星の旅びと松原健之 | 松原健之 | 五木寛之 | 幸耕平 | 宮崎慎二 | やさしさを求めて この町まできたの ほんとの自分を さがすため 鳥や風の歌に 疲れたこころも いつか忘れて 歩きだす 幾千年の星のかなたへ 幾千年の愛の世界へ あなたと とびたい この坂をのぼったら あなたに会えますか 西の空 夕焼け 遠くで鐘の音 なくした わたしの子守唄 生まれかわるために 素直な気持ちで そっと 両手を合わせます 幾千年の星のかなたへ 幾千年の愛の世界へ ふたりで とびたい あの空を見あげたら あなたが見えますか 幾千年の星のかなたへ 幾千年の愛の世界へ いっしょに とびたい この坂をのぼったら あなたに会えますか あなたに会えますか |
思い出の街松原健之 | 松原健之 | 五木寛之 | 加藤敏治 | 宮崎慎二 | 地下鉄の駅から五分 学生時代の街へ来て なつかしい店を探す 古本屋キリン堂 きみとはじめて 出会った店 いまも そのまま あるだろか 透明な日ざしをあびて 思い出の街を歩く 青春の匂いは遠く 行きかうは見知らぬ人びと 本棚のチェーホフ全集 ほとんど読まないままに 情けない値段で売った 古本屋キリン堂 きみを誘って 海を見に行く あれは 五月の晩だった 透明な日ざしをあびて 思い出の街を歩く 青春の匂いは遠く 行きかうは見知らぬ人びと 傷ついて きみとも別れ 一本のビールに酔って 看板を足で蹴った 古本屋キリン堂 あれから五年 季節(とき)はながれて いまは 知らない店ばかり 透明な日ざしをあびて 思い出の街を歩く 青春の匂いは遠く 行きかうは見知らぬ人びと 青春の匂いは遠く 行きかうは見知らぬ人びと 青春の匂いは遠く 行きかうは見知らぬ人びと |
夜のララバイ藤田まこと | 藤田まこと | 五木寛之 | 弦哲也 | 伊藤弘一・前田俊明 | 優しいと いう字を 人を憂(うれ)うと読んでみる いつも そのこと 思うたび つらい気持ちに なってくる 優しいだけでは 生きられず つよくなるだけ こころがさむい だから せめて こんな夜は あかりを消して ひとりで うたう 子守歌 偲(しの)ぶと いう字を 人を思うと 書いてみる だけど 昔の思い出に すがる気持ちは ないんだよ この世に生きると いうことは 胸をはるだけ 背中がさむい だから せめて こんな夜は 自分のために ひとりで うたう 子守歌 だから せめて こんな夜は 自分のために ひとりで うたう 子守歌 ララバイ ララバイ ラララーラバイ ララバイ ララバイ ララララララバイ hum.…(ハミング) ラララ ララーラ バイ |
あの町へ帰りたい松原健之 | 松原健之 | 五木寛之 | 弦哲也 | 前田俊明 | たそがれの 歩道橋から しみじみと 北国のふるさとを 思い出してます 金沢を はなれて 二年 あんずの花は 咲いただろうか 君はかわらず きれいだろうか ああ 帰りたい あの町へ ああ 帰りたい 君の 君のすむ町へ 川のない 街はさびしい ささやかな 夢だけを 大切に ひとり生きてます 雪の中 別れて 二年 あの日の言葉は 忘れないけど 君はいつまで 待てるだろうか ああ 帰りたい あの町へ ああ 帰りたい 雪の 雪のふる町へ 金沢を はなれて 二年 あんずの花は 咲いただろうか 君はかわらず きれいだろうか ああ 帰りたい あの町へ ああ 帰りたい 君の 君のすむ町へ |
冬の旅倍賞千恵子 | 倍賞千恵子 | 五木寛之 | 小六禮次郎 | | 越後はつついし 親不知(おやしらず) はるかな波間に 日が沈む ひゅるる ひゅるる 寒い風が 吹くだけ あなたと旅した思い出を たずねて ここまできたけれど ひゅるる ひゅるる 夜の海が 鳴るだけ こんなに愛しても 心がとどかない これから私は どうすればいいのでしょうか 東へむかえば 糸魚川(いといがわ) 直江津(なおえつ)あたりで 雪になる ゆらり ゆらり 遠い灯り 揺れてる むかしの瞽女(ごぜ)なら 迷わずに 信じて 歩いていくでしょう ゆらり ゆらり わたし 明日(あす)が見えない こんなに愛しても 心がとどかない これから私は どうすればいいのでしょうか こんなに愛しても 心がとどかない これから私は どうすればいいのでしょうか |
織江の唄松坂慶子 | 松坂慶子 | 五木寛之 | 山崎ハコ | | 遠賀川 土手の向こうにボタ山の 三つ並んで見えとらす 信ちゃん 信介しゃん うちはあんたに逢いとうて カラス峠ば 越えて来た そやけん 逢うてくれんね 信介しゃん すぐに田川に 帰るけん 織江も大人に なりました 月見草 いいえそげんな花じゃなか あれはセイタカアワダチ草 信ちゃん 信介しゃん うちは一人になりました 明日は 小倉の夜の蝶 そやけん 抱いてくれんね 信介しゃん どうせ汚れて しまうけん 織江も大人に なりました 香春岳(かわらだけ) バスの窓から中学の 屋根も涙でぼやけとる 信ちゃん 信介しゃん うちはあんたが好きやった ばってんお金にゃ 勝てんもん そやけん 手紙くれんね 信介しゃん いつかどこかで 逢えるけん 織江も大人に なりました |
