| 夢さぐり 愛さぐり恋は破れて 傷つくものと 知っても くりかえす 愛のかたちを 教えてよ 落ちてく前に 夢さぐり 愛さぐり 誰に抱かれて眠ればいいの 夢さぐり 愛さぐり 身体が熱い夜は 熱い夜は ひとりじゃ 切ないよ 泣いた数ほど 未練はあるが あなたが 気にかかる 逢えばなおさら 辛いのに 恋しさ 募る 夢さぐり 愛さぐり 誰を愛して 生きればいいの 夢さぐり 愛さぐり 涙に濡れる夜は 濡れる夜は あなたが憎らしい 夢さぐり 愛さぐり 噂たずねて さまよう夜は 夢さぐり 愛さぐり さみしい夢の中で 夢の中で わたしを 抱きしめて | 中条きよし | 斉藤夕紀 | 幸耕平 | | 恋は破れて 傷つくものと 知っても くりかえす 愛のかたちを 教えてよ 落ちてく前に 夢さぐり 愛さぐり 誰に抱かれて眠ればいいの 夢さぐり 愛さぐり 身体が熱い夜は 熱い夜は ひとりじゃ 切ないよ 泣いた数ほど 未練はあるが あなたが 気にかかる 逢えばなおさら 辛いのに 恋しさ 募る 夢さぐり 愛さぐり 誰を愛して 生きればいいの 夢さぐり 愛さぐり 涙に濡れる夜は 濡れる夜は あなたが憎らしい 夢さぐり 愛さぐり 噂たずねて さまよう夜は 夢さぐり 愛さぐり さみしい夢の中で 夢の中で わたしを 抱きしめて |
| 恋吹雪あなたが浴びる湯の音が せせらぎみたいに 聴こえます ゆきずりのゆきずりの あゝ夢一夜 墜ちてみたって かまわない 燃えて散れ散れ 恋吹雪 陽(ひ)なたのような その胸に 一生棲むのは 無理なのね つかのまのつかのまの あゝ夢一夜 声を殺して 指をかむ おんな心の 恋吹雪 寝息をたてる 横顔に ネオンがこぼれる 仮の宿 抱きしめて抱きしめて あゝ夢一夜 朝になるまで 酔わせてよ おとぎばなしの 恋吹雪 | 中条きよし | 吉岡治 | 市川昭介 | 池多孝春 | あなたが浴びる湯の音が せせらぎみたいに 聴こえます ゆきずりのゆきずりの あゝ夢一夜 墜ちてみたって かまわない 燃えて散れ散れ 恋吹雪 陽(ひ)なたのような その胸に 一生棲むのは 無理なのね つかのまのつかのまの あゝ夢一夜 声を殺して 指をかむ おんな心の 恋吹雪 寝息をたてる 横顔に ネオンがこぼれる 仮の宿 抱きしめて抱きしめて あゝ夢一夜 朝になるまで 酔わせてよ おとぎばなしの 恋吹雪 |
| 愛は過ぎ去り青春の雨が降る ぽつりぽつりと 胸に降る 心に風が 吹く夜は いつもおまえを 思い出す どこに置いて 来たのだろう 二人の夢も 約束も 愛は過ぎ去り 愛と知り 愛と知っても 戻れない 青春の雨が降る ぽつりぽつりと 胸の奥 あの日の笑顔 温(ぬく)もりが 俺を今でも 泣かせるよ たった一度 だけでいい 昔のように 逢いたくて どうかおまえも あの恋を そっと忘れず いて欲しい どこに置いて 来たのだろう 二人の夢も 約束も 愛は過ぎ去り 愛と知り 愛と知っても 戻れない 愛と知っても 戻れない | 中条きよし | 結木瞳 | 新田晃也 | 伊戸のりお | 青春の雨が降る ぽつりぽつりと 胸に降る 心に風が 吹く夜は いつもおまえを 思い出す どこに置いて 来たのだろう 二人の夢も 約束も 愛は過ぎ去り 愛と知り 愛と知っても 戻れない 青春の雨が降る ぽつりぽつりと 胸の奥 あの日の笑顔 温(ぬく)もりが 俺を今でも 泣かせるよ たった一度 だけでいい 昔のように 逢いたくて どうかおまえも あの恋を そっと忘れず いて欲しい どこに置いて 来たのだろう 二人の夢も 約束も 愛は過ぎ去り 愛と知り 愛と知っても 戻れない 愛と知っても 戻れない |
| すきま風人を愛して 人はこころひらき 傷ついて すきま風 知るだろう いいさそれでも 生きてさえいれば いつか やさしさに めぐりあえる その朝 おまえは 小鳥のように 胸に抱かれて 眠ればいい 夢を追いかけ 夢にこころとられ つまずいて すきま風 見るだろう いいさそれでも 生きてさえいれば いつか ほほえみに めぐりあえる その朝 おまえは 野菊のように 道のほとりに 咲いたらいい いいさそれでも 生きてさえいれば いつか しあわせに めぐりあえる その朝 おまえは すべてを忘れ 熱い涙を 流せばいい | 中条きよし | いではく | 遠藤実 | 高見弘 | 人を愛して 人はこころひらき 傷ついて すきま風 知るだろう いいさそれでも 生きてさえいれば いつか やさしさに めぐりあえる その朝 おまえは 小鳥のように 胸に抱かれて 眠ればいい 夢を追いかけ 夢にこころとられ つまずいて すきま風 見るだろう いいさそれでも 生きてさえいれば いつか ほほえみに めぐりあえる その朝 おまえは 野菊のように 道のほとりに 咲いたらいい いいさそれでも 生きてさえいれば いつか しあわせに めぐりあえる その朝 おまえは すべてを忘れ 熱い涙を 流せばいい |
| 鴎の港群れから一羽 はぐれた鴎 夕陽に向かって 啼(な)いている ざんぶら ひゅるひゅる ざんぶらこ ここは見知らぬ 港町 心が寒い 体が寒い しぶきに打たれりゃ なお寒い ざんぶら ひゅるひゅる ざんぶらこ ここは春待つ 港町 ひとりがつらい 夢見りゃつらい 男と女は なおつらい ざんぶら ひゅるひゅる ざんぶらこ ここは鴎の 港町 | 中条きよし | 下地亜記子 | 井上慎之介 | 前田俊明 | 群れから一羽 はぐれた鴎 夕陽に向かって 啼(な)いている ざんぶら ひゅるひゅる ざんぶらこ ここは見知らぬ 港町 心が寒い 体が寒い しぶきに打たれりゃ なお寒い ざんぶら ひゅるひゅる ざんぶらこ ここは春待つ 港町 ひとりがつらい 夢見りゃつらい 男と女は なおつらい ざんぶら ひゅるひゅる ざんぶらこ ここは鴎の 港町 |
