君が好き君だから 君だから こんなに待って いたんだよ 初めて知った その時に はなしはしないと ただ一つ 心にきめた ぼくだもの 君だから 君だから 叱ってしまう こともある 悲しい顔で 空を見て こぼした涙の 美しさ いたむよ胸が 君ゆえに 君だから 君だから なんでもぼくは かたるのさ 愛する心 信じあい これからいつでも 二人して 歩いて行こう どこまでも | 千昌夫 | 若山かほる | 遠藤実 | | 君だから 君だから こんなに待って いたんだよ 初めて知った その時に はなしはしないと ただ一つ 心にきめた ぼくだもの 君だから 君だから 叱ってしまう こともある 悲しい顔で 空を見て こぼした涙の 美しさ いたむよ胸が 君ゆえに 君だから 君だから なんでもぼくは かたるのさ 愛する心 信じあい これからいつでも 二人して 歩いて行こう どこまでも |
懐かしの人噂に負けて 別れたけれど すもものような 白いあの人 もいちど もいちど抱きたい 愛してみたい 今も夢に見る りんごの 花の頃に 年の差ばかり 気にして泣いた うしろ姿や 丘のタンポポ 今でも 今でも恋しい 忘れはしない 遠いふるさとに残した 若いこころ 逢うあてもない 街に暮して 似たよな声に 振り向く日暮れ 誰にも 誰にも言えない 言いたくもない つらい懐かしい ふたりの 愛のむかし | 千昌夫 | 有馬三重子 | 三木たかし | | 噂に負けて 別れたけれど すもものような 白いあの人 もいちど もいちど抱きたい 愛してみたい 今も夢に見る りんごの 花の頃に 年の差ばかり 気にして泣いた うしろ姿や 丘のタンポポ 今でも 今でも恋しい 忘れはしない 遠いふるさとに残した 若いこころ 逢うあてもない 街に暮して 似たよな声に 振り向く日暮れ 誰にも 誰にも言えない 言いたくもない つらい懐かしい ふたりの 愛のむかし |
流れ雲夢の果てなく追いかけて 花の峠を 越えた人 風が笛吹く ヒュウヒュルル 胸も寒かろ オーイオイ 赤い夕陽に 呼んだけど やせた山彦 帰るだけ 故郷を出たときゃ おれだって でっかいのぞみを 持ってたが みんなどこかへ とんでった それでも場末の居酒屋で ほらを肴にひとり酒 これもきらくで ああ いいもんさ 雨がしょぼしょぼ 降る夜更け 送っていくわと 女の子 いいことあるかと 思ってた ところが オンボロアパートの 前でじゃあねと それっきり せんべ布団が ああ 身にしみる 昨日 おやじの手紙来て おまえは みどころあったから 期待をしてると 書いてある 泣くなよ おふくろ 運命だよ 草がなければ 花だって 目立ちゃしないと ああ ひとりごと 祭り花火に 頬そめて ひとつ想いを わけた人 つぐみなぜ啼くヒュウヒュルル 泣いているだろ オーイオイ 共に暮して いる筈の 窓に落葉が 降るばかり 夢は浮雲 流れ雲 どこをさすらう 遠い人 雲がくるくる ヒュウヒュルル 早くお帰り オーイオイ せせていろりの 火のそばで わらべ唄でも きかせたい | 千昌夫 | 横井弘 | 一代のぼる | | 夢の果てなく追いかけて 花の峠を 越えた人 風が笛吹く ヒュウヒュルル 胸も寒かろ オーイオイ 赤い夕陽に 呼んだけど やせた山彦 帰るだけ 故郷を出たときゃ おれだって でっかいのぞみを 持ってたが みんなどこかへ とんでった それでも場末の居酒屋で ほらを肴にひとり酒 これもきらくで ああ いいもんさ 雨がしょぼしょぼ 降る夜更け 送っていくわと 女の子 いいことあるかと 思ってた ところが オンボロアパートの 前でじゃあねと それっきり せんべ布団が ああ 身にしみる 昨日 おやじの手紙来て おまえは みどころあったから 期待をしてると 書いてある 泣くなよ おふくろ 運命だよ 草がなければ 花だって 目立ちゃしないと ああ ひとりごと 祭り花火に 頬そめて ひとつ想いを わけた人 つぐみなぜ啼くヒュウヒュルル 泣いているだろ オーイオイ 共に暮して いる筈の 窓に落葉が 降るばかり 夢は浮雲 流れ雲 どこをさすらう 遠い人 雲がくるくる ヒュウヒュルル 早くお帰り オーイオイ せせていろりの 火のそばで わらべ唄でも きかせたい |
若き日の歌昨夜(ゆうべ)ラジオから なつかしい歌が流れた 青春がよみがえる あの若い日の歌 夕映えの校庭で 汗にまみれて 帰る途中の喫茶店 はやりの歌聴き 熱く語った 友たちに 会いたいな 今もときどきは ギターとり出して歌うよ 古いレコードだけに 残っている歌を ときめいたラブレター 出せずに悩み いつか終わった恋だけど 心の中では きれいなままの あのひとに 会いたいな 思い出がつまってる あの日の歌を 孫に聞かせて伝えたい 二度目の青春 歩きはじめた 友たちに 会いたいな | 千昌夫 | いではく | 遠藤実 | | 昨夜(ゆうべ)ラジオから なつかしい歌が流れた 青春がよみがえる あの若い日の歌 夕映えの校庭で 汗にまみれて 帰る途中の喫茶店 はやりの歌聴き 熱く語った 友たちに 会いたいな 今もときどきは ギターとり出して歌うよ 古いレコードだけに 残っている歌を ときめいたラブレター 出せずに悩み いつか終わった恋だけど 心の中では きれいなままの あのひとに 会いたいな 思い出がつまってる あの日の歌を 孫に聞かせて伝えたい 二度目の青春 歩きはじめた 友たちに 会いたいな |
