人生まわり舞台運がいいとか 悪いとか それで済むなら 苦労はないが いいのいいのよ 負けるが勝ちで 後で笑えば それでいい まわり舞台ね 人の世は 男まさりと 云われても 惚れた相手にゃ 可愛いおんな 色気三分(さんぶ)に 愛敬七分(しちぶ) 愛の花咲く こともある まわり舞台ね 人の世は 強い人間(ひと)など いやしない みんな耐えてる 希望(のぞみ)を抱いて 三日つづきの 冷たい雨も 明日(あす)の朝には あがります まわり舞台ね 人の世は | 岡ゆう子 | 仁井谷俊也 | 岡千秋 | 前田俊明 | 運がいいとか 悪いとか それで済むなら 苦労はないが いいのいいのよ 負けるが勝ちで 後で笑えば それでいい まわり舞台ね 人の世は 男まさりと 云われても 惚れた相手にゃ 可愛いおんな 色気三分(さんぶ)に 愛敬七分(しちぶ) 愛の花咲く こともある まわり舞台ね 人の世は 強い人間(ひと)など いやしない みんな耐えてる 希望(のぞみ)を抱いて 三日つづきの 冷たい雨も 明日(あす)の朝には あがります まわり舞台ね 人の世は |
人生本番ここであんたを 男にしなきゃ 惚れた女房の 名がすたる お酒も女も ちょっとはやめて 夢と言う名の 明日に向かい それ行けヨイショと 待ったなし 人生本番 勝負の時や いつもあんたに ふりまわされて 泣いて笑った 歳月よ ひと花咲かせて 帰って来いと きっと呼んでる 故郷の空が それ行けヨイショと 待ったなし 人生本番 勝負の時や 晴れてあんたが 世に出るまでは 二度と愚痴など こぼさない 財布もたんすも 空っぽだけど 男だったら 幸せ入れて それ行けヨイショと 待ったなし 人生本番 勝負の時や | 岡ゆう子 | 愛香乃介 | 君塚昭次 | 池多孝春 | ここであんたを 男にしなきゃ 惚れた女房の 名がすたる お酒も女も ちょっとはやめて 夢と言う名の 明日に向かい それ行けヨイショと 待ったなし 人生本番 勝負の時や いつもあんたに ふりまわされて 泣いて笑った 歳月よ ひと花咲かせて 帰って来いと きっと呼んでる 故郷の空が それ行けヨイショと 待ったなし 人生本番 勝負の時や 晴れてあんたが 世に出るまでは 二度と愚痴など こぼさない 財布もたんすも 空っぽだけど 男だったら 幸せ入れて それ行けヨイショと 待ったなし 人生本番 勝負の時や |
人生ふたり咲き歩いたこの道 振り向けば 秋冬ばかりの おんなの暦 それでも私の 隣には やさしいあなたが いてくれた 二分咲き 五分咲き 八分咲き いつか咲きましょ 人生ふたり咲き 胸突き八丁の なみだ坂 瞼に浮かぶの 故郷の母が 一生懸命 生きてれば この世の運さえ 味方する 二分咲き 五分咲き 八分咲き いつか咲きましょ 人生ふたり咲き どこかに忘れた 夢ならば あなたと一緒に 探せばいいわ こころに笑顔が ある限り 必ずなれます 幸せに 二分咲き 五分咲き 八分咲き いつか咲きましょ 人生ふたり咲き | 岡ゆう子 | 仁井谷俊也 | 岡千秋 | 池多孝春 | 歩いたこの道 振り向けば 秋冬ばかりの おんなの暦 それでも私の 隣には やさしいあなたが いてくれた 二分咲き 五分咲き 八分咲き いつか咲きましょ 人生ふたり咲き 胸突き八丁の なみだ坂 瞼に浮かぶの 故郷の母が 一生懸命 生きてれば この世の運さえ 味方する 二分咲き 五分咲き 八分咲き いつか咲きましょ 人生ふたり咲き どこかに忘れた 夢ならば あなたと一緒に 探せばいいわ こころに笑顔が ある限り 必ずなれます 幸せに 二分咲き 五分咲き 八分咲き いつか咲きましょ 人生ふたり咲き |
人生恋酒場雨のしずくが 涙になって 窓にこぼれる 止まり木酒場 終わった恋だと 知りながら あなたをあきらめ きれなくて ひとりグラスの お酒が沁みて行く 別れ話を 言われたあの日 悪い夢でも 見ていたようで 最後にこの肩 抱きしめた あなたのぬくもり 信じたい 揺れるため息 心が痛みます 飲んで寂(さみ)しさ 紛(まぎ)らすはずが 飲めばなおさら 寂(さみ)しさつのる 涙が待ち伏せ してるから ひとりじゃあの部屋 帰れない 雨よ今すぐ あなたを連れて来て | 岡ゆう子 | 麻こよみ | 徳久広司 | 伊戸のりお | 雨のしずくが 涙になって 窓にこぼれる 止まり木酒場 終わった恋だと 知りながら あなたをあきらめ きれなくて ひとりグラスの お酒が沁みて行く 別れ話を 言われたあの日 悪い夢でも 見ていたようで 最後にこの肩 抱きしめた あなたのぬくもり 信じたい 揺れるため息 心が痛みます 飲んで寂(さみ)しさ 紛(まぎ)らすはずが 飲めばなおさら 寂(さみ)しさつのる 涙が待ち伏せ してるから ひとりじゃあの部屋 帰れない 雨よ今すぐ あなたを連れて来て |
四万十の宿あなたの肩に 頬よせて 四万十川の 屋形船 よさこい祭りの 人目をさけて そっと甘える 川下り 夢のまま 流れつきない しのび宿 こがれて縋(すが)る この思い 四万十川よ 見のがして 世間がゆるさぬ おんなの恋は 命捨て身の 夜叉になる 涙ごと 抱いて下さい 夜明けまで 朝もやかすむ 沈下(ちんか)橋 四万十川の 夢のあと 夕べのぬくもり 着物でかくし 別れ口紅(べに)ひく 哀しさよ 愛しても ついて行けない しのび宿 | 岡ゆう子 | 由梨恵子 | 岡沢晴美 | 前田俊明 | あなたの肩に 頬よせて 四万十川の 屋形船 よさこい祭りの 人目をさけて そっと甘える 川下り 夢のまま 流れつきない しのび宿 こがれて縋(すが)る この思い 四万十川よ 見のがして 世間がゆるさぬ おんなの恋は 命捨て身の 夜叉になる 涙ごと 抱いて下さい 夜明けまで 朝もやかすむ 沈下(ちんか)橋 四万十川の 夢のあと 夕べのぬくもり 着物でかくし 別れ口紅(べに)ひく 哀しさよ 愛しても ついて行けない しのび宿 |
しのび川湯上りの 船宿で ひとり浴衣の 帯しめながら 残る温もり 抱きしめる たとえわずかな 逢う瀬でも あなたのそばに いたいの私 炎えるふたりの あゝしのび川 川岸に けむる雨 傘にかくれて 人目をさけて 帰るあなたを 見送るの 辛い別れに 耐えながら 女の胸の この淋しさを 水に流した あゝしのび川 この川に 身を投げて 死ねば苦しみ 消えるでしょうか どうせふたりの 行く先は 花も咲かない 春もない 涙で終る さだめの淵で 愛にさまよう あゝしのび川 | 岡ゆう子 | 三浦康照 | 市川昭介 | 前田俊明 | 湯上りの 船宿で ひとり浴衣の 帯しめながら 残る温もり 抱きしめる たとえわずかな 逢う瀬でも あなたのそばに いたいの私 炎えるふたりの あゝしのび川 川岸に けむる雨 傘にかくれて 人目をさけて 帰るあなたを 見送るの 辛い別れに 耐えながら 女の胸の この淋しさを 水に流した あゝしのび川 この川に 身を投げて 死ねば苦しみ 消えるでしょうか どうせふたりの 行く先は 花も咲かない 春もない 涙で終る さだめの淵で 愛にさまよう あゝしのび川 |
