女のつれづれ悲しい時には 泣けばいいじゃない 涙は心を 洗う水 親に貰った この命 幸せになりなさい 風が言う 胸に宿った 夢ひとつ 育てて行きます ひたすらに 失くした恋なら 早く忘れるわ 男はこの世に 星の数 私そこそこ いい女 幸せになれますね 花に聞く いつか叶える 夢ひとつ 目指して歩くわ 今日もまた くよくよしたって 何も変らない 笑顔に戻って 歩き出す みんなやさしい 人ばかり 幸せよ今だって 空に言う やっと見つけた 夢ひとつ 力をくれるわ 頑張るわ | 真木ことみ | かず翼 | 叶弦大 | 前田俊明 | 悲しい時には 泣けばいいじゃない 涙は心を 洗う水 親に貰った この命 幸せになりなさい 風が言う 胸に宿った 夢ひとつ 育てて行きます ひたすらに 失くした恋なら 早く忘れるわ 男はこの世に 星の数 私そこそこ いい女 幸せになれますね 花に聞く いつか叶える 夢ひとつ 目指して歩くわ 今日もまた くよくよしたって 何も変らない 笑顔に戻って 歩き出す みんなやさしい 人ばかり 幸せよ今だって 空に言う やっと見つけた 夢ひとつ 力をくれるわ 頑張るわ |
無情の雨が降る命を懸けても 悔やまぬ人と 別れるつらさが 分かるでしょうか 女の未練を 濡らすよに あぁ無情 無情な雨が降る せめても一度 あなたに逢えて 涙をふきとる 明日(あした)が欲しい やさしい目をして 私を見つめ 幸せ探せと 背中を向けた あなたの他(ほか)には 愛せない あぁ無情 無情な雨が降る 傘も差さずに あなたを追えば 夜ふけににじんだ 裏町灯り ぬかるみ道でも 嵐が来ても 歩いて行けたわ 二人でならば 消しても消せない 面影に あぁ無情 無情な雨が降る たとえはかない 夢でもいいの すがって待ちたい 女の春を | 真木ことみ | かず翼 | 叶弦大 | 前田俊明 | 命を懸けても 悔やまぬ人と 別れるつらさが 分かるでしょうか 女の未練を 濡らすよに あぁ無情 無情な雨が降る せめても一度 あなたに逢えて 涙をふきとる 明日(あした)が欲しい やさしい目をして 私を見つめ 幸せ探せと 背中を向けた あなたの他(ほか)には 愛せない あぁ無情 無情な雨が降る 傘も差さずに あなたを追えば 夜ふけににじんだ 裏町灯り ぬかるみ道でも 嵐が来ても 歩いて行けたわ 二人でならば 消しても消せない 面影に あぁ無情 無情な雨が降る たとえはかない 夢でもいいの すがって待ちたい 女の春を |
しあわせ回り道背のびしたって なんにも見えぬ あなたも 夢も しあわせも 寂しいよ 寂しいよ 逢うは別れと 云うけれど 貸してください その肩を 小雨 路地裏 しあわせ回り道 いつも私の 手を引きながら 離しちゃだめと 云った人 切ないよ 切ないよ どこにあなたは かくれんぼ 雨が骨身に 沁みる日は 傘も重たい しあわせ回り道 弱音吐いても 愚痴ってみても 叱ってくれる 人もない 逢いたいよ 逢いたいよ 夜の長さの 憎らしさ 寝ても背中に すきま風 明日はいつくる しあわせ回り道 | 真木ことみ | たきのえいじ | 岡千秋 | 前田俊明 | 背のびしたって なんにも見えぬ あなたも 夢も しあわせも 寂しいよ 寂しいよ 逢うは別れと 云うけれど 貸してください その肩を 小雨 路地裏 しあわせ回り道 いつも私の 手を引きながら 離しちゃだめと 云った人 切ないよ 切ないよ どこにあなたは かくれんぼ 雨が骨身に 沁みる日は 傘も重たい しあわせ回り道 弱音吐いても 愚痴ってみても 叱ってくれる 人もない 逢いたいよ 逢いたいよ 夜の長さの 憎らしさ 寝ても背中に すきま風 明日はいつくる しあわせ回り道 |
紅つばき綺麗でしょうか この髪が 似合うでしょうか 口紅が 答えてください そばにきて 肌があなたを恋しがる 川の流れに身を映し ゆれて舞い散る 紅つばき 愚かでしょうか この私 焦がれることも待つことも 心をじらして幸せが いつも隣をすり抜ける 春に背中を向けながら 燃えて舞い散る 紅つばき 行けるでしょうか 夢ならば あなたの熱い その胸に 憎さと愛しさ くり返し 未練ばかりが後を引く 月のしずくに濡れながら 咲いて舞い散る 紅つばき | 真木ことみ | たきのえいじ | 岡千秋 | 前田俊明 | 綺麗でしょうか この髪が 似合うでしょうか 口紅が 答えてください そばにきて 肌があなたを恋しがる 川の流れに身を映し ゆれて舞い散る 紅つばき 愚かでしょうか この私 焦がれることも待つことも 心をじらして幸せが いつも隣をすり抜ける 春に背中を向けながら 燃えて舞い散る 紅つばき 行けるでしょうか 夢ならば あなたの熱い その胸に 憎さと愛しさ くり返し 未練ばかりが後を引く 月のしずくに濡れながら 咲いて舞い散る 紅つばき |
相縁坂胸にこたえる この世の辛さ 男でなくても 判ります あなたの夢の 荷車を 後押しさせて 私にも 登り切りたい 相縁坂を ふたり出逢った この坂を そばにいてくれ いつでもそばに 信じて良かった その言葉 春夏秋と また冬と 重ねて明日が 見えてくる つかず離れず 相縁坂を 今日も寄り添い 踏みしめる せめて人並 それだけでいい 私にしあわせ 叶うなら どしゃぶり雨も 木枯らしも あなたといれば 耐えられる 越えて行きたい 相縁坂を 心結んで この坂を | 真木ことみ | たきのえいじ | 岡千秋 | 南郷達也 | 胸にこたえる この世の辛さ 男でなくても 判ります あなたの夢の 荷車を 後押しさせて 私にも 登り切りたい 相縁坂を ふたり出逢った この坂を そばにいてくれ いつでもそばに 信じて良かった その言葉 春夏秋と また冬と 重ねて明日が 見えてくる つかず離れず 相縁坂を 今日も寄り添い 踏みしめる せめて人並 それだけでいい 私にしあわせ 叶うなら どしゃぶり雨も 木枯らしも あなたといれば 耐えられる 越えて行きたい 相縁坂を 心結んで この坂を |
酒の舟酒よ判るか 淋しさが 判ればあの人 連れてきて 死ぬ程惚れて 何故添えぬ いつも不幸の くじを引く 逢いたいよ 逢いたいよ 逢いたいよ おんな とまり木 酒の舟 もしやあなたと 振り向けば 冷たい夜風が すり抜ける ふたりでいても 寒いのに ましてひとりじゃ 尚(なお)寒い 悲しいよ 悲しいよ 悲しいよ どうか酔わせて 酒の舟 思い断ち切る つもりでも 飲む度 恋しい人になる 情けの沁みた この路地で ひとり未練と さし向かい 逢いたいよ 逢いたいよ 逢いたいよ 外はしぐれて 酒の舟 | 真木ことみ | たきのえいじ | 岡千秋 | | 酒よ判るか 淋しさが 判ればあの人 連れてきて 死ぬ程惚れて 何故添えぬ いつも不幸の くじを引く 逢いたいよ 逢いたいよ 逢いたいよ おんな とまり木 酒の舟 もしやあなたと 振り向けば 冷たい夜風が すり抜ける ふたりでいても 寒いのに ましてひとりじゃ 尚(なお)寒い 悲しいよ 悲しいよ 悲しいよ どうか酔わせて 酒の舟 思い断ち切る つもりでも 飲む度 恋しい人になる 情けの沁みた この路地で ひとり未練と さし向かい 逢いたいよ 逢いたいよ 逢いたいよ 外はしぐれて 酒の舟 |
酒なさけ夢のにがさに 耐えきれず 今夜もお酒に 逃げるひと 身体をこわすわ もうやめて こんな私で 良かったら あなたのささえに なりたいの 酔えば強がり 云うけれど 本当は誰より 淋(さみ)しがり 私に遠慮は いらないわ 明日(あす)が遠くに 見える夜(よ)は 眠ってください 膝まくら 苦労するよと 他人(ひと)はいう 私がいなけりゃ 駄目なのよ 初めて心底 惚れたひと 寒さしのぎの とまり木で いいのよ私は かまわない | 真木ことみ | 仁井谷俊也 | 水森英夫 | 前田俊明 | 夢のにがさに 耐えきれず 今夜もお酒に 逃げるひと 身体をこわすわ もうやめて こんな私で 良かったら あなたのささえに なりたいの 酔えば強がり 云うけれど 本当は誰より 淋(さみ)しがり 私に遠慮は いらないわ 明日(あす)が遠くに 見える夜(よ)は 眠ってください 膝まくら 苦労するよと 他人(ひと)はいう 私がいなけりゃ 駄目なのよ 初めて心底 惚れたひと 寒さしのぎの とまり木で いいのよ私は かまわない |
春よ来いあなたと連れ添い 生きてくために そうよ生まれて きたのです 冬の寒さも 世間の木枯(かぜ)も 耐えてゆけます ふたりなら 春よ来い 早く来い 幸せつれて 春よ来い おんなはいつでも 取り越し苦労 それをやさしく 叱るひと 夢は五分咲き これからだけど 通うぬくもり 暖かさ 春よ来い 早く来い 微笑みつれて 春よ来い あなたは私の 陽だまりだから ほかに無いのよ 行き場所は 惚れて嬉しい こころの庭に いつか桜の 花が咲く 春よ来い 早く来い 幸せつれて 春よ来い | 真木ことみ | 仁井谷俊也 | 水森英夫 | 前田俊明 | あなたと連れ添い 生きてくために そうよ生まれて きたのです 冬の寒さも 世間の木枯(かぜ)も 耐えてゆけます ふたりなら 春よ来い 早く来い 幸せつれて 春よ来い おんなはいつでも 取り越し苦労 それをやさしく 叱るひと 夢は五分咲き これからだけど 通うぬくもり 暖かさ 春よ来い 早く来い 微笑みつれて 春よ来い あなたは私の 陽だまりだから ほかに無いのよ 行き場所は 惚れて嬉しい こころの庭に いつか桜の 花が咲く 春よ来い 早く来い 幸せつれて 春よ来い |
