ねぶた節(らっせーらー らっせーらー らっせーらっせー らっせーらー) (らっせーらー らっせーらー らっせーらっせー らっせーらー) (らっせーらー らっせーらー らっせーらっせー らっせーらー) (らっせーらー らっせーらー らっせーらっせー らっせーらー) 深き夜空に 花火が咲けば 夢路の夏の 始まりよ ドンコ ドドンコ 高まる胸に ドンコ ドドンコ 近づく灯り 老いも若きも 踊れや踊れ 祭りだ祭りだ ねぶたが通る (らっせーらー らっせーらー らっせーらっせー らっせーらー) (らっせーらー らっせーらー らっせーらっせー らっせーらー) 眠れる闇の かしこから 跳人の息が 湧き上る ドンコ ドドンコ 鬼が燥げば ドンコ ドドンコ 武者が追う追う 太鼓囃子も いよいよまして 我らを乗せて 銀河を響く (らっせーらー らっせーらー らっせーらっせー らっせーらー) (らっせーらー らっせーらー らっせーらっせー らっせーらー) 進めよ北の 旅人よ 悪しきを燃やし 翔んで行け ドンコ ドドンコ 送り絵淡く ドンコ ドドンコ 遠のく灯り 老いも若きも 歌えや歌え 祭りだ祭りだ ねぶたが燃える (らっせーらー らっせーらー らっせーらっせー らっせーらー) らっせーらー らっせーらー らっせーらっせー らっせーらー | 橋幸夫 | 橋龍吾 | 勅使原煌 | 庄司龍 | (らっせーらー らっせーらー らっせーらっせー らっせーらー) (らっせーらー らっせーらー らっせーらっせー らっせーらー) (らっせーらー らっせーらー らっせーらっせー らっせーらー) (らっせーらー らっせーらー らっせーらっせー らっせーらー) 深き夜空に 花火が咲けば 夢路の夏の 始まりよ ドンコ ドドンコ 高まる胸に ドンコ ドドンコ 近づく灯り 老いも若きも 踊れや踊れ 祭りだ祭りだ ねぶたが通る (らっせーらー らっせーらー らっせーらっせー らっせーらー) (らっせーらー らっせーらー らっせーらっせー らっせーらー) 眠れる闇の かしこから 跳人の息が 湧き上る ドンコ ドドンコ 鬼が燥げば ドンコ ドドンコ 武者が追う追う 太鼓囃子も いよいよまして 我らを乗せて 銀河を響く (らっせーらー らっせーらー らっせーらっせー らっせーらー) (らっせーらー らっせーらー らっせーらっせー らっせーらー) 進めよ北の 旅人よ 悪しきを燃やし 翔んで行け ドンコ ドドンコ 送り絵淡く ドンコ ドドンコ 遠のく灯り 老いも若きも 歌えや歌え 祭りだ祭りだ ねぶたが燃える (らっせーらー らっせーらー らっせーらっせー らっせーらー) らっせーらー らっせーらー らっせーらっせー らっせーらー |
法師の宿過去を指したまま 時間はとまり 雨音だけが 過ぎてゆく樹海 落葉を踏んで さまよえば 誰が落とした 簪が “忘れてはいやです”と 足駄にからむ 法師の宿 雨が止みました いい月ですよ みて下さいと 窓をあける女 湯上りなのか 黒髪の 甘い香りに ふりむけば 一輪の カトレアが 夜風に白く 咲いていたよ 淋しさを友に 暮らしていると 人恋しくて たまらないんだろう 生々し気に お酌する 細い手首に 傷の跡 “みつめては いやです”と 小袖で隠す 山家の女 虫の音をききに ぜひもう一度 約束してと 別れ惜しむ女 一度だなんて 水臭い 三度 四度を 待ちますと 言わせたい 泣かせたい 湯情が宿る 法師の宿 | 橋幸夫 | 星野哲郎 | 吉田正 | 竹村次郎 | 過去を指したまま 時間はとまり 雨音だけが 過ぎてゆく樹海 落葉を踏んで さまよえば 誰が落とした 簪が “忘れてはいやです”と 足駄にからむ 法師の宿 雨が止みました いい月ですよ みて下さいと 窓をあける女 湯上りなのか 黒髪の 甘い香りに ふりむけば 一輪の カトレアが 夜風に白く 咲いていたよ 淋しさを友に 暮らしていると 人恋しくて たまらないんだろう 生々し気に お酌する 細い手首に 傷の跡 “みつめては いやです”と 小袖で隠す 山家の女 虫の音をききに ぜひもう一度 約束してと 別れ惜しむ女 一度だなんて 水臭い 三度 四度を 待ちますと 言わせたい 泣かせたい 湯情が宿る 法師の宿 |
京都・神戸・銀座川の流れに せつない影を うかべて恋は しのびよる あなたの好きな 東山 街の灯りが ゆれている 京都の夜のしのび逢い しのび逢い あなたの気持ち たしかめたくて 泣いてしまった 雨の中 はじめてわたし 知ったのよ 涙でひらく 花びらを 神戸の夜のしのび逢い めぐり逢い 愛した人が 冷たいときは ため息だけで 生きている お願いだから 今日からは 悲しい思い させないで 銀座の夜のめぐり逢い めぐり逢い | 橋幸夫 | 橋本淳 | 筒美京平 | 筒美京平 | 川の流れに せつない影を うかべて恋は しのびよる あなたの好きな 東山 街の灯りが ゆれている 京都の夜のしのび逢い しのび逢い あなたの気持ち たしかめたくて 泣いてしまった 雨の中 はじめてわたし 知ったのよ 涙でひらく 花びらを 神戸の夜のしのび逢い めぐり逢い 愛した人が 冷たいときは ため息だけで 生きている お願いだから 今日からは 悲しい思い させないで 銀座の夜のめぐり逢い めぐり逢い |
盆ダンス故郷(ふるさと)を 遠く離れて暮らしても 顔見せに 盆を合図に里帰り 富士山が 櫓(やぐら)代わりの天辺で 音頭とりゃ みんなひと踊り 沖縄が 太鼓叩いてエイサなら 北国は にしん大漁旗 元気陽気でいつでもやる気 ソレ笑顔と笑顔で 頑張れニッポン ソレみんな調子を合わせ ボンボンボンボン 盆ダンス みんなで踊ろう盆ダンス この胸の 年に一度の憂さ晴らし 思いきり 手足伸ばして踊ったら 流れ出る 汗が心の大掃除 しあわせが 胸の戸をたたく 想い出を みんなそれぞれ持ち寄って 懐かしい 顔が勢揃い 昨日向くより明日を向いて ソレ心と心で 頑張れニッポン ソレみんな調子を合わせ ボンボンボンボン 盆ダンス みんなで踊ろう盆ダンス 元気陽気でいつでもやる気 ソレ笑顔と笑顔で 頑張れニッポン ソレみんな調子を合わせ ボンボンボンボン 盆ダンス みんなで踊ろう盆ダンス みんなで踊ろう盆ダンス | 橋幸夫 | 木下龍太郎 | 谷口尚久 | 伊戸のりお | 故郷(ふるさと)を 遠く離れて暮らしても 顔見せに 盆を合図に里帰り 富士山が 櫓(やぐら)代わりの天辺で 音頭とりゃ みんなひと踊り 沖縄が 太鼓叩いてエイサなら 北国は にしん大漁旗 元気陽気でいつでもやる気 ソレ笑顔と笑顔で 頑張れニッポン ソレみんな調子を合わせ ボンボンボンボン 盆ダンス みんなで踊ろう盆ダンス この胸の 年に一度の憂さ晴らし 思いきり 手足伸ばして踊ったら 流れ出る 汗が心の大掃除 しあわせが 胸の戸をたたく 想い出を みんなそれぞれ持ち寄って 懐かしい 顔が勢揃い 昨日向くより明日を向いて ソレ心と心で 頑張れニッポン ソレみんな調子を合わせ ボンボンボンボン 盆ダンス みんなで踊ろう盆ダンス 元気陽気でいつでもやる気 ソレ笑顔と笑顔で 頑張れニッポン ソレみんな調子を合わせ ボンボンボンボン 盆ダンス みんなで踊ろう盆ダンス みんなで踊ろう盆ダンス |
北回帰線歩き続けて 人の暮れ 風がこの身に 染み渡る どこを目指して 来たのだと どこを目指して 行くのだと 北へ帰ろか 魂(こころ)の故郷(さと)に 涙も雪に なるだろか 北へ帰ろか もう一度 すべてを潔(あら)え 白い吹雪よ 家族もあれば 友もある 悠々たれと その余生 けれど胸には ぽっかりと 何を待つかの 穴がある 北へ帰ろか 魂を抱いて 海は歌うし 陽はうねる 北へ帰ろか もう一度 すべてを覚ませ 白い吹雪よ 色とりどりの 思い出も はやる心を 惑わせる 船出を明日に 迎えれば いよいよ恋し 回帰線 北へ帰ろか 魂の故郷に 涙も夢に なるだろか 北へ帰ろか もう一度 すべてを潔え 希望の吹雪よ | 橋幸夫 | 橋龍吾 | 勅使原煌 | 庄司龍 | 歩き続けて 人の暮れ 風がこの身に 染み渡る どこを目指して 来たのだと どこを目指して 行くのだと 北へ帰ろか 魂(こころ)の故郷(さと)に 涙も雪に なるだろか 北へ帰ろか もう一度 すべてを潔(あら)え 白い吹雪よ 家族もあれば 友もある 悠々たれと その余生 けれど胸には ぽっかりと 何を待つかの 穴がある 北へ帰ろか 魂を抱いて 海は歌うし 陽はうねる 北へ帰ろか もう一度 すべてを覚ませ 白い吹雪よ 色とりどりの 思い出も はやる心を 惑わせる 船出を明日に 迎えれば いよいよ恋し 回帰線 北へ帰ろか 魂の故郷に 涙も夢に なるだろか 北へ帰ろか もう一度 すべてを潔え 希望の吹雪よ |
