ヨコハマ物語みどりのそよ風 ヨコハマは 鴎のふる里 ヨコハマは 白髭船長さんの 泣く港 アゝ 古い波止場の ラク画きに 話しかけては なつかしそうに 涙しんみり ふく港 ロマンな月影 ヨコハマは ふたりで歩いた ヨコハマは かなしい恋を すてた町 アゝ くらいベンチに よりそうて 船をかぞえた 二つの指が そっとからんで いた港 夜霧がふるふる ヨコハマは 胡弓が流れる ヨコハマは やさしい面影 呼ぶ港 アゝ 丘のホテルの サルビアの 花を散らして 霧笛の音が 昔恋しと 呼ぶ港 | 美空ひばり | 星野哲郎 | 遠藤実 | 遠藤実 | みどりのそよ風 ヨコハマは 鴎のふる里 ヨコハマは 白髭船長さんの 泣く港 アゝ 古い波止場の ラク画きに 話しかけては なつかしそうに 涙しんみり ふく港 ロマンな月影 ヨコハマは ふたりで歩いた ヨコハマは かなしい恋を すてた町 アゝ くらいベンチに よりそうて 船をかぞえた 二つの指が そっとからんで いた港 夜霧がふるふる ヨコハマは 胡弓が流れる ヨコハマは やさしい面影 呼ぶ港 アゝ 丘のホテルの サルビアの 花を散らして 霧笛の音が 昔恋しと 呼ぶ港 |
唇に花シャッポに雨くちびるに花 帽子(シャッポ)に雨 くちびるに花 帽子に雨…… これが荷物の すべてさ あとはパンが ひときれと ギターがあれば 生きられる くちびるに花 帽子に雨 くちびるに花 帽子に雨…… 雨がやんだら 陽がさす 運はあちらで 気がむけば 黙っていても やってくる いつでも気ままに 心は自由だ オ ノン ノン ノン ノン 帽子の雨が漏る くちびるに花 帽子に雨 くちびるに花 帽子に雨…… 欲を言うなら 神様 あとは恋が ひときれと やさしいキスが 欲しいだけ いつまでも気ままに 心は自由だ オ ノン ノン ノン ノン 帽子の雨が漏る くちびるに花 帽子に雨 くちびるに花 帽子に雨…… | 美空ひばり | 吉岡治 | 小野透 | | くちびるに花 帽子(シャッポ)に雨 くちびるに花 帽子に雨…… これが荷物の すべてさ あとはパンが ひときれと ギターがあれば 生きられる くちびるに花 帽子に雨 くちびるに花 帽子に雨…… 雨がやんだら 陽がさす 運はあちらで 気がむけば 黙っていても やってくる いつでも気ままに 心は自由だ オ ノン ノン ノン ノン 帽子の雨が漏る くちびるに花 帽子に雨 くちびるに花 帽子に雨…… 欲を言うなら 神様 あとは恋が ひときれと やさしいキスが 欲しいだけ いつまでも気ままに 心は自由だ オ ノン ノン ノン ノン 帽子の雨が漏る くちびるに花 帽子に雨 くちびるに花 帽子に雨…… |
ジャスト・ワン・オブ・ゾーズ・シングス恋はそよ風 きままな風よ いつでも知らぬ間に 吹きすぎる 恋はそよ風 心のつぼみに 赤い花を咲かせて 逃げてゆく 恋は気まま者 きまぐれな風よ いつの日か 愛の灯が消えた時には 涙こぼさず お別れしましょう 恋とは 恋とは そんなもの 恋は気まま者 きまぐれな風よ いつの日か 愛の灯が消えた時には 涙こぼさず お別れしましょう 恋とは 恋とは そんなもの | 美空ひばり | Cole Porter | Cole Porter | | 恋はそよ風 きままな風よ いつでも知らぬ間に 吹きすぎる 恋はそよ風 心のつぼみに 赤い花を咲かせて 逃げてゆく 恋は気まま者 きまぐれな風よ いつの日か 愛の灯が消えた時には 涙こぼさず お別れしましょう 恋とは 恋とは そんなもの 恋は気まま者 きまぐれな風よ いつの日か 愛の灯が消えた時には 涙こぼさず お別れしましょう 恋とは 恋とは そんなもの |
さのさ明石ちょいと出りゃネ 明石ちょいと出りゃ舞子が浜よ 向うに見えるは 淡路島 通う千島にね 文ことづけ もしも知れたら 須磨の浦 うちかてもね すきで舞子はんしてんのんと 違うのんどっせ あすこにおいやすあの人がね 辛抱してよとね 云ははりますさかいに うちかて 辛いのんどすけど辛抱してのんどせ 一年は三百六十五日ある 鳥の鳴かない 日はあれど 主さん思わぬネ 日とてなし あなたも 思うか私ほど | 美空ひばり | 端唄 | 端唄 | | 明石ちょいと出りゃネ 明石ちょいと出りゃ舞子が浜よ 向うに見えるは 淡路島 通う千島にね 文ことづけ もしも知れたら 須磨の浦 うちかてもね すきで舞子はんしてんのんと 違うのんどっせ あすこにおいやすあの人がね 辛抱してよとね 云ははりますさかいに うちかて 辛いのんどすけど辛抱してのんどせ 一年は三百六十五日ある 鳥の鳴かない 日はあれど 主さん思わぬネ 日とてなし あなたも 思うか私ほど |
ひとりぽっちのクリスマスクリスマス クリスマス 一人ぽっちの クリスマス 雪の夜更けの 街灯り クリスマス クリスマス 一人ぽっちの クリスマス 誰も知らない 幹の下 クリスマス クリスマス 一人ぽっちの クリスマス いつか凍える 指の先 クリスマス クリスマス 一人ぽっちの クリスマス そっとマッチで あたゝめる クリスマス おめでとう クリスマス | 美空ひばり | 米山正夫 | 米山正夫 | | クリスマス クリスマス 一人ぽっちの クリスマス 雪の夜更けの 街灯り クリスマス クリスマス 一人ぽっちの クリスマス 誰も知らない 幹の下 クリスマス クリスマス 一人ぽっちの クリスマス いつか凍える 指の先 クリスマス クリスマス 一人ぽっちの クリスマス そっとマッチで あたゝめる クリスマス おめでとう クリスマス |
ロカビリー芸者島田のかつらに 長襦袢 さらりと脱いで スラックス ヘイ カムオン ヤングゲイシャは オートバイ ハンサムボーイと 相乗りで おっと おっと 恋の細道 あぶないよ ビートビートの 合の手で われらのデートは 真昼間 ヘイ カムオン 好きな彼氏と 腕組んで お蔦主税は バカだわねえ おっと おっと 恋の細道 あぶないよ アプレのゲイシャも 恋は恋 逢いたい見たいは おなじこと ヘイ カムオン ひとり占う トランプの 赤いハートに涙ぐむ おっと おっと 恋の細道 あぶないよ | 美空ひばり | 西條八十 | 米山正夫 | 米山正夫 | 島田のかつらに 長襦袢 さらりと脱いで スラックス ヘイ カムオン ヤングゲイシャは オートバイ ハンサムボーイと 相乗りで おっと おっと 恋の細道 あぶないよ ビートビートの 合の手で われらのデートは 真昼間 ヘイ カムオン 好きな彼氏と 腕組んで お蔦主税は バカだわねえ おっと おっと 恋の細道 あぶないよ アプレのゲイシャも 恋は恋 逢いたい見たいは おなじこと ヘイ カムオン ひとり占う トランプの 赤いハートに涙ぐむ おっと おっと 恋の細道 あぶないよ |
悲しき小鳩赤い夕日の 知らない町で うかれジンタを 涙できいて 唄うわたしは サーカス娘 夢もさみしい 水色リボン 山にかけすは 日暮れにゃかえる なぜにかえらぬ いとしいピエロ 涙こらえて 父の名よべば 雨はふるふる テントはぬれる 可愛い子馬に ほゝすり寄せて 夢よおさらば 一夜の町よ 旅ははてない サーカス娘 明日も泣きましょ のぼりの蔭で | 美空ひばり | 西條八十 | 万城目正 | 田代与志 | 赤い夕日の 知らない町で うかれジンタを 涙できいて 唄うわたしは サーカス娘 夢もさみしい 水色リボン 山にかけすは 日暮れにゃかえる なぜにかえらぬ いとしいピエロ 涙こらえて 父の名よべば 雨はふるふる テントはぬれる 可愛い子馬に ほゝすり寄せて 夢よおさらば 一夜の町よ 旅ははてない サーカス娘 明日も泣きましょ のぼりの蔭で |
