東京で一番淋しい女田辺靖雄 | 田辺靖雄 | 関根浩子 | 幸耕平 | | 好みもくせも 少しは知って 上手に合わせて きたつもり 買った植木も 咲かないうちに 何故かとぎれた ふたりの暮し 昨夜もお酒 今夜もお酒 叱ってくれる 人もない 東京で一番 淋しい女 電話をかける 相手もなくて 壁に向って 独言 模様がえした 小さな部屋で 無理して飲んでる お酒がにがい 昨夜も小雨 今夜も小雨 あなたの名前 そっと呼ぶ 東京で一番 淋しい女 涙をとめる 薬があれば つけておきたい 目のふちに あなたのパジャマで ねむったけれど 心の寒さは 変りはしない 昨夜も泣いて 今夜も泣いて あなたを今も 待っている 東京で一番 淋しい女 |
今夜は離さない増位山太志郎・日野美歌 | 増位山太志郎・日野美歌 | 藤波研介 | 幸耕平 | | 抱いてほしいなんて 女の口から いえる訳などないわ いじめないでね すねた君の顔が たまらなく好きさ このまま二人きり 踊りつづけよう 恋は魔法さ お酒のようね 知らず 知らずに 二人を酔わす 今夜は離さない 離れられない 好きといえば好きと 答えてほしいの 女ごころはいつも 欲ばりなのね そんなことはないさ 男のこころは 勝手さでも今は 君しか見えない 恋は魔法さ 夢見るようね 交わす 吐息も 一つになれる 今夜は離さない 離れられない よそ見してはいやよ いたずら夜風が そっと素肌にふれて 通りすぎるわ 頬をよせていれば 言葉はいらない 小指の先までも 愛しているから 恋は魔法さ ゆれる灯りを 甘い 香りの 花に変えるよ 今夜は離さない 離れられない |
北を恋うる歌新沼謙治 | 新沼謙治 | たかたかし | 幸耕平 | | みなと盛り場西へ流れて きょうは瀬戸内潮泊り 酒つぐ女の北国なまりに 男のこころが風になる ゆきずりの港町 飲むほどに酔うほどに無口になるね 「あんた夢をすてないで」 おまえの声がする うまれ故郷は雪どけ頃か 谷に瀬音が響く頃 人は誰でもふるさとひきずる 悲しいこころの旅人さ ゆきずりの港町 逢いたくてせつなくてこの胸痛む そうさ悪いのは俺さ あまえていたんだね 春に背をむけひとりさすらう 窓に大橋灯がにじむ ゆけどもさびしいはるかな旅路よ 男のやすらぎどこにある ゆきずりの港町 酒を飲む酔いしれる霧笛を聞いて 今もゆれるほほえみよ おまえが恋しいね |
恋のなきがら香西かおり | 香西かおり | 友利歩未 | 幸耕平 | 矢野立美 | 凍える指の先に ああ痛みが走る 遠い夢の夢の破片 疼いてる 思い出の棲む部屋には あの頃の幻 夜毎あなたに咲いた この花を 覚えてますか 夜毎あなたの色に染められた 私は恋のなきがらよ 震える胸の扉 鍵もかけずにいるわ 風が泣いて 泣いているから 眠れない 今でもそこに あなたがいるような 気がする 息をひそめて香る この恋を 見つめてほしい 息をひそめたままで散るのなら このまま消えてしまいたい 夜毎あなたに咲いた この花を 覚えてますか 夜毎あなたの色に染められた 私は恋のなきがらよ |
恋草紙香西かおり | 香西かおり | 荒木とよひさ | 幸耕平 | 今泉敏郎 | 帰そうか 帰すまい 今夜だけは 帰すまい 帯よりも 長い夢 あなたを結んで 泣きだそか 泣かぬまい 紅をふいたら 泣かぬまい 手鏡の 白い息 恥かしがるけど あ…夜も白みまする 早よう お抱きあそばせ 浮舟に なりましょか それとも お軽に なりましょか 降らそうか 降らすまい 遣らずの雨は 降らすまい 番傘を 破り捨て あなたを引きとめ 酔わせよか 酔わせまい 膝を枕に 酔わせまい 悪戯な その指を 叱ってみるけど あ…夜も白みまする 早よう 咲かせあそばせ 菜の花に なりましょか それとも 椿に なりましょか あ…夜も白みまする 早よう お抱きあそばせ 浮舟に なりましょか それとも お軽に なりましょか |
おんなの冬景色青木美保 | 青木美保 | 荒木とよひさ | 幸耕平 | | 夜汽車を降りたら 凍てつく風雪が 昔はそれから 連絡船に 凍る吐息の 白さより 重い心が 寒いから 都会暮らしにゃョー アーア 冷めたかろう 愛のぬくもりョー アーア 恋しかろう あなた何処まで 女の冬路は いつ終る アーア 寂しい港にゃ 海鳥だけが どこかが似ている 故郷みたい 海のむこうの あの岬 胸の痛みの 捨て場所か 涙連れならョー アーア 悲しかろう 波に身を投げョー アーア 死にたかろう あなた教えて 女の冬路は いつ終る アーア 都会暮らしにゃョー アーア 冷めたかろう 愛のぬくもりョー アーア 恋しかろう あなた何処まで 女の冬路は いつ終る アー |