潮来笠 潮来の伊太郎 ちょっと見なれば 薄情そうな 渡り鳥 それでいいのさ あの移り気な 風が吹くまま 西東 なのにヨー なぜに眼に浮く潮来笠 田笠の紅緒が ちらつくようぢゃ 振り分け荷物 重かろに わけはきくなと 笑ってみせる 粋な単衣の 腕まくり なのにヨー 後髪引く潮来笠 旅空夜空で いまさら知った 女の胸の 底の底 ここは関宿 大利根川へ 人にかくして 流す花 だってヨー あの娘川下潮来笠 | 橋幸夫 | 佐伯孝夫 | 吉田正 | 吉田正 | 潮来の伊太郎 ちょっと見なれば 薄情そうな 渡り鳥 それでいいのさ あの移り気な 風が吹くまま 西東 なのにヨー なぜに眼に浮く潮来笠 田笠の紅緒が ちらつくようぢゃ 振り分け荷物 重かろに わけはきくなと 笑ってみせる 粋な単衣の 腕まくり なのにヨー 後髪引く潮来笠 旅空夜空で いまさら知った 女の胸の 底の底 ここは関宿 大利根川へ 人にかくして 流す花 だってヨー あの娘川下潮来笠 |
霧氷 霧氷…… 霧氷…… 思い出は かえらない 遥かな 遥かな 冬空に 消えた恋 霧の街角で 告げたさよならが 僕を 僕を 僕を泣かす 霧氷…… 霧氷…… なにもかも 夢だった 今でも 今でも 愛しては いるけれど どこにいるさえ 今は知らぬ人 僕を 僕を 僕を泣かす 霧氷…… 霧氷…… 美しい 恋だった 消えない 消えない 悲しみを 胸にだき 霧の街角を 一人今日もゆく 僕を 僕を 僕を泣かす | 橋幸夫 | 宮川哲夫 | 利根一郎 | 一ノ瀬義孝 | 霧氷…… 霧氷…… 思い出は かえらない 遥かな 遥かな 冬空に 消えた恋 霧の街角で 告げたさよならが 僕を 僕を 僕を泣かす 霧氷…… 霧氷…… なにもかも 夢だった 今でも 今でも 愛しては いるけれど どこにいるさえ 今は知らぬ人 僕を 僕を 僕を泣かす 霧氷…… 霧氷…… 美しい 恋だった 消えない 消えない 悲しみを 胸にだき 霧の街角を 一人今日もゆく 僕を 僕を 僕を泣かす |
チェッ チェッ チェッ(涙にさよならを)忘れちゃいなと 風が吹く あきらめちゃいなと 雪が降る さっきチラッと 見かけたあの娘 夜更けの外車に 乗っていた ソッポ向いてた チェッ チェッ チェッ 街は沈んだ 青い色 恋は死んだと 唄ってる 街のギターが 唄ってる 俺のこころが チクチク痛む いっちゃえ あんな娘どこへでも ピンクサーモン チェッ チェッ チェッ ばかにパリッと していたぜ 忘れられぬと 風が吹く あきらめきれぬと 雪が降る 淋しく見つめる この掌に かなしく降る降る 消えてゆく 雪のはかなさ チェッ チェッ チェッ ヤケに涙が 流れくる | 橋幸夫 | 佐伯孝夫 | 吉田正 | | 忘れちゃいなと 風が吹く あきらめちゃいなと 雪が降る さっきチラッと 見かけたあの娘 夜更けの外車に 乗っていた ソッポ向いてた チェッ チェッ チェッ 街は沈んだ 青い色 恋は死んだと 唄ってる 街のギターが 唄ってる 俺のこころが チクチク痛む いっちゃえ あんな娘どこへでも ピンクサーモン チェッ チェッ チェッ ばかにパリッと していたぜ 忘れられぬと 風が吹く あきらめきれぬと 雪が降る 淋しく見つめる この掌に かなしく降る降る 消えてゆく 雪のはかなさ チェッ チェッ チェッ ヤケに涙が 流れくる |
テムジン~蒼き狼伝説~(春まだ浅き 大地の果て ブルガンは 霧に隠れ) はるか湖の 向こうから 蒼き狼の声が こだまする 分かたれた国々を 束ねんと叫ぶ おお その勇ましき 言葉を聞け (オノンの河の 由々しき流れ 狼は 草原を駆け) やがて訪れる 平和の時代を 告げるかのように昼夜を 吼えまわる 人々の安らぎを 誰よりも願う おお その優しき 眼差しを見よ (砂漠の谷を 渦巻く風 連なりし オルドの影) 父と母への 想いを胸に 狼は一人何処へか旅立つ 愛すべき者のために 生きようと誓う おお そのたくましい 背中を見よ | 橋幸夫 | 椎名透明 | 勅使原煌 | 伊戸のりお | (春まだ浅き 大地の果て ブルガンは 霧に隠れ) はるか湖の 向こうから 蒼き狼の声が こだまする 分かたれた国々を 束ねんと叫ぶ おお その勇ましき 言葉を聞け (オノンの河の 由々しき流れ 狼は 草原を駆け) やがて訪れる 平和の時代を 告げるかのように昼夜を 吼えまわる 人々の安らぎを 誰よりも願う おお その優しき 眼差しを見よ (砂漠の谷を 渦巻く風 連なりし オルドの影) 父と母への 想いを胸に 狼は一人何処へか旅立つ 愛すべき者のために 生きようと誓う おお そのたくましい 背中を見よ |
優駿の風弧を描く空 風は緩やかにうねり 優駿の嘶きに 大地は震える 息子よ この遠き古里で 私は一人 お前を想う 確かな言葉を 探すように どこまでも続く 草原を行きながら 誰もが皆 それぞれに 帰る場所を求め 彷徨うなら この父なる国に 身を埋めて 砂漠に降る 雨となろう 照り渡る陽は あまねく草木を育て 旅行ける者たちの 心を燃やす 家族よ この遠き古里で 私は一人 夢に見ている 何も言わずに 抱き合える日を すべての過ちを 償えるその時を 誰もが皆 それぞれに 愛の影を求め 彷徨うなら この優しい風に 一片の 歌を乗せて 届けよう 届けよう | 橋幸夫 | 椎名透明 | 勅使原煌 | 伊戸のりお | 弧を描く空 風は緩やかにうねり 優駿の嘶きに 大地は震える 息子よ この遠き古里で 私は一人 お前を想う 確かな言葉を 探すように どこまでも続く 草原を行きながら 誰もが皆 それぞれに 帰る場所を求め 彷徨うなら この父なる国に 身を埋めて 砂漠に降る 雨となろう 照り渡る陽は あまねく草木を育て 旅行ける者たちの 心を燃やす 家族よ この遠き古里で 私は一人 夢に見ている 何も言わずに 抱き合える日を すべての過ちを 償えるその時を 誰もが皆 それぞれに 愛の影を求め 彷徨うなら この優しい風に 一片の 歌を乗せて 届けよう 届けよう |
向こう通るは向こう通るは あの娘じゃないか 赤い袂(たもと)が 小粋に揺れる 何処へ行くやら 言問(こととい)橋を 渡るカラコロ 下駄の音 吹くは川風 エエー 裾乱す裾乱す なんじゃいな 向こう通るは あの娘じゃないか 白い襟足 ほんのり染めて 恋の願(がん)かけ お百度参り ひいたおみくじ 何とでる 夫婦銀杏(めおといちょう)が エエー のぞき込むのぞき込む なんじゃいな 向こう通るは あの娘じゃないか 銀のかんざし 誰からもろた 小首かしげて 見上げた空に 濡れておゆきと にわか雨 三味の音色は エエー 四畳半四畳半 なんじゃいな | 橋幸夫 | 千家和也 | 吉田正 | 吉田正 | 向こう通るは あの娘じゃないか 赤い袂(たもと)が 小粋に揺れる 何処へ行くやら 言問(こととい)橋を 渡るカラコロ 下駄の音 吹くは川風 エエー 裾乱す裾乱す なんじゃいな 向こう通るは あの娘じゃないか 白い襟足 ほんのり染めて 恋の願(がん)かけ お百度参り ひいたおみくじ 何とでる 夫婦銀杏(めおといちょう)が エエー のぞき込むのぞき込む なんじゃいな 向こう通るは あの娘じゃないか 銀のかんざし 誰からもろた 小首かしげて 見上げた空に 濡れておゆきと にわか雨 三味の音色は エエー 四畳半四畳半 なんじゃいな |
江戸の花通りゃんせ通りゃんせ 花のお江戸を通りゃんせ 罪のない者 通りゃんせ 灯りまたたく 黒門町に 御用御用の 声がする 伊達にゃささない 角帯の 房は紫 この十手 遠く下谷の遠く下谷の エエー鐘が鳴る 生まれついての 勇み肌 お天道様の さずけもの 指でしごいた 捕り縄は 罪をしばって 人ほどく 空に隅田の空に隅田の エエー川花火 通りゃんせ通りゃんせ 花のお江戸を通りゃんせ 罪のない者 通りゃんせ かざす御用の 提灯は 悪に泣いてる 人のため 啖呵きかせる その口で 恋のいろはが 何故言えぬ 赤い夜桜赤い夜桜 エエー上野山 | 橋幸夫 | 千家和也 | 吉田正 | 吉田正 | 通りゃんせ通りゃんせ 花のお江戸を通りゃんせ 罪のない者 通りゃんせ 灯りまたたく 黒門町に 御用御用の 声がする 伊達にゃささない 角帯の 房は紫 この十手 遠く下谷の遠く下谷の エエー鐘が鳴る 生まれついての 勇み肌 お天道様の さずけもの 指でしごいた 捕り縄は 罪をしばって 人ほどく 空に隅田の空に隅田の エエー川花火 通りゃんせ通りゃんせ 花のお江戸を通りゃんせ 罪のない者 通りゃんせ かざす御用の 提灯は 悪に泣いてる 人のため 啖呵きかせる その口で 恋のいろはが 何故言えぬ 赤い夜桜赤い夜桜 エエー上野山 |
