朝比奈京仔作詞の歌詞一覧リスト  96曲中 1-96曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
夜明けのチェロ 新曲千花有黄 新曲千花有黄朝比奈京仔徳久広司矢田部正聴こえるはずない 夜明けのチェロ  この胸に流れる 別離(わかれ)のボレロ あゝ 献身と呼べる程の 時間(とき)を捧(ささ)げて来たけれど… 偽りの倖せなら 私から捨ててみせる 聴かせて幻のチェロ 始発のバスに 私が乗るまで  枯葉が舞い散る 夜明けのチェロ  この胸の音色ね 別離のボレロ あゝ 献身と呼べる程に 愛を捧げて来たけれど… 裏切りのエンドロール 私から幕を引くわ 哀しみ奏でてよチェロ 朝陽(あさひ)が涙 連れて行くまで  偽りの倖せなら 私から捨ててみせる 聴かせて幻のチェロ 始発のバスに 私が乗るまで
レミ 新曲千花有黄 新曲千花有黄朝比奈京仔徳久広司矢田部正お酒と同じ名前なの 覚えておいてね レミと言う女と 一年暮らした… 遠い昔さ ぬるま湯の 暮らしが怖くて 逃げたのさ レミ いい女だった グラスをあおる男(ヤツ) 教えてやる気も無いけれど レミは私のママだって ねぇ それでいいよね…  お酒とつかず離れずで 二年前だった 早すぎるさよなら カモメも泣いたよ 女は捨てたと 言いながら ルビーの指輪を 外さずに レミ いい女だった あんたを待っていた 釣銭代わりに取っといて 形見のルビーを握らせた ねぇ それでいいよね…  レミ 土砂降りの波止場 あいつを見かけたよ 膝から崩れて泣いていた 許してやろうと思うけど ねぇ それでいいよね… これでいいよね…
百花唱 新曲千花有黄 新曲千花有黄朝比奈京仔徳久広司矢田部正百の花よ 千の唄 薄紅(うすべに)色の桜道 人もまた口ずさむ 口ずさむ… 水をくぐれば 聴こえる 五月雨(さみだれ)子守唄 何度も色を変えながら 紫陽花(あじさい)が夏を呼ぶ あゝ 百の花 あゝ 千の唄 咲き誇る喜びと 満ちて散る倖せ 風の中で… 唄ってる  紅葉(モミジ) 銀杏(イチョウ) 花水木(ハナミズキ) 想い出達を懐かしみ 夕映えに語る人 語る人… 遠く近くに 聴こえる 故郷(ふるさと)恋(こ)うる唄 冬に嫁いだ春の花 真っ赤な寒椿 あゝ 百の花 あゝ 千の唄 別れ行く淋(さび)しさと 巡り合うときめき 風に吹かれ… 唄ってる  あゝ 百の花 あゝ 千の唄 咲き誇る喜びと 満ちて散る倖せ 風の中で… 唄ってる
赤い暗室ケイ潤子ケイ潤子朝比奈京仔若草恵若草恵クチナシよ 咲かないで 甘い香りは 時(とき)に人を狂わせる 独りのこの部屋は 思い出だけの暗室 あゝルージュ 赤い灯り 愛の日々がとけてゆく ノワール フイルムの中に あなたは今も生きてる  わかれたら 他人でしょ 恋は儚(はかな)い そんな風に言うけれど 虜(とりこ)にされたなら 身動きさえもできない あゝルージュ 夜明けが来る 窓に朝日差し込めば ノワール 幻だもの あなたは消えてゆくのね  あゝルージュ 赤く赤く 愛の時が燃え尽きて ノワール 灰になるまで あなたを待っているから あなたを待っているから…
冬のファドケイ潤子ケイ潤子朝比奈京仔若草恵若草恵雪 とけゆく海に わたしの名前 呼ぶあなた まるで話しかけるように なんども なんども 命果てたあとの今のわたしは 壊れかけた はしけに 身をよせる冬ツバメ あゝ雪にまみれても この愛をみつめていたい 港 離れはしない  窓 夜風にあたる わたしの背中 抱くあなた 遠い昔のことなのに こんなに まざまざ 愛の日々が今も今も見えるの 壊れかけた はしけで 泣きぬれる冬ツバメ あゝ群れにはぐれても あなたをみつめていたい あなた おいてはゆけない  命果てたあとの今のわたしは 壊れかけた はしけに 身をよせる冬ツバメ あゝからだこおらせて この愛にとけてゆきたい 冬を 渡りはしない
月の秤まつざき幸介まつざき幸介朝比奈京仔小田純平矢田部正愛がやせてゆく 心変わりがわかる 夜がくれた月は愛の秤(はかり) 傷ついた 女だね そうよ 十三夜 三日月も満月も 違う顔に見えるけど たった一つ 心そのもの あゝルナ リブラ 心が流す赤い血が 涙に変わるなら 泣いて 泣きあかすだけ 睫毛(まつげ)溶けるほどに  愛を食べてゆく 時の流れが憎い 窓にかかる月は愛の秤 残酷な あなただね そうよ蒼い月 紅い月 朧月 違う顔に 見えるけど たった一つ 心そのもの あゝルナ リブラ おまえが 帰る場所なんて 勝手に決めないで 白い月影さえ 淡く 溶けてゆくわ  あゝルナ リブラ 突き刺すような針の月 未練と呼ぶのなら 夜明け あとかたもなく 心からも消えて
もう一度シェイク・ハンズまつざき幸介まつざき幸介朝比奈京仔小田純平矢田部正広い空の下 隣り合わせても 気づかぬままの人もいる ふらりくぐった居酒屋で こころ触れ合う人もいる 幼馴染に出会ったような そんな気がして微笑み返し 偶然でしょか 運命でしょか 遠い昔のえにしでしょうか シェイク・ハンズ shake hands もう一度シェイク・ハンズ この手でシェイク・ハンズ こころでシェイク・ハンズ もう一度シェイク・ハンズ  顔を見合わせて あいさつを交わし 語り合ったり歌ったり それがほんとの 倖せと 教えてくれた 時代の突風(あらし) 星降る街のおなじ場所 おなじ時間にここにいる ご縁でしょうか どこかできっと きっとまた会う約束がわり シェイク・ハンズ shake hands もう一度シェイク・ハンズ この手でシェイク・ハンズ こころでシェイク・ハンズ もう一度シェイク・ハンズ  もう一度シェイク・ハンズ この手でシェイク・ハンズ こころでシェイク・ハンズ もう一度シェイク・ハンズ
鏡の花服部浩子服部浩子朝比奈京仔田尾将実猪股義周忘れられないひとがいて 踏みだせないと笑ってた あなたの背中追いかけて わたしじゃだめですか… あゝ鏡の中に咲く花に 恋しているような そんな気がして いたたまれずにうちあけた夜でした  忘れちゃいけないひとならば 忘れなくてもかまわない 一生分の勇気です わたしじゃだめですか… あゝ鏡の中の花じゃない この世の花だから そばで咲かせて ふるえる声でうちあけた恋でした  あゝ電車の音が聞こえてた あなたの胸の中 抱き寄せられて やさしい雨が降りしきる夜でした
サクラ食堂より服部浩子服部浩子朝比奈京仔田尾将実猪股義周親の恋しい十五才(じゅうご)から 励ましあった 仲でした 春の嵐が 一陣吹いて あなたさらったあの日から サクラ食堂 女手一つ ふたりの夢を 護(まも)って生きる  眠る時間を惜しむよに 働いたわね ふたりして 情けの深い この下町で おなじみさんが親代わり サクラ食堂 暖簾をあげて 倖せでした あゝこわいほど  仕事帰りの常連さん おかえりなさい 日替わりは 金目の煮つけ 卯の花添えて 超えた涙が隠し味 サクラ食堂 たそがれどきに 軒(のき)に舞う桜花(はな) あなたでしょうか
三行半のブルース山口かおる山口かおる朝比奈京仔浜圭介西村真吾二人暮らしたアパートに ほかのだれかの残り香と しどろもどろの言い訳に 三行半のブルースよ  生まれたばかりのあたしさえ 捨ててもいいと思うほど 恋に値打ちがありますか 教えて欲しい お母さん  苦労知らなきゃ やわになる やわじゃ世間で苦労する 合わせ鏡の人生に 三行半のブルースよ  別れ話を突きつけて 心ためしたバチでしょうか 抜け殻なのよあの日から 戻ってきてよ ねぇあんた
しゃあないね玉井京子玉井京子朝比奈京仔小田純平矢田部正静かに流した女の涙 集めて今夜も川は流れる 望む幸せ違うから ここでお別れ しゃあないね しゃあないね しゃあないね しんそこ惚れた人やから どこにいたって おなじうた うたっているよな気がするよ  またたく星は夜空の涙 映して今夜も淀(よど)は流れる とがった夢を見る男 惚れてもうたら しゃあないね しゃあないね しゃあないね 夜明けが来たら街を出る どこか流れる わかれうた あんたもおぼえていて欲しい  しゃあないね しゃあないね 夜明けが来たら街を出る こんな女がいたことを あんたもおぼえていて欲しい
愛されてるとも知らないで玉井京子玉井京子朝比奈京仔小田純平矢田部正愛されてるとも知らないで 気軽に誘うけれど 真夜中に仕度(したく)なしで 出かけられやしないわ あゝ忘れないで ふたりは とおの昔 別れたのよ 気のおけない呑み友達 このままでいてくれなんて 馬鹿な男(ひと)ね こんなに 愛されてるとも知らないで  愛されてるとも知らないで ふられたとため息つく 慰めてほしいのなら ごめんだわと微笑(わら)った あゝ忘れないで ふたりは とおの昔 別れたのよ 迷惑なら仕方ないけど もう少しいてくれなんて 野暮な男(ひと)ね こんなに 愛されてるとも知らないで  憎い男(ひと)ね こんなに 愛されてるとも知らないで‥‥