父さんのマフラー父さんの 形見のマフラー そっと首に 巻いてみる 抱きしめられた 思い出と 優しい笑顔が 目に浮かぶ 時にはけんかも したけれど 大好きでした お父さん 働いて 育ててくれた 夜もろくに 眠らずに お返し何も できなくて この胸チクチク 痛みます も一度娘に なれたなら 今度はしたい 親孝行 父さんの 形見のマフラー そっと頬に 当ててみる 慣れない手つき 髪洗う ちいさなお風呂場 よみがえる 素直な娘じゃ ないけれど 大好きでした お父さん | 真木ことみ | 浅木しゅん | 叶弦大 | 前田俊明 | 父さんの 形見のマフラー そっと首に 巻いてみる 抱きしめられた 思い出と 優しい笑顔が 目に浮かぶ 時にはけんかも したけれど 大好きでした お父さん 働いて 育ててくれた 夜もろくに 眠らずに お返し何も できなくて この胸チクチク 痛みます も一度娘に なれたなら 今度はしたい 親孝行 父さんの 形見のマフラー そっと頬に 当ててみる 慣れない手つき 髪洗う ちいさなお風呂場 よみがえる 素直な娘じゃ ないけれど 大好きでした お父さん |
なでしこの花のようになんにも苦労を 知らない他人(ひと)に 女の心が わかるでしょうか 夢の夢だと 笑うけど いいのあなたと 夜風に耐えて 咲いてみせます この恋を なでしこの花のように… 花のように 綺麗に咲いてる その花影で 流した涙は 尊いものよ 母の言葉が 響くよな 小春日和の 夕焼け空よ… 強く生きるね これからも なでしこの花のように… 花のように しあわせ探しの 旅また旅も 想い出ばなしに 出来るでしょうか 我慢くらべの 人生(みち)だって いいのあなたと 一緒にいたい… 明日(あす)も笑顔で ついて行く なでしこの花のように… 花のように | 真木ことみ | 水木れいじ | 叶弦大 | 前田俊明 | なんにも苦労を 知らない他人(ひと)に 女の心が わかるでしょうか 夢の夢だと 笑うけど いいのあなたと 夜風に耐えて 咲いてみせます この恋を なでしこの花のように… 花のように 綺麗に咲いてる その花影で 流した涙は 尊いものよ 母の言葉が 響くよな 小春日和の 夕焼け空よ… 強く生きるね これからも なでしこの花のように… 花のように しあわせ探しの 旅また旅も 想い出ばなしに 出来るでしょうか 我慢くらべの 人生(みち)だって いいのあなたと 一緒にいたい… 明日(あす)も笑顔で ついて行く なでしこの花のように… 花のように |
雨女・雨男いつも私は 雨おんな いいえあなたが 雨男 着物に着がえて あなたと逢えば 思いがけない 通り雨 雨もいゝねと 袖すり坂を 相合傘の ふたりでした 愛の深さで けんかして おちょこ交して 仲なおり お酒は お酒は 恋する味ね あまさ せつなさ ほろにがさ 好きで二年も つき合いながら 浮気をされて 別れたのよ あなたしのんで さまよえば さくら流しの 雨がふる 空似のおひとに つい声かけて 横目 にらみで 叱られた 雨のたそがれ あゝ雨おんな いっしょにお酒 のみませんか のみませんか | 真木ことみ | 池田充男 | 岡千秋 | 前田俊明 | いつも私は 雨おんな いいえあなたが 雨男 着物に着がえて あなたと逢えば 思いがけない 通り雨 雨もいゝねと 袖すり坂を 相合傘の ふたりでした 愛の深さで けんかして おちょこ交して 仲なおり お酒は お酒は 恋する味ね あまさ せつなさ ほろにがさ 好きで二年も つき合いながら 浮気をされて 別れたのよ あなたしのんで さまよえば さくら流しの 雨がふる 空似のおひとに つい声かけて 横目 にらみで 叱られた 雨のたそがれ あゝ雨おんな いっしょにお酒 のみませんか のみませんか |
海峡のおんな生きるか死ぬかの 恋ひとつ あなたはあっさり その恋すてた 意地があります わたしにも 生きてみせると 笑ったけれど 泣きたくなって 船に乗る あまえて暮らして いたころは しあわせだったわ お化粧しても 鴎おまえにゃ わからない 二年もたない 男と女 はかないものです 人生は みれんの断片(かけら)は ハンカチに 包んで流そう この海峡に つよくなります あしたから 女ひとりで 出なおす旅は 他国の星が みちしるべ | 真木ことみ | 池田充男 | 岡千秋 | 前田俊明 | 生きるか死ぬかの 恋ひとつ あなたはあっさり その恋すてた 意地があります わたしにも 生きてみせると 笑ったけれど 泣きたくなって 船に乗る あまえて暮らして いたころは しあわせだったわ お化粧しても 鴎おまえにゃ わからない 二年もたない 男と女 はかないものです 人生は みれんの断片(かけら)は ハンカチに 包んで流そう この海峡に つよくなります あしたから 女ひとりで 出なおす旅は 他国の星が みちしるべ |
雨の酒忘れられない あの人を 忘れたふりして 生きている 今夜だけ 飲ませて下さい もう少し ひとつため息 つくたびに 心痩せます 雨の酒 愛が覚めたと 言われたら 身を引くだけです つらくても 幸せを 返して下さい もう一度 白い指輪の 夢の跡 なんで憎めぬ 雨の酒 ひとり手枕 淋しくて 部屋の明りを つけて寝る 今夜だけ 酔わせて下さい もう少し どこで今頃 何してる 涙そぼ降る 雨の酒 | 真木ことみ | 麻こよみ | 水森英夫 | 前田俊明 | 忘れられない あの人を 忘れたふりして 生きている 今夜だけ 飲ませて下さい もう少し ひとつため息 つくたびに 心痩せます 雨の酒 愛が覚めたと 言われたら 身を引くだけです つらくても 幸せを 返して下さい もう一度 白い指輪の 夢の跡 なんで憎めぬ 雨の酒 ひとり手枕 淋しくて 部屋の明りを つけて寝る 今夜だけ 酔わせて下さい もう少し どこで今頃 何してる 涙そぼ降る 雨の酒 |
石蕗の花葉陰にそっと 身を寄せて 咲いて淋しい 花ひとつ 人に言えない 恋をして 今日もあなたを 待ちわびる いいの時々 逢えたらいいの 露地に咲きます 石蕗(つわぶき)の花 迷惑だけは かけないと 決めていました はじめから つらい思いを させるねと 言ったあなたを 信じたい いいの嘘なら 嘘でもいいの 雨に濡れます 石蕗の花 あなたの腕の あたたかさ 逢えば十日は 生きられる 女 人並 幸せの 夢は見ません もう二度と いいの時々 逢えたらいいの 恋に咲きます 石蕗の花 | 真木ことみ | 麻こよみ | 水森英夫 | 前田俊明 | 葉陰にそっと 身を寄せて 咲いて淋しい 花ひとつ 人に言えない 恋をして 今日もあなたを 待ちわびる いいの時々 逢えたらいいの 露地に咲きます 石蕗(つわぶき)の花 迷惑だけは かけないと 決めていました はじめから つらい思いを させるねと 言ったあなたを 信じたい いいの嘘なら 嘘でもいいの 雨に濡れます 石蕗の花 あなたの腕の あたたかさ 逢えば十日は 生きられる 女 人並 幸せの 夢は見ません もう二度と いいの時々 逢えたらいいの 恋に咲きます 石蕗の花 |
一・二・三の人生あかりひとつひとりで 夢を追う ひとりぼっちが 好きになる ふたつふたりで 支え合う 人という字が 読めてくる 夢あかり 恋あかり 心あかり 一(ひい)・二(ふう)・三(みい)の 人生あかり みっつみんなで 歩く時 いつもあの子が びりになる そこで神様 笛を吹く 止まれ全体 まわれ右 人あかり 情あかり 泪あかり 一(ひい)・二(ふう)・三(みい)の 人生あかり 汗は流れて 野に落ちて やがて遠野(とうの)の 花になる 花は恋して 実を抱いて 嫁ぐあなたの ふるさとへ 夢あかり 恋あかり 心あかり 一(ひい)・二(ふう)・三(みい)の 人生あかり | 真木ことみ | 山田孝雄 | 蔦将包 | 蔦将包 | ひとつひとりで 夢を追う ひとりぼっちが 好きになる ふたつふたりで 支え合う 人という字が 読めてくる 夢あかり 恋あかり 心あかり 一(ひい)・二(ふう)・三(みい)の 人生あかり みっつみんなで 歩く時 いつもあの子が びりになる そこで神様 笛を吹く 止まれ全体 まわれ右 人あかり 情あかり 泪あかり 一(ひい)・二(ふう)・三(みい)の 人生あかり 汗は流れて 野に落ちて やがて遠野(とうの)の 花になる 花は恋して 実を抱いて 嫁ぐあなたの ふるさとへ 夢あかり 恋あかり 心あかり 一(ひい)・二(ふう)・三(みい)の 人生あかり |
