浪花酔虎伝のれんくぐれば 道頓堀の 呑んべェ横丁に 灯(ひ)がともる 今夜も一杯 また一杯と はしご酒だよ 飲むだけ飲んで 明日(あす)もやるぞと 通天閣を 仰ぐ男の 浪花酔虎伝 夜の大阪 心斎橋の 風を往(い)なして ちどり足 三吉小春の 気分じゃないが 惚れたお前の 肩抱きよせて 歩く姿は 王将気取り 夫婦(めおと)酒だよ 浪花酔虎伝 どうせこの世は 成るよにゃ成らぬ 酔ってぶらりと 御堂筋 ミナミへ行こうか それとも新地 足が向くのは なじみの酒場 意気が溶け合う 仲間と飲んで 男一代 浪花酔虎 | 冠二郎 | 三浦康照 | 水森英夫 | | のれんくぐれば 道頓堀の 呑んべェ横丁に 灯(ひ)がともる 今夜も一杯 また一杯と はしご酒だよ 飲むだけ飲んで 明日(あす)もやるぞと 通天閣を 仰ぐ男の 浪花酔虎伝 夜の大阪 心斎橋の 風を往(い)なして ちどり足 三吉小春の 気分じゃないが 惚れたお前の 肩抱きよせて 歩く姿は 王将気取り 夫婦(めおと)酒だよ 浪花酔虎伝 どうせこの世は 成るよにゃ成らぬ 酔ってぶらりと 御堂筋 ミナミへ行こうか それとも新地 足が向くのは なじみの酒場 意気が溶け合う 仲間と飲んで 男一代 浪花酔虎 |
面影の女白いうなじに 細い肩 着物が似合う 女(ひと)だった 思い出だけを この俺に 残してどこへ 消えたのか いとしいお前の いとしいお前の 面影よ 辛い過去(むかし)が あったのか 幸せ薄い 女(ひと)だった ふたりで強く 生きようと 誓ったはずの 愛なのに 瞼に浮かぶよ 瞼に浮かぶよ 面影が 風に乱れた 黒髪が 愁いを誘う 女(ひと)だった お前のいない この道に 木枯らしだけが 泣いている いとしいお前の いとしいお前の 面影よ | 冠二郎 | 三浦康照 | 遠藤実 | 前田俊明 | 白いうなじに 細い肩 着物が似合う 女(ひと)だった 思い出だけを この俺に 残してどこへ 消えたのか いとしいお前の いとしいお前の 面影よ 辛い過去(むかし)が あったのか 幸せ薄い 女(ひと)だった ふたりで強く 生きようと 誓ったはずの 愛なのに 瞼に浮かぶよ 瞼に浮かぶよ 面影が 風に乱れた 黒髪が 愁いを誘う 女(ひと)だった お前のいない この道に 木枯らしだけが 泣いている いとしいお前の いとしいお前の 面影よ |
旅路の果て川の流れに 愁いあり 山に吹く風 涙あり 俺の体は ボロボロの 夢のかけらが あるだけさ さすらい酒に 酔いしれながら ひとり旅路の 果てを行く 同じさだめか ゆきずりの 酒にこころを 温(あたた)めた あんな女は もういない ついて来いよと 云えないで 涙ぐんでた お前の姿 浮かぶ旅路の 宿灯り 花が一輪 咲いている 遠い昿野の さびれ駅 ここが男の 舞台なら どこで死のうと 悔いはない 夢をもういちど 追いかけながら 明日も旅路の 果てを行く | 冠二郎 | 三浦康照 | 小野彩 | 櫻庭伸幸 | 川の流れに 愁いあり 山に吹く風 涙あり 俺の体は ボロボロの 夢のかけらが あるだけさ さすらい酒に 酔いしれながら ひとり旅路の 果てを行く 同じさだめか ゆきずりの 酒にこころを 温(あたた)めた あんな女は もういない ついて来いよと 云えないで 涙ぐんでた お前の姿 浮かぶ旅路の 宿灯り 花が一輪 咲いている 遠い昿野の さびれ駅 ここが男の 舞台なら どこで死のうと 悔いはない 夢をもういちど 追いかけながら 明日も旅路の 果てを行く |
のぼり竜打てば響くぞ 日の本一の 俺ら名代の 音頭取り 生駒山から 太鼓の様な 月が出たなら 諸肌ぬいで みせてやろうか ソーレ のぼり竜 河内名物 数々あれど 俺ら名代の 音頭取り やぐら太鼓を ドドンと打てば 声も千両 度胸も千両 女ごろしの ソーレ みせどころ 義理にゃ強いが 情けにゃもろい 俺ら名代の 音頭取り 唄と太鼓に 命をかけて 千両咽喉笛 破れるまでも やるぞ男の ソーレ ど根性 | 冠二郎 | 辻本茂 | 和田香苗 | | 打てば響くぞ 日の本一の 俺ら名代の 音頭取り 生駒山から 太鼓の様な 月が出たなら 諸肌ぬいで みせてやろうか ソーレ のぼり竜 河内名物 数々あれど 俺ら名代の 音頭取り やぐら太鼓を ドドンと打てば 声も千両 度胸も千両 女ごろしの ソーレ みせどころ 義理にゃ強いが 情けにゃもろい 俺ら名代の 音頭取り 唄と太鼓に 命をかけて 千両咽喉笛 破れるまでも やるぞ男の ソーレ ど根性 |
