小田純平作曲の歌詞一覧リスト  276曲中 1-200曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
恋月夜GOLD LYLIC小田純平GOLD LYLIC小田純平伊藤美和小田純平ヤタベタダシどうして忘れられるでしょうか あなたと逢う為 生まれた私 女の心の 奥ひだに 刻みこまれた 熱い時間(とき) 深まる闇に 身を隠し 今日も逢いたい ああ恋月夜  涙で溶いた 紅をひいたら あなたをさがして 命が騒ぐ 罪の重さに 耐えながら 夢の重さを 噛みしめる くちびる肩に 押し当てて 寝息聞きたい ああ恋まくら  別れて暮らす 人生ならば あなたのその手で 殺してほしい 女は心の 揺りかごに 愛を宿して 生きている 深まる闇に 身をまかせ 明日(あす)も逢いたい ああ恋月夜
砂時計GOLD LYLIC小田純平GOLD LYLIC小田純平伊藤美和小田純平ヤタベタダシ一瞬(いま)しかないから 心が呼ぶから あなたを愛するために 生まれてきたから たとえもし傷ついても 悔やまない 泣かない 抱きしめても 抱きしめても… 手のひらを すりぬける もう誰にも 止められない 恋は 恋は 恋は 堕ちてゆく砂時計  今日しかないから 答えはないから あなたと過ごした日々に 嘘などないから たとえもし捨てられても 恨まない 追わない 愛しても 愛しても… 幸せに 届かない もう誰にも 止められない 恋は 恋は 恋は 堕ちてゆく砂時計  手のひらを すりぬける もう誰にも 止められない 恋は 恋は 恋は 堕ちてゆく砂時計
男がひとり飲む酒はGOLD LYLIC小田純平GOLD LYLIC小田純平かず翼小田純平矢田部正どこにもあるよな 居酒屋で 沁みるよ昭和の 流行歌(はやりうた) さすらい続けた 生き方を 悔やんでいるんじゃ ないけれど 男がひとり 飲む酒は 心が欲しがる いのち水 酔わせてくれよ 旅路の酒よ 今夜も 酔わせろよ  誰でも昔は 若かった 胸には一輪 白い花 あの時あいつと 逃げてたら 違った人生 あったのか 男がひとり 飲む酒は 青春とむらう なみだ水 酔わせてくれよ 想い出酒よ 今夜も 酔わせろよ  汽笛のなく声 聞きながら 何歳(いくつ)になったと 指を折る ふた駅向こうの ふるさとに 今度も寄らずに 行くだろう 男がひとり 飲む酒は 明日(あした)へ連れてく ちから水 酔わせてくれよ 希望の酒よ 今夜も 酔わせろよ
時間の花びらGOLD LYLIC小田純平GOLD LYLIC小田純平伊藤美和小田純平矢田部正風にはらはら 舞う花びらが 私の代わりに 泣いてます 涙も枯れた この胸に 季節をおしえて くれるよに  ああどうして 愛には終わりがあるの? ああどうして 哀しみには終わりがないの? 時間(とき)が私を 置き去りに 通り過ぎてゆく  夢で今夜も あなたが笑う 私は夢でも 泣いてます 涙で錆びた合鍵じゃ あなたの心は 開(ひら)けない  ああどうして 恋して傷つけ合うの? ああどうして 運命(うんめい)には逆らえないの? 時間の花びら 手のひらで 明日(あす)に溶けてゆく  ああどうして 愛には終わりがあるの? ああどうして 哀しみには終わりがないの? 時間が私を置き去りに 通り過ぎてゆく
大阪ボレロGOLD LYLIC小田純平GOLD LYLIC小田純平朝比奈京子小田純平夢を食べて 暮らした 砂をかんでも笑った ささやかなことが 楽しかった かわりばんこに 貧しい 昔話しては 泣き笑いしながら いつか抱きあってた 大阪ボレロ 別れてみても おかしいくらい 好きや・好きや・好きや 大阪ボレロ 一生分の  愛情(あい)を あんたにあげた  もっと器用に生きて 嘘をついてもいいから この世のどこかで 幸せでいて 俺とおんなじくらいに 不器用なくせをして 年上ぶるなって あんた可愛いかった 大阪ボレロ 私の胸に 溺れてくれた 人よ・人よ・人よ 大阪ボレロ 私にくれた  熱情(あい)を 返してあげる  大阪ボレロ 別れてみても おかしいくらい 好きや・好きや・好きや 大阪ボレロ 一生分の  熱情(あい)を あんたにあげた
ほかされてGOLD LYLIC小田純平GOLD LYLIC小田純平リーシャウロン小田純平矢田部正あんたとあたいを秤(はかり)にかけりゃ きっと重たい女の心 金魚のように掬(すく)われて 恋が破けて落ちたんや 愛されて 泣かされて はぐらかされて ほかされて よけいに惚れて 月灯り 涙が好きに なるばかり  惚れたと腫れたをつなげて書いて きっとどこかでまちがえたんやね 花火のように飛ばされて 夢が弾けて散ったんや 愛されて ためされて もどかしかった だめやった 「あんたがきらい」 帰り道 言葉にしては 泣くばかり  ほかされて ほかされて 見返したいと 逢いたいと あんたが好きに なるばかり あんたが好きに なるばかり あんたが好きに なるばかり
雨音GOLD LYLICまつざき幸介GOLD LYLICまつざき幸介かず翼小田純平矢田部正古い酒場の 片すみで 男は過去へと 旅をする 窓を叩く 雨音を 唄の代わりに 聞きながら つまずき転んだ ぬかるみで 拾った情けの ありがたさ しみじみ思う 一人で人は 生きてはいない 雨よ雨よ 今夜も俺は 想い出手向(たむ)ける 酒を飲む  古い傷あと うずき出し 悲しい瞳が よみがえる 窓を叩く 雨音が いつかあいつの 声になる 一緒に歩いて やれないで 今ごろどうして いるだろか あれほど誰か 愛した日々が 俺にもあった 雨よ雨よ 今ならわかる 人生切なく いとしいね  出会いと別れを 繰り返し 喜び苦しみ 知るけれど それでも人は 大人になれず 悔やんでばかり 雨よ雨よ 今夜も俺は 想い出手向ける 酒を飲む
男の景色GOLD LYLIC小田純平GOLD LYLIC小田純平志賀大介小田純平矢田部正ヒトを恨マズ 傷ツケズ ネタマズ・セカズ 羨マズ こんな男の生きざまに けっこう俺は ハマッテル  時代遅れの ドタ靴と 止まり木いくつ 止まったろ 二合ドックリ アゲぞこに 人生ホロリ 手酌酒  惚れたはれたも あったけど 語れるほどの モノじゃない タガがはずれた コトバより ココロが濡れる 歌がいい  シロとクロとの 冬景色 ふるさと遠く なりにけり ドコで生きても おふくろを 泣かせてなんの 人生か  春の匂いが 鼻っつら かすめて通る 日も近い 寒い背中に いちりんの ヌクモリ優しい 花だより  アシタ明日で またあした 時間が細る 身がホソル こんな男の 夕景色 写してどこへ 浮世川  写してどこへ 浮世川
神楽坂GOLD LYLIC小金沢昇司GOLD LYLIC小金沢昇司石森ひろゆき小田純平矢田部正毘沙門天の おみくじを 坂の途中で 引いたのは 待ち人はもう いないけど 恋の証しを 結ぶだけ  お世話になった 店に寄り 挨拶済ませ 坂道を 鞄ひとつで 下りてゆく 何年過ぎた 夏の雲  故郷(ふるさと)遠く 家を出て 見よう見まねに 働いた 泣いて 泣いて 泣き濡れて この身を燃やした 神楽坂 泣いて 泣いて 泣き抜いた 不器用なりの 泣き方で  打ち水したて 石畳 路地の影から あの人が いまでも逢える そんな気が それがつらくて 街を出る  毘沙門天の おみくじに 恋の行方を 聞いてみた 誰か哀しむ 恋よりは ひとりで泣くと 決めたのに  何か忘れて いるのでしょう 何をおきざり するのでしょう 泣いて 泣いて 泣き濡れて 静かに見ている 神楽坂 泣いて 泣いて 泣き抜いた 大人になったと 思えれば  泣いて 泣いて 泣き濡れて この身燃やした 神楽坂 泣いて 泣いて 泣き抜いた 不器用なりの 泣き方で
影唄GOLD LYLIC小田純平GOLD LYLIC小田純平リーシャウロン小田純平若草恵ここにあんたがいないのは 時の流れのせいなのか それとも酒の絆など 雨にほころぶものなのか  ここにあいつがいないのは 夢に蹴られたせいなのか それとも風の船に乗り 夜を渡っていったのか  やけに華やぐ街の灯に 人は訪れ 人は去る なぜか消えない面影の 肩を抱いたよ 一人きり  ここにあの娘がいないのは 無垢な瞳のせいなのか それとも気障な泥棒が 投げた台詞を覚えたか  ここに酒しかいないのは 一人はぐれたせいなのか それともいつか幻を 俺も映して去るだろうか  やけに華やぐ街の灯の ヤワな宴にはじかれる 誰に聴かせるわけもない 唄が俺にはあるんだろう  おたまじゃくしもない唄が 俺の心にあるんだろう
残り香GOLD LYLIC小田純平GOLD LYLIC小田純平伊藤美和小田純平矢田部正あと幾つ 眠ったら あと何度 生まれ変わったら あなたのことを 忘れられますか 私 忘れられますか 恋しくて 憎らしくて だけど恋しくて こぼした涙とため息が 部屋に散らばって… どうかあなた 逢いに来て 残り香が 消える前に  もし時間(とき)を 戻せたら もし二人 出逢わなかったら 他の誰かを 愛したでしょうか 私 愛せたでしょうか 愛(いと)しくて 許せなくて だけど愛しくて 心の傷跡 化粧では隠しきれなくて… どうかあなた 逢いに来て 残り香が 消える前に  恋しくて 憎らしくて だけど恋しくて こぼした涙とため息が 部屋に散らばって… どうかあなた 逢いに来て 残り香が 消える前に
愛しき我が人生GOLD LYLIC小田純平GOLD LYLIC小田純平伊藤美和小田純平矢田部正生きることにも そろそろ 慣れてきたって いい歳だけど いまだ悩んでは ため息を 酒で飲み干す 夜もある  一人で生まれてきたけれど 一人で生きてきたわけじゃない 幾千の出逢いと 別れを繰り返し 今日があるから… 現在(いま)があるから… 愛しき 我が人生  夢もいつしか 忘れて 仕事ばかりの 毎日だけど 守るべき者の 笑顔さえ あればなにより 幸せさ  明日(あした)を信じてきたけれど 明日は誰にもくるわけじゃない 限りある命を ひたすら生き抜いて 今日を大事に… 現在を大事に… 愛しき 我が人生  一人で生まれてきたけれど 一人で生きてきたわけじゃない 幾千の出逢いと 別れを繰り返し 今日があるから… 現在があるから… 愛しき 我が人生
冬恋かなしGOLD LYLICKenjiroGOLD LYLICKenjiroリーシャウロン小田純平川村栄二指の痛みに 慣れたよな つらら遊びは せつなくて キツいお酒を心(むね)に抱き 一人ホロホロ 流し込む ああ このぬくもりは あなたのあなたの接吻(くちづけ)に似て 今夜もたどりつくだけの 冬恋かなし とまり木よ おねがいママさん もう一杯(ひとつ)  ここにあなたが いるのなら 歌のひとつや ふたつなど きっと陽気に なぞるのに 悲恋(ひれん)みれんをリクエスト ああ このなぐさめは いつかのいつかのやさしさに似て こんなに憎む気持ちさえ 凍える路地に 消えてゆく おねがい誰か もう一曲(ひとつ)  ああ この空間(ひととき)は あなたのあなたの胸元に似て 今夜もしがみつくだけの 冬恋かなし とまり木よ おねがいママさん 看板(ラスト)まで  おねがいママさん もう一杯…
百夜月GOLD LYLIC小田純平GOLD LYLIC小田純平伊藤美和小田純平矢田部正他人(ひと)目を避ける 恋をして 闇夜を待って 愛に行く これが運命(さだめ)か ふたりの罪か 月が邪魔する 道行(ゆきみち)を… 百夜(ひゃくや)通(かよ)って 渡れぬ川は 浮世の川か 浮世の川か 百夜月(ももよづき)  夢でもなぜか 逢えなくて 想いは募る 一夜(いちや)ごと たったひとりの 愛する人を 月よ映して 今宵だけ… 百夜通って あきらめきれぬ 未練の色か 未練の色か 百夜月  涙で漉(す)いた 便箋に 闇夜の墨で 書く手紙 きつく結んだ ふたりの命 月もわかって くれるでしょう… 百夜通って 渡れぬ川は 縁(えにし)の川か 縁の川か 百夜月
最後の夜だからGOLD LYLIC小田純平GOLD LYLIC小田純平伊藤美和小田純平もう二度と 逢わないから 逢わないと 決めたから そばにいて 今夜だけは 独り占めしたいの 心に鍵を かけられたなら 誰にも盗られは しないのに 愛しても 愛しても 愛し足りない 最後の 最後の… 夜だから  もう恋は いらないから 恋なんか しないから 涙ごと 今夜かぎり 流しきってみせるわ 心の傷の 薬があれば こんなに泣いたり しないのに 抱きしめて 抱きしめて 壊れるくらい 最後の 最後の… 夜だから  愛しても 愛しても 愛し足りない 最後の 最後の… 夜だから
酒よおまえはまつざき幸介まつざき幸介かず翼小田純平ヤタベタダシ鴎が一羽啼く声か 汽笛が遠く咽ぶのか 港夜雨(よさめ)がそぼ降る町で 夢に今夜も 倒れ込む 時代に媚びず 生きろと言った 父親(おやじ)の言葉が 心をよぎる 酒よおまえは 酒よおまえは なんで涙を 誘うのか  忘れたはずの面影が グラスに浮ぶ夜がある 時の彼方に 置き去りにした 恋のつらさを 思い出す 詫びても遅い 恨んでくれよ 幸せひとつも やれない俺を 酒よおまえは 酒よおまえは なんで過去(むかし)を 連れて来る  淋しさだけを道連れに 男の旅は続くけど 胸にいつでも 故郷へ帰る 白い線路が 走ってる 酔いどれながら 今夜もひとり 明日へ向かって 拳を握る 酒よおまえは 酒よおまえは 俺に勇気を くれる水
半歌 ~愛しき人~小田純平小田純平中村つよし小田純平矢田部正そう、誰もが同じ様に 憂(うれい)を胸に秘めながら 飲んで束の間忘れかけ 酔いが冷めては溜息を吐(つ)く  思い出すのはあの日のあなた あなたを想って街を彷徨う  やりたい事とやれる事 やらねばならぬ事の狭間で 生きたつもりが生かされて 今尚、名も無き道半ば  そう、誰もが同じ数の 涙の過去を抱えながら 日々に追われて忘れかけ 黄昏一人 涙ぐむ  思い出すのはあなたの笑顔 あなたの言葉が今も聴こえる  愛する事 愛される事 愛を失う事の狭間で 与えたつもりが与えられ 今尚、名も無き愛半ば  そう、誰もが同じ頃の 無垢な思い出持ちながら 時が流れて忘れかけ 歌を歌って懐かしむ  思い出すのはあなたの声 あなたの歌が今も聴こえる  癒すつもりが癒されて 癒し切れない歌の狭間で 支えるつもりが支えられ 今尚、名も無き歌半ば
生きる程に小田純平小田純平朝比奈京仔小田純平矢田部正酒の飲めぬお前が 酔ったまねをして 底なしの俺が 酔わぬふりで うたう 損得ぬきの付き合いが 酒の味をかえる 生きるほどに 喜び沁みる 男酒 夜明けまで…  あの汽車に乗ったら 別の人生だった 彼(か)の女(ひと)を思えば 心まだ熱く 風のため息 振り返れば 一筋の轍(わだち) 生きるほどに 過去も明日(あした)も 今日のためと思い知る  果たした夢もあり 捨てきれぬ夢もある がむしゃらに生きて まだ 涙残す ひとしきりただ ひとを思い ひとらしく ひとり 生きるほどに 尊き道よ 心歌 ながれくる  生きるほどに 尊き道よ 心歌 ながれくる
夢のてっぺん小田純平小田純平朝比奈京子小田純平山犬みたいな眼をしてた 土で汚れた小娘が 抱いた男を幸せに できる女になりました ああ、吉野の里にカラカラと 赤い桜の花が降る どうせあの世に逝く身なら 夢のてっぺん 通りゃんせ  誰が教えた色の道 どこでおぼえた恋の道 二ついっぺにゃ通れない 穴のあくほど 指を咬む ああ、丹波の女衒(ぜげん)が父さんで ケチの女将が母さんで 可愛いカムロが妹の 紅い灯ともる 花魁(はな)の家  年季の明けた姉さんの 弱いからだを気遣った 馴染みのお人のふるさとで 所帯をもつと聞きました ああ、今夜は私のおごりだよ 偉いお方も無礼講 春も朧(おぼろ)の夜桜に 泣かぬ女の うれし泣き  どうせあの世に逝く身なら 夢のてっぺん 通りゃんせ
紅い川小田純平小田純平伊藤美和小田純平若草恵忘れられない あのひとを 忘れないのは 罪ですか 他の誰かに私の心 縛りつけても すぐにほどけて しまうでしょう… 愛して 愛して 愛されて 胸に流れる 紅い川 あなたを探して ひとすじに 流れるおんなの 紅い川  忘れられない あのひとと 出逢ったことは 罰ですか 他の誰かと生きるのならば 意味がないから いっそ捨てたい 命さえも… 傷つき 傷つき 傷つけて 胸に流れる 紅い川 この愛信じて ひとすじに 流れるおんなの 紅い川  愛して 愛して 愛されて 胸に流れる 紅い川 あなたを探して ひとすじに 流れるおんなの 紅い川
ひとりにしない寺本圭佑寺本圭佑森坂とも小田純平矢田部正少し痩せたね 無理してないか 振り向くあなたを 思わず抱いた ふたりでいれたら 嬉しいと 気遣うこころの いじらしさ 倖せと 倖せと はぐれずに ひとりにしないよ これからは  つらい時には 教えておくれ つないだこの手を 信じて欲しい 誰よりきれいな その瞳 守ってあげたい 涙ごと 愛しさと 愛しさと はぐれずに ひとりにしないよ これからは  何があろうと 肩寄せあおう 乗り越えられるさ さぁ目を上げて ごらんよもうすぐ 夜が明ける 歩いてゆこうよ 陽だまりを 温もりと 温もりと はぐれずに ひとりにしないよ これからは
酒の川小田純平小田純平朝比奈京子小田純平ヤタベタダシ酒に擦り寄る 夜更けの酒場 褪(あ)せた唇 濡らすよに あなたしか 愛せない あなたにだけしか 尽くせない 好きで 好きで 好きで流れる 酒の川  指をさされる ああ恋よりも 明日のありそな 日向がほしい あなたさえ 忘れたら 心の涙(しずく)は 流れない 行きつ 行きつ 行きつ戻りつ 罪の橋  毒を薬で 薄めるような 思い切れない 未練がひとつ あなたしか 愛せない あなたにだけしか 抱かれない 馬鹿が 馬鹿が 馬鹿が流れる 酒の川
恋一葉寺本圭佑寺本圭佑伊藤美和小田純平矢田部正いつか別れる 運命(さだめ)でも 永久(とわ)の縁(えにし)を 信じてた 桐の一葉が 落ちるのを見て 秋の訪れ 知るように あなたに抱かれて あなたに抱かれて 知りました 夢の終わりを 恋一葉  眠るあなたの その背(せな)に 指で何度も書く名前 決して私の 手に入らない 波に崩れる 砂の城 あなたに抱かれて あなたに抱かれて 泣きました 罪の深さに 恋一葉  一度燃やした 恋の炎(ひ)は 涙なんかじゃ 消せないの 二度と誰にも 見せたくなくて 隠し化粧の 白い肌 あなたに抱かれて あなたに抱かれて 知りました 熱い血潮を 恋一葉
グラスの花まつざき幸介まつざき幸介朝比奈京仔小田純平矢田部正雨に折られた 赤い花 泣いているよで ほっとけなくて そっと拾って 淋しい部屋で グラスに浮かべてひとりごと このまま あの人 待ちわびて 焦がれて 枯れてく さだめでしょうか  真夜中突然ドアの音 五年も あたしを ほったらかして いまさらないよと 言いながら グラスの花にさとされて 背中で止めてたドアを開け うつむく あんたに しがみついたよ  淋しいはずのこの部屋に あんたとあたしと赤い花 そんな気がしてしょうがない グラスの花の恩返し 寝おぼれながら握る手が 二度とははなれぬ 約束だよね
東京迷い猫小田純平小田純平下地亜記子小田純平矢田部正あんた今から 帰るから バカな女(やつ)だと 許してね あんな男に くどかれ惚れて どうかしてたよ ドジだよね やけに今夜は… やけに今夜は 冷えるから あんたとお酒 飲みたいよ あたし 東京 迷い猫  あんた今から 帰るから 開けておいてね ドアの鍵 ビルの谷間を さまよい歩きゃ 空でカラスが 笑ってる 霙(みぞれ)まじりの… 霙(みぞれ)まじりの 雨の街 邪険(じゃけん)にしないで 凍(こご)えるよ あたし 東京 迷い猫  あんた今から 帰るから 何も聞かずに 抱いてよね ひとつふたつは 殴(ぶ)ってもいいよ 水に流して チャラにして 勝手気ままで… 勝手気ままで 悪いけど あんたの膝(ひざ)が 恋しいよ あたし 東京 迷い猫  あんたとお酒 飲みたいよ あたし 東京 迷い猫
幸せかげぼうしまつざき幸介まつざき幸介かず翼小田純平矢田部正ごめんねあなた 死ぬまで一緒に いようねって 言ったのに 合わせた胸の 隙間から 時が悲しく こぼれてた 男と女の 見る夢は 背中合わせの すれ違い この街は淋しいね 独りでも生きられる 幸せのかげぼうし 心に抱きしめて  女の季節 思えば短い だから私 待てなくて あなたの背中 追いかけて いつか疲れて しまったの 男と女の 乗る汽車は きっと行く先 違う汽車 この街は淋しいね 夕暮れの交差点 幸せのかげぼうし 私について来る  誰より愛した 人だから 私明日(あした)が 怖かった この街は淋しいね 独りでも生きられる 幸せのかげぼうし 心に抱きしめて