恋文川紙の舟には 櫂(かい)はない 流れまかせで 梶(かじ)もない そっと浮かべる 短冊に おんなごころを 添えましょう 恋しいあなたの あなたの胸に着け 恋文川は 渓流(たに)をゆく 募る思いを 詩(うた)にして 好きという字で 留めました 逢える明日が 来るならば 恋の蛍が 翔ぶでしょう 笑顔のわたしが わたしが見えますか 恋文川は 里をゆく 一つ二つは 母の子で 七つ八つは 父の子で 愛に背いて 旅立って 二十才(はたち)過ぎたら 帰れない 恋しいあなたの あなたの胸に着け 恋文川は 街をゆく | 真木ことみ | 山田孝雄 | 蔦将包 | 蔦将包 | 紙の舟には 櫂(かい)はない 流れまかせで 梶(かじ)もない そっと浮かべる 短冊に おんなごころを 添えましょう 恋しいあなたの あなたの胸に着け 恋文川は 渓流(たに)をゆく 募る思いを 詩(うた)にして 好きという字で 留めました 逢える明日が 来るならば 恋の蛍が 翔ぶでしょう 笑顔のわたしが わたしが見えますか 恋文川は 里をゆく 一つ二つは 母の子で 七つ八つは 父の子で 愛に背いて 旅立って 二十才(はたち)過ぎたら 帰れない 恋しいあなたの あなたの胸に着け 恋文川は 街をゆく |
俺に咲く花花びらみたいな ほほ笑み浮かべ 心に明かりを 灯すやつ あなたと出逢えて よかったと 胸に甘える いじらしさ 俺に咲く花 泣かせるやつだよ 支えてやらなきゃ 倒れるような 夜風に揺れてる 白い花 涙を見せない 意地っ張り わざとはしゃいで ついてくる 俺に咲く花 散らしはしないよ 倖せはぐれの 似たもの同士 小さな夢見て 肩よせる つまずきばかりの 人生も 待てば陽もさす 春も来る 俺に咲く花 愛しいやつだよ | 真木ことみ | 下地亜記子 | 岩上峰山 | 南郷達也 | 花びらみたいな ほほ笑み浮かべ 心に明かりを 灯すやつ あなたと出逢えて よかったと 胸に甘える いじらしさ 俺に咲く花 泣かせるやつだよ 支えてやらなきゃ 倒れるような 夜風に揺れてる 白い花 涙を見せない 意地っ張り わざとはしゃいで ついてくる 俺に咲く花 散らしはしないよ 倖せはぐれの 似たもの同士 小さな夢見て 肩よせる つまずきばかりの 人生も 待てば陽もさす 春も来る 俺に咲く花 愛しいやつだよ |
ふるさと忍冬水いろ手袋 頬寄せて 遠いふるさと しのびます 冬に命の 根を伸ばす 庭に咲いてた 白い花 心こごえて しばれても 母の花です ふるさと忍冬(すいかずら) 不倖に負けず 嘆かずに 強く優しく 生きてゆく いつか一緒に 倖せに 蕾ふくらむ 春を待つ 心こごえて しばれても 命よせあう ふるさと忍冬 「愛の絆」が花言葉 熱いぬくもり 忘れない いつも笑顔で いたならば きっといい日が やってくる 心こごえて しばれても 母の花です ふるさと忍冬 | 真木ことみ | 下地亜記子 | 岩上峰山 | 南郷達也 | 水いろ手袋 頬寄せて 遠いふるさと しのびます 冬に命の 根を伸ばす 庭に咲いてた 白い花 心こごえて しばれても 母の花です ふるさと忍冬(すいかずら) 不倖に負けず 嘆かずに 強く優しく 生きてゆく いつか一緒に 倖せに 蕾ふくらむ 春を待つ 心こごえて しばれても 命よせあう ふるさと忍冬 「愛の絆」が花言葉 熱いぬくもり 忘れない いつも笑顔で いたならば きっといい日が やってくる 心こごえて しばれても 母の花です ふるさと忍冬 |
津軽のふるさとりんごのふるさとは 北国の果て うらうらと 山肌に 抱かれて 夢を見た あの頃の想い出 あゝ 今いずこに りんごのふるさとは 北国の果て りんごのふるさとは 雪国の果て 晴れた日は 晴れた日は 船がゆく 日本海 海のいろは 碧く あゝ 夢は遠く りんごのふるさとは 雪国の果て あゝ 津軽の海よ山よ いつの日もなつかし 津軽のふるさと | 真木ことみ | 米山正夫 | 米山正夫 | 矢田部正 | りんごのふるさとは 北国の果て うらうらと 山肌に 抱かれて 夢を見た あの頃の想い出 あゝ 今いずこに りんごのふるさとは 北国の果て りんごのふるさとは 雪国の果て 晴れた日は 晴れた日は 船がゆく 日本海 海のいろは 碧く あゝ 夢は遠く りんごのふるさとは 雪国の果て あゝ 津軽の海よ山よ いつの日もなつかし 津軽のふるさと |
たしかなこと雨上がりの空を見ていた 通り過ぎてゆく人の中で 哀しみは絶えないから 小さな幸せに 気づかないんだろ 時を越えて君を愛せるか ほんとうに君を守れるか 空を見て考えてた 君のために 今何ができるか 忘れないで どんな時も きっとそばにいるから そのために僕らは この場所で 同じ風に吹かれて 同じ時を生きてるんだ 自分のこと大切にして 誰れかのこと そっと想うみたいに 切ないとき ひとりでいないで 遠く 遠く離れていかないで 疑うより信じていたい たとえ心の傷は消えなくても なくしたもの探しにいこう いつか いつの日か見つかるはず いちばん大切なことは 特別なことではなく ありふれた日々の中で 君を 今の気持ちのまゝで 見つめていること 君にまだ 言葉にして 伝えてないことがあるんだ それは ずっと出会った日から 君を愛しているということ 君は空を見てるか 風の音を聞いてるか もう二度とこゝへは戻れない でもそれを哀しいと 決して思わないで いちばん大切なことは 特別なことではなく ありふれた日々の中で 君を 今の気持ちのまゝで 見つめていること 忘れないで どんな時も きっとそばにいるから そのために僕らは この場所で 同じ風に吹かれて 同じ時を生きてるんだ どんな時も きっとそばにいるから | 真木ことみ | 小田和正 | 小田和正 | 矢田部正 | 雨上がりの空を見ていた 通り過ぎてゆく人の中で 哀しみは絶えないから 小さな幸せに 気づかないんだろ 時を越えて君を愛せるか ほんとうに君を守れるか 空を見て考えてた 君のために 今何ができるか 忘れないで どんな時も きっとそばにいるから そのために僕らは この場所で 同じ風に吹かれて 同じ時を生きてるんだ 自分のこと大切にして 誰れかのこと そっと想うみたいに 切ないとき ひとりでいないで 遠く 遠く離れていかないで 疑うより信じていたい たとえ心の傷は消えなくても なくしたもの探しにいこう いつか いつの日か見つかるはず いちばん大切なことは 特別なことではなく ありふれた日々の中で 君を 今の気持ちのまゝで 見つめていること 君にまだ 言葉にして 伝えてないことがあるんだ それは ずっと出会った日から 君を愛しているということ 君は空を見てるか 風の音を聞いてるか もう二度とこゝへは戻れない でもそれを哀しいと 決して思わないで いちばん大切なことは 特別なことではなく ありふれた日々の中で 君を 今の気持ちのまゝで 見つめていること 忘れないで どんな時も きっとそばにいるから そのために僕らは この場所で 同じ風に吹かれて 同じ時を生きてるんだ どんな時も きっとそばにいるから |
桃色吐息咲かせて 咲かせて 桃色吐息 あなたに 抱かれて こぼれる華になる 海の色に染まる ギリシャのワイン 抱かれるたび 素肌 夕焼けになる ふたりして夜に こぎ出すけれど 誰も愛の国を 見たことがない さびしいものは あなたの言葉 異国のひびきに似て 不思議 金色 銀色 桃色吐息 きれいと 言われる 時は短すぎて 明り採りの窓に 月は欠けてく 女たちはそっと ジュモンをかける 愛が遠くへと 行かないように きらびやかな夢で 縛りつけたい さよならよりも せつないものは あなたのやさしさ なぜ? 不思議 金色 銀色 桃色吐息 きれいと 言われる 時は短すぎて 咲かせて 咲かせて 桃色吐息 あなたに 抱かれて こぼれる華になる | 真木ことみ | 康珍化 | 佐藤隆 | 矢田部正 | 咲かせて 咲かせて 桃色吐息 あなたに 抱かれて こぼれる華になる 海の色に染まる ギリシャのワイン 抱かれるたび 素肌 夕焼けになる ふたりして夜に こぎ出すけれど 誰も愛の国を 見たことがない さびしいものは あなたの言葉 異国のひびきに似て 不思議 金色 銀色 桃色吐息 きれいと 言われる 時は短すぎて 明り採りの窓に 月は欠けてく 女たちはそっと ジュモンをかける 愛が遠くへと 行かないように きらびやかな夢で 縛りつけたい さよならよりも せつないものは あなたのやさしさ なぜ? 不思議 金色 銀色 桃色吐息 きれいと 言われる 時は短すぎて 咲かせて 咲かせて 桃色吐息 あなたに 抱かれて こぼれる華になる |
舟唄お酒はぬるめの 燗がいい 肴はあぶった イカでいい 女は無口な ひとがいい 灯りはぼんやり 灯りゃいい しみじみ飲めば しみじみと 想い出だけが 行き過ぎる 涙がポロリと こぼれたら 歌いだすのさ 舟唄を 沖の鴎に深酒させてヨ いとしあの娘とヨ 朝寝する ダンチョネ 店には飾りが ないがいい 窓から港が 見えりゃいい はやりの歌など なくていい 時々霧笛が 鳴ればいい ほろほろ飲めば ほろほろと 心がすすり 泣いている あの頃あの娘を 思ったら 歌いだすのさ 舟唄を ぽつぽつ飲めば ぽつぽつと 未練が胸に 舞い戻る 夜ふけてさびしく なったなら 歌いだすのさ 舟唄を ルルル… | 真木ことみ | 阿久悠 | 浜圭介 | 矢田部正 | お酒はぬるめの 燗がいい 肴はあぶった イカでいい 女は無口な ひとがいい 灯りはぼんやり 灯りゃいい しみじみ飲めば しみじみと 想い出だけが 行き過ぎる 涙がポロリと こぼれたら 歌いだすのさ 舟唄を 沖の鴎に深酒させてヨ いとしあの娘とヨ 朝寝する ダンチョネ 店には飾りが ないがいい 窓から港が 見えりゃいい はやりの歌など なくていい 時々霧笛が 鳴ればいい ほろほろ飲めば ほろほろと 心がすすり 泣いている あの頃あの娘を 思ったら 歌いだすのさ 舟唄を ぽつぽつ飲めば ぽつぽつと 未練が胸に 舞い戻る 夜ふけてさびしく なったなら 歌いだすのさ 舟唄を ルルル… |
