恋祭目をつむると 浮かんでくるわ ぼんやりと 夕暮れの 哀しい景色が そこで誰を 探しているの あれは 幼い迷い子の 私 恋は夏の日の 蛍火のきらめき 指をすり抜けて 茉莉花(まつりか)の向うに 消えてゆく 恋はいつも よく似ているわ 梔子(くちなし)の 花影の 赤い蛍に 明日なんか こなくていいと 泣いて ふるえて燃えつきた 私 恋は揺らめいて 蛍火の囁き 心ときめかせ 秋風の向うに 消えてゆく 恋は蛍飛ぶ 遠い日のお祭り 私ひとりだけ 置き去りにしたまま 消えてゆく 消えてゆく | 由紀さおり | 市川睦月 | 玉置浩二 | | 目をつむると 浮かんでくるわ ぼんやりと 夕暮れの 哀しい景色が そこで誰を 探しているの あれは 幼い迷い子の 私 恋は夏の日の 蛍火のきらめき 指をすり抜けて 茉莉花(まつりか)の向うに 消えてゆく 恋はいつも よく似ているわ 梔子(くちなし)の 花影の 赤い蛍に 明日なんか こなくていいと 泣いて ふるえて燃えつきた 私 恋は揺らめいて 蛍火の囁き 心ときめかせ 秋風の向うに 消えてゆく 恋は蛍飛ぶ 遠い日のお祭り 私ひとりだけ 置き去りにしたまま 消えてゆく 消えてゆく |
寄り道ちょいと そこ行くお兄さん そんなに急いで どちらまで 人を押しのけ走るほど 大事なことなどありゃしない ここでしばらく休みませんか? 頃合いよ 恋のひとつも楽しみなさい どうせ 人生 長丁場 今の調子じゃ続かない 亀とうさぎのかけっこで 足が自慢のうさぎより 歩き続けた 歩き続けた 亀が勝ったと 言うけれど…… あ~あ 枠な寄り道 してみたい あなたと……… ちょいと そこ行くお兄さん 抱える荷物が多すぎる 何をお持ちか知らないが すべてが大事じゃ重いだけ ここでどれかを選びませんか? 楽になる 何が一番大切なのか? どうせ 人生 一度きり 早く着いても仏様 きっと 世の中どこかには 亀やうさぎの足よりも 走るだけなら 走るだけなら 速い奴など ざらにいる あ~あ 粋な寄り道 してみたい あなたと……… 道に咲いてる名もない花に 気づかずに 生きた証を見過ごすつもり? どうせ 人生 一度きり 早く着いても仏様 亀とうさぎのかけっこで 足が自慢のうさぎより 歩き続けた 歩き続けた 亀が勝ったと 言うけれど…… あ~あ 枠な寄り道 してみたい あなたと……… | 由紀さおり | 秋元康 | 三木たかし | | ちょいと そこ行くお兄さん そんなに急いで どちらまで 人を押しのけ走るほど 大事なことなどありゃしない ここでしばらく休みませんか? 頃合いよ 恋のひとつも楽しみなさい どうせ 人生 長丁場 今の調子じゃ続かない 亀とうさぎのかけっこで 足が自慢のうさぎより 歩き続けた 歩き続けた 亀が勝ったと 言うけれど…… あ~あ 枠な寄り道 してみたい あなたと……… ちょいと そこ行くお兄さん 抱える荷物が多すぎる 何をお持ちか知らないが すべてが大事じゃ重いだけ ここでどれかを選びませんか? 楽になる 何が一番大切なのか? どうせ 人生 一度きり 早く着いても仏様 きっと 世の中どこかには 亀やうさぎの足よりも 走るだけなら 走るだけなら 速い奴など ざらにいる あ~あ 粋な寄り道 してみたい あなたと……… 道に咲いてる名もない花に 気づかずに 生きた証を見過ごすつもり? どうせ 人生 一度きり 早く着いても仏様 亀とうさぎのかけっこで 足が自慢のうさぎより 歩き続けた 歩き続けた 亀が勝ったと 言うけれど…… あ~あ 枠な寄り道 してみたい あなたと……… |
あさきゆめみし春の眠りから さめてもつのる思い 吾妻橋から 石ころ投げた かすむ隅田川へ 浴衣の袂に ときめきを忍ばせて 夜空に咲いた 花火追いかけ つまずいた恋心 ああ あさきゆめみし この恋は 水に流れて ゆくかしら… ああいまひとたびの この思い 願いかけたら叶うかしら… あしたはあしたの 風に身を任せて 今宵は ほんのり さくらいろ すすきを枕に あなたの夢を見るの 巽橋から 見上げた月の 兎も笑っている 老舗のそば屋に 雪が舞いこむ夜は なおさらつのる恋心 しんしんと降り積もる ああ あさきゆめみし この恋は 雪の朝(あした)に 消えるかしら… ああいまひとたびの この思い 観音様にはわかるかしら… あしたはあしたの 風に身を任せて 今宵は とことん 酔いたいね あしたはあしたの 風に身を任せて 今宵は とことん 酔いたいね | 由紀さおり | 谷村新司 | 谷村新司 | | 春の眠りから さめてもつのる思い 吾妻橋から 石ころ投げた かすむ隅田川へ 浴衣の袂に ときめきを忍ばせて 夜空に咲いた 花火追いかけ つまずいた恋心 ああ あさきゆめみし この恋は 水に流れて ゆくかしら… ああいまひとたびの この思い 願いかけたら叶うかしら… あしたはあしたの 風に身を任せて 今宵は ほんのり さくらいろ すすきを枕に あなたの夢を見るの 巽橋から 見上げた月の 兎も笑っている 老舗のそば屋に 雪が舞いこむ夜は なおさらつのる恋心 しんしんと降り積もる ああ あさきゆめみし この恋は 雪の朝(あした)に 消えるかしら… ああいまひとたびの この思い 観音様にはわかるかしら… あしたはあしたの 風に身を任せて 今宵は とことん 酔いたいね あしたはあしたの 風に身を任せて 今宵は とことん 酔いたいね |
タ・ヤ・タンタ・ヤ・タン…… 私のときめきよ タ・ヤ・タン…… 心が歌うのよ あなたの胸 寄りそう時 愛の唄を 奏でる私 タ・ヤ・タン…… 私はギターなの タ・ヤ・タン…… あなたが弾く私 タ・ヤ・タン…… ひそかなときめきよ タ・ヤ・タン…… 心がゆれるのよ まつ毛とざし 夢見る時 胸の糸が ふるえているの タ・ヤ・タン…… 私はギターなの タ・ヤ・タン…… あなたが弾く私 | 由紀さおり | 山上路夫 | いずみたく | | タ・ヤ・タン…… 私のときめきよ タ・ヤ・タン…… 心が歌うのよ あなたの胸 寄りそう時 愛の唄を 奏でる私 タ・ヤ・タン…… 私はギターなの タ・ヤ・タン…… あなたが弾く私 タ・ヤ・タン…… ひそかなときめきよ タ・ヤ・タン…… 心がゆれるのよ まつ毛とざし 夢見る時 胸の糸が ふるえているの タ・ヤ・タン…… 私はギターなの タ・ヤ・タン…… あなたが弾く私 |
初恋の丘まぶしく輝く 青い大きな空も ときどき 私の ものじゃないふりをする まぶたに うかんで くるの初恋の丘 決して 恋などしないと 誓ったのに あなたと笑って あなたと歩いて あなたと祈って あなたと夢みた ちょっぴり 涙 流したこともあったわ 大人になっても ひとりぼっちはつらい 初恋の丘へ も一度帰りたいな お嫁にゆくことだけが 道じゃないけど やっぱり ひとりじゃ 生きてゆけないのかな あなたと笑って あなたと歩いて あなたと祈って あなたと夢みた ちょっぴり 涙 流したこともあったわ 大人になっても ひとりぼっちはつらい 初恋の丘へ も一度帰りたいな お嫁にゆくことだけが 道じゃないけど やっぱり ひとりじゃ 生きてゆけないのかな | 由紀さおり | 北山修 | 渋谷毅 | | まぶしく輝く 青い大きな空も ときどき 私の ものじゃないふりをする まぶたに うかんで くるの初恋の丘 決して 恋などしないと 誓ったのに あなたと笑って あなたと歩いて あなたと祈って あなたと夢みた ちょっぴり 涙 流したこともあったわ 大人になっても ひとりぼっちはつらい 初恋の丘へ も一度帰りたいな お嫁にゆくことだけが 道じゃないけど やっぱり ひとりじゃ 生きてゆけないのかな あなたと笑って あなたと歩いて あなたと祈って あなたと夢みた ちょっぴり 涙 流したこともあったわ 大人になっても ひとりぼっちはつらい 初恋の丘へ も一度帰りたいな お嫁にゆくことだけが 道じゃないけど やっぱり ひとりじゃ 生きてゆけないのかな |
