伊勢正三作詞の歌詞一覧リスト  260曲中 1-200曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
海岸通アグネス・チャンアグネス・チャン伊勢正三伊勢正三あなたが船を選んだのは 私への思いやりだったのでしょうか 別れのテープは切れるものだと何故 気ずかなかったのでしょうか 港に沈む夕陽がとてもきれいですね あなたを乗せた船が小さくなってゆく  夜明けの海が悲しいことを あなたから教えられた海岸通 あなたの言うとおり妹のままで いた方が良かったかもしれない あなたがいつかこの街離れてしまうことを やさしい腕の中で聞きたくはなかった  まるで昨日と同じ海に波を残して あなたをのせた船が小さくなってゆく
22才の別れ (未発表ヴァージョン)アグネス・チャンアグネス・チャン伊勢正三伊勢正三あなたに さようならって 言えるのは 今日だけ 明日になって またあなたの 暖かい手に 触れたら きっと 言えなくなってしまう そんな気がして 私には 鏡に映った あなたの姿を見つけられずに 私の目の前にあった 幸せに すがりついてしまった  私の誕生日に 22本のローソクをたて ひとつひとつが みんな君の 人生だねって言って 17本目からは いっしょに火をつけたのが 昨日のことのように 今はただ 5年の月日が 永すぎた春と いえるだけです あなたの知らないところへ 嫁いで行く 私にとって  ひとつだけ こんな私の わがまま 聞いてくれるなら あなたは あなたのままで 変わらずにいてください そのままで.........
なごり雪中孝介中孝介伊勢正三伊勢正三汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた季節のあとで 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった  動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気付かないまま 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった 去年よりずっと きれいになった 去年よりずっと きれいになった
なごり雪新垣勉新垣勉伊勢正三伊勢正三宮下博次汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君の口びるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった
悲しみは雪に眠るalanalan伊勢正三長岡成貢長岡成貢瞳を閉じた今も 暗闇ではないでしょ? 私の温もり 今夜はずっとそばに  どこまで愛せばいい それさえ見えないまま あなたの夢つなぐ その懸け橋になって  ああ 美しくあるために 人は悲しいほど愛に生きて そっと涙流すもの  去り行くその背中に さよならは言わないで いつまでも待ってる 二度とは帰らぬ人  確かに聴こえるのは 時代の産声(うぶごえ)でしょ? 未来を閉ざせば 扉を叩く音  ああ 季節外れの雪が 悲しみ美しく すべて白く淡く塗りかえるのなら  血潮に染まる薔薇は 時代に咲く初花(はつはな) 今こそ思うまま 深雪(みゆき)に眠ればいい  明日に捧げるのは 穢(けが)れのない命を 信じるその日まで また生まれ変わるまで  瞳を閉じた今も 暗闇ではないでしょ? 私の温もり 今夜はせめてそばに  訪れを待つわ 一夜(ひとよ)の胸の中で
東京タワーを消せるなら池田聡池田聡伊勢正三池田聡さよならに 二通りあって いつもなら 地下鉄の階段 下りてゆくあなたを 見届けはしない すぐクラクション 浴びる通りに止めて  きしむような 胸のワイパー 夕暮れは 瞬くテールランプが にじむ街で  やるせなさの 捨て場所ばかり捜してる あなたの嫌いな 煙草つけて  まるで重なり合い よじれた吸殻 残り火煙りくゆらすけど  冷たい雨 みぞれに変わる数分で 半分消えてしまった東京タワー  いつかきっと 出会いと別れの景色も 流れる時の中へと霞む
夏の翳り池田聡池田聡伊勢正三池田聡教えてくれた この近道を 通り抜けて 駅に  嘘をついたよ あいつに 今日も 君のことは 話せなくて  なぜ? どうしてなの? 友達の恋人なの? 君を見たときから 忘れられなくて  夏の翳りが 気まずい BOX 君の声が 聴きたい  回るテープに 問いかけるのは 答えのない 愛のゆくえ  なぜ? どうしてなの? 罪の重さよりも なお 君を愛してると 分かっているのに  なぜ? どうしてなの? ガラス越しの夕闇で なぜ? あの日僕に 涙 預けたの  なぜ? どうしてなの? 罪の重さよりも なお 君を愛してると 分かっているのに
なごり雪石川ひとみ石川ひとみ伊勢正三伊勢正三汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君の口びるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 去年よりずっときれいになった 去年よりずっときれいになった
雨に眠るIS(伊勢正三・池田聡)IS(伊勢正三・池田聡)伊勢正三伊勢正三・池田聡有賀啓雄・佐藤佳幸君の髪が濡れたままで 冷たいほど愛しさは募る  逢いたくて逢いたくて今日まで ずっとこの日を待ち続けた 愛することの他には何も 出来なくしてくれてもいい  雨の街に似合うように 君は衿を立てるだけでいい  どこまでもどこまでも歩いて 歩き疲れて眠る前に 今でも誰よりも君が好き その一言だけ言わせて  “他の誰かを好きになっていいの” 君はもどかしさで僕を見つめる  その背中 その髪 細い肩 振り向けば動く唇 愛することの他には何も 出来なくしてくれてもいい  どこまでもどこまでも歩いて 歩き疲れて眠る前に 今でも誰よりも君が好き その一言だけ言わせて
あいつ伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三雪の中一人の男が 山に帰っていった ただそれだけの話じゃないか あわただしい季節の中で 花束投げた あの娘の言葉が こだまして帰ってくるけど 雪どけ水の音に消されて また静けさがおとずれる  だからもう忘れちまえよ あんなやつのことは こんなかわいい人を残して 一人でゆくなんて あいつがたとえ 想い出ひとつ 何も残さなかったのは あいつにすれば せいいっぱいの 愛だったんだね  春が来たら 去年と同じように また山でむかえよう それまでにきっとあいつの 得意だった 歌をおぼえているから …………………………
A Girl of 14teen Summers伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三夏の向こうに 消えて行く恋を ノートにはさんだ 君の涙の夕立も晴れて 笑顔が素敵  悲しい時は 話してごらん 君は今ときめきに 戸惑いを見せて 立ち止まる季節  いつか友達を 守れないことや 譲れないことで 君がその胸を 痛めてしまうのは やさし過ぎるから  思い通りに 行かない時もある 君は今揺れ動く 少女のままに 立ち止まる季節  悲しい時は 話してごらん 君は今そしてずっと そのままでいい 笑顔が素敵な  少女のままで
秋の葉の栞伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三ほんのりと この胸の中に 点るような夏の蛍は もう何処かへ飛んで行ったの? 好きな気持ちがそばにあると 少し窮屈になるのが恋だなんて‥ 知らなかったよ ねえ どうして… 逢えなくなってから 僕らは初めて それが恋と気付いたのかな 季節の色が変わるキモチになって ただ哀しいだけだったのに 鮮やか過ぎる葉鶏頭 夏の終わりを告げる  君のまるで子猫のような そんな爪の傷の痕も 今はなお 愛しいくらい かけ違いの胸のボタンを 独りでは直せない時 お互いが鏡だったよ ねえ そうだろう… 風に落ちる秋の葉をしおりに 心の痛むページ そっと閉じれば 初めて逢った頃の Love Story いつかまた風にめくれて 忘れた言葉見つかる時が きっと来るから  ねえ どうして… あんなに強く抱きしめた時に どこかが壊れそうなキモチだったの なぜか都会のざわめきは聴こえない 僕はまだ独りじゃない 君の笑い声 あふれたままの空を見上げた
新しい静けさ伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三重実徹何も聞こえなくてもただ 何も答えなくてもただ あなたの息吹をこの胸に   やがてせせらぎの音が 降り注ぐ光の波が 絶え間なく限りなく この星に満ちる時まで  ただ惜し気もなくなぜ 愛する人のためになぜ あなたは命さえ預けるの  いつか悲しみの鍵が 喜びの扉を開き さりげなくつつがなく すべて報われる日が来る  やるせない雨の後に 微笑む虹のように あなたは日々の中の 心に輝く  時には時間の裏側で 時には愛の真ん中で WO-  何気なく流れる時が 幾つもの時代を壊し 新しい静けさ解き明かす  有り余る幸せよりも たどり着かない幸せを 慎ましく途切れなく あなたのそばで感じたい  何にもない空から こぼれる雪のように 何気ない日々の中の どこかで生まれる  時には時間の裏側で 時には愛の真ん中で WO- 心に光がある限り やさしい涙がある限り WOー
あの頃の僕は伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三あの頃の僕は若すぎて 君の気まぐれを許せなかった そんな君のやさしさは おとなびていました 机の上に編みかけの セーター残していったまま 朝から続く雨の日に 泣きながら飛び出していった  君はもう この古いアルバムの中の 想い出の女として 小さな灰皿の中で燃えてゆくのです 君の長い髪はとても 素敵だったと言いたかった  別れの言葉が夢の中で こんなにきれいに響いてます 心のほんの片隅で  つぶやいた言葉 たとえば誰かの小説の ひとつの甘いフレーズとして 僕の心の本棚に しまっておけるものなら  君はもう 二人でいつも買ってた 合挽(あいびき)のコーヒーの あのほろ苦い味も忘れたことでしょう 今は一人部屋の中で コーヒー沸かしているんです  君はもう この古いアルバムの中の 想い出の女として 小さな灰皿の中で燃えてゆくのです 君の長い髪はとても 素敵だったと言いたかった
雨のウインク伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三冷たい雨の中でも しあわせに肩を濡らして 歩こう銀色の道 訳など‥それは内緒で  思いつめた瞳が 今夜も愛しいから ほんのひと時だけの 時が流れても いつまでもいつまでもずっと  都会は恋のあぜ道 雨音ウインクしてる 見上げるビルの谷間も 心は区切りない空  どうせ二人のために‥ 傘に隠れるように イチョウ並木を秋に 色づける雨よ このままでこのままで ずっと  スキだから気付かぬ その胸の痛みを どこか遠いところへ 二人で埋めに行こうよ  月の砂漠みたいに 誰にも見つからない とこしえの見果てぬ夢‥いつまでもいつまでもずっと
雨の日の憧憬伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三雨の日のアスファルト道を 濡れて秋の雨 数えられない季節が また過ぎてゆく 思い出 夏の日 陽やけのあとの匂い  海は いつの時にも 暖かく迎えてくれるのは なぜ それは………  銀色のデジタル時計が 刻む 時の夢 刻まれたのは ぼくの方さ いつのまにか 思い出 冬の日 澄みわたる夜空見て  夢の銀河 も一度 この空をうずめ尽くしてしまえば 人は………
雨の物語伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三化粧する君の その背中がとても 小さく見えて しかたないから ぼくはまだ君を 愛しているんだろう そんなこと ふと思いながら 窓の外は雨 雨が降ってる 物語の終わりに こんな雨の日似合いすぎてる  誰もが物語 その1ページには 胸はずませて 入ってゆく ぼくの部屋のドアに 書かれていたはずさ “とても悲しい物語”と 窓の外は雨 あの日と同じ 肩を濡らした君が ドアの向こうに立っていたのは  窓の外は雨 雨が降ってる いく筋もの雨が 君の心の くもりガラスに
有り得ない偶然伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三・佐藤準そんなことがあって 僕のハンカチが 返ってきた その日からこの部屋には  時には綺麗な 花も飾られて 僕は運命を信じた  Ah- 何百台もの車が 通り過ぎて行く街角  僕の車があの日 駆け抜けた水たまり 初めての出会い雨上がりだった  まるでめがけたように 君のシャツを濡らして 君の心へ届いた  幸せになるって たやすいことだと 僕も君も 思い込んだその日から  時はあまりにも 二人を急がせて やがて運命を追い越す  Ah- 何億光年彼方の 星のような出会いなのに  数えられないはずの 時を数えた日から 僕と君だけの時計は壊れて  もう君がいなくても もう僕がいなくても 時が流れそうになる  Ah- たった一粒の宝石 君の胸に輝くまで  数えきれないほどの 星の中からきっと 僕は君だけの光を見つけた  もう泣かないでずっと 君はいつでも僕の たった一つの惑星
イノセント・ノベル伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三森一美きっと恋は‥子供の頃 覚えたばかりの言葉のようなもの それはまるで 誰にも書けない 不思議な小説みたいに 穢れなく 綴られた 間違いだらけの文字 行方のないストーリー だから めくりめくページめくる指を そっと湿らせてしまう  いつかきっと‥めぐり逢える 記憶の小路(こみち)の景色のようなもの それはまるで 誰にも見せない 甘い白日夢みたいに 雨上がり 月かがり 私は宵待ち草 誰そ彼に腕枕 そんな しおれないままの夢の花を そっと“露らせて”しまう  雨上がり 月かがり 私は宵待ち草 誰そ彼に腕枕 今は しおれないままの夢の花で ずっと待ち続けたい
WRONG TIME伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三梶原順空が泣きそうで 今にも雨が… 時はハイウェイ 遠いハイウェイ 駆け抜けてきた  割と生意気で きゃしゃな女の 面影を 追いかけて 君を見つめた  あの日もルージュを 強く引いて さよならの 顔をしていたね  どうして も一度二人は 出会ってしまったの 最後に流れたバラードのせいじゃない  今はしあわせだと せつなく微笑む  やけに窮屈で 苦手なparty 時をプレイバック 目くばせで 抜け出したテラス  高すぎたハイヒール ふらふらしてる 何気なく この腕に 君を支えた…  知らない同士に 戻れるなら どんなに 素敵な夜だろう  どうして あの頃二人は 出会ってしまったの 肩まで濡らした降る雨のせいじゃない  ほほに光るしずく せつなく微笑む  どうして も一度二人は 出会ってしまったの 肩まで濡らした降る雨のせいじゃない  ほほに光るしずく せつなく微笑む
海風伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三海風 吹いてた あの頃いつの時も 潮の満干に すべてを感じて 幼な心に吹いてた 淋しい時 とても淋しい時 今もぼくのなぐさめに 吹くのは 海風  海風 吹いてた 今はここにいるけど 時の流れが ぼくを変えても 今も故郷に吹く あの日の夢 とてもきれいな夢 今のぼくに何かを 残してくれた 海風
海は遠いのかい伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三渋滞12キロの表示なんて 都会じゃそう珍しくないだろう  「疲れた」っていう言葉せつなくて 長い恋も赤いテールランプ灯した  このサンデードライバーの波にもがき あの頃の二人若かった  風に聞いてよ 海は遠いのかい? いつの間にかそれは遠い遠い果てなの  半袖じゃ寒いだろう 車に戻ろうか 同じ景色ほど 違って見えるのはなぜ  風に聞いてよ 海は遠いのかい? いつの間にか今は遠い遠い果てなの  言い出せなくて 時だけが過ぎて 寝顔になった 君をずっとずっと見ていた
海辺のジャパニーズ・レストラン伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三月影と漣の メニュー運んで 打ち寄せては 想い出が返す 海辺のレストラン  常夏の甘い風に 羽ばたくことも忘れ 浮かぶカモメになれるのなら  流れる時のままに 移り変わる季節も 知らなかったのに  綺麗だった貝殻も いつしか砕けて 夢のかけら 拾い集めそっと 海へ帰そう  あの日恋の渚に 長い手紙を書いた 砂の文字をまた波が洗う  流れる時のままに 移り変わる季節は 誰のせいでもない  流れる時のままに 移り変わる心は 誰のせいでもない
永遠のチャンネル伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三・TOMOKO瀬尾一三「今夜家に来ないか」 初めて君を誘った あの日のように  空は鉛色して 風はざわめき 今年も近づく台風12号  すでに打ち寄せる高波 この胸の画面に あの日は 君と見たニュース  窓に近づく雨を 君は気にして 「帰れなくなるよ」と 僕にからかわれた  ただ言葉途切れた 沈黙が苦しいだけの 恋とは呼べないそのひとときを 今瞳を閉じて 永遠の時と感じた あの頃にはもう 戻れないこと知りながら  すでに僕の気持ちは 君の心の海岸に 上陸してた  外はどしゃぶりのカーテン 心惑わすけど… 「送って行くよ」と 僕に言わせたのは  ただ言葉途切れた 沈黙が苦しいくらい 陰りない時を感じてたから TVの音だけを 消したその明りの中で 君の唇に届く間の「永遠」を  なぜそのときめきを 大切に出来なかったの あれから幾つも時は流れて TVの音だけを 消したその明りの中で 君の唇に届く間の「永遠」を
想い出がつきない夜伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三ひとつだけ ちぎれた雲に もしも心が あるとするなら どこに魅かれて この街へと 流れ来たのか そして何処へと 行くのか  想い出がつきぬ この街の空の下 悲しいことばかりあったね いつも街を見てたね  心には いつか消えてゆく 長い影法師をひいて こんなにぎやかな街並に まぎれていると 過ぎたあとで知る 季節よ  幸せに わざと背を向ける そんな 淋しい男達の住む街 見慣れた空の街角  想い出も あとで過ぎてしまえば なぜか 悲しいことばかりじゃない そして街を出てゆく