磯ぶし源太水戸を離れて 東へ三里 男松だよ 磯ぶし源太 なぜに空見て 草蛙の紐を しめる振りする しめる振りする 涙ぐせ 水戸の白梅 日立のさくら 松が取り持つ この浜街道 風流祭で あの娘と喧嘩 意地で別れちゃ 意地で別れちゃ 見たものの 鹿島灘見りゃ 白帆が浮かぶ 一つニァつ 十三 五つ 船の数さえ あの娘の年か 待っちゃなかろが 待っちゃなかろが 旅烏 | 橋幸夫 | 佐伯孝夫 | 吉田正 | | 水戸を離れて 東へ三里 男松だよ 磯ぶし源太 なぜに空見て 草蛙の紐を しめる振りする しめる振りする 涙ぐせ 水戸の白梅 日立のさくら 松が取り持つ この浜街道 風流祭で あの娘と喧嘩 意地で別れちゃ 意地で別れちゃ 見たものの 鹿島灘見りゃ 白帆が浮かぶ 一つニァつ 十三 五つ 船の数さえ あの娘の年か 待っちゃなかろが 待っちゃなかろが 旅烏 |
絆風たちぬ ガラス窓の向うに 背中が遠ざかる 木立ちの間を抜け 夢去りぬ あなたがいないのなら 別れて そのあと すぐに逢いたくなる ああ 呼びとめて せめて口づけだけでも ああ ひきとめて たとえ一時 絆の色は赤く赤く 心を燃やす 絆の糸はもつれもつれ 幾重にも二人を 恋ゆえに 身も細る想いして あなたを失う 予感におびえている ああ ひき潮に この世のはかなさを知り ああ 満ち潮に 喜びを見る 絆の色は赤く赤く 天まで焦がす 絆の糸は強く強く 切なさをひき合う 絆の色は赤く赤く 心を燃やす 絆の糸は固く固く お互いを結ぶよ | 橋幸夫 | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | | 風たちぬ ガラス窓の向うに 背中が遠ざかる 木立ちの間を抜け 夢去りぬ あなたがいないのなら 別れて そのあと すぐに逢いたくなる ああ 呼びとめて せめて口づけだけでも ああ ひきとめて たとえ一時 絆の色は赤く赤く 心を燃やす 絆の糸はもつれもつれ 幾重にも二人を 恋ゆえに 身も細る想いして あなたを失う 予感におびえている ああ ひき潮に この世のはかなさを知り ああ 満ち潮に 喜びを見る 絆の色は赤く赤く 天まで焦がす 絆の糸は強く強く 切なさをひき合う 絆の色は赤く赤く 心を燃やす 絆の糸は固く固く お互いを結ぶよ |
噂の金四郎あれが噂の金四郎 若い娘が ひとめ惚れ 人の泣く声 呼ぶ声を 聞けばたちまち 走り出す 鬼が出るか 蛇が出るか お江戸 お江戸八百八町を ひとあばれ 生まれついての一本気 何を好んで 人助け 見ないふりして 通るには 悪いやつらが 多すぎる 鬼が出るか 蛇が出るか お江戸 お江戸八百八町を ひとあばれ とっておいたぜ切り札は 桜吹雪は 伊達じゃない 罪の重さは 憎んでも かける情けの 名裁(めいさば)き 鬼が出るか 蛇が出るか お江戸 お江戸八百八町を ひとあばれ | 橋幸夫 | 千家和也 | 風間史朗 | | あれが噂の金四郎 若い娘が ひとめ惚れ 人の泣く声 呼ぶ声を 聞けばたちまち 走り出す 鬼が出るか 蛇が出るか お江戸 お江戸八百八町を ひとあばれ 生まれついての一本気 何を好んで 人助け 見ないふりして 通るには 悪いやつらが 多すぎる 鬼が出るか 蛇が出るか お江戸 お江戸八百八町を ひとあばれ とっておいたぜ切り札は 桜吹雪は 伊達じゃない 罪の重さは 憎んでも かける情けの 名裁(めいさば)き 鬼が出るか 蛇が出るか お江戸 お江戸八百八町を ひとあばれ |
日本のこころああ美し国 祖国日本 永遠なれよ 栄えよと 祈るこころで あがめて祭る 伊勢の神宮 いとめでた ああ緑濃く 流れは清く 御社こそは 祖先より 遠く受継ぎ こぞりて強く 生くるわれらの あがめ神 ああめでたやな 式年遷宮 何ごとおわすか 知らねども 涙流るる かたじけなさに われら信ぜん 明日の春 | 橋幸夫 | 佐伯孝夫 | 吉田正 | | ああ美し国 祖国日本 永遠なれよ 栄えよと 祈るこころで あがめて祭る 伊勢の神宮 いとめでた ああ緑濃く 流れは清く 御社こそは 祖先より 遠く受継ぎ こぞりて強く 生くるわれらの あがめ神 ああめでたやな 式年遷宮 何ごとおわすか 知らねども 涙流るる かたじけなさに われら信ぜん 明日の春 |
月夜の渡り鳥おまえ一人か、連れ衆(しゅ)はないか 連れ衆ァごらんの影法師 可哀そうだよ、旅人さんは 縞の合羽に三度笠 そこに惚れたも エエサ、ないもんだ 月は照る照る、おふくろさんが 見せてくれたもこの月か 遠い昔がまたもや浮び 瞼おもたい、涙ぐせ 別れ別れに、エエサ、誰がした 浮世寒風、吹かれてとんで どこへ月夜の渡り鳥 男なんだよ、行く道ァあるが 笠の小縁に手を掛けて なっちゃねえやと、エエサ、ひとりごと | 橋幸夫 | 佐伯孝夫 | 吉田正 | | おまえ一人か、連れ衆(しゅ)はないか 連れ衆ァごらんの影法師 可哀そうだよ、旅人さんは 縞の合羽に三度笠 そこに惚れたも エエサ、ないもんだ 月は照る照る、おふくろさんが 見せてくれたもこの月か 遠い昔がまたもや浮び 瞼おもたい、涙ぐせ 別れ別れに、エエサ、誰がした 浮世寒風、吹かれてとんで どこへ月夜の渡り鳥 男なんだよ、行く道ァあるが 笠の小縁に手を掛けて なっちゃねえやと、エエサ、ひとりごと |
残侠小唄春とはいっても堀割寒く 月に思案の腕を組む 鉄火一代 男の道を 生きた親父のやせ柳 ああ 誰が唄うか 残侠小唄 辛いだろうは心の裡よ 口に表に出しちゃ負け 消そよさっぱり この御神燈 屋号も影も意地だけじゃ ああ これでいいのさ 残侠小唄 不動明王 八方照らす 辰巳育ちの息子なら 頑固親父の 魂だけは 生かして若い春を呼ぶ ああ せめて唄おか 残侠小唄 | 橋幸夫 | 佐伯孝夫 | 吉田正 | | 春とはいっても堀割寒く 月に思案の腕を組む 鉄火一代 男の道を 生きた親父のやせ柳 ああ 誰が唄うか 残侠小唄 辛いだろうは心の裡よ 口に表に出しちゃ負け 消そよさっぱり この御神燈 屋号も影も意地だけじゃ ああ これでいいのさ 残侠小唄 不動明王 八方照らす 辰巳育ちの息子なら 頑固親父の 魂だけは 生かして若い春を呼ぶ ああ せめて唄おか 残侠小唄 |
花の白虎隊会津若松鶴が城 二十日籠りて城落ちぬ 血潮にまみれたその旗は あわれ少年白虎隊 南鶴が城 望めば 砲煙あがる 痛哭 涙を飲んで 且つ彷徨す 秘めて清らなおもかげの 白い鉢巻濡れ羽髪 想えばこの胸せまりきて 呼べど火砲の答うのみ 寄せる大軍背に腹に 散らばさくらの決死行 飯盛山上 十九人 泣いて拝む城かなし | 橋幸夫 | 佐伯孝夫 | 吉田正 | | 会津若松鶴が城 二十日籠りて城落ちぬ 血潮にまみれたその旗は あわれ少年白虎隊 南鶴が城 望めば 砲煙あがる 痛哭 涙を飲んで 且つ彷徨す 秘めて清らなおもかげの 白い鉢巻濡れ羽髪 想えばこの胸せまりきて 呼べど火砲の答うのみ 寄せる大軍背に腹に 散らばさくらの決死行 飯盛山上 十九人 泣いて拝む城かなし |
男ざかり女ざかりは 華ざかり 男ざかりは 働きざかり 人生本番 まっさかり このまま 終わらない ピッカピッカの バリバリ バーリバーリの ピカピカ 男の出逢い 男の我慢 男の勇気 男の感謝 男のドラマは いろいろあるが 汗ふく笑顔に 艶が出る 浮き世なさけは 徒なさけ 男なさけは ほろ酔いなさけ 人生時々 薄なさけ 噂の風も吹く ピッカピッカの バリバリ バーリバーリの ピカピカ 心が躍る 心が沈む 心がゆれる 心が燃える 男はロマンを 捨てない限り 恐れることなど 何もない ピッカピッカの バリバリ バーリバーリの ピカピカ 涙は熱い 涙は辛い 涙は力 涙は門出 男のピンチは 明日へのチャンス 希望の扉を たたくのさ | 橋幸夫 | 鈴木紀代 | 樋口義高 | 若草恵 | 女ざかりは 華ざかり 男ざかりは 働きざかり 人生本番 まっさかり このまま 終わらない ピッカピッカの バリバリ バーリバーリの ピカピカ 男の出逢い 男の我慢 男の勇気 男の感謝 男のドラマは いろいろあるが 汗ふく笑顔に 艶が出る 浮き世なさけは 徒なさけ 男なさけは ほろ酔いなさけ 人生時々 薄なさけ 噂の風も吹く ピッカピッカの バリバリ バーリバーリの ピカピカ 心が躍る 心が沈む 心がゆれる 心が燃える 男はロマンを 捨てない限り 恐れることなど 何もない ピッカピッカの バリバリ バーリバーリの ピカピカ 涙は熱い 涙は辛い 涙は力 涙は門出 男のピンチは 明日へのチャンス 希望の扉を たたくのさ |
