坂本冬美の歌詞一覧リスト  264曲中 201-264曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
恋鼓(こいつづみ)外に篠突く 雨音続く 燃え立つ心 諌めるように  恋をしました 激しい恋を 寝ても覚めても あなたのことで 雁字搦めの この身です 夜に蠢く 誘い妖しく 逢いたい心 嘲るように  恋をしました 激しい恋を 夜叉の姿で あなたのもとへ 飛んで行きたい この身です 病いかと 狂うかと 思えるほどに 心乱れ 心熱く  静めよう 静めようとして 恋鼓 澄んだ音色に 打つほどに さらに 火照り増す 愛おしさ  約束もなく また恋仕度 ときめく心 なだめるように  恋をしました 激しい恋を 夜叉の姿で あなたのもとへ 飛んで行きたい この身です 病いかと 狂うかと 思えるほどに 心乱れ 心熱く  静めよう 静めようとして 恋鼓 澄んだ音色に 打つほどに さらに 火照り増す 愛おしさ坂本冬美小椋佳小椋佳外に篠突く 雨音続く 燃え立つ心 諌めるように  恋をしました 激しい恋を 寝ても覚めても あなたのことで 雁字搦めの この身です 夜に蠢く 誘い妖しく 逢いたい心 嘲るように  恋をしました 激しい恋を 夜叉の姿で あなたのもとへ 飛んで行きたい この身です 病いかと 狂うかと 思えるほどに 心乱れ 心熱く  静めよう 静めようとして 恋鼓 澄んだ音色に 打つほどに さらに 火照り増す 愛おしさ  約束もなく また恋仕度 ときめく心 なだめるように  恋をしました 激しい恋を 夜叉の姿で あなたのもとへ 飛んで行きたい この身です 病いかと 狂うかと 思えるほどに 心乱れ 心熱く  静めよう 静めようとして 恋鼓 澄んだ音色に 打つほどに さらに 火照り増す 愛おしさ
お菊(歌謡節入り)何があろうと嫁いだ先の 土に咲くのが 女花  やくざ渡世を承知の上で 固く結んだ 絆糸  実家へ戻れの三下り半は 死ねと読めますお菊には  義理だ意地だは男の世界 陰で泣くのは 女だけ 吉良の仁吉に嫁いだいまは たとえ兄でも 同じ敵 死ぬを覚悟で 荒神山へ どうでも行くなら 女房で 切り火切らせて ねえ あんた  たった三月の夫婦だけれど 生きた気がする 十年も 二度とこの世で逢えない時は 次という世で添い遂げる 喧嘩支度の 晒の中へ どうぞお菊のこの髪を坂本冬美木下龍太郎市川昭介何があろうと嫁いだ先の 土に咲くのが 女花  やくざ渡世を承知の上で 固く結んだ 絆糸  実家へ戻れの三下り半は 死ねと読めますお菊には  義理だ意地だは男の世界 陰で泣くのは 女だけ 吉良の仁吉に嫁いだいまは たとえ兄でも 同じ敵 死ぬを覚悟で 荒神山へ どうでも行くなら 女房で 切り火切らせて ねえ あんた  たった三月の夫婦だけれど 生きた気がする 十年も 二度とこの世で逢えない時は 次という世で添い遂げる 喧嘩支度の 晒の中へ どうぞお菊のこの髪を
ふたりの大漁節沖じゃ名うての 暴れん坊が 背中丸めて 飲んでるお酒 船を出せない 嵐の晩は そばに私が いるじゃない アレワエーエ エト ソーリャ 大漁だェ 晴天(なぎ)待つふたりの 大漁節  陸(おか)じゃ取り柄も 甲斐性もないと 笑うあんたが 私の宝 徳利並べて ゆらりと酔って 膝を枕に 眠りゃいい アレワエーエ エト ソーリャ 大漁だェ 寄り添うふたりの 大漁節  海よ荒れるな 夜風よ哭くな どんな苦労も 笑顔で耐える ここはあんたと 私の港 出船 入り船 夢見船 アレワエーエ エト ソーリャ 大漁だェ 春呼ぶふたりの 大漁節坂本冬美やしろよう花笠薫沖じゃ名うての 暴れん坊が 背中丸めて 飲んでるお酒 船を出せない 嵐の晩は そばに私が いるじゃない アレワエーエ エト ソーリャ 大漁だェ 晴天(なぎ)待つふたりの 大漁節  陸(おか)じゃ取り柄も 甲斐性もないと 笑うあんたが 私の宝 徳利並べて ゆらりと酔って 膝を枕に 眠りゃいい アレワエーエ エト ソーリャ 大漁だェ 寄り添うふたりの 大漁節  海よ荒れるな 夜風よ哭くな どんな苦労も 笑顔で耐える ここはあんたと 私の港 出船 入り船 夢見船 アレワエーエ エト ソーリャ 大漁だェ 春呼ぶふたりの 大漁節
播磨の渡り鳥播磨灘から 瀬戸内づたい 噂追いかけ 紅緒笠 逢える 逢えない 逢えない 逢える 旅の気休め 花占いに チョイト なぜか しんみり 淡路島 女 ひといろ 渡り鳥だよ  赤い蹴出しに ほろりとからむ 野菊 いとしや いじらしや 通す 通さぬ 通さぬ 通す 意地の白帆も 潮風夜風 チョイト たたみたくなる 伊予の月 涙 ひといろ 渡り鳥だよ  恋の螢は 飛ぶにも飛べぬ 秋のはずれの 鶴見崎 行こか 戻ろか 戻ろか 行こか 思案したとて 一天地六 チョイト ままよ出たとこ この勝負 心 ひといろ 渡り鳥だよ坂本冬美松井由利夫水森英夫前田俊明播磨灘から 瀬戸内づたい 噂追いかけ 紅緒笠 逢える 逢えない 逢えない 逢える 旅の気休め 花占いに チョイト なぜか しんみり 淡路島 女 ひといろ 渡り鳥だよ  赤い蹴出しに ほろりとからむ 野菊 いとしや いじらしや 通す 通さぬ 通さぬ 通す 意地の白帆も 潮風夜風 チョイト たたみたくなる 伊予の月 涙 ひといろ 渡り鳥だよ  恋の螢は 飛ぶにも飛べぬ 秋のはずれの 鶴見崎 行こか 戻ろか 戻ろか 行こか 思案したとて 一天地六 チョイト ままよ出たとこ この勝負 心 ひといろ 渡り鳥だよ
忍冬淋しい女なんて言わせない 私はひとり冬をこらえて 花を咲かせる忍冬だから  雪よ 風よ 嵐よ 暴れろ つらい日々が女を やさしくする 白い花をつけたら あなた 私を泣かせて 髪を撫でてね  悲しい女なんて言わせない 私は胸で夢を転がし 花を咲かせる忍冬だから  雲をちぎり 荒波殴れよ 凍る日々が女を きれいにする 白い花をつけたら あなた 私をほめてね かたく抱いてね  雪よ 風よ 嵐よ 暴れろ つらい日々が女を やさしくする 白い花をつけたら あなた 私を泣かせて 髪を撫でてね坂本冬美内館牧子平尾昌晃若草恵淋しい女なんて言わせない 私はひとり冬をこらえて 花を咲かせる忍冬だから  雪よ 風よ 嵐よ 暴れろ つらい日々が女を やさしくする 白い花をつけたら あなた 私を泣かせて 髪を撫でてね  悲しい女なんて言わせない 私は胸で夢を転がし 花を咲かせる忍冬だから  雲をちぎり 荒波殴れよ 凍る日々が女を きれいにする 白い花をつけたら あなた 私をほめてね かたく抱いてね  雪よ 風よ 嵐よ 暴れろ つらい日々が女を やさしくする 白い花をつけたら あなた 私を泣かせて 髪を撫でてね
気まぐれ道中なんだどうした じたばたするな 傘がないなら 濡れてゆけ 風は気まぐれ 旅空夜空 いつか上がるさ この雨も 今日がだめでも 今日がだめでも ア… 明日がある  星の数ほど 女がいても ほれた女は おまえだけ 旅はみちづれ この世は情け ついておいでよ あかね雲 縁は異なもの 縁は異なもの ア… 味なもの  泣きたかったら 泣いたらいいさ そんな日もあろ 人生は ならぬ堪忍 するのが我慢 野暮は承知の 捨てぜりふ 今日がだめでも 今日がだめでも ア… 明日がある坂本冬美たかたかし岡千秋南郷達也なんだどうした じたばたするな 傘がないなら 濡れてゆけ 風は気まぐれ 旅空夜空 いつか上がるさ この雨も 今日がだめでも 今日がだめでも ア… 明日がある  星の数ほど 女がいても ほれた女は おまえだけ 旅はみちづれ この世は情け ついておいでよ あかね雲 縁は異なもの 縁は異なもの ア… 味なもの  泣きたかったら 泣いたらいいさ そんな日もあろ 人生は ならぬ堪忍 するのが我慢 野暮は承知の 捨てぜりふ 今日がだめでも 今日がだめでも ア… 明日がある
角番一度つまずきゃ 人生勝負 打つ手 打つ手が また裏目 男の角番 待ったなし ぐっとこらえろ 崖っぷち 負けりゃ世間が あ……うれしがる  義理だ恩だと 並べたやつが 俺に真っ先 背を向ける 男の角番 待ったなし あてにするなよ 他人など 意地でささえる あ……夢ひとつ  負けてたまるか 人生勝負 女房子供が 泣きをみる 男の角番 待ったなし みせてやろうか ど根性 明日(あす)は笑顔の あ……晴れ姿坂本冬美麻こよみ猪俣公章一度つまずきゃ 人生勝負 打つ手 打つ手が また裏目 男の角番 待ったなし ぐっとこらえろ 崖っぷち 負けりゃ世間が あ……うれしがる  義理だ恩だと 並べたやつが 俺に真っ先 背を向ける 男の角番 待ったなし あてにするなよ 他人など 意地でささえる あ……夢ひとつ  負けてたまるか 人生勝負 女房子供が 泣きをみる 男の角番 待ったなし みせてやろうか ど根性 明日(あす)は笑顔の あ……晴れ姿
船で帰るあなた(さようなら)船で帰るあなた (さようなら)愛をくれたあなた さようなら むせぶ霧の笛 両手さし出す ふたりの間に 別れが砕ける 波が泣く 今度いつの日 ここで逢えるの さようなら さようなら 鴎はひとりぼっちよ  (さようなら)海を越えるあなた (さようなら)どうぞご無事であなた さようなら 叫ぶ泪声 長い黒髪 この一筋にも あなたの香が のこってる 泣いて幾月 待てば逢えるの さようなら さようなら 波止場はひとりぼっちよ  指にからんで 千切れたテープを あなたのかわりに 抱きしめる 熱いくちずけ いまもほしいの さようなら さようなら 私はひとりぼっちよ 坂本冬美池田充男猪俣公章(さようなら)船で帰るあなた (さようなら)愛をくれたあなた さようなら むせぶ霧の笛 両手さし出す ふたりの間に 別れが砕ける 波が泣く 今度いつの日 ここで逢えるの さようなら さようなら 鴎はひとりぼっちよ  (さようなら)海を越えるあなた (さようなら)どうぞご無事であなた さようなら 叫ぶ泪声 長い黒髪 この一筋にも あなたの香が のこってる 泣いて幾月 待てば逢えるの さようなら さようなら 波止場はひとりぼっちよ  指にからんで 千切れたテープを あなたのかわりに 抱きしめる 熱いくちずけ いまもほしいの さようなら さようなら 私はひとりぼっちよ 
男の情話意地を通せば 情けが枯れる 夢にすがれば つき当たる それが世間と 承知の上で 決めた道なら 男なら 泣くな濡らすな 夜の雨  惚れた女に 惚れたと言えば 片がつくのに 胸の内 くれと言われりゃ 命もやるが 今は苦労の 渡し舟 恋におぼれりゃ 流される  強いばかりが 男じゃないと 雨のすだれが 通せんぼ 破れ番傘 逆さに振って ひとつ覚えの 捨て台詞(せりふ) 俺がやらなきゃ 誰がやる坂本冬美松井由利夫猪俣公章意地を通せば 情けが枯れる 夢にすがれば つき当たる それが世間と 承知の上で 決めた道なら 男なら 泣くな濡らすな 夜の雨  惚れた女に 惚れたと言えば 片がつくのに 胸の内 くれと言われりゃ 命もやるが 今は苦労の 渡し舟 恋におぼれりゃ 流される  強いばかりが 男じゃないと 雨のすだれが 通せんぼ 破れ番傘 逆さに振って ひとつ覚えの 捨て台詞(せりふ) 俺がやらなきゃ 誰がやる
