幸せは ホラ…だって生きてりゃ 全部 イヤになる日も あるわ 棄ててしまえば きっと 楽になれるなんて *幸せならそこに ホラホラホラ 街角 すぐそこに ホラホラホラ 来てる… だから も少し少し 無理に 笑って見せて そして生きてりゃ きっと 明日(あした)風も変わる もしもそれでも 心 重く晴れない 時は 無理に笑わず 声を 上げて泣けば いいわ 幸せならそこに ホラホラホラ ドア越し 隙き間から ホラホラホラ 見てる… だから も少し少し ギュッと くちびる噛んで 上を向いてりゃ きっと 涙なんて消える 幸せ 幸せならそこに ホラホラホラ 街角 すぐそこに ホラホラホラ 来てる… だから も少し少し 無理に 笑って見せて そして生きてりゃ きっと 明日(あした)風も変わる 幸せ | 三船和子 | 円香乃 | 岡千秋 | 伊戸のりお | だって生きてりゃ 全部 イヤになる日も あるわ 棄ててしまえば きっと 楽になれるなんて *幸せならそこに ホラホラホラ 街角 すぐそこに ホラホラホラ 来てる… だから も少し少し 無理に 笑って見せて そして生きてりゃ きっと 明日(あした)風も変わる もしもそれでも 心 重く晴れない 時は 無理に笑わず 声を 上げて泣けば いいわ 幸せならそこに ホラホラホラ ドア越し 隙き間から ホラホラホラ 見てる… だから も少し少し ギュッと くちびる噛んで 上を向いてりゃ きっと 涙なんて消える 幸せ 幸せならそこに ホラホラホラ 街角 すぐそこに ホラホラホラ 来てる… だから も少し少し 無理に 笑って見せて そして生きてりゃ きっと 明日(あした)風も変わる 幸せ |
北時刻汽車に乗り継ぐ 改札を 出たなら心を 決められた さきをせかせる ベルの音に あなたの未練がおいすがる ふりむけば海… 別れを止めた 北時刻 春を忘れた海峡に 汽笛を泣かせて かえる船 あてもないのに 上野まで 買ってた切符を きりはなす ふりむけば海… 別れを止めた 北時刻 酔えば乱暴する人が さめればやさしい 人になる むだな苦労じゃ なかったわ いまならも一度も 出直せる ふりむけば海… 別れを止めた 北時刻 | 三船和子 | 三園みよじ | 伊藤雪彦 | | 汽車に乗り継ぐ 改札を 出たなら心を 決められた さきをせかせる ベルの音に あなたの未練がおいすがる ふりむけば海… 別れを止めた 北時刻 春を忘れた海峡に 汽笛を泣かせて かえる船 あてもないのに 上野まで 買ってた切符を きりはなす ふりむけば海… 別れを止めた 北時刻 酔えば乱暴する人が さめればやさしい 人になる むだな苦労じゃ なかったわ いまならも一度も 出直せる ふりむけば海… 別れを止めた 北時刻 |
あんたの女房うちはあんたの 女房やないか 後押しさせてや 人生を 一花も二花も 咲かせてこそが 男姿の 鯉のぼり きばってや きばってや 負けたらあかん うちはあんたの 女房やないか 苦労は承知や まかせてや 好きおおて惚れおおて 一緒に暮らす ここがふるさと 北新地 ええところ ええところ 見せなきゃあかん うちはあんたの 女房やないか 命をあずけて 本望や 小さなお店を 持つその夢を もうすぐ実らす 日も近い きばってや きばってや 負けたらあかん | 三船和子 | 荒川利夫 | 市川昭介 | | うちはあんたの 女房やないか 後押しさせてや 人生を 一花も二花も 咲かせてこそが 男姿の 鯉のぼり きばってや きばってや 負けたらあかん うちはあんたの 女房やないか 苦労は承知や まかせてや 好きおおて惚れおおて 一緒に暮らす ここがふるさと 北新地 ええところ ええところ 見せなきゃあかん うちはあんたの 女房やないか 命をあずけて 本望や 小さなお店を 持つその夢を もうすぐ実らす 日も近い きばってや きばってや 負けたらあかん |
慕情の宿瞳(ひとみ)に輝(かがや)く 千灯祭(せんとうさい)は 燃(も)えて儚(はかな)い 宵待(よいま)ち灯(あか)り ひとり来たのを 悔(くや)んでいるの あなたあなた恋(こい)しい 春木(はるき)の川に 揺(ゆ)れる面影(おもかげ) 赤沢(あかさわ)の宿(やど) 愛(いと)しさ憎(にく)さが この身(み)をせめる 琴路(ことじ)、瀬戸淵(せとうみ) 女の未練(みれん) 谷のせせらぎ 湯舟(ゆぶね)で聞けば 風に風に打たれる 湯川(ゆがわ)の雨が 肌(はだ)にしみます 西山(にしやま)の宿(やど) 湖畔(こはん)で占う ふたりの運命(さだめ) 明日(あす)の行方(ゆくえ)を 引(ひ)き寄(よ)せたくて 墨(すみ)の手紙を したためました 想(おも)い想(おも)い届(とど)けと 稲又川(いなまたがわ)に 文字(もじ)がにじんだ 雨畑(あめはた)の宿(やど) | 三船和子 | 北山一行 | 岡千秋 | 前田俊明 | 瞳(ひとみ)に輝(かがや)く 千灯祭(せんとうさい)は 燃(も)えて儚(はかな)い 宵待(よいま)ち灯(あか)り ひとり来たのを 悔(くや)んでいるの あなたあなた恋(こい)しい 春木(はるき)の川に 揺(ゆ)れる面影(おもかげ) 赤沢(あかさわ)の宿(やど) 愛(いと)しさ憎(にく)さが この身(み)をせめる 琴路(ことじ)、瀬戸淵(せとうみ) 女の未練(みれん) 谷のせせらぎ 湯舟(ゆぶね)で聞けば 風に風に打たれる 湯川(ゆがわ)の雨が 肌(はだ)にしみます 西山(にしやま)の宿(やど) 湖畔(こはん)で占う ふたりの運命(さだめ) 明日(あす)の行方(ゆくえ)を 引(ひ)き寄(よ)せたくて 墨(すみ)の手紙を したためました 想(おも)い想(おも)い届(とど)けと 稲又川(いなまたがわ)に 文字(もじ)がにじんだ 雨畑(あめはた)の宿(やど) |
