ペガサスの朝越山元貴 | 越山元貴 | ちあき哲也 | 五十嵐浩晃 | 斉藤哲也 | 熱くもえる まるでカゲロウさ 汗のしずくが とてもきれいだよ… めぐり逢いは 誰もいない海 旅のはからい 感謝したいのさ そう あの日から 時はペガサスの翼 夢を背中に はばたいて あなたとは 恋といえない 友達でいたい…… ハロー・グッデイ・サンライズ 朝も生まれたて サンキュー・グッデイ・サンライズ そしてあいたくて かけておいで 僕の日記から 愛の素顔を ひとつ覚えたね… そう あの日から 時はペガサスの翼 過去のいたでを 飛びこえて あなたとは 風に吹かれて 友達でいたい ハロー・グッデイ・サンライズ 朝も生まれたて サンキュー・グッデイ・サンライズ そしてあいたくて ハロー・グッデイ・サンライズ 光る空の下 サンキュー・グッデイ・サンライズ ぼくら生きている |
かもめの街秋元順子 | 秋元順子 | ちあき哲也 | 杉本眞人 | 矢野立美 | やっと店が終わって ほろ酔いで坂を下りる頃 白っ茶けたお天道が 浜辺を染め始めるのさ そんなやりきれなさは 夜眠る人にゃ分からないさ 波止場に出れば カモメがブイに2、3羽 一服しながらぼんやり 潮風に吹かれてみるのが あたしは好きなのさ… カモメよ カモメよ 淋しかないか 帰る故郷があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ ドンブラコ いろんな人が居たし いろんな人が居なくなった 泣いてくれるのは カモメと霧笛ばかり 一服しながらあれこれ 取り止めなく懐かしむのが あたしは好きなのさ… カモメよ カモメよ 風邪などひくな 絹の寝床があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ ドンブラコ カモメよ カモメよ あ~あ~ |
銀座のトンビ半田浩二 | 半田浩二 | ちあき哲也 | 杉本眞人 | 佐藤和豊 | あと何年 俺は生き残れる あと何年 女にチヤホヤしてもらえる あと何年 やんちゃをくり返せる 夜の銀座をピーヒョロ 飛び回る… 命の蝋燭(ろうそく)の 焔(ほのお)の長さ 人はそれぞれ あんな若さであいつも あン畜生も 先に勝手に 逝きやがって あと何年 あと何年 あと何年だとしても …俺は俺のやり方で お祭りやってやるけどね ワッショイ あと何年 俺は飲んだくれる あと何年 女房に大目に見てもらえる あと何年 ちょっかい出し続ける 情事(こい)の間をピーヒョロ 彷徨(さまよ)える… 今まで越えて来た して来たことに 悔いはなくても 時に昔の泣かせた 誰かの傷が 胸のあたりでチクリチクリ あと何年 あと何年 あと何年だとしても …俺は俺のお調子で ハッピーにやってやるけどね ワッショイ みっともなくていい 暴れたがりな 俺の欲望 だってどの女(こ)も可愛い 言い寄られれば 捨てちゃおけない性分(しょうぶん)だもの あと何年 あと何年 あと何年だとしても …俺は俺で最後まで ド派手にやってやるけどね ワッショイ… ワッショイ… ワッショイ… ワッショイ… |
Yours~時のいたずら~すぎもとまさと | すぎもとまさと | ちあき哲也 | 杉本眞人 | | 呆(あき)れるほど長く 友達でいたから あなたを失くすかも 好きと言い出せば… 運命(さだめ)なんて いつの日も 遅れて来るものね 今はいいわ こうして 隣の席で 歌が聴けるなら… 帰らないで 店が 終わるまでは 帰らないで こんな 虚(うつ)ろな夜は …側にいて タイプじゃなかったの いわゆる飲み仲間 あなたのふざけ方 逆にうるさくて… 彼にふられ 哭(な)いた時 心にいた人よ ばからしいと 打ち消し 化粧を落とす 指が震えてた… 帰らないで ひとり 残さないで 帰らないで 誰か 寝ている部屋へ …壊れそう きっと言える 軽く 嗤(わら)われても きっと言える 「私 あなたが欲しい」 …明日こそ |
くぬぎすぎもとまさと | すぎもとまさと | ちあき哲也 | 杉本眞人 | | くぬぎ細工の恵比寿さん 財布にぶら下げて 川沿いに自転車(ちゃり)を漕ぐ あなたが見える… 母の形見のお守りは ご利益(りやく)あったやら いつの日も朗(ほが)らかに ふるまう人よ くぬぎ 苦を抜く木と書いて くぬぎ 言い伝え 嘘だよね 姉さん あなたの人生を ふり返るたび そう思う 耐える 耐えない 耐えられる 耐える 耐えます 耐えて来た 離婚しちまえ別れろと 刃向かう弟を はぐらかし過ぎたのも 子供のためか… 母に拳(こぶし)を上げた父 あんなに憎みつつ 父に似た男(ひと)をなぜ 亭主と決めた… くぬぎ 東京では俺も 言えた 暮らしなど してないが 姉さん あなたは何倍も ただ苦労だけ 哀しいよ 耐える 耐えない 耐えられる 耐える 耐えます 耐えて来た くぬぎ 苦を抜く木と書いて くぬぎ 言い伝え 信じてる 姉さん あなたの生き方を もう貶(けな)すまい 嗤(わら)うまい 耐える 耐えない 耐えられる 耐える 耐えます 耐えて来た 耐える 耐えない 耐えられる 耐える 耐えます 耐えて来た |
飛んでイスタンブール八代亜紀 | 八代亜紀 | ちあき哲也 | 筒美京平 | | いつか忘れていった こんなジタンの空箱(からばこ) ひねり捨てるだけで あきらめきれるひと そうよ みんなと同じ ただのものめずらしさで あの日しゃれたグラス 目の前にすべらせて くれただけ… おいでイスタンブール うらまないのがルール だから愛したことも ひと踊り風の藻屑 飛んでイスタンブール 光る砂漠でロール 夜だけの パラダイス 胸にかすかにしみた 低い電話のさよなら かすり傷のひとつ 残せもしないひと そしてしょうこりもなく すぐにいたみもぼやけて 今日は今日の顔で 描(か)きあきためぐり逢い 描(えが)いてる… おいでイスタンブール 人の気持はシュール だからであったことも 蜃気楼 真昼の夢 好きよイスタンブール どうせフェアリー・テール 夜だけの パラダイス 飛んでイスタンブール 光る砂漠でロール 夜だけの パラダイス |
