さだまさし作詞の歌詞一覧リスト  737曲中 201-400曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
題名のない愛の唄さだまさしさだまさしさだまさしTRADITIONAL倉田信雄いつかあなたに会えたら 話したいことがある いつも笑顔で過ごして 愛を生きてきた いつかあなたに会えたら 伝えたいことがある 遠く長い坂道も 一人じゃなかった  振り返れば人は誰も花のよう 遅咲きも早咲きの花もみな美しい 気づかれずとも ひたすらそこで咲く花のように ただあなただけの為に 私は咲いたよ  振り返れば生きることは夢のよう 悲しみも苦しみも思い出は美しい あなたに恥ずかしくないように 生きてきただろうか 巡り巡る人生は 風のように過ぎる  いつかあなたに会えたら 話したいことがある ただあなただけの為に 私は生きたと  ただあなただけの為に 私は生きたと
TOKYO HARBOR LIGHTSさだまさしさだまさしさだまさし木村“キムチ”誠悲しい時には 君を思い出す 大都会の街灯り 誰かの部屋の愛と悲しみを数えてる 君を失くしたあの日から 夜空には上弦の月 明星が寄り添う あの頃の二人のよう 滲んでゆくよ TOKYO HARBOR LIGHTS  苦しい時には 君を思い出す ふるさとを遠く離れ 何処からか吹く風は 未来へと 過去へと 時も心も超えて行く いつも君は僕のこと 支えてくれたから 思い出を手放せない 水辺に映る TOKYO HARBOR LIGHTS  いつの日にか 出会えた時に 決して恥ずかしくないように生きて行こう  君がいたTOKYO HARBOR LIGHTS 温もりとしあわせに 満ちていた毎日 夜空には上弦の月 明星が寄り添う あの頃の二人のよう 永遠に君を思いながら 潤んでゆくよ TOKYO HARBOR LIGHTS
一万年の旅路さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸何故私の顔に深い皺が刻まれたのか 教えようと老人は静かに言った 彼の前に腰掛けた時 暖炉の明かりがパチパチ音を立てた  迷った道の数の分と 傷つけた心の数を 忘れないよう顔に刻んできた 驚くことはない 生きてゆくことは 大概そういうことなのさ  若いという美しさは身体の外にあるから いっときは目が眩むけれど 年老いての美しさは心の中にあるから 気付いたものだけが美しい  そんなことを理解するために 人は生きているのかも知れない  誰もが老人になれるとは 限らないじゃないかと 彼は少し笑って静かに言った 生きた証の皺を恥ずかしいと 思う方がおかしいだろう  君もいつか気付くだろう 悲しみの皺だけじゃない 嬉し涙の流れを刻み 喜びの笑顔さえもまた 自分の顔に刻んできたのだろう  自分の顔が好きかと訊かれたらきっと嫌いだと 答えるに決まってるけれど これでも昔の私の顔よりは少しばかり ましになったと思っているんだよ  そんなことを理解するために 人は生まれてきたのかも知れない  四苦三十六 八苦七十二 足して108の煩悩の 数をまさか信じてる訳じゃない 実際その数の何倍もの悩みと 一緒に暮らして生きてきた  若い頃に見えたものと 年老いて見えるものとの 違いがいつか君にも分かるだろう 本物と偽者あるいは正義について 気付くものだけが美しい  笑う門には福が来る 辛い時でも笑ってる そんな人になりたいと思わないか? 恩は石に刻み給え 恨みは水に流し給え 胸を張って生きてゆき給え  若いという名の花は身体の外に咲くから いっときは目が眩むけれど 年老いてからの花は心の中に咲くから 気付いたものだけが美しい  そんなことを理解するために 人は生きているのかも知れない 人は生まれてきたのかも知れない
白秋歌さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし倉田信雄探してる 言葉を探してる あなたに伝えたい言葉を 「恋」では軽い 「愛」でも足りない 想いの深さを言葉に出来ない  秋の花が咲く前に 伝えたいこの心 ただ背筋を伸ばして 好きだと告げようか  祈ってる 自分に祈ってる あなたに相応しいかどうか 「希望」では遠く 「夢」では儚い 想いの深さを言葉に出来ない  秋の花が散る前に 伝えたいこの心 ただ不器用に一途に 好きだと言えば良い  ただひたむきにあなたが 好きだと言えば良い
あなたへさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸愛しいあなたが今まで どんな風に傷ついて生きたか それでも自分を捨てないで 心を護って生きてきたか あの時にも あんな時にも あの時にも あんな時にも  私にはあなたを護る 術など何もなくただ不器用に 歌うことだけ あなたのために 歌うしか出来ないけど どんな時にも いつでも どんな時にも いつでも  悲しみの底でも笑顔を捨てない あなたの苦しみの本当の深さを 思い知りながら支えたいのは 明日何が出来るのかということ 昨日のことより 今日のことより 昨日のことより 今日のことより  未来には幾つかの顔がある 例えば不安と希望 もしも私の歌が あなたの不安を和らげられて 微かな希望に寄り添えたら 今日のことより 明日のことへ 今日のことより 明日のことへ  悲しみの中でも季節は巡る 寒い冬のあとにでも きっと綺麗に花は咲く 信じなくても良い それでも花は咲く 幸せはきっといつか来る 届け届け この歌 届け届け届け この愛  私には歌しかないけれど 私には歌があるから いつも此処で歌ってるから あなたを思って歌ってるから 声の果てるまで 私には歌しかないけれど 私には歌があるから いつも此処で歌ってるから あなたを思って歌ってるから 幸せになれるまで いつまでも いつでも いつまでも いつでも あなたへ
SMILE AGAINさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸もしもあなたが今 悲しみの中にいて よるべない不安に 震えているのなら 声にならない声を今 その見えない涙を今 わかちあうことが できないだろうか  言葉で伝わらない 言葉もあるけれど せめてこの歌声が あなたに届いたら 勇気をふりしぼって今 涙をぬぐいさって今 なつかしい笑顔に もう一度会いたい  SMILE AGAIN 祈りは海を越え SMILE AGAIN 願いは風に乗り SMILE AGAIN 夢を忘れないで 愛は時を渡る  忘れないで欲しい いつも思っている だからこの歌声が あなたに聞こえたら 小さな声でいい今 一緒にくちずさんで今 どうか僕のために もう一度笑って  SMILE AGAIN 一人は小さくて SMILE AGAIN とても弱いけれど SMILE AGAIN 強くこの愛を 心こめて歌う  SMILE AGAIN 祈りは海を越え SMILE AGAIN 願いは風に乗り SMILE AGAIN 夢を忘れないで 愛は時を渡る
手紙彩風彩風さだまさし照屋林賢彩風あなたの夢見ました とても悲しそうでした 胸の痛みで目覚めて 窓辺の花に救われた  春の曙 夏の青空 秋の白菊 冬の風  色とりどりの 景色の中で いつでもあなたを 遠くで想っているのです 手紙をください ひとこと「さびしい」と  会えば言葉になりません 会うだけで幸せだから それで手紙を書いたら もっと言葉にならなかった  春の朝焼け 夏の海風 秋の山の彩 冬の温もり  色様々の 暮らしの中で いつでもあなたを 遠くで想っているのです 手紙をください ひとこと「恋しい」と  色様々の 暮らしの中で いつでもあなたを 遠くで想っているのです 手紙をください ひとこと「恋しい」と  手紙をください ひとこと「会いたい」と
たいせつなひと彩風彩風さだまさしさだまさし彩風その手を離さないで 不安が過ぎゆくまで 哀しみのほとりで出会った その温かい手を  寂しいと口にすれば 生きることは寂しい 喜びと悲しみは 光と影のように いつでも 寄り添うもの 幸せと口にすれば 不幸せばかりが映る 何故かこの世に生まれ 迷いながらも生きる あなたに 届くために  あなたの存在だけが 他の全てより秀でてる 星や月や花や鳥や 海や空よりも 際だっていて 愛おしくて たいせつなひと  その手を離さないで 不安が過ぎゆくまで 哀しみのほとりで出会った その温かい手を  愛ばかりを集めたら 憎しみまで寄り添う ささやかに傷ついて ささやかに満たされて このいのちを生きたい  あなたの存在だけが 他の全てより秀でてる 星や月や花や鳥や 海や空よりも 際だっていて 愛おしくて たいせつなひと  その手を離さないで 不安が過ぎゆくまで 哀しみのほとりで出会った その温かい手を  その手を離さないで 不安が過ぎゆくまで 哀しみのほとりで出会った そのたいせつなひと
奇跡~大きな愛のように~岩崎宏美岩崎宏美さだまさしさだまさし上杉洋史どんなにせつなくても 必ず明日は来る ながいながい坂道のぼるのは あなた独りじゃない  僕は神様でないから 本当の愛は多分知らない けれどあなたを想う心なら 神様に負けない たった一度の人生に あなたとめぐりあえたこと 偶然を装いながら奇跡は いつも近くに居る  ああ大きな愛になりたい あなたを守ってあげたい あなたは気付かなくても いつでも隣を歩いていたい  どんなにせつなくても 必ず明日は来る ながいながい坂道のぼるのは あなた独りじゃない  今日と未来の間に 流れる河を夢というなら あなたと同じ夢を見ることが 出来たならそれでいい 僕は神様でないから 奇跡を創ることは出来ない けれどあなたを想う奇跡なら 神様に負けない  ああ大きな愛になりたい あなたを守ってあげたい あなたは気付かなくても いつでも隣を歩いていたい ああ大きな夢になりたい あなたを包んであげたい あなたの笑顔を守る為に多分僕は生れて来た  どんなにせつなくても 必ず明日は来る ながいながい坂道のぼるのは あなた独りじゃない
Birthday岩崎宏美岩崎宏美さだまさしさだまさし坂本昌之幸せをありがとう ぬくもり届きました なによりあなたが元気でよかった 宝物をありがとう 思い出届きました 生まれてきてよかった  誕生祝いをありがとう 忘れずにいてくれてありがとう 古い時計が時を刻むように 緩やかに年老いてゆけたらいいなどと この頃思うようになりました  誕生祝いをありがとう 忘れずにいてくれてありがとう 誰かが私の生まれ日のこと 憶えていてくれると 独りきりではないと とても勇気が湧いてくるのです  幸せをありがとう ぬくもり届きました なによりあなたが元気でよかった 宝物をありがとう 思い出届きました 生まれてきてよかった  やさしい手紙をありがとう 気にかけてくれていてありがとう 下書きの跡が胸に沁みます こんなわたしの為に こんなに沢山の あなたの時間をくれたのですね  心からどうもありがとう 忘れずにいてくれてありがとう 季節の花を少し送ります あなたのあの笑顔を 飾るには足りないけど せめて私の心を添えて  幸せをありがとう ぬくもり届きました なによりあなたが元気でよかった 宝物をありがとう 思い出届きました 生まれてきてよかった  幸せをありがとう ぬくもり届きました なによりあなたが元気でよかった 宝物をありがとう 思い出届きました 生まれてきてよかった
道化師のソネット岩崎宏美岩崎宏美さだまさしさだまさし上杉洋史笑ってよ君のために 笑ってよ僕のために  僕たちは小さな舟に 哀しみという荷物を積んで 時の流れを下ってゆく 舟人たちのようだね 君のその小さな手には 持ちきれない程の哀しみを せめて笑顔が救うのなら 僕は道化師(ピエロ)になれるよ  笑ってよ君のために 笑ってよ僕のために きっと誰もが 同じ河のほとりを歩いている  僕等は別々の山を それぞれの高さ目指して 息も吐がずに登ってゆく 山びと達のようだね 君のその小さな腕に 支えきれない程の哀しみを せめて笑顔が救うのなら 僕は道化師(ピエロ)になろう  笑ってよ君のために 笑ってよ僕のために いつか真実(ほんとう)に 笑いながら話せる日がくるから  笑ってよ君のために 笑ってよ僕のために 笑ってよ君のために 笑ってよ僕のために
案山子岩崎宏美岩崎宏美さだまさしさだまさし坂本昌之元気でいるか 街には慣れたか 友達出来たか 寂しかないか お金はあるか 今度いつ帰る  城跡から見下せば蒼く細い河 橋のたもとに造り酒屋のレンガ煙突 この町を綿菓子に染め抜いた雪が消えれば お前がここを出てから初めての春  手紙が無理なら電話でもいい 「金頼む」の一言でもいい お前の笑顔を待ちわびる おふくろに聴かせてやってくれ  元気でいるか 街には慣れたか 友達出来たか 寂しかないか お金はあるか 今度いつ帰る  山の麓 煙吐いて列車が走る 凩が雑木林を転げ落ちて来る 銀色の毛布つけた田圃にぽつり 置き去られて雪をかぶった 案山子がひとり  お前も都会の雪景色の中で 丁度 あの案山子の様に 寂しい思いしてはいないか 体をこわしてはいないか  手紙が無理なら電話でもいい 「金頼む」の一言でもいい お前の笑顔を待ちわびる おふくろに聴かせてやってくれ  元気でいるか 街には慣れたか 友達出来たか 寂しかないか お金はあるか 今度いつ帰る 寂しかないか お金はあるか 今度いつ帰る
予約席岩崎宏美岩崎宏美さだまさしさだまさし上杉洋史かなしいね やさしいね 生きているってすごいね 泣かないで 負けないで 私 生きてみるから  花の降る午後に春は暮れてゆく 光咲く夏は海へと帰ってく 人は一体 生きてるうちに いくつの「さよなら」を言えばいいのだろう あなたの笑顔に出会えなかったら 今でも私は「さよなら」に縛られて 誰かが待っていてくれること 信じなかったと思う  もしかしたら こんな私でさえ 誰かが求めてる いつか誰かの 支えになれる 場所があると思う  かなしいね やさしいね 生きているってすごいね 泣かないで 負けないで 私 生きてみるから  山を染め乍ら 秋は去ってゆく 積もった雪なら いつか消えてゆく 人は決して独りきりで 生きている訳じゃない  いつかきっと こんな私でさえ 誰かが待っている 私の為の予約席がある それを信じてる  かなしいね やさしいね 生きているってすごいね がんばって がんばって 私 生きてゆくから  かなしいね やさしいね 生きているってすごいね 泣かないで 負けないで 私 生きてみるから
ひまわり岩崎宏美岩崎宏美さだまさしさだまさし坂本昌之人は誰も 心に 花の種を 抱いて生きているんだよと あなたの口癖や声の響きが このごろとても 恋しい 夢見て咲いているのなら 菫 密やかに咲くのなら 野菊 人を傷つけてしまう 赤い薔薇 散ってゆくのなら 桜 それから私に あんな風に咲けよと 指さした花は 一輪の ひまわり 背すじを伸ばして 憧れだけをみつめ ひと夏を力の限り 明るく咲く花 私はその時 本当にそんな風に 生きてゆきたいと 心から思った  いつまでもあなたを愛していると あの日約束したでしょう はるかな時の流れを越えてまだ 約束を守ってます あなたと暮らした懐かしい町を 独り遠く離れて 海辺に色とりどりの花が咲く 風の街で 咲いてます 鳥よあの人に 出会ったら伝えてよ ひまわりの様に 私は生きていると 背すじを伸ばして 憧れだけをみつめ 一日を力の限り 明るく生きてる  鳥よあの人に 出会ったら伝えてよ ひまわりの様に 私は生きてる 背すじを伸ばして あなただけをみつめ 約束どおりに 明るく咲いてる
片恋岩崎宏美岩崎宏美さだまさしさだまさし倉田信雄こんなに恋しくても 届かない心がある こんなに苦しくても 言えない言葉がある ときめいて あこがれて 聞こえない声で叫んでいる あなたに届け いつかいつの日か あなたに届け せめてそのかけらでも  こんなに寒い朝も 温かい恋がある こんなに悲しくても 口ずさむ歌がある ひたむきに ひたすらに あなたを思う夢がある あなたに届け いつか蒼空に あなたに届け 歌よ伝えてよ あなたに届け いつかいつの日か あなたに届け せめてそのかけらでも  こんなに恋しくても 届かない心がある こんなに悲しくても 口ずさむ歌がある
いのちの理由GOLD LYLIC岩崎宏美GOLD LYLIC岩崎宏美さだまさしさだまさし渡辺俊幸私が生まれてきた訳は 父と母とに出会うため 私が生まれてきた訳は きょうだいたちに出会うため 私が生まれてきた訳は 友達みんなに出会うため 私が生まれてきた訳は 愛しいあなたに出会うため  春来れば 花自ずから咲くように 秋くれば 葉は自ずから散るように しあわせになるために 誰もが生まれてきたんだよ 悲しみの花の後からは 喜びの実が実るように  私が生まれてきた訳は 何処かの誰かを傷つけて 私が生まれてきた訳は 何処かの誰かに傷ついて 私が生まれてきた訳は 何処かの誰かに救われて 私が生まれてきた訳は 何処かの誰かを救うため  夜が来て 闇自ずから染みるよう 朝が来て 光自ずから照らすよう しあわせになるために 誰もが生きているんだよ 悲しみの海の向こうから 喜びが満ちて来るように  私が生まれてきた訳は 愛しいあなたに出会うため 私が生まれてきた訳は 愛しいあなたを護るため
秋桜やなわらばーやなわらばーさだまさしさだまさしうす紅の秋桜が秋の日の 何気ない陽溜りに揺れている 比頃涙脆くなった母が 庭先でひとつ咳をする  縁側でアルバムを開いては 私の幼い日の思い出を 何度も同じ話くりかえす 独言みたいに小さな声で  こんな小春日和の穏やかな日は あなたの優しさが浸みて来る 明日嫁ぐ私に苦労はしても 笑い話に時が変えるよ 心配いらないと笑った  あれこれと思い出をたどったら いつの日もひとりではなかったと 今更乍ら我儘な私に 唇かんでいます  明日への荷作りに手を借りて しばらくは楽し気にいたけれど 突然涙こぼし元気でと 何度も何度もくりかえす母  ありがとうの言葉をかみしめながら 生きてみます私なりに こんな小春日和の穏やかな日は もう少しあなたの子供で いさせてください
雨やどり若旦那若旦那さだまさしさだまさしそれはまだ私が神様を信じなかった頃 九月のとある木曜日に雨が降りまして こんな日に素敵な彼が現われないかと 思ったところへあなたが雨やどり すいませんねと笑うあなたの笑顔 とても凛凛しくて 前歯から右に四本目に虫歯がありまして しかたがないので 買ったばかりのスヌーピーのハンカチ 貸してあげたけど傘の方が良かったかしら  でも爽やかさがとても素敵だったので そこは苦しい時だけの神だのみ もしも もしも出来ることでしたれば あの人に も一度逢わせてちょうだいませませ  ところが実に偶然というのは恐ろしいもので 今年の初詣に私の晴れ着のスソ踏んずけて あっこりゃまたすいませんねと笑う 口元から虫歯がキラリン 夢かと思って ほっぺつねったら痛かった  そんな馬鹿げた話は今まで聞いたことがないと ママも兄貴も死ぬ程に笑いころげる奴らでして それでも私が突然口紅などつけたものだから おまえ大丈夫かと おでこに手をあてた 本当ならつれて来てみろというリクエストに お応えして 五月のとある水曜日に彼を呼びまして 自信たっぷりに紹介したらば 彼の靴下に穴がポカリン あわてておさえたけど しっかり見られた  でも爽やかさがとても素敵だわと うけたので彼が気をよくして急に もしも もしも出来ることでしたれば この人をお嫁さんにちょうだいませませ  その後 私 気を失ってたから よくわからないけど 目が覚めたらそういう話が すっかり出来あがっていて おめでとうって言われて も一度 気を失って 気がついたら あなたの腕に 雨やどり   注意:アーティストの意向により一部歌詞の歌いまわしを変更しております。
いのちの理由コロッケコロッケさだまさしさだまさし渡辺俊幸私が生まれてきた訳は 父と母とに出会うため 私が生まれてきた訳は きょうだいたちに出会うため 私が生まれてきた訳は 友達みんなに出会うため 私が生まれてきた訳は 愛しいあなたに出会うため 春来れば 花自ずから咲くように 秋来れば 葉は自ずから散るように しあわせになるために 誰もが生まれてきたんだよ 悲しみの花の後からは 喜びの実が実るように  私が生まれてきた訳は 何処かの誰かを傷つけて 私が生まれてきた訳は 何処かの誰かに傷ついて 私が生まれてきた訳は 何処かの誰かに救われて 私が生まれてきた訳は 何処かの誰かを救うため 夜が来て 闇自ずから染みるよう 朝が来て 光自ずから照らすよう しあわせになるために 誰もが生きているんだよ 悲しみの海の向こうから 喜びが満ちてくるように  私が生まれてきた訳は 愛しいあなたに出会うため 私が生まれてきた訳は 愛しいあなたを護るため 愛しいあなたを護るため
療養所(サナトリウム)小比類巻かほる小比類巻かほるさだまさしさだまさし坂井紀雄病室を出てゆくというのに こんなに心が重いとは思わなかった きっとそれは 雑居病棟のベージュの壁の隅に居た あのおばあさんが気がかりなせい  たった今飲んだ薬の数さえ すぐに忘れてしまう彼女は しかし 夜中に僕の毛布をなおす事だけは 必ず忘れないでくれた  歳と共に誰もが子供に帰ってゆくと 人は云うけれどそれは多分嘘だ 思い通りにとべない心と動かぬ手足 抱きしめて燃え残る夢達  さまざまな人生を抱いた療養所は やわらかな陽溜りと かなしい静けさの中  病室での話題と云えば 自分の病気の重さと人生の重さ それから とるに足らない噂話をあの人は いつも黙って笑顔で聴くばかり  ふた月もの長い間に 彼女を訪れる人が誰もなかった それは事実 けれど人を憐れみや同情で 語れば それは嘘になる  まぎれもなく人生そのものが病室で 僕より先にきっと彼女は出てゆく 幸せ 不幸せ それは別にしても 真実は冷やかに過ぎてゆく  さまざまな人生を抱いた療養所は やわらかな陽溜りと かなしい静けさの中  たったひとつ僕にも出来る ほんのささやかな真実がある それは わずか一人だが 彼女への見舞客に 来週からなれること
桜の樹の下でさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸桜の樹の下に集まって みんなで最初からやり直そう 両手に余る悲しみを越えて みんなで最初から始めよう  ららららら ららららら みんな働け  力があるなら力を出せ 知恵があるなら知恵を出せ お金があるならお金を出せ 何もないヤツは歌え  ららららら ららららら みんなで歌え  ららららら ららららら みんなで笑え  泣いて泣いて泣いたら笑え 笑って笑ったら怒れ 怒り疲れたら働け 働き疲れたら休め  ららららら ららららら みんなで笑え  桜の樹の下に集まって みんなで最初からやり直そう 両手に余る悲しみを越えて みんなで最初から始めよう  ららららら ららららら みんな働け  桜の樹の下に集まって みんなで最初からやり直そう 両手に余る悲しみを越えて みんなで最初から始めよう  ららららら ららららら みんな働け
名画座の恋さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸名画座で出会うオードリーに恋をしてたあの日 学校へも行かずあてもない夢に逃げ込んでいた 不安を数えれば未来 未来は憧れと怖れ 誰かの庭に咲く白丁花 六月に降る雪 仕送りが遅れると詫びる故郷の母の手紙 負けるなとは書いてないけれど 負けなくないと思った  夕暮れ迫る路地裏に遊ぶ少女独り フランス座の踊り子の娘 誰かにそう聞いた 次には北の町へ行く 終わりのない旅人 生きることはそういうこと 明日はいつか来る 名画座の恋が終わる頃 僕は大人になる もうすぐ梅雨前線が この街に掛かる
プラネタリウムさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸君の手に触れた時の プラネタリウムの空の色 暁の中秋無月群青に流れる星の二つ三つ 5億光年離れても超新星残骸空に咲く花 ほら理(イデア)と情(パトス)の狭間で二人の恋が揺れている  茉莉花(ジャスミン)の花が咲いたよ 地中海のほとりで 自由のために生命を投げ出す人がいる  ボクラハナニモノ  132億光年 プラネタリウムの空の色 明暗の宙に天つ雁 明星をよぎる影の二羽三羽 5億光年離れても見える星は幾つもあるというのに 2センチより近くても 君は遙か銀河よりも遠い  茉莉花(ジャスミン)の花は咲かない 何故だかこの国では 幸せ疲れで自由が見えなくなったのかな  ボクラハナニモノ  君の手に触れた時の プラネタリウムの空の色 暁の中秋無月群青に流れる星の二つ三つ
廣重寫眞館さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸廣重寫眞館が今日で終わるって そんな風な貼り紙がしてあったって 寂しげに君が言うあのショーウィンドウには 町中の思い出が飾られてたっけねって  父と母の結婚式の寫眞も 妹の七五三の晴れ着姿も 何故か廣重の浮世絵とショーウィンドウに 一緒に並べられてたっけ あれやこれや  アインシュタインのお気に入りって 自慢してたエーテル仕掛けの水飲み鳥の隣 多分ガーベラらしき ホンコンフラワーの下で微笑んでいた 振り袖姿の君 ああ ときめきはそこからだったね  廣重寫眞館が今日で終わるって 喜楽亭のコロッケも終わっちゃったし 町中が寂しがってるどのショーウィンドウにも 子供の姿が映らなくなったっけねって  そうだこれから二人で寫眞撮りにゆこう 「だって普段着なのに」と君は言うけど 普段着のままでいいあのショーウィンドウに 僕らを飾ってもらおうよ 結婚しようかって聞いた  野球帰りの子供達と すれ違う時どこかでモクセイの香りがした 風呂屋の煙突の上に白い月ふと振り仰げば ヒロシゲ・ブルーの空 ああ ときめきはこれからだからね  廣重寫眞館が今日で終わるって そんな風な貼り紙がしてあったって 寂しげに君が言うあのショーウィンドウには…
古い時計台の歌さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし倉田信雄・さだまさし古い桜が咲かせる花は 決して古い花ではないように 古い時計が刻む時間は 決して古い時間じゃない  長い間僕の胸の中で 時を刻む 古時計 山を谷を河を越えて 道無き道を生きた  胸のときめき忘るる無かれ 早鐘を打ったあの夏の日 本当の花は実はこれから 生命短し恋せよ乙女  古い桜が咲かせる花は 決して古い花ではないように 古い時計が刻む時間は 決して古い時間じゃない  使い古しの古時計 ちょいと疲れてきたけれど ささやかな生命の営み 抱きしめて時を刻んだ  青春なんて歳の数じゃない 胸の温度の高さのことさ 本当の花は実はこれから 生命短し戦え男の子  古い桜が咲かせる花は 決して古い花ではないように 古い時計が刻む時間は 決して古い時間じゃない  古い桜が咲かせる花は 決して古い花ではないように 古い時計が刻む時間は 決して古い時間じゃない
