松山しぐれ途切れた恋を ひとひらの 雲に乗せてく ひとり旅 お城山から 見下ろす町は 遠く涙で にじみます 生きてゆくのは 淋しくて いつか濡れゆく 松山しぐれ こころは澄みて 身は病みて 庭の鶏頭 みつめてる 子規のやさしい あのまなざしが 胸に沁みます きしみます 遠いあの人 想うたび まぶた濡れゆく 松山しぐれ 緑に染まる かなしみは 桜三里か つづら川 蝉の鳴き声 静かになれば やがて峠に にわか雨 まるでかなわぬ 恋のように 胸も濡れゆく 松山しぐれ | 城之内早苗 | 喜多條忠 | 弦哲也 | 前田俊明 | 途切れた恋を ひとひらの 雲に乗せてく ひとり旅 お城山から 見下ろす町は 遠く涙で にじみます 生きてゆくのは 淋しくて いつか濡れゆく 松山しぐれ こころは澄みて 身は病みて 庭の鶏頭 みつめてる 子規のやさしい あのまなざしが 胸に沁みます きしみます 遠いあの人 想うたび まぶた濡れゆく 松山しぐれ 緑に染まる かなしみは 桜三里か つづら川 蝉の鳴き声 静かになれば やがて峠に にわか雨 まるでかなわぬ 恋のように 胸も濡れゆく 松山しぐれ |
愛燦燦雨 潸々(さんさん)と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散々(さんざん)と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦々(さんさん)と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね | 城之内早苗 | 小椋佳 | 小椋佳 | | 雨 潸々(さんさん)と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散々(さんざん)と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦々(さんさん)と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね |
京のにわか雨雨だれが ひとつぶ頬(ほほ)に 見上げれば お寺の屋根や 細い道ぬらして にわか雨がふる 私には傘もない 抱きよせる人もない ひとりぼっち 泣きながら さがす京都の町に あの人の面影(おもかげ) 誰もいない心に にわか雨がふる 日が暮れて カラスが帰る 人はみな 家路を急ぐ 河岸(かわぎし)をぬらして にわか雨がふる 雨の日も鐘(かね)は鳴る むせぶよに鐘は鳴る 指を折って かぞえながら 祈る京都の町に あの人のしあわせ 愛をさがす心に にわか雨がふる | 城之内早苗 | なかにし礼 | 平尾昌晃 | | 雨だれが ひとつぶ頬(ほほ)に 見上げれば お寺の屋根や 細い道ぬらして にわか雨がふる 私には傘もない 抱きよせる人もない ひとりぼっち 泣きながら さがす京都の町に あの人の面影(おもかげ) 誰もいない心に にわか雨がふる 日が暮れて カラスが帰る 人はみな 家路を急ぐ 河岸(かわぎし)をぬらして にわか雨がふる 雨の日も鐘(かね)は鳴る むせぶよに鐘は鳴る 指を折って かぞえながら 祈る京都の町に あの人のしあわせ 愛をさがす心に にわか雨がふる |
手紙死んでもあなたと 暮らしていたいと 今日までつとめた この私(わたし)だけど 二人で育てた 小鳥をにがし 二人で書いた この絵燃やしましょう 何が悪いのか 今もわからない だれのせいなのか 今もわからない 涙で綴(つづ)りかけた お別れの手紙 出来るものならば 許されるのなら もう一度生まれて やり直したい 二人で飾った レースをはずし 二人で開けた 窓に鍵をかけ 明日(あした)の私を 気づかうことより あなたの未来を 見つめてほしいの 涙で綴り終えた お別れの手紙 涙で綴り終えた お別れの手紙 | 城之内早苗 | なかにし礼 | 川口真 | | 死んでもあなたと 暮らしていたいと 今日までつとめた この私(わたし)だけど 二人で育てた 小鳥をにがし 二人で書いた この絵燃やしましょう 何が悪いのか 今もわからない だれのせいなのか 今もわからない 涙で綴(つづ)りかけた お別れの手紙 出来るものならば 許されるのなら もう一度生まれて やり直したい 二人で飾った レースをはずし 二人で開けた 窓に鍵をかけ 明日(あした)の私を 気づかうことより あなたの未来を 見つめてほしいの 涙で綴り終えた お別れの手紙 涙で綴り終えた お別れの手紙 |
佐渡炎歌これだけ男と 女がいてさ なんであの人 知り合うた 佐渡の北端(きたはし) 願(ねがい)の宿(やど)は 風と波とが 涙にまじって眠られぬ 捨てられて 忘れられても あの人を 忘れられない 忘れられない おんなです 出逢いがあるなら いつかはきっと つらい別れに 出逢います 小木(おぎ)の港か 宿根木(しゅくねぎ)あたり 空に横たふ 涙でゆがんだ天の川 好きだから 忘れられても 忘れない たった一度の たった一度の 恋でした 捨てられて 忘れられても あの人を 忘れられない 忘れられない おんなです | 城之内早苗 | 喜多條忠 | 弦哲也 | 竜崎孝路 | これだけ男と 女がいてさ なんであの人 知り合うた 佐渡の北端(きたはし) 願(ねがい)の宿(やど)は 風と波とが 涙にまじって眠られぬ 捨てられて 忘れられても あの人を 忘れられない 忘れられない おんなです 出逢いがあるなら いつかはきっと つらい別れに 出逢います 小木(おぎ)の港か 宿根木(しゅくねぎ)あたり 空に横たふ 涙でゆがんだ天の川 好きだから 忘れられても 忘れない たった一度の たった一度の 恋でした 捨てられて 忘れられても あの人を 忘れられない 忘れられない おんなです |