トーキョー・バビロン山内惠介 | 山内惠介 | ちあき哲也 | 川口真 | | 星までとどく ガラスのエレベーター 今夜もひとり 女がのぼってくる Rのボタン 光がたどりつけば 時間を超えた楽園 舞姫を誰も夢に見るけれど まぼろしでかかと挫(くじ)くだけ ぬけだしておいで スキャンダル・シティー あきらめがそばで ねてる間に そこはバビロン バビロン・トーキョー 愛が住み場所を喪くした街 だからバビロン バビロン 今夜も ひとり逃げてくる 摩天楼 愛した数と 別れた数が違う 都会の恋は ねじれたパズルみたい 傷みを捨てに ガラスのエレベーター 今夜もひとり女が 舞姫はあなた 舞姫はあたし 恋びとはどうせ力なし 見おろしてごらん スキャンダル・シティー しあわせもただの 砂けむり そこはバビロン バビロン・トーキョー 愛がはげしさに遭えない街 だからバビロン バビロン 今夜も ひとり逃げてくる 摩天楼 |
こんな女でよかったら松尾雄史 | 松尾雄史 | ちあき哲也 | 水森英夫 | 前田俊明 | 駄目ね、とうとう 負けたのね そう、あなたの 殉情(じゅんじょう)に… 酒と若さの 見間違い 嗤(わら)っては 来たけれど こんな女で よかったら 何を惜しむことなく 欲しいならば命も 捧(あ)げたいわ 好きと嫌いの 真ん中で 強がるしか なかったの… ばかなからだの 淋しさに し続けた 回り道 こんな女に なぜ惚れた 懺悔(ざんげ)なんかしたって 帰れりゃしない昨日が 憎らしい 誰か、あなたに できた日は 身をきっぱり 引くつもり… どうせ一度は あきらめた 運命(さだめ)なの 生まれなの こんな女が 絆(ほだ)されて 純(うぶ)な昔みたいに 恋に生きて行っても いいかしら |
STAR PILOT中森明菜 | 中森明菜 | ちあき哲也 | 忌野清志郎・小林和生 | 後藤次利 | 宇宙の果てから果て 飛んでる気分 うかつに抱かれてみた あの時からよ だってあなたは Star Pilot 無重力の恍惚(こうこつ)をくれるわ……… Star Pilot 喜劇にすぎないのね かまえたとこで 一枚あなたが上 主役をどうぞ そんな急いで Star Pilot 長い夜を 一瞬にしないで Star Pilot ねぇ ここはどのあたり Tell Me ねぇ 顔をあげたら 堕ちてしまう Ah 高くもっと 高く Fly High 愛して欲しいと Baby 照れずに云えそう Baby 嵐にはがれてゆく 私のかけら 素直な女にして あなたの胸で そしてこのまま Star Pilot つれて行って 永遠の向うへ Star Pilot…… めまいとめまいの隙(すき) おぼろに見える 出逢いと出逢いの糸 たしかに真紅 多分あなたね Star Pilot 母(ママ)の中で あこがれていたのは……… Star Pilot ねぇ そこにいるんでしょう Touch Me ねぇ 荒い息しか 聞こえないわ Ah 現世(うつつ)なんか こえて Fly High 愛しているって Baby こうすることなの Baby 嵐にはがれてゆく 私のかけら 素直な女にして あなたの胸で そしてこのまま Star Pilot つれて行って 永遠の向うへ Star Pilot Star Pilot つれて行って Star Pilot |
ノラハン・ジナ | ハン・ジナ | ちあき哲也 | 徳久広司 | | やめて…下手な嘘 抱いて…今はただ 雨にぬれたノラ 帰りついたあんた… いい女なら 割りきってあげるわ 誰となく 惚れてないと 駄目な 駄目な ひとなの 好きよ…好きよ 好き 愛はひとり芝居 だって…ニつ上 あたし…損な年 どうせ明日(あす)もノラ 街で悪戯(わるさ)するの… 泣きおとしには もう懲りていたのに しおらしい 顔を見れば ばかね ばかね からだが 好きよ…好きよ 好き 愛はひとり芝居 そう 棄てたもの 夢なんか きっぱり 癪(しゃく)だけど もしかしたら これが これが しあわせ 好きよ…好きよ 好き 愛はひとり芝居 愛はひとり芝居 |
かもめの街北原ミレイ | 北原ミレイ | ちあき哲也 | 杉本眞人 | 美野春樹 | やっと店が終わって ほろ酔いで坂を下りる頃 白茶(しらちゃ)けたお天道が 浜辺を染め始めるのさ そんなやりきれなさは 夜眠る人にゃ分らないさ 波止場に出れば カモメがブイに2、3羽 一服しながら ぼんやり潮風に吹かれてみるのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 淋しかないか 帰る故郷があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ ドンブラコ いろんな人が居たし いろんな人が居なくなった 泣いてくれるのは カモメと霧笛ばかり 一服しながら あれこれ取り止めなく懐かしむのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 風邪などひくな 絹の寝床があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ ドンブラコ カモメよ カモメよ あ~あ~ |
Thanks~さらば、よき友~すぎもとまさと | すぎもとまさと | ちあき哲也 | 杉本眞人 | 佐藤和豊 | 今すぐ逢いに来いよ 星から降りて来いよ おまえと よく来た 居酒屋 俺、独りで 飲んだくれているから… 親友などと軽く 名づけてしまうものか 積木に よく似た 絆 もう人生 すれ違えも しないさ… ありがとうと両掌(て)を やっと合わせられる 胸に疼(うず)く場所が またひとつ増えた 群馬の血だと いつも 豪気に笑い飛ばす 思えば 沈んだ おまえを ついいちども 見た覚えがないよね… 逃げないことの強さ 教えてくれたやつさ 落ち込む ことなく 俺も この運命(うんめい) 目を逸(そ)らさず 視(み)てやる… 人は哀し過ぎると 涙なんか出ない 許し難(がた)い病気 またひとつ増えた ありがとうと両掌を やっと合わせられる ともに走り抜けた 20世紀に乾杯! Woh Oh Oh Woh …… |
