堀内孝雄作曲の歌詞一覧リスト  311曲中 1-200曲を表示

全2ページ中 1ページを表示
311曲中 1-200曲を表示
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
山河PLATINA LYLIC五木ひろしPLATINA LYLIC五木ひろし小椋佳堀内孝雄川村栄二人は皆 山河に生まれ、抱かれ、挑み、 人は皆 山河を信じ、和み、愛す、 そこに 生命(いのち)をつなぎ 生命を刻む そして 終(つ)いには 山河に還る  顧みて、恥じることない 足跡を山に 残したろうか 永遠の 水面の光 増す夢を 河に浮かべたろうか 愛する人の瞳(め)に 愛する人の瞳に 俺の山河は美しいかと。美しいかと。  歳月は 心に積まれ 山と映り 歳月は 心に流れ 河を描く そこに 積まれる時と、流れる時と、 人は誰もが 山河を宿す。  ふと想う、悔いひとつなく 悦びの山を 築けたろうか くしゃくしゃに嬉し泣きする かげりない 河を抱けたろうか 愛する人の瞳に 愛する人の瞳に 俺の山河は美しいかと。  顧みて、恥じることない 足跡を山に 残したろうか 永遠の 水面の光 増す夢を 河に浮かべたろうか 愛する人の瞳(め)に 愛する人の瞳に 俺の山河は美しいかと。美しいかと。
遠くで汽笛を聞きながらPLATINA LYLICアリスPLATINA LYLICアリス谷村新司堀内孝雄青木望・アリス悩みつづけた日々が まるで嘘のように 忘れられる時が 来るまで心を閉じたまま 暮らしてゆこう 遠くで汽笛を聞きながら 何もいいことがなかったこの街で  俺を見捨てた女を 恨んで生きるより 幼い心に秘めた むなしい涙の捨て場所を さがしてみたい 遠くで汽笛を聞きながら 何もいいことがなかったこの街で  せめて一夜の夢と 泣いて泣き明かして 自分の言葉に嘘は つくまい人を裏切るまい 生きてゆきたい 遠くで汽笛を聞きながら 何もいいことがなかったこの街で
愛しき日々PLATINA LYLIC堀内孝雄PLATINA LYLIC堀内孝雄小椋佳堀内孝雄風の流れの 激しさに 告げる想いも 揺れ惑う かたくなまでの ひとすじの道 愚か者だと 笑いますか もう少し時が ゆるやかであったなら  雲の切れ間に 輝いて 空しい願い また浮ぶ ひたすら夜を 飛ぶ流れ星 急ぐ命を 笑いますか もう少し時が 優しさを投げたなら 愛しき日々の はかなさは 消え残る夢 青春の影  気まじめ過ぎた まっすぐな愛 不器用者と 笑いますか もう少し時が たおやかに過ぎたなら 愛しき日々は ほろにがく 一人夕陽に 浮かべる涙  愛しき日々の はかなさは 消え残る夢 青春の影
秋止符PLATINA LYLICアリスPLATINA LYLICアリス谷村新司堀内孝雄石川鷹彦左ききのあなたの手紙 右手でなぞって真似てみる いくら書いても埋めつくせない 白紙の行が そこにある  友情なんて呼べるほど 綺麗事で済むような 男と女じゃないことなど うすうす感じていたけれど  あの夏の日がなかったら 楽しい日々が続いたのに 今年の秋はいつもの秋より 長くなりそうな そんな気がして  夢を両手に都会(まち)に出て 何も掴めず帰るけど やさしさの扉を開ける鍵は 眠れない夜が そっと教えた  心も体も開きあい それから始まるものがある それを愛とは言わないけれど それを愛とは言えないけれど  あの夏の日がなかったら 楽しい日々が続いたのに 今年の秋はいつもの秋より 長くなりそうな そんな気がして  春の嵐が来る前に 暖かい風が吹く前に  重いコートは脱ぎすてなければ 歩けないような そんな気がして
恋唄綴りPLATINA LYLIC堀内孝雄PLATINA LYLIC堀内孝雄荒木とよひさ堀内孝雄涙まじりの 恋唄は 胸の痛さか 想い出か それとも幼い あの頃の 母に抱かれた 子守唄 ああ… 夢はぐれ 恋はぐれ 飲めば 飲むほど 淋しいくせに あんた どこにいるの あんた 逢いたいよ  窓にしぐれの この雨は あすも降るのか 晴れるのか それとも 涙がかれるまで 枕ぬらして かぞえ唄 ああ… 夢はぐれ 恋はぐれ 泣けば 泣くほど 悲しいくせに あんた 抱かれたいよ あんた 逢いたいよ  ああ… 夢はぐれ 恋はぐれ 飲めば 飲むほど 淋しいくせに あんた どこにいるの あんた 逢いたいよ
影法師GOLD LYLIC堀内孝雄GOLD LYLIC堀内孝雄荒木とよひさ堀内孝雄川村栄二人の優しさ 恋しい晩(よる)は 男泣きする 切ない胸が この身をつつむ ぬくもりならば 愛じゃなくても 信じあえる  心の傷なら 酒でもくらって 詫びたい人なら この手を合わせて 淋しさこらえた おまえの横顔 過去(きのう)をひきずる そんな 影法師  胸に灯(あかり)を ともした晩(よる)は 想い出だけが 心のねぐら 夢がちぎれて ひとりでいても 誰かを抱けば 忘れられる  心の傷なら 涙で洗って 逢いたい人なら この瞳(め)をつぶって 淋しい背中が お前の人生 過去(きのう)をひきずる そんな 影法師  心の傷なら 酒でもくらって 詫びたい人なら この手を合わせて 淋しさこらえた おまえの横顔 過去(きのう)をひきずる そんな 影法師
都会の天使たちGOLD LYLIC堀内孝雄&桂銀淑GOLD LYLIC堀内孝雄&桂銀淑荒木とよひさ堀内孝雄川村栄二この都会(まち)に 眠りの天使たちが 遊びに疲れて 夜を運ぶ 悲しみのベッドで 瞳(め)を閉じれば 幼い昔へ 誰でも帰れる  せめて愛する人が 隣りにいたら 夢の中まで 連れていけるはず 生きていることさえも 切ないなら 泣いていいから 心を抱きしめて ひとりで 抱きしめて  人生は想い出 数えるだけ 人肌恋しい 寒い夜は 過ぎた日は いつでも綺麗すぎて 涙のかけらで 飾りをつけてる  せめて悲しい人が 隣りにいたら 夢をわけあい 飲んでいるけれど めぐり逢えればいつか 別れの日が 待っているから 心が泣きぬれて ひとりで 泣きぬれて  せめて愛する人が 隣りにいたら 夢の中まで 連れていけるはず 生きていることさえも 切ないなら 泣いていいから 心を抱きしめて ひとりで 抱きしめて
冬の稲妻GOLD LYLICアリスGOLD LYLICアリス谷村新司堀内孝雄石川鷹彦あなたは 稲妻のように 私の心を 引き裂いた 蒼ざめた心 ふるわせて 立ちつくすひとり 立ちつくす You're rollin thunder 突然すぎた You're rollin thunder 別れの言葉 忘れない あなたが残していった 傷跡だけは…  あなたは 稲妻のように 私の体を 突き抜けた 燃え尽きた体 抱きしめて 駆け抜ける一人 雨の中 You're rollin thunder 突然すぎた You're rollin thunder 別れの言葉 忘れない あなたが残していった 傷跡だけは… 忘れない あなたが残していった 傷跡だけは… あなたは 稲妻のように 私の心を 引き裂いた 蒼ざめた心 ふるわせて 立ちつくすひとり 立ちつくす
君のひとみは10000ボルトGOLD LYLIC堀内孝雄GOLD LYLIC堀内孝雄谷村新司堀内孝雄鳶色のひとみに 誘惑のかげり 金木犀の 咲く道を 銀色の翼の馬で 駈けてくる 二十世紀の ジャンヌ・ダークよ  君のひとみは 10000ボルト 地上に降りた 最後の天使 君のひとみは 10000ボルト 地上に降りた 最後の天使  まぶしすぎる朝に 出会った時の そんな心の ときめきを 知らぬ間にふりまき 消えていった 季節はずれの ミストレル  君のひとみは 10000ボルト 地上に降りた 最後の天使 君のひとみは 10000ボルト 地上に降りた 最後の天使  君のひとみは 10000ボルト 地上に降りた 最後の天使 君のひとみは 10000ボルト 地上に降りた 最後の天使
竹とんぼGOLD LYLIC堀内孝雄GOLD LYLIC堀内孝雄荒木とよひさ堀内孝雄「今は我慢しよう 俺たち一緒に 夢を飛ばしてきた 竹とんぼじゃないか」  砂を噛むような こんな人の世に 誰かひとりでも 信じ合えるなら 夢がささくれて 人生(みち)に迷ったら 酒でぬくもりを わかち合えばいい 涙よ お前に 負けた訳じゃない 背中が少し 淋しいだけさ なんにもなかった 昔のように もう一度あの日へ 飛ばせ 竹とんぼ  「浮いたり沈んだり 泣いたり笑ったり 面白いよな ハハッ 人生って…」  もしも次の世に 生まれ変わっても そうさ生き方を 恥じることはない 男泣きしても なぐり合いしても 胸の痛みなら わかりあえたから 時代よ お前に 負けた訳じゃない 心が少し 切ないだけさ 夕やけ 裸足(はだし)で 追いかけていた もう一度あの日へ 飛ばせ 竹とんぼ  涙よ お前に 負けた訳じゃない 背中が少し 淋しいだけさ なんにもなかった 昔のように もう一度あの日へ 飛ばせ 竹とんぼ  もう一度あの日へ 飛ばせ 竹とんぼ
狂った果実GOLD LYLICアリスGOLD LYLICアリス谷村新司堀内孝雄ひとしきり肩濡らした冬の雨 泥をはねて行き過ぎる車 追いかけて喧嘩でもしてみたら 少しぐらい心もまぎれる 狂った果実には 青空は似合わない 家を出たあの時の母のふるえる声は 今でも耳に響いてる 低く高く  ポケットで折れていたハイライト おかしくて吸う気にもなれず かじりかけの林檎を ただ思い切り投げつける都会の闇に 許してくれなんて 言えない 今の俺には ナイフすてたこの手で 回すダイヤルの音 せめてもう一度 刻みたい声がある  生まれてきたことを 悔やんでないけれど 幸福に暮らすには時代は冷たすぎた 中途半端でなけりゃ 生きられない それが今  狂った果実にも見る夢はあるけれど どうせ絵空事なら いっそ黙ってしまおう せめてこの胸が 裂けるまで Silence is Truth!
ジョニーの子守唄GOLD LYLICアリスGOLD LYLICアリス谷村新司堀内孝雄石川鷹彦束の間の淋しさ うずめるために 君の歌声を聞いていた せまいホールの壁にもたれて 君の動きを追いかけていた  飛び散る汗と煙の中に あの頃の俺がいた オーオージョニー 君は今 オージョニー どこにいるのか  時間つぶしの店の片隅 ふと聞こえてきた君の唄 コーヒーカップを持つ手がふいに ふるえ出したのが恥ずかしくて  子供が出来た今でさえ あの頃は忘れない オーオージョニー 君だけが オージョニー 俺の思い出  風の噂で聞いたけど 君はまだ燃えていると オーオージョニー それだけが オージョニー ただ嬉しくて
愛染橋GOLD LYLIC山口百恵GOLD LYLIC山口百恵松本隆堀内孝雄春一番が吹き荒れた後 花を敷いた路地へ 今日こそ返事聞かせてくれと 問いつめられそうで  あなた以上にやさしい人は いそうにもないけど 結婚なんて旧(ふる)い言葉に 縛られたくなくて  橋の名は愛染橋 ほほえんで渡れば恋がかなう うつむけばそれきりとまどい橋  うちは淋しい女やからね 愛なんてよう知らん 時の流れも春のうららに 渡りたい 渡れない  髪の芯まで飽きられる日が 来ないとも限らず そしたらすぐに別れる勇気 ありそうでなさそで  橋の名は愛染橋 ただ一度渡ればもう戻れぬ 振り向けばそこから想い出橋  うちは愚かな女やからね 人生もよう知らん けれどあなたに手招きされて 渡りたい 渡れない
カラスの女房GOLD LYLIC堀内孝雄GOLD LYLIC堀内孝雄荒木とよひさ堀内孝雄川村栄二お酒をのめば 忘れ草 いいことばっかり あんたは言って カラスみたいに どこかへ帰る それでも心底 惚れているから  一生このまま 待つだけの 電信柱でいいからさ 今度生まれりゃ あんたと暮らす カラスの女房に なるからね  お酒に酔えば 膝枕 寝たふりしている あんたが好きよ カラスみたいに 飛んでかないで 七つの子供が 恋しくたって  この世のどこかへ 逃げたって 夕やけ小やけは ついてくる 今度生まれりゃ あんたと暮らす カラスの女房に なるからね  一生このまま 待つだけの 電信柱でいいからさ 今度生まれりゃ あんたと暮らす カラスの女房に なるからね  カラスの女房に なるからね 
愛しき日々GOLD LYLIC小椋佳GOLD LYLIC小椋佳小椋佳堀内孝雄風の流れの 激しさに 告げる想いも 揺れ惑う かたくなまでの ひとすじの道 愚か者だと 笑いますか もう少し時が ゆるやかであったなら  雲の切れ間に 輝いて 空しい願い また浮ぶ ひたすら夜を 飛ぶ流れ星 急ぐ命を 笑いますか もう少し時が 優しさを投げたなら  愛しき日々の はかなさは 消え残る夢 青春の影  気まじめ過ぎた まっすぐな愛 不器用者と 笑いますか もう少し時が たおやかに過ぎたなら 愛しき日々は ほろにがく 一人夕陽に浮かべる涙  愛しき日々の はかなさは 消え残る夢 青春の影
ガキの頃のように堀内孝雄堀内孝雄荒木とよひさ堀内孝雄もう少し時が 過ぎるまで お前の胸で 眠っていたい 夜更けの街へとびだせば 本当はもっと 淋しくなるから  俺らしく そうさ 俺らしく ここまで生きて 来たじゃないか 泣くんなら 泣いちまえ 涙がかれてしまうまで 泣くんなら 泣いちまえ ガキの頃のように  夢だけをかじり 笑っている お前がいつも まぶしく見える 青春だけで 生きれたら 想い出なんかじゃまになるだけさ  俺らしく そうさ 俺らしく 昨日は 昨日 いいじゃないか 泣くんなら 泣いちまえ このまま眠ってしまうまで 泣くんなら 泣いちまえ ガキの頃のように  泣くんなら 泣いちまえ 涙がかれて しまうまで 泣くんなら 泣いちまえ ガキの頃のように ガキの頃のように
山河小椋佳小椋佳小椋佳堀内孝雄人は皆 山河に生れ 抱かれ 挑み 人は皆 山河を信じ 和み 愛す  そこに 生命をつなぎ 生命を刻む そして 終いには 山河に還る  顧みて 恥じることない 足跡を 山に 残したろうか 永遠の 水面の光 増す夢を 河に浮かべたろうか 愛する人の瞳に 愛する人の瞳に 俺の山河は美しいかと 美しいかと  歳月は 心に積まれ 山と映り 歳月は 心に流れ 河を描く  そこに 積まれる時と 流れる時と 人は誰もが 山河を宿す  ふと想う 悔いひとつなく 悦びの 山を 築けたろうか くしゃくしゃに 嬉し泣きする かげりない 河を抱けたろうか 愛する人の瞳に 愛する人の瞳に 俺の山河は美しいかと  顧みて 恥じることない 足跡を 山に 残したろうか 永遠の 水面の光 増す夢を 河に浮かべたろうか 愛する人の瞳に 愛する人の瞳に 俺の山河は美しいかと 美しいかと
夢去りし街角アリスアリス谷村新司堀内孝雄石川鷹彦もう泣かないで 悲しまないで 折れるほど抱きしめてみても もうもどらない あの日あの時 かけがえのない 季節だった  町には家路を急ぐ人が 足早に 目を伏せて 安らぎ求めて  もう行かなくちゃ 辛くなるから 最後の言葉だ ありがとう  愛の喜び 夢に描いて 傷ついて涙も涸れて  気がついた時 笑うことさえ 忘れてた 自分に気づいた  町には夕暮れがしのびおりる 肩よせ歩いても 心は淋しい  もう行かなくちゃ 辛くなるから 最後の言葉だ ありがとう  出会いと別れの中で人は 運命(さだめ)に立向かう勇気をみつける  もう行かなくちゃ 辛くなるから 最後の言葉だ ありがとう 最後の言葉だ ありがとう 最後の言葉だ ありがとう
秋止符谷村新司谷村新司谷村新司堀内孝雄左ききのあなたの手紙 右手でなぞって真似てみる いくら書いても埋めつくせない 白紙の行がそこにある  友情なんて呼べるほど 綺麗事で済むような 男と女じゃないことなど うすうす感じていたけれど  あの夏の日がなかったら 楽しい日々が続いたのに 今年の秋はいつもの秋より 長くなりそうな そんな気がして  夢を両手に都会(まち)に出て 何も掴めず帰るけど やさしさの扉を開ける鍵は 眠れない夜がそっと教えた  心も体も開きあい それから始まるものがある それを愛とは言わないけれど それを愛とは言えないけれど  あの夏の日がなかったら 楽しい日々が続いたのに 今年の秋はいつもの秋より 長くなりそうな そんな気がして  春の嵐が来る前に 暖かい風が吹く前に 重いコートは脱ぎすてなければ 歩けないような そんな気がして
かくれんぼ堀内孝雄堀内孝雄荒木とよひさ堀内孝雄今泉敏郎酔えば悲しい 流行歌(はやりうた) 身の上ばなしと 良く似てる 窓にしぐれの この都会(まち)にゃ いいことひとつも なかったけれど 一日2本の 煙草を吸って うすいお酒で 身を酔わす あんたと暮らした あの頃が いまじゃ 何処かで かくれんぼ  涙こらえりゃ 子守唄 枕に昔が また染みる 泣けとばかりの この雨が 想い出洗って くれるのならば 一日1個の 林檎を剥(む)いて ひとりぼっちで 寝化粧を あんたを待ってた あの頃が いまじゃ 何処かで かくれんぼ  一日2本の 煙草を吸って うすいお酒で 身を酔わす あんたと暮らした あの頃が いまじゃ 何処かで かくれんぼ かくれんぼ
時の旅人西田敏行西田敏行武田鉄矢堀内孝雄緑の草に抱かれて 手のひら枕に 少し眠ろう 何を急いで 生きてきたのか こんなに静かな 空の下で 流れる雲が 昔話を つぶやきながら 過ぎてゆく 陽が照っていた 一億年前も 今日と同じような 青い空だった  海に沈む 夕日の前で やさしくなろうと しみじみ思う 私の心よ もっと広がれ 夕焼け映す 海のそばでは 寄せくる波が 思い出話を 遠い沖から 運んでくる 誰かがすわってた 一万年前も おまえと同じように 白い浜辺に  雨が降っていた 二千年前も 誰かがぬれていた 私のように 誰かがぬれていた 私のように
憧れ遊び堀内孝雄堀内孝雄小椋佳堀内孝雄君を花に例えたら 笑うだろうか 白いユリのようだと云えば 胸の炎に気づいてないと 戸惑うだろうか  君を海に例えたら おこるだろうか 深い謎のようだと云えば 胸のうねりも俺のためだと いらだつだろうか  君の言葉に歌を聴き 君のしぐさに舞を見る 男はいつも憧れ気分 口づけの間も夢遊び  君を星に例えたら 嫌うだろうか 遠い夢のようだと云えば 胸を合わせてそばにいたいと 悲しむだろうか  君の涙に虹を描き 君の笑顔に空を飛ぶ 男はいつも憧れ気分 口づけの間も夢遊び  君の吐息に四季を織り 君の瞳に愛を見る 男はいつも憧れ気分 抱きしめる時さえ夢暦
時代屋の恋堀内孝雄堀内孝雄荒木とよひさ堀内孝雄川村栄二あんたとふたりで 昭和の川を  恋唄 舟歌 流れてきたね  春なら夜桜 人肌酒で  酔ったまんまで 惚れ直してね  あぁ 時代屋の 男と女  演歌が似合って いるけれど  I love you と英語でね  あんたがあんたが大好きよ   あんたとゆられて 昭和の川を  笹舟 小船で 浮かんできたね  秋ならしぐれの 相合傘で  昔みたいに 恋人してね  あぁ 時代屋の 男と女  言葉はいらない 赤い糸  I love you と英語でね  あんたがあんたが大好きよ   あぁ 時代屋の 男と女  演歌が似合って いるけれど  I love you と英語でね  あんたがあんたが大好きよ  大好きよ  
惜春会堀内孝雄堀内孝雄小椋桂堀内孝雄川村栄二兎にも角にも 健やかで また逢えたこと 悦ぼう 年に一度の 惜春会 特に話題は 無かろうと  友の訃報が また一つ 風に飛ぶ花 散る桜 残る桜も 散る桜 ふと良寛を 浮かべたり  かつてそれぞれ ライバルと やや意識して 競い合い 今や和みの 惜春会 その場に「ちゃん」づけの 名が似合う  老い衰えに もうと言い 残る命に まだと言い 互いの過去を 種にして 或いは茶化し また讃え  幸い明日(あす)も ありそうな また一年(ひととせ)よ 無事であれ 花を見送る 惜春会 友にさらなる 実りあれ  蝸牛(かたつむり) 登らば登れ 富士の山 悠々と 祭り創りの 日々であれ 日々であれ 蝸牛(かたつむり) 登らば登れ 富士の山 悠々と 祭り創りの 日々であれ 日々であれ 蝸牛(かたつむり) 登らば登れ 富士の山 悠々と 祭り創りの 日々であれ 日々であれ