俺たちの詩伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三夢を見た 鳥達と いつも高く 飛びたかった その鳥は 飛べなくて そんな時‥笑ってた 若過ぎた あの頃は いつもそこで 傷つき きれい事 並べても 世の中も 汚れてた  あやまちを 許すのは 過ぎて来た 時だけ 今はまだ ここにいて そこまでは 到らず 世の中が まともなら 俺達は いらない 俺達が まともなら 世の中が ゆがんでる  いつかは よみがえる 何もかも 過ぎゆく わずかな 灯火も それがすべて 哀しみだとしても  夢を見た あの頃の 俺達が 笑ってた 「自由」とは‥考えず 不自由を 嫌ってた どんな時 突っ張れて どんな時 おもねた どんな時 許し合い どんな時 とがめた  原宿の 街並みや 世の中の 法律が いつの間にか 変わるのは 誰かしらの 思い付きなら それだけは 見極めて 自分らしく 振り返る 青春とは‥失うための 合鍵と 知りながら  青春の 難破船が 抗えぬ 波を知り 流れ着く 灯台の 灯りだと 知った時 誰と誰が 諦めて 誰がまだ 漂う またいつか その日から 男なら 漕ぎ出す  哀しみ 育てるんだ くやしさに 苛まれ 頼らず‥こらえるんだ それが人の 哀れみだとしても ただ‥君 らしくあれ どんな星に生まれたとしても ‥どんな日が 訪れるとしても
ALL I NEED'S YOUR LOVE伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三All I need's your love 通り過ぎる雨に 土曜日はユウウツなままで  All I need's your love 夜のとばりも下りて What can I do ガラスにため息  wo―そっと指でなぞった wo―君のイニシャルから 雨に煙った街の灯り……  All I need's your love 君が見えない  All I need's your love 重すぎるダイヤル What can I say 静けさは冷たく  wo―君のほほえみだけ wo―他に何もいらない ただそばにいていつの時も  All I need's your love 祈りたいほど  wo―君がほほえむとき wo―闇が切り裂かれて ドアの向こうで虹の光り  All I need's your love 世界が変わる
海岸通伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三あなたが船を選んだのは 私への思いやりだったのでしょうか 別れのテープは切れるものだとなぜ 気づかなかったのでしょうか 港に沈む夕陽がとてもきれいですね あなたをのせた船が小さくなってゆく  夜明けの海が悲しいことを あなたから 教えられた海岸通 あなたの言うとうり 妹のままで いた方が 良かったかもしれない あなたがいつか この街離れてしまうことを やさしい腕の中で 聞きたくはなかった  まるで昨日と同じ海に波を残して あなたをのせた船が小さくなってゆく
風の日の少年伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三信号の「青」という色は 本当は「緑」なのに それはそれでいいんだと思えること 世の中にはままあるけど  肩書や身分身なりを まとう選ばれし者に すべてはキャリアだと言われたなら その視点の角度を変えてみないか  未熟な果実が 雨にうたれても 嵐の中でも 落ちないそのわけを  誰もが風の日の少年だった頃 未完成というしなやかさこそ 今 必要なんだ  有り余る夢の 花びら千切りながら いつかオトナになる日が訪れる 人生で一番危うい時  現在、過去、未来を まっすぐな一本道だと わざわざ決めつけなくてもいいから すべてが自分なのだから  失うものから 足りるものを知る 諦めた時から 満たされることを知る  何度も転んでは乗りこなす自転車 負けても楽しいジャンケンみたいに すべては共にある  時代の流れに 水鳥のように 流されもせず 逆らうこともなくただ浮かんだままで  誰もが風の日の少年だった頃 未完成というしなやかさこそ 今 必要なんだ  またいつかどこかで逢えたらいいな 風に髪をなびかせるままの あの少年に 初めて逢った頃のままの しなやかな君に
悲しくて伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三悲しくて答を捜した このむなしさ 今すぐに out of town  止まらないTAXI笑う 六本木の夜なんて 最悪!  Don't stop Don't stop 赤いかげり Don't stop Don't stop 通り抜け Don't stop Don't stop 愛のために時を撃つ  限りなき静けさの中へ 君の肩を抱いたまま 眠れば……  Don't stop Don't stop 冷たい雨 Don't stop Don't stop 街を洗う Don't stop Don't stop 愛のために時を撃つ  Don't stop Don't stop 君の声が Don't stop Don't stop 聞きたいから Don't stop Don't stop Don't stop Don't stop 愛のために時を撃つ  Don't stop Don't stop 悲しくて Don't stop Don't stop 君の声が Don't stop Don't stop 悲しくて闇を撃つ  Don't stop Don't stop 君の声が Don't stop Don't stop もうそこまで Don't stop Don't stop
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
悲しくなるほど伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三眠れなくて 電話しても うつろな答 今日誰かと一緒だった ほんとの気持ち聞きたくて  守りきれない 人魚みたいに 遠くへ行くの? 長過ぎるためらいは 散らばるだけのビリヤード  悲しいラジオの 弱気なシャウトじゃ いつまで経っても 誰にも壊せないパンクCITY 昨日までの街  明り消えた テニスコート 時が弾むばかり 言い出せなくていつの間にか 無口なソウルバラード  悲しいラジオの ダイヤル回して ガラスのハートに も一度あの日のラヴソング 浮気なAM  青いベール 燃えるように 夜は明けて行く  朝焼けのリバーサイド 走る君を待ちぶせた  二つの吐息が すべてを流して どこまで行っても 見上げる空には白いムーン 今日が始まる……
カモン・ラヴ(Save Old Me)伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三カモン・ラヴ & Save Old Me  君と別れたのは 冬も終わる頃 ふと出かけてみたくて あのスタジアム  あの日ハーフ・タイムに 流れてたメロディ ひとり口ずさむと 君は笑って  やるせないほど 好きだったのに 恋はきっと流れ星  夕暮れは ただそれだけで 胸をしめつけて よみがえってく 想い出そうさ  カモン・ラヴ & Save Old Me  夕映えスコアボードを 紅く染めていく 立ち上る人の中に 見かけた姿  風に揺れる前髪 少しも変わらず 懐しさにおもわず 叫んでしまう  湧きあがる声 空へ高く舞い上る ボール見えて  気付かずに 遠ざかる背中 流れる人波に さらわれていく 想い出そうさ  カモン・ラヴ & Save Old Me
北国列車伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三ぼくが君を追いかけてる 夢から目覚めたときは 汽車は夜を走りつづけ 朝の駅へついたところ  君を忘れるため長い旅に出て 旅の終わりにこの街を選んだ  去年の今頃汽車にのり 二人で旅した北国の あの雪の白さが何故か忘れられずに  ぼくの他にはあと少しの 人を降しただけで 汽車はすぐにまだ暗い 朝に消えて行った  おもいきり背伸びをした 薄暗い空に 君の星座がまだ光ってる  君の生まれたあの星が こんなきれいに輝いて 君と暮らした東京では 見たことなかったけれど  君を忘れるため長い旅に出て 旅の終わりにこの街を選んだ  去年の今頃汽車にのり 二人で旅した北国の あの雪の白さが何故か忘れられずに
キッチン伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三重実徹「何も出来ないわよ」 と ステンレスの湖に 君はレタスを浮かべた 僕はグラスを揃えた  冷蔵庫の明かり こぼれた時なぜか 暖かそうに見えた  何気ない言葉が 心の中でふと 広がる時のように  恋はどこにも 台所にもあった  書きなぐりの 手紙を 残したまま行くけど 傷ついた鳥のように 行く先もあてもなくて  あの頃に育てて そのままの小さな ポットの中のベンジャミン  分かり合うふりして 心のワンルームで 暮らして行く日々なら  恋はいつしか 窮屈になるから  ドアに鍵をかけて ポストに落としたら もう君は戻る頃  僕はまだ街角 この鍵の温もり 追いかけてくれるなら  恋をも一度 暖めてみるから  思い出の合鍵に 手のひらの温もりを…
君と歩いた青春伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三瀬尾一三君がどうしても帰ると言うのなら もう止めはしないけど 心残りさ少し幸せにできなかったこと  故郷へ帰ったらあいつらに 会うといいさよろしく伝えてくれ きっと又昔のようにみんなで 楽しくやれるさ  みんないいやつばかりさ ぼくとはちがうさ そしてあの頃と同じように みんなで釣りへでも行きなよ  ケンカ早いやつもいた 涙もろいやつもいた みんな君のことが好きだったんだよ  本当はあいつらと約束したんだ 抜けがけはしないとね バチ当たりさぼくは だけどほんとさ愛していたんだ  きれいな夕焼け雲を 憶えているかい 君と始めて出逢ったのは ぼくが一番最初だったね  君と歩いた青春が 幕を閉じた 君はなぜ 男に生まれてこなかったのか
キャンドルの向こうに伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三涙でにじむ インクのような 青い闇を連れて 夜を抱き寄せた New York  流れるままに 孤独なままに 恋はきっと Suspicion 数時間だけの宝石…  キャンドルの向こうに 「1979」 … 白いキャセロールに 潰れたトマトが冷めたまま… I'M JUST CALLIN' TO YOUR HEART 受話器だけが床に落ちて  悲しき Birthday 呼び戻せたら 今も響くハイヒール ワインセラーへの階段  眠りから目覚めた 「1979」 … 忍び逢い途切れて 狂おしいほどの 甘い香り閉じ込めてた…  キャンドルの向こうに 君が見える 黒いレースのドレス 震える肩をそっと抱くと 懐しい恋の 一場面に出会うような
けんかのあと伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三けんかの後の 冷めたスープに 沈む涙のスパイス ホロ苦さも忘れて 同じことくりかえす  男のエゴとプライドなんて まるで脱ぎ忘れた靴 孤独な時初めて 鏡に写してみる  時計の針は小刻みに まだ話しかけてくる 愛し合うことを望むなら なぜ、ひきとめなかった  もどかしいくらい エスカレーターの 人波にもまれながら 夕闇のホームまで 思い出が多すぎて  鳴り響くベルの中を 今、駆け登って行く 次々に流れる窓に ふとさよならがよぎる  時が渦巻く都会に 今、何を求めるの 振り向けばそこに君が 手を差し伸べてるのに
このままずっと伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三瀬尾一三今の君がなぜ 素敵に見えるのだろう 時が幾つか過ぎて なぜ? 恋がやさしい嘘でも  まだ僕の胸に 灯り揺れるキャンドル 燃え尽きることもなく あの日のままだよ  いつだって君は 流れて行く時間の その先へ漕ぎ出して すぐ答を捜してしまうの?  でも夕暮れには 安らぎと寂しさは 同じ素振りしてると 気付いたなら  飛び込んで この胸に も一度 昔君がいた 心地良いこの場所へ  ああ今でもきっと 君の涙より 僕がそこへ戻れるもの 他にはないから  その捜し物が 見つからない時には 君の一番近く なぜ? 捜すことをためらうの?  恐れているのは せつなさのショーケース? 手のひらに取り出して 解き放てばいい  その長い髪が 風にまかれたあとの 落ち着く分かれ際を 今 無理して見つけなくても  そのままの君で 僕のそばにいるのが 一番素敵なこと 気付いたなら  飛び込んで この胸に も一度 昔君が居た あの日と同じ場所へ  ああこのままずっと 君の細い肩 そっと滑る指先から 思い出し始めて  ああこのままずっと 君の白い胸 僕の胸に響く鼓動 重なる時まで  ああこのままずっと……
コートに花束を隠して伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三森一美コートに花を隠して 君の家まで曲がり角 ドキドキするなんて‥それくらいのキモチ  君のほっぺに ご飯粒 昼飯時を忘れてた なんてドジなオレ 初めての恋  Ah- まぶしさの中には Ah- 君がいたんだなんて 幼なじみの季節に 知らず咲いてた花を そっと君に送るよ  階段下から響くのは 君の親父の咳払い いえいえ違うんです‥今日だけは違う  Ah- 春風の中には Ah- 桜吹雪のような どこかちょっぴり哀しい 見送るような思い そっと君に送るよ  そっと‥片思いのまま ずっと‥育てた思い 明日はこの街 離れる君への 思い届け  コートに花を隠して 君の家まで曲がり角 ドキドキするなんて‥それくらいのキモチ  初めての恋
ささやかなこの人生伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三花びらが散ったあとの 桜がとても冷たくされるように 誰にも心の片隅に 見せたくはないものがあるよね だけど人を愛したら 誰でも心のとびらを閉め忘れては 傷つきそして傷つけて ひきかえすことの出来ない人生に 気がつく やさしかった恋人達よ ふり返るのはやめよう 時の流れを背中で感じて 夕焼けに涙すればいい  誰かを愛したその日には たとえばちっぽけな絵葉書にも 心が動き 愛をなくしたその日には 街角の唄にも ふと足を止めたりする 風よ季節の訪れを 告げたら淋しい人の心に吹け そしてめぐる季節よ その愛を拾って終わりのない 物語を作れ やさしかった恋人達よ ささやかなこの人生を 喜びとか悲しみとかの 言葉で決めて欲しくはない
さそり座の森伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三さそり座の森に 忍び込んだ 君を捉えて 壊れるくらい 離さない 君をこのまま 離さない
さよなら以外に伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三もしも 今君が どこかで誰かと しあわせでいるならもう 忘れなくちゃいけないよね  今も聴こえるんだ 君が肩に掛けた ストローバッグ揺れる度 鈴の音のチャームの音  思えば僕は 君に何かしてあげられたのかな もう泣かせなくてもいいこと‥たったひとつ さよならしたこと以外に  遊園地は雨 閉まる電車のドア 真冬の街の自販機 間違えた「冷たい」ボタン  しくじった時の 笑顔のスライドショー 恋とは‥すべての瞬間(とき)が 過ちなのかもしれない  今でも朝の まぶしい光とブラインドの影 まだ眠たそうな君の‥水着のあと それは夏の日の消印  今でも僕は 君に何かしてあげられるのかな まだ今でもいつまでも‥たったひとつ 思い続けること以外に
さよならの到着便伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三瀬尾一三遠く粉雪が 降りる駐車場 僕が指差すと 君は笑って モノレールを選んだ  君が東京へ 戻ったその訳 僕はおもわず 君の指を見て 気付いてしまったけど  さよならを一度 君に言わせた僕に 今君を慰める そんな資格はなかった 時はなぜ 過ぎてしまったの?  冬の桟橋は 灯り消えたクリスマスツリー 工場の煙 螺旋の倉庫 淀む運河を見て  ふっと懐かしい ため息が出るなら 忘れたはずの 言葉は今も 悲しい膳物  貨物船ばかり 浮かべた港だって 君となら いつまでもロマンティックな夜だった 時はなぜ 過ぎてしまったの  僕は今 君と同じスピードだして 離れずに走るから 止まって見えるモノレール 君はまだ 気付いてくれない
汐風伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三汐風の吹く街の たったひとつの駅 待ち合わせて ずっと前に ここで他の誰かと 歩く君を 見かけたその時から  夏の恋は このままで終るかもしれなくて ダイヤル回したよ 眠れない夜に  夕暮れが少しずつ 速くなっていくのが わかるくらい 最後の休みを 君と過ごしたくても 言い出す言葉を 見つけ出せないうちに  夏の恋は このままで終るかもしれなくて 知らぬ間に君はもう まぶしくなってる  夏の恋が このままで終るのがせつなくて 思わず抱き寄せた こわれそうなほど
シャワー・ルーム伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三そのシャワー・ルームに 落ちる滴が 響くだけの静けさ ひとりでいると  もう過ぎ去った むなしい想い出 せめて夕闇融ければ まぎれる心  そして 書きかけの小説 一コマをすすめて 安らぐとき  あんな奴と思っても 残り火が まだ揺れて ふいに逢えば やさしさと気まぐれに 粉々にされてしまう  問いつめてみたいけど 目をそらし たわむれの 言い訳ばかり 強がりなふりをして ひきとめも しないまま
Sea Side Story伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三海が見たくなると いつでも 出かけた週末に 電話をかけてきたんだってね 言い訳しながら 心ではさめてく 頭では まだ夢見てる 当然 許してくれるなんて ふと わがままに うぬぼれてた  どんなせつなさにも きっと 潮風を嗅ぐように 浮かんでくる景色がある とっておきの歌 いつもカセットに つめこんでは 歩いた防波堤 偶然 愛して別れてゆくのなら 時がきっと 許してくれるだろう
