だから女は泣くのです白いレースの テーブルに 愛を並べて この俺を 待ってほしいと のみに来るたび 言(ゆ)うあなた あゝ優しさに あゝ口説かれて 手渡した胸の鍵 いまはもう返らない だから女は 泣くのです ボタンつけやら ほころびを 笑顔うかべて 縫いながら あまい暮らしに 酔っていたのが ばかなのね あゝ今日もまた あゝあれこれと 買物をした後で ふたり分 手に重い だから女は 泣くのです 外はみれんの 細い雨 寝ても眠れぬ 夜ふけごろ やめたお酒を そっと呑んでる この私 あゝ淋しさに あゝ耐えながら あのひとの身勝手を どうしても憎めない だから女は 泣くのです | 増位山太志郎 | 池田充男 | 伊藤雪彦 | | 白いレースの テーブルに 愛を並べて この俺を 待ってほしいと のみに来るたび 言(ゆ)うあなた あゝ優しさに あゝ口説かれて 手渡した胸の鍵 いまはもう返らない だから女は 泣くのです ボタンつけやら ほころびを 笑顔うかべて 縫いながら あまい暮らしに 酔っていたのが ばかなのね あゝ今日もまた あゝあれこれと 買物をした後で ふたり分 手に重い だから女は 泣くのです 外はみれんの 細い雨 寝ても眠れぬ 夜ふけごろ やめたお酒を そっと呑んでる この私 あゝ淋しさに あゝ耐えながら あのひとの身勝手を どうしても憎めない だから女は 泣くのです |
北国なみだ雨あなたの噂を 足跡を 雨が冷たく 消して行く ひと目だけでも ひと目だけでも 逢いたくて しずく哀しい 北国 なみだ雨 あなたの写真を 手がかりに たずね歩いた 北の町 何で黙って 何で黙って 消えたのよ 未練跡引く 北国 なみだ雨 優しく抱かれた あの夜が 忘れられない また浮かぶ 揺れる面影 揺れる面影 せつなくて 滲(にじ)む町の灯 北国 なみだ雨 二ケ月(ふたつき)遅れの すれ違い 逢えぬ運命(さだめ)か もう二度と 誰と今頃 誰と今頃 どこにいる 胸に沁みます 北国 なみだ雨 | 増位山太志郎 | 麻こよみ | 宮下健治 | 南郷達也 | あなたの噂を 足跡を 雨が冷たく 消して行く ひと目だけでも ひと目だけでも 逢いたくて しずく哀しい 北国 なみだ雨 あなたの写真を 手がかりに たずね歩いた 北の町 何で黙って 何で黙って 消えたのよ 未練跡引く 北国 なみだ雨 優しく抱かれた あの夜が 忘れられない また浮かぶ 揺れる面影 揺れる面影 せつなくて 滲(にじ)む町の灯 北国 なみだ雨 二ケ月(ふたつき)遅れの すれ違い 逢えぬ運命(さだめ)か もう二度と 誰と今頃 誰と今頃 どこにいる 胸に沁みます 北国 なみだ雨 |
ほんの小さな過去だからたった一度の この世の旅路 生命(いのち)の足跡 続く道に 秋が来て ひとひらの 枯葉が舞う 季節は巡る それだけさ どんな涙も この胸の ほんの小さな過去だから やっと出逢えた おまえと俺さ 生きてる限り 明日(あした)がくる 冬を越え 春が来て 微笑(ほほえ)むように 陽(ひ)だまりひとつ 影ふたつ どんな涙も この胸の ほんの小さな過去だから そっと結んだ 心と心 光を見つめて 歩き出そう 哀しみは どこまでも 哀しみでも 季節は巡る それでいい どんな涙も この胸の ほんの小さな過去だから | 増位山太志郎 | 紙中礼子 | 花岡優平 | 矢野立美 | たった一度の この世の旅路 生命(いのち)の足跡 続く道に 秋が来て ひとひらの 枯葉が舞う 季節は巡る それだけさ どんな涙も この胸の ほんの小さな過去だから やっと出逢えた おまえと俺さ 生きてる限り 明日(あした)がくる 冬を越え 春が来て 微笑(ほほえ)むように 陽(ひ)だまりひとつ 影ふたつ どんな涙も この胸の ほんの小さな過去だから そっと結んだ 心と心 光を見つめて 歩き出そう 哀しみは どこまでも 哀しみでも 季節は巡る それでいい どんな涙も この胸の ほんの小さな過去だから |
男の舞台本所両国 隅田の川の 土手の川風 身にしみる 男意気地を 土俵の砂に 賭けたあの日を 思い出す 泣いた涙で 流した恋も 一つ二つは あっていい 若さ一代 人生一度 賭けてひとすじ 男道 ここが勝負と 出て行く時が 男だったら きっとある 義理と人情の まわしを締めて 賭けた土俵の 夢舞台 | 増位山太志郎 | たかたかし | 弦哲也 | 前田俊明 | 本所両国 隅田の川の 土手の川風 身にしみる 男意気地を 土俵の砂に 賭けたあの日を 思い出す 泣いた涙で 流した恋も 一つ二つは あっていい 若さ一代 人生一度 賭けてひとすじ 男道 ここが勝負と 出て行く時が 男だったら きっとある 義理と人情の まわしを締めて 賭けた土俵の 夢舞台 |
奥能登しぐれ行くも帰るも 日本海 輪島 千里浜(ちりはま) 波しぶき 泣いていないか 倖せだろか… おまえ思えば 逢いたくて 胸に冷たい 奥能登しぐれ 愛し合っても 添えぬ女(ひと) なぜに結べぬ 紅い糸 泣いていないか 倖せだろか… 窓に愛しい 面影が 揺れて哀しい 奥能登しぐれ 恋が残した 傷あとは いつになったら 消えるやら 泣いていないか 倖せだろか… 恋路海岸 湯の宿で 飲めば未練の 奥能登しぐれ | 増位山太志郎 | 下地亜記子 | 徳久広司 | 南郷達也 | 行くも帰るも 日本海 輪島 千里浜(ちりはま) 波しぶき 泣いていないか 倖せだろか… おまえ思えば 逢いたくて 胸に冷たい 奥能登しぐれ 愛し合っても 添えぬ女(ひと) なぜに結べぬ 紅い糸 泣いていないか 倖せだろか… 窓に愛しい 面影が 揺れて哀しい 奥能登しぐれ 恋が残した 傷あとは いつになったら 消えるやら 泣いていないか 倖せだろか… 恋路海岸 湯の宿で 飲めば未練の 奥能登しぐれ |
あじさいの別れうれいをこめて 秘かに咲いた あじさい匂う 別れ道 添えぬ運命に 身を引く人の うしろ姿を 小雨がかくす 音もなく 恋に散る あじさいの花よ うなじに そっと 唇よせて おまえが好きだと 言った人 肩に甘えた 相々傘で あなた心に まかせたわたし 恥じらいに 頬そめて 愛を知った夜 季節の中で いつかは褪せる あじさいの色の いじらしさ 呼んで届かぬ 面影だけど 胸にこころに 離さず抱いて 幸せを 振りかえる あじさいの夢よ | 増位山太志郎 | 横山聖仁郎 | 横山聖仁郎 | | うれいをこめて 秘かに咲いた あじさい匂う 別れ道 添えぬ運命に 身を引く人の うしろ姿を 小雨がかくす 音もなく 恋に散る あじさいの花よ うなじに そっと 唇よせて おまえが好きだと 言った人 肩に甘えた 相々傘で あなた心に まかせたわたし 恥じらいに 頬そめて 愛を知った夜 季節の中で いつかは褪せる あじさいの色の いじらしさ 呼んで届かぬ 面影だけど 胸にこころに 離さず抱いて 幸せを 振りかえる あじさいの夢よ |