この世の果てまでそばにいてどこかで花の 香りがすると あなたは私に ほほえみかけた 旅をするのも 久しぶりだわ 灯りを消して 灯りを消して 星を見ましょう 二人で超えた 長い年月 あなたにもらった 愛とやすらぎ この世の果てまで そばにいて 今夜はここで 甘えさせてと 私はあなたに ささやきかけた 肩を抱くのも 若い日のくせ カーテン閉めて カーテン閉めて 口づけましょう 笑って泣いて 生きてきたのね わかっていたのよ 愛の悩みも この世の果てまで そばにいて 云えばむなしい 愛の言葉ね 手を取り合って 手を取り合って 見つめ合いましょう 私は生まれ あなたに会えた 幸せだったわ 愛されたから この世の果てまで そばにいて | 由紀さおり | 岩谷時子 | 吉田正 | | どこかで花の 香りがすると あなたは私に ほほえみかけた 旅をするのも 久しぶりだわ 灯りを消して 灯りを消して 星を見ましょう 二人で超えた 長い年月 あなたにもらった 愛とやすらぎ この世の果てまで そばにいて 今夜はここで 甘えさせてと 私はあなたに ささやきかけた 肩を抱くのも 若い日のくせ カーテン閉めて カーテン閉めて 口づけましょう 笑って泣いて 生きてきたのね わかっていたのよ 愛の悩みも この世の果てまで そばにいて 云えばむなしい 愛の言葉ね 手を取り合って 手を取り合って 見つめ合いましょう 私は生まれ あなたに会えた 幸せだったわ 愛されたから この世の果てまで そばにいて |
ルーム・ライト(室内灯)あなたが運転手に道を教えはじめたから 私の家に近づいてしまった あの薬屋の角を左に曲ると 車はもうすぐ止まり私はおりる ルームライトにボンヤリ あなたの横顔がみえる そのせいじゃなく 疲れてるみたい 車はこのままずっと走りつづけてはくれない 私の家に近づいてしまった あの薬屋の角を左に曲ると 車はスピードゆるめ私はおりる 忙しさがすっかり あなたを疲れさせてしまい もう話すことさえ 辛いんだなんて あなたが私の手を軽くにぎってくれる頃 私の家が近くなった この薬屋の角を何回曲っただろう 車はもうすぐ止まり私はおりる ルームライトにぼんやり あなたの横顔がみえる もう送られることにも なれてしまった | 由紀さおり | 岡本おさみ | 吉田拓郎 | | あなたが運転手に道を教えはじめたから 私の家に近づいてしまった あの薬屋の角を左に曲ると 車はもうすぐ止まり私はおりる ルームライトにボンヤリ あなたの横顔がみえる そのせいじゃなく 疲れてるみたい 車はこのままずっと走りつづけてはくれない 私の家に近づいてしまった あの薬屋の角を左に曲ると 車はスピードゆるめ私はおりる 忙しさがすっかり あなたを疲れさせてしまい もう話すことさえ 辛いんだなんて あなたが私の手を軽くにぎってくれる頃 私の家が近くなった この薬屋の角を何回曲っただろう 車はもうすぐ止まり私はおりる ルームライトにぼんやり あなたの横顔がみえる もう送られることにも なれてしまった |
酔って膝まくらほれたあんたと わたしの仲を 麻地に手描きの のれんにしたら 徳利いっぽん お猪口がふたつ 露地のお月さま 酔ったふりして 苦労・修羅場を 知っている そうよ ねえあんた 蔭にまわって 主役を立てる かしこい女だと 世間の噂 だけど二人が かたまるまでは 遊びこりずに 宵の着ながし それが甲斐性と泣かされた そうよ ねえあんた 呑めばつぶれて すぐ膝まくら わたしに敗けてる あんたが可愛い 浮き世つれあい笑って泣いて おひとよしには 夢がお宝 人情ひとつの 江戸気質 そうよ ねえあんた | 由紀さおり | 池田充男 | 船村徹 | | ほれたあんたと わたしの仲を 麻地に手描きの のれんにしたら 徳利いっぽん お猪口がふたつ 露地のお月さま 酔ったふりして 苦労・修羅場を 知っている そうよ ねえあんた 蔭にまわって 主役を立てる かしこい女だと 世間の噂 だけど二人が かたまるまでは 遊びこりずに 宵の着ながし それが甲斐性と泣かされた そうよ ねえあんた 呑めばつぶれて すぐ膝まくら わたしに敗けてる あんたが可愛い 浮き世つれあい笑って泣いて おひとよしには 夢がお宝 人情ひとつの 江戸気質 そうよ ねえあんた |
再会ラブソング元気そうね ばったり逢うなんて不思議ね 今でもまさか 一人じゃないでしょね 別れてからいろいろあったのよ わたしは 淋しくなると あなたを思い出してた 人生は夢のようなもの 過ぎて行く すごいスピードで 人生はだから面白い 再会に乾杯 お久しぶり 変わらないね いつかも水割りをゆらして 仕事が恋人なんて言ってたね 昔のこと忘れて友達になれたら 今度はずっと楽しく付きあえそうね 人生は風のようなもの 吹き抜けて 二度と帰らない 人生を熱く抱きしめて 再会に乾杯 お久しぶり 人生は夢のようなもの 過ぎて行く すごいスピードで 人生はだから面白い 再会に乾杯 お久しぶり 再会に乾杯 お久しぶり | 由紀さおり | 岡田冨美子 | 鈴木淳 | | 元気そうね ばったり逢うなんて不思議ね 今でもまさか 一人じゃないでしょね 別れてからいろいろあったのよ わたしは 淋しくなると あなたを思い出してた 人生は夢のようなもの 過ぎて行く すごいスピードで 人生はだから面白い 再会に乾杯 お久しぶり 変わらないね いつかも水割りをゆらして 仕事が恋人なんて言ってたね 昔のこと忘れて友達になれたら 今度はずっと楽しく付きあえそうね 人生は風のようなもの 吹き抜けて 二度と帰らない 人生を熱く抱きしめて 再会に乾杯 お久しぶり 人生は夢のようなもの 過ぎて行く すごいスピードで 人生はだから面白い 再会に乾杯 お久しぶり 再会に乾杯 お久しぶり |
スイートワルツの流れる川に時は過ぎて はるかに 夢は 消えて 遠く 愛は 既に 想い出 人は さすらう 川のほとりに たたずみ ひとりワルツを歌う どこにいるの パートナー かえらぬ あなた スイートワルツの流れる川に 女ひとりが 呼びかける スイートワルツの流れる川に 風が哀しく 吹きぬける 季節だけが あざやか 街は知らぬ人の 心なしか つめたい 笑顔ばかりで 昔 知る人 いなくて 水の流れに語る 何を思う さざ波 いとしい あなた スイートワルツの流れる川に 時を忘れて 立ちつくす スイートワルツの流れる川に 過去が静かに よみがえる 過去が静かに よみがえる ルルル… | 由紀さおり | 阿久悠 | 井上大輔 | | 時は過ぎて はるかに 夢は 消えて 遠く 愛は 既に 想い出 人は さすらう 川のほとりに たたずみ ひとりワルツを歌う どこにいるの パートナー かえらぬ あなた スイートワルツの流れる川に 女ひとりが 呼びかける スイートワルツの流れる川に 風が哀しく 吹きぬける 季節だけが あざやか 街は知らぬ人の 心なしか つめたい 笑顔ばかりで 昔 知る人 いなくて 水の流れに語る 何を思う さざ波 いとしい あなた スイートワルツの流れる川に 時を忘れて 立ちつくす スイートワルツの流れる川に 過去が静かに よみがえる 過去が静かに よみがえる ルルル… |
生きがい今あなたは目ざめ 煙草をくわえてる 早く起きてね バスが来るでしょう お茶さえ飲まないで とび出してゆくのね 体に毒よ いつもそうなの アア あなたと別れた今でも アア 私はあなたと生きているの いつの日も 生きてるの もう別れてしまった 二人なのに 遠くはなれてしまった 二人なのに 私はあなたとしか 生きられない それだけが 私のよろこび それだけが 私の幸せなの 今たそがれの街 あなたは歩いてる どこへ急ぐの 人波の中 もしも私のこと 想い出したならば すぐに電話で 声を聞かせて アア あなたと別れた今でも アア 私はあなたと生きているの いつの日も 生きてるの いつの日も 生きてるの | 由紀さおり | 山上路夫 | 渋谷毅 | | 今あなたは目ざめ 煙草をくわえてる 早く起きてね バスが来るでしょう お茶さえ飲まないで とび出してゆくのね 体に毒よ いつもそうなの アア あなたと別れた今でも アア 私はあなたと生きているの いつの日も 生きてるの もう別れてしまった 二人なのに 遠くはなれてしまった 二人なのに 私はあなたとしか 生きられない それだけが 私のよろこび それだけが 私の幸せなの 今たそがれの街 あなたは歩いてる どこへ急ぐの 人波の中 もしも私のこと 想い出したならば すぐに電話で 声を聞かせて アア あなたと別れた今でも アア 私はあなたと生きているの いつの日も 生きてるの いつの日も 生きてるの |