そして そして そして…寺本圭佑寺本圭佑伊藤美和小田純平ヤタベタダシ二人で旅した 港の街は あの日と同じ 雨模様 どうかおしえて 風見鶏 忘れられない ひとの行方を 逢いたくて 逢いたくて ああ逢いたくて 苦しくて 苦しくて 息も出来ないほどに そして そして そして…  想い出たどって 一人で歩く 異国が香る 坂道を ロープウェイから 見下ろした 街は哀しい 美しすぎて 切なくて 切なくて ああ切なくて 儚くて 儚くて 消えた夢は陽炎(かげろう) そして そして そして…  硝子を散らした 港の夜に 滲(にじ)んで揺れる 街灯り どうか運んで 潮風よ 忘れられない ひとのところへ 恋しくて 恋しくて ああ恋しくて 泣きたくて 泣きたくて 涙枯れ果てるまで そして そして そして…
落椿小田純平小田純平みやび恵小田純平矢田部正指が触れれば それだけで 模様を変える 万華鏡 危うい 恋と 知りながら 覗かずに いられない…  女の恋は 命がけ 男の恋は 夢の糧 いいの それでも 逢いたいの 命ぎりぎり 命ぎりぎり 落椿  花は 散るから いとおしく 舞飛ぶ 蛍は 儚くて いつかは 終わる 運命でも 愛さずに いられない…  本気で惚れて 夢を見て 哀しい恋に 燃え尽きる ばかね それでも 抱かれたい 命ぎりぎり 命ぎりぎり 落椿  女の恋は 命がけ 男の恋は 夢の糧 いいの それでも 逢いたいの 命ぎりぎり 命ぎりぎり 落椿
一夜花まつざき幸介まつざき幸介伊藤美和小田純平ヤタベタダシ愛しいひとを 待ちながら 何度も鏡に 問いかける もう少し きれいになれば あなたにもっと 愛されますか たとえ明日が なくていい 寄り添いたい 永遠に 心だけでも 日暮れを待ち そっと咲く 恋は 一夜花  ため息くもる 窓硝子 あなたの名前を 書いて消す 胸の中 想い出さえも 消せれば楽に なれるでしょうか 時の運命に 身をゆだね 流れてゆく どこまでも 夢の果てまで 一人のため そっと咲く 恋は 儚花  寄り添いたい 永遠に 心だけでも 人知れずに そっと咲く 恋は 一夜花 恋は 一夜花
いぶし銀小田純平小田純平リーシャウロン小田純平あんた 覚えているだろうか 駅裏歩いて 百歩ほど あかあか灯(とも)る 新宿を 横目に呑んだよ 手酌でね 慎ましやかに 生きる術(すべ) 無精髭(ぶしょうひげ)から滲んで染みて いい顔してるね 本物は また会いたいよ あの屋台(みせ)で  そっと 真似などしてみるが 幾年(いくとせ)追うも 届かない さまざま集う 生き様に その名を残す いぶし銀 ただひたすらに 歩む道 誰が表舞台(おもて)に 引っ張り出せる いい味出てるね あの口調(せりふ) また聴きたいよ  あの席で  華やかなりし 世界でも 陰で磨いた匠(たくみ)が光る いい顔してるね 本物は また会いたいよ あの人に
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
望郷本線寺本圭佑寺本圭佑鮫島琉星小田純平矢田部正ふるさと行きの 最終列車に 震える心で 飛び乗った俺を 流れる夜空が 吸い込んでゆく 望郷本線 祈る気持ちで 握るこぶしに 汗がにじんでる  思い出残る あの日のホーム 「枕木ならべて人の道を行け」 振り切るこの手を つかんだままで… 忘れはしないさ あなたの言葉 遠く彷徨う(さまよう) 窓に流れ星  こんなに早く 旅路についたの どうして待ってて くれなかったのか ささやきかけたら 目を覚ましそう 望郷本線 天までとどけ 光るレールに 涙ひとしずく
冬ヒバリまつざき幸介まつざき幸介かず翼小田純平矢田部正時が経てば忘れられる そんな恋なら こんなにも心 痛まない なのにあなたは 笑って言うの 恋はいつでも 勘違いだと… 冬のヒバリは ひとりぼっちで 淋しさに うずくまる 悲しすぎて 啼くことさえも できずに うずくまる 今は春を 今は春を思い出せない  憎むことと愛すること それは同じと 気づいたら恋は 終わるのね そしてあなたは 背中を向ける だからおまえは 重すぎるよと… 冬のヒバリに 飛べる青空(そら)など 捜せない 凍てついて 二度と誰も 好きになれない 心も 凍てついて 尽すだけが 尽すだけが愛じゃないのね  冬のヒバリは ひとりぼっちで 淋しさに うずくまる 悲しすぎて 啼くことさえも できずに うずくまる 今は春を 今は春を思い出せない
折鶴夜曲寺本圭佑寺本圭佑鮫島琉星小田純平矢田部正ふたり寄り添う 暮らしを偲び 君に祈りの 鶴を折る 虫の知らせか 頬うつ風に 震えて折れない 千羽目の鶴 泣きながら 仰いだ夜の空 折鶴よ羽ばたいてくれ! しあわせを誘(いざな)ってくれ! 永遠に永遠に 果てることはなく  僕をこの世に 置き去りにして なんでひとりで 抜け出した 日記帳には 乱れた文字で わたしの分まで 強く生きてね いじらしい 泣かせる思いやり 折鶴よ羽ばたいてくれ! よろこびを誘ってくれ! 永遠に永遠に こころ離れずに  ひとり旅立ち 星になるころ 君が微笑む 夢を見た こんどわたしが 生まれたときも かならず捜して 見つけ出してね ほらごらん 出来たよ千羽鶴 折鶴よ羽ばたいてくれ! しあわせを誘ってくれ! 永遠に永遠に 果てることはなく
真夜中のブルー小田純平小田純平石森ひろゆき小田純平矢田部正あなたの腕に この身を預けたなら 旅立つ事 忘れてくれるかしら 何もかも捨てて 朝まで踊れば 夜明けの 船に乗らずに 町はずれの古い酒場で 港に眠る船を待ってると そんな電話で 私を試す あなたは微笑んで  (Don't Leave Me) 石畳を (I miss you) ヒールが脱げて (Don't Leave Me) 蒼いドレス (I miss you) 裸足のまま もう一度だけ 夢の中へ戻りたいから 二人スリスリ リズムに溶け合えば 離れられない 魅惑のダンス  あなたの指が 体に触れた時 広げた地図 破ってくれるなら 何もかもいらない あなた追いかけて 裏窓 生きて来たもの 町はずれの古い酒場は 朝まで踊る曲が流れ どんな女もバラに変えるの グラスの向こう側  (Don't Leave Me) 白亜の町 (I miss you) ひとり走る (Don't Leave Me) 蒼いドレス (I miss you) 風に流れ もう一度だけ 夢の中へ戻りたいから 二人スリスリ リズムに溶け合えば 離れられない 魅惑のダンス  (Don't Leave Me) 石畳を (I miss you) ヒールが脱げて (Don't Leave Me) 蒼いドレス (I miss you) 裸足のまま もう一度だけ 夢の中へ戻りたいから 二人スリスリ リズムに溶け合えば 離れられない 魅惑のダンス
時にはあなたを小田純平小田純平朝比奈京仔小田純平矢田部正時にはあなたを 憎んでみたり 時にはあなたに もたれてみたり 私にもわからないの この恋の港が 何一つ 哀しみの ない窓はないというけれど 見上げれば マンションの こぼれ灯が切ない あなたには 帰る部屋 私には 待ちわびる部屋 ぬくもりのない時間(とき)を あなたは知らない 同じ街の 別々の部屋 恋灯り ともして  時にはあなたを 責めてもみたり 時にはわかれに おびえてみたり 朝の駅 すれ違えば 他人のふりでも ドアを開け 鍵を置き カトレアに水をやるだけの 愛のない暮らしには もう戻れないから あなたには 帰る部屋 私には 泣き濡れる部屋 千の窓には千の 涙がにじむの 眠りましょう 今夜もまた 別々の 夢見て  眠りましょう 今夜もまた 別々の 夢見て
紋黄蝶小田純平小田純平小関リキ小田純平ごめんよあんた 傷つきたくないのよ ちっちゃな時から 不幸せ癖 あんたがほんとに 好きだから ごめんよあんた ネオン花はどこでも お酒があったら 根無しで咲ける おしべとめしべの すれ違い  探さないでね 放っておいてね 捕まえないで 生きては行くから ずるい女が 染み込みすぎて 白のまんまじゃ いられない ひらひら ひらひら ひらひら南へ 紋黄蝶  ごめんよあたし 勘だけは当たるのよ この頃感じる 恋空模様 どしゃ降りの雨は 外れない ごめんよあたし いつものことだけど 今度の恋こそ 最後なんだと 賽銭はずんだ 縁結び  探さないでね 馬鹿な女を 捕まえないで 死んだりしないから 北に戻れば 心配かける 故郷 背なに 参りましょう ひらひら ひらひら ひらひら南へ 紋黄蝶  ずるい女が 染み込みすぎて 白のまんまじゃ いられない ひらひら ひらひら ひらひら南へ 紋黄蝶
へのへのもへじ小田純平小田純平下地亜記子小田純平矢田部正外はどしゃ降り 雨の町 心ずぶ濡れ なみだ酒 夢の片袖 置いたまま あなた何処かへ かくれんぼ 二人でボトルに 書いた顔 へのへのもへじ へのへのもへじ へのへのもへじが 泣いている  いつも一緒に 来た店で 元のひとりに 戻り酒 笑顔優しさ ぬくもりは 夜の向こうに かくれんぼ おまえに似てると 言ったやつ へのへのもへじ へのへのもへじ へのへのもへじが 淋しがる  胸に未練の 水たまり ゆらり揺らして 夜更け酒 離さないよと 言ったのに 恋はまぼろし かくれんぼ 今夜も酔っ払い しちゃったね へのへのもへじ へのへのもへじ へのへのもへじが 恋しがる  へのへのもへじが 泣いている
東京 狼小田純平小田純平リーシャウロン小田純平矢田部正ビルのない この都会(まち)を 思い浮べてみたんだよ 荒れ野そだちの 人生さ そんな情景(きもち)で生きてゆく 心 あばれんぼう 夢のくいしんぼう 冷えた世間の 風にさえ 今日も明日も 武者ぶるい  人のない この道路(みち)を 胸に描いているんだよ 一匹オオカミ この俺は いつも独りで 歩いてく 心 あばれんぼう 夢のくいしんぼう だけど教訓(おしえ)は 人様に 迷惑だけは かけまいぞ  心 あばれんぼう 夢のくいしんぼう やりもしないで 何云える いつかあいつに 恩返し
回転扉小田純平小田純平伊藤美和小田純平矢田部正許してください この恋を 他になんにも 望まないから すべてのことに 耳をふさいで あなたと流れてゆきたいの 近づくほどに 遠くなる まるで二人の 運命(さだめ)のように… 出逢ったときから きっとお互いを 探してる 探してる 回転扉の中で  おしえてください もう一度 生まれ変われば 結ばれますか 誰に遠慮も 邪魔もされずに あなたと生きてゆきたいの 求めるほどに 逃げてゆく まるで二人の 未来のように… 立ち止まることも ずっと出来なくて 追いかける 追いかける 回転扉の中で  近づくほどに 遠くなる まるで二人の 運命(さだめ)のように… 出逢ったときから きっとお互いを 探してる 探してる 回転扉の中で
残花山本譲二山本譲二朝比奈京仔小田純平矢田部正わかればなし きりだせば あんたの顔が 曇る いやだよと 抱かれたら それがうれしい あたし 泣いて泣いて 枯れたはずの 涙よ この恋 枯らさないで 春の嵐吹く夜も 許されぬまま どうしても 散れない はかなく白い残花  おとぎばなし なにもかも あんたがくれた 夢は 叶うはず ないのにね 嘘がうれしい あたし 泣いて泣いて ひとり泣いて 涙に 溺れて ゆくけれど 冬の雨に打たれても 許されぬまま どうしても 散れない 淋しいだけの残花  泣いて泣いて ひとり泣いて 涙に 溺れて ゆくけれど 冬の雨に打たれても 許されぬまま どうしても 散れない 淋しいだけの残花
哀しみの足音河嶋けんじ河嶋けんじ伊藤美和小田純平矢田部正当たり前のように 夜が更ければ 去って行く背中を ぼんやり見てた 眠った町に 遠のく足音 せめて一度くらいは 振り返ってほしくて  わかっているの 未来などないのは わかっているの 待つのはいつでも私だけ 凍える胸に 聞こえる 哀しみの足音  一人になることが とても怖くて そばにいる時さえ 寂しいくせに それでもあなたに 抱きしめられれば やっと決めた別れが 崩れ落ちてゆくから  わかっていたの 愛してはだめだと わかっていたの 心は移ろい変わりゆく 涙と共に 流れる 哀しみの足音  わかっているの 未来などないのは わかっているの 待つのはいつでも私だけ 凍える胸に 聞こえる 哀しみの足音
恋うつつ小田純平小田純平みやび恵小田純平矢田部正逢えない 夜は 鵺(ぬえ)が啼(な)く 心 引き裂く 闇に啼く あなたの色に 染まった肌が 紅の色さえ 変えさせぬ  春情(じょう)でしょか 因果(えん)でしょか 恋する女の 心の中(うち)は 夜叉か 菩薩か 菩薩か 夜叉か あゝ 愛は うたかた 恋うつつ  眠れぬ 夜は 鵺が飛ぶ 倫(みち)に 背(そむ)けと そそのかす おとなの女 演じることで つなぎ止めてる 憎い男(ひと)  愛でしょか 意地でしょか あなたの来る日を 数える未来(あす)は 裏か 表か 表か 裏か あゝ 愛は うたかた 恋うつつ  春情でしょか 因果でしょか 恋する女の 心の中は 夜叉か 菩薩か 菩薩か 夜叉か あゝ 愛は うたかた 恋うつつ
一行だけの置手紙小田純平小田純平伊藤美和小田純平あなたが目覚める その前に この部屋を 出て行くわ 聞きなれた 寝息数えて いつもと違う 朝を待ってる  許してください 黙って行くこと 引き止められたら 行けなくなるから… 一行だけの 置手紙 残してひとり 旅立つ私  あなたの気持ちを 知りながら これ以上 いられない 優しさに 慣れてゆくのが なんだかとても 怖くなったの  信じてください 愛していたこと 隠した古傷 見せたくないから… 一行だけの 置手紙 残して夢の 扉を閉める  許してください 黙って行くこと 引き止められたら 行けなくなるから… 一行だけの 置手紙 残してひとり 旅立つ私
男と女の子守歌小田純平小田純平友秋小田純平矢田部正泣いて 泣いて女の涙が枯れたとき 飛び込む人の胸がある そのときのためだけに男は さみしさを抱きつづけてきたんだね  遠く 遠く男の足さえ痛む場所 ひとすじ開く道がくる そのときのためだけに女は やさしさを持ちつづけてきたんだね  抱かれて眠れ その胸に もう子供の頃にはかえれない だけどきっと 誰も一人じゃないさ  酔って 酔って心の悲しみ消えたとき つまさき向ける明日がある そのときのためだけに愛は 傷つくことを覚えてきたんだね  抱かれて眠れ ふところに もう大人の顔しか写らない だけどきっと 誰も汚(けが)れてないさ  抱かれて眠れ その胸に もう子供の頃にはかえれない だけどきっと 誰も一人じゃないさ
もう離さない寺本圭佑寺本圭佑鮫島琉星小田純平矢田部正あなたの瞳に 映った僕が あふれる涙に 浮かんで揺れた この心 そして すべてを捨てても 不安にさせない 約束するよ 強く抱きしめて… もう離さない  悲しい思い出 しまったままで 何にも言わずに 笑顔をくれる 意地らしいひとだ この胸切ない この世でひとつの 宝物だよ 強く抱きしめて… もう離さない  かすかな木漏れ日 もうすぐ春が ごらんよほのかに 降りそそぐ夢 まわり道ばかり いつでも二人は これからあなたと 最後の恋を 強く抱きしめて… もう離さない
待ちくたびれてまつざき幸介まつざき幸介伊藤美和小田純平矢田部正逢うたびいつも 哀しくなるの わかっていたのに 寂しくて あなたが遠くを 見るだけで 涙があふれそうになる  いつまで待てば いいのでしょう あなたの心の 誰かが消えるまで 待ちくたびれて 待ちくたびれて それでもあなたを 待っている私  近くにいれば 想い出よりも 勝てると思っていたけれど あなたはきっと 忘れない 愛した女(ひと)を 永遠に  いつまで待てば いいのでしょう あなたの瞳に 私が映るまで 待ちくたびれて 待ちくたびれて バカでしょ私って 惚れた弱みなの  いつまで待てば いいのでしょう あなたの心の 誰かが消えるまで 待ちくたびれて 待ちくたびれて それでもあなたを 待っている私
恋まくら小田純平小田純平喜多條忠小田純平矢田部正あなたのために 髪まで伸ばし 親に嘘まで ついてきた 馬鹿な恋だと 気がつくまでに 二年の月日が 要りました なのに あなたの 体のぬくみ 想い出させる 恋まくら  落ち葉の宿で せせらぎ聞けば 夜を流れる なみだ川 あんな男に どうして惚れた もみがら枕に 聞いてみる 憎い あなたを 憎めぬわけを そっと教えて 恋まくら  こころが割れて 泣くだけ泣いて それが別れと あきらめた 生きてゆくのは 淋しいけれど どこかに幸せ 無いじゃ無し 遠く 離れた やさしさだけを たぐり寄せてる 恋まくら
かたぐるままつざき幸介まつざき幸介伊藤美和小田純平矢田部正涙が胸に 沁みる夜には まぶたに浮かべる 遠い日々 ふるさとの川辺で 流れる雲と トンボを追った 帰り道 走って転んで 疲れて泣いて 父にねだった かたぐるま  いまさらながら 思い知るのさ 一人じゃ生きては ゆけないと 親孝行ひとつも まだ出来なくて ふとんでそっと 手を合わす どれだけ時間が 過ぎたとしても 忘れられない かたぐるま  子供の頃に 思い描いた 夢にはまだまだ 遠いけど この腕を伸ばせば 瞬く星も つかめるはずと 信じてた 俺より大きい 男になれと 父の願いの かたぐるま 父の願いの かたぐるま
男と女のバラード小田純平小田純平たかたかし小田純平ヤタベタダシセーエー 舟を漕ぐ セーエー 舟を漕ぐ  波のうねりの 向こうには しあわせという名の 島がある 星も映さぬ 暗い河 男と女が 舟を漕ぐ  好いたほれたは 夢ン中 知ってしまえば ただの人 嘘と真実(まこと)の 人の世は いつか言葉が すれちがう  セーエー 舟を漕ぐ セーエー 舟を漕ぐ  心一つに あわせても あわせきれない ものがある 体一つに かさねても かさねきれない ものがある  赤い椿が 儚(はか)な川 波にゆられて ゆらゆらと これが二人の さだめなら 今夜もおまえと 舟を漕ぐ 今夜もおまえと 舟を漕ぐ  セーエー 舟を漕ぐ セーエー 舟を漕ぐ セーエー 舟を漕ぐ
涙のピリオドまつざき幸介まつざき幸介かず翼小田純平矢田部正合鍵(かぎ)を返しに 来た部屋は 今日も西陽(にしび)と あなたの匂い 逢えば別れを 切り出せなくて いつも抱かれて しまうから 残して行くわね 置き手紙 さよならと綴れば あとは何にも あとは何にも 書けなくて ポトリ一粒落ちた 涙のピリオド  胸に刺さった 哀しみは 愛の終わりを 感じるせいね せめて泣き顔 見られたくない 幕を引くのは 私から 最後の恋文 置き手紙 さよならと綴れば あとはあなたが あとはあなたが 読むころは きっと乾いてしまう 涙のピリオド  さよならと綴れば あとは思い出 あとは思い出 渦巻いて ポトリ一粒落ちた 涙のピリオド
横浜ロンリーまつざき幸介まつざき幸介小関リキ小田純平矢田部正あの人の街を 吹いた風が 今日もこの髪を 揺らしている 思い出が誘う ベイサイドバー あの時とおんなじに 酔えやしない  横浜ロンリー ひとりぼっちよ 爪の先まで 誰か暖めて 横浜ロンリー 泣いてないよ 汽笛を鳴らすのは やめて  海に涙を ひとしずく そっと流していいですか  この街の花を 全部君に あげたいと云った 丘の公園 海鳥が遠く ブイで遊ぶ あの人とおんなじね 届きゃしない  横浜ロンリー ひとりぼっちよ 何で捨てたと 誰か懲らしめて 横浜ロンリー 泣いてないよ 橋の灯りなんか 消して  海に哀しい恋心 そっと溶かしていいですか  横浜ロンリー ひとりぼっちよ 爪の先まで 誰か暖めて 横浜ロンリー 泣いてないよ 汽笛を鳴らすのは やめて  海に涙をひとしずく そっと流していいですか
合掌街道松原のぶえ松原のぶえ喜多條忠小田純平南郷達也雪の白さに あなたとの 想い出埋める 旅ですね 合掌作りの あかり窓 こころぬくめて くれるから  誰が奏でる コキリコ ささら 白川 五箇山 合掌街道 ああ もう二度と 逢えない 逢えない 逢えない人よ  囲炉裏ばたには 古時計 涙の数だけ 鳴りました 合掌作りは あなたとの 手と手合わせた 形です  泣いちゃ駄目だと 水車の音が やさしく肩抱く 合掌街道 ああ さびしさが 粉雪 粉雪 粉雪に舞う  誰が奏でる コキリコ ささら 白川 五箇山 合掌街道 ああ もう二度と 逢えない 逢えない 逢えない人よ