朝霧みなと額あじさいの 咲く路地を 抜ければ海辺の 朝霧みなと 舟が出てゆく あの人の 想い出乗せて カモメを連れて 泣かぬと決めた 決めたはずなのに 行き交うひとの お早うに 笑顔でこたえる 朝霧みなと 生きてゆくには あの人を こころの隅に 置いてちゃ駄目ね 忘れて生きる 生きるはずだから 魚(さかな)市場の にぎわいが 淋しさつのらす 朝霧みなと 未練なんかじゃ ないけれど あの人きっと いい人だった あたしにだけは いつもやさしくて | 城之内早苗 | 喜多條忠 | 弦哲也 | 前田俊明 | 額あじさいの 咲く路地を 抜ければ海辺の 朝霧みなと 舟が出てゆく あの人の 想い出乗せて カモメを連れて 泣かぬと決めた 決めたはずなのに 行き交うひとの お早うに 笑顔でこたえる 朝霧みなと 生きてゆくには あの人を こころの隅に 置いてちゃ駄目ね 忘れて生きる 生きるはずだから 魚(さかな)市場の にぎわいが 淋しさつのらす 朝霧みなと 未練なんかじゃ ないけれど あの人きっと いい人だった あたしにだけは いつもやさしくて |
ランタンまつりギヤマン・レッドの 夕焼けが 長崎みなとに 沈むころ ランタンまつりの 灯(ひ)がともる いつしかはぐれた 倖せあかり 今年もひとりの 冬がゆく 石の畳に 降る雨は あの日の涙も 消してゆく ランタンまつりの 蛇(じゃ)踊りは ドラの音(ね)ばかりが こころを叩く わたしが悪いと 責めるよに 夢のつづきを 見たような 光と闇との 錦織り ランタンまつりの 夜が更ける あなたによく似た 他人の空似 ひとりの長崎 せつな街 | 城之内早苗 | 喜多條忠 | 弦哲也 | 南郷達也 | ギヤマン・レッドの 夕焼けが 長崎みなとに 沈むころ ランタンまつりの 灯(ひ)がともる いつしかはぐれた 倖せあかり 今年もひとりの 冬がゆく 石の畳に 降る雨は あの日の涙も 消してゆく ランタンまつりの 蛇(じゃ)踊りは ドラの音(ね)ばかりが こころを叩く わたしが悪いと 責めるよに 夢のつづきを 見たような 光と闇との 錦織り ランタンまつりの 夜が更ける あなたによく似た 他人の空似 ひとりの長崎 せつな街 |
白鷺の宿涙 紅筆 手鏡 素顔 化粧 ほつれ毛 背中の黒子(ほくろ) みんなあなたに 見せました 抱いて下さい 折れるほど 明日はいらない あなたが欲しい 白い 白い 湯煙 白鷺の宿 満ちる 滴(したた)る 溢れる 想い 泣けぬ 蛍が その身を焦がす 迷い道でも 奈落でも ついてゆきます 堕ちてゆく 愛の旅路の 行きつく先は 月が 月が 見ている 白鷺の宿 夢や 幸せ やすらぎすらも いつか 忘れた あきらめました みんなあなたと 引き換えた 絡む小指の 赤い糸 見えていますか あなたの眼にも 命 命 燃えます 白鷺の宿 | 城之内早苗 | 喜多條忠 | 弦哲也 | 南郷達也 | 涙 紅筆 手鏡 素顔 化粧 ほつれ毛 背中の黒子(ほくろ) みんなあなたに 見せました 抱いて下さい 折れるほど 明日はいらない あなたが欲しい 白い 白い 湯煙 白鷺の宿 満ちる 滴(したた)る 溢れる 想い 泣けぬ 蛍が その身を焦がす 迷い道でも 奈落でも ついてゆきます 堕ちてゆく 愛の旅路の 行きつく先は 月が 月が 見ている 白鷺の宿 夢や 幸せ やすらぎすらも いつか 忘れた あきらめました みんなあなたと 引き換えた 絡む小指の 赤い糸 見えていますか あなたの眼にも 命 命 燃えます 白鷺の宿 |
砂のしゃぼん玉あなたの愛の深さ 疑うことも知らずに 暮らした月日が今は 砂のようにこぼれる ひとつの嘘を許して 心を開いていたなら いつかは笑い合えて 歩いていたかもしれない この部屋のぬくもりと あなたのその匂い 想い出に鍵をかけ 残してゆくけど ありがとう こんな私に ……愛をありがとう 子供のままでいてね 誰かを好きになっても わたしのことは何にも 心配などしないで 煙草とお酒それだけ 最後の約束守って あなたを嫌いならば こんなに自分を責めない この街の空の下 あなたがいつの日か 想い出のシャボン玉 飛ばしてくれても ありがとう こんな私に ……愛をありがとう この部屋のぬくもりと あなたのその匂い 想い出に鍵をかけ 残してゆくけど ありがとう こんな私に ……愛をありがとう | 城之内早苗 | 荒木とよひさ | 三木たかし | 矢野立美 | あなたの愛の深さ 疑うことも知らずに 暮らした月日が今は 砂のようにこぼれる ひとつの嘘を許して 心を開いていたなら いつかは笑い合えて 歩いていたかもしれない この部屋のぬくもりと あなたのその匂い 想い出に鍵をかけ 残してゆくけど ありがとう こんな私に ……愛をありがとう 子供のままでいてね 誰かを好きになっても わたしのことは何にも 心配などしないで 煙草とお酒それだけ 最後の約束守って あなたを嫌いならば こんなに自分を責めない この街の空の下 あなたがいつの日か 想い出のシャボン玉 飛ばしてくれても ありがとう こんな私に ……愛をありがとう この部屋のぬくもりと あなたのその匂い 想い出に鍵をかけ 残してゆくけど ありがとう こんな私に ……愛をありがとう |
