阿久悠作詞の歌詞一覧リスト  1695曲中 201-400曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
愛したくないのに伊藤咲子伊藤咲子阿久悠大野克夫愛したくないのに 愛したくないのに 愛したくないのに 愛したくないのに ハート トゥ ハート なぜ なぜ なぜ…… ハート トゥ ハート なぜ なぜ なぜ……  あなた どうして私の前へ 今頃あらわれたの ようやく 心が落ち着いて 静かな日々をおくっているのに  あなた このままどこかへ行って 見知らぬ人のように ようやく 悲しい想い出が 一枚二枚薄れて来たのに  愛したくないのに 愛したくないのに 愛したくないのに 愛したくないのに ハート トゥ ハート なぜ なぜ なぜ…… ハート トゥ ハート なぜ なぜ なぜ……  あなた 激しい想いは捨てて そ知らぬふりでいてよ ようやく見つけた人生に あなたが坐るところはないのよ  あなた 男と女の仲は 心を小さくする ようやく 明るい微笑みが 私の顔にもどって来たのに  愛したくないのに 愛したくないのに 愛したくないのに 愛したくないのに ハート トゥ ハート なぜ なぜ なぜ…… ハート トゥ ハート なぜ なぜ なぜ……  愛したくないのに 愛したくないのに 愛したくないのに 愛したくないのに ハート トゥ ハート なぜ なぜ なぜ…… ハート トゥ ハート なぜ なぜ なぜ……
愛のシルフィー伊藤咲子伊藤咲子阿久悠三木たかしここまで来たら 私の負けよ 何にもいわず 抱いて 抱いて 抱いて 早く (シルフィー)  くちびるが 火傷して 何もいえなくなるほどの くちづけが ほしいのよ 迷う気持をなくすため つかまえて つかまえて 風がさらって行きそうよ 心がゆれる からだがゆれる  お前も今日からは 自由がなくなるよ このぼくが 心に鍵をかけたから あなたはそういった  いいのよそれで いいのよそれで いいのよそれで 抱いて 抱いて 抱いて 強く (シルフィー)  あなたから はなれたら 夏の夜でも こごえそう もう二度とこの私 ゆれる娘にしないでね つかまえて つかまえて 息が出来なくなるほどに 心が熱い からだが熱い  気ままな風だって つつんでしまったら あたたかくなるもの 愛のてのひらで あなたはそういった  いいのよそれで いいのよそれで いいのよそれで 抱いて 抱いて 抱いて 強く (シルフィー)
青い鳥逃げても伊藤咲子伊藤咲子阿久悠三木たかし昨日までこの部屋にいたはずの 青い鳥窓から逃げて行った むらさきのたそがれがたちこめて 悲しみにそまって泣いた私 こがらしの時が過ぎ春が近いのに ほがらかになれなくて ごめんなさい 青い鳥逃げても もう泣かないわ 青い鳥逃げても もう泣かないわ  少しだけ夢にみたしあわせが こなごなにこわれて散って行った てのひらにかき集め見つめても 昨日の形に戻らないわ こもれ日がキラキラと光る窓ガラス 美しく見えなくて ごめんなさい 青い鳥逃げても もう泣かないわ 青い鳥逃げても もう泣かないわ
青い麦伊藤咲子伊藤咲子阿久悠三木たかし二人は青い麦 愛にめざめた 着なれた制服が 少し苦しい ふるえながらかわす 最初のくちづけ なぜかとても自然 そうなる二人 ねぇ 好きと叫ばせて 誰よりも 愛しているのと とめないで それが私のこころ 誰かにきかせたいほどよ 二人は青い麦 愛にめざめた  二人は青い麦 愛にめざめた とめてもとまらない 愛がはじまる 二人だけの世界 つくってみたくて いつも肩を抱いて 話しているの ねぇ これが愛なのね 別れたらすぐに 想い出す 指先が少し はなれただけ さびしくなってしまうのよ 二人は青い麦 愛にめざめた
紅い花伊藤咲子伊藤咲子阿久悠三木たかし三木たかし胸までしみる はげしい雨に うたれて私は 立ちつくす あなたが来ない 乗りかえ駅の ホームに咲いてる 紅い花 私は泣かない ふるえているだけ 私は泣かない もう大丈夫 あなたに約束破られて 死にたい程に つらいけど つらいけど  今にも折れて 流されそうな 私に似ている 紅い花 あきらめましょう あなたのことは やっぱりうそつく 人だった 私は泣かない びしょぬれだけれど 私は泣かない 涙じゃないわ あなたのかわりに この花を ひそかに抱いて 帰ります 帰ります 私は泣かない ふるえているだけ 私は泣かない もう大丈夫
赤ちゃんみたいな女の子伊藤咲子伊藤咲子阿久悠三木たかし三木たかし突然こんな手紙が あなたにとどいたなら おどろくことでしょう 私からだから いつでも頬にくちづけ 赤ちゃんみたいな子と からかいつづけてた あなただったから いたずら書きでは ありません それほど大人じゃ ありません ただひたむきに あなたを愛していると 伝えたくて 伝えたくて書いています  おさない部屋の飾りも 片づけ終りました シックなよそおいを 考えています 今度の休みの日には お招き出来るように 毎日そればかり考えています いたずら書きでは ありません それほど大人じゃ ありません このままいたら 赤ちゃんみたいなままで 終りそうで 終りそうで つらいのです
明日なき愛伊藤咲子伊藤咲子阿久悠三木たかし雨が降れば 恋しく 風が吹けば 逢いたい ひかり窓に かかれば 夢がかなう気がする やがて二十才(はたち)という秋の ゆれる心は はかなくて 明日(あす)なき愛と 知ってはいても 熱い想いは かくせない  紅をさせば 悲しく 爪をぬれば さびしい ひとり髪を切る日は 悪くなれる気がする やがて二十才という秋の 部屋はなぜだか つめたくて 悲しいだけの愛だといわれ 顔をかくし泣いている  やがて二十才(はたち)という秋の ゆれる心は はかなくて 明日(あす)なき愛と 知ってはいても 熱い想いは かくせない
いい娘に逢ったらドキッ伊藤咲子伊藤咲子阿久悠三木たかしいい娘に逢ったらドキッ それは普通の感情なんだ だから私は怒らない 怒らない  まぶしい季節だもの きれいに見えるでしょう すれ違いのオーデコロン ツンときくでしょう  時々だったらいい だけどいつもじゃ話は別よ 少しいやみもいいたいわ いいたいわ  あなたの心は今 私を忘れている 手をつないでいても それがわかる お願いよ お願いよ お願いよ お願いよ このままじゃ私も誰かにドキッとするわ  ゆらめく季節だもの すべてがカラフルだわ さくらんぼのくちびるには ふれてみたいでしょう  いい娘に逢ったらドキッ それは普通の感情なんだ だけど私は許せない 許せない  あなたのその目は今 私とくらべている なやましげな色で それがわかる お願いよ お願いよ お願いよ お願いよ このままじゃ私も誰かにドキッとするわ  お願いよ お願いよ お願いよ お願いよ このままじゃ私も誰かにドキッとするわ
乙女の夢伊藤咲子伊藤咲子阿久悠三木たかし雪が降る夜明けの駅に 真赤なマントの少女がひとり 二枚の切符をにぎりしめ ふるえるからだで立っていた びゅうびゅうツルギのような風 少女をいじめて吹くけれど 愛するひととの旅立ちの 熱い想いを抱いていた 抱いていた  むらさきに地平がそまり 朝日がのぼって来そうな時に りりしい眉した少年が 息せききらして駈けて来た 追手が来るかもしれないが 少女は少しもこわくない 愛するひととの旅立ちの 熱い想いを抱いていた 抱いていた
乙女のワルツGOLD LYLIC伊藤咲子GOLD LYLIC伊藤咲子阿久悠三木たかし好きといえばいいのに いつもいえぬままに 月が上る小道を 泣いて帰った 白く咲いてる野の花を つんで願いをかける どうぞ 愛があなたにとどくようにと  好きなひとはいつしか 他のひとをつれて 遠い町へ旅立つ 何も知らずに 駅のホームのはずれから そっと別れをいって それで 愛が悲しく消えてしまった  小雨降る日はせつなくて ひとり涙を流し つらいだけの初恋 乙女のワルツ
想い出のセンチメンタル・シティ伊藤咲子伊藤咲子阿久悠三木たかしもうここで別れようと あのひとがいった もう少し歩いてよと 私がいった  ベージュ色した枯れ葉が舞う 赤いコートのひとが通る そうね 季節が秋になったのね 心細いと思ったら  ぼくらはあまりに若過ぎた だからこんなに傷ついた ポツンと話すあのひとに 霧が降る 霧が降る センチメンタル・シティイ  もうここで別れようと あのひとがいった もう少し歩いてよと 私がいった  銀杏(いちょう)並木がはだかになり 笛の音のような秋風吹き そうね すべてが終るころなのね 私ひとりと思ったら  たのしいことだけ想い出に 泣いた日のこと忘れよう 笑顔で話すあのひとに 霧が降る 霧が降る センチメンタル・シティイ  もうここで別れようと あのひとがいった もう少し歩いてよと 私がいった
想い出まつり伊藤咲子伊藤咲子阿久悠三木たかし想い出を火にくべる お祭りがあったなら 私はすぐにも行きたいのです  たくさんの想い出は 私には重過ぎて うつむきかげんに歩いています  想い出を一つ燃やせば 楽しい日が一日ふえる 想い出を二つ燃やせば 楽しい日が二日ふえる  とどかない恋ばかり 悲しみの忘れもの 私の心にたまっています  お祭りがいいのです にぎやかがいいのです 私は明るくなりたいのです  想い出は一つ燃やせば 楽しい日が一日ふえる 想い出を二つ燃やせば 楽しい日が二日ふえる
きっといい恋できますね伊藤咲子伊藤咲子阿久悠合田道人鳴海周平薔薇(ばら)という字が あなた 書けますか もひとつ 憂鬱(ゆううつ)と いう字はどうですか この二つの漢字が書ける人と 恋をしてみたいと 思っていました  あなたはスラスラとそれを書いた まるで自分の名前を書くように あなた 心がありますね きっと いい恋できますね  あなた 今でも ひとり 泣きますか 心をふるわせる 涙はいいですね 泣くことすら忘れた人が多く ポロポロと泣くのは きれいに見えます  あなたはほほえんで「そう」と言った まるで試験に答える顔をして あなた 心がありますね きっと いい恋できますね  あなた 心がありますね きっと いい恋できますね
きみ可愛いね伊藤咲子伊藤咲子阿久悠三木たかしあなたの指が 肩にふれたら 私はきゅうに おとなしくなる あなたが好きで 好きで たまらないのよ ひとこと云って きみ可愛いね  やさしい春が おとずれたなら 花束抱いた そよ風が吹く 緑の中で 中で 口づけをして ひとこと云って きみ可愛いね  あああ 愛するなんて あとでもいいの そうよ 指輪も今は 欲しくはないの  乙女の心 感じるのなら 髪の毛なぜて ささやいてみて 天までのぼる のぼる 気持ちになるわ ひとこと云って きみ可愛いね  あなたの瞳 感じるたびに 何かを待って ときめいている 体のふるえ ふるえ とめられない ひとこと云って きみ可愛いね  あああ 愛するなんて あとでもいいの そうよ 指輪も今は 欲しくはないの
恋人伊藤咲子伊藤咲子阿久悠三木たかし枯れ草の匂いがたちこめる 秋の日がふりそそぐ丘の上 あなたの背中にもたれてまどろむ 愛のことばをきかされたばかり 恋人とよばれたの 今日はじめて 世界一好きだよとくちづけされたのよ 流れ行く雲のいろ ばらいろに光り 私はしあわせ とてもしあわせ  セーターの背中につく枯れ葉 髪の毛でゆれている秋の花 あなたはやさしく私の手をとり 丘を下るの たそがれの町へ 恋人とよばれたの 今日はじめて 世界一好きだよとくちづけされたのよ 灯をともす家の窓 あたたかく感じ 私はしあわせ とてもしあわせ 灯をともす家の窓 あたたかく感じ 私はしあわせ とてもしあわせ
木陰でもやもや伊藤咲子伊藤咲子阿久悠三木たかし珈琲をのみながら 見つめてる水平線 南へ向う白い船が行く 夏の日の昼下り のんびりとあくびして 私はひとり 彼を待っている うかうかとしていたら 適齢期が過ぎる この辺でしっかりとつかまえておかなけりゃ 本当にあの彼でいいのだろうか 本当にあの彼でいいのだろうか 夏の雲みたいなあの彼で  アメリカの煙草など 生意気に口にして 木陰の椅子でひとり考える ねえあなた 男なら抱きしめてごらんよと 追ってみたら 何ていうだろう もごもごといいながら尻ごみするんだろう 私からしがみつきキスをしておかなけりゃ 本当にあの彼でいいのだろうか 本当にあの彼でいいのだろうか 夏の雲みたいなあの彼で  本当にあの彼でいいのだろうか ……………………………………
木枯しの二人GOLD LYLIC伊藤咲子GOLD LYLIC伊藤咲子阿久悠三木たかしもっと強く抱きしめてよ 奪われないように 固く固く折れる程に その手で抱きしめて  家を出た二人を木枯しが追いかけ 若過ぎる恋だと悲しみを与える 誰もみな そ知らぬ顔をして行き過ぎ あたたかいくちづけ それだけが頼りよ 灰色の空の下 粉雪をあびながら 愛と愛で結び合った あなたと私 もっと強く抱きしめてよ 奪われないように 固く固く折れる程に その手で抱きしめて  噴水もこごえる公園の片隅 あのひとのマントにくるまってふるえる もうすべてあなたに 捧げてもいいのと 胸の音ききながら 涙ぐむ私よ 雪どけを待つように 許されぬ初恋を 愛と愛で誓い合って その日を待つの もっと強く抱きしめてよ 奪われないように 固く固く折れる程に その手で抱きしめて
ごきげん如何伊藤咲子伊藤咲子阿久悠三木たかし三木たかし久々に手紙書きます ごきげん如何です きっとお元気のことと思いますが 何故か心にかかり ペンなどとりました 変りないですね 変りなどないですね 信じているつもりだけど 不安になる はなれているからね 季節は早や冬から春 あなたはいつ来るのですか  折り返し返事下さい 毎日待ってます もしも出来るなら愛の言葉そえて 少し不安に思う私に下さいね 変りないですね 変りなどないですね 約束したあの日のこと はっきりまだ覚えているのです あれからもう三月が過ぎ あなたはいつ来るのですか  あれからもう三月が過ぎ あなたはいつ来るのですか
静かに、愛がとび立つわ伊藤咲子伊藤咲子阿久悠合田道人鳴海周平静かに 愛は逃げる 静かに 愛はとび立つ くちびる重ねながら こころを海にしましょう  話したい思いおさえ 見つめるだけにしましょう あなた 甘いだけの歓(よろこ)びのあとでは  愛は臆病だから まるでガラスの橋か カラを破った鳥か 風におびえる花か 愛は臆病だから そっと両手でつつみ 胸であたためながら 長い時間をかけて  静かに 愛は逃げる 静かに 愛はとび立つ 裸の胸の上に 花びら飾りましょう  激しさを通り過ぎて 信じるだけにしましょう あなた 形だけの情熱はいやだわ  愛はわがままだから 時に言葉も嫌い はしゃぎ過ぎてはこわれ すぐに粉々になる 愛はわがままだから 思いがけないことで 二度と呼べない空へ 窓を開いて逃げる  だから 静かに あなた 静かに だから 静かに あなた 静かに 静かに
白い灯台伊藤咲子伊藤咲子阿久悠三木たかし三木たかしバスが着くたび来るかと思い あなた待ってる岬のはずれ 白い灯台きらきら光り どこも楽しい恋人ばかり  あてにならない約束だけど 私はあなたを信じてる 灯台のすぐ下で 私は一日待ってます 待ってます  午後になったら北風吹いて 少し不安に思えてきます 白い灯台のぼっておりて 時間つぶして 歩いています  あてにならない約束だけど 私はあなたを信じてる 灯台のすぐ下で 私は一日待ってます 待ってます
ジョニイへの伝言伊藤咲子伊藤咲子阿久悠都倉俊一前田俊明ジョニイが来たなら伝えてよ 二時間待ってたと 割と元気よく 出て行ったよと お酒のついでに話してよ 友だちなら そこのところ うまく伝えて  ジョニイが来たなら伝えてよ わたしは大丈夫 もとの踊り子でまた稼げるわ 根っから陽気に出来てるの 友だちなら そこのところ うまく伝えて  今度のバスで行く 西でも東でも 気がつけばさびしげな町ね この町は  友だちなら そこのところ うまく伝えて  今度のバスで行く 西でも東でも 気がつけばさびしげな町ね この町は  ジョニイが来たなら伝えてよ 二時間待ってたと サイは投げられた もう出かけるわ わたしはわたしの道を行く 友だちなら そこのところ うまく伝えて うまく伝えて
たそがれに愛をこめて伊藤咲子伊藤咲子阿久悠三木たかし三木たかしたそがれに愛をこめて さよならをいえば なつかしい歌が聞こえ 涙を誘う  もうすぐみんな ちりぢりになり こんな話も 出来なくなる 恋もほのかなだけで 終わりそう 青春の日の 一ページ  誰もが無口に なってゆく はしゃぐ気分に なれなくて 秋から冬へかわったら もう誰も ここへ来なくなるでしょう  たそがれに愛をこめて さよならをいえば なつかしい歌が聞こえ 涙を誘う  レンガの壁に 寄せ書きをして ひとりひとりが 家へ帰る あまりさびしい顔は しないでよ 青春の日の フィナーレに  おどけたステップ 踏みながら 帰るあいつが 好きだった 秋から冬へかわったら もう誰も ここへ来なくなるでしょう  たそがれに愛をこめて さよならをいえば なつかしい歌が聞こえ 涙を誘う