夫婦縁歌人は縁だね なぁおまえ 添えてよかった ねぇあなた 愚痴は禁物 苦労は荷物 生きて行きましょ精一杯 冬が二人の邪魔しても 夫婦ざくらを 咲かせたい 病気するなよ なぁおまえ 無理はしません ねぇあなた 惚れて一生 結んだ絆 これが愛する 証なら 辛抱十年 夢五年 夫婦ざくらは七分咲き 側にいてくれ なぁおまえ もっと尽くすわ ねぇあなた 浮世つれあい 着たきり雀 たとえ裏町 ぐらしでも 一度しかない 人生を 夫婦ざくらで 飾りたい | 三船和子 | 石本美由起 | 岡千秋 | | 人は縁だね なぁおまえ 添えてよかった ねぇあなた 愚痴は禁物 苦労は荷物 生きて行きましょ精一杯 冬が二人の邪魔しても 夫婦ざくらを 咲かせたい 病気するなよ なぁおまえ 無理はしません ねぇあなた 惚れて一生 結んだ絆 これが愛する 証なら 辛抱十年 夢五年 夫婦ざくらは七分咲き 側にいてくれ なぁおまえ もっと尽くすわ ねぇあなた 浮世つれあい 着たきり雀 たとえ裏町 ぐらしでも 一度しかない 人生を 夫婦ざくらで 飾りたい |
ぬくもり酒場灯りがともる 駅裏通り 暖簾(のれん)手招く ぬくもり酒場 酒のつまみは ひじきの煮物 まずはビールに しましょうか お疲れ様 おひとつどうぞ… 今日の疲れを 忘れ酒 誰でも同じ この世の苦労 肩を寄せ合う ぬくもり酒場 恋の悩みも 仕事の愚痴も 聞いてあげましょ じっくりと お疲れ様 なんとかなるわよ… ちょうど人肌 おちょこ酒 一見(いちげん)さんも お馴染みさんも たまに寄り道 ぬくもり酒場 何はなくても 元気でいれば 生きて行けます 明日(あした)また お疲れ様 一緒に飲みましょ… 情け通わす こころ酒 | 三船和子 | 麻こよみ | 岡千秋 | 伊戸のりお | 灯りがともる 駅裏通り 暖簾(のれん)手招く ぬくもり酒場 酒のつまみは ひじきの煮物 まずはビールに しましょうか お疲れ様 おひとつどうぞ… 今日の疲れを 忘れ酒 誰でも同じ この世の苦労 肩を寄せ合う ぬくもり酒場 恋の悩みも 仕事の愚痴も 聞いてあげましょ じっくりと お疲れ様 なんとかなるわよ… ちょうど人肌 おちょこ酒 一見(いちげん)さんも お馴染みさんも たまに寄り道 ぬくもり酒場 何はなくても 元気でいれば 生きて行けます 明日(あした)また お疲れ様 一緒に飲みましょ… 情け通わす こころ酒 |
この冬すぎれば春が来る二つの心を つないだ糸も 無理やり引いたら すぐ切れる 一日一歩 ふたりで歩く 人生坂も 折り返し この冬すぎれば 春が来る あゝ春が来る いいえとハイとを 上手に使う 可愛い女房で 生きたいの 喧嘩のたびに 背中を向けて あなたに泣いた 夜もある この冬すぎれば 春が来る あゝ春が来る あかぎれだらけの この指だけど 指輪が似合った 頃もある 明日を信じ 笑顔に苦労 隠して越えた 山や川 この冬すぎれば 春が来る あゝ春が来る | 三船和子 | 木未野奈 | 徳久広司 | 石倉重信 | 二つの心を つないだ糸も 無理やり引いたら すぐ切れる 一日一歩 ふたりで歩く 人生坂も 折り返し この冬すぎれば 春が来る あゝ春が来る いいえとハイとを 上手に使う 可愛い女房で 生きたいの 喧嘩のたびに 背中を向けて あなたに泣いた 夜もある この冬すぎれば 春が来る あゝ春が来る あかぎれだらけの この指だけど 指輪が似合った 頃もある 明日を信じ 笑顔に苦労 隠して越えた 山や川 この冬すぎれば 春が来る あゝ春が来る |
なごり酒運命というには あまりにも せつない別れの 夜がくる 止まり木 水割り 女のみれん なごりのお酒 あなたのすべてが 今も今も今も 好きなのに 小さな幸福 追いかけた ふたりの夢さえ 消えて行く あきらめ さよなら 女のこころ なごりのお酒 あなたのぬくもり 抱いて抱いて抱いて 生きて行く 男の強さと やさしさで 私をつつんで くれた人 裏町 想い出 女のなみだ なごりのお酒 あなたの明日に 花を花を花を 咲かせたい | 三船和子 | 白鳥園枝 | 大山高輝 | 池多孝春 | 運命というには あまりにも せつない別れの 夜がくる 止まり木 水割り 女のみれん なごりのお酒 あなたのすべてが 今も今も今も 好きなのに 小さな幸福 追いかけた ふたりの夢さえ 消えて行く あきらめ さよなら 女のこころ なごりのお酒 あなたのぬくもり 抱いて抱いて抱いて 生きて行く 男の強さと やさしさで 私をつつんで くれた人 裏町 想い出 女のなみだ なごりのお酒 あなたの明日に 花を花を花を 咲かせたい |