| つくづく一途バカな女でごめんね つくづく一途 明日こそと カレンダーを眺める その背中が少し ちいさく映る いつのまにか あきらめが身に付いて 心底暮らしに 疲れたけれど 子どものように 無邪気に笑う あんたに抱かれたら 私は許してしまう とことん恋 とことんまで 見届けたい 愚かな意地だと知ってて とことん夢 悔しいけど ダメな男に似合いの つくづく一途 ありふれてる 幸せと引き替えに 待ち続けるための 強さをくれた 花のように キレイな頃は過ぎてお あんたに会わなきゃ そう愚痴るだけ 泣きたいくらい 本気で惚れて 命を賭けていい 誓った私の負けさ とことん恋 とことんまで 付き合うから 思うまま好きに生きなよ とことん夢 せつないほど バカな女でごめんね つくづく一途 とことん恋 とことんまで 見届けたい 愚かな意地だと知ってて とことん夢 悔しいけど ダメな男に似合いの つくづく一途 | 中条きよし | 及川眠子 | 都志見隆 | 川村栄二 | バカな女でごめんね つくづく一途 明日こそと カレンダーを眺める その背中が少し ちいさく映る いつのまにか あきらめが身に付いて 心底暮らしに 疲れたけれど 子どものように 無邪気に笑う あんたに抱かれたら 私は許してしまう とことん恋 とことんまで 見届けたい 愚かな意地だと知ってて とことん夢 悔しいけど ダメな男に似合いの つくづく一途 ありふれてる 幸せと引き替えに 待ち続けるための 強さをくれた 花のように キレイな頃は過ぎてお あんたに会わなきゃ そう愚痴るだけ 泣きたいくらい 本気で惚れて 命を賭けていい 誓った私の負けさ とことん恋 とことんまで 付き合うから 思うまま好きに生きなよ とことん夢 せつないほど バカな女でごめんね つくづく一途 とことん恋 とことんまで 見届けたい 愚かな意地だと知ってて とことん夢 悔しいけど ダメな男に似合いの つくづく一途 |
| 冬花火夜更けのガラス窓を つたう雨は 別れた女の 泪に似てる 意味なく小指で あいあい傘を かくのが 寂しいくせだった 不倫という名の 手荷物を ふやしておまえは どこにいる このまま俺の側で ねむりたいと 逢うたびおまえは くちびるかんだ 炎えてる心を 裏切るような ひやりとつめたい 肌のいろ みれんという名の 途中駅 下りれば夜風が 呼びもどす ショールに頬をうめて 歩きながら 死んでもいいわと ぽつりといった 季節と同じに 消えてく恋は つかの間夢みた 冬花火 別離という名の 停車場に いまでもいそうな うしろ影 | 中条きよし | 山口洋子 | 浜圭介 | 溝淵新一郎 | 夜更けのガラス窓を つたう雨は 別れた女の 泪に似てる 意味なく小指で あいあい傘を かくのが 寂しいくせだった 不倫という名の 手荷物を ふやしておまえは どこにいる このまま俺の側で ねむりたいと 逢うたびおまえは くちびるかんだ 炎えてる心を 裏切るような ひやりとつめたい 肌のいろ みれんという名の 途中駅 下りれば夜風が 呼びもどす ショールに頬をうめて 歩きながら 死んでもいいわと ぽつりといった 季節と同じに 消えてく恋は つかの間夢みた 冬花火 別離という名の 停車場に いまでもいそうな うしろ影 |
| 花もよう優しさしだいで女の人は 心も身体もどうでもなるの 淑女と悪女 二つの顔を 化粧に隠して 生きているのよ ああ抱かれて咲いたら赤い花 恋して咲いたら 白い花 可愛いものよ 切ないものよ おんな おんな おんななんて 夢だけくれても女の人は 夜明けの続きを欲しがるけれど 明日と昨日 なぐさめながら 涙をこらえて ついてくだけね ああ乱れて咲いたら夏の花 ふるえて咲いたら冬の花 寂しいものよ 切ないものよ おんな おんな おんななんて ああ信じて咲いたら夢の花 なみだで咲いたら嘘の花 悲しいものよ 切ないものよ おんな おんな おんななんて | 中条きよし | 荒木とよひさ | 幸耕平 | | 優しさしだいで女の人は 心も身体もどうでもなるの 淑女と悪女 二つの顔を 化粧に隠して 生きているのよ ああ抱かれて咲いたら赤い花 恋して咲いたら 白い花 可愛いものよ 切ないものよ おんな おんな おんななんて 夢だけくれても女の人は 夜明けの続きを欲しがるけれど 明日と昨日 なぐさめながら 涙をこらえて ついてくだけね ああ乱れて咲いたら夏の花 ふるえて咲いたら冬の花 寂しいものよ 切ないものよ おんな おんな おんななんて ああ信じて咲いたら夢の花 なみだで咲いたら嘘の花 悲しいものよ 切ないものよ おんな おんな おんななんて |
| 罪の味扉が閉まるそのとき 僕に何か言いかけたね あなたを乗せた電車が 闇の向こうへ消えてく ただ逢いたくて でも逢うたびに ヒリヒリと 胸が痛む 帰る場所(ところ)が ある人のこと 愛してしまった罪なのか 抱きしめたい できるならば 夢だけじゃもう 足りないから 何もかもを 忘れさせて その唇 ふさぎたい 輝く月の明かりに 今日のあなたは無口で ひたすら僕の気持ちに 気付かないふりするだけ いま愛しくて でも愛しさは 悲しみに 姿変えて あなたが守る幸せさえも こなごなに壊してゆくけど 抱きしめたい 一夜(ひとよ)でいい 夢のままで 終われなくて 甘く苦(にが)い 罪の味を その素肌に 求めてる 抱きしめたい 抱きしめたい 夢だけじゃもう 足りないから 何もかもを 忘れさせて その唇 ふさぎたい | 中条きよし | 及川眠子 | 都志見隆 | 川村栄二 | 扉が閉まるそのとき 僕に何か言いかけたね あなたを乗せた電車が 闇の向こうへ消えてく ただ逢いたくて でも逢うたびに ヒリヒリと 胸が痛む 帰る場所(ところ)が ある人のこと 愛してしまった罪なのか 抱きしめたい できるならば 夢だけじゃもう 足りないから 何もかもを 忘れさせて その唇 ふさぎたい 輝く月の明かりに 今日のあなたは無口で ひたすら僕の気持ちに 気付かないふりするだけ いま愛しくて でも愛しさは 悲しみに 姿変えて あなたが守る幸せさえも こなごなに壊してゆくけど 抱きしめたい 一夜(ひとよ)でいい 夢のままで 終われなくて 甘く苦(にが)い 罪の味を その素肌に 求めてる 抱きしめたい 抱きしめたい 夢だけじゃもう 足りないから 何もかもを 忘れさせて その唇 ふさぎたい |
| さざんかの宿くもりガラスを 手で拭いて あなた明日が 見えますか 愛しても愛しても あゝ他人の妻 赤く咲いても 冬の花 咲いてさびしい さざんかの宿 ぬいた指輪の 罪のあと かんでください 思いきり 燃えたって燃えたって あゝ他人の妻 運命かなしい 冬の花 明日はいらない さざんかの宿 せめて朝まで 腕の中 夢を見させて くれますか つくしてもつくしても あゝ他人の妻 ふたり咲いても 冬の花 春はいつくる さざんかの宿 | 中条きよし | 吉岡治 | 市川昭介 | 池多孝春 | くもりガラスを 手で拭いて あなた明日が 見えますか 愛しても愛しても あゝ他人の妻 赤く咲いても 冬の花 咲いてさびしい さざんかの宿 ぬいた指輪の 罪のあと かんでください 思いきり 燃えたって燃えたって あゝ他人の妻 運命かなしい 冬の花 明日はいらない さざんかの宿 せめて朝まで 腕の中 夢を見させて くれますか つくしてもつくしても あゝ他人の妻 ふたり咲いても 冬の花 春はいつくる さざんかの宿 |