堀内孝雄堀内孝雄たきのえいじ堀内孝雄川村栄二今なら笑って 言えるけど ひとり悩んだ あの頃を おもいで達に ケリつけて ぐっと飲み干す 居酒屋で  人生は 河のように 流れ続けて 背を向ける あきらめないで 越えていく 時代という名の この河を  それほど強くも ないくせに 無茶を通して 意地を張り 眠れぬ夜には 人知れず 空を見上げて 涙ぐむ  人生は 河のように まがりくねって 過ぎていく 振り向かないで 負けないで 渡って行こうか この河を  人生は 河のように 流れ続けて 背を向ける あきらめないで 越えていく 時代という名の この河を 時代という名の この河を
天までとどけ武田鉄矢武田鉄矢武田鉄矢堀内孝雄おいら 優しい歌が聞きたいな 誰か 本気で唄ってくれないか この世に生まれた 生き物たちで 花をみつめて微笑んだのは 人間だから 流れる涙は 人間だから 弱いあなたは 人間らしい  おいら 静かな歌が好きだよ へたでも そっと 唄ってくれないか 夜空の星の ひとつひとつに きれいな 名前をつけたのは 人間だから 流れる涙は 人間だから 弱いあなたは 人間らしい 迷っていいのさ 人間だもの いつか 強くなる 人間だって  流れる涙は 人間だから 弱いあなたは 人間らしい 迷っていいのさ 人間だもの いつか 強くなる 人間だって
遥かな轍堀内孝雄堀内孝雄小椋佳堀内孝雄こうとしか 生きようのない人生がある  いつかお前が したのまぶたに 涙浮かべて 熱く語った あの日 二人の にぎりこぶしも 想い映して 汗ばんでいた 心の中に それぞれの 聞きわけの悪い わらべ心さわぎ 重なり合わぬ 虹飛んでいた  逢えばお前は 今も変わらず 燃えるまなざし 投げつけてくる その眼の中で 愚かしく いとおしむように 夢抱きしめなおす 自分に何故か 歓んでいる  こうとしか 生きようのない人生がある せめて 消えない 轍を残そうか  男の中の 蒼くさい 狂おしい夢が 激しく 駆けぬけて 遥かな轍 描き込んでいる  こうとしか 生きようのない人生がある せめて消えない 轍を残そうか
やさしくしないで麻丘めぐみ麻丘めぐみたきのえいじ堀内孝雄冗談ばかりを口にして はしゃいでた遠いあの頃 季節変わりも 気づかずに 笑顔がいつも あふれてた 悲しいものね 男と女  愛は別離の裏返えし  やさしくしないで もういいの 別れに似合いの雨が降る やさしくしないで これ以上 MIREN になるから  あなたを愛した月日だけ 切なさが満ちてくるけど できることなら この先も あなたのそばにいたかった 去年の服は もう着れません きっとあなたを思い出す  やさしくしないで 背を向けて このまま小雨が やむ前に やさしくしないで もう二度と 涙がにじむわ  やさしくしないで もういいの 別れに似合いの雨が降る やさしくしないで これ以上 MIREN になるから
男が抱えた寂しさ堀内孝雄堀内孝雄荒木とよひさ堀内孝雄川村栄二『違う人生も考えたけど、やっぱり俺らしく生きること… 乾杯しようぜ明日の俺に』  男が抱えた 寂しさを こらえ切れない よるならば 誰かの胸に 顔をうずめ 心ゆくまで 泣いたらいいさ  俺は俺… 俺らしく… ひとつぐらいは 誉めてやれ 酔いながら… 酔いながら… 下手な生き方 してきた けれど  『人生を振り返るにはまだ早いよな、 後悔したくないから、頑張ろうぜ!』  男が抱えた 寂しさを 酒で洗って けせるなら 涙をそばに 引きよせて 心さらして 眠ればいいさ  俺は俺… 俺らしく… 夢を見るまで 泣いてやれ 酔いながら… 酔いながら… 下手な生き方 してきた けれど  俺は俺… 俺らしく… ひとつぐらいは 誉めてやれ 酔いながら… 酔いながら… 下手な生き方 してきた けれど  してきた けれど
月が笑ってらぁ藤田まこと藤田まこと荒木とよひさ堀内孝雄夢の中の恋螢 女の胸へ飛んでゆけ 淋しさばかりが 枕に止まりゃ 添い寝をしようか 眠ろうか  男ごころの純情を 窓の月が笑ってらぁ ああ恋なんて ああ恋なんて そんながらじゃないけれど ああ恋なんて ああ恋なんて 人肌恋しいときもある  酒に酔えば恋螢 身体の芯が熱くなる 冷やしておくれよ ひと雨しぐれ 寝がえり打とうか 眠ろうか 男ごころの純情を 白い月が笑ってらぁ ああ恋なんて ああ恋なんて 忘れかけていたけれど ああ恋なんて ああ恋なんて 涙が恋しいときもある  男ごころの純情を 窓の月が笑ってらぁ ああ恋なんて ああ恋なんて そんながらじゃないけれど ああ恋なんて ああ恋なんて 人肌恋しいときもある  ときもある
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
いいじゃない堀内孝雄堀内孝雄荒木とよひさ堀内孝雄今泉敏郎あなたを奪って あなたを抱きしめ 人生をたち切る ことが出来たら この世に生まれて この世を恨めば 寂しいだけの 女性で終わるよ  ああ 天国へ行ける 夜汽車があれば 不幸はうしろを ついてはこない  「いいじゃない」 それでも わたしはわたし 誰かが綺麗だと 誘ってくれたら  涙が耳まで 涙が髪まで ベッドの中まで たとえ濡れても 背中を追いかけ 背中にすがれば みじめな姿 鏡に映るよ  ああ もう一度生まれ 子猫になれば 不幸も知らずに 眠れるけれど  「いいじゃない」 それでも あしたはあした 誰かが素敵だと ひろってくれたら  ああ 天国へ行ける 夜汽車があれば 不幸はうしろを ついてはこない  「いいじゃない」 それでも わたしはわたし 誰かが綺麗だと 誘ってくれたら
空蝉の家堀内孝雄堀内孝雄田久保真見堀内孝雄川村栄二降りしきる蝉しぐれ 今年も暑いと言いながら 住む人もいなくなった 生まれた家を売りにきた ためらいながら息を飲んで カチャリと鍵を開けたとき こみあげたものは なんだろう なつかしさと やるせなさと  命の限りに 蝉が鳴く 命の限りに 生きてきた 昭和の時代が そのままに 残るこの部屋  日に焼けた畳に あぐらをかいて 不意に涙ぐむ 空が青すぎる  ギシギシと音がする 廊下を歩けば台所 朝メシの有り難さも 知らずにいつも食わないで 味噌汁だけは飲みなさいと おふくろの声思い出す 無口なオヤジの 咳ばらい ひとつ なつかしさと やるせなさと  命を尽くして 蝉が鳴く 命を尽くして 生きてゆく 昭和に生まれた 不器用さ そっとしのんで  庭先に転がる 蝉の抜け殻 そうかこの家も 時の抜け殻か そうかこの家も 時の抜け殻か
聖橋の夕陽堀内孝雄堀内孝雄石原信一堀内孝雄和田春彦学生街の 坂道で 偶然きみに 逢うなんて 白髪の混じる 齢(とし)なのに ときめく胸が よみがえる  何を話せば いいんだろ あの頃のきみが そこにいる 変わりゆく この街かどに 色あせぬ 青春がある  きみを傷つけた ことがあったから 今が幸せと 聞いてよかった…  聖橋から 眺める夕陽 川がまぶしく 時はたたずむ 戻らない 想い出に 恋をする  家路を急ぐ 日暮れ時 きみにも帰る 家がある ためらいがちな 微笑みを 交わせば風が さらっていく  わずか5分でも 心熱くした ここで見送ろう 人にまぎれて…  聖橋から 眺める夕陽 響く線路に 時が流れる 戻らない 遠き日の 恋が行く 戻らない 遠き日の 恋が行く
君のひとみは10000ボルトアリスアリス谷村新司堀内孝雄鳶色のひとみに 誘惑のかげり 金木犀の 咲く道を 銀色の翼の馬で 駈けてくる 二十世紀のジャンヌ・ダークよ 君の瞳は10000ボルト 地上に降りた 最後の天使 君の瞳は10000ボルト 地上に降りた 最後の天使  まぶしすぎる朝に 出会った時の そんな心の ときめきを 知らぬ間にふりまき 消えていった 季節はずれの ミストラル 君の瞳は10000ボルト 地上に降りた 最後の天使 君の瞳は10000ボルト 地上に降りた 最後の天使  君の瞳は10000ボルト 地上に降りた 最後の天使 君の瞳は10000ボルト 地上に降りた 最後の天使
続 竹とんぼ -青春のしっぽ-堀内孝雄堀内孝雄荒木とよひさ堀内孝雄「時代って変わって行くんだなよなぁ… 俺もお前も青春のしっぽにつかまって もうひと頑張りか!」  男の背中は 背中は人生 乾杯しようぜ 昔の俺に 悪さをしても 道からそれても 逃げだすなんて 決してなかった チャンバラごっこ 竜馬のように 青春のしっぽに つかまって 何も言うなよ 男じゃないか 俺も お前も 流れ星じゃない  男の夕陽は 夕陽は人生 唄ってやろうか 恋しい人に 涙をこらえて 心の故郷 ふりむくけれど 帰れはしない チャンバラごっこ 竜馬のように 青春の原っぱ 駆けだして 奥歯をかみしめ 男じゃないか 俺も お前も 流れ星じゃない  何にも言うなよ 男じゃないか 俺も お前も 流れ星じゃない  俺も お前も 流れ星じゃない
冗談じゃねえ堀内孝雄堀内孝雄荒木とよひさ堀内孝雄夜更けにひとりで飲めば 涙それより苦いから 遠くで幸福なんて 格好つけてるだけだよ お前はあしたを選び 俺を秤にかけただけ 別れに言いわけつけて 未練脱ぎすて逃げてゆく 冗談じゃねぇ 優しさなんて 冗談じゃねぇ 男と女 あばよひとつ 想い出が置きざりの胸の中  心が寒くて今日も 酒であたため酔いつぶれ 強がる背中の奥で いまも面影抱いてる お前の最後の言葉 俺の右手をふりほどき 涙を残したままで 過去を切り捨て駆けてゆく 冗談じゃねぇ 切なさなんて 冗談じゃねぇ 男と女 あばよひとつ 悲しみが置きざりの胸の中  冗談じゃねぇ 優しさなんて 冗談じゃねぇ 男と女 あばよひとつ 想い出が 置きざりの胸の中
東京発堀内孝雄堀内孝雄たきのえいじ堀内孝雄雨がみぞれに 変わる頃 時計の針が昔に戻る あなたを忘れる手だてもなくて 心は今も篭の鳥  東京発 北国へ 雪にこの身をさらしたら 断ち切ることが出来ますか 焦がれる思いをひとつづつ  すこしばかりの身支度を 整える度 あなたが映る こぼれる涙も おもいでさえも あなたがくれた置土産  東京発 北国へ 肌に寒さがからみつく 吹雪にじゃれる海猫を 下りの電車(れっしゃ)が追いかける  東京発 北国へ 雪にこの身をさらしたら 断ち切ることが出来ますか 焦がれる思いをひとつづつ 焦がれる思いをひとつづつ
南回帰線堀内孝雄・滝ともはる堀内孝雄・滝ともはる山川啓介堀内孝雄君だけに生きて行けたら どんなにかいいだろう 男は夢に追われる 孤独なランナー ありがとう 君は故郷 心やすらぐ香りを 無理やり愛の目かくし ほどくおれは罪人  若さとは 幸せを 疑いながら 生きること 追いかける夢があるかぎり 今は遠いあいつも ライバル同士さ  君がもし妹だったら この胸も 痛まない 優しいやつに 出会えと 笑って言えるのに 転がる石に戻って 夢を食べて生きるさ 南回帰線越えれば 過去はみな蜃気楼  若さとは 魂が 野生の歌を 歌うこと 追いかける夢があるかぎり この命そっくり 明日に賭けるさ  若さとは 幸せを 疑いながら 生きること 追いかける夢があるかぎり 今は遠いあいつも ライバル同士さ
カラスの女房中澤裕子中澤裕子荒木とよひさ堀内孝雄川村栄二お酒を飲めば 忘れ草 いいことばっかり あんたは言って カラスみたいに どこかへ帰る それでも心底 惚れているから  一生このまま 待つだけの 電信柱でいいからさ 今度生まれりゃ あんたと暮らす カラスの女房になるからね  お酒に酔えば 膝枕 寝たふりしている あんたが好きよ カラスみたいに 飛んでかないで 七つの子供が 恋しくたって  この世のどこかへ 逃げたって 夕やけ小やけは ついてくる 今度生まれりゃ あんたと暮らす カラスの女房に なるからね  一生このまま 待つだけの 電信柱でいいからさ 今度生まれりゃ あんたと暮らす カラスの女房に なるからね  カラスの女房に なるからね 
時の旅人武田鉄矢武田鉄矢武田鉄矢堀内孝雄緑の草に 抱かれて 手のひら 枕に 少し眠ろう 何を急いで 生きてきたのか こんなに静かな 空の下で 流れる雲が 昔話しを つぶやきながら 過ぎてゆく 陽が照っていた 一億年前も 今日と同じような 青い空だった  海に沈む 夕日の前で やさしくなろうと しみじみ思う 私の心よ もっと広がれ 夕焼け映す 海のそばでは 寄せ来る波が 思いで話しを 遠い沖から 運んでくる 誰かが 座ってた 一万年前も 私と同じように ここの浜辺に  雨が降っていた 一千年前も 誰かがぬれていた あなたのように
夢酔枕堀内孝雄堀内孝雄荒木とよひさ堀内孝雄泣きながら飲ませて あんたが逃げたから からっぽの心に お酒をつぎたして 泣きながら飲ませて もう一度逢えたなら 昔のあたしに 今すぐもどれる  *外は雨 みぞれの雨 それとも涙の雨か 優しさなんか 恋しくないよ ぬくもりなんか 欲しくはないよ どうせ ひとりの 夢酔枕*  思い出よ酔わせて あたしが悪いから 生きてた今日まで 一番惚れていた 思い出よ酔わせて 涙が涸れるまで あんたの他には 許してないから  外は雨 遣らずの雨 それとも未練の雨か ため息つけば 面影だけが 灯を消せば 雨音だけが どうせ ひとりの 夢酔枕  (*くり返し) 
紫陽花アリスアリス谷村新司堀内孝雄青木望愛の故郷は どこにある あなたは私に たずねたけれど 答えることは 出来なかった あの時感じた 胸さわぎが やがてくる別離を 教えてた 紫陽花の頃が過ぎ 心淋しい季節がくる けれど私は一人きり  愛の故郷は どこにある やっと気づいた 愚かな私 遅すぎたけれど 今はいい 死ぬほどつらい 想い出だけど 笑って話せる 気がする私 紫陽花の頃が過ぎ 心淋しい季節がくる けれど私は一人きり
化粧青木美保青木美保荒木とよひさ堀内孝雄あなたの恋人と 呼ばれても 胸の片隅 いつでも寒い 化粧鏡に ときめくわたしの 心の中まで 映しはしない 愛が 愛が 愛が 淋しい あなたに抱かれていても 愛が 愛が 愛が 淋しい こんなにそばにいても  あなたの横顔に別れが見える 蒼いたばこの煙りのむこう 軽い冗談 無邪気なふりして 可愛い女を演じてしまう 愛が 愛が 愛が 泣いてる あなたに触れてるときも 愛が 愛が 愛が 泣いてる こんなにそばにいても  あなたの恋人と 呼ばれていても 冷めてく心が 分ってしまう 愛が 愛が 愛が 淋しい あなたに抱かれていても 愛が 愛が 愛が 淋しい こんなにそばにいても
花になれ -うめ さくら あやめ あじさい ひがんばな-田川寿美田川寿美阿久悠堀内孝雄若草恵夢見て生きた はたちのように わたしは花だと いわれたい 時代の風に さらされながら 心もカサカサ 乾きがち  流されて 流されて 生かされて 生かされて うめ さくら あやめ あじさい ひがんばな 好きな季節に ああ 花になれ  死ぬほどひとを 愛したからは 人肌匂わせ 光りたい 純情ぶりを おとなにかえて 愛しさ抱きしめ 歩きたい  散らされて 散らされて 忘れられ 忘れられ うめ さくら あやめ あじさい ひがんばな 好きな季節に ああ 花になれ  芽をふいて 芽をふいて 愛されて 愛されて うめ さくら あやめ あじさい ひがんばな 好きな季節に ああ 花になれ 
恋文堀内孝雄堀内孝雄荒木とよひさ堀内孝雄切なさだけが もしも恋なら 涙でこの世を 海にしたい 綺麗ごとの そんな幼さを 愛と呼んでは いけないですか あなたの心の半分に わたしを宿してくれるなら たとえ逢わずとも たとえ離れても 一人静の花になれる  悲しみだけが もしも運命(さだめ)なら 過ぎゆく季節を 止めてみたい 年老うだけの そんな儚なさで 生きてゆくのが 一生ですか あなたの心と同じ河 わたしを流してくれるなら たとえ抱かずとも たとえふれずとも 一人静の花になれる  たとえ逢わずとも たとえ離れても 一人静の花になれる たとえ逢わずとも たとえ離れても 一人静の花になれる 一人静の花になれる
愛しき日々テレサ・テンテレサ・テン小椋佳堀内孝雄風の流れの 激しさに 告げる想いも 揺れ惑う かたくなまでの ひとすじの道 愚か者だと 笑いますか もう少し時が ゆるやかであったなら  雲の切れ間に 輝いて 空しき願い また浮かぶ ひたすら夜を 飛ぶ流れ星 急ぐ命を 笑いますか もう少し時が 優しさを投げたなら  いとしき日々の はかなさは 消え残る夢 青春の影  気まじめ過ぎた まっすぐな愛 不器用者と 笑いますか もう少し時が たおやかに過ぎたなら  いとしき日々は ほろにがく 一人 夕陽に浮かべる涙  いとしき日々の はかなさは 消え残る夢 青春の影
夢の道草堀内孝雄堀内孝雄たきのえいじ堀内孝雄今泉敏郎日暮れ間近の せつなさが やがて涙を 連れてくる 燃えて焦がれて 抱かれても それも今では 絵空事  ふたりでいても ふたりが辛い ひとりでいれば なかさら辛い 夢の道草 くりかえし あなたの肌を 恋しがる  口を閉ざして 足早に 家路を急ぐ 人の群れ 心休める ゆりかごを あなた揺らして もう一度  色とりどりの あの頃がただ 未練を連れて 心にささる 夢の道草 重ねては あなたの元に かけてゆく  ふたりでいても ふたりが辛い ひとりでいれば なおさら辛い 夢の道草 くりかえし あなたの肌を 恋しがる 
遠くで汽笛を聞きながら谷村新司谷村新司谷村新司堀内孝雄青木望悩みつづけた日々が まるで嘘のように 忘れられる時が 来るまで心を閉じたまま 暮らしてゆこう 遠くで汽笛を聞きながら 何もいいことがなかったこの街で  俺を見捨てた女を 恨んで生きるより 幼い心に秘めた むなしい涙の捨て場所を さがしてみたい 遠くで汽笛を聞きながら 何もいいことがなかったこの街で  せめて一夜の夢と 泣いて泣き明かして 自分の言葉に嘘は つくまい人を裏切るまい 生きてゆきたい 遠くで汽笛を聞きながら 何もいいことがなかったこの街で
青春追えば堀内孝雄堀内孝雄荒木とよひさ堀内孝雄人知れず恋する この慕いは 少年の淡き 心のように 鰯雲流れる 空を見つめ 鳥にさえなれた 遠き日を忍べば  君想う 君は何処に 幼き子の 手をひいているのか 青春追えば 青春は遥かに いま生きることが 見えてきても  道草をたどれば この手のひら 雲ひとつさえも つかめぬままに 秋桜をゆらして 丘を駆ける 風を呼び止めて あの日をたずねる  君想う 君は何処に 平凡でも 幸福でいるのか 青春追えば 青春は遥かに いま過ぎし日々を 振り返れば  君想う 君は何処に 平凡でも 幸福でいるのか 青春追えば 青春は遥かに いま過ぎし日々を 振り返れば
酔いれんぼ堀内孝雄堀内孝雄荒木とよひさ堀内孝雄あんたの心が 寂しいときは 隣りで この手で 暖めるから 世の中なんかは 悲しみばかり せめて 身体を よせ合いながら 泣きなさい こらえないで 肩の荷物を 降ろしたら 泣きなさい 声をあげて そばで 抱いてて あげるから…あんた  お酒で心が 休まるならば 子供の昔が 恋しいならば 母親みたいに ついててあげる 何処か ひとりで 行きそうだから 酔いなさい 雨の夜は たった この世で ふたりきり 酔いなさい 涙ためて 眠り疲れて しまうまで…あんた  泣きなさい こらえないで 肩の荷物を 降ろしたら 泣きなさい 声をあげて そばで 抱いてて あげるから…あんた あんた 