おもいで話し暗さを背負った お前には 更紗(さらさ)の着物が よくにあう 久しぶりだね 逢うなんて お茶でもいかがと 出す指に 今でも指輪を はなさない …おもいで話し 団扇(うちわ)を片手に もちながら 二人で花火を みにいった 両国橋の ゆきかえり こわさを知らずに 倖せで 酔ってた あの日に もどりたい …おもいで話し お酒にしますか 辛口の さよりが口には あうみたい 男の人に 手作りの 料理を出すのは 二年ぶり ほほえみなだらも 涙ぐむ …おもいで話し | 増位山太志郎 | 木未野奈 | 徳久広司 | | 暗さを背負った お前には 更紗(さらさ)の着物が よくにあう 久しぶりだね 逢うなんて お茶でもいかがと 出す指に 今でも指輪を はなさない …おもいで話し 団扇(うちわ)を片手に もちながら 二人で花火を みにいった 両国橋の ゆきかえり こわさを知らずに 倖せで 酔ってた あの日に もどりたい …おもいで話し お酒にしますか 辛口の さよりが口には あうみたい 男の人に 手作りの 料理を出すのは 二年ぶり ほほえみなだらも 涙ぐむ …おもいで話し |
とにかく、あしたキャバレーのネオン 花咲く裏道を あてなくさまよう 恋やつれのひと えりあしほつれて たよりないうなじが いたずらな風に 寒そうにみえる やさしい言葉さえ かけられないぼくが なさけなくてはがゆい 春がすみの夜 とにかくあした とにかくあした 昨日を振りむいても しかたがない 逃げた男には うらみはないけれど おきざりにされた あなたが切ない 涙かれたなら コーヒーでものもう やさしい音楽でも 流れてる店で とにかくあした とにかくあした あしたを生きることが 大事だろ 未練は言わないで いさぎよい女に なれよとはげましても うつむくだけだね とにかくあした とにかくあした あしたになれば 風向きも変わる 不幸に酔ってちゃいけないよ | 増位山太志郎 | 来生えつこ | 来生たかお | 小谷充 | キャバレーのネオン 花咲く裏道を あてなくさまよう 恋やつれのひと えりあしほつれて たよりないうなじが いたずらな風に 寒そうにみえる やさしい言葉さえ かけられないぼくが なさけなくてはがゆい 春がすみの夜 とにかくあした とにかくあした 昨日を振りむいても しかたがない 逃げた男には うらみはないけれど おきざりにされた あなたが切ない 涙かれたなら コーヒーでものもう やさしい音楽でも 流れてる店で とにかくあした とにかくあした あしたを生きることが 大事だろ 未練は言わないで いさぎよい女に なれよとはげましても うつむくだけだね とにかくあした とにかくあした あしたになれば 風向きも変わる 不幸に酔ってちゃいけないよ |
本気で惚れた人もしも私が 見捨てたら きっとあなたは 駄目になる 決めたのよ 決めたのよ 何があろうと 支えます 女泣かせの 人でもいいの だって本気で本気で 本気で惚れた人 髪を切ったら 似合うよと 嬉しがらせを いうあなた 決めたのよ 決めたのよ あんな男と 言わないで 女泣かせの 人でもいいの だって本気で本気で 本気で惚れた人 そっとあなたの お財布に 足しておきます お小遣い 決めたのよ 決めたのよ 覚悟してます 苦労なら 女泣かせの 人でもいいの だって本気で本気で 本気で惚れた人 | 増位山太志郎 | 麻こよみ | 徳久広司 | 南郷達也 | もしも私が 見捨てたら きっとあなたは 駄目になる 決めたのよ 決めたのよ 何があろうと 支えます 女泣かせの 人でもいいの だって本気で本気で 本気で惚れた人 髪を切ったら 似合うよと 嬉しがらせを いうあなた 決めたのよ 決めたのよ あんな男と 言わないで 女泣かせの 人でもいいの だって本気で本気で 本気で惚れた人 そっとあなたの お財布に 足しておきます お小遣い 決めたのよ 決めたのよ 覚悟してます 苦労なら 女泣かせの 人でもいいの だって本気で本気で 本気で惚れた人 |
女のきもちお料理つくって あなたのお帰りを 待っているのが すきなのよ 古い女と いわれても バカな女と いわれても ― それは、私の勝手でしょう しあわせいろいろ あなたの女です 夕子と親から もらった本名で 呼んでください 今夜から キモイ女と いわれても バカな女と いわれても ― それは、私の勝手でしょう しあわせいろいろ あなたの女です 一生あなたの お世話をしたいのよ だめよ浮気は 一度でも 変な女と いわれても バカな女と いわれても ― それは、私の勝手でしょう しあわせいろいろ あなたの女です | 増位山太志郎 | たかたかし | 弦哲也 | 前田俊明 | お料理つくって あなたのお帰りを 待っているのが すきなのよ 古い女と いわれても バカな女と いわれても ― それは、私の勝手でしょう しあわせいろいろ あなたの女です 夕子と親から もらった本名で 呼んでください 今夜から キモイ女と いわれても バカな女と いわれても ― それは、私の勝手でしょう しあわせいろいろ あなたの女です 一生あなたの お世話をしたいのよ だめよ浮気は 一度でも 変な女と いわれても バカな女と いわれても ― それは、私の勝手でしょう しあわせいろいろ あなたの女です |
京都二寧坂春も待たずに ほころぶ花に そそぐ陽(ひ)だまり 石畳 この坂を 右へ折れれば 高台寺(こうだいじ) 恋の名残(なご)りを 愛(いと)しむように 鐘が鳴ります 京都二寧坂 肩に手を添え 転ばぬように そんな優しい 気配りが 今更に 消えてはかない 夏すだれ 秋が色づく 清水寺(きよみずでら)に 夢が揺れます 京都二寧坂 何処(どこ)でどうして 躓(つまづ)いたのか 歩き慣れてる 坂なのに ささめ雪 遠いおもかげ 抱きしめて くぐる八坂(やさか)の 思い出鳥居 明るすぎます 京都二寧坂 | 増位山太志郎 | 松井由利夫 | 叶弦大 | 南郷達也 | 春も待たずに ほころぶ花に そそぐ陽(ひ)だまり 石畳 この坂を 右へ折れれば 高台寺(こうだいじ) 恋の名残(なご)りを 愛(いと)しむように 鐘が鳴ります 京都二寧坂 肩に手を添え 転ばぬように そんな優しい 気配りが 今更に 消えてはかない 夏すだれ 秋が色づく 清水寺(きよみずでら)に 夢が揺れます 京都二寧坂 何処(どこ)でどうして 躓(つまづ)いたのか 歩き慣れてる 坂なのに ささめ雪 遠いおもかげ 抱きしめて くぐる八坂(やさか)の 思い出鳥居 明るすぎます 京都二寧坂 |
