花と小父さんダ・カーポ | ダ・カーポ | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | | 小さな花に くちづけをしたら 小さな声で 僕に言ったよ 小父さんあなたは やさしい人ね 私を摘んで お家につれてって 私はあなたの お部屋の中で 一生懸命咲いて 慰めてあげるわ どうせ短い 私の生命 小父さん見てて 終るまで 可愛い花を 僕は摘んで 部屋の机に 飾っておいた 毎日僕は 急いで家に 帰って花と お話をした 小さいままで 可愛いままで 或る朝花は 散っていったよ 約束通り 僕は見ていた 花の生命の 終るまで 約束通り 僕は見ていた 花の生命の 終るまで |
愛して愛して愛しちゃったのよちあきなおみ | ちあきなおみ | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | | 愛しちゃったのよ 愛しちゃったのよ あなただけを 死ぬ程に 愛しちゃったのよ 愛しちゃったのよ ねてもさめても ただあなただけ 生きているのが つらくなるような 長い夜 こんな気持ちは 誰もわかっちゃくれない 愛しちゃったのよ 愛しちゃったのよ あなただけを 生命をかけて いつからこんなに いつからこんなに あなたを好きに なったのか どうしてこんなに どうしてこんなに あなたの為に 苦しいのかしら もしもあなたが 居なくなったら どうしよう 私一人じゃ とても生きちゃゆけない 愛しちゃったのよ 愛しちゃったのよ あなただけを 生命をかけて 生命をかけて… |
粋な別れ浜口庫之助 | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | | 生命に 終りがある 恋にも 終りがくる 秋には 枯葉が 小枝と別れ 夕べには 太陽が 空と別れる 誰も涙なんか 流しはしない 泣かないで 泣かないで 粋な別れを しようぜ 生命に 終りがある 恋にも 終りがくる はかない生命は切なくもえて どこか消えてゆく 煙草の煙 恋の行方なんか わかりはしない 追わないで 追わないで 粋な別れを しようぜ |
バラが咲いた浜口庫之助 | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | | バラが咲いた バラが咲いた まっかなバラが 淋しかった僕の庭に バラが咲いた たったひとつ咲いたバラ 小さなバラで 淋しかった 僕の庭が 明るくなった バラよバラよ 小さなバラ そのままで そこに咲いてておくれ バラが咲いた バラが咲いた まっかなバラが 淋しかった 僕の庭に バラが咲いた バラが散った バラが散った いつの間にか 僕の庭は 前のように 淋しくなった 僕の庭のバラは散ってしまったけれど 淋しかった 僕の心に バラが咲いた バラよバラよ 心のバラ いつまでも ここで咲いてておくれ バラが咲いた バラが咲いた 僕の心に いつまでも 散らない まっかなバラが |
えんぴつが一本浜口庫之助 | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | | 鉛筆が一本 鉛筆が一本 僕のポケットに 鉛筆が一本 鉛筆が一本 僕のこころに 青い空を かくときも 真赤な夕焼 かくときも 黒い頭のとんがった 鉛筆が一本だけ 鉛筆が一本 鉛筆が一本 君のポケットに 鉛筆が一本 鉛筆が一本 君のこころに 明日の夢をかくときも 昨日の思い出 かくときも 黒い頭のまるまった 鉛筆が一本だけ 鉛筆が一本 鉛筆が一本 僕のポケットに 鉛筆が一本 鉛筆が一本 僕のこころに 小川の水の行く末も 風と木の葉のささやきも 黒い頭のちびた 鉛筆が一本だけ 鉛筆が一本 鉛筆が一本 君のポケットに 鉛筆が一本 鉛筆が一本 君のこころに 夏の海辺の約束も も―度逢えない 淋しさも 黒い頭の悲しい 鉛筆が一本だけ も―度逢えない 淋しさも 黒い頭の悲しい 鉛筆が一本だけ |
夕陽が泣いている浜口庫之助 | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | | 夕焼け 海の夕焼け 真赤な 別れの色だよ 誰かに 恋をして 激しい 恋をして 夕陽が 泣いている 僕の 心のように 夕陽も 泣いているのだろう 真赤な 唇のような 夕焼けの 空と海の色 あの娘の唇が 真赤な唇が 僕をよんでいる 夕焼け 海の夕焼け 大きな夕陽が 泣いている |
