| 小さな魚青い春のせせらぎを 水をけり しぶきをはね きらりきらり 銀色の 背を光らせて泳いでいる 荒い波をこえてきた 凍えそうな寒い冬も ひとつひとつこえていけば いつか会えると信じていた 明日はもっときれいになる もっと強くやさしくなる 音をたてて割れていく 氷が自由な水にかわる きれいになった わたしをつれて 会いに行きたい人がいる はるかな水の流れをたどり いつかあなたに 笑いかける 今 わたしは小さな魚だけれど あなたへと 泳いでいく 今 わたしは小さな魚だけれど あなたへと 泳いでいく あなたがただそこにいて 生きている そのことで わたしはきょうも生きていける 日射しに顔を 上げていける 雨降る朝に 風の夜更けに わたしはいつも祈っている あなたの額に輝く星が どんな闇にも 翳らぬよう 今 わたしは小さな魚だけれど あなたへと 泳いでいく 今 わたしは小さな魚だけれど あなたへと 泳いでいく | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | 青い春のせせらぎを 水をけり しぶきをはね きらりきらり 銀色の 背を光らせて泳いでいる 荒い波をこえてきた 凍えそうな寒い冬も ひとつひとつこえていけば いつか会えると信じていた 明日はもっときれいになる もっと強くやさしくなる 音をたてて割れていく 氷が自由な水にかわる きれいになった わたしをつれて 会いに行きたい人がいる はるかな水の流れをたどり いつかあなたに 笑いかける 今 わたしは小さな魚だけれど あなたへと 泳いでいく 今 わたしは小さな魚だけれど あなたへと 泳いでいく あなたがただそこにいて 生きている そのことで わたしはきょうも生きていける 日射しに顔を 上げていける 雨降る朝に 風の夜更けに わたしはいつも祈っている あなたの額に輝く星が どんな闇にも 翳らぬよう 今 わたしは小さな魚だけれど あなたへと 泳いでいく 今 わたしは小さな魚だけれど あなたへと 泳いでいく |
| ねこねこでんわねこねこでんわ ねこのかお ねこねこでんわ かけてみよう だれにかかるか わからない もしもし だれですか もしもし クジラです みなみのうみで プカプカういています あそびにきてください それではさようなら ねこねこでんわ ねこのかお ねこねこでんわ かけてみよう だれにかかるか わからない もしもし だれですか もしもし サンタです きょうはちょっと寒いので おおきなジャガイモの シチューをたべてます それではさようなら ねこねこでんわ ねこのかお ねこねこでんわ かけてみよう だれにかかるか わからない もしもし だれですか もしもし こねこです さんぽにでかけたら パンやのおねえさん ジャムパンくれました アンパンくれました ミルクもくれました それではさようなら | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | ねこねこでんわ ねこのかお ねこねこでんわ かけてみよう だれにかかるか わからない もしもし だれですか もしもし クジラです みなみのうみで プカプカういています あそびにきてください それではさようなら ねこねこでんわ ねこのかお ねこねこでんわ かけてみよう だれにかかるか わからない もしもし だれですか もしもし サンタです きょうはちょっと寒いので おおきなジャガイモの シチューをたべてます それではさようなら ねこねこでんわ ねこのかお ねこねこでんわ かけてみよう だれにかかるか わからない もしもし だれですか もしもし こねこです さんぽにでかけたら パンやのおねえさん ジャムパンくれました アンパンくれました ミルクもくれました それではさようなら |
| そっくりハウス真夜中 目がさめた おへやのまん中に 小さなおうちがありました わたしの住んでいる おうちとよくにてる やねもとびらも かべの色も そっくりハウス どこからきた そっくりハウス ここにある そっくりハウス 何から何までおんなじおうち まどからのぞいたら 小さなおとうさん 小さなテレビを見ているよ 小さなおかあさん 小さなテーブルで 小さな花びんに花をいけた そっくりハウス あかりが消えた そっくりハウス 夜がふける そっくりハウス きこえてくる しずかなねいき 小さな子どもべや 小さな女の子 わたしとおんなじパジャマをきて こちらに せを向けて 何かをのぞいてる ほんとに小さな 小さなまどを そっくりハウス おうちの中に そっくりハウス うちがある そっくりハウス その中にまた おんなじおうち そっくりハウス おうちの外に そっくりハウス うちがある そっくりハウス その外にまた おんなじおうち | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ | 真夜中 目がさめた おへやのまん中に 小さなおうちがありました わたしの住んでいる おうちとよくにてる やねもとびらも かべの色も そっくりハウス どこからきた そっくりハウス ここにある そっくりハウス 何から何までおんなじおうち まどからのぞいたら 小さなおとうさん 小さなテレビを見ているよ 小さなおかあさん 小さなテーブルで 小さな花びんに花をいけた そっくりハウス あかりが消えた そっくりハウス 夜がふける そっくりハウス きこえてくる しずかなねいき 小さな子どもべや 小さな女の子 わたしとおんなじパジャマをきて こちらに せを向けて 何かをのぞいてる ほんとに小さな 小さなまどを そっくりハウス おうちの中に そっくりハウス うちがある そっくりハウス その中にまた おんなじおうち そっくりハウス おうちの外に そっくりハウス うちがある そっくりハウス その外にまた おんなじおうち |
| 向こう側の王国何かが変わりはじめてる 目に見えないかすかな違い こちらではほんの少しだけど 今ごろ向こうは大騒ぎ 窓辺の花がしおれたら 旅に出る仕度をしよう 仕度といっても荷物はいらない 翼の生えた靴もいらない 早い話 何もいらないってこと。 実はそうさ 仕度もいらない。 視線のすみで何か動いた 急いであとを追いかけるかい? 追いかけなくても同じことだけど 気がつけばきみはもうそこにいない こちらで花がしおれたら 向こうでは何が起きてる? いろんなものに水をやってみよう 普通のやり方じゃ だめさもちろん もう少しきみは賢くならなきゃ 三日月(トビウオ)で背中がかけるくらい 思い出せるかい 明日のお天気 思い出せるかい いないフラミンゴ 思い出せるかい 起きてない事件 思い出せるかい 僕の名前 命の花がふるえてる 大事な花がきらめいてる 少女のきみが笑っている ほら 向こう側の王国で ここからどこへ? どこからどこへ? 心の地図はくるくる回る 空耳の声が導く旅は 始まりも終わりも途中もない 思い出せるかい 明日のお天気 思い出せるかい 知らない呪文 思い出せるかい 今から始まる 作り話のほんとのお話 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | 何かが変わりはじめてる 目に見えないかすかな違い こちらではほんの少しだけど 今ごろ向こうは大騒ぎ 窓辺の花がしおれたら 旅に出る仕度をしよう 仕度といっても荷物はいらない 翼の生えた靴もいらない 早い話 何もいらないってこと。 実はそうさ 仕度もいらない。 視線のすみで何か動いた 急いであとを追いかけるかい? 追いかけなくても同じことだけど 気がつけばきみはもうそこにいない こちらで花がしおれたら 向こうでは何が起きてる? いろんなものに水をやってみよう 普通のやり方じゃ だめさもちろん もう少しきみは賢くならなきゃ 三日月(トビウオ)で背中がかけるくらい 思い出せるかい 明日のお天気 思い出せるかい いないフラミンゴ 思い出せるかい 起きてない事件 思い出せるかい 僕の名前 命の花がふるえてる 大事な花がきらめいてる 少女のきみが笑っている ほら 向こう側の王国で ここからどこへ? どこからどこへ? 心の地図はくるくる回る 空耳の声が導く旅は 始まりも終わりも途中もない 思い出せるかい 明日のお天気 思い出せるかい 知らない呪文 思い出せるかい 今から始まる 作り話のほんとのお話 |