昭和流行歌俺は待ってるぜ 別れても好きな人 よせばいいのに骨まで愛して アケミという名で十八で花から花へと噂の女 帰ってこいよ 北の宿から ごめんね 与作ろくでなし 君はこころの妻だから おまえに抱よう おもいやり 愛のふれあい 俺は待ってるぜ 私は街の子 ひばりのマドロスさん 影を慕いて 今日でお別れ 星は何んでも 知っている 小指の想い出 ゆうべの秘密 知りすぎたのね なみだの操 せんせいサチコ 悲しい酒 夜霧よ 今夜もありがとう あなたまかせの夜だから 生命かれても 私は街の子 俺は淋しいんだ 人生の並木道 ついて来るかい倖せさがして 酒は涙か溜息か死ぬまで一緒にいつでも夢を 二人の世界 おれでよければ 南国土佐を後にして お嫁においで お富さん 有楽町で逢いましょう リンゴ追分 俺は淋しいんだ 我慢できないわ 泣かないで 好きだった 黒い花びら人生いろいろ どうせひろった恋だもの 青い背広で惚れたって駄目よ 矢切りの渡し リンゴ村から そんな夕子に惚れました 酒よ 再会 かえり船 また逢う日までカスマプゲ 命くれない ハイそれまでよ | 増位山太志郎 | 三浦弘 | 三浦弘 | | 俺は待ってるぜ 別れても好きな人 よせばいいのに骨まで愛して アケミという名で十八で花から花へと噂の女 帰ってこいよ 北の宿から ごめんね 与作ろくでなし 君はこころの妻だから おまえに抱よう おもいやり 愛のふれあい 俺は待ってるぜ 私は街の子 ひばりのマドロスさん 影を慕いて 今日でお別れ 星は何んでも 知っている 小指の想い出 ゆうべの秘密 知りすぎたのね なみだの操 せんせいサチコ 悲しい酒 夜霧よ 今夜もありがとう あなたまかせの夜だから 生命かれても 私は街の子 俺は淋しいんだ 人生の並木道 ついて来るかい倖せさがして 酒は涙か溜息か死ぬまで一緒にいつでも夢を 二人の世界 おれでよければ 南国土佐を後にして お嫁においで お富さん 有楽町で逢いましょう リンゴ追分 俺は淋しいんだ 我慢できないわ 泣かないで 好きだった 黒い花びら人生いろいろ どうせひろった恋だもの 青い背広で惚れたって駄目よ 矢切りの渡し リンゴ村から そんな夕子に惚れました 酒よ 再会 かえり船 また逢う日までカスマプゲ 命くれない ハイそれまでよ |
雪虫人目についたら悪いと言って うすい化粧を する奴だった 北のはずれで 似ている女(ひと)を 見ればこゝろが また痛む 雪虫 雪虫 この手にとまれ 寒けりゃぬくもり 分けてやろ 着物のいちまい 買ってもやれず 苦労ばかりを かけてた俺さ おまえ偲べば 笑った顔が うかぶ他国の くもり空 雪虫 雪虫 この手にとまれ とぶには綿毛が 重たかろ しあわせ掴んで 暮らしておくれ それがせめての 餞(はなむ)けだった 無理におまえを 忘れるための 旅は明日も またつゞく 雪虫 雪虫 この手にとまれ 雪降るその日を おしえろよ | 増位山太志郎 | 池田充男 | 弦哲也 | | 人目についたら悪いと言って うすい化粧を する奴だった 北のはずれで 似ている女(ひと)を 見ればこゝろが また痛む 雪虫 雪虫 この手にとまれ 寒けりゃぬくもり 分けてやろ 着物のいちまい 買ってもやれず 苦労ばかりを かけてた俺さ おまえ偲べば 笑った顔が うかぶ他国の くもり空 雪虫 雪虫 この手にとまれ とぶには綿毛が 重たかろ しあわせ掴んで 暮らしておくれ それがせめての 餞(はなむ)けだった 無理におまえを 忘れるための 旅は明日も またつゞく 雪虫 雪虫 この手にとまれ 雪降るその日を おしえろよ |
夢酒場ここから逃げだしたなら しあわせだろう たとえば南の島で ひとりでくらせば だけど男の肩には 荷物が多い どこに置こうか だれにたのもう すべさえなくて 酒場で見果てぬ 夢追いかける 思えば少年のころのぞんだものを どれほど手にしただろう 指折りかぞえる グラス片手にしばしの 空想旅行 一つ悲しみ 二つみちたり 三つで泣いて ため息色した 夢かけめぐる だれにも言わないでいた 宝の箱を 男はこころの中に かくしているのさ 酔いがまわればときどき とりだしてみる やがていつかは たどりつくのさ きらめく星に 琥珀のかおりよ 夢はてしなく | 増位山太志郎 | 中山大三郎 | 中山大三郎 | | ここから逃げだしたなら しあわせだろう たとえば南の島で ひとりでくらせば だけど男の肩には 荷物が多い どこに置こうか だれにたのもう すべさえなくて 酒場で見果てぬ 夢追いかける 思えば少年のころのぞんだものを どれほど手にしただろう 指折りかぞえる グラス片手にしばしの 空想旅行 一つ悲しみ 二つみちたり 三つで泣いて ため息色した 夢かけめぐる だれにも言わないでいた 宝の箱を 男はこころの中に かくしているのさ 酔いがまわればときどき とりだしてみる やがていつかは たどりつくのさ きらめく星に 琥珀のかおりよ 夢はてしなく |
別れたそうね別れたそうねと 和服のママが やさしい目をして 迎えてくれる あなたは おぼえているかしら はじめて誘われ 飲んだ店 ふたりの名前で ボトルをいれました 電話でいいから むかしのように 元気をだせよと 叱ってほしい あなたを信じて いたわたし こよりの指輪を こしらえて はしゃいだあの日の しあわせとおい夢 あなたの匂いを 忘れる日まで 誰にも抱かれる その気はないわ あなたはいい人 みつけたの 路地うらあたりの 手相見が さみしい顔だと わたしを呼びとめる | 増位山太志郎 | たかたかし | 徳久広司 | | 別れたそうねと 和服のママが やさしい目をして 迎えてくれる あなたは おぼえているかしら はじめて誘われ 飲んだ店 ふたりの名前で ボトルをいれました 電話でいいから むかしのように 元気をだせよと 叱ってほしい あなたを信じて いたわたし こよりの指輪を こしらえて はしゃいだあの日の しあわせとおい夢 あなたの匂いを 忘れる日まで 誰にも抱かれる その気はないわ あなたはいい人 みつけたの 路地うらあたりの 手相見が さみしい顔だと わたしを呼びとめる |
お前が可愛い一つしかない ハンカチひろげ 頭にのせて 走ったね 夕立の 夕立の いたづらで ぬれたお前の 細い肩 だいてやりたい あたためて 風邪をすぐひく お前のことが 心配だから 今日もきた ぎこちない ぎこちない 指先で つくるこい目の 水割りに 過去をきにする うしろかげ 俺も別れた お前も一人 淋しいおもい 一緒だね くちべにの くちべにの その色で ゆれる気持ちが よくわかる はめてくれるね この指輪 | 増位山太志郎 | 木未野奈 | 大野弘也 | | 一つしかない ハンカチひろげ 頭にのせて 走ったね 夕立の 夕立の いたづらで ぬれたお前の 細い肩 だいてやりたい あたためて 風邪をすぐひく お前のことが 心配だから 今日もきた ぎこちない ぎこちない 指先で つくるこい目の 水割りに 過去をきにする うしろかげ 俺も別れた お前も一人 淋しいおもい 一緒だね くちべにの くちべにの その色で ゆれる気持ちが よくわかる はめてくれるね この指輪 |
