きみのそばにいる手をつないで歩こうよ 月明かりの道を きみの好きな歌を ふたり歌いながら 手をつないで歩こうよ ともに生きてゆこう これからはぼくがいつも きみのそばにいる ダメなとこを見せても イヤなとこ見せても そんなことできみを きらいにならない ありのままのきみでいい それがぼくの光 ぼくの力 ぼくの涙 ぼくのフルサトさ 泣いてもいい 怒っても バカなことをしても そんなことできみを きらいにならない 手をつないで歩こうよ ともに生きてゆこう これからはぼくがいつも きみのそばにいる きみのそばにいる きみのそばにいる | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 小室等 | 手をつないで歩こうよ 月明かりの道を きみの好きな歌を ふたり歌いながら 手をつないで歩こうよ ともに生きてゆこう これからはぼくがいつも きみのそばにいる ダメなとこを見せても イヤなとこ見せても そんなことできみを きらいにならない ありのままのきみでいい それがぼくの光 ぼくの力 ぼくの涙 ぼくのフルサトさ 泣いてもいい 怒っても バカなことをしても そんなことできみを きらいにならない 手をつないで歩こうよ ともに生きてゆこう これからはぼくがいつも きみのそばにいる きみのそばにいる きみのそばにいる |
風を追いかけてやさしい人の 面影を 忘れられない その時は ひとりで丘に のぼりなさい 風に心を あずけなさい ああ 誰もわからない 誰もわからない 夢が砕けた 悲しみは ああ 風が唄うだけ 風が唄うだけ 立ちつくす 私のそばで ライラ…… 丘の上から 見る町は 私のことなど 知らぬ気に 吐き出す幸せ 不幸せ つくり笑顔で 流して行く ああ 私一人だけ 私一人だけ 遠くはなれて 丘の上 ああ 風を追いかけて 風を追いかけて 翼のない 鳥のように ライラ…… きょうもあしたも あさっても 針の止まった 風時計 二度と帰らぬ 思い出が 帰るその日を 待ちつづけて ああ 私一人だけ 私一人だけ 遠くはなれて 丘の上 ああ 風を追いかけて 風を追いかけて 翼のない 鳥のように ライラ…… | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | やさしい人の 面影を 忘れられない その時は ひとりで丘に のぼりなさい 風に心を あずけなさい ああ 誰もわからない 誰もわからない 夢が砕けた 悲しみは ああ 風が唄うだけ 風が唄うだけ 立ちつくす 私のそばで ライラ…… 丘の上から 見る町は 私のことなど 知らぬ気に 吐き出す幸せ 不幸せ つくり笑顔で 流して行く ああ 私一人だけ 私一人だけ 遠くはなれて 丘の上 ああ 風を追いかけて 風を追いかけて 翼のない 鳥のように ライラ…… きょうもあしたも あさっても 針の止まった 風時計 二度と帰らぬ 思い出が 帰るその日を 待ちつづけて ああ 私一人だけ 私一人だけ 遠くはなれて 丘の上 ああ 風を追いかけて 風を追いかけて 翼のない 鳥のように ライラ…… |
猫のみた夢サンマの花が咲いている マグロの花はまだつぼみ NYANNYA NYANNYA 待ちましょう マグロの花は まだつぼみ イワシの花は花盛り カツオの花はまだつぼみ NYANNYA NYANNYA 待ちましょう カツオの花は まだつぼみ わたしの夢は空を飛ぶ 綿毛のように軽やかに 見渡すかぎりのニボシの平原 幸せ者 ジャパネの猫は さかな好き ロシアの猫は何が好き? NYANNYA NYANNYA 知りたい アラブの猫は 何が好き? ジャパネの猫は NYANNYAと鳴く チベット猫は何て鳴く? NYANNYA NYANNYA 知りたい アンデス猫は 何て鳴く? ひとみは燃える ブリの色 妖しい風にせかされて どこまで歩けば まだ見ぬトビウオ 憧れ ああ ヒラメの花は ヒラヒラと ナマコの花は眠ってる NYANNYA NYANNYA おやすみ ナマコの花は 眠ってる | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | サンマの花が咲いている マグロの花はまだつぼみ NYANNYA NYANNYA 待ちましょう マグロの花は まだつぼみ イワシの花は花盛り カツオの花はまだつぼみ NYANNYA NYANNYA 待ちましょう カツオの花は まだつぼみ わたしの夢は空を飛ぶ 綿毛のように軽やかに 見渡すかぎりのニボシの平原 幸せ者 ジャパネの猫は さかな好き ロシアの猫は何が好き? NYANNYA NYANNYA 知りたい アラブの猫は 何が好き? ジャパネの猫は NYANNYAと鳴く チベット猫は何て鳴く? NYANNYA NYANNYA 知りたい アンデス猫は 何て鳴く? ひとみは燃える ブリの色 妖しい風にせかされて どこまで歩けば まだ見ぬトビウオ 憧れ ああ ヒラメの花は ヒラヒラと ナマコの花は眠ってる NYANNYA NYANNYA おやすみ ナマコの花は 眠ってる |
銀の記憶真っ白な冬の曇り空 黙ってみつめてた 放課後の 淡く光る窓 ガラスごしに その時ふいに 廊下を歩いてきた ひとつの影 それはまるで 少年の姿をした音楽のように 瞬間にわたしをとらえた あなたのまなざしが 永遠を 銀色の爪で 刻みつけた あなただけが 見えない翼を背中に持ち 高く高く 灰色の人の群れをすり抜けて飛んだ 世界が遠のき 薄れて消えたそのあとに あなただけがそこにいた 確かな記憶 真っ白な冬の曇り空 あなたはもういない 日暮れ前 降り出した雪に 凍えながら こんなに広く淋しい宇宙の ふたつの船 離れて行く 時に隔てられ もう声も届かない | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | 真っ白な冬の曇り空 黙ってみつめてた 放課後の 淡く光る窓 ガラスごしに その時ふいに 廊下を歩いてきた ひとつの影 それはまるで 少年の姿をした音楽のように 瞬間にわたしをとらえた あなたのまなざしが 永遠を 銀色の爪で 刻みつけた あなただけが 見えない翼を背中に持ち 高く高く 灰色の人の群れをすり抜けて飛んだ 世界が遠のき 薄れて消えたそのあとに あなただけがそこにいた 確かな記憶 真っ白な冬の曇り空 あなたはもういない 日暮れ前 降り出した雪に 凍えながら こんなに広く淋しい宇宙の ふたつの船 離れて行く 時に隔てられ もう声も届かない |
MOON SONG心はまわるお月さま だから 見えなくなっても 心配しないでいい 時がめぐれば また輝きがかえるよ きのうやさしく笑っていた 彼の三日月のトゲが きみを傷つける きょう 夜のいたずらだよ 背中を向けないで ROUND ROUND 長い時が ROUND ROUND かかるかも知れない だけど 見えなくても 満月の道は あの頃のように ここにいつもあるのさ どんなかたちをしていても 月はいつも後ろに 影をだいてる さあ 時の腕にもたれ おやすみ もう少し ROUND ROUND 無理をせずに ROUND ROUND だけど逃げないで あしたは 顔を上げて 本当のきみが 隠れてる月のかたちを きっと見つける ROUND ROUND 長い時が ROUND ROUND かかるかも知れない だけど 見えなくても 満月の道は あの頃のように ここにいつもあるのさ | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | 心はまわるお月さま だから 見えなくなっても 心配しないでいい 時がめぐれば また輝きがかえるよ きのうやさしく笑っていた 彼の三日月のトゲが きみを傷つける きょう 夜のいたずらだよ 背中を向けないで ROUND ROUND 長い時が ROUND ROUND かかるかも知れない だけど 見えなくても 満月の道は あの頃のように ここにいつもあるのさ どんなかたちをしていても 月はいつも後ろに 影をだいてる さあ 時の腕にもたれ おやすみ もう少し ROUND ROUND 無理をせずに ROUND ROUND だけど逃げないで あしたは 顔を上げて 本当のきみが 隠れてる月のかたちを きっと見つける ROUND ROUND 長い時が ROUND ROUND かかるかも知れない だけど 見えなくても 満月の道は あの頃のように ここにいつもあるのさ |
地上の星座夜めざめれば 窓のかなたに さざめく 水銀の星たち あの窓この窓に 人たちの灯す 見知らぬ街の灯が ゆれてる 遠い異国に 置き去りにされた 名前も忘れた 子供の心が 明かりを繋(つな)いで 星座をつくる 想いを繋(つな)いで 星座をつくる ほら お母さんの指の間を 車が走り抜ける キラリと あそこの赤い灯は あの人のセーター 遠くで手を振る 私に ここは見知らぬ 都会の空の 誰にも見えない 暗い雲の中から 明かりを繋(つな)いで 星座をつくる 想いを繋(つな)いで 星座をつくる ここは見知らぬ 都会の空の 誰にも見えない 暗い雲の中から 明かりを繋(つな)いで 星座をつくる 想いを繋(つな)いで 星座をつくる | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 平野孝幸 | 夜めざめれば 窓のかなたに さざめく 水銀の星たち あの窓この窓に 人たちの灯す 見知らぬ街の灯が ゆれてる 遠い異国に 置き去りにされた 名前も忘れた 子供の心が 明かりを繋(つな)いで 星座をつくる 想いを繋(つな)いで 星座をつくる ほら お母さんの指の間を 車が走り抜ける キラリと あそこの赤い灯は あの人のセーター 遠くで手を振る 私に ここは見知らぬ 都会の空の 誰にも見えない 暗い雲の中から 明かりを繋(つな)いで 星座をつくる 想いを繋(つな)いで 星座をつくる ここは見知らぬ 都会の空の 誰にも見えない 暗い雲の中から 明かりを繋(つな)いで 星座をつくる 想いを繋(つな)いで 星座をつくる |
たんぽぽ春のおわりの夕焼け空に たんぽぽひとつ 黄金にもえる 春に抱かれて恋する娘 たんぽぽひとつ 黄金にもえる いつもあなたは 言葉少なく わたしをじっと みつめてくれる もしもあなたが 後ろをみせて あした旅立つ ことがあっても あとは追わない 涙見せない 赤い夕焼け 燃えて落ちても きょうの思いは わたしに残る 熱い思いは わたしに残る 春のおわりの夕焼け空に たんぽぽひとつ 黄金にもえる 春に抱かれて恋する娘 たんぽぽひとつ 黄金にもえる 今度もう一度 風が吹いたら 行くよと言った あなたが言った 風よ吹くなと 祈るわたしの 髪を乱して春風吹いた あとは追わない 涙見せない 赤い夕焼け 燃えて落ちても あとは追わない 決めた心が ゆれてゆらいで 風にはじけた 春のおわりの夕焼け空に たんぽぽ白く もえて旅立つ 春に抱かれて恋する娘 たんぽぽ白く もえて旅立つ たんぽぽ白く もえて旅立つ | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 倉田信雄 | 春のおわりの夕焼け空に たんぽぽひとつ 黄金にもえる 春に抱かれて恋する娘 たんぽぽひとつ 黄金にもえる いつもあなたは 言葉少なく わたしをじっと みつめてくれる もしもあなたが 後ろをみせて あした旅立つ ことがあっても あとは追わない 涙見せない 赤い夕焼け 燃えて落ちても きょうの思いは わたしに残る 熱い思いは わたしに残る 春のおわりの夕焼け空に たんぽぽひとつ 黄金にもえる 春に抱かれて恋する娘 たんぽぽひとつ 黄金にもえる 今度もう一度 風が吹いたら 行くよと言った あなたが言った 風よ吹くなと 祈るわたしの 髪を乱して春風吹いた あとは追わない 涙見せない 赤い夕焼け 燃えて落ちても あとは追わない 決めた心が ゆれてゆらいで 風にはじけた 春のおわりの夕焼け空に たんぽぽ白く もえて旅立つ 春に抱かれて恋する娘 たんぽぽ白く もえて旅立つ たんぽぽ白く もえて旅立つ |