空港物語雨に煙った 夜の空港 傷つく心を 膝に抱えて もしもあなたが 隣にいたら 悲しい旅には ならないでしょう 北の夜空へ飛び発つ 最終便で 明日は見知らぬ都会(まち)に 佇むけれども あなたもう一度 わたしのそばへ 涙がこんなに 止まらないから GATE(ゲート)が開き 乗客(ひと)の流れに 何度も振り向き あなたを探す もしもわたしを 呼び止める声 聞こえてきたなら 引き返すのに 北の夜空へ飛び発つ 夜間飛行は 想い出残した巴里(まち)を 見捨てるけれども あなたちぎれる わたしの胸が 涙がこんなに 止まらないから 北の夜空へ飛び発つ 最終便で 明日は見知らぬ都会(まち)に 佇むけれども あなたもう一度 わたしのそばへ 涙がこんなに 止まらないから あなたちぎれる わたしの胸が 涙がこんなに 止まらないから | 城之内早苗 | 荒木とよひさ | 三木たかし | 矢野立美 | 雨に煙った 夜の空港 傷つく心を 膝に抱えて もしもあなたが 隣にいたら 悲しい旅には ならないでしょう 北の夜空へ飛び発つ 最終便で 明日は見知らぬ都会(まち)に 佇むけれども あなたもう一度 わたしのそばへ 涙がこんなに 止まらないから GATE(ゲート)が開き 乗客(ひと)の流れに 何度も振り向き あなたを探す もしもわたしを 呼び止める声 聞こえてきたなら 引き返すのに 北の夜空へ飛び発つ 夜間飛行は 想い出残した巴里(まち)を 見捨てるけれども あなたちぎれる わたしの胸が 涙がこんなに 止まらないから 北の夜空へ飛び発つ 最終便で 明日は見知らぬ都会(まち)に 佇むけれども あなたもう一度 わたしのそばへ 涙がこんなに 止まらないから あなたちぎれる わたしの胸が 涙がこんなに 止まらないから |
七つ橋渡り無言で渡り 願い事 七つの橋を 振り向かず… 常盤橋(ときわばし)から 不器用なりの 背を押す瀬音は 浅野川 生きがいずっと あなただけ 離ればなれを 耐えてます 古都に伝わる 習わしで 逢える日祈る 七つ橋渡り 届いた手紙 いとおしく 加賀友禅の 胸元に… 待たせ続けて すまないなんて 気遣う綴りに ほろほろと いいのよ夢を 追う人に 惚れた覚悟は しています あなた支えて 暮らす日が 川面に浮かぶ 七つ橋渡り 昌永橋(しょうえいばし)を 七つ目に せめて連れ添う おぼろ月 きっとふたりで 幸せの お礼に来ます 七つ橋渡り | 城之内早苗 | 小宮正人 | 南部直登 | 前田俊明 | 無言で渡り 願い事 七つの橋を 振り向かず… 常盤橋(ときわばし)から 不器用なりの 背を押す瀬音は 浅野川 生きがいずっと あなただけ 離ればなれを 耐えてます 古都に伝わる 習わしで 逢える日祈る 七つ橋渡り 届いた手紙 いとおしく 加賀友禅の 胸元に… 待たせ続けて すまないなんて 気遣う綴りに ほろほろと いいのよ夢を 追う人に 惚れた覚悟は しています あなた支えて 暮らす日が 川面に浮かぶ 七つ橋渡り 昌永橋(しょうえいばし)を 七つ目に せめて連れ添う おぼろ月 きっとふたりで 幸せの お礼に来ます 七つ橋渡り |
おちょこ鶴お箸の袋を ちぎって折って 小さな鶴を こしらえました あなたの席の おちょこに添えて 早く来てねと おまじない わたしみたいな おちょこ鶴 あなたまだかと 待ってます おこったみたいに 無愛想だけど 照れてるせいと わかっているの ふたりの時は 優しくなって じんと温もり くれるひと あなた恋しい おちょこ鶴 酒の汀(みぎわ)で 待ってます あなたのお好きな おでんと煮込み 急いで来なきゃ 冷めちゃいますよ はにかむ笑顔 見られるならば 冬の寒さも 耐えられる ちびりちびりと おちょこ鶴 春を夢見て 待ってます | 城之内早苗 | 内田りま | みちあゆむ | 前田俊明 | お箸の袋を ちぎって折って 小さな鶴を こしらえました あなたの席の おちょこに添えて 早く来てねと おまじない わたしみたいな おちょこ鶴 あなたまだかと 待ってます おこったみたいに 無愛想だけど 照れてるせいと わかっているの ふたりの時は 優しくなって じんと温もり くれるひと あなた恋しい おちょこ鶴 酒の汀(みぎわ)で 待ってます あなたのお好きな おでんと煮込み 急いで来なきゃ 冷めちゃいますよ はにかむ笑顔 見られるならば 冬の寒さも 耐えられる ちびりちびりと おちょこ鶴 春を夢見て 待ってます |
気がつけばいつでも夕陽気がつけば いつでも夕陽 出逢いの数だけ 別れがあると 知ってはいるのに 淋しいですね 渚の足跡 夕波千鳥 淋しくないか 泣きたくないか 気がつけば いつでも夕陽 海辺のお店の 苦めのコーヒー ふたりの暮らしの 残り香のよう 金色小道が 夕陽に続く 渡ってゆこか もうひとりきり 気がつけば いつでも夕陽 悲しみ数えりゃ この手じゃ足りぬ 幸せ数えりゃ この手に余る 岬の灯台 もうすぐ灯る つらくはないか この長い夜 | 城之内早苗 | 喜多條忠 | 岡千秋 | 蔦将包 | 気がつけば いつでも夕陽 出逢いの数だけ 別れがあると 知ってはいるのに 淋しいですね 渚の足跡 夕波千鳥 淋しくないか 泣きたくないか 気がつけば いつでも夕陽 海辺のお店の 苦めのコーヒー ふたりの暮らしの 残り香のよう 金色小道が 夕陽に続く 渡ってゆこか もうひとりきり 気がつけば いつでも夕陽 悲しみ数えりゃ この手じゃ足りぬ 幸せ数えりゃ この手に余る 岬の灯台 もうすぐ灯る つらくはないか この長い夜 |
