織江の唄遠賀川土手の向こうにボタ山の 三つ並んで見えとらす 信ちゃん 信介しゃん うちはあんたに逢いとうて カラス峠ば 越えて来た そやけん 逢うてくれんね 信介しゃん すぐに田川に帰るけん 織江も大人になりました 月見草いいえそげんな花じゃなか あれはセイタカアワダチソウ 信ちゃん 信介しゃん うちは一人になりました 明日は小倉の夜の蝶 そやけん 抱いてくれんね 信介しゃん どうせ汚れてしまうけん 織江も大人になりました 香春岳 バスの窓から中学の 屋根も涙でぼやけとる 信ちゃん 信介しゃん うちはあんたが好きやった ばってんお金にゃ 勝てんもん そやけん 手紙くれんね 信介しゃん いつかどこかで 逢えるけん 織江も大人になりました | 松原健之 | 五木寛之 | 山崎ハコ | | 遠賀川土手の向こうにボタ山の 三つ並んで見えとらす 信ちゃん 信介しゃん うちはあんたに逢いとうて カラス峠ば 越えて来た そやけん 逢うてくれんね 信介しゃん すぐに田川に帰るけん 織江も大人になりました 月見草いいえそげんな花じゃなか あれはセイタカアワダチソウ 信ちゃん 信介しゃん うちは一人になりました 明日は小倉の夜の蝶 そやけん 抱いてくれんね 信介しゃん どうせ汚れてしまうけん 織江も大人になりました 香春岳 バスの窓から中学の 屋根も涙でぼやけとる 信ちゃん 信介しゃん うちはあんたが好きやった ばってんお金にゃ 勝てんもん そやけん 手紙くれんね 信介しゃん いつかどこかで 逢えるけん 織江も大人になりました |
函館山から函館山から 立待岬 吹き上げる雪の中飛び交うかもめよ 若い男は 荒海を走る 優しさ拒む背中にいつも悲しむ女がいた 今はただ胸にしみるひとりの寒さよ おまえはもう若くはないととどろく波よ 誰を待つのか 立待岬 頬を切る風の中たたずむ乙女よ 紺のかすりに想い出す笑顔 身勝手許す背中にそっと涙を隠していた 淋しさをわかちあえる懐かしい女よ 凍て曇る冬の空にも想いを投げよう 函館山から 立待岬 吹き上げる雪の中飛び交うかもめよ | 松原健之 | 小椋佳 | 小椋佳 | | 函館山から 立待岬 吹き上げる雪の中飛び交うかもめよ 若い男は 荒海を走る 優しさ拒む背中にいつも悲しむ女がいた 今はただ胸にしみるひとりの寒さよ おまえはもう若くはないととどろく波よ 誰を待つのか 立待岬 頬を切る風の中たたずむ乙女よ 紺のかすりに想い出す笑顔 身勝手許す背中にそっと涙を隠していた 淋しさをわかちあえる懐かしい女よ 凍て曇る冬の空にも想いを投げよう 函館山から 立待岬 吹き上げる雪の中飛び交うかもめよ |
ときめきはバラードはじまりはバラード 深く知りたい あなたを 生まれ変わればいい 生まれ変わればいい 心も体も 指先までも かさねた唇 おびえた そのまなざし そっと守るように 細い肩を 寄せて抱いた 笑顔のすき間に 見えかくれする翳り どんな悲しみでも 僕にだけは かくさないで ときめきはバラード 想い静かに あふれて 生まれ変わればいい 生まれ変わればいい 心も体も 指先までも 夜更けの街角 靴音だけが響く ふたり出会うことは そうさきっと 決まっていた 誰かが残した 見えないその傷跡 なぜか魅かれたのさ 一人きりに させたくない ときめきはバラード 想い静かに あふれて 生まれ変わればいい 生まれ変わればいい 心も体も 指先までも 心も体も 指先までも | 松原健之 | 徳永章 | 堀内孝雄 | 塩入俊哉 | はじまりはバラード 深く知りたい あなたを 生まれ変わればいい 生まれ変わればいい 心も体も 指先までも かさねた唇 おびえた そのまなざし そっと守るように 細い肩を 寄せて抱いた 笑顔のすき間に 見えかくれする翳り どんな悲しみでも 僕にだけは かくさないで ときめきはバラード 想い静かに あふれて 生まれ変わればいい 生まれ変わればいい 心も体も 指先までも 夜更けの街角 靴音だけが響く ふたり出会うことは そうさきっと 決まっていた 誰かが残した 見えないその傷跡 なぜか魅かれたのさ 一人きりに させたくない ときめきはバラード 想い静かに あふれて 生まれ変わればいい 生まれ変わればいい 心も体も 指先までも 心も体も 指先までも |
微笑美しい微笑(ほほえみ)は 罪だけ作る 君はただ戯(たわむ)れの ふりをしてても ときめきがいつまでも 心に刺さる 生きてきたその中で どんな恋より 禁じられた夢 落ち合う場所(ところ)は 悲しみだけの駅(ホーム) 落葉降る その朝は 過去だけを 置きざりに 微笑が枯葉色 終わるだけの恋 淋しげな微笑に 似合うのは涙 君だけが悲しみを 胸に隠せば 行く先のない愛に 肌を重ねて 倖(しあわ)せに近づいた 短い季節 禁じられた夢 着換える部屋(ところ)は 夜明けが見える窓辺 曇りなら その朝は 靴音を 消したまま 微笑が小雨色 濡れただけの恋 禁じられた夢 落ち合う場所(ところ)は 悲しみだけの駅(ホーム) 落葉降る その朝は 過去だけを 置きざりに 微笑が枯葉色 終るだけの恋 | 松原健之 | 荒木とよひさ | 田尾将実 | 塩入俊哉 | 美しい微笑(ほほえみ)は 罪だけ作る 君はただ戯(たわむ)れの ふりをしてても ときめきがいつまでも 心に刺さる 生きてきたその中で どんな恋より 禁じられた夢 落ち合う場所(ところ)は 悲しみだけの駅(ホーム) 落葉降る その朝は 過去だけを 置きざりに 微笑が枯葉色 終わるだけの恋 淋しげな微笑に 似合うのは涙 君だけが悲しみを 胸に隠せば 行く先のない愛に 肌を重ねて 倖(しあわ)せに近づいた 短い季節 禁じられた夢 着換える部屋(ところ)は 夜明けが見える窓辺 曇りなら その朝は 靴音を 消したまま 微笑が小雨色 濡れただけの恋 禁じられた夢 落ち合う場所(ところ)は 悲しみだけの駅(ホーム) 落葉降る その朝は 過去だけを 置きざりに 微笑が枯葉色 終るだけの恋 |