約束の海打ち捨てられた 星屑のような テトラポッドの上で あなたは 月を撃ち落とそうと 指でねらって笑う 今夜こうして あなたのそばで 黙って海を見てる やさしく深い 鼓動を今 確かに感じて 時よ 時よ 永劫の中の ほんのかすかな 瞬きだけれど わたしたちは ここに生きてる 寄せては返す 幾億の波の 寄せては返す 生命の真昼 生命の暗闇 どこか遠くで 犬の遠吠え 淋しく空を走る 応えるように 口笛を吹く 空に向かって あなた ひとりの時も ひとりじゃないよ そう話してる きっと 同じひとつの 混沌から みんな生まれてきた 時よ 時よ 永劫の中の ほんのかすかな 瞬きだけれど わたしたちはここに生きてる 寄せては返す 幾億の波の 寄せては返す 生命の真昼 生命の暗闇 どんな時代 どんな嵐にも たとえどんなに つらい時でも あなたの手は離さない わたしの中で わたしが目覚める あなたに出会えた 約束の海 約束の岸辺 時よ 時よ 永劫の中の ほんのかすかな 瞬きだけれど わたしたちはここに生きてる 寄せては返す 幾億の波の 寄せては返す 生命の真昼 生命の暗闇 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | 打ち捨てられた 星屑のような テトラポッドの上で あなたは 月を撃ち落とそうと 指でねらって笑う 今夜こうして あなたのそばで 黙って海を見てる やさしく深い 鼓動を今 確かに感じて 時よ 時よ 永劫の中の ほんのかすかな 瞬きだけれど わたしたちは ここに生きてる 寄せては返す 幾億の波の 寄せては返す 生命の真昼 生命の暗闇 どこか遠くで 犬の遠吠え 淋しく空を走る 応えるように 口笛を吹く 空に向かって あなた ひとりの時も ひとりじゃないよ そう話してる きっと 同じひとつの 混沌から みんな生まれてきた 時よ 時よ 永劫の中の ほんのかすかな 瞬きだけれど わたしたちはここに生きてる 寄せては返す 幾億の波の 寄せては返す 生命の真昼 生命の暗闇 どんな時代 どんな嵐にも たとえどんなに つらい時でも あなたの手は離さない わたしの中で わたしが目覚める あなたに出会えた 約束の海 約束の岸辺 時よ 時よ 永劫の中の ほんのかすかな 瞬きだけれど わたしたちはここに生きてる 寄せては返す 幾億の波の 寄せては返す 生命の真昼 生命の暗闇 |
真夜中の太陽寒い夜 暗い部屋 ひとりぼっちでも 凍える指を暖める人がいなくても 燃えろ 私の太陽 燃えろ その火を絶やすな 燃えろ 私の命 赤く 暗闇を照らして 信じてた人が去り 心に血が流れても 私はいつも変わらずに 私なのだから 燃えろ 私の太陽 燃えろ その火を絶やすな 燃えろ 私の命 赤く 悲しみをとかして 泣きながら胸をはれ 静かに朝を待て 木枯らしの丘にひとり立つ 孤独な樹のように 燃えろ 私の太陽 燃えろ その火を絶やすな 燃えろ 私の命 やがて世界が 光に満ちる 朝まで | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 橋本一子 | 寒い夜 暗い部屋 ひとりぼっちでも 凍える指を暖める人がいなくても 燃えろ 私の太陽 燃えろ その火を絶やすな 燃えろ 私の命 赤く 暗闇を照らして 信じてた人が去り 心に血が流れても 私はいつも変わらずに 私なのだから 燃えろ 私の太陽 燃えろ その火を絶やすな 燃えろ 私の命 赤く 悲しみをとかして 泣きながら胸をはれ 静かに朝を待て 木枯らしの丘にひとり立つ 孤独な樹のように 燃えろ 私の太陽 燃えろ その火を絶やすな 燃えろ 私の命 やがて世界が 光に満ちる 朝まで |
カイの迷宮冬空 遠い彼方から 僕の上に 雪は降りてくる だまって 僕はみつめてた その確かな 美しいかたち 心を持たない 氷の花たち 真白く輝く 北の音楽 世界が 僕の目の前で ひらけていく 色鮮やかに 世界が 僕に告げていた さあ その手でわたしをつかめと 鏡はかけらに 体は粒子に 心は言葉に こまかく割れていく そして僕は ひとりになって 忘れたことさえ 忘れてしまった そして僕は ひとりになって 雪の底で 白い夢を見てる ガラスに描いた星の地図 透かしてほら 空を見てごらん ガラスに描いた星たちが ただ明るく 空を照らすだろう たとえば孤独や 貧しさ 醜さも 年老い死にゆく 人のさだめさえ 僕は決して怖れはしない 僕はいつか さがしあてるだろう すべての謎の 扉の鍵 確かなもの ただひとつの答 そして僕は ひとりになって 忘れたことさえ 忘れてしまった そして僕は ひとりになって 雪の底で 白い夢を見てる そして僕は ひとりになって 忘れたことさえ 忘れてしまった 僕のすみかは 氷の下 誰か僕を 僕を見つけてくれ | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | 冬空 遠い彼方から 僕の上に 雪は降りてくる だまって 僕はみつめてた その確かな 美しいかたち 心を持たない 氷の花たち 真白く輝く 北の音楽 世界が 僕の目の前で ひらけていく 色鮮やかに 世界が 僕に告げていた さあ その手でわたしをつかめと 鏡はかけらに 体は粒子に 心は言葉に こまかく割れていく そして僕は ひとりになって 忘れたことさえ 忘れてしまった そして僕は ひとりになって 雪の底で 白い夢を見てる ガラスに描いた星の地図 透かしてほら 空を見てごらん ガラスに描いた星たちが ただ明るく 空を照らすだろう たとえば孤独や 貧しさ 醜さも 年老い死にゆく 人のさだめさえ 僕は決して怖れはしない 僕はいつか さがしあてるだろう すべての謎の 扉の鍵 確かなもの ただひとつの答 そして僕は ひとりになって 忘れたことさえ 忘れてしまった そして僕は ひとりになって 雪の底で 白い夢を見てる そして僕は ひとりになって 忘れたことさえ 忘れてしまった 僕のすみかは 氷の下 誰か僕を 僕を見つけてくれ |
きれいな石の恋人みつめているうち わかったことがある あのひとのタマシイは とてもきれいな石でできてる 目玉は 縞瑪瑙 胃袋は アクアマリン 三半規管は ラピスラズリ 静脈は 紫水晶 からくり仕掛け じょうずに動く 異国の歌も 歌います 目眩のするほど 美しい夕闇の 町角で あのひとは 翡翠の歯を鳴らす カチカチ 「愛してる」と言えば 「カチコチカチ」と答える 「わたしのこと好き?」と聞けば 言葉もなく はがれる雲母 いとしいこころ 石の恋人 抱きしめるとき ぎこちない 彼は何もほしがらない わたしの顔もよく見えない そばにいると 嬉しそう いなくなっても それはそれでいい 石のこころは 孤独なこころ 淋しくはない 孤独なだけ いとしいこころ 石の恋人 けがれを知らぬ 愛も知らぬ | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | みつめているうち わかったことがある あのひとのタマシイは とてもきれいな石でできてる 目玉は 縞瑪瑙 胃袋は アクアマリン 三半規管は ラピスラズリ 静脈は 紫水晶 からくり仕掛け じょうずに動く 異国の歌も 歌います 目眩のするほど 美しい夕闇の 町角で あのひとは 翡翠の歯を鳴らす カチカチ 「愛してる」と言えば 「カチコチカチ」と答える 「わたしのこと好き?」と聞けば 言葉もなく はがれる雲母 いとしいこころ 石の恋人 抱きしめるとき ぎこちない 彼は何もほしがらない わたしの顔もよく見えない そばにいると 嬉しそう いなくなっても それはそれでいい 石のこころは 孤独なこころ 淋しくはない 孤独なだけ いとしいこころ 石の恋人 けがれを知らぬ 愛も知らぬ |
素晴らしき紅マグロの世界幸せの予感 それは紅マグロ お口の誘惑 それは紅マグロ ピチピチのプリプリで ほどよく締まってジューシーで ひと口かめば脳天突き抜け 広がる旨味 誰もがほほえむ そんな紅マグロ つぶらな瞳 そんな紅マグロ できることなら紅マグロと お手々つないで歩きたい 紅マグロの誕生日に お呼ばれしたい ああ呼んでいる ものすごく呼んでる わたしのこの道は マグロへつづく道 ああ呼んでいる とめどなく呼んでる わたしのこの道は マグロへつづく道 そのままで食べたい でかい紅マグロ かかえて食べたい 重い紅マグロ できることなら紅マグロのおうちに住みたい 暮らしたい 壁も畳もお風呂もベッドも 全部紅マグロ ああ呼んでいる ものすごく呼んでる わたしのこの道は マグロへつづく道 ああ呼んでいる とめどなく呼んでる わたしのこの道は マグロへつづく道 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | 幸せの予感 それは紅マグロ お口の誘惑 それは紅マグロ ピチピチのプリプリで ほどよく締まってジューシーで ひと口かめば脳天突き抜け 広がる旨味 誰もがほほえむ そんな紅マグロ つぶらな瞳 そんな紅マグロ できることなら紅マグロと お手々つないで歩きたい 紅マグロの誕生日に お呼ばれしたい ああ呼んでいる ものすごく呼んでる わたしのこの道は マグロへつづく道 ああ呼んでいる とめどなく呼んでる わたしのこの道は マグロへつづく道 そのままで食べたい でかい紅マグロ かかえて食べたい 重い紅マグロ できることなら紅マグロのおうちに住みたい 暮らしたい 壁も畳もお風呂もベッドも 全部紅マグロ ああ呼んでいる ものすごく呼んでる わたしのこの道は マグロへつづく道 ああ呼んでいる とめどなく呼んでる わたしのこの道は マグロへつづく道 |
サーカスあなたが帰ったあとの 私の部屋には 汚れた灰皿 散らかしたままのトランプ ごめんねと言って帰った ごめんねと言ってあなた 人の気持も知らないで やさしい人が待っていると さあ目をさませ 人形たち さあ目をさませ ナイフに鏡 さあ目をさませ ひとりの部屋の 午前零時の 夢つづれ もう少しいればいいのに もう少しお茶をいかが お酒もあるのよ レコードでもかけましょうか ごめんねと言って帰った ごめんねと言ってあなた しんと静かな真夜中は いつもきまってひとりぼっち さあ目をさませ 人形たち 砕けた心 包んでおくれ ひとりの部屋の ひとりサーカス せめて涙の かわくまで la la la………… あなたがいない あなたがいない ひとりサーカス 夜がふける あなたがいない あなたがいない ひとりサーカス 夜がふける | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 平野孝幸 | あなたが帰ったあとの 私の部屋には 汚れた灰皿 散らかしたままのトランプ ごめんねと言って帰った ごめんねと言ってあなた 人の気持も知らないで やさしい人が待っていると さあ目をさませ 人形たち さあ目をさませ ナイフに鏡 さあ目をさませ ひとりの部屋の 午前零時の 夢つづれ もう少しいればいいのに もう少しお茶をいかが お酒もあるのよ レコードでもかけましょうか ごめんねと言って帰った ごめんねと言ってあなた しんと静かな真夜中は いつもきまってひとりぼっち さあ目をさませ 人形たち 砕けた心 包んでおくれ ひとりの部屋の ひとりサーカス せめて涙の かわくまで la la la………… あなたがいない あなたがいない ひとりサーカス 夜がふける あなたがいない あなたがいない ひとりサーカス 夜がふける |