ここがいいのよ浜口庫之助 | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | | ここ ここ ここがいいのよ あなたのそばが どこにも 行きたくないの ここにいたいの 何でも ここにあるの わたしの欲しいもの 夢も愛も幸せも ここ ここ ここにあるのよ あなたのそばに ここ ここ ここにあるのよ あなたのそばに ここ ここ ここがいいのよ あなたのそばが ここより ほかにないのよ わたしの世界 たとえどんなに 小さな世界でも 胸をいっぱいふくらませて ここ ここ ここでみるのよ 二人の夢を 夢 夢 夢をみるのよ 大きな夢を あなたのそばで あなたのそばで |
風が泣いている浜口庫之助 | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | | ゴーゴーゴー 風が泣いている ゴーゴーゴー ゴーゴーゴー 風が叫んでる ゴーゴーゴー 誰を追いかけて行く どこへ 何がそんなに 悲しいのさ 夜更けも ゴーゴー あばれる ゴーゴー 嵐の ゴーゴーゴーゴー ゴーゴーゴー 風が泣きながら ゴーゴーゴー ゴーゴーゴー 風が踊ってる ゴーゴーゴー どうせかなわない 恋ならば 早く忘れた方が いいぜ 夜更けも ゴーゴー 踊れよ ゴーゴー 嵐の ゴーゴーゴーゴー |
港町・涙町・別れ町細川たかし | 細川たかし | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | | 港町 別れ町 未練に けむる町 明日は離れて 行く男 今日を限りに 飲む女 残してく 残されてゆく みんなこの町 なみだ町 港町 別れ町 涙に ぬれる町 夜霧に消えて 行く男 汽笛のかげに 泣く女 捨ててゆく 捨てられてゆく それもこの町 なみだ町 |
へんな女水原弘 | 水原弘 | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | | ウパウパティンティン ウパウパティン ウパウパティンティン ウパウパティン へんな女に 会いました へんなところで 会いました へんな気持ちに なっちゃって 俺はその子に 惚れたのよ へんな格好してる へんな女 ウパウパティンティン ウパウパティン ウパウパティンティン ウパウパティン へんな女はいいました あなたはほんとに へんな人 あたしのような へんな女 どこがいいのよ 好きなのよ へんなものすきな へんな大人 ウパウパティンティン ウパウパティン ウパウパティンティン ウパウパティン そこでおいらは いいました 俺はもともと へんな男 まともな女じゃ ものたりない へんな女が すきなのよ へんな音ならす へんなバンド ウパウパティンティン ウパウパティン ウパウパティンティン ウパウパティン 恋はもともと へんなもの へんな女に へんな男 それでも好きなら いいじゃないの 恋はいいもの へんなもの へんな歌うたう へんな男 水原弘!! ウパウパティンティン ウパウパティン ウパウパティンティン ウパウパティン |
愛の渚水原弘 | 水原弘 | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | | もしも おまえが 貝になったら 俺は渚の波になろう 砂に埋もれた おまえを見つけて 月の光をあててやろう 二人の愛よ いつまでも あゝいつまでも 貝は淋しい 海の底から 月の渚につれてこよ 夜の浜辺は 貝と波との 誰も知らない 秘密の世界 二人の愛よ いつまでも あゝいつまでも |
恍惚のブルース青江三奈 | 青江三奈 | 川内康範 | 浜口庫之助 | | 女の命は 恋だから 恋におぼれて流されて 死ぬほどたのしい夢をみた あとはおぼろ あとはおぼろ ああ 今宵またしのびよる 恍惚のブルースよ あたしをこんなにしたあなた ブルーシルクの雨が降り こころがしっとり濡れていた あとはおぼろ あとはおぼろ ああ 今宵またしのびなく 恍惚のブルースよ あなたがこんなにしたわたし ブルーパールの霧が降り わたしは貝になっていた あとはおぼろ あとはおぼろ ああ 今宵またすすり泣く 恍惚のブルースよ |
今日も初恋島倉千代子 | 島倉千代子 | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | | ひと目で惚れて ふた目で又惚れて どうにもならない お前と俺さ 馬鹿と言われようと 何と言われようと 俺はお前の手を離しはしない じんときたんだよ 初めて逢った時 ぴったりなんだよ お前と俺とは 本当の恋ならば 若けりゃいいってもんじゃない 燃える燃えてる今日も 初恋のように 走り続けた 恋の一本道 脇見してたら 石につまずいて ころんだついでに またまた拾った恋 僕は楽しい 恋のピエロさ だから激しく 今日も初恋 本当の恋にも 十色の恋がある 君にも見えるだろう すてきな恋の色が 燃える燃える今日も 初恋のように 惚れた数から 傷ついた数引いて 何にも残らぬ 若い頃だった それでもよかった 若さにまかせた恋 傷は涙が洗ってくれた すてちゃいけない 本当の恋なら消しちゃいけない恋の火は命 やっとわかってきた大人の恋の味が 燃える燃える今日も 初恋のように |