おじいちゃん指の節くれ 撫でながら お酒の味に 恵比寿顔 長生きしてね おじいちゃん おじいちゃん 楊子でつまむ お新香は 嫁の味です 薬味です 俺に似てると 目を細め 見上げるほどの 孫を呼ぶ 長生きしてね おじいちゃん おじいちゃん 問わず語りに 聞かせてる 昔話も 好々爺 腕が自慢の 職人も 毎年丸く なる背中 長生きしてね おじいちゃん おじいちゃん 桜の便り 聞く頃に いで湯めぐりを しましょうか | 三船和子 | さとの深花 | 津軽けんじ | 馬場良 | 指の節くれ 撫でながら お酒の味に 恵比寿顔 長生きしてね おじいちゃん おじいちゃん 楊子でつまむ お新香は 嫁の味です 薬味です 俺に似てると 目を細め 見上げるほどの 孫を呼ぶ 長生きしてね おじいちゃん おじいちゃん 問わず語りに 聞かせてる 昔話も 好々爺 腕が自慢の 職人も 毎年丸く なる背中 長生きしてね おじいちゃん おじいちゃん 桜の便り 聞く頃に いで湯めぐりを しましょうか |
あなた様雨あがり 日差しの中を あるくあなたの 背中が好きですわ 云わせて欲しいの 照れますが 私あなたの 妻です 母です 女です 愛していますわ あなた様 唇を 噛みしめながら 我慢している あなたが好きですわ 幸せこわさず 生きて行く それが私の 小さな 夢です 願いです ぬくもりください あなた様 雨あがり 名も無い花に そっと差し出す その手が好きですわ 少しは波風 立ちますが 同じ痛みで 家族の絆を いつまでも 守って欲しいの あなた様 | 三船和子 | 鳥井実 | 花笠薫 | 池多孝春 | 雨あがり 日差しの中を あるくあなたの 背中が好きですわ 云わせて欲しいの 照れますが 私あなたの 妻です 母です 女です 愛していますわ あなた様 唇を 噛みしめながら 我慢している あなたが好きですわ 幸せこわさず 生きて行く それが私の 小さな 夢です 願いです ぬくもりください あなた様 雨あがり 名も無い花に そっと差し出す その手が好きですわ 少しは波風 立ちますが 同じ痛みで 家族の絆を いつまでも 守って欲しいの あなた様 |
女の日本海窓に映した 涙の顔を 指でかくして 駅を発つ 二年も暮らした あの人を 断ち切る列車は 日本海 泣いちゃダメね 想い出ばかりが 追ってくる 椅子にもたれて 五時間余り 外は白々 雪がとぶ 失くした倖せ さがしても 二度とはもどれぬ 日本海 泣いちゃダメね 心の整理が つくまでは 暗い波間の イカ釣り舟が 無茶はするなと 灯をともす 忘れてしまえと 鳴る汽笛 夜明けはいつくる 日本海 泣いちゃダメね この冬すぎれば 春もくる | 三船和子 | 高須郷 | 伊藤雪彦 | 池多孝春 | 窓に映した 涙の顔を 指でかくして 駅を発つ 二年も暮らした あの人を 断ち切る列車は 日本海 泣いちゃダメね 想い出ばかりが 追ってくる 椅子にもたれて 五時間余り 外は白々 雪がとぶ 失くした倖せ さがしても 二度とはもどれぬ 日本海 泣いちゃダメね 心の整理が つくまでは 暗い波間の イカ釣り舟が 無茶はするなと 灯をともす 忘れてしまえと 鳴る汽笛 夜明けはいつくる 日本海 泣いちゃダメね この冬すぎれば 春もくる |
さざんかの宿くもりガラスを 手で拭いて あなた明日が 見えますか 愛しても 愛しても あゝ他人の妻 赤く咲いても 冬の花 咲いてさびしい さざんかの宿 ぬいた指輪の 罪のあと かんでください 思いきり 燃えたって 燃えたって あゝ他人の妻 運命かなしい 冬の花 明日はいらない さざんかの宿 せめて朝まで 腕の中 夢を見させて くれますか つくしても つくしても あゝ他人の妻 ふたり咲いても 冬の花 春はいつくる さざんかの宿 | 三船和子 | 吉岡治 | 市川昭介 | | くもりガラスを 手で拭いて あなた明日が 見えますか 愛しても 愛しても あゝ他人の妻 赤く咲いても 冬の花 咲いてさびしい さざんかの宿 ぬいた指輪の 罪のあと かんでください 思いきり 燃えたって 燃えたって あゝ他人の妻 運命かなしい 冬の花 明日はいらない さざんかの宿 せめて朝まで 腕の中 夢を見させて くれますか つくしても つくしても あゝ他人の妻 ふたり咲いても 冬の花 春はいつくる さざんかの宿 |
あなたが命どこへ流れて 行くのでしょうか 先が見えない 憂き世川 あなただけ おまえだけ 命をかさね 生きる辛(つら)さも かなしみも わかってあげる 女房でいたい 人目しのんで 手を取り合って 泣いた日もある 夜もある あなただけ おまえだけ 死ぬまでふたり 花の咲く日も 散るときも 一緒に泣ける 女房でいたい 辛(しん)に一(いち)足し 幸せと読み 明日へ棹さす 夫婦舟 あなただけ おまえだけ 共白髪(ともしらが)まで わたしひとりの だんな様 大事につくす 女房でいたい | 三船和子 | たかたかし | 岡千秋 | 伊戸のりお | どこへ流れて 行くのでしょうか 先が見えない 憂き世川 あなただけ おまえだけ 命をかさね 生きる辛(つら)さも かなしみも わかってあげる 女房でいたい 人目しのんで 手を取り合って 泣いた日もある 夜もある あなただけ おまえだけ 死ぬまでふたり 花の咲く日も 散るときも 一緒に泣ける 女房でいたい 辛(しん)に一(いち)足し 幸せと読み 明日へ棹さす 夫婦舟 あなただけ おまえだけ 共白髪(ともしらが)まで わたしひとりの だんな様 大事につくす 女房でいたい |