かくれんぼするエコー怖いほどに輝く真昼の空 陽射しは金の魔女 襲いかかるまぶしさ 目が眩んで 立ちつくす 僕は ぼんやりしていないで 早くきみを 探し出さなくちゃ だけどきみの姿はどこにもなく ただきこえてくる KAKKOH! 長い長い時が流れた いくつめかの歴史が幕を閉じて 人は生まれ 人は消え去り 石の上に 足跡だけを残す 僕がきみの名前を忘れてから 長い時がたち あれからきみはずっと隠れたまま これがきみの罰 僕は昔犯した罪のために 言葉を奪われ 金色のライオンに姿を変え きみを探してる KAKKOH! (そして彼はたぶん永遠に気づかない 自分の探す相手が一体誰なのか 彼はたぶん永遠に気づかない なぜその人はどこにもいないのか) 長い長い時が流れた 胸焦がして 面影追い求めて 顔も声も思い出せない いとしい人 きみはどこに隠れている? | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | 怖いほどに輝く真昼の空 陽射しは金の魔女 襲いかかるまぶしさ 目が眩んで 立ちつくす 僕は ぼんやりしていないで 早くきみを 探し出さなくちゃ だけどきみの姿はどこにもなく ただきこえてくる KAKKOH! 長い長い時が流れた いくつめかの歴史が幕を閉じて 人は生まれ 人は消え去り 石の上に 足跡だけを残す 僕がきみの名前を忘れてから 長い時がたち あれからきみはずっと隠れたまま これがきみの罰 僕は昔犯した罪のために 言葉を奪われ 金色のライオンに姿を変え きみを探してる KAKKOH! (そして彼はたぶん永遠に気づかない 自分の探す相手が一体誰なのか 彼はたぶん永遠に気づかない なぜその人はどこにもいないのか) 長い長い時が流れた 胸焦がして 面影追い求めて 顔も声も思い出せない いとしい人 きみはどこに隠れている? |
ハートのジャックが有罪であることの証拠の歌おまえはきみが彼に聞いた 彼女は答えた 彼はいい人だけれど わたしも僕が泳げない やつらに彼がやつは言った 出かけなかったと僕が それをわれらも知ってると彼女が思ったら 僕から彼女に1つ 彼らから彼に2つ きみから僕らに3つか4つか5つか6つか7つ それらは彼からきみに 戻ってきたよ全部 だけどほんとはもとはといえば僕の物でした。 わたしか彼女がこのことに 巻き込まれた時 彼はそなたが彼らを釈放されたよ僕たちも 俺はきみを彼女が癇癪を起こす前まであなたは 彼と我々とそれの間の邪魔な奴って 彼女の一番好きな 彼らのあれらのそれら そのこと絶対言っちゃいけない あいつにも他の誰にも 僕とわたしとおまえとそなたとわしとの秘密 そうさほんとはもとはといえば最初から終わります。 | 谷山浩子 | 日本語詞:谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | おまえはきみが彼に聞いた 彼女は答えた 彼はいい人だけれど わたしも僕が泳げない やつらに彼がやつは言った 出かけなかったと僕が それをわれらも知ってると彼女が思ったら 僕から彼女に1つ 彼らから彼に2つ きみから僕らに3つか4つか5つか6つか7つ それらは彼からきみに 戻ってきたよ全部 だけどほんとはもとはといえば僕の物でした。 わたしか彼女がこのことに 巻き込まれた時 彼はそなたが彼らを釈放されたよ僕たちも 俺はきみを彼女が癇癪を起こす前まであなたは 彼と我々とそれの間の邪魔な奴って 彼女の一番好きな 彼らのあれらのそれら そのこと絶対言っちゃいけない あいつにも他の誰にも 僕とわたしとおまえとそなたとわしとの秘密 そうさほんとはもとはといえば最初から終わります。 |
第5の夢・そっくり人形展覧会そっくりだけど ちがう そっくりだけど ちょっとね どこがどこがちがうの? よく見てごらん 目がふたつ 鼻ひとつ 口ひとつで 耳ふたつ まる顔で 面長で ちょっぴりタマゴ型(ホー) そっくりだけど ちがう ちがうけど 平気 なぜなぜ 平気なの? そっくりだから こっそりと とりかえて にっこり笑えば わからない わたしでも あなたでも 誰でもかまわない(エーッ) そっくりだけど ちがう そっくりだけど ちょっとね どこがどこがちがうの? あててごらんよ ほんものはひとつだけ チャンスはたった一度だけ まちがえて選んでも つれて帰らなきゃ(マー) まちがえたその人が 死ぬまできみのもの まちがえたその人が 死ぬまできみのもの そっくりだけど ちがう ちがうけど 平気 なぜなぜ平気なの? そっくりだから | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | そっくりだけど ちがう そっくりだけど ちょっとね どこがどこがちがうの? よく見てごらん 目がふたつ 鼻ひとつ 口ひとつで 耳ふたつ まる顔で 面長で ちょっぴりタマゴ型(ホー) そっくりだけど ちがう ちがうけど 平気 なぜなぜ 平気なの? そっくりだから こっそりと とりかえて にっこり笑えば わからない わたしでも あなたでも 誰でもかまわない(エーッ) そっくりだけど ちがう そっくりだけど ちょっとね どこがどこがちがうの? あててごらんよ ほんものはひとつだけ チャンスはたった一度だけ まちがえて選んでも つれて帰らなきゃ(マー) まちがえたその人が 死ぬまできみのもの まちがえたその人が 死ぬまできみのもの そっくりだけど ちがう ちがうけど 平気 なぜなぜ平気なの? そっくりだから |
夜のブランコ初めて逢った時に ひと目で恋をした 誰にも言わないで 逢いに来て 夜のブランコで待ってる やさしい人たちを 裏切り 嘘をついて ぬけ出して 走って来たの 逢いに来て 夜のブランコで待ってる わたしは夜咲く ガラスの花よ あなたの手で こわして かけらになって 粉になっても あなたが好きよ 好きよ 指輪ははずして来て まぶしくて胸がいたい あなたの黒い指が からみつく 夜のブランコで待ってる あなたの机の上 ほほえむ写真を伏せて 愛なんて言葉忘れて 逢いに来て 夜のブランコで待ってる わたしの中で赤く燃えてる 星が熱いの 熱いの ゆれるブランコ ゆれて死ぬほど あなたが好きよ 好きよ 初めて逢った時に ひと目で恋をした 帰れないもう二度と 逢いに来て 夜のブランコで待ってる 逢いに来て 夜のブランコで待ってる | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | 初めて逢った時に ひと目で恋をした 誰にも言わないで 逢いに来て 夜のブランコで待ってる やさしい人たちを 裏切り 嘘をついて ぬけ出して 走って来たの 逢いに来て 夜のブランコで待ってる わたしは夜咲く ガラスの花よ あなたの手で こわして かけらになって 粉になっても あなたが好きよ 好きよ 指輪ははずして来て まぶしくて胸がいたい あなたの黒い指が からみつく 夜のブランコで待ってる あなたの机の上 ほほえむ写真を伏せて 愛なんて言葉忘れて 逢いに来て 夜のブランコで待ってる わたしの中で赤く燃えてる 星が熱いの 熱いの ゆれるブランコ ゆれて死ぬほど あなたが好きよ 好きよ 初めて逢った時に ひと目で恋をした 帰れないもう二度と 逢いに来て 夜のブランコで待ってる 逢いに来て 夜のブランコで待ってる |
ドッペル玄関誰も目にした人はない 誰も生きてる人は しゃべれなければ話せない だから誰も知らない ドッペル玄関 誰でもどうぞ ドッペル玄関 ガラガラどうぞ ドッペル玄関 いらっしゃいませました ラララすてきなホスト あなた最高ラッキー! ラララすてきなホステス さあさ奥へ奥へ! 誰もはいれば出られない 誰も出られない人は 出られなければ中にいる 出られる人ははいれない ドッペル玄関 あけたら最後 ドッペル玄関 ほんとに最後 ドッペル玄関 いらっしゃいませました ラララすてきなホスト 丸くて四角い! ラララすてきなホステス 横と縦に伸びる! 青青赤赤黒黒透明内内外外上上地下地下 ぐるりぐるっと回れば 体の裏と表も きれいに裏返るって噂。 雨雨雲雲晴晴大雪馬馬牛牛うさうさアザラシ 回り回ってぐるぐる きみがあんまりカッコよくて 誰でも気絶するって仕掛け。 誰も見ててもわからない 外から見てるだけじゃ 中で何が起こってるのか 起こで何が中ってない ドッペル玄関 一度はどうぞ ドッペル玄関 一度で最後 ドッペル玄関 いらっしゃいませました ラララすてきなホスト 縄で吊り下げた! ラララすてきなホステス 裂けて中が見える! ラララすてきなホスト あなた最高ラッキー! ラララすてきなホステス さあさ奥へ奥へ! | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ | 石井AQ・谷山浩子 | 誰も目にした人はない 誰も生きてる人は しゃべれなければ話せない だから誰も知らない ドッペル玄関 誰でもどうぞ ドッペル玄関 ガラガラどうぞ ドッペル玄関 いらっしゃいませました ラララすてきなホスト あなた最高ラッキー! ラララすてきなホステス さあさ奥へ奥へ! 誰もはいれば出られない 誰も出られない人は 出られなければ中にいる 出られる人ははいれない ドッペル玄関 あけたら最後 ドッペル玄関 ほんとに最後 ドッペル玄関 いらっしゃいませました ラララすてきなホスト 丸くて四角い! ラララすてきなホステス 横と縦に伸びる! 青青赤赤黒黒透明内内外外上上地下地下 ぐるりぐるっと回れば 体の裏と表も きれいに裏返るって噂。 雨雨雲雲晴晴大雪馬馬牛牛うさうさアザラシ 回り回ってぐるぐる きみがあんまりカッコよくて 誰でも気絶するって仕掛け。 誰も見ててもわからない 外から見てるだけじゃ 中で何が起こってるのか 起こで何が中ってない ドッペル玄関 一度はどうぞ ドッペル玄関 一度で最後 ドッペル玄関 いらっしゃいませました ラララすてきなホスト 縄で吊り下げた! ラララすてきなホステス 裂けて中が見える! ラララすてきなホスト あなた最高ラッキー! ラララすてきなホステス さあさ奥へ奥へ! |
DESERT MOONその時 光がはじけた ほほえんで あなたがいた まわりの景色も 友達も あなたの陰で 見えなくなった なんて不思議なこと かわいた都会で あなたは 少年の目をしている 幼いあの頃 あこがれた 砂漠の月の 光の青さ 今でも忘れない あなたとわたしは おんなじ夢をみてる Dreamers only Dreamers わかるの 死ぬまであなたとなら 歩いて行ける Dreamers only Dreamers on Desert Moon on Desert Moon on Desert Moon Desert Moon ことばのうえでは 愛など わかっているつもりでいた 好きだと思った人もいたけど 今ならわかる これが初めて たった一度の恋 あなたとわたしは おんなじ夢をみてる Dreamers only Dreamers わかるの 死ぬまであなたとなら 歩いて行ける Dreamers only Dreamers on Desert Moon on Desert Moon on Desert Moon Desert Moon 今夜のふたりは 月にも手がとどくわ Dreamers only Dreamers こんなに輝く すべてがあの頃のままね Dreamers only Dreamers on Desert Moon on Desert Moon on Desert Moon Desert Moon | 谷山浩子 | Dennis De Young・日本語詞:谷山浩子 | Dennis De Young | 鷺巣詩郎 | その時 光がはじけた ほほえんで あなたがいた まわりの景色も 友達も あなたの陰で 見えなくなった なんて不思議なこと かわいた都会で あなたは 少年の目をしている 幼いあの頃 あこがれた 砂漠の月の 光の青さ 今でも忘れない あなたとわたしは おんなじ夢をみてる Dreamers only Dreamers わかるの 死ぬまであなたとなら 歩いて行ける Dreamers only Dreamers on Desert Moon on Desert Moon on Desert Moon Desert Moon ことばのうえでは 愛など わかっているつもりでいた 好きだと思った人もいたけど 今ならわかる これが初めて たった一度の恋 あなたとわたしは おんなじ夢をみてる Dreamers only Dreamers わかるの 死ぬまであなたとなら 歩いて行ける Dreamers only Dreamers on Desert Moon on Desert Moon on Desert Moon Desert Moon 今夜のふたりは 月にも手がとどくわ Dreamers only Dreamers こんなに輝く すべてがあの頃のままね Dreamers only Dreamers on Desert Moon on Desert Moon on Desert Moon Desert Moon |
