おまえのための恋唄若かったあの日の誓い 今になって果たしてみたい 旅先で絵葉書買って 照れながら 書き綴る おまえのための恋唄 とても不器用だったね 愛の言葉もなくて だけどまごころだけなら 誰も負けはしない 負けはしない ある時は疲れてしまい ちぎれそうになってもいたが 悲しみの時代が過ぎて 窓をあけ 呼びかける おまえのための恋唄 夢は自分に似合いで ほんのささやかだった それを大事に抱きしめ 今も捨てはしない 捨てはしない とても不器用だったね 愛の言葉もなくて だけどまごころだけなら 誰も負けはしない 負けはしない | 新沼謙治 | 阿久悠 | 平尾昌晃 | 杉村俊博 | 若かったあの日の誓い 今になって果たしてみたい 旅先で絵葉書買って 照れながら 書き綴る おまえのための恋唄 とても不器用だったね 愛の言葉もなくて だけどまごころだけなら 誰も負けはしない 負けはしない ある時は疲れてしまい ちぎれそうになってもいたが 悲しみの時代が過ぎて 窓をあけ 呼びかける おまえのための恋唄 夢は自分に似合いで ほんのささやかだった それを大事に抱きしめ 今も捨てはしない 捨てはしない とても不器用だったね 愛の言葉もなくて だけどまごころだけなら 誰も負けはしない 負けはしない |
ひゅう・ひゅう・ひゅう~風に笑われて~小石につまずけば 全てのものが憎らしく 安い酒に酔って また一つ夢を忘れてゆく 星は朝日に消えるのを 待ってるために光る お前も悲しい運命だなと 道路の雑草ちぎって 夜空に投げてみた ひゅう ひゅう ひゅう ひゅう ひゅう ひゅう ああ 風に笑われながら 見えない明日を探す 孤独な俺の風景… 深夜の線路沿い 煙草をもみ消しながら ポケットに手を入れ 純情な心探してみる さびたアパートぬくもりが なんにもないこの部屋 慰め聞きたいお前の声 受話器を持ったり置いたり 今夜もしているよ ひゅう ひゅう ひゅう ひゅう ひゅう ひゅう ああ 風に笑われながら 失くした夢を探す 孤独な俺の風景… ひゅう ひゅう ひゅう ひゅう ひゅう ひゅう ああ 風に笑われながら 見えない明日を探す 孤独な俺の風景… | 新沼謙治 | よこやまみちよし | 宇崎竜童 | 宇崎竜童 | 小石につまずけば 全てのものが憎らしく 安い酒に酔って また一つ夢を忘れてゆく 星は朝日に消えるのを 待ってるために光る お前も悲しい運命だなと 道路の雑草ちぎって 夜空に投げてみた ひゅう ひゅう ひゅう ひゅう ひゅう ひゅう ああ 風に笑われながら 見えない明日を探す 孤独な俺の風景… 深夜の線路沿い 煙草をもみ消しながら ポケットに手を入れ 純情な心探してみる さびたアパートぬくもりが なんにもないこの部屋 慰め聞きたいお前の声 受話器を持ったり置いたり 今夜もしているよ ひゅう ひゅう ひゅう ひゅう ひゅう ひゅう ああ 風に笑われながら 失くした夢を探す 孤独な俺の風景… ひゅう ひゅう ひゅう ひゅう ひゅう ひゅう ああ 風に笑われながら 見えない明日を探す 孤独な俺の風景… |
津軽恋女 津軽の海よ 竜飛岬は 吹雪に凍えるよ 日毎夜毎 海鳴りばかり 愚図る女の 泣く声か 津軽の女よ 別れうたひとつ くちずさむ にごり酒に想い出浮かべ かじかむこころの 空を見る 降りつもる雪 雪 雪 また雪よ 津軽には七つの 雪が降るとか こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪 みず雪 かた雪 春待つ氷雪 津軽の女よ 枕乱して 引き込む恋女 愛に生きて夢に生きて 白いかげろう 空に舞う 津軽の女よ ねぶた祭りの ゆきずり たわむれか 過ぎた夜の匂いを抱いて 帰れと叫ぶ 岩木川 降りつもる雪 雪 雪 また雪よ 津軽には七つの 雪が降るとか こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪 みず雪 かた雪 春待つ氷雪 津軽の海よ 三味がゆさぶる じょんから聞こえるよ 嘆き唄か 人恋う唄か 胸のすきまに しみてくる 降りつもる雪 雪 雪 また雪よ 津軽には七つの 雪が降るとか こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪 みず雪 かた雪 春待つ氷雪 降りつもる雪 雪 雪 また雪よ 津軽には七つの 雪が降るとか こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪 みず雪 かた雪 春待つ氷雪  | 新沼謙治 | 久仁京介 | 大倉百人 | 若草恵 | 津軽の海よ 竜飛岬は 吹雪に凍えるよ 日毎夜毎 海鳴りばかり 愚図る女の 泣く声か 津軽の女よ 別れうたひとつ くちずさむ にごり酒に想い出浮かべ かじかむこころの 空を見る 降りつもる雪 雪 雪 また雪よ 津軽には七つの 雪が降るとか こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪 みず雪 かた雪 春待つ氷雪 津軽の女よ 枕乱して 引き込む恋女 愛に生きて夢に生きて 白いかげろう 空に舞う 津軽の女よ ねぶた祭りの ゆきずり たわむれか 過ぎた夜の匂いを抱いて 帰れと叫ぶ 岩木川 降りつもる雪 雪 雪 また雪よ 津軽には七つの 雪が降るとか こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪 みず雪 かた雪 春待つ氷雪 津軽の海よ 三味がゆさぶる じょんから聞こえるよ 嘆き唄か 人恋う唄か 胸のすきまに しみてくる 降りつもる雪 雪 雪 また雪よ 津軽には七つの 雪が降るとか こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪 みず雪 かた雪 春待つ氷雪 降りつもる雪 雪 雪 また雪よ 津軽には七つの 雪が降るとか こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪 みず雪 かた雪 春待つ氷雪 |
左官職人こね太郎今日も仕事の始まりだ 腰に手ぬぐい ぶらさげて 砂とセメント 掻き混ぜて 鏝(コテ)を片手に 壁を塗る 練って 練って また練って こねて こねて またこねりゃ 何故か力が 湧いて来る 左官職人 こね太郎 軍手 地下足袋 ヘルメット 高い足場も 軽やかに 遠く眺めりゃ 古里が 何故に恋しい 旅の空 練って 練って また練って 押して 押して ねこ車 たまにゃ失敗 あるけれど 目指せ天下の 左官 工事現場を 宿にすりゃ 継ぎ接ぎだらけの 貸し布団 寝言 歯ぎしり 高いびき これじゃ朝まで 身が持たぬ 練って 練って また練って こねて こねて またこねりゃ 何故か力が 湧いて来る 今日も働く こね太郎 | 新沼謙治 | 新沼謙治 | 新沼謙治 | 宮崎慎二 | 今日も仕事の始まりだ 腰に手ぬぐい ぶらさげて 砂とセメント 掻き混ぜて 鏝(コテ)を片手に 壁を塗る 練って 練って また練って こねて こねて またこねりゃ 何故か力が 湧いて来る 左官職人 こね太郎 軍手 地下足袋 ヘルメット 高い足場も 軽やかに 遠く眺めりゃ 古里が 何故に恋しい 旅の空 練って 練って また練って 押して 押して ねこ車 たまにゃ失敗 あるけれど 目指せ天下の 左官 工事現場を 宿にすりゃ 継ぎ接ぎだらけの 貸し布団 寝言 歯ぎしり 高いびき これじゃ朝まで 身が持たぬ 練って 練って また練って こねて こねて またこねりゃ 何故か力が 湧いて来る 今日も働く こね太郎 |
飛行機雲どこに落として 来たんだろ 若い時には あったけど 旅の途中で 手離した 夢と言う名の 忘れ物 他人に拾われ ないうちに 早く見付けて くれないか 空に地図描く 飛行機雲よ どこにどうして いるんだろ 時の流れに 流されて 二度と帰らぬ 青春を 共に過ごした あの女は いまは不幸か 幸せか 様子見て来て くれないか 白い線引く 飛行機雲よ どこに向えば いいんだろ 道にどこかで 迷っても 他人に聞けない 人生の 旅はそれぞれ 違うから 明日が見えない この胸に 出口教えて くれないか 空に伸びてく 飛行機雲よ 空に伸びてく 飛行機雲よ | 新沼謙治 | 木下龍太郎 | 宇崎竜童 | 宮崎慎二 | どこに落として 来たんだろ 若い時には あったけど 旅の途中で 手離した 夢と言う名の 忘れ物 他人に拾われ ないうちに 早く見付けて くれないか 空に地図描く 飛行機雲よ どこにどうして いるんだろ 時の流れに 流されて 二度と帰らぬ 青春を 共に過ごした あの女は いまは不幸か 幸せか 様子見て来て くれないか 白い線引く 飛行機雲よ どこに向えば いいんだろ 道にどこかで 迷っても 他人に聞けない 人生の 旅はそれぞれ 違うから 明日が見えない この胸に 出口教えて くれないか 空に伸びてく 飛行機雲よ 空に伸びてく 飛行機雲よ |