悲愛まつざき幸介まつざき幸介森下玲可小田純平矢田部正鏡に映る 夕日の影に 沿わせるように ルージュを引いて 窓から見える 摩天楼にも 背中を向けて あなたを抱きしめる いつだって 幸せなど 背伸びして 求めた訳じゃない 悲しすぎる愛を 行きずりと呼びましょう 涙隠して 交わし合うのよ 燃える口づけ  夜明けの空の 色を見たいと 一度もそれを 叶えられずに 帰らなくちゃと ボタンを掛ける その仕草に 心が揺れている ちょうどいい 幸せなど 私の他に ないはずなのに 悲しすぎる愛を 行きずりにしましょう 涙に濡れ 重ね合わすのよ 熱い唇  いつだって 幸せなど 背伸びして 求めた訳じゃない 悲しすぎる愛を 行きずりと呼びましょう 涙隠して 交わし合うのよ 燃える口づけ
祈念坂小田純平小田純平伊藤美和小田純平矢田部正細く長い坂を 上りきって 振り返れば 海が見えます あの日と変わらぬ 景色なのに あなただけが 隣にいない  なぜ二人 はぐれたのでしょう なぜ愛は 儚いのでしょう  祈念坂から 祈りを込めて 想い出胸に 彷徨えば あなたと不意に 逢えそうな そんな気がします  一人歩く街は セピア色で 灯りさえも 消えたようです あの日とおんなじ 地図を見ても あなたにだけ たどり着けない  なぜ二人 出逢ったのでしょう なぜ夢は 醒めるのでしょう  祈念坂から 祈りを込めて 涙が風に 舞い散れば 明日は雨に なりそうな そんな気がします  なぜ二人 求めたのでしょう なぜ愛は 傷つくのでしょう  祈念坂から 祈りを込めて 想い出胸に 彷徨えば あなたと不意に 逢えそうな そんな気がします
酒は恋割り涙割り小田純平小田純平リーシャウロン小田純平矢田部正心のやり場をなくしたら フラフラ足の向くまま 気まま 浮かれた灯りの手招きに 時間をあずけてしまおうか 悔やまないで 我慢しないで 嘆いていたんじゃ始まらない 今夜の酒は 女で割って かき混ぜながら 飲みたいね  戻れる胸さえなくしたら カラカラ回る 氷をながめ 寒さにほどいた髪結いに 自由を絡めていればいい 塞がないで 心開いて 独りでいたんじゃ勿体ない 淋しい酒は 男で割って 冷やかしながら 飲めばいい  人生(くらし)を抱えて生きてたら スルスル胸の隙間が空くよ ふさいだ両手じゃ足りないが 色など混ざったミズならね こぼさないよ 奪わないよ 一晩限りの夢もいい 今夜は恋と 涙で割って 夜が明けるまで 飲みたいね  今夜は恋と 涙で割って 夜が明けるまで 飲みたいね
十六夜川河嶋けんじ河嶋けんじ朝比奈京仔小田純平矢田部正春一番が 一年かけて この町にかえってきたよ わびるあんたの 心の涙 十六夜(いざよい)川に 落ちてゆく 好きだから 今も 捨てられたこと 忘れるくらい 抱きしめて もう何もいわないで 過ぎたことなの やりなおそうよ わたしと やりなおそうよ この故郷(まち)で  風にちぎれた 迷い子同士 はぐれ雲 あんたとわたし 夜に抱かれて コバルト色の 十六夜川に 灯が滲む 愛してる 今も ただ待ちわびて 泣かせた分だけ 抱きしめて ふみだした 一歩ずつ 哀しみ忘れてく やりなおそうよ わたしと やりなおせるよ ふたりなら  愛してる 今も ただ待ちわびて 泣かせた分だけ 抱きしめて ふみだした 一歩ずつ 哀しみ忘れてく やりなおそうよ わたしと やりなおせるよ ふたりなら
神楽坂小田純平小田純平石森ひろゆき小田純平毘沙門天の おみくじを 坂の途中で 引いたのは 待ち人はもう いないけど 恋の証しを 結ぶだけ  お世話になった 店に寄り 挨拶済ませ 坂道を 鞄ひとつで 下りてゆく 何年過ぎた 夏の雲  故郷(ふるさと)遠く 家を出て 見よう見まねに 働いた 泣いて 泣いて 泣き濡れて この身を燃やした 神楽坂 泣いて 泣いて 泣き抜いた 不器用なりの 泣き方で  打ち水したて 石畳 路地の影から あの人が いまでも逢える そんな気が それがつらくて 街を出る  毘沙門天の おみくじに 恋の行方を 聞いてみた 誰か哀しむ 恋よりは ひとりで泣くと 決めたのに  何か忘れて いるのでしょう 何をおきざり するのでしょう 泣いて 泣いて 泣き濡れて 静かに見ている 神楽坂 泣いて 泣いて 泣き抜いた 大人になったと 思えれば  泣いて 泣いて 泣き濡れて この身を燃やした 神楽坂 泣いて 泣いて 泣き抜いた 不器用なりの 泣き方で
盛り場すずめ小田純平小田純平たかたかし小田純平矢田部正おれもおまえも 鶴にはなれぬ ビルの谷間の 盛り場すずめ 酒で悩みが 消えるじゃないが 今日も道草 縄のれん 「おい、元気だせよ」 泣いたとて 酒の苦さが 変わろうか…  恋も仕事も おまえにだけは 負けたくないと 張り合って来た 同じ時代の 嵐にもまれ 耐えてしのいだ おれたちさ 「おい、飲めよ」 注ぐ酒に 通う友情 しみじみと…  人を押しのけ 生きてくことが どこか苦手な おまえとおれさ 浮世小路を 軒下づたい よろりよろけて 千鳥足 「おい、しっかりしろ」 抱く肩に 変わる日付の 駅灯り
ささくれ小田純平小田純平リーシャウロン小田純平矢田部正愛しくて 憎らしい この恋 いっそ剥(は)がしてと 涙ぐむ 君の頬 拭った俺が ばかなのか ひっついて はっついて どこまでも いっしょに しあわせ 見つけよう 笑ってくれ 笑ってくれ そばにいてくれ  蹴飛ばして 振り切って 遠くに 何度逃げたって ぽっかりと 空いた穴 ふさいだ君も ばかなのか ひっついて はっついて 痛くても 一人じゃ消せない 恋だろう 叱ってくれ 叱ってくれ こんな 飲んだくれ  ひっついて はっついて それだけで しあわせなんだと 気づくまで 許してくれ 許してくれ こんな ささくれ こんな ささくれ
心の橋小田純平小田純平リーシャウロン小田純平あなたがうれしい時は わたしもはしゃいでいるでしょう あなたが走り出す時は わたしも靴を買うでしょう あなたが明日を見る時は わたしも夢を磨くでしょう だけど さりげないそのやさしさに どうして胸が痛むのでしょう  あなたがふさいだ時は わたしも黙っているでしょう あなたが泣き止まぬ時は わたしも涙を拭わない あなたが歩めない時は わたしも街を眺めよう だけど もしもさよなら云われたら どうしていいかわからないのです  喜び悲しみ 一人 わたしが抱いている時も  心と心を結んでる 橋を渡って 橋を渡ってあなたに 逢いにゆくのです 逢いにゆくのです  逢いにゆくのです
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
夕顔~ふるえる花~寺本圭佑寺本圭佑朝比奈京仔小田純平矢田部正今はただ 純なあなた 手放すことが怖いの 抱き合うだけで時が ゆらゆらと 崩れてゆく 思い出に しましょう 言いかけた言葉は 唇で ふさがれて 涙に変わったわ  愛し過ぎたら 傷つけあう その傷に また 愛が流れ込む どうしようもなく どうしようもなく あなたに 走って 夕顔 ふるえる花弁(はな) 暗闇に咲く 白い花  今はただ 純なあなた 愛し貫(ぬ)いてみたいの 微(かす)かな夢を抱いて このままで 夜明けを待つ 思い出に しましょう もう二度と言わない 散ってゆくその日まで 私は あなたのもの  愛し過ぎて 傷つけあい その傷に また 愛が流れ込む どうしようもなく どうしようもなく あなたに 流れる 夕顔 ふるえる花弁(はな) 夜明けに散る 白い花  愛し過ぎたら 傷つけあう その傷に また 愛が流れ込む どうしようもなく どうしようもなく あなたに 走って 夕顔 ふるえる花弁(はな) 暗闇に咲く 白い花
君すむ街まつざき幸介まつざき幸介かず翼小田純平矢田部正黄昏が せまる灯ともしの 石畳 あてもなく歩く 古いラブソング 口笛吹けば 胸に浮かぶ 面影ひとつ  届かない 愛の切なさが 風になり 街路樹を渡る 明日は告げよう 想いのすべて 胸に点る ほほ笑みひとつ  淋しくて ただ淋しくて これが恋だと 気づいた 君の名前 小さく呼んだ ひとりぼっちの 街角  君が住む 街のなつかしさ いつまでも 彷徨っていたい 空に輝く あの星たちが 胸の奥に 希望を点す  逢いたくて ただ逢いたくて きっと恋だと 気づいた 君をこの手に 抱きしめるまで 心さすらう 街角  淋しくて ただ淋しくて これが恋だと 気づいた 君の名前 小さく呼んだ ひとりぼっちの…  逢いたくて ただ逢いたくて きっと恋だと 気づいた 君をこの手に 抱きしめるまで 心さすらう 街角
マリア小田純平小田純平小関リキ小田純平我がまま気ままで 音沙汰無しの あいつが恋しい 酒場の女 グラスをゆっくり 回す癖まで 右手が勝手に 真似をする  マリア 俺には 構うななんて 自惚れた瞳で 見つめてたっけ  幾つになっても子供のままだわ 逃がしたとんぼ まだ追いかけてる  いつでもあいつの 好みの煙草 ボトルの隣に しまっておくの 戻っているよと 噂話に 何度も鏡を 気にしてる  マリア お前が 欲しいと言って 二年の月日 埋めるのでしょう 幾つになっても 坊やのままだわ 女の胸に ただ甘えるのよ  マリア この名で 居られるように ミサンガそっと 袖口の中 幾つになっても 男は少年 ほっとけないよ まだ愛している
逢生川小田純平小田純平朝比奈京仔小田純平矢田部正あきらめましたは嘘でした 忘れて欲しいも嘘でした 惚れぬきましたも嘘でした 信じないでね わたしのことは あ… 百に一つの真実を 呑んで流れる 呑んで流れる 逢生川よ  誰にも言えない恋でした 誰にも言えずに 酒がたり ゆきつくところは 酒の海 身体(からだ)いじめて 心を守る あ… 未練なんかはないけれど この世は皮肉ね この世は皮肉ね 逢生川よ  逢うため生まれてきたものを 逢えずに流れる ネオン川 逢いたい心に 酒をつぎ 女ばかりが 命を削る あ… 酔えずじまいの夜明け前 どこへゆくのよ どこへゆくのよ 逢生川よ
かんにんや…キム・ヨンジャキム・ヨンジャ松元重孝小田純平つま先から唇まで 過去の色全部捨てても あなた色に心さえも 尽くしたはずなのに だけど仕草 遠い瞳 その瞳の行く先に 甘え上手 ねだり上手 そんな女がいるね  問い詰めれば 冷たい雨 私だけに降る 震える心隠しても 涙がとまらない  泣いたら許してくれるんか うるさい女と思わんか 堪忍や 堪忍や 泣いたら堪忍や  二人でいる幸せは 一秒吹いた春の風 もしもあなた いない夜は 百年の冬の風 冗談だよ そう言ってよ いつも笑ってはぐらかす だけど今は いつもと違う 言い訳さえもしない  東京の言葉は慣れたけど わからない振りをして 両手で耳をふさいでも さよならが聞こえてる  すがれば何処へも行かへんか 悲しい女と思わんか 堪忍や 堪忍や 泣いたら堪忍や  堪忍や 堪忍や 泣いたら堪忍や
酒よおまえは小田純平小田純平かず翼小田純平鴎が一羽啼く声か 汽笛が遠く咽ぶのか 港夜雨(よさめ)がそぼ降る町で 夢に今夜も 倒れ込む  時代に媚びず 生きろと言った 父親(おやじ)の言葉が心をよぎる 酒よおまえは 酒よおまえは なんで涙を 誘うのか  忘れたはずの面影が グラスに浮かぶ夜がある 時の彼方に 置き去りにした 恋のつらさを 思い出す  詫びても遅い 恨んでくれよ 幸せひとつも やれない俺を 酒よおまえは 酒よおまえは なんで過去(むかし)を 連れてくる  淋しさだけを道連れに 男の旅は続くけど 胸にいつでも 故郷へ帰る 白い線路が 走ってる  酔いどれながら 今夜もひとり 明日へ向って 拳を握る 酒よおまえは 酒よおまえは 俺に勇気を くれる水
明日へ (new version)小田純平小田純平中村つよし小田純平灼熱の乾く大地 恵みの雨を待つ種 凍てつく雪の下で 春の日差しを待つ花  必ず雨は降り 大地を潤す 必ず冬は終わり 春は訪れる  一歩だけ さあ一歩だけ 歩きだしてみよう 明日を信じて 少しだけ そう少しづつ 歩いてみよう 明日を信じて  吹き荒れる嵐の夜 静かな朝を待つ鳥達 先の見えぬ日々に 明るい未来を祈る人達  必ず嵐は去り 空は晴れ渡る 必ず新しい 未来が来るはずさ  一歩だけ さあ一歩だけ 歩きだしてみよう 明日を信じて 少しだけ そう少しづつ 歩いてみよう 明日を信じて  一歩だけ さあ一歩だけ 歩きだしてみよう 明日を信じて 自分の歩幅で 望む場所へ 歩いて行こう 明日を信じて
ごめんね小田純平小田純平中村つよし小田純平矢田部正ごめんね、言えなかったけど 苦しくなかった訳じゃない ごめんね、隠していたけど 本当は一人で泣いてたの あなたの笑顔が見たくて 安心させたかったから  偽りの愛など無いけれど 愛が吐(つ)かせる嘘はある 心が何度も囁(ささや)く 本当に本当にごめんね  ごめんね、あなたの言葉を 躊躇(ためら)う事なく受け入れて ごめんね、笑顔だったのは 私に出来る全てだった あなたを喜ばせたくて 今まで一緒にいたから  偽りの愛など無いけれど 愛が吐(つ)かせる嘘はある 心が何度も囁(ささや)く 本当に本当にごめんね  偽りの愛など無いけれど 愛が吐(つ)かせる嘘はある 心が何度も囁(ささや)く 本当に本当にごめんね  心が何度も囁(ささや)く 本当に本当にごめんね
哀しみのアドレスまつざき幸介まつざき幸介かず翼小田純平矢田部正今でもふと 人込みの中 あなた探してる 私がいるの 電話のベル 鳴るたびになぜか 心ふるえる 私がいる  あなたは 帰らないのに 愛が消えて くれなくて... ロンリネス ハロー ロンリネス  たそがれの街 灯りがにじむ この哀しみを 風よ届けて アドレスはあなた あなたの胸の中  愛したこと 悔やみたくなくて いつも幸せの ページをめくる 失くした恋 痛みだけ残し 憎むことさえ できないのよ  季節は 幾つもすぎて やっとひとり 帰り道... ロンリネス ハロー ロンリネス  街路樹の下 思い出揺れる この哀しみを 風よ届けて アドレスは あなた あなたの胸の中  あなたに 逢えない街は 誰もかれも 急ぎ足 ロンリネス ハロー ロンリネス すれ違うのは 面影ばかり この哀しみを 風よ届けて アドレスはあなた あなたの胸の中
ふるさとの酒小田純平小田純平志賀大介小田純平矢田部正行きつけの店で飲むのも いいけれど ゆきずりの酒場で 飲むのも又いいね そんな時 ふるさとの酒に出遇えたら 嬉しいね 嬉しいね ふるさとの酒は (嬉しいね)  寂しさにどこで会っても いいように 男にはあるのさ こころの止まり木が しみじみと ふるさとの酒と語れたら 嬉しいね 嬉しいね ふるさとの酒は (嬉しいね)  もういちど逢って泣きたい 人がいる 思い出が手を振る なみだのかよい道 恋うたを ふるさとの酒と聴きながら 嬉しいね 嬉しいね ふるさとの酒は (嬉しいね)  嬉しいね 嬉しいね ふるさとの酒は (嬉しいね)
心のギター小田純平小田純平志賀大介小田純平訳もなく 訳もなく 心 寂しくて 街を流れる 人波を ぼんやり眺(み)ている 時がある あの人の シャボンの匂いが 目の前を よぎる街角 目がしらが 目がしらが ジンと 濡れてくる いくら呼んでも もう逢えぬ はるかに遠い 人なのに わたし近頃 涙腺が 弱くなったみたいだわ 泣き虫ボロロン 心のギター 泣き虫ボロロン 心のギター  あの人を あの人を 今も 探してる 胸の倉庫で 耐えている 想い出たちが 可哀そう 溜息の 二ツもこぼれりゃ うるうると 潤む街角 都会って 都会って 真は 孤独だね もしも奇跡が 起こったら しっかり抱いて 離さない わたし近頃 涙腺が 弱くなったみたいだわ 泣き虫ボロロン 心のギター 泣き虫ボロロン 心のギター…
吐息河嶋けんじ河嶋けんじ伊藤美和小田純平矢田部正夢など見ては いけないのに 人並みの夢を見た 私が悪い 過去を化粧で 隠しても 心に着せる 服はない  吐息で愛を ささやくから 吐息で別れを 告げるから… さよならなんて 言えないわ こんなにあなたが 好きだから  優しくされて 間違えたの もう一度幸せを つかめるなんて 時間(とき)が私を 許しても 鼓動が責める 浪を打つ 吐息で夜を 抱きしめたら 吐息で想い出 包むから… 忘れるなんて 出来ないわ 死ぬまであなたが 好きだから  吐息で愛を ささやくから 吐息で別れを 告げるから… さよならなんて 言えないわ こんなにあなたが 好きだから  こんなにあなたが 好きだから
蜃気楼まつざき幸介まつざき幸介伊藤美和小田純平矢田部正あなたの名字に 私の名前 続けて何度も 書いてみる たとえ千回 書いたって 叶うはずなど ないけれど  一人の夜は 長すぎて あなたを想えば 哀しくて 涙が涙が 溢れ出て こぼれて滲んで 消えてゆく 夢など見ては いけない私 恋は 恋は蜃気楼  お酒で寂しさ 紛らわせても 忘れるほどには 酔えなくて 飲めば恋しさ 募るだけ なのに今夜も 飲むお酒  一人の部屋は 寒すぎて あなたの他には 見えなくて 心が心が 凍てついて 鼓動が呼んでる 探してる 別れがいつか 待ってる二人 恋は 恋は蜃気楼  一人の夜は 長すぎて あなたを想えば 哀しくて 涙が涙が 溢れ出て こぼれて滲んで 消えてゆく 夢など見ては いけない私 恋は 恋は蜃気楼
あぁ、ゆき子小田純平小田純平たかたかし小田純平矢田部正触れるそばから とけていく 雪のはかなさ ゆき子 遠くなるほど 近くなる 不幸なじみの さびしい笑顔 ゆき子、ゆき子 あぁ、ゆき子 なんでこうまで つらくする  左手首の 傷のあと かくしつづけた ゆき子 酒のグラスに また浮かぶ 白い襟足 ホクロが一つ ゆき子、ゆき子 あぁ、ゆき子 縁が切れたか 涙ぐせ  遊びごころじゃ なかったと 逢って詫びたい ゆき子 忘れられない ひと夏の 闇に尾をひく 夜汽車の汽笛 ゆき子、ゆき子 あぁ、ゆき子 おれの旅路に 咲いた花
風が吹く時も里見浩太朗里見浩太朗里村龍一小田純平前田俊明花の命か男の夢か 冬の夕陽に似ているよ 過去よおまえも酔っぱらえ 背なでもう泣くな 所詮 人生は 淋しい紙芝居 切ない想いを 花で飾ろうか  惚れていながら心をかくし 蔭で見守る恋もある 人の情けのつれなさか 肩に降る雨は 胸の悲しみを しずめて酒を飲む 男の涙は 夢のひとしずく  バカな奴でいい 痛みがわかるから 優しくなれるさ 風が吹く時も  
酒場の時計小田純平小田純平石森ひろゆき小田純平矢田部正涙が酒にこぼれたら しょっぱい酒になったよと 店の時計が哀しく動く チ・ク・タ・クと泣くように 今夜は誰にも 泣き顔 見せず眠るから  痩せても女 枯れても男 膝を抱えてねむるから 泣いても女 別れた男 愛しい自分を抱きしめて  男に縁がないのよと ため息 えくぼ いい女 古い時計は時々止まる 酒場の夜が深くなる 今夜は誰にも 涙を見せず眠るから  痩せても女 枯れても男 想い届かず別れても 泣いても女 愛した男 切ない心を抱きしめて  痩せても女 枯れても男 想い届かず別れても 泣いても女 愛した男 切ない心を抱きしめて
秋の夜長の数え唄小田純平小田純平みやび恵小田純平矢田部正ひとつ ひと目で 惚れたのに ふたつ 振られて 迷い道 みっつ 未練に 目覚める鬼が あなた 恋しと ぐずる夜は よっつ 酔わせて 寝かせましょうか  酔えば 涙の 雨が降る 見上げた 空の お月さん 明日 天気に しておくれ  いつつ いつまで 待ったって むっつ 無駄だと 知りながら ななつ 並べた 思い出まくら 抱いて さすって 泣くよりも やっつ やっぱり ほかしましょうか  秋風(かぜ)に 火照りを 冷まされて 涙に 霞む お月さん 明日 天気に しておくれ  秋の夜長の数え唄 九つ十で 夢ん中 明日 天気に しておくれ
オモニ~母へ~小金沢昇司小金沢昇司石森ひろゆき小田純平母が歌った あの歌が 黄昏の街 聞こえたら 溢れ流れる 切なさに 何処かに隠れて しまいたい 生意気盛りに 手を焼かせ 父の分まで 殴られて 今頃詫びる ことがある 両手を合わせる ことがある オモニ 僕を叱って もいちど オモニ 夢と故郷 引き替えに オモニ オモニ 雪の中の 母よ  父が死んだ それからは 悲しむ暇も ない暮らし 後ろ指など さされずに そんな言葉が 滲(し)みてくる 苦労にゴツゴツ 荒れた手で 弁当こさえて くれたっけ 今頃詫びる ことがある 両手を合わせる ことがある オモニ 僕に教えて ください オモニ ひとり残る 寂しさの オモニ オモニ 涙どこへ 母よ  オモニ 僕を叱って もいちど オモニ 夢と故郷 引き替えに オモニ オモニ 雪の中の 母よ オモニ オモニ 夢の中の...オモニ!