俺のふる里あゝふる里へ あゝ帰ろかな 俺のふる里へ 疲れているんだね 少しやつれたね 探していたんだよ 幼なじみの ふたりじゃないか よごれた都会の 空よりも 田舎の星空 綺麗だよ いろり囲んで 語ろうか 俺のふる里で 苦労をしたんだね 辛い涙なら 忘れてしまいなよ 他人(ひと)に云えない 古傷なんか 一つや二つは あるものさ 責めたりなんかは しないから 夢の花咲く ふる里へ 俺と帰ろうよ 今でも惚れてるよ 口にゃ出さないが 一緒に暮らそうか 瞼とじれば 夕陽に映(は)える 小鳥がさえずる 山や川 夜汽車で帰ろう ふたりして 母のぬくもり 温かい 俺のふる里へ | 冠二郎 | 三浦康照 | 叶弦大 | | あゝふる里へ あゝ帰ろかな 俺のふる里へ 疲れているんだね 少しやつれたね 探していたんだよ 幼なじみの ふたりじゃないか よごれた都会の 空よりも 田舎の星空 綺麗だよ いろり囲んで 語ろうか 俺のふる里で 苦労をしたんだね 辛い涙なら 忘れてしまいなよ 他人(ひと)に云えない 古傷なんか 一つや二つは あるものさ 責めたりなんかは しないから 夢の花咲く ふる里へ 俺と帰ろうよ 今でも惚れてるよ 口にゃ出さないが 一緒に暮らそうか 瞼とじれば 夕陽に映(は)える 小鳥がさえずる 山や川 夜汽車で帰ろう ふたりして 母のぬくもり 温かい 俺のふる里へ |
バイキング狙った獲物は 逃がさない この手に財宝を 握るまで 男はみんな 夢見る旅人だけど 世の中 そんなに 甘くない GO GO GO GO バイキング バイキング バイキング どくろの旗を なびかせて 世界の海を 駆けめぐる 闘う男 の安らぎは 夜空にきらめく 星屑さ お前に弱い 心のすきまがあれば 泣き面みるのは 自分だよ GO GO GO GO バイキング バイキング バイキング 生命を賭けた この帆船は 太平洋の 海賊船(あばれぶね) 目指すは見知らぬ 憧れの 黄金に輝く 大陸さ 地球の海は 俺達仲間じゃないか バルト海の海峡 北極も GO GO GO GO バイキング バイキング バイキング 男の燃える 魂で 嵐の中の 航路をゆく | 冠二郎 | 三浦康照 | 和田香苗 | | 狙った獲物は 逃がさない この手に財宝を 握るまで 男はみんな 夢見る旅人だけど 世の中 そんなに 甘くない GO GO GO GO バイキング バイキング バイキング どくろの旗を なびかせて 世界の海を 駆けめぐる 闘う男 の安らぎは 夜空にきらめく 星屑さ お前に弱い 心のすきまがあれば 泣き面みるのは 自分だよ GO GO GO GO バイキング バイキング バイキング 生命を賭けた この帆船は 太平洋の 海賊船(あばれぶね) 目指すは見知らぬ 憧れの 黄金に輝く 大陸さ 地球の海は 俺達仲間じゃないか バルト海の海峡 北極も GO GO GO GO バイキング バイキング バイキング 男の燃える 魂で 嵐の中の 航路をゆく |
ブラボー酔虎伝好きなお酒なら 飲まずにゃいられない 仕事が終れば 自由じゃないか 御意見なんかは 聞きたくないよ あの娘を誘って とことん飲もう 酔ってもこころは 青春時代の 若き血あふれる ブラボー 酔虎伝 遠い昔から 現代(いま)でも同じだよ 男と女の 人間模様 真面目な顔して お酒に酔って 甘える仕草に 男は弱い ビールにチューハイ まだまだいけるよ あの娘に二度惚れ ブラボー 酔虎伝 明日(あす)のことなど 誰にもわからない そんなの気にしちゃ お酒がまずい 働くよろこび 分け合いながら あの娘と燃えよう チャンスじゃないか なじみの店だよ 人情酒場は みんなで乾杯 ブラボー 酔虎伝 | 冠二郎 | 三浦康照 | 水森英夫 | 南郷達也 | 好きなお酒なら 飲まずにゃいられない 仕事が終れば 自由じゃないか 御意見なんかは 聞きたくないよ あの娘を誘って とことん飲もう 酔ってもこころは 青春時代の 若き血あふれる ブラボー 酔虎伝 遠い昔から 現代(いま)でも同じだよ 男と女の 人間模様 真面目な顔して お酒に酔って 甘える仕草に 男は弱い ビールにチューハイ まだまだいけるよ あの娘に二度惚れ ブラボー 酔虎伝 明日(あす)のことなど 誰にもわからない そんなの気にしちゃ お酒がまずい 働くよろこび 分け合いながら あの娘と燃えよう チャンスじゃないか なじみの店だよ 人情酒場は みんなで乾杯 ブラボー 酔虎伝 |
流氷岬風が唸(うな)るよ 飛び散る波しぶき 怒濤逆巻く オホーツク しのび逢う身の 恋だから 離れて行くけど 恨むなよ 俺は一生 お前を忘れない ひとりたたずむ 流氷岬 いつも笑顔で 遅れてごめんねと 俺に甘える 可愛いさよ そんなお前は もういない 淋しさ噛みしめ 飲む酒に 港さい果て 夜更けの居酒屋の 外は海鳴り 流氷岬 男ごころに 寒さが凍りつく 花の蕾は 雪の中 人目しのんで 逢う恋を 断ち切る辛さが わかるまい 俺は今でも お前が好きだよと 叫ぶ吹雪の 流氷岬 | 冠二郎 | 三浦康照 | 小野彩 | | 風が唸(うな)るよ 飛び散る波しぶき 怒濤逆巻く オホーツク しのび逢う身の 恋だから 離れて行くけど 恨むなよ 俺は一生 お前を忘れない ひとりたたずむ 流氷岬 いつも笑顔で 遅れてごめんねと 俺に甘える 可愛いさよ そんなお前は もういない 淋しさ噛みしめ 飲む酒に 港さい果て 夜更けの居酒屋の 外は海鳴り 流氷岬 男ごころに 寒さが凍りつく 花の蕾は 雪の中 人目しのんで 逢う恋を 断ち切る辛さが わかるまい 俺は今でも お前が好きだよと 叫ぶ吹雪の 流氷岬 |
