佐渡へ 八里のさざ波こえてよ 鐘が聞こゆる 寺泊  ハア北は 大佐渡 南は小佐渡よ あいの国中 米どころ金田たつえ新潟県民謡新潟県民謡甲斐靖文ハア佐渡へ 佐渡へと草木もなびくよ 佐渡は居よいか 住みよいか  ハアかすむ 相川 夕陽に染めてよ 波のあや織る 春日崎  ハア佐渡へ 八里のさざ波こえてよ 鐘が聞こゆる 寺泊  ハア北は 大佐渡 南は小佐渡よ あいの国中 米どころ
四季の酒合縁奇縁で 結ばれて 今日までふたりで 歩いてきたの 振り向きゃ苦労の 道のりだけど 出逢えてよかった… 春は桜酒  あなたの太鼓の その音に 合わせて今年も 浴衣で踊る 一緒に暮らせば 顔まで似るわ 夜空に花火が… 夏は祭り酒  涙も笑いも あったけど 喧嘩の数だけ 仲良くなれる 何年振りでしょ 相合傘は はらはら紅葉の… 秋はしぐれ酒  お互い黙って 瞳(め)をみれば こころが読めます 話ができる 足りないところは いたわり扶(たす)け 添いとげましょうね… 冬は雪見酒金田たつえ仁井谷俊也幸斉たけし石倉重信合縁奇縁で 結ばれて 今日までふたりで 歩いてきたの 振り向きゃ苦労の 道のりだけど 出逢えてよかった… 春は桜酒  あなたの太鼓の その音に 合わせて今年も 浴衣で踊る 一緒に暮らせば 顔まで似るわ 夜空に花火が… 夏は祭り酒  涙も笑いも あったけど 喧嘩の数だけ 仲良くなれる 何年振りでしょ 相合傘は はらはら紅葉の… 秋はしぐれ酒  お互い黙って 瞳(め)をみれば こころが読めます 話ができる 足りないところは いたわり扶(たす)け 添いとげましょうね… 冬は雪見酒
しのび恋一つの傘を 二人で持って 人目をさける 雨の町 今夜はあなたを 帰さない わがまま云って 甘えたら きっとあなたは 困るでしょうね 炎えて悲しい あゝしのび恋  あなたの愛を ただひとすじに たよって生きる 私です いけないことと 知りながら 別れてくれと 云うまでは たとえ地獄へ 落ちてもいいの ついてゆきます あゝどこまでも  あなたの妻に なる日は夢ね 夢でもいいの 信じたい 夜明けの部屋に 残されて 涙を拭いて いたことを きっとあなたは 知らないでしょう 辛さこらえる あゝしのび恋金田たつえ三浦康照石中仁人一つの傘を 二人で持って 人目をさける 雨の町 今夜はあなたを 帰さない わがまま云って 甘えたら きっとあなたは 困るでしょうね 炎えて悲しい あゝしのび恋  あなたの愛を ただひとすじに たよって生きる 私です いけないことと 知りながら 別れてくれと 云うまでは たとえ地獄へ 落ちてもいいの ついてゆきます あゝどこまでも  あなたの妻に なる日は夢ね 夢でもいいの 信じたい 夜明けの部屋に 残されて 涙を拭いて いたことを きっとあなたは 知らないでしょう 辛さこらえる あゝしのび恋
終着駅から終着駅から 届いた手紙 胸にたゝんで 旅支度 愛の激しさ 吹雪も晴れて しあわせきそうな 北の空 あなた あなた あなたに逢いたい こゝろが先にゆく  人生春秋(はるあき) みちづれほしい 力づよさが にじむ文字 よめば思わず あふれる涙 片道切符が 添えてある あなた あなた あなたの横顔 ガラスに映ります  運命(さだめ)をたくした 鞄を膝に 化粧なおせば ときめいて 遠い旅路の 終わりも近い 海峡列車は 夜明け前 あなた あなた あなたに誓うわ 死ぬまで離れない金田たつえ池田充男伊藤雪彦佐伯亮終着駅から 届いた手紙 胸にたゝんで 旅支度 愛の激しさ 吹雪も晴れて しあわせきそうな 北の空 あなた あなた あなたに逢いたい こゝろが先にゆく  人生春秋(はるあき) みちづれほしい 力づよさが にじむ文字 よめば思わず あふれる涙 片道切符が 添えてある あなた あなた あなたの横顔 ガラスに映ります  運命(さだめ)をたくした 鞄を膝に 化粧なおせば ときめいて 遠い旅路の 終わりも近い 海峡列車は 夜明け前 あなた あなた あなたに誓うわ 死ぬまで離れない
真剣師負けて傷つく 名誉はないが 勝たにゃ明日の 銭がない 誰か付けたか 真剣師 次の一手を 思案の駒に 命 捨て身の 命 捨て身の 将棋盤  「賭け将棋に人生を賭けているから真剣師。 いい呼び名じゃございませんか。 負ければ明日がないー だから毎日毎日が真剣勝負なのでございます。」  好いたほれたの 色恋沙汰は なんで出来ない 後始末 いつか世間も 通せんぼ 恨みますよと 泣いてた女の 声が聴こえる 声が聴こえる 風の宿  「私にもこの世にたった一人の子供が居ります。 馬鹿をしながら貯めたこの金は、 私になにかありましたら子供に渡しちゃあくれませんか。 詫びの印にしては、あまりにも少うはございますが……」  駒に男の 人生賭けて それで死ねたら 悔いはない 骨の髄まで 真剣師 賽の河原で 船賃賭けて 鬼を相手に 鬼を相手に 将棋指す金田たつえ木下龍太郎保田幸司郎負けて傷つく 名誉はないが 勝たにゃ明日の 銭がない 誰か付けたか 真剣師 次の一手を 思案の駒に 命 捨て身の 命 捨て身の 将棋盤  「賭け将棋に人生を賭けているから真剣師。 いい呼び名じゃございませんか。 負ければ明日がないー だから毎日毎日が真剣勝負なのでございます。」  好いたほれたの 色恋沙汰は なんで出来ない 後始末 いつか世間も 通せんぼ 恨みますよと 泣いてた女の 声が聴こえる 声が聴こえる 風の宿  「私にもこの世にたった一人の子供が居ります。 馬鹿をしながら貯めたこの金は、 私になにかありましたら子供に渡しちゃあくれませんか。 詫びの印にしては、あまりにも少うはございますが……」  駒に男の 人生賭けて それで死ねたら 悔いはない 骨の髄まで 真剣師 賽の河原で 船賃賭けて 鬼を相手に 鬼を相手に 将棋指す
巣鴨地蔵通り知らぬ同士も 肩ふれ合えば そっと目旬(めくば)せ 応える笑顔 ここは 独(ひと)りじゃないのよ 巣鴨 地蔵通り 胸が塞(ふさ)げば 誰かがきっと 解(ほぐ)してくれます 悩みや憂(う)さを  一度着けたら ワクワクするわ 赤い下穿(したば)き おんなの気持ち みんな 青春してるよ 巣鴨 地蔵通り 愛のカラオケ どなたと歌う 素敵なあなたを 誘ってみたい  苦労 棘(とげ)抜き お地蔵さまに 元気いただく この有り難さ ここは 昭和の街だよ 巣鴨 地蔵通り 恋のときめき 覚えたころの 溢れる若さ 仲間に逢える金田たつえ沼川淳南谷龍前田俊明知らぬ同士も 肩ふれ合えば そっと目旬(めくば)せ 応える笑顔 ここは 独(ひと)りじゃないのよ 巣鴨 地蔵通り 胸が塞(ふさ)げば 誰かがきっと 解(ほぐ)してくれます 悩みや憂(う)さを  一度着けたら ワクワクするわ 赤い下穿(したば)き おんなの気持ち みんな 青春してるよ 巣鴨 地蔵通り 愛のカラオケ どなたと歌う 素敵なあなたを 誘ってみたい  苦労 棘(とげ)抜き お地蔵さまに 元気いただく この有り難さ ここは 昭和の街だよ 巣鴨 地蔵通り 恋のときめき 覚えたころの 溢れる若さ 仲間に逢える
夕照の女あなたがくれた真心に 捧げて悔いないこの命 どうせ散るなら誠の夢に 散らせてあげたい男花 京の都にそぼふる雨は 偲ぶ女の祈り雨  「総司さま 死ぬなんてそんな 気の弱いこといわんと… あんたはんの志を 果たしておくれやす それまでその命 私が 守り通してみせます」  この身で代われるものならば あなたの病を背負わせて 願いひとすじとく黒髪が 未練の涙に絡みつく 夕陽悲しい病葉ひとつ 照らす女の高瀬川  「私はほんまに倖せどした 生まれかわってまた二人が巡りおうたなら そのときはあんたはんの女にしておくれやす」  男の青春を駆けてゆく 背中の細さに泣けてくる 一目みせたい 夜明けの空に 移ろう明日の 曙を 燃えてせつなく心を焦がす 夏の終りの大文字金田たつえ平田まつみ花笠薫あなたがくれた真心に 捧げて悔いないこの命 どうせ散るなら誠の夢に 散らせてあげたい男花 京の都にそぼふる雨は 偲ぶ女の祈り雨  「総司さま 死ぬなんてそんな 気の弱いこといわんと… あんたはんの志を 果たしておくれやす それまでその命 私が 守り通してみせます」  この身で代われるものならば あなたの病を背負わせて 願いひとすじとく黒髪が 未練の涙に絡みつく 夕陽悲しい病葉ひとつ 照らす女の高瀬川  「私はほんまに倖せどした 生まれかわってまた二人が巡りおうたなら そのときはあんたはんの女にしておくれやす」  男の青春を駆けてゆく 背中の細さに泣けてくる 一目みせたい 夜明けの空に 移ろう明日の 曙を 燃えてせつなく心を焦がす 夏の終りの大文字