七里長浜思いつめるな 涙をふきな またの逢(あ)う瀬(せ)は きっと来る 七里長浜(しちりながはま) ささらの波を 越(こ)えて 越えて 越えて あなたの 船が行く 夢の小泊(こどまり) 北岬(きたみさき) 津軽むすめと 気まぐれ鴎(かもめ) 身巾(みはば)合わせは しょせん無理(むり) 七里長浜 打ち上げられた 流れ 流れ 流れ 水藻(みずも)の こぼれ花 十三(とさ)の砂山(すなやま) 潮(しお)けむり 海を焦(こ)がして 入日(いりひ)が沈(しず)みゃ 漆(うるし)ひと刷毛(はけ) 灯も見えぬ 七里長浜 片恋しぶき せめて せめて せめて よされの 一節(ひとふし)を 乗せて行きなよ 竜飛(たっぴ)まで | 岡ゆう子 | 松井由利夫 | 徳久広司 | 南郷達也 | 思いつめるな 涙をふきな またの逢(あ)う瀬(せ)は きっと来る 七里長浜(しちりながはま) ささらの波を 越(こ)えて 越えて 越えて あなたの 船が行く 夢の小泊(こどまり) 北岬(きたみさき) 津軽むすめと 気まぐれ鴎(かもめ) 身巾(みはば)合わせは しょせん無理(むり) 七里長浜 打ち上げられた 流れ 流れ 流れ 水藻(みずも)の こぼれ花 十三(とさ)の砂山(すなやま) 潮(しお)けむり 海を焦(こ)がして 入日(いりひ)が沈(しず)みゃ 漆(うるし)ひと刷毛(はけ) 灯も見えぬ 七里長浜 片恋しぶき せめて せめて せめて よされの 一節(ひとふし)を 乗せて行きなよ 竜飛(たっぴ)まで |
しぐれ花あなたを怨む ことよりも 愛したこころで 生きたいの 古い女と 笑うでしょうね どうせ私は 涙の蔭で 咲いた哀しい あ…しぐれ花 あなたの傍で 暮らせたら 命をあげても 悔いはない これが女の 真実(まこと)でしょうか 添えぬふたりの さだめの淵に 縋る私は あ…しぐれ花 あなたに逢えて しみじみと 別れの辛さを 知りました 弱い女と 思うでしょうね どうせ私は 淋しさ抱いて 炎えて散るのよ あ…しぐれ花 | 岡ゆう子 | 三浦康照 | 叶弦大 | 前田俊明 | あなたを怨む ことよりも 愛したこころで 生きたいの 古い女と 笑うでしょうね どうせ私は 涙の蔭で 咲いた哀しい あ…しぐれ花 あなたの傍で 暮らせたら 命をあげても 悔いはない これが女の 真実(まこと)でしょうか 添えぬふたりの さだめの淵に 縋る私は あ…しぐれ花 あなたに逢えて しみじみと 別れの辛さを 知りました 弱い女と 思うでしょうね どうせ私は 淋しさ抱いて 炎えて散るのよ あ…しぐれ花 |
しぐれ酒雨が濡らした 私の肩を 抱いたやさしい あなたはいない 今夜も雨ね 逢いたくて ひとり来ました 思い出酒場 胸の淋しさ… あゝしぐれ酒 夢を見たのと 諦めたのに なんで痛むの こころの傷が あなたの好きな このお酒 つげば面影 浮んで消える 泣けてくるのよ… あゝしぐれ酒 指で数えた 短い月日 とても私は 幸せでした 今夜も雨ね せつなくて ひとりあなたの まぼろし追えば 酔えば恋しい… あゝしぐれ酒 | 岡ゆう子 | 三浦康照 | 影山時則 | 伊戸のりお | 雨が濡らした 私の肩を 抱いたやさしい あなたはいない 今夜も雨ね 逢いたくて ひとり来ました 思い出酒場 胸の淋しさ… あゝしぐれ酒 夢を見たのと 諦めたのに なんで痛むの こころの傷が あなたの好きな このお酒 つげば面影 浮んで消える 泣けてくるのよ… あゝしぐれ酒 指で数えた 短い月日 とても私は 幸せでした 今夜も雨ね せつなくて ひとりあなたの まぼろし追えば 酔えば恋しい… あゝしぐれ酒 |
しあわせのサンバ淋しいひとは 寄っといで 悩んでいるひと 寄っといで そうよ涙は いらないわ ここは地上の 楽園(パラダイス) 春は桜の 花吹雪 夏は夜空に 夢花火 くよくよめそめそ するよりも 笑顔で楽しく 暮らしましょ サンバ サンバ サンバ しあわせのサンバ 振られたくらい いいじゃない たまにはするわよ 失敗も 何も落ち込む ことはない ここは地上の 楽園(パラダイス) 秋はお祭り 星月夜(ほしづきよ) 冬は真白(ましろ)な 雪景色 くよくよめそめそ するよりも 陽気に明るく 暮らしましょ サンバ サンバ サンバ しあわせのサンバ 春は桜の 花吹雪 夏は夜空に 夢花火 くよくよめそめそ するよりも 笑顔で楽しく 暮らしましょ サンバ サンバ サンバ しあわせのサンバ | 岡ゆう子 | 仁井谷俊也 | 岡千秋 | 前田俊明 | 淋しいひとは 寄っといで 悩んでいるひと 寄っといで そうよ涙は いらないわ ここは地上の 楽園(パラダイス) 春は桜の 花吹雪 夏は夜空に 夢花火 くよくよめそめそ するよりも 笑顔で楽しく 暮らしましょ サンバ サンバ サンバ しあわせのサンバ 振られたくらい いいじゃない たまにはするわよ 失敗も 何も落ち込む ことはない ここは地上の 楽園(パラダイス) 秋はお祭り 星月夜(ほしづきよ) 冬は真白(ましろ)な 雪景色 くよくよめそめそ するよりも 陽気に明るく 暮らしましょ サンバ サンバ サンバ しあわせのサンバ 春は桜の 花吹雪 夏は夜空に 夢花火 くよくよめそめそ するよりも 笑顔で楽しく 暮らしましょ サンバ サンバ サンバ しあわせのサンバ |
幸せさがし 夢さがし人の情けに 助けられ 越えるこの世の 水たまり 住めば都さ どこだって こぼす涙の あたたかさ 幸せそがして 夢をみて 明日を信じて ちょいと人生泣き笑い 二度や三度の つまづきに 愚痴をこぼせば 夢が泣く 待てば海路の 日もあるさ 石に根をはる 花もある 幸せさがして 夢をみて 明日を信じて ちょいと人生泣き笑い 昨日他人の 人だって 今日は恋しい 人になる 縁は異なもの 味なもの 肩を寄せ合う 嬉しさよ 幸せさがして 夢をみて 明日を信じて ちょいと人生泣き笑い | 岡ゆう子 | 麻こよみ | 杉原さとし | 池多孝春 | 人の情けに 助けられ 越えるこの世の 水たまり 住めば都さ どこだって こぼす涙の あたたかさ 幸せそがして 夢をみて 明日を信じて ちょいと人生泣き笑い 二度や三度の つまづきに 愚痴をこぼせば 夢が泣く 待てば海路の 日もあるさ 石に根をはる 花もある 幸せさがして 夢をみて 明日を信じて ちょいと人生泣き笑い 昨日他人の 人だって 今日は恋しい 人になる 縁は異なもの 味なもの 肩を寄せ合う 嬉しさよ 幸せさがして 夢をみて 明日を信じて ちょいと人生泣き笑い |