人生雨のち時々晴れ堀内孝雄堀内孝雄たきのえいじ堀内孝雄川村栄二思えば何年 通っただろう 桜並木の この道を 時代はいつも 一歩先を 悩んだことも 数知れず  幸せ計る 物差しなんか きっとどこにも ないけれど 不器用だけど 生きてきた 時には誰かの 手を借りて  人生雨のち 時々晴れ 友よ達者か 変わりはないか 人生雨のち 時々晴れ へこたれないで 生きてるか  便りもいつしか とぎれたけれど 会いに行こうか 近いうち おまえにいつも 負けてばかり 仕事も恋も そうだった  人生雨のち 時々晴れ 積もる話は 山ほどあるが 人生雨のち 時々晴れ 乾杯しようぜ 今日の日に  人生雨のち 時々晴れ 友よ達者か 変わりはないか 人生雨のち 時々晴れ へこたれないで 生きてるか
秋止符高田みづえ高田みづえ谷村新司堀内孝雄左ききのあなたの手紙 右手でなぞって真似てみる いくら書いても埋めつくせない 白紙の行がそこにある  友情なんて呼べるほど 綺麗事で済むような 男と女じゃないことなど うすうす感じていたけれど  あの夏の日がなかったら 楽しい日々が続いたのに 今年の秋はいつもの秋より 長くなりそうなそんな気がして  夢を両手に都会に出て 何も掴めず帰るけど やさしさの扉を開ける鍵は 眠れない夜がそっと教えた  心も体も開きあい それから始まるものがある それを愛とは言わないけれど それを愛とは言わないけれど  あの夏の日がなかったら 楽しい日々が続いたのに 今年の秋はいつもの秋より 長くなりそうなそんな気がして  春の嵐が来る前に 暖かい風が吹く前に 重いコートは脱ぎすてなければ 歩けないような そんな気がして
遥かな轍小椋佳小椋佳小椋佳堀内孝雄こうとしか生きようのない人生がある  いつかお前が したのまぶたに 涙浮かべて 熱く語った あの日 二人の にぎりこぶしも 想い映して 汗ばんでいた  心の中に それぞれの 聞きわけの悪い わらべ心さわぎ 重なり合わぬ 虹飛んでいた  逢えばお前は 今も変わらず 燃えるまなざし 投げつけてくる  その眼の中で 愚かしく いとおしむように 夢抱きしめなおす 自分に何故か 歓んでいる  こうとしか 生きようのない人生がある せめて 消えない 轍を残そうか  男の中の 蒼くさい 狂おしい夢が 激しく 駆けぬけて 遥かな轍 描(か)き込んでいる  こうとしか生きようのない人生がある せめて 消えない 轍を残そうか
砂塵の彼方アリスアリス谷村新司堀内孝雄外人部隊の若い兵士は いつも夕陽に呼びかけていた 故郷に残してきた人に 自分のことは忘れてくれと  不幸を求めるわけじゃないけど 幸福を望んじゃいけない時がある  いつも時代は若者の 夢をこわして流れてゆく  もうすぐ私も死ぬだろう それは祖国のためにではなく 思い出だけを守るために 愛する人を守るために  不幸を求めるわけじゃないけど 幸福を望んじゃいけない時がある  私は明日を信じない 今日がなければ明日も来ない  不幸を求めるわけじゃないけど 幸福を望んじゃいけない時がある  いつも時代は若者の 夢をこわして流れてゆく
愛すべき男たち堀内孝雄堀内孝雄石原信一堀内孝雄川村栄二この年だから 秋刀魚のにがさ わかるんだよな しみじみほろり 秋風が吹く 暖簾の店で 酒くみ交わす 男たち  女房とたまに しゃべっているか 頑固な癖は まだそのままか 物忘れして へこんでないか なあ 愛すべき 男たち……  型の古い 服着ているが 仕立てはいいさ 崩れちゃいない たそがれ時刻(どき)に にぎわう店は 背中が似てる 男たち  医者から言われ 煙草をやめた 流行りの歌は 何にも知らず 初恋の女(ひと) ときどき想う なあ 愛すべき 男たち……  女房とたまに しゃべっているか 頑固な癖は まだそのままか 夜中にひとり 目が覚めないか 田舎に手紙 書きたくなるか 遠い昔が 恋しくないか なあ 愛すべき 男たち…… なあ 愛すべき 男たち……
遠くで汽笛を聞きながら(ゴスペル・バージョン)堀内孝雄堀内孝雄谷村新司堀内孝雄悩みつづけた日々が まるで嘘のように 忘れられる時が 来るまで心を閉じたまま 暮らしてゆこう 遠くで汽笛を聞きながら 何もいいことがなかったこの街で  俺を見捨てた女を 恨んで生きるより 幼い心に秘めた むなしい涙の捨て場所を さがしてみたい 遠くで汽笛を聞きながら 何もいいことがなかったこの街で  せめて一夜の夢と 泣いて泣き明かして 自分の言葉に嘘は つくまい人を裏切るまい 生きてゆきたい 遠くで汽笛を聞きながら 何もいいことがなかったこの街で
さよならだけの人生に堀内孝雄堀内孝雄石原信一堀内孝雄ひとつふたつと 街の灯に 心の痛み 数えれば 恥じらいながら 白き胸 言葉もいわず ゆだねる人よ  そうさ 夜明けまで 抱き合えば うすべに色の 陽も射すだろう  さよならだけの 人生に 微笑みを 失くした時 さよならだけの 人生に 振り向けば おまえがいた  今日も激しく 人の波 都会の隅に 押されても 日暮れにたどる 道しるべ 母の背中に 似ている人よ  そうさ 裏切りに ひび割れて はじめて触れる ぬくもりがある  さよならだけの 人生に やさしさが 壊れた時 さよならだけの 人生に 振り向けば おまえがいた  さよならだけの 人生に 微笑みを 失くした時 さよならだけの 人生に 振り向けば おまえがいた  ひとつふたつと 街の灯に 心の痛み 数えれば 恥じらいながら 白き胸 言葉もいわず ゆだねる人よ
愛が見えますか堀内孝雄堀内孝雄たきのえいじ堀内孝雄川村栄二見慣れたはずの 空なのに いつも変らぬ 海なのに あなたに逢えた その日から まぶしく映るのは 何故 心の重さ 計っては いつも誰かと 比べてた 笑うでしょうね あの頃を あなたとめぐり逢う頃 愛が見えますか 離れていても 愛が聴こえますか あなたの心に 他の生き方 選べない 春も夏も 秋も冬も  一日分の しあわせを そっとひとりで かみしめる 片時さえも 忘れない あなたがくれた優しさを 愛が見えますか 離れていても 愛が聴こえますか あなたの心に 同じ歩幅で 歩けるわ 朝も昼も 夢の中も  愛が見えますか 離れていても 愛が聴こえますか あなたの心に 他の生き方 選べない 春も夏も 秋も冬も 春も夏も 秋も冬も
恋唄綴りテレサ・テンテレサ・テン荒木とよひさ堀内孝雄涙まじりの 恋唄は 胸の痛さか 想い出か それとも幼い あの頃の 母に抱かれた 子守唄  あゝ夢はぐれ 恋はぐれ 飲めば 飲むほど 淋しいくせに あんた どこにいるの あんた 逢いたいよ  窓にしぐれの この雨は あすも降るのか 晴れるのか それとも 涙がかれるまで 枕ぬらして かぞえ唄  あゝ夢はぐれ 恋はぐれ 泣けば 泣くほど 悲しいくせに あんた 抱かれたいよ あんた 逢いたいよ  あゝ夢はぐれ 恋はぐれ 飲めば 飲むほど 淋しいくせに あんた どこにいるの あんた 逢いたいよ
遠き日の少年堀内孝雄堀内孝雄荒木とよひさ堀内孝雄夏草の青き匂いに 寝そべれば 遠き日の少年が 野辺を駆け出す 瞳(め)を閉じて 浮かべれば母の顔 恋しくて切なくて 涙がこぼれる 泡沫(うたかた)の夢の中で 人は生きているけど 人生が二度あれば 愛する人のそばで ゆるやかな時の流れ 選ぶことが出来る  冬濤(ふゆなみ)が岩に砕ける 強さより おだやかに この胸で 誰か愛せたら ひとひらの花びらに 立ち止まる 汚れなき優しさの 自分がいるはず 泡沫の時代(とき)の中で 人は散ってゆくけど 青春が二度あれば 愛する人を連れて 悔いのない生き方だけ 選ぶことが出来る  人生が二度あれば 愛する人のそばで ゆるやかな時の流れ 選ぶことが出来る 悔いのない生き方だけ 選ぶことが出来る
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
面影橋堀内孝雄堀内孝雄たきのえいじ堀内孝雄川村栄二面影橋は なごり橋 あなたがそこに いるようで 面影橋は もどり橋 涙を連れて 渡る橋  光りが水に たわむれて 音も立てずに はしゃいでる おもいでばかりが まぶしくて あなた 忍んでは振りかえる  面影橋は なごり橋 あなたがそこに いるようで 面影橋は もどり橋 涙を連れて 渡る橋  しあわせ色の ふしあわせ あなた残して かくれんぼ 手すりにもたれりゃ あの頃が 息をひそめて 立ち止まる  面影橋は 別れ橋 抱かれたことも 今は夢 面影橋は しぐれ橋 心に雨が 降るばかり  面影橋は なごり橋 あなたがそこに いるようで 面影橋は もどり橋 涙を連れて 渡る橋  涙を連れて 渡る橋
五年目の手紙アリスアリス谷村新司堀内孝雄石川鷹彦私は今も変らずに 会社勤めの毎日です 服を着がえていそいそと 家路を急ぐ人の群れに まぎれて一人帰る道すがら 白い封筒を買いました たいした意味などないけれど  あなたがくれた一枚の 燃えてた頃の手紙だけ 机の隅に入れたまま 今夜はペンをとりました 書き終えた便せんの追伸に 「今でも私は」......と書けなくて そっと破いて捨てました  真夜中に一人吹く口笛を 叱ってくれる人もなく 五度目の冬が過ぎました
坂道堀内孝雄堀内孝雄荒木とよひさ堀内孝雄右手から こぼれた 人生を 秋桜の 秋が ふたり染めている ゆるやかな 坂道 あの人と 影さえ 触れずに 歩いている あ…埋められぬ 歳月が 時代の流れが そこにある 何も聞かず 何も言わず ただ 人生は 捨てたものじゃない  この坂を 降りれば あの駅で めぐり逢い だけで 恋はまた終わる 美しい 横顔 盗んでも ふたつの 生き方 待っている あ…若き日の 落日が 時代の早さが そこにある 何も聞かず 何も言わず ただ 人生は 捨てたものじゃない  あ…埋められぬ 歳月が 時代の流れが そこにある 何も聞かず 何も言わず ただ 人生は 捨てたものじゃない  ゆるやかな 坂道 あの人と 影さえ 触れずに 歩いている
あの日のままでアリスアリス谷村新司堀内孝雄ほこりまみれの陽に焼けた肌 通いなれた放課後の道 野球帰りの子供達の後から 笑いながら君は駈けてくる 時は過ぎてもあの日のままの はにかんだような君の笑顔に 思わずうつむいてしまった  言葉をかわしたこともなく 肩を並べて帰ったこともない そんな君の何気ない仕草を 不思議に僕は覚えてた 時は過ぎても あの日のままの 空の青さと同じくらい 不思議に僕は覚えてた 不思議に僕は覚えてた
何処へアリスアリス谷村新司堀内孝雄青木望風よなぐれこのほほを 流した涙と同じ数 友よさらば忘れない 語り明かした夜の数  人は誰でも旅に出て 一人で生きることを知る あー悲しいけれど今年も一つ あー悲しいけれど年とってゆく  焼けた砂の道端に ほこりまみれに咲いている そんな花の白さにも 小さなほこりと意地がある  人は誰でも生きてきた 時の重さに流されて あー悲しいけれどさすらえないで あー悲しいけれど年とってゆく  人は誰でも夢やぶれ 張り裂けそうな心だけ あーすてきれないで明日もきっと あーすてきれないで生きてゆくのか
時の流れに堀内孝雄堀内孝雄中村行延堀内孝雄川村栄二おまえのために作ったうたも忘れてしまった いくとしぶりに歩く町も姿を変え 懐かしい友に会った 昔の面影はそのまま  くちづけだけで別れた恋 あの人は となりの町で 幸せに 年を重ねて… 老舗で名高いあの呉服屋も 今では小さな店になり  人生はめぐりめぐり 立ち止まろうとはしない 人の心も移り変わり けれど愛は変わらない  食えない暮らし続き お前と暮らしたあの頃 心はいつも明るさなくさなかった 今をこうして生きていても お前の愛を忘れたわけじゃない  悲しいことにいつの時代も 時の流れは すべての人に やさしい訳じゃない 時の流れに負けない力を 時の流れに負けない愛を  人生はめぐりめぐり 立ち止まろうとはしない 人の心も移り変わり けれど愛は変わらない  人生はめぐりめぐり 立ち止まろうとはしない 人の心も移り変わり けれど愛は変わらない  人生はめぐりめぐり 立ち止まろうとはしない 人の心も移り変わり けれど愛は変わらない
恋は火の舞 剣の舞坂本冬美坂本冬美多夢星人堀内孝雄川口真好きだから 好きだから ほかに言葉があるでしょうか 白い素肌が色づくほどの 恋の病に取り憑かれ  野火が走れば山が燃え 暗い夜空をあかあかと 私 そういう女です  恋は火の舞 剣の舞 夢もうつつもありません たとえ みじかい何日も 一生分だけ 生きてみる  見せましょう 見せましょう 胸を開いて まごころを うわべだけでは 愛せはしない からだ流れる血潮まで  月が落ちれば闇になり やがて朝日を連れて来る 私 そういう女です  恋は火の舞 剣の舞 ないてばかりじゃありません 花のいのちのはかなさを 知りつつ心に 火をつける  恋は火の舞 剣の舞 夢もうつつもありません たとえ みじかい何日も 一生分だけ 生きてみる
野郎たちの挽歌堀内孝雄・チョーヨンピル堀内孝雄・チョーヨンピル荒木とよひさ堀内孝雄ひとりで大きくなった様な そんな顔して 生きてるけれど 女に抱かれて 夢で遊べば いくつになっても 少年のまま  野郎って奴は 野郎って奴は 風の汽笛を 追いかける 野郎って奴は 野郎って奴は そんな淋しい 放浪人(さすらいびと)  想い出なんかは 目ざわりと 言えば強がり 乳臭いけど 自分の人生 いつか死に場所 探している様な そんな気がする  野郎って奴は 野郎って奴は 沈む夕陽に 吠えている 野郎って奴は 野郎って奴は そんな淋しい 放浪人  野郎って奴は 野郎って奴は 風の汽笛を 追いかける 野郎って奴は 野郎って奴は そんな淋しい 放浪人(さすらいびと)  そんな淋しい 放浪人
川は泣いている堀内孝雄堀内孝雄荒木とよひさ堀内孝雄愛することは 悲しみですか 生きていることは 夢なのですか 沈む夕陽に こぼす涙に 人はあしたを また探す せめて駆けぬけた 若き日に 遥かな呼び声 呼び声送れ 二度ともどれぬ 時の流れに ふりむくけれど 川は泣いている  散りゆくことが 人生ですか 老いてえくことが 淋しさですか 花の哀れに 雲のゆくえに 人は我が身を また映す せめて過ぎ去った 青春に 谺す拍手を 拍手を送れ 二度と聴こえぬ 時のせせらぎ たたずむけれど 川は泣いている  せめて駆けぬけた 若き日に 遥かな呼び声 呼び声送れ 二度ともどれぬ 時の流れに ふりむくけれど 川は泣いている ふりむくけれど 川は泣いている 
街路樹は知っていたアリスアリス谷村新司堀内孝雄人影も見えない駅の 椅子にそっと寝ころんで 煙草を吸ってみた  街の灯がともり始めて こんな私に問いかける 淋しくはないかと  夢だけは失くしてない たとえ今日が悲しい日でも  手をつなぎ帰る子供よ せめて君は忘れるな その手のぬくもりを………  また一人友を失くした ほんのささいなことだった 私にしてみれば  居るだけで心やすらぐ そんな優しい人だった 今にして思えば  しかたないとうつむいて 悲しそうに笑った君は  陽に焼けた大人の顔と 二人あそんだあの頃の 子供の顔してた  通いなれた駅までの道 今日は何故か涙がおちて  街路樹はいつもみていた こんな私のちっぽけな 喜びと悲しみ
憧れ遊び小椋佳小椋佳小椋佳堀内孝雄小野崎孝輔・安田裕美君を花に例えたら 笑うだろうか 白いユリのようだと云えば 胸の炎に気づいてないと 戸惑うだろうか  君を海に例えたら おこるだろうか 深い謎のようだと云えば 胸のうねりも俺のためだと いらだつだろうか  君の言葉に歌を聴き 君のしぐさに舞を見る 男はいつも憧れ気分 口づけの間も夢遊び  君を星に例えたら 嫌うだろうか 遠い夢のようだと云えば 胸を合わせてそばにいたいと 悲しむだろうか  君の涙に虹を描き 君の笑顔に空を飛ぶ 男はいつも憧れ気分 口づけの間も夢遊び  君の吐息に四季を織り 君の瞳に愛を見る 男はいつも憧れ気分 抱きしめる時さえ夢暦
笑うは薬堀内孝雄堀内孝雄相田毅堀内孝雄川村栄二ベッドに寝てる君のそば 毎日僕はひとつずつ 短い短い 物語 君に読もうと思います  笑えば君の気持ちさえ はれて病いも消えていく そうなったらいいなって 僕は自分につぶやいた  先生たちは来年の 桜を見るのは むずかしい そんなに言うから この僕は 君に桜 見せたくなりました  短い僕の 物語 君は笑って聞いてくれた 気がつけば 桜の季節さえ とうに過ぎていきました  このまま君が何度でも 桜が見れたらいいなって 先生たちも 驚いて 笑顔は一番の薬だと  夏は木陰で読みました 秋はベンチで読みました 冬は粉雪眺めながら 君の耳元で読みました  結局君は 3度目の 桜の季節に 眠りました 最後の僕の物語 途中で目を閉じました  聞いてくれて ありがとう 笑ってくれて ありがとう めぐり会ってくれて ありがとう 心から君に ありがとう 心から君に ありがとう
愛染橋中森明菜中森明菜松本隆堀内孝雄千住明春一番が吹き荒れた後 花を敷いた路地へ 今日こそ返事聞かせてくれと 問いつめられそうで  あなた以上にやさしい人は いそうにもないけど 結婚なんて旧い言葉に 縛られたくなくて  橋の名は愛染橋 ほほえんで渡れば恋がかなう うつむけばそれきりとまどい橋  うちは淋しい女やからね 愛なんてよう知らん 時の流れも春のうららに 渡りたい 渡れない  髪の芯まで飽きられる日が 来ないとも限らず そしたらすぐに別れる勇気 ありそうでなさそで  橋の名は愛染橋 ただ一度渡ればもう戻れぬ 振り向けばそこから想い出橋  うちは愚かな女やからね 人生もよう知らん けれどあなたに手招きされて 渡りたい 渡れない
ときめきはバラード松原健之松原健之徳永章堀内孝雄塩入俊哉はじまりはバラード 深く知りたい あなたを 生まれ変わればいい 生まれ変わればいい 心も体も 指先までも  かさねた唇 おびえた そのまなざし そっと守るように 細い肩を 寄せて抱いた 笑顔のすき間に 見えかくれする翳り どんな悲しみでも 僕にだけは かくさないで  ときめきはバラード 想い静かに あふれて 生まれ変わればいい 生まれ変わればいい 心も体も 指先までも  夜更けの街角 靴音だけが響く ふたり出会うことは そうさきっと 決まっていた 誰かが残した 見えないその傷跡 なぜか魅かれたのさ 一人きりに させたくない  ときめきはバラード 想い静かに あふれて 生まれ変わればいい 生まれ変わればいい 心も体も 指先までも  心も体も 指先までも
君に、クラクラSKYSKY山川啓介堀内孝雄梅垣達志モノクロームの 人生の画面を 突然よぎった 黄金色(きんいろ)の日ざし 光を吸って 行きすぎる背中に 思わず声をかけてた 不思議な午後 女はいつも美しい謎 男はそれを生命(いのち)で解くのさ  きみにクラクラ 孤独よ消えちまえ きみにクラクラ めまいは熱い波 ドラマの海が呼ぶ まぶしい出会いさ  肩にもたれて 話しておくれよ 今まで愛した 男たちのこと それよりも深く 愛せないぼくなら 最後の恋の相手に なれないから 真夏の風が奇跡をたたえて 身体の中を吹きぬけて行くよ  きみにクラクラ 危険な女(ひと)でいい きみにクラクラ 生きてる証(あか)しさえ かわいたこの胸に 満たしてくれるなら  きみにクラクラ 孤独よ消えちまえ きみにクラクラ めまいは熱い波 ドラマの海が呼ぶ まぶしい出会いさ
冬の稲妻谷村新司谷村新司谷村新司堀内孝雄青柳誠あなたは 稲妻のように 私の心を 引き裂いた 蒼ざめた心 ふるわせて 立ちつくすひとり 立ちつくす You're rollin thunder 突然すぎた You're rollin thunder 別れの言葉 忘れない あなたが残していった 傷跡だけは…  あなたは 稲妻のように 私の体を 突き抜けた 燃え尽きた体 抱きしめて 駆け抜ける一人 雨の中 You're rollin thunder 突然すぎた You're rollin thunder 別れの言葉 忘れない あなたが残していった 傷跡だけは… 忘れない あなたが残していった 傷跡だけは… あなたは 稲妻のように 私の心を 引き裂いた 蒼ざめた心 ふるわせて 立ちつくすひとり 立ちつくす