暖炉とゆり椅子伊藤咲子伊藤咲子阿久悠三木たかし暖炉の前で手紙を書いています 木枯し吹く夜さびしくて さびしくて 泣いてしまいそう 窓から見える灯りも凍えている あなたとすぐに逢いたくて 逢いたくて セーターももう出来ました 着せてあげたいのです あのゆり椅子にあなたがかけていたら さびしくなんかないはずよ ないはずよ  時計の音がコチコチ響いてます 私の胸の鼓動です 鼓動です 死んでしまいそう チラチラ雪が舞いおちて来たようで 暖炉に薪をもやしましょう もやしましょう この手紙つくその前に 逢いに来てほしいのです あのゆり椅子にあなたがかけていたら さびしくなんかないはずよ ないはずよ
夏の少年伊藤咲子伊藤咲子阿久悠三木たかし名前も知らない真夏の少年に 心を奪われ見つめていた私 サーフボード脇にかかえ行ったよ ぎらぎら燃えてる太陽背に受けて 沖から岸へと波のりあざやかに 黒い顔に白い笑みを浮べた つかのまの季節に燃えあがる恋 砂より熱い 思いを焦がし 私はじっと見つめていたよ  麦わら帽子のやさしいこの匂い 浜辺でうとうと昼寝をしていたら 不意に肩をポンと叩き来てたよ 波のり教えてあげるといったけど あなたの姿を見ている方がいい そんなことを赤くなっていったよ つかのまの季節に燃えあがる恋 もうすぐ終る 真夏を惜しみ 二人はいつも見つめていたよ
何が私に起こったか伊藤咲子伊藤咲子阿久悠三木たかしいたずらに煙草をくわえ 夜ふけの窓 さびしいよさびしいよと心がわめく 夏の夜が微笑み忘れ にわか雨が あのひとをぬらしている 背中も胸も お芝居の終りのように カーテンをひいて 駈けて行くあのひとの姿をかくす 何が私に起こったか 誰も知らない それでいい それでいい 二人だけのこと  口紅を落とした顔は 子供っぽい まいったりまいったりはしないと笑う 想い出は重過ぎるから 写真も捨てて あのひとがくれたものは 明日は捨てる お芝居の終りのように 手を叩きながら 恋をした日のことを 見送りましょう 何が私に起こったか 誰も知らない それでいい それでいい 二人だけのこと  何が私に起こったか 誰も知らない それでいい それでいい 二人だけのこと
パーティの夜伊藤咲子伊藤咲子阿久悠三木たかしあなたがあの娘(こ)と踊ったら 私の心はいたむでしょう お願い あっちへ行かないで おしゃべりだけならいいけれど はじめてあなたに誘われて どきどきしている パーティの夜 夜 フリルで飾ったドレス着て 私はあなたを見ています  あなたの背中を見ていたら なぜだか不安になるのです どういう話をしてるのか 楽しさあふれているようで はじめてあなたに誘われて どきどきしている パーティの夜 夜 きれいにみがいたこの爪を 知らない間に噛んでます
ひまわり娘GOLD LYLIC伊藤咲子GOLD LYLIC伊藤咲子阿久悠シュキ・レヴィ誰のために咲いたの それはあなたのためよ 白い夏のひざしをあびて こんなに開いたの 恋の夢を求めて まわるひまわりの花 そしていつも見つめてくれる あなた太陽みたい 涙なんか知らない いつでもほほえみを そんな君が好きだと あなたはささやく  もしもいつかあなたが 顔を見せなくなれば きっと枯れてしまうのでしょう そんなひまわりの花  涙なんか知らない いつでもほほえみを そんな君が好きだと あなたはささやく  誰のために咲いたの それはあなたのためよ あなただけの花になりたい それが私の願い あなただけの花になりたい それが私の願い
ピクニック伊藤咲子伊藤咲子阿久悠三木たかしもう今年はいい もう子供じゃない すてきな誰かを見つけに来ていい 待ちこがれてた この一日を 大人の顔で 今出かける ピクニック ピクニック 誰もがうきうき ダンスに狂って 丘から森へと つれだって行くの  おやつは如何がと すすめてくれても ダンスは如何がと 誘ってくれない 今年も子供 大人じゃないの 緑の丘で 泣きべそかく ピクニック ピクニック  今年も子供 大人じゃないの 緑の丘で 泣きべそかく ピクニック ピクニック
二人伊藤咲子伊藤咲子阿久悠三木たかし二人 卒業式の校庭で はじめて好きといいました おさない時から手をつなぎ 遊んでいたけどそれまでは 恋だと知らずにいたのです 二人 あなたと私 ある春のこと  二人 みんなで行ったピクニック はじめてキスをしたのです 緑の木陰に風が吹き すっぱいみたいなくちづけに 思わず真赤になりました 二人 あなたと私 ある夏のこと  二人 音楽会の帰り道 はじめて涙見せました しばらく逢えなくなるなんて 突然あなたがいったから がまんが出来なくなりました 二人 あなたと私 ある夏のこと
冬の星伊藤咲子伊藤咲子阿久悠三木たかしつめたく凍(こご)える 冬の星座を 汽車の窓から見つめ 私は旅に出る からだがふるえる 胸の不安を 強く抱きしめながら あなたの住む町へ もしも迎えてくれたなら 私はきっと泣くでしょう 心のはりが なくなって そのまま たおれてしまうでしょう  だから今度だけは わがまま許して 私の恋はもう戻れない 戻れない  うしろにとび去る町の灯りを じっと見つめて想う ほんとはこわいのと 一生一度の恋にしたいの 涙流れてばかり 夜汽車は眠れない もしも愛してくれたなら 私はもっと愛します 心の中の すみずみも あなたを感じて 生きるでしょう  だから今度だけは わがまま許して 私の恋はもう戻れない 戻れない
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
待ちこがれて伊藤咲子伊藤咲子阿久悠ジェームス・リードハル・ワトキンスいつかあなたが肩を抱いて やさしい言葉かけてくれる日を ずっと私は待っています きれいな心なくさないよう 手紙を書くだけで机に積み重ね 季節の変りめをぼんやりと見てる そんな私を可哀想と みんなはいうけどそうじゃない ないのよ  突然あなたから誘いの手紙来て 心がときめきではりさける思い 待っていた日がやって来たと 私は涙ぐむ夢じゃない ないのよ
未完成伊藤咲子伊藤咲子阿久悠三木たかし男たちの胸はいつも 朝の光に揺れる広場 夢が去って 歌も消えて 深い孤独が満ちるばかり  名前までもかくしながら 愛の真似ごと重ねたけど 限りさえも浅いままで いつも旅立つ女ひとり  もっと もっと愛を もっと もっと夢を もっと もっと自由を もっと自由を  もっと もっと愛を もっと もっと夢を もっと もっと 心を裸にしたい  男たちの腕の中で 数えきれないトゲに刺され 青い海や白い雲が 話し相手になってしまう  時に甘い夢のために 足をとめてもみるでしょうが あしたからも きのうまでと 同じピエロの服で歩く  もっと もっと愛を もっと もっと夢を もっと もっと自由を もっと自由を  もっと もっと愛を もっと もっと夢を もっと もっと 心を裸にしたい  もっと もっと愛を もっと もっと夢を もっと もっと自由を もっと自由を  もっと もっと愛を もっと もっと夢を もっと もっと 心を裸にしたい
夢みる頃伊藤咲子伊藤咲子阿久悠シュキ・レヴィ私にも夢を下さい すばらしい恋を下さい 誕生日が過ぎて私は 大人になることを知ったの  さわやかな風が吹く朝 いそいそと花を手にして 好きな人のもとへ急ぐの 愛の言葉少しおぼえて  十六は夢みる頃 何もかもバラいろ あのひとと同じ夢を見たいだけ それだけ  あのひともきっと私を 好きになりそうな気がする 肩を抱いてある日突然 いわれそうで胸がときめく  十六は夢みる頃 蝶のように自由に あのひとと同じ夢を 見たいだけそれだけ  私にも夢を下さい すばらしい恋を下さい
レッドサン ブルームーン伊藤咲子伊藤咲子阿久悠大野克夫満ちたりた日々だった しあわせだった もう二度とあの夢は 訪れないだろう それでもいい それでもいい 私は生きた 私は愛した 人の二倍も三倍も  あなたがいた日々はいつも レッドサン ブルームーン はげしさとせつなさの レッドサン ブルームーン  この世には二人だけ いるようだった 砂漠にも花が咲く 思いでくらしてた すべてが夢 すべてが夢 私は燃えた 私は恋した 心のこりがないくらい  あなたがいた日々はいつも レッドサン ブルームーン はげしさとせつなさの レッドサン ブルームーン  あなたがいた日々はいつも レッドサン ブルームーン はげしさとせつなさの レッドサン ブルームーン
ひまわり娘伊藤咲子 with 音羽ゆりかご会伊藤咲子 with 音羽ゆりかご会阿久悠シュキ・レヴィ寺西誠誰のために咲いたの それはあなたのためよ 白い夏の日差しを浴びて こんなに開いたの 恋の夢を求めて まわるひまわりの花 そしていつも見つめてくれる あなた太陽みたい  涙なんか知らない いつでもほほえみを そんな君が好きだと あなたはささやく  もしもいつかあなたが 顔を見せなくなれば きっと枯れてしまうのでしょう そんなひまわりの花  涙なんか知らない いつでもほほえみを そんな君が好きだと あなたはささやく  誰のために咲いたの それはあなたのためよ あなただけの花になりたい それが私の願い あなただけの花になりたい それが私の願い
白い蝶のサンバ伊東ゆかり伊東ゆかり阿久悠井上かつおデビッド・マシューズあなたに抱かれて わたしは蝶になる あなたの胸あやしい くもの糸 はかないいのち さだめなの  あなたに抱かれて わたしは蝶になる 涙をためくちづけ 受けるのよ あふれる蜜に 酔いながらおぼれるの  恋は心も いのちもしばり 死んで行くのよ 蝶々のままで  あなたに抱かれて わたしは蝶になる 気ままな夢忘れて 苦しむの はかないいのち 恋のため散らせるの  あなたに抱かれて わたしは蝶になる あなたの胸あやしい くもの糸 はかないいのち さだめなの  あなたに抱かれて わたしは蝶になる ふるえる羽はげしい 恋に灼く 二度とは空に 帰れない夜に泣く  恋は心も いのちもしばり 死んで行くのよ 蝶々のままで  あなたに抱かれて わたしは蝶になる 朝日の中うつろな 蝶は死ぬ はかないいのち 恋の火を抱きしめて
深夜放送伊東ゆかり伊東ゆかり阿久悠中村泰士See you again あなたと別れて 五年が嘘のように過ぎた あの時ある夜 眠られぬつらさにラジオを きいてたその時 二人の記念の唄が 流れて来たの 読みかけの本落として 私は立ち上がるの See you again 心をゆすぶる あなたの言葉が 突然よみがえって来たの  See you again あなたの吐息の 熱さを感じているようで 私はせつない リクエストしたのは誰だか 知らないけれども 二人の記念の唄が 流れて来たの ラジオと話すみたいに 私は泣いているの See you again 心をゆさぶる あなたの言葉が 突然によみがえって来たの あなたの言葉が 突然によみがえって来たの
京都から博多まで因幡晃因幡晃阿久悠猪俣公章佐藤準肩につめたい 小雨が重い 思いきれない 未練が重い 鐘が鳴る鳴る 哀れむように 馬鹿な女と云うように 京都から博多まで あなたを追って 西へ流れて行く女  二度も三度も 恋したあげく やはりあなたと 心にきめた 汽車が行く行く 瀬戸内ぞいに 沈む気持ちをふり捨てて 京都から博多まで あなたを追って 恋をたずねて行く女  京都育ちが 博多になれて 可愛いなまりも いつしか消えた ひとりしみじみ 不幸を感じ ついてないわと云いながら 京都から博多まで あなたを追って 今日も逢えずに泣く女
サブリナ因幡晃因幡晃阿久悠伊藤薫サブリナ くちびるは何のためにある サブリナ 激しい愛の契(ちぎ)りか 嘘をつくためか  サブリナ まなざしは誰に投げかける サブリナ 心の中の迷いか ほんのたわむれか  娼婦といい 淑女(しゅくじょ)といい おさない少女といい 遊びといい 本気といい 悲しい出合いという  サプリナ 愛される前に愛せよ サブリナ 愛される前に愛せよ  サブリナ 悲しみを何処(どこ)に棄てて来る サブリナ 恋して燃える炎か さめたくちづけか  サブリナ さよならを何故にいいたがる サプリナ やさしくされて恐いか 浮気ぐせなのか  悪女といい 聖女といい 危険な幼女といい 他人といい 身内といい 不幸な出会いという  サブリナ 愛される前に愛せよ サブリナ 愛される前に愛せよ
心のきず稲葉やすひろ稲葉やすひろ阿久悠三木たかし竹内弘一夜にまぎれて 船が出る 傷をかくした 人が乗る 惚れた惚れたお前を 抱けもせず 意地で身をひく 馬鹿も乗る 北の海峡 ひゅるひゅると 風が泣き泣き 別れ唄  夢に何度か 起される 胸のいたみに 責められる たったたった一度の 想い出を 酒にうかべて 朝を待つ 北の海峡 海鳥が 一羽はぐれて しのび唄  赤い夕日が とろとろと 溶けて間近に 夜が来る 抱いて抱いて寝たいと この腕が 捨てたお前を 恋しがる 北の海峡 口笛が 未練ひきずり 恋の唄
卒業前―10日で100の出来事―井上あずみ井上あずみ阿久悠服部克久好きなひとと 記念写真 とってみました 気取ったポーズ 考えながら 並んでみました 短いけれど 感激でしたね  逢いたい 逢えない 逢えなくなれば 逢え 逢う時 いつかまた いつか また逢いましょうね  春になれば 忘れものを想い出します 卒業前の10日は特に 想い出します あれこれみんな しあわせでしたね  逢いたい 逢えない 逢えなくなれば 逢え 逢う時 いつかまた いつか また逢いましょうね  逢いたい 逢えない 逢えなくなれば 逢え 逢う時 いつかまた いつか また逢いましょうね
笑顔でジャーニー井上順井上順阿久悠筒美京平心びりびり 涙がほろり そんな昨日に いやけがさして さらばさらばと 手をふりながら 来る人逢う人 だれもかれも こんにちわ 旅はいいもの いいジャーニー  とてもラブラブ 可愛い娘 同じ道行く 旅びとどうし 足は西向き 心は東 ちょぴりさびしい みんなみんな さようなら 旅はいいもの いいジャーニー  地球よいとこ いい人ばかり 出来たともだち 五万とひとり またなまたなと 名ごりを惜しみ あの国この国 だれもかれもこんにちわ 旅はいいもの いいジャーニー
昨日・今日・明日井上順井上順阿久悠都倉俊一何から何までつらい 昨日が終った今日は 涙さえ風に散る さようならと  今日から明日へ向う 列車に飛び乗りそして 誰にでも声かける こんにちは  昨日は昨日さ 終った日さ 明日は今日のために 始まる日さ  悲しい話はちぎり 窓から捨てたらいいさ すぐそこに待っている 幸せが待ってる  何かが心にささり 痛くてたまらぬ昨日 だけどもう言えるのさ さようならと  いつでも晴れてる空が 包んでくれると知って 町の中とび上り こんにちは  昨日は昨日さ 終った日さ 明日は今日のために 始まる日さ  だれかに会えると知って 何かに会えると知って どこまでも歩いてる 幸せを求めて
青春三文オペラ井上大輔井上大輔阿久悠井上忠夫井上忠夫その気になれないけど 別れもいやで 何となく二人 いつでも一緒 ダブルでウイスキーを飲んでるあの娘 このぼくはトマトジュース飲む でも可愛いかな あゝそうなんだな 二人の青春の三文オペラ ラララ…… ラララ……  私は泣かないよ強がるあの娘 そうだろうさ君は 泣くはずがない たとえば結婚でもしてしまったら このぼくがずっと泣くだろう でも嘘なんだな その逆なんだな 二人の青春の三文オペラ ラララ…… ラララ……
あのひとに知らせますか?井上望井上望阿久悠阿久悠川口真誰もみな季節の終りに遠ざかり そのままここへ戻って来ない フルートを太目のベルトにさしこんで お道化てさよならいったひとも 新しい世界で泣いたり笑ったり 新しい恋に夢中になったり 想い出をふり返るひまもないのでしょう あのひとに知らせますか? 残された私たちがこうなったことを あのひとに知らせますか? 二人だけ過去から未来へ走ることを  にぎやかな笑いにつつまれ過ごしてた 短い月日過ごしたあとで いつまでも忘れず暮して行こうねと 指きり重ねて別れたけど 誰ひとり便りを送って来なくなり うわささえいつかとだえてしまって 青春はつかのまの夢と終りそう あのひとに知らせますか? 残された私たちがこうなったことを あのひとに知らせますか? 二人だけ過去から未来へ走ることを あのひとに知らせますか?