土砂降りの雨だから伊達悠太伊達悠太朝比奈京仔杉本眞人猪股義周土砂降りの雨だから もういいよ この傘をあげるから ふりむかないで 昔の人だと知ってたよ 揺れてたこともね 愛してる だからこそ さよなら…あげるよ 不思議だね 明日から他人になるなんて 心まで ずぶ濡れて 夜空を見上げてる  土砂降りの雨だけど まにあうさ この腕をほどくから ふりむかないで あんたの髪の毛その服も 濡れないようにね くずれそう それでもね すがりはしないよ… 大丈夫 あたしなど忘れていいんだよ 夜の街 ずぶ濡れて 最後の強がりさ  愛してる だからこそ さよなら…あげるよ 土砂降りでかまわない 傘ならいらないよ 手を広げ ずぶ濡れて 涙を浴びるから
一目惚れのブルース伊達悠太伊達悠太朝比奈京仔杉本眞人猪股義周これがそう きっとあれ 一目惚れっていうやつさ ジンの効いたカクテルで 出逢いに乾杯 あゝ神様にあやつられ 一目惚れのブルースよ 夜明けに別れる約束なのに ひかれっぱなしの うしろ髪  運命さ 本命さ 一目惚れっていうやつさ 軽いのね!って言わないで 出逢いに乾杯 あゝ神様のいたずらさ 一目惚れのブルースよ ふしぎな磁石にひきよせられて どうにもならない おれだから  あゝ神様の言うとおり 一目惚れのブルースよ 夜明けに別れる約束なのに ひかれっぱなしの うしろ髪
0時のままで山本和恵山本和恵朝比奈京仔井上慎之介周防泰臣一日に二回 時はゼロに戻る だけど人生は そうはいかないもの お別れしましょう 哀しい恋に 今夜けりをつけるの あぁ…愛しさの針と 憎しみの針が 重なる時が 恋の絶頂 お別れしましょう 0時のままで 今日が昨日に 変わる前に  一日に二回 針は重なるけど 男と女は そうはいかないもの お別れしましょう 涙に濡れて 時が錆(さ)びてしまうわ あぁ…愛しさの針と ジェラシーの針が 重なる時が 恋の絶頂 お別れしましょう 抱きしめていて ふたりが他人に 変わるまでは  あぁ…愛しさの針と 憎しみの針が 重なる時が 恋の絶頂 お別れしましょう 0時のままで 今日が昨日に 変わる前に
忘れえぬ人山本和恵山本和恵朝比奈京仔井上慎之介周防泰臣愛した人は あなただけ 別れた人よ あなただけなの この部屋の ぬくもりは あぁ…アズナブール わたしを濡らす 涙だけ 巡り会える偶然 生きがいなの 忘れないわ ふたりの愛の暮らし あなたに逢いたい 忘れえぬ人 微笑み合えたら それだけでいい  思い出すのは あなただけ 別れた人よ あなただけなの 窓の外 色あせて あぁ…モノクローム 哀しいシネマ みるように 巡り会えるものなら もう二度と 離さないわ ふたりの愛の暮らし あなたに逢いたい 忘れえぬ人 ベッドにもたれて 夜明けを待つの  巡り会えるその日が 生きがいなの 忘れないわ ふたりの愛の暮らし あなたに逢いたい 忘れえぬ人 微笑み合えたら それだけでいい
あだなさけ夢のからくり恋川いろは恋川いろは朝比奈京仔徳久広司矢田部正あだな情けを かけたらきっと あとで悔やんで泣きをみる 知らぬ私じゃないけれど 好きにならずに あゝいられない 夢のからくり カラカラと 恋のえにしの 糸車 風もないのに回りだす  人気稼業(にんきかぎょう)のあなたに惚れて 外じゃ他人のふりをして かげに隠れて尽くしても 好きなあなたの あゝためならば 夢のからくり クラクラと 恋は妖しい蜃気楼 夢を見させてその胸で  粋な横櫛(よこぐし)キリリとさして 未練断ち切るその気でも 逢えばくずれる人影(かげ)ふたつ 好きと言わずに あゝいられない 夢のからくり ぽつぽつと 帰り支度のさみしさを 知っているよな やらず雨
昼顔ボレロ恋川いろは恋川いろは朝比奈京仔徳久広司矢田部正誰かに見られたら どうするの この恋は秘密のはず 真昼の街角 肩を抱くなんて あなたどうかしてる ボレロ…あやうさが ボレロ…つきまとうけど あなたを手放して 抜け殻になるのが …怖いの  本気になったなら どうするの 火遊びが最後の恋 真昼の街角 夢をみるなんて わたしどうかしてる ボレロ…おぼれたら ボレロ…おわりだけれど 秒読みのさよならに 泣きそうな自分が …怖いの  ボレロ…真昼の夢 ボレロ…追いかけている あなたを手放して 抜け殻になるのが …怖いの
見返り本牧 II恋川いろは恋川いろは朝比奈京仔松本シュージ矢田部正あんたをみつめるウミネコは あたしの生まれ変わりだよ あんたに抱いてもらえずに 淋しい声で泣いている 骨の髄まで惚れられて 骨の髄まで惚れぬいた 若かったね…とため息で 見返り本牧 夢ん中 とんがれ とんがれ とんがって 生きてるあんたが好きなんだ 天国(そら)から街を見下ろせば ゼブラクラブの灯りが滲む 素敵だったね‥ 昔は昔 今は今  本牧あたりのウミネコは アメリカさんになりたくて 飛んでりゃ いつか金色に 羽が染まると信じてた うたが流れて消えてゆく 夜の港の哀しさに あんたのjazzがききたくて 見返り本牧 波のうえ とんがれ とんがれ とんがって 生きてるあんたが好きなんだ 天国(そら)にいたって 聞いてるさ 今もあんたの その口癖を きざなセリフね 明日(あした)は明日(あした)の風が吹く  とんがれ とんがれ とんがって 生きてるあんたが好きなんだ 天国(ここ)から街を見下ろせば ゼブラクラブの灯りが滲む 素敵だったね‥ 昔は昔 今は今 素敵だったね… 昔は昔 今は今
白夜行塩乃華織塩乃華織朝比奈京仔西つよし矢田部正風にまかれ折れた花を まだたたく 真夜中の雨 嘘をついてふるえながら また嘘をつく 逢いたくて… あゝまざまざとこの胸に あゝまざまざと'罪'の文字 堕ちてゆくのを知りながら 愛に愛に愛にまみれて 白夜行  夜も昼も朝も今も あなただけ 降りしきる恋 馬鹿な夢を叱りながら また夢をみる 逢いたくて… あゝハラハラとこの頬に あゝハラハラと散る涙 ふたりの行方 白い闇 愛を愛を愛を裁(さば)いて 白夜行  あゝハラハラとこの頬に あゝハラハラと散る涙 ふたりの行方 白い闇 愛に愛に愛に溶けたい 白夜行
大阪の雪西山ひとみ西山ひとみ朝比奈京仔杉本眞人猪股義周なんねんぶりやろか 大阪に雪が降る この頬につめたい 口づけをくれるの 好きで 好きで 好きで 好きで どうにも 好きで 好きで 好きで 好きで ならずに 都会の雪は純でも つもれば邪魔になる 身を引くときめていた あんたを泊めた日から  ほの暗いこの部屋で もう少し眠ってて 人生に愛より 深い罪ないから 好きで 好きで 好きで 好きで わかれて 好きで 好きで 好きで 好きで ゆくけど つぐなうように生きても 不幸なわけじゃない 死ぬほどの恋をした 幸せ者だから  好きで 好きで 好きで 好きで わかれて 好きで 好きで 好きで 好きで ゆくけど つぐなうように生きても 不幸なわけじゃない 死ぬほどの恋をした 幸せ者だから
夜明けのタブー西山ひとみ西山ひとみ朝比奈京仔杉本眞人猪股義周だますなら 死ぬまで だまし続けて欲しい そんなことを言うけど 嘘は嘘むなしいものよ 今さら懺悔はタブー 探りすぎるのもタブー だけどふたりきりになれば うそのように 消え去るタブー 過去を悔やむのは 人生のタブー  雨の音 聞いてる 眠れぬままの夜明け 思い出すのはあなた 信じてはくれないでしょう 今さら電話はタブー 女の涙はタブー だけどふたりきりになれば 夢のように 消え去るタブー 恋をやめるのは 人生のタブー  夢のように 消え去るタブー 過去を悔やむのは 人生のタブー
白蓮のかほり小田純平小田純平朝比奈京仔小田純平矢田部正白蓮は手折(たお)れぬ花 なぜにまだ甘く匂う 水にふるえながら 罪を打ちあける 愛しました 愛しました なにもかも夢でした 愛しました 愛しました 裏切りに身もだえて 月あかりに身を投げて 夜に散る 白蓮  首すじにかけた指を あなたなぜためらうの 過去にふるえながら 心壊れても 愛しました 愛しました なにもかも夢でした 愛しました 愛しました この命溶けるまで 月明かりに縛(しば)られて 散り急ぐ白蓮  愛しました 愛しました なにもかも夢でした 愛しました 愛しました 裏切りに身もだえて 月あかりに身を投げて 夢に散れ 白蓮
さみだれ松嶋麻未松嶋麻未朝比奈京仔桧原さとし猪股義周五月雨(さみだれ)が ポツポツと 降る夜は あの日の あなたを 思い出す 何もかも 捨てるよと 抱きしめてくれました あゝふるえる声 あゝ胸のぬくもり 男の涙もきれいだね ひとりで生きるお守りは あの日の あなたの あの涙  五月雨が 連れてくる 切なさは あなたなど 忘れると ついた嘘 堕ちるなら 私だけ あの夜に決めたから あゝふるえる指 あゝ心千切れて 女の涙はきれいでしょ 生きてる限りあなただけ あの日の あなたに 抱かれてる  あゝふるえる指 あゝ心千切れて 女の涙は命です 生きてる限りあなただけ あの日の あなたを 抱きしめて
ロスト・ラブ松嶋麻未松嶋麻未朝比奈京仔桧原さとし猪股義周罪な恋 かなえてと 祈ってしまいそうで あなたに もたれて 流れ星に 目を伏せた 帰したくない 言葉にできずに 東京ロストラブ あなたの愛が 愛がみえない 東京ロストラブ 抱きしめていて 涙枯れてしまうまで 別れ唄聴きながら 恋に落ちてゆくなんて…  誰よりも愛してる 誰にも負けはしない 恋する女は 誰もみんなそう思う 愛の秤(はかり)は どこにもないのに 東京ロストラブ 一夜(ひとよ)に千の愛が生まれて 東京ロストラブ 涙のように 白い街に消えてゆく うたかたと知りながら 恋に落ちてゆくなんて…  東京ロストラブ 一夜(ひとよ)に千の愛が生まれて 東京ロストラブ 涙のように 白い街に消えてゆく うたかたと知りながら 恋に落ちてゆくなんて…