瀬戸内みれん泣いちゃ駄目だと わたしを叱る あんたも泣いてた みなと町 あの日あんたを 連れてった 出船は今も もどらない 瀬戸の岬の あかい灯(ひ)を 濡らす夜更けの 瀬戸内しぐれ  惚れて惚れ抜き 命もあげた それでも暮らせぬ 他人町 あれは屋島か 島陰じゃ 鴎もきっと もらい泣き 瀬戸の波間に 浮き沈む 涙まじりの 瀬戸内ネオン  いっそ会わなきゃ 良かったかしら こんなに悲しい わかれ町 いいえ次の世 あの世では 死んでもあんた 離さない 瀬戸の岬の あかい灯(ひ)に 滲むおんなの 瀬戸内みれん金田たつえ原文彦三宅広一前田俊明泣いちゃ駄目だと わたしを叱る あんたも泣いてた みなと町 あの日あんたを 連れてった 出船は今も もどらない 瀬戸の岬の あかい灯(ひ)を 濡らす夜更けの 瀬戸内しぐれ  惚れて惚れ抜き 命もあげた それでも暮らせぬ 他人町 あれは屋島か 島陰じゃ 鴎もきっと もらい泣き 瀬戸の波間に 浮き沈む 涙まじりの 瀬戸内ネオン  いっそ会わなきゃ 良かったかしら こんなに悲しい わかれ町 いいえ次の世 あの世では 死んでもあんた 離さない 瀬戸の岬の あかい灯(ひ)に 滲むおんなの 瀬戸内みれん
ソーラン挽歌景気に湧いたあの頃は 夜は篝火燃えていた 母は番屋で飯を炊き 父は鰊の群れを追う ヤン衆相手に日本海 今じゃ寂れた漁師町 ヤンレ 海猫鳴くばかり  兄妹そろい声あげて 焼いた大漁の祝い餅 母が自慢の手料理に 父は手拍子うなり節 酒を相手に夜を明かす 遠い夢だね船着場 ヤンレ 昔の物語り  瞼に浮かぶ想い出は 人の心の宝物 父母も今では歳を取り 兄や私や妹も 浜の仕事にゃ縁がない 涙曇りの日本海 ヤンレ ソーラン 夢挽歌 ヤーレン ソーラン ソーラン ソーラン ソーラン 夢挽歌金田たつえ石本美由起西條キロク南郷達也景気に湧いたあの頃は 夜は篝火燃えていた 母は番屋で飯を炊き 父は鰊の群れを追う ヤン衆相手に日本海 今じゃ寂れた漁師町 ヤンレ 海猫鳴くばかり  兄妹そろい声あげて 焼いた大漁の祝い餅 母が自慢の手料理に 父は手拍子うなり節 酒を相手に夜を明かす 遠い夢だね船着場 ヤンレ 昔の物語り  瞼に浮かぶ想い出は 人の心の宝物 父母も今では歳を取り 兄や私や妹も 浜の仕事にゃ縁がない 涙曇りの日本海 ヤンレ ソーラン 夢挽歌 ヤーレン ソーラン ソーラン ソーラン ソーラン 夢挽歌
ソーラン節ヤーレン ソーラン ソーラン ソーラン ソーラン ソーラン  沖の鴎に汐時問えば わたしゃ立つ鳥 波に聞け チョイ ヤサエー エンヤーサアーノ ドッコイショ ハァー ドッコイショ ドッコイショ  今宵一夜は 緞子の枕 明日は出船の 波枕  男度胸なら 五尺の身体 ドンと乗り出せ 浪の上  俺ら道産子 荒波育ち 握る艪が鳴る 腕が鳴る金田たつえ北海道民謡北海道民謡ヤーレン ソーラン ソーラン ソーラン ソーラン ソーラン  沖の鴎に汐時問えば わたしゃ立つ鳥 波に聞け チョイ ヤサエー エンヤーサアーノ ドッコイショ ハァー ドッコイショ ドッコイショ  今宵一夜は 緞子の枕 明日は出船の 波枕  男度胸なら 五尺の身体 ドンと乗り出せ 浪の上  俺ら道産子 荒波育ち 握る艪が鳴る 腕が鳴る
大衆演劇旅一座時の流れに 役者で生きて 親父ゆずりの 役者ばか 清水の次郎長 国定忠治 人情芝居の 数々に 貰う拍手の 有難さ 夢も舞います 旅一座  お客さんあっての役者冥利 待ってました!大統領と 声をいただくと 嬉しさが 心の中で弾けるんですよ  他人(ひと)にゃ云えない 苦労を抱いて 生きてゆこうと それはそれ 根っから惚れての 芝居の世界 きっと死ぬまで この舞台 続けますとも いつまでも 夢を咲かそう 旅一座  人生は誰にもあるもの 悔いを残して生きていちゃ 生きての甲斐がない 私のこの姿に 自分で一生 惚れてるんですねぇ  花の都の あの浅草で 育てましたよ 根性を 塵に巻かれて 叩かれようと 生きてゆかなきゃ 様じゃない 浴びる拍手が 命です 夢が華咲く 旅一座金田たつえ荒川利夫花笠薫前田俊明時の流れに 役者で生きて 親父ゆずりの 役者ばか 清水の次郎長 国定忠治 人情芝居の 数々に 貰う拍手の 有難さ 夢も舞います 旅一座  お客さんあっての役者冥利 待ってました!大統領と 声をいただくと 嬉しさが 心の中で弾けるんですよ  他人(ひと)にゃ云えない 苦労を抱いて 生きてゆこうと それはそれ 根っから惚れての 芝居の世界 きっと死ぬまで この舞台 続けますとも いつまでも 夢を咲かそう 旅一座  人生は誰にもあるもの 悔いを残して生きていちゃ 生きての甲斐がない 私のこの姿に 自分で一生 惚れてるんですねぇ  花の都の あの浅草で 育てましたよ 根性を 塵に巻かれて 叩かれようと 生きてゆかなきゃ 様じゃない 浴びる拍手が 命です 夢が華咲く 旅一座
たつえの河内音頭エー さては この場の皆々様ヨー  チョイト出ました 私は お見かけ通りの 演歌鳥 ヨーホー ホイホイ (ハーイヤコラセー ドッコイセー)  金田たつえと 申します いまだ未熟で お粗末ながら  三度の飯より 好きでおぼえた アンアン… アン  河内音頭に のせまして 悪声ながらも つとめましょう  (ソラ ヨイトコ サッサノヨイヤ サッサー)  生駒 葛城 二上山  中で 名高い楠公の ヨーホー ホイホイ (ハーイヤコラセー ドッコイセー)  金剛山で きたえた節まわし 毎度 ごひいき頂いて 今では日本 全国へ  唄い広がる たつえ節 アアアアン  どうかよろしゅう たのんます 河内音頭の 意気の良さ  恋の悩みに 薬はいらぬ 男まえやら ベッピンさん ベッピンさん  惚れたはれた 惚れたはれたは 生きてる証拠 アラヨイショ  皆んな仲良く アンアンアンアー 暮らしましょう  唄の文句は しゃれてるが 私しゃ まだまだ まことにじっさい  声 張りあげても ご期待通りにゃ 読めないけれど  成せばなるなる なにごとも 命の限り 命の限り 唄いましょう  (ソラ ヨイトコ サッサノヨイヤ サッサー)金田たつえ石本美由起和田香苗エー さては この場の皆々様ヨー  チョイト出ました 私は お見かけ通りの 演歌鳥 ヨーホー ホイホイ (ハーイヤコラセー ドッコイセー)  金田たつえと 申します いまだ未熟で お粗末ながら  三度の飯より 好きでおぼえた アンアン… アン  河内音頭に のせまして 悪声ながらも つとめましょう  (ソラ ヨイトコ サッサノヨイヤ サッサー)  生駒 葛城 二上山  中で 名高い楠公の ヨーホー ホイホイ (ハーイヤコラセー ドッコイセー)  金剛山で きたえた節まわし 毎度 ごひいき頂いて 今では日本 全国へ  唄い広がる たつえ節 アアアアン  どうかよろしゅう たのんます 河内音頭の 意気の良さ  恋の悩みに 薬はいらぬ 男まえやら ベッピンさん ベッピンさん  惚れたはれた 惚れたはれたは 生きてる証拠 アラヨイショ  皆んな仲良く アンアンアンアー 暮らしましょう  唄の文句は しゃれてるが 私しゃ まだまだ まことにじっさい  声 張りあげても ご期待通りにゃ 読めないけれど  成せばなるなる なにごとも 命の限り 命の限り 唄いましょう  (ソラ ヨイトコ サッサノヨイヤ サッサー)
他人妻待たされつづけた 恨みも忘れ 逢いたかったと 腕の中 腕の中 ふたりで過ごす 夜だけは 私のことだけ 考えて おんなの羞じらい 脱ぎ捨てて あなたと炎えたい私です  あなたのこの指 この口唇は 私ひとりの ものじゃない ものじゃない 妬いても仕方 ないけれど 今夜は忘れて あの女を 吐息にかすかな 絹の音 あなたに乱れる 女です  幸せ残り火 消えない肌で 肩に上着を 着せかける 着せかける 今度はいつと 甘えても 黙って帰りを 急ぐひと 笑顔で見送る この胸に 涙がかなしい 私です金田たつえ仁井谷俊也花笠薫山田年秋待たされつづけた 恨みも忘れ 逢いたかったと 腕の中 腕の中 ふたりで過ごす 夜だけは 私のことだけ 考えて おんなの羞じらい 脱ぎ捨てて あなたと炎えたい私です  あなたのこの指 この口唇は 私ひとりの ものじゃない ものじゃない 妬いても仕方 ないけれど 今夜は忘れて あの女を 吐息にかすかな 絹の音 あなたに乱れる 女です  幸せ残り火 消えない肌で 肩に上着を 着せかける 着せかける 今度はいつと 甘えても 黙って帰りを 急ぐひと 笑顔で見送る この胸に 涙がかなしい 私です
妻よ~愛しき相棒よ~男の無粋(ぶすい)な 手料理を 美味しいと…… 泣いて肉ジャガ ほおばる妻よ 昔おまえが作った味を この舌が…覚えていたんだよ これからも宜しくな 妻よ愛(いと)しき相棒よ  苦労をずい分 かけたから その身体…… 病んでか細い 許せよ妻よ 昔おまえが 尽くしてくれた その分を…返しているんだよ これからも宜しくな 妻よ愛しき相棒よ  ふたりで歩いた 道程(みちのり)を 振りむけば…… 夢のようだな 命の妻よ 昔おまえと 旅した温泉(いでゆ) アルバムに…笑顔がはじけてる これからも宜しくな 妻よ愛しき相棒よ金田たつえ坂田あふる花笠薫伊戸のりお男の無粋(ぶすい)な 手料理を 美味しいと…… 泣いて肉ジャガ ほおばる妻よ 昔おまえが作った味を この舌が…覚えていたんだよ これからも宜しくな 妻よ愛(いと)しき相棒よ  苦労をずい分 かけたから その身体…… 病んでか細い 許せよ妻よ 昔おまえが 尽くしてくれた その分を…返しているんだよ これからも宜しくな 妻よ愛しき相棒よ  ふたりで歩いた 道程(みちのり)を 振りむけば…… 夢のようだな 命の妻よ 昔おまえと 旅した温泉(いでゆ) アルバムに…笑顔がはじけてる これからも宜しくな 妻よ愛しき相棒よ