愛妻 北挽歌鰊(にしん)が獲れた あの頃は 俺も女房も 若かった 番屋暮らしの 共稼ぎ 俺はヤン衆と 鰊(にしん)舟 声を弾ませ 声を弾ませ引いた網 過ぎたあの日の 懐かしさ こころ愛妻 北挽歌 祝いの餅に 子供らは 大漁景気(たいりょげいき)の 笑い声 網の破れを 妻は縫い 俺はソーラン 男節 酒を相手に 酒を相手に上機嫌 今じゃ岬の 潮風に ゴメが思い出 呼ぶばかり 昔と同じ海の彩(いろ) 鰊(にしん)ばかりが なぜ来ない 沖の漁場が 命なら 俺は一生 漁(いさ)り舟 伸(の)るか反(そ)るかは 伸(の)るか反(そ)るかは時の運 波と苦労を 唄おうか こころ愛妻 北挽歌 | 新沼謙治 | 石本美由起 | 市川昭介 | | 鰊(にしん)が獲れた あの頃は 俺も女房も 若かった 番屋暮らしの 共稼ぎ 俺はヤン衆と 鰊(にしん)舟 声を弾ませ 声を弾ませ引いた網 過ぎたあの日の 懐かしさ こころ愛妻 北挽歌 祝いの餅に 子供らは 大漁景気(たいりょげいき)の 笑い声 網の破れを 妻は縫い 俺はソーラン 男節 酒を相手に 酒を相手に上機嫌 今じゃ岬の 潮風に ゴメが思い出 呼ぶばかり 昔と同じ海の彩(いろ) 鰊(にしん)ばかりが なぜ来ない 沖の漁場が 命なら 俺は一生 漁(いさ)り舟 伸(の)るか反(そ)るかは 伸(の)るか反(そ)るかは時の運 波と苦労を 唄おうか こころ愛妻 北挽歌 |
酒とふたりづれ おまえが泣いて 泣いているような 露地の灯りに 雨がふる 少し濃い目の 水割りを 涙でうすめて 飲んでいた おまえの面影 あぁ~ 俺は今夜も 酒とふたりづれ お前も聞いて 聞いているような 未練まじりの 流行歌(はやりうた) 指のすき間を 遠去かる 煙草の煙りに 浮かぶ面影(かお) 想い出 肴に あぁ~ 俺は今夜も 酒とふたりづれ おまえが呼んで 呼んでいるような 窓の残り灯 風の音 うしろ髪ひく 恋だけど 昔に戻れる 夢もない 倖せ祈って あぁ~ 俺は今夜も 酒とふたりづれ | 新沼謙治 | 里村龍児 | 聖川湧 | 高田弘 | おまえが泣いて 泣いているような 露地の灯りに 雨がふる 少し濃い目の 水割りを 涙でうすめて 飲んでいた おまえの面影 あぁ~ 俺は今夜も 酒とふたりづれ お前も聞いて 聞いているような 未練まじりの 流行歌(はやりうた) 指のすき間を 遠去かる 煙草の煙りに 浮かぶ面影(かお) 想い出 肴に あぁ~ 俺は今夜も 酒とふたりづれ おまえが呼んで 呼んでいるような 窓の残り灯 風の音 うしろ髪ひく 恋だけど 昔に戻れる 夢もない 倖せ祈って あぁ~ 俺は今夜も 酒とふたりづれ |
季節の中でうつむきかけた 貴方の前を 静かに時は流れ めぐるめぐる季節の中で 貴方は何を見つけるだろう 海の青さに とまどう様に とびかう 鳥の様に はばたけ高く はばたけ強く 小さなつばさひろげ めぐるめぐる季節の中で 貴方は何を見つけるだろう 登る朝日の まぶしさの中 はるかな空をめざし はばたけ高く はばたけ強く 貴方の旅がはじまる めぐるめぐる季節の中で 貴方は何を見つけるだろう | 新沼謙治 | 松山千春 | 松山千春 | | うつむきかけた 貴方の前を 静かに時は流れ めぐるめぐる季節の中で 貴方は何を見つけるだろう 海の青さに とまどう様に とびかう 鳥の様に はばたけ高く はばたけ強く 小さなつばさひろげ めぐるめぐる季節の中で 貴方は何を見つけるだろう 登る朝日の まぶしさの中 はるかな空をめざし はばたけ高く はばたけ強く 貴方の旅がはじまる めぐるめぐる季節の中で 貴方は何を見つけるだろう |
ジョニーの子守唄つかの間の淋しさ うずめるために 君の歌声を聞いていた 狭いホールのかべにもたれて 君のうごきを追いかけていた 飛び散る汗と煙の中に あの頃の俺がいた Oh ジョニー 君は今 Oh ジョニー どこにいるのか 時間つぶしの店の片隅 ふと聞こえてきた君の歌 コーヒーカップを持つ手がふいに ふるえ出したのがはずかしくて 子供ができた今でさえ あの頃は忘れない Oh ジョニー 君だけが Oh ジョニー 俺の思い出 風のうわさで聞いたけど 君はまだ燃えていると Oh ジョニー それだけが Oh ジョニー ただうれしくて | 新沼謙治 | 谷村新司 | 堀内孝雄 | | つかの間の淋しさ うずめるために 君の歌声を聞いていた 狭いホールのかべにもたれて 君のうごきを追いかけていた 飛び散る汗と煙の中に あの頃の俺がいた Oh ジョニー 君は今 Oh ジョニー どこにいるのか 時間つぶしの店の片隅 ふと聞こえてきた君の歌 コーヒーカップを持つ手がふいに ふるえ出したのがはずかしくて 子供ができた今でさえ あの頃は忘れない Oh ジョニー 君だけが Oh ジョニー 俺の思い出 風のうわさで聞いたけど 君はまだ燃えていると Oh ジョニー それだけが Oh ジョニー ただうれしくて |
なごり雪汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた季節のあとで 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼ない君も 大人になると気づかないまま 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった | 新沼謙治 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | | 汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた季節のあとで 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼ない君も 大人になると気づかないまま 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった |
おれの銀河鉄道風と波の音にゆられて 砂浜に横たわれば いつでも夢が 手づかみに出来たよ それでもまだ おれは生きてる 人並みに家族抱いて いやでも夢の かたりべになるのさ うたた寝の はるか星空 満天のいさり火たち あの時みたのさ 流れる星 おれの銀河鉄道 その汽車は 川沿いを走る その川は 天の川さ 見知らぬ街 いくつも駆けぬけ 七色に輝く リンゴ畑 銀色の静かな森 かささぎの駅にとまる 乗って来たのは 悲しい人達 降りて行くのは わけある人達 こんなきれいな 星の国でも どうして 切ないことばかり うたた寝の はるか星空 満天のいさり火たち あの時みたのさ 流れる星 おれの銀河鉄道 風と波の音にゆられて… | 新沼謙治 | 杉紀彦 | 新沼謙治 | 石倉重信 | 風と波の音にゆられて 砂浜に横たわれば いつでも夢が 手づかみに出来たよ それでもまだ おれは生きてる 人並みに家族抱いて いやでも夢の かたりべになるのさ うたた寝の はるか星空 満天のいさり火たち あの時みたのさ 流れる星 おれの銀河鉄道 その汽車は 川沿いを走る その川は 天の川さ 見知らぬ街 いくつも駆けぬけ 七色に輝く リンゴ畑 銀色の静かな森 かささぎの駅にとまる 乗って来たのは 悲しい人達 降りて行くのは わけある人達 こんなきれいな 星の国でも どうして 切ないことばかり うたた寝の はるか星空 満天のいさり火たち あの時みたのさ 流れる星 おれの銀河鉄道 風と波の音にゆられて… |