Elegy こころの道星のない 空の下 どこまでも つづく道 この道は 暗いけど ふるさとに つづく道 あの町の すがたは 生きている こころに あの人の 笑顔も 生きている こころに いつかくる きっとくる もう一度 夜明けが この道を あるこう 明日を信じて 肌をさす 風の中 はるばると つづく道 この道は 寒いけど ふるさとに つづく道 あの町は 遠いけど 生きている こころに あの人は 遠いけど 生きている こころに いつかくる きっとくる もう一度 夜明けが この道を あるこう 明日を信じて | 松原健之 | 五木寛之 | ソンコ・マージュ | 塩入俊哉 | 星のない 空の下 どこまでも つづく道 この道は 暗いけど ふるさとに つづく道 あの町の すがたは 生きている こころに あの人の 笑顔も 生きている こころに いつかくる きっとくる もう一度 夜明けが この道を あるこう 明日を信じて 肌をさす 風の中 はるばると つづく道 この道は 寒いけど ふるさとに つづく道 あの町は 遠いけど 生きている こころに あの人は 遠いけど 生きている こころに いつかくる きっとくる もう一度 夜明けが この道を あるこう 明日を信じて |
歌の旅びと 地図にない町を探して旅にでる なつかしい あの店は いまでもそのまま あるだろうか あの頃は おたがいに若すぎて それが愛だと 気づかないまま 季節(とき)は 流れた あの店の 古い椅子にすわりたい ガラスごしに 海を見ていた きみに また会いたくて おもいでの歌をたずねて旅にでる あの人は あの歌を いまでもおぼえて いるだろうか あの頃は ふたりとも幼くて 明日の夢だけ語りつづけて 朝になってた もう一度 あの歌をうたいたい 笑いながら いつも別れた きみに また会いたくて あの店の 古い椅子にすわりたい ガラスごしに 海を見ていた きみに また会いたくて きみに また会いたくて | 松原健之 | 五木寛之 | 松坂文宏 | 塩入俊哉 | 地図にない町を探して旅にでる なつかしい あの店は いまでもそのまま あるだろうか あの頃は おたがいに若すぎて それが愛だと 気づかないまま 季節(とき)は 流れた あの店の 古い椅子にすわりたい ガラスごしに 海を見ていた きみに また会いたくて おもいでの歌をたずねて旅にでる あの人は あの歌を いまでもおぼえて いるだろうか あの頃は ふたりとも幼くて 明日の夢だけ語りつづけて 朝になってた もう一度 あの歌をうたいたい 笑いながら いつも別れた きみに また会いたくて あの店の 古い椅子にすわりたい ガラスごしに 海を見ていた きみに また会いたくて きみに また会いたくて |
風の丘に君と揺れる花びらに かさなる君の笑顔 不意に 心 つれてゆく あの夏の日へ 同じ風が 胸しめつける 君がいた 季節(とき)がよみがえる 鮮やかに花が咲くように 降り立ったバス停は 優しく僕を待っていた 君を見送った最後の場所に つぎつぎと咲く思い出が 遠い夏祭り 初めて知った 違う君を 揺れる花びらは あの髪飾り 似てるようで 胸さわがせる 朝焼けを二人 待ちながら 消えてゆく星を数えた 風の丘 肩よせて 冷えた体を抱きとめた 君の不安を肌に感じて 怖かったのは僕だった 君に会いたくて 面影をただ1人 追って ここは君がいた あの頃のまま 時を止めて 胸しめつける 揺れる花びらに かさなる君の笑顔 不意に 心 つれてゆく あの夏の日へ 同じ風が 胸しめつける | 松原健之 | 円谷一美 | 佐孝康夫 | | 揺れる花びらに かさなる君の笑顔 不意に 心 つれてゆく あの夏の日へ 同じ風が 胸しめつける 君がいた 季節(とき)がよみがえる 鮮やかに花が咲くように 降り立ったバス停は 優しく僕を待っていた 君を見送った最後の場所に つぎつぎと咲く思い出が 遠い夏祭り 初めて知った 違う君を 揺れる花びらは あの髪飾り 似てるようで 胸さわがせる 朝焼けを二人 待ちながら 消えてゆく星を数えた 風の丘 肩よせて 冷えた体を抱きとめた 君の不安を肌に感じて 怖かったのは僕だった 君に会いたくて 面影をただ1人 追って ここは君がいた あの頃のまま 時を止めて 胸しめつける 揺れる花びらに かさなる君の笑顔 不意に 心 つれてゆく あの夏の日へ 同じ風が 胸しめつける |
この世に人と生まれたからは海のいろ 青く こころを染める 赤いデイゴの 花影ゆけば いつの日か花を 咲かせてみたい この世に人と 生まれたからは 花は花 人は人 鳥は鳥 風は風 このいのち ひとすじに 生まれて 咲いて 散るならば 春の風 吹けば こころも揺れる 涙がほろり 思い出ゆらり 真実の愛に出会ってみたい この世に人と 生まれたからは 花は花 人は人 鳥は鳥 風は風 このいのち ひとすじに 生まれて 咲いて 散るならば 花は花 人は人 鳥は鳥 風は風 このいのち ひとすじに 生まれて 咲いて 散るならば 生まれて 咲いて 散るならば | 松原健之 | 五木寛之 | 佐原一哉 | | 海のいろ 青く こころを染める 赤いデイゴの 花影ゆけば いつの日か花を 咲かせてみたい この世に人と 生まれたからは 花は花 人は人 鳥は鳥 風は風 このいのち ひとすじに 生まれて 咲いて 散るならば 春の風 吹けば こころも揺れる 涙がほろり 思い出ゆらり 真実の愛に出会ってみたい この世に人と 生まれたからは 花は花 人は人 鳥は鳥 風は風 このいのち ひとすじに 生まれて 咲いて 散るならば 花は花 人は人 鳥は鳥 風は風 このいのち ひとすじに 生まれて 咲いて 散るならば 生まれて 咲いて 散るならば |
青葉城恋唄広瀬川流れる岸辺 想い出は帰らず 早瀬躍る光に 揺れていた君の瞳 季節(とき)はめぐりまた夏が来て あの日と同じ流れの岸 瀬音ゆかしき杜(もり)の都 あの人はもういない 七夕の飾りは揺れて 想い出は帰らず 夜空輝く星に 願いをこめた君の囁き 季節(とき)はめぐりまた夏が来て あの日と同じ七夕祭り 葉ずれさやけき杜の都 あの人はもういない 青葉通り薫る葉緑 想い出は帰らず 樹かげこぼれる灯(ともしび)に ぬれていた君の頬 季節(とき)はめぐりまた夏が来て あの日と同じ通りの角 吹く風やさしき杜の都 あの人はもういない 季節(とき)はめぐりまた夏が来て あの日と同じ流れの岸 瀬音ゆかしき杜(もり)の都 あの人はもういない | 松原健之 | 星間船一 | さとう宗幸 | | 広瀬川流れる岸辺 想い出は帰らず 早瀬躍る光に 揺れていた君の瞳 季節(とき)はめぐりまた夏が来て あの日と同じ流れの岸 瀬音ゆかしき杜(もり)の都 あの人はもういない 七夕の飾りは揺れて 想い出は帰らず 夜空輝く星に 願いをこめた君の囁き 季節(とき)はめぐりまた夏が来て あの日と同じ七夕祭り 葉ずれさやけき杜の都 あの人はもういない 青葉通り薫る葉緑 想い出は帰らず 樹かげこぼれる灯(ともしび)に ぬれていた君の頬 季節(とき)はめぐりまた夏が来て あの日と同じ通りの角 吹く風やさしき杜の都 あの人はもういない 季節(とき)はめぐりまた夏が来て あの日と同じ流れの岸 瀬音ゆかしき杜(もり)の都 あの人はもういない |