人生はふたりの舞台可愛い俺の 妻だから 命を賭けても 守ってあげる 固く結んだ こころの絆 苦労なみだを 明日の夢に つないでゆこうよ 人生は お前と俺の ふたりの舞台 いいことばかり ないけれど 喜び見つけて 暮そう今日も 廻り舞台の その裏側に きっと明るい 青空もある 芝居じゃないのさ 人生は お前と俺の ふたりの舞台 笑顔で耐える その姿 やさしい言葉の ひとつもかけて そっとお前を 慰めたいよ せめて今夜は ぬくもり酒で 温めあおうよ 人生は お前と俺の ふたりの舞台 | 冠二郎 | 三浦康照 | 叶弦大 | 南郷達也 | 可愛い俺の 妻だから 命を賭けても 守ってあげる 固く結んだ こころの絆 苦労なみだを 明日の夢に つないでゆこうよ 人生は お前と俺の ふたりの舞台 いいことばかり ないけれど 喜び見つけて 暮そう今日も 廻り舞台の その裏側に きっと明るい 青空もある 芝居じゃないのさ 人生は お前と俺の ふたりの舞台 笑顔で耐える その姿 やさしい言葉の ひとつもかけて そっとお前を 慰めたいよ せめて今夜は ぬくもり酒で 温めあおうよ 人生は お前と俺の ふたりの舞台 |
ほろよい酔虎伝お酒飲むなら ほろよい酒で 今夜も巷の 憂さ晴らし 空の月まで 浮かれて見える あの娘もほんのり 頬染めながら お酒をつぐ手の 色っぽさ あゝほろよい ほろよい酔虎伝 口説き上手に 口説かれ上手 男と女の 恋遊び さしつさされつ ほろよい酒で 気楽にゆこうよ 人生航路 涙もあるけど 夢もある あゝほろよい ほろよい酔虎伝 虎の尾を踏む 生き方よりも 世渡り上手に なればよい 我慢くらべさ この世の中は ほろよい気分で ゆこうじゃないか 明日も浮世の 風まかせ あゝほろよい ほろよい酔虎伝 | 冠二郎 | 三浦康照 | 水森英夫 | 南郷達也 | お酒飲むなら ほろよい酒で 今夜も巷の 憂さ晴らし 空の月まで 浮かれて見える あの娘もほんのり 頬染めながら お酒をつぐ手の 色っぽさ あゝほろよい ほろよい酔虎伝 口説き上手に 口説かれ上手 男と女の 恋遊び さしつさされつ ほろよい酒で 気楽にゆこうよ 人生航路 涙もあるけど 夢もある あゝほろよい ほろよい酔虎伝 虎の尾を踏む 生き方よりも 世渡り上手に なればよい 我慢くらべさ この世の中は ほろよい気分で ゆこうじゃないか 明日も浮世の 風まかせ あゝほろよい ほろよい酔虎伝 |
ムサシ剱にひとすじ 命をかけて 無念無想の 心を磨く ムサシ ムサシ あなたはなぜ 孤独を追うのか ムサシ ムサシ 情けを捨て 恋を捨ててまでも 南無三 南無三 ああ夢を切る 俺も生きたい ムサシのように 惚れた女を 抱いてもやれず ひとり夕陽の 木立に向かう ムサシ ムサシ あなたはなぜ 佛像彫(ほ)るのか ムサシ ムサシ 花も咲き 鳥がさえずるのに 南無三 南無三 ああ振り向かぬ 天下無双の ムサシの心 ムサシ ムサシ あなたはなぜ 孤独を追うのか ムサシ ムサシ 情けを捨て 恋を捨ててまでも 南無三 南無三 ああ夢を切る 俺も生きたい ムサシのように | 冠二郎 | 三浦康照 | 和田香苗 | | 剱にひとすじ 命をかけて 無念無想の 心を磨く ムサシ ムサシ あなたはなぜ 孤独を追うのか ムサシ ムサシ 情けを捨て 恋を捨ててまでも 南無三 南無三 ああ夢を切る 俺も生きたい ムサシのように 惚れた女を 抱いてもやれず ひとり夕陽の 木立に向かう ムサシ ムサシ あなたはなぜ 佛像彫(ほ)るのか ムサシ ムサシ 花も咲き 鳥がさえずるのに 南無三 南無三 ああ振り向かぬ 天下無双の ムサシの心 ムサシ ムサシ あなたはなぜ 孤独を追うのか ムサシ ムサシ 情けを捨て 恋を捨ててまでも 南無三 南無三 ああ夢を切る 俺も生きたい ムサシのように |
小雪の酒場夕べ小雪の 夢見たよ なんの変りも ないだろね 小雪 小雪 ひと目で惚(ほ)れた 旅の終りの 安らぎに ふたりで飲んだ 忘れられない 雪国の 小雪の酒場 白いうなじに 黒髪の 笑顔やさしい 女(ひと)だった 小雪 小雪 苦労の影を 消してやりたい この俺の 男の胸で 路地の灯りが なつかしい 小雪の酒場 夢でお前を 励ました 泣いちゃいけない 辛くとも 小雪 小雪 好きだよ今も 冷えた体を 抱きしめて ぬくもり酒に 夜を明かした 雪国の 小雪の酒場 | 冠二郎 | 三浦康照 | 叶弦大 | 南郷達也 | 夕べ小雪の 夢見たよ なんの変りも ないだろね 小雪 小雪 ひと目で惚(ほ)れた 旅の終りの 安らぎに ふたりで飲んだ 忘れられない 雪国の 小雪の酒場 白いうなじに 黒髪の 笑顔やさしい 女(ひと)だった 小雪 小雪 苦労の影を 消してやりたい この俺の 男の胸で 路地の灯りが なつかしい 小雪の酒場 夢でお前を 励ました 泣いちゃいけない 辛くとも 小雪 小雪 好きだよ今も 冷えた体を 抱きしめて ぬくもり酒に 夜を明かした 雪国の 小雪の酒場 |