嫁に来ないか 嫁に来ないか ぼくのところへ さくら色した 君がほしいよ 日の暮の公園でギターを弾いて なぜかしら忘れ物している気になった しあわせという奴を探してあげるから 嫁に嫁に来ないか からだからだひとつで 嫁に来ないか ぼくのところへ 財布はたいて 指環買ったよ たんぽぽを指にはめ よろこんでいた あの頃と同じよに 笑ってくれるかい 傾いたこの部屋も 綺麗に片づける 嫁に嫁に来ないか からだからだひとつで 真夜中のスナックで 水割りなめて 君のことあれこれと考えているのさ しあわせという言葉 ぼくにはキザだけれど 嫁に嫁に来ないか からだからだひとつで | 新沼謙治 | 阿久悠 | 川口真 | | 嫁に来ないか ぼくのところへ さくら色した 君がほしいよ 日の暮の公園でギターを弾いて なぜかしら忘れ物している気になった しあわせという奴を探してあげるから 嫁に嫁に来ないか からだからだひとつで 嫁に来ないか ぼくのところへ 財布はたいて 指環買ったよ たんぽぽを指にはめ よろこんでいた あの頃と同じよに 笑ってくれるかい 傾いたこの部屋も 綺麗に片づける 嫁に嫁に来ないか からだからだひとつで 真夜中のスナックで 水割りなめて 君のことあれこれと考えているのさ しあわせという言葉 ぼくにはキザだけれど 嫁に嫁に来ないか からだからだひとつで |
ヘッドライト 北へ走ろう お前と二人 北は雪どけごろだろう 春もあるだろう そんなに泣くなよ 今夜からは二人だけだよ ふり向けばつらいことばかりの 東京は捨てたよ 夜霧にゆれてる悲しみのヘッドライト 夜が明けたら ドライブインで からだあたためてくれる お茶をのもうよ もたれて眠れよ 俺に遠慮なんかするなよ もう二度と戻らない町には 未練など持つなよ 二人でたずねるしあわせのヘッドライト もたれて眠れよ 俺に遠慮なんかするなよ もう二度と戻らない町には 未練など持つなよ 二人でたずねるしあわせのヘッドライト  | 新沼謙治 | 阿久悠 | 徳久広司 | | 北へ走ろう お前と二人 北は雪どけごろだろう 春もあるだろう そんなに泣くなよ 今夜からは二人だけだよ ふり向けばつらいことばかりの 東京は捨てたよ 夜霧にゆれてる悲しみのヘッドライト 夜が明けたら ドライブインで からだあたためてくれる お茶をのもうよ もたれて眠れよ 俺に遠慮なんかするなよ もう二度と戻らない町には 未練など持つなよ 二人でたずねるしあわせのヘッドライト もたれて眠れよ 俺に遠慮なんかするなよ もう二度と戻らない町には 未練など持つなよ 二人でたずねるしあわせのヘッドライト |
青春想譜俺の名前で 故郷の母に 金を送ってくれたのは 君だろう 君に違いない 出過ぎた真似をするなよと 口で叱って 目で詫びる 俺の 俺の 俺の 青春想譜 何も言うなよ 分っているよ 言葉なんかが何になる 昼間の君と 夜の君 二人の君がいるけれど 想う心は ただひとつ 俺の 俺の 俺の 青春想譜 寒い冬の夜 屋台で食べた 君のおごりの中華そば お汁(つゆ)も全部 吸うのよと 姉さんみたいな口をきく 声は生活(くらし)に 荒れてても 俺の 俺の 俺の 青春想譜 | 新沼謙治 | 菅野小穂子 | 遠藤実 | | 俺の名前で 故郷の母に 金を送ってくれたのは 君だろう 君に違いない 出過ぎた真似をするなよと 口で叱って 目で詫びる 俺の 俺の 俺の 青春想譜 何も言うなよ 分っているよ 言葉なんかが何になる 昼間の君と 夜の君 二人の君がいるけれど 想う心は ただひとつ 俺の 俺の 俺の 青春想譜 寒い冬の夜 屋台で食べた 君のおごりの中華そば お汁(つゆ)も全部 吸うのよと 姉さんみたいな口をきく 声は生活(くらし)に 荒れてても 俺の 俺の 俺の 青春想譜 |
旅路北の旅路の 行き着く先は ふたり暮らした この町だった 潮の匂いが しみついた 軒(のき)で港で 溶ける雪 ひとり日だまり 歩いて行けば 何処かでおまえに 逢えるだろうか 花の咲く頃 ここで生まれて 海鳴り聞いて ここで育った おまえのふるさとに 今年も春が来る 夕日落ちれば 夜風が騒ぐ 空を見上げりゃ 星屑ばかり 息をひそめる 海鳥よ 明日(あす)の夜明けは 晴れだろうか 今も何にも 変わらぬ俺に おまえが逢ったら 笑うだろうか 花の咲く頃 ここで生まれて 海鳴り聞いて ここで育った おまえのふるさとに 今年も春が来る 花の咲く頃 ここで生まれて 海鳴り聞いて ここで育った おまえのふるさとに 今年も春が来る | 新沼謙治 | 幸田りえ | 徳久広司 | | 北の旅路の 行き着く先は ふたり暮らした この町だった 潮の匂いが しみついた 軒(のき)で港で 溶ける雪 ひとり日だまり 歩いて行けば 何処かでおまえに 逢えるだろうか 花の咲く頃 ここで生まれて 海鳴り聞いて ここで育った おまえのふるさとに 今年も春が来る 夕日落ちれば 夜風が騒ぐ 空を見上げりゃ 星屑ばかり 息をひそめる 海鳥よ 明日(あす)の夜明けは 晴れだろうか 今も何にも 変わらぬ俺に おまえが逢ったら 笑うだろうか 花の咲く頃 ここで生まれて 海鳴り聞いて ここで育った おまえのふるさとに 今年も春が来る 花の咲く頃 ここで生まれて 海鳴り聞いて ここで育った おまえのふるさとに 今年も春が来る |
おもいで岬 春はたき火の燃えのこり 消えた流氷 とぶ鴎 酒を片手の 親父らが 顔をゆるめる 口ずさむ 北の岬は今もなお 忘れられない忘れられない おもいで岬 夏は真赤なハマナスが 夜に人待つ 虫も鳴く 人目しのんで 若い衆が 肌を寄せ合う 月の下 北の岬は今もなお 忘れられない忘れられない おもいで岬 秋ははやばや色づいて 風の音する すすり泣く 酒が恋しい 人恋し 手紙ばかりを書く夜ふけ 北の岬は今もなお 忘れられない忘れられない おもいで岬 冬はたずねる人もなく 白い灯台 ただ一つ 耐えてしのんで 船のりが 行方たずねる 目をはらす 北の岬は今もなお 忘れられない忘れられない おもいで岬  | 新沼謙治 | 阿久悠 | 川口真 | | 春はたき火の燃えのこり 消えた流氷 とぶ鴎 酒を片手の 親父らが 顔をゆるめる 口ずさむ 北の岬は今もなお 忘れられない忘れられない おもいで岬 夏は真赤なハマナスが 夜に人待つ 虫も鳴く 人目しのんで 若い衆が 肌を寄せ合う 月の下 北の岬は今もなお 忘れられない忘れられない おもいで岬 秋ははやばや色づいて 風の音する すすり泣く 酒が恋しい 人恋し 手紙ばかりを書く夜ふけ 北の岬は今もなお 忘れられない忘れられない おもいで岬 冬はたずねる人もなく 白い灯台 ただ一つ 耐えてしのんで 船のりが 行方たずねる 目をはらす 北の岬は今もなお 忘れられない忘れられない おもいで岬 |
風列車故郷の空は 夜明け前 ま白い山に 冬銀河 男の心を ふりしぼり 自由になれよと 背を向けた 何処にも行かずに 海を見て ひとり暮らして いるという 汽笛よ届け 列車よ走れ 迎えに来たよと 風よ哭け 汽笛よ届け 列車よ走れ 離れはしないと 星よ降れ 波打つ胸を 熱くする 想い出だけが また浮かぶ 一度も涙を見せないで 笑って送って くれたやつ 今夜も寂しく 眠ったか 同じ夜空を 見ているか 汽笛よ届け 列車よ走れ 迎えに来たよと 風よ哭け 汽笛よ届け 列車よ走れ 夢見て眠れと 星よ降れ 汽笛よ届け 列車よ走れ 迎えに来たよと 風よ哭け 汽笛よ届け 列車よ走れ 離れはしないと 星よ降れ | 新沼謙治 | 幸田りえ | 徳久広司 | | 故郷の空は 夜明け前 ま白い山に 冬銀河 男の心を ふりしぼり 自由になれよと 背を向けた 何処にも行かずに 海を見て ひとり暮らして いるという 汽笛よ届け 列車よ走れ 迎えに来たよと 風よ哭け 汽笛よ届け 列車よ走れ 離れはしないと 星よ降れ 波打つ胸を 熱くする 想い出だけが また浮かぶ 一度も涙を見せないで 笑って送って くれたやつ 今夜も寂しく 眠ったか 同じ夜空を 見ているか 汽笛よ届け 列車よ走れ 迎えに来たよと 風よ哭け 汽笛よ届け 列車よ走れ 夢見て眠れと 星よ降れ 汽笛よ届け 列車よ走れ 迎えに来たよと 風よ哭け 汽笛よ届け 列車よ走れ 離れはしないと 星よ降れ |
陽だまりの町島のあいだを 舟が行く 舟の後から 鴎(とり)が追う 風の岬は 寒(かん)明けて 浜人たちは 網を結(す)く この海沿いに春が来る ふたりのふるさと 陽だまりの町 いつか一緒に 見た花を ひとり見つめる 横顔に 待たせつづけた おろかさを 心でそっと 詫びている この海沿いに春が来る ふたりのふるさと 陽だまりの町 肩を寄せれば 吹く風も 人の笑顔も あたたかい やっと気づいた しあわせは 愛する人と 歩くこと この海沿いに春が来る ふたりのふるさと 陽だまりの町 | 新沼謙治 | 幸田りえ | 徳久広司 | | 島のあいだを 舟が行く 舟の後から 鴎(とり)が追う 風の岬は 寒(かん)明けて 浜人たちは 網を結(す)く この海沿いに春が来る ふたりのふるさと 陽だまりの町 いつか一緒に 見た花を ひとり見つめる 横顔に 待たせつづけた おろかさを 心でそっと 詫びている この海沿いに春が来る ふたりのふるさと 陽だまりの町 肩を寄せれば 吹く風も 人の笑顔も あたたかい やっと気づいた しあわせは 愛する人と 歩くこと この海沿いに春が来る ふたりのふるさと 陽だまりの町 |