すずかけ通り三丁目何気ない町の角を ふとまがったら そこはまるで 静かな夢 けむるような 日ざしの中で 突然 思い出してしまった 朝のにおい 水の音 突然 よみがえる あの頃の 幸せな あの子とわたし 思い出は眠っている 心の奥に だけどきょうは たずねて来た 時の彼方 すずかけ通り三丁目の白い家 突然 思い出してしまった 雨のやさしさ 雲の色 かすかな記憶のかたすみに 風の中 あの子の瞳 思い出は眠っている 心の奥に だけどきょうは たずねて来た 時の彼方 すずかけ通り三丁目の白い家 | 谷山浩子 | 谷山浩子・あまんきみこ | 谷山浩子 | | 何気ない町の角を ふとまがったら そこはまるで 静かな夢 けむるような 日ざしの中で 突然 思い出してしまった 朝のにおい 水の音 突然 よみがえる あの頃の 幸せな あの子とわたし 思い出は眠っている 心の奥に だけどきょうは たずねて来た 時の彼方 すずかけ通り三丁目の白い家 突然 思い出してしまった 雨のやさしさ 雲の色 かすかな記憶のかたすみに 風の中 あの子の瞳 思い出は眠っている 心の奥に だけどきょうは たずねて来た 時の彼方 すずかけ通り三丁目の白い家 |
ねこねこでんわねこねこでんわ ねこのかお ねこねこでんわ かけてみよう だれにかかるか わからない もしもし だれですか もしもし クジラです みなみのうみで プカプカういています あそびにきてください それではさようなら ねこねこでんわ ねこのかお ねこねこでんわ かけてみよう だれにかかるか わからない もしもし だれですか もしもし サンタです きょうはちょっと寒いので おおきなジャガイモの シチューをたべてます それではさようなら ねこねこでんわ ねこのかお ねこねこでんわ かけてみよう だれにかかるか わからない もしもし だれですか もしもし こねこです さんぽにでかけたら パンやのおねえさん ジャムパンくれました アンパンくれました ミルクもくれました それではさようなら | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | ねこねこでんわ ねこのかお ねこねこでんわ かけてみよう だれにかかるか わからない もしもし だれですか もしもし クジラです みなみのうみで プカプカういています あそびにきてください それではさようなら ねこねこでんわ ねこのかお ねこねこでんわ かけてみよう だれにかかるか わからない もしもし だれですか もしもし サンタです きょうはちょっと寒いので おおきなジャガイモの シチューをたべてます それではさようなら ねこねこでんわ ねこのかお ねこねこでんわ かけてみよう だれにかかるか わからない もしもし だれですか もしもし こねこです さんぽにでかけたら パンやのおねえさん ジャムパンくれました アンパンくれました ミルクもくれました それではさようなら |
洗濯かごあなたは誰をみつけたの? 深い秘密の森の奥 あなたは誰をみつけたの? ため息が聞こえてくる 夜ごとベッドを抜け出して 息を殺して森の奥 あなたは誰をみつけたの? ため息が聞こえてくる どんな遠い地の果ても 夢の鳥は追いかける 暗い真夜中の井戸端で 洗濯かごにつまずいて あなたは誰をみつけたの? 瞳だけ光っている 空が溶けて落ちてくるよ まぶたが溶けて流れる 紙でできた星が燃える 終わらない苦しい夢 逃げるふたり 靴を投げる 投げた靴がイバラになる ギロチンみたいな月が行く ビロードの空 しめやかに わたしをのせて沈んでよ この夢を終わりにして 逃げるふたり 靴を投げる 錆びた過去を脱ぎ捨てて 安いアパートのベランダで 洗濯かごをよけながら あなたは誰を抱きしめた 赤い月 じっと見ている | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | あなたは誰をみつけたの? 深い秘密の森の奥 あなたは誰をみつけたの? ため息が聞こえてくる 夜ごとベッドを抜け出して 息を殺して森の奥 あなたは誰をみつけたの? ため息が聞こえてくる どんな遠い地の果ても 夢の鳥は追いかける 暗い真夜中の井戸端で 洗濯かごにつまずいて あなたは誰をみつけたの? 瞳だけ光っている 空が溶けて落ちてくるよ まぶたが溶けて流れる 紙でできた星が燃える 終わらない苦しい夢 逃げるふたり 靴を投げる 投げた靴がイバラになる ギロチンみたいな月が行く ビロードの空 しめやかに わたしをのせて沈んでよ この夢を終わりにして 逃げるふたり 靴を投げる 錆びた過去を脱ぎ捨てて 安いアパートのベランダで 洗濯かごをよけながら あなたは誰を抱きしめた 赤い月 じっと見ている |
第2の夢・骨の駅山奥の 小さな駅に とまったら 青い空気を ごらんなさい 青い空気は 骨が好き あなたの骨を 食べてしまいます 青い空気は 骨が好き あなたの命を 食べてしまいます 山奥の 小さな駅に とまったら 暗い緑を ごらんなさい 暗い緑は 骨が好き あなたの骨を なめてとかします 暗い緑は 骨が好き あなたの命を なめてとかします (すてきな ごちそう) 忘れている 幼い頃 神社の森の暗がりで 約束したことはないか? 思い出せないことはないか? 来てはいけない骨の駅 忘れていた骨の駅 吸い寄せられた 古い力に 山奥の 小さな駅に とまったら のぞきこんでは いけません かたく目を閉じて 早くこの駅を 通りすぎるのを 待ちなさい 山の奥へとつづく細道を ホームに降りて ふらふらと 歩き出してはいけません | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | 山奥の 小さな駅に とまったら 青い空気を ごらんなさい 青い空気は 骨が好き あなたの骨を 食べてしまいます 青い空気は 骨が好き あなたの命を 食べてしまいます 山奥の 小さな駅に とまったら 暗い緑を ごらんなさい 暗い緑は 骨が好き あなたの骨を なめてとかします 暗い緑は 骨が好き あなたの命を なめてとかします (すてきな ごちそう) 忘れている 幼い頃 神社の森の暗がりで 約束したことはないか? 思い出せないことはないか? 来てはいけない骨の駅 忘れていた骨の駅 吸い寄せられた 古い力に 山奥の 小さな駅に とまったら のぞきこんでは いけません かたく目を閉じて 早くこの駅を 通りすぎるのを 待ちなさい 山の奥へとつづく細道を ホームに降りて ふらふらと 歩き出してはいけません |
鬼こごめ思い出せない あなたの顔を 目の前にいるのに なぜ? 思い出せない あの頃どんな 夢を 語っていたのか 思い出せない 月がかくれて 酷い雨が 骨を削る もう愛せない もう愛せない やさしいツノが 見えない 知らない人が 笑いかけてる わたしの腕をつかんだ 冷たい指が皮膚を破って 血の中に はいってくる わたしの声がもうとどかない ひとみの中 誰もいない もう愛せない もう愛せない やさしいツノが 見えない ほほえまないで そばにこないで あなたじゃない あなたじゃない どこにもいない あなたがいない やさしいツノが 見えない | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | 思い出せない あなたの顔を 目の前にいるのに なぜ? 思い出せない あの頃どんな 夢を 語っていたのか 思い出せない 月がかくれて 酷い雨が 骨を削る もう愛せない もう愛せない やさしいツノが 見えない 知らない人が 笑いかけてる わたしの腕をつかんだ 冷たい指が皮膚を破って 血の中に はいってくる わたしの声がもうとどかない ひとみの中 誰もいない もう愛せない もう愛せない やさしいツノが 見えない ほほえまないで そばにこないで あなたじゃない あなたじゃない どこにもいない あなたがいない やさしいツノが 見えない |
風のたてがみ明け方の月が 僕の夢を揺らしている 耳もとで誰かが僕に何か告げる 不思議な声 長い眠りから目を醒ませと 夢の時は終わりだと ささやきかける声にせかされ 目を開いた 僕の目に映るものは 見知らぬ広い世界 どこまでも続く空と 乾いた寒い大地 夢の王国はどこに消えた 光満ちる孔雀の庭 金と銀の天使たちの 楽の調べ 崩れ落ちていく城壁や 財宝抱いた難破船 かがり火の中 踊る娘の白い足も 今はない どこにもない 呼んでも答はない ただひとり 僕はひとり 無人の荒野に立つ 風が叫んでる これでやっと やっときみは自由だと 風は激しく空を叩いて 笑っている 僕も風になり 風とともに 旅に出よう あてもなく 朝日を受けてきらめく僕の 銀のたてがみ 僕を呼ぶきみの声が 確かにきこえている この胸に星のように まだ見ぬきみが光る 僕を呼ぶきみの声が 確かにきこえている ただひとり 僕はひとり 無人の荒野に立つ | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | 明け方の月が 僕の夢を揺らしている 耳もとで誰かが僕に何か告げる 不思議な声 長い眠りから目を醒ませと 夢の時は終わりだと ささやきかける声にせかされ 目を開いた 僕の目に映るものは 見知らぬ広い世界 どこまでも続く空と 乾いた寒い大地 夢の王国はどこに消えた 光満ちる孔雀の庭 金と銀の天使たちの 楽の調べ 崩れ落ちていく城壁や 財宝抱いた難破船 かがり火の中 踊る娘の白い足も 今はない どこにもない 呼んでも答はない ただひとり 僕はひとり 無人の荒野に立つ 風が叫んでる これでやっと やっときみは自由だと 風は激しく空を叩いて 笑っている 僕も風になり 風とともに 旅に出よう あてもなく 朝日を受けてきらめく僕の 銀のたてがみ 僕を呼ぶきみの声が 確かにきこえている この胸に星のように まだ見ぬきみが光る 僕を呼ぶきみの声が 確かにきこえている ただひとり 僕はひとり 無人の荒野に立つ |
人魚は歩けない人魚は歩けない あなたは歩ける 人魚は歩けない あなたは歩ける 人魚は歩けない あなたは歩ける 人魚は歩けない あなたは歩ける あなたと街を歩いてるけど 歩くフリをしてるだけなの 鱗がざりざり アスファルトにこすれる 鱗がこすれて ぽろぽろ落ちる 黄昏 人魚は歩けない あなたは歩ける 人魚は歩けない あなたは歩ける 人魚は歩けない あなたは歩ける 人魚は歩けない あなたは歩ける わたしが道でよろけるわけを あなた知らない 気づくこともない ここが海なら 困るのはわたしじゃない ここが海なら あなた溺れて死ぬでしょう 人魚は歩けない あなたは歩ける 人魚は歩けない あなたは歩ける 人魚は歩けない あなたは歩ける 人魚は歩けない あなたは歩ける 帰りたいけど 帰りたくない ホタテ ナマコ 会いたいハタハタ だけどここにいる 鱗が全部落ちても あなたは海では生きていけない ヒトだから 人魚は歩けない あなたは知らない 人魚は歩けない あなたは知らない 人魚は歩けない あなたは知らない 人魚は歩けない あなたは知らない | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | 人魚は歩けない あなたは歩ける 人魚は歩けない あなたは歩ける 人魚は歩けない あなたは歩ける 人魚は歩けない あなたは歩ける あなたと街を歩いてるけど 歩くフリをしてるだけなの 鱗がざりざり アスファルトにこすれる 鱗がこすれて ぽろぽろ落ちる 黄昏 人魚は歩けない あなたは歩ける 人魚は歩けない あなたは歩ける 人魚は歩けない あなたは歩ける 人魚は歩けない あなたは歩ける わたしが道でよろけるわけを あなた知らない 気づくこともない ここが海なら 困るのはわたしじゃない ここが海なら あなた溺れて死ぬでしょう 人魚は歩けない あなたは歩ける 人魚は歩けない あなたは歩ける 人魚は歩けない あなたは歩ける 人魚は歩けない あなたは歩ける 帰りたいけど 帰りたくない ホタテ ナマコ 会いたいハタハタ だけどここにいる 鱗が全部落ちても あなたは海では生きていけない ヒトだから 人魚は歩けない あなたは知らない 人魚は歩けない あなたは知らない 人魚は歩けない あなたは知らない 人魚は歩けない あなたは知らない |