チビのジュリーザ・スパイダース | ザ・スパイダース | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | | チビのジュリー チビのジュリーは 淋しい娘 チビのジュリーは恋をしても 何にも云えない だまって夕日を見ているだけさ だまって涙を浮べてるだけ ジュリージュリー チビのジュリー 淋しい娘 ジュリージュリー チビのジュリーは 心でうたう チビのジュリー 泣くなジュリー 僕達だって 生命がけで恋をしたら 何にも云えない だまって心を痛めるだけさ だまって涙を浮べてるだけ ジュリージュリー 泣くなジュリー 可愛いい娘 ジュリージュリー 泣くなジュリーよ みんなで踊ろう |
愛して愛して愛しちゃったのよ原由子&稲村オーケストラ | 原由子&稲村オーケストラ | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | KUWATA KEISUKE・KOBAYASHI TAKESHI | 愛しちゃったのよ 愛しちゃったのよ あなただけを 死ぬ程に 愛しちゃったのよ 愛しちゃったのよ ねてもさめても ただあなただけ 生きているのが つらくなるような長い夜 こんな気持ちは 誰もわかっちゃくれない 愛しちゃったのよ 愛しちゃったのよ あなただけを 生命(いのち)をかけて “真夏の風は どうして こんなに 切ないのでしょう 世の中が どんなに 変わっても あなたを 思う気持ちは きっと いつまでも 変わりません” いつからこんなに いつからこんなに あなたを好きに なったのか どうしてこんなに どうしてこんなに あなたの為に 苦しいのかしら もしもあなたが 居なくなったらどうしよう 私一人じゃ とても生きちゃゆけない 愛しちゃったのよ 愛しちゃったのよ あなただけを 生命をかけて 生命をかけて 生命をかけて‥‥ 愛してしまう 生命をかけて こんな気持ちは ただあなただけ つらくなるような夜 寝てもさめても夢 |
人生いろいろテレサ・テン | テレサ・テン | 中山大三郎 | 浜口庫之助 | | 死んでしまおうなんて 悩んだりしたわ バラもコスモスたちも 枯れておしまいと 髪をみじかくしたり つよく小指をかんだり 自分ばかりを責めて 泣いてすごしたわ ねぇおかしいでしょ若いころ ねぇ滑稽でしょ若いころ 笑いばなしに涙がいっぱい 涙の中に若さがいっぱい 人生いろいろ 男もいろいろ 女だっていろいろ 咲き乱れるの 恋は突然くるわ 別れもそうね そしてこころを乱し 神に祈るのよ どんな大事な恋も 軽いあそびでも 一度なくしてわかる 胸のときめきよ いまかがやくのよ私たち いまとびたつのよ私たち 笑いばなしに希望がいっぱい 希望の中に若さがいっぱい 人生いろいろ 男もいろいろ 女だっていろいろ 咲き乱れるの 人生いろいろ 男もいろいろ 女だっていろいろ 咲き乱れるの 人生いろいろ 男もいろいろ 女だっていろいろ 咲き乱れるの |
涙くんさよならTHE ALFEE | THE ALFEE | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | 高見沢俊彦 | 涙くんさよなら さよなら涙くん また逢う日まで 君は僕の友達だ この世は悲しいことだらけ 君なしではとても 生きて行けそうもない だけど僕は恋をした すばらしい恋なんだ だからしばらくは君と 逢わずに暮らせるだろう 涙くんさよなら さよなら涙くん また逢う日まで 涙くんさよなら さよなら涙くん また逢う日まで 君は僕の友達だ この世は悲しいことだらけ 君なしではとても 生きて行けそうもない だけど僕のあの娘はね とってもやさしい人なんだ だからしばらくは君と 逢わずに暮らせるだろう 涙くんさよなら さよなら涙くん また逢う日まで また逢う日まで |
ARIGATAYA (有難や節)守屋浩 | 守屋浩 | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | | 有難や有難や有難や有難や 金がなければくよくよします 女に振られりゃ泣きまする 腹がへったらおまんまたべて 寿命尽きればあの世行き 有難や有難や有難や有難や 恋というから行きたくなって 愛というから会いたがる こんな道理は誰れでもわかる それを止めたきゃ字を変えろ 有難や有難や有難や有難や 有難や有難や有難や有難や デモはデモでもあの娘のデモは いつもはがいいじれったい 早く一緒になろうと言えば デモデモデモと言うばかり 有難や有難や 有難や有難や 近頃地球も人数がふえて 右も左も 満員だ だけど行くとこ沢山ござる 空にゃ天国 地にゃ地獄 有難や有難や有難や有難や 有難や有難や有難や有難や 酒を飲んだら極楽行きと 思うつもりで地獄行き どこでどうやら道間違えて どなる女房の えんま顔 有難や有難や有難や有難や 親の教えは 貴いものよ 俺もそろそろ 見習おか 親父ゃええとこで酒飲んで ござる勉強ばかりじゃ 親不孝(おやふこう) 有難や有難や有難や有難や |