流氷挽歌青木美保 | 青木美保 | 石本美由起 | 幸耕平 | | 春を呼んでも 流氷だけが 海を埋めて 流れ着く 添うて一年 別れて二年 みれん三年 身が細る 北の港の 淋しさよ あなた恋しい 流氷挽歌 雪にうもれた 波止場の隅にゃ 主を失くした 舟ばかり 凍る心を 抱かれて燃えて 寒さ忘れた 夜もある それが私の 恋でした 夢もしばれる 流氷挽歌 女盛りを 最果てぐらし 愚痴もむなしい 北の町 縋りつきたい 想いを抱いて たとえひと冬 待ったとて 逢えぬ運命が 怨めしい 唄も涙の 流氷挽歌 |
恋化粧青木美保 | 青木美保 | たかたかし | 幸耕平 | | あなたにわかりはしないでしょう 待つだけの女のさびしさは それでもうれしい 抱かれれば 濡れてとけます 恋化粧 好きだといわれた あの日から こころも体もそめられて こらえても こらえても 闇にはじける わたしの女 どれほど愛しく つくしても むくわれぬ愛だとわかってる それでもうれしい あなたから 綺麗といわれる 夜だけは あなたのこころの片隅に 住めたらわたしは いいのです 好きだから 好きだから 抱いてほしいの わたしの女 別れに泣く日がいつかくる わかっているけど今はただ あなただけ あなただけ 夢をみさせて わたしの女 |
ジュリーがライバル石野真子 | 石野真子 | 松本礼児 | 幸耕平 | | Lai la lai la…… Come on and take a chance, love me tonight. 窓にもたれた あなたの胸に 金色のペンダント揺れている ジュリーのポスター 指ではじいて 「どうってことないよ」と背を向ける ジュリーがライバル 射ち落とせライバル 狙いをつけて素早く バン・バ・バ・バン あ… あなたに決めた あ… あなたの勝ちね この胸のときめき 素敵な愛のメロディー Lai la lai la…… Come on and take a chance, love me tonight. 赤いセーター 腕も通さず ディスコのリズムを肩で踊る ジュリーのふりを おどけてまねて 「あいつが何だ」と胸を張る ジュリーがライバル 射ち落とせライバル 狙いをつけて 素早くバン・バ・バ・バン あ… あなたに決めた あ… あなたが好きよ さあ ここにこの胸に聞かせてね 愛のメロディー Lai la lai la…… Come on and take a chance, love me tonight. |
あなたを口説きたいアローナイツ | アローナイツ | 千家和也 | 幸耕平 | | 口から口へとお酒をじかに呑ませて下さい 躰が芯からとろけるように少しずつ あなたの思いを私の中に注いで下さい ほんとの恋にいま目ざめます 酔ったおんなはお嫌いですか 私なんかじゃ迷惑ですか Hey! Hey! Hey! Hey! Hey! Hey! ひとめ惚れひとめ惚れ 信じてお願い 他愛なく他愛なく あゝ首ったけ ひとめ惚れひとめ惚れ もう止まらない 私あなたを口説きたいの 胸から胸へと吐息をそっと移して下さい 心の底までしみ込むようにやわらかく あなたの力で私の殻を破って下さい 死ぬ気で愛をうけとめましょう 酔ったおんなはお嫌いですか 私なんかじゃ退屈ですか Hey! Hey! Hey! Hey! Hey! Hey! ひとめ惚れひとめ惚れ わかってお願い 何も彼も何も彼も あゝ言うがまま ひとめ惚れひとめ惚れ ただ泣けてくる 私あなたを口説きたいの 酔ったおんなはお嫌いですか 私なんかじゃ迷惑ですか Hey! Hey! Hey! Hey! Hey! Hey! ひとめ惚れひとめ惚れ 信じてお願い 他愛なく他愛なく あゝ首ったけ ひとめ惚れひとめ惚れ もう止まらない 私あなたを口説きたいの |
夜叉のように山本譲二 | 山本譲二 | 阿久悠 | 幸耕平 | 馬飼野俊一 | 海を渡った蝶もいる 冬にまたたく螢さえ… ましてや女の情念は いちずな愛を追いつづけ からだがやせても あかあかと 燃えるいのちに赤く染まって ああこの胸に激しい鬼がいる 惚れたあなたに 辿りつくまで 乱れた紅のまま 便りみたいに花が飛び 夢が運んで風が吹く… ひとり寝する夜の呼びかけは あなたの胸につき刺さり 言葉は涸れても ひたひたと 満ちる想いに 心ひたして ああひとすじの悲しい鬼がいる きめた運命(さだめ)に出会う時まで 色ずく肌のまま ああこの胸に激しい鬼がいる 惚れたあなたに 辿りつくまで 乱れた紅のまま |