冬のひまわり松原健之 | 松原健之 | 五木寛之 | 弦哲也 | 前田俊明 | 夏の光に咲く花よりも 季節はずれの花が 好き そう言って あなたに笑われた あれは 遠い日 愛だけで 生きてゆけるなんて 思っちゃ いないけど 愛のない明日なんて 欲しくないから 風に吹かれて 春を待つ わたしは 冬の 冬の ひまわり 雪の夜道を歩きながら すこし汚れた雪が 好き そう言って あなたに笑われた あれは 遠い日 夢だけで 生きてゆけるなんて 思っちゃ いないけど 夢のない暮しなんて 欲しくないから 風に吹かれて 春を待つ わたしは 冬の 冬の ひまわり 風に吹かれて 春を待つ わたしは 冬の 冬の ひまわり |
あなたに逢いたい八代亜紀 | 八代亜紀 | 五木寛之 | 弦哲也 | | こころの海を 船がゆく 青いけむりを 曳きながら 泪という名の 港から かなしみのせた 船が出る 愛しすぎて 信じすぎて また 愛をなくして ひとり あゝ あなたに 逢いたい あゝ あなたに 逢いたい あゝ あなたに 逢いたい あなたに 逢いたい こころの海に 雪が降る 白い思い出 消しながら あなたと別れた あの日から ちがった女になりました 恋しすぎて つくしすぎて また愛をなくして ひとり あゝ あなたに 逢いたい あゝ あなたに 逢いたい あゝ あなたに 逢いたい あなたに 逢いたい 愛しすぎて 信じすぎて また 愛をなくして ひとり あゝ あなたに 逢いたい あゝ あなたに 逢いたい あゝ あなたに 逢いたい あなたに 逢いたい |
もし翼があったなら松原健之 | 松原健之 | 五木寛之 | 羽毛田丈史 | | もし 孤独を感じたら もし こころが乾いたら 旅に出よう あてもなく 今すぐに 地図にない 遠い国 はるばると この世界の どこかにある やさしさに 真実に 出会ってみたくて この世界に きっときっといる 友達に 恋人に めぐりあう そのために もし 空が飛べたなら もし 翼があったなら 飛んでいこう どこまでも 今すぐに 永遠の 故郷を 探すため この世界の どこかにある やさしさに 真実に 出会ってみたくて この世界に きっときっといる 友達に 恋人に めぐりあう そのために この世界の どこかにある やさしさに 真実に 出会ってみたくて この世界に きっときっといる 友達に 恋人に めぐりあう そのために |
浅野川恋唄松原健之 | 松原健之 | 五木寛之 | 山崎ハコ | | 暮れてゆく 北の街 なつかしい金沢 浅野川 流れにうかぶ 思い出の かけら 梅の橋から 東を抜けて あなたと渡る 仲之橋 鏡花のお芝居みたいね、と ふたりで笑った あれは遠い日 ふりむけば 主計町(かずえまち) 雨模様 金沢 浅野川 瞼に浮かぶ 滝の白糸 天神橋から 大橋見れば 戻らぬ恋の 糸車 鏡花の芝居じゃないだろ、と あなたに言われて 泣いた雨の日 みぞれ降る 夜の町 しみじみと 金沢 浅野川 白く流れて まだ春は 遠い 橋をかぞえて 川辺をゆけば 逢いたい気持ちが つのります 鏡花の世界に あこがれて いのちを燃やした あれは若い日 |
愛のうた松原健之 | 松原健之 | 五木寛之 | 池高志 | 櫻庭伸幸 | 愛のうた ききたくて 風に吹かれ 旅に出る もういちど きみに会い 幸せだったと 言いたくて だけど光る海 白い砂 きみのほほえみが よみがえる 忘れないよ あの夏の日の 思い出さがしながら ひとり 忘れないよ あの愛の日の 思い出さがしながら ひとり 夜の空 見上げても きみのうたは きこえない 泣きたくて たちどまる ひとりぼっちの 寒い道 だけど光る星 白い月 きみのやさしさを いつまでも 忘れないよ あの夏の日の 思い出さがしながら ひとり 忘れないよ あの愛の日の 思い出さがしながら ひとり 忘れないよ あの夏の日の 思い出さがしながら ひとり 忘れないよ あの愛の日の 思い出さがしながら ひとり |
遠野ものがたり松原健之 | 松原健之 | 五木寛之 | 立原岬 | 宮崎慎二 | 遠野の町に 舞い散る雪は 恋する女の 心を凍らせる 夜更けの宿で 二人で聞いた 遠い昔の物語 もしも私が 早池峰(はやちね)の 雪のお山に消えたなら あなた追いかけてくれますか 一緒に逃げてくれますか 遠いあなた 遠い 遠野の春は まだ遠い 座敷わらしの 幻消えて いとしいあなたの 面影また浮かぶ 合わせた肌の ぬくもり信じ 何も言わずにもう五年 もしも私が 小鳥瀬(こがらせ)の 川にこの身を投げたなら あなた飛び込んでくれますか 一緒に死んでくれますか 遠いあなた 遠い 私の明日は まだ遠い もしも私が 早池峰(はやちね)の 雪のお山に消えたなら あなた追いかけてくれますか 一緒に逃げてくれますか 遠いあなた 遠い 遠野の春は まだ遠い |