やっぱりあなたこの亭主ともう一度 生きてみようかな あの時は別れよと 決めたけど 悪い人じゃない 真はいい人よ 一から出直して 本音で泣きます笑います あなたひとすじあなた やっぱりあなた じゃまなのよ居るだけで 顔もみたくない わがままな八つ当たり 許してね 先が見えなくて 淋しかったのよ 一から出直して 可愛い女房に戻ります あなたひとすじあなた やっぱりあなた 一言もせめないで そばに居てくれた 気付かずにいた私 ばかでした 甘えすぎていた 胸が痛みます 一から出直して 迷わず離れず歩きます あなたひとすじあなた やっぱりあなた | 三船和子 | 志賀大介 | 大山高輝 | 桜庭伸幸 | この亭主ともう一度 生きてみようかな あの時は別れよと 決めたけど 悪い人じゃない 真はいい人よ 一から出直して 本音で泣きます笑います あなたひとすじあなた やっぱりあなた じゃまなのよ居るだけで 顔もみたくない わがままな八つ当たり 許してね 先が見えなくて 淋しかったのよ 一から出直して 可愛い女房に戻ります あなたひとすじあなた やっぱりあなた 一言もせめないで そばに居てくれた 気付かずにいた私 ばかでした 甘えすぎていた 胸が痛みます 一から出直して 迷わず離れず歩きます あなたひとすじあなた やっぱりあなた |
北港一羽はぐれのかもめのように 女もひとりじゃ 淋しいものね あなた追いかけ 涙こらえて行き着いた ああ 他人船の 歌がながれる 歌がながれる 北港 妻じゃなくても このままでいい 何度も心で 言いつづけてた あなた私を置いて 行くほど嫌いなの ああ 他人船の 歌がせつない 歌がせつない 北港 雨が降ります みぞれに変り 命も夢も 涙も凍る お酒ください あなた浮かべて酔う胸に ああ 他人船の 歌がしみてる 歌がしみてる 北港 | 三船和子 | 遠藤実 | 遠藤実 | 馬場良 | 一羽はぐれのかもめのように 女もひとりじゃ 淋しいものね あなた追いかけ 涙こらえて行き着いた ああ 他人船の 歌がながれる 歌がながれる 北港 妻じゃなくても このままでいい 何度も心で 言いつづけてた あなた私を置いて 行くほど嫌いなの ああ 他人船の 歌がせつない 歌がせつない 北港 雨が降ります みぞれに変り 命も夢も 涙も凍る お酒ください あなた浮かべて酔う胸に ああ 他人船の 歌がしみてる 歌がしみてる 北港 |
夢旅路出雲やしろの 石段のぼり 鳥居をくぐって 清め水 一鈴 二鈴 祈り鈴 明日の倖せ 絵馬結び 女ひとりの 夢旅路 衿(えり)に粉雪はらほろ 降り落ちる 京都五条に 天神様へ 灯りが手招く 花灯路(はなとうろ) おみくじ 大吉 跳び上がり 鴨川(かわ)を覗けば 妬(や)けますね 緋鯉(ひごい)・真鯉(まごい)に寄り添って 愛の温もりときめき 私にも 人情(なさけ)寄せ合う 三陸港 蕪島(かぶしま)参りに 海猫が じょんがら よされに アイヤ節 風に流れて 胸をうつ 女ひとりの 夢旅路 人生(いきる)喜びこの手に 春よ来い | 三船和子 | 三正和実 | 大山高輝 | 大野弘也 | 出雲やしろの 石段のぼり 鳥居をくぐって 清め水 一鈴 二鈴 祈り鈴 明日の倖せ 絵馬結び 女ひとりの 夢旅路 衿(えり)に粉雪はらほろ 降り落ちる 京都五条に 天神様へ 灯りが手招く 花灯路(はなとうろ) おみくじ 大吉 跳び上がり 鴨川(かわ)を覗けば 妬(や)けますね 緋鯉(ひごい)・真鯉(まごい)に寄り添って 愛の温もりときめき 私にも 人情(なさけ)寄せ合う 三陸港 蕪島(かぶしま)参りに 海猫が じょんがら よされに アイヤ節 風に流れて 胸をうつ 女ひとりの 夢旅路 人生(いきる)喜びこの手に 春よ来い |
想い酒お酒を飲むたび 浮かぶのは 愛して別れた 人のこと ああ 涙では たりないこのつらさ 信じたあなたで いてほしい 今夜もひとり 想い酒 ふたりで暮らした この部屋に あなたを忘れる 夜はない ああ 涙では たりないこのつらさ 変わらぬあなたで いてほしい 今夜もひとり 想い酒 世間の噂に 流されて 別れた私は 馬鹿でした ああ 涙では たりないこのつらさ 命のあなたで いてほしい 今夜もひとりで 想い酒 | 三船和子 | 白鳥園枝 | 遠藤実 | 池多孝春 | お酒を飲むたび 浮かぶのは 愛して別れた 人のこと ああ 涙では たりないこのつらさ 信じたあなたで いてほしい 今夜もひとり 想い酒 ふたりで暮らした この部屋に あなたを忘れる 夜はない ああ 涙では たりないこのつらさ 変わらぬあなたで いてほしい 今夜もひとり 想い酒 世間の噂に 流されて 別れた私は 馬鹿でした ああ 涙では たりないこのつらさ 命のあなたで いてほしい 今夜もひとりで 想い酒 |