つかの間の雨あなたがそっと右手を出して 雨に濡れた私の髪をうまく左にとかしてくれた ほんの私の髪のくせまで あなたは憶えてくれたのですか あなたはとても気がつく人だったけど 気づいて欲しいものは他にあった 突然雨が降り出した町を あの頃いつもそうしたように 二人肩を寄せて歩いた ほんのひと降りの雨と たったひとつの傘が 最後のドラマを作ってくれたのに 肩にまわしたあなたの手には あの頃のぬくもりはもうなかった 空があかね色に燃えつきて そして つかの間の雨もあがってしまった ビルの谷間に沈む夕陽を見て 悲しいと思うのは私だけでしょうか | 由紀さおり | 伊勢正三 | 伊勢正三 | | あなたがそっと右手を出して 雨に濡れた私の髪をうまく左にとかしてくれた ほんの私の髪のくせまで あなたは憶えてくれたのですか あなたはとても気がつく人だったけど 気づいて欲しいものは他にあった 突然雨が降り出した町を あの頃いつもそうしたように 二人肩を寄せて歩いた ほんのひと降りの雨と たったひとつの傘が 最後のドラマを作ってくれたのに 肩にまわしたあなたの手には あの頃のぬくもりはもうなかった 空があかね色に燃えつきて そして つかの間の雨もあがってしまった ビルの谷間に沈む夕陽を見て 悲しいと思うのは私だけでしょうか |
ふらりふられて昔の彼ときたら 朝のコーヒー・タイムから カタログばかりながめてる まるで若者みたいにね べつにふくれた覚えもないけど それが ふらりふられて ふらふら しょうがない あんな日は 何をしてても駄目だもの あっちぶらぶら こっちぶらぶら 前の彼ときたら たまのウィンド・ショッピング ブランドだけを読んでるの まるで学者みたいにね 物欲しそうな顔はしないのに それが ふらりふられて ふらふら しょうがない こんな日は 何をしてても駄目だもの そっちぶらぶら むこうぶらぶら 今の彼ときたら いつもミッドナイトまで オカルトめいた事ばかり なんか易者みたいにね それを笑うはずはないけど きっと ふらりふられて ふらふら しょうがない そんな日は 何をしてても駄目だもの あっちぶらぶら こっちぶらぶら しょうがない そんな日は 何をしてても駄目だもの あっちぶらぶら こっちぶらぶら | 由紀さおり | 島武実 | 宇崎竜童 | | 昔の彼ときたら 朝のコーヒー・タイムから カタログばかりながめてる まるで若者みたいにね べつにふくれた覚えもないけど それが ふらりふられて ふらふら しょうがない あんな日は 何をしてても駄目だもの あっちぶらぶら こっちぶらぶら 前の彼ときたら たまのウィンド・ショッピング ブランドだけを読んでるの まるで学者みたいにね 物欲しそうな顔はしないのに それが ふらりふられて ふらふら しょうがない こんな日は 何をしてても駄目だもの そっちぶらぶら むこうぶらぶら 今の彼ときたら いつもミッドナイトまで オカルトめいた事ばかり なんか易者みたいにね それを笑うはずはないけど きっと ふらりふられて ふらふら しょうがない そんな日は 何をしてても駄目だもの あっちぶらぶら こっちぶらぶら しょうがない そんな日は 何をしてても駄目だもの あっちぶらぶら こっちぶらぶら |
赤い星・青い星~天文カラットの星から~星が綺麗な夜は 涙こぼれてきそう 誰か逢いたくなって 風の手紙 届けて いますぐ 赤い星ならきっと 胸の願いが叶う 青い星ならきっと 好きな人とめぐり逢えるから ずっと昔 人間はみんな 星のかけらで 生まれてきたから 淋しくなっても 切なくなっても いつも そばで 見てる 星を両手にいっぱい 愛がこぼれてきそう 誰かあげたくなって 風の小包 届けて いますぐ 赤い星ならきっと(赤い星なら) 遠い想い出連れて(遠い想い出連れて) 青い星ならきっと(青い星なら) 母の暮らす 北の 故郷へ ずっと昔 人間はみんな 星を数えて 旅してきたから 淋しくなっても 切なくなっても いつも そばで 見てる 赤い星ならきっと(赤い星なら) 胸の願いが叶う(胸の願いが叶う) 青い星ならきっと(青い星なら) 好きな人とめぐり逢えるから 赤い星ならきっと(赤い星なら) Run Run Run Run… Run Run Run 青い星ならきっと(青い星なら) Run Run Run Run Run Run めぐり逢えるから | 由紀さおり | 荒木とよひさ | 鈴木邦彦 | | 星が綺麗な夜は 涙こぼれてきそう 誰か逢いたくなって 風の手紙 届けて いますぐ 赤い星ならきっと 胸の願いが叶う 青い星ならきっと 好きな人とめぐり逢えるから ずっと昔 人間はみんな 星のかけらで 生まれてきたから 淋しくなっても 切なくなっても いつも そばで 見てる 星を両手にいっぱい 愛がこぼれてきそう 誰かあげたくなって 風の小包 届けて いますぐ 赤い星ならきっと(赤い星なら) 遠い想い出連れて(遠い想い出連れて) 青い星ならきっと(青い星なら) 母の暮らす 北の 故郷へ ずっと昔 人間はみんな 星を数えて 旅してきたから 淋しくなっても 切なくなっても いつも そばで 見てる 赤い星ならきっと(赤い星なら) 胸の願いが叶う(胸の願いが叶う) 青い星ならきっと(青い星なら) 好きな人とめぐり逢えるから 赤い星ならきっと(赤い星なら) Run Run Run Run… Run Run Run 青い星ならきっと(青い星なら) Run Run Run Run Run Run めぐり逢えるから |
恋文アズナヴール 流しながら この手紙を 書いてます 秋祭に 買った指輪 小指に光ります 椅子の上には 赤い千代紙 窓のむこう 昼下りの小雨 何を見ても 貴男様を 想い出して候 熱いココア すすりながら 表書きを 書きました 夢二の絵の少女真似て 矢絣を着ています 床にはらはら 芥子の花弁 窓を染める 雨あがりの夕陽 朝に夕に 貴男様を お慕い申し候 拙き文を 読まれし後は 焼いて欲しく候 | 由紀さおり | 吉田旺 | 佐藤勝 | | アズナヴール 流しながら この手紙を 書いてます 秋祭に 買った指輪 小指に光ります 椅子の上には 赤い千代紙 窓のむこう 昼下りの小雨 何を見ても 貴男様を 想い出して候 熱いココア すすりながら 表書きを 書きました 夢二の絵の少女真似て 矢絣を着ています 床にはらはら 芥子の花弁 窓を染める 雨あがりの夕陽 朝に夕に 貴男様を お慕い申し候 拙き文を 読まれし後は 焼いて欲しく候 |
夢もうすこしかおり ふわり あめあがり あなたのかたで のみましょう 水に書いた 言い訳は 一文字ごとに 消えてゆく 夢 もう すこし ゆかすの、すは すだちの、す しぼった ゆびまで いいにおい しぼった ゆびまで いいにおい こころ ゆらり 風さらり あなたのそばで のみましょう 風に揺れる うわさ花 一輪ごとの 薄化粧 夢 もう ひとつ あなたの、なは なごりの、な かさねた ゆびまで ふるえてる かさねた ゆびまで ふるえてる ゆかすの、すは すだちの、す しぼった ゆびまで いいにおい しぼった ゆびまで いいにおい | 由紀さおり | 石井達矢 | 三井誠 | | かおり ふわり あめあがり あなたのかたで のみましょう 水に書いた 言い訳は 一文字ごとに 消えてゆく 夢 もう すこし ゆかすの、すは すだちの、す しぼった ゆびまで いいにおい しぼった ゆびまで いいにおい こころ ゆらり 風さらり あなたのそばで のみましょう 風に揺れる うわさ花 一輪ごとの 薄化粧 夢 もう ひとつ あなたの、なは なごりの、な かさねた ゆびまで ふるえてる かさねた ゆびまで ふるえてる ゆかすの、すは すだちの、す しぼった ゆびまで いいにおい しぼった ゆびまで いいにおい |
夜明けのスキャットルルル… ラララ… パパパ… アアア… ルルル… 愛し合う その時に この世は とまるの 時のない 世界に 2人は 行くのよ 夜はながれず 星も消えない 愛の唄 ひびくだけ 愛し合う 2人の 時計はとまるのよ 時計はとまるの | 由紀さおり | 山上路夫 | いずみたく | | ルルル… ラララ… パパパ… アアア… ルルル… 愛し合う その時に この世は とまるの 時のない 世界に 2人は 行くのよ 夜はながれず 星も消えない 愛の唄 ひびくだけ 愛し合う 2人の 時計はとまるのよ 時計はとまるの |