豆桜富士のふもとに 咲く花は うす紅化粧の 豆桜 富士がきれいに 見られるように 背丈かがめた 富士桜 わたしあなたの腕の中 あなたの夢を じゃませぬように ちょっとかがんで ついてゆく 白い湯煙 見上げてる 箱根桜も 豆桜 谷の深さも 苦労の山も 覚悟承知の 恋だから わたしあなたの腕の中 二人の夢を 叶えるまでは 耐えて咲きます 豆桜 わたしあなたの腕の中 あなたの夢を じゃませぬように ちょっとかがんで ついてゆく | 城之内早苗 | 喜多條忠 | 岡千秋 | 蔦将包 | 富士のふもとに 咲く花は うす紅化粧の 豆桜 富士がきれいに 見られるように 背丈かがめた 富士桜 わたしあなたの腕の中 あなたの夢を じゃませぬように ちょっとかがんで ついてゆく 白い湯煙 見上げてる 箱根桜も 豆桜 谷の深さも 苦労の山も 覚悟承知の 恋だから わたしあなたの腕の中 二人の夢を 叶えるまでは 耐えて咲きます 豆桜 わたしあなたの腕の中 あなたの夢を じゃませぬように ちょっとかがんで ついてゆく |
おはぐろとんぼやせて やせて やせて人恋う あゝ おはぐろとんぼ すがる竿すら みつからぬ 旅の空には 浮浪雲 明日はどこの 夕まぐれ 風を 風を 風を見上げる あゝ おはぐろとんぼ 冬を手招く 枯れすすき 男(ひと)と別れた 哀しみも 平気の平左 装って 泣いて 泣いて 泣いて忘れた あゝ おはぐろとんぼ いまはあのひと どこの町 羽の涙が かわくまで 朝まで遊ぼ 星夜空 | 城之内早苗 | 喜多條忠 | 岡千秋 | 蔦将包 | やせて やせて やせて人恋う あゝ おはぐろとんぼ すがる竿すら みつからぬ 旅の空には 浮浪雲 明日はどこの 夕まぐれ 風を 風を 風を見上げる あゝ おはぐろとんぼ 冬を手招く 枯れすすき 男(ひと)と別れた 哀しみも 平気の平左 装って 泣いて 泣いて 泣いて忘れた あゝ おはぐろとんぼ いまはあのひと どこの町 羽の涙が かわくまで 朝まで遊ぼ 星夜空 |
酔月夜港の酒場で ほどよく呑んで 耳朶(みみたぶ)赤いと つままれたまま 夜の桟橋 月を見る 今夜は満月 酔月夜 泣きたくなるほど あなたが好きよ 涙見せずに 泣いてます 嘘でもいいから 抱きしめていて この世の恋なら この世で燃やす それがおとなの おんなでしょ お酒のちからを 借りてでも 帰しはしません 帰せはしない もっと呑ませて 酔月夜 手枕かわして 一夜の契り 行く末野ざらし 覚悟の恋と 一糸まとわず 月を見る ほんのり酔い肌 酔月夜 死にたくなるほど あなたが好きよ ふたり愚かな 秋蛍 | 城之内早苗 | 喜多條忠 | 岡千秋 | 蔦将包 | 港の酒場で ほどよく呑んで 耳朶(みみたぶ)赤いと つままれたまま 夜の桟橋 月を見る 今夜は満月 酔月夜 泣きたくなるほど あなたが好きよ 涙見せずに 泣いてます 嘘でもいいから 抱きしめていて この世の恋なら この世で燃やす それがおとなの おんなでしょ お酒のちからを 借りてでも 帰しはしません 帰せはしない もっと呑ませて 酔月夜 手枕かわして 一夜の契り 行く末野ざらし 覚悟の恋と 一糸まとわず 月を見る ほんのり酔い肌 酔月夜 死にたくなるほど あなたが好きよ ふたり愚かな 秋蛍 |
なみだ月洗い髪さえ 淋しげに きしむ隠れ湯 旅の宿 来ないあなたと 知りながら 待てば夜明けが遠すぎる 叶うはずない 片恋を 泣いているよな 宵の月 宿の浴衣に 着替えても ひとり哀しい 薄化粧 夢を見たのが 悪いのと 責めて吹くのか 夜の風 ふれてもらえぬ この胸の 恋を眠らす 窓の月 飲めば飲むほど 涙へと かわるお酒のきりのなさ 呼べど届かぬ この想い 抱いて私は 生きて行く 夜空(そら)にたどった 面影に うるむおぼろな 名残り月(つき) | 城之内早苗 | かず翼 | 徳久広司 | 蔦将包 | 洗い髪さえ 淋しげに きしむ隠れ湯 旅の宿 来ないあなたと 知りながら 待てば夜明けが遠すぎる 叶うはずない 片恋を 泣いているよな 宵の月 宿の浴衣に 着替えても ひとり哀しい 薄化粧 夢を見たのが 悪いのと 責めて吹くのか 夜の風 ふれてもらえぬ この胸の 恋を眠らす 窓の月 飲めば飲むほど 涙へと かわるお酒のきりのなさ 呼べど届かぬ この想い 抱いて私は 生きて行く 夜空(そら)にたどった 面影に うるむおぼろな 名残り月(つき) |