雨あがり舗道にのびた あなたの影を ポンとヒールで蹴ってみた 雨あがり 嘘つき 男の背中 遊びだったと あきらめるには つくした月日が 長すぎた  十七・八の 頃ならきっと 別れる話も かすり傷 夢をみた 信じた 女になった あなたに言われて やめてた煙草 淋しさしのぎに 今夜から  コートの襟を 両手であわせ あなただんだん 急ぎ足 水たまり 靴音 街の灯ユラリ 他の女を 抱けないように くちびる私に 置いていけ坂本冬美麻こよみ猪俣公章舗道にのびた あなたの影を ポンとヒールで蹴ってみた 雨あがり 嘘つき 男の背中 遊びだったと あきらめるには つくした月日が 長すぎた  十七・八の 頃ならきっと 別れる話も かすり傷 夢をみた 信じた 女になった あなたに言われて やめてた煙草 淋しさしのぎに 今夜から  コートの襟を 両手であわせ あなただんだん 急ぎ足 水たまり 靴音 街の灯ユラリ 他の女を 抱けないように くちびる私に 置いていけ
三幕芝居ひと幕芝居の はじめはいつも たそがれ時間に 幕があく 男は冷めた 気のない返事 女はついて行くと言う 小雨の舖道に 女を残し 男はくるりと背中を向けた  ふた幕芝居の 途中はいつも おもいでばかりが 後をひく 断ち切ることが 出来たとしても 女は急に 変われない いさかいばかりが 続いた暮らし しあわせだったと 女は思う  さん幕芝居の 終わりはいつも 涙のしずくで 閉じられる 出逢いと別れ いつでも同じ 命をけずる ことばかり 男のぬけがら 散らばる部屋で スポットライトが 女を照らす坂本冬美たきのえいじ猪俣公章ひと幕芝居の はじめはいつも たそがれ時間に 幕があく 男は冷めた 気のない返事 女はついて行くと言う 小雨の舖道に 女を残し 男はくるりと背中を向けた  ふた幕芝居の 途中はいつも おもいでばかりが 後をひく 断ち切ることが 出来たとしても 女は急に 変われない いさかいばかりが 続いた暮らし しあわせだったと 女は思う  さん幕芝居の 終わりはいつも 涙のしずくで 閉じられる 出逢いと別れ いつでも同じ 命をけずる ことばかり 男のぬけがら 散らばる部屋で スポットライトが 女を照らす
サンシャイン上海上り下りの船の汽笛が 空にひびき波をすべる きみと語る川辺(バンド) 春うらら ランプシェードを走る自転車 プラタナスは風にそよぎ きみの頬にゆれる こもれ陽  Sunshine 上海 We Love 上海 黄浦河(かわ)は流れる 若いふたりの 愛と希望をのせて Sunshine 上海 We Love 上海 街は微笑む 若いふたりに 夢と未来をさして  古い上着はぬいでサヨナラ 二度と来ない若い季節 外へ出よう 今が、青春 きみの瞳は青い稲妻 見つめあえば恋の奇蹟 燃えるこころ それが、青春  Sunshine 上海 We Love 上海 黄浦河(かわ)は流れる 若いふたりの 愛と希望をのせて Sunshine 上海 We Love 上海 街は微笑む 若いふたりに 夢と未来をさして  Sunshine 上海 We Love 上海 街は微笑む 若いふたりに 夢と未来をさして坂本冬美たかたかし猪俣公章上り下りの船の汽笛が 空にひびき波をすべる きみと語る川辺(バンド) 春うらら ランプシェードを走る自転車 プラタナスは風にそよぎ きみの頬にゆれる こもれ陽  Sunshine 上海 We Love 上海 黄浦河(かわ)は流れる 若いふたりの 愛と希望をのせて Sunshine 上海 We Love 上海 街は微笑む 若いふたりに 夢と未来をさして  古い上着はぬいでサヨナラ 二度と来ない若い季節 外へ出よう 今が、青春 きみの瞳は青い稲妻 見つめあえば恋の奇蹟 燃えるこころ それが、青春  Sunshine 上海 We Love 上海 黄浦河(かわ)は流れる 若いふたりの 愛と希望をのせて Sunshine 上海 We Love 上海 街は微笑む 若いふたりに 夢と未来をさして  Sunshine 上海 We Love 上海 街は微笑む 若いふたりに 夢と未来をさして
白鷺物語(ニューヴォーカルヴァージョン)あなたの影を 踏まないように わざと遅れて 二足三足 ひと目を気にする 哀しいくせが いつか いつしか 沁みついた なさけ深川 流れ月 ゆれて くずれる 水鏡  逢うのもさだめ 別れもさだめ 粋がいのちの 江戸友禅に おんなの一分を さらしてみても 花も咲かない つりしのぶ なさけ深川 それも愚痴 好きで選んだ 人だもの  木の香が匂う あなたの背中 木遣くずしが こぼれる路地を いいのよ こうして 歩けるだけで こころ辰巳の 東下駄 なさけ深川 白鷺が 啼いて ひと声 飛んでゆく坂本冬美松井由利夫猪俣公章あなたの影を 踏まないように わざと遅れて 二足三足 ひと目を気にする 哀しいくせが いつか いつしか 沁みついた なさけ深川 流れ月 ゆれて くずれる 水鏡  逢うのもさだめ 別れもさだめ 粋がいのちの 江戸友禅に おんなの一分を さらしてみても 花も咲かない つりしのぶ なさけ深川 それも愚痴 好きで選んだ 人だもの  木の香が匂う あなたの背中 木遣くずしが こぼれる路地を いいのよ こうして 歩けるだけで こころ辰巳の 東下駄 なさけ深川 白鷺が 啼いて ひと声 飛んでゆく
沈丁花の女紅い沈丁花 グラスに活けて 淋しさまぎらす ひとり酒 ひと雨ごとに 春匂う こんな夜は… あなたの腕まくら欲しくなる  ひとり暮しが気楽でいいと つよがり言わせた わかれ酒 我儘ばかりで 困らせた わたしが悪い… あなたの優しさをおもいだす  明日の夢より 男の胸の ぬくもり欲しがる おんな酒 とんではじけた 倖せを お酒が泣かす… あなたを連れてきて 春の雨坂本冬美たかたかし猪俣公章紅い沈丁花 グラスに活けて 淋しさまぎらす ひとり酒 ひと雨ごとに 春匂う こんな夜は… あなたの腕まくら欲しくなる  ひとり暮しが気楽でいいと つよがり言わせた わかれ酒 我儘ばかりで 困らせた わたしが悪い… あなたの優しさをおもいだす  明日の夢より 男の胸の ぬくもり欲しがる おんな酒 とんではじけた 倖せを お酒が泣かす… あなたを連れてきて 春の雨
帰りの連絡船海峡に降る雪を ひとり見つめてる 幸福なひとつれて 帰るはずでした こんな小さな鞄がひとつ なみだのぶんだけ手に重い ああ さよなら恋よ 連絡船よ  呼ぶ母を振り切った あれは二年前 紫のライラック 町にゆれていた ばかな私を 迎えるように デッキにとまった 海猫よ ああ さよなら恋よ 連絡船よ  夢を抱き恋を抱き 北へ東京へ どれだけの人達が 海峡を越えたやら ゆれて四時間 吹雪がやめば 私の明日も 見えてくる ああ さよなら恋よ 連絡船よ坂本冬美池田充男猪俣公章海峡に降る雪を ひとり見つめてる 幸福なひとつれて 帰るはずでした こんな小さな鞄がひとつ なみだのぶんだけ手に重い ああ さよなら恋よ 連絡船よ  呼ぶ母を振り切った あれは二年前 紫のライラック 町にゆれていた ばかな私を 迎えるように デッキにとまった 海猫よ ああ さよなら恋よ 連絡船よ  夢を抱き恋を抱き 北へ東京へ どれだけの人達が 海峡を越えたやら ゆれて四時間 吹雪がやめば 私の明日も 見えてくる ああ さよなら恋よ 連絡船よ
あじさい酒場煙草の空箱 鶴に折り 飛ばせば涙があとを追う おもかげ横丁のとまり木で 今夜も未練とさし向かい あなたに夢注ぐ あじさい酒場  お酒にまぎらす淋しさを ゆさぶらないでよ通り雨 想い出一輪 水割りの グラスに今夜も泳がせて あなたに泣いてる あじさい酒場  出逢いも別れも 霧雨が 裏窓ながれる 夜でした 想い出かさねたこのドアに あなたの姿がみえるよで 酔うほどせつない あじさい酒場坂本冬美里村龍一猪俣公章煙草の空箱 鶴に折り 飛ばせば涙があとを追う おもかげ横丁のとまり木で 今夜も未練とさし向かい あなたに夢注ぐ あじさい酒場  お酒にまぎらす淋しさを ゆさぶらないでよ通り雨 想い出一輪 水割りの グラスに今夜も泳がせて あなたに泣いてる あじさい酒場  出逢いも別れも 霧雨が 裏窓ながれる 夜でした 想い出かさねたこのドアに あなたの姿がみえるよで 酔うほどせつない あじさい酒場
万祝(まいわい)十年一度の 大漁を 待ってこの道 三十年 きたぞきました 万祝舟が 神輿かついで 港へ入る 今日は万祝 浜祭り ハァ マダイ クロダイ アコウダイ コブダイ マツダイ キンメダイ メデタイ ノミタイ イワイタイ  網元さんより 贈られた 大漁祝いの この晴れ着 藍の木綿に 鶴亀染めた 仕立ておろしの 万祝着れば 乙姫さまも ひと目惚れ ハァ キタイ ミセタイ キカセタイ アイタイ アゲタイ アマエタイ メデタイ ヨイタイ オドリタイ  楽して笑えば あとで泣く 苦労して待つ 宝船 どんときました 笑顔の花が 三つ重ねた この盃に 映す男の 晴れ姿 ハァ チダイ アオダイ サクラダイ ヒメダイ ハマダイ クルマダイ メデタイ アゲタイ ウタイタイ坂本冬美星野哲郎猪俣公章十年一度の 大漁を 待ってこの道 三十年 きたぞきました 万祝舟が 神輿かついで 港へ入る 今日は万祝 浜祭り ハァ マダイ クロダイ アコウダイ コブダイ マツダイ キンメダイ メデタイ ノミタイ イワイタイ  網元さんより 贈られた 大漁祝いの この晴れ着 藍の木綿に 鶴亀染めた 仕立ておろしの 万祝着れば 乙姫さまも ひと目惚れ ハァ キタイ ミセタイ キカセタイ アイタイ アゲタイ アマエタイ メデタイ ヨイタイ オドリタイ  楽して笑えば あとで泣く 苦労して待つ 宝船 どんときました 笑顔の花が 三つ重ねた この盃に 映す男の 晴れ姿 ハァ チダイ アオダイ サクラダイ ヒメダイ ハマダイ クルマダイ メデタイ アゲタイ ウタイタイ
風花の駅白いコートの 襟をたて そっと人目を 避けて立つ 来てくれる きっと来る 祈る心で あなた待ちます… 涙こぼれて 雪になる 夜明け切ない 風花の駅  過去を断ち切り 出直すと 言った言葉を 信じたわ 馬鹿でした 夢でした 寒い心を 抱いて下さい… いっそ逢わなきゃ 良かったと 揺れる思いの 風花の駅  渡すつもりの この切符 泣いてカバンに 仕舞い込む 未練です 別れです うしろ髪引く 雪よ降るなよ… 心半分 置いたまま 汽車に飛び乗る 風花の駅坂本冬美麻こよみ猪俣公章白いコートの 襟をたて そっと人目を 避けて立つ 来てくれる きっと来る 祈る心で あなた待ちます… 涙こぼれて 雪になる 夜明け切ない 風花の駅  過去を断ち切り 出直すと 言った言葉を 信じたわ 馬鹿でした 夢でした 寒い心を 抱いて下さい… いっそ逢わなきゃ 良かったと 揺れる思いの 風花の駅  渡すつもりの この切符 泣いてカバンに 仕舞い込む 未練です 別れです うしろ髪引く 雪よ降るなよ… 心半分 置いたまま 汽車に飛び乗る 風花の駅