初恋五月雨は緑色 悲しくさせたよ一人の午後は 恋をして淋しくて 届かぬ想いを暖めていた 好きだよと言えずに 初恋は ふりこ細工の心 放課後の校庭を 走る君がいた 遠くで僕はいつでも君を探してた 浅い夢だから 胸をはなれない 夕映えはあんず色 帰り道一人口笛吹いて 名前さえ呼べなくて とらわれた心見つめていたよ 好きだよと言えずに 初恋は ふりこ細工の心 風に舞った花びらが 水面を乱すように 愛という字書いてみては ふるえてたあの頃 浅い夢だから 胸をはなれない 放課後の校庭を 走る君がいた 遠くで僕はいつまでも君を探してた 浅い夢だから 胸をはなれない | 松原健之 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | 五月雨は緑色 悲しくさせたよ一人の午後は 恋をして淋しくて 届かぬ想いを暖めていた 好きだよと言えずに 初恋は ふりこ細工の心 放課後の校庭を 走る君がいた 遠くで僕はいつでも君を探してた 浅い夢だから 胸をはなれない 夕映えはあんず色 帰り道一人口笛吹いて 名前さえ呼べなくて とらわれた心見つめていたよ 好きだよと言えずに 初恋は ふりこ細工の心 風に舞った花びらが 水面を乱すように 愛という字書いてみては ふるえてたあの頃 浅い夢だから 胸をはなれない 放課後の校庭を 走る君がいた 遠くで僕はいつまでも君を探してた 浅い夢だから 胸をはなれない |
雪雪が降る 立ち話してるだけで 雪が積もる ふたりの傘に あなたは明日行ってしまう 夜汽車に乗って行ってしまう ストーブの温かい部屋で 抱き合って泣いたとき わたしの胸に頬をあてて 雪みたいに白いねってあなたは言った 雪国の娘だから 遅い春を 遅い春を じっと待つけれど 帰ってきてくれますか 雪が舞う 風 狂うように乱れ 想いはつのるわたしの心に 静かに暮らし淋しく暮らし 目立たないまま過ごしたけれど あんなに激しく求めて 愛し合い取り乱して あなたの名を呼んでみたら 激しいひとだねってあなたは言った 雪国の娘だから 遠い春も 遠い春も じっと待つけれど 迎えに来てくれますか 雪国の娘だから 遠い春も 遠い春も じっと待つけれど 抱きしめてくれますか 雪が降る 雪が舞う 雪が降る 雪が舞う 雪が降る 雪が舞う 雪が降る 雪が舞う… | 松原健之 | 岡本おさみ | 国安修次 | | 雪が降る 立ち話してるだけで 雪が積もる ふたりの傘に あなたは明日行ってしまう 夜汽車に乗って行ってしまう ストーブの温かい部屋で 抱き合って泣いたとき わたしの胸に頬をあてて 雪みたいに白いねってあなたは言った 雪国の娘だから 遅い春を 遅い春を じっと待つけれど 帰ってきてくれますか 雪が舞う 風 狂うように乱れ 想いはつのるわたしの心に 静かに暮らし淋しく暮らし 目立たないまま過ごしたけれど あんなに激しく求めて 愛し合い取り乱して あなたの名を呼んでみたら 激しいひとだねってあなたは言った 雪国の娘だから 遠い春も 遠い春も じっと待つけれど 迎えに来てくれますか 雪国の娘だから 遠い春も 遠い春も じっと待つけれど 抱きしめてくれますか 雪が降る 雪が舞う 雪が降る 雪が舞う 雪が降る 雪が舞う 雪が降る 雪が舞う… |
津軽のふるさとりんごのふるさとは 北国の果て うらうらと 山肌に 抱(いだ)かれて 夢を見た あの頃の想い出 ああ 今いずこに りんごのふるさとは 北国の果て りんごのふるさとは 雪国の果て 晴れた日は 晴れた日は 船がゆく 日本海 海の色は 碧く ああ 夢は遠く りんごのふるさとは 雪国の果て ああ 津軽の海よ山よ いつの日もなつかし 津軽のふるさと | 松原健之 | 米山正夫 | 米山正夫 | | りんごのふるさとは 北国の果て うらうらと 山肌に 抱(いだ)かれて 夢を見た あの頃の想い出 ああ 今いずこに りんごのふるさとは 北国の果て りんごのふるさとは 雪国の果て 晴れた日は 晴れた日は 船がゆく 日本海 海の色は 碧く ああ 夢は遠く りんごのふるさとは 雪国の果て ああ 津軽の海よ山よ いつの日もなつかし 津軽のふるさと |
忘れな草をあなたに別れても 別れても 心の奥に いつまでも いつまでも 憶えておいて ほしいから 幸せ祈る 言葉にかえて 忘れな草を あなたに あなたに いつの世も いつの世も 別れる人と 会う人の 会う人の 運命は常に あるものを ただ泣きぬれて 浜辺につんだ 忘れな草を あなたに あなたに 喜びの 喜びの 涙にくれて 抱き合う 抱き合う その日がいつか 来るように 二人の愛の 思い出そえて 忘れな草を あなたに あなたに | 松原健之 | 木下龍太郎 | 江口浩司 | | 別れても 別れても 心の奥に いつまでも いつまでも 憶えておいて ほしいから 幸せ祈る 言葉にかえて 忘れな草を あなたに あなたに いつの世も いつの世も 別れる人と 会う人の 会う人の 運命は常に あるものを ただ泣きぬれて 浜辺につんだ 忘れな草を あなたに あなたに 喜びの 喜びの 涙にくれて 抱き合う 抱き合う その日がいつか 来るように 二人の愛の 思い出そえて 忘れな草を あなたに あなたに |
愛の水中花これも愛 あれも愛 たぶん愛 きっと愛 だって淋しいものよ 泣けないなんて そっと涙でほほを 濡らしてみたいわ ひとりぼっちの部屋の ベッドの上で ちょっとブルーな恋の 夢を見ている 乾いたこの花に 水をあたえてください 金色のレモンひとつ 胸にしぼってください わたしは愛の水中花 これも愛 あれも愛 たぶん愛 きっと愛 だって悲しいものよ 酔えないなんて そっとあなたの胸に あまえてみたいの そうよ人生なんて ドラマじゃないわ だから今夜はせめて 夢を見たいの 乾いたこの花に 水をあたえてください バラ色のワイングラス 胸にそそいでください 私は愛の水中花 これも愛 あれも愛 たぶん愛 きっと愛 | 松原健之 | 五木寛之 | 小松原まさし | | これも愛 あれも愛 たぶん愛 きっと愛 だって淋しいものよ 泣けないなんて そっと涙でほほを 濡らしてみたいわ ひとりぼっちの部屋の ベッドの上で ちょっとブルーな恋の 夢を見ている 乾いたこの花に 水をあたえてください 金色のレモンひとつ 胸にしぼってください わたしは愛の水中花 これも愛 あれも愛 たぶん愛 きっと愛 だって悲しいものよ 酔えないなんて そっとあなたの胸に あまえてみたいの そうよ人生なんて ドラマじゃないわ だから今夜はせめて 夢を見たいの 乾いたこの花に 水をあたえてください バラ色のワイングラス 胸にそそいでください 私は愛の水中花 これも愛 あれも愛 たぶん愛 きっと愛 |