昭和シャンソンすぎもとまさと | すぎもとまさと | ちあき哲也 | 杉本眞人 | | 今でも女が言い寄るとか 外車が何台目とか お酒の席で 聞き苦しいわ… あなたのお頭も銀色・雨 渋くてかえって素敵 昔のままの 猛者でいてよ… よかったじゃない あの頃は お金がなくても 望みは贅沢 街にももっと お利功さんが あふれてた 飲もうぜ 飲もうぜ 亡霊どうし 今夜は 青春 かき集めて 若ぶったって 若ぶったって 時代にずれて行くだけでしょう どんなに近くで暮らしてても なければないのが縁ね ふたりと恋は 別物だった… 当てつけみたいにお見合いして 気を引きたかった私 あなたはシカト そっぽを見てた 可愛いじゃない あの頃は 異性の意識が 縛った毎日 街にはどこも ザ・ピーナッツが 流れてた 酔おうぜ 酔おうぜ 亡霊どうし 逢わずにいた日々 埋め尽くして 若ぶったって 若ぶったって おたがい年が出るだけでしょう 飲もうぜ 酔おうぜ 亡霊どうし 周りのギャルなど 目もくれない 若ぶったって 若ぶったって 心に嵐が吹くだけでしょう 若ぶらないで 若ぶらないで あなたの前の私を見てよ |
三味線師ロンリー・ブルー谷口美千代 | 谷口美千代 | ちあき哲也 | 杉本眞人 | | 今も聞こえてくるの 粋なあのバチさばき からだとろかすような 三味線の音… あれは5月の舞台 娘道成寺よね 誰も見向きもしない スーパー・スター… ロンリー・ロンリー・ロンリー・ブルー ロンリー・ロンリー・ロンリー・ブルー 私あなたに 私あなたに フォール・イン・ラヴ いつもお稽古帰り そうよ蔵前あたり ほんのみじかい逢瀬 重ねたものね… たかが三味線弾きと 親に叱られたけど あの日のあの屋形舟 たえきれないで… ロンリー・ロンリー・ロンリー・ブルー ロンリー・ロンリー・ロンリー・ブルー もっとはげしく もっとはげしく ホールド・ミー・タイト 夏も盛りのある日 どこか旅立ったひと 芝居小屋にははげた 看板だけが… あなた芸ひとすじに 私恋ひとすじに たがいちがいの心 かなしきロマン… ロンリー・ロンリー・ロンリー・ブルー ロンリー・ロンリー・ロンリー・ブルー 忘れきれ |
ノラ徳久広司 | 徳久広司 | ちあき哲也 | 徳久広司 | 前田俊明 | やめて…下手な嘘 抱いて…今はただ 雨にぬれたノラ 帰りついたあんた… いい女なら 割りきってあげるわ 誰となく 惚れてないと 駄目な 駄目な ひとなの …好きよ…好きよ…好き 愛はひとり芝居 だって…2つ上 あたし…損な年 どうせ明日(あす)もノラ 街で悪戯(わるさ)するの… 泣きおとしには もう懲りていたのに しおらしい 顔を見れば ばかね ばかね からだが …好きよ…好きよ…好き 愛はひとり芝居 そう 棄てたもの 夢なんか きっぱり 癪(しゃく)だけど もしかしたら これが これが しあわせ …好きよ…好きよ…好き 愛はひとり芝居 愛はひとり芝居 |
忍冬藤田恵美 | 藤田恵美 | ちあき哲也 | 杉本眞人 | 周防泰臣 | だっていつかこじれて 駄目になるより 恋の匂いさせずに そばにいたいわ たまに逢ってこうして飲めるだけでも 女として少しは 夢があるでしょ… 失くせない 人だから つづけるひと幕 友達芝居 だけど 忍ぶという字は 難しい 心に刃を乗せるのね 時々心がいたむのは 刃が暴れるせいなのね もっと楽な生き方 してもいいのに なぜかわざと淋しい 道をえらぶの…… 今日は今日の傷みが 胸をしめても ひとり席を立つまで 泣きはしないわ ばかなのね 古いのね 死ぬまでひそかに 愛するなんて だけど いとしい花なら 忍冬(すいかずら) 夏でも秋でも春の日も どうしてわたしの愛しさは 忍ぶという字がつきまとう だけど… 忍ぶという字は 難しい 心に刃を乗せるのね 時々心がいたむのは 刃が暴れるせいなのね Lai Lai Lai… Lai Lai Lai… |
忍冬研ナオコ | 研ナオコ | ちあき哲也 | 杉本真人 | 古池孝浩 | だっていつかこじれて 駄目になるより 恋の匂いさせずに そばにいたいわ たまに逢ってこうして飲めるだけでも 女として少しは 夢があるでしょ… 失くせない ひとだから つづけるひと幕 友達芝居 だけど… 忍ぶという字は 難しい 心に刃を乗せるのね 時々心がいたむのは 刃が暴れるせいなのね もっと楽な生き方 してもいいのに なぜかわざと淋しい道をえらぶの… 今日は今日の傷みが胸をしめても ひとり席を立つまで泣きはしないわ ばかなのね 古いのね 死ぬまでひそかに 愛するなんて だけど… いとしい花なら 忍冬(ずいかずら) 夏でも秋でも春の日も どうしてわたしのいとしさは 忍ぶという字がつきまとう 忍ぶという字は 難しい 心に刃を乗せるのね 時々心がいたむのは 刃が暴れるせいなのね Lai Lai Lai… Lai Lai Lai… |
吾亦紅真木ことみ | 真木ことみ | ちあき哲也 | 杉本眞人 | 矢田部正 | マッチを擦れば おろしが吹いて 線香がやけに つき難(にく)い さらさら揺れる 吾亦紅 ふと あなたの 吐息のようで… 盆の休みに 帰れなかった 俺の杜撰(ずさん)さ 嘆いているか あなたに あなたに 謝りたくて 仕事に名を借りた ご無沙汰 あなたに あなたに 謝りたくて 山裾の秋 ひとり逢いに来た ただ あなたに 謝りたくて 小さな町に 嫁いで生きて ここしか知らない 人だった… それでも母を 生き切った 俺、あなたが 羨ましいよ… 今はいとこが 住んでる家に 昔みたいに 灯りがともる あなたは あなたは 家族も遠く 気強く寂しさを 堪えた あなたの あなたの 見せない疵(きず)が 身に沁みて行く やっと手が届く ばか野郎と なじってくれよ 親のことなど 気遣う暇に 後で恥じない 自分を生きろ あなたの あなたの 形見の言葉 守れた試しさえ ないけど あなたに あなたに 威張ってみたい 来月で俺 離婚するんだよ そう、はじめて 自分を生きる あなたに あなたに 見ていて欲しい 髪に白髪が 混じり始めても 俺、死ぬまで あなたの子供… |