都忘れの花のようにお前の涙は 俺の涙だよ 小さな幸せ 分け合って 暮らしたころが なつかしい 都忘れの 花のように 想いを抱いて 咲く花の さだめのような ひとだった お前のはじらう そんな仕草にも 俺には女の 可愛いさが 心にしみて 好きだった 都忘れの 花びらが 淋しく揺れて 泣いている 思い出偲ぶ 旅の空 お前の笑顔を 俺は夢に見た うれしさ浮べて 縋るよに 甘える姿 忘れない 都忘れの 花のように ひそかに咲いて 散る花の いのちのような ひとだった | 冠二郎 | 三浦康照 | 遠藤実 | | お前の涙は 俺の涙だよ 小さな幸せ 分け合って 暮らしたころが なつかしい 都忘れの 花のように 想いを抱いて 咲く花の さだめのような ひとだった お前のはじらう そんな仕草にも 俺には女の 可愛いさが 心にしみて 好きだった 都忘れの 花びらが 淋しく揺れて 泣いている 思い出偲ぶ 旅の空 お前の笑顔を 俺は夢に見た うれしさ浮べて 縋るよに 甘える姿 忘れない 都忘れの 花のように ひそかに咲いて 散る花の いのちのような ひとだった |
大文字惚れた女の 情念に たとえこの身が 焼かれて燃えて 灰になっても 悔いはない 生きて添えない ふたりのように 夜空を焦がす 山の火は 盆の送り火… 大文字 いつか別れる 運命でも せめてふたりで いるときだけは 俺の気持ちは 夫婦だよ 固く結んだ 心と心 想いを込めて 灯篭を 水に流した… 夜の川 罪に背いた 仲だけど 忍ぶ女の せつない胸を かくすお前が いとおしい 京の夜空を 火の粉のように ふたりの愛の 精霊が 燃えて舞い散る… 大文字 | 冠二郎 | 三浦康照 | 叶弦大 | 南郷達也 | 惚れた女の 情念に たとえこの身が 焼かれて燃えて 灰になっても 悔いはない 生きて添えない ふたりのように 夜空を焦がす 山の火は 盆の送り火… 大文字 いつか別れる 運命でも せめてふたりで いるときだけは 俺の気持ちは 夫婦だよ 固く結んだ 心と心 想いを込めて 灯篭を 水に流した… 夜の川 罪に背いた 仲だけど 忍ぶ女の せつない胸を かくすお前が いとおしい 京の夜空を 火の粉のように ふたりの愛の 精霊が 燃えて舞い散る… 大文字 |
人生夢太鼓櫓(やぐら)太鼓に 諸(もろ)肌ぬいで 汗が飛び散る 若い衆 小倉名物 無法松 負けてなるかと 男の意地を 賭けて打ち込む あばれ打ち 日本一だよ ソレ…人生夢太鼓 祭囃子の 太鼓が緑で 浴衣(ゆかた)姿の あの女(ひと)と 恋が芽生えた 若い日よ 苦労分け合い 夫婦の今も 忘れられない 思い出を 胸に刻んだ ソレ…人生夢太鼓 老いも若きも 心はいつも 燃える炎の 青春だ これが男の ロマンだよ 親父ゆずりの この枹(ばち)さばき 見せてやろうか みだれ打ち 響け宇宙へ ソレ…人生夢太鼓 | 冠二郎 | 三浦康照 | 岡千秋 | 前田俊明 | 櫓(やぐら)太鼓に 諸(もろ)肌ぬいで 汗が飛び散る 若い衆 小倉名物 無法松 負けてなるかと 男の意地を 賭けて打ち込む あばれ打ち 日本一だよ ソレ…人生夢太鼓 祭囃子の 太鼓が緑で 浴衣(ゆかた)姿の あの女(ひと)と 恋が芽生えた 若い日よ 苦労分け合い 夫婦の今も 忘れられない 思い出を 胸に刻んだ ソレ…人生夢太鼓 老いも若きも 心はいつも 燃える炎の 青春だ これが男の ロマンだよ 親父ゆずりの この枹(ばち)さばき 見せてやろうか みだれ打ち 響け宇宙へ ソレ…人生夢太鼓 |
望楼の果て空に渦巻く 砂漠の嵐 耳を澄ませば 聞こえてくるよ 遠い砂丘の 彼方から 怒涛のような 軍馬の蹄 栄華の都 今はなく あゝ望楼の果てに… 消えた夢 古い歴史を 辿れば今も 運命かなしい 砂漠の国よ シルクロードの 旅人が 疲れをいやす 桃源郷(とうげんきょう)も 流砂の町と 荒れ果てて あゝ楼蘭の風が… 泣いている 遥か天山 菎崙見れば 偲ぶ昔の 猛者たちよ 祝う宴の 盃に 酔いしれながら 舞うその姿 砦に残る 幻か あゝ望楼の果てに… 陽が昇る | 冠二郎 | 三浦康照 | 叶弦大 | | 空に渦巻く 砂漠の嵐 耳を澄ませば 聞こえてくるよ 遠い砂丘の 彼方から 怒涛のような 軍馬の蹄 栄華の都 今はなく あゝ望楼の果てに… 消えた夢 古い歴史を 辿れば今も 運命かなしい 砂漠の国よ シルクロードの 旅人が 疲れをいやす 桃源郷(とうげんきょう)も 流砂の町と 荒れ果てて あゝ楼蘭の風が… 泣いている 遥か天山 菎崙見れば 偲ぶ昔の 猛者たちよ 祝う宴の 盃に 酔いしれながら 舞うその姿 砦に残る 幻か あゝ望楼の果てに… 陽が昇る |
満天の星遠く連なる 白い峰 続く果てない モンゴル昿野 ひとり孤独に 耐えながら 夢に命を 賭けるのさ 夕映えにかがやく 雪山の姿 満天の星の あ…美しさ 凍る氷河を 吹き抜ける 肌を刺すよな ヒマラヤ颪(おろし) 遙かロマンを 追い駆けて 雪の大地を 踏みしめる 見上げればきらめく メルヘンの世界 満天の星を あ…胸に抱く 見上げればまたたく 星空の女神 満天の星を あ…胸に抱く あ…胸に抱く | 冠二郎 | 三浦康照 | 遠藤実 | | 遠く連なる 白い峰 続く果てない モンゴル昿野 ひとり孤独に 耐えながら 夢に命を 賭けるのさ 夕映えにかがやく 雪山の姿 満天の星の あ…美しさ 凍る氷河を 吹き抜ける 肌を刺すよな ヒマラヤ颪(おろし) 遙かロマンを 追い駆けて 雪の大地を 踏みしめる 見上げればきらめく メルヘンの世界 満天の星を あ…胸に抱く 見上げればまたたく 星空の女神 満天の星を あ…胸に抱く あ…胸に抱く |