| 愛のカルテあなたの哀しみも 傷口のいたみも 私にはわかるの 愛しているから 別れも… 裏切りも… 人生に溶けてゆく 苦い薬よ ねえあなた もう一度 胸の音を聞かせて 今夜書きかえる あゝ 愛のカルテ 背中の淋しさも 別れの数さえ 私にはわかるの 愛しているから 涙も… 熱い血も… 人生のある限り 枯れはしないの ねえあなた もう一度 私の手を取って 今夜書きかえる あゝ 愛のカルテ ねえあなた もう一度 胸の音を聞かせて 今夜書きかえる あゝ 愛のカルテ | 中条きよし | 朝比奈京仔 | 杉本眞人 | 猪股義周 | あなたの哀しみも 傷口のいたみも 私にはわかるの 愛しているから 別れも… 裏切りも… 人生に溶けてゆく 苦い薬よ ねえあなた もう一度 胸の音を聞かせて 今夜書きかえる あゝ 愛のカルテ 背中の淋しさも 別れの数さえ 私にはわかるの 愛しているから 涙も… 熱い血も… 人生のある限り 枯れはしないの ねえあなた もう一度 私の手を取って 今夜書きかえる あゝ 愛のカルテ ねえあなた もう一度 胸の音を聞かせて 今夜書きかえる あゝ 愛のカルテ |
| 朝のくちべに泣いても一日 笑っても 一日ならば ほほえみを浮かべて朝の 口紅をひきましょう 木蓮の 花のつぼみから 朝露が ポトリと落ちる 眠りの中で 涙の川を 越えて来たんだね 先のことなんか わからない それでいいけど 幸せになれるかどうか それだけは知りたい 手鏡を 朝日にかざし 髪の毛の 乱れをなおす 眠りの中で 恋しい人に 逢って来たんです 木蓮の 花のつぼみから 朝露が ポトリと落ちる 眠りの中で 涙の川を 越えて来たんだね | 中条きよし | なかにし礼 | 宇崎竜童 | 竜崎孝路 | 泣いても一日 笑っても 一日ならば ほほえみを浮かべて朝の 口紅をひきましょう 木蓮の 花のつぼみから 朝露が ポトリと落ちる 眠りの中で 涙の川を 越えて来たんだね 先のことなんか わからない それでいいけど 幸せになれるかどうか それだけは知りたい 手鏡を 朝日にかざし 髪の毛の 乱れをなおす 眠りの中で 恋しい人に 逢って来たんです 木蓮の 花のつぼみから 朝露が ポトリと落ちる 眠りの中で 涙の川を 越えて来たんだね |
| おまえの夢おんなの夢を こわす男に 出会ってばかり 来たんだろう 冷たい手だね 細い指先 おれでよければ 抱いて眠ろう 何にもやれない やれないけれど すきな様に 夢でも見なよ…… だからもう 涙なんか捨てゝ そっと眠れよ 夢はおまえのものさ おまえのものさ 淋しい夢が めぐる枯野に いつかは花も 開くだろう ひきずる宿命(さだめ) うすい幸せ 遠い昔の ことにするのさ 何にもやれない やれないけれど 子守唄を うたってやろう…… だからもう 涙なんか捨てゝ そっと眠れよ 夢はおまえのものさ おまえのものさ 何にもやれない やれないけれど すきな様に 夢でもみなよ だからもう 涙なんか捨てゝ そっと眠れよ 夢はおまえのものさ おまえのものさ | 中条きよし | 杉紀彦 | 三木たかし | 小杉仁三 | おんなの夢を こわす男に 出会ってばかり 来たんだろう 冷たい手だね 細い指先 おれでよければ 抱いて眠ろう 何にもやれない やれないけれど すきな様に 夢でも見なよ…… だからもう 涙なんか捨てゝ そっと眠れよ 夢はおまえのものさ おまえのものさ 淋しい夢が めぐる枯野に いつかは花も 開くだろう ひきずる宿命(さだめ) うすい幸せ 遠い昔の ことにするのさ 何にもやれない やれないけれど 子守唄を うたってやろう…… だからもう 涙なんか捨てゝ そっと眠れよ 夢はおまえのものさ おまえのものさ 何にもやれない やれないけれど すきな様に 夢でもみなよ だからもう 涙なんか捨てゝ そっと眠れよ 夢はおまえのものさ おまえのものさ |
| 旅愁あなたをさがして此処(ここ)まで来たの 恋しいあなたあなた 今何処に 風にゆれ雨にぬれて 恋は今も今も燃えているのに ああ…… 白いほほえみも うしろすがたも 遠い夢の中 あなたはいない わたしの夜空に星はみえない あなたに逢える逢える その日まで 鳥は飛び鳥は帰る それはいつもいつも花の咲く頃 ああ…… 白いほほえみも うしろすがたも 遠い夢の中 あなたはいない | 中条きよし | 片桐和子 | 平尾昌晃 | 高見弘 | あなたをさがして此処(ここ)まで来たの 恋しいあなたあなた 今何処に 風にゆれ雨にぬれて 恋は今も今も燃えているのに ああ…… 白いほほえみも うしろすがたも 遠い夢の中 あなたはいない わたしの夜空に星はみえない あなたに逢える逢える その日まで 鳥は飛び鳥は帰る それはいつもいつも花の咲く頃 ああ…… 白いほほえみも うしろすがたも 遠い夢の中 あなたはいない |
| 抱擁頬をよせあった あなたのにおいが 私の一番好きな においよ 目をとじて いつまでも 踊っていたい 恋に酔う心 泣きたくなるほど あなたが好きよ もしもあなたから 別れの言葉を 言われたとしたら 生きてゆけない あなたしか 愛せない 女にいつか なってしまったの 泣きたくなるほど あなたが好きよ 夜よお願いよ さようなら言わせる 朝など呼ばずに じっとしていて 目をとじて 幸せを いついつまでも 恋に酔う心 泣きたくなるほど あなたが好きよ | 中条きよし | 荒川利夫 | 山岡俊弘 | 池多孝春 | 頬をよせあった あなたのにおいが 私の一番好きな においよ 目をとじて いつまでも 踊っていたい 恋に酔う心 泣きたくなるほど あなたが好きよ もしもあなたから 別れの言葉を 言われたとしたら 生きてゆけない あなたしか 愛せない 女にいつか なってしまったの 泣きたくなるほど あなたが好きよ 夜よお願いよ さようなら言わせる 朝など呼ばずに じっとしていて 目をとじて 幸せを いついつまでも 恋に酔う心 泣きたくなるほど あなたが好きよ |