夫婦ほたる夜が冷たい この世の闇に 夫婦ほたるは 灯を点す 愛があるから 笑って生きた 愛があるから 幸せよ 甘い水には 夢があり 苦い水には 苦労がしみる 生きることには 不器用だけど 夫婦ほたるの むつまじさ 宿があるから 寄り添いながら 宿があるから 寄り添うの 二人ぐらしの 晩酌に つくる手料理 こころが弾む 羽根をすり寄せ 労(いたわ)りあって 夫婦ほたるは 明日を呼ぶ 夜があるから 耐えられるのさ 夜があるから 耐えるのよ これが私の 運命(さだめ)なら 命ぎりぎり 尽くしてみたい | 三船和子 | 石本美由起 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 夜が冷たい この世の闇に 夫婦ほたるは 灯を点す 愛があるから 笑って生きた 愛があるから 幸せよ 甘い水には 夢があり 苦い水には 苦労がしみる 生きることには 不器用だけど 夫婦ほたるの むつまじさ 宿があるから 寄り添いながら 宿があるから 寄り添うの 二人ぐらしの 晩酌に つくる手料理 こころが弾む 羽根をすり寄せ 労(いたわ)りあって 夫婦ほたるは 明日を呼ぶ 夜があるから 耐えられるのさ 夜があるから 耐えるのよ これが私の 運命(さだめ)なら 命ぎりぎり 尽くしてみたい |
春告げ鳥喜び哀しみ 握りしめ 人は生まれて来たという いろいろ いろいろ ねえ…あったけど 夫婦湯呑みの古伊万里の 枝に寄り添う 鶯が 二人に春を連れてくる 大地に根を張る 足元は 泥に汚れていてもいい いろいろ いろいろ ねえ…あったけど どんな花よりいとおしい 冬を一緒に乗り越えた 二人に咲いた絆です 我が身を削って 幸せを 守り続けてくれる人 いろいろ いろいろ ねえ…あったけど 問わず語らず 水入らず そっと見つめる茶柱に 二人の春が揺れてます | 三船和子 | やしろよう | 花笠薫 | | 喜び哀しみ 握りしめ 人は生まれて来たという いろいろ いろいろ ねえ…あったけど 夫婦湯呑みの古伊万里の 枝に寄り添う 鶯が 二人に春を連れてくる 大地に根を張る 足元は 泥に汚れていてもいい いろいろ いろいろ ねえ…あったけど どんな花よりいとおしい 冬を一緒に乗り越えた 二人に咲いた絆です 我が身を削って 幸せを 守り続けてくれる人 いろいろ いろいろ ねえ…あったけど 問わず語らず 水入らず そっと見つめる茶柱に 二人の春が揺れてます |
おかみさんおかみさん おかみさん 物価高でも やりくり上手 肉に魚や 野菜でも 煮るも 焼くのも 腕しだい それに チョイト笑顔を そえりゃいい おかみさん おかみさん かい性なしでも 亭主は亭主 尻をたたいて ほめてやる 面倒くさいが やってみな それに チョイト笑顔を そえりゃいい おかみさん おかみさん 隣り近所は 合縁奇縁 たまにお酒で 厄おとし 夢を持ちましょ お互いに それに チョイト笑顔を そえりゃいい | 三船和子 | 三園みよじ | 竹田喬 | | おかみさん おかみさん 物価高でも やりくり上手 肉に魚や 野菜でも 煮るも 焼くのも 腕しだい それに チョイト笑顔を そえりゃいい おかみさん おかみさん かい性なしでも 亭主は亭主 尻をたたいて ほめてやる 面倒くさいが やってみな それに チョイト笑顔を そえりゃいい おかみさん おかみさん 隣り近所は 合縁奇縁 たまにお酒で 厄おとし 夢を持ちましょ お互いに それに チョイト笑顔を そえりゃいい |
おとうさん永い年月 後もみず 歩いて来ました 夫婦みち おとうさん おとうさん おとうさん 人生まだまだ 五十年 喜怒と哀楽 みちづれに 仲良く生きましょ おとうさん がまん比べて ふたまわり 今年は私が 年女(としおんな) おとうさん おとうさん おとうさん 人生いろいろ あったけど 今度生まれて くる時も 嫁いで来ますよ おとうさん 年の数だけ 苦労して 倖せ感じる ものなのね おとうさん おとうさん おとうさん 人生いつでも 七転び あとの一ツで 夢をみて 笑顔で生きましょ おとうさん | 三船和子 | 高須郷 | 岡千秋 | 池多孝春 | 永い年月 後もみず 歩いて来ました 夫婦みち おとうさん おとうさん おとうさん 人生まだまだ 五十年 喜怒と哀楽 みちづれに 仲良く生きましょ おとうさん がまん比べて ふたまわり 今年は私が 年女(としおんな) おとうさん おとうさん おとうさん 人生いろいろ あったけど 今度生まれて くる時も 嫁いで来ますよ おとうさん 年の数だけ 苦労して 倖せ感じる ものなのね おとうさん おとうさん おとうさん 人生いつでも 七転び あとの一ツで 夢をみて 笑顔で生きましょ おとうさん |
長良川艶歌水にきらめく かがり火は 誰に想いを 燃やすやら あなた あなたやさしい 旅の人 逢(お)うたひと夜の 情けを乗せて こころまかせの 鵜飼い舟 好きと言われた 嬉しさに 酔うて私は 燃えたのよ あなた あなたすがって みたい人 肌を寄せても 明日(あした)は別れ 窓に夜明けの 風が泣く 添えぬさだめと 知りながら いまは他人じゃ ない二人 あなた あなた私を 泣かす人 枕淋しや 鵜飼いの宿は 朝が白々 長良川 | 三船和子 | 石本美由起 | 岡千秋 | | 水にきらめく かがり火は 誰に想いを 燃やすやら あなた あなたやさしい 旅の人 逢(お)うたひと夜の 情けを乗せて こころまかせの 鵜飼い舟 好きと言われた 嬉しさに 酔うて私は 燃えたのよ あなた あなたすがって みたい人 肌を寄せても 明日(あした)は別れ 窓に夜明けの 風が泣く 添えぬさだめと 知りながら いまは他人じゃ ない二人 あなた あなた私を 泣かす人 枕淋しや 鵜飼いの宿は 朝が白々 長良川 |