恋のメモリー松坂慶子 | 松坂慶子 | 五木寛之 | 小松原まさし | 小松原まさし | 夜明けの光が 窓にさすころ あなたは この部屋を そっと出てゆく 別れの涙を 見られたくないから ねむったふりをして 指を噛んでる 愛するだけでは 生きて行けない だけど愛のない 暮しは いやよ 別れたあとから 思い出すのは ふたりで 旅をした 北のあの街 小さなホテルの 窓に風が吹く あなたはめずらしく すこし酔ってた 思い出だけでは 生きて行けない だけど夢のない 暮しは いやよ 思い出だけでは 生きて行けない だけど夢のない 暮しは いやよ |
雨の舗道で松坂慶子 | 松坂慶子 | 五木寛之 | 小松原まさし | 小松原まさし | 雨の街を 傘もささず 濡れて歩く あなたとふたり こんなふうに 肩をならべ 歩くことも もうないでしょう ああ 今夜かぎりのふたりなら 黙っていてほしい 今は Hand by hand with you Side by side in the rain Whispering good-bye Rambling in the rain 雨の舗道 涙ながし 濡れて歩く わたしはひとり あしたからは なにを信じ だれをあてに 生きるのでしょう ああ 今夜かぎりのふたりなら 知りたくないなにも 今は Hand by hand with you Side by side in the rain Whispering good-bye Rambling in the rain ああ 今夜かぎりのふたりなら 知りたくないなにも 今は ルルル……… |
愛の水中花林あさ美 | 林あさ美 | 五木寛之 | 小松原まさし | | これも愛 あれも愛 たぶん愛 きっと愛 だって淋(さび)しいものよ 泣けないなんて そっと涙で頬を 濡らしてみたいわ ひとりぼっちの部屋の ベッドの上で ちょっとブルーな恋の 夢を見ている 乾いたこの花に 水を与えて下さい 金色のレモンひとつ 胸にしぼって下さい わたしは愛の水中花 これも愛 あれも愛 たぶん愛 きっと愛 だって悲しいものよ 酔えないなんて そっとあなたの胸に 甘えてみたいの そうよ人生なんて ドラマじゃないわ だから今夜はせめて 夢を見たいの 乾いたこの花に 水を与えて下さい バラ色のワイングラス 胸にそそいで下さい わたしは愛の水中花 これも愛 あれも愛 たぶん愛 きっと愛 |
金沢望郷歌弦哲也 | 弦哲也 | 五木寛之 | 弦哲也 | | 桜橋から 大橋みれば 川の岸辺に かげろう揺れる 流れる雲よ 空の青さよ 犀星の詩(うた)を うつす犀川(さいがわ) この街に生まれ この街に生きる わがふるさとは金沢 夢を抱く街 春の風ふく 香林坊(こうりんぼう)に 小松砂丘の 句(ことば)がのこる 過ぎゆく歳月(とき)よ 街は変われど 辰巳の用水(みず)は 今日も流れて この街に生まれ この街に生きる わがふるさとは金沢 夢を抱く街 君を見送る 兼六園の 雪の白さが 心にしみる 飛びゆく鳥よ また逢う日まで 秋声(しゅうせい)の思い 胸にきざんで この街に生まれ この街に生きる わがふるさとは金沢 夢を抱く街 この街に生まれ この街に生きる わがふるさとは金沢 夢を抱く街 |
夜間飛行前川清 | 前川清 | 五木寛之 | 都志見隆 | | 街のあかり遠く この胸にまたたく こわれた 夢 地上に 星空のエア・ライン 哀しみ ひとつ 切なさ ふたつ ひろい集めて 飾ろうか 思い出 ひとつ ため息 ふたつ 数えきれない あの人も この人も みんな みんな 優しかった きみの笑顔信じ ひと筋につくした きのうの 恋 わすれて 北へ飛ぶエア・ライン 哀しみ ひとつ 切なさ ふたつ キャリー・バックに 隠そうか 思い出 ひとつ ため息 ふたつ 涙見せない あの愛も この愛も みんな みんな きれいだった 哀しみ ひとつ 切なさ ふたつ ひろい集めて 飾ろうか 思い出 ひとつ ため息 ふたつ 数えきれない あの人も この人も みんな みんな 優しかった |