幸せの分かれ道門倉有希門倉有希朝比奈京仔桧原さとし不知火丞九月の黄昏 金木犀の薫風(かぜ) 街路樹の向こうに あなたを見つけた 目の前の忙しさ 言い訳にしてずっと 恋を遠ざけてきたのは たぶんあなたのせい 幸せの分かれ道 もしも いつか すれちがっても 気づかないふりをすると ずっと決めてたのに だめね… 微笑(わら)いかけてた I miss you so long  小さなシーンも 今思い出せるわ 青春は輝く 名作映画ね 胸の傷とっくに 癒えていたはずなのに 恋を遠ざけてきたのは たぶんわたしのせい 幸せの分かれ道 もしも 二人 歩き出せたら… 人生のバックナンバー ずっとさがしていた やっと… あなたに逢えた I miss you so long  幸せの分かれ道 もしも いつか すれちがっても 気づかないふりをすると ずっと決めてたのに だめね… 微笑(わら)いかけてた I miss you so long I miss you so long…
夜雨抄服部浩子服部浩子朝比奈京仔杉本眞人猪股義周雨になるほど 涙を流し あきらめました あなたの心にいる女性(ひと)に あたしは一生叶わない あゝ生きてる女性(ひと)でもないものを 小娘みたいなわがままを 空を見上げて 詫びながら 夜雨(よさめ)に濡れる わかれ道  風が吹くほど ため息ついて 覚悟しました つくしてみたけど あたしでは やっぱり代わりになれなくて あゝ小さな荷物で押し掛けた 小娘みたいなわがままを あの人許してくれたのは 淋しさゆえと 知ってます  あゝ不器用もので済まないと 息を切らして追いかけて くれたあなたの胸の中 夜雨に濡れる 冬の駅
夕月川服部浩子服部浩子朝比奈京仔杉本眞人猪股義周暮らしはじめて一年余り 遅い春でも お弁当(べんと)作って送り出す かわらぬ暮らしがうれしくて あゝ笑顔でわかれてそのまんま 帰らぬあなたの面影が ゆらり浮かんで溶けてゆく 夕月川は しのび川  この目とじれば あなたにあえる 呼び止めましょか この手を伸ばせば遠ざかる おもかげばかりの川の街 あゝ今から一緒に あたたかな 幸せ探しの約束は 風がさらってゆきました 夕月川は なみだ川  あゝ今から一緒に あたたかな 幸せさがしの約束は 風がさらってゆきました 夕月川は いのち川
くちべにグラス北沢麻衣北沢麻衣朝比奈京仔杉本眞人矢野立美グラスについた 口紅は いろっぽいけど 淋しげで 哀しい恋でも してるよに 知らぬあいだに 褪(あ)せてゆく 恋しくて 恋しくて あぁ やるせない あたしのかわりに あの人を 呼んでるみたいな くちべにグラス  男と女の 仲なんて 深くなるほど 浅はかで 逢える気がして 逢えぬ夜(よ)は 大人も涙を 流します 恋しくて 恋しくて あぁ やるせない ユラユラゆらせば カラカラと 笑っているよな くちべにグラス  恋しくて 恋しくて あぁ やるせない 眠れぬわたしを あやすよに 唄っているよな くちべにグラス
くれないの糸真木ことみ真木ことみ朝比奈京仔弦哲也南郷達也溶けてゆく身の 雪さえ染めて 女ごころの 陽炎(ひ)が燃える 帰る背中を 見送りながら 恨むどころか 恋しさばかり 赤い雪です くれないの糸  切れて結んで ほどいてくくる 胸でもつれる 恋の糸 膝で眠った あなたの頬に 落ちるしずくは わたしの涙 離さないでね くれないの糸  雪と一緒に 散る気でしょうか 河津桜(かわづざくら)が ホロホロと 春を待てずに 凍えて咲いて つらいはずです わたしも同じ あなたひとすじ くれないの糸
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
涙のララバイ伊達悠太伊達悠太朝比奈京仔杉本眞人夜通し飲んで 酔いどれて あんたの名前を呼んでいる 恋しいよ 目の前に いなきゃあ 素直に言えるのに バイバイバイバイ ララバイ 淋しさまぎれのいたずらで バイバイバイバイ ララバイ あんたを傷つけた あたし女の屑だね… 冷たい涙に 濡れてる  ヒールを脱いで 朝の街 失くした踵(かかと)を探してる ボロボロの あたしには はぐれたカラスがお似合いさ バイバイバイバイ ララバイ あんたの隣で眠る人 バイバイバイバイ ララバイ 今さらうらやんで あたし女の屑だね… このまま涙に溶けたい  バイバイバイバイ ララバイ 淋しさまぎれのいたずらで バイバイバイバイ ララバイ あんたを傷つけた あたし女の屑だね… 冷たい涙に 濡れたい
冬のいたずら伊達悠太伊達悠太朝比奈京仔杉本眞人久しぶりね 語り合う 顔ぶれに あなたがいても 笑いかけて 話すなんて できそうにもなくて 小雪が舞いだした テラスの席に出たの 青春と呼べるなら あなたを愛したことでしょう 曇りなき輝きを 今も覚えてる 二次会を断って 歩き出すみゆき通り あなたの着信 嬉しくて ふるえてる…  友達には 逢わぬよう 路地裏の深夜喫茶 どうしても あなたとは もう一度話したくて 小雪が降りかかる 窓辺の席で待つの 青春と呼べるなら あなたと暮らしたことでしょう 映写機が回るように 今も思い出す あの頃は戻らない そうね 冬のいたずらかしら わかっているのに 哀しいほど 揺れている…  映写機が回るように 今も思い出す あの頃は戻らない そうね 冬のいたずらかしら わかっているのに 哀しいほど 揺れている…
舞ラブ・チャチャチャみずき舞みずき舞朝比奈京仔中尾淳中尾淳愛して(チャチャチャ)胸キュン(チャチャチャ) 神代(かみよ)の国から幸せを 運んできたのに それなのに この世で恋に落ちました 夢かうつつか めまいでしょうか ちょっと不器用だけど 素敵な人だから 出会ってしまった女神様は さてさてこれから どうなるのでしょ 大吉(チャチャチャ)おみくじ(チャチャチャ) 舞ラブ チャチャチャ あきらめ(チャチャチャ)ないでね(チャチャチャ) 神代(かみよ)の国から贈りもの あなたにパワーを授けましょう きっと叶うわ 願いごと めぐりあえたら はなさぬように 引いたおみくじ そっと小枝に結びましょう 愛を振りまいた 女神様の さてさてこの恋 叶うでしょうか 大吉(チャチャチャ)フォーチュン(チャチャチャ) 舞ラブ チャチャチャ この世の(チャチャチャ)お役目(チャチャチャ) 神様たちに見送られ 寿退社したからは ご利益(りやく)カバンに詰めこんで 幸せいっぱい 運んできます あなたがいれば地上(ここ)が わたしのパラダイス お嫁にきちゃった女神様は さてさてこれから どうなるのでしょ 大吉(チャチャチャ)おみくじ(チャチャチャ) 舞ラブ チャチャチャ
逢生川小田純平小田純平朝比奈京仔小田純平矢田部正あきらめましたは嘘でした 忘れて欲しいも嘘でした 惚れぬきましたも嘘でした 信じないでね わたしのことは あ… 百に一つの真実を 呑んで流れる 呑んで流れる 逢生川よ  誰にも言えない恋でした 誰にも言えずに 酒がたり ゆきつくところは 酒の海 身体(からだ)いじめて 心を守る あ… 未練なんかはないけれど この世は皮肉ね この世は皮肉ね 逢生川よ  逢うため生まれてきたものを 逢えずに流れる ネオン川 逢いたい心に 酒をつぎ 女ばかりが 命を削る あ… 酔えずじまいの夜明け前 どこへゆくのよ どこへゆくのよ 逢生川よ
紅夕月モングンモングン朝比奈京仔徳久広司矢田部正こんなにも 私を なぜ こんなにまでも 深く愛してくれたのか なぜ 私など あゝ紅夕月が あゝ空にかかる 泣き濡れた瞳浮かべて 瞳浮かべて けれどどうか忘れないで 今も今も今も 私はあなたのものだから  おずおずと 触れ合う 指 その冷たさを 息を吹きかけ みつめてる ただ 寄り添って あゝ紅夕月が あゝ連れてゆく日 身体ごと心のすべて 心のすべて けれどどうか忘れないで 時のかなたまでも 私はあなたのものだから  あゝ紅夕月が あゝ空にかかる 泣き濡れた瞳浮かべて 瞳浮かべて けれどどうか忘れないで 命果てた今も 私はあなたのものだから
ぶっつけ本番!モングンモングン朝比奈京仔徳久広司遠山敦ぶっつけ本番 男の出番 俺がやらなきゃ誰がやる ここが修行と度胸の見せ場 緞帳(どんちょう)上がれば 湧かせてみせる 千客万来 ぶっつけ本番  ぶっつけ本番 女の出番 ついてゆきます どこまでも 赤いタスキを咥(くわ)えて巻いて 二つの命を一つに括(くく)る 似たもの同士さ 相惚れ女房  ぶっつけ本番 あなたの出番 何をくよくよ くやんでも 人生 山川 谷また峠 笑顔と度胸が通行手形 浮き世の舞台は ぶっつけ本番