沙羅(さら)の花宿(はなやど)今宵の逢う瀬を どんなにか 待ちわびた ことでしょう あなたは白い やさしい夏椿 淋しい私に 生きる明るさ くれました 胸にすがれば 心も溶ける あゝ 沙羅(さら)の花宿(はなやど) 遠くに潮騒 聞きながら 帯を解く 月灯り あなたの腕に 抱かれて震えます 幸せいっぱい 夢に酔いたい うたかたの 紅が乱れて 黒髪濡れる あゝ 沙羅の花宿 朝まで離さず 抱きしめて この息が 止まるほど ひと夜で落ちる 儚ない夏椿 女のいのちを 捧げ悔いない 私です 何時の日までも あなたがひとり あゝ 沙羅の花宿 | 岡ゆう子 | 鈴木信子 | 奈輪成悟 | 南郷達也 | 今宵の逢う瀬を どんなにか 待ちわびた ことでしょう あなたは白い やさしい夏椿 淋しい私に 生きる明るさ くれました 胸にすがれば 心も溶ける あゝ 沙羅(さら)の花宿(はなやど) 遠くに潮騒 聞きながら 帯を解く 月灯り あなたの腕に 抱かれて震えます 幸せいっぱい 夢に酔いたい うたかたの 紅が乱れて 黒髪濡れる あゝ 沙羅の花宿 朝まで離さず 抱きしめて この息が 止まるほど ひと夜で落ちる 儚ない夏椿 女のいのちを 捧げ悔いない 私です 何時の日までも あなたがひとり あゝ 沙羅の花宿 |
佐賀のひとたそがれせまる 嬉野の宿 窓に切ない 灯りがともる 倖せだったわ 一夜の夢は 愛しながらも 湯けむりに あ… はかなく消えた 佐賀のひと 唐津くんちの あの笛の音が なぜかわびしく 心をゆする 淋しい日暮れの 別れの駅で 指をからめた ぬくもりが あ… 今でも残る 佐賀のひと 夜の深さに 想い出だけば 遠いあの日の 面影うかぶ いとしさつらさの あふれる胸に きょうも夜霧が むせび泣く あ… 今頃どこに 佐賀のひと | 岡ゆう子 | 松本英祐 | 山崎剛昭 | | たそがれせまる 嬉野の宿 窓に切ない 灯りがともる 倖せだったわ 一夜の夢は 愛しながらも 湯けむりに あ… はかなく消えた 佐賀のひと 唐津くんちの あの笛の音が なぜかわびしく 心をゆする 淋しい日暮れの 別れの駅で 指をからめた ぬくもりが あ… 今でも残る 佐賀のひと 夜の深さに 想い出だけば 遠いあの日の 面影うかぶ いとしさつらさの あふれる胸に きょうも夜霧が むせび泣く あ… 今頃どこに 佐賀のひと |
嵯峨野路愛していりゃこそ 憎まれ口の つらい芝居で 旅支度 ひとり身を引き 京まで来たが 未練につまずく 大覚寺 傘に泣くよな 嵯峨野路しぐれ あのまま一緒に 暮していたら いまにお荷物 あなたには 嘘を通した 女の胸を 判ってください 清涼寺 袖を濡らして 嵯峨野路しぐれ 想い出ばかりを 追ってたならば きっと遅れる 立ち直り 橋のたもとに 涙を置いて 渡って行きたい 渡月橋(とげつきょう) いつか止みそな 嵯峨野路しぐれ | 岡ゆう子 | 木下龍太郎 | 山崎剛昭 | 前田俊明 | 愛していりゃこそ 憎まれ口の つらい芝居で 旅支度 ひとり身を引き 京まで来たが 未練につまずく 大覚寺 傘に泣くよな 嵯峨野路しぐれ あのまま一緒に 暮していたら いまにお荷物 あなたには 嘘を通した 女の胸を 判ってください 清涼寺 袖を濡らして 嵯峨野路しぐれ 想い出ばかりを 追ってたならば きっと遅れる 立ち直り 橋のたもとに 涙を置いて 渡って行きたい 渡月橋(とげつきょう) いつか止みそな 嵯峨野路しぐれ |
寿酒めでた めでたの 華杯[はなさかづき]に 肩を寄せあう 夫婦雛 嫁ぐ娘の 倖せを 祈るこころの 金屏風 夢は末広 寿酒よ 涙もろさは 父さんゆずり 芯の強さは かあさんと 古い写真帖 ひらいては 名残り惜しんだ 夜も明けて 祝う手〆の寿酒よ 晴れて漕ぎ出す 七福神の 姿うれしい宝船 憂き世あらしに負けないで 見せてください 初孫を 歌は高砂 寿酒よ | 岡ゆう子 | 水木れいじ | 松浦孝之 | | めでた めでたの 華杯[はなさかづき]に 肩を寄せあう 夫婦雛 嫁ぐ娘の 倖せを 祈るこころの 金屏風 夢は末広 寿酒よ 涙もろさは 父さんゆずり 芯の強さは かあさんと 古い写真帖 ひらいては 名残り惜しんだ 夜も明けて 祝う手〆の寿酒よ 晴れて漕ぎ出す 七福神の 姿うれしい宝船 憂き世あらしに負けないで 見せてください 初孫を 歌は高砂 寿酒よ |
恋・恋恋~山の辺の道~誰かのものなら なお欲しい 恋に一途な 海石榴の市… 秘めておけずに 胸の内 告げた私は 罪ですか 三輪山・山の辺 まよい道 あなたを呼べば 風ばかり どんなに好きでも 焦がれても 想い届かぬ 古代陵… 花の唇 触れぬまま 運命諭した 意気地なし 白壁・環濠 竹之内 こぼれる涙 風に舞う あきらめ切れたら 楽なのに 写す面影 鏡池… せめて一夜の 情さえ みてはいけない 夢ですか 内山・山の辺 ひとり道 あなたを呼べば 風ばかり | 岡ゆう子 | 麻こよみ | 杉原さとし | | 誰かのものなら なお欲しい 恋に一途な 海石榴の市… 秘めておけずに 胸の内 告げた私は 罪ですか 三輪山・山の辺 まよい道 あなたを呼べば 風ばかり どんなに好きでも 焦がれても 想い届かぬ 古代陵… 花の唇 触れぬまま 運命諭した 意気地なし 白壁・環濠 竹之内 こぼれる涙 風に舞う あきらめ切れたら 楽なのに 写す面影 鏡池… せめて一夜の 情さえ みてはいけない 夢ですか 内山・山の辺 ひとり道 あなたを呼べば 風ばかり |