喧嘩富士富士は白雪 この雪化粧 江戸から見ている 人もあろ どうせ一宿 ササ 一飯の 恩義にあずかる 旅鴉 一肌脱ぐぜ 喧嘩なら をとめ島田で 一枚絵から 抜けて来たよな 娘振り 泣いてこぼした ササ かんざしが 俺らの肌身を離れない 因果なこった お富士山 なにを言やがる しんみりするな サイコロ一つの 振り違い それを荷物の ササ 喧嘩旅 俺らはいいから お富士山 守ってくんな あの娘 | 橋幸夫 | 佐伯孝夫 | 吉田正 | | 富士は白雪 この雪化粧 江戸から見ている 人もあろ どうせ一宿 ササ 一飯の 恩義にあずかる 旅鴉 一肌脱ぐぜ 喧嘩なら をとめ島田で 一枚絵から 抜けて来たよな 娘振り 泣いてこぼした ササ かんざしが 俺らの肌身を離れない 因果なこった お富士山 なにを言やがる しんみりするな サイコロ一つの 振り違い それを荷物の ササ 喧嘩旅 俺らはいいから お富士山 守ってくんな あの娘 |
歌いくつかの悩み 越えてきて 涙の河を 渡ってく 生きるって 生きるって 淋しいものですね だから歌がある 夢が湧く だから歌がある 幸福(しあわせ)になろうと 優しさを連れてくる 歌がある 人には笑顔で 行き過ぎて 心の痛み 誰も持つ 生きるって 生きるって 厳しいものですね だから歌がある 夢が湧く だから歌がある 幸福(しあわせ)になろうと 故里(ふるさと)を浮かばせる 歌がある 青春の季節 いちどだけ 愛する翼 広げよう 生きるって 生きるって 嬉しいものですね だから歌がある 夢が湧く だから歌がある 幸福(しあわせ)になろうと 想い出がよみがえる 歌がある 歌がある 歌がある | 橋幸夫 | 遠藤実 | 遠藤実 | 馬飼野俊一 | いくつかの悩み 越えてきて 涙の河を 渡ってく 生きるって 生きるって 淋しいものですね だから歌がある 夢が湧く だから歌がある 幸福(しあわせ)になろうと 優しさを連れてくる 歌がある 人には笑顔で 行き過ぎて 心の痛み 誰も持つ 生きるって 生きるって 厳しいものですね だから歌がある 夢が湧く だから歌がある 幸福(しあわせ)になろうと 故里(ふるさと)を浮かばせる 歌がある 青春の季節 いちどだけ 愛する翼 広げよう 生きるって 生きるって 嬉しいものですね だから歌がある 夢が湧く だから歌がある 幸福(しあわせ)になろうと 想い出がよみがえる 歌がある 歌がある 歌がある |
すずらん娘航空便で すず蘭を もらった事が あったっけ すてきな香り 可愛い花房 夢に見たんだ 北海道 一目逢いたい 一目逢いたい すずらん娘 谷間に赤い 灯がついて ほのぼの白く つつましく すずらん鳴らす 鐘の音はるか 小さかろうと 清らかに 一目逢いたい 一目逢いたい すずらん娘 スポーツカーで 二人きり 山脈(やまなみ)仰ぎ 飛ばしたい 朝靄晴れる マリモの湖(うみ)よ 大人みたいに 恋じゃない 一目逢いたい 一目逢いたい すずらん娘 | 橋幸夫 | 佐伯孝夫 | 吉田正 | | 航空便で すず蘭を もらった事が あったっけ すてきな香り 可愛い花房 夢に見たんだ 北海道 一目逢いたい 一目逢いたい すずらん娘 谷間に赤い 灯がついて ほのぼの白く つつましく すずらん鳴らす 鐘の音はるか 小さかろうと 清らかに 一目逢いたい 一目逢いたい すずらん娘 スポーツカーで 二人きり 山脈(やまなみ)仰ぎ 飛ばしたい 朝靄晴れる マリモの湖(うみ)よ 大人みたいに 恋じゃない 一目逢いたい 一目逢いたい すずらん娘 |
赤いブラウス別れ夜汽車は 汽笛(ふえ)さえ泣いて 遠くなりゆく プラットフォーム 赤いブラウス さよならしばし いつまで逢えない 二人じゃないに なぜに涙の 信号燈 一人しおしお 帰ってゆくか あの娘いまごろ 夜更けの街を 赤いブラウス いとしゅてならぬ 小さな肩先き ふるわせながら 星に祈るか 逢える日を 待っていますよと 笑ってくれた 顔がまた浮く 夜汽車の窓よ 赤いブラウス 濡らすな夜霧 死ぬも生きるも 一緒の二人 なんで誓いが 忘らりょか | 橋幸夫 | 佐伯孝夫 | 吉田正 | | 別れ夜汽車は 汽笛(ふえ)さえ泣いて 遠くなりゆく プラットフォーム 赤いブラウス さよならしばし いつまで逢えない 二人じゃないに なぜに涙の 信号燈 一人しおしお 帰ってゆくか あの娘いまごろ 夜更けの街を 赤いブラウス いとしゅてならぬ 小さな肩先き ふるわせながら 星に祈るか 逢える日を 待っていますよと 笑ってくれた 顔がまた浮く 夜汽車の窓よ 赤いブラウス 濡らすな夜霧 死ぬも生きるも 一緒の二人 なんで誓いが 忘らりょか |
花の舞妓はん泣いているのか 辛いじゃないか お守り人形の 舞妓はん 夢ではないか 夢ではないか あの娘が花の 舞妓はんなんて 銀のかんざし きらきらと 今夜は誰ゆえ 舞扇 祗園夜ざくら 木屋町柳 匂う灯りの先斗(ぽんと)町 春だというに 春だというに 本心どすと細い肩寄せた あの日あの夜は 過ぎたまま 二人が逢えるは いつじゃやら 更けておぼろな 細露地抜けて ぽっこり可愛いい 舞妓はん 夢ではおへん 夢ではおへん 身の上なんぞ かんにんどすえ 桜明りに しょんぼりと 春を泣いてる 声がする | 橋幸夫 | 佐伯孝夫 | 吉田正 | | 泣いているのか 辛いじゃないか お守り人形の 舞妓はん 夢ではないか 夢ではないか あの娘が花の 舞妓はんなんて 銀のかんざし きらきらと 今夜は誰ゆえ 舞扇 祗園夜ざくら 木屋町柳 匂う灯りの先斗(ぽんと)町 春だというに 春だというに 本心どすと細い肩寄せた あの日あの夜は 過ぎたまま 二人が逢えるは いつじゃやら 更けておぼろな 細露地抜けて ぽっこり可愛いい 舞妓はん 夢ではおへん 夢ではおへん 身の上なんぞ かんにんどすえ 桜明りに しょんぼりと 春を泣いてる 声がする |
青いセーター忘れらりょうか 別れの日 花の写真を くれた娘の 青いセーター 袖口で 可愛い瞳に あふれる涙 こっそりふいてた ああ いじらしさ 花はシャクナゲ 湯けむりが あがるランプの 温泉場 青いセーター 今日もまた みえて笑くぼも なつかしいとし 好きだと手紙に ああ 書いちゃおか あの娘高原 この僕は 街の学生 初恋の 青いセーター 夢に抱き 逢って言いたい 語りもしたい 想いに燃えてる ああ 若い胸 | 橋幸夫 | 佐伯孝夫 | 吉田正 | | 忘れらりょうか 別れの日 花の写真を くれた娘の 青いセーター 袖口で 可愛い瞳に あふれる涙 こっそりふいてた ああ いじらしさ 花はシャクナゲ 湯けむりが あがるランプの 温泉場 青いセーター 今日もまた みえて笑くぼも なつかしいとし 好きだと手紙に ああ 書いちゃおか あの娘高原 この僕は 街の学生 初恋の 青いセーター 夢に抱き 逢って言いたい 語りもしたい 想いに燃えてる ああ 若い胸 |
君・星よりもはるかなり~星よりもなおはるかなる君なりと 思えど悲し忘られなくて~ 君、星よりもはるかなり 呼んでも呼んでもかえりはしない せめて想いとどけ 生まれてはじめて恋をした 僕の心の心の人よ あの人よ 君、星よりもはるかなり 忘れた忘れたはずなのに せつない祈りこめて 涙にじませ夢にみる 僕の心の心の人よ あの人 君、星よりもはるかなり とどけよわが声とどくなら せめて便りとどけ 生きるちからが欲しいのだ 僕の心の心の人よ あの人よ | 橋幸夫 | 川内康範 | 大野正雄 | | ~星よりもなおはるかなる君なりと 思えど悲し忘られなくて~ 君、星よりもはるかなり 呼んでも呼んでもかえりはしない せめて想いとどけ 生まれてはじめて恋をした 僕の心の心の人よ あの人よ 君、星よりもはるかなり 忘れた忘れたはずなのに せつない祈りこめて 涙にじませ夢にみる 僕の心の心の人よ あの人 君、星よりもはるかなり とどけよわが声とどくなら せめて便りとどけ 生きるちからが欲しいのだ 僕の心の心の人よ あの人よ |