図書館にてさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸大きな窓から差す 柔らかな光の中で パサージュ論を読む君の横顔に じっと見とれていた  真白な夏の雲が 山際の空に咲いた 水浅黄色の君のTシャツの 白い腕が眩しい  或いはベンヤミンを語る 君は強いアウラに満ちて 或いは賢治を語る 君は大いなる慈愛(アガペー)  図書館という大宇宙に 二人きり浮かんでた あの時  窓から見える水辺の 睡蓮が音も無く咲いた あたかも五次方程式のように 心も恋も解けない  大きな時間(とき)の粒に 緩やかに身を横たえ E=mc2 と僕が書けば 恋は光速を超えた  或いは未来を語る 君は不安と勇気に揺れて 或いはふるさとを語る まなざしは母に似ていた  図書館という大海原に 二人きり浮かんでた あの時  遙かな時間(とき)は過ぎて 図書館に僕は独りで 正義についてのディベートを 読みながら まだ君を想っている  大きな窓から差す 柔らかな光の中で…
黄昏アーケードさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし倉田信雄万年筆を選んだ訳は あなたの文字が好きだから ほんの二行で構わない あなたの文字が欲しかった インクは涙の縹色 桜三月さようなら ここは黄昏アーケード すれ違う日があるかしら  虹色花屋の店先の 真白の芍薬(ピオニー)匂い立つ 露の干ぬ間の幸せは 浅き夢見し酔ひもせず 思い出遣らずの雨模様 皐月五月雨さようなら ここは黄昏アーケード いつか帰ってくるかしら ここは黄昏アーケード すれ違う日があるかしら
美術館さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸ロックウェルの「鏡の前の少女」と 「婚姻届(マリッジライセンス)」の窓辺に咲く花 君の横顔に天窓の秋の花 美術館の壁の閑けさ  もしも僕に絵が描けたなら 君の笑顔だけ描き続けるだろう 吹きこぼれそうな恋を鎮め 庭先の桜紅葉の色が滲む  Oh 君の心が見えたら  フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」 ラピスラズリの気高い孤独 君の白い耳に透ける秋の光 僕はメーヘレンにもなれない  もしも僕に絵が描けたなら 君の笑顔だけ描き続けるだろう 僕だけの恋を庇うように 庭先の桜紅葉の散る音  Oh 君の心に触れたら  もしも僕に絵が描けたなら 君の笑顔だけ描き続けるだろう やがて僕の美術館には 君の笑顔だけ 飾られるだろう  Oh
強い夢は叶う ~RYO National Golf Club~さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸頑張ってるんだきっと誰も 精一杯なんだきっと誰も 思い通りに生きられないけど 一所懸命生きてる  生まれ生まれ生まれ生まれて 生きて生きて生きて生きて 小さいけれどたった一つの生命 大切に抱きしめて  泣きたい時こそ笑え 苦しい時こそ笑え 信じていい 強い夢は叶う  苦しんでるんだきっと誰も 不公平に耐えて生きてる 少し遅れても季節の花は 約束通りにきっと咲く  生まれ生まれ生まれ生まれて 生きて生きて生きて生きて たとえどんな時も明日を あきらめない  泣きたい時こそ笑え 苦しい時こそ笑え 信じていい 強い夢は叶う  泣きたい時こそ笑え 苦しい時こそ笑え 信じていい 強い夢は叶う
泣クモヨシ笑フモヨシ ~小サキ歌ノ小屋ヲ建テ~さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸人ハヒトタビ生マレテ生キテ 愛シキ憎キ人ニ会ヒ 老イト病ト闘ヒ生キテ イヅレ死ヌルハ世ノ習ヒ  嗚呼 我哀レノ生業ナル哉 啼イテ血ヲ吐ク不如帰 泣クモヨシ 笑フモヨシト 歌フコノ身ハ 可笑シクモアリ マタ 哀シクモアリ  人ハヒトタビ生マレテ生キテ 色ト欲トニ苛マレ ソレデモ笑フ強サガ欲シイ イヅレ死ヌル日 来ルマデニ  嗚呼 ソレゾレノ 生業アリテ 休ム暇無キ糸車 泣クモヨシ 笑フモヨシト 独リ歌ヘバ 現世ハ捨テタバカリノモノデモナイサ  イヅレハ声モ枯レ果テテ 櫻ノ頃ニ 春死ナム オマヘ独リノ為ダケニ 小サキ歌ノ小屋ヲ建テ  愛ノ限リヲ歌ヒタイ オマエ独リノ為ダケニ 泣クモヨシ 笑フモヨシト 歌フコノ身ハ 可笑シクモアリ マタ 哀シクモアリ  泣クモヨシ 笑フモヨシト 歌フコノ身ハ 哀シクモアリ マタ 嬉シクモアリ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
題名のない愛の唄~Shetland Air~松崎しげる松崎しげるさだまさしtraditionalいつかあなたに会えたら 話したいことがある いつも笑顔ですごして 愛を生きてきた  いつかあなたに会えたら 伝えたいことがある 遠く長い坂道も 一人じゃなかった  振り返れば 人は誰も花のよう 遅咲きも 早咲きの花もみな美しい  気づかれずとも ひたすらそこで 咲く花のように ただあなただけのために 私は咲いたよ  振り返れば 生きることは夢のよう 悲しみも苦しみも 思い出は美しい  あなたに恥ずかしくないように 生きてきただろうか 巡りめぐる人生は 風のように過ぎる  振り返れば人は誰も花のよう 遅咲きも早咲きの花もみな美しい  気づかれずとも ひたすらそこで 咲く花のように ただあなただけのために 私は咲いたよ  いつかあなたに会えたら 話したいことがある ただあなただけのために 私は生きたと
秋桜サエラサエラさだまさしさだまさし淡紅の秋桜が秋の日の 何気ない陽溜まりに揺れている 此頃 涙脆くなった母が 庭先でひとつ咳をする  縁側でアルバムを開いては 私の幼い日の思い出を 何度も同じ話くりかえす 独言みたいに小さな声で  こんな小春日和の穏やかな日は あなたの優しさが浸みて来る 明日嫁ぐ私に苦労はしても 笑い話に時が変えるよ 心配いらないと笑った  あれこれと思い出をたどったら いつの日もひとりではなかったと 今更乍ら我儘な私に 唇かんでいます  明日への荷作りに手を借りて しばらくは楽し気にいたけれど 突然涙こぼし元気でと 何度も何度もくりかえす母  ありがとうの言葉をかみしめながら 生きてみます私なりに こんな小春日和の穏やかな日は もう少しあなたの子供で いさせてください
虹~Singer~岩崎宏美岩崎宏美さだまさしさだまさし服部隆之こんなにも長い間 何故歌って来たのかしら ちいさなしあわせや 伝説の向こう側に 逃げ込むチャンスは いくらもあったのに まだ 歌ってる 控室の窓辺の かすみ草の向こうを あなたの横顔に よく似た思い出が とおり過ぎてゆく 開演のベルが鳴るまで あと 15分  全てを手に入れたり 全て失くしたり あなたまで ひきかえにして 歌い手は 虹のように 悲しみの雨の向こうで 咲くものかしら  I'm a singer 虹になりたい ひとときの主役(ヒロイン) 演じてそして I'm a singer 振り返ったら 幻のように 消え去るもの 誰かのしあわせと 入れ違いに  時々ふとラジオから 先に逝った友達の なつかしい唄が 流れることがある そうだね永遠に 歌い続けてる しあわせ? ふしあわせ? 誰に負けてもいいの 自分に負けたくないの だってそれがいつか 思い出に変わった時 目をそむけないで いたいでしょ 私はまだ 旅の途中  誰かの心の 扉を叩き続けて 何もかも ひきかえにして 可笑しくて哀しくて 美しき人生 さあ 幕が降りる迄  Yes I'm a singer 虹になりたい ひとときの主役(ヒロイン) 演じてそして I'm a singer あなたの空を ひとときでも 私の色に 染められたら それでいい  I'm a singer 虹になりたい ひとときの主役(ヒロイン) 演じてそして I'm a singer 振り返ったら 幻のように 消え去るもの 誰かのしあわせと 入れ違いに
いのちの理由Paix2Paix2さだまさしさだまさし草鹿明私が生まれてきた訳は 父と母とに出会うため 私が生まれてきた訳は きょうだいたちに出会うため 私が生まれてきた訳は 友達みんなに出会うため 私が生まれてきた訳は 愛しいあなたに出会うため  春来れば 花自ずから咲くように 秋くれば 葉は自ずから散るように しあわせになるために 誰もが生まれてきたんだよ 悲しみの花の後からは 喜びの実が実るように  私が生まれてきた訳は 何処かの誰かを傷つけて 私が生まれてきた訳は 何処かの誰かに傷ついて 私が生まれてきた訳は 何処かの誰かに救われて 私が生まれてきた訳は 何処かの誰かを救うため  夜が来て 闇自ずから染みるよう 朝が来て 光自ずから照らすよう しあわせになるために 誰もが生きているんだよ 悲しみの海の向こうから 喜びが満ちて来るように  私が生まれてきた訳は 愛しいあなたに出会うため 私が生まれてきた訳は 愛しいあなたを護るため
精霊流し長山洋子長山洋子さだまさしさだまさし去年のあなたの思い出が テープレコーダーから こぼれています あなたのためにお友達も 集まってくれました 二人でこさえたおそろいの 浴衣も今夜は一人で着ます 線香花火が見えますか 空の上から  約束通りに あなたの愛した レコードも一緒に 流しましょう そしてあなたの舟のあとを ついてゆきましょう  私の小さな弟が 何も知らずに はしゃぎ回って 精霊流しが華やかに 始まるのです  あの頃あなたがつま弾いた ギターを私が弾いてみました いつの間にさびついた糸で くすり指を切りました あなたの愛した母さんの 今夜の着物は浅黄色 わずかの間に年老いて 寂しそうです  約束通りに あなたの嫌いな 涙は見せずに 過ごしましょう そして黙って舟のあとを ついてゆきましょう  人ごみの中を縫う様に 静かに時間が通り過ぎます あなたと私の人生を かばうみたいに
片恋さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸こんなに恋しくても 届かない心がある こんなに苦しくても 言えない言葉がある ときめいて あこがれて 聞こえない声で叫んでいる あなたに届け いつかいつの日か あなたに届け せめてそのかけらでも  こんなに寒い朝も 温かい恋がある こんなに悲しくても 口ずさむ歌がある ひたむきに ひたすらに あなたを思う夢がある  あなたに届け いつか蒼空に あなたに届け 歌よ伝えてよ あなたに届け いつかいつの日か あなたに届け せめてそのかけらでも  こんなに恋しくても 届かない心がある こんなに悲しくても 口ずさむ歌がある
その橋を渡る時さだまさしさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし・渡辺俊幸もしも僕がその橋を渡るなら 何も迷わずに胸を張って渡る もしもその橋を叩くくらいなら 僕にその橋を渡る資格はない Rubicon river その河を 河を渡るとはそういうことなのだ Rubicon river 決心とは 賽を投げるとはそういうことなのだ  渡った先での不安におののくなら 僕は水の色を眺めて死ぬが良い 永遠にこの河を眺めるだけの方が 幸せだという人生だってある Rubicon river 生きるとは 生きることとはそういう物なのだ Rubicon river 幸せとは 幸せとはそういう物なのだ  もしも僕がこの橋を渡る時 必ず一度は振り返ると思う 置き去りにするものを自分に刻むために そしてもう二度と戻らないために Rubicon river その河を 河を渡るとはそういうことなのだ Rubicon river 決心とは 賽を投げるとはそういうことなのだ Rubicon river 生きるとは 生きることとはそういう物なのだ Rubicon river 幸せとは 幸せとはそういう物なのだ
何もなかったさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸村の入り口には紅い花が咲いてる 昔から咲く本当の名前は知らない 今は誰も憶えてなどいないんだ もう今は誰も知らない  昔 戦があった時 花は一度枯れたけど 今は見渡すかぎり赤い絨毯のように 何もなかったかのように咲いてる そう何もなかったかのように  人は皆 花の美しさに酔い かなしい時代は忘れたようだ 父を母を兄を友を失ったあの戦や 最後に全て焼き尽くしたあの光さえも  何もかも綺麗さっぱり 忘れてしまう幸せの中で みんな暮らしてるこの村では あの時何も起きなかった そうつまり 何もなかった  村の入り口には小さな石の仏が立ってる 昔からある仏の名前は知らない 今は誰も憶えてなどいないんだ もう今は誰も知らない  忘れてはいけない事と忘れてもかまわない事の 境目でいつもうろたえている 大切な事ほど忘れ 忘れたい事ほど忘れられない  花の色はいつか移ろう 楽しい時ほど早く過ぎゆく 父を母を兄を友を奪われたあの時 さしのべられた誰かの手の温もりでさえも  何もかも綺麗さっぱり 忘れてしまう幸せの中で みんな暮らしてるこの村では あの時何も起きなかった そうつまり 何もなかった  村の入り口には紅い花が咲いてる 昔から咲く本当の名前は知らない
思い出暮らしさだまさしさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし・渡辺俊幸あの頃は良かったなんて 口に出して言うもんじゃないよ 多分思い出の良いとこだけを「あの頃」と呼びたがる 「もしかしてあの時」なんて 逃げ込みたくもなるけど 待って それで上手くいかないことだけに 「もしも」を押しつける 誰だって思い出暮らしの方が良いさ 良いことだけならね 霞でも食って 鏡見ないで 歳だけ取って バカに笑って 生まれて生きて死ぬだけなんだったらそれも良い 未来は悪い事だけ 連れてくるもんだなんて怯えるなんて 後ろ向きの思い出暮らしにはまだまだ若すぎる  記憶の中だけのヒーロー セピア色の自分伝説 そんなモン早く捨てちまって たかだかの僕になれ 傷口から腐るあいつ 傷口から強くなるあいつ 一つだけ胸に刻みたい 僕らは今を生きる 誰だって思い出暮らしの方が良いさ 嫌なことから逃げて 心を開いて 心で見て 受け止めたい 生命の理由(わけ) 折角生まれて生きているんだったら勿体ない あの頃は良かったはず 永遠に過去は美しい 後ろ向きの思い出暮らしなどまだまだ早すぎる  あの頃は良かったなんて 口に出して言うもんじゃないよ 多分思い出の良いとこだけを「あの頃」と呼びたがる
冬薔薇(ふゆそうび)さだまさしさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし・渡辺俊幸カフェラテ越しに不意の別れ告げる君の向こうで ベビーピンクの真冬の薔薇 風もなくゆらり揺れた 読みかけの物語に残された数ページ 手に汗握るまさかの展開には声もない ミステリーなら最後のどんでん返しが 待ち構えてるんだけど  読み落としてた大切な君の心の傷を もう一度君の美しい笑顔を温めるために 私を助けてという君の声が聞こえる 僕の細胞は全て君で出来てたと気づいた 口先だけの言葉じゃない こころで守ってゆくから  まだ僕にロスタイムが残されているのなら どんでん返しの瞬間に運命を賭けるつもり  カフェラテ越しに不意の別れ告げる君の向こうで ベビーピンクの真冬の薔薇 風もなくゆらりゆらり ゆらりゆらり揺れた
私は犬に叱られたさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸犬に叱られた夢を見た 君ら人間は少し思い上がっているんじゃないかって 何の役にも立たぬ死に様を犬死になんて 軽々しく言うんじゃないと本気で怒ってた  犬に叱られた夢を見た 君ら人間は少しのぼせ上がっているんじゃないかって 散々人に迷惑かけて死ぬことを これからは人死にと呼ぶことにするがいいって  飼い犬に手をかまれるなどと平気で言うけど 飼い主に殺される犬の方が多いくらいだ 言っておくが別に猿とは仲も悪くないし 負けて遠吠えするのは君らじゃないかって もっともだ もっともだ  犬に叱られた夢を見た 君らの前頭葉が発達した訳は 犬が臭いの部分を受け持ってやったからだ 君らに知恵を持たせてやった感謝を忘れてるって  犬に叱られた夢を見た 花咲か爺から桃太郎まで面倒見たのに 猫と違って泥棒もせず恨んで化けもせず 救助や介助やおまわりさんまで務めてきたのに  第一 人も食わぬ夫婦喧嘩やなんかを 犬が食わぬのは当たり前のことだろう それより犬も歩けば棒に当たると言うけど それの何処が幸せなのか説明してみろって もっともだ もっともだ  犬に叱られた夢を見た 犬死になんて軽く言うなと叱られた もっともだ もっともだ
茨にもきっと花咲くさだまさしさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし・渡辺俊幸おめでとう 旅立ちだね 若い分きっと辛い道のりだろう 負けないで負けないで負けないで 意地を張って無理などし過ぎないように 季節(とき)は今 君はあの若緑色に 眩しく染まりながら歩いてゆく 君の征く茨の道に祝杯を挙げよう 転んでも笑って立ち上がれるよう おめでとう 旅立ちだね 忘れないで 茨にもきっと花咲く  おめでとう 旅立ちだね 下手くそで良い君だけの道を征け 挫けるな挫けるな挫けるな 次に会うとき君は今より素敵だろう  いつまでも自分を若いと思わぬよう いつまでも心は若く居られるよう いつか花を懐かしむとき 信じたその道を 自分で褒めることが出来るよう おめでとう 旅立ちだね 信じて良い 茨にもいつか花咲く おめでとう 旅立ちだね 忘れないで 茨にもきっと花咲く
静夜思さだまさしさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし・渡辺俊幸ゆうらりと山際に のぼり来る十三夜 薄絹をまとふ如く 銀色(しろがね)に光降る 風も無き雲路に 静静心細く 思ひ出の縁取りの ほつれゆく音のあはれ ふるさとは既に遠く 日ぐれて尚 道遠し たおやかな 月の光に 知らず知らず涙零る 未だ見ず流星の 落ちゆく 昊(そら)の涯 独り寝の窓辺に聴く 君を恋うる歌  オルフェウス 或いはセレネの母 ティアの形見 一年に4センチ 遠ざかりゆく恋 ふるさとは遙か遠く 日ぐれて尚 道遠し 振り向けば かくも長き 迷い道に 人も絶へ 君知るや言の葉に 尽きせぬ恋の行方 ゆうらりと山際に のぼり来る十三夜
予感さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸季節が変わるように 静かに押し寄せる波が 沁みるようにあなたで 満たされてゆく予感 八重山吹の花が 香るように風に揺れた その坂道をあなたが歩いてくる いつしかあなたに恋をした 遅咲きの花のように 気づいてもらえないかも知れないけど 小さく咲いたから しあわせ しあわせ  朝焼けの水際に 光が満ちるように ゆっくりとあなたに 染まりはじめる予感 ときめきを数えれば 悲しみが始まるから この坂道を一人で歩いて行く いつしかあなたに恋をした 遅咲きの夢のように あなたに届かないかも知れないけど 小さく咲いたから しあわせ しあわせ しあわせ
ハーモニー~セリフ入りver.~加山雄三加山雄三さだまさし弾厚作武部聡志君のためにだけ 歌い続けよう 僕の生命と 愛のかぎり 君は僕の手を離さず 長く遠い道に 迷う時も いつも 側にいてくれるね 優しい人  喜び悲しみ 君と二人で 寄せては返す 波を越えて 僕のメロディーを支える 君の愛のハーモニー いつまでも 君とだけしか作れない 愛の形  (セリフ) 「もし、君に逢っていなかったら 僕は、どうなってたかわからない 心から感謝してるんだ! 愛してる、ずっと愛してる」  人は 涙を超えて咲く美しい花 君と 互いに支え合い歌うハーモニー  君のためにだけ 歌い続けよう 僕の生命と 愛のかぎり  La La La…
ハーモニー加山雄三加山雄三さだまさし弾厚作武部聡志君のためにだけ 歌い続けよう 僕の生命と 愛のかぎり 君は僕の手を離さず 長く遠い道に 迷う時も いつも 側にいてくれるね 優しい人  喜び悲しみ 君と二人で 寄せては返す 波を越えて 僕のメロディーを支える 君の愛のハーモニー いつまでも 君とだけしか作れない 愛の形  人は 涙を超えて咲く美しい花 君と 互いに支え合い歌うハーモニー  君のためにだけ 歌い続けよう 僕の生命と 愛のかぎり  La La La…
座・ロンリーハーツ親父バンドGOLD LYLIC加山雄三とザ・ヤンチャーズGOLD LYLIC加山雄三とザ・ヤンチャーズさだまさし弾厚作武部聡志みんな歌おうもう一度 あの日のように声を合わせて ときめく胸 恋の歌 忘れられないあの歌  誰でもいつか年をとる 当たり前じゃないかそんなこと 大切なのは胸の炎 燃やし続けていること  歌おう恋のときめきを (恋の歌を) 若造時代に気づかない 本当の優しさや 愛や生命の重さを  それぞれ色々ありまして (夢破れて) 切ないながら生き抜いて (負けない) やっとこうして 歌おう さあ今こそ 人は一人じゃない筈さ  ギター抱えて集まれば あの頃と少しも変わらない 我らロンリーハーツ親父バンド 温もりじゃ負けはしない  一度も結婚しない奴 (一度目もだめ) 二度も別れた不届きな奴 (二度目も) 三度転んで起き上がり (三度目もほら) また転ぶのも人生 (人生)  いつかきっと笑えるさ (いつか きっと) どんなに苦しい坂道も どうにか乗り越えて 生きてきたのだから  話せば長い物語 (思いがけず) 運の良いこと悪いこと (それぞれ) ああ何もかも 笑い飛ばして 人は一人じゃない筈さ  ギター抱えて集まれば あの頃と少しも変わらない 我らロンリーハーツ親父バンド 元気じゃ負けはしないぜ  生きているから楽しくて (生きているから) 生きているからこそ悲しくて (頑張れ) 生きているから辛いけど (生きているから) 明日は必ず来る (必ず)  いつか未来の子供達に (子供達に) 心のバトンをつなぐため (つなぐため) 頼りになるような 大人になるために  歌おうロンリーハーツ親父バンド (親父バンド) 若造時代に気づかない (気づかない) 本当の優しさや 愛や命の重さを
案山子ケイタクケイタクさだまさしさだまさし元気でいるか 街には慣れたか 友達出来たか 寂しかないか お金はあるか 今度いつ帰る  城跡から見下せば 蒼く細い河 橋のたもとに 造り酒屋のレンガ煙突 この町を綿菓子に 染め抜いた雪が 消えれば お前がここを出てから 初めての春  手紙が無理なら 電話でもいい 「金頼む」の一言でもいい お前の笑顔を待ちわびる おふくろに聴かせてやってくれ  元気でいるか 街には慣れたか 友達出来たか 寂しかないか お金はあるか 今度いつ帰る  山の麓 煙吐いて 列車が走る 凩が雑木林を 転げ落ちて来る 銀色の毛布つけた 田圃に ぽつり 置き去られて 雪をかぶった 案山子がひとり  お前も都会の雪景色の中で 丁度 あの案山子の様に 寂しい思いしてはいないか 体をこわしてはいないか  手紙が無理なら 電話でもいい 「金頼む」の一言でもいい お前の笑顔を待ちわびる おふくろに聴かせてやってくれ  元気でいるか 街には慣れたか 友達出来たか 寂しかないか お金はあるか 今度いつ帰る 寂しかないか お金はあるか 今度いつ帰る
雨やどりケイタクケイタクさだまさしさだまさしそれはまだ 私が神様を信じなかった頃 九月のとある木曜日に雨が降りまして こんな日に素敵な彼が現れないかと 思ったところへ あなたが雨やどり  すいませんねと笑うあなたの笑顔 とても凛々しくて 前歯から右に四本目に虫歯がありまして しかたがないので買ったばかりの スヌーピーのハンカチ 貸してあげたけど 傘の方が良かったかしら  でも爽やかさがとても素敵だったので そこは苦しい時だけの神だのみ もしも もしも 出来ることでしたれば あの人に も一度逢わせてちょだいませませ  ところが実に偶然というのは恐ろしいもので 今年の初詣に 私の晴着のスソ 踏んづけて あっこりゃまたすいませんねと笑う 口元から虫歯が キラリン 夢かと思って ほっぺつねったら 痛かった  そんな馬鹿げた話は 今まで 聞いたことがないと ママも兄貴も死ぬ程に笑いころげる 奴らでして それでも私が突然 口紅など つけたものだから おまえ大丈夫かと おでこに手をあてた  本当ならつれて来てみろという リクエストにお答えして 五月のとある水曜日に 彼を呼びまして 自信たっぷりに紹介したらば 彼の靴下に 穴がポカリン あわてて おさえたけど しっかり見られた  でも爽やかさが とても素敵だわと うけたので 彼が気をよくして 急に もしも もしも 出来ることでしたれば この人をお嫁さんにちょうだいませませ  その後 私 気を失ってたから よくわからないけど 目が覚めたら そういう話がすっかり 出来あがっていて おめでとうって言われて も一度 気を失って 気がついたら あなたの腕に 雨やどり
桜夜石川さゆり石川さゆりさだまさし三木たかし奥慶一銀河を砕くように桜散る ひとひら盃に浮かばせて 映る月日を飲み干すように 不意にあなたは去ってゆく しあわせか ふしあわせか それくらいわたしが決めてもいいでしょう 花は咲き 花は散り いつもいまでもあなたが好きです  微かな恋ならば忘れましょう 夢ならいつの日か醒めましょう けれどまごころ懸けた愛ゆえ 永遠に忘れられない しあわせか ふしあわせか それくらいわたしが決めてもいいでしょう 海に向かい 風に向かい いつもいつまでもあなたの名を呼ぶ  しあわせか ふしあわせか それくらいわたしが決めてもいいでしょう 花は咲き 花は散り いつもいつまでもあなたが好きです
精霊流し中森明菜中森明菜さだまさしさだまさし鳥山雄司去年のあなたの想い出が テープレコーダーから こぼれています あなたのために お友達も 集まってくれました 二人でこさえた おそろいの 浴衣も今夜は一人で着ます せんこう花火が見えますか 空の上から 約束通りに あなたの愛した レコードも一緒に 流しましょう そしてあなたの舟のあとを ついてゆきましょう 私の小さな弟が 何も知らずに はしゃぎ廻って 精霊流しが華やかに始まるのです  あの頃あなたがつま弾いた ギターを私が奏いてみました いつの間にかさびついた糸で くすり指を切りました あなたの愛した母さんの 今夜の着物は浅黄色 わずかの間に年老いて 寂しそうです 約束通りに あなたの嫌いな 涙は見せずに 過ごしましょう そして黙って 舟のあとを ついてゆきましょう 人ごみの中を縫う様に 静かに時間が通り過ぎます あなたと私の人生を かばうみたいに
