松井由利夫作詞の歌詞一覧リスト 307曲中 201-307曲を表示
| 曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
|---|---|---|---|---|---|
| 大利根ながれ月氷川きよし | 氷川きよし | 松井由利夫 | 水森英夫 | 伊戸のりお | 利根の川風 吹くまま気まま 舟にまかせて 月見酒 酔えばひととき 忘れる浮世 今じゃ平手も ざんざら真菰(まこも) 義理の着流し 落し差し はぐれ葦切(よしきり) さわぐな啼くな 啼けばくずれる 水鏡 なんだ神田の ひと悶着は 捨てて流れて 旅空夜空 江戸は日に日に 遠くなる 血の気あるうちゃ 性根は坐る 見栄を承知の 捨て台詞 酒をひとふき 鯉口切れば 抜いた白刃に 涙か露か 今宵名残りの 利根の月 |
| おんな花笠 紅とんぼ氷川きよし | 氷川きよし | 松井由利夫 | 水森英夫 | 石倉重信 | 風の吹きよで てのひら返す 人の心と 枯落葉(かれおちば) そんな浮世を さらりと捨てて 気まま 向くまま 旅の空 お江戸 日本橋 振り出しに おんな花笠 紅とんぼ 見ないふりして 薄目をあけりゃ 富士のお山は 雪化粧 好いた 惚れたに あくせくするな 花は 二度咲く 三度咲く ここは 東海道 茶の香り おんな花笠 紅とんぼ 足を延ばして 信濃路抜けて 温泉(いでゆ)めぐりも 乙なもの 横にくわえた 一本桔梗(ひともとききょう) 噛めばほろりと 恋の味 明日は中山道 鼻唄で おんな花笠 紅とんぼ |
| かあさん日和氷川きよし | 氷川きよし | 松井由利夫 | 水森英夫 | 何年ぶりだろ こうして二人 肩を並べて歩くのは 母(かあ)さん東京へ 招(よ)ぶ夢が やっと叶(かな)った ほら、春日和(はるびより) 数寄屋橋(すきやばし)から 柳の銀座 乗ってみようか ゆりかもめ 元気でなにより 安心したよ 少し小さく なったかな 母さん来たいと 言っていた ここが九段の ほら、大鳥居(おおとりい) 足を延ばして 千鳥ヶ渕で 親子弁当 水入らず お参りしようね 観音様へ 花の仲見世 人の波 母さん僕から プレゼント 江戸の名残の ほら、黄楊(つげ)の櫛 上野・不忍池(しのばず) 桜の並木 泣けてきちゃった うれしくて | |
| 北荒野氷川きよし | 氷川きよし | 松井由利夫 | 水森英夫 | 伊戸のりお | 霧が流れて 遠く 荒野の涯に 日が落ちる 俺も俺も流れて ここまで来たが 何処も同じ たそがれは …心の中を 風が吹く 捨てて忘れた 筈の 故郷は遙か 草千里 呼べば呼べば虚しく なるだけなのに ひと粒残る この涙 …こらえてすがる夢あかり 夜の帳が おりて 凍えて燃える 七つ星 あてもあてもないまま さすらう身には 命にしみる にごり酒 …いつまで続く旅まくら |
| 希望という名の最終列車氷川きよし | 氷川きよし | 松井由利夫 | 水森英夫 | 伊戸のりお | 霧が流れる 街灯(あかり)がうるむ プラットホームの 時計がにじむ さよならは 言わないよ 夢を掴(つか)んで きっと帰って くるからね 辛くても 泣かないで 希望という名の 最終列車 待てばいつかは 来る春だけど じっと待つより 掴んでみたい 男なら 前を見て はじけたいのさ たった一度の 人生を 窓越しに みつめ合う 涙の向うに 明日(あした)があるさ 梅の花びら 故郷の空へ 飛ばすその日が かならず来るさ 指切りは しないけど かたい約束 いつもどこでも 抱いてるよ お別れの ベルが鳴る 希望という名の 最終列車 |
| きよしのズンドコ節 | 氷川きよし | 松井由利夫 | 水森英夫 | 伊戸のりお | (ズンズンズン ズンドコ ズンズンズン ズンドコ) 風に吹かれて 花が散る 雨に濡れても 花が散る 咲いた花なら いつか散る おなじさだめの 恋の花 向こう横丁の ラーメン屋 赤いあの娘の チャイナ服 そっと目くばせ チャーシューを いつもおまけに 2・3枚 (ズンズンズン ズンドコ ズンズンズン ズンドコ) 明日 明後日 明々後日 変わる心の 風車 胸に涙が あふれても 顔にゃ出せない 男なら 角のガソリン スタンドの オイルまみれの お下げ髪 なぜかまぶしい 糸切り歯 こぼれエクボが 気にかかる (ズンズンズン ズンドコ ズンズンズン ズンドコ) 辛い時でも 泣き言は 口を結んで 一文字 いつかかならず 故郷へ 錦かざって 帰るから 守り袋を 抱きしめて お国訛りで 歌うのさ 西の空見て 呼んでみる 遠くやさしい お母さん (ズンズンズン ズンドコ ズンズンズン ズンドコ) |
| きよしのソーラン節 | 氷川きよし | 松井由利夫 | 水森英夫 | 伊戸のりお | ヤーレンソーランソーランソーラン ソーランソーラン ハイハイ 空の青さを ドカンと浴びりゃ 消えて吹っ飛ぶ モヤモヤは 雨で泥濘(ぬかる)む 道なき道も 表通りへ いつか出る 晴れりゃお日様 笑顔をみせる 雲りゃ三日月 エェ顔かくす ヤサエー エンヤーサーノー ドッコイショ… 夢の中なら 肩抱きしめて 好きとはっきり 言えたのに あの娘(こ)可愛いい もぎたてリンゴ まぶしすぎるよ 片えくぼ 甘い切ない 泣きたい想い 聞いてください エェお月さま ヤサエー エンヤーサーノー ドッコイショ… ヤーレンソーランソーランソーラン ソーランソーラン ハイハイ 雪も流氷(こおり)も 春くりゃ溶ける 夜が明ければ 朝が来る 背筋伸ばせば 遠くが見える 見えりゃ広がる 人生が 涙ひとつぶ 男のいのち 負けて泣くより エェ勝って泣け ヤサエー エンヤーサーノー ドッコイショ… |
| きよしのニッポン音頭氷川きよし | 氷川きよし | 松井由利夫 | 水森英夫 | 伊戸のりお | ハァ~ 一に二を足しゃ 三になる 三に五を足しゃ 八になる 八は末広 まるふたつ まるい心で 輪になって ヨイトコーリャ輪になって 日本国中で踊りましょう ヨイトサーでご一緒に ハァ~ 花の匂いを 連れてくる 風はあの娘の 片えくぼ 夢を見るよな 眼差しに 照れてはにかむ おぼろ月 ヨイトコーリャおぼろ月 ハァ~ 白い砂浜 青い海 船と鴎と さくら貝 熱い思い出 灼きつけて 星がまたたく 天の川 ヨイトコーリャ天の川 日本国中踊りましょう ヨイトサーでご一緒に ハァ~ 秋の七草 通り雨 濡れて泣くのは どこの誰 胸にくすぶる ため息は まわれ右すりゃ 消えてゆく ヨイトコーリャ消えてゆく ハァ~ 肌を刺すよな 木枯しも 凍りつくよな 吹雪でも 好いて好かれた 二人なら 指の先まで ほっかほか ヨイトコーリャほっかほか 日本国中踊りましょう ヨイトサーでご一緒に ハァ~ 遠いふるさと 母の顔 逢うたび心を 花結び なにはなくても 人生は 元気印が 二重丸 ヨイトコーリャ二重丸 日本国中踊りましょう ヨイトサーでご一緒に |
| きよしの森の石松氷川きよし | 氷川きよし | 松井由利夫 | 水森英夫 | 伊戸のりお | 叩きゃ誰でも 出るのが埃(ほこり) 野暮は棚上げ この渡世 根掘り葉掘りは 遠州牛蒡(えんしゅうごぼう) 前しか見えない 石松さんの 決まり文句は 馬鹿は死ななきゃ なおらない だけどかわいい だけどかわいい 男だね 横にしとけば まとまる話 縦にするから 角が立つ ましてひと口 御神酒(おみき)を入れりゃ 秋葉の火祭り 石松さんは 飛び火どころか 手には負えない 虎になる だけどかわいい だけどかわいい 男だね 手摘み茶っ葉と 侠(おとこ)の器量 甘さ・渋さが かくし昧 清水港の 孵(はしけ)じゃないが 度胸が売り物 石松さんは 浮かれとんで 千里松原 どこへ行く だけどかわいい だけどかわいい 男だね |
| 玄海船歌氷川きよし | 氷川きよし | 松井由利夫 | 水森英夫 | 伊戸のりお | 出航(でふね)まぎわに あの娘がそっと 俺のこの手に 握らせた 赤い小さな お守り袋 腹の晒(さらし)に 巻きつけて 男なら 男なら やるだけやるたい 気ばるたい 面舵(おもかじ)いっぱい オッショイ… 玄海灘だ 若い苦労は 買ってもしろと いつもおふくろ 言っていた 泣くな負けるな 弱音を吐くな 辛抱してこそ 花が咲く 男なら 男なら やるだけやるたい 気ばるたい 大漁日和(たいりょうびより)だ オッショイ… 玄海灘だ 船と港は 離れちゃいても 夢は一本 命綱 吼える荒波 逆巻く飛沫(しぶき) あの娘想えば なんのその 男なら 男なら やるだけやるたい 気ばるたい 取り舵いっぱい オッショイ… 玄海灘だ |
| 玄海船歌・大漁バージョン氷川きよし | 氷川きよし | 松井由利夫 | 水森英夫 | 伊戸のりお | あれはエーエ エート ソーリャ 大漁だーエー… 出航(でふね)まぎわに あの娘がそっと 俺のこの手に 握らせた 赤い小さな お守り袋 腹の晒(さらし)に 巻きつけて 男なら 男なら やるだけやるたい 気ばるたい 面舵(おもかじ)いっぱい オッショイ… 玄海灘だ 若い苦労は 買ってもしろと いつもおふくろ 言っていた 泣くな負けるな 弱音を吐くな 辛抱してこそ 花が咲く 男なら 男なら やるだけやるたい 気ばるたい 大漁日和(たいりょうびより)だ オッショイ… 玄海灘だ 船と港は 離れちゃいても 夢は一本 命綱 吼える荒波 逆巻く飛沫(しぶき) あの娘想えば なんのその 男なら 男なら やるだけやるたい 気ばるたい 取り舵いっぱい オッショイ… 玄海灘だ |