つれあい今日も一日 お疲れさんと つける熱燗 ひと肌なさけ なみだ雨がふる 世間と言う川に 傘さして あなたと点す 夢はひとすじ 夫婦の灯り 愛が命の つれあい酒よ  風の冷たさ 浮世の辛さ 肩に重たい 振り分け荷物 追えば逃げてゆく 逃げれば追いかける 哀しみにふたりで泣いた 寒い暮らしを あなたと飾る 愛が絆の つれあい道よ  広いこの世で あなたの膝が たった一ツの 泣き場所なのよ 苦労かぞえれば 両手に余るけど 倖せよ あなたとならば 遠い夜空に ふたりで咲かす 愛のいちりん つれあい花よ金田たつえ里村龍一叶弦大今日も一日 お疲れさんと つける熱燗 ひと肌なさけ なみだ雨がふる 世間と言う川に 傘さして あなたと点す 夢はひとすじ 夫婦の灯り 愛が命の つれあい酒よ  風の冷たさ 浮世の辛さ 肩に重たい 振り分け荷物 追えば逃げてゆく 逃げれば追いかける 哀しみにふたりで泣いた 寒い暮らしを あなたと飾る 愛が絆の つれあい道よ  広いこの世で あなたの膝が たった一ツの 泣き場所なのよ 苦労かぞえれば 両手に余るけど 倖せよ あなたとならば 遠い夜空に ふたりで咲かす 愛のいちりん つれあい花よ
情無川わたしはあなたが 生きがいでした 寄り添うこゝろが 人生でした こんな綺麗な 一途な愛を なんで切り裂く おし流す 男と女の 情無川(つれながわ)  こぼれて落ちそな しあわせひとつ 幸福ひとつを 探したふたり 根なし草より はかないけれど 悪いことなど しちゃいない どなたが名づけた 情無川  しっかり抱いてと 泪ですがる この指この手の ほそさが辛い 赤い絆で 体をしばり 落ちてゆけたら いいものを いのちの花咲け 情無川金田たつえ池田充男聖川湧山田年秋わたしはあなたが 生きがいでした 寄り添うこゝろが 人生でした こんな綺麗な 一途な愛を なんで切り裂く おし流す 男と女の 情無川(つれながわ)  こぼれて落ちそな しあわせひとつ 幸福ひとつを 探したふたり 根なし草より はかないけれど 悪いことなど しちゃいない どなたが名づけた 情無川  しっかり抱いてと 泪ですがる この指この手の ほそさが辛い 赤い絆で 体をしばり 落ちてゆけたら いいものを いのちの花咲け 情無川
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
天北原野ひゅるひゅると‥ 雪の荒野の 吹き渡る おんな涙の まよい風 追って来るなの 一言で 終わる恋なら 捨てもする 切れない絆を さぐるよに たどる果てない 天北(てんぽく)原野  滔滔(とうとう)と‥ 白い大地を 縫うように 夢を切り裂く 天塩川 愛の暮らしは 嘘ですか 笑い合う日は ないですか 想い出埋めて 降り積もる 雪が哀しい 天北(てんぽく)原野  凛凛(りんりん)と‥ 雪を凍らす 冬あらし くじけそうです 寒すぎて 遠い灯りが 見え隠れ 追って行きたい すがれない 愛しさこわさが 渦を巻く 鳥も飛ばない 天北(てんぽく)原野金田たつえ掛橋わこう剛田隆石倉重信ひゅるひゅると‥ 雪の荒野の 吹き渡る おんな涙の まよい風 追って来るなの 一言で 終わる恋なら 捨てもする 切れない絆を さぐるよに たどる果てない 天北(てんぽく)原野  滔滔(とうとう)と‥ 白い大地を 縫うように 夢を切り裂く 天塩川 愛の暮らしは 嘘ですか 笑い合う日は ないですか 想い出埋めて 降り積もる 雪が哀しい 天北(てんぽく)原野  凛凛(りんりん)と‥ 雪を凍らす 冬あらし くじけそうです 寒すぎて 遠い灯りが 見え隠れ 追って行きたい すがれない 愛しさこわさが 渦を巻く 鳥も飛ばない 天北(てんぽく)原野
土佐の恋唄今年こそはと 希望(のぞみ)をかけた これで何度の 待ちぼうけ あなたなくても 夏に始まる よさこい祭り あの夜別れた はりまや橋で 鳴子をひと振り また三振り  こころ知らずに はちきんなどと 他人(ひと)が笑って 指をさす 逢えぬ辛さを 唄で忘れる よさこい祭り 浮かれ囃子に おらんくの池じゃ 潮吹く魚も 躍り出す  思い切ろうと つとめたはずが またも一年 待つつもり 揃い浴衣で 調子取りたい よさこい祭り 朝になるまで 人の輪抜けて 踊り納めの 桂浜金田たつえ木下龍太郎池田八声石倉重信今年こそはと 希望(のぞみ)をかけた これで何度の 待ちぼうけ あなたなくても 夏に始まる よさこい祭り あの夜別れた はりまや橋で 鳴子をひと振り また三振り  こころ知らずに はちきんなどと 他人(ひと)が笑って 指をさす 逢えぬ辛さを 唄で忘れる よさこい祭り 浮かれ囃子に おらんくの池じゃ 潮吹く魚も 躍り出す  思い切ろうと つとめたはずが またも一年 待つつもり 揃い浴衣で 調子取りたい よさこい祭り 朝になるまで 人の輪抜けて 踊り納めの 桂浜
ど阿呆浪速華(セリフ)「関根はん 明日は大阪将棋みせまっせ」  今も浪速の 通天閣を 見れば駒さす 音がする 破れ暮し 十八番と小春 坂田三吉 詫びながら 駒思案 将棋ど阿呆将棋ど阿呆 ああ浪速華  (セリフ)「落語のためや何も言うな 女も酒もよー知らんと落語に艶がでえへんねや」  酒と女と落語の肥やし 意見無用の 春団治 日本一の大看板に きっとなったる 待てお浜 夢売るで 落語ど阿呆 落語ど阿呆ああ浪速華  (セリフ)「おもろい言うてもらいたいんやったら 稽古でうーんと泣かなあかん それが芸や」  今日も札止め 人情喜劇 阿呆をやらせば 日本一 浪速芝居 藤山寛美 芸は売れても 銭はない泣き笑い 役者ど阿呆 役者ど阿呆 ああ浪速華金田たつえ四條ゆたか中村誠二(セリフ)「関根はん 明日は大阪将棋みせまっせ」  今も浪速の 通天閣を 見れば駒さす 音がする 破れ暮し 十八番と小春 坂田三吉 詫びながら 駒思案 将棋ど阿呆将棋ど阿呆 ああ浪速華  (セリフ)「落語のためや何も言うな 女も酒もよー知らんと落語に艶がでえへんねや」  酒と女と落語の肥やし 意見無用の 春団治 日本一の大看板に きっとなったる 待てお浜 夢売るで 落語ど阿呆 落語ど阿呆ああ浪速華  (セリフ)「おもろい言うてもらいたいんやったら 稽古でうーんと泣かなあかん それが芸や」  今日も札止め 人情喜劇 阿呆をやらせば 日本一 浪速芝居 藤山寛美 芸は売れても 銭はない泣き笑い 役者ど阿呆 役者ど阿呆 ああ浪速華
泣き達磨まんまる顔で 太鼓腹 心もまるい 眼もまるい 人情話 聞いたりすると 地球のような 泪をこぼす 惚れました 惚れました そんなあんたに惚れました うちの旦那は 泣き達磨  息子が嘘をついたなら 黙ってすぐに平手打ち いいから聞けよ 真っ直ぐ生きろ 叱ったあとで 泪をこぼす 惚れました 惚れました 強さ優しさ 惚れました 愛の鞭です 泣き達磨  故郷たずね 父母に 笑顔が土産 酒を酌む 女房のお陰 倖だよと 何度も言って 泪をこぼす 惚れました 惚れました そんなあんたに 惚れ直す 親も泪の 泣き達磨金田たつえ倉田二郎南谷龍石倉重信まんまる顔で 太鼓腹 心もまるい 眼もまるい 人情話 聞いたりすると 地球のような 泪をこぼす 惚れました 惚れました そんなあんたに惚れました うちの旦那は 泣き達磨  息子が嘘をついたなら 黙ってすぐに平手打ち いいから聞けよ 真っ直ぐ生きろ 叱ったあとで 泪をこぼす 惚れました 惚れました 強さ優しさ 惚れました 愛の鞭です 泣き達磨  故郷たずね 父母に 笑顔が土産 酒を酌む 女房のお陰 倖だよと 何度も言って 泪をこぼす 惚れました 惚れました そんなあんたに 惚れ直す 親も泪の 泣き達磨
浪花なさけ橋着物には きりりと帯を締めるよに 浪花の川には 恋情(なさけ)行き交う 橋があります  “何や弱みそ”と 泣き泣き詰(なじ)り びんた一打ち あんたの頬に 励ますつもりやったと 詫び切れず 想い出たどる 堂島川は 枯葉浮かべて 秋から冬へ 今も逢いたい 浪花の ああ 人恋天満橋  “末は いっしょに”と 嬉しさ抱いて 中之島から 水晶橋へ 互いにお初天神 手を合わす 嘘などないわ あの日のあんた 酔えば淋しい 曽根崎新地 未練捨てても 浪花の ああ 夢追う大江橋  “早う帰りや”と 鳴る澪標(みおつくし) いつも馴染んだ 鐘の音沁みる 可愛女性(ええひと)見付けあんたも 気張ってや 小雪がちらり 土佐堀川に うちも負けへん 涙で誓う 鳩がむれ遊(と)ぶ 浪花の ああ 春待つ淀屋橋金田たつえ一ツ橋雪池田八声佐伯亮着物には きりりと帯を締めるよに 浪花の川には 恋情(なさけ)行き交う 橋があります  “何や弱みそ”と 泣き泣き詰(なじ)り びんた一打ち あんたの頬に 励ますつもりやったと 詫び切れず 想い出たどる 堂島川は 枯葉浮かべて 秋から冬へ 今も逢いたい 浪花の ああ 人恋天満橋  “末は いっしょに”と 嬉しさ抱いて 中之島から 水晶橋へ 互いにお初天神 手を合わす 嘘などないわ あの日のあんた 酔えば淋しい 曽根崎新地 未練捨てても 浪花の ああ 夢追う大江橋  “早う帰りや”と 鳴る澪標(みおつくし) いつも馴染んだ 鐘の音沁みる 可愛女性(ええひと)見付けあんたも 気張ってや 小雪がちらり 土佐堀川に うちも負けへん 涙で誓う 鳩がむれ遊(と)ぶ 浪花の ああ 春待つ淀屋橋
