ひとり大阪逢いに来ないで 死ぬ気で惚れた 夢が終った 夜だから 雨の大阪 つき放されて どこへ行ったら 幸せなのか キタもミナミも 濡れて曽根崎 ああ 迷い道 どうせ男は 薄情者と 恨みながらも すがりたい 雨の大阪 泣くだけ泣いて 涙かれたと 嘘つきながら あてもないのに 濡れて難波の ああ 未練道 女ひとりで 淋しいけれど 捨てて行けない この街を 雨の大阪 思い出よりも すがる あなたの情が欲しい ひとりぼっちの 濡れて堂島 ああ おんな道 | 原田悠里 | 鳥井実 | 岡千秋 | | 逢いに来ないで 死ぬ気で惚れた 夢が終った 夜だから 雨の大阪 つき放されて どこへ行ったら 幸せなのか キタもミナミも 濡れて曽根崎 ああ 迷い道 どうせ男は 薄情者と 恨みながらも すがりたい 雨の大阪 泣くだけ泣いて 涙かれたと 嘘つきながら あてもないのに 濡れて難波の ああ 未練道 女ひとりで 淋しいけれど 捨てて行けない この街を 雨の大阪 思い出よりも すがる あなたの情が欲しい ひとりぼっちの 濡れて堂島 ああ おんな道 |
湯島の白梅(歌謡浪曲入り)湯島通れば 思い出す お蔦主税(つたちから)の 心意気 知るや白梅 玉垣(たまがき)に のこる二人の 影法師(かげほうし) (セリフ) 「えッ 別れろって… 早瀬さん、別れろ切れろは、 芸者のときにいうものよ、 私(あたし)にゃ死ねと云(い)って下さいな、 蔦には蔦には枯れろと、 おっしゃいましな…」 (歌謡浪曲) 「すべて いうのじゃ ありません 未練でいうのじゃ ありません いとしい夫の ためならば 死ぬよりつらいことだとて 女房が聞かれぬ わけはない それを聞かなきゃ 早瀬さん 婦(おんな)の系図(けいず)に 傷がつく」 (セリフ) 「お蔦、すまん許してくれ せめて最後に好きな我がままを 云ってくれ」 「はい、じゃ、手を引いて」 青い瓦斯燈(ガスとう) 境内(けいだい)を 出れば本郷 切通(きりどお)し あかぬ別れの 中空に 鐘は墨絵(すみえ)の 上野山 | 原田悠里 | 佐伯孝夫 | 清水保雄 | | 湯島通れば 思い出す お蔦主税(つたちから)の 心意気 知るや白梅 玉垣(たまがき)に のこる二人の 影法師(かげほうし) (セリフ) 「えッ 別れろって… 早瀬さん、別れろ切れろは、 芸者のときにいうものよ、 私(あたし)にゃ死ねと云(い)って下さいな、 蔦には蔦には枯れろと、 おっしゃいましな…」 (歌謡浪曲) 「すべて いうのじゃ ありません 未練でいうのじゃ ありません いとしい夫の ためならば 死ぬよりつらいことだとて 女房が聞かれぬ わけはない それを聞かなきゃ 早瀬さん 婦(おんな)の系図(けいず)に 傷がつく」 (セリフ) 「お蔦、すまん許してくれ せめて最後に好きな我がままを 云ってくれ」 「はい、じゃ、手を引いて」 青い瓦斯燈(ガスとう) 境内(けいだい)を 出れば本郷 切通(きりどお)し あかぬ別れの 中空に 鐘は墨絵(すみえ)の 上野山 |
木曽路の女(歌謡浪曲入り)雨にかすんだ 御岳(おんたけ)さんを じっと見上げる 女がひとり 誰を呼ぶのか せせらぎよ せめて噂を つれて来て ああ恋は終わっても 好きですあなた 湯けむりに揺れている 木曽路の女 (歌謡浪曲) 木曽の棧(かけはし) 中山道 瀬音なつかし 宿に来て 解いた黒髪 お六櫛 男滝女滝の 水さえも はなればなれに 落ちるのに 何で今さら 恋しがる ひとり旅寝の 恋まくら 明日は馬籠(まごめ)か 妻籠(つまご)の宿か 行方あてない 女がひとり やっと覚えた お酒でも 酔えば淋しさ またつのる ああ恋は終わっても 待ちますあなた どこへ行く流れ雲 木曽路の女 | 原田悠里 | やしろよう | 伊藤雪彦 | | 雨にかすんだ 御岳(おんたけ)さんを じっと見上げる 女がひとり 誰を呼ぶのか せせらぎよ せめて噂を つれて来て ああ恋は終わっても 好きですあなた 湯けむりに揺れている 木曽路の女 (歌謡浪曲) 木曽の棧(かけはし) 中山道 瀬音なつかし 宿に来て 解いた黒髪 お六櫛 男滝女滝の 水さえも はなればなれに 落ちるのに 何で今さら 恋しがる ひとり旅寝の 恋まくら 明日は馬籠(まごめ)か 妻籠(つまご)の宿か 行方あてない 女がひとり やっと覚えた お酒でも 酔えば淋しさ またつのる ああ恋は終わっても 待ちますあなた どこへ行く流れ雲 木曽路の女 |