心の旅路信じることを忘れた奴さ 恋をすることも忘れた奴さ きっとひとりで 迷っているんだろ どこへ行くのか 心の旅路 可愛い女(ひと)は 待っているのさ ほんとの恋を 思い出すまでと 甘い夢だけ見ていた奴さ 流れる星さえ見ようとしない きっとどこかで 迷っているんだろ どこへ行くのか 心の旅路 可愛い女よ 歌っておやり さみしいものさ ひとりになるのは うしろを見ても 誰もいないさ そんなに遠くに 離れたんだね きっと今でも 迷っているんだろ どこへ行くのか 心の旅路 可愛い女よ 待ってておやり 夜明けがきたら 帰ってくるから 帰ってくるから | 千昌夫 | 太田ゆきお | 吉田博久 | | 信じることを忘れた奴さ 恋をすることも忘れた奴さ きっとひとりで 迷っているんだろ どこへ行くのか 心の旅路 可愛い女(ひと)は 待っているのさ ほんとの恋を 思い出すまでと 甘い夢だけ見ていた奴さ 流れる星さえ見ようとしない きっとどこかで 迷っているんだろ どこへ行くのか 心の旅路 可愛い女よ 歌っておやり さみしいものさ ひとりになるのは うしろを見ても 誰もいないさ そんなに遠くに 離れたんだね きっと今でも 迷っているんだろ どこへ行くのか 心の旅路 可愛い女よ 待ってておやり 夜明けがきたら 帰ってくるから 帰ってくるから |
与作与作は木を切る ヘイヘイホー ヘイヘイホー こだまはかえるよ ヘイヘイホー ヘイヘイホー 女房ははたを織る トントントン トントントン 気だてのいい娘だよ トントントン トントントン 与作 与作 もう日が暮れる 与作 与作 女房が呼んでいる ホーホー ホーホー 藁ぶき屋根には ヘイヘイホー ヘイヘイホー 星くずが降るよ ヘイヘイホー ヘイヘイホー 女房は藁を打つ トントントン トントントン 働きものだよ トントントン トントントン 与作 与作 もうすぐ夜が明ける 与作 与作 お山が呼んでいる ホーホー ホーホー ホーホー ホーホ | 千昌夫 | 七沢公典 | 七沢公典 | | 与作は木を切る ヘイヘイホー ヘイヘイホー こだまはかえるよ ヘイヘイホー ヘイヘイホー 女房ははたを織る トントントン トントントン 気だてのいい娘だよ トントントン トントントン 与作 与作 もう日が暮れる 与作 与作 女房が呼んでいる ホーホー ホーホー 藁ぶき屋根には ヘイヘイホー ヘイヘイホー 星くずが降るよ ヘイヘイホー ヘイヘイホー 女房は藁を打つ トントントン トントントン 働きものだよ トントントン トントントン 与作 与作 もうすぐ夜が明ける 与作 与作 お山が呼んでいる ホーホー ホーホー ホーホー ホーホ |
屋台前略 おふくろ様 根雪も溶けて桜の季節になりましたが、お元気でしょうか? ふと田舎が恋しくなって星空を見ると思うんです。 ささやかな店ですが、俺の汗と涙でダシを取った 日本一のラーメンを父ちゃんと母ちゃんに 苦労かけた分だけ腹いっぱい食わしてあげたいと 思っております。 また手紙書きます。 修行重ねた 甲斐があり 小さなお店を 持ちました でかした奴だと 田舎では てんやわんやの 大騒ぎ 露地裏流して 夜泣きそば 俺の屋台の あゝ笛が鳴る 背広姿の 里がえり 貫禄ついたと 人々(ひと)が言う じょんがら訛りも 無くなって 今じゃ東京の 匂いだけ 露地裏流して 夜泣きそば 俺の屋台にゃ あゝ夢がある 故郷(くに)じゃ出世と 評判で 開店祝いに 来るという 言い訳なんかじゃ ないけれど 皆んな親父(おやじ)の 早とちり 露地裏流して 夜泣きそば 俺の屋台は あゝ日本一 | 千昌夫 | 万城たかし | 高野かつみ | 若草恵 | 前略 おふくろ様 根雪も溶けて桜の季節になりましたが、お元気でしょうか? ふと田舎が恋しくなって星空を見ると思うんです。 ささやかな店ですが、俺の汗と涙でダシを取った 日本一のラーメンを父ちゃんと母ちゃんに 苦労かけた分だけ腹いっぱい食わしてあげたいと 思っております。 また手紙書きます。 修行重ねた 甲斐があり 小さなお店を 持ちました でかした奴だと 田舎では てんやわんやの 大騒ぎ 露地裏流して 夜泣きそば 俺の屋台の あゝ笛が鳴る 背広姿の 里がえり 貫禄ついたと 人々(ひと)が言う じょんがら訛りも 無くなって 今じゃ東京の 匂いだけ 露地裏流して 夜泣きそば 俺の屋台にゃ あゝ夢がある 故郷(くに)じゃ出世と 評判で 開店祝いに 来るという 言い訳なんかじゃ ないけれど 皆んな親父(おやじ)の 早とちり 露地裏流して 夜泣きそば 俺の屋台は あゝ日本一 |
青い月の恋青い青い 月の下で 君に告げた 愛の言葉 好きと云われ 好きと云った あれは夢か 遠い夢か 花も眠る 月の下で 恋は終り わかれわかれ 君が泣いて 僕も泣いた 風も泣いて 星も泣いた ひとり歩く 月の下で 君を想う 僕の涙 肩は落ちて 影は濡れる 僕は君が 君がほしい 青い青い 月の下で 君は誰と いまは暮す 僕にもどれ 君よもどれ みんな夢か 遠い夢か | 千昌夫 | 遠藤実 | 遠藤実 | | 青い青い 月の下で 君に告げた 愛の言葉 好きと云われ 好きと云った あれは夢か 遠い夢か 花も眠る 月の下で 恋は終り わかれわかれ 君が泣いて 僕も泣いた 風も泣いて 星も泣いた ひとり歩く 月の下で 君を想う 僕の涙 肩は落ちて 影は濡れる 僕は君が 君がほしい 青い青い 月の下で 君は誰と いまは暮す 僕にもどれ 君よもどれ みんな夢か 遠い夢か |