| 三味線旅がらす氷川きよし | 氷川きよし | 松井由利夫 | 水森英夫 | 伊戸のりお | 流れ長脇差(ながどす) 撥(ばち)に替え 三味線(しゃみ)を抱き寝の 渡り鳥 風の吹きよで 掌(てのひら)返す そんな浮世を 斜(はす)にみて エー チントンシャン (繰り返し) 気まま向くまま 唄まくら 惚れたはれたの 身の錆(さび)は 落とし切れずに 頬(ほお)かぶり 柳 新芽(しんめ)も あれから二年 縁でこそあれ 末(すえ)かけて エー チントンシャン (繰り返し) 月にほろりと 泣かせ節 見栄は捨てても 意地だけは 抱いて二の絃(いと) 三の絃(いと) 粋がいのちの やまがた折りも くずしゃ乱れる 侠髷(おとこまげ) エー チントンシャン (繰り返し) せめて濡らすな 花しぐれ |
| 遠めがね氷川きよし | 氷川きよし | 松井由利夫 | 水森英夫 | 伊戸のりお | 指を丸めて 西空見れば 見える筈ない 故郷が見えた 山に抱かれた雀の宿で 母の手捌(てさば)き 亀の子結び なつかしいなあ なつかしいけど 帰れない |
| 人情取手宿氷川きよし | 氷川きよし | 松井由利夫 | 水森英夫 | 伊戸のりお | 化粧回しに 男の意地を かけて夢みて ひと昔 利根の流れは 変わらぬものを どこで逸れて こうなった 今じゃしがねえ 三度笠 恩も仁義も 建て前本音 使い分けする この渡世 こんな俺でも しんから泣けた 人の情けの 渡し舟 乗せてもらった 取手宿 風にさらした ざんざら真菰 後の始末は 引き受けた 縄の襷に 一本刀 これがせめての 駒形の 一生一度の 土俵入り |
| 白雲の城 | 氷川きよし | 松井由利夫 | 水森英夫 | 伊戸のりお | 夢まぼろしの 人の世は 流れる雲か 城の跡 苔むすままの 石垣に 栄華の昔 偲べども 風蕭条(しょうじょう)と 哭くばかり 城 黙して 語らず 天 永遠(とこしえ)に 動かず 人 人のみ 心揺れて… 月影浮かべ 満々と 湛(たた)えし堀も 水涸れて 名もなき花に 宿る露 幾星霜の 病葉(わくらば)が 積もりて朽ちし 大手門 心の褥(しとね) 草まくら 誰(た)が吹く笛か 琴の音か 月下に起(た)てる 若武者の 凛々しき姿 今いずこ あゝ荒城の 秋が逝く |
| 箱根八里の半次郎 | 氷川きよし | 松井由利夫 | 水森英夫 | 伊戸のりお | 廻(まわ)し合羽も 三年がらす 意地の縞目(しまめ)も ほつれがち 夕陽背にして 薄(すすき)を噛めば 湯の香しみじみ 里ごころ やだねったら やだね やだねったら やだね 箱根八里の 半次郎 寄木細工よ 色恋沙汰は つぼを外せば くいちがう 宿場むすめと 一本刀 情けからめば 錆(さび)がつく やだねったら やだね やだねったら やだね まして半端な 三度笠 杉の木立を 三尺よけて 生まれ在所(ざいしょ)を しのび笠 おっ母(かあ)すまねぇ 顔さえ出せぬ 積る不幸は 倍返し やだねったら やだね やだねったら やだね 箱根八里の 半次郎 |
| 番場の忠太郎氷川きよし | 氷川きよし | 松井由利夫 | 水森英夫 | 伊戸のりお | 筑波颪(つくばおろし)も 荒川土手を 跨ぎゃほぐれる 三度笠 顔も知らねえ 瞼の母に もしも遭えたら 話しのつぎ穂 なんとつけよか なんとつけよか 忠太郎 おかみさん、どうしても倅とは、 忠太郎とは呼んじゃくれねえんでござんすね 母恋しさに流れ流れて幾年月 …あんまりじゃござんせんか! 渡世仁義の 切り口上は 恥の上塗り さらすだけ せめてたよりは 親子の絆 どんなお人か ご無事でいてか 思うだけでも 思うだけでも 泣けてくる こうして、両の瞼を合わせりゃ 優し笑顔がうかんでくらあ もう二度とお目にゃかかりませんが いつまでも達者でいておくんなせえよ 御免なすって …おっ母さん 二束三文 草鞋の紐も いちどこじれりゃ 捨てるだけ 花のこぼれ灯 水熊横丁 雪の引き幕 芝居ははねた どこへ流れる どこへ流れる 忠太郎 |
| ふるさと夜汽車氷川きよし | 氷川きよし | 松井由利夫 | 水森英夫 | 遠くなる 遠くなる 故郷(ふるさと)の空 茜の空よ 汽車の窓から 瞼(め)に灼(や)きつけて 男の旅立ち 風の駅 ここで泣いたら 未練だね 笑顔みせなきゃ いけないね 心が揺れる また揺れる にじんでる にじんでる 故郷の星 一番星よ 汽笛哭(な)くたび 知らない町の 灯影(ほかげ)が矢のよに 過ぎて行く ここで泣いたら 未練だね 背筋伸ばして 生きようね 明日へ走る また走る 呼んでいる 呼んでいる 故郷の山 みどりの丘よ 抱えきれない でっかい夢を かならず掴(つか)んで 帰るから ここで泣いたら 未練だね 前を見つめて 歩こうね 夜明けが燃える また燃える | |
| 北愁氷川きよし | 氷川きよし | 松井由利夫 | 杜奏太朗 | 伊戸のりお | 海が奏でる 潮騒(しおさい)は 男の夢の 子守唄 流れる雲を 道連れに ギターを抱いて 宛てもなく 知床岬 北の果て …あぁ こけ桃の 花が愛しい なにを求めて なにを追う 故郷遠く 捨ててまで 山狭駆ける エゾジカの 愁いをふくむ 瞳の色に 忘れた筈の おもかげが …あぁ 霧の中 にじむたそがれ 細いランプの 灯が揺れる 宇登呂のはずれ 港宿 心に風の 吹く夜は ギターよ俺と 泣いてくれ 羅臼を越えて 明日もまた …あぁ さすらいの 旅は続くよ |
| 未練の波止場氷川きよし | 氷川きよし | 松井由利夫 | 水時富士夫 | 石倉重信 | もしもわたしが 重荷になったらいいの 捨てても 恨みはしない お願い お願い 連れて行ってよ この船で ああ霧が泣かせる 未練の波止場 たとえ港の花でも 女は女 嘘では 泣いたりしない お願い お願い ひとりぽっちに させないで ああ風が泣かせる 未練の波止場 なんといわりょと 私はあきらめ切れぬ あなたを 離しはしない お願い お願い 船にのせてよ 連れてって ああドアが泣かせる 未練の波止場 |
| 夜明け前氷川きよし | 氷川きよし | 松井由利夫 | 水森英夫 | 花の命が 輝くときは 花燃え尽きて 散るときさ はまなす海峡 潮路の果てに どんな明日が きてもいい 涙で流れる 夢もいい 人のこころは 渦潮だから 身をもむことの くりかえし はまなす海峡 霙がいつか 雪に変われば 日も変わる 夜明けが近づく 北の海 雪のすだれで 千島は見えぬ 見えたらきっと 泣けるだろ はまなす海峡 ふたりを乗せた 船の汽笛が こごえても 君さえいたなら 寒くない | |
| 浪曲一代氷川きよし | 氷川きよし | 松井由利夫 | 水森英夫 | 伊戸のりお | 那智の黒石 心を込めて 磨けば深みも 艶も出る 天晴一代 浮世の坂を 兄と弟 力を合わせ 芸の真髄(まこと)を 掴むまで 見てはならない 故郷(くに)の空 地所(ところ)変われば水変わる 身体こわすな風邪ひくな そっと背を押し肩たたき 渡してくれた包みの中にゃ 母の握った 塩むすび… 上っ面では 判ったつもり つもりじゃ通らぬ 芸の道 天晴一代 二つの命 風と語らい 寒さをしのぎ 節を彩る 琴の音に 逢えたあの夜は 男泣き 母の言葉が 今更沁みる 苦労はいつかは 根を下ろす 天晴一代 絆はひとつ 兄が合の手 弟が語る 義理と人情の 合わせ技 夢の花道 晴舞台 |
| 箱根八里の半次郎福田こうへい | 福田こうへい | 松井由利夫 | 水森英夫 | 伊戸のりお | 廻(まわ)し合羽も 三年がらす 意地の縞目(しまめ)も ほつれがち 夕陽背にして 薄(すすき)を噛めば 湯の香しみじみ 里ごころ やだねったら やだね やだねったら やだね 箱根八里の 半次郎 寄木細工よ 色恋沙汰は つぼを外せば くいちがう 宿場むすめと 一本刀 情けからめば 錆(さび)がつく やだねったら やだね やだねったら やだね まして半端な 三度笠 杉の木立を 三尺よけて 生まれ在所(ざいしょ)を しのび笠 おっ母(かあ)すまねぇ 顔さえ出せぬ 積る不幸は 倍返し やだねったら やだね やだねったら やだね 箱根八里の 半次郎 |
| くちづけ藤あや子 | 藤あや子 | 松井由利夫 | 弦哲也 | 前田俊明 | 外は 遣らずの 小糠雨 窓に ため息 夢しずく いいの いいのよ 今はひとりでも あなたとかわした くちづけが ほおずき色の くちづけが きっと幸福 迎えにきてくれる 右へ 左へ よろけたら 遠く なるだけ おんなの道 いいの いいのよ 肩が寒くても あなたの優しい くちづけが 命にしみた くちづけが 紅をさす指 こんなに熱くする 恋の 押し花 秘め箱に そっと 重ねて 春を待つ いいの いいのよ 夜が長くても あなたの涙の くちづけが 霞の中の くちづけが いつか灯りを 灯してくれるから |
| はぐれ酒藤あや子 | 藤あや子 | 松井由利夫 | 岡千秋 | お酒にすがれば ひとときだけは あなたの面影 忘れるけれど 消すに消せない こころの涙 今日もまた雨 こらえ切れない この淋しさを ……どうすりゃいいの 夢ならひとりで みるものなのに やさしい言葉が その気にさせた あなただけはと 女のいのち 燃え尽くして やっとこの手に 掴(つか)んだ灯り ……大事にしたい 女の涙で うすめたお酒 あなたにこの味 わかるでしょうか 雨がつぶやく 思い出ばなし 聞いて酔いたい 空(あ)けておいてね 隣りの椅子は ……わたしのために | |
| 別れ化粧藤あや子 | 藤あや子 | 松井由利夫 | 岡千秋 | 女ごころに 爪あと残し 逃げて行くのね わたしから 泣いてあなたを 追わないわ 口じゃ強がり 言いながら すがりついてる 苦(にが)い酒 あゝ酔えばなおさら 辛くなるのに 真実(まこと)ひとすじ あなたとならば 生まれ変れる 筈でした だけど男は 紫陽花(あじさい)の 花の色より なお浮気 ふられ上手が またひとつ あゝ夢を失くして 泣いているのに 愛の積木は いたわり合いと 嬉しがらせて おきながら 折れてしまった 口紅は 今のわたしを みるみたい 別れ化粧の 切(せつ)なさを あゝせめてお酒で 忘れたいのに | |