女房ですひとに言えない 苦労をだいて 生きて来たのね ねえ あんた 飲んで下さい 分かっています 私も辛い 辛いけど 飲んでるあんたは なお辛い いいの私は 女房です  背中を向けて 静かな寝息 眠るふりして 泣いてたあんた 知らぬ素振りも おんなの務め 私は笑顔 心がけ とことんあんたに ついてゆく 強い絆の 女房です  正直者で 頑張り屋さん 少し時代に はぐれたけれど それはあんたの せいではないわ 幸せくれる 神さまが あんたを忘れる はずがない 信じますとも 女房です金田たつえ原文彦三宅広一前田俊明ひとに言えない 苦労をだいて 生きて来たのね ねえ あんた 飲んで下さい 分かっています 私も辛い 辛いけど 飲んでるあんたは なお辛い いいの私は 女房です  背中を向けて 静かな寝息 眠るふりして 泣いてたあんた 知らぬ素振りも おんなの務め 私は笑顔 心がけ とことんあんたに ついてゆく 強い絆の 女房です  正直者で 頑張り屋さん 少し時代に はぐれたけれど それはあんたの せいではないわ 幸せくれる 神さまが あんたを忘れる はずがない 信じますとも 女房です
能登の火祭り能登の火祭り 月夜の浜に キリコの若衆 渦を巻く わたしもあなたに 口説かれたなら 身を灼く女に 変わりそう 飲んでもいいわ 御陣乗太鼓の 浮かれ酒  まるで大漁の 巻網起こし お神輿火の中 水の中 つがいの鴎が 飛び立つように ふたりになりたい 夢見頃 さらっていいわ いのちの祭りに 悔いはない  能登の火祭り かがり火よりも ぶつかる人波 なお熱い あなたと寄り添い 宇出津(うしつ)の宿へ 向かえばやさしく 海が鳴る 抱いてもいいわ しあわせ呼ぶよな 腕のなか金田たつえ横山賢−花笠薫佐伯亮能登の火祭り 月夜の浜に キリコの若衆 渦を巻く わたしもあなたに 口説かれたなら 身を灼く女に 変わりそう 飲んでもいいわ 御陣乗太鼓の 浮かれ酒  まるで大漁の 巻網起こし お神輿火の中 水の中 つがいの鴎が 飛び立つように ふたりになりたい 夢見頃 さらっていいわ いのちの祭りに 悔いはない  能登の火祭り かがり火よりも ぶつかる人波 なお熱い あなたと寄り添い 宇出津(うしつ)の宿へ 向かえばやさしく 海が鳴る 抱いてもいいわ しあわせ呼ぶよな 腕のなか
博多恋ごよみ飲んで 嬉しい お酒もあるが 酔うて 泣きたい 酒もある 博多 那珂川筑前しぐれ とても 逢いたか あん人を 待って 切ない 秋のくれ はぐれ女の 恋ごよみ  「あん男の 熱か 情が 思いだされて ひとりの夜は 無性にお酒が 飲みとうなると 女って 駄目ばい ああ今夜も中洲の時雨が 私の心を 泣かすっとよ・・・」  喧嘩別れを したのじゃないが なんで冷めたい 雨までも 中洲 泣き面 筑前しぐれ どこへ置いたか あん人と 夫婦きどりの 傘もない 愚痴につまずく 路地ばかり  女 ひとり寝 夢まで寒い 肌に 温もり 感じたい 博多 川端 筑前しぐれ 酔うて甘えて あん人の 腕に抱かれた 思い出が 酒に ちらつく 淋しいよ 金田たつえ石本美由起岡千秋飲んで 嬉しい お酒もあるが 酔うて 泣きたい 酒もある 博多 那珂川筑前しぐれ とても 逢いたか あん人を 待って 切ない 秋のくれ はぐれ女の 恋ごよみ  「あん男の 熱か 情が 思いだされて ひとりの夜は 無性にお酒が 飲みとうなると 女って 駄目ばい ああ今夜も中洲の時雨が 私の心を 泣かすっとよ・・・」  喧嘩別れを したのじゃないが なんで冷めたい 雨までも 中洲 泣き面 筑前しぐれ どこへ置いたか あん人と 夫婦きどりの 傘もない 愚痴につまずく 路地ばかり  女 ひとり寝 夢まで寒い 肌に 温もり 感じたい 博多 川端 筑前しぐれ 酔うて甘えて あん人の 腕に抱かれた 思い出が 酒に ちらつく 淋しいよ 
花街三味線芸は売り者 からだは自前 なんで捨てらりよ むざむざと 色と欲とがからまる裾を 粋にさばいて 生きていく わたし花街 女郎花[おみなえし] 胸に一途な 恋をだく きみを誰にもやりたくないと 泣いて私を 抱いたひと こころゆさぶる そのひとことの 殺し文句に つまずいて 横に倒したスタンドの 灯りまぶしい 片夜妻[かたよづま] わざと離れて 噂をよけりゃ 男ぎらいと ひとは言う どうせ私は 三味線草の 花のさだめとあきらめて あなた坐った 座布団の 温み両手で抱きしめる 金田たつえ阿里あさみ中山大三郎若草恵芸は売り者 からだは自前 なんで捨てらりよ むざむざと 色と欲とがからまる裾を 粋にさばいて 生きていく わたし花街 女郎花[おみなえし] 胸に一途な 恋をだく きみを誰にもやりたくないと 泣いて私を 抱いたひと こころゆさぶる そのひとことの 殺し文句に つまずいて 横に倒したスタンドの 灯りまぶしい 片夜妻[かたよづま] わざと離れて 噂をよけりゃ 男ぎらいと ひとは言う どうせ私は 三味線草の 花のさだめとあきらめて あなた坐った 座布団の 温み両手で抱きしめる 
花街の母GOLD LYLIC他人にきかれりゃ お前のことを 年のはなれた妹と 作り笑顔で 答える私 こんな苦労に ケリつけて たとえひと間の部屋でよい 母と娘の 暮しが欲しい  いくらなじんだ水でも 年頃の娘のいる 左褄(ひだりづま) 住みにくうございます 浮名を流した昔もありましたが… ああ あのひと 私を残して死んだ あの人を恨みます  厚い化粧に 憂いをかくし 酒で涙をごまかして 三味にせかれて つとめる座敷 あれが子持ちの芸者だと バカにされても夢がある それはお前の 花嫁姿  女の盛りはアッという間です 若い妓の時代 もう私はうば桜 出る幕ないわ でも もう少し この花街に 私を置いて下さい せめてあの娘に いい花聟が 見つかりますまで  何度死のうと 思ったことか だけど背で泣く 乳呑児の 声に責められ十年過ぎた 宵に褄とる女にも きっといつかは幸福が来ると 今日まで 信じて生きたGOLD LYLIC金田たつえもず唱平三山敏他人にきかれりゃ お前のことを 年のはなれた妹と 作り笑顔で 答える私 こんな苦労に ケリつけて たとえひと間の部屋でよい 母と娘の 暮しが欲しい  いくらなじんだ水でも 年頃の娘のいる 左褄(ひだりづま) 住みにくうございます 浮名を流した昔もありましたが… ああ あのひと 私を残して死んだ あの人を恨みます  厚い化粧に 憂いをかくし 酒で涙をごまかして 三味にせかれて つとめる座敷 あれが子持ちの芸者だと バカにされても夢がある それはお前の 花嫁姿  女の盛りはアッという間です 若い妓の時代 もう私はうば桜 出る幕ないわ でも もう少し この花街に 私を置いて下さい せめてあの娘に いい花聟が 見つかりますまで  何度死のうと 思ったことか だけど背で泣く 乳呑児の 声に責められ十年過ぎた 宵に褄とる女にも きっといつかは幸福が来ると 今日まで 信じて生きた
母親ごころこんな私が 母親だから 大きな希望は かけないけれど だいじなことは 他人様に 迷惑だけは かけないで それが何より 親孝行 這えば立て 立てば歩めの母親ごころ  身体こわして いませんか 音沙汰無いのは 元気と言うが 若さにまかせ 大切な 青春を粗末に 生きる事 それが一番 親不孝 這えば立て 立てば歩めの母親ごころ  遠く離れて 暮すから 寝ても覚めても 気にかかります おまえが偉くなるよりも 気立てのいい娘と 二人して 帰っておいでよ ふるさとへ 這えば立て 立てば歩めの母親ごころ金田たつえ亀野あゆみ高田慎吾こんな私が 母親だから 大きな希望は かけないけれど だいじなことは 他人様に 迷惑だけは かけないで それが何より 親孝行 這えば立て 立てば歩めの母親ごころ  身体こわして いませんか 音沙汰無いのは 元気と言うが 若さにまかせ 大切な 青春を粗末に 生きる事 それが一番 親不孝 這えば立て 立てば歩めの母親ごころ  遠く離れて 暮すから 寝ても覚めても 気にかかります おまえが偉くなるよりも 気立てのいい娘と 二人して 帰っておいでよ ふるさとへ 這えば立て 立てば歩めの母親ごころ
母恋巡礼あれもこれもと 想っていても 夢で終った 親孝行 離れ離れにめ 暮らしただけに 胸に残るは 悔いばかり 母恋巡礼 札所めぐりの 花供養  やると決めたら 死ぬ気でおやり やって駄目なら 戻りゃいい 故郷を出る朝 しばれる駅の 別れ言葉の あたたかさ 母恋巡礼 添える想い出 花供養  いまは小言も 聴けないけれど いつも心の いのち杖 辛い時には 昔に戻り 泣いて甘える 夢枕 母恋巡礼 鈴を鳴らして 花供養 金田たつえ木下龍太郎保田幸司郎山田年秋あれもこれもと 想っていても 夢で終った 親孝行 離れ離れにめ 暮らしただけに 胸に残るは 悔いばかり 母恋巡礼 札所めぐりの 花供養  やると決めたら 死ぬ気でおやり やって駄目なら 戻りゃいい 故郷を出る朝 しばれる駅の 別れ言葉の あたたかさ 母恋巡礼 添える想い出 花供養  いまは小言も 聴けないけれど いつも心の いのち杖 辛い時には 昔に戻り 泣いて甘える 夢枕 母恋巡礼 鈴を鳴らして 花供養 