| ダンチョネ子守唄つれて逃げれば ろくでなし 捨てて旅立ちゃ 人でなし ふたり死んでも 花はなし 思いきる気は さらになし あゝ…どのみち男の人生は 絵にはならないヨーホホイ ダンチョネ子守唄 嘘をついても 年は上 口紅(べに)をひいても 消せぬ過去 捨てた故郷(こきょう)は かもめ町 詫びて届かぬ 親不孝 あゝ…やっぱり女の人生も 涙ばかりのヨーホホイ ダンチョネ子守唄 どっち向いても 風が吹く 渡る世間の うそ寒さ 義理と人情 抱いてゆく 昔かたぎの 馬鹿もいる あゝ…戻れぬ旅だよ人生は 酒とそい寝のヨーホホイ ダンチョネ子守唄 | 中条きよし | 水木れいじ | 徳久広司 | 伊戸のりお | つれて逃げれば ろくでなし 捨てて旅立ちゃ 人でなし ふたり死んでも 花はなし 思いきる気は さらになし あゝ…どのみち男の人生は 絵にはならないヨーホホイ ダンチョネ子守唄 嘘をついても 年は上 口紅(べに)をひいても 消せぬ過去 捨てた故郷(こきょう)は かもめ町 詫びて届かぬ 親不孝 あゝ…やっぱり女の人生も 涙ばかりのヨーホホイ ダンチョネ子守唄 どっち向いても 風が吹く 渡る世間の うそ寒さ 義理と人情 抱いてゆく 昔かたぎの 馬鹿もいる あゝ…戻れぬ旅だよ人生は 酒とそい寝のヨーホホイ ダンチョネ子守唄 |
| 泣かないよかまい過ぎるから嫌われたんだね おしきせ ばかりのやさしさだから ほかの誰かに 目移りしてさ シャボン玉のように男が消えたよ けどさ 本当はさ むしゃぶりついてでも別れたくなかった そうさ 馬鹿だよね素直になれずにいるなんて 泣かないよ 泣かないよよけい つらさがこみあげる 泣かないよもう泣かないよきっと明日は晴れるから つきあったのがまちがいだからって それで どうなる理由でもないし どうせ 咲かない花だと決めて 笑って 暮らすしか生きられないよ けどさ 本当はさ 子供ができたのと嘘でもついて せめて 最後にさいじ悪な女 演じたい 泣かないよ 泣かないよ 涙見せたら 負けになる 泣かないよもう泣かないよもっと綺麗に なる為に 泣かないよ 泣かないよ 涙見せたら 負けになる 泣かないよもう泣かないよもっと綺麗に なる為に | 中条きよし | 美樹克彦 | 杉本真人 | | かまい過ぎるから嫌われたんだね おしきせ ばかりのやさしさだから ほかの誰かに 目移りしてさ シャボン玉のように男が消えたよ けどさ 本当はさ むしゃぶりついてでも別れたくなかった そうさ 馬鹿だよね素直になれずにいるなんて 泣かないよ 泣かないよよけい つらさがこみあげる 泣かないよもう泣かないよきっと明日は晴れるから つきあったのがまちがいだからって それで どうなる理由でもないし どうせ 咲かない花だと決めて 笑って 暮らすしか生きられないよ けどさ 本当はさ 子供ができたのと嘘でもついて せめて 最後にさいじ悪な女 演じたい 泣かないよ 泣かないよ 涙見せたら 負けになる 泣かないよもう泣かないよもっと綺麗に なる為に 泣かないよ 泣かないよ 涙見せたら 負けになる 泣かないよもう泣かないよもっと綺麗に なる為に |
| 冬萌えあいつに 逢いたくて… あいつに 逢えなくて… 最後の言葉も 言えなくて… これこれ小鳥 暴れるな 朝になったら 放すから 今夜は俺の 傍にいて 少し話を 聞いてくれ 哂うな小鳥 甲斐性無しと 俺もたまには 弱音吐く 風吹く都会の あれこれや 気ままな男の 胸の内 あいつに 逢いたくて… あいつに 逢えなくて… 最後の言葉も 言えなくて… 寒がる俺だ なぁ小鳥 お早う小鳥 眠れたか 空を自由に 飛んで行け 一晩こころ あたためた 世話になったな ありがとう サヨナラ小鳥 季節は巡る すぐに優しい 花も咲く 喜び哀しみ 繰り返し いつしか月日は 過ぎてゆく あいつに 逢いたくて… あいつに 逢えなくて… 似ているその目を 見つめてる… 優しい奴だ なぁ小鳥 あいつに 逢いたくて… あいつに 逢えなくて… 最後の言葉も 言えなくて… 寒がる俺だ なぁ小鳥 | 中条きよし | 立花美雪 | 杉本眞人 | 川村栄二 | あいつに 逢いたくて… あいつに 逢えなくて… 最後の言葉も 言えなくて… これこれ小鳥 暴れるな 朝になったら 放すから 今夜は俺の 傍にいて 少し話を 聞いてくれ 哂うな小鳥 甲斐性無しと 俺もたまには 弱音吐く 風吹く都会の あれこれや 気ままな男の 胸の内 あいつに 逢いたくて… あいつに 逢えなくて… 最後の言葉も 言えなくて… 寒がる俺だ なぁ小鳥 お早う小鳥 眠れたか 空を自由に 飛んで行け 一晩こころ あたためた 世話になったな ありがとう サヨナラ小鳥 季節は巡る すぐに優しい 花も咲く 喜び哀しみ 繰り返し いつしか月日は 過ぎてゆく あいつに 逢いたくて… あいつに 逢えなくて… 似ているその目を 見つめてる… 優しい奴だ なぁ小鳥 あいつに 逢いたくて… あいつに 逢えなくて… 最後の言葉も 言えなくて… 寒がる俺だ なぁ小鳥 |
| 迷子の男たち誰もこの世に 生まれたからには いつでも幸せ 求めて生きてる 変わりつづける 時代(とき)の中で 未来(あす)をさがして 男たちが ふらりふらふら夜の街 とろりとろとろ酒を飲む 過去(むかし)は良かったと 思い出を語る 迷子の迷子の男たち そうさ前なら 人の心には やさしくいたわる 言葉があったよ 甘い時代を 引きずって 蜜を探して 男たちが ふらりふらふら夜の街 ほろりほろほろ酒を飲む 泣いて笑って 寂(さび)しさ分け合う 迷子の迷子の男たち 変わりつづける 時代(とき)の中で 未来(あす)をさがして 男たちが ふらりふらふら夜の街 とろりとろとろ酒を飲む 見果てぬ夢を こよなく信じる 迷子の迷子の男たち | 中条きよし | 秋浩二 | 秋浩二 | 桜庭伸幸 | 誰もこの世に 生まれたからには いつでも幸せ 求めて生きてる 変わりつづける 時代(とき)の中で 未来(あす)をさがして 男たちが ふらりふらふら夜の街 とろりとろとろ酒を飲む 過去(むかし)は良かったと 思い出を語る 迷子の迷子の男たち そうさ前なら 人の心には やさしくいたわる 言葉があったよ 甘い時代を 引きずって 蜜を探して 男たちが ふらりふらふら夜の街 ほろりほろほろ酒を飲む 泣いて笑って 寂(さび)しさ分け合う 迷子の迷子の男たち 変わりつづける 時代(とき)の中で 未来(あす)をさがして 男たちが ふらりふらふら夜の街 とろりとろとろ酒を飲む 見果てぬ夢を こよなく信じる 迷子の迷子の男たち |