ひとり寝女の泣き枕逢いに来ないで 夢はいや ほんとのあなたに 逢わせてと 両手あわせる 花園あたり 六帖一間が 広すぎて 今夜もしっとり 泣き枕  濡れた枕に 口紅で 愛しい似顔を かきました うらみつらみを 拳にこめて 叩いてつねって 呼んでみる 浪花は遠い 夜の涯て  故郷の訛りが 消えるころ 涙ぼくろが 増えました 誰に弱音は 見せないけれど あなたのつもりで 抱きしめる ひとり寝女の 泣き枕坂本冬美星野哲郎猪俣公章逢いに来ないで 夢はいや ほんとのあなたに 逢わせてと 両手あわせる 花園あたり 六帖一間が 広すぎて 今夜もしっとり 泣き枕  濡れた枕に 口紅で 愛しい似顔を かきました うらみつらみを 拳にこめて 叩いてつねって 呼んでみる 浪花は遠い 夜の涯て  故郷の訛りが 消えるころ 涙ぼくろが 増えました 誰に弱音は 見せないけれど あなたのつもりで 抱きしめる ひとり寝女の 泣き枕
姉妹妹よ 夜ふけにそっと 何処へ行くの 重い鞄 二つ提げて  子供だと思っていたが いつの間にか 内緒ごとを 持っていたのね  私のことを 責めて 泣いてたくせに あなたも恋をしたの  馬鹿ね 私と同じ 悲しげな恋をして どうするつもりよ だけど あなたはきっと 泣かないわね 妹よ  妹よ 夜明けの雨は きっと寒い 傘を持って行くがいいわ  びしょ濡れのからだのままで すがりついちゃ 恋の夢も 冷めてしまうわ  背中を向けていても 足音だけは しっかり聞いているわ  いいわ 信じてあげる 私より何倍も 真面目なあなたを だから 落着き先は 知らせるのよ 妹よ  馬鹿ね 私と同じ 悲しげな恋をして どうするつもりよ だけど あなたはきっと 泣かないわね 妹よ坂本冬美多夢星人堀内孝雄妹よ 夜ふけにそっと 何処へ行くの 重い鞄 二つ提げて  子供だと思っていたが いつの間にか 内緒ごとを 持っていたのね  私のことを 責めて 泣いてたくせに あなたも恋をしたの  馬鹿ね 私と同じ 悲しげな恋をして どうするつもりよ だけど あなたはきっと 泣かないわね 妹よ  妹よ 夜明けの雨は きっと寒い 傘を持って行くがいいわ  びしょ濡れのからだのままで すがりついちゃ 恋の夢も 冷めてしまうわ  背中を向けていても 足音だけは しっかり聞いているわ  いいわ 信じてあげる 私より何倍も 真面目なあなたを だから 落着き先は 知らせるのよ 妹よ  馬鹿ね 私と同じ 悲しげな恋をして どうするつもりよ だけど あなたはきっと 泣かないわね 妹よ
待ったなしだよ人生は弱音はいたら 勝ち目はないさ ここは一番 ふんばりどころ やると決めたら どこまでも 曲げてなるかよ この道を 待ったなしだよ 人生は そうだその気で やってみろ  二度や三度の つまづきなどに 負けて泣いたら 世間が笑う 何をくよくよ してなさる よそ見している 時じゃない 待ったなしだよ 人生は いいさ苦労も おつなもの  向かい風でも 後ろは向くな いつかお前の 時代が来るぞ ぐっと唇 かみしめて なげた笑顔が 華になる 待ったなしだよ 人生は くぐる浮世の 九十九折り坂本冬美多野亮四方章人南郷達也弱音はいたら 勝ち目はないさ ここは一番 ふんばりどころ やると決めたら どこまでも 曲げてなるかよ この道を 待ったなしだよ 人生は そうだその気で やってみろ  二度や三度の つまづきなどに 負けて泣いたら 世間が笑う 何をくよくよ してなさる よそ見している 時じゃない 待ったなしだよ 人生は いいさ苦労も おつなもの  向かい風でも 後ろは向くな いつかお前の 時代が来るぞ ぐっと唇 かみしめて なげた笑顔が 華になる 待ったなしだよ 人生は くぐる浮世の 九十九折り
日々是好日心に響けば すべて景色は絵葉書 短い言葉を添え つい誰かに自慢したくなる 子猫の欠伸も 風と雲のマラソンも 見慣れてるはずなのに 今日は何故か輝いてる お元気ですか 逢いたいですね 一押しの話題ならば 素敵でしょう 明け方にあなたの夢 見たことかしら 照る日 曇る日 あなた想う日 日々是好日  小さな優しさ それに偶然出逢うと オレンジ色に胸がほんのりして得をした気分 誰かの親切 別に私にじゃなくても 有り難うと言いたい そんな気持ちにさせてくれて お元気ですか 嬉しいですね たった今信じ合える そのことが あなたとは例え遠く 離れていても 照る日 曇る日 愛が芽吹く日 日々是好日  照る日 曇る日 心弾む日 日々是好日坂本冬美阿木燿子宇崎竜童萩田光雄心に響けば すべて景色は絵葉書 短い言葉を添え つい誰かに自慢したくなる 子猫の欠伸も 風と雲のマラソンも 見慣れてるはずなのに 今日は何故か輝いてる お元気ですか 逢いたいですね 一押しの話題ならば 素敵でしょう 明け方にあなたの夢 見たことかしら 照る日 曇る日 あなた想う日 日々是好日  小さな優しさ それに偶然出逢うと オレンジ色に胸がほんのりして得をした気分 誰かの親切 別に私にじゃなくても 有り難うと言いたい そんな気持ちにさせてくれて お元気ですか 嬉しいですね たった今信じ合える そのことが あなたとは例え遠く 離れていても 照る日 曇る日 愛が芽吹く日 日々是好日  照る日 曇る日 心弾む日 日々是好日
雪の花雪のひとひらがわたし もうひとひらがあなた はるかな空から 舞い降りて めぐり逢えた不思議  命のひとひらがあなた もうひとひらがわたし この世でたった一度だけ ひとつになれた奇跡  抱き合えば地獄 それとも夢 燃えつきて何処へ行くの  ああキラキラと 眩しいほど 美しい雪の花 キラキラと哀しいほど 美しい雪の花  雪のひとひらは独り もうひとひらも独り 見知らぬ国へ舞い降りて 命の行方を探す  雪の温もりがわたし その優しさがあなた 夜の谷間に降り積もり ふたつの身体 つなぐ  悲しみのわけを いわないで今は なんにも知らずにいたい  ああクルクルと風に舞い はじけ散る雪の花 クルクルと夢に舞い はじけ散る雪の花  ああクルクルと風に舞い はじけ散る雪の花 クルクルと夢に舞い はじけ散る雪の花坂本冬美笹倉明加藤登紀子若草恵雪のひとひらがわたし もうひとひらがあなた はるかな空から 舞い降りて めぐり逢えた不思議  命のひとひらがあなた もうひとひらがわたし この世でたった一度だけ ひとつになれた奇跡  抱き合えば地獄 それとも夢 燃えつきて何処へ行くの  ああキラキラと 眩しいほど 美しい雪の花 キラキラと哀しいほど 美しい雪の花  雪のひとひらは独り もうひとひらも独り 見知らぬ国へ舞い降りて 命の行方を探す  雪の温もりがわたし その優しさがあなた 夜の谷間に降り積もり ふたつの身体 つなぐ  悲しみのわけを いわないで今は なんにも知らずにいたい  ああクルクルと風に舞い はじけ散る雪の花 クルクルと夢に舞い はじけ散る雪の花  ああクルクルと風に舞い はじけ散る雪の花 クルクルと夢に舞い はじけ散る雪の花
天地無用幾つあっても 足りない命 バカを言うなよ 命はひとつ 明石(あかし) 荒塩(あらじお) ひとつまみ 酒の肴(さかな)に 酌(く)みかわす 俺とお前の この盃(さかづき)は 天にも地にも ただひとつ  箍(たが)が緩(ゆる)んだ 手桶(ておけ)の水は いくら注(つ)ごうと たまりはしない 人のこころも 同じこと 女ごころは なおのこと 胸にきざんだ 男の夢は 天にも地にも ただひとつ  辛(つら)いときほど 値打ちがわかる 南部鉄(てつ)びん 男の絆 意地は立てても こめかみに 筋を立てれば勇み足 勝負どころで 打つ手はひとつ  天にも地にも ただひとつ坂本冬美松井由利夫岡千秋伊戸のりお幾つあっても 足りない命 バカを言うなよ 命はひとつ 明石(あかし) 荒塩(あらじお) ひとつまみ 酒の肴(さかな)に 酌(く)みかわす 俺とお前の この盃(さかづき)は 天にも地にも ただひとつ  箍(たが)が緩(ゆる)んだ 手桶(ておけ)の水は いくら注(つ)ごうと たまりはしない 人のこころも 同じこと 女ごころは なおのこと 胸にきざんだ 男の夢は 天にも地にも ただひとつ  辛(つら)いときほど 値打ちがわかる 南部鉄(てつ)びん 男の絆 意地は立てても こめかみに 筋を立てれば勇み足 勝負どころで 打つ手はひとつ  天にも地にも ただひとつ
呼人駅あれは二月 真冬で 流氷だけで 最果ては… なんにも無かった 凍(しば)れてた  待っているのが 愛の証(あかし)と 信じてよかった 呼人駅(よびとえき) やつれていないか あのひとは 高まるこの胸に 三秒 一秒 近づく列車の 汽笛がしみる  鏡橋(かがみばし)を渡って 笑顔になって あのひとが… わたしのところに いま帰る  好きなすずらん 袖(そで)にかくして 迎えに佇む 呼人駅(よびとえき) 線路のむこうは オホーツク ご苦労さまでした お帰りなさいと かもめよおまえも 迎えに来たのね  呼人(よびと)はちいさな 無人駅 死んでもこの命 離しちゃ嫌だと すがって泣きたい 涙のままに坂本冬美池田充男船村徹蔦将包あれは二月 真冬で 流氷だけで 最果ては… なんにも無かった 凍(しば)れてた  待っているのが 愛の証(あかし)と 信じてよかった 呼人駅(よびとえき) やつれていないか あのひとは 高まるこの胸に 三秒 一秒 近づく列車の 汽笛がしみる  鏡橋(かがみばし)を渡って 笑顔になって あのひとが… わたしのところに いま帰る  好きなすずらん 袖(そで)にかくして 迎えに佇む 呼人駅(よびとえき) 線路のむこうは オホーツク ご苦労さまでした お帰りなさいと かもめよおまえも 迎えに来たのね  呼人(よびと)はちいさな 無人駅 死んでもこの命 離しちゃ嫌だと すがって泣きたい 涙のままに
