大空と大地の中で果てしない大空と 広い大地のその中で いつの日か 幸せを 自分の腕でつかむよう 歩き出そう 明日の日に ふり返るには まだ若い ふきすさぶ 北風に とばされぬよう とばぬよう こごえた両手に 息をふきかけて しばれた体を あたためて 生きる事が つらいとか 苦しいだとか いう前に 野に育つ花ならば 力の限り生きてやれ こごえた両手に 息をふきかけて しばれた体を あたためて 生きる事が つらいとか 苦しいだとか いう前に 野に育つ花ならば 力の限り生きてやれ こごえた両手に 息をふきかけて しばれた体を あたためて 果てしない大空と広い大地のその中で いつの日か幸せを 自分の腕でつかむよう 自分の腕でつかむよう | 川野夏美 | 松山千春 | 松山千春 | 松井タツオ | 果てしない大空と 広い大地のその中で いつの日か 幸せを 自分の腕でつかむよう 歩き出そう 明日の日に ふり返るには まだ若い ふきすさぶ 北風に とばされぬよう とばぬよう こごえた両手に 息をふきかけて しばれた体を あたためて 生きる事が つらいとか 苦しいだとか いう前に 野に育つ花ならば 力の限り生きてやれ こごえた両手に 息をふきかけて しばれた体を あたためて 生きる事が つらいとか 苦しいだとか いう前に 野に育つ花ならば 力の限り生きてやれ こごえた両手に 息をふきかけて しばれた体を あたためて 果てしない大空と広い大地のその中で いつの日か幸せを 自分の腕でつかむよう 自分の腕でつかむよう |
荒川線線路の向こうに 陽炎ゆれて 猫が踏切 渡ります 荒川線の 電車を見れば あの日の恋が よみがえる 想い出・寄り道 鬼子母神(きしぼじん) あなたは私を 忘れましたか 時には想って くれますか 別れて三年 経ちました… 桜の季節や 紅葉の季節 泣いて笑って 喧嘩した 面影橋の あのマンションも お洒落(しゃれ)なビルに なりました あなたに今日こそ 伝えたい あれから初めて 恋をしました ちょっぴり大人の その人と 将来(あした)へ歩いて いいですか… 想い出・寄り道 鬼子母神(きしぼじん) あなたは私を 忘れましたか 時には想って くれますか 別れて三年 経ちました… | 川野夏美 | 仁井谷俊也 | 弦哲也 | 前田俊明 | 線路の向こうに 陽炎ゆれて 猫が踏切 渡ります 荒川線の 電車を見れば あの日の恋が よみがえる 想い出・寄り道 鬼子母神(きしぼじん) あなたは私を 忘れましたか 時には想って くれますか 別れて三年 経ちました… 桜の季節や 紅葉の季節 泣いて笑って 喧嘩した 面影橋の あのマンションも お洒落(しゃれ)なビルに なりました あなたに今日こそ 伝えたい あれから初めて 恋をしました ちょっぴり大人の その人と 将来(あした)へ歩いて いいですか… 想い出・寄り道 鬼子母神(きしぼじん) あなたは私を 忘れましたか 時には想って くれますか 別れて三年 経ちました… |
紙のピアノ黒い柱に 大時計 今もかわらぬ 故郷の すすけた壁の 子供部屋 紙のピアノが ありました 開けると音が 鳴ったよで ポロリ泪が 落ちました ポロリポロポロ ポロポロリ 紙のピアノは 母の声 優しい母の 愛の歌 辛い生活 母子家庭 ピアノ買ってと 駄々こねて 眠った次の 朝でした 二つ折りした 長い紙 マジック書きの 鍵盤は 母の手作り 涙あと ポロリポロポロ ポロポロリ 紙のピアノは 鳴らないが わたしにだけは 聴こえてた 言えずじまいの 一言を 風に小雪が 舞う墓地で つぶやく母の 一周忌 夢をいっぱい ありがとう 笑顔と元気 ありがとう うれしかったよ お母さん ポロリポロポロ ポロポロリ 家の娘は 弾いてます グランドピアノ 白い部屋 | 川野夏美 | 佐野源左衛門一文 | 伊藤薫 | 蔦将包 | 黒い柱に 大時計 今もかわらぬ 故郷の すすけた壁の 子供部屋 紙のピアノが ありました 開けると音が 鳴ったよで ポロリ泪が 落ちました ポロリポロポロ ポロポロリ 紙のピアノは 母の声 優しい母の 愛の歌 辛い生活 母子家庭 ピアノ買ってと 駄々こねて 眠った次の 朝でした 二つ折りした 長い紙 マジック書きの 鍵盤は 母の手作り 涙あと ポロリポロポロ ポロポロリ 紙のピアノは 鳴らないが わたしにだけは 聴こえてた 言えずじまいの 一言を 風に小雪が 舞う墓地で つぶやく母の 一周忌 夢をいっぱい ありがとう 笑顔と元気 ありがとう うれしかったよ お母さん ポロリポロポロ ポロポロリ 家の娘は 弾いてます グランドピアノ 白い部屋 |
博多っ娘純情海は 海は玄海 筑前博多 山笠は追山 男のまつり 白いしめこみ 凛としめ (オッショイ) どんとどどっとどんと どんとどどっとどんと 命まるごと 転がるように あんたの山笠が 走ってく 山んごと好きだよ 海んごと好きだよ 博多純情 追いかけりゃ 熱い 風が吹く 口は 口は荒いが 根はやさしくて 酒もつよいが 人情も厚い 九州男児の 心意気 (オッショイ) どんとどどっとどんと どんとどどっとどんと 勝負終って 一番のりは あんたの胸に 決まってる 山んごと好きだよ 海んごと好きだよ 博多純情 寄り添えば 熱い 夜が明ける 山んごと好きだよ 海んごと好きだよ 博多純情 手を振れば 熱い 風が吹く | 川野夏美 | 吉岡治 | 中村典正 | 桜庭伸幸 | 海は 海は玄海 筑前博多 山笠は追山 男のまつり 白いしめこみ 凛としめ (オッショイ) どんとどどっとどんと どんとどどっとどんと 命まるごと 転がるように あんたの山笠が 走ってく 山んごと好きだよ 海んごと好きだよ 博多純情 追いかけりゃ 熱い 風が吹く 口は 口は荒いが 根はやさしくて 酒もつよいが 人情も厚い 九州男児の 心意気 (オッショイ) どんとどどっとどんと どんとどどっとどんと 勝負終って 一番のりは あんたの胸に 決まってる 山んごと好きだよ 海んごと好きだよ 博多純情 寄り添えば 熱い 夜が明ける 山んごと好きだよ 海んごと好きだよ 博多純情 手を振れば 熱い 風が吹く |
みちのく恋港女心を 貴めるよに 泣いているよな 防風林 白い貝殻 私の涙 恋しくて 恋しくて 今日も来ました 桟橋に 戻る約束 忘れたか‥みちのく恋港 女盛りの 短かさに 色も褪せます 唇の 咲いて一輪 ハマナス哀し 淋しくて 淋しくて 怨みたくなる こんな日は 胸にしみます 波しぶき‥みちのく恋港 噂だけでも 届けてと カモメ相手に 愚痴を言う 沖の白波 寄せ来る未練 会いたくて 会いたくて 髪の先まで 会いたくて 北の女の―途さよ‥みちのく恋港 | 川野夏美 | 麻こよみ | 徳久広司 | 丸山雅仁 | 女心を 貴めるよに 泣いているよな 防風林 白い貝殻 私の涙 恋しくて 恋しくて 今日も来ました 桟橋に 戻る約束 忘れたか‥みちのく恋港 女盛りの 短かさに 色も褪せます 唇の 咲いて一輪 ハマナス哀し 淋しくて 淋しくて 怨みたくなる こんな日は 胸にしみます 波しぶき‥みちのく恋港 噂だけでも 届けてと カモメ相手に 愚痴を言う 沖の白波 寄せ来る未練 会いたくて 会いたくて 髪の先まで 会いたくて 北の女の―途さよ‥みちのく恋港 |
むすめ道中記赤城(あかぎ)おろしか からっ風 やって来ました 上州路 恋の水上(みなかみ) 情けの伊香保(いかほ) 女いちずの 桃色仁義 ちょいと小粋で 強いあんたに アンアアンアンアン ひと目惚れ 生まれついての 浪花節 見せてあげたい 胸ン中 義理の大阪 度胸の播麿 愛にゃ奥手の 街頭がらす 色気不足が そうよあたしの アンアアンアンアン 泣きどころ 行こか戻ろか 東海道 こころ思案の 駿河湾 今日は相模路 明日は伊勢路 歌を道づれ 夢追い道中 何故かつれない 罪なあんたに アンアアンアンアン 首ったけ | 川野夏美 | 仁井谷俊也 | 中村典正 | 南郷達也 | 赤城(あかぎ)おろしか からっ風 やって来ました 上州路 恋の水上(みなかみ) 情けの伊香保(いかほ) 女いちずの 桃色仁義 ちょいと小粋で 強いあんたに アンアアンアンアン ひと目惚れ 生まれついての 浪花節 見せてあげたい 胸ン中 義理の大阪 度胸の播麿 愛にゃ奥手の 街頭がらす 色気不足が そうよあたしの アンアアンアンアン 泣きどころ 行こか戻ろか 東海道 こころ思案の 駿河湾 今日は相模路 明日は伊勢路 歌を道づれ 夢追い道中 何故かつれない 罪なあんたに アンアアンアンアン 首ったけ |
秋桜の風に吹かれて愛が終わった この町で 生きて行くのは つらいから 秋桜の 風に吹かれて ひとりの旅に 出るのです 捨てるつもりの 想い出を 詰めた鞄を 道連れに… どんな花より 私には こころ和ます 花だから 秋桜の 道を見付けて あてなく歩く つもりです みれん涙が こぼれたら 露のしずくの せいにして… 恋の破片で 傷付いた 胸の痛みが 消えるまで 秋桜の 風に吹かれて 私の旅は 続きます 元の笑顔が 戻る日は きっと時間が かかるけど… | 川野夏美 | 木下龍太郎 | 水森英夫 | 前田俊明 | 愛が終わった この町で 生きて行くのは つらいから 秋桜の 風に吹かれて ひとりの旅に 出るのです 捨てるつもりの 想い出を 詰めた鞄を 道連れに… どんな花より 私には こころ和ます 花だから 秋桜の 道を見付けて あてなく歩く つもりです みれん涙が こぼれたら 露のしずくの せいにして… 恋の破片で 傷付いた 胸の痛みが 消えるまで 秋桜の 風に吹かれて 私の旅は 続きます 元の笑顔が 戻る日は きっと時間が かかるけど… |