| 夢見る夢子不幸が似合う いい女はね だまされ上手で お別れ上手 男運(うん)が悪いと 寝たふりしても 三ケ月(みつき)もたてば また恋をする この指とまれ 坊やよとまれ トンボも蝶々も あの人も 夢見る夢子と 言われても 惚れた数だけ 綺麗になるから 涙が似合う いい女はね ほだされ上手で くどかれ上手 心開けば 身体(からだ)も開き 爪の先まで 尽くしてしまう この手で泳げ 坊やよ泳げ めだかも金魚も あの人も 夢見る夢子と 言われても 惚れた数だけ 綺麗になるから 男運が悪いと 寝たふりしても 三ケ月もたてば また恋をする この指とまれ 坊やよとまれ トンボも蝶々も あの人も 夢見る夢子と 言われても 惚れた数だけ 綺麗になるから | 中条きよし | 荒木とよひさ | キダ・タロー | 竹内弘一 | 不幸が似合う いい女はね だまされ上手で お別れ上手 男運(うん)が悪いと 寝たふりしても 三ケ月(みつき)もたてば また恋をする この指とまれ 坊やよとまれ トンボも蝶々も あの人も 夢見る夢子と 言われても 惚れた数だけ 綺麗になるから 涙が似合う いい女はね ほだされ上手で くどかれ上手 心開けば 身体(からだ)も開き 爪の先まで 尽くしてしまう この手で泳げ 坊やよ泳げ めだかも金魚も あの人も 夢見る夢子と 言われても 惚れた数だけ 綺麗になるから 男運が悪いと 寝たふりしても 三ケ月もたてば また恋をする この指とまれ 坊やよとまれ トンボも蝶々も あの人も 夢見る夢子と 言われても 惚れた数だけ 綺麗になるから |
| 神戸・横浜夜空を斜めに 星屑落ちて せつない想いが 心を突き抜けて行く 背中にため息 残したままで 逢えない月日を 指折り数えては 涙 神戸 横浜と 二人 離れても 今すぐ逢いたい あなたに逢いたい 抱きしめてほしい 身体が壊れるくらいに TAXI 拾って 行ける距離なら こんなにも 辛くない 夜更けの電話を 朝までしても 寂しい時間を 埋める気休めなのね 心の支えを 失うような 不安が募れば 今夜も眠れなくなるの 今度いつ逢える そんな くりかえし 愛されていると 信じているけど 充たされていない 心の隙間が凍える 逢いたい時に 逢えない恋は この胸が 痛むだけ 今すぐ逢いたい あなたに逢いたい 抱きしめてほしい 身体が壊れるくらいに TAXI 拾って 行ける距離なら こんなにも 辛くない | 中条きよし | 星川裕二 | 杉本真人 | | 夜空を斜めに 星屑落ちて せつない想いが 心を突き抜けて行く 背中にため息 残したままで 逢えない月日を 指折り数えては 涙 神戸 横浜と 二人 離れても 今すぐ逢いたい あなたに逢いたい 抱きしめてほしい 身体が壊れるくらいに TAXI 拾って 行ける距離なら こんなにも 辛くない 夜更けの電話を 朝までしても 寂しい時間を 埋める気休めなのね 心の支えを 失うような 不安が募れば 今夜も眠れなくなるの 今度いつ逢える そんな くりかえし 愛されていると 信じているけど 充たされていない 心の隙間が凍える 逢いたい時に 逢えない恋は この胸が 痛むだけ 今すぐ逢いたい あなたに逢いたい 抱きしめてほしい 身体が壊れるくらいに TAXI 拾って 行ける距離なら こんなにも 辛くない |
| グッバイ ラブをあなたにグッバイ ラブ この手をはなして グッバイ ラブ 夢から覚めたの どこかでおとした 倖せを 他人(ひと)のせいには したくないけど 最後と決めてた 恋でした それほどあなたが 好きでした サヨウナラの 五文字の中に 恨み悔みも あげた愛も 捨ててゆくわ 雨の降る夜(よ)に グッバイ ラブ 何度か流した 涙でも 今度ばかりは 息も出来ない どれだけあなたを 愛したか どれほど心を 痛めたか 許せない事に 乱れて迷い怒りが 背中むけた 捨ててゆくわ 雨の降る夜に グッバイ ラブ サヨウナラの 五文字の中に 恨み悔みも あげた愛も 捨ててゆくわ 雨の降る夜(よ)に グッバイ ラブ | 中条きよし | しいの乙吉 | しいの乙吉 | 猪股義周 | グッバイ ラブ この手をはなして グッバイ ラブ 夢から覚めたの どこかでおとした 倖せを 他人(ひと)のせいには したくないけど 最後と決めてた 恋でした それほどあなたが 好きでした サヨウナラの 五文字の中に 恨み悔みも あげた愛も 捨ててゆくわ 雨の降る夜(よ)に グッバイ ラブ 何度か流した 涙でも 今度ばかりは 息も出来ない どれだけあなたを 愛したか どれほど心を 痛めたか 許せない事に 乱れて迷い怒りが 背中むけた 捨ててゆくわ 雨の降る夜に グッバイ ラブ サヨウナラの 五文字の中に 恨み悔みも あげた愛も 捨ててゆくわ 雨の降る夜(よ)に グッバイ ラブ |
| 宿外は雨 海は凪(なぎ) 窓の外は日本海 今はただ夜を待つ女ひとりの港宿(みなとやど) 外は闇み遠く船 漁火みえて泪でて 明日の朝船に乗る もっと遠くの町に住む 探さないで下さい 私の事は 探さないで下さい 今日から先は 想いでで荷物がいっぱいだから 探さないで下さい 私の事は 夢は風 泪枯れ 部屋の灯り消したまま 今はもう朝を待つ女ひとりの港宿 夢は波遠い波 海ねこ鳴いて泪ふき 昨日を捨て明日を見て ずっと遠くの町に住む 探さないで下さい 私の事は 探さないで下さい 今日から先は 想いでで荷物がいっぱいだから 探さないで下さい 私の事は 探さないで下さい 私の事は 探さないで下さい 今日から先は 想いでで荷物がいっぱいだから 探さないで下さい 私の事は | 中条きよし | 吉幾三 | 吉幾三 | | 外は雨 海は凪(なぎ) 窓の外は日本海 今はただ夜を待つ女ひとりの港宿(みなとやど) 外は闇み遠く船 漁火みえて泪でて 明日の朝船に乗る もっと遠くの町に住む 探さないで下さい 私の事は 探さないで下さい 今日から先は 想いでで荷物がいっぱいだから 探さないで下さい 私の事は 夢は風 泪枯れ 部屋の灯り消したまま 今はもう朝を待つ女ひとりの港宿 夢は波遠い波 海ねこ鳴いて泪ふき 昨日を捨て明日を見て ずっと遠くの町に住む 探さないで下さい 私の事は 探さないで下さい 今日から先は 想いでで荷物がいっぱいだから 探さないで下さい 私の事は 探さないで下さい 私の事は 探さないで下さい 今日から先は 想いでで荷物がいっぱいだから 探さないで下さい 私の事は |