残雪の駅肌を刺すよな 北風が 待合室の 小窓をたたく 遠い汽笛が 近づくたびに あなたに縋る 私の未練 雪に埋れた あ 冬の駅 人目忍んだ 愛だけど しあわせでした 短い月日 妻と云われる 女の夢を あなたのために 悲しく捨てて 暮らす海辺の あ 雪の町 花の蕾が 残雪の つめたい駅に 告げるの春を 思い出すのよ 別れた夜の 線路の果てに 夜汽車と消えた あなた恋しい あ なみだ駅 | 三船和子 | 三浦康照 | 遠藤実 | 馬場良 | 肌を刺すよな 北風が 待合室の 小窓をたたく 遠い汽笛が 近づくたびに あなたに縋る 私の未練 雪に埋れた あ 冬の駅 人目忍んだ 愛だけど しあわせでした 短い月日 妻と云われる 女の夢を あなたのために 悲しく捨てて 暮らす海辺の あ 雪の町 花の蕾が 残雪の つめたい駅に 告げるの春を 思い出すのよ 別れた夜の 線路の果てに 夜汽車と消えた あなた恋しい あ なみだ駅 |
契り川この舟に 運命を 乗せた 二人なら どこへ 流れて 行ってもいいの 悔はない悔はないのよ 今日からは 死ぬも 生きるも 耐えるのも みんな一緒の 契り川 身を寄せて あなたにたくす 命なら 夢を探して 苦労をしたい かまわない かまわないのよ 雨、風に 明日が見えなく なろうとも 愛を信じる 契り川 かばい合い あなたと越える 月日なら 暑さ 寒さに 負けたりしない これでいい これでいいのよ 幸せの 岸で求める ふたり舟 漕いで生きたい 契り川 | 三船和子 | 石本美由起 | 岡千秋 | | この舟に 運命を 乗せた 二人なら どこへ 流れて 行ってもいいの 悔はない悔はないのよ 今日からは 死ぬも 生きるも 耐えるのも みんな一緒の 契り川 身を寄せて あなたにたくす 命なら 夢を探して 苦労をしたい かまわない かまわないのよ 雨、風に 明日が見えなく なろうとも 愛を信じる 契り川 かばい合い あなたと越える 月日なら 暑さ 寒さに 負けたりしない これでいい これでいいのよ 幸せの 岸で求める ふたり舟 漕いで生きたい 契り川 |
女の始発駅凍りつきそな 指さきに かける涙の 白い息 みおくる人も いないのに ふり向きながら 汽車にのる あなたを忘れる 女の始発駅 雪の灯りの 角館(かくのだて) いつか歩いた 武家屋敷 夫婦茶わんを かいこんで 使えるその日 まっていた 一ツが終わった 女の始発駅 今度どこかで 逢う時は かわい女で 逢いたいの 荷物をはこぶ おばあちゃんが ほほえむ北の ローカル線 今日から出直す 女の始発駅 | 三船和子 | 三園みよじ | 伊藤雪彦 | | 凍りつきそな 指さきに かける涙の 白い息 みおくる人も いないのに ふり向きながら 汽車にのる あなたを忘れる 女の始発駅 雪の灯りの 角館(かくのだて) いつか歩いた 武家屋敷 夫婦茶わんを かいこんで 使えるその日 まっていた 一ツが終わった 女の始発駅 今度どこかで 逢う時は かわい女で 逢いたいの 荷物をはこぶ おばあちゃんが ほほえむ北の ローカル線 今日から出直す 女の始発駅 |
おんなの海峡別れることは 死ぬよりも もっと淋しい ものなのね 東京をすてた 女がひとり 汽車から船に 乗りかえて 北へながれる… 夜の海峡 雪が舞う 砕けた恋に 泣けるのか 雪がふるから 泣けるのか ふたたび生きて 逢う日はないと こころに決めた 旅なのに みれん 深まる… 夜の海峡 わかれ波 いのちと想う 愛も無く 海の暗さが 眼にしみる 汽笛よ波よ おしえておくれ 私の明日は どこにある こころ冷たい… 夜の海峡 ひとり旅 | 三船和子 | 石本美由起 | 猪俣公章 | | 別れることは 死ぬよりも もっと淋しい ものなのね 東京をすてた 女がひとり 汽車から船に 乗りかえて 北へながれる… 夜の海峡 雪が舞う 砕けた恋に 泣けるのか 雪がふるから 泣けるのか ふたたび生きて 逢う日はないと こころに決めた 旅なのに みれん 深まる… 夜の海峡 わかれ波 いのちと想う 愛も無く 海の暗さが 眼にしみる 汽笛よ波よ おしえておくれ 私の明日は どこにある こころ冷たい… 夜の海峡 ひとり旅 |
カスマプゲ海がふたりを 引き離す とても愛しい 人なのに 波止場を出て行く 無情の船は カスマプゲ カスマプゲ パラボジ アナッスリ 会いたさに会いたさに 泣けてくる タンシングヮ ナサイエ チョバダガ オブソッタミョン スラリン イビョルマヌン オプソスルコッスル ヘジョムン プドゥエソ トナカヌン ヨンラクソヌル カスマプゲ カスマプゲ パラボジ アナッスリ カルメギド ネマウムカッチ モンメオ ウンダ ドラが鳴る鳴る 別れの船が 愛しい人を 乗せて行く 一緒に行きたい 私の心 カスマプゲ カスマプゲ パラボジ アナッスリ 恋のつれなさに 泣けてくる | 三船和子 | 鄭斗守・日本語詞:申東運 | 朴椿石 | | 海がふたりを 引き離す とても愛しい 人なのに 波止場を出て行く 無情の船は カスマプゲ カスマプゲ パラボジ アナッスリ 会いたさに会いたさに 泣けてくる タンシングヮ ナサイエ チョバダガ オブソッタミョン スラリン イビョルマヌン オプソスルコッスル ヘジョムン プドゥエソ トナカヌン ヨンラクソヌル カスマプゲ カスマプゲ パラボジ アナッスリ カルメギド ネマウムカッチ モンメオ ウンダ ドラが鳴る鳴る 別れの船が 愛しい人を 乗せて行く 一緒に行きたい 私の心 カスマプゲ カスマプゲ パラボジ アナッスリ 恋のつれなさに 泣けてくる |