| 村の駐在所藤島桓夫 | 藤島桓夫 | 松井由利夫 | 原六郎 | 村のな 村の駐在所に 若いお巡りさんが 来ただとよ 都育ちの とっても素敵な人だとさ 野良の草とり おっぽり出してヨ 村の娘たちゃ 寄るとさわると ハア その噂 背戸のな 背戸の花ちゃんたら 若いお巡りさんに ひと目ぼれ 赤いほっぺに ごってりお白粉ぬりこんで 用もないのに ほらいそいそと 今日も朝から 行くでないかよ ハア 村道を ゆんべな ゆんべ駐在所に 若いお巡りさんの 嫁さんが やって来ただと はるばる夜汽車で都から 花ちゃん空みて 泪をぽとり 権兵ヱかがしが かわいそうだと ハア 横むいた | |
| 姉っこ酒場藤野とし恵 | 藤野とし恵 | 松井由利夫 | 岡千秋 | 南郷達也 | 沖の一の瀬 霙が走る 二の瀬荒波 時化もよう 手持ちぶさたの やん衆たちが 雁首そろえる 姉っこ酒場 シャキッとしなさい 男なら 待てば海路の 日和あり 思い通りに 行きそで行かぬ それが人生 かくし味 船を出さなきゃ 魚は獲れぬ 明日の潮どきゃ 鴎に聞いて シャキッとしなさい 男なら 夢は帆まかせ 風まかせ 酒で濡らせば 重たい口も すこしゃほぐれる 軽くなる しゃれっ気なしでも 港のおんな 人情と根性が こころの錨 シャキッとしなさい 男なら ちょうど時間と なりました |
| 越冬花藤野とし恵 | 藤野とし恵 | 松井由利夫 | 弦哲也 | 池多孝春 | あなたの腕を ふりほどき 別れて来たの 桟橋で 雪が降る 船がでる もうすがれない 好きで いりゃこそ 身を引くつらさ くちびる噛みしめ こらえる 涙 ひとりで長い 北の冬 どうして越せば いいのやら 苦しいの 切ないの もうすがれない 夢に紅さす 女の花は 咲いてもこころに 抱けないさだめ 明日があるの あなたには 重荷になるわ いつの日か 追わないで 呼ばないで もうすがれない 雪が舞うたび 未練がつもる さよなら思い出 汽笛が咽ぶ |
| 女の花は散らさない藤野とし恵 | 藤野とし恵 | 松井由利夫 | 水森英夫 | 前田俊明 | 月の雫(しずく)を てのひらに 夢をひといろ 薄化粧 この道はるか 歩いて行けば 出逢える気がする いいことに 梅はこぼれて 桜は散って 椿は落ちても 女の花は 死ぬまで散らない 散らさない …いつでも満開 花ざかり 合せ鏡で ほつれ毛を 指で梳(と)かして 紅をひく こころの中も お洒落でなけりゃ 女は生きてく かいがない 風がこぼれて 枯葉が散って 夕陽が落ちても 女の花は 死ぬまで散らない 散らさない …明日も前向き 花ざかり 花は二度咲き 三度咲き 水がとぎれりゃ 萎(しぼ)むけど 涙を注(つ)げば またよみがえる ときめき よろめき 泣き笑い 萩はこぼれて 野菊は散って 山茶花(さざんか)落ちても 女の花は 死ぬまで散らない 散らさない …春夏秋冬 花ざかり …いつでも満開 花ざかり |
| 曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
|---|---|---|---|---|---|
| 迎春花藤野とし恵 | 藤野とし恵 | 松井由利夫 | 弦哲也 | 池多孝春 | あなたがいたから 耐えられました 明日に夢を 持てました 小さな黄色い 花びらに 幸福あふれて こぼれそう ありがとう…あなた 咲かせてよかった 迎春花(げいしゅんか) 今では笑って すませるけれど 苦労も遠い 語り草 荒野にまたたく 灯のように あなたがわたしの 道しるべ これからも…あなた 咲かせてよかった 迎春花(げいしゅんか) いのちを彩る 花びら六つ 分け合いましょう 三つづつ よろけたときには 手を貸して 涙に負けたら 叱ってね いつまでも…あなた 咲かせてよかった 迎春花(げいしゅんか) |
| 重友一代藤野とし恵 | 藤野とし恵 | 松井由利夫 | 水森英夫 | 伊戸のりお | 人の誠は 誠で返す 芸の要(かなめ)は その心 天がこの身に 授(さず)けてくれた 男一代 浪花節 木村重友(しげとも)… 意地と涙の 物語 「芸に終わりはない 死ぬまで修業だ それが 父・木村重友の口ぐせでした 旅から旅への巡業で 一年のうち数えるほどしか 会えない父… さびしかったけれど 私たら娘の前では いつも笑顔の やさしい人でした」 数え十一 胸弾ませて 越えた下野(しもつけ) 思川(おもいがわ) 酸いも甘いも 苦労の水も 恥を知らねば 恥かかず 木村重友… 夢はひとすじ 抱(だ)き柏(がしわ) 花の都じゃ 見えないものも 旅の楽屋じゃ よく見える 三味は太棹 啖呵はいのち 語る浮世の 裏・表 木村重友… 義理と人情の 張り扇(おうぎ) |
| 酔恋花藤野とし恵 | 藤野とし恵 | 松井由利夫 | 弦哲也 | 前田俊明 | どうにもならない淋しさを まぎらすつもりの酒なのに 酔えば女の 愚痴になり 酔わなきゃ未練が尾をひいて 北の港の こぼれ灯に かさねる面影 酔恋花 逢わなきゃよかった あの人に 言わなきゃよかった つよがりを 酔ったふりして 外に出りゃ 霙がいつしか 雪模様 消しておくれよ なにもかも 咲いても咲けない 酔恋花 恋して涙を 知るたびに 女はきれいになるなんて 雁が浜辺で 流れ木を 集めるみたいな夢さがし さがしつかれて 躓いて それでも春待つ 酔恋花 |
| 花の宴藤野とし恵 | 藤野とし恵 | 松井由利夫 | 水森英夫 | 前田俊明 | ひとりで飲むより ふたりで飲めば 花も咲きます 話しも弾む そしてもひとり またひとり 心をつなぐ コップ酒 いつか車座 肩を寄せあう チョイと花の宴 おけさではじまり 演歌でむすぶ 月もほろ酔い 十三、七つ 調子はずれも ご愛嬌 この世の憂さの 捨てどころ 花の一夜を 飲んで歌って チョイと花の宴 燥(はしゃ)いでいるのに 涙がにじむ 海の匂いの ふるさと演歌 花の手拍子 まわし飲み 淋しさつらさ みなおなじ 酒のしずくに 夢を分けあう チョイと花の宴 |
| 命のひと藤原浩 | 藤原浩 | 松井由利夫 | 水森英夫 | 前田俊明 | 風の噂を 聞いた 君の噂を 聞いた 一輪ざしで しおれたままの 花のすがたを 見るような 荒れた女の 暮らしとか あんな別れを したけれど 君は命 今でも俺の 命だよ 夢の影絵の 中で 閉じた瞼の 中で 傷つきながら たしかめあった 君と過ごした 遠い日が 熱い涙の 川になる つらい仕打ちを したけれど 君は命 今でも俺の 命だよ さがしつづけて いたよ 胸をこがして いたよ 嵐の夜の ボレロのように 恋のたかまり ぶつけ合う そんな男女(ふたり)に 戻りたい 長い道草 したけれど 君は命 今でも俺の 命だよ |
| 幸福しずく星てる美 | 星てる美 | 松井由利夫 | 桧原さとし | 絹の糸ひく 春雨よりも 濡れてやさしい 相愛傘 あなたに逢えて よかったわ 柳に燕が 飛ぶように ホ、ホ ほんのり 幸福いろです わたしたち 二つあるのに 一つをたたみ 廻り道する 相愛傘 よそ見はしない あなただけ 女のこころに 沁みとおる ホ、ホ ほんのり 幸福いろです 夢しずく 嬉しすぎると 涙がでるの あまく切ない 相愛傘 こぼれ灯ゆれて 影ゆれて あなたに寄り添い 雨やどり ホ、ホ ほんのり 幸福いろです 花の夜 | |
| 艶歌船細川たかし | 細川たかし | 松井由利夫 | 増田空人 | 丸山雅仁 | 腰に結んだ 一本綱に 命あずけた 荒くれ鴎 かしぐ舳先(へさき)に かみつくしぶき 胸が…胸が騒ぐぜ 千島の沖じゃ 意地で乗り切る 艶歌船 海の稼ぎと 男の情け なんであの娘は 秤(はかり)にかける 肌に沁みてる 女の匂い 潮に…潮にさらせば いつかは消える 涙ぐむなよ 艶歌船 蟹の甲羅で 飲み干す酒が 俺にゃ一番 似合いの酒だ 思い出すなよ 港の灯り 波が…波がドンとくりゃ 未練も夢も どうせ藻屑(もくず)さ 艶歌船 |
| 下北漁歌細川たかし | 細川たかし | 松井由利夫 | 聖川湧 | 石倉重信 | 窓の氷柱(つらら)を 二つに折って 酒にぶちこみ −気に飲み干す 茶碗酒 時化には勝てない ヤン衆カモメ 嬉しがるのは お白粧(しろい)カモメ それも イッチャナ ここはさいはて 下北大間崎 情(なさけ)重ねりゃ 深みにはまる 袖をふるにも 振れぬ未練の 潮けむり 一日延ばしじゃ 錨が錆びる 海の男の 根性も鈍る それも イッチャナ 夢もしばれる 下北大間崎 お国訛りで つないだ酒も 歌で中〆 浜の酒場は 演歌節 烏賊干し簾に 山背が走りゃ 風の向うに 故郷が見える それも イッチャナ 波の花咲く 下北大間崎 |
| 満天の船歌細川たかし | 細川たかし | 松井由利夫 | 大沢浄ニ | ドンと舳先(へさき)で 砕ける波を 被りゃ飛沫(しぶき)が 命の華になる 千島海流 この親潮が 俺のカムイだ 母のぬくもり 満天に 煌めく星よ 北海の 男船 ヘッサオッホー… アー 野付(のつけ)水道 東へ抜けりゃ 月も凍える 流氷牙をむく 思い遥かに コタンの港 しのぶ船歌 揺れるかがり火 満天の 血潮が燃える 北海の 男船 夢を掴んで 艫綱(ともづな)巻いて 息を吸いこみゃ 夜明けの雲がとぶ 俺を待ってる メノコの笑顔 胸に刻めば はずむ船足 満天を 茜に染める 北海の 男船 アーアー… | |
| 片恋岬真木ことみ | 真木ことみ | 松井由利夫 | 水森英夫 | 前田俊明 | ため息 ひとつ またひとつ 霙 北風 睫毛が凍る あんたの胸で 素直に泣いた 遠いあの日の ぬくもりを 抱いて 抱いて 抱いて 抱いて 抱いて 抱いてみつめる …沖を行く船 片恋岬 さすらう 果てに 行きついた 流れ水藻に 小さな陽ざし そそいでくれた 男の強さ 生きてゆく気に させたのに 夢は 夢は 夢は 夢は 夢は 夢は 三日で …波が引いてく 片恋岬 すがれば 指の すき間から 砂がつめたく こぼれるように 逃げてゆくのね いのちの恋は ひとつ残った はまなすの 花が 花が 花が 花が 花が 花が ふるえて …涙ぐませる 片恋岬 |