土曜日のタマネギゆらゆらスープの海を 小舟のように漂う 行き場のないカケラ まるでわたしの気持みたい つめたい電話のせいね 火を止めるのも忘れた 踊りつかれたでしょう ため息ついたポトフ WHY, WHY, WHY? ほほをそめて おなかすかせた恋人を 待ちわびていたのに みんな幸せね土曜の夜 街もはなやいでる どうして おまえとわたしだけ こんな目にあうのかしら さよならニンジン・ポテト 宇宙の果てへお帰り 胸の残り火ごと 全部捨てたと思ったのに おなべの底にタマネギ ひとりでしがみついてる イヤヨ、アキラメない! ・・・たぶんこれがわたしね WHY, WHY, WHY? 今夜わたし いらないオンナになりました ころがる床の上 バカげた小指のバンソーコ 見せるつもりだった いっしょに笑ってくれないの? いつもの土曜日なのに | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 亀井登志夫 | | ゆらゆらスープの海を 小舟のように漂う 行き場のないカケラ まるでわたしの気持みたい つめたい電話のせいね 火を止めるのも忘れた 踊りつかれたでしょう ため息ついたポトフ WHY, WHY, WHY? ほほをそめて おなかすかせた恋人を 待ちわびていたのに みんな幸せね土曜の夜 街もはなやいでる どうして おまえとわたしだけ こんな目にあうのかしら さよならニンジン・ポテト 宇宙の果てへお帰り 胸の残り火ごと 全部捨てたと思ったのに おなべの底にタマネギ ひとりでしがみついてる イヤヨ、アキラメない! ・・・たぶんこれがわたしね WHY, WHY, WHY? 今夜わたし いらないオンナになりました ころがる床の上 バカげた小指のバンソーコ 見せるつもりだった いっしょに笑ってくれないの? いつもの土曜日なのに |
月と恋人きみの小指の先から 邪悪な冷気が出てる 狂い始めたら 誰も きみを止められない 一晩 しゃべりつづける なんにも意味のない嘘 クルクルと回るだけの きみと影のダンス 気をつけて (満月に) つかまるよ (あばかれた) 隠しても (心を) もう隠せない 月の子供の ランラララ… 笑う夜 ランラララ… 恋する者たちは ランラララ… 眠れない いつまでも 見えないグラスの中に 見えないワインを注ぐ 国中のアクマたちと そして恋のために きみはただ恋のために 何もない恋のために 踊り続ける 疲れて 倒れて眠るまで 闇の中 (くちづけに) 恋人は (とかされて) 金色の (金色の) Ah 汗をかく 夢が心の ランラララ… 戸をたたく ランラララ… 誰もが胸(むな)さわぎ ランラララ… 眠れない いつまでも 月の子供の ランラララ… 笑う夜 ランラララ… 恋する者たちは ランラララ… 眠れない いつまでも 夢が心の ランラララ… 戸をたたく ランラララ… 誰もが胸(むな)さわぎ ランラララ… 眠れない いつまでも | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 上野洋子 | 渡辺等 | きみの小指の先から 邪悪な冷気が出てる 狂い始めたら 誰も きみを止められない 一晩 しゃべりつづける なんにも意味のない嘘 クルクルと回るだけの きみと影のダンス 気をつけて (満月に) つかまるよ (あばかれた) 隠しても (心を) もう隠せない 月の子供の ランラララ… 笑う夜 ランラララ… 恋する者たちは ランラララ… 眠れない いつまでも 見えないグラスの中に 見えないワインを注ぐ 国中のアクマたちと そして恋のために きみはただ恋のために 何もない恋のために 踊り続ける 疲れて 倒れて眠るまで 闇の中 (くちづけに) 恋人は (とかされて) 金色の (金色の) Ah 汗をかく 夢が心の ランラララ… 戸をたたく ランラララ… 誰もが胸(むな)さわぎ ランラララ… 眠れない いつまでも 月の子供の ランラララ… 笑う夜 ランラララ… 恋する者たちは ランラララ… 眠れない いつまでも 夢が心の ランラララ… 戸をたたく ランラララ… 誰もが胸(むな)さわぎ ランラララ… 眠れない いつまでも |
てんぷら☆さんらいず午前5時ノ新宿駅 長イホームニ散ラバル 赤イ朝陽ヲ集メテ 新鮮ナトコロヲ オナベデ カラリト カラリト カラリト コレガ てんぷら★さんらいず! てんぷら★さんらいず! 一度食ベタラ モウ帰レナイ 午後6時ノ表参道 交差点ヲ染メテ行ク ユレル夕陽ノ誘惑 マダ若イトコロヲ 選ンデ アゲマス アゲマス アゲマス コレガ てんぷら★さんせっと! てんぷら★さんせっと! 一度食ベタラ モウ帰レナイ タタケ 桜貝! 吹キ鳴ラセ 白熊! 踊レレレレオ! 本日開店! 御来店 オ待チ申シ上ゲマス TU・TU 帽子 アゲマス 夜霧ノタタキ ネオンノ刺身 春一番ノ酢ノモノ ちょいと一杯ノヒトニハ 夢正宗 涙雨フラセル ザザザト ザザザト ザザザト ココハ てんぷら★さんらいず! てんぷら★さんらいず! サアサ ドウデス ネエ オ嬢サン… | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 鳴海寛・山川恵津子 | 午前5時ノ新宿駅 長イホームニ散ラバル 赤イ朝陽ヲ集メテ 新鮮ナトコロヲ オナベデ カラリト カラリト カラリト コレガ てんぷら★さんらいず! てんぷら★さんらいず! 一度食ベタラ モウ帰レナイ 午後6時ノ表参道 交差点ヲ染メテ行ク ユレル夕陽ノ誘惑 マダ若イトコロヲ 選ンデ アゲマス アゲマス アゲマス コレガ てんぷら★さんせっと! てんぷら★さんせっと! 一度食ベタラ モウ帰レナイ タタケ 桜貝! 吹キ鳴ラセ 白熊! 踊レレレレオ! 本日開店! 御来店 オ待チ申シ上ゲマス TU・TU 帽子 アゲマス 夜霧ノタタキ ネオンノ刺身 春一番ノ酢ノモノ ちょいと一杯ノヒトニハ 夢正宗 涙雨フラセル ザザザト ザザザト ザザザト ココハ てんぷら★さんらいず! てんぷら★さんらいず! サアサ ドウデス ネエ オ嬢サン… |
満月ポトフー今日は天気も荒れ模様 風がびゅんびゅん いい気持ち だからね 小ぎれいに着飾った 家猫にちょっとごあいさつ おびえている 臆病な 鳥の目玉はいい気持ち だけどね 大丈夫 悪くても 晩のおかずになるだけよ ありがとう! みんなスキだよ せこいやつ くちゃくちゃしゃべるやつ まとめて 満月ポトフー 煮えてる 鍋の中 退屈した狼の前で へりくつこねるなんて ハンパな勇気ならやめとけば 首にアタマついてるうち 思い通り吹かなけりゃ 風も八つ裂き いい気持ち だけどね 大丈夫 こわくない あたし自分がこわくない 暗い暗い森の奥を 赤い火のように走り抜けろ 心よりも速く速く あの山を越えれば暁が見える 思い通り鳴かなけりゃ 鳥もはりつけ いい気持ち だけどね 大丈夫 こわくない あたし自分がこわくない ありがとう! みんなスキだよ にぶいやつ ちくちくからむやつ まとめて 満月ポトフー 夜通し 鍋の中 ありがとう! みんなスキだよ せこいやつ くちゃくちゃしゃべるやつ まとめて 満月ポトフー 煮えてる 鍋の中 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | 今日は天気も荒れ模様 風がびゅんびゅん いい気持ち だからね 小ぎれいに着飾った 家猫にちょっとごあいさつ おびえている 臆病な 鳥の目玉はいい気持ち だけどね 大丈夫 悪くても 晩のおかずになるだけよ ありがとう! みんなスキだよ せこいやつ くちゃくちゃしゃべるやつ まとめて 満月ポトフー 煮えてる 鍋の中 退屈した狼の前で へりくつこねるなんて ハンパな勇気ならやめとけば 首にアタマついてるうち 思い通り吹かなけりゃ 風も八つ裂き いい気持ち だけどね 大丈夫 こわくない あたし自分がこわくない 暗い暗い森の奥を 赤い火のように走り抜けろ 心よりも速く速く あの山を越えれば暁が見える 思い通り鳴かなけりゃ 鳥もはりつけ いい気持ち だけどね 大丈夫 こわくない あたし自分がこわくない ありがとう! みんなスキだよ にぶいやつ ちくちくからむやつ まとめて 満月ポトフー 夜通し 鍋の中 ありがとう! みんなスキだよ せこいやつ くちゃくちゃしゃべるやつ まとめて 満月ポトフー 煮えてる 鍋の中 |
おひるねしましょうおひるねしましょう こねこになって ひざの上で おやすみなさい こねこのゆめは どんなゆめかな しっぽがはえてる お日さまのゆめ おひるねしましょう ちょうちょになって はねをたたんで おやすみなさい ちょうちょのゆめは どんなゆめかな ひらひら空とぶ たんぽぽのゆめ おひるねしましょう さかなになって うみのそこで おやすみなさい さかなのゆめは どんなゆめかな おしゃべりがすきな かいがらのゆめ おひるねしましょう ちきゅうになって まわりながら おやすみなさい ちきゅうのゆめは どんなゆめかな かみさまがたべた みかづきのゆめ | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ | おひるねしましょう こねこになって ひざの上で おやすみなさい こねこのゆめは どんなゆめかな しっぽがはえてる お日さまのゆめ おひるねしましょう ちょうちょになって はねをたたんで おやすみなさい ちょうちょのゆめは どんなゆめかな ひらひら空とぶ たんぽぽのゆめ おひるねしましょう さかなになって うみのそこで おやすみなさい さかなのゆめは どんなゆめかな おしゃべりがすきな かいがらのゆめ おひるねしましょう ちきゅうになって まわりながら おやすみなさい ちきゅうのゆめは どんなゆめかな かみさまがたべた みかづきのゆめ |
僕は帰る きっと帰る地球の形にしなる 長い長い帰り道 僕は帰るよ きっと帰るよ きみのところへ! ひとりでフラフラ遊び回ってたら いつのまにかこんなに 遠いとこまで来てた おかしな世界に迷いこんだみたい どこまでつづくコスモス どこまでも同じ景色 星がバラバラ落ちてくる 果てない線路の上を ずっと歩いて 僕は歩いて あきらめないで 地球の形にしなる 長い長い帰り道 僕は帰るよ きっと帰るよ きみのところへ! なんだかあやふやで 頼りない気分さ 名前や性別もうまく思い出せないよ こんなこと初めて きみと離れすぎて 呼吸や歩き方までも もう忘れそうさ きみが僕を呼んでるよ 遠くてもきこえるんだ 僕は帰るよ 時を超えても きみのところへ! 巨大な倉庫のような世界 ゴーゴーかけぬけて たとえたましいだけになっても きみに会いたい 地球の形にしなる 長い長い帰り道 僕は帰るよ きっと帰るよ きみのところへ! 巨大な倉庫のような世界 ゴーゴーかけぬけて たとえたましいだけになっても きみのところへ 今! | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | 地球の形にしなる 長い長い帰り道 僕は帰るよ きっと帰るよ きみのところへ! ひとりでフラフラ遊び回ってたら いつのまにかこんなに 遠いとこまで来てた おかしな世界に迷いこんだみたい どこまでつづくコスモス どこまでも同じ景色 星がバラバラ落ちてくる 果てない線路の上を ずっと歩いて 僕は歩いて あきらめないで 地球の形にしなる 長い長い帰り道 僕は帰るよ きっと帰るよ きみのところへ! なんだかあやふやで 頼りない気分さ 名前や性別もうまく思い出せないよ こんなこと初めて きみと離れすぎて 呼吸や歩き方までも もう忘れそうさ きみが僕を呼んでるよ 遠くてもきこえるんだ 僕は帰るよ 時を超えても きみのところへ! 巨大な倉庫のような世界 ゴーゴーかけぬけて たとえたましいだけになっても きみに会いたい 地球の形にしなる 長い長い帰り道 僕は帰るよ きっと帰るよ きみのところへ! 巨大な倉庫のような世界 ゴーゴーかけぬけて たとえたましいだけになっても きみのところへ 今! |