想い出さがし淋(さび)しい女に したのは誰と 風に聞いてる 港町 幸せかしら あの人は 船の汽笛が 酔わせた恋よ ひとり今夜は 想い出さがし 優しさくれたわ 悲しい傷に 同じ痛みと おんな花 出逢えるかしら いつかまた 噂きいたら たずねてみたい ひとり今夜は 想い出さがし 迎えに来たよと 口説いてほしい 雨にため息 ネオン町 忘れたかしら あの人は 愛の言葉と ふたりの涙 ひとり今夜は 想い出さがし | 増位山太志郎 | 建石一 | 徳久広司 | 前田俊明 | 淋(さび)しい女に したのは誰と 風に聞いてる 港町 幸せかしら あの人は 船の汽笛が 酔わせた恋よ ひとり今夜は 想い出さがし 優しさくれたわ 悲しい傷に 同じ痛みと おんな花 出逢えるかしら いつかまた 噂きいたら たずねてみたい ひとり今夜は 想い出さがし 迎えに来たよと 口説いてほしい 雨にため息 ネオン町 忘れたかしら あの人は 愛の言葉と ふたりの涙 ひとり今夜は 想い出さがし |
女の横顔なぜだかこのごろ ひとりで夜の街 さまよい歩く くせがついたよ はぐれ者のように 酔いしれ グラスゆすり またもあおって 別れまぎわの おまえの白い 横顔を 想い出す あの日の別れは 理由(わけ)などなかったさ 大人の恋の しゃれたさよなら やがて恋もしては みたけど こころもえず どこか悲しい 暗い酒場の とまり木ゆれて おまえだけ 想い出す 一度おれと飲んでみないか 言葉なんか なくていいのさ きっと最初の 出逢いのように ときめきを 知るだろう | 増位山太志郎 | 中山大三郎 | 中山大三郎 | | なぜだかこのごろ ひとりで夜の街 さまよい歩く くせがついたよ はぐれ者のように 酔いしれ グラスゆすり またもあおって 別れまぎわの おまえの白い 横顔を 想い出す あの日の別れは 理由(わけ)などなかったさ 大人の恋の しゃれたさよなら やがて恋もしては みたけど こころもえず どこか悲しい 暗い酒場の とまり木ゆれて おまえだけ 想い出す 一度おれと飲んでみないか 言葉なんか なくていいのさ きっと最初の 出逢いのように ときめきを 知るだろう |
新宿慕情あなたの哀しいその目にひかれ 私の全てを許してしまったの 赤いグラスで飲む酒は 別れ涙を忘れさす 東京 新宿 歌舞伎町 恋に女は負けたのよ 今夜は一緒に過ごそうなんて あなたは全くその気のない人よ 噂じゃいけない人だけど私に とっても優しいの 東京 新宿 歌舞伎町 恋に女は負けたのよ 誰かを愛して疲れた時は も一度この手に 帰って来て欲しい夜の寒さに 面影を抱いて 私は待ってます 東京 新宿 歌舞伎町 恋に女は負けたのよ | 増位山太志郎 | 石坂まさを | 紺野章 | | あなたの哀しいその目にひかれ 私の全てを許してしまったの 赤いグラスで飲む酒は 別れ涙を忘れさす 東京 新宿 歌舞伎町 恋に女は負けたのよ 今夜は一緒に過ごそうなんて あなたは全くその気のない人よ 噂じゃいけない人だけど私に とっても優しいの 東京 新宿 歌舞伎町 恋に女は負けたのよ 誰かを愛して疲れた時は も一度この手に 帰って来て欲しい夜の寒さに 面影を抱いて 私は待ってます 東京 新宿 歌舞伎町 恋に女は負けたのよ |
おとなの春に…髪の匂いも なつかしい 古いピアノの カウンター 倖(しあわ)せなのか 独(ひと)りでいるか ただいとしくて きけなくて も一度愛が 愛が 芽生えそう 俺とおまえの おとなの春に… 爪もきれいな 桜色 涙ぐむ癖 変わらない どちらのせいで 別れたなんて 窓打つ雨が 流すから さがした愛が 愛が 芽生えそう 冬を過ごして おとなの春に… 酔って甘えて いいんだよ 街の灯りが 消えて行く からめた指と かすかな吐息 瞳を交(か)わし すがりつく 遅れた愛が 愛が 芽生えそう 俺とおまえの おとなの春に… 俺とおまえの おとなの春に… | 増位山太志郎 | 石原信一 | 浜圭介 | 猪股義周 | 髪の匂いも なつかしい 古いピアノの カウンター 倖(しあわ)せなのか 独(ひと)りでいるか ただいとしくて きけなくて も一度愛が 愛が 芽生えそう 俺とおまえの おとなの春に… 爪もきれいな 桜色 涙ぐむ癖 変わらない どちらのせいで 別れたなんて 窓打つ雨が 流すから さがした愛が 愛が 芽生えそう 冬を過ごして おとなの春に… 酔って甘えて いいんだよ 街の灯りが 消えて行く からめた指と かすかな吐息 瞳を交(か)わし すがりつく 遅れた愛が 愛が 芽生えそう 俺とおまえの おとなの春に… 俺とおまえの おとなの春に… |
別れの彼方今にも散りそな 花びらが 涙こらえて しがみつく 桜 ひらひら ひらひらと 添えぬ運命(さだめ)に 背を向けて 明日をさがすの 別れの彼方に 真夏の月夜に 殻を脱ぎ 燃えて焦がれる 蝉しぐれ 胸が じりじり じりじりと 過ぎたあの日が 恋しくて 明日をさがすの 別れの彼方に 凍てつく寒さを 耐え抜いて 咲かす生命(いのち)の 冬牡丹 雪が しんしん しんしんと いつか逢える日 夢にみて 明日をさがすの 別れの彼方に | 増位山太志郎 | 森田いづみ | 宮下健治 | 南郷達也 | 今にも散りそな 花びらが 涙こらえて しがみつく 桜 ひらひら ひらひらと 添えぬ運命(さだめ)に 背を向けて 明日をさがすの 別れの彼方に 真夏の月夜に 殻を脱ぎ 燃えて焦がれる 蝉しぐれ 胸が じりじり じりじりと 過ぎたあの日が 恋しくて 明日をさがすの 別れの彼方に 凍てつく寒さを 耐え抜いて 咲かす生命(いのち)の 冬牡丹 雪が しんしん しんしんと いつか逢える日 夢にみて 明日をさがすの 別れの彼方に |
今日からふたり一度や二度のつまずきなんて 誰にもあるさ 忘れろ忘れろよ 泣いて昔を 振り返るよりも 明日の倖せ 見つけりゃいいさ 今日からふたり おまえとふたり 生きてゆくんだよ おまえが差し出すその指先に 伝わる温もり 信じろ信じろよ どんな小さな 花でもいいから 咲かせてみようよ 何処かできっと 今日からふたり おまえとふたり 生きてゆくんだよ 似たよな傷もつふたりじゃないか いたわりあえば いいんだいいんだよ 寒い北風 耐えてしのんだら 季節もめぐって 春を運ぶよ 今日からふたり おまえとふたり 生きてゆくんだよ | 増位山太志郎 | 徳久広司 | 徳久広司 | 南郷達也 | 一度や二度のつまずきなんて 誰にもあるさ 忘れろ忘れろよ 泣いて昔を 振り返るよりも 明日の倖せ 見つけりゃいいさ 今日からふたり おまえとふたり 生きてゆくんだよ おまえが差し出すその指先に 伝わる温もり 信じろ信じろよ どんな小さな 花でもいいから 咲かせてみようよ 何処かできっと 今日からふたり おまえとふたり 生きてゆくんだよ 似たよな傷もつふたりじゃないか いたわりあえば いいんだいいんだよ 寒い北風 耐えてしのんだら 季節もめぐって 春を運ぶよ 今日からふたり おまえとふたり 生きてゆくんだよ |