人情酒場未練ひきずる そんな夜は やけにお酒が 恋しいよ 路地の灯りが 男の胸に 淋しくしみる お前ひとりが 女じゃないと 酔って 酔って 言いながら 酒をつぐ あゝ夢をつぐ 人情酒場 酒場(みせ)の女将(おかみ)と 呑む酒が 俺のこころを 温(あたた)める 恋に破れた 男がひとり 酔いしれたいよ 悩みなんかは 忘れてしまえ だけど だけど 好きなのさ 酒をつぐ あゝ夢をつぐ 人情酒場 肩につめたい 隙間風 呑んで明した 路地の裏 流したいのさ 昔の傷を 思い出川に お前ひとりの しあわせだけを 祈る 祈る 盃に 酒をつぐ あゝ夢をつぐ 人情酒場 | 冠二郎 | 三浦康照 | 叶弦大 | | 未練ひきずる そんな夜は やけにお酒が 恋しいよ 路地の灯りが 男の胸に 淋しくしみる お前ひとりが 女じゃないと 酔って 酔って 言いながら 酒をつぐ あゝ夢をつぐ 人情酒場 酒場(みせ)の女将(おかみ)と 呑む酒が 俺のこころを 温(あたた)める 恋に破れた 男がひとり 酔いしれたいよ 悩みなんかは 忘れてしまえ だけど だけど 好きなのさ 酒をつぐ あゝ夢をつぐ 人情酒場 肩につめたい 隙間風 呑んで明した 路地の裏 流したいのさ 昔の傷を 思い出川に お前ひとりの しあわせだけを 祈る 祈る 盃に 酒をつぐ あゝ夢をつぐ 人情酒場 |
天命裏も表も ある世の中を さけて通れぬ 男の辛さ 天がお前に くれたじゃないか 一つしかない 尊い命 耐えて待つのさ… 勝負の時節(とき)を 遠く離れて ひとりになって 酒に逃げるな 弱虫野郎 天が与えた 試練の鞭(むち)を じっと堪(こら)えて 拳(こぶし)の中の 夢を信じろ… 男じゃないか 人の情けの 重さがしみる 泣いて笑った 幾年月よ 天がお前の 味方じゃないか 花も実もある 男の人生(みち)を 歩くその日が… 必ず来るさ | 冠二郎 | 三浦康照 | 山口ひろし | | 裏も表も ある世の中を さけて通れぬ 男の辛さ 天がお前に くれたじゃないか 一つしかない 尊い命 耐えて待つのさ… 勝負の時節(とき)を 遠く離れて ひとりになって 酒に逃げるな 弱虫野郎 天が与えた 試練の鞭(むち)を じっと堪(こら)えて 拳(こぶし)の中の 夢を信じろ… 男じゃないか 人の情けの 重さがしみる 泣いて笑った 幾年月よ 天がお前の 味方じゃないか 花も実もある 男の人生(みち)を 歩くその日が… 必ず来るさ |
さみだれさみだれに 紫陽花(あじさい)が 濡れてさみしい 石畳 ふたりでさした 相合傘の 落ちるしずくで 黒髪が 乱れた頬を この俺の 肩に埋めた お前はいない 古傷を お互いに 癒(い)やすふたりに なろうよと 一年前に 交した言葉 そんなお前が 好きだった さみだれだけが 思い出を 胸に炎やして 無情に降るよ 離れゆく ふたりなら なんで逢わせた あの女(ひと)に 運命に負けて 悔(く)やんでみても 俺につくした ひとときの お前の愛と 眞心は 消えやしないよ さみだれ慕情 | 冠二郎 | 三浦康照 | 山口ひろし | 丸山雅仁 | さみだれに 紫陽花(あじさい)が 濡れてさみしい 石畳 ふたりでさした 相合傘の 落ちるしずくで 黒髪が 乱れた頬を この俺の 肩に埋めた お前はいない 古傷を お互いに 癒(い)やすふたりに なろうよと 一年前に 交した言葉 そんなお前が 好きだった さみだれだけが 思い出を 胸に炎やして 無情に降るよ 離れゆく ふたりなら なんで逢わせた あの女(ひと)に 運命に負けて 悔(く)やんでみても 俺につくした ひとときの お前の愛と 眞心は 消えやしないよ さみだれ慕情 |
しぐれ坂炎える夕陽の こぼれ陽に 笹の小枝が 風に鳴く 肩を落して 遠ざかる あの女(ひと)を 追いかけて 強く抱きたい この俺の こころが痛む… しぐれ坂 うしろ髪ひく 宿灯り 想い振り切る この俺に 体あづけた あの女(ひと)の 情念の 縋る眼を さけてとび出す 夜の道 なみだの雨か… しぐれ坂 遠く聞える 梵鐘(ぼんしょう)は 添えぬさだめの 哀しさか 死ぬほど好きな ふたりでも あの女(ひと)は 人の妻 二度と逢えない この俺の みれんが泣くよ… しぐれ坂 | 冠二郎 | 三浦康照 | 和田香苗 | | 炎える夕陽の こぼれ陽に 笹の小枝が 風に鳴く 肩を落して 遠ざかる あの女(ひと)を 追いかけて 強く抱きたい この俺の こころが痛む… しぐれ坂 うしろ髪ひく 宿灯り 想い振り切る この俺に 体あづけた あの女(ひと)の 情念の 縋る眼を さけてとび出す 夜の道 なみだの雨か… しぐれ坂 遠く聞える 梵鐘(ぼんしょう)は 添えぬさだめの 哀しさか 死ぬほど好きな ふたりでも あの女(ひと)は 人の妻 二度と逢えない この俺の みれんが泣くよ… しぐれ坂 |