吾亦紅マッチを擦れば おろしが吹いて 線香がやけに つき難(にく)い さらさら揺れる 吾亦紅 ふと あなたの 吐息のようで… 盆の休みに 帰れなかった 俺の杜撰(ずさん)さ 嘆いているか あなたに あなたに 謝りたくて 仕事に名を借りた ご無沙汰 あなたに あなたに 謝りたくて 山裾の秋 ひとり逢いに来た ただ あなたに 謝りたくて 小さな町に 嫁いで生きて ここしか知らない 人だった… それでも母を 生き切った 俺、あなたが 羨ましいよ… 今はいとこが 住んでる家に 昔みたいに 灯りがともる あなたは あなたは 家族も遠く 気強く寂しさを 堪えた あなたの あなたの 見せない疵(きず)が 身に沁みて行く やっと手が届く ばか野郎と なじってくれよ 親のことなど 気遣う暇に 後で恥じない 自分を生きろ あなたの あなたの 形見の言葉 守れた試しさえ ないけど あなたに あなたに 威張ってみたい 来月で俺 離婚するんだよ そう、はじめて 自分を生きる あなたに あなたに 見ていて欲しい 髪に白髪が 混じり始めても 俺、死ぬまで あなたの子供… | 真木ことみ | ちあき哲也 | 杉本眞人 | 矢田部正 | マッチを擦れば おろしが吹いて 線香がやけに つき難(にく)い さらさら揺れる 吾亦紅 ふと あなたの 吐息のようで… 盆の休みに 帰れなかった 俺の杜撰(ずさん)さ 嘆いているか あなたに あなたに 謝りたくて 仕事に名を借りた ご無沙汰 あなたに あなたに 謝りたくて 山裾の秋 ひとり逢いに来た ただ あなたに 謝りたくて 小さな町に 嫁いで生きて ここしか知らない 人だった… それでも母を 生き切った 俺、あなたが 羨ましいよ… 今はいとこが 住んでる家に 昔みたいに 灯りがともる あなたは あなたは 家族も遠く 気強く寂しさを 堪えた あなたの あなたの 見せない疵(きず)が 身に沁みて行く やっと手が届く ばか野郎と なじってくれよ 親のことなど 気遣う暇に 後で恥じない 自分を生きろ あなたの あなたの 形見の言葉 守れた試しさえ ないけど あなたに あなたに 威張ってみたい 来月で俺 離婚するんだよ そう、はじめて 自分を生きる あなたに あなたに 見ていて欲しい 髪に白髪が 混じり始めても 俺、死ぬまで あなたの子供… |
津軽恋女津軽の海よ 竜飛岬は 吹雪に凍えるよ 日毎夜毎 海鳴りばかり 愚図る女の 泣く声か 津軽の女よ 別れうたひとつ くちずさむ にごり酒に想い出浮かべ かじかむこころの 空を見る 降りつもる雪 雪 雪 また雪よ 津軽には七つの 雪が降るとか こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪 みず雪 かた雪 春待つ氷雪 津軽の女よ 枕乱して 引き込む恋女 愛に生きて夢に生きて 白いかげろう 空に舞う 津軽の女よ ねぶた祭りの ゆきずり たわむれか 過ぎた夜の匂いを抱いて 帰れと叫ぶ 岩木川 降りつもる雪 雪 雪 また雪よ 津軽には七つの 雪が降るとか こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪 みず雪 かた雪 春待つ氷雪 津軽の海よ 三味がゆさぶる じょんから聞こえるよ 嘆き唄か 人恋う唄か 胸のすきまに しみてくる 降りつもる雪 雪 雪 また雪よ 津軽には七つの 雪が降るとか こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪 みず雪 かた雪 春待つ氷雪 降りつもる雪 雪 雪 また雪よ 津軽には七つの 雪が降るとか こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪 みず雪 かた雪 春待つ氷雪 | 真木ことみ | 久仁京介 | 大倉百人 | 矢田部正 | 津軽の海よ 竜飛岬は 吹雪に凍えるよ 日毎夜毎 海鳴りばかり 愚図る女の 泣く声か 津軽の女よ 別れうたひとつ くちずさむ にごり酒に想い出浮かべ かじかむこころの 空を見る 降りつもる雪 雪 雪 また雪よ 津軽には七つの 雪が降るとか こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪 みず雪 かた雪 春待つ氷雪 津軽の女よ 枕乱して 引き込む恋女 愛に生きて夢に生きて 白いかげろう 空に舞う 津軽の女よ ねぶた祭りの ゆきずり たわむれか 過ぎた夜の匂いを抱いて 帰れと叫ぶ 岩木川 降りつもる雪 雪 雪 また雪よ 津軽には七つの 雪が降るとか こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪 みず雪 かた雪 春待つ氷雪 津軽の海よ 三味がゆさぶる じょんから聞こえるよ 嘆き唄か 人恋う唄か 胸のすきまに しみてくる 降りつもる雪 雪 雪 また雪よ 津軽には七つの 雪が降るとか こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪 みず雪 かた雪 春待つ氷雪 降りつもる雪 雪 雪 また雪よ 津軽には七つの 雪が降るとか こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪 みず雪 かた雪 春待つ氷雪 |
帰ろかな淋しくて言うんじゃないが 帰ろかな 帰ろかな 故郷(くに)のおふくろ 便りじゃ元気 だけど気になる やっぱり親子 帰ろかな 帰るのよそうかな 恋しくて言うんじゃないが 帰ろかな 帰ろかな 村のあの娘は 数えて十九 そぞろ気になる やっぱりほの字 帰ろかな 帰るのよそうかな 嬉しくて言うんじゃないが 帰ろかな 帰ろかな やればやれそな 東京暮し 嫁も貰って おふくろ孝行 帰ろかな 迎えに行こうかな | 真木ことみ | 永六輔 | 中村八大 | 矢田部正 | 淋しくて言うんじゃないが 帰ろかな 帰ろかな 故郷(くに)のおふくろ 便りじゃ元気 だけど気になる やっぱり親子 帰ろかな 帰るのよそうかな 恋しくて言うんじゃないが 帰ろかな 帰ろかな 村のあの娘は 数えて十九 そぞろ気になる やっぱりほの字 帰ろかな 帰るのよそうかな 嬉しくて言うんじゃないが 帰ろかな 帰ろかな やればやれそな 東京暮し 嫁も貰って おふくろ孝行 帰ろかな 迎えに行こうかな |
恋日向生きがいなんです あなたの笑顔 いつでもあなたを 見てるのよ だからお願い 泣かせはしないと 約束してよ その指で あなたと探す 恋日向 あなたの明日が わたしの希望 誰より尽くして あげたいの だからお願い 気のきく女(やつ)だと 優しくほめて もらいたい あなたと歩く 恋日向 積み木を重ねて 積みあげたいの あなたとわたしの この愛を だからお願い いつでも大事に 心に置いて ほしいのよ あなたと生きる 恋日向 | 真木ことみ | 原文彦 | 叶弦大 | 前田俊明 | 生きがいなんです あなたの笑顔 いつでもあなたを 見てるのよ だからお願い 泣かせはしないと 約束してよ その指で あなたと探す 恋日向 あなたの明日が わたしの希望 誰より尽くして あげたいの だからお願い 気のきく女(やつ)だと 優しくほめて もらいたい あなたと歩く 恋日向 積み木を重ねて 積みあげたいの あなたとわたしの この愛を だからお願い いつでも大事に 心に置いて ほしいのよ あなたと生きる 恋日向 |
女の慕情ちぎって占う うす紅の 花のやさしさ いとおしさ 芯まで冷たい 女の肌に しとしと夜雨が 沁みる日は 会いたいひとを 夢に見る 女の慕情 きれいと言われた 微笑みを そっと手鏡(かがみ)に 映します 思い出ばかりに しみじみ泣けて お酒があと引く こんな夜は むかしに心 もどります 女の慕情 自分で自分の 肩を抱く 泣けばあしたが 逃げるから 少しでいいのよ 身の丈ほどの しあわせさがして 眠る日は 故郷の星が 窓に降る 女の慕情 | 真木ことみ | 原文彦 | 叶弦大 | 前田俊明 | ちぎって占う うす紅の 花のやさしさ いとおしさ 芯まで冷たい 女の肌に しとしと夜雨が 沁みる日は 会いたいひとを 夢に見る 女の慕情 きれいと言われた 微笑みを そっと手鏡(かがみ)に 映します 思い出ばかりに しみじみ泣けて お酒があと引く こんな夜は むかしに心 もどります 女の慕情 自分で自分の 肩を抱く 泣けばあしたが 逃げるから 少しでいいのよ 身の丈ほどの しあわせさがして 眠る日は 故郷の星が 窓に降る 女の慕情 |
