盛川ひぐらし鳴いてた 山あいで 親父とふたり 釣りをした 川のせせらぎ ききながら 鮎や山女 追いかけた ああ あの日の懐かしさ 今日も流れる 盛川 川の流れも ゆるやかに 沢音ひびくよ 志度の沢 めぐる季節の 彩りを 水面に映す 鞍の淵 ああ あの日の面影よ 今日も流れる 盛川 竿先とまった 赤とんぼ 風に揺れてた ネコヤナギ とうろう流しの おくり盆 橋の上から 眺めれば ああ あの日の懐かしさ 今日も流れる 盛川 | 新沼謙治 | 新沼謙治 | 新沼謙治 | 宮崎慎二 | ひぐらし鳴いてた 山あいで 親父とふたり 釣りをした 川のせせらぎ ききながら 鮎や山女 追いかけた ああ あの日の懐かしさ 今日も流れる 盛川 川の流れも ゆるやかに 沢音ひびくよ 志度の沢 めぐる季節の 彩りを 水面に映す 鞍の淵 ああ あの日の面影よ 今日も流れる 盛川 竿先とまった 赤とんぼ 風に揺れてた ネコヤナギ とうろう流しの おくり盆 橋の上から 眺めれば ああ あの日の懐かしさ 今日も流れる 盛川 |
北を恋うる歌みなと盛り場西へ流れて きょうは瀬戸内潮泊り 酒つぐ女の北国なまりに 男のこころが風になる ゆきずりの港町 飲むほどに酔うほどに無口になるね 「あんた夢をすてないで」 おまえの声がする うまれ故郷は雪どけ頃か 谷に瀬音が響く頃 人は誰でもふるさとひきずる 悲しいこころの旅人さ ゆきずりの港町 逢いたくてせつなくてこの胸痛む そうさ悪いのは俺さ あまえていたんだね 春に背をむけひとりさすらう 窓に大橋灯がにじむ ゆけどもさびしいはるかな旅路よ 男のやすらぎどこにある ゆきずりの港町 酒を飲む酔いしれる霧笛を聞いて 今もゆれるほほえみよ おまえが恋しいね | 新沼謙治 | たかたかし | 幸耕平 | | みなと盛り場西へ流れて きょうは瀬戸内潮泊り 酒つぐ女の北国なまりに 男のこころが風になる ゆきずりの港町 飲むほどに酔うほどに無口になるね 「あんた夢をすてないで」 おまえの声がする うまれ故郷は雪どけ頃か 谷に瀬音が響く頃 人は誰でもふるさとひきずる 悲しいこころの旅人さ ゆきずりの港町 逢いたくてせつなくてこの胸痛む そうさ悪いのは俺さ あまえていたんだね 春に背をむけひとりさすらう 窓に大橋灯がにじむ ゆけどもさびしいはるかな旅路よ 男のやすらぎどこにある ゆきずりの港町 酒を飲む酔いしれる霧笛を聞いて 今もゆれるほほえみよ おまえが恋しいね |
旅の章夕陽に 羽を染めて 何処へ行く行く 迷い鳥 旅の心の みちづれに ついてくるのか はぐれ鳥 寂れた 港酒場 酒の肴に 聞く唄は 旅の心に ジーンとくる 若いヤン衆の カモメ唄 小雨が ポツリポツリ 宿のガラスを濡らす夜は 旅の心の なぐさめに せめて手折(たお)ろう 一夜(ひとよ)花 船から 北に向かう 夜行列車に 乗り継げば 旅の心に やるせなく むせび泣くよな 汽車の汽笛(ふえ) 愛する 人はひとり 遥か都の 空の下 旅の心の つれづれに 書いた宛名の ない便り 書いた宛名の ない便り | 新沼謙治 | 林萬太郎 | 林萬太郎 | | 夕陽に 羽を染めて 何処へ行く行く 迷い鳥 旅の心の みちづれに ついてくるのか はぐれ鳥 寂れた 港酒場 酒の肴に 聞く唄は 旅の心に ジーンとくる 若いヤン衆の カモメ唄 小雨が ポツリポツリ 宿のガラスを濡らす夜は 旅の心の なぐさめに せめて手折(たお)ろう 一夜(ひとよ)花 船から 北に向かう 夜行列車に 乗り継げば 旅の心に やるせなく むせび泣くよな 汽車の汽笛(ふえ) 愛する 人はひとり 遥か都の 空の下 旅の心の つれづれに 書いた宛名の ない便り 書いた宛名の ない便り |
飛行機雲どこに落として 来たんだろ 若い時には あったけど 旅の途中で 手離した 夢と言う名の 忘れ物 他人に拾われ ないうちに 早く見付けて くれないか 空に地図描く 飛行機雲よ どこにどうして いるんだろ 時の流れに 流されて 二度と帰らぬ 青春を 共に過ごした あの女は いまは不幸か 幸せか 様子見て来て くれないか 白い線引く 飛行機雲よ どこに向えば いいんだろ 道にどこかで 迷っても 他人に聞けない 人生の 旅はそれぞれ 違うから 明日が見えない この胸に 出口教えて くれないか 空に伸びてく 飛行機雲よ 空に伸びてく 飛行機雲よ | 新沼謙治 | 木下龍太郎 | 宇崎竜童 | 宮崎慎二 | どこに落として 来たんだろ 若い時には あったけど 旅の途中で 手離した 夢と言う名の 忘れ物 他人に拾われ ないうちに 早く見付けて くれないか 空に地図描く 飛行機雲よ どこにどうして いるんだろ 時の流れに 流されて 二度と帰らぬ 青春を 共に過ごした あの女は いまは不幸か 幸せか 様子見て来て くれないか 白い線引く 飛行機雲よ どこに向えば いいんだろ 道にどこかで 迷っても 他人に聞けない 人生の 旅はそれぞれ 違うから 明日が見えない この胸に 出口教えて くれないか 空に伸びてく 飛行機雲よ 空に伸びてく 飛行機雲よ |
銀河の町から一つ一つの 色を持ち 思い思いに 煌めいて いつも笑って いる人よ 君も同じと 伝えたい 銀河の町から 言えること 大事なあなたを 守ること 風が嵐が 吹くならば この俺ひとりに 吹くがいい… 春は花咲き 夏蛍 さだめのように めぐり逢い いつも気づよく 待つ人よ これから帰ると 伝えたい 銀河の町から 想うこと 明日がひとすじ 見えること ひとり男が 空を見て 昨日を思って 泣くもいい… 銀河の町から 言えること 今度はあなたを 守ること 風が嵐が 吹くならば この俺ひとりに 吹くがいい… | 新沼謙治 | 幸田りえ | 幸斉たけし | | 一つ一つの 色を持ち 思い思いに 煌めいて いつも笑って いる人よ 君も同じと 伝えたい 銀河の町から 言えること 大事なあなたを 守ること 風が嵐が 吹くならば この俺ひとりに 吹くがいい… 春は花咲き 夏蛍 さだめのように めぐり逢い いつも気づよく 待つ人よ これから帰ると 伝えたい 銀河の町から 想うこと 明日がひとすじ 見えること ひとり男が 空を見て 昨日を思って 泣くもいい… 銀河の町から 言えること 今度はあなたを 守ること 風が嵐が 吹くならば この俺ひとりに 吹くがいい… |
おまえのための恋唄若かったあの日の誓い 今になって果たしてみたい 旅先で絵葉書買って 照れながら 書き綴る おまえのための恋唄 とても不器用だったね 愛の言葉もなくて だけどまごころだけなら 誰も負けはしない 負けはしない ある時は疲れてしまい ちぎれそうになってもいたが 悲しみの時代が過ぎて 窓をあけ 呼びかける おまえのための恋唄 夢は自分に似合いで ほんのささやかだった それを大事に抱きしめ 今も捨てはしない 捨てはしない とても不器用だったね 愛の言葉もなくて だけどまごころだけなら 誰も負けはしない 負けはしない | 新沼謙治 | 阿久悠 | 平尾昌晃 | 杉村俊博 | 若かったあの日の誓い 今になって果たしてみたい 旅先で絵葉書買って 照れながら 書き綴る おまえのための恋唄 とても不器用だったね 愛の言葉もなくて だけどまごころだけなら 誰も負けはしない 負けはしない ある時は疲れてしまい ちぎれそうになってもいたが 悲しみの時代が過ぎて 窓をあけ 呼びかける おまえのための恋唄 夢は自分に似合いで ほんのささやかだった それを大事に抱きしめ 今も捨てはしない 捨てはしない とても不器用だったね 愛の言葉もなくて だけどまごころだけなら 誰も負けはしない 負けはしない |