男の子守唄酒で心の 苦しさが 消せるものなら 悩みはしない 雨の夜更けの 裏町は はぐれ男の たまり場さ 胸にしみるよ 故郷の歌は 男の 男の…子守歌 遠くはなれて 思い出す 純情なあいつの 一途な情 知らぬ他国で ひとり寝の 夜が燃やすよ この肌を 惚れた女の あのぬくもりは 男の 男の…子守歌 誰を信じて 生きてゆく しょせんひとりさ 男の世界 暗い酒場の 片隅で 無理に呑みほす 忘れ酒 夜の巷に 流れる風は 男の 男の…子守歌 | 冠二郎 | 三浦康照 | 市川昭介 | | 酒で心の 苦しさが 消せるものなら 悩みはしない 雨の夜更けの 裏町は はぐれ男の たまり場さ 胸にしみるよ 故郷の歌は 男の 男の…子守歌 遠くはなれて 思い出す 純情なあいつの 一途な情 知らぬ他国で ひとり寝の 夜が燃やすよ この肌を 惚れた女の あのぬくもりは 男の 男の…子守歌 誰を信じて 生きてゆく しょせんひとりさ 男の世界 暗い酒場の 片隅で 無理に呑みほす 忘れ酒 夜の巷に 流れる風は 男の 男の…子守歌 |
酒ものがたり潮の匂いが しみついた 隙間風が 背中にしみる 古い港の 裏町酒場 客は俺しか いないけど にぼし肴に 手酌酒 旅する男にゃ 似合いの酒だよ 好きな女も いたけれど いつの間にか 別れたきりさ 小雪ちらつく 海辺の酒場 酔ったお酒の せいなのか そんなあいつが 気になるよ 淋しさ飲みほす ほろ苦(にが)酒だよ 酒よお前を 道づれに 根無し草の 男がひとり 北のはずれの 港の酒場 遠い霧笛を 聴きながら 人の情けに ほのぼのと 心が温(ぬく)まる 熱燗酒だよ | 冠二郎 | 三浦康照 | 小野彩 | 丸山雅仁 | 潮の匂いが しみついた 隙間風が 背中にしみる 古い港の 裏町酒場 客は俺しか いないけど にぼし肴に 手酌酒 旅する男にゃ 似合いの酒だよ 好きな女も いたけれど いつの間にか 別れたきりさ 小雪ちらつく 海辺の酒場 酔ったお酒の せいなのか そんなあいつが 気になるよ 淋しさ飲みほす ほろ苦(にが)酒だよ 酒よお前を 道づれに 根無し草の 男がひとり 北のはずれの 港の酒場 遠い霧笛を 聴きながら 人の情けに ほのぼのと 心が温(ぬく)まる 熱燗酒だよ |
酒に酔いたい別れが辛い 酒もある 忘れるための 酒もある 古い男で いんだよ俺は お前のために 身を引いて さすらう旅の 淋しさを まぎらす酒に酒に 酔いたいよ 思い出流す 酒もある 恋しさつのる 酒もある 未練ごころを ひきずりながら 海辺の町の 居酒屋で 男がひとり しみじみと 今夜も酒に酒に 酔いたいよ 運命を恨む 酒もある 涙であおる 酒もある 逢ったときから ふたりはいつか 別れるための 恋なのさ 面影捨てて 思いきり 旅路の酒に酒に 酔いたいよ | 冠二郎 | 三浦康照 | 遠藤実 | 前田俊明 | 別れが辛い 酒もある 忘れるための 酒もある 古い男で いんだよ俺は お前のために 身を引いて さすらう旅の 淋しさを まぎらす酒に酒に 酔いたいよ 思い出流す 酒もある 恋しさつのる 酒もある 未練ごころを ひきずりながら 海辺の町の 居酒屋で 男がひとり しみじみと 今夜も酒に酒に 酔いたいよ 運命を恨む 酒もある 涙であおる 酒もある 逢ったときから ふたりはいつか 別れるための 恋なのさ 面影捨てて 思いきり 旅路の酒に酒に 酔いたいよ |
まごころひとり手酌で 呑む酒よりも 可愛いお前と 道づれに 交わすふたりの お酒の美味(うま)さ 夜風が身にしむ 屋台でも 肩を抱き寄せ 見つめ合う まごころだけが まごころだけが あればいゝ 流れ浮雲 岸辺の花に そっと眼(め)をやる いじらしさ 俺のこの手を 離すじゃないよ 苦労のひとつも かけるけど 明日を夢見た ふたりなら なみだを拭いて なみだを拭いて ついて来い 辛い運命(さだめ)も 笑顔で耐える そんなお前の 温(あたた)かさ 生きてゆこうよ ふたりで今日も 幸せ探して どこまでも 愛の絆で 結ばれた まごころだけが まごころだけが あればいゝ | 冠二郎 | 三浦康照 | 叶弦大 | | ひとり手酌で 呑む酒よりも 可愛いお前と 道づれに 交わすふたりの お酒の美味(うま)さ 夜風が身にしむ 屋台でも 肩を抱き寄せ 見つめ合う まごころだけが まごころだけが あればいゝ 流れ浮雲 岸辺の花に そっと眼(め)をやる いじらしさ 俺のこの手を 離すじゃないよ 苦労のひとつも かけるけど 明日を夢見た ふたりなら なみだを拭いて なみだを拭いて ついて来い 辛い運命(さだめ)も 笑顔で耐える そんなお前の 温(あたた)かさ 生きてゆこうよ ふたりで今日も 幸せ探して どこまでも 愛の絆で 結ばれた まごころだけが まごころだけが あればいゝ |