よりそい蛍何も望まぬ 恋だけど あなたと二人で 生きたいの どんな過去(むかし)が あってもいいの 今の生き様 信じています 私よりそい よりそい蛍 小さな灯りを 抱きしめて 暗い闇夜に 灯を点し あなたの足元 照らしたい 迷い道でも 幸せひとつ いのち懸けます 尽くしてみせる 私よりそい よりそい蛍 短い命を 燃やしたい 明日がどんなに 遠くても あなたの支えに なりたいの 意地と我慢で 育てた夢に いつかきれいな 花咲く日まで 私よりそい よりそい蛍 情けの灯りを 消さないで | 城之内早苗 | かず翼 | 徳久広司 | 蔦将包 | 何も望まぬ 恋だけど あなたと二人で 生きたいの どんな過去(むかし)が あってもいいの 今の生き様 信じています 私よりそい よりそい蛍 小さな灯りを 抱きしめて 暗い闇夜に 灯を点し あなたの足元 照らしたい 迷い道でも 幸せひとつ いのち懸けます 尽くしてみせる 私よりそい よりそい蛍 短い命を 燃やしたい 明日がどんなに 遠くても あなたの支えに なりたいの 意地と我慢で 育てた夢に いつかきれいな 花咲く日まで 私よりそい よりそい蛍 情けの灯りを 消さないで |
夕暮れ迷子風もないのに 散る花びらは 切ない女の 溜め息でしょか 別れ芝居の 筋書きは いつも男が 悪者で ほおずき噛んだら 心が寒い… 月も雲間の 夕暮れ迷子 男次第ね 幸せなんて やっぱり淋しい ひとりはつらい 別れ言葉を 私から ずるいあなたに 言わされて それでも私が フラれたなんて… 未練うずまく 夕暮れ迷子 もっといい人 探してみせる つぶやく台詞も 届きはしない 別れ芝居の 幕切れは 涙見せたら 野暮になる ぼんぼり揺れてる お祭り小路 あなた逃げてく 夕暮れ迷子 | 城之内早苗 | かず翼 | 桧原さとし | 若草恵 | 風もないのに 散る花びらは 切ない女の 溜め息でしょか 別れ芝居の 筋書きは いつも男が 悪者で ほおずき噛んだら 心が寒い… 月も雲間の 夕暮れ迷子 男次第ね 幸せなんて やっぱり淋しい ひとりはつらい 別れ言葉を 私から ずるいあなたに 言わされて それでも私が フラれたなんて… 未練うずまく 夕暮れ迷子 もっといい人 探してみせる つぶやく台詞も 届きはしない 別れ芝居の 幕切れは 涙見せたら 野暮になる ぼんぼり揺れてる お祭り小路 あなた逃げてく 夕暮れ迷子 |
恋待ち夜雨雨が止みそで 止まない日暮れ まるで未練の 女雨 お酒人肌 温めて たかが男と 飲んではみても 駄目ね 駄目ね…… あなたが欲しい 胸にそぼ降る 恋待ち夜雨 あんないい人 ほかにはいない なんで別れた あきらめた 素肌襟足 すきま風 早く戻って も一度抱いて 馬鹿ね 馬鹿ね…… いまさら泣いて 雨と添い寝の 恋待ち夜雨 ちょいと晴れ間の 忘れたふりも すぐに崩れる 女雨 淋しがり屋の あの人は きっと誰かと 暮らしているの 嫌よ 嫌よ…… わたしのあなた 夢も濡れます 恋待ち夜雨 | 城之内早苗 | 石原信一 | 聖川湧 | 蔦将包 | 雨が止みそで 止まない日暮れ まるで未練の 女雨 お酒人肌 温めて たかが男と 飲んではみても 駄目ね 駄目ね…… あなたが欲しい 胸にそぼ降る 恋待ち夜雨 あんないい人 ほかにはいない なんで別れた あきらめた 素肌襟足 すきま風 早く戻って も一度抱いて 馬鹿ね 馬鹿ね…… いまさら泣いて 雨と添い寝の 恋待ち夜雨 ちょいと晴れ間の 忘れたふりも すぐに崩れる 女雨 淋しがり屋の あの人は きっと誰かと 暮らしているの 嫌よ 嫌よ…… わたしのあなた 夢も濡れます 恋待ち夜雨 |
夏泊恋歌車降りれば 風の群れ あなた追いかけ 夏泊 何も告げずに 去ることが あなた 選んだ愛ですか たとえ 愚かと言われても 愛しぬきたい 愛しぬきたいわたしです 照れるあなたに寄り添って あの日見上げた 冬の月 酔って気ままに くちずさむ あれは 津軽の唄ですね あなた 忘れるぐらいなら すべて忘れて すべて忘れてしまいたい いつかおまえに 見せたいと あなた言ってた この景色 あたり一面 藪椿 海をみつめて 咲いてます あなた も一度抱きしめて ここで幸せ ここで幸せみつけたい | 城之内早苗 | 冬弓ちひろ | 蔦将包 | 蔦将包 | 車降りれば 風の群れ あなた追いかけ 夏泊 何も告げずに 去ることが あなた 選んだ愛ですか たとえ 愚かと言われても 愛しぬきたい 愛しぬきたいわたしです 照れるあなたに寄り添って あの日見上げた 冬の月 酔って気ままに くちずさむ あれは 津軽の唄ですね あなた 忘れるぐらいなら すべて忘れて すべて忘れてしまいたい いつかおまえに 見せたいと あなた言ってた この景色 あたり一面 藪椿 海をみつめて 咲いてます あなた も一度抱きしめて ここで幸せ ここで幸せみつけたい |
冬隣あなたの真似して お湯割りの 焼酎のんでは むせてます つよくもないのに やめろよと 叱りにおいでよ 来れるなら 地球の夜更けは 淋しいよ そこからわたしが 見えますか この世にわたしを 置いてった あなたを怨んで 呑んでます 写真のあなたは わかいまま きれいな笑顔が にくらしい あれからわたしは 冬隣り 微笑むことさえ 忘れそう 地球の夜更けは せつないよ そこからわたしが 見えますか 見えたら今すぐ すぐにでも わたしを迎えに きてほしい 地球の夜更けは 淋しいよ そこからわたしが 見えますか この世にわたしを 置いてった あなたを怨んで 呑んでます | 城之内早苗 | 吉田旺 | 杉本眞人 | DCO | あなたの真似して お湯割りの 焼酎のんでは むせてます つよくもないのに やめろよと 叱りにおいでよ 来れるなら 地球の夜更けは 淋しいよ そこからわたしが 見えますか この世にわたしを 置いてった あなたを怨んで 呑んでます 写真のあなたは わかいまま きれいな笑顔が にくらしい あれからわたしは 冬隣り 微笑むことさえ 忘れそう 地球の夜更けは せつないよ そこからわたしが 見えますか 見えたら今すぐ すぐにでも わたしを迎えに きてほしい 地球の夜更けは 淋しいよ そこからわたしが 見えますか この世にわたしを 置いてった あなたを怨んで 呑んでます |