秋桜高橋愛高橋愛さだまさしさだまさし淡紅の秋桜が秋の日の 何気ない陽溜りに揺れている 此頃涙脆くなった母が 庭先でひとつ咳をする  縁側でアルバムを開いては 私の幼い日の思い出を 何度も同じ話くりかえす 独言みたいに小さな声で  こんな小春日和の穏やかな日は あなたの優しさが浸みて来る 明日嫁ぐ私に苦労はしても 笑い話に時が変えるよ 心配いらないと笑った  あれこれと思い出をたどったら いつの日もひとりではなかったと 今更乍ら我儘な私に 唇かんでいます  明日への荷造りに手を借りて しばらくは楽し気にいたけれど 突然涙こぼし元気でと 何度も何度もくりかえす母  ありがとうの言葉をかみしめながら 生きてみます私なりに こんな小春日和の穏やかな日は もう少しあなたの子供で いさせてください
関白宣言Berryz工房・真野恵里菜Berryz工房・真野恵里菜さだまさしさだまさしお前を嫁にもらう前に 言っておきたい事がある かなりきびしい話もするが 俺の本音を聴いておけ 俺より先に寝てはいけない 俺より後に起きてもいけない めしは上手く作れ いつもきれいでいろ 出来る範囲で 構わないから 忘れてくれるな 仕事も出来ない男に 家庭を守れるはずなどないってこと お前にはお前にしか 出来ない事もあるから それ以外は口出しせず 黙って俺についてこい  お前の親と俺の親と どちらも同じだ大切にしろ 姑 小姑 かしこくこなせ たやすいはずだ 愛すればいい 人の陰口言うな聞くな それからつまらぬシットはするな 俺は浮気はしない たぶんしないと思う しないんじゃないかな ま、ちょっと覚悟はしておけ 幸福は二人で育てるもので どちらかが苦労して つくろうものではないはず お前は俺の処へ 家を捨てて来るのだから 帰る場所は無いと思え これから俺がお前の家  子供が育って年をとったら 俺より先に死んではいけない 例えばわずか一日でもいい 俺より早く逝ってはいけない 何もいらない 俺の手を握り 涙のしずく ふたつ以上こぼせ お前のお陰で いい人生だったと 俺が言うから 必ず言うから 忘れてくれるな 俺の愛する女は 愛する女は 生涯お前ひとり 忘れてくれるな 俺の愛する女は 愛する女は 生涯お前 ただ一人
無縁坂五木ひろし五木ひろしさだまさしさだまさし母はまだ若い頃 僕の手をひいて この坂を登る度 いつもため息をついた ため息つけば それで済む 後ろだけは見ちゃだめと 笑ってた白い手は とてもやわらかだった 運がいいとか 悪いとか 人は時々口にするけど そうゆうことって確かにあると あなたをみててそう思う 忍ぶ 不忍無縁坂 かみしめる様な ささやかな僕の 母の人生  いつかしら僕よりも 母は小さくなった 知らぬまに 白い手はとても小さくなった 母はすべてを暦に刻んで 流してきたんだろう 悲しさや苦しさは きっとあったはずなのに 運がいいとか 悪いとか 人は時々口にするけど めぐる暦は季節の中で 漂い乍ら過ぎてゆく 忍ぶ 不忍無縁坂 かみしめるような ささやかな僕の 母の人生
霧に消えた初恋~Radio Days~さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし倉田信雄霧の中に消えた初恋を惜しむように 指の隙間から夢が滑り落ちるように 時代は美しく遠ざかってゆくようだ  強い風に砂が形を変えるような 青春の傷を自分で慰めるような 時代に流されて生きるのはここでやめようと思う  ああ あの頃ラジオから流れたあの歌に 生きる勇気を貰った ああ あの頃好きだった人に恥ずかしくないように 明日を生きよう  霧の中に消えた青春の夢ばかり 不幸せだけを数えて生きてきたようだ 自分を嘆くのはもうここでやめようと思う  強い風にこころ押し戻されるような 後ろ向きの孤独に負けてたまるかと 自分を信じてもう少し頑張ってみようと思う  ああ あの頃ラジオから聞こえたあの人の 強い言葉は今も ああ あの頃幼い僕を支えた言葉は今も 胸に生きてる  ああ あの頃ラジオから流れたあの歌に 生きる勇気を貰った ああ あの頃好きだった人に恥ずかしくないように 明日を生きよう
抱きしめてさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸抱きしめて あなたの手の ぬくもりの 記憶へ その道を 辿り辿って あなたに会いたい  抱きしめて もう一度だけ その笑顔を 忘れないように 月影に 揺れる思い 深く深く 胸に刻んで  もう二度と 悲しみに 泣かないと 誓った その道を 巡り巡って 笑顔に 会いたい  抱きしめて この笑顔を 守り抜いて 曇らせぬように 星影に 届く願い いつの日にか しあわせに  もう二度と 悲しみに 泣かないと 誓った その道を 巡り巡って 笑顔に 会いたい  抱きしめて もう一度だけ ぬくもりの 記憶へ その道を 巡り巡って あなたに会いたい
一期一会さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸ささやかに泣きましょう ささやかに笑いましょう いつか又 会えるでしょう その時まで いざさらばさらば  巡り会い 愛し合い 時として悩み苦しんで 慈しみ かばい合い 泣いて笑って 生きている  しあわせと ふしあわせの 違いなんてささやかなもので 例えるなら 2ミリほど ずれた程度の すきま風  すれ違い 道に迷い 時として憎み合いながら 大切に 出会っては 別れてゆく 一期一会  生まれ来て 生き抜いて 友達と呼べる人に会う 支え合い 愛おしい あなたに出会うために  喜びと 悲しみの 違いなんてささやかなもので 月にむら雲 花に風 夏の淡雪 冬の花火  巡り会い 愛し合い 時として憎み合いながら 大切に 出会っては 別れてゆく 一期一会  ささやかに泣きましょう ささやかに笑いましょう いつか又 会えるでしょう その時まで いざさらばさらば
勧酒~さけをすすむ~さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし倉田信雄ギター担いでやって来た あの日のお前を忘れない 焼けた素肌で笑ってた 前歯が白く光ってた 女に持てず金もなく 年中腹を空かしてた いつもあふれる夢だけを 呑んで歌った夜の海 おーっほっほ  あれから三十有余年 苦難の道を生き抜いて お互い色々あったけど よくぞ荒波乗り越えた 誰でも歳は取るものだ 淋しい顔はやめておけ 友よグラスを空けたまえ 颯爽堂々胸を張れ  あの夏の日のギターの音を いつでも胸に思い出せ どんな時でもお前の味方 おいらは今夜も歌ってる おっほっほっほーい  女子供に流行ったものは 巨人大鵬卵焼き 硬派気取って目もくれず ギター抱えて酒を飲む 末は博士か大臣か お袋の夢が胸を焼く 国を語って夜を明かし 国を憂えて涙した あーっはっは  あれから三十有余年 肩まで伸ばした長い髪 今では眉にも届かぬが 心の座敷は拡がった 自分の道に花吹雪 自分で蒔いて歌おうぜ 友よ盃干したまえ 颯爽堂々胸を張れ  あの夏の日のギターの音を 決して忘れちゃいけないぞ どんな時でもお前の味方 友よ一緒に歌おうぜ  あの夏の日のギターの音を 辛いときこそ信じよう どんな時でもお前の味方 おいらは今夜も歌ってる おっほっほほーい あっはっははーい
がんばらんばMotttoさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし倉田信雄がんばらんば Mottto Mottto がんばらんば がんばらんば 何でんかんでん がんばらんば がんばらんば Mottto Mottto がんばらんば がんばらんば どいでんこいでん がんばらんばね  わいなんばしょっと そいけん言うたったい きつかとはなーんもわいだけじゃなかとよ 世間は景気ん悪かて だいちゃかいちゃ言いよるばってん そいがなんねどんげんか すーですーで  そんげん言うばってん 今までっちゃずーっと よか時ゃ長うはつづかんやったやっかね どんげんねそんげん思わんね こん位で塩垂れとったら笑わるっばい (ハイ)  でんでらりゅうばでてくるばってん でんでられんけんでてこんけん こんこられんけんこられられんけん こんこん  がんばらんば Mottto Mottto がんばらんば がんばらんば 何でんかんでん がんばらんば がんばらんば Mottto Mottto がんばらんば がんばらんば どいでんこいでん がんばらんばよ  心ん割れても意地できびって止めんね 忘れた頃にゃようなっとるばい 小さか花でも自分の花たい 明後日にゃ綺麗に咲くやろうたい  わいなんばしょっと そいけん言うたやかね 悪か事ばっかし続いてたまるもんね 本当ばい明日笑おうで そんげんばってんあんまいやったらちゃんぽん喰うて寝(ぬ)っ (ハイ)  でんでらりゅうばでてくるばってん でんでられんけんでてこんけん こんこられんけんこられられんけん こんこん  がんばらんば Mottto Mottto がんばらんば がんばらんば 何でんかんでん がんばらんば がんばらんば Mottto Mottto がんばらんば がんばらんば どいでんこいでん がんばらんばぞ  でんでらりゅうばでてくるばってん でんでられんけんでてこんけん こんこられんけんこられられんけん こんこん  がんばらんば Mottto Mottto がんばらんば がんばらんば 何でんかんでん がんばらんば がんばらんば Mottto Mottto がんばらんば がんばらんば どいでんこいでん がんばらんばたい  がんばらんば Mottto Mottto がんばらんば がんばらんば 何でんかんでん がんばらんば がんばらんば Mottto Mottto がんばらんば がんばらんば どいでんこいでん がんばらんばね
私は犬になりたい¥490-アルバム・ヴァージョン-さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし安いお弁当選んで買ってみても¥490 でも味噌汁付かない  たとえば牛丼大盛り頼んだら¥480 でも味噌汁付かない  帰りに格好付けてカモミール・ティーなんか飲んだら¥490 でも味噌汁付かない  ホワイト学割は学生も家族も基本料は¥490 でも味噌汁付かない  次に生まれるなら 味噌汁になりたい 主役を脇で支える味噌汁になりたい  でも味噌汁はお代わり出来るけど 私にお代わりなどいない 私は味噌汁になれない  競馬で儲けようと新聞買ったら¥450 もう馬券も買えない  たばこひと箱に発泡酒一本で¥430 競馬場にも行けない  週刊誌買って缶コーヒーまで買ったら¥450 既に馬券は買えない  DVD新作一泊借りたら¥400 馬券買えても当たるとは到底思えない  次に生まれるなら 競走馬になりたい 遠い夢を走り抜ける競走馬になりたい  でも強い馬なら種牡馬になれるけど 弱けりゃ何にもなれない 私は種牡馬にもなれない  海が見たくて横浜まで出かけたら¥450 帰ってこられない  中央線なら武蔵小金井¥450 山は見えても帰ってこられない  京成上野から実籾まで行っても¥470 でも競馬場は通り過ぎてる  小田急線なら海老名まででかけて¥480 これも帰っちゃこられない  次に生まれるなら 帰ってくるものになりたい 春になれば帰ってゆく 渡り鳥のように  でも焼酎のお湯割りに焼き鳥は絶対欠かせないから 私は鳥にはなりたくない  次に生まれるなら 帰ってくるものになりたい どんなに遠くからでも帰ってくる 犬になりたい  犬がいい そうだ犬がいい 出来たら寂しくないように 家族みんなに愛される うちの犬になりたい  次に生まれるなら 家族の一員になりたい 私は犬になりたい  雑種でもいい  ¥490
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
明日咲く花さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸よく頑張ったねって言って欲しかっただけ あなたが気づいてくれたら それだけでいい よく頑張ったねって褒めて欲しかっただけ あなただけの為に きっと明日咲くから  心に花の種を 抱いて人は生まれてきた 誰の為に咲くのかは たぶん別の事として いつか咲くその日のために 今私が生きてること あなたに出会って 何故私が生まれてきたかが解った 辛い辛い辛い辛い 心の闇を超えて 耐えて耐えて耐えて耐えて 必ずいつか咲く花 よく頑張ったねって言って欲しかっただけ あなたが気づいてくれたら それだけでいい よく頑張ったねって褒めて欲しかっただけ あなただけの為に きっと明日咲くから  いつか会うその人に 恥ずかしくないように いつか会うその人に ふさわしい花になるように 希望と失望の狭間で 生きることの重さが あなたに出会って 何故私が頑張ってきたか解った 揺れる揺れる揺れる揺れる 心の海を越えて 耐えて耐えて耐えて耐えて 必ずいつか咲く花 よく頑張ったねって言って欲しかっただけ あなたが気づいてくれたら それだけでいい よく頑張ったねって褒めて欲しかっただけ あなただけの為に きっと明日咲くから  よく頑張ったねって言って欲しかっただけ あなたが気づいてくれたら それだけでいい よく頑張ったねって褒めて欲しかっただけ あなただけの為に きっと綺麗に咲くから
ママの一番長い日~美しい朝~さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸おじいちゃんは山へ芝刈りに朝から出掛け OBを5発も打って落ち込んでいる頃 おばあちゃんは川へカラオケ仲間と出掛け マイクを離さず5曲目を歌う頃 沢山の幸せを小さな手に握りしめてきみは生まれた やがて美人になるなんてとても 思えないほど僕に似ていた 花の季節だった この物語の始まりの空は 美しく青く澄んで晴れ渡っていた woh  きみが最初にしゃべった言葉はパパで 嬉しくてその晩お酒を飲み過ぎたっけ でも困ったときに呼ぶのは必ずママで ママは一途にきみをみつめて愛した 沢山の幸せを周りに振りまきながらきみは育った 保育園では男勝りで いつも子分達を従えて家に帰ったね そのくせとても気遣う娘で 美しく澄んだ瞳はいつも輝いていた woh  どこからか君が犬を拾って帰って 僕に酷く叱られたことがあったね きみはすぐおじいちゃんの懐に逃げて おばあちゃんを呆れさせた 思い出す長い髪をなびかせてきみはいつも犬と走っていた やがて初恋ときめく心を 僕には隠したつもりだろうと思うけれど 少し淋しい思いで居たんだ 美しく育った君の瞳が眩しかった woh  ママ以外の家族に隠していたことがある 思いもかけず僕の病気はとても重くて 少しばかりみんなよりも先に いなくなってしまうけれど 泣かないでいつでもそばにいる きみの花嫁姿は見られないけれど 生命はこうして大切な人に 手渡されてゆくものだと気づいたから 出会えたことや愛し合えたこと 本当のしあわせはいつも近くにある woh  僕が居なくなった後もきみとママは いつも僕を思い出してくれたね おじいちゃんが僕の代わりにきみ達を護り 頑張ってくれていたけれど 彼が来て 求婚した時 おじいちゃんに殴られたのに驚いていたね パパとママとが 一緒になるとき やはりパパはおじいちゃんに殴られたんだよ 彼が二つも 殴られた訳は きっともう一つはパパの分だと思う woh  ヴァージンロードを歩くきみの 隣を僕も歩いているよ お願いがあるママによく頑張ったねと 本当にありがとうと伝えて 愛してる どんな時も きみたちを護っていると信じて欲しい この物語の 続きはふたりが 幸せに包まれるように願いながら ママが嫁いだ 美しい朝と きみが生まれた日を遠く思い出している woh
LIFEさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸たとえばふらりとお茶でも呼ばれるみたいに この世に生まれ 四方山話に花を咲かせてまたふらりと 帰って行く そんな風に生きられたらいい 喜びや悲しみや生きる痛み 切なさも苦しさもそれはそれとして OH MY LIFE あなたがそばにいる それだけで 他にはなにもいらないと思う  たとえばこの世と別れるその日が来たとき 笑えたら良いね 名残は尽きないけどまたいつか会おうねと じゃあまたねって 晴れた日も雨の日も嵐の日も 愛も怨みも悩みも時が経てば 懐かしい微笑みの向こうに繋がるもの OH MY LIFE あなたがそばにいるそれだけで 他にはなにもいらないと思う  たとえばふらりとお茶でも呼ばれるみたいに この世に生まれ 四方山話に花を咲かせてまたふらりと じゃあまたね
いのちの理由PLATINA LYLICさだまさしPLATINA LYLICさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸私が生まれてきた訳は 父と母とに出会うため 私が生まれてきた訳は きょうだいたちに出会うため 私が生まれてきた訳は 友達みんなに出会うため 私が生まれてきた訳は 愛しいあなたに出会うため  春来れば 花自ずから咲くように 秋くれば 葉は自ずから散るように しあわせになるために 誰もが生まれてきたんだよ 悲しみの花の後からは 喜びの実が実るように  私が生まれてきた訳は 何処かの誰かを傷つけて 私が生まれてきた訳は 何処かの誰かに傷ついて 私が生まれてきた訳は 何処かの誰かに救われて 私が生まれてきた訳は 何処かの誰かを救うため  夜が来て 闇自ずから染みるよう 朝が来て 光自ずから照らすよう しあわせになるために 誰もが生きているんだよ 悲しみの海の向こうから 喜びが満ちて来るように  私が生まれてきた訳は 愛しいあなたに出会うため 私が生まれてきた訳は 愛しいあなたを護るため
私は犬になりたい¥490-シングル・ヴァージョン-さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし安いお弁当選んで買ってみても¥490 でも味噌汁付かない  たとえば牛丼大盛り頼んだら¥480 でも味噌汁付かない  帰りに格好付けてカモミール・ティーなんか飲んだら¥490 でも味噌汁付かない  ホワイト学割は学生も家族も基本料は¥490 でも味噌汁付かない  次に生まれるなら 味噌汁になりたい 主役を脇で支える味噌汁になりたい  でも味噌汁はお代わり出来るけど 私にお代わりなどいない 私は味噌汁になれない  競馬で儲けようと新聞買ったら¥450 もう馬券も買えない  たばこひと箱に発泡酒一本で¥430 競馬場にも行けない  週刊誌買って缶コーヒーまで買ったら¥450 既に馬券は買えない  DVD新作一泊借りたら¥400 馬券買えても当たるとは到底思えない  次に生まれるなら 競走馬になりたい 遠い夢を走り抜ける競走馬になりたい  でも強い馬なら種牡馬になれるけど 弱けりゃ何にもなれない 私は種牡馬にもなれない  海が見たくて横浜まで出かけたら¥450 帰ってこられない  中央線なら武蔵小金井¥450 山は見えても帰ってこられない  京成上野から実籾まで行っても¥470 でも実籾で何をする  小田急線なら海老名まででかけて¥480 これも帰っちゃこられない  次に生まれるなら 帰ってくるものになりたい 春になれば帰ってゆく 渡り鳥のように  でも焼酎のお湯割りに焼き鳥は絶対欠かせないから 私は鳥にはなりたくない  次に生まれるなら 帰ってくるものになりたい どんなに遠くからでも帰ってくる 犬になりたい  犬がいい そうだ犬がいい 出来たら寂しくないように 家族みんなに愛される うちの犬になりたい  次に生まれるなら 家族の一員になりたい 私は犬になりたい  雑種でもいい  ¥490
精霊流し島倉千代子島倉千代子さだまさしさだまさし去年のあなたの思い出が テープレコーダーから こぼれています あなたのために お友達も 集まってくれました 二人でこさえたおそろいの 浴衣も今夜は一人で着ます せんこう花火が見えますか 空の上から  約束通りに あなたの愛した レコードも一緒に 流しましょう そしてあなたの舟のあとを ついてゆきましょう  私の小さな弟が 何も知らずに はしゃぎ回って 精霊流しが華やかに 始まるのです  あの頃あなたがつま弾いた ギターを私が 奏いてみました いつの間にか さびついた糸で くすり指を切りました あなたの愛した母さんの 今夜の着物は浅黄色 わずかの間に年老いて 寂しそうです  約束通りに あなたの嫌いな 涙は見せずに 過ごしましょう そして黙って舟のあとを ついてゆきましょう  人ごみの中を縫う様に 静かに時間が通り過ぎます あなたと私の人生を かばうみたいに
主人公田尾安志田尾安志さだまさしさだまさし時には思い出ゆきの 旅行案内書(ガイドブック)にまかせ 「あの頃」という名の駅で下りて 「昔通り」を歩く いつもの喫茶店(テラス)には まだ時の名借りが少し 地下鉄(メトロ)の駅の前には「62番」のバス 鈴懸(プラタナス)並木の古い広場と学生だらけの街 そういえば あなたの服の 模様さえ覚えてる あなたの眩しい笑顔と 友達の笑い声に 抱かれて 私はいつでも 必ずきらめいていた  「或いは」「もしも」だなんて あなたは嫌ったけど 時を遡(さかのぼ)る切符(チケット)があれば 欲しくなる時がある あそこの別れ道で選びなおせるならって…… 勿論 今の私を悲しむつもりはない 確かに自分で 選んだ以上精一杯生きる そうでなきゃ あなたにとても とても はずかしいから あなたは 教えてくれた 小さな物語でも 自分の人生の中では 誰もがみな主人公 時折思い出の中で あなたは支えてください 私の人生の中では 私が主人公だと
秋桜The JADEThe JADEさだまさしさだまさし近藤薫・スティーヴ・グッド淡紅の秋桜が秋の日の 何気ない陽溜りに揺れている 此頃涙脆くなった母が 庭先でひとつ咳をする  縁側でアルバムを開いては 私の幼い日の思い出を 何度も同じ話くりかえす 独言みたいに小さな声で  こんな小春日和の穏やかな日は あなたの優しさが浸みて来る 明日嫁ぐ私に苦労はしても 笑い話に 時が変えるよ 心配いらないと笑った  あれこれと思い出をたどったら いつの日もひとりではなかったと 今更乍ら我儘な私に 唇かんでいます  明日への荷造りに手を借りて しばらくは楽し気にいたけれど 突然涙こぼし元気でと 何度も何度もくりかえす母  ありがとうの言葉をかみしめながら 生きてみます私なりに こんな小春日和の穏やかな日は もう少しあなたの子供で いさせてください
秋桜澤田知可子澤田知可子さだまさしさだまさし淡紅の秋桜が 秋の日の 何気ない陽溜まりに 揺れている 此頃 涙脆くなった母が 庭先でひとつ 咳をする  縁側でアルバムを開いては 私の幼い日の 思い出を 何度も 同じ話くりかえす 独言みたいに 小さな声で  こんな小春日和の穏やかな日は あなたの優しさが浸みて来る 明日嫁ぐ私に苦労はしても 笑い話に時が変えるよ 心配いらないと 笑った  あれこれと思い出をたどったら いつの日もひとりではなかったと 今更乍ら我儘な私に 唇かんでいます  明日への荷造りに手を借りて しばらくは楽し気にいたけれど 突然涙こぼし元気でと 何度も何度もくりかえす母  ありがとうの言葉をかみしめながら 生きてみます私なりに  こんな小春日和の穏やかな日は もう少しあなたの 子供でいさせてください
奇跡~大きな愛のように~navy&ivorynavy&ivoryさだまさしさだまさしどんなにせつなくても 必ず明日は来る ながいながい坂道のぼるのは あなた独りじゃない  僕は神様でないから 本当の愛は多分知らない けれどあなたを想う心なら 神様に負けない たった一度の人生に あなたとめぐりあえたこと 偶然を 装いながら奇跡は いつも近くに居る  ああ大きな愛になりたい あなたを守ってあげたい あなたは気付かなくても いつでも隣を歩いていたい  どんなにせつなくても 必ず明日は来る ながいながい坂道のぼるのは あなた独りじゃない  今日と未来の間に 流れる河を夢と言うなら あなたと同じ夢を見ることが 出来たならそれでいい 僕は神様でないから 奇跡を創ることは出来ない けれどあなたを想う奇跡なら 神様に負けない  ああ大きな愛になりたい あなたを守ってあげたい あなたは気付かなくても いつでも隣を歩いていたい ああ大きな夢になりたい あなたを包んであげたい あなたの笑顔を守る為に多分僕は生まれて来た  どんなにせつなくても 必ず明日は来る ながいながい坂道のぼるのは あなた独りじゃない
無縁坂中森明菜中森明菜さだまさしさだまさし古池孝浩母はまだ若い頃 僕の手をひいて この坂を登るたび いつもため息をついた ため息つけば それで済む 後ろだけは見ちゃだめと 笑ってた白い手は とてもやわらかだった 運がいいとか 悪いとか 人は時々 口にするけど そういうことって 確かにあると あなたをみてて そう思う 忍ぶ 不忍(しのばず) 無縁坂 かみしめるような ささやかな僕の 母の人生  いつかしら僕よりも 母は小さくなった 知らぬまに白い手は とても小さくなった 母はすべてを 暦に刻んで 流して来たんだろう 悲しさや苦しさは きっとあったはずなのに 運がいいとか 悪いとか 人は時々 口にするけど めぐる暦は 季節の中で 漂いながら 過ぎてゆく 忍ぶ 不忍(しのばず) 無縁坂 かみしめるような ささやかな僕の 母の人生
防人の詩清春清春さだまさしさだまさし清春・三代堅おしえてください この世に生きとし生けるものの すべての生命に限りがあるのならば 海は死にますか 山は死にますか 風はどうですか 空もそうですか おしえてください  私は時折苦しみについて考えます 誰もが等しく抱いた悲しみについて 生きる苦しみと 老いてゆく悲しみと 病の苦しみと 死にゆく悲しみと 現在の自分と  答えてください この世のありとあらゆるものの すべての生命に約束があるのなら 春は死にますか 秋は死にますか 夏が去る様に 冬が来る様に みんな逝くのですか  わずかな生命のきらめきを信じていいですか 言葉で見えない望みといったものを 去る人があれば 来る人もあって 欠けてゆく月も やがて満ちて来る なりわいの中で  おしえてください この世に生きとし生けるものの すべての生命に限りがあるのならば  海は死にますか 山は死にますか 春は死にますか 秋は死にますか 愛は死にますか 心は死にますか 私の大切な故郷もみんな 逝ってしまいますか  海は死にますか 山は死にますか 春は死にますか 秋は死にますか 愛は死にますか 心は死にますか 私の大切な故郷もみんな 逝ってしまいますか