冬の蝶かじかむ指に 息をかけ 寒くはないかと抱きしめた 探していたのです 小さな日だまりを 胸にとまっていいですか 一度燃えたい 一度燃えたい 冬の蝶  みじかい恋の 命でも けなげに生きたい 尽きるまで 口紅塗りました きれいに見えますか 好きになるほどたよりない ばかと叱って ばかと叱って 冬の蝶  さざんか散らす 北風も あなたがいたなら耐えられる しあわせふしあわせ まだまだ遠い春 せめてぬくもりくれますか 女はいつも 女はいつも 冬の蝶坂本冬美石原信一猪俣公章かじかむ指に 息をかけ 寒くはないかと抱きしめた 探していたのです 小さな日だまりを 胸にとまっていいですか 一度燃えたい 一度燃えたい 冬の蝶  みじかい恋の 命でも けなげに生きたい 尽きるまで 口紅塗りました きれいに見えますか 好きになるほどたよりない ばかと叱って ばかと叱って 冬の蝶  さざんか散らす 北風も あなたがいたなら耐えられる しあわせふしあわせ まだまだ遠い春 せめてぬくもりくれますか 女はいつも 女はいつも 冬の蝶
男の情話~セリフ入り~[セリフ] どんなに時代が変ろうと 白は白、黒は黒 それをはっきりさせなければ 世の中の筋が通りません。 古い奴だ、馬鹿な奴だと言われようと 私は いのちの筋目だけは きっちりとつけたいのでございます。  意地を通せば 情けが枯れる 夢にすがれば つき当たる それが世間と 承知の上で 決めた道なら 男なら 泣くな濡らすな 夜の雨  [セリフ] 人間誰でも生身の体 心に一つや二つ、 口に出せない傷があるものでございます。 それだけに他人さまを 泣かせるようなことだけは したくはございません。  惚れた女に 惚れたと言えば 片(かた)がつくのに 胸の内(うち) くれと言われりゃ 命もやるが 今は苦労の 渡し舟 恋におぼれりゃ 流される  [セリフ] いくら上手に泳いでみても一生は一生 いのちは一つでございます。 自分の思った通りに使わなければ この世に生まれてきた 甲斐がございません。  強いばかりが 男じゃないと 雨のすだれが 通(とお)せんぼ 破れ番傘 逆さに振って ひとつ覚えの 捨て台詞(せりふ) 俺がやらなきゃ 誰がやる坂本冬美松井由利夫猪俣公章馬場良[セリフ] どんなに時代が変ろうと 白は白、黒は黒 それをはっきりさせなければ 世の中の筋が通りません。 古い奴だ、馬鹿な奴だと言われようと 私は いのちの筋目だけは きっちりとつけたいのでございます。  意地を通せば 情けが枯れる 夢にすがれば つき当たる それが世間と 承知の上で 決めた道なら 男なら 泣くな濡らすな 夜の雨  [セリフ] 人間誰でも生身の体 心に一つや二つ、 口に出せない傷があるものでございます。 それだけに他人さまを 泣かせるようなことだけは したくはございません。  惚れた女に 惚れたと言えば 片(かた)がつくのに 胸の内(うち) くれと言われりゃ 命もやるが 今は苦労の 渡し舟 恋におぼれりゃ 流される  [セリフ] いくら上手に泳いでみても一生は一生 いのちは一つでございます。 自分の思った通りに使わなければ この世に生まれてきた 甲斐がございません。  強いばかりが 男じゃないと 雨のすだれが 通(とお)せんぼ 破れ番傘 逆さに振って ひとつ覚えの 捨て台詞(せりふ) 俺がやらなきゃ 誰がやる
おとうさんへ躰は大丈夫かい 元気で暮らせよと 電話の向こうの やせた姿が浮かびます いつも照れては 目をそらす そんなあなたの横顔が 懐かしい もう会いたくても 会えないのですね もう声を聞くことも ないのですね  いつもは無口な父が いい男性見つけろよ ポツリと一言 お酒飲み干しつぶやいた ふっと涙が頬つたう 心配かけてた 娘でごめんね もう会いたくても 会えないのですね もう声を聞くことも ないのですね  もう会いたくても 会えないのですね もう声を聞くことも ないのですね  せめて「ありがとう」の言葉 言いたかった坂本冬美さくらななさくらなな宮崎慎二躰は大丈夫かい 元気で暮らせよと 電話の向こうの やせた姿が浮かびます いつも照れては 目をそらす そんなあなたの横顔が 懐かしい もう会いたくても 会えないのですね もう声を聞くことも ないのですね  いつもは無口な父が いい男性見つけろよ ポツリと一言 お酒飲み干しつぶやいた ふっと涙が頬つたう 心配かけてた 娘でごめんね もう会いたくても 会えないのですね もう声を聞くことも ないのですね  もう会いたくても 会えないのですね もう声を聞くことも ないのですね  せめて「ありがとう」の言葉 言いたかった
浜っ娘一代男と女 惚れたなら 別れる時も 五分と五分 海猫さわぐな 涙じゃないよ 波のしぶきが かかっただけさ ひとり桟橋 あの人に ア どっこい あばよと 声かける 浜の育ちはよ いい女  命を賭けた 相手なら だましも嘘も あるもんか はんぱな未練じゃ 女がすたる 港灯りが ひやかすからさ 酔ったふりして はしゃぎ酒 ア どっこい 演歌を うなろうか 浜が故郷の いい女  喧嘩もどきの 荒海で 産湯をつかった ド根性 色恋なんかに しょげたら負けさ 活きのいいのが とりえじゃないか 男まさりと 呼ばれても ア どっこい 浮世を 乗り越える 浜で噂のよ いい女坂本冬美石原信一猪俣公章小杉仁三男と女 惚れたなら 別れる時も 五分と五分 海猫さわぐな 涙じゃないよ 波のしぶきが かかっただけさ ひとり桟橋 あの人に ア どっこい あばよと 声かける 浜の育ちはよ いい女  命を賭けた 相手なら だましも嘘も あるもんか はんぱな未練じゃ 女がすたる 港灯りが ひやかすからさ 酔ったふりして はしゃぎ酒 ア どっこい 演歌を うなろうか 浜が故郷の いい女  喧嘩もどきの 荒海で 産湯をつかった ド根性 色恋なんかに しょげたら負けさ 活きのいいのが とりえじゃないか 男まさりと 呼ばれても ア どっこい 浮世を 乗り越える 浜で噂のよ いい女
すっぴんおんな盛りさ 化粧はしても 嘘も騙しも あるもんか 心はすっぴん まっさらさらよ 涙もろさが たまに傷 ぐっと冷酒 飲みほせば 目元ほんのり さくら色 切った啖呵は だてじゃない  姿・形にゃ なびかぬけれど 熱い情にゃ 身をまかす 心はすっぴん まっさらさらよ 惚れっぽいのが たまに傷 こんな女の 心意気 わかる人なら 惚れてやる ちょいと自慢の この笑顔  心はすっぴん まっさらさらよ 負けず嫌いが たまに傷 媚は売らない 愚痴らない 下手ないい訳 野暮なだけ 生気のいいのが 売りもんさ坂本冬美麻こよみ佐瀬寿一桜庭伸幸おんな盛りさ 化粧はしても 嘘も騙しも あるもんか 心はすっぴん まっさらさらよ 涙もろさが たまに傷 ぐっと冷酒 飲みほせば 目元ほんのり さくら色 切った啖呵は だてじゃない  姿・形にゃ なびかぬけれど 熱い情にゃ 身をまかす 心はすっぴん まっさらさらよ 惚れっぽいのが たまに傷 こんな女の 心意気 わかる人なら 惚れてやる ちょいと自慢の この笑顔  心はすっぴん まっさらさらよ 負けず嫌いが たまに傷 媚は売らない 愚痴らない 下手ないい訳 野暮なだけ 生気のいいのが 売りもんさ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
おんな傘俺にさしだす 傘のしずくが おまえの肩先 ポツリと濡らす ほれていりゃこそ この手に抱けぬ ばかな男の つよがりを 泣いてうらむか 泣いてうらむか おんな傘  酒でながせぬ 過去をせおった 男のゆく道 灯りは遠い 汚れしらない おまえの瞳 せめてきれいに おいてゆく 背中あわせの 背中あわせの おんな傘  これが浮世と いうものなのか おまえに見つけた やすらぎなのに それじゃ行くぜと 別れの涙 肩でふりきり 飛びだせば 雨に流れる 雨に流れる おんな傘坂本冬美たかたかし市川昭介前田俊明俺にさしだす 傘のしずくが おまえの肩先 ポツリと濡らす ほれていりゃこそ この手に抱けぬ ばかな男の つよがりを 泣いてうらむか 泣いてうらむか おんな傘  酒でながせぬ 過去をせおった 男のゆく道 灯りは遠い 汚れしらない おまえの瞳 せめてきれいに おいてゆく 背中あわせの 背中あわせの おんな傘  これが浮世と いうものなのか おまえに見つけた やすらぎなのに それじゃ行くぜと 別れの涙 肩でふりきり 飛びだせば 雨に流れる 雨に流れる おんな傘
艶花恋よせと言われりゃ なおさら燃える 恋はいのちの 揚花火 どうせみじかい おんなの春を 咲いて散るなら 悔いはない  胸を揺さぶる 情けに負けた 押しの一手に ぐらついた ほれてあなたに ついてくからは 浮世このみち 泣きはせぬ  可愛がられて 綺麗になって ゆめを見るのも おんなゆえ こんな私で 役立つならば 咲いてみせます 艶花恋  坂本冬美池田充男猪俣公章よせと言われりゃ なおさら燃える 恋はいのちの 揚花火 どうせみじかい おんなの春を 咲いて散るなら 悔いはない  胸を揺さぶる 情けに負けた 押しの一手に ぐらついた ほれてあなたに ついてくからは 浮世このみち 泣きはせぬ  可愛がられて 綺麗になって ゆめを見るのも おんなゆえ こんな私で 役立つならば 咲いてみせます 艶花恋  
仁吉劇場人は一代 笑うも泣くも 苦労手酌の 短い命 時代遅れと そしらばそしれ 意地を貫き 義理人情に 生きた仁吉の 仁吉の潔さ  惚れたあの娘(こ)と 所帯も持てず 噛んだ未練が 奥歯にしみる 義理を通せば 情けの花が 枯れて涙の 盛り場しぐれ 愚痴につまずく つまずく一人酒  誰に陰口 叩かれようと 筋を通して 生きたい俺さ 喧嘩お御輿(みこし) 祭りの渦に 決めた覚悟を 太鼓でしめりゃ 男劇場 劇場日本晴れ坂本冬美石本美由起岡千秋人は一代 笑うも泣くも 苦労手酌の 短い命 時代遅れと そしらばそしれ 意地を貫き 義理人情に 生きた仁吉の 仁吉の潔さ  惚れたあの娘(こ)と 所帯も持てず 噛んだ未練が 奥歯にしみる 義理を通せば 情けの花が 枯れて涙の 盛り場しぐれ 愚痴につまずく つまずく一人酒  誰に陰口 叩かれようと 筋を通して 生きたい俺さ 喧嘩お御輿(みこし) 祭りの渦に 決めた覚悟を 太鼓でしめりゃ 男劇場 劇場日本晴れ
想夫恋もしもお前が男だったら 天下取るよな 器量の男 そんな言葉の溜め息ついた 貴方の 辛さ弱さ解るけど 私が一生賭けて 惚れた人だから 愚痴る酒より 夢見る酒を 大きな男でいてほしい  強く見えても 女は女 口で言うのと 心は違う 些細な気持ちに躓く夜は 震える 身体ずっと抱いていて 親の反対押して惚れた人だから 責める酒より 許せる酒を 優しい男でいてほしい  男三十路は 小僧と同じ 女三十路に 咲く情け花 他人を踏むよな 出世なら要らぬ 言い切る 潔さが いとおしい この人ならと信じ 惚れた人だから 食らう酒より 味わう酒を 粋な男でいてほしい  粋な男でいてほしい坂本冬美永井龍雲永井龍雲もしもお前が男だったら 天下取るよな 器量の男 そんな言葉の溜め息ついた 貴方の 辛さ弱さ解るけど 私が一生賭けて 惚れた人だから 愚痴る酒より 夢見る酒を 大きな男でいてほしい  強く見えても 女は女 口で言うのと 心は違う 些細な気持ちに躓く夜は 震える 身体ずっと抱いていて 親の反対押して惚れた人だから 責める酒より 許せる酒を 優しい男でいてほしい  男三十路は 小僧と同じ 女三十路に 咲く情け花 他人を踏むよな 出世なら要らぬ 言い切る 潔さが いとおしい この人ならと信じ 惚れた人だから 食らう酒より 味わう酒を 粋な男でいてほしい  粋な男でいてほしい