悲恋一号井上望井上望阿久悠川口真川口真口紅がようやくなじんだ唇に 秋風がつめたく吹いて来ました 人さし指で叩くキイボード どこまでもマイナーの響きです  アルバムで微笑むあなたが憎らしい 未来まで誓った愛のふりして 紅茶に溶す白いクリームも 行けそうで行かれない迷路です  三年前の無邪気さが 一年前に火と燃えて そして今年の秋風は うつろな心の悲恋一号  舞いこんだ枯葉によく似た手紙には 想い出があふれる程に書かれて さよならだけが意味を持っている 美しい過去からの便りです  肌寒いからだにシャワーをあびたあと やわらかなベッドでひとり眠れば ラジオの歌は古いポピュラーで 落下傘スタイルの女の子  三年前の無邪気さが 一年前に火と燃えて そして今年の秋風は うつろな心の悲恋一号  三年前の無邪気さが 一年前に火と燃えて そして今年の秋風は うつろな心の悲恋一号
五番街のマリーへ井上由美子井上由美子阿久悠都倉俊一五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらし しているのか 見て来てほしい 五番街は古い町で 昔からの人が きっと住んで いると思う たずねてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが気がかり 五番街でうわさをきいて もしも嫁に行って 今がとてもしあわせなら 寄らずにほしい  五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらし しているのか 見て来てほしい 五番街で住んだ頃は 長い髪をしてた 可愛いマリー 今はどうか しらせてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが気がかり 五番街は近いけれど とても遠いところ 悪いけれどそんな思い 察してほしい
恋唄入山アキ子入山アキ子阿久悠鈴木邦彦安川一志ほんのみじかい夢でも とてもしあわせだった 逢えてほんとによかった だけど帰るあなた 泣かないと誓ったけれど それは無理なことだと知った 折れるほど抱きしめたいと 心からそう思う はかないだけの恋唄  少しやつれた姿に 胸が痛んでならない ついていきたいけれど ひとり帰るあなた 何ゆえに結ばれないか 出逢う時が遅すぎたのか 人前でくちづけたいと 心からそう思う せつないだけの恋唄
嫁に来ないか入山アキ子入山アキ子阿久悠川口真宮澤由衣嫁に来ないか ぼくのところへ さくら色した 君がほしいよ 日の暮の公園でギターを弾いて なぜかしら忘れ物 している気になった しあわせという奴を 探してあげるから 嫁に嫁に来ないか からだからだひとつで  嫁に来ないか ぼくのところへ 財布はたいて 指環買ったよ たんぽぽを指にはめ よろこんでいた あの頃と同じよに 笑ってくれるかい 傾いたこの部屋も 綺麗に片づける 嫁に嫁に来ないか からだからだひとつで  真夜中のスナックで 水割りなめて 君のことあれこれと 考えているのさ しあわせという言葉 ぼくにはキザだけれど 嫁に嫁に来ないか からだからだひとつで
北の宿からイルカイルカ阿久悠小林亜星石川鷹彦あなた変わりはないですか 日毎寒さがつのります 着てはもらえぬセーターを 寒さこらえて編んでます 女心の未練でしょう あなた恋しい北の宿  吹雪まじりに汽車の音 すすり泣くよに聞こえます お酒ならべてただ一人 涙唄など歌います 女心の未練でしょう あなた恋しい北の宿  あなた死んでもいいですか 胸がしんしん泣いてます 窓にうつして寝化粧を しても心は晴れません 女心の未練でしょう あなた恋しい北の宿
あかぺら岩崎宏美岩崎宏美阿久悠河口恭吾光田健一おはなしは あかぺらにして 調子がはずれても あなたの心の中まで見える  ぜいたくな気分にさせて 酔わせることよりも 素直な思いを伝えてほしい  野暮な人だと云われてもいいじゃない わたしひとりがわかっているなら  すぐに見ぬける嘘は死ぬよりつらい 真実一つだけ ぶつけて来てよ アア… アア…  おたがいに恋したことも いくつかあった後 こうして出会った二人であれば  手つづきを楽しむよりも 心を探したい そういう気持ちをわかってほしい  いつも口説きはあかぺらでやるがいい 飾りつけても いつかははがれる  胸の熱さと愛の深さがあれば わたしはそれだけで信じて行ける アア… アア…
あざやかな場面岩崎宏美岩崎宏美阿久悠三木たかし目を閉じていれば いくつも あざやかな場面が なつかしい歌につつまれ 色とりどり よみがえる あの時は春の終りの 息づまる青葉に おしゃべりの癖(くせ)も忘れて あなたの手に抱かれてた そんな愛の真似事(まねごと)も 忘れられない 今になれば何もない おさない愛でも  あの時は夏の嵐が ちぎれ雲はこんで しあわせの夢にかげりが さしたように思ってた 若い日なら何もかも 許されるもの そんな無茶(むちゃ)を信じてた 涙を流して そして時が少しだけ うつり変って すべて過去の想い出に 変ってしまった  ラララ……
あの鐘を鳴らすのはあなた岩崎宏美岩崎宏美阿久悠森田公一あなたに逢えてよかった あなたには希望の匂いがする つまずいて 傷ついて 泣き叫んでも さわやかな希望の匂いがする 町は今 眠りの中 あの鐘を鳴らすのは あなた 人はみな 悩みの中 あの鐘を鳴らすのは あなた  あなたに逢えてよかった 愛しあう心が戻って来る やさしさや いたわりや ふれあう事を 信じたい心が戻って来る 町は今 砂漠の中 あの鐘を鳴らすのは あなた 人はみな 孤独の中 あの鐘を鳴らすのは あなた  町は今 砂漠の中 あの鐘を鳴らすのは あなた 人はみな 孤独の中 あの鐘を鳴らすのは あなた
いちご讃歌岩崎宏美岩崎宏美阿久悠三木たかし胸につけた 赤いいちごのしみは 何かとても しあわせな日のメダルみたい そう やさしさのしるしね 青春の日ざかりの中で 愛し合う二人が ほほえめば 夏がかけ足で 肌をやきに来て裸にするの 私はただの ただの娘だったけど 愛を知ることは出来ました この時をいつまでも どうぞ 消さないで お願いだから  胸につけた 赤いいちごのしみは 何かとても しあわせな日のメダルみたい そう やさしさのしるしね この胸のときめきの音は 何よりもはげしい音楽ね 歌いつづけてね 時がうつっても美しいままに 私たち 色あせぬように 私たち いちごのように 私たち 色あせぬように 私たち いちごのように 私たち 色あせぬように 私たち いちごのように
お元気ですか岩崎宏美岩崎宏美阿久悠三木たかしお元気ですか 幸福(しあわせ)ですか お返事下さい 気にしています 夜ふかしぐせはいけないのです 若さがどんどんなくなるのです 私にとって あなたはとても とても大事なひとですから お願いです お願いです お元気で そしてまた逢いに来て下さい  お元気ですね 幸福ですね お返事ないのはそうなのですね 毎日何か夢中になって 手紙を書くまがなくなるのでしょう 私はだけどちょっぴり不幸 不幸感じて 悩んでいます お願いです お願いです お元気で そしてまた逢いに来て下さい  私にとって あなたはとても とても大事なひとですから お願いです お願いです お元気で そしてまた逢いに来て下さい
想い出の樹の下で岩崎宏美岩崎宏美阿久悠筒美京平私は忘れない 私は忘れない 晴れた日の 想い出の樹の下を  この樹の下で 愛を誓えば 必ず二人は 結ばれる 緑の影が 顔にゆらめき あなたの言葉は しめりがち  信じましょう 信じて生きましょう それが 心の支えになるなら そしていつか 奇跡のように この丘で 逢いましょう  私は忘れない 私は忘れない 晴れた日の 想い出の樹の下を  あなたは今も 覚えてますか 誓いの言葉の 数々を 私はそれが たった一つの 生きがいみたいに 抱いてます  信じましょう 信じて生きましょう たとえ はかない 想い出としても 何故かいつか あの樹の下で 逢える気が するのです  私は忘れない 私は忘れない 晴れた日の 想い出の樹の下を… 
折れた口紅岩崎宏美岩崎宏美阿久悠三木たかし三木たかし学生のコーラスが 流れる道を 秋風に誘われて 枯葉が踊る 真白なコート着て 秋はひとり 想い出を踏みしめて 歩いているの 娘の顔から女の顔に 変って来たよと いわれるけれど しあわせに出逢うより 悲しみの方に 先に出逢ってしまったのです  去年まで学生で 通った道を 少しだけうつむいて さまよっている 話したい人もない この町なのに 何故かしら知らぬ間に たずねて来たの 誰かに会ったら はずかしいから ベンチに腰かけ 化粧をなおす 口紅が折れたのは どんな意味でしょう つらい想いがつづくのでしょうか
感傷的岩崎宏美岩崎宏美阿久悠筒美京平筒美京平たそがれのピアノの音 なぜかさみしくて 手をとめてためいき ついてる私 この気持 恋かしら このいたみ 恋かしら 思い悩むだけで わからない 好きよ いってみようかな 好きね きいてみようかな むらさきの日ぐれは ひとりきり めかくしを されたような私 涙ぐむ  真夜中に書く手紙は なぜか人恋し 青ざめたインクが にじんで見える この気持 恋かしら このいたみ 恋かしら 今のわたしまるで つかめない 好きよ 書いてみようかな 好きね たしかめようかな 雨だれがきこえる 夜ふけには めかくしを されたような私 眠れない
学生街の四季岩崎宏美岩崎宏美阿久悠川口真学生街に 雪どけ春が来て また新たな顔が ふえたわ 一月前に 涙のさよならが 街中あふれて いたのに  ポプラ並木 風が流れ 渡り鳥も 帰って来た だけど海の町へ帰った彼 どうしたのか 便りもない  坂道下り 角のコーヒーショップ 英語のカセットひとりできいていたら ガラスの窓に 夏の光がさして 心が少し やわらぐ  故郷へ帰り のんびりするひとや 外国旅行など するひと それぞれ何処か 出かけて行ったけど 私はどこへも 行かない  時計台に赤とんぼが すいすいとび 秋が来たわ 愛の行方きめてほしいけれど まだ二人に 答はない  図書館前の 薄い陽だまりの中 就職試験をあれこれ思いながら 誰かがポツリポツリひいてるギター 涙をうかべ きいてる  学生街に 吹雪の冬が来て みんなストーブ囲み 集まる 別れの時が 来るのを知りながら ビールのジョッキを あげたわ
北の宿から岩崎宏美岩崎宏美阿久悠小林亜星あなた 変わりはないですか 日毎寒さがつのります 着てはもらえぬセーターを 寒さこらえて編んでます 女ごころの未練でしょう あなた恋しい北の宿  吹雪まじりに 汽車の音 すすり泣くよにきこえます お酒並べて ただひとり 涙唄など歌います 女ごころの未練でしょう あなた恋しい北の宿  あなた 死んでもいいですか 胸がしんしん泣いてます 窓にうつして寝化粧を しても心は晴れません 女ごころの未練でしょう あなた恋しい北の宿
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
キャンパス・ガール岩崎宏美岩崎宏美阿久悠筒美京平筒美京平芝生で寝そべるあなたに 私はメロディ そっと口ずさむ そよ風みたいな口づけ おでこにしたけど 誰も気がつかないの 青空につばめがおどって うす紅の花びら こぼれた 雰囲気だわ あなたと私が 心を通わすには  あなたが好きよと告げたら 二人の間に 何が起こるでしょう あなたが好きよと告げたら 二人の間は 急に近くなるでしょう  読みかけの詩集のページに かげろうがゆれてる みたいに しあわせだわ あなたと私が うっとりしているには  あなたが好きよと告げたら 二人の間に 何が起こるでしょう あなたが好きよと告げたら 二人の間は 急に近くなるでしょう
霧のめぐり逢い岩崎宏美岩崎宏美阿久悠筒美京平あなたね やはりあなたなの 逢えたのね 夢じゃないのね ほんとに 力が ぬけて行ってしまうわ うれしさで めまいが起こりそう  お願い 強くささえてね よろめいた からだささえてね お願い  もう あなたの私よ もう 私のあなたよ  はなれて生きるなんて 駄目よ駄目よ 出来ないわ  あなたに 逢えてよかったわ 一つだけ 今はいわせてね しあわせ 心が 熱くなって来たから びしょぬれの 夜霧さえ平気  このまま 抱いて立っててね 動かない 石になったように このまま  もう あなたの私よ もう 私のあなたよ  はなれて生きるなんて 駄目よ駄目よ 出来ないわ  信じて 待ってよかったわ ひたむきな 心通じたの しあわせ
銀河伝説岩崎宏美岩崎宏美阿久悠宮川泰川口真結ばれた心の糸は見えない この目で結び目を確めたい はなればなれであれば 尚のこと ひとりひとりであれば 尚のこと ふり仰げば銀河は空を流れ 人の世の愛も星のよう  愛することは信じること 信じることは愛 愛すること  半分の心と心 とりかえ 一つにつないでも まだ逢いたい たったひとりの人を永遠に たったひとつの愛を永遠に 目を閉じれば楽しい日々が浮かび あのひとの星はいつも きらめいた  愛することは信じること 信じることは愛 愛すること  愛することは信じること 信じることは愛 愛すること
グッド・ナイト岩崎宏美岩崎宏美阿久悠穂口雄右穂口雄右グッド・ナイト 好きなあなた グッド・ナイト キスをどうぞ 私の愛をこめて やさしく送りました 一度は夢を見てね 私の夢を いつも忘れずに 片時もつめたくしないでね  私の愛は あなたのそばで ようやく生きているの おやすみ好きなあなた 窓から見える 灯だけが かすかな胸の灯り おやすみ好きなあなた 一度は夢を見てね 私の夢を いつも忘れずに 片時もつめたくしないでね  グッド・ナイト 好きなあなた グッド・ナイト 今日はこれで 明日の朝はきっと 迎えに来て下さい グッド・ナイト 好きなあなた グッド・ナイト キスをどうぞ 私の愛をこめて やさしく送りました  「おやすみなさい 私の夢を見てね」 明日の朝はきっと 迎えに来て下さい
この広い空の下岩崎宏美岩崎宏美阿久悠馬飼野康二ひとり窓辺で 空を見つめて 今あなたを 想う私 きっとあなたも 同じ時間に この夜空を 見つめている この広い空の下 結ばれた二人なら たとえ今 はなれても 心の糸 つながれている あなたおやすみ いって下さい この私が いった後で  白い花びら 露にぬらして 名も知らない 花が咲いて やがて夜ふけに なってしまうわ もう手紙も 書き終わるわ この広い空の下 ひとときも忘れない この気持ち 愛なのね ただぼんやり 見上げる夜空 あなたおやすみ いって下さい この私が いった後で
五番街のマリーへ岩崎宏美岩崎宏美阿久悠都倉俊一平野義久五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街は古い街で 昔からの人が きっと住んでいると思う たずねてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが気がかり 五番街でうわさをきいて もしも嫁に行って 今がとてもしあわせなら 寄らずにほしい  五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街で住んだ頃は 長い髪をしてた 可愛いマリー 今はどうか しらせてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが気がかり 五番街は近いけれど とても遠いところ 悪いけれどそんな思い 察してほしい
ささやき岩崎宏美岩崎宏美阿久悠穂口雄右穂口雄右泣いています しくしくと なぜかしら せつなくて こみあげて来るのです 今の私 ひとりでは さみしくて いられない 今すぐに来て下さい 写真見ています 名前書いてます あなたを想いながら 窓辺には 夜の雨 白い鉢植え ふるえてぬれてます 泣いています しくしくと ただひとり  (台詞) 今日いえなかったことを 今いってもいいですか 毎日毎日 思いながら あなたと顔を合わせると どうしても いい出せなかったことなんです いいます きいて下さい 愛してます 好きなんです とっても  可哀想と 思うなら 何もかも ふり捨てて この部屋へ来て下さい 時計見ています 日記書いてます 心をいためながら 色あせた 風鈴が 風に吹かれてかすかに鳴ってます 泣いています しくしくとただひとり 泣いています しくしくとただひとり
ザ・マン岩崎宏美岩崎宏美阿久悠穂口雄右急に私の心に 穴がぽっかりあいたわ 彼は私の何なの 愛を感じたこともなかった  それじゃここらであばよといおうか 一度くらいはキスでもしようか 冗談(じょうだん)さ べそをかくな そんなことはしないさ 手を出せよ 握手(あくしゅ)ぐらい いいじゃないか ほら よこせよ はにかみながら そういった 白い歯波(はな)みがこぼれる 黒い瞳がほほえむ 男くささをのこして 彼は遠くへ行ってしまった  俺はお前をずっと愛していたけど 脈は少しはあったのだろうか 笑うなよ 本気だぜ ずっと惚れていたのさ きらいなら いってくれ 遠慮(えんりょ)なんかいらないから 真面目(まじめ)な顔でそういった 春の日ざしがあふれる 強い風が流れてる 私ぼんやりたたずみ 彼の姿をじっと見送る 好きよ あなた……
思秋期GOLD LYLIC岩崎宏美GOLD LYLIC岩崎宏美阿久悠三木たかし足音もなく行き過ぎた 季節を ひとり見送って はらはら涙あふれる 私十八  無口だけれどあたたかい 心を持ったあのひとの 別れの言葉抱きしめ やがて十九に  心ゆれる秋になって 涙もろい私 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく  ふとしたことではじめての くちづけをしたあのひとは ごめんといったそれっきり  声もかけない  卒業式の前の日に 心を告げに来たひとは 私の悩む顔見て 肩をすぼめた  誰も彼も通り過ぎて 二度とここへ来ない 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく  ひとりで紅茶のみながら 絵葉書なんか書いている お元気ですかみなさん いつか逢いましょう  無邪気(むじゃき)な春の語らいや はなやぐ夏のいたずらや 笑いころげたあれこれ 思う秋の日
白いサンゴ礁岩崎宏美岩崎宏美阿久悠村井邦彦青い海原 群れとぶカモメ 心ひかれた 白いサンゴ礁  いつか愛する 人ができたら きっと二人で 訪れるだろう  南の果ての 海の彼方に ひそかに眠る 白いサンゴ礁  まことの愛を 見つけたときに きっと二人で 訪れるだろう  南の果ての 海の彼方に ひそかに眠る 白いサンゴ礁  まことの愛を 見つけたときに きっと二人で 訪れるだろう
シンデレラ・ハネムーンGOLD LYLIC岩崎宏美GOLD LYLIC岩崎宏美阿久悠筒美京平いつでも二人は シンデレラ・ハネムーン 時計に追われる シンデレラ・ハネムーン 好(この)みの煙草(タバコ)あと一本になり あなたはやるせない目をして見てる 肩でもいいわ しっかり抱いてよ ルージュもいつか乾(かわ)いた色になり 言葉は一つおやすみ残すだけ  日ぐれにはじまる シンデレラ・ハネムーン 夜ふけに別れる シンデレラ・ハネムーン このまま朝が訪れそうだけど 重(かさ)ねたくちびるがつめたくなって せつなさなんか 教えてくれるの シャッターおろすばかりの店先で 花など買ってふざけたふりをする  いつまでつづくの シンデレラ・ハネムーン あなたと私は シンデレラ・ハネムーン シャンプーした髪を夜風にさらし あなたの口ぐせを思い出してる しあわせだから いいじゃないかなの 私はひとり爪など切りながら なぜだか重いためいきついている  ルルル…… 私はひとり爪など切りながら なぜだか重いためいきついている
時代おくれ岩崎宏美岩崎宏美阿久悠森田公一一日二杯の酒を飲み さかなは特にこだわらず マイクが来たなら 微笑んで 十八番(おはこ)を一つ歌うだけ  妻には涙を見せないで 子供に愚痴をきかせずに 男の嘆きは ほろ酔いで 酒場の隅に 置いて行く  目立たぬように はしゃがぬように 似合わぬことは無理をせず 人の心を見つめつづける 時代おくれの男になりたい  不器用だけれど しらけずに 純粋だけど 野暮じゃなく 上手なお酒を 飲みながら 一年一度 酔っぱらう  昔の友には やさしくて 変わらぬ友と 信じ込み あれこれ仕事も あるくせに 自分のことは 後にする  ねたまぬように あせらぬように 飾った世界に流されず 好きな誰かを思いつづける 時代おくれの男になりたい  目立たぬように はしゃがぬように 似合わぬことは無理をせず 人の心を見つめつづける 時代おくれの男になりたい
ジョニイへの伝言岩崎宏美岩崎宏美阿久悠都倉俊一ジョニイが来たなら伝えてよ 二時間待ってたと 割りと元気よく出て行ったよと お酒のついでに話してよ 友だちなら そこのところ うまく伝えて  ジョニイが来たなら伝えてよ わたしは大丈夫 もとの踊り子で また稼げるわ 根っから陽気に出来てるの 友だちなら そこのところ うまく伝えて  今度のバスで行く 西でも東でも 気がつけば さびしげな町ね この町は  友だちなら そこのところ うまく伝えて  今度のバスで行く 西でも東でも 気がつけば さびしげな町ね この町は  ジョニイが来たなら伝えてよ 二時間待ってたと サイは投げられた もう出かけるわ わたしはわたしの道を行く 友だちなら そこのところ うまく伝えて うまく伝えて
センチメンタル岩崎宏美岩崎宏美阿久悠筒美京平夢のようね今の私 しあわせ あの日 めぐり逢えたあなた 恋のめばえ ときめく胸を あなたに伝えたいの 好きよ 好きよ 好きよ ブルーの服を バラ色に 私は変えてみたの そんな気分よ 十七才  もしもあの日 逢えなければ 私は 恋の夢も 知らぬままに 生きていたわ 予期せぬことが 二人を結びつけた 好きよ 好きよ 好きよ かかとの高い しゃれた靴 私ははいてみたの そんな気分よ 十七才  明日はきっと あなたが逢いに来るわ 好きよ 好きよ 好きよ 素敵な髪を カールして 私は見とれている そんな気分よ 十七才  ラ…… ラ……