恋桜箕輪(みのわ)しぐれに 身をよせあえば むせび泣くよに 花が舞う 死ぬか生きるか ひとつに決めて 解いてください この帯を… 伊那(いな)は七谷(ななたに) 奥座敷 あなたに散りたい 恋桜 抱いて抱かれて 火の川渡る 絵島(えじま) 生島(いくしま) 罪の舟 風の吐息か 高遠囃(たかとおばや)し 聞いてひく口紅(べに) 湯のかおり… 明日(あす)は他人の さだめでも こころの妻です 恋桜 別れ酒よと くちびるあわせ そっとふくます 玉の露 髪の乱れを 恥じらいながら 閉める障子に 月おぼろ… 長谷(はせ)は山霧(やまぎり) かくれ宿 あなたと燃えたい 恋桜 | 岡ゆう子 | 水木れいじ | 宮下健治 | 南郷達也 | 箕輪(みのわ)しぐれに 身をよせあえば むせび泣くよに 花が舞う 死ぬか生きるか ひとつに決めて 解いてください この帯を… 伊那(いな)は七谷(ななたに) 奥座敷 あなたに散りたい 恋桜 抱いて抱かれて 火の川渡る 絵島(えじま) 生島(いくしま) 罪の舟 風の吐息か 高遠囃(たかとおばや)し 聞いてひく口紅(べに) 湯のかおり… 明日(あす)は他人の さだめでも こころの妻です 恋桜 別れ酒よと くちびるあわせ そっとふくます 玉の露 髪の乱れを 恥じらいながら 閉める障子に 月おぼろ… 長谷(はせ)は山霧(やまぎり) かくれ宿 あなたと燃えたい 恋桜 |
玄海おんな船波の花咲く 博多の湾(うみ)で 産湯(うぶゆ)をつかった 勇み肌 男まさりと 世間はいうが 父娘(おやこ)二代の この玄界灘(うみ)で エンヤコラ エンヤコラ 夢を追う 玄海おんな船 祇園・山笠 見初(みそ)めたひとは 東京生まれの 旅の人 噂きくたび せつないけれど 恋はお預け この次と エンヤコラ エンヤコラ 網を引く 玄海おんな船 風にはためく 大漁旗を 夕陽が染めてる 志賀(しかの)島(しま) 度胸ひとつの 黒潮育ち 海で稼いで 母さんに エンヤコラ エンヤコラ 親孝行 玄海おんな船 | 岡ゆう子 | 仁井谷俊也 | 岡千秋 | 前田俊明 | 波の花咲く 博多の湾(うみ)で 産湯(うぶゆ)をつかった 勇み肌 男まさりと 世間はいうが 父娘(おやこ)二代の この玄界灘(うみ)で エンヤコラ エンヤコラ 夢を追う 玄海おんな船 祇園・山笠 見初(みそ)めたひとは 東京生まれの 旅の人 噂きくたび せつないけれど 恋はお預け この次と エンヤコラ エンヤコラ 網を引く 玄海おんな船 風にはためく 大漁旗を 夕陽が染めてる 志賀(しかの)島(しま) 度胸ひとつの 黒潮育ち 海で稼いで 母さんに エンヤコラ エンヤコラ 親孝行 玄海おんな船 |
くれない紅葉こころを焔(ほのお)が 染めるよに 紅(あか)く彩(いろ)づく 花紅葉 好きなあなたを 愛することに 何の遠慮が いるのでしょ 逢いに逢いにゆきたい 今すぐに 女…一途な くれない紅葉(もみじ) 湯の町しぐれに 肩寄せて そっと枝折(しおり)戸 あけた夜 たとえ世間が 噂をしても 今はこの恋 離せない 誰も誰も見えない あなただけ 情け…ひと色 くれない紅葉(もみじ) この世の冷たさ せつなさを 陰でささえて くれたひと やがて来る冬 あなたと越えて 春を待ちます 幸せを 夢に夢に生きたい 愛したい 女…炎(も)えます くれない紅葉(もみじ) | 岡ゆう子 | 仁井谷俊也 | 岡千秋 | 前田俊明 | こころを焔(ほのお)が 染めるよに 紅(あか)く彩(いろ)づく 花紅葉 好きなあなたを 愛することに 何の遠慮が いるのでしょ 逢いに逢いにゆきたい 今すぐに 女…一途な くれない紅葉(もみじ) 湯の町しぐれに 肩寄せて そっと枝折(しおり)戸 あけた夜 たとえ世間が 噂をしても 今はこの恋 離せない 誰も誰も見えない あなただけ 情け…ひと色 くれない紅葉(もみじ) この世の冷たさ せつなさを 陰でささえて くれたひと やがて来る冬 あなたと越えて 春を待ちます 幸せを 夢に夢に生きたい 愛したい 女…炎(も)えます くれない紅葉(もみじ) |
霧積の宿落葉松(からまつ)の 林の中を 風が静かに 過ぎて行く 恥らいながら うち明けた 女心の 胸のうち 愁(うれい)を秘めた 夕焼けが 小窓を染める 霧積(きりつみ)の宿 吐く息も 重なる峠 手と手引いたり 引かれたり 一つに想い 溶け合って 心の糸を ふるわせた あの日の遠い ときめきに やさしく暮れる 霧積の宿 谷川の 果てない流れ 山の水車も はずんでた 我がまま言って 困らせた 愛の証(あか)しの 恋心 帰らぬ人の 面影が 湯の香に揺れる 霧積の宿 | 岡ゆう子 | 林谷敏子 | 君塚昭次 | 伊戸のりお | 落葉松(からまつ)の 林の中を 風が静かに 過ぎて行く 恥らいながら うち明けた 女心の 胸のうち 愁(うれい)を秘めた 夕焼けが 小窓を染める 霧積(きりつみ)の宿 吐く息も 重なる峠 手と手引いたり 引かれたり 一つに想い 溶け合って 心の糸を ふるわせた あの日の遠い ときめきに やさしく暮れる 霧積の宿 谷川の 果てない流れ 山の水車も はずんでた 我がまま言って 困らせた 愛の証(あか)しの 恋心 帰らぬ人の 面影が 湯の香に揺れる 霧積の宿 |
九州慕情―日豊本線―日豊本線 しあわせ求め 汽車に揺られる ふたりの旅路 杵築 菜の花 通りすぎ 暮れる別府に 湯の街あかり ついてゆきます どこまでも あなた…あなたひとすじ 命を燃やす 真っ赤な鉄橋 いつしか越えて 潮の香りの 延岡の街 遠いあの日の 愛宕山 好きと言われて あふれた涙 夜に煌めく 街並みが 今も…今も心に 残っています 苦労もいつかは 笑顔に変わる 未来(あす)を祈った 霧島神宮 旅の終着 鹿児島で 永遠(とわ)を夢見て 寄り添う心 愛の火を噴く 桜島 熱く…熱くあなたを 愛しています | 岡ゆう子 | 日野浦かなで | 弦哲也 | 伊戸のりお | 日豊本線 しあわせ求め 汽車に揺られる ふたりの旅路 杵築 菜の花 通りすぎ 暮れる別府に 湯の街あかり ついてゆきます どこまでも あなた…あなたひとすじ 命を燃やす 真っ赤な鉄橋 いつしか越えて 潮の香りの 延岡の街 遠いあの日の 愛宕山 好きと言われて あふれた涙 夜に煌めく 街並みが 今も…今も心に 残っています 苦労もいつかは 笑顔に変わる 未来(あす)を祈った 霧島神宮 旅の終着 鹿児島で 永遠(とわ)を夢見て 寄り添う心 愛の火を噴く 桜島 熱く…熱くあなたを 愛しています |