愛・さすらい男はただ一人 汽車を乗りかえて 湯の香せつない 街を行く 愛しちゃいけない 人故に しあわせひとつも あげられず あゝ傘もささずに 雨の中 あの人を想う 古びた宿帳に にじむ女文字 似てる名前が 胸にしむ 飲めないお酒に 酔いしれて 生きてく辛さを 忘れたい あゝ部屋の 小さなさくら草 あの人が匂う 夕陽の海峡が 旅の終りなら 過去を沈めて 眠りたい 誰にも云えない 恋ごころ 背広に残るよ 移り香が あゝ二度と逢えない 運命でも あの人が欲しい | 増位山太志郎 | 石坂まさお | 木村好夫 | | 男はただ一人 汽車を乗りかえて 湯の香せつない 街を行く 愛しちゃいけない 人故に しあわせひとつも あげられず あゝ傘もささずに 雨の中 あの人を想う 古びた宿帳に にじむ女文字 似てる名前が 胸にしむ 飲めないお酒に 酔いしれて 生きてく辛さを 忘れたい あゝ部屋の 小さなさくら草 あの人が匂う 夕陽の海峡が 旅の終りなら 過去を沈めて 眠りたい 誰にも云えない 恋ごころ 背広に残るよ 移り香が あゝ二度と逢えない 運命でも あの人が欲しい |
港です 女です 涙です港です 女です 涙です あなた行くのね どうしても 春が来たのに さよならね いまさら好きと 好きと好きとすがっても 汽笛です 夜風です 波しぶき 港です 女です 涙です 肩をすぼめて 嘘つきと 泣けば ぽつんと 岬の灯 いつかは きっと きっときっと帰ってね かもめです 月夜です 赤い花 港です 女です 涙です 忘れたいのと 云いながら そっとかいてる 頭文字(かしらもじ) 未練はないと ないとないと強がって お酒です ひとりです 別れ唄 | 増位山太志郎 | 山口洋子 | 徳久広司 | 南郷達也 | 港です 女です 涙です あなた行くのね どうしても 春が来たのに さよならね いまさら好きと 好きと好きとすがっても 汽笛です 夜風です 波しぶき 港です 女です 涙です 肩をすぼめて 嘘つきと 泣けば ぽつんと 岬の灯 いつかは きっと きっときっと帰ってね かもめです 月夜です 赤い花 港です 女です 涙です 忘れたいのと 云いながら そっとかいてる 頭文字(かしらもじ) 未練はないと ないとないと強がって お酒です ひとりです 別れ唄 |
夢の花 咲かそうまわり道がすきだね 遠まわりがすきだね 人はみな思いのままに 生きてゆけなくて 心が折れそうで 涙がでるけど いつか君の時代が きっとやって来る ホラ、夢の花を 咲かそう 夢の花を 咲かそう 人生は 人生は すてたものじゃない 寒い朝があるよね 長い夜があるよね 移りゆく季節の中に ひとり残されて 冷たい雨の日は 泣きたくなるけど 冬のすぐ隣りには 春がまっている ホラ、夢の花を 咲かそう 夢の花を 咲かそう 人生は 人生は すてたものじゃない ホラ、夢の花を 咲かそう 夢の花を 咲かそう 人生に 人生に 夢の花 咲かそう ホラ、夢の花を 咲かそう(咲かそう) 夢の花を 咲かそう(咲かそう) 人生に 人生に 夢の花 咲かそう | 増位山太志郎 | たかたかし | 弦哲也 | 前田俊明 | まわり道がすきだね 遠まわりがすきだね 人はみな思いのままに 生きてゆけなくて 心が折れそうで 涙がでるけど いつか君の時代が きっとやって来る ホラ、夢の花を 咲かそう 夢の花を 咲かそう 人生は 人生は すてたものじゃない 寒い朝があるよね 長い夜があるよね 移りゆく季節の中に ひとり残されて 冷たい雨の日は 泣きたくなるけど 冬のすぐ隣りには 春がまっている ホラ、夢の花を 咲かそう 夢の花を 咲かそう 人生は 人生は すてたものじゃない ホラ、夢の花を 咲かそう 夢の花を 咲かそう 人生に 人生に 夢の花 咲かそう ホラ、夢の花を 咲かそう(咲かそう) 夢の花を 咲かそう(咲かそう) 人生に 人生に 夢の花 咲かそう |
いたわりあい雨の舗道で 上衣を脱ぎながら 寒くないかと 私の肩へ そんなあなたの優しさが こばみきれなくて 冷(さ)めた私だけど 又 あなたが欲しくなる もう一度 もう一度 そっと抱きしめて ムチャをするなと グラスを取りあげて 弱い身体をかばってくれる そうよ重荷になる前に 忘れられたいの こんな女なんて 今 どこにもいる筈よ さようなら さようなら 愛を終らせて 眠れない夜は 夜中の電話でも 待っているよと あなたの言葉 嘘がつけない人だから とてもつらいのよ 冷めた私だけど 又 あの夜を思い出す あなただけ あなただけ そっと抱きしめて | 増位山太志郎 | 石坂まさを | 中谷昭明 | | 雨の舗道で 上衣を脱ぎながら 寒くないかと 私の肩へ そんなあなたの優しさが こばみきれなくて 冷(さ)めた私だけど 又 あなたが欲しくなる もう一度 もう一度 そっと抱きしめて ムチャをするなと グラスを取りあげて 弱い身体をかばってくれる そうよ重荷になる前に 忘れられたいの こんな女なんて 今 どこにもいる筈よ さようなら さようなら 愛を終らせて 眠れない夜は 夜中の電話でも 待っているよと あなたの言葉 嘘がつけない人だから とてもつらいのよ 冷めた私だけど 又 あの夜を思い出す あなただけ あなただけ そっと抱きしめて |
けい子汚れているから 駄目よと言うが こんなにも おまえは綺麗じゃないか けい子 けい子 俺の目を けい子 けい子 見つめてごらん 抱きしめたいお前が 好きなのさ 男も女も こころの傷は 誰だってあるのさ ひとつやふたつ けい子 けい子 無理をして けい子 けい子 飲むのはおよし 俺の胸で泣きなよ つらいなら おまえをネオンの 世間じゃなしに 日の当たるところで 咲かせてみたい けい子 けい子 しあわせが けい子 けい子 欲しくはないか どこか似てる二人で 暮らそうよ | 増位山太志郎 | 池田充男 | 横山聖仁郎 | | 汚れているから 駄目よと言うが こんなにも おまえは綺麗じゃないか けい子 けい子 俺の目を けい子 けい子 見つめてごらん 抱きしめたいお前が 好きなのさ 男も女も こころの傷は 誰だってあるのさ ひとつやふたつ けい子 けい子 無理をして けい子 けい子 飲むのはおよし 俺の胸で泣きなよ つらいなら おまえをネオンの 世間じゃなしに 日の当たるところで 咲かせてみたい けい子 けい子 しあわせが けい子 けい子 欲しくはないか どこか似てる二人で 暮らそうよ |