みちのくひとり旅ここでいっしょに 死ねたらいいと すがる涙の いじらしさ その場しのぎの なぐさめ言って みちのく ひとり旅 うしろ髪ひく かなしい声を 背(せな)でたちきる 道しるべ 生きていたなら いつかは逢える 夢でも逢えるだろう 時の流れに 逆らいながら ひとりゆく身の 胸のうち 俺は男と つぶやきながら みちのく ひとり旅 月の松島 しぐれの白河 昨日と明日は ちがうけど 遠くなるほど いとしさつのる みれんがつのるだけ たとえどんなに 恨んでいても たとえどんなに 灯りがほしくても お前が俺には 最後の女 俺にはお前が 最後の女 たとえどんなに つめたく別れても お前が俺には 最後の女 たとえどんなに 流れていても お前が俺には 最後の女 | 美空ひばり | 市場馨 | 三島大輔 | | ここでいっしょに 死ねたらいいと すがる涙の いじらしさ その場しのぎの なぐさめ言って みちのく ひとり旅 うしろ髪ひく かなしい声を 背(せな)でたちきる 道しるべ 生きていたなら いつかは逢える 夢でも逢えるだろう 時の流れに 逆らいながら ひとりゆく身の 胸のうち 俺は男と つぶやきながら みちのく ひとり旅 月の松島 しぐれの白河 昨日と明日は ちがうけど 遠くなるほど いとしさつのる みれんがつのるだけ たとえどんなに 恨んでいても たとえどんなに 灯りがほしくても お前が俺には 最後の女 俺にはお前が 最後の女 たとえどんなに つめたく別れても お前が俺には 最後の女 たとえどんなに 流れていても お前が俺には 最後の女 |
並木の雨並木の路に 雨が降る どこの人やら 傘さして 帰る姿の なつかしや 並木の路は 遠い路 何時か別れた あの人の 帰り来る日は 何時であろ 並木の路に 雨が降る 何処か似ている 人故に 後姿の なつかしや | 美空ひばり | 高橋掬太郎 | 池田不二男 | | 並木の路に 雨が降る どこの人やら 傘さして 帰る姿の なつかしや 並木の路は 遠い路 何時か別れた あの人の 帰り来る日は 何時であろ 並木の路に 雨が降る 何処か似ている 人故に 後姿の なつかしや |
黒い微笑いつでもいつでも 黒でした 帽子も上衣も 手袋も 何から何まで 黒でした 口笛吹いては さびしそに 黒い微笑を 浮かべてる それが 少し気になる 気にかかる 手紙のインクも 黒でした 髪の毛 目の色 泣きぼくろ しっとりぬれてる 黒でした 別れに右手を あげながら 黒い微笑を 浮かべてる それが 少し気になる 気にかかる 住んでる部屋まで 黒でした 扉の ノブも 壁紙も 電気のシェードも 黒でした 夜更けにまつ毛を ふと閉じて 黒い微笑を 浮かべてる それが 少し気になる 気にかかる | 美空ひばり | サトウハチロー | 井上かつお | | いつでもいつでも 黒でした 帽子も上衣も 手袋も 何から何まで 黒でした 口笛吹いては さびしそに 黒い微笑を 浮かべてる それが 少し気になる 気にかかる 手紙のインクも 黒でした 髪の毛 目の色 泣きぼくろ しっとりぬれてる 黒でした 別れに右手を あげながら 黒い微笑を 浮かべてる それが 少し気になる 気にかかる 住んでる部屋まで 黒でした 扉の ノブも 壁紙も 電気のシェードも 黒でした 夜更けにまつ毛を ふと閉じて 黒い微笑を 浮かべてる それが 少し気になる 気にかかる |
叱らないであの娘がこんなに なったのは あの娘ばかりの 罪じゃない どうぞあの娘を 叱らないで 女ひとりで 生きてきた ひとにゃ話せぬ 傷もある 叱らないで 叱らないで マリアさま あの娘が戻って きた夜の 外はつめたい みぞれ雨 どうぞあの娘を 叱らないで 夢をなくした 小鳩には ここが最後の 止り木よ 叱らないで 叱らないで マリアさま あの娘の涙は うそじゃない うそで泣くほど すれちゃない どうぞあの娘を 叱らないで なにも言わずに 十字架の そばへあの娘の 手をひいて 叱らないで 叱らないで マリアさま | 美空ひばり | 星野哲郎 | 小杉仁三 | 小杉仁三 | あの娘がこんなに なったのは あの娘ばかりの 罪じゃない どうぞあの娘を 叱らないで 女ひとりで 生きてきた ひとにゃ話せぬ 傷もある 叱らないで 叱らないで マリアさま あの娘が戻って きた夜の 外はつめたい みぞれ雨 どうぞあの娘を 叱らないで 夢をなくした 小鳩には ここが最後の 止り木よ 叱らないで 叱らないで マリアさま あの娘の涙は うそじゃない うそで泣くほど すれちゃない どうぞあの娘を 叱らないで なにも言わずに 十字架の そばへあの娘の 手をひいて 叱らないで 叱らないで マリアさま |
祖谷のむすめ山の娘が 別れに泣いたよ 祖谷のつりはし ゆらゆらかずら橋 霧がふる 霧がふる 谷の瀬がむせぶ 粗朶刈りと 言って家を出た さよならを せめて言いたくて 旅のあなたに 旅のあなたに なんでこうまで ひかされた 山の娘は 二十と一だよ 花を一枝 ゆらゆらかずら橋 紅がちる 紅がちる 祖谷の岩つつじ 恋はいや あとがつらいもの 咲いたとて わしも むだの花 峠こえたら 峠こえたら 思いだすまい だされまい 山の娘は さみしい娘よ 帰るつりはし ゆらゆらかずら橋 あとをむく あとをむく 影に日がかげる 粉引き唄うまい 娘だったよ いい嫁になって お暮らしよ 平家かなしや 平家かなしや 祖谷は谷間の かくれ里 | 美空ひばり | 西沢爽 | 浜圭介 | | 山の娘が 別れに泣いたよ 祖谷のつりはし ゆらゆらかずら橋 霧がふる 霧がふる 谷の瀬がむせぶ 粗朶刈りと 言って家を出た さよならを せめて言いたくて 旅のあなたに 旅のあなたに なんでこうまで ひかされた 山の娘は 二十と一だよ 花を一枝 ゆらゆらかずら橋 紅がちる 紅がちる 祖谷の岩つつじ 恋はいや あとがつらいもの 咲いたとて わしも むだの花 峠こえたら 峠こえたら 思いだすまい だされまい 山の娘は さみしい娘よ 帰るつりはし ゆらゆらかずら橋 あとをむく あとをむく 影に日がかげる 粉引き唄うまい 娘だったよ いい嫁になって お暮らしよ 平家かなしや 平家かなしや 祖谷は谷間の かくれ里 |
槍さび槍はさびても 名はさびぬ 昔ながらの 落しざし エ、 サァサ ヨイヨイヨイヨイ エー ヨンヤサ 石はさびても 名はさびぬ 昔ながらの 泉岳寺 エ、 サァサ ヨイヨイヨイヨイ エー ヨンヤサ | 美空ひばり | 石川潭月 | 端唄 | 山路進一 | 槍はさびても 名はさびぬ 昔ながらの 落しざし エ、 サァサ ヨイヨイヨイヨイ エー ヨンヤサ 石はさびても 名はさびぬ 昔ながらの 泉岳寺 エ、 サァサ ヨイヨイヨイヨイ エー ヨンヤサ |