風とともに…恋心 風とともに あの時代に捨てたはずさ 胸が熱くなる 純な気持ちで泣いたっけ 山越えて 河越えて あの時代に辿りついた 心離れない 愛しい女だよ 上ってきた坂道 歩いて帰る あゝ 君とふたり行くなら ゆっくりと 今なら言える あゝ 素直に言える あゝ 君がとても愛しいと 風とともに過ぎた 歳月を取り戻し ふたりで歩いて行けるなら 愛を取り戻したい 波しぶき 荒れる海よ 痛ぶるように打ちつける 心締めつける 逢いたい女だよ 渡ってきた海鳥 並んで帰る あゝ この空を行くなら はぐれずに 今なら言える あゝ 素直に言える あゝ 君がとても愛しいと 風とともに過ぎた 歳月を取り戻し ふたりで歩いて行けるなら 愛を取り戻したい 風とともに過ぎた 歳月を取り戻し ふたりで暮らして行けるなら 窓に明かりを灯すのさ 風とともに逢いに 君の町まで 吹かれて焦がれて この腕に 愛を取り戻したい | 新沼謙治 | もときあつ子 | 大倉百人 | 久保善明 | 恋心 風とともに あの時代に捨てたはずさ 胸が熱くなる 純な気持ちで泣いたっけ 山越えて 河越えて あの時代に辿りついた 心離れない 愛しい女だよ 上ってきた坂道 歩いて帰る あゝ 君とふたり行くなら ゆっくりと 今なら言える あゝ 素直に言える あゝ 君がとても愛しいと 風とともに過ぎた 歳月を取り戻し ふたりで歩いて行けるなら 愛を取り戻したい 波しぶき 荒れる海よ 痛ぶるように打ちつける 心締めつける 逢いたい女だよ 渡ってきた海鳥 並んで帰る あゝ この空を行くなら はぐれずに 今なら言える あゝ 素直に言える あゝ 君がとても愛しいと 風とともに過ぎた 歳月を取り戻し ふたりで歩いて行けるなら 愛を取り戻したい 風とともに過ぎた 歳月を取り戻し ふたりで暮らして行けるなら 窓に明かりを灯すのさ 風とともに逢いに 君の町まで 吹かれて焦がれて この腕に 愛を取り戻したい |
まぼろしのキラク浜の爺様が 酔うたび聞かす 伝え語りの キラクの話 夢をみるよな 瞳で語る 沖をみつめる カモメ鳥 野付半島 遥か昔 一夜で砂に 消えた街 キラク キラク 夢が買えたと 人が言う キラク 男甲斐性の 花街キラク 暗い波間に 見えてくる 海の花園 キラクの灯り 命元手の 稼ぎなら 一生一度は 恋をする 色とりどりの 口紅(べに)の花 摘んでばらまく 銭吹雪 キラク キラク 明り消しても 赤々と キラク 男冥利の 花街キラク キラク キラク 胸をゆさぶる 雪あらし キラク 野付半島 まぼろしの街 キラク キラク キラク 爺様一人が 語るだけ キラク 野付半島 まぼろしの街 キラク | 新沼謙治 | 幸斉たけし | 新沼謙治 | 石倉重信 | 浜の爺様が 酔うたび聞かす 伝え語りの キラクの話 夢をみるよな 瞳で語る 沖をみつめる カモメ鳥 野付半島 遥か昔 一夜で砂に 消えた街 キラク キラク 夢が買えたと 人が言う キラク 男甲斐性の 花街キラク 暗い波間に 見えてくる 海の花園 キラクの灯り 命元手の 稼ぎなら 一生一度は 恋をする 色とりどりの 口紅(べに)の花 摘んでばらまく 銭吹雪 キラク キラク 明り消しても 赤々と キラク 男冥利の 花街キラク キラク キラク 胸をゆさぶる 雪あらし キラク 野付半島 まぼろしの街 キラク キラク キラク 爺様一人が 語るだけ キラク 野付半島 まぼろしの街 キラク |
季節の中でうつむきかけた 貴方の前を 静かに時は流れ めぐるめぐる季節の中で 貴方は何を見つけるだろう 海の青さに とまどう様に とびかう 鳥の様に はばたけ高く はばたけ強く 小さなつばさひろげ めぐるめぐる季節の中で 貴方は何を見つけるだろう 登る朝日の まぶしさの中 はるかな空をめざし はばたけ高く はばたけ強く 貴方の旅がはじまる めぐるめぐる季節の中で 貴方は何を見つけるだろう | 新沼謙治 | 松山千春 | 松山千春 | | うつむきかけた 貴方の前を 静かに時は流れ めぐるめぐる季節の中で 貴方は何を見つけるだろう 海の青さに とまどう様に とびかう 鳥の様に はばたけ高く はばたけ強く 小さなつばさひろげ めぐるめぐる季節の中で 貴方は何を見つけるだろう 登る朝日の まぶしさの中 はるかな空をめざし はばたけ高く はばたけ強く 貴方の旅がはじまる めぐるめぐる季節の中で 貴方は何を見つけるだろう |
地図のない旅この広い空の下で 僕は君とめぐり逢った まぶしい太陽 微笑み交わす二人 地図のない旅にあの日二人で出たね 春は桜が 夏は花火が そして今 人生という旅の夕焼け この世で君と出逢えた奇跡 いつも僕の隣にいて つらい時には肩を寄せて 一緒に歩いてきたね 地図のない旅にあの日二人で出たね 秋の嵐も 冬の寒さも 懐かしい 人生という旅のひとこま 地図のない旅にあの日二人で出たね 春は桜が 夏は花火が そして今 人生という旅は続く… | 新沼謙治 | 冬弓ちひろ | 幸斉たけし | 石倉重信 | この広い空の下で 僕は君とめぐり逢った まぶしい太陽 微笑み交わす二人 地図のない旅にあの日二人で出たね 春は桜が 夏は花火が そして今 人生という旅の夕焼け この世で君と出逢えた奇跡 いつも僕の隣にいて つらい時には肩を寄せて 一緒に歩いてきたね 地図のない旅にあの日二人で出たね 秋の嵐も 冬の寒さも 懐かしい 人生という旅のひとこま 地図のない旅にあの日二人で出たね 春は桜が 夏は花火が そして今 人生という旅は続く… |
ありがとう、友よ友よ 初めて出あった時も 今 別れ告げる時も やさしい 微笑み ぬくもりを 部屋いっぱいに 埋め尽くしてくれた ありがとう たくさんの想い出を ありがとう 心の歌声を あなたは 今旅立つけれど きっときっと 忘れないだろう 想い出という言葉があるのなら それは あなたが教えてくれた 幸せという文字があるのなら それも あなたが書いてくれた なにも出来ない私だけど この歌を 心から送ります 今 別れの時がきた さあ 歌おうたからかに 喜び悲しみ すべてを心の歌にして Let's sing a song with me. Let's sing a song with together. Someday, the song will be in your heart. On cloudy on happy day. さよならという言葉があるのなら ありがとうの言葉にかえて さよならの涙流すのなら ありがとうと 一粒のしずくをあげる 心のおくに いつまでも そっとそっとしまってほしい la la la la la … ありがとう 友よ | 新沼謙治 | 尼崎裕子 | 尼崎裕子 | 尼崎裕子 | 友よ 初めて出あった時も 今 別れ告げる時も やさしい 微笑み ぬくもりを 部屋いっぱいに 埋め尽くしてくれた ありがとう たくさんの想い出を ありがとう 心の歌声を あなたは 今旅立つけれど きっときっと 忘れないだろう 想い出という言葉があるのなら それは あなたが教えてくれた 幸せという文字があるのなら それも あなたが書いてくれた なにも出来ない私だけど この歌を 心から送ります 今 別れの時がきた さあ 歌おうたからかに 喜び悲しみ すべてを心の歌にして Let's sing a song with me. Let's sing a song with together. Someday, the song will be in your heart. On cloudy on happy day. さよならという言葉があるのなら ありがとうの言葉にかえて さよならの涙流すのなら ありがとうと 一粒のしずくをあげる 心のおくに いつまでも そっとそっとしまってほしい la la la la la … ありがとう 友よ |
幸福の坂道遥か遠い北の空 何処の町で 幸福の坂道を歩いているだろうか ため息つくな ふりむくな 嫁いでいればいい 想い出は足もとを重くするだけ 風は何も知らずに季節を運ぶけど 今もあの人の笑顔 胸に消えぬままに 夢に吹かれ ちぎれ雲 心をつれて 幸福の坂道を 見つめているだろうか 苦労をするな 無理するな 母親ならばいい 人生をすこやかに 暮らしているか 風は心の小枝 淋しくゆらすけど 今もあの頃のこと胸に消えぬままに 背のびをするな 駆けだすな 元気でいればいい 手のひらで掴んだら ゆっくり歩け 風は何も知らずに 季節を運ぶけど 今もあの人の笑顔 胸に消えぬままに | 新沼謙治 | 荒木とよひさ | 佐瀬寿一 | | 遥か遠い北の空 何処の町で 幸福の坂道を歩いているだろうか ため息つくな ふりむくな 嫁いでいればいい 想い出は足もとを重くするだけ 風は何も知らずに季節を運ぶけど 今もあの人の笑顔 胸に消えぬままに 夢に吹かれ ちぎれ雲 心をつれて 幸福の坂道を 見つめているだろうか 苦労をするな 無理するな 母親ならばいい 人生をすこやかに 暮らしているか 風は心の小枝 淋しくゆらすけど 今もあの頃のこと胸に消えぬままに 背のびをするな 駆けだすな 元気でいればいい 手のひらで掴んだら ゆっくり歩け 風は何も知らずに 季節を運ぶけど 今もあの人の笑顔 胸に消えぬままに |