夢追い人別れ人 思い出人 夢追い人 この雨がやんでも 帰ってこない 馬鹿だよ いつまでも若くないのに きのうを心に 抱いてるなんて アーいい女だったよね やさしくなんか なかったけど アー惚れただけ未練だね もう移り香さえも残ってないのに 忘れ人 うそつき人 花摘み人 この雨に どこかで濡れていたら 帰れよ ずぶぬれで あの日の姿で 昨日をつぎたし 詫びてるなんて アーいい女だったよね 幸せの真似させてくれて アー心まで他人だね もう移り香さえも残ってないのに アーいい女だったよね やさしくなんか なかったけど アー惚れただけ未練だね もう移り香さえも残ってないのに アーいい女だったよね この世にふたり探せはしない アー酔うほどに未練だね もう移り香さえも残ってないのに | 千昌夫 | 荒木とよひさ | 杉本真人 | | 別れ人 思い出人 夢追い人 この雨がやんでも 帰ってこない 馬鹿だよ いつまでも若くないのに きのうを心に 抱いてるなんて アーいい女だったよね やさしくなんか なかったけど アー惚れただけ未練だね もう移り香さえも残ってないのに 忘れ人 うそつき人 花摘み人 この雨に どこかで濡れていたら 帰れよ ずぶぬれで あの日の姿で 昨日をつぎたし 詫びてるなんて アーいい女だったよね 幸せの真似させてくれて アー心まで他人だね もう移り香さえも残ってないのに アーいい女だったよね やさしくなんか なかったけど アー惚れただけ未練だね もう移り香さえも残ってないのに アーいい女だったよね この世にふたり探せはしない アー酔うほどに未練だね もう移り香さえも残ってないのに |
望郷旅鴉昔話しはヨー 真ッ平ご免 なまじ振り向きゃ こころが痛む 生まれ在所に 背を向けて 今日も仮寝の 旅の宿 可愛あの娘よ 日暮れの空よ 泣いてくれるな泣いてくれるな 俺ら望郷旅鴉 風も無いのにヨー こぼれて落ちる 花に浮かぶよ あの娘の涙 つれて行ってと 泣かれても 俺にゃ出来ない みちずれに 北へ流れる 夜汽車の汽笛 呼んでくれるな呼んでくれるな 俺ら望郷旅鴉 夢を探してヨー ここまで来たが 寒い夜空に こころも細る あの娘ひとりも 倖せに なんで出来ない バチ当り 街道がらすが ひと声鳴いた 明日は何処やら明日は何処やら 俺ら 望郷旅鴉 | 千昌夫 | 里村龍一 | 森山慎也 | | 昔話しはヨー 真ッ平ご免 なまじ振り向きゃ こころが痛む 生まれ在所に 背を向けて 今日も仮寝の 旅の宿 可愛あの娘よ 日暮れの空よ 泣いてくれるな泣いてくれるな 俺ら望郷旅鴉 風も無いのにヨー こぼれて落ちる 花に浮かぶよ あの娘の涙 つれて行ってと 泣かれても 俺にゃ出来ない みちずれに 北へ流れる 夜汽車の汽笛 呼んでくれるな呼んでくれるな 俺ら望郷旅鴉 夢を探してヨー ここまで来たが 寒い夜空に こころも細る あの娘ひとりも 倖せに なんで出来ない バチ当り 街道がらすが ひと声鳴いた 明日は何処やら明日は何処やら 俺ら 望郷旅鴉 |
わが町は緑なりきふるさとを出た時は初心(うぶ)だった 初恋の人を追い汽車に乗る まだ固いさくらんぼ食べながら 今日からのしあわせを夢みてた あれも遠い 今は遠い わが町は緑なりき 絵のようなしあわせに裏ぎられ それからはおきまりの道だった ふるさとの友だちと幾日か 体寄せくらしてもみたけれど あれも遠い 今は遠い わが町は緑なりき あの人は今はもう母になり このひともしあわせときかされた 熟れ過ぎたさくらんぼ口にして ほろにがいためいきをついている あれも遠い 今は遠い わが町は緑なりき | 千昌夫 | 阿久悠 | 平尾昌晃 | | ふるさとを出た時は初心(うぶ)だった 初恋の人を追い汽車に乗る まだ固いさくらんぼ食べながら 今日からのしあわせを夢みてた あれも遠い 今は遠い わが町は緑なりき 絵のようなしあわせに裏ぎられ それからはおきまりの道だった ふるさとの友だちと幾日か 体寄せくらしてもみたけれど あれも遠い 今は遠い わが町は緑なりき あの人は今はもう母になり このひともしあわせときかされた 熟れ過ぎたさくらんぼ口にして ほろにがいためいきをついている あれも遠い 今は遠い わが町は緑なりき |
男の哀歌故郷を出たときゃ おれだって でっかいのぞみを 持ってたが みんなどこかへ とんでった それでも場末の居酒屋で ほらを肴にひとり酒 これもきらくで あゝ いいもんさ 雨がしょぼしょぼ 降る夜更け 送って行くわと 女の子 いいことあるかと 思ってた ところが オンボロアパートの 前でじゃあねと それっきり せんべ布団が あゝ 身にしみる 昨日 おやじの手紙来て おまえは みどころあったから 期待をしてると 書いてある 泣くなよ おふくろ 運命だよ 草がなければ 花だって 目立ちゃしないと あゝ ひとりごと | 千昌夫 | いではく | 遠藤実 | | 故郷を出たときゃ おれだって でっかいのぞみを 持ってたが みんなどこかへ とんでった それでも場末の居酒屋で ほらを肴にひとり酒 これもきらくで あゝ いいもんさ 雨がしょぼしょぼ 降る夜更け 送って行くわと 女の子 いいことあるかと 思ってた ところが オンボロアパートの 前でじゃあねと それっきり せんべ布団が あゝ 身にしみる 昨日 おやじの手紙来て おまえは みどころあったから 期待をしてると 書いてある 泣くなよ おふくろ 運命だよ 草がなければ 花だって 目立ちゃしないと あゝ ひとりごと |
還暦祝い唄(セリフ入り)(セリフ) 還暦おめでとうございます これからも頑張ってまいりましょう 早いもんだね 六十年よ 夢を追いかけ 人生(ひとよ)の坂を 越えてしみじみ お蔭様 祝いの盃(おさけ) 両手で受けて 今日はめでたい 今日はめでたい 還暦祝い唄 振り向きゃつづく 六十年よ 言うに言えない 苦労もしたが 今じゃ笑える 家族(ひと)がいる 可愛い孫も 手拍子軽く 今日はめでたい 今日はめでたい 還暦祝い唄 気がつきゃ何と 六十年よ 白髪(しらが)こじわが 我が勲章さ 胸をたたいて 悠々と も一度青春(はる)を 呼ぼうじゃないか 今日はめでたい 今日はめでたい 還暦祝い唄 | 千昌夫 | 神谷まみ | 神谷まみ | 池多孝春 | (セリフ) 還暦おめでとうございます これからも頑張ってまいりましょう 早いもんだね 六十年よ 夢を追いかけ 人生(ひとよ)の坂を 越えてしみじみ お蔭様 祝いの盃(おさけ) 両手で受けて 今日はめでたい 今日はめでたい 還暦祝い唄 振り向きゃつづく 六十年よ 言うに言えない 苦労もしたが 今じゃ笑える 家族(ひと)がいる 可愛い孫も 手拍子軽く 今日はめでたい 今日はめでたい 還暦祝い唄 気がつきゃ何と 六十年よ 白髪(しらが)こじわが 我が勲章さ 胸をたたいて 悠々と も一度青春(はる)を 呼ぼうじゃないか 今日はめでたい 今日はめでたい 還暦祝い唄 |