魂のラバンバ西山ひとみ西山ひとみ朝比奈京仔杉本眞人猪股義周バイラ バイラ ラ バンバ 何も言わず バイラ バイラ ラ バンバ みつめて 踊りましょう 愛のドレスは 裏切りに濡れたら 溶けてしまうの バイラ バイラ ラ バンバ 幻なら バイラ バイラ ラ バンバ ケセラセラ 風になびく 髪にさえも触れず 心だけで 別れ惜しみましょう 明日からは わたし一人 踊る 夜明けまで最後まで 魂のラバンバ  バイラ バイラ ラ バンバ シャツのうでを バイラ バイラ ラ バンバ まくって 踊りましょう 靴を脱ぎ棄て 狂おしい孤独も 今日で終わるわ バイラ バイラ ラ バンバ 幻でも バイラ バイラ ラ バンバ ケセラセラ 愛した人 あなただけにあげる 走る痛み 溢れだした泪 別れ唄を 流れ星が 飾る 夜明けまで踊ってよ 魂のラバンバ  明日からは わたし一人 踊る 夜明けまで最後まで 魂のラバンバ
ヴァイオレット・フィズ西山ひとみ&すぎもとまさと西山ひとみ&すぎもとまさと朝比奈京仔杉本眞人猪股義周偶然の 再会に 運命(うんめい)感じて 別れの日の あの苦しみ 忘れたふりをしたの 通い詰めた 地下のバー おまえのグラスに 別れの夜 堕ちた涙 ヴァイオレット・フィズ 男と女は違う惑星(ほし)の生きものね 傷つく場所 それも違うの 愛しくて 懐かしくて あなたが消せない ラ・ラ・ラ ララ ラ~ララ む・ら・さ・きの夜更け 今夜だけ二人 うたかたの夢みて  イントロを 聞くだけで あの日に帰れる 別れの日の 胸の痛み 連れては来るけれど あれきりだわ 地下のバー 「慕情」が流れて 別れの日と おなじお酒 ヴァイオレット・フィズ 男と女は違う惑星(ほし)の生きものさ 胸の思い 伝えきれずに 愛しくて 懐かしくて おまえが消せない ラ・ラ・ラ ララ ラ~ララ む・ら・さ・きの酒に 叱られて二人 許し合えるならば…  男と女は違う惑星(ほし)の生きものね 見つめ合えば切なくなるわ 愛しくて 懐かしくて 微熱が消せない ラ・ラ・ラ ララ ラ~ララ む・ら・さ・きのお酒 酔いしれて二人 あの日に帰るのね
くれない夜舟恋川いろは恋川いろは朝比奈京仔徳久広司石倉重信舟は出るやら 小雨になって 泣かすランタン 灯りが濡れる いいの身を引く覚悟でいても 逢えば切れない さだめ恋 のせてください くれない夜舟  丸い障子に 寄り添いながら ふたり見上げる夜空がきれい 雨の晴れ間の短い恋を 知っているのか 知らぬげに どこへ流れる くれない夜舟  散った花びら こぼれて落ちて ほうら ひとひら ふたひら みひら 口にだせない 思いを汲(く)んで 夜の川面に スキと書く 散って悔いない くれない夜舟
涙のボレロ恋川いろは恋川いろは朝比奈京仔徳久広司石倉重信涙のボレロ 信じて ダンスに夢中なふりで 誰彼(だれかれ)となく 踊るけど 今でも 心は あなただけ 夜ごと夜ごと夜ごと夜ごと 迷い込む 夜ごと夜ごと夜ごと ダンスの渦(うず) 青いドレスの裾(すそ)は 失くした愛を 笑っているのね 涙のボレロ  涙のボレロ 探すの ダンスに夢中なふりで 誰彼(だれかれ)となく 踊るから 背中にジェラシー感じたい 夜ごと夜ごと夜ごと夜ごと 溺れそう 夜ごと夜ごと夜ごと ダンスの渦(うず) 折れたヒールの踵(かかと) 愚かな私 笑っているのね 涙のボレロ  夜ごと夜ごと夜ごと 迷い込む 夜ごと夜ごと夜ごと ダンスの渦 白い夜明けの音が 近づく窓に もたれて零(こぼ)した 涙のボレロ
天の糸真木ことみ真木ことみ朝比奈京仔弦哲也猪俣義周天の糸です こぬか雨 今夜はやけに まとわりついて あんな男は 別れなさいな 言って聞かせてくれるけど あゝ女心は あゝ怖いもの 鬼と仏の仮住まい 鬼があばれて 仏がさとす 胸に絡まる みだれ糸 ハァ…  切れて別れて 巡り合う しょせん運命(さだめ)の あやつり人形 死んでもいいと 思った人と 死ねる女は幸せさ あゝ女心は あゝ怖いもの 鬼も仏も歯が立たぬ 別れの糸を 噛み切る夜更け 肩にふるふる 針の雨 ハァ…  あゝ女心は あゝ怖いもの 鬼と仏を抱きしめて 堕(お)ちる覚悟で 見上げた空の 雨を呑み込む 夜明け前 ハァ…
満月の花みずき舞みずき舞朝比奈京仔弦哲也周防泰臣鏡月(かがみづき)にふれたくて 川に枝垂(しだ)れる夜桜は 冷たい水に 濡れて散っても 思い叶えばそれでいい 恋の怖(こわ)さ 知らないで 流れてきえた いちりんは 火の粉のような くれないの 天竺牡丹(てんじくぼたん)になりました チルチルチルル チルチルル 咲いて散る チルチルチルル チルチルル 満月の花 生まれ変わった わたしの命 後生一生(ごしょういっしょう) 恋のため  涙なんかこぼさない 天(そら)を見上げる曼殊沙華(まんじゅしゃか) 季節が変わり 風に散っても 思い叶えばそれでいい 冬の寒さ 知りながら どうにもならず ついてきた 春咲くはずの紅椿(べにつばき) ここで咲きます雪ん中 チルチルチルル チルチルル 咲いて散る チルチルチルル チルチルル 満月の夜 覚悟を決めて おんなの命 次の世までも 恋のため  チルチルチルル チルチルル 咲いて散る チルチルチルル チルチルル 満月の花 生まれ変わった おんなの命 後生一生 恋のため
七化けブギみずき舞みずき舞朝比奈京仔弦哲也周防泰臣一(ひと)め惚(ぼ)れして 二度三度 口説(くど)いてみても 無駄なこと ばったり逢ったと 隠しても 待ち撫せしたのは お見通し ブギウギ うきうき…おあいにく 花の振袖 町娘 七化(ななば)けお仙の七変化 七変化  四の五の言わずに とっといて 闇に小判の 雨が降る あれが噂の 白波(しらなみ)か 指をさす間に 早変わり ブギウギ うきうき…艶(あで)やかに 花の吉原 花魁(おいらん)は 七化けお仙の当たり役 当たり役  六でなしでも あの人は わたしが心底 惚れた人 七屋通いも なんのその 年貢おさめて 恋女房 ブギウギ うきうき…気質(かたぎ)だね どんでん返しの人生さ 七化けお仙はいい女 いい女
愛の秘密小田純平小田純平朝比奈京仔小田純平矢田部正濡れた手を エプロンで 拭きながら 私 料理の手をとめて 玄関に急ぐ 愛されてると 信じさせて 秘密は秘密のままで 罪滅ぼしの やさしさでいい 幸せ芝居 愛の暮らし  鉢植えの 紫陽花が 暖かな 雨に やさしい雨に濡れ 咲きたいと泣いた 愛されてると 信じさせて 秘密を秘密のままに 砂のお城で かまわないから 離したくない 愛の暮らし  愛されてると 信じさせて 秘密を秘密のままに 砂のお城で かまわないから 離したくない 愛の暮らし
帰郷西方裕之西方裕之朝比奈京仔杉本眞人川村栄二帰る帰ると言いながら 今度今度で 九年(くねん)が過ぎた 土間に転がるカラ瓶は さみしい親父の愚痴がわり イヤーエー イヤーエー ザララ ザララ… 今夜は二人 競(きそ)い酒 負けりゃ悔しい 勝ったらさみし 東京小雪 ふるさと吹雪  あんな女をのち添えに 入れたばかりに気がねをさせて 十五才(じゅうご)で郷里(さと)をあとにした さみしい笑顔が 目に浮かぶ イヤーエー イヤーエー ザララ ザララ… 詫びる親父の嗄(しゃが)れ声(ごえ) 男同士で注ぎ合う地酒 胸の根雪を 溶かして沁みる  イヤーエー イヤーエー ザララ ザララ… 囲炉裏で跳(は)ねる 朱(あか)い火粉(ひ)が おふくろみたいな 気がしてならぬ 東京小雪 ふるさと吹雪
東京しぐれ真木ことみ真木ことみ朝比奈京仔徳久広司石倉重信おまえ残して 三十路で逝った おふくろさんの心残りは 俺が果たすと決めたのさ 小窓をたたく 東京しぐれ その瞳(め)の中に あゝ からだの中に 面影宿した いちず花  白く咲くのも ためらうように 俯きながら咲く百合の花 恥じらうお前 抱きよせた あの日と同じ 東京しぐれ 今さら惚れて あゝ なおさら惚れて さだめを重ねる いちず花  イヤというのは ただ一度だけ 別れてくれと言われたときよ 俺を見上げる目が潤む 二人を濡らす 東京しぐれ 尽くせる今が あゝ 倖せですと 寄り添い甘える いちず花
夕暮れ文庫すぎもとまさとすぎもとまさと朝比奈京仔杉本眞人佐藤和豊・すぎもとバンドあの子のことは もういいよ どうか倖せ 見つけてね 彼岸参りの 帰り道 どしゃぶりのバス停で つぶやいた お義母さん  あなたを愛した 女が二人 あなたを失くした 悲しみを競い合いながら ただささやかに 生きると決めた 夕暮れの ものがたり  わたしの知らぬ あの人の 子どもの頃を ぽつぽつと やんちゃなくせに やさしくて そのままに育ったと 微笑んだ お義母さん  あなたを愛した 女が二人 あなたを失くした 悲しみを競い合いながら ただひそやかに 明日に向かう 夕暮れのバスを待つ  あなたを愛した 女が二人 あなたを失くした 悲しみを競い合いながら ただささやかに 生きると決めた 夕暮れの ものがたり