初雪前線初雪前線 今年も聞けば 涙が頬を 走ります 東京に雪が 初めて降った あの朝駅で 見送ったひと あゝあれがふたりの お別れなんて あれから時間は 止まってる 寒い…恋しい… せつない…つらい… 今も私は ひとりです 初雪前線 今年も聞いて アルバム捲(めく)る 昼さがり あの日の笑顔 還(かえ)らぬ月日 悲しみだけが 降り積もります あゝあれがふたりの お別れなんて 花嫁衣裳も そのままに なんで…どうして… 悔やんで…泣いた… きっとあなたも おなじです あゝあれがふたりの お別れなんて あれから時間は 止まってる 寒い…恋しい… せつない…つらい… 今も私は ひとりです | 川野夏美 | 仁井谷俊也 | 弦哲也 | 前田俊明 | 初雪前線 今年も聞けば 涙が頬を 走ります 東京に雪が 初めて降った あの朝駅で 見送ったひと あゝあれがふたりの お別れなんて あれから時間は 止まってる 寒い…恋しい… せつない…つらい… 今も私は ひとりです 初雪前線 今年も聞いて アルバム捲(めく)る 昼さがり あの日の笑顔 還(かえ)らぬ月日 悲しみだけが 降り積もります あゝあれがふたりの お別れなんて 花嫁衣裳も そのままに なんで…どうして… 悔やんで…泣いた… きっとあなたも おなじです あゝあれがふたりの お別れなんて あれから時間は 止まってる 寒い…恋しい… せつない…つらい… 今も私は ひとりです |
遠い別れ町ふたり暮らした 町の名は 遠い別れと 書くのです 必ず戻るの 言葉を残し あなたは夢追い 旅立った 遠く遠く遠く 別れても 面影抱いて 待ってる私です 三年五年と 月日を数え 気づけば片手が 過ぎました 命燃やした この愛を あなた忘れる はずがない 噂のひとつも 届けてカモメ 涙に滲んだ 利尻富士 遠く遠く遠く 別れても 約束信じ 待ってる私です 七(なな)年九(く)年と 月日を数え 両手で足りなく なりました 遠く遠く遠く 別れても 心で祈り 待ってる私です 夕陽が水面(みなも)を 茜(あかね)に染めて 女の今日が 終わります | 川野夏美 | 本橋夏蘭 | 大谷明裕 | 竹内弘一 | ふたり暮らした 町の名は 遠い別れと 書くのです 必ず戻るの 言葉を残し あなたは夢追い 旅立った 遠く遠く遠く 別れても 面影抱いて 待ってる私です 三年五年と 月日を数え 気づけば片手が 過ぎました 命燃やした この愛を あなた忘れる はずがない 噂のひとつも 届けてカモメ 涙に滲んだ 利尻富士 遠く遠く遠く 別れても 約束信じ 待ってる私です 七(なな)年九(く)年と 月日を数え 両手で足りなく なりました 遠く遠く遠く 別れても 心で祈り 待ってる私です 夕陽が水面(みなも)を 茜(あかね)に染めて 女の今日が 終わります |
人生七転び八起きいくらじたばたあわててみても 手強い世間にゃ歯がたたぬ 一度転んで 二度つまずいて それでも意地で立ちあがれ そうさ人生……ドッコイヨイショで 七転び八起き 浮いて沈んで 初めてわかる 他人のこころの 裏表 天が与えた この試練なら 苦労の汗も 無駄じゃない そうさ人生……ドッコイヨイショで 七転び八起き 人の一生 その勝敗は あの世へ行くまで わからない 生命ひとつと 二本の足で 明日の夢を 掴むだけ そうさ人生……ドッコイヨイショで 七転び八起き | 川野夏美 | 仁井谷俊也 | 中村典正 | 馬場良 | いくらじたばたあわててみても 手強い世間にゃ歯がたたぬ 一度転んで 二度つまずいて それでも意地で立ちあがれ そうさ人生……ドッコイヨイショで 七転び八起き 浮いて沈んで 初めてわかる 他人のこころの 裏表 天が与えた この試練なら 苦労の汗も 無駄じゃない そうさ人生……ドッコイヨイショで 七転び八起き 人の一生 その勝敗は あの世へ行くまで わからない 生命ひとつと 二本の足で 明日の夢を 掴むだけ そうさ人生……ドッコイヨイショで 七転び八起き |
かすみ草をください春雨は 誰にでも おんなじように 降るのにね どうしてよ 私には 心に 降りしきる 夕立を よけながら 相合傘を さすけれど いつからか あの頃の あなたは もういない あゝ捨てるなら かすみ草をください 両手に全部 持てるだけ あゝ捨てるなら かすみ草をください 涙の頬を 飾りたい 秋雨が ほとばしる 思い出全部 集めるの あなたにと 届けたい 私は ここですと 小夜時雨(さよしぐれ) くちびるを 重ねるだけの キスだから 戻してよ あの時の 二人に もう一度 あゝ捨てるなら かすみ草をください 綺麗とせめて 言わせたい あゝ捨てるなら かすみ草をください 寄り添う恋に 似合う花 | 川野夏美 | 小関理樹 | 弦哲也 | 竜崎孝路 | 春雨は 誰にでも おんなじように 降るのにね どうしてよ 私には 心に 降りしきる 夕立を よけながら 相合傘を さすけれど いつからか あの頃の あなたは もういない あゝ捨てるなら かすみ草をください 両手に全部 持てるだけ あゝ捨てるなら かすみ草をください 涙の頬を 飾りたい 秋雨が ほとばしる 思い出全部 集めるの あなたにと 届けたい 私は ここですと 小夜時雨(さよしぐれ) くちびるを 重ねるだけの キスだから 戻してよ あの時の 二人に もう一度 あゝ捨てるなら かすみ草をください 綺麗とせめて 言わせたい あゝ捨てるなら かすみ草をください 寄り添う恋に 似合う花 |
蛍月夜せせらぎに… 河鹿(かじか)鳴く夜の 蛍狩り ひとり来ました 貴船川(きぶねがわ) 肩先に 風がひと鳴き 行き過ぎて 恋の焔(ほのお)が 燃え上がる 溺れたくない 溺れたい 今宵(こよい)叶わぬ この恋に 影ひとつ… 蛍出る間の 薄闇(うすやみ)を あなた偲んで 歩きます 暮れなずむ 空にまあるい 月が出て 遠く聞こえる 三味の音 偲(おも)いつのらす この胸に そっと蛍の 灯(ひ)をともす 今夜だけ… せめて一夜(ひとよ)と 来ぬ人を 待てばひとりの 朝がくる しののめの 露に濡れつつ 見上げれば 空にひとひら 白い月 一生一度の この恋を どうぞ叶えて 鞍馬山(くらまやま) | 川野夏美 | 菅麻貴子 | 弦哲也 | 川村栄二 | せせらぎに… 河鹿(かじか)鳴く夜の 蛍狩り ひとり来ました 貴船川(きぶねがわ) 肩先に 風がひと鳴き 行き過ぎて 恋の焔(ほのお)が 燃え上がる 溺れたくない 溺れたい 今宵(こよい)叶わぬ この恋に 影ひとつ… 蛍出る間の 薄闇(うすやみ)を あなた偲んで 歩きます 暮れなずむ 空にまあるい 月が出て 遠く聞こえる 三味の音 偲(おも)いつのらす この胸に そっと蛍の 灯(ひ)をともす 今夜だけ… せめて一夜(ひとよ)と 来ぬ人を 待てばひとりの 朝がくる しののめの 露に濡れつつ 見上げれば 空にひとひら 白い月 一生一度の この恋を どうぞ叶えて 鞍馬山(くらまやま) |
池上線古い電車のドアのそば 二人は黙って立っていた 話す言葉をさがしながら すきま風に震えて いくつ駅を過ぎたのか 忘れてあなたに聞いたのに じっと私を見つめながら ごめんねなんて言ったわ 泣いては ダメだと 胸にきかせて 白いハンカチを 握りしめたの 池上線が走る町に あなたは 二度と来ないのね 池上線に揺られながら 今日も 帰る私なの 終電時刻を確かめて あなたは私と駅を出た 角のフルーツショップだけが 灯りともす夜更けに 商店街を通り抜け 踏切渡った時だわね 待っていますと つぶやいたら 突然抱いてくれたわ あとから あとから 涙あふれて 後ろ姿さえ 見えなかったの 池上線が走る町に あなたは 二度と来ないのね 池上線に揺られながら 今日も 帰る私なの | 川野夏美 | 佐藤順英 | 西島三重子 | D.C.O | 古い電車のドアのそば 二人は黙って立っていた 話す言葉をさがしながら すきま風に震えて いくつ駅を過ぎたのか 忘れてあなたに聞いたのに じっと私を見つめながら ごめんねなんて言ったわ 泣いては ダメだと 胸にきかせて 白いハンカチを 握りしめたの 池上線が走る町に あなたは 二度と来ないのね 池上線に揺られながら 今日も 帰る私なの 終電時刻を確かめて あなたは私と駅を出た 角のフルーツショップだけが 灯りともす夜更けに 商店街を通り抜け 踏切渡った時だわね 待っていますと つぶやいたら 突然抱いてくれたわ あとから あとから 涙あふれて 後ろ姿さえ 見えなかったの 池上線が走る町に あなたは 二度と来ないのね 池上線に揺られながら 今日も 帰る私なの |
サヨナラ桟橋さよならね… さよならね… あなたさよならね… この船は夜明けには 海峡出て行くわ 好きだよと打ちあけた 祭りの夜の やさしい言葉くちづけを きっと忘れずに 帰ってね… 戻ってね… サヨナラ桟橋 泣かないわ… 泣かないわ… あなた泣かないわ… 光るのは波しぶき 涙の粒じゃない ドラが鳴り手を振った あなたの声を 汽笛が潮風が消したって 夢で逢えるから ひとりでも… 耐えられる… サヨナラ桟橋 お元気で… お元気で… あなたお元気で… いつまでも待ってるわ 岬の海鳥と 倖せが手土産と 肩抱き寄せた あの日の笑顔あの涙 今も信じてる 帰ってね… 戻ってね… サヨナラ桟橋 | 川野夏美 | 仁井谷俊也 | 岡千秋 | 南郷達也 | さよならね… さよならね… あなたさよならね… この船は夜明けには 海峡出て行くわ 好きだよと打ちあけた 祭りの夜の やさしい言葉くちづけを きっと忘れずに 帰ってね… 戻ってね… サヨナラ桟橋 泣かないわ… 泣かないわ… あなた泣かないわ… 光るのは波しぶき 涙の粒じゃない ドラが鳴り手を振った あなたの声を 汽笛が潮風が消したって 夢で逢えるから ひとりでも… 耐えられる… サヨナラ桟橋 お元気で… お元気で… あなたお元気で… いつまでも待ってるわ 岬の海鳥と 倖せが手土産と 肩抱き寄せた あの日の笑顔あの涙 今も信じてる 帰ってね… 戻ってね… サヨナラ桟橋 |