Junk Food伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三佐藤準硝子のステイタスに 誰も触れないで! すぐに落ちて 砕け散るから  街に溢れるjunk foods 惑わされないで! 甘い香り 豊かなる影  まるで まるで NEWSのように 人の噂 信じて  君が 君が 壊れる前に 何もかもを 壊してしまえ  疑惑のスキャンダルを 仕組んだのは誰? だから欲望満たすのは誰!  ネオンのFascination プルトニュウムなら 限りなく燃えろ アミューズの森  夢を叶え 夢を貪り 夢のかけら舞い散る  君が 君が 求めるだけで 何もかもが 幻なのに  早く 早く 始まる前に 海がここに来るまで  君が 君が 壊れる前に 何もかもを 壊してしまえ
JUN伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三雨の美術館 朝の星座 誰も知らない木星  古いシトロエン マチスの色 窓の向こうの紫陽花  JUN 君らしくて JUN 悲しいもの ずっとずっと 会えない日の JUN 美しいもの  雲の切れ間に 風のしぐさ 午後の謎めくピノ・ノワール  紺のワンピース JOBINの音 思いがけないラブシーン  JUN 君らしくて JUN あざなうもの こんな気持ちにさせる季節 JUN もどかしいほど  JUN 君らしくて JUN 絶えないもの いつの日にか思い出より JUN 美しいもの
水槽の街伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三佐藤準白いmen'sのシャツにせつなく包まれ 崩れそうに壊れそうに 眠りに就くひとときも  古いアイボリーのように 思い出のように いつになれば ずっと前の出来事だと想えるの  風が吹き荒れた夕暮れの街は水槽のようにどこまでも見えて あの頃暮らした街並まで…  時はジャスミンのようにほのかに漂う 今でもまだ ほんの前の出来事だと思えるの  寝癖を押さえて バスが来る前に出てゆくあなたも 何気ない日々も 素顔のまま愛せたつもりだった  どうしてあの時 映画の明りに浮かんだあなたの疲れた横顔 気にしながら見過ごしてたの  いつまで流れる 何処から流れる 何処まで流れる  ここから流れる そこから流れる 何処まで流れる ここまで流れる ここまで流れる
スモークドガラス越しの景色伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三高速下りた時から 香りはTシャツのそで 撫でてゆくような潮風  ひと巻のフィルムを見てるよう ずっと もう過ぎた日々の……  レモンを添えたパパイヤ いつでも注文しては 夏過ごした Hotel 海辺の街を君の眼差しが いつも重なる 海岸走るハイウェイ……  突然 加速してゆく 車に体預けて 沈んでゆくサスペンション  振り切らなければいけないのは きっと 景色ではなくて……  海辺は とても汚れてしまった あの頃の二人には戻れなくて 無邪気に落ちた 細い肩紐を 白く残して焼けた後が眩しい
青春の一ページ伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三想い出してごらん 始めての出逢いの日 ガラス窓越しに芽ばえた あの頃の恋心 星になりたい君と 青春の一ページ  君の瞳の奥に 胸打つ鼓動が見える 君を写した写真は あの頃のままだけど 打ち寄せる波のよう 青春の一ページ 
そんな暮らしの中で伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三歩き始めた子供の 笑い声が響いてる そんな暮しの中で 芽ばえ始めた「何か」を 大切にして生きるため 日々の暮しがある  時計の針が時を 流しているわけでもなく 明日の朝 新聞の日付がただ 変わっているだけのこと  2センチ足らずの雪が 科学の街 東京を 一日でぬりかえる その変わらぬ雪の色に 人は何を思うのだろう 変わりゆくこの日々に  寒さの中に かくれているのは 暖かさなのだから  冬の朝 目覚めたときの あと五分の幸せを 誰もが知ってる
旅する二人伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三抱きしめてみても 心は奪えない どんな時も二人は 初めての旅してる  遅い新幹線 乗り継ぐ想い 時間忘れるくらい 長いレール 見つめたっていいジャン  愛したくて 好きにはなれない 抑え切れぬ それは波のよう  旅する二人は めぐり逢うために 自分という意識の 源から来たよ  和菓子屋の前で チョコ好きな君 立ち止まらせるくらい 二人のルーツ 混じったっていいジャン  サイコロ振れば 裏と表に きっと同じ 哀しみも愛も  風の行方 誰も知らない 人の心 人は見えない  愛したくて 好きにはなれない 抑え切れぬ それは波のよう  愛しい君 ここへおいでよ ここからは 約束の未来
小さな約束伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三SPICY CHOCOLATE送って来たのに「ここでいいから」と バックミラー映る おぼつかないハイヒール 二人だけの未来に 続く道はどこにある 見えない街角 君が曲がる‥その前に  自分に素直なだけなら 恋はどうして罪になるの? 「楽しかった」とうつむく 「でも寂しい」と微笑む そんな君のやさしさに 向かい風の中で誓った  さよならするくらいなら 他には何もいらない‥ せつない願い一つ 叶えてあげられずに  勘違いばかり そう肝心な近い思い なら思い違いの その重い誓いじゃない 小さな約束 キュートな束縛 今度いつ逢える? 何食べる? イタリアン? ネパーリアン?  君が眠りにつく頃は 閉じるまつ毛想い 夢にほろ酔い もしも君が哀しく 雨に打たれるなら 君をつたう滴になる 想い冷たい夜を灯して  さよならするくらいなら 苦しさ預かるから 雨に消えそうな恋 も一度灯すために  小さな約束重ねて 夢はいつしか現実になるもの 岩だらけの海も 荒波に揉まれて きれいな砂浜に変わる いつかそんなビーチを歩こう  さよならするくらいなら そこまで探しに行こう 明日に向かう足跡 確かに残すために
地下鉄は空っぽ伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三君のことばかり 考えてたら 地下鉄の中は 空っぽになる あんなこと 言わなきゃよかった  ラッシュに歯がゆく 体あずけた 僕のせいじゃない 押し合う肩 やるせない グレーの景色  窓を流れるのは ほんの少し前に それとなく 打ち明けた そのあとの 長い沈黙  ガールフレンドと 気軽に呼べば 君はいつだって 腕を回した 昨日まで ぎこちなさもなく  広告の文字に ため息ついた 「なぜ人は人を傷つけるの?」  いつか二人 話したけれど  もしも君の心 覗くこと出来たら 僕だって 今すぐに 知りたくて 恋のゆくえを  ドアが閉まる前に 駅の階段へと 消えて行く 君はなぜ いつもより 冷たいそぶり
堤防のある町伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三さざ波が光る陽射しの中で あの頃の夏を捜した 堤防にもたれたら 海が見えないだろう せっかく帰ってきたのに  吹く風に止まるカモメのように ぼくはまだこの町にいて まるで木の葉が波に のまれてしまうような 都会で傷ついた君と  時が戻りそうで 夏が終わるまでの ほんのひとときだけの 季節にまた出会った だけの二人  海沿いのちっぽけなストアー 陽にやけたあの日の二人 スパイクを持った君と 僕はまだユニフォーム 帰りにパンをかじった  君が変わりそうで きれいになりそうで ずっとそばにいなけりゃ 言葉も変わってゆく だけの二人  時が流れそうで 夏が終わりそうで ほんのひとときだけの 季節にまた出会った だけの二人  君が変わりそうで きれいになりそうで ずっとそばにいなけりゃ 言葉も変わってゆく だけの二人
テレポーテーション伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三森一美静かな雨音に 目覚めるように 誰にも気付かれず そばにいて どんなに離れても 二人はきっと 二つで一つだと 感じてる‥  さみしさは距離じゃない もどかしいキモチ こんなにも そばにいること感じながらずっと  逢えない時間だけ 僕らはきっと 何かで結ばれて 強くなる  その時同じこと 同じ素振り まばたく間さえ ないくらい どんなに離れても その瞬間 二人は一つだと 気付いてる  光より速く走る? 君への想い こんな時 アインシュタインも認めてくれるかな?  宇宙の仕組みとは 愛なのかな… 僕らの胸の中 限りなく  一粒の愛なのに 二つの隙間 同じ時 同じようにくぐり抜けてみせる  その時 愛は波 重なり合い 誰にも気付かれず 抜け出そう
デジャブの夢伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三思い出の底 のぞいて見ると メソポタミアの 夜明けにも似ている 時を越えて 生まれ変われば 人々はふと デジャヴの夢を見る  遠い遠い夏の日 その昔愛した人 モヘンジョダロ ハラッパ 栄え そして消えた すべては土に帰る  砂漠を抜け 山を越えれば 大陸は果て その海の向こう 朝陽登る 山をうやめば あこがれの 美しい島国  とてものどかな春の日 モンゴルで見た幻 耶馬台国の夢 海を越えた人は いるのだろうかすでに
冬京伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三ぼくの部屋の タ暮れは 君が去った ドアの方から始まる あの頃ぼくと そして君の夢は 同じものだと 思っていた ぼくの胸に 顔をうずめて 潮の香りがすると 故郷のない君だから わかるのだろう  あの頃ぼくは 何のために 君と同じ朝を むかえてたんだろう 赤い電車は 止まらないほどの その小さな駅の 見える部屋で 階段のぼる ぼくの足音 響き始めたとき 読みかけの本にしおりを はさむ人もいない  こんな淋しさ それも東京 そして生きていくため 暖かい愛がなければ 冬は越せはしない
遠いロンリネス伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三・瀬尾一三「雪が積もり始めたら 暖かいのはなぜ?」 もしもそう尋ねてくれたら  「さよならの街の悲しい景色を 雪が塗りかえるから……」  ぼくはそう答えたくて 空を見上げた 君がマフラー外した  君の冷たい頬に 手をあてたときの ときめき忘れそうで  やがて雪どけの せせらぎの冷たさと 今は消えそうなあの頃の ぼくのロンリネス  お互い隠し合っても すぐに見つかるもの 恋とはあまりに無防備  そんな強がりの微笑みぎこちなく 君の背中を押せば  君はもう振り向かずに タラップ駆け上がり 強くドアが閉まる  小さなエアポートの 君までの距離が こんなに短くても  それは遠すぎて 届かない想い出と 今は戻れないあの頃の ぼくのロンリネス  ぼくのポケットの中 今見てはダメと 写真を預けてゆく  それはいつまでも 変わらない想い出と 今は戻らないあの頃の ぼくのロンリネス  今は届かないあの頃の 遠いロンリネス
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
通り雨伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三通り過ぎた雨に 細い肩を濡らして あの娘は一人ぼっちになろうとしている  淋しいのなら忘れよう 人の心なんて にぎやかなお祭りの人ごみの中で 浴衣がけ 細い肩 通り雨  二年ぶりにたずねた 下町のお祭りは まるであの日と同じ顔でむかえてくれたのに  久しぶりなら忘れよう なつかしさなんて 風車くるくると音をたてる夜に 浴衣がけ 長い髪 通り雨  幸せすぎてこわいと 大吉破いてすてた 何もかもが昔にむかって走り去ってゆく  思い出すなら忘れよう おもいでなんて 指切りがほどけてはいけないはずなのに  カラカラと 石畳 通り雨  赤い鼻緒切らして 上目使いに笑った かわいそうなくらいの小さな胸もと  悲しいのなら忘れよう 君の笑顔なんて 熱い涙足もとにはじけて落ちた日に  ほほ濡らす 悲しみの 通り雨
時が沈む湖伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三重実徹「この街の川の流れには まるで自由がないのね」 君がふとつぶやけば それが恋の答  川を止めたコンクリートに 戸惑う魚の群れを 君は今その胸に泳がせているの?  激しい雨の後 海へと向かう 恋の流れ止める 河口堰  欲望という名の街が 森を変えて行くように 知らぬ間に目の前の 幸せに溺れて  あるがまま流れる川 踏みにじるブルドーザー こみあげる想い出を 濁らせてしまう  恋に落ちた頃のあのせせらぎは 深い森のどこに眠るの  やがて何台ものダンプの後に 恋も底に沈む湖  二度と帰らぬ日のあのせせらぎは 深い森のどこに眠るの  やがて何台ものダンプの後に 恋が底に沈む湖
時の化石伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三瀬尾一三君と過ごした時間も 君に会えない時間の彼方へと 流れて行く僕の胸  その砂時計壊して そっと一粒の時を いつまでも抱きしめていたい  夜は美しく 朝はいとしさで この胸を埋め尽くした  夜にまぎれても 星がこぼれても 時は流れるばかりで  僕はこのままで ずっとこのままで 時の化石になる  光の底を覗いて そのひとかけら見つけた そんな奇跡が起きるよいつの日か  愛を疑えば愛は そのひとときの幻 信じる扉への階段  永遠の時を 刻む水晶に 願えば叶うと言うけど  君に逢いたくて ずっと逢えなくて 時は流れるばかりで  僕はこのままで ずっとこのままで 時の化石になるだけ  街のざわめきが 街の静けさが 君を忘れさせなくて  僕はこのままで ずっとこのままで 時の化石になるだけ  夜にまぎれても 星がこぼれても 時は流れるばかりで  僕はこのままで ずっとこのままで 時の化石になるだけ
どこまでもSilent Night伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三時計の囁き 12時を過ぎたときから もう君は来ない キャンドルもゆらめく時 やがて燃え尽きて 心さまようクリスマス  もどかしさばかり 募る部屋で夜を抱き締めて やるせない胸に 降り積もる雪の日々 Cause I Love You 寂しくて 一人眠れない夜  言い出せなくて ただいたずらに 時は流れてゆく  知らず知らずに ときめく胸も 雪に埋もれて  瞬くような Star Light 雲間から透き通る夜空 ラジオから holy night 何もかも銀色のベールに 覆われて 心冷たいクリスマス  ため息が白く にじむ窓を指でなぞれば どこまでも Silent Night 遠くからきらめくライト 今、 遅過ぎるサンタクロース 滑り込む Taxi  駆出してくる 赤いコート 時はモノクローム  雪に塗れた 細いヒール 背伸びのプレゼント
渚ゆく伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三America色に染まる evening time 窓辺には海 さざなみの穂 渚を走る 髪がゆれて 夕陽に長く影を落としては  君のことだけを 考えていたくても いつも一人でいたあの頃の 身についた翳に怯えて いつか世界が変わる その愛は何よりも強く光る  さびしがり屋の 悪い癖は ただ一時を もてあそび 海風に浮く かもめ数え ヤシの葉ゆれて こぼれる眩しさ  君のことだけを 考えていたくても 夏の渚に 秋の気配を感じるから 恋心 遠く離れていると 心は光よりも速く走る
夏純情伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三宵祭りぽつり 雲は錫(すず)色に 浴衣の薄紅 君を浮き彫りにしてる  こんな日に限って 制服 胸のポケット ペンのインク 滲むハートになるんだ wo_ 音もなくて 遠い花火弾ける wo_ 待ち合わせて なおさら‥夏純情  紅い帯‥ゆらり (‥ユラリ) 逃げる金魚みたい すぐに破れて 紙のハートになるんだ  風やなぎ夕凪 セルロイドの風車 走れば 回せた 初恋の“迎い”風 wo_ 長い石段 触れたままの指に wo_ ここにとまれ 赤トンボの純情  wo_ 君を知って 夏が過ぎて行くなら wo_ 切なさとは そのすべてが君です  wo_ 「ずっと好きだった」 その一言 言えずに wo_ 燃えるだけのかがり火 ‥夏純情  wo_ 風を切れば 風の音が聴こえる wo_ 夢ひと夏 空蝉鳴く ‥純情
夏の沈黙伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三佐藤準まるで幼い少年のように 君の頬をそよぐ風になりたい  何も恐れず 雨上がりすぐに…… おろすような白い靴のままで  ふざけた 夏の沈黙 男と女の 七つの涙 傷つくことは かけひきじゃなく 流れて行く時のせい  都会の中の孤独なぼくらに 蝉の声が痛みすぎて分かる  白いシーツの 森を抜け出せば 君が僕と違う訳も分かる  起きぬけの君の あのあどけなさも 鏡に預けるように 二人の夏を 季節の風が 化粧して 恋も終わる  「旅行しよう…」って 君がつぶやく も一度 二人の夢を捜しに 誰も知らない町を探しに 新しい恋を捜しに
夏の流星伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三夏まぼろし それは時の流星 夜流れる 君は時のしずく  下りてきた石段 君に息を飲む なんて初めての 浴衣が似合うのか  ロケット花火の音が 遠く聞こえるだけ  夏まぼろし それは時の流星 夜流れる 君は時のしずく  そして風が止まる 今が苦しくて 君は指先で 風鈴を弾いた  橋を渡る夜行列車 遠く見送るだけ  夏通り雨 短冊を濡らして 窓流れる 君は時のしずく  ロケット花火の音が 遠く聞こえるだけ  夏この頃 閉ざされたビルの窓 ふと都会の 憐れみすら感じた  夏まぼろし それは時の流星 夜流れる 君は時のしずく
涙を連れて旅に出ようか伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三瀬尾一三涙を連れて 旅に出ようか 若すぎて痛む胸 捜しに 夜明けの星に ざわめく渚に 忘れてた悲しみに会うために 君は僕だけの海に抱かれて 僕は君だけの季節の中にいた きっと もっと ずっと こんなに 遠くに離れても もっと ずっと ずっと 今でも 愛せるはずなのに Um…  涙を連れて 旅に出ようか 若すぎたあの頃を 捜しに 心にずっと 閉じこめたままの 色あせたポラロイド取り出して 君のわがままと決めつけた時 君はその長いまつげを濡らしたね きっと もっと ずっと 夜空に 涙があるように もっと ずっと ずっと 今なら 許せたはずなのに Um…  涙を連れて 旅に出ようか 若すぎて痛む胸 捜しに 君の横顔 こぼれる涙の 一粒が想い出に変わるまで いつの日か想い出に変わるまで