見えない小鳥夏のパレードが 足早に通りすぎ がらんとした青空だけが あとに広がってる 僕たちの好きな 季節がまた やってきた なのに今年はいつもと違う はしゃぐ声もとぎれて きみは空を見てる 淋しい目をしている 見えない小鳥が きみの中で 空を夢みる どれだけ抱きしめ くちづけても きみの手は なぜかいつも少し冷たい 夜明けの雨のように 僕は臆病さ 黙ってただみつめるだけ ほんとのこと言葉にすれば きみをなくしそうで 僕といるだけで幸せだと 笑っていた 笑顔がもう戻らないこと 確かめる勇気がない きみは空を見てる 知らずにため息をつく 見えない鳥かごに 囚われた 見えない小鳥 きみの幸せは ここじゃなくて他にある だけどきみが 誰を好きでも 僕はきみを好きだよ きみは空を見てる 淋しい目をしている 見えない小鳥が きみの中で 空を夢みる あと少ししたら きっと言える 笑いながら きみはきみの望む空へと 自由に飛んでいけと 季節が変われば きっと言える 笑いながら きみはきみの望む空へと 自由に飛んでいけと | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 山川恵津子 | 夏のパレードが 足早に通りすぎ がらんとした青空だけが あとに広がってる 僕たちの好きな 季節がまた やってきた なのに今年はいつもと違う はしゃぐ声もとぎれて きみは空を見てる 淋しい目をしている 見えない小鳥が きみの中で 空を夢みる どれだけ抱きしめ くちづけても きみの手は なぜかいつも少し冷たい 夜明けの雨のように 僕は臆病さ 黙ってただみつめるだけ ほんとのこと言葉にすれば きみをなくしそうで 僕といるだけで幸せだと 笑っていた 笑顔がもう戻らないこと 確かめる勇気がない きみは空を見てる 知らずにため息をつく 見えない鳥かごに 囚われた 見えない小鳥 きみの幸せは ここじゃなくて他にある だけどきみが 誰を好きでも 僕はきみを好きだよ きみは空を見てる 淋しい目をしている 見えない小鳥が きみの中で 空を夢みる あと少ししたら きっと言える 笑いながら きみはきみの望む空へと 自由に飛んでいけと 季節が変われば きっと言える 笑いながら きみはきみの望む空へと 自由に飛んでいけと |
走れメロス走れメロス 希望の道を どこまでも どこまでも進め それは終わりのない あこがれ 空いっぱいの 太陽 そして明日に 開く花 走れメロス 希望の道を どこまでも 明日に向かって 走れメロス 夜明けは近い 走れメロス どこまでも進め それは今燃え上がる ほのお 喜びみちる世界 新しい生命(いのち)の 輝き 走れメロス 夜明けは近い どこまでも 明日に向かって | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | 走れメロス 希望の道を どこまでも どこまでも進め それは終わりのない あこがれ 空いっぱいの 太陽 そして明日に 開く花 走れメロス 希望の道を どこまでも 明日に向かって 走れメロス 夜明けは近い 走れメロス どこまでも進め それは今燃え上がる ほのお 喜びみちる世界 新しい生命(いのち)の 輝き 走れメロス 夜明けは近い どこまでも 明日に向かって |
うさぎきみ この間 改札口で 誰かを待っていたひとだね リボンをかけた包みをかかえて 白い靴をはいて もう長いこと待っているのは その目をみればすぐわかったよ こらえてもあふれる涙 手のひらで こすったあとが赤かった うさぎ うさぎ 誰を待って泣いた みんな きみのこと 忘れてる時 うさぎ うさぎ 寒くなってきたよ いつか日も暮れた 人ごみの中 ぼくも友達 待つふりをして しばらくきみのこと見てたよ ざわめく街の中でそこだけが 時を止めたようで 子供の頃に泣いて欲しがった おもちゃの時計が目の前で 不思議な音をたててまわりだした ぼくの胸をたたいてるよ うさぎ うさぎ 誰かを待って泣いた いつまでも そうして 待っているの うさぎ うさぎ 声もかけられずに ぼくはただ黙って きみを見てたよ うさぎ うさぎ 涙ながせもっと 知らん顔で過ぎる 都会の夜 うさぎ うさぎ 駅も街も人も きみのその淋しさで うずめるまで | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | きみ この間 改札口で 誰かを待っていたひとだね リボンをかけた包みをかかえて 白い靴をはいて もう長いこと待っているのは その目をみればすぐわかったよ こらえてもあふれる涙 手のひらで こすったあとが赤かった うさぎ うさぎ 誰を待って泣いた みんな きみのこと 忘れてる時 うさぎ うさぎ 寒くなってきたよ いつか日も暮れた 人ごみの中 ぼくも友達 待つふりをして しばらくきみのこと見てたよ ざわめく街の中でそこだけが 時を止めたようで 子供の頃に泣いて欲しがった おもちゃの時計が目の前で 不思議な音をたててまわりだした ぼくの胸をたたいてるよ うさぎ うさぎ 誰かを待って泣いた いつまでも そうして 待っているの うさぎ うさぎ 声もかけられずに ぼくはただ黙って きみを見てたよ うさぎ うさぎ 涙ながせもっと 知らん顔で過ぎる 都会の夜 うさぎ うさぎ 駅も街も人も きみのその淋しさで うずめるまで |
約束あなたにあうために わたしはうまれた 星の舟にみちびかれ ここまできた ふたつの魂が 呼びあうように そしてふたり この場所でめぐりあった わたしの人生が あなたにつづいてる それは遠い過去からの 約束なの ずっと夢みていた はなれていても 風の中に聴こえてた あなたの声 きつく抱きしめたら 炎になりそうな 胸の想い こんなにも愛している 明日をおそれないで 愛におびえないで どんな悲しい運命も 変えてみせる わたしの人生が あなたにつづいてる それは遠い過去からの 約束なの それは遠い過去からの 約束なの | 谷山浩子 | 谷山浩子 | いしいめぐみ | 石井AQ・谷山浩子 | あなたにあうために わたしはうまれた 星の舟にみちびかれ ここまできた ふたつの魂が 呼びあうように そしてふたり この場所でめぐりあった わたしの人生が あなたにつづいてる それは遠い過去からの 約束なの ずっと夢みていた はなれていても 風の中に聴こえてた あなたの声 きつく抱きしめたら 炎になりそうな 胸の想い こんなにも愛している 明日をおそれないで 愛におびえないで どんな悲しい運命も 変えてみせる わたしの人生が あなたにつづいてる それは遠い過去からの 約束なの それは遠い過去からの 約束なの |
三日月の女神きみの中の商店街を きみがひとり歩いていたら きみの中の駅前の きみの中のキオスクのかげで とんでもない不吉なものが きみをじっとねらっていた それは三日月 暗い目つきの月 ほんとにいやな目つきの きみのあとをついてくる きみの中の路地から路地へと さてきみはついに袋小路 どこへももう逃げられない ほら、いやな気分だね ほら、月が憑いてしまった 暴れてももう遅いよ きみは今夜 ヨコシマな月の女神になった ヨコシマな月のヨコシマな女神 きみの中の商店街を きみはひとり歩いているよ きみは不意に憎んでいる きみの中の公園のハトを なぜそんな害のない 弱い 何もしないハトのことを? きみは三日月 暗い目つきの月 ほんとにいやな目つきの きみの中で焦げるハト きみの中で焦げる麦畑 街が焦げる 炎も上げず じわじわとただ焦げていく ほら、いやな気分だね ほら、自分の心臓を 投げ棄てたいような そんな気持ちなのに ヨコシマな月はずっと三日月 ニセモノの月はまるくなれない 何かが狂ってる きみにはわからない 何かが狂ってる きみにはなおせない 何かが狂ってる もう誰もきみを好きじゃない 何かが狂ってる もう誰もきみを愛せない | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | きみの中の商店街を きみがひとり歩いていたら きみの中の駅前の きみの中のキオスクのかげで とんでもない不吉なものが きみをじっとねらっていた それは三日月 暗い目つきの月 ほんとにいやな目つきの きみのあとをついてくる きみの中の路地から路地へと さてきみはついに袋小路 どこへももう逃げられない ほら、いやな気分だね ほら、月が憑いてしまった 暴れてももう遅いよ きみは今夜 ヨコシマな月の女神になった ヨコシマな月のヨコシマな女神 きみの中の商店街を きみはひとり歩いているよ きみは不意に憎んでいる きみの中の公園のハトを なぜそんな害のない 弱い 何もしないハトのことを? きみは三日月 暗い目つきの月 ほんとにいやな目つきの きみの中で焦げるハト きみの中で焦げる麦畑 街が焦げる 炎も上げず じわじわとただ焦げていく ほら、いやな気分だね ほら、自分の心臓を 投げ棄てたいような そんな気持ちなのに ヨコシマな月はずっと三日月 ニセモノの月はまるくなれない 何かが狂ってる きみにはわからない 何かが狂ってる きみにはなおせない 何かが狂ってる もう誰もきみを好きじゃない 何かが狂ってる もう誰もきみを愛せない |
銀河通信真夜中ひとりで 黙っていると 遠く遠くから 電話がかかる もしもし きみは 元気ですか 淋しくて泣いては いませんか それはどこか宇宙の果ての 知らない星からの長距離電話 窓をあければ 暗い夜空に いちめんの星たちが光りさざめく 真夜中ひとりで 黙っていると 遠く遠くから 電話がかかる もしもし 少しつらい夜です きみの窓の灯りを 想っています 百億光年はるか彼方の きみをなぜだか 信じられます 銀河はめぐり 星は消えても ひとつの想いは 消えず流れる 真夜中わたしも 電話をかける 心の奥の ダイヤルまわす もしもし 見知らぬわたしの友だち わたしはちゃんと 歩いています 今は小さな 命の種が 遠いあしたに 花ひらくまで 静かな川が 流れ流れて 大きな海にひろがる日まで | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | 真夜中ひとりで 黙っていると 遠く遠くから 電話がかかる もしもし きみは 元気ですか 淋しくて泣いては いませんか それはどこか宇宙の果ての 知らない星からの長距離電話 窓をあければ 暗い夜空に いちめんの星たちが光りさざめく 真夜中ひとりで 黙っていると 遠く遠くから 電話がかかる もしもし 少しつらい夜です きみの窓の灯りを 想っています 百億光年はるか彼方の きみをなぜだか 信じられます 銀河はめぐり 星は消えても ひとつの想いは 消えず流れる 真夜中わたしも 電話をかける 心の奥の ダイヤルまわす もしもし 見知らぬわたしの友だち わたしはちゃんと 歩いています 今は小さな 命の種が 遠いあしたに 花ひらくまで 静かな川が 流れ流れて 大きな海にひろがる日まで |
そっくりハウス真夜中 目がさめた おへやのまん中に 小さなおうちがありました わたしの住んでいる おうちとよくにてる やねもとびらも かべの色も そっくりハウス どこからきた そっくりハウス ここにある そっくりハウス 何から何までおんなじおうち まどからのぞいたら 小さなおとうさん 小さなテレビを見ているよ 小さなおかあさん 小さなテーブルで 小さな花びんに花をいけた そっくりハウス あかりが消えた そっくりハウス 夜がふける そっくりハウス きこえてくる しずかなねいき 小さな子どもべや 小さな女の子 わたしとおんなじパジャマをきて こちらに せを向けて 何かをのぞいてる ほんとに小さな 小さなまどを そっくりハウス おうちの中に そっくりハウス うちがある そっくりハウス その中にまた おんなじおうち そっくりハウス おうちの外に そっくりハウス うちがある そっくりハウス その外にまた おんなじおうち | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ | 真夜中 目がさめた おへやのまん中に 小さなおうちがありました わたしの住んでいる おうちとよくにてる やねもとびらも かべの色も そっくりハウス どこからきた そっくりハウス ここにある そっくりハウス 何から何までおんなじおうち まどからのぞいたら 小さなおとうさん 小さなテレビを見ているよ 小さなおかあさん 小さなテーブルで 小さな花びんに花をいけた そっくりハウス あかりが消えた そっくりハウス 夜がふける そっくりハウス きこえてくる しずかなねいき 小さな子どもべや 小さな女の子 わたしとおんなじパジャマをきて こちらに せを向けて 何かをのぞいてる ほんとに小さな 小さなまどを そっくりハウス おうちの中に そっくりハウス うちがある そっくりハウス その中にまた おんなじおうち そっくりハウス おうちの外に そっくりハウス うちがある そっくりハウス その外にまた おんなじおうち |