流浪人一人 コップ酒 故郷(ふるさと) 思う夜は 都会暮らしの 風が身に沁みる 人が渦巻く 荒海で 掴んだものと 引きかえに 俺は何を 手放したのか がむしゃらに 生きてきた 流されて 生きてきた それでいいのか… 今夜もため息 酒を飲む おふくろ達者かと 受話器に声かける 今はそれしか できぬ親孝行 都会の街角(まち)は 情がない それを嫌っていた俺も 同じ色に 染まってたのか このままで 終わるのか 流されて 生きるのか 思い悩んで… 唇噛みしめ 酒をつぐ しあわせは どこにある 人生は まだ途中 負けてたまるか 明日を夢見て 酒に酔う がむしゃらに 生きてきた 流されて 生きてきた それでいいのか… 今夜もため息 酒を飲む | 新沼謙治 | 津城ひかる | 杉本眞人 | | 一人 コップ酒 故郷(ふるさと) 思う夜は 都会暮らしの 風が身に沁みる 人が渦巻く 荒海で 掴んだものと 引きかえに 俺は何を 手放したのか がむしゃらに 生きてきた 流されて 生きてきた それでいいのか… 今夜もため息 酒を飲む おふくろ達者かと 受話器に声かける 今はそれしか できぬ親孝行 都会の街角(まち)は 情がない それを嫌っていた俺も 同じ色に 染まってたのか このままで 終わるのか 流されて 生きるのか 思い悩んで… 唇噛みしめ 酒をつぐ しあわせは どこにある 人生は まだ途中 負けてたまるか 明日を夢見て 酒に酔う がむしゃらに 生きてきた 流されて 生きてきた それでいいのか… 今夜もため息 酒を飲む |
三日月哀歌初心と純との初恋は とうに破れて 夢の中 白い林檎の花びらを 風が散らした あの日から *やせても照らせ 三日月よ せめても遠い面影を 吐息を酒にあびせつつ 今宵もきみを また想う* ふれて恥じらうくちびるに 熱い涙が流れ込み 永遠の別れの旅立ちを ひとり見送る 影法師 欠けても照らせ 三日月よ 哀れと思え 初恋を 年月重ね 日を送り おさないままの きみに逢う 初心で色づく はじらいと 純が邪魔する ためらいが 花の嵐に あそばれて ついに思いも とげぬまま 落ちても照らせ 三日月よ 忘れることのないように ほろほろ泣いて くちずさむ はるかなきみの 好きな歌 (*くり返し) | 新沼謙治 | 阿久悠 | 川口真 | | 初心と純との初恋は とうに破れて 夢の中 白い林檎の花びらを 風が散らした あの日から *やせても照らせ 三日月よ せめても遠い面影を 吐息を酒にあびせつつ 今宵もきみを また想う* ふれて恥じらうくちびるに 熱い涙が流れ込み 永遠の別れの旅立ちを ひとり見送る 影法師 欠けても照らせ 三日月よ 哀れと思え 初恋を 年月重ね 日を送り おさないままの きみに逢う 初心で色づく はじらいと 純が邪魔する ためらいが 花の嵐に あそばれて ついに思いも とげぬまま 落ちても照らせ 三日月よ 忘れることのないように ほろほろ泣いて くちずさむ はるかなきみの 好きな歌 (*くり返し) |
青春花火雨が止み 雲が湧き 夏が来る 汗をかき 夜が来て 花火が上がる 幾つかの 時が行き 夏が来る 思い出す あの空に 花火が燃える 狭い路地走り 露店擦り抜けて あの娘と 並んで 見上げた夜空 青春 あゝ 儚く 美しい 俺たちは花火 花火だった…青春 恋をして 涙した 夏がある 愛を知り めぐり逢った 小さな暮らし 夢を見て 諦めた 夏がある 人を知り 歩き出し 流れる月日 二度と戻れない 二度と還らない 何処かで あの娘も 見ているだろか 青春 あゝ この胸 鮮やかに 打ち上がる花火 花火がある…青春 青春 あゝ 儚く 美しい 俺たちは花火 花火だった…青春 | 新沼謙治 | 渡辺なつみ | 浜圭介 | 高橋哲也 | 雨が止み 雲が湧き 夏が来る 汗をかき 夜が来て 花火が上がる 幾つかの 時が行き 夏が来る 思い出す あの空に 花火が燃える 狭い路地走り 露店擦り抜けて あの娘と 並んで 見上げた夜空 青春 あゝ 儚く 美しい 俺たちは花火 花火だった…青春 恋をして 涙した 夏がある 愛を知り めぐり逢った 小さな暮らし 夢を見て 諦めた 夏がある 人を知り 歩き出し 流れる月日 二度と戻れない 二度と還らない 何処かで あの娘も 見ているだろか 青春 あゝ この胸 鮮やかに 打ち上がる花火 花火がある…青春 青春 あゝ 儚く 美しい 俺たちは花火 花火だった…青春 |
ちいさな春バカな奴だな 涙をうかべて やっと幸せに なるんじゃないか わがまま並べて 来たけれど 一緒になるのは お前だと いつも心に 決めていた 今日から二人さ 泣かせはしないよ 俺のこころを ささえてきたのは お前なんだと 素直に言える 過ぎさる季節を ただ一人 見送りつづけた 淋しさは 俺がかならず とりかえす 今日から二人さ 待たせてごめんよ ちいさな春を 探しに行こうよ お前が夢見た 陽のさす場所へ だまってうなずく その瞳 お前の笑顔が こんなにも きれいに見えた ことはない 今日から二人さ 放しはしないよ | 新沼謙治 | 初信之介 | 徳久広司 | | バカな奴だな 涙をうかべて やっと幸せに なるんじゃないか わがまま並べて 来たけれど 一緒になるのは お前だと いつも心に 決めていた 今日から二人さ 泣かせはしないよ 俺のこころを ささえてきたのは お前なんだと 素直に言える 過ぎさる季節を ただ一人 見送りつづけた 淋しさは 俺がかならず とりかえす 今日から二人さ 待たせてごめんよ ちいさな春を 探しに行こうよ お前が夢見た 陽のさす場所へ だまってうなずく その瞳 お前の笑顔が こんなにも きれいに見えた ことはない 今日から二人さ 放しはしないよ |
北国の春白樺 青空 南風 こぶし咲くあの丘北国の ああ北国の春 季節が都会では わからないだろと 届いたおふくろの 小さな包み あの故郷へ 帰ろかな 帰ろかな 雪どけ せせらぎ 丸木橋 からまつの芽がふく北国の ああ北国の春 好きだとおたがいに いいだせないまま 別れてもう五年 あの娘(こ)はどうしてる あの故郷へ 帰ろかな 帰ろかな やまぶき 朝霧 水車小屋 わらべ唄きこえる北国の ああ北国の春 あにきもおやじ似で 無口なふたりが たまには酒でも 飲んでるだろか あの故郷へ 帰ろかな 帰ろかな | 新沼謙治 | いではく | 遠藤実 | | 白樺 青空 南風 こぶし咲くあの丘北国の ああ北国の春 季節が都会では わからないだろと 届いたおふくろの 小さな包み あの故郷へ 帰ろかな 帰ろかな 雪どけ せせらぎ 丸木橋 からまつの芽がふく北国の ああ北国の春 好きだとおたがいに いいだせないまま 別れてもう五年 あの娘(こ)はどうしてる あの故郷へ 帰ろかな 帰ろかな やまぶき 朝霧 水車小屋 わらべ唄きこえる北国の ああ北国の春 あにきもおやじ似で 無口なふたりが たまには酒でも 飲んでるだろか あの故郷へ 帰ろかな 帰ろかな |