昔も今も…女島倉千代子 | 島倉千代子 | たかたかし | 幸耕平 | | 別れましょうかそれとも耐えて あなたの許へ 帰りましょうか 女がひとり 迷いを抱いて 日暮れを背中に径をゆく 嵯峨野 野宮さらさらと 風がなきます竹林 男の愛をあきらめた 女の嘆きが 聞こえます 一つの屋根にくらしていても こころ寂しい 他人のくらし 抱かれもせずに むなしく過ぎる 月日にいつしかなれてゆく 嵯峨野 祇王寺はらはらと 桜ちります音もなく 昔も今もかわらない 女のこころが 風になる 嵯峨野 細道迷い坂 つらい女のなみだ坂 あなたをもしも嫌いなら 別れもたやすく できるのに |
恋女島倉千代子 | 島倉千代子 | たかたかし | 幸耕平 | | 愛しすぎたら悲しいけど いつも女は恋におぼれる そうよ わたしは燃える薔薇よ 赤く咲いた 恋の花 愛にゆれてあなたは焦らす 夢にゆれて淋しそう 男と女がいるかぎり 出会いと別れはあるものね あなたに抱かれて気がついた 今のわたし 生まれ変わりたい 蝶のいのちは短いけど 花をもとめて羽をひろげる そうよ 女は愛に抱かれ とんでいたい 夢の中 指がふれて涙をさそう 愛はいつもはかなくて 男と女はすれちがう 一緒にいたってさみしいわ それでもあなたが好きだから 今はわたし 抱いていてほしい 愛にゆれてあなたは焦らす 夢にゆれて淋しそう 男と女がいるかぎり 出会いと別れはあるものね あなたに抱かれて気がついた 今のわたし 生まれ変わりたい |
なみだ発なみだ行き香西かおり | 香西かおり | 松本礼児 | 幸耕平 | | 窓を打つ雨の雫が こころを濡らして もう二度と帰らない あなた恋しい 悲しみと約束だけを 残したままで 傷ついた迷い鳥 忘れないで下さい ためらいながら愛して 小さな夢を紡いでた 泣きながら愛されて 泣きながら抱かれたの なみだ発なみだ行き おんなひとり 面影の夜汽車 唇とこの指先で あなたを感じた 目を閉じて想い出を たぐり寄せるの 折れる程抱きしめられて あなたの中で ゆらゆらと流された 熱い胸が恋しい 苦しみながら愛して やさしい瞳みつめてた 泣きながら愛されて 泣きながら抱かれたの なみだ発なみだ行き おんなひとり 面影の夜汽車 泣きながら愛されて 泣きながら抱かれたの なみだ発なみだ行き おんなひとり 面影の夜汽車 |
バラの香水矢野裕子 | 矢野裕子 | 荒木とよひさ | 幸耕平 | 今泉敏郎 | あんたのことは誰よりも 私が一番知っている 淋しがり屋で見栄っぱりで 本当は心が弱い人 どこかでひとり想いだしたら いつでもいいから帰っておいで 他の人には唇だってずっと許していないから いい女じゃないけどさ 愚図で綺麗じゃないけどさ 一度でいいよ 可愛いいなんて もしも言ってくれたなら 薔薇の花にはなれないけれど あんたの心のタンポポに 雨降る夜は 恋しいよ 昔はふたりで飲んでたね 下手な料理もおいしそうに 氷をカラカラ鳴らしてさ子供のままで 大きくなった夢だけいつでも追いかけている 夕やけ小やけ 遊びあきたら いつも待っててあげるから いい女じゃないけどさ 愚図で優しくないけどさ 嘘でもいいよ お前だけだと もしも言ってくれたなら 母親みたくなれないけれど あんたの心のお守りに いい女じゃないけどさ 愚図で綺麗じゃないけどさ 一度でいいよ 可愛いいなんて もしも言ってくれたなら 薔薇の花にはなれないけれど あんたの心のタンポポに |
愛・たそがれ島津亜矢 | 島津亜矢 | 荒木とよひさ | 幸耕平 | | 悲しみが この都会を濡らしても 時はあしたの 用意を始めてる 生きてきた 長さより 輝けば 過去を旅した それが人生 あゝ 黄昏が綺麗 悲しくなるほど 心を染めて あゝ 愛されて綺麗 いまが一番 美しいから 追憶に たたずみふりむけば 若きあの日の 時代がそこにある 恋をして 別れても 燃えたなら 夢に残した それも小説 あゝ 黄昏が綺麗 切なくなるほど 心は自由 あゝ 愛されて綺麗 いまが一番 美しいから あゝ 黄昏が綺麗 悲しくなるほど 心を染めて あゝ 愛されて綺麗 いまが一番 美しいから |