幸せの地図人はみな 心の中に 幸せの地図を 持っている いつの日か 愛する人に 迷わずめぐり逢うために だからどんなに辛くても 私は泣かない 運命のインクが 涙で消えないように… いつかあなたに たどり着くまで 胸の奥深く 大切にしまってある 幸せの地図 人はみな ひとりで生まれ 幸せを探す 旅に出る 晴れの日も 土砂降りの日も 誰かの傘を借りながら だからどんなに疲れても くじけず歩こう 出逢うべき誰かが 私を待っててくれる… いつか夜空の 星になるまで 胸の奥深く 想い出を刻み込んだ 幸せの地図 だからどんなに辛くても 私は泣かない 運命のインクが 涙で消えないように… いつかあなたに たどり着くまで 胸の奥深く 大切にしまってある 幸せの地図 大切にしまってある 幸せの地図 | 真木ことみ | 伊藤美和 | 小田純平 | 矢田部正 | 人はみな 心の中に 幸せの地図を 持っている いつの日か 愛する人に 迷わずめぐり逢うために だからどんなに辛くても 私は泣かない 運命のインクが 涙で消えないように… いつかあなたに たどり着くまで 胸の奥深く 大切にしまってある 幸せの地図 人はみな ひとりで生まれ 幸せを探す 旅に出る 晴れの日も 土砂降りの日も 誰かの傘を借りながら だからどんなに疲れても くじけず歩こう 出逢うべき誰かが 私を待っててくれる… いつか夜空の 星になるまで 胸の奥深く 想い出を刻み込んだ 幸せの地図 だからどんなに辛くても 私は泣かない 運命のインクが 涙で消えないように… いつかあなたに たどり着くまで 胸の奥深く 大切にしまってある 幸せの地図 大切にしまってある 幸せの地図 |
凛と咲く素顔のままが 好きだよと 優しくあなたは 頬寄せた 棘(とげ)がこころに 刺さるほど 激しく強く 抱きしめて 傷つくことなど 怖くない 女はひとすじ 女はひとすじ 凛(りん)と咲く 北へと帰る 海鳥よ 迷いを知らない いじらしさ 覚悟決めてる 恋だから 何があっても 離れない 世間の風にも 嵐にも 負けずに明日へ 負けずに明日へ 凛と咲く 凍える夜は そばにいて ふたりの絆を 感じたい いのち預けて くれるなら 私の愛で 守り抜く 幸せその手に あげたくて あなたの隣で あなたの隣で 凛と咲く | 真木ことみ | 伊藤美和 | 小田純平 | 前田俊明 | 素顔のままが 好きだよと 優しくあなたは 頬寄せた 棘(とげ)がこころに 刺さるほど 激しく強く 抱きしめて 傷つくことなど 怖くない 女はひとすじ 女はひとすじ 凛(りん)と咲く 北へと帰る 海鳥よ 迷いを知らない いじらしさ 覚悟決めてる 恋だから 何があっても 離れない 世間の風にも 嵐にも 負けずに明日へ 負けずに明日へ 凛と咲く 凍える夜は そばにいて ふたりの絆を 感じたい いのち預けて くれるなら 私の愛で 守り抜く 幸せその手に あげたくて あなたの隣で あなたの隣で 凛と咲く |
東京の雪夢を追いかけて 遠い街へ旅立ったあの日 吹雪の中 手を振る姿が今も離れない 話したいことが たくさんできました 東京は桜の花が散るような はかない雪が降ります 伝えたいことが 本当はありました 東京で一緒に暮らしてほしかったと あなたを思うとき やさしくなれる あなたを感じるとき 強くなれる あなたに触れるとき 素直になれる 振り返る想い出は 二人をつないでくれるから 話したいことが たくさんできました 東京で一人きり聞く音楽は 切ないバラードばかりです 訊きたいことが 本当はありました いつの日かまた となりにいてもいいですか あなたを決して 見失わない あなたを絶対に 泣かせたりしない あなたを何処までも 信じてるから あなたを抱きしめるとき 私は私になれるから | 真木ことみ | 浦千鶴子 | NINO | 矢田部正 | 夢を追いかけて 遠い街へ旅立ったあの日 吹雪の中 手を振る姿が今も離れない 話したいことが たくさんできました 東京は桜の花が散るような はかない雪が降ります 伝えたいことが 本当はありました 東京で一緒に暮らしてほしかったと あなたを思うとき やさしくなれる あなたを感じるとき 強くなれる あなたに触れるとき 素直になれる 振り返る想い出は 二人をつないでくれるから 話したいことが たくさんできました 東京で一人きり聞く音楽は 切ないバラードばかりです 訊きたいことが 本当はありました いつの日かまた となりにいてもいいですか あなたを決して 見失わない あなたを絶対に 泣かせたりしない あなたを何処までも 信じてるから あなたを抱きしめるとき 私は私になれるから |
淡雪の人暮れる街を淡い雪がつつむ あなたは今 同じ笑顔で 元気かと私に訊く 時計気にかけながら 伏し目がちに前髪かき上げる その癖なら変わらないけど 左手光る指輪が 過ぎた月日を教えてる 憎しみに似た気持ちが静かに 私の胸に雪を降らせるのは あなたに背中向けたあの日の わがままを許せないから 肩に落ちた白い欠片たちは 遠い過去にしてきた罪を あなたに償うために きっともう一度出会わせた 寂しさじゃない痛みが今でも 心の奥を濡らし続けている あなたがくれた愛の深さに 気が付いてしまってからは 憎しみに似た気持ちが静かに 私の胸に雪を降らせるけど もう積もらない あなたの愛は 冷たくて ただ儚くて | 真木ことみ | 及川眠子 | 坂本洋 | 矢田部正 | 暮れる街を淡い雪がつつむ あなたは今 同じ笑顔で 元気かと私に訊く 時計気にかけながら 伏し目がちに前髪かき上げる その癖なら変わらないけど 左手光る指輪が 過ぎた月日を教えてる 憎しみに似た気持ちが静かに 私の胸に雪を降らせるのは あなたに背中向けたあの日の わがままを許せないから 肩に落ちた白い欠片たちは 遠い過去にしてきた罪を あなたに償うために きっともう一度出会わせた 寂しさじゃない痛みが今でも 心の奥を濡らし続けている あなたがくれた愛の深さに 気が付いてしまってからは 憎しみに似た気持ちが静かに 私の胸に雪を降らせるけど もう積もらない あなたの愛は 冷たくて ただ儚くて |
いさり火本線北へひたすら 夜汽車は走る 噂を頼りに 女の旅路 心細さに いさり火揺れて 今度はあなたに 逢えますか 窓に面影 また浮かぶ 雨に消え行く あなたの姿 あの日の別れを 思えばつらい 白いハンカチ 涙に染まる あなたを待てずに 逢いに行く 岬回れば 町灯り ばかな女と わかっています 汽笛がひと声 せつなく沁みる もしもあなたが 幸せならば 声さえかけない 怨まない 薄い切符を 抱きしめる | 真木ことみ | 麻こよみ | 徳久広司 | 丸山雅仁 | 北へひたすら 夜汽車は走る 噂を頼りに 女の旅路 心細さに いさり火揺れて 今度はあなたに 逢えますか 窓に面影 また浮かぶ 雨に消え行く あなたの姿 あの日の別れを 思えばつらい 白いハンカチ 涙に染まる あなたを待てずに 逢いに行く 岬回れば 町灯り ばかな女と わかっています 汽笛がひと声 せつなく沁みる もしもあなたが 幸せならば 声さえかけない 怨まない 薄い切符を 抱きしめる |
雪の華なんで女に 生まれたか 泣くことばかり 多すぎる 終わった恋の 抜け殻を 捨てに来ました 日本海 海にチラチラ 降っては消える 恋は悲しい 雪の華 今も二人は 続いてた あなたの嘘が 許せたら 海鳥一羽 波の上 寒さこらえて 誰を待つ 抱かれていても 淋しいなんて 恋はせつない 雪の華 未練心の 重たさに 思わず砂に 膝をつく あなたともしも 逢えるなら くれてやります この命 うなじに髪に 降っては消える 恋は儚い 雪の華 | 真木ことみ | 麻こよみ | 徳久広司 | 丸山雅仁 | なんで女に 生まれたか 泣くことばかり 多すぎる 終わった恋の 抜け殻を 捨てに来ました 日本海 海にチラチラ 降っては消える 恋は悲しい 雪の華 今も二人は 続いてた あなたの嘘が 許せたら 海鳥一羽 波の上 寒さこらえて 誰を待つ 抱かれていても 淋しいなんて 恋はせつない 雪の華 未練心の 重たさに 思わず砂に 膝をつく あなたともしも 逢えるなら くれてやります この命 うなじに髪に 降っては消える 恋は儚い 雪の華 |
火の河泣きぬれる 恋もせず 道ゆきの 恋もできずに かくした恋が ひとつふたつ おんな三十路(みそじ)の さびしさを だれか解って くれるでしょうか あなたとならば 火の河を 泳ぐさかなに なりましょう この胸に ながれてる 熱い血を そっと抑えて つつましやかに 生きてきたの あなたください ほしいのよ 体半分 わたしのために あなたと越える 火の河は 深いこころの 情け川 冬が明け 春がきた 野も山も さくら色です いまこそすべて わたしのもの おんな一生 身をまかせ どこへ行こうと 定めのままよ あなたとならば 火の河に 命つきても 悔いはない | 真木ことみ | 池田充男 | 岡千秋 | 丸山雅仁 | 泣きぬれる 恋もせず 道ゆきの 恋もできずに かくした恋が ひとつふたつ おんな三十路(みそじ)の さびしさを だれか解って くれるでしょうか あなたとならば 火の河を 泳ぐさかなに なりましょう この胸に ながれてる 熱い血を そっと抑えて つつましやかに 生きてきたの あなたください ほしいのよ 体半分 わたしのために あなたと越える 火の河は 深いこころの 情け川 冬が明け 春がきた 野も山も さくら色です いまこそすべて わたしのもの おんな一生 身をまかせ どこへ行こうと 定めのままよ あなたとならば 火の河に 命つきても 悔いはない |