さよなら三角また来て四角さよなら三角また来て四角 達者でなァー達者でよォー 故郷のみんなに言っとくれ 俺はも少し東京で こらえてみるからみててくれ お前はとてもやさしい奴さ うそもつけない いい奴だから 故郷でいい人見つけりゃいいさ 達者でなァー達者でよォー 故郷のみんなによろしくな やっと仕事も慣れたけど やっぱり短気が顔を出す お前がいつも止め役だった 月に一度は便りを書くよ たまに出てこい一杯やろう 淋しいなァー淋しいよォー 故郷のみんなに言っとくれ 俺の住んでる東京も 夕焼け空はきれいだと おまえもきっとがんばるんだよ おれが女房もらった時は きっと最初に会わせてやるさ 達者でなァー達者でよォー | 千昌夫 | 喜多條忠 | 徳久広司 | | さよなら三角また来て四角 達者でなァー達者でよォー 故郷のみんなに言っとくれ 俺はも少し東京で こらえてみるからみててくれ お前はとてもやさしい奴さ うそもつけない いい奴だから 故郷でいい人見つけりゃいいさ 達者でなァー達者でよォー 故郷のみんなによろしくな やっと仕事も慣れたけど やっぱり短気が顔を出す お前がいつも止め役だった 月に一度は便りを書くよ たまに出てこい一杯やろう 淋しいなァー淋しいよォー 故郷のみんなに言っとくれ 俺の住んでる東京も 夕焼け空はきれいだと おまえもきっとがんばるんだよ おれが女房もらった時は きっと最初に会わせてやるさ 達者でなァー達者でよォー |
おふくろ子供の頃には こわかった その目も今は 笑ってる 数え切れない 顔のしわ 何本 俺が つけたろうか あー あー おふくろ おふくろよ 苦労かけたね 背おって貰った この背中 ほんとに今は 小さくて 肩をたたけば 折れそうで 涙がひとつ 落ちてきた あー あー おふくろ おふくろよ 苦労かけたね 親父の話を する時は 今でも膝を くずさない いつもきいたよ 子守唄 みそ汁匂う 膝まくら あー あー おふくろ おふくろよ 苦労かけたね | 千昌夫 | さいとう大三 | 泉八汐 | | 子供の頃には こわかった その目も今は 笑ってる 数え切れない 顔のしわ 何本 俺が つけたろうか あー あー おふくろ おふくろよ 苦労かけたね 背おって貰った この背中 ほんとに今は 小さくて 肩をたたけば 折れそうで 涙がひとつ 落ちてきた あー あー おふくろ おふくろよ 苦労かけたね 親父の話を する時は 今でも膝を くずさない いつもきいたよ 子守唄 みそ汁匂う 膝まくら あー あー おふくろ おふくろよ 苦労かけたね |
人生ふたり旅子供育てて 嫁にも出して しあわせ者だよ おれ達ふたり そうさ今夜は しみじみ酒を のんで祝いの めおとの旅だ 惚れたおまえの 背中をみつめ 一緒に歩いて 人生半ば 今日は苦労を いたわりあって ちょいと幸せ めおとの旅だ 泣いたぶんだけ 笑おじゃないか これからほんとの しむ暮らし 過ぎた山坂 涙もみんな お湯に流そう めおとの旅だ | 千昌夫 | いではく | 弦哲也 | | 子供育てて 嫁にも出して しあわせ者だよ おれ達ふたり そうさ今夜は しみじみ酒を のんで祝いの めおとの旅だ 惚れたおまえの 背中をみつめ 一緒に歩いて 人生半ば 今日は苦労を いたわりあって ちょいと幸せ めおとの旅だ 泣いたぶんだけ 笑おじゃないか これからほんとの しむ暮らし 過ぎた山坂 涙もみんな お湯に流そう めおとの旅だ |
ふるさとの祭り風に流れる 白い雲 見れば浮かぶさ ふるさとの ふるさとの祭り 頑固なおやじが 自慢の民謡(うた)を この日ばかりは はしゃいで唄う 心がふるさとに 飛んで飛んで もうすぐ祭りだなあ のぼりはためく 杜の空 太鼓ひびいて ふるさとの ふるさとの祭り おさない心で あこがれていた きれいなせんせい どうしてるかな 心がふるさとに 飛んで飛んで もうすぐ祭りだなあ 露店 わた飴 風車 笑顔あふれる ふるさとの ふるさとの祭り 今年もおふくろ 手料理つくり おれの帰りを 待ってるだろか 心がふるさとに 飛んで飛んで もうすぐ祭りだなあ | 千昌夫 | いではく | 遠藤実 | | 風に流れる 白い雲 見れば浮かぶさ ふるさとの ふるさとの祭り 頑固なおやじが 自慢の民謡(うた)を この日ばかりは はしゃいで唄う 心がふるさとに 飛んで飛んで もうすぐ祭りだなあ のぼりはためく 杜の空 太鼓ひびいて ふるさとの ふるさとの祭り おさない心で あこがれていた きれいなせんせい どうしてるかな 心がふるさとに 飛んで飛んで もうすぐ祭りだなあ 露店 わた飴 風車 笑顔あふれる ふるさとの ふるさとの祭り 今年もおふくろ 手料理つくり おれの帰りを 待ってるだろか 心がふるさとに 飛んで飛んで もうすぐ祭りだなあ |