立待岬まぶた閉じれば おまえが見える ながい黒髪 あまえる素振り 俺は無性に 逢いたくて 夜明けの海峡 こえて来た 男ひとり さいはての 立待岬 待っているから 迎えに来てと 肩をふるわせ 別れに泣いた よせて泡だつ 荒波の せつない呟き なおしみる 風も空も 想い出の 立待岬 抱いてやりたい この手のなかに にぎりしめてる 指輪がひとつ 俺の呼ぶこえ 聞こえたら やさしい笑顔 見せてくれ おまえ探す 旅のはて 立待岬 | 新沼謙治 | 芦原みずほ | 井上かつお | | まぶた閉じれば おまえが見える ながい黒髪 あまえる素振り 俺は無性に 逢いたくて 夜明けの海峡 こえて来た 男ひとり さいはての 立待岬 待っているから 迎えに来てと 肩をふるわせ 別れに泣いた よせて泡だつ 荒波の せつない呟き なおしみる 風も空も 想い出の 立待岬 抱いてやりたい この手のなかに にぎりしめてる 指輪がひとつ 俺の呼ぶこえ 聞こえたら やさしい笑顔 見せてくれ おまえ探す 旅のはて 立待岬 |
なつかしの歌声銀座の街 今日も暮れて 赤き灯燃ゆ 恋し東京 恋し東京 あの窓この小径(こみち) やさしの柳 あこがれは悲しき 乙女の涙 風よ運べよ いとしの君へ 歎(なげ)きの道 ひとり行けば みどりの樹に 鳥はうたう 鳥はうたう やさしく寄り添いし 姿よいずこ おもいでの窓辺に 忘れなぐさが 風に泣いてる きのうも今日も 夕焼空 君と眺め うたいし歌 楽しメロディー 楽しメロディー うたえば涙ぐみ こころは咽(むせ)ぶ 落葉ちる朝(あした)に 雪ふる宵に 呼ぶよこの歌 返らぬ涙 | 新沼謙治 | 西條八十 | 古賀政男 | | 銀座の街 今日も暮れて 赤き灯燃ゆ 恋し東京 恋し東京 あの窓この小径(こみち) やさしの柳 あこがれは悲しき 乙女の涙 風よ運べよ いとしの君へ 歎(なげ)きの道 ひとり行けば みどりの樹に 鳥はうたう 鳥はうたう やさしく寄り添いし 姿よいずこ おもいでの窓辺に 忘れなぐさが 風に泣いてる きのうも今日も 夕焼空 君と眺め うたいし歌 楽しメロディー 楽しメロディー うたえば涙ぐみ こころは咽(むせ)ぶ 落葉ちる朝(あした)に 雪ふる宵に 呼ぶよこの歌 返らぬ涙 |
明日は花咲け俺じゃつくれぬ お前の笑顔 夢をくれるさ あいつはきっと 明日は 花咲け 腕にすがって ついてゆけ 遅れてつかんだ 倖せ離すなよ 捨ててゆけない 昔もあるが 今日で忘れて 歩いてゆけよ 明日は 花咲け 俺のことなら 気にするな 涙でみつけた 倖せ離すなよ 抱いてやれない お前の肩を 街の灯りが やさしくつつむ 明日は 花咲け 二度と泣くなよ 振りむくな お前の春だよ 倖せ離すなよ | 新沼謙治 | さいとう大三 | 岸本健介 | | 俺じゃつくれぬ お前の笑顔 夢をくれるさ あいつはきっと 明日は 花咲け 腕にすがって ついてゆけ 遅れてつかんだ 倖せ離すなよ 捨ててゆけない 昔もあるが 今日で忘れて 歩いてゆけよ 明日は 花咲け 俺のことなら 気にするな 涙でみつけた 倖せ離すなよ 抱いてやれない お前の肩を 街の灯りが やさしくつつむ 明日は 花咲け 二度と泣くなよ 振りむくな お前の春だよ 倖せ離すなよ |
ジョニーの子守唄つかの間の淋しさ うずめるために 君の歌声を聞いていた 狭いホールのかべにもたれて 君のうごきを追いかけていた 飛び散る汗と煙の中に あの頃の俺がいた Oh ジョニー 君は今 Oh ジョニー どこにいるのか 時間つぶしの店の片隅 ふと聞こえてきた君の歌 コーヒーカップを持つ手がふいに ふるえ出したのがはずかしくて 子供ができた今でさえ あの頃は忘れない Oh ジョニー 君だけが Oh ジョニー 俺の思い出 風のうわさで聞いたけど 君はまだ燃えていると Oh ジョニー それだけが Oh ジョニー ただうれしくて | 新沼謙治 | 谷村新司 | 堀内孝雄 | | つかの間の淋しさ うずめるために 君の歌声を聞いていた 狭いホールのかべにもたれて 君のうごきを追いかけていた 飛び散る汗と煙の中に あの頃の俺がいた Oh ジョニー 君は今 Oh ジョニー どこにいるのか 時間つぶしの店の片隅 ふと聞こえてきた君の歌 コーヒーカップを持つ手がふいに ふるえ出したのがはずかしくて 子供ができた今でさえ あの頃は忘れない Oh ジョニー 君だけが Oh ジョニー 俺の思い出 風のうわさで聞いたけど 君はまだ燃えていると Oh ジョニー それだけが Oh ジョニー ただうれしくて |
熱き心に北国の旅の空 流れる雲 はるか 時に 人恋しく くちびるに ふれもせず 別れた女(ひと) いずこ 胸は 焦がれるまま 熱き心に 時よもどれ なつかしい想い つれてもどれよ あゝ 春には 花咲く日が あゝ 夏には 星降る日が 夢を誘う 愛を語る 熱き心に きみを重ね 夜の更けるままに 想いつのらせ あゝ 秋には 色づく日が あゝ 冬には 真白な日が 胸を叩く 歌を歌う 歌を オーロラの空の下 夢追い人 ひとり 風の姿に似て 熱き心 きみに | 新沼謙治 | 阿久悠 | 大瀧詠一 | 薗広昭 | 北国の旅の空 流れる雲 はるか 時に 人恋しく くちびるに ふれもせず 別れた女(ひと) いずこ 胸は 焦がれるまま 熱き心に 時よもどれ なつかしい想い つれてもどれよ あゝ 春には 花咲く日が あゝ 夏には 星降る日が 夢を誘う 愛を語る 熱き心に きみを重ね 夜の更けるままに 想いつのらせ あゝ 秋には 色づく日が あゝ 冬には 真白な日が 胸を叩く 歌を歌う 歌を オーロラの空の下 夢追い人 ひとり 風の姿に似て 熱き心 きみに |
北挽歌夜明け近く 電話が鳴り 何もいわず 切れた 思えばあれが おまえの 永遠(とわ)の訣別(わかれ) だったのか 風花舞う 湖に 誰もいない ボートがひとつ 遅すぎた遅すぎた 俺を待つように 揺れて 揺れて浮いてた 生きることに 張りつめてた 糸がいつか 切れた そんなおまえに 気づかず 俺はバカな 男だよ 風花舞う 草原を 汽車に揺られ 小箱がひとつ 遅すぎた遅すぎた 俺を泣くように 北へ 北へ帰るよ 風花舞う 草原を 汽車に揺られ 小箱がひとつ 遅すぎた遅すぎた 俺を泣くように 北へ 北へ帰るよ | 新沼謙治 | 吉岡治 | 杉本真人 | 森岡賢一郎 | 夜明け近く 電話が鳴り 何もいわず 切れた 思えばあれが おまえの 永遠(とわ)の訣別(わかれ) だったのか 風花舞う 湖に 誰もいない ボートがひとつ 遅すぎた遅すぎた 俺を待つように 揺れて 揺れて浮いてた 生きることに 張りつめてた 糸がいつか 切れた そんなおまえに 気づかず 俺はバカな 男だよ 風花舞う 草原を 汽車に揺られ 小箱がひとつ 遅すぎた遅すぎた 俺を泣くように 北へ 北へ帰るよ 風花舞う 草原を 汽車に揺られ 小箱がひとつ 遅すぎた遅すぎた 俺を泣くように 北へ 北へ帰るよ |
寝台列車眠れないのか 下のベッドの 君のため息 聞こえてくるよ 無理もないのさ 寝台列車で 僕のふるさとへ 君をつれてゆく 愛を信じて 生きてゆこうよ どんな時でも これからは 明日になったら 瀬戸内の海が ぼくら二人を 迎えてくれるよ 何も心配 せずにお休み きっとおふくろ 気に入るだろう ぼくもかれこれ 三年ぶりだよ ここで育ったと 君に見せたいよ 海をながめて 愛を夢見た そんなことさえ 思い出す いつも話した 瀬戸内の海が ぼくら二人を 迎えてくれるよ 古い家並 白い砂浜 燃える夕陽が きれいだよ 明日になったら 瀬戸内の海が ぼくら二人を 迎えてくれるよ | 新沼謙治 | 山上路夫 | 平尾昌晃 | | 眠れないのか 下のベッドの 君のため息 聞こえてくるよ 無理もないのさ 寝台列車で 僕のふるさとへ 君をつれてゆく 愛を信じて 生きてゆこうよ どんな時でも これからは 明日になったら 瀬戸内の海が ぼくら二人を 迎えてくれるよ 何も心配 せずにお休み きっとおふくろ 気に入るだろう ぼくもかれこれ 三年ぶりだよ ここで育ったと 君に見せたいよ 海をながめて 愛を夢見た そんなことさえ 思い出す いつも話した 瀬戸内の海が ぼくら二人を 迎えてくれるよ 古い家並 白い砂浜 燃える夕陽が きれいだよ 明日になったら 瀬戸内の海が ぼくら二人を 迎えてくれるよ |