ひまわりとタンポポ運命(さだめ)という名の めぐり逢い そんな気がする ふたりです あなたの隣に いるだけで 幸せなんです 涙でるほど ひまわりのように 陽のあたる 花では花ではないけれど… タンポポのように 微笑んで あなたのそばに 咲いていたいの 誰かを信じて 生きること それが愛だと 知りました あしたという日を 夢に見て このまま離れず 生きてゆきたい ひまわりのように 人眼ひく 花では花ではないけれど… タンポポのように 慎(つつ)ましく あなたのそばに 咲いていたいの ひまわりのように 咲き誇る 花では花ではないけれど… タンポポのように さりげなく あなたのそばに 咲いていたいの 咲いていたいの 咲いていたいの | 川野夏美 | 仁井谷俊也 | 弦哲也 | 前田俊明 | 運命(さだめ)という名の めぐり逢い そんな気がする ふたりです あなたの隣に いるだけで 幸せなんです 涙でるほど ひまわりのように 陽のあたる 花では花ではないけれど… タンポポのように 微笑んで あなたのそばに 咲いていたいの 誰かを信じて 生きること それが愛だと 知りました あしたという日を 夢に見て このまま離れず 生きてゆきたい ひまわりのように 人眼ひく 花では花ではないけれど… タンポポのように 慎(つつ)ましく あなたのそばに 咲いていたいの ひまわりのように 咲き誇る 花では花ではないけれど… タンポポのように さりげなく あなたのそばに 咲いていたいの 咲いていたいの 咲いていたいの |
あばれ海峡凪(なぎ)がつづけば いつかは時化る 荒れりゃ一蹴り 命もおとす あばれ海峡 吠えろよ吠えろ 浪のびんたを 喰らうたび 海の 海の男は アンアアンアンアン でかくなる 意地と度胸じゃ 負けないけれど 可愛い子どもの 笑顔にゃ弱い あばれ海峡 泣くなよ泣くな 潮の匂いが 沁みついた 写真 写真ながめて アンアアンアンアン コップ酒 網を引く手に うろこが光る 光る魚に かもめが騒ぐ あばれ海峡 燃えろよ燃えろ 晴の舞台に 血が躍る 明日は 明日は大漁の アンアアンアンアン 男ぶし | 川野夏美 | 吉岡治 | 中村典正 | | 凪(なぎ)がつづけば いつかは時化る 荒れりゃ一蹴り 命もおとす あばれ海峡 吠えろよ吠えろ 浪のびんたを 喰らうたび 海の 海の男は アンアアンアンアン でかくなる 意地と度胸じゃ 負けないけれど 可愛い子どもの 笑顔にゃ弱い あばれ海峡 泣くなよ泣くな 潮の匂いが 沁みついた 写真 写真ながめて アンアアンアンアン コップ酒 網を引く手に うろこが光る 光る魚に かもめが騒ぐ あばれ海峡 燃えろよ燃えろ 晴の舞台に 血が躍る 明日は 明日は大漁の アンアアンアンアン 男ぶし |
恋文草恋する泪(なみだ)が こころに落ちて おんなは花に なるのです 想いを伝える 術(すべ)もなく 夜露に濡れて 月をみる 恋文草の 花言葉 あなたの あなたの胸で咲きたいの なんにも知らずに 微笑みかける あなたは春の 陽射しです その手でやさしく 愛される 綺麗な花に なりたいの 恋文草は 片想い 寂しく 寂しく風に揺れてます あふれるばかりの あなたの愛が いのちの水に なるのです おんなの蕾みが 花開く 倖せ星に 祈ります 恋文草は 夢見草(ゆめみぐさ) あなたと あなたと生きてゆきたいの | 川野夏美 | 仁井谷俊也 | 弦哲也 | 若草恵 | 恋する泪(なみだ)が こころに落ちて おんなは花に なるのです 想いを伝える 術(すべ)もなく 夜露に濡れて 月をみる 恋文草の 花言葉 あなたの あなたの胸で咲きたいの なんにも知らずに 微笑みかける あなたは春の 陽射しです その手でやさしく 愛される 綺麗な花に なりたいの 恋文草は 片想い 寂しく 寂しく風に揺れてます あふれるばかりの あなたの愛が いのちの水に なるのです おんなの蕾みが 花開く 倖せ星に 祈ります 恋文草は 夢見草(ゆめみぐさ) あなたと あなたと生きてゆきたいの |
裏窓の猫抱きしめられて すべてを捧げ 愛したことに 悔いなどないの いいのいいのよ 気づかわないで きれいな最後 演じてみたい だけど心の 裏窓に あなたを待ってる 猫がいる 夜中眠らず あなたを探す みつけて欲しくて ミャアと鳴く 冷たい季節 別れが間近(まぢか) 素肌の奥で 感じていたの 誰か泣かせる この恋だから 壊れる明日(あす)に おびえていたわ だけど心の 裏窓に あなたを信じた 猫がいる 冬の陽だまり あなたを探す 帰ってきてよと ミャアと鳴く だけど心の 裏窓に あなたを待ってる 猫がいる 駄目と言っても あなたを探す 哀しく小さく ミャアと鳴く | 川野夏美 | 石原信一 | 徳久広司 | 佐藤和豊 | 抱きしめられて すべてを捧げ 愛したことに 悔いなどないの いいのいいのよ 気づかわないで きれいな最後 演じてみたい だけど心の 裏窓に あなたを待ってる 猫がいる 夜中眠らず あなたを探す みつけて欲しくて ミャアと鳴く 冷たい季節 別れが間近(まぢか) 素肌の奥で 感じていたの 誰か泣かせる この恋だから 壊れる明日(あす)に おびえていたわ だけど心の 裏窓に あなたを信じた 猫がいる 冬の陽だまり あなたを探す 帰ってきてよと ミャアと鳴く だけど心の 裏窓に あなたを待ってる 猫がいる 駄目と言っても あなたを探す 哀しく小さく ミャアと鳴く |
仇の風最後の恋と空に誓った あなたとこの町 訪れたときに 木漏れ陽が舞う古い吊り橋 渡る背中を ただ見つめながら 仇(あだ)の風 胸に吹く風 永遠を信じてたのに いつしかこぼれた 愛が手のひらから 駅へと続く長い砂利道 ふたつの足音 奏でた幸せ ずっと一緒と告げた言葉に 嘘はなかった そうあのときには 仇の風 雲を呼ぶ風 寂しさに裾を乱され 心も景色も変えてしまったのね この風止んでも 愛は戻らなくて もう来ることない あなたのふるさと | 川野夏美 | 及川眠子 | 弦哲也 | 矢野立美 | 最後の恋と空に誓った あなたとこの町 訪れたときに 木漏れ陽が舞う古い吊り橋 渡る背中を ただ見つめながら 仇(あだ)の風 胸に吹く風 永遠を信じてたのに いつしかこぼれた 愛が手のひらから 駅へと続く長い砂利道 ふたつの足音 奏でた幸せ ずっと一緒と告げた言葉に 嘘はなかった そうあのときには 仇の風 雲を呼ぶ風 寂しさに裾を乱され 心も景色も変えてしまったのね この風止んでも 愛は戻らなくて もう来ることない あなたのふるさと |
十字架の海あなたあなたは 知っていますか ひとり旅する 日向(ひゅうが)岬に 恋の願いを 叶えてくれる 神秘の海が あることを あゝ十字架(クルス)の海よ この想い 愛する男性(ひと)に 伝えて欲しい 初めて逢った あの日から 忘れられない 忘れられない 人になりました あなたあなたに 見せてあげたい 海にキラキラ 揺れる夕陽を きっと今度は ふたりで来たい そよ吹く風に つぶやくの あゝ十字架の海よ せつなさに あふれる涙 わかって欲しい このまま遠く 去ってゆく めぐり逢いなら めぐり逢いなら 哀しすぎるから あゝ十字架の海よ この想い 愛する男性に 伝えて欲しい 初めて逢った あの日から 忘れられない 忘れられない 人になりました | 川野夏美 | 仁井谷俊也 | 弦哲也 | 前田俊明 | あなたあなたは 知っていますか ひとり旅する 日向(ひゅうが)岬に 恋の願いを 叶えてくれる 神秘の海が あることを あゝ十字架(クルス)の海よ この想い 愛する男性(ひと)に 伝えて欲しい 初めて逢った あの日から 忘れられない 忘れられない 人になりました あなたあなたに 見せてあげたい 海にキラキラ 揺れる夕陽を きっと今度は ふたりで来たい そよ吹く風に つぶやくの あゝ十字架の海よ せつなさに あふれる涙 わかって欲しい このまま遠く 去ってゆく めぐり逢いなら めぐり逢いなら 哀しすぎるから あゝ十字架の海よ この想い 愛する男性に 伝えて欲しい 初めて逢った あの日から 忘れられない 忘れられない 人になりました |
じょっぱりねぶた祭りが 終わってヨー 林檎が真っ紅に 色づきゃヨー もうすぐ凍(しば)れる 冬が来る アーアア風が吹く 風が吹く 山背の風がヨー あぁ東京のあの人に 逢いたくて・・・逢いたくて・・・ 帰るその日を指折り数えりゃ 恋しくて・・・恋しくて・・・ じょっぱり涙に 泣けるんだヨ 泣けるんだヨー 雪がしんしん 積もってヨー 夜汽車の警笛(きてき)が 哭くたびヨー 遠いあの日が 瞼(め)に浮かぶ アーアア風が吹く 風が吹く 山背の風がヨー あぁあの人のじょんがらが 聴きたくて・・・聴きたくて・・・ 夢で今夜も逢いに行きたい 淋しくて・・・淋しくて・・・ 岩木のお山と 待ってるヨ 待ってるヨー あぁ東京のあの人に 逢いたくて・・・逢いたくて・・・ 帰るその日を指折り数えりゃ 恋しくて・・・恋しくて・・・ じょっぱり涙に 泣けるんだヨ 泣けるんだヨー | 川野夏美 | 仁井谷俊也 | 北原じゅん | 佐伯亮 | ねぶた祭りが 終わってヨー 林檎が真っ紅に 色づきゃヨー もうすぐ凍(しば)れる 冬が来る アーアア風が吹く 風が吹く 山背の風がヨー あぁ東京のあの人に 逢いたくて・・・逢いたくて・・・ 帰るその日を指折り数えりゃ 恋しくて・・・恋しくて・・・ じょっぱり涙に 泣けるんだヨ 泣けるんだヨー 雪がしんしん 積もってヨー 夜汽車の警笛(きてき)が 哭くたびヨー 遠いあの日が 瞼(め)に浮かぶ アーアア風が吹く 風が吹く 山背の風がヨー あぁあの人のじょんがらが 聴きたくて・・・聴きたくて・・・ 夢で今夜も逢いに行きたい 淋しくて・・・淋しくて・・・ 岩木のお山と 待ってるヨ 待ってるヨー あぁ東京のあの人に 逢いたくて・・・逢いたくて・・・ 帰るその日を指折り数えりゃ 恋しくて・・・恋しくて・・・ じょっぱり涙に 泣けるんだヨ 泣けるんだヨー |