演歌人生枯れた 情の 恋歌聞けば 裏街こぼれ灯 淋しいね 演歌人生つらいと言って 坂道転げて泣いてもいいが 俺のこの手をはなすなお前 俺とお前の 心の中に 秋風冷たく しみて来る 演歌人生 夢だと言わず 指折り数えて待ってたならば きっと花咲く季節が来るさ 俺の命が 終ったあとで わかってくれたらそれでいい 演歌人生みせかけだけの 幸せ残して死んだとしても 誰れも本気で泣いてはくれぬ | 冠二郎 | 鳥井実 | 花笠薫 | | 枯れた 情の 恋歌聞けば 裏街こぼれ灯 淋しいね 演歌人生つらいと言って 坂道転げて泣いてもいいが 俺のこの手をはなすなお前 俺とお前の 心の中に 秋風冷たく しみて来る 演歌人生 夢だと言わず 指折り数えて待ってたならば きっと花咲く季節が来るさ 俺の命が 終ったあとで わかってくれたらそれでいい 演歌人生みせかけだけの 幸せ残して死んだとしても 誰れも本気で泣いてはくれぬ |
こころ花かけた苦労の償いを きっとするよと 誓ったら 涙ひとつも 見せない奴が 指で押えた 眼がしらに にじむ涙が いじらしい お前は俺の… こころの花だよ たとえ明日が 辛くとも 通う想いが ある限り いつもふたりは 一緒じゃないか 胸にともした 幸せの 夢の灯りを探すのさ お前は俺の… こころの花だよ どこで死のうと この俺にゃ そばに可愛いゝ 奴がいる 敗けちゃいけない 巷の風に 愛がふたりの 命なら 強く生きよう これからも お前は俺の… こころの花だよ | 冠二郎 | 三浦康照 | 叶弦大 | 丸山雅仁 | かけた苦労の償いを きっとするよと 誓ったら 涙ひとつも 見せない奴が 指で押えた 眼がしらに にじむ涙が いじらしい お前は俺の… こころの花だよ たとえ明日が 辛くとも 通う想いが ある限り いつもふたりは 一緒じゃないか 胸にともした 幸せの 夢の灯りを探すのさ お前は俺の… こころの花だよ どこで死のうと この俺にゃ そばに可愛いゝ 奴がいる 敗けちゃいけない 巷の風に 愛がふたりの 命なら 強く生きよう これからも お前は俺の… こころの花だよ |
ふたりの止まり木この世で心を 許すのは たったひとりの お前じゃないか たとえ小さな この塒でも ふたりの愛の 止まり木なのさ 体よせ合い 辛い日も うしろを向かずに 歩いてゆこうよ 時には喧嘩も したけれど みんな男の わがままからさ 何も云わずに ただうつむいて お前のかくす 涙を見れば 俺の翼で 抱きしめて 守ってやりたい ふたりの止まり木 冷たい世間の 風さえも 耐えてゆけるさ お前がいれば 春の陽ざしを 待つこの枝は ふたりの愛の 止まり木なのさ 希望叶える 花も咲く 明日を信じて 暮らしてゆこうよ | 冠二郎 | 三浦康照 | 叶弦大 | 南郷達也 | この世で心を 許すのは たったひとりの お前じゃないか たとえ小さな この塒でも ふたりの愛の 止まり木なのさ 体よせ合い 辛い日も うしろを向かずに 歩いてゆこうよ 時には喧嘩も したけれど みんな男の わがままからさ 何も云わずに ただうつむいて お前のかくす 涙を見れば 俺の翼で 抱きしめて 守ってやりたい ふたりの止まり木 冷たい世間の 風さえも 耐えてゆけるさ お前がいれば 春の陽ざしを 待つこの枝は ふたりの愛の 止まり木なのさ 希望叶える 花も咲く 明日を信じて 暮らしてゆこうよ |
しのび酒口じゃ強がり 云いながら なんであいつを 思い出す 雨が淋しい 裏町の 酒場の隅で しみじみと 呑んで酔いたい…… ああ しのび酒 そばにあいつが いるだけで 夢があったよ あの頃は 狭いふたりの 部屋だけど こころの花が 咲いていた 想いめぐらす…… ああ しのび酒 俺が芯から 惚れたのは あいつだけだよ この今も 薄い縁(えにし)の 幸せと 諦めながら 恋しさが つのる夜更けの…… ああ しのび酒 | 冠二郎 | 三浦康照 | 叶弦大 | | 口じゃ強がり 云いながら なんであいつを 思い出す 雨が淋しい 裏町の 酒場の隅で しみじみと 呑んで酔いたい…… ああ しのび酒 そばにあいつが いるだけで 夢があったよ あの頃は 狭いふたりの 部屋だけど こころの花が 咲いていた 想いめぐらす…… ああ しのび酒 俺が芯から 惚れたのは あいつだけだよ この今も 薄い縁(えにし)の 幸せと 諦めながら 恋しさが つのる夜更けの…… ああ しのび酒 |
みれん酒あんな女と うらんでも あんな女が 忘られぬ 夜風がつめたい 路地裏を ひとり歩けば 思い出の 恋の灯りが 眼に痛い 酔って未練が 消えるなら 酒にすがって なぜ悪い 男と女の 仲なんて どうせ他人にゃ わかるまい さびれ酒場の ひとり酒 あんな女と 云うけれど いのち燃やした ときもある 二人で暮らした 毎日が 昨日のように 眼に浮ぶ 辛さわかるか 夜の雨 | 冠二郎 | 三浦康照 | 市川昭介 | | あんな女と うらんでも あんな女が 忘られぬ 夜風がつめたい 路地裏を ひとり歩けば 思い出の 恋の灯りが 眼に痛い 酔って未練が 消えるなら 酒にすがって なぜ悪い 男と女の 仲なんて どうせ他人にゃ わかるまい さびれ酒場の ひとり酒 あんな女と 云うけれど いのち燃やした ときもある 二人で暮らした 毎日が 昨日のように 眼に浮ぶ 辛さわかるか 夜の雨 |