も一度呼ばせてだんな様風に巻かれた 木(こ)の葉(は)のように 時の流れが 早すぎますね 私の大事なだんな様 だんな様 変わる季節(きせつ)の 音聞(おとき)きながら 小さな秋だと あなたがはしゃぐ 今も変わらず 陽(ひ)だまりの道 愛(あい)が見えます 夫婦(ふたり)の愛(あい)が 私の大事なだんな様 だんな様 泣きたかったら 泣いてもいいと 微笑(ほほえ)むあなたの その目に涙 長(なが)い人生(じんせい) これから先も 生(い)きて行(ゆ)きたい 笑顔のなかで 私の大事なだんな様 だんな様 そっと一コマ 夫婦(めおと)の写真 残しておきたい 絆(きずな)をひとつ | 三船和子 | 鳥井実 | 岡千秋 | 前田俊明 | 風に巻かれた 木(こ)の葉(は)のように 時の流れが 早すぎますね 私の大事なだんな様 だんな様 変わる季節(きせつ)の 音聞(おとき)きながら 小さな秋だと あなたがはしゃぐ 今も変わらず 陽(ひ)だまりの道 愛(あい)が見えます 夫婦(ふたり)の愛(あい)が 私の大事なだんな様 だんな様 泣きたかったら 泣いてもいいと 微笑(ほほえ)むあなたの その目に涙 長(なが)い人生(じんせい) これから先も 生(い)きて行(ゆ)きたい 笑顔のなかで 私の大事なだんな様 だんな様 そっと一コマ 夫婦(めおと)の写真 残しておきたい 絆(きずな)をひとつ |
命のきずな離れない 離れない それが女なら 離さない 離さない それが男です 絆ひとすじ 夫婦の夫婦の証 一度結んだ えにしの糸に 賭けて悔いない あゝこの世です つくしたい つくしたい それが真実なら 抱きしめる 抱きしめる それが情けです 絆ひとすじ あずけた あずけた命 苦労吹雪の寒さに耐えりゃ 花を届けに あゝ春がくる 愛ひとつ 愛ひとつ それが私なら 杖となる 杖となる それが貴男です 絆ひとすじ 死ぬまで 死ぬまで一緒 歳を重ねて 妻から母へ 生きる旅路の あゝ山や河 | 三船和子 | 石本美由起 | 岡千秋 | 馬場良 | 離れない 離れない それが女なら 離さない 離さない それが男です 絆ひとすじ 夫婦の夫婦の証 一度結んだ えにしの糸に 賭けて悔いない あゝこの世です つくしたい つくしたい それが真実なら 抱きしめる 抱きしめる それが情けです 絆ひとすじ あずけた あずけた命 苦労吹雪の寒さに耐えりゃ 花を届けに あゝ春がくる 愛ひとつ 愛ひとつ それが私なら 杖となる 杖となる それが貴男です 絆ひとすじ 死ぬまで 死ぬまで一緒 歳を重ねて 妻から母へ 生きる旅路の あゝ山や河 |
いで湯炎歌小雪の駅で 待ちあって 人眼を逃れ 旅をする これでいいの 後で別れて 泣いてもいいの 女房きどりで いで湯の里の 夢に濡れたい 私です あなたに着せる 湯上りの 羽織(はおり)につつむ 想いやり これでいいの 後で別れて 泣いてもいいの 明日(あす)はいらない 今夜がほしい 生きて添えない 二人です 崩れるように 身をまかせ 重ねるいのち 恋まくら これでいいの 後で別れて 泣いてもいいの ままにならない この世に生まれ 燃えて傷つく さだめです | 三船和子 | 石本美由起 | 岡千秋 | | 小雪の駅で 待ちあって 人眼を逃れ 旅をする これでいいの 後で別れて 泣いてもいいの 女房きどりで いで湯の里の 夢に濡れたい 私です あなたに着せる 湯上りの 羽織(はおり)につつむ 想いやり これでいいの 後で別れて 泣いてもいいの 明日(あす)はいらない 今夜がほしい 生きて添えない 二人です 崩れるように 身をまかせ 重ねるいのち 恋まくら これでいいの 後で別れて 泣いてもいいの ままにならない この世に生まれ 燃えて傷つく さだめです |
午前さままっすぐ帰って くるはずが 出れば出たきり それっきり 新婚時代の やさしさ熱さ おもいだしてよ お願いよ ハイ 午前さま 午前さま どこのお酒に 惚れたのか 毎日ご帰宅 午前さま… 最終電車が 走っても 電話のデの字も 音もない 躰のあれこれ 健康ばかり そうよ心配 してるのよ ハイ 午前さま 午前さま 時計あっても 役立たず 毎日ご帰宅 午前さま… 楽しく夕食 向きあって 旅行の話を してみたい こんなに淋しさ 待つ日が続く 涙ぐみたい 愛ごころ ハイ 午前さま 午前さま どこでそんなに もてるのか 毎日ご帰宅 午前さま… | 三船和子 | 荒川利夫 | 水森英夫 | 池多孝春 | まっすぐ帰って くるはずが 出れば出たきり それっきり 新婚時代の やさしさ熱さ おもいだしてよ お願いよ ハイ 午前さま 午前さま どこのお酒に 惚れたのか 毎日ご帰宅 午前さま… 最終電車が 走っても 電話のデの字も 音もない 躰のあれこれ 健康ばかり そうよ心配 してるのよ ハイ 午前さま 午前さま 時計あっても 役立たず 毎日ご帰宅 午前さま… 楽しく夕食 向きあって 旅行の話を してみたい こんなに淋しさ 待つ日が続く 涙ぐみたい 愛ごころ ハイ 午前さま 午前さま どこでそんなに もてるのか 毎日ご帰宅 午前さま… |