影法師 ('99リメイク・バージョン)堀内孝雄堀内孝雄荒木とよひさ堀内孝雄人の優しさ 恋しい晩(よる)は 男泣きする 切ない胸が この身をつつむ ぬくもりならば 愛じゃなくても 信じあえる  心の傷なら 酒でもくらって 詫びたい人なら この手を合わせて 淋しさこらえた おまえの横顔 過去(きのう)をひきずる そんな 影法師  胸に灯(あかり)を ともした晩(よる)は 想い出だけが 心のねぐら 夢がちぎれて ひとりでいても 誰かを抱けば 忘れられる  心の傷なら 涙で洗って 逢いたい人なら この瞳(め)をつぶって 淋しい背中が お前の人生 過去(きのう)をひきずる そんな 影法師  心の傷なら 酒でもくらって 詫びたい人なら この手を合わせて 淋しさこらえた おまえの横顔 過去(きのう)をひきずる そんな 影法師  淋しさこらえた おまえの横顔 過去(きのう)をひきずる そんな 影法師
恋唄綴り五木ひろし五木ひろし荒木とよひさ堀内孝雄涙まじりの 恋唄は 胸の痛さか 想い出か それとも幼い あの頃の 母に抱かれた 子守唄 あゝ夢はぐれ 恋はぐれ 飲めば 飲むほど 淋しいくせに あんた どこにいるの あんた 逢いたいよ  窓にしぐれの この雨は あすも降るのか 晴れるのか それとも 涙がかれるまで 枕ぬらして かぞえ唄  あゝ夢はぐれ 恋はぐれ 泣けば 泣くほど 悲しいくせに あんた 抱かれたいよ あんた 逢いたいよ  あゝ夢はぐれ 恋はぐれ 飲めば飲むほど 淋しいくせに あんた どこにいるの あんた 逢いたいよ
影法師五木ひろし五木ひろし荒木とよひさ堀内孝雄人の優しさ 恋しい晩(よる)は 男泣きする 切ない胸が この身をつつむ ぬくもりならば 愛じゃなくても 信じあえる 心の傷なら 酒でもくらって 詫びたい人なら この手を合わせて 淋しさこらえた お前の横顔 過去(きのう)をひきずる そんな 影法師  胸に灯(あかり)を ともした晩(よる)は 想い出だけが 心のねぐら 夢がちぎれて ひとりでいても 誰かを抱けば 忘れられる 心の傷なら 涙で洗って 逢いたい人なら この瞳(め)をつぶって 淋しい背中が お前の人生 過去(きのう)をひきずる そんな 影法師  心の傷なら 酒でもくらって 詫びたい人なら この手を合わせて 淋しさこらえた お前の横顔 過去(きのう)をひきずる そんな 影法師
ユズリハアリスアリス谷村新司堀内孝雄アリスこんなに遠くまで 歩いてきたんだね 振り返ることも忘れ 歩いてきたんだね  別れた人のことや 出逢えた人のことも 思い出にし続けて 歩いて来たんだね  必ず明日は来るものと 疑うこともない素振りで 人は今日を生きている 人は今日も生きている  空を見上げながら 命を感じながら 心では気付いてる 残りの時間の数  ひとりで生きる強さ ひとりで逝く寂しさ 覚悟を持つ者だけ やさしさを知っている  必ず明日は来るものと 疑うこともない素振りで 人は今日を生きている 人は今日も生きている  ユズリハは 音も発てずに 密やかに 時の中に散る 明日の土に還るため いのちを次に つなぐため ユズリハは 音も発てずに 風のない 朝に散る
走馬燈アリスアリス谷村新司堀内孝雄夏の日のざわめきは 鈴虫の音にかきけされ 湯上がりの髪に手をやれば 潮の香りも今はなく ただ年老いたと思うのみ  生きてゆくにはあまりにも 恋多過ぎしと人の言う 悔いなき道を歩めども 恋多過ぎしと人の言う  まわり来る日々懐かしく めぐり来る日々美しき ああ肌の色はうすれゆく  生きてゆくにはあまりにも 恋多過ぎしと人の言う 悔いなき道を歩めども 恋多過ぎしと人の言う
都会の天使たち友近&堀内孝雄友近&堀内孝雄荒木とよひさ堀内孝雄鈴木豪この都会(まち)に 眠りの天使たちが 遊びに疲れて 夜を運ぶ 悲しみのベッドで 瞳(め)を閉じれば 幼い昔へ 誰でも帰れる  せめて愛する人が 隣りにいたら 夢の中まで 連れていけるはず 生きていることさえも 切ないなら 泣いていいから 心を抱きしめて ひとりで 抱きしめて  人生は想い出 数えるだけ 人肌恋しい 寒い夜は 過ぎた日は いつでも綺麗すぎて 涙のかけらで 飾りをつけてる  せめて悲しい人が 隣りにいたら 夢をわけあい 飲んでいるけれど めぐり逢えればいつか 別れの日が 待っているから 心が泣きぬれて ひとりで 泣きぬれて  せめて愛する人が 隣りにいたら 夢の中まで 連れていけるはず 生きていることさえも 切ないなら 泣いていいから 心を抱きしめて ひとりで 抱きしめて
恋唄綴り麻生詩織麻生詩織荒木とよひさ堀内孝雄涙まじりの 恋唄は 胸の痛さか 思い出か それとも幼い あの頃の 母に抱かれた 子守歌 ああ……夢はぐれ 恋はぐれ 飲めば 飲むほど 淋しいくせに あんた どこにいるの あんた 逢いたいよ  窓にしぐれの この雨は あすも降るのか 晴れるのか それとも涙が かれるまで 枕ぬらして かぞえ唄 ああ……夢はぐれ 恋はぐれ 泣けば 泣くほど 悲しいくせに あんた 抱かれたいよ あんた 逢いたいよ  ああ……夢はぐれ 恋はぐれ 飲めば 飲むほど 淋しいくせに あんた どこにいるの あんた 逢いたいよ
BURAIアリスアリス谷村新司堀内孝雄無頼なれ君よ 心震わす日の為に 無頼なれ君よ 君が君でいる為に  最後の煙草には 俺に火をつけさせてくれ 思い出の街を出る君への花むけに 親友と呼ばれて過ごした学生時代 二人で駆け抜けた反抗の遠い夏  振り向かず歩き始めた君の背に コートの内側で そっと十字をきった時 街は静かに 街は静かに 泣いていた  無頼なれ君よ 心震わす日の為に 無頼なれ君よ 君が君でいる為に  それぞれの旨に流れていく淋しさと 過ごしてきた日々への 誇りをしまい込んで 君が別れにくれた 古ぼけたこのライターで 青春の地図を燃やして 星屑の街に投げた  振り向かず歩き始めた君の背中に コートの内側で さっと十字をきった時 街は静かに 街は静かに 泣いていた  無頼なれ君よ 心震わす日の為に 無頼なれ君よ 君が君でいる為に 無頼なれ君よ 心震わす日の為に 無頼なれ君よ 君が君でいる為に 無頼なれ君よ 心震わす日の為に 無頼なれ君よ 君が君でいる為に All right
東京うさぎ堀内孝雄堀内孝雄荒木とよひさ堀内孝雄川村栄二あの人が好きならば まっ白な心で 飛びこんでみなけりゃ わかりはしない しあわせと 不しあわせ 泣いたり笑ったり この都会も 悪くない 恋してるときは  東京うさぎ 今度の彼なら きっとうまく いきそうだけど 東京うさぎ 悲しくされたら 涙つれて 涙つれて 帰っておいで  あの人の懐の中 瞳を閉じていれたら 世の中がどこかへ 消えてもいいよ 陽だまりと 雨降りと 昨日とあしたへと 生きていれば いい運が 背中たたくから  東京うさぎ 今度の彼なら いつも守って くれそうだけど 東京うさぎ ひとりにされたら 夢は捨てて 夢は捨てて 帰っておいで  東京うさぎ 今度の彼なら きっとうまく いきそうだけど 東京うさぎ 悲しくされたら 涙つれて 涙つれて 帰っておいで 帰っておいで
黒い瞳の少女アリスアリス谷村新司堀内孝雄矢沢透かぎりある青春の かわりない道ばたに 咲いている花に気付いた時 流れ行く青春のかえらない全ての はげしい季節をかけて燃え尽きたい  ああ黒い瞳の少女よ お前のやさしさのひとかけらでも この手につかめるものならば  ああ黒い瞳の少女よ お前のやさしさのひとかけらでも この手につかめるものならば  かぎりある青春の かわりない道ばたに 咲いている花に 気付いた時 人はみな本当の優しさと 愛する事のつらさを はじめて知らされる ルル…… ルル……
狂った果実谷村新司谷村新司谷村新司堀内孝雄青柳誠ひとしきり肩濡らした 冬の雨 泥をはねて 行きすぎる車 追いかけて ケンカでもしてみたら 少しぐらい心もまぎれる  狂った果実には 青空は似合わない 家を出た あの時の 母のふるえる声は 今でも 耳に響いてる 低く高く  ポケットで 折れていた ハイライト おかしくて 吸う気にも なれず かじりかけのリンゴをただ おもいっきり 投げつける 都会の闇に  許してくれなんて 言えない 今の俺には ナイフ捨てたこの手で 回す ダイヤルの音 せめて もう一度 きざみたい 声がある  生まれてきた事を くやんでないけれど 幸せに暮らすには 時代は冷たすぎた 中途半端でなけりゃ 生きられない それが今  狂った果実にも 見る夢はあるけれど どうせ 絵空事なら いっそだまってしまおう せめて この胸がさけるまで Silence Is Truth!
竹とんぼ ('99リメイクバージョン)堀内孝雄堀内孝雄荒木とよひさ堀内孝雄涙よ お前に 負けた訳じゃない 背中が少し 淋しいだけさ なんにもなかった 昔のように もう一度あの日へ 飛ばせ 竹とんぼ  「今は我慢しよう 俺たち一緒に 夢を飛ばしてきた 竹とんぼじゃないか」  砂を噛むような こんな人の世に 誰かひとりでも 信じ合えるなら 夢がささくれて 人生(みち)に迷ったら 酒でぬくもりを わかち合えばいい 涙よ お前に 負けた訳じゃない 背中が少し 淋しいだけさ なんにもなかった 昔のように もう一度あの日へ 飛ばせ 竹とんぼ  「浮いたり沈んだり 泣いたり笑ったり 面白いよな 人生って…」  もしも次の世に 生まれ変わっても そうさ生き方を 恥じることはない 男泣きしても なぐり合いしても 胸の痛みなら わかりあえたから 時代よ お前に 負けた訳じゃない 心が少し 切ないだけさ 夕やけ 裸足(はだし)で 追いかけていた もう一度あの日へ 飛ばせ 竹とんぼ  もう一度あの日へ 飛ばせ 竹とんぼ
愛さずにいられない堀内孝雄堀内孝雄松井五郎堀内孝雄殴られて殴られて強くなった 心は 気がつけば夢の残骸 だましあい すれちがい 眠れぬ夜 おまえの子守唄 聴かせてほしい ふりむく くせはこの都会が ひとりきりでは寒すぎるから こらえても こらえてもせつないほど おまえを 愛さずにいられやしない  抱きしめて 抱きしめてつかみかけた わずかな 幸せの灯が揺れる 男にも 女にも祭りのあと 涙にするだけの 詩があればいい かよいあう日のぬくもりに なぜか孤独もついてくるから こらえても こらえてもせつないほど おまえを 愛さずにいられやしない  風吹く都会の 片隅に 俺を呼ぶ声 聞こえてるから こらえても こらえてもせつないほど おまえを 愛さずにいられやしない
青春でそうろう堀内孝雄堀内孝雄多夢星人堀内孝雄ときに 酔い知れて 見る 明日(あした)という一幕(ひとまく) 誰が主役か 俺かあいつか それとも 知らない 誰かか  いずれにせよ 明日(あした)は来る 夜の終わりにぶら下り 酔いざめの素早いやつに まぶしい陽(ひ)をあてる  青春でそうろう 燃えるやつに水をかけるな 青春でそうろう 燃えないやつに時間をかけるな  強く 抱きしめて 云う 変わりのないまごころ 恋の炎か 愛の契(ちぎ)りか それとも 一つのいのちか  夢見た日は 短かくても 胸の熱さは永遠に 不器用に信じるやつの 背中を風が押す  青春でそうろう 燃えるやつに水をかけるな 青春でそうろう 燃えないやつに時間をかけるな  青春でそうろう 燃えるやつに水をかけるな 青春でそうろう 燃えないやつに時間をかけるな
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ナイアガラ・フォールズ山川豊山川豊阿木燿子堀内孝雄川村栄二無理です 無理です そんなこと 人の幸せ うらやめば 無理です 無理です そんなこと 惨めになると分かっていても  霧の乙女号 乗る客は ハネムーンらしい二人が目立つ 怒濤のような水しぶき 泣け 泣け 泣けと叫んでる  ナイアガラ・フォールズ 神様のシャワー ナイアガラ・フォールズ 募る未練 洗われたくて来たのです 洗われたくて来たのです  嫌です 嫌です こんなこと 木の葉のように揺れる船 嫌です 嫌です こんなこと 私の恋も立ち往生  水のスクリーン パノラマで 一瞬の虹が儚く消える 滝壺からは水煙 馬鹿 馬鹿 馬鹿と詰ってる  ナイアガラ・フォールズ 神様のシャワー ナイアガラ・フォールズ たぶん私 叱られたくて来たのです  ナイアガラ・フォールズ 神様のシャワー ナイアガラ・フォールズ きっと私 忘れるために来たのです 忘れるために来たのです
今日も最高やねェ!~浪花に夢の風が吹く~堀内孝雄堀内孝雄荒木とよひさ堀内孝雄目覚めた朝が 気持ち良けりゃ 人生それで ええやんか 幸福なんか あくびをしてりゃ ころがりこんで くるやんか  今日も最高やねェ この世に生まれて 今日も最高やねェ ただそれだけで 浪花に夢の風が吹く 何んか一丁やったろか  可愛いいひとは ながめていれば 惚れてるだけで ええやんか 急がば回れ ぼちぼちいこか 道草しぐれ 粋やんか 今日も最高やねェ 男に生まれて 今日も最高やねェ ただそれだけで 浪花に恋の風が吹く 何んか一丁やったろか  今日も最高やねェ この世に生まれて 今日も最高やねェ ただそれだけで 浪花に夢の風が吹く 何んか一丁やったろか  何んか一丁やったろか
純情行進曲中澤裕子中澤裕子荒木とよひさ堀内孝雄船山基紀あれは十九才の夢か 甘い恋のロマンス 乙女の花園 捧げましょうか  泣くほど好きで 泣くほど好きで あなたのそばへ 月の砂漠を 駱駝に乗って  あぁ…夢千里 行進曲です。 純情ひとすじに  今日は夢路の歌か 淋し恋しヴァイオリン 真珠の涙を 捧げましょうか  心の貴方は 心の貴方は 今宵は何処に どなた相手に 円舞曲を踊る  あぁ…走馬燈 切ないものです。 純情ひとすじに  きっと月夜の晩に かわす愛の接吻 真白き心も 捧げましょうか  愛することは 愛することは 生命をけずり 三日三晩も 黒髪とかす  あぁ…月見草 それでもいいです。 純情ひとすじに
忘却雨羅勲児羅勲児荒木とよひさ堀内孝雄涙が降らした寂しい驟雨は 男も女も 寒いから 心の焚火に想い出くべて 恋しい誰かを抱きしめる もう一度逢いたいよあの人に 不幸を背負って生きてたら この街に 降り続けあしたまで この世の果てまで忘却雨(わすれあめ)  ひとりで飲む酒傷追う胸に 涙を相手に つぎたせば 煙草の灯りが 螢になって 帰らぬ 昔を また映す もう一度抱きたいよあの人を 何処かで 倖せ掴んだら 夢だけは 濡らすなよ あしたまで涙の果てまで 忘却雨  もう一度逢いたいよあの人に 不幸を背負って生きてたら この街に 降り続けあしたまで この世の果てまで忘却雨
少年達よ堀内孝雄堀内孝雄小椋佳堀内孝雄夢はいつも 君の 百歩先を 歩く 愛はいつも 君の 影にそっと ひそむ  もう一人の 君を 肩車で かかえ 見失うな 夢を 安く売るな 愛を  優しさまで 道具にする 狩人たち 遠ざけて行こう 化粧した 言葉 心地よい 響き 君を囲み 君を包む時も 私の中の 少年達よ 我物顔で この風上に立て  時はいつも 君の 旅に風を とおす 迎い風は 夢か 送り風は 愛か  傷をいやし 心からの 嬉し泣きを 追いかけて行こう 真実に 投げた 初恋を 訪ね 風を誘い 君の旅の時を 私の中の 少年達よ 我物顔で この風上に立て
冬の人妻~冬の稲妻~嘉門タツオ嘉門タツオ谷村新司・脚色:嘉門達夫堀内孝雄あなたは 毎晩のように 酒のボトルを 空けていた 蒼ざめて手先 震わせて 飲みつくす一人 飲みつくす 酔ったねえちゃんだ(ウエー!) 酒癖わるい 酔ったねえちゃんは(ウエー!) いつもの事だ 忘れてる 膝小僧 すりむいてる 傷跡なぜだ?  あなたは 人妻のようね 家に帰るの イヤなのか? 若くない体 気をつけて 居酒屋で一人 夢の中 酔ったねえちゃんだ(ウエー!)家に帰れよ 酔ったねえちゃんだ(ウエー!)記憶なくして 忘れるな あなたを 待ってる旦那 人ごとだけど  忘れるな 「子供は 親見て育つ」 人ごとだけど  あなたは 人妻のようね 何かストレス 抱えてる 蒼ざめて手先 震わせて 飲みつくし一人 愚痴をはく
愛は炎のように高山厳高山厳たきのえいじ堀内孝雄船山基紀髪をほどいて その指で 肌をぬくめて その胸で  たとえ誰かを 傷つけても 今更あなたを 渡せない  愛は炎のように 燃え盛るもの きれい事など 云わないで  愛は炎のように 見境もなく 答えはひとつ 抱きしめて その胸で  たぶん一人の 淋しさは あなた以上に 判るから  膝を枕に 眼を閉じて 心も身体も 投げ出して  愛は炎のように 燃え尽くすけど そんな生き方 できるなら  愛は炎のように 塗り変えてゆく 抱きあう度に なにもかも あざやかに  愛は炎のように 燃え盛るもの きれい事など 云わないで  愛は炎のように 見境もなく 答えはひとつ 抱きしめて その胸で その胸で
君よ涙でふりかえれアリスアリス谷村新司堀内孝雄石川鷹彦夜明け真近の表通り 故郷すてる淋しさか 駅に向って歩き出せば 尚さら心が重くなる  学生時代にあの人と 歩き続けたこの道を 今は一人で踏みしめる さらば父母 さらば友よ  このたばこ屋の裏路地で 母に叱られ泣いたこと 父に連れられはじめての 映画に行った時のこと  少年時代の鮮やかな 想い出達をふりきって 出てゆく今朝の白い息 さらば父母 さらば友よ  部屋に残した一枚の 紙きれだけで返せない 恩を涙でふりかえる 生きて二度とは逢うまいぞ
帰り道アリスアリス谷村新司堀内孝雄一度でいいから 話してみたい 夕焼けが頭をたれた 帰り道 そっと背中に言ってみた それでも風はいたずらに 彼女の髪をゆらしただけで わき目もふれずに通りすぎた  すべての願いを あきらめて トボトボと地面をみながら 帰り道 今日も一日過ぎるのが やたらと頭にくるのです この世に神がいることなんて 信じる奴がバカなんです
みんな少年だった堀内孝雄堀内孝雄田久保真見堀内孝雄川村栄二古いアルバムを ふと開けば セピアの想い出が こぼれてくる あの頃の俺に 聞いてみる 俺は変わって しまったか? 守りたかったものは 何だろう 置き去りにしたものは 何だろう 陽だまりの中 ふり向くのさ 失くしたものは 何だろう みんな少年だった 明日に向かい走ってた みんな少年だった 見果てぬ夢を 追いかけて  きっと他愛ない 毎日こそ 本当のしあわせと しみじみわかる あの頃の俺に 言ってやる 俺は今も 変わらない 信じたものは 今もある 愛した人は 今もいる 想い出よりも 今日を生きよう たった一度の 人生だから みんな少年になれ 真っ白な輝きで みんな少年になれ 置き忘れた夢を もう一度  そうさ少年になれ 真っ白な輝きで そうさ少年になれ 置き忘れた夢を いつまでも 置き忘れた夢を いつまでも
月夜のうさぎ堀内孝雄堀内孝雄荒木とよひさ堀内孝雄川村栄二月にうさぎがいた時代 あんたに逢えてりゃ 良かったね 胸のまん中 痛むけど 惚れてみたって 他人(ひと)の男(もの) ああ 恋がさね ああ 罪がさね いっそこのまま 女を捨てて ああ 恋がさね ああ 夢がさね あんたがこの世に いる限り  梅に鶯(うぐいす)鳴く頃に あんたを盗めば よかったね 口紅(べに)を折るほど 好きだけど 屋根に浮かんだ 丸い月 ああ 恋がさね ああ 罪がさね 春の嵐に 女を散らす ああ 恋がさね ああ 夢がさね あんたに未練が ある限り  ああ 恋がさね ああ 罪がさね いっそこのまま 女を捨てて ああ 恋がさね ああ 夢がさね あんたがこの世に いる限り  あんたがこの世に いる限り