ふるさとの四季をうたう春は 菜の花が揺れていた あの頃の母さんの 笑顔に逢いたいな 夏は家族して海へ出た リヤカー引く父さんの 背中はひろかった ふるさとは ふるさとは 父母の匂いがするよ あの人の あの友の 想い出を唄おう 秋は 稲穂にも赤とんぼ 初恋のあの人と別れた山の駅 冬はしんしんと雪が降る 静けさに涙置き 心を休めたい ふるさとは ふるさとは 父母の匂いがするよ あの人の あの友の 想い出を唄おう ふるさとは ふるさとは 父母の匂いがするよ あの人の あの友の 想い出を唄おう | 千昌夫 | 遠藤実 | 遠藤実 | | 春は 菜の花が揺れていた あの頃の母さんの 笑顔に逢いたいな 夏は家族して海へ出た リヤカー引く父さんの 背中はひろかった ふるさとは ふるさとは 父母の匂いがするよ あの人の あの友の 想い出を唄おう 秋は 稲穂にも赤とんぼ 初恋のあの人と別れた山の駅 冬はしんしんと雪が降る 静けさに涙置き 心を休めたい ふるさとは ふるさとは 父母の匂いがするよ あの人の あの友の 想い出を唄おう ふるさとは ふるさとは 父母の匂いがするよ あの人の あの友の 想い出を唄おう |
いっぽんの松波がさらった 七万本の 陸前高田の 松原に いっぽん残った 松がある もいちど故郷 作ろうと 戻る人達 迎えるために 残った祈りの 松がある 夢も暮らしも いつかは戻る その日は必ず 来るからと いっぽん残った 松が言う 大地に根っこを 踏みしめて 涙乗り越え 生き抜くちから 教えるいのちの 松がある 雪がどんなに 降りかかろうと しぶきがその身を 削ろうと いっぽん残った 松がある 生まれて育った 北国の 強い心の 真ん中に 残った奇跡の 松が立つ | 千昌夫 | 喜多條忠 | 船村徹 | 蔦将包 | 波がさらった 七万本の 陸前高田の 松原に いっぽん残った 松がある もいちど故郷 作ろうと 戻る人達 迎えるために 残った祈りの 松がある 夢も暮らしも いつかは戻る その日は必ず 来るからと いっぽん残った 松が言う 大地に根っこを 踏みしめて 涙乗り越え 生き抜くちから 教えるいのちの 松がある 雪がどんなに 降りかかろうと しぶきがその身を 削ろうと いっぽん残った 松がある 生まれて育った 北国の 強い心の 真ん中に 残った奇跡の 松が立つ |
乾杯しようぜ乾杯しようぜ 久しぶり オジンと言われても 今 いま 青春してる 人生見かけや 年令(とし)じゃない 心に熱さ 忘れてなけりゃ 時には一刻(ひととき) 少年にかえろう いつでも夢みる おれ達は 仕事も遊びにも 今 いま 青春してる 若さで恋した 傷跡も いまでは遠い 笑い話さ 時には一刻(ひととき) 少年にかえろう 言葉もいらない 仲間なら こころのふるさとで 今 いま 青春してる 昔の歌でも 唱おうか まぶたの奥に 夕陽が見える 時には一刻(ひととき) 少年にかえろう | 千昌夫 | いではく | 遠藤実 | | 乾杯しようぜ 久しぶり オジンと言われても 今 いま 青春してる 人生見かけや 年令(とし)じゃない 心に熱さ 忘れてなけりゃ 時には一刻(ひととき) 少年にかえろう いつでも夢みる おれ達は 仕事も遊びにも 今 いま 青春してる 若さで恋した 傷跡も いまでは遠い 笑い話さ 時には一刻(ひととき) 少年にかえろう 言葉もいらない 仲間なら こころのふるさとで 今 いま 青春してる 昔の歌でも 唱おうか まぶたの奥に 夕陽が見える 時には一刻(ひととき) 少年にかえろう |
おやじ先生世の中どんなに変っても 先生ちっともお変りありませんね エッー!忘れてしまったんですか!! 蒲原又次郎ですよ 親父が農協に勤めてた 蒲原又次郎であります 先生に会うと 背すじが伸びる 腕白小僧で 迷惑かけました 立たされた時 叱られた時 恨みもしたけど 今日は先生と 男同士で 酒くみ合える 修学旅行で 枕ぶつけあい げんこつもらった 痛みがなつかしい いまではみんな 一人前の 顔しているけど 今日はあの頃の いたずら坊主が お酌をします 卒業式の日 先生が見せた はじめての涙 いまでも忘れない つらさに出会い 悲しみもある 人生だけれど 教えてもらった 男の生きざま 通しています | 千昌夫 | いではく | 遠藤実 | | 世の中どんなに変っても 先生ちっともお変りありませんね エッー!忘れてしまったんですか!! 蒲原又次郎ですよ 親父が農協に勤めてた 蒲原又次郎であります 先生に会うと 背すじが伸びる 腕白小僧で 迷惑かけました 立たされた時 叱られた時 恨みもしたけど 今日は先生と 男同士で 酒くみ合える 修学旅行で 枕ぶつけあい げんこつもらった 痛みがなつかしい いまではみんな 一人前の 顔しているけど 今日はあの頃の いたずら坊主が お酌をします 卒業式の日 先生が見せた はじめての涙 いまでも忘れない つらさに出会い 悲しみもある 人生だけれど 教えてもらった 男の生きざま 通しています |
長持祝い唄今日はめでたい 金屏風 縁が結んだ 皆様方に 真心(こころ)こめての この晴れ姿 見てて下さい 最後まで 父母(おや)がみとめた この人と 乗って行きます 長持船で 俺が育てた 宝だと 嫁にやらぬと 言ってた親父 口じゃ強がり 言ってはみても なぜかほころぶ 顔になる 一生一度の 喜びを 鶴と亀との 長持船だ あげろ帆柱 天までも 出船一から 人生勝負 世間荒波 苦しい時も 泣くな焦るな くじけずに 父母(おや)の心を 胸に染め 乗せて大漁の 長持船だ | 千昌夫 | 横内淳 | 横内淳 | 丸山雅仁 | 今日はめでたい 金屏風 縁が結んだ 皆様方に 真心(こころ)こめての この晴れ姿 見てて下さい 最後まで 父母(おや)がみとめた この人と 乗って行きます 長持船で 俺が育てた 宝だと 嫁にやらぬと 言ってた親父 口じゃ強がり 言ってはみても なぜかほころぶ 顔になる 一生一度の 喜びを 鶴と亀との 長持船だ あげろ帆柱 天までも 出船一から 人生勝負 世間荒波 苦しい時も 泣くな焦るな くじけずに 父母(おや)の心を 胸に染め 乗せて大漁の 長持船だ |