金沢望郷歌~アルバム・バージョン~松原健之 | 松原健之 | 五木寛之 | 弦哲也 | | 桜橋(さくらばし)から 大橋(おおはし)みれば 川の岸辺に かげろう揺(ゆ)れる 流れる雲よ 空の青さよ 犀星(さいせい)の詩(うた)を うつす犀川(さいがわ) この街に生まれ この街に生きる わがふるさとは金沢 夢を抱(だ)く街 春の風ふく 香林坊(こうりんぼう)に 小松砂丘(こまつさきゅう)の 句(ことば)がのこる 過ぎゆく歳月(とき)よ 街は変われど 辰巳の用水(みず)は 今日も流れて この街に生まれ この街に生きる わがふるさとは金沢 夢を抱(だ)く街 君を見送る 兼六園の 雪の白さが 心にしみる 飛びゆく鳥よ また逢う日まで 秋声(しゅうせい)の思い 胸にきざんで この街に生まれ この街に生きる わがふるさとは金沢 夢を抱(だ)く街 |
愛の水中花松原健之 | 松原健之 | 五木寛之 | 小松原まさし | | これも愛 あれも愛 たぶん愛 きっと愛 だって淋しいものよ 泣けないなんて そっと涙でほほを 濡らしてみたいわ ひとりぼっちの部屋の ベッドの上で ちょっとブルーな恋の 夢を見ている 乾いたこの花に 水をあたえてください 金色のレモンひとつ 胸にしぼってください わたしは愛の水中花 これも愛 あれも愛 たぶん愛 きっと愛 だって悲しいものよ 酔えないなんて そっとあなたの胸に あまえてみたいの そうよ人生なんて ドラマじゃないわ だから今夜はせめて 夢を見たいの 乾いたこの花に 水をあたえてください バラ色のワイングラス 胸にそそいでください 私は愛の水中花 これも愛 あれも愛 たぶん愛 きっと愛 |
二人の海峡内山田洋とクール・ファイブ | 内山田洋とクール・ファイブ | 五木寛之 | 内山田洋 | 横内章次 | 雪の降る海峡を あなたは見ていた たそがれの桟橋で わたしは泣いていた 愛をたべては生きて行けないと あなたは言うけど 愛のないくらしなんて わたしはほしくない ああ 春は遠い二人の海峡 夜明けにはこの街を あなたは出てゆく お別れのコーヒー 最後に飲みましょう 夢をたべては生きてゆけないと あなたは言うけど 愛のないくらしなんて わたしはほしくない ああ 春は遠い二人の海峡 愛をたべては生きて行けないと あなたは言うけど 愛のないくらしなんて わたしはほしくない ああ 春は遠い二人の海峡 |
夜明けのメロディー加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 五木寛之 | 弦哲也 | 三浦秀秋 | 朝の光が さしこむ前に 目覚めて 孤独な 時間が過ぎる あの友は あの夢は 今はいずこに 還(かえ)らぬ季節は もう 忘れてしまえばいい すてきな思い出だけ 大事にしましょう そっと 口ずさむのは 夜明けのメロディー 花のいのちは みじかいけれど 重ねた 歳月(としつき)背中に重い 歓びも 悲しみも みんな人生 愛して 別れて また どこかで逢えばいい ちいさな幸せでも 大事にしましょう そっと 口ずさむのは 夜明けのメロディー 還(かえ)らぬ季節は もう 忘れてしまえばいい すてきな思い出だけ 大事にしましょう そっと 口ずさむのは 夜明けのメロディー そっと 口ずさむのは 夜明けのメロディー 夜明けのメロディー |
夜明けのメロディーペギー葉山 | ペギー葉山 | 五木寛之 | 弦哲也 | | 朝の光が さしこむ前に 目覚めて 孤独な 時間が過ぎる あの友は あの夢は 今はいずこに 還(かえ)らぬ季節は もう 忘れてしまえばいい すてきな思い出だけ 大事にしましょう そっと 口ずさむのは 夜明けのメロディー 花のいのちは みじかいけれど 重ねた 歳月(としつき) 背中に重い 歓びも 悲しみも みんな人生 愛して 別れて また どこかで逢えればいい ちいさな幸せでも 大事にしましょう そっと 口ずさむのは 夜明けのメロディー 還(かえ)らぬ季節は もう 忘れてしまえばいい すてきな思い出だけ 大事にしましょう そっと 口ずさむのは 夜明けのメロディー そっと 口ずさむのは 夜明けのメロディー 夜明けのメロディー |
この世に人と生まれたからは松原健之 | 松原健之 | 五木寛之 | 佐原一哉 | | 海のいろ 青く こころを染める 赤いデイゴの 花影ゆけば いつの日か花を 咲かせてみたい この世に人と 生まれたからは 花は花 人は人 鳥は鳥 風は風 このいのち ひとすじに 生まれて 咲いて 散るならば 春の風 吹けば こころも揺れる 涙がほろり 思い出ゆらり 真実の愛に出会ってみたい この世に人と 生まれたからは 花は花 人は人 鳥は鳥 風は風 このいのち ひとすじに 生まれて 咲いて 散るならば 花は花 人は人 鳥は鳥 風は風 このいのち ひとすじに 生まれて 咲いて 散るならば 生まれて 咲いて 散るならば |