| いろいろごめん強がり見せる 男ほど ほんとはテレやで 不器用で 「いろいろごめん」「ほんとにごめん」 素直におまえに 言えなくて 寄り道酒に 酔いながら おまえをしみじみ 思う夜 おまえの淋しさ 気づかずに 身勝手ばかりを 通したよ 「いろいろごめん」「あの時ごめん」 数えりゃいくつも 借りがある おまえがもしも いなければ 何にもできない 俺だから 言い訳ひとつ するたびに 男は心で 詫びている 「いろいろごめん」「ほんとにごめん」 一緒にいてくれ これからも 俺には過ぎた 女だと おまえの笑顔を 思う夜 | 中条きよし | 麻こよみ | 杉本眞人 | 南郷達也 | 強がり見せる 男ほど ほんとはテレやで 不器用で 「いろいろごめん」「ほんとにごめん」 素直におまえに 言えなくて 寄り道酒に 酔いながら おまえをしみじみ 思う夜 おまえの淋しさ 気づかずに 身勝手ばかりを 通したよ 「いろいろごめん」「あの時ごめん」 数えりゃいくつも 借りがある おまえがもしも いなければ 何にもできない 俺だから 言い訳ひとつ するたびに 男は心で 詫びている 「いろいろごめん」「ほんとにごめん」 一緒にいてくれ これからも 俺には過ぎた 女だと おまえの笑顔を 思う夜 |
| カサブランカ浪漫雨に濡れてる 白いカサブランカ 気高く清らな 君と重なる 二人は 愛し愛されて 幸せな日々 夢見てた 冬の木枯らし 吹き荒れた夜でも 肌寄せ合って 夜明けに溶けた 月の明かりに まつ毛の影揺れて 涙のしずく 頬に散らばる ふたりで 暮らすアパートに 季節の悪戯(いたずら)秋の風 片方だけの 真珠のピアスは 君の忘れ物 仕舞ってあるよ いつかは 君と寄り添って 静かに海辺で 暮らしたい それも叶わぬ 今は遠い夢さ ほろ苦さだけ こみ上げる夜 | 中条きよし | 星川裕二 | 杉本眞人 | 猪股義周 | 雨に濡れてる 白いカサブランカ 気高く清らな 君と重なる 二人は 愛し愛されて 幸せな日々 夢見てた 冬の木枯らし 吹き荒れた夜でも 肌寄せ合って 夜明けに溶けた 月の明かりに まつ毛の影揺れて 涙のしずく 頬に散らばる ふたりで 暮らすアパートに 季節の悪戯(いたずら)秋の風 片方だけの 真珠のピアスは 君の忘れ物 仕舞ってあるよ いつかは 君と寄り添って 静かに海辺で 暮らしたい それも叶わぬ 今は遠い夢さ ほろ苦さだけ こみ上げる夜 |
| うしろ影時計を左手に 帰りの仕度 朝までいれない あなたが悲しい 待つ身の女で かまわないけれど せめて心は せめて心は 置いていってね 窓の外は つめたい雨が 捨ててもいいからこの傘を 帰したくないあなた 眠れやしないあなた 靴音淋しい うしろ影 身体にぬけない ぬくもりだけで 三日や四日は 安心できるわ わがままいえたら 朝の窓辺で そっと見送る そっと見送る ことができたら 窓の灯り 消さずにいるわ あなたがどこかで 眠るまで 帰したくないあなた 眠れやしないあなた 雨音恋しい うしろ影 窓の外は つめたい雨が 捨ててもいいからこの傘を 帰したくないあなた 眠れやしないあなた 靴音淋しい うしろ影 | 中条きよし | 荒木とよひさ | 杉本真人 | 馬飼野俊一 | 時計を左手に 帰りの仕度 朝までいれない あなたが悲しい 待つ身の女で かまわないけれど せめて心は せめて心は 置いていってね 窓の外は つめたい雨が 捨ててもいいからこの傘を 帰したくないあなた 眠れやしないあなた 靴音淋しい うしろ影 身体にぬけない ぬくもりだけで 三日や四日は 安心できるわ わがままいえたら 朝の窓辺で そっと見送る そっと見送る ことができたら 窓の灯り 消さずにいるわ あなたがどこかで 眠るまで 帰したくないあなた 眠れやしないあなた 雨音恋しい うしろ影 窓の外は つめたい雨が 捨ててもいいからこの傘を 帰したくないあなた 眠れやしないあなた 靴音淋しい うしろ影 |
| あの日の嘘のつぐないに北窓ひとつの 小さな部屋で 淋しく暮らして いたんだね ほんのり うす口紅(べに) 爪噛むくせも 変わっちゃいないよ あの頃と ああ ああ おまえって 泣かす女だね 許してくれとは 言えないが 陽だまりみたいな 幸せを あの日の嘘の つぐないに 男の気ままで 放浪(さすらい)ぐらし 小樽に三年 萩二年 ゆきずりの花を 散らせるたびに 心のどこかで 探してた ああ ああ おまえって 俺のふるさとさ 分かってくれたら 泣かないで 歌ってあげよう 子守唄 あの日の嘘の つぐないに ああ ああ おまえって 泣かす女だね 信じてくれると 言うのなら ぬくもり分け合う 人生を あの日の嘘の つぐないに | 中条きよし | 水木れいじ | 岡千秋 | | 北窓ひとつの 小さな部屋で 淋しく暮らして いたんだね ほんのり うす口紅(べに) 爪噛むくせも 変わっちゃいないよ あの頃と ああ ああ おまえって 泣かす女だね 許してくれとは 言えないが 陽だまりみたいな 幸せを あの日の嘘の つぐないに 男の気ままで 放浪(さすらい)ぐらし 小樽に三年 萩二年 ゆきずりの花を 散らせるたびに 心のどこかで 探してた ああ ああ おまえって 俺のふるさとさ 分かってくれたら 泣かないで 歌ってあげよう 子守唄 あの日の嘘の つぐないに ああ ああ おまえって 泣かす女だね 信じてくれると 言うのなら ぬくもり分け合う 人生を あの日の嘘の つぐないに |
| 男の忘れもの俺が年(とし)だから あいつもいい年 バーの片隅 それでも逢いたい… 何がふたりを 切れさせた 鈴なりの麗人(おんな)に 瞳(め)が眩(くら)みつづけて どじだろ どじだぜ …男の忘れもの 横で寝た頃は 愛とは知らずに 罪な生傷(なまきず) あいつに負(お)わせた… 俺を静かに 赦(ゆる)すより その胸の怨みを 打(ぶ)ちまけてくれたら 楽にも なれたさ …男の忘れもの 訊(き)かずとも聞いた あいつのあれから 客(ひと)は好きだよ 落ち目の噂が… せめてどちらか 幸せに 今日夜の麻布で すれ違い合えれば ここまで 痛まぬ …男の忘れもの | 中条きよし | ちあき哲也 | 水森英夫 | 前田俊明 | 俺が年(とし)だから あいつもいい年 バーの片隅 それでも逢いたい… 何がふたりを 切れさせた 鈴なりの麗人(おんな)に 瞳(め)が眩(くら)みつづけて どじだろ どじだぜ …男の忘れもの 横で寝た頃は 愛とは知らずに 罪な生傷(なまきず) あいつに負(お)わせた… 俺を静かに 赦(ゆる)すより その胸の怨みを 打(ぶ)ちまけてくれたら 楽にも なれたさ …男の忘れもの 訊(き)かずとも聞いた あいつのあれから 客(ひと)は好きだよ 落ち目の噂が… せめてどちらか 幸せに 今日夜の麻布で すれ違い合えれば ここまで 痛まぬ …男の忘れもの |