泣きながら夢を見て佳山明生+鮎川ゆき | 佳山明生+鮎川ゆき | ちあき哲也 | 杉本真人 | 栗本修 | 泣きながら 夢を見たわ あなたから “さようなら” 好きなの 誰がいても 失(な)くすのはいや…… 俺も ゆうべの喧嘩を やけに 悔やんでいたのさ 踊って… さだめみたいに Je Taime(ジュテイム) うたかたの しのび逢いでも Je Taime(ジュテイム) ふたりには かけがえない時 恋なんか 女なんか いつとなく 懲(こ)りたのに 負けたよ おまえだけは いたいほど純(うぶ)…… ばかね あたしも妬(や)いたり もっと おとなになりたい 踊って… 夜は一瞬 Je Taime(ジュテイム) すれ違い そしてひきあい Je Taime(ジュテイム) つづけよう 罪物語を こんな俺でも いいのか こんなあたしで いいのね 踊って… 踊りくるって Je Taime(ジュテイム) うたかたの しのび逢いでも Je Taime(ジュテイム) 遅すぎた めぐり逢いでも |
かもめの街坂本冬美 | 坂本冬美 | ちあき哲也 | 杉本眞人 | 坂本昌之 | やっと店が終わって ほろ酔いで坂を下りる頃 白茶けたお天道が 浜辺を染め始めるのさ そんなやりきれなさは 夜眠る人にゃ分からないさ 波止場に出れば カモメがブイに2、3羽 一服しながら ぼんやり潮風に吹かれてみるのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 淋しかないか 帰る故郷があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ドンブラコ いろんな人が居たし いろんな人が居なくなった 泣いてくれるのは カモメと霧笛ばかり 一服しながら あれこれ取り止めなく懐かしむのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 風邪などひくな 絹の寝床があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ドンブラコ カモメよ カモメよ あ~あ~ |
かもめの街山口ひろみ | 山口ひろみ | ちあき哲也 | 杉本真人 | | やっと店が終わって ほろ酔いで坂を下りる頃 白茶けたお天道が 浜辺を染め始めるのさ そんなやりきれなさは 夜眠る人にゃ分らないさ 波止場に出れば カモメがブイに2、3羽 一服しながら ぼんやり潮風に吹かれてみるのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 淋しかないか 帰る故郷があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~ あ~ ドンブラコ いろんな人が居たし いろんな人が居なくなった 泣いてくれるのは カモメと霧笛ばかり 一服しながら あれこれ取り止めなく懐かしむのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 風邪などひくな 絹の寝床があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ ドンブラコ カモメよ カモメよ あ~あ~ |
飛んでイスタンブールハン・ジナ | ハン・ジナ | ちあき哲也 | 筒美京平 | | いつか忘れていった こんなジタンの空箱(からばこ) ひねりすてるだけで あきらめきれるひと そうよ みんなと同じ ただのものめずらしさで あの日しゃれたグラス 目の前にすべらせて くれただけ… おいでイスタンブール うらまないのがルール だから愛したことも ひと踊り風の藻屑 飛んでイスタンブール 光る砂漠でロール 夜だけの パラダイス 胸にかすかにしみた 低い電話のさよなら かすり傷のひとつ 残せもしないひと そしてしょうこりもなく すぐにいたみもぼやけて 今日は今日の顔で 描(か)きあきためぐりあい 描(えが)いてる… おいでイスタンブール 人の気持ちはシュール だからであったことも 蜃気楼 真昼の夢 好きよイスタンブール どうせフェアリー・テール 夜だけの パラダイス 飛んでイスタンブール 光る砂漠でロール 夜だけの パラダイス |
かもめの街ハン・ジナ | ハン・ジナ | ちあき哲也 | 杉本眞人 | | やっと店が終わって ほろ酔いで坂を下りる頃 白茶けたお天道が 浜辺を染め始めるのさ そんなやりきれなさは 夜眠る人にゃ分からないさ 波止場に出れば カモメがブイに2,3羽 一服しながら ぼんやり潮風に吹かれてみるのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 淋しかないか 帰る故郷があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ ドンブラコ いろんな人が居たし いろんな人が居なくなった 泣いてくれるのは カモメと霧笛ばかり 一服しながら あれこれ取り止めなく懐かしむのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 風邪などひくな 絹の寝床があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ ドンブラコ カモメよ カモメよ あ~あ~ |
グッドバイ北川大介 | 北川大介 | ちあき哲也 | 中川博之 | 川村栄二 | 寝顔のかわいい 人だから このままだまって 出てゆくわ 想えばよくある 出来心 少しもうらんで いないのよ 私は牡牛座 あなたは獅子座 恋しちゃならない 仲だったのね ああ 外は雪 外は雪 初めてあなたに うばわれたあの日と 同じ雪 白い白い 何処かでてごろな 部屋を借り 女の明日を みつめるわ ふるえる指輪を ぬいたとき 心をはっきり 決めたのよ 私は牡牛座 あなたは獅子座 出逢っちゃならない 仲だったのね ああ 街は朝 街は朝 突然あなたが うらぎったあの日と 同じ朝 さむいさむい ああ 外は雪 外は雪 初めてあなたに うばわれたあの日と 同じ雪 白い白い |