紫陽花五木ひろし | 五木ひろし | 松本礼児 | 幸耕平 | | 降りしきる 冷たい雨にぬれながら 色を競うように咲く 紫陽花よ 何をそんなに装う うす紅の花もよう 涙色です 抱いて下さい 白い素肌 紅く染まるまで 髪をまさぐる指が こんなにいとしい こころシクシク からだシクシク あなた恋しい花化粧 とめどなく溢れる涙 川にして ひとひらの花を 水に浮かべて そっと送るわ あなたに しばらくは抱かないで 他の誰かを 人を愛して人を憎むことを 知りました 夜の長さに ゆれる女の哀しみ こころシクシク からだシクシク あなた恋しい花化粧 今日も明日も膝を抱え ひとり別れ唄 愛の歳月 いいえ 後悔しないわ こころシクシク からだシクシク あなた恋しい花化粧 |
蛇使座の女櫂聖人 | 櫂聖人 | 高畠諄子 | 幸耕平 | 今泉敏郎 | あたし 蛇使座に なっちゃったのよ そんな 星座を ご存じ ですか あたし 愛を 捧げる タイプなの 情熱 ならば 売る程 あるわ 相性 なんてさ 気にしないのよ 恋愛 なんてさ 束の間よ 感じる 今がいい… 癒して あげましょう この肌で 淋しい あなた このくちびるで 尽して あげましょう 母のよに 夢の つづきは 星に 星に 聞いてください あたし 蛇使座に なっちゃったのよ なんか 性格 そのまま なのよ あたし 泣きを みている ピエロでも いいこと あるわ あなたと ならば 運命 なんてさ 神さま しだい 純愛 なんてさ せつなくて 温もり あればいい… 泊って ください 今夜だけ 甘えて みせて 子供のように 洗って おきましょう ワイシャツは どうぞ ふたりの星よ 星よ 願い叶えて 相性 なんてさ 気にしないのよ 恋愛 なんてさ 束の間よ 感じる 今がいい… 癒して あげましょう この肌で 淋しい あなた このくちびるで 尽して あげましょう 母のよに 夢の つづきは 星に 星に 聞いてください |
終着駅の女若山かずさ | 若山かずさ | 荒木とよひさ | 幸耕平 | | 遠い昔は 連絡船が 凍る海峡 渡ってた 女ひとりの 終着駅は 北のさびれた 港町 あなた寒い 髪の先までも 想い出が からみつき もしも海に この身投げたなら あ…鴎よ いまは 過去という名の 愛に ひとりはぐれて… 長い手紙の 最後の文字が 涙にじんで 書けません 女ひとりの ホテルの窓に 遠く漁火 ゆれてます あなた抱いて せめて面影で ひとりでは 眠れない もしも今度 生まれ変われたら あ…鴎に いまは 過去という名の 愛に ひとりはぐれて… あなた寒い 髪の先までも 想い出が からみつき もしも海に この身投げたなら あ…鴎よ いまは 過去という名の 愛に ひとりはぐれて… |
あじさい化粧藤あや子 | 藤あや子 | 石本美由起 | 幸耕平 | | 離したくない 手と手を離し 明日は別れる 雨の宿 綺麗ごとでは 生きられないと 運命(さだめ)悟って あなたに咲いた 女 女あじさい 化粧花 人目避ければ 逢う度びごとに 想い深まる 恋の彩(いろ) 夢に染まって あなたとふたり 薄い幸せ 分け合う夜は 肌を 肌を酔わせる 情け酒 こん度逢う日の 約束だけは 嘘にしないで 棄(す)てないで 生命悲しや 白むらさきと いくら想いを 染め変えようと 晴れて 晴れて添われる 恋じゃない |
涙は女の化粧水瀬川瑛子 | 瀬川瑛子 | 新本創子 | 幸耕平 | | あれから二年の冬が過ぎます 女の倖せ置きざりに 悔やんで苦しみ泣きながら も一度逢える時を待つ 好きだから抱いて 涙まで抱いて かなわぬ恋ですか さむいさむい涙に濡れる あなた追いかけて 木枯しばかりが 窓をたたくわ お酒におぼれてまたねむる 夢からさめれば唇の 涙をかんで 血がにじむ 好きだから抱いて 命まで抱いて そえない恋ですか つらいつらい命が泣いて あなた追いかける 泣くほどきれいになれるでしょうか 涙は女の化粧水 あなたの匂いがしみた肌 別れたあとに愛を知る 好きだから抱いて 心まで抱いて 終った恋ですか あついあつい心が燃える あなた追いかけて |