春の雪ついて行けないわたしの過去を 許してほしいと路地で泣く 抱けばそのままこの手にとける そんなおまえの肩先に 春とは名ばかり 雪が舞う 雪が舞う  旅の途中のさびれた町で 見つけたおまえは 風の花 ふれたグラスのさびしい音が どこか似たよなおれたちの 胸にこぼれて 咲いた夢 咲いた夢  右の目尻に とまった涙 不幸なじみの 泣きぼくろ つれてゆきたい おまえをひとり 俺の旅路のその果てに 春とは名ばかり 雪が舞う 雪が舞う  春とは名ばかり 雪が舞う坂本冬美たかたかし市川昭介ついて行けないわたしの過去を 許してほしいと路地で泣く 抱けばそのままこの手にとける そんなおまえの肩先に 春とは名ばかり 雪が舞う 雪が舞う  旅の途中のさびれた町で 見つけたおまえは 風の花 ふれたグラスのさびしい音が どこか似たよなおれたちの 胸にこぼれて 咲いた夢 咲いた夢  右の目尻に とまった涙 不幸なじみの 泣きぼくろ つれてゆきたい おまえをひとり 俺の旅路のその果てに 春とは名ばかり 雪が舞う 雪が舞う  春とは名ばかり 雪が舞う
おとこの劇場縦に割ろうと 斜めに斬ろと 俺のいのちは 山吹いろだ 口にゃ出せずに 呑みこむだけの 下手な世渡り 風当り 俺には俺の 夢がある  見ても見ぬふり 人情も義理も 今の御時勢 かけらもないが 春の雨より やさしく沁(し)みた 可愛いあの娘(こ)の 袖しぐれ 俺には俺の 夢がある  右を選ぶか 左をとるか 曲げちゃならない 筋道だけは 意地が男の 背骨じゃないか 涙けじめの 蝶つがい 俺には俺の 夢がある坂本冬美松井由利夫猪俣公章縦に割ろうと 斜めに斬ろと 俺のいのちは 山吹いろだ 口にゃ出せずに 呑みこむだけの 下手な世渡り 風当り 俺には俺の 夢がある  見ても見ぬふり 人情も義理も 今の御時勢 かけらもないが 春の雨より やさしく沁(し)みた 可愛いあの娘(こ)の 袖しぐれ 俺には俺の 夢がある  右を選ぶか 左をとるか 曲げちゃならない 筋道だけは 意地が男の 背骨じゃないか 涙けじめの 蝶つがい 俺には俺の 夢がある
蛍草俺でいいのか 悔やんでないか つぶしのきかない 男でも つらい時ほど 陽気に流す いつもおまえにゃ 借りばかり 蛍草 蛍草 何を迷って ここで咲く  酔えば近くに 見えてた夢が 醒めたらどうして 遠去かる 長い足踏み 続いたけれど それもおまえと 出逢うまで 蛍草 蛍草 花の素顔が 目に泌みる  渡しそびれた 指輪を見つめ 寝ているおまえの 手に飾る 何もないから いたわり合える ほほにひとすじ 夜の露 蛍草 蛍草 俺と一生ここで咲け坂本冬美坂口照幸猪俣公章俺でいいのか 悔やんでないか つぶしのきかない 男でも つらい時ほど 陽気に流す いつもおまえにゃ 借りばかり 蛍草 蛍草 何を迷って ここで咲く  酔えば近くに 見えてた夢が 醒めたらどうして 遠去かる 長い足踏み 続いたけれど それもおまえと 出逢うまで 蛍草 蛍草 花の素顔が 目に泌みる  渡しそびれた 指輪を見つめ 寝ているおまえの 手に飾る 何もないから いたわり合える ほほにひとすじ 夜の露 蛍草 蛍草 俺と一生ここで咲け
表ばかりじゃ 世間は見えぬ 言葉だけでは 心は読めぬ 拗(す)ねる気持は さらさらないが 意地と情けの 合わせ貝 夢を鳴らすにゃ 重すぎる  握りこぶしを 血の出るほどに 噛んで見上げる 片割(かたわ)れ月に 消したつもりの 浅黄(あさぎ)の単衣(ひとえ) 揺れる小柳(こやなぎ) 袋小路(ふくろこじ) せめて怨(うら)むな この俺を  浮世花道 汚れる役が いなきゃ泣かせる 芝居にゃならぬ 「忍(にん)」の一(ひと)文字 背中に刻(きざ)み 時の流れに 棹(さお)さして 俺は男で 生きて行く坂本冬美松井由利夫猪俣公章表ばかりじゃ 世間は見えぬ 言葉だけでは 心は読めぬ 拗(す)ねる気持は さらさらないが 意地と情けの 合わせ貝 夢を鳴らすにゃ 重すぎる  握りこぶしを 血の出るほどに 噛んで見上げる 片割(かたわ)れ月に 消したつもりの 浅黄(あさぎ)の単衣(ひとえ) 揺れる小柳(こやなぎ) 袋小路(ふくろこじ) せめて怨(うら)むな この俺を  浮世花道 汚れる役が いなきゃ泣かせる 芝居にゃならぬ 「忍(にん)」の一(ひと)文字 背中に刻(きざ)み 時の流れに 棹(さお)さして 俺は男で 生きて行く
夢ほたる青春のいのちを無駄にして 俺に埋れて 生きるやつ 路地裏二階の間借りの部屋で 遅い帰りの 俺を待つ お前は俺の お前は俺の こころの奥に やすらぎ点す 夢ほたる  肩身せばめて ただ一人 寒い世間に 耐えている おまえが命の半分だよと 抱けば涙で すがりつく お前は俺の お前は俺の こころの冬を 温めてくれる 夢ほたる  裏街の花屋にベゴニアの 色がこぼれて 春日和 返らぬ昔を振り向くよりも ふたり飛ぼうかもう一度 お前は俺の お前は俺の こころの空に 明日を運ぶ 夢ほたる坂本冬美里村龍一猪俣公章青春のいのちを無駄にして 俺に埋れて 生きるやつ 路地裏二階の間借りの部屋で 遅い帰りの 俺を待つ お前は俺の お前は俺の こころの奥に やすらぎ点す 夢ほたる  肩身せばめて ただ一人 寒い世間に 耐えている おまえが命の半分だよと 抱けば涙で すがりつく お前は俺の お前は俺の こころの冬を 温めてくれる 夢ほたる  裏街の花屋にベゴニアの 色がこぼれて 春日和 返らぬ昔を振り向くよりも ふたり飛ぼうかもう一度 お前は俺の お前は俺の こころの空に 明日を運ぶ 夢ほたる
男の艶歌天にもらった 財宝(たから)の山を 棄てて悔いない 友がいる 時代おくれと 笑われようと 義理と人情と 浪花節 それが男の 花絆(はなきずな)  路地にかくれて 見送るあの娘(こ) 俺はあばよと 背なで言う 恋に少しは 似ているけれど 切れば血の出る 侠気(おことぎ)は 女なんかにゃ わかるまい  俺が花なら お前は風だ そして命は 春の夢 男同士の 相合傘で 地獄参りの 道行きは 花によりそう 風ひとつ坂本冬美なかにし礼猪俣公章天にもらった 財宝(たから)の山を 棄てて悔いない 友がいる 時代おくれと 笑われようと 義理と人情と 浪花節 それが男の 花絆(はなきずな)  路地にかくれて 見送るあの娘(こ) 俺はあばよと 背なで言う 恋に少しは 似ているけれど 切れば血の出る 侠気(おことぎ)は 女なんかにゃ わかるまい  俺が花なら お前は風だ そして命は 春の夢 男同士の 相合傘で 地獄参りの 道行きは 花によりそう 風ひとつ
暮六ツ小町ワクワクキラキラ 暮六ツ小町 泣いて笑って 花になれ  暮六ツ 流行の色の紅をさし 逢瀬はいつも晴れ舞台 シャラシャラ シャラシャラ 暮六ツ小町 恋に生きるも 心はひといろ 小町の純情 雪より白い  夜四ツ ほろ酔い加減で聞かされた 別れのセリフ 初舞台 ホロホロ ホロホロ 暮六ツ小町 あふれる涙 心でこらえる 小町の純情 水より清い  明六ツ 夜明けが来れば 幕があく もうすぐ さがす 花道を シャラシャラ シャラシャラ 暮六ツ小町 着飾りながら 心はまっすぐ 小町の純情 岩をも通す坂本冬美遊なおこさくらなな宮崎慎二ワクワクキラキラ 暮六ツ小町 泣いて笑って 花になれ  暮六ツ 流行の色の紅をさし 逢瀬はいつも晴れ舞台 シャラシャラ シャラシャラ 暮六ツ小町 恋に生きるも 心はひといろ 小町の純情 雪より白い  夜四ツ ほろ酔い加減で聞かされた 別れのセリフ 初舞台 ホロホロ ホロホロ 暮六ツ小町 あふれる涙 心でこらえる 小町の純情 水より清い  明六ツ 夜明けが来れば 幕があく もうすぐ さがす 花道を シャラシャラ シャラシャラ 暮六ツ小町 着飾りながら 心はまっすぐ 小町の純情 岩をも通す
恋霞かすみか雲か この恋は 逢っているのに 逢いたくて 面と向い言うことなんてないの そばにいれば ただ 嬉しすぎるかァら…  花吹雪 この頬に 三月前 あの時 あの場所で  風が流れて はらはら 涙 あんたの前でだけよ  てのひらの上の 花びらを ふっと 飛ばせば 人生ね ロミオ、ジュリエット そんな一瞬の続き 春のままで 二人いたいと願う  いつまでも 眩を閉じて 聞いている あたしを呼ぶ声を  雲が流れて ほろほろ 涙 あんたの前でだけよ  花吹雪 背中向けて うっすらと 唇噛みしめる  月が明るい ほろほろ 涙 あんたの前でだけよ坂本冬美三浦徳子杉本眞人矢野立美かすみか雲か この恋は 逢っているのに 逢いたくて 面と向い言うことなんてないの そばにいれば ただ 嬉しすぎるかァら…  花吹雪 この頬に 三月前 あの時 あの場所で  風が流れて はらはら 涙 あんたの前でだけよ  てのひらの上の 花びらを ふっと 飛ばせば 人生ね ロミオ、ジュリエット そんな一瞬の続き 春のままで 二人いたいと願う  いつまでも 眩を閉じて 聞いている あたしを呼ぶ声を  雲が流れて ほろほろ 涙 あんたの前でだけよ  花吹雪 背中向けて うっすらと 唇噛みしめる  月が明るい ほろほろ 涙 あんたの前でだけよ
港祭の夜は更けて夏を見送る 港祭りの夜は更けて 誰もみな 心の波に光る夜光虫 今夜だけなら 今夜だけなら 破目をはずして いいからと 少しだけ淫らな顔で 踊り明かして 燃えたが最後 とめられなくて とめられなくて 海の花火を散らした秋風 知らずに 知らずに 熱くなる あんなこと 一生に一度 もう わたし 今年はただの 見るだけの人  とても 夢中になれそうにない それでも ここへやって来たのは あなた あなた あなたなんです 百万人の人の中から あなたを探す つもりなのです 百万人の人の中から あなたを探す  探す つもりなのです  三日つづいた 港祭りの夜は更けて 運命のいたずらだけが 胸に残される 残り少ない 残り少ない 夏の嵐に身をまかせ 汗ばんだ素肌を寄せて 朝待つ気分 いつしか街の サンバも終わり 道で酔いどれ 夢見ているのも 知らずに 知らずに 熱くなる ああ 馬鹿みたい ああ 馬鹿みたい 必ず来るとも云えないし 来ても会える 筈もないのに ワタ菓子とヨーヨーを 手にして歩いて いるなんて 何のつもりかしらね ………  あッ あんた 港祭りの夜は更けて 港祭りの夜は更けて 港祭りの夜は更けて 港祭りの夜は更けて 夜は更けて 坂本冬美阿久悠三木たかし若草恵夏を見送る 港祭りの夜は更けて 誰もみな 心の波に光る夜光虫 今夜だけなら 今夜だけなら 破目をはずして いいからと 少しだけ淫らな顔で 踊り明かして 燃えたが最後 とめられなくて とめられなくて 海の花火を散らした秋風 知らずに 知らずに 熱くなる あんなこと 一生に一度 もう わたし 今年はただの 見るだけの人  とても 夢中になれそうにない それでも ここへやって来たのは あなた あなた あなたなんです 百万人の人の中から あなたを探す つもりなのです 百万人の人の中から あなたを探す  探す つもりなのです  三日つづいた 港祭りの夜は更けて 運命のいたずらだけが 胸に残される 残り少ない 残り少ない 夏の嵐に身をまかせ 汗ばんだ素肌を寄せて 朝待つ気分 いつしか街の サンバも終わり 道で酔いどれ 夢見ているのも 知らずに 知らずに 熱くなる ああ 馬鹿みたい ああ 馬鹿みたい 必ず来るとも云えないし 来ても会える 筈もないのに ワタ菓子とヨーヨーを 手にして歩いて いるなんて 何のつもりかしらね ………  あッ あんた 港祭りの夜は更けて 港祭りの夜は更けて 港祭りの夜は更けて 港祭りの夜は更けて 夜は更けて 