恋と涙の太陽(アメリアッチ)どうして僕達 いけないの 愛し合ってるのに いけないの 燃える想いを かくしてすまして 若すぎるのか 僕達二人 ああ 太陽と恋とで 一ぱいの 湖なんだぜ ビーチだぜ エンジンふかして 思い切り 君のスキーを 思い切り 僕のボートで 引っぱりたいんだ 若すぎるのか 僕達二人 ああ 太陽と恋とで 一ぱいの 湖なんだぜ 水の上 教えてくれよな どうすれば 君の気に入るのか どうすれば 良けりゃ ヨットに 赤い帆はろか 若すぎるのか 僕達二人 ああ 太陽と恋とで 一ぱいの 湖なんだぜ 君と僕 | 橋幸夫 | 佐伯孝夫 | 吉田正 | | どうして僕達 いけないの 愛し合ってるのに いけないの 燃える想いを かくしてすまして 若すぎるのか 僕達二人 ああ 太陽と恋とで 一ぱいの 湖なんだぜ ビーチだぜ エンジンふかして 思い切り 君のスキーを 思い切り 僕のボートで 引っぱりたいんだ 若すぎるのか 僕達二人 ああ 太陽と恋とで 一ぱいの 湖なんだぜ 水の上 教えてくれよな どうすれば 君の気に入るのか どうすれば 良けりゃ ヨットに 赤い帆はろか 若すぎるのか 僕達二人 ああ 太陽と恋とで 一ぱいの 湖なんだぜ 君と僕 |
風の三度笠風に吹かれて やって来た 三度笠 粋な奴 何故に見せるか 冷たいそぶり だから それ おぼこ娘の 涙がにじむ 夢なんだ どうせ俺らは 会って別れる旅鴉 風に吹かれて 行っちゃった 三度笠 いい気ッ風 かけた情も 結んでとけて だから それ あだな女の 枕が濡れる ぐちなんだ どうせ俺らは 会って別れる旅鴉 風に吹かれて 淋しそうに 三度笠 気まぐれさ 言ってくれるな 男の意地と だから それ 浮かぶ面影 いつ消えるやら 知っている どうせ俺らは 会って別れる旅鴉 | 橋幸夫 | 村松道平 | 吉田正 | | 風に吹かれて やって来た 三度笠 粋な奴 何故に見せるか 冷たいそぶり だから それ おぼこ娘の 涙がにじむ 夢なんだ どうせ俺らは 会って別れる旅鴉 風に吹かれて 行っちゃった 三度笠 いい気ッ風 かけた情も 結んでとけて だから それ あだな女の 枕が濡れる ぐちなんだ どうせ俺らは 会って別れる旅鴉 風に吹かれて 淋しそうに 三度笠 気まぐれさ 言ってくれるな 男の意地と だから それ 浮かぶ面影 いつ消えるやら 知っている どうせ俺らは 会って別れる旅鴉 |
中山七里中山七里のお地蔵さんに あげる野花も かなしい供養 仇は討ったぜ 成仏しなと 合す両手に 他国の風が きょうも きょうも きょうも冷たい急ぎ旅 似ている 似てるぜ 助けた女 おしまおまえに ほつれ毛までも 看病一つに つい身がはいる 抱いて女房と 呼びたい宿で きけば きけば きけば亭主を たずね旅 長脇差一本草鞋をはいて 土足裾どり おいとましやす 好いて好かれて 手に手を引いて 木曽は桟 仲よく渡れ これが これが これが政吉 置土産 | 橋幸夫 | 佐伯孝夫 | 吉田正 | | 中山七里のお地蔵さんに あげる野花も かなしい供養 仇は討ったぜ 成仏しなと 合す両手に 他国の風が きょうも きょうも きょうも冷たい急ぎ旅 似ている 似てるぜ 助けた女 おしまおまえに ほつれ毛までも 看病一つに つい身がはいる 抱いて女房と 呼びたい宿で きけば きけば きけば亭主を たずね旅 長脇差一本草鞋をはいて 土足裾どり おいとましやす 好いて好かれて 手に手を引いて 木曽は桟 仲よく渡れ これが これが これが政吉 置土産 |
赤い夕陽の三度笠これで喧嘩はあのすみやした さらばでござんすお達者で 一羽がらすか一つのしみか 赤い夕日の 三度笠 消えてゆくのがこの身を引くが 旅でござんす お雪さん 縞の合羽の肩身もせまく どこまで引いてく長い影 背のびしながら奥久慈河原 泣いて見送る 山もみじ 風にまじった 二声三声 聞いておりやすお雪さん 行こか戻ろか 月居峠 行くなら日立よ戻りゃ水戸 なんでお月さんあの通せんぼ 映るあの娘の 涙顔 ご恩返しか惚れての長脇差か どうか堅気で お雪さん | 橋幸夫 | 佐伯孝夫 | 吉田正 | | これで喧嘩はあのすみやした さらばでござんすお達者で 一羽がらすか一つのしみか 赤い夕日の 三度笠 消えてゆくのがこの身を引くが 旅でござんす お雪さん 縞の合羽の肩身もせまく どこまで引いてく長い影 背のびしながら奥久慈河原 泣いて見送る 山もみじ 風にまじった 二声三声 聞いておりやすお雪さん 行こか戻ろか 月居峠 行くなら日立よ戻りゃ水戸 なんでお月さんあの通せんぼ 映るあの娘の 涙顔 ご恩返しか惚れての長脇差か どうか堅気で お雪さん |
明日を呼ぶ港港だヨー 港だヨー 明日を呼ぶ呼ぶ港だヨー おいらなりたい マドロスさんに 霧は降る降る 波止場は暮れる なんでオロオロ 泣くんだ汽笛 汽笛 汽笛 港だヨー 港だヨー 夢を呼ぶ呼ぶ港だヨー 汽笛なぜ泣く 海ァ泣かないぜ おいら悲しい みなし子なれど 希望ァでかいし 海の様に強い 強い 強い 港だヨー 港だヨー 明日を呼ぶ呼ぶ港だヨー いってくるぜと 乗り出すからは なんの嵐と マストで笑う 若い男が 好きだぜ港 港 港 | 橋幸夫 | 佐伯孝夫 | 吉田正 | | 港だヨー 港だヨー 明日を呼ぶ呼ぶ港だヨー おいらなりたい マドロスさんに 霧は降る降る 波止場は暮れる なんでオロオロ 泣くんだ汽笛 汽笛 汽笛 港だヨー 港だヨー 夢を呼ぶ呼ぶ港だヨー 汽笛なぜ泣く 海ァ泣かないぜ おいら悲しい みなし子なれど 希望ァでかいし 海の様に強い 強い 強い 港だヨー 港だヨー 明日を呼ぶ呼ぶ港だヨー いってくるぜと 乗り出すからは なんの嵐と マストで笑う 若い男が 好きだぜ港 港 港 |
あの娘と僕(スイム・スイム・スイム)(スイム スイム スイム スイムで 踊ろう あの娘もこの娘も ピチ娘) 拗ねて渚に来たものの 炎のような波頭 追ってきてくれ きてほしい 感じがでないよ一人では 青いこの海 君のもの スイム スイム スイム スイムで踊ろう 渚は恋のパラダイス なんで拗ねたか考えりゃ この僕ちょっと 恥ずかしい 好きだからこそ 妬けもして 嫌いぶってはみたものの 可愛い笑くぼが 眼に浮かぶ スイム スイム スイム スイムで踊ろう 渚は恋のパラダイス 僕の気持ちも知らないで 渚は恋の花ざかり ヨット・ハーバー 僕達の 淋しそうだぜヨットさえ 君はあんまり モテすぎる スイム スイム スイム スイムで踊ろう 渚は恋のパラダイス | 橋幸夫 | 佐伯孝夫 | 吉田正 | | (スイム スイム スイム スイムで 踊ろう あの娘もこの娘も ピチ娘) 拗ねて渚に来たものの 炎のような波頭 追ってきてくれ きてほしい 感じがでないよ一人では 青いこの海 君のもの スイム スイム スイム スイムで踊ろう 渚は恋のパラダイス なんで拗ねたか考えりゃ この僕ちょっと 恥ずかしい 好きだからこそ 妬けもして 嫌いぶってはみたものの 可愛い笑くぼが 眼に浮かぶ スイム スイム スイム スイムで踊ろう 渚は恋のパラダイス 僕の気持ちも知らないで 渚は恋の花ざかり ヨット・ハーバー 僕達の 淋しそうだぜヨットさえ 君はあんまり モテすぎる スイム スイム スイム スイムで踊ろう 渚は恋のパラダイス |
お嬢吉三月も朧に 白魚舟の 篝も霞む 春の空 絵から抜け出て大川端や とんだ仕掛けのお嬢さん 一皮むけば 白浪の お嬢吉三たァおれのこと 赤い蹴出しをさばいた足で 娘をポンと 川中へ 思いがけなく手に入る百両 虫も殺さぬ 顔してサ 今夜はほんに 節分か 落ちた娘は 厄落とし こいつァ春から縁起がいいや 行こうとすればもし姐さん ちょっと待ってと武士が止める 乙にからんで貸せという セリフをきけば 同業の お坊吉三と きやがった 鬼は外だぜ濡れ手で粟の 百両頼む 貸せなどと しゃらくせェからつい立廻り 派手なところへ とめ男 小意気なさばき手を引けば 和尚吉三たァおれのこと | 橋幸夫 | 佐伯孝夫 | 吉田正 | | 月も朧に 白魚舟の 篝も霞む 春の空 絵から抜け出て大川端や とんだ仕掛けのお嬢さん 一皮むけば 白浪の お嬢吉三たァおれのこと 赤い蹴出しをさばいた足で 娘をポンと 川中へ 思いがけなく手に入る百両 虫も殺さぬ 顔してサ 今夜はほんに 節分か 落ちた娘は 厄落とし こいつァ春から縁起がいいや 行こうとすればもし姐さん ちょっと待ってと武士が止める 乙にからんで貸せという セリフをきけば 同業の お坊吉三と きやがった 鬼は外だぜ濡れ手で粟の 百両頼む 貸せなどと しゃらくせェからつい立廻り 派手なところへ とめ男 小意気なさばき手を引けば 和尚吉三たァおれのこと |