歌の旅びと松原健之 | 松原健之 | 五木寛之 | 松坂文宏 | 塩入俊哉 | 地図にない町を探して旅にでる なつかしい あの店は いまでもそのまま あるだろうか あの頃は おたがいに若すぎて それが愛だと 気づかないまま 季節(とき)は 流れた あの店の 古い椅子にすわりたい ガラスごしに 海を見ていた きみに また会いたくて おもいでの歌をたずねて旅にでる あの人は あの歌を いまでもおぼえて いるだろうか あの頃は ふたりとも幼くて 明日の夢だけ語りつづけて 朝になってた もう一度 あの歌をうたいたい 笑いながら いつも別れた きみに また会いたくて あの店の 古い椅子にすわりたい ガラスごしに 海を見ていた きみに また会いたくて きみに また会いたくて |
Elegy こころの道松原健之 | 松原健之 | 五木寛之 | ソンコ・マージュ | 塩入俊哉 | 星のない 空の下 どこまでも つづく道 この道は 暗いけど ふるさとに つづく道 あの町の すがたは 生きている こころに あの人の 笑顔も 生きている こころに いつかくる きっとくる もう一度 夜明けが この道を あるこう 明日を信じて 肌をさす 風の中 はるばると つづく道 この道は 寒いけど ふるさとに つづく道 あの町は 遠いけど 生きている こころに あの人は 遠いけど 生きている こころに いつかくる きっとくる もう一度 夜明けが この道を あるこう 明日を信じて |
織江の唄松原健之 | 松原健之 | 五木寛之 | 山崎ハコ | | 遠賀川土手の向こうにボタ山の 三つ並んで見えとらす 信ちゃん 信介しゃん うちはあんたに逢いとうて カラス峠ば 越えて来た そやけん 逢うてくれんね 信介しゃん すぐに田川に帰るけん 織江も大人になりました 月見草いいえそげんな花じゃなか あれはセイタカアワダチソウ 信ちゃん 信介しゃん うちは一人になりました 明日は小倉の夜の蝶 そやけん 抱いてくれんね 信介しゃん どうせ汚れてしまうけん 織江も大人になりました 香春岳 バスの窓から中学の 屋根も涙でぼやけとる 信ちゃん 信介しゃん うちはあんたが好きやった ばってんお金にゃ 勝てんもん そやけん 手紙くれんね 信介しゃん いつかどこかで 逢えるけん 織江も大人になりました |
夜明けのメロディー松原健之 | 松原健之 | 五木寛之 | 弦哲也 | | 朝の光が さしこむ前に 目覚めて 孤独な 時間が過ぎる あの友は あの夢は 今はいずこに 還(かえ)らぬ季節は もう 忘れてしまえばいい すてきな思い出だけ 大事にしましょう そっと 口ずさむのは 夜明けのメロディー 花のいのちは みじかいけれど 重ねた 歳月(としつき) 背中に重い 歓びも 悲しみも みんな人生 愛して 別れて また どこかで逢えればいい ちいさな幸せでも 大事にしましょう そっと 口ずさむのは 夜明けのメロディー 還(かえ)らぬ季節は もう 忘れてしまえばいい すてきな思い出だけ 大事にしましょう そっと 口ずさむのは 夜明けのメロディー そっと 口ずさむのは 夜明けのメロディー 夜明けのメロディー |
愛の水中花畑中葉子 | 畑中葉子 | 五木寛之 | 小松原まさし | 寺岡真三 | これも愛 あれも愛 たぶん愛 きっと愛 だって淋しいものよ 泣けないなんて そっと涙でほほを 濡らしてみたいわ ひとりぼっちの部屋の ベッドの上で ちょっとブルーな恋の 夢を見ている 乾いたこの花に 水をあたえてください 金色のレモンひとつ 胸にしぼってください わたしは愛の水中花 これも愛 あれも愛 たぶん愛 きっと愛 だって悲しいものよ 酔えないなんて そっとあなたの胸に あまえてみたいの そうよ人生なんて ドラマじゃないわ だから今夜はせめて 夢を見たいの 乾いたこの花に 水をあたえてください バラ色のワイングラス 胸にそそいでください わたしは愛の水中花 これも愛 あれも愛 たぶん愛 きっと愛 |
愛の水中花増田惠子 | 増田惠子 | 五木寛之 | 小松原まさし | | これも愛 あれも愛 たぶん愛 きっと愛 だって淋しいものよ 泣けないなんて そっと涙でほほを 濡らしてみたいわ ひとりぼっちの部屋の ベッドの上で ちょっとブルーな恋の 夢を見ている 乾いたこの花に 水をあたえてください 金色のレモンひとつ 胸にしぼってください わたしは愛の水中花 これも愛 あれも愛 たぶん愛 きっと愛 だって悲しいものよ 酔えないなんて そっとあなたの胸に あまえてみたいの そうよ人生なんて ドラマじゃないわ だから今夜はせめて 夢を見たいの 乾いたこの花に 水をあたえてください バラ色のワイングラス 胸にそそいでください わたしは愛の水中花 これも愛 あれも愛 たぶん愛 きっと愛 |