春蝉の宿春蝉(はるぜみ)の 鳴く声が 骨まで沁みる かくれ宿 他人の謗(そし)りを うけようと いいえ覚悟は 決めてます 泣け泣け命 かれるまで 焦がれ泣け泣け 蝉しぐれ  春蝉(はるぜみ)は つかの間の 恋歌つづり 燃えて散る 夢を残して 生きるより 恋の地獄に 堕ちていい 泣け泣け思い 叶うまで 焦がれ泣け泣け 蝉しぐれ  春蝉(はるぜみ)の 狂おしき 結べぬ愛の 悲しみか 今は何にも 言わないで そばにあなたが いればいい 泣け泣け未練 果てるまで 焦がれ泣け泣け 蝉しぐれ金田たつえ多野亮花笠薫南郷達也春蝉(はるぜみ)の 鳴く声が 骨まで沁みる かくれ宿 他人の謗(そし)りを うけようと いいえ覚悟は 決めてます 泣け泣け命 かれるまで 焦がれ泣け泣け 蝉しぐれ  春蝉(はるぜみ)は つかの間の 恋歌つづり 燃えて散る 夢を残して 生きるより 恋の地獄に 堕ちていい 泣け泣け思い 叶うまで 焦がれ泣け泣け 蝉しぐれ  春蝉(はるぜみ)の 狂おしき 結べぬ愛の 悲しみか 今は何にも 言わないで そばにあなたが いればいい 泣け泣け未練 果てるまで 焦がれ泣け泣け 蝉しぐれ
飛車角太鼓義理の二文字 袂に入れて 人情着流し 男の命 時に流れに 背きはせぬが 三州三河(さんしゅうみかわ)の 水鏡(みずかがみ) 昔恋しい なつかしい  三河大皷(みかわだいこ)は 男の意気地 浜の松風 ふところに 空の満月 道連れに ぬいだ片肌 花が散る  切れた糸なら つなげもするが 無理に結べば しこりが残る 女なみだと 男のこころ しょせん泥絵の 違い棚 背中合わせじゃ 夢はない  勝つも負けるも 虚しいものよ どうせ人生 縁台将棋 仁吉ゆずりの  飛車角大皷(ひしゃかくだいこ) 音〆め区切は きっちりと つけて男は 咲いて散る金田たつえ松井由利夫聖川湧山田年秋義理の二文字 袂に入れて 人情着流し 男の命 時に流れに 背きはせぬが 三州三河(さんしゅうみかわ)の 水鏡(みずかがみ) 昔恋しい なつかしい  三河大皷(みかわだいこ)は 男の意気地 浜の松風 ふところに 空の満月 道連れに ぬいだ片肌 花が散る  切れた糸なら つなげもするが 無理に結べば しこりが残る 女なみだと 男のこころ しょせん泥絵の 違い棚 背中合わせじゃ 夢はない  勝つも負けるも 虚しいものよ どうせ人生 縁台将棋 仁吉ゆずりの  飛車角大皷(ひしゃかくだいこ) 音〆め区切は きっちりと つけて男は 咲いて散る
人妻しあわせあげると言われた人に すがれぬ運命の それは人妻 愛することも答えることも 眠むることも 目覚めることも許されぬ あゝ私は悪い女です すべてをすてて 行けない女です  夢か誠か しのび逢う夜は あやしく燃える それは人妻 尽くすことも 堪えることも 励ますことも 支えることも 届かない あゝ私は罪な女です あなたのために死ねない女です  死ぬも生きるもあなたのままと 心は捧げた それは人妻 寄りそうことも 見つめることも 甘えることも 安らぐことも かりそめか あゝ私はずるい女です おぼれて泣いても 所詮は人の妻 金田たつえ一ツ橋雪保田幸司郎しあわせあげると言われた人に すがれぬ運命の それは人妻 愛することも答えることも 眠むることも 目覚めることも許されぬ あゝ私は悪い女です すべてをすてて 行けない女です  夢か誠か しのび逢う夜は あやしく燃える それは人妻 尽くすことも 堪えることも 励ますことも 支えることも 届かない あゝ私は罪な女です あなたのために死ねない女です  死ぬも生きるもあなたのままと 心は捧げた それは人妻 寄りそうことも 見つめることも 甘えることも 安らぐことも かりそめか あゝ私はずるい女です おぼれて泣いても 所詮は人の妻 
ひとり寝の宿濡れて乱れた おくれ髪(げ)を 指で撫でれば 寂しさつのる あなた忘れる ひとり寝の宿 ひとつ余った 浴衣にも 涙ひとすじ 頬つたう  みんな私が 悪いのと 悔いてみたって 今では遅い あなた忘れる ひとり寝の宿 膝を崩して 飲む酒が 思いださせる やさしさを  二度と逢えない 人だもの 明日は捨てたい 女のみれん あなた忘れる ひとり寝の宿 川のせせらぎ 聴きながら 枕だいてる 夜明け前金田たつえ仁井谷俊也池田八声佐伯亮濡れて乱れた おくれ髪(げ)を 指で撫でれば 寂しさつのる あなた忘れる ひとり寝の宿 ひとつ余った 浴衣にも 涙ひとすじ 頬つたう  みんな私が 悪いのと 悔いてみたって 今では遅い あなた忘れる ひとり寝の宿 膝を崩して 飲む酒が 思いださせる やさしさを  二度と逢えない 人だもの 明日は捨てたい 女のみれん あなた忘れる ひとり寝の宿 川のせせらぎ 聴きながら 枕だいてる 夜明け前
ふたりの愛染橋熱い男の まなざしで ついて来るかと 聞くあなた ここから戻れば また不幸せ 目には見えない 赤い糸 結ぶ縁(えにし)の 橋ならば あなたと渡りたい 愛染橋(あいぜんばし)を  紅を濃いめに よそゆきの 顔で笑って 生きてきた わたしの幸せ 泣きたいときに なみだ分けあう ひとがいる それがあなたよ 連れてって ふたりで渡りたい 愛染橋を  夢をうかべて ゆく川の 水にうつした 影法師 あなたの支えに なれるでしょうか 世間知らずの このわたし 三歩離れず 寄り添って 明日へ渡りたい 愛染橋を金田たつえ池田充男伊藤雪彦佐伯亮熱い男の まなざしで ついて来るかと 聞くあなた ここから戻れば また不幸せ 目には見えない 赤い糸 結ぶ縁(えにし)の 橋ならば あなたと渡りたい 愛染橋(あいぜんばし)を  紅を濃いめに よそゆきの 顔で笑って 生きてきた わたしの幸せ 泣きたいときに なみだ分けあう ひとがいる それがあなたよ 連れてって ふたりで渡りたい 愛染橋を  夢をうかべて ゆく川の 水にうつした 影法師 あなたの支えに なれるでしょうか 世間知らずの このわたし 三歩離れず 寄り添って 明日へ渡りたい 愛染橋を
故郷のれん風に揺れてる 赤ちょうちんに 寄っておゆきと 誘われて フラリ フラリくぐった故郷のれん 生きる辛さの 苦酒酌めば 元気だせよと おごり酒 酔えば 酔えば今夜も 故里の唄 「ハアー雪の 新潟吹雪に暮れてヨー」  湯気をたててる 煮込みのおでん 口に含めば おふくろの 味が 味が拡がる故郷のれん 祭囃子に秋風吹けば 郷里(くに)じゃ早目の 冬じたく 胸で 胸で詫びてる 親不孝  年齢(とし)も名前も 知らないけれど みんな似たよな 淋しがり 肩を 肩を寄せあう故郷のれん 北の訛りが 飛びだす頃は 寒いこころも あたたまる 酒は 酒は涙の 忘れ水金田たつえ仁井谷俊也三宅広一南郷達也風に揺れてる 赤ちょうちんに 寄っておゆきと 誘われて フラリ フラリくぐった故郷のれん 生きる辛さの 苦酒酌めば 元気だせよと おごり酒 酔えば 酔えば今夜も 故里の唄 「ハアー雪の 新潟吹雪に暮れてヨー」  湯気をたててる 煮込みのおでん 口に含めば おふくろの 味が 味が拡がる故郷のれん 祭囃子に秋風吹けば 郷里(くに)じゃ早目の 冬じたく 胸で 胸で詫びてる 親不孝  年齢(とし)も名前も 知らないけれど みんな似たよな 淋しがり 肩を 肩を寄せあう故郷のれん 北の訛りが 飛びだす頃は 寒いこころも あたたまる 酒は 酒は涙の 忘れ水
法善寺ブルース恋もしました 泣きました 今じゃ ネオンの花園が はぐれ蝶々の 仮の宿 夢をください もう一度 祈る涙の 祈る涙の 法善寺  ふられ上手に なりました だけど 女は弱いもの 嘘と知りつゝ 追いすがる 別れせつない うしろ影 霧が流れる 霧が流れる 御堂筋  夢をみました 消えました 今じゃ ミナミのこの街で 変えた名前も いくつやら つかみそこねた 幸せを さがす女の さがす女の 法善寺金田たつえ三上博司池田八声石倉重信恋もしました 泣きました 今じゃ ネオンの花園が はぐれ蝶々の 仮の宿 夢をください もう一度 祈る涙の 祈る涙の 法善寺  ふられ上手に なりました だけど 女は弱いもの 嘘と知りつゝ 追いすがる 別れせつない うしろ影 霧が流れる 霧が流れる 御堂筋  夢をみました 消えました 今じゃ ミナミのこの街で 変えた名前も いくつやら つかみそこねた 幸せを さがす女の さがす女の 法善寺
北海盆唄ハア北海名物 数々コリャあれどヨー おらがナー おらが国さの コーリャ ヤレサナ― 盆踊りヨー  ハアはやし太鼓に 手拍子コリャ揃えヨー やぐらナー やぐら囲んでコーリャ ヤレサナー 盆踊りヨー  ハア踊り見に来て 踊りのコリャ中でヨー 何時かナー 何時か手を振る コーリャ ヤレサナー 浴衣がけヨー  ハア踊り揃うて 輪になるコリャ頃はヨー 月もナー 月もうかれてコーリャ ヤレサナー 円くなるヨー金田たつえ北海道民謡北海道民謡ハア北海名物 数々コリャあれどヨー おらがナー おらが国さの コーリャ ヤレサナ― 盆踊りヨー  ハアはやし太鼓に 手拍子コリャ揃えヨー やぐらナー やぐら囲んでコーリャ ヤレサナー 盆踊りヨー  ハア踊り見に来て 踊りのコリャ中でヨー 何時かナー 何時か手を振る コーリャ ヤレサナー 浴衣がけヨー  ハア踊り揃うて 輪になるコリャ頃はヨー 月もナー 月もうかれてコーリャ ヤレサナー 円くなるヨー