三年坂小田純平小田純平水木れいじ小田純平三年坂は あじさい色の雨の中 人恋しさへと つづく道 濡れて登れば うす紅(くれない)の花の香に 別れた あなたを 忍ぶ坂  一年前の約束どうり 僕のぶんまで しあわせを あなたはつかんでくれただろうか  思い出に降る 京都の雨は絹の糸 あの日のあなたの髪ににて……  三年坂は うすむらさきの雨の中 人恋しさへと つづく道 きょうも ひとりで 逢えないひとと知りながら 面影ばかりを 探す坂  一年前は ひとつの傘で ふたり歩いた この坂を あなたは覚えて いるのだろうか  古いお寺の 日暮れを告げる鐘の音(ね)に 諸行無常の響(おと)を聞く……  三年坂は あじさい色の雨の中 人恋しさへと つづく道
さよならは言えないまつざき幸介まつざき幸介かず翼小田純平ヤタベタダシあなたを想うたび 心に風が吹く あの日 出逢った 街角にひとり 幾つもの季節が 過ぎて行くけれど 私の恋は 冬色のままです あぁ愛は なんて哀しい絆 一度結べば 二度とほどけない どんなに淋しくて 夜が長くても さよならは さよならは 言えない私  いけない夢だから 誰にも知られずに 胸の奥底 閉じ込めておくの 黄昏がせまれば いつも逢いたくて 見知らぬ人に 面影を重ねる あぁ愛は なんて切ない誤解 想うほどには 愛は返らない 孤独に待ちわびて 明日(あす)が遠くても さよならは さよならは 言えない私  あぁ愛は なんて哀しい絆 一度結べば 二度とほどけない どんなに淋しくて 夜が長くても さよならは さよならは 言えない私
凛と咲く真木ことみ真木ことみ伊藤美和小田純平前田俊明素顔のままが 好きだよと 優しくあなたは 頬寄せた 棘(とげ)がこころに 刺さるほど 激しく強く 抱きしめて 傷つくことなど 怖くない 女はひとすじ 女はひとすじ 凛(りん)と咲く  北へと帰る 海鳥よ 迷いを知らない いじらしさ 覚悟決めてる 恋だから 何があっても 離れない 世間の風にも 嵐にも 負けずに明日へ 負けずに明日へ 凛と咲く  凍える夜は そばにいて ふたりの絆を 感じたい いのち預けて くれるなら 私の愛で 守り抜く 幸せその手に あげたくて あなたの隣で あなたの隣で 凛と咲く
おふくろ小田純平小田純平伊藤美和小田純平矢田部正涙こらえて 送ってくれた 人影まばらな 無人駅 動き始めた 列車の窓に 手を振るあなたが 遠くに見える… まだ温かい おにぎりは 涙のしょっぱい 味がした 母さん 母さん 逢いたいよ  そっと一枚 アルバムめくり あなたの写真を 抜いてきた つらい時には 話しかけるよ 電話をかければ 泣き出しそうで… まだ雪深い 故郷(ふるさと)で 風邪などひいては いないだろか 母さん 母さん 恋しいよ  寒いだろうと 送ってくれた 綿入れ半纏(はんてん) 夜なべして 袖を通せば 幼い頃の 想い出あふれて 瞼が熱い… まだ頼りない 俺だけど 必ずするから 親孝行 母さん 母さん 逢いたいよ
月灯りのルンバ寺本圭佑寺本圭佑伊藤美和小田純平矢田部正リズムで言葉 交わし合い 視線がこころ 溶かす夜 一夜(いちや)限りの恋も 時にはいいじゃない 出逢いと別れは コインの裏表  静かに 密かに 秘めやかに 月に照らされて…  弾けて消える 情熱とジェラシー 強く 強く 抱きしめて 愛して 愛されて 月灯りのルンバ  ピアスが胸に 突き刺さり ヒールがこころ えぐる夜 一夜(いちや)限りの夢に 酔うのもいいじゃない オトコとオンナは 引き合う磁石のよう  静かに 密かに 秘めやかに 月が映し出す…  隠しきれない 戸惑いのルージュ 熱く 熱く くちづけて 愛して 愛されて 月灯りのルンバ  静かに 密かに 秘めやかに 月に照らされて…
大阪レイニーナイト小田純平小田純平伊藤美和小田純平あんたとケンカして 飛び出した夜の街 降り出す雨にいつしか 心も濡れる ヘッドライトに 照らされた 銀杏並木も 泣いてる御堂筋  ああ あんたが好きやねん 悔しいほど 好きやねん 恋しさ染みる 雨の心斎橋で 堂々巡りの 道頓堀や… 大阪レイニー 大阪レイニーナイト  鳴らない携帯を 握りしめさまよえば コートの襟を立てても 心が寒い いつの間にやら すれ違う 夢も未来も 昨日の忘れもの  ああ あんたが好きやねん 苦しいほど 好きやねん 傷つく胸を 癒す法善寺 千年添いたい 千日前や… 大阪レイニー 大阪レイニーナイト  ああ あんたが好きやねん 悔しいほど 好きやねん 想い出灯す 夜の通天閣で 愛にはぐれた 曽根崎あたり… 大阪レイニー 大阪レイニーナイト
夜明けの翼小田純平小田純平石森ひろゆき小田純平二人朝までの時を 秘密に過ごしたことは どんな未来につながってゆくの 夜明けの空 見上げれば コバルトの風 飛ぶ翼 あの鳥のように幸せにまっすぐ飛びたい 女が恋に染まる朝 心に翼が生まれる どんな向かい風でも 羽ばたける翼が  部屋のカーテンの色は 誰かが選んだ色ね それは想い出 遠ざかってゆくの 夜明けの街 靴の音 口ずさむ歌 帰り道 愛された記憶 抱きしめてまっすぐ飛びたい 女が恋に染まる朝 心に翼が生まれる どんな険しい道でも 飛び立てる翼が  女が恋に染まる朝 心に翼が生まれる どんな向かい風でも 羽ばたける翼が
能登の雨小田純平小田純平こはまかずえ小田純平矢田部正濡れた車の キーを回せば 恋が壊れる 音が聞こえる 和倉温泉 午前0時に 寝顔確かめ 部屋を出たのさ どんなに 願っても願っても 二人 二人暮らせない 不幸にするより マシなんだ 言い訳責めるか 能登の雨  輪島朝市 はしゃぐお前に 別れ言えずに 時は過ぎ行く これが最後の 二人旅だと 一人心に 決めていたのに どんなに 払っても払っても 行く手 行く手遮(さえぎ)って フロントガラスに 縋(すが)りつく 寂しい女の 涙雨  氷見の港は 明日(あす)にしようと 小雨降る中 宿へ急いだ 何か言いかけ 黙る横顔 少し悲しく 揺れて見えたよ どんなに 走っても走っても 風が 風が繰り返す 想い出作りは 罪だわと わかっていたのか 能登の雨
哀しみを眠らせて小田純平小田純平伊藤美和小田純平矢田部正どんなに名前を 叫んでみても どんなにさ迷い 探してみても どこにもいない どこにもいない 恋しいひとは どこにもいない わかっていても わかりたくない あなたが死んで しまったなんて… 泣いても 泣いても 枯れることのない 涙の海に この身を沈めて どうか哀しみを 哀しみを眠らせて  あふれる想いを 積み木のように あなたへ届けと 積み重ねても たどり着けない たどり着けない 恋しいひとに たどり着けない 戻りたくても 戻れはしない 幸せだった 愛しい日々に… 泣いても 泣いても 愛が止まらない 涙の海に この身を沈めて どうか永遠に 永遠に眠らせて  わかっていても わかりたくない あなたが死んで しまったなんて… 泣いても 泣いても 枯れることのない 涙の海に この身を沈めて どうか哀しみを 哀しみを眠らせて
冬恋かなし梓夕子梓夕子リーシャウロン小田純平矢田部正指の痛みに 慣れたよな つらら遊びは せつなくて キツいお酒を心(むね)に抱き 一人ホロホロ 流し込む  ああ このぬくもりは あなたのあなたの接吻(くちづけ)に似て 今夜もたどりつくだけの 冬恋かなし とまり木よ おねがいママさん もう一杯(ひとつ)  ここにあなたが いるのなら 歌のひとつや ふたつなど きっと陽気に なぞるのに 悲恋(ひれん)みれんをリクエスト  ああ このなぐさめは いつかのいつかのやさしさに似て こんなに憎む気持ちさえ 凍える路地に 消えてゆく おねがい誰か もう一曲(ひとつ)  ああ この空間(ひととき)は あなたのあなたの胸元に似て 今夜もしがみつくだけの 冬恋かなし とまり木よ おねがいママさん 看板(ラスト)まで  おねがいママさん もう一杯(ひとつ)…
枕酒小田純平小田純平リーシャウロン小田純平矢田部正誘ってくれるな 淋しさよ 硬い地面を さまよう者(やつ)は 手を差し伸べる 夜が来りゃ 添い寝の影を 探すだけ ねんねんころりよ ねんねしな 酒にもたれて 故郷(ふるさと)想い 男には 柔らかな 枕がひとつ あればいい  黙って見てたね 悲しみは 熱い火照(ほて)りも 消えないうちに 手を振りほどく 過去になり 次の背中に 旅をする ねんねんころりよ ねんねしな 昨夜(ゆうべ)残した 爪あと消して 女には 真っさらな 布団(ふとん)がひとつ あればいい  笑ってくれるな 淋しさよ 春の枯葉じゃ 見向きもしない 手を振る暇も ないままに 時は舞い散る ひらひらと ねんねんころりよ ねんねしな 酒にもたれて 女を想い 男には 柔らかな 枕がひとつ あればいい
たった一つの願い寺本圭佑寺本圭佑寺本圭佑・伊藤美和小田純平ヤタベタダシ久しぶりにしみじみ見た 母の後ろ姿は 子供の頃の記憶より 丸く小さな背中 自分のことは後回しで 人のために生きてきた これからは あなたの人生を生きてほしい…  ずっとずっとずっと 元気でいてくれよ それだけが今の俺の たった一つの願い  いじめられて帰った日の 心配そうな瞳に 大きな声で「ただいま」と 無理に作った笑顔 明るくいつも「大丈夫」と 俺を励ましてくれた これからは あなたの支えになりたいのさ…  ずっとずっとずっと 笑顔でいてくれよ それだけが今の俺の たった一つの願い  ずっとずっとずっと 元気でいてくれよ それだけが今の俺の たった一つの願い  たった一つの願い
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
おまえがここにいてほしい小田純平小田純平朝比奈京子小田純平飾るものさえ無い店で 何も言わずにうつむいて 知らずにグラスが空になる おまえがここにいてほしい  吹きっさらしの街角で 誰かに甘え泣くんだろ あんな別れをしたままの おまえがここにいてほしい  ひとりの夜が怖いほど 寒くて寂しい時もある 足りないものに気づいたよ おまえがここにいてほしい  ありきたりの話でも お前の声が聞きたくて 男と女 悪いのは… おまえがここにいてほしい  夜明けの雨は土砂降りで 帰り道へとみな急ぐ 家路にはぐれた俺がいる おまえがここにいてほしい  飾るものさえない店も もしもおまえがいるのなら 心のすきまの風も止む おまえがここにいるのなら  心のすきまの風も止む おまえがここにいるのなら  おまえがここにいてほしい… おまえがここにいてほしい…
ずっと忘れない小田純平小田純平山下将生小田純平遠くながめる水平線 夕凪の眩しさだけが 静かに伝えてる あの遠い日を ほろよい美しく 絡めた指の ぬくもりよみがえる 夢の中で  君の姿 今も心の奥に 君の笑顔 倖せにあふれてる  約束は忘れない いつまでも サクラ舞う夢の続き 君のあの姿 そばにいるのさ あどけない まなざし 子供のような むじゃきに手をふり 砂浜駈ける  君の姿 今も心の奥に 君の笑顔 倖せにあふれてる  おどけない まなざし 子供のような むじゃきに手をふり 砂浜駈ける  君の姿 今も心の奥に 君の笑顔 倖せにあふれてる
やむにやまれず寺本圭佑寺本圭佑朝比奈京仔小田純平矢田部正やむにやまれず飲む酒を 許して欲しいと言うお前 酒におぼれて眠るよな 女にしたのが俺だから 叱りもできずに 抱き寄せる 外はやらずの 雨しぐれ 男と女で 男と女で やむにやまれず  脱いだドレスを手繰り寄せ 起こさぬように身づくろう 淋しい背中に幸せを やれない俺を許すなよ 小雨の隙間に 見る夢の 罪の深さも おろかさも 百も承知で 百も承知で やむにやまれず  叱りもできずに 抱き寄せる 外はやらずの 雨しぐれ 男と女で 男と女で やむにやまれず
白蓮のかほり小田純平小田純平朝比奈京仔小田純平矢田部正白蓮は手折(たお)れぬ花 なぜにまだ甘く匂う 水にふるえながら 罪を打ちあける 愛しました 愛しました なにもかも夢でした 愛しました 愛しました 裏切りに身もだえて 月あかりに身を投げて 夜に散る 白蓮  首すじにかけた指を あなたなぜためらうの 過去にふるえながら 心壊れても 愛しました 愛しました なにもかも夢でした 愛しました 愛しました この命溶けるまで 月明かりに縛(しば)られて 散り急ぐ白蓮  愛しました 愛しました なにもかも夢でした 愛しました 愛しました 裏切りに身もだえて 月あかりに身を投げて 夢に散れ 白蓮
男女川~みなのがわ~小田純平小田純平友秋小田純平恋の悲しみ 知り過ぎていても 慣れることない 一人の淋しさ 宵の筑波嶺(つくばね) 谷間も消えて 針ひとつの痛み 胸のときめきか さらさら流る 秋の男(ひと) しんしん積もる 冬の女(ひと) それでも待ちます 目を閉じて 誘ってください あなたから  心と心を 開いただけでは 淀みも生まれる 二人のあいだに 夢の歌垣(うたがき) 詠み人 途絶え 静けさのふもとに 注ぎこむ恋よ はらはら香る 春の夢 りんりん燃ゆる 夏の声 悔やみはしないの あなたなら 涙を忘れた 男女川(みなのがわ)  さらさら流る 秋の男(ひと) しんしん積もる 冬の女(ひと) それでも待ちます 目を閉じて 誘ってください あなたから
心のギター秋元順子秋元順子志賀大介小田純平石川龍大郎訳もなく 訳もなく 心 寂しくて 街を流れる 人波を ぼんやり眺(み)ている 時がある あの人の シャボンの匂いが 目の前を よぎる街角 目がしらが 目がしらが ジンと 濡れてくる いくら呼んでも もう逢えぬ はるかに遠い 人なのに わたし近頃 涙腺が 弱くなったみたいだわ 泣き虫ボロロン 心のギター 泣き虫ボロロン 心のギター  あの人を あの人を 今も 探してる 胸の倉庫で 耐えている 想い出たちが 可哀そう 溜息の 二ツもこぼれりゃ うるうると 潤む街角 都会って 都会って 真は 孤独だね もしも奇跡が 起こったら しっかり抱いて 離さない わたし近頃 涙腺が 弱くなったみたいだわ 泣き虫ボロロン 心のギター 泣き虫ボロロン 心のギター 泣き虫ボロロン 心のギター 泣き虫ボロロン 心のギター
面影屋小田純平小田純平志賀大介小田純平当てにならない 噂だけれど 旅に出たって 聞きました 早いものです 別れて二年 今もあなたが 好きですよ 踏切り溜まりの あじさいが 今年も綺麗に 咲きました こんな季節が 好きだと言いました 雨 雨 雨 あなたの 横顔 思い出す 面影屋 面影屋 あなたはわたしの 面影屋  雨の路地裏 灯ともし頃は 妙に切なく なるのです 店の暖簾に ゆらゆら揺れる 影があなたに 似ています 今でも独りと 聞きました そういうわたしも 独りです 男ものです わたしのこの傘は 雨 雨 雨 あの日の あなたの忘れ傘 面影屋 面影屋 あなたはわたしの 面影屋  今でも独りと 聞きました そういうわたしも 独りです 雨のすだれに 泪がまじります 雨 雨 雨 恋しい あなたのうしろ影 面影屋 面影屋 あなたはわたしの 面影屋
三年待ち屋小田純平小田純平石森裕之小田純平松永直樹店の名前は三年待ち屋 明かりぽつんとあなたを待つ店 おんなひとりが 郷里(くに)の地酒を温めて あんた 恋しい たとえ三年 過ぎたとしても  店に流れる恋唄聴けば あれはひと夜の夢だと歌うの 遠い海鳴り あなた待つのは馬鹿ですか 寒い 哀しい ひと夜ひと夜と重ねたけれど  店のあだ名は恋待ちぼうけ 明かり落とせば また酔い潰れて せめて噂の せめて噂のひとひらも あんた あんた たとえ死んだと聞いたとしても  店の名前は三年待ち屋 暖簾染め抜き あなたを待つ店 窓の浜木綿 北には咲かぬ郷里の花 白く 白く 雪に咲かせてあなた待つ店 白く 白く 雪に咲かせてあなた待つ店
愛は海木下結子木下結子高畠じゅん子小田純平矢田部正頬と頬よせた あたたかさ この髪をなでた 手の広さ ラ・メール 別れの痛みがはしるの あなたに 捨てられて ラ・メール 涙はいちばんちいさな 海だというけれど… もがいて 愛に おぼれて 愛に 最後の 最後まで あなたといたい  だますよな そんなひとじゃない 黒い瞳(め)が 澄んでいたじゃない ラ・メール ソファーにすわれば あなたの においが わきあがる ラ・メール 女はゆりかご 母なる 海だというけれど… 哀しくたって 抱きしめ合って ほのほが尽きるまで あなたといたい  ラ・メール 別れの痛みがはしるの あなたに 捨てられて ラ・メール 涙はいちばんちいさな 海だというけれど… もがいて 愛に おぼれて 愛に 最後の 最後まで あなたといたい
むらさき川小田純平小田純平石森ひろゆき小田純平祭りばやしと 人の流れに 貴方に似た人 振り向けば むらさき川は あの頃のまま 何も言わずに流れていました 胸が泣きます あああ胸が 女ひとりが 女ひとりが あああ あああ 隠れる橋もない  祭り太鼓が 胸を揺すれば 貴方の背中を 想い出す むらさき川は 思い出模様 バチを持つ手と 背中の汗と 恋が泣きます あああ恋が あなたは何処に あなたは何処に あああ あああ 泪を捨てる川  家路を急ぐ 人の流れに 夜がため息 こぼします むらさき川は 藍染めの色 女の泪に 染め上げて 胸が泣きます あああ胸が 川に面影 川に面影 あああ あああ 浮かんでまた消えて
your birthday小田純平小田純平伊藤美和小田純平矢田部正あなたが生まれた日 あなたとやっと逢えた日 初めての感情が 私の中に芽生えた日 涙があふれ出て 優しい時が流れて 本当の幸せを 私におしえてくれたわ  いま伝えたい 母として そして同じ女として 自分を信じて 強く生きてほしい あなたは愛された 特別な人だから… your birthday あなたは素晴らしい贈りもの  あなたが生まれた日 あなたを胸に抱いた日 喜びと愛しさが 世界中を包んだ日 小さなその指を 何度も数えながら たくさんの幸せを つかんでほしいと願った  いま伝えたい 母として そして同じ女として 自分を大事に 悔いなく生きてほしい 人生は思うより 短いものだから… your birthday あなたは素晴らしい贈りもの  いま伝えたい 母として そして同じ女として 自分を信じて 強く生きてほしい あなたは愛された 特別な人だから… your birthday あなたは素晴らしい贈りもの
流浪挽歌小田純平小田純平志賀大介小田純平自分流に 生きているのさ 誰に後ろ指 さされようとも いろんな奴が ばらけて去(い)ったよ 俺もあいつ等から見れば 徒(ただ)のばらけ者  もうよそう もうよそう 夢の後を追うのは 俺の心の 俺の命の 流浪(さすらい)挽歌  地の果てまで 連れて行ってと 俺のこの胸を 叩いて泣いた しあわせ薄い 小さな拳(こぶし)が 今もこの瞼をよぎる 俺のはぐれ雪  もうよそう もうよそう 夢の後を追うのは 俺の心の 俺の命の 流浪(さすらい)挽歌  やがて何時(いつ)か 草の褥(しとね)で 俺も泥のように 眠る日が来る むなしい酒と 知りつつ今夜も 心忘れるまで呑んで 命泣かせてる  もうよそう もうよそう 夢の後を追うのは 俺の心の 俺の命の 流浪(さすらい)挽歌