浮草ぐらし明日のことさえ わかりはしない 他にいいやつ 見つけなと言う しあわせに ああ なれなくたって ついてゆきます ねぇ あなた 明日の苦労が見えたって ついてゆく 無駄にするなよ 二度ない青春を 浮草ぐらしと ふと目が笑う しあわせに ああ なれなくたって そっと咲きます ねぇ あなた そばにあなたが いればいい いればいい 肩にすがれば よせよと照れる そんなあなたの 横顔が好き しあわせに ああ なれなくたって ついてゆきます ねぇ あなた あなたのために 生きたいの 生きてゆく | 城之内早苗 | 吉岡治 | 市川昭介 | DCO | 明日のことさえ わかりはしない 他にいいやつ 見つけなと言う しあわせに ああ なれなくたって ついてゆきます ねぇ あなた 明日の苦労が見えたって ついてゆく 無駄にするなよ 二度ない青春を 浮草ぐらしと ふと目が笑う しあわせに ああ なれなくたって そっと咲きます ねぇ あなた そばにあなたが いればいい いればいい 肩にすがれば よせよと照れる そんなあなたの 横顔が好き しあわせに ああ なれなくたって ついてゆきます ねぇ あなた あなたのために 生きたいの 生きてゆく |
愛のさざなみこの世に神様が 本当にいるなら あなたに抱かれて 私は死にたい ああ湖に 小舟がただひとつ やさしく やさしく くちづけしてね くり返す くり返す さざ波のように あなたが私を きらいになったら 静かに静かに いなくなってほしい ああ湖に 小舟がただひとつ 別れを思うと 涙があふれる くり返す くり返す さざ波のように どんなに遠くに 離れていたって あなたのふるさとは 私ひとりなの ああ湖に 小舟がただひとつ いつでも いつでも 思い出してね くり返す くり返す さざ波のように さざ波のように | 城之内早苗 | なかにし礼 | 浜口庫之助 | DCO | この世に神様が 本当にいるなら あなたに抱かれて 私は死にたい ああ湖に 小舟がただひとつ やさしく やさしく くちづけしてね くり返す くり返す さざ波のように あなたが私を きらいになったら 静かに静かに いなくなってほしい ああ湖に 小舟がただひとつ 別れを思うと 涙があふれる くり返す くり返す さざ波のように どんなに遠くに 離れていたって あなたのふるさとは 私ひとりなの ああ湖に 小舟がただひとつ いつでも いつでも 思い出してね くり返す くり返す さざ波のように さざ波のように |
小樽秋冬歩いてください 私の隣 生きてゆくのが 不器用だから 約束なんていりません 一生そばにいるだけで 小樽秋冬 逢えてよかった 月が運河に 揺れている 小樽秋冬 点るガス灯 あなたが私の最後のコイビト いつもと変わらぬ 街並みなのに 何故か不思議ね 変わって見える 淋しさだけが トモダチで 暮らしてきたわ 昨日まで 小樽秋冬 ジャズが鳴いてる 枯れたピアノが 沁みてくる 小樽秋冬 何もいらない あなたの他には なんにもいらない 小樽秋冬 逢えてよかった 月が運河に 揺れている 小樽秋冬 点るガス灯 あなたが私の最後のコイビト | 城之内早苗 | たきのえいじ | 木村竜蔵 | 若草恵 | 歩いてください 私の隣 生きてゆくのが 不器用だから 約束なんていりません 一生そばにいるだけで 小樽秋冬 逢えてよかった 月が運河に 揺れている 小樽秋冬 点るガス灯 あなたが私の最後のコイビト いつもと変わらぬ 街並みなのに 何故か不思議ね 変わって見える 淋しさだけが トモダチで 暮らしてきたわ 昨日まで 小樽秋冬 ジャズが鳴いてる 枯れたピアノが 沁みてくる 小樽秋冬 何もいらない あなたの他には なんにもいらない 小樽秋冬 逢えてよかった 月が運河に 揺れている 小樽秋冬 点るガス灯 あなたが私の最後のコイビト |
恋のしずく肩をぬらす 恋のしずく 濡れたままでいいの このまま歩きたい きっとからだの 中までしみるわ そしてあなたの あなたのことばを 忘れないように したいの 頬をぬらす 恋のしずく あなたのせいなのよ 私のためにだけ それはふたりの 愛のしるしね だからやさしい やさしい心を じっとだきしめて いたいの 髪をぬらす 恋のしずく やさしい手が触れると 青空が見えるの そうよあなたは 太陽なのね だから私は 私はいつでも あなたを愛して いたいの | 城之内早苗 | 安井かずみ | 平尾昌晃 | DCO | 肩をぬらす 恋のしずく 濡れたままでいいの このまま歩きたい きっとからだの 中までしみるわ そしてあなたの あなたのことばを 忘れないように したいの 頬をぬらす 恋のしずく あなたのせいなのよ 私のためにだけ それはふたりの 愛のしるしね だからやさしい やさしい心を じっとだきしめて いたいの 髪をぬらす 恋のしずく やさしい手が触れると 青空が見えるの そうよあなたは 太陽なのね だから私は 私はいつでも あなたを愛して いたいの |