| 男のコップ酒 | 増位山太志郎 | 松井由利夫 | 岡千秋 | 南郷達也 | 逢えてよかった お前に逢えて 同じ夢みた この酒場 烏賊(いか)の丸干し 噛みしめながら 腹に呑みこめ 男の愚痴は なにはともあれ 先(ま)ずは一杯 …コップ酒 強いふりして 構えていても 芯は誰でも 淋しがり まるい木の椅子 煤(すす)けた柱 昔のままだよ この店だけは 幼なじみの 俺とお前の …コップ酒 目と目みつめて 頷(うなづ)きあって 積る話は 後まわし 雪の匂いと 鴎の唄が 見えて聞こえる のれんの風に 想いしみじみ 男同志の …コップ酒 |
| 京都二寧坂増位山太志郎 | 増位山太志郎 | 松井由利夫 | 叶弦大 | 南郷達也 | 春も待たずに ほころぶ花に そそぐ陽(ひ)だまり 石畳 この坂を 右へ折れれば 高台寺(こうだいじ) 恋の名残(なご)りを 愛(いと)しむように 鐘が鳴ります 京都二寧坂 肩に手を添え 転ばぬように そんな優しい 気配りが 今更に 消えてはかない 夏すだれ 秋が色づく 清水寺(きよみずでら)に 夢が揺れます 京都二寧坂 何処(どこ)でどうして 躓(つまづ)いたのか 歩き慣れてる 坂なのに ささめ雪 遠いおもかげ 抱きしめて くぐる八坂(やさか)の 思い出鳥居 明るすぎます 京都二寧坂 |
| 次郎長・お蝶ふたり笠松平健・真木柚布子 | 松平健・真木柚布子 | 松井由利夫 | 久保進一 | 沖の白帆を 松原越しに 見れば恋しい 清水の港 お蝶痛かろ 草鞋の紐が 風に追われる 街道しぐれ 旅はつらかろ 旅はつらかろ お前には 好いて好かれて 堅気を捨てて 花の二十を 権現さまに 命かけての 女房じゃないか 苦労承知の 旅空 夜空 情け振り分け 情け振り分け おまえさん 意地の立縞 道中合羽 心ふたつを 結んだ絆 富士のお山が 次郎長ならば 可愛いお蝶は 新茶の香り 月に墨絵の 月に墨絵の ふたり笠 | |
| 追分酒場松前ひろ子 | 松前ひろ子 | 松井由利夫 | 山口ひろし | 南郷達也 | 霙(みぞれ) 北風 しばれる夜は いても立っても いられぬわたし 夜通し沖見て あんたの船の 無事を祈って いるくせに 互いに顔見りゃヨー 互いに顔見りゃヨー 意地を張り合う 追分酒場 生まれ松前 育ちは江刺 幼なじみの つがいの鴎(かもめ) 無口な男と 勝ち気な女 胸の想いを 切り出せず 徳利をころがしゃヨー 徳利をころがしゃヨー 酒が沁(し)みるよ 追分酒場 いつかいつかと この冬越せば 女ざかりも 半ばを過ぎる 漁師の女房は 苦労の板子 浮くも沈むも 一緒だと ひとこと言われりゃヨー ひとこと言われりゃヨー 夢に酔うのに 追分酒場 |
| 北へ行く女松前ひろ子 | 松前ひろ子 | 松井由利夫 | 山口ひろし | 丸山雅仁 | 愛の迷いに ゆれうごくこころ 断ち切るつもりの 旅なのに 指の 指のすき間を こぼれる涙 凍(こお)りつくよな 汽車の窓 哀しい裏切り ゆるしてあなた 北へ行くほど 灰色の海が あなたの面影 遠くする よわい よわい女の 未練でしょうか 汽車がきしめば なおさらに 別れのいたみに 躓(つまづ)くわたし 夜が明けたら さいはての港 終着駅です 霧の町 あなた あなた明日(あした)は 見えないけれど きっと一(いち)から 出直せる わたしを忘れて 生きてね 強く |
| 人生女坂松前ひろ子 | 松前ひろ子 | 松井由利夫 | 山口ひろし | 南郷達也 | 水に油を ひと粒落としゃ 夢がはじける この浮世 そんな浮世を 片意地張って 越える 茨の 女坂 せめて濡らすな 袖しぐれ 袖をしぼって 素足になって 脱いだ駒下駄 ふところに 後ろ向くから 未練が残る 情(なさけ) 道連れ 女坂 貸した借りたは 五分と五分 五分と五分でも 出来ないことは 人の心の 計り売り 雨があがれば 雲間も切れる 月が 手を引く 女坂 いつか出逢える 花すすき |
| 月の帯松前ひろ子 | 松前ひろ子 | 松井由利夫 | 山口ひろし | 丸山雅仁 | まるい月さえ 日毎(ひごと)にやせて いつか淋しや 眉の月 あなたわかって くれますか 抱かれるたびに 逢うたびに 切なく細る かなしく揺れる おんなの胸で …帯が泣くのです こがれ待つ夜は 死ぬほど長く 逢えば夜明けが すぐに来る あなたわかって くれますか はじらいさえも ぬぎ捨てて みだれてすがる 命を濡らす おんなの涙 …帯が泣くのです 夢は束の間 さめれば残る 肌になごりの 紅(べに)の月 あなたわかって くれますか いち度は消した 筈(はず)の火が 別れになれば 未練に負けて おんなを燃やす …帯が泣くのです |
| ゆきわり草松前ひろ子 | 松前ひろ子 | 松井由利夫 | 山口ひろし | 前田俊明 | ひとりでは 生きては行けない 世の中だから 幸福(しあわせ)半分 涙を半分 分けあいながら 育てて行(ゆ)きます あなたと夢を ふたりの絆を 結ぶ花 ……雪割り草は こころ花 胸の灯(ひ)を 点(とも)して吹き消す そのくり返し 水割り半分 グラスに半分 つぎ足しながら 明日があるわと うなずきあうの ふたりの絆を 結ぶ花 ……雪割り草は 夫婦花 わたしには あなたが故郷(ふるさと) 生きてく支え ほほえみ半分 ため息半分 夢呼びながら 歩いて行(ゆ)きます 死ぬまで一緒 ふたりの絆を 結ぶ花 ……雪割り草は いのち花 |
| 風の津軽松村和子 | 松村和子 | 松井由利夫 | 岡千秋 | 丸山雅仁 | 雪は一冬(ひとふゆ) 情けは一夜(ひとよ) 津軽(つがる)じょんがら くどき節 くどき節 故郷(くに)を出たときゃ わたしも二十才(はたち) 母の匂(にお)いが なつかしい あいやで弘前(ひろさき) よされで津軽 遠い春 欠(か)けた茶碗(ちゃわん)の ふるまい酒で 心温(こころぬく)めて膝を抱く 膝を抱く 叩(たた)き三味線(じゃみせん) 太棹(ふとざお) 抱いて 女哀(かな)しや 夢さぐり あいやで木造(きづくり) よされで津軽 岬宿(みさきやど) 抱くに抱けない みちのく灯(あか)り 民謡(うた)が道連れちぎれ雲 ちぎれ雲 風の津軽が しばれて哭(な)けば 三味(しゃみ)がひとしお 重くなる あいやで小泊(こどまり) よされで津軽 紅(べに)がちる |
| 一葉記松山恵子 | 松山恵子 | 松井由利夫 | 水森英夫 | 前田俊明 | 想い寄せても 言葉に出せぬ 出せぬ言葉を 綴る文字 現世(うきよ)にごり絵 心の筆に 涙にじませ 紅をさす 恋の陽だまり 切り通し 明治は遠く なりにけり 大正も…… そして昭和も 人の真実と 釣瓶の井戸は 汲めば汲むほど 底知れず 帯の結び目 鏡に映し 女らしさを とり戻す 花のあの頃 たけくらべ 夢の不忍 あの夜かぎり 捨てて流した 一葉舟(ひとはぶね) 逢えば泣きたい 縋りもしたい 揺れてこぼれる 萩の露 月も入谷の 十三夜 |
| だから云ったじゃないの松山恵子 | 松山恵子 | 松井由利夫 | 島田逸平 | 斎藤恒夫 | あんた泣いてんのネ だから云ったじゃないの 港の酒場へ飲みにくる 男なんかの云うことを バカネ ほんきにほんきにするなんて まったくあんたは うぶなのね 罪なやつだよ 鴎鳥 あんた泣いてんのネ だから云ったじゃないの 男の言葉にだまされて さんざわたしも泣かされた バカネ 今さら今さらぐちなんて 云ってもむだだわ やめましょね 港女は 強いはず あんた泣いてんのネ だから云ったじゃないの めそめそしないで捨てちゃいな なにさ港の恋なんか バカネ 何時まで何時まで泣いてんの どんなにこがれて まったとて 帰るもんかよ あの男 |
| 泣いたって駄目さ松山恵子 | 松山恵子 | 松井由利夫 | 袴田宗孝 | ちからのかぎり ふるえる指で 握りしめてる ちぎれたテープ 船は波止場を 離れちまった 泣いたって泣いたって 泣いたって駄目さ 夢はちりぢり 消えたのさ 煙草のけむり 吹きかけながら たったひと言 さよならあばよ 船は波止場を 離れちまった 泣いたって泣いたって 泣いたって駄目さ どうせ男は 気ままもの 涙で腫れた 瞼のような 赤い色した 港の月よ 船は波止場を 離れちまった 泣いたって泣いたって 泣いたって駄目さ だけど泣きたい わたしなの | |
| バックナンバー1050松山恵子 | 松山恵子 | 松井由利夫 | 水時富士夫 | テールランプを にじませて 夜霧に消える キャデラック あゝあの人は 行ってしまったわ 濡れた瞼に 淋しく残る 想い出の 想い出の バックナンバー1050 恋の辛さを はかなさを 泣くよにひびく クラクション あゝあの人は 行ってしまったわ 痛むこゝろに なぜなぜ沁みる 忘られぬ 忘られぬ バックナンバー1050 拭けどぬぐえど あふれくる 切ない涙 いつかわく あゝあの人は 行ってしまったわ 青いボディーよ 哀しい恋よ さよなら さよなら バックナンバー1050 | |
| 未練の波止場松山恵子 | 松山恵子 | 松井由利夫 | 水時冨士夫 | 斎藤恒夫 | もしも私が 重荷になったらいいの 捨てても恨みはしない お願いお願い 連れて行ってよ この船で ああ 霧が泣かせる 未練の波止場 たとえ港の花でも 女は女 嘘では泣いたりしない お願いお願い ひとりぽっちに させないで ああ 風が泣かせる 未練の波止場 なんと云わりょと 私はあきらめ切れぬ あなたを離しはしない お願いお願い 船に乗せてよ 連れてって ああ ドラが泣かせる 未練の波止場 |