おれの銀河鉄道風と波の音にゆられて 砂浜に横たわれば いつでも夢が 手づかみに出来たよ それでもまだ おれは生きてる 人並みに家族抱いて いやでも夢の かたりべになるのさ うたた寝の はるか星空 満天のいさり火たち あの時みたのさ 流れる星 おれの銀河鉄道 その汽車は 川沿いを走る その川は 天の川さ 見知らぬ街 いくつも駆けぬけ 七色に輝く リンゴ畑 銀色の静かな森 かささぎの駅にとまる 乗って来たのは 悲しい人達 降りて行くのは わけある人達 こんなきれいな 星の国でも どうして 切ないことばかり うたた寝の はるか星空 満天のいさり火たち あの時みたのさ 流れる星 おれの銀河鉄道 風と波の音にゆられて… | 新沼謙治 | 杉紀彦 | 新沼謙治 | 石倉重信 | 風と波の音にゆられて 砂浜に横たわれば いつでも夢が 手づかみに出来たよ それでもまだ おれは生きてる 人並みに家族抱いて いやでも夢の かたりべになるのさ うたた寝の はるか星空 満天のいさり火たち あの時みたのさ 流れる星 おれの銀河鉄道 その汽車は 川沿いを走る その川は 天の川さ 見知らぬ街 いくつも駆けぬけ 七色に輝く リンゴ畑 銀色の静かな森 かささぎの駅にとまる 乗って来たのは 悲しい人達 降りて行くのは わけある人達 こんなきれいな 星の国でも どうして 切ないことばかり うたた寝の はるか星空 満天のいさり火たち あの時みたのさ 流れる星 おれの銀河鉄道 風と波の音にゆられて… |
くちづけ傷ある心 寒いなら 子供みたいに 甘えて眠れ やがて夜明けの 終着駅に 汽車はふたりを 運ぶだろう 倖せに おくびょうな ふるえる唇 ふさいでやろう 涙の河を いくすじも 越えて迷子が めぐり逢えたよ 窓に見送る 街灯り 苦(にが)い過去(むかし)は 俺にもあるさ ためらいがちに ミカンの皮を むいてさしだす いじらしさ 倖せに おくびょうな ふるえる唇 ふさいでやろう どこかでなくした 合い鍵を あきらめないで 探していたよ 倖せに おくびょうな ふるえる唇 ふさいでやろう 祈りをこめた くちづけは 故郷の匂い 愛(いと)しいやつさ | 新沼謙治 | 石原信一 | 浜圭介 | | 傷ある心 寒いなら 子供みたいに 甘えて眠れ やがて夜明けの 終着駅に 汽車はふたりを 運ぶだろう 倖せに おくびょうな ふるえる唇 ふさいでやろう 涙の河を いくすじも 越えて迷子が めぐり逢えたよ 窓に見送る 街灯り 苦(にが)い過去(むかし)は 俺にもあるさ ためらいがちに ミカンの皮を むいてさしだす いじらしさ 倖せに おくびょうな ふるえる唇 ふさいでやろう どこかでなくした 合い鍵を あきらめないで 探していたよ 倖せに おくびょうな ふるえる唇 ふさいでやろう 祈りをこめた くちづけは 故郷の匂い 愛(いと)しいやつさ |
雪國好きよあなた 今でも今でも 暦(こよみ)はもう少しで 今年も終りですね 逢いたくて恋しくて 泣きたくなる夜 そばにいて少しでも 話を聞いて 追いかけて 追いかけて 追いかけて…雪國 窓に落ちる 風と雪は 女ひとりの部屋には 悲しすぎるわあなた 酔いたくて泣きたくて ふるえるくちびる そばに来て少しでも わがまま聞いて 追いかけて 追いかけて 追いかけて…雪國 好きな人はいるの あなた バカねバカな女ね 意地をはってた私 逢いたくて夜汽車乗る デッキの窓に とめどなく頬つたう 涙のあとを 追いかけて 追いかけて 追いかけて…雪國 逢いたくて恋しくて 泣きたくなる夜 そばにいて少しでも 話を聞いて 追いかけて 追いかけて 追いかけて…雪國 | 新沼謙治 | 吉幾三 | 吉幾三 | 薗広昭 | 好きよあなた 今でも今でも 暦(こよみ)はもう少しで 今年も終りですね 逢いたくて恋しくて 泣きたくなる夜 そばにいて少しでも 話を聞いて 追いかけて 追いかけて 追いかけて…雪國 窓に落ちる 風と雪は 女ひとりの部屋には 悲しすぎるわあなた 酔いたくて泣きたくて ふるえるくちびる そばに来て少しでも わがまま聞いて 追いかけて 追いかけて 追いかけて…雪國 好きな人はいるの あなた バカねバカな女ね 意地をはってた私 逢いたくて夜汽車乗る デッキの窓に とめどなく頬つたう 涙のあとを 追いかけて 追いかけて 追いかけて…雪國 逢いたくて恋しくて 泣きたくなる夜 そばにいて少しでも 話を聞いて 追いかけて 追いかけて 追いかけて…雪國 |
星空に抱かれてめぐりゆく 季節の中で 空にいる 星を仰げば 失くしては ならないものを 知らされる それはふるさと そよぐ風 若葉の匂い 谷川に せせらぎ走り 春来れば 桜の下で 高らかに 歌声響く 星空の大地に 僕たちは生まれて 星空に抱かれて 僕たちは夢見る 夕焼けが 山肌染めて 家々に 灯りともれば 変わらない やさしい人が ここにいる それはふるさと ほがらかな 家族の笑顔 肩を組む 心の仲間 秋まつり 子供がはしゃぎ 来年を みんなで祈る 星空がいつでも 僕たちを見守り 星空に抱かれて 僕たちはやすらぐ 何万の 彼方の光 降り注げ わがふるさとに 永遠に これから先も 澄みわたる わがふるさとに 星空の大地に 僕たちは生まれて 星空に抱かれて 僕たちは夢見る | 新沼謙治 | 石原信一 | 杉村俊博 | 石倉重信 | めぐりゆく 季節の中で 空にいる 星を仰げば 失くしては ならないものを 知らされる それはふるさと そよぐ風 若葉の匂い 谷川に せせらぎ走り 春来れば 桜の下で 高らかに 歌声響く 星空の大地に 僕たちは生まれて 星空に抱かれて 僕たちは夢見る 夕焼けが 山肌染めて 家々に 灯りともれば 変わらない やさしい人が ここにいる それはふるさと ほがらかな 家族の笑顔 肩を組む 心の仲間 秋まつり 子供がはしゃぎ 来年を みんなで祈る 星空がいつでも 僕たちを見守り 星空に抱かれて 僕たちはやすらぐ 何万の 彼方の光 降り注げ わがふるさとに 永遠に これから先も 澄みわたる わがふるさとに 星空の大地に 僕たちは生まれて 星空に抱かれて 僕たちは夢見る |
ひゅう・ひゅう・ひゅう~風に笑われて~小石につまずけば 全てのものが憎らしく 安い酒に酔って また一つ夢を忘れてゆく 星は朝日に消えるのを 待ってるために光る お前も悲しい運命だなと 道路の雑草ちぎって 夜空に投げてみた ひゅう ひゅう ひゅう ひゅう ひゅう ひゅう ああ 風に笑われながら 見えない明日を探す 孤独な俺の風景… 深夜の線路沿い 煙草をもみ消しながら ポケットに手を入れ 純情な心探してみる さびたアパートぬくもりが なんにもないこの部屋 慰め聞きたいお前の声 受話器を持ったり置いたり 今夜もしているよ ひゅう ひゅう ひゅう ひゅう ひゅう ひゅう ああ 風に笑われながら 失くした夢を探す 孤独な俺の風景… ひゅう ひゅう ひゅう ひゅう ひゅう ひゅう ああ 風に笑われながら 見えない明日を探す 孤独な俺の風景… | 新沼謙治 | よこやまみちよし | 宇崎竜童 | 宇崎竜童 | 小石につまずけば 全てのものが憎らしく 安い酒に酔って また一つ夢を忘れてゆく 星は朝日に消えるのを 待ってるために光る お前も悲しい運命だなと 道路の雑草ちぎって 夜空に投げてみた ひゅう ひゅう ひゅう ひゅう ひゅう ひゅう ああ 風に笑われながら 見えない明日を探す 孤独な俺の風景… 深夜の線路沿い 煙草をもみ消しながら ポケットに手を入れ 純情な心探してみる さびたアパートぬくもりが なんにもないこの部屋 慰め聞きたいお前の声 受話器を持ったり置いたり 今夜もしているよ ひゅう ひゅう ひゅう ひゅう ひゅう ひゅう ああ 風に笑われながら 失くした夢を探す 孤独な俺の風景… ひゅう ひゅう ひゅう ひゅう ひゅう ひゅう ああ 風に笑われながら 見えない明日を探す 孤独な俺の風景… |