ゼッケンNo.1スタートだああ むき出しで 取組むだけさ 輝け輝け 白いヘルメット シートベルトが くい込むからだ グランプリレース ゼッケンNo.1 スタートだ ああ スピードに 賭けてる男 幸運と幸運と 愛をつかむんだ 一ついのちだ 孤独だレーサー グランプリレース ゼッケンNo.1 スパートだ ああ パドックの いとしやあの娘 今日こそ今日こそ キッスしてやるぜ やいてつつくな ヘヤピンカーブ グランプリレース ゼッケンNo.1 フラッグだ | 橋幸夫 | 佐伯孝夫 | 吉田正 | | ああ むき出しで 取組むだけさ 輝け輝け 白いヘルメット シートベルトが くい込むからだ グランプリレース ゼッケンNo.1 スタートだ ああ スピードに 賭けてる男 幸運と幸運と 愛をつかむんだ 一ついのちだ 孤独だレーサー グランプリレース ゼッケンNo.1 スパートだ ああ パドックの いとしやあの娘 今日こそ今日こそ キッスしてやるぜ やいてつつくな ヘヤピンカーブ グランプリレース ゼッケンNo.1 フラッグだ |
殺陣師一代握りしめてる剣ひとふりに 冴えよ こもれといいきかす なんでつかめぬ芝居のこころ 意地が男が 段平が そっと泣いてる 舞台裏 (セリフ) 先生、出来ました。これが先生の好きな リヤリズムの立廻りだっせ 月もささない露地裏長屋 呑んで悪態 つく俺に 質屋通いも慣れたと笑う 可愛い女房の やせた肩 胸じゃすまぬと詫びている (セリフ) なに、女房が危篤やさかい、帰れ、 沢田先生わての女房はタテだす。立廻りだす。 こんな立廻りのない芝居やめて、 もっとタテのある芝居やりまひょ。 立廻り、それがわての生命だ、段平の生命だっせ あれは段平 ど阿呆 阿呆 何と云わりょと構やせん 生きてくれろよ工夫の殺陣よ 檜舞台の 花蔭に 殺陣師一代 名を残す | 橋幸夫 | 佐伯孝夫 | 吉田正 | | 握りしめてる剣ひとふりに 冴えよ こもれといいきかす なんでつかめぬ芝居のこころ 意地が男が 段平が そっと泣いてる 舞台裏 (セリフ) 先生、出来ました。これが先生の好きな リヤリズムの立廻りだっせ 月もささない露地裏長屋 呑んで悪態 つく俺に 質屋通いも慣れたと笑う 可愛い女房の やせた肩 胸じゃすまぬと詫びている (セリフ) なに、女房が危篤やさかい、帰れ、 沢田先生わての女房はタテだす。立廻りだす。 こんな立廻りのない芝居やめて、 もっとタテのある芝居やりまひょ。 立廻り、それがわての生命だ、段平の生命だっせ あれは段平 ど阿呆 阿呆 何と云わりょと構やせん 生きてくれろよ工夫の殺陣よ 檜舞台の 花蔭に 殺陣師一代 名を残す |
メッセージ妻よ ここまで 生きてこられたのは きみのおかげさ いつまでも 泣かないで たまには 思い出してくれ それでいいのさ さあ 涙をふいて 思い出にもういちど この道を歩いておこう その日のために 二人のメモリー 思い出のために 息子よ しっかり 生きて行くんだよ 苦しいときにも 逃げないで 負けないで ときには 思い出してくれ おれの言葉を さあ 手をつないで 思い出にもういちど この道を歩いておこう その日のために 二人のメモリー 思い出のために 友よ やり残したことは多い どこを向いても 心配なことばかり いまでも あの人たちは しあわせだろうか さあ うつむかないで 思い出にもういちど あのときの歌をうたおう こころの歌を 別れてメモリー 思い出にもういちど | 橋幸夫 | 仲築間卓蔵 | 土田啓四郎 | | 妻よ ここまで 生きてこられたのは きみのおかげさ いつまでも 泣かないで たまには 思い出してくれ それでいいのさ さあ 涙をふいて 思い出にもういちど この道を歩いておこう その日のために 二人のメモリー 思い出のために 息子よ しっかり 生きて行くんだよ 苦しいときにも 逃げないで 負けないで ときには 思い出してくれ おれの言葉を さあ 手をつないで 思い出にもういちど この道を歩いておこう その日のために 二人のメモリー 思い出のために 友よ やり残したことは多い どこを向いても 心配なことばかり いまでも あの人たちは しあわせだろうか さあ うつむかないで 思い出にもういちど あのときの歌をうたおう こころの歌を 別れてメモリー 思い出にもういちど |
面影 渡り鳥今更しがねえ 渡り鳥 生まれた 時代が悪いのか 背中に夕やけ 柿の実ひとつ 誰が唄うか 子守唄 逢いてえなァ (逢いてえなァ) 逢いてえなァ (逢いてえなァ) 許してくんねェ おっ母さん カラスの馬鹿さえ 笑ってる ねぐらの ひとつも ない俺を 膝をかかえりゃ 一番星が 遠い昔を また照らす 泣きてえよォ (泣きてえよォ) 泣きてえよォ (泣きてえよォ) 恨んでくれるな お菊さん あすは木曾路か 山里か ずっと むこうにゃ 想い出が 故郷じゃ初雪 降っただろうか やけにしみるぜ 木枯らしが 寒かろなァ (寒かろなァ) 寒かろなァ (寒かろなァ) 面影抱いた 渡り鳥 | 橋幸夫 | 荒木とよひさ | 吉田正 | | 今更しがねえ 渡り鳥 生まれた 時代が悪いのか 背中に夕やけ 柿の実ひとつ 誰が唄うか 子守唄 逢いてえなァ (逢いてえなァ) 逢いてえなァ (逢いてえなァ) 許してくんねェ おっ母さん カラスの馬鹿さえ 笑ってる ねぐらの ひとつも ない俺を 膝をかかえりゃ 一番星が 遠い昔を また照らす 泣きてえよォ (泣きてえよォ) 泣きてえよォ (泣きてえよォ) 恨んでくれるな お菊さん あすは木曾路か 山里か ずっと むこうにゃ 想い出が 故郷じゃ初雪 降っただろうか やけにしみるぜ 木枯らしが 寒かろなァ (寒かろなァ) 寒かろなァ (寒かろなァ) 面影抱いた 渡り鳥 |
人生はまだ語れない振り返ると このマイクと 共に私は 時を過ごした 何故唄うか たずねられても うまい答えが 口で言えない 愛して別れた女(ひと)がいた 憎んで離れた友がいた 傷つきながら 舞台に立てば そこにはいつも 歌があった 人生なんて 語れないけど 私は歌を 唄って生きてきた 今想えば 好きな道を 歩きつづけて 倖せだった ただ若さを 支えにして 何も分からぬ 遠いあの頃 迷っておぼれた酒がある 眠れず悩んだ夜がある 泪のなかで 心に問えば そこにはいつも 歌があった 人生なんて 語れないけど 私は歌を 唄って生きてきた 人生なんて 語れないけど 私は歌を 唄って生きてきた | 橋幸夫 | 千家和也 | 吉田正 | | 振り返ると このマイクと 共に私は 時を過ごした 何故唄うか たずねられても うまい答えが 口で言えない 愛して別れた女(ひと)がいた 憎んで離れた友がいた 傷つきながら 舞台に立てば そこにはいつも 歌があった 人生なんて 語れないけど 私は歌を 唄って生きてきた 今想えば 好きな道を 歩きつづけて 倖せだった ただ若さを 支えにして 何も分からぬ 遠いあの頃 迷っておぼれた酒がある 眠れず悩んだ夜がある 泪のなかで 心に問えば そこにはいつも 歌があった 人生なんて 語れないけど 私は歌を 唄って生きてきた 人生なんて 語れないけど 私は歌を 唄って生きてきた |
東京-パリいやよ いやなの 離れては 未練の気持を ふりまきながら 命みじかい 残り火を 激しく燃やして あなたに すがるの ああ思い出 思い出たどれば 東京―パリ ロマンチックな 夢ひとつ 泣いたりしない シャンゼリゼー 歩いてください 最後の夜を 楽しいはずの くちづけが 涙のように 身体にしみるわ ああ思い出 思い出たどれば 東京―パリ ロマンチックな虹がでる 抱いてください エアーポート うしろ姿が他人のようね わたしのいない セーヌ河 愛をきざんだ 指輪は沈む ああ思い出 思い出たどれば 東京―パリ ロマンチックな 恋の街 | 橋幸夫 | 橋本淳 | 筒美京平 | | いやよ いやなの 離れては 未練の気持を ふりまきながら 命みじかい 残り火を 激しく燃やして あなたに すがるの ああ思い出 思い出たどれば 東京―パリ ロマンチックな 夢ひとつ 泣いたりしない シャンゼリゼー 歩いてください 最後の夜を 楽しいはずの くちづけが 涙のように 身体にしみるわ ああ思い出 思い出たどれば 東京―パリ ロマンチックな虹がでる 抱いてください エアーポート うしろ姿が他人のようね わたしのいない セーヌ河 愛をきざんだ 指輪は沈む ああ思い出 思い出たどれば 東京―パリ ロマンチックな 恋の街 |