イノセント(純粋)山口百恵山口百恵松本隆堀内孝雄萩田光雄嵐の前の静けさ真似て 私は独りうずくまり こんな仕打ちを投げた貴方を 憎みきれずに口を噛む  ありったけの想いをこめて つめたい頬を打ちたいけれど それで心の痛みが 消える訳でもあるまいし  イノセント 愛しすぎて イノセント 息がつまり 先ずあなたが次に私が哀しみに溺れる  はなやぐ頃の手紙の束に 夜更けの庭で火を点けて こんな綺麗に燃えるのよって ちょっと虚ろに呟いた  吸えもしない煙草をふかし むせても肩を撫でてくれない 叱る気持も失いほど 心が冷えてしまったの?  イノセント 愛しすぎて イノセント 息がつまり 先ずあなたが次に私が哀しみに溺れる  イノセント 愛しすぎて イノセント 息がつまり 先ずあなたが次に私が哀しみに溺れる
夢つれづれ堀内孝雄堀内孝雄荒木とよひさ堀内孝雄花暦めくれば 暖かき陽にゆれて 夢一輪の花びらを また散らすけど 青空の淋しさを 愛おしく思えば 生きていることそれだけで 胸が熱くなる  あゝふりむけば すべてがまばたき 女に生まれたことを 悲しいなんて言わない つれづれの恋のあと つれづれの夢のあと 立ち止まれば 時は過ぎてしまうから  若き日をたどれば 懐しさ?をぬらし 夢一輪の花びらを また摘むけれど 想い出に遊べば 心さえなごんで こみあげてくる嬉しさで この手見つめてる  あゝこの季節が あしたのためなら 女に生まれたことに ため息なんてつかない つれづれの恋のあと つれづれの夢のあと 立ち止まれば 時は過ぎてしまうから  あゝふりむけば すべてがまばたき 女に生まれたことを 悲しいなんて言わない つれづれの恋のあと つれづれの夢のあと 立ち止まれば 時は過ぎてしまうから
時の流れに堀内孝雄堀内孝雄中村行延堀内孝雄おまえのために 作ったうたも 忘れてしまった  幾年ぶりに歩く町も 姿を変え なつかしい友に会った 昔のおもかげはそのまま  くちづけだけで別れた恋 あの人は となりの町へ嫁いで もうすぐ子どもができる  老舗で名高い あの呉服屋も 今では大きなビルになり  人生はめぐりめぐり 立ち止まろうとはしない 人の心も移り変わり けれど愛は変わらない  食えない暮らし続き お前と暮らしたあの頃 心はいつも 明るさ なくさなかった  今をこうして 生きていても おまえの愛を忘れた訳じゃない  悲しいことにいつの時代も 時の流れはすべての人に やさしい訳じゃない  時の流れに負けない力を 時の流れに負けない愛を  人生はめぐりめぐり 立ち止まろうとはしない 人の心も移り変わり けれど愛は変わらない  人生はめぐりめぐり 立ち止まろうとはしない 人の心も移り変わり けれど愛は変わらない
ぬくもり杉良太郎杉良太郎橘由記堀内孝雄もう誰も愛さない もう何も信じない 心を固く閉じたまま ひとり闇におびえて おまえはふるえてた  想い出はつくらない 幸せも望まない 人生なんて退屈と どこか寒い目をして おまえはつぶやいた  冷えきったおまえの青春ごと 抱きこんでやりたい この手の中に  さよならのない愛を とぎれないこの歌を おまえのもとに届けよう 胸に秘めた おまえの 涙と引き換えに  冷えきったおまえの青春ごと 抱きこんでやりたい この手の中に
母を慕いて里見浩太朗里見浩太朗荒木とよひさ堀内孝雄川村栄二人生の終り 少しは見えて 旅立ちの用意 考えるけど 母と落ち合う 雲の上なら 未練ひとつも 心にはない 笑って下さい 優しい笑顔で 男の生き方 がんばり通したと 本当は弱虫 本当は泣き虫 今すぐあなたに 逢いに行きたい  もしも次の世が 何処(どこ)かにあれば もう一度宿して 生んで下さい 親孝行の 真似さえ出来ず 自分勝手で 甘えたままで 叱って下さい 子供のように 恋しい慕(おも)いが 涙を誘うから 本当は切ない 本当は淋しい 今すぐあなたに 逢いに行きたい  笑って下さい 優しい笑顔で 男の生き方 がんばり通したと 本当は弱虫 本当は泣き虫 今すぐあなたに 逢いに行きたい 今すぐあなたに 逢いに行きたい
夢待人島倉千代子島倉千代子荒木とよひさ堀内孝雄涙の中に隠れてる 泣き虫よ でておいで ひとりぼっちの夜だから まくらかかえたこのひざに 悲しい恋をしてるなら 泣き虫よ でておいで 話し相手もいないから 少しお酒につきあって 涙はしあわせの忘れ物 いつか誰かが言ってたけれど 夢でいいの あの人は 私の心の宝もの 夢でいいの あの人は この世で一番好きだから  鏡の中に隠れてる 泣き虫よ でておいで 今日は逢えない夜だから 紅をふきとるこの指に 胸がそんなに痛いなら 泣き虫よ でておいで そして 面影ゆらしてよ そして 私をなぐさめて 涙は想い出の忘れ物 いまも背中が恋しいけれど 夢でいいの あの人は 私の心に 住んでれば 夢でいいの あの人は この世で一番好きだから  夢でいいの あの人は 私の心の宝もの 夢でいいの あの人は この世で一番好きだから
青春の日々堀内孝雄堀内孝雄石坂まさを堀内孝雄川村栄二遥かなる 山の端に 母のよな 星が出る 夕暮れは 寂しくて 里灯り ちらほらと  思い出と 呼んだとて 微笑みは 帰らずに この胸の この涙 ひと雫 流れくる  月見草 ほのぼのと そよ風に ひらく時 この橋を 渡ったら あの頃に 会えますか  人の世は 旅人で あてのない 日々を行く さすらいの 友達は 影法師 ただ一つ  青春は 一つ道 迷っては 立ち止り  人の世は 旅人で あてのない 日々を行く いつの日も 夢見ては 明日の日に 歩いてく  明日の日に 歩いてく
君の夢を見たよ堀内孝雄堀内孝雄小椋佳堀内孝雄夢を見たよ 君の 御伽の港 白い壁 レンガ造りの 赤い屋根 買物かごに 何故か花束 僕のレンズは ズームアップして 君の輝く 肩を追う  夢を見たよ 君の 子供は天使 笑い声 ロバもペガサス 青い空 遠くへ続く 赤土の道 僕の絵筆は 哲学して 君の姿を 雲に写す 一人の時は 恥ずかし気もなく 大声でいうのさ 君を愛しているよと  夢を見たよ 君の 街が夕陽に 染まる頃 星のきらめき 誘う歌 君の瞳の 深い輝き 僕の時計は 針を失くし 君の鼓動に 時を聴く 一人の時は 恥ずかし気もなく 大声でいうのさ 君を愛しているよと  一人の時は 恥ずかし気もなく 大声でいうのさ 君を愛しているよと 一人の時は 恥ずかし気もなく 大声でいうのさ 君を愛しているよと 一人の時は 恥ずかし気もなく 大声でいうのさ 君を愛しているよと  夢を見たよ 君の 街が夕陽に 星のきらめき 夢を見たよ 君の 君の瞳の 深い輝き 夢を見たよ 君の……
ラスト・チャンス庄野真代庄野真代中村行延堀内孝雄これが最後のチャンス あなたにとって これが最後のチャンス 私をひきとめる  もういやなの あなたの浮気ぐせ 遊び上手な あなたの事は 何も知らない 私なんて 数ある恋の 一つなんて きっと今頃 誰かの部屋から 電話してくるに きまっているわ 愛にピリオド うつつもり 今夜 帰って来なければ  これが最後のチャンス あなたにとって これが最後のチャンス 私をひきとめる  私の心は ガラスばりの部屋 あなたは手の内 知りつくしてるのね 裏をかこうと するけれど いいように あなたの腕の中 このゲームも あなたの勝ちみたいね 私のこまは あなたの色に 変わってしまったの でも最後の 一角(ひとすみ)は 残してくれたのね  これが最後のチャンス 私にとって これが最後のチャンス あなたに勝つための  これが最後のチャンス 私にとって これが最後のチャンス あなたに勝つための
愛染橋藤あや子藤あや子松本隆堀内孝雄春一番が吹き荒れた後 花を敷いた路地へ 今日こそ返事聞かせてくれと 問いつめられそうで  あなた以上にやさしい人は いそうにもないけど 結婚なんて旧(ふる)い言葉に 縛られたくなくて  橋の名は愛染橋 ほほえんで渡れば恋がかなう うつむけばそれきりとまどい橋  うちは淋しい女やからね 愛なんてよう知らん 時の流れも春のうららに 渡りたい 渡れない  髪の芯まで飽きられる日が 来ないとも限らず そしたらすぐに別れる勇気 ありそうでなさそで  橋の名は愛染橋 ただ一度渡ればもう戻れぬ 振り向けばそこから想い出橋  うちは愚かな女やからね 人生もよう知らん けれどあなたに手招きされて 渡りたい 渡れない
荒ぶる魂-Soul on Burning Ice-アリスアリス谷村新司堀内孝雄この街を灼きつくせるか 俺達の歌は この街を灼きつくせるか 俺達の歌は 口先だけの時代は終わりを告げた 今こそ 行くのか 立ち止まるか 行くのか 帰るのか Woo 俺達の歌声は君の心を やきつくせるだろうか  この街で燃えつきるか 俺達の歌は この街で燃えつきるか 俺達の歌は わけ知り顔の奴等の言葉は聞けない 聞かない 行くのか 立ち止まるか 行くのか 帰るのか Woo 俺達の魂は君の心を やきつくせるだろうか  荒ぶる魂よ 荒ぶる魂よ Woo 俺達の歌声は君の心を やきつくせるだろうか この街を灼きつくせるか・・・・・
ろくでなし麻生詩織麻生詩織荒木とよひさ堀内孝雄あんたがおもう そんな女性が どこかにいたら お目にかからせて 男の中に 住んでる虫が 綺麗な花を また追いかける ろくでなし 強がるけれど 本当は 可愛い 可愛い坊や ろくでなし 朝方までに 帰っておいでよ ここへ  あんたは愛を いつも食べ残し 自分勝手に 悲しいふりしてる 心を着替え 今夜も街の 酒場で夢を またひろげてる ろくでなし 淋しがり屋の お尻が青い 青い坊や ろくでなし 酔いつぶれても 帰っておいでよ ここへ  ろくでなし 強がるけれど 本当は 可愛い 可愛い坊や ろくでなし 朝方までに 帰っておいでよ ここへ ろくでなし 朝方までに 帰っておいでよ ここへ
堀内孝雄堀内孝雄荒木とよひさ堀内孝雄川村栄二酒が染みれば ちぎれるように 涙の奥で 聴こえる汽笛 そばにお前が いたならきっと つまづく人生(ゆめ)を 温(ぬ)くめてくれる どこかではぐれた 面影だけが たったひとつの 灯(ともしび)だけど 何処(いずこ)の町で 何処(いずこ)で誰と 今では帰らぬ 面影抱いて  揺らす煙草が 浮雲ならば 思い出連れて 辿れる線路 いつかお前に 話した故郷 貧しいけれど 暮せたものを どこかで忘れた 横顔だけが たったひとつの 灯(ともしび)だけど 知らない町で 知らない誰と 今では帰らぬ 横顔抱いて  どこかではぐれた 面影だけが たったひとつの 灯(ともしび)だけど 何処(いずこ)の町で 何処(いずこ)で誰と 今では帰らぬ 面影抱いて
波の調べに堀内孝雄堀内孝雄小椋佳堀内孝雄陽は輝いて その美しさ 女神のように 際立つ時に  気付けば君は 戦いの船 舳先にたって 風と争い 水平はるか 沖を見据えて 易しい水路 選ぼうとしない  出来れば 君を 両手で抱え 小舟にさらい 小島に渡り かたくなな胸 開いたあとで 人らしい夢を 吹き込んでみたい  星きらめいて 波が調べを 奏でるように さざめく時に  思えば 君は 誰しもの夢 独り占めなど 叶わぬ願い ふと舞い降りた 鶴とひととき 交わした愛を 密やかに抱こう  陽は輝いて その美しさ 黒髪越しに 眺めていよう 星きらめいて 波の調べに 孤独おさめて 視つめていよう 孤独おさめて 視つめていよう
デラシネ堀内孝雄堀内孝雄山川啓介堀内孝雄季節が変わっても 戻って来なければ 迷わずぼくを 思い出にしてくれ 自分の夢だけを 追ってる男には 君を待たせる資格など ないはず  デラシネ 男たちはいつも ふた通り 群れなす羊と 根のない草と やすらぎは終りさ ほほをなぐりつける 風に体を あずけてみたい デラシネ  抱き合う肩ごしに 地平線を見てた 君の香りに 負けるのが恐くて はるかに故郷を ふり返るみたいに 愛しつづける そのほうが似合いさ  デラシネ 男たちはいつも ふた通り つながれた犬と 根のない草と 心に蜃気楼 ゆらめいているかぎり 遠い眼をして さすらうだけさ デラシネ  デラシネ 男たちはいつも ふた通り 群れなす羊と 根のない草と やすらぎは終りさ ほほをなぐりつける 風に体を あずけてみたい デラシネ デラシネ デラシネ
P.S.愛してる!高田純次&上沼恵美子高田純次&上沼恵美子荒木とよひさ堀内孝雄(女)懐かしい めぐり逢い 名画座の前で (男)あの頃の ふたりは (男女)若すぎていた (女)ふたつの 人生を あなたは右に (男)ふたつの 幸せを あなたは左に  (男女)あゝ 想い出よ このままふたりを (男女)あゝ さよならの背中に いまも (女)P.S. (男)P.S. (男女)P.S.愛してる  (女)重ね合う しのび逢い レンガ屋のカフェで (男)もうひとつ 生き方 (男女)もしもあるなら (女)どこかの 遠い街 あなたと歩き (男)どこかの 空の下 あなたと暮らせる  (男女)あゝ 黄昏よ このままふたりを (男女)あゝ さよならの背中に いまも (女)P.S. (男)P.S. (男女)P.S.愛してる  (男女)あゝ 想い出よ このままふたりを (男女)あゝ さよならの背中に いまも (女)P.S. (男)P.S. (男女)P.S.愛してる  (男女)愛してる
ハンリーラ堀内孝雄・倉橋るい子堀内孝雄・倉橋るい子岩谷時子・中野良子堀内孝雄ハンリーラ ハンリーラ 美しいと言う 言葉だよ ハンリーラ ハンリーラ 今も夜ごと 夢見ているよ 別れの朝 君がくれた くちづけこそ ハンリーラ 思い出を 口にふくんで ふるさとの 山へ帰ろう ハンリーラ ハンリーラ ひとひらの愛  ハンリーラ ハンリーラ 消えるものは なぜ綺麗なの ハンリーラ ハンリーラ 忘れないわ もうあなただけ こぼれる星 交しあえた ほほえみこそ ハンリーラ ひとすじの 愛を頼りに 淋しさの 河を渡ろう ハンリーラ ハンリーラ 現し世の夢  ハンリーラ ハンリーラ ラララララララララ ハンリーラ ハンリーラ 逢える日まで待とう  ハンリーラ ハンリーラ 美しいと言う 言葉だよ ハンリーラ ハンリーラ はるか遠く 人恋う夕 すみれいろの 空のかなた きこえる声 ハンリーラ 山河を 時がすぎても 恋人よ いつか逢いたい ハンリーラ ハンリーラ なつかしい人  ハンリーラ ハンリーラ ラララララララララ ハンリーラ ハンリーラ 逢える日まで待とう 逢える日まで 待とう…
生きているからアリスアリス谷村新司堀内孝雄ふと触れ合った手と手の中に すきま風が住んでいて ふと見つめ合った目と目の中に さよならが住んでいる  嘆かないで嘆かないで ああ生きてるから悲しいのです  本を読む手を暫とめて 窓の外に目をやれば 気付かぬうちにいつもの道に 幻の君を見る  嘆かないで嘆かないで ああ生きてるから悲しいのです  昨日まで見てた二人の夢は 春のおとずれと共に ひとりぼっちのみじめな花を 心の中に咲かせてゆく  嘆かないで嘆かないで ああ生きてるから悲しいのです
坂道のむこう堀内孝雄堀内孝雄荒木とよひさ堀内孝雄川村栄二駅まで続くゆるやかな この坂道も いまではひとり歩けない 車椅子の妻(キミ)は もう人生にこしかけて いればいいんだよ いつでも後ろふりむけば 俺が 俺がいるから  長いことひとりにさせて 長いこと苦労をかけて 「ありがとう」と言うのは 俺の方だよ 笑いながら泣いている 妻(キミ)が妻(キミ)が切なくて  花屋のバラは悩まずに 咲いているねと 心の中の淋しさを 白い髪で隠して もう人生の肩の荷を 降ろしていいんだよ 泣かせたこともあったけど そばに そばにいるから  想い出をひとりにさせて 想い出に心配させて 「ごめんね」と言うのは 俺の方だよ 笑いながら泣いている 妻(キミ)が妻(キミ)が切なくて 笑いながら泣いている 妻(キミ)が妻(キミ)が切なくて
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
希笛小金沢昇司小金沢昇司荒木とよひさ堀内孝雄夕やけが落ちる線路に 熱き想いをたどれば いまは 帰らない遠き日に ひとり ひとり たたずむ 雪溶けの河原で ひとつふたつと 小石を投げれば 涙あふれる  ああ希笛よ あの人が 忘れきれない この胸に ああ希笛よ あしたまで 心の中に 響けよ  茜雲あすも晴れるよ 宵の明星光れば 群れに はぐれてる一羽鳥 どこへ どこへ 帰るか 山裾に灯が ポツリポツリと 涙に にじんで 心ゆらせば  ああ希笛よ あの人は 幸福つかんで いるだろか ああ希笛よ 夕やけの 遥かな山河に 響けよ  ああ希笛よ あの人が 忘れきれない この胸に ああ希笛よ あしたまで 心の中に 響けよ
ジョニーの子守唄谷村新司谷村新司谷村新司堀内孝雄束の間の淋しさ うずめるために 君の歌声を 聞いていた せまいホールの壁に もたれて 君の動きを 追いかけていた  飛び散る汗と 煙の中に あの頃の 俺がいた オーオージョニー 君は今 オージョニー どこにいるのか  時間つぶしの 店の片隅 ふと聞こえてきた 君の唄 コーヒーカップを 持つ手がふいに 振るえだしたのが 恥ずかしくて 子供ができた 今でさえ あの頃は 忘れない オー ジョニー 君だけが オー ジョニー 俺の想い出  風の噂で 聞いたけど 君はまだ 燃えていると オー ジョニー それだけが オー ジョニー ただうれしくて
遠くで汽笛を聞きながら吉幾三吉幾三谷村新司堀内孝雄成田訓雄悩みつづけた日々が まるで嘘のように 忘れられる時が来るまで 心を閉じたまま 暮らしてゆこう 遠くで汽笛を聞きながら 何もいいことがなかったこの街で  俺を見捨てたひとを 恨んで生きるより 幼い心に秘めた むなしい涙の捨て場所を さがしてみたい 遠くで汽笛を聞きながら 何もいいことがなかったこの街で  せめて一夜の夢と 泣いて泣き明かして 自分の言葉に嘘はつくまい ひとを裏切るまい 生きてゆきたい 遠くで汽笛を聞きながら 何もいいことがなかったこの街で
不忍の恋堀内孝雄堀内孝雄荒木とよひさ堀内孝雄川村栄二ひと筆あなたに 綴りましょうね… お酒で文字(ことば)が 乱れる前に 十日も逢えない ぬくもりよりも こんなに心が 寒いから あぁ 一途な女です 日本の女です みんなに古いと 笑われるけど 忍ぶ忍ばず あなたが好きで いのちを捨てても いいほどに  ひと雨あなたに 降らせましょうね… 涙のしずくが 聴こえるように 窓辺の明かり 灯したままで このまま眠って しまうまで あぁ 可愛い女です 日本の女です それでもわたしが 倖せならば 忍ぶ忍ばず あなたが夢で その手で抱いて くれるなら  あぁ 一途な女です 日本の女です みんなに古いと 笑われるけど 忍ぶ忍ばず あなたが好きで いのちを捨てても いいほどに いのちを捨てても いいほどに
ページ99アリスアリス中村行延堀内孝雄どうして別れてしまったのか 忘れてしまった そして多くの時を燃やし 別れたわけを思い出すの  本棚の片すみの 色あせた ダイアリー 手をのばし 読みかえす あの時の思い出  ページ25 君が初めて パーマネントかけてきたよ チリチリ頭 鏡に写し 君は泣きベソかいていた  ページ45 初めてのキス 夕暮の公園の ベンチに腰かけて ふるえながら 交した  あの頃の僕の暮しは 君色であふれ いつまでも この愛は変わらないと信じてた  ページ65 小雨降る街 待ち合わせしたんだ 雨の中ぬれながら 待ったけど 君は来なかった  ページ85 君への想い 日々につのるばかり ふるえる指で まわすダイアル 君のさめた声が 僕に見せる 笑顔も今は 冷たい作り笑い 少し大人びた君にとって 君は若すぎたのか  ページ99 涙のあとが ページ99 涙でよごれて ページ99 明日からは ページ99 書くこともない ページ99 白紙のままで 二人の愛は