豊後港町手紙通りの 航海ならば 赤道あたり いま頃は 南の時化は 御輿(みこし)のように 船を担いで 荒れるとか 無事を祈ってヨー 貴方を待ってる 豊後港町 幼なじみで 育った同士 咲かせた胸の 恋椿 漁場は遠い 海原だから 逢えぬつらさに 首ったけ 思い焦がれてヨー 貴方の名を呼ぶ 豊後港町 南十字の 星降る夜は 私の夢を 見ると言う 鴎の白い 翼を借りて 逢いに行きたい 海千里 固い絆のヨー 貴方と私の 豊後港町 | 川野夏美 | 木下龍太郎 | 徳久広司 | 丸山雅仁 | 手紙通りの 航海ならば 赤道あたり いま頃は 南の時化は 御輿(みこし)のように 船を担いで 荒れるとか 無事を祈ってヨー 貴方を待ってる 豊後港町 幼なじみで 育った同士 咲かせた胸の 恋椿 漁場は遠い 海原だから 逢えぬつらさに 首ったけ 思い焦がれてヨー 貴方の名を呼ぶ 豊後港町 南十字の 星降る夜は 私の夢を 見ると言う 鴎の白い 翼を借りて 逢いに行きたい 海千里 固い絆のヨー 貴方と私の 豊後港町 |
靴音もうすぐ そのドアの チャイムが鳴って 優しい声が 聞こえてくるわ 足早に近付く 靴音に 愛を感じた あの日 心変わりの 理由(わけ)なんて 聞いても 仕方がないわ 冷めてゆく あなたの心 止められないから 出て行くまで 何も 聞かないから 何も 何も 何も言わないで… 今すぐ 追い掛けて 引き止めたなら あなたの愛は 戻るのかしら 足早に遠のく 靴音を ずっと聞いてた 私 二人育てた 文鳥が 窓辺で 鳴いているわ 消えてゆく あなたの心 呼んでるみたいに 大丈夫よ 私 平気だから どうか どうか どうか鳴かないで… 二人暮らした この部屋は 楽しい 想い出ばかり 涙さえ 愛しい記憶 捨てられないから 忘れないで あの日 出逢えたこと どうか どうか どうか憶えてて… | 川野夏美 | 円香乃 | 杉本眞人 | 矢野立美 | もうすぐ そのドアの チャイムが鳴って 優しい声が 聞こえてくるわ 足早に近付く 靴音に 愛を感じた あの日 心変わりの 理由(わけ)なんて 聞いても 仕方がないわ 冷めてゆく あなたの心 止められないから 出て行くまで 何も 聞かないから 何も 何も 何も言わないで… 今すぐ 追い掛けて 引き止めたなら あなたの愛は 戻るのかしら 足早に遠のく 靴音を ずっと聞いてた 私 二人育てた 文鳥が 窓辺で 鳴いているわ 消えてゆく あなたの心 呼んでるみたいに 大丈夫よ 私 平気だから どうか どうか どうか鳴かないで… 二人暮らした この部屋は 楽しい 想い出ばかり 涙さえ 愛しい記憶 捨てられないから 忘れないで あの日 出逢えたこと どうか どうか どうか憶えてて… |
夏椿泣くため恋を したのでしょうか 花が散るため 咲くように 掴む先から 壊れて消えた まるで私の 幸せみたい 咲いてみたとて… 花は一日 夏椿 私に理由(わけ)が あるのでしょうか こころ変わりを させたのは 尽くし過ぎると 男にとって 愛は重荷に なるだけかしら 訊いてみたけど… 花は答えぬ 夏椿 なくした愛は 戻るでしょうか 花がふたたび 咲くように 思い切るため 遊びの恋が 出来るほどには 器用じゃなくて 白さまぶしい… 花は一色(ひといろ) 夏椿 | 川野夏美 | 木下龍太郎 | 水森英夫 | 前田俊明 | 泣くため恋を したのでしょうか 花が散るため 咲くように 掴む先から 壊れて消えた まるで私の 幸せみたい 咲いてみたとて… 花は一日 夏椿 私に理由(わけ)が あるのでしょうか こころ変わりを させたのは 尽くし過ぎると 男にとって 愛は重荷に なるだけかしら 訊いてみたけど… 花は答えぬ 夏椿 なくした愛は 戻るでしょうか 花がふたたび 咲くように 思い切るため 遊びの恋が 出来るほどには 器用じゃなくて 白さまぶしい… 花は一色(ひといろ) 夏椿 |
北津軽ちらちら風花 舞い散る峠 姉サ馬コでヨー シャンシャンお嫁入り 姉サ泣いたら わたしも泣ける 手綱(たづな)持つ手が また濡れるヨー ハイハイト ひゅるひゅる雪ん子 あの峰越えて 紅い紅葉(もみじ)がヨー ハラハラ袖に散る 姉サ山里 恋しゅはないか 訊けば枝折戸(しおりど) 風に鳴るヨー ハイハイト ほろほろ雪降る 津軽の里で 夜なべ炉端でヨー コトコト機(はた)を織る 姉サ達者か 慣れたや暮らし 可愛い赤児(ややこ)を 早よみたいヨー ハイハイト | 川野夏美 | 仁井谷俊也 | 弦哲也 | 伊戸のりお | ちらちら風花 舞い散る峠 姉サ馬コでヨー シャンシャンお嫁入り 姉サ泣いたら わたしも泣ける 手綱(たづな)持つ手が また濡れるヨー ハイハイト ひゅるひゅる雪ん子 あの峰越えて 紅い紅葉(もみじ)がヨー ハラハラ袖に散る 姉サ山里 恋しゅはないか 訊けば枝折戸(しおりど) 風に鳴るヨー ハイハイト ほろほろ雪降る 津軽の里で 夜なべ炉端でヨー コトコト機(はた)を織る 姉サ達者か 慣れたや暮らし 可愛い赤児(ややこ)を 早よみたいヨー ハイハイト |
出世太鼓生まれ玄海 黒潮育ち 負けず嫌いは 父譲り 花の都の 東京で 夢を咲かせる 心意気 撥(ばち)を持つ手に 力を込めて ドントドドント ドント 出世太鼓を 打ち鳴らせ 涙しぐれに 濡れそな夜は 窓に故郷の 月をみる 弱音吐くまい 勝つまでは 為せば成るのさ 何ごとも 意地の晒(さら)しを こころに巻いて ドントドドント ドント 出世太鼓よ 鳴り響け 親に貰った 大事な身体 無駄に生きたら 罰(ばち)あたり 若さぶつける 明日には 檜舞台が 待っている 粋な法被(はっぴ)の 片袖ぬいて ドントドドント ドント 出世太鼓を 打ち鳴らせ | 川野夏美 | 仁井谷俊也 | 中村典正 | 南郷達也 | 生まれ玄海 黒潮育ち 負けず嫌いは 父譲り 花の都の 東京で 夢を咲かせる 心意気 撥(ばち)を持つ手に 力を込めて ドントドドント ドント 出世太鼓を 打ち鳴らせ 涙しぐれに 濡れそな夜は 窓に故郷の 月をみる 弱音吐くまい 勝つまでは 為せば成るのさ 何ごとも 意地の晒(さら)しを こころに巻いて ドントドドント ドント 出世太鼓よ 鳴り響け 親に貰った 大事な身体 無駄に生きたら 罰(ばち)あたり 若さぶつける 明日には 檜舞台が 待っている 粋な法被(はっぴ)の 片袖ぬいて ドントドドント ドント 出世太鼓を 打ち鳴らせ |
お茶の水神田川(かわ)の上を 電車が横切(はし)り 向こうに見える 聖橋(ひじりばし) お茶の水に 来るたびに あの日の恋が 甦(よみがえ)る 照れ屋なあなたは 遠くから 私をいつも 見つめてた そうよ私が すずらん通り 最初に言葉を かけたのよ いつもふたり 肩寄せ聞いた ニコライ堂の 鐘の音(ね)を 三ヶ月(みつき)たてば 遠い国 ポツリと云ったわ 桜花(はな)の頃 あの夏あなたは 大人びて 私の胸を 飛び立った 橋にたたずみ 川面を見れば 面影やさしく 揺れてます あの夏あなたは 大人びて 私の胸を 飛び立った 橋にたたずみ 川面を見れば 面影やさしく 揺れてます | 川野夏美 | 仁井谷俊也 | 弦哲也 | 伊戸のりお | 神田川(かわ)の上を 電車が横切(はし)り 向こうに見える 聖橋(ひじりばし) お茶の水に 来るたびに あの日の恋が 甦(よみがえ)る 照れ屋なあなたは 遠くから 私をいつも 見つめてた そうよ私が すずらん通り 最初に言葉を かけたのよ いつもふたり 肩寄せ聞いた ニコライ堂の 鐘の音(ね)を 三ヶ月(みつき)たてば 遠い国 ポツリと云ったわ 桜花(はな)の頃 あの夏あなたは 大人びて 私の胸を 飛び立った 橋にたたずみ 川面を見れば 面影やさしく 揺れてます あの夏あなたは 大人びて 私の胸を 飛び立った 橋にたたずみ 川面を見れば 面影やさしく 揺れてます |
おんな大漁船度胸七分で 器量が三分 負けずぎらいの 浜育ち カモメが騒ぐ それ曳け網を 赤い合羽は 漁場の花さ 負けてたまるかヨ おんな大漁船 おれが好きかと あんたが言った 喧嘩するよな 目をしてさ 色恋なしよ 疾風(はやて)の海は 隙をみせたら 地獄の底だ ここは勝負のヨ おんな大漁船 おどる飛沫(しぶき)に 獲物が跳ねる 波にヤン衆の 声が飛ぶ 潮吹く汗は 命の汗だ 胸にさらしを きりりと巻いて 負けてたまるかヨ おんな大漁船 | 川野夏美 | たかたかし | 北原じゅん | 丸山雅仁 | 度胸七分で 器量が三分 負けずぎらいの 浜育ち カモメが騒ぐ それ曳け網を 赤い合羽は 漁場の花さ 負けてたまるかヨ おんな大漁船 おれが好きかと あんたが言った 喧嘩するよな 目をしてさ 色恋なしよ 疾風(はやて)の海は 隙をみせたら 地獄の底だ ここは勝負のヨ おんな大漁船 おどる飛沫(しぶき)に 獲物が跳ねる 波にヤン衆の 声が飛ぶ 潮吹く汗は 命の汗だ 胸にさらしを きりりと巻いて 負けてたまるかヨ おんな大漁船 |