お袋の袋あなたを見ていたら なぜだか 涙があふれ出す 小さな背中が背負って来た 家族の重さをふと思う 女の一生を あなたは いつしか追い越して 数えてみれば しあわせよりも白髪の方が 多くなっている お袋の袋の中に何がある? 親父と子供の他に何がある? お袋の袋の中に何がある? 残り少ない暦に 書き込むような あなたの生き甲斐を贈りたい 今日まで健康に 暮らせたことだけ感謝する あなたが合わせた掌には 月日の長さが刻まれる 日向のぬくもりは 自分は 最後でいいと言う 振り返るたび 悲しみだけを袂の中に いつも 引き取ってた お袋にどういう夢があるのだろう 瞳を閉じれば 何が見えるだろう お袋にどういう夢があるのだろう あきらめることばっかり 慣れた心に ささやかな願いを見つけたい お袋の袋の中に何がある? 親父と子供の他に何がある? お袋の袋の中に何がある? 残り少ない暦に 書き込むような あなたの生き甲斐を贈りたい | 橋幸夫 | 秋元康 | 都志見隆 | | あなたを見ていたら なぜだか 涙があふれ出す 小さな背中が背負って来た 家族の重さをふと思う 女の一生を あなたは いつしか追い越して 数えてみれば しあわせよりも白髪の方が 多くなっている お袋の袋の中に何がある? 親父と子供の他に何がある? お袋の袋の中に何がある? 残り少ない暦に 書き込むような あなたの生き甲斐を贈りたい 今日まで健康に 暮らせたことだけ感謝する あなたが合わせた掌には 月日の長さが刻まれる 日向のぬくもりは 自分は 最後でいいと言う 振り返るたび 悲しみだけを袂の中に いつも 引き取ってた お袋にどういう夢があるのだろう 瞳を閉じれば 何が見えるだろう お袋にどういう夢があるのだろう あきらめることばっかり 慣れた心に ささやかな願いを見つけたい お袋の袋の中に何がある? 親父と子供の他に何がある? お袋の袋の中に何がある? 残り少ない暦に 書き込むような あなたの生き甲斐を贈りたい |
南海の美少年(天草四郎の唄)銀の十字架(クロス)を胸にかけ 踏絵おそれぬ殉教の いくさ率いる南国の 天草四郎美少年 ああ はまなすの花も泣く 天の声聴く島原の 原の古城跡(しろあと)此処こそは 神の砦ぞ立て籠り 怒濤に叫ぶ美少年 ああ 前髪に月も泣く 燃よ不知火永遠(しらぬいとこしえ)に 聖く雄々しく生死(いきしに)を 超えて明けゆく青空を 信じて強き美少年 ああ 南海の星も泣く | 橋幸夫 | 佐伯孝夫 | 吉田正 | | 銀の十字架(クロス)を胸にかけ 踏絵おそれぬ殉教の いくさ率いる南国の 天草四郎美少年 ああ はまなすの花も泣く 天の声聴く島原の 原の古城跡(しろあと)此処こそは 神の砦ぞ立て籠り 怒濤に叫ぶ美少年 ああ 前髪に月も泣く 燃よ不知火永遠(しらぬいとこしえ)に 聖く雄々しく生死(いきしに)を 超えて明けゆく青空を 信じて強き美少年 ああ 南海の星も泣く |
あばれ駒俺がやらなきゃ 誰がやる 意地があっての 男じゃないか きっとつかむぞ 将棋のこころ 月もおぼろな 浪花の空に 夢がはばたく 夢がはばたく 男 三吉 あばれ駒 坊 ええか 男ちゅうもんはな いつも勝負や 勝負するときゃ 鬼にならなあかん 鬼になるんや ええなあ 破れ障子の 裏長屋 今日も小春の 明るい笑顔 着物(べべ)の一つも 買えない俺に 愚痴もこぼさず つくしてくれる 詫びて今宵も 詫びて今宵も 男 三吉 みだれ酒 なんやて! わいの将棋は狂うとる? 阿呆ぬかせ わいは一番一番 命賭けとるんや 小さな駒は わいの命や 勝つも負けるも 時の運 今日は泣いたら 明日は笑え やるぞみておれ 嵐が吹くぞ 昇る朝日に 草木も染まる 無法一代 無法一代 男 三吉 晴れ舞台 | 橋幸夫 | たかたかし | 市川昭介 | | 俺がやらなきゃ 誰がやる 意地があっての 男じゃないか きっとつかむぞ 将棋のこころ 月もおぼろな 浪花の空に 夢がはばたく 夢がはばたく 男 三吉 あばれ駒 坊 ええか 男ちゅうもんはな いつも勝負や 勝負するときゃ 鬼にならなあかん 鬼になるんや ええなあ 破れ障子の 裏長屋 今日も小春の 明るい笑顔 着物(べべ)の一つも 買えない俺に 愚痴もこぼさず つくしてくれる 詫びて今宵も 詫びて今宵も 男 三吉 みだれ酒 なんやて! わいの将棋は狂うとる? 阿呆ぬかせ わいは一番一番 命賭けとるんや 小さな駒は わいの命や 勝つも負けるも 時の運 今日は泣いたら 明日は笑え やるぞみておれ 嵐が吹くぞ 昇る朝日に 草木も染まる 無法一代 無法一代 男 三吉 晴れ舞台 |
伊太郎旅唄筑波山さえ 男体女体 伊太郎かなしや 一本どっこ 利根の河原じゃ すすきも泣いた ふいとやくざに ふいとやくざにヨー 誰がした すすき葉末に 光るは露か やさしい潮来の あのお月さん 逢わず三年 こらえて利根も じっと流れる じっと流れるヨー 七十里 斬られ切傷 おいらはいいが 荒れてはくれるな 故郷の土よ きかぬ気性と いっても女 雨はつらかろ 雨はつらかろヨー 花あやめ | 橋幸夫 | 佐伯孝夫 | 吉田正 | | 筑波山さえ 男体女体 伊太郎かなしや 一本どっこ 利根の河原じゃ すすきも泣いた ふいとやくざに ふいとやくざにヨー 誰がした すすき葉末に 光るは露か やさしい潮来の あのお月さん 逢わず三年 こらえて利根も じっと流れる じっと流れるヨー 七十里 斬られ切傷 おいらはいいが 荒れてはくれるな 故郷の土よ きかぬ気性と いっても女 雨はつらかろ 雨はつらかろヨー 花あやめ |
木曽ぶし三度笠やくざ渡世の白無垢鉄火 ほんにしがねえ 渡り鳥 木曽の生まれヨ 仲乗り新三 いつか水棹を いつか水棹を 長脇差に 木曽のナー仲乗りさん 木曽の御嶽さんは ナンジャラホイ 夏でも寒い ヨイヨイヨイ ハアヨイヨイヨイノ ヨイヨイヨイ 木曽の桟 太田の渡津 越えて鵜沼が 発ち憎い 娘ごころが しん底不愍 などと手前えも などと手前えも 惚れたくせ 袷ナー仲乗りさん 袷やりたや ナンジャラホイ 足袋を添えて ヨイヨイヨイ ハアヨイヨイヨイノ ヨイヨイヨイ 盆がまた来た 今年の盆の 男涙にゃ 血がまじる にンまり笑った 笑いがすっと 引いてかなしい 引いてかなしい 山の月 | 橋幸夫 | 佐伯孝夫 | 吉田正 | | やくざ渡世の白無垢鉄火 ほんにしがねえ 渡り鳥 木曽の生まれヨ 仲乗り新三 いつか水棹を いつか水棹を 長脇差に 木曽のナー仲乗りさん 木曽の御嶽さんは ナンジャラホイ 夏でも寒い ヨイヨイヨイ ハアヨイヨイヨイノ ヨイヨイヨイ 木曽の桟 太田の渡津 越えて鵜沼が 発ち憎い 娘ごころが しん底不愍 などと手前えも などと手前えも 惚れたくせ 袷ナー仲乗りさん 袷やりたや ナンジャラホイ 足袋を添えて ヨイヨイヨイ ハアヨイヨイヨイノ ヨイヨイヨイ 盆がまた来た 今年の盆の 男涙にゃ 血がまじる にンまり笑った 笑いがすっと 引いてかなしい 引いてかなしい 山の月 |
すっとび野郎すっ飛び すっ飛び すっ飛び野郎 その先ァ言うなよ わかってる 旅の鴉で スイスイ 若くて強くて いい男 鉄火娘も ころりと惚れる 身軽で気軽で 腕がたつ やるならなんでも いのちがけ すっ飛び すっ飛び すっ飛び野郎 すっ飛び すっ飛び すっ飛び野郎 人情にゃお弱い たちなんだ それも承知で スイスイ 道中合羽に 三度笠 刀千本 降ろうとままよ すっ飛び すっ飛び すっ飛び野郎 隠密街道 七変化 投げる手裏剣 スイスイ 連続投げても 身をかわす | 橋幸夫 | 吉川静夫 | 平川浪竜 | | すっ飛び すっ飛び すっ飛び野郎 その先ァ言うなよ わかってる 旅の鴉で スイスイ 若くて強くて いい男 鉄火娘も ころりと惚れる 身軽で気軽で 腕がたつ やるならなんでも いのちがけ すっ飛び すっ飛び すっ飛び野郎 すっ飛び すっ飛び すっ飛び野郎 人情にゃお弱い たちなんだ それも承知で スイスイ 道中合羽に 三度笠 刀千本 降ろうとままよ すっ飛び すっ飛び すっ飛び野郎 隠密街道 七変化 投げる手裏剣 スイスイ 連続投げても 身をかわす |