ゆらゆらうれしくってゆらゆら せつなくってゆらゆら 男と女は素敵なことね ゆらゆらら 好みのタイプは たまらなくセクシー 見つめられるだけでも 女が揺れる ひと目惚れ恋は 別れても好きな どこかがあの人に よく似てる いまあなたが誘ったなら 心が乱れる いまわたしが許したなら 電話してね 本気ならゆらゆら 浮気ならゆらゆら 好きよとダメよが胸のあたりで ゆらゆらら こころではゆらゆら からだではゆらゆら 男と女は可笑しいものね ゆらゆらら 夢を追う人は どことなくカワイイ あまえられるだけなら わたしの胸で かなわない恋に くすり指泣いて 追いかけたりしたら すぐ逃げる いまあなたが帰ったなら 涙があふれる いまわたしがひきとめたら 困りますね 結ばれてゆらゆら お別れがゆらゆら あなたのためなら命をかけて ゆらゆらら 逢えなくってゆらゆら 嫉妬でゆらゆら 男と女は哀しいものね ゆらゆらら 耳もとでゆらゆらら ささやいてゆらゆら 今夜は二人でお酒飲みましょ ゆらゆらら うれしくってゆらゆら せつなくってゆらゆら 男と女は素敵なことね ゆらゆらら | 由紀さおり | 魚住勉 | 馬飼野康二 | | うれしくってゆらゆら せつなくってゆらゆら 男と女は素敵なことね ゆらゆらら 好みのタイプは たまらなくセクシー 見つめられるだけでも 女が揺れる ひと目惚れ恋は 別れても好きな どこかがあの人に よく似てる いまあなたが誘ったなら 心が乱れる いまわたしが許したなら 電話してね 本気ならゆらゆら 浮気ならゆらゆら 好きよとダメよが胸のあたりで ゆらゆらら こころではゆらゆら からだではゆらゆら 男と女は可笑しいものね ゆらゆらら 夢を追う人は どことなくカワイイ あまえられるだけなら わたしの胸で かなわない恋に くすり指泣いて 追いかけたりしたら すぐ逃げる いまあなたが帰ったなら 涙があふれる いまわたしがひきとめたら 困りますね 結ばれてゆらゆら お別れがゆらゆら あなたのためなら命をかけて ゆらゆらら 逢えなくってゆらゆら 嫉妬でゆらゆら 男と女は哀しいものね ゆらゆらら 耳もとでゆらゆらら ささやいてゆらゆら 今夜は二人でお酒飲みましょ ゆらゆらら うれしくってゆらゆら せつなくってゆらゆら 男と女は素敵なことね ゆらゆらら |
挽歌やはりあの人は 私を送りに来なかった にぎわう夕暮れ人ごみの中 私はただバスを待つ 悲しみだけを道案内に 想い出色の洋服を着て 辛くないと言えば嘘だわ あのひとのことが気がかりだけど 私は今バスに乗る たぶんあのひとは 私を恨んでいるでしょう 冷たい女と思われながら 私はただバスを待つ ひとりで朝は起きられますか ハンカチの場所分かるでしょうか あとの女とうまくやってね うしろ髪ひかれ涙に濡れて 私は今バスに乗る | 由紀さおり | 千家和也 | 浜圭介 | | やはりあの人は 私を送りに来なかった にぎわう夕暮れ人ごみの中 私はただバスを待つ 悲しみだけを道案内に 想い出色の洋服を着て 辛くないと言えば嘘だわ あのひとのことが気がかりだけど 私は今バスに乗る たぶんあのひとは 私を恨んでいるでしょう 冷たい女と思われながら 私はただバスを待つ ひとりで朝は起きられますか ハンカチの場所分かるでしょうか あとの女とうまくやってね うしろ髪ひかれ涙に濡れて 私は今バスに乗る |
TOKYOワルツ脱いだヒールを両手にさげて 裸足で街を 歩きます 赤や青 むらさきの ネオン地獄に のみこまれ 迷子になって しまいたい 愛しても 愛しても 不幸ばっかり続くなら 女なんか やめたい 男が悪い 東京が悪い 負ける女が なお悪い 三拍子そろった 東京ワルツ 三拍子そろった 東京ワルツ 仲間はずれに された気分で 知らない店で のんでます 左手に ゆれている 金の鎖を ひきちぎり 未練ばかりか 縁も切る 愛しても 愛しても 二度とあなたに逢えぬなら 女なんか やめたい 男が悪い 東京が悪い 負ける女が なお悪い 三拍子そろった 東京ワルツ 三拍子そろった 東京ワルツ 愛しても 愛しても 不幸ばっかり続くなら 女なんか やめたい 男が悪い 東京が悪い 負ける女が なお悪い 三拍子そろった 東京ワルツ 三拍子そろった 東京ワルツ | 由紀さおり | なかにし礼 | 宇崎竜童 | | 脱いだヒールを両手にさげて 裸足で街を 歩きます 赤や青 むらさきの ネオン地獄に のみこまれ 迷子になって しまいたい 愛しても 愛しても 不幸ばっかり続くなら 女なんか やめたい 男が悪い 東京が悪い 負ける女が なお悪い 三拍子そろった 東京ワルツ 三拍子そろった 東京ワルツ 仲間はずれに された気分で 知らない店で のんでます 左手に ゆれている 金の鎖を ひきちぎり 未練ばかりか 縁も切る 愛しても 愛しても 二度とあなたに逢えぬなら 女なんか やめたい 男が悪い 東京が悪い 負ける女が なお悪い 三拍子そろった 東京ワルツ 三拍子そろった 東京ワルツ 愛しても 愛しても 不幸ばっかり続くなら 女なんか やめたい 男が悪い 東京が悪い 負ける女が なお悪い 三拍子そろった 東京ワルツ 三拍子そろった 東京ワルツ |
お先にどうぞお先にどうぞ 心配しないで あなたのほうから 別れていって 私はここのお店でしばらく 休んでゆくから 大丈夫 窓ガラスほほを寄せて うしろ影見つめ せめて最後に 見送りたいのよ お先にどうぞ 乱れる心を おさえて言いましょ サヨナラを お先にどうぞ あなたのほうこそ 元気に暮して 無茶などせずに しばらく私 恋などできない 想い出相手に 生きるでしょう 夏の日は海に行った 冬は雪の街 愛にときめき あなたと生きたわ お先にどうぞ 愛していました 笑顔で言いましょ サヨナラを しばらく私 恋などできない 想い出相手に 生きるでしょう 黄昏れた 街は暗い 人ごみの中に 今はまぎれて あなたは見えない お先にどうぞ 泪がこぼれる ひとりで言いましょう サヨナラを | 由紀さおり | 山上路夫 | 吉田正 | | お先にどうぞ 心配しないで あなたのほうから 別れていって 私はここのお店でしばらく 休んでゆくから 大丈夫 窓ガラスほほを寄せて うしろ影見つめ せめて最後に 見送りたいのよ お先にどうぞ 乱れる心を おさえて言いましょ サヨナラを お先にどうぞ あなたのほうこそ 元気に暮して 無茶などせずに しばらく私 恋などできない 想い出相手に 生きるでしょう 夏の日は海に行った 冬は雪の街 愛にときめき あなたと生きたわ お先にどうぞ 愛していました 笑顔で言いましょ サヨナラを しばらく私 恋などできない 想い出相手に 生きるでしょう 黄昏れた 街は暗い 人ごみの中に 今はまぎれて あなたは見えない お先にどうぞ 泪がこぼれる ひとりで言いましょう サヨナラを |
両国橋他人(ひと)から聞いた話だけれど 小雨にぬれてる両国橋で あなたに偶然出会ったら 長い髪した女の人と腕組み 歩いていたそうね 何にも言いたくないけれど 新しい恋始めるならば 両国橋はいけないわ あそこは二人の思い出を 川に流した場所だから あそこは二人の思い出を 川に流した場所だから あれから一度も行かないけれど 銭湯帰りの両国橋で あなたは私のイニシャルを ピカピカ光った十円玉に 書いて投げたわ 隅田川 本当は言いたくないけれど 新しい恋始めるならば 両国橋はいけないわ 次の女(ひと)も同じような 運命(さだめ)になるような気がするの 次の女(ひと)も同じような 運命(さだめ)になるような気がするの | 由紀さおり | 喜多條忠 | 吉田拓郎 | | 他人(ひと)から聞いた話だけれど 小雨にぬれてる両国橋で あなたに偶然出会ったら 長い髪した女の人と腕組み 歩いていたそうね 何にも言いたくないけれど 新しい恋始めるならば 両国橋はいけないわ あそこは二人の思い出を 川に流した場所だから あそこは二人の思い出を 川に流した場所だから あれから一度も行かないけれど 銭湯帰りの両国橋で あなたは私のイニシャルを ピカピカ光った十円玉に 書いて投げたわ 隅田川 本当は言いたくないけれど 新しい恋始めるならば 両国橋はいけないわ 次の女(ひと)も同じような 運命(さだめ)になるような気がするの 次の女(ひと)も同じような 運命(さだめ)になるような気がするの |