射手座の女美川憲一 | 美川憲一 | ちあき哲也 | 中川博之 | 矢田部正 | わたしはあなたがすき あなたはどうであれ 心はいただいたわ おあいにくさまね キリリと狙いをさだめ 白羽をたてたのよ いまさら逃腰みせて どうだとゆうの 射手座は炎の星 覚悟を決めるのね わたしの魅力の前 勝目はないのよ わたしはあなたがすき 遊びじゃなくってよ 知っててだまされたの おあいにくさまね どのみちわたしなしには 生きられなくなるわ 涙をちらつかせても 手遅れなのよ 射手座は炎の星 男は誰もみな わたしの魅力の前 総てをなげるわ キリリと狙いをさだめ 白羽をたてたのよ いまさら逃腰みせて どうだとゆうの 射手座は炎の星 覚悟を決めるのね わたしの魅力の前 勝目はないのよ |
愛人霊歌西山ひとみ | 西山ひとみ | ちあき哲也 | 徳久広司 | 矢野立美 | 好きな花、そんなもの ないけれど あの人が褒める花、好きな花… 「今日は無理だよ」と 切れた電話 口紅をむきに こすり落とす… ばか ばか ばかと 泣き出して 駄目 駄目 駄目と 言い聞かす どじね、みんな 分かっていたじゃない 愛人霊歌…最初から 好きな夜、そんなもの ないけれど あの人が来れる夜、好きな夜… 誰のため変えた こんな下着 忍ばせた香り 逆につらい… 何故 何故 何故と 問いかけて でも でも でもと あきらめる 家を訪ね 愛など乞(こ)わないわ 愛人霊歌…哂(わら)ってよ 幸せに足音は あるかしら あの人の足音が そうかしら… 貸した合鍵を とり戻せば 忘れられそうな そんな恋よ… 嘘 嘘 嘘と 打ち消して 好き 好き 好きと 膝を抱く 次の火曜 こんどは約束ね 愛人霊歌…外は雪 |
ひとあし遅れ西山ひとみ | 西山ひとみ | ちあき哲也 | 徳久広司 | 矢野立美 | 向い合わせの バーの鏡に 鈍(にび)色の陽(ひ)が沈む 北のホテルは そして今年も 静かに海が哭(な)く… 駄目ね 駄目ね 駄目なの マティーニが頼まれると あなたかしらと 髪を直すの いいえ知ってる そうね今さら ひとあし遅れ 冬の飾りが 街に点(とも)れば たまらずに来てしまう ここで待てよと 形見みたいに あなたが言った部屋… 狡い 狡い 狡いわ 約束を残したまま 生きて逢えない 旅に出た人 後を追うにも 忘れ切るにも ひとあし遅れ どうせ女にゃ 分からなくても もの憂げなあの翳(かげ)り もっと親身に 聞いてあげたら 救いもできたのね… ばかね ばかね ばかよね 運命は終わったのに 幕が引けない ひとり芝居に グラス呷(あお)って 胸を鎮める ひとあし遅れ ひとあし遅れ |
銀座のトンビ~あと何年・ワッショイ沢竜二 | 沢竜二 | ちあき哲也 | 杉本眞人 | 伊戸のりお | あと何年 俺は生き残れる あと何年 女にチヤホヤしてもらえる あと何年 やんちゃをくり返せる 夜の銀座をピーヒョロ 飛び回る… 命の蝋燭(ろうそく)の 焔(ほのお)の長さ 人はそれぞれ あんな若さであいつも あン畜生も 先に勝手に 逝きやがって あと何年 あと何年 あと何年だとしても …俺は俺のやり方で お祭りやってやるけどね ワッショイ あと何年 俺は飲んだくれる あと何年 女房に大目に見てもらえる あと何年 ちょっかい出し続ける 情事(こい)の間をピーヒョロ 彷徨(さまよ)える… 今まで越えて来た して来たことに 悔いはなくても 時に昔の泣かせた 誰かの傷が 胸のあたりでチクリチクリ あと何年 あと何年 あと何年だとしても …俺は俺のお調子で ハッピーになってやるけどね ワッショイ みっともなくていい 暴れたがりな 俺の欲望 だってどの女(こ)も可愛い 言い寄られれば 捨てちゃおけない性分(しょうぶん)だもの あと何年 あと何年 あと何年だとしても …俺は俺で最後まで ド派手にやってやるけどね ワッショイ… ワッショイ… ワッショイ… ワッショイ… |
世界で一番いけない男近田春夫 | 近田春夫 | ちあき哲也 | 近田春夫 | 若草恵 | しあわせを にがしたくなくて 嘘をついたら あの人がにげた それきり それきり あたしは あたしは 人生みなと 小舟ぐらしよ ヨコハマ・ナガサキ・シェルブール 雨になぐられ グラグラゆれる 心に太陽のぼらない 心をぬすんで あの人がにげた あの人がにtげた 想い出を とりだしてみたら 古い話さ なんの味もない それきり それきり あたしは あたしは 人生みなと 小舟ぐらしよ ヨコハマ・ナガサキ・シェルブール にがいお酒で グラグラゆれる 心を涙であらうのよ 心の中から あの人がにげた あの人がきえた |
飛んでイスタンブール岩佐美咲 | 岩佐美咲 | ちあき哲也 | 筒美京平 | | いつか忘れていった こんなジタンの空箱(からばこ) ひねり捨てるだけで あきらめきれるひと そうよ みんなと同じ ただのものめずらしさで あの日しゃれたグラス 目の前にすべらせて くれただけ… おいでイスタンブール うらまないのがルール だから愛したことも ひと踊り風の藻屑 飛んでイスタンブール 光る砂漠でロール 夜だけの パラダイス 胸にかすかにしみた 低い電話のさよなら かすり傷のひとつ 残せもしないひと そしてしょうこりもなく すぐにいたみもぼやけて 今日は今日の顔で 描(か)きあきためぐり逢い 描(えが)いてる… おいでイスタンブール 人の気持ちはシュール だからであったことも 蜃気楼 真昼の夢 好きよイスタンブール どうせフェアリー・テール 夜だけの パラダイス 飛んでイスタンブール 光る砂漠でロール 夜だけの パラダイス |