ナイト・フライト夜のフライトに一人乗り込む 慣れたふうに重いバッグ抱えて 少し疲れたの なんだか眠いの まぶた閉じて人の気配さえぎる 愛することは孤独と同じ だから私は自由を選んだ 何も悔やんでないから そうよ 迷ってないから 淋しさなんかは感じない 何も悔やんでないのに そうよ 迷ってないのに 二度とは会えないあなたを 時々恋しくなるのはなぜ 夜のフライトの狭い窓際 私に似た女(ひと)がそっと座るの 遠いぬくもりを教えるように 足元には街の灯り散らばる 愛するほどに傷ついてゆく そんな人生 終わりにしただけ 何も求めてないのは そうよ 憎んでないのは 時間が強さをくれたから 何も求めてないけど そうよ 憎んでないけど その手を放しちゃダメだと あの日の私が叫んでいる 夜のフライトに一人乗り込む 帰る場所は 愛とは違う孤独 | 真木ことみ | 及川眠子 | 坂本洋 | 矢田部正 | 夜のフライトに一人乗り込む 慣れたふうに重いバッグ抱えて 少し疲れたの なんだか眠いの まぶた閉じて人の気配さえぎる 愛することは孤独と同じ だから私は自由を選んだ 何も悔やんでないから そうよ 迷ってないから 淋しさなんかは感じない 何も悔やんでないのに そうよ 迷ってないのに 二度とは会えないあなたを 時々恋しくなるのはなぜ 夜のフライトの狭い窓際 私に似た女(ひと)がそっと座るの 遠いぬくもりを教えるように 足元には街の灯り散らばる 愛するほどに傷ついてゆく そんな人生 終わりにしただけ 何も求めてないのは そうよ 憎んでないのは 時間が強さをくれたから 何も求めてないけど そうよ 憎んでないけど その手を放しちゃダメだと あの日の私が叫んでいる 夜のフライトに一人乗り込む 帰る場所は 愛とは違う孤独 |
みちゆき川 ~浮き舟~水に泣かされ 浮き舟は やるせなさそに ゆられてゆれて あなた 教えて 行く先を 命かけても 堕ちるばかりの みちゆきに かいがあるやら ないのやら 岸に背を向け 浮き舟は 川になじんで 灯かりをともす 捨てた昔は 忘れろよ 思い出すなと そっと抱かれた この胸に 隠す涙のひとしずく 舟は この世の 果てまでも 命二つを 重ねて乗せて あなた 教えて 幸せを 風に押されて 流れながれる みちゆきを せめて照らして 川蛍 | 真木ことみ | 朝比奈京仔 | 岡千秋 | 丸山雅仁 | 水に泣かされ 浮き舟は やるせなさそに ゆられてゆれて あなた 教えて 行く先を 命かけても 堕ちるばかりの みちゆきに かいがあるやら ないのやら 岸に背を向け 浮き舟は 川になじんで 灯かりをともす 捨てた昔は 忘れろよ 思い出すなと そっと抱かれた この胸に 隠す涙のひとしずく 舟は この世の 果てまでも 命二つを 重ねて乗せて あなた 教えて 幸せを 風に押されて 流れながれる みちゆきを せめて照らして 川蛍 |
虹海どれほど 哀しみの涙をながしたら この海よりも 深い愛をもてるのだろう 砂に描いた 夢の言葉は くりかえす波に 静かに消えてくけど 信じてみよう 笑ってみよう 諦めを知らない 勇気抱きしめて こぼした涙は いつか誰かを 支える 強さにかわるから どれだけ 苦しんだ心に向き合えば この空のように 広い愛がもてるのだろう 星が降る夜 独り泣いた日 何度も傷ついて 祈ることに疲れても 信じていこう 笑っていこう まだ見たことない 栄光(あした)へ駆け出そう 負けない心は いつか誰かを 守れる チカラになれるから 信じてみよう 笑ってみよう 諦めを知らない 勇気抱きしめて こぼした涙は いつか誰かを 支える 強さにかわるから | 真木ことみ | 浦千鶴子 | NINO | 矢田部正 | どれほど 哀しみの涙をながしたら この海よりも 深い愛をもてるのだろう 砂に描いた 夢の言葉は くりかえす波に 静かに消えてくけど 信じてみよう 笑ってみよう 諦めを知らない 勇気抱きしめて こぼした涙は いつか誰かを 支える 強さにかわるから どれだけ 苦しんだ心に向き合えば この空のように 広い愛がもてるのだろう 星が降る夜 独り泣いた日 何度も傷ついて 祈ることに疲れても 信じていこう 笑っていこう まだ見たことない 栄光(あした)へ駆け出そう 負けない心は いつか誰かを 守れる チカラになれるから 信じてみよう 笑ってみよう 諦めを知らない 勇気抱きしめて こぼした涙は いつか誰かを 支える 強さにかわるから |
眠る貝殻私は砂に眠る貝殻 今夜も月の陰に隠れて 女がひとり 裸足でひとり 彷徨う姿 ひそかに見つめてる 私は波に揺れる貝殻 悲しみだけを素肌にまとい 女がひとり うつむきながら 破れた恋の記憶を捨てにくる だけど止めないで 命の瞬(またた)きを ほのかな光が胸にあるのなら あなたは愛に迷う抜け殻 幸せになるための抜け殻 私は幻(ゆめ)に浮かぶ貝殻 今夜も碧(あお)い風に誘われ 女がひとり はるかな沖へ 小瓶に詰めた涙を流してる だけど捨てないで 希望の切れ端を 戻れはしないと知っているのなら あなたは傷を負った抜け殻 幸せになるための抜け殻 私は海で死んだ貝殻 私のように どうかならないで | 真木ことみ | 及川眠子 | 坂本洋 | 矢田部正 | 私は砂に眠る貝殻 今夜も月の陰に隠れて 女がひとり 裸足でひとり 彷徨う姿 ひそかに見つめてる 私は波に揺れる貝殻 悲しみだけを素肌にまとい 女がひとり うつむきながら 破れた恋の記憶を捨てにくる だけど止めないで 命の瞬(またた)きを ほのかな光が胸にあるのなら あなたは愛に迷う抜け殻 幸せになるための抜け殻 私は幻(ゆめ)に浮かぶ貝殻 今夜も碧(あお)い風に誘われ 女がひとり はるかな沖へ 小瓶に詰めた涙を流してる だけど捨てないで 希望の切れ端を 戻れはしないと知っているのなら あなたは傷を負った抜け殻 幸せになるための抜け殻 私は海で死んだ貝殻 私のように どうかならないで |
あたたかい雨そっとあなたの胸で 今夜も眠りにつきましょう すべてを捧げた 泣いてもいい恋だから 不安ばかりで 揺れおちる涙 心のひだに あたたかい雨が降る ふりそそぐ悲しみも とめどない苦しみも きっと二人なら 幸せに思えるでしょう そっと心の中に 綺麗な花をかざりましょう すべてを捧げた 泣いてもいい恋だから 街のざわめき 過ぎ去った頃 心のひだに あたたかい雨が降る 戻れないあの日々も めぐりくる秋も冬も きっと二人なら 幸せに思えるでしょう 不安ばかりで 揺れおちる涙 心のひだに あたたかい雨が降る ふりそそぐ悲しみも とめどない苦しみも きっと二人なら 幸せに思えるでしょう | 真木ことみ | 浦千鶴子 | 木村竜蔵 | 矢田部正 | そっとあなたの胸で 今夜も眠りにつきましょう すべてを捧げた 泣いてもいい恋だから 不安ばかりで 揺れおちる涙 心のひだに あたたかい雨が降る ふりそそぐ悲しみも とめどない苦しみも きっと二人なら 幸せに思えるでしょう そっと心の中に 綺麗な花をかざりましょう すべてを捧げた 泣いてもいい恋だから 街のざわめき 過ぎ去った頃 心のひだに あたたかい雨が降る 戻れないあの日々も めぐりくる秋も冬も きっと二人なら 幸せに思えるでしょう 不安ばかりで 揺れおちる涙 心のひだに あたたかい雨が降る ふりそそぐ悲しみも とめどない苦しみも きっと二人なら 幸せに思えるでしょう |
恋散らしの雨遠ざかる あなたの背中 ひとり見送る 雨の中 些細(ささい)なことで 笑い合い ふたり寄り添い 暮らした月日 雨 雨 雨 雨 恋を散らせて 雨が降る 追いかけて すがってみても 今は他人の 薄情け あなたの胸の 片隅に どうぞ私を 残して欲しい 雨 雨 雨 雨 涙しずくか 雨が降る 逢いたくて あなたの名前 何度これから 呼ぶでしょう 最後の恋と 決めたから 他の人など 愛せはしない 雨 雨 雨 雨 恋を散らせて 雨が降る | 真木ことみ | 麻こよみ | 徳久広司 | 石倉重信 | 遠ざかる あなたの背中 ひとり見送る 雨の中 些細(ささい)なことで 笑い合い ふたり寄り添い 暮らした月日 雨 雨 雨 雨 恋を散らせて 雨が降る 追いかけて すがってみても 今は他人の 薄情け あなたの胸の 片隅に どうぞ私を 残して欲しい 雨 雨 雨 雨 涙しずくか 雨が降る 逢いたくて あなたの名前 何度これから 呼ぶでしょう 最後の恋と 決めたから 他の人など 愛せはしない 雨 雨 雨 雨 恋を散らせて 雨が降る |
赤いすずらんわたしが あなたを うらぎるか あなたが わたしを みすてるか そんな話も しましたね 愛を契った あのときの あのすずらんが 赤い実つけて 降りつむ雪に 泣いている どうして わかれて しまったの だれかに よこから とられたの いいえ すべてが 運命(さだめ)でしょう 花は枯れても なお生きる このすずらんの 赤い実だけは わたしの涙を 知ってます 可愛いおしゃれな 服を着て 訪ねてきたのよ 知床へ これが出直す ひとり旅 きっと わたしを 待っていた そのすずらんの 赤い実ひとつ つまんで そっと くちづける | 真木ことみ | 池田充男 | 徳久広司 | 石倉重信 | わたしが あなたを うらぎるか あなたが わたしを みすてるか そんな話も しましたね 愛を契った あのときの あのすずらんが 赤い実つけて 降りつむ雪に 泣いている どうして わかれて しまったの だれかに よこから とられたの いいえ すべてが 運命(さだめ)でしょう 花は枯れても なお生きる このすずらんの 赤い実だけは わたしの涙を 知ってます 可愛いおしゃれな 服を着て 訪ねてきたのよ 知床へ これが出直す ひとり旅 きっと わたしを 待っていた そのすずらんの 赤い実ひとつ つまんで そっと くちづける |