涙が出てきちゃう~ラストページ~小田純平小田純平石森ひろゆき小田純平夜明けの港町ならば はぐれ女も絵になるね あいつと別れに飲んだ酒 ほろ酔い潮風  洒落た冗談ばっかりで つらい思いをしない様 上手く心をごまかして だけど 悪い酔い方したのかな? 涙が出てきちゃう  波打ち際を歩くから ひとり女も絵になるね あいつと別れに飲んだ酒 ほろ酔い潮風  ふたり身の上話さえ 仮面かぶって飲んでいた こんな夜が来るからと だけど 悪い酔い方したのかな? 涙が出てきちゃう  後ろ姿 追いかけて 想い すべてを 告げたくて そんな夜明けが来ればいい だけど 心 素直に 酔えなくて 涙が出てきちゃう  涙が出てきちゃう
姉御酒小田純平小田純平リーシャウロン小田純平あんたは上手くやりんしゃい あいつやさしい男やし 今夜はひとりナミナミと 淋しさ注(つ)いで酔うからさ 寄らんかね 寄らんかね 対(つい)の話を 盛らんかね ねぇねぇ ちょいと となりのおにいさん  同性(おんな)にモテるの悪かない たまにゃおこぼれあるやろし しょせん男はミズモンよ ふと見りゃいなくなるもんね 飲まんかね 飲まんかね 恋の水やろ 浴びんかね ねぇねぇ ちょいと そちらのだんなさん  あたいも捨てたもんやない 意地を張るのがたまにキズ それでも淡い夢を見て 笑って生きていたいんよ 呼ばんかね 呼ばんかね 遠い幸せ 夫婦(あい)の鐘 ねぇねぇ ちょいと あちらのいいおとこ
放浪いの果てにまつざき幸介まつざき幸介かず翼小田純平矢田部正故郷を離れ 幾年か 両手の指でも まだ足りないね 名も知らぬ駅の 路地裏で 酒が沁みるよ 心のささくれに 放浪(さすら)って初めて 見えるものがある 一つところに 根を張れぬ 浮き草みたいな 男にも 夢がある明日(あす)がある 思い出がある  忘れたわけじゃ ないけれど 家路は遥かな あの空の下 待つ人もいない ふるさとが 酒に浮かぶよ しみじみ懐かしい 放浪って初めて 気づく時がある 一人残した 母親の 気丈な心の その裏の 淋しさよ哀しみよ 大きな愛よ  放浪って初めて 見える道がある 命焦がして 沈む夕陽(ひ)よ 自分に恥じずに 生きれたら 悔やむまい恨むまい この人生を
今ここにいること小田純平小田純平masaru小田純平ヤタベタダシ自分の事だけ プライドだけで 夢追いかけた 若き日々 迷った道 ふるえる心  幸せの分だけ 何も見えなくて 人の痛みも 気づかぬまま 時に追われ 歩いたけれど  遠い誰かの 支えの中で ここまで 生きてきたんだろう  誰かを守り そして守られて 私は確かに ここにいる 紡いだ絆 光射すように 明日は誰かを 癒すのか  明日の事だけ 不安の中で 膝をかかえて 動けずに 誰かのせい また傷つけて  人の数だけ 奇跡があって 遠くの町の あの人も 今は同じ 時の中  愛する人の 支えの中で なんとか 生きてる今だから  誰かを求め さまよう前に 本当の心は どこにある? 作り笑顔で 涙あふれても 明日の渇きは 癒せない  誰かを守り そして守られて 私は確かに ここにいて 紡いだ絆 光射すように 明日は誰かを 癒すのか
冬恋かなし小田純平小田純平リーシャウロン小田純平矢田部正指の痛みに 慣れたよな つらら遊びは せつなくて キツイお酒を心(むね)に抱き 一人ホロホロ 流し込む  ああ このぬくもりは あなたのあなたの接吻(くちづけ)に似て 今夜もたどりつくだけの 冬恋かなし とまり木よ おねがいママさん もう一杯(ひとつ)  ここにあなたが いるのなら 歌のひとつや ふたつなど きっと陽気に なぞるのに 悲恋(ひれん)みれんをリクエスト  ああ このなぐさめは いつかのいつかのやさしさに似て こんなに憎む気持ちさえ 凍える路地に 消えてゆく おねがい誰か もう一曲(ひとつ)  ああ この空間(ひととき)は あなたのあなたの胸元に似て 今夜もしがみつくだけの 冬恋かなし とまり木よ おねがいママさん 看板(ラスト)まで  おねがいママさん もう一杯(ひとつ)…
かくれんぼ秋元順子秋元順子花岡美奈子小田純平矢田部正勢い余って 出て来たけれど やっぱりお前が 気にかかる おんぼろアパート 狭い部屋 隅っこ丸まり 泣いてるか… きっかけなしじゃ 戻れやしない 傘がないから 出て来いよ… もういいかい まぁだだよ お前に逢いたい  何度も行った 近所の角へ 出て来たお前の 後ろ髪 あれから一度も 切ってない 俺の好みか? 自惚(うぬぼ)れか… 待っているのさ 今でもずっと 煙草(たばこ)切らして 自販機(じはんき)で もういいかい まぁだだよ お前に逢いたい  惚れているのさ 今でもずっと 一人ブランコ 忘れもの もういいかい もういいよ お前に逢いたい
月の雨小田純平小田純平志賀大介小田純平月の雨は ガラスの雨 私を泣かせた あの人の 肩に降れふれ 月の雨 好きでした 好きでした ああ 未練です その罪を その罰を 思い知らせて 嗚呼… あの人に 月の雨 月の雨 あの人を 好きでした  月の雨は なみだの雨 アダモの恋歌 口ずさむ 夜の空しさ やるせなさ 愛されて 愛されて ああ 恨みです 切なさが 寂しさが 胸で溜息 嗚呼… ついてます 月の雨 月の雨 あの人を 好きでした  ああ 未練です その罪を その罰を 思い知らせて 嗚呼… あの人に 月の雨 月の雨 あの人を 好きでした
風の駅舎寺本圭佑寺本圭佑朝比奈京仔小田純平矢田部正急行電車 一本(ひとつ) 見送った 枯葉がおどる 風の駅舎 ホームの向こう あなたを見つけて 身動きも できないわたし 愛の日々 愛のはじまり 愛のいさかい 愛の愛の終わりも 二人のシネマ 窓に映して 過去へ 過去へと 走り去ってゆく  あなたもきっと きっと気づいたの 時計が止まる 風の駅舎 ホームの向こう わたしを見つめて 携帯を耳にあててる 震えてる 胸の奥まで 愛の苦しみ 愛の愛の涙も 季節に溶けて 消えてゆくのね 声が 聴きたい 時が動き出す  愛の日々 愛のはじまり 愛のいさかい 愛の愛の終わりも 二人のシネマ 窓に映して 遠いあの日が 通り過ぎてゆく
元気をだして小田純平小田純平たかたかし小田純平ヤタベタダシ閉ざした心の 窓を開けたら 暗い涙は とき放せ 過去をふりむいても 時はもどらない  元気をだして 歩いて行こう 空を見上げて 元気をだして 歩いて行ったら 明日につながる道が きっと見つかる  傷つくことは つよくなること 前へとにかく すすむこと 夢につまずいたら そこから始めよう  元気をだして 歩いて行こう 涙にまけないで 元気をだして 歩いて行ったら 明日につながる心 きっと見つかる  元気をだして 歩いて行こう 空を見上げて 元気をだして 歩いて行ったら 明日につながる道が きっと見つかる  元気をだして 歩いて行こう 涙にまけないで 元気をだして 歩いて行ったら 明日につながる心 きっと見つかる
愛の秘密小田純平小田純平朝比奈京仔小田純平矢田部正濡れた手を エプロンで 拭きながら 私 料理の手をとめて 玄関に急ぐ 愛されてると 信じさせて 秘密は秘密のままで 罪滅ぼしの やさしさでいい 幸せ芝居 愛の暮らし  鉢植えの 紫陽花が 暖かな 雨に やさしい雨に濡れ 咲きたいと泣いた 愛されてると 信じさせて 秘密を秘密のままに 砂のお城で かまわないから 離したくない 愛の暮らし  愛されてると 信じさせて 秘密を秘密のままに 砂のお城で かまわないから 離したくない 愛の暮らし
こころ変わり大江裕大江裕伊藤美和小田純平矢田部正こころ変わりの その理由(わけ)は 私の愛の せいですか 初めて恋して 夢をみて 愛し方さえ わからずに… お別れですか 本当ですか 何も言わない あなたはずるいひと  胸の小さな 引き出しに 詰まった愛の 欠片(かけら)たち あなたの言葉や 仕草さえ ひとつ残らず 宝もの… 嫌いにだけは なれないけれど 忘れさせない あなたは罪なひと  生まれ変わった その時は 私を選んで くれますか 泣いたりしません つらくとも 作り笑顔で 見送るわ… 幸せでした さよならしても 憎み切れない あなたはずるいひと
とまり木挽歌田山ひろし田山ひろし志賀大介小田純平大野弘也抱いて下さい あの日のように あなた恋しい 路地灯かり ささいなことばの すれちがい あれっきり あれっきり ひとり ため息 手酌酒 女の 女の とまり木挽歌  背中合わせの 温もりだって あればおんなは 生きられる 横顔ちょっぴり うす情け あれっきり あれっきり ひとり 頬杖 手酌酒 女の 女の とまり木挽歌  なみだ嫌いが 涙に濡れて 雨のせいだと またなみだ 日増しに逢いたさ 増すばかり あれっきり あれっきり ひとり 夢待つ 手酌酒 女の 女の とまり木挽歌
男女川 ~みなのがわ~山本あき山本あき友秋小田純平竜崎孝路恋の悲しみ 知り過ぎていても 慣れることない 一人の淋しさ 宵の筑波嶺(つくばね) 谷間も消えて 針ひとつの痛み 胸のときめきか さらさら流る 秋の男(ひと) しんしん積もる 冬の女(ひと) それでも待ちます 目を閉じて 誘ってください あなたから  心と心を 開いただけでは 淀みも生まれる 二人のあいだに 夢の歌垣(うたがき) 詠(よ)み人 途絶え 静けさのふもとに 注(そそ)ぎこむ恋よ はらはら香る 春の夢 りんりん燃ゆる 夏の声 悔やみはしないの あなたなら 涙を忘れた 男女川(みなのがわ)  さらさら流る 秋の男(ひと) しんしん積もる 冬の女(ひと) それでも待ちます 目を閉じて 誘ってください あなたから
いにしえワルツ小田純平小田純平朝比奈京仔小田純平矢田部正砂時計 逆さにすれば 時よ もどしてくれますか ピンク電話の十円玉が 切れて終わった昔の恋を 春よおいでと口ずさむ どこか淋しい三拍子 貴方がひざで眠ったころが 懐かしすぎます いにしえワルツ  むらさきの ワインの川を そっと のぞいて見ましょうか いろいろあって そこそこ泣いて 時間(とき)が女にしてくれました もったいないね 消すなんて あんなに愛した面影を パジャマ代わりに 借りてたシャツも 返し忘れてしまったままで…  春よおいでと口ずさむ どこか淋しい三拍子 逢いたいけどね 逢わずにいましょ 夢で逢います いにしえワルツ  貴方がひざで眠ったころが 懐かしすぎます いにしえワルツ 懐かしすぎます いにしえワルツ
ねんころり小田純平小田純平風屋皐月小田純平まるで乳飲み子が この乳房(むね)をねだるように 淋しげな瞳だわ 抱きしめたいほど 背広椅子に投げ 冷蔵庫開けたまま 缶ビール飲み干した 背中で分かるの  別れましょう 別れましょう 今日でこれきりサヨナラ そして あんたららばい あたしららばい 好きなまんまららばい ねんねんころり ねんころり  過去を捨てられず 明日また彷徨えば 泡沫(うたかた)の夢達が スルリと零(こぼ)れる 好きよ何もかも 下手くそなお芝居も 柔らかなほほ笑みは しまっておいてね  終わりましょう 終わりましょう 指で押さえた 接吻(くちづけ) そして あんたららばい あたしららばい シャイなまんまららばい ねんねんころり ねんころり  別れましょう 別れましょう 今日でこれきりサヨナラ そして あんたららばい あたしららばい 好きなまんまららばい ねんねんころり ねんころり
約束小田純平小田純平中村つよし小田純平矢田部正大きな夢とギターを背負い 上り列車に飛び乗った おにぎりに添えられた手紙 涙で滲んで読めなかった  都会の波にしがみ付き 笑顔に騙され裏切られ なんとかここまで来れたのは 支えになってた優しい笑顔  なにくそ根性で来た気でいたけど 本当は愛され守られていた かあちゃんそこから聴こえるかい 声の限りに歌い続けるよ あの日の「約束」守り続けるよ  ブラウン管に映る大都会 変えてみせると心に決めた 町を出る朝も居間を避け 何(なん)にも話さず 何も話せず  男同士の我慢比べ 愚痴や弱音も飲み込んで なんとかここまで来れたのは 重石になってた大きな背中  なにくそ根性で来た気でいたけど 本当は愛され守られていた とうちゃんそこから聴こえるかい 声の限りに歌い続けるよ あの日の「約束」守り続けるよ  なにくそ根性で来た気でいたけど 本当は愛され守られていた かあちゃんそこから聴こえるかい 声の限りに歌い続けるよ あの日の「約束」守り続けるよ
紅しだれ小田純平小田純平みやび恵小田純平矢田部正冬の寒さも 泣かずに耐えて やっと 届いた 花便り 北国(きた)の三春に 遅めの春が ひとつふたつと 芽吹きます あなたの 足音 待ちわびて つぼみ赤らむ 紅しだれ つぼみ赤らむ 紅しだれ  早く咲く花 羨むよりも そっと 手繰(たぐ)った 縁(えにし)糸 逢えた喜び 溢れるように 春のお山は 花盛り やさしく くすぐる そよ風に 揺れて恥じらう 滝桜 揺れて恥じらう 滝桜  心預けて 凭(もた)れる胸は ほっと あたたか 花日和 露が花びら 濡らしてゆけば 愛が弾(はじ)けて しなる枝 手に手を取って いつまでも 咲かす 幸せ 紅しだれ 咲かす 幸せ 紅しだれ
三流浪漫小田純平小田純平小関リキ小田純平今泉敏郎するめを二枚 買ってきて 一升瓶が 行ったり来たり 幾つになると 云(い)われよが 今も俺たちゃ 悪ガキ仲間  夢も希望も 汗も涙も 酒に入れて 指で混ぜれば 負けてたまるか まだまだやれる そんな三流浪漫  同じ列車で 故郷(くに)を捨て じゃあなアバヨと 左へ右へ 昔話に 大笑い 振られた女 自慢しながら  沈む夕日に 誓った丘へ いつか錦 飾ってみせる お袋達を 泣かせてやろう 約束だぞお前 夢も希望も 汗も涙も 酒に入れて 指で混ぜれば 負けてたまるか まだまだやれる そんな三流浪漫 そんな三流浪漫
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
落葉樹小田純平小田純平かず翼小田純平ヤタベタダシ抜け殻よ 今の私 悲しみも感じない なのに変ね 涙だけがただこぼれ落ちる 時がたてば移ろう季節 どんな恋にも終わりが来る 知っていたわ 覚悟をしてたわ だって大人同士の仲 落葉樹散り急ぐ おまえはなぜ散り急ぐ ああ…未練ですか もう一度会いたくて  帰らないあなただけど 何もかも許しましょう 胸の痛み忘れさせて 眠らせて今は 二人きりで過ごした日々は どんな夢より輝いてた だからいいの だから追わない それが私の愛し方 落葉樹淋しいの おまえもそう淋しいの ああ…窓の外に思い出がたそがれる  落葉樹散り急ぐ おまえはなぜ散り急ぐ ああ…凍えそうよ もう一度抱きしめて
野うさぎ小田純平小田純平石森ひろゆき小田純平窓に桜が咲いたのは 風は野うさぎ 春の頃 あなたに会えた うれしさは 春野を駆けてゆきました 五月雨 花びら散ってゆくまでは 花びら散ってゆくまでは  ふたりではしゃぐ 川辺には 夏の小花が 風に揺れ いつまで続く 幸せと 哀しい予感に 泣く夜と 葉桜 涙の後の素顔です 涙の後の素顔です  ひとりで暮らす 寂しさは 秋の夜長の 虫の声 どこにも出せない 手紙には 想いも寂しく 滲むだけ 木枯らし 落ち葉に映る運命(さだめ)です 落ち葉に映る運命です  旅立つ事を 決めたのは 駅の桜の 冬木立 あなたに会えない 悲しみに 春まで ここでは暮らせない 恋しさ 風花胸を裂くように 風花胸を裂くように  涙の雪解け 春への旅路です 涙の雪解け 春への旅路です
荒野にて、TOKYO小田純平小田純平石森ひろゆき小田純平街は今夜も 眠らないから 人ごみの中 振り向けば 骨の芯まで 淋しく凍る  ウインドウ映れば 笑う 気付かれないよに 啼く  笑顔が下手な女がひとり あなたが足りない あなたがいない まるで荒野の捨て子のように TOKYO  ビルの窓から星はこぼれて ひとり改札 振り向けば 髪の芯まで 淋しく凍る  約束信じて 笑う 指切り破れて 啼く  愛され下手な女がひとり あなたが足りない あなたがいない まるで荒野をさまようような TOKYO  誰にも秘密と 笑う 隠しておけず 啼く  笑顔が下手な女がひとり あなたが足りない あなたがいない まるで荒野の捨て子のように TOKYO
新宿ララバイ小田純平小田純平石森ひろゆき小田純平ララバイ ララバイ…  ここで子供に還るのさ 抱きしめてくれ 朝まで 路地裏にまで染みついた 想い出が今夜も空に舞う ぎらぎらとしてた頃の 残り火が ビルの夜空を 焦がすこの街  ララバイ新宿 朝になるまで おまえの歌を 聴かせておくれ ララバイ新宿 夢の続きは おまえの胸で 見させておくれ  昔話さ 若い頃 笑っておくれ今さら 変わったつもり 無いけれど 俺なりに時代の風は吹く やせ我慢ばかりしてた この街で 無茶で儚い 夢追いながら  ララバイ新宿 涙混じりの 酒を飲むのも 時にはあるさ ララバイ新宿 心の奥を 口に出来ない 夜もあるから  ララバイ新宿 朝になるまで おまえの歌を 聴かせておくれ ララバイ新宿 夢の続きは おまえの胸で 見させておくれ 見させておくれ
恋鏡長浜有美長浜有美伊藤美和小田純平矢田部正約束の時間も とっくに過ぎて 電話の一つも くれなくて もうこれっきりと 言い聞かせながら 鏡に向かって 落とす未練  重ねた時間の 長さだけ 重ねた体の 重さだけ あなたの嘘が 嘘がわかる 心が映る 恋鏡  最初からわかって いたことなのに 添えない運命(さだめ)が 哀しくて なぜシャツの裾を 握りしめてみても 二人の縁(えにし)は 結べない  燃やした想いの 長さだけ 燃やした涙の 重さだけ あなたの愛が 愛がわかる 心が見える 恋鏡  重ねた時間の 長さだけ 重ねた体の 重さだけ あなたの嘘が 嘘がわかる 心が映る 恋鏡
心揺れるままにまつざき幸介まつざき幸介かず翼小田純平矢田部正君の寝顔の 無邪気さに 思わず微笑む 僕がいる 口には出せない いとしさに 包まれる静かな 夜明け前  君が僕の胸に 舞い降りてきた あの日の出逢いを 奇跡と呼ぼう 心揺れるままに 戸惑いながら 愛したい守りたい 抱きしめたい この命ある限り  夢がなにより 大事だと 追いかけ生きてた 僕だった 不思議さ夢さえ 色あせる 幸せがこの世に あることが  君のために生きる そう決めてから 失う怖さも 感じているよ 心揺れるままに 不器用だけど 運命を信じたい つらぬきたい この命ある限り  君が僕の胸に 舞い降りてきた あの日の出逢いを 奇跡と呼ぼう 心揺れるままに 戸惑いながら 愛したい守りたい 抱きしめたい この命ある限り