~かけがえのない人~すぎもとまさとすぎもとまさと朝比奈京仔杉本眞人佐藤和豊・すぎもとバンド日曜日の河川敷 白い雲にのって 思い出の映写機(8ミリ)を 回してみるのよ 若い日の私達 はにかんでいる あなた 忘れてしまうものなんて なにひとつないのね Oh My Darling  Oh My Darling あなたはかけがえのない人 Oh My Darling  Oh My Darling Let me say“beloved”again  渡る風に 振り向けば キャンヴァスを広げて いつもの学生が 夕焼け見つめてる 一枚の絵の中で 暮らせるものならば 淋しいわたしの傍(そば)に あの人を描いて Oh My Darling  Oh My Darling いつか 逢う日を 夢見て Oh My Darling  Oh My Darling Let me say“beloved”you…  Oh My Darling  Oh My Darling あなたはかけがえのない人 Oh My Darling  Oh My Darling Let me say“beloved”again  Let me say“beloved”again
昔のひとモングンモングン朝比奈京仔徳久広司矢田部正一度目はあやまちでおわっても めぐり逢えば なおさら 罪ぶかく 身も心も 愛の底に堕ちてゆく あゝあやまちの償いは 身を切るような 別れでした だめよ あなた 愛称(なまえ)など呼ばないで 昔のひとの ままでいて  純愛もあやまちも火遊びも 通り過ぎた恋なら同じよに 昔のひと そんなふうに呼ぶけれど あゝあれほどに溺れあい 血の出るような 別れでした だめよ あなた 見られたらこまるでしょ 昔の女 それでいい  あゝあやまちの償いは 身を切るような 別れでした だめよ あなた くちびるに触れないで 昔のひとで おわれない
おんな 恋風・港町モングンモングン朝比奈京仔徳久広司矢田部正カモメ泣け泣け 夜明け前 船が出る あとは半年 別れ波 追って行きたい すがりたい 海を走って 逢いにゆく 声を枯らして おんながうたう So long... So long... おんな 恋風 港町  待っていますよ 淋しさに 泣ける夜は どうぞ許して 手酌酒 追って行きたい 恋しいよ 海を走って 逢いにゆく お前無事にと おんながうたう So long... So long... ここは 恋風 港町  海を走って 逢いに行く お前無事にと おんながうたう So long... So long... おんな 恋風 港町
北の灯り中条きよし中条きよし朝比奈京仔杉本眞人猪股義周雨のすきまに 面影を 追えば虚しい レンガ道 二度目の旅の 約束を 果たせぬままに そのままに あゝどこへ行こうと おまえだけ あゝ誰に逢おうと おまえだけ さがす睫毛の淋しさを 知っているよな 北灯り  おまえ失くした 風穴に こうも虚しい 風が吹く 写真を胸の ポケットに 連れて一人で 来たけれど あゝどこへ行こうと おまえだけ あゝ誰に逢おうと おまえだけ 酔わなきゃ眠れぬ夜ばかり 二泊(ふたつ)重ねた 北ホテル  あゝどこへ行こうと おまえだけ あゝ誰に逢おうと おまえだけ 欲しい 詫びたい 逢いたいよ 遠い幸せ 北灯り
愛のカルテ中条きよし中条きよし朝比奈京仔杉本眞人猪股義周あなたの哀しみも 傷口のいたみも 私にはわかるの 愛しているから 別れも… 裏切りも… 人生に溶けてゆく 苦い薬よ ねえあなた もう一度 胸の音を聞かせて 今夜書きかえる あゝ 愛のカルテ  背中の淋しさも 別れの数さえ 私にはわかるの 愛しているから 涙も… 熱い血も… 人生のある限り 枯れはしないの ねえあなた もう一度 私の手を取って 今夜書きかえる あゝ 愛のカルテ  ねえあなた もう一度 胸の音を聞かせて 今夜書きかえる あゝ 愛のカルテ
ゆうぐれ文庫西山ひとみ西山ひとみ朝比奈京仔杉本眞人猪股義周あの子のことは もういいよ どうか倖せ みつけてね 彼岸参りの 帰り道 どしゃぶりのバス停で つぶやいた お義母さん あなたを愛した 女が二人 あなたを失くした 悲しみを競い合いながら ただささやかに 生きると決めた 夕暮れの ものがたり  わたしの知らぬ あの人の 子供の頃をぽつぽつと やんちゃなくせにやさしくて そのままに育ったと 微笑んだ お義母さん あなたを愛した 女が二人 あなたを失くした 悲しみを競い合いながら ただひそやかに 明日に向かう 夕暮れの バスを待つ  あなたを愛した 女が二人 あなたを失くした 悲しみを競い合いながら ただささやかに 生きると決めた 夕暮れの ものがたり
薔薇と檸檬西山ひとみ西山ひとみ朝比奈京仔杉本眞人猪股義周薔薇と檸檬 薔薇と檸檬 薔薇と檸檬 棘のないバラ 薔薇と檸檬 薔薇と檸檬 薔薇と檸檬 甘いだけのレモン 誰だってそんなもの 欲しがりはしないわ  床に転げ落ちた黄色いレモン つけた歯形さえも愛しい なにもかもがとても嬉しい 若い 激しいジェラシーも  薔薇と檸檬 薔薇と檸檬 薔薇と檸檬 貴方の指の中で 薔薇と檸檬 薔薇と檸檬 薔薇と檸檬 命枯れたけど 女として最高の人生だったわ  なんてあなた 一途(いちず) 可愛い愛人(アマン) 別れ話 我を忘れて 夢中だった そうよ わたしに けして恨みはしないわ  薔薇と檸檬 薔薇と檸檬 薔薇と檸檬 かわいそうな女優(おんな) 薔薇と檸檬 薔薇と檸檬 薔薇と檸檬 けして 思わないで 夜があけて このわたしの 亡骸(なきがら) 見つけても  薔薇と檸檬 薔薇と檸檬 薔薇と檸檬 かわいそうだなんて 薔薇と檸檬 薔薇と檸檬 薔薇と檸檬 どうぞ思わないで 女として最高の生き方… 人生…
あの人の好きなうた北沢麻衣北沢麻衣朝比奈京仔杉本眞人宮崎慎二仕事ができて やさしくて 浮気のできない そんな人 この世の向こうに 住んでいる あなたのほかに いやしない あゝ あの人の好きだった 昭和うた 残残(ざんざん)ぶりの雨音に 昭和うた かくれて歌う WOW ひとりうた  私の背負った 荷物まで しょわせる気持ちに なれなくて 倖せすぎた 遅い春 とうとう籍も 入れぬまま あゝ あの人の好きなうた 聴きたいよ 残残(ざんざん)ぶりの雨ん中 聴きたいよ 帰ってきて‥と WOW ひとりごと  あゝ あの人の好きだった 昭和うた 残残(ざんざん)ぶりの雨音に 昭和うた かくれて歌う WOW ひとりうた
今までおおきに北沢麻衣北沢麻衣朝比奈京仔杉本眞人宮崎慎二今までおおきに ありがとう 女に生まれて よかったわ 一つや二つの 年上やない 時計の針が一回り ここらが潮時よ あんたのためやない わたしが決めた わたしの別れ 明日 この部屋出てゆくけれど 笑ってさよなら 好きでした  ボストンバッグ ぶちまけて あんたが初めて 手をあげた そんなに年上 気にするならば いつかなったる 同い年 できない約束 あんたはえらそうに 笑わせられて 泣かされるから ごめん この部屋出てゆけないよ 涙で化粧が ぐしゃぐしゃや  ごめん この部屋出てゆけないよ 今までおおきに これからも…
秘恋モングンモングン朝比奈京仔徳久広司矢田部正契(ちぎ)る 咽(むせ)ぶ 嘆く ふるえる 女心秘めて霧笛よ 先に着いた北のホテル 濡れた 髪を拭いてあなた待っている 逢わないままで 別れられない 逢えばもっと 別れられない 今度こそさようなら 決めてきたのに それなのに  夜をたたく雨の滴(しずく)が ガラス窓に 涙這わせて そばで眠る北のホテル あなた わたしだけのものにできないの 逢わないままで 暮らしていたら 恋を知らず生きていたのね こんなにも倖せを 知っているのに それなのに  逢わないままで 別れられない 逢えばもっと別れられない 今度こそさようなら 決めてきたのに それなのに
大阪ロックナイトモングンモングン朝比奈京仔徳久広司矢田部正ふられたくらいで 泣いたらあかん 夜空を見上げた 御堂筋 やさしすぎると背を向けた おまえの顔がうかんできえる 今夜三日月ムーンライト 悪い男になってやる ロックな男になってやる 大阪ロックナイト 大阪ロックナイト 大阪 ガンガン ロックナイト  女と男じゃどっちが悪い 眠れなくなる難波橋 あおるグラスの丸い底 おまえの顔がうかんできえる 負けちゃ終われぬロンリーナイト 悪い男になってやる ロックな男になってやる 大阪ロックナイト 大阪ロックナイト 大阪 ガンガン ロックナイト  今夜三日月ムーンライト 悪い男になってやる ロックな男になってやる 大阪ロックナイト 大阪ロックナイト 大阪 ガンガン ロックナイト…  大阪ロックナイト 大阪ロックナイト 大阪 ガンガン ロックナイト…
冬すずめ松嶋麻未松嶋麻未朝比奈京仔桧原さとし猪股義周淋しさを甘く見て 別れを選んだ いい女気取りで 愛想づかしなんか 百年早いと笑ってよ 冬のすずめ 悲しいね 銀色の鳥かごなんか わたしには似合わない ちゅんちゅんと 心に言いきかせ 凍えて鳴いてる  酔いどれた指先が もとめる面影 いい女気取りで グラスもてあそべば ゆがんだ泣き顔 うつしてる 冬のすずめ 悲しいね 銀色の鳥かご捨てて 飛んでゆく空もなく ちゅんちゅんと お酒にむせながら 今夜も泣いてる  冬のすずめ 悲しいね 銀色の鳥かご捨てて 飛んでゆく空もなく ちゅんちゅんと お酒にむせながら 今夜も泣いてる