晩香玉の花咲く宵晩香玉の 花さく宵に 君をいだけば 月の眉 夢は北京の 北海あたり 風が揺れます 耳たぶに 晩香玉の つよき香りに むせびうつむく 人乗せて 恋の洋車は 王府井へ ゆけどゆけども まだ着かぬ 晩香玉の 花散る朝に これが別れの 泣きぼくろ 夢もむなしく フランス租界 雨が降ります しとしとと | 美空ひばり | 小沢不二夫 | 米山正夫 | | 晩香玉の 花さく宵に 君をいだけば 月の眉 夢は北京の 北海あたり 風が揺れます 耳たぶに 晩香玉の つよき香りに むせびうつむく 人乗せて 恋の洋車は 王府井へ ゆけどゆけども まだ着かぬ 晩香玉の 花散る朝に これが別れの 泣きぼくろ 夢もむなしく フランス租界 雨が降ります しとしとと |
ジングル・ベル雪をついて 馬はとぶよ 馬がとべば 橇は走る 空の青さ 雪の白さ 心ははずむよ 鈴のねに ジングルベル ジングルベル 鈴が鳴る 小馬の鈴が 鳴りひびけば ジングルベル ジングルベル 鈴が鳴る 橇の鈴も 鳴りひびく Dashing through the snow. In a one-horse open sleigh O'er the fields we go, Laughing all the way Bells on bobtail ring, Making spirits bright What fun it is to ride and sing. A sleighing song tonight Jingle bells, jingle bells, Jingle all the way Oh! what fun it is to ride, In a one-horse open sleigh Jingle bells, jingle bells, Jingle all the way Oh! what fun it is to ride, In a one-horse open sleigh ゆきの野には 夜はなくて あおい空に 心はずむ 馬をとばせ 橇をとばせ たからかにならせよ 鈴の音を ジングルベル ジングルベル 鈴が鳴る 小馬の鈴が鳴りひびけば ジングルベル ジングルベル 鈴が鳴る 橇の鈴も 鳴りわたる | 美空ひばり | 訳詞:藤浦洸 | J.Pierpont | | 雪をついて 馬はとぶよ 馬がとべば 橇は走る 空の青さ 雪の白さ 心ははずむよ 鈴のねに ジングルベル ジングルベル 鈴が鳴る 小馬の鈴が 鳴りひびけば ジングルベル ジングルベル 鈴が鳴る 橇の鈴も 鳴りひびく Dashing through the snow. In a one-horse open sleigh O'er the fields we go, Laughing all the way Bells on bobtail ring, Making spirits bright What fun it is to ride and sing. A sleighing song tonight Jingle bells, jingle bells, Jingle all the way Oh! what fun it is to ride, In a one-horse open sleigh Jingle bells, jingle bells, Jingle all the way Oh! what fun it is to ride, In a one-horse open sleigh ゆきの野には 夜はなくて あおい空に 心はずむ 馬をとばせ 橇をとばせ たからかにならせよ 鈴の音を ジングルベル ジングルベル 鈴が鳴る 小馬の鈴が鳴りひびけば ジングルベル ジングルベル 鈴が鳴る 橇の鈴も 鳴りわたる |
波止場小僧岬がくれに 汽笛がひゞく あれは兄(あん)ちゃん 乗ってる船さ 顔をみるのも 久しぶりだよ あ……帰る日を待ってた 波止場さ お土産はなんだろナ 縞のジャケツに マドロス帽子 波止場小僧は 元気なものよ 遊び仲間は かわい鴎さ あ……すまないが兄ちゃんに負けない 船乗りになるんだヨ 赤い夕陽の 港に入る 白いマストの 素敵な船さ あれは兄ちゃん 錨降ろすぜ あ……あの船で波こえ一度は アメリカにゆきたいナ | 美空ひばり | 野村俊夫 | 船村徹 | | 岬がくれに 汽笛がひゞく あれは兄(あん)ちゃん 乗ってる船さ 顔をみるのも 久しぶりだよ あ……帰る日を待ってた 波止場さ お土産はなんだろナ 縞のジャケツに マドロス帽子 波止場小僧は 元気なものよ 遊び仲間は かわい鴎さ あ……すまないが兄ちゃんに負けない 船乗りになるんだヨ 赤い夕陽の 港に入る 白いマストの 素敵な船さ あれは兄ちゃん 錨降ろすぜ あ……あの船で波こえ一度は アメリカにゆきたいナ |
ひばりの子守唄港ヨコハマ 浜の灯も みんな昔の まゝなのに お父さん お父さん なぜに帰らない 遠い人 今は今は… 母と二人で暮らします くじけそうになる 私の心を 支えてくれた お母さん 悲しいとき 苦しいとき お母さんは 私の心の杖でした これからも 私は強く生きて行きたい お母さんと 二人で… 船の汽笛を 聞くたびに 思い出します 辛い日を お父さん お父さん 今の幸せを 守ってね 遥か遥か… 空でまばたく星のよに 淋しがりやの母さんと 語り明かすの 想い出を お父さん お父さん 部屋の片隅で 見つめてる 今日も今日も… 無事で一日暮れました | 美空ひばり | 三浦康照 | 市川昭介 | | 港ヨコハマ 浜の灯も みんな昔の まゝなのに お父さん お父さん なぜに帰らない 遠い人 今は今は… 母と二人で暮らします くじけそうになる 私の心を 支えてくれた お母さん 悲しいとき 苦しいとき お母さんは 私の心の杖でした これからも 私は強く生きて行きたい お母さんと 二人で… 船の汽笛を 聞くたびに 思い出します 辛い日を お父さん お父さん 今の幸せを 守ってね 遥か遥か… 空でまばたく星のよに 淋しがりやの母さんと 語り明かすの 想い出を お父さん お父さん 部屋の片隅で 見つめてる 今日も今日も… 無事で一日暮れました |
少しの間サヨウナラあなたに おやすみを そっといった 耳元で あなたは唯 黙ってうつむいた 明日も 又逢える その時迄 アアア すこしの間 サヨウナラ あなたに おやすみを そっと 愛の口づけを やさしい笑顔を 忘れずに あなたも 私も その時迄 アアア すこしの間 サヨウナラ あなたに おやすみを 後姿を見送って 愛しているは あなただけ 明日も 又逢える その時迄 アアア すこしの間 サヨウナラ すこしの間 サヨウナラ | 美空ひばり | 小野透 | 小野透 | | あなたに おやすみを そっといった 耳元で あなたは唯 黙ってうつむいた 明日も 又逢える その時迄 アアア すこしの間 サヨウナラ あなたに おやすみを そっと 愛の口づけを やさしい笑顔を 忘れずに あなたも 私も その時迄 アアア すこしの間 サヨウナラ あなたに おやすみを 後姿を見送って 愛しているは あなただけ 明日も 又逢える その時迄 アアア すこしの間 サヨウナラ すこしの間 サヨウナラ |