やいま(八重山)海を見れば 故郷(ふるさと)思い出し 山を見れば 又故郷思い出す 月の浜辺で 泡盛飲みながら 夜の明けるまで 唄った島唄よ 故郷離れてから早十二年 変わるなよその眺め 八重山(やいま)の島々よ 情け深き父に 元気でいるかなと 便り書いては 出せずに読み返し 母のぬくもり 思い出しながら 今も唄うよ 八重山の島唄よ 故郷離れてから早十二年 変わるなよその情け 八重山の島唄よ 故郷離れてから早十二年 変わるなよその眺め 八重山(やいま)の島々よ | 千昌夫 | 宮城衛 | 宮城衛 | | 海を見れば 故郷(ふるさと)思い出し 山を見れば 又故郷思い出す 月の浜辺で 泡盛飲みながら 夜の明けるまで 唄った島唄よ 故郷離れてから早十二年 変わるなよその眺め 八重山(やいま)の島々よ 情け深き父に 元気でいるかなと 便り書いては 出せずに読み返し 母のぬくもり 思い出しながら 今も唄うよ 八重山の島唄よ 故郷離れてから早十二年 変わるなよその情け 八重山の島唄よ 故郷離れてから早十二年 変わるなよその眺め 八重山(やいま)の島々よ |
還暦祝い唄早いもんだね 六十年よ 夢を追いかけ 人世(ひとよ)の坂を 越えてしみじみ お蔭様 祝いのお酒 両手で受けて 今日はめでたい 今日はめでたい 還暦祝い唄 振り向きゃ続く 六十年よ 言うに言えない 苦労もしたが 今じゃ笑える 人がいる 可愛い孫も手拍子軽く 今日はめでたい 今日はめでたい 還暦祝い唄 気がつきゃ何と 六十年よ 白髪(しらが)小じわが 我が勲章さ 胸をたたいて 悠々と も一度春を 呼ぼうじゃないか 今日はめでたい 今日はめでたい 還暦祝い唄 | 千昌夫 | 神谷まみ | 神谷まみ | | 早いもんだね 六十年よ 夢を追いかけ 人世(ひとよ)の坂を 越えてしみじみ お蔭様 祝いのお酒 両手で受けて 今日はめでたい 今日はめでたい 還暦祝い唄 振り向きゃ続く 六十年よ 言うに言えない 苦労もしたが 今じゃ笑える 人がいる 可愛い孫も手拍子軽く 今日はめでたい 今日はめでたい 還暦祝い唄 気がつきゃ何と 六十年よ 白髪(しらが)小じわが 我が勲章さ 胸をたたいて 悠々と も一度春を 呼ぼうじゃないか 今日はめでたい 今日はめでたい 還暦祝い唄 |
アケミという名で十八で 波止場でひろった 女の子 死にたいなんて 言っていた アケミという名で 十八で おれと暮らした 三日目に もとの男へ行っちゃった 蹴とばせ 波止場のドラムカン やけで唄った 浪花節 あゝさびしいぜ ごめんなさいって 走り書き 女の匂いが 残るだけ 一間のオンボロ アパートを どんなつもりか 知らないが 花を飾って消えちゃった 蹴とばせ 波止場のドラムカン やけで唄った 浪花節 あゝさびしいぜ 夜霧の波止場にゃ 影もない 遠くで霧笛がむせぶだけ アケミという名の 変な娘が もしもどこかで 泣いてたら 待っているぜと 言ってくれ 蹴とばせ 波止場のドラムカン やけで唄った 浪花節 あゝさびしいぜ | 千昌夫 | 西沢爽 | 遠藤実 | | 波止場でひろった 女の子 死にたいなんて 言っていた アケミという名で 十八で おれと暮らした 三日目に もとの男へ行っちゃった 蹴とばせ 波止場のドラムカン やけで唄った 浪花節 あゝさびしいぜ ごめんなさいって 走り書き 女の匂いが 残るだけ 一間のオンボロ アパートを どんなつもりか 知らないが 花を飾って消えちゃった 蹴とばせ 波止場のドラムカン やけで唄った 浪花節 あゝさびしいぜ 夜霧の波止場にゃ 影もない 遠くで霧笛がむせぶだけ アケミという名の 変な娘が もしもどこかで 泣いてたら 待っているぜと 言ってくれ 蹴とばせ 波止場のドラムカン やけで唄った 浪花節 あゝさびしいぜ |
人生に乾杯 乾杯しようぜ 久しぶり オジンと言われても 今、いま 青春してる 人生見かけや 年令(とし)じゃない 心に熱さ 忘れてなけりゃ 時には一刻(ひととき) 少年にかえろう いつでも夢みる おれ達は 仕事も遊びにも 今、いま 青春してる 若さで恋した 傷跡も いまでは遠い 笑い話さ 時には一刻(ひととき) 少年にかえろう 言葉もいらない 仲間なら こころのふるさとで 今、いま 青春してる 昔の歌でも 唄おうか まぶたの奥に 夕陽が見える 時には一刻(ひととき) 少年にかえろう | 千昌夫 | いではく | 遠藤実 | 馬場良 | 乾杯しようぜ 久しぶり オジンと言われても 今、いま 青春してる 人生見かけや 年令(とし)じゃない 心に熱さ 忘れてなけりゃ 時には一刻(ひととき) 少年にかえろう いつでも夢みる おれ達は 仕事も遊びにも 今、いま 青春してる 若さで恋した 傷跡も いまでは遠い 笑い話さ 時には一刻(ひととき) 少年にかえろう 言葉もいらない 仲間なら こころのふるさとで 今、いま 青春してる 昔の歌でも 唄おうか まぶたの奥に 夕陽が見える 時には一刻(ひととき) 少年にかえろう |
古希祝い 長生きしてりゃ 喜寿米寿 次々来るよ 祝い事 前向きがんばる 姿みて にっこり笑う 福の神 めでためでたの めでためでたの 古希祝い 昔とちがい 今の世は 還暦古希は まだ若い みんなで働き 宝船 実りの秋を 迎えたら 歌い踊って 歌い踊って 古希祝い 人生いつも 節目には めでたく歌う 祝い節 生まれて節句に 七五三 門松かさね 七十年 いつの間にやら いつの間にやら 古希祝い | 千昌夫 | いではく | 千昌夫 | 岩上峰山 | 長生きしてりゃ 喜寿米寿 次々来るよ 祝い事 前向きがんばる 姿みて にっこり笑う 福の神 めでためでたの めでためでたの 古希祝い 昔とちがい 今の世は 還暦古希は まだ若い みんなで働き 宝船 実りの秋を 迎えたら 歌い踊って 歌い踊って 古希祝い 人生いつも 節目には めでたく歌う 祝い節 生まれて節句に 七五三 門松かさね 七十年 いつの間にやら いつの間にやら 古希祝い |