たろうの初恋こんちは 苦く愛しい町よ 浦島太郎が帰り着いた町 わすれたくて わすれきれず それでもわすれたフリして生きてきた 東京モンの顔で 帰って来たけど お前に逢えたら 笑われるかな 遠いあの日 前しか見えず 夢と言うナンかとひきかえた人 ウワサばかり耳に届き シアワセだろうか そうじゃないだろうか あの日の景色はもう どこにもないけど お前に逢えたら もどれるだろうか 捨てても捨てなくても わすれようとしても なつかしい恋しい ダメな初恋 | 新沼謙治 | 前田たかひろ | 幸斉たけし | 石倉重信 | こんちは 苦く愛しい町よ 浦島太郎が帰り着いた町 わすれたくて わすれきれず それでもわすれたフリして生きてきた 東京モンの顔で 帰って来たけど お前に逢えたら 笑われるかな 遠いあの日 前しか見えず 夢と言うナンかとひきかえた人 ウワサばかり耳に届き シアワセだろうか そうじゃないだろうか あの日の景色はもう どこにもないけど お前に逢えたら もどれるだろうか 捨てても捨てなくても わすれようとしても なつかしい恋しい ダメな初恋 |
ふれあい京都お前は何を 探しているのか 風に問われて ふり返る 迷い子になって しずんでいた時に あゝ 母なる心で この街は 抱いて 抱いてくれる ふれあい京都 お寺の鐘が鳴る 誰かが名前 呼んでいる 時間がたてば 別れも美しい 過去の思い出 ほほえんで 昨日と違う 自分に出逢いたい あゝ 父なる強さで もう一度 生まれ 生まれ変わる ふれあい京都 窓辺に灯がともる 誰かが帰り 待っている | 新沼謙治 | 建石一 | 四方章人 | | お前は何を 探しているのか 風に問われて ふり返る 迷い子になって しずんでいた時に あゝ 母なる心で この街は 抱いて 抱いてくれる ふれあい京都 お寺の鐘が鳴る 誰かが名前 呼んでいる 時間がたてば 別れも美しい 過去の思い出 ほほえんで 昨日と違う 自分に出逢いたい あゝ 父なる強さで もう一度 生まれ 生まれ変わる ふれあい京都 窓辺に灯がともる 誰かが帰り 待っている |
東京ラプソディ花咲き花散る宵も 銀座の柳の下で 待つは君ひとり君ひとり 逢えば行くティールーム 楽し都 恋の都 夢のパラダイスよ 花の東京 現(うつつ)に夢見る君の 神田は想い出の街 いまもこの胸にこの胸に ニコライのかねも鳴る 楽し都 恋の都 夢のパラダイスよ 花の東京 明けても暮れても歌う ジャズの浅草行けば 恋の踊り子の踊り子の 黒子(ほくろ)さえ忘られぬ 楽し都 恋の都 夢のパラダイスよ 花の東京 夜更けにひととき寄せて なまめく新宿駅の あのこはダンサーかダンサーか 気にかかるあの指輪 楽し都 恋の都 夢のパラダイスよ 花の東京 楽し都 恋の都 夢のパラダイスよ 花の東京 | 新沼謙治 | 門田ゆたか | 古賀政男 | | 花咲き花散る宵も 銀座の柳の下で 待つは君ひとり君ひとり 逢えば行くティールーム 楽し都 恋の都 夢のパラダイスよ 花の東京 現(うつつ)に夢見る君の 神田は想い出の街 いまもこの胸にこの胸に ニコライのかねも鳴る 楽し都 恋の都 夢のパラダイスよ 花の東京 明けても暮れても歌う ジャズの浅草行けば 恋の踊り子の踊り子の 黒子(ほくろ)さえ忘られぬ 楽し都 恋の都 夢のパラダイスよ 花の東京 夜更けにひととき寄せて なまめく新宿駅の あのこはダンサーかダンサーか 気にかかるあの指輪 楽し都 恋の都 夢のパラダイスよ 花の東京 楽し都 恋の都 夢のパラダイスよ 花の東京 |
もう秋だ洗いざらしのデニムの上下で ぼくは君を誘いに行くよ 君も君で 石けんの匂いだけ 他の香水はなしで来ておくれ 日あたりのいい公園で 一日しゃべっていたいよ 気のきいた遊びなど思いつかない それでもいいだろう それでもいいだろう 紙の袋にリンゴをつめこみ ぼくは君をたずねていくよ 君は君で カリカリと音をたて 白い歯を見せてくれるだけでいい 季節の過ぎた貸しボート うかべてのんびりしたいよ 気のきいた遊びなど思いつかない それでもいいだろう それでもいいだろう… | 新沼謙治 | 阿久悠 | 川口真 | | 洗いざらしのデニムの上下で ぼくは君を誘いに行くよ 君も君で 石けんの匂いだけ 他の香水はなしで来ておくれ 日あたりのいい公園で 一日しゃべっていたいよ 気のきいた遊びなど思いつかない それでもいいだろう それでもいいだろう 紙の袋にリンゴをつめこみ ぼくは君をたずねていくよ 君は君で カリカリと音をたて 白い歯を見せてくれるだけでいい 季節の過ぎた貸しボート うかべてのんびりしたいよ 気のきいた遊びなど思いつかない それでもいいだろう それでもいいだろう… |
祈り詩芽吹く命の春があり 夏には祭りの華が咲く 明るい声がこだまして 人は思いで支え合う ああ 聴こえますか 北の大地よ あれからどんなに愛しただろう 私は今でもふるさとと ふるさとと共にある 真っ赤に染まる秋があり 冬には眩しい雪化粧 優しい風吹くふるさとが 強く立てよと教えてくれた ああ 聴こえますか 北の海よ あれからどんなに愛しただろう 私は今でもふるさとと ふるさとと共にある ああ 聴こえますか ふるさとよ あれからどんなに愛しただろう 私はいつもでもふるさとと ふるさとと共にある ふるさとと共にある | 新沼謙治 | 麻 | 新沼謙治 | 清水ゆかり | 芽吹く命の春があり 夏には祭りの華が咲く 明るい声がこだまして 人は思いで支え合う ああ 聴こえますか 北の大地よ あれからどんなに愛しただろう 私は今でもふるさとと ふるさとと共にある 真っ赤に染まる秋があり 冬には眩しい雪化粧 優しい風吹くふるさとが 強く立てよと教えてくれた ああ 聴こえますか 北の海よ あれからどんなに愛しただろう 私は今でもふるさとと ふるさとと共にある ああ 聴こえますか ふるさとよ あれからどんなに愛しただろう 私はいつもでもふるさとと ふるさとと共にある ふるさとと共にある |
ちぎれたペンダントちぎれたペンダント 暗闇に捨てたよ 想い出をふりきるには これしかない これしかない 真赤なジャンパーに 馬鹿野郎と書いたよ ひび割れたハートの絵の 真中にさ 真中にさ もうやせがまんは とてもできない 気どっているほど 楽じゃない この胸をびりびりに引き裂いて あの娘が行く あゝ あの娘が行く あばよといったけど 笑うのは無理だよ あの娘のうしろ姿 見えなくなる 見えなくなる 夜ふけのハイウエイ 750(ナナハン)が走るよ 失恋を忘れるには これしかない これしかない もうやせがまんは とてもできない 気どっているほど 楽じゃない この恋をこなごなにうちこわし 夜明けが来る あゝ 夜明けが来る この胸をびりびりに引き裂いて あの娘が行く あゝ あの娘が行く | 新沼謙治 | 阿久悠 | 穂口雄右 | あかのたちお | ちぎれたペンダント 暗闇に捨てたよ 想い出をふりきるには これしかない これしかない 真赤なジャンパーに 馬鹿野郎と書いたよ ひび割れたハートの絵の 真中にさ 真中にさ もうやせがまんは とてもできない 気どっているほど 楽じゃない この胸をびりびりに引き裂いて あの娘が行く あゝ あの娘が行く あばよといったけど 笑うのは無理だよ あの娘のうしろ姿 見えなくなる 見えなくなる 夜ふけのハイウエイ 750(ナナハン)が走るよ 失恋を忘れるには これしかない これしかない もうやせがまんは とてもできない 気どっているほど 楽じゃない この恋をこなごなにうちこわし 夜明けが来る あゝ 夜明けが来る この胸をびりびりに引き裂いて あの娘が行く あゝ あの娘が行く |
街角もうこれで さようならと 唇かんで 言うおまえ ふるえてる 細い肩先を 抱くこともできないと 知らされた 雨にけむる 街角 傘もささずに ひとごみの中 かわす言葉 みつけられず いたずらに 時が過ぎて 街の灯が 街の灯が ふたりを濡らす もうこれで 逢えないのか このまますべて 終るのか これ以上 何も聞かないでと 泣きながら駈けだした 逃げるよに 雨にけむる 街角 崩れかけてく 想い出の中 お前のあと 追いかけても 幸せは 引きもどせない 遠ざかる 遠ざかる ふたりの夢が 雨にけむる 街角 崩れかけてく 想い出の中 お前のあと 追いかけても 幸せは 引きもどせない 遠ざかる 遠ざかる ふたりの夢が | 新沼謙治 | 徳久広司 | 徳久広司 | 森岡賢一郎 | もうこれで さようならと 唇かんで 言うおまえ ふるえてる 細い肩先を 抱くこともできないと 知らされた 雨にけむる 街角 傘もささずに ひとごみの中 かわす言葉 みつけられず いたずらに 時が過ぎて 街の灯が 街の灯が ふたりを濡らす もうこれで 逢えないのか このまますべて 終るのか これ以上 何も聞かないでと 泣きながら駈けだした 逃げるよに 雨にけむる 街角 崩れかけてく 想い出の中 お前のあと 追いかけても 幸せは 引きもどせない 遠ざかる 遠ざかる ふたりの夢が 雨にけむる 街角 崩れかけてく 想い出の中 お前のあと 追いかけても 幸せは 引きもどせない 遠ざかる 遠ざかる ふたりの夢が |