夕影鳥夕暮れの 雅(みやび)の京都 薄墨(うすずみ)の とばりが下りる 鳴いて 鳴いて 鳴いて 鳴いて誰を呼ぶ 嵯峨野隠処(さがのかくれが) 夕影鳥(ほととぎす) 愛にはぐれた わたしもひとり  竹林の 寂しさ乗せた 鐘の音 こころに沁みる あなた あなた あなた あなた逢いたいと つばさ濡らすか 夕影鳥(ほととぎす) 月も片割れ たもとを絞る  送り火の 炎もやがて 山肌を こがして消える 燃えて 燃えて 燃えて 燃えて身を焼いた 過去へ飛びたい 夕影鳥(ほととぎす) つのる未練が おもかげ捜す金田たつえ高橋直人三宅広一前田俊明夕暮れの 雅(みやび)の京都 薄墨(うすずみ)の とばりが下りる 鳴いて 鳴いて 鳴いて 鳴いて誰を呼ぶ 嵯峨野隠処(さがのかくれが) 夕影鳥(ほととぎす) 愛にはぐれた わたしもひとり  竹林の 寂しさ乗せた 鐘の音 こころに沁みる あなた あなた あなた あなた逢いたいと つばさ濡らすか 夕影鳥(ほととぎす) 月も片割れ たもとを絞る  送り火の 炎もやがて 山肌を こがして消える 燃えて 燃えて 燃えて 燃えて身を焼いた 過去へ飛びたい 夕影鳥(ほととぎす) つのる未練が おもかげ捜す
望郷江差~演歌・江差追分~松前江差の 津花の浜で ヤンサノエー 好いた同志の 泣き別れ 連れて行く気は やまやまなれどネ 女通さぬ 場所がある  泣いたとて どうせ行く人 やらねばならぬ せめて波風 おだやかに 泣くに泣かれず 飛んでも行けずネ 心墨絵の 浜千鳥金田たつえ民謡江差追分より萩仁美南郷達也松前江差の 津花の浜で ヤンサノエー 好いた同志の 泣き別れ 連れて行く気は やまやまなれどネ 女通さぬ 場所がある  泣いたとて どうせ行く人 やらねばならぬ せめて波風 おだやかに 泣くに泣かれず 飛んでも行けずネ 心墨絵の 浜千鳥
望郷おんな酒瞼をとじりゃ 灯りがみえる 心ちぎって 見捨てた故郷 愛に走るも おんなの道と 耳をふさいで 夜汽車にのった あれは何年前だろう ああ 今夜もひとり酒  北行く汽車に 乗りさえすれば 直ぐに行けそな 吹雪の故郷 愛も破れた 暮らしも荒れた 買った切符は その場で捨てた 母に手紙も書けないで ああ 涙のおんな酒  片意地はって 死なずに生きる 消えぬ訛りが 哀しい故郷 誰も私を 覚えちゃいまい いつかいい人 みつけて帰る それは何年先だろう ああ 望郷おんな酒金田たつえ杉紀彦聖川湧池多孝春瞼をとじりゃ 灯りがみえる 心ちぎって 見捨てた故郷 愛に走るも おんなの道と 耳をふさいで 夜汽車にのった あれは何年前だろう ああ 今夜もひとり酒  北行く汽車に 乗りさえすれば 直ぐに行けそな 吹雪の故郷 愛も破れた 暮らしも荒れた 買った切符は その場で捨てた 母に手紙も書けないで ああ 涙のおんな酒  片意地はって 死なずに生きる 消えぬ訛りが 哀しい故郷 誰も私を 覚えちゃいまい いつかいい人 みつけて帰る それは何年先だろう ああ 望郷おんな酒
道導(みちしるべ)歩む道さえ 決めかねて 迷い悩んだ 若い日よ あてもないまま 旅立って 時の早瀬を 流れたわ 恋をして縁結び 産まれてきた子を育て 親の有難さ知りました 凪の海のように 穏やかに生きて 大きな愛で 包んでくれた 心広き父 優しい母よ 二人は 人生の道導(みちしるべ)  過去は戻って こないから 光り輝き 見えるのね 日々の生活(くらし)に 疲れたら 遠い故郷 思い出す 悲しみは喜びの 苦しみは幸せの きっと前兆(まえぶれ)と信じてる 茜雲のように 情熱の色で 明日の夢が 染まっていたわ 心熱き父 明朗(あかる)い母よ 二人は 人生の道導  音沙汰がないけれど 元気かと気にかける 親の心配に涙する 湧いた水のように 慈しみ湛え 私に愛を 注いでくれた 心清き父 鑑(かがみ)の母よ 二人は 人生の道導金田たつえ高橋直人萩仁美南郷達也歩む道さえ 決めかねて 迷い悩んだ 若い日よ あてもないまま 旅立って 時の早瀬を 流れたわ 恋をして縁結び 産まれてきた子を育て 親の有難さ知りました 凪の海のように 穏やかに生きて 大きな愛で 包んでくれた 心広き父 優しい母よ 二人は 人生の道導(みちしるべ)  過去は戻って こないから 光り輝き 見えるのね 日々の生活(くらし)に 疲れたら 遠い故郷 思い出す 悲しみは喜びの 苦しみは幸せの きっと前兆(まえぶれ)と信じてる 茜雲のように 情熱の色で 明日の夢が 染まっていたわ 心熱き父 明朗(あかる)い母よ 二人は 人生の道導  音沙汰がないけれど 元気かと気にかける 親の心配に涙する 湧いた水のように 慈しみ湛え 私に愛を 注いでくれた 心清き父 鑑(かがみ)の母よ 二人は 人生の道導
みちのく炎歌今夜だけでも 愛されたいと 想う心が わかるやら 湯上がりのあなたに 羽織 着せかけて 夫婦きどりの 夢に酔う 女 女 みちのく いで湯妻  明日のことなら わかっているの 駅の別れが 待つばかり 粉雪の寒さを 避ける 夜の部屋 命朝まで あずけたい お酒 お酒 みちのく いで湯妻  嘘になっても 怨みはしない いつか 逢えると 誓ってね その腕に抱かれて燃えて 知りました 恋のみれんを 切なさを 涙 涙 みちのく いで湯妻金田たつえ石本美由起聖川湧佐伯亮今夜だけでも 愛されたいと 想う心が わかるやら 湯上がりのあなたに 羽織 着せかけて 夫婦きどりの 夢に酔う 女 女 みちのく いで湯妻  明日のことなら わかっているの 駅の別れが 待つばかり 粉雪の寒さを 避ける 夜の部屋 命朝まで あずけたい お酒 お酒 みちのく いで湯妻  嘘になっても 怨みはしない いつか 逢えると 誓ってね その腕に抱かれて燃えて 知りました 恋のみれんを 切なさを 涙 涙 みちのく いで湯妻
娘の金屏風女手ひとつで 育てた娘 花と咲きます 金屏風 よかった よかった この日のために 嵐の苦労を耐えてきた 一緒に生きてく その人と おしどり暦を歩いてよ 嬉し涙が 目をふさぐ  肩から重荷が消えてくような なぜか淋しい 胸もある 惚れあう 惚れあう姿をいつも 並べて仲よく して欲しい 花嫁衣裳に 飾られた 娘の笑顔の幸せよ 春がきました 私にも  涙が後から後から湧いて 過ぎる時間が夢のよう 誰にも 誰にも 自慢の娘 相手に渡して これでいい その手を離さず どこまでも おしどり暦を歩いてよ それが願いの 親ごころ金田たつえ荒川利夫殿島周二女手ひとつで 育てた娘 花と咲きます 金屏風 よかった よかった この日のために 嵐の苦労を耐えてきた 一緒に生きてく その人と おしどり暦を歩いてよ 嬉し涙が 目をふさぐ  肩から重荷が消えてくような なぜか淋しい 胸もある 惚れあう 惚れあう姿をいつも 並べて仲よく して欲しい 花嫁衣裳に 飾られた 娘の笑顔の幸せよ 春がきました 私にも  涙が後から後から湧いて 過ぎる時間が夢のよう 誰にも 誰にも 自慢の娘 相手に渡して これでいい その手を離さず どこまでも おしどり暦を歩いてよ それが願いの 親ごころ
夫婦駒将棋が女房と 啖呵をきって 独りあなたは 上りの夜汽車 天下分け目の 勝負のゆくえ 割れた茶碗に 心が騒ぐ 風が身を切る 路地裏長屋  夢をしまった 箪笥の裏で ほこりまみれで 泣いてた桂馬 こんなちいさな 将棋の駒に なんであなたは 命を賭ける 人眼しのんで お百度まいり  たとえ負けようと 歩と呼ばれよと あなた小春の 大事な王将 夫婦なりゃこそ 通天閣を じっと見上げて 明日を祈りゃ 鐘が鳴ります 浪速の空に 金田たつえ初信之助徳久広司将棋が女房と 啖呵をきって 独りあなたは 上りの夜汽車 天下分け目の 勝負のゆくえ 割れた茶碗に 心が騒ぐ 風が身を切る 路地裏長屋  夢をしまった 箪笥の裏で ほこりまみれで 泣いてた桂馬 こんなちいさな 将棋の駒に なんであなたは 命を賭ける 人眼しのんで お百度まいり  たとえ負けようと 歩と呼ばれよと あなた小春の 大事な王将 夫婦なりゃこそ 通天閣を じっと見上げて 明日を祈りゃ 鐘が鳴ります 浪速の空に 
夫婦盃お酒のにおいが しみこんだ 座蒲団がわりの いすならべ 三々九度の まねごとを すればふたりに しあわせの 泪がこぼれるね ああ 泪がこぼれるね 夫婦盃  何にもお祝い ないけれど 二人にゃ小さな この子らの 笑顔を包んだ のし袋 胸にいつでも しまってる 苦労をのりこえた ああ 苦労をのりこえた 夫婦盃  一緒になってと いったのは 私のほうです ねえあなた 貧乏ぐらしの ふたりでも ちから合わせりゃ 今度こそ 冬にも春がくる ああ 冬にも春がくる 夫婦盃金田たつえ木未野奈伊藤雪彦佐伯亮お酒のにおいが しみこんだ 座蒲団がわりの いすならべ 三々九度の まねごとを すればふたりに しあわせの 泪がこぼれるね ああ 泪がこぼれるね 夫婦盃  何にもお祝い ないけれど 二人にゃ小さな この子らの 笑顔を包んだ のし袋 胸にいつでも しまってる 苦労をのりこえた ああ 苦労をのりこえた 夫婦盃  一緒になってと いったのは 私のほうです ねえあなた 貧乏ぐらしの ふたりでも ちから合わせりゃ 今度こそ 冬にも春がくる ああ 冬にも春がくる 夫婦盃