札幌 City Light '87安倍里葎子・誠直也 | 安倍里葎子・誠直也 | きさらぎ圭介 | 幸耕平 | | 今夜も貴方が いじわるだから ひとりにするのね 小雨の中で もっとお寄りよ 涙をふいて すねてるその目が かわいくて 危ない人と わかっていたの うわさ話を 信じるのかい 夢の扉を開けば たどりつく 札幌シティライト 濡れてすすきの そっと貴方に 抱かれたい 札幌シティライト 心酔わせて いつか花咲く恋が落ちてる 北の夜 やさしくされれば ものたりなくて 冷たくされれば 熱くなるのね 女心は ゆれるかげろう 背中を見せれば 追いかける 憎らしいけど 私の負けね そんなお前が とても愛しい 酔えば酔うほどいつしか 夢の中 札幌シティライト 帰りたくない 好きよ貴方を こんなにも 札幌シティライト 時間よ止まれ 夜明けになればどうせ別れる 二人なら 札幌シティライト 帰りたくない 好きよ貴方を こんなにも 札幌シティライト 時間よ止まれ 夜明けになればどうせ別れる 二人なら |
常夏娘小泉今日子 | 小泉今日子 | 緑一二三 | 幸耕平 | | 常夏のお嬢さん 気分はいかが 摂氏100度のときめき シャイなまなざし びしょ濡れの水着が色っぽい君 爆発しそうだよ Why don't you come on baby Navy blue 心に甘い 波のさえずり Magical face 夏のせいだね めまいがしそう 君を誘惑したいよ それから先はパラダイス 常夏のお嬢さん こっちを向いて 胸の乱れをどうか 聞いておくれよ バラソルをしまってもうすぐサンセット ふたりで泳ぎたい Why don't you come on baby Fancy dream 今すぐ焼けた 素肌重ねて Magical night 月の光に 包まれながら ロマンチックをしたいよ とびきりシャレて パラダイス Navy blue 心に甘い 波のさえずり Magical face 夏のせいだね めまいがしそう 君を誘惑したいよ それから先はパラダイス |
あきらめて女角川博 | 角川博 | 松本礼児 | 幸耕平 | | 愛しすぎたら 支えきれなくなって 私ひとりを置いてゆくのね 手紙に添えた 冷たい手ざわりの 合鍵握りしめ 愛をふりかえる 恋はかげろうのよう 追えば逃げてゆく 恋は盗人のよう すべてを奪う 女女 あきらめて 女 いつも私に 勇気をくれた人が こんな悲しみ 最後に残して あなたは何処で 何をしてるかしら 涙を閉じこめた 目がしらが熱い 恋に泣くのはいつも 私の役わり 恋にすがりつくのは 女の運命 女女 あきらめて 女 風の音さえ 泣いているよな夜に 愛を失くした女がひとり 人待ち顔の笑顔をよけながら みれんをひきずった靴音悲しい 恋はかげろうのよう 追えば逃げてゆく 恋は盗人のよう すべてを奪う 女女 あきらめて 女 |
酒は女の子守唄ニック・ニューサー | ニック・ニューサー | 吉岡治 | 幸耕平 | | あんたと暮らした 思い出抱いて 今夜もひとりで 酒の中 別れてみれば 喧嘩のあとも 指にひとすじ 懐かしい ずるい男と 恨みはしない 追えばみじめに なるばかり あんたひとり 今ごろどこかで どんな女と 寝てるやら おやすみ 酔いどれ女よ 酒は女の子守唄 ないものねだりと わかっていても あんたはわたしの 命だよ 砂漠の中の ガラスの街で ひとり迷子の こおり酒 話しかけてよ 誰でもいいの 暗い部屋には 帰れない あんたひとり 幸せみつけて わたしふれ合う 愛もない 泣かせて ひどいよ 罪だよ 酒は女の子守唄 あんたひとり 今頃どこかで どんな女と 寝てるやら さよなら 酔いどれ女よ 酒は女の子守唄 酒は女の子守唄 |
ドラマティック・恋大川栄策・KAORI | 大川栄策・KAORI | 建石一 | 幸耕平 | 川口真 | 今夜は見せてあげたい 真実の私を 酔ったふりしてお前は 俺を困らせる あなたのくすり指から はずした指輪が 琥珀色のグラスに ゆれて落ちるよ 想いがけない一夜の キラメキに恋をして 男と女 ドラマティックに… 愛が燃える瞬間 時を止めてこのまま 帰らない 帰さない 夜は二人のもの ドキドキさせてほしいの 女はいつでも 逃げてみようかどこかへ すべてを忘れて わがまま言っていいなら 私だけをみて ぬれたような瞳が とても愛しい 熱いひとときその手で 美しい花にして 男と女 ドラマティックに… 愛が燃える瞬間 甘い香りはじけて 離れない 離さない 夜は二人のもの 見下ろす港灯りは ゆりかごみたいね ガラスに映る二人は 恋人同志さ 逢うたび生まれ変わるわ きっと私たち 遠い船の汽笛が 胸にとけるよ 恋という名の波間に ゆれながら夢を見て 男と女 ドラマティックに… 愛が燃える瞬間 こころ身体ひとつに 抱かれたい 抱きしめる 夜は二人のもの |