しあわせある日 ふたり 出会い ふいに 恋に おちて いつか 夢が めばえてきて あなたと 願った しあわせ あなたと 探した しあわせ 春の昼下がり 偶然ふたり 出会った町を 今日はひとりで 歩いてきました さびれた町に 枯葉が舞って 胸がつまって その時 急に あなたの声が 近くに 聞こえて あなたの笑顔が やさしい笑顔が 浮かんで あなたと 歩いた しあわせ あなたと 見つけた しあわせ あなたと 暮らした しあわせ あなたに 出会った しあわせ やがて 時は 流れて いつか 夢も 流れて あなたと 暮らした しあわせ あなたと 失くした しあわせ 今夜は 静かに 泣かせて このまま 静かに 泣かせて このまま 静かに…… あなたと 歩いた しあわせ あなたと 見つけた しあわせ あなたと 暮らした しあわせ あなたに 出会った しあわせ | 由紀さおり | 本堂哲也 | アシャ | | ある日 ふたり 出会い ふいに 恋に おちて いつか 夢が めばえてきて あなたと 願った しあわせ あなたと 探した しあわせ 春の昼下がり 偶然ふたり 出会った町を 今日はひとりで 歩いてきました さびれた町に 枯葉が舞って 胸がつまって その時 急に あなたの声が 近くに 聞こえて あなたの笑顔が やさしい笑顔が 浮かんで あなたと 歩いた しあわせ あなたと 見つけた しあわせ あなたと 暮らした しあわせ あなたに 出会った しあわせ やがて 時は 流れて いつか 夢も 流れて あなたと 暮らした しあわせ あなたと 失くした しあわせ 今夜は 静かに 泣かせて このまま 静かに 泣かせて このまま 静かに…… あなたと 歩いた しあわせ あなたと 見つけた しあわせ あなたと 暮らした しあわせ あなたに 出会った しあわせ |
夜の果てまで抱きよせられて 身体が熟くなる あなたの瞳の奥に 私が見える 抱きしめられて 心が宙に舞う 震える指の先から 命が伝わる はやる気持ち 抑さえて おびえながらも 手と手を 重ねるだけで この世の果てまで行けるの 夜の果てにそっと しのび込んだ二人 声にならない 声で 求めあって二人 夢の中でいつか いつの日か 結ばれる 抱きよせられて 心が火と燃える あなたの瞳の奥に 炎がゆれる 抱きしめられて 涙があふれ出す 薄れる記憶の向こう ぬけがら残る つのる想い 抑えて 言葉もこらえて 指を からめるだけで この世の果てまで行けるの 夜の果てにそっと まぎれ込んだ二人 声にならない 声で 求めあって二人 夢の中でいつか いつの日か 結ばれる | 由紀さおり | 本堂哲也 | 佐藤雅一 | | 抱きよせられて 身体が熟くなる あなたの瞳の奥に 私が見える 抱きしめられて 心が宙に舞う 震える指の先から 命が伝わる はやる気持ち 抑さえて おびえながらも 手と手を 重ねるだけで この世の果てまで行けるの 夜の果てにそっと しのび込んだ二人 声にならない 声で 求めあって二人 夢の中でいつか いつの日か 結ばれる 抱きよせられて 心が火と燃える あなたの瞳の奥に 炎がゆれる 抱きしめられて 涙があふれ出す 薄れる記憶の向こう ぬけがら残る つのる想い 抑えて 言葉もこらえて 指を からめるだけで この世の果てまで行けるの 夜の果てにそっと まぎれ込んだ二人 声にならない 声で 求めあって二人 夢の中でいつか いつの日か 結ばれる |
ビールの海ジョッキグラス 見つめると 金の海 くるりくるり 魚たち ビールの中 想像をする 波越えて 泳ぐ 自分 しゅわわわしゅわ しゅわわわしゅわ 金の泡 ぱちん そして しゅわわわしゅわ しゅわわわしゅわ 夢の海 続く 「ここはどこ?」 「カリブ海 浮かぶ島」 高い太陽 漁師たち 椰子の実が転がる 遠い遠い島に 泳ぎ着いたみたい しゅわわわしゅわ しゅわわわしゅわ 金の泡 ぱちん そして しゅわわわしゅわ しゅわわわしゅわ 夢の海 続く ぱちん ぱちん 弾かれ合う 泡と泡が ぱちん ぱちん 重なり合う 人と人が 酔うわ しゅわわわしゅわ しゅわわわしゅわ 金の泡 ぱちん そして しゅわわわしゅわ しゅわわわしゅわ 魚と 目が合う しゅわわわしゅわ しゅわわわしゅわ 夢の海 続く | 由紀さおり | 山崎ナオコーラ | アシャ | | ジョッキグラス 見つめると 金の海 くるりくるり 魚たち ビールの中 想像をする 波越えて 泳ぐ 自分 しゅわわわしゅわ しゅわわわしゅわ 金の泡 ぱちん そして しゅわわわしゅわ しゅわわわしゅわ 夢の海 続く 「ここはどこ?」 「カリブ海 浮かぶ島」 高い太陽 漁師たち 椰子の実が転がる 遠い遠い島に 泳ぎ着いたみたい しゅわわわしゅわ しゅわわわしゅわ 金の泡 ぱちん そして しゅわわわしゅわ しゅわわわしゅわ 夢の海 続く ぱちん ぱちん 弾かれ合う 泡と泡が ぱちん ぱちん 重なり合う 人と人が 酔うわ しゅわわわしゅわ しゅわわわしゅわ 金の泡 ぱちん そして しゅわわわしゅわ しゅわわわしゅわ 魚と 目が合う しゅわわわしゅわ しゅわわわしゅわ 夢の海 続く |
あきらめるのが好き夜が明けていくの 朝がきたみたい 今日もやっぱり 丸い顔 ひとえまぶた あきらめるのが好き しかたがないの だるいのが好きだわ だって これが私なの 「あきらめる」の語源たどると 「明らかにする」らしいのよ 自分が自分だと はっきりわかっていく あきらめるのが好き 努力しないの 効率の悪さを ずっと 抱きしめたいから 失恋 失業 間違いだらけ 上手くいかない だけど平気 あきらめるのが好き あのひとのこと すっかり忘れちゃう もう ひとりで歩くの 朝日浴びて まばたきする 睫毛に光 息はクリアー やれる範囲 やるだけだわ 私を知って 生きていける | 由紀さおり | 山崎ナオコーラ | クレイジーホース | | 夜が明けていくの 朝がきたみたい 今日もやっぱり 丸い顔 ひとえまぶた あきらめるのが好き しかたがないの だるいのが好きだわ だって これが私なの 「あきらめる」の語源たどると 「明らかにする」らしいのよ 自分が自分だと はっきりわかっていく あきらめるのが好き 努力しないの 効率の悪さを ずっと 抱きしめたいから 失恋 失業 間違いだらけ 上手くいかない だけど平気 あきらめるのが好き あのひとのこと すっかり忘れちゃう もう ひとりで歩くの 朝日浴びて まばたきする 睫毛に光 息はクリアー やれる範囲 やるだけだわ 私を知って 生きていける |
ひみつの恋あなたがまた見ている 私にはわかるの あなたが今 私を ほしがってる あなたの指 思って そっと目を閉じるの あなたも今 私を 感じてる 誰も知らない 二人だけの歌が 心にひびいている 二人だけの夜の空に 閉じ込めた鳩 放つ ひみつの恋なの それじゃまたねと手を振って それぞれに別れて べつの誰かと歩きながら あなたを思ってる 誰も知らない 二人だけの歌が 心にひびいている 二人だけの夜の空に 月が濡れて満ちていく ひみつの恋なの 互いにさえも 明かさないの 明かせば終わる さだめ 知ってるから 誰も知らない 二人だけの歌を 歌い続ける二人 誰も入れはしない 檻の中で どこへも行けはしない 行きたくない | 由紀さおり | 井上荒野 | アルバート・ハモンド | | あなたがまた見ている 私にはわかるの あなたが今 私を ほしがってる あなたの指 思って そっと目を閉じるの あなたも今 私を 感じてる 誰も知らない 二人だけの歌が 心にひびいている 二人だけの夜の空に 閉じ込めた鳩 放つ ひみつの恋なの それじゃまたねと手を振って それぞれに別れて べつの誰かと歩きながら あなたを思ってる 誰も知らない 二人だけの歌が 心にひびいている 二人だけの夜の空に 月が濡れて満ちていく ひみつの恋なの 互いにさえも 明かさないの 明かせば終わる さだめ 知ってるから 誰も知らない 二人だけの歌を 歌い続ける二人 誰も入れはしない 檻の中で どこへも行けはしない 行きたくない |
いそしぎ小雨にけぶる 湖 つがい離れた 水鳥 あのときも 雨の中 傘もささずに 歩いた 恨みごとは もういい よみがえるは 横顔 つくり笑いと 淋しげな目に 返せるは いま この微笑み つくり笑いと 淋しげな目に 返せるは いま この微笑み 暖める間も ないまま消えた 愛の歓び 忘れないわ | 由紀さおり | 早瀬詠一郎 | ジョニー・マンデル | | 小雨にけぶる 湖 つがい離れた 水鳥 あのときも 雨の中 傘もささずに 歩いた 恨みごとは もういい よみがえるは 横顔 つくり笑いと 淋しげな目に 返せるは いま この微笑み つくり笑いと 淋しげな目に 返せるは いま この微笑み 暖める間も ないまま消えた 愛の歓び 忘れないわ |