あんた コップ一杯 飲む酒も なぜか淋しい 今日の酒 外は冷たい 雨が降る 飲めば飲むほど 哀しくなるわ 涙流れる グラスの中に 悪い私を叱ってあんた どこへ行ったのよ 戻って来てよ ねえあんた 別れましょうと 強がりを 言ったつもりじゃ なかったわ 濡れて帰るわ 雨の街 弱い私に 冷たい雨が 音もたてずにただ降りしきる もっと叱って私をもっと どこへ行ったのよ 戻って来てよ ねえあんた 眠りたくない 一人では 帰りたくない 一人では 私悪いわ 馬鹿でした 傘もささずに 夜更けの街を 雨よつつんで 朝までずっと 酔うに酔えない今夜の酒は どこへ行ったのよ 戻って来てよ ねえあんた | 千昌夫 | 吉幾三 | 吉幾三 | | コップ一杯 飲む酒も なぜか淋しい 今日の酒 外は冷たい 雨が降る 飲めば飲むほど 哀しくなるわ 涙流れる グラスの中に 悪い私を叱ってあんた どこへ行ったのよ 戻って来てよ ねえあんた 別れましょうと 強がりを 言ったつもりじゃ なかったわ 濡れて帰るわ 雨の街 弱い私に 冷たい雨が 音もたてずにただ降りしきる もっと叱って私をもっと どこへ行ったのよ 戻って来てよ ねえあんた 眠りたくない 一人では 帰りたくない 一人では 私悪いわ 馬鹿でした 傘もささずに 夜更けの街を 雨よつつんで 朝までずっと 酔うに酔えない今夜の酒は どこへ行ったのよ 戻って来てよ ねえあんた |
味噌汁の詩 しばれるねぇ。冬は寒いから味噌汁がうまいんだよね。 うまい味噌汁、あったかい味噌汁、これがおふくろの味なんだねえ。 あの人この人 大臣だって みんないるのさ おふくろが いつか大人になった時 なぜかえらそな顔するが あつい味噌汁飲む度に 思い出すのさ おふくろを 忘れちゃならねえ 男意気 へぇーそうか、おまえさんも東北の生まれか。 気持ちはわかるがあせらねえ方がいいな。 やめろ!あんなあまったるいもの 好きな女なんか。 何がポタージュだい、味噌汁の好きな女じゃなくちゃ! 寝るのはふとん、下着はふんどし、 ごはんのことをライスだなんて言うんじゃないよ。 田園調布?家を建てるなら岩手県、それも陸前高田がいいね。 金髪?きん……金髪だけはいいじゃないべかねえ。 それにしても近頃の人は何か忘れてるね。 これでも日本人なんだべかねぇ。 日本人なら 忘れちゃこまる 生まれ故郷と 味噌汁を 何だかんだと世の中は 腹が立つやら 泣けるやら どこへ行ったか親孝行 まるで人情 紙風船 忘れちゃならねぇ 男意気 ふるさとを出てから16年、 いつもおふくろさんのふところを夢見ておりました。 思い出すたびに、この胸がキューッと痛くなるんです。 思わず涙が出てくるんだなぁ。 それにしても今夜はしばれるねぇ、 このぶんだと雪になるんでねぇべか。 おふくろさんの味噌汁が食いたいなぁ…… かあちゃーん! | 千昌夫 | 中山大三郎 | 中山大三郎 | | しばれるねぇ。冬は寒いから味噌汁がうまいんだよね。 うまい味噌汁、あったかい味噌汁、これがおふくろの味なんだねえ。 あの人この人 大臣だって みんないるのさ おふくろが いつか大人になった時 なぜかえらそな顔するが あつい味噌汁飲む度に 思い出すのさ おふくろを 忘れちゃならねえ 男意気 へぇーそうか、おまえさんも東北の生まれか。 気持ちはわかるがあせらねえ方がいいな。 やめろ!あんなあまったるいもの 好きな女なんか。 何がポタージュだい、味噌汁の好きな女じゃなくちゃ! 寝るのはふとん、下着はふんどし、 ごはんのことをライスだなんて言うんじゃないよ。 田園調布?家を建てるなら岩手県、それも陸前高田がいいね。 金髪?きん……金髪だけはいいじゃないべかねえ。 それにしても近頃の人は何か忘れてるね。 これでも日本人なんだべかねぇ。 日本人なら 忘れちゃこまる 生まれ故郷と 味噌汁を 何だかんだと世の中は 腹が立つやら 泣けるやら どこへ行ったか親孝行 まるで人情 紙風船 忘れちゃならねぇ 男意気 ふるさとを出てから16年、 いつもおふくろさんのふところを夢見ておりました。 思い出すたびに、この胸がキューッと痛くなるんです。 思わず涙が出てくるんだなぁ。 それにしても今夜はしばれるねぇ、 このぶんだと雪になるんでねぇべか。 おふくろさんの味噌汁が食いたいなぁ…… かあちゃーん! |
君がすべてさ これきり逢えない 別れじゃないよ 死にたいなんて なぜ云うの 遠く離れて 暮らしても ただひとすじに 愛しているよ 君がすべてさ 君がすべてさ 心の小箱に しまっておくよ やさしい君の 面影を 頬をぬらして 光ってる その涙さえ 愛しているよ 君がすべてさ 君がすべてさ 希望(のぞみ)を果して 迎えにくるよ 必ず待って いておくれ かたく結んだ 約束の 指さきまでも 愛しているよ 君がすべてさ 君がすべてさ | 千昌夫 | 稲葉爽秋 | 遠藤実 | | これきり逢えない 別れじゃないよ 死にたいなんて なぜ云うの 遠く離れて 暮らしても ただひとすじに 愛しているよ 君がすべてさ 君がすべてさ 心の小箱に しまっておくよ やさしい君の 面影を 頬をぬらして 光ってる その涙さえ 愛しているよ 君がすべてさ 君がすべてさ 希望(のぞみ)を果して 迎えにくるよ 必ず待って いておくれ かたく結んだ 約束の 指さきまでも 愛しているよ 君がすべてさ 君がすべてさ |