銀河の町から一つ一つの 色を持ち 思い思いに 煌めいて いつも笑って いる人よ 君も同じと 伝えたい 銀河の町から 言えること 大事なあなたを 守ること 風が嵐が 吹くならば この俺ひとりに 吹くがいい… 春は花咲き 夏蛍 さだめのように めぐり逢い いつも気づよく 待つ人よ これから帰ると 伝えたい 銀河の町から 想うこと 明日がひとすじ 見えること ひとり男が 空を見て 昨日を思って 泣くもいい… 銀河の町から 言えること 今度はあなたを 守ること 風が嵐が 吹くならば この俺ひとりに 吹くがいい… | 新沼謙治 | 幸田りえ | 幸斉たけし | | 一つ一つの 色を持ち 思い思いに 煌めいて いつも笑って いる人よ 君も同じと 伝えたい 銀河の町から 言えること 大事なあなたを 守ること 風が嵐が 吹くならば この俺ひとりに 吹くがいい… 春は花咲き 夏蛍 さだめのように めぐり逢い いつも気づよく 待つ人よ これから帰ると 伝えたい 銀河の町から 想うこと 明日がひとすじ 見えること ひとり男が 空を見て 昨日を思って 泣くもいい… 銀河の町から 言えること 今度はあなたを 守ること 風が嵐が 吹くならば この俺ひとりに 吹くがいい… |
雪の川冬に女が ひとりでいたら 胸にも雪が 降ると言う 冷たく震える その肩を この手の中で あたためる さびしさと せつなさが ひとつになって 溶けて流れる 雪の川 ひとり呑む酒 おまえが浮かぶ 風に吹かれる 縄暖簾 男の心は 弱いから 酔って深酒 するたびに さびしさと せつなさが 吹雪になって 凍りついてる 雪の川 離れ離れで 見ていた月も 今日は微笑む 朧月 ふたりでいたなら それだけで 幸せなのと すがりつく さびしさと せつなさが 涙になって 春に流れる 雪の川 | 新沼謙治 | 幸田りえ | 幸斉たけし | 石倉重信 | 冬に女が ひとりでいたら 胸にも雪が 降ると言う 冷たく震える その肩を この手の中で あたためる さびしさと せつなさが ひとつになって 溶けて流れる 雪の川 ひとり呑む酒 おまえが浮かぶ 風に吹かれる 縄暖簾 男の心は 弱いから 酔って深酒 するたびに さびしさと せつなさが 吹雪になって 凍りついてる 雪の川 離れ離れで 見ていた月も 今日は微笑む 朧月 ふたりでいたなら それだけで 幸せなのと すがりつく さびしさと せつなさが 涙になって 春に流れる 雪の川 |
ふるさとは今もかわらず 爽(さわ)やかな 朝靄(あさもや)の中を 静かに 流れる川 透き通る 風は身体(からだ)をすりぬけ 薫る 草の青さよ 緑豊かなふるさと 花も鳥も歌うよ 君も 僕も あなたも ここで生まれた ああ ふるさとは 今もかわらず この町で あなたに出逢えて 本当に よかった ありがとう ふるさとの青空よ 友よ 君に逢いたい 緑豊かなふるさと 花も鳥も歌うよ 君も 僕も あなたも ここで育った ああ ふるさとは 今もかわらず みんなで声を かけあって 力合わせて 生きてきた 遠い山並み その姿 いつも静かに 見つめてる 緑豊かなふるさと 花も鳥も歌うよ 君も 僕も あなたも ここで育った ああ ふるさとは 今もかわらず ふるさと 未来へ 続け… | 新沼謙治 | 新沼謙治 | 新沼謙治 | 尼崎裕子 | 爽(さわ)やかな 朝靄(あさもや)の中を 静かに 流れる川 透き通る 風は身体(からだ)をすりぬけ 薫る 草の青さよ 緑豊かなふるさと 花も鳥も歌うよ 君も 僕も あなたも ここで生まれた ああ ふるさとは 今もかわらず この町で あなたに出逢えて 本当に よかった ありがとう ふるさとの青空よ 友よ 君に逢いたい 緑豊かなふるさと 花も鳥も歌うよ 君も 僕も あなたも ここで育った ああ ふるさとは 今もかわらず みんなで声を かけあって 力合わせて 生きてきた 遠い山並み その姿 いつも静かに 見つめてる 緑豊かなふるさと 花も鳥も歌うよ 君も 僕も あなたも ここで育った ああ ふるさとは 今もかわらず ふるさと 未来へ 続け… |
雪の宿愛していても どうにもならぬ 男の意地も 泣き言さえも はかないさだめの おんな雪 想いを秘めて 降り積もる 誰かが泣いて いるような ああ 雪の宿 心に積もる この淋しさは 未練ごころの ひとりうた 一途な恋なら おんな雪 このまま永遠(とわ)に 降りつづけ 俺はひとりで ここにいる ああ 雪の宿 しあわせ色の やさしい春を ふたりで見つけた 日もあった 激しい恋なら おんな雪 抱かれて溶けて 消えてゆく ぬくもり残る 想い出の ああ 雪の宿 | 新沼謙治 | 幸田りえ | 幸斉たけし | 石倉重信 | 愛していても どうにもならぬ 男の意地も 泣き言さえも はかないさだめの おんな雪 想いを秘めて 降り積もる 誰かが泣いて いるような ああ 雪の宿 心に積もる この淋しさは 未練ごころの ひとりうた 一途な恋なら おんな雪 このまま永遠(とわ)に 降りつづけ 俺はひとりで ここにいる ああ 雪の宿 しあわせ色の やさしい春を ふたりで見つけた 日もあった 激しい恋なら おんな雪 抱かれて溶けて 消えてゆく ぬくもり残る 想い出の ああ 雪の宿 |
今きたよ(かくれんぼする人 よっといで) 今来たよ この故郷(まち)へ 長い事 忘れてた この辺(あた)り なつかしい 家並みよ 笑顔やさしい ふるさとの 街角 夕暮れ ご飯どき 呼ばれて駆け出す 子供たち 過ぎた昭和の 夢のこと (じゃんけんぽい あいこでしょ) あの人は 今いづこ 想い出の 学び舎の ぬくもりも 遠い日の 風の中 遊んだ広場も なくなった 缶けり 縄跳び 鬼ごっこ 疲れて帰った 夕焼けも みんな昭和の 夢のこと 街角 夕暮れ ご飯どき 呼ばれて駆け出す 子供たち (もういいかい まーだだよ もういいよ) 過ぎた昭和の 夢のこと (またあした) | 新沼謙治 | 掛橋わこう | 幸斉たけし | 石倉重信 | (かくれんぼする人 よっといで) 今来たよ この故郷(まち)へ 長い事 忘れてた この辺(あた)り なつかしい 家並みよ 笑顔やさしい ふるさとの 街角 夕暮れ ご飯どき 呼ばれて駆け出す 子供たち 過ぎた昭和の 夢のこと (じゃんけんぽい あいこでしょ) あの人は 今いづこ 想い出の 学び舎の ぬくもりも 遠い日の 風の中 遊んだ広場も なくなった 缶けり 縄跳び 鬼ごっこ 疲れて帰った 夕焼けも みんな昭和の 夢のこと 街角 夕暮れ ご飯どき 呼ばれて駆け出す 子供たち (もういいかい まーだだよ もういいよ) 過ぎた昭和の 夢のこと (またあした) |
ちいさな春バカな奴だな 涙をうかべて やっと幸せに なるんじゃないか わがまま並べて 来たけれど 一緒になるのは お前だと いつも心に 決めていた 今日から二人さ 泣かせはしないよ 俺のこころを ささえてきたのは お前なんだと 素直に言える 過ぎさる季節を ただ一人 見送りつづけた 淋しさは 俺がかならず とりかえす 今日から二人さ 待たせてごめんよ ちいさな春を 探しに行こうよ お前が夢見た 陽のさす場所へ だまってうなずく その瞳 お前の笑顔が こんなにも きれいに見えた ことはない 今日から二人さ 放しはしないよ | 新沼謙治 | 初信之介 | 徳久広司 | | バカな奴だな 涙をうかべて やっと幸せに なるんじゃないか わがまま並べて 来たけれど 一緒になるのは お前だと いつも心に 決めていた 今日から二人さ 泣かせはしないよ 俺のこころを ささえてきたのは お前なんだと 素直に言える 過ぎさる季節を ただ一人 見送りつづけた 淋しさは 俺がかならず とりかえす 今日から二人さ 待たせてごめんよ ちいさな春を 探しに行こうよ お前が夢見た 陽のさす場所へ だまってうなずく その瞳 お前の笑顔が こんなにも きれいに見えた ことはない 今日から二人さ 放しはしないよ |