北の旅人たどりついたら 岬のはずれ 赤い灯が点く ぽつりとひとつ いまでもあなたを 待ってると いとしい おまえの 呼ぶ声が 俺の背中で 潮風になる 夜の釧路は 雨になるだろう ふるい酒場で 噂をきいた 窓の向こうは 木枯らしまじり 半年前まで 居たという 泣きぐせ 酒ぐせ 泪ぐせ どこへ去ったか 細い影 夜の函館 霧がつらすぎる 空でちぎれる あの汽笛さえ 泣いて別れる さい果て港 いちどはこの手に 抱きしめて 泣かせてやりたい 思い切り 消えぬ面影 たずねびと 夜の小樽は 雪が肩に舞う | 城之内早苗 | 山口洋子 | 弦哲也 | DCO | たどりついたら 岬のはずれ 赤い灯が点く ぽつりとひとつ いまでもあなたを 待ってると いとしい おまえの 呼ぶ声が 俺の背中で 潮風になる 夜の釧路は 雨になるだろう ふるい酒場で 噂をきいた 窓の向こうは 木枯らしまじり 半年前まで 居たという 泣きぐせ 酒ぐせ 泪ぐせ どこへ去ったか 細い影 夜の函館 霧がつらすぎる 空でちぎれる あの汽笛さえ 泣いて別れる さい果て港 いちどはこの手に 抱きしめて 泣かせてやりたい 思い切り 消えぬ面影 たずねびと 夜の小樽は 雪が肩に舞う |
愛ひとすじにひとりじゃ歩けぬ ぬかるみも 肩を寄せ合う あなたが居てくれる いつも陽の射す 道よりも 濡れてうれしい 雨もある 愛を紡いで 生きるのね ひとすじに 私のこころは 一重咲き そっとあなたに 揺れてる白い花 どこで暮らそうと ふたりなら きっと幸せ 実ります 愛を抱きしめ 生きるのね ひとすじに うまれて来た理由(わけ) 知りました 何があろうと この手を離さない せまい世間が つらくても 惚れた背中が 道しるべ 愛を尽くして 生きるのね ひとすじに | 城之内早苗 | かず翼 | 岡千秋 | 南郷達也 | ひとりじゃ歩けぬ ぬかるみも 肩を寄せ合う あなたが居てくれる いつも陽の射す 道よりも 濡れてうれしい 雨もある 愛を紡いで 生きるのね ひとすじに 私のこころは 一重咲き そっとあなたに 揺れてる白い花 どこで暮らそうと ふたりなら きっと幸せ 実ります 愛を抱きしめ 生きるのね ひとすじに うまれて来た理由(わけ) 知りました 何があろうと この手を離さない せまい世間が つらくても 惚れた背中が 道しるべ 愛を尽くして 生きるのね ひとすじに |
あなたで良かった覚えていますか 出逢った頃を あなたが大人に 見えました 私は必死で 背伸びをしてた 愛して欲しくて 切なくて あれから何年 経ったのかしら 喧嘩もいっぱい したけれど いつでもあなたを 信じて来たわ 私が選んだ 人だもの 思い出せば 懐かしく 涙ちょっぴり にじむけど 今さら言えない ことがある あなたで あなたで良かった あなたのやさしさ 知ってる私 誰にもそっけない 人だけど 散り行く桜(はな)をふたりで見てた 季節の流れも いとおしく 寝顔に小さく ありがとうって… 目を見て言うのは 照れるから 解った気がする 生まれた意味も あなたが教えて くれました つらい時も ふりむけば そこにあなたが いてくれる やっぱり言いたい ことがある あなたで あなたで良かった やっぱり言いたい ことがある あなたで あなたで良かった あなたで あなたで良かった | 城之内早苗 | かず翼 | 円広志 | 若草恵 | 覚えていますか 出逢った頃を あなたが大人に 見えました 私は必死で 背伸びをしてた 愛して欲しくて 切なくて あれから何年 経ったのかしら 喧嘩もいっぱい したけれど いつでもあなたを 信じて来たわ 私が選んだ 人だもの 思い出せば 懐かしく 涙ちょっぴり にじむけど 今さら言えない ことがある あなたで あなたで良かった あなたのやさしさ 知ってる私 誰にもそっけない 人だけど 散り行く桜(はな)をふたりで見てた 季節の流れも いとおしく 寝顔に小さく ありがとうって… 目を見て言うのは 照れるから 解った気がする 生まれた意味も あなたが教えて くれました つらい時も ふりむけば そこにあなたが いてくれる やっぱり言いたい ことがある あなたで あなたで良かった やっぱり言いたい ことがある あなたで あなたで良かった あなたで あなたで良かった |
恋衣夕暮れ時の 人恋しさに 吐息(といき) ぽつり もれて 見上げる空に はばたく雁(かり)よ どこへ どこへ 行く 彼岸までに 帰るよと 約束かわし 抱いたはず 恋なんか 衣替え 脱ぎ捨てて やるわ 乱れ咲く 曼珠沙華(まんじゅしゃげ) 夢が散る 紅く いますぐに 来て 女はいつも 待ってるものと 誰が 決めた 言葉 信じていても 心が揺れて 痩(や)せて 痩せて 行く 彼岸過ぎに 忘れます あなたの匂い 熱い胸 恋なんか くちびるの 色変える だけよ 乱れ咲く 曼珠沙華 目に沁みる 紅く いますぐに 来て 恋なんか 衣替え 脱ぎ捨てて やるわ 乱れ咲く 曼珠沙華 夢が散る 紅く いますぐに 来て いますぐに 来て | 城之内早苗 | 石原信一 | 円広志 | 蔦将包 | 夕暮れ時の 人恋しさに 吐息(といき) ぽつり もれて 見上げる空に はばたく雁(かり)よ どこへ どこへ 行く 彼岸までに 帰るよと 約束かわし 抱いたはず 恋なんか 衣替え 脱ぎ捨てて やるわ 乱れ咲く 曼珠沙華(まんじゅしゃげ) 夢が散る 紅く いますぐに 来て 女はいつも 待ってるものと 誰が 決めた 言葉 信じていても 心が揺れて 痩(や)せて 痩せて 行く 彼岸過ぎに 忘れます あなたの匂い 熱い胸 恋なんか くちびるの 色変える だけよ 乱れ咲く 曼珠沙華 目に沁みる 紅く いますぐに 来て 恋なんか 衣替え 脱ぎ捨てて やるわ 乱れ咲く 曼珠沙華 夢が散る 紅く いますぐに 来て いますぐに 来て |