九州慕情―長崎本線―長崎本線 別れの旅は 鳥栖を後にし 鍋島の夜 ふたり淋しく 飲むお酒 好きで添えない 運命(さだめ)に沁みる 女ごころの 儚さに 燃えて 燃えて身を焼く あの日のように 朝陽が昇った 有明海は 愛も干潟の ふるさと鹿島 やがて諫早 別れ駅 そっと呟く さよなら…あなた 白いかもめも 背を向けて 泣いて 泣いて明日に 飛び立つように 思い出色した ステンドグラス 雨の長崎 終着の駅 遠く聞こえる 鐘の音(ね)が 今は哀しく 涙を誘う つらい別れを 選んでも いつか いつか 逢えると 信じています | 岡ゆう子 | 日野浦かなで | 弦哲也 | 伊戸のりお | 長崎本線 別れの旅は 鳥栖を後にし 鍋島の夜 ふたり淋しく 飲むお酒 好きで添えない 運命(さだめ)に沁みる 女ごころの 儚さに 燃えて 燃えて身を焼く あの日のように 朝陽が昇った 有明海は 愛も干潟の ふるさと鹿島 やがて諫早 別れ駅 そっと呟く さよなら…あなた 白いかもめも 背を向けて 泣いて 泣いて明日に 飛び立つように 思い出色した ステンドグラス 雨の長崎 終着の駅 遠く聞こえる 鐘の音(ね)が 今は哀しく 涙を誘う つらい別れを 選んでも いつか いつか 逢えると 信じています |
九州慕情―鹿児島本線―鹿児島本線 女の旅に 小倉太鼓が 切なく響く 車窓(まど)は博多の 街灯かり 浮かぶ面影 寂しさ募る あなた逢いたい もういちど 恋の 恋の名残りを 心に抱いて 夜空に花咲く 筑後の川に 愛を失くした 女がひとり 明日は火の国 田原坂 越えてゆきたい あなたの胸に 罪な笑顔が 愛しくて 夜に 夜に焦がれる この身が熱い 噂も途絶える 八代あたり 風に千切れる 女の情念(いのち) 永遠(とわ)を夢見た 鹿児島は どこか似ている 横顔ばかり 未練ごころに 泣き濡れて 恋の 恋の残り火 涙に消える | 岡ゆう子 | 日野浦かなで | 弦哲也 | 伊戸のりお | 鹿児島本線 女の旅に 小倉太鼓が 切なく響く 車窓(まど)は博多の 街灯かり 浮かぶ面影 寂しさ募る あなた逢いたい もういちど 恋の 恋の名残りを 心に抱いて 夜空に花咲く 筑後の川に 愛を失くした 女がひとり 明日は火の国 田原坂 越えてゆきたい あなたの胸に 罪な笑顔が 愛しくて 夜に 夜に焦がれる この身が熱い 噂も途絶える 八代あたり 風に千切れる 女の情念(いのち) 永遠(とわ)を夢見た 鹿児島は どこか似ている 横顔ばかり 未練ごころに 泣き濡れて 恋の 恋の残り火 涙に消える |
九州慕情関門海峡 列車で越えて ひとり来ました 博多の街へ 夜の中洲(なかす)も 天神(てんじん)も 遠いあの日の 想い出ばかり いつもやさしい あの笑顔 何処に 何処にあなたは いるのでしょうか… 小雨の長崎 オランダ坂で 声をかければ 他人の空似 そうよ意地など 張らなけりゃ 恋は今でも 続いていたわ 女ごころの 我がままを そっと そっと詫(わ)びてる 教会(チャペル)の鐘に… 灯りがさざめく 天文館(てんもんかん)を そぞろ歩けば 涙がにじむ 旅の終わりの 鹿児島で 愛の深さを なおさら知った いつかあなたに 逢えたなら 二度と 二度と幸せ 離しはしない… | 岡ゆう子 | 仁井谷俊也 | 弦哲也 | 伊戸のりお | 関門海峡 列車で越えて ひとり来ました 博多の街へ 夜の中洲(なかす)も 天神(てんじん)も 遠いあの日の 想い出ばかり いつもやさしい あの笑顔 何処に 何処にあなたは いるのでしょうか… 小雨の長崎 オランダ坂で 声をかければ 他人の空似 そうよ意地など 張らなけりゃ 恋は今でも 続いていたわ 女ごころの 我がままを そっと そっと詫(わ)びてる 教会(チャペル)の鐘に… 灯りがさざめく 天文館(てんもんかん)を そぞろ歩けば 涙がにじむ 旅の終わりの 鹿児島で 愛の深さを なおさら知った いつかあなたに 逢えたなら 二度と 二度と幸せ 離しはしない… |
北へひとり旅あきらめた 筈なのに なぜに消えない こころの寒さ どこへ行く… 宛もなく 夜汽車乗り継ぎ ひゅる ひゅる ひゅる 海が泣く みなと町 夜の函館 流れてひとり うらんでも 憎めない そんな女の 切なさ弱さ 爪を噛み… 瞼をとじて 涙こらえて ほろ ほろ ほろ 過ぎた日が また浮かぶ 窓に潮風 釧路が近い きらめいて 燃えつきて せめて別れを 飾りたかった 北へ行く… 渡り鳥 根室海峡 はら はら はら 風花が 波に散る 強くなります 明日はきっと | 岡ゆう子 | 松井由利夫 | 岡千秋 | | あきらめた 筈なのに なぜに消えない こころの寒さ どこへ行く… 宛もなく 夜汽車乗り継ぎ ひゅる ひゅる ひゅる 海が泣く みなと町 夜の函館 流れてひとり うらんでも 憎めない そんな女の 切なさ弱さ 爪を噛み… 瞼をとじて 涙こらえて ほろ ほろ ほろ 過ぎた日が また浮かぶ 窓に潮風 釧路が近い きらめいて 燃えつきて せめて別れを 飾りたかった 北へ行く… 渡り鳥 根室海峡 はら はら はら 風花が 波に散る 強くなります 明日はきっと |
加賀友禅別れの旅で 着るために 仕立て下ろした 加賀友禅 もしもあなたと 暮したら 後に残るは 母ひとり つらい心の つらい心の 旅衣 帰りは居ない 道連れは 夢も片道 加賀友禅 母のなみだに 背を向けて なんで幸せ 掴めましょう 古い女の 古い女の 旅化粧 あなたのための 晴れ着なら これが着納め 加賀友禅 旅で綴った 想い出も 袖に残して 仕舞い込む みれん模様の みれん模様の 恋衣 | 岡ゆう子 | 木下龍太郎 | 三浦丈明 | 池多孝春 | 別れの旅で 着るために 仕立て下ろした 加賀友禅 もしもあなたと 暮したら 後に残るは 母ひとり つらい心の つらい心の 旅衣 帰りは居ない 道連れは 夢も片道 加賀友禅 母のなみだに 背を向けて なんで幸せ 掴めましょう 古い女の 古い女の 旅化粧 あなたのための 晴れ着なら これが着納め 加賀友禅 旅で綴った 想い出も 袖に残して 仕舞い込む みれん模様の みれん模様の 恋衣 |
女の真実ひとつふたつと こころの傷を 泣いて数えて 辛さに耐えて 生きて来ました 夢追いながら みんな過去(むかし)の はかない恋ね 命を賭けるわ 女の真実(まこと) 抱いて明日も 生きてゆく あなた残した みれんに酔えば ついて来るのよ 涙をつれて 遠い霧笛を ひとりで聞いて 胸のさみしさ 噛(か)みしめながら 叶(かな)えてほしいの 女の真実(まこと) ここはさい果て 港町 女ですもの 愛されながら 泣いて甘える あなたがほしい こんな私を 袷ってくれる 強い男に 逢えるでしょうか 芯(しん)から尽(つく)すわ 女の真実(まこと) 強く明日も 生きてゆく | 岡ゆう子 | 三浦康照 | 君塚昭次 | 佐伯亮 | ひとつふたつと こころの傷を 泣いて数えて 辛さに耐えて 生きて来ました 夢追いながら みんな過去(むかし)の はかない恋ね 命を賭けるわ 女の真実(まこと) 抱いて明日も 生きてゆく あなた残した みれんに酔えば ついて来るのよ 涙をつれて 遠い霧笛を ひとりで聞いて 胸のさみしさ 噛(か)みしめながら 叶(かな)えてほしいの 女の真実(まこと) ここはさい果て 港町 女ですもの 愛されながら 泣いて甘える あなたがほしい こんな私を 袷ってくれる 強い男に 逢えるでしょうか 芯(しん)から尽(つく)すわ 女の真実(まこと) 強く明日も 生きてゆく |