ビロードの夢眠れないほど 悲しい夜に あなたの歌で 励まされた そんな想い出 持ってる人が 今の私の心の友 虹の彼方は どうですか 光の雲に 包まれますか 歌こそ人生 そう言い切っていた Ah あなた あらためて ビロードの 声をありがとう 人に幸福 届ける人が 自分自身は 幸(さち)が薄い 夕鶴みたい 羽を抜き 身を細らせていたんですね 広がる空が 好きですか 優しい風と 遊んでますか 歌こそ生命(いのち)の その言葉通りの Ah あなた 何度でも ビロードの 夢をありがとう 夢をありがとう | 原田悠里 | 阿木燿子 | 原譲二 | | 眠れないほど 悲しい夜に あなたの歌で 励まされた そんな想い出 持ってる人が 今の私の心の友 虹の彼方は どうですか 光の雲に 包まれますか 歌こそ人生 そう言い切っていた Ah あなた あらためて ビロードの 声をありがとう 人に幸福 届ける人が 自分自身は 幸(さち)が薄い 夕鶴みたい 羽を抜き 身を細らせていたんですね 広がる空が 好きですか 優しい風と 遊んでますか 歌こそ生命(いのち)の その言葉通りの Ah あなた 何度でも ビロードの 夢をありがとう 夢をありがとう |
笹舟こころの笹舟 流れて行けば 好きなあなたに 届くでしょうか 愛した時から 始まる旅は 切なさこらえて 願いを胸に 寄り添う日まで ひとり川 ため息ついたら 倖せ逃げる 愛の笹舟 はかない小舟 淋しい時には あたため合って いとしさ道づれ ほほえみ合えば あなたと私 ふたり川 他人には言わない あなたの夢を 知っているのよ 私が一人 迷った時には 手と手をつなぎ 夜明けを待ちます あなたのそばで 木もれ陽ゆれる 明日川 | 原田悠里 | 鈴木紀代 | 加藤将貫 | | こころの笹舟 流れて行けば 好きなあなたに 届くでしょうか 愛した時から 始まる旅は 切なさこらえて 願いを胸に 寄り添う日まで ひとり川 ため息ついたら 倖せ逃げる 愛の笹舟 はかない小舟 淋しい時には あたため合って いとしさ道づれ ほほえみ合えば あなたと私 ふたり川 他人には言わない あなたの夢を 知っているのよ 私が一人 迷った時には 手と手をつなぎ 夜明けを待ちます あなたのそばで 木もれ陽ゆれる 明日川 |
愛の河雨 雨の声よ 泣かないで 虹 虹の彩よ さめないで 螢火 みたいな 二人だけれど 結んだ絆の いのちは熱い あなた あなたを愛して 悔いはない 水 水の旅よ どこまでも 明日 明日の夢よ いつまでも 凍える 両手を あたため合って すがればひとつに こころが 染まる あなた あなたにつくして 悔いはない 雪 雪の花よ 春を呼べ 風 風の唄よ 愛を呼べ 幸せ はるかな 苦労の河に 希望をつないで 漕ぎ出すふたり あなた あなたと生きれば 悔いはない | 原田悠里 | 石本美由起 | 桜田誠一 | | 雨 雨の声よ 泣かないで 虹 虹の彩よ さめないで 螢火 みたいな 二人だけれど 結んだ絆の いのちは熱い あなた あなたを愛して 悔いはない 水 水の旅よ どこまでも 明日 明日の夢よ いつまでも 凍える 両手を あたため合って すがればひとつに こころが 染まる あなた あなたにつくして 悔いはない 雪 雪の花よ 春を呼べ 風 風の唄よ 愛を呼べ 幸せ はるかな 苦労の河に 希望をつないで 漕ぎ出すふたり あなた あなたと生きれば 悔いはない |
川尻岬波間に浮かぶ 海標(かいひょう)を 知っていますか あなた 行き交う小船に 浅瀬を知らせる ちょうど今のあなたです 来るな 来るなと云う 遠くなっていく おもかげ 川尻(かわしり)岬に 千畳敷 行くあてもなく 歩いてみました 本当ですね 似合い過ぎますね さみしい 女の 日本海 荒波削る 龍宮は 悲し過ぎますね あなた 見知らぬ人の 寄り添う影に 心閉ざす 私です シュルル シュルルと鳴く 海風(かぜ)よこの思い 伝えて 川尻(かわしり)岬に 夫婦岩(めおといわ) 海鳥だって 独りじゃ寒い 本当ですね 似合い過ぎますね 弱い 女の 日本海 来るな 来るなと云う 遠くなっていく おもかげ 川尻(かわしり)岬に 千畳敷 行くあてもなく 歩いてみました 本当ですね 似合い過ぎますね さみしい 女の 日本海 | 原田悠里 | 衛藤由郎 | 衛藤由郎 | 蔦将包 | 波間に浮かぶ 海標(かいひょう)を 知っていますか あなた 行き交う小船に 浅瀬を知らせる ちょうど今のあなたです 来るな 来るなと云う 遠くなっていく おもかげ 川尻(かわしり)岬に 千畳敷 行くあてもなく 歩いてみました 本当ですね 似合い過ぎますね さみしい 女の 日本海 荒波削る 龍宮は 悲し過ぎますね あなた 見知らぬ人の 寄り添う影に 心閉ざす 私です シュルル シュルルと鳴く 海風(かぜ)よこの思い 伝えて 川尻(かわしり)岬に 夫婦岩(めおといわ) 海鳥だって 独りじゃ寒い 本当ですね 似合い過ぎますね 弱い 女の 日本海 来るな 来るなと云う 遠くなっていく おもかげ 川尻(かわしり)岬に 千畳敷 行くあてもなく 歩いてみました 本当ですね 似合い過ぎますね さみしい 女の 日本海 |