指輪~インカローズ~松嶋麻未松嶋麻未朝比奈京仔桧原さとし猪股義周男と女でいられる方がいい 暮らしてしまえば 恋がほころびる 馬鹿だね 強がりばかり ほんとは もたれていたいのに 真夜中の東京 涙がなんになるの 誰もが視えない 涙を抱えて インカローズ 愛の指輪 ダイヤじゃないけど偽物(おもちゃ)じゃないわ せめて女として 一番綺麗な時を 忘れないと 約束をして…  がらにもないのに 料理なんかして 今夜はいけない メール いちまいね 馬鹿だよ 指も切らずに 心に うっすら 血がにじむ 真夜中の三面鏡(かがみ)を 涙がくもらせるわ あなたに見せない 女の泣き顔 インカローズ バラの名前 ダイヤじゃないけど偽物(おもちゃ)じゃないわ だから女として 一番綺麗な時は 他の男(ひと)に 触れさせないで  インカローズ バラの指輪 ダイヤじゃないけど偽物(おもちゃ)じゃないわ せめて女として 一番綺麗な時を 忘れないと 約束をして…
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
可愛いおんな生駒尚子生駒尚子朝比奈京仔岡千秋猪股義周命がけやねん 何にもいらへん 捨てたらいやや あんた 指輪をはずして 男に渡す こりない かおるの 貢ぎ癖 夢を見て 夢を見て 泣いたけど 誰にも迷惑かけてへん 唇 かんだ 可愛い女  やっとお店を まかせてくれたと こぼした うれし涙 十年近くも 日陰に咲いて どこまで みゆきは お人よし 恨まずに 恨まずに 惚れぬいて それでも まだまだ いらたぬと ひとすじ尽くす 可愛い女  ほんま阿呆やねん 似たものどうしや 乾杯しよか 二人 演歌の好きな 女が交わす 泣くより悲しい笑い顔 忍んでも 忍んでも 不幸せ 涙が流れて川になる 道頓堀の 可愛い女達(おんな)
父娘のれん生駒尚子生駒尚子朝比奈京仔岡千秋猪股義周雪になりそな 夜やから 暖簾をおろして 父娘(おやこ)で 呑もか 添えぬお人に 惚れぬいて 意地を通した 親不孝 口にだせない 詫びがわり お酒 注ぎたす カウンター  四十代(しじゅう)なかばで この俺を 残していったと ため息ついて お酒 はいれば 母さんの 思い出ばかりや そればかり 外は小雪か 夜も更けて 親の惚気(のろけ)に 目がうるむ  梅も凍える 如月(きさらぎ)に 灯りがこぼれる 裏街通り 酔って眠った父さんに 赤いコートを 着せかけりゃ ほっとしたよな 母さんの 写真相手に 手酌酒
風の駅舎寺本圭佑寺本圭佑朝比奈京仔小田純平矢田部正急行電車 一本(ひとつ) 見送った 枯葉がおどる 風の駅舎 ホームの向こう あなたを見つけて 身動きも できないわたし 愛の日々 愛のはじまり 愛のいさかい 愛の愛の終わりも 二人のシネマ 窓に映して 過去へ 過去へと 走り去ってゆく  あなたもきっと きっと気づいたの 時計が止まる 風の駅舎 ホームの向こう わたしを見つめて 携帯を耳にあててる 震えてる 胸の奥まで 愛の苦しみ 愛の愛の涙も 季節に溶けて 消えてゆくのね 声が 聴きたい 時が動き出す  愛の日々 愛のはじまり 愛のいさかい 愛の愛の終わりも 二人のシネマ 窓に映して 遠いあの日が 通り過ぎてゆく
ジョーノセ横浜浜ゆたか浜ゆたか朝比奈京仔徳久広司矢田部正何も知らない‥顔をして 白いドレスに ジェラシー隠し あなたのさしのべた その手をふりほどき ラテンの夜に 踊りもしないで ジョーノセ 愛はひと時 ジョーノセ ときめきが 消えてゆくまで ジョーノセ 聴こえてくるわ ヨーノセ さよならの足音  何も知らない‥ふりをして うわべつくろう 空しい仕業(しわざ) あなたのその指が 誰かに触れたなら ラテンの夜の ダンスは終わりよ ジョーノセ 愛はひと色 ジョーノセ 一途な恋と知ってても ジョーノセ 涙が炎えて ヨーノセ このままじゃイヤです  ジョーノセ 愛はひと時 ジョーノセ ときめきが 消えてゆくまで ジョーノセ 聴こえてくるわ ヨーノセ さよならの足音
冬子の噂浜ゆたか浜ゆたか朝比奈京仔徳久広司矢田部正今度生まれて くるそのときは 名付けてほしい 花の名を 日向(ひなた)で咲ける 気がするからと 窓を見つめた横顔を 忘れられない この心(むね)に咲く 冬子のうわさが うわさが欲しい  料理が上手で 子供が好きで それでも妻の名 望まずに 旅に出たいと 笑顔をみせて 鞄(かばん)ひとつで 身を引いた きっと見つけて 見つけてみせる 冬子のうわさが うわさが欲しい  針を失くした レコードのよに 空(むな)しくさまよう みぞれ街 おまえの笑顔 おまえのしぐさ おまえの涙 おもいだす どこにいるのか 一人でいるか 冬子のうわさが うわさが欲しい
雪に咲くみずき舞みずき舞朝比奈京仔弦哲也周防泰臣冬の朝 庭先に 白い水仙の花 花びらにとまって キラリきえた名残り雪 母が逝(ゆ)き一年 看取(みと)ることもできず 悔やんでも 悔やんでも 涙あふれるだけ  北国の春は遠く 木枯らし吹く日々も たずさえた手と手が かけがえのない絆 やさしさを ぬくもりを あなたを 忘れはしません わたしも 冬の花 明日(あした)こそ 雪に咲く  幼い日 二人して 植えた水仙の花 はしゃいでたわたしを ふいにぎゅっと抱きしめた あきらめた倖せ きっとあると思う 働いて 働いて みんなわたしのため  北国の女だから 木枯らし吹く日々も ささえあい灯した かけがえのないあかり 強いから いとしいと あなたが 愛した水仙 一輪 冬の花 真っ白な 雪に咲く  北国の春は遠く 木枯らし吹く日々も たずさえた手と手が かけがえのない絆 やさしさを ぬくもりを あなたを 忘れはしません わたしも 冬の花 明日(あした)こそ 雪に咲く
お逢いしたくて~近江恋歌~みずき舞みずき舞朝比奈京仔弦哲也お逢いしたくて あなたに 帰ってきたの しとしと 夜雨(あめ)がそぼふる唐橋(からはし) せつないものですね 今もあなたは心の 特別な場所にいて 浮世絵の街 さがせば中仙道(なかせんどう)です お逢いしたくて… お逢いしたくて… 彦根(ひこね) 長浜(ながはま) 大津(おおつ)まで  お逢いしたくて あなたと 逢えないままに ゆらゆら 灯りがにじむ湖 奇麗なものですね 恋のやまいも今では 治(なお)せるとききました 浮世絵の街 車を走らせましょうか お逢いしたくて… お逢いしたくて… 琵琶湖(びわこ)めぐって 草津(くさつ)まで  お逢いしたくて あなたと 浮御堂(うきみどう)まで ちらちら 秋月(つき)が照らした横顔 変わらぬものですね どうぞ心の晴嵐(あらし)を 気づかれませんように 浮世絵の街 恋歌流れる夜です お逢いしたくて… お逢いしたくて… 近江八景(おうみはっけい) 二人影(ふたりかげ)
十国峠鳥羽一郎鳥羽一郎朝比奈京仔木村竜蔵石倉重信霧の晴れ間の 箱根路を 夢を背負って越えてきた 信濃 遠州 駿河から 関東一円見渡して 勝って勝ち抜く覚悟なら ここから先はいくさ道 富士を仰いで 雲海(くも)を見下ろす 尊さを 胸に刻んだ 十国峠(じっこくとうげ)  箱根権現(ごんげん) 手を合わせ 祈る望みを誰がしる 俺のお袋気にかけて 追わずに待つといった女(やつ) きっとおまえを幸せに そこから先を言えぬまま 風に吹かれて 風にこぼした 胸ん中 知っているのか 十国峠  富士を仰いで 富士にきかせる ひとふしに 泣いてくれるか 十国峠
詫び椿鳥羽一郎鳥羽一郎朝比奈京仔木村竜蔵石倉重信真(まこと)の恋などあるのでしょうか こぼすおまえのため息が とけてくるよな 夜の雨 男心の身変わりに 散ってくれるな 詫び椿  別れの宿の 別れぎわ 死ぬというから 叩く頬 抱いてなだめる 手のひらに のこる傷(いた)みを忘れない 忘れられよか 詫び椿  片瀬の恋なら あきらめられる ふたつの岸で 思いあう 恋は深みに向かうだけ 人のさだめか 浮き沈む 川に一輪 詫び椿
北海じゃんじゃん節モングンモングン朝比奈京仔徳久広司石倉重信じゃんじゃんじゃんと鳴る 船が出る なんでゆかずにいられよか 年齢(とし)も病(やま)いも どこ吹く風の はやる親父を押し止めて 俺がのる 俺がゆく 赤いタオルはもらってゆくと 船乗り二代のにらみ合い ほえる 北海 男節  じゃんじゃんじゃんと泣く 胸が泣く なんで抱かずにいられよか 都会暮らしを今日から捨てて ここで生きるというおまえ 俺のもの 俺のもの 船の帰りを待っててくれと 涙をこらえて契る夜 燃えろ 北海 命節  俺がのる 俺がゆく 技術(うで)も度胸もあんたがくれた 親と子二代の じゃんが鳴る 響け 北海 男節
雪の音色モングンモングン朝比奈京仔徳久広司石倉重信いつかしら なぜかしら 二人にはガラスの壁 窓の雪 みつめて ため息が凍る 何もかも 知っている だからこそ 聞けない あなたの その愛は今 誰にあるのでしょう わたしには わかるの 悲しい 雪の音色(ねいろ)が 聞こえるの あゝ 粉雪の泣き声が  ダンシンエ サランウン チグム ヌグエゲ イッナヨ? ナヌン アルゴ イッソヨ! グスルプゲ トロヂヌン ガルヌン ソリカジ ア~ チョクマッカン ハンキョウルバメ ヌンネリヌン ソリガ…!  降りつもる あの雪が この胸の思いならば 夜明けまで このまま やみそうもないわ 別れずに 生きること きめたから なおさら 行き場のない愛は今 身悶えるのでしょう わたしには わかるの 激しい 雪の音色が 聞こえるの あゝ 冬の夜(よ)の 泣き声が  あなたの その愛は今 誰にあるのでしょう わたしには わかるの 激しい 雪の音色が 聞こえるの あゝ 冬の夜の 泣き声が