明日咲く花SeptemberSeptemberさだまさしさだまさし安部潤よく頑張ったねって言って欲しかっただけ あなたが気づいてくれたら それだけでいい よく頑張ったねって褒めて欲しかっただけ あなただけの為に きっと明日咲くから  心に花の種を 抱いて人は生まれてきた 誰の為に咲くのかは たぶん別の事として いつか咲くその日のために 今私が生きてること あなたに出会って 何故私が生まれてきたかが解った  辛い辛い辛い辛い 心の闇を超えて 耐えて耐えて耐えて耐えて 必ずいつか咲く花  よく頑張ったねって言って欲しかっただけ あなたが気づいてくれたら それだけでいい よく頑張ったねって褒めて欲しかっただけ あなただけの為に きっと明日咲くから  いつか会うその人に 恥ずかしくないように いつか会うその人に ふさわしい花になるように 希望と失望の狭間で 生きることの重さが あなたに出会って 何故私が頑張ってきたか解った  揺れる揺れる揺れる揺れる 心の海を越えて 耐えて耐えて耐えて耐えて 必ずいつか咲く花  よく頑張ったねって言って欲しかっただけ あなたが気づいてくれたら それだけでいい よく頑張ったねって褒めて欲しかっただけ あなただけの為に きっと明日咲くから  よく頑張ったねって言って欲しかっただけ あなたが気づいてくれたら それだけでいい よく頑張ったねって褒めて欲しかっただけ あなただけの為に きっと綺麗に咲くから
秋桜森山良子森山良子さだまさしさだまさし島健淡紅の秋桜が秋の日の 何気ない陽溜まりに揺れている 此頃 涙脆くなった母が 庭先でひとつ咳をする  縁側でアルバムを開いては 私の幼い日の思い出を 何度も同じ話くりかえす ひとりごとみたいに 小さな声で  こんな小春日和の穏やかな日は あなたの優しさが浸みて来る 明日嫁ぐ私に苦労はしても 笑い話に時が変えるよ 心配いらないと 笑った  あれこれと思い出をたどったら いつの日もひとりではなかったと 今更乍ら わがままな私に 唇かんでいます  明日への荷造りに手を借りて しばらくは楽し気にいたけれど 突然涙こぼし 元気でと 何度も 何度も くりかえす母  ありがとうの言葉をかみしめながら 生きてみます 私なりに こんな小春日和の穏やかな日は もう少しあなたの 子供でいさせてください
秋桜河村隆一河村隆一さだまさしさだまさしうす紅の秋桜が秋の日の 何気ない陽溜りに揺れている 此頃涙もろくなった母が 庭先でひとつ咳をする 縁側でアルバムを開いては 私の幼い日の思い出を 何度も同じ話くりかえす ひとり言みたいに小さな声で  こんな小春日和の 穏やかな日は あなたの優しさが しみてくる 明日嫁ぐ私に 苦労はしても 笑い話に時が変えるよ 心配いらないと笑った  あれこれと思い出をたどったら いつの日もひとりではなかったと 今更ながらわがままな私に 唇かんでいます 明日への荷造りに手を借りて しばらくは楽し気にいたけれど 突然涙こぼし元気でと 何度も何度もくりかえす母  ありがとうの言葉を かみしめながら 生きてみます 私なりに こんな小春日和の 穏やかな日は もうすこしあなたの子供で いさせてください
秋桜夏川りみ夏川りみさだまさしさだまさし淡紅の秋桜が秋の日の 何気ない陽溜りに揺れている 此頃 涙脆くなった母が 庭先でひとつ咳をする  縁側でアルバムを開いては 私の幼い日の思い出を 何度も同じ話くりかえす 独言みたいに小さな声で  こんな小春日和の穏やかな日は あなたの優しさが浸みて来る 明日嫁ぐ私に苦労はしても 笑い話に時が変えるよ 心配いらないと笑った  あれこれと思い出をたどったら いつの日もひとりではなかったと 今更ながら我儘な私に 唇かんでいます  明日への荷造りに手を借りて しばらくは楽し気にいたけれど 突然涙こぼし元気でと 何度も何度もくりかえす母  ありがとうの言葉をかみしめながら 生きてみます私なりに こんな小春日和の穏やかな日は もう少しあなたの子供で いさせてください
奇跡~大きな愛のように~ミトカツユキミトカツユキさだまさしさだまさしどんなにせつなくても 必ず明日は来る ながいながい坂道のぼるのは あなた独りじゃない  僕は神様でないから 本当の愛は多分知らない けれどあなたを想う心なら 神様に負けない たった一度の人生に あなたとめぐりあえたこと 偶然を装いながら奇跡は いつも近くに居る  ああ大きな愛になりたい あなたを守ってあげたい あなたは気付かなくても いつでも隣を歩いていたい  どんなにせつなくても 必ず明日は来る ながいながい坂道のぼるのは あなた独りじゃない  今日と未来の間に 流れる河を夢というなら あなたと同じ夢を見ることが 出来たならそれでいい 僕は神様でないから 奇跡を創ることは出来ない けれどあなたを想う奇跡なら 神様に負けない  ああ大きな愛になりたい あなたを守ってあげたい あなたは気付かなくても いつでも隣を歩いていたい ああ大きな夢になりたい あなたを包んであげたい あなたの笑顔を守る為に多分僕は生まれて来た  どんなにせつなくても 必ず明日は来る ながいながい坂道のぼるのは あなた独りじゃない
関白宣言 with YOUR SONG IS GOOD二階堂和美二階堂和美さだまさしさだまさしYOUR SONG IS GOODお前をお嫁にもらう前に 言っておきたい事がある かなりきびしい話もするが 俺の本音を聴いておけ 俺より先に寝てはいけない 俺より後に起きてもいけない めしは上手く作れ いつもきれいでいろ 出来る範囲で構わないから 忘れてくれるな 仕事も出来ない男に 家庭を守れるはずなど ないってことを お前にはお前にしか 出来ない事もあるから それ以外は口出しせず 黙って俺についてこい  お前の親と俺の親と どちらも同じだ 大切にしろ 姑 小姑 かしこくこなせ たやすいはずだ 愛すればいい 人の陰口言うな聞くな それから つまらぬシットはするな  俺は浮気はしない たぶんしないと思う しないんじゃないかな ま、ちょっと覚悟はしておけ  幸福は二人で 育てるもので どちらかが苦労して つくろうものではないはず お前は俺の処へ 家を捨てて来るのだから 帰る場所は無いと思え これから俺がお前の家  子供が育って 年をとったら 俺より先に 死んではいけない 例えばわずか一日でもいい 俺より早く 逝(い)ってはいけない 何もいらない 俺の手を握り 涙のしずく ふたつ以上こぼせ お前のお陰で いい人生だったと 俺が言うから 必ず言うから 忘れてくれるな 俺の愛する女は 愛する女は 生涯お前ひとり 忘れてくれるな 俺の愛する女は 愛する女は 生涯お前ただ一人
桜 桜 咲くラプソディサーカスサーカスさだまさしさだまさし駄目でもいいじゃん 雨でもいいじゃん 明日晴れたらもうそれだけでいいじゃん 欲張ったら駄目 諦めたら駄目 元気ならばもうそれだけでいいじゃん 辛いときは多分 沈み込む気分 今日は今日の明日は明日の風が吹く時分 焦ったら負け 怒っても負け 生きていればいつかきっとチャンスは来る 季節の花は咲く季節を忘れない 君も僕もやがてきっと季節が来る そう 冬が過ぎて 梅が咲いて 辛夷(こぶし)咲いて 春が来たら らら 桜桜咲くラプソディ  時々はいいじゃん だらけてもいいじゃん 明日はちゃんと戻れたらばそれだけでいいじゃん 突っ張っちゃ駄目 引っ込んでも駄目 元気ならばもうそれだけでいいじゃん 人は誰も多分 間違うよ自分 失敗して傷ついて反省して十分 泣いたら負け 捨てても負け 生きていればいつかきっとチャンスは来る 渡り鳥は渡る時を忘れない 君も僕もやがて飛べる日が来る そう 夏が過ぎて 秋が過ぎて 冬が過ぎて 春が来たら らら 桜桜咲くラプソディ  季節の花は咲く季節を忘れない 君も僕もやがてきっと季節が来る そう 冬が過ぎて 梅が咲いて 辛夷咲いて 春が来たら らら 桜桜咲くラプソディ らら 桜桜咲くラプソディ らら 桜桜咲くラプソディ
矢野まき矢野まきさだまさし寺岡呼人寺岡呼人病室の狭い窓から 街路樹の花咲く音が聞こえる 緑は音も立てずに ひと雨ごとに深まる 四角い窓の空へ あなたはため息ついた その切なげに曇る笑顔を 守りたいと思う ふるさとへ帰ろうか 寂し気に呟くけれど あなたと暮らす町が いつもわたしのふるさと マロニエの花の真白さと 生命が目映いね あなた  一番辛いはずの あなたが笑ってるから 窓辺の花を変えよう 未来色のポピーに 少し窓を開けたら 春の鳥が聞こえた わたしで構わないなら ずっと離れないよ 希望よ舞い上がれ 高く高くもっと高く いつでも側にいるよ 今までもこれからも 大丈夫ふたりの歩幅で 少しずつ歩こう  頑張りすぎないで でも決してあきらめないで 強い夢ならばきっと いつか必ず叶うから
かささぎさだまさしさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし生きることは すれ違うことだと解っていたけれど 夢の多くは叶わないものだと気づいていたけれど 海を韓紅花(からくれない)に染めて 沈む夕日見つめ泣いた懐かしいあの日 星空には かささぎが精一杯羽をひろげ 織り姫と彦星の海峡に橋を架けた あの日あの橋を渡れたなら あなたの場所へ辿り着けただろうか 憧れて 憧れて 憧れた あなたを想いながら 諦めて 諦めた あの 時の流れに  生きることは 水のように流されてゆくことか 風のように 空に抗って吹き抜けることか 今は思い出の抽き出しに 音もなく納めた愛しい埋み火 星空には かささぎが精一杯羽をひろげ 織り姫と彦星の海峡に橋を架けた けれどあなたと私のためには 舞い降りてくれなかったのね かささぎ 切なくて 切なくて 切なくて空を見上げながら 愛しくて 愛しくて 愛しくて今も胸が痛む 憧れて 憧れて 憧れた あなたを想いながら 諦めて 諦めた あの 時の流れに
霧−ミスト−さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸人は多分 深い霧の道の途中で 巡り会うのだろう 道に迷った二人が導かれるように出会うものらしい わたしは霧の中で出会った瞬間にあなたを愛してた 人生にはどうやらそんな不思議なことがあるものらしい 去年あなたから贈られた 深紫の胡蝶蘭 二度目の花盛り今年は あなたの窓辺に飾ろう 幾千の昼と夜を 長い坂を 歩いてきた 辛い時も 悲しみにも 笑いながら過ごしたから あなたを愛して生きてきたのだもの  人は多分 もう一度深い霧に迷う時が来るのだろう そしてその時には二度と戻れないと 心で解ってた 今あなたはたった独り 深い霧の道を歩き始めた わたしを残して不安そうに歩くあなたの背中が痛い ずっと大切にしていた あなたの手紙読み返した 二度目の花盛りこれから あなたと もう一度恋をしよう 大丈夫 もしあなたが わたしのこと 忘れても 決してわたしは 見失わない きっとあなたの側にいるから あなたを愛して生きてきたのだもの  人はおそらく深い霧の道の途中で 巡り会うのだろう わたしは霧の中で出会った瞬間にあなたを愛してた
賢者の贈り物さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸君がレジの前で振り返った その時 あらためて君を好きだと思った これまでにも辛い時には必ず 僕を支えてくれてた 遠く微かに流れてるクリスマスソング その時 僕を見て君が優しく笑った その笑顔を守りぬけるかどうかを 僕は今試されてる 淡紅(うすくれない)のシクラメンが 君の胸に抱かれて 蝋燭のようにゆらり揺れた 僕の真心問いかけるように メリークリスマス  君にクリスマスに何を贈ろうかと 今まで 考えてとても悩んでたんだ お金でも物でもない素晴らしい 何かをずっと探して 淡紅の君の頬が 僕に教えてくれた 君のその笑顔 守ることが 一番大切な贈り物  君がレジの前で振り返った その時 あらためて君を好きだと思った その笑顔を守りぬけるかどうかを 僕は今試されてる 僕は今試されてる 約束するよ メリークリスマス
桜桜咲くラプソディさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし倉田信雄駄目でもいいじゃん 雨でもいいじゃん 明日晴れたらもうそれだけでいいじゃん 欲張ったら駄目 諦めたら駄目 元気ならばもうそれだけでいいじゃん 辛いときは多分 沈み込む気分 今日は今日の明日は明日の風が吹く時分 焦ったら負け 怒っても負け 生きていればいつかきっとチャンスは来る 季節(とき)の花は咲く季節を忘れない 君も僕もやがてきっと季節が来る そう 冬が過ぎて 梅が咲いて 辛夷咲いて 春が来たら らら 桜桜咲くラプソディ  時々はいいじゃん だらけてもいいじゃん 明日はちゃんと戻れたらばそれだけでいいじゃん 突っ張っちゃ駄目 引っ込んでも駄目 元気ならばもうそれだけでいいじゃん 人は誰も多分 間違うよ自分 失敗して傷ついて反省して十分 泣いたら負け 捨てても負け 生きていればいつかきっとチャンスは来る 渡り鳥は渡る時を忘れない 君も僕もやがて飛べる日が来る そう 夏が過ぎて 秋が過ぎて 冬が過ぎて 春が来たら らら 桜桜咲くラプソディ  季節の花は咲く季節を忘れない 君も僕もやがてきっと季節が来る そう 冬が過ぎて 梅が咲いて 辛夷咲いて 春が来たら らら 桜桜咲くラプソディ らら 桜桜咲くラプソディ らら 桜桜咲くラプソディ
都忘れさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし倉田信雄・さだまさし心の揺らぎは止まりましたか 東京には慣れましたか 自分の場所はありますか あなた 元気?  南の海では今朝早く 台風1号が生まれたと テレビが告げる 窓は青空 海の匂いが強くなって 都忘れの花が咲いて 去年と違う あなたが居ない あなたのことだからきっと 弱音も吐かずにずっと 頑張っていると思うけど どうか 身体に気を付けて 胸の不安は消え去りましたか 東京は素敵でしょうか あなたの場所はありますか?  東京タワーは見えるのですか あなたの部屋から 海の匂いはするのですか 淋しくないですか 空が狭いと言ってましたね 虹は架かりますか 都忘れの紫を届けたいです あなたのことだからきっと わたしのことばかりずっと 心配してると思うけど とても 淋しいけど頑張るから 故郷を忘れませんか 東京のあなたの胸に わたしの場所はありますか?  心の揺らぎは止まりましたか 東京には慣れましたか 自分の場所はありますか あなた 元気?
さだまさしさだまさしさだまさし寺岡呼人渡辺俊幸病室の狭い窓から 街路樹の花咲く音が聞こえる 緑は音も立てずに ひと雨ごとに深まる 四角い窓の空へ あなたはため息ついた その切なげに曇る笑顔を 守りたいと思う ふるさとへ帰ろうか 寂し気に呟くけれど あなたと暮らす町が いつもわたしのふるさと マロニエの花の真白さと 生命(いのち)が目映いね あなた  一番辛いはずの あなたが笑ってるから 窓辺の花を変えよう 未来色のポピーに 少し窓を開けたら 春の鳥が聞こえた わたしで構わないなら ずっと離れないよ 希望よ舞い上がれ 高く高くもっと高く いつまでも側にいるよ 今までもこれからも 大丈夫ふたりの歩幅で 少しずつ歩こう  頑張りすぎないで でも決してあきらめないで 強い夢ならばきっと いつか必ず叶うから
白雨さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし倉田信雄テニスコートのフェンスに 背伸びするようなクレマティスの 花の向こうを君が遠ざかってゆくよ 不意に降り出した雨が まるで丁度ソーダ水の シトロンのように君の靴を白く染めた 言いにくそうにうつむいて 振り返りもせず 傘も差さず駆けだしたね さよならくらい言って欲しかったな  振り向いたら孤独で 背伸びしすぎた赤いダリアに 降りしきる夕立が心に痛い 君が落としていった 一緒に選んだイヤリングは そうか忘れたんじゃなくて捨ててったんだね 嫌われてしまう方が 忘れられるより 少し楽だと 今気づいたよ さよならくらい言いたかったな  テニスコートのフェンスに 背伸びするようなクレマティスの 花の向こうを君が遠ざかってゆくよ 不意に降り出した雨が まるで丁度ソーダ水の シトロンのように思い出を染めてゆく
眉山さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸遠い故郷のような あなたを愛して生きた 眉山にかかる月のように 手は届かなくても いつまでも傍にいた  幾つか嘘をついた 本当を守るために でも嘘は嘘 誰かや 自分を傷つけた とても苦しかったけれど 決して哀しくはなかった 確かに一所懸命に 生きてきたのだから 遠い故郷のような あなたを愛して生きた 眉山にかかる月のように 手は届かなくても いつまでも傍にいた  喜び悲しみ苦しみ あるがままに受け入れて 辛くても生きることは そういうことだと思う たからものがひとつあれば 生きることは哀しくない あなたのたましいこそが 私の生命(いのち)の全て 遠い故郷のような あなたを愛して生きた 眉山にかかる月のように 手は届かなくても いつまでも傍にいた  眉山にかかる月のように 手は届かなくても いつまでも傍にいた
赤い月さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸散りゆけば 何も無き 桜に厭きて 見捨て行く人もある 春の夕暮れ 人もまた 一時を 咲祝いながら たちまちに 黄昏に 迷い佇む 花散る里に 想い人 一人残して 行く人に 今もあなたが 好きですと 言伝をせよ 赤い月 鳥が啼く 鳥が啼く あはれあはれと 季節(とき)を超え 咲きつのる 花はあれども 果たしてや 美しき 生命(いのち)と覚えず 咲きもせず 散りもせぬ 花は無けれど 愛おしき 人の名は 永遠に散らさじ 花降る里に またひとつ 花に連れ行く 生命あり 名残惜しやと あの人に 言伝をせよ 赤い星 風が啼く 風が啼く さらばさらばと  花散る里に 想い人 一人残して 行く人に 今もあなたが 好きですと 言伝をせよ 赤い月 鳥が啼く 鳥が啼く あはれあはれと 風が啼く 風が啼く さらばさらばと
51さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸背番号51番の選手がフェンスを蹴って空に舞い上がり ホームランを掴みだして アウトにした時ボールパークは大きく揺れた でも口々に彼の名を叫ぶ人々の多くは彼の生まれた その国が地球上の一体何処にあるかなんて知らないと思う Yea Yea Yea そう多分ね 多分ね… 知らないと思う その国では赤信号など無視して平然と渡る歩行者ばかり その後ろを小さな子供が慌ててついて行くよ信号など見ないよ この子がやがて無灯火の自転車でいつか赤信号を横切って 事故で死んだら大人達が殺したのと同じだと思うんだけどな Yea Yea Yea そう多分ね 多分ね… 同じだと思う 今朝ベランダのクチナシが咲いたよ 君の髪に飾ったらとても似合うと思う 今朝 君の夢を見た 君の笑顔を守るために 一体僕に何が出来るんだろう  春の夜 僕の故郷で一輪の向日葵が銃弾に撃ち抜かれた その翌週別の町で警官が撃たれ六時間も置き去りにされた 生後三ヶ月の赤ん坊が病院のゆりかごに棄て去られた きっと年金の事なんて政治家が本気で気にする訳がない Yea Yea Yea そう多分ね 多分ね… 気にする理由(わけ)もない バグダッドで78人を巻き添えにして市民がひとり死んだ 合衆国の政治家達が正義について熱く語り合っている 日本がその国の51番目の州になるとジョークを言うひとびと 本当は自分達が 何処へ追い詰められているかに気づかないのだろう Yea Yea Yea そう多分ね 多分ね… 全く気づいていない 今朝 君の夢を見た 君の笑顔を守るために 僕に出来ることはなんだろう 僕の家のテレビ番組よ 焦げ付いた平和をありがとう ため息つきながらチャンネルを変えたら  背番号51番の選手がフェンスを蹴って空に舞い上がった Yea Yea Yea そう多分ね 多分ね… もうすぐ夏が来る
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ひとり占い戸田恵子戸田恵子さだまさしさだまさし今日のあなたは冷たいね 夢をどこかに置き忘れてきたね 気まずい思いだけは させたくないから 今日は帰るよ 会ったばかりだけど  お酒は飲む気になれないし TVも今日はつまらないし トランプゲームのひとり占いを こわしては作り 作ってはこわしてみる  今日はお前の方が 夢を忘れてたんだと クラブのジャックが 怒ったような笑ったような…  僕はいつものミルクティー 君もいつものチョコレートパフェ 違っているのは 君がうつむき加減に 他の事を考えていた  淋しい歌は好きじゃないし 楽しい歌はもっとつまらないし 「4×3=12」のカードを並べて 疲れた言葉をくずかごに捨ててみる  明日電話をすれば 待ち人必ず来ると ハートのクイーンが 悲しいような嬉しいような  明日電話をすれば 待ち人必ず来ると ハートのクイーンが 悲しいような嬉しいような
掌(てのひら)森山良子森山良子さだまさしさだまさしうつむきがちに私は 掌をみつめてる 自分の人生をみつめている つかみそこねた愛を 指でそっとたどって ためらいに疲れて ため息つく 今より少しでいいから 勇気があれば あなたのあたたかい指を 離さずにすんだのに ありきたりの別れなど しなくてすんだのにと  流した涙の数を 指折りかぞえてみる ついてるついてないとかぞえてみる いつの間にか私の 悲しみの数の方が 自分の年よりも 増えてしまった 掌を鏡に写し さよならと云ってみる いつもと同じ笑顔で こうして別れた そしていつもこの涙を 拭うのも私の手
銀色の少女~あみんVersion~あみんあみんさだまさし岡村孝子萩田光雄誰だって少しずつ年老いてゆく 私がおばあさんになる日は必ず来る けれども誓ってる大切なこと この胸の中の少女を護って生きてゆくと たとえどんなに辛い時でも 夢に生きてたあの日を忘れないと 何時の日か銀色に髪は色を変えても 心は決して色を変えてはゆかないわ  出来るならあなたの手を離さずに あなたがおじいさんになる日を迎えたいね もしかしてあなたが私を忘れても 私があなたのこと護ってあげるからね 酷く不安で悲しい時こそ 愛しい月日の記憶で支えてゆく 銀色の髪の少女 年老いても必ず あなたを想いながら 夢を生きてゆくわ  何時の日か銀色に髪は色を変えても 心は決して色を変えてはゆかないはず 銀色の髪の少女 年老いても必ず あなたを想いながら 夢を生きてゆくわ
桜散るさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸言い訳はしないでいいよ わかってるから 愛し過ぎる事は多分 愛さないと同じ  いつでも君だけを みつめて生きて来た 春には春の 秋には秋の それぞれの花が咲く様に いつか知らず知らず 君と僕の時計 二つの針が時をたがえて 季節が変わる様に 恋が逝く  桜散る 桜散る 雪の面影なぞる様に 桜散る 桜散る もう君が見えないほど  胸を張っておゆき 僕の愛した人 君が愛したものはすべて 僕も同じ様に愛して来た 今は無理だけれど いつか年老いたら 君が愛した人を僕も 愛せるそんな日が 来るといいね  桜散る 桜散る 思い出を埋め尽くして 桜散る 桜散る もう君が見えないほど 桜散る 桜散る 雪の面影なぞる様に 桜散る 桜散る もう君が見えないほど
春雷さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸はじめは小さな雲だった それが少しずつ拡がって やがて大空を埋め尽くして いま春の嵐  嘘なら嘘で許せる つかねばならない時もある 誰かを傷つけたにしても 知らずにだったら仕方もない 悲しいのはお前の胸 悲しい人達みたいに 薄い愛で重ね着して 心は凍えてるのに  稲妻が空を切り裂けば 黒雲は胸を圧しつぶせ 季節よ果てろ 時よ流れろ 心吹きとばせ  自分さえもだまして生きられる おまえの心がわからない 女が女でなくなれば 男は男でいられない 例えるなら女は枝 例えるなら男は花 おまえは美しく枯れてゆけ 僕は美しく散ってゆく
まんまるさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし古川忠英誰か僕のとても大切な あいつを知らないか 生まれてから今迄ずっと あいつを捜してる  ふちの欠けたのや 傷だらけのや そんな奴じゃなく 大きすぎない 小さすぎない 僕にふさわしい奴  とても気紛れなあいつ 近くにいても届かない 「まんまるなしあわせ」と呼ばれてる あいつを知らないか  誰も傷つけず 傷つけられずに 生きてはゆけないか 悲しませずに 苦しませずに 生きてはゆけないか  上手すぎずに 下手すぎもせず 生きてはゆけないか きれいでもなく 汚くもなく 生きてはゆけないか  誰かが僕にささやいた 捜しているうちは届かない 「まんまるなしあわせ」はそばに居る お前の中にある  もしも僕のでこぼこが とれたらいつか会えるだろう 「まんまるなしあわせ」と呼ばれてる 僕に会えるだろう  誰か僕のとても大切な あいつを知らないか
向い風さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸たそがれ時の窓辺の席で あなたはじっと海を見てる 私はじっとあなたを見てる 水平線の名残りの紅で 煙草に火をつけたときあなたに 好きな人が居る事 わかった  風は今 向い風 私の心を押し戻す ちぎれ雲がひとり踊ってる でも悲しい恋と笑わないで 倖せの形くらい 私に決めさせて  海岸線に滞るテールランプ あなたの右手の煙草の火がふと 赤信号に見えた気がした もしもあなたが赤い夕陽で 私が雲なら染まるだけでいい そんな恋もある事 わかった  風は今 向い風 私の心を押し戻す かもめが風に逆らって 孤独な空に帰って行った 倖せの形くらい 私に決めさせて 倖せの形くらい 私に決めさせて
驛舎(えき)さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし服部克久君の手荷物は 小さな包みがふたつ 少し猫背に 列車のタラップを降りて来る  驚いた顔で 僕を見つめてる君は 夕べ一晩 泣き続けていた そんな目をしてる  故郷訛りの アナウンスが今 ホームを包み込んで  都会でのことは 誰も知らないよ 話す事もいらない  驛舎に降り立てば それですべてを 忘れられたらいいね  重すぎるはずの 君の手荷物をとれば 身じろぎもせず ただ涙をこぼすだけ  ざわめきの中で ふたりだけ息を止めてる 口を開けば 苦しみが全て 嘘に戻るようで  季節の間ではぐれた小鳥が 時計をかすめて飛ぶ  泣きはらした目が 帰ってきたことが 君をもう許してる  驛舎を出る迄に 懐かしい言葉を 思い出せたらいいね  改札口を抜けたならもう 故郷は春だから
サクラサクさだまさしさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし冬は季節の終わりではなくて 冬は季節の次の始まり 冬に季節が死ぬ訳じゃなくて 冬は春を生み出すちから  季節の終わりを 心に刻んだ 傷は傷として そっと痛むまま胸に秘めた 君のことも 愛のことも 夢のまた夢のよう 鳥の声も 森の風も 君と共に去りゆく 思い出 消そうとした時 僕の心は壊れた 君こそが僕の 愛の すべてだった  冬は季節の終わりではなくて 冬は季節の次の始まり 冬に季節が死ぬ訳じゃなくて 冬は春を生み出すちから  けれど ときめきは 僕のどこかで あきらめもせずに 静かに季節を待ち続けた 時は過ぎて 凍りついた 君の心が融けて 心細い 枝の先に 春は色を許した 光に輝くような 小さなつぼみがふくらむ 桜まで 少し もうすぐに届く  冬は季節の終わりではなくて 冬は季節の次の始まり 冬に季節が死ぬ訳じゃなくて 冬は春を生み出すちから  冬が厳しい程に 春の花は美しい 桜まで 少し もうすぐに届く 桜まで 少し もうすぐに
大晦日(おおつごもり)さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし倉田信雄クリスマスが過ぎたなら 今年を振り返る季節 だってもうすぐ誰にでも 新しい年が来る クリスマスが過ぎたなら 心を入れ替える季節 ちゃんと反省した人には 素晴らしい年が来る  どんなに辛い年でも どれ程苦しい年でも 全て今年に詰め込んで 悲しみにさよなら  大晦日の夜には ゆく年に心からありがとう みんなで一眠りしたなら 幸せになろう  クリスマスが過ぎたなら やさしい人になる準備 来年こそ今年こそは 新しい人になろう クリスマスが過ぎたなら あったかい人になる準備 笑顔で過ごせるような 素晴らしい年が来る  新しいカレンダーと 新しい今年の生命 涙拭い笑って歌おう 悲しみにさよなら  クリスマスが過ぎたなら 全ての生命にありがとう みんなで一眠りしたなら 幸せになろう  大晦日の夜には ゆく年に心からありがとう みんなで一眠りしたなら 幸せになろう  クリスマスが過ぎたなら (涙拭い) 全ての生命にありがとう (笑って歌おう) みんなで一眠りしたなら (悲しみにさよなら) 幸せになろう  大晦日の夜には (大晦日の夜には) ゆく年に心からありがとう (ありがとう) みんなで一眠りしたなら (素晴らしい年) 幸せになろう (ハッピーニューイヤー) …
愛の音さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸心静かに目を閉じて あなたの愛の音を聞く 寄せては返す波のごとく 寄せては返す愛の音  雪の窓辺に頬寄せて 白い吐息を耳に聴く 降っては降っては降り積もる あなたの愛の降るごとく  よしやあなたに生き別れ 寂しき野辺に果つるとも ただ一輪の花となり 咲いて伝えん永遠(とわ)の 愛の色  よしやあなたに死に別れ 独り海辺に朽ちぬとも ただ一粒の水となり 刻み続けん永遠(とわ)の 愛の音  独り静かに目を閉じて あなたの愛の音を聞く 寄せては返す波のごとく 寄せては返す愛の音
悲しい螺旋さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸去りゆく君の背中に 季節忘れの帰り花降りしきる 振り返りもせずに さよならも言わず 色葉散る坂道  何か言葉を遣えば 傷つけるか傷つくかのどちらか だから敢えて君は 何も言わずに 物語を閉じる  君を傷つけたことでまず僕が傷ついて 僕が傷つくことで更に君が傷ついた 僕が黙れば君は僕の嘘を疑って 君が黙れば僕は君の愛を疑った 悲しい螺旋に疲れ果てさせたね ああ  二人手をつないでいても 辛く遠く淋しいあの山道を 君はこれからたった独りきりで 帰りゆくというのか  僕が思うよりずっと君は僕を愛して 君が思うよりずっと僕は君を愛した そしてお互いの愛の深さに気付きながら やがてお互いの愛の重さに耐えきれずに 悲しい矛盾に疲れ果てたんだね ああ  君を傷つけたことでまず僕が傷ついて 僕が傷つくことで更に君が傷ついた 僕が黙れば君は僕の嘘を疑って 君が黙れば僕は君の愛を疑った 悲しい螺旋に疲れ果てさせたね ああ  去りゆく君の足下 満天星紅葉(どうだんつつじ)は赤いさよなら色 ほんの少しだけ立ち止まった君は 振り向かなかった
鉢植えの子供さだまさしさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし愛してください愛してくださいと 声も出さずに叫んでいる 子供達 棘だらけで小さく 小さくうずくまって 鉢植えの茨の木のような 子供達  心を携帯メールに閉じこめて 叫ぶように打ち続けている 子供達 聞いてない歌で両耳を塞ぎながら 寂しさに必死で耐えている 子供達  大人達は別の花ざかり 季節を忘れた花祭り まるで自分が大人になった それに気がつかない振りをして 何かから逃げだすように 目を閉ざす  見つめてください見つめてくださいと ついこの間自分も叫んでいたでしょう  何も言わずに抱きしめて いつもお前の味方だと たとえどんなことがあろうと お前を護ってやると 必ず今日の夜には伝えよう  明日広い森へ帰ろう子供達と 鉢植えから一緒に抜け出して 次の季節が見える高い丘の上で 愛していると伝えよう 子供達に OH
向日葵の影さだまさしさだまさしさだまさしさだまさしグレープ・渡辺俊幸送り火を焚く軒先に妹背鳥(せきれい)の 短く鳴いて庭を飛ぶ影  盂蘭盆会(うらぼんえ)精霊船の船溜まり 幼子の花火ゆらりと香る  折り懸けの灯籠白く仄めいて 在りし日の君の小さき写真  向日葵の花の僅かにうつむける 影を眺むる影に声なし  日の暮れのひかり朧に黒揚羽 船の舳先にひらり留まれり  爆竹に嗚咽のごとき声挙げて ひしめく船出別れの始め  生命とはかくも重しと知りながら 日々の軽さを悔やむ夕暮れ  港にて手を離したるその時に 永久(とわ)の別れを吟(うた)いしものを  さようなら 声を限りのさようなら 振り仰ぐ夜空 鵲の橋  面影の君を背負いて明日から 生きてゆくから生きてゆくから  さようなら 声を限りのさようなら 僕と出会ってくれて ありがとう
献灯会さだまさしさだまさしさだまさしさだまさしグレープ咲いた日に散る沙羅の花 遠く叶わぬ恋のよう あなたの為に咲く花に あなたは気付かない 百観音の献灯会 しあわせ祈って灯します 南無観世音あの人を お守りくださりますように  咲いて閑かな半夏至 胸張って咲く立葵 去る人来る人過ぎる人 生命は花のよう 百観音の百菩薩 遠く蛍の舞う如く 庭に舞い降りた天の川 あなたにしあわせ降るように  遠ざかり行く蝉時雨 心細げな夕まぐれ あなたを想う数ほどに 明かりを灯します 百観音の献灯会 あなたを想って灯します 南無観世音あの人を お守りくださりますように
さよなら橋さだまさしさだまさしさだまさしさだまさしグレープさよなら橋のたもとには 二つの道がある あなたは向こうの岸へ行く 僕はここに残る  折から紫陽花五月闇 別れ別れの恋の道 振り向くあなたの淋しげな 笑顔に五月雨  燕低く飛ぶ見返り柳 夢の名残りの道 千切れるほどに手を振りながら 季節が今変わる  さよなら川の畔には 二つの道がある 必ず海へとたどり行く 並んだ道がある  嵐の夜も晴れの日も 遙か姿は見えずとも 僕はこちらを歩いてる きっと歩いてる  遠く雷の音がする もう少しで梅雨があける ひととき同じ道を来た 夢の終わる音  さよなら橋のたもとには 二つの道がある あなたは向こうの岸を行く 僕はこちらを行く
桜桃(さくらんぼ)さだまさしさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし泣いてもいいよ こらえなくてもいいよ 幼い頃のように 大きな声あげて 泣いてもいいよ こらえなくてもいいよ どれほどの悲しみも いつかはきっと消えるから  出はじめの桜桃 そっと口に運ぶ君の 桜色の唇から 僕の季節が生まれた 君の笑顔が喜びだった  なのに傷つけてしまった 時は色を閉じた 言葉は花冷えの曇り空のように凍えた それでも君は笑おうとしてくれたね  泣いてもいいよ こらえなくてもいいよ どれほどの悲しみも いつかはきっと消えるから  笑えたらいいね 本当に心の底から 最初の頃のように 何の不安もなく 笑えたらいいね 本当に心の底から その胸の苦しみの すべてを洗い流すほど  必ず春はめぐる どんなに寒い冬でも 真白に輝く雪が 陽射しにいつかとけるように 僕が太陽になれるのなら  もう一度ふたり手を添えて 小さな種を播いて めぐる春の奇跡を いつか実る桜桃を 君が信じてくれるのなら  泣いてもいいよ こらえなくてもいいよ 幼い頃のように 大きな声あげて 泣いてもいいよ こらえなくてもいいよ どれほどの悲しみも いつかは消えるから  笑えたらいいね 本当に心の底から 最初の頃のように 何の不安もなく 笑えたらいいね 本当に心の底から その胸の苦しみの すべてを洗い流すほど
銀色の少女岡村孝子岡村孝子さだまさし岡村孝子萩田光雄誰だって少しずつ年老いてゆく 私がおばあさんになる日は必ず来る けれども誓ってる大切なこと この胸の中の少女を護って生きてゆくと たとえどんなに辛い時でも 夢に生きてたあの日を忘れないと 何時の日か銀色に髪は色を変えても 心は決して色を変えてはゆかないわ  出来るならあなたの手を離さずに あなたがおじいさんになる日を迎えたいね もしかしてあなたが私を忘れても 私があなたのこと護ってあげるからね 酷く不安で悲しい時こそ 愛しい月日の記憶で支えてゆく 銀色の髪の少女 年老いても必ず あなたを想いながら 夢を生きてゆくわ  何時の日か銀色に髪は色を変えても 心は決して色を変えてはゆかないはず 銀色の髪の少女 年老いても必ず あなたを想いながら 夢を生きてゆくわ
がんばらんばGOLD LYLICさだまさしGOLD LYLICさだまさしさだまさしさだまさし倉田信雄がんばらんば 何でんかんでん がんばらんば がんばらんば 愛ちゃ恋ちゃ がんばらんば がんばらんば どいでんこいでん がんばらんば がんばらんば 我ちゃ俺ちゃ がんばらんばね  わいなんばしょっと 何で泣いとっと 苦しかと辛かと悲しかと よかよかようあるばってん 泣いて泣いて元気呼んで どうちゃこうちゃどんげんかすーですーで  負けられんけんね ちからとっとっと わいばかろうてでんほうてでん行っけん どんげんね起きあがりゆんね 待っとっけんいつでんよかでてこんばぞ  でんでらりゅうばでてくるばってん でんでられんけんでてこんけん こんこられんけんこられられんけん こんこん  がんばらんば 何でんかんでん がんばらんば がんばらんば 愛ちゃ恋ちゃ がんばらんば がんばらんば どいでんこいでん がんばらんば がんばらんば 我ちゃ俺ちゃ がんばらんばね  わいはまた涙でぶくれんごとせんばたい 胸んびっしゃげて 穴のほげたとね よかよかそんげんときこそ笑わんばたい 明日もあるたい 笑おうで  わいなんばしょっと そんげんきつかとね すいたか放題呑んで おめーてさらこうで どんげんね 来られんごたっとね 待っとっばってんあんまいやったらちゃんぽん喰うて寝っ  でんでらりゅうばでてくるばってん でんでられんけんでてこんけん こんこられんけんこられられんけん こんこん  がんばらんば 何でんかんでん がんばらんば がんばらんば 愛ちゃ恋ちゃ がんばらんば がんばらんば どいでんこいでん がんばらんば がんばらんば 我ちゃ俺ちゃ がんばらんばね
君が帰ってくるさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし八野行恭・渡辺俊幸とぎれとぎれに 涙が聴こえるよ 遠くでコインの落ちる音 公衆電話からだね 気圧の谷が 今夜半からゆっくり 南海上を過ぎてゆく そちらももう雨だね 濡れてないか  いきさつはいいじゃない 思い出してくれたじゃない それだけでもう 十分じゃない うなずくばかりじゃ 聴こえないじゃない 疲れただろう 帰ってこないか NAGASAKI CITY LIGHTS いつものHARBOR LIGHTS 変わらないよ 街も人も僕も君への愛も  NAGASAKI CITY LIGHTS いつものHARBOR LIGHTS 変わらないよ 街も人も僕も君への愛も そのまま  空港まで 迎えに行かないよ いつもの市電の停留所 降りたら振り返って なつかしい この部屋見てごらん 黄色いハンカチ結んどく 映画のシーンみたいに 眩しい程 おかえりと言うから ひとことだけ言うから それだけでもう 十分じゃない コーヒーカップから もう一度始めよう 疲れただろう おかえり NAGASAKI CITY LIGHTS いつものHARBOR LIGHTS 変わらないよ 空も雲も風も時の流れも NAGASAKI CITY LIGHTS いつものHARBOR LIGHTS 変わらないよ 空も雲も風も時の流れも そのまま NAGASAKI CITY LIGHTS いつものHARBOR LIGHTS 変わらないよ 街も人も僕も君への愛も NAGASAKI CITY LIGHTS いつものHARBOR LIGHTS 変わらないよ 街も人も僕も君への愛も そのまま  君が帰ってくる wo…… 君が帰ってくる wo…… 君が帰ってくる wo…… 君が帰ってくる wo……
新ふるさと物語さだまさしさだまさしさだまさしさだまさしレーズンこの町で暮らす僕を 羨ましいと君が言う それならこの町で一緒に暮らそうと僕が言った 息を止めた君の向こうに白い雲が浮かんでた 遠くで汽笛が聞こえて 君はこの町に来た ああ ときめきが ふるさと沿いの道を 潮風に吹かれながら ゆっくり歩いて来る ああ いつの日か 愛を握りしめて 君もふるさとと呼ぶ 青空の似合う町  いつも夢見ていた 森を抜けて海へ続く 小径を君と子供たちと 自転車で走ること 金色に染まる海が見えるあの場所に ふと立ち止まれば 必ずふるさとの匂いがする ああ しあわせが ふるさと沿いの道を 潮風に吹かれながら ゆっくり歩いて来る ああ いつの日か 愛を握りしめて 子供たちのふるさとになる 青空の似合う町 ああ いつの日か 愛を握りしめて 子供たちのふるさとになる 青空の似合う町
椎の実のママへさだまさしさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし漢口の春は 大使館の柳の青 それから池の降る その花の白 甘露園のコール・コーヒー越しに うちあけられた愛 それが春  漢口の秋は 焼き栗のはじける香り 読み終えた文庫本で うけとめた愛 かぞえの二十二で嫁いでそのまま 終戦を迎え だから秋  天津からひきあげたあと七年たって彼女にとって初めての そして最後の子供を産んだ 夫は優しくて働き者だったから 誰もが彼女を幸福とよんだし 確かに幸福なはずだった  いくつかの春は 知らず知らず人を変え 淡い思い上がりが その心を変え 煙草とコルトレーンの中で二度目の恋をみつけて それも春  ひとつ屋根の下で やがて別の愛 それぞれが違う 愛を過ごして 一人息子だけが取り残される形で 終わるも愛 つまり秋  みんなの謗(そし)りの中で 彼女は故里の長崎へ帰り 小さな喫茶店をはじめた 「椎の実」のママを慕って沢山の若者達が集まって 「椎の実」はいつでも 煙草とコルトレーンで一杯だった  僕と同い年の一人息子は おきまりの様に ビーチボーイズを聴き乍ら一度ぐれたが 自分の足で歩き出す迄に随分迷ったけれど やがて歩き出した 彼は父親を愛するのと同じ位に 母親を愛していたし 僕はそんな彼が大好きだった  長崎の春は黄砂と凧(はた)上げ 一人息子は母と暮らすと決めた 小さな店のカウンターに二人で 立てたらいいねと そんな春  彼がもうひとつの 愛を手にした頃 母は突然に病いをみつけた 癒るはずのない病名を知らされて 立ちつくしたのは それも春  まさか彼が母より先に まさか逝っちまうなんて 誰も思わなかった だって恋人と海に出かけて オールを流されて 飛び込んだまま だって昨日まで 元気だったんだもの  母は嘆き悲しみ出来るなら私とひきかえにと 今までを悔やんだ ねェ早かったよ ねェ早過ぎたよ  僕は彼の為に 唄を作った……  ジャズとクラシック以外は耳を貸さなかった彼女が 僕の唄を愛する様になったのはこの頃だった 自分の残り時間のすべてをかけて 息子の為に祈り それと同じ位に 僕を 僕の唄を愛した  三度目の手術の後は 彼女の生き甲斐だった お店にも立てなくなってしまい それでも生きようとしたのは この時初めてひとつになった 彼女の兄弟達の心と 死んだ息子の為だったと思う  思い起こせば 誰も彼も皆 本当はとても愛し合っていた わずかなすれ違いが物語を 変えてしまうなんて それも愛  椎の実のママが 死んだ晩に みんな同じ色の涙を流した 結局愛されて死んでいった彼女は 幸福だったと 思っていいかい  ねェ愛されて死んでいったあなたは 幸福だったよね そうだよね  さよなら 椎の実のママ さよなら 僕のおばさん
APRIL FOOLさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし服部克久毎年あなたに 上手くだまされて 驚いてばかりの APRIL FOOL 泣いたり笑ったり すねたり怒ったり その度はじけていた APRIL FOOL  どんなJOKEでもすまして 笑わずに言えた人だった そのくせ大事なことは 胡麻化し乍らでしか言えなかった  かなしい程 不思議な人 いつだって そうだった 例えば 私に 愛を告げた時も それから 別れを告げた時も APRIL FOOL  今にもあなたが 照れた笑顔で 戻ってきそうな APRIL FOOL 今年は鏡に 向って自分を だまそうとしている APRIL FOOL  ベルも鳴らないのに受話器を 耳にあてて笑ったりして でたらめダイヤル廻し 胡麻化し乍ら過す一日  かなしい程 不思議な人 いつだって そうだった 例えば 私に 愛を告げた時も それから 別れを告げた時も APRIL FOOL
惜春さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸君は坂道を登ってゆく 僕は坂道を下りてゆく すれ違い坂は春の名残りに 木蓮の香り降る夕暮れ  薄墨の中に沈みゆく愛を 涙と交互に掘り起こせば 出逢うのはいつもあたたかな嘘と わずかばかりの夢の切れはし  やさしさ故に傷ついて やさしさ故に傷つけて  君は振り返る弱さもなく 僕は引き止める強さもなく ただ立ち尽くせば背中合わせに おだやかに落ちてゆく二人  君は忘れ去る強さもなく 僕は思い出す弱さもなく ただ音もたてず時の流れに ふりつもるさびしさの気配  倒れゆく愛の光と影から こぼれた真実(ほんとう)を抱き起こせば 哀しみはつまり風に追われては 枯葉がくり返す吹き溜り  やさしさ故に傷ついて やさしさ故に傷つけて  君は坂道を登ってゆく 僕は坂道を下りてゆく すれ違い坂は春の名残りに 木蓮の香り降る夕暮れ
とてもちいさなまちさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし服部克久とてもちいさなこの町を僕は愛して暮らした 疑う事もせずに信じるだけで精一杯だった 君と出会って尚更深くこの町を愛した 砂糖菓子みたいな家や草花や人やその言葉を 流されてゆく僕の背中を 誰かが叩いた日に 道標が大きな音を たてて倒れていった 君を守って暮らしてゆけば 倖せだと解ってる すべてを裏切って出てゆく事を ごめんね ごめんね ごめんね ごめんね もう決めたんだ  いつもの場所でいつもの様に多分君は待っている 疑う事もせずに信じるだけで精一杯なんだ 大きな町に出て行ったなら僕は僕でなくなって この町や君の名を呼び続け乍ら死んでゆくかもしれない 倖せに一番近い町 ふるさとにさようなら 倖せに一番近い人 君にさようなら  とてもちいさなこの町を僕は愛して暮らした それから君を心を込めて愛して暮らした  すべてを裏切って出てゆくことを ごめんね ごめんね ごめんね ごめんね もう戻れない ごめんね ごめんね ごめんね ごめんね もう決めたんだ
SAILING TOGETHER ~いま船出のとき~さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸夢という名の 大きな帆の船は 独りきりでは誰も 動かすことはできない 今僕と君とが 出会うことから始まり 信じあうことできっと 荒波を越えるだろう SAILING TOGETHER いま船出のとき SAILING TOGETHER 未来へ帆を上げよう 君と僕で  愛という名の 知恵とちからの風は ぬくもりの中からきっと 吹いてくるだろう 君は独りでなく 僕も独りではない つらいとき 淋しいとき 暖めあえばいい SAILING TOGETHER 明日への旅へ SAILING TOGETHER その手を離さないで SAILING TOGETHER いま船出のとき SAILING TOGETHER 君と僕で  I LOVE YOU
ありがとうさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸小さな物語を 愛しく抱きしめて 君は美しい故郷で 生きてる それはささやかな 祈りにも似ている 川の清らかな 流れにも似ている 多くを望みもせず 望みを捨てもせず めぐり来る明日を 穏やかに見ている それは健やかな 子供にも似ている いつもきらめいた 瞳には青空 ありがとう美しき人 ありがとう美しき町 それを平和と呼んでいいなら 君を守ってあげたい  さざめく鳥の声を 窓辺に散りばめて 朝日のびやかに 枕辺に日だまり 君のやわらかな 一日は始まる 辛いことは全て 夜の闇に 埋めて 優しさを誇りもせず 優しさに流されもせず めぐり来る季節は いつも君の友達 海は海の色に 山は山の色に 君は君の色に 床しき 故郷 ありがとう美しき人 ありがとう美しき町 君がそれを幸せというなら 永遠に守ってあげたい ありがとう美しき人 ありがとう美しき町 それを平和と呼んでいいなら 君を守ってあげたい
息子へ ~父からの風~さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸お前はいくつも 大切な事を 選べないで生まれて来た 時代も国も 場所も名前も あげくは親さえも 親がこうなので 顔も頭も 余り期待はしないがいい 血筋がああだから 才能の方も まずはあきらめろ 強く明るく優しくたくましく それが何より一番 それが何より 駄目な親に 恵まれたのだから よりによってここへ来たのだから それともお前は 全て承知の上で ここを選んでくれたのだろうか  落ち着きのない子だと 言われて育つだろう 俺がそうだった 受験も一度くらい 失敗するだろう 俺がそうだった きっと女には 結構もてるだろう 俺がそうだったかな 借金なんかも するかもしれない 俺も親父もそうだった 愛する人と別れる苦しみや 憎しみという切ない苦しみや 生きることは辛く恥ずかしいことと お前も少しずつ覚えてゆくだろう 生まれて来た以上 いつか消えてゆくのだ それも選んだのだよ  誰の真似でもなく お前はお前らしく お前の空を飛べ たったひとつの お前の生命 輝けばそれでいい どちらかを選ぶなら 傷つける人よりも 傷つく人に 騙す人よりも 騙される人に その方がずっといい 生きてゆくのは 楽しいぞ 辛いけど 辛い時こそ 胸を張れ 前を見ろ いつか愛する人が出来たなら お前の勇気で包み込んでやれ 喜びの種をまけ 幸せの花が咲く どこかに味方はいる お前はひとりじゃない  父は いつでも お前の味方だよ おたんじょう おめでとう
娘へ ~大和撫子養成ギブス編~さだまさしさだまさしさだまさしさだまさしさだまさしお前がいつか大人になって旅立つその朝に 世にも素敵な女になっているように 父さんは「大和撫子養成ギブス」という名前の お前の面倒なハードルになろう  お前が素敵な女にならなきゃいけないその訳は 歴史を変えるのは常に女だからだ どんな男も女に創られ女に振り廻される 父さん結構身に染みてたりする  偉大な女は 偉大な男を育て アホな女は アホな男を増やす やけっぱちでこんなこと 言うんじゃないんだよ ちょっと此頃 世の中 淋しくてね  冷静に思えば女に生まれたのは割合得だぞ 照れずすねずに まっすぐに生きてゆけ いじめられたらお大声で泣きなさい 困ったらいい顔で笑いなさい それはまあ水戸黄門の印篭みたいなもんだからね  勉強なんかしなくていい そんなこと言うと母さん怒るかな 知識なんて教養の一部に過ぎない 重箱の隅つつくようなこと学ぶより もっと大らかな 本当の笑顔について 学びなさい  やさしさは 相手の側に立つことで 厳しさは自分をいじめることで 学べ 相手の目を見て 話せなくなったなら ちょっとおかしいぞって 自分にきいてごらん  「男はみんな狼なのよ」それは父さんが保証します だからつきあう前に見せなさいね 黙って座ればピタリとわかる てなこといい乍ら 三回迄は こわさしてもらおうっと  けれどもいつかお前も本当に 人を愛するだろう 父さんお前に願っていることは その人の隣にいるお前の心が恥ずかしくないように 生きるんだよって ことだけさ  お前がいつか大人になって旅立つその朝に 世にも素敵な女になっているように 父さんは「大和撫子養成ギブス」という名前の お前の面倒なハードルになろう  偉大な女は 偉大な男を育て アホな女は アホな男を増やす やけっぱちでこんなこと 言うんじゃないんだよ ちょっと此頃 世の中 淋しくてね  やけっぱちでこんなこと 言うんじゃないんだよ やっぱり しあわせに なって欲しいんだよ
花咲きぬさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸思へば桜咲く頃に この学舎にときめいて 襷の葉陰 樫の根に 書を持て 友と語らひぬ  果てしなく また束の間の 我が青春の一頁 涙拭ひし恋ありき 友と学びし愛ありき  嗚呼 今 花咲きぬ いざ歩めやも 我が師 我が友 我が学舎 永遠に 忘れじ  秋には紅葉散る頃に 迷ひし我に教へ給ふ 人の傷み其は我が傷み 優しきことは強きこと  今日巣立ちゆく この空の 広さに誓ふ 人の世の 悲しみをまた苦しみを 照らす明るき花とならむ  嗚呼 今 夢咲きぬ いざ進めやも 我が師 我が友 我が学舎 其は心の故郷  嗚呼 今 花咲きぬ いざ歩めやも 我が師 我が友 我が学舎 永遠に 忘れじ 我が師 我が友 我が学舎 永遠に 忘れじ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ゆけゆけ!!ようかいキッズさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし吉田弥生とーりゃんせ とーりゃんせ ここはどこの……  コロボン コギセル ザシキー 一緒に行こうよ ずっと ららら ともだち だせだせだせ 勇気 ユッキン ゆけゆけゆけ 幽機道 合羽からげて ヨーカイザー きっと会えるね いつか ちゃんと夢見て ヨーカイザー 歩き続ける 君と共に  タコチュン チュンチン クータイコ 約束忘れず ずっと ららら みんなで なでなでなで 仲間たち カパール 駆け出せ出せ 怪機道 ぱっと花咲け ヨーカイザー きっと会えるね いつか ちゃんと夢見て ヨーカイザー 歩き続ける 君と共に  カマンチャ キュッキュ サガリコ アモレッチ オワレサン アマネエ コジョ イワメッチ キマエサン デュボ ケボロン サンタッチ OK ウパピダリボノズチョヤーナゴロピ デヤキダダンダイダ ローズン ゼニヤン テクボン 秘密の ないしょの 呪文 ららら ひとり抜けたらなら どんどこしょ ザッカル かるかるがる 幻機道  ちょっと道草 ヨーカイザー きっと会えるね いつか ちゃんと夢見て ヨーカイザー 歩き続ける 君と共に  オオサビ ライライ ウグーメ 笑顔を忘れちゃ やだよ ららら がんばれ ばれはればれ 仲間たち ヒャクメ くめくねくね 光機道 なんかわたしに ヨーカイザー きっと会えるね いつか ちゃんと夢見て ヨーカイザー 歩き続ける 君と共に そうよあなたに ヨーカイザー きっと会えるね いつか ちゃんと夢見て ヨーカイザー 歩き続ける 君と共に  とーりゃんせ とーりゃんせ ここはどこの…… とーりゃんせ とーりゃんせ ここはだれの…… とーりゃんせ とーりゃんせ ここはどこの…… ようかいキッズ