女の春恋も涙も こころの川に 流して生きる せつなさを 誰がわかって くれるでしょうか たとえ明日が 辛くとも 歩いてゆきます ひとすじに 女の春が… 来る日まで 胸の谷間に いとしい人の 面影そっと 抱きしめて 耐える淋しさ わかるでしょうか 夢を追いかけ 夢に泣き わずかな幸せ 喜びを 女の春に… 賭けました 強いようでも 弱いの私 甘えるあなた ほしいのよ いつかわかって くれるでしょうか 未練ごころも 捨てました 涙の向うに きっとある 女の春が… 来る日まで | 岡ゆう子 | 三浦康照 | 影山時則 | 伊戸のりお | 恋も涙も こころの川に 流して生きる せつなさを 誰がわかって くれるでしょうか たとえ明日が 辛くとも 歩いてゆきます ひとすじに 女の春が… 来る日まで 胸の谷間に いとしい人の 面影そっと 抱きしめて 耐える淋しさ わかるでしょうか 夢を追いかけ 夢に泣き わずかな幸せ 喜びを 女の春に… 賭けました 強いようでも 弱いの私 甘えるあなた ほしいのよ いつかわかって くれるでしょうか 未練ごころも 捨てました 涙の向うに きっとある 女の春が… 来る日まで |
女の波止場はるか波間を 海峡越えて 辿る潮路よ 女の波止場 好きなあなたの あと追いかけりゃ どこで逢えるのョー 私はひとり 帰るあてない… さすらい鴎 出船入船 あなたの船は 今日も着かない 女の波止場 ともる灯りの 酒場の隅で つのる想いをョー グラスの酒に 酔えば淋しさ… こころにしみる 風の便りに 噂を聞いて 流れ訪ねた 女の波止場 波のしぶきに ちぎれる夢を 拾い集めてョー あなたの船が いつか来る日を… 信じて待つわ | 岡ゆう子 | 三浦康照 | 深谷昭 | | はるか波間を 海峡越えて 辿る潮路よ 女の波止場 好きなあなたの あと追いかけりゃ どこで逢えるのョー 私はひとり 帰るあてない… さすらい鴎 出船入船 あなたの船は 今日も着かない 女の波止場 ともる灯りの 酒場の隅で つのる想いをョー グラスの酒に 酔えば淋しさ… こころにしみる 風の便りに 噂を聞いて 流れ訪ねた 女の波止場 波のしぶきに ちぎれる夢を 拾い集めてョー あなたの船が いつか来る日を… 信じて待つわ |
おんなの罪誰が私に 罪だと言うの 恋が罪なら この世は無情 生きて添えない 運命でも 死ねばあの世で 添えますか こん度生れて 来たときは あなたあなた あなたの側でくらしたい こころ削って つくしてみたが それも悲しい 女の過去よ 好きにならなきゃ よかったと 泣けば別れの 雨が降る 二度と人など 愛すまい あなたあなた あなたに賭けた恋でした 罪も無いのに 二人のきずな 切って泣かせる 世間が憎い 愛を重ねる 夜はなく 肌に冷たい 夢しずく いまも未練の 爪をかみ あなたあなた あなたの影を独り追う | 岡ゆう子 | 石本美由起 | 岸本健介 | | 誰が私に 罪だと言うの 恋が罪なら この世は無情 生きて添えない 運命でも 死ねばあの世で 添えますか こん度生れて 来たときは あなたあなた あなたの側でくらしたい こころ削って つくしてみたが それも悲しい 女の過去よ 好きにならなきゃ よかったと 泣けば別れの 雨が降る 二度と人など 愛すまい あなたあなた あなたに賭けた恋でした 罪も無いのに 二人のきずな 切って泣かせる 世間が憎い 愛を重ねる 夜はなく 肌に冷たい 夢しずく いまも未練の 爪をかみ あなたあなた あなたの影を独り追う |
想い酒そぼ降る小雨に 濡れながら あなた見送った 夜の駅 今頃あなた どうしてますか 私のことなど 忘れたかしら あの日と同じ 雨音きいて ひとりしみじみ 想い酒 あのまま別れに なるのなら 行かせなかった あの時に あれからあなた どうしてますか いい女みつけて 暮らしてますか 酔うほどこぼれる 女の未練 ひとりしみじみ 想い酒 女の涙も 悲しみも いつか月日が 消して行く 今頃あなた どうしてますか 私のことなど 忘れたかしら 今ならあなたと 笑って飲める ひとりしみじみ 想い酒 | 岡ゆう子 | 麻こよみ | 深谷昭 | 佐伯亮 | そぼ降る小雨に 濡れながら あなた見送った 夜の駅 今頃あなた どうしてますか 私のことなど 忘れたかしら あの日と同じ 雨音きいて ひとりしみじみ 想い酒 あのまま別れに なるのなら 行かせなかった あの時に あれからあなた どうしてますか いい女みつけて 暮らしてますか 酔うほどこぼれる 女の未練 ひとりしみじみ 想い酒 女の涙も 悲しみも いつか月日が 消して行く 今頃あなた どうしてますか 私のことなど 忘れたかしら 今ならあなたと 笑って飲める ひとりしみじみ 想い酒 |
おまえの涙いつも噂に 脅(おび)えてた おまえの瞳を 思い出す 奪いきれない 他人(ひと)の花 泣いて別れた 雨の町 忘れられない 忘れられない おまえの涙 男未練が 沁(し)みる夜 つらい恋だと 知りながら 止められなかった この気持ち いっそ会わなきゃ 良かったと 言えばなおさら 寂(さみ)しくて 詫びて足りない 詫びて足りない おまえの涙 酒に未練が 潤(うる)む夜 連れて逃げての 一言(ひとこと)が 今でも心に まだ残る たとえつましい 暮らしでも 二人寄り添い 生きられた 胸にせつない 胸にせつない おまえの涙 男未練が 沁(し)みる夜 | 岡ゆう子 | 麻こよみ | 岡千秋 | 伊戸のりお | いつも噂に 脅(おび)えてた おまえの瞳を 思い出す 奪いきれない 他人(ひと)の花 泣いて別れた 雨の町 忘れられない 忘れられない おまえの涙 男未練が 沁(し)みる夜 つらい恋だと 知りながら 止められなかった この気持ち いっそ会わなきゃ 良かったと 言えばなおさら 寂(さみ)しくて 詫びて足りない 詫びて足りない おまえの涙 酒に未練が 潤(うる)む夜 連れて逃げての 一言(ひとこと)が 今でも心に まだ残る たとえつましい 暮らしでも 二人寄り添い 生きられた 胸にせつない 胸にせつない おまえの涙 男未練が 沁(し)みる夜 |