最後の雨さよなら呟く 君が 僕の傘 残して 駈けだしてゆく 哀しみ降り出す街中が 銀色に煙って 君だけ 消せない 最後の雨に 濡れないように 追い掛けて ただ 抱き寄せ 瞳 閉じた 本気で忘れるくらいなら 泣けるほど愛したりしない 誰かに 盗られるくらいなら 強く抱いて 君を壊したい ほどいた髪を広げて 僕の夜 包んだ優しい人さ… 不安な波にさらわれる 砂の城 怖くて 誰かを求めたの? 強がりだけを 覚えさせたね 微笑みは もう 二人の夢を見ない 本気で忘れるくらいなら 泣けるほど愛したりしない さよならを言った唇も 僕のものさ 君を忘れない 明日の君を 救える愛は 僕じゃない でも このまま 見つめている 言葉に 出来ないのが愛さ 言葉では 君を繋げない 行き場ない 愛がとまらない 傘を捨てて 雨を見上げてた 本気で忘れるくらいなら 泣けるほど愛したりしない 誰かに 盗られるくらいなら 強く抱いて 君を壊したい | 松原健之 | 夏目純 | 都志見隆 | | さよなら呟く 君が 僕の傘 残して 駈けだしてゆく 哀しみ降り出す街中が 銀色に煙って 君だけ 消せない 最後の雨に 濡れないように 追い掛けて ただ 抱き寄せ 瞳 閉じた 本気で忘れるくらいなら 泣けるほど愛したりしない 誰かに 盗られるくらいなら 強く抱いて 君を壊したい ほどいた髪を広げて 僕の夜 包んだ優しい人さ… 不安な波にさらわれる 砂の城 怖くて 誰かを求めたの? 強がりだけを 覚えさせたね 微笑みは もう 二人の夢を見ない 本気で忘れるくらいなら 泣けるほど愛したりしない さよならを言った唇も 僕のものさ 君を忘れない 明日の君を 救える愛は 僕じゃない でも このまま 見つめている 言葉に 出来ないのが愛さ 言葉では 君を繋げない 行き場ない 愛がとまらない 傘を捨てて 雨を見上げてた 本気で忘れるくらいなら 泣けるほど愛したりしない 誰かに 盗られるくらいなら 強く抱いて 君を壊したい |
金沢望郷歌~アルバム・バージョン~桜橋(さくらばし)から 大橋(おおはし)みれば 川の岸辺に かげろう揺(ゆ)れる 流れる雲よ 空の青さよ 犀星(さいせい)の詩(うた)を うつす犀川(さいがわ) この街に生まれ この街に生きる わがふるさとは金沢 夢を抱(だ)く街 春の風ふく 香林坊(こうりんぼう)に 小松砂丘(こまつさきゅう)の 句(ことば)がのこる 過ぎゆく歳月(とき)よ 街は変われど 辰巳の用水(みず)は 今日も流れて この街に生まれ この街に生きる わがふるさとは金沢 夢を抱(だ)く街 君を見送る 兼六園の 雪の白さが 心にしみる 飛びゆく鳥よ また逢う日まで 秋声(しゅうせい)の思い 胸にきざんで この街に生まれ この街に生きる わがふるさとは金沢 夢を抱(だ)く街 | 松原健之 | 五木寛之 | 弦哲也 | | 桜橋(さくらばし)から 大橋(おおはし)みれば 川の岸辺に かげろう揺(ゆ)れる 流れる雲よ 空の青さよ 犀星(さいせい)の詩(うた)を うつす犀川(さいがわ) この街に生まれ この街に生きる わがふるさとは金沢 夢を抱(だ)く街 春の風ふく 香林坊(こうりんぼう)に 小松砂丘(こまつさきゅう)の 句(ことば)がのこる 過ぎゆく歳月(とき)よ 街は変われど 辰巳の用水(みず)は 今日も流れて この街に生まれ この街に生きる わがふるさとは金沢 夢を抱(だ)く街 君を見送る 兼六園の 雪の白さが 心にしみる 飛びゆく鳥よ また逢う日まで 秋声(しゅうせい)の思い 胸にきざんで この街に生まれ この街に生きる わがふるさとは金沢 夢を抱(だ)く街 |
なごり雪汽車を待つ君の横で 僕は時計を気にしてる 季節はずれの 雪が降ってる 東京で見る雪は これが最後ねと さみしそうに 君がつぶやく なごり雪も 降るときを知り ふざけすぎた 季節のあとで 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった 動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か 言おうとしている 君のくちびるが さようならと動くことが こわくて 下をむいてた 時がゆけば 幼い君も 大人になると 気づかないまま 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった 君が去った ホームにのこり 落ちては溶ける 雪を見ていた 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった | 松原健之 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | | 汽車を待つ君の横で 僕は時計を気にしてる 季節はずれの 雪が降ってる 東京で見る雪は これが最後ねと さみしそうに 君がつぶやく なごり雪も 降るときを知り ふざけすぎた 季節のあとで 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった 動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か 言おうとしている 君のくちびるが さようならと動くことが こわくて 下をむいてた 時がゆけば 幼い君も 大人になると 気づかないまま 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった 君が去った ホームにのこり 落ちては溶ける 雪を見ていた 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった |
エリカの花散るとき青い海を見つめて 伊豆の山かげに エリカの花は 咲くという 別れたひとの ふるさとを たずねてひとり 旅をゆく エリカ エリカの花の咲く村に 行けばもいちど 逢えるかと… 山をいくつ越えても うすい紅いろの エリカの花は まだ見えぬ 悲しい恋に 泣きながら 夕日を今日も 見送った エリカ エリカの花はどこに咲く 径は はるばる つづくのに… 空の雲に聞きたい 海のかもめにも エリカの花の 咲くところ 逢えなくなって なおさらに 烈しく燃える 恋ごころ エリカ エリカの花が散るときは 恋にわたしが 死ぬときよ… | 松原健之 | 水木かおる | 藤原秀行 | | 青い海を見つめて 伊豆の山かげに エリカの花は 咲くという 別れたひとの ふるさとを たずねてひとり 旅をゆく エリカ エリカの花の咲く村に 行けばもいちど 逢えるかと… 山をいくつ越えても うすい紅いろの エリカの花は まだ見えぬ 悲しい恋に 泣きながら 夕日を今日も 見送った エリカ エリカの花はどこに咲く 径は はるばる つづくのに… 空の雲に聞きたい 海のかもめにも エリカの花の 咲くところ 逢えなくなって なおさらに 烈しく燃える 恋ごころ エリカ エリカの花が散るときは 恋にわたしが 死ぬときよ… |
見上げてごらん夜の星を見上げてごらん夜の星を 小さな星の 小さな光が ささやかな幸せをうたってる 見上げてごらん夜の星を ボクらのように名もない星が ささやかな幸せを祈ってる 手をつなごうボクと おいかけよう夢を 二人なら苦しくなんかないさ 見上げてごらん夜の星を 小さな星の 小さな光が ささやかな幸せをうたってる 見上げてごらん夜の星を ボクらのように名もない星が ささやかな幸せを祈ってる | 松原健之 | 永六輔 | いずみたく | | 見上げてごらん夜の星を 小さな星の 小さな光が ささやかな幸せをうたってる 見上げてごらん夜の星を ボクらのように名もない星が ささやかな幸せを祈ってる 手をつなごうボクと おいかけよう夢を 二人なら苦しくなんかないさ 見上げてごらん夜の星を 小さな星の 小さな光が ささやかな幸せをうたってる 見上げてごらん夜の星を ボクらのように名もない星が ささやかな幸せを祈ってる |
あなたに花を春に生まれた人には 黄色の花を贈ろう 春は空から山から 元気がやってくる 水仙 菜の花 光の天使 「希望と誠実」 花言葉 そえてあなたに 夏に生まれた人には 白い花を贈ろう 夏は緑と太陽 ときめく愛の夢 すずらん 浜木綿(はまゆう) 水辺の天使 「清楚(せいそ)と幸せ」 花言葉 そえてあなたに 秋に生まれた人には 紫の花贈ろう 秋は実りとお祭り 恵みを胸に抱き こすもす りんどう 大地の天使 「感謝と喜び」 花言葉 そえてあなたに 冬に生まれた人には 赤い花を贈ろう 冬は暖炉(だんろ)を囲み あしたを語り合う カトレア シクラメン 夜明けの天使 「期待と祝福」 花言葉 そえてあなたに | 松原健之 | 三川屋優 | 岡陽雄 | | 春に生まれた人には 黄色の花を贈ろう 春は空から山から 元気がやってくる 水仙 菜の花 光の天使 「希望と誠実」 花言葉 そえてあなたに 夏に生まれた人には 白い花を贈ろう 夏は緑と太陽 ときめく愛の夢 すずらん 浜木綿(はまゆう) 水辺の天使 「清楚(せいそ)と幸せ」 花言葉 そえてあなたに 秋に生まれた人には 紫の花贈ろう 秋は実りとお祭り 恵みを胸に抱き こすもす りんどう 大地の天使 「感謝と喜び」 花言葉 そえてあなたに 冬に生まれた人には 赤い花を贈ろう 冬は暖炉(だんろ)を囲み あしたを語り合う カトレア シクラメン 夜明けの天使 「期待と祝福」 花言葉 そえてあなたに |
マリモの湖マリモの湖 探して ひとり ここまで来たのさ 北風の中 誰にも言えない 哀しい恋に 命を 命を 賭けたよと 蒼い水面(みなも)に くちづける 逢いたい… 逢いたい… あなたはどこにいる マリモの湖 夕陽が染めて 想い出ばかりを 淋しく映す 死ぬまで一緒と 誓った言葉 あの日は あの日は 帰らない 今は木霊(こだま)が 返るだけ… 逢いたい… 逢いたい… あなたはどこにいる マリモの湖 流れる霧に やさしく抱かれて 静かに眠れ この世に咲けない 愛ならせめて 一途に 一途に 散らそうか 忘れがたみの 黒百合と… 逢いたい… 逢いたい… あなたはどこにいる | 松原健之 | 水木れいじ | 五木ひろし | 伊戸のりお | マリモの湖 探して ひとり ここまで来たのさ 北風の中 誰にも言えない 哀しい恋に 命を 命を 賭けたよと 蒼い水面(みなも)に くちづける 逢いたい… 逢いたい… あなたはどこにいる マリモの湖 夕陽が染めて 想い出ばかりを 淋しく映す 死ぬまで一緒と 誓った言葉 あの日は あの日は 帰らない 今は木霊(こだま)が 返るだけ… 逢いたい… 逢いたい… あなたはどこにいる マリモの湖 流れる霧に やさしく抱かれて 静かに眠れ この世に咲けない 愛ならせめて 一途に 一途に 散らそうか 忘れがたみの 黒百合と… 逢いたい… 逢いたい… あなたはどこにいる |
北の物語り旅の人なら めぐり逢っても 明日は落葉の 坂の街 運河を染めてる 黄昏に 夢の続きは ないけれど それも恋… あなたは追憶人(おもいでびと)よ 過ぎゆく季節は 晩秋(あき)から冬へと あゝ 北の物語り 遠い汽笛が 涙誘えば ひとりで心の 冬支度 今でも覚えて いるならば 寒いこの胸 暖めて それも夢… あなたは面影人(おもいでびと)よ 悲しみ残して 氷雨(あめ)から 雪へと あゝ 北の物語り 風の便りを 運ぶ木枯らし 星さえ夜空に 凍りつく 昨日を忘れて 暮らす日が 春になったら きっとくる それも愛… あなたは忘却人(おもいでびと)よ 過ぎゆく季節は 晩秋(あき)から冬へと あゝ 北の物語り 北の物語り | 松原健之 | 荒木とよひさ | 五木ひろし | 川村栄二 | 旅の人なら めぐり逢っても 明日は落葉の 坂の街 運河を染めてる 黄昏に 夢の続きは ないけれど それも恋… あなたは追憶人(おもいでびと)よ 過ぎゆく季節は 晩秋(あき)から冬へと あゝ 北の物語り 遠い汽笛が 涙誘えば ひとりで心の 冬支度 今でも覚えて いるならば 寒いこの胸 暖めて それも夢… あなたは面影人(おもいでびと)よ 悲しみ残して 氷雨(あめ)から 雪へと あゝ 北の物語り 風の便りを 運ぶ木枯らし 星さえ夜空に 凍りつく 昨日を忘れて 暮らす日が 春になったら きっとくる それも愛… あなたは忘却人(おもいでびと)よ 過ぎゆく季節は 晩秋(あき)から冬へと あゝ 北の物語り 北の物語り |