母鏡甘えた分だけ 苦労をすると 都会の壁は つめたいけれど 写真の顔に 涙の理由(わけ)を 言えば晴れるわ お母さん 長生きしてね お母さん 私に似てると 手紙を添えて 泥つき野菜 送ってくれた あなたはいつも 笑いのなかで 生きる真実 教えたわ かわいい女(ひと)ね お母さん 母子(おやこ)という名の 女と女 誰にも言えぬ 悩みがわかる 私にとって あなたは鏡 いつか歩くわ お母さん 茨をこえて お母さん | 原田悠里 | 星野哲郎 | 櫻田誠一 | 蔦将包 | 甘えた分だけ 苦労をすると 都会の壁は つめたいけれど 写真の顔に 涙の理由(わけ)を 言えば晴れるわ お母さん 長生きしてね お母さん 私に似てると 手紙を添えて 泥つき野菜 送ってくれた あなたはいつも 笑いのなかで 生きる真実 教えたわ かわいい女(ひと)ね お母さん 母子(おやこ)という名の 女と女 誰にも言えぬ 悩みがわかる 私にとって あなたは鏡 いつか歩くわ お母さん 茨をこえて お母さん |
越後路恋情話外は細雪(ささめゆき) こころ春ごよみ 少し派手目の 塩沢(しおざわ)つむぎ あなた好(こ)のみの 艶かしら かよう笹野(ささの)に 下駄のあと 白い越後路 恋情話 花は雪椿 里は冬ごもり 風が奏(かな)でる ふれあいしぐれ 肌に紅さす ほり炬燵(ごたつ) 女ざかりの じょんのびよ 白い越後路 恋情話 瀬音湯のけむり 地酒盆の上 雪見障子(ゆきみしょうじ)に かさなる影絵 好きの一文字(ひともじ) つなぎあう 揺(ゆ)れる蛍火 氷柱宿(つららやど) 白い越後路 恋情話 | 原田悠里 | 山北由希夫 | 桧原さとし | 前田俊明 | 外は細雪(ささめゆき) こころ春ごよみ 少し派手目の 塩沢(しおざわ)つむぎ あなた好(こ)のみの 艶かしら かよう笹野(ささの)に 下駄のあと 白い越後路 恋情話 花は雪椿 里は冬ごもり 風が奏(かな)でる ふれあいしぐれ 肌に紅さす ほり炬燵(ごたつ) 女ざかりの じょんのびよ 白い越後路 恋情話 瀬音湯のけむり 地酒盆の上 雪見障子(ゆきみしょうじ)に かさなる影絵 好きの一文字(ひともじ) つなぎあう 揺(ゆ)れる蛍火 氷柱宿(つららやど) 白い越後路 恋情話 |
女のまつり暴れ太鼓よ 風を呼べ 風よ雨雲 吹き飛ばせ 人目忍んで 泣くような 恋は目じゃない 柄じゃない 華になれ 華になれ 惚れて惚れて 惚れて惚れ抜く 女のまつり 喧嘩御輿が 柔肌の 肩にくい込む 汗が散る 負けてなるかと 踏みしめる 道の彼方に 明日がある 華になれ 華になれ 月も月も 月も微笑む 女のまつり 一度限りの 人生なら どこで散ろうと 燃えて咲け 想い届けと 大輪の 夢は夜空に 舞い上がる 華になれ 華になれ 惚れて惚れて 惚れて惚れ抜く 女のまつり | 原田悠里 | やしろよう | 飯田譲 | 伊戸のりお | 暴れ太鼓よ 風を呼べ 風よ雨雲 吹き飛ばせ 人目忍んで 泣くような 恋は目じゃない 柄じゃない 華になれ 華になれ 惚れて惚れて 惚れて惚れ抜く 女のまつり 喧嘩御輿が 柔肌の 肩にくい込む 汗が散る 負けてなるかと 踏みしめる 道の彼方に 明日がある 華になれ 華になれ 月も月も 月も微笑む 女のまつり 一度限りの 人生なら どこで散ろうと 燃えて咲け 想い届けと 大輪の 夢は夜空に 舞い上がる 華になれ 華になれ 惚れて惚れて 惚れて惚れ抜く 女のまつり |
沙の川愛されて生きる 倖せよりも 愛して生きたい 傷ついたって 昨日の私に 別れを告げて あなたへ流れる 舟に乗る 涙のさざ波 さらさらと …沙(すな)の川 「待っていたよ」と いつかのように 抱きしめられたい 逢いたいんです うわさが背中に 突き刺さっても 命が消えても かまわない 情(おもい)の陽炎(かげろう) ゆらゆらと …沙の川 明日(あした)が何(なん)にも 見えなくたって この恋ひとつが あるだけでいい あなたの心に つかまりながら 月日の果てまで 流れたい ともし灯(び)遠くに きらきらと …沙の川 | 原田悠里 | つじ伸一 | 岸本健介 | 前田俊明 | 愛されて生きる 倖せよりも 愛して生きたい 傷ついたって 昨日の私に 別れを告げて あなたへ流れる 舟に乗る 涙のさざ波 さらさらと …沙(すな)の川 「待っていたよ」と いつかのように 抱きしめられたい 逢いたいんです うわさが背中に 突き刺さっても 命が消えても かまわない 情(おもい)の陽炎(かげろう) ゆらゆらと …沙の川 明日(あした)が何(なん)にも 見えなくたって この恋ひとつが あるだけでいい あなたの心に つかまりながら 月日の果てまで 流れたい ともし灯(び)遠くに きらきらと …沙の川 |