HAPPY BIRTHDAYGOLD LYLICさだまさしGOLD LYLICさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし誰にだってひとつやふたつ 心に開かずの部屋がある 一生懸命生きているのに 傷を恥じる事などないさ  雨が降る日に気になるものは 雲の大きさばかりだけれど 空の広さに比べれば 別に大した事じゃない  だからHAPPY BIRTHDAY HAPPY BIRTHDAY 昨日迄の君は死にました おめでとう おめでとう 明日からの君の方が僕は好きです  おめでとう  幸せなんて言葉もあるが 人それぞれに秤が違う 人は人だしあんたはあんた 別に張り合う事などないさ  雨が降る日は天気が悪い 雲には雲の行先がある 空は確かに広いけれど 心の広さと比べてみるかい  だからHAPPY BIRTHDAY HAPPY BIRTHDAY 昨日迄の君は死にました おめでとう おめでとう 明日からの君の方が僕は好きです  おめでとう
なつかしい海さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし倉田信雄(Returning to the place where I was belong to) 列車のタラップ昇りかけた (My little sea shore) 僕の腕引きとめて 言葉選んで君は さよならを切り出す (Nice to come home) ああ これが最後の見送りになるから 元気でいてくださいだなんて 空はこんなに抜ける様に (MH) 青く拡がってるのに さりげない悲しみ列車に乗せて 懐しい海に帰ろう  愛の腕の中は時が止まってみえる 気がつけばいつでも年老いた『浦島』 ああ ひと駅過ぎる毎に 君が遠ざかって昨日に とけてゆく 列車の窓の向う側に (MH) 懐しい海がみえたら 君に似合った白い波が (MH) 近くに見えたならば 約束を守ろう 思い出をみんな 紙吹雪にして 飛ばそう
二千一夜さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし服部隆之君と出会って 僕は変わった ありふれた言葉かも知れないけど 信じ続ける 与え続ける そして待ち続ける愛を教わった  5cm程沈んで暮らしていた 目の前の悲しみが道をふさいでた  消えた夢の数を数えるくらいなら もっと沢山の夢を見てやればいい 君が与えてくれた愛は限りなく つまり僕の君への愛も限りなく  約束したね たとえどんなに 二人遠く離れてしまっても 僕はいつでも 君を想って 必ず何処かで 歌っていると  あれからもう幾度目の夜を過ごし 幾度目の朝を迎えたことだろう  たとえ何度君に出会ったとしても 僕はその度君に恋するだろう もしもこのまま君と会えなくなっても 死ぬまで君を信じてるだろう  約束を忘れない 少しも変わらない  二千一夜 過ごす間に 二千一度 君に恋する  二千一夜 過ごす間に 二千一度 君に恋する  二千一夜 過ごす間に (約束を忘れない) 二千一度 君に恋する (少しも 変わらない)  二千一夜 過ごす間に (約束を忘れない) 二千一度 君に恋する (少しも 変わらない)
きみを忘れない ~タイムカプセル~さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸きみを忘れない 生命のある限り 哀しみも喜びも 永遠の タイムカプセルに詰めて  遠い記憶の中で きみは今も僕に 笑いかけてくる とても懐かしくて とても暖かくて 切なくて 悲しい笑顔で  さよならも言えずに別れた あの花の降りしきる季節に  きみを忘れない 生命のある限り 指先の温もりも やわらかに 僕を呼ぶ声も  長い長い手紙を きみ宛のラブレターを 描き続けてる とてもささやかで とても苦しくて 不思議で 美しい人生  いつの日か きみに会えたときに 胸張って生きたと言えるように  きみを忘れない 生命のある限り 愛おしく 愛おしく 愛おしく きみを歌い続けて  さよならも言えずに別れた あの花の降りしきる季節に  きみを忘れない 生命のある限り 哀しみも喜びも 永遠の タイムカプセルに詰めて
カーテン・コールさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸バスが来たから お別れですね 今迄愛をありがとう 短かったけど 私のトランクは あふれる程の想い出ばかり ふとよみがえる 昨日のラスト・ショー 手を振るあなた 何か叫ぶ声 光 ざわめき 手拍子が この胸を叩いて 喜び 悲しみ散りばめた カーテン・コール 歌おうと したけれど 声にならなかった  あなたのことや この町のことは 決して忘れない 私は何処かで 元気でいるから 誰かの為に 歌ってるから ふと振り返る 陽だまりの中 手を振るあなた 何か叫ぶ声 さよなら さよなら さよならと 遠ざかる風景 喜び 悲しみ散りばめた カーテン・コール 笑おうと するけれど 涙があふれてくる  これが私の最后の歌 あなたにとどけ 歌おうと したけれど 声にならなかった
ヨシムラさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし石川鷹彦怖いものなしで生きて来たと思ってた弟が 酒に酔った勢いで告白したことがある 実は子供の頃のこと 同じ町内に住んでいた ヨシムラって奴が かなり怖かったということを  ヨシムラは確か僕より二つほど年上で 駄菓子屋の大人しい息子で 決していじめっこではなく 僕はふとむしろ逆に 弟が彼に怪我をさせた騒ぎと ひたすら謝るおふくろの背中を思い出していた  懐かしきかな少年時代の 脇役たち 懐かしきかなワンパク時代の仇役たちよ  お袋はまだ若く 声も大きく手も早く 叩かれて泣きべそをかいていた弟も みんな無邪気だった あの頃  実はそのあと故郷へ帰る仕事があったので 本当に久し振りにあの町を訪ねてみた 学校沿いの細い道は更に狭くなってそこにあり ヨシムラの駄菓子屋も相変わらずそこにあった  何気なく電話をするふりで中を覗いたら すっかりおっさんになったヨシムラがそこに座っていたが タバコをひとつ買ったら無愛想に釣りをくれた ヨシムラ少年は 僕を覚えていなかった  懐かしきかな少年時代のときめきよ 懐かしきかなワンパク時代のきらめきたちよ  原っぱも土管もいじめっこも今はなく 思い出だけが少しも歳をとらずに 袋小路に うずくまっていた
春女苑(はるじょおん)さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし服部克久今年もまた咲きました あなたに似てる春女苑 だから今もまだあなたと 暮らしているみたい 花には花の悲しみが 人には人の苦しみが いつしか巡る季節の中で 思い出に変わるかしら  寒い冬には春のぬくもり思い出せず 疑ったり 迷ったり 心は弱いものですね  信じていいです 春女苑 必ず咲きます 春女苑  一つが二つ 二つが四つ 気付けば庭中 あなた  今年もまた咲きました あなたに似てる春女苑 うす紅に恥ずかしそうに うつむいて揺れてます 期待しすぎちゃいけないと けれども夢は捨てないと 元気があれば何でもできる あなたらしい笑顔  生きてゆきます私 何処かで支えてあなた 春風に糸遊に 咲いてるのはあなたですね  信じていいです 春女苑 必ず咲きます 春女苑  一つが二つ 二つが四つ 気付けば庭中 あなた  信じていいです 春女苑 必ず咲きます 春女苑  二つが四つ 四つが八つ 気付けば庭中 あなた
恋愛症候群―その発病及び傾向と対策に関する一考察―GOLD LYLICさだまさしGOLD LYLICさだまさしさだまさしさだまさし恋と呼ばれる一過性の発情症候群に於ける その発病及び傾向と対策について考える 年齢 性別 職業 ツベルクリン反応 郵便番号の 如何を問わず 凡そ次のとおり  開き直らねば何もできず ただ暗く爪をかみ 目が点になってため息ばかりの A型 他人のことなど考えられずに 大切な花畑 平気で踏み荒らしてヒンシュクをかう B型  今日と明日では自分同志で意見が分かれて 熱し易く冷め易い AB型 その内なんとかなるんじゃないかと思っている内に 自分だけ忘れ去られている O型  その他 いきなり優しくなったり急に詩人になるケース 夜中にいなりずしをどうしても喰べたくなる場合 海に向かってばかやろーと叫ぶなどはよくある事で 更に若いのに髪が薄くなる方もある  なにしろ これらがある特定の人にだけ反応するって事は 恋は一種のアレルギーと考えてよい  恋におちたら一部の例外を削除すれば およそ 男は男らしく 女は女っぽくなるものらしい 手相 星座 サイコロ タロット 四柱推命 その他茶柱まで 相性占いなど気になったら もう恋  相手には自分の良い所ばかり見せたくなるものであるし 相手の欠点には気づいても気づかずにいられるし 食べ物 着るもの 見るもの 聴くもの すべて好みが合うと思うし 毎日が二人の記念日になる  処が一年二年とたつうち見えてくるんですよ 恋とは誤解と錯覚との闘い そのうちなんだかお互い知らない人に思えてきて 次第に疲れて 会っても無口になる  初めは めまい 立ちくらみ 食欲不振で気付いた恋がいつか 注意力散漫 動悸 肩こり 息ぎれに変わり やがて 頭痛 発熱 歯痛 生理痛 すり傷 切り傷 しもやけ あかぎれ 陰金 夜泣き かんむし 田虫 水虫 出痔 いぼ痔 切れ痔 走り痔 えーと えーと… えーとせとら  とにかくそんな風に笑っちまった方が傷つかずに済むって わかってるんだ 誰だってそうだろう  恋は必ず消えてゆくと誰もが言うけれど ふた通りの消え方があると思う ひとつは心が枯れてゆくこと そしてもうひとつは 愛というものに形を変えること  相手に求め続けてゆくものが恋 奪うのが恋 与え続けてゆくものが愛 変わらぬ愛 だから ありったけの思いをあなたに投げ続けられたら それだけでいい  おそらく求め続けてゆくものが恋 奪うのが恋 与え続けてゆくものが愛 変わらぬ愛 だからありったけの思いをあなたに投げ続けられたら それだけでいい  あなたに 出会えて 心から しあわせです
秋桜平原綾香平原綾香さだまさしさだまさし倉田信雄淡紅の秋桜が秋の日の 何気ない陽溜りに揺れている 此頃涙脆くなった母が 庭先でひとつ咳をする  縁側でアルバムを開いては 私の幼い日の思い出を 何度も同じ話くりかえす 独言みたいに小さな声で  こんな小春日和の穏やかな日は あなたの優しさが浸みて来る 明日稼ぐ私に苦労はしても 笑い話に時が変えるよ 心配いらないと笑った  あれこれと思い出をたどったら いつの日もひとりではなかったと 今更乍ら我儘な私に 唇かんでいます  明日への荷造りに手を借りて しばらくは楽し気にいたけれど 突然涙こぼし元気でと 何度も何度もくりかえす母  ありがとうの言葉をかみしめながら 生きてみます私なりに こんな小春日和の穏やかな日は もう少しあなたの子供で いさせてください
October~リリー・カサブランカ~上條ひとみ上條ひとみさだまさしさだまさし安部潤10月 午后の陽射し 愛はたおやかに 時計廻りに過ぎて 今日 君の誕生日 ふと思い出した 元気でいますか しあわせですか 君と二人きりで 祝ったあの日 しあわせなのが 切なかった  Uh 君を傷つけても 君が欲しかった リリー・カサブランカの 儚く白い風が 部屋を包んでいた  10月 午后の陽射し 愛はたおやかに 時計廻りに過ぎて もう 気が違う程に 遠ざかったその風景は色褪せない  今日 君の誕生日 今頃誰と 祝っていますか しあわせですか  Uh 別れの言葉さえも 君に言わせた リリー・カサブランカの 花の香り淡く 君の髪を 梳かした  今でも愛している 苦しい程 想う夜更けもあるけれど 君のしあわせ 祈っている そう言ったら きれいごとだろうか 10月 午后の陽射し 愛はたおやかに 時計廻りに過ぎて もう 気が違う程に 遠ざかったその風景は色褪せない
MOTTAINAIさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし石川鷹彦豊かな時代に生まれて来たから 食べられるものが沢山あって 食べ残しても胸が痛まなくなっちゃったよ MOTTAINAI 例えば壊れた物なんかでも 修理するより買う方がずっと安い まだ使えるのに捨てる物ばかりなんて MOTTAINAI  自由な時代に生まれて来たから どんな風に生きても勝手だって 働けるのに働かないなんて MOTTAINAI ちょっと勇気だそう 自分さえ良ければいいってのは 自由ではなくって利己主義なんだよと 誰も教えてくれなかったなんて MOTTAINAI  心が痛い 冥利が悪い もったいない もったいない もったいない もったいない  親が命懸けで生んでくれて それなりに必死になって育ててくれて なのに自分だけで育った気になるなんて MOTTAINAI 転んだら怪我を心配し 離れれば健康を心配し いつも子供の人生を思ってるのに気づかないのは MOTTAINAI  愛してもらうことを願うならば 愛することから始めたらいい 本当は愛に囲まれてるのに気づくだろう MOTTAINAI 愛されてるんだよ 誰もが自分本位だからって 心を閉ざしてしまったらきっと 誰かが気遣ってくれてもそれに気づかないよ MOTTAINAI  心が痛い 冥利が悪い もったいない もったいない もったいない もったいない  平和な時代に生まれて来たから 平和がどれ程素晴らしいかに 気づかないからありがとうを忘れたね MOTTAINAI 生命を大切に 誰かの犠牲の上の今の平和が どれ程尊いかどれ程大切か 誰も教えなかったねごめんね MOTTAINAI ごめんねごめんね  愛に溢れた時代なんだよ 本当は今世界に愛は溢れているんだよ 受け止める心が枯れているだけなんだよ MOTTAINAI 君を愛してる  こんなに豊かで平和な時代に 生まれて来たというのに こんなに豊かで平和な時代に生きているのに MOTTAINAI  いつかは届く 必ず届く この愛 この苦しみ この痛み やがてしあわせ  心が痛い 冥利が悪い もったいない もったいない もったいない もったいない  いつかは届く 必ず届く この愛 この苦しみ この痛み やがてしあわせ  心が痛い 冥利が悪い もったいない もったいない もったいない もったいない
冬物語さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし石川鷹彦君影草って呼び名があると 教えてくれたスズランの ブーケを胸に嫁ぐ日を 夢見てた君を覚えてる  僕は若くて薄情で 君の愛すら質に入れ 知らん顔して酒を浴び 見知らぬ女に愛された  君を幸せに出来ないことが 解っていたから壊れてた それでも互いの温もりだけは 信じていた 冬物語  惨めな僕を嘲笑いもせずに 見下ろしていた時計台 今でも胸に痛いほど あの鐘の音を忘れない  都会へゆくと心に決めて 吹雪の駅で別れたね ホームで凍る君を残して 僕は心まで捨ててきた  時は遙かに過ぎ去り今は 幾星霜のライラック 青春なんて言い訳は 綺麗事だと解ってる  やがて君が嫁いだことを 誰かの手紙で知ったとき 独りっきり声をあげて泣いた 宝物だった 冬物語  君影草って呼び名があると 教えてくれたスズランの ブーケを胸に嫁ぐ日を 夢見てた君を覚えてる
ぬけみちさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸あなたのくれたぬけみちを くぐってそっと会いにゆく 蓮華 菜の花 散る桜 花の頃なら許されましょう  あなたのくれたぬけみちを 守ってそっと帰る道 翡翠 蛍 糸蜻蛉 夏の宵なら逃されましょう  どうぞ秋風立ちませぬよう 野分にあの道閉じませぬよう あなたの心が逃げませぬよう 不意にあなたが消えませぬよう  あなたのくれたぬけみちの 向こうに春が来ますよう 林檎 凩 虎落笛 冬の夜には 胸騒ぎます  どうぞ雪道吹雪きませぬよう 氷にあの道閉じませぬよう あなたの心が凍えませぬよう どうかあなたが消えませぬよう  あなたのくれたぬけみちを くぐってそっと会いにゆく 蓮華 菜の花 散る桜 花の頃なら許されましょう
長崎の空さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし倉田信雄海風に乗せて汽笛が聞こえた 遠くで鐘の音が雲に消えた 君と出会ったあの夏の日も 滲むような虹色の夕暮れだった  遙かに時は 過ぎても あの夏の祈り 忘れない 未来へ未来へ 想い伝えて  長崎 長崎 いつか必ず 長崎 長崎 また会えるよね  坂道の途中で君が手を振る あの山の向こうに明日が見える 君の歌声は 届いただろう 長崎の空から 世界の空へ  いつか生命は 尽きても あの夏の祈り 忘れない 笑顔へ笑顔へ 伝え続けて  長崎 長崎 いつか必ず 長崎 長崎 帰っておいで  長崎 長崎 歌をありがとう 長崎 長崎 愛をありがとう
とこしへさだまさしさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし「とこしへ」とてのひらにそっと書いてみた 永遠や永久より遙かな匂いがした  あなたを想へば 僕の心に 浮かぶ言葉はいつも「とこしへ」 夏の暑さに 冬の寒さに 耐えて季節を待つ花のように  いつの日か いつの日か しあわせになれますように つつましく おだやかに 暮らしてゆけますように  「とこしへ」とてのひらにそっと握りしめた 悲しみや後悔が消えゆく匂いがした  過ぎ去った昨日を悔やまずに まだ来ない明日を怖れずに 春の朝を 秋の夕べを 柔らかに過ごせますように  坂道を 坂道を 手を離さず歩き続けて 大切なあなたを 護ってゆけますように  いつの日か いつの日か しあわせになれますように つつましく おだやかに 暮らしてゆけますように  とこしへに とこしへに しあわせになれますように
手紙さだまさしさだまさしさだまさし照屋林賢倉田信雄あなたの夢見ました とても悲しそうでした 胸の痛みで目覚めて 窓辺の花に救われた  春の曙 夏の青空 秋の白菊 冬の風  色とりどりの 景色の中で いつでもあなたを 遠くで想っているのです 手紙をください ひとこと「さびしい」と  会えば言葉になりません 会うだけで幸せだから それで手紙を書いたら もっと言葉にならなかった  春の朝焼け 夏の海風 秋の山の彩 冬の温もり  色様々の 暮らしの中で いつでもあなたを 遠くで想っているのです 手紙をください ひとこと「恋しい」と  色様々の 暮らしの中で いつでもあなたを 遠くで想っているのです 手紙をください ひとこと「恋しい」と  手紙をください ひとこと「会いたい」と
ちからをくださいさだまさしさだまさしさだまさしさだまさしさだまさしちからをください どうぞちからをください 大切な人を護るため もっともっともっともっともっと ちからをください  大切な笑顔があります 大切な心があります 大切な未来があります 大切な夢があります 小さなこの手であなたを支え 自分を支えるささやかな  ちからをください どうぞちからをください 大切な人を護るため もっともっともっともっともっと ちからをください  護りたい生命があります 護りたい町があります 護りたい約束があります 護りたい全てのことを 悲しいこの手で抱きしめながら あなたの笑顔を護るため  ちからをください どうぞちからをください 大切な人を護るため もっともっともっともっともっと ちからをください  もっともっともっともっともっと ちからをください
女優さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸涙こぼし別れ告げた 思いついた嘘で棄てた けれど嘘と思いはしない そんな世界で暮らしてる 空はいつも青くはないし 水はいつも澄んではいない 風も吹けば雨も降るし 心の中じゃいつものこと 何が悪いのと言い聞かせ生きる 私は 女優  恋なんて幾つ迄 数えたら終わる? 悲しみの数よりは 少なくて 浅い 人生に一つだけ 命懸けの愛 抱きしめて抱きしめて 消えてゆきたい 嘘と本当のはざまで 溺れ死ぬのが 夢  顔色一つ変えないままで 別れの言葉を聞いた むしろ笑顔でさようならと自分の方から告げた 流石一人になって吐くほど 泣いたけれど涙だけは こぼさなかった明日も仕事 生きる中じゃいつものこと 何が哀しいと言い聞かせ生きる 私は 女優  芝居より酷い恋 演じてる振りで 痛くない顔をして 気づいてる孤独 寂しくて気が遠く なりそうな時も 幸せな振りをして 夢のように生きる 嘘と本当のはざまで 溺れないのも 女優  恋なんて幾つ迄 数えたら終わる? 悲しみの数よりは 少なくて 浅い 人生に一つだけ 命懸けの愛 抱きしめて抱きしめて 消えてゆきたい 嘘と本当のはざまで 溺れ死ねたら 女優
秋麗さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし倉田信雄倒れかかった身体同士で 互いを支えあえたら人という文字になる 支えられたり支えたり 人は一人では生きられないと気づくもの きっとあなたとふたり 生きてゆくと決めた 水篶刈る信濃 月は田毎に 残菊薫る 秋麗  夢見るように生きちゃいけない 人の夢と書けば儚いという文字になる 夢見たことを手に入れるには 夢から覚めなければ永遠に届かない きっとあなたの生命 護ってゆくと決めた 黄昏白く 山に初雪 秋桜揺れて 秋麗  どんな苦労もいつかは過ぎる 水に戻すと書けば涙という文字になる 涙の色が教えてくれた 明日を本当に明るい日と書くために きっとあなたとふたり 幸せに辿り着く 草笛遙かに 色づく林檎 桐一葉舞う 秋麗  秋去姫や 星麗
さよならさくらさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし石川鷹彦あなたの優しさに 甘えすぎたみたい 重い荷物には決して なりたくはない 何度も何度も思い直したけど あなたに嫌われるほど 悲しいことはないから 最後の寝台列車で帰ることにする 故郷へ故郷へ花の散る前に さよならさくら 忘れないでね さよならさくら さよなら あなた  あなたの思い出を 鞄に詰めこんで ホームでまだ冷たい風に 震えていた 何にも持たずに故郷を出て来た 何にも持たずに帰れば それで良いと思う 故郷訛りの老人の背中 さよならさくら 忘れないでね さよならさくら さよなら あなた  最後の寝台列車が動き出したとき ホームにあなたの姿が見えた さよならさくら 忘れないでね さよならさくら さよなら あなた
記憶さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸今でも君に話しかけるよ 迷ったりとても寂しいときに 必ず君は答えてくれる いつもいつもいつもいつも君らしく暖かく  おそらく遙か時は過ぎても 僕の心の中で君は 一緒に暮らしてきたと思う だから思い出はこうして少しずつ成長する  あの角を曲がれば 色とりどりのサフィニアの こぼれ咲く庭先で 君はいつも照れながら 笑顔で手を振った まるで青空のようだった  時折忘れてしまいそうだ やさしい君の声の響きを それほど夢のように時は過ぎる あっという間に僕もこんなに歳を取ってしまったよ  今でも君に話しかけるよ 笑ったりとても嬉しいときに 美しい物に出会ったときや 感じる全ての感動を君と分け合っているよ  あの海に帰ろう 色とりどりの貝殻を 子供のように集め 掌にひろげては 笑顔で笑ったね まるで春風のようだった  まもなく花の季節が終わる けれども君が教えてくれた どんなに時が過ぎてゆこうと 花は咲き続けるまたいつか春が巡る限り  僕の中で咲き続けている 君のように
秋桜徳永英明徳永英明さだまさしさだまさし弦一徹・坂本昌之うす紅の秋桜が秋の日の 何気ない陽溜まりに 揺れている 此頃 涙脆くなった母が 庭先でひとつ咳をする  縁側でアルバムを開いては 私の幼い日の思い出を 何度も同じ話 くりかえす 独言みたいに 小さな声で  こんな小春日和の穏やかな日は あなたの優しさが浸みて来る 明日嫁ぐ私に 苦労はしても 笑い話に時が変えるよ 心配いらないと笑った  あれこれと 思い出をたどったら いつの日も ひとりではなかったと 今更乍ら我儘な私に 唇かんでいます  明日への荷造りに 手を借りて しばらくは楽し気にいたけれど 突然涙こぼし 元気でと 何度も何度も くりかえす母  ありがとうの言葉を かみしめながら 生きてみます 私なりに こんな小春日和の 穏やかな日は もう少し あなたの子供で いさせてください
秋桜ケイコ・リーケイコ・リーさだまさしさだまさしケイコ・リー淡紅の秋桜が秋の日の 何気ない陽溜りに揺れている 此頃涙脆くなった母が 庭先でひとつ咳をする  縁側でアルバムを開いては 私の幼い日の思い出を 何度も同じ話くり返す 独言みたいに小さな声で  こんな小春日和の穏やかな日は あなたの優しさが浸みて来る 明日嫁ぐ私に苦労はしても 笑い話に時が変えるよ 心配いらないと笑った  あれこれと思い出をたどったら いつの日もひとりではなかったと 今更乍ら我儘な私に 唇かんでいます  明日への荷造りに手を借りて しばらくは楽し気にいたけれど 突然涙こぼし元気でと 何度も何度もくり返す母  ありがとうの言葉をかみしめながら 生きてみます私なりに こんな小春日和の穏やかな日は もう少しあなたの子供で いさせてください