朧月夜に死にましょうあんた そこまで惚れてくれたのならば わたしに 生命を下さいな  朧(おぼろ)月夜に死にましょう 菜の花 しとねに 目を閉じて 桜の季節を待ったなら 未練が 気弱にさせるから  月が東に昇る頃 小指と小指を絡ませて この世で一つの愛のため 夢見る思いの 酒を飲む  きっと笑顔で 死ねるでしょう 菜の花心中と 騒ぐでしょう このまま生きたら いいものを どうして死ぬのと 云うでしょう  惚れるってことは そういうことなのよ あんた あんた坂本冬美阿久悠三木たかしあんた そこまで惚れてくれたのならば わたしに 生命を下さいな  朧(おぼろ)月夜に死にましょう 菜の花 しとねに 目を閉じて 桜の季節を待ったなら 未練が 気弱にさせるから  月が東に昇る頃 小指と小指を絡ませて この世で一つの愛のため 夢見る思いの 酒を飲む  きっと笑顔で 死ねるでしょう 菜の花心中と 騒ぐでしょう このまま生きたら いいものを どうして死ぬのと 云うでしょう  惚れるってことは そういうことなのよ あんた あんた
恋日和ひとりがいいなんて 五日思って 一日悔やみ あとの一日 短歌を詠んで ああ それが何のこと  (セリフ)ひとりがいいなんて ほんとのところ 一日思って 五日悔やみ あとの一日 あなたを待っている  場違いな花に見えても 曼珠沙華 赤はあざやか 他の何より もしかして 花にたとえてみるならば 咲いて寂しい この私かも  長雨が朝にあがって 恋日和 素顔であなたを迎えましょう 化粧の顔で口説かれたのが 秋風吹けば気にかかる  今日かぎり 生命はてるか赤とんぼ 空の青さに染まることなく だからとて つらい寂しい一生と 赤いとんぼが 云う筈もなく  鰯雲 空に浮かんで 恋日和 冬来る前には 抱かれましょう 心が寒く感じてからは いくらか嘘が混じるから  いくらか嘘が混じるから坂本冬美阿久悠三木たかしひとりがいいなんて 五日思って 一日悔やみ あとの一日 短歌を詠んで ああ それが何のこと  (セリフ)ひとりがいいなんて ほんとのところ 一日思って 五日悔やみ あとの一日 あなたを待っている  場違いな花に見えても 曼珠沙華 赤はあざやか 他の何より もしかして 花にたとえてみるならば 咲いて寂しい この私かも  長雨が朝にあがって 恋日和 素顔であなたを迎えましょう 化粧の顔で口説かれたのが 秋風吹けば気にかかる  今日かぎり 生命はてるか赤とんぼ 空の青さに染まることなく だからとて つらい寂しい一生と 赤いとんぼが 云う筈もなく  鰯雲 空に浮かんで 恋日和 冬来る前には 抱かれましょう 心が寒く感じてからは いくらか嘘が混じるから  いくらか嘘が混じるから
乱~らん~(セリフ)恋なんて乱れてナンボのものでございます  花一輪 散らしたら いのちを奪うと同じこと そんな心も持たないで 恋を玩具にしている男  髪が逆立つ ルージュが溶ける 胸の嵐を吹き出すように 恋は一途と身をよじる  乱れ 乱れて あなたが欲しい 乱れ 乱れて あなたが欲しい  夢うつつの日々の果て 男と女の恋地獄 それが運命と知ったなら ともに堕ちてもいいじゃない  外は夜桜 二十日の月が 蒼く照らして舞台を作り 恋の女を待ちわびる  乱れ 乱れて あなたが欲しい 乱れ 乱れて あなたが欲しい  乱れ 乱れて あなたが欲しい 乱れ 乱れて あなたが欲しい  乱れ 乱れて あなたが欲しい 乱れ 乱れて あなたが欲しい坂本冬美阿久悠宇崎竜童若草恵(セリフ)恋なんて乱れてナンボのものでございます  花一輪 散らしたら いのちを奪うと同じこと そんな心も持たないで 恋を玩具にしている男  髪が逆立つ ルージュが溶ける 胸の嵐を吹き出すように 恋は一途と身をよじる  乱れ 乱れて あなたが欲しい 乱れ 乱れて あなたが欲しい  夢うつつの日々の果て 男と女の恋地獄 それが運命と知ったなら ともに堕ちてもいいじゃない  外は夜桜 二十日の月が 蒼く照らして舞台を作り 恋の女を待ちわびる  乱れ 乱れて あなたが欲しい 乱れ 乱れて あなたが欲しい  乱れ 乱れて あなたが欲しい 乱れ 乱れて あなたが欲しい  乱れ 乱れて あなたが欲しい 乱れ 乱れて あなたが欲しい
星花火シャワーのしずく くすぐった 夕暮れの風 おくれ髪 あなたは来ると 賭けをする 海はお祭り 星花火 焦がれて灼けつく この胸は 12の少女か蛇か鬼か  あなたが 誰かのものだって 知らないうちなら いいでしょう あぁ キレイと言わせたいよ あぁ あなたがいとしいよ  浴衣を広げ 見る空は うっとりにじむ 夢模様 聞くことなんてありゃしない だって あなたは星花火 夜空で咲いたら その後は 夜明けのジャンボで消えるひと  私をだれも止められない 一度きりの夏いいでしょう あぁ 指まで燃えているよ あぁ あなたが恋しいよ  あなたが 誰かのものだって 知らないうちなら いいでしょう あぁ キレイと言わせたいよ あぁ あなたがいとしいよ坂本冬美真名杏樹三木たかし岸村正実シャワーのしずく くすぐった 夕暮れの風 おくれ髪 あなたは来ると 賭けをする 海はお祭り 星花火 焦がれて灼けつく この胸は 12の少女か蛇か鬼か  あなたが 誰かのものだって 知らないうちなら いいでしょう あぁ キレイと言わせたいよ あぁ あなたがいとしいよ  浴衣を広げ 見る空は うっとりにじむ 夢模様 聞くことなんてありゃしない だって あなたは星花火 夜空で咲いたら その後は 夜明けのジャンボで消えるひと  私をだれも止められない 一度きりの夏いいでしょう あぁ 指まで燃えているよ あぁ あなたが恋しいよ  あなたが 誰かのものだって 知らないうちなら いいでしょう あぁ キレイと言わせたいよ あぁ あなたがいとしいよ
雨ふり小夜曲男なんて いくらでもいる もてない女じゃなし 悲しくもない 寂しくもない  (セリフ)不幸だなんて 思ったこともないよ だけど 黄昏に雨が来ると いけないなあ これは 胸が痛くなって 咳が出る  日が昏れて ポツリ そして セレナーデ 誰かが窓の下で歌う もしかして あなた そんな筈はない 未練が胸をふいによぎる  しのんで来るなら 雨夜にかぎる いつかあなたが 云っていた 罪ある恋でも きれいに思える 雨ふり 雨ふり セレナーデ 雨ふり 雨ふり セレナーデ  鳥肌の立った 胸を抱きしめて 雨音だけを聞いて過す 化粧でもしましょう どうせ あの歌は あなたじゃないと 知っていても  しのんで来るなら 雨夜にかぎる いつかあなたが 云っていた びしょ濡れ男を もう一度抱きたい 雨ふり 雨ふり セレナーデ 雨ふり 雨ふり セレナーデ  雨の日だけよ 思い出すのは 晴れたら消えてなくなるの あなたなんか 雨ふり 雨ふり セレナーデ坂本冬美阿久悠三木たかし若草恵男なんて いくらでもいる もてない女じゃなし 悲しくもない 寂しくもない  (セリフ)不幸だなんて 思ったこともないよ だけど 黄昏に雨が来ると いけないなあ これは 胸が痛くなって 咳が出る  日が昏れて ポツリ そして セレナーデ 誰かが窓の下で歌う もしかして あなた そんな筈はない 未練が胸をふいによぎる  しのんで来るなら 雨夜にかぎる いつかあなたが 云っていた 罪ある恋でも きれいに思える 雨ふり 雨ふり セレナーデ 雨ふり 雨ふり セレナーデ  鳥肌の立った 胸を抱きしめて 雨音だけを聞いて過す 化粧でもしましょう どうせ あの歌は あなたじゃないと 知っていても  しのんで来るなら 雨夜にかぎる いつかあなたが 云っていた びしょ濡れ男を もう一度抱きたい 雨ふり 雨ふり セレナーデ 雨ふり 雨ふり セレナーデ  雨の日だけよ 思い出すのは 晴れたら消えてなくなるの あなたなんか 雨ふり 雨ふり セレナーデ
TOKYOかくれんぼ「それじゃ元気でね…」 そっけなくドアを閉め 深夜バスはあなたを 明日へつれてゆく  はしゃぎすぎてたね 好きだと言われたけど ショートカットのままじゃ うなじがやるせない  どうして行くのなんて 聞けない私だから 今度の恋はずっと褪めないでほしかった  もういいかい TOKYO まだだよ TOKYO 泣くだけ泣いたら 愛が見えるさ もういいかい TOKYO まだだよ TOKYO  あなたを見送る くちびる熱い  雪が降ってたね ベッドだけ買い替えて 暮らしだしたあの頃 ふたりは信じてた  「離さないからね…」そう言ってくれたのは ひとりしかいなかった あなたが好きだった  どうしていいのかさえ わからない夜だけど この街だからきっと逢えたって思うから  もういいかい TOKYO まだだよ TOKYO 泣くだけ泣いたら 愛しあえるさ もういいかい TOKYO まだだよ TOKYO シルバーピンクの三日月憎い  もういいかい TOKYO まだだよ TOKYO 泣くだけ泣いたら 愛が見えるさ もういいかい TOKYO まだだよ TOKYO  サヨナラ言えない くちびる熱い坂本冬美真名杏樹三木たかし岸村正実「それじゃ元気でね…」 そっけなくドアを閉め 深夜バスはあなたを 明日へつれてゆく  はしゃぎすぎてたね 好きだと言われたけど ショートカットのままじゃ うなじがやるせない  どうして行くのなんて 聞けない私だから 今度の恋はずっと褪めないでほしかった  もういいかい TOKYO まだだよ TOKYO 泣くだけ泣いたら 愛が見えるさ もういいかい TOKYO まだだよ TOKYO  あなたを見送る くちびる熱い  雪が降ってたね ベッドだけ買い替えて 暮らしだしたあの頃 ふたりは信じてた  「離さないからね…」そう言ってくれたのは ひとりしかいなかった あなたが好きだった  どうしていいのかさえ わからない夜だけど この街だからきっと逢えたって思うから  もういいかい TOKYO まだだよ TOKYO 泣くだけ泣いたら 愛しあえるさ もういいかい TOKYO まだだよ TOKYO シルバーピンクの三日月憎い  もういいかい TOKYO まだだよ TOKYO 泣くだけ泣いたら 愛が見えるさ もういいかい TOKYO まだだよ TOKYO  サヨナラ言えない くちびる熱い