哀しみのソレアードもうすぐ終わるのね ふたりの砂時計 さよならの足音が 背中に聞こえるわ あなたのぬくもりを ください もう一度 この心 この肌で おぼえておきたいの ひとりで生きてゆく 明日はつらいけど たおれずに ゆけるでしょう 思い出があるかぎり さびしい人生に ひかりをくれた人 今はただ言いましょう この愛をありがとう 今はただ言いましょう この愛をありがとう | 由紀さおり | 不詳 | ツァッカー・ダリオ・バルダン・ベンボ | | もうすぐ終わるのね ふたりの砂時計 さよならの足音が 背中に聞こえるわ あなたのぬくもりを ください もう一度 この心 この肌で おぼえておきたいの ひとりで生きてゆく 明日はつらいけど たおれずに ゆけるでしょう 思い出があるかぎり さびしい人生に ひかりをくれた人 今はただ言いましょう この愛をありがとう 今はただ言いましょう この愛をありがとう |
チューリップのアップリケうちがなんぼはよ おきても お父ちゃんはもう くつトントンたたいてはる あんまりうちのこと かもてくれはらへん うちのお母ちゃん どこへ行ってしもたのん うちの服を はよう持って来てんか まえは学校へ そっと会いに来てくれたのに もうおじいちゃんが 死んださかいに だれもお母ちゃん 怒らはらへんで はよう帰って来てや スカートがほしいさかいに チューリップのアップリケ ついたスカート持って来て お父ちゃんも時々 こうてくれはるけど うちやっぱり お母ちゃんにこうてほしい うちやっぱり お母ちゃんにこうてほしい うちのお父ちゃん 暗いうちからおそうまで 毎日くつを トントンたたいてはる あんな一生懸命 働いてはるのに なんでうちの家 いつも金がないんやろ みんな貧乏のせいや お母ちゃん ちっとも悪うない チューリップのアップリケ ついたスカート持って来て お父ちゃんも時々 こうてくれはるけど うちやっぱり お母ちゃんにこうてほしい うちやっぱり お母ちゃんにこうてほしい | 由紀さおり | 岡林信康・大谷あや子 | 岡林信康 | | うちがなんぼはよ おきても お父ちゃんはもう くつトントンたたいてはる あんまりうちのこと かもてくれはらへん うちのお母ちゃん どこへ行ってしもたのん うちの服を はよう持って来てんか まえは学校へ そっと会いに来てくれたのに もうおじいちゃんが 死んださかいに だれもお母ちゃん 怒らはらへんで はよう帰って来てや スカートがほしいさかいに チューリップのアップリケ ついたスカート持って来て お父ちゃんも時々 こうてくれはるけど うちやっぱり お母ちゃんにこうてほしい うちやっぱり お母ちゃんにこうてほしい うちのお父ちゃん 暗いうちからおそうまで 毎日くつを トントンたたいてはる あんな一生懸命 働いてはるのに なんでうちの家 いつも金がないんやろ みんな貧乏のせいや お母ちゃん ちっとも悪うない チューリップのアップリケ ついたスカート持って来て お父ちゃんも時々 こうてくれはるけど うちやっぱり お母ちゃんにこうてほしい うちやっぱり お母ちゃんにこうてほしい |
かくれんぼ小さかった頃を覚えてる? いつも一緒だったのを憶えてる? あれから独りで探してる あなたを忘れず探してる あなたから会いにやってきた 無邪気だった頃を覚えてる? 昔のことだろうと言いそうな 大人みたいな背を探してる 幾つも 幾つも 曲がり角 駆け寄る度に 日が暮れて 夕焼け小焼けは 影を ひとつしか伸ばさない 「ドコニイルノ デテオイデ ダレカラニゲテルノ」 届かない木の実を見付けては べそかいて貴方にねだったね あれからいつまで探してる 終わる合図のない かくれんぼ 幾度も 幾度も 転んでは 擦りむく度に 日が暮れる 夕焼け小焼けよ 影を あの人を映してよ 「ドコニイルノ デテオイデ ダレカラニゲテルノ」 「ドコニイルノ デテオイデ ダレカラニゲテルノ」 | 由紀さおり | 中村中 | 中村中 | | 小さかった頃を覚えてる? いつも一緒だったのを憶えてる? あれから独りで探してる あなたを忘れず探してる あなたから会いにやってきた 無邪気だった頃を覚えてる? 昔のことだろうと言いそうな 大人みたいな背を探してる 幾つも 幾つも 曲がり角 駆け寄る度に 日が暮れて 夕焼け小焼けは 影を ひとつしか伸ばさない 「ドコニイルノ デテオイデ ダレカラニゲテルノ」 届かない木の実を見付けては べそかいて貴方にねだったね あれからいつまで探してる 終わる合図のない かくれんぼ 幾度も 幾度も 転んでは 擦りむく度に 日が暮れる 夕焼け小焼けよ 影を あの人を映してよ 「ドコニイルノ デテオイデ ダレカラニゲテルノ」 「ドコニイルノ デテオイデ ダレカラニゲテルノ」 |
回転木馬始まりは囁くようでした 産声は街中に響いて それを聞く人々の笑顔に 包まれながら 少女に成った 争いは些細な事でした あの夜が少女を強くした 別れを歌に乗せ 初めて泣きました 人生は たまに幸せ たまに贅沢 たまに転んで たまに傷 ララルララ 笑顔 泣き顔 数えて 動き出したメリーゴーランド それからは若さに急かされて あてのない船で町を出たわ 悲しい事なんて 誰にも同じだけあるもの いつかの自分のような少女に語りかける 人生は 時に坂道 時に寄り道 急ぐ時こそ回り道 泣いたのは 人の痛みを知るため 揺れて廻るメリーゴーランド 歳を重ねて 初めて気付く 誰かの為の歌が 耳をすませば 聞こえてくるの 私に語りかける 人生は どんな涙も 思い出になる どんな日々より 今が好き 立ち止まる事は出来ない 今でも加速してゆくメリーゴーランド いつか止まってしまうまで 世界よ 今日も廻れ | 由紀さおり | 中村中 | 中村中 | | 始まりは囁くようでした 産声は街中に響いて それを聞く人々の笑顔に 包まれながら 少女に成った 争いは些細な事でした あの夜が少女を強くした 別れを歌に乗せ 初めて泣きました 人生は たまに幸せ たまに贅沢 たまに転んで たまに傷 ララルララ 笑顔 泣き顔 数えて 動き出したメリーゴーランド それからは若さに急かされて あてのない船で町を出たわ 悲しい事なんて 誰にも同じだけあるもの いつかの自分のような少女に語りかける 人生は 時に坂道 時に寄り道 急ぐ時こそ回り道 泣いたのは 人の痛みを知るため 揺れて廻るメリーゴーランド 歳を重ねて 初めて気付く 誰かの為の歌が 耳をすませば 聞こえてくるの 私に語りかける 人生は どんな涙も 思い出になる どんな日々より 今が好き 立ち止まる事は出来ない 今でも加速してゆくメリーゴーランド いつか止まってしまうまで 世界よ 今日も廻れ |
真綿のように一途に生きた幼い日々は もう戻らないけど あの頃に見た夢を みつめて 今も、ひたむきに… 真綿のようにやさしい言葉 素直な心 縦糸横糸を 大切に織り続けていたい 生きることは 愛すること 愛することは 歌うこと 歌うことが真実 生きてゆく道程(みち) また今日がはじまりのとき ひたむきゆえに傷つけた過去 まだ忘れない あの頃のわたしに恋をした あなた、ありがとう… 真綿のようにたゆまぬ強さ 変わらぬ音色 縦糸横糸を 大切に織り続けていたい 生きることは 愛すること 愛することは 歌うこと 歌うことが真実 生きてきた道程(みち) またわたしがはじまる‘今' 生きることは 愛すること 愛することは 歌うこと 歌うことが真実 生きてゆく道程(みち) また今日からはじまる夢 | 由紀さおり | 由紀さおり・Nao | YUKIYOSHI | | 一途に生きた幼い日々は もう戻らないけど あの頃に見た夢を みつめて 今も、ひたむきに… 真綿のようにやさしい言葉 素直な心 縦糸横糸を 大切に織り続けていたい 生きることは 愛すること 愛することは 歌うこと 歌うことが真実 生きてゆく道程(みち) また今日がはじまりのとき ひたむきゆえに傷つけた過去 まだ忘れない あの頃のわたしに恋をした あなた、ありがとう… 真綿のようにたゆまぬ強さ 変わらぬ音色 縦糸横糸を 大切に織り続けていたい 生きることは 愛すること 愛することは 歌うこと 歌うことが真実 生きてきた道程(みち) またわたしがはじまる‘今' 生きることは 愛すること 愛することは 歌うこと 歌うことが真実 生きてゆく道程(みち) また今日からはじまる夢 |