NEVER伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三佐藤準I just know wo- Never fall in lover's call again 今は過ぎた季節 今もこの胸に  青い渚の風に髪をとかし 寄せては返す波の音に誘われて・・・  君がサンダル脱ぐとき 夕陽浴びて 綺麗なフラミンゴのシルエット止まったままで wo-  Never fall in lover's call again 幾つもの言葉が 僕のこの胸を通り過ぎて行く  恋・・・それはあの頃に・・・ なぜ・・・言えなくて・・・ 今ここにあるもの・・・  君と遊んだ暑い夏のままで いつか君に合わせ縮めたゴーグルを  君の笑顔と思えば辛くなって ・・・ あんなにはしゃいだ日を 今は痛みに変えて wo-  君はどこにいるの 今ならやさしさが 僕のこの胸に あふれているのに  恋・・・それはあの頃と・・・ なぜ・・・違うもの・・・ 鮮やかにあるもの・・・  恋・・・それはあの頃に・・・ずっと・・・ そしてそのままで・・・ なぜ・・・この胸に・・・ 鮮やかにあるもの・・・ 今ここにあるもの・・・
ハルの風伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三緑の季節が コートを奪い去って  きっとあとはきっと きっかけを待つだけ  春になって 悲しそうな 彼女が気になる 下北から春の風が 乗り込んで来たよ  初めて話した 倒れた傘を拾って  まるでなくした切符 すぐには見つからない  ポケットの中探るように 言葉捜すけど 下北から先の駅は もう止まらないよ  忘れかけた恋のような 彼女が気になる 下北から先の駅は もう止まらないよ
Bye Bye伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三人は誰でも皆 愛し愛されて 悲しい恋の終わり 知り過ぎてるのに いつかその傷跡 右手でかくして 左手でまた誰かを抱くことがなぜできたりする  男には女は解からない 時がいくつ流れても……… Bye Bye さよならを Bye Bye 告げた夜は 男ひとり その背中に星がひとつ流れる  きれいな言葉だけで 人は愛せない それに気づいたところで まだ若すぎるさ コスモスの咲く頃 アジサイは消えて 若い心の傷は いつの間にか治っているもの  女には男は解からない 涙いくつ 流しても………  Bye Bye 三日月に Bye Bye 操られて 女ひとり恋の道を迷い始めている
バルコニーの休日伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三瀬尾一三窓の外は公園 だだをこねる子供の声 穏やかなこもれび 平和そうに見えて 時が止まると知った  昔こんな景色を 君もくぐり抜けて来たね 着飾ることより ベイビーバギーを選ぶ 母親のジレンマを  その胸に 埋めて消えた 時は確かに過ぎ去ったけど Ah- 鏡の中の時計は 逆回りするんだね  loving living naturally 知らぬ間に君は 素敵なjust one my lady  僕は煙草ふかして 一人バルコニーの休日 ガラスの向こうで 掃除機がうなる リアルなモデルルーム  いつかそんな景色に 君も囲まれてしまったね 束ねたその髪を 解きながらぬぐう 汗と涙のかわりに  その胸に 埋めて消えた 夢のありかも忘れた頃 Ah- さらさらと砂が 風に流れて行くように  loving living naturally 知らぬ間に時が 夢を探り当てて  loving living naturally いつまでも君は 素敵なjust one my lady
久しぶりのしょうがない奴だ伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三ひとりぽっちの週末も さい終回サヨナラのめど しの塚ばりにフォームしなやか ぶこつなボールは見逃し りろせいぜんのこい のぞみひたすら高く女はゆく  アバンギャルドに慣れてる彼なら ルージュおもいきり地味にしなさい バカンスを過ごす島では ムスク男は無視きめつつ でもデスクにつけば すてきなキャリアガール演じなさい  いい女のあくび つんと 「Be Love」 読むの もっと優雅に 女は優雅を尊び  あいしょう占い開いて りこしゅぎは敵と見なすし がまんとはプライドのちゅうちょ とうじつ券の愛はやめよう  うみの見える古いロフトが SECOND HOUSEのような HIPなおとこはもういない OFFの日までマージャンや ZEROの魅力かざすやつ OLはゆるせないのだ
B級映画のように伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三・佐藤準時代の子供のように 店の片隅 飲み明かしたね おまえとはあの頃  戦う大人でいたいと 口をとがらせ 悲しいくらい うぶな時代だった  すべて心のままに 傷つき破れて恋したように 時を駈け登るだけ たとえ それが下りて来る エスカレーターでも  おまえと約束したこと 悪ガキのように 常識の窓 飛び降りきれなくて  誰かを見上げるような 見下すような 白いカードの 肩書きも ちぎれず  今は都会の中に いつしか紛れて 暮らしてるけど ずっと風を待つ船 今も 胸の片隅に そっと繋いでるよ  今は忘れかけてる B級の映画の生きざまのように 風を心にうけて おまえと 肩をいからせて歩いた帰り道  それは忘れかけてる 心にぐっとくる たまらないもの 誰も知ってるはずさ たとえ それが演歌でも ロックンロールでも
PIER 39伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三もうこんなとこまで歩いて来たのか 波の香り急に胸に届く 思い出が途切れるボードウオーク  まだ人で賑わう黄昏のピアで 君は何を僕に伝えようとするのか  誰一人誰一人それに気付かなくて このままでこのままで別れそうな二人  なぜ君と過ごした 夜の短さを時はすぐに忘れさせてしまう 手のひらをこぼれる砂のように  もう僕の心に戻れないなら 君の胸に寒流の風冷たいなら  どこにでもどこにでも行ってしまえばいい 誰よりも誰よりも遠く離れるなら  そしてもう週末のざわめきに紛れて 人ごみに消えてゆく君だけが悲しい  誰一人誰一人それに気付かなくて 賑やかに賑やかに暮れてゆく夕暮れ
不思議なCONVERSATION伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三Lady in the sky そこに君がいて 僕が夏の日の 夢を見ているのなら Lady when you love me 何もかも許してしまえる人として 生きてゆこうと Realize  Just like tiny rain into the green 不思議な Conversation ふ・れ・あ・い  Lady in the rain その時はおもいきり 心細くなるがいい そんな君が美しくて Lady when you love me 引きあえるかぎりの力で結ばれて 心を開けば Realize  Just like tiny rain into the green 不思議な Conversation ふ・れ・あ・い  不思議な Conversation ふ・れ・あ・い
二つの朝伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三梶原順ドアのポストに溢れた 新聞の日付で 君の部屋の冷たさを数えた  あまり良くない噂の 奴らと遊んでる そんな思いこの胸をかすめた  Ah-別れた日から Ah-それぞれの朝  君に一つ預けてる朝を も一度だけ 僕に返して欲しくて  重い三脚下ろした 音がして振り向く 「早起きなのね」向こうから微笑む  君が写した星座に 囲まれた部屋で 今までの僕の間違いに気付いた  Ah-君の部屋には Ah-こんなに星が  君の心にある宇宙を 知らず知らず 僕は狭めてたと知った  Ah-僕の好きだった Ah-あの日の香り  初めて開けたその紅茶は 今日の為にずっとここにあると知った
二人の周期伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三せめて言葉だけは 慎んでくれと 勝手に男は やさしさ それを 女に押しつけていたような気がするよ  あの頃は できたてのマッシュポテトに似て さめるほど しみ込んだ味 心にじんとくる瞬間 感じていた  許し合ってた心ほど 傷つきやすいものさ いやす傷ほど愛しくて ひろげてしまう  もういいから 受話器を先に置いてくれ ひとことが言いだせないほど 時は流れてた 二人にとってみれば  あれから 幾つめかの秋が過ぎてゆく 打ち寄せる カーラジオからは 流れるメロディ 重なる街と景色  愛し合ってた心には 二つの星が生まれ お互いのその周りを まわっていたね
冬暦伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三冬の日に出逢う人は 温もりを胸に秘めてる かじかんだ指先にも  その人に出逢う時は 突然のすれちがいでも いくつもの夢を見る  春の日を待ちわびていたあの頃 暑い日射に焼けた素肌残しても 時は流れ ふり返れば夏よ  秋の日がハヤを染めて 川面うつ そのあざやかな紅は いつの日も  つり人は いつの時も 美しい自然を見ては 流れゆく時を知る  目を閉じれば 鳥の声 山並を渡る 街の灯りが すこしまぶし過ぎる頃 春の風が 冬暦をめくる
冬の恋伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三・森一美さよならは言わないで このままお別れしましょう 寂しさと また逢えるときめきは つづれに織りなすもの  もしも今 一粒の時を戻せたら 何を望むの 寂しさは まるで砂時計 積もるように満たされては good night  さよならは言わないで このままお別れしましょう 冬の恋 温もりで滲む窓 冷たく透き通る前に  せめて今 強がるふりして マニッシュなトレンチコート いつもより きつめに結んで 歩き出そう振り向かずに good night  逢いたくて 逢えなくて 寂しいわけではないこと… 好きだから 寂しいのが恋だと あなたに解き明かされたの  さよならは言わないで このままお別れしましょう 寂しさと また逢えるときめきは つづれに織りなすもの
冬の恋-parallel伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三もしも今 一粒の時を戻せたら 何を望むの 寂しさは まるで砂時計 積もるように満たされては good night  さよならは言わないで このままお別れしましょう 冬の恋 温もりで滲む窓 冷たく透き通る前に  君は踵を返し 寂寥の黄昏に消えた 夜空の紺青は深い海のようだ いつか晴雪の空で 僕らはきっと‥また逢える  せめて今 強がるふりして マニッシュなトレンチコート いつもより きつめに結んで 歩き出そう振り向かずに good night  逢いたくて 逢えなくて 寂しいわけではないこと… 好きだから 寂しいのが恋だと あなたに解き明かされたの  間断なく降り続く想い 時間泣くふり 軋む時計 無常の恋 恋すれば 別のタイムライン その奇跡のサイン あいまいでも 是が非でも?じゃない 思い 余儀ない灯は消えない パラレルワールドを 哀しくない方に辿ればいい いつか君と過ごした あの部屋の窓 ‥雪は下から上に舞ってた  さよならは言わないで このままお別れしましょう 寂しさと また逢えるときめきは つづれに織りなすもの
冬の地下鉄伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三都会の朝の吐息が 窓を曇らすwo-冬の地下鉄 君の声が聞こえて 振り向いても 寄せる人波 あの頃許せなかった街に 今は一人流されて  このまま大人になる あの日何を信じたの 君と共に過ごした季節の 輝きだったのか  毎日GRAYの景色が 窓を流れるwo-こんな時代に 君の肩を抱いたり悲しませたり 夢を見ただけ ホームで 誰の目も気にせず喧嘩もした あの頃なら  過ぎ行く時の中で 君が僕と違うわけを どんな言葉どんな言い訳も 解き明かしてはくれない  時代に逆らえば 羽根のように傷ついた 若さという なんて無防備な キラメキ抱きしめて  このまま大人になる あの日何を信じたの 何もかもが二度と戻れない 輝きだったのか  都会の朝の階段 駆け昇ればwo- もう春の香り
ほおづえをつく女伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三振り向きもせずに男は去った 女は半年泣き続けた 薄暗い部屋でほおづえをついたまま 幸せな日々を思い出していた  何故すてられたのかもわからないまま 女は半年泣き続けた  新しい季節が女を変えた 出会いを求めて街に出た 髪を切り胸のボタンひとつはずして 化粧直して女は生まれ変わった  お茶を飲みながらほおづえをついたまま 女は男を捜しつづけた  女はそっと煙草をくわえた 男はすかさず火をつけた かげりある女はとてもきれいに見える 思わず誰でも手をさしのべてみたくなる  灰皿の中の古い燃えさしがまた 新しい炎で燃え上がった  数える間もなく時には流れた 振り向きもせずに男は去った 慣れすぎた暮らしに女は甘えすぎて 男の心にまでほおづえをついてしまった  夜空の星がとても美しいのは ほんのすこし光っているから
星空伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三星がきれいね とっても 近く見えるわ 赤い星 青い星 私中学校の時 バレーボール部にいたのよ 恋人? いたわよ とっても背が高くて真黒に陽焼けして シュークリームが大好きだったキャプテン 私生徒手帳にいつも 彼の写真入れてた  でも死んじゃったの その人 どうして? ううん お母さん教えてくれなかった こんなきれいな星空だったわ その人思いきり ジャンプして そう、お星さまに手が届いちゃったのよ
ほんの短い夏伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三瀬尾一三都会に星屑を ちりばめた 街の灯も いつかはにじむ時を 恐れていたよ  今夜の「おやすみ」は いつもとは違うみたい 君は振り向かずに 人波に消えてく  ほんの短い夏 ささいなこと 分かり合えなくて こんなになるはずじゃ ないのにどうして いつものように 送ってとは言わないの  どこかに意地悪な もう一人の 君がいて ほんとの気持ちだけを 隠してしまうよ  最後の地下鉄が 街の下くぐり抜けて 君が僕の時計 遅らせたと知った  ほんの5分だけの 君の願い ずっと気付かずに 君が言葉には 出来なっかたこと 僕は知らずに 季節は過ぎてゆくよ  ほんの短い夏 風を少し 冷たく感じた こんなに好きなのは 分かってるくせに いつものように 送ってとは言わないの  にじんだ夜を ひとり抱きしめたままで
僕と君の子午線伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三砂浜にあったよ sun oilの白いキャップ 捜してたね 君は shower room 生まれたままの姿で 突然 飛び出す君に出くわすなんて とてもいい日になりそう  coconut の匂いがする towel とって投げてよ まぶしすぎる 今を止めないで 愛は孤独な顔して 逃げるふりをすることもある  群青の空から 降り注ぐ渚の energy 肩でうけて その肩を寄せ合う この空をまっすぐ どこまでも行けば ここに戻ってくる そんなこと考えてる  ひとふりの backgammon に 賭けたような恋ではなかったのに 暑い夏の日の 時は その時間だけを 流れてゆくものでもなくて  今を止めないで 夢もかなえてみせるさ 水平線断ち切るように
僕と子犬と1月のバス通り伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三君の部屋に子犬がいて いつも僕と走り回った 彼と僕は今もずっと 友達のままでもいいのに  君に会えない 今でも so lonely 心変わりを責めたりしない だけど も一度君の涙をそっと こぼして欲しい部屋を借りたよ こんな街に  子供の頃広く見えた バス通り今は狭い道 一つの夢叶う度に すぐにちっぽけなものになる  遠く離れて暮らせば so lonely 初めて分かるこんなに近い二人 この街へ来てあの日の写真も まだダンボール閉じ込めたまま そしてずっと  ah‐なのに君は ah‐忘れようとしても  この街の雨冷たく so lonely 君を泣かせた悲しい言葉胸に 心やさしくなるにはもっと 君の涙が必要なのに  君が僕に望むものは ずっとそばにいることだった やがて時がほどく絆 僕はそれに気付かなかった
マイタイ・ラララ伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三夜が流れてゆく ささやきながら 重ねたグラスの中で 氷の揺れる響き  もう逢えないと お互いわかりかけてる  君の瞳の奥に 通りすぎていった なつかしい想い出 見えて  見つめてくる その目を 黙ってうながすように 通りへ送り出してた  Taxiのウインカー 近づいてくる 楽しかったあの頃は 約束にふれあう指  同じさよなら もうためらうこともなく  夜が二人のために 何かもたらすのなら 今すぐにひきとめるけど  このままいさぎよく ガラス越しの視線を 背中でさえぎる方がいい  つま先が最後に消え しまるドアの音がして ぼくはもう 歩きはじめてた  ひとつめの信号を 左に曲っていく 何もかも 変わらないまま
マリンタワーの見える街伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三哀愁感じている 夕暮れ時 宵の明星の灯が ともる頃 祭りの笛が どこからともなく 聞こえてくるような 港町 いつしか男の一人旅 疲れてしまえば 愛する人の微笑みに ふと気がつく  星がまたたく夜空を見てると 過ぎ去った日々の 都会の夢 燃えつきて 想い出の流れ星  生まれ変われるなら も一度どこかの 星の世界にそっと現れ その星のどこか きっと海辺の町だと思うけど 又、君と出逢い 君を愛して 見つめたその時から 同じ夢を見て 同じ涙を流して  そこから先は 知らなくてもいいと思うほどに今は 流れる時 飲み干せば したたかに 酔いしれる