| おやすみおやすみ ぼくの 大好きな人 遠くはなれて 会えないけれど おやすみ ぼくは あなたのことを 想っているよ どんな時でも 淋しくないか ひとりの夜は 話す相手は いるのだろうか おやすみ 今夜 あなたのために 灯りをひとつ ともして眠るよ おやすみ ぼくの 大好きな人 遠い窓辺で 祈っているよ おやすみ ぼくは あなたのために ほほえみひとつ あげられないけど 淋しくないか ひとりの夜は 暗い夜道で 迷っていないか おやすみ 今夜 あなたの夢の かたすみにでも はいれるものなら 淋しくないか ひとりの夜は ひざをかかえて 泣いてはいないか おやすみ ぼくの 大好きな人 今夜また とどかない 子守唄 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | おやすみ ぼくの 大好きな人 遠くはなれて 会えないけれど おやすみ ぼくは あなたのことを 想っているよ どんな時でも 淋しくないか ひとりの夜は 話す相手は いるのだろうか おやすみ 今夜 あなたのために 灯りをひとつ ともして眠るよ おやすみ ぼくの 大好きな人 遠い窓辺で 祈っているよ おやすみ ぼくは あなたのために ほほえみひとつ あげられないけど 淋しくないか ひとりの夜は 暗い夜道で 迷っていないか おやすみ 今夜 あなたの夢の かたすみにでも はいれるものなら 淋しくないか ひとりの夜は ひざをかかえて 泣いてはいないか おやすみ ぼくの 大好きな人 今夜また とどかない 子守唄 |
| 走れメロス走れメロス 希望の道を どこまでも どこまでも進め それは終わりのない あこがれ 空いっぱいの 太陽 そして明日に 開く花 走れメロス 希望の道を どこまでも 明日に向かって 走れメロス 夜明けは近い 走れメロス どこまでも進め それは今燃え上がる ほのお 喜びみちる世界 新しい生命(いのち)の 輝き 走れメロス 夜明けは近い どこまでも 明日に向かって | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | 走れメロス 希望の道を どこまでも どこまでも進め それは終わりのない あこがれ 空いっぱいの 太陽 そして明日に 開く花 走れメロス 希望の道を どこまでも 明日に向かって 走れメロス 夜明けは近い 走れメロス どこまでも進め それは今燃え上がる ほのお 喜びみちる世界 新しい生命(いのち)の 輝き 走れメロス 夜明けは近い どこまでも 明日に向かって |
| 鳥籠姫鳴いてごらん Cuckoo きれいな声で ぼくのことを愛していると いとおしい小鳥 きみはぼくだけの いつもそばで 歌っておくれ やさしくささやく あなたの声が 今も確かに きこえるけれど それは海からの 風が運んだ どこにもいない人の幻 長い長い孤独の時 帰らぬ人を 待ちつづけて わたしはわたしを ここに閉じこめた 柳の枝で編んだ鳥籠 もう誰もわたしの 背中のねじを 巻いてくれる人もいないのに 鳴いてごらんCuckoo きれいな声で ぼくのことを愛していると できるならきみを この籠の中 鍵をかけて 閉じこめたいよ あなたの願いは どんなことでも すべてかなえてあげたかったの だけど願いだけ ここに残して あなたは消えた 永久(とわ)の旅へと 海の見える 丘の家に ほこりだけが 静かに積もる わたしはわたしを ここに閉じこめた 柳の枝で編んだ鳥籠 わたしを作った あなたの腕に 帰るその日を ひとり待ちながら | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | 鳴いてごらん Cuckoo きれいな声で ぼくのことを愛していると いとおしい小鳥 きみはぼくだけの いつもそばで 歌っておくれ やさしくささやく あなたの声が 今も確かに きこえるけれど それは海からの 風が運んだ どこにもいない人の幻 長い長い孤独の時 帰らぬ人を 待ちつづけて わたしはわたしを ここに閉じこめた 柳の枝で編んだ鳥籠 もう誰もわたしの 背中のねじを 巻いてくれる人もいないのに 鳴いてごらんCuckoo きれいな声で ぼくのことを愛していると できるならきみを この籠の中 鍵をかけて 閉じこめたいよ あなたの願いは どんなことでも すべてかなえてあげたかったの だけど願いだけ ここに残して あなたは消えた 永久(とわ)の旅へと 海の見える 丘の家に ほこりだけが 静かに積もる わたしはわたしを ここに閉じこめた 柳の枝で編んだ鳥籠 わたしを作った あなたの腕に 帰るその日を ひとり待ちながら |
| リカちゃんのポケットリカのポケットはいつもふくらんでいる キャラメルやチョコレートやチューインガム ベタベタのあまい夢で 赤 黄色 青 緑 紫 ピンク 色とりどりのセロファンの洪水が おまえのまつ毛を飾る ねじれたリボンが狂い咲き 「ねえ 好きなのよ 大好きなの こーゆうのって ねえ 胸の中 熱くなるわ せつなくて!」 リカのポケットに何をいくらつめても いつまでたってもいっぱいにならない ますますおなかがすいて 夜の街歩くたび ポケットが鳴る あれもこれも 片はしから欲しがる 広告写真の中に 鈴なりの夢をつかみどり 「ねえ 好きなのよ 大好きなの こーゆうのって ねえ 胸の中 熱くなるわ せつなくて!」 リカのポケットにある日 すきまができた 少し油断をして よそ見してた時 暗闇が なだれこんだ 夜の街歩いても とても淋しい 特別なわけなんか何もないけど 淋しいの 帰れないの おうちにはとても帰れない 「ねえ 好きなのよ 大好きなの こーゆうのって ねえ 胸の中 熱くなるわ せつなくて!」…… | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | リカのポケットはいつもふくらんでいる キャラメルやチョコレートやチューインガム ベタベタのあまい夢で 赤 黄色 青 緑 紫 ピンク 色とりどりのセロファンの洪水が おまえのまつ毛を飾る ねじれたリボンが狂い咲き 「ねえ 好きなのよ 大好きなの こーゆうのって ねえ 胸の中 熱くなるわ せつなくて!」 リカのポケットに何をいくらつめても いつまでたってもいっぱいにならない ますますおなかがすいて 夜の街歩くたび ポケットが鳴る あれもこれも 片はしから欲しがる 広告写真の中に 鈴なりの夢をつかみどり 「ねえ 好きなのよ 大好きなの こーゆうのって ねえ 胸の中 熱くなるわ せつなくて!」 リカのポケットにある日 すきまができた 少し油断をして よそ見してた時 暗闇が なだれこんだ 夜の街歩いても とても淋しい 特別なわけなんか何もないけど 淋しいの 帰れないの おうちにはとても帰れない 「ねえ 好きなのよ 大好きなの こーゆうのって ねえ 胸の中 熱くなるわ せつなくて!」…… |