| 煙が目にしみる一秒あれば 口づけて 一日あれば 抱きたくて おまえを愛さず 死ねるのか おまえを愛さず 生きれるか ふっとため息 見上げた空に ふっとふかした 今夜の煙草 やけに煙が 目にしみる 一年なんて 待てなくて 一生なんて 束の間で おまえを忘れて 暮らせない おまえを忘れて 生きれない そっと飲み干す グラスの底に そっと二本目 いつもの煙草 やけに煙が 目にしみる ふっとため息 見上げた空に ふっとふかした 今夜の煙草 やけに煙が 目にしみる | 中条きよし | 結木瞳 | 新田晃也 | 伊戸のりお | 一秒あれば 口づけて 一日あれば 抱きたくて おまえを愛さず 死ねるのか おまえを愛さず 生きれるか ふっとため息 見上げた空に ふっとふかした 今夜の煙草 やけに煙が 目にしみる 一年なんて 待てなくて 一生なんて 束の間で おまえを忘れて 暮らせない おまえを忘れて 生きれない そっと飲み干す グラスの底に そっと二本目 いつもの煙草 やけに煙が 目にしみる ふっとため息 見上げた空に ふっとふかした 今夜の煙草 やけに煙が 目にしみる |
| 風が泣くとき風に誘われ 男は歌うよ 闇に凍えて 身を切る 木枯らしに乗せて ひとときだけ帰る 想い出の歌は 寂しい男の 流し歌 風と一緒に 男は走るよ きいてくれるな 俺たち 行く先は闇さ はぐれたもの同志 ぬくもりを逃げて つめたい日陰を 生きて行く 風に吹かれて 男はわらうよ 知らず知らずに こころを かわかせたままで 恋も夢も過去も 口笛で捨てた 気がつきゃ独りの はぐれ道 風に押されて 男は旅立つ 死んでたまるか おまえに 会うまではきっと ひとつだけの命 この腕に抱いて 見上げりゃ遠くに 夜明け星 | 中条きよし | 山口洋子 | 北林研一 | 小杉仁三 | 風に誘われ 男は歌うよ 闇に凍えて 身を切る 木枯らしに乗せて ひとときだけ帰る 想い出の歌は 寂しい男の 流し歌 風と一緒に 男は走るよ きいてくれるな 俺たち 行く先は闇さ はぐれたもの同志 ぬくもりを逃げて つめたい日陰を 生きて行く 風に吹かれて 男はわらうよ 知らず知らずに こころを かわかせたままで 恋も夢も過去も 口笛で捨てた 気がつきゃ独りの はぐれ道 風に押されて 男は旅立つ 死んでたまるか おまえに 会うまではきっと ひとつだけの命 この腕に抱いて 見上げりゃ遠くに 夜明け星 |
| 北の灯り雨のすきまに 面影を 追えば虚しい レンガ道 二度目の旅の 約束を 果たせぬままに そのままに あゝどこへ行こうと おまえだけ あゝ誰に逢おうと おまえだけ さがす睫毛の淋しさを 知っているよな 北灯り おまえ失くした 風穴に こうも虚しい 風が吹く 写真を胸の ポケットに 連れて一人で 来たけれど あゝどこへ行こうと おまえだけ あゝ誰に逢おうと おまえだけ 酔わなきゃ眠れぬ夜ばかり 二泊(ふたつ)重ねた 北ホテル あゝどこへ行こうと おまえだけ あゝ誰に逢おうと おまえだけ 欲しい 詫びたい 逢いたいよ 遠い幸せ 北灯り | 中条きよし | 朝比奈京仔 | 杉本眞人 | 猪股義周 | 雨のすきまに 面影を 追えば虚しい レンガ道 二度目の旅の 約束を 果たせぬままに そのままに あゝどこへ行こうと おまえだけ あゝ誰に逢おうと おまえだけ さがす睫毛の淋しさを 知っているよな 北灯り おまえ失くした 風穴に こうも虚しい 風が吹く 写真を胸の ポケットに 連れて一人で 来たけれど あゝどこへ行こうと おまえだけ あゝ誰に逢おうと おまえだけ 酔わなきゃ眠れぬ夜ばかり 二泊(ふたつ)重ねた 北ホテル あゝどこへ行こうと おまえだけ あゝ誰に逢おうと おまえだけ 欲しい 詫びたい 逢いたいよ 遠い幸せ 北灯り |
| うすなさけ浮気じゃイヤよ 本気で惚れて 私にはいつだって 恋は命がけ 遊びじゃないと 口では言って 今日もまた来ない人 あなたうすなさけ 新しいパジャマを 買いました あなたのために それほどに バカな私 あなたを 信じてた 知ってるはずよ 私のことは 振られても あきらめの 悪い女だと いい人ほかに みつけてくれと やさしげに言える人 あなたうすなさけ あみかけのセーター 今すぐに ほどけと言うの それなのに バカな私 あなたを 憎めない お前を俺は 不幸にすると しおらしく言える人 あなたうすなさけ バーボンが好きだと 言ったから 買って来ました それほどに バカな私 あなたを 愛してる | 中条きよし | なかにし礼 | 平尾昌晃 | | 浮気じゃイヤよ 本気で惚れて 私にはいつだって 恋は命がけ 遊びじゃないと 口では言って 今日もまた来ない人 あなたうすなさけ 新しいパジャマを 買いました あなたのために それほどに バカな私 あなたを 信じてた 知ってるはずよ 私のことは 振られても あきらめの 悪い女だと いい人ほかに みつけてくれと やさしげに言える人 あなたうすなさけ あみかけのセーター 今すぐに ほどけと言うの それなのに バカな私 あなたを 憎めない お前を俺は 不幸にすると しおらしく言える人 あなたうすなさけ バーボンが好きだと 言ったから 買って来ました それほどに バカな私 あなたを 愛してる |
| やっと逢えたねさがしたよ 黄昏の東京 気づいたよ おまえしかいないと 肩に手をかけ 抱きしめた 細いからだが きしむほど 逢えたね 逢えたね やっと逢えたね 風邪ひくよ 霧が降る横浜 辛かった 今日までの長い日 忘れられない その瞳 二度とおまえを 離さない 逢えたね 逢えたね やっと逢えたね 春が来る 花冷えの京都に 帰ろうよ あの部屋にふたりで 遠くからでも わかるよに いつも灯りは つけてある 逢えたね 逢えたね やっと逢えたね | 中条きよし | 高畠じゅん子 | 中川博之 | 前田俊明 | さがしたよ 黄昏の東京 気づいたよ おまえしかいないと 肩に手をかけ 抱きしめた 細いからだが きしむほど 逢えたね 逢えたね やっと逢えたね 風邪ひくよ 霧が降る横浜 辛かった 今日までの長い日 忘れられない その瞳 二度とおまえを 離さない 逢えたね 逢えたね やっと逢えたね 春が来る 花冷えの京都に 帰ろうよ あの部屋にふたりで 遠くからでも わかるよに いつも灯りは つけてある 逢えたね 逢えたね やっと逢えたね |