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
Musician伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三ひとりだった頃は この時がとても淋しかった 座席にギターケースをつめこんで 帰る道程(みちのり)  コンサートが終り 君の処(ところ)へと向う すこし 人いきれに酔ったみたい でも心地良く高ぶるのもいい  今日は いいフレーズが弾けたからと 君に説明しても 君はたぶん笑っているだけ  それより 君の今夜のPotato Salad またすこし どこかが違うというのかい  ラジオから流れる 誰かの歌を聞くときが 自分を解くことも出来るから 楽しい道程(みちのり)  いつか何かに向う男にすれば やさしい女の笑顔さえ ふと忘れてしまうこともある  女には凌(しの)ぎを 男には刀を 与えてくれた世界 それでいいのかも知れない  あの頃君を涙ぐませてばかりいたのは もうひとりの方のぼくだった  それより 君の今夜のPotato Salad 幼ない頃の同じ想い出にあわせて
moonlight伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三夢はいつもの時のたとえば たそがれのブラジルのような海にも似て まるで君がその指先でつまびくような 暖かな音が流れる部屋で  淋しげな眉にも やさしさを匂わす あやしい恋心 ただよい始めている こんな夜には二人でmoonlight 想い出数え 過ぎゆく季節を見ている  愛しきものは去りゆく日々 手をさしのべて 新しい時の訪れ待てば 古びた駅がとり壊され その街並も変りゆく 時の流れのはかなさ  冬の湖で遊んだ あの頃の こぼれる笑顔に 呼び戻されてしまう  こんな夜には二人でmoonlight 想い出数え 訪れる時を見ている  長い年月を 過ごした二人には 心の中まで 透き通るような季節  こんな夜には二人でmoonlight 想い出数え 時の流れは はかなくて
メガロポリスの錯覚伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三瀬尾一三あの頃は カミカゼを 打ち落とした アメリカに 次の拳を 見せられても  我が国の 政治家も 渋谷駅の 若者も 忙しくて 構えない  ah- 今夜は 何処へ行こうか 風になろうか このまま 夢見て眠れない  ある日から 父親は 髪を染めた 娘らに 流した汗の 答を知る  いつの日か 子供らは 「親育て」の 本を読み 育親書が 流行るだろう  ah- 今夜は 何処へ行こうか 誰と行こうか 昨日の 夢見て眠れない  インテリの ホームレスが 指をさして 笑うのは 時の流れを 恐れる人  武器を持つ 教徒達 袈裟をかけた ブルジョワに 祈られては たまらない  ah- 今夜は 何処へ行こうか 星を見ようか あまりに 夢見て眠れない  幾つもの 夜が明けて 軍隊など 無い街を 誰が守って くれるのだろう  穏やかな 日曜の 朝寝坊の 幸福を 誰が守って くれるのだろう  もう 少しで 時が行くから そこへ行くから あなたに 逢いたくて眠れない
夜にまぎれて伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三突然 おまえが かけこんできた夜 雨に濡れたまま涙かくし  あてつけ? ならよせよ それとも本気なの 私を抱いてとふるえていた  何もかも今 忘れてしまえ 流れゆく時の中に  抱きしめるたび 想いはつのる 許されぬ出逢い重ねて  答えはひとつだけ あいつをとるなら これが最後の夜だけれど  幼い横顔 まつ毛が濡れてる 胸打つカメオ かすかに揺れ  帰したくない ずっとこのまま 抱きしめていたいから  別れるなんて 聞きたくもない ゆれ動く心のまま  ふりしきる雨 愛は激しく つかのまの出逢い重ねて  夜にまぎれて 求めあうふたり さよならを言う前に
夜のFM伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三熱いざわめきの sea side 通りぬけて 人ごみの中 君に出逢った twikight 近づけば はじけそうな胸  長い髪 ふっとかきあげる時 振り向いたその目に撃たれ  はりさけそうな心 打ち明けられないままで night after night and day by day うちのめされて 君に振り回されてばかり night after night and day by day  夜空 切り抜く star light 海の香りも 忘れる頃に 願いかなって feel right さわやかな 秋の夜に  細い肩 ふっと現われる時 うつむいたその日に blue shade  渡したくない気持 君を誰の手にだって night after night and day by day 「帰さないよ」と ひとり胸につぶやいてばかり night after night and day by day  そう言えばあの日 君が見つめていたのは 沖行く船の灯り 夜の FM ずっと聴き流してたら 突然思い出して
Realize伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三時が舞い降りる 夕暮れのホーム ストロボの電車が 君を瞬かせる 恋は夢のようで それでいて寂しい 戻れない時間に 埋められてゆく  時よすぐに 二人をもっと早く追いつめて 20世紀の果てまで この世界が闇になって もしも君とはぐれても 抱きしめると わかる  街は今冷たい オーラに包まれ 見過ごせないような 出来事にも慣れて 人の目に映れば 間違いだらけの それが僕らだけの 方舟でもいい  崩れさった 時代を繰り返して さまようのか 迷える森の果てまで 疲れ切った 人波泳ぐ 君のそのしなやかさで そこから 抜け出して  時よすぐに 二人をもっと早く追いつめて 20世紀の果てまで この世界が闇になって もしも君とはぐれても 抱きしめると わかる
涙憶伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三・瀬尾一三涙が心の雫なら こみ上げる時の通り道を また一つ君の胸に 作ってしまいそうな夜  ほんのきっかけが欲しいのに その一言から戻れるのに そう君が言えば僕も変われる…… 身勝手な言葉がよぎる  何時間君の胸に閉じ込めたら その言葉は微笑みになるの? これ以上僕の胸に閉じ込めたら この言葉は「さよなら」になる  君を傷つけた僕だけが 君を癒せると気付いた時 巡り巡る愛は時に 煩わしさのためにある  なぜ君と出会う? その訳を 偶然のかけら拾う訳を 僕は遠い記憶の中に 君を捜していたかも知れない  何時間君の胸に閉じ込めたら その言葉は微笑みになるの? これ以上僕の胸に閉じ込めたら この言葉は「さよなら」になる  何時間僕の胸に抱きしめたら 君はやさしく瞼を閉じるの? 何時間君の胸に埋もれたら 君と初めて出会えるのだろう
レミングの街伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三・瀬尾一三この頃街では 見かけないもの 雨の降る前に 低く飛ぶ燕  あふれる車は レミングの群 若者はなぜ 先を急ぐのか  夏よりずっと前の 秋を思い出せず 季節が変わることさえ 誰もが忘れかけてる  レモンジュースの雨 森は枯れても 欲望の影は あちこちで育つ  さまよう時代は 預言者を産み 幸福はなぜ 先を急ぐのか  愛する人のために 何が出来るのだろう 愛さえ与えられずに 誰もが望みすぎてる  星より遠くに見えて すべて心の中 誰もが知っていること 誰もが忘れかけてる
若き日の唄伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三辿り着いたところから 始まるような人生に 人は喜びを見い出す 枯葉は落ちて 土に還り 甦える時を待つ頃……… 自分のその若さを少しだけ 恥じることも できるようになる  人生は……… 戸惑うことばかりあるけど 今は ただ目を閉じていると そこに歌が聞こえる  遠いヤシの葉影には 南の島の人生 アラビアの国は熱い人生 風鈴の音 風に揺れ 見渡せば今我人生 何かもの足りなくなるとき 人は自分の生き方を知る  人生は……… ときにはやさしさを裏切るけれど その度に教えられて そこに夢が広がる  人生は……… 戸惑うことばかりあるけど いつか その道を標すように 野分けの風が吹く
わかれ道伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三佐藤準あぁ 君の長い髪と胸のふくらみを愛して時は流れた つい昨日までは もう もどれない道二つ分れて 歩き始めて別れたことに気づいた  あぁ ぼくの心の中に寂しい椅子がある そう 昔君もそこにすわっていたんだね あぁ 君といた頃は 誰にも愛は一度めぐると知っていたのに  あぁ 六本木の街に降る雨が 街ゆく人達の肩を濡らして も少し早く ほんとの愛を知ってたらと誰もが後悔しながら 歩いてる  あぁ 君がいた頃は酒にも飲まれることはなかったことに気づいた
なごり雪磯崎みお磯崎みお伊勢正三伊勢正三汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節のあとで 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下を向いてた 時がゆけば幼ない君も 大人になると気づかないまま 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった
なごり雪市井紗耶香市井紗耶香伊勢正三伊勢正三たいせー・高橋諭一汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく  なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた  時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった
なごり雪五木ひろし五木ひろし伊勢正三伊勢正三汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か言おうとしている 君の口びるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 去年よりずっときれいになった
なごり雪井上あずみ井上あずみ伊勢正三伊勢正三米山拓巳汽車を待つ君の横で ぼくは時計を気にしてる 季節外れの雪が降ってる 「東京で見る雪はこれが最後ね」と さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけ過ぎた季節のあとで 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるが「さようなら」と動くことが こわくて下を向いてた 時が行けば 幼い君も 大人になると 気付かないまま 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームに残り 落ちてはとける 雪を見ていた 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  去年よりずっときれいになった 去年よりずっときれいになった 
あいつイルカイルカ伊勢正三伊勢正三雪の中一人の男が 山に帰っていった ただそれだけの話じゃないか あわただしい季節の中で 花束投げた、あの娘の言葉が こだまして帰ってくるけど 雪どけ水の音に消されて また静けさがおとずれる  だからもう忘れちまえよ あんなやつのことは こんなかわいい人を残して 一人でゆくなんて あいつがたとえ 想い出ひとつ 何も残さなかったのは あいつにすれば せいいっぱいの 愛だったんだね  春が来たら 去年と同じように また山でむかえよう それまでにきっとあいつの 得意だった 歌をおぼえているから
あの頃のぼくはイルカイルカ伊勢正三伊勢正三木田高介あの頃のぼくは若すぎて 君の気まぐれを許せなかった そんな君のやさしさは おとなびていました 机の上に編みかけの セーター残していったまま 朝から続く雨の日に 泣きながら飛び出していった  君はもう この古いアルバムの中の 想い出の女として 小さな灰皿の中で燃えてゆくのです 君の長い髪はとても 素敵だったと言いたかった  別れの言葉が夢の中で こんなにきれいに響いてます 心のほんの片隅で つぶやいた言葉 たとえば誰かの小説の ひとつの甘いフレーズとして ぼくの心の本棚に しまっておけるものなら  君はもう 二人でいつも買ってた 合挽(あいびき)のコーヒーの あのほろ苦い味も忘れたことでしょう 今は一人部屋の中で コーヒー沸かしているんです  君はもう この古いアルバムの中の 想い出の女として 小さな灰皿の中で燃えてゆくのです 君の長い髪はとても 素敵だったと言いたかった
雨の物語PLATINA LYLICイルカPLATINA LYLICイルカ伊勢正三伊勢正三化粧する君の その背中がとても 小さく見えて しかたないから 僕はまだ君を 愛しているんだろう そんなことふと思いながら 窓の外は雨 雨が降ってる 物語の終りに こんな雨の日 似合いすぎてる  誰もが物語 その1ページには 胸はずませて 入ってゆく ぼくの部屋のドアに 書かれていたはずさ 「とても悲しい物語」だと 窓の外は雨 あの日と同じ 肩を濡らした君が ドアのむこうに立っていたのは  窓の外は雨 雨が降ってる いく筋もの雨が 君の心のくもりガラスに
想い出の駅前広場イルカイルカ伊勢正三伊勢正三あれからもう一年も経つのですね この駅であなたと別れてから  かじかんだこの手をいれたあなたの ポケットは とても暖かだった  いつまでも 忘れはしない あなたにもらった このぬくもりを  精一杯の笑顔をうかべて 小さく手をふってくれたあなたへ  何か言おうとしたけど声にならず 白い息だけが 窓をくもらせた  噴水のある なつかしいこの駅の 広場は昔のままだけど  ただ新しい映画のポスターが 時の流れを おしえてくれる  いつまでも 大切にします あなたにもらった この想い出を  この街へ降りたときから始まる 昔のくせが まだぬけない私です  最終電車の時間を気にして 思わず時計を見てしまうあのくせが
海岸通GOLD LYLICイルカGOLD LYLICイルカ伊勢正三伊勢正三佐藤準あなたが船を選んだのは 私への思いやりだったのでしょうか 別れのテープは切れるものだとなぜ 気づかなかったのでしょうか 港に沈む夕陽がとてもきれいですね あなたをのせた船が小さくなってゆく  夜明けの海が悲しいことを あなたから教えられた海岸通 あなたの言うとうり妹のままで いたほうがよかったかもしれない あなたがいつかこの街離れてしまうことを やさしい腕の中で聞きたくはなかった  まるで昨日と同じ海に波を残して あなたをのせた船が小さくなってゆく
傘の雫イルカイルカ伊勢正三伊勢正三時には雨の街角 待ち合わせたね 君はすまなさそうにそっと 雨に濡れた傘をたたんだ 時計見ながら  着て行く服選んで 迷う時ほど 会えばすぐそんなことなど 恋は忘れさせてくれる そんなひととき  傘の雫で床に書いたプロポーズに 気づかなくてそのまま時は流れた  もしも流れる時間を 先回りして分かっていたなら 誰も代わりは出来ない 君だったことに気づいていたのに  街行く人波から もてはやされた 昨日までの店が突然 姿消したりするような 流行り廃りに 誰もが惑わされて 生きてきたから 自分らしく飛べる翼も いつか邪魔になってしまう 飛べないふりして  もしも都会に迷い込んだ 冬鳥でもいつかはまた 海を渡る日が来る  だからも一度会いたい 君といた頃の自分に会いたい そして悲しいくらいに 純粋な夢捜しに行きたい  もしもこの長い雨が 今もその胸を濡らしているなら 恋という辛い雨を 砂のように受け止めてあげたい
なごり雪MILLION LYLICイルカMILLION LYLICイルカ伊勢正三伊勢正三松任谷正隆汽車を待つ君の横で ぼくは時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 「東京で見る雪はこれが最後ね」と さみしそうに 君がつぶやく なごり雪も 降る時を知り ふざけすぎた 季節のあとで 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった  動き始めた 汽車の窓に 顔をつけて 君は何か 言おうとしている 君の口びるが 「さようなら」と動くことが こわくて 下を向いてた 時が行けば 幼い君も 大人になると 気づかないまま 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった  君が去った ホームに残り 落ちてはとける 雪を見ていた 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった
初恋イルカイルカ伊勢正三伊勢正三片えくぼの私の 片想いなのかしら 今日もまた いつものバス停で すれちがうだけの あなた エンピツ倒して カタンコトン 愛してます 愛されてます 占うゆくえは こんなに素敵な愛の芽ばえです 愛してる ただそれだけが言えないの とても素敵なあなたへ  夕べ お風呂上がりに 鏡に映った私 どうしてこんなに可愛い娘 あなたは放っておくのでしょう 私の大事な宝物 思われニキビもつぶさずに 毎日こんなに 一生けんめい育ててきたのに 愛してる ただそれだけが言えないの とても素敵なあなたへ  いつか 三日遅れて届いた バースデーカード それがあなたからのものだと 気づいたときには遅かった いつかテニスの試合を 木かげで見ててくれたのも 今から思えば のっぽのあなたの姿だったのに 愛してる ただそれだけが言えないの とても素敵なあなたへ
海岸通岩崎宏美岩崎宏美伊勢正三伊勢正三古川昌義あなたが船を選んだのは 私への思いやりだったのでしょうか 別れのテープは切れるものだとなぜ 気づかなかったのでしょうか 港に沈む夕陽がとてもきれいですね あなたを乗せた船が小さくなってゆく  夜明けの海が悲しいことを あなたから教えられた海岸通 あなたの言う通り妹のままで いたほうがよかったかもしれない あなたがいつかこの街離れてしまうことを やさしい腕の中で聞きたくはなかった  まるで昨日と同じ海に波を残して あなたを乗せた船が小さくなってゆく