人生渡し舟惚(ほ)れて一生 あずけたいのち これが夫婦(めおと)と 言うものね あなたしっかり 私を抱いて どんな苦労の 流れでも 離さない……離れない…… 生きる 此の世の 渡し舟 水の鏡に さくらを映し 憂(う)さを忘れて 花見酒 あなたしっかり 私を抱いて 明日(あす)が見えなく なろうとも 泣かないわ……泣きません…… かばい合う身の 渡し舟 どこへ行こうと 二人で暮らす 夢の岸辺(きしべ)が あればいい あなたしっかり 私を抱いて 愛が夫婦の 積荷なら 離れない……離さない…… 運命(さだめ)まかせた 渡し舟 | 三船和子 | 石本美由起 | 岡千秋 | | 惚(ほ)れて一生 あずけたいのち これが夫婦(めおと)と 言うものね あなたしっかり 私を抱いて どんな苦労の 流れでも 離さない……離れない…… 生きる 此の世の 渡し舟 水の鏡に さくらを映し 憂(う)さを忘れて 花見酒 あなたしっかり 私を抱いて 明日(あす)が見えなく なろうとも 泣かないわ……泣きません…… かばい合う身の 渡し舟 どこへ行こうと 二人で暮らす 夢の岸辺(きしべ)が あればいい あなたしっかり 私を抱いて 愛が夫婦の 積荷なら 離れない……離さない…… 運命(さだめ)まかせた 渡し舟 |
夫婦惚れてよかった あなたに惚れて 俺もよかった お前に逢えて 今なら笑って 話せるけれど 苦労しました お互いに 涙の足跡 夫婦坂 長い年月 危い道も 無事にどうやら 切りぬけました あなたが光れば わたしも光る 星に映した 夢ひとつ 思えばはるかな 夫婦坂 あずけましたよ わたしの心 世話をかけるよ これから先も 女の幸福 男で決まる 胸にしみます その言葉 明日もふたりで 夫婦坂 | 三船和子 | 松井由利夫 | 岡千秋 | 池多孝春 | 惚れてよかった あなたに惚れて 俺もよかった お前に逢えて 今なら笑って 話せるけれど 苦労しました お互いに 涙の足跡 夫婦坂 長い年月 危い道も 無事にどうやら 切りぬけました あなたが光れば わたしも光る 星に映した 夢ひとつ 思えばはるかな 夫婦坂 あずけましたよ わたしの心 世話をかけるよ これから先も 女の幸福 男で決まる 胸にしみます その言葉 明日もふたりで 夫婦坂 |
女のさだめ別れてしまえば 他人より 冷たくなるのね 男って いいのよ いいのよ こんど生まれて 来るときは 私が男で あなたを泣かす 心ははなれて 顔だけが やさしいあなたで 苦しめる いいのよ いいのよ 二度と男は 愛さずに おもかげだけの あなたと暮らす 愛した心を かえしてと あなたにすがった 指が泣く いいのよ いいのよ こんど生まれて 来るときは あなたが女で 泣いても泣かす | 三船和子 | 遠藤実 | 遠藤実 | | 別れてしまえば 他人より 冷たくなるのね 男って いいのよ いいのよ こんど生まれて 来るときは 私が男で あなたを泣かす 心ははなれて 顔だけが やさしいあなたで 苦しめる いいのよ いいのよ 二度と男は 愛さずに おもかげだけの あなたと暮らす 愛した心を かえしてと あなたにすがった 指が泣く いいのよ いいのよ こんど生まれて 来るときは あなたが女で 泣いても泣かす |
他人船 別れてくれと 云う前に 死ねよと云って ほしかった ああ この黒髪の 先までが あなたを愛しているものを 引離す 引離す 他人船 背中を向けた 桟橋で さよなら云えず 濡らす頬 ああ この指切の 指までが あなたを愛しているものを 引離す 引離す 他人船 いつか逢えると それだけを のぞみにかけて 生きてゆく ああ この目の下の ほくろさえ あなたを愛しているものを 引離す 引離す 他人船 | 三船和子 | 遠藤実 | 遠藤実 | | 別れてくれと 云う前に 死ねよと云って ほしかった ああ この黒髪の 先までが あなたを愛しているものを 引離す 引離す 他人船 背中を向けた 桟橋で さよなら云えず 濡らす頬 ああ この指切の 指までが あなたを愛しているものを 引離す 引離す 他人船 いつか逢えると それだけを のぞみにかけて 生きてゆく ああ この目の下の ほくろさえ あなたを愛しているものを 引離す 引離す 他人船 |
だんな様 つらい時ほど 心のなかで 苦労みせずに かくしていたい 私の大事な だんな様 あなたはいつでも 陽の当る 表通りを あるいて欲しい がまんしている 背中をみれば 男らしさに 涙が出ます 私の大事な だんな様 あなたの心が 痛む時 同じ痛みが 私も欲しい 明日を信じて お前と二人 お酒のもうと 差し出すグラス 私の大事な だんな様 あなたに寄り添い いつまでも 心やさしい 女房でいたい | 三船和子 | 鳥井実 | 岡千秋 | | つらい時ほど 心のなかで 苦労みせずに かくしていたい 私の大事な だんな様 あなたはいつでも 陽の当る 表通りを あるいて欲しい がまんしている 背中をみれば 男らしさに 涙が出ます 私の大事な だんな様 あなたの心が 痛む時 同じ痛みが 私も欲しい 明日を信じて お前と二人 お酒のもうと 差し出すグラス 私の大事な だんな様 あなたに寄り添い いつまでも 心やさしい 女房でいたい |