都々逸―酒は涙か溜息か入り―腹の立つときゃ 茶碗で酒を 酒は涙か ため息か 心のうさの すてどころ えー なめもせぬのに やけで呑む 咲いた桜に なぜ駒つなぐ 駒が勇めば 花が散る かねやすり 石やたがねじゃ 切れるじゃないよ はあー 力まかせに 切れないものはよ しかと結んだ 縁の糸 えー 思い切る気は 何んで切る | 美空ひばり | 高橋掬太郎 | 古賀政男 | | 腹の立つときゃ 茶碗で酒を 酒は涙か ため息か 心のうさの すてどころ えー なめもせぬのに やけで呑む 咲いた桜に なぜ駒つなぐ 駒が勇めば 花が散る かねやすり 石やたがねじゃ 切れるじゃないよ はあー 力まかせに 切れないものはよ しかと結んだ 縁の糸 えー 思い切る気は 何んで切る |
雨雨にぬれながら たたずむ人がいる 傘の花が咲く 土曜の昼さがり 約束した時間だけが 体をすりぬける 道行く人は誰一人も 見向きもしない 恋はいつの日も 捧げるものだから じっと耐えるのが つとめと信じてる 雨にうたれても まだ待つ人がいる 人の数が減る 土曜の昼さがり 約束した言葉だけを 幾度もかみしめて 追い越す人にこずかれても 身動きしない 恋はいつの日も はかないものだから じっと耐えるのが つとめと信じてる 約束した心だけが 涙によみがえる 見知らぬ人が あわれんでも答えもしない 恋はいつの日も 悲しいものだから じっと耐えるのが つとめと信じてる | 美空ひばり | 千家和也 | 浜圭介 | | 雨にぬれながら たたずむ人がいる 傘の花が咲く 土曜の昼さがり 約束した時間だけが 体をすりぬける 道行く人は誰一人も 見向きもしない 恋はいつの日も 捧げるものだから じっと耐えるのが つとめと信じてる 雨にうたれても まだ待つ人がいる 人の数が減る 土曜の昼さがり 約束した言葉だけを 幾度もかみしめて 追い越す人にこずかれても 身動きしない 恋はいつの日も はかないものだから じっと耐えるのが つとめと信じてる 約束した心だけが 涙によみがえる 見知らぬ人が あわれんでも答えもしない 恋はいつの日も 悲しいものだから じっと耐えるのが つとめと信じてる |
ひばりの船唄むせび泣くよな 汽笛の後で 白いけむりが なおのこる 心にしみる 眼にしみる 消えておくれよ 港の沖の 船もかすみに 消えたのに 瀬戸の内海 島かげほどに 想いのこして あの方と 別れみぎわの ひとことを 胸にいだいて 波止場のベンチ じっとこのまゝ いつまでも 風になびいた マストの上の 赤い三角 旗のいろ 何故か気になる 気にかゝる たより来るのは 明日の夜か 近いようでも 遠いのね | 美空ひばり | 藤浦洸 | 上原げんと | | むせび泣くよな 汽笛の後で 白いけむりが なおのこる 心にしみる 眼にしみる 消えておくれよ 港の沖の 船もかすみに 消えたのに 瀬戸の内海 島かげほどに 想いのこして あの方と 別れみぎわの ひとことを 胸にいだいて 波止場のベンチ じっとこのまゝ いつまでも 風になびいた マストの上の 赤い三角 旗のいろ 何故か気になる 気にかゝる たより来るのは 明日の夜か 近いようでも 遠いのね |
すたこらマンボ急げば マンボ おわてりゃ マンボ すたこら マンボ マンボ とばせよ マンボ 張り切れ マンボ すたこら マンボ マンボ 足の早いは 親ゆずり 喧嘩ばやいも 親ゆずり はるか彼方を 見渡せば 五十三次ゃ まだ五十二 残ってる 花籠道中 マンボ マンボ 花籠道中 マンボ マンボ ソーレ ソレソレ 春の風 転べば マンボ 走れば マンボ すたこら マンボ マンボ フラフラ マンボ ヘトヘト マンボ すたこら マンボ マンボ 箱根八里は 歌で越す 大井川なら 飛び越える なにをぱたぱた かみなり族 越すに越せない 越すに越せない 二人仲 花籠道中 マンボ マンボ 花籠道中 マンボ マンボ ソーレ ソレソレ 春の風 | 美空ひばり | 米山正夫 | 米山正夫 | | 急げば マンボ おわてりゃ マンボ すたこら マンボ マンボ とばせよ マンボ 張り切れ マンボ すたこら マンボ マンボ 足の早いは 親ゆずり 喧嘩ばやいも 親ゆずり はるか彼方を 見渡せば 五十三次ゃ まだ五十二 残ってる 花籠道中 マンボ マンボ 花籠道中 マンボ マンボ ソーレ ソレソレ 春の風 転べば マンボ 走れば マンボ すたこら マンボ マンボ フラフラ マンボ ヘトヘト マンボ すたこら マンボ マンボ 箱根八里は 歌で越す 大井川なら 飛び越える なにをぱたぱた かみなり族 越すに越せない 越すに越せない 二人仲 花籠道中 マンボ マンボ 花籠道中 マンボ マンボ ソーレ ソレソレ 春の風 |
みなと踊りハマのー ハマの港を 擽(くすぐ)りながら 唄が流れる メリケン囃子 青い瞳に 微笑みうかべ 踊るあの娘も ハマ育ち ピーヒャラヒャー ドンドコドン ピーヒャラヒャー ドンドコドン 波も浮かれて 音頭とる 弾むー 弾む太鼓に 喜ぶ仔犬 街も浮き立つ メリケン囃子 揃た揃うた 踊り子さんが みんなどの娘も 花ざかり ピーヒャラヒャー ドンドコドン ピーヒャラヒャー ドンドコドン 旅のお客も ひと眼惚れ みなとー みなと踊りは 陽気に派手に 踊れブラボー メリケン囃子 船のマストで くるりと二つ 白い鴎も 宙返り ピーヒャラヒャー ドンドコドン ピーヒャラヒャー ドンドコドン 空にゃ五色の 揚げ花火 波にー 波に映った 月まで踊る ハマの名物 メリケン囃子 異人館の 領事(コンセル)さんも 今日は小粋な 豆しぼり ピーヒャラヒャー ドンドコドン ピーヒャラヒャー ドンドコドン ゆれる十字架(クルス)の 胸飾り | 美空ひばり | 星野哲郎 | 船村徹 | 船村徹 | ハマのー ハマの港を 擽(くすぐ)りながら 唄が流れる メリケン囃子 青い瞳に 微笑みうかべ 踊るあの娘も ハマ育ち ピーヒャラヒャー ドンドコドン ピーヒャラヒャー ドンドコドン 波も浮かれて 音頭とる 弾むー 弾む太鼓に 喜ぶ仔犬 街も浮き立つ メリケン囃子 揃た揃うた 踊り子さんが みんなどの娘も 花ざかり ピーヒャラヒャー ドンドコドン ピーヒャラヒャー ドンドコドン 旅のお客も ひと眼惚れ みなとー みなと踊りは 陽気に派手に 踊れブラボー メリケン囃子 船のマストで くるりと二つ 白い鴎も 宙返り ピーヒャラヒャー ドンドコドン ピーヒャラヒャー ドンドコドン 空にゃ五色の 揚げ花火 波にー 波に映った 月まで踊る ハマの名物 メリケン囃子 異人館の 領事(コンセル)さんも 今日は小粋な 豆しぼり ピーヒャラヒャー ドンドコドン ピーヒャラヒャー ドンドコドン ゆれる十字架(クルス)の 胸飾り |
春雨春雨に しっぽり濡るる鴬の 羽風に匂う 梅が香や 花にたわむれ しおらしや 小鳥でさえも 一筋に ねぐら定めぬ 気はひとつ わたしゃうぐいす 主は梅 やがて身まま 気ままになるならば さあ 鴬宿梅じゃないかいな さあさ なんでもよいわいな | 美空ひばり | 端唄 | 端唄 | 山路進一 | 春雨に しっぽり濡るる鴬の 羽風に匂う 梅が香や 花にたわむれ しおらしや 小鳥でさえも 一筋に ねぐら定めぬ 気はひとつ わたしゃうぐいす 主は梅 やがて身まま 気ままになるならば さあ 鴬宿梅じゃないかいな さあさ なんでもよいわいな |