北海子守唄雪が吹雪(ふぶ)いて 流氷寄せりゃ 二ヶ月(ふたつき)漁には 出られない あのひと都会(まち)に 出稼ぎに 陸(おか)で冬越す ホッケ船 ねんねん ねんねこ ねんねしな 海よ春まで ねんねしな 兄と慕った おさない想い いつしか変わった 恋ごころ 凍(しば)れがゆるむ その頃に きっとふたりは 結ばれる ねんねん ねんねこ ねんねしな 海猫(ゴメ)もニシンも ねんねしな 沖の彼方(かなた)に 流氷消えりゃ 競って船だす 北漁師 海明け待って おなご衆は 網を繕(つくろ)う 浜番屋 ねんねん ねんねこ ねんねしな 海よ春まで ねんねしな | 川野夏美 | 仁井谷俊也 | 弦哲也 | 竜崎孝路 | 雪が吹雪(ふぶ)いて 流氷寄せりゃ 二ヶ月(ふたつき)漁には 出られない あのひと都会(まち)に 出稼ぎに 陸(おか)で冬越す ホッケ船 ねんねん ねんねこ ねんねしな 海よ春まで ねんねしな 兄と慕った おさない想い いつしか変わった 恋ごころ 凍(しば)れがゆるむ その頃に きっとふたりは 結ばれる ねんねん ねんねこ ねんねしな 海猫(ゴメ)もニシンも ねんねしな 沖の彼方(かなた)に 流氷消えりゃ 競って船だす 北漁師 海明け待って おなご衆は 網を繕(つくろ)う 浜番屋 ねんねん ねんねこ ねんねしな 海よ春まで ねんねしな |
港町恋唄海は朝焼け 飛沫(しぶき)をあげて 豊後水道 あなたの舟がゆく ぶっきらぼうでいいからさ 海の男なら ついて来いよと 言ってみて あなたの港は ふたりの港 時化(しけ)がつづけば ふて寝の三日 明日の暮らしも お天気次第だと 塩っぱい味は知ってます どんな苦労でも 浜の女房は 引き受ける あなたの港は ふたりの港 海は夕焼け 鴎をつれて 豊後水道 帰りの舟がくる 好きなら白い旗あげて それが合図なら 駆けてゆきます まっしぐら あなたの港は ふたりの港 | 川野夏美 | 吉岡治 | 中村典正 | 伊戸のりお | 海は朝焼け 飛沫(しぶき)をあげて 豊後水道 あなたの舟がゆく ぶっきらぼうでいいからさ 海の男なら ついて来いよと 言ってみて あなたの港は ふたりの港 時化(しけ)がつづけば ふて寝の三日 明日の暮らしも お天気次第だと 塩っぱい味は知ってます どんな苦労でも 浜の女房は 引き受ける あなたの港は ふたりの港 海は夕焼け 鴎をつれて 豊後水道 帰りの舟がくる 好きなら白い旗あげて それが合図なら 駆けてゆきます まっしぐら あなたの港は ふたりの港 |
夢割酒キープボトルの あなたの名前 やせた小指で またなぞる ひとり枕じゃ 寝付かれなくて いつか覚えた 酒の味 夢の破片(かけら)を グラスに入れて 苦さ薄める 夢割酒よ 私なりには 尽くしたけれど 届かなかった あなたには 悔いを残して 別れて来たが いまは苦労も なつかしい レモン代りに 想い出輪切り そっと浮かべる 夢割酒よ ひとり暮しと あなたのうわさ 耳にうれしい 風便り 夜の酒場の 止まり木よりも 欲しい心の 拠り所 夢の破片を グラスに入れて 苦さ薄める 夢割酒よ | 川野夏美 | 木下龍太郎 | 水森英夫 | 伊戸のりお | キープボトルの あなたの名前 やせた小指で またなぞる ひとり枕じゃ 寝付かれなくて いつか覚えた 酒の味 夢の破片(かけら)を グラスに入れて 苦さ薄める 夢割酒よ 私なりには 尽くしたけれど 届かなかった あなたには 悔いを残して 別れて来たが いまは苦労も なつかしい レモン代りに 想い出輪切り そっと浮かべる 夢割酒よ ひとり暮しと あなたのうわさ 耳にうれしい 風便り 夜の酒場の 止まり木よりも 欲しい心の 拠り所 夢の破片を グラスに入れて 苦さ薄める 夢割酒よ |
青い瞳の舞妓さん桜の花びらが ブロンドの髪に はらはらと 雪のよに 舞い降りて来る お稽古帰りの 鴨川(かもがわ)沿(ぞ)いの 気になるカフェの 気になるあの人に 渡したい 渡せない 手作りのお財布 青い瞳(め)の舞妓さん 春まだ浅し 待ち人来たらずの おみくじを引いて ほろほろと ため息が こぼれる小径(こみち) 清水寺(きよみずでら)から 三年坂(さんねんざか)を 歩けばきっと 歩けばあの人に 逢えそうで 逢えなくて 振り向けば 鐘の音(ね) 青い瞳(め)の舞妓さん 木漏(こも)れ日優し 夜空の大文字(だいもんじ) 送り火が燃えて ゆらゆらと オーロラの ふるさと浮かぶ 両手を合わせて 願いを掛ける 好きだといつか 好きだとあの人に 言いたくて 言えなくて 面影が揺れます 青い瞳(め)の舞妓さん また夏が逝(ゆ)く | 川野夏美 | 麻こよみ | 弦哲也 | 矢野立美 | 桜の花びらが ブロンドの髪に はらはらと 雪のよに 舞い降りて来る お稽古帰りの 鴨川(かもがわ)沿(ぞ)いの 気になるカフェの 気になるあの人に 渡したい 渡せない 手作りのお財布 青い瞳(め)の舞妓さん 春まだ浅し 待ち人来たらずの おみくじを引いて ほろほろと ため息が こぼれる小径(こみち) 清水寺(きよみずでら)から 三年坂(さんねんざか)を 歩けばきっと 歩けばあの人に 逢えそうで 逢えなくて 振り向けば 鐘の音(ね) 青い瞳(め)の舞妓さん 木漏(こも)れ日優し 夜空の大文字(だいもんじ) 送り火が燃えて ゆらゆらと オーロラの ふるさと浮かぶ 両手を合わせて 願いを掛ける 好きだといつか 好きだとあの人に 言いたくて 言えなくて 面影が揺れます 青い瞳(め)の舞妓さん また夏が逝(ゆ)く |
倖せなみだまたいつの日か 逢える気がしてた 再び引き合う 紅い糸 元気でいたかと 労るような あなたの優しさ 思いやり まわり道した その先に 明日の花咲く 倖せなみだ もうあの頃に 戻りたくないわ 誰かを羨(うらや)み 泣いた夜 過去など忘れろ 今日から何も 心配するなと 言うあなた つらい月日の その先に 笑顔の花咲く 倖せなみだ また倖せが 来ると思いたい 寄り添うあなたの あたたかさ 今日まで離れて 暮らした月日 無駄ではなかった 二人には まわり道した その先に 明日の花咲く 倖せなみだ | 川野夏美 | 麻こよみ | 徳久広司 | 丸山雅仁 | またいつの日か 逢える気がしてた 再び引き合う 紅い糸 元気でいたかと 労るような あなたの優しさ 思いやり まわり道した その先に 明日の花咲く 倖せなみだ もうあの頃に 戻りたくないわ 誰かを羨(うらや)み 泣いた夜 過去など忘れろ 今日から何も 心配するなと 言うあなた つらい月日の その先に 笑顔の花咲く 倖せなみだ また倖せが 来ると思いたい 寄り添うあなたの あたたかさ 今日まで離れて 暮らした月日 無駄ではなかった 二人には まわり道した その先に 明日の花咲く 倖せなみだ |
利尻水道便りがいつしか 絶えたのは 恋を始めた せいですか 必ず帰るの 約束は その場限りの 嘘ですか 支えなくして あなた どうして生きれば いいのでしょうか 吹雪いて今日も 船はない 利尻水道 日本海 離れて暮せば 駄目なほど 愛ははかない ものですか 一緒に生きてく 幸せは 私ひとりの 夢ですか 憎い仕打ちを あなた 恨めずいるのは 未練でしょうか なみだが胸に 凍りつく 利尻水道 日本海 悲しいけれども さよならの 手紙 最後に くれますか 心に区切りを つけるため 無理を言っても いいですか 違う生き方 あなた 見付ける手立ては あるのでしょうか ひと足遅く 春が来る 利尻水道 日本海 | 川野夏美 | 木下龍太郎 | 徳久広司 | 前田俊明 | 便りがいつしか 絶えたのは 恋を始めた せいですか 必ず帰るの 約束は その場限りの 嘘ですか 支えなくして あなた どうして生きれば いいのでしょうか 吹雪いて今日も 船はない 利尻水道 日本海 離れて暮せば 駄目なほど 愛ははかない ものですか 一緒に生きてく 幸せは 私ひとりの 夢ですか 憎い仕打ちを あなた 恨めずいるのは 未練でしょうか なみだが胸に 凍りつく 利尻水道 日本海 悲しいけれども さよならの 手紙 最後に くれますか 心に区切りを つけるため 無理を言っても いいですか 違う生き方 あなた 見付ける手立ては あるのでしょうか ひと足遅く 春が来る 利尻水道 日本海 |
室戸岬別れに泣いた 女の目には 白い灯台 なお沁みる あなたを忘れる ひとりの旅に 面影 後から 従いて来る 室戸 室戸岬は 恋岬 胸のすき間に 風が吹く 気付かぬ内に 二人に出来た 埋(うず)め切れない 愛の溝 幸せ失くした 女にとって 名前も哀しい 夫婦(めおと)岩 室戸 室戸岬で また背伸び 夢の行方を ひとり追う 黒潮寄せる 月見が浜は 春がどこより 早く来る 信じて待ったら あなたの愛も いつかは戻って 来るかしら 室戸 室戸岬は 恋岬 髪を撫でてく 風に訊く | 川野夏美 | 木下龍太郎 | 弦哲也 | 丸山雅仁 | 別れに泣いた 女の目には 白い灯台 なお沁みる あなたを忘れる ひとりの旅に 面影 後から 従いて来る 室戸 室戸岬は 恋岬 胸のすき間に 風が吹く 気付かぬ内に 二人に出来た 埋(うず)め切れない 愛の溝 幸せ失くした 女にとって 名前も哀しい 夫婦(めおと)岩 室戸 室戸岬で また背伸び 夢の行方を ひとり追う 黒潮寄せる 月見が浜は 春がどこより 早く来る 信じて待ったら あなたの愛も いつかは戻って 来るかしら 室戸 室戸岬は 恋岬 髪を撫でてく 風に訊く |