| 電波塔の少年淋しさのかたちをした月が傾いて 危うく夜空に貼りついている 眠らない街の景色 僕は見下ろしてる 誰も僕には届かない 見える限りの家やビルの窓にきみがいる 数えきれないきみを ずっとずっとみつめている 街は今 魔法のように 僕のひろげた手の中で 光る箱庭に変わる この夜をきみにあげるよ 全部きみのものだよ 僕はこんなにきみのことだけを 好きなのに 悲しみの深さなんて 何の力にもならない 心は武器にならない ちっぽけなこの体を僕は変える 目に見えない不思議な力へと 自由に飛ぶよ 僕は電波 星も越えて行く 言葉と歌を抱いて 寒い夜の空を走る きみへと飛ぶよ 僕は電波 星も越えて行く 言葉と歌を抱いて 寒い夜の空を走る でもきみの受信装置 ひどく壊れている 部屋のすみにころがしたままで もうきみはそこにいない 誰も聴いていない ノイズだけが闇を汚してる もう僕はどこにも どこにもいなくなる | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | 淋しさのかたちをした月が傾いて 危うく夜空に貼りついている 眠らない街の景色 僕は見下ろしてる 誰も僕には届かない 見える限りの家やビルの窓にきみがいる 数えきれないきみを ずっとずっとみつめている 街は今 魔法のように 僕のひろげた手の中で 光る箱庭に変わる この夜をきみにあげるよ 全部きみのものだよ 僕はこんなにきみのことだけを 好きなのに 悲しみの深さなんて 何の力にもならない 心は武器にならない ちっぽけなこの体を僕は変える 目に見えない不思議な力へと 自由に飛ぶよ 僕は電波 星も越えて行く 言葉と歌を抱いて 寒い夜の空を走る きみへと飛ぶよ 僕は電波 星も越えて行く 言葉と歌を抱いて 寒い夜の空を走る でもきみの受信装置 ひどく壊れている 部屋のすみにころがしたままで もうきみはそこにいない 誰も聴いていない ノイズだけが闇を汚してる もう僕はどこにも どこにもいなくなる |
| 鏡眠りの中いつまでも 暮れない黄昏 昏い西日の焼けつく ひび割れたガラス窓 あなたを殺しつづける 夢から醒めない 叫びつづけるナイフが この手から離れない ねえ 鏡はどこ? 鏡はどこ? なぜどこにも 鏡がないの? 鏡はどこ? 鏡はどこ? わたしの顔 わたしの声 飽きもせずにくりかえす 同じ夢の中 死骸だけがふえてゆく わたしの部屋の中に 遠い昔 一度だけ みつめたあなたが 私の夢をうずめる 惨い過ちのように ねえ 鏡はどこ? 鏡はどこ? なぜどこにも 鏡がないの? わたしはどこ? わたしはどこ? 記憶の底 横切る影 ねえ 愛してると 愛してると ささやいてよ ただ繰り返し 波のように 歌のように ささやいてよ ただ繰り返し 愛してると 愛してると ささやいてよ ただ繰り返し 波のように 歌のように ささやいてよ ただ繰り返し… | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | 眠りの中いつまでも 暮れない黄昏 昏い西日の焼けつく ひび割れたガラス窓 あなたを殺しつづける 夢から醒めない 叫びつづけるナイフが この手から離れない ねえ 鏡はどこ? 鏡はどこ? なぜどこにも 鏡がないの? 鏡はどこ? 鏡はどこ? わたしの顔 わたしの声 飽きもせずにくりかえす 同じ夢の中 死骸だけがふえてゆく わたしの部屋の中に 遠い昔 一度だけ みつめたあなたが 私の夢をうずめる 惨い過ちのように ねえ 鏡はどこ? 鏡はどこ? なぜどこにも 鏡がないの? わたしはどこ? わたしはどこ? 記憶の底 横切る影 ねえ 愛してると 愛してると ささやいてよ ただ繰り返し 波のように 歌のように ささやいてよ ただ繰り返し 愛してると 愛してると ささやいてよ ただ繰り返し 波のように 歌のように ささやいてよ ただ繰り返し… |
| 手品師の心臓さあカードを裏返すよ よく見てごらん 裏返すよ 手品師はそう言ったきり カードを持つ手をとめてる カードの裏に何があるのか 息をつめてみつめる子供 カードの裏の恐るべきからくりが ゼンマイ仕掛けで地球をこわすのか? 違う! 違う! さあカードを裏返すよ 今度こそは本当に 手品師は長い指を翻した 目にもとまらない早業 カードの裏に貼りついている それは何だ? 息をしている 赤くて黒い ヌメヌメと柔らかい 知らない星の生き物のよう 違う! 違う! それは彼の心臓 手品師は言った これはきみのもの ぼくの命 きみにあげる 指先でそっと 触れてごらんほら こわくないよ 抱いてごらん 抱いたら次は 口に入れてみて きっときみは 夢中になる からくりはそこだ それが彼の罠 だけど子供は何も気づかない さあもうきみは逃げられない このぼくの心臓から 手品師はそうつぶやいて 突然すべての動きを止めた ゼンマイが切れ 動かない手品師が 転がる床に 矢印がある お帰りはこちら 指し示す方向に 出口のドアがない 壁だけがある ここは ここは 逃げていった彼の夢の迷路の中 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | さあカードを裏返すよ よく見てごらん 裏返すよ 手品師はそう言ったきり カードを持つ手をとめてる カードの裏に何があるのか 息をつめてみつめる子供 カードの裏の恐るべきからくりが ゼンマイ仕掛けで地球をこわすのか? 違う! 違う! さあカードを裏返すよ 今度こそは本当に 手品師は長い指を翻した 目にもとまらない早業 カードの裏に貼りついている それは何だ? 息をしている 赤くて黒い ヌメヌメと柔らかい 知らない星の生き物のよう 違う! 違う! それは彼の心臓 手品師は言った これはきみのもの ぼくの命 きみにあげる 指先でそっと 触れてごらんほら こわくないよ 抱いてごらん 抱いたら次は 口に入れてみて きっときみは 夢中になる からくりはそこだ それが彼の罠 だけど子供は何も気づかない さあもうきみは逃げられない このぼくの心臓から 手品師はそうつぶやいて 突然すべての動きを止めた ゼンマイが切れ 動かない手品師が 転がる床に 矢印がある お帰りはこちら 指し示す方向に 出口のドアがない 壁だけがある ここは ここは 逃げていった彼の夢の迷路の中 |
| きみが壊れた信じてる 信じてる 信じてる きみが言う そのたびに きみのからだの 深いところで ガラスの砕ける音がする 信じてる 信じてる 信じてる 二年前 ぼくたちは そんな淋しい言葉があると 知りもせず ただ愛していた 窓を打つ 雨のしずく いつのまにか どしゃ降りの町 きみの目が 雨を見ている 帰りたいよと 空に話してる いつからか いつからか 気づかずに ぼくたちは 住んでいた さかさまの国 言葉にすれば 必ずそれは嘘に変わる 信じてる 信じてる 信じてる つぶやいて 横を向く その横顔に ぼくの愛した 無邪気な少女はもういない ぼくの罪 たった一度の そしてその日から きみが壊れた 愛と名づけた 囲いの中に おびえた目をして きみはうずくまる ぼくが壊した 人形のきみを 捨ててあしたは きっとここを出て行く もう帰れない どんなに夢をみても きみの背中が たずねている ねえ 今でも 愛してる? 愛してる? 愛してる? くりかえす問いかけの 答を今は ぼくも知らない 時という船の行く先も | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | 信じてる 信じてる 信じてる きみが言う そのたびに きみのからだの 深いところで ガラスの砕ける音がする 信じてる 信じてる 信じてる 二年前 ぼくたちは そんな淋しい言葉があると 知りもせず ただ愛していた 窓を打つ 雨のしずく いつのまにか どしゃ降りの町 きみの目が 雨を見ている 帰りたいよと 空に話してる いつからか いつからか 気づかずに ぼくたちは 住んでいた さかさまの国 言葉にすれば 必ずそれは嘘に変わる 信じてる 信じてる 信じてる つぶやいて 横を向く その横顔に ぼくの愛した 無邪気な少女はもういない ぼくの罪 たった一度の そしてその日から きみが壊れた 愛と名づけた 囲いの中に おびえた目をして きみはうずくまる ぼくが壊した 人形のきみを 捨ててあしたは きっとここを出て行く もう帰れない どんなに夢をみても きみの背中が たずねている ねえ 今でも 愛してる? 愛してる? 愛してる? くりかえす問いかけの 答を今は ぼくも知らない 時という船の行く先も |