ノラ秋元順子 | 秋元順子 | ちあき哲也 | 徳久広司 | 中村力哉 | やめて…下手な嘘 抱いて…今はただ 雨にぬれたノラ 帰りついたあんた… いい女なら 割りきってあげるわ 誰となく 惚れてないと 駄目な 駄目な ひとなの …好きよ…好きよ…好き 愛は ひとり芝居 だって…2つ上 あたし…損な年 どうせ明日もノラ 街で悪戯(わるさ)するの… 泣きおとしには もう懲りていたのに しおらしい 顔を見れば ばかね ばかね からだが …好きよ…好きよ…好き 愛は ひとり芝居 そう 棄てたもの 夢なんか きっぱり 癪だけど もしかしたら これが これが しあわせ …好きよ…好きよ…好き 愛は ひとり芝居 愛は ひとり芝居 |
センチメンタル・ブルー岩崎宏美 | 岩崎宏美 | ちあき哲也 | 筒美京平 | 上杉洋史 | アー 窓硝子の向うはベイ・シティー ブルーの夕闇 アー もう海から吹くあの風も 顔なじみになりそうさ…… アー 今どうしているあなたは 霧がふる都会(まち) 列車のあと追ってきたあの日が 懐しくて…… アー アー かもめが啼くレストランに とびこんでひとり にがい別れ またグラスにうかべれば なみだが Baby I'm Gettin' Over Sentimental ふたりはにどと逢えないのに アー 今忘れてみたあなたが 胸にもつれて のどもと灼くブランディー 心を素通りする アー アー かもめが啼くレストランの ひとだかり見れば にがい別れしたいたみが ありそうさ 誰にも Baby I'm Gettin' Over Sentimental ふたりはにどと逢えないのに |
吾亦紅川中美幸 | 川中美幸 | ちあき哲也 | 杉本眞人 | 田代修二 | マッチを擦れば おろしが吹いて 線香がやけに つき難(にく)い さらさら揺れる 吾亦紅 ふと あなたの 吐息のようで… 盆の休みに 帰れなかった 俺の杜撰(ずさん)さ 嘆(なげ)いているか あなたに あなたに 謝りたくて 仕事に名を借りた ご無沙汰 あなたに あなたに 謝りたくて 山裾の秋 ひとり逢いに来た ただ あなたに 謝りたくて 小さな町に 嫁いで生きて ここしか知らない 人だった… それでも母を 生き切った 俺、あなたが 羨ましいよ… 今はいとこが 住んでる家に 昔みたいに 灯りがともる あなたは あなたは 家族も遠く 気強く寂しさを 堪えた あなたの あなたの 見せない疵が 身に沁みて行く やっと手が届く ばか野郎と なじってくれよ 親のことなど 気遣う暇に 後で恥じない 自分を生きろ あなたの あなたの 形見の言葉 守れた試しさえ ないけど あなたに あなたに 威張ってみたい 来月で俺 離婚するんだよ そう、はじめて 自分を生きる あなたに あなたに 見ていて欲しい 髪に白髪が 混じり始めても 俺、死ぬまで あなたの子供… |
ペガサスの朝辰巳ゆうと | 辰巳ゆうと | ちあき哲也 | 五十嵐浩晃 | 阿部靖広 | 熱くもえる まるでカゲロウさ 汗のしずくが とてもきれいだよ… めぐり逢いは 誰もいない海 旅のはからい 感謝したいのさ… そう、あの日から 時はペガサスの翼 夢を背中に はばたいて あなたとは 恋といえない 友達でいたい…… ハロー・グッディ・サンライズ 朝も生まれたて サンキュー・グッディ・サンライズ そしてあいたくて かけておいで 僕の日記から 愛の素顔を ひとつ覚えたね… そう、あの日から 時はペガサスの翼 過去のいたでを 飛びこえて あなたとは 風に吹かれて 友達でいたい…… ハロー・グッディ・サンライズ 朝も生まれたて サンキュー・グッディ・サンライズ そしてあいたくて ハロー・グッディ・サンライズ 光る空の下 サンキュー・グッディ・サンライズ ぼくら生きている |
かもめの街門松みゆき | 門松みゆき | ちあき哲也 | 杉本眞人 | 西村真吾 | やっと店が終わって ほろ酔いで坂を下(お)りる頃 白っ茶けたお天道(てんど)が 浜辺を染め始めるのさ そんなやりきれなさは 夜眠る人にゃ分からないさ 波止場に出れば カモメがブイに2、3羽 一服しながら ぼんやり潮風に吹かれてみるのが あたしは好きなのさ… カモメよ カモメよ 淋しかないか 帰る故郷(こきょう)が あるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ ドンブラコ いろんな人が居たし いろんな人が居なくなった 泣いてくれるのは カモメと霧笛ばかり 一服しながら あれこれ取り止めなく懐かしむのが あたしは好きなのさ… カモメよ カモメよ 風邪などひくな 絹の寝床が あるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ ドンブラコ カモメよ カモメよ あ~あ~ |
夜明け前山本譲二 | 山本譲二 | ちあき哲也 | 浜圭介 | 伊戸のりお | 咲いた、桜が咲いた 咲いた桜なら やがて静かに散って行く 風に潔(いさぎよ)く… ここからはじまる 第二の人生 舞台はまわって 幕が上がり 今こそ出番だと 夢が言う 俺が己(おのれ)の明日(あす)に 出遭う夜明け前 咲いた、桜が咲いた 俺の心にも 越えたこの歳月(としつき)を 酒にふり向けば 下手は下手なりやって来た いつも一向(ひたすら)に… 時には連れ合い 嘆(な)かせもしたが 不実はひとつも してはいない 黙って生き様を 見てほしい 抑(おさ)え抑えた胸を 放(はな)つ夜明け前 俺が真実(まこと)の俺を 歩む夜明け前 咲いた、桜が咲いた 俺の心にも… |
ディープ・パープル五十嵐浩晃 | 五十嵐浩晃 | ちあき哲也 | 五十嵐浩晃 | 西岡俊明(FIXE) | それは誰のせいでもなくて あなたが男で きっと誰のせいでもなくて 私が女で 特別ここでなくていいけれど たそがれに 船をたたんだ 海のそばがいいの ともかく辿り着いた ホテルには人影も あまりまばらで せめて夜がくれば 知らず知らずさめていった日々に まだ気づけずに ひとり安らぎに満ちた歌を歌うでしょう あなたは それは誰のせいでもなくて あなたが男で きっと誰のせいでもなくて 私が女で どうしてむくわれないものが好き つく傷はいつもひと色 そしてこんな旅を 明日から何をたよりに生きるのか そんな事今ははるかに 海のそばがいいの それは誰のせいでもなくて あなたが男で きっと誰のせいでもなくて 私が女で 女で |