恋月夜竹内力竹内力伊藤美和小田純平伊戸のりおどうして忘れられるでしょうか あなたと逢う為 生まれた私 女の心の 奥ひだに 刻みこまれた 熱い時間(とき) 深まる闇に 身を隠し 今日も逢いたい ああ恋月夜  涙で溶いた 紅をひいたら あなたをさがして 命が騒ぐ 罪の重さに 耐えながら 夢の重さを 噛みしめる くちびる肩に 押し当てて 寝息聞きたい ああ恋まくら  別れて暮らす 人生ならば あなたのその手で 殺してほしい 女は心の 揺りかごに 愛を宿して 生きている 深まる闇に 身をまかせ 明日(あす)も逢いたい ああ恋月夜
上海たずね人たくみ稜たくみ稜かず翼小田純平矢田部正君を探して 今日もさ迷えば 外灘(バンド)の灯りが 夜霧に煙る 可愛い訛りで 「愛してます」と 言ったあの日に 帰れるならば 離しはしない もう二度と あぁ上海 上海 上海たずね人  君が運命(さだめ)の 女(ひと)と気づいたよ 許しておくれよ 愚かな俺を 瞳にいっぱい 涙を溜めて 無理に微笑(わら)った 空港ロビー 忘れはしない その姿 あぁ上海 上海 上海たずね人  ジャズが流れる 浦東(プドン)たそがれて 道行く誰もが 見えるよ君に 二人で帰ろう 出逢った東京(まち)へ 胸にしっかり 抱きしめたなら 離しはしない もう二度と あぁ上海 上海 上海たずね人
風の電話小田純平小田純平ましこよしのり小田純平矢田部正あなたわたしが 見えますか 届いていますか わたしの声が この世とあの世の 架け橋は 風の電話と 人は言う 心が振りかえる 想い出を ふたりの ふたりの想い出を‥‥  淋しがりやで はにかみや 奥手なあなたに ぞっこんでした 忘れはしません いつまでも 風の電話で 語らえば 癒されるでしょうか 哀しみが せつない せつない哀しみが‥‥  みんな奪った この海を 恨めば溢れて つきない涙 嘘だと夢だと 思いたい 風の電話よ 伝えてよ 来世も女房と 呼ばれたい あなたの あなたの女房と‥‥
とまり木挽歌小田純平小田純平志賀大介小田純平抱いて下さい あの日のように あなた恋しい 路地灯かり ささいなことばの すれちがい あれっきり あれっきり ひとり ため息 手酌酒 女の 女の とまり木挽歌  背中合わせの 温もりだって あればおんなは 生きられる 横顔ちょっぴり うす情け あれっきり あれっきり ひとり 頬杖 手酌酒 女の 女の とまり木挽歌  なみだ嫌いが 涙に濡れて 雨のせいだと またなみだ 日増しに逢いたさ 増すばかり あれっきり あれっきり ひとり 夢待つ 手酌酒 女の 女の とまり木挽歌
わがまま有田正人有田正人伊藤美和小田純平矢田部正私がもしも 震えていたら その手で優しく 抱きしめて 私がもしも 涙こぼせば 濡らした頬に くちづけて  何もいらない 何にもいらない 出逢えたことだけで… 一つ望めば 二つ三つと きっと望んで しまうから わがまま言って しまいそうだから  あなたがもしも 哀しい時は 私もどこかで 泣いている あなたがもしも 幸せならば 独りの夜も 怖くない  何もいらない 何にもいらない 時々逢うだけで… 一つ叶えば 二つ三つと きっと願って しまうから わがまま言って しまいそうだから  一つ望めば 二つ三つと きっと望んで しまうから わがまま言って しまいそうだから
別れの理由秋元順子秋元順子石森裕之小田純平花岡優平窓に蒼く 浮かぶ月 横顔ね 微笑んで東を見てる あなた黙ってワインを揺らす 言葉探すの さよならの別な言い方  別れの理由がないから ふたりは暮らして来たけど もう芝居は終わるの 冷たい月の窓辺に 造花の愛を飾るのも  古いメロディー 流れれば あの頃の 想い出が胸に刺さるの わたし黙ってドレスを投げる 夢を探すの 愛されるための生き方 別れの理由がないから ふたりは暮らして来ただけ もう芝居は終わるの 冷たいベッドの片隅 哀しい愛を飾るのも  別れの理由がないから ふたりは暮らして来たけど もう芝居は終わるの 冷たい月の窓辺に 造花の愛を飾るのも
おもいで通り雨まつざき幸介まつざき幸介かず翼小田純平矢田部正命を懸けて 愛しても 実らなかった 恋がある 想わぬ人に 想われて 傷つけ悔やむ こともある 人生切なくて そしていとしくて ほんの少し ほろ苦い ああ 夢のように 時は過ぎたけど 振り向けば みんな通り雨  別れたひとは どうしてる やり直したい 恋もある 溜め息ひとつ つくたびに 面影胸に よみがえる 女はひたむきで そして泣きながら ほんの少し 嘘もつく ああ 過去があって 現在(いま)があるけれど 振り向けば みんな通り雨  人生嬉しくて そしてときめいて ほんの少し 淋(さみ)しいね 夢のように 時は過ぎたけど 振り向けば みんな通り雨
冬ヒバリ小田純平小田純平かず翼小田純平時が経てば忘れられる そんな恋なら こんなにも心 痛まない なのにあなたは 笑って言うの 恋はいつでも 勘違いだと… 冬のヒバリは ひとりぼっちで 淋しさに うずくまる 悲しすぎて 啼くことさえも できずに うずくまる 今は春を 今は春を思い出せない  憎むことと愛すること それは同じと 気づいたら恋は 終わるのね そしてあなたは 背中を向ける だからおまえは 重すぎるよと… 冬のヒバリに 飛べる青空(そら)など 捜せない 凍てついて 二度と誰も 好きになれない 心も 凍てついて 尽すだけが 尽すだけが愛じゃないのね  冬のヒバリは ひとりぼっちで 淋しさに うずくまる 悲しすぎて 啼くことさえも できずに うずくまる 今は春を 今は春を思い出せない
うちあけ話寺本圭佑寺本圭佑リーシャウロン小田純平ヤタベタダシ涙ひとしずく グラスに落ちて 心の海が 波紋に揺れる 悲しみ閉ざす 気休めなんか いっそやめたら 楽になるのに… 誰にでも 誰にでも 悩みはあるの 溢れても 溢れても 言えないほどの ママも飲んでね いいでしょ? うちあけ話 聞いてよね  背中見送った 身体の隅に 小さな命 宿した事実 答えの出ない 慰めなんか そっと消えてく 風の向こうに… 私にも 私にも 扉はるの 揺らめいて 揺らめいて 見つけられずに きっとこれでも 愛でしょ? 信じなさいと 言ってよね  誰にでも 誰にでも 悩みの果てに 愛しても 愛しても 何か待つなら ママはどうする シンじゃう? うちあけ話 聞いてよね  もっと飲んでね いいでしょ? うちあけ話 聞いてよね
人の心に棲む鳥は小田純平小田純平志賀大介小田純平矢田部正人の心に 棲む鳥は 時どき 悪さをするんだよ 自分がいい子の フリをして ゴメン ゴメンと 鳴くんだよ  人の心に 棲む鳥は 時どき ふるさと恋しいと 古ビタ酒場の 止まり木で ゴメン ゴメンと 鳴くんだよ  人の心に 棲む鳥は 時どき ブラリと旅に出る あれこれ浮世の せいにして ゴメン ゴメンと 鳴くんだよ  人の心に 棲む鳥は 時どき 背丈に似合わない 恋して冷たく ホカされて ゴメン ゴメンと 鳴くんだよ  人の心に 棲む鳥は 時どき 寝たフリしてるのさ 時代の流れに 追いつかず ゴメン ゴメンと 鳴くんだよ  鳴くんだよ
花染められて小田純平小田純平志賀大介小田純平矢田部正十九・二十歳(はたち)の あの頃は お色気なしだと 笑われた あんたに出会った あの日から あたしは恋おんな おくれ髪の 先の先まで 花染められて 染められて 今じゃ七色 夢は日替わり 今夜も蝶々に 抱かれて咲くの  路地の灯りに つまずいて よろけたはずみの 他人酒 毒消し代わりの 母の顔 苦虫噛んでるわ 何も言わず 涙拭いてね 花染められて 染められて 感謝してます だけどごめんね あたしはあんたの 玩具(おもちゃ)じゃないわ  恋はいつでも 残酷と あんたにびっしり 教わった 今夜も命の 花びらを 泣かせていきるのよ おくれ髪の 先の先まで 花染められて 染められて 今じゃ七色 夢は日替わり 今夜も蝶々に 抱かれて咲くの 今夜も蝶々に 抱かれて咲くの
泣くだけ泣いて小田純平小田純平志賀大介小田純平ヤタベタダシ泣くだけ泣いて 泪いっぱい溜めて 野辺の花と 語り合えばいいさ  近くて遠い ガキの時代の川に こころ小舟遊ばせたらいいさ  どうせ どうせの どうせ どうせの 人生 泪 使い果たして 陽だまり行きの電車を待とうよ  泣くだけ泣いて 過去のしがらみ連れて たまにゃ酒と 愚痴り合えばいいさ 枯れ葉のように 旅の夜風に抱かれ 消せない傷に 泪したらいいさ  どうせ どうせの どうせ どうせの 人生 泪 使い果たして 陽だまり行きの電車を待とうよ  行先見えぬこの街で 力の限り生きてる今に 儚さ抱きしめて  どうせ どうせの どうせ どうせの 人生 泪 使い果たして 陽だまり行きの電車を待とうよ  陽だまり行きの電車を待とうよ
ぶって叩いて香水つけて夏木ゆたか夏木ゆたか結木瞳小田純平矢田部正ぶって叩いて 香水つけて 愛して欲しいと 焦がれ泣く  ネオン路地裏 雨の野良 おまえも独りで 淋しいか あたしも世間に 爪を立て それでも愛に 焦がれ泣く ぶって叩いて 香水つけて 愛して欲しいと 焦がれ泣く  女独り寝 寒い部屋 男に懐(なつ)けば 捨てられて 裏切り数えて 眠っても 今夜も愛の 夢を見る ぶって叩いて 香水つけて 愛して欲しいと 夢を見る  夜明け口笛 誰が吹く 淋しい恋歌 誰が吹く あたしの心も 同じよな 淋しい歌が 流れてる ぶって叩いて 香水つけて 愛して欲しいと 流れてる
さすらい挽歌加納ひろし加納ひろし志賀大介小田純平矢田部正自分流に 生きているのさ 誰に後ろ指 さされようとも いろんな奴が ばらけて去(い)ったよ 俺もあいつ等から見れば 徒(ただ)のばらけ者 もうよそう もうよそう 夢の後を追うのは 俺の心の 俺の命の さすらい挽歌  地の果てまで 連れて行ってと 俺のこの胸を 叩いて泣いた しあわせ薄い 小さな拳(こぶし)が 今もこの瞼をよぎる 俺のはぐれ雪 もうよそう もうよそう 夢の後を追うのは 俺の心の 俺の命の さすらい挽歌  やがて何時(いつ)か 草の褥(しとね)で 俺も泥のように 眠る日が来る むなしい酒と 知りつつ今夜も 心忘れるまで呑んで 命泣かせてる もうよそう もうよそう 夢の後を追うのは 俺の心の 俺の命の さすらい挽歌
65~たられば捨てて~小田純平小田純平中村つよし小田純平矢田部正あの日 伝えていたら あの時 言っていれば 何か変わっていただろうか 「呟(つぶや)き」肴(さかな)に酒を飲む  時代のせいだとか 誰かのせいだとか 未来の夢を語っていたのに ある日 過去を語り出す  たられば捨てて振り返れば その時 その時 自分なりに 力の限り生きたじゃないか これからも 自分なりに 自分なりに  あの日 始めていたら あの時 止めていれば 何か変わっていただろうか 「溜息(ためいき)」肴(さかな)に酒を飲む  時を戻せたなら 時を止められたなら 今の自分を生きた時 過去も未来も愛おしい  たられば捨てて振り返れば その時 その時 自分らしく 力の限り生きたじゃないか これからも 自分らしく 自分らしく  あの日 会っていたら あの時 行っていれば 何か変わっていただろうか 「涙」肴(さかな)に酒を飲む  時が早すぎたとか 時が遅すぎたとか 自分の力を知った時から 言い訳一つしなくなる  たられば捨てて振り返れば その時 その時 自分の道 力の限り生きたじゃないか これからも 自分の道 自分の道
友情小田純平小田純平原文彦小田純平矢田部正たのむ たのむと しぼった声で 俺のこの手を 握ったあいつ 耳にひとすじ ながれた涙 見つめ泣いたよ しずかに俺も お前が愛した お前の妹 お前より もっと 愛して生きると 誓った 三〇二号室 窓の初雪 今も今も 忘れはしない  力尽きゆく 瞳の奥で そっと優しく 笑ったあいつ 遠いむかしに 会わせた日から 知っていたよと うなずくように お前が愛した お前の宝に 誰よりもうんと しあわせあげると 誓った 男の約束 窓のさざんか 今も今も 咲いてる胸に  お前が愛した お前の妹 お前よりもっと 愛して生きると 誓った 男の友情 窓の初雪 今も今も 忘れはしない
華の刻小田純平小田純平中村つよし小田純平矢田部正町から町へと旅烏 当てになるのは技一つ 浮世の波に流されぬ 頼りになるのは芸一つ  汗も苦労も古傷も 拍手の音で消えてゆく とうに忘れた青春も ライトを浴びて甦る(よみがえる  幕が上がり切っ掛けを待つ 初夜か逢瀬か果し合い  舞台(ここ)に生きて生かされて 咲いて咲かされ 歌い続ける あなたが あなたがいる限り 華として 生きましょう  お客が席に座る頃 鏡の我が目と見つめ合い 芝居の役の別人に 鍛えた我が身を引き渡す  一刻半(いっときはん)を共に生く 小箱の中の夢幻(ゆめまぼろし) 涙や笑い 感動は 嘘偽り無い 真実よ  幕が上がり掛け声を待つ これで死ねれば本望よ  舞台(ここ)に生きて生かされて 咲いて咲かされ 踊り続ける あなたが あなたがいる限り 華として 生きましょう  舞台(ここ)に生きて生かされて 咲いて咲かされ 歌い続ける あなたが あなたがいる限り 華として 生きましょう
マリアSHO-KEIKOSHO-KEIKO小関リキ小田純平笛吹利明我がまま気ままで 音沙汰無しの あいつが恋しい 酒場の女 グラスをゆっくり 回す癖まで 右手が勝手に 真似をする  マリア 俺には 構うななんて 自惚れた瞳で 見つめてたっけ 幾つになっても子供のままだわ 逃がしたとんぼ まだ追いかけてる  いつでもあいつの 好みの煙草 ボトルの隣に しまっておくの 戻っているよと 噂話に 何度も鏡を 気にしてる  マリア お前が 欲しいと言って 二年の月日 埋めるのでしょう 幾つになっても 坊やのままだわ 女の胸に ただ甘えるのよ  マリア この名で 居られるように ミサンガそっと 袖口の中 幾つになっても 男は少年 ほっとけないよ まだ愛している
マリーゴールドの恋木下結子木下結子高畠じゅん子小田純平矢田部正あなたのいない人生なんか… いらない  木の葉が 木の葉が散る あなたが あなたが立ち去る マリーゴールド 聖母マリアの花 庭のゆり椅子 紅茶の香り 女の武器は 涙じゃないけど 好きよ好き すべてが好きよ ああ ひざまずき 祈る私  つめたい つめたい雨 背中を 背中を目で追う マリーゴールド 聖母マリアの花 うばいたいけど 許されないの あなたの帰り 待ってるお方に 嘘よ嘘 そんなの嘘よ ああ ひざまずき 祈る私  マリーゴールド 聖母マリアの花 庭のゆり椅子 紅茶の香り 女の武器は 涙じゃないけど 好きよ好き すべてが好きよ ああ ひざまずき 祈る私
雨のジルバ若原りょう若原りょう伊藤美和小田純平藤井弘文どこかで会った そんな気がして 思わず声を かけたのさ あまりに君の 白い横顔が 哀しく見えて 気がかりで  踊り明かそう すべて忘れて 朝はまだまだ 遠いから こんな出会いは 運命さ 雨の夜には… ジルバ  涙は君に 似合わないから 笑ってごらん 僕にだけ こんなに君を 思い悩ませた 男はほんと 罪な奴  踊り明かそう リズム合わせて 雨も朝には 止むだろう こんな出会いも 悪くない 雨の夜には… ジルバ  踊り明かそう すべて忘れて 朝はまだまだ 遠いから こんな出会いも 運命さ 雨の夜には… ジルバ
抱きしめて知里知里伊藤美和小田純平矢田部正愛してはいけない人と わかっていたのに 許されぬ恋だと わかっていたのに どうすることも 出来なくて もどかしくて 切なくて 逢えばあなたを 瞳が探す 逢えばあなたに 聞き耳たてる 幻影(ゆめ)なら 幻影(ゆめ)でいい 抱きしめて 現在(いま)だけは  出逢うのが遅すぎただけ わかっているけど 戻せない時間に 涙があふれる 真夜中不意に 目覚めても 一人きりじゃ 寒すぎて 逢えばあなたを 鼓動(こどう)が探す 逢えばあなたに 愛しさ募(つの)る 幻影(ゆめ)なら 幻影(ゆめ)でいい 抱きしめて 永遠に  逢えばあなたを 瞳が探す 逢えばあなたに 聞き耳たてる 幻影(ゆめ)なら 幻影(ゆめ)でいい 抱きしめて 現在(いま)だけは
哀しみを燃やして寺本圭佑寺本圭佑伊藤美和小田純平矢田部正最初からわかってた いつか別れがくることは 耳をふさいで束の間の 夢に漂っていた  あなたを憎めたら 少しは楽だけど あなたを憎めない 何があっても…  哀しみを燃やして 燃やし尽くして 想い出すべて 灰に出来たら 未練ごと燃やして 燃やし尽くせば 忘れることが出来るでしょうか この恋を  騙されたわけじゃない 大人同士の愛だから 過去も未来もいらないの 現在(いま)があればよかった  誰かを愛せたら 少しは楽だけど 誰かを愛せない 何があっても…  哀しみを燃やして 燃やし尽くして 私の心 灰に出来たら 未練ごと燃やして 燃やし尽くせば ひとりで生きてゆけるでしょうか 明日から  哀しみを燃やして 燃やし尽くして 想い出すべて 灰に出来たら 未練ごと燃やして 燃やし尽くせば 忘れることが出来るでしょうか この恋を
二年目の夏至小田純平小田純平水木れいじ小田純平明月院(めいげついん)の 日記の文字で あなたも来てると 知りました 別れて二年 約束の日は 忘れもしません 夏至の日ですね ふいに心が ときめいて 傘をもつ手が ふるえます… あじさいの雨・雨の中 あの日のあなたに 逢えるでしょうか あじさいの雨・雨に濡(ぬ)れ 私は女に 戻ってゆきます  木立(こだち)の奥の ちいさな茶屋(みせ)で ハーブ茶頼んで 待ってます それぞれつらい 事情があって 逢うのはよそうと 決めた場所です 口紅(べに)をさすさえ もどかしく 涙ばかりが あふれます… あじさいの雨・雨の径(みち) 肩よせ歩いて いいのでしょうか あじさいの雨・雨に濡れ 私は女に 戻ってゆきます  あじさいの雨・雨の中 あの日のあなたに 逢えるでしょうか あじさいの雨・雨に濡れ 私は女に 戻ってゆきます
無花果長浜有美長浜有美神田福小田純平矢田部正時に愛はガラスのよう 触れれば割れて心に刺さる 迷子になった夢たちも 涙に濡れて芽吹いてく  教えて 聞かせて 私がここにいる その訳を  枯れ葉舞い散る この空に いくつの想い 飛んでいる 咲いて咲いて咲いて いつの日かきっと会いに行く  人の心はヒカリのよう 瞬きすればまた消えている 愛を紡ぐこの場所で あなたの足跡追うように  教えて 聞かせて 私が生まれた その訳を  夕日に染まる この空に いくつの想い 溶けている 咲いて咲いて咲いて いつの日かきっと会いに行く  枯れ葉舞い散る この空に いくつの想い 飛んでいる 咲いて咲いて咲いて いつの日かきっと会いに行く
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
雨のマドリード小田純平小田純平朝比奈京子小田純平肩に残る傷 別れの夜の爪跡 スペインの雨に濡れ 思い知る愛の深さ 琥珀色 強い酒に 酔えもせず 酔えもせずに マドリード 翳りの街 情熱を絡めあう フラメンコ 咽(むせ)ぶよな カンタオール(歌い手) あぁ 何故(なにゆえ)に 目を伏せる  忘れたいのに 忘れられぬ横顔 スペインに雨が降る 面影が つきまとう 琥珀色 枯葉のように いにしえを さまようだけ マドリード 翳りの街 慟哭(かなしみ)を踏み鳴らす フラメンコ 黒髪の踊り子よ あぁ 誰ゆえに 薔薇を噛む  マドリード 翳りの街 慟哭(かなしみ)を踏み鳴らす フラメンコ 黒髪の踊り子よ あぁ 薔薇の香に なに偲ふ