雪明かりの駅松原健之 | 松原健之 | 五木寛之 | 藤澤ノリマサ | 長谷川智樹 | 好きだよと きみの手のひらに 指文字で書いてみる 雪明かりの駅 別れには そっとほほえみながら ありがとう元気でねと 言いたかった きみの選んだ その道と ぼくは違う道を歩く いつかどこかでまた逢える その言葉信じて 想い出は いつもみかん色 ふたりして 夏の海眺めたあの頃 いまは冬 一面の銀世界 わたしなら だいじょうぶと きみはうなずく ぼくは一人で この街に 平凡に生きていくから きみは自由にはばたいて その夢をつかめよ つよく抱きしめて 素直に 愛してると言えないまま いつかどこかでまた逢える その言葉信じて その言葉信じて |
青年は荒野をめざす西寺郷太(NONA REEVES) | 西寺郷太(NONA REEVES) | 五木寛之 | 加藤和彦 | | ひとりで行くんだ 幸せに背を向けて さらば恋人よ なつかしい歌よ 友よ いま 青春の河を越え 青年は 青年は 荒野をめざす もうすぐ夜明けだ 出発の時がきた さらばふるさと 想い出の山よ 河よ いま 朝焼けの丘を越え 青年は 青年は 荒野をめざす みんなで行くんだ 苦しみを分けあって さらば春の日よ ちっぽけな夢よ 明日よ いま 夕焼けの谷を越え 青年は 青年は荒野をめざす ひとりで行くんだ 幸せに背を向けて さらば恋人よ なつかしい歌よ 友よ いま 青春の河を越え 青年は 青年は 荒野をめざす |
ワイパーはまだ直さない小田純平 | 小田純平 | 五木寛之 | 小田純平 | 矢田部正 | あの日は雨だった あなたを送る 空港への道 車のワイパーが 震えてきしむ しぶきにかすむ フロントグラス 降りぎわにキスもせず あなたは言った 「ワイパーを直して」と もっとちがう言葉 欲しかったのに あの日は雨だった あれから半年 ワイパーはまだ直さない きのうも雨だった あなたのいない インターチェンジ 震えるワイパーは 今もそのまま 視界にかすむ ブレーキランプ こころにもワイパーが 必要かもね 思い出をふきとって もっと現実(いま)を 現実(いま)を みつめなければ きのうも雨だった あれから半年 ワイパーはまだ直さない あの日は雨だった あれから半年 ワイパーはまだ直さない |
燃える秋LE VELVETS | LE VELVETS | 五木寛之 | 武満徹 | Takefumi Haketa | 燃える 秋 揺れる 愛のこころ ひとは 出逢い ともに 生きてゆく 燃える 秋 消える 愛の蜃気楼(ミラージュ) ひとは 別れ 遠い 旅に出る Oh, Glowing Autumn and Glowing Love Oh, Glowing Love In my Heart La La Lu... Glowing Love In my Heart 燃える 秋 空は ペルシャンブルー ひとは 夢み 詩は 風に消え 夏は 逝き めぐる 愛の季節 ひとは 信じ 明日を 生きてゆく Oh, Glowing Autumn and Glowing Love Oh, Glowing Love In my Heart, La La Lu... Glowing Love In my Heart Oh, Glowing Autumn and Glowing Love Oh, Glowing Love In my Heart, Glowing Love In my Heart La La La La La La Lu... |
望春譜杉田二郎 | 杉田二郎 | 五木寛之 | 杉田二郎 | 塩入俊哉 | 旅に暮らせば 君恋し 君と睦めば 旅恋し 今日もきのうの くり返し 心さだめる あてもなし 人を思えば 苦しくて 会えば言葉に ならなくて なにも言わずに 手をとりて みつめあうとき うれしくて 遠いふるさと 夢にみる 幼い日々を ふり返る そっとその名を 呼んでみる 春のおとずれ 待っている 春のおとずれ 待っている |
風が吹いてきたら渡辺えり | 渡辺えり | 五木寛之 | 三木たかし | 三枝伸太郎 | 風が吹いてきたら 歩き始めるわ 今は何も言わないで 見ていてちょうだい 風が吹いてきたら 歩き始めるわ だからあなたの胸で 眠らせてちょうだい 私長い間 歩き続けたわ 今はただちょっと 休んでるだけなの あなた私のことを 凄く強い女だと 思ってるでしょうけど 本当は違うのよ だから今夜だけは 何も言わず 抱きしめてちょうだい きっと元気の出る いい笑顔で 歩きだすから 風が吹いてきたら 歩き始めるわ あなたに出会った頃の 自分にかえって 風が吹いてきたら 歩き始めるわ 髪も短くそろえて 少年のように 私息を切らして 走り続けたわ 今はただちょっと 疲れてるだけなの あなた私のことを 凄く強い女だと 思ってるでしょうけど 本当は違うのよ だから今夜だけは 何も言わず 抱きしめてちょうだい きっと元気の出る いい笑顔で 歩きだすから あなた私のことを 凄く強い女だと 思ってるでしょうけど 本当は違うのよ だから今夜だけは 何も言わず 抱きしめてちょうだい きっと元気の出る いい笑顔で 歩きだすから 歩きだすから |