空を駈ける恋岩崎宏美岩崎宏美阿久悠馬飼野康二馬飼野康二あかねいろした大空 白い翼を光らせ とんでみたいわ あなたと二人 今の私の心は 空を駈けてるみたいね 恋に夢中に なってるからね はなれないでよ 近くをとんで ねえ あなた 山のかなたに 何があるのか そっと教えてよ いつかどこかであなたと 翼ひろげて眠るわ そして二人 愛を誓うのね  きっとあなたは私を いつも守ってくれるわ それを信じて とんでる私 恋をおぼえたしあわせ 愛を捧げるうれしさ 知らせたいのよ 知らないひとに はなれないでよ 近くをとんで ねえ あなた 山のかなたに 何があるのか そっと教えてよ 雲のきれまに輝く 空はいつでもバラ色 それをめざして 二人とんで行く
月のしずくで岩崎宏美岩崎宏美阿久悠筒美京平筒美京平私があの時泣いたのは 悲しみじゃ ありません 多分あれはあの夜の 白い月のしずくよ 大好きなあなたから くちづけをされたのに 何故に悲しみなど あるでしょう  私があなたを好きなのは 少しでは ありません からだ中が涙で 出来たような毎日  逢いたくて逢えなくて ただひとりうずくまり 何故にしあわせなど あるでしょう  逢いたくて逢えなくて ただひとりうずくまり 何故にしあわせなど あるでしょう  私があの時泣いたのは 悲しみなんかじゃありません  私があの時泣いたのは 悲しみなんかじゃありません
月見草岩崎宏美岩崎宏美阿久悠筒美京平月見草の丘で ふたりだけの式をあげ そっとかわす くちづけ こんなにしあわせ ふたりどんな時もふたり たすけ合って生きて行くと 肩抱きしめながら今 誓い合うふたり 月見草の指輪 ひとりひとりに指にして これで はなれないわと かわすほほえみ  愛の言葉どんな時も 忘れないと信じ合って 指からませながら今 旅立つのふたり 月見草の指輪 ひとりひとりに指にして これで はなれないわと かわすほほえみ
二重唱岩崎宏美岩崎宏美阿久悠筒美京平萩田光雄あなたがいて 私がいて ほかに何もない ただ秘密の匂い たちこめるだけ あなたが好き ほんとに好き 二人それだけを ただ小鳥のように くり返すだけ  くちづけするのなら 素早く盗んで 返事などさせないで 泣いてしまう 誰かに少し ねたまれそうな あなたと私の 恋の時  あなたの手が 私の手を 強くにぎりしめ もうはなさないよと ささやいている あなたのため 心をみな 見せてあげたいと 今せつないほどに 私は思う  ふるえているけれど おびえていないわ しあわせがかけめぐり とまらないの 何かをいうと 涙になるの あなたと私の 恋の時  あなたがいて 私がいて ほかに何もない ただ秘密の匂い たちこめるだけ あなたが好き ほんとに好き 二人それだけを ただ小鳥のように くり返すだけ
時の過ぎゆくままに with 国府弘子岩崎宏美岩崎宏美阿久悠大野克夫あなたはすっかり つかれてしまい 生きてることさえ いやだと泣いた こわれたピアノで 想い出の歌 片手でひいては ためいきついた  時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら 堕ちてゆくのも しあわせだよと 二人つめたい からだ合わせる  からだの傷なら なおせるけれど 心のいたでは いやせはしない 小指に食い込む 指輪を見つめ あなたは昔を 思って泣いた  時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら もしも二人が 愛せるならば 窓の景色も かわってゆくだろう  時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら もしも二人が 愛せるならば 窓の景色も かわってゆくだろう
ドリーム岩崎宏美岩崎宏美阿久悠筒美京平あなたにとどけ あなたにとどけ 私のこころ あなたにとどけ 窓をあけて風にたくす  はちきれそうな 私の想い あなたひとり愛します  このぼくが決めたひと ただ一人だけ 君だよと いわれたら どんなにか どんなにか ああ いいでしょう  ごめんなさいね ごめんなさいね 夢中になって ごめんなさいね そんな私叱りながら  せつない涙 流してしまう あなたひとり愛します  このぼくのまごころを 信じないから 馬鹿だよと いわれたら どんなにか どんなにか ああ いいでしょう  ああ 夢かしら ああ 夢かしら  愛と一つ 書いただけの 手紙を折って 窓から飛ばし あなたひとり愛します  このぼくにいつの日か 君のすべてを あずけてと いわれたら どんなにか どんなにか ああ いいでしょう
夏のたまり場岩崎宏美岩崎宏美阿久悠川口真川口真夏の終りの雨 ひとり窓辺で見てます もう秋の色ひそやかに 街をつつんでいます  祭りさわぎの夏 これで終りになるでしょう この肌の色あせる頃 恋も消えて行くでしょう  もう誰も来ない ちりぢりになって ひとりひとり元の巣へ とんで行ってしまったわ  お茶のおかわりして 雨のささやき ききます まだ私だけ帰れずに 夏のたまり場にひとり  いつも裸のまま 語り合ってたテラスを 今少しだけ寒そうな 雨がたたいています もう誰も来ない ちりぢりになって ひとりひとり元の巣へ とんで行ってしまったわ  秋の足音きき 涙ぐみたくなります ただぼんやりとうずくまり 夏のたまり場にひとり
涙のペア・ルック岩崎宏美岩崎宏美阿久悠筒美京平筒美京平街角には似合いの ペア・ルックの恋人 午後のひざしを背に受け 歩いているわ 私は今はひとり あなたは来てくれない おそろいでつくった このシャツ 悲しいだけよ  腕を組んで歩いた あの坂道下れば 赤い風船ふわりと 浮かんでいるわ 私は今はひとり あなたは来てくれない おそろいでつくった このシャツ 悲しいだけよ 季節の変る色を はじめて気がついた 私の胸がさみしさに ゆれてるからなの 私は泣いているの あなたに忘れられて 約束のこの場所 ふらふら歩いているの  ソフトクリーム 手にして歩いているの 私は今はひとり あなたは来てくれない おそろいでつくった このシャツ 悲しいだけよ  街にはたそがれが 静かにしのびより 小さな恋がはじけて 消えてくみたいよ 私は今はひとり あなたは来てくれない 私は今はひとり あなたは来てくれない……
南南西の風の中で岩崎宏美岩崎宏美阿久悠筒美京平筒美京平秋の気配(けはい)もなく 渚はきらめいて この胸に満ちあふれた しあわせ示すよう あなたはまだベットで 怠(なま)けてるでしょう つめたいジュース とどけさせる 早く起きて来てね それまでは私は肌を灼(や)き 渚の砂に埋(うず)もれている うとうとと  これは夢かしらと 思ってみたりして 南の空の色に 吸いこまれそう オイルをぬった肌をなぜて 海の風が渡る あなたはやっぱり怠けてて まぶしい朝も知らずにいるの 夢の中  秋の気配もなく 渚はきらめいて 南南西の風に私吹かれて しあわせ……
二時に泣かせて岩崎宏美岩崎宏美阿久悠筒美京平二時に泣かせて 三時はもうティー・タイム 二時に泣かせて 三時はまた笑いたい Let me cry Let me cry Again  縄とびをする人の 横で子供が遊ぶ マラソンの人の列 行き過ぎ 窓から公園が はっきり見えます 煙草が目にしみる 昼さがり  ああ この世に悲しみは まるでないと 思えるほど ああ のどかな陽だまりで なぜになぜに 泣くのでしょう  二時に泣かせて 三時はもうティー・タイム 二時に泣かせて 三時はまた笑いたい Let me cry Let me cry Again  広過ぎるベッドには 仕立ておろしのドレス 着るあてもないくせに ひろげて レースのカーテンに 陽ざしが揺れます 心が陽炎にまぎれます  ああ 不幸な結末は 縁がないと 信じていた ああ まつりが過ぎたあと なぜになぜに 泣くのでしょう  二時に泣かせて 三時はもうティー・タイム 二時に泣かせて 三時はまた笑いたい Let me cry Let me cry Again
熱帯魚岩崎宏美岩崎宏美阿久悠川口真ああ 今夜はもう帰りません私 叱られてもいい なじられてもいい ああ あなたが好き それだけの私 どうぞそばにおいて  カクテルに夜が溶けていくようなブル- 指先でつまむ さくらんぼ一つ赤い ほろ酔いのピアニスト ウインクを投げて 愛の歌ひいてくれた  ゆらゆらとゆれるからだ はなやいで遊ぶこころ 水槽の中を泳ぐ 熱帯魚みたいよ  ああ 今夜はもう帰りません私 叱られてもいい なじられてもいい ああ あなたが好き それだけの私 どうぞそばにおいて  唇がふれた 耳たぶが赤く染まる ためいきに色がついているような夜に キャンドルの灯の影で 愛してるなんて ささやかれ泣いた私  くらくらとめまいがする きりきりと胸がいたむ 蒼ざめた光あびた 熱帯魚みたいよ  ああ 今夜はもう帰りません私 叱られてもいい なじられてもいい ああ あなたが好き それだけの私 どうぞそばにおいて  ああ 今夜はもう帰りません私 叱られてもいい なじられてもいい ああ あなたが好き それだけの私 どうぞそばにおいて
二十才前岩崎宏美岩崎宏美阿久悠穂口雄右穂口雄右ごきげん如何(いかが)とあのひとに書いたわ 迷惑(めいわく)でなければ 一度だけ逢って下さいと  胸の奥に残る 重い忘れもの それが恋かどうか 見つめたいのです  目の前の人を愛せない なぜだか悔いが残りそう あなたがいる あなたがいる いつもいつも心に  このまま二十才(はたち)の階段をのぼれば もう二度とうしろへ 戻れない そんな気がします  あれは子供じみた 軽い出来事と もしもいわれるなら それもいいのです  少しだけ泣いて忘れたら それから先は歩けます あなたがいる あなたがいる いつもいつも心に  十六 十七 十八と愛した あのひとの心を 確めてみたい二十才前(はたちまえ)
はだしの散歩岩崎宏美岩崎宏美阿久悠穂口雄右穂口雄右さわやかな朝は あのひとのもとへ急ぐ 緑の中を 裸足で あのひとが めざめたら 窓辺でお茶を飲みましょう ゆり起して あげたい もう朝よと いって 手に下げた サンダルが ゆらゆらと ゆれている 私の髪も なびいている 私たち恋人よ 眠りからさめたなら すぐに逢いたいの すぐに  眠ってる頬に くちびるをそっとふれる 私のそれが 挨拶 あのひとを 待たせたら くちづけなんか出来ない どんな夢を 見たのと たずねるだけ なのよ 水玉の スカートが 風の中 駆けて行く あなたに私 もう夢中よ 私たち恋人よ 眠りからさめたなら すぐに逢いたいの すぐに
パピヨン岩崎宏美岩崎宏美阿久悠筒美京平筒美京平Love you Love you あなたを 愛しています Love you Love you いつでも あなたの背中に とまってる 蝶々が私の 心なの ただ愛されたくて 寄りそって だけど何も いえないの 蝶々の涙は小さいから あなたは一度も気づいてくれない 見つめてよ 見つめてよ 風に吹かれ ふるえてる Love you Love you あなたを 愛しています Love you Love you いつでも  あなたの背中の 大きさが 世界の広さに 思えるの それほどまで好きな ひとなのに いつも胸が 痛むだけ 蝶々の吐息ははかないから あなたは一度も気づいてくれない 感じてよ 感じてよ 空を仰ぎ 祈ってる  もしこのまま何も 起こらずに 過ぎて行けば どうしよう 蝶々のそぶりはひそかだから あなたは一度も気づいてくれない 愛してよ 愛してよ 花のかげで 待っている  Love you Love you あなたを 愛しています Love you Love you いつでも 愛しています Love you Love you あなたを 愛しています Love you Love you いつでも 愛しています
ひとりぼっちの部屋岩崎宏美岩崎宏美阿久悠穂口雄右穂口雄右誰も いない部屋は 光もとどかぬ 海の底のようね 鍵を かけてひとり 膝を抱いて 悲しんでいる アモーレだけを ささやいていた 好きなあなたの 心変りうらんでいる 窓の 色が変る 赤から青へと たそがれが来たのね 涙が流れて つめたいくちびる 私はかんでいる  アモーレだけが 生きがいだった こんな私を のこしたまま行ってしまい 誰も いない部屋で 人形みたいに 動けない私 鍵を かけてひとり 膝を抱いて 悲しんでいる アモーレだけを ささやいていた 好きなあなたの 心変りうらんでいる アモーレだけが 生きがいだった こんな私を のこしたまま行ってしまい アモーレだけを ささやいていた 好きなあなたの 心変りうらんでいる……
ひまわり娘 with 国府弘子岩崎宏美岩崎宏美阿久悠Shuki Levy誰のために咲いたの それはあなたのためよ 白い夏のひざしをあびて こんなに開いたの 恋の夢を求めて まわるひまわりの花 そしていつも見つめてくれる あなた太陽みたい 涙なんか知らない いつでもほほえみを そんな君が好きだと あなたはささやく  もしもいつかあなたが 顔を見せなくなれば きっと枯れてしまうのでしょう そんなひまわりの花  涙なんか知らない いつでもほほえみを そんな君が好きだと あなたはささやく 誰のために咲いたの それはあなたのためよ あなただけの花になりたい それが私の願い あなただけの花になりたい それが私の願い
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
悲恋白書岩崎宏美岩崎宏美阿久悠大野克夫昨日が消えて 明日が消えて 今日につめたく されているのです  ぼろぼろの心が いたみます なぐさめる言葉が ありません  そうです 私はふられたのです あのひとに捨てられて しまったのです こんなにも こんなにも 悲しむなんて あのひとは思っても いないのでしょう  昨日が消えて 明日が消えて 今日につめたく されているのです  こなごなのしあわせ 見つめます つないでもやっぱり こわれます  そうです すべてが終ったのです あのひとは他の娘を 選んだのです どうすれば どうすれば 涙を出さず この恋のなきがらを 捨てられるでしょう  昨日が消えて 明日が消えて 今日につめたく されているのです  昨日が消えて 明日が消えて 今日につめたく されているのです
ピアノ弾きが泣かせた岩崎宏美岩崎宏美阿久悠大野克夫ふらりと入った小さなバーの ピアノ弾きが私を泣かせた ブルーのお酒で 唇ぬらし 夢のようなあの日を思った お願いだから その歌は弾かないで 私の心はまだ笑えない 大人の恋はほろにがいものね お酒よりも 煙草よりも  チェリーをしゃぶって涙を流し ピアノ弾きの指先見つめる 私の心を知ってるように 暗い隅で奏でるメロディー お願いだから その歌は弾かないで 陽気なリズムが 不思議につらい 私は二十才 ほろにがいものね お酒よりも 煙草よりも  ピアノ弾きが泣かせた ピアノ弾きが泣かせた
ファンタジー岩崎宏美岩崎宏美阿久悠筒美京平ギターの弦(いと) 人さし指はじいてひいて あなたのこと考えてる 私はひとり あれは二月前の 日ぐれ時だった 地下鉄の出口で ふと心に感じた あなたのまなざしを 立ちどまり私も ただあなたを見つめてた  イニシャル入り デニムのシャツ 鏡にうつし あなたのこと考えてる 私はひとり あれは一月前の 雨の午後だった 公園の木陰(こかげ)で ふとふれ会う指先 重ねたくちびるを 泣きじゃくりながらも 愛してるといっていた  あれは半日前 今朝(けさ)のことだった この部屋の窓辺で あのひとからいわれた 悲しいさよならを 手をふって私もただ 好きよと告げていた  この部屋の窓辺で あのひとからいわれた 悲しいさよならを 手をふって私もただ 好きよと告げていた
街の灯り岩崎宏美岩崎宏美阿久悠浜圭介そばに誰かいないと 沈みそうなこの胸 まるで潮がひいたあとの 暗い海のように ふれる肩のぬくもり 感じながら話を もっともっと出来るならば 今はそれでいいさ 息でくもる窓に書いた 君の名前指でたどり あとの言葉迷いながら そっといった 街の灯りちらちら あれは何をささやく 愛が一つめばえそうな 胸がはずむ時よ  好きな唄を耳のそばで 君のために低く歌い あまい涙さそいながら そして待った 街の灯りちらちら あれは何をささやく 愛が一つめばえそうな 胸がはずむ時よ
未完の肖像岩崎宏美岩崎宏美阿久悠筒美京平誰でも一つだけは 物語が書けますね 自分を見つめてれば 愛も恋も描ける my story  人に会い また別れ 微笑みと 泣き顔を くり返し つづけたら 知らぬ間に 時は過ぎ  見慣れた筈の 景色も変り 最初の出会いの 誰もがいなくなった 嫌いになった わけでもなくて 時代と云う名の いたずらでしょう  今であるなら もっと心に 残す努力を している筈のものを あっさり 捨てたこともあった  だけどそれも 今思うだけで 生きることは ただ激しいだけ 時は流れ 日は移り変り 今日から また始まる  未完のままで 書きつづけたら どんな素敵な 人生でしょう 揺れて揺られて さまよいながら 人を愛する心を なくさずに 私は 夢を抱いていたい  急ぎ足で 行く人もいるが 歩くことは まだ自然がいい 思いこめて 目をそらさないで 今日から また始まる  いつの日か あなた いい女だねと 云ってね 私は 夢を抱いていたい  急ぎ足で 行く人もいるが 歩くことは まだ自然がいい 思いこめて 目をそらさないで 今日から また始まる
みずいろの手紙岩崎宏美岩崎宏美阿久悠三木たかし“お元気ですか そして 今でも 愛しているといって下さいますか”  みずいろは涙いろ そんな便箋に 泣きそうな心を たくします あれこれと楽しげなことを書きならべ さびしさをまぎらす私です 逢えなくなって二月(ふたつき)過ぎて なおさらつのる恋心 手紙読んだら少しでいいから 私のもとへ来てください  みずいろは涙いろ それを知りながら あなたへの手紙を 書いてます 誰からも恋をしているとからかわれ それだけがうれしい私です 愛しているといわれたときが だんだん遠くなるみたい 手紙読んだら少しでいいから 私のもとへ来てください 私のもとへ来てください
未来岩崎宏美岩崎宏美阿久悠筒美京平あゝ私の未来はあなたと同じ あゝあなたの未来は私と同じ あなたの甘いくちづけが 私の 未来を決めるのよ 愛されて しまったの  小さいけれど しあわせを あげると あなたは抱きしめる うなづいて しまったの まぶしさにおぼれて 悲しみも 見えない 二人だけ 白い部屋 あゝ私の未来はあなたと同じ あゝあなたの未来は私と同じ  小指が話す約束が 私を 夢中にさせるのよ 酔わされて しまったの 何もかも あずけて その腕に ぶらさがり 二人だけ 青い径(みち) あゝ私の未来はあなたと同じ あゝあなたの未来は 私と同じ  あゝ私の未来はあなたと同じ あゝあなたの未来は 私と同じ
もしもピアノが弾けたなら岩崎宏美岩崎宏美阿久悠坂田晃一大江千里もしもピアノが弾けたなら 思いのすべてを歌にして きみに伝えることだろう 雨が降る日は雨のよに 風吹く夜には風のよに 晴れた朝には晴れやかに だけど ぼくにはピアノがない きみに聴かせる腕もない 心はいつでも半開き 伝える言葉が残される アア アー アア ……… 残される  もしもピアノが弾けたなら 小さな灯を一つつけ きみに聴かせることだろう 人を愛したよろこびや 心が通わぬ悲しみや おさえきれない情熱や だけどぼくにはピアノがない きみと夢みることもない 心はいつでも空まわり 聴かせる夢さえ遠ざかる アア アー アア ……… 遠ざかる  アア アー アア ……… 遠ざかる  もしもピアノが弾けたなら
40周年記念スペシャル・メドレー(Radio Edit)岩崎宏美岩崎宏美阿久悠筒美京平あなたがいて 私がいて ほかに何もない ただ秘密の匂い たちこめるだけ あなたが好き ほんとに好き 二人それだけを ただ小鳥のように くり返すだけ  くちづけするのなら 素早く盗んで 返事などさせないで 泣いてしまう 誰かに少し ねたまれそうな あなたと私の 恋の時  あなたお願いよ 席を立たないで 息がかかるほど そばにいてほしい あなたが 好きなんです ひとりでいるのが こわくなる このまま逢えなく なりそうで くちづけさえ 知らないけど  これが愛なのね もしもとべるなら とんでついて行く たとえ嵐でも たとえ遠くでも あなたが 好きなんです まるで今の私 迷い子のようね  あなたお願いよ 席を立たないで 息がかかるほど そばにいてほしい あなたお願いよ 席を立たないで 息がかかるほど そばにいてほしい  私は忘れない 私は忘れない 晴れた日の 想い出の樹の下を  この樹の下で 愛を誓えば 必ず二人は 結ばれる 緑の影が 顔にゆらめき あなたの言葉は しめりがち 信じましょう 信じて生きましょう それが 心の支えになるなら そしていつか 奇跡のように この丘で 逢いましょう  私は忘れない 私は忘れない 晴れた日の 想い出の樹の下を  いつでも二人は シンデレラ・ハネムーン 時計に追われる シンデレラ・ハネムーン 好みの煙草あと一本になり あなたはやるせない目をして見てる 肩でもいいわ しっかり抱いてよ ルージュもいつか乾いた色になり 言葉は一つおやすみ残すだけ  ルルル…… 私はひとり爪など切りながら なぜだか重いためいきついている
ラスト・シーン岩崎宏美岩崎宏美阿久悠三木たかし何年でも待つよといったら あなたは さびしく微笑みながら そんなことをしたら不幸になるわ 忘れた方がいいという ありがとう しあわせだったわ 一緒に歩けなくてごめんなさい あたたかい春の陽ざしの中で 熱があるように ぼくはふるえてた  もう恋などしないといったら あなたは 馬鹿ねとつぶやきながら そんなことをいって困らせないで 無邪気な方がいいという ありがとう しあわせだったわ 出来ればもっと早く逢いたかった にぎやかな街の通りの中で 夢をみたように ぼくは泣いていた  にぎやかな街の通りの中で 夢をみたように ぼくは泣いていた