すずらん食堂すずらん食堂は 踏切のそばで かんかん音聞く めし処 おかみさん 親父さん すこし お話 いいかしら 私はじめて 最果てあたり ひとり旅する おんなです すずらん食堂に あのひとの面影(かげ)を 探せば おどけて 見え隠れ おかみさん 親父さん たしか一昨年(おととし) 秋のころ 海を背にして 三人ならび これが自慢の 写真です すずらん食堂は まごころが沁みる 温かお膳に ついほろり おかみさん 親父さん お酒ひとくち いただくわ いまは逢うこと できない方へ 旅の盃 ささげたい | 真木ことみ | 池田充男 | 徳久広司 | 石倉重信 | すずらん食堂は 踏切のそばで かんかん音聞く めし処 おかみさん 親父さん すこし お話 いいかしら 私はじめて 最果てあたり ひとり旅する おんなです すずらん食堂に あのひとの面影(かげ)を 探せば おどけて 見え隠れ おかみさん 親父さん たしか一昨年(おととし) 秋のころ 海を背にして 三人ならび これが自慢の 写真です すずらん食堂は まごころが沁みる 温かお膳に ついほろり おかみさん 親父さん お酒ひとくち いただくわ いまは逢うこと できない方へ 旅の盃 ささげたい |
オランダの海ふたりで過ごした 部屋のかたすみ 青いサーフボード あの頃のまま オランダの街に 旅立つ背中(せな)に 強がりを言って 泣いてたあの日 青空に溶けてゆく あの白い雲のよに あなたの心に 寄り添って眠りたい 夢をみて 朝がきて 時は過ぎても 切なさつのり ただ会いたくて 今も愛してる 肩寄せ歩いた この帰り道 今年もそっと 咲き誇る花 オランダの海と あなたの笑顔 届いた絵ハガキ 涙でぬれて こんなに哀しすぎる さよならがあることを 知らなかった私を どうか許してほしい 春がすぎ 夏がきて めぐる季節も あなたのそばに オランダの海 遥か遠い海 こんなに哀しすぎる さよならがあることを 知らなかった私を どうか許してほしい 春がすぎ 夏がきて めぐる季節も あなたのそばに オランダの海 遥か遠い海 | 真木ことみ | 浦千鶴子 | 徳久広司 | 石倉重信 | ふたりで過ごした 部屋のかたすみ 青いサーフボード あの頃のまま オランダの街に 旅立つ背中(せな)に 強がりを言って 泣いてたあの日 青空に溶けてゆく あの白い雲のよに あなたの心に 寄り添って眠りたい 夢をみて 朝がきて 時は過ぎても 切なさつのり ただ会いたくて 今も愛してる 肩寄せ歩いた この帰り道 今年もそっと 咲き誇る花 オランダの海と あなたの笑顔 届いた絵ハガキ 涙でぬれて こんなに哀しすぎる さよならがあることを 知らなかった私を どうか許してほしい 春がすぎ 夏がきて めぐる季節も あなたのそばに オランダの海 遥か遠い海 こんなに哀しすぎる さよならがあることを 知らなかった私を どうか許してほしい 春がすぎ 夏がきて めぐる季節も あなたのそばに オランダの海 遥か遠い海 |
東京しぐれおまえ残して 三十路で逝った おふくろさんの心残りは 俺が果たすと決めたのさ 小窓をたたく 東京しぐれ その瞳(め)の中に あゝ からだの中に 面影宿した いちず花 白く咲くのも ためらうように 俯きながら咲く百合の花 恥じらうお前 抱きよせた あの日と同じ 東京しぐれ 今さら惚れて あゝ なおさら惚れて さだめを重ねる いちず花 イヤというのは ただ一度だけ 別れてくれと言われたときよ 俺を見上げる目が潤む 二人を濡らす 東京しぐれ 尽くせる今が あゝ 倖せですと 寄り添い甘える いちず花 | 真木ことみ | 朝比奈京仔 | 徳久広司 | 石倉重信 | おまえ残して 三十路で逝った おふくろさんの心残りは 俺が果たすと決めたのさ 小窓をたたく 東京しぐれ その瞳(め)の中に あゝ からだの中に 面影宿した いちず花 白く咲くのも ためらうように 俯きながら咲く百合の花 恥じらうお前 抱きよせた あの日と同じ 東京しぐれ 今さら惚れて あゝ なおさら惚れて さだめを重ねる いちず花 イヤというのは ただ一度だけ 別れてくれと言われたときよ 俺を見上げる目が潤む 二人を濡らす 東京しぐれ 尽くせる今が あゝ 倖せですと 寄り添い甘える いちず花 |
ポプラの並木路青春を刻んだ ポプラの並木路 無邪気な二人をそっと 見守る様に… それぞれの未来(あした)へ 向かう別離(わかれ)の朝 木漏(こも)れ陽(び)に揺れてる ポプラの花を見た あの日最後に 交わした約束は 今はもう 叶える事は 出来ないけれど 許されるなら 時代(とき)を超えて あなたに 逢いに行(ゆ)きたい 騒がしい都会の 孤独に迷い込み 煌(きら)めくネオンに何故か 涙が伝う… 真夜中の画面に 故郷(ふるさと)の景色が 何か言いたそうな ポプラの並木路 帰りたくても 帰れないあの頃 今もまだ あのときめきを 忘れられない 許されるなら 時代を超えて あなたに 逢いに行きたい あの日最後に 交わした約束は 今はもう 叶える事は 出来ないけれど 許されるなら 時代を超えて あなたに 逢いに行きたい | 真木ことみ | 浦千鶴子 | 弦哲也 | 猪俣義周 | 青春を刻んだ ポプラの並木路 無邪気な二人をそっと 見守る様に… それぞれの未来(あした)へ 向かう別離(わかれ)の朝 木漏(こも)れ陽(び)に揺れてる ポプラの花を見た あの日最後に 交わした約束は 今はもう 叶える事は 出来ないけれど 許されるなら 時代(とき)を超えて あなたに 逢いに行(ゆ)きたい 騒がしい都会の 孤独に迷い込み 煌(きら)めくネオンに何故か 涙が伝う… 真夜中の画面に 故郷(ふるさと)の景色が 何か言いたそうな ポプラの並木路 帰りたくても 帰れないあの頃 今もまだ あのときめきを 忘れられない 許されるなら 時代を超えて あなたに 逢いに行きたい あの日最後に 交わした約束は 今はもう 叶える事は 出来ないけれど 許されるなら 時代を超えて あなたに 逢いに行きたい |
天の糸天の糸です こぬか雨 今夜はやけに まとわりついて あんな男は 別れなさいな 言って聞かせてくれるけど あゝ女心は あゝ怖いもの 鬼と仏の仮住まい 鬼があばれて 仏がさとす 胸に絡まる みだれ糸 ハァ… 切れて別れて 巡り合う しょせん運命(さだめ)の あやつり人形 死んでもいいと 思った人と 死ねる女は幸せさ あゝ女心は あゝ怖いもの 鬼も仏も歯が立たぬ 別れの糸を 噛み切る夜更け 肩にふるふる 針の雨 ハァ… あゝ女心は あゝ怖いもの 鬼と仏を抱きしめて 堕(お)ちる覚悟で 見上げた空の 雨を呑み込む 夜明け前 ハァ… | 真木ことみ | 朝比奈京仔 | 弦哲也 | 猪俣義周 | 天の糸です こぬか雨 今夜はやけに まとわりついて あんな男は 別れなさいな 言って聞かせてくれるけど あゝ女心は あゝ怖いもの 鬼と仏の仮住まい 鬼があばれて 仏がさとす 胸に絡まる みだれ糸 ハァ… 切れて別れて 巡り合う しょせん運命(さだめ)の あやつり人形 死んでもいいと 思った人と 死ねる女は幸せさ あゝ女心は あゝ怖いもの 鬼も仏も歯が立たぬ 別れの糸を 噛み切る夜更け 肩にふるふる 針の雨 ハァ… あゝ女心は あゝ怖いもの 鬼と仏を抱きしめて 堕(お)ちる覚悟で 見上げた空の 雨を呑み込む 夜明け前 ハァ… |
カナリア今夜から 雨かしら 窓辺にはカナリアが 好きな人 待つように 涙目で外を見て… カナリアの 真似をして 淋(さび)しげに鳴けるなら 今すぐに この部屋に 逢いに来てくれますか 気休めだけの そんな恋でも 泣いたりはしないわ もう誰にも この想い 止められないから… あなたと一緒に 飛べる空なんて ないけれど それでもいいの 切ないままでも そばにいさせてほしい 前髪が 濡れてるわ 気まぐれなその笑顔 帰らずに いて欲しい また今日も言えぬまま… 心ごと 身を委(ゆだ)ね あなたしか見えなくて 柔らかな 羽が今 この胸に舞い落ちる 愛することが たとえ罪でも 後悔はしないわ もう誰にも この気持ち 変えられないから… あなたに寄り添い 見れる夢なんて ないけれど それでもいいの 哀しいままでも そばにいさせてほしい | 真木ことみ | 厚田めろん | 弦哲也 | 南郷達也 | 今夜から 雨かしら 窓辺にはカナリアが 好きな人 待つように 涙目で外を見て… カナリアの 真似をして 淋(さび)しげに鳴けるなら 今すぐに この部屋に 逢いに来てくれますか 気休めだけの そんな恋でも 泣いたりはしないわ もう誰にも この想い 止められないから… あなたと一緒に 飛べる空なんて ないけれど それでもいいの 切ないままでも そばにいさせてほしい 前髪が 濡れてるわ 気まぐれなその笑顔 帰らずに いて欲しい また今日も言えぬまま… 心ごと 身を委(ゆだ)ね あなたしか見えなくて 柔らかな 羽が今 この胸に舞い落ちる 愛することが たとえ罪でも 後悔はしないわ もう誰にも この気持ち 変えられないから… あなたに寄り添い 見れる夢なんて ないけれど それでもいいの 哀しいままでも そばにいさせてほしい |