黒潮列車うず巻く荒波 この俺は おまえが きらいじゃないんだよ 愛して砕けて 泣くよりも あいつとしあわせ 生きてくれ おまえのやさしい 微笑みが この胸に キラリよぎるよ とまるな列車 黒潮列車 海鳴り蹴ちらして 走ってくれよ おまえにふれたら この指が 芯まできよらに 白くなる 俺には過ぎた ひとだから わらってこの身を ひくんだよ おまえにのこした ことづてが あの空に キラリゆれるよ とまるな列車 黒潮列車 なみだよ潮風に 吹かれて散れよ とまるな列車 黒潮列車 なみだよ潮風に 吹かれて散れよ | 新沼謙治 | 麻生香太郎 | 杉本眞人 | | うず巻く荒波 この俺は おまえが きらいじゃないんだよ 愛して砕けて 泣くよりも あいつとしあわせ 生きてくれ おまえのやさしい 微笑みが この胸に キラリよぎるよ とまるな列車 黒潮列車 海鳴り蹴ちらして 走ってくれよ おまえにふれたら この指が 芯まできよらに 白くなる 俺には過ぎた ひとだから わらってこの身を ひくんだよ おまえにのこした ことづてが あの空に キラリゆれるよ とまるな列車 黒潮列車 なみだよ潮風に 吹かれて散れよ とまるな列車 黒潮列車 なみだよ潮風に 吹かれて散れよ |
熱き心に北国の旅の空 流れる雲 はるか 時に 人恋しく くちびるに ふれもせず 別れた女(ひと) いずこ 胸は 焦がれるまま 熱き心に 時よもどれ なつかしい想い つれてもどれよ あゝ 春には 花咲く日が あゝ 夏には 星降る日が 夢を誘う 愛を語る 熱き心に きみを重ね 夜の更けるままに 想いつのらせ あゝ 秋には 色づく日が あゝ 冬には 真白な日が 胸を叩く 歌を歌う 歌を オーロラの空の下 夢追い人 ひとり 風の姿に似て 熱き心 きみに | 新沼謙治 | 阿久悠 | 大瀧詠一 | 薗広昭 | 北国の旅の空 流れる雲 はるか 時に 人恋しく くちびるに ふれもせず 別れた女(ひと) いずこ 胸は 焦がれるまま 熱き心に 時よもどれ なつかしい想い つれてもどれよ あゝ 春には 花咲く日が あゝ 夏には 星降る日が 夢を誘う 愛を語る 熱き心に きみを重ね 夜の更けるままに 想いつのらせ あゝ 秋には 色づく日が あゝ 冬には 真白な日が 胸を叩く 歌を歌う 歌を オーロラの空の下 夢追い人 ひとり 風の姿に似て 熱き心 きみに |
雪國好きよあなた 今でも今でも 暦(こよみ)はもう少しで 今年も終りですね 逢いたくて恋しくて 泣きたくなる夜 そばにいて少しでも 話を聞いて 追いかけて 追いかけて 追いかけて…雪國 窓に落ちる 風と雪は 女ひとりの部屋には 悲しすぎるわあなた 酔いたくて泣きたくて ふるえるくちびる そばに来て少しでも わがまま聞いて 追いかけて 追いかけて 追いかけて…雪國 好きな人はいるの あなた バカねバカな女ね 意地をはってた私 逢いたくて夜汽車乗る デッキの窓に とめどなく頬つたう 涙のあとを 追いかけて 追いかけて 追いかけて…雪國 逢いたくて恋しくて 泣きたくなる夜 そばにいて少しでも 話を聞いて 追いかけて 追いかけて 追いかけて…雪國 | 新沼謙治 | 吉幾三 | 吉幾三 | 薗広昭 | 好きよあなた 今でも今でも 暦(こよみ)はもう少しで 今年も終りですね 逢いたくて恋しくて 泣きたくなる夜 そばにいて少しでも 話を聞いて 追いかけて 追いかけて 追いかけて…雪國 窓に落ちる 風と雪は 女ひとりの部屋には 悲しすぎるわあなた 酔いたくて泣きたくて ふるえるくちびる そばに来て少しでも わがまま聞いて 追いかけて 追いかけて 追いかけて…雪國 好きな人はいるの あなた バカねバカな女ね 意地をはってた私 逢いたくて夜汽車乗る デッキの窓に とめどなく頬つたう 涙のあとを 追いかけて 追いかけて 追いかけて…雪國 逢いたくて恋しくて 泣きたくなる夜 そばにいて少しでも 話を聞いて 追いかけて 追いかけて 追いかけて…雪國 |
星空に抱かれてめぐりゆく 季節の中で 空にいる 星を仰げば 失くしては ならないものを 知らされる それはふるさと そよぐ風 若葉の匂い 谷川に せせらぎ走り 春来れば 桜の下で 高らかに 歌声響く 星空の大地に 僕たちは生まれて 星空に抱かれて 僕たちは夢見る 夕焼けが 山肌染めて 家々に 灯りともれば 変わらない やさしい人が ここにいる それはふるさと ほがらかな 家族の笑顔 肩を組む 心の仲間 秋まつり 子供がはしゃぎ 来年を みんなで祈る 星空がいつでも 僕たちを見守り 星空に抱かれて 僕たちはやすらぐ 何万の 彼方の光 降り注げ わがふるさとに 永遠に これから先も 澄みわたる わがふるさとに 星空の大地に 僕たちは生まれて 星空に抱かれて 僕たちは夢見る | 新沼謙治 | 石原信一 | 杉村俊博 | 石倉重信 | めぐりゆく 季節の中で 空にいる 星を仰げば 失くしては ならないものを 知らされる それはふるさと そよぐ風 若葉の匂い 谷川に せせらぎ走り 春来れば 桜の下で 高らかに 歌声響く 星空の大地に 僕たちは生まれて 星空に抱かれて 僕たちは夢見る 夕焼けが 山肌染めて 家々に 灯りともれば 変わらない やさしい人が ここにいる それはふるさと ほがらかな 家族の笑顔 肩を組む 心の仲間 秋まつり 子供がはしゃぎ 来年を みんなで祈る 星空がいつでも 僕たちを見守り 星空に抱かれて 僕たちはやすらぐ 何万の 彼方の光 降り注げ わがふるさとに 永遠に これから先も 澄みわたる わがふるさとに 星空の大地に 僕たちは生まれて 星空に抱かれて 僕たちは夢見る |
まぼろしのキラク浜の爺様が 酔うたび聞かす 伝え語りの キラクの話 夢をみるよな 瞳で語る 沖をみつめる カモメ鳥 野付半島 遥か昔 一夜で砂に 消えた街 キラク キラク 夢が買えたと 人が言う キラク 男甲斐性の 花街キラク 暗い波間に 見えてくる 海の花園 キラクの灯り 命元手の 稼ぎなら 一生一度は 恋をする 色とりどりの 口紅(べに)の花 摘んでばらまく 銭吹雪 キラク キラク 明り消しても 赤々と キラク 男冥利の 花街キラク キラク キラク 胸をゆさぶる 雪あらし キラク 野付半島 まぼろしの街 キラク キラク キラク 爺様一人が 語るだけ キラク 野付半島 まぼろしの街 キラク | 新沼謙治 | 幸斉たけし | 新沼謙治 | 石倉重信 | 浜の爺様が 酔うたび聞かす 伝え語りの キラクの話 夢をみるよな 瞳で語る 沖をみつめる カモメ鳥 野付半島 遥か昔 一夜で砂に 消えた街 キラク キラク 夢が買えたと 人が言う キラク 男甲斐性の 花街キラク 暗い波間に 見えてくる 海の花園 キラクの灯り 命元手の 稼ぎなら 一生一度は 恋をする 色とりどりの 口紅(べに)の花 摘んでばらまく 銭吹雪 キラク キラク 明り消しても 赤々と キラク 男冥利の 花街キラク キラク キラク 胸をゆさぶる 雪あらし キラク 野付半島 まぼろしの街 キラク キラク キラク 爺様一人が 語るだけ キラク 野付半島 まぼろしの街 キラク |
ありがとう、友よ友よ 初めて出あった時も 今 別れ告げる時も やさしい 微笑み ぬくもりを 部屋いっぱいに 埋め尽くしてくれた ありがとう たくさんの想い出を ありがとう 心の歌声を あなたは 今旅立つけれど きっときっと 忘れないだろう 想い出という言葉があるのなら それは あなたが教えてくれた 幸せという文字があるのなら それも あなたが書いてくれた なにも出来ない私だけど この歌を 心から送ります 今 別れの時がきた さあ 歌おうたからかに 喜び悲しみ すべてを心の歌にして Let's sing a song with me. Let's sing a song with together. Someday, the song will be in your heart. On cloudy on happy day. さよならという言葉があるのなら ありがとうの言葉にかえて さよならの涙流すのなら ありがとうと 一粒のしずくをあげる 心のおくに いつまでも そっとそっとしまってほしい la la la la la … ありがとう 友よ | 新沼謙治 | 尼崎裕子 | 尼崎裕子 | 尼崎裕子 | 友よ 初めて出あった時も 今 別れ告げる時も やさしい 微笑み ぬくもりを 部屋いっぱいに 埋め尽くしてくれた ありがとう たくさんの想い出を ありがとう 心の歌声を あなたは 今旅立つけれど きっときっと 忘れないだろう 想い出という言葉があるのなら それは あなたが教えてくれた 幸せという文字があるのなら それも あなたが書いてくれた なにも出来ない私だけど この歌を 心から送ります 今 別れの時がきた さあ 歌おうたからかに 喜び悲しみ すべてを心の歌にして Let's sing a song with me. Let's sing a song with together. Someday, the song will be in your heart. On cloudy on happy day. さよならという言葉があるのなら ありがとうの言葉にかえて さよならの涙流すのなら ありがとうと 一粒のしずくをあげる 心のおくに いつまでも そっとそっとしまってほしい la la la la la … ありがとう 友よ |