ほろり酒倖せだったら 女がひとり 手酌で飲んだり してないわ 雨降る夜の 屋台村 本気で惚れても 別れたら 未練をあなたは くれるだけ 涙がほろり ほろりほろほろ ほろり酒 あなたを忘れる お酒があれば 飲ませて下さい 今すぐに いいことばかり 想い出す 二人で暮らした 二年半 恋しさつぎたす 夢もよう 涙がほろり ほろりほろほろ ほろり酒 あなたのなの字を しの字に変えて あしたと小窓に 書いてみる 夜ふけて外は 雨あがり 愛した心の 残り火を 吹き消しましょうと ひとり言 涙がほろり ほろりほろほろ ほろり酒 | 原田悠里 | 鈴木紀代 | 加藤将貫 | 南郷達也 | 倖せだったら 女がひとり 手酌で飲んだり してないわ 雨降る夜の 屋台村 本気で惚れても 別れたら 未練をあなたは くれるだけ 涙がほろり ほろりほろほろ ほろり酒 あなたを忘れる お酒があれば 飲ませて下さい 今すぐに いいことばかり 想い出す 二人で暮らした 二年半 恋しさつぎたす 夢もよう 涙がほろり ほろりほろほろ ほろり酒 あなたのなの字を しの字に変えて あしたと小窓に 書いてみる 夜ふけて外は 雨あがり 愛した心の 残り火を 吹き消しましょうと ひとり言 涙がほろり ほろりほろほろ ほろり酒 |
春しぐれ雪見障子に 赤々と もれるかがり火 飛騨の宿 わずか二日の 旅なのに 淋しさばかりが つきまとう あなた逢いたい 今すぐに くじけそうです このままじゃ 春のしぐれが 音もなく 心にぽつり ふるばかり 胸の迷いを 断ち切れず ひとりおもいで なぞってる 和紙で作った 盃に つぎ足すお酒の ほろ苦さ せめても一度 その胸で 抱いて眠って くれますか 重ね着しても 寒すぎて 焦がれる想い 隠せない あなた泣いても いいですか くじけそうです このままじゃ 春のしぐれが 切なくて 心にともす 夢灯り | 原田悠里 | たきのえいじ | 弦哲也 | 山田年秋 | 雪見障子に 赤々と もれるかがり火 飛騨の宿 わずか二日の 旅なのに 淋しさばかりが つきまとう あなた逢いたい 今すぐに くじけそうです このままじゃ 春のしぐれが 音もなく 心にぽつり ふるばかり 胸の迷いを 断ち切れず ひとりおもいで なぞってる 和紙で作った 盃に つぎ足すお酒の ほろ苦さ せめても一度 その胸で 抱いて眠って くれますか 重ね着しても 寒すぎて 焦がれる想い 隠せない あなた泣いても いいですか くじけそうです このままじゃ 春のしぐれが 切なくて 心にともす 夢灯り |
みちのく雪灯り雪また雪にみちのくは 暮れてわらべのはしゃぐ声 帰りたいあの頃に かまくらのともしびは 故郷の恋あかり夢あかり 花くれないにくちびるを 染めて恥じらう綿帽子 帰りたいあのひとに 嫁ぐ日を待ちわびた 遠い日のぬくもりは今どこに 風凍てついて哭く夜も 春は心の中にいる 帰りたいあの町に 哀しみを埋めながら 故郷に雪が降る夢が降る | 原田悠里 | やしろよう | 三木たかし | 前田俊明 | 雪また雪にみちのくは 暮れてわらべのはしゃぐ声 帰りたいあの頃に かまくらのともしびは 故郷の恋あかり夢あかり 花くれないにくちびるを 染めて恥じらう綿帽子 帰りたいあのひとに 嫁ぐ日を待ちわびた 遠い日のぬくもりは今どこに 風凍てついて哭く夜も 春は心の中にいる 帰りたいあの町に 哀しみを埋めながら 故郷に雪が降る夢が降る |
ひとり旅立ち赤い鞄には手書きの譜面が ドレスの間に大切に入れてある おまえは愛がほしくないのか 声をふるわせあなたはとめた こんな私忘れて なにもかも捨ててゆく旅よ ひとり東京へ 外は荒海か夜汽車の窓から ふるさと灯りが遠くなる闇になる あなたに背くこの悲しみと 辛いわかれを歌ってゆくわ こんな私許して なにもかも捨ててゆく旅よ あなたしあわせに みはてぬ夢と泪を乗せて 嵐のなかを夜汽車は走る こんな私忘れて なにもかも捨ててゆく旅よ あなたしあわせに | 原田悠里 | 池田充男 | 伊藤雪彦 | | 赤い鞄には手書きの譜面が ドレスの間に大切に入れてある おまえは愛がほしくないのか 声をふるわせあなたはとめた こんな私忘れて なにもかも捨ててゆく旅よ ひとり東京へ 外は荒海か夜汽車の窓から ふるさと灯りが遠くなる闇になる あなたに背くこの悲しみと 辛いわかれを歌ってゆくわ こんな私許して なにもかも捨ててゆく旅よ あなたしあわせに みはてぬ夢と泪を乗せて 嵐のなかを夜汽車は走る こんな私忘れて なにもかも捨ててゆく旅よ あなたしあわせに |
椿のふるさと紅い椿の 花咲く季節 飛んでゆきたい 南の島へ 風のいたずら 窓打つ夜は あなた呼んでる 声がする 恋しくて 恋しくて この胸 じんじん… 熱くなる 夜明け間近の 夢に起こされ ゆれる波間に あなたが浮かぶ 潮の香りは ふるさと便り 未練ごころに 連絡船がでる 逢いたくて 逢いたくて この胸 じんじん… 泣いている 赤い夕陽が 岬でねむり レモン月夜が 入り江をてらす 母が仕立てた 紬を着れば 椿祭りの 島娘 帰りたい 帰りたい この胸 じんじん… 燃えてくる | 原田悠里 | 中谷純平・原譲二 | 原譲二 | | 紅い椿の 花咲く季節 飛んでゆきたい 南の島へ 風のいたずら 窓打つ夜は あなた呼んでる 声がする 恋しくて 恋しくて この胸 じんじん… 熱くなる 夜明け間近の 夢に起こされ ゆれる波間に あなたが浮かぶ 潮の香りは ふるさと便り 未練ごころに 連絡船がでる 逢いたくて 逢いたくて この胸 じんじん… 泣いている 赤い夕陽が 岬でねむり レモン月夜が 入り江をてらす 母が仕立てた 紬を着れば 椿祭りの 島娘 帰りたい 帰りたい この胸 じんじん… 燃えてくる |