夫婦桜お湯で焼酎 割りました 今夜は呑みましょ ねぇ あなた 昭和の生まれが 寄り添いながら 苦労の重ね着 はらりと脱げば 窓に 窓にまあるい お月さん 夫婦桜は 今 花ざかり  二人三脚 疲れたら たまにはゆっくり ねぇ あなた ひと幕芝居の この人生を あなたがいたから 歩いて来れた 惚れて 惚れてほろ酔い ふたり酒 夫婦桜は 今 花ざかり  「おとうさん、ふたりの夢が綺麗に咲きましたね。 子供たちも一人前になったし… これからは私達の人生、 一歩一歩大切に歩いて行きましょうね…」  お酒まわれば この膝で 休んでください ねぇ あなた いいことづくしじゃ なかったけれど ないないづくしも 笑顔で越えりゃ 窓に 窓にまあるい お月さん 夫婦桜は 今 花ざかり金田たつえ菅麻貴子稲沢祐介前田俊明お湯で焼酎 割りました 今夜は呑みましょ ねぇ あなた 昭和の生まれが 寄り添いながら 苦労の重ね着 はらりと脱げば 窓に 窓にまあるい お月さん 夫婦桜は 今 花ざかり  二人三脚 疲れたら たまにはゆっくり ねぇ あなた ひと幕芝居の この人生を あなたがいたから 歩いて来れた 惚れて 惚れてほろ酔い ふたり酒 夫婦桜は 今 花ざかり  「おとうさん、ふたりの夢が綺麗に咲きましたね。 子供たちも一人前になったし… これからは私達の人生、 一歩一歩大切に歩いて行きましょうね…」  お酒まわれば この膝で 休んでください ねぇ あなた いいことづくしじゃ なかったけれど ないないづくしも 笑顔で越えりゃ 窓に 窓にまあるい お月さん 夫婦桜は 今 花ざかり
夫婦譜~愛するあんたに贈る応援歌~越えられぬ 試練など あるものですか 泣いたら負けです ねぇ あんた くされ縁です 夫婦です ついて行きます どこどこまでも この坂越えたら しあわせ行きの きっと列車が 待ってます  誰よりも わたしには あんたが分かる ゆうべの涙も 知ってます 二度や三度の つまずきは あんただったら 力に変える 急がば回れと 世間は言うわ せめて今夜は 飲みましょか  山あれば 谷もある 人生だもの 信じていますよ ねぇ あんた 元気出しましょ 夫婦です 花も咲くでしょ 実もならせましょ この世に何億 男がいても あんたひとりが 命です金田たつえ原文彦三宅広一前田俊明越えられぬ 試練など あるものですか 泣いたら負けです ねぇ あんた くされ縁です 夫婦です ついて行きます どこどこまでも この坂越えたら しあわせ行きの きっと列車が 待ってます  誰よりも わたしには あんたが分かる ゆうべの涙も 知ってます 二度や三度の つまずきは あんただったら 力に変える 急がば回れと 世間は言うわ せめて今夜は 飲みましょか  山あれば 谷もある 人生だもの 信じていますよ ねぇ あんた 元気出しましょ 夫婦です 花も咲くでしょ 実もならせましょ この世に何億 男がいても あんたひとりが 命です
夫婦蛍暗い夜空に 青い灯が 二つ仲良く 飛んでゆく 危ない川に 溺れずに 夫婦蛍は 手をつなぎ あなたおまえで 生きて来た 生きて来た  水が汚れた 世間でも 情(なさけ)通わす 橋はある 渡れば甘い 露もある 夫婦蛍は 悲しみを あなたおまえで 乗り越える 乗り越える  雨に打たれて 飛べぬ日は 愛の葉かげで ともす夢 苦労を耐えて 花にする 夫婦蛍は 晴れた日に あなたおまえで 舞いあがる 舞いあがる金田たつえ土屋正敬稲沢祐介石倉重信暗い夜空に 青い灯が 二つ仲良く 飛んでゆく 危ない川に 溺れずに 夫婦蛍は 手をつなぎ あなたおまえで 生きて来た 生きて来た  水が汚れた 世間でも 情(なさけ)通わす 橋はある 渡れば甘い 露もある 夫婦蛍は 悲しみを あなたおまえで 乗り越える 乗り越える  雨に打たれて 飛べぬ日は 愛の葉かげで ともす夢 苦労を耐えて 花にする 夫婦蛍は 晴れた日に あなたおまえで 舞いあがる 舞いあがる
紅葉の宿山の梺(ふもと)の 湯の町坂に 小雨 しとしと 降る夜は 抱いてください 思い切り 逢瀬重ねる 紅葉の宿で 愛をたしかめ ああ頬染める  女ごころの ほのかな灯り 酔えば 散る散る 寂しさよ 抱いてください 夜明けまで ひと目忍んだ 紅葉の宿で 重ねる罪に ああ頬ぬらす  添えぬ運命を 哀しむように 鳴くな ほろほろ はぐれ鳥 抱いてください もう一度 明日になったら 紅葉の宿に 別れを告げて ああ他人妻金田たつえ長谷川美加蘭一二三池多孝春山の梺(ふもと)の 湯の町坂に 小雨 しとしと 降る夜は 抱いてください 思い切り 逢瀬重ねる 紅葉の宿で 愛をたしかめ ああ頬染める  女ごころの ほのかな灯り 酔えば 散る散る 寂しさよ 抱いてください 夜明けまで ひと目忍んだ 紅葉の宿で 重ねる罪に ああ頬ぬらす  添えぬ運命を 哀しむように 鳴くな ほろほろ はぐれ鳥 抱いてください もう一度 明日になったら 紅葉の宿に 別れを告げて ああ他人妻
夕顔濡れた黒髪 梳く指の 細さに泣けば 焦がれ月 あなたの浴衣の 残り香を 乳房包んで… 庭の風鈴 手にとれば 咲いて夕顔 恋しのぶ  和紙の団扇を 帯にさし ふたり寄り添い 蛍川 夢もはかない うたかたの おんな一輪… こころ淋しく 夏に咲く 白い夕顔 何を泣く  雨はむらさき 宵化粧 書いては捨てる みだれ恋文 追えないあなたに 炎えるほど 若くはないわと… 言って聞かせる 縁先に 揺れて夕顔 みれん咲き金田たつえはち惣平保田幸司郎濡れた黒髪 梳く指の 細さに泣けば 焦がれ月 あなたの浴衣の 残り香を 乳房包んで… 庭の風鈴 手にとれば 咲いて夕顔 恋しのぶ  和紙の団扇を 帯にさし ふたり寄り添い 蛍川 夢もはかない うたかたの おんな一輪… こころ淋しく 夏に咲く 白い夕顔 何を泣く  雨はむらさき 宵化粧 書いては捨てる みだれ恋文 追えないあなたに 炎えるほど 若くはないわと… 言って聞かせる 縁先に 揺れて夕顔 みれん咲き
湯の町情話窓の下から ささやくような 川のせせらぎ 枕にさわぐ あなたこの手を 離しちゃいやよ 愛を誓った いで湯の里の 朝がまぶしい 夏もみじ  わたしあなたの お魚ですと そっと甘える しのび酒 あなたこの手を 離しちゃいやよ 酔って畳に 解いた帯が 川になります おんな宿  燃えて何度も あなたに散った あかい契りの 一夜花 あなたこの手を 離しちゃいやよ 遠く聴こえる かじかの声が 耳に今でも 残ります金田たつえ原文彦三宅広一石倉重信窓の下から ささやくような 川のせせらぎ 枕にさわぐ あなたこの手を 離しちゃいやよ 愛を誓った いで湯の里の 朝がまぶしい 夏もみじ  わたしあなたの お魚ですと そっと甘える しのび酒 あなたこの手を 離しちゃいやよ 酔って畳に 解いた帯が 川になります おんな宿  燃えて何度も あなたに散った あかい契りの 一夜花 あなたこの手を 離しちゃいやよ 遠く聴こえる かじかの声が 耳に今でも 残ります
湯の町椿かくれ咲きした 椿の花に どこか似たよな 身のさだめ いくら好きでも この世では 一緒になれない ひとだもの 炎えて悲しい… 湯の町椿  宿の浴衣に 羞じらいながら 酔ってあなたに 躰をまかす 離れられない ふたりなら このまま愛しい 胸の中 いっそ散りたい… 湯の町椿  帰り支度の 貴方の背中に 次の逢瀬を またせがむ 悪いおんなと 云われても 誰にも渡せぬ 恋だもの 夢に生きたい… 湯の町椿金田たつえ仁井谷俊也南郷孝山田年秋かくれ咲きした 椿の花に どこか似たよな 身のさだめ いくら好きでも この世では 一緒になれない ひとだもの 炎えて悲しい… 湯の町椿  宿の浴衣に 羞じらいながら 酔ってあなたに 躰をまかす 離れられない ふたりなら このまま愛しい 胸の中 いっそ散りたい… 湯の町椿  帰り支度の 貴方の背中に 次の逢瀬を またせがむ 悪いおんなと 云われても 誰にも渡せぬ 恋だもの 夢に生きたい… 湯の町椿
湯の街ながれ唄女の運命に さからいながら 流れてきました いで湯の街へ 面影一つを 抱きしめながら 噂をたよりに ネオン川 あなたが恋しい 湯の街ながれ唄  どんなにあなたを 愛していても 妻にはなれない 私の立場 忘れることなど できないまゝに 今夜も淋しく ひとり酒 あなたと酔いたい 湯の街ながれ唄  あなたを尋ねて 流れて行けば 世間は私を とがめるでしょう 傷つきながらも この愛だけは たちきることなど できません あなたに逢いたい 湯の街ながれ唄金田たつえ白鳥園枝大野弘也女の運命に さからいながら 流れてきました いで湯の街へ 面影一つを 抱きしめながら 噂をたよりに ネオン川 あなたが恋しい 湯の街ながれ唄  どんなにあなたを 愛していても 妻にはなれない 私の立場 忘れることなど できないまゝに 今夜も淋しく ひとり酒 あなたと酔いたい 湯の街ながれ唄  あなたを尋ねて 流れて行けば 世間は私を とがめるでしょう 傷つきながらも この愛だけは たちきることなど できません あなたに逢いたい 湯の街ながれ唄