ロマンスGOLD LYLIC岩崎宏美GOLD LYLIC岩崎宏美阿久悠筒美京平あなたお願いよ 席を立たないで 息がかかるほど そばにいてほしい あなたが 好きなんです  ひとりでいるのが こわくなる このまま逢えなく なりそうで くちづけさえ 知らないけど これが愛なのね  もしもとべるなら とんでついて行く たとえ嵐でも たとえ遠くでも あなたが 好きなんです まるで今の私 迷い子のようね あなたが 好きなんです  生まれて始めて 愛されて 私はきれいに なって行く 甘い甘い ロマンスなの しあわせな私  こんな私だから 抱きしめていてね あなたお願いよ 席を立たないで 息がかかるほど そばにいてほしい  あなたお願いよ 席を立たないで 息がかかるほど そばにいてほしい
私たち岩崎宏美岩崎宏美阿久悠筒美京平名も知らぬ 花が咲いています あなたを待つ日は なぜかうすぐもりね 下向けば 涙こぼれそうな そんな気持で ひとり立っています  両手をひろげて 足りないくらい あなたをいっぱい 愛しています 私たち多分 結ばれるでしょう きっときっと 結ばれるでしょう  ただようの コーヒーの香り あなたと逢う日は なぜか雨もようね テーブルの 下で指をからませ じっとあなたの 顔を見つめてます 明日の朝まで つづけていても いい足りないほど 愛してます 私たち多分 結ばれるでしょう きっときっと 結ばれるでしょう  両手をひろげて 足りないくらい あなたをいっぱい 愛しています 私たち多分 結ばれるでしょう きっときっと 結ばれるでしょう
わたしの1095日岩崎宏美岩崎宏美阿久悠筒美京平髪型はどうするの ウエーブをかけるのかい どうだろう似合うかな そのままの方がいいよ 三年が過ぎました 1095日です そのあとの さよならが もうそこに来ています 何かいい忘れていませんか もっと大切な話はありませんか  特別な想い出は 何一つ出来なかった ぼんやりと毎日を 過ごしてた気がして来た 三年が過ぎました 1095日です 私には毎日が 特別の日々でした 何かいい忘れていませんか もっと大切な話はありませんか  三年が過ぎました 1095日です 私には毎日が 特別の日々でした 何かいい忘れていませんか もっと大切な話はありませんか  三年が過ぎました 1095日です……… 三年が過ぎました
思秋期岩崎宏美 & 国府弘子岩崎宏美 & 国府弘子阿久悠三木たかし国府弘子足音もなく行き過ぎた 季節をひとり見送って はらはら涙あふれる 私十八  無口だけれどあたたかい 心を持ったあのひとの 別れの言葉抱きしめ やがて十九に  心ゆれる秋になって 涙もろい私 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく  ふとしたことではじめての くちづけをしたあのひとは ごめんといったそれっきり 声もかけない  卒業式の前の日に 心を告げに来たひとは 私の悩む顔見て 肩をすぼめた  誰も彼も通り過ぎて 二度とここへ来ない 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく  ひとりで紅茶のみながら 絵葉書なんか書いている お元気ですかみなさん いつか逢いましょう  無邪気な春の語らいや はなやぐ夏のいたずらや 笑いころげたあれこれ 思う秋の日
北の螢岩佐美咲岩佐美咲阿久悠三木たかし伊戸のりお山が泣く 風が泣く 少し遅れて 雪が泣く 女 いつ泣く 灯影(ほかげ)が揺れて 白い躰(からだ)がとける頃  もしも 私が死んだなら 胸の乳房をつき破り 赤い螢が翔(と)ぶでしょう  ホーホー 螢 翔んで行け 恋しい男の胸へ行け ホーホー 螢 翔んで行け 怨(うら)みを忘れて 燃えて行け  雪が舞う 鳥が舞う 一つはぐれて 夢が舞う 女 いつ舞う 思いをとげて 赤いいのちがつきる時  たとえ 遠くにはなれても 肌の匂いを追いながら 恋の螢が翔ぶでしょう  ホーホー 螢 翔んで行け 恋しい男の胸へ行け ホーホー 螢 翔んで行け 怨(うら)みを忘れて 燃えて行け  ホーホー 螢 翔んで行け 恋しい男の胸へ行け ホーホー 螢 翔んで行け 怨(うら)みを忘れて 燃えて行け
北の宿から岩佐美咲岩佐美咲阿久悠小林亜星あなた変りはないですか 日毎寒さがつのります 着てはもらえぬセーターを 寒さこらえて編んでます 女ごころの未練でしょう あなた恋しい 北の宿  吹雪まじりに汽車の音 すすり泣くよにきこえます お酒ならべてただひとり 涙唄など歌います 女ごころの未練でしょう あなた恋しい 北の宿  あなた死んでもいいですか 胸がしんしん泣いてます 窓にうつして寝化粧を しても心は晴れません 女ごころの未練でしょう あなた恋しい 北の宿
津軽海峡・冬景色岩佐美咲岩佐美咲阿久悠三木たかし伊戸のりお上野発の夜行列車 おりた時から 青森駅は 雪の中 北へ帰る人の群れは 誰も無口で 海鳴りだけを きいている 私もひとり 連絡船に乗り こごえそうな鴎見つめ 泣いていました ああ 津軽海峡・冬景色  ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと 見知らぬ人が 指をさす 息でくもる窓のガラス ふいてみたけど はるかにかすみ 見えるだけ さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ 津軽海峡・冬景色  さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ 津軽海峡・冬景色
若狭の宿岩佐美咲岩佐美咲阿久悠猪俣公章風の音にも やせて行きます お酒並べて 泣いてます ただひとり あの人の通夜をする おもいで残る おもいで残る 若狭の宿よ  若狭蘇洞門(そとも)の 波が泣きます 季節はずれの あらしです まぼろしの あのひとと話して しみじみ想う しみじみ想う 若狭の宿よ  窓にうつして 髪を切ります 違う女に 変ります 何もかも あの人に捧げてた 恋をふりきる 恋をふりきる 若狭の宿よ
ウルトラマンタロウGOLD LYLIC岩田光央GOLD LYLIC岩田光央阿久悠川口真兼松衆タロウ ウルトラマン No.6 ウルトラの父がいる ウルトラの母がいる そしてタロウが ここにいる 空を見ろ 星を見ろ 宇宙を見ろ 彼方から 迫り来る 赤い火を 何かが地球に おきる時 腕のバッジが 輝いて タロウがとびたつ タロウがたたかう タロウ タロウ タロウ ウルトラマンタロウ  ウルトラの父が来た ウルトラの母が来た そしてタロウが やって来た あれは何 あれは敵 あれは何だ 謎を秘め 襲い来る 侵略者 力がほしいと 願う時 腕のバッジが 輝いて タロウがとびたつ タロウがたたかう タロウ タロウ タロウ ウルトラマンタロウ
マッハバロン岩田光央岩田光央阿久悠井上忠夫兼松衆悪の天才が 時に野心を抱き 世界征服を 夢みた時に 君はどうする 君はどうするか 君は じゅうりんされて だまっているか 今だ 出撃 マッハバロン スーパーロボット マッハバロン マッハコレダーぶっ放せ 来たぞ ララーシュタインのロボット軍団 頼む 頼む 頼む 頼む マッハバロン  悪のサイボーグ 悪のロボットの群れ それを操って 挑んで来たら 君はどうする 君はどうするか 君は 悪魔の前にひざまずくのか 今だ 出撃 マッハバロン スーパーロボット マッハバロン マッハトリガー きまったぞ 来たぞ ララーシュタインのロボット軍団 頼む 頼む 頼む 頼む マッハバロン
五番街のマリーへINSPiINSPi阿久悠都倉俊一Kenichi Mitsuda五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街は 古い町で 昔からの人が きっと住んでいると思う たずねてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが 気がかり 五番街で うわさをきいて もしも嫁に行って 今がとてもしあわせなら 寄らずにほしい  五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街で 住んだ頃は 長い髪をしてた 可愛いマリー今はどうか しらせてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが 気がかり 五番街は 近いけれど とても遠いところ 悪いけれどそんな思い 察してほしい
こんな女に俺がした植木等植木等阿久悠鈴木邦彦森岡賢一郎たばこふかして 肌まで出して 酒の匂いも 身につけて これが女か これでも女 責めてみたとて しょうがない こんな女に 誰がした 誰がした 誰がした 誰がした 俺がした  抱けば柳の 小枝のように やせてしなった お前だが これが女か これでも女 柳いつしか 松の幹 こんな女に 誰がした 誰がした 誰がした 誰がした 俺がした  男ぎらいで 知られたお前 今じゃうわさの たねばかり これが女か これでも女 少し薬が ききすぎた こんな女に 誰がした 誰がした 誰がした 誰がした 俺がした  だれて今頃 女房は昼寝 馬鹿なさだめの 身のつらさ これが女か これでも女 やさしい言葉の かげもない こんな女に 誰がした 誰がした 誰がした 誰がした 俺がした
お手やわらかに内田あかり内田あかり阿久悠川口真私の負けよ お手やわらかに 今夜は逃げないわ 悪魔のような あなたの腕に 抱かれるつもりなの 少々くやしい気もするけど あなたには とうとう落された 一年も二年もふったのに こうしてつかまった お手やわらかに お手やわらかに 泥棒よあなたは  ふるえているわ お手やわらかに 気持を察してよ 遊んだふりを していただけで ほんとは 初心(うぶ)なの 見せかけだけの可愛いあばずれが 今夜こそ 正体見られるの こけにして二年も来たけど こうしてつかまった お手やわらかに お手やわらかに 泥棒よあなたは  少々くやしい気もするけど あなたには とうとう落された 一年も二年もふったのに こうしてつかまった お手やわらかに お手やわらかに 泥棒よあなたは
花のように鳥のように内田あかり内田あかり阿久悠杉本眞人そこにあるから 追いかけて 行けばはかない 逃げ水の それがしあわせ あるよでなくて だけど夢見る 願かける 花のように 鳥のように 世の中に生れたら いちずに あるがままの生き方が しあわせに近い  指の間を さらさらと いつの間にやら こぼれ落ち 拾い集めた 欠片を見つめ 恋の終わりを 知らされる 花のように 鳥のように 晴れの日も 風の日も 人生 そんなふうに思えたら しあわせに近い  誰がわたしを 捨てるでしょう いつもこんなに 一筋に こころ捧げて なさけをかけて 愛をいっぱい あげたのに 花のように 鳥のように 限りある一生を 信じて 生きることが何よりも しあわせに近い  ラララ… ラララ… ラララララ…… あるがままの生き方が しあわせに近い
うわさ内山田洋とクール・ファイブ内山田洋とクール・ファイブ阿久悠浜圭介とげあるうわさに肩身せまくして 逢いたい気持さえ 胸の奥おさえこんで 私さえがまんが出来るなら 何もかもおさまることなのと それもあなたが愛してくれたら  三度の逢う瀬が一度だけになり 罪ある人のように 顔をかくししのび逢って 私にはそれでもしあわせと ひたむきにすがって来たけれど それもあなたがかばってくれたら  うわさはうわさを連れてひろがって 近くにいるけれど とても遠い今のあなた 私から出向いていいのなら 今すぐに出かけて行くけれど それもあなたが許してくれたら
恋唄内山田洋とクール・ファイブ内山田洋とクール・ファイブ阿久悠鈴木邦彦ほんのみじかい夢でも とてもしあわせだった 逢えてほんとによかった だけど帰るあなた  泣かないと誓ったけれど それは無理なことだと知った 折れるほど抱きしめたいと 心からそう思う はかないだけの恋唄  少しやつれた姿に 胸が痛んでならない ついて行きたいけれど ひとり帰るあなた  何ゆえに結ばれないか 出逢う時が遅すぎたのか 人前でくちづけたいと 心からそう思う せつないだけの恋唄  何ゆえに結ばれないか 出逢う時が遅すぎたのか 人前でくちづけたいと 心からそう思う せつないだけの恋唄
この愛に生きて内山田洋とクール・ファイブ内山田洋とクール・ファイブ阿久悠彩木雅夫あのひとを愛しては いけないと云われ 旅に出て忘れようと 悩んでもみたが 思いきれぬ 恋よ 雨の街で 人目しのんで 愛を告げた あとのしあわせ 許されぬ愛だから なおさらつのり 許されぬ愛だから ひとときに賭ける こみあげる涙  つかのまのしあわせが はかなくも過ぎて しのび寄る夜明けにも 悲しみがあふれ はなれられぬ 恋よ 肩を抱いて 心かよわせ つらい胸の中を 忘れる 別れても別れても この愛に生きて 別れても別れても あきらめはしない かさね合う心  帰るひとを送る 苦しさ だれに云えばいいと 云うのか うしろ指さされても しのび逢う恋を うしろ指さされても あのひとのために この身まで捨てる
東京白夜内山田洋とクール・ファイブ内山田洋とクール・ファイブ阿久悠三木たかしらせん階段 裸足でおりながら 恋と酒との 酔いざまし 耳のピアスを 忘れて来たけれど 取りに戻れば 帰れない 今日で終わりと しっかり云いきかせ 辛い恋など 切り捨てる だけど心は未練にひきずられ 足の運びも遅くなる もう私 つかれたわ あれこれ めんどうで  眠りたい 眠れない かくれる夜がない 東京白夜  くせのない髪 何度もかき上げて うしろ見たさを 我慢する きれいごとでは 済まないさよならを 私きれいに 云って来た 薄荷煙草を一口喫ったけど おとは指先 焦がすだけ 揺れるからだを 支える人の手が ここにあったら 抱かれそう でも私 ならないわ すっかり臆病で  眠りたい 眠れない かくれる夜がない 東京白夜  眠りたい 眠れない かくれる夜がない 東京白夜
夏の花よ内山田洋とクール・ファイブ内山田洋とクール・ファイブ阿久悠三木たかしお前を抱いたら 軽い 軽い こんなにも 泣いてくらす時が長過ぎて やせてしまったか 花園に 戻したら 咲くかもしれない 別れるなら この季節 もいちど咲ける 夏に  いつでも お前が 損な役を引き受けて 笑うことが苦手だったのと いってくれたけど 微笑めば しあわせが 来るかもしれない 別れるなら この季節 もいちど咲ける 夏に  背中を見たなら 細い 細い あんなにも 雨とまじる影がはかなくて 消えて行きそうだ この部屋に 忘れもの あるかもしれない 別れるなら この季節 もいちど咲ける 夏に
思秋期宇都宮隆宇都宮隆阿久悠三木たかしnishi-ken足音もなく 行き過ぎた 季節をひとり 見送って はらはら涙 あふれる 私十八  無口だけれど あたたかい 心を持った あのひとの 別れの言葉 抱きしめ やがて十九に  心ゆれる 秋になって 涙もろい 私 青春は こわれもの 愛しても 傷つき 青春は 忘れもの 過ぎてから 気がつく  ふとしたことで はじめての くちづけをした あのひとは ごめんといった それっきり 声も かけない  卒業式の 前の日に 心を告げに 来たひとは 私の悩む 顔見て 肩を すぼめた  誰も彼も 通り過ぎて 二度とここへ 来ない 青春は こわれもの 愛しても 傷つき 青春は 忘れもの 過ぎてから 気がつく  ひとりで紅茶 のみながら 絵葉書なんか 書いている お元気ですか みなさん いつか 逢いましょう  無邪気な春の 語らいや はなやぐ 夏の いたずらや 笑いころげた あれこれ 思う秋の日
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
どうにもとまらない宇都宮隆宇都宮隆阿久悠都倉俊一nishi-kenうわさを信じちゃいけないよ 私の心はうぶなのさ いつでも楽しい夢を見て 生きて いるのが好きなのさ  今夜は真赤なバラを抱き 器量のいい子と踊ろうか それともやさしい あのひとに 熱い 心をあげようか  ああ 蝶になる ああ 花になる 恋した夜は あなたしだいなの ああ 今夜だけ ああ 今夜だけ もう どうにもとまらない  港で誰かに声かけて 広場で誰かと一踊り 木かげで誰かとキスをして それも今夜はいいじゃない  はじけた花火にあおられて 恋する気分がもえてくる 真夏の一日カーニバル しゃれて 過ごしていいじゃない  ああ 蝶になる ああ 花になる 恋した夜は あなたしだいなの ああ 今夜だけ ああ 今夜だけ もう どうにもとまらない
狙いうち宇野美香子宇野美香子阿久悠都倉俊一西村幸輔ウララ ウララ ウラウラで ウララ ウララ ウラウラよ ウララ ウララ ウラウラの この世は私のためにある 見ててごらんこの私 今にのるわ玉のこし みがきかけたこのからだ そうなる値打ちがあるはずよ 弓をきりきり心臓めがけ 逃がさないパッと狙いうち 神がくれたこの美貌 無駄にしては罪になる 世界一の男だけ この手にふれてもかまわない  ウララ ウララ ウラウラで ウララ ウララ ウラウラよ ウララ ウララ ウラウラの この世は私のためにある 女ひとりとるために いくさしてもいいじゃない それで夢が買えるなら お安いものだと思うでしょ 弓をきりきり心臓めがけ 逃がさないパッと狙いうち 世界中のぜいたくを どれもこれも身にまとい 飾りたてた王宮で かしずく男を見ていたい
花舞梅沢富美男梅沢富美男阿久悠三木たかしあれは昔というほどの 遠いことでは ないけれど 女ひとりの 生きるみち 曲りくねって遠くなる 季節季節に花があり 咲いて乱れて 散り急ぎ 人の出会いの数々も 色とりどりの花の舞  なぜ なぜ なぜ 女 この世でおまえ なぜ 女  白くまぶしいやわ肌に 人の嘆きをからませて 時にためいきすすり泣き だけど怨みは しなかった 耐えてしのんだ つぼみにも 今日を限りの花びらも 生きるさだめの風が吹き 折れよとばかり 花の舞  なぜ なぜ なぜ 女 この世でおまえ なぜ 女 なぜ なぜ なぜ 女 この世でおまえ なぜ 女
北の宿からUAUA阿久悠小林亜星鈴木正人あなた変わりはないですか 日ごと寒さがつのります 着てはもらえぬセーターを 寒さこらえて編んでます 女ごころの未練でしょう あなた恋しい北の宿  吹雪まじりに汽車の音 すすり泣くよに聞こえます お酒ならべてただひとり 涙唄など歌います 女ごころの未練でしょう あなた恋しい北の宿  あなた死んでもいいですか 胸がしんしん泣いてます 窓にうつして寝化粧を しても心は晴れません 女ごころの未練でしょう あなた恋しい北の宿
モンスターUAUA阿久悠都倉俊一鈴木正人モンスター この私の可愛いひと モンスター 目をさますのよ モンスター さあお前の出番なのよ モンスター 満月だわ ワー オー ワオー ワオー ワオー  喉がかわいて困るなら トマトジュース買ってやる 牙がかゆくて困るなら 鉄のヤスリ買ってやる 夜明けまでは まだ間がある 羽のばして楽しみなさい 夜のお散歩  顔に縫い目があったって こわいひとと限らない 爪がキリキリとがっても 悪いひとと限らない この世の中 いただけない 人ばかりがうようよして 真暗闇じゃないかしら  夏の夜は色っぽくふけて行く 誰もが熱いキスをかわし たまらない そこどけそこどけ ほうら そこどけそこどけ ほうら ほうら ほうら ほらほら  モンスター さあ勇気を出してごらん モンスター 大いばりでね モンスター ふるえていちゃ駄目じゃないの モンスター 手をあげるのよ モンスターがきたぞ モンスター モンスター モンスター モンスター モンスター  私ついててあげるから 何もこわいものはない もしも何かが起ったら 悲鳴あげて逃げるのよ 気の弱さが 心配だわ やさし過ぎるその心が 傷つくことがあるかもね  夏の夜は色っぽくふけて行く 誰もが熱いキスをかわし たまらない そこどけそこどけ ほうら そこどけそこどけ ほうら ほうら ほうら ほらほら  モンスター もうお前はやさし過ぎて モンスター ぼろぼろなのね モンスター この私の可愛いひと モンスター おやすみなさい モンスターがきたぞ モンスターがきたぞ
So long 想 longH2OH2O阿久悠赤塩正樹色あせた写真が笑う 季節は二度と戻って来ない 想い出のレコードさえも 歪んでしまいもう歌えない  うつろな胸の隙間を 風が咲いて過ぎて行く こわれたあとで気がつく So long So long 愛の日よ  すり切れたデニムの膝を 両手でかかえもの想う時 あのひとの結婚通知 ナイフのようにとび込んで来た  溺れるものがあるなら 馬鹿になってしまいたい 遠くへ去って気がつく So long So long 愛の日よ  窓をあければ景色が変って 誰もいない  悲しいわけは誰にも わかる筈はないけれど 見えなくなって気がつく So long So long 愛の日よ  うつろな胸の隙間を 風が吹いて過ぎて行く こわれたあとで気がつく
おとなの童話 ~今だからいうけれど~XQSXQS阿久悠井上大輔たしかに あの日 このぼくは 夜明けの駅で 待っていた にがい煙草が一箱も 空(から)になるまで あきらめず  かけ落ちなどと 思いつめ 未来を夢と 信じこみ 切符二枚を握りしめ 人の流れに耐えていた  とうとう きみは来なかった おとなの童話はそれっきり 今だからいうけど ひどいひとだね きみは…  ミルクの匂いするような 唇そっと近づけて あなたひとりが頼りなの 連れて逃げてと泣いていた  かすれた声がいじらしく ふるえる肩が いとおしく 熱い想いにせかされて ぼくは夢中になっていた  とうとう きみは来なかった おとなの童話はそれっきり 今だからいうけど ひどいひとだね きみは…
愛の流星群ESCOLTAESCOLTA阿久悠五木田岳彦宇宙か百万枚もの手紙が舞い来る その夜ふけ 星降る奇跡を二人で見たなら  死ぬまでただ一人のみ想い 愛といのち胸に受けて生きる  死ぬほどのしあわせ求めてさすらい歩いて 人間は男は女はいつでも哀しい  愛とは なぜいつの日も試す ともに滅ぶ気持ちありやなきや  凍え死んでも悔いない想いで 時を待てば心たたく音楽 ひゅるひゅると流星が歌う  百万の星との誓いに心震わせ あなたは命永遠に輝くいのちよ あなたは運命いくたびと別れて出会って  いつか二人は眠りに落ちて 時の彼方までも旅した 愛の夜の天体のショーから 美しい未来が始まる まぼろしに思えた愛の流星群 あれは真実、、、