冬の空港小田純平小田純平朝比奈京子小田純平最終のフライト 今ならば 間に合う 少し 長い 旅に出るよ あなたを のこして  手鏡に苦しみを 閉じ込めて この僕に微笑みをくれる愛人(ひと)  何もかも捨てさせることなんか やっぱり…出来ない 冬の空港 華やいでいるけれど  ガラスの外は霙雨(みぞれあめ) 溜息が 凍える  出発の時間が 遅れると 告げてる 雨に 胸の 心残り 気づかれたらしい  愛してはいけないと 知りながら いつからか あなただけ 探してた  何もかも忘れ去ることなんか やっぱり…出来ない 冬の空港 たとえ不幸にしても  それでも 連れて行きたいよ 痛いほど 愛しい  何もかも捨てさせることなんか やっぱり…出来ない 冬の空港 華やいでいるけれど  ガラスの外は霙雨 溜息が 凍える
ワイパーはまだ直さない小田純平小田純平五木寛之小田純平矢田部正あの日は雨だった あなたを送る 空港への道 車のワイパーが 震えてきしむ しぶきにかすむ フロントグラス 降りぎわにキスもせず あなたは言った 「ワイパーを直して」と もっとちがう言葉 欲しかったのに あの日は雨だった あれから半年 ワイパーはまだ直さない  きのうも雨だった あなたのいない インターチェンジ 震えるワイパーは 今もそのまま 視界にかすむ ブレーキランプ こころにもワイパーが 必要かもね 思い出をふきとって もっと現実(いま)を 現実(いま)を みつめなければ きのうも雨だった あれから半年 ワイパーはまだ直さない  あの日は雨だった あれから半年 ワイパーはまだ直さない
うち、泣かへんわSHO-KEIKOSHO-KEIKO朝比奈京子小田純平矢田部正博多料理の 小さな店で 住み込むことになりました ママがひとりと うちひとり なぜか母娘で通っています  泣かへんわ 泣かへんわ 世の中捨てたもんじゃない 泣かへんわ 泣かへんわ あんたが渡った危ない橋の 袂(たもと)でずっと待ちわびて 涙 枯れても 泣かへんわ  うちの百倍 せつない過去を ママは笑って話すから いつか幸せ 来るような そんな気持ちになれました  泣かへんわ 泣かへんわ 世の中捨てたもんじゃない 泣かへんわ 泣かへんわ あんたが帰ってくるその日まで 何処にも 行かへん この街で うちは 死んでも 泣かへんわ  泣かへんわ 泣かへんわ 世の中捨てたもんじゃない 泣かへんわ 泣かへんわ あんたが 二度咲きするその日まで 明日という日を握りしめ うちは 死んでも 泣かへんわ
だまされ上手河嶋けんじ河嶋けんじ朝比奈京仔小田純平矢田部正だまされ上手でいたいのよ  おまえだけだといいながら 隠れてメールを 打つあなた 仕事なの? どなたなの? 気になるけれど… ぐっとおさえて 目を閉じる だまされ上手 だまされ上手 かわいい女でいたいのよ だまされ上手 だまされ上手 涙の朝が来るまでは  傷つくだけだと知りながら 秘密の小箱を開けないで 着信よ? でないのね? 気になるけれど… 笑顔作って 振り向くの だまされ上手 だまされ上手 かしこい女でいたいのよ だまされ上手 だまされ上手 愛の限界 来るまでは  だまされ上手 だまされ上手 かわいい女でいたいのよ だまされ上手 だまされ上手 涙の朝が来るまでは
化粧崩れ清水まり子清水まり子橋詰晋也(鼻毛の森)小田純平森藤昌司重ね重ねてできました 浮世離れの白い肌  若い 若い女にゃ負けないと 無理を重ねる白い粉  素顔をさらすよな 汗にも負けず たとえ、地肌で 息できずとも  今日もどこかで 重ねています 崩しはしません あたしの厚化粧  強く溶けない 厚みがいいと 重ね重ねて ヒビがいく  きっとどこかで 崩れてきます 油断はしないで あなたも厚化粧  だからいつでも 重ねています 崩しはしません あたしの厚化粧  あたしの厚化粧
それなりのマイウェイ-2017-小田純平小田純平志賀大介小田純平矢田部正背伸びをしても 見えぬものがある 激しさだけじゃ 勝てぬものもある 人生それは 頁(ページ)のない続きもの 他人(ヒト)の夢など 羨(ウラヤ)まず 自分の夢を 探せばいいさ ささやかだって 小さくたって それは それなりのマイウェイ  恨みの風に 頬を打たれても 嘆きの雨に 肩を打たれても 足元そこに 希望という花がある 他人(ヒト)の道など 羨(ウラヤ)まず 自分の道を 歩けばいいさ 細道だって 険しくたって それは それなりのマイウェイ  安らぎなんて 今はなくたって 優しい愛に 縁がなくたって その内きっと 巡り会える幸せに 他人(ヒト)の歌など 羨(ウラヤ)まず 自分の歌を 唄えばいいさ へぼ歌だって 笑われたって それは それなりのマイウェイ  それは それなりのマイウェイ
嘘でいいから竹田博之竹田博之伊藤美和小田純平南郷達也別れがいつの日か 待っているのは 最初からわかって いたはずなのに 時間が止まった この胸に 涙だけが 流れ続ける 恋しくて あなたが恋しくて 酔えば酔うほど 恋しくて… もう一度 もう一度だけ 抱きしめて 嘘でいいから  あなたの誕生日 花を飾って 一人きり祝うの 離れていても 鳴らない携帯(でんわ)を 握りしめ 今日も長い 夜(よる)を過ごすわ 寂(さび)しくて 寂しさ埋めたくて 他の誰かじゃ 寂しくて… もう一度 もう一度だけ 奪いたい 夢でいいから  恋しくて あなたが恋しくて 酔えば酔うほど 恋しくて… もう一度 もう一度だけ 抱きしめて 嘘でいいから
泉州祭節小田純平小田純平伊藤美和小田純平矢田部正通りに聞こえる だんじり囃子(ばやし) 城下の町が 湧き上がる 祭のために 生まれたような 男の心が 血が騒ぐ ソーリャ ソーリャ ソーリャ ソーリャ 泉州 男の祭節  一年一度の 命の舞台 髄(ずい)まで燃えて 燃え尽きる 涙も汗も 火花を散らし 曇った魂 磨くのさ ソーリャ ソーリャ ソーリャ ソーリャ 泉州 男の祭節  揃いの法被(はっぴ)は 絆の標(しるし) 呼吸を合わす やりまわし 祭が生きる 証(あかし)になると 男の浪漫(ロマン)が 華開く ソーリャ ソーリャ ソーリャ ソーリャ 泉州 男の祭節
恋うつつ椿欣也椿欣也みやび恵小田純平ヤタベタダシ逢えない 夜は 鵺(ぬえ)が啼(な)く 心 引き裂く 闇に啼く あなたの色に 染まった肌が 紅の色さえ 変えさせぬ  春情(じょう)でしょか 因果(えん)でしょか 恋する女の 心の中(うち)は 夜叉か 菩薩か 菩薩か 夜叉か あゝ 愛は うたかた 恋うつつ  眠れぬ 夜は 鵺が飛ぶ 倫(みち)に 背(そむ)けと そそのかす おとなの女 演じることで つなぎ止めてる 憎い男(ひと)  愛でしょか 意地でしょか あなたの来る日を 数える未来(あす)は 裏か 表か 表か 裏か あゝ 愛は うたかた 恋うつつ  春情(じょう)でしょか 因果(えん)でしょか 恋する女の 心の中(うち)は 夜叉か 菩薩か 菩薩か 夜叉か あゝ 愛は うたかた 恋うつつ
思い出にする前にまつざき幸介まつざき幸介かず翼小田純平矢田部正こんな時が いつかは来ると 分かっていたわ 幸せなんて 夢だと 夢だと 愛することは 止められないわ 誰かの元へ 急ぐあなたに 涙は 邪魔なだけ そして季節さえ 彩(いろ)を変えた  思い出にする その前に もう一度 お願い抱きしめて やさしい 言葉などいらないの 私にください 最後のぬくもり  花をいつも 窓辺に飾り あなたの好きな お酒を揃え 待ってた 待ってた ままごとみたい 小さな部屋で 約束なんて なくてもいいと 命を 燃やしたの そして季節さえ 彩を変えた  さよならだけは 言わないで もう二度と 戻ってこなくても ふたりの 日々を忘れはしない 心に刻むの いとしい面影  思い出にする その前に もう一度 お願い抱きしめて やさしい 言葉などいらないの 私にください 最後のぬくもり
虹のかなたに知里知里小山田里奈小田純平矢田部正あつい涙が 溢れでた そばにあるはず 幸せは 幻か 現実か… 目一杯泣いた 雨上がり  虹 虹の花 追いかけて どこまでも行く 虹 虹の花 何があるのか 人生(みち)はどこへと 行くのだろう  空を仰いで 目をとじる 笑顔の横に きっとある 幸せ信じ 歩き出す 希望の光を 夢に見て  虹 虹の花 追いかけて 前へ進んでく 虹 虹の花 もっと知りたい 明日の光を 見つけに行こう  雲間から射す 陽の筋が 違う景色を 映し出し 新たな人生(みち)を 照らし出す 終わることなく 続いてく  虹 虹の花 追いかけて 掴んだ花は 虹 虹の花 未来描いて 私の夢に 走り出そう  明日を信じて 向かって行こう
大人達のストリート小金沢昇司小金沢昇司伊藤美和小田純平電車の窓から 見下ろせば 今夜も人で あふれてる 長い一日 戦った スーツ姿の 戦士たち 初めて会った者同士 同じ歌声楽しめば 名前も顔も 知らなくたって 袖すり合うも 他生の縁か… 新橋駅前19時は 風も歌う 大人達の ストリート  飲み屋の灯りに 誘われて 今夜も人が 繰り出した 飲んで騒いで また飲んで 明日の元気を 呼んで来る 初めて会った者同士 同じメロディー口ずさみ 手拍子合わせ リズムをとれば 肩書きなんか 関係ないさ… SL広場の19時は 星も見てる 大人達の ストリート  初めて会った者同士 同じ歌声楽しめば 名前も顔も 知らなくたって 袖すり合うも 他生の縁か… 新橋駅前19時は 風も歌う 大人達の ストリート  SL広場の19時は 星も見てる 大人達の ストリート 大人達の ストリート
海竜田山ひろし田山ひろし朝比奈京仔小田純平矢田部正泣いて 別れた 理由ある女(ひと)を 今も あきらめ切れぬまま 向かい焼酎(ざけ)だよ あばれ海竜 壱岐(いき)の港の 戻りの船は お前を 抱えて ふたり船  運命(さだめ)の恋と 心に決めて 今夜この手で 抱いてやる 迎えに行くんだ 俺は海竜 女ざかりの 五弁の花が 風の まにまに 散らぬまに  命あたえて 玄界灘は 俺にゃ逢えない 母親がわり 祝ってくれるか 夫婦(めおと)海竜 親の許しを貰うよに 海の 夜明けに 両手を合わす
迷子のホタル寺本圭佑寺本圭佑鮫島琉星小田純平矢田部正ホタルひとつに 息を止め 川の流れに 聞き入れば なにか ひと言 つぶやいたまま ホタルはあれから 光らない  波に乗れない この世でも 清く生きるさ 人として 受けた恩なら あの世できっと… ホタルは黙って 灯(ひ)をともす  人をのぞいた つもりでも のぞかれていた 腹のなか 地獄 極楽 走り抜けたが まだまだレールに 駅は無し  濁り水では 生きられず 明日(あす)の行方を 誰が知ろ 浮き世 見つめて まばたくホタル 空に飛び去り 星となる 空に飛び去り 星となる
安芸路の女小田純平小田純平志賀大介小田純平矢田部正安芸の宮島 回れば七里 十二単衣の 雨が降る 逢いたいよ 逢いたいよ あなたしあわせ してますか わたし現在(いま)ひとり 安芸路の女  あれは音戸の 舟唄ですね 平家蛍の かくれ宿 ひたむきに ひたむきに あなた思って 生きてます ほめてくださいね 安芸路の女  牡蠣に檸檬の 三日月添えて 賀茂の宮水 だれと飲む 寄り添って 寄り添って あなた一緒に 飲みたいよ わたし待ってます 安芸路の女
大漁恋女房金村ひろし金村ひろし大石敬司小田純平矢田部正瀬波(せなみ) かぶって 沖にでりゃ 粉雪 舞い散る あんたの漁場 板子一枚 地獄の底と 心配(あんじ)る母の 姿見て 嫁にゃ行(ゆ)かぬと 決めてたはずが 今じゃ漁師(あんた)の 今じゃ漁師(あんた)の 恋女房  沖が牙むく 時化(しけ)た日は ヤン衆 仲間と 酒酌(さけく)み交わしゃ ほろり気分で 大漁自慢 赤い顔して あんたが云(い)った 獲った大物 この恋女房 これが俺(おいら)の これが俺(おいら)の 大漁旗(たいりょうばた)  器量自慢の 歌自慢 浜一番(はまいち)女房と 呼ばれちゃいるが あんな男に どうして惚れた カモメ噂の 二人の仲は 越える荒波 舵子(かじこ)と船さ 浮世波(なみ)を切り裂け 浮世波(なみ)を切り裂け 夫婦船(みょうとぶね)
「芝居小屋」という名の酒場小田純平小田純平つじ伸一小田純平真夜中に 扉(まく)が開(あ)く 「芝居小屋」という名の酒場 昼の仮面を 脱ぎ捨てて 演じたいのさ いい男、いい女を… 何も筋書き 決めないままの 気分次第の ああ 恋芝居  ウヰスキー あおるのは 無精髭の 酔いどれ役者 捨てた女の 不倖せ 懺悔してるよ 泣き乍(なが)ら 自分のせいと… 誰も男にゃ 覚えはあるが 忘れたふりを ああ してるのさ  台詞(せりふ)など なくたって 見つめ合えば こころは通う 酒の力で 抱き寄せて 灯り吹き消し くちづけを交わしたなら 甘いギターが ふたりを包む… ひと夜限りの ああ 艶(つや)芝居
落葉樹まつざき幸介まつざき幸介かず翼小田純平ヤタベタダシ抜け殻よ 今の私 悲しみも感じない なのに変ね 涙だけがただこぼれ落ちる 時がたてば移ろう季節 どんな恋にも終わりが来る 知っていたわ 覚悟をしてたわ だって大人同士の仲 落葉樹散り急ぐ おまえはなぜ散り急ぐ ああ…未練ですか もう一度会いたくて  帰らないあなただけど 何もかも許しましょう 胸の痛み忘れさせて 眠らせて今は 二人きりで過ごした日々は  どんな夢より輝いてた だからいいの だから追わない それが私の愛し方 落葉樹淋しいの おまえもそう淋しいの ああ…窓の外に思い出がたそがれる  落葉樹散り急ぐ おまえはなぜ散り急ぐ ああ…凍えそうよ もう一度抱きしめて
芝浦ループ河嶋けんじ河嶋けんじ伊藤美和小田純平矢田部正時計気にして クルマ飛ばして 滑り込んでた レイトショー スクリーン見つめて 涙を拭いてた あの日のお前が 愛しくて  東京の夜は 美しくて 東京の街は 哀しいから どこに行こうか 恋を失って 握るハンドル 踏み込むアクセル 海岸通り 芝浦ループ 想い出ロード  いつか乗ろうね そんな約束 守れなかった 観覧車 愛し合う恋人 夜空に浮かべて 今夜も眩しく 光る花  東京の夜は 眠らなくて 東京の街は 儚いから 愛があふれて 涙止まらない テールランプが 想い出照らすよ 海岸通り 芝浦ループ 想い出ロード  東京の夜は 美しくて 東京の街は 哀しいから どこに行こうか 恋を失って 握るハンドル 踏み込むアクセル 海岸通り 芝浦ループ 想い出ロード
心の花束寺本圭佑寺本圭佑伊藤美和小田純平ヤタベタダシいつまでも いつまでも 二人で歩いてゆこう 僕の心の花束を あなたに贈りたいから  逢えない夜に電話して そのまま眠って目覚めたら あなたは切らずに僕の寝息を 朝まで聞いていたよね  誰かを愛する喜びを おしえてくれたひと その笑顔をずっとずっと 守ってゆきたい 約束するよ 永遠(えいえん)に愛し続けると…  いつまでも いつまでも 二人で歩いてゆこう 僕の心の花束を あなたに贈りたいから  ケンカをしても次の日は なんにもなかった顔をして ごめんと言えない僕を怒らず 何度も許してくれたね  ほんとの強さと優しさを おしえてくれたひと その両手に溢れるほどの 幸せをあげたい 約束するよ 永遠に愛し続けると…  いつまでも いつまでも 手を取り歩いてゆこう 僕の心の花束を あなたに贈りたいから  いつまでも いつまでも 二人で歩いてゆこう 僕の心の花束を あなたに贈りたいから
夕月橋まつざき幸介まつざき幸介朝比奈京仔小田純平矢田部正遠く遠く花火が きえてゆくまで あなたの指を はなしはしない 別れの時間を遅らせて 嘘をつかせて ひきとめた 夕月橋の めぐり合い 墜ちてゆくと 知っていても 愛 ふたたび  針の針の雨さえ 両手を広げ 浴びる覚悟で 愛したあなた 別れの時間が 近づけば どちらともなく 目を伏せる 夕月橋の しのび合い 哀しくても 哀しくても 愛 ふたたび  別れの時間を 眠らせて 溶けてゆきたい 夜の果て 夕月橋の めぐり合い 哀しくても 哀しくても 愛 ふたたび
キラメクいのちケイ潤子ケイ潤子ケイ潤子小田純平ヤタベタダシささやかな日々煌(きら)めく 花咲くこの季節(とき)に つよく抱きしめる 輝くこのいのち 宇宙(そら)まで届けたい あふれる歓びを だから笑って もっと眩しく  そばにあなたがいるだけで もう何も畏(おそ)れない 今日からは いま幸せのメロディー 愛をこめて 伝えたい 歌にのせて  ふりそそぐ陽の光に あなたが目覚めれば 満ち溢れる夢 湧き立つ希望と 宇宙にも届けよう 限りない愛を だから笑って もっと眩しく  あなたの全てのことから 守ってあげたい いま勇気を そう言葉を超えて 愛の中へ 連れてゆく もっと深く  そばにあなたがいるだけで もう何も畏(おそ)れない 今日からは いま幸せのメロディー 愛をこめて 伝えたい 歌にのせて 伝えたい 歌にのせて
千羽鶴長浜有美長浜有美志賀大介小田純平矢田部正一日一羽ずつ 折り鶴折れば 三年経てば 千羽鶴 準急も停まらない 小さな駅の 小さな町の ひとり暮らしです あなたを遠く 思えるまでには たくさんの時間が かかりそうです 千羽鶴 千羽鶴 この千羽鶴 折り終わる頃には 寂しさも 切なさも 恋しさも セピア色に 変わっているでしょうか  温もり少しだけ 感じるだけの 西日に縋(すが)る ガラス窓 千枚の千代紙が 千羽の鶴に 変わったあとの 時が怖いのよ あなたのことを 閉じ込めたままの まぶたが泪で 破れそうです 千羽鶴 千羽鶴 この千羽鶴 折り終わる頃には 面影も 想い出も 追憶も セピア色に 変わっているでしょうか  千羽鶴 千羽鶴 この千羽鶴 折り終わる頃には 寂しさも 切なさも 恋しさも セピア色に 変わっているでしょうか
夜桜海峡田山ひろし田山ひろし志賀大介小田純平ヤタベタダシ頬の涙は ぬぐえば 消える 消えぬ あの夜の 恋未練 愛して下さい もう一度 汽笛がボー 涙がボロッボロー 船も波止場もブイの灯も みんな 泣いてる 夜桜海峡  闇に一粒 お酒の文字が 風に転がる 泣き屋台 一人じゃ淋しい 桜道 汽笛がボー 涙がボロッボロー リストバッグの 手鏡も あなた 欲しがる 夜桜海峡  波に抱かれりゃ 二十日の月も 三日三晩で 満つるのに 逸れりゃ 女は夜叉になる 汽笛がボー 涙がボロッボロー 季節はずれの 花びらが 北へ流れる 夜桜海峡