| 櫻の花のようにとめどなく なみだ こぼれたときは その肩を そっと 抱いてあげるよ しあわせに そむき 歩けば寒い 長すぎる冬の 終わりはないさ 一度だけ生きて そして死んでゆく だからこのまま 恋に溺れて 櫻の花のように 散るのがいいさ 散るのがいいさ あゝ 櫻の花のように 訳もなく なぜか 切ないときは 指さきを そっと かんであげるよ さすらって いつか 帰って来ても あのときの春は そこにはないさ 一度だけ生きて そして死んでゆく だからこのまま 心まかせて 櫻の花のように 散るのがいいさ 散るのがいいさ あゝ 櫻の花のように 一度だけ生きて そして死んでゆく だからこのまま 恋に溺れて 櫻の花のように 散るのがいいさ 散るのがいいさ あゝ 櫻の花のように | 中条きよし | 荒木とよひさ | 三木たかし | 竜崎孝路 | とめどなく なみだ こぼれたときは その肩を そっと 抱いてあげるよ しあわせに そむき 歩けば寒い 長すぎる冬の 終わりはないさ 一度だけ生きて そして死んでゆく だからこのまま 恋に溺れて 櫻の花のように 散るのがいいさ 散るのがいいさ あゝ 櫻の花のように 訳もなく なぜか 切ないときは 指さきを そっと かんであげるよ さすらって いつか 帰って来ても あのときの春は そこにはないさ 一度だけ生きて そして死んでゆく だからこのまま 心まかせて 櫻の花のように 散るのがいいさ 散るのがいいさ あゝ 櫻の花のように 一度だけ生きて そして死んでゆく だからこのまま 恋に溺れて 櫻の花のように 散るのがいいさ 散るのがいいさ あゝ 櫻の花のように |
忘れ草 消えるはずがない 淋しさ 消せるはずがない 昨日 心にふりつもる雪 過去という名のボタン雪 この世にどうして咲こうとするのか 宿命(さだめ)知り乍(なが)ら…… おれもおまえも どうせ二人は 冬の忘れ草 みえるはずがない 行く末 ともるはずがない あかり 春でも凍りつく道 つらいこの世のけもの道 他人(ひと)にかくれて咲こうとするのか 宿命(さだめ)知り乍(なが)ら…… おれもおまえも どうせ二人は 冬の忘れ草 とけるはずがない からくり ひらくはずがない とびら 幸せあきらめる夜 せめて抱きあう寒い肌 どうして無理して咲こうとするのか 宿命(さだめ)知り乍(なが)ら…… おれもおまえも どうせ二人は 冬の忘れ草 | 中条きよし | 杉紀彦 | 三木たかし | 三木たかし | 消えるはずがない 淋しさ 消せるはずがない 昨日 心にふりつもる雪 過去という名のボタン雪 この世にどうして咲こうとするのか 宿命(さだめ)知り乍(なが)ら…… おれもおまえも どうせ二人は 冬の忘れ草 みえるはずがない 行く末 ともるはずがない あかり 春でも凍りつく道 つらいこの世のけもの道 他人(ひと)にかくれて咲こうとするのか 宿命(さだめ)知り乍(なが)ら…… おれもおまえも どうせ二人は 冬の忘れ草 とけるはずがない からくり ひらくはずがない とびら 幸せあきらめる夜 せめて抱きあう寒い肌 どうして無理して咲こうとするのか 宿命(さだめ)知り乍(なが)ら…… おれもおまえも どうせ二人は 冬の忘れ草 |
理由 あのひとと別れた理由(わけ)は 何んでもないの 夜明けに帰って来た彼の 背広についてた口紅が 許せなかっただけのこと マージャンしてたと言いわけも 投げ出すように冷たくて 熱いコーヒー いれながら もうおしまいねと 泣きました あのひとと別れた理由(わけ)は 何んでもないの 夜中にかかって来た電話 あのひと出してと親しげな 若い女の笑い声 誰よと責めても答えない 煙草輪にする横顔に 男ごころを見たようで もうこれきりねと 泣きました あのひとと別れた理由(わけ)は 何んでもないの お休みぐらいは家(うち)にいて ふたりでゆっくりしましょうと 甘い約束したあとで 仕事があるよと新しい ネクタイしめて行く背中 扉(ドア)にもたれて見送って もう今日かぎりと 泣きました | 中条きよし | 山口洋子 | 平尾昌晃 | 池多孝春 | あのひとと別れた理由(わけ)は 何んでもないの 夜明けに帰って来た彼の 背広についてた口紅が 許せなかっただけのこと マージャンしてたと言いわけも 投げ出すように冷たくて 熱いコーヒー いれながら もうおしまいねと 泣きました あのひとと別れた理由(わけ)は 何んでもないの 夜中にかかって来た電話 あのひと出してと親しげな 若い女の笑い声 誰よと責めても答えない 煙草輪にする横顔に 男ごころを見たようで もうこれきりねと 泣きました あのひとと別れた理由(わけ)は 何んでもないの お休みぐらいは家(うち)にいて ふたりでゆっくりしましょうと 甘い約束したあとで 仕事があるよと新しい ネクタイしめて行く背中 扉(ドア)にもたれて見送って もう今日かぎりと 泣きました |
うそ 折れた煙草の 吸いがらで あなたの嘘が わかるのよ 誰かいい女(ひと) 出来たのね 出来たのね あー 半年あまりの 恋なのに あー エプロン姿が よく似合う 爪もそめずに いてくれと 女があとから 泣けるよな 哀しい嘘の つける人 あなた残した わるいくせ 夜中に電話 かけるくせ 鍵をかけずに ねむるくせ ねむるくせ あー 一緒になる気も ないくせに あー 花嫁衣装は どうするの 僕は着物が 好きだよと あついくちづけ くれながら 冷たい嘘の つける人 あー あんまり飲んでは いけないよ あー 帰りの車も 気をつけて ひとりの身体じゃ ないなんて 女がほろりと くるような 優しい嘘の 上手(うま)い人 | 中条きよし | 山口洋子 | 平尾昌晃 | 高見弘 | 折れた煙草の 吸いがらで あなたの嘘が わかるのよ 誰かいい女(ひと) 出来たのね 出来たのね あー 半年あまりの 恋なのに あー エプロン姿が よく似合う 爪もそめずに いてくれと 女があとから 泣けるよな 哀しい嘘の つける人 あなた残した わるいくせ 夜中に電話 かけるくせ 鍵をかけずに ねむるくせ ねむるくせ あー 一緒になる気も ないくせに あー 花嫁衣装は どうするの 僕は着物が 好きだよと あついくちづけ くれながら 冷たい嘘の つける人 あー あんまり飲んでは いけないよ あー 帰りの車も 気をつけて ひとりの身体じゃ ないなんて 女がほろりと くるような 優しい嘘の 上手(うま)い人 |