越冬つばめ娘盛りを 無駄にするなと 時雨の宿で 背を向ける人 報われないと 知りつつ抱かれ 飛び立つ鳥を 見送る私 季節そむいた 冬のつばめよ 吹雪に打たれりゃ 寒かろに ヒュルリ ヒュルリララ ついておいでと 啼いてます ヒュルリ ヒュルリララ ききわけのない 女です 絵に描いたよな 幸せなんて 爪の先ほども 望んでません からめた小指 互いに噛めば あなたと痛み 分けあえますか 燃えて燃えつき 冬のつばめよ なきがらになるなら それもいい ヒュルリ ヒュルリララ 忘れてしまえと 啼いてます ヒュルリ ヒュルリララ 古い恋ですか 女です ヒュルリ ヒュルリララ ついておいでと 啼いてます ヒュルリ ヒュルリララ ききわけのない 女です | 城之内早苗 | 石原信一 | 篠原義彦 | D.C.O | 娘盛りを 無駄にするなと 時雨の宿で 背を向ける人 報われないと 知りつつ抱かれ 飛び立つ鳥を 見送る私 季節そむいた 冬のつばめよ 吹雪に打たれりゃ 寒かろに ヒュルリ ヒュルリララ ついておいでと 啼いてます ヒュルリ ヒュルリララ ききわけのない 女です 絵に描いたよな 幸せなんて 爪の先ほども 望んでません からめた小指 互いに噛めば あなたと痛み 分けあえますか 燃えて燃えつき 冬のつばめよ なきがらになるなら それもいい ヒュルリ ヒュルリララ 忘れてしまえと 啼いてます ヒュルリ ヒュルリララ 古い恋ですか 女です ヒュルリ ヒュルリララ ついておいでと 啼いてます ヒュルリ ヒュルリララ ききわけのない 女です |
こころの手紙あの街の あの家にまだ暮らしてる 赤い屋根は古くなり おかしいくらいです 突然に 一人住まいが始まって 涙の鍵が取れたように 何日も泣いたけど 今年も小さな ビオラの蕾がついて あなたの好きな 冬がやがてやって来る いつかまた逢いましょう でももう少しここで 頑張るからね 何もかも 迷ってばかりのわたしを 笑いながら指先で 頬をつついた人 夕暮れの 改札口の向こうから リュックを背負い手を上げる 幻が見えそうで わたしを残して 長い旅に出たあなた 笑顔と夢と 得意の手品を持って いつかまた逢いましょう でももう少しここで 頑張るからね 星空に指先で 好きよと書いて送る こころの手紙 | 城之内早苗 | 伊藤薫 | 伊藤薫 | 西村真吾 | あの街の あの家にまだ暮らしてる 赤い屋根は古くなり おかしいくらいです 突然に 一人住まいが始まって 涙の鍵が取れたように 何日も泣いたけど 今年も小さな ビオラの蕾がついて あなたの好きな 冬がやがてやって来る いつかまた逢いましょう でももう少しここで 頑張るからね 何もかも 迷ってばかりのわたしを 笑いながら指先で 頬をつついた人 夕暮れの 改札口の向こうから リュックを背負い手を上げる 幻が見えそうで わたしを残して 長い旅に出たあなた 笑顔と夢と 得意の手品を持って いつかまた逢いましょう でももう少しここで 頑張るからね 星空に指先で 好きよと書いて送る こころの手紙 |
しあわせワルツ雨のふる日はさみしくて おもいだすのよ あなたのmemory 時が過ぎれば涙さえ 頬にやさしい あの日のmemory うそで泣かされたけど 想いだすのは楽しいことばかり ゆらゆら酔って もう一度 踊ってください しあわせワルツ さめたくちびる こころのすきま あなたに抱かれて しあわせワルツ 誰とあなたはとまり木で グラスかさねる 今夜はjealousy ひとりぽっちの唇が 火傷しそうな 悲しいjealousy 求めあうほど疲れ いつかふたりは無口になっていた ゆらゆら酔って 夢ん中 誘ってください しあわせワルツ 腰にまわした その手がすべる あなたに抱かれて しあわせワルツ ゆらゆら酔って もう一度 踊ってください しあわせワルツ 季節かわれど 男と女 ないものねだりの しあわせワルツ | 城之内早苗 | たかたかし | 三木たかし | 若草恵 | 雨のふる日はさみしくて おもいだすのよ あなたのmemory 時が過ぎれば涙さえ 頬にやさしい あの日のmemory うそで泣かされたけど 想いだすのは楽しいことばかり ゆらゆら酔って もう一度 踊ってください しあわせワルツ さめたくちびる こころのすきま あなたに抱かれて しあわせワルツ 誰とあなたはとまり木で グラスかさねる 今夜はjealousy ひとりぽっちの唇が 火傷しそうな 悲しいjealousy 求めあうほど疲れ いつかふたりは無口になっていた ゆらゆら酔って 夢ん中 誘ってください しあわせワルツ 腰にまわした その手がすべる あなたに抱かれて しあわせワルツ ゆらゆら酔って もう一度 踊ってください しあわせワルツ 季節かわれど 男と女 ないものねだりの しあわせワルツ |