姉妹坂本冬美坂本冬美多夢星人堀内孝雄妹よ 夜ふけにそっと 何処へ行くの 重い鞄 二つ提げて  子供だと思っていたが いつの間にか 内緒ごとを 持っていたのね  私のことを 責めて 泣いてたくせに あなたも恋をしたの  馬鹿ね 私と同じ 悲しげな恋をして どうするつもりよ だけど あなたはきっと 泣かないわね 妹よ  妹よ 夜明けの雨は きっと寒い 傘を持って行くがいいわ  びしょ濡れのからだのままで すがりついちゃ 恋の夢も 冷めてしまうわ  背中を向けていても 足音だけは しっかり聞いているわ  いいわ 信じてあげる 私より何倍も 真面目なあなたを だから 落着き先は 知らせるのよ 妹よ  馬鹿ね 私と同じ 悲しげな恋をして どうするつもりよ だけど あなたはきっと 泣かないわね 妹よ
つづれ織り日高晤郎日高晤郎山上路夫堀内孝雄何を悩んで たそがれの中 下を向いてゆくひとよ その目あげて ながめてごらんよ 街の灯が きれいだ  今日という日を 君なりに 生きて来たじゃないか 甘やかすことはないが 自分をいたわれよ  明日を想い その胸をはって たそがれの中を たそがれの中をゆけよ  どんな人でも 心の底に 涙持っているものだ つらい時は 他人が楽しく 生きているよな 気がする  人はよろこび 哀しみを 縦と横とに織って 人生のつづれ織りを 誰もがつくるのさ  明日の空は この空の彼方 たそがれの中を たそがれの中をゆけよ  明日の空は この空の彼方 たそがれの中を たそがれの中をゆけよ  たそがれの中をゆけよ
悲しいほどに晴れた日にアリスアリス谷村新司堀内孝雄アリスひとり佇(たたず)むホームを 夏至の気配がつつむ 短い命を生きる 蝉の声だけがひびく  名前もない小さな駅で 空を見上げてる私  いつも辛い道を選んできた 何かに背中を押されるように  何の取得(とりえ)もなかった そんな少年時代を 変えた出逢いの数は 風が運んでくれた  名前もない小さな駅に あの日のままの私がいる  いつも辛い道を選んできた 何かに背中を押されるように  名前もない小さな駅の 悲しいほどに晴れた日に  歩き続けた自分のこの足を 静かになでたら 涙がこぼれた  いつも辛い道を選んできた 何かに背中を押されるように
音の響きアリスアリス矢沢透堀内孝雄白い雲がわきあがる 痛いほどの青空に すべてのものが燃え立つ昼に 息をひそめきらめいている 子供たちの遊ぶ声 遠く空にこだまする  坂の下に続いてる 白く光るジャリの道 笑いながら肩ならべ歩き 夢み ひとみ輝かせていた 通いなれた昔より 狭く見える通学路  長い休みに入って 誰もいない校舎は 二度と旅をすることのない 老い人の背中のように 何もいわずだまって やせた体ささえてる  いつか空はあかね色 白いカーテンが染まる はなればなれになった友よ どこで悩み傷ついているの 君はいまも夢を追い続けていて くれるかしら
男泣き堀内孝雄堀内孝雄小椋佳堀内孝雄Lee Hong-Rae泣き虫 毛虫 挟んで捨てろ 男のくせにと 笑われますか 男に 涙は 不似合いですか  酒場の 白木に 涙 落として 失くした 恋に 忍び泣き いいじゃないか 可愛いじゃないか それだけ 本気で 愛せたのなら  溢れる 優しさ その身に受けて 震える 友に もらい泣き いいじゃないか 結構じゃないか それだけ 心を 重ね合えたら  密かな 苦労に 耐えてようやく 果たした 夢に 嬉し泣き いいじゃないか 最高じゃないか それこそ 命の 煌きだから  時には 涙に 胸を浸して 澱みを 洗う 男泣き いいじゃないか 悦びじゃないか それだけ 蒼さを 愛しめるなら  男に 涙は 不似合いですか
あいつの背中堀内孝雄堀内孝雄徳永章堀内孝雄人ごみの中で見つけた 見覚えのある背中 それは真昼のまぼろし 一瞬のまばたきで消えた  さまよいの淵で別れた 若さと夢の時代 あれが終わりと始まり 汚れた哀しみも知った  大人になるとは 生きて行くこと 愛する人を胸に抱きしめて  忙しく毎日が行く 想い出さえもかけ足で だけど君を忘れない あの日の僕を忘れない  住めば都これでいい 変わらぬものは我が思い 瞳閉じれば あの頃が 遠い日の熱さ こみあげる  たゆまなく川は流れ 風はそよぐ空を 確かなことは いつも 今を生きること  大人になるとは すべてを受け入れ 自分を信じて 目の前の道を行けばいい  大人になるとは 越えて行くこと 幸せはいつも 自分の心が決める
黄昏の天使たち湯原昌幸&荒木由美子湯原昌幸&荒木由美子荒木とよひさ堀内孝雄佐藤準黄昏に心が 傷ついたら 追憶(おもいで)呼び寄せ 子供の頃へ 瞳(め)を閉じて時間を 巻きもどせば 悲しみそれさえ 眠りにつくはず 今日も愛する人と 肩をよせ合い 微笑みかける そんなぬくもりが きっとささやかだけど 倖(しあわ)せだけを 感じ合えるから この手を重ねれば 心を重ねれば  黄昏は寂しさ 運ぶけれど 心の窓辺(まど)から 逃がしてやれば 悲しみの迷子も 家路急ぎ また逢う明日(あした)の 用意をするはず 今日も愛する人と 小さな疲れ 労りあえる そんなひとときが きっと言葉じゃなくて 優しさだけを わかち合えるから この手を重ねれば 心を重ねれば  今日も愛する人と 肩をよせ合い 微笑みかける そんなぬくもりが きっとささやかだけど 倖せだけを 感じ合えるから この手を重ねれば 心を重ねれば
幸せとんぼ千葉紘子千葉紘子石本美由起堀内孝雄前田俊明海より深い 愛があり 握れば通う 手の温(ぬく)み 母の手 愛の手 やさしい手 心配ばかり かける娘(こ)を 案じて生きる 明け暮れは 幸せとんぼ どこにいる どこにいる  苦労が肩に 重くても 笑顔はいつも 花になる 母の手 愛の手 やさしい手 悩みの石に 転んだら くじけちゃ駄目と 叱るよに 励ます声の あたたかさ あたたかさ  この世の風の 冷めたさに 涙をふいた 日もあろう 母の手 愛の手 やさしい手 のぞみの道を 見つめつつ 母子(おやこ)がかざす 指先に 幸せとんぼ 来てとまれ 来てとまれ 幸せとんぼ 来てとまれ 来てとまれ
プラトニック堀内孝雄堀内孝雄多夢星人堀内孝雄きみに ふれれば 泣くだろう 愛は たしかに こわれもの 頬に光る生毛(うぶげ)に くちづけも出来ない  堕(お)ちて感じる しあわせも それは どこかに あるだろが 胸にトゲを つき刺し 想うのも また愛  いとしさが充ちたら 胸を抱き 運命(うんめい)の彼方を もの想う いつの日か 何処(いずこ)でか めぐり逢い 積み重ね 育(はぐく)んでた 愛に溺れよう  いまは 見つめて 想うだけ 愛は心と 信じよう 少し熟(う)れた姿に 切なさは増すけど  時の流れの激しさに 道に迷っているばかり 指の先をからめて どこまでも 行けたら  真実の強さに支えられ 疑いに苦しむこともない いつの日か 何処(いずこ)でか めぐり逢い 積み重ね 育(はぐく)んでた 愛に溺れよう  いつの日か 何処(いずこ)でか めぐり逢い 積み重ね 育(はぐく)んでた 愛に溺れよう  積み重ね 育(はぐく)んでた 愛に溺れよう
悲しい乾杯堀内孝雄・斉藤慶子堀内孝雄・斉藤慶子荒木とよひさ堀内孝雄今泉敏郎誰かに愛されて 綺麗になってく 別れ曲より それがとても切ない 心が離れても いい人だったわ いまの自分をいつも 大切にしてね 憶えているかい… 忘れましょう 昨日は昨日 あしたはあした 想い出グラスを 君に さよならグラスを あなたに 最後の言葉は 悲しい乾杯…  未練じゃないけど 君しかこの世で いまは見つけることが とても出来ない 時間が過ぎたなら 私のことなど 笑い話にいつか なってしまうわ 憶えているかい… 忘れましょう 涙は涙 心は心 想い出グラスを 君に さよならグラスを あなたに 最後の言葉は 悲しい乾杯…  憶えているかい… 忘れましょう 昨日は昨日 あしたはあした 想い出グラスを 君に さよならグラスを あなたに 最後の言葉は 悲しい乾杯…
最後のアンコールアリスアリス矢沢透堀内孝雄二つ目のベルで いつものように ライト浴びて うたいだす 拍手がわきあがり 君の歌声も かきけされて しまいそうだよ 今日は君の最後のコンサートだから いつもはこない人達であふれ  ふたつき程前に 今日の事をきき とても信じる 気にはなれない 楽しい時も 淋しい時も 口ずさむのは 君のうた 今日は君の最後のコンサートだから いつもはこない人達であふれ  アンコールの声が うずまいているよ 僕はきかない 僕はきけない 歌う事忘れて 歌うため生きる 口癖のように いってたのに 今日は君の最後のコンサートだから いつもはこない人達であふれ
冷たいレシピアリスアリス谷村新司堀内孝雄アリスひとり暮らしに 慣れた毎日 誰かと一緒に 生きてくなんて 考えられずに 流れのままに そこそこお洒落にきた私  女子会仲間の 結婚式で 初めて感じた 不思議な気持ち 誰かと一緒に 生きてくことも 幸せなのかも 知れないと  淋しいことに気付かなかった 働くことが自分の為だと 思い込んでた 私の胸の 何かが変わってゆくみたい  ひとり暮らしの テーブル越しに ぼんやりテレビの ニュースを見てる 手間をかけない 料理みたいに 冷たいレシピの 私がいる  淋しいことに気付かなかった 働くことが自分の為だと 思い込んでた 私の胸の 何かが変わってきたみたい  淋しいことに気付かなかった 電子レンジと暮らす日々から 誰かと二人で囲む食卓 私のレシピが今始まる
夢のかけら堀内孝雄堀内孝雄荒木とよひさ堀内孝雄今泉敏郎右手を熱く 胸にあて 詫びることが あるのなら その手を泥に 汚しても 心に傷が 残るだけ  背中を過去に もたれかけ 想い出だけに 生きれたら 一途な 初恋を 抱いたまま はぐれた人よ 雲ひとつ  無器用だけど 俺の生涯 ささやかだけど 生きざまならば 命にかけた 男の価値 この世にひとつ 道の小石でも  酒におぼれた 時もある 情に泣いた 時もある 心の奥で 恥じるよな 生き方だけは 許せない wow…  無器用だけど 俺の生涯 ひたむきだけど 純情ならば うぶ毛を残す 男の心 この世にひとつ 夢のかけらでも  無器用だけど 俺の生涯 ささやかだけど 生きざまならば 命にかけた 男の価値 この世にひとつ 道の小石でも Wow…
永遠に -翼をあげよう-堀内孝雄堀内孝雄荒木とよひさ堀内孝雄幼い子供の様に夢を見ながら生きれたら 人間を愛する 切なさなんか 知らずにいれるのに 心のつばさがあれば  過去を脱ぎすて翔べるから もっと自由に ときめくままに あなたを信じる  悪い人でもいい 優しくされるから 淋しい人でもいい 私だけならば 永遠に 永遠に あなたのそばで  あなたの心の青空にいつも抱かれて暮らせたら 時間のむこうへ 見知らぬ町へ あなたについてく 悪い愛でもいい 恋しくさせるから 切ない愛でもいい 私だけならば 永遠に 永遠に あなたの胸で  悪い人でもいい 優しくされるから 淋しい人でもいい 私だけならば 永遠に 永遠に あなたのそばで  あなたのそばで 
紙芝居堀内孝雄堀内孝雄荒木とよひさ堀内孝雄川村栄二あんたは心の ペンキをはがし 誰かと綺麗に 塗り変える どこかで別れが 待ち伏せて 背中を押すような 気がしてた 涙の井戸が 涸れるまで せめて三ヶ月(みつき)は かかるけど それでも 一番 倖せだった あめ玉 ひとつの 紙芝居  あんたは嘘まで 夕陽に染めて 誰かと遠くへ 逃げてゆく いいことなんかは 続かずに 迷子になるよな 気がしてた 心の風邪が 治るまで ひとりぼっちは 寒いけど それでも 面影 抱きしめて 昨日の 続きの 紙芝居  涙の井戸が 涸れるまで せめて三ヶ月は かかるけど それでも 一番 倖せだった あめ玉 ひとつの 紙芝居  それでも 一番 倖せだった あめ玉 ひとつの 紙芝居
倖せの求め方友近&堀内孝雄友近&堀内孝雄荒木とよひさ堀内孝雄鈴木豪この胸のざわめき 恋人(こい)に走れば 日暮れの街角 拾(ひろ)うタクシー 波を打つ慕(おも)いに 口紅塗(ぬり)変え 抱かれる予感にも 別れが見えてる あゝ一日分の 倖せだけで 過去(きのう)を消して 生きてゆけるなら 夢見る場所の 合鍵(かぎ)もいらない 夜明けの窓の 明日(あす)もいらない それも愛の 愛の形  青空と黄昏 ちがう生き方 ひとつを選べば 誰かが傷つく 哀しみの答えは 解っているけど 自由になれないの 心も身体も あゝ一日分の 倖せだけで この世を忘れ そばに居れるなら 未来へ動く 針もいらない なぐさめだけの 嘘もいらない それも愛の 愛の形  あゝ一日分の 倖せだけで 過去(きのう)を消して 生きてゆけるなら 夢見る場所の 合鍵(かぎ)もいらない 夜明けの窓の 明日(あす)もいらない それも愛の 愛の形 それも愛の 愛の形
忘れな詩堀内孝雄堀内孝雄中村行延堀内孝雄もしも私が 歌い終って ギターをおいて この場所を 遠くさる時に 誰一人 後ろ姿に ふりむく人は いないとしても それでいい 思い出一つ 残せれば けれどあなたの 青春の どこかの季節に まぎれもなく私が そこにいたことを いつまでもいつまでも 忘れないでいてほしい あなたにだけは このうた 忘れないでいてほしい  もしもあなたが 旅につかれて 立ち止まり ためらいがちに 昨日をそっと ふりかえる時 そこには 後悔や 汗や涙と すばらしい人達と いくつかのうたが あるでしょう 例えば それが はやりうたで なくてもいい あなただけの 心に生きる 子守唄でいい いつまでもいつまでも 忘れないでいてほしい あなたにだけは このうた 忘れないでいてほしい  いつまでもいつまでも 忘れないでいてほしい あなたにだけは このうた 忘れないでいてほしい
三色幻燈内田あかり内田あかり多夢星人堀内孝雄夜の風が カタカタと ガラス窓を 叩いてる そうね 季節が 変る頃になったわ オン・ザ・ロック 前に置き 煙草ばかり すうひとに 話しかけても 恋に変らないけど あきらめて何になるでしょう さよならは 心を削(けず)るだけ 愛と涙とためいきの 三色幻燈 うつしましょう  どこか大人 また子供 人の顔は わからない 長い月日を かけて見つめつづけて 酔えば 少しうちとけて 歌ううたは ボブ・ディラン 風に吹かれて どこか遠い目をする 悩んでも仕方ないでしょう うつむけば 昨日が見えるだけ 愛と涙とためいきの 三色幻燈 うつしましょう  あきらめて何になるでしょう さよならは 心を削(けず)るだけ 愛と涙とためいきの 三色幻燈 うつしましょう 三色幻燈 うつしましょう
風に寄せて堀内孝雄堀内孝雄山本雄二堀内孝雄Bergen White旅から旅へとくりかえす 明日を夢見た若者は もう何年たったろう くわえたパイプが へんに似合う奴だったあいつは ふとまちを歩いて思い出した 友達よ 君はしあわせか 思い出をしょいこんで ゆくよと一言 便りのないことは元気だと  人は旅人 さすらいのララバイ 夢を数えて くりかえし いつも明日にむかう  互いに今よりは大きくなって 会おうと言った君は 風に吹かれ どこで何をしているのか しあわせでいてくれ あせらず 一歩ずつ ふみしめて  人は旅人 さすらいのララバイ 夢を数えて くりかえし いつも明日にむかう  さえぎるものはない 時の中で 人は生きているよ ひしめきながら 友達よ 風に寄せて 今日から明日へと あせらず 一歩ずつ ふみしめて  あせらず 一歩ずつ ふみしめて
北斗を仰ぎみれば堀内孝雄堀内孝雄荒木とよひさ堀内孝雄もしもちがった人生を 歩いたとしても 熱き心を俺は 道づれにしていた 空に北斗の星を 仰ぎみれば 人の運命は はかなく愛しい  生きざまは 俺のもの たとえ時代が変わっても 生きざまは ひとつだけ 夢追いすぎると 言われても  いつかひとつの生命を 捨てることあれば 悔いを残さず俺は 目頭を閉じよう 風よ背中をたたけ 雪よ積もれよ 生きる証しが 試練であるなら 生きざまは 俺のもの 夢が古びてしまっても 生きざまは ひとつだけ 少年のままで いたいなら  生きざまは 俺のもの たとえ時代が変わっても 生きざまは ひとつだけ 夢追いすぎると 言われても 夢追いすぎると 言われても
流れ星堀内孝雄堀内孝雄河島英五堀内孝雄Yoo Hae Joon何の為に 人は生まれ 何の為に どこへゆくのか 燃え尽きた 流れ星のように あてなく 彷徨う だけなのか  あの星空の 彼方から 生まれてきた 哀しみが この 胸 奥底に 満ちあふれてくる  泣いた日も 笑った日も いつもそばに誰かがいて その笑顔 その泪 どれも皆 あの星から 生まれた  この星に 生まれて 良かった 君が待って いてくれるから 星に囲まれ 空見上げると 優しい気持ちに 包まれる  あの星空の 彼方から 生きてゆく よろこびが 大きな大きな 優しさで 僕らを 見守ってる  泣いた日も 笑った日も いつもそばに誰かがいて その笑顔 その泪 どれも皆 あの星から 生まれた
大事な人堀内孝雄堀内孝雄河島英五堀内孝雄Park Young-Min・Hong JungーSuうちめっちゃ怖がりやねん こんなに好きになってしもたのに 気のないそぶりしたり 強がって見せたりしたのは何でやろ  大人になりきれへん あんたやもん 真面目な恋も 生き方も知らん ねぇうちのことは 心の奥に 一番大事にしまってあるって 言うたやん  うちめっちゃ甘えたやねん 一生懸命かくしてきたけど 急にそんな事言うたら嫌や 別れようやなんて いやや  大人になりきれへん あんたやもん 夢ばっかり追いかけて きたね ポロポロ 泪がこぼれてきて 幸せがこぼれて 止まらへん ポロポロ  大人になりきれへん あんたやもん うちの 大切な大切な人 ねぇ うちの事は心の奥に 一番大事にしまってあるって 言うたやん  ねぇ うちの事は心の奥に 一番大事にしまってあるって 言うたやん
空のほとりで逢えたなら堀内孝雄堀内孝雄もりちよこ堀内孝雄和田春彦泣きたいことが あった日は ぜんぶ誰かのせいにした 名もない神を 恨んだり 運の悪さを 嘆いたり  今では胸に 空がある 一人でそっと 手を当てる 母が帰った その空に 「見ていてくれ」と 呼びかける  戻らない人がいて 戻れない日々がある はぐれてしまった道ならば 空のほとりを 辿るように ただ、ひたすらに ただ、生きてゆこう  夢の狭間(はざま)で 逢えたなら こんどは私が 抱きしめよう 小さくなった 母だろう 赤子のように 抱きしめよう  もう一度逢いたくて もう二度と逢えなくて 星の光に導かれ 空のほとりを 歩くように ただ、ひたむきに ただ、生きてゆこう  もう一度逢いたくて もう二度と逢えなくて 星の光に導かれ 空のほとりを 歩くように ただ、ひたむきに ただ、生きてゆこう
人生の道アリスアリス谷村新司堀内孝雄振りかえることが涙をさそうなら そうすることは止めておくれ くよくよしないで言っておくれ 黙ってついて来てくれるって  愛してるなんて流行言葉はもう 言えるような俺じゃない ただ生きるために歌うことが 今なら素直に出来そうさ  自分のための人生だけど 今日からおまえと生きてみたい  三月二十日 午前二時 今から二つの命をかけた 小さなドラマが始まったよ 二つの命をかけた  自分のための人生だけど 今日からおまえと生きてみたい  振りかえることが涙をさそうなら そうすることは止めておくれ くよくよしないで言っておくれ 黙ってついて来てくれるって
マリー・ダーリン-Mary Darling-アリスアリス谷村新司堀内孝雄走り抜ける車に いつかの君の横顔 元気そうだね あれから何年たったろう 恋人たちの ざわめきの中 一人歩く 夕凪の町 男は男 女は女 Mary Darling 今もまだ Mary Darling 今もまだ 君は覚えて いてくれるだろうか  失くした恋の数が ふえれば優しくなれる 君が言ってた 誰かの本の言葉だろう 嘘だらけさ 俺はこんなに 憎しみがふえるばかり 二人は二人 一人は一人 Mary Darling 今はもう Mary Darling 今はもう 君は幸せに 酔いしれてるだろうか  出来るならば 追いかけて 抱きしめたい 夕凪の町 男は男 一人は一人 Mary Darling  Mary Darling Mary Darling 今はただ 君の車を そっと見送るだけさ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