俺の昭和が遠くなる何から何まで やるせない 飲んでも心底 酔えなくて ひとり心の 旅をする 色とりどりの 夢を見て 色とりどりに 輝いた 優しい時代が あったね…と 俺の昭和が 遠くなる いつから変わった こんな世に 易しさひとつが 探せない 傷をつけ合う 事ばかり 人それぞれの 幸せと 人それぞれの 喜びを 誰もが心に 抱いていた 俺の昭和が 遠くなる 飲むほど昭和が 懐かしい 良かった時代と 誰も言う 遠くなるほど なおさらに 色とりどりに 恋をして 色とりどりに 生き抜いて 幻みたいに 過ぎてゆく 俺の昭和が 遠くなる | 新沼謙治 | 掛橋わこう | 幸斉たけし | 石倉重信 | 何から何まで やるせない 飲んでも心底 酔えなくて ひとり心の 旅をする 色とりどりの 夢を見て 色とりどりに 輝いた 優しい時代が あったね…と 俺の昭和が 遠くなる いつから変わった こんな世に 易しさひとつが 探せない 傷をつけ合う 事ばかり 人それぞれの 幸せと 人それぞれの 喜びを 誰もが心に 抱いていた 俺の昭和が 遠くなる 飲むほど昭和が 懐かしい 良かった時代と 誰も言う 遠くなるほど なおさらに 色とりどりに 恋をして 色とりどりに 生き抜いて 幻みたいに 過ぎてゆく 俺の昭和が 遠くなる |
青春花火雨が止み 雲が湧き 夏が来る 汗をかき 夜が来て 花火が上がる 幾つかの 時が行き 夏が来る 思い出す あの空に 花火が燃える 狭い路地走り 露店擦り抜けて あの娘と 並んで 見上げた夜空 青春 あゝ 儚く 美しい 俺たちは花火 花火だった…青春 恋をして 涙した 夏がある 愛を知り めぐり逢った 小さな暮らし 夢を見て 諦めた 夏がある 人を知り 歩き出し 流れる月日 二度と戻れない 二度と還らない 何処かで あの娘も 見ているだろか 青春 あゝ この胸 鮮やかに 打ち上がる花火 花火がある…青春 青春 あゝ 儚く 美しい 俺たちは花火 花火だった…青春 | 新沼謙治 | 渡辺なつみ | 浜圭介 | 高橋哲也 | 雨が止み 雲が湧き 夏が来る 汗をかき 夜が来て 花火が上がる 幾つかの 時が行き 夏が来る 思い出す あの空に 花火が燃える 狭い路地走り 露店擦り抜けて あの娘と 並んで 見上げた夜空 青春 あゝ 儚く 美しい 俺たちは花火 花火だった…青春 恋をして 涙した 夏がある 愛を知り めぐり逢った 小さな暮らし 夢を見て 諦めた 夏がある 人を知り 歩き出し 流れる月日 二度と戻れない 二度と還らない 何処かで あの娘も 見ているだろか 青春 あゝ この胸 鮮やかに 打ち上がる花火 花火がある…青春 青春 あゝ 儚く 美しい 俺たちは花火 花火だった…青春 |
たろうの郷愁ひとりじゃなくっても ほらひとり 過去を思えば またひとり 懐かしい景色の中にいる 俺と言う名の未練が嗤(わら)う 星までくすませる街の灯(あかり)に 逃げ込む事ばかり上手くなる サラバ…さよなら 聞き分けのない 捨てた郷愁 星が降る 強がる事ばかりおぼえて 裏切られても黙ってた 負けたくないさと口をつく 誰に?そいつは自分じゃないか? 流れて流されてたどり着く場所 夢見て馬鹿を見る竜宮城 泣くな…泣かすな 傷につけこむ しみる郷愁 夢に哭(な)く 夢までくすませる街の灯(あかり)に 逃げ込む事ばかり上手くなる サラバ…さよなら 聞き分けのない 捨てた郷愁 夢が降る | 新沼謙治 | 前田たかひろ | 神代臣 | 石倉重信 | ひとりじゃなくっても ほらひとり 過去を思えば またひとり 懐かしい景色の中にいる 俺と言う名の未練が嗤(わら)う 星までくすませる街の灯(あかり)に 逃げ込む事ばかり上手くなる サラバ…さよなら 聞き分けのない 捨てた郷愁 星が降る 強がる事ばかりおぼえて 裏切られても黙ってた 負けたくないさと口をつく 誰に?そいつは自分じゃないか? 流れて流されてたどり着く場所 夢見て馬鹿を見る竜宮城 泣くな…泣かすな 傷につけこむ しみる郷愁 夢に哭(な)く 夢までくすませる街の灯(あかり)に 逃げ込む事ばかり上手くなる サラバ…さよなら 聞き分けのない 捨てた郷愁 夢が降る |
たろうの初恋こんちは 苦く愛しい町よ 浦島太郎が帰り着いた町 わすれたくて わすれきれず それでもわすれたフリして生きてきた 東京モンの顔で 帰って来たけど お前に逢えたら 笑われるかな 遠いあの日 前しか見えず 夢と言うナンかとひきかえた人 ウワサばかり耳に届き シアワセだろうか そうじゃないだろうか あの日の景色はもう どこにもないけど お前に逢えたら もどれるだろうか 捨てても捨てなくても わすれようとしても なつかしい恋しい ダメな初恋 | 新沼謙治 | 前田たかひろ | 幸斉たけし | 石倉重信 | こんちは 苦く愛しい町よ 浦島太郎が帰り着いた町 わすれたくて わすれきれず それでもわすれたフリして生きてきた 東京モンの顔で 帰って来たけど お前に逢えたら 笑われるかな 遠いあの日 前しか見えず 夢と言うナンかとひきかえた人 ウワサばかり耳に届き シアワセだろうか そうじゃないだろうか あの日の景色はもう どこにもないけど お前に逢えたら もどれるだろうか 捨てても捨てなくても わすれようとしても なつかしい恋しい ダメな初恋 |
前田音頭高くそびえる 今出の山に 昇る朝日の 陽を浴びて オラがふるさと 前田の里に 朝がきました 朝が来た 朝が来た 前田公園 吉野の桜 春は花見の よりどころ 老いも若きも 手をとりて 前田音頭で にぎやかに にぎやかに 古くつたわる 鹿しりし踊り 白きササラに 身をまかせ たたく太鼓の 音も揃え メンじし囲んで 舞い遊ぶ 舞い遊ぶ 裏の山をば 見上げれば 小鳥さえずる 森の中 守り神では 日本一 五年に一度の 村祭り 村祭り 前田良いとこ 道化の出どこ ヒョットコメンコに 豆しぼり 身振りそぶりも にぎやかに 祝い踊りで 花咲かす 花咲かす | 新沼謙治 | 新沼謙治 | 新沼謙治 | 宮崎慎二 | 高くそびえる 今出の山に 昇る朝日の 陽を浴びて オラがふるさと 前田の里に 朝がきました 朝が来た 朝が来た 前田公園 吉野の桜 春は花見の よりどころ 老いも若きも 手をとりて 前田音頭で にぎやかに にぎやかに 古くつたわる 鹿しりし踊り 白きササラに 身をまかせ たたく太鼓の 音も揃え メンじし囲んで 舞い遊ぶ 舞い遊ぶ 裏の山をば 見上げれば 小鳥さえずる 森の中 守り神では 日本一 五年に一度の 村祭り 村祭り 前田良いとこ 道化の出どこ ヒョットコメンコに 豆しぼり 身振りそぶりも にぎやかに 祝い踊りで 花咲かす 花咲かす |
盛川ひぐらし鳴いてた 山あいで 親父とふたり 釣りをした 川のせせらぎ ききながら 鮎や山女 追いかけた ああ あの日の懐かしさ 今日も流れる 盛川 川の流れも ゆるやかに 沢音ひびくよ 志度の沢 めぐる季節の 彩りを 水面に映す 鞍の淵 ああ あの日の面影よ 今日も流れる 盛川 竿先とまった 赤とんぼ 風に揺れてた ネコヤナギ とうろう流しの おくり盆 橋の上から 眺めれば ああ あの日の懐かしさ 今日も流れる 盛川 | 新沼謙治 | 新沼謙治 | 新沼謙治 | 宮崎慎二 | ひぐらし鳴いてた 山あいで 親父とふたり 釣りをした 川のせせらぎ ききながら 鮎や山女 追いかけた ああ あの日の懐かしさ 今日も流れる 盛川 川の流れも ゆるやかに 沢音ひびくよ 志度の沢 めぐる季節の 彩りを 水面に映す 鞍の淵 ああ あの日の面影よ 今日も流れる 盛川 竿先とまった 赤とんぼ 風に揺れてた ネコヤナギ とうろう流しの おくり盆 橋の上から 眺めれば ああ あの日の懐かしさ 今日も流れる 盛川 |