さよなら小町別れっぷりが おとなだなんて おだてられちゃあ 泣き顔ひとつ 見せられないじゃない  真赤なカンザシ きりりと差して  粋だね 粋だね さよなら小町 ジャズほども 悲しくないさ 帰るべき家を持つ人 見送るキッス  強情っぱりが 可愛いなんて 口説いたつもり はなからあんた お調子もんだった  残りのお酒を グイッとほして  粋だね 粋だね さよなら小町 遠ざかる バイクの音を聞いている つらいもんだね 桜散る夜  粋だね 粋だね さよなら小町 背中から そっと毛布をかけられて 目覚めるなんて 夢のまた夢 坂本冬美林あまり四方章人あかのたちお別れっぷりが おとなだなんて おだてられちゃあ 泣き顔ひとつ 見せられないじゃない  真赤なカンザシ きりりと差して  粋だね 粋だね さよなら小町 ジャズほども 悲しくないさ 帰るべき家を持つ人 見送るキッス  強情っぱりが 可愛いなんて 口説いたつもり はなからあんた お調子もんだった  残りのお酒を グイッとほして  粋だね 粋だね さよなら小町 遠ざかる バイクの音を聞いている つらいもんだね 桜散る夜  粋だね 粋だね さよなら小町 背中から そっと毛布をかけられて 目覚めるなんて 夢のまた夢 
たそがれマイ・ラブ今は夏 そばにあなたの匂い しあわせな夢におぼれていたけれど 夕立が 白い稲妻つれて 悲しみ色の日ぐれにして行った  しびれた指 すべり落ちた 珈琲カップ 砕け散って 私はただ あなたの目を 言葉もなく 見つめるだけ さだめといういたずらに ひきさかれそうな この愛  今は冬 そばにあなたはいない 石畳 白く粉雪が舞い踊る ひきさかれ 愛はかけらになって それでも胸で熱さをなくさない  凍える手で ひろげて読む 手紙の文字が赤く燃えて 私はもう あなたの背に もたれかかる夢を見てる さだめといういたずらに ひきさかれそうな この愛坂本冬美阿久悠筒美京平今は夏 そばにあなたの匂い しあわせな夢におぼれていたけれど 夕立が 白い稲妻つれて 悲しみ色の日ぐれにして行った  しびれた指 すべり落ちた 珈琲カップ 砕け散って 私はただ あなたの目を 言葉もなく 見つめるだけ さだめといういたずらに ひきさかれそうな この愛  今は冬 そばにあなたはいない 石畳 白く粉雪が舞い踊る ひきさかれ 愛はかけらになって それでも胸で熱さをなくさない  凍える手で ひろげて読む 手紙の文字が赤く燃えて 私はもう あなたの背に もたれかかる夢を見てる さだめといういたずらに ひきさかれそうな この愛
薄荷煙草腰までのびた長い髪 両手でけだるくかき上げて 時に悲しい口笛を 吹いたあの娘はもういない  なんてこの世はさびしいと 季節はずれの波の音 なんてこの世はさびしいと 薄荷煙草のうそ寒さ  あんな無口なやせた娘が 酔って朝まで踊ってた わけをきく間もないうちに 姿見せなくなっていた  なんてこの世はさびしいと 背中たたいて風の音 なんてこの世はさびしいと 薄荷煙草のうそ寒さ  なんてこの世はさびしいと 背中たたいて風の音 なんてこの世はさびしいと 薄荷煙草のうそ寒さ坂本冬美阿久悠大野克夫腰までのびた長い髪 両手でけだるくかき上げて 時に悲しい口笛を 吹いたあの娘はもういない  なんてこの世はさびしいと 季節はずれの波の音 なんてこの世はさびしいと 薄荷煙草のうそ寒さ  あんな無口なやせた娘が 酔って朝まで踊ってた わけをきく間もないうちに 姿見せなくなっていた  なんてこの世はさびしいと 背中たたいて風の音 なんてこの世はさびしいと 薄荷煙草のうそ寒さ  なんてこの世はさびしいと 背中たたいて風の音 なんてこの世はさびしいと 薄荷煙草のうそ寒さ
夢ん中指のつめたさ うなじの細さ 肩のはかなさ まつ毛の長さ  すべて重たい悲しみつれて ひとりお前は生きている  男もつらいし 女もつらい 男と女は なおつらい  だけど泣くなよ 泣くじゃない 酸いも甘いも 夢ん中  酒はにがいし 煙草はからい 紅はとけるし 寝床は寒い  そんなお前の肩抱き寄せて 惚れたようだと俺はいう  男もつらいし 女もつらい 男と女は なおつらい  それでいいのさ いいんだよ 逢うも別れも 夢ん中  男もつらいし 女もつらい 男と女は なおつらい  それでいいのさ いいんだよ 逢うも別れも 夢ん中坂本冬美阿久悠森田公一指のつめたさ うなじの細さ 肩のはかなさ まつ毛の長さ  すべて重たい悲しみつれて ひとりお前は生きている  男もつらいし 女もつらい 男と女は なおつらい  だけど泣くなよ 泣くじゃない 酸いも甘いも 夢ん中  酒はにがいし 煙草はからい 紅はとけるし 寝床は寒い  そんなお前の肩抱き寄せて 惚れたようだと俺はいう  男もつらいし 女もつらい 男と女は なおつらい  それでいいのさ いいんだよ 逢うも別れも 夢ん中  男もつらいし 女もつらい 男と女は なおつらい  それでいいのさ いいんだよ 逢うも別れも 夢ん中
夢一途窓に漁火 イカ釣り船か あんた想えば闇夜の海に つらい別れのドラマが浮かぶ  「お姉さん 東京かい?」 酔った男が くだ巻いてからむ 知らぬ顔すりゃ 一人のお酒が淋しい… ああ あそこ 今夜 枕を借りる宿 思い出抱きます 夢一途  熱い素肌を しっかり合わせ あんた最後に心をくれた ジンと感じて 一緒に泣いた  「お姉さん きれいだね」 軽いお世辞に 微笑んだけれど 浜辺歩けば 未練が夜風に乱れて… ああ あそこ いないあんたの声がする 忘れてあげない 夢一途  「お姉さん 東京かい?」 酔った男が くだ巻いてからむ 知らぬ顔すりゃ 一人のお酒が淋しい… ああ あそこ 今夜 枕を借りる宿 思い出抱きます 夢一途坂本冬美岡田冨美子浜圭介若草恵窓に漁火 イカ釣り船か あんた想えば闇夜の海に つらい別れのドラマが浮かぶ  「お姉さん 東京かい?」 酔った男が くだ巻いてからむ 知らぬ顔すりゃ 一人のお酒が淋しい… ああ あそこ 今夜 枕を借りる宿 思い出抱きます 夢一途  熱い素肌を しっかり合わせ あんた最後に心をくれた ジンと感じて 一緒に泣いた  「お姉さん きれいだね」 軽いお世辞に 微笑んだけれど 浜辺歩けば 未練が夜風に乱れて… ああ あそこ いないあんたの声がする 忘れてあげない 夢一途  「お姉さん 東京かい?」 酔った男が くだ巻いてからむ 知らぬ顔すりゃ 一人のお酒が淋しい… ああ あそこ 今夜 枕を借りる宿 思い出抱きます 夢一途
うずしおまるで異国へ旅立つような 重い鞄を小雨が濡らす 船が港を離れたとたん 見送るあなたと他人になるの  *どこで荷物をほどいたらいいの 愛にはぐれりゃみんなみなし児 止めるあなたを捨てたのに 未練が 未練が 荒波燃やし渦を巻く*  かすむ岬の灯りがつらい 昨夜最後のなぐさめをした もっと私に意気地があれば あなたが立派になるまで待てた  死んだつもりで追いかけた男 一緒になったら泣かされ通し 止めるあなたを捨てたのに 霧笛が 霧笛が 過去へと船を呼び戻す  (*くり返し) 坂本冬美岡田冨美子浜圭介若草恵まるで異国へ旅立つような 重い鞄を小雨が濡らす 船が港を離れたとたん 見送るあなたと他人になるの  *どこで荷物をほどいたらいいの 愛にはぐれりゃみんなみなし児 止めるあなたを捨てたのに 未練が 未練が 荒波燃やし渦を巻く*  かすむ岬の灯りがつらい 昨夜最後のなぐさめをした もっと私に意気地があれば あなたが立派になるまで待てた  死んだつもりで追いかけた男 一緒になったら泣かされ通し 止めるあなたを捨てたのに 霧笛が 霧笛が 過去へと船を呼び戻す  (*くり返し) 
宗谷ぼんぎり生まれた故郷も おふくろの名も 忘れたふりすりゃ カモメが騒ぐ 港の数だけ 修羅場をくぐり 命拾って 流れて来たが…  ここから先はオホーツク 宗谷岬の観音様よ おどまぼんぎり 歌って詫びりゃ 不知火育ちのきまぐれを 許してくれるかい 許してくれるかい  おどまぼんぎりぼんぎり 盆からさきゃおらんど 盆がはよ来りゃはよ戻る  一升酒に 酔いつぶれても 一人で眠れば夢見が悪い あの娘のかわりに 流氷 抱いて 凍え死んだら 名無しの仏…  男を泣かすオホーツク 宗谷岬の観音様よ ケンカ太鼓を たたいてやろか 若くもなければ強がりも 寂しいもんだね 寂しいもんだね  春まだ遠いオホーツク 宗谷岬の観音様よ 金も欲しいが 色気も欲しい やさぐれ男の欲張りを 笑ってくれるかい 笑ってくれるかい  花は何の花 つんつん椿 惚れたしるしの髪飾り坂本冬美岡田冨美子浜圭介生まれた故郷も おふくろの名も 忘れたふりすりゃ カモメが騒ぐ 港の数だけ 修羅場をくぐり 命拾って 流れて来たが…  ここから先はオホーツク 宗谷岬の観音様よ おどまぼんぎり 歌って詫びりゃ 不知火育ちのきまぐれを 許してくれるかい 許してくれるかい  おどまぼんぎりぼんぎり 盆からさきゃおらんど 盆がはよ来りゃはよ戻る  一升酒に 酔いつぶれても 一人で眠れば夢見が悪い あの娘のかわりに 流氷 抱いて 凍え死んだら 名無しの仏…  男を泣かすオホーツク 宗谷岬の観音様よ ケンカ太鼓を たたいてやろか 若くもなければ強がりも 寂しいもんだね 寂しいもんだね  春まだ遠いオホーツク 宗谷岬の観音様よ 金も欲しいが 色気も欲しい やさぐれ男の欲張りを 笑ってくれるかい 笑ってくれるかい  花は何の花 つんつん椿 惚れたしるしの髪飾り
夢屋あんたが「夢屋」と名付けた部屋は 窓に波止場の 灯が見えた フラリと来る日は 機嫌が良くて 缶のビールを 一気に空けた すねて抱かれりゃ 私が子供 眠くなったら あんたが子供  今から思えば ままごとだけど 結婚夢見て じゃれていた 小さな嘘なら つかせてあげた けなげな女にあこがれて そばにいてよと 困らせながら バラを一輪 グラスにさした  やんちゃ坊主が 大人になると 惚れた女にめっぽう弱い 心もからだも 馴染んだ頃に 妻ある男だと知りました 膝の枕に残った夢が 消えたあんたを 恋しがるのよ  思い出たどれば せつないけれど 大きなしあわせ くれたよね坂本冬美岡田冨美子徳久広司あんたが「夢屋」と名付けた部屋は 窓に波止場の 灯が見えた フラリと来る日は 機嫌が良くて 缶のビールを 一気に空けた すねて抱かれりゃ 私が子供 眠くなったら あんたが子供  今から思えば ままごとだけど 結婚夢見て じゃれていた 小さな嘘なら つかせてあげた けなげな女にあこがれて そばにいてよと 困らせながら バラを一輪 グラスにさした  やんちゃ坊主が 大人になると 惚れた女にめっぽう弱い 心もからだも 馴染んだ頃に 妻ある男だと知りました 膝の枕に残った夢が 消えたあんたを 恋しがるのよ  思い出たどれば せつないけれど 大きなしあわせ くれたよね