さらば荒野よ花を踏んで 大人になるなら 子供でいたいと きみは云う 花を散らして 夢叶うなら 不幸なあしたで いいと泣く そんな そんな 君の やさしさが きっと きっと 君を だめにする だから だから 手をとって 旅人になろう 風に吹かれよう さらば荒野よ 街の灯りよ 海が見たい かもめになりたい 夜空をみあげて ふと洩らす そんな哀しい きみのつばさを 都会の絵具が 染めてゆく 君の 君の こころ 焦がすよな 苦い 苦い 酒は もう止(よ)しな ふたり ふたり 手をとって 旅人になろう 風に吹かれよう さらば荒野よ 街の灯りよ 旅人になろう 風に吹かれよう さらば荒野よ 街の灯りよ | 新沼謙治 | 麻生香太郎 | 杉本真人 | | 花を踏んで 大人になるなら 子供でいたいと きみは云う 花を散らして 夢叶うなら 不幸なあしたで いいと泣く そんな そんな 君の やさしさが きっと きっと 君を だめにする だから だから 手をとって 旅人になろう 風に吹かれよう さらば荒野よ 街の灯りよ 海が見たい かもめになりたい 夜空をみあげて ふと洩らす そんな哀しい きみのつばさを 都会の絵具が 染めてゆく 君の 君の こころ 焦がすよな 苦い 苦い 酒は もう止(よ)しな ふたり ふたり 手をとって 旅人になろう 風に吹かれよう さらば荒野よ 街の灯りよ 旅人になろう 風に吹かれよう さらば荒野よ 街の灯りよ |
正直なんだネお前と会った そのあとは なぜか心が 風船よ 交番前でも あいさつするし 知らぬ人にも 手をふるし あ~ いい夜ですね あ~ いい月ですね まるで地球が 自分のために まわっているよな 気がしてさ 正直なんだネ 俺って 正直なんだネ お前とけんか したあとは なぜか心が ドシャ降りよ 電信柱に タンカは切るし 角のイヌにも 吠えかかる あ~ いいことないね あ~ まっくら闇よ これで人生 終りというか そんな気がして 落ちこんで 正直なんだネ 俺って 正直なんだネ あ~ お前がいいよ あ~ お前でなけりゃ 恋だ愛だと 言う気はないが 好きのひとこと それだけだよ 正直なんだネ 俺って 正直なんだネ | 新沼謙治 | 伊藤アキラ | 馬飼野康二 | | お前と会った そのあとは なぜか心が 風船よ 交番前でも あいさつするし 知らぬ人にも 手をふるし あ~ いい夜ですね あ~ いい月ですね まるで地球が 自分のために まわっているよな 気がしてさ 正直なんだネ 俺って 正直なんだネ お前とけんか したあとは なぜか心が ドシャ降りよ 電信柱に タンカは切るし 角のイヌにも 吠えかかる あ~ いいことないね あ~ まっくら闇よ これで人生 終りというか そんな気がして 落ちこんで 正直なんだネ 俺って 正直なんだネ あ~ お前がいいよ あ~ お前でなけりゃ 恋だ愛だと 言う気はないが 好きのひとこと それだけだよ 正直なんだネ 俺って 正直なんだネ |
おふくろの郵便受け朝の鳥のさえずり ふるさとも晴れの予報 腰が曲がっても 畑に行く おふくろよ 野良仕事 終わったら 覗(のぞ)く 郵便受けに おまえからの手紙があれば うれしいと言った 昨日書いた手紙が 明日(あした)届くから 俺の孫の写真を 見てくれ おふくろ 一人暮らし そろそろ 心配で仕方ないよ 何度誘っても 行く気はねぇー つっぱねる さびついて ガタが来た 赤い 郵便受けに おやじからの便りが夢で 届いたと笑う 先に待っているから 何も怖くない 空を見上げ涙を 浮かべた おふくろ 「ありがとうな…おふくろ」 雨の日も 風の日も つなぐ 郵便受けに 細い文字のハガキが一枚 ふるさとを運ぶ 今度帰る時には りんご 持って行け いつも俺を気遣う やさしい おふくろ 「おふくろー」 | 新沼謙治 | 紙中礼子 | 幸斉久美 | 石倉重信 | 朝の鳥のさえずり ふるさとも晴れの予報 腰が曲がっても 畑に行く おふくろよ 野良仕事 終わったら 覗(のぞ)く 郵便受けに おまえからの手紙があれば うれしいと言った 昨日書いた手紙が 明日(あした)届くから 俺の孫の写真を 見てくれ おふくろ 一人暮らし そろそろ 心配で仕方ないよ 何度誘っても 行く気はねぇー つっぱねる さびついて ガタが来た 赤い 郵便受けに おやじからの便りが夢で 届いたと笑う 先に待っているから 何も怖くない 空を見上げ涙を 浮かべた おふくろ 「ありがとうな…おふくろ」 雨の日も 風の日も つなぐ 郵便受けに 細い文字のハガキが一枚 ふるさとを運ぶ 今度帰る時には りんご 持って行け いつも俺を気遣う やさしい おふくろ 「おふくろー」 |
前田音頭高くそびえる 今出の山に 昇る朝日の 陽を浴びて オラがふるさと 前田の里に 朝がきました 朝が来た 朝が来た 前田公園 吉野の桜 春は花見の よりどころ 老いも若きも 手をとりて 前田音頭で にぎやかに にぎやかに 古くつたわる 鹿しりし踊り 白きササラに 身をまかせ たたく太鼓の 音も揃え メンじし囲んで 舞い遊ぶ 舞い遊ぶ 裏の山をば 見上げれば 小鳥さえずる 森の中 守り神では 日本一 五年に一度の 村祭り 村祭り 前田良いとこ 道化の出どこ ヒョットコメンコに 豆しぼり 身振りそぶりも にぎやかに 祝い踊りで 花咲かす 花咲かす | 新沼謙治 | 新沼謙治 | 新沼謙治 | 宮崎慎二 | 高くそびえる 今出の山に 昇る朝日の 陽を浴びて オラがふるさと 前田の里に 朝がきました 朝が来た 朝が来た 前田公園 吉野の桜 春は花見の よりどころ 老いも若きも 手をとりて 前田音頭で にぎやかに にぎやかに 古くつたわる 鹿しりし踊り 白きササラに 身をまかせ たたく太鼓の 音も揃え メンじし囲んで 舞い遊ぶ 舞い遊ぶ 裏の山をば 見上げれば 小鳥さえずる 森の中 守り神では 日本一 五年に一度の 村祭り 村祭り 前田良いとこ 道化の出どこ ヒョットコメンコに 豆しぼり 身振りそぶりも にぎやかに 祝い踊りで 花咲かす 花咲かす |
朔幾度か恋 した筈の 僕の胸を まどわせる 君が行く 謎めいて とらえようもなく 月の初めに 決めた言葉 ひとつさえも 言えずに 近づけばこわい 遠くちゃつらい ひと月も ふた月も すぎたと いうのに 夢の中じゃ 気も軽く 心やすく 君を抱く 目覚めれば 君の夢 見送るだけの僕 朔ごとに あせる想い 誰か聞いて 欲しいよ 言い出せばこわい 言わなきゃつらい 気弱さに にが笑い 二度目の 初恋か 君を忘れて どこか遠く 逃げていけば いいのか 飛び立てばこわい 飛ばなきゃつらい もう次の 朔が そこまで 来てるのに | 新沼謙治 | 小椋佳 | 小椋佳・馬飼野俊一 | | 幾度か恋 した筈の 僕の胸を まどわせる 君が行く 謎めいて とらえようもなく 月の初めに 決めた言葉 ひとつさえも 言えずに 近づけばこわい 遠くちゃつらい ひと月も ふた月も すぎたと いうのに 夢の中じゃ 気も軽く 心やすく 君を抱く 目覚めれば 君の夢 見送るだけの僕 朔ごとに あせる想い 誰か聞いて 欲しいよ 言い出せばこわい 言わなきゃつらい 気弱さに にが笑い 二度目の 初恋か 君を忘れて どこか遠く 逃げていけば いいのか 飛び立てばこわい 飛ばなきゃつらい もう次の 朔が そこまで 来てるのに |