| ひとりでお帰り明りの消えた真夜中の街 舗道に軽い音をたて ひとりできみは まだ踊ってる 夢の終わりを信じない いつまでそこにいるの つま先立ち 跳ねておどけて いつまでそこにいるの まわりにはもう誰もいない ひとりになったきみの隣に 寄り添うやせた影法師 右手をふれば左手をふる うずくまればうずくまる きみの今のその淋しさが 遠い街の見知らぬ人の 孤独な夜を照らす ささやかな灯に変わるだろう 店じまいした空の上から 満月 きみに声かける 暗くけわしい道をわたしが 照らしていてあげるから どんなに淋しくても きみはひとりでお帰り どんなに淋しくても きみはひとりでお帰り たとえば夜が深く 暗がりに足が怯えても まっすぐに顔を上げて 心の闇に沈まないで どんなに淋しくても きみはひとりでお帰り どんなに淋しくても きみはひとりでお帰り | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | 明りの消えた真夜中の街 舗道に軽い音をたて ひとりできみは まだ踊ってる 夢の終わりを信じない いつまでそこにいるの つま先立ち 跳ねておどけて いつまでそこにいるの まわりにはもう誰もいない ひとりになったきみの隣に 寄り添うやせた影法師 右手をふれば左手をふる うずくまればうずくまる きみの今のその淋しさが 遠い街の見知らぬ人の 孤独な夜を照らす ささやかな灯に変わるだろう 店じまいした空の上から 満月 きみに声かける 暗くけわしい道をわたしが 照らしていてあげるから どんなに淋しくても きみはひとりでお帰り どんなに淋しくても きみはひとりでお帰り たとえば夜が深く 暗がりに足が怯えても まっすぐに顔を上げて 心の闇に沈まないで どんなに淋しくても きみはひとりでお帰り どんなに淋しくても きみはひとりでお帰り |
| テルーの唄夕闇迫る雲の上 いつも一羽で飛んでいる 鷹はきっと悲しかろう 音も途絶えた風の中 空を掴んだその翼 休めることはできなくて 心を何にたとえよう 鷹のようなこの心 心を何にたとえよう 空を舞うよな悲しさを 雨のそぼ降る岩陰に いつも小さく咲いている 花はきっと切なかろう 色も霞んだ雨の中 薄桃色の花びらを 愛でてくれる手もなくて 心を何にたとえよう 花のようなこの心 心を何にたとえよう 雨に打たれる切なさを 人影絶えた野の道を 私とともに歩んでる あなたもきっと寂しかろう 虫の囁く草原(くさはら)を ともに道行く人だけど 絶えて物言うこともなく 心を何にたとえよう 一人道行くこの心 心を何にたとえよう 一人ぼっちの寂しさを | 谷山浩子 | 宮崎吾朗 | 谷山浩子 | | 夕闇迫る雲の上 いつも一羽で飛んでいる 鷹はきっと悲しかろう 音も途絶えた風の中 空を掴んだその翼 休めることはできなくて 心を何にたとえよう 鷹のようなこの心 心を何にたとえよう 空を舞うよな悲しさを 雨のそぼ降る岩陰に いつも小さく咲いている 花はきっと切なかろう 色も霞んだ雨の中 薄桃色の花びらを 愛でてくれる手もなくて 心を何にたとえよう 花のようなこの心 心を何にたとえよう 雨に打たれる切なさを 人影絶えた野の道を 私とともに歩んでる あなたもきっと寂しかろう 虫の囁く草原(くさはら)を ともに道行く人だけど 絶えて物言うこともなく 心を何にたとえよう 一人道行くこの心 心を何にたとえよう 一人ぼっちの寂しさを |
| わたしを殺さないで愛してくれないまま わたしを殺さないで 彼女を思いながら わたしを殺さないで 青白い月影 さしこむ夜の部屋で わたしの呼吸は ほとんど消えかけてる あなたが触れれば それだけできっと とまってしまうほど危うい 微かな鼓動 わたしはわたしじゃない 恋したあの時から わたしはわたしじゃない 見知らぬ弱い獣 これは誰? わたしをわたしに つなぎとめてた糸が こんなにたやすく ほどけてしまうなんて 自分を投げ出す自分を見ている どうにもできずに あなたの目の中 踊る あなたを憎んでいる 世界中の誰よりも あなたを憎んでいる いとおしいその横顔 やさしい言葉とほほえみの牢獄に わたしを閉じこめ あなたはふり返らない どんなに呼んでも どんなに思っても 世界が消えても わたしが死んでも きっと 愛してくれないまま わたしを殺さないで 彼女を思いながら わたしを殺さないで 愛して | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 斉藤ネコ | 愛してくれないまま わたしを殺さないで 彼女を思いながら わたしを殺さないで 青白い月影 さしこむ夜の部屋で わたしの呼吸は ほとんど消えかけてる あなたが触れれば それだけできっと とまってしまうほど危うい 微かな鼓動 わたしはわたしじゃない 恋したあの時から わたしはわたしじゃない 見知らぬ弱い獣 これは誰? わたしをわたしに つなぎとめてた糸が こんなにたやすく ほどけてしまうなんて 自分を投げ出す自分を見ている どうにもできずに あなたの目の中 踊る あなたを憎んでいる 世界中の誰よりも あなたを憎んでいる いとおしいその横顔 やさしい言葉とほほえみの牢獄に わたしを閉じこめ あなたはふり返らない どんなに呼んでも どんなに思っても 世界が消えても わたしが死んでも きっと 愛してくれないまま わたしを殺さないで 彼女を思いながら わたしを殺さないで 愛して |
| ボクハ・キミガ・スキスキという気持ちはただのワガママ だからそうさ 誰にも知られないように 何もないふりして きみと話してる 言葉と笑顔で 嘘を重ねてる トモダチとトモダチと呪文のように 繰り返す ひとりの夜更けの部屋の中 そんな言葉には 何の力もなく 言えないひとことが 部屋を埋めつくす ボクハキミガスキ なにも手につかなくて きみの住んでる 街の中 ひとりでうろつき歩いた 百年歩いても きみには逢えない 見知らぬ人たちで 街は樹海になる ぼくはもう 目の前のビルのネオンの あの赤い模様になってしまいたい どんなに願っても きみには逢えない こうして今ぼくが生きていることさえ きみにとっては たいした意味がない ボクハキミガスキ きみときみのコイビトが笑って手をふる ぼくも手をふり返しそのまま駆けだして 後ろも見ないで家に帰るふりで 路地裏の壁に背中をぶつけてる ぼくはまるでポケットにおしこめられた 鳩のように身動きもできず もがいてる 誰にも言えない きみにも言えない きみは気づかない ずっと気づかない たとえ気づいてもどうしようもない ボクハキミガスキ ボクハキミガスキ | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | スキという気持ちはただのワガママ だからそうさ 誰にも知られないように 何もないふりして きみと話してる 言葉と笑顔で 嘘を重ねてる トモダチとトモダチと呪文のように 繰り返す ひとりの夜更けの部屋の中 そんな言葉には 何の力もなく 言えないひとことが 部屋を埋めつくす ボクハキミガスキ なにも手につかなくて きみの住んでる 街の中 ひとりでうろつき歩いた 百年歩いても きみには逢えない 見知らぬ人たちで 街は樹海になる ぼくはもう 目の前のビルのネオンの あの赤い模様になってしまいたい どんなに願っても きみには逢えない こうして今ぼくが生きていることさえ きみにとっては たいした意味がない ボクハキミガスキ きみときみのコイビトが笑って手をふる ぼくも手をふり返しそのまま駆けだして 後ろも見ないで家に帰るふりで 路地裏の壁に背中をぶつけてる ぼくはまるでポケットにおしこめられた 鳩のように身動きもできず もがいてる 誰にも言えない きみにも言えない きみは気づかない ずっと気づかない たとえ気づいてもどうしようもない ボクハキミガスキ ボクハキミガスキ |