哀しみの予感脱がされた靴の ころがる行方を たしかめてから 乳房抱かれる  これが最後のくちづけと 心に決めたはずなのに ルージュの色も選べない あんたの指がいとしくて 海鳴りは とおく揺れて 別れが必ず 来るというのに  だめだなァ あたし あたし だめだなァ あの夜 この夜 幾千の夜 くちづけはいつも 最後から二番目  あしたあんたを離れよう ほんとうに あした別れよう このままふたり堕ちてゆく 夢物語わすれよう 渡り鳥空に帰る翼がなくても 飛べと言うように  だめだなァ あたし あたし だめだなァ あの夜 この夜 幾千の夜 くちづけはいつも 最後から二番目  海鳴りは とおく揺れて 別れが必ず来るというのに  だめだなァ あたし あたし だめだなァ  脱がされた靴の ころがる行方を たしかめてから 乳房抱かれる坂本冬美林あまり三木たかし脱がされた靴の ころがる行方を たしかめてから 乳房抱かれる  これが最後のくちづけと 心に決めたはずなのに ルージュの色も選べない あんたの指がいとしくて 海鳴りは とおく揺れて 別れが必ず 来るというのに  だめだなァ あたし あたし だめだなァ あの夜 この夜 幾千の夜 くちづけはいつも 最後から二番目  あしたあんたを離れよう ほんとうに あした別れよう このままふたり堕ちてゆく 夢物語わすれよう 渡り鳥空に帰る翼がなくても 飛べと言うように  だめだなァ あたし あたし だめだなァ あの夜 この夜 幾千の夜 くちづけはいつも 最後から二番目  海鳴りは とおく揺れて 別れが必ず来るというのに  だめだなァ あたし あたし だめだなァ  脱がされた靴の ころがる行方を たしかめてから 乳房抱かれる
どんでんがえし淋しがりやの男はみんな 女泣かせの旅役者 惚れた はれたの ひと芝居 緞帳下がれば 舞台は終わる  しんじちゃ だめだめ 赤い糸 結べばちぎれる 運命なの 尽くして捧げて どんでんがえし うらみ つらみに 未練が混ざりゃ 胸がキシキシ 胸がキシキシ ah~ 涙ハラハラ  もっと聞きたい 別れの訳を せりふまわしで はぐらかす 見栄を切ってよ色男 あんときゃ本気と 叫んで逃げた  あれから化粧も したくない 一人でぼんやり 生きている 見事に決まった どんでんがえし すがりついたら 女がすたる 意地がキシキシ 意地がキシキシ ah~ 涙ハラハラ  しんじちゃ だめだめ 赤い糸 結べばちぎれる 運命なの 尽くして捧げて どんでんがえし うらみ つらみに 未練が混ざりゃ 胸がキシキシ 胸がキシキシ ah~ 涙ハラハラ坂本冬美岡田冨美子四方章人淋しがりやの男はみんな 女泣かせの旅役者 惚れた はれたの ひと芝居 緞帳下がれば 舞台は終わる  しんじちゃ だめだめ 赤い糸 結べばちぎれる 運命なの 尽くして捧げて どんでんがえし うらみ つらみに 未練が混ざりゃ 胸がキシキシ 胸がキシキシ ah~ 涙ハラハラ  もっと聞きたい 別れの訳を せりふまわしで はぐらかす 見栄を切ってよ色男 あんときゃ本気と 叫んで逃げた  あれから化粧も したくない 一人でぼんやり 生きている 見事に決まった どんでんがえし すがりついたら 女がすたる 意地がキシキシ 意地がキシキシ ah~ 涙ハラハラ  しんじちゃ だめだめ 赤い糸 結べばちぎれる 運命なの 尽くして捧げて どんでんがえし うらみ つらみに 未練が混ざりゃ 胸がキシキシ 胸がキシキシ ah~ 涙ハラハラ
出逢い酒明日(あす)という日が 辛くても おまえの笑顔で 越えられる 花を飾って 今夜は飲もう 苦労つづきの 暮らしでも  逢えて良かった 二人の出逢い酒 帰る故郷も 家もない 浮草(うきぐさ)どうしの めぐり逢い あの日お前と 逢えずにいたら 俺は今でも 酒びたり 今日で一年 二人の出逢い酒  おまえ居るから 明日(あす)がある いつでも出直す 夢がある この手離すな 死ぬまで一緒 寒いこの冬 越えたなら 風が春呼ぶ 二人の出逢い酒坂本冬美里村龍一猪俣公章小杉仁三明日(あす)という日が 辛くても おまえの笑顔で 越えられる 花を飾って 今夜は飲もう 苦労つづきの 暮らしでも  逢えて良かった 二人の出逢い酒 帰る故郷も 家もない 浮草(うきぐさ)どうしの めぐり逢い あの日お前と 逢えずにいたら 俺は今でも 酒びたり 今日で一年 二人の出逢い酒  おまえ居るから 明日(あす)がある いつでも出直す 夢がある この手離すな 死ぬまで一緒 寒いこの冬 越えたなら 風が春呼ぶ 二人の出逢い酒
港町愛歌函館は 出船 入船わかれ町 りらという娘が 泣いている 船の汽笛を 聞かない素ぶり すてられて酔いどれて うなだれて なみだ酒  横浜は 霧が似合いのみれん町 ぬれてネオンの 灯も赤い 吐息ふきかけ おまえの胸は かもめだと言いながら 抱いたひと どこにいる  長崎は 石のたゝみとおんな町 きょうも下ります この坂を 船を待ってる つらさでしょうか 赤い傘ひとつさえ 手に重い 恋しぐれ坂本冬美池田充男猪俣公章函館は 出船 入船わかれ町 りらという娘が 泣いている 船の汽笛を 聞かない素ぶり すてられて酔いどれて うなだれて なみだ酒  横浜は 霧が似合いのみれん町 ぬれてネオンの 灯も赤い 吐息ふきかけ おまえの胸は かもめだと言いながら 抱いたひと どこにいる  長崎は 石のたゝみとおんな町 きょうも下ります この坂を 船を待ってる つらさでしょうか 赤い傘ひとつさえ 手に重い 恋しぐれ
日本海ブルースざんざざんざと 浪が散る ひゅるるひゅるると 風が泣く 岬越前 日本海 はぐれ鴎か 俺はひとり旅  灯りともした 花街で 赤い蛇の目の 女を見た しのぶおまえの 面影よ 宵の金沢 細雪(さゝめゆき)が舞う  ホタテ肴(さかな)の 熱爛が じんとしみたぜ 輪島では 酔ってうつろに 見る地図の 魚津 直江津 あとは夢ん中  おけさ踊りで 俺を待つ 佐渡は荒海 なさけ島 一と夜添寝の ぬくもりを 抱いて夜明けの わかれ船にのる  宿にころがり まくら酒 汽車にゆられて 憂(うれ)い酒 ながれ男が 目になみだ 男鹿の彼方に 赤い陽がしずむ  だれが願いを かけたやら 化粧地蔵(けしょうぢぞう)に 花一輪 歌もせつない 十三湖(じゅうさんこ) 旅の終りが 果てがもう近い  津軽海峡 竜飛崎 沖で夜どおし 呼ぶ霧笛 海も明日は 晴れるだろ さらば乾杯 俺の日本海坂本冬美池田充男猪俣公章ざんざざんざと 浪が散る ひゅるるひゅるると 風が泣く 岬越前 日本海 はぐれ鴎か 俺はひとり旅  灯りともした 花街で 赤い蛇の目の 女を見た しのぶおまえの 面影よ 宵の金沢 細雪(さゝめゆき)が舞う  ホタテ肴(さかな)の 熱爛が じんとしみたぜ 輪島では 酔ってうつろに 見る地図の 魚津 直江津 あとは夢ん中  おけさ踊りで 俺を待つ 佐渡は荒海 なさけ島 一と夜添寝の ぬくもりを 抱いて夜明けの わかれ船にのる  宿にころがり まくら酒 汽車にゆられて 憂(うれ)い酒 ながれ男が 目になみだ 男鹿の彼方に 赤い陽がしずむ  だれが願いを かけたやら 化粧地蔵(けしょうぢぞう)に 花一輪 歌もせつない 十三湖(じゅうさんこ) 旅の終りが 果てがもう近い  津軽海峡 竜飛崎 沖で夜どおし 呼ぶ霧笛 海も明日は 晴れるだろ さらば乾杯 俺の日本海
シバテン小唄ひとりでするのが 片想い さんにんするのが みつどもえ よにんでするのが ババヌキで ふたりでするのが おすもうさん  なんども なんども とりかえて それでも コリずに またかえて 真実求める 旅なのに ひとは浮気と 指をさす  力を力で 押さえても かえって怨みが たまるだけ 押さえていいのは ただひとつ 愡れた女の 泣きどころ  ビールをのむ人 浮気もの ウイスキーのむ人 尻軽で 日本酒のむ人 遊び人 こんな話は きいたことない  だめだめ だめだめ してはだめ のみすぎ ためすぎ あそびすぎ やりすぎ仕事に はげみすぎ してもよいのは つくしすぎ坂本冬美星野哲郎猪俣公章ひとりでするのが 片想い さんにんするのが みつどもえ よにんでするのが ババヌキで ふたりでするのが おすもうさん  なんども なんども とりかえて それでも コリずに またかえて 真実求める 旅なのに ひとは浮気と 指をさす  力を力で 押さえても かえって怨みが たまるだけ 押さえていいのは ただひとつ 愡れた女の 泣きどころ  ビールをのむ人 浮気もの ウイスキーのむ人 尻軽で 日本酒のむ人 遊び人 こんな話は きいたことない  だめだめ だめだめ してはだめ のみすぎ ためすぎ あそびすぎ やりすぎ仕事に はげみすぎ してもよいのは つくしすぎ
さがの路だよりその後お変わり ございませんか お身を案じて おりますと 他人行儀な 言葉をつらね 涙で絵葉書 出す女 ここは さがの路 旅の宿 どこの お寺の 鐘なのか 人恋しさに 鳴りまする  あなた様には二年と三月 世話を焼かせる ことばかり 何のお礼も 出来ないままに お暇乞(いとまご)いのみ 申します 秋のさがの路 なぜ悲し 恋にはぐれて 女郎化 はらはら風に 散りまする  所番地も差し出し人も 名さえ書かない 便りなら きっとお宅じゃ 間抜けな人と 嘲(わら)ってすませて くれるでしょ 時雨さがの路 ひとり旅 明日(あした)発とうか やめようか うつろな心 揺れまする坂本冬美もず唱平猪俣公章その後お変わり ございませんか お身を案じて おりますと 他人行儀な 言葉をつらね 涙で絵葉書 出す女 ここは さがの路 旅の宿 どこの お寺の 鐘なのか 人恋しさに 鳴りまする  あなた様には二年と三月 世話を焼かせる ことばかり 何のお礼も 出来ないままに お暇乞(いとまご)いのみ 申します 秋のさがの路 なぜ悲し 恋にはぐれて 女郎化 はらはら風に 散りまする  所番地も差し出し人も 名さえ書かない 便りなら きっとお宅じゃ 間抜けな人と 嘲(わら)ってすませて くれるでしょ 時雨さがの路 ひとり旅 明日(あした)発とうか やめようか うつろな心 揺れまする
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