遠野ものがたり遠野の町に 舞い散る雪は 恋する女の 心を凍らせる 夜更けの宿で 二人で聞いた 遠い昔の物語 もしも私が 早池峰(はやちね)の 雪のお山に消えたなら あなた追いかけてくれますか 一緒に逃げてくれますか 遠いあなた 遠い 遠野の春は まだ遠い 座敷わらしの 幻消えて いとしいあなたの 面影また浮かぶ 合わせた肌の ぬくもり信じ 何も言わずにもう五年 もしも私が 小鳥瀬(こがらせ)の 川にこの身を投げたなら あなた飛び込んでくれますか 一緒に死んでくれますか 遠いあなた 遠い 私の明日は まだ遠い もしも私が 早池峰(はやちね)の 雪のお山に消えたなら あなた追いかけてくれますか 一緒に逃げてくれますか 遠いあなた 遠い 遠野の春は まだ遠い | 松原健之 | 五木寛之 | 立原岬 | 宮崎慎二 | 遠野の町に 舞い散る雪は 恋する女の 心を凍らせる 夜更けの宿で 二人で聞いた 遠い昔の物語 もしも私が 早池峰(はやちね)の 雪のお山に消えたなら あなた追いかけてくれますか 一緒に逃げてくれますか 遠いあなた 遠い 遠野の春は まだ遠い 座敷わらしの 幻消えて いとしいあなたの 面影また浮かぶ 合わせた肌の ぬくもり信じ 何も言わずにもう五年 もしも私が 小鳥瀬(こがらせ)の 川にこの身を投げたなら あなた飛び込んでくれますか 一緒に死んでくれますか 遠いあなた 遠い 私の明日は まだ遠い もしも私が 早池峰(はやちね)の 雪のお山に消えたなら あなた追いかけてくれますか 一緒に逃げてくれますか 遠いあなた 遠い 遠野の春は まだ遠い |
愛のうた愛のうた ききたくて 風に吹かれ 旅に出る もういちど きみに会い 幸せだったと 言いたくて だけど光る海 白い砂 きみのほほえみが よみがえる 忘れないよ あの夏の日の 思い出さがしながら ひとり 忘れないよ あの愛の日の 思い出さがしながら ひとり 夜の空 見上げても きみのうたは きこえない 泣きたくて たちどまる ひとりぼっちの 寒い道 だけど光る星 白い月 きみのやさしさを いつまでも 忘れないよ あの夏の日の 思い出さがしながら ひとり 忘れないよ あの愛の日の 思い出さがしながら ひとり 忘れないよ あの夏の日の 思い出さがしながら ひとり 忘れないよ あの愛の日の 思い出さがしながら ひとり | 松原健之 | 五木寛之 | 池高志 | 櫻庭伸幸 | 愛のうた ききたくて 風に吹かれ 旅に出る もういちど きみに会い 幸せだったと 言いたくて だけど光る海 白い砂 きみのほほえみが よみがえる 忘れないよ あの夏の日の 思い出さがしながら ひとり 忘れないよ あの愛の日の 思い出さがしながら ひとり 夜の空 見上げても きみのうたは きこえない 泣きたくて たちどまる ひとりぼっちの 寒い道 だけど光る星 白い月 きみのやさしさを いつまでも 忘れないよ あの夏の日の 思い出さがしながら ひとり 忘れないよ あの愛の日の 思い出さがしながら ひとり 忘れないよ あの夏の日の 思い出さがしながら ひとり 忘れないよ あの愛の日の 思い出さがしながら ひとり |
浅野川恋唄暮れてゆく 北の街 なつかしい金沢 浅野川 流れにうかぶ 思い出の かけら 梅の橋から 東を抜けて あなたと渡る 仲之橋 鏡花のお芝居みたいね、と ふたりで笑った あれは遠い日 ふりむけば 主計町(かずえまち) 雨模様 金沢 浅野川 瞼に浮かぶ 滝の白糸 天神橋から 大橋見れば 戻らぬ恋の 糸車 鏡花の芝居じゃないだろ、と あなたに言われて 泣いた雨の日 みぞれ降る 夜の町 しみじみと 金沢 浅野川 白く流れて まだ春は 遠い 橋をかぞえて 川辺をゆけば 逢いたい気持ちが つのります 鏡花の世界に あこがれて いのちを燃やした あれは若い日 | 松原健之 | 五木寛之 | 山崎ハコ | | 暮れてゆく 北の街 なつかしい金沢 浅野川 流れにうかぶ 思い出の かけら 梅の橋から 東を抜けて あなたと渡る 仲之橋 鏡花のお芝居みたいね、と ふたりで笑った あれは遠い日 ふりむけば 主計町(かずえまち) 雨模様 金沢 浅野川 瞼に浮かぶ 滝の白糸 天神橋から 大橋見れば 戻らぬ恋の 糸車 鏡花の芝居じゃないだろ、と あなたに言われて 泣いた雨の日 みぞれ降る 夜の町 しみじみと 金沢 浅野川 白く流れて まだ春は 遠い 橋をかぞえて 川辺をゆけば 逢いたい気持ちが つのります 鏡花の世界に あこがれて いのちを燃やした あれは若い日 |
もし翼があったならもし 孤独を感じたら もし こころが乾いたら 旅に出よう あてもなく 今すぐに 地図にない 遠い国 はるばると この世界の どこかにある やさしさに 真実に 出会ってみたくて この世界に きっときっといる 友達に 恋人に めぐりあう そのために もし 空が飛べたなら もし 翼があったなら 飛んでいこう どこまでも 今すぐに 永遠の 故郷を 探すため この世界の どこかにある やさしさに 真実に 出会ってみたくて この世界に きっときっといる 友達に 恋人に めぐりあう そのために この世界の どこかにある やさしさに 真実に 出会ってみたくて この世界に きっときっといる 友達に 恋人に めぐりあう そのために | 松原健之 | 五木寛之 | 羽毛田丈史 | | もし 孤独を感じたら もし こころが乾いたら 旅に出よう あてもなく 今すぐに 地図にない 遠い国 はるばると この世界の どこかにある やさしさに 真実に 出会ってみたくて この世界に きっときっといる 友達に 恋人に めぐりあう そのために もし 空が飛べたなら もし 翼があったなら 飛んでいこう どこまでも 今すぐに 永遠の 故郷を 探すため この世界の どこかにある やさしさに 真実に 出会ってみたくて この世界に きっときっといる 友達に 恋人に めぐりあう そのために この世界の どこかにある やさしさに 真実に 出会ってみたくて この世界に きっときっといる 友達に 恋人に めぐりあう そのために |