ひばりの船長さん波止場だよ 汽笛だよ しぶきだよ 今日も港は 青い空 船出を見送る ホイ富士の山 若い元気な 船長さんは 親子二代の 海つばめ 酒場だよ あの娘だよ グラスだよ みんな恋しい ものばかり 錨を巻いたら ホイお別れだ 熱い瞼に 船長さんは 可愛い面影 だいて行く 鴎だよ 岬だよ 潮路だよ さらば故郷の 燈台よ 太平洋が ホイ呼んでるぜ 波に鼻唄 船長さんは 軽く南へ 舵を取る | 美空ひばり | 石本美由起 | 船村徹 | | 波止場だよ 汽笛だよ しぶきだよ 今日も港は 青い空 船出を見送る ホイ富士の山 若い元気な 船長さんは 親子二代の 海つばめ 酒場だよ あの娘だよ グラスだよ みんな恋しい ものばかり 錨を巻いたら ホイお別れだ 熱い瞼に 船長さんは 可愛い面影 だいて行く 鴎だよ 岬だよ 潮路だよ さらば故郷の 燈台よ 太平洋が ホイ呼んでるぜ 波に鼻唄 船長さんは 軽く南へ 舵を取る |
青春ひばり小唄歌の「う」の字は うれしい「う」の字 君と唄えば 尚うれし 叩く手拍子 にぎやかに 歌は心を 結ぶもの 一度聞いたら 好きになる ソレ好きになる ひばり小唄は トチチリシャンシャン 君の「き」の字は 気になる「き」の字 なぜか冷たい 振りをする 男ごころの 谷間には いつも浮気の 虫が住む 一度聞いたら 好きになる ソレ好きになる ひばり小唄は トチチリシャンシャン 恋の「こ」の字は 今夜の「こ」の字 星も私も 燃えている 酒も呑んでは いないのに なぜか心が 酔ってくる 一度聞いたら 好きになる ソレ好きになる ひばり小唄は トチチリシャンシャン | 美空ひばり | 石本美由起 | 古賀政男 | | 歌の「う」の字は うれしい「う」の字 君と唄えば 尚うれし 叩く手拍子 にぎやかに 歌は心を 結ぶもの 一度聞いたら 好きになる ソレ好きになる ひばり小唄は トチチリシャンシャン 君の「き」の字は 気になる「き」の字 なぜか冷たい 振りをする 男ごころの 谷間には いつも浮気の 虫が住む 一度聞いたら 好きになる ソレ好きになる ひばり小唄は トチチリシャンシャン 恋の「こ」の字は 今夜の「こ」の字 星も私も 燃えている 酒も呑んでは いないのに なぜか心が 酔ってくる 一度聞いたら 好きになる ソレ好きになる ひばり小唄は トチチリシャンシャン |
笑顔と涙の遠い道笑顔でみつめた 空の果て 涙でにじんだ 日もあった みじかい様でも あとふりかえりゃ いろんな花が 咲いていた 一ツ一ツが ホラ……ホラ…… 笑顔と涙の 遠い道 指折りかぞえた 白い手を ぬらすは涙か ため息か 淋しくなったら 一人で歌う 心の歌に しあわせの 星がささやく ホラ……ホラ…… 笑顔と涙の 遠い道 昨日は昨日よ 今日は今日 明日と言う日に つづく道 鏡に写した わたしの顔の 涙のあとよ さようなら 強く生きるの ホラ……ホラ…… 笑顔と涙の 遠い道 | 美空ひばり | 関沢新一 | 原信夫 | | 笑顔でみつめた 空の果て 涙でにじんだ 日もあった みじかい様でも あとふりかえりゃ いろんな花が 咲いていた 一ツ一ツが ホラ……ホラ…… 笑顔と涙の 遠い道 指折りかぞえた 白い手を ぬらすは涙か ため息か 淋しくなったら 一人で歌う 心の歌に しあわせの 星がささやく ホラ……ホラ…… 笑顔と涙の 遠い道 昨日は昨日よ 今日は今日 明日と言う日に つづく道 鏡に写した わたしの顔の 涙のあとよ さようなら 強く生きるの ホラ……ホラ…… 笑顔と涙の 遠い道 |
すきま風人を愛して 人は心ひらき 傷ついてすきま風 知るだろう いいさそれでも 生きてさえいれば いつかやさしさに めぐりあえる その朝おまえは 小鳥のように 胸に抱かれて 眠ればいい 夢を追いかけ 夢に心とられ つまずいてすきま風 見るだろう いいさそれでも 生きてさえいれば いつかほほえみに めぐりあえる その朝おまえは 野菊のように 道のほとりに 咲いたらいい いいさそれでも 生きてさえいれば いつかしあわせに めぐりあえる その朝おまえは すべてを忘れ 熱い涙を 流せばいい | 美空ひばり | いではく | 遠藤実 | | 人を愛して 人は心ひらき 傷ついてすきま風 知るだろう いいさそれでも 生きてさえいれば いつかやさしさに めぐりあえる その朝おまえは 小鳥のように 胸に抱かれて 眠ればいい 夢を追いかけ 夢に心とられ つまずいてすきま風 見るだろう いいさそれでも 生きてさえいれば いつかほほえみに めぐりあえる その朝おまえは 野菊のように 道のほとりに 咲いたらいい いいさそれでも 生きてさえいれば いつかしあわせに めぐりあえる その朝おまえは すべてを忘れ 熱い涙を 流せばいい |
泣き笑いのマンボ唄えよ 踊れよ 悩みを 忘れて 陽気なリズムに ボンゴを叩いて わたしの胸が はりさけるまで わたしのハートが 燃えつきるまで マンボ マンボ マンボ マンボ マンボ マンボ マンボ マンボ マンボ マンボ 唄えよ 踊れよ 恋なんか忘れよう 昨日の夢だよ マンボ マンボ さあ みんな 歌ってよ 淋しくなんか ありゃしない 誰が泣いたり するもんか 叩けよコンガ 打て打てボンゴ 叩けよコンガ 打て打てボンゴ 私のハートが 燃えつきるまで アッハ……………………………… マンボ マンボ マンボ マンボ マンボ マンボ マンボ マンボ マンボ マンボ 唄えよ 踊れよ 恋なんか忘れよう 昨日の夢だよ マンボ マンボ さあ みんな 踊ってよ 悲しくなんか ありゃしない 涙なんか 捨てちゃった 叩けよコンガ 打て打てボンゴ 叩けよコンガ 打て打てボンゴ 私のハートが 燃えつきるまで アッハ……………………………… | 美空ひばり | 美空ひばり | 米山正夫 | | 唄えよ 踊れよ 悩みを 忘れて 陽気なリズムに ボンゴを叩いて わたしの胸が はりさけるまで わたしのハートが 燃えつきるまで マンボ マンボ マンボ マンボ マンボ マンボ マンボ マンボ マンボ マンボ 唄えよ 踊れよ 恋なんか忘れよう 昨日の夢だよ マンボ マンボ さあ みんな 歌ってよ 淋しくなんか ありゃしない 誰が泣いたり するもんか 叩けよコンガ 打て打てボンゴ 叩けよコンガ 打て打てボンゴ 私のハートが 燃えつきるまで アッハ……………………………… マンボ マンボ マンボ マンボ マンボ マンボ マンボ マンボ マンボ マンボ 唄えよ 踊れよ 恋なんか忘れよう 昨日の夢だよ マンボ マンボ さあ みんな 踊ってよ 悲しくなんか ありゃしない 涙なんか 捨てちゃった 叩けよコンガ 打て打てボンゴ 叩けよコンガ 打て打てボンゴ 私のハートが 燃えつきるまで アッハ……………………………… |
むすめ巡礼沖に寄る浪 とんとろり 空にゃのどかな あげ雲雀 娘遍路は ひとり旅 ここはどこやら 故郷(さと)恋し シャラリコ シャラリコ シャンシャラリ 八十八ヶ所 鈴だより 親はないのか 母さんは 問えばうつむく 管の笠 娘遍路は まだ二八(にはち) ひと目逢いたや 母恋し シャラリコ シャラリコ シャンシャラリ 頬にちょっぴり なみだ汗 いつか日暮れた 磯の道 帰る白帆が 見えたとて 娘遍路は ただひとり 帰命頂礼 父恋し シャラリコ シャラリコ シャンシャラリ 赤い夕焼 見て歩く | 美空ひばり | 星野哲郎 | 下川博省 | 山路進一 | 沖に寄る浪 とんとろり 空にゃのどかな あげ雲雀 娘遍路は ひとり旅 ここはどこやら 故郷(さと)恋し シャラリコ シャラリコ シャンシャラリ 八十八ヶ所 鈴だより 親はないのか 母さんは 問えばうつむく 管の笠 娘遍路は まだ二八(にはち) ひと目逢いたや 母恋し シャラリコ シャラリコ シャンシャラリ 頬にちょっぴり なみだ汗 いつか日暮れた 磯の道 帰る白帆が 見えたとて 娘遍路は ただひとり 帰命頂礼 父恋し シャラリコ シャラリコ シャンシャラリ 赤い夕焼 見て歩く |