そんなナイト・パブあなたのマネして タバコをふかし わざとわるさを してみせる シャララ…… トシオ だからお前が 可愛いと ホホを押えて くれた人 このごろ来ない 札幌 そんなナイト・パブ 濃い目のブルーの 背広ににあう カルダン仕立ての ネクタイを シャララ…… ミツル 買ってあるのに それっきり きっと浮気を してるのね このごろ来ない 東京 そんなナイト・パブ 私のこころに にたよな唄が あればカラオケ かけてみる シャララ…… イサオ 君は好きでは ないんだと いつもやかせる にくい奴 このごろ来ない 大阪 そんなナイト・パブ あなたのボトルが あくころそっと 車をとばして 来てくれる シャララ…… タカシ 酔ったみたいで なんかへん 今日は甘えて みたいのに このごろ来ない 博多も そんなナイト・パブ | 増位山太志郎 | 水木怜 | 徳久広司 | 竜崎孝路 | あなたのマネして タバコをふかし わざとわるさを してみせる シャララ…… トシオ だからお前が 可愛いと ホホを押えて くれた人 このごろ来ない 札幌 そんなナイト・パブ 濃い目のブルーの 背広ににあう カルダン仕立ての ネクタイを シャララ…… ミツル 買ってあるのに それっきり きっと浮気を してるのね このごろ来ない 東京 そんなナイト・パブ 私のこころに にたよな唄が あればカラオケ かけてみる シャララ…… イサオ 君は好きでは ないんだと いつもやかせる にくい奴 このごろ来ない 大阪 そんなナイト・パブ あなたのボトルが あくころそっと 車をとばして 来てくれる シャララ…… タカシ 酔ったみたいで なんかへん 今日は甘えて みたいのに このごろ来ない 博多も そんなナイト・パブ |
泣き虫つらい思いで 生きてくよりは 死ねばいいのと 泣くおまえ 過去をひきずる 女がひとり 跳んでゆけずに 腕の中 泣き虫 泣き虫 泣き止んで 春の日差しを 浴びようよ 雨の降る夜の ゆきずりだけど いまは命を 賭ける恋 抱いて眠れば 泣きそな声で 邪魔じゃないかと すがりつく 泣き虫 泣き虫 泣き止んで 春の日差しを 浴びようよ いい夢ばかり 男に許し なぜに急いで 散りたがる 夢をみるのは ぜいたくじゃない ついておいでよ この先も 泣き虫 泣き虫 泣き止んで 春の日差しを 浴びようよ | 増位山太志郎 | 久仁京介 | 花岡優平 | 矢野立美 | つらい思いで 生きてくよりは 死ねばいいのと 泣くおまえ 過去をひきずる 女がひとり 跳んでゆけずに 腕の中 泣き虫 泣き虫 泣き止んで 春の日差しを 浴びようよ 雨の降る夜の ゆきずりだけど いまは命を 賭ける恋 抱いて眠れば 泣きそな声で 邪魔じゃないかと すがりつく 泣き虫 泣き虫 泣き止んで 春の日差しを 浴びようよ いい夢ばかり 男に許し なぜに急いで 散りたがる 夢をみるのは ぜいたくじゃない ついておいでよ この先も 泣き虫 泣き虫 泣き止んで 春の日差しを 浴びようよ |
ごめんよ麗子窓に小雨が そぼ降る夜は 過去(むかし)の女を 思い出す あんなに尽くして くれたのに 冷たく背中を 向けて来た ごめんよ麗子 おまえに会いたい 長い黒髪 エプロン姿 離してしまった 安らぎを 二人で暮らした アパートは 今でも残って いるだろか ごめんよ麗子 おまえに会いたい せめて一言(ひとこと) 謝りたくて 泣いてはいないか 今頃は 幸せ見つけて いるのなら 心をかすめる ほろ苦さ ごめんよ麗子 おまえに会いたい | 増位山太志郎 | 麻こよみ | 徳久広司 | 南郷達也 | 窓に小雨が そぼ降る夜は 過去(むかし)の女を 思い出す あんなに尽くして くれたのに 冷たく背中を 向けて来た ごめんよ麗子 おまえに会いたい 長い黒髪 エプロン姿 離してしまった 安らぎを 二人で暮らした アパートは 今でも残って いるだろか ごめんよ麗子 おまえに会いたい せめて一言(ひとこと) 謝りたくて 泣いてはいないか 今頃は 幸せ見つけて いるのなら 心をかすめる ほろ苦さ ごめんよ麗子 おまえに会いたい |
まわり道桜の花のような 小雪がふりかかる お前のおくれ髪(げ)を この手で なでつける まわり道を したけれど めぐり逢えたら いいさ いいさ 遅れてやって来た 二人の春に 乾杯を あ… 川辺で子供たちが 無邪気に遊んでる お前はそれを見て かすかに 涙ぐむ まわり道を したけれど 夢が叶えば いいさ いいさ 苦労の分だけは お前もなれよ 幸せに あ… まわり道を したけれど これが最後の 恋さ 恋さ 二人であたたかな ねぐらをきっと つくろうよ あ… | 増位山太志郎 | なかにし礼 | 三木たかし | | 桜の花のような 小雪がふりかかる お前のおくれ髪(げ)を この手で なでつける まわり道を したけれど めぐり逢えたら いいさ いいさ 遅れてやって来た 二人の春に 乾杯を あ… 川辺で子供たちが 無邪気に遊んでる お前はそれを見て かすかに 涙ぐむ まわり道を したけれど 夢が叶えば いいさ いいさ 苦労の分だけは お前もなれよ 幸せに あ… まわり道を したけれど これが最後の 恋さ 恋さ 二人であたたかな ねぐらをきっと つくろうよ あ… |
涙の夜風 世間の噂に はらはらと 散るも哀しい 恋の花 去り行くあなたの 後ろ影 沁みる涙の 沁みる涙の 夜の風 愛してみたって この手には 届くはずない 恋でした あなたのためです 身を引いて ひとり涙の ひとり涙の 夜の風 七日に一度の 忍び逢い 夢を見ました 幸せの 添えない二人の 運命(さだめ)なら しょせん涙の しょせん涙の 夜の風 この恋このまま 続けても 胸に深まる 傷の跡 思い出抱きしめ 見送れば つらい涙の つらい涙の 夜の風 | 増位山太志郎 | 麻こよみ | 宮下健治 | 南郷達也 | 世間の噂に はらはらと 散るも哀しい 恋の花 去り行くあなたの 後ろ影 沁みる涙の 沁みる涙の 夜の風 愛してみたって この手には 届くはずない 恋でした あなたのためです 身を引いて ひとり涙の ひとり涙の 夜の風 七日に一度の 忍び逢い 夢を見ました 幸せの 添えない二人の 運命(さだめ)なら しょせん涙の しょせん涙の 夜の風 この恋このまま 続けても 胸に深まる 傷の跡 思い出抱きしめ 見送れば つらい涙の つらい涙の 夜の風 |