| 別れの入場券松山恵子 | 松山恵子 | 松井由利夫 | 袴田宗孝 | ひと目逢いたい それだけで 息をはずませ 転げて来たに あの人を乗せた夜汽車は 今出たところ 泣きの涙で 入場券を 握りしめても ああ遅い遅い もう遅い 憎い冷たい 女だと きっと私を 恨んでいよう お別れにせめてはっきり ほんとの気持 云ってさよなら したかったのに それも今では ああ遅い遅い もう遅い 闇に吸われて 消えてゆく テール・ランプが 瞼に沁みる 許してねくずれ折れそな 身体を支え 独りしょんぼり ホームの隅で 背伸びしたとて ああ遅い遅い もう遅い | |
| 浪花の花道祭小春 | 祭小春 | 松井由利夫 | 岡千秋 | なにもいらへん あんたがいれば 惚れて惚れぬき 掴んだ夢や 苦労買います 辛抱もします いつか花咲く その日まで どうぞ水掛け お不動さん ふたりに幸福 おくれやす なんぼ稼いで なんぼの儲け それが浪花の 生き方なんや つらい時には 道頓堀の 橋のたもとの 屋台酒 酔えばえくぼの 水たまり 涙を忘れて おくれやす つなぐ手と手を 袂でかくし わてはあまえる あんたはてれる 暖簾おろした 宗右ヱ門町に のぞく情けの 二十日月 浪花花道 恋あかり 足もと照らして おくれやす | |
| 冬の旅祭小春 | 祭小春 | 松井由利夫 | 岡千秋 | ひとり暮らしでも だめよ夜更かしは お酒はひかえめに 飲みすぎないでね レモンのスライスを 浮かべた水割りを つくってあげるのも アア 今夜が最後ね 涙みせたなら つらくなるだけね わらってさよなら してあげる 涙もろいから すぐにだまされる いい人すぎるから 傷つきやすいの わたしがいなくても かならず寝る前に シャワーを浴びるのよ アア パジャマを替えてね 夢はよごさずに 抱いていたいから わらってさよなら してあげる 荷物はこのままで この部屋 出て行くわ ふたりの合鍵は アア どこかに捨てるわ 夜が明けたなら 長い冬の旅 わらってさよなら してあげる | |
| 木曽恋い鴉三笠優子 | 三笠優子 | 松井由利夫 | 弦哲也 | 筏(いかだ)流しが 水棹(みざお)にはぐれ いつか身につく 三度笠 罪でござんす 仲乗り新三 可愛いあの娘と おふくろさんに 詫びる旅路に 雲が飛ぶ 木曽のナー仲乗りさん 愛し新三はナンジャラホイ どこに行ったじゃやら アアン渡り鳥 (台詞) あれから六年 俺らすっかり 変わっちまったが ここはちっとも 変わっちゃいねぇ 故郷っていいもんだなぁ 生まれ在所(ざいしょ)の 落合宿で 乙(おつ)な文句の はやり唄 胸に沁みるか 仲乗り新三 人情(なさけ)七坂 母恋い峠 越えりゃ懐かし 里あかり (台詞) それじゃこれだけお願(ねげ)えしても 逢ってやっちゃ下さらねぇのか 無理もねぇや 今夜はこのまま黙って山を下りて行きやす だがおっ母さんこの次帰って来る時ゃ 必ず堅気になって帰(けえ)って参(めえ)りやす どうかそれまで達者でいておくんなせぇ 板戸(いたど)一枚 おふくろさんの 顔も拝めぬ 罰あたり 錆を落として 仲乗り新三 後(おく)れ月夜に あと振り返り 今度逢うときゃ 堅気だぜ | |
| ~吉良の仁吉の妻~お菊残照三笠優子 | 三笠優子 | 松井由利夫 | 岡千秋 | 池多孝春 | 照るも曇るも 生きるも死ぬも 女いのちは 連(つ)れ合(あ)い次第(しだい) 吉良(きら)の仁吉(にきち)は 侠(おとこ)の中の 男らしさに しんそこ惚れて 契(ちぎ)りかわした 夫婦雛(めめおとびな) (浪曲) 義理と人情を 秤(はかり)にかけて 義理が重たい しがらみに お菊哀しや はぐれ鳥 世帯かまえて 三月と十日 夢もつかの間 街道しぐれ 降ればなおさら 未練がつのる 情あやとり 乱れる心 紅い手絡(てがら)が 目に沁(し)みる (台詞) お菊は 伊勢(いせ)へ戻ります でも さいごに たったひと言… こんど生まれてきたときも お菊は お前さん あんたの 吉良(きら)の仁吉(にきち)の 女房だよ 三河太鼓(みかわだいこ)で けじめをつけて 抱いて行きます 三下(みくだ)り半(はん)を 指にくいこむ 紅緒(べにお)の草鞋(わらじ) お菊嘆(な)かせの 荒神山(こうじんやま)で 散って咲かせる 花もある |
| 下津井情話三笠優子 | 三笠優子 | 松井由利夫 | 岡千秋 | 池多孝春 | 縁(えん)もゆかりも ない船(ふね)だって 港出(みなとで)るときゃ つらいのに ましてあんたを 乗(の)せて行(い)く 瀬戸(せと)の小島(こじま)の 通(かよ)い船(ぶね) 涙見(なみだみ)せない 約束(やくそく)だから かくれて桟橋(さんばし) 袖(そで)しぼる (下津井節) 下津井港(しもついみなと)にヨー 錨(いかり)を入れりゃよー 街の行灯の 灯が招くヨー 波(なみ)のまくらで まどろみながら しばし女(おんな)の 夢(ゆめ)をみた 三日三晩(みっかみばん)は 早(はや)すぎて 別(わか)れうず潮(しお) 霧(きり)の花(はな) 抱(だ)いておきたい 思(おも)い出(で)なのに 捨(す)てなきゃ飛(と)べない 磯千鳥(いそちどり) 酒の合間(あいま)に 下津井節を なさけ名残(なごり)に 口(くち)うつし 扱(しご)き結(むす)んだ 格子窓(こうしまど) 見(み)える筈(はず)など ないけれど もしも見(み)えたら わたしの胸に 汽笛(きてき)を鳴(な)らして もういちど |
| 曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
|---|---|---|---|---|---|
| 博多しぐれ三笠優子 | 三笠優子 | 松井由利夫 | 聖川湧 | 池多孝春 | 意地と人情の 筑前絞り 粋に捌くにゃ 惚れすぎた 月の那珂川 中州の紅燈(あかり) 縋りつけない 恋の舟 博多しぐれは しんから沁みる 男まさりの 泣きどころ 背伸びしたとて 六本松は 見える筈ない 片瀬波 夢を手さぐり 玄界灘の 風に蹌踉(よろ)ける 影法子 まさか泣くほど 弱くはないが 口と心は 裏腹に 博多人形 市松格子 潜りゃ涙の 袖しぐれ |
| 母ごころ三笠優子 | 三笠優子 | 松井由利夫 | 花笠薫 | わが子が愛(いと)しい ただそれだけで 母はおんなの 命をけずる 白さが目立つ 束ね髪 逢うたび小さくなる その背中 なさけの灯火(ともしび) 母ごころ いくつになっても 母娘(おやこ)は母娘 通う気持ちは 海山千里(うみやませんり) 囲炉裏(いろり)の火より あたたかい 届いた手紙の ひらがな文字に しみじみ泣けます 母ごころ 苦労の涙や おんなの愚痴(ぐち)は ただの一度も こぼさず見せず あなたが生きて きたように 歩いて行きます この人生を 強くてやさしい 母ごころ | |
| 母の声三笠優子 | 三笠優子 | 松井由利夫 | 花笠薫 | 池多孝春 | 風の音にも わが子を想(おも)う 母の涙は 情(なさ)けのしずく なにはなくても 体が資本(もとで) 風邪をひくなが 口ぐせだった ありがとう… 北の空見りゃ 聞こえてきます 母の声 日の出日の入り 両手を合わせ 親のまごころ そそいでくれた 腰をかがめた 小さな背中(せな)に 苦労くにせず 重ねた月日 ありがとう… 遠く離れて ただ懐(なつ)かしい 母の声 他人(ひと)に優しく 自分に強く 花のすがたは 女のいのち 皺(しわ)をきざんだ あの顔あの手 いつも後に あなたがいます ありがとう… 生きる支えを 忘れはしない 母の声 |
| 北のこぼれ灯みさとゆきみ | みさとゆきみ | 松井由利夫 | 鈴木英明 | つめたい筈の 粉雪が あなたといれば 花になる 北の町 港町 夢のこぼれ灯を 拾いあつめて 肩寄せて 幸福しみじみ 噛みしめる 孤独の寒さ さびしさは 人恋うことで 消えるのね 遅すぎた 春だけど 船の汽笛にも 涙ぐみたい 満潮の おんなのよろこび 抱きしめる 運河を巡る この水も 流れていつか 海に出る 雪が舞う 石だたみ 影を重ね合い 渡る桟橋 紅いろの ふたりの明日が 待っている | |
| 哀愁海岸三代沙也可 | 三代沙也可 | 松井由利夫 | 伊藤雪彦 | 伊戸のりお | 捨てたい 消したい 忘れたい 面影なのに 夢なのに 波板海岸 片寄せ波は 寄せても 寄せても 返らない 私の恋も 返らない 涙と添い寝の 海の宿 泣きたい 酔いたい みだれたい 飲むほど苦さ 沁みる酒 波板海岸 霙(みぞれ)が走る 旅路の終わりと 決めたのに こぼれた春の残り香が 未練をひきずる 潮けむり 逢いたい 燃えたい 縋(すが)りたい やっぱり駄目な 女です 波板海岸 さすらう鴎 私と泣いてね 夜明けまで 心の出口 見えるまで みちのく明日も ひとり旅 |
| 赤い風車三代沙也可 | 三代沙也可 | 松井由利夫 | 伊藤雪彦 | 伊戸のりお | 赤い風車 女のこころ 恋しい おもかげ 夢みて廻る 信じているのよ あなたの言葉 お願いもう一度 抱きしめて 夕陽がにじむ 睫毛が濡れる こっち向いてよ 逢いたい あなた 赤い風車 廻したままで あなたは気まぐれ どこかへ消えた うなじに優しく くちづけくれた あの日の思い出 色硝子 ギターを抱いた あの渡り鳥 こっち向いてよ 好きです あなた 赤い風車 女がひとり 廻して待ってる 昨日も今日も あれから春きて また秋がきて 落葉が涙を 連れてくる いい風吹けば くるくるきっと こっち向いてよ 逢いたい あなた |
| あなたさがして三代沙也可 | 三代沙也可 | 松井由利夫 | 伊藤雪彦 | 佐伯亮 | あなたとはじめて 出逢った夜は 函館リラいろ 深い霧 街はずれ北酒場 止り木ふたつ 遠灯り 見つめあうそれだけで 倖せでした 鴎が鳴く港町 汽笛がしみる また逢う夢さえ 約束さえも 残してくれずに 消えた人 金沢の消し印が 押されたはがき手ががりに 探がしてはみたけれど 逢えないあなた どこにいるの教えてよ 灯台あかり あなたを追いかけ ここまで来たの 時雨の天草 石ただみ もう一度逢いたいの 確めたい未練なの このこころマリア様 わかってほしい 出て行く船 帰る船 あなたはどこに… |