Keep On!谷村新司 | 谷村新司 | 五木寛之 | 谷村新司 | 瀬戸谷芳治 | 希望という名の 夢を追いかけて やっとここまで来たけど 明日(あした)が見えない 今日はきのうの続きじゃないと わかっているけど 心が折れそうに だけど もう一度 歩きはじめよう きみの あの言葉を 思いだしながら Keep On! 自由という名の 未来 憧れて ずっと二人できたけど ときどき孤独に 明日(あした)はきょうの続きじゃないと わかっているけど 心が折れそうに だけど もう一度 歩き続けよう 重ねた歳月(としつき)を 慈(いつく)しみながら Keep On! Keep On! Keep On! Keep On! |
愛の水中花梓夕子 | 梓夕子 | 五木寛之 | 小松原まさし | 斎藤功 | これも愛 あれも愛 たぶん愛 きっと愛 だって淋しいものよ 泣けないなんて そっと涙で頬を 濡らしてみたいわ ひとりぼっちの部屋の ベッドの上で ちょっとブルーな恋の 夢を見ている 乾いたこの花に 水を与えて下さい 金色のレモンひとつ 胸にしぼって下さい わたしは愛の水中花 これも愛 あれも愛 たぶん愛 きっと愛 だって悲しいものよ 酔えないなんて そっとあなたの胸に 甘えてみたいの そうよ人生なんて ドラマじゃないわ だから今夜はせめて 夢を見たいの 乾いたこの花に 水を与えて下さい バラ色のワイングラス 胸にそそいで下さい わたしは愛の水中花 これも愛 あれも愛 たぶん愛 きっと愛 |
織江の唄パク・ジュニョン | パク・ジュニョン | 五木寛之 | 臼井正史 | 伊戸のりお | 遠賀川(おんががわ) 土手の向こうにボタ山の 三つならんで見えとらす 信(しん)ちゃん 信介(しんすけ)しゃん うちはあんたに逢いとうて カラス峠ば越えてきた そやけん 逢うてくれんね 信介しゃん すぐに田川に帰るけん 織(おり)江(え)も おとなになりました 月見草 いいえそげんな花じゃなか あれはセイタカアワダチ草 信ちゃん 信介しゃん うちはひとりになりました あすは小倉の夜の蝶 そやけん 抱いてくれんね 信介しゃん どうせ汚れてしまうけん 織江も おとなになりました 香春(かわら)岳(だけ) バスの窓から中学の 屋根も涙にぼやけとる 信ちゃん 信介しゃん うちはあんたが好きやった ばってん お金にゃ勝てんもん そやけん 手紙くれんね 信介しゃん いつかどこかで逢えるけん 織江も おとなになりました |
東京タワーミッツ・マングローブ | ミッツ・マングローブ | 五木寛之 | 立原岬 | 兼松衆 | 小雨ふる 麻布台から芝公園へ 濡れながら ふたり歩いた 夜の街角 つらいけど これを最後にするしかないと おたがいに 思いながらも 熱い指先 見上げる空に 東京タワー 赤く 赤く 燃えるよ 寒いわたしの心 あたためて 愛の灯りを 東京タワー ビルの陰 愛宕通りを日比谷へむけて うつむいて ひとり歩いた 風の街角 別れても つよく生きると約束したが はじめから それは無理だと予感していた ふりむく空に 東京タワー 高く 高く 輝く つらいわたしの心 なぐさめて 恋の炎を 東京タワー 見上げる空に 東京タワー 赤く 赤く 燃えるよ 寒いわたしの心 あたためて 愛の灯りを 東京タワー 愛の灯りを 東京タワー |
かえしてYOKOHAMAミッツ・マングローブ with 星屑スキャット | ミッツ・マングローブ with 星屑スキャット | 五木寛之 | 石黒ケイ | 兼松衆 | ブルースカイの灯りも レッド・シューズも いまは消えて YOKOHAMA ちょっとさびしい だけどひとりでいても なぜかしあわせ わたし好きよこの街 だって YOKOHAMA 昔のリズムで きざに踊るわ あなたにひっぱられて ハマジル・ステップ かえして YOKOHAMA もいちど YOKOHAMA かえして YOKOHAMA もいちど YOKOHAMA マリンタワーの影も 港夜景も 霧にとけて YOKOHAMA ちょっとさびしい ドライシェリーの苦さが 心にしみて わたし好きよこの店 だって YOKOHAMA 昔のリズムで きざに踊るわ あなたにひっぱられて ハマジル・ステップ かえして YOKOHAMA もいちど YOKOHAMA かえして YOKOHAMA もいちど YOKOHAMA 昔のリズムで きざに踊るわ あなたにひっぱられて ハマジル・ステップ かえして YOKOHAMA もいちど YOKOHAMA かえして YOKOHAMA もいちど YOKOHAMA かえして YOKOHAMA もいちど YOKOHAMA かえして YOKOHAMA もいちど YOKOHAMA |