再会逢えなくなって 初めて知った 海より深い 恋ごころ こんなにあなたを 愛してるなんて ああ ああ 鴎にもわかりはしない みんなは悪い ひとだというが わたしにゃいつも いいひとだった 小っちゃな青空 監獄の壁を ああ ああ みつめつつ泣いてるあなた 仲よく二人 泳いだ海へ ひとりで今日は 来たわたし 再び逢える日 指折り数える ああ ああ 指先に夕陽が沈む | 由紀さおり | 佐伯孝夫 | 吉田正 | | 逢えなくなって 初めて知った 海より深い 恋ごころ こんなにあなたを 愛してるなんて ああ ああ 鴎にもわかりはしない みんなは悪い ひとだというが わたしにゃいつも いいひとだった 小っちゃな青空 監獄の壁を ああ ああ みつめつつ泣いてるあなた 仲よく二人 泳いだ海へ ひとりで今日は 来たわたし 再び逢える日 指折り数える ああ ああ 指先に夕陽が沈む |
しあわせのカノン~第2章~ルルルル… ルルルル… よろこび悲しみ 涙にほほえみ この世界に 生きること それはいのちの歌を 歌うこと めぐる時 めぐる幸せ どんなにどんなに 今がつらくても ほらうしろに 聞こえてくるはず ひとりぼっちじゃないって 教える あなたに似た さみしい足音 そうよあなたは 誰かの幸せ ただ自分では 気づいてないだけ 両手をひろげ 心をひらいて 受けとめるの 追いついた愛を そうよ誰もが 誰かの幸せ そしてある日 さみしく生きてた 半分ずつの ハートが重なり 二人ぶんの あしたが歌いだす 広い銀河 星が生まれ 死んでゆくように 私たちも 生まれたの 誰かの生命(いのち)を もらって そして永遠(とわ)に ひびく カノン ランララランララ… ランララランララ… ランララランララ… ランララランララ… ランララランララ… ランララランララ… ランララランララ… ランララランララ… そうよあなたは 誰かの幸せ 愛された時 はじめてわかるの ひとりぼっちで 生きてた月日は そっくりの夢に めぐり逢(あ)うためと | 由紀さおり | 山川啓介 | パッヘルベル | 坂田晃一 | ルルルル… ルルルル… よろこび悲しみ 涙にほほえみ この世界に 生きること それはいのちの歌を 歌うこと めぐる時 めぐる幸せ どんなにどんなに 今がつらくても ほらうしろに 聞こえてくるはず ひとりぼっちじゃないって 教える あなたに似た さみしい足音 そうよあなたは 誰かの幸せ ただ自分では 気づいてないだけ 両手をひろげ 心をひらいて 受けとめるの 追いついた愛を そうよ誰もが 誰かの幸せ そしてある日 さみしく生きてた 半分ずつの ハートが重なり 二人ぶんの あしたが歌いだす 広い銀河 星が生まれ 死んでゆくように 私たちも 生まれたの 誰かの生命(いのち)を もらって そして永遠(とわ)に ひびく カノン ランララランララ… ランララランララ… ランララランララ… ランララランララ… ランララランララ… ランララランララ… ランララランララ… ランララランララ… そうよあなたは 誰かの幸せ 愛された時 はじめてわかるの ひとりぼっちで 生きてた月日は そっくりの夢に めぐり逢(あ)うためと |
ビリーヴたとえば君が 傷ついて くじけそうに なった時は かならずぼくが そばにいて ささえてあげるよ その肩を 世界中の 希望をのせて この地球は まわってる いま未来の 扉を開けるとき 悲しみや 苦しみが いつの日か 喜びに変わるだろう アイ ビリーヴ イン ザ フューチャー 信じてる もしも誰かが 君のそばで 泣き出しそうに なった時は だまって腕を とりながら いっしょに歩いて くれるよね 世界中の やさしさで この地球を つつみたい いま素直な 気持ちになれるなら 憧れや 愛しさが 大空に はじけてひかるだろう アイ ビリーヴ イン ザ フューチャー 信じてる いま未来の 扉を開けるとき アイ ビリーヴ イン ザ フューチャー 信じてる | 由紀さおり | 杉本竜一 | 杉本竜一 | | たとえば君が 傷ついて くじけそうに なった時は かならずぼくが そばにいて ささえてあげるよ その肩を 世界中の 希望をのせて この地球は まわってる いま未来の 扉を開けるとき 悲しみや 苦しみが いつの日か 喜びに変わるだろう アイ ビリーヴ イン ザ フューチャー 信じてる もしも誰かが 君のそばで 泣き出しそうに なった時は だまって腕を とりながら いっしょに歩いて くれるよね 世界中の やさしさで この地球を つつみたい いま素直な 気持ちになれるなら 憧れや 愛しさが 大空に はじけてひかるだろう アイ ビリーヴ イン ザ フューチャー 信じてる いま未来の 扉を開けるとき アイ ビリーヴ イン ザ フューチャー 信じてる |
りんどう小唄こころは泣いて いたけれど 笑ってそっと 言ったのさ 今度生まれてくる時は あのりんどうの花のよに ふたつよりそい 咲きましょう きびすを返して行った人 後を追いかけて 言えたなら 今度生まれてくる時は あのりんどうの花のよに よりそい咲きたい私なの 飲めない酒でついたうそ 本当はわかって ほしかった 今度生まれてくる時は あのりんどうの花のよに 清らな里で暮らしたい 月がそっと言ったとさ かわいそうなはお前達 今度生まれてくる時は あのりんどうの花のよに やさしいしずくを あげましょう ふみにじられた草のよに ふんでふまれた二人でも 今度生まれてくる時は あのりんどうの花のよに かわいく結ばれ そいとげましょう | 由紀さおり | 峰森一早季 | 弾厚作 | 荻田光雄 | こころは泣いて いたけれど 笑ってそっと 言ったのさ 今度生まれてくる時は あのりんどうの花のよに ふたつよりそい 咲きましょう きびすを返して行った人 後を追いかけて 言えたなら 今度生まれてくる時は あのりんどうの花のよに よりそい咲きたい私なの 飲めない酒でついたうそ 本当はわかって ほしかった 今度生まれてくる時は あのりんどうの花のよに 清らな里で暮らしたい 月がそっと言ったとさ かわいそうなはお前達 今度生まれてくる時は あのりんどうの花のよに やさしいしずくを あげましょう ふみにじられた草のよに ふんでふまれた二人でも 今度生まれてくる時は あのりんどうの花のよに かわいく結ばれ そいとげましょう |
手紙死んでもあなたと 暮らしていたいと 今日までつとめた この私だけど 二人で育てた 小鳥をにがし 二人で書いたこの絵 燃やしましょう 何が悪いのか 今もわからない だれのせいなのか 今もわからない 涙で綴りかけた お別れの手紙 出来るものならば 許されるのなら もう一度生まれて やり直ししたい 二人で飾った レースをはずし 二人で開けた 窓に鍵をかけ 明日の私を 気づかうことより あなたの未来を 見つめてほしいの 涙で綴り終えた お別れの手紙 涙で綴り終えた お別れの手紙 涙で綴り終えた お別れの手紙 | 由紀さおり | なかにし礼 | 川口真 | 川口真 | 死んでもあなたと 暮らしていたいと 今日までつとめた この私だけど 二人で育てた 小鳥をにがし 二人で書いたこの絵 燃やしましょう 何が悪いのか 今もわからない だれのせいなのか 今もわからない 涙で綴りかけた お別れの手紙 出来るものならば 許されるのなら もう一度生まれて やり直ししたい 二人で飾った レースをはずし 二人で開けた 窓に鍵をかけ 明日の私を 気づかうことより あなたの未来を 見つめてほしいの 涙で綴り終えた お別れの手紙 涙で綴り終えた お別れの手紙 涙で綴り終えた お別れの手紙 |
お山のおさるお山のおさるは まりがすき とんとんまりつきゃ おどりだす ほんにおさるは どうけもの あかいべべきて かささして おしゃれさるさん まりつけば お山の月が わらうだろ | 由紀さおり | 鹿島鳴秋 | 弘田龍太郎 | | お山のおさるは まりがすき とんとんまりつきゃ おどりだす ほんにおさるは どうけもの あかいべべきて かささして おしゃれさるさん まりつけば お山の月が わらうだろ |