| 雨の波止場町三代沙也可 | 三代沙也可 | 松井由利夫 | 伊藤雪彦 | 雨がやんでも 港の灯り わたしの涙で 見えないわ いくら止めても 縋ってみても いのちふりきる 船が出る あなたわかって 切ないこころ 鴎が泣いた 汽笛が泣いた 雨の波止場町 情けぬくもり つぎ足しながら 恋しいあなたを しのび酒 一夜明ければ もうあと一夜 春の嵐の 故にして 女なみだを こがして燃えた おもい出 呼んだ しみじみ呼んだ 雨の波止場町 波に揺れてる 海鳥さえも いつかは帰って くるものを 潮の流れに 航海燈に せめてのぞみを つなぎたい あなたお願い 帰ってきてよ 鴎が泣いた 汽笛が泣いた 雨の波止場町 | |
| おしゃれ小唄三代沙也可 | 三代沙也可 | 松井由利夫 | 伊藤雪彦 | 伊戸のりお | お洒落しゃれても 惚れてはないよ なくていいのよ わたしには 心に決めてる 人がいる 女は女は女は死ぬまで きれいでいたい おしゃれ しゃれ しゃれ シャシャンとね 夢いろ 華いろ ポテポテシャンと 花が呼ぶから 蝶々がとまる あまい 香りに さそわれて いっぱい吸ってね この蜜を 女の女の女のいのちは 咲きみだれるの おしゃれ しゃれ しゃれ シャシャンとね 夢いろ 華いろ ポテポテシャンと 見えるところも 見えないとこも お洒落するのよ さりげなく 襟あしくちびる 爪の先 女は女は女は優しく 気配りするの おしゃれ しゃれ しゃれ シャシャンとね 夢いろ 華いろ ポテポテシャンと 涙こぼせば 化粧がおちる 泣かせないでね いつまでも たまにはすねても 許してね 女の女の女のえくぼは かわいいものよ おしゃれ しゃれ しゃれ シャシャンとね 夢いろ 華いろ ポテポテシャンと |
| おんなの旅路三代沙也可 | 三代沙也可 | 松井由利夫 | 伊藤雪彦 | 汽車をなんども 乗り継ぎました 山の宿から 海の宿 今日で十日も ひとり旅 忘れたいのに 忘れない あなた、あなた もう呼ばないで 恋しさまぎらす おんなの旅路 惚れちゃいけない 妻ある人に 重ね合えない 夢だもの 遠いあの日の はやり歌 胸のすき間を 熱くする あなた、あなた もう呼ばないで お酒じゃ酔えない おんなの旅路 消すに消せない 移り香抱いて 揺れて明日も 流れ雲 女ごころは 紫陽花の 花の涙か ため息か あなた、あなた もう呼ばないで どこまで続くの おんなの旅路 | |
| 北の駅三代沙也可 | 三代沙也可 | 松井由利夫 | 伊藤雪彦 | 伊戸のりお | ひとりで 生(い)きる 淋(さび)しさは 枯葉(かれは) 木枯(こがら)し 北(きた)の駅(えき) 迎(むか)えてくれる 人(ひと)もなく 送(おく)ってくれる 人(ひと)もない あゝ 待合室(まちあいしつ)の 灯(ひ)の暗(くら)さ 吐息(といき)で くもる 窓(まど)ガラス 指(ゆび)で なぞれば なおくもる 涙(なみだ)の粒(つぶ)が 邪魔(じゃま)をして 思(おも)い出(で)だけが 立(た)ちどまり あゝ 心(こころ)を揺(ゆ)らす 冬木立(ふゆこだち) おろかで あれば あるほどに 恋(こい)に 女(おんな)は 身(み)をけずる せつない恋(こい)よ さようなら 二人(ふたり)で旅(たび)した 思(おも)い出(で)の あゝ 夜汽車(よぎしゃ)を待(ま)つの 北(きた)の駅(えき) |
| 京しぐれ三代沙也可 | 三代沙也可 | 松井由利夫 | 伊藤雪彦 | 佐伯亮 | 嵯峨野霧雨(さがのきりさめ) 夕まぐれ 指にこぼれる 京しぐれ 濡れてはらはら 散る竹の葉に 影は泣いても 戻れはしない この命かけました 恋の道 口とこころは うらはらに 情け重ね着 京鹿(きょうか)の子 涙絵染(えぞ)めの 西陣しめて たとえ世間に 背(そむ)かれようと この人によりそうと 決めた道 髪のみだれに 鐘(かね)の音(ね)が 沁みて切ない 京しぐれ 匂い袋の小さな鈴を 胸にしのばせ こらえてたえて この恋に生きてゆく おんな道 |
| 平成任侠伝Mr.中村半次郎 | Mr.中村半次郎 | 松井由利夫 | 聖川湧 | 伊戸のりお | 冷で一杯ひっかけ酒が 腹の底まで沁みとおる 酒と兄寄(あにき)の 拳の痛さ 利いてくるのは小半時 落葉横丁を 曲る頃 (なあ、親を大切にしねえで いってい 誰を大事にするんでえ) 火の粉かぶれば消すより先に 燃えてつっぱる悪いくせ 夢と命は 粗末にするな わかりましたの一言を 言わず渡さず 捨てた花 義理の鎹(かすがい)人情の楔(くさび) それを外せばただの芥(ごみ) 馬鹿は馬鹿なり 任侠(おとこ)の道を 歩きたいのさ真っすぐに せめて濡らすな 通り雨 |
| だから云ったじゃないの水城なつみ | 水城なつみ | 松井由利夫 | 島田逸平 | 山田年秋 | 「あんた泣いてんのネ」 だから云ったじゃないの 港の酒場へ 飲みにくる 男なんかの 云うことを バカネ ほんきに ほんきにするなんて まったくあんたは うぶなのね 罪なやつだよ 鴎鳥 「あんた泣いてんのネ」 だから云ったじゃないの 男の言葉に だまされて さんざ私も 泣かされた バカネ 今さら 今さらぐちなんて 云ってもむだだわ やめましょね 港女は 強いはず 「あんた泣いてんのネ」 だから云ったじゃないの めそめそしないで 捨てちゃいな なにさ港の 恋なんか バカネ 何時まで 何時まで泣いてんの どんなにこがれて まったとて 帰るもんかよ あの男 |
| 華になれ水沢明美 | 水沢明美 | 松井由利夫 | 四方章人 | 燃えて散るのも 花ならば 冬を 耐えてる 花もある 雪の重さを はねのける 力を貯(た)めろ 命を磨け じっと待て きっと来る 男なら 明日(あした)を 彩(いろど)る 華になれ 誰も一度は 出遭えるさ 運は 天下の まわりもの 人が出来なきゃ 買って出ろ 苦労の種は 必ず開く 針をさす 向かい風 どんと来い 男は根太い 華になれ 意地と情けの 歯車を 廻す 涙の はしり水 どうせ咲くなら でかく咲け 小さなことに くよくよするな ひと息に ぐっと乾(ほ)せ 夢に酔え 見上げる 樹(き)になれ 華になれ | |
| 漁火恋歌水森かおり | 水森かおり | 松井由利夫 | 水森英夫 | 南郷達也 | 指をのばせば この手に届く 思いすごしの 夢でした 北のはずれの 岬宿 波の間に間に 哀しく揺れる ……あの漁火は 女のため息 恋あかり あなたまかせの 倖せなんて しょせん片道 砂の道 頬にうす紅 さしたなら 胸のすき間を うずめてくれる ……あの漁火に 女がつぶやく ひとり言 塩のつぶてに 打ち上げられて 肩をよせ合う さくら貝 こころ流れ木 夜(よ)もすがら 海に抱かれて 泣くだけ泣いて ……あの漁火と 女の明日を みつけたい |
| いのち花水森かおり | 水森かおり | 松井由利夫 | 森川龍 | 南郷達也 | 分けあういたみ 思いやり 愛はひたすら 明日を待つの わき道 より道 まわり道 あなたのつけた 足跡に 夢の花びら 敷きつめる わたしのまごころ あなたがいのち ひそかに胸を うるませて 恋は逃げ水 つかめば消える 涙をみせずに 泣くことを あなたが教えて くれました いつもやさしく あたたかく わたしのまごころ あなたがいのち くちびる濡らす 通り雨 あまいため息 せつない吐息 知恵の輪みたいな 人の世に あなたと育てる いのち花 絆・幸福 赤い糸 わたしまごころ あなたがいのち |
| おしろい花 | 水森かおり | 松井由利夫 | 森川龍 | かわいい女で 夢見ていたい いつもあなたの ふところで 生きる寒さに こごえても あなたがこころの 雪囲い やっとつかんだ 恋ひとつ おしろい花は いのち花 あなたにつかまり あぶない橋も 渡りきれたわ 揺れながら 目には見えない 赤い糸 わたしは死ぬまで ほどかない 愛の陽だまり 花えくぼ おしろい花は なさけ花 きれいに咲きたい あなたのために 今日も明日も いつまでも 肩を抱かれて 瞼をとじて 涙でとかした 恋化粧 風のあまさに 頬染める おしろい花は おんな花 | |
| 信濃路水森かおり | 水森かおり | 松井由利夫 | 弦哲也 | 伊戸のりお | 小諸の城跡 千曲の流れ すべては遠い 夢の中 身を尽くしても こがれても さだめに勝てない 恋だから 一緒に歩いて 行けないの ‥‥女がひとり 信濃路ひとり 心に絡んで 縺(もつ)れた糸を 断ち切るための 旅なのに 霧雨けむる 善光寺 優しい眼差し その胸に 抱かれて泣きたい 思い切り ‥‥女がひとり 信濃路ひとり 哀しいときには ひとしお沁みる 野に咲く花の いじらしさ 寥科・安雲野 まよい道 涙のいたみが うすれたら 明日(あした)は「あずさ」で 帰ります ‥‥女がひとり 信濃路ひとり |
| 信州信濃のお母さん水森かおり | 水森かおり | 松井由利夫 | 弦哲也 | 野風・山風 杏の花を 乗せて流れる 岩清水 信州信濃の 故郷は あなたのやさしい 心です 姿(なり)も構わず 女手ひとつ わたしを育ててくれた人… お母さん 上り下りの 一里の道を 日毎 朝から 引き売りに 信州信濃の 故郷は あなたの きれいな 涙です 苦労つきもの 生きてるうちは 忘れはしません その言葉… お母さん 春の便りは たらの芽・わらび 秋の知らせは 祭りうた 信州信濃の 故郷は あなたのまごころ 命です いつも前向き 強くてよわい 茜の空見りゃ浮かぶ顔… お母さん | |