君と歩いた青春岩崎宏美岩崎宏美伊勢正三伊勢正三古川昌義君がどうしても帰ると言うのなら もう止めはしないけど 心残りさ少し 幸せに出来なかった事  故郷(くに)へ帰ったら あいつらに会うといいさ よろしく伝えてくれ きっと又 昔のように みんなで楽しくやれるさ  みんないい奴ばかりさ 僕とは違うさ そして あの頃と同じように みんなで釣りへでも行きなよ  ケンカ早い奴もいた 涙もろい奴もいた みんな君のことが 好きだったんだよ  本当はあいつらと約束したんだ 抜けがけは しないとね バチ当りさ僕は だけど本当さ 愛していたんだ  きれいな夕焼け雲を 憶えているかい 君と始めて出逢ったのは 僕が一番最初だったね  君と歩いた青春が 幕を閉じた 君はなぜ 男に生まれてこなかったのか
なごり雪岩佐美咲岩佐美咲伊勢正三伊勢正三汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼ない君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった
君と歩いた青春太田裕美太田裕美伊勢正三伊勢正三萩田光雄君がどうしても 帰ると言うのなら もう止めはしないけど 心残りさ 少し 幸せに出来なかった事  故郷(くに)へ帰ったら あいつらに会うといいさ よろしく伝えてくれ きっと又 昔のように みんなで楽しくやれるさ  みんないい奴ばかりさ 僕とは 違うさ そして あの頃と同じように みんなで釣りへでも行きなよ  ケンカ早い奴もいた 涙もろい奴もいた みんな君の事が 好きだったんだよ  本当はあいつらと 約束したんだ 抜けがけは しないとね バチ当りさ 僕は だけど本当さ 愛していたんだ  きれいな夕焼け雲を 憶えているかい 君と始めて出逢ったのは 僕が一番最初だったね  君と歩いた青春が 幕を閉じた 君はなぜ 男に生まれてこなかったのか
なごり雪岡平健治岡平健治伊勢正三伊勢正三汽車を待つ君の横で 僕は時計を気にしてる 季節はずれの 雪が降ってる 東京で見る雪は これが最後ねと さみしそうに 君がつぶやく  なごり雪も 降るときを知り ふざけすぎた 季節のあとで 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった  動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か 言おうとしている 君のくちびるが さようならと動くことが こわくて 下をむいてた  時がゆけば 幼い君も 大人になると 気づかないまま 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった  君が去った ホームにのこり 落ちてはとける 雪を見ていた 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった
22才の別れ岡平健治岡平健治伊勢正三伊勢正三あなたに さよならって 言えるのは 今日だけ 明日になって またあなたの 暖かい手に 触れたら きっと 言えなくなってしまう そんな気がして  私には 鏡に映った あなたの姿を見つけられずに 私の目の前にあった 幸せにすがりついてしまった  私の誕生日に22本の ローソクをたて ひとつひとつが みんな君の 人生だねって言って 17本目からは私いっしょに火をつけたのが 昨日のことのように  今はただ五年の月日が 長すぎた春と いえるだけです あなたの知らないところへ 嫁いで行く 私にとって  ひとつだけ こんな私の わがまま 聞いてくれるなら あなたは あなたのままで 変わらずにいて下さい そのままで…………
誰そ彼 ~黄昏~ with キム・ヒョンジュン押尾コータロー押尾コータロー伊勢正三押尾コータローこのまま… もしも私が死んでしまっても 宇宙の何処かで また逢えると信じているの いつかは 知らない星で暮らせたらいいな 海に沈む 夕陽が見える丘で  黄昏… 小鳥達が帰ってくる家は 心にもドアにも 鍵などかけなくていい 小さなレンガの暖炉 二人で灯して あなたが爪弾く ギターを聴いてる それは過去も未来もいらない時間  あなたにそっと 寄り添いながら まどろみの中 堕ちてゆきたい 永遠も一瞬も わたしは「誰そ彼」を待つ  このまま… もしもあなたに逢えなくなっても 誰にも気づかれない 恋のままで  めぐり逢い 不思議なもの かりそめの距離「誰そ彼」 あなたと私は 鏡のように映し合い この地球で 出逢いながら悲しい恋の物語 想い出の雲に抱かれ  あなたにそっと 寄り添いながら まどろみの中 堕ちてゆきたい 永遠も一瞬も わたしは「誰そ彼」を待つ  いつかは… 二人が一つに戻れる日まで 誰にも気づかれない 恋のままで 「誰そ彼」私だけのまぼろしでも 「誰そ彼」私だけのまぼろしでも
置手紙かぐや姫かぐや姫伊勢正三伊勢正三君はまだたくさんの 紙袋をかかえたままで この手紙読んでいるだろう これで最後の男の気まぐれとして どこかそこらの窓からすててくれ 君となら一緒に暮らしたかった 二人でいつも立ち止まってしまう あの赤いレンガの家で……… ルンルン ルルル……… 今日の淋しさは風にごまかされて いつまでも消えそうもない  ぼくのほんのひとことが まだ二十前の君を こんなに苦しめるなんて だから行く先は ぼくの友達に聞いてくれ 君に会わないで行くから 今頃はぼくもまた昔のように どこかの町のカフェテラスで ビールでも飲んでいるだろう ルンルン ルルル……… 君が帰る頃は夕暮れ時 部屋の明かりはつけたままで
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
きらいなはずだった冬にかぐや姫かぐや姫伊勢正三伊勢正三水谷公生夕焼け空のなごり残して きれいに暮れてゆく 街を 君とこうして また並んで歩いている 寂しい季節が過ぎて 暖かい心の春が Wo…やってくる  年を数えて 三度目の冬 も一度 めぐり逢うこと なぜか手のひらに 記されていたような 不思議な運命という名の 結びつく 二つの星が Wo…知っている  似合うセーター その肩ごしに 感じる君は 同じさ 涙もろくなったのは ぼくのせいだね やさしい涙の糸が からみつく長いまつ毛に Wo…酔っている
幸福のメニューかぐや姫かぐや姫伊勢正三南こうせつUFO見た見たと女房 騒ぎながら 目玉焼をつくってる 夕日が追いうちをかけて 沈むと幸せは 家(うち)の中へ とじ込められる どこのチャンネルも 競ってニュースを伝えると 1日もそろそろ 暮れてしまう 悲しめば損 楽しめば得 悲しめば損 楽しめば Ah Yeah かべのシミを 隠すための ポスターも いつの間にか 部屋を飾ってる これが俺の暮らしだと 決めてるうちは 幸せは このへんで とどまってくれる 小さな悩みなら どこかそこらの店先の 週刊誌にでも 答えてもらおう 悲しめば損 楽しめば得 悲しめば損 楽しめば Yeah yeah yeah… (リラリラ リラの花 リラのこと好きよ) それにしても このまえの四暗刻(スーアンコク) 単騎待ちは 悔しかった ため息まじりに 明日がくれば 誰もが 朝をむかえることができる ようやく季節も 動く気配をみせると タケノコメバルが 釣れ始める 悲しめば損 楽しめば得 悲しめば損 楽しめば Yeah yeah yeah…
湘南 夏かぐや姫かぐや姫伊勢正三伊勢正三湘南へ帰る人達の 顔がとてもやさしい  すこし心が落ちついた 鎌倉すぎたあたり  なぜ海が見たいのだろう もう若くもないのに もしも沈む夕陽に 間に合えば ただそれだけのこと  湘南へ帰る人達の うでが西日に染まり  陽やけのあとが暖かく Yシャツに触れている  なぜ海が見たいのだろう もう若くもないのに 海に沈む夕陽を 見とどけて ただそれだけのこと
なごり雪かぐや姫かぐや姫伊勢正三伊勢正三汽車を待つ君の横で ぼくは時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 「東京で見る雪はこれが最後ね」と さみしそうに 君がつぶやく なごり雪も 降る時を知り ふざけすぎた 季節のあとで 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった  動き始めた 汽車の窓に 顔をつけて 君は何か 言おうとしている 君の口びるが 「さようなら」と動くことが こわくて 下を向いてた 時が行けば 幼ない君も 大人になると 気づかないまま 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった  君が去った ホームに残り 落ちてはとける 雪を見ていた 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった
夏この頃かぐや姫かぐや姫伊勢正三山田つぐと我が家では 何だかこの頃 静かな日々が 続いてる 山で死んだ あいつがいた頃は とても にぎやかだったのに 白髪が増えた 親父も 将棋の相手が いないと ふとぐちを こぼしたりする  この頃 僕も何だか淋しくて 深夜放送を 聞いたりする ゆうべどこかで あいつの好きだった 歌が かかっていたっけ 妹も 部屋にこもり ラジオ聞きながら 泣いてた 好きだったんだね あいつのこと  通り雨過ぎた あとに残る 香りは 夏この頃 おふくろも 嫌いなはずだった 小犬を飼って みたりしてる 今朝早く 兄貴から 男の子が生まれたと 知らされた 夏の暑い盛りに……
22才の別れGOLD LYLICかぐや姫GOLD LYLICかぐや姫伊勢正三伊勢正三あなたに「さようなら」って言えるのは 今日だけ 明日になってまたあなたの 暖い手に触れたらきっと 言えなくなってしまう そんな気がして……… 私には 鏡に映った あなたの姿を見つけられずに 私の目の前にあった 幸せにすがりついてしまった  私の誕生日に 22本のローソクをたて ひとつひとつがみんな君の人生だね って言って 17本目からはいっしょに火をつけたのが 昨日のことのように……… 今はただ5年の月日が 永すぎた春といえるだけです あなたの知らないところへ 嫁いでゆく私にとって  ひとつだけこんな私の わがまま聞いてくれるなら あなたは あなたのままで 変わらずにいて下さい そのままで
遥かなる想いかぐや姫かぐや姫伊勢正三南こうせつ誰もが一度 川の流れを変えてみたいと 若くもえたあの日の唄が どこかで聞こえている にぎやか通りぬけ 裏通りの陰で ふっと足を止めたその時 いつも聞こえてくる  若い夢が 君のその手に育ち始めたら そっと愛を知った人へと わたしてくれるかい 小さなともしびが ひとつふたつ ともり 一人じゃないと知ったその時 明日が笑ってる  はじける汗と風の匂いが 旅へと誘うから ぼくらのくつはいつも半分 すりきれているだろう 愛したあの人は 今どこにいるのだろう いつか君をむかえに行こう 約束はできないけど いつか君をむかえに行こう 約束はできないけど
南風知らん顔かぐや姫かぐや姫伊勢正三南こうせつ石川鷹彦夏の朝 はちのうえの 朝顔を けとばしてったのは 長い旅に疲れきった 南風のいたずらです たいくつな時には 部屋の窓たたいて たとえばふるさとのこと 聞かせてくれるかい 南風は知らん顔で 街角を曲がっていった  南風は 熱い国の 恋の香りを 運んできては ぼく達に同じ朝をむかえさせようとしている 君を抱いたそのあとで 君の寝顔横にして 窓をあけたら 冷たい風がほほをなでる 南風は知らん顔で どこかへ帰っていった
わかれ道かぐや姫かぐや姫伊勢正三伊勢正三ああ 君の長い髪と 胸のふくらみを 愛して 時は流れた  つい きのうまでは もうもどれない 道二つ 分れて 歩き始めて 別れたことに気づいた  ああ ぼくの心の中に 寂しい椅子がある そう昔 君もそこに すわっていたんだね  ああ 君といた頃は 誰にも 愛は一度 めぐると知っていたのに  ああ 六本木の街に降る雨が 街ゆく人達の 肩を濡らして も少し早く ほんとの愛を知ってたらと 誰もが後悔しながら 歩いてる  ああ 君がいた頃は 酒にも 飲まれることは なかったことに 気づいた
思案のスクリーン柏原芳恵柏原芳恵伊勢正三伊勢正三ずぶ濡れの雨の海岸に たおれたパラソル夏の日の 思いがけない出会いだった サヨナラとふりむくバス停  恋ははじめからひと夏の香り だけど知らず知らず 恋はいつだって思案のスクリーン そして知らず知らず  思い出にじんだ Tシャツの 小さくたたんでつめ込んだ 潮風のテラスに残した 貝殻の中のアドレス 都会の中では 日焼けも薄れて 青い夏も遠ざかる もしもそれまでに思案のスクリーン 消してしまえるなら  Tu........ だけど知らず知らず Tu........ そして知らず知らず そして知らず知らず
あいつ伊勢正三伊勢正三雪の中一人の男が 山に帰っていった ただそれだけの話じゃないか あわただしい季節の中で 花束投げた あの娘の言葉が こだまして帰ってくるけど 雪どけ水の音に消されて また静けさがおとずれる  だからもう忘れちまえよ あんなやつのことは こんなかわいい人を残して 一人でゆくなんて あいつがたとえ 想い出ひとつ 何も残さなかったのは あいつにすれば 精一杯の 愛だったんだね  春が来たら 去年と同じように また山でむかえよう それまでにきっとあいつの 得意だった 歌をおぼえているから  ………
あいつが生まれた朝伊勢正三伊勢正三いつの間にか夜が明けて 土曜日へと流れる あいつが生まれた朝に 初雪の便り聞いた 暦の色もあせる頃 さそり座を通り過ぎて 指折り数えた十月も 忘れられてしまう  窓辺の花甘く香り ゆく秋を懐かしめば 今年も暖かい冬が お前をつつんでくれる ああ時は流れ流れて ………………………… 誰もが皆この冬に 一年をふり返る  もうそれは還らない 日々だけど
伊勢正三伊勢正三雪が溶けて河を流して 時の流れも変わり始める頃  ああ誰もが人恋しくて そっとつぶやく言葉が たまらなくやさしい  悲しみなんて幸せの前触れ 月が出るまで このひとときを君に  影を残して西へと流れてゆく 今日の終わりを愛する人へ  ああ東京かすみそうな街 そっと暮らしてゆければ ただそれだけでいい  悲しみなんて幸せの前触れ 月が出るまでこのひとときを君に  悲しみなんて幸せの前触れ 月が出るまでこのひとときを君に
あの唄はもう唄わないのですかGOLD LYLICGOLD LYLIC伊勢正三伊勢正三今朝新聞の片隅に ポツンと小さく出ていました あなたのリサイタルの記事です もう一年経ったのですね  去年もひとりで 誰にも知れずに 一番うしろで見てました あの唄 もう一度聞きたくて 私のために作ってくれたと 今も信じてる あの唄を……  あなたと初めて出会ったのは 坂の途中の小さな店 あなたはいつも唄っていた 安いギターをいたわるように  いつかあなたのポケットにあった あの店のマッチ箱ひとつ 今でも 時々とりだして ひとつ つけてはすぐに消します あなたの香りがしないうちに  雨が降る日は 近くの駅まで ひとつの傘の中 帰り道 そして二人で口ずさんだ あの唄はもう唄わないのですか 私にとっては 思い出なのに
アフタヌーン通り25伊勢正三伊勢正三涙ぐんでたように見えた あの日の店の片隅にいて 流れてるのはとても古いアメリカの唄のよう そして二杯目のコーヒー  ウフフフ…雨が降り始めたから もう君を離さないよ そして君と も一度うまくやってゆきたい  風が季節を運んでいった 君はやさしい女になった 煙草ふかしていつか見た フランス映画のよう 帽子を深めにかぶって  ウフフフ…雨が雪に変わる頃 君を連れてゆくよ 街はずれに見つけた 新しいぼくの部屋まで
雨の物語伊勢正三伊勢正三化粧する君の その背中がとても 小さく見えて しかたないから ぼくはまだ君を 愛しているんだろう そんなこと ふと思いながら 窓の外は雨 雨が降ってる 物語の終りに こんな雨の日似合いすぎてる  誰もが物語 その1ページには 胸はずませて 入ってゆく ぼくの部屋のドアに 書かれていたはずさ “とても悲しい物語”だと 窓の外は雨 あの日と同じ 肩を濡らした君が ドアの向こうに立っていたのは  窓の外は雨 雨が降ってる いく筋もの雨が 君の心の くもりガラスに
海風伊勢正三伊勢正三海風 吹いてた あの頃いつの時も 潮の満干に すべてを感じて 幼な心に吹いてた 淋しい時 とても淋しい時 今もぼくのなぐさめに 吹くのは 海風  海風 吹いてた 今はここにいるけど 時の流れが ぼくを変えても 今も故郷に吹く あの日の夢 とてもきれいな夢 今のぼくに何かを 残してくれた 海風
男は明日はくためだけの靴を磨く伊勢正三伊勢正三瀬尾一三夕暮れの街並がすこしづつ暗くなってゆく ひとりの男が今日も坂道を下りてくる アパートのドアを開け 手さぐりで灯りをつけた時 今日一日がふと目の前を通り過ぎる ひとり暮らしは気楽と言えばいい  過去のことは思い出さず これからのことは解らない 男は明日はくためだけの靴を磨く その日暮らししていてもほらこんなに幸せだと 大きな声で笑える日もいつかはくる 時の流れに身をまかすのもいいさ  やさしい女がどこかにいたような気がする そんな気持にたとえ答えられなくても 男なら恋心をさりげなくポケットに入れて そのあとでそっとどこかで取り出してみたとき 熱い思い出静かに消せばいい  男なら夢のひとつくつがえすこともできるし 夢からさめたらまた新しい夢を見ればいい 窓辺で枯れてゆく一輪ざしの花でさえ この部屋の中で精一杯に咲いていた そんなちいさな生きざまを見つけたい
お前だけが伊勢正三伊勢正三たとえこの世界で一番きれいな人が ぼくを好きだと言っても たとえこの宇宙で一番きれいな星を ぼくにくれると言っても ぼくは何もいらない お前だけが お前だけが お前だけがいてくれたらそれでいい お前のやさしい笑顔がそこにあれば それでいいのさ  ぼくとお前の可愛いい子供が生まれたら 写真を見せて 言うんだ これがパパとママの若い頃の写真さ どうだ今も変わらないだろうと 朝陽がもうさし込んでくる お前だけを お前だけを お前だけを 愛しているから 夜がとても短かすぎて 愛を語り尽くせない  夜がとても短かすぎて 愛を語り尽くせない
終りのない唄伊勢正三伊勢正三今日まで悲しいこともあったし ときには腹をかかえて笑った そして何度か唄うことが とても苦しいものだと思った  それでも僕は唄ってゆきたい 誰かが聞いてくれる限り たとえばそれが旅で知り合った 一人の少女だとしても
海岸通伊勢正三伊勢正三あなたが船を選んだのは 私への思いやりだったのでしょうか 別れのテープは切れるものだとなぜ 気づかなかったのでしょうか 港に沈む夕陽がとてもきれいですね あなたをのせた船が小さくなってゆく  夜明けの海が悲しいことを あなたから教えられた海岸通 あなたの言うとおり妹のままで いた方が良かったかもしれない あなたがいつかこの街離れてしまうことを やさしい腕の中で聞きたくはなかった  まるで昨日と同じ海に波を残して あなたをのせた船が小さくなってゆく