晩鐘GOLD LYLICさだまさしGOLD LYLICさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸風花がひとひらふたひら君の髪に舞い降りて そして紅い唇沿いに秋の終わりを白く縁取る 別れる約束の次の交差点向けて まるで流れる水の様に自然な振りして冬支度 僕の指にからんだ 最後のぬくもりを 覚えていたくてつい立ち止まる 君は信号が待ち切れない様に 向こう岸に向かって駆けてゆく 銀杏黄葉の舞い散る交差点で たった今風が止まった  哀しみがひとひらふたひら僕の掌に残る 時を失くした哀れ蚊の様に散りそびれた木犀みたいに 眩暈の後の虚ろさに似つかわしい幕切れ まるで長い夢をみてたふとそんな気がしないでもない 心変わり告げる 君が痛々しくて 思わず言葉を さえ切った僕 君は信号が待ち切れなかっただけ 例えば心変わりひとつにしても 一番驚いているのはきっと 君の方だと思う  君は信号が待ち切れなかっただけ 流れに巻かれた浮浪雲桐一葉 銀杏黄葉の舞い散る交差点で たった今想い出と出会った
異邦人さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし萩田光雄今更アルバムなんて 欲しくはないけれど それがあなたのひとつだけの 形見となれば別だわ だからこうして ホラ この街を久し振りにたずねた 過ごしたアパルトマンは マロニエ通りの奥 洗濯物の万国旗や 雨晒しの自転車 タイムマシンで ホラ 戻った様に 何もかも或の日のまま シミだらけの見慣れた壁をたどり 懐しい手摺をたどり 夢をたぐり 今日はひとり 確かめるのは 本当の おわり  狭いドアをあければ 涙を拭いもせず あなたにすがる可愛い人 あなたの最後の人 そうよこうして ホラ 泣いてくれる人は他にもある あなたのお友達は 私を見上げると あからさまに顔曇らせて 黙って目を伏せる 私一人が ホラ 異邦人 何もかも或の日のまま 薄暗い階段を降りる 足元がかすかにうるむ 太陽が まぶしいから……
指定券さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸もうこれまでねと 君はうつ向いて 左の頬だけで ひっそり笑った 北口改札を 仔鹿の様に 鮮かにすりぬけて 出て行った せめてもの お別れに 一度だけ 振り向いてくれたのに 丁度今着いた 修学旅行の 制服達が 君をかき消して 最後の声さえ 喰べてしまう  長いエスカレーター 昇って降りて やっとの思いで 出した答 はじめる前から 終る旅もある やはり野におけ れんげ草 せめてもの はなむけに 一度だけ 手を振ってみせた うしろ姿を つつむ紙吹雪 それは僕の ふるさとゆきの 季節はずれの 指定券
童話作家さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし萩田光雄私が童話作家になろうと思ったのは あなたにさよならを言われた日 もとよりあなたの他には 生き甲斐など無いし さりとてこの世をみつめる勇気もなかったし 今迄二人が過ごしたあらすじを 想い出という 消しゴムで消して 夢でもたべながら ひっそり暮らしてみよう あなたの横顔を 思い出さずに済む様に  私が童話作家になって思うのは 本当を書くことの難しさ だって 私自身がとても嘘つきで 涙をかくしては 笑って過ごしてる 原稿用紙に色鉛筆で 幸せの似顔 描いてはみるけど 悲しいくらいに 駄目な私の指先は 気がつけばいつでも あなたの笑顔を書いてる  私が童話作家になろうと思ったのは あなたにさよならを 言われた日
夕凪さだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸渡辺俊幸今はこうしてひざを抱えて寄せては返す波の 想い出に身を任せて居よう あの日同じ水ぎわで君は消えてゆく足跡が 悲しいとだから側に居てと言った 大きな貝ガラ白い耳にあてて 又来る夏を占う 君の影が揺らいで落ちて 風が止まる 僕に見えないものが見えたね だから急に黙った 紅い夕陽が 君の涙に沈んだ  海猫たち もうお帰り 僕も砂を払おう 君の影が 揺らいで消えて 夢が止まる やがて ここにも風は戻って 陸から海へとまた くり返す くり返す くり返す  海猫たち さあもうお帰り 僕も砂を払おう 僕の影が消える前に 消える前に
無縁坂PLATINA LYLICさだまさしPLATINA LYLICさだまさしさだまさしさだまさし母がまだ若い頃 僕の手をひいて この坂を登る度 いつもため息をついた ため息つけば それで済む 後だけは見ちゃだめと 笑ってた白い手は とてもやわらかだった  運がいいとか 悪いとか 人は時々 口にするけど そうゆうことって確かにあると あなたをみててそう思う  忍ぶ 不忍 無縁坂 かみしめる様な ささやかな 僕の母の人生  いつかしら僕よりも 母は小さくなった 知らぬまに白い手は とても小さくなった 母はすべてを暦に刻んで 流して来たんだろう 悲しさや苦しさは きっとあったはずなのに  運がいいとか 悪いとか 人は時々 口にするけど めぐる暦は季節の中で 漂い乍ら過ぎてゆく  忍ぶ 不忍 無縁坂 かみしめる様な ささやかな 僕の母の人生
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
僕にまかせてくださいさだまさしさだまさしさだまさしさだまさしきみはその手に花をかかえて 急な坂道(さか)をのぼる 僕の手には 小さな水おけ きみのあとにつづく きみのかあさんが眠っている ささやかな石のまわり 草をつみながら振り返ると 泣き虫のきみがいた  両手をあわせたかたわらで 揺れてるれんげ草 あなたの大事な人を僕に まかせてください  きみがとても大切にしてた 藤色のお手玉 あれは昔きみのかあさんが 作ってくれたもの そして僕が大切にしてる 日だまりのような人 それもそっと きみのかあさんが 残してくれたもの  集めた落ち葉に火をつけて きみはぽつりとありがとう 彼岸過ぎたら 僕の部屋も あたたかくなる  両手をあわせたかたわらで 揺れてるれんげ草 あなたの大事な人を僕に まかせてください
フレディもしくは三教街―ロシア租界にて―GOLD LYLICさだまさしGOLD LYLICさだまさしさだまさしさだまさしフレディ あなたと出会ったのは 漢口 揚子江沿いのバンドで あなたは人力車夫を止めた フレディ 二人で 初めて行った レストラン 三教街を抜けて フランス租界へとランデブー あの頃私が一番好きだった 三教街のケーキ屋を覚えてる? ヘイゼルウッドのおじいさんの なんて深くて蒼い目 いつでもパイプをくゆらせて アームチェアーで新聞をひろげてた フレディ あなたも 年老いたらきっと あんなすてきな おじいさんに なると思ってたの 本当に思ってたの  フレディ それから レンガ焼きのパン屋の ボンコのおばあさんの 掃除好きなこと フレディ 夕暮れの 鐘に十字切って ポプラの枯葉に埋もれたあの人は一枚の絵だった 本当はあなたと私のためにも 教会の鐘の声は響くはずだった けれどもそんな夢のすべても あなたさえも奪ったのは 燃えあがる紅い炎の中を飛び交う戦闘機 フレディ 私はずっとあなたの側で あなたはすてきな おじいさんに なっていたはずだった  フレディ あなたと出逢ったのは 漢口
不良少女白書さだまさしさだまさしさだまさしさだまさしあの娘はいつも哀しい位 ひとりぽっちで部屋の片隅でうずくまってた 誰かが自分を救いに来るのを じっと待ってるけど 誰も来ないと判ってる  人には黒く見えるカラスが 自分には白く見えてしまう 黒く見ようと努力したのに 人は大声で聞いてくる  何故 嫌いですか 何故 好きですか 左ですか 右ですか ああ聴こえない ああ届かない 自分の夢がわからない ああ  あの娘はいつも哀しい位 強がってみせるけど実はとても淋しがりや 時折 燐火(マッチ)を摺ってはひとりで 涙こぼしながら また時々火傷をする  少し若さに思い上がり 転がる方が楽だと覚え 本当はとても優しいくせに すねて見せるだけの意地っ張り  何が 正しくて 何が 嘘ですか 100じゃなければ 0ですか ああ聴こえない ああ届かない 自分の夢がわからない ああ  自分に正直に生きるなら 風に逆らって生きるのなら 居直る事が勇気だなんて 自分に甘えるのはおよし  何故 嫌いですか 何故 好きですか 左ですか 右ですか ああ聴こえない ああ届かない 自分の夢がわからない  何が 正しくて 何が 嘘ですか 100じゃなければ 0ですか ああ聴こえない ああ届かない 自分の夢がわからない ああ
転宅さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし親父が初めて負けて 大きな家を払った 指のささくれ抜くみたいに 後ろ向きで荷作りをした いやな思い出は皆 残してゆきましょうと 床の間の掛軸丸め乍ら かあさんが言った 丁度かくれんばで 息ひそめて 鬼の過ぎるのを待つみたいで 何も無くなった部屋では おばあちゃんが 畳ふいてた  それから移り住んだのは 学校の裏通り そこではじめて家で過ごす 親父の背中を見た ひとつ覚えているのは おばあちゃんが我が子に 負けたままじゃないだろうと 笑い乍ら言ったこと 人生は潮の満ち引き 来たかと思えば また逃げてゆく 失くしたかと思えばまた いつの間にか戻る  そのあと我が家はも一度 家を替わることになる 一番喜ぶはずの人は 間に合わなかったけれど 人生は潮の満ち引き 来たかと思えば また逃げてゆく 失くしたかと思えばまた いつの間にか戻る
さだまさしさだまさしさだまさしさだまさしうつむきがちに 私は 掌を見つめてる 自分の人生を見つめている つかみそこねた愛を 指でそっとたどって ためらいに疲れて ため息つく 今より少しでいいから 勇気があれば あなたのあたたかい指を 離さずにすんだのに ありきたりの別れなど しなくてすんだのにと  流した涙の数を 指折りかぞえみる ついてるついてないとかぞえてみる いつの間にか私の 悲しみの数の方が 自分の年よりも増えてしまった 掌を鏡に写し さよならと云ってみる いつもと同じ笑顔で こうして別れた そしていつもこの涙を拭うのも私の手
縁切寺GOLD LYLICさだまさしGOLD LYLICさだまさしさだまさしさだまさし今日鎌倉へ行って来ました 二人で初めて歩いた町へ 今日のあの町は人影少なく 想い出に浸るには十分過ぎて 源氏山から北鎌倉へ あの日と同じ道程で たどりついたのは 縁切寺  ちょうどこの寺の山門前で きみは突然に泣き出して お願いここだけは 止してあなたとの 糸がもし切れたなら 生きてゆけない あの日誰かに 頼んで撮った 一枚きりの一緒の写真 納めに来ました 縁切寺  君は今頃 幸せでしょうか 一度だけ町で 見かけたけれど 紫陽花までは まだ間があるから こっそりと君の名を 呼ばせてください 人の縁とは 不思議なもので そんな君から 別れの言葉 あれから三年 縁切寺
必殺!人生送りバント坂上二郎坂上二郎さだまさしさだまさし若草恵俺から望んだ ことではないが 頼まれたなら拒まない 俺を殺してお前を生かす 世のためならば迷わない  送りバントの人生を 母さん褒めてくれるだろうか それとも嘆いて寝込むだろうか  縁の下でも舞台の上も 男度胸の誇りは同じ 誰もやらなきゃ俺がやる 見栄張るキザのピラミッド  とんがれとんがれ とんがれとんがれ 嗚呼 男道 送りバントだぜ 人生は  自分本位の世間の風は 古い男にゃ辛すぎる 俺を殺してお前を生かす それが世間のためならいいさ  送りバントの人生は じっと我慢の毎日さ 狙えば打てるホームラン  縁の下でも舞台の上も 口に出さずに胸に秘め 誰もやらなきゃ俺がやる 意気地の犠打のピラミッド  がんばれがんばれ がんばれがんばれ 嗚呼 男道 送りバントだぜ 人生は  ソレ わっしょいわっしょい わっしょいわっしょい 嗚呼 男道 送りバントだぜ 人生は
雲にらくがきグレープグレープさだまさしさだまさしグレープ風よ 青春という 僕の舟をだいて 舞いあがれ 君をのせて 僕をのせて 君と出会った時に 僕は手に入れたよ 長い事夢みていた 愛の翼  これからは君と空のお散歩 雲のキャンバスにちょっとらくがき 高い煙突にリボン あれは君のいたずら 空を空を空を飛んで 遠い 僕の故郷へ連れていってあげる  これからは君と空のお散歩 雲のキャンバスにちょっとらくがき 虹のかけらを盗んで 君へのエンゲージリング 海を海を海を越えて遠い 僕の故郷へ連れていってあげる  海を海を海を越えて遠い 僕の故郷へ連れていってあげる
残像グレープグレープさだまさしさだまさし青木望君が最後に告げた 冷たいひとことが 僕を 凍てつかせて もう何も見えないよ もう一度 扉を開けて 昨日までと同じように 僕の胸を あたためておくれ  もうふたりの恋は終ったのですか 楽しかった日々のかけらは もう君と僕との間には ほほえみさえ 残して置いては くれなかったの  それを君はひとこと 季節はずれの通り雨と 言い捨てて しまうのでしょうか  もうふたりの恋は終ったのですか 楽しかった日々のかけらは もう君と僕との間には ほほえみさえ 残して置いては くれなかったの
哀しみの白い影グレープグレープさだまさしさだまさしグレープ僕の影の隣りに もういないはずの君の 白い影が こしかけて ゆらり ゆらり ゆらり  それは 心変わりで 互いのせいではないと つまりは若すぎたんだ ふたり ふたり ふたり  初めが間違っていた 君と出逢う所から だから 今日の日が来て ひとり ひとり ひとり  僕と君の想い出の すべてを嘲笑う様に 哀しみの白い影だけが ゆらり ゆらり ゆらり  哀しみの白い影だけが ゆらり ゆらり ゆらり
虹がかかったらグレープグレープさだまさしさだまさし青木望君の長い髪が 木洩れ日と遊ぶよ 風に吹かれてもっと 笑ってごらんよ 僕のギターにあわせ 揺れるふたりの影 夢をみながらもっと 唄ってみようよ 緑の森の中 とてもいい気持 何だか君とても きれいだよ 藁葺き屋根の家 遠くにみえるよ もう一度だけ言おうか 君が好きだなんて  君の澄んだ瞳 僕にはまぶしくて 背中越しになにかを 言おうとしたけど 気まぐれなにわか雨 とってもいじわるで ぼくの小さなつぶやきを 喰べてしまったよ 緑の雲の上 虹がかかったら 明日もまた ここであえるかな ほんとは少しだけ 照れくさいんだけれど 雨にぬれた君の髪 ふいてあげようかな  緑の雲の上 虹がかかったら 明日もまた ここであえるかな ほんとは少しだけ 照れくさいんだけれど 雨にぬれた君の髪 ふいてあげようかな  もう一度だけ言おうか 君が好きだなんて
ひとり占いグレープグレープさだまさしさだまさし木田高介今日のあなたは 冷たいね 夢を何処かに置き忘れて来たね 気まずい思いだけはさせたくないから 今日は帰るよ 会ったばかりだけど お酒は飲む気になれないし テレビはいつでもつまらないし トランプゲームのひとり占いを こわしては作り作ってはこわしてみる  今日はお前の方が夢を忘れてたんだと クラブのジャックが 怒った様な笑った様な  僕はいつものミルクティー 君もいつものチョコレートパフェ 違っているのは君がうつむき加減に 他のことを考えていた 寂しい唄は好きじゃないし 楽しい唄はもっとつまらないし 四三じゅうにのカードを並べて 疲れた言葉をくずかごに捨ててみる  明日電話をすれば 待人必ず来ると ハートのクインが悲しい様な嬉しい様な 明日電話をすれば 待人必ず来ると……
雪の朝グレープグレープさだまさしさだまさし青木望表は雪が降ってる 一面の薄化粧 君はまだ眠ったままで 夢でもみてるのかしら あたりに人影は無く 街もまだ目覚める前 僕は横になったままで 煙草に火をつける  窓の外には遠く 水鳥が飛び交い 雲は低く流れて 雪は降り続く  表通りを荷馬車が通り過ぎて行く  僕が少しまどろむと もう君は起きていて ねえみてごらん雪だわと 君は幸せな人だ  曇りかけたガラスを 君はその手で拭い まるで子供みたいに 目を輝かせた  またいつもの生活が 始まるだけの朝なのに
縁切寺グレープグレープさだまさしさだまさしさだまさし今日鎌倉へ行って来ました 二人で初めて歩いた町へ 今日のあの町は 人影少なく 想い出に浸るには 十分過ぎて 源氏山から 北鎌倉へ あの日とおなじ 道程で たどりついたのは 縁切寺  ちょうど この寺の山門前で きみは突然に泣き出して お願いここだけは 止してあなたとの 糸がもし切れたなら 生きてゆけない あの日誰かに 頼んで撮った 一枚切りの一緒の写真 収めに来ました 縁切寺  君は今頃 幸せでしょうか 一度だけ町で 見かけたけれど 紫陽花までは まだ間があるから こっそりと君の名を 呼ばせてください 人の縁とは 不思議なもので そんな君から 別れの言葉 あれから三年 縁切寺
交響楽(シンフォニー)グレープグレープさだまさしさだまさし服部克久煙草をくわえたら 貴方のことを 突然思い出したから 涙の落ちる前に 故郷(くに)へ帰ろう 町の居酒屋のヴァイオリン弾きや 似顔絵描きの友達も 今はもういない 古い町へ  今でもそこに あなたがいたら 僕は何ていうだろう あなたに逢うには 使い残した 時間があまりに 軽すぎて  悔やんではいないよ 想いはつのっても そうさ昔は昔  今から思えば 貴方がワグナーの 交響曲を聞きはじめたのが 二人の別れてゆく 兆になった 何故ならそれから あなたは次第に 飾ることを覚えたから 確かに美しくなったけれど  見栄えのしないおもちゃに飽きた あなたがいけない訳じゃない 新しい風に その身をまかせ 子供が大人になっただけ  悔やんではいないよ 想いはつのっても そうさ昔は昔 そうさ昔は昔
無縁坂GOLD LYLICグレープGOLD LYLICグレープさだまさしさだまさしさだまさし母がまだ若い頃 僕の手をひいて この坂を登る度 いつもため息をついた ため息つけば それで済む 後ろだけは見ちゃだめと 笑ってた白い手は とてもやわらかだった  運がいいとか 悪いとか 人は時々口にするけど そうゆうことって確かにあると あなたをみててそう思う  忍ぶ 不忍無縁坂 かみしめる様な ささやかな 僕の母の人生  いつかしら僕よりも 母は小さくなった 知らぬまに 白い手はとても小さくなった 母はすべてを暦に刻んで 流してきたんだろう 悲しさや苦しさはきっとあったはずなのに  運がいいとか 悪いとか 人は時々口にするけど めぐる暦は季節の中で 漂いながら過ぎてゆく  忍ぶ 不忍無縁坂 かみしめる様な ささやかな 僕の母の人生
追伸GOLD LYLICグレープGOLD LYLICグレープさだまさしさだまさしグレープ撫子の花が咲きました 芙蓉の花は枯れたけれど あなたがとても無口になった秋に こわくて私聞けませんでした あなたの指の白い包帯 上手に巻いてくれたのは誰でしょう  風に頼んでも無駄ですか 振り返るのは嫌いですか どこにもある様な事ですか 私髪を切りました  たとえば今日のあなたのこと 他の人と楽しそうに笑ってた あなたの声が眩しくて 耳をふさぎました 下手なくせにあなたの為に 編みかけた白いベスト やはり夢でした ほどき始めましょう あなたに借りた鴎外も 読み終えていないのに 最後のわがままです あなたの 肩巾教えて下さい  風に頼んでも無駄ですか 振り返るのは嫌いですか どこにもある様な事ですか 私髪を切りました
朝刊GOLD LYLICグレープGOLD LYLICグレープさだまさしさだまさしさだまさしきみは早起きしたのが さも得意そうに ねぼけまなこの僕を 朝食に追いたて ねエまた巨人が負けたってさって 高田の背番号も知らないくせに  どうでも良いけど トーストが焦げているからね 僕は君に新聞通に なって欲しくない 新しいエプロンも可愛いけどね またあわてて焦げを作るんだろう  前に親父が来たときも 僕の好物のカラスミを 手土産にとくれたのに わざわざまた煮て駄目にして ごめんなさいっていい乍ら 一番笑いこけたのは君  まったくきみのどじだけは 日本一 おいこりゃ お前の母親以上だぞって 親父が 目を細め ささやいた だからさ 怪我だけは 気をつけとくれ  前にお袋に電話して 僕が死んじゃうと泣き出して ただの食べ過ぎとわかったら 安心してきみが寝こんじまった ごめんなさいっていいながら 一番蒼い顔してた  まったくきみのどじだけは 日本一 ねエこりゃあたしの若い時以上だよって お袋が嬉しそうに ささやいた だからさ 怪我だけは 気をつけとくれと だからさ だからさ
精霊流しGOLD LYLICグレープGOLD LYLICグレープさだまさしさだまさしグレープ去年のあなたの想い出が テープレコーダーから こぼれています あなたのためにお友達も 集まってくれました 二人でこさえたおそろいの 浴衣も今夜は一人で着ます 線香花火が見えますか 空の上から 約束通りに あなたの愛した レコードも一緒に流しましょう そしてあなたの 舟のあとを ついてゆきましょう 私の小さな弟が 何も知らずに はしゃぎ回って 精霊流しが華かに 始まるのです  あの頃あなたがつま弾いた ギターを私が奏いてみました いつの間にかさびついた糸で くすり指を切りました あなたの愛した母さんの 今夜の着物は浅黄色 わずかの間に年老いて 寂しそうです 約束通りに あなたの嫌いな 涙は見せずに 過ごしましょう そして黙って 舟のあとを ついてゆきましょう 人ごみの中を縫う様に 静かに時間が通り過ぎます あなたと私の人生を かばうみたいに
最終案内さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸標示盤が君の飛行機を示す もう25分で君は舞いあがる ひきとめるのならば 今しかないよと 壁のデジタル時計が またひとこま進む あの頃は止まれとさえ祈った時間を 知らず知らずのうちに 君はもて余している 手荷物はベルトコンベアーに流れて 思っていたより確かに 風は止まろうとしている 人ごみのロビーざわめきの中で 君は静かに 時計をはずす  最終案内が答を告げる 穏やかな声がロビーに響く 君の淡い肩が 心なしかふるえ チケットにすがるように 背中を向ける 君は今スポット浴びたスターのように 滑走路というステージに 呑み込まれてゆく 君をのせた鳥がやがて翼はためかせて 赤や緑のランプを 飛び越えてゆく 人ごみのデッキざわめきの中で 僕は最後の風を ひとり受けとめる
天文学者になればよかったさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸君がここから出て行く訳は 幸せ描いた僕の設計ミスさ 図面通りにゃいかねえもんだな こんなに早く すきま風吹くなんて  夢囲むガレージ セントラルヒーティングの愛 なんでもそろえたのに 君が出てゆくドアがはずれる 窓は落ちるトイレも壊れてしまう 君という蝶つがいが ひとつはずれただけで 想い出の垣根も倒れた  これほど設計の才能がないなら 天文学者をめざせばよかったよ バミューダの謎や ピラミッド・パワーに 未確認飛行物体との接近遭遇等々(コンタクト) それから 新しいすい星に 自分の名を付けてしまおう そうさそれが僕に 一番お似合の すてきな仕事じゃないか 星の数かぞえて 夢の数かぞえて 恋人はそう アンドロメダ  幸せの設計技師になれずに 傷ついた若者の肩を抱いて したり顔でやさしく言ってやるんだよ きみーい それでも 地球は廻っている
魔法使いの弟子さだまさしさだまさしさだまさしさだまさしJimmy Haskellむかしむかしもっとずーっとむかし とても貧しい若者がいたんだ この町にね それがある日お金持の ひとり娘を ひと目みた時に 恋したんだとさ でも娘の気をひく何もない 若者は悲しんで それじゃ 魔法使いになれた ならば 何でも出来ると思った とてもエラい修業をして やがて やっと魔法使いの弟子に なれたってサ  弟子が教わる ことといえば 箒で空を飛ぶことと 夢をつかまえること そこで早速娘の家へ 毎晩自分が 主役の夢ばかり せっせと届けた いつの間にか娘は 若者にしらずしらず恋をした それで魔法使いの仲人で めでたくかけおちしちゃった つまりその娘がママだよ だからパパは今でも箒くらい 飛ばすのは簡単サ
SUNDAY PARKさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸公園のベンチで僕は 過ぎた愛の哀しさを数える ひとりそんな午後 子供はブランコの順番 争い 所詮 僕の愛も それと同じ重みかしら  別れた人の横顔を 思い出せば いつも涙顔 SUNDAY PARK  年老いた人が 菩提樹の葉陰で 居眠りしながら 涙ぐむ 足元に新聞紙 子供はブランコに飽きて 次の遊びに 駆け出したあとには 鳩が舞い立つ  晴れた午後には こんな密かな 哀しみ方があっても いいだろう SUNDAY PARK SUNDAY PARK SUNDAY PARK
最后の頁(ぺーじ)さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸慣れない煙草にむせたと 涙を胡麻化し乍ら ちゃんとお別れが云えるなんて 君は大人になったね  不思議なもんだね二人 登り坂はゆっくりで 下りる速さときたらまるで ジェット・コースターみたいだ  君が「サヨナラ」とマッチの軸で テーブルに書いたらくがき 僕がはじから火をともせば ホラ「サヨナラ」が燃えてきれいだ  前から判ってた事だと 君はそんな振りをして 冷静に過ごそうとしてる 最后の思いやり  不思議なもんだね二人 もう何年か過ぎたら 全く違うレールをきっと 走っているのだろうね  もしも僕達のこのあらすじが 鉛筆書きだったなら もう一度位ならおそらく ホラ書き直せたかも知れない  君が「サヨナラ」とマッチの軸で テーブルに書いたらくがき 僕がはじから火をともせば ホラ「サヨナラ」が燃えてきれいだ
加速度さだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸渡辺俊幸別れの電話は雨の日の午後 受話器の向うできみは確かに 雨にうたれ声もたてずに泣いていた 「最後のコインが今落ちたから 今迄のすべてがあと3分ね」って きみはとぎれがちに 小さくつぶやいた  スローモーションで時が倒れてゆく 言葉さえ塞いで ごらん愛の素顔は 2つの世界の 間で揺れる シーソーゲーム 喜びと……悲しみと……  最後の電話がコトリと切れて 静かに僕の手に残ったものは 発信音と穏やかな雨のさざめき 途絶える直前の君の優しさは 最後に ピリオド打たなかったこと まるで悲鳴の様に 言いかけた「それから」って  自分の重みに耐え切れず落ちてゆく ガラス窓のしずく あたかも二人の加速度の様に 悲しみを集めて ほらひとつ またひとつ