あの鐘を鳴らすのはあなたESCOLTAESCOLTA阿久悠森田公一町は今 眠りの中 あの鐘を 鳴らすのは あなた 人はみな 悩みの中 あの鐘を 鳴らすのは あなた  あなたに逢えてよかった あなたには 希望の匂いがする つまずいて 傷ついて 泣き叫んでも さわやかな 希望の匂いがする  町は今 眠りの中 あの鐘を 鳴らすのは あなた 人はみな 悩みの中 あの鐘を 鳴らすのは あなた  あなたに逢えてよかった 愛しあう心が 戻って来る やさしさや いたわりや ふれあう事を 信じたい心が 戻って来る  町は今 砂漠の中 あの鐘を 鳴らすのは あなた 人はみな 孤独の中 あの鐘を 鳴らすのは あなた  町は今 眠りの中 あの鐘を 鳴らすのは あなた 人はみな 悩みの中 あの鐘を 鳴らすのは あなた
いつかやがて~30年後の子どもたちへ贈る言葉~ESCOLTAESCOLTA阿久悠千住明いつかやがて いつかやがて やわらかな心は石よりも固く 優しい目差しが剣よりも鋭い時代が ほんの幾層かの雲の向こうに来ている  詩が銃よりも強く 絵が火薬よりも激しく 言葉が弾よりも人を射る時代が ほんのひとうねりの波の向こうに来ている  いつかやがて いつかやがて 美しいものを美しいと感じ まぶしいものをまぶしいと感じ やさしいものをやさしいと感じ 豊という意味を問う時 地球は青さをとり戻す  いつかやがて いつかやがて 大地もまた旅をする コバルトに染め上げられた海原を 人々を乗せて大地が旅をする ちりばめられた星の彼方に きらびやかに光る空とぶ島が現れて それもまた空を旅する
今も好きだから~時は流れてESCOLTAESCOLTA阿久悠千住明夢は砕けて 夢と知り 時は流れて 時と知り 愛は破れて 愛と知り 友と別れて 友と知る  桜が散った その後の 花びら踏んで 歩く道 五年が過ぎて 二人は 何もいえない  幸福ならば いいけれど 不幸であれば たすけたい あの時何も出来なくて 悔いているから  忘れ物を思い出して ここへやって来たが 告白は罪だろうか 迷惑だろうか 変わりなく 好きだよと それだけを伝えたいが  夢は砕けて 夢と知り 時は流れて 時と知り 愛は破れて 愛と知り 友と別れて 友と知る  大人になった 苦しみや 世間を知った 切なさや あれこれわかる この頃 だから 臆病  時間が過ぎて 黄昏が 別れを告げに やって来て 心の焦り 感じる そんな 瞬間  涙こぼすきみも同じ 心だよと 知って 告白は あとからは 届いてくれない 青春の完結は 情熱をそそぎなさい  青春の季節 訪れる その頃何か 起こりそう 五年の無駄を かき消し そして 始まる  昔を知った 人たちへ 二人の名前 書き並べ 遅れた春の しあわせ 書いて 送った  夢は砕けて 夢と知り 時は流れて 時と知り 愛は破れて 愛と知り 友と別れて 友と知る
恋のダイヤル6700s4s4阿久悠井上忠夫リンリンリリン リンリンリリンリン リンリンリリン リンリリリリン リンリンリリン リンリンリリンリン リンリンリリン リンリリリリン リンリンリリン リンリンリリンリン リンリンリリン リンリリリリン wow  明日は卒業式だから これが最後のチャンスだよ 指のふるえをおさえつつ 僕はダイヤルまわしたよ 君のテレフォン・ナンバー6700 wow ハロー  あなたが好き 死ぬほど好き この愛うけとめてほしいよ 男らしくいいたいけど ドキドキときめいて言えない  リンリンリリン リンリンリリンリン リンリンリリン リンリリリリン リンリンリリン リンリンリリンリン リンリンリリン リンリリリリン リンリンリリン リンリンリリンリン リンリンリリン リンリリリリン yeah  暗記するのは下手だけど これは一生忘れない 君と僕とをつないでる たった一つのものだから 君のテレフォン・ナンバー6700 wow ハロー  あなたが好き 死ぬほど好き この愛うけとめてほしいよ 男らしくいいたいけど ドキドキときめいて言えない  明日は卒業式だから これが最後のチャンスだよ 指のふるえをおさえつつ 僕はダイヤル まわしたよ 君のテレフォン・ナンバー6700 wow ハロー 君のテレフォン・ナンバー6700 wow ハロー
破れハートに風が吹く榎本健一榎本健一阿久悠三木たかしとろとろ 夕陽(ゆうひ)が こぼれて落ちる 空(むな)しい ひとりの カーニバル 踊るリズムは ドラムカン 破れハートに風が吹く 泣きたい 泣きたい 心のままに 悲しみ 忘れて 眠るまで  くらくら 夜空が かたむき落ちる いつまで ひとりで 踊るのか 足につめたい アスファルト 破れハートに風が吹く 見えない 見えない 心の灯(あか)り 夜明けが そこまで 来てるのに
また逢う日までエルフナイン(久野美咲)エルフナイン(久野美咲)阿久悠筒美京平また逢う日まで逢える時まで 別れのそのわけは話したくない なぜかさみしいだけ なぜかむなしいだけ たがいに傷つきすべてをなくすから  ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう  また逢う日まで逢える時まで あなたは何処にいて何をしてるの それは知りたくない それはききたくない たがいに気づかい昨日にもどるから  ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう  ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう
ウルトラマンタロウ Rock ver遠藤正明×米倉千尋遠藤正明×米倉千尋阿久悠川口真タロウ ウルトラマン No.6 ウルトラの父がいる ウルトラの母がいる そしてタロウが ここにいる 空を見ろ 星を見ろ 宇宙を見ろ 彼方から 迫り来る 赤い火を 何(なにか)が地球に おきる時 腕のバッジが 輝いて  タロウがとびたつ タロウがたたかう タロウ タロウ タロウ ウルトラマンタロウ  ウルトラの父が来た ウルトラの母が来た そしてタロウが やって来た あれは何 あれは敵 あれは何だ 謎を秘め 襲い来る 侵略者 力がほしいと 願う時 腕のバッジが 輝いて  タロウがとびたつ タロウがたたかう タロウ タロウ タロウ ウルトラマンタロウ  何(なにか)が地球に おきる時 腕のバッジが 輝いて  タロウがとびたつ タロウがたたかう タロウ タロウ タロウ ウルトラマンタロウ  タロウがとびたつ タロウがたたかう タロウ タロウ タロウ ウルトラマンタロウ
北の螢男石宜隆男石宜隆阿久悠三木たかし伊藤雪彦山が泣く 風が泣く 少し遅れて 雪が泣く 女 いつ泣く 灯影(ほかげ)が揺れて 白い躰(からだ)がとける頃  もしも 私が死んだなら 胸の乳房をつき破り 赤い螢が翔(と)ぶでしょう  ホーホー 螢 翔んで行(ゆ)け 恋しい男の 胸へ行け ホーホー 螢 翔んで行け 怨(うら)みを忘れて 燃えて行け  雪が舞う 鳥が舞う 一つはぐれて 夢が舞う 女 いつ舞う 思いをとげて 赤いいのちがつきる時  たとえ 遠くにはなれても 肌の匂いを追いながら 恋の螢が翔ぶでしょう  ホーホー 螢 翔んで行け 恋しい男の 胸へ行け ホーホー 螢 翔んで行け 怨みを忘れて 燃えて行け  ホーホー 螢 翔んで行け 恋しい男の 胸へ行け ホーホー 螢 翔んで行け 怨みを忘れて 燃えて行け
星降る夜の二人大石吾朗大石吾朗阿久悠都倉俊一このフランスパンを ふたりで食べたら もう恋人どうし どこかへ行こうよ 星降る夜の広場 そろいのシャツ着て おぼえたての歌を 歌ってみようよ ぼくとおいで 恋人だよ お気にいりの女の子 なにもこわいことは 起きたりしないよ この心もどうぞ さらってお行きよ  もしその気になれば お嫁になってよ あのチャペルへ行って すぐにも誓うよ 友達だけよんで コーラス歌って くちびるかさねたら 旅行に出ようよ ぼくとおいで 恋人だよ お気にいりの女の子 花が香る夜は 楽しいものだよ この心もどうぞ さらってお行きよ
舟唄大江裕大江裕阿久悠浜圭介丸山雅仁お酒はぬるめの 燗がいい 肴はあぶった イカでいい 女は無口な ひとがいい 灯りはぼんやり 灯りゃいい しみじみ飲めば しみじみと 想い出だけが 行き過ぎる 涙がポロリと こぼれたら 歌いだすのさ 舟唄を  沖の鴎に深酒させてヨ いとしのあの娘とヨ 朝寝する ダンチョネ  店には飾りが ないがいい 窓から港が 見えりゃいい はやりの歌など なくていい 時々霧笛が 鳴ればいい ほろほろ飲めば ほろほろと 心がすすり 泣いている あの頃あの娘を 思ったら 歌いだすのさ 舟唄を  ぽつぽつ飲めば ぽつぽつと 未練が胸に 舞い戻る 夜ふけてさびしくなったなら 歌いだすのさ 舟唄を ルルル…
三人姉妹大川栄策大川栄策阿久悠三木たかし末の妹の秋子も二十才 とうに覚えた お酒になじみ 上の二人と 似たような道を 歩みそうだと 気をもんでます なぜかそろって 男の運が 三人姉妹に 裏と出る 裏と出る  中の夏子は みかけによらず 古い心の 女のようで 姉にかくれて 別れたひとと 逢っているよで あきらめてます なぜかそろって 男の運が 三人姉妹に 裏と出る 裏と出る  そして私は 冬子の名前 きらいながらも 変えられもせず 浮いた話の 一つもなしに 店を大事に はげんでいます なぜかそろって 男の運が 三人姉妹に 裏と出る 裏と出る
熱き心に大滝詠一大滝詠一阿久悠大瀧詠一大瀧詠一北国の旅の空 流れる雲 はるか 時に 人恋しく  くちびるに ふれもせず 別れた女(ひと) いずこ 胸は 焦がれるまま  熱き心に 時よもどれ なつかしい想い つれてもどれよ  あゝ 春には 花咲く日が あゝ 夏には 星降る日が 夢を誘う 愛を語る  熱き心に きみを重ね 夜の更けるままに 想いつのらせ  あゝ 秋には 色ずく日が あゝ 冬には 真白な日が 胸を叩く 歌を歌う 歌を  オーロラの空の下 夢追い人 ひとり 風の姿に似て  熱き心 きみに
握手大竹しのぶ大竹しのぶ阿久悠大野克夫てのひらの あたたかさを 今もなお おぼえてる 人ごみの中の別れ さりげない握手だけ  からだこわすなよ 風邪ひくなよ めそめそ泣くのじゃない 待ってろよあきらめずに きっと帰るよ みじかい時間の 握手の中で あなたはそれだけ 話してくれた  汽車のベル鳴りやんだら 指先がふれるだけ あのひとの太い腕に 抱きあげてほしかった  今のままでいい 汚(よご)れるなよ 素直でいてほしいよ 石鹸の匂いがする ままでいてくれ だまって見つめる 瞳の奥で あなたはそれだけで 話してくれた  からだこわすなよ 風邪ひくなよ めそめそ泣くのじゃない 待ってろよあきらめずに きっと帰るよ みじかい時間の 握手の中で あなたはそれだけ 話してくれた
あなたは遠過ぎる大竹しのぶ大竹しのぶ阿久悠大野克夫こんなにそばに いるのに あなたの心 遠過ぎて いつも とりのこされたような私 春がすみの中のたずねびと ふれ合う肩が もっとおしゃべりなら こんなつらさ感じることも ないのだけど 私は駄目 駄目駄目 憶病で 映画の話 してるだけなの  そろえた膝を 抱いてる 両手をのばすだけでいい そしてあなたの腕を とればいいと 知っているのに それが出来ないの いつものように 知ったひとのうわさ 笑い乍(なが)ら話していても 空(むな)しいだけ 私は駄目 駄目駄目 憶病で あなたは遠い 近くて遠いわ  私は駄目 駄目駄目 憶病で あなたは遠い 近くて遠いわ
回転扉大竹しのぶ大竹しのぶ阿久悠井上忠夫紅茶に少し口を つけただけ 二人の話は 終りになった あなたが着てる 青いセーターが 回転扉で 踊って消えた もう別の世界のようで あなたを追って 行けないわ まぶしい町の 光の中に あなた 沈んだ 金魚鉢の中に私  回転扉くるり まわったら あなたと私は 他人になった 私はじっと 席を立たないで あなたの背中を 見送っていた さよならをいわないままに 涙をこぼす ひまもなく まぶしい町の 光の中に あなた 沈んだ 金魚鉢の中に私
黄昏といわず日暮れといって下さい大竹しのぶ大竹しのぶ阿久悠大野克夫黄昏といわず 日暮れといって下さい 何だかその方が 悲しくないのです さよならといわず またねといって下さい 帰りの足どりが 重たくないのです あなたがポンと 投げてくれた リンゴをかじりながら 私はポロポロ 涙を流してます ひとりになれなく なっているのです  黄昏といわず 日暮れといって下さい さびしいメロディーを 忘れてしまえます この次といわず 明日(あした)といって下さい 夢みて泣くことが 少なくなるのです あなたの爪の あとがついた ギターをならしながら お酒をのんでる 男が歌うように ひとりでさわいで明日(あす)を待ってます ひとりでさわいで明日を待ってます
みかん大竹しのぶ大竹しのぶ阿久悠大野克夫あなたの部屋が寂しすぎたから みかんをひとつ 置いて来ました 食べないで下さい 食べないで下さい あなたの部屋は男くさいから そのまますぐに外へ出ました 日の暮れのことです 日の暮れのことです  あなたに逢えない帰り道 あかずの踏切 もの想い 季節を知らせる白い花 枝からこぼれて散りました  あなたの顔が悲しすぎるから みかんをひとつ むいてあげます 食べてみて下ださい 食べてみて下ださい あなたの顔が何か言いそうで 私は少しおびえています だまってて下さい だまってて下さい  あなたと二人で汽車の旅 とび去る景色は春のいろ 小説みたいに このみかん 窓から投げたくなりました
乙女のワルツ大竹しのぶ×甲本ヒロト (ザ・クロマニヨンズ)大竹しのぶ×甲本ヒロト (ザ・クロマニヨンズ)阿久悠三木たかし今泉洋好きといえばいいのに いつもいえぬままに 月がのぼる小道を 泣いて帰った 白く咲いてる野の花を つんで願いをかける どうぞ 愛があなたにとどくようにと  好きなひとはいつしか ほかのひとをつれて 遠い町へ旅立つ 何も知らずに 駅のホームのはずれから そっと別れをいって それで 愛が悲しく消えてしまった  小雨降る日はせつなくて ひとり涙を流し つらいだけの初恋 乙女のワルツ
五番街のマリーへ大竹しのぶ×Maynard & Blaise (MONKEY MAJIK)大竹しのぶ×Maynard & Blaise (MONKEY MAJIK)阿久悠都倉俊一住友紀人五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街は古い町で 昔からの人が きっと住んでいると思う たずねてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが気がかり 五番街でうわさをきいて もしも嫁に行って 今がとてもしあわせなら 寄らずにほしい  五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街で住んだ頃は 長い髪をしてた 可愛いマリー今はどうか しらせてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが気がかり 五番街は近いけれど とても遠いところ 悪いけれどそんな思い 察してほしい
友達よ泣くんじゃない太田裕美太田裕美阿久悠鈴木邦彦萩田光雄友達よ泣くんじゃない 今はつらいけど 友達よ泣くんじゃない 明日は晴れるから 君の胸の奥は いつも熱いあらし 何をしても苦しい せつないこの毎日 友達よ泣くんじゃない 誰も今はそうさ 友達よ泣くんじゃない 話してあげるから  友達よ行くんじゃない 逃げてどうなるか 友達よ行くんじゃない ここにも夢がある 恋に悩む時も 愛をさがす時も 何をしても苦しい せつないこの毎日 友達よ行くんじゃない みんな君の味方 友達よ行くんじゃない 見つめてあげるから
棄てるものがあるうちはいい大西ユカリと新世界大西ユカリと新世界阿久悠村井邦彦森扇背泣きぐせの酔いどれが ふらふら行く先は 波しぶく棧橋か 男のいる町か ぼろぼろの手紙は 別れのものだろが 死ぬことはない 泣くことはない 棄てるものが あるうちはいい  まだ若いやせた娘が 泣き泣き行く先は 街角のうらないか はずれの教会か 星のないさだめと うらんでいるだろうが 死ぬことはない 泣くことはない 棄てるものが あるうちはいい  家を出た二人づれ だまって行く先は 別々の駅なのか 手紙を書く場所か 愛さえも疑い くやんでいるだろうが 死ぬことはない 泣くことはない 棄てるものが あるうちはいい
たそがれマイ・ラブGOLD LYLIC大橋純子GOLD LYLIC大橋純子阿久悠筒美京平今は夏 そばにあなたの匂い しあわせな夢におぼれていたけれど  夕立ちが白い稲妻つれて 悲しみ色の日ぐれにして行った  しびれた指 すべり落ちた 珈琲カップ 砕け散って 私はただあなたの目を 言葉もなく見つめるだけ  さだめといういたずらに ひきさかれそうなこの愛  今は冬 そばにあなたはいない 石畳 白く粉雪が舞い踊る  ひきさかれ 愛はかけらになって それでも胸で熱さをなくさない  凍える手でひろげて読む 手紙の文字が赤く燃えて 私はもう あなたの背に もたれかかる夢を見てる  さだめといういたずらに ひきさかれそうなこの愛
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
愛々時代岡崎友紀岡崎友紀阿久悠三木たかしあなたが何で 悩んでいるか 近ごろやっと わかって来たの あなたが何を のぞんでいるか いわれる前に 感じて来たの わたしがあなたに 似て来たのかしら 段々言葉がいらなくなるの 愛愛愛愛愛愛、愛愛愛愛愛愛 愛愛愛愛愛愛 あなたとわたしの あなたとわたしの あなたとわたしの 愛々時代  このまま行けば しあわせだけど 時々胸が 不安になるの 今すぐついて おいでといえば 何にもいわずに 従うけれど あなたはなぜだか いってはくれない 毎日同じで いらいらさせる 愛愛愛愛愛愛、愛愛愛愛愛愛 愛愛愛愛愛愛 あなたとわたしの あなたとわたしの あなたとわたしの 愛々時代
北上川岡崎友紀岡崎友紀阿久悠三木たかしスナックのざわめきのその中で コーヒーの香りなど かぎながら なぜかしらおもい出す北上の 川風にゆれていた白い花 あれは去年の夏の日の ひとり旅路の道すがら…… 今はまた悲しみにふさぎこみ 旅人になりたいと思ってる  早口のおしゃべりのくせがつき コーヒーもブラックが好きになり 楽しいと思う日がなくなって 北上のあの流れ思い出す ちょうど去年の今頃も こうした思いに泣いていた…… 誰もみななぐさめてくれるような あの川に逢いたいとふと思う
白いサンゴ礁岡部ともみ岡部ともみ阿久悠村井邦彦青い海原 群れとぶカモメ 心ひかれた 白いサンゴ礁  いつか愛する 人ができたら きっと二人で 訪れるだろう  南の果ての 海の彼方に ひそかに眠る 白いサンゴ礁  まことの愛を 見つけたときに きっと二人で 訪れるだろう  南の果ての 海の彼方に ひそかに眠る 白いサンゴ礁  まことの愛を 見つけたときに きっと二人で 訪れるだろう
北の螢丘みどり丘みどり阿久悠三木たかし山田年秋山が泣く 風が泣く 少し遅れて 雪が泣く 女いつ泣く 灯影(ほかげ)が揺れて 白い躰(からだ)がとける頃 もしも 私が死んだなら 胸の乳房をつき破り 赤い螢が翔(と)ぶでしょう ホーホー 螢 翔んで行(ゆ)け 恋しい男の 胸へ行(い)け ホーホー 螢 翔んで行(ゆ)け 怨(うら)みを忘れて 燃えて行(ゆ)け  雪が舞う 鳥が舞う 一つはぐれて 夢が舞う 女 いつ舞う 思いをとげて 赤いいのちがつきる時 たとえ 遠くにはなれても 肌の匂いを追いながら 恋の螢が翔ぶでしょう ホーホー 螢 翔んで行け 恋しい男の 胸へ行け ホーホー 螢 翔んで行け 怨みを忘れて 燃えて行け  ホーホー 螢 翔んで行け 恋しい男の 胸へ行け ホーホー 螢 翔んで行け 怨みを忘れて 燃えて行け
カサブランカ・ダンディOKAMOTO'SOKAMOTO'S阿久悠大野克夫OKAMOTO'Sききわけのない女の頬を 一つ二つはりたおして 背中を向けて煙草をすえば それで何もいうことはない うれしい頃のピアノのメロディー 苦しい顔できかないふりして 男と女は流れのままに パントマイムを演じていたよ  ボギー ボギー あんたの時代はよかった 男がピカピカの気障でいられた ボギー ボギー あんたの時代はよかった 男がピカピカの気障でいられた  しゃべり過ぎる女の口を さめたキスでふさぎながら 背中のジッパーつまんでおろす 他に何もすることはない 想い出ばかり積み重ねても 明日を生きる夢にはならない 男と女は承知の上で つらい芝居をつづけていたよ  ボギー ボギー あんたの時代はよかった 男のやせがまん粋にみえたよ ボギー ボギー あんたの時代はよかった 男のやせがまん粋にみえたよ  ボギー ボギー あんたの時代はよかった 男がピカピカの気障でいられた ボギー ボギー あんたの時代はよかった 男がピカピカの気障でいられた
絹の靴下岡本夏生岡本夏生阿久悠川口真間違いはあの時生まれた 私はがまんできない 上流の気どった生活 退屈過ぎる毎日  もういや 絹の靴下は 私を駄目にする ああ抱いて 獣のように 裸の私に火をつけて  情熱をむりやりとじこめ 私はがまんできない 砂の上ころがる女が 何より似合う私よ  もういや 絹の靴下は つめたく凍らせる ああ抱いて 嵐のように 心をゆさぶるくちづけを  もういや 絹の靴下は つめたく凍らせる ああ抱いて 嵐のように 心をゆさぶるくちづけを
愛って林檎ですか岡本舞子岡本舞子阿久悠山川恵津子山川恵津子何か私に重たいものを 抱かせてしまいましたね 姿の見えない 不確かなものの 形をたどっているのです  甘いだけではなさそなキスを うっかり知ってしまって答を出せない 不可思議な問いに 眠れぬことさえあるのです  愛って林檎ですか? 食べられますか? 色づくとハートに似てますか? 愛って林檎ですか? 食べられますか? 酸っぱいことを云いますか?  時が過ぎたら重さも忘れ 躰の一部みたいに 輝きあふれて 美しい色に 変って行くよと云われます  急に沈んで死にたいような 全てが青くそまって 手放す勇気が あったならいいと 時々せつなく思います  愛って林檎ですか? 食べられますか? 色づくとハートに似てますか? 愛って林檎ですか? 食べられますか? サクリと割れて泣きますか?