湯の町慕情うしろ姿の 淋しげな 肩のあたりが お前に似てる 山のいで湯で ゆきずりに 逢って別れた 女の影が 俺の心に しみついて 離れないんだ 湯の町慕情 酒におぼれた 体でも 愛は売らない あなたのものよ 俺にすがって ただ一度 泣いて甘えた 可愛いお前 むせぶ湯の香に しみじみと 思い出すんだ 湯の町慕情 風の便りに また聞いて ひとり訪ねた いで湯の町よ 逢えばお前を 責めるだろう 俺は逢わずに 綺麗な夢を じっと心に 抱きしめて 生きてゆくんだ 湯の町慕情 | 冠二郎 | 三浦康照 | 市川昭介 | | うしろ姿の 淋しげな 肩のあたりが お前に似てる 山のいで湯で ゆきずりに 逢って別れた 女の影が 俺の心に しみついて 離れないんだ 湯の町慕情 酒におぼれた 体でも 愛は売らない あなたのものよ 俺にすがって ただ一度 泣いて甘えた 可愛いお前 むせぶ湯の香に しみじみと 思い出すんだ 湯の町慕情 風の便りに また聞いて ひとり訪ねた いで湯の町よ 逢えばお前を 責めるだろう 俺は逢わずに 綺麗な夢を じっと心に 抱きしめて 生きてゆくんだ 湯の町慕情 |
炎 やると決めたら 男じゃないか 人が笑っても ただひとすじに 生きるぞ人生を 燃えろ 燃えろ 燃えろ 燃えろ 燃えろ 燃えろ 炎のように アイ・アイ・アイ・ライク 演歌 アイ・アイ・アイ・ライク 演歌 賭けた男の 道ならば 悔いはない 不動明王 炎を背負い にらむあの眼(まなこ) 弱気な俺を 励まし 叱るのさ 燃えろ 燃えろ 燃えろ 燃えろ 燃えろ 燃えろ 炎のように アイ・アイ・アイ・ライク 演歌 アイ・アイ・アイ・ライク 演歌 耐える心が ある限り 花も咲く 強いばかりが 男じゃないよ 可愛あいつには やさしさあげて 芯から 尽しなよ 燃えろ 燃えろ 燃えろ 燃えろ 燃えろ 燃えろ 炎のように アイ・アイ・アイ・ライク 演歌 アイ・アイ・アイ・ライク 演歌 惚れた女と 道づれに どこまでも | 冠二郎 | 三浦康照 | 和田香苗 | | やると決めたら 男じゃないか 人が笑っても ただひとすじに 生きるぞ人生を 燃えろ 燃えろ 燃えろ 燃えろ 燃えろ 燃えろ 炎のように アイ・アイ・アイ・ライク 演歌 アイ・アイ・アイ・ライク 演歌 賭けた男の 道ならば 悔いはない 不動明王 炎を背負い にらむあの眼(まなこ) 弱気な俺を 励まし 叱るのさ 燃えろ 燃えろ 燃えろ 燃えろ 燃えろ 燃えろ 炎のように アイ・アイ・アイ・ライク 演歌 アイ・アイ・アイ・ライク 演歌 耐える心が ある限り 花も咲く 強いばかりが 男じゃないよ 可愛あいつには やさしさあげて 芯から 尽しなよ 燃えろ 燃えろ 燃えろ 燃えろ 燃えろ 燃えろ 炎のように アイ・アイ・アイ・ライク 演歌 アイ・アイ・アイ・ライク 演歌 惚れた女と 道づれに どこまでも |
酒場 どこにもあるような 酒場の片隅で ひとりで呑む酒に あいつが眼に浮かぶ 薄いしあわせを 酔ってまぎらわす 女の背中の さみしさが 泣いて 泣いてた… 忘れない さだめに流されて さすらう港町 酒場の止まり木で あいつを見つけたよ 抱いた夢ならば 捨てちゃいけないと はげまし合ったね ふたりして 好きだ 好きだよ… 思い出す 俺でもよかったら 一緒に暮そうと あのとき言えたなら こころが痛まない 人に話せない 古い傷あとを 想い出酒場に 捨てるのさ あいつ あいつは… どこにいる | 冠二郎 | 三浦康照 | 叶弦大 | | どこにもあるような 酒場の片隅で ひとりで呑む酒に あいつが眼に浮かぶ 薄いしあわせを 酔ってまぎらわす 女の背中の さみしさが 泣いて 泣いてた… 忘れない さだめに流されて さすらう港町 酒場の止まり木で あいつを見つけたよ 抱いた夢ならば 捨てちゃいけないと はげまし合ったね ふたりして 好きだ 好きだよ… 思い出す 俺でもよかったら 一緒に暮そうと あのとき言えたなら こころが痛まない 人に話せない 古い傷あとを 想い出酒場に 捨てるのさ あいつ あいつは… どこにいる |
旅の終りに 流れ流れて さすらう旅は きょうは函館 あしたは釧路 希望も恋も 忘れた俺の 肩につめたい 夜の雨 春にそむいて 世間にすねて ひとり行くのも 男のこころ 誰にわかって ほしくはないが なぜかさみしい 秋もある 旅の終りに みつけた夢は 北の港の ちいさな酒場 暗い灯影に 肩寄せあって 歌う故郷の 子守唄 | 冠二郎 | 立原岬 | 菊池俊輔 | | 流れ流れて さすらう旅は きょうは函館 あしたは釧路 希望も恋も 忘れた俺の 肩につめたい 夜の雨 春にそむいて 世間にすねて ひとり行くのも 男のこころ 誰にわかって ほしくはないが なぜかさみしい 秋もある 旅の終りに みつけた夢は 北の港の ちいさな酒場 暗い灯影に 肩寄せあって 歌う故郷の 子守唄 |