津軽平野 津軽平野に 雪降る頃はよ 親父(おどう)ひとりで 出かせぎ仕度 春にゃかならず 親父は帰る みやげいっぱい ぶらさげてヨ 淋しくなるけど 馴れたや親父 十三みなとは 西風強くて 夢もしばれる 吹雪の夜更け ふるなふるなよ 津軽の雪よ 春が今年も 遅くなるよ ストーブ列車よ 逢いたや親父 山の雪どけ 花咲く頃はヨ かあちゃんやけによ そわそわするネ いつもじょんがら 大きな声で 親父うたって 汽車から降りる お岩木山よ 見えたか親父 | 千昌夫 | 吉幾三 | 吉幾三 | | 津軽平野に 雪降る頃はよ 親父(おどう)ひとりで 出かせぎ仕度 春にゃかならず 親父は帰る みやげいっぱい ぶらさげてヨ 淋しくなるけど 馴れたや親父 十三みなとは 西風強くて 夢もしばれる 吹雪の夜更け ふるなふるなよ 津軽の雪よ 春が今年も 遅くなるよ ストーブ列車よ 逢いたや親父 山の雪どけ 花咲く頃はヨ かあちゃんやけによ そわそわするネ いつもじょんがら 大きな声で 親父うたって 汽車から降りる お岩木山よ 見えたか親父 |
望郷酒場 おやじみたいなヨー 酒呑みなどに ならぬつもりが なっていた 酔えば恋しい 牛追い唄が 口に出るのさ こんな夜は ハーヤイ 田舎なれどもサー 南部の国はヨー 風にちぎれてヨー のれんの裾を 汽車がひと泣き 北へ行く 呼べばせつない あの娘の面影(かお)が 酒のむこうに 揺れるのさ ハーヤイ 酒に溺れてヨー やつれてやせた 故里(くに)へ土産の 夢ひとつ 北はみぞれか しぐれる頃か やけにおふくろ 気にかかる ハーヤイ | 千昌夫 | 里村龍一 | 桜田誠一 | | おやじみたいなヨー 酒呑みなどに ならぬつもりが なっていた 酔えば恋しい 牛追い唄が 口に出るのさ こんな夜は ハーヤイ 田舎なれどもサー 南部の国はヨー 風にちぎれてヨー のれんの裾を 汽車がひと泣き 北へ行く 呼べばせつない あの娘の面影(かお)が 酒のむこうに 揺れるのさ ハーヤイ 酒に溺れてヨー やつれてやせた 故里(くに)へ土産の 夢ひとつ 北はみぞれか しぐれる頃か やけにおふくろ 気にかかる ハーヤイ |
夕焼け雲 夕焼け雲に 誘われて 別れの橋を 越えてきた 帰らない 花が咲くまで 帰らない帰らない 誓いのあとの せつなさが 杏の幹に 残る町 二人の家の 白壁が ならんで浮かぶ 堀の水 忘れない どこへ行っても 忘れない忘れない 小指でとかす 黒髪の かおりに甘く 揺れた町 あれから春が また秋が 流れていまは 遠い町 帰れない 帰りたいけど 帰れない帰れない 夕焼け雲の その下で ひとりの酒に 偲ぶ町 | 千昌夫 | 横井弘 | 一代のぼる | | 夕焼け雲に 誘われて 別れの橋を 越えてきた 帰らない 花が咲くまで 帰らない帰らない 誓いのあとの せつなさが 杏の幹に 残る町 二人の家の 白壁が ならんで浮かぶ 堀の水 忘れない どこへ行っても 忘れない忘れない 小指でとかす 黒髪の かおりに甘く 揺れた町 あれから春が また秋が 流れていまは 遠い町 帰れない 帰りたいけど 帰れない帰れない 夕焼け雲の その下で ひとりの酒に 偲ぶ町 |
星影のワルツ 別れることは つらいけど 仕方がないんだ 君のため 別れに星影のワルツを うたおう…… 冷たい心じゃ ないんだよ 冷たい心じゃ ないんだよ 今でも好きだ 死ぬ程に 一緒になれる 幸せを 二人で夢見た ほほえんだ 別れに星影のワルツを うたおう…… あんなに愛した 仲なのに あんなに愛した 仲なのに 涙がにじむ 夜の窓 さよならなんて どうしても いえないだろうな 泣くだろうな 別れに星影のワルツを うたおう…… 遠くで祈ろう 幸せを 遠くで祈ろう 幸せを 今夜も星が 降るようだ | 千昌夫 | 白鳥園枝 | 遠藤実 | | 別れることは つらいけど 仕方がないんだ 君のため 別れに星影のワルツを うたおう…… 冷たい心じゃ ないんだよ 冷たい心じゃ ないんだよ 今でも好きだ 死ぬ程に 一緒になれる 幸せを 二人で夢見た ほほえんだ 別れに星影のワルツを うたおう…… あんなに愛した 仲なのに あんなに愛した 仲なのに 涙がにじむ 夜の窓 さよならなんて どうしても いえないだろうな 泣くだろうな 別れに星影のワルツを うたおう…… 遠くで祈ろう 幸せを 遠くで祈ろう 幸せを 今夜も星が 降るようだ |
北国の春 白樺 青空 南風 こぶし咲くあの丘 北国のあゝ北国の春 季節が都会では わからないだろと 届いたおふくろの 小さな包み あの故郷へ 帰ろかな帰ろかな 雪どけ せせらぎ 丸木橋 落葉松の芽がふく 北国のあゝ北国の春 好きだとおたがいに 言いだせないまま 別れてもう五年 あのこはどうしてる あの故郷へ 帰ろかな帰ろかな 山吹 朝霧 水車小屋 わらべ唄聞える 北国のあゝ北国の春 あにきもおやじ似で 無口なふたりが たまには酒でも 飲んでるだろか あの故郷へ 帰ろかな帰ろかな | 千昌夫 | いではく | 遠藤実 | | 白樺 青空 南風 こぶし咲くあの丘 北国のあゝ北国の春 季節が都会では わからないだろと 届いたおふくろの 小さな包み あの故郷へ 帰ろかな帰ろかな 雪どけ せせらぎ 丸木橋 落葉松の芽がふく 北国のあゝ北国の春 好きだとおたがいに 言いだせないまま 別れてもう五年 あのこはどうしてる あの故郷へ 帰ろかな帰ろかな 山吹 朝霧 水車小屋 わらべ唄聞える 北国のあゝ北国の春 あにきもおやじ似で 無口なふたりが たまには酒でも 飲んでるだろか あの故郷へ 帰ろかな帰ろかな |