夜明けのメロディー美川憲一 | 美川憲一 | 五木寛之 | 弦哲也 | | 朝の光が さしこむ前に 目覚めて 孤独な 時間が過ぎる あの友は あの夢は 今はいずこに 還(かえ)らぬ季節は もう 忘れてしまえばいい すてきな思い出だけ 大事にしましょう そっと 口ずさむのは 夜明けのメロディー 花のいのちは みじかいけれど 重ねた 歳月(としつき) 背中に重い 歓びも 悲しみも みんな人生 愛して 別れて また どこかで逢えればいい ちいさな幸せでも 大事にしましょう そっと 口ずさむのは 夜明けのメロディー 還(かえ)らぬ季節は もう 忘れてしまえばいい すてきな思い出だけ 大事にしましょう そっと 口ずさむのは 夜明けのメロディー そっと 口ずさむのは 夜明けのメロディー 夜明けのメロディー |
愛の水中花丘みどり | 丘みどり | 五木寛之 | 小松原まさし | 土持城夫 | これも愛 あれも愛 たぶん愛 きっと愛 だって淋(さび)しいものよ 泣けないなんて そっと涙で頬(ほほ)を 濡(ぬ)らしてみたいわ ひとりぼっちの部屋の ベッドの上で ちょっとブルーな恋の 夢を見ている 乾(かわ)いたこの花に 水を与えて下さい 金色のレモンひとつ 胸にしぼって下さい わたしは愛の水中花 これも愛 あれも愛 たぶん愛 きっと愛 だって悲しいものよ 酔(よ)えないなんて そっとあなたの胸に 甘えてみたいの そうよ人生なんて ドラマじゃないわ だから今夜はせめて 夢を見たいの 乾いたこの花に 水を与えて下さい バラ色のワイングラス 胸にそそいで下さい わたしは愛の水中花 これも愛 あれも愛 たぶん愛 きっと愛 |
もし翼があったなら由紀さおり | 由紀さおり | 五木寛之 | 羽毛田丈史 | 坂本昌之 | もし 孤独を感じたら もし こころが乾いたら 旅に出よう あてもなく 今すぐに 地図にない 遠い国 はるばると この世界の どこかにある やさしさに 真実に 出会ってみたくて この世界に きっときっといる 友達に 恋人に めぐりあう そのために もし 空が飛べたなら もし 翼があったなら 飛んでいこう どこまでも 今すぐに 永遠の 故郷を 探すため この世界の どこかにある やさしさに 真実に 出会ってみたくて この世界に きっときっといる 友達に 恋人に めぐりあう そのために この世界の どこかにある やさしさに 真実に 出会ってみたくて この世界に きっときっといる 友達に 恋人に めぐりあう そのために |
こころの旅 with ボニージャックスベイビーブー | ベイビーブー | 五木寛之 | 樋口了一 | 川口大輔 | 春の風吹けば こころも揺れる 七堂伽藍 訪ねてひとり 真実の愛に めぐり会いたい 永遠の時を感じてみたい あの石段をのぼった先に どんな世界が見えるでしょうか 木枯らしの中を 今日までずっと 歩き続けて 生きてきたけど 色あせぬ夢に 出会ってみたい 新しい道を探してみたい この回廊をめぐった後に どんな光が見えるでしょうか 静けさの中に 両手を合わせ 声なき声に 耳をすませて 暖かい涙 流してみたい 本当の自分を見つけてみたい そのひと時を過ごした後に どんな明日が見えるでしょうか |
きのう きょう あす三浦和人 | 三浦和人 | 五木寛之 | 新井満 | 渡辺俊幸 | その手のぬくもりが 忘れられない あのときのほほえみは いまも心に ふりむけば 幾年月 歩き続けて きょうまで 足あとは消えても 思い出はのこる 過ぎ去りし日々に ありがとう この道を 歩いて よかった もう一度 もう一度 自分に ありがとう 冷たい北風に 震えたことも 人の世のきびしさを うらんだことも 迷いつつ 幾年月 友の励まし 信じて 涙をかみしめ 唇に歌を 過ぎ去りし日々に ありがとう この道を 歩いて よかった もう一度 もう一度 自分に ありがとう 自分に ありがとう |
内灘愁歌松原健之 | 松原健之 | 五木寛之 | 佐原一哉 | 鈴木豪 | はるばると続く アカシアの丘に 海鳴りの 海鳴りの 音 とうとうと響く あの夏の思い出を 訪ねてひとり 白い砂丘をゆけば 光る日本海 友はどこに 歌はどこに 歳月(とき)はいま 流れて 燃える思い 熱い心 よみがえれ この胸に 内灘の海よ ひゅうひゅうと歌う 潮風の浜に 面影は 面影は ただ ゆらゆらと揺れる あの頃は若すぎて 許す優しさも 愛も忘れてひとり 明日(あす)をみつめてた きみはどこに 夢はどこに 歳月(とき)はいま 流れて 燃える思い 熱い心 よみがえれ この胸に 内灘の海よ 友はどこに 歌はどこに 歳月(とき)はいま 流れて 燃える思い 熱い心 よみがえれ この胸に 内灘の海よ |