舞い上がれ 僕の腕の中で空高く 舞い上がる 鳥たちが はてしない 大空に 消えてゆく いつまでもそばにいて 君だけに伝えたい この腕を広げて 遠い空のはてまで 僕は 飛んでゆくよ 君をのせて 何げなく ほほえんだ 横顔に さりげない やさしさ 感じたよ いつまでも離さない 限りなく愛したいのさ 空高く舞い上がる 鳥がはばたくよ 僕も 飛びたつのさ 夢をのせて 空高く舞い上がる 鳥がはばたくよ 僕も 飛び立つのさ 夢をのせて この腕を広げて 遠い空のはてまで 僕は 飛んでゆくよ 君をのせて この腕を広げて 遠い空のはてまで 僕は 飛んでゆくよ 君と | 新沼謙治 | 新沼謙治 | 新沼謙治 | 石倉重信 | 空高く 舞い上がる 鳥たちが はてしない 大空に 消えてゆく いつまでもそばにいて 君だけに伝えたい この腕を広げて 遠い空のはてまで 僕は 飛んでゆくよ 君をのせて 何げなく ほほえんだ 横顔に さりげない やさしさ 感じたよ いつまでも離さない 限りなく愛したいのさ 空高く舞い上がる 鳥がはばたくよ 僕も 飛びたつのさ 夢をのせて 空高く舞い上がる 鳥がはばたくよ 僕も 飛び立つのさ 夢をのせて この腕を広げて 遠い空のはてまで 僕は 飛んでゆくよ 君をのせて この腕を広げて 遠い空のはてまで 僕は 飛んでゆくよ 君と |
永遠の想い海 輝いて 想い出は まぶしく揺れている あの 懐かしき 青春の出逢いと別れ 瞳 見つめ合い 肩を寄せあった 遠いあの日の 君のぬくもり 今も 忘れはしない 青き 海原 寄せては返す 波の音 空 果てしなき 君への永遠(とわ)の想い 心 擦れ違う 一瞬(とき)のいたずらに 甘く切ない 胸のときめき 今も かすかに残る 青き 海原 寄せては返す 波の音 空 果てしなき 君への永遠(とわ)の想い 君への永遠(とわ)の想い | 新沼謙治 | 新沼謙治 | 新沼謙治 | 宮崎慎二 | 海 輝いて 想い出は まぶしく揺れている あの 懐かしき 青春の出逢いと別れ 瞳 見つめ合い 肩を寄せあった 遠いあの日の 君のぬくもり 今も 忘れはしない 青き 海原 寄せては返す 波の音 空 果てしなき 君への永遠(とわ)の想い 心 擦れ違う 一瞬(とき)のいたずらに 甘く切ない 胸のときめき 今も かすかに残る 青き 海原 寄せては返す 波の音 空 果てしなき 君への永遠(とわ)の想い 君への永遠(とわ)の想い |
ラスト・シーンふたりが出逢ったあの頃は こんなサヨナラが来るなんて 窓辺のソファーで微笑んで ワイングラスなど揺らしては 幸せにもたれてた 人は何故に 愛し合って 人は何故に 別れてゆくの 出来るならば 時刻(とき)を戻して 愛しあいたい あの日のように これから季節は冬になる 寒いこの部屋に君は居ない 枯葉の舗道をさまよえば 若い恋人が楽しげに 眼の前を行(ゆ)きすぎる 愛は何故に 傷を残して 愛は何故に 淡く消える 叶うならば 奇蹟をおこして めぐり逢いたい あの日の君に 人は何故に 愛しあって 人は何故に 別れてゆくの 出来るならば 時刻(とき)を戻して 愛しあいたい あの日のように 愛しあいたい あの日のように | 新沼謙治 | 仁井谷俊也 | 新沼謙治 | 宮崎慎二 | ふたりが出逢ったあの頃は こんなサヨナラが来るなんて 窓辺のソファーで微笑んで ワイングラスなど揺らしては 幸せにもたれてた 人は何故に 愛し合って 人は何故に 別れてゆくの 出来るならば 時刻(とき)を戻して 愛しあいたい あの日のように これから季節は冬になる 寒いこの部屋に君は居ない 枯葉の舗道をさまよえば 若い恋人が楽しげに 眼の前を行(ゆ)きすぎる 愛は何故に 傷を残して 愛は何故に 淡く消える 叶うならば 奇蹟をおこして めぐり逢いたい あの日の君に 人は何故に 愛しあって 人は何故に 別れてゆくの 出来るならば 時刻(とき)を戻して 愛しあいたい あの日のように 愛しあいたい あの日のように |
俺は出ていくおまえの顔を 浮かべながら 汽車に飛び乗る 切ない胸を こらえきれずに 煙草をふかし さよなら告げる 窓の外 家並み過ぎ行く 街灯り ぽつりぽつりと 消えてゆく 愛を捨てて 何を探しに おまえにさよなら 告げず ああ ああ 俺は出ていく いつか二人 この町に来た 人もまばらな 乗換駅よ ひとりベンチに 腰掛けながら あの日の事を 思い出す いまごろどうして いるんだい きっと泣いて いるだろう 愛を捨てて 何を探しに おまえにさよなら 告げず ああ ああ 俺は出ていく 家並み過ぎ行く 街灯り ぽつりぽつりと 消えてゆく 愛を捨てて 何を探しに おまえにさよなら 告げず ああ ああ 俺は出ていく | 新沼謙治 | 新沼謙治 | 新沼謙治 | 石倉重信 | おまえの顔を 浮かべながら 汽車に飛び乗る 切ない胸を こらえきれずに 煙草をふかし さよなら告げる 窓の外 家並み過ぎ行く 街灯り ぽつりぽつりと 消えてゆく 愛を捨てて 何を探しに おまえにさよなら 告げず ああ ああ 俺は出ていく いつか二人 この町に来た 人もまばらな 乗換駅よ ひとりベンチに 腰掛けながら あの日の事を 思い出す いまごろどうして いるんだい きっと泣いて いるだろう 愛を捨てて 何を探しに おまえにさよなら 告げず ああ ああ 俺は出ていく 家並み過ぎ行く 街灯り ぽつりぽつりと 消えてゆく 愛を捨てて 何を探しに おまえにさよなら 告げず ああ ああ 俺は出ていく |
街角もうこれで さようならと 唇かんで 言うおまえ ふるえてる 細い肩先を 抱くこともできないと 知らされた 雨にけむる 街角 傘もささずに ひとごみの中 かわす言葉 みつけられず いたずらに 時が過ぎて 街の灯が 街の灯が ふたりを濡らす もうこれで 逢えないのか このまますべて 終るのか これ以上 何も聞かないでと 泣きながら駈けだした 逃げるよに 雨にけむる 街角 崩れかけてく 想い出の中 お前のあと 追いかけても 幸せは 引きもどせない 遠ざかる 遠ざかる ふたりの夢が 雨にけむる 街角 崩れかけてく 想い出の中 お前のあと 追いかけても 幸せは 引きもどせない 遠ざかる 遠ざかる ふたりの夢が | 新沼謙治 | 徳久広司 | 徳久広司 | 森岡賢一郎 | もうこれで さようならと 唇かんで 言うおまえ ふるえてる 細い肩先を 抱くこともできないと 知らされた 雨にけむる 街角 傘もささずに ひとごみの中 かわす言葉 みつけられず いたずらに 時が過ぎて 街の灯が 街の灯が ふたりを濡らす もうこれで 逢えないのか このまますべて 終るのか これ以上 何も聞かないでと 泣きながら駈けだした 逃げるよに 雨にけむる 街角 崩れかけてく 想い出の中 お前のあと 追いかけても 幸せは 引きもどせない 遠ざかる 遠ざかる ふたりの夢が 雨にけむる 街角 崩れかけてく 想い出の中 お前のあと 追いかけても 幸せは 引きもどせない 遠ざかる 遠ざかる ふたりの夢が |
北挽歌夜明け近く 電話が鳴り 何もいわず 切れた 思えばあれが おまえの 永遠(とわ)の訣別(わかれ) だったのか 風花舞う 湖に 誰もいない ボートがひとつ 遅すぎた遅すぎた 俺を待つように 揺れて 揺れて浮いてた 生きることに 張りつめてた 糸がいつか 切れた そんなおまえに 気づかず 俺はバカな 男だよ 風花舞う 草原を 汽車に揺られ 小箱がひとつ 遅すぎた遅すぎた 俺を泣くように 北へ 北へ帰るよ 風花舞う 草原を 汽車に揺られ 小箱がひとつ 遅すぎた遅すぎた 俺を泣くように 北へ 北へ帰るよ | 新沼謙治 | 吉岡治 | 杉本真人 | 森岡賢一郎 | 夜明け近く 電話が鳴り 何もいわず 切れた 思えばあれが おまえの 永遠(とわ)の訣別(わかれ) だったのか 風花舞う 湖に 誰もいない ボートがひとつ 遅すぎた遅すぎた 俺を待つように 揺れて 揺れて浮いてた 生きることに 張りつめてた 糸がいつか 切れた そんなおまえに 気づかず 俺はバカな 男だよ 風花舞う 草原を 汽車に揺られ 小箱がひとつ 遅すぎた遅すぎた 俺を泣くように 北へ 北へ帰るよ 風花舞う 草原を 汽車に揺られ 小箱がひとつ 遅すぎた遅すぎた 俺を泣くように 北へ 北へ帰るよ |
ちぎれたペンダントちぎれたペンダント 暗闇に捨てたよ 想い出をふりきるには これしかない これしかない 真赤なジャンパーに 馬鹿野郎と書いたよ ひび割れたハートの絵の 真中にさ 真中にさ もうやせがまんは とてもできない 気どっているほど 楽じゃない この胸をびりびりに引き裂いて あの娘が行く あゝ あの娘が行く あばよといったけど 笑うのは無理だよ あの娘のうしろ姿 見えなくなる 見えなくなる 夜ふけのハイウエイ 750(ナナハン)が走るよ 失恋を忘れるには これしかない これしかない もうやせがまんは とてもできない 気どっているほど 楽じゃない この恋をこなごなにうちこわし 夜明けが来る あゝ 夜明けが来る この胸をびりびりに引き裂いて あの娘が行く あゝ あの娘が行く | 新沼謙治 | 阿久悠 | 穂口雄右 | あかのたちお | ちぎれたペンダント 暗闇に捨てたよ 想い出をふりきるには これしかない これしかない 真赤なジャンパーに 馬鹿野郎と書いたよ ひび割れたハートの絵の 真中にさ 真中にさ もうやせがまんは とてもできない 気どっているほど 楽じゃない この胸をびりびりに引き裂いて あの娘が行く あゝ あの娘が行く あばよといったけど 笑うのは無理だよ あの娘のうしろ姿 見えなくなる 見えなくなる 夜ふけのハイウエイ 750(ナナハン)が走るよ 失恋を忘れるには これしかない これしかない もうやせがまんは とてもできない 気どっているほど 楽じゃない この恋をこなごなにうちこわし 夜明けが来る あゝ 夜明けが来る この胸をびりびりに引き裂いて あの娘が行く あゝ あの娘が行く |