夢花火逢えば逢うほど 別れが辛い 辛い別れの しのび逢い 不倫じゃないのよ わかるでしょうか たとえわずかな間でも 燃えていたいの あなたの胸で 女ごころの 夢花火  私ひとりの あなたじゃないと 知っていながら 奪いたい 愛しか見えない いけない女 帰るあなたを 追いかけて ひとり見上げる 夜空に咲いた 運命はかない 夢花火  あなたひとりに 命を賭けて 灰になるまで 燃えたいの 信じて下さい 女のこころ ひとり寝る夜の さみしさを 抱いて探すの あなたの匂い しょせんふたりは 夢花火金田たつえ三浦康照石中仁人逢えば逢うほど 別れが辛い 辛い別れの しのび逢い 不倫じゃないのよ わかるでしょうか たとえわずかな間でも 燃えていたいの あなたの胸で 女ごころの 夢花火  私ひとりの あなたじゃないと 知っていながら 奪いたい 愛しか見えない いけない女 帰るあなたを 追いかけて ひとり見上げる 夜空に咲いた 運命はかない 夢花火  あなたひとりに 命を賭けて 灰になるまで 燃えたいの 信じて下さい 女のこころ ひとり寝る夜の さみしさを 抱いて探すの あなたの匂い しょせんふたりは 夢花火
夢螢季節はずれの 螢がひとつ そっとあなたに すがって生きる 「春をください」 この手のひらに 闇にはらはら 舞い散る雪は 女ごころの 夢追い螢  少し遅れて うしろを歩く そんな癖さえ ぬけない私 「明日をください」この手のひらに あなたのために 尽くせるならば 遅れた春を 悔やみはしない  窓に積もった運命の雪も やがて溶ければ 明日が見える 「夢をください」 この手のひらに 涙ひとすじ 夜霧に変えて 命を灯す しあわせ螢金田たつえ菅麻貴子深谷昭季節はずれの 螢がひとつ そっとあなたに すがって生きる 「春をください」 この手のひらに 闇にはらはら 舞い散る雪は 女ごころの 夢追い螢  少し遅れて うしろを歩く そんな癖さえ ぬけない私 「明日をください」この手のひらに あなたのために 尽くせるならば 遅れた春を 悔やみはしない  窓に積もった運命の雪も やがて溶ければ 明日が見える 「夢をください」 この手のひらに 涙ひとすじ 夜霧に変えて 命を灯す しあわせ螢
酔いどれて浪花節女を騙して 逃げて行く 男が憎くて たまらない 俺に未練を 残すなと キザなつもりの 置手紙 それが男の やさしさですか 酔いどれて ひと節 歌う涙のアンアン………浪花節  冷たい男の あの嘘に 女はいつでも 泣かされる こんな男の あと追わず きっといい奴 探せよと それが男の 言い訳ですか 酔いどれて ひと節 歌う涙のアンアン………浪花節  こんなに苦しい ものならば こわれた夢でも すがりたい 別れ間際に ふりむけば つくす女に なれと言う それが男の なぐさめですか 酔いどれて ひと節 歌う涙のアンアン………浪花節金田たつえ鳥井実松浦孝之坂下滉女を騙して 逃げて行く 男が憎くて たまらない 俺に未練を 残すなと キザなつもりの 置手紙 それが男の やさしさですか 酔いどれて ひと節 歌う涙のアンアン………浪花節  冷たい男の あの嘘に 女はいつでも 泣かされる こんな男の あと追わず きっといい奴 探せよと それが男の 言い訳ですか 酔いどれて ひと節 歌う涙のアンアン………浪花節  こんなに苦しい ものならば こわれた夢でも すがりたい 別れ間際に ふりむけば つくす女に なれと言う それが男の なぐさめですか 酔いどれて ひと節 歌う涙のアンアン………浪花節
よさこい演歌時化(しけ)て暴れる 黒潮よりも 土佐のいごっそう 心は熱い 地酒 一本 あぐらに 抱けば 夢は千里(せんり)の 海をゆく 近いぜよ 男の夜明け 歌え男の よさこい演歌  鰹焼かせりゃ 誰にも負けぬ 土佐のはちきん 恋女房よ うちはほんまに しあわせ者(もん)と 苦労かくして えびす顔 泣けるぜよ 両(りょう)の手叩き 歌え男の よさこい演歌  引けば済むのを 引けずに押して 澱(よど)む世間に 波風(なみかぜ)立てる いつか日本を 揺さぶるような 俺も龍馬になりたくて 燃えるぜよ 男の意地が 歌え男の よさこい演歌金田たつえ原文彦三宅広一南郷達也時化(しけ)て暴れる 黒潮よりも 土佐のいごっそう 心は熱い 地酒 一本 あぐらに 抱けば 夢は千里(せんり)の 海をゆく 近いぜよ 男の夜明け 歌え男の よさこい演歌  鰹焼かせりゃ 誰にも負けぬ 土佐のはちきん 恋女房よ うちはほんまに しあわせ者(もん)と 苦労かくして えびす顔 泣けるぜよ 両(りょう)の手叩き 歌え男の よさこい演歌  引けば済むのを 引けずに押して 澱(よど)む世間に 波風(なみかぜ)立てる いつか日本を 揺さぶるような 俺も龍馬になりたくて 燃えるぜよ 男の意地が 歌え男の よさこい演歌
よさこい渡り鳥黒潮舞台に 鰹が踊る 月も浮かれる 桂浜 嗚子の囃子が 聞こえたら 土佐のふるさと おもいだせ よさこい よさこい 祭りにゃ飛んで来い 帰ってこいこい よさこい渡り鳥  南国育ちの この胸焦がし 燃えてはじけた 恋花火 別れを惜しんで 寄り添った 赤い燗干 なごり橋 よさこい よさこい 幸せ連れて来い 帰ってこいこい よさこい渡り鳥  岬で見渡す 海より 深い 情け波打つ 城下町 逢える日信じて 待っている 土佐の高知で暮らそうよ よさこい よさこい 夢でも飛んで来い 帰ってこいこい よさこい渡り鳥金田たつえ高橋直人池田八声前田俊明黒潮舞台に 鰹が踊る 月も浮かれる 桂浜 嗚子の囃子が 聞こえたら 土佐のふるさと おもいだせ よさこい よさこい 祭りにゃ飛んで来い 帰ってこいこい よさこい渡り鳥  南国育ちの この胸焦がし 燃えてはじけた 恋花火 別れを惜しんで 寄り添った 赤い燗干 なごり橋 よさこい よさこい 幸せ連れて来い 帰ってこいこい よさこい渡り鳥  岬で見渡す 海より 深い 情け波打つ 城下町 逢える日信じて 待っている 土佐の高知で暮らそうよ よさこい よさこい 夢でも飛んで来い 帰ってこいこい よさこい渡り鳥
夜の蝉あられなく胸をふるわせ 夜鳴く蝉は 誰に焦がれて 泣くのでしょうか 好きで別れた あなたに逢えた この橋を渡れたら 棄てて悔いない ああ迷い川  好きだよと 拒むすべなく さしだす傘に 耳を染めても 不埒でしょうか まわり舞台の 道行きならば 赦される 恋路でも 他人は指さす ああ罪の川  狂おしく 命しぼって 夜鳴く蝉は 何処で未練を 消すのでしょうか 息を殺して くるめく闇に うたかたの 肌を焦がす 生きる縁の ああ幻想の川金田たつえ萩原たかし花笠薫山田年秋あられなく胸をふるわせ 夜鳴く蝉は 誰に焦がれて 泣くのでしょうか 好きで別れた あなたに逢えた この橋を渡れたら 棄てて悔いない ああ迷い川  好きだよと 拒むすべなく さしだす傘に 耳を染めても 不埒でしょうか まわり舞台の 道行きならば 赦される 恋路でも 他人は指さす ああ罪の川  狂おしく 命しぼって 夜鳴く蝉は 何処で未練を 消すのでしょうか 息を殺して くるめく闇に うたかたの 肌を焦がす 生きる縁の ああ幻想の川
わたしの故郷四万十河原(かわら)も爛漫(らんまん) 菜の花つつじ 藤に夜桜 花絵巻 ふるさと 四万十(しまんと) 春風薫(かお)り 上(のぼ)る若鮎 はじけて踊る こんな良い所(とこ) 他にはないわ 幸せを胸に抱きしめ あなたと生きてゆく  夏でも秋でも 祭のお酒 冬は寄り添い 雪見酒(ゆきみざけ) ふるさと 四万十(しまんと) 大河(おおかわ)暮れて 澄んだ水面(みなも)に 月影浮かぶ 岸のカワセミ まどろむ頃は やすらぎの灯(あか)り点(とも)して ふたりの明日を待つ  嵐が荒れても 切れない絆 愛の架け橋 沈下橋(ちんかばし) ふるさと 四万十(しまんと) やさしい流れ 注ぐ土佐湾 遙かな旅路 希望(のぞみ)ひとすじ 命の限り この街の人とふれあい 夢みて生きてゆく金田たつえ高橋直人池田八声石倉重信河原(かわら)も爛漫(らんまん) 菜の花つつじ 藤に夜桜 花絵巻 ふるさと 四万十(しまんと) 春風薫(かお)り 上(のぼ)る若鮎 はじけて踊る こんな良い所(とこ) 他にはないわ 幸せを胸に抱きしめ あなたと生きてゆく  夏でも秋でも 祭のお酒 冬は寄り添い 雪見酒(ゆきみざけ) ふるさと 四万十(しまんと) 大河(おおかわ)暮れて 澄んだ水面(みなも)に 月影浮かぶ 岸のカワセミ まどろむ頃は やすらぎの灯(あか)り点(とも)して ふたりの明日を待つ  嵐が荒れても 切れない絆 愛の架け橋 沈下橋(ちんかばし) ふるさと 四万十(しまんと) やさしい流れ 注ぐ土佐湾 遙かな旅路 希望(のぞみ)ひとすじ 命の限り この街の人とふれあい 夢みて生きてゆく
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