北国列車伊勢正三伊勢正三ぼくが君を追いかけてる 夢から目覚めたときは 汽車は夜を走りつづけ 朝の駅へついたところ  君を忘れるため長い旅に出て 旅の終わりにこの街を選んだ  去年の今頃汽車にのり 二人で旅した北国の あの雪の白さが何故か忘れられずに  ぼくの他にはあと少しの 人を降しただけで 汽車はすぐにまだ暗い 朝に消えて行った  おもいきり背伸びをした 薄暗い空に 君の星座がまだ光ってる  君の生まれたあの星が こんなきれいに輝いて 君と暮らした東京では 見たことなかったけれど  君を忘れるため長い旅に出て 旅の終わりにこの街を選んだ  去年の今頃汽車にのり 二人で旅した北国の あの雪の白さが何故か忘れられずに
君と歩いた青春伊勢正三伊勢正三君がどうしても帰ると言うのなら もう止めはしないけど 心残りさ少し 幸せにできなかったこと  故郷へ帰ったらあいつらに 会うといいさよろしく伝えてくれ きっと又昔のようにみんなで 楽しくやれるさ  みんないいやつばかりさ ぼくとはちがうさ そしてあの頃と同じように みんなで釣りへでも行きなよ  ケンカ早いやつもいた 涙もろいやつもいた みんな君のことが好きだったんだよ  本当はあいつらと約束したんだ 抜けがけはしないとね バチ当りさぼくは だけどほんとさ愛していたんだ  きれいな夕焼け雲を 憶えているかい 君と始めて出逢ったのは ぼくが一番最初だったね  君と歩いた青春が 幕を閉じた 君はなぜ 男に生まれてこなかったのか
古都伊勢正三大久保一久別れた人には 京都が似合うと 始めて気づいた 木屋町通り 古い都への 出逢いとはいつも こうして始まるものでしょうか いつか いつか こんな時がくるねと 君は 君は 遠い空を見つめて つぶやくように云った  いつも にぎやかな 四条通りにも 悲しい目をした 人がいる 嵯峨野のあたりに 沈む夕陽さえ 急いでぼくから逃げてゆく 何もかもが ぼくに 背中を向けて ぼくは ぼくは 一人とり残されて しまったような気がする
暦の上では伊勢正三伊勢正三君が涙ポツンと落した日 街では もう春のセーターが店先に並んでた 街はまだ冬の名残り 風は冷い 君が窓開けてぼくを呼べば やっぱり振り向いてしまう 君の涙が雪に変ってぼくの肩に落ちた  君から借りたノートを返したその後で 二言三言かわした言葉がぎこちない 「卒業」なんて言葉はとてもきらいさ 君と悲しみ 君と笑った学生時代も終わり ボタンダウンのシャツもそろそろ 着れなくなってくる頃  下りの汽車の時間が気にはなるけど 野球帰りの子供達の声 にぎやかな午後のひととき 暦の上ではもう春なのに まだまだ寒い日がつづく
ささやかなこの人生GOLD LYLICGOLD LYLIC伊勢正三伊勢正三花びらが散ったあとの 桜がとても冷たくされるように 誰にも心の片隅に 見せたくはないものがあるよね だけど人を愛したら 誰でも心のとびらを閉め忘れては 傷つきそして傷つけて ひきかえすことの出来ない人生に気がつく やさしかった恋人達よ ふり返るのはやめよう 時の流れを背中で感じて 夕焼けに涙すればいい  誰かを愛したその日には たとえばちっぽけな絵葉書にも心が動き 愛をなくしたその日には 街角の唄にもふと足を止めたりする 風よ季節の訪れを 告げたら淋しい人の心に吹け そしてめぐる季節よ その愛を拾って終わりのない物語を作れ やさしかった恋人達よ ささやかなこの人生を 喜びとか悲しみとかの 言葉で決めて欲しくはない
3号線を左に折れ伊勢正三伊勢正三都会に住んでる人達は 時には海へ行きたくなる 車飛ばしながらふとそう思う  3号線を左に折れ 海へ向う道に吹く風 今はもう冷たく右腕をなでる  忘れさられた海は 波の音さえ 心なしかさびしい  この海で写した二人の 記念写真を今埋めて 想い出は返そう出逢った海へ  写真に写るときの君は いつも目をつぶっていたね きれいなものだけを見てたかったんだね  あの街並が見える 遠く霞んで  しまっておいたストーブ もう出さなければ いけない季節です
少しだけの荷物伊勢正三伊勢正三もしも幸せを計ることができるなら 積重ねた新聞の高さなのかも知れない  もうすぐ君もこの部屋を出て 新しい生活が始まる  住み慣れたこの部屋に 慣れすぎたその時が いつかは来ることもわかってはいたけれど  愛し合ってたあの頃の二人は けんかも出来たのに この頃君はとてもやさしい目をしてる  愛し合ってたあの頃の二人に 一日はすぐに暮れたのに この頃時はぼくの回りで止っている
そんな暮らしの中で伊勢正三伊勢正三歩き始めた子供の 笑い声が響いてる そんな暮しの中で 芽ばえ始めた「何か」を 大切にして生きるため 日々の暮しがある  時計の針が 時を流しているわけでもなく 明日の朝 新聞の日付がただ 変わっているだけのこと  2センチ足らずの雪が 科学の街 東京を 一日でぬりかえる その変わらぬ雪の色に 人は何を思うのだろう 変わりゆくこの日々に  寒さの中に かくれているのは 暖かさなのだから 冬の朝 目覚めたときの あと五分の幸せを 誰もが知ってる
地平線の見える街伊勢正三伊勢正三汽車はもう出ようとしてるのに あいつと握手のひとつもできない てれくさいものさ男同士なんて 明日から淋しくなるというのに 旅に出るのはいつもの気まぐれさと 笑いながら君は言う 今頃雪に眠る北の街で wo− 夢を見て欲しいすばらしい友よ 君はいつまでもさ  酒と涙の味が同じだった あの頃はとてもよかったね 君はそのひげをそらないで欲しい この街で暮らした思い出として 君の部屋は車の写真と いくつかの地図に囲まれ 西の窓から黄昏れる頃 wo− いつもきまってカリフォルニアの歌が 流れてきたものだった  君はいつもぼくに言ってた口ぐせのように このせまい国のどこかにきっと wo− 地平線の見えるところがあるとね その目を輝かせて
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
月が射す夜伊勢正三伊勢正三窓から月が射す夜は 言葉では喋りたくない  君と居る 夏が行く 暑すぎたね ふふ  遠くを見てる 横顔が寂しい君だけれど 人はみな 寂しがりやの 顔してるものだろう  音が跡切れた風鈴だけに 寂しい人の心が解かる  あの時 笑っていたね 流されれば すべてが終わるなんて  君は今 夏の終わりに何を捨ててゆくのか  季節が動く時の 蝉の声 響けば 寂しい人の心も変わる
でい どりーむ伊勢正三伊勢正三幼ない日の春の道は 桜の雪降る中を えび茶色のランドセルが 軽くゆれるそんな道だった 始めて開いた新しい教科書 それは夢の世界 それはまるで不思議な宝物  幼ない日の夏の夜は 空から星が降りてきて 屋根裏から手を伸ばせば 届きそうなそんな星空 眠れない夜は かとりせんこうの煙 指でたどり あの娘のこと思いだしたり  幼ない日の秋の空は ヒコーキ雲追いかけて あの娘と二人 走りつかれ たおれた野原で約束したっけ 大きくなったら ぼくはジェット・パイロット 青い空いっぱい 君の名前書いてあげると  幼ない日の冬の色は 窓ガラスの曇り色 白い息が通りすぎる 急ぎ足でバス通りまで 季節の忘れもの ところどころ残る雪を 見つけたとき 足あとつけ急ぐ家路を
冬京伊勢正三伊勢正三ぼくの部屋の 夕暮れは 君が去った ドアの方から始まる あの頃ぼくと そして君の夢は 同じものだと 思っていた ぼくの胸に 顔をうずめて 潮の香りがすると 故郷のない君だから わかるのだろう  あの頃ぼくは 何のために 君と同じ朝を むかえてたんだろう 赤い電車は 止まらないほどの その小さな駅の 見える部屋で 階段のぼる ぼくの足音 響き始めたとき 読みかけの本にしおりを はさむ人もいない  こんな淋しさ それも東京 そして生きていくため 暖かい愛がなければ 冬は越せはしない
通り雨伊勢正三伊勢正三通り過ぎた雨に 細い肩を濡らして あの娘は一人ぼっちになろうとしている 淋しいのなら忘れよう 人の心なんて にぎやかなお祭りの人ごみの中で 浴衣がけ 細い肩 通り雨  二年ぶりにたずねた 下町のお祭りは まるであの日と同じ顔でむかえてくれたのに 久しぶりなら忘れよう なつかしさなんて 風車くるくると音をたてる夜に 浴衣がけ 長い髪 通り雨  幸せすぎてこわいと 大吉破いてすてた 何もかもが昔に向かって走り去ってゆく 思い出すら忘れよう おもいでなんて 指切りがほどけてはいけないはずなのに カラカラと 石畳 通り雨  赤い鼻緒切らして 上目使いに笑った かわいそうなくらいの小さな胸もと 悲しいのなら忘れよう 君の笑顔なんて 熱い涙足もとにはじけて落ちた日に ほほ濡らす 悲しみの 通り雨
時の流れ伊勢正三伊勢正三目の前の砂時計を うら返せば時はすぐに流れてゆく 煙草をひとつもみ消せば 夜がまたすこしだけ短くなった  一日の終りが楽しかったり とても悲しかったりしたのは みんな君がいたからなのさ 時は流れてゆく  何もかもを忘れたくて この街離れるぼくを誰が笑う 三月もすれば もう誰も ぼくのことなど 聞いたりはしないだろう  どんなに遠くへ離れても 季節の風が追いかけてくる どこかでぼくが 立ち止まらないように 時は流れてゆく  朝が夜に暮れたそのあとで また夜が朝に明けてゆくように 別れることが 終わりならば 別れることが始まりだと言えないだろうか  ぼくにとっては突然だったけど 君には わかっていたのかも知れない 壊すためにつくる積木のように 時は流れてゆく
流れる伊勢正三伊勢正三夕日の消え色 美しく終わって 時の流れを ぼくに教える  もう君は忘れようとしていた言葉を 過ぎゆく流れに捨てた  隔てる月日が流れを創って 言葉が霞かに 翳りを染めてる  ああ 時がいつか懐かしさを作る頃 すべてが変わる……  ああ 時は休むことを知らずに流れる 誰もが一度はふりかえる……
何かいいことありそうな明日伊勢正三伊勢正三毎日がおもしろい程過ぎてゆく 君と暮らす毎日も 平和すぎる程 「今日は早く帰るつもりだったけど 田舎のやつにさそわれてね ほら あいつに引越しのとき 世話になったろう だからさ あと半チャンつまんで すぐ帰るから お土産はショートケーキかい それとも にぎり かい」  この街にももうすっかり住み慣れた あい変らず遅(のろ)いのは 駅前の工事中 角の酒屋のオヤジともすっかり 顔なじみになってしまって 「オールドにしてよ」なんて言うと 「おや景気いいね」と 「給料日前だから あんまり無理しないで」 なんて言われて 「それじゃやっぱりホワイトでいいよ」と  今日が終れば 明日までの人生さ 明日は 明日の風に吹かれて 「夕べは タバコが切れたくらいの事で どなったりして悪かったね ただ毎日がなんとなく 平和すぎるから 明日も又晴れるといいね……」 何かいいことありそうな 明日になりそう
22才の別れGOLD LYLICGOLD LYLIC伊勢正三伊勢正三あなたに さようならって 言えるのは 今日だけ 明日になって またあなたの 暖かい手に 触れたら きっと 言えなくなってしまう そんな気がして 私には 鏡に映った あなたの姿を見つけられずに 私の目の前にあった 幸せに すがりついてしまった  私の誕生日に 22本のローソクをたて ひとつひとつが みんな君の 人生だねって言って 17本目からは いっしょに火をつけたのが 昨日のことのように 今はただ 5年の月日が 永すぎた春と いえるだけです あなたの知らないところへ 嫁いで行く 私にとって  ひとつだけ こんな私の わがまま 聞いてくれるなら あなたは あなたのままで 変らずにいて下さい そのままで…………
はずれくじ伊勢正三伊勢正三恋それがとても はかないものだと知ったのは 君だらけの厚い日記の 最後のページを めくったとき  あの日黙って 君と歩いた 長い坂道 歩くたびに 耳にいつまでも ひびいてる ハイヒールの冷たい音  いつか道端でひろった 誰かにすてられた ラブレター ぼくから ぼく宛の手紙 運んだは 君だけど  いつの間にやら 傷つけ合って 別れた場所へ もどって見たら 恋のはずれくじが舞ってる ほらそこにも ほらあそこにも  いつの間にやら 傷つけ合って 別れた場所へ もどって見たら 恋のはずれくじが舞ってる ほらそこにも ほらあそこにも
Bye Bye伊勢正三伊勢正三人は誰でも皆 愛し愛されて 悲しい恋の終わり 知り過ぎてるのに いつかその傷跡 右手でかくして 左手でまた誰かを抱くことがなぜできたりする  男には女は解らない 時がいくつ流れても……  Bye Bye さよならを Bye Bye 告げた夜は 男ひとり その背中に星がひとつ流れる  きれいな言葉だけで 人は愛せない それに気づいたところで まだ若すぎるさ コスモスの咲く頃 アジサイは消えて 若い心の傷は いつの間にか治っているもの  女には男は解らない 涙いくつ 流しても…  Bye Bye 三日月に Bye Bye 操られて 女ひとり 恋の道を迷い始めている
ほおづえをつく女伊勢正三伊勢正三振り向きもせずに男は去った 女は半年泣き続けた 薄暗い部屋でほおづえをついたまま 幸せな日々を思い出していた  何故すてられたのかもわからないまま 女は半年泣き続けた  新しい季節が女を変えた 出会いを求めて町に出た 髪を切り胸のボタンひとつはずして 化粧直して女は生まれ変わった  お茶を飲みながらほおづえをついたまま 女は男を捜しつづけた  女はそっと煙草くわえた 男はすかさず火をつけた かげりある女はとてもきれいに見える 思わず誰でも手をさしのべてみたくなる  灰皿の中の古い燃えさしがまた 新しい炎で燃え上った  数える間もなく時は流れた 振り向きもせずに男は去った 慣れすぎた暮らしに女は甘えすぎて 男の心にまでほおづえをついてしまった  夜空の星がとても美しいのは ほんのすこし光っているから
夕凪伊勢正三伊勢正三ふと言葉がとぎれたとき こがね虫が飛び込む 夏 夕暮れ 風が止まる瞬(ひととき)の間に うすけむり たなびけば…… 君のそばは 君のそばは うすむらさきの芳り  月夜に蔭れているのは めくる明日の幸せ タ顔の花 君の笑顔 透(すきとお)る白さを 簾越しにくらべては…… 君のそばは 君のそばは うすむらさきの芳り
夜汽車は南へ伊勢正三伊勢正三愁いを残して夜汽車は南へ走る 時の流れとすれ違うように走る 静けさが今 友達なら 黙って窓にもたれよう どこかで目覚めたばかりの 赤ん坊の声がよく響く そのけたたましいほどの泣き声を 誰も憎むことはできない ああ 人生がくり返すものなら またいつか君に出逢うだろう  走りゆく列車の網棚の上に置かれた 誰にもなじみの菓子箱がひとつゆれてる その帰りを待つ人々達 そして帰ってゆく人 ひとりの人生は いくつかの絆で結ばれている その美しすぎるほどの絆を ほどきながら汽車はゆく ああ 遠ざかるほど君は近づく ぼくの心のレールを走って
歴史と季節の国伊勢正三伊勢正三幼ない頃の想い出を 誰もが忘れかけている アスファルトの すき間にも花は咲いてる ほろ苦い想い出も…… いつまで君は そこにいたのかい 歴史と季節の国  めぐる季節その訪れを 路地裏の風に感じてた 夏 雨あと われた西瓜汗のにおい 土を噛む下駄の音 夕焼け姉の肌の温もり 悲しさは楽しさにも似て
忘れゆく歴史伊勢正三伊勢正三小雨が窓をたたく日曜日の朝は 一人になったことを また思い出す 君のいない朝は こんなにもさみしいものですか いつも君と二人の朝は 踏切の音をかぞえながら すこしずつ 明けていったのに  君を忘れるために 街へ出てみたけれど 君の思い出に 出会ってしまう 電車道に沿って 咲いてる名も知らぬ花の色は あの日の君の口紅と同じ 淡いオレンジ色してる 日に焼けた 君に似合ってた  あの日から毎日のなにげない出来事も 君を忘れてゆく 歴史の一つ 夏のにわか雨が かわいた砂にしみこむように 秋はすぐに通りすぎて 君のいないこの冬は どこまで 寒くなるのだろう
根なし草かまやつひろしかまやつひろし伊勢正三南こうせつ旅に疲れ愛を忘れ 根なし草のように 風まかせ 運まかせ 何もかも忘れて さそわれるままに一人旅に出て さそう人もない町でふと足を止めれば 何故か なつかしい町 何故か 淋しげな町  人はみな この町を 田舎と呼ぶらしく 麦畑がわざとらしく並んでいた 道を教えてくれたやさしい人の 白いワンピースのとても細い肩が どこか君に似ている どこか君の面影  西へ西へと走る夜汽車の窓に 書いた落書きの向うに かすんで見えるのは あれは遠い町の灯 あれは遠い故郷(ふるさと) あれは遠い町の灯 あれは遠い故郷
なごり雪川嶋あい川嶋あい伊勢正三伊勢正三汽車を待つ君の横で僕は、 時計を気にしてる、 季節外れの雪が降ってる、 東京で見る雪はこれが 最後ねと、 寂しそうに君がつぶやく、 なごり雪も降る時を知り、 ふざけすぎた、季節の後で、 今春が来て、君はきれいになった、 去年よりずっときれいになった  動き始めた、汽車の窓に顔をつけて、 君はなにか言おうとしている、 君の口びるがさようならと動くことが 怖くて下を向いてた、 時がゆけば幼い君も、 大人になると気づかないまま、 今春が来て、君はきれいになった、 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり、 落ちてはとける雪を見ていた、 今春が来て、君はきれいになった、 去年よりずっときれいになった
あの唄はもう唄わないのですか川野夏美川野夏美伊勢正三伊勢正三松井タツオ今朝 新聞の片隅に ポツンと小さく出ていました あなたのリサイタルの記事です もう一年経ったのですね  去年も一人で 誰にも知れずに 一番うしろで見てました あの唄 もう一度聞きたくて 私のために作ってくれたと 今も信じてる あの唄を…  あなたと初めて 出会ったのは 坂の途中の小さな店 あなたはいつも唄っていた 安いギターをいたわるように  いつかあなたのポケットにあった あの店のマッチ箱ひとつ 今でも 時々とりだして ひとつ つけてはすぐに消します あなたの香りがしないうちに…  雨が降る日は 近くの駅まで ひとつの傘の中 帰り道 そして二人で 口ずさんだ あの唄はもう唄わないのですか 私にとっては思い出なのに…
海岸通川野夏美川野夏美伊勢正三伊勢正三佐藤準あなたが船を選んだのは 私への思いやりだったのでしょうか 別れのテープは切れるものだとなぜ 気づかなかったのでしょうか 港に沈む夕陽がとてもきれいですね あなたをのせた船が小さくなってゆく  夜明けの海が悲しいことを あなたから教えられた海岸通 あなたの言うとおり妹のままで いたほうがよかったかもしれない あなたがいつかこの街 離れてしまうことを やさしい腕の中で聞きたくはなかった  まるで昨日と同じ海に波を残して あなたをのせた船が小さくなってゆく
なごり雪川野夏美川野夏美伊勢正三伊勢正三石倉重信汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節のあとで 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君の口びるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼ない君も 大人になると気づかないまま 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった
22才の別れ川野夏美川野夏美伊勢正三伊勢正三松井タツオあなたに さようならって 言えるのは 今日だけ 明日になって またあなたの 暖い手に触れたら きっと 言えなくなってしまう そんな気がして 私には 鏡に映った あなたの姿を 見つけられずに 私の目の前にあった 幸せにすがりついてしまった  私の誕生日に 22本のローソクをたて ひとつひとつが みんな君の 人生だねって言って 17本目からは いっしょに火をつけたのが 昨日のことのように 今はただ5年の月日が 永すぎた春と言えるだけです あなたの知らないところへ 嫁いで行く私にとって  ひとつだけこんな私の わがまま聞いてくれるなら あなたは あなたのままで 変らずにいて下さい そのままで……
なごり雪河村隆一河村隆一伊勢正三伊勢正三汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが 最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた、季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君の口びるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった
なごり雪城南海城南海伊勢正三伊勢正三倉中保・増本直樹汽車を待つ君の横で 僕は時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった  動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年より ずっと きれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年より ずっと きれいになった
なごり雪木山裕策木山裕策伊勢正三伊勢正三出川和平汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた季節のあとで 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった
あの唄はもう唄わないのですかクミコクミコ伊勢正三伊勢正三服部隆之今朝 新聞の片隅に ポツンと小さく出ていました あなたのリサイタルの記事です もう一年経ったのですね  去年もひとりで誰にも知れずに 一番うしろで見てました あの唄 も一度聞きたくて 私のために作ってくれたと 今も信じてる あの唄を………  あなたと初めて 出会ったのは 坂の途中の小さな店 あなたはいつも唄っていた 安いギターをいたわるように  いつかあなたのポケットにあった あの店のマッチ箱ひとつ 今でも時々 とりだして ひとつ つけてはすぐに消します あなたの香りが しないうちに………  雨が降る日は 近くの駅まで ひとつの傘の中 帰り道 そして二人で 口ずさんだ あの唄はもう唄わないのですか 私にとっては思い出なのに
なごり雪クリス・ハートクリス・ハート伊勢正三伊勢正三堀倉彰汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 「東京で見る雪はこれが最後ね」と さみしそうに 君がつぶやく なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君の口びるが「さようなら」と動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった
なごり雪暮部拓哉暮部拓哉伊勢正三伊勢正三秋元直也汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下を向いてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった
なごり雪kevinkevin伊勢正三伊勢正三汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 「東京で見る雪はこれが最後ね」と さみしそうに 君がつぶやく なごり雪も 降る時を知り ふざけすぎた 季節のあとで 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった  動き始めた 汽車の窓に 顔をつけて 君は何か 言おうとしている 君の口びるが 「さようなら」と動くことが こわくて 下を向いてた 時が行けば 幼い君も 大人になると 気づかないまま 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった  君が去った ホームに残り 落ちてはとける 雪を見ていた 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった
雨の物語研ナオコ研ナオコ伊勢正三伊勢正三化粧する君の その背中がとても 小さく見えて しかたないから 僕はまだ君を 愛しているんだろう そんなことふと思いながら  窓の外は雨 雨が降ってる 物語の終りに こんな雨の日 似合いすぎてる  誰もが物語 その1ページには 胸はずませて 入ってゆく 僕の部屋のドアに 書かれていたはずさ “とても悲しい物語”だと  窓の外は雨 あの日と同じ 肩を濡らした君が ドアのむこうに立っていたのは  窓の外は雨 雨が降ってる いく筋もの雨が 君の心のくもりガラスに
雨音に口づけを榊原郁恵榊原郁恵伊勢正三南こうせつ佐藤準あの時にどうしてあなた こんな私見つめていたの 週末ににぎわう街で すれ違った恋 抱き寄せられて 逃げ出したのは 人ごみだけのせいじゃなく 突然恋に落とされてゆく 自分が見えないのです 私がきっとあなたに ついてゆく道は雨音  あの店で待ってるあなた どんな服を着てゆけばいい 私には似合わないのね やっぱりあなたと 好きと言われて 自身なくして 受話器をとることも出来ず 別れられなくなってしまえば もっと悲しいでしょう そんな時にもかまわず 泣けるのが私だけの恋  あぶない恋と 気付いていても なぜかもうひとりの私 あの日あなたのまぶしい眼から ずっと離れられない 私がきっとあなたに ついてゆく道は雨音
海岸通坂本冬美坂本冬美伊勢正三伊勢正三船山基紀あなたが船を選んだのは 私への思いやりだったのでしょうか 別れのテープは切れるものだとなぜ 気づかなかったのでしょうか 港に沈む夕陽がとてもきれいですね あなたをのせた船が小さくなってゆく  夜明けの海が悲しいことを あなたから教えられた海岸通 あなたの言うとうり妹のままで いたほうがよかったかもしれない あなたがいつかこの街離れてしまうことを やさしい腕の中で聞きたくはなかった  まるで昨日と同じ海に波を残して あなたをのせた船が小さくなってゆく
なごり雪坂本冬美坂本冬美伊勢正三伊勢正三船山基紀汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 「東京で見る雪はこれが最後ね」と さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君の口びるが「さようなら」と動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった
なごり雪さだまさしさだまさし伊勢正三伊勢正三倉田信雄汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼ない君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった
昨夜の出来事佐田玲子佐田玲子伊勢正三伊勢正三taxi とめるまでは 二人になれるのに あなたは テーブルで 見送るの  だって外は 夜更けの街 風も冷たくて だからわざと「送ってよ」と あなたの前で 他の人に頼んだわ  時がサラサラと そのシュガーポットに こぼれ落ちてゆく砂時計  あんなやつと思いながら ふいに呼び出され ついあわてて選ぶドレス いつもあなたの 隣に似合うつもりで  ゆうべのこと気にしながら 恋はあやふやね もっと強くなぜ激しく 問い詰めないの 今の私の気持を  ゆうべの出来事は 冷たい風の日の ちょっと意地悪なプレゼント
雨の物語佐藤竹善佐藤竹善伊勢正三伊勢正三化粧する君の その背中がとても 小さく見えて しかたないから 僕はまだ君を 愛しているんだろう そんなことふと思いながら 窓の外は雨 雨が降ってる 物語の終りに こんな雨の日 似合いすぎてる  誰もが物語 その1ページには 胸はずませて 入ってゆく ぼくの部屋のドアに 書かれていたばすさ “とても悲しい物語”だと 窓の外は雨 あの日と同じ 肩を濡らした君が ドアのむこうに立っていたのは  窓の外は雨 雨が降ってる いく筋もの雨が 君の心のくもりガラスに
ささやかなこの人生沢田聖子沢田聖子伊勢正三伊勢正三花びらが散ったあとの 桜がとても冷たくされるように 誰にも心の片隅に 見せたくはないものがあるよね だけど人を愛したら 誰でも心のとびらを閉め忘れては 傷つきそして傷つけて ひきかえすことの出来ない人生に気がつく やさしかった恋人達よ ふり返るのはやめよう 時の流れを背中で感じて 夕焼けに涙すればいい  誰かを愛したその日には たとえばちっぽけな絵葉書にも心が動き 愛をなくしたその日には 街角の唄にもふと足を止めたりする 風よ季節の訪れを 告げたら淋しい人の心に吹け そしてめぐる季節よ その愛を拾って終わりのない物語を作れ やさしかった恋人達よ ささやかなこの人生を 喜びとか悲しみとかの 言葉で決めて欲しくはない
22才の別れ柴田淳柴田淳伊勢正三伊勢正三羽毛田丈史あなたに「さようなら」って言えるのは きょうだけ 明日になって またあなたの 暖かい手に触れたら きっと言えなくなってしまう そんな気がして わたしには鏡に映った あなたの姿を見つけられずに わたしの目の前にあった 幸せにすがりついてしまった  わたしの誕生日に22本の ローソクをたて ひとつひとつがみんな君の 人生だねって言って 17本目からは 一緒に火をつけたのが きのうのことのように 今はただ五年の月日が ながすぎた春といえるだけです あなたの知らないところへ 嫁いでゆくわたしにとって ウウウーウウウウウ…  ひとつだけこんなわたしの わがままきいてくれるなら あなたはあなたのままで 変らずにいてください そのままで
22才の別れ島津亜矢島津亜矢伊勢正三伊勢正三田代修二あなたに さよならって 言えるのは 今日だけ 明日になって またあなたの 暖かい手に 触れたら きっと 言えなくなってしまう そんな気がして 私には 鏡に映った あなたの姿を見つけられずに 私の目の前にあった 幸せにすがりついてしまった  私の誕生日に22本の ローソクをたて ひとつひとつが みんな君の 人生だねって言って 17本目からは いっしょに火をつけたのが 昨日のことのように 今はただ5年の月日が 長すぎた春と いえるだけです あなたの知らないところへ 嫁いで行く 私にとって  ひとつだけ こんな私の わがまま 聞いてくれるなら あなたは あなたのままで 変わらずにいて下さい そのままで……
なごり雪JINDOUJINDOU伊勢正三伊勢正三JINDOU汽車を待つ君の横で 僕は時計を気にしてる 季節外れの 雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと 寂しそうに君がつぶやく  なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節の後で  今春が来て君はキレイになった 去年よりずっとキレイになった  動きだしたTRAIN ゆっくりと発車 なごり雪の降る空の真下 駅のプラットホーム 時間通りに 別れを告げる鐘響きわたった ガラス窓の向こうから 君は何かを言いたそうにしているような その唇が『サヨナラ』と動くことが怖くて下を向いた  時がゆけば幼い君も 大人になると気付かないまま  今春が来て君はキレイになった 去年よりずっとキレイになった  君との想い出は 雪と共に溶けて春の大地に そう 寂しさも溶かすように 儚い日差し 青春の日々  君が去ったホームに残り 落ちては溶ける雪を見ていた  今春が来て君はキレイになった 去年よりずっとキレイになった  今春が来て君はキレイになった 去年よりずっとキレイになった キレイになった
みつばちマーヤの冒険水前寺清子水前寺清子伊勢正三伊勢正三雨あがりの虹は とてもきれいですねマーヤ 果てしなく広がる 青い空のむこう どこかに咲くという 夢の花を 捜し求めて 今旅立つ おお 冒険 ちびすけ みつばちマーヤ  さわやかな朝に 背伸びをしてますねマーヤ 新しい季節の 訪れとともに これから始まる 時代の中で 風に向って 今飛び立て おお 冒険 ちびすけ みつばちマーヤ  流れる雲が いねむりしてますねマーヤ ふるさとの野山は 見えなくなったけど 誰かが待ってる ロマンの国へ ふり返らず さあ 行こう おお 冒険 ちびすけ みつばちマーヤ
なごり雪Scott MurphyScott Murphy伊勢正三伊勢正三汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 「東京で見る雪はこれが最後ね」と さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君の口びるが「さようなら」と動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれになった
はるかぜを待つ人鈴木茂鈴木茂伊勢正三鈴木茂夏限りに燃えつきてしまう ユリの花には愛しい思いを見た 翼ならべて鳥は南へ飛ぶ 限り知ればすぐに 遠い昔の人達が 旅をしのんで思ふあたりの夕暮れ  風冷たく指先を冷やし ビルの日影が信じられなくなる頃 去年のセーター少しほころびて ちょうどなじむ頃さ 秋も深まる土曜日は 街ゆく二人の肩もよりそいやすく  都会の冬こそ 君が欲しかった 山吹色のはるかぜ吹くまでは 旅の心と気まぐれは 時の流れのせいさ 春の訪れ知る人は 冬の寒さも愛に変えてしまう
海のトリトン須藤リカ・南こうせつとかぐや姫須藤リカ・南こうせつとかぐや姫伊勢正三南高節海の底の昼さがり そっと 耳を澄ませてごらん 虹色のサンゴ礁の向うから きこえてくるよ 海の底のオーケストラ エレキギターは シビレエイ どんどこクジラの ドラムかん ピーヒャラ横笛 ウナギくん のこぎりザメは ギーコギーコ トリトンのタクトに合わせて さあ歌おう 七つの海の音楽会  海の底の夜は更けて みんな集まれ 目をさまして コンブの森の大広場へ 始まり 始まり 海の底のファッションショー 照明係は ちょうちんアンコウ カニさん チョキチョキ切符きり はちまきタコさん 場内整理 トップモデルは 人魚姫 真珠のドレスがキラキラと 夢のような 七つの海のニューファッション  海の底にそびえ立つ 海底火山の聖火台 プラカードは チョロチョロやどかりくん 入場行進 海の底のオリンピック マラソン選手は マンボウさん やり投げビュンビュン やりいかくん ジャンプ一番 トビウオさん 円盤投げは クモヒトデ 貝殻のメダルを目指して さあ頑張れ 七つの海のオリンピック
22才の別れ高田みづえ高田みづえ伊勢正三伊勢正三あなたに「さようなら」って言えるのは きょうだけ 明日になって またあなたの 暖かい手に触れたら きっと言えなくなってしまう そんな気がして わたしには鏡に映った あなたの姿を見つけられずに わたしの目の前にあった 幸せにすがりついてしまった  わたしの誕生日に22本の ローソクをたて ひとつひとつがみんな君の 人生だねって言って 17本目からは一緒に火をつけたのが きのうのことのように 今はただ五年の月日が ながすぎた春といえるだけです あなたの知らないところへ 嫁いでゆくわたしにとって ウウウーウウウウウ…  ひとつだけこんなわたしの わがままきいてくれるなら あなたはあなたのままで 変らずにいてくださいそのままで
なごり雪高橋直純高橋直純伊勢正三伊勢正三汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼ない君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  去年よりずっときれいになった 去年よりずっときれいになった
おやすみマーヤチータチータ伊勢正三伊勢正三星がひとつ流れて またひとつ生まれたら すばらしい明日まで おやすみなさい 夢は知らない国の 愉快なことや 悲しみの物語 聞かせてくれる 睡蓮の花の ベッドの上で  長い旅に疲れて 羽を休めるときは ふるさとの友達を 思い出します だけど明日になれば どこかできっと 新しい友達が 待っているから おやすみなさい 涙をふいて  だけど明日になれば どこかできっと 新しい友達が 待っているから おやすみなさい 涙をふいて  おやすみ マーヤ!
みつばちマーヤの冒険チータとみつばち合唱団チータとみつばち合唱団伊勢正三伊勢正三アニメタル雨あがりの虹はとてもきれいですね マーヤ 果てしなく広がる青い空のむこう どこかに咲くという 夢の花を さがし求めて 今旅立つ おお冒険 (マーヤ) ちびすけ (マーヤ) みつばちマーヤ  爽やかな朝に背伸びをしてますね マーヤ 新しい季節の訪れと共に これから始まる時代の中で 風にむかって 今飛び立て おお冒険 (マーヤ) ちびすけ (マーヤ) みつばちマーヤ
なごり雪津吹みゆ津吹みゆ伊勢正三伊勢正三石倉重信汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった
なごり雪徳永英明徳永英明伊勢正三伊勢正三坂本昌之汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下をむいていた 時がゆけば幼ない君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった
なごり雪ToshlToshl伊勢正三伊勢正三川口大輔汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か言おうとしている 君の口びるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時が行けば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった
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