たろうの郷愁ひとりじゃなくっても ほらひとり 過去を思えば またひとり 懐かしい景色の中にいる 俺と言う名の未練が嗤(わら)う 星までくすませる街の灯(あかり)に 逃げ込む事ばかり上手くなる サラバ…さよなら 聞き分けのない 捨てた郷愁 星が降る 強がる事ばかりおぼえて 裏切られても黙ってた 負けたくないさと口をつく 誰に?そいつは自分じゃないか? 流れて流されてたどり着く場所 夢見て馬鹿を見る竜宮城 泣くな…泣かすな 傷につけこむ しみる郷愁 夢に哭(な)く 夢までくすませる街の灯(あかり)に 逃げ込む事ばかり上手くなる サラバ…さよなら 聞き分けのない 捨てた郷愁 夢が降る | 新沼謙治 | 前田たかひろ | 神代臣 | 石倉重信 | ひとりじゃなくっても ほらひとり 過去を思えば またひとり 懐かしい景色の中にいる 俺と言う名の未練が嗤(わら)う 星までくすませる街の灯(あかり)に 逃げ込む事ばかり上手くなる サラバ…さよなら 聞き分けのない 捨てた郷愁 星が降る 強がる事ばかりおぼえて 裏切られても黙ってた 負けたくないさと口をつく 誰に?そいつは自分じゃないか? 流れて流されてたどり着く場所 夢見て馬鹿を見る竜宮城 泣くな…泣かすな 傷につけこむ しみる郷愁 夢に哭(な)く 夢までくすませる街の灯(あかり)に 逃げ込む事ばかり上手くなる サラバ…さよなら 聞き分けのない 捨てた郷愁 夢が降る |
ラスト・シーンふたりが出逢ったあの頃は こんなサヨナラが来るなんて 窓辺のソファーで微笑んで ワイングラスなど揺らしては 幸せにもたれてた 人は何故に 愛し合って 人は何故に 別れてゆくの 出来るならば 時刻(とき)を戻して 愛しあいたい あの日のように これから季節は冬になる 寒いこの部屋に君は居ない 枯葉の舗道をさまよえば 若い恋人が楽しげに 眼の前を行(ゆ)きすぎる 愛は何故に 傷を残して 愛は何故に 淡く消える 叶うならば 奇蹟をおこして めぐり逢いたい あの日の君に 人は何故に 愛しあって 人は何故に 別れてゆくの 出来るならば 時刻(とき)を戻して 愛しあいたい あの日のように 愛しあいたい あの日のように | 新沼謙治 | 仁井谷俊也 | 新沼謙治 | 宮崎慎二 | ふたりが出逢ったあの頃は こんなサヨナラが来るなんて 窓辺のソファーで微笑んで ワイングラスなど揺らしては 幸せにもたれてた 人は何故に 愛し合って 人は何故に 別れてゆくの 出来るならば 時刻(とき)を戻して 愛しあいたい あの日のように これから季節は冬になる 寒いこの部屋に君は居ない 枯葉の舗道をさまよえば 若い恋人が楽しげに 眼の前を行(ゆ)きすぎる 愛は何故に 傷を残して 愛は何故に 淡く消える 叶うならば 奇蹟をおこして めぐり逢いたい あの日の君に 人は何故に 愛しあって 人は何故に 別れてゆくの 出来るならば 時刻(とき)を戻して 愛しあいたい あの日のように 愛しあいたい あの日のように |
俺は出ていくおまえの顔を 浮かべながら 汽車に飛び乗る 切ない胸を こらえきれずに 煙草をふかし さよなら告げる 窓の外 家並み過ぎ行く 街灯り ぽつりぽつりと 消えてゆく 愛を捨てて 何を探しに おまえにさよなら 告げず ああ ああ 俺は出ていく いつか二人 この町に来た 人もまばらな 乗換駅よ ひとりベンチに 腰掛けながら あの日の事を 思い出す いまごろどうして いるんだい きっと泣いて いるだろう 愛を捨てて 何を探しに おまえにさよなら 告げず ああ ああ 俺は出ていく 家並み過ぎ行く 街灯り ぽつりぽつりと 消えてゆく 愛を捨てて 何を探しに おまえにさよなら 告げず ああ ああ 俺は出ていく | 新沼謙治 | 新沼謙治 | 新沼謙治 | 石倉重信 | おまえの顔を 浮かべながら 汽車に飛び乗る 切ない胸を こらえきれずに 煙草をふかし さよなら告げる 窓の外 家並み過ぎ行く 街灯り ぽつりぽつりと 消えてゆく 愛を捨てて 何を探しに おまえにさよなら 告げず ああ ああ 俺は出ていく いつか二人 この町に来た 人もまばらな 乗換駅よ ひとりベンチに 腰掛けながら あの日の事を 思い出す いまごろどうして いるんだい きっと泣いて いるだろう 愛を捨てて 何を探しに おまえにさよなら 告げず ああ ああ 俺は出ていく 家並み過ぎ行く 街灯り ぽつりぽつりと 消えてゆく 愛を捨てて 何を探しに おまえにさよなら 告げず ああ ああ 俺は出ていく |
永遠の想い海 輝いて 想い出は まぶしく揺れている あの 懐かしき 青春の出逢いと別れ 瞳 見つめ合い 肩を寄せあった 遠いあの日の 君のぬくもり 今も 忘れはしない 青き 海原 寄せては返す 波の音 空 果てしなき 君への永遠(とわ)の想い 心 擦れ違う 一瞬(とき)のいたずらに 甘く切ない 胸のときめき 今も かすかに残る 青き 海原 寄せては返す 波の音 空 果てしなき 君への永遠(とわ)の想い 君への永遠(とわ)の想い | 新沼謙治 | 新沼謙治 | 新沼謙治 | 宮崎慎二 | 海 輝いて 想い出は まぶしく揺れている あの 懐かしき 青春の出逢いと別れ 瞳 見つめ合い 肩を寄せあった 遠いあの日の 君のぬくもり 今も 忘れはしない 青き 海原 寄せては返す 波の音 空 果てしなき 君への永遠(とわ)の想い 心 擦れ違う 一瞬(とき)のいたずらに 甘く切ない 胸のときめき 今も かすかに残る 青き 海原 寄せては返す 波の音 空 果てしなき 君への永遠(とわ)の想い 君への永遠(とわ)の想い |
凧あげ峠旅へ出るにも 変えるにも 越さにゃならない 坂の道 凧 凧あがれ 天まで 天まで上がれ 凧あげ峠の あの青空にゃ 糸を鳴らして 凧あげた 遠い 幼い 夢が住む 空の高さに 奴凧 夢をどこまで 運ぶやら 凧 凧あがれ 天まで 天まであがれ 春まだ浅い 段々畑 凧に託した 願い事 残る 日暮れの 辻地蔵 街で暮らせば 誰だって 里が恋しい 山の空 凧 凧あがれ 天まで 天まであがれ 凧あげ峠を 一緒に越えて 旅へ出た身の 二人なら 愛の古巣を つくろうよ | 新沼謙治 | 石本美由起 | 市川昭介 | | 旅へ出るにも 変えるにも 越さにゃならない 坂の道 凧 凧あがれ 天まで 天まで上がれ 凧あげ峠の あの青空にゃ 糸を鳴らして 凧あげた 遠い 幼い 夢が住む 空の高さに 奴凧 夢をどこまで 運ぶやら 凧 凧あがれ 天まで 天まであがれ 春まだ浅い 段々畑 凧に託した 願い事 残る 日暮れの 辻地蔵 街で暮らせば 誰だって 里が恋しい 山の空 凧 凧あがれ 天まで 天まであがれ 凧あげ峠を 一緒に越えて 旅へ出た身の 二人なら 愛の古巣を つくろうよ |
舞い上がれ 僕の腕の中で空高く 舞い上がる 鳥たちが はてしない 大空に 消えてゆく いつまでもそばにいて 君だけに伝えたい この腕を広げて 遠い空のはてまで 僕は 飛んでゆくよ 君をのせて 何げなく ほほえんだ 横顔に さりげない やさしさ 感じたよ いつまでも離さない 限りなく愛したいのさ 空高く舞い上がる 鳥がはばたくよ 僕も 飛びたつのさ 夢をのせて 空高く舞い上がる 鳥がはばたくよ 僕も 飛び立つのさ 夢をのせて この腕を広げて 遠い空のはてまで 僕は 飛んでゆくよ 君をのせて この腕を広げて 遠い空のはてまで 僕は 飛んでゆくよ 君と | 新沼謙治 | 新沼謙治 | 新沼謙治 | 石倉重信 | 空高く 舞い上がる 鳥たちが はてしない 大空に 消えてゆく いつまでもそばにいて 君だけに伝えたい この腕を広げて 遠い空のはてまで 僕は 飛んでゆくよ 君をのせて 何げなく ほほえんだ 横顔に さりげない やさしさ 感じたよ いつまでも離さない 限りなく愛したいのさ 空高く舞い上がる 鳥がはばたくよ 僕も 飛びたつのさ 夢をのせて 空高く舞い上がる 鳥がはばたくよ 僕も 飛び立つのさ 夢をのせて この腕を広げて 遠い空のはてまで 僕は 飛んでゆくよ 君をのせて この腕を広げて 遠い空のはてまで 僕は 飛んでゆくよ 君と |