エデンの園岡本舞子岡本舞子阿久悠山川恵津子山川恵津子ここがいいの ここがいいの ここにいて 感じたい あなたを あなたの手を 愛と夢を  指の先が探しあてる 脈はくを数えたい 少しはときめいてくれてもいいでしょう ほら緑の木々に ほら光がこぼれ しあわせのイルミネイション 夏にきらめいて  世界に二人 二人だけ 流れるままの時に身をまかせて 浮かんでいる 世界に二人 二人だけ 小鳥のようにキスを交している 終りのない 夢を見て  ここがいいの ここがいいの 明日もまた ここがいい あなたにつつまれたい 雲のように  居眠りして 夢うつつで 何もかも忘れそう 私の想い出は今日から始まるの  ほら水面で揺れる ほら波紋の色が 紅色のバイブレイション 夏に色にづいて  世界に二人 二人だけ 渇いた喉をそっとうるおしては 歌っている 世界に二人 二人だけ 花園だった頃に戻っている 微笑みだけ 見せ合って ‥
桜吹雪クライマックス岡本舞子岡本舞子阿久悠山川恵津子山川恵津子窓辺で想えば万華鏡 ギザギザばかりが踊り出し 好きなあなたがかき消えて なかなかピントが合せない  まつ毛が長いと云われても 涙をためては似合わない そんな想いをくり返し 苛立つ心がやせ細る  私を少女と呼ぶのなら 少女は苦しいものなのね 恋はいつでも冬景色 ブルーの吐息に あゝつつまれる  散らせて 散らせて パッと散らせて桜吹雪のクライマックス 散らせて 散らせて パッと散らせて桜吹雪のクライマックス  つぶらな瞳はスクリーン なまめく季節をうつし出す ローズピンクの口紅で あなたの心をかき乱す  少女は変化(へんげ)を待ちわびて 桜が彩る空を見る こんな季節を逃がしたら 二度とは綺麗に あゝなれないわ  散らせて 散らせて パッと散らせて桜吹雪のクライマックス 散らせて 散らせて パッと散らせて桜吹雪のクライマックス  散らせて 散らせて パッと散らせて桜吹雪のクライマックス 散らせて 散らせて パッと散らせて桜吹雪のクライマックス
ファンレター岡本舞子岡本舞子阿久悠山川恵津子山川恵津子あなた どうか お願い 私を道に迷わさないで いたずらな笑顔で 苦しめないで 言葉の一つ一つで 揺れてしまう  あなた どうか お願い これから先はふりむかないで 背のびした私を からかわないで ささいなしぐさだけでも 泣いてしまう  あなたの指へ あなたの腕へ 私の想い あなたの胸へ まるで ファンレター 届けばすぐに 開けばすぐに 読んだらすぐに アー 翔んで 翔んで来て  あなた どうか お願い 未来を一人考えないで さびしげな姿を 見せつけないで 瞳の色が 暗いと 死んでしまう  あなた どうか お願い 秘密の色で惑わさないで くちづけの噂を 打ち消さないで 知らないふりをされたら すねてしまう  あなたへ夢を あなたへ歌を 私のすべて あなたへの愛を まるで ファンレター  届けばすぐに 開けばすぐに 読んだらすぐに アー 翔んで 翔んで来て  あなたの指へ あなたの腕へ 私の想い あなたの胸へ まるで ファンレター 届けばすぐに 開けばすぐに 読んだらすぐに アー 翔んで 翔んで来て
ロマンチックがもの足りない岡本舞子岡本舞子阿久悠山川恵津子山川恵津子背中と背中合せて過ごす 流れる時をゆっくり見つめて 日ぐれに遊ぶ小鳩のように ささやく言葉は夢うつつだけど  とてもソフトはフォーカスの そんな二人の姿でも 私であって私であって 私であって私でない  もっと無邪気にいたずらに もっと激しく乱暴に Hold on 私の心をつかまえて ロマンチックがもの足りない  今日から一つ大人になると キャンドル見つめ謎かけてるのに 乾杯だけで終わりにするの スパークワインの酔い心地みたいに  濡れた瞳にうつし出す 愛の姿も未来図も 私であって私であって 私であって私でない  もっと素直に大胆に もっとやさしくシンプルに Hold on 私の心をつかまえて ロマンチックがもの足りない  もっと無邪気にいたずらに もっと激しく乱暴に Hold on 私の心をつかまえて ロマンチックがもの足りない
五番街のマリーへおかゆおかゆ阿久悠都倉俊一斉藤真也五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街は 古い町で 昔からの人が きっと住んでいると思う たずねてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが 気がかり 五番街で うわさをきいて もしも嫁に行って 今がとてもしあわせなら 寄らずにほしい  五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街で 住んだ頃は 長い髪をしてた 可愛いマリー今はどうか しらせてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが 気がかり 五番街は 近いけれど とても遠いところ 悪いけれどそんな思い察してほしい
思秋期おかゆおかゆ阿久悠三木たかし斉藤真也足音もなく行き過ぎた 季節を ひとり見送って はらはら涙あふれる 私十八  無口だけれどあたたかい 心を持ったあのひとの 別れの言葉抱きしめ やがて十九に  心ゆれる秋になって 涙もろい私 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく  ふとしたことではじめての くちづけをしたあのひとは ごめんといったそれっきり 声もかけない  卒業式の前の日に 心を告げに来たひとは 私の悩む顔見て 肩をすぼめた  誰も彼も通り過ぎて 二度とここへ来ない 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく  ひとりで紅茶のみながら 絵葉書なんか書いている お元気ですかみなさん いつか逢いましょう  無邪気(むじゃき)な春の語らいや はなやぐ夏のいたずらや 笑いころげたあれこれ 思う秋の日
ジョニィへの伝言おかゆおかゆ阿久悠都倉俊一斉藤真也ジョニイが来たなら伝えてよ 二時間待ってたと 割と元気よく出て行ったよと お酒のついでに話してよ 友だちなら そこのところ うまく伝えて  ジョニイが来たなら伝えてよ わたしは大丈夫 もとの踊り子でまた稼げるわ 根っから陽気に出来てるの 友だちなら そこのところ うまく伝えて  今度のバスで行く 西でも東でも 気がつけばさびしげな町ね この町は 友だちなら そこのところ うまく伝えて  今度のバスで行く 西でも東でも 気がつけばさびしげな町ね この町は  ジョニイが来たなら伝えてよ 二時間待ってたと サイは投げられた もう出かけるわ わたしはわたしの道を行く 友だちなら そこのところ うまく伝えて うまく伝えて
たそがれマイ・ラブおかゆおかゆ阿久悠筒美京平斉藤真也今は夏 そばにあなたの匂い しあわせな夢におぼれていたけれど  夕立ちが白い稲妻つれて 悲しみ色の日ぐれにして行った  しびれた指 すべり落ちた 珈琲カップ 砕け散って 私はただあなたの目を 言葉もなく見つめるだけ  さだめといういたずらに ひきさかれそうなこの愛  今は冬 そばにあなたはいない 石畳 白く粉雪が舞い踊る  ひきさかれ 愛はかけらになって それでも胸で熱さをなくさない  凍える手でひろげて読む 手紙の文字が赤く燃えて 私はもう あなたの背に もたれかかる夢を見てる  さだめといういたずらに ひきさかれそうなこの愛
今日もどこかでデビルマン緒方恵美緒方恵美阿久悠都倉俊一誰も知らない 知られちゃいけない デビルマンが誰なのか 何も言えない 話しちゃいけない デビルマンが誰なのか  人の世に愛がある 人の世に夢がある この美しいものを 守りたいだけ 今日もどこかでデビルマン 今日もどこかでデビルマン  誰も知らない 知られちゃいけない デビルマンのふるさとを 何も言えない 話しちゃいけない デビルマンのふるさとを  もうこれで帰れない さすらいの旅路だけ この安らぎの心 知った今では  あすもどこかでデビルマン あすもどこかでデビルマン  人の世に愛がある 人の世に夢がある この美しいものを 守りたいだけ 今日もどこかでデビルマン 今日もどこかでデビルマン
ヤマトより愛をこめて緒方恵美緒方恵美阿久悠大野克夫その人のやさしさが 花にまさるなら その人の美しさが 星にまさるなら 君は手をひろげて守るがいい からだを投げ出す値打ちがある ひとりひとりが思うことは 愛するひとのためだけでいい 君に話すことがあるとしたら 今はそれだけかもしれない  今はさらばといわせないでくれ 今はさらばといわせないでくれ  いつの日か唇に 歌がよみがえり いつの日か人の胸に 愛がよみがえり 君は手を広げて抱くがいい たしかに愛した証がある 遠い明日を思うことは 愛するひとのためだけでいい 君に話すことがあるとしたら 今はそれだけかもしれない  今はさらばといわせないでくれ 今はさらばといわせないでくれ  今はさらばといわせないでくれ 今はさらばといわせないでくれ
たそがれマイ・ラブ小片リサ小片リサ阿久悠筒美京平荒幡亮平今は夏 そばにあなたの匂い しあわせな夢に おぼれていたけれど 夕立ちが 白い稲妻つれて 悲しみ色の 日ぐれにしていった  しびれた指 すべり落ちた 珈琲カップ 砕け散って 私はただ あなたの目を 言葉もなく 見つめるだけ  さだめという いたずらに ひきさかれそうな この愛  今は冬 そばにあなたはいない 石畳白く 粉雪が舞い踊る ひきさかれ 愛はかけらになって それでも胸で 熱さをなくさない  凍える手で ひろげて読む 手紙の文字が 赤く燃えて 私はもう あなたの背に もたれかかる 夢を見てる  さだめという いたずらに ひきさかれそうな この愛
好敵手置鮎龍太郎置鮎龍太郎阿久悠宮川泰兼松衆男と男につきまとう 切っても切れない強い糸 顔をそむけて生きられぬ それをさだめというけれど まさしく俺とお前の仲は 戦うための宿命だった 炎の中にサムライを見た デスラー それはお前だった  お前と俺とが出会うのは 命の重荷を持ち寄って 敵という名で指をさし 熱く心を燃やしてた さだめが少し変っていたら 互いに酒も飲んでたはずだ 炎の中にサムライを見た デスラー それはお前だった
ザ・ウルトラマン置鮎龍太郎置鮎龍太郎阿久悠宮内国郎誰もが知ってる ウルトラの戦士 光か はやてか 音か 今 燃える 緑の地球を汚したやつらは 決して許しておけないと ウルトラマン  誰もが待ってる ウルトラの戦士 嵐か つぶてか 風か 今 駆ける この世のルールを乱したやつらは 宇宙の果てまで運び去る ウルトラマン  この世のルールを乱したやつらは 宇宙の果てまで運び去る ウルトラマン
気絶するほど悩ましい沖田浩之沖田浩之阿久悠梅垣達志鏡の中で口紅をぬりながら どんな嘘をついてやろうかと考えるあなたは 気絶するほど悩ましい  ふり向きながら唇をちょっとなめ 今日の私はとてもさびしいと目を伏せるあなたは 気絶するほど悩ましい  ああまただまされると思いながら ぼくはどんどん堕(お)ちて行く  うまく行く恋なんて恋じゃない うまく行く恋なんて恋じゃない  まつ毛に涙いっぱいにためながら あなただけはわかる筈なのと訴えるあなたは 気絶するほど悩ましい  ああ嘘つき女と怒りながら 僕は人生かたむける  うまく行く恋なんて恋じゃない うまく行く恋なんて恋じゃない  ああまただまされると思いながら ぼくはどんどん堕(お)ちて行く
熱風王子沖田浩之沖田浩之阿久悠大野克夫ア・バ・バ・ババ ルージュが不慣(ふな)れで はみ出していても それなりに可愛く見えるもの カーリーヘヤーで スパンコールが ピカピカ光れば 美人だぜ  やけどする気で 胸までつかれよ 恋なんて決心しだいだよ ふくらむバストが イミテーションで ビクビクしてたら 遅れるぜ  ムンムンしている all night ジンジンしている everybody 今夜だけは俺がプリンス have a nice summer have a nice dream have a nice summer have a nice dream ア・バ・バ・ババ  シュガーをまぶした可愛い関係 そのあとは刺激の強いやつ いい子の時間は さっき過ぎたよ モジモジしてたら 噛みつくぜ  ダンスがうまけりゃ とびきり上等 誰でもがスッキリ きまるもの 土曜の夜から 踊りつづけて クラクラするころ キスするぜ  ムンムンしている all night ジンジンしている everybody 今夜だけは俺がプリンス have a nice summer have a nice dream have a nice summer have a nice dream ア・バ・バ・ババ ア・バ・バ・ババ ア・バ・バ・ババ
今日もどこかでデビルマン奥井雅美奥井雅美阿久悠都倉俊一誰も知らない 知られちゃいけない デビルマンが 誰なのか 何も言えない 話しちゃいけない デビルマンが 誰なのか 人の世に 愛がある 人の世に 夢がある この美しいものを 守りたいだけ 今日も何処かで デビルマン 今日も何処かで デビルマン  誰も知らない 知られちゃいけない デビルマンの ふるさとを 何も言えない 話しちゃいけない デビルマンの ふるさとを もうこれで 帰れない さすらいの 旅路だけ このやすらぎの心 知った今では あすも何処かで デビルマン あすも何処かで デビルマン  人の世に 愛がある 人の世に 夢がある この美しいものを 守りたいだけ 今日も何処かで デビルマン 今日も何処かで デビルマン
黄昏のアンニュイ奥華子奥華子阿久悠奥華子奥華子突然に胸が痛んできて くれなずむ都会を歩いた 何をするあてもないままに 人の波の中を  黄昏(たそがれ)は今日もけだるいまま むらさきのベールを垂らして 人はみなアンニュイで 知らぬ顔をしてる  愛されて 愛を知り あれほど強く生きてたのに いたずらで愛を捨て くちずさむ歌さえも失った  飾り窓のぞく楽しみさえ 起らない心が切ない ひとりでは頼りないからと 人に押され歩く  ありふれたドラマであったなら この辺で奇跡の出逢いが 現実は夢のようでなく すぐに夜が包む  黄昏のアンニュイは 虹色の吐息もらすよう 愛の日をふたたびと 少しだけ小走りに歩いた
古城の月小椋佳小椋佳阿久悠小椋佳小野崎孝輔ひとり 古城にたたずめば 時の流れの音がする むかし詩を読む人がいて 哀れといった月の影 酒くみかわせ 若者よ 琴つまびけよ 乙女ごよ 古城は風と月ばかり  夢は砕けて夢と知り 愛は破れて愛と知り 時は流れて時と知り 友は別れて友と知る  花に見とれる日もあれば 松のそよぎに泣く時も 思いたどれば幾年の 姿が胸によみがえる 文読みかえせ 若者よ 恋抱きしめよ 乙女ごよ 古城は風と月ばかり
きりきり舞い尾崎亜美尾崎亜美阿久悠都倉俊一尾崎亜美はらはらさせてごめんね いいこでなくてごめんね 浮気ぐせはなおらないのよ 夜風が甘いだけでも 祭が近いだけでも からだ中が燃えてしまうの たいくつな時は死にそうになるのよ 突然悪いささやききこえ 私はあなたを 捨てて 捨ててしまう きりきり舞いであなたの 人生さえも狂わせ 悪いことをしたと思うわ  はらはらさせてごめんね いいこでなくてごめんね だけどそれが魅力なのかも 油断をしたらするりと どこかへとんで行きそう だから強くつなぎとめてよ たいくつな時は死にそうになるのよ 突然悪いささやききこえ 私はあなたを 捨てて 捨ててしまう きりきり舞いをしている あなたがかわいそうだわ だから駄目といったじゃないの
愛する人はひとり尾崎紀世彦尾崎紀世彦阿久悠筒美京平筒美京平愛はあの日でやめた 今はつめたい胸 たとえお前が好きと いってくれても 無駄なのさ  愛は一度だけで 俺のすべて奪い去った 愛する人は一人 そうさ一人だけでいいさ  そんな目をして見ても 二度と燃えては愛せない 愛せない la la…  ひとりふるえて眠る それが似合いの俺 誰を抱いても駄目さ 胸はうつろになったから  愛は一度だけで 俺のすべて奪い去った 愛する人は一人 そうさ一人だけでいいさ  だからお前のことを 今は少しも愛せない 愛せない la la…
あなたに賭ける尾崎紀世彦尾崎紀世彦阿久悠筒見京平もうすべてを捨てて 愛に賭けた たとえ何が追って 来ようと負けない あーひとりにしてた 僕が悪い だけど今はふたりだけの 火のような時さ Want you あなたに膝まずいて告げる Want you あなたを抱きしめてもいいか もう心の中は あなただけさ おいで ここへおいで はげしく愛しあう Only you  もう悩みはやめて 今に賭けた 時の流れとめて このまま生きたい あーここまで来たら 燃えるだけさ 愛に嘘を云えぬことが 痛いほどわかる Want you あなたにくり返して告げる Want you あなたを連れて逃げていいか もう逢ってる時は あなただけさ 他に 何もいらぬ すべてがあなただけ Only you
かがやける愛の日に尾崎紀世彦尾崎紀世彦阿久悠筒見京平愛は見果てぬ 夢に似てると 人はむなしくいうけれど 眠るあなたの 顔を見てると これが愛だと感じる うつり行く季節や 人の世のこころが 悲しみをひきつれて来ても 火のように燃えてる この胸のときめき とこしえに変わりはしないさ  いのちはてても 愛のかたみで きっとあなたを守れる うつり行く季節や 人の世のこころが 悲しみをひきつれて来ても かがやける愛の日 この時の誓いは とこしえに変わりはしないさ  愛こそすべてと信じた