音信川ひとりで 来ました 音信川へ 日暮れの せせらぎ 悲しい流れ 長門 湯本の いで湯の里で 貴方… あなたと 声をころして しのび泣く 愛に途切れた わたしの胸を 癒やしてください 紫陽花の宿 貴方を 呼んでも 音信川は 闇とぶ 螢の 未練火ひとつ あれは 私の こころのほむら 待って… まってと 追ってみたって 赤い糸 夢の中では いつでも切れて 涙で目覚める 紫陽花の宿 儚ない のぞみね 音信川で あなたと 初めて 結ばれたから そっと 尋ねて 欲しかったけど 運命… さだめが 染まる絆の 邪魔をする 恋のほつれを 瀬音で知って 貴方を忘れる 紫陽花の宿 | 岡ゆう子 | 今村弘祥 | くにひろし | | ひとりで 来ました 音信川へ 日暮れの せせらぎ 悲しい流れ 長門 湯本の いで湯の里で 貴方… あなたと 声をころして しのび泣く 愛に途切れた わたしの胸を 癒やしてください 紫陽花の宿 貴方を 呼んでも 音信川は 闇とぶ 螢の 未練火ひとつ あれは 私の こころのほむら 待って… まってと 追ってみたって 赤い糸 夢の中では いつでも切れて 涙で目覚める 紫陽花の宿 儚ない のぞみね 音信川で あなたと 初めて 結ばれたから そっと 尋ねて 欲しかったけど 運命… さだめが 染まる絆の 邪魔をする 恋のほつれを 瀬音で知って 貴方を忘れる 紫陽花の宿 |
大阪海峡愛につまずき さすらう身には 錨をおろす 場所(とこ)もない 泣くかお前も 堂島かもめ 世間の風の 冷たさに こころも凍える 大阪海峡 信じたいのよ あなたの言葉 真(まこと)の愛に すがりたい 俄(にわ)かしぐれの 曾根崎みなと おんなの夢を また濡らす 明日(あす)さえ見えない 大阪海峡 切れたテープを 抱きしめながら あなたと結ぶ 日を待つわ たとえ時化(しけ)でも 新地のすみで 灯台灯り さがします 未練をひきずる 大阪海峡 | 岡ゆう子 | 由梨恵子 | 大石光雄 | 鈴木英明 | 愛につまずき さすらう身には 錨をおろす 場所(とこ)もない 泣くかお前も 堂島かもめ 世間の風の 冷たさに こころも凍える 大阪海峡 信じたいのよ あなたの言葉 真(まこと)の愛に すがりたい 俄(にわ)かしぐれの 曾根崎みなと おんなの夢を また濡らす 明日(あす)さえ見えない 大阪海峡 切れたテープを 抱きしめながら あなたと結ぶ 日を待つわ たとえ時化(しけ)でも 新地のすみで 灯台灯り さがします 未練をひきずる 大阪海峡 |
うちの亭主(ひと)嘘も言えなきゃ お世辞も言えぬ だけど笑顔が 誰より温かい 惚れたよあんた 惚れたよあんた 私の支え 宝もの 大事な 大事な うちの亭主(ひと) 夢を追いかけ 信じる道を 意地を通して 歩いていて欲しい 惚れたよあんた 惚れたよあんた 無理などせずに いつまでも 元気でいてよね うちの亭主 おまえ泣くなよ 心配するな 俺が守ると 肩抱きしめた人 惚れたよあんた 惚れたよあんた ふたりの春は すぐそこに 優しい 優しい うちの亭主 | 岡ゆう子 | 下地亜紀子 | 影山時則 | | 嘘も言えなきゃ お世辞も言えぬ だけど笑顔が 誰より温かい 惚れたよあんた 惚れたよあんた 私の支え 宝もの 大事な 大事な うちの亭主(ひと) 夢を追いかけ 信じる道を 意地を通して 歩いていて欲しい 惚れたよあんた 惚れたよあんた 無理などせずに いつまでも 元気でいてよね うちの亭主 おまえ泣くなよ 心配するな 俺が守ると 肩抱きしめた人 惚れたよあんた 惚れたよあんた ふたりの春は すぐそこに 優しい 優しい うちの亭主 |
浮草の宿髪の 髪の乱れを 鏡の前で 直す私は 薄化粧 もしやあなたに 逢えるかと 女ごころの 儚い夢を 抱きしめながら 面影に 縋る哀しい … 浮草の宿 別れ 別れたくない あなたの胸に 顔を埋めた しのび逢い どうせふたりの 行く先は 辛い涙の 運命でしょうか 叶わぬ恋と 知りながら 炎える女の … 浮草の宿 雨が 雨が淋しく 川面を濡らす どこであなたは 暮らすやら 酔って未練も 思い出も 忘れられたら 苦しまないわ 今夜もひとり 恋しさが つのる想いの 浮草の宿 | 岡ゆう子 | 三浦康照 | 深谷昭 | 前田俊明 | 髪の 髪の乱れを 鏡の前で 直す私は 薄化粧 もしやあなたに 逢えるかと 女ごころの 儚い夢を 抱きしめながら 面影に 縋る哀しい … 浮草の宿 別れ 別れたくない あなたの胸に 顔を埋めた しのび逢い どうせふたりの 行く先は 辛い涙の 運命でしょうか 叶わぬ恋と 知りながら 炎える女の … 浮草の宿 雨が 雨が淋しく 川面を濡らす どこであなたは 暮らすやら 酔って未練も 思い出も 忘れられたら 苦しまないわ 今夜もひとり 恋しさが つのる想いの 浮草の宿 |
浮草いくら真心 尽くしても 情け通わぬ 恋もある すがる瀬もなく 岸もなく たどりつけない 倖せあかり おんな浮草 夢をさがして 明日を待つ しょせん女は いつの世も ひとりさまよう 根なし草 つらい恋しい 想い出に 泣けば未練が 川面にゆれる おんな浮草 希望捨てない いつまでも 惚れて 振られて また惚れて 浮いて沈んで 流れゆく にごり川でも 嵐でも いつか出ますね 陽のさす海に おんな浮草 春はいつ来る いつ逢える | 岡ゆう子 | 下地亜記子 | 松浦孝之 | | いくら真心 尽くしても 情け通わぬ 恋もある すがる瀬もなく 岸もなく たどりつけない 倖せあかり おんな浮草 夢をさがして 明日を待つ しょせん女は いつの世も ひとりさまよう 根なし草 つらい恋しい 想い出に 泣けば未練が 川面にゆれる おんな浮草 希望捨てない いつまでも 惚れて 振られて また惚れて 浮いて沈んで 流れゆく にごり川でも 嵐でも いつか出ますね 陽のさす海に おんな浮草 春はいつ来る いつ逢える |
羽越本線優しさよりも 強さが欲しい… わがまゝでしょうか こんな私って ごめんなさいと 手紙を残し あなた発 こころ乗りかえて 羽越(うえつ)本線 越後平野を 北へ行く 心配性の 父さんだから 母さんしばらく 何も言わないで 女としての 生きがい 願い あなた発 みれん乗り継いで 羽越本線 闇に船の灯(ひ) 日本海 小雨がやんだ 列車の窓に ぼんやり酒田の 街が見えてくる きのうと違う 人生さがす あなた発 なみだ乗りすてて 羽越本線 どこに私の 駅がある | 岡ゆう子 | 関口義明 | 影山時則 | 伊戸のりお | 優しさよりも 強さが欲しい… わがまゝでしょうか こんな私って ごめんなさいと 手紙を残し あなた発 こころ乗りかえて 羽越(うえつ)本線 越後平野を 北へ行く 心配性の 父さんだから 母さんしばらく 何も言わないで 女としての 生きがい 願い あなた発 みれん乗り継いで 羽越本線 闇に船の灯(ひ) 日本海 小雨がやんだ 列車の窓に ぼんやり酒田の 街が見えてくる きのうと違う 人生さがす あなた発 なみだ乗りすてて 羽越本線 どこに私の 駅がある |