白馬童子児童合唱団 | 児童合唱団 | 仲木睦 | 浜口庫之助 | | 正義の楯に けつ然と 貫き通す 武士の道 白馬の背(せな)に むちうって 嵐の中へ 駈けて行く 光の王子 白馬童子 |
白馬童子児童合唱団 | 児童合唱団 | 仲木睦 | 浜口庫之助 | | チャンチャン チャンバラリ チャンチャン バラバラ チャン チャンバラリ 白馬童子が とんで行く さあ大変だ 大変だ 大変だ それ行け 見に行け みんな行け 悪人ばらを けちらすぞ ヘイ またがる白馬は 流れ星 白馬童子 白馬童子 チャンチャン チャンバラリ チャンチャン バラバラ チャン チャンバラリ |
花と小父さん畠田理恵 | 畠田理恵 | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | | 小さい花に くちづけをしたら 小さい声で僕に言ったよ 小父さんあなたは やさしい人ね 私を摘んで お家につれてって 私はあなたの お部屋の中で 一生懸命咲いて 慰めてあげるわ どうせ短い 私の生命 小父さん見てて 終るまで 可愛い花を 僕は摘んで 部屋の机に 飾っておいた 毎日僕は 急いで家に 帰って花と お話をした 小さいままで 可愛いままで 或る朝花は 散っていったよ 約束通り 僕は見ていた 花の生命の 終るまで 約束通り 僕は見ていた 花の生命の 終るまで |
恋の町札幌石原裕次郎・川中美幸 | 石原裕次郎・川中美幸 | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | | 時計台の 下で逢って 私の恋は はじまりました だまってあなたに ついてくだけで 私はとても 幸せだった 夢のような 恋のはじめ 忘れはしない 恋の町札幌 はじめて恋を 知った私 やさしい空を 見上げて泣いたの 女になる日 だれかの愛が 見知らぬ夜の 扉を開く 私だけの 心の町 アカシヤも散った 恋の町札幌 淋しい時 むなしい時 私はいつも この町に来るの どこかちがうの この町だけは なぜか私に やさしくするの 恋人なのね ふるさとなのね ありがとう私の 恋の町札幌 |
ちいさな恋天地真理 | 天地真理 | 安井かずみ | 浜口庫之助 | | たまに会えない日もあるけれど それでもわたしは待っている ひみつの約束指切りは 今度の日曜 青い空 ちょっとこわいの 恋かしら 赤い夕陽が 今沈む きいてみたいの 一度だけ それでもわたしは黙ってる みつめる目と目はかくしても かくしきれない この気持 涙ひとつぶ 恋かしら 光る星空 影ぼうし なぜかゆれてる バラの花 はずかしそうな 恋の歌 |
大人になれば大場久美子 | 大場久美子 | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | | 大人になれば チョコレートたべて いろんな事を考えるものさ 夢とはなんでしょう 恋とはなんでしょう 甘くてにがい 味のものかな ララララ ララ ちょっとまって 青い空に とんでいって 恋の味を そっとそっと きいてみよう ララララ ララ ちょっとまって 青い空に とんでいって 恋の味を そっとそっと きいてみよう 見わたす限り 空と波との 青い海原に ひとり船うかべ チョコレートひとつ 口にふくんで 淡い面影 胸にだきしめ ララララ ララ きっときっと 思い出も もっともっと この胸に そっとそっと きいてみよう ララララ ララ きっときっと 思い出も もっともっと この胸に そっとそっと きいてみよう |
たった一つの愛の星都はるみ | 都はるみ | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | | あなたは星 愛の星 あなた見つめて 旅する私 ひとがよごした 砂漠の上に どうせ道など ありはしない どっちへ行くの どっちへ行くの 見失なったら 見失なったら 生きてゆけない たった一つの愛の星 あなたは星 私はおんな 愛を求めて 旅する私 だあれもいない 暗い夜空に せめて片目の星一つ 見ていてくれる 見ていてくれる おんな一人の おんな一人の 旅の道づれ たった一つの愛の星 ひとがよごした 砂漠の上に どうせ道など ありはしない どっちへ行くの どっちへ行くの 見失なったら 見失なったら 生きてゆけない たった一つの たった一つの愛の星 |
僕は泣いちっちあがた森魚 | あがた森魚 | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | | 僕の恋人 東京へいっちっち 僕のきもちを 知りながら なんでなんでなんで どうしてどうしてどうして 東京がそんなにいいんだろ 僕は泣いちっち 横むいて泣いちっち さびしい夜は いやだよ 僕もいこう あの娘のすんでる東京へ 祭のたいこが テンテケテンと泣いちっち みんなうきうき 踊るのに なんでなんでなんで どうしてどうしてどうして 僕だけしょんぼり みそっかす 涙がほろり ひとりででっちっち おまつりなんか いやだよ 僕はおもう とおい東京のことばかり |
旭川恋の町細川たかし | 細川たかし | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | 竜崎孝路 | 旭川に 来た頃は 俺は一人で 淋しかったぜ 冬は冷たく 友もなく なじみの店も なかった それが 一年たった今 俺はこの町 好きになったぜ 逢えばいるいる いい奴が 行けばあるある いい店が 旭川 俺の町 ほめない俺が ほめる町 旭川 恋の町 ほれない俺が ほれた町 あつあつの お二人さん 早くおいでよ 旭川 雪にうもれた 冬の宿 恋をかためりゃ いいのさ 愛しあったら どこまでも ついておいでと 呼んでいる 小雪ちらちら ランタンの ともる夕暮れ 旭橋 願い橋 叶い橋 夢のランタン ともる頃 二人で 渡れば 恋の願いが かなうだろう 旭川 俺の町 ほめない俺が ほめる町 旭川 恋の町 ほれない俺が ほれた町 旭川 俺の町 ほめない俺が ほめる町 旭川 恋の町 ほれない俺が ほれた町 |
旭川ブルース細川たかし | 細川たかし | 鳥井実 | 浜口庫之助 | 竜崎孝路 | あなたを信じて傷ついた 女心は淋しく悲し 夜毎の夢にまぼろしに 命も泪も凍ってしまう ああ 氷点の街 旭川 忘れてしまえる恋ならば こんなみじめな想いはしない 星さえ見えぬ暗い道 あてなくさまよい探して歩く ああ 氷点の夜 旭川 あなたと一緒にいなければ とても生きてはいけないわたし この世の運命恨んでも どうにもならない想い出ばかり ああ 氷点の街 旭川 |
赤いバラとチョコレートビリー・バンバン | ビリー・バンバン | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | | 僕は夢をみていた 夢をみていた 誰か知らないけど 女の子がいた 赤いバラがあったな テーブルの上には チョコレートもあったな 赤いバラとチョコレート 赤いバラとチョコレート 僕は恋をしてるのかな 赤いバラがあったな テーブルの上には チョコレートもあったな 赤いバラとチョコレート 赤いバラとチョコレート 僕は恋をしてるのかな |
星空のハプニングビリー・バンバン | ビリー・バンバン | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | | 星空のハプニング 銀色のハプニング 僕がひろった一粒の涙 この涙を落したひとは だれ だれ 僕はこれを落したひとに返したい この涙を落したひとは きっと僕の恋人 ハプニング ハプニング ハプニング 僕がひろった一粒の涙 この涙を落したひとは だれ だれ 僕はこれを落したひとに返したい この涙を落したひとは きっと僕の恋人 ハプニング ハプニング ハプニング |
みんな夢の中香西かおり | 香西かおり | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | 薗広昭 | 恋はみじかい夢のようなものだけど 女心は夢を見るのが好きなの 夢のくちづけ夢の涙 喜びも悲しみもみんな夢の中 やさしい言葉で夢がはじまったのね いとしい人を夢でつかまえたのね 身も心もあげてしまったけど なんで惜しかろどうせ夢だもの 冷たい言葉で暗くなった夢の中 みえない姿を追いかけてゆく私 泣かないでなげかないで 消えていった面影もみんな夢の中 |
粋な別れ美空ひばり | 美空ひばり | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | | 生命に終わりがある 恋にも終わりがくる 秋には枯葉が 小枝と別れ 夕べには太陽が 空と別れる 誰も涙なんか 流しはしない 泣かないで 泣かないで 粋な別れをしようぜ 生命に終わりがある 恋にも終わりがくる はかない生命は せつなくもえて どこか消えてゆく 煙草の煙 恋の行方なんか わかりはしない 追わないで 追わないで 粋な別れをしようぜ |
夜空の笛守屋浩 | 守屋浩 | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | | チイタカタッタ チイタカタッタ 笛の音が ビルの窓から 飛びだして 暗い夜の空へ 流れて行く 僕の姉さんの 住んでる遠い国 ヤイヤイヤイ ヤイヤイヤイ ヤイヤイヤイヤイヤイ 僕も行きたいな 夜空をかけて チイタカタッタ チイタカタッタ 笛の音が 聞こえる窓の あの中で 僕の一番好きな 姉さんが きれいなドレス着て 毎日踊ってた ヤイヤイヤイ ヤイヤイヤイ ヤイヤイヤイヤイヤイ 僕は一人で 風吹くビルの外 チイタカタッタ チイタカタッタ 笛の音が 聞こえる窓を 見ていると きれいで優しかった 姉さんが 今でも笑って 踊っているようだ ヤイヤイヤイ ヤイヤイヤイ ヤイヤイヤイヤイヤイ 僕はあの窓を 今夜も眺めてる ヤイヤイヤイ ヤイ………… |
愛のさざなみ香西かおり | 香西かおり | なかにし礼 | 浜口庫之助 | 薗広昭 | この世に神様が 本当にいるなら あなたに抱かれて 私は死にたい ああ湖に 小舟がただひとつ やさしくやさしく くちづけしてね くり返すくり返す さざ波のように あなたがわたしを きらいになったら 静かに静かに いなくなってほしい ああ湖に 小舟がただひとつ 別れを思うと 涙があふれる くり返すくり返す さざ波のように どんなに遠くに 離れていたって あなたのふるさとは 私ひとりなの ああ湖に 小舟がただひとつ いつでもいつでも 思い出してね くり返すくり返す さざ波のように さざ波のように |
恋する蝶ちょ五月みどり | 五月みどり | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | | 蝶々 飛べ飛べ蝶々 明るい街を 飛んで遊べ お前の生命 短いけれど くるくるかわる 楽しい人生 かいこからさなぎ さなぎから蝶々 それから卵を 生んで また蝶々 蝶々蝶々 菜の葉にとまれ 菜の葉があきたら 男に止まれ 菜の葉のつゆは 甘いけれど 男のみつはもっと甘い 飛べ飛べ蝶々 楽しい街を みつをさがして 飛んで遊べ 蝶々 飛べ飛べ蝶々 おまえの好きな 夜の街 どうせ短い はかない生命 甘く哀しく 涙かくして かいこからさなぎ さなぎから蝶々 きれいな羽をひろげ あでやかに 蝶々 蝶々 男にとまれ 男があきたら 飛んでゆけ 男のみつは 甘いけれど 恋の香りに気をつけて 飛べ飛べ蝶々 恋する蝶々 ロマン求めて 飛んで遊べ |
人生いろいろ伍代夏子 | 伍代夏子 | 中山大三郎 | 浜口庫之助 | | 死んでしまおうなんて 悩んだりしたわ バラもコスモスたちも 枯れておしまいと 髪をみじかくしたり 強く小指をかんだり 自分ばかりを責めて 泣いてすごしたわ ねえおかしいでしょ若いころ ねえ滑稽でしょ若いころ 笑いばなしに涙がいっぱい 涙の中に若さがいっぱい 人生いろいろ 男もいろいろ 女だっていろいろ 咲き乱れるの 恋は突然くるわ 別れもそうね そしてこころを乱し 神に祈るのよ どんな大事な恋も 軽いあそびでも 一度なくしてわかる 胸のときめきよ いまかがやくのよ私たち いまとびたつのよ私たち 笑いばなしに希望がいっぱい 希望の中に若さがいっぱい 人生いろいろ 男もいろいろ 女だっていろいろ 咲き乱れるの 人生いろいろ 男もいろいろ 女だっていろいろ 咲き乱れるの 人生いろいろ 男もいろいろ 女だっていろいろ 咲き乱れるの |
恋の山手線モダンチョキチョキズ | モダンチョキチョキズ | 小島貞二 | 浜口庫之助 | | 上野オフィスのかわいい娘 声は鴬谷わたり 日暮里笑った あのえくぼ 田端ないなァ 好きだなァ 駒込したことァ抜きにして グッと巣鴨がいかすなァ 始め大塚びっくりに デートさそいに池袋 ところが男が目白押し そこを何とか連れ出して 高田のバーで酔ったとき 胸の新宿うちあけた ああ恋の山手線 代々木泣くのはおよしなさい 原宿ならば食べなさい 渋谷顔などいやですわ 頬は恵比寿にかぎります 目黒のさしみか天ぶらで あたし五反田いただくわ きょうはあなたの月給日 まず大崎は買物よ どの品川がいいかしら 田町が宙に浮くようね 無理な新橋かけないわ うんと有楽町だいな ああ恋の山手線 素ッ東京なことばかり 何だ神田のむだづかい ボクはいささか秋葉原 御徒な恋だといわれても 山手花咲く日も近い 青くホームに灯がゆれる ああ恋の山手線 |
心うきうき島倉千代子 | 島倉千代子 | 中山大三郎 | 浜口庫之助 | | 街を歩けば 気がつくでしょう 五月のバラの 美しさ 九月のバラの あでやかさ どこがちがうの 私 何度も 恋して 泣いて きれいに生きて 行きたいの 散ってまた咲く バラのように 夢に生きるのよ それはネ それは女のねがいごと いつもネ いつもおしゃれな 花ごころ 秋にも赤く 咲きますよ 冬にも赤く 咲きますよ バラよ バラよ きれいなバラ バラをみつめて こころうきうき あしただれかに 会うのでしょうか こころがあつく なるでしょうか そのときどきで あたらしい 恋は初恋 だってその度 ときめくものよ なみだもあまいものなのよ 風にあやしくゆれてみたり 雨に泣いたり 今日はネ 今日は何にもなくっても あすはネ あすはすてきなことがある 秋にも赤く 咲きますよ 冬にも赤く 咲きますよ バラよ バラよ きれいなバラ バラをみつめて こころうきうき バラよ バラよ きれいなバラ バラをみつめて こころうきうき |
人生いろいろ川中美幸 | 川中美幸 | 中山大三郎 | 浜口庫之助 | | 死んでしまおうなんて 悩んだりしたわ バラもコスモスたちも 枯れておしまいと 髪をみじかくしたり つよく小指をかんだり 自分ばかりを責めて 泣いてすごしたわ ねぇおかしいでしょ 若いころ ねぇ滑稽でしょ 若いころ 笑いばなしに 涙がいっぱい 涙の中に 若さがいっぱい 人生いろいろ 男もいろいろ 女だっていろいろ 咲き乱れるの 恋は突然くるわ 別れもそうね そしてこころを乱し 神に祈るのよ どんな大事な恋も 軽いあそびでも 一度なくしてわかる 胸のときめきよ いまかがやくのよ 私たち いまとびたつのよ 私たち 笑いばなしに 希望がいっぱい 希望の中に 若さがいっぱい 人生いろいろ 男もいろいろ 女だっていろいろ 咲き乱れるの 人生いろいろ 男もいろいろ 女だっていろいろ 咲き乱れるの 人生いろいろ 男もいろいろ 女だっていろいろ 咲き乱れるの |
夜霧よ今夜もありがとう吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | Takuro Yoshida | しのび会う恋を つつむ夜霧よ 知っているのか ふたりの仲を 晴れて会える その日まで かくしておくれ 夜霧 夜霧 僕等はいつも そっと云うのさ 夜霧よ今夜も有難う 夜更けの街に うるむ夜霧よ 知っているのか 別れのつらさ いつか二人で つかむ幸せ 祈っておくれ 夜霧 夜霧 僕等はいつも そっと云うのさ 夜霧よ今夜も有難う |
涙くんさよなら坂本九 | 坂本九 | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | | 涙くんさよなら さよなら涙くん また逢う日まで 君は僕の友達だ この世は悲しいことだらけ 君なしではとても 生きて行けそうもない だけど僕は恋をした すばらしい恋なんだ だからしばらくは君と 逢わずに暮らせるだろう 涙くんさよなら さよなら涙くん また逢う日まで 涙くんさよなら さよなら涙くん また逢う日まで 君は僕の友達だ この世は悲しいことだらけ 君なしではとても 生きて行けそうもない だけど僕のあの娘はね とってもやさしい人なんだ だからしばらくは君と 逢わずに暮らせるだろう 涙くんさよなら さよなら涙くん また逢う日まで |
花ごよみ島倉千代子 | 島倉千代子 | 中山大三郎 | 浜口庫之助 | | ひとりでも 生きられる そっと つぶやいた 悲しみに 出会うたび いつも そうするの 何度も 恋をして 何度も 泣かされた それでも また恋をする 女の 花ごよみ ちょっと待てば 春はきっとくる 信じて待ちましょう 愛の 花ごよみ あなたなら 大丈夫 きっと くじけない 私から 私への つらい ほめことば 涙に 夢がある 涙に 明日がある それでも また泣くのでしょう 女の 花ごよみは ちょっと待てば 春はきっとくる 信じて待ちましょう 愛の 花ごよみ いつでも はなやかに いつでも 美しく こころも またしなやかに 女の 花ごよみ ちょっと待てば 春はきっとくる 信じて待ちましょう 愛の 花ごよみ |
夜もバラのように高田恭子 | 高田恭子 | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | 小谷充 | 私が私をすて きれいな恋をよごしたくなかったの どうせからだなんて すててしまうものよ だから心だけは きれいにしたいの ああ 夜もバラのように ああ 夜もバラのように 私が私を燃やしたの 恋の火召を消したくなかったの どうせからだなんて 花びらのように 赤く甘く咲いて 散ってゆくものよ ああ 夜もバラのように ああ 夜もバラのように |
気になる人高田恭子 | 高田恭子 | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | 小谷充 | 昨日まで昨日まで なんでもなかったあの人が 今夜は何故かとても気になる 好きだとはまだいえない まだ恋じゃない だけど今夜のあの人は とてもとても気になる人 あの人のあの人の 私をみつめるまなざしが 今夜は何故かとてもやさしい 好きだっていうのかしら もう恋かしら 何故か今夜のあの人は とてもとても気になる人 |
ゴンドラまかせ高田恭子 | 高田恭子 | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | 小谷充 | ゴンドラ ゴンドラ 波にまかせて ゆれてながれる 女心 青い空に なげたくちづけ 恋のゆくえは ゴンドラまかせ ゆらゆらららら ああ いい気持ち ゆらゆららららら ゴンドラまかせ 空はとても まぶしいから 帽子のかげで くちづけしましょ 波のまにまに ゆれるふたり 夢のつづきは ゴンドラまかせ ゆらゆらららら ああ いい気持ち ゆらゆららららら ゴンドラまかせ |
恋の灯り高田恭子 | 高田恭子 | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | 小谷充 | はかない恋と ひとはいうけど くらいさびしい 夜から夜へ どうしてひとりで生きてゆく 恋がなけりゃ 夜は闇よ そっと そっと 消さないでおこう 胸にともった 恋の灯り 恋がなけりゃ 夜は闇よ |
耳のうしろで高田恭子 | 高田恭子 | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | 小谷充 | 耳のうしろでききました 甘い恋のささやきを 心の窓の鍵あけて 私に入ってきたあなた 静かな夜 ふたりだけの夜 幸せだから 目をとじて あなたのおもちゃは 泣きたいの 耳のうしろで知りました 女の恋のせつなさを 心でどんなに叫んでも 私の私はもういない 静かな夜 ふたりだけの夜 はじめて知った 幸せに あなたのおもちゃは 泣きたいの |
奪われたいの稲森明美 | 稲森明美 | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | | あげるのは いやいや 奪われたいの あげれば あなたの 愛がわからないわ だから 奪って 奪って 奪われた時 私は あなたの 愛を感じるのよ 見せるのは いやいや のぞかれたいの 見せれば あなたは 目をつぶっちゃうじゃないの だから のぞいて のぞいて のぞかれた時 私と あなたは 結ばれてゆくの 教えるのは いやいや 探られたいの 私の 秘密は 女の秘密なの だから 探って 探って 探られた時 私は あなたから もう逃げられないわ だから 探って 探って 探られた時 私は あなたから もう逃げられないわ もう逃げられないわ もう逃げられないわ |
吉田松陰尾形大作 | 尾形大作 | 星野哲郎 | 浜口庫之助 | | 時と命の 全てを賭けた 吉田松陰 憂国の 夢草莽に 果つるとも 松の雫は 久坂に宿り 花は桂の 枝に咲く 口で言うより 行うことが 志士の志士たる 誇りなら かくごの罪の 踏海忌(とうかいき) 下田港の 弁天島の 波も讃える 男意気 何も持たない 若者たちの 無欲無限の 赤心が 日本の明日を 創るのだ 松下村塾(しょうかそんじゅく) 長州魂 いまも生きてる 萩の町 |
東京-大阪田辺靖雄 | 田辺靖雄 | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | | 高速道路で 陽がくれた 白いジェットが 逃げてゆく もう間に合わない憎い空 俺を見捨てて しらん顔 東京 大阪 大阪 東京 俺とおまえ おまえと俺 夜はとめても 更けてゆく 恋はいやでも 燃えてくる とどかないのか 叫んでも 遠い東と 西の町 東京 大阪 大阪 東京 俺とおまえ おまえと俺 一つの恋を 追いかけて 二つの生命が 燃えるとき 暗い夜空を 飛んでゆく 俺のジェット もどれジェット 東京 大阪 大阪 東京 俺とおまえ おまえと俺 |
いたずら恋の風十朱幸代 | 十朱幸代 | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | | 風の中に溶けた香り 甘い恋の香りが 若い娘の頬を そっとつねって行く 何んにも知らない娘に 恋というものを 教えて逃げて行く いたずら恋の風 空に一つ二つ三つ またゝく星のつぶが 若い娘の頬に いつかこぼれて来る 何んにも知らない娘に 恋のおみやげは きらりと一粒 星のような涙 |
花の手拍子英亜里 | 英亜里 | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | | 私はつぼみ 真赤な花の わかっているのもうすぐ咲くの あなたの愛がふくらんで 小さなはずみ待つばかり 私を咲かせてくれるなら 花のこころにひびくように こころをこめて手のひらに 花の手拍子打ちましょう タン タン タン タン タン… 私はつぼみ 待っていました いつか誰かのために咲く日を あなたは光あなたは露 つぼみはやっとふくらみました |