明日の幸せ雨に打たれて 散り急ぐ 花の哀(あわ)れさ 愛(いと)おしさ そうよ人生 誰だって 思い通りにゃ ならなくて 寄り道… 坂道… まわり道… 生きてゆくのよ 負けないで 夢がこころに ある限り 明日の幸せ きっと来る 恋は気まぐれ 風まかせ 思い思われ 振り振られ そうよめそめそ するよりも 頬に笑顔を 浮かべたら 早咲き… 遅咲き… 返り咲き… いつか咲きます 艶(あで)やかに 愛がこころに ある限り 素敵な明日が きっと来る そうよ人生 誰だって 思い通りにゃ ならなくて 追い風… 横風… 向かい風… 生きてゆくのよ 負けないで 夢がこころに ある限り 明日の幸せ きっと来る | 原田悠里 | 仁井谷俊也 | 桧原さとし | | 雨に打たれて 散り急ぐ 花の哀(あわ)れさ 愛(いと)おしさ そうよ人生 誰だって 思い通りにゃ ならなくて 寄り道… 坂道… まわり道… 生きてゆくのよ 負けないで 夢がこころに ある限り 明日の幸せ きっと来る 恋は気まぐれ 風まかせ 思い思われ 振り振られ そうよめそめそ するよりも 頬に笑顔を 浮かべたら 早咲き… 遅咲き… 返り咲き… いつか咲きます 艶(あで)やかに 愛がこころに ある限り 素敵な明日が きっと来る そうよ人生 誰だって 思い通りにゃ ならなくて 追い風… 横風… 向かい風… 生きてゆくのよ 負けないで 夢がこころに ある限り 明日の幸せ きっと来る |
おんな坂いつか幸福(しあわせ) くるだろうと そんな夢見て 生きてきた 辛くってサ 辛くってサ 何度泣いた日が 運命(さだめ)悲しい おんな坂 とうに忘れた 人なのに 未練ばかりの こぬか雨 辛くってサ 辛くってサ いつか呼んでいた 想い届かぬ おんな坂 ひとりぽっちにゃ 馴れてるが なんで枕が また濡れる 辛くってサ 辛くってサ こんな暮らしでも 強く生きます おんな坂 | 原田悠里 | 原譲二 | 原譲二 | | いつか幸福(しあわせ) くるだろうと そんな夢見て 生きてきた 辛くってサ 辛くってサ 何度泣いた日が 運命(さだめ)悲しい おんな坂 とうに忘れた 人なのに 未練ばかりの こぬか雨 辛くってサ 辛くってサ いつか呼んでいた 想い届かぬ おんな坂 ひとりぽっちにゃ 馴れてるが なんで枕が また濡れる 辛くってサ 辛くってサ こんな暮らしでも 強く生きます おんな坂 |
あじさい橋ひと雨ごとに 彩づきながら 咲いてあじさい 恋化粧 あなた忘れる 旅なのに 想いださせる 箱根路は 切ってください みれんの糸を 呼んで届かぬ あじさい橋よ 湯の町川に 花びら流し そっと見送る 恋小舟 あなた恋しい 宿灯り 肩のすき間に 泊まる夢 窓にそぼふる 湖畔の雨も 涙あつめて こころをぬらす 愛々傘で より添いながら 咲いたあの日の 恋花火 あなた逢いたい 旅の朝 行きつ戻りつ 峠越え ぶってください おんなの迷い ひとり渡れぬ あじさい橋よ | 原田悠里 | 平純平 | 原譲二 | | ひと雨ごとに 彩づきながら 咲いてあじさい 恋化粧 あなた忘れる 旅なのに 想いださせる 箱根路は 切ってください みれんの糸を 呼んで届かぬ あじさい橋よ 湯の町川に 花びら流し そっと見送る 恋小舟 あなた恋しい 宿灯り 肩のすき間に 泊まる夢 窓にそぼふる 湖畔の雨も 涙あつめて こころをぬらす 愛々傘で より添いながら 咲いたあの日の 恋花火 あなた逢いたい 旅の朝 行きつ戻りつ 峠越え ぶってください おんなの迷い ひとり渡れぬ あじさい橋よ |
俺に咲いた花流れて故郷(ふるさと) もう遠い どしゃぶりつゞきに 傘もない こんな男の どこがいい 聞けばほんのり 紅をさす 素顔の花の 花のいじらしさ おまえはおまえは 俺に咲いた花 やさしい瞼を この俺が ぬらしているのか 夢にまで 眠るおまえの 横顔に 春の来る日を 祈りたい 枯れるな俺の 俺のこの胸で おまえはおまえは 俺に咲いた花 さすらい暮しの 寒さより 幸せやれない 身がつらい 涙こらえて 背で詫びりゃ いつか吹雪に 消える町 最後の夜が 夜が明けてゆく おまえはおまえは 俺に咲いた花 | 原田悠里 | やしろよう | 桜田誠一 | | 流れて故郷(ふるさと) もう遠い どしゃぶりつゞきに 傘もない こんな男の どこがいい 聞けばほんのり 紅をさす 素顔の花の 花のいじらしさ おまえはおまえは 俺に咲いた花 やさしい瞼を この俺が ぬらしているのか 夢にまで 眠るおまえの 横顔に 春の来る日を 祈りたい 枯れるな俺の 俺のこの胸で おまえはおまえは 俺に咲いた花 さすらい暮しの 寒さより 幸せやれない 身がつらい 涙こらえて 背で詫びりゃ いつか吹雪に 消える町 最後の夜が 夜が明けてゆく おまえはおまえは 俺に咲いた花 |