グラスの花まつざき幸介まつざき幸介朝比奈京仔小田純平矢田部正雨に折られた 赤い花 泣いているよで ほっとけなくて そっと拾って 淋しい部屋で グラスに浮かべてひとりごと このまま あの人 待ちわびて 焦がれて 枯れてく さだめでしょうか  真夜中突然ドアの音 五年も あたしを ほったらかして いまさらないよと 言いながら グラスの花にさとされて 背中で止めてたドアを開け うつむく あんたに しがみついたよ  淋しいはずのこの部屋に あんたとあたしと赤い花 そんな気がしてしょうがない グラスの花の恩返し 寝おぼれながら握る手が 二度とははなれぬ 約束だよね
夕月橋まつざき幸介まつざき幸介朝比奈京仔小田純平矢田部正遠く遠く花火が きえてゆくまで あなたの指を はなしはしない 別れの時間を遅らせて 嘘をつかせて ひきとめた 夕月橋の めぐり合い 墜ちてゆくと 知っていても 愛 ふたたび  針の針の雨さえ 両手を広げ 浴びる覚悟で 愛したあなた 別れの時間が 近づけば どちらともなく 目を伏せる 夕月橋の しのび合い 哀しくても 哀しくても 愛 ふたたび  別れの時間を 眠らせて 溶けてゆきたい 夜の果て 夕月橋の めぐり合い 哀しくても 哀しくても 愛 ふたたび
十六夜川河嶋けんじ河嶋けんじ朝比奈京仔小田純平矢田部正春一番が 一年かけて この町にかえってきたよ わびるあんたの 心の涙 十六夜(いざよい)川に 落ちてゆく 好きだから 今も 捨てられたこと 忘れるくらい 抱きしめて もう何もいわないで 過ぎたことなの やりなおそうよ わたしと やりなおそうよ この故郷(まち)で  風にちぎれた 迷い子同士 はぐれ雲 あんたとわたし 夜に抱かれて コバルト色の 十六夜川に 灯が滲む 愛してる 今も ただ待ちわびて 泣かせた分だけ 抱きしめて ふみだした 一歩ずつ 哀しみ忘れてく やりなおそうよ わたしと やりなおせるよ ふたりなら  愛してる 今も ただ待ちわびて 泣かせた分だけ 抱きしめて ふみだした 一歩ずつ 哀しみ忘れてく やりなおそうよ わたしと やりなおせるよ ふたりなら
だまされ上手河嶋けんじ河嶋けんじ朝比奈京仔小田純平矢田部正だまされ上手でいたいのよ  おまえだけだといいながら 隠れてメールを 打つあなた 仕事なの? どなたなの? 気になるけれど… ぐっとおさえて 目を閉じる だまされ上手 だまされ上手 かわいい女でいたいのよ だまされ上手 だまされ上手 涙の朝が来るまでは  傷つくだけだと知りながら 秘密の小箱を開けないで 着信よ? でないのね? 気になるけれど… 笑顔作って 振り向くの だまされ上手 だまされ上手 かしこい女でいたいのよ だまされ上手 だまされ上手 愛の限界 来るまでは  だまされ上手 だまされ上手 かわいい女でいたいのよ だまされ上手 だまされ上手 涙の朝が来るまでは
命がけ三代目 大川竜之助三代目 大川竜之助朝比奈京仔小田純平矢田部正口紅を拭いてもまだ赤い口紅(べに)を拭いてもまだ赤い 花の唇 咬(か)んだ痕(あと) 悔しいねぇ…悔しいねぇ… 本気で惚れたと言いながら 帰り支度が 早すぎる 命がけ 命がけ わたしあんたに命がけ 燃えてひとつになるからは 仇やおろそか 恋はするまじ  がんじがらめの義理の糸 切って二人であの世まで 嬉しいねぇ…嬉しいねぇ… 本気で惚れたというのなら ついてゆきます どこまでも 命がけ 命がけ わたしあんたに命がけ 濡れ場 修羅場の どたんばで 泣いてどうなる 恋はひとすじ  命がけ 命がけ わたしあんたに命がけ 燃えてひとつになるからは 仇やおろそか 恋はするまじ
さよならライライラ三代目 大川竜之助三代目 大川竜之助朝比奈京仔小田純平矢田部正さよならするのが さみしくて よびとめました 今度はきっと なじみの店で 一杯やって ラララ 歌でも歌いませんか 今日のところはさよならですが いつか本当にあいましょう きっと近々あいましょう できれば明日あいましょう ラララライ ララララララララライ ラララライ ‥‥ あいましょう  (まってました!と 言われたら 100%の力出すしかねえんだよなぁ みんな魂込めた俺の舞台観てください)  まごころひとつを 抱きしめて しんじた道を歩くだけ よのなか捨てた もんじゃない うたって踊って 花舞台 さよなら三角また来て四角 丸いご縁で結ばれて きっと近々あいましょう できれば明日あいましょう ラララライ ララララララララライ ラララライ ‥‥ あいましょう  きっと近々あいましょう できれば明日あいましょう ラララライ ララララララララライ ラララライ ‥‥ あいましょう
残花山本譲二山本譲二朝比奈京仔小田純平矢田部正わかればなし きりだせば あんたの顔が 曇る いやだよと 抱かれたら それがうれしい あたし 泣いて泣いて 枯れたはずの 涙よ この恋 枯らさないで 春の嵐吹く夜も 許されぬまま どうしても 散れない はかなく白い残花  おとぎばなし なにもかも あんたがくれた 夢は 叶うはず ないのにね 嘘がうれしい あたし 泣いて泣いて ひとり泣いて 涙に 溺れて ゆくけれど 冬の雨に打たれても 許されぬまま どうしても 散れない 淋しいだけの残花  泣いて泣いて ひとり泣いて 涙に 溺れて ゆくけれど 冬の雨に打たれても 許されぬまま どうしても 散れない 淋しいだけの残花
霧雨五番町山本譲二山本譲二朝比奈京仔小田純平矢田部正口ずさむ歌は なぜか哀しい歌ばかり 裏通り 雑居ビル 今でもおまえを探してる あんなにあんなに 惚れ抜いて いやというほど惚れられた 昔話さ 霧雨五番町  灰色の雲が 空でちぎれて刺さる雨 真心を くれた女(ひと) 今でもおまえを思い出す 俺と死ぬかと いった夜(よ)も おまえは笑ってうなずいた なんで手放す 霧雨五番町  流れては消える 時に遠慮はないけれど めぐり合い 叶うなら 今でもおまえを抱きしめて 命惚れでも 別れたわけを 水に流してその水で も一度咲きたい 霧雨五番町
秘話里見浩太朗里見浩太朗朝比奈京仔徳久広司矢田部正別れてしまえば 他人と同じだと 人はたやすく 笑って言うが 拍手の渦にもまれても 目で追うお前のうしろ影 愛は枯れない 今も あの日おまえが身をひいて 咲かせてくれたね 花一輪(ひとつ) 胸に飾った カトレアの花  さがしにいったよ お前の故郷(ふるさと)へ 夕陽に染まる 最北岬 二人で寄り添い 生きる道 選んでいたんだ おれだって 愛は枯れない 今も 心残した 始発駅 隠れてひとりで 泣いていた 潮風(かぜ)に錆びれた 波止場の町の  愛は枯れない 今も 巡る季節の 時の川 真実の恋に 生きれたら 男の夢も 純粋(きれい)なものを
リラの女里見浩太朗里見浩太朗朝比奈京仔徳久広司矢田部正めぐり逢ってもどうにもならぬ そんな二人が なぜめぐり逢う 久しぶりだね ただ ひとことが 風をゆらして 散らすリラ ああ… すれ違っても気づかぬふりが できなかったね 二人とも 北の小樽に リラが降る  銀の竜頭(りゅうず)を ゆるめただけで 時が昔に 流れるならば 命かけても 明日を変える けしてお前を 離さない ああ… 誰も一度は夢みるけれど いつか知らずに あきらめる 二人 つかんでいたものを  ひとつこぼれた 紫色の 花は心の身代わりか ああ… 時をへだてて静かに叶う 願いはなぜに哀しいと 霧が泣かせる リラの女(ひと)
時にはあなたを小田純平小田純平朝比奈京仔小田純平矢田部正時にはあなたを 憎んでみたり 時にはあなたに もたれてみたり 私にもわからないの この恋の港が 何一つ 哀しみの ない窓はないというけれど 見上げれば マンションの こぼれ灯が切ない あなたには 帰る部屋 私には 待ちわびる部屋 ぬくもりのない時間(とき)を あなたは知らない 同じ街の 別々の部屋 恋灯り ともして  時にはあなたを 責めてもみたり 時にはわかれに おびえてみたり 朝の駅 すれ違えば 他人のふりでも ドアを開け 鍵を置き カトレアに水をやるだけの 愛のない暮らしには もう戻れないから あなたには 帰る部屋 私には 泣き濡れる部屋 千の窓には千の 涙がにじむの 眠りましょう 今夜もまた 別々の 夢見て  眠りましょう 今夜もまた 別々の 夢見て
儚な宿鳥羽一郎鳥羽一郎朝比奈京仔木村竜蔵蔦将包雪をいじめる 湯煙りを よけて 積もればいいものを つかのまの さだめの恋に 飛び込んで 湯船に溶ける 儚(はか)な雪  嘘をつかなきゃ 逢えぬから 嘘を重ねる 罪もあろ さようなら 消えいりそうな泣き声に 別れの覚悟が 嘘になる  むくげ 夕顔 酔芙蓉(すいふよう) 一日花(いちにちばな)の愛おしさ 寝返りの 頬に一筋 泪跡 誰に詫びるか 夢にまで
人生ど真ん中鳥羽一郎鳥羽一郎朝比奈京仔木村竜蔵蔦将包辛(から)い時代の ど真ん中 逆風(かぜ)にもまれて 思い出すのさ 南十字のふるさとを 赤銅色のあの背中 しぶい親父の しゃがれ声 俺にうたった おとこ唄 命はれ きばらんかい 意地が鋼(はがね)になった  男人生 ど真ん中 故郷(くに)の地酒を つがれつがれて 夢を呑みほす 男意気 五臓六腑にしみわたる 酒は この世の宝じゃないか ひとつ聞かそか おとこ唄 命はれ きばらんかい 酒は血潮になった  ここは東京 ど真ん中 都会荒波 夜叉の街にも 泣いているよな 陽が沈む 故郷を離れて 若造が 胸に刻んだ あの唄は 海が根城の おとこ唄 命はれ きばらんかい 唄で男になった