西陽大月みやこ | 大月みやこ | 荒木とよひさ | 幸耕平 | | 西陽の差し込む窓から あなたの 面影さがせば 昨日のどこか この街のどこか 誰かと暮らしているから 愛を明日(あした)へ 運べぬままに こころ傷つけあったけど 想い出を あなた ありがとう ひとりでも 生きて 行けるから 人生を あなた ありがとう 今は 他人に なったけど 倖せすぎてたこの部屋 あなたの 匂いを消せない 小さな癖も 寂しげな背中 今でも憶(おぼ)えているから 愛がどこかで 迷子になって ちがう生き方 選ぶけど 想い出を あなた ありがとう 少しだけ お酒 飲むけれど 優しさを あなた ありがとう 今は 涙に なったけど 想い出を あなた ありがとう ひとりでも 生きて 行けるから 人生を あなた ありがとう 今は 他人に なったけど |
北情歌山本譲二 | 山本譲二 | 山田孝雄 | 幸耕平 | 竜崎孝路 | 沖に浮かぶ 流氷に 別れつげる 海鳥よ 肩を抱いて 歩く波止場に とまり船 帰り船 遠く来たね なあ お前 振り向けば つらすぎた まわり道してた二人には この町が夢港 離れずについて来るんだよ 俺の行く道を 北に咲いた 浜茄子の 花のような 頬紅よ 生まれ住んだ 故郷を 捨てても 歩きたい 明日へと 長い旅の 今 夜明け 何処迄も 道づれさ 傷ついた心寄せ合って 生きて行く二人なら 哀しみにめぐり逢う時も 負けるはずがない 死ぬ時は二人一緒ねと 泣いているお前には 涙より 似合う幸せを 俺が探すから |
恋みなと鮎川ゆき | 鮎川ゆき | 鳥井実 | 幸耕平 | | 雨が降りしきる 暗い港の夜明け 羽根を濡らして カモメが一羽啼いている アバヨ ひとつも 云わないで あの人 港を出ていった 女を捨て 涙を捨て この街捨てて 旅に出るわ 恋歌 あきらめて 指を鳴らしては あなた得意な歌を ひとり私は こころでそっと唄ってる 我慢しながら 生きてても 幸せ来るとは 限らない 女を捨て 未練を捨て この街捨てて 旅に出るわ 思いで あきらめて 雨の桟橋で 肩を落としていても 誰も私に 振りむく人もいないのよ 胸の痛みも 耐えながら カモメと暮して 行けないわ 女を捨て 待つのを捨て この街捨てて 旅に出るわ あの人 あきらめて |
今夜は離さないさくらと一郎 | さくらと一郎 | 藤波研介 | 幸耕平 | | 抱いてほしいなんて 女の口から いえるわけなどないわ いじめないでね すねた君の顔が たまらなく好きさ このまま二人きり 踊りつづけよう 恋は魔法さ お酒のようね 知らず 知らずに ふたりを酔わす 今夜は離さない 離れられない 好きといえば好きと 答えてほしいの 女ごころはいつも 欲ばりなのね そんなことはないさ 男のこころは 勝手さでも今は 君しか見えない 恋は魔法さ 夢見るようね 交わす 吐息も 一つになれる 今夜は離さない 離れられない よそ見してはいやよ いたずら夜風が そっと素肌にふれて 通りすぎるわ 頬をよせていれば 言葉はいらない 小指の先までも 愛しているから 恋は魔法さ ゆれる灯りを 甘い 香りの 花に変えるよ 今夜は離さない 離れられない |
札幌City Light'87菅野ゆたか・篠路圭子 | 菅野ゆたか・篠路圭子 | きさらぎ圭介 | 幸耕平 | | 今夜も貴方が いじわるだから ひとりにするのね 小雨のなかで もっとお寄りよ 涙をふいて すねてるその目が かわいくて 危ない人とわかっていたの うわさ話を信じるのかい 夢の扉を開けば たどりつく 札幌シティーライト 濡れてすすきの そっと貴方に 抱かれたい 札幌シティーライト 心酔わせて いつか花咲く恋が落ちてる 北の夜 やさしくされれば ものたりなくて 冷たくされれば 熱くなるのね 女心は ゆれるかげろう 背中を見せれば 追いかける 憎らしいけど私の負けね そんなお前がとても愛しい 酔えば酔うほどいつしか 夢の中 札幌シティーライト 帰りたくない 好きよ貴方を こんなにも 札幌シティーライト 時間よ止まれ 夜明けになればどうせ別れる 二人なら 札幌シティーライト 帰りたくない 好きよ貴方を こんなにも 札幌シティーライト 時間よ止まれ 夜明けになればどうせ別れる 二人なら |