春はうれしや春はうれしや 二人揃って 花見の酒 庭の桜に おぼろ月 それを邪魔する 雨と風 チョイと咲かせて 又散らす 夏はうれしや 二人揃って 鳴海の浴衣 うちわ片手に 夕涼み 雲はりん気で 月かくす チョイト 螢が身をこがす 秋はうれしや 二人並んで 月見の窓 色々話を 菊の花 しかと分からぬ 主の胸 チョイト 私が気を紅葉(もみじ) 冬はうれしや 二人向って 雪見の酒 苦労しらずの 銀世界 話もつもれば 雪も積む チョイト 解けますこたつ中 | 美空ひばり | 端唄 | 端唄 | 山路進一 | 春はうれしや 二人揃って 花見の酒 庭の桜に おぼろ月 それを邪魔する 雨と風 チョイと咲かせて 又散らす 夏はうれしや 二人揃って 鳴海の浴衣 うちわ片手に 夕涼み 雲はりん気で 月かくす チョイト 螢が身をこがす 秋はうれしや 二人並んで 月見の窓 色々話を 菊の花 しかと分からぬ 主の胸 チョイト 私が気を紅葉(もみじ) 冬はうれしや 二人向って 雪見の酒 苦労しらずの 銀世界 話もつもれば 雪も積む チョイト 解けますこたつ中 |
桃太郎行進曲私は鬼ヶ島へこれから出掛けます それでは行って参ります 元気よく 張切って 鬼共ギャング共征伐して来ます うちたてたシンボルは 青春の旗じるし 私は桃太郎 正しく明るい若者 いざ来い 鬼共 力のかぎりに 斗う あなたは桃太郎 素適なみんなの恋人 あなたが 唄えば 鬼共あわてゝ 逃げます アー みんなの素敵な恋人 アー 鬼共あわてゝ 逃げます 私は鬼退治に はるばる出掛けます 御機嫌よう おじいさん あばあさんを たのみます 私は桃太郎 いつでもやさしい若者 いざ来い 鬼共 力のかぎりに 斗う あなたは 桃太郎 素適なみんなの恋人 あなたが 唄えば 鬼共あわてゝ 逃げます わたしは 桃太郎 希望にもえたつ若者 いざ来い 鬼共 力のかぎりに 斗う いざ行け 桃太郎 いざ行け 桃太郎 アー | 美空ひばり | 米山正夫 | 米山正夫 | | 私は鬼ヶ島へこれから出掛けます それでは行って参ります 元気よく 張切って 鬼共ギャング共征伐して来ます うちたてたシンボルは 青春の旗じるし 私は桃太郎 正しく明るい若者 いざ来い 鬼共 力のかぎりに 斗う あなたは桃太郎 素適なみんなの恋人 あなたが 唄えば 鬼共あわてゝ 逃げます アー みんなの素敵な恋人 アー 鬼共あわてゝ 逃げます 私は鬼退治に はるばる出掛けます 御機嫌よう おじいさん あばあさんを たのみます 私は桃太郎 いつでもやさしい若者 いざ来い 鬼共 力のかぎりに 斗う あなたは 桃太郎 素適なみんなの恋人 あなたが 唄えば 鬼共あわてゝ 逃げます わたしは 桃太郎 希望にもえたつ若者 いざ来い 鬼共 力のかぎりに 斗う いざ行け 桃太郎 いざ行け 桃太郎 アー |
東京流れ者流れ流れて 東京を そぞろ歩きは 軟派でも 心にゃ硬派の 血が通う 花に一匹 人生だ ああ 東京流れ者 夜の暗さに はぐれても 若い一途な 純情は 後生大事に 抱いてゆく 浪曲節だよ 人生は ああ 東京流れ者 曲りくねった 道だって こうと決めたら まっすぐに うそと御世辞の 御時世にゃ いてもいいだろ こんなやつ ああ 東京流れ者 | 美空ひばり | 永井ひろし | 桜田誠一 | | 流れ流れて 東京を そぞろ歩きは 軟派でも 心にゃ硬派の 血が通う 花に一匹 人生だ ああ 東京流れ者 夜の暗さに はぐれても 若い一途な 純情は 後生大事に 抱いてゆく 浪曲節だよ 人生は ああ 東京流れ者 曲りくねった 道だって こうと決めたら まっすぐに うそと御世辞の 御時世にゃ いてもいいだろ こんなやつ ああ 東京流れ者 |
希望希望という名の あなたをたずねて 遠い国へと また汽車に乗る あなたは昔の 私の思い出 ふるさとの夢 はじめての恋 けれど私が 大人になった日に だまってどこかへ 立ち去ったあなた いつかあなたに また会うまでは 私の旅は 終りのない旅 希望という名の あなたをたずねて 今日もあてなく また汽車に乗る あれから私は ただ一人きり あしたはどんな 町につくやら あなたの噂も 時おり聞くけど 見知らぬ誰かに すれちがうだけ いつもあなたの 名を呼びながら 私の旅は 返事のない旅 希望という名の あなたをたずねて 涙ぐみつつ また汽車に乗る なぜ今私は 生きているのか その時歌が ひくく聞こえる なつかしい歌が あなたのあの歌 希望という名の マーチが響く そうさあなたに また会うために 私の旅は 今また始まる | 美空ひばり | 藤田敏雄 | いずみたく | | 希望という名の あなたをたずねて 遠い国へと また汽車に乗る あなたは昔の 私の思い出 ふるさとの夢 はじめての恋 けれど私が 大人になった日に だまってどこかへ 立ち去ったあなた いつかあなたに また会うまでは 私の旅は 終りのない旅 希望という名の あなたをたずねて 今日もあてなく また汽車に乗る あれから私は ただ一人きり あしたはどんな 町につくやら あなたの噂も 時おり聞くけど 見知らぬ誰かに すれちがうだけ いつもあなたの 名を呼びながら 私の旅は 返事のない旅 希望という名の あなたをたずねて 涙ぐみつつ また汽車に乗る なぜ今私は 生きているのか その時歌が ひくく聞こえる なつかしい歌が あなたのあの歌 希望という名の マーチが響く そうさあなたに また会うために 私の旅は 今また始まる |
ひばりのツイスト恋は盲目というけれど それでいいのよ 弱いのよ この世の中で あなただけ ほんとに好きよとさゝやいた わたしの好きなあの人が…… 好き好き好きよ 好きなのよ たった一人の あの人の すべてが わたし好きなのよ 今夜も踊ろう二人して ツイスト ツイスト イェーイ イェ ツイスト 一生一度の恋だから わたしのすべてがもえてくる わたしの好きなあの人に…… 好き好き好きよ 好きなのよ 二度とできない 恋だから わたしのすべて奪ってね 今夜のデイトに 踊ろうね ツイスト ツイスト イェーイ イェ ツイスト | 美空ひばり | 水島哲 | 狛林正一 | | 恋は盲目というけれど それでいいのよ 弱いのよ この世の中で あなただけ ほんとに好きよとさゝやいた わたしの好きなあの人が…… 好き好き好きよ 好きなのよ たった一人の あの人の すべてが わたし好きなのよ 今夜も踊ろう二人して ツイスト ツイスト イェーイ イェ ツイスト 一生一度の恋だから わたしのすべてがもえてくる わたしの好きなあの人に…… 好き好き好きよ 好きなのよ 二度とできない 恋だから わたしのすべて奪ってね 今夜のデイトに 踊ろうね ツイスト ツイスト イェーイ イェ ツイスト |