くれないの糸溶けてゆく身の 雪さえ染めて 女ごころの 陽炎(ひ)が燃える 帰る背中を 見送りながら 恨むどころか 恋しさばかり 赤い雪です くれないの糸 切れて結んで ほどいてくくる 胸でもつれる 恋の糸 膝で眠った あなたの頬に 落ちるしずくは わたしの涙 離さないでね くれないの糸 雪と一緒に 散る気でしょうか 河津桜(かわづざくら)が ホロホロと 春を待てずに 凍えて咲いて つらいはずです わたしも同じ あなたひとすじ くれないの糸 | 真木ことみ | 朝比奈京仔 | 弦哲也 | 南郷達也 | 溶けてゆく身の 雪さえ染めて 女ごころの 陽炎(ひ)が燃える 帰る背中を 見送りながら 恨むどころか 恋しさばかり 赤い雪です くれないの糸 切れて結んで ほどいてくくる 胸でもつれる 恋の糸 膝で眠った あなたの頬に 落ちるしずくは わたしの涙 離さないでね くれないの糸 雪と一緒に 散る気でしょうか 河津桜(かわづざくら)が ホロホロと 春を待てずに 凍えて咲いて つらいはずです わたしも同じ あなたひとすじ くれないの糸 |
幾・春・秋秋雨 夕暮れ すすきに隠れ 鈴虫そっと 雨宿り 街角ポツリ 明かりが灯る 今宵も誘われ 酔い話 酒に 酔いしれ 夜が更けて そんな 女 一人の 人生よ 戸棚の 片隅 重ねた写真 あの日の未練 よみがえる このままずっと 添い遂げようと 結んだ小指が 泣いている 春を 待ち侘び 過ぎた日々 そんな 女 一人の 人生よ 白雪 かぶった 椿の花は 散りそで散らない 夢見花 平凡だけど 倖せ想い 幾つも山坂 越えて来た やがて 誰かの 道標 そんな 女 一人の 人生よ | 真木ことみ | 浦千鶴子 | 弦哲也 | 伊戸のりお | 秋雨 夕暮れ すすきに隠れ 鈴虫そっと 雨宿り 街角ポツリ 明かりが灯る 今宵も誘われ 酔い話 酒に 酔いしれ 夜が更けて そんな 女 一人の 人生よ 戸棚の 片隅 重ねた写真 あの日の未練 よみがえる このままずっと 添い遂げようと 結んだ小指が 泣いている 春を 待ち侘び 過ぎた日々 そんな 女 一人の 人生よ 白雪 かぶった 椿の花は 散りそで散らない 夢見花 平凡だけど 倖せ想い 幾つも山坂 越えて来た やがて 誰かの 道標 そんな 女 一人の 人生よ |
心紬ぎ紅(あか)い 古びた 手鏡を 持てば 故郷(ふるさと) 想い出す あの日 寂(さび)しく 暦をめくる 母の姿が 今でも胸に… いつか いつかと 帰れなかった 心に映る あの笑顔 愛は 燃え尽き 夢は枯れ 運命(さだめ) 恨んだ 遠い日々 暗い 夜道を 照らしてくれた 他人(ひと)の情けに 流した涙… 移り 移ろい 季節は廻り 絆を結び 花は咲く 山の 息吹よ せせらぎよ 果つる 命の 儚さよ 強く 生きろと 聞こえた様で 空を仰げば 面影浮かぶ… 生まれ 変わって 逢えると信じ 紬いで灯る 星の糸 | 真木ことみ | 浦千鶴子 | 弦哲也 | 伊戸のりお | 紅(あか)い 古びた 手鏡を 持てば 故郷(ふるさと) 想い出す あの日 寂(さび)しく 暦をめくる 母の姿が 今でも胸に… いつか いつかと 帰れなかった 心に映る あの笑顔 愛は 燃え尽き 夢は枯れ 運命(さだめ) 恨んだ 遠い日々 暗い 夜道を 照らしてくれた 他人(ひと)の情けに 流した涙… 移り 移ろい 季節は廻り 絆を結び 花は咲く 山の 息吹よ せせらぎよ 果つる 命の 儚さよ 強く 生きろと 聞こえた様で 空を仰げば 面影浮かぶ… 生まれ 変わって 逢えると信じ 紬いで灯る 星の糸 |
愛の記憶暗夜(あんや)の 海原(うなばら)に 灯台の明かり あなたと 見つめていた 明日(あした)が消えて行(ゆ)く 移ろうこの町に あなたはいない 今も空しい 名残りの雨が降る… いつまで泣けばいい ひとり 何処へ行(い)けばいい 暮色(ぼしょく)に染まる 愛の記憶を 今日(きょう)も私は 想い続けてる 切り立つ 岩棚(いわだな)に 海鳥が一羽 オロロン 淋しそうに 何かを伝えてる 振り向き捜しても 募(つの)る哀しみ 重ねた時間(とき)は 儚(はかな)い風になる… いつまで鳴いている 遠く 何処へ飛んで行(ゆ)く 心を奪う 愛の記憶を せめてこの手に 熱く抱(だ)けるなら いつまで泣けばいい ひとり 何処へ行(い)けばいい 暮色に染まる 愛の記憶を 今日も私は 想い続けてる | 真木ことみ | 厚田めろん | ANTONIO | 南郷達也 | 暗夜(あんや)の 海原(うなばら)に 灯台の明かり あなたと 見つめていた 明日(あした)が消えて行(ゆ)く 移ろうこの町に あなたはいない 今も空しい 名残りの雨が降る… いつまで泣けばいい ひとり 何処へ行(い)けばいい 暮色(ぼしょく)に染まる 愛の記憶を 今日(きょう)も私は 想い続けてる 切り立つ 岩棚(いわだな)に 海鳥が一羽 オロロン 淋しそうに 何かを伝えてる 振り向き捜しても 募(つの)る哀しみ 重ねた時間(とき)は 儚(はかな)い風になる… いつまで鳴いている 遠く 何処へ飛んで行(ゆ)く 心を奪う 愛の記憶を せめてこの手に 熱く抱(だ)けるなら いつまで泣けばいい ひとり 何処へ行(い)けばいい 暮色に染まる 愛の記憶を 今日も私は 想い続けてる |
終着の宿海峡束風(たばかぜ) 夜どおし哭けば わたしのこころも すすり泣く ここは終着 おんなの宿よ あなた忘れる 旅に来て あなた恋しと 書く手紙 笑ってひとりで 生きられますと だれかにゆずった 恋ひとつ 柳葉魚(ししゃも)かじって つよがりながら ごくりひとくち ながしこむ 北の外れの 流氷酒(こおりざけ) わたしは何処まで ゆくのでしょうか 未練のかばんを みちづれに あれは始発の 上りの汽笛 できることなら あなたへの 汽車に乗りたい 帰りたい | 真木ことみ | 池田充男 | 夏川寿里亜 | 南郷達也 | 海峡束風(たばかぜ) 夜どおし哭けば わたしのこころも すすり泣く ここは終着 おんなの宿よ あなた忘れる 旅に来て あなた恋しと 書く手紙 笑ってひとりで 生きられますと だれかにゆずった 恋ひとつ 柳葉魚(ししゃも)かじって つよがりながら ごくりひとくち ながしこむ 北の外れの 流氷酒(こおりざけ) わたしは何処まで ゆくのでしょうか 未練のかばんを みちづれに あれは始発の 上りの汽笛 できることなら あなたへの 汽車に乗りたい 帰りたい |
悲しい倖せ 里の薫(かおり)が 儚(はかな)げに そっと膚(はだえ)に まとう夜 月冴(さ)ゆる 冬の日々 しのんだ恋が 泣いている もいちど あなたに 会いたいと 二人かさなる 影ひとつ 紅く照らした 雪あかり 戻れない この愛と 地の果てまでも 行けるなら いのちが 解(と)けても 悔いはない 添えぬこの世の さだめだと 知って許して 濡れた夢 いにしえの 幻(まぼろし)か 悲しいだけの 倖せを 残して あなたは 今どこに  | 真木ことみ | 浦千鶴子 | 岡千秋 | 猪股義周 | 里の薫(かおり)が 儚(はかな)げに そっと膚(はだえ)に まとう夜 月冴(さ)ゆる 冬の日々 しのんだ恋が 泣いている もいちど あなたに 会いたいと 二人かさなる 影ひとつ 紅く照らした 雪あかり 戻れない この愛と 地の果てまでも 行けるなら いのちが 解(と)けても 悔いはない 添えぬこの世の さだめだと 知って許して 濡れた夢 いにしえの 幻(まぼろし)か 悲しいだけの 倖せを 残して あなたは 今どこに |
春を信じて… 薄紅色に 染まる空 街の静けさ 夜明け前 眠れず 飲む酒 やおら立てば 遠い思い出 染みわたる 時の流れに 逆らわず 涙も笑顔も 人生だよと 愛をくれた あの人が 恋しい 長い旅路の 夢ひとつ 水面(みなも)照らす 月あかり ほどけた 靴ひも 結びなおし 旅の終わりを 知った夜 風よ吹くなら 吹けばいい 二人で歩いた 一筋の道 愛をくれた あの人と 見た夢 耳をすませば なつかしく そっと聞こえる 母の唄 何度も 凍える 冬を越えて 春を信じて 生きて来た 花が健気に 咲いている 飾らず変わらず 倖せそうに 愛をくれた あの人に 会いたい  | 真木ことみ | 浦千鶴子 | 岡千秋 | 猪股義周 | 薄紅色に 染まる空 街の静けさ 夜明け前 眠れず 飲む酒 やおら立てば 遠い思い出 染みわたる 時の流れに 逆らわず 涙も笑顔も 人生だよと 愛をくれた あの人が 恋しい 長い旅路の 夢ひとつ 水面(みなも)照らす 月あかり ほどけた 靴ひも 結びなおし 旅の終わりを 知った夜 風よ吹くなら 吹けばいい 二人で歩いた 一筋の道 愛をくれた あの人と 見た夢 耳をすませば なつかしく そっと聞こえる 母の唄 何度も 凍える 冬を越えて 春を信じて 生きて来た 花が健気に 咲いている 飾らず変わらず 倖せそうに 愛をくれた あの人に 会いたい |