池の鯉でてこい でてこい いけのこい そこのまつもの しげったなかで てのなるおとを きいたらこい きいたらこい でてこい でてこい いけのこい きしのやなぎの しだれたかげへ なげたやきふが みえたらこい みえたらこい | 由紀さおり | 文部省唱歌 | 文部省唱歌 | | でてこい でてこい いけのこい そこのまつもの しげったなかで てのなるおとを きいたらこい きいたらこい でてこい でてこい いけのこい きしのやなぎの しだれたかげへ なげたやきふが みえたらこい みえたらこい |
おうち忘れておうちわすれた こひばりは 広いはたけの 麦の中 母さんたずねて ないたけど 風には麦が なるばかり おうちわすれた まよいごの ひばりはひとり 麦の中 お山の狐は なかぬけど くれてさみしい 月あかり | 由紀さおり | 鹿島鳴秋 | 弘田龍太郎 | | おうちわすれた こひばりは 広いはたけの 麦の中 母さんたずねて ないたけど 風には麦が なるばかり おうちわすれた まよいごの ひばりはひとり 麦の中 お山の狐は なかぬけど くれてさみしい 月あかり |
かなりや唄を忘れた 金絲雀(かなりや)は 後の山に 棄てましょか いえいえそれは なりませぬ 唄を忘れた 金絲雀は 背戸の小藪に 埋めましょか いえいえそれも なりませぬ 唄を忘れた 金絲雀は 柳の鞭で ぶちましょか いえいえそれは かわいそう 唄を忘れた 金絲雀は 象牙の船に 銀の櫂 月夜の海に 浮かべれば 忘れた唄を おもいだす | 由紀さおり | 西條八十 | 成田為三 | | 唄を忘れた 金絲雀(かなりや)は 後の山に 棄てましょか いえいえそれは なりませぬ 唄を忘れた 金絲雀は 背戸の小藪に 埋めましょか いえいえそれも なりませぬ 唄を忘れた 金絲雀は 柳の鞭で ぶちましょか いえいえそれは かわいそう 唄を忘れた 金絲雀は 象牙の船に 銀の櫂 月夜の海に 浮かべれば 忘れた唄を おもいだす |
やさしいおかあさまわたしがおねむに なったとき やさしくねんねん こもりうた うたってねかせて くださった ほんとにやさしい おかあさま 夏はねびえを せぬように 冬はおかぜを ひかぬよう おふとんなおして くださった ほんとにやさしい おかあさま わたしが大きく なったなら ご恩をお返し いたします それまでたっしゃで まってゝね ほんとにやさしい おかあさま | 由紀さおり | 稲穂雅己 | 海沼実 | | わたしがおねむに なったとき やさしくねんねん こもりうた うたってねかせて くださった ほんとにやさしい おかあさま 夏はねびえを せぬように 冬はおかぜを ひかぬよう おふとんなおして くださった ほんとにやさしい おかあさま わたしが大きく なったなら ご恩をお返し いたします それまでたっしゃで まってゝね ほんとにやさしい おかあさま |
ばあや訪ねて森かげの 白い道 かたかたと 馬車は駆けるよ あかい空 青い流れ ばあやの里は なつかしいよ くりの花 かおる道 ほろほろと 夢はゆれるよ 枝の鳥 ちちと鳴いて ばあやの里は なつかしいよ 思い出の 長い道 とぼとぼと 馬車は進むよ 暮れの鐘 招くあかり ばあやの里は なつかしいよ | 由紀さおり | 斎藤信夫 | 海沼実 | | 森かげの 白い道 かたかたと 馬車は駆けるよ あかい空 青い流れ ばあやの里は なつかしいよ くりの花 かおる道 ほろほろと 夢はゆれるよ 枝の鳥 ちちと鳴いて ばあやの里は なつかしいよ 思い出の 長い道 とぼとぼと 馬車は進むよ 暮れの鐘 招くあかり ばあやの里は なつかしいよ |
金魚の昼寝赤いべべ着た 可愛い金魚 お眼(めめ)をさませば 御馳走するぞ 赤い金魚は あぶくを一つ ひるねうとうと 夢からさめた | 由紀さおり | 鹿島鳴秋 | 弘田龍太郎 | | 赤いべべ着た 可愛い金魚 お眼(めめ)をさませば 御馳走するぞ 赤い金魚は あぶくを一つ ひるねうとうと 夢からさめた |
人形わたしの人形は よい人形 目はぱっちりと いろじろで 小さい口もと 愛らしい わたしの人形は よい人形 わたしの人形は よい人形 うたをうたえば ねんねして ひとりでおいても 泣きません わたしの人形は よい人形 | 由紀さおり | 文部省唱歌 | 文部省唱歌 | | わたしの人形は よい人形 目はぱっちりと いろじろで 小さい口もと 愛らしい わたしの人形は よい人形 わたしの人形は よい人形 うたをうたえば ねんねして ひとりでおいても 泣きません わたしの人形は よい人形 |
靴が鳴るお手々 つないで 野道を 行けば みんな かわい ことりに なって 歌を うたえば くつが なる 晴れた み空に くつが なる 花を つんでは おつむに させば みんな かわい うさぎに なって はねて おどれば くつが なる 晴れた み空に くつが なる | 由紀さおり | 清水かつら | 弘田龍太郎 | | お手々 つないで 野道を 行けば みんな かわい ことりに なって 歌を うたえば くつが なる 晴れた み空に くつが なる 花を つんでは おつむに させば みんな かわい うさぎに なって はねて おどれば くつが なる 晴れた み空に くつが なる |
十五夜お月さん十五夜お月さん ごきげんさん ばあやは おいとま とりました 十五夜お月さん 妹は いなかへ もられて ゆきました 十五夜お月さん かかさんに もいちど わたしは あいたいな | 由紀さおり | 野口雨情 | 本居長世 | | 十五夜お月さん ごきげんさん ばあやは おいとま とりました 十五夜お月さん 妹は いなかへ もられて ゆきました 十五夜お月さん かかさんに もいちど わたしは あいたいな |
あめふり雨 雨 ふれふれ 母さんが 蛇の目で おむかえ うれしいな ぴっち ぴっち ちゃっぷ ちゃっぷ らん らん らん かけましょ かばんを 母さんの 後から いこいこ 鐘が鳴る ぴっち ぴっち ちゃっぷ ちゃっぷ らん らん らん あらあら あの子は ずぶ濡れだ 柳の根かたで 泣いている ぴっち ぴっち ちゃっぷ ちゃっぷ らん らん らん 母さん ぼくのを かしましょか 君 君 この傘 さしたまえ ぴっち ぴっち ちゃっぷ ちゃっぷ らん らん らん ぼくなら いいんだ 母さんの 大きな 蛇の目に はいってく ぴっち ぴっち ちゃっぷ ちゃっぷ らん らん らん | 由紀さおり | 北原白秋 | 中山晋平 | | 雨 雨 ふれふれ 母さんが 蛇の目で おむかえ うれしいな ぴっち ぴっち ちゃっぷ ちゃっぷ らん らん らん かけましょ かばんを 母さんの 後から いこいこ 鐘が鳴る ぴっち ぴっち ちゃっぷ ちゃっぷ らん らん らん あらあら あの子は ずぶ濡れだ 柳の根かたで 泣いている ぴっち ぴっち ちゃっぷ ちゃっぷ らん らん らん 母さん ぼくのを かしましょか 君 君 この傘 さしたまえ ぴっち ぴっち ちゃっぷ ちゃっぷ らん らん らん ぼくなら いいんだ 母さんの 大きな 蛇の目に はいってく ぴっち ぴっち ちゃっぷ ちゃっぷ らん らん らん |
子鹿のバンビ子鹿のバンビは かわいいな お花がにおう 春の朝 森のこやぶで 生まれたと みみずくおじさん いってたよ 子鹿のバンビは くり毛色 せなかに白い てんてんよ 細いあんよで かけだせば 野原のちょうちょうも こんにちは 子鹿のバンビは 元気だね ちらちら雪が 降りだして 池に氷が はるころは とんすけうさぎと スケートよ 子鹿のバンビは やさしいな 弱虫いじめ しないもの 今に大きく なったなら すてきなぼくらの 王様だ | 由紀さおり | 坂口淳 | 平岡照章 | | 子鹿のバンビは かわいいな お花がにおう 春の朝 森のこやぶで 生まれたと みみずくおじさん いってたよ 子鹿のバンビは くり毛色 せなかに白い てんてんよ 細いあんよで かけだせば 野原のちょうちょうも こんにちは 子鹿のバンビは 元気だね ちらちら雪が 降りだして 池に氷が はるころは とんすけうさぎと スケートよ 子鹿のバンビは やさしいな 弱虫いじめ しないもの 今に大きく なったなら すてきなぼくらの 王様だ |