串本ぞめきヤンレーナー 海は荒海 男は度胸 わしのしょらさん 岬の沖で 波に揺られて鰹釣る 汐の岬は ざんざ ざんざよ 波の高さに 虹が立つよ ヤンレーナー 船が帰るぞ 朝日に波だ わしのしょらさん 大漁旗立てた わしを抱くよな ふり見せた 汐の岬は ざんざ ざんざよ 風がしぶきを 巻き上げるよ ヤンレーナー 浜は祝い酒 踊りだ唄だ わしのしょらさん赤銅の肌よ 娘みとれる わしゃやける 汐の岬は ざんざ ざんざよ 波の太鼓が 空に鳴るよ | 美空ひばり | 西沢爽 | 古関裕而 | | ヤンレーナー 海は荒海 男は度胸 わしのしょらさん 岬の沖で 波に揺られて鰹釣る 汐の岬は ざんざ ざんざよ 波の高さに 虹が立つよ ヤンレーナー 船が帰るぞ 朝日に波だ わしのしょらさん 大漁旗立てた わしを抱くよな ふり見せた 汐の岬は ざんざ ざんざよ 風がしぶきを 巻き上げるよ ヤンレーナー 浜は祝い酒 踊りだ唄だ わしのしょらさん赤銅の肌よ 娘みとれる わしゃやける 汐の岬は ざんざ ざんざよ 波の太鼓が 空に鳴るよ |
青柳青柳のかげに 誰やらいるわいな 人じゃござんせぬ おぼろ月夜の エエ影法師 夕ぐれの窓で 誰やら呼ぶわいな 人じゃござんせぬ 籠のおおむの エエ真似上手 | 美空ひばり | 端唄 | 端唄 | 山路進一 | 青柳のかげに 誰やらいるわいな 人じゃござんせぬ おぼろ月夜の エエ影法師 夕ぐれの窓で 誰やら呼ぶわいな 人じゃござんせぬ 籠のおおむの エエ真似上手 |
御所車(香に迷う)香に迷う 梅が軒端に匂い鳥 花に逢瀬を待つとせの 明けてうれしき懸想文(けそうぶみ) 開く初音のはずかしく まだ解けかぬる薄氷 雪に思いを深草の 百夜も通う恋の闇 君が情の仮寝の床の まくら片敷く夜もすがら | 美空ひばり | 端唄 | 端唄 | 山路進一 | 香に迷う 梅が軒端に匂い鳥 花に逢瀬を待つとせの 明けてうれしき懸想文(けそうぶみ) 開く初音のはずかしく まだ解けかぬる薄氷 雪に思いを深草の 百夜も通う恋の闇 君が情の仮寝の床の まくら片敷く夜もすがら |
ひばりづくしそろた そろたよ おどり子そろた あの子 どこの子 あの子 どこの子 こいきな子 月の 出ぬ間に 鎮守の森で ぬしと ふたりで ぬりと ふたりで ひとおどり おどり おどるなら 笑顔でおどれ 笛と太鼓と 笛と太鼓と 手拍子で | 美空ひばり | 藤浦洸 | 船村徹 | | そろた そろたよ おどり子そろた あの子 どこの子 あの子 どこの子 こいきな子 月の 出ぬ間に 鎮守の森で ぬしと ふたりで ぬりと ふたりで ひとおどり おどり おどるなら 笑顔でおどれ 笛と太鼓と 笛と太鼓と 手拍子で |
お久し振りネ マドロスさんお久し振りネ マドロスさん 肩を叩いて また来ると いつか別れた 港町 やさしく笑う あの瞳 嬉しさに……泣きたいような 私なの お久し振りネ マドロスさん 船が港に 着くたびに いつも待ってた この波止場に 指折り数え 今日の日を 夢に見た……私の気持を わかるまい お久し振りネ マドロスさん 点る港の 赤い灯も なぜか今夜は 燃えている 明日は海へ 帰る人 悲しいが……横浜(ハマ)の娘は 泣かぬもの | 美空ひばり | 三浦康照 | 船村徹 | 船村徹 | お久し振りネ マドロスさん 肩を叩いて また来ると いつか別れた 港町 やさしく笑う あの瞳 嬉しさに……泣きたいような 私なの お久し振りネ マドロスさん 船が港に 着くたびに いつも待ってた この波止場に 指折り数え 今日の日を 夢に見た……私の気持を わかるまい お久し振りネ マドロスさん 点る港の 赤い灯も なぜか今夜は 燃えている 明日は海へ 帰る人 悲しいが……横浜(ハマ)の娘は 泣かぬもの |
悲しき瞳空は小鳥のためにある 唄はさみしい 乙女のために ためいきよ 風に散れ 唄をうたえば 青葉のかげで 母がほほえむ 亡き母が 花は蝶々の ために咲く 夢は悲しい 乙女のために 薔薇の夢 百合の夢 瞼とじれば むかしのように 母は撫でるよ 黒髪を ひとりゆくみち 日ぐれみち とげのいばらに 身は刺されても 夢やさし 唄やさし 唄の翼は わたしを軽く いつも運ぶよ 母の胸 | 美空ひばり | 西條八十 | 万城目正 | 田代与志 | 空は小鳥のためにある 唄はさみしい 乙女のために ためいきよ 風に散れ 唄をうたえば 青葉のかげで 母がほほえむ 亡き母が 花は蝶々の ために咲く 夢は悲しい 乙女のために 薔薇の夢 百合の夢 瞼とじれば むかしのように 母は撫でるよ 黒髪を ひとりゆくみち 日ぐれみち とげのいばらに 身は刺されても 夢やさし 唄やさし 唄の翼は わたしを軽く いつも運ぶよ 母の胸 |
ひばりのカンカン囃子カンダ カグミノ カアサン カイショデ カラクリ カイケツ カンシャ カンゲキ カンカン カンカンカン 火事だケンカだ 事件だナゾだ なんだかんだの 捕物ばやし 御用十手は 持たないけれど 女度胸だ 肝っ玉 カンダ カジチョノ カドノ カンブツヤデ カチグリ カッタラ カタクテ カメナイ カンカン カンカンカン 恋だ 嵐だ 涙だ風だ 助け合うのが 江戸っ子ばやし 好きで出しゃばる つもりはないが 女火消だ 心意気 カンダ カグミノ カアサン カイショデ カラクリ カイケツ カンシャ カンゲキ カンカン カンカンカン カンカン カンカンカン | 美空ひばり | 野口義夫 | 森田公一 | | カンダ カグミノ カアサン カイショデ カラクリ カイケツ カンシャ カンゲキ カンカン カンカンカン 火事だケンカだ 事件だナゾだ なんだかんだの 捕物ばやし 御用十手は 持たないけれど 女度胸だ 肝っ玉 カンダ カジチョノ カドノ カンブツヤデ カチグリ カッタラ カタクテ カメナイ カンカン カンカンカン 恋だ 嵐だ 涙だ風だ 助け合うのが 江戸っ子ばやし 好きで出しゃばる つもりはないが 女火消だ 心意気 カンダ カグミノ カアサン カイショデ カラクリ カイケツ カンシャ カンゲキ カンカン カンカンカン カンカン カンカンカン |
娘道中伊達姿花の振袖 化粧も忘れ 娘仁義の ひとり旅 親分なしの 子分なし どこへ行くのか わかるまい これと決まった あてもない 天下ごめんの 伊達姿 たかゞ娘と あなどる奴にゃ 見せてやろうか 腕の冴え 文句があるか 野郎ども 腰の長脇差(ながどす) 抜けるかい どうだ相手に なれるかい すぐに勝負を つけてやろ 身分素姓は 言わぬが花さ 影もやくざの 旅合羽 喧嘩と聞けば 血が騒ぐ 粋な啖呵に 惚れたかい 別れ惜しけりゃ ついて来い 上州赤城の 渡り鳥 | 美空ひばり | 石本美由起 | 市川昭介 | | 花の振袖 化粧も忘れ 娘仁義の ひとり旅 親分なしの 子分なし どこへ行くのか わかるまい これと決まった あてもない 天下ごめんの 伊達姿 たかゞ娘と あなどる奴にゃ 見せてやろうか 腕の冴え 文句があるか 野郎ども 腰の長脇差(ながどす) 抜けるかい どうだ相手に なれるかい すぐに勝負を つけてやろ 身分素姓は 言わぬが花さ 影もやくざの 旅合羽 喧嘩と聞けば 血が騒ぐ 粋な啖呵に 惚れたかい 別れ惜しけりゃ ついて来い 上州赤城の 渡り鳥 |