洞爺湖の雪雪が降る 静かに 音もなく 雪が降る 北国の湖に 静かに静かに 雪が降る 突然の別れから 二度目の冬です あなたのいない ひとりの冬です 暖炉の前で 開いたアルバム あどけたあなたの 写真に 涙ひと粒 落ちました この旅は終わりですか 始まりですか 北国に 雪が降る 洞爺湖に雪が降る 雪が降る いつしか 色のない 雪がふる 降りつもることもなく 心に心に 雪が降る 湖に浮かぶ島 あなたの面影 霞んで見える 悲しい冬です この掌(てのひら)で 溶けては消えてく 雪にも生命(いのち)が あるのね あなた恋しく なるばかり この旅は終わりですか 始まりですか 北国に 雪が降る 洞爺湖に雪が降る 北国に 雪が降る 洞爺湖に雪が降る | 松原健之 | 坂口照幸 | 弦哲也 | | 雪が降る 静かに 音もなく 雪が降る 北国の湖に 静かに静かに 雪が降る 突然の別れから 二度目の冬です あなたのいない ひとりの冬です 暖炉の前で 開いたアルバム あどけたあなたの 写真に 涙ひと粒 落ちました この旅は終わりですか 始まりですか 北国に 雪が降る 洞爺湖に雪が降る 雪が降る いつしか 色のない 雪がふる 降りつもることもなく 心に心に 雪が降る 湖に浮かぶ島 あなたの面影 霞んで見える 悲しい冬です この掌(てのひら)で 溶けては消えてく 雪にも生命(いのち)が あるのね あなた恋しく なるばかり この旅は終わりですか 始まりですか 北国に 雪が降る 洞爺湖に雪が降る 北国に 雪が降る 洞爺湖に雪が降る |
千の風になって私のお墓の前で 泣かないでください そこに私はいません 眠ってなんかいません 千の風に 千の風になって あの大きな空を 吹きわたっています 秋には光になって 畑にふりそそぐ 冬はダイヤのように きらめく雪になる 朝は鳥になって あなたを目覚めさせる 夜は星になって あなたを見守る 私のお墓の前で 泣かないでください そこに私はいません、死んでなんかいません 千の風に 千の風になって あの大きな空を 吹きわたっています 千の風に 千の風になって あの 大きな空を 吹きわたっています あの 大きな空を 吹きわたっています | 松原健之 | 不詳・日本語詞:新井満 | 新井満 | | 私のお墓の前で 泣かないでください そこに私はいません 眠ってなんかいません 千の風に 千の風になって あの大きな空を 吹きわたっています 秋には光になって 畑にふりそそぐ 冬はダイヤのように きらめく雪になる 朝は鳥になって あなたを目覚めさせる 夜は星になって あなたを見守る 私のお墓の前で 泣かないでください そこに私はいません、死んでなんかいません 千の風に 千の風になって あの大きな空を 吹きわたっています 千の風に 千の風になって あの 大きな空を 吹きわたっています あの 大きな空を 吹きわたっています |
帰郷風が吹く 無人の駅 ひとり降り立つ僕 枕木から こぼれる花 そっと咲いている あなたが見つめる夢 僕にはまぶしい夢 一つにならない夢 仕方ないのさ… 会いたくて 会いたくて みんなに会いたくて 帰りつく 故郷(ふるさと)よ やさしく包んでくれ 今のこの僕を 傷ついて 分かったこと 思い上がりの僕 贋(まが)いもので しあわせなど 掴めないことを ざわめく都会の中 急いで生きてる人 答えを出せない明日(あす) 誰も同じか… せつなくて せつなくて 口にも出せなくて 帰りつく 故郷(ふるさと)よ やさしく叱ってくれ 今のこの僕を 会いたくて 会いたくて みんなに会いたくて 帰りつく 故郷(ふるさと)よ やさしく包んでくれ 今のこの僕を | 松原健之 | 坂口照幸 | 弦哲也 | 宮崎慎二 | 風が吹く 無人の駅 ひとり降り立つ僕 枕木から こぼれる花 そっと咲いている あなたが見つめる夢 僕にはまぶしい夢 一つにならない夢 仕方ないのさ… 会いたくて 会いたくて みんなに会いたくて 帰りつく 故郷(ふるさと)よ やさしく包んでくれ 今のこの僕を 傷ついて 分かったこと 思い上がりの僕 贋(まが)いもので しあわせなど 掴めないことを ざわめく都会の中 急いで生きてる人 答えを出せない明日(あす) 誰も同じか… せつなくて せつなくて 口にも出せなくて 帰りつく 故郷(ふるさと)よ やさしく叱ってくれ 今のこの僕を 会いたくて 会いたくて みんなに会いたくて 帰りつく 故郷(ふるさと)よ やさしく包んでくれ 今のこの僕を |
冬のひまわり 夏の光に咲く花よりも 季節はずれの花が 好き そう言って あなたに笑われた あれは 遠い日 愛だけで 生きてゆけるなんて 思っちゃ いないけど 愛のない明日なんて 欲しくないから 風に吹かれて 春を待つ わたしは 冬の 冬の ひまわり 雪の夜道を歩きながら すこし汚れた雪が 好き そう言って あなたに笑われた あれは 遠い日 夢だけで 生きてゆけるなんて 思っちゃ いないけど 夢のない暮しなんて 欲しくないから 風に吹かれて 春を待つ わたしは 冬の 冬の ひまわり 風に吹かれて 春を待つ わたしは 冬の 冬の ひまわり | 松原健之 | 五木寛之 | 弦哲也 | 前田俊明 | 夏の光に咲く花よりも 季節はずれの花が 好き そう言って あなたに笑われた あれは 遠い日 愛だけで 生きてゆけるなんて 思っちゃ いないけど 愛のない明日なんて 欲しくないから 風に吹かれて 春を待つ わたしは 冬の 冬の ひまわり 雪の夜道を歩きながら すこし汚れた雪が 好き そう言って あなたに笑われた あれは 遠い日 夢だけで 生きてゆけるなんて 思っちゃ いないけど 夢のない暮しなんて 欲しくないから 風に吹かれて 春を待つ わたしは 冬の 冬の ひまわり 風に吹かれて 春を待つ わたしは 冬の 冬の ひまわり |
あの町へ帰りたいたそがれの 歩道橋から しみじみと 北国のふるさとを 思い出してます 金沢を はなれて 二年 あんずの花は 咲いただろうか 君はかわらず きれいだろうか ああ 帰りたい あの町へ ああ 帰りたい 君の 君のすむ町へ 川のない 街はさびしい ささやかな 夢だけを 大切に ひとり生きてます 雪の中 別れて 二年 あの日の言葉は 忘れないけど 君はいつまで 待てるだろうか ああ 帰りたい あの町へ ああ 帰りたい 雪の 雪のふる町へ 金沢を はなれて 二年 あんずの花は 咲いただろうか 君はかわらず きれいだろうか ああ 帰りたい あの町へ ああ 帰りたい 君の 君のすむ町へ | 松原健之 | 五木寛之 | 弦哲也 | 前田俊明 | たそがれの 歩道橋から しみじみと 北国のふるさとを 思い出してます 金沢を はなれて 二年 あんずの花は 咲いただろうか 君はかわらず きれいだろうか ああ 帰りたい あの町へ ああ 帰りたい 君の 君のすむ町へ 川のない 街はさびしい ささやかな 夢だけを 大切に ひとり生きてます 雪の中 別れて 二年 あの日の言葉は 忘れないけど 君はいつまで 待てるだろうか ああ 帰りたい あの町へ ああ 帰りたい 雪の 雪のふる町へ 金沢を はなれて 二年 あんずの花は 咲いただろうか 君はかわらず きれいだろうか ああ 帰りたい あの町へ ああ 帰りたい 君の 君のすむ町へ |