哀しみの追跡尾崎紀世彦尾崎紀世彦阿久悠井上忠夫萩田光雄お前となら 堕ちてもいい そうさ お前となら 風のような人生を 賭けていい  お互いにこの世の はぐれ鳥どうしさ お前は巷の天使 気ままにくらしているが 心はさみしいはずさ 惚れたら惚れたといえよ お前となら 堕ちてもいい そうさ お前となら 風のような人生を 賭けていい  夜明けには始発で 旅だってみようよ お前は嘆きの天使 陽気な笑顔の中に 涙のしみあと見たよ 抱かれるつもりになれよ お前となら も一度だけ そうさ お前となら 捨てたはずの恋だけど 惚れていい  お前となら 堕ちてもいい そうさ お前となら も一度だけ そうさ お前となら 堕ちてもいい…
さよならをもう一度GOLD LYLIC尾崎紀世彦GOLD LYLIC尾崎紀世彦阿久悠川口真川口真ラララララララ…… いつか逢える きっと逢える さよならは 愛のことばさ  さよならをもう一度 あなたに 去って行く その肩に 今日で終わるわけではないと 声を出して 教えたいの このままいると こわれそうな 二人だからは なれるのさ いつか逢える きっと逢える さよならは 愛のことばさ  さよならをもう一度 あなたに 愛をこめ いいたいの 胸に残る 涙を捨てて 明日のために 別れようね このままいると こわれそうな 二人だから はなれるのさ いつか逢える きっと逢える さよならは 愛のことばさ
しのび逢い尾崎紀世彦尾崎紀世彦阿久悠筒見京平霧降ればぬれる外人墓地に 人目さけてしのび逢えば 不意に涙 罪深いことと知ってはいても 今のふたり裁き受ける人のように・・・・・ こんなにやつれはてたあの人 連れて行けぬせつなさ ただ感じ合うだけ 港あかり 涙まじり あのひとがいとしい  出る船を送る大桟橋を 遠い過去をしのび乍らふたり歩く あやまちは一度あの日の弱さ 今のふたり道に迷う人のように はげしく思いこめてあのひと すがる腕のかぼそさ なぜ抱いてやれない
ふたりは若かった尾崎紀世彦尾崎紀世彦阿久悠筒見京平今になって 気づいた愛を 遅すぎると 云わないで あの日からは 胸の中を すきま風が 吹いている ふたりは若かった あまりに若かった だけど今なら 愛しあえる  たとえ君が 変わっていても それを責めは しないだろう 君は君で 変わりないさ ありのままを 愛したい ふたりは若かった あまりに若かった それがすべてさ ふたりは若かった あまりに若かった はなしはしない 明日からは
また逢う日までPLATINA LYLIC尾崎紀世彦PLATINA LYLIC尾崎紀世彦阿久悠筒美京平筒美京平また逢う日まで逢える時まで 別れのそのわけは話したくない なぜかさみしいだけ なぜかむなしいだけ たがいに傷つきすべてをなくすから ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう  また逢う日まで逢える時まで あなたは何処にいて何をしてるの それは知りたくない それはききたくない たがいに気づかい昨日にもどるから  ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう  ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう
忘れかけた愛を尾崎紀世彦尾崎紀世彦阿久悠川口真川口真激しい 愛がひとつ 不幸な 終り告げて それからあなたは何処へ まだ悲しいままか  忘れかけた愛を もう一度 思い出して またひたむきに 愛する 人になってほしいのさ 心の扉 とざして 泣いていてはいけない  ふたたび 人を愛し 傷つく ことはいやと 最後のあなたの言葉 まだ心に残る  忘れかけた愛を もう一度 思い出して また微笑(ほほえみ)の かわいい 人になってほしいのさ ようやくそれが あなたに 言えるようになったよ  忘れかけた愛を もう一度 思い出して またひたむきに 愛する 人になってほしいのさ 心の扉 とざして 泣いていてはいけない  泣いていてはいけない
Jerichoオノ・アヤコオノ・アヤコ阿久悠一木弘行上杉洋史・山田廣作生き方が変わったら 電話をくださいね そんな言葉のこし 消えて行ったあのひと  古い街には想い出があるだけ しあわせと同じだけ 悲しみを与えてた  Jericho Jericho 愛しい Jericho あれからどうしているか 生き方は今も変えられず ごめんよといいたくなるばかり  似たひとに会った夜は 電話をかけてみる 今は住むひともなく 響く音が悲しい  白い壁には約束の言葉が こわれない愛のため 語られていたけれど  Jericho Jericho 愛しい Jericho あれからどうしているか 知るすべはないと思っても しあわせは本気で祈りたい  やさしさに甘え傷をつけた くやんでも 時代は もどって来ない過ぎたまま  Jericho Jericho 愛しい Jericho あれからどうしているか 想い出の街をさすらって 青春の一コマしのぶだけ
たそがれマイ・ラブ小野リサ小野リサ阿久悠筒美京平ビル・カントス今は夏 そばにあなたの匂い しあわせな夢に おぼれていたけれど 夕立ちが 白い稲妻つれて 悲しみ色の 日ぐれにしていった  しびれた指 すべり落ちた 珈琲カップ 砕け散って 私はただ あなたの目を 言葉もなく 見つめるだけ さだめという いたずらに ひきさかれそうな この愛  今は冬 そばにあなたはいない 石畳白く 粉雪が舞い踊る ひきさかれ 愛はかけらになって それでも胸で 熱さをなくさない  凍える手で ひろげて読む 手紙の文字が 赤く燃えて 私はもう あなたの背に もたれかかる 夢を見てる さだめという いたずらに ひきさかれそうな この愛
街の灯り小野リサ小野リサ阿久悠浜圭介ビル・カントスそばに誰かいないと 沈みそうなこの胸 まるで潮がひいたあとの 暗い海のように  ふれる肩のぬくもり 感じながら話を もっともっと出来るならば 今はそれでいいさ  息でくもる窓に書いた 君の名前指でたどり あとの言葉迷いながら そっといった  街の灯りちらちら あれは何をささやく 愛が一つめばえそうな 胸がはずむ時よ  好きな唄を耳のそばで 君のために低く歌い あまい涙さそいながら そして待った  街の灯りちらちら あれは何をささやく 愛が一つめばえそうな 胸がはずむ時よ
マイ・チャンプおぼたけし・森みどりおぼたけし・森みどり阿久悠渡辺岳夫もしもその道で ぼくにぼくに出会ったら 見つめるだけにしてほしい 君のやさしさに ふれてふれてしまったら 獣の道は 獣の道は歩けない  オー・マイ・チャンプ マイ・ボーイ よそ見をするなと 誰かが誰かがいった オー・マイ・チャンプ マイ・ボーイ よそ見をするなと 誰かが誰かがいった  いつかこの胸に 君を君を抱きしめて 心のすべてを話すだろう 今は目を閉じて 何も何も語らずに 乾いた風の 乾いた風の中にいる  オー・マイ・チャンプ マイ・ボーイ よそ見をするなと 誰かが誰かがいった オー・マイ・チャンプ マイ・ボーイ よそ見をするなと 誰かが誰かがいった  夢を見つめれば 愛は愛は遠ざかり 愛する時に夢は去る 喉の乾きには 水が水があるけれど 心の飢えに 心の飢えに水はない  オー・マイ・チャンプ マイ・ボーイ よそ見をするなと 誰かが誰かがいった オー・マイ・チャンプ マイ・ボーイ よそ見をするなと 誰かが誰かがいった オー・マイ・チャンプ
朝まで待てない小山卓治小山卓治阿久悠村井邦彦あきらめ捨てたはずなのに 恋は眠りを忘れさせる 闇に向かっておまえの名を呼ぶ 今すぐ会いたい 朝まで待てない  あきらめ捨てたはずなのに 胸がつぶれて1人の辛さ かみしめながらおまえの名を呼ぶ 今すぐ会いたい 朝まで待てない  ドアを閉ざしておまえは俺を 冷たく拒むだろう  あきらめ捨てたはずなのに 夢が途切れたこの空しさ こらえきれなくおまえの名を呼ぶ 今すぐ会いたい 朝まで待てない  ドアを閉ざしておまえは俺を 冷たく拒むだろう  あきらめ捨てたはずなのに 夜の街を駆けていきたい 声がかれてもおまえの名を呼ぶ 今すぐ会いたい 朝まで待てない
恋のダイヤル6700音速ライン音速ライン阿久悠井上忠夫音速ライン(「ハロー、ダーリン」)  リンリンリリン… リンリンリンリン… リンリンリンリンリン… 明日は卒業式だから これが最後のチャンスだよ 指のふるえを おさえつつ 僕はダイヤルまわしたよ 君のテレフォン・ナンバー6700 (ハロー) あなたが好き 死ぬほど好き この愛受けとめて 欲しいよ 男らしく 言いたいけど ドキドキときめいて 言えない  リンリンリリン… リンリンリンリン… リンリンリンリンリン… 暗記するのはへただけど これは一生忘れない 君と僕とをつないでる たった一つのものだから 君のテレフォン・ナンバー6700 (ハロー) あなたが好き 死ぬほど好き この愛受けとめて 欲しいよ 男らしく 言いたいけど ドキドキときめいて 言えない  明日は卒業式だから これが最後のチャンスだよ 指のふるえを おさえつつ 僕はダイヤルまわしたよ 君のテレフォン・ナンバー6700 (ハロー) 君のテレフォン・ナンバー6700 (ハロー)
学園天国オーイシマサヨシオーイシマサヨシ阿久悠井上忠夫大石昌良『Are you ready?』 (yeah!)  Hey hey hey hey hey (Hey hey hey hey hey) Hey hey hey hey hey (Hey hey hey hey hey) Hey (Hey) hey (hey) hey (hey) hey (hey) wow  あいつもこいつもあの席を ただ一つねらっているんだよ このクラスで一番の 美人の隣りを  あー みんなライバルさ あー いのちがけだよ (woo) yeah yeah yeah  運命の女神さまよ このぼくにほほえんで 一度だけでも wow...  勉強する気もしない気も この時にかかっているんだよ もし駄目ならこのぼくは もうグレちまうよ  Hey hey hey hey hey (Hey hey hey hey hey) Hey hey hey hey hey (Hey hey hey hey hey) Hey (Hey) hey (hey) hey (hey) hey (hey) wow  二枚目気どりの秀才や あのいやな悪党番長も 胸はずませ待っている どの席になるか  あー あの横顔を あー みつめられたら (woo) yeah yeah yeah  授業中 天国だよ このぼくにしあわせを 与えておくれ yeah  勉強する気もしない気も この時にかかっているんだよ もし駄目ならこのぼくは もうグレちまうよ
恋のダイヤル6700All Japan GoithAll Japan Goith阿久悠井上忠夫「ハロー、ダーリン」 リンリンリリン・・・・・ リンリンリリンリン・・・・・ リンリンリリンリンリン・・・・・ 明日は卒業式だから これが最後のチャンスだよ 指のふるえをおさえつつ 僕はダイヤルまわしたよ 君のテレフォン・ナンバー6700 ハロー あなたが好き 死ぬほど好き この愛受けとめてほしいよ 男らしく 言いたいけど ドキドキときめいて言えない  リンリンリリン・・・・・ リンリンリリンリン・・・・・ リンリンリリンリンリン・・・・・ 暗記するのは下手だけど これは一生忘れない 君と僕とをつないでる たった一つのものだから 君のテレフォン・ナンバー6700 ハロー あなたが好き 死ぬほど好き この愛受けとめてほしいよ 男らしく 言いたいけど ドキドキときめいて言えない 明日は卒業式だから これが最後のチャンスだよ 指のふるえをおさえつつ 僕はダイヤルまわしたよ 君のテレフォン・ナンバー6700 君のテレフォン・ナンバー6700
夢の花 (DJ SASA RE-MIX)All Japan GoithAll Japan Goith阿久悠井上忠夫時の流れは休む事なく 何も答えてくれない 人はそれでも何かを求め続けて歩いてく 何の為に 生まれたの 何の為に 生きてくの それが何かを知った時 本当の大人に成るのでしょう  明日の空に種蒔こう 雲に根を張り芽咲くまで  ヒラヨーヘイヤーヒラヨーホーイ 花を咲かせる その時まで ヒラヨーヘイヤーヒラヨーホーイ きっと咲かせる 夢の花  三線片手に弾き鳴らせば 赤く波立つ赤瓦 潮風香り思い溢れる 泪で滲んだ景色眩い  ヒラヨーヘイヤーヒラヨーホーイ あなたが堪えているその姿は ヒラヨーヘイヤーヒラヨーホーイ 大地割り咲く 強き花  踏まれる事もあるでしょう 萎れる事もあるでしょう そんな時は一杯 飲み明かそう 夢を語って 飲み明かそう  ヒラヨーヘイヤーヒラヨーホーイ 花を咲かせる その時まで ヒラヨーヘイヤーヒラヨーホーイ きっと咲かせる 夢の花  ラララ ラララ 素晴らしい人生を ラララ ラララ 夢の花を咲かそう
不思議・少女カイカイ阿久悠細野晴臣赤い口紅 シャツに落書き LOVEとハートと 何故かトマトと そんな私を好きになったら 電話ちょうだい 夜に UFOがフワリと飛んだ 夜なら もう最高 すぐにも恋人に  胸ドキドキ ハラハラ 瞳はキラキラ 気分はパチパチ ピキピキ  でも私のどこかに 内気な心がひそんでいるのよ  フシギ フシギ  星の形のホクロ描きこみ スパンコールで おでこ飾って 翔んだ私をキャッチするなら パンチちょうだい 胸に 星空にスーパーマンが飛んだら もう衝撃 すぐにも恋人に  夢ユラユラ フワフフワ 心はメラメラ ウインク チカチカ クラクラ  でも私の未来は 何故だか愛する女に見えるの  フシギ フシギ  胸ドキドキ ハラハラ 瞳はキラキラ 気分はパチパチ ピキピキ  でも私のどこかに 内気な心がひそんでいるのよ  フシギ フシギ
朝まで待てない甲斐バンド甲斐バンド阿久悠村井邦彦あきらめ捨てた筈なのに 恋は眠りを 忘れさせる 闇に向かって お前の名を呼ぶ 今すぐ逢いたい 朝まで待てない  あきらめ捨てた筈なのに 胸がつぶれて ひとりの辛さ 噛みしめながら お前の名を呼ぶ 今すぐ逢いたい 朝まで待てない  ドアを閉ざしてお前は俺を つめたくこばむだろう  あきらめ捨てた筈なのに 夢がとぎれた このむなしさ こらえきれなく お前の名を呼ぶ 今すぐ逢いたい 朝まで待てない  ドアを閉ざしてお前は俺を つめたくこばむだろう  あきらめ捨てた筈なのに 夜の街を 駈けて行きたい 声が涸れても お前の名を呼ぶ 今すぐ逢いたい 朝まで待てない
朝まで待てない甲斐よしひろ甲斐よしひろ阿久悠村井邦彦西村智彦あきらめ捨てた筈なのに 恋は眠りを 忘れさせる 闇に向かって お前の名を呼ぶ 今すぐ逢いたい 朝まで待てない  あきらめ捨てた筈なのに 胸がつぶれて ひとりの辛さ 噛みしめながら お前の名を呼ぶ 今すぐ逢いたい 朝まで待てない  ドアを閉ざしてお前は俺を つめたくこばむだろう  あきらめ捨てた筈なのに 夢がとぎれた このむなしさ こらえきれなく お前の名を呼ぶ 今すぐ逢いたい 朝まで待てない  ドアを閉ざしてお前は俺を つめたくこばむだろう  あきらめ捨てた筈なのに 夜の街を 駈けて行きたい 声が涸れても お前の名を呼ぶ 今すぐ逢いたい 朝まで待てない
個人授業CaocaoCaocao阿久悠都倉俊一田島貴男いけないひとねといって いつもこの頭をなでる 叱られていてもぼくは なぜかうっとりとしてしまう あなたはせんせい  授業をしている時も ぼくはただ見つめてるだけ 魔法にかかったように 昼も夢みている気分 あなたはせんせい  あこがれのあのひとは 罪な事だよせんせい 出来るなら個人授業を受けてみたいよ ハハハハハ  学校帰りの道で じっと待つこの身はつらい 毎日毎日同じ 場所でただこうしているよ あなたはせんせい (せんせい)  はやりのドレスをいつも しゃれて着こなしてるひとよ けっこうグラマーなことも ぼくは気がついてるんだよ あなたはせんせい  今度の休みになれば 部屋へたずねることにしよう ちょっぴりと大人のふりで 愛のことばなど持って あなたはせんせい  あこがれのあのひとは 罪な事だよせんせい 出来るなら個人授業を受けてみたいよ ハハハハハ  ちらちらまぶたにうかび とても勉強など駄目さ このままつづいて行けば きっと死んでしまうだろう あなたはせんせい (せんせい)
好敵手影山ヒロノブ影山ヒロノブ阿久悠宮川泰男と男につきまとう 切っても切れない強い糸 顔をそむけて生きられぬ それをさだめというけれど  まさしく 俺とお前の仲は 戦うための 宿命だった 炎の中に サムライを見た デスラー それはお前だった  お前と俺とが出会うのは 命の重荷を持ち寄って 敵という名で指をさし 熱く心をもやしてた  さだめが少し 変っていたら 互いに酒も飲んでたはずだ 炎の中に サムライを見た デスラー それはお前だった  炎の中に サムライを見た デスラー それはお前だった
スターダスト ボーイズ影山ヒロノブ・こおろぎ'73影山ヒロノブ・こおろぎ'73阿久悠鈴木キサブローどこから見ても スーパーマンじゃない スペースオペラの主役になれない 危機一髪も救えない ご期待通りに現われない  ためいきつく程イキじゃない 拍手をする程働かない 子供の夢にも出て来ない 大人が懐かしがることもない  だからと云って駄目じゃない 駄目じゃない スターダスト ボーイズ 駄目じゃない 星くずの俺たち 結構いいとこあるんだぜ スターダスト ボーイズ  くらべて見たら ヒーローらしくない 空とぶマントも役には立たない ヘルプもたまに聞こえない その気になっても間に合わない  うっとりする程強くない さらばと手を振るムードじゃない 途中で会っても気がつかない サインをねだって並びもしない  だからと云って駄目じゃない 駄目じゃない スターダスト ボーイズ 駄目じゃない 星くずの俺たち 結構いいとこあるんだぜ スターダスト ボーイズ スターダスト ボーイズ
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