| フィンランドフィンランド フィンランド フィンランド いつかは行きたい 憧れの国 わたしの夢よ フィンランド フィンランド フィンランド 憧れの国 仔馬に乗ったり キャンプをしたり テレビを見たり そんな感じの国 フィンランド フィンランド フィンランド ロシアの近く 確かあのへんの どこかにある フィンランド フィンランド フィンランド どこかにある国 ベトナムからは たぶん遠くて 日本からも遠い そんな感じの国 フィンランド フィンランド フィンランド 朝ごはんを食べ 昼ごはんを食べ 晩ごはんも食べる フィンランド フィンランド フィンランド そんな感じの国 海外旅行の 行き先として 忘れられてる ベルギーと共に フィンランド フィンランド フィンランド 山はそびえ立ち 梢は高く 鳥はさえずり フィンランド フィンランド フィンランド そんな感じの国 フィンランド フィンランド フィンランド 山はそびえ立ち 梢は高く 鳥はさえずり フィンランド フィンランド フィンランド そんな感じの国 そんな感じの国 どこかにある国 | 谷山浩子 | Michael Palin | Michael Palin | 小室等 | フィンランド フィンランド フィンランド いつかは行きたい 憧れの国 わたしの夢よ フィンランド フィンランド フィンランド 憧れの国 仔馬に乗ったり キャンプをしたり テレビを見たり そんな感じの国 フィンランド フィンランド フィンランド ロシアの近く 確かあのへんの どこかにある フィンランド フィンランド フィンランド どこかにある国 ベトナムからは たぶん遠くて 日本からも遠い そんな感じの国 フィンランド フィンランド フィンランド 朝ごはんを食べ 昼ごはんを食べ 晩ごはんも食べる フィンランド フィンランド フィンランド そんな感じの国 海外旅行の 行き先として 忘れられてる ベルギーと共に フィンランド フィンランド フィンランド 山はそびえ立ち 梢は高く 鳥はさえずり フィンランド フィンランド フィンランド そんな感じの国 フィンランド フィンランド フィンランド 山はそびえ立ち 梢は高く 鳥はさえずり フィンランド フィンランド フィンランド そんな感じの国 そんな感じの国 どこかにある国 |
| アトカタモナイノ国きみのことを誰も覚えてない 名前さえも きいたこともないと言う そんな人は 知り合いにはいないよと 誰も彼も 不思議そうな顔をする きみがくれた手紙がなぜか 見あたらない 部屋のどこにも 日記の中に きみが出てこない 毎日書いていたはずなのに アトカタモナイノ国 僕はたどりついた きみの家を ある日訪ねてみた きみの家が あったはずのその場所には 三階建ての古い郵便局 古いドアが 古い客を待っていた きみの番地を 確かめようと アドレス帳をめくってみても どこにもない きみの名前が まるで全てが なかったように アトカタモナイノ国 僕はたどりついた ここで僕の 時計は動き出すよ ここで僕は これから何をしてもいい ここで僕は 自由に息をする そして僕は これからどこへ行けばいい? きみがくれた ぎこちないキスや 抱きしめられた 胸のぬくもり もう忘れる もう忘れていい きみの電話を もう待たない アトカタモナイノ国 僕はたどりついた アトカタモナイノ国 やっと僕は眠れる | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | きみのことを誰も覚えてない 名前さえも きいたこともないと言う そんな人は 知り合いにはいないよと 誰も彼も 不思議そうな顔をする きみがくれた手紙がなぜか 見あたらない 部屋のどこにも 日記の中に きみが出てこない 毎日書いていたはずなのに アトカタモナイノ国 僕はたどりついた きみの家を ある日訪ねてみた きみの家が あったはずのその場所には 三階建ての古い郵便局 古いドアが 古い客を待っていた きみの番地を 確かめようと アドレス帳をめくってみても どこにもない きみの名前が まるで全てが なかったように アトカタモナイノ国 僕はたどりついた ここで僕の 時計は動き出すよ ここで僕は これから何をしてもいい ここで僕は 自由に息をする そして僕は これからどこへ行けばいい? きみがくれた ぎこちないキスや 抱きしめられた 胸のぬくもり もう忘れる もう忘れていい きみの電話を もう待たない アトカタモナイノ国 僕はたどりついた アトカタモナイノ国 やっと僕は眠れる |
| 神様日暮れの雨に濡れている わたしをわたしがみつめてる どこから来たの どこへ行くの その先どこへ帰るの わたしは浮かぶ道の上 地面にとどかないつま先 誰かがみてる夢の中で 自由に遊ぶ夢をみる 声が聞こえる 誰か呼んでいる 鳥も友だちも みんなもう帰ったよ あなたをそばに感じると わたしの体は満ちてくる 重さや温度 色や匂い なくしかけてた何もかも あなたの糸は途切れない ひとりになっても 遠くても わたしが小さく固くなり 重さや色が薄れても 声が聞こえる 誰か呼んでいる とても懐かしい その声は途切れない 自分の影と遊んでる わたしをわたしがみつめてる どこから来たの どこへ行くの 最後はどこへ帰るの わたしを見てるそのわたしを 誰かが黙ってみつめてる ほんとの名前知らないけど たとえばそれは神様 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | 日暮れの雨に濡れている わたしをわたしがみつめてる どこから来たの どこへ行くの その先どこへ帰るの わたしは浮かぶ道の上 地面にとどかないつま先 誰かがみてる夢の中で 自由に遊ぶ夢をみる 声が聞こえる 誰か呼んでいる 鳥も友だちも みんなもう帰ったよ あなたをそばに感じると わたしの体は満ちてくる 重さや温度 色や匂い なくしかけてた何もかも あなたの糸は途切れない ひとりになっても 遠くても わたしが小さく固くなり 重さや色が薄れても 声が聞こえる 誰か呼んでいる とても懐かしい その声は途切れない 自分の影と遊んでる わたしをわたしがみつめてる どこから来たの どこへ行くの 最後はどこへ帰るの わたしを見てるそのわたしを 誰かが黙ってみつめてる ほんとの名前知らないけど たとえばそれは神様 |
| テングサの歌紀勢本線 各駅停車 南部の次の岩代駅の ひと気のないホームの古いベンチの上にあたしはいるの あたしテングサ 海からとれた紫色よ もじゃもじゃ髪よ 誰か忘れた誰か捨てたの 思い出せない何も知らない ぽかぽかお陽さまよ いい天気 誰もいないのよ なぜかしら そりゃあ あたしにとってはどうでもいいことだけど 人間のいない地球ってきもちのいいものね 汽車の時間に汽車が来ないの 夜になっても灯りがつかない 海はみえるが船は通らず 道は見えるが車は通らず あたしテングサ 海からとれた 海の生まれは退屈知らずよ 何万年でも何億年でも ずっとこうしてぼんやりできるの しゅるしゅるそよ風よいいきもち 駅長さんの帽子がほら ころがっているわ そりゃあ あたしにとってはどうでもいいことだけど 人間のいない地球って もぎたてトマトみたい 紀勢本線 各駅停車 南部の次の岩代駅の ひと気のないホームの古いベンチの上で あたしはフワフワ | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | 紀勢本線 各駅停車 南部の次の岩代駅の ひと気のないホームの古いベンチの上にあたしはいるの あたしテングサ 海からとれた紫色よ もじゃもじゃ髪よ 誰か忘れた誰か捨てたの 思い出せない何も知らない ぽかぽかお陽さまよ いい天気 誰もいないのよ なぜかしら そりゃあ あたしにとってはどうでもいいことだけど 人間のいない地球ってきもちのいいものね 汽車の時間に汽車が来ないの 夜になっても灯りがつかない 海はみえるが船は通らず 道は見えるが車は通らず あたしテングサ 海からとれた 海の生まれは退屈知らずよ 何万年でも何億年でも ずっとこうしてぼんやりできるの しゅるしゅるそよ風よいいきもち 駅長さんの帽子がほら ころがっているわ そりゃあ あたしにとってはどうでもいいことだけど 人間のいない地球って もぎたてトマトみたい 紀勢本線 各駅停車 南部の次の岩代駅の ひと気のないホームの古いベンチの上で あたしはフワフワ |