お店ばなし 昨夜(きのう)かわった この店に 北国育ちが 二人いる 色白の… アキさんも そうだって ママに聞いたわ 入る時 だからお酒が 強いのね 演歌好みの まりさんが カラオケまわして うたうのは 有線で… よく聞いた 淋しげな 丁度私の 身の上に にてる流行(はやり)の うたばかり いつか小さな パブだけど 持つのが私の 今の夢 順という… この名前 占いじゃ 恋をするより 商売に 向いた字画と いわれたわ おそい時間に 少しだけ 車でよる人 まだこない 手作りの… おにぎりが 好きだって… どこか彼女に にてるって… かげのあるよな 指輪して | 増位山太志郎 | 木未野奈 | 徳久広司 | | 昨夜(きのう)かわった この店に 北国育ちが 二人いる 色白の… アキさんも そうだって ママに聞いたわ 入る時 だからお酒が 強いのね 演歌好みの まりさんが カラオケまわして うたうのは 有線で… よく聞いた 淋しげな 丁度私の 身の上に にてる流行(はやり)の うたばかり いつか小さな パブだけど 持つのが私の 今の夢 順という… この名前 占いじゃ 恋をするより 商売に 向いた字画と いわれたわ おそい時間に 少しだけ 車でよる人 まだこない 手作りの… おにぎりが 好きだって… どこか彼女に にてるって… かげのあるよな 指輪して |
白雪草 抱けばはかなく 散りそうな 細い襟足 涙ぐせ こんな男に 根を下ろし ついてくるのか どこまでも 白雪草 白雪草 俺にもたれて 咲く花よ もっと器用に 生きれたら らくな暮らしも できるのに 今日の苦労の つぐないに きっとやりたい こもれ陽を 白雪草 白雪草 路地のかたすみ 咲く花よ 雨が降るから 伸びる草 闇があるから 開く花 つらい暮らしの その先に 春が来るわと 笑うやつ 白雪草 白雪草 明日(あす)を信じて 咲く花よ | 増位山太志郎 | 下地亜記子 | 徳久広司 | 南郷達也 | 抱けばはかなく 散りそうな 細い襟足 涙ぐせ こんな男に 根を下ろし ついてくるのか どこまでも 白雪草 白雪草 俺にもたれて 咲く花よ もっと器用に 生きれたら らくな暮らしも できるのに 今日の苦労の つぐないに きっとやりたい こもれ陽を 白雪草 白雪草 路地のかたすみ 咲く花よ 雨が降るから 伸びる草 闇があるから 開く花 つらい暮らしの その先に 春が来るわと 笑うやつ 白雪草 白雪草 明日(あす)を信じて 咲く花よ |
今度逢えたら これきり二度とは 逢えぬかもしれぬ 大人同士の 別れの夜だ 泣くだけ泣けよ… 俺のこの胸で 夕子夕子 今度こそ今度こそ ほんとの倖せ みつけなよ お前は北国へ 連絡船で 俺は南へ さいごの旅だ わがままだけが… のこった二人… 夕子夕子 つらいけどつらいけど この指はなそう このへんで 傷つけあいながら くらしていても 無理がなおさら お前を泣かす 素直なこころ 酒でよごすなよ 夕子夕子 わかれてもわかれても 愛しているんだ 愛してる | 増位山太志郎 | 木未野奈 | 大野弘也 | 伊藤雪彦 | これきり二度とは 逢えぬかもしれぬ 大人同士の 別れの夜だ 泣くだけ泣けよ… 俺のこの胸で 夕子夕子 今度こそ今度こそ ほんとの倖せ みつけなよ お前は北国へ 連絡船で 俺は南へ さいごの旅だ わがままだけが… のこった二人… 夕子夕子 つらいけどつらいけど この指はなそう このへんで 傷つけあいながら くらしていても 無理がなおさら お前を泣かす 素直なこころ 酒でよごすなよ 夕子夕子 わかれてもわかれても 愛しているんだ 愛してる |
男のコップ酒 逢えてよかった お前に逢えて 同じ夢みた この酒場 烏賊(いか)の丸干し 噛みしめながら 腹に呑みこめ 男の愚痴は なにはともあれ 先(ま)ずは一杯 …コップ酒 強いふりして 構えていても 芯は誰でも 淋しがり まるい木の椅子 煤(すす)けた柱 昔のままだよ この店だけは 幼なじみの 俺とお前の …コップ酒 目と目みつめて 頷(うなづ)きあって 積る話は 後まわし 雪の匂いと 鴎の唄が 見えて聞こえる のれんの風に 想いしみじみ 男同志の …コップ酒 | 増位山太志郎 | 松井由利夫 | 岡千秋 | 南郷達也 | 逢えてよかった お前に逢えて 同じ夢みた この酒場 烏賊(いか)の丸干し 噛みしめながら 腹に呑みこめ 男の愚痴は なにはともあれ 先(ま)ずは一杯 …コップ酒 強いふりして 構えていても 芯は誰でも 淋しがり まるい木の椅子 煤(すす)けた柱 昔のままだよ この店だけは 幼なじみの 俺とお前の …コップ酒 目と目みつめて 頷(うなづ)きあって 積る話は 後まわし 雪の匂いと 鴎の唄が 見えて聞こえる のれんの風に 想いしみじみ 男同志の …コップ酒 |
酒みれん こころも躰(からだ)も 惚れさせて 梨(なし)のつぶてよ あのひとは しあわせ…しあわせ… もう一度 お猪口(ちょこ)に面影 泳がせて 酔えば泣けます 酒みれん 心底(しんそこ)尽くした つもりです 何度傷つきゃ 気がすむの しあわせ…しあわせ… もう一度 いい事ばかりを 思いだし 憎みきれない 酒みれん あきらめきれない つらい恋 そっと指輪の 迹(あと)を噛む しあわせ…しあわせ… もう一度 ため息つくたび 逢いたくて 夜がせつない 酒みれん | 増位山太志郎 | 仁井谷俊也 | 叶弦大 | 南郷達也 | こころも躰(からだ)も 惚れさせて 梨(なし)のつぶてよ あのひとは しあわせ…しあわせ… もう一度 お猪口(ちょこ)に面影 泳がせて 酔えば泣けます 酒みれん 心底(しんそこ)尽くした つもりです 何度傷つきゃ 気がすむの しあわせ…しあわせ… もう一度 いい事ばかりを 思いだし 憎みきれない 酒みれん あきらめきれない つらい恋 そっと指輪の 迹(あと)を噛む しあわせ…しあわせ… もう一度 ため息つくたび 逢いたくて 夜がせつない 酒みれん |
冬子のブルース 酔えばはしゃいで たおれこみ 俺のこの手で 寝るやつだった 冬子 冬子 冬子… おまえと暮らした 町に来て 吹雪あいての 酒をのむ 霧笛が泣かせる 冬子のブルース ホテルみたいな 船にのり 旅がしたいと 夢ものがたり 冬子 冬子 冬子… おんなの幸せ つかんだか いまも根なしの 浮草か 歌えば沁みるぜ 冬子のブルース 錆(さ)びた酒場の 洋燈(ランプ)にも ほそいうなじの 面影うかぶ 冬子 冬子 冬子… ほんとの名前は 知らないが 俺が愛した 二百日 探して逢いたい 冬子のブルース | 増位山太志郎 | 池田充男 | 弦哲也 | 前田俊明 | 酔えばはしゃいで たおれこみ 俺のこの手で 寝るやつだった 冬子 冬子 冬子… おまえと暮らした 町に来て 吹雪あいての 酒をのむ 霧笛が泣かせる 冬子のブルース ホテルみたいな 船にのり 旅がしたいと 夢ものがたり 冬子 冬子 冬子… おんなの幸せ つかんだか いまも根なしの 浮草か 歌えば沁みるぜ 冬子のブルース 錆(さ)びた酒場の 洋燈(ランプ)にも ほそいうなじの 面影うかぶ 冬子 冬子 冬子… ほんとの名前は 知らないが 俺が愛した 二百日 探して逢いたい 冬子のブルース |