命かけても心にさびた おまえの傷を 俺がなおすと 言った人 やさしく笑う おまえが好きと やせた私を 抱いた人 ほんとに信じて いいですか 命をかけても いいですか 私はあなたについてゆきます おまえと二人 歩いてゆくと 生きる支えを くれた人 素直に涙 流せばいいと 揺れる心を 止めた人 ほんとに信じて いいですか 明日を夢みて いいですか 私はあなたに ついてゆきます ほんとに信じて いいですか 命をかけても いいですか 私はあなたに ついてゆきます | 原田悠里 | 高田ゆきお | 桜田誠一 | | 心にさびた おまえの傷を 俺がなおすと 言った人 やさしく笑う おまえが好きと やせた私を 抱いた人 ほんとに信じて いいですか 命をかけても いいですか 私はあなたについてゆきます おまえと二人 歩いてゆくと 生きる支えを くれた人 素直に涙 流せばいいと 揺れる心を 止めた人 ほんとに信じて いいですか 明日を夢みて いいですか 私はあなたに ついてゆきます ほんとに信じて いいですか 命をかけても いいですか 私はあなたに ついてゆきます |
雪割草遅い春でも根雪は溶ける 冬の寒さに耐えて咲く 雪割草は私の花よ 暗い谷間のせせらぎを 聞いて咲く日を夢にみる 梅や桜の派手さはないが そっと咲きたい山の蔭 雪割草は私の願い 秘めた愛ならあの人に 咲いて想いを届けたい 春を招いて小さな花を 咲かす命の愛らしさ 雪割草は私のこころ 夢をささやく花びらに 愛の運命をたくしたい | 原田悠里 | 石本美由起 | 三木たかし | | 遅い春でも根雪は溶ける 冬の寒さに耐えて咲く 雪割草は私の花よ 暗い谷間のせせらぎを 聞いて咲く日を夢にみる 梅や桜の派手さはないが そっと咲きたい山の蔭 雪割草は私の願い 秘めた愛ならあの人に 咲いて想いを届けたい 春を招いて小さな花を 咲かす命の愛らしさ 雪割草は私のこころ 夢をささやく花びらに 愛の運命をたくしたい |
母ごよみ母のやさしい手枕で 眠りつくまで 子守唄 夢で 夢で 目覚めた時は いつもさがした母の胸 こころやすらぐ おもいで暦 ひとりせっせと晴れ着縫う 頬にひとすじ ほつれ髪 とても とても 温かかった 日向みたいな 母の愛 知らず知らずに あふれた涙 苦労話もあるだろに こぼさなかった 愚痴ひとつ 嫁ぐ 嫁ぐ その日が来たら 持って行きたい 母ごころ 数え切れない おもいで暦 ああ 忘れない 忘れない いついつ迄も 母のやさしい おもいで暦 | 原田悠里 | 木下龍太郎 | 伊藤雪彦 | | 母のやさしい手枕で 眠りつくまで 子守唄 夢で 夢で 目覚めた時は いつもさがした母の胸 こころやすらぐ おもいで暦 ひとりせっせと晴れ着縫う 頬にひとすじ ほつれ髪 とても とても 温かかった 日向みたいな 母の愛 知らず知らずに あふれた涙 苦労話もあるだろに こぼさなかった 愚痴ひとつ 嫁ぐ 嫁ぐ その日が来たら 持って行きたい 母ごころ 数え切れない おもいで暦 ああ 忘れない 忘れない いついつ迄も 母のやさしい おもいで暦 |
女の冬航路あきらめた愛なら二度と 戻れない 戻らない 船に乗り継ぎ 海峡 越える 冬航路 どこまで行けば いいのやら 信じた愛を 捨てるには… 心まで凍るわ ああ 別れ雪 さよならの言葉は千切れ 風に舞い 波に散る 燃えた炎の命はどこに 冬航路 抱かれた愛の 温りを 怨んでみても 無駄なこと… 淋しさに染まるわ ああ 別れ雪 愛しても傷つくだけの 恋でした 夢でした 生まれ変わって 女が生きる冬航路 私の冬はいつ終る そこまで春は来てるのに… 運命なら 泣かない ああ別れ雪 | 原田悠里 | 石本美由起 | 岡千秋 | | あきらめた愛なら二度と 戻れない 戻らない 船に乗り継ぎ 海峡 越える 冬航路 どこまで行けば いいのやら 信じた愛を 捨てるには… 心まで凍るわ ああ 別れ雪 さよならの言葉は千切れ 風に舞い 波に散る 燃えた炎の命はどこに 冬航路 抱かれた愛の 温りを 怨んでみても 無駄なこと… 淋しさに染まるわ ああ 別れ雪 愛しても傷つくだけの 恋でした 夢でした 生まれ変わって 女が生きる冬航路 私の冬はいつ終る そこまで春は来てるのに… 運命なら 泣かない ああ別れ雪 |