| 冷たい水の中をきみと歩いていく冷たい水の中をきみと歩いていく 何も望むものはない 夏の一日 グラスの底を 水をとおしてくる 七月の日射しが 横顔をきらめかせる 遠い過去からほほえむきみの みのらずに終わった恋は 夏ごとにすきとおる みのらずに終わった恋は こわいほどすきとおる あんまりそれがきれいなので ぼくの命も奪っていく あんまりそれがきれいなので 誰にも言葉はつうじない 冷たい水の中をきみと歩いていく なんて青くあどけない 夏の一日 グラスの底を 誰かの読んでいる 小説の挿絵の 湖の中に ぼくは今沈んでる 誰も見えない みのらずに終わった恋は 重さもかたちもなく みのらずに終わった恋は 思い出も影さえなく あんまり静かに輝くので ぼくのからだはこわれていく あんまり静かに輝くので 音楽ももう聴こえない あんまり静かに輝くので ぼくのからだはこわれていく あんまり静かに輝くので ぼくの命も奪っていく | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | 冷たい水の中をきみと歩いていく 何も望むものはない 夏の一日 グラスの底を 水をとおしてくる 七月の日射しが 横顔をきらめかせる 遠い過去からほほえむきみの みのらずに終わった恋は 夏ごとにすきとおる みのらずに終わった恋は こわいほどすきとおる あんまりそれがきれいなので ぼくの命も奪っていく あんまりそれがきれいなので 誰にも言葉はつうじない 冷たい水の中をきみと歩いていく なんて青くあどけない 夏の一日 グラスの底を 誰かの読んでいる 小説の挿絵の 湖の中に ぼくは今沈んでる 誰も見えない みのらずに終わった恋は 重さもかたちもなく みのらずに終わった恋は 思い出も影さえなく あんまり静かに輝くので ぼくのからだはこわれていく あんまり静かに輝くので 音楽ももう聴こえない あんまり静かに輝くので ぼくのからだはこわれていく あんまり静かに輝くので ぼくの命も奪っていく |
| 夢のスープ階段の一番上に あかりがついたよ 近づいてよく見てごらん そばで見てごらん でも 近づけばそこにない 後ろにある でも 振り向けば後ろにない 左にある 階段の途中のどこか あかりがついたよ 近づいてよく見てごらん そばで見てごらん 目をこらして見つめるほど ぼやけていく 視界の外へ逃げていく 気配が消える おりて行こう 螺旋階段 下へ下へと どこまでも おりて行こう まわりながら 夢の底へと続く道 ひとつの扉をあけたら 百・千・万の 億・兆・京・那由多・阿僧祇の扉があいた ひとつの扉を閉じたら 百・千・万の 億・兆・京・那由多・阿僧祇の扉が閉じた ひとつ確かなことがある 確かにひとつ それは確かにひとつある ひとつ確かに ふたつの次はここのつで 次はななつ 真夏のツノはココナツの 常夏のツノ おりて行こう 螺旋階段 夢が醒めれば また夢だ おりて行こう まわりながら 底が抜けたら その下へ 階段の一番下に あかりがついたよ 階段の一番下なんて ほんとはないんだよ 僕は無限を抱いている 眠りの奥 夢のスープを泳いでいく ねじれていく おりて行こう 螺旋階段 おりればゆるり 溶けていく おりて行こう まわりながら 溶けて崩れて いなくなる | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | 階段の一番上に あかりがついたよ 近づいてよく見てごらん そばで見てごらん でも 近づけばそこにない 後ろにある でも 振り向けば後ろにない 左にある 階段の途中のどこか あかりがついたよ 近づいてよく見てごらん そばで見てごらん 目をこらして見つめるほど ぼやけていく 視界の外へ逃げていく 気配が消える おりて行こう 螺旋階段 下へ下へと どこまでも おりて行こう まわりながら 夢の底へと続く道 ひとつの扉をあけたら 百・千・万の 億・兆・京・那由多・阿僧祇の扉があいた ひとつの扉を閉じたら 百・千・万の 億・兆・京・那由多・阿僧祇の扉が閉じた ひとつ確かなことがある 確かにひとつ それは確かにひとつある ひとつ確かに ふたつの次はここのつで 次はななつ 真夏のツノはココナツの 常夏のツノ おりて行こう 螺旋階段 夢が醒めれば また夢だ おりて行こう まわりながら 底が抜けたら その下へ 階段の一番下に あかりがついたよ 階段の一番下なんて ほんとはないんだよ 僕は無限を抱いている 眠りの奥 夢のスープを泳いでいく ねじれていく おりて行こう 螺旋階段 おりればゆるり 溶けていく おりて行こう まわりながら 溶けて崩れて いなくなる |
| あやつり人形あたし 悲しいあやつり人形 あなたは あたしの人形使い いくら 逃げても すぐに ひきもどされて 泣きながら 泣きながら あなたの腕の中 人形小屋の幕が上がれば まぶしいライトに 照らされながら あたしは踊るの あやつり人形 あなたのつくった舞台の上で 何度も思った あなたを殺せば わたしはひとりで 歩けるかしら だけど かぼそい こんな腕では ナイフひとつも握れはしない あたし 悲しいあやつり人形 あなたは あたしの人形使い いくら 逃げても すぐに ひきもどされて 泣きながら 泣きながら あなたの腕の中 あなたはいつも 片手間にしか あたしの糸を たぐり寄せない あなたはいつも よそ見している あたしひとりが 踊りつづける 愛しているわと あたしが言えば 愛しているよと あなたも答える 不思議なものね あたしとあなた ひとつの言葉が こんなにちがう あたし 悲しいあやつり人形 あなたは あたしの人形使い いくら 逃げても すぐに ひきもどされて 泣きながら 泣きながら あなたの腕の中 ある日気づくと あなたいなくて あたしひとりが 踊っていたわ あなたの動かす癖のとおりに あたし それでも 踊っていたわ あたし 悲しいあやつり人形 人形使いの指をはなれて ひとりになっても どこへも行けない いつまでも いつまでも あなたの影の中 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | あたし 悲しいあやつり人形 あなたは あたしの人形使い いくら 逃げても すぐに ひきもどされて 泣きながら 泣きながら あなたの腕の中 人形小屋の幕が上がれば まぶしいライトに 照らされながら あたしは踊るの あやつり人形 あなたのつくった舞台の上で 何度も思った あなたを殺せば わたしはひとりで 歩けるかしら だけど かぼそい こんな腕では ナイフひとつも握れはしない あたし 悲しいあやつり人形 あなたは あたしの人形使い いくら 逃げても すぐに ひきもどされて 泣きながら 泣きながら あなたの腕の中 あなたはいつも 片手間にしか あたしの糸を たぐり寄せない あなたはいつも よそ見している あたしひとりが 踊りつづける 愛しているわと あたしが言えば 愛しているよと あなたも答える 不思議なものね あたしとあなた ひとつの言葉が こんなにちがう あたし 悲しいあやつり人形 あなたは あたしの人形使い いくら 逃げても すぐに ひきもどされて 泣きながら 泣きながら あなたの腕の中 ある日気づくと あなたいなくて あたしひとりが 踊っていたわ あなたの動かす癖のとおりに あたし それでも 踊っていたわ あたし 悲しいあやつり人形 人形使いの指をはなれて ひとりになっても どこへも行けない いつまでも いつまでも あなたの影の中 |