春めきラプソディ日高のり子 | 日高のり子 | きさらぎ圭介 | 幸耕平 | 船山基紀 | Fall in Love あなたが好き Fall in Love うけとめてこの愛 ダイヤル回し 楽しげに話してる 左手のコイン ちょっと気になるのマイハート ガラスのカフェテラス ひとり待つテーブル あなたのコーヒー さめてしまうわ 窓にひろがる街角 春めきラプソディ こんなにそばにいるのに さみしいのなぜ Fall in Love あなたが好き Fall in Love 気がついてほしいの 友達と恋人 ふたつの文字が この胸のなかで グルグルまわる Fall in Love あなたが好き Fall in Love うけとめてこの愛 つづく坂道 突然の出来事 たちどまるあなた ポケットをさぐってる 銀のペアリング 照れながらさし出す やさしい瞬間 飛びこみたいの ふたりはいつかキラメキ 春めきラプソディ よりそう愛のメロディ ほほえみかける Fall in Love あなたが好き Fall in Love うけとめてこの愛 |
夢でもいいの井上りつ子 | 井上りつ子 | 伊藤薫 | 幸耕平 | | 夢でもいいの ねえ嘘でもいいの 不埒な恋だとわかってる いけない人だと指をさされそうだけど 一人の黄昏街はロマネスク 受話器なんか膝に乗せて もうピアス選んでる 女だって口にできるのよ 瞳とじて感じるままに だ・か・ら夢でもいいの ねえ嘘でもいいの あけすけな恋心 あなたに見られたいヌードの気持ち ほらここにいるよ私は… (嘘でもいいの)(夢でもいいの) 誰にも見えないその糸を 人は運命と 知ったふりして笑う 私は一番きれいな時間を あなただけに預けたくて 迷わずに猫になる そばにいてもいつでも逢いたい またあなたを困らせそうで だ・か・ら一人にさせて ねえ電話もやめて これ以上愛せない 心は何度でもつぶやくけれど 抱かれてしまえば迷い子… あなたに見られたいヌードの気持ち ほらここにいるよ私は… 夢でもいいの(夢でもいいの) ねえ嘘でもいいの(嘘でもいいの) |
薔薇の花みだら川島なお美 | 川島なお美 | 阿木燿子 | 幸耕平 | | 過去になんか 邪魔させない いつもはそう 思っても 優しい言葉に 肩肘ほぐれて グラスの中にも さざ波が立つ ジュテーム モナムール 刹那が好き 同じくらい 明日が好き 薔薇の花みだら みだら 散り際がみだら みだら せめて今夜はあなたと uh… 恋になんか 縛られない 独りの時の 口癖でも 切ない吐息に 片膝くずして 気弱になる日は 支えて欲しい ジュテーム モナムール 心が好き 同じくらい うなじが好き 薔薇の夢 みだら みだら 真紅に みだら みだら いっそ死ぬまでこうして uh… ジュテーム モナムール あなたが好き 同じくらい 自分が好き 薔薇の酒 みだら みだら ほんのりと みだら みだら だから綺麗に咲かせて uh… |
涙の海川島なお美 | 川島なお美 | 松本礼児 | 幸耕平 | | 足早に夜更けの道を駅へ急いだ薄いコートで隠せない こころ震わせて人影もない地下鉄の細い階段これが最後ねと 呟きながら踏みしめる今夜だけ部屋の明かりは落としたままで 涙の海原ユラユラと揺れましょう愛されたから後悔しない 命がけで愛したから一秒ごとに一呼吸ごとにあなたに寄り添って 唇はあたたかでしたいつものように肩に廻した右腕も とてもやさしくていくつもの約束をして果たせないまま誰がこんな日が 訪れること望んだのもう二度と逢うことのないふたりのために 涙の恋唄夜通し歌うのね愛されたから後悔しない 命がけで愛したから一秒ごとに一呼吸ごとにあなたに寄り添って 愛されたから後悔しない命がけで愛したから 一秒ごとに一呼吸ごとにあなたに寄り添って |
殿がたよお戯れはなし香田晋 | 香田晋 | 千家和也 | 幸耕平 | | 殿がたよ お戯れはなし 殿がたよ お戯れはなし 正直言って わたしはゆらゆら あなたにかかれば ひとひねり 手玉に取られ 振り回されて 上から下まで 思うまま そもそも愛とは なんですか 心が先ですか 躰が先ですか それとも両方 一ぺんですか 殿がたよ お戯れはなし 殿がたよ お戯れはなし 口惜しいけれど わたしはくらくら あなたにすっかり まいってる たくみな嘘に 妖しい夢に ひかれて溺れて のめりこむ そもそも愛とは なんですか 男のせいですか 女のせいですか それとも両方 半々ですか 殿がたよ お戯れはなし 殿がたよ お戯れはなし そもそも愛とは なんですか 心が先ですか 躰が先ですか それとも両方 一ぺんですか 殿がたよ お戯れはなし 殿がたよ お戯れはなし |