信濃路ひとりひとつの恋が 終わるとき おんなは旅に 出るのでしょうか 信越本線(せん)で 小諸(こもろ)まで 千曲川(ちくま)の流れ 見ています こんなに遠く 離れても 逢いたいこころが 乱れます あゝ 風の中 振り向けば やさしいあなたの 想い出ばかり… おんなは愛の その深さ 別れたあとで 知るのでしょうか あなたのいない 蓼科(たてしな)は 寂しさだけが 肩を抱く 黄昏色の 湖に こぼした涙は 誰のため あゝ 出来るなら 白樺(しらかば)の 小径(こみち)をふたりで 歩きたかった… 窓辺に頬を 押しあてて 倖せ指で なぞる夜 お酒に酔って 眠ったら 明日(あした)は東京へ 帰ります あゝ 星の降る 八ヶ岳(やつがたけ) あなたが恋しい 信濃路ひとり | 原田悠里 | 仁井谷俊也 | 伊藤雪彦 | 伊戸のりお | ひとつの恋が 終わるとき おんなは旅に 出るのでしょうか 信越本線(せん)で 小諸(こもろ)まで 千曲川(ちくま)の流れ 見ています こんなに遠く 離れても 逢いたいこころが 乱れます あゝ 風の中 振り向けば やさしいあなたの 想い出ばかり… おんなは愛の その深さ 別れたあとで 知るのでしょうか あなたのいない 蓼科(たてしな)は 寂しさだけが 肩を抱く 黄昏色の 湖に こぼした涙は 誰のため あゝ 出来るなら 白樺(しらかば)の 小径(こみち)をふたりで 歩きたかった… 窓辺に頬を 押しあてて 倖せ指で なぞる夜 お酒に酔って 眠ったら 明日(あした)は東京へ 帰ります あゝ 星の降る 八ヶ岳(やつがたけ) あなたが恋しい 信濃路ひとり |
木曽路の女 雨にかすんだ 御岳(おんたけ)さんを じっと見上げる 女がひとり 誰を呼ぶのか せせらぎよ せめて噂を つれて来て あゝ恋は終わっても 好きですあなた 湯けむりに揺れている 木曽路の女 杉の木立の 中山道は 消すに消せない 面影ばかり 泣いちゃいないわ この胸が 川のしぶきに 濡れただけ あゝ恋は終わっても 逢いたいあなた 思い出のつげ櫛(くし) 木曽路の女 明日は馬籠(まごめ)か 妻籠(つまご)の宿か 行方あてない 女がひとり やっと覚えた お酒でも 酔えば淋しさ またつのる あゝ恋は終わっても 待ちますあなた どこへ行く流れ雲 木曽路の女 | 原田悠里 | やしろよう | 伊藤雪彦 | 伊藤雪彦 | 雨にかすんだ 御岳(おんたけ)さんを じっと見上げる 女がひとり 誰を呼ぶのか せせらぎよ せめて噂を つれて来て あゝ恋は終わっても 好きですあなた 湯けむりに揺れている 木曽路の女 杉の木立の 中山道は 消すに消せない 面影ばかり 泣いちゃいないわ この胸が 川のしぶきに 濡れただけ あゝ恋は終わっても 逢いたいあなた 思い出のつげ櫛(くし) 木曽路の女 明日は馬籠(まごめ)か 妻籠(つまご)の宿か 行方あてない 女がひとり やっと覚えた お酒でも 酔えば淋しさ またつのる あゝ恋は終わっても 待ちますあなた どこへ行く流れ雲 木曽路の女 |
身の上話お店のママさんに 言われたわ たまには明るい歌でも 唄ったらって でも心にしみるの 女心の悲しい節が 誰にも一度は覚えのありそ な 筋書きだけど まァ聴いて下さい しんみりと 死ぬ程愛して 捨てられて 生きるあてない 女の身の上話 馴じみの兄さんに 言われたわ そんなに飲むのはおよしよ 体に悪いって だめ優しくしないで 別れたあの人思い出すから どこにも落ちてる男と女の さだめだけれど まァ聴いて下さい 泣き言を 命の限りに 尽くしても 帰らなかった 涙の恋物語り スナックのマスターに 言われたわ 死んだつもりでもう一度 やり直したらって あゝいくつもころんで ころんで流した女の涙 誰かが言ってた逢うのは 別れのはじめだなんて まァ聴いて下さい 愚痴だけど どんなに一途に愛しても 恋の終わりは 悲しくはかないものね | 原田悠里 | 本郷志保・補作詞吉田玲子 | 松島道男 | | お店のママさんに 言われたわ たまには明るい歌でも 唄ったらって でも心にしみるの 女心の悲しい節が 誰にも一度は覚えのありそ な 筋書きだけど まァ聴いて下さい しんみりと 死ぬ程愛して 捨てられて 生きるあてない 女の身の上話 馴じみの兄さんに 言われたわ そんなに飲むのはおよしよ 体に悪いって だめ優しくしないで 別れたあの人思い出すから どこにも落ちてる男と女の さだめだけれど まァ聴いて下さい 泣き言を 命の限りに 尽くしても 帰らなかった 涙の恋物語り スナックのマスターに 言われたわ 死んだつもりでもう一度 やり直したらって あゝいくつもころんで ころんで流した女の涙 誰かが言ってた逢うのは 別れのはじめだなんて まァ聴いて下さい 愚痴だけど どんなに一途に愛しても 恋の終わりは 悲しくはかないものね |