祈り詩芽吹く命の春があり 夏には祭りの華が咲く 明るい声がこだまして 人は思いで支え合う ああ 聴こえますか 北の大地よ あれからどんなに愛しただろう 私は今でもふるさとと ふるさとと共にある 真っ赤に染まる秋があり 冬には眩しい雪化粧 優しい風吹くふるさとが 強く立てよと教えてくれた ああ 聴こえますか 北の海よ あれからどんなに愛しただろう 私は今でもふるさとと ふるさとと共にある ああ 聴こえますか ふるさとよ あれからどんなに愛しただろう 私はいつもでもふるさとと ふるさとと共にある ふるさとと共にある | 新沼謙治 | 麻 | 新沼謙治 | 清水ゆかり | 芽吹く命の春があり 夏には祭りの華が咲く 明るい声がこだまして 人は思いで支え合う ああ 聴こえますか 北の大地よ あれからどんなに愛しただろう 私は今でもふるさとと ふるさとと共にある 真っ赤に染まる秋があり 冬には眩しい雪化粧 優しい風吹くふるさとが 強く立てよと教えてくれた ああ 聴こえますか 北の海よ あれからどんなに愛しただろう 私は今でもふるさとと ふるさとと共にある ああ 聴こえますか ふるさとよ あれからどんなに愛しただろう 私はいつもでもふるさとと ふるさとと共にある ふるさとと共にある |
地図のない旅この広い空の下で 僕は君とめぐり逢った まぶしい太陽 微笑み交わす二人 地図のない旅にあの日二人で出たね 春は桜が 夏は花火が そして今 人生という旅の夕焼け この世で君と出逢えた奇跡 いつも僕の隣にいて つらい時には肩を寄せて 一緒に歩いてきたね 地図のない旅にあの日二人で出たね 秋の嵐も 冬の寒さも 懐かしい 人生という旅のひとこま 地図のない旅にあの日二人で出たね 春は桜が 夏は花火が そして今 人生という旅は続く… | 新沼謙治 | 冬弓ちひろ | 幸斉たけし | 石倉重信 | この広い空の下で 僕は君とめぐり逢った まぶしい太陽 微笑み交わす二人 地図のない旅にあの日二人で出たね 春は桜が 夏は花火が そして今 人生という旅の夕焼け この世で君と出逢えた奇跡 いつも僕の隣にいて つらい時には肩を寄せて 一緒に歩いてきたね 地図のない旅にあの日二人で出たね 秋の嵐も 冬の寒さも 懐かしい 人生という旅のひとこま 地図のない旅にあの日二人で出たね 春は桜が 夏は花火が そして今 人生という旅は続く… |
おふくろの郵便受け朝の鳥のさえずり ふるさとも晴れの予報 腰が曲がっても 畑に行く おふくろよ 野良仕事 終わったら 覗(のぞ)く 郵便受けに おまえからの手紙があれば うれしいと言った 昨日書いた手紙が 明日(あした)届くから 俺の孫の写真を 見てくれ おふくろ 一人暮らし そろそろ 心配で仕方ないよ 何度誘っても 行く気はねぇー つっぱねる さびついて ガタが来た 赤い 郵便受けに おやじからの便りが夢で 届いたと笑う 先に待っているから 何も怖くない 空を見上げ涙を 浮かべた おふくろ 「ありがとうな…おふくろ」 雨の日も 風の日も つなぐ 郵便受けに 細い文字のハガキが一枚 ふるさとを運ぶ 今度帰る時には りんご 持って行け いつも俺を気遣う やさしい おふくろ 「おふくろー」 | 新沼謙治 | 紙中礼子 | 幸斉久美 | 石倉重信 | 朝の鳥のさえずり ふるさとも晴れの予報 腰が曲がっても 畑に行く おふくろよ 野良仕事 終わったら 覗(のぞ)く 郵便受けに おまえからの手紙があれば うれしいと言った 昨日書いた手紙が 明日(あした)届くから 俺の孫の写真を 見てくれ おふくろ 一人暮らし そろそろ 心配で仕方ないよ 何度誘っても 行く気はねぇー つっぱねる さびついて ガタが来た 赤い 郵便受けに おやじからの便りが夢で 届いたと笑う 先に待っているから 何も怖くない 空を見上げ涙を 浮かべた おふくろ 「ありがとうな…おふくろ」 雨の日も 風の日も つなぐ 郵便受けに 細い文字のハガキが一枚 ふるさとを運ぶ 今度帰る時には りんご 持って行け いつも俺を気遣う やさしい おふくろ 「おふくろー」 |
もう君はいないのか日差しを浴びて まどろんで ときおり風に 揺れる葉の かすかな音に 目が覚める いつもと同じ 秋の日が 穏やかすぎる あまりにも 一緒にコーヒー 飲もうよと 振り向けば 音もなく カーテン揺れる そうか もう君は いないのか 好んでつけた エプロンも あれから壁に 掛けたまま 昨日と同じ 時間がゆき 静かに夜が 忍び寄る 記念日だから オシャレして たまには食事に 出かけよう 声かける 君の部屋 明かりも消えて そうか もう君は いないのか 穏やかすぎる あまりにも 一緒にコーヒー 飲もうよと 振り向けば 音もなく カーテン揺れる そうか もう君は いないのか | 新沼謙治 | 掛橋わこう | 神代臣 | 石倉重信 | 日差しを浴びて まどろんで ときおり風に 揺れる葉の かすかな音に 目が覚める いつもと同じ 秋の日が 穏やかすぎる あまりにも 一緒にコーヒー 飲もうよと 振り向けば 音もなく カーテン揺れる そうか もう君は いないのか 好んでつけた エプロンも あれから壁に 掛けたまま 昨日と同じ 時間がゆき 静かに夜が 忍び寄る 記念日だから オシャレして たまには食事に 出かけよう 声かける 君の部屋 明かりも消えて そうか もう君は いないのか 穏やかすぎる あまりにも 一緒にコーヒー 飲もうよと 振り向けば 音もなく カーテン揺れる そうか もう君は いないのか |
アルバムの中の君君の写真をみつめているよ 君はやさしい人だった 思い出すあの頃を そこにはもう戻れない 失くしたものが愛おしくても 君の写真は笑っているよ 僕を見つめて笑っているよ 娘が孫を連れて来たヨ 男の俺には何もしてやれず こんな時お前が ここにいたなら 笑顔をふりまき抱き上げただろう ありがとう妻よ 人生の友よ アルバムの中で微笑む君にありがとう ありがとう妻よ 人生の友よ アルバムの中で微笑む君にありがとう ありがとう | 新沼謙治 | 新沼謙治 | 新沼謙治 | 藤井弘文 | 君の写真をみつめているよ 君はやさしい人だった 思い出すあの頃を そこにはもう戻れない 失くしたものが愛おしくても 君の写真は笑っているよ 僕を見つめて笑っているよ 娘が孫を連れて来たヨ 男の俺には何もしてやれず こんな時お前が ここにいたなら 笑顔をふりまき抱き上げただろう ありがとう妻よ 人生の友よ アルバムの中で微笑む君にありがとう ありがとう妻よ 人生の友よ アルバムの中で微笑む君にありがとう ありがとう |
思い出したよ故郷を生まれ故郷の 牛追い唄を 風が運んで 聞こえて来たよ 親父 お袋達者かな みんな元気でいるだろうか 思い出したよ 故郷(ふるさと)を 一人しみじみ 都会の街で 生まれ故郷の あの町はなれ 忘れられない あの日のお前 今も きれいでいるだろうか いつかも一度逢いたいよ 思い出したよ あの人を カモメ鳴いてた 三陸岬 生まれ故郷の 牛追い唄を 声も出さずに 歌ってみたよ いつも 親父が歌ってた 声がじまんのこの唄を 思い出したよ 故郷を 今も変わらぬ あの日の景色 | 新沼謙治 | 新沼謙治 | 幸斉たけし | 石倉重信 | 生まれ故郷の 牛追い唄を 風が運んで 聞こえて来たよ 親父 お袋達者かな みんな元気でいるだろうか 思い出したよ 故郷(ふるさと)を 一人しみじみ 都会の街で 生まれ故郷の あの町はなれ 忘れられない あの日のお前 今も きれいでいるだろうか いつかも一度逢いたいよ 思い出したよ あの人を カモメ鳴いてた 三陸岬 生まれ故郷の 牛追い唄を 声も出さずに 歌ってみたよ いつも 親父が歌ってた 声がじまんのこの唄を 思い出したよ 故郷を 今も変わらぬ あの日の景色 |