フィンランドフィンランド フィンランド フィンランド いつかは行きたい 憧れの国 わたしの夢よ フィンランド フィンランド フィンランド 憧れの国 仔馬に乗ったり キャンプをしたり テレビを見たり そんな感じの国 フィンランド フィンランド フィンランド ロシアの近く 確かあのへんの どこかにある フィンランド フィンランド フィンランド どこかにある国 ベトナムからは たぶん遠くて 日本からも遠い そんな感じの国 フィンランド フィンランド フィンランド 朝ごはんを食べ 昼ごはんを食べ 晩ごはんも食べる フィンランド フィンランド フィンランド そんな感じの国 海外旅行の 行き先として 忘れられてる ベルギーと共に フィンランド フィンランド フィンランド 山はそびえ立ち 梢は高く 鳥はさえずり フィンランド フィンランド フィンランド そんな感じの国 フィンランド フィンランド フィンランド 山はそびえ立ち 梢は高く 鳥はさえずり フィンランド フィンランド フィンランド そんな感じの国 そんな感じの国 どこかにある国 | 谷山浩子 | Michael Palin | Michael Palin | 小室等 | フィンランド フィンランド フィンランド いつかは行きたい 憧れの国 わたしの夢よ フィンランド フィンランド フィンランド 憧れの国 仔馬に乗ったり キャンプをしたり テレビを見たり そんな感じの国 フィンランド フィンランド フィンランド ロシアの近く 確かあのへんの どこかにある フィンランド フィンランド フィンランド どこかにある国 ベトナムからは たぶん遠くて 日本からも遠い そんな感じの国 フィンランド フィンランド フィンランド 朝ごはんを食べ 昼ごはんを食べ 晩ごはんも食べる フィンランド フィンランド フィンランド そんな感じの国 海外旅行の 行き先として 忘れられてる ベルギーと共に フィンランド フィンランド フィンランド 山はそびえ立ち 梢は高く 鳥はさえずり フィンランド フィンランド フィンランド そんな感じの国 フィンランド フィンランド フィンランド 山はそびえ立ち 梢は高く 鳥はさえずり フィンランド フィンランド フィンランド そんな感じの国 そんな感じの国 どこかにある国 |
おやすみおやすみ ぼくの 大好きな人 遠くはなれて 会えないけれど おやすみ ぼくは あなたのことを 想っているよ どんな時でも 淋しくないか ひとりの夜は 話す相手は いるのだろうか おやすみ 今夜 あなたのために 灯りをひとつ ともして眠るよ おやすみ ぼくの 大好きな人 遠い窓辺で 祈っているよ おやすみ ぼくは あなたのために ほほえみひとつ あげられないけど 淋しくないか ひとりの夜は 暗い夜道で 迷っていないか おやすみ 今夜 あなたの夢の かたすみにでも はいれるものなら 淋しくないか ひとりの夜は ひざをかかえて 泣いてはいないか おやすみ ぼくの 大好きな人 今夜また とどかない 子守唄 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | おやすみ ぼくの 大好きな人 遠くはなれて 会えないけれど おやすみ ぼくは あなたのことを 想っているよ どんな時でも 淋しくないか ひとりの夜は 話す相手は いるのだろうか おやすみ 今夜 あなたのために 灯りをひとつ ともして眠るよ おやすみ ぼくの 大好きな人 遠い窓辺で 祈っているよ おやすみ ぼくは あなたのために ほほえみひとつ あげられないけど 淋しくないか ひとりの夜は 暗い夜道で 迷っていないか おやすみ 今夜 あなたの夢の かたすみにでも はいれるものなら 淋しくないか ひとりの夜は ひざをかかえて 泣いてはいないか おやすみ ぼくの 大好きな人 今夜また とどかない 子守唄 |
SORAMIMI~空が耳をすましている~あなたを見ていたのよ いつでもあなただけを 友だちの中で はしゃいでいても 心だけ黙りこんで だけど 口に出してはいけないとわかってる 一度だけふれた指の熱さを ポケットにかくした 送ってくれる いつもの海岸通り 木立ちの枝に今夜は たくさんの星を飾った 星がささやく 「あなたが好きです」 風が ゆするたびに あなた ふりむき 耳をすましても それは たぶん SORAMIMI さりげないサヨナラで 別れた風の駅の 通路のよごれた壁にもたれて あなたを思っていた 不幸になるわきっと 愛をかわしあっても 誰かの涙と ひきかえにした 記憶が 重すぎて やさしい雨が 木立ちをぬらす夜更けに 星は 流星になって 眠る あなたのもとへ走る 星がささやく 「あなたが好きです」 闇のカーテンごし あなた 目覚めても あかりつけないで それは ただの SORAMIMI 星が泣いてる 「あなたが好きです」 かくしきれない恋 あなた 気づかないふりをしていてね それは ただの SORAMIMI 星がささやく 「あなたが好きです」 風が ゆするたびに あなた ふりむき 耳をすましても それは たぶん SORAMIMI 星がささやく 「あなたが好きです」 風が ゆするたびに あなた ふりむき 耳をすましても それは たぶん SORAMIMI | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | あなたを見ていたのよ いつでもあなただけを 友だちの中で はしゃいでいても 心だけ黙りこんで だけど 口に出してはいけないとわかってる 一度だけふれた指の熱さを ポケットにかくした 送ってくれる いつもの海岸通り 木立ちの枝に今夜は たくさんの星を飾った 星がささやく 「あなたが好きです」 風が ゆするたびに あなた ふりむき 耳をすましても それは たぶん SORAMIMI さりげないサヨナラで 別れた風の駅の 通路のよごれた壁にもたれて あなたを思っていた 不幸になるわきっと 愛をかわしあっても 誰かの涙と ひきかえにした 記憶が 重すぎて やさしい雨が 木立ちをぬらす夜更けに 星は 流星になって 眠る あなたのもとへ走る 星がささやく 「あなたが好きです」 闇のカーテンごし あなた 目覚めても あかりつけないで それは ただの SORAMIMI 星が泣いてる 「あなたが好きです」 かくしきれない恋 あなた 気づかないふりをしていてね それは ただの SORAMIMI 星がささやく 「あなたが好きです」 風が ゆするたびに あなた ふりむき 耳をすましても それは たぶん SORAMIMI 星がささやく 「あなたが好きです」 風が ゆするたびに あなた ふりむき 耳をすましても それは たぶん SORAMIMI |
催眠レインコートこんな悲しい時 とてもじゃないけど 暖かなベッドの中では眠れない 真夜中に起き出して 眠れる場所をさがしまわり 家中をうろついた バスルーム キッチン 本棚の陰 玄関 タンスの中 でもこんな悲しい時 とてもじゃないけど 静けさのとばりの中では眠れない 何もかも乾いてる 冷たい夢に乾ききってる 青ざめた月の窓 開いて 空を見上げて 空に ねえ お願いだから雨を降らせて すました顔して わたしを見ていないで 間の抜けた子守唄 聴かせてくれるヒマがあるなら 屋根を打つどしゃ降りの 激しい雨の音を聴かせて AH! それはとても信じられない 殺人的な前代未聞のどしゃ降り もう誰も何も考えられない 誰も何も感じられない 思い出せない 催眠レインコート 催眠レインコート ほしいのは眠りだけ 心は要らない 濡れて重いから 催眠レインコート 催眠レインコート 包まれて 眠る こんな悲しい時 とてもじゃないけど 穏やかなシトシト雨では 眠れない どしゃ降りの雨よ降れ わたしの屋根は崩れ落ちて どしゃ降りの雨よ降れ わたしの家は沈んでいく 坂道の急流を 流され消える魚の群れ 揺らぐライト あえぐクラクション 夜更けの街は滝壷のよう ねえ お願いだから雨を降らせて まだまだこれくらいじゃたりない ねえ お願いだから雨を降らせて まだまだこれくらいじゃたりない ねえ お願いだから雨を降らせて まだまだこれくらいじゃたりない | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | こんな悲しい時 とてもじゃないけど 暖かなベッドの中では眠れない 真夜中に起き出して 眠れる場所をさがしまわり 家中をうろついた バスルーム キッチン 本棚の陰 玄関 タンスの中 でもこんな悲しい時 とてもじゃないけど 静けさのとばりの中では眠れない 何もかも乾いてる 冷たい夢に乾ききってる 青ざめた月の窓 開いて 空を見上げて 空に ねえ お願いだから雨を降らせて すました顔して わたしを見ていないで 間の抜けた子守唄 聴かせてくれるヒマがあるなら 屋根を打つどしゃ降りの 激しい雨の音を聴かせて AH! それはとても信じられない 殺人的な前代未聞のどしゃ降り もう誰も何も考えられない 誰も何も感じられない 思い出せない 催眠レインコート 催眠レインコート ほしいのは眠りだけ 心は要らない 濡れて重いから 催眠レインコート 催眠レインコート 包まれて 眠る こんな悲しい時 とてもじゃないけど 穏やかなシトシト雨では 眠れない どしゃ降りの雨よ降れ わたしの屋根は崩れ落ちて どしゃ降りの雨よ降れ わたしの家は沈んでいく 坂道の急流を 流され消える魚の群れ 揺らぐライト あえぐクラクション 夜更けの街は滝壷のよう ねえ お願いだから雨を降らせて まだまだこれくらいじゃたりない ねえ お願いだから雨を降らせて まだまだこれくらいじゃたりない ねえ お願いだから雨を降らせて まだまだこれくらいじゃたりない |
小さな魚青い春のせせらぎを 水をけり しぶきをはね きらりきらり 銀色の 背を光らせて泳いでいる 荒い波をこえてきた 凍えそうな寒い冬も ひとつひとつこえていけば いつか会えると信じていた 明日はもっときれいになる もっと強くやさしくなる 音をたてて割れていく 氷が自由な水にかわる きれいになった わたしをつれて 会いに行きたい人がいる はるかな水の流れをたどり いつかあなたに 笑いかける 今 わたしは小さな魚だけれど あなたへと 泳いでいく 今 わたしは小さな魚だけれど あなたへと 泳いでいく あなたがただそこにいて 生きている そのことで わたしはきょうも生きていける 日射しに顔を 上げていける 雨降る朝に 風の夜更けに わたしはいつも祈っている あなたの額に輝く星が どんな闇にも 翳らぬよう 今 わたしは小さな魚だけれど あなたへと 泳いでいく 今 わたしは小さな魚だけれど あなたへと 泳いでいく | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | 青い春のせせらぎを 水をけり しぶきをはね きらりきらり 銀色の 背を光らせて泳いでいる 荒い波をこえてきた 凍えそうな寒い冬も ひとつひとつこえていけば いつか会えると信じていた 明日はもっときれいになる もっと強くやさしくなる 音をたてて割れていく 氷が自由な水にかわる きれいになった わたしをつれて 会いに行きたい人がいる はるかな水の流れをたどり いつかあなたに 笑いかける 今 わたしは小さな魚だけれど あなたへと 泳いでいく 今 わたしは小さな魚だけれど あなたへと 泳いでいく あなたがただそこにいて 生きている そのことで わたしはきょうも生きていける 日射しに顔を 上げていける 雨降る朝に 風の夜更けに わたしはいつも祈っている あなたの額に輝く星が どんな闇にも 翳らぬよう 今 わたしは小さな魚だけれど あなたへと 泳いでいく 今 わたしは小さな魚だけれど あなたへと 泳いでいく |