| 夫婦三船和子 | 三船和子 | 松井由利夫 | 岡千秋 | 池多孝春 | 惚れてよかった あなたに惚れて 俺もよかった お前に逢えて 今なら笑って 話せるけれど 苦労しました お互いに 涙の足跡 夫婦坂 長い年月 危い道も 無事にどうやら 切りぬけました あなたが光れば わたしも光る 星に映した 夢ひとつ 思えばはるかな 夫婦坂 あずけましたよ わたしの心 世話をかけるよ これから先も 女の幸福 男で決まる 胸にしみます その言葉 明日もふたりで 夫婦坂 |
| 濡れおんな宮史郎 | 宮史郎 | 松井由利夫 | 聖川湧 | 荒れて飲んでも 酔えないお酒 知っていながら かさねるグラス なみだ水割りおぼれていなきゃ たまらないのよ淋しくて ああ泣いて泣いて今夜も 濡れおんな 積木細工ね こわれた恋は 元にゃ戻らぬ 男のこころ うらむ気持も 未練に負けて よわい女と 言われても ああ泣いて泣いて今夜も 濡れおんな 指をならして 背中で「あばよ」 演歌みたいに 別れたけれど いのちぬけがら 失くした夢に すがるお酒がぐちになる ああ泣いて泣いて今夜も 濡れおんな | |
| 霧のグラス宮路オサム | 宮路オサム | 松井由利夫 | 花笠薫 | 別れたいなら 別れてあげる よしてよ今更 いいわけなんか あんたこの頃 優しすぎたわ だからわたしは 感じていたの 哀しい破局が 近づくことを その日が来たのね こんなに早く あんただけはと 信じていたが あんたもやっぱり おんなじ男 こころ変りを 責めはしないが 許せないのよ 今度の女(ひと)が お店で張り合う あの娘だなんて おんなの誇りが 悲しいだけよ まさかふられて 乱れて泣いて あんたを追うほど 初心(うぶ)ではないわ 背中合わせの 夢の写し絵 消してあげるわ うらみっこなしで グラスをあけたら 左と右へ さよなら他人の ふたりになるわ | |
| 北海の満月三山ひろし | 三山ひろし | 松井由利夫 | 大沢浄二 | 伊戸のりお | アーアーアー 波がドンと来りゃ 飛沫(しぶき)の花が 咲いた咲いたよ ニシバの胸に 叫ぶ親潮 北の涯て しみじみと 遙かにしのぶ メノコの港 エンヤラドッコイショ ドッコイドッコイショ あゝ 北海の満月よ アイヌ絣に ぴったり附いた 銀の鱗は メノコの愛情(こころ) 思い出される イヨマンテ 噂でも 運んでおくれ シベリヤ颪 エンヤラドッコイショ ドッコイドッコイショ あゝ 北海の満月よ 夢の帆綱を きりりと巻いて 月に捧げる コタンの祈り 荒れてくれるな オホーツク かがり火も 赫々燃えて 面影揺れる エンヤラドッコイショ ドッコイドッコイショ あゝ 北海の満月よ |
| じょんがら恋唄村上幸子 | 村上幸子 | 松井由利夫 | 叶弦大 | 伊藤雪彦 | 連れにはぐれて 啼く海鳥の 声もしばれる 北の海 じょんがら節は 怨みの歌と あなたを捨てて 未練を捨てて 遠い人なら 人なら 忘れてしまいたい ひとりぽっちの この淋しさは 誰もわかって くれないが じょんがら節は 涙の歌と あまえてみたい 縋ってみたい 何処へ行ったら 行ったら 女の夢がある 強くなったら あの街あかり 赤くもいちど 点(とも)したい じょんがら節は 救いの歌と わらってみたの 歌ってみたの そして今度は 今度は 幸福 離さない |
| おきあがりこぼし森川つくし | 森川つくし | 松井由利夫 | 杜奏太朗 | 伊戸のりお | いつまでめそめそ してたらあかん あんたはえくぼが 売りもんや 水に映した ネオンの花は すくえばくずれる 夢の花 恋の涙は 道頓堀に 捨ててすっきり 出直しや 怪我してはじめて 痛みが分かる 女はそのたび 強くなる 人の一生 八百八橋 おもろいしんどい いろいろや 影を引きずりゃ 躓き転ぶ なにはなくても 明日がある 泣くだけ泣いたら たこ焼き買うて 南へぼちぼち くりだそか 幼なじみの 通天閣の 灯りを浴びたら またひとつ 他の新世界(せかい)も 見えるやないか 月も十六夜 恵比須顔 |
| 夢かえる森川つくし | 森川つくし | 松井由利夫 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 雨があがった 陽がさした 蛙がケロケロ 鳴き出した おもいで小道の 出逢い橋 あなたに会えた ただそれだけで 指の先まで あつくなる あの日がかえる いまでもかえる あぁ 恋しいなぁ 傘をたたんで川の音 蛙ときいてりゃ気も和む あれから三年 なみだ橋 噂もいつか ちぎれて消えて 花のかおりの風ばかり あの日がかえる いつかはかえる あぁ 泣けちゃうなぁ 夢のしずくを にじませて 蛙の背中に虹がでた 涙でゆらゆら かずら橋 おもかげひとつ ただ懐かしい おたまじゃくしの初恋が あの日がかえる かならずかえる あぁ 逢いたいなぁ |
| あかね空森山愛子 | 森山愛子 | 松井由利夫 | 水森英夫 | 南郷達也 | 茜ひと刷毛 お山を染めて 日暮れが 涙を 涙を 連れてくる あの人 どうして いるかしら 逢いたいな 逢いたいな 逢いたいな 夢の笹舟 浮かべた 小川 どこへ 流れて 行ったやら 風はきまぐれ もうこの頃は 噂も 便りも 便りも 梨畑 あの人 どうして いるかしら 逢いたいな 逢いたいな 逢いたいな 月も わたしも 十三、七つ 話し 相手は 案山子だけ ひとつ残った 藁ぶき屋根に 燕が 今年も 今年も 巣をつくる あの人 どうして いるかしら 逢いたいな 逢いたいな 逢いたいな 幼なじみの お地蔵さんと 今日も 夜露に 濡れて泣こう |
| 父娘船森山愛子 | 森山愛子 | 松井由利夫 | 水森英夫 | 佐伯亮 | 潮のしぶきが 沁みとおる ゴムの合羽の 七分袖 父さん舵取り たのんだよ 船の仕切りは まかせておきな 母さん形見の お守り抱いて ヨイショと漕ぎ出す 父娘船 花もはじらう 年頃を 紅もひかずに 束ね髪 極楽トンボの 兄ちゃんが 島へ帰って くるその日まで 父さん二人で 力を合わせ ヨイショと乗り切る 父娘船 海の青さが むらさきに 変わる潮目が 勝負だよ 父さんゆずりの 肝っ玉 嫁のはなし縁談にゃ 片眼をつぶり 舳先で群れ飛ぶ 鴎の唄で ヨイショと網引く 父娘船 |
| 播磨の渡り鳥森山愛子 | 森山愛子 | 松井由利夫 | 水森英夫 | 前田俊明 | 播磨灘から 瀬戸内づたい 噂追いかけ 紅緒笠 逢える 逢えない 逢えない 逢える 旅の気休め 花占いに チョイト なぜか しんみり 淡路島 女 ひといろ 渡り鳥だよ 赤い蹴出しに ほろりとからむ 野菊 いとしや いじらしや 通す 通さぬ 通さぬ 通す 意地の白帆も 潮風夜風 チョイト たたみたくなる 伊予の月 涙 ひといろ 渡り鳥だよ 恋の蛍は 飛ぶにも飛べぬ 秋のはずれの 鶴見崎 行こか 戻ろか 戻ろか 行こか 思案したとて 一天地六 チョイト ままよ出たとこ この勝負 心 ひといろ 渡り鳥だよ |
| 風樹の母森山愛子 | 森山愛子 | 松井由利夫 | 水森英夫 | 南郷達也 | あれは一昨年(おととし) 二月の半ば 朝からつめたい 霙(みぞれ)の日 親をたよるな これから先は 世間の辛さも しょっぱさも お前が お前で 始末をつけろ わかったか わかったね 別れの駅で…母さんの あの言葉忘れない 忘れない 匂う卯の花 五月の五日 届いた小包 柏餅 涙こぼすな 泣き言云うな いいことばかりを 追いかけて 歩けば躓(つまず)く どこかで転ぶ わかったか わかったね 故里遠く…母さんの あの便り忘れない 忘れない 月も半欠け 九月の終わり あれから二年の 杉木立 生きているから 花実も咲くと 働きづくめで 目を閉じた きびしさ やさしさ 袷(あわせ)の絣(かすり) わかったか わかったね 夜空の星の…母さんの あの姿忘れない 忘れない |
| 風紋八代亜紀 | 八代亜紀 | 松井由利夫 | 遠藤実 | 北へ行けば 行くほど 花の彩りが 少なくなるように こころのまよいが うすれてゆきます 息でくもる 窓の向うは サロマ湖 そしてその向うは 冬を運ぶ海 孤独になって はじめてわかる 飾る愛の 虚しさが 哀しさが くらい顔を みせたら 他人はあやしむわ 女のひとり旅 あかるくふるまう 背中が寒いの 撫の小枝 くべるペチカの 赤い火 美幌ちぎれ雲に なぜか涙ぐむ 束の間でした 夢みた月日 それもさだめ ふりむけば つらいだけ 風が吹くたびに 海が哭(な)くたびに 変わる砂の丘 孤独になって はじめてわかる 飾る愛の 虚しさが 哀しさが | |
| 雪のれん八代亜紀 | 八代亜紀 | 松井由利夫 | 遠藤実 | 冷酒でいいのよ コップでいいの おじさん一杯 飲ませてね 土地の男も 港を捨てる こんな季節に 女がひとり ふらり舞いこむ 雪のれん 北国しばれる 浜通り 指でこうして 温めていると お酒が過去を 連れてくる 気障な台詞ね お笑い草ね 惚れた男の 後追いかけて 情一途の雪のれん くぐって怪我して泣かされた 窓の硝子を 吹雪が鳴らす 汽笛がちぎれて 沖で泣く 背伸びしたって 見えない明日 濡れた小指は 涙じゃないわ 春をかくした 雪のれん 酔ったら見えそう 夢あかり | |
| 拳山川豊 | 山川豊 | 松井由利夫 | 水森英夫 | 石倉重信 | 堕ちるとこまで 堕ちたなら 失くすものなど なにもない 口じゃ強がり 叩いたけれど 昔 馴染みの 居酒屋の 灯りも そっぽを 向きやがる …… しょっぱいよなあ 他人は見た目で 品定め 脛に傷持ちゃ なおのこと それが 世間と 奥歯を噛んで くぐる ガードの 暗がりで 鳴いてる 仔猫を 抱きあげる …… あったかいなあ 遅い春でも 花は咲く 雨があがれば 陽ものぞく 裏を見なけりゃ 見えない表 握り拳を 梃子にして 人生 かならず 這いあがる …… やるっきゃないなあ |