道しるべ堀内孝雄堀内孝雄たきのえいじ堀内孝雄川村栄二遥かな夢の その行き先は あなたの背中に 書いてある しあわせ それとも ふしあわせ 心の振り子の ゆれるまま  あなたは私の 道しるべ 望みはしない これ以上 あなたは心の 道しるべ ついて行かせて ゆるやかに  臆病でした 一途なまでに 心も体も 生き方も 優しく重ねて くちびるを 吐息で言葉を 閉じこめて  あなたは私の 道しるべ 季節を胸に 抱きしめて あなたは心の 道しるべ つかず離れず いつまでも  あなたは私の 道しるべ 望みはしない これ以上 あなたは心の 道しるべ ついて行かせて ゆるやかに
バージンロード IIアリスアリス谷村新司堀内孝雄真夜中過ぎの アスファルト 約束の場所で 待つあなた 何かを感じて いるように ほほえんでいる あなたまで  20mのこの道が 私の選んだバージンロード あなたと共に生きてゆく 上書きしないで生きてゆく 私の心はそう決めた  緑にかわる 信号機 霧雨の中を 駈けてゆく 何かを感じて いるように 両手広げた あなたまで  20mのこの道が きっと最後のバージンロード 私の2度目の誕生日 自分の心で決めた道 初めて私が歩く道
さよならは云わない堀内孝雄堀内孝雄荒木とよひさ堀内孝雄川村栄二コスモスが咲いていた 秋の空 黒ぶちの写真は 笑っていた 寂しさも儚(はかな)さも 煙になって 旅立つためにだけ 生きていたのか  また会おう 君のそばで 少しは待たせて しまうけど さよならは云わないよ 涙も浮かべない この青空がこんなに 切ないけど  思い出は音のない 風になり 飲んで騒いだ日々 今はかげろう 悲しみに問いかける いのちのもろさ 先立つためにだけ 急いでいたのか  また会おう 君のそばで 最後の言葉に なるけれど さよならは云わないよ 虚(むな)しさも恨まない この青空がこんなに 切ないけど  また会おう 君のそばで 少しは待たせて しまうけど さよならは云わないよ 涙も浮かべない この青空が こんなに切ないけど この青空が こんなに切ないけど
葡萄の実アリスアリス谷村新司堀内孝雄二人暮らした アパートメント 今はどんな人が 暮らしているのか 手さぐりだった 想い出の日々 ささいなことで けんかをしたね  君はやさしい 言葉を求め 僕は無口の 愛を信じた 不確かな 毎日だったけど やさしげな 嘘はつけなかった  二人で写した 一枚の写真 この手に残った さびた合鍵 白い封筒に 二つを入れて たき火の炎に そっと投げ入れた  君はやさしい 言葉を求め 僕は無口の 愛を信じた  不確かな 毎日だったけど ひたすら 暮らしてた時だった  あれから君は どうしているのか 知るすべさえも 今はないけど 時が来て 葡萄の実が落ちた 肌寒い風が 吹き抜けてた
愛を傷つけないでチョー・ヨンピルチョー・ヨンピル荒木とよひさ堀内孝雄川村栄二愛を傷つけないで 別れがきても 優しくされたこと 憶えているから 愛を悲しまないで あしたがきても すべては過ぎてゆく 時のせいだから  Love is memory 夢の中の短い絵物語 Love is memory 悲しみだけ昨日に閉じこめて  愛を引きとめないで 未練を誘う 自由に生きること 教えてくれたのに 愛をこまらせないで 想い出だけは あしたのむこう側 連れてはゆけない  Love is memory 夢の中で終りのベルが鳴るわ Love is memory さよならだけ昨日に閉じこめて  Love is memory 夢の中で終りのベルが鳴るわ Love is memory さよならだけ昨日に閉じこめて 昨日に閉じこめて  愛を傷つけないで 別れがきても 優しくされたこと 憶えているから
平凡アリスアリス谷村新司堀内孝雄バカンス帰りの人で混みあう 空港のロビーの片隅で 最後の手紙書かずに破りすてた あなたにいつも言われていた 私には平凡がよく似合う けれど教えて下さい 揺れる心のその理由を  不幸じゃなければ幸福ですか 何事もなく過ぎてゆく 一日が明けて暮れてゆく 幸福とは平凡なことですか  あの時二人で話した夢は 今でも変わりはないけれど たんたんと暮らす毎日の 中で夢さえ色褪せそうで あなたの影をみつめて生きてきた 憶病なこんな私でも あなたに別れを告げれば 何かが変わるのでしょうか  不幸じゃなければ幸福ですか 何事もなく過ぎてゆく 一日が明けて暮れてゆく 幸福とは平凡なことですか  不幸じゃなければ幸福ですか 何事もなく過ぎてゆく 一日が明けて暮れてゆく 幸福とは平凡なことですか
ライトハウスアリスアリス谷村新司堀内孝雄俺達と言える歓び 迷いながら過ぎた日々 気づかなかった 遠い一筋の光 一人で泳ぎ続けてた 希望という夜の海 溺れそうになりながら いつも何か捜してた  青春はまばゆいほどの 光だけの日々じゃない  絶望の海にライトハウス 勇気こそが永遠に消えないもの  出逢いが奇跡の始まり 別れさえも再会も あの日の空に 遠い一筋の光 君を憎んだことさえ 若さゆえの思い込み 真昼の海じゃみえない まして目を閉じたままじゃ  青春はまばゆいほどの 光だけの日々じゃない  絶望の海にライトハウス 勇気こそが永遠に消えないもの  自由に溜息をつきながら 少年はやがて 大人になってしまうけど  青春は嵐の海に 泳ぎ出す強さのこと  絶望の海にライトハウス 出逢いこそが永遠に消えないもの
12゜30'アリスアリス谷村新司堀内孝雄Gray sky and the snow is falling my lonesome town Gray sky and the snow is falling my lonesome town メトロに続いている 階段の ゲートは閉まっているよ さびついて ネオンも消えかけた 繁華街 冷えたアスファルトに 雪が降る  Fu 12°30' Fu 12°30' Fu 12°30' one last day  Gray sky and the night is calling my lonesome heart Gray sky and the night is calling my lonesome heart 明日まで生きていりゃ 何かある 飲んだくれの男が 言っていた 犬の遠吠えだけ 響きわたる 明日まで生きていりゃ もうけものさ  Fu 12°30' Fu 12°30' Fu 12°30' one last day
移り行く時の流れにアリスアリス谷村新司堀内孝雄移り行く時の流れに 人はみな生きてゆく 傷つき汚れ 人はみな生きてゆく  吹きすさぶ孤独の風と 押し寄せる人生の波 背を向けないで 生きることはつらいけど  昨日が今日に変わるように 人の心も変わるもの いつの日かきっと 気づいてくれるはず  ひらけゆく大地の果てに きっと何かが待っている それを信じて 人はみな生きて
紫煙堀内孝雄堀内孝雄小椋佳堀内孝雄川村栄二一仕事 成し終えて 左手の 指 伸ばし ここで一服 紫の 煙 ひと吹き 穏やかな 心充たしたよ 旨酒に 腹八分 味の良さ 口名残り ここで一服 紫の 煙 ひと揺れ ささやかな 心和みよ  巷では 禁煙の 津波 甚(はなは)だし 飲み込まれない者の愚かさ 甘んじて 責めは 受けよう 恍惚の 煙の幸せ 捨てる気はなし 捨てる気はなし 捨てる気はなし 捨てる気はなし  抱きあう 時の後 手枕は そのままに ここで一服 紫の 煙の ひと影 甘やかな 心結びよ  巷では 禁煙の 流行り 喧(かまびす)し 取り込まれない者の頑固さ 蔑(さげす)みの 責めも 受けよう 恍惚の 煙の幸せ 捨てる気はなし 捨てる気はなし 捨てる気はなし 捨てる気はなし  捨てる気はなし 捨てる気はなし 捨てる気はなし 捨てる気はなし
三陸海岸真木ひでと真木ひでとたきのえいじ堀内孝雄若草恵北上おろしを 背に受けて 船は港を あとにする 朱塗りの秋も 色あせて 後は粉雪 待つばかり 古い恋だと 人は云うけど あなたが私の道しるべ 寒さしのぎでいいから 抱いて 三陸海岸 冬まじか  書いては破って 又書いて 出さずじまいの 紙の束 あれから冬も ふたまわり 胸に海鳴り からみつく せめて器用に 生きてゆけたら 愚痴さえこぼさず 済むけれど 今も心はあなたに走る 三陸海岸 雪まじり  古い恋だと 人は云うけど あなたが私の道しるべ 寒さしのぎでいいから 抱いて 三陸海岸 冬まじか 三陸海岸 冬まじか
SADAのサバダバダマキ凛子マキ凛子大林宣彦堀内孝雄サバダバダ サバダバダ サバダバダバダ  定が道を往く 人は振り返る 定は立ち止まりはしない 今日は恋日照り  爪紅塗れば鳳仙花 登り坂 降り坂 笑ってサバダバダ  定が語り出す 人は息を呑む 定は蹲りはしない 誰も小糠雨  命細工は七竃 曲り角 一直線 睨んでサバダバダ  サバダバダ サバダバダ サバダバダバダ  定が踏み出せば 人は目を交す 定は挫けたりはしない 明日は向い風  髪を梳いたら山酢塊 行き止り 大通り 構えてサバダバダ  サバダバダ サバダバダ サバダバダバダ・・・・・
夏の日にアリスアリス堀内孝雄堀内孝雄いつもの店の 窓越し 言葉が途切れ 見つめるグラス 口紅残した ストローが たしかな別れを 胸に刻んだ  ああ人波に 消えてゆく あの人が 振り返り 手を振る唇が さようなら  出会いはいつも 弾んでいる きらめいて 時は過ぎる 暑い夏の 出来事は 静かな空に 姿を潜め  ああすれ違い 行き過ぎる 想い出が “さようなら 又ね”と 軽く手を振る  ああこれだけは 忘れない お互いの 心に残っている いつまでも いつまでも
ちぎれたボタン堀内孝雄堀内孝雄荒木とよひさ堀内孝雄川村栄二もしもこの人生が 長い夢だと聞けば 君は笑いながら そばで酒をつぐ きっと失くした物は ちぎれた心のボタン そいつが青春なんて 解っているけど  ぶん殴れ… 幸せ顔(づら)を ぶん殴れ… 右手の傷で 昔は喧嘩を買ったじゃないか 昔は 昔は不良だったじゃないか  いつかすべてを捨てて 放浪(たび)へ出たいと言えば 君は言葉を失くし 涙こぼすはず そんな男の胸に 浮かべる遠くの雲(ゆめ)に 生きてる証があると 思ってないけど  ぶん殴れ… 偉そな(つら)を ぶん殴れ… 掌(て)のひら握り 昔は悪さをしてたじゃないか 昔は 昔は不良だったじゃないか  ぶん殴れ… 幸せ顔(づら)を ぶん殴れ… 右手の傷で 昔は喧嘩を買ったじゃないか 昔は 昔は不良だったじゃないか
昔からウイスキー堀内孝雄堀内孝雄松井五郎堀内孝雄10年前になるよ 店の二階にいたのは かもめと港が 好きだったから 名前は忘れたけど よく泣く女だったね 洗濯ばかり していたっけ このカウンターで 別れたっきり ひとつも年をとらずに 想い出に 想い出に暮らしてる  もう一杯 もう一杯 昔からウイスキー なにも変わっちゃいない もう一杯 もう一杯 しょっぱい夢だけ つまんで飲もうか  面倒みれないくせに よく猫を拾ってきた あったかいてのひら まだ覚えている 喧嘩もよくしてたし 帰らない日もあったけど 惚れてたと言われれば ただ苦笑い いくじなしのは 男のほうなのに いつも泣いてくれるのは 女の 女のほうなんだね  もう一杯 もう一杯 昔からウイスキー なにも変わっちゃいない もう一杯 もう一杯 しょっぱい夢だけ つまんで飲もうか  もう一杯 もう一杯 昔からウイスキー なにも変わっちゃいない もう一杯 もう一杯 しょっぱい夢だけ つまんで飲もうか
彼(ライバル)渡辺徹渡辺徹山川啓介堀内孝雄彼になら 一度会ったよ くやしいけれど 似合いの二人さ おれよりも 倍は大人で おまえのわがまま 魅力だろうな  あばよ可愛い浮気者 泣くのはよせよ 怒っちゃいないさ ふられてやるよ 男ってやつは 恋のボクサー 負けて憎めない 相手もいるのさ mm……………………………  友達で いればよかった キスした夜が 間違いだったぜ 彼が待つ 部屋へ行くのか 片手をひらりと 振って行きなよ  あばよ可愛い浮気者 言いなよ彼に “顔でも洗って 出直すから”と あわれみだけは よしてくれよ 今はつらくても 自分で立てるさ mm……………………………  男ってやつは 恋のボクサー ぶちのめされたら 強くなるだけさ mm……………………………
羊飼いの詩アリスアリス谷村新司堀内孝雄羊飼いの詩が聞こえる 草原をわたる風のハミング 水を求めてさまよい歩く 馬のひずめの音 ハイ・リー、ハイリー・ホー ハイ・リー、ハイリー・ホー  羊飼いの詩を知ってるかい 夜空にだかれて眠るのも ギターの声も焚き火の色も 不思議に男の香りがする ハイ・リー、ハイリー・ホー ハイ・リー、ハイリー・ホー  羊飼いの詩は荒野の子守唄 幼い頃のおふくろの 膝のにおいを思わせる 時には涙を流させる ハイ・リー、ハイリー・ホー ハイ・リー、ハイリー・ホー ……
諦めさえしなければ堀内孝雄堀内孝雄小椋佳堀内孝雄何もできないまま 時間ばかり過ぎて行く そんな時って 誰にもあるさ 自分のだらしなさ 責めるばかりの空しさ そんな時でも心の底で 明日の仕度しているものさ 諦めさえしなければ  全てが面倒で 疲ればかりが身に疼く そんな時って 誰にもあるさ ただ捨て去りたいと 勝手を願う甲斐なさ そんな時でも 闇に潜んで 人恋しさが 息づくものさ 諦めさえしなければ  泣きたいほどなら 泣くのもいいさ もともと泣いて生まれたものさ 憧れを諦めず 抱(いだ)き続けるのさ 時を忍んで 時を味方に つけながら  つきに見放されて 不幸ばかりがやってくる そんな事って 時にはあるさ 他人を羨んで 漏らす吐息の儚さ そんな時でも 遠い地平で 夢が出番を 待ってるものさ 諦めさえしなければ  泣きたいほどなら 泣くのもいいさ もともと泣いて生まれたものさ 憧れを諦めず 抱(いだ)き続けるのさ 時を忍んで 時を味方に つけながら
悲しみよ眠れ堀内孝雄堀内孝雄荒木とよひさ堀内孝雄石田勝範あなたの愛し方に 縛られたままで 時がたつのを忘れ 今日まで来たわ 小さな未来だけを 信じていたから 子供みたいな嘘で なぐさめないで  ありがとう昨日まで しあわせな暮し 心よ眠れ眠れ 想い出つれて  あなたの身のまわりの 楽しい仕事も みんな譲ってあげる 知らない誰かに あしたが悲しいなら 昨日に寄り添い 忘れかけてた涙 あなたの代りに  ありがとう優しさを 忘れないけれど 心よ眠れ眠れ わたしの恋よ  心よ眠れ眠れ 想い出つれて
アリスアリス谷村新司堀内孝雄ふれあう手と手のぬくもりを 忘れないでいてほしい 見つめる目と目のやすらぎを 忘れないでいてほしい 過ぎた青春の日々を つかめば指のすき間を さらさらとこぼれる  呼び合う心のやさしさを 忘れないでいてほしい かくれた言葉の暖かさ 忘れないでいてほしい こわれた日々のかけらを 数えるためにこの指は あるのかもしれない  かくれた言葉の暖かさ 忘れないでいてほしい こわれた日々のかけらを 数えるためにこの指は あるのかもしれない
星物語アリスアリス谷村新司堀内孝雄ひとつの恋が終るとき 星が流れてゆくと言う 誰も知らない伝説の 星が流れてゆくと言う 燃えて燃えて燃えつきて やがては消えてゆくと言う  数ある言葉の忘れもの まぶたの裏にきざまれて 頬を伝って落ちるとき それを涙と人は言う  ひとつの恋が終るとき 星が流れてゆくと言う 誰も知らない伝説の 星が流れてゆくと言う 燃えて燃えて燃えつきて やがては消えてゆくと言う
さよならD.J.アリスアリス谷村新司堀内孝雄真夜中のD.J.耳を傾けていた あの頃それだけが楽しみだった ラジオから流れた 新しい生き方に 素直にうなずいて夢を重ねた 朝焼けがやがて街を ぼんやりと浮かび上がらせ たいくつな毎日に 僕をいざなう さよならD.J. さよならD.J. 苦めのコーヒー ひと口飲んだら 人混みの中の一人になるよ  朝のラッシュアワーを 肩をぶつけながらゆく 大勢のその中の 僕は一人さ ラジオから遠ざかり 日々の暮らしの追われ 時々思い出す あの日の夢 会社への道の途中 喫茶店で聞いた歌 あの頃のラジオから流れた歌 さよならD.J. さよならD.J. あの時憧れた新しい生き方 僕はやっぱり 出来ないみたいだ  さよならD.J. さよならD.J. 学生時代の友達もいつか ちりぢりのままに 時は流れた  さよならD.J. さよならD.J. ふるいラジオから 流れるニュースは 新しいけれど 何も変わらない
彼岸坂千葉紘子千葉紘子石本美由起堀内孝雄ごめんなさいね お母さん いくら詫びても もう遅い あなたは星ふる 天国の人 戻って欲しいと せがんでも 私(あたし)の夢は 叶わない  カーネーションよ お母さん 花の彩り 見えますか あなたは優しい おもかげの人 素直な心で 生きるのと 叱ってほしい もう一度  また来るからね お母さん お墓参りの 彼岸坂 あなたは苦労に 耐え抜いた人 どうしてこの世を 捨てたのと 手向ける涙 ただ熱い
生命の大河堀内孝雄堀内孝雄荒木とよひさ堀内孝雄川村栄二黎明に 垂(したた)る朝露(あさつゆ) 陽が昇り 風が渡れば 霧晴れの まほろばの里 千年の眠りから また目覚める  人間(ひと)はなぜに生れ 何処(どこ)へ行くのか 悲しみだけを 胸に問いかけ 雲よ風よ 熱き涙よ せめて灌(そそ)げ 生命(いのち)の大河へ  生涯の 深き友垣 早春の 花が散れども 古代(いにしえ)の 飛鳥の翼 悠久の時を越え また旅する  人間(ひと)は夢を宿し 何処(どこ)へ行くのか 儚(はかな)さだけを 知っていながら 鳥よ花よ 熱き涙よ せめて灌(そそ)げ 生命(いのち)の大河へ  雲よ風よ 熱き涙よ せめて灌(そそ)げ 生命(いのち)の大河へ
恋は風車のようにアリスアリス谷村新司堀内孝雄恋は風車のように やさしい君の風に舞う エリカの悲しい花言葉 今日から私はひとりじゃない  真赤な糸の伝説の 見知らぬあなたと手をつなぐ なんとなくなんとなく  春は二人だけのために 手にいっぱいの贈り物 こぼれた日ざしは水たまり きらきらゆれて夢を売る  ガーベラ色の瞳には ほんとうの空の色がある なんとなくなんとなく  真赤な糸の伝説の 見知らぬあなたと手をつなぐ なんとなくなんとなく
夢見鶏堀内孝雄堀内孝雄荒木とよひさ堀内孝雄川村栄二時にはひとり 涙に溺れて ベッドにもたれて そっと泣かせて 時にはひとり あんたを恨んで 悲しいお酒で 心酔わせて  真夜中の夢見鶏 抱かれりゃ ふるえも 止るのに あんたが 情愛だよ あんたが好きだよ いまでも 懐の真ん中で  時にはひとり どこかの酒場で 昔の恋唄 ぽつりと唄って 時にはひとり 冷たい身体に あんたの代わりを 誰か見つけて  真夜中の夢見鶏 飲んでりゃ 悲しくなるくせに あんたが 希望だよ あんたが欲しいよ いまでも 懐の真ん中で  真夜中の夢見鶏 抱かれりゃ ふるえも 止るのに あんたが 情愛だよ あんたが好きだよ いまでも 懐の真ん中で  いまでも 懐の真ん中で
愛しき日々ジェロジェロ小椋佳堀内孝雄鈴木豪風の流れの 激しさに 告げる想いも 揺れ惑う かたくなまでの ひとすじの道 愚か者だと 笑いますか もう少し時が ゆるやかであったなら  雲の切れ間に 輝いて 空しき願い また浮かぶ ひたすら夜を 飛ぶ流れ星 急ぐ命を 笑いますか もう少し時が 優しさを投げたなら いとしき日々の はかなさは 消え残る夢 青春の影  気まじめ過ぎた まっすぐな愛 不器用者と 笑いますか もう少し時が たおやかに過ぎたなら いとしき日々は ほろにがく 一人夕陽に 浮かべる涙  いとしき日々の はかなさは 消え残る夢 青春の影