のれん酒雨にうるんだ 赤い灯が 泣きにおいでと 呼びかける 探しそこねた 夢ひとつ 飲んできれいに 忘れましょうか 命にしみる 命にしみる あゝ…のれん酒 恋の運命と 憂き世風 なんで私にゃ つれないの こんな夜更けは 故郷の せめて歌でも 唄いましょうか 命にしみる 命にしみる あゝ…のれん酒 人の情けに 袖ふれて 生きる望みも わきました 涙こぼした グイ呑みに 明日は倖せ 浮かべましょうか 命にしみる 命にしみる あゝ…のれん酒 命にしみる 命にしみる あゝ…のれん酒 | 原田悠里 | 水木れいじ | 大野克夫 | | 雨にうるんだ 赤い灯が 泣きにおいでと 呼びかける 探しそこねた 夢ひとつ 飲んできれいに 忘れましょうか 命にしみる 命にしみる あゝ…のれん酒 恋の運命と 憂き世風 なんで私にゃ つれないの こんな夜更けは 故郷の せめて歌でも 唄いましょうか 命にしみる 命にしみる あゝ…のれん酒 人の情けに 袖ふれて 生きる望みも わきました 涙こぼした グイ呑みに 明日は倖せ 浮かべましょうか 命にしみる 命にしみる あゝ…のれん酒 命にしみる 命にしみる あゝ…のれん酒 |
好きよ故郷がもしも叶うなら 春の風になり 青い空に浮かんだ 雲になりたい 故郷木枯らし 遥か遠い街 ひと足早く どうか母さんに 温もり届けてよ 逢いたい想いを 添えながら 緑さわやかに 燃える茜空 家路急ぐ鳥達 鳴らす麦笛 恋かも知れない 淡い片思い 帰らぬ日々よ 今も思い出が わたしを励ますの 優しい涙を添えながら 山を紫に 染めて日が昇る 生きることの喜び 夢が花咲く 泣きたいときこそ 好きよ故郷が 幸せですと 今日も母さんに 温もり届けてよ 愛する心を添えながら | 原田悠里 | 平田まつみ | 中島慎二 | 小町昭 | もしも叶うなら 春の風になり 青い空に浮かんだ 雲になりたい 故郷木枯らし 遥か遠い街 ひと足早く どうか母さんに 温もり届けてよ 逢いたい想いを 添えながら 緑さわやかに 燃える茜空 家路急ぐ鳥達 鳴らす麦笛 恋かも知れない 淡い片思い 帰らぬ日々よ 今も思い出が わたしを励ますの 優しい涙を添えながら 山を紫に 染めて日が昇る 生きることの喜び 夢が花咲く 泣きたいときこそ 好きよ故郷が 幸せですと 今日も母さんに 温もり届けてよ 愛する心を添えながら |
女の夜霧私ひとりが この身を引けば 誰も傷つく ことはない 涙ほろほろ 濡れてほろほろ 女の夜霧 あなたの妻に なろうとすれば 妻と名のつく 人が泣く 惚れて一途に つくした恋は 日陰ばかりの 花でした 涙ほろほろ 泣いてほろほろ 女の夜霧 別れる時が 待ってることを 知って抱かれた 私です 燃えておぼえた よろこびだけが 肌にむなしく 残ります 涙ほろほろ ネオンほろほろ 女の夜霧 くちびる寒い むなしい愚痴を 酒に聞かせる 町の果て | 原田悠里 | 石本美由起 | 桜田誠一 | | 私ひとりが この身を引けば 誰も傷つく ことはない 涙ほろほろ 濡れてほろほろ 女の夜霧 あなたの妻に なろうとすれば 妻と名のつく 人が泣く 惚れて一途に つくした恋は 日陰ばかりの 花でした 涙ほろほろ 泣いてほろほろ 女の夜霧 別れる時が 待ってることを 知って抱かれた 私です 燃えておぼえた よろこびだけが 肌にむなしく 残ります 涙ほろほろ ネオンほろほろ 女の夜霧 くちびる寒い むなしい愚痴を 酒に聞かせる 町の果て |
水鏡桜映した 掘割りを 秋は紅葉が 朱に染める 耐えて忍んだ 春夏秋の めくる暦も ふたまわり あなた恋しい 今も直 夢もかけ足 水鏡 酔ってうたた寝 するあなた 今もこの目に 見え隠れ 染井吉野の 一輪ざしを 置いて重ねた 離れ茶屋 燃えてはかない おき土産 恋はうたかた 水鏡 帯を解く度 しめる度 目元濡らして でる涙 こんな日暮れは うらがなしくて 肌があなたを 恋しがる せめて唇 この胸に 夢はつれづれ 水鏡 | 原田悠里 | たきのえいじ | 弦哲也 | | 桜映した 掘割りを 秋は紅葉が 朱に染める 耐えて忍んだ 春夏秋の めくる暦も ふたまわり あなた恋しい 今も直 夢もかけ足 水鏡 酔ってうたた寝 するあなた 今もこの目に 見え隠れ 染井吉野の 一輪ざしを 置いて重ねた 離れ茶屋 燃えてはかない おき土産 恋はうたかた 水鏡 帯を解く度 しめる度 目元濡らして でる涙 こんな日暮れは うらがなしくて 肌があなたを 恋しがる せめて唇 この胸に 夢はつれづれ 水鏡 |
おもいでの宿湯煙に目隠しされて 手さぐりであなたを探す 別れの宿は天城の麓 忘れさせてとすがってみても 明日はないのね ああ ふたりには 連れ添うて吊り橋渡る 人影に昔が揺れる 三三九度の真似盃に 片目つぶって甘えた頃が いまは哀しく ああ なつかしい 名残り夜を燃やした朝は 湯上りのタオルも重い 別れの旅は一幕芝居 ふられ上手を演じてみても からむ未練に ああ 川も泣く | 原田悠里 | 星野哲郎 | 岡千秋 | | 湯煙に目隠しされて 手さぐりであなたを探す 別れの宿は天城の麓 忘れさせてとすがってみても 明日はないのね ああ ふたりには 連れ添うて吊り橋渡る 人影に昔が揺れる 三三九度の真似盃に 片目つぶって甘えた頃が いまは哀しく ああ なつかしい 名残り夜を燃やした朝は 湯上りのタオルも重い 別れの旅は一幕芝居 ふられ上手を演じてみても からむ未練に ああ 川も泣く |