夕顔~ふるえる花~寺本圭佑寺本圭佑朝比奈京仔小田純平矢田部正今はただ 純なあなた 手放すことが怖いの 抱き合うだけで時が ゆらゆらと 崩れてゆく 思い出に しましょう 言いかけた言葉は 唇で ふさがれて 涙に変わったわ  愛し過ぎたら 傷つけあう その傷に また 愛が流れ込む どうしようもなく どうしようもなく あなたに 走って 夕顔 ふるえる花弁(はな) 暗闇に咲く 白い花  今はただ 純なあなた 愛し貫(ぬ)いてみたいの 微(かす)かな夢を抱いて このままで 夜明けを待つ 思い出に しましょう もう二度と言わない 散ってゆくその日まで 私は あなたのもの  愛し過ぎて 傷つけあい その傷に また 愛が流れ込む どうしようもなく どうしようもなく あなたに 流れる 夕顔 ふるえる花弁(はな) 夜明けに散る 白い花  愛し過ぎたら 傷つけあう その傷に また 愛が流れ込む どうしようもなく どうしようもなく あなたに 走って 夕顔 ふるえる花弁(はな) 暗闇に咲く 白い花
東京わらべ唄寺本圭佑寺本圭佑朝比奈京仔小田純平矢田部正ああ つらいつらいよ 浮世の酒は 甘かぁないよと わかっちゃいても 骨の芯まで ジンジン沁みる 純な昔を しのんで 東京わらべ唄  真っ赤な蛍をブンブン飛ばし さがしてみようか甘そうな水を 酔いどれ男のoh ho ho ho... 世迷いごとさ おんなじ川の対岸(きし) ああ どっちも にがい  ああ 好きだ好きだよ 好きだと叫ぶ 女心を わかっちゃないと ふらりふられて はじけてとんだ とどけ天まで しゃぼんだま 東京わらべ唄  片方だけの手袋ポツリ 忘れちゃいないが忘れてたよな ごめんよ おふくろoh ho ho ho... 風邪などひくな 聴かせろ 子守唄 ああ 帰ろうかな  ああ ずるいずるいよ 浮世の川で 泳ぎつかれて 振り向いてみりゃ 舟に乗っかるやつばかり 笑って手を振り また泳ぐ 東京わらべ唄
黒の漁歌モングンモングン朝比奈京仔徳久広司石倉重信打ち上げられたか 砂の上 浜に寝そべる 大漁旗は 褪せてやぶれてちぎれちゃいるけど 知っているのさ あの時代(ころ)を  ヨーソロー ヨーソロー うたうぜ夜祭 響灘 ヨーソロー ヨーソロー 撒(ま)いて呑ませる 一升酒は 海に 振舞う祝い酒  赤い襦袢の端っ切れ どこのどいつの お守り代わり 命知らずに命を賭けて 泣いた女の声がする  ヨーソロー ヨーソロー 玄界灘を吹き上げる ヨーソロー ヨーソロー 潮風(かぜ)が昔を呼んでる夜は ちゃわん いっぱい なみだ酒  ヨーソロー ヨーソロー 玄界灘を吹き上げる ヨーソロー ヨーソロー 潮風が昔を呼んでる夜は ぐらり 男の あおり酒
赤い枯葉モングンモングン朝比奈京仔徳久広司石倉重信赤い 枯葉 窓ごしに ため息 こぼれる 幸せね 枯れていても 綺麗なままなのね どうぞ あなた 迷うなら 私 捨てていいのよ 別れは こわくない あなたを失えば 悲しむ暇もなく 狂うと 知っているから  針のような 雨に濡れ 横顔 かじかむ こんなにも 愛したけど それでも足りなくて いいえ あなた 私には 戻り道は 要らない 棄てたわ 何もかも あなたが欲しいから 人生 妻の名も 惜しくはないと思った  どうぞ あなた 迷うなら 私 捨てていいのよ 別れは こわくない あなたを失えば 悲しむ暇もなく 狂うと 知っているから
北手紙桜井くみ子桜井くみ子朝比奈京仔岡千秋竹内弘一前略と書きかけて 震える指に どれほどの悲しみを 略すのでしょう 華やかなこの街で 幸せ‥と書きました いいことばかりで 埋め尽くす手紙の ピリオドが ほんの少しゆがんで あゝ 寒い胸に焼きついた  何もない北の町 雪はしんしんと 夜汽車だけ 一筋のともしびだから 待ちわびてお前だと 信じてしまいます かな釘文字の 母からの手紙を 握りしめ 都会(まち)でひとり初めて あゝ 声を上げて 泣きました  故郷(ふるさと)を出たときは 春まだ浅く 消え残る雪景色 目にしみました 夜汽車には乗りません 始発で帰りたい 過ちばかりの 東京のくらしを うちあけた 自分宛の手紙を あゝ 胸の奥に 抱きしめて…
みちゆき川 ~浮き舟~真木ことみ真木ことみ朝比奈京仔岡千秋丸山雅仁水に泣かされ 浮き舟は やるせなさそに ゆられてゆれて あなた 教えて 行く先を 命かけても 堕ちるばかりの みちゆきに かいがあるやら ないのやら  岸に背を向け 浮き舟は 川になじんで 灯かりをともす 捨てた昔は 忘れろよ 思い出すなと そっと抱かれた この胸に 隠す涙のひとしずく  舟は この世の 果てまでも 命二つを 重ねて乗せて あなた 教えて 幸せを 風に押されて 流れながれる みちゆきを せめて照らして 川蛍
やむにやまれず寺本圭佑寺本圭佑朝比奈京仔小田純平矢田部正やむにやまれず飲む酒を 許して欲しいと言うお前 酒におぼれて眠るよな 女にしたのが俺だから 叱りもできずに 抱き寄せる 外はやらずの 雨しぐれ 男と女で 男と女で やむにやまれず  脱いだドレスを手繰り寄せ 起こさぬように身づくろう 淋しい背中に幸せを やれない俺を許すなよ 小雨の隙間に 見る夢の 罪の深さも おろかさも 百も承知で 百も承知で やむにやまれず  叱りもできずに 抱き寄せる 外はやらずの 雨しぐれ 男と女で 男と女で やむにやまれず
酒場草子鳥羽一郎鳥羽一郎朝比奈京仔小田純平蔦将包酔い覚めの 水をにごらす 宵の酒 恋しさに 酔いどれて 爪を塗る手も 狂いがち  夢にさえ 弱い心を 叱られて 千鳥足 お酒しか 帰る寝床のない女  あの人に 逢いたいだけで しがみつく ネオン町 日が暮れて やっと灯(ひ)のつく 蛍町  酒場にて 馬鹿な女が しのびつつ 酒を飲み 酒に酔う 何の不思議も ないものを
いにしえワルツ小田純平小田純平朝比奈京仔小田純平矢田部正砂時計 逆さにすれば 時よ もどしてくれますか ピンク電話の十円玉が 切れて終わった昔の恋を 春よおいでと口ずさむ どこか淋しい三拍子 貴方がひざで眠ったころが 懐かしすぎます いにしえワルツ  むらさきの ワインの川を そっと のぞいて見ましょうか いろいろあって そこそこ泣いて 時間(とき)が女にしてくれました もったいないね 消すなんて あんなに愛した面影を パジャマ代わりに 借りてたシャツも 返し忘れてしまったままで…  春よおいでと口ずさむ どこか淋しい三拍子 逢いたいけどね 逢わずにいましょ 夢で逢います いにしえワルツ  貴方がひざで眠ったころが 懐かしすぎます いにしえワルツ 懐かしすぎます いにしえワルツ
生きる程に小田純平小田純平朝比奈京仔小田純平矢田部正酒の飲めぬお前が 酔ったまねをして 底なしの俺が 酔わぬふりで うたう 損得ぬきの付き合いが 酒の味をかえる 生きるほどに 喜び沁みる 男酒 夜明けまで…  あの汽車に乗ったら 別の人生だった 彼(か)の女(ひと)を思えば 心まだ熱く 風のため息 振り返れば 一筋の轍(わだち) 生きるほどに 過去も明日(あした)も 今日のためと思い知る  果たした夢もあり 捨てきれぬ夢もある がむしゃらに生きて まだ 涙残す ひとしきりただ ひとを思い ひとらしく ひとり 生きるほどに 尊き道よ 心歌 ながれくる  生きるほどに 尊き道よ 心歌 ながれくる
海竜田山ひろし田山ひろし朝比奈京仔小田純平矢田部正泣いて 別れた 理由ある女(ひと)を 今も あきらめ切れぬまま 向かい焼酎(ざけ)だよ あばれ海竜 壱岐(いき)の港の 戻りの船は お前を 抱えて ふたり船  運命(さだめ)の恋と 心に決めて 今夜この手で 抱いてやる 迎えに行くんだ 俺は海竜 女ざかりの 五弁の花が 風の まにまに 散らぬまに  命あたえて 玄界灘は 俺にゃ逢えない 母親がわり 祝ってくれるか 夫婦(めおと)海竜 親の許しを貰うよに 海の 夜明けに 両手を合わす
津軽のばんば田山ひろし田山ひろし朝比奈京仔小田純平矢田部正盆でもないのにどうしたと おれをさすって喜んで お天道様が高いのに 酒のしたくを いそいそと ハァー 津軽 津軽 津軽ョ ハァー 夜行に飛び乗った わけも理由もあるもんか ばんばの顔が見たくてよ  お前はちゃかしでめんこくて ジョンカラ聞かせりゃ よう寝たと 遠い昔のことばかり 何度も何度も繰り返す ハァー 四十(しじゅう)をいくつか超えてもよ ハァー ばんばの心(むね)ではよ 童子(わらし)のまんまと 肩すくめ 地酒の栓をポンと抜く  親のないのをいいことに グレても見たが そのたんび 無口なばんばの寝涙(ねなみだ)が 俺を諭してくれたよな ハァー 津軽 津軽 津軽ョ ハァー 今夜も雪が舞う つらい東京もじょっぱれる おれには津軽があるからよ
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