海風まつざき幸介まつざき幸介石森ひろゆき小田純平川村栄二海風 海風 心に何も 残らぬように 海風 海風 涙の雫さえも  ほんの些細な 言葉が刺さり ふたりの間に 溝を隠して やがて渡れぬ 深い河が流れた まるで ガラス 割れる みたいな そんな 音が 胸に響いた 海風 海風 想いの欠片 心を刺して 海風 海風 愛した記憶さえも  時の悪戯 すれ違いから ふたりの間に 影が潜んで 明日も見えない 寒い夜が続いた まるで それは 薄い 氷の 道を 歩く 旅人のよう 海風 海風 遥かな海を 越えて来たなら 海風 海風 心の痛みさえも  海風 海風 心に何も 残らぬように 海風 海風 涙の雫さえも
別れのキャンドル山本あき山本あき伊藤美和小田純平竜崎孝路言わないで さよならは わかっているから 痛いほど あなたの胸で つかの間の 叶うはずない 夢をみてたの 別れたくない 別れられない すべて失くして 灰になっても… 熱い視線で 一瞬(いま)を咲きたい キャンドルのように  あたためて その指で かじかむ心が 痛いから あなたが悪い わけじゃない もっと早くに 出逢いたかった 忘れたくない 忘れられない 流した涙 傷の跡さえ… 熱い鼓動で 愛に揺れたい キャンドルのように  別れたくない 別れられない すべて失くして 灰になっても… 熱い吐息で 燃えて散りたい キャンドルのように
ありったけの愛をこめて寺本圭佑寺本圭佑寺本圭佑・伊藤美和小田純平ヤタベタダシ振り返ればいつも 歌がいてくれた 気が弱いくせに 負けず嫌いな 僕の心に 寄り添ってくれた これからは これからは あなたのために 歌いたい  ここまで歩いて 来られたのは あなたの笑顔があったから… ありったけの 愛をこめて 伝えたい ありがとう  目を閉じればいつも そばにいてくれた 口ずさみながら 一生懸命 僕に拍手と 勇気をくれた これからも これからも あなたと共に 歌いたい 夢への階段 手を取り合って あなたと一緒に 登りたい… ありったけの 愛をこめて 伝えたい ありがとう  あなたのために 歌いたい ここまで歩いて 来られたのは あなたの笑顔が あったから… ありったけの 愛をこめて 伝えたい ありがとう  あなたのために 歌いたい ここまで歩いて 来られたのは あなたの笑顔が あったから… ありったけの 愛をこめて 伝えたい ありがとう
東京北島兄弟北島兄弟伊藤美和小田純平矢田部正カバンひとつに 夢だけ詰めて 一人出て来た この都会(まち)に 世間の寒さが 身に沁みて 枕濡らした 夜もある だけど 東京は 東京は そんな 東京は 東京は 現在(いま)じゃ大事な 故郷(ふるさと)さ 故郷さ  右も左も わからなくても 夢は確かに 胸(ここ)にある 小さい空でも 光る星 ビルの陰にも 花が咲く だけど 東京は 東京は そんな 東京は 東京は 若い希望の たまり場さ たまり場さ  だけど 東京は 東京は そんな 東京は 東京は 現在じゃ大事な 故郷さ 故郷さ
ぬり絵空小田純平小田純平中咲結美子小田純平矢田部正あかねの空は 幸せ重ねた 幼いあの頃の ぬり絵のよう 泣いてる私に おじいちゃん メロディーつけて歌ってくれた “あかんね あかんね 泣いたりしたら べっぴんさんがだいなしや”って 涙が頬を散歩する日は 聴きたいあの歌 もう一度  クリスマスには 届けてくれたね 三十六色の 色えんぴつ おひげがチクチクする抱っこ 哀しみすっと溶かしてくれた “ブルーな心も 赤色のせて あかねの空に 変身や”って 冗談いって笑いをくれた おじいちゃんのあの空 あかね空  “あかんね あかんね 泣いたりしたら べっぴんさんがだいなしや”って 心が曇れば赤色のせて おじいちゃんのあの空 ぬり絵空
半夏生木下結子木下結子高畠じゅん子小田純平矢田部正苦労を総身に かかえても 弱音のひとつも こぼさない 荷車ひいてる 母の背を みながら 育ってきたのです このひとならばと 決めたなら 心配ないよと 泣き笑い 三千世界で ただひとり 縁(ゆかり)があるから 結ばれる  お味噌の仕込み 梅干しづくり 慣れて 覚えて ゆずられました 蚊取線香に 火をつけますか 田植えも終りの 半夏生(はんげしょう) 男の度量を 信じなさい 最後のきめては 愛なのよ 薄桃色した たち葵(あおい) あしたは佳(い)い日に しておくれ  母さんの娘で よかったわ 父さん 空からみていてね 嫁入り衣装は 母のもの いつかは 子供が着るでしょう
命がけ三代目 大川竜之助三代目 大川竜之助朝比奈京仔小田純平矢田部正口紅を拭いてもまだ赤い口紅(べに)を拭いてもまだ赤い 花の唇 咬(か)んだ痕(あと) 悔しいねぇ…悔しいねぇ… 本気で惚れたと言いながら 帰り支度が 早すぎる 命がけ 命がけ わたしあんたに命がけ 燃えてひとつになるからは 仇やおろそか 恋はするまじ  がんじがらめの義理の糸 切って二人であの世まで 嬉しいねぇ…嬉しいねぇ… 本気で惚れたというのなら ついてゆきます どこまでも 命がけ 命がけ わたしあんたに命がけ 濡れ場 修羅場の どたんばで 泣いてどうなる 恋はひとすじ  命がけ 命がけ わたしあんたに命がけ 燃えてひとつになるからは 仇やおろそか 恋はするまじ
永遠に…伊藤浩伊藤浩伊藤美和小田純平矢田部正夢であなたに 逢えた夜(よ)は 目覚めたくない 寂しくて 二度と逢えない 二人なら どうして出逢って しまったのでしょう  ああ あなたを忘れられない ああ あなたを忘れたくない 瞳が 鼓動が この指が 現在(いま)もあなたを 探してる 時間(とき)を超えても 永遠に…  もしもあの日に 戻れたら すべてなくして かまわない あなたの笑顔 戻るなら 私は命も 投げ出すでしょう  ああ 誰かを愛しきれない ああ 誰かを愛したくない 百年 千年 その先も ずっとあなたを 待っている 遠い過去から 永遠に…  ああ あなたを忘れられない ああ あなたを忘れたくない 瞳が 鼓動が この指が 現在(いま)もあなたを 探してる 時間(とき)を超えても 永遠に…
好きやから‥みず来明姫みず来明姫たかたかし小田純平矢田部正今宮戎の 人混み抜けて 橋を渡ったら 涙がこぼれた 女のことで 言い争って 出て行ったきり 姿もみせない あんたが好きや めっちゃ好きやから 別れたくない 別れたくない 大阪の街  トシちゃんマー坊 タロウもジュンも みんな手分けして 捜してくれてる 追うほど背中 男はみせる 知らないわけじゃ ないけどやっぱり あんたが好きや めっちゃ好きやから 離れたくない 離れたくない 大阪の街  煙草のこげあと 六畳一間 部屋の窓からは 木津川が見える 機嫌なおして 戻ってきてよ もうそのことで 責めたりしないよ あんたが好きや めっちゃ好きやから やりなおしたい やりなおしたい 大阪の街
るり色の雨深谷次郎深谷次郎みやび恵小田純平矢田部正ふたり 暮らした 小さな部屋は あなたが いないと 広すぎる 幸せ ひとつ 涙が ひとつ 背中合わせね 出逢いと別れ 赤く 燃えた プロローグ 青い 闇の エピローグ ふたつの色を 哀しく交ぜて 心を濡らす 雨が降る るり色の るり色の あぁ 雨が降る  酔えば なおさら とけない 傷心(いたみ) お酒で 氷は とけるのに 未練が ひとつ 恨みが ひとつ 思い出抱(かか)えて グラスを揺らす 綴り かけの 物語り なんで 閉じて しまったの 帰らぬあなた 待つ窓に 心を叩く 雨が降る るり色の るり色の あぁ 雨が降る  赤く 燃えた プロローグ 青い 闇の エピローグ ふたつの色を 哀しく交ぜて 心を濡らす 雨が降る るり色の るり色の あぁ 雨が降る
しあわせくれてもいいじゃないケイ潤子ケイ潤子岡宏小田純平ヤタベタダシあなたどこにも 行かないで いつもそうなのね なんであなたは 心とざして 笑うだけ あんまりじゃないの 心開いてよ あたしには 本当のこと 言って欲しい 愛されたい あなた しあわせを くれてもいいじゃない すがっていっても いいじゃない  こよい別れの 夜ならば もうやめて欲しい ふくみ笑いは 心の底で 笑ってよ 目だけで笑うの 今日はやめてよね 思い切り 泣き声あげて 涙ふりまき わめきたいの あなた しあわせを くれてもいいじゃない 泣かせなくても いいじゃない  あたしには 本当のこと 言って欲しい 愛されたい あなた しあわせを くれてもいいじゃない しあわせくれても いいじゃない
讃岐恋歌小田純平小田純平志賀大介小田純平矢田部正あなたの夢と おなじ夢 夢をひとつに 重ね合う 二泊三日は 短いけれど あなたは私だけのもの 讃岐 琴平 あゝ 善通寺 讃岐 琴平 善通寺 いのち瑠璃色 恋明かり  記念に買った 絵葉書に 好きと寄せ書き して笑う 浴衣丸亀 団扇の模様 今夜は私酔わせてね 讃岐 坂出 あゝ みなと宿 讃岐 坂出 みなと宿 籾(もみ)は一合 酒二合  金毘羅さんを 恋しがる 瀬戸の大橋 霧の中 明日に未練を 残さぬように ふたりの時を燃え尽くす 讃岐 高松 あゝ 小豆島 讃岐 高松 小豆島 泣くな漁火 海の花
雪の古都河嶋けんじ河嶋けんじ伊藤美和小田純平矢田部正さよならだけの 手紙を置いて 一人降り立つ 雪の古都(まち) いつかあなたと 歩きたかった 兼六園は 雪化粧 真っ白な私の 未来のようですね… 恋を失くして 愛を失くして 夢を失くした 女にも 春がいつかは 春がいつかは 春がいつかは 来るのでしょうか  未練をここに 流して帰る 友禅流しの 浅野川 二人出逢って 過ごした日々を 胸に刻んで 生きてゆく 新しい旅立ち 誓った雪の古都(まち)… 恋に迷って 愛に迷って 夢に迷った 女にも 春は待ってて 春は待ってて 春は待ってて くれるでしょうか  溢れ出す涙が こぼれて解ける雪… 恋を失くして 愛を失くして 夢を失くした 女にも 春がいつかは 春がいつかは 春がいつかは 来るのでしょうか
絡み酒清水まり子清水まり子橋詰晋也(鼻毛の森)小田純平森藤昌司宴の夜に水を差す くどい皮肉で 濁り酒 うまい肴も いただけぬ まずい嫌味に 呆れ顔  流しても いさめても 肩を抱かれて繰り返す  長い ただ長い話が いつまでも なるべく 避けたい あんたの 絡み酒  特にいわれもないような うざい教えに しかめ顔 例え笑顔でかわせても 心に残るは しこりだけ  さりげなく 拒んでも 声を荒げて長くなる  酷い ただ酷い態度で いつまでも できれば 逃げたい あんたの 絡み酒  長い ただ長い話が いつまでも なるべく 避けたい あんたの 絡み酒
涙のタンゴ伊藤浩伊藤浩伊藤美和小田純平矢田部正楽しかったわ いろいろあったけど 生まれ変わったら また逢いましょう 今となってはすべてが 愛しい想い出なの  出逢ったことが運命なら さよならも運命ね  涙の代わりに今夜は 踊り明かしましょう 酸いも甘いも知っている 大人の別れには… タンゴが タンゴが似合う  願っているわ あなたの幸せを 他の誰かとは つかめるはずよ 寂しがりやの人だから 一人じゃ生きられない  愛したことが始まりなら さよならも始まりね  涙の代わりに今夜は 踊り明かしましょう 夢の幕切れ知っている 大人の別れには… タンゴが タンゴが似合う  涙の代わりに今夜は 踊り明かしましょう 酸いも甘いも知っている 大人の別れには… タンゴが タンゴが似合う
まなざしにグッバイまつざき幸介まつざき幸介かず翼小田純平矢田部正降り出した雨に 追われるように 飛び込んだカフェに あなたはいたわ きれいな女性と 窓際の席に 幸せそうな あなたがいたわ 私を見つけて 戸惑うような 視線が ためらっている… ララバイ ララバイ 愛よ目覚めないで 今でも好きだと 気づかせないで やっと忘れた 恋だから 黙って行かせて まなざしにグッバイ  あの頃はふたり 若すぎたから 恋なんて軽く 思ってたけど あれほど誰かを 愛してた季節 振り向くたびに 切なくなるの 小さな嘘さえ 許していたら ふたりは 続いたかしら… ララバイ ララバイ 心騒がないで 別れを悔やんで いるんじゃないわ 少し思い出 揺れただけ 二度目のさよなら まなざしにグッバイ  ララバイ ララバイ 愛よ目覚めないで 今でも好きだと 気づかせないで やっと忘れた 恋だから 黙って行かせて まなざしにグッバイ
山口の夜小田純平小田純平志賀大介小田純平矢田部正誰にも ふれさせぬ 私ひとりの ものでした あのくちびるは 今、何処の 何処のどなたの 口を吸う  別れたあとも オーシャリ シャリ 未練しぐれる 未練しぐれる 山口の夜  おむすび みたいだと 瀬戸の小島を 眺めてた その眼の裏で さよならの ことば隠して 櫛ヶ浜(くしがはま)  一人じゃ辛い オーシャリ シャリ あなた恋しい あなた恋しい 山口の夜  死ぬまで ほどけない 愛を結んだ はずなのに さだめが憎い 夢の果て ここは瀬戸内 周防灘(すおうなだ)  追ってもだめね オーシャリ シャリ いのち切ない いのち切ない 山口の夜 山口の夜
対馬列島対馬一誠対馬一誠伊藤美和小田純平溝淵新一郎心も洗う 荒波が 俺のふるさと 子守唄 男の生き様 足跡を 玄界灘に ちりばめて どーんとやれ どーんとやれ どーんとどんと どーんとやれと 対馬列島 海風(かぜ)が啼く  異国を望む 丘に立ち 夢を誓った 遠い日々 夕日が去りゆく 海峡に 照らされ浮かぶ 島々よ どーんとやれ どーんとやれ どーんとどんと どーんとやれと 対馬列島 海風(かぜ)が舞う  心に春を 連れて来る ヒトツバタゴの 白い花 男の涙と 血と汗が 玄界灘に 咲き誇る どーんとやれ どーんとやれ どーんとどんと どーんとやれと 対馬列島 海風(かぜ)が呼ぶ
朝陽が昇る場所若原りょう若原りょう伊藤美和小田純平藤井弘文はちきれそうな 夢だけ詰め込み 都会の街に やってきたけど 右も左も 分からず震える 迷子のように  星の数ほど 行き交う人の中 たったひとり 優しい微笑みで 濡れた心を 包んでくれた あなたは僕の 朝陽が昇る場所  故郷(こきょう)にいつか 錦(にしき)を飾ると 誓った春は 廻(めぐ)る何度も 夢と希望が 不安に揺れてる 振り子のように  星も見えない 曇った空の下 たったひとり 澄んだまなざしで 折れた心を 癒してくれた あなたは僕の 朝陽が昇る場所  濡れた心を 包んでくれた あなたは僕の 朝陽が昇る場所
愛媛へ嫁いだ娘より小田純平小田純平志賀大介小田純平矢田部正伊予は 伊予節 伊予絣(いよがすり) きらきらフェリーは 海の花 陸(おか)に咲くのは 予讃線(よさんせん) この町に嫁いで よかったわ 風もいい 海もいい もちろん主人もね しあわせ しあわせしてます 愛媛へ嫁いだ 娘より 娘より…母さんへ  蜜柑色した 陽が沈む こころもからだも 穏やかに 染めて伊予灘 漁り船 地のもののおさかな 送ります 父さんも 妹も お変わりないですか こちらも こちらも元気よ 愛媛へ嫁いだ 娘より 娘より…母さんへ  孫がほしいと 云うけれど わたしに子供が 出来たなら そうよあんたは おばあちゃん 坊ちゃんで名高い 道後には いつ来るの 行々(ゆくゆく)と口だけ駄目ですよ ほんとに ほんとに来てよね 愛媛へ嫁いだ 娘より 娘より…母さんへ 愛媛へ嫁いだ 娘より 娘より…母さんへ
女は男で花になる夏木ゆたか夏木ゆたか結木瞳小田純平矢田部正女は男で 花になり 花になったら 摘み取られ 摘んで取られりゃ 飽きられて 飾る花にも なりゃしない ああ…あんた、あんた あたし捨てるなら どうしてあたしを 花にした  女は男に 夢を見て 夢を見たなら 恋に落ち 恋に落ちたら 捧げてさ 捧げ尽くして 終わるだけ ああ…あんた、あんた あたし捨てるなら どうしてあたしに 夢見せた  女は男で 蝶になり 蝶になったら 抱かれてさ 抱いて揺られりゃ 遊ばれて 飛べもしないで 泣きを見る ああ…あんた、あんた あたし捨てるなら どうしてあたしを 蝶にした
250パーセントの愛でつつんで小田純平小田純平喜多條忠小田純平笛吹利明僕を駅まで送ってゆく時の ハンドルを持つ君の横顔は 世界で一番淋しそうな顔をしている  君の住んでいる町は素敵だよね やさしさがホラ町に溢れて 夕焼け雲まで自由そうに空に流れて  君は黙ったまま ただ車を走らせている 明日から君は君 僕は僕の暮らしに戻るからだね 250パーセントの愛でつつんでるのに  どんな時でも涙は見せないで サヨナラを言う君の君の生き方は あの山のてっぺんにキリリと立つ城のようだね  僕がどれだけ君を愛してると 言いつづけてもただの口癖と 真に受けぬフリして微笑んで見送るんだね  君は黙ったまま ただ車を走らせている 明日から君は君 僕は僕の暮らしに戻るからだね 250パーセントの愛でつつんでるのに  君は黙ったまま ただ車を走らせている 明日から君は君 僕は僕の暮らしに戻るからだね 250パーセントの愛でつつんでるのに  250パーセントの愛でつつんでるのに
東京わらべ唄寺本圭佑寺本圭佑朝比奈京仔小田純平矢田部正ああ つらいつらいよ 浮世の酒は 甘かぁないよと わかっちゃいても 骨の芯まで ジンジン沁みる 純な昔を しのんで 東京わらべ唄  真っ赤な蛍をブンブン飛ばし さがしてみようか甘そうな水を 酔いどれ男のoh ho ho ho... 世迷いごとさ おんなじ川の対岸(きし) ああ どっちも にがい  ああ 好きだ好きだよ 好きだと叫ぶ 女心を わかっちゃないと ふらりふられて はじけてとんだ とどけ天まで しゃぼんだま 東京わらべ唄  片方だけの手袋ポツリ 忘れちゃいないが忘れてたよな ごめんよ おふくろoh ho ho ho... 風邪などひくな 聴かせろ 子守唄 ああ 帰ろうかな  ああ ずるいずるいよ 浮世の川で 泳ぎつかれて 振り向いてみりゃ 舟に乗っかるやつばかり 笑って手を振り また泳ぐ 東京わらべ唄
霧雨五番町山本譲二山本譲二朝比奈京仔小田純平矢田部正口ずさむ歌は なぜか哀しい歌ばかり 裏通り 雑居ビル 今でもおまえを探してる あんなにあんなに 惚れ抜いて いやというほど惚れられた 昔話さ 霧雨五番町  灰色の雲が 空でちぎれて刺さる雨 真心を くれた女(ひと) 今でもおまえを思い出す 俺と死ぬかと いった夜(よ)も おまえは笑ってうなずいた なんで手放す 霧雨五番町  流れては消える 時に遠慮はないけれど めぐり合い 叶うなら 今でもおまえを抱きしめて 命惚れでも 別れたわけを 水に流してその水で も一度咲きたい 霧雨五番町
雪枕沖田真早美沖田真早美伊藤美和小田純平矢田部正「今度いつ逢えますか」 胸でそっと 問いかける 素肌合わせた 熱い夜(よ)も 別れの時刻(とき)は 寒すぎて 愛しいひとを 見送れば まるで雪を 抱いているようで 寂しくて 寂しくて こぼれる涙で 解ける雪  夢でもし 逢えるなら 眠っていたい 永遠に 化粧直して 待ちわびる 鳴らない携帯(でんわ) 悲しくて 一人で過ごす この胸は まるで雪に 埋もれてるようで 恋しくて 恋しくて こぼれる涙で 解ける雪  愛しいひとを 見送れば まるで雪を 抱いているようで 寂しくて 寂しくて こぼれる涙で 解ける雪
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