桃花源さだまさしさだまさしさだまさし劉家昌Jimmy Haskellあなたの便りが峠を越えて 私のお家に届く頃 南風吹いて稲穂がそよぎ あなたの里は黄金に染まる  川のほとりには水車がひとつ 静かに時を刻んでます 野苺色した夕陽の中に 荷馬車の影絵が浮かんでいます  仔牛が生まれた事の他には なんにも変りはないけれど あなたを待つ日々のたわむれにと 私は編み物覚えました
セロ弾きのゴーシュさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸Cello にはオン・ザ・ロックが似合うと 飲めもしないで用意だけさせて ひとつ覚えの サン=サーンス 危な気な指遣いそしてボウイング まるで子供の様に 汗までかいて 悲しすぎる程 優しい人 私はいつでも 涙うかべて 楽し気なあなたを見つめるだけで 倖せだった  陽気なあなたの事だもの 今頃きっと雲の上で 誰かを無理矢理誘って 「白鳥」を聴かせているかしら 飲み手のいないウィスキー 今夜も用意だけして 私のお相手は カザルスとティボー 私はいつでも 涙うかべて 想い出だけ聴いて 明日は晴れると 笑うふり  明日もしも晴れたら オン・ザ・ロック用のお酒がきれたので 市場へ行こうと思うの ねェ想い出も売っているといいのに もっともっとたくさん 想い出が欲しかった もう一度あなたに会う迄の糧に 私はいつでも 涙うかべて あなたの残した 大事な Cello を 一人で守る
絵はがき坂さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸あなたはためらいがちに 何度も言いあぐねて どうしてそんなこと ああ 迷うのですか ひとりで生きてゆける程 お互い大人じゃないし それにしてもあなたの時計 ああ 進み過ぎました カンナがもうすぐ咲くから それまであなたが髪を 切らなければいいね 出来たら本当にいいね 活水あたりはまだ 絵はがきどおりの坂 つたやかづらの香り背に 学生達が通る あなたの横顔越しに シャボン玉がいっせいに 弾じけた気がしたのは ああ 紫陽花ですか  同じ様にジーンズ着て アンアン・ノンノ抱えた 若いお嬢さん達が今 シャッターを切った 活水あたりはまだ 絵はがきどおりの坂 僕も思い出欲しくてそっと 心でシャッター押した 絵はがき坂を 下りながらあなたは やっぱり言いましたね ああ さよならですか
線香花火GOLD LYLICさだまさしGOLD LYLICさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸ひとつふたつみっつ 流れ星が落ちる そのたびきみは 胸の前で手を組む よっついつつむっつ 流れ星が消える きみの願いは さっきからひとつ きみは線香花火に 息をこらして 虫の音に消えそうな 小さな声で いつ帰るのと きいた  あれがカシオペア こちらは白鳥座 ぽつりぽつりと 僕が指さす きみはひととおり うなずくくせに みつめているのは 僕の顔ばかり きみは線香花火の 煙にむせたと ことりと咳して 涙をぬぐって 送り火のあとは 静かねって  きみの浴衣の帯に ホタルが一匹とまる 露草模様を 信じたんだね きみへの目かくしみたいに 両手でそっとつつむ くすり指から するりと逃げる きみの線香花火を 持つ手が震える  揺らしちゃ駄目だよ いってるそばから 火玉がぽとりと落ちて ジュッ
ちいさなおばあさんさだまさしさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし私はちいさな おばあさんになりましょう 背中丸め 眼鏡越しに なつかしい夢数えましょう いつかはちいさな おばあさんになりましょう 愛おしくて 悲しい恋 しぼんだてのひらにひろげて  多分もう誰にも 詫びることなく ひっそりとひっそりと あなたを想いましょう  私はちいさな おばあさんになりましょう 切ないほど 不器用な手 木漏れ日にかざしましょう いつかはちいさな おばあさんになりましょう 可笑しいほど 不器用な手 あなたを離してしまった  多分もう誰にも 笑われないで いつまでもいつまでも あなたを想いましょう  私はちいさな おばあさんになりましょう
遥かなるクリスマスさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸メリークリスマス 二人のためのワインと それから君への贈り物を抱えて駅を出る メリークリスマス 外は雪模様気づけば ふと見知らぬ誰かが僕にそっと声をかけて来る メリークリスマス 振り向けば小さな箱を差し出す 助け合いの子供達に僕はポケットを探る メリークリスマス 携帯電話で君の弾む声に もうすぐ帰るよと告げた時のこと メリークリスマス ふいに誰かの悲鳴が聞こえた 正面のスクリーン激しい爆撃を繰り返すニュース メリークリスマス 僕には何も関係ないことだと 言い聞かせながら無言でひたすらに歩いた  メリークリスマス 僕達のための平和と 世の中の平和とが少しずつずれ始めている メリークリスマス 誰もが正義を口にするけど 二束三文の正義 十把一絡げの幸せ つまり嘘 メリークリスマス 僕はぬくぬくと君への 愛だけで本当は十分なんだけど メリークリスマス 本当は気づいている今この時も 誰かがどこかで静かに命を奪われている メリークリスマス 独裁者が倒されたというのに 民衆が傷つけ合う平和とは一体何だろう メリークリスマス 人々はもう気づいている 裸の王様に大人達は本当が言えない  メリークリスマス いつの間にか大人達と子供達とは 平和な戦場で殺し合うようになってしまった メリークリスマス 尤も僕らはやがて自分の子供を 戦場に送る契約をしたのだから同じこと メリークリスマス 子供の瞳は大人の胸の底を 探りながらじわりじわりと壊れてゆく メリークリスマス 本当に君を愛している 永遠に君が幸せであれと叫ぶ メリークリスマス その隣で自分の幸せばかりを 求め続けている卑劣な僕がいる メリークリスマス 世界中を幸せにと願う君と いえいっそ世界中が不幸ならと願う僕がいる  メリークリスマス 僕は胸に抱えた小さな 君への贈り物について深く深く考えている メリークリスマス 僕は君の子供を戦場へ送るために この贈り物を抱えているのだろうか メリークリスマス 本当に君を愛している 永遠に君が幸せであれと叫ぶ メリークリスマス 本当に本当に君を愛している 永遠に永遠に君が幸せであれと叫ぶ  メリークリスマス 凍りつく涙を拭いながら メリー メリークリスマス 生きてくれ生きてくれ生きてくれと叫ぶ メリークリスマス 雪の中で雪の中で雪の中で メリークリスマス 白い白い白い白い雪の中で  メリークリスマス メリークリスマス ・・・・・
ふたつならんだ星~アルビレオ~さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸美しいものを見るたび あなたを思い出す 惜しみなく私に注ぎ込まれたあなたの愛のことを  初めて海を行く船のように 何も見えない私に 目指すべき星の光になり 私の場所を教えてくれた 闇夜に惑う私には あなたは明るい月 迷いもせず あなたを辿って生きてきた  韓紅と瑠璃色とふたつならんだ星よ その名はアルビレオ美しい星あなたと私の夢 儚いものに出会うたび あなたを思い出す 弱いもののために注ぎ続けた あなたのまなざし  初めて空を飛ぶ鳥のように 何も知らない私に 目指すべき虹の架け橋となり 雲に紛れて守ってくれた 闇夜に迷う私には あなたは優しい星 疑わずに あなたを辿って生きてきた  韓紅と瑠璃色とふたつならんだ星よ その名はアルビレオ美しい星あなたと私の希望  美しいものを見るたび あなたを思い出す 惜しみなく私に注ぎ込まれたあなたの愛のことを
春爛漫さだまさしさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし頑張ったって出来ないこともあるよね 何回やっても駄目なことも 完璧だと思ったのに相手が上だった はずれクジばかり引いてるようで なあに ちいさなはずれは当たりの貯金 いつかはどーんと大当たり そう たとえばあなたに出会えたように 大切なあなたに大当たり  ほら桜が咲いた咲いた咲いた ほら桜が咲いた幸せ色に  頑張ったふりしてサボったこともあるよね どうせどうにもならない気がして でも絶対あきらめちゃ駄目 季節が巡るように春が来る なあに ちいさなはずれは当たりの貯金 いつかはどーんと大当たり 世の中それほど悪くはないさ あなたに出会えた大当たり  ほら桜が咲いた咲いた咲いた ほら桜が咲いた幸せ色に  ちいさなはずれは当たりの貯金 いつかはどーんと大当たり 人生駄目で元々じゃないか 季節は巡る運も巡る  ほら桜が咲いた咲いた咲いた ほら桜が咲いた幸せ色に 桜が咲いた咲いた咲いた ほら桜が咲いた幸せ色に ……
ローズ・パイさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし倉田信雄薔薇の形の角砂糖がもうなかなか手に入らないから 魔法が使えないというので人気薄でも 店をやめようにもやめられない 変な歌で有名になって 二丁目の交差点から17軒目に こだわる客に参ってる  マスターの息子が僕の娘に恋をしたというから 面白い事になって来たぞと眺めてたら あのバカ息子と来たらもう不器用が化膿しちゃってて ドジがとぐろ巻いちゃってると娘も呆れていた  そうさ青春なんてそんなもの ホントは格好悪くて情けなくって金も無くって それで良いのだ そうさ今しか出来ない悩み事 生きる事の不安からえっちな悩み 真面目な恋や夢を抱きしめ  マスターの息子と来たらもう根性だけはあるらしくて うちの娘に二度告白して三度断られて 恋は止めようにも止められない 二丁目中の笑い者でもあわれなくらい一途で 結構良い男なんだけどな  ついに娘が条件を出したパンプキン・パイよりずっと美味い お菓子を作る事が出来たら考えるわと ちなみに私は薔薇の香りが大好きなんだけどってなんだよ 娘の方だってまんざらでもないんじゃねーのか  そうさ青春なんてそんなもの ホントは格好悪くて情けなくって金も無くって それで良いのだ そうさ若い二人の恋はローズ・パイ 生きる事の不安からえっちな悩み 真面目な恋や夢を抱きしめ  薔薇の形の角砂糖はもうなかなか手に入らないけど ローズ・パイが美味いと世間では大人気でも 店を広げようにも出来ない 変な歌で有名になって 二丁目の交差点から17軒目に こだわる客に参ってる  そうさ青春なんてそんなもの ホントは格好悪くて情けなくって金も無くって それで良いのだ そうさ若い二人の恋はローズ・パイ 生きる事の不安からえっちな悩み 真面目な恋や夢を抱きしめ  そうさ若い二人の恋はローズ・パイ
やさしい歌になりたいさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし倉田信雄東へ流れて行く はぐれ雲を見送り 遠い町で暮らしてる あなたを想う 寂しいとも言えずに 独り膝を抱えて 今頃どんな歌を 歌うのだろう  ふるさとの夢を 歌う日もあるだろう 恋しい人の名を 呟く日もあるだろう 時々わたしのことを 想い出しておくれ 春の日も秋の日も あなたを想っているよ  傷つき辛い時に 黙って隣りにいて それだけで暖かい そんな歌になりたい  北の空へと帰る はぐれた鳥が一羽 一声啼いて飛ぶよ ふるさとは遠い 父のくれた時計は 胸で時を刻むよ 母のくれた夢はまだ 胸に熱いよ  強い夢ならば いつかは叶うだろう 遠い道のりでも いつかは届くだろう 寄せては返す波に 今日も願っている いつの日かあなたが しあわせになるようにと  切なく苦しい時に 黙って隣りにいて それだけで暖かい そんな歌になりたい  孤独で悲しい時に 黙って隣りにいて それだけで暖かい そんな人になりたい
黄昏坂さだまさしさだまさしさだまさしさだまさしグレープ待てない訳ではないけれど もう待たないことにする 待たせてるほうが辛いでしょう あなたのほうがずっとずっとずっと  季節は再び巡り来て 花咲き鳥は啼く 私は何かと引き替えて 二度と歌わない鳥になる  黄昏坂で今すれ違ったものは 紛れもなく自分同士 ひとりは光の中へひとりは闇の中  本当でもない嘘でもない そういうものはある 約束に似た希望にも似た たとえば祈りのような恋  私の季節は巡らない 咲いたとしても別の花 私はあなたと引き替えて 二度とは咲かない花になる  黄昏坂で今見失ったものは 紛れもなく自分同士 ひとりは光の中へひとりは闇の中  待てない訳ではないけれど…
恋文さだまさしさだまさしさだまさしさだまさしグレープ一人で人知れず旅に出る 誰も知る人のない町へ 海辺の風の吹く遠い町で 遙かな君を想うために  その町で君への切ない恋文を したためるつもり 一文字ずつ一文字ずつ この恋を刻むように  二人で旅をしたあの町の 湖の畔に咲く花 群れなす秋茜 川縁の道 ゆらりと僕の影法師  あの町で君からの悲しい恋文を 読み返すつもり ありがとうと さようならと もう一度と 愛してると  その町で君への切ない恋文を したためるつもり 一文字ずつ一文字ずつ もう二度と会えない人へ  ありがとうと さようならと もう一度と 愛してると
決心~ヴェガへ~さだまさしさだまさしさだまさしさだまさしさだまさしこれが私の最後の答ですと夜汽車に飛び乗った どんなにつらい事も耐えて見せますと笑顔で告げた 折からペルセウスの流れ星夜空を埋め尽くしていた 君は銀河鉄道に乗って今織り姫のヴェガになる  いつか故郷(ここ)へ帰ってくるときには 幸せの馬車でおいで どんなときにも君の選んだ 最後の答を信じて  夜空の果ての道を行くとき傷を恐れちゃいけないよ 人は間違う生き物だから間違いを恐れちゃ駄目 未来は一体何のためにあるかと考えてご覧 どんな人も昨日の過ち正すために未来はある  君が故郷(ここ)へ帰ってくるときには 花びらを撒いて迎えよう どんなときにも君の選んだ 最後の答を信じて  いつか故郷(ここ)へ帰ってくるときには 幸せの馬車でおいで どんなときにも君の選んだ 最後の人を信じて
さだまさしさだまさしさだまさしさだまさしさだまさしあなたに会いたい 泣きたいほど会いたい  たった一度のめぐり会いといえど 奇跡を超えた出会いや人がある 一生かけても届かない恋もあるけれど たった二分でも一生分の恋を駆け抜ける たとえばあなたに捧げる無限の愛のように  あなたに会いたい 泣きたいほど会いたい  永遠の約束を守る誓いのように どれほど願っても叶わないことがある 一生かけても届かない夢もあるけれど たった二分の恋が幾千万年の時を超える たとえばあなたに捧げる無限の愛のように  あなたに会いたい 泣きたいほど会いたい たとえばあなたに捧げる無限の愛のように  あなたに会いたい あなたに会いたい……
なにはともあれ森進一・森昌子森進一・森昌子さだまさしさだまさし若草恵ららら 歌うように生きられたら ららら 喜びや悲しみさえ ららら 笑うように生きられたならば どんなに素敵だろう  思いがけずにあなたに出会い 何故か不思議に惹かれ合い いつの間にか同じ歩幅で 隣同士を歩いてる 普段は照れて 言えないけれど 歌に託して愛と感謝を 割れ鍋から閉じ蓋様へ なにはともあれ元気でいてね  ららら 歌うように生きられたら ららら どんなに辛い時も ららら 幸せが向こうからゆっくりと 歩いてくるかしら  酸いも甘いも噛み分けながら それを二人で分け合いながら いつの間にか同じ高さの 未来を見つめてる 普段は照れて言えないけれど 聞こえてしまった独り言 とても一人じゃ生きられない なにはともあれ元気でいてね  ららら 歌うように生きられたら ららら どんなに辛い時も ららら 幸せが向こうからゆっくりと 歩いてくるかしら  歌うように生きられたら…
ナイルにて−夢の碑文−さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし亀山社中読みかけのアガサ・クリスティ 膝の上に伏せて 遥かナイルの流れに 目を癒やせば ゆるやかに 大空 紅く染めながら おだやかに 夕陽 沈みゆく 地平線(ホライゾン)  スフィンクスの謎ならば 答は知っている クレオパトラの愛した人の名前も なのに私は今 心の迷路に 迷いながら黄昏てゆく 窓を見てる  あなたとの距離 五千数百年 愛する分だけ 遠い気がしている 永遠(とわ)の生命 求めて生まれた はるかなる時の都で  私はあなたとの ほんの一瞬が 恋しい  カルカディと名付けられた ハイビスカスジュース ふとマドラーでパピルスに文字を書けば 若紫色に あなたの名前が 拡がりながら にじみゆく 地平線(ホライゾン)  聖刻文字(ヒエログリフ)で刻めば あなたの名前が いつか遠い時の流れを超えて 永遠(とこしえ)の生命を 手に入れるかしら 小さく私のイニシャルを添えて  あなたとの距離 五千数百年 地図なら葦の葉の 長さも無いのに 地平はるかに 赤い星煌いて ナイルは銀河に 注ぎ始める  あなたとの距離 五千数百年 愛する分だけ 遠い気がしている 永遠(とわ)の生命 求めて生まれた はるかなる時の都で  私はあなたとの ほんの一瞬が 恋しい
カリビアン・ブルーさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし亀山社中海をふたつ越えた あなたからの手紙 とりとめなく 記された毎日のこと 文字に隠された せつなく蒼い炎 淋しいとも 会いたいとも書けずに あの人に強く抱かれたまま 悲しい瞳に 僕を写している CARIBBEAN BLUE 注ぐ光と裏腹に CARIBBEAN BLUE かげりゆくあなたの心 底冷えのしあわせに とまどいながら あなたは今 CARIBBEAN BLUE  愛をふたつ越えた あなたの部屋の窓に 風は熱く 火照りながらカーテン揺らし ときめきの記憶 素肌にまといながら おそらく今 あなたは海を見ている 数えても数え尽くせないと わかってるくせに 波を数えている CARIBBEAN BLUE 美しすぎる風景は CARIBBEAN BLUE 美しすぎる程悲しい コバルトの海を無理に紅く染めながら 夕陽が沈む はるかな礁湖(ラグーン) CARIBBEAN BLUE 海賊になれない僕を CARIBBEAN BLUE あなたは見透かすように 飛べない僕を空から見下ろすように あなたは今 CARIBBEAN BLUE
SNOWMANさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし白い空の子供達が この町を埋めてゆく 曇ったガラスに ふと浮かぶ僕の名前 あれは去年の冬前に めぐり会い 愛しそして 春を待てずに 去ったその人の指文字  SNOWMAN あの日二人 指先 凍えながら SNOWMAN 生命を 心を託した はずだった  人は何故昨日のことを 忘れないでいるのだろう 悲しい夢なら 憶えなければいいのに 明日は晴れのち曇り ラジオから聴こえる歌 あれはあなたの 好きだった人の歌声  SNOWMAN 明日になれば SNOWMAN とけてしまう SNOWMAN Mh 涙のあとも見せたくないから  あれは去年の冬の …
白鯨さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし亀山社中俺の中で 誰かが 叫んでいる どんなことが 起こったって 忘れるなと 呼んでる お前との愛の為に 何を捨ててもいいはずなのに 目を醒まして 此処へ来いと 誰かが叫ぶ  あゝ おそらく 誰でも 胸の中に大きな海が 広がってる そしてその海には 荒波をけたてながら  夢の化身にも似た 巨大な魚が棲み 男たちを誘う 此処へ来いと誘う もう 待ち切れない  俺の中で そいつが 叫んでいる 負けるものと 思ったって かかって来いと 叫ぶ お前ならわかってくれる きっとわかってくれている 俺がいつか 小さな舟 漕ぎ出すことを  あゝ おそらく そうして 俺は波に 呑まれてしまうとわかってる 仲間などいらない 独りきりで向ってゆく  夢の化身にも似た 巨大な魚がいて 男たちを誘う 此処へ来いと誘う もう 待ち切れない  あゝ おそらく 誰でも 胸の中の 大きな 海と 闘ってる 荒波をけたてている 巨大な背中を見ている  夢の化身にも似た 巨大な魚がいて 男たちを誘う 此処へ来いと誘う
リンドバーグの墓 ~Charles A.Lindbergh Grave~さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし路傍のマリアは何も語らず 七つの聖なる池は水をたたえて 迷い迷いながら訪ね来た教会 あなたが憧れてた リンドバーグに会いたくて 大人には視えないものが視えた あなた 背中の翼で 今どこの空を 飛んでいますか  教会のオルガンの上を借りて 二人にあてた手紙を書き終えて 蒼い蒼い空へ ふたつの紙飛行機 高く高く高く 飛んでパリまでとどけ 遠くで雨が降っている 虹が見える 今でもあなたと 一緒にいます  ブーゲンビリアをオレンヂ色の風が 私のとなりをあなたの風が
ビクトリア・ピークさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし亀山社中愛がこんなに 切ないものだと 気づきもしなかった 香港harbor light 別れた人を 思い出すには 悲しいくらいがいい 香港harbor light  いつも独りだった あの時あなたと 二人でたずねたビクトリア・ピーク 夜霧にうるんだ夜景をみつめて私の肩を抱いたね いつも独りだった 二人それぞれに 別の風景をみていた 九竜(カオルン)の夜は寂し気にはしゃいで 最終フェリーはため息ばかり載せて  愛がこんなに 切ないものだと 気づきもしなかった 香港harbor light 別れた人を 思い出すには 悲しいくらいがいい 香港harbor light  いつも独りだった 港に浮かんだ レストランのあなたの眼差し 私を見ていて私を見てない 何処かで花火の音 いつも独りだった 二人それぞれに 背中合わせに愛してた カクテルの色が 壁の明かりに透けて 別れの予感を飲み干したあの夜  愛がこんなに 切ないものだと 気づきもしなかった 香港harbor light 別れた人を 思い出すには 悲しいくらいがいい 香港harbor light  愛がこんなに 切ないものだと 気づきもしなかった 香港harbor light 別れた人を 思い出すには 悲しいくらいがいい 香港harbor light
Song for a friendさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし亀山社中たとえこの恋が 終わっても 信じあえる 友達でいよう 命懸けで愛した人を 憎むなんて出来るはずがない  僕の河の水がいつか 濁ったからあなたの 魚達が消えたのか あなたの澄んだ瞳が 曇ったから僕の 姿を見失ったのか Song for a friend 恋の終わりには 誰もが出会う一場面 Song for a friend 傷つかないで 君ばかりのせいじゃない 生きていればすべてが 移り変わってゆくよ たとえこの恋が 終わっても 信じあえる 友達でいよう 命懸けで愛した人を 憎むなんて出来るはずがない  砂時計の最后の粒が あなたの言葉に落ちて 僕等の時は停まったけれど 誕生日には花を贈り クリスマスにはカードを交わし 悩みごとも話せるような Song for a friend これから本当の 友達になれるといいね Song for a friend そしていつの日か それぞれの愛に出逢い しあわせになれたならば 最高の物語 たとえこの恋が 終わっても 信じあえる 友達でいよう 命懸けで愛した人を 憎むなんて出来るはずがない  たとえこの恋が 終わっても 信じあえる 友達でいよう 命懸けで愛した人を 憎むなんて出来るはずがない
水底の町さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし八幡様の境内の 楠にはリスが住んでいた 石段下の泉には 蛍が飛んでた夏の日 裏山へゆけばクワガタや カブトムシやアゲハチョウがいて 夕立のあと夏草の 匂いが死ぬ程 好きだった 遠くでお寺の鐘が鳴って どこかの焚火の煙が 狭い谷間に重なるように じっと蟠っていた 僕の育った小さな町は 五年前の今日 湖の底に沈んだ  僕は都会のアパートで ささやかに独り棲んでいる 酒を借りては友達に 愚痴をいう日もあるけれど 何かこうして暮らすことが 長い夢をみているような どこか本気じゃないような 思いになるのは何故だろう 本当の僕はどこかにいて 僕を捜しているようだ ビルの谷間で夢たちが じっと蟠っている 僕を支える哀しい都会(まち)も とても大きな 湖に沈もうとしている  雨の少ない晴れた夏に ダムに立てば 八幡様と 立ち枯れた楠が 少しだけ見える日がある 実はあそこの床下に 少年時代の 宝が一杯つまっている 箱が埋めてあるんだ 今ふるさとが 僕にむかって 大丈夫かと 尋ねてくれている 大丈夫 大丈夫 大丈夫…
夜想曲さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし亀山社中空に拡がる 銀河の涯てから はるかな風が吹いて来る夜は 子供の頃から 膝を抱えて 降り注ぐ愛の数をかぞえた 父よ母よ友よ 生命をありがとう ささやかな私に勇気をありがとう 小さな星で生まれそこで育ちそこを愛し そうしてあなたに めぐり逢った 存在の全てをかけて  愛しいあなたや あなたのまわりの 全てがしあわせでありますよう 愛しいあなたの 小さな生命を 護りゆくことが私の願い いつもどんな時も 遠く離れようと 時の流れも超えてずっと いつもずっと 春の花も鳥も 夏の風も月の光も みんなあなたの 味方でありますように 私が愛するように
住所録さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし服部克久住所録を替える度 消さねばならない人がある 忘れるはずもない人を 忘れるために消してゆく  古いノォトを捨てたなら 想い出までも捨て去るようで 捨てたふりしてひきだしの 二度と開けない場所に置く  空で覚えたあの人の 住所と癖のある文字で 「元気ですか」とある日突然 手紙が届く  来るはずのない人からの 手紙の中身は知っている 自分で書いた戯れの 少し哀しい一人遊び  指が覚えたダイヤルを 夜中にそっと廻してる 昔の合図を忠実に守り 二度鳴らしてまたかけて  出てくれるはずもない人の 部屋で私のベルが鳴る それだけで胸が高鳴って 息を殺した一人遊び  出てくれるはずもない人が もしもふいに出た時には 間違えましたと 切ればいい 間違えましたと 切ればいい
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