思い出の街地下鉄の駅から五分 学生時代の街へ来て なつかしい店を探す 古本屋キリン堂 きみとはじめて 出会った店 いまも そのまま あるだろか 透明な日ざしをあびて 思い出の街を歩く 青春の匂いは遠く 行きかうは見知らぬ人びと 本棚のチェーホフ全集 ほとんど読まないままに 情けない値段で売った 古本屋キリン堂 きみを誘って 海を見に行く あれは 五月の晩だった 透明な日ざしをあびて 思い出の街を歩く 青春の匂いは遠く 行きかうは見知らぬ人びと 傷ついて きみとも別れ 一本のビールに酔って 看板を足で蹴った 古本屋キリン堂 あれから五年 季節(とき)はながれて いまは 知らない店ばかり 透明な日ざしをあびて 思い出の街を歩く 青春の匂いは遠く 行きかうは見知らぬ人びと 青春の匂いは遠く 行きかうは見知らぬ人びと 青春の匂いは遠く 行きかうは見知らぬ人びと | 松原健之 | 五木寛之 | 加藤敏治 | 宮崎慎二 | 地下鉄の駅から五分 学生時代の街へ来て なつかしい店を探す 古本屋キリン堂 きみとはじめて 出会った店 いまも そのまま あるだろか 透明な日ざしをあびて 思い出の街を歩く 青春の匂いは遠く 行きかうは見知らぬ人びと 本棚のチェーホフ全集 ほとんど読まないままに 情けない値段で売った 古本屋キリン堂 きみを誘って 海を見に行く あれは 五月の晩だった 透明な日ざしをあびて 思い出の街を歩く 青春の匂いは遠く 行きかうは見知らぬ人びと 傷ついて きみとも別れ 一本のビールに酔って 看板を足で蹴った 古本屋キリン堂 あれから五年 季節(とき)はながれて いまは 知らない店ばかり 透明な日ざしをあびて 思い出の街を歩く 青春の匂いは遠く 行きかうは見知らぬ人びと 青春の匂いは遠く 行きかうは見知らぬ人びと 青春の匂いは遠く 行きかうは見知らぬ人びと |
星の旅びとやさしさを求めて この町まできたの ほんとの自分を さがすため 鳥や風の歌に 疲れたこころも いつか忘れて 歩きだす 幾千年の星のかなたへ 幾千年の愛の世界へ あなたと とびたい この坂をのぼったら あなたに会えますか 西の空 夕焼け 遠くで鐘の音 なくした わたしの子守唄 生まれかわるために 素直な気持ちで そっと 両手を合わせます 幾千年の星のかなたへ 幾千年の愛の世界へ ふたりで とびたい あの空を見あげたら あなたが見えますか 幾千年の星のかなたへ 幾千年の愛の世界へ いっしょに とびたい この坂をのぼったら あなたに会えますか あなたに会えますか | 松原健之 | 五木寛之 | 幸耕平 | 宮崎慎二 | やさしさを求めて この町まできたの ほんとの自分を さがすため 鳥や風の歌に 疲れたこころも いつか忘れて 歩きだす 幾千年の星のかなたへ 幾千年の愛の世界へ あなたと とびたい この坂をのぼったら あなたに会えますか 西の空 夕焼け 遠くで鐘の音 なくした わたしの子守唄 生まれかわるために 素直な気持ちで そっと 両手を合わせます 幾千年の星のかなたへ 幾千年の愛の世界へ ふたりで とびたい あの空を見あげたら あなたが見えますか 幾千年の星のかなたへ 幾千年の愛の世界へ いっしょに とびたい この坂をのぼったら あなたに会えますか あなたに会えますか |
内灘海岸アカシアの花が見たくて 北行きのバスに乗りました 携帯も 文庫も持たず 遠い町から 訪ねてきました はらはらと風に散る 思い出の花びら あの夏も あの人も もう二度と帰らない ああ アカシアの白い道 ひとりの海です 内灘海岸 潮騒(しおさい)の歌を聴(き)こうと 内灘の駅でおりました あの日から 四年が過ぎて 少し大人になっただろうか お互いに若すぎて 愛だとも知らずに あの夢も あの愛も もう二度と帰らない ああ アカシアの白い丘 ひとりの海です 内灘海岸 ああ アカシアの白い道 ひとりの海です 内灘海岸 | 松原健之 | 五木寛之 | 弦哲也 | 若草恵 | アカシアの花が見たくて 北行きのバスに乗りました 携帯も 文庫も持たず 遠い町から 訪ねてきました はらはらと風に散る 思い出の花びら あの夏も あの人も もう二度と帰らない ああ アカシアの白い道 ひとりの海です 内灘海岸 潮騒(しおさい)の歌を聴(き)こうと 内灘の駅でおりました あの日から 四年が過ぎて 少し大人になっただろうか お互いに若すぎて 愛だとも知らずに あの夢も あの愛も もう二度と帰らない ああ アカシアの白い丘 ひとりの海です 内灘海岸 ああ アカシアの白い道 ひとりの海です 内灘海岸 |
金沢望郷歌 桜橋(さくらばし)から 大橋(おおはし)みれば 川の岸辺に かげろう揺(ゆ)れる 流れる雲よ 空の青さよ 犀星(さいせい)の詩(うた)を うつす犀川(さいがわ) この街に生まれ この街に生きる わがふるさとは金沢 夢を抱(だ)く街 春の風ふく 香林坊(こうりんぼう)に 小松砂丘(こまつさきゅう)の句(ことば)がのこる 過ぎゆく歳月(とき)よ 街は変われど 辰巳の用水(みず)は 今日も流れて この街に生まれ この街に生きる わがふるさとは金沢 夢を抱(だ)く街 君を見送る 兼六園の 雪の白さが 心にしみる 飛びゆく鳥よ また逢う日まで 秋声(しゅうせい)の思い 胸にきざんで この街に生まれ この街に生きる わがふるさとは金沢 夢を抱(だ)く街 この街に生まれ この街に生きる わがふるさとは金沢 夢を抱(だ)く街 | 松原健之 | 五木寛之 | 弦哲也 | 前田俊明 | 桜橋(さくらばし)から 大橋(おおはし)みれば 川の岸辺に かげろう揺(ゆ)れる 流れる雲よ 空の青さよ 犀星(さいせい)の詩(うた)を うつす犀川(さいがわ) この街に生まれ この街に生きる わがふるさとは金沢 夢を抱(だ)く街 春の風ふく 香林坊(こうりんぼう)に 小松砂丘(こまつさきゅう)の句(ことば)がのこる 過ぎゆく歳月(とき)よ 街は変われど 辰巳の用水(みず)は 今日も流れて この街に生まれ この街に生きる わがふるさとは金沢 夢を抱(だ)く街 君を見送る 兼六園の 雪の白さが 心にしみる 飛びゆく鳥よ また逢う日まで 秋声(しゅうせい)の思い 胸にきざんで この街に生まれ この街に生きる わがふるさとは金沢 夢を抱(だ)く街 この街に生まれ この街に生きる わがふるさとは金沢 夢を抱(だ)く街 |