| 恋・来い・カラス山口ひろみ | 山口ひろみ | 松井由利夫 | 水森英夫 | 伊戸のりお | 好きよ 好き好き 好きなのよ 寝てもさめても あなただけ 死ぬの生きるの 切ない思い 逢えばころりと 替り玉 今鳴いたカラスが もう笑う 女ごころは アンアアーアン 秋の空 燃えて 燃やして 燃えつきて 夢に飛びたい 赤とんぼ 骨になるまで おんなは女 だからいつでも 恋化粧 今鳴いたカラスが もう笑う 女ごころは アンアアーアン 秋の空 泣いて 泣かして 泣かされて 恋に理屈は 梨の花 咲いてこぼれて 熟して実る 味は食べなきゃ わからない 今鳴いたカラスが もう笑う 女ごころは アンアアーアン 秋の空 |
| 大漁恋唄山口ひろみ | 山口ひろみ | 松井由利夫 | 徳久広司 | 池多孝春 | 船は男の 度胸で捌(さば)く 浜は女の 根性で仕切る 留守の番屋は 任せておきな 千島親潮(ちしまおやしお) 海明(うみあ)け夜明(よあ)け 無事と大漁を シャシャンと〆(し)めて エンやドット ドドンとドット ソレ 花咲(はなさ)き港(みなと)だよ 惚れて惚れぬき 押しかけ女房 苦労承知で あずけた命 情け手作り 龍神さまの 赤(あか)い共布(ともぎ)れ お守り袋 無事と大漁を シャシャンと〆めて エンやドット ドドンとドット ソレ 花咲き港だよ 海が結んだ つがいの鴎 波のまくらで みる夢ひとつ 帰るその日を 指折りかぞえ 三月辛抱(みつきしんぼう) 半年我慢(はんとしがまん) 無事と大漁を シャシャンと〆めて エンやドット ドドンとドット ソレ 花咲き港だよ |
| 津軽恋つづり山口ひろみ | 山口ひろみ | 松井由利夫 | 徳久広司 | 池多孝春 | 雪の匂いは 津軽の匂い 情けぬくもり ストーブ列車 胸のいたみを 絶ち切るために 涙 海ぞい 鯵ヶ沢(あじがさわ) …せめてひととき 傘踊り 姉っこ どこさ行く いそいそと 波の花散る 小泊岬 なぜに溶けない 心の氷柱(つらら) 風にじょんがら 背中を押され 十三(とさ)の砂山 五所川原(ごしょがわら) …和(なご)む花茣蓙(はなござ) 傘踊り 旅の終わりは 十和田と決めて 雪の津軽を 西から東 リンゴ畑も お岩木山も 冬を忍んで 待つ春の …夢がほころぶ 傘踊り |
| 花しるべ山口ひろみ | 山口ひろみ | 松井由利夫 | 水森英夫 | 池多孝春 | 川は逆(さか)さに 流れはしない 雨は下から 降りゃしない 花は散っても 実は残る 女でなければ 出来ないものを いつかこの手で 掴(つか)みたい 情(なさ)けこぼれ灯 拾って歩きゃ きっと出逢える 夢もある 愚痴(ぐち)は奥歯で 噛みしめて 女は死ぬまで いのちの花を 咲かせつづけて 生きて行く 春のひだまり 抱きしめながら ぬれて艶(いろ)ます 花菖蒲(はなしょうぶ) 恋は明日の 道しるべ 女の決め手は 真心(まごころ)ひとつ こぼす涙も 花ざかり |
| 大黒柱山田太郎 | 山田太郎 | 松井由利夫 | 西田幸太郎 | 丸山雅仁 | 苦労しらずと 他人(ひと)には見せて 苦労するのが 男の器量 酒のしずくを つぎ足しながら ぽつり親父が つぶやいた そのひと言が あのぬくもりが 俺の心の大黒柱 肩を張るなよ 力をぬいて 胸を張るなよ たやすな笑顔 背伸びしたって お前はお前 張っていいのは 夢と意地 そのひと言が あのきびしさが 俺の心の大黒柱 酒と色気の 極楽水が 涸れた男にゃ 蛍は飛ばぬ 親の背中を 子は見て育つ そんな親父も あかね雲 そのひと言が あのほほえみが 俺の心の大黒柱 |
| 木遣り育ち由紀さおり | 由紀さおり | 松井由利夫 | むらさき幸 | 好きは口先 惚れたはこころ くれと言うなら 命もあげる あげるついでに ほどいておくれ 娘島田(しまだ)の 鹿(か)の子(こ)の手絡(てがら) エンヤラ エンヤラヤ エンヤラヤレコノセ こうなりゃ後へは 引けないよ 格子(こうし)づくりに ご神燈(じんとう)さげて 歌もいなせな 下町気質(したまちかたぎ) 男勝りが ふとしたはずみ 三社(さんじゃ)祭りで 見染めたお前 エンヤラ エンヤラヤ エンヤラヤレコノセ こうなりゃ後へは 引けないよ 義理にゃ強いが 人情(なさけ)にゃ弱い 木遣(きや)り育ちの お前とわたし けなしゃふくれる ほめれば照れる おかめひょっとこ 似た者どうし エンヤラ エンヤラヤ エンヤラヤレコノセ こうなりゃ後へは 引けないよ | |
| 人生一本道米倉ますみ | 米倉ますみ | 松井由利夫 | 首藤正毅 | 生きる辛さは 誰でも同じ 口にゃ出すまい 泣き言は 今に見ていろ 男の意地を 肝に刻んだ 夢ひとつ 俺は行くんだ 俺の道 何も言わずに 手をさしのべて 俺を支えて くれる奴 惚れて結んだ 夫婦の絆 すまぬ すまぬと 手をあわせ 我慢してくれ なあ お前 風の寒さに 足踏みすれば 他人が追い抜く この世間 負けてなるかよ 男じゃないか 顔で笑って かむ涙 道は一本 何処までも | |
| 浪花の子守唄米倉ますみ | 米倉ますみ | 松井由利夫 | 岡千秋 | 前田俊明 | 親が吾(わ)が子を 信じなければ 誰がお前の 杖になる 出世しろとは 言わないけれど せめて真直(まっす)ぐ 歩いておくれ 母はおろかな女でも 女でも 「こんな阿呆な お母ちゃんやけど お前のためなら 命もいらん お金もいらん なんにもいらん どないに 悪い噂をきいたかて お前は お母ちゃんの大事な 大事な宝や ええな このことだけは 忘れんといてや お前は お母ちゃんの宝やで ええな」 つらい世間の 噂に耐えて 生きるてだての 左褄(づま) 切るに切れない 血のつながりに 夢を支える この北新地 まして片意地 片なさけ 片なさけ 「あれは お前が生まれて 間もない頃やった 寒い寒い 体が凍りつくような夜やった お母ちゃん ほんまに疲れてしもうて いっそ 死んでしまおうと思ってなあ そやけど お前の可愛い寝顔をみると どうしても 決心がつかんかった」 針のむしろに 坐(すわ)れと言えば 坐りますとも よろこんで 浪花女が 女を捨てて 母の涙で いのちを刻む 人にかくれて子守唄 子守唄 |
| 浪花めおと駒米倉ますみ | 米倉ますみ | 松井由利夫 | 市川昭介 | わての生きかた 八方破れ 文句あるなら 云うてみい 坂田三吉 将棋と酒に うつつぬかして ジャンジャン横丁 降るは小春の 涙雨 涙雨 九に九刻んだ 八十一の 枡目思案の 針の山 地獄 極楽 紙一重 勝負 勝負の 明けくれを 手鍋一つの 棟割長屋 肩を寄せ合う 夫婦駒 将棋さしには 理屈はいらぬ 勝つか負けるか それだけや 晴れて天下に 王手をかける 夢は浪花の 通天閣に 男命の 灯が燃える 灯が燃える | |
| 花の土俵米倉ますみ | 米倉ますみ | 松井由利夫 | 千葉毅 | 隅田川風 袂に入れて 渡る両国 男橋 汗と涙の この十五日 やぐら太鼓の 音きけば 俺の闘志が 俺の闘志が ドスコイ また燃える 一つ張られりゃ 二つで返す 意地が勝負の この世界 今日も一番 手刀切って 山と積め積め 白星を 負けて泣くより 負けて泣くより ドスコイ 勝って泣け 夢と宝で かためた土俵 強くならなきゃ 掘り出せぬ 命ぶつけて 鎬(しのぎ)を削る しめたまわしに 力水 男花道 男花道 ドスコイ 俺は行く | |
| 母舞台米倉ますみ | 米倉ますみ | 松井由利夫 | 宮下健治 | 伊戸のりお | くれと言われりゃ命もあげる かぶれと言われりゃ火の粉もかぶる 流れ浮藻の 旅役者 そんな母でもわが子を想う 熱いなさけに 嘘はない (セリフ)そりゃあ 自分のお腹をいためたわが子だもの お前のことは一日だって 片時だって忘れたことはありゃしないよ 旅役者の子供に生まれたお前には ずい分 不憫な思いをさせたねぇ けど お前は ほんとに手間のかからない いい子だったよ こうして瞼を閉じると昔のままの お前の かわいい顔が浮かんでくるんだよ なれた芝居も「瞼の母」は 演るたびつまずく身につまされて しぐれ掛小屋 すきま風 乳が足りずに泣き泣き寝た子 遠いおさない 夢まくら (セリフ)子供の不始末は親の不始末 お母ちゃんの育てかたが悪かったんだよ お前の悪い噂をきくたび世間さまに申し訳ない泣くにも泣けない 身を切られる思いでお月さんに こうして手を合わせていたんだよ 土下座をしろって言われりゃ土下座もします この通り お願いだからもういちど 昔のような いい子になっておくれよ ねぇ お願いだからさぁ 渡る雁 旅空 夜空 月さえ愛しいわが子に見える どんな哀しい 噂でも 母は耐えます世間のつぶて涙かくして 牡丹刷毛 |
| 冬はかならず春になる米倉ますみ | 米倉ますみ | 松井由利夫 | 桜田誠一 | 花の都と 言うけれど どこに咲いてる 夢の花 探しつかれた 迷い道 ほろりよろけた 苦労坂 今日は駄目でも 明日があるさ どんと決めたい この生命(いのち) 冬はかならず アンアアンアア 春になる 風の寒さに ふるえても 胸のあかりは ほのぼのと 生きる辛さを 支え合う 人という字の あったかさ 沁みてつたわる ほろ酔い酒に 浮かぶ故郷(ふるさと) 北の空 冬はかならず アンアアンアア 春になる 一つ咲いたら またひとつ いつか蕾が 花になる 目には見えない 倖せが 見えるこころの 夢鏡 弱音吐いたら よごれてくもる 意地は涙と 垣根ごし 冬はかならず アンアアンアア 春になる | |
| 恋宿若山かずさ | 若山かずさ | 松井由利夫 | 市川昭介 | 声を殺して 小指を噛んで 恋の恋のいたみを こらえて泣いた 霧に抱かれた 山峡の 風のほそ道 かくれ宿 今日から あなたに 命あずけます 愛の区切りが つかないままに 好きと好きとなんども 言わせるあなた 窓の向こうの 渓川で わたしみたいに 泣く河鹿 今日から あなたに 命あずけます 夢のしずくを いとしみながら 肌の肌の火照りを しずめる湯舟 あまい切ない 湯けむりに 時雨ひととき 恋の宿 今日から あなたに 命あずけます | |