夕子のお店 拝啓一筆 夕子は門前仲町(もんなか)に この度小さな お店を出しました 別れてずいぶん たつけれど 偶然うわさを 聞いたのわたし あなたが元気で 暮らしていることを… ダークの背広が 大人に見えました 父親早くに 失くしたわたしには ネオンの谷間に 咲いた花 悲しい涙も ながしたけれど あなたに想い出 いっぱいもらったわ 男の名前で 差し出すこの手紙 奥さんに見られちゃ 困ると思ったの 夕子が死ぬほど 惚れたのは あなたの他には いないわ誰も 昭和の時代は 遠くになったけど… | 増位山太志郎 | たかたかし | 弦哲也 | 前田俊明 | 拝啓一筆 夕子は門前仲町(もんなか)に この度小さな お店を出しました 別れてずいぶん たつけれど 偶然うわさを 聞いたのわたし あなたが元気で 暮らしていることを… ダークの背広が 大人に見えました 父親早くに 失くしたわたしには ネオンの谷間に 咲いた花 悲しい涙も ながしたけれど あなたに想い出 いっぱいもらったわ 男の名前で 差し出すこの手紙 奥さんに見られちゃ 困ると思ったの 夕子が死ぬほど 惚れたのは あなたの他には いないわ誰も 昭和の時代は 遠くになったけど… |
あき子慕情 雨が霙(みぞれ)に かわる夜 呑めば涙が あふれだす そうだよ、あき子 おまえのせいさ 何処へ行くとも 言わないで いのちまるごと 消えたやつ ここは北国 あき子の酒場 ほそい冬子と いう女 船で他国へ 出た噂 そうだよ、あき子 おまえじゃないか 俺にかくした 身のうえに どんな運命(さだめ)が あるのやら 忘れられない あき子の笑顔 純白(しろ)いドレスを 手に入れて 俺は迎えに 飛んで来た そうだよ、あき子 おまえと二人 生きてこれから やりなおす 熱い思いが 届くなら 歌に乗せよう あき子の慕情 | 増位山太志郎 | 池田充男 | 徳久広司 | 竜崎孝路 | 雨が霙(みぞれ)に かわる夜 呑めば涙が あふれだす そうだよ、あき子 おまえのせいさ 何処へ行くとも 言わないで いのちまるごと 消えたやつ ここは北国 あき子の酒場 ほそい冬子と いう女 船で他国へ 出た噂 そうだよ、あき子 おまえじゃないか 俺にかくした 身のうえに どんな運命(さだめ)が あるのやら 忘れられない あき子の笑顔 純白(しろ)いドレスを 手に入れて 俺は迎えに 飛んで来た そうだよ、あき子 おまえと二人 生きてこれから やりなおす 熱い思いが 届くなら 歌に乗せよう あき子の慕情 |
そんな夕子にほれました やさしいことば 暗い過去 みんな鏡が しっている 一人 ぼっちの かわいい女 そんな夕子に…… そんな夕子に ほれました 小さな一間 アパートに 白い お鍋が 光ってた ソッと生きてる かわいい女 そんな夕子に…… そんな夕子に ほれました グラスをもつ手 ふるわせて 愛が欲しいと ないていた ナイト・クラブの かわいい女 そんな夕子に…… そんな夕子に ほれました キャベツをきざむ 手を止めて 今日は このまま 側にいて いつも甘える かわいい女 そんな夕子に…… そんな夕子に ほれました | 増位山太志郎 | 海老名香葉子 | 山路進一 | かみたかし | やさしいことば 暗い過去 みんな鏡が しっている 一人 ぼっちの かわいい女 そんな夕子に…… そんな夕子に ほれました 小さな一間 アパートに 白い お鍋が 光ってた ソッと生きてる かわいい女 そんな夕子に…… そんな夕子に ほれました グラスをもつ手 ふるわせて 愛が欲しいと ないていた ナイト・クラブの かわいい女 そんな夕子に…… そんな夕子に ほれました キャベツをきざむ 手を止めて 今日は このまま 側にいて いつも甘える かわいい女 そんな夕子に…… そんな夕子に ほれました |
男の背中 男の肩と 背中には むかしの影が ゆれている 恋も 涙も 悲しみも だれにも言えない 傷あとも ゆらゆらゆら とまり木ゆれて グラスの底に 明日(あす)をみる おまえはそんな 男の姿 気付かないけど 男の胸の おくのおく そのときどきの 夢がある 過去も 未来も ぼんやりと 忘れてしまう ときがある ゆらゆらゆら タバコのけむり 見つめて愛に ゆれながら おまえのあまい かおりの中で 休む日もある ゆらゆらゆら とまり木ゆれて グラスの底に 明日(あす)をみる おまえはそんな 男の姿 気付かないけど | 増位山太志郎 | 中山大三郎 | 中山大三郎 | 京建輔 | 男の肩と 背中には むかしの影が ゆれている 恋も 涙も 悲しみも だれにも言えない 傷あとも ゆらゆらゆら とまり木ゆれて グラスの底に 明日(あす)をみる おまえはそんな 男の姿 気付かないけど 男の胸の おくのおく そのときどきの 夢がある 過去も 未来も ぼんやりと 忘れてしまう ときがある ゆらゆらゆら タバコのけむり 見つめて愛に ゆれながら おまえのあまい かおりの中で 休む日もある ゆらゆらゆら とまり木ゆれて グラスの底に 明日(あす)をみる おまえはそんな 男の姿 気付かないけど |
そんな女のひとりごと お店のつとめは はじめてだけど 真樹さんの 紹介で あなたの隣りに 坐ったの あそびなれてる 人みたい ボトルの名前で わかるのよ そんな女の ひとりごと 身体(からだ)に毒だわ つづけて飲んじゃ ユミさんは こないけど 十時に電話が 入るわよ あなた歌でも 唄ったら 少しは気持ちも はれるでしょ そんな女の ひとりごと 車でおくると いわれたけれど 奈美さんに 叱られる あなたの浮気は 有名よ ジンのにおいで 私まで 酔わせるつもりね 今夜また そんな女の ひとりごと グレーの背広に ラークのタバコ ママさんの いい人ね 身の上ばなしを したいけど 渋い笑顔に どことなく かなしい昔が あるみたい そんな女の ひとりごと | 増位山太志郎 | 木未野奈 | 徳久広司 | 伊藤雪彦 | お店のつとめは はじめてだけど 真樹さんの 紹介で あなたの隣りに 坐ったの あそびなれてる 人みたい ボトルの名前で わかるのよ そんな女の ひとりごと 身体(からだ)に毒だわ つづけて飲んじゃ ユミさんは こないけど 十時に電話が 入るわよ あなた歌でも 唄ったら 少しは気持ちも はれるでしょ そんな女の ひとりごと 車でおくると いわれたけれど 奈美さんに 叱られる あなたの浮気は 有名よ ジンのにおいで 私まで 酔わせるつもりね 今夜また そんな女の ひとりごと グレーの背広に ラークのタバコ ママさんの いい人ね 身の上ばなしを したいけど 渋い笑顔に どことなく かなしい昔が あるみたい そんな女の ひとりごと |