孔雀の純情歩いて歩いて 港のあかり 小雨に打たれて 孔雀は泣いた あなたとふたりで いた時は 世界で一番 幸せでした 瑠璃色(るりいろ) 金色 輝く羽根で こころを拡げて みせました 瑠璃色 金色 淋しい羽根は さよなら背中で 聞きました 最後の最後は ケンカもせずに 抱いてももらえず 汽笛を聞いた 孔雀は涙も 流さない 冷たい鳥だと 思ってますか 瑠璃色 金色 哀しい羽根は 一本残さず 抜きました 瑠璃色 金色 想い出色の さよなら背中で 聞きました 瑠璃色 金色 哀しい羽根は 一本残さず 抜きました 瑠璃色 金色 涙の羽根が あなたの背中に 散りました | 川野夏美 | 喜多條忠 | 弦哲也 | 伊戸のりお | 歩いて歩いて 港のあかり 小雨に打たれて 孔雀は泣いた あなたとふたりで いた時は 世界で一番 幸せでした 瑠璃色(るりいろ) 金色 輝く羽根で こころを拡げて みせました 瑠璃色 金色 淋しい羽根は さよなら背中で 聞きました 最後の最後は ケンカもせずに 抱いてももらえず 汽笛を聞いた 孔雀は涙も 流さない 冷たい鳥だと 思ってますか 瑠璃色 金色 哀しい羽根は 一本残さず 抜きました 瑠璃色 金色 想い出色の さよなら背中で 聞きました 瑠璃色 金色 哀しい羽根は 一本残さず 抜きました 瑠璃色 金色 涙の羽根が あなたの背中に 散りました |
夜桜しぐれ三日限りの みちのくの 旅も最後の 北泊り 弘前 津軽 傘はいらない 夜桜しぐれ この世で添えぬ 恋ゆえに 花も見せるか 貰い泣き 連れて逃げての ひと言が なんで言えない 意気地なし 弘前 津軽 弱い女に 夜桜しぐれ 飛礫(つぶて)のように 花びらが 払い除けても 頬を打つ 七日桜と 言うように きっと今夜が 咲き納め 弘前 津軽 肩に降る降る 夜桜しぐれ 二人の夢が 散り急ぐ かけらみたいで 辛くなる | 川野夏美 | 木下龍太郎 | 徳久広司 | 丸山雅仁 | 三日限りの みちのくの 旅も最後の 北泊り 弘前 津軽 傘はいらない 夜桜しぐれ この世で添えぬ 恋ゆえに 花も見せるか 貰い泣き 連れて逃げての ひと言が なんで言えない 意気地なし 弘前 津軽 弱い女に 夜桜しぐれ 飛礫(つぶて)のように 花びらが 払い除けても 頬を打つ 七日桜と 言うように きっと今夜が 咲き納め 弘前 津軽 肩に降る降る 夜桜しぐれ 二人の夢が 散り急ぐ かけらみたいで 辛くなる |
霧雨海峡雨の出船は おんなを泣かす 心細さを つのらせる 好きなのに… 好きなのに… あなた行くのね 夜明けの船で 「ひとりで待つわ 信じて待つわ」 声も消される 霧雨海峡 海猫(ごめ)の数ほど 愛してくれた 胸を想い出 過(よぎ)ります 倖せを… 倖せを… いつも私は 夢みていたの 「忘れはしない 責めたりしない」 かすむ船影 霧雨海峡 雨はいつ止む こころの雨は こぼす吐息の せつなさよ 好きなのに… 好きなのに… おんな未練は 大波小波 「帰って来てね 迎えに来てね」 追ってゆけない 霧雨海峡 | 川野夏美 | 仁井谷俊也 | 中村典正 | 南郷達也 | 雨の出船は おんなを泣かす 心細さを つのらせる 好きなのに… 好きなのに… あなた行くのね 夜明けの船で 「ひとりで待つわ 信じて待つわ」 声も消される 霧雨海峡 海猫(ごめ)の数ほど 愛してくれた 胸を想い出 過(よぎ)ります 倖せを… 倖せを… いつも私は 夢みていたの 「忘れはしない 責めたりしない」 かすむ船影 霧雨海峡 雨はいつ止む こころの雨は こぼす吐息の せつなさよ 好きなのに… 好きなのに… おんな未練は 大波小波 「帰って来てね 迎えに来てね」 追ってゆけない 霧雨海峡 |
じょんがら恋唄連れにはぐれて 啼く海鳥の 声もしばれる 北の海 じょんがら節は 怨みの歌と あなたを捨てて 未練を捨てて 遠い人なら 人なら 忘れてしまいたい ひとりぽっちの この淋しさは 誰もわかって くれないが じょんがら節は 涙の歌と あまえてみたい 縋ってみたい 何処へ行ったら 行ったら 女の夢がある 強くなったら あの街あかり 赤くもいちど 点(とも)したい じょんがら節は 救いの歌と わらってみたの 歌ってみたの そして今度は 今度は 幸福 離さない | 川野夏美 | 松井由利夫 | 叶弦大 | 丸山雅仁 | 連れにはぐれて 啼く海鳥の 声もしばれる 北の海 じょんがら節は 怨みの歌と あなたを捨てて 未練を捨てて 遠い人なら 人なら 忘れてしまいたい ひとりぽっちの この淋しさは 誰もわかって くれないが じょんがら節は 涙の歌と あまえてみたい 縋ってみたい 何処へ行ったら 行ったら 女の夢がある 強くなったら あの街あかり 赤くもいちど 点(とも)したい じょんがら節は 救いの歌と わらってみたの 歌ってみたの そして今度は 今度は 幸福 離さない |
江差恋唄消えた鰊(にしん)をヨー 追いかけて あのひと今頃 どこの海 出船入船 江差の港 風の追分 聞くたびに 胸が泣けます 恋しさに 恋しさに ヤンサノエー ロシアおろしがヨー ヒュルヒュルと 吹雪(ふぶ)けばこころは 冬になる 漁船(ふね)をおりたら 一緒になると あの日誓った 抱きしめた 今も揺れてる あの笑顔 あの笑顔 ヤンサノエー 浜の番屋をヨー 尋ねたら いつかは逢えると 人は云う 出船入船 江差の港 ねぐら探して 北へ翔ぶ 海猫(ごめ)よあのひと つれて来て つれて来て ヤンサノエー | 川野夏美 | 仁井谷俊也 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 消えた鰊(にしん)をヨー 追いかけて あのひと今頃 どこの海 出船入船 江差の港 風の追分 聞くたびに 胸が泣けます 恋しさに 恋しさに ヤンサノエー ロシアおろしがヨー ヒュルヒュルと 吹雪(ふぶ)けばこころは 冬になる 漁船(ふね)をおりたら 一緒になると あの日誓った 抱きしめた 今も揺れてる あの笑顔 あの笑顔 ヤンサノエー 浜の番屋をヨー 尋ねたら いつかは逢えると 人は云う 出船入船 江差の港 ねぐら探して 北へ翔ぶ 海猫(ごめ)よあのひと つれて来て つれて来て ヤンサノエー |
空席遠くへ行こう あなたが言った 見知らぬ場所で やり直そうと 出発ロビーで 落ち合おう 航空券(チケット)二枚 渡されて 嘘もずるさも もう何度 はぐらかされて 許してきたわ 今度が最後 そうよ賭けてみる あなたが決めた ふたり旅 あなたは来ない わかっていても 何度見上げる 3番時計 響いた最終 アナウンス 航空券(チケット)二枚 握りしめ 予想通りと 苦笑い 背中を向けて 搭乗口(ゲート)をくぐる 全部が全部 悪いひとじゃない ふたりのはずの ひとり旅 涙ひとすじ テイク・オフ あなたのいない 見知らぬ場所へ 明日(あした)は明日(あした) 風も吹くでしょう 昨日の愛を 捨てる旅 わたしが決めた ひとり旅 | 川野夏美 | 本橋夏蘭 | 杉本眞人 | 矢野立美 | 遠くへ行こう あなたが言った 見知らぬ場所で やり直そうと 出発ロビーで 落ち合おう 航空券(チケット)二枚 渡されて 嘘もずるさも もう何度 はぐらかされて 許してきたわ 今度が最後 そうよ賭けてみる あなたが決めた ふたり旅 あなたは来ない わかっていても 何度見上げる 3番時計 響いた最終 アナウンス 航空券(チケット)二枚 握りしめ 予想通りと 苦笑い 背中を向けて 搭乗口(ゲート)をくぐる 全部が全部 悪いひとじゃない ふたりのはずの ひとり旅 涙ひとすじ テイク・オフ あなたのいない 見知らぬ場所へ 明日(あした)は明日(あした) 風も吹くでしょう 昨日の愛を 捨てる旅 わたしが決めた ひとり旅 |
満ち潮ドアが閉まるとき 何か言おうとした あなたの瞳を 過去へとバスが連れ去る 波のように何度も かさねてた素肌の 優しい匂いも 風が消してゆく Bye bye my love Bye bye my love いま潮が満ちて Bye bye my love Bye bye my love 悲しむための愛が終わる 朝来帰(あさらぎ)の海を 一人眺めながら 心の季節が 静かに変わりはじめる 命がけ恋して だけど気付いてたの あなたの未来に私はいないと Bye bye my love Bye bye my love 小さな約束 Bye bye my love Bye bye my love 待ちくたびれた日々が終わる Bye bye my love Bye bye my love いま潮が満ちて Bye bye my love Bye bye my love 悲しむための愛が終わる | 川野夏美 | 及川眠子 | 弦哲也 | 矢野立美 | ドアが閉まるとき 何か言おうとした あなたの瞳を 過去へとバスが連れ去る 波のように何度も かさねてた素肌の 優しい匂いも 風が消してゆく Bye bye my love Bye bye my love いま潮が満ちて Bye bye my love Bye bye my love 悲しむための愛が終わる 朝来帰(あさらぎ)の海を 一人眺めながら 心の季節が 静かに変わりはじめる 命がけ恋して だけど気付いてたの あなたの未来に私はいないと Bye bye my love Bye bye my love 小さな約束 Bye bye my love Bye bye my love 待ちくたびれた日々が終わる Bye bye my love Bye bye my love いま潮が満ちて Bye bye my love Bye bye my love 悲しむための愛が終わる |