思案橋ブルース哭いているような 長崎の街 雨に打たれて ながれた ふたつの心は かえらない かえらない 無情の雨よ ああ 長崎 思案橋ブルース 呼んでくれるな 俺のなまえを もどりはしないさ 昔の 気ままな この俺 忘れてよ 忘れてよ つれない雨よ ああ 長崎 思案橋ブルース 夢は捨てたのさ 今のこの俺 じっと孤独を かみしめた お前を好きだと いってみた いってみた 冷たい雨に ああ 長崎 思案橋ブルース | 美空ひばり | 川原弘 | 川原弘 | | 哭いているような 長崎の街 雨に打たれて ながれた ふたつの心は かえらない かえらない 無情の雨よ ああ 長崎 思案橋ブルース 呼んでくれるな 俺のなまえを もどりはしないさ 昔の 気ままな この俺 忘れてよ 忘れてよ つれない雨よ ああ 長崎 思案橋ブルース 夢は捨てたのさ 今のこの俺 じっと孤独を かみしめた お前を好きだと いってみた いってみた 冷たい雨に ああ 長崎 思案橋ブルース |
慕情の桟橋白い船が 灯りを消して ひっそりねむる 月の夜の桟橋 逢えないの もう逢えないの 読んだとて もう逢えないの とめどなく 涙のように さざ波よせる 思い出の桟橋 好きなのに あゝ 好きなのに あの人を あゝ好きなのに 切ないの たゞ 切ないの 生きる身が たゞ切ないの | 美空ひばり | 西沢爽 | 船村徹 | 船村徹 | 白い船が 灯りを消して ひっそりねむる 月の夜の桟橋 逢えないの もう逢えないの 読んだとて もう逢えないの とめどなく 涙のように さざ波よせる 思い出の桟橋 好きなのに あゝ 好きなのに あの人を あゝ好きなのに 切ないの たゞ 切ないの 生きる身が たゞ切ないの |
父に捧ぐる唄君去りし 想い出の あの唄よ なつかし 遠き日の 夢に似て 浮かびくる 悲しさ 想い出の あの唄よ 今一度 只一度 我がこゝろ 伝えてよ 君が胸に 何時の日にか 訪ねん ふるさとの 山 何時の日にか 相見ん 君が 瞳よ 春は丘に めぐれど 風はそよげど 我がこゝろに 再び 春はめぐらず 君去りし 想い出の あの唄よ なつかし 遠き日の 夢に似て 浮かびくる 悲しさ 想い出の あの唄よ 今一度 只一度 我がこゝろ 伝えてよ 君が胸に | 美空ひばり | 米山正夫 | 米山正夫 | | 君去りし 想い出の あの唄よ なつかし 遠き日の 夢に似て 浮かびくる 悲しさ 想い出の あの唄よ 今一度 只一度 我がこゝろ 伝えてよ 君が胸に 何時の日にか 訪ねん ふるさとの 山 何時の日にか 相見ん 君が 瞳よ 春は丘に めぐれど 風はそよげど 我がこゝろに 再び 春はめぐらず 君去りし 想い出の あの唄よ なつかし 遠き日の 夢に似て 浮かびくる 悲しさ 想い出の あの唄よ 今一度 只一度 我がこゝろ 伝えてよ 君が胸に |
傷心なぜか言えない ひとことを まっかなバラの いつわりを 聞いておくれよ いま一度 私は情熱に 咲く花よ バラよバラよ くれないのバラ 私は情熱に 咲く花よ せめて一夜の 恋に生き 一夜の恋に 死ぬまでよ 涙見せずに 口づけて 涙見せずに 別れよう バラよバラよ くれないのバラ 涙見せずに 別れよう 女心の 悲しさは まっかなバラの 真心は 気まま男に すてられて 夜の窓辺に 散るばかり バラよバラよ くれないのバラ 夜の窓辺に 散るばかり | 美空ひばり | 星野哲郎 | 米山正夫 | 松尾健司 | なぜか言えない ひとことを まっかなバラの いつわりを 聞いておくれよ いま一度 私は情熱に 咲く花よ バラよバラよ くれないのバラ 私は情熱に 咲く花よ せめて一夜の 恋に生き 一夜の恋に 死ぬまでよ 涙見せずに 口づけて 涙見せずに 別れよう バラよバラよ くれないのバラ 涙見せずに 別れよう 女心の 悲しさは まっかなバラの 真心は 気まま男に すてられて 夜の窓辺に 散るばかり バラよバラよ くれないのバラ 夜の窓辺に 散るばかり |
むらさきの涙私の乳房を 涙でぬらす あなたの髪を 私は無心に なでている 悲しみの夕陽が 海に今落ちてゆく 人生は 今日で終りじゃない 泣きなさい 泣きなさい 疲れきった心の いえるまで あなたが ほほえみながら 私を見上げる時 きっと私は むらさき色の 涙をながすでしょう 私の乳房で 夢からさめた あなたの頬に 私は無心に くちづける 新しい光が 海にひろがってゆく 人生は 今日もまた始まる 行きなさい 行きなさい よみがえった勇気に 身をまかせ あなたの うしろ姿を 遠くに見送る時 きっと私は むらさき色の 涙をながすでしょう | 美空ひばり | なかにし礼 | 井上かつお | 青木望 | 私の乳房を 涙でぬらす あなたの髪を 私は無心に なでている 悲しみの夕陽が 海に今落ちてゆく 人生は 今日で終りじゃない 泣きなさい 泣きなさい 疲れきった心の いえるまで あなたが ほほえみながら 私を見上げる時 きっと私は むらさき色の 涙をながすでしょう 私の乳房で 夢からさめた あなたの頬に 私は無心に くちづける 新しい光が 海にひろがってゆく 人生は 今日もまた始まる 行きなさい 行きなさい よみがえった勇気に 身をまかせ あなたの うしろ姿を 遠くに見送る時 きっと私は むらさき色の 涙をながすでしょう |
ひとり寝の子守唄ひとりで寝る時にゃヨー ひざっ小僧が寒かろう おなごを抱くように あたためておやりよ ひとりで寝る時にゃヨー 天井のねずみが 歌ってくれるだろう いっしよに歌えるよ ひとりで寝る時にゃヨー もみがら枕を 想い出がぬらすだろう 人恋しさに ひとりで寝る時にゃヨー 浮気な夜風が トントン戸をたたき お前を呼ぶだろう ひとりで寝る時にゃヨー 夜明けの青さが 教えてくれるだろう 一人者もいいもんだと ひとりで寝る時にゃヨー ララララ…… | 美空ひばり | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 佐々永治 | ひとりで寝る時にゃヨー ひざっ小僧が寒かろう おなごを抱くように あたためておやりよ ひとりで寝る時にゃヨー 天井のねずみが 歌ってくれるだろう いっしよに歌えるよ ひとりで寝る時にゃヨー もみがら枕を 想い出がぬらすだろう 人恋しさに ひとりで寝る時にゃヨー 浮気な夜風が トントン戸をたたき お前を呼ぶだろう ひとりで寝る時にゃヨー 夜明けの青さが 教えてくれるだろう 一人者もいいもんだと ひとりで寝る時にゃヨー ララララ…… |
粋な別れ生命に終わりがある 恋にも終わりがくる 秋には枯葉が 小枝と別れ 夕べには太陽が 空と別れる 誰も涙なんか 流しはしない 泣かないで 泣かないで 粋な別れをしようぜ 生命に終わりがある 恋にも終わりがくる はかない生命は せつなくもえて どこか消えてゆく 煙草の煙 恋の行方なんか わかりはしない 追わないで 追わないで 粋な別れをしようぜ | 美空ひばり | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | | 生命に終わりがある 恋にも終わりがくる 秋には枯葉が 小枝と別れ 夕べには太陽が 空と別れる 誰も涙なんか 流しはしない 泣かないで 泣かないで 粋な別れをしようぜ 生命に終わりがある 恋にも終わりがくる はかない生命は せつなくもえて どこか消えてゆく 煙草の煙 恋の行方なんか わかりはしない 追わないで 追わないで 粋な別れをしようぜ |