鳥籠姫鳴いてごらん Cuckoo きれいな声で ぼくのことを愛していると いとおしい小鳥 きみはぼくだけの いつもそばで 歌っておくれ やさしくささやく あなたの声が 今も確かに きこえるけれど それは海からの 風が運んだ どこにもいない人の幻 長い長い孤独の時 帰らぬ人を 待ちつづけて わたしはわたしを ここに閉じこめた 柳の枝で編んだ鳥籠 もう誰もわたしの 背中のねじを 巻いてくれる人もいないのに 鳴いてごらんCuckoo きれいな声で ぼくのことを愛していると できるならきみを この籠の中 鍵をかけて 閉じこめたいよ あなたの願いは どんなことでも すべてかなえてあげたかったの だけど願いだけ ここに残して あなたは消えた 永久(とわ)の旅へと 海の見える 丘の家に ほこりだけが 静かに積もる わたしはわたしを ここに閉じこめた 柳の枝で編んだ鳥籠 わたしを作った あなたの腕に 帰るその日を ひとり待ちながら | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | 鳴いてごらん Cuckoo きれいな声で ぼくのことを愛していると いとおしい小鳥 きみはぼくだけの いつもそばで 歌っておくれ やさしくささやく あなたの声が 今も確かに きこえるけれど それは海からの 風が運んだ どこにもいない人の幻 長い長い孤独の時 帰らぬ人を 待ちつづけて わたしはわたしを ここに閉じこめた 柳の枝で編んだ鳥籠 もう誰もわたしの 背中のねじを 巻いてくれる人もいないのに 鳴いてごらんCuckoo きれいな声で ぼくのことを愛していると できるならきみを この籠の中 鍵をかけて 閉じこめたいよ あなたの願いは どんなことでも すべてかなえてあげたかったの だけど願いだけ ここに残して あなたは消えた 永久(とわ)の旅へと 海の見える 丘の家に ほこりだけが 静かに積もる わたしはわたしを ここに閉じこめた 柳の枝で編んだ鳥籠 わたしを作った あなたの腕に 帰るその日を ひとり待ちながら |
向こう側の王国何かが変わりはじめてる 目に見えないかすかな違い こちらではほんの少しだけど 今ごろ向こうは大騒ぎ 窓辺の花がしおれたら 旅に出る仕度をしよう 仕度といっても荷物はいらない 翼の生えた靴もいらない 早い話 何もいらないってこと。 実はそうさ 仕度もいらない。 視線のすみで何か動いた 急いであとを追いかけるかい? 追いかけなくても同じことだけど 気がつけばきみはもうそこにいない こちらで花がしおれたら 向こうでは何が起きてる? いろんなものに水をやってみよう 普通のやり方じゃ だめさもちろん もう少しきみは賢くならなきゃ 三日月(トビウオ)で背中がかけるくらい 思い出せるかい 明日のお天気 思い出せるかい いないフラミンゴ 思い出せるかい 起きてない事件 思い出せるかい 僕の名前 命の花がふるえてる 大事な花がきらめいてる 少女のきみが笑っている ほら 向こう側の王国で ここからどこへ? どこからどこへ? 心の地図はくるくる回る 空耳の声が導く旅は 始まりも終わりも途中もない 思い出せるかい 明日のお天気 思い出せるかい 知らない呪文 思い出せるかい 今から始まる 作り話のほんとのお話 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | 何かが変わりはじめてる 目に見えないかすかな違い こちらではほんの少しだけど 今ごろ向こうは大騒ぎ 窓辺の花がしおれたら 旅に出る仕度をしよう 仕度といっても荷物はいらない 翼の生えた靴もいらない 早い話 何もいらないってこと。 実はそうさ 仕度もいらない。 視線のすみで何か動いた 急いであとを追いかけるかい? 追いかけなくても同じことだけど 気がつけばきみはもうそこにいない こちらで花がしおれたら 向こうでは何が起きてる? いろんなものに水をやってみよう 普通のやり方じゃ だめさもちろん もう少しきみは賢くならなきゃ 三日月(トビウオ)で背中がかけるくらい 思い出せるかい 明日のお天気 思い出せるかい いないフラミンゴ 思い出せるかい 起きてない事件 思い出せるかい 僕の名前 命の花がふるえてる 大事な花がきらめいてる 少女のきみが笑っている ほら 向こう側の王国で ここからどこへ? どこからどこへ? 心の地図はくるくる回る 空耳の声が導く旅は 始まりも終わりも途中もない 思い出せるかい 明日のお天気 思い出せるかい 知らない呪文 思い出せるかい 今から始まる 作り話のほんとのお話 |
電波塔の少年淋しさのかたちをした月が傾いて 危うく夜空に貼りついている 眠らない街の景色 僕は見下ろしてる 誰も僕には届かない 見える限りの家やビルの窓にきみがいる 数えきれないきみを ずっとずっとみつめている 街は今 魔法のように 僕のひろげた手の中で 光る箱庭に変わる この夜をきみにあげるよ 全部きみのものだよ 僕はこんなにきみのことだけを 好きなのに 悲しみの深さなんて 何の力にもならない 心は武器にならない ちっぽけなこの体を僕は変える 目に見えない不思議な力へと 自由に飛ぶよ 僕は電波 星も越えて行く 言葉と歌を抱いて 寒い夜の空を走る きみへと飛ぶよ 僕は電波 星も越えて行く 言葉と歌を抱いて 寒い夜の空を走る でもきみの受信装置 ひどく壊れている 部屋のすみにころがしたままで もうきみはそこにいない 誰も聴いていない ノイズだけが闇を汚してる もう僕はどこにも どこにもいなくなる | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | 淋しさのかたちをした月が傾いて 危うく夜空に貼りついている 眠らない街の景色 僕は見下ろしてる 誰も僕には届かない 見える限りの家やビルの窓にきみがいる 数えきれないきみを ずっとずっとみつめている 街は今 魔法のように 僕のひろげた手の中で 光る箱庭に変わる この夜をきみにあげるよ 全部きみのものだよ 僕はこんなにきみのことだけを 好きなのに 悲しみの深さなんて 何の力にもならない 心は武器にならない ちっぽけなこの体を僕は変える 目に見えない不思議な力へと 自由に飛ぶよ 僕は電波 星も越えて行く 言葉と歌を抱いて 寒い夜の空を走る きみへと飛ぶよ 僕は電波 星も越えて行く 言葉と歌を抱いて 寒い夜の空を走る でもきみの受信装置 ひどく壊れている 部屋のすみにころがしたままで もうきみはそこにいない 誰も聴いていない ノイズだけが闇を汚してる もう僕はどこにも どこにもいなくなる |
テルーの唄夕闇迫る雲の上 いつも一羽で飛んでいる 鷹はきっと悲しかろう 音も途絶えた風の中 空を掴んだその翼 休めることはできなくて 心を何にたとえよう 鷹のようなこの心 心を何にたとえよう 空を舞うよな悲しさを 雨のそぼ降る岩陰に いつも小さく咲いている 花はきっと切なかろう 色も霞んだ雨の中 薄桃色の花びらを 愛でてくれる手もなくて 心を何にたとえよう 花のようなこの心 心を何にたとえよう 雨に打たれる切なさを 人影絶えた野の道を 私とともに歩んでる あなたもきっと寂しかろう 虫の囁く草原(くさはら)を ともに道行く人だけど 絶えて物言うこともなく 心を何にたとえよう 一人道行くこの心 心を何にたとえよう 一人ぼっちの寂しさを | 谷山浩子 | 宮崎吾朗 | 谷山浩子 | | 夕闇迫る雲の上 いつも一羽で飛んでいる 鷹はきっと悲しかろう 音も途絶えた風の中 空を掴んだその翼 休めることはできなくて 心を何にたとえよう 鷹のようなこの心 心を何にたとえよう 空を舞うよな悲しさを 雨のそぼ降る岩陰に いつも小さく咲いている 花はきっと切なかろう 色も霞んだ雨の中 薄桃色の花びらを 愛でてくれる手もなくて 心を何にたとえよう 花のようなこの心 心を何にたとえよう 雨に打たれる切なさを 人影絶えた野の道を 私とともに歩んでる あなたもきっと寂しかろう 虫の囁く草原(くさはら)を ともに道行く人だけど 絶えて物言うこともなく 心を何にたとえよう 一人道行くこの心 心を何にたとえよう 一人ぼっちの寂しさを |
リカちゃんのポケットリカのポケットはいつもふくらんでいる キャラメルやチョコレートやチューインガム ベタベタのあまい夢で 赤 黄色 青 緑 紫 ピンク 色とりどりのセロファンの洪水が おまえのまつ毛を飾る ねじれたリボンが狂い咲き 「ねえ 好きなのよ 大好きなの こーゆうのって ねえ 胸の中 熱くなるわ せつなくて!」 リカのポケットに何をいくらつめても いつまでたってもいっぱいにならない ますますおなかがすいて 夜の街歩くたび ポケットが鳴る あれもこれも 片はしから欲しがる 広告写真の中に 鈴なりの夢をつかみどり 「ねえ 好きなのよ 大好きなの こーゆうのって ねえ 胸の中 熱くなるわ せつなくて!」 リカのポケットにある日 すきまができた 少し油断をして よそ見してた時 暗闇が なだれこんだ 夜の街歩いても とても淋しい 特別なわけなんか何もないけど 淋しいの 帰れないの おうちにはとても帰れない 「ねえ 好きなのよ 大好きなの こーゆうのって ねえ 胸の中 熱くなるわ せつなくて!」…… | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | リカのポケットはいつもふくらんでいる キャラメルやチョコレートやチューインガム ベタベタのあまい夢で 赤 黄色 青 緑 紫 ピンク 色とりどりのセロファンの洪水が おまえのまつ毛を飾る ねじれたリボンが狂い咲き 「ねえ 好きなのよ 大好きなの こーゆうのって ねえ 胸の中 熱くなるわ せつなくて!」 リカのポケットに何をいくらつめても いつまでたってもいっぱいにならない ますますおなかがすいて 夜の街歩くたび ポケットが鳴る あれもこれも 片はしから欲しがる 広告写真の中に 鈴なりの夢をつかみどり 「ねえ 好きなのよ 大好きなの こーゆうのって ねえ 胸の中 熱くなるわ せつなくて!」 リカのポケットにある日 すきまができた 少し油断をして よそ見してた時 暗闇が なだれこんだ 夜の街歩いても とても淋しい 特別なわけなんか何もないけど 淋しいの 帰れないの おうちにはとても帰れない 「ねえ 好きなのよ 大好きなの こーゆうのって ねえ 胸の中 熱くなるわ せつなくて!」…… |
きみがいるから血管 ありがと いつもそばにいてくれて いろんなものを 運んでくれて 内臓 ありがと いつもそばにいてくれて ずっと眠らず 働いてくれて きみがいるから わたし今日も生きてる 無口な優しさに守られて 骨 ありがと いつもそばにいてくれて わたしのすべて 支えてくれて 他のみんなもありがと まとめてでごめん ほんとありがと 言葉じゃ足りない 生まれたときからずっと 一緒にいたね 一緒に遊んで一緒に泣いて 陽射しのきらめく 野原を きみと歩くシアワセ きみがいるから わたし今日も生きてる これからも笑って 生きていくよ | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 栗原正己・谷山浩子 | 血管 ありがと いつもそばにいてくれて いろんなものを 運んでくれて 内臓 ありがと いつもそばにいてくれて ずっと眠らず 働いてくれて きみがいるから わたし今日も生きてる 無口な優しさに守られて 骨 ありがと いつもそばにいてくれて わたしのすべて 支えてくれて 他のみんなもありがと まとめてでごめん ほんとありがと 言葉じゃ足りない 生まれたときからずっと 一緒にいたね 一緒に遊んで一緒に泣いて 陽射しのきらめく 野原を きみと歩くシアワセ きみがいるから わたし今日も生きてる これからも笑って 生きていくよ |