残波の月ユウナの花びらが 風に運ばれて 月に照らされてる 波にゆれてます あなたは 今どこの町 三線(さんしん)の響き 聞こえますか こんなにせつなくて こんなに逢いたくて この島唄(うた)をあなたに 残波岬(ざんぱ)から 珊瑚(サンゴ)の浜に立ち 夕陽みつめてた 便りひとつもなく 季節(とき)はふた回り あなたは もう都会(まち)のひと わたしなどきっと 忘れている 信じて待ちたいの あの日の約束を この想いあなたに 残波岬から 涙があふれます こんなに恋しくて この愛をあなたに 残波岬から | 川野夏美 | 仁井谷俊也 | 弦哲也 | 伊戸のりお | ユウナの花びらが 風に運ばれて 月に照らされてる 波にゆれてます あなたは 今どこの町 三線(さんしん)の響き 聞こえますか こんなにせつなくて こんなに逢いたくて この島唄(うた)をあなたに 残波岬(ざんぱ)から 珊瑚(サンゴ)の浜に立ち 夕陽みつめてた 便りひとつもなく 季節(とき)はふた回り あなたは もう都会(まち)のひと わたしなどきっと 忘れている 信じて待ちたいの あの日の約束を この想いあなたに 残波岬から 涙があふれます こんなに恋しくて この愛をあなたに 残波岬から |
なみだ雲目を凝らして 探しても あなたと過ごしたあの日々 あの場所にあった愛たちは どこにもない いつか見た 夢のように 消え去ってしまったの それでも あなたは 気づかないのでしょう 私の瞳(め)に なみだ雲 流れてゆきます 「終わったんだ」その言葉 耳を塞いだの私は 傷が痛くって 苦しんで 向き合えずに 消えてゆく 雲のように 形ない二人です 語り合った日々も すべて過去のこと 私の瞳(め)に なみだ雲 悔やんで愛して 私の瞳(め)に なみだ雲 流れてゆきます | 川野夏美 | 羽衣マリコ | 弦哲也 | 川村栄二 | 目を凝らして 探しても あなたと過ごしたあの日々 あの場所にあった愛たちは どこにもない いつか見た 夢のように 消え去ってしまったの それでも あなたは 気づかないのでしょう 私の瞳(め)に なみだ雲 流れてゆきます 「終わったんだ」その言葉 耳を塞いだの私は 傷が痛くって 苦しんで 向き合えずに 消えてゆく 雲のように 形ない二人です 語り合った日々も すべて過去のこと 私の瞳(め)に なみだ雲 悔やんで愛して 私の瞳(め)に なみだ雲 流れてゆきます |
紅い螢あなたがつけた 首筋の 紅い螢が 目を覚ます 飛んで行きたい その胸に 飛んで行けない 私から あなた あなたに見えますか 焦がれ泣いてる 紅い炎(ひ)が 寝返り打って 見る夢は いつもあなたの 腕の中 奪い取りたい ひとなのに 奪いきれない 私には 闇の向こうも 闇ですか 問えばあなたが 遠くなる 恋しさだけを つのらせて 夢がどこかに 消えてゆく 追って行きたい ひとすじに 追って行けない ひとだけど 細くたなびく 炎(ひ)の糸は いのち燃やして 飛ぶ螢 | 川野夏美 | さくらちさと | 岡千秋 | 伊戸のりお | あなたがつけた 首筋の 紅い螢が 目を覚ます 飛んで行きたい その胸に 飛んで行けない 私から あなた あなたに見えますか 焦がれ泣いてる 紅い炎(ひ)が 寝返り打って 見る夢は いつもあなたの 腕の中 奪い取りたい ひとなのに 奪いきれない 私には 闇の向こうも 闇ですか 問えばあなたが 遠くなる 恋しさだけを つのらせて 夢がどこかに 消えてゆく 追って行きたい ひとすじに 追って行けない ひとだけど 細くたなびく 炎(ひ)の糸は いのち燃やして 飛ぶ螢 |
想い千すじ頬にこぼれる 洗い髪 花冷えにまだ 濡れている ひと櫛(くし)梳(す)いて ため息ひとつ あなたをひとり 待つ夜更け 朧月(おぼろづき) ほろほろ 泣いている 風に ああ あなた恋しい… 流れ流れて 千すじの 想いの糸が 河になる 心細さを あおるよに 夜風が窓を 揺らします あなたの重さ 身に受けながら 絆を深く 結びたい 夢うつつ ゆらゆら うたかたの 刻(とき)に ああ ふたり身を寄せ… きっと今夜も 舟を出し 追ってはならぬ 夢を追う 花吹雪 ヒュルヒュル 舞い上がる 夜に ああ あなた逢いたい… 乱れ乱れて 千すじの 想いの糸が 河になる | 川野夏美 | さくらちさと | 杉本眞人 | 川村栄二 | 頬にこぼれる 洗い髪 花冷えにまだ 濡れている ひと櫛(くし)梳(す)いて ため息ひとつ あなたをひとり 待つ夜更け 朧月(おぼろづき) ほろほろ 泣いている 風に ああ あなた恋しい… 流れ流れて 千すじの 想いの糸が 河になる 心細さを あおるよに 夜風が窓を 揺らします あなたの重さ 身に受けながら 絆を深く 結びたい 夢うつつ ゆらゆら うたかたの 刻(とき)に ああ ふたり身を寄せ… きっと今夜も 舟を出し 追ってはならぬ 夢を追う 花吹雪 ヒュルヒュル 舞い上がる 夜に ああ あなた逢いたい… 乱れ乱れて 千すじの 想いの糸が 河になる |
花はこべ風に吹かれて 散り急ぐ 花を見てさえ 涙ぐむ ごめんよ…倖せ やれなくて 思わずこの手で 抱き寄せりゃ 白いうなじが 震えてた おまえは俺の おまえは俺の 花はこべ 夢を見させて 欲しいのと 酔って背中で 甘えてた ごめんよ…倖せ やれなくて 男の弱さを 眸(め)で詫びりゃ 髪の香りが 愛おしい おまえは俺の おまえは俺の 花はこべ いいの待つのは 慣れてると 無理に微笑む いじらしさ ごめんよ…倖せ やれなくて 灯りも消えてく 夜の町 うしろ姿が 泣いていた おまえは俺の おまえは俺の 花はこべ | 川野夏美 | 仁井谷俊也 | 弦哲也 | 前田俊明 | 風に吹かれて 散り急ぐ 花を見てさえ 涙ぐむ ごめんよ…倖せ やれなくて 思わずこの手で 抱き寄せりゃ 白いうなじが 震えてた おまえは俺の おまえは俺の 花はこべ 夢を見させて 欲しいのと 酔って背中で 甘えてた ごめんよ…倖せ やれなくて 男の弱さを 眸(め)で詫びりゃ 髪の香りが 愛おしい おまえは俺の おまえは俺の 花はこべ いいの待つのは 慣れてると 無理に微笑む いじらしさ ごめんよ…倖せ やれなくて 灯りも消えてく 夜の町 うしろ姿が 泣いていた おまえは俺の おまえは俺の 花はこべ |
寒ぼたん雪の白さに 逆らうように ひと色紅く 咲いた花 世間の風は 冷たいけれど 震えるおまえの その肩を きっときっと守るよ この俺が ひと冬枯れるな… 寒ぼたん 夢にはぐれた なみだの季節 それでもいいさ 遅れ咲き あなたに逢えて しあわせですと 微笑むおまえの 片えくぼ 俺の俺のこころを あたためる 愛しい花だよ… 寒ぼたん 痩せた横顔 うなじの細さ あげたいいつか やすらぎを あなたの胸は わたしの故郷 遠くへ行ったら 嫌ですと 指を指を絡めて 眠るやつ 春まで枯れるな… 寒ぼたん | 川野夏美 | 仁井谷俊也 | 弦哲也 | 前田俊明 | 雪の白さに 逆らうように ひと色紅く 咲いた花 世間の風は 冷たいけれど 震えるおまえの その肩を きっときっと守るよ この俺が ひと冬枯れるな… 寒ぼたん 夢にはぐれた なみだの季節 それでもいいさ 遅れ咲き あなたに逢えて しあわせですと 微笑むおまえの 片えくぼ 俺の俺のこころを あたためる 愛しい花だよ… 寒ぼたん 痩せた横顔 うなじの細さ あげたいいつか やすらぎを あなたの胸は わたしの故郷 遠くへ行ったら 嫌ですと 指を指を絡めて 眠るやつ 春まで枯れるな… 寒ぼたん |
歌手~Singer~あなたはクラブの ピアノ弾き 私はジャズの Singer(シンガー)で 麻布の古びた マンションが あの頃ふたりの 愛の巣だった 小さいけれど 夢があり 貧しいけれど 倖せだった… 季節は流れ 時代は移り あの日のピアノは もう聴こえない 誕生祝いに バラの花 一輪買って 来たあなた 私はお酒場(みせ)の 赤ワイン タワーを見ながら 乾杯したわ 小さいけれど 夢があり 貧しいけれど 倖せだった… あなたはいつか お酒に溺れ ふたりの同棲(くらし)に 翳(かげ)りがさした スポットライトを 浴びながら 私は唱(うた)う あの歌を オシャレな硝子の ビルが建ち あの日の想い出 消された街で 小さいけれど 夢があり 貧しいけれど 倖せだった… 合鍵今も 持ってるけれど あの日のピアノは もう聴こえない | 川野夏美 | 仁井谷俊也 | 弦哲也 | 川村栄二 | あなたはクラブの ピアノ弾き 私はジャズの Singer(シンガー)で 麻布の古びた マンションが あの頃ふたりの 愛の巣だった 小さいけれど 夢があり 貧しいけれど 倖せだった… 季節は流れ 時代は移り あの日のピアノは もう聴こえない 誕生祝いに バラの花 一輪買って 来たあなた 私はお酒場(みせ)の 赤ワイン タワーを見ながら 乾杯したわ 小さいけれど 夢があり 貧しいけれど 倖せだった… あなたはいつか お酒に溺れ ふたりの同棲(くらし)に 翳(かげ)りがさした スポットライトを 浴びながら 私は唱(うた)う あの歌を オシャレな硝子の ビルが建ち あの日の想い出 消された街で 小さいけれど 夢があり 貧しいけれど 倖せだった… 合鍵今も 持ってるけれど あの日のピアノは もう聴こえない |
オホーツク海岸悲しみを 捨てるなら 雪の舞う 北の旅がいい 流氷が キュルキュルと 哭(な)くという 北の海がいい 白い 白い 白い氷の海で 過去の恋と サヨナラするの だからあなたは あなたの道を 歩いてください 私を忘れて… こころから 愛してた そのことに 嘘はないけれど 斜里(しゃり)の駅 過ぎたなら 想い出は いつか風の中 白い 白い 白い氷の帯も 春になれば 沖へと向かう そして私も あの日の夢を も一度追います ひとりに戻って… 白い 白い 白い氷の海で 過去の恋と サヨナラするの だからあなたは あなたの道を 歩いてください 私を忘れて… | 川野夏美 | 仁井谷俊也 | 弦哲也 | 川村栄二 | 悲しみを 捨てるなら 雪の舞う 北の旅がいい 流氷が キュルキュルと 哭(な)くという 北の海がいい 白い 白い 白い氷の海で 過去の恋と サヨナラするの だからあなたは あなたの道を 歩いてください 私を忘れて… こころから 愛してた そのことに 嘘はないけれど 斜里(しゃり)の駅 過ぎたなら 想い出は いつか風の中 白い 白い 白い氷の帯も 春になれば 沖へと向かう そして私も あの日の夢を も一度追います ひとりに戻って… 白い 白い 白い氷の海で 過去の恋と サヨナラするの だからあなたは あなたの道を 歩いてください 私を忘れて… |
勿忘草勿忘草(わすれなぐさ)なら 野に咲くでしょう 私はあなたの 背なに咲くでしょう 美しい春の日 遠く過ぎても やさしいその面影 いつまでも あぁ… 花散る吐息は 勿忘草よ 愛される喜びを 今宵に刻む 言の葉ひとひら「忘れないで」 残した爪あと 薄紫の その色匂えど 時は移りゆく めぐり来る季節も そっと二人で 夢路たどれるなら どこまでも あぁ… 花散るせつなの 勿忘草よ 愛される幸せは 祈りに変わる 言の葉ひとひら「忘れないで」 美しい春の日 遠く過ぎても やさしいその面影 いつまでも あぁ… 花散る吐息は 勿忘草よ 愛される喜びを 今宵に刻む 言の葉ひとひら「忘れないで」 | 川野夏美 | もりちよこ | 弦哲也 | 伊戸のりお | 勿忘草(わすれなぐさ)なら 野に咲くでしょう 私はあなたの 背なに咲くでしょう 美しい春の日 遠く過ぎても やさしいその面影 いつまでも あぁ… 花散る吐息は 勿忘草よ 愛される喜びを 今宵に刻む 言の葉ひとひら「忘れないで」 残した爪あと 薄紫の その色匂えど 時は移りゆく めぐり来る季節も そっと二人で 夢路たどれるなら どこまでも あぁ… 花散るせつなの 勿忘草よ 愛される幸せは 祈りに変わる 言の葉ひとひら「忘れないで」 美しい春の日 遠く過ぎても やさしいその面影 いつまでも あぁ… 花散る吐息は 勿忘草よ 愛される喜びを 今宵に刻む 言の葉ひとひら「忘れないで」 |
冬の月愛しては いけないひとと 愛しあうのも 人の常 生きるか死ぬかと 聞かれたら 生きるこの道 選びます わたし賭けたい この恋に 貴方もこころを 決めて 決めてください しんしんと 寒々と 空の上には 冬の月 幸せを 遠くで祈る それは出来ない 私には ひとりで身を退き 泣くよりも つらい旅立ち 選びます これがふたりの 運命(さだめ)です 貴方も過去(しがらみ) 捨てて 捨ててください しんしんと 冷々(ひえびえ)と いのち震える 冬の月 これがふたりの 運命です 貴方も過去 捨てて 捨ててください しんしんと 冷々と いのち震える 冬の月 | 川野夏美 | 仁井谷俊也 | 弦哲也 | 伊戸のりお | 愛しては いけないひとと 愛しあうのも 人の常 生きるか死ぬかと 聞かれたら 生きるこの道 選びます わたし賭けたい この恋に 貴方もこころを 決めて 決めてください しんしんと 寒々と 空の上には 冬の月 幸せを 遠くで祈る それは出来ない 私には ひとりで身を退き 泣くよりも つらい旅立ち 選びます これがふたりの 運命(さだめ)です 貴方も過去(しがらみ) 捨てて 捨ててください しんしんと 冷々(ひえびえ)と いのち震える 冬の月 これがふたりの 運命です 貴方も過去 捨てて 捨ててください しんしんと 冷々と いのち震える 冬の月 |
九官鳥ふたりの愛の 鳥籠から 突然あなたは 飛び立った 忘れられない 想い出の ひとつひとつを 置き去りに 悲しいね… つらいよね… 知らんぷりした 九官鳥 何か…何か しゃべってよ おまえが好きだ 愛してる やさしかったあの人の 口癖を あなたの胸で 翼(はね)を休め 未来(あした)の幸せ 夢みてた いくつ涙を 流しても 青い空など 翔べないの 悲しいね… つらいよね… 今日は無口な 九官鳥 どうか…どうか お願いよ わたしの名前 呼んでみて 上手だったあの人の 口真似で 悲しいね… つらいよね… 知らんぷりした 九官鳥 何か…何か しゃべってよ おまえが好きだ 愛してる やさしかったあの人の 口癖を | 川野夏美 | 仁井谷俊也 | 弦哲也 | 前田俊明 | ふたりの愛の 鳥籠から 突然あなたは 飛び立った 忘れられない 想い出の ひとつひとつを 置き去りに 悲しいね… つらいよね… 知らんぷりした 九官鳥 何か…何か しゃべってよ おまえが好きだ 愛してる やさしかったあの人の 口癖を あなたの胸で 翼(はね)を休め 未来(あした)の幸せ 夢みてた いくつ涙を 流しても 青い空など 翔べないの 悲しいね… つらいよね… 今日は無口な 九官鳥 どうか…どうか お願いよ わたしの名前 呼んでみて 上手だったあの人の 口真似で 悲しいね… つらいよね… 知らんぷりした 九官鳥 何か…何か しゃべってよ おまえが好きだ 愛してる やさしかったあの人の 口癖を |
女の空港幸せすぎた 時間は過ぎて 別れが近づく 空港ロビー 今のあなたは 東京のひと むかしと違うわ どことなく 帰らないで… 行(ゆ)かないで… 遠い遠い あの都会(まち)へ… 何度も手を振り 出てゆく背中 戻って来ない 気がします やさしい笑顔 気づかう仕草 信じているから 不安になるの いつかふたりは 一緒になれる 泣き砂海岸 誓ったわ 帰らないで… 行かないで… 愛が愛が 真実(ほんと)なら… 言葉にだしては 云えないけれど 分かって欲しい あなたには 帰らないで… 行かないで… こころこころ 痛みます 涙の向こうに ジェットが消えて 明日(あす)からわたし 独りです | 川野夏美 | 仁井谷俊也 | 弦哲也 | 伊戸のりお | 幸せすぎた 時間は過ぎて 別れが近づく 空港ロビー 今のあなたは 東京のひと むかしと違うわ どことなく 帰らないで… 行(ゆ)かないで… 遠い遠い あの都会(まち)へ… 何度も手を振り 出てゆく背中 戻って来ない 気がします やさしい笑顔 気づかう仕草 信じているから 不安になるの いつかふたりは 一緒になれる 泣き砂海岸 誓ったわ 帰らないで… 行かないで… 愛が愛が 真実(ほんと)なら… 言葉にだしては 云えないけれど 分かって欲しい あなたには 帰らないで… 行かないで… こころこころ 痛みます 涙の向こうに ジェットが消えて 明日(あす)からわたし 独りです |
雲母坂~きららざか~ふたりが出逢って 愛した街を ひとりで歩けば せつなくて 人影まばらな 公園通り 恋しい名前 呼んでみた あゝ忘れない あゝいつまでも 貴方のやさしさ あの微笑みを 想い出たちが キラ・キラ・キラと 陽射しに揺れている… 雲母坂(きららざか) 覚えていますか 映画の帰り 初めて寄ったわ あの部屋に 北向きアパート ふたりの同棲(くらし) それでも夢が あふれてた あゝ還らない あゝ恋だけど 悔やみはしないわ あの愛の日々 想い出たちが キラ・キラ・キラと 涙に溶けてゆく… 雲母坂 あゝ還らない あゝ恋だけど 悔やみはしないわ あの愛の日々 想い出たちが キラ・キラ・キラと 涙に溶けてゆく… 雲母坂 | 川野夏美 | 仁井谷俊也 | 弦哲也 | 若草恵 | ふたりが出逢って 愛した街を ひとりで歩けば せつなくて 人影まばらな 公園通り 恋しい名前 呼んでみた あゝ忘れない あゝいつまでも 貴方のやさしさ あの微笑みを 想い出たちが キラ・キラ・キラと 陽射しに揺れている… 雲母坂(きららざか) 覚えていますか 映画の帰り 初めて寄ったわ あの部屋に 北向きアパート ふたりの同棲(くらし) それでも夢が あふれてた あゝ還らない あゝ恋だけど 悔やみはしないわ あの愛の日々 想い出たちが キラ・キラ・キラと 涙に溶けてゆく… 雲母坂 あゝ還らない あゝ恋だけど 悔やみはしないわ あの愛の日々 想い出たちが キラ・キラ・キラと 涙に溶けてゆく… 雲母坂 |
悲別~かなしべつ~人には何故 別れがあるの 深く深く 愛されていたのに 私はもう 誰も愛せない あなただけが 生き甲斐だったから ここは悲別(かなしべつ) 北の悲別 あなたに帰る 汽車は来ないけど この胸の 胸の線路は 今もあなたに 続いています あの幸せ 帰りませんね あなた愛の 終着駅だった 再びまた めぐり逢えるなら 私なにも 望みはしないから ここは悲別 北の悲別 汽笛を鳴らし 汽車は来ないけど 想い出を 走る線路は 今もあの日に 続いています ここは悲別 北の悲別 汽笛を鳴らし 汽車は来ないけど 想い出を 走る線路は 今もあの日に 続いています | 川野夏美 | 仁井谷俊也 | 弦哲也 | 伊戸のりお | 人には何故 別れがあるの 深く深く 愛されていたのに 私はもう 誰も愛せない あなただけが 生き甲斐だったから ここは悲別(かなしべつ) 北の悲別 あなたに帰る 汽車は来ないけど この胸の 胸の線路は 今もあなたに 続いています あの幸せ 帰りませんね あなた愛の 終着駅だった 再びまた めぐり逢えるなら 私なにも 望みはしないから ここは悲別 北の悲別 汽笛を鳴らし 汽車は来ないけど 想い出を 走る線路は 今もあの日に 続いています ここは悲別 北の悲別 汽笛を鳴らし 汽車は来ないけど 想い出を 走る線路は 今もあの日に 続いています |