| 不眠の力恋する人は眠れない 恋する人は眠れない 真夜中に 天井をとおして星を見る 星はわたしの瞳の レンズに降りてくる それは世にも恐ろしい 星座のかたち それは世にも恐ろしい 殺戮の暗号 恋する人は眠れない 恋する人は眠れない 明け方に彼の家のまわり 5キロ四方 いちめんの砂漠になる 人は死に絶える 鳥も獣も魚も 水も緑も 干涸びて崩れ落ちる 砂はサラサラと そして砂漠はさらに ひろがりつづける 消える街 渇れる海 やがて彼の美しい 死骸の上に 自由になった わたしの心がかがみこむ 一度だけのくちづけの 夢をかなえるため すべては死んだ わたしのすべては死に絶えた 誰かわたしに眠りを 安らかな眠りを 眠れぬかぎり砂漠は どこまでもひろがる 誰かわたしに眠りを 安らかな眠りを 眠れぬかぎり世界は やがて廃墟になる たとえ宇宙を滅ぼす力を手にしても あなたにとどかない 想いはとどかない 大きく開いたままの目に 星座は焦げつき 瞳の黒いガラスが 静かにひび割れる | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | 恋する人は眠れない 恋する人は眠れない 真夜中に 天井をとおして星を見る 星はわたしの瞳の レンズに降りてくる それは世にも恐ろしい 星座のかたち それは世にも恐ろしい 殺戮の暗号 恋する人は眠れない 恋する人は眠れない 明け方に彼の家のまわり 5キロ四方 いちめんの砂漠になる 人は死に絶える 鳥も獣も魚も 水も緑も 干涸びて崩れ落ちる 砂はサラサラと そして砂漠はさらに ひろがりつづける 消える街 渇れる海 やがて彼の美しい 死骸の上に 自由になった わたしの心がかがみこむ 一度だけのくちづけの 夢をかなえるため すべては死んだ わたしのすべては死に絶えた 誰かわたしに眠りを 安らかな眠りを 眠れぬかぎり砂漠は どこまでもひろがる 誰かわたしに眠りを 安らかな眠りを 眠れぬかぎり世界は やがて廃墟になる たとえ宇宙を滅ぼす力を手にしても あなたにとどかない 想いはとどかない 大きく開いたままの目に 星座は焦げつき 瞳の黒いガラスが 静かにひび割れる |
| 会いたくて会いたくて 会いたくて 夜の中 歩いて はずませた 白い息 きみの窓が見える 呼び出す口実なら いくらでも 思いつくけれど 顔を見た瞬間に きっと なんにも言えなくなる きみのこと知る前は ひとりで 生きることが好きだった 風よりも ぼくは自由だった 淋しいという気持ちを 初めてぼくは覚えた 歩いても 歩いても ぼくはもう風にはなれない 銀色のサカナたち ぼくはもう 帰れない 惑星のスピードで もう空を飛べない 一日きみのことだけ ぼくはただ 考えつづけてる 無限の空の果てまで ほら きみで うずめてしまったよ 会いたくて 会いたくて 夜の中 歩いて 会いたくて 会いたくて もう何も見えない ハルニレの並木道 木立ちの数をくり返し 数えても 数えても いつまでも ぼくはひとりきり 淋しいという気持ちを 初めてぼくは覚えた 歩いても 歩いても ぼくはもう風にはなれない | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | 会いたくて 会いたくて 夜の中 歩いて はずませた 白い息 きみの窓が見える 呼び出す口実なら いくらでも 思いつくけれど 顔を見た瞬間に きっと なんにも言えなくなる きみのこと知る前は ひとりで 生きることが好きだった 風よりも ぼくは自由だった 淋しいという気持ちを 初めてぼくは覚えた 歩いても 歩いても ぼくはもう風にはなれない 銀色のサカナたち ぼくはもう 帰れない 惑星のスピードで もう空を飛べない 一日きみのことだけ ぼくはただ 考えつづけてる 無限の空の果てまで ほら きみで うずめてしまったよ 会いたくて 会いたくて 夜の中 歩いて 会いたくて 会いたくて もう何も見えない ハルニレの並木道 木立ちの数をくり返し 数えても 数えても いつまでも ぼくはひとりきり 淋しいという気持ちを 初めてぼくは覚えた 歩いても 歩いても ぼくはもう風にはなれない |
| きみがいるから血管 ありがと いつもそばにいてくれて いろんなものを 運んでくれて 内臓 ありがと いつもそばにいてくれて ずっと眠らず 働いてくれて きみがいるから わたし今日も生きてる 無口な優しさに守られて 骨 ありがと いつもそばにいてくれて わたしのすべて 支えてくれて 他のみんなもありがと まとめてでごめん ほんとありがと 言葉じゃ足りない 生まれたときからずっと 一緒にいたね 一緒に遊んで一緒に泣いて 陽射しのきらめく 野原を きみと歩くシアワセ きみがいるから わたし今日も生きてる これからも笑って 生きていくよ | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 栗原正己・谷山浩子 | 血管 ありがと いつもそばにいてくれて いろんなものを 運んでくれて 内臓 ありがと いつもそばにいてくれて ずっと眠らず 働いてくれて きみがいるから わたし今日も生きてる 無口な優しさに守られて 骨 ありがと いつもそばにいてくれて わたしのすべて 支えてくれて 他のみんなもありがと まとめてでごめん ほんとありがと 言葉じゃ足りない 生まれたときからずっと 一緒にいたね 一緒に遊んで一緒に泣いて 陽射しのきらめく 野原を きみと歩くシアワセ きみがいるから わたし今日も生きてる これからも笑って 生きていくよ |
| お早うございますの帽子屋さん誰だってみんな やさしい人ばかり だから お早うございますの帽子屋さん ほほえむ時は 誰でもやさしい人ばかり だから お早うございますの帽子屋さん 赤い帽子 紫の帽子 みんなにあげます ひとつずつ ルル…… 笑ってください そして手をつないで 疲れるだけですよ 憎んでみたところで だから お早うございますの帽子屋さん ひとこと話をすれば 誰でも友達 だから お早うございますの帽子屋さん 白い帽子 オレンジの帽子 みんなにあげます ひとつずつ ルル…… 笑ってください そして手をつないで 小さなしあわせ 小さなしあわせ だから お早うございますの帽子屋さん 赤い帽子 紫の帽子 みんなにあげます ひとつずつ ルル…… 笑ってください そして手をつないで | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | 誰だってみんな やさしい人ばかり だから お早うございますの帽子屋さん ほほえむ時は 誰でもやさしい人ばかり だから お早うございますの帽子屋さん 赤い帽子 紫の帽子 みんなにあげます ひとつずつ ルル…… 笑ってください そして手をつないで 疲れるだけですよ 憎んでみたところで だから お早うございますの帽子屋さん ひとこと話をすれば 誰でも友達 だから お早うございますの帽子屋さん 白い帽子 オレンジの帽子 みんなにあげます ひとつずつ ルル…… 笑ってください そして手をつないで 小さなしあわせ 小さなしあわせ だから お早うございますの帽子屋さん 赤い帽子 紫の帽子 みんなにあげます ひとつずつ ルル…… 笑ってください そして手をつないで |
| 森へおいで風のことばがきこえない きみは恋をしたんだね 毎朝来ると約束の場所に 今朝は こなかった 森の暗がりでぼくと 不思議な遊びをしよう いつものように笑って 森へおいで ぼくの ガラスでできたカナリアは きみのために 歌わない 背のびした金の靴は きみの足を傷つける それでもきみは街へ行く 金の靴で彼と ぼくの作る風の靴は もっとステキなのに ぬれた土のにおいがする 草で編んだスカート 枝をつたう露のゆびわ 木の葉の鈴のイヤリング 森でみつけた宝物 みんなきみにあげる いつものように笑って 森へおいで ぼくの 森へおいで 森へおいで ぼくはきみを泣かせない 森へおいで 森へおいで きみを不安にさせない そんな不器用なキスの 呪文をぬけだして ぼくと遊ぼう 約束どおり 森へおいで ぼくの | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | 風のことばがきこえない きみは恋をしたんだね 毎朝来ると約束の場所に 今朝は こなかった 森の暗がりでぼくと 不思議な遊びをしよう いつものように笑って 森へおいで ぼくの ガラスでできたカナリアは きみのために 歌わない 背のびした金の靴は きみの足を傷つける それでもきみは街へ行く 金の靴で彼と ぼくの作る風の靴は もっとステキなのに ぬれた土のにおいがする 草で編んだスカート 枝をつたう露のゆびわ 木の葉の鈴のイヤリング 森でみつけた宝物 みんなきみにあげる いつものように笑って 森へおいで ぼくの 森へおいで 森へおいで ぼくはきみを泣かせない 森へおいで 森へおいで きみを不安にさせない そんな不器用なキスの 呪文をぬけだして ぼくと遊ぼう 約束どおり 森へおいで ぼくの |