泣きながら夢を見て佳山明生&有沢美智子 | 佳山明生&有沢美智子 | ちあき哲也 | 杉本眞人 | 前田俊明 | 泣きながら 夢を見たわ あなたから“さようなら” 好きなの 誰がいても 失なくすのはいや…… 俺も ゆうべの喧嘩を やけに 悔やんでいたのさ 踊って… さだめみたいに Je Taime(ジュテイム) うたかたの しのび逢いでも Je Taime(ジュテイム) ふたりには かけがえない時 恋なんか 女なんか いつとなく 懲(こ)りたのに 負けたよ おまえだけは いたいほど純(うぶ)…… ばかね あたしも妬 や いたり もっと おとなになりたい 踊って… 夜は一瞬 Je Taime(ジュテイム) すれ違い そしてひきあい Je Taime つづけよう 罪物語を こんな俺でも いいのか こんなあたしで いいのね 踊って… 踊りくるって Je Taime(ジュテイム) うたかたの しのび逢いでも Je Taime(ジュテイム) 遅すぎた めぐり逢いでも |
カトレアすぎもとまさと | すぎもとまさと | ちあき哲也 | 杉本眞人 | 佐藤和豊・すぎもとバンド | そして今年も並んだ 街のフラワー・ショップに ピンクのカトレア やっと忘れかけたのに… 安いアパートの部屋に まさか場違いと知らず 照れた顔で 暮らす男(ひと)がくれた花なの 女として訊きたいこと 訊けないまま流されて とめ処もなく 愛していた 19、ハタチ辺り カトレア カトレア 帰れない昔 タバコばかりを咥えて 何も言わない男(ひと)なの 無口と無口に 言葉なんて邪魔だった… いいえこの胸の棘は 今にみな抜いて見せる 抱かれながら ホクロなんか 撫でてみたけど… 眩暈のする真夏が来て 別れた日は蝉しぐれ 背中を追う勇気もなく いつか時は過ぎて カトレア カトレア 憎らしい若さ 運命なの 間違いなの 答えはまだ出せなくて 確かなことあの男(ひと)ほど 無垢になれる恋は カトレア カトレア もう遭えはしない カトレア カトレア また遭える、きっと… |
エデンの雨すぎもとまさと | すぎもとまさと | ちあき哲也 | 杉本眞人 | 佐藤和豊・すぎもとバンド | こんな 夜がいつかは来ると あの日 知っていたならば 私 男(ひと)に絶望したり 心に鍵 掛けたりなど しなかった… あなたの胸は エデンの園ね 無傷なイヴに 帰っていく 予報外れて レイン・レイン・レイン 窓に雨 いいわ レイン・レイン・レイン わらいなさい 昨日捨て身の レイン・レイン・レイン 女でも 今は 愛に 生きて いたいの これが 仮にひと時だけの 夢に 過ぎはしなくても 私 決して後悔しない あなたという 命の糧 逢えたから… 失くしたものに 落としたものに 抱きしめられて 気がつくのよ 恋はまぼろし レイン・レイン・レイン 蜃気楼 燃える レイン・レイン・レイン 価値もないと 拗ねてみたのは レイン・レイン・レイン 間違いね だって愛は ここに 確かに 予報外れて レイン・レイン・レイン 窓に雨 私 レイン・レイン・レイン 生まれ変わる きっとあなたの レイン・レイン・レイン 腕の中 そして 愛に 生きていかせて… |
かもめの街氷川きよし | 氷川きよし | ちあき哲也 | 杉本眞人 | 石倉重信 | やっと店が終わって ほろ酔いで坂を下りる頃 白茶けたお天道が 浜辺を染め始めるのさ そんなやりきれなさは 夜眠る人にゃ分からないさ 波止場に出れば カモメがブイに2、3羽 一服しながら ぼんやり潮風に吹かれてみるのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 淋しかないか 帰る故郷があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ ドンブラコ いろんな人が居たし いろんな人が居なくなった 泣いてくれるのは カモメと霧笛ばかり 一服しながら あれこれ取り止めなく懐かしむのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 風邪などひくな 絹の寝床があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ ドンブラコ カモメよ カモメよ あ~あ~ |
かもめの街川神あい | 川神あい | ちあき哲也 | 杉本眞人 | | やっと店が終わって ほろ酔いで坂を下りる頃 白茶けたお天道が 浜辺を染め始めるのさ そんなやりきれなさは 夜眠る人にゃ分らないさ 波止場に出れば カモメがブイに2、3羽 一服しながら ぼんやり潮風に吹かれてみるのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 淋しかないか 帰る故郷があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ ドンブラコ いろんな人が居たし いろんな人が居なくなった 泣いてくれるのは カモメと霧笛ばかり 一服しながら あれこれ取り止めなく懐かしむのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 風邪などひくな 絹の寝床があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ ドンブラコ カモメよ カモメよ あ~あ~ |