ゆれて赤坂ナイトパブ小林繁・よしえ | 小林繁・よしえ | 高東静 | 幸耕平 | | 濡れたまつ毛が ちょっと気にかかる そんなセリフに なぜか弱いのよ 肩をならべた 午前二時の街 名前も知らない仲なのに いつか知らずに 知らずに こころ酔わせて 酔わせて やさしい気持ちにさせる人 半分さみしさ 分けあって 半分恋しさ もとめあうのね 甘えたい 甘えていいよ ゆれて赤坂 ナイトパブ 君のとなりは いつも誰の席 誰かいい人 待っているんでしょう うまいウソでも 今日は信じたい いじわる 本気で泣かせるの いつか知らずに 知らずに 吐息からませ からませ よりそう二人のシルエット 半分さみしさ 分けあって 半分恋しさ 探し合うのね 帰らない 帰したくない ゆれて赤坂 ナイトパブ 半分さみしさ 分けあって 半分恋しさ もとめあうのね 甘えたい 甘えていいよ ゆれて赤坂 ナイトパブ |
壊れた時計小松みどり | 小松みどり | 松本礼児 | 幸耕平 | | 愛の火が 消えた今は 壊れた壁掛けの 時計 進めない 戻れない まして 泣けはしない 恋という芝居の 泣き笑い 男と女の物語 幕ぎれはいつでも あっけなく さよならの言葉で しめくくる 最後にひと言 台詞(セリフ)にはないけれど 暫くは 他の女を 抱かないで 愛の火が 消えた今は 壊れた壁掛けの時計 進めない 戻れない まして 泣けはしない 懲りもせず 出会いをくり返し 何度も 別れを 演じては バカよねと ひとりで つぶやいて 水割りのグラスを 鳴らしてる つぎはぎだらけの 想い出を抱きながら 長い夜の海 ゆらゆら 漂う 愛の火が 消えた今は 壊れた壁掛けの 時計 進めない 戻れない まして 泣けはしない 愛の火が 消えた今は 壊れた壁掛けの 時計 進めない 戻れない まして 泣けはしない |
札幌しのび雪篠路圭子 | 篠路圭子 | 吉岡治 | 幸耕平 | | ついてゆきたい あなたのあとを ついてゆけない 過去がある 心あずけて からだに残る あゝ鬼火が憎らしい 想い出が 消えるまで チョッと待って札幌 しのび雪 愚痴が似合いの 酒場の隅で 未練ばかりの もやい酒 帰りたくない 淋しい部屋に あゝ寒さがつのるだけ 優しさに 甘えます チョッと酔って札幌 迷い恋 春というのに 吐息が凍る 肩に舞うよな 雪の華 二度とうしろを 振りむかないわ あゝ死ぬまでふたりづれ 想い出が 消えるまで チョッと待って札幌 しのび雪 |
夢さぐり 愛さぐり中条きよし | 中条きよし | 斉藤夕紀 | 幸耕平 | | 恋は破れて 傷つくものと 知っても くりかえす 愛のかたちを 教えてよ 落ちてく前に 夢さぐり 愛さぐり 誰に抱かれて眠ればいいの 夢さぐり 愛さぐり 身体が熱い夜は 熱い夜は ひとりじゃ 切ないよ 泣いた数ほど 未練はあるが あなたが 気にかかる 逢えばなおさら 辛いのに 恋しさ 募る 夢さぐり 愛さぐり 誰を愛して 生きればいいの 夢さぐり 愛さぐり 涙に濡れる夜は 濡れる夜は あなたが憎らしい 夢さぐり 愛さぐり 噂たずねて さまよう夜は 夢さぐり 愛さぐり さみしい夢の中で 夢の中で わたしを 抱きしめて |
花もよう中条きよし | 中条きよし | 荒木とよひさ | 幸耕平 | | 優しさしだいで女の人は 心も身体もどうでもなるの 淑女と悪女 二つの顔を 化粧に隠して 生きているのよ ああ抱かれて咲いたら赤い花 恋して咲いたら 白い花 可愛いものよ 切ないものよ おんな おんな おんななんて 夢だけくれても女の人は 夜明けの続きを欲しがるけれど 明日と昨日 なぐさめながら 涙をこらえて ついてくだけね ああ乱れて咲いたら夏の花 ふるえて咲いたら冬の花 寂しいものよ 切ないものよ おんな おんな おんななんて ああ信じて咲いたら夢の花 なみだで咲いたら嘘の花 悲しいものよ 切ないものよ おんな おんな おんななんて |
おふくろ山本譲二 | 山本譲二 | きさらぎ圭介 | 幸耕平 | | 夕暮れ時に 川原の上で けんかに負けて 泣いてる坊や 幼い時の 自分が見えて 遠い思いが 心をよぎる 遅くまで 家に帰らぬ この俺を 「おふくろ」いつも さがしてくれた 今は遠いけど 離れているけど はやく一緒に 暮らしたい 勝手に家を 飛び出した時 親父にないしょで 財布をくれた 故郷(ふるさと)はなれ 十年たって 親のぬくもりわかってきたよ 長い事 便り一つも出さないで 「おふくろ」俺を 許してくれよ 苦労させたまま おわらせはしない きっとやすらぎ つかむから 人の世の波に のまれているけれど 「おふくろ」夢はすてちゃいないよ 道は遠いけど 離れているけど 早く幸せ とどけたい |