合わせ鏡一つじゃ後は 見えないけれど 二つ合わせりゃ よく見える 合わせ鏡ね あなたと私 足りないところは 足し合いながら しあわせ重ねる 二人で重ねる 人生夢ごよみ 世間で言うよに 似た者同士 ちょうど釣り合う 揃い雛 合わせ鏡ね あなたと私 相手の振り見て わが振り直し 手に手を取り合い 二人で取り合い 人生旅ごよみ この世は苦労の 坂道だから 背中押したり 押されたり 合わせ鏡ね あなたと私 涙も笑顔も 分け合いながら 明日に咲かせる 二人で咲かせる 人生花ごよみ | 岡ゆう子 | 木下龍太郎 | 伊藤雪彦 | | 一つじゃ後は 見えないけれど 二つ合わせりゃ よく見える 合わせ鏡ね あなたと私 足りないところは 足し合いながら しあわせ重ねる 二人で重ねる 人生夢ごよみ 世間で言うよに 似た者同士 ちょうど釣り合う 揃い雛 合わせ鏡ね あなたと私 相手の振り見て わが振り直し 手に手を取り合い 二人で取り合い 人生旅ごよみ この世は苦労の 坂道だから 背中押したり 押されたり 合わせ鏡ね あなたと私 涙も笑顔も 分け合いながら 明日に咲かせる 二人で咲かせる 人生花ごよみ |
雨の月ヶ瀬染めてください こころも肌も あなた好みの 炎(ひ)のいろに 霞(かす)むしぐれの 名張川(なばりがわ) このままふたりを 見のがして あゝ 逢えば 逢えば道行き 年に一度の 雨の月ヶ瀬(つきがせ) 遠くかすんだ 八幡橋(はちまんばし)も 今は一緒に 渡れない せめて今夜は 夢の中 あなたにまかせて 旅をする あゝ 堕ちて 堕ちて行きたい 湯の香流れて 雨の月ヶ瀬 谷で啼いてる 鳥たちさえも 春を待つのか 梅の里 明日(あす)のことなど 言わないで 命もこころも あげた人 あゝ 離れ 離れたくない 雪になりそな 雨の月ヶ瀬 | 岡ゆう子 | 由梨恵子 | 影山時則 | 伊戸のりお | 染めてください こころも肌も あなた好みの 炎(ひ)のいろに 霞(かす)むしぐれの 名張川(なばりがわ) このままふたりを 見のがして あゝ 逢えば 逢えば道行き 年に一度の 雨の月ヶ瀬(つきがせ) 遠くかすんだ 八幡橋(はちまんばし)も 今は一緒に 渡れない せめて今夜は 夢の中 あなたにまかせて 旅をする あゝ 堕ちて 堕ちて行きたい 湯の香流れて 雨の月ヶ瀬 谷で啼いてる 鳥たちさえも 春を待つのか 梅の里 明日(あす)のことなど 言わないで 命もこころも あげた人 あゝ 離れ 離れたくない 雪になりそな 雨の月ヶ瀬 |
あなたに雨やどり街の灯りが やさしく揺れる 雨が嬉しい ふたり傘 やっと掴んだ この恋を 離したくない 離さない こころ預けて 寄り添って 私、私あなたに… 雨やどり 眼には見えない 絆(きずな)の糸が 生きる明日(あした)の 道しるべ 差しつさされつ 飲みましょね 路地のちいさな 縄のれん 酔えばほんのり 染まる頬 外は、外はしとしと… 絹の雨 風邪をひくよと いたわるように 肩を抱く手の あたたかさ 命ときめく この恋に そうよ一生 ついてゆく 夢にみていた 倖せよ 私、私あなたに… 雨やどり | 岡ゆう子 | 仁井谷俊也 | 弦哲也 | 伊戸のりお | 街の灯りが やさしく揺れる 雨が嬉しい ふたり傘 やっと掴んだ この恋を 離したくない 離さない こころ預けて 寄り添って 私、私あなたに… 雨やどり 眼には見えない 絆(きずな)の糸が 生きる明日(あした)の 道しるべ 差しつさされつ 飲みましょね 路地のちいさな 縄のれん 酔えばほんのり 染まる頬 外は、外はしとしと… 絹の雨 風邪をひくよと いたわるように 肩を抱く手の あたたかさ 命ときめく この恋に そうよ一生 ついてゆく 夢にみていた 倖せよ 私、私あなたに… 雨やどり |
あなた川風が散らした 落葉のように 夢にはぐれて 泣いてた私 あの日あなたと 初めて逢って 人の温もり 知りました 愛が心に やさしく溢れる あなた川 明日(あす)と言う日に 背中を向けて 飲めぬお酒に すがっていたの もっと自分を 大事にしろよ 笑顔やさしく 叱るひと 深い情けに どこまで溺れる あなた川 わずかばかりの 手料理だけど 点す夕餉(ゆうげ)の 幸せ灯り 苦労乗り越え 結んだ絆 永遠(とわ)に変わらぬ この流れ たった一度の 人生あずける あなた川 | 岡ゆう子 | 愛香乃介 | 四方章人 | 池多孝春 | 風が散らした 落葉のように 夢にはぐれて 泣いてた私 あの日あなたと 初めて逢って 人の温もり 知りました 愛が心に やさしく溢れる あなた川 明日(あす)と言う日に 背中を向けて 飲めぬお酒に すがっていたの もっと自分を 大事にしろよ 笑顔やさしく 叱るひと 深い情けに どこまで溺れる あなた川 わずかばかりの 手料理だけど 点す夕餉(ゆうげ)の 幸せ灯り 苦労乗り越え 結んだ絆 永遠(とわ)に変わらぬ この流れ たった一度の 人生あずける あなた川 |
あじさいの宿枕かわした あの夜と 同じ模様の 雨が降る 一夜だけでは もえきれないと すねて甘えて 困らせた 伊豆の温泉の あじさいの宿 季節めぐれば 又浮かぶ 窓の夜風に 湯上りの 鬢のほつれが むせび泣く 松葉くずしの 揃いの浴衣 今もそのまま あるかしら 伊豆の温泉の あじさいの宿 川面にゆれる 面影よ 恋の終りの 湯けむりが 青い尾を引く 誘蛾灯 あなたありがと 倖せでした 人目しのんだ 薄化粧 伊豆の温泉の あじさいの宿 のめばこぼれる 恋未練 | 岡ゆう子 | 松本英祐 | 木村一郎 | 鈴木英明 | 枕かわした あの夜と 同じ模様の 雨が降る 一夜だけでは もえきれないと すねて甘えて 困らせた 伊豆の温泉の あじさいの宿 季節めぐれば 又浮かぶ 窓の夜風に 湯上りの 鬢のほつれが むせび泣く 松葉くずしの 揃いの浴衣 今もそのまま あるかしら 伊豆の温泉の あじさいの宿 川面にゆれる 面影よ 恋の終りの 湯けむりが 青い尾を引く 誘蛾灯 あなたありがと 倖せでした 人目しのんだ 薄化粧 伊豆の温泉の あじさいの宿 のめばこぼれる 恋未練 |