男のウヰスキー堀内孝雄堀内孝雄荒木とよひさ堀内孝雄川村栄二男は独り ウヰスキー 心に木枯らし 吹く晩は 女は邪魔さ 泣き言も 酔って寝る子になればいい ねんねん 男の酒酔唄  男は一本 空にして 足らなきゃ酒屋で借りてこい 色恋なんか ガキ遊び 酔ってこの世を捨てりゃいい ねんねん 男の酒酔唄  男は夢と 添い寝して カラ瓶枕の 高いびき それでも胸が淋しけりゃ 酔って天国 抱けばいい ねんねん 男の酒酔唄 ねんねん 男の酒酔唄
Boys beアリスアリス谷村新司堀内孝雄アリスBoys be 泣いたことがない それは淋しいことだった Boys be 笑ったこともない 自分で殻を作っていた  初めて君の涙を見た 本当にうれしい時には 人は誰でも 涙流すものだね  Boys be 君のよろこびが 僕にとってもよろこびなんだと Boys be 誰かのしあわせが 僕にとってもしあわせと知った  鍵をかけていた 窓を開けた 風の匂い 初めて感じた 扉を開けて 呼吸を始めるんだ  男らしくなんて言葉に もう とらわれていたくない 笑いながら そして泣きながら 子供みたいに 生きてゆく  Boys be 大人を突き抜けて カッコつけずに 洗いざらしで Boys be 風の中をゆく 微熱のままの 少年になる
メープル街道山川豊山川豊阿木燿子堀内孝雄川村栄二親も仕事も捨ててきた あなたの呟き 悲しそう 息を呑むほど鮮やかな 華やぐ木々とは裏腹に  美し過ぎる街に来て 教会の鐘で目覚めれば あなたの寝顔に涙あと  世界でたった一人 守れるのはぼくだけ  あー メープル街道 二人をそっと 隠してくれる  夫と子供 想ってか ひっそり溜め息 つくことも 冬の訪れ 予感さす 痩せてく背中が切なくて  遠く遥かな国で聴く 枝々を揺する風の音 あなたを激しく抱き締める  世界でたった一人 頼れるのはぼくだけ 世界でたった一人 守れるのはぼくだけ  あー メープル街道 色付く山と 燃え立つ心 色付く山と 燃え立つ心
月が笑ってらぁ堀内孝雄堀内孝雄荒木とよひさ堀内孝雄夢の中の 恋螢 女(だれか)の胸へ飛んでゆけ 淋しさばかりが 枕に止まりゃ 添い寝をしようか 眠ろうか 男ごころの純情を 窓の月が 笑ってらぁ あゝ恋なんて あゝ恋なんて そんながらじゃないけれど あゝ恋なんて あゝ恋なんて 人肌恋しいときもある  酒に酔えば 恋螢 身体の芯が熱くなる 冷やしておくれよ ひと雨しぐれ 寝がえり打とうか 眠ろうか 男ごころの純情を 白い月が 笑ってらぁ あゝ恋なんて あゝ恋なんて 忘れかけていたけれど あゝ恋なんて あゝ恋なんて 涙が恋しいときもある  男ごころの純情を 窓の月が笑ってらぁ あゝ恋なんて あゝ恋なんて そんながらじゃないけれど あゝ恋なんて あゝ恋なんて 人肌恋しいときもある 人肌恋しいときもある
ジョニーの子守唄新沼謙治新沼謙治谷村新司堀内孝雄つかの間の淋しさ うずめるために 君の歌声を聞いていた 狭いホールのかべにもたれて 君のうごきを追いかけていた 飛び散る汗と煙の中に あの頃の俺がいた Oh ジョニー 君は今 Oh ジョニー どこにいるのか  時間つぶしの店の片隅 ふと聞こえてきた君の歌 コーヒーカップを持つ手がふいに ふるえ出したのがはずかしくて 子供ができた今でさえ あの頃は忘れない Oh ジョニー 君だけが Oh ジョニー 俺の思い出  風のうわさで聞いたけど 君はまだ燃えていると Oh ジョニー それだけが Oh ジョニー ただうれしくて
愛染橋水森かおり水森かおり松本隆堀内孝雄竹内弘一春一番が吹き荒れた後 花を敷いた路地へ 今日こそ返事聞かせてくれと 問いつめられそうで あなた以上にやさしい人は いそうにもないけど 結婚なんて旧(ふる)い言葉に 縛られたくなくて 橋の名は愛染橋 ほほえんで渡れば恋がかなう うつむけばそれきりとまどい橋 うちは淋しい女やからね 愛なんてよう知らん 時の流れも春のうららに 渡りたい 渡れない  髪の芯まで飽きられる日が 来ないとも限らず そしたらすぐに別れる勇気 ありそうでなさそで 橋の名は愛染橋 ただ一度渡ればもう戻れぬ 振り向けばそこから想い出橋 うちは愚かな女やからね 人生もよう知らん けれどあなたに手招きされて 渡りたい 渡れない
SILENT MAN-静かなる男-アリスアリス谷村新司堀内孝雄My Name Is Silent Man Silent Man 誰にも話さない 心の中は My Name Is Silent Man Silent Man 涙も流さない どんな時でも  Booby Trap 一度の裏切りに Booby Trap 消えない心の痣 笑うことさえ忘れはてた Silent Man Oh− Silent Man Lonely Lonesome Heart  My Name Is Silent Man Silent Man 昔に殺した 愛する人を My Name Is Silent Man Silent Man 今でも変わらず 信じているよ  Booby Trap 一度の裏切りが Booby Trap あの頃のすべて 時は流れ髪は白く Silent Man Oh− Silent Man Lonely Lonesome Heart  Booby Trap 最後の時だ Booby Trap 目隠しをされて 静かにそっと微笑む男 Silent Man Oh− Silent Man たった一度の愛  My Name Is Silent Man…
故郷には帰りたくない堀内孝雄堀内孝雄岩谷時子堀内孝雄昨日 おふくろの夢をみた 赤いガラスの 風鈴が 物干台で ゆれてたぜ 家を出た時 そのままさ エプロン姿の おふくろは 人待ち顔で 庭に出ていた いいや 俺はふるさとへ 帰りたくない 帰らない  今日は なんだか気がめいる 親父の電話の せいなんだ 元気でいるかの 一と言が 親父らしくも ないからさ なぐられたくなる 時がある 自分がなぜか いやになるんだ いいや 俺はふるさとへ 帰りたくない 帰らない  故郷(くに)の なまりがなつかしい おんなと 酒を飲んできた また逢うことも ないだろう 名前を云わぬ 俺だもの 都会でさまよう 蛍火よ 心細いと 飛んでくるなよ いいや 俺はふるさとへ 帰りたくない 帰らない
心の場所アリスアリス谷村新司堀内孝雄過去形で書かれていた 君からの絵ハガキ スタンプも消える頃に 僕はこの街に来た  君が歩いたこの道や 君が愛したこの店に そっと思い出重ねながら あの3日この街にいる  ア・プレイス・イン・ザ・ハート 洗いざらしの 君の昨日が知りたくて ア・プレイス・イン・ザ・ハート 心の場所は 君が暮らしたこの街  最初の1日目は 裸足(はだし)で道を歩き あの頃の君のぬくもり そっとなつかしんでみる  2日目は君がよく 通ったこの店の 珈琲を飲みながら 君の匂いを思い出す  3日目の夜明けには すべてを忘れよう 君の小さな裏切りや 断ち切れないにくしみを  かけがえのない日々を 共に生きたあの時の 美しく輝いていた 君のあの頃にありがとう  ア・プレイス・イン・ザ・ハート 洗いざらしの 君の昨日が知りたくて ア・プレイス・イン・ザ・ハート 心の場所は 君が暮らしたこの街  ア・プレイス・イン・ザ・ハート 洗いざらしの 君の昨日が知りたくて ア・プレイス・イン・ザ・ハート 心の場所は 君が暮らしたこの街
堀内孝雄堀内孝雄荒木とよひさ堀内孝雄あなたにふれて 抱かれるたびに 綺麗な顔に なるけれど 心にひそむ 涙がいつか ひとりの夜明けに ならないように  せめて 夢の中だけは 悲しい女に させないで せめて 夢の中だけは この世に 最後の人だから  あなたの匂い 恋しくなれば 悲しい顔に なるけれど 小雨の晩は 灯りをともし どこかで迷子に ならにように  せめて 夢の中だけは 不幸な女に させないで せめて 夢の中だけは この世に ひとりの人だから  せめて 夢の中だけは 不幸な女に させないで せめて 夢の中だけは この世に ひとりの人だから  この世に ひとりの人だから 
永遠に捧ぐアリスアリス谷村新司堀内孝雄No これ以上やさしくはなれない 今からは一人で苦しめばいい No これ以上は甘えてはいけない 涙さえ流せない 夜を知って欲しい  喜びのその後に 横たわる暗い海に 歩き出せ 風は頬をうつけれど  いつの日か この手に帰り着く その時はこの手で抱きしめてあげる  No これ以上信じてはいけない 愛という意味さえ知らないうちは No これ以上求めてはいけない 見返りのないものが 本当かもしれない  喜びのその後に 横たわる暗い海に 歩き出せ 風は頬をうつけれど  いつの日か この手に帰り着く その時はこの手で抱きしめてあげる  喜びのその後に 横たわる暗い海に 歩き出せ 風は頬をうつけれど  高らかに聞こえる鐘の音に 今一度 変らぬ真心をささぐ
影法師北川大介北川大介荒木とよひさ堀内孝雄D.C.O人の優しさ 恋しい晩(よる)は 男泣きする 切ない胸が この身をつつむ ぬくもりならば 愛じゃなくても 信じあえる  心の傷なら 酒でもくらって 詫びたい人なら この手を合わせて 淋しさこらえた おまえの横顔 過去(きのう)をひきずる そんな影法師  胸に灯(あかり)を ともした晩(よる)は 想い出だけが 心のねぐら 夢がちぎれて ひとりでいても 誰かを抱けば 忘れられる  心の傷なら 涙で洗って 逢いたい人なら この瞳(め)をつぶって 淋しい背中が お前の人生 過去(きのう)をひきずる そんな影法師  心の傷なら 酒でもくらって 詫びたい人なら この手を合わせて 淋しさこらえた おまえの横顔 過去(きのう)をひきずる そんな影法師
言葉にならない贈りものアリスアリス堀内孝雄堀内孝雄青木望これから歌うこの歌は おまえと愛する君におくる 何にもしてあげることは 出来ないけど 歌を作ることだけが 私の全てだから  小さなおまえにも この歌がわかるなら いつまでもやさしい 心でいておくれ  言葉にしてはいえないけど この歌をおまえと君におくる 一人で生きることが どんなに淋しいか 友もなく生きることが どんなに淋しいか 人と人の間におもいやりを 忘れずに 生きることが私の 心からのお願いです  小さなおまえにも この歌がわかるなら いつまでもやさしい 心でいておくれ  言葉にしてはいえないけど この歌をおまえと君におくる この歌をおまえと君におくる
うたかた堀内孝雄堀内孝雄たきのえいじ堀内孝雄川村栄二春を知らない 曼珠沙華 秋を知らない 沈丁花 どちらもこの世の 習いなら なにが辛かろ 寂しかろ  行きなさい あなたが先に 恋はうたかた むこうみず めぐり合わせの くじ引きを 恨んでみるだけ 悲しいわ  詫びる言葉も なぐさめも 聞けば涙の 種になる 強がり云うのじゃ ないけれど いいの私の ことはもう  行きなさい 背中を向けて 恋はうたかた あまのじゃく 夢の続きの 捨て場所は ひとりで捜すわ 今日から  行きなさい あなたが先に 恋はうたかた むこうみず  行きなさい 背中を向けて 恋はうたかた あまのじゃく 夢の続きの 捨て場所は ひとりで捜すわ 今日からは 今日からは
青春まよい人堀内孝雄堀内孝雄松本隆堀内孝雄緑に眠る大地と風が 髪に額に朝を運ぶよ 行き場所のない 悩みを抱いて オフ・ロードへと 誘われて来た  心許せる友もいた 涙ぐむほど恋もした この満ち足りた 世界の中で だけど何かが欠けている  目をさませ! 俺の中の旅人よ 目をさませ! 俺の中の旅人よ 青春を昨日の歌に mm… 口ずさむな  涼しい水で顔を洗って 梢に光る夢を追うのさ デイ・パックには 自由を詰めて 群れを離れた羊のように  何んの望みもないままに 何んの不満もないままに 暮れゆくのなら 倖せだけど この 魂 が叫ぶのさ  目をさませ! 俺の中の旅人よ 目をさませ! 俺の中の旅人よ 青春を昨日の歌に mm… 口ずさむな  目をさませ! 俺の中の旅人よ 目をさませ! 俺の中の旅人よ Ah 青春を昨日の歌に mm… 口ずさむな
愛しき日々最上川司最上川司小椋佳堀内孝雄華原大輔風の流れの 激しさに 告げる想いも 揺れ惑う かたくなまでの ひとすじの道 愚か者だと 笑いますか もう少し時が ゆるやかであったなら  雲の切れ間に 輝いて 空しき願い また浮かぶ ひたすら夜を 飛ぶ流れ星 急ぐ命を 笑いますか もう少し時が 優しさを投げたなら いとしき日々の はかなさは 消え残る夢 青春の影  気まじめ過ぎた まっすぐな愛 不器用者と 笑いますか もう少し時が たおやかに過ぎたなら  いとしき日々は ほろにがく 一人夕陽に 浮かべる涙 いとしき日々の はかなさは 消え残る夢 青春の影
忘れな詩アリスアリス中村行延堀内孝雄もしも 私がうたい終わって ギターをおいて この場所を 遠く 去る時に 誰一人 うしろ姿にふり向く人は いないとしても それでいい 思い出一つ 残せれば  けれどもあなたの 青春のどこかの季節に まぎれもなく 私が そこにいたことを  いつまでも いつまでも 忘れないでいてほしい あなたにだけは この詩 忘れないでいてほしい  もしも あなたが旅につかれて 立ちどまり ためらいがちに きのうを そっとふり返る時  そこには 後悔や汗や涙と 素晴らしいひとたちと いくつかの詩があるでしょう  たとえばそれが 流行うたでなくてもいい あなただけの 心に 生きる子守唄でいい  いつまでも いつまでも 忘れないでいてほしい あなたにだけは この詩 忘れないでいてほしい  いつまでも いつまでも 忘れないでいてほしい あなたにだけは この詩 忘れないでいてほしい
NEOデーモン閣下デーモン閣下谷村新司堀内孝雄矢沢透NEO NEO NEO NEO NEO NEO NEO NEO NEO NEO You're“THE ONLY ONE”  都会の砂漠で 溺れてる 還(かえ)り着く場所ない 回遊魚 錆びついた鱗じゃ 泳げない 海流に呑まれて 果てるだけ  月夜の空に飛び跳ねてみろ (You can do it You can do it) 新しい自分に挑んでみろ (do it do it)  Wow Wow Woo Wow Wow FLY TO THE MOON FLY TO THE MOON サラバ 今日までの すべて  呼吸をするだけ それだけじゃ 生きてることには ならないだろう 歓びの涙が 鍵になる ラストリゾートに向かう 羅針盤  月夜の空に飛び跳ねるとき (You can do it You can do it) その鱗が翼に変わってゆく (do it do it)  Wow Wow Woo Wow Wow FLY TO THE MOON FLY TO THE MOON サラバ 今日までの すべて  月夜の空を切り裂いてゆけ (You can do it You can do it) 流星が 目覚めた自分と知れ (do it do it)  Wow Wow Woo Wow Wow Woo Wow Wow Woo Wow Wow CRY FOR THE MOON CRY FOR THE MOON サラバ 今日までの すべて  NEO NEO NEO NEO NEO NEO NEO NEO You're“THE ONLY ONE”
忘れかけていたラブ・ソングアリスアリス中村行延堀内孝雄心がときめいているんだよ君に 愛が素敵なメロディ はこんでくる 去年の冬は 僕には寒いばかりで いいことなんて 一つもなかったけど  めぐり来る春は 夢ばかり大きくて 限りなく拡がり続けるのさ 君の唄は 僕の唄 奏でる歌を 春風にのせて  忘れかけていたラブ・ソング 思い出させてくれた 忘れかけていたラヴ・ソング 君にあげよう 愛のしずくを  うまくは言葉に出せないけれど こんなに優しくなれたよ僕は  めぐり来る春は 夢ばかり大きくて 限りなく拡がり続けるのさ つまらないジョークの一つも言えなかった 僕だけど 今では君を笑わせてばかり  忘れかけていたラブ・ソング 思い出させてくれた 忘れかけていたラヴ・ソング 君にあげよう 愛のしずくを  忘れかけていたラブ・ソング 思い出させてくれた 忘れかけていたラヴ・ソング 君にあげよう 愛のしずくを  うまくは言葉に出せないけれど こんなに優しくなれたよ僕は
ジョニーの子守唄舟木一夫舟木一夫谷村新司堀内孝雄束の間の淋しさうずめるために 君の歌声を聞いていた せまいホールの壁にもたれて 君の動きを追いかけていた  飛び散る汗と煙の中に あの頃の俺がいた オーオージョニー 君は今 オージョニー どこにいるのか  時間つぶしの店の片隅 ふと聞こえてきた君の唄 コーヒーカップを持つ手がふいに ふるえ出したのが恥ずかしくて  子供が出来た今でさえ あの頃は忘れない オーオージョニー 君だけが オージョニー 俺の思い出  風の噂で聞いたけど 君はまだ燃えていると オーオージョニー それだけが オージョニー ただ嬉しくて
遠くで汽笛を聞きながらつんく♂つんく♂谷村新司堀内孝雄鈴木俊介悩み続けた日々が まるで嘘のように 忘れられる時が 来るまで心を閉じたまま 暮らしてゆこう 遠くで汽笛を聞きながら 何もいいことがなかったこの街で  俺を見捨てた女を 恨んで生きるより 幼い心に秘めた むなしい涙の捨て場所を さがしてみたい 遠くで汽笛を聞きながら 何もいいことがなかったこの街で  せめて一夜の夢と 泣いて泣き明かして 自分の言葉に嘘は つくまい人を裏切るまい 生きてゆきたい 遠くで汽笛を聞きながら 何もいいことがなかったこの街で
花影の道堀内孝雄堀内孝雄小椋佳堀内孝雄月に叢雲 花に風 望まぬものの訪れも 君は清やかに微笑み浮かべ 澄んだ瞳は瞬きもせず  心の誓い心の惑い 白い素肌に秘めて謎めく 燃える思いを抱きながら 君を讃えて見つめよう  雨は翼に凪は帆に 祈りを砕く躓きも 君に溢れる歌は澱まず 細い素足が軽やかに飛ぶ  *思わぬ道へ運命は  時を移さず誘い込む 出来れば君と花影の 道を遥に歩きたかった*  心の救い心の願い 高まる愛が胸にさざめく 君舞うさまに酔いながら 一人守りを演じよう  (*くり返し)  思えば時の幻の  騒ぐ嵐に背を向けて 花ある君と花影の 道に戯れ遊びたかった 
大事な人(シングルバージョン)堀内孝雄堀内孝雄河島英五・補作詞:河島翔馬堀内孝雄石田勝範うちめっちゃ怖がりやねん こんなに好きになってしもたのに 気のないそぶりしたり 強がって見せたりしたのは何でやろ  大人になりきれへん あんたやもん 真面目な恋も 生き方も知らん ねぇ うちのことは 心の奥に 一番大事にしまってあるって 言うたやん  うちめっちゃ甘えたやねん 一生懸命かくしてきたけど 離れて暮らすなんていやや ひとりぼっちは いやや  大人になりきれへん あんたやもん 夢ばかり追いかけて きたね ポロポロ 泪がこぼれてきて 幸せがこぼれて 止まらへん ポロポロ  大人になりきれへん あんたやもん うちの 大切な大切な人 ねぇ うちの事は心の奥に 一番大事にしまってあるって 言うたやん  ねぇ うちの事は心の奥に 一番大事にしまってあるって 言うたやん
全2ページ中 1ページを表示

リアルタイムランキング

  1. Bling-Bang-Bang-Born
  2. Masterplan
  3. ライラック
  4. 366日
  5. さよーならまたいつか!

歌ネットのアクセス数を元に作成
サムネイルはAmazonのデータを参照

注目度ランキング

  1. Penalty
  2. 相思相愛
  3. 雨が降ったって
  4. 運命
  5. 春のうちに with The Songbards

歌ネットのアクセス数を元に作成
サムネイルはAmazonのデータを参照

×