白木蓮島津亜矢 | 島津亜矢 | ちあき哲也 | 杉本眞人 | 川村栄二 | 新宿発の 特急あずさ 独(ひと)り下りれば 木蓮の蕾(つぼみ)が仄(ほの)かに 香り出す頃… お寺へつづく 花輪の列の 数の多さが 故郷(ふるさと)に尽くしたあなたを 悼(いた)む声です… 驚かないでください 音沙汰なしの私が来て 父は娘が苦手だった 娘は父を鬼と恐れた 愛など疎(おろ)か 終日(ひもすがら)、刃(やいば)を胸に 息もできない 親子でしたね 手を合わす やすらかであれ 相性(あいしょう)だけは 仕方ない 葬(おく)らせてくれて 葬(おく)らせてくれて ありがとう 敷居は二度と 跨(また)がせないと たたき返した 東京のお盆の土産は 土間で砕けた… 不肖の子です 不孝はしても いいえ、言えます 人として恥ずべきことなど しては来ないと… 謝ったりはしません あなたを怨むつもりもない やっと家族が久しぶりに まさかの席で顔を揃えて 一言(ひとこと)、母が 「父さんのお引き合わせ」と そんな気もして 兄の瞳(め)を見た 私、また 打(ぶ)たれるでしょう 子供が一人 いる人と 入籍の届け 入籍の届け 出しました 人間に 輪廻があれば 鬼なら鬼の ままでいい 次の世も父と娘(こ)で 次の世も父と娘(こ)で 出遭ってくれますか…… |
吾亦紅 (ライブVer)吉幾三 | 吉幾三 | ちあき哲也 | 杉本眞人 | | マッチを擦れば おろしが吹いて 線香がやけに つき難(にく)い さらさら揺れる 吾亦紅 ふと あなたの 吐息のようで… 盆の休みに 帰れなかった 俺の杜撰(ずさん)さ 嘆いているか あなたに あなたに 謝りたくて 仕事に名を借りた ご無沙汰 あなたに あなたに 謝りたくて 山裾の秋 ひとり逢いに来た ただ あなたに 謝りたくて 小さな町に 嫁いで生きて ここしか知らない 人だった… それでも母を 生き切った 俺、あなたが 羨ましいよ… 今はいとこが 住んでる家に 昔みたいに 灯りがともる あなたは あなたは 家族も遠く 気強く寂しさを 堪(こら)えた あなたの あなたの 見せない疵(きず)が 身に沁みていく やっと手が届く ばか野郎と なじってくれよ 親のことなど 気遣う暇に 後で恥じない 自分を生きろ あなたの あなたの 形見の言葉 守れた試しさえ ないけど あなたに あなたに 威張ってみたい 来月で俺 離婚するんだよ そう、はじめて 自分を生きる あなたに あなたに 見ていて欲しい 髪に白髪が 混じり始めても 俺、死ぬまで あなたの子供… |
ディープ・パープル青山ひかる | 青山ひかる | ちあき哲也 | 五十嵐浩晃 | 佐藤和豊 | それは誰のせいでもなくて あなたが男で きっと誰のせいでもなくて わたしが女で 特別ここでなくていいけれど たそがれに 船をたたんだ 海のそばがいいの ともかく辿り着いた ホテルには人影も あまりまばらで せめて夜がくれば 知らず知らずさめていった日々に まだ気づけずに ひとり安らぎに満ちた歌を歌うでしょう あなたは それは誰のせいでもなくて あなたが男で きっと誰のせいでもなくて わたしが女で どうしてむくわれないものが好き つく傷はいつもひと色 そしてこんな旅を 明日から何をたより生きるのか そんな事今ははるかに 海のそばがいいの それは誰のせいでもなくて あなたが男で きっと誰のせいでもなくて わたしが女で 女で |
泣きながら夢を見て佳山明生 | 佳山明生 | ちあき哲也 | 杉本真人 | 前田俊明 | 泣きながら 夢を見たわ あなたから さようなら 好きなの 誰がいても 失くすのはいや…… 俺も ゆうべの喧嘩を やけに 悔やんでいたのさ 踊って… さだめみたいに Je Taime(ジュテイム) うたかたの しのび逢いでも Je Taime(ジュテイム) ふたりには かけがいない時 恋なんか 女なんか いつとなく 懲りたのに 負けたよ おまえだけは いたいほど純(うぶ)…… ばかね あたしも妬いたり もっと おとなになりたい 踊って… 夜は一瞬 Je Taime(ジュテイム) すれ違い そしてひきあい Je Taime(ジュテイム) つづけよう 罪物語を こんな俺でも いいのか こんなあたしで いいのね 踊って… 踊りくるって Je Taime(ジュテイム) うたかたの しのび逢いでも Je Taime(ジュテイム) 遅すぎた めぐり逢いでも |
薄荷抄すぎもとまさと | すぎもとまさと | ちあき哲也 | 浜圭介 | 佐藤和豊 | 何年も会わないで 突然舞い込む悲しい知らせ そういえば離婚して 実家にいたんだね あくせくとたえまなく 仕事に追われて生きてる俺さ 両親も亡くなれば 故郷が遠すぎて 道端の花を愛した おまえがなぜ こうもあっさり 遠くの空に 先回り これってないぜ バッキャロー バッキャロー 初恋匂う 薄荷が匂う バッキャロー バッキャロー 切ない夜よ 出張でたまに来る 同級生から聞いてはいたさ 家と家 板挟み 妻として耐えた日を お前こそ連れと決めてたこの人生 だけど奴なら間違いないと あきらめて上京決めた バッキャロー バッキャロー 青春匂う 薄荷が匂う バッキャロー バッキャロー 悲しい夜よ バッキャロー バッキャロー 初恋匂う 薄荷が匂う バッキャロー バッキャロー あなたへの慕情 |
吾亦紅 走裕介 | 走裕介 | ちあき哲也 | 杉本眞人 | | マッチを擦れば おろしが吹いて 線香がやけに つき難(にく)い さらさら揺れる 吾亦紅 ふと あなたの 吐息のようで... 盆の休みに 帰れなかった 僕の杜撰(ずさん)さ 嘆いているか あなたに あなたに 謝りたくて 仕事に名を借りた ご無沙汰 あなたに あなたに 謝りたくて 山裾の秋 ひとり逢いに来た ただ あなたに 謝りたくて 小さな町に 嫁いで生きて ここしか知らない 人だった... それでも母を 生き切った 俺、あなたが 羨ましいよ... 今はいとこが 住んでる家に 昔みたいに 灯りがともる あなたは あなたは 家族も遠く 気強く寂しさを 堪えた あなたの あなたの 見せない疵(きず)が 身に沁みて行く やっと手が届く ばか野郎と なじってくれよ 親のことなど 気遣う暇に 後で恥じない 自分を生きろ あなたの あなたの 形見の言葉 守れた試しさえ ないけど あなたに あなたに 威張ってみたい 来月で俺 離婚するんだよ そう、はじめて 自分を生きる あなたに あなたに 見ていて欲しい 髪に白髪が 混じり始めても 俺、死ぬまで あなたの子供... |