| 同じ月を見ているどこか 知らない町 知らないアパートの部屋 眠れずに月を見ている 誰か 名前も知らない人 ひとり 髪を洗う ひとり 机に向かう 別に 淋しくはない ただ 胸さわぐ 今夜はなぜか 今夜 同じ月を 違う場所で見てる たぶん一度も 会うことのない あなたとわたし 伝えたい 元気でいると 伝えたい 元気でいてと 心が 静かに溶けて 今 流れ出す あなたへの歌 世界に 数えきれない ひとりが 今日も生きてる 泣きながら 笑いながら 迷い うつむき とまどいながら 今夜 同じ月を 違う場所で見てる ひとりひとりの ひとりの思い 夜は抱きしめる 伝えたい 元気でいると 伝えたい 元気でいてと 心が 静かに溶けて 今 流れ出す あなたへの歌 生きている それだけでいい 生きている それが奇跡と 思える時がくるまで 今 この歌は あなたへの歌 この歌は あなたへの歌 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | どこか 知らない町 知らないアパートの部屋 眠れずに月を見ている 誰か 名前も知らない人 ひとり 髪を洗う ひとり 机に向かう 別に 淋しくはない ただ 胸さわぐ 今夜はなぜか 今夜 同じ月を 違う場所で見てる たぶん一度も 会うことのない あなたとわたし 伝えたい 元気でいると 伝えたい 元気でいてと 心が 静かに溶けて 今 流れ出す あなたへの歌 世界に 数えきれない ひとりが 今日も生きてる 泣きながら 笑いながら 迷い うつむき とまどいながら 今夜 同じ月を 違う場所で見てる ひとりひとりの ひとりの思い 夜は抱きしめる 伝えたい 元気でいると 伝えたい 元気でいてと 心が 静かに溶けて 今 流れ出す あなたへの歌 生きている それだけでいい 生きている それが奇跡と 思える時がくるまで 今 この歌は あなたへの歌 この歌は あなたへの歌 |
| さよならのかわりに僕の手に触れてみて きみの手とひとつになる 静かにかよいあうもの これが生きている温かさ どんなに離れても きみをずっと覚えている どこにいても 信じていて 僕はいつもきみと生きている 会えない朝も昼も 疲れて眠る夜も 生きていく街の中 たたずむ人混みの中 見上げればそこには空がある きみと同じ空を見る 何を見ても聞いても きみのことを思うだろう いろんなことがあるたび きっときみに語りかけるだろう かわいた風の中で やまない雨の中で どんなに離れても きみをそばに感じるだろう 淋しいかい 僕も同じだよ だけどもう歩き出そう 心で抱きしめるよ さよならのかわりに 僕の手に触れてみて きみの手とひとつになる 静かにかよいあうもの これが生きている温かさ どんなに離れても きみをずっと支えている くじけないで 信じていて 僕はいつもきみと生きている くじけないで 信じていて 僕はいつもきみと生きている | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | 僕の手に触れてみて きみの手とひとつになる 静かにかよいあうもの これが生きている温かさ どんなに離れても きみをずっと覚えている どこにいても 信じていて 僕はいつもきみと生きている 会えない朝も昼も 疲れて眠る夜も 生きていく街の中 たたずむ人混みの中 見上げればそこには空がある きみと同じ空を見る 何を見ても聞いても きみのことを思うだろう いろんなことがあるたび きっときみに語りかけるだろう かわいた風の中で やまない雨の中で どんなに離れても きみをそばに感じるだろう 淋しいかい 僕も同じだよ だけどもう歩き出そう 心で抱きしめるよ さよならのかわりに 僕の手に触れてみて きみの手とひとつになる 静かにかよいあうもの これが生きている温かさ どんなに離れても きみをずっと支えている くじけないで 信じていて 僕はいつもきみと生きている くじけないで 信じていて 僕はいつもきみと生きている |
| あたしの恋人あたしの恋人は 飛行士で 初めての 空を 飛んだ時に 真赤な炎 吹き上げながら 落ちて来たけど 死ななかった それから今まで 生きつづけて あたしのとなりに 今もいるわ これからもずっと このままだと あたしの髪を なでながら あたしは知ってる あの人が 夜ごとの眠りに夢みるのは あの日の きらめく 風の中で 燃えつき砕ける 自分の姿 夢から醒めれば またためいき あたしのからだにしがみついて 光のかわりに暗い汗を 風のかわりにくちづけを あなたが好き あなたが好き 死ぬまで そばに いてあげるよ あなたのもの あなたのもの 死ぬまで そばに いてあげるよ | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | あたしの恋人は 飛行士で 初めての 空を 飛んだ時に 真赤な炎 吹き上げながら 落ちて来たけど 死ななかった それから今まで 生きつづけて あたしのとなりに 今もいるわ これからもずっと このままだと あたしの髪を なでながら あたしは知ってる あの人が 夜ごとの眠りに夢みるのは あの日の きらめく 風の中で 燃えつき砕ける 自分の姿 夢から醒めれば またためいき あたしのからだにしがみついて 光のかわりに暗い汗を 風のかわりにくちづけを あなたが好き あなたが好き 死ぬまで そばに いてあげるよ あなたのもの あなたのもの 死ぬまで そばに いてあげるよ |
| 窓教室の窓から見る秋は いつも不思議に光ってた 北向きの窓のすりガラス ギリシャの海も見えた 思い出せばもう夢の中 午後の陽射しにまどろめば 遠いアコーディオンのすすり泣く 光と影の世界 やさしい時代を置き去りに やがて街へとび出した僕には 教室の窓がもう見えない 夢の行き場がどこにもない 授業をひとりでぬけ出して 空き部屋の窓から空を見た 幾億年もの時の彼方 空翔ける船を見た 思い出せばもう夢の中 一枚の窓のそのむこうに 見知らぬあしたがふるえていた きらめきふるえていた いくつも街を歩くうちに いつか外の世界は狭くなる 教室の窓がもう見えない 夢の行き場がどこにもない やさしい時代を置き去りに やがて街へとび出した僕には 教室の窓がもう見えない 夢の行き場がどこにもない 夢の行き場がどこにもない | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | 教室の窓から見る秋は いつも不思議に光ってた 北向きの窓のすりガラス ギリシャの海も見えた 思い出せばもう夢の中 午後の陽射しにまどろめば 遠いアコーディオンのすすり泣く 光と影の世界 やさしい時代を置き去りに やがて街へとび出した僕には 教室の窓がもう見えない 夢の行き場がどこにもない 授業をひとりでぬけ出して 空き部屋の窓から空を見た 幾億年もの時の彼方 空翔ける船を見た 思い出せばもう夢の中 一枚の窓のそのむこうに 見知らぬあしたがふるえていた きらめきふるえていた いくつも街を歩くうちに いつか外の世界は狭くなる 教室の窓がもう見えない 夢の行き場がどこにもない やさしい時代を置き去りに やがて街へとび出した僕には 教室の窓がもう見えない 夢の行き場がどこにもない 夢の行き場がどこにもない |
| たんぽぽ食べてこの街には昔から 悪い噂があった 誰も口にしたがらない 悪い噂があった やがて時が流れて 人々は噂を忘れた やがて時が流れて 噂は誰も知らない噂になった 誰も知らない噂は どんよりと街にたちこめ アスファルトにしみこんだ やがて噂を一杯に吸いこんだアスファルト道路のあちらこちらから ある日突然 いっせいに 芽を吹き出したものがある たんぽぽ食べて やさしいきもち たんぽぽ食べて 軽くなったよ たんぽぽ風に ゆらゆらゆれない たんぽぽ雨に ぬれないぬれない あたしの耳に 赤いたんぽぽはえた あたしのヒザに 青いたんぽぽはえた なぜか近頃 なぜだか胸がはずむ あたしの胸の黒いたんぽぽ ぬけない ぬけない 強い たんぽぽ風に ゆらