いとしき知床「乙女の涙」 ひとしずく 流氷とかし 春を呼ぶ 大地に緑 目を覚まし いとしき命 きらめいて ああ 知床は 愛の岬よ みずうみ染める 夕映えに さすらう風の 旅人よ 夏草そよぎ 雲が行き いとしき命 たくましく ああ ラウスから 望む島影 海棲(す)むものよ おだやかに 陸(おか)に棲むものよ やすらかに 紅葉が散れば やがて雪 いとしき命 抱きしめて ああ オホーツク 眠れ静かに | 松原健之 | 石原信一 | 幸耕平 | 矢野立美 | 「乙女の涙」 ひとしずく 流氷とかし 春を呼ぶ 大地に緑 目を覚まし いとしき命 きらめいて ああ 知床は 愛の岬よ みずうみ染める 夕映えに さすらう風の 旅人よ 夏草そよぎ 雲が行き いとしき命 たくましく ああ ラウスから 望む島影 海棲(す)むものよ おだやかに 陸(おか)に棲むものよ やすらかに 紅葉が散れば やがて雪 いとしき命 抱きしめて ああ オホーツク 眠れ静かに |
やすらぎの時代(とき)へみどりの地球を 子供たちへ 仲良く暮らせる 明日のために 降りそそぐよ 太陽の愛 傷つく大地に あゝ へだてなく そよぐ風 寄せる波 いのちがささやく声さ 美しいリフレイン つながり生かし合うよ 同じ空 同じ海 恵みに手を合わせ 愛し合おうよ 命 遥かな未来まで 豊かな地球を 子供たちへ みんなで守ろう この星の未来 知らず知らず 見える物だけ 追いかけて来たよ あゝ 気付かずに 花も樹も 鳥たちも 名もない生きものすべて 素晴らしい メッセージ 希望の歌をうたう 熱帯雨林(ジャングル)も 凍土(ツンドラ)も みんなの宝物 大事にしよう 地球 やすらぎの時代(とき)へ そよぐ風 寄せる波 いのちがささやく声さ 美しいリフレイン つながり生かし合うよ 同じ空 同じ海 恵みに手を合わせ 愛し合おうよ 命 遥かな未来まで やすらぎの時代(とき)へ | 松原健之 | 湯川れい子 | 平尾昌晃 | 鈴木豪 | みどりの地球を 子供たちへ 仲良く暮らせる 明日のために 降りそそぐよ 太陽の愛 傷つく大地に あゝ へだてなく そよぐ風 寄せる波 いのちがささやく声さ 美しいリフレイン つながり生かし合うよ 同じ空 同じ海 恵みに手を合わせ 愛し合おうよ 命 遥かな未来まで 豊かな地球を 子供たちへ みんなで守ろう この星の未来 知らず知らず 見える物だけ 追いかけて来たよ あゝ 気付かずに 花も樹も 鳥たちも 名もない生きものすべて 素晴らしい メッセージ 希望の歌をうたう 熱帯雨林(ジャングル)も 凍土(ツンドラ)も みんなの宝物 大事にしよう 地球 やすらぎの時代(とき)へ そよぐ風 寄せる波 いのちがささやく声さ 美しいリフレイン つながり生かし合うよ 同じ空 同じ海 恵みに手を合わせ 愛し合おうよ 命 遥かな未来まで やすらぎの時代(とき)へ |
アメリカ橋風が足もとを 通りすぎてゆく 久しぶりだねと 照れてわらいあって― アメリカ橋のたもと ふと通うぬくもり やるせない恋 埋めた街 角部屋の灯り 石だたみ石だたみ 想い出続く いつかいつか 熱かった青春 君は変わらない 月日は過ぎても 髪を切ったので 少し若くなった アメリカ橋のたもと 黄昏が間近い 煙草やめたの いつからと それとなくきいて― 眼をそらす眼をそらす ガラスのむこう 遠い遠い かえらない青春 アメリカ橋のたもと それじゃと手をあげる そっとコートの衿たてた さり気なさおいて 人の群人の群 誰もが他人 はるかはるか あの頃が青春 | 松原健之 | 山口洋子 | 平尾昌晃 | 鈴木豪 | 風が足もとを 通りすぎてゆく 久しぶりだねと 照れてわらいあって― アメリカ橋のたもと ふと通うぬくもり やるせない恋 埋めた街 角部屋の灯り 石だたみ石だたみ 想い出続く いつかいつか 熱かった青春 君は変わらない 月日は過ぎても 髪を切ったので 少し若くなった アメリカ橋のたもと 黄昏が間近い 煙草やめたの いつからと それとなくきいて― 眼をそらす眼をそらす ガラスのむこう 遠い遠い かえらない青春 アメリカ橋のたもと それじゃと手をあげる そっとコートの衿たてた さり気なさおいて 人の群人の群 誰もが他人 はるかはるか あの頃が青春 |
霧の摩周湖霧にだかれて しずかに眠る 星もみえない 湖にひとり ちぎれた愛の 思い出さえも 映さぬ水に あふれる涙 霧にあなたの 名前をよべば こだま切ない 摩周湖の夜 あなたがいれば 楽しいはずの 旅路の空も 泣いてる霧に いつかあなたが 話してくれた 北のさいはて 摩周湖の夜 | 松原健之 | 水島哲 | 平尾昌晃 | 鈴木豪 | 霧にだかれて しずかに眠る 星もみえない 湖にひとり ちぎれた愛の 思い出さえも 映さぬ水に あふれる涙 霧にあなたの 名前をよべば こだま切ない 摩周湖の夜 あなたがいれば 楽しいはずの 旅路の空も 泣いてる霧に いつかあなたが 話してくれた 北のさいはて 摩周湖の夜 |
ミヨちゃん皆さん まぁ 僕の話を聞いて下さい ちょうど僕が 高校二年で… あの娘も…ミヨちゃんも 高校二年の時でした 僕のかわいい ミヨちゃんは 色が白くて ちっちゃくて 前髪たらした かわいい娘 あの娘は高校二年生 ちっとも美人じゃ ないけれど なぜか僕を ひきつける つぶらなひとみに 出会う時 なんにもいえない 僕なのさ それでもいつかは 会える日を 胸に描いて 歩いていたら どこかのだれかと よりそって あの娘が笑顔で 話してる 父さん 母さん 恨むじゃないが も少し勇気が あったなら も少し器量よく 生まれたら こんなことには なるまいに そんなわけで 僕の初恋は見事失敗に終わりました こんな僕だから 恋人なんて いつのことやら… でも せめて夢だけは いつまでも 持ちつづけたいんです いまにみていろ 僕だって すてきなかわいい 恋人を きっと見つけて みせるから ミヨちゃんそれまで サヨウナラ サヨウナラ… | 松原健之 | 平尾昌晃 | 平尾昌晃 | 鈴木豪 | 皆さん まぁ 僕の話を聞いて下さい ちょうど僕が 高校二年で… あの娘も…ミヨちゃんも 高校二年の時でした 僕のかわいい ミヨちゃんは 色が白くて ちっちゃくて 前髪たらした かわいい娘 あの娘は高校二年生 ちっとも美人じゃ ないけれど なぜか僕を ひきつける つぶらなひとみに 出会う時 なんにもいえない 僕なのさ それでもいつかは 会える日を 胸に描いて 歩いていたら どこかのだれかと よりそって あの娘が笑顔で 話してる 父さん 母さん 恨むじゃないが も少し勇気が あったなら も少し器量よく 生まれたら こんなことには なるまいに そんなわけで 僕の初恋は見事失敗に終わりました こんな僕だから 恋人なんて いつのことやら… でも せめて夢だけは いつまでも 持ちつづけたいんです いまにみていろ 僕だって すてきなかわいい 恋人を きっと見つけて みせるから ミヨちゃんそれまで サヨウナラ サヨウナラ… |
うそ折れた煙草の 吸いがらで あなたの嘘が わかるのよ 誰かいい女 出来たのね 出来たのね あー 半年あまりの 恋なのに あー エプロン姿が よく似合う 爪もそめずに いてくれと 女があとから 泣けるよな 悲しい嘘の つける人 あなた残した わるいくせ 夜中に電話 かけるくせ 鍵をかけずに ねむるくせ ねむるくせ あー 一緒になる気も ないくせに あー 花嫁衣裳は どうするの 僕は着物が 好きだよと あついくちづけ くれながら 冷たい嘘の つける人 あー あんまり飲んでは いけないよ あー 帰りの車も 気をつけて ひとりの身体じゃ ないなんて 女がほろりと くるような 優しい嘘の 上手い人 | 松原健之 | 山口洋子 | 平尾昌晃 | 鈴木豪 | 折れた煙草の 吸いがらで あなたの嘘が わかるのよ 誰かいい女 出来たのね 出来たのね あー 半年あまりの 恋なのに あー エプロン姿が よく似合う 爪もそめずに いてくれと 女があとから 泣けるよな 悲しい嘘の つける人 あなた残した わるいくせ 夜中に電話 かけるくせ 鍵をかけずに ねむるくせ ねむるくせ あー 一緒になる気も ないくせに あー 花嫁衣裳は どうするの 僕は着物が 好きだよと あついくちづけ くれながら 冷たい嘘の つける人 あー あんまり飲んでは いけないよ あー 帰りの車も 気をつけて ひとりの身体じゃ ないなんて 女がほろりと くるような 優しい嘘の 上手い人 |
旅愁あなたをさがして 此処まで来たの 恋しいあなたあなた 今何処に 風にゆれ 雨にぬれて 恋は今も今も 燃えているのに ああ…… 白いほほえみも うしろすがたも 遠い夢の中 あなたはいない わたしの夜空に 星は見えない あなたに逢える逢える その日まで 鳥は飛び 鳥は帰る それはいつもいつも 花の咲く頃 ああ…… 白いほほえみも うしろすがたも 遠い夢の中 あなたはいない | 松原健之 | 片桐和子 | 平尾昌晃 | 鈴木豪 | あなたをさがして 此処まで来たの 恋しいあなたあなた 今何処に 風にゆれ 雨にぬれて 恋は今も今も 燃えているのに ああ…… 白いほほえみも うしろすがたも 遠い夢の中 あなたはいない わたしの夜空に 星は見えない あなたに逢える逢える その日まで 鳥は飛び 鳥は帰る それはいつもいつも 花の咲く頃 ああ…… 白いほほえみも うしろすがたも 遠い夢の中 あなたはいない |
恋のしずく肩をぬらす 恋のしずく 濡れたままでいいの このまま歩きたい きっとからだの 中までしみるわ そしてあなたの あなたの言葉を 忘れないように したいの 頬をぬらす 恋のしずく あなたのせいなのよ 私のためにだけ それは二人の 愛のしるしね だからやさしい やさしい心を じっとだきしめて いたいの 髪をぬらす 恋のしずく やさしい手が触れると 青空が見えるの そうよあなたは 太陽なのね だから私は 私はいつでも あなたを愛して いたいの | 松原健之 | 安井かずみ | 平尾昌晃 | 鈴木豪 | 肩をぬらす 恋のしずく 濡れたままでいいの このまま歩きたい きっとからだの 中までしみるわ そしてあなたの あなたの言葉を 忘れないように したいの 頬をぬらす 恋のしずく あなたのせいなのよ 私のためにだけ それは二人の 愛のしるしね だからやさしい やさしい心を じっとだきしめて いたいの 髪をぬらす 恋のしずく やさしい手が触れると 青空が見えるの そうよあなたは 太陽なのね だから私は 私はいつでも あなたを愛して いたいの |
樹はじめは誰も 脆い種 芽が出るまでは 知る人もない 時雨に打たれ 陽に灼かれ 夢のひとふし どこまで伸びる いのちは どれも不揃いで だから 生まれた意味がある 光を紡ぎ 葉をつけて 空を仰いで 花咲かせ たったひとつの 実が成るような たったひとつの 樹になろう わたしがわたしで いられるように たったひとつの 樹になろう いつかは舟に なるもいい 屋根を支える 柱でもいい たとえば薪に なったなら 人をぬくめて やれるじゃないか 心に ふれる心には 決して 絶えないものがある 鳥の翼に 枝を貸し 風に応えて 根をはれる たったひとつの 実が成るような たったひとつの 樹になろう あなたがあなたで いられるように たったひとつの 樹になろう 道にはきっと果てがある だけど空にはきりがない 光を紡ぎ 葉をつけて 空を仰いで 花咲かせ たったひとつの 実が成るような たったひとつの 樹になろう わたしがわたしで いられるように たったひとつの 樹になろう 樹になろう | 松原健之 | 松井五郎 | 平尾昌晃 | 鈴木豪 | はじめは誰も 脆い種 芽が出るまでは 知る人もない 時雨に打たれ 陽に灼かれ 夢のひとふし どこまで伸びる いのちは どれも不揃いで だから 生まれた意味がある 光を紡ぎ 葉をつけて 空を仰いで 花咲かせ たったひとつの 実が成るような たったひとつの 樹になろう わたしがわたしで いられるように たったひとつの 樹になろう いつかは舟に なるもいい 屋根を支える 柱でもいい たとえば薪に なったなら 人をぬくめて やれるじゃないか 心に ふれる心には 決して 絶えないものがある 鳥の翼に 枝を貸し 風に応えて 根をはれる たったひとつの 実が成るような たったひとつの 樹になろう あなたがあなたで いられるように たったひとつの 樹になろう 道にはきっと果てがある だけど空にはきりがない 光を紡ぎ 葉をつけて 空を仰いで 花咲かせ たったひとつの 実が成るような たったひとつの 樹になろう わたしがわたしで いられるように たったひとつの 樹になろう 樹になろう |
カリフォルニアコネクションジグザグ 気取った 都会の街並 振りむいた君の笑顔が揺れるよ 目が合えば 遠く指さす いつかはふたりで 行きたいのさ 例えばはるかな 青い空を 言葉をこえた 愛もあるはず 熱く燃える季節が ぼくらの憧憬 運んでゆくよ キラキラ 行きかう 都会の人混み しっかりと君は ぼくの腕をとる 立ち止まり 話しかけるよ いつかは二人で 住みたいのさ 例えばやさしい 風の中で 夢を投げたら 空に抜けるよ 青く澄んだ季節に ぼくらの明日が 透けて見えるよ 言葉をこえた 愛もあるはず 熱く燃える季節が ぼくらの憧憬 運んでゆくよ | 松原健之 | 阿木耀子 | 平尾昌晃 | 鈴木豪 | ジグザグ 気取った 都会の街並 振りむいた君の笑顔が揺れるよ 目が合えば 遠く指さす いつかはふたりで 行きたいのさ 例えばはるかな 青い空を 言葉をこえた 愛もあるはず 熱く燃える季節が ぼくらの憧憬 運んでゆくよ キラキラ 行きかう 都会の人混み しっかりと君は ぼくの腕をとる 立ち止まり 話しかけるよ いつかは二人で 住みたいのさ 例えばやさしい 風の中で 夢を投げたら 空に抜けるよ 青く澄んだ季節に ぼくらの明日が 透けて見えるよ 言葉をこえた 愛もあるはず 熱く燃える季節が ぼくらの憧憬 運んでゆくよ |
二人でお酒をうらみっこなしで 別れましょうね さらりと水に すべて流して 心配しないで ひとりっきりは 子供の頃から 慣れているのよ それでもたまに 淋しくなったら 二人でお酒を 飲みましょうね 飲みましょうね いたわり合って 別れましょうね こうなったのも お互いのせい あなたと私は 似たもの同士 欠点ばかりが 目立つ二人よ どちらか急に 淋しくなったら 二人でお酒を 飲みましょうね 飲みましょうね どうにかなるでしょ ここの街の どこかで私は 生きて行くのよ それでもたまに 淋しくなったら 二人でお酒を 飲みましょうね 飲みましょうね | 松原健之 | 山上路夫 | 平尾昌晃 | 鈴木豪 | うらみっこなしで 別れましょうね さらりと水に すべて流して 心配しないで ひとりっきりは 子供の頃から 慣れているのよ それでもたまに 淋しくなったら 二人でお酒を 飲みましょうね 飲みましょうね いたわり合って 別れましょうね こうなったのも お互いのせい あなたと私は 似たもの同士 欠点ばかりが 目立つ二人よ どちらか急に 淋しくなったら 二人でお酒を 飲みましょうね 飲みましょうね どうにかなるでしょ ここの街の どこかで私は 生きて行くのよ それでもたまに 淋しくなったら 二人でお酒を 飲みましょうね 飲みましょうね |
わたしの城下町格子戸をくぐりぬけ 見上げる夕焼けの空に だれが歌うのか子守唄 わたしの城下町 好きだともいえずに 歩く川のほとり 往きかう人に なぜか目をふせながら 心は燃えてゆく 家並がとぎれたら お寺の鐘がきこえる 四季の草花が咲き乱れ わたしの城下町 橋のたもとに ともる灯のように ゆらゆらゆれる 初恋のもどかしさ きまずく別れたの 橋のたもとに ともる灯のように ゆらゆらゆれる 初恋のもどかしさ きまずく別れたの | 松原健之 | 安井かずみ | 平尾昌晃 | 鈴木豪 | 格子戸をくぐりぬけ 見上げる夕焼けの空に だれが歌うのか子守唄 わたしの城下町 好きだともいえずに 歩く川のほとり 往きかう人に なぜか目をふせながら 心は燃えてゆく 家並がとぎれたら お寺の鐘がきこえる 四季の草花が咲き乱れ わたしの城下町 橋のたもとに ともる灯のように ゆらゆらゆれる 初恋のもどかしさ きまずく別れたの 橋のたもとに ともる灯のように ゆらゆらゆれる 初恋のもどかしさ きまずく別れたの |
長崎から船に乗って長崎から船に乗って 神戸に着いた ここは港まち 女が泣いてます 港の女は お人好し いいことばかりのそのあとで 白い鴎に あゝ騙される あゝ騙される 彼岸花 横浜から船に乗って 別府に着いた ここは小雨まち 女が泣いてます 南の女は 一本気 湯の花祭りのいたずらに ちょとだけよが あゝ命とり あゝ命とり 紅椿 函館から船に乗って 東京に着いた ここは日暮れまち 女が泣いてます 都会の女は うす情 惚れているやらいないやら 何んでもなさそに あゝ傷ついた あゝ傷ついた 芥子の花 | 松原健之 | 山口洋子 | 平尾昌晃 | 鈴木豪 | 長崎から船に乗って 神戸に着いた ここは港まち 女が泣いてます 港の女は お人好し いいことばかりのそのあとで 白い鴎に あゝ騙される あゝ騙される 彼岸花 横浜から船に乗って 別府に着いた ここは小雨まち 女が泣いてます 南の女は 一本気 湯の花祭りのいたずらに ちょとだけよが あゝ命とり あゝ命とり 紅椿 函館から船に乗って 東京に着いた ここは日暮れまち 女が泣いてます 都会の女は うす情 惚れているやらいないやら 何んでもなさそに あゝ傷ついた あゝ傷ついた 芥子の花 |
花、闌の時春の陽の 優しさを 受けて蕾が 枝々に 立ち上がり 競い合いして咲く 誇らしく 芳しく 麗しい姿 君知るや その命 育んだ人 君知るや 慈しみ 心尽くした人 今君は 薄紅に 空を染め上げた 闌の時 君を 仰ぐ誰もが みんな ご覧 君を 讃えているんだ 抗(あらが)えぬ 運命を 受けて桜の 花びらは 風に乗り 色褪せぬまま飛ぶ 凛として 艶(あで)やかに 舞い散る姿 闌の時 君を 仰ぐ誰もが みんな ご覧 君を 讃えているんだ 闌の時 人は 我が身に重ね みんな ご覧 君に 感動するんだ 心に 熱い 涙 | 松原健之 | 小椋佳 | 小椋佳 | 奥慶一 | 春の陽の 優しさを 受けて蕾が 枝々に 立ち上がり 競い合いして咲く 誇らしく 芳しく 麗しい姿 君知るや その命 育んだ人 君知るや 慈しみ 心尽くした人 今君は 薄紅に 空を染め上げた 闌の時 君を 仰ぐ誰もが みんな ご覧 君を 讃えているんだ 抗(あらが)えぬ 運命を 受けて桜の 花びらは 風に乗り 色褪せぬまま飛ぶ 凛として 艶(あで)やかに 舞い散る姿 闌の時 君を 仰ぐ誰もが みんな ご覧 君を 讃えているんだ 闌の時 人は 我が身に重ね みんな ご覧 君に 感動するんだ 心に 熱い 涙 |
最北シネマ利尻の船を 待ちながら きみが訪ねた 映画館 スクリーン 涙ぐむ 横顔(かお)に 見とれていた 海と風との この稚内(まち)は なにもないよと つぶやけば それが幸せと きみが微笑(ほほえ)んだ 恋の予感が 肩にひらり舞い降りてきた 今日も誰かの 心を映す 終着駅の 最北シネマ ここは人生 みつめる 最北シネマ 旅行鞄の 夢を開け きみは望みを みつけたと 運命が 変わるのは まるで 映画みたい いつもくじけて いた僕が まさか奇跡の めぐり逢い 壁のポスターが 話しかけてくる どこか似ている ふたり愛のさまよい人さ 今日も誰かの 心を映す 終着駅の 最北シネマ 線路途絶えて 気づけば 最北シネマ 今日も誰かの 心を映す 終着駅の 最北シネマ ここは人生 みつめる 最北シネマ | 松原健之 | 石原信一 | 幸耕平 | 萩田光雄 | 利尻の船を 待ちながら きみが訪ねた 映画館 スクリーン 涙ぐむ 横顔(かお)に 見とれていた 海と風との この稚内(まち)は なにもないよと つぶやけば それが幸せと きみが微笑(ほほえ)んだ 恋の予感が 肩にひらり舞い降りてきた 今日も誰かの 心を映す 終着駅の 最北シネマ ここは人生 みつめる 最北シネマ 旅行鞄の 夢を開け きみは望みを みつけたと 運命が 変わるのは まるで 映画みたい いつもくじけて いた僕が まさか奇跡の めぐり逢い 壁のポスターが 話しかけてくる どこか似ている ふたり愛のさまよい人さ 今日も誰かの 心を映す 終着駅の 最北シネマ 線路途絶えて 気づけば 最北シネマ 今日も誰かの 心を映す 終着駅の 最北シネマ ここは人生 みつめる 最北シネマ |
宗谷遥かに雪と氷の オホーツク 遥か宗谷を 橇(そり)が行く 吹雪の中で 声かけあって 無事を知らせる 仲間たち つらくはないか 淋しくないか きつめの酒を まわし呑む 寒ければ 寒いほど 絆を固く 大地に生きる 南風吹き 流氷も 解けて宗谷が 春を呼ぶ 連絡船に 乗り込む人の 笑顔はじけて 鳥が鳴く 元気でいたか 変わりはないか 歌声高く 空高く 遠ければ 遠いほど 想いはつのる ふるさと永遠(とわ)に 海山丘よ 風雪花よ 岬に集う ものたちよ 厳しさと いとしさに 命を燃やし 大地に生きる | 松原健之 | 石原信一 | 幸耕平 | 鈴木豪 | 雪と氷の オホーツク 遥か宗谷を 橇(そり)が行く 吹雪の中で 声かけあって 無事を知らせる 仲間たち つらくはないか 淋しくないか きつめの酒を まわし呑む 寒ければ 寒いほど 絆を固く 大地に生きる 南風吹き 流氷も 解けて宗谷が 春を呼ぶ 連絡船に 乗り込む人の 笑顔はじけて 鳥が鳴く 元気でいたか 変わりはないか 歌声高く 空高く 遠ければ 遠いほど 想いはつのる ふるさと永遠(とわ)に 海山丘よ 風雪花よ 岬に集う ものたちよ 厳しさと いとしさに 命を燃やし 大地に生きる |
G線上のアリア~愛の旅路~ああ この心の奥に いつでも君だけを たえまなく宿す 時は今も移ろい 花散り行くけれど ああ そのやさしき瞳 変わらぬ微笑みを 嵐吹く夜は 二人体寄せ合い もう恐れはしない ああ 流るるは 愛の旋律(しらべ)よ とこしえに 空に光る七つ星 命を照らして 恋人よ 君がいて 僕がいる 恥じらう 指に 髪に ああ くちづけては 小舟を漕ぎ出す 奇跡の 海原染めて 明日の陽が昇る | 松原健之 | 石原信一 | Bach Johann Sebastian | 塩入俊哉 | ああ この心の奥に いつでも君だけを たえまなく宿す 時は今も移ろい 花散り行くけれど ああ そのやさしき瞳 変わらぬ微笑みを 嵐吹く夜は 二人体寄せ合い もう恐れはしない ああ 流るるは 愛の旋律(しらべ)よ とこしえに 空に光る七つ星 命を照らして 恋人よ 君がいて 僕がいる 恥じらう 指に 髪に ああ くちづけては 小舟を漕ぎ出す 奇跡の 海原染めて 明日の陽が昇る |
ウタキの丘でかすかに夏の気配が 海風にもまじると ひとつまたひとつと今年も 蛍が集まる 戦火にまみれた島で 幼い日々送った ふたりが手をつなぎ登った あの丘の森に あなたの 声が する方へ飛ぶ 青いちいさなひかりがわたし 幾千の青にまじって ウタキの丘で また逢いましょう あの頃のように 笑い転げて ウタキの丘で また逢いましょう 命果てても 約束どおり あなたが私の名前を 石で刻んだ幹に お母さんやお父さんに似た 蛍が飛び交う 星屑みたいに森をうずめて 夢も知らず恋も知らず逝く くやしさを鎮めるように ウタキの丘で また逢いましょう あの頃のように 笑い転げて ウタキの丘で また逢いましょう 命果てても 約束どおり いくつ夏が過ぎて行っても ウタキの丘で また逢いましょう 約束どおり また逢いましょう ウタキの丘で 命果てても | 松原健之 | 売野雅勇 | 塩入俊哉 | 塩入俊哉 | かすかに夏の気配が 海風にもまじると ひとつまたひとつと今年も 蛍が集まる 戦火にまみれた島で 幼い日々送った ふたりが手をつなぎ登った あの丘の森に あなたの 声が する方へ飛ぶ 青いちいさなひかりがわたし 幾千の青にまじって ウタキの丘で また逢いましょう あの頃のように 笑い転げて ウタキの丘で また逢いましょう 命果てても 約束どおり あなたが私の名前を 石で刻んだ幹に お母さんやお父さんに似た 蛍が飛び交う 星屑みたいに森をうずめて 夢も知らず恋も知らず逝く くやしさを鎮めるように ウタキの丘で また逢いましょう あの頃のように 笑い転げて ウタキの丘で また逢いましょう 命果てても 約束どおり いくつ夏が過ぎて行っても ウタキの丘で また逢いましょう 約束どおり また逢いましょう ウタキの丘で 命果てても |
さくら花ほんの少しだけ 風よ吹かないで やっと開いた 花だから いつもの場所で 咲いている とてもきれいと 言うあなた その一言が 聞きたくて いのち咲かせる わたしはさくら ほんの少しだけ 雨よ降らないで 今を見頃と 咲くわたし 約束通り 薄紅で とてもきれいと 言うあなた その一言に 咲いている こころ切ない わたしはさくら ほんの少しだけ 時よ目を閉じて 夢に酔いたい さくら花 あなたのための 宴です たった一度の 花の舞 あなたに逢える 喜びに 春を咲かせる わたしはさくら いのち咲かせる わたしはさくら | 松原健之 | 三川屋優 | 岡陽雄 | 鈴木豪 | ほんの少しだけ 風よ吹かないで やっと開いた 花だから いつもの場所で 咲いている とてもきれいと 言うあなた その一言が 聞きたくて いのち咲かせる わたしはさくら ほんの少しだけ 雨よ降らないで 今を見頃と 咲くわたし 約束通り 薄紅で とてもきれいと 言うあなた その一言に 咲いている こころ切ない わたしはさくら ほんの少しだけ 時よ目を閉じて 夢に酔いたい さくら花 あなたのための 宴です たった一度の 花の舞 あなたに逢える 喜びに 春を咲かせる わたしはさくら いのち咲かせる わたしはさくら |
愛は不死鳥かぎりある 命の悲しさ 愛しても 愛しても つくしても つくしても つくしたりない 真実の こころとこころを 羽根にして 蒼空高く 舞い上がる ごらん不死鳥 愛は不死鳥 愛は 愛は 永遠に死なない かぎりある この世の運命を おしかえし おしかえし 裂かれても 裂かれても 愛のこころを 寄せながら いくどもいくども よみがえり あなたを連れて 舞い上がる ごらん不死鳥 愛は不死鳥 愛は 愛は 永遠に死なない ごらん不死鳥 愛は不死鳥 愛は 愛は 永遠に死なない | 松原健之 | 川内康範 | 平尾昌晃 | 鈴木豪 | かぎりある 命の悲しさ 愛しても 愛しても つくしても つくしても つくしたりない 真実の こころとこころを 羽根にして 蒼空高く 舞い上がる ごらん不死鳥 愛は不死鳥 愛は 愛は 永遠に死なない かぎりある この世の運命を おしかえし おしかえし 裂かれても 裂かれても 愛のこころを 寄せながら いくどもいくども よみがえり あなたを連れて 舞い上がる ごらん不死鳥 愛は不死鳥 愛は 愛は 永遠に死なない ごらん不死鳥 愛は不死鳥 愛は 愛は 永遠に死なない |
内灘愁歌はるばると続く アカシアの丘に 海鳴りの 海鳴りの 音 とうとうと響く あの夏の思い出を 訪ねてひとり 白い砂丘をゆけば 光る日本海 友はどこに 歌はどこに 歳月(とき)はいま 流れて 燃える思い 熱い心 よみがえれ この胸に 内灘の海よ ひゅうひゅうと歌う 潮風の浜に 面影は 面影は ただ ゆらゆらと揺れる あの頃は若すぎて 許す優しさも 愛も忘れてひとり 明日(あす)をみつめてた きみはどこに 夢はどこに 歳月(とき)はいま 流れて 燃える思い 熱い心 よみがえれ この胸に 内灘の海よ 友はどこに 歌はどこに 歳月(とき)はいま 流れて 燃える思い 熱い心 よみがえれ この胸に 内灘の海よ | 松原健之 | 五木寛之 | 佐原一哉 | 鈴木豪 | はるばると続く アカシアの丘に 海鳴りの 海鳴りの 音 とうとうと響く あの夏の思い出を 訪ねてひとり 白い砂丘をゆけば 光る日本海 友はどこに 歌はどこに 歳月(とき)はいま 流れて 燃える思い 熱い心 よみがえれ この胸に 内灘の海よ ひゅうひゅうと歌う 潮風の浜に 面影は 面影は ただ ゆらゆらと揺れる あの頃は若すぎて 許す優しさも 愛も忘れてひとり 明日(あす)をみつめてた きみはどこに 夢はどこに 歳月(とき)はいま 流れて 燃える思い 熱い心 よみがえれ この胸に 内灘の海よ 友はどこに 歌はどこに 歳月(とき)はいま 流れて 燃える思い 熱い心 よみがえれ この胸に 内灘の海よ |
悲しみのニューヨーク目を閉じても見える 想い出と部屋の灯り 海風吹き抜けて 遠く振り向けば摩天楼 眠らないこの街 どれほどに無口のまま 歩いてつまづいて 悲しみを抱えて 君に会いたいもう一度君に会いたい 叶わない夢でも 思わず空見上げれば いつか星の海 まだハドソン川に 暮れ残る夕陽の色 あの日の倖せは 何に替えようと戻らない ニューヨーク七番街に サイレンの音がひびく 舗道に立ち止まり 少しだけ滲んだ 別れになると気づかず知らずに過ごした 僕は愚かだった 最後の時が来るまで そばにいたかった 君に会いたいもう一度君に会いたい 叶わない夢でも 思わず空見上げれば いつか星の海 悲しみのニューヨーク | 松原健之 | 伊藤薫 | 鈴木豪 | 鈴木豪 | 目を閉じても見える 想い出と部屋の灯り 海風吹き抜けて 遠く振り向けば摩天楼 眠らないこの街 どれほどに無口のまま 歩いてつまづいて 悲しみを抱えて 君に会いたいもう一度君に会いたい 叶わない夢でも 思わず空見上げれば いつか星の海 まだハドソン川に 暮れ残る夕陽の色 あの日の倖せは 何に替えようと戻らない ニューヨーク七番街に サイレンの音がひびく 舗道に立ち止まり 少しだけ滲んだ 別れになると気づかず知らずに過ごした 僕は愚かだった 最後の時が来るまで そばにいたかった 君に会いたいもう一度君に会いたい 叶わない夢でも 思わず空見上げれば いつか星の海 悲しみのニューヨーク |
雪風今年も雪が降る 静かに降り積もる 君 暮らすこの街を 包み守るように雪は降る バスを待つ 冬の道 この場所へいつも君を送ってきてた 革靴を滑らせて 恐る恐る歩くぼくを 君が笑ってた 今年も雪が降る 静かに降り積もる それは偶然じゃなく 予定されてたように ぼくたちはまた会える 運命を信じてる 君のない毎日は ただの思い出になる 雪よ いつかこの願いが きっとかなうその日にも 同じように 降ってておくれ 空港へ 走るバス くりかえし君の顔を 思い浮かべて くもる窓の遠くに 雪風が泣いている なにも急ぐことなく 巡り来るその日に ぼくたちはまた会える 運命を信じてる 君 暮らすこの街を 包み守るように雪は降る | 松原健之 | KAN | KAN | KAN | 今年も雪が降る 静かに降り積もる 君 暮らすこの街を 包み守るように雪は降る バスを待つ 冬の道 この場所へいつも君を送ってきてた 革靴を滑らせて 恐る恐る歩くぼくを 君が笑ってた 今年も雪が降る 静かに降り積もる それは偶然じゃなく 予定されてたように ぼくたちはまた会える 運命を信じてる 君のない毎日は ただの思い出になる 雪よ いつかこの願いが きっとかなうその日にも 同じように 降ってておくれ 空港へ 走るバス くりかえし君の顔を 思い浮かべて くもる窓の遠くに 雪風が泣いている なにも急ぐことなく 巡り来るその日に ぼくたちはまた会える 運命を信じてる 君 暮らすこの街を 包み守るように雪は降る |
蛍よたそがれ迫るころ 恋の炎(ひ)を 点して舞った やさしさの やさしさのシグナル 蛍よ この国の水が まだ 汚れてなかったころの 美しい 伝説の絵巻はどこへ どこへ どこへ 消えたのだろう “ホー ホー 蛍来ィ” また会いたいね 蛍よ 草の篭に入れて いのちの光 たたえていた わらべ唄 わらべ唄きいたね 蛍よ この国の土が まだ 病んでいなかったころの 美しい 思い出のフーガはどこへ どこへ どこへ 消えたのだろう “ホー ホー 蛍来ィ” 帰っておいで 蛍よ この国の水が まだ 汚れてなかったころの 美しい 伝説の 絵巻はどこへ どこへ どこへ 消えたのだろう “ホー ホー 蛍来ィ” また会いたいね 蛍よ | 松原健之 | 松永伍一 | 鈴木淳 | 塩入俊哉 | たそがれ迫るころ 恋の炎(ひ)を 点して舞った やさしさの やさしさのシグナル 蛍よ この国の水が まだ 汚れてなかったころの 美しい 伝説の絵巻はどこへ どこへ どこへ 消えたのだろう “ホー ホー 蛍来ィ” また会いたいね 蛍よ 草の篭に入れて いのちの光 たたえていた わらべ唄 わらべ唄きいたね 蛍よ この国の土が まだ 病んでいなかったころの 美しい 思い出のフーガはどこへ どこへ どこへ 消えたのだろう “ホー ホー 蛍来ィ” 帰っておいで 蛍よ この国の水が まだ 汚れてなかったころの 美しい 伝説の 絵巻はどこへ どこへ どこへ 消えたのだろう “ホー ホー 蛍来ィ” また会いたいね 蛍よ |
また逢いたいねあなたと会えた この幸せが 歌になり 愛になる 青空を 遥かに遠く 旅する小鳥のように いとしい人よ 元気でいたら 訪ねてください 出逢ったあの頃 約束をしていた また逢いたいね 逢えるといいね また逢いたいね 逢えるといいね あなたの見せた その微笑みが 母さんを 思い出す 竹とんぼ とばして駆けた あの日の故郷浮かぶ いとしい人よ いままで生きた 人生の半分 一筋の道を 歌いつづけてきた また逢いたいね 逢えるといいね また逢いたいね 逢えるといいね 野に咲いた あの花に似て 心にそよ風吹いた あぁ いとしい人よ 少年みたい 甘えん坊だけど 愛の歌だけは 誰にも負けない また逢いたいね 逢えるといいね また逢いたいね 逢えるといいね 逢えるといいね | 松原健之 | 茜まさお | 中島卓偉 | 鈴木豪 | あなたと会えた この幸せが 歌になり 愛になる 青空を 遥かに遠く 旅する小鳥のように いとしい人よ 元気でいたら 訪ねてください 出逢ったあの頃 約束をしていた また逢いたいね 逢えるといいね また逢いたいね 逢えるといいね あなたの見せた その微笑みが 母さんを 思い出す 竹とんぼ とばして駆けた あの日の故郷浮かぶ いとしい人よ いままで生きた 人生の半分 一筋の道を 歌いつづけてきた また逢いたいね 逢えるといいね また逢いたいね 逢えるといいね 野に咲いた あの花に似て 心にそよ風吹いた あぁ いとしい人よ 少年みたい 甘えん坊だけど 愛の歌だけは 誰にも負けない また逢いたいね 逢えるといいね また逢いたいね 逢えるといいね 逢えるといいね |
北陸本線米原駅から 北陸線に 乗り換える時 コートが要るのと 君は小さな 体すくめて ため息ついた 見送らなくていい 振り向かないで こころまで 振り向いてしまうから サヨナラのための 強がりと 僕にでもわかるけど 帰ってゆくんだね 雪国の町へ 北陸本線 想い出に雪が降る 琵琶湖の北へと 差し掛かるころ 杉の並木も 真っ白なのと まるでふたりで旅立つように はしゃいでみせる 淋しくなんかない 涙見せずに 恋人も 近いうち出来るから サヨナラのベルが 鳴る前に 思いきり抱きしめた 帰ってゆくんだね 故郷の町へ 北陸本線 哀しみは銀世界 サヨナラのための 強がりと 僕にでも わかるけど 帰ってゆくんだね 雪国の町へ ちらちら ちらちら 雪がまた降ってきた | 松原健之 | 喜多條忠 | 杉本眞人 | 猪股義周 | 米原駅から 北陸線に 乗り換える時 コートが要るのと 君は小さな 体すくめて ため息ついた 見送らなくていい 振り向かないで こころまで 振り向いてしまうから サヨナラのための 強がりと 僕にでもわかるけど 帰ってゆくんだね 雪国の町へ 北陸本線 想い出に雪が降る 琵琶湖の北へと 差し掛かるころ 杉の並木も 真っ白なのと まるでふたりで旅立つように はしゃいでみせる 淋しくなんかない 涙見せずに 恋人も 近いうち出来るから サヨナラのベルが 鳴る前に 思いきり抱きしめた 帰ってゆくんだね 故郷の町へ 北陸本線 哀しみは銀世界 サヨナラのための 強がりと 僕にでも わかるけど 帰ってゆくんだね 雪国の町へ ちらちら ちらちら 雪がまた降ってきた |
悲しみの旅人よやまない雨は ないけれど いつまで続く 悲しみは 心の中の こぬか雨 いつの日晴れる 雨あがる 悲しみの 旅人よ 嘆くまい ひとりじゃない やさしさに めぐり逢い 生きる意味 知るだろう 小雨に濡れる あじさいも 身を寄せ合って 耐え忍ぶ 光を浴びて きらめいて 微笑むその日 信じてる 悲しみの 旅人よ 路はまだ 遥か遠く やさしさよ 壊れるな 痛み知る 君ならば 悲しみの 旅人よ それぞれに 荷物背負い やさしさの 虹架かる 明日の空 夢に見て | 松原健之 | 石原信一 | 浜圭介 | 猪俣義周 | やまない雨は ないけれど いつまで続く 悲しみは 心の中の こぬか雨 いつの日晴れる 雨あがる 悲しみの 旅人よ 嘆くまい ひとりじゃない やさしさに めぐり逢い 生きる意味 知るだろう 小雨に濡れる あじさいも 身を寄せ合って 耐え忍ぶ 光を浴びて きらめいて 微笑むその日 信じてる 悲しみの 旅人よ 路はまだ 遥か遠く やさしさよ 壊れるな 痛み知る 君ならば 悲しみの 旅人よ それぞれに 荷物背負い やさしさの 虹架かる 明日の空 夢に見て |
敦賀半島どこで暮らしても 倖せでいてほしい あれほど愛して くれたあなただから 北陸へ当てもなく 傷心のひとり旅 憎んで別れた 二人じゃないから 敦賀半島 波の音 海辺の街の 優しさに 恥ずかしいほど 切なくて にじむ にじむ 涙 目の前は日本海 どこまでも日本海 若かったそれだけで 悲しみと気づかずに 僕らの行方は 帰れない場所へ できるものなら 叶うなら 時間よ戻れ あの頃へ ただ逢いたくて 逢いたくて いつも いつも 今も 夕暮れの灯がともる 星空の日本海 敦賀半島 波の音 海辺の街の 優しさに 恥ずかしいほど 切なくて にじむ にじむ 涙 目の前は日本海 どこまでも日本海 | 松原健之 | 伊藤薫 | 伊藤薫 | 鈴木豪 | どこで暮らしても 倖せでいてほしい あれほど愛して くれたあなただから 北陸へ当てもなく 傷心のひとり旅 憎んで別れた 二人じゃないから 敦賀半島 波の音 海辺の街の 優しさに 恥ずかしいほど 切なくて にじむ にじむ 涙 目の前は日本海 どこまでも日本海 若かったそれだけで 悲しみと気づかずに 僕らの行方は 帰れない場所へ できるものなら 叶うなら 時間よ戻れ あの頃へ ただ逢いたくて 逢いたくて いつも いつも 今も 夕暮れの灯がともる 星空の日本海 敦賀半島 波の音 海辺の街の 優しさに 恥ずかしいほど 切なくて にじむ にじむ 涙 目の前は日本海 どこまでも日本海 |
カサブランカ誰もいない駅で 君を待ち続けた 一人見上げるのは 雲のない青空 どんな悲しみさえ 時が連れさるけど 降り注ぐ日差しの中では 白い花が揺れる カサブランカ また逢いたい たとえそれが夢でも カサブランカ 胸に抱き寄せた愛の香りが消えない 誰もいない海で 風に吹かれてみる 二人歩いていた 思い出の砂浜 どんな輝きさえ やがて移ろうけど 降り注ぐ月夜の中では 白い花が燃える カサブランカ ただ逢いたい たとえそれが嘘でも カサブランカ 耳に鳴り響く愛の波音消えない カサブランカ また逢いたい たとえそれが夢でも カサブランカ 胸に抱き寄せた愛の香りが消えない | 松原健之 | 工藤慎太郎 | 小倉良 | 小倉良 | 誰もいない駅で 君を待ち続けた 一人見上げるのは 雲のない青空 どんな悲しみさえ 時が連れさるけど 降り注ぐ日差しの中では 白い花が揺れる カサブランカ また逢いたい たとえそれが夢でも カサブランカ 胸に抱き寄せた愛の香りが消えない 誰もいない海で 風に吹かれてみる 二人歩いていた 思い出の砂浜 どんな輝きさえ やがて移ろうけど 降り注ぐ月夜の中では 白い花が燃える カサブランカ ただ逢いたい たとえそれが嘘でも カサブランカ 耳に鳴り響く愛の波音消えない カサブランカ また逢いたい たとえそれが夢でも カサブランカ 胸に抱き寄せた愛の香りが消えない |
桜ひとひら故郷(ふるさと)君から離れて 春はもう何度目だろう 「さよなら」も言えないまま 去った駅のホーム 新しい街の生活も 少しは慣れたけど 今もまだ人に合わせて 上手に笑えない 君とひとひらの夢を 手のひらに握りしめた 桜 舞い落ちる春を 忘れることなどない 振り返るベンチには もう花びらだけ 電車の窓際もたれて 街にも明かりが灯る 人混みのラッシュアワー 降りた駅のホーム またたく都会の夜景も すごく綺麗だけど 寝転んでは 二人眺めた あの星は見えない 君と好きだった歌を 右左 分けて聴いた 古いイヤフォンを今も 捨てさることできない 振り返る 並木には もう花びらだけ 君とひとひらの夢を 手のひらに握りしめた 桜 舞い落ちる春を 忘れることなどない 振り返る ベンチには もう花びらだけ | 松原健之 | 工藤慎太郎 | 小倉良 | 小倉良 | 故郷(ふるさと)君から離れて 春はもう何度目だろう 「さよなら」も言えないまま 去った駅のホーム 新しい街の生活も 少しは慣れたけど 今もまだ人に合わせて 上手に笑えない 君とひとひらの夢を 手のひらに握りしめた 桜 舞い落ちる春を 忘れることなどない 振り返るベンチには もう花びらだけ 電車の窓際もたれて 街にも明かりが灯る 人混みのラッシュアワー 降りた駅のホーム またたく都会の夜景も すごく綺麗だけど 寝転んでは 二人眺めた あの星は見えない 君と好きだった歌を 右左 分けて聴いた 古いイヤフォンを今も 捨てさることできない 振り返る 並木には もう花びらだけ 君とひとひらの夢を 手のひらに握りしめた 桜 舞い落ちる春を 忘れることなどない 振り返る ベンチには もう花びらだけ |
秘月~セレナーデ~月明かり 今宵また その窓辺を 仰ぎ見て 歌うのは きみのため つきせぬ想いを きみよ知るや 愛を知るや 人目をしのべば 熱き胸が なおも燃えて 嘲(あざけ)りは 風の音 報われぬと 愛だけで この世界 変わらぬと さえぎるものたち 千の敵も 恐れはせぬ すべてを捧げる 命さえも 紅く紅く 今や人生に 悔いは無し わが心 ふるえて きみよわれに 窓開いて 開いて… | 松原健之 | 石原信一 | Schubert | | 月明かり 今宵また その窓辺を 仰ぎ見て 歌うのは きみのため つきせぬ想いを きみよ知るや 愛を知るや 人目をしのべば 熱き胸が なおも燃えて 嘲(あざけ)りは 風の音 報われぬと 愛だけで この世界 変わらぬと さえぎるものたち 千の敵も 恐れはせぬ すべてを捧げる 命さえも 紅く紅く 今や人生に 悔いは無し わが心 ふるえて きみよわれに 窓開いて 開いて… |
あなたに逢いたいこころの海を 船がゆく 青いけむりを 曳きながら 泪という名の 港から かなしみのせた 船が出る 愛しすぎて 信じすぎて また 愛をなくして ひとり あゝ あなたに 逢いたい あゝ あなたに 逢いたい あゝ あなたに 逢いたい あなたに 逢いたい こころの海に 雪が降る 白い思い出 消しながら あなたと別れた あの日から ちがった女に なりました 恋しすぎて つくしすぎて また 愛をなくして ひとり あゝ あなたに 逢いたい あゝ あなたに 逢いたい あゝ あなたに 逢いたい あなたに 逢いたい 愛しすぎて 信じすぎて また 愛をなくして ひとり あゝ あなたに 逢いたい あゝ あなたに 逢いたい あゝ あなたに 逢いたい あなたに 逢いたい | 松原健之 | 五木寛之 | 弦哲也 | 前田俊明 | こころの海を 船がゆく 青いけむりを 曳きながら 泪という名の 港から かなしみのせた 船が出る 愛しすぎて 信じすぎて また 愛をなくして ひとり あゝ あなたに 逢いたい あゝ あなたに 逢いたい あゝ あなたに 逢いたい あなたに 逢いたい こころの海に 雪が降る 白い思い出 消しながら あなたと別れた あの日から ちがった女に なりました 恋しすぎて つくしすぎて また 愛をなくして ひとり あゝ あなたに 逢いたい あゝ あなたに 逢いたい あゝ あなたに 逢いたい あなたに 逢いたい 愛しすぎて 信じすぎて また 愛をなくして ひとり あゝ あなたに 逢いたい あゝ あなたに 逢いたい あゝ あなたに 逢いたい あなたに 逢いたい |
門司港フェリー夕陽の赤さが 海に溶けたら 関門海峡 暮れなじみます 橋をふち取る ランプはなぜか 淋しい女の 首飾りです あなたと乗った門司港発の 松山行きの高速船は 今はもうなくなりました けれど探してみて下さいね ふたりの名前を 並べて書いた 乗船名簿 あなたの胸の どこかにきっと あるはずだから ホテルの窓から 海を見つめて ベルギービールを 飲んでましたね 夜明け間近は 働きものの 唐戸市場に あかりがついて あなたと乗った門司港発の しあわせ行きの高速船は 今はもうみつけられない 時の流れは淋しいですね あなたは今でもわたしの恋を 不器用だねと 笑ってますか 想い出すらも 忘れてますか けれど探してみて下さいね ふたりの名前を 並べて書いた 乗船名簿 あなたの胸の どこかにきっと あるはずだから | 松原健之 | 喜多條忠 | 小倉良 | 小倉良 | 夕陽の赤さが 海に溶けたら 関門海峡 暮れなじみます 橋をふち取る ランプはなぜか 淋しい女の 首飾りです あなたと乗った門司港発の 松山行きの高速船は 今はもうなくなりました けれど探してみて下さいね ふたりの名前を 並べて書いた 乗船名簿 あなたの胸の どこかにきっと あるはずだから ホテルの窓から 海を見つめて ベルギービールを 飲んでましたね 夜明け間近は 働きものの 唐戸市場に あかりがついて あなたと乗った門司港発の しあわせ行きの高速船は 今はもうみつけられない 時の流れは淋しいですね あなたは今でもわたしの恋を 不器用だねと 笑ってますか 想い出すらも 忘れてますか けれど探してみて下さいね ふたりの名前を 並べて書いた 乗船名簿 あなたの胸の どこかにきっと あるはずだから |
時にはあなたの…時にはあなたの… その笑みを ためらう私に 向けてください 誰にも救われない せつなさと 守ってもらえない 哀しみを あなたを感じる その笑みで そっと包んで 欲しいのです 時にはあなたの… その声を うつむく私に 掛けてください 誰にも癒されない あきらめと 支えてもらえない 苦しみを あなたを感じる その声で そっと包んで 欲しいのです 時にはあなたの… その腕で ふるえる私を 抱いてください 誰にも拭われない この涙 分かってもらえない この想い あなたを感じる その腕で そっと包んで 欲しいのです | 松原健之 | 城山正志 | 西尾澄気 | 佐藤準 | 時にはあなたの… その笑みを ためらう私に 向けてください 誰にも救われない せつなさと 守ってもらえない 哀しみを あなたを感じる その笑みで そっと包んで 欲しいのです 時にはあなたの… その声を うつむく私に 掛けてください 誰にも癒されない あきらめと 支えてもらえない 苦しみを あなたを感じる その声で そっと包んで 欲しいのです 時にはあなたの… その腕で ふるえる私を 抱いてください 誰にも拭われない この涙 分かってもらえない この想い あなたを感じる その腕で そっと包んで 欲しいのです |
愛になるふたりあなたといると あたたかい 明日(あした)を信じ 生きられる なんにも持たない 僕たちだけど なくしちゃいけない ものに出逢えた この手をつないで 離さない 強く結んで 愛になるふたり あなたといると なつかしい 夢見る心 よみがえる なんにも持たない 僕たちだけど しあわせさがそう 痛み分け合い この手をつないで 守りたい 祈り結んで 愛になるふたり あなたといると こわくない 過去などすべて 葬れる なんにも持たない 僕たちだから どこでもゆけるさ どんな果てでも この手をつないで 離さない いのち結んで 愛になるふたり | 松原健之 | いのうえ佳世 | 江口隆法 | 佐藤準 | あなたといると あたたかい 明日(あした)を信じ 生きられる なんにも持たない 僕たちだけど なくしちゃいけない ものに出逢えた この手をつないで 離さない 強く結んで 愛になるふたり あなたといると なつかしい 夢見る心 よみがえる なんにも持たない 僕たちだけど しあわせさがそう 痛み分け合い この手をつないで 守りたい 祈り結んで 愛になるふたり あなたといると こわくない 過去などすべて 葬れる なんにも持たない 僕たちだから どこでもゆけるさ どんな果てでも この手をつないで 離さない いのち結んで 愛になるふたり |