野風増(のふうぞ)お前が二十才(はたち)になったら 酒場で二人で飲みたいものだ ぶっかき氷に焼酎(しょうちゅう)入れて つまみはスルメかエイのひれ お前が二十才(はたち)になったら 想い出話で飲みたいものだ したたか飲んでダミ声上げて お前の二十才(はたち)を祝うのさ いいか男は 生意気ぐらいが丁度いい いいか男は 大きな夢を持て 野風増(のふうぞ) 野風増(のふうぞ) 男は夢を持て……!! お前が二十才(はたち)になったら 女の話で飲みたいものだ 惚れて振られた昔のことを 思い出してはにが笑い お前が二十才(はたち)になったら 男の遊びで飲みたいものだ はしごはしごで明日(あした)を忘れ お前の二十才(はたち)を祝うのさ いいか男は 生意気ぐらいが丁度いい いいか男は 大きな夢を持て 野風増(のふうぞ) 野風増(のふうぞ) 男は夢を持て……!! お前が二十才(はたち)になったら 旅に出るのもいいじゃないか 旅立つ朝は冷酒干(ひやざけほ)して お前の門出を祝うのさ いいか男は 生意気ぐらいが丁度いい いいか男は 大きな夢を持て 野風増(のふうぞ) 野風増(のふうぞ) 男は夢を持て……!! | 橋幸夫 | 伊奈二朗 | 山本寛之 | | お前が二十才(はたち)になったら 酒場で二人で飲みたいものだ ぶっかき氷に焼酎(しょうちゅう)入れて つまみはスルメかエイのひれ お前が二十才(はたち)になったら 想い出話で飲みたいものだ したたか飲んでダミ声上げて お前の二十才(はたち)を祝うのさ いいか男は 生意気ぐらいが丁度いい いいか男は 大きな夢を持て 野風増(のふうぞ) 野風増(のふうぞ) 男は夢を持て……!! お前が二十才(はたち)になったら 女の話で飲みたいものだ 惚れて振られた昔のことを 思い出してはにが笑い お前が二十才(はたち)になったら 男の遊びで飲みたいものだ はしごはしごで明日(あした)を忘れ お前の二十才(はたち)を祝うのさ いいか男は 生意気ぐらいが丁度いい いいか男は 大きな夢を持て 野風増(のふうぞ) 野風増(のふうぞ) 男は夢を持て……!! お前が二十才(はたち)になったら 旅に出るのもいいじゃないか 旅立つ朝は冷酒干(ひやざけほ)して お前の門出を祝うのさ いいか男は 生意気ぐらいが丁度いい いいか男は 大きな夢を持て 野風増(のふうぞ) 野風増(のふうぞ) 男は夢を持て……!! |
恋のアウトボート本気だぜ 好きなのさ 本気だぜ ゴーゴーゴーゴーゴー 好きなんだ ゴーゴーレッツゴーゴー 真赤な太陽に キッスしたぜ 若さだ青春だ 恋しよう ラヴ ラヴ ラヴ ラヴ ラヴ ラヴ 二人でアイラヴ ユーラヴ 二人でアイラヴ ユーラヴ 燃えてるぜ 恋するアウトボート 本気だぜ ゴーゴーゴーゴーゴー 好きなのさ ゴーゴーレッツゴーゴー 本気だぜ 好きなのさ どこまでも ゴーゴーゴーゴーゴー つき合うぜ ゴーゴーレッツゴーゴー 死ぬまで君と僕 一緒だぜ 誰にもやるもんか この恋を ラヴ ラヴ ラヴ ラヴ ラヴ ラヴ 二人でアイラヴ ユーラヴ 二人でアイラヴ ユーラヴ ダッシュだぜ 恋するアウトボート どこまでも ゴーゴーゴーゴーゴー つき合うぜ ゴーゴーレッツゴーゴー 幸せを ゴーゴーゴーゴーゴー つかむまで ゴーゴーレッツゴーゴー がっちり離れずに愛しちゃおう 別れちゃおたがいに つまんない ラヴ ラヴ ラヴ ラヴ ラヴ ラヴ 二人でアイラヴ ユーラヴ 二人でアイラヴ ユーラヴ まとまるぜ 恋するアウトボート 幸せを ゴーゴーゴーゴーゴー つかむまで ゴーゴーレッツゴーゴー | 橋幸夫 | 白鳥朝詠 | 利根一郎 | | 本気だぜ 好きなのさ 本気だぜ ゴーゴーゴーゴーゴー 好きなんだ ゴーゴーレッツゴーゴー 真赤な太陽に キッスしたぜ 若さだ青春だ 恋しよう ラヴ ラヴ ラヴ ラヴ ラヴ ラヴ 二人でアイラヴ ユーラヴ 二人でアイラヴ ユーラヴ 燃えてるぜ 恋するアウトボート 本気だぜ ゴーゴーゴーゴーゴー 好きなのさ ゴーゴーレッツゴーゴー 本気だぜ 好きなのさ どこまでも ゴーゴーゴーゴーゴー つき合うぜ ゴーゴーレッツゴーゴー 死ぬまで君と僕 一緒だぜ 誰にもやるもんか この恋を ラヴ ラヴ ラヴ ラヴ ラヴ ラヴ 二人でアイラヴ ユーラヴ 二人でアイラヴ ユーラヴ ダッシュだぜ 恋するアウトボート どこまでも ゴーゴーゴーゴーゴー つき合うぜ ゴーゴーレッツゴーゴー 幸せを ゴーゴーゴーゴーゴー つかむまで ゴーゴーレッツゴーゴー がっちり離れずに愛しちゃおう 別れちゃおたがいに つまんない ラヴ ラヴ ラヴ ラヴ ラヴ ラヴ 二人でアイラヴ ユーラヴ 二人でアイラヴ ユーラヴ まとまるぜ 恋するアウトボート 幸せを ゴーゴーゴーゴーゴー つかむまで ゴーゴーレッツゴーゴー |
太陽だって泣いている山は湖 抱いている 僕もすっぽり 抱いている 愛してるんだ 愛していれば 君がすっかり ほしい この僕 とても愛して 燃えてんだ 太陽だって 泣いている 踊りたいのも 君ひとり 泳ぎたいのも 君ひとり 狂ってるんだ 死にそうなんだ 君のやさしい 愛の目もとで 僕を見つめて おくれよな 太陽だって 泣いている 「恋をしようよ 清純で そのくせ激しい恋を… 初めて君に 逢ったとき 君はまっすぐ 僕を見つめていた きらきらと さすような目で… 僕はあの時の君の瞳を 忘れやしない いつまでも…いつまでも」 愛してるんだ とめどなく 頬を流れて ぬらす涙を 染めて真赤な 入日だよ 太陽だって 泣いている | 橋幸夫 | 佐伯孝夫 | 吉田正 | | 山は湖 抱いている 僕もすっぽり 抱いている 愛してるんだ 愛していれば 君がすっかり ほしい この僕 とても愛して 燃えてんだ 太陽だって 泣いている 踊りたいのも 君ひとり 泳ぎたいのも 君ひとり 狂ってるんだ 死にそうなんだ 君のやさしい 愛の目もとで 僕を見つめて おくれよな 太陽だって 泣いている 「恋をしようよ 清純で そのくせ激しい恋を… 初めて君に 逢ったとき 君はまっすぐ 僕を見つめていた きらきらと さすような目で… 僕はあの時の君の瞳を 忘れやしない いつまでも…いつまでも」 愛してるんだ とめどなく 頬を流れて ぬらす涙を 染めて真赤な 入日だよ 太陽だって 泣いている |
一心太助腕の刺青 一心如鏡 どきなやいやい サンピンめ 安いよ安い 一心太助 鰹一匹 いい姿 なんだ なんだ なんだ べらんめえ 銭のある奴ァ 銭のある奴ァ ヨイショ よそで買え 下にいろいろ ある行列は おれの親分 お江戸のさ 大久保様の 御登城振りよ 天下御免の 御意見番 なんだ なんだ なんだ べらんめえ お大名には お大名には ヨイショ 煙たかろ 神田育ちの 男の涙 あこぎ野郎にゃ 血がまじる てんびん棒に 命をかけて 死ねば包丁と 埋めてくれ なんだ なんだ なんだ べらんめえ 女房一人が 女房一人が ヨイショ なぜ可愛 | 橋幸夫 | 佐伯孝夫 | 吉田正 | | 腕の刺青 一心如鏡 どきなやいやい サンピンめ 安いよ安い 一心太助 鰹一匹 いい姿 なんだ なんだ なんだ べらんめえ 銭のある奴ァ 銭のある奴ァ ヨイショ よそで買え 下にいろいろ ある行列は おれの親分 お江戸のさ 大久保様の 御登城振りよ 天下御免の 御意見番 なんだ なんだ なんだ べらんめえ お大名には お大名には ヨイショ 煙たかろ 神田育ちの 男の涙 あこぎ野郎にゃ 血がまじる てんびん棒に 命をかけて 死ねば包丁と 埋めてくれ なんだ なんだ なんだ べらんめえ 女房一人が 女房一人が ヨイショ なぜ可愛 |
流れおけさ節佐渡が呼ぶのか まつりの音が きこえて来るよな 他国の船よ 飾る錦の みやげもなくて 胸で詫びてる その歌は 母に習った ああ おけさ節 お光 泣かせた あの佐渡情話 どうしていまさら この身を責める 今年いくつか 可愛い女は ひとりくらして いると言う 想いかよわす ああ おけさ節 佐渡を写した まんまる月に 慕情の盃 重ねる夜さ 島の磯菊 花咲く頃は せめて素顔で もどりたい 流れ流れの ああ おけさ節 | 橋幸夫 | 池田充夫 | 青山八郎 | | 佐渡が呼ぶのか まつりの音が きこえて来るよな 他国の船よ 飾る錦の みやげもなくて 胸で詫びてる その歌は 母に習った ああ おけさ節 お光 泣かせた あの佐渡情話 どうしていまさら この身を責める 今年いくつか 可愛い女は ひとりくらして いると言う 想いかよわす ああ おけさ節 佐渡を写した まんまる月に 慕情の盃 重ねる夜さ 島の磯菊 花咲く頃は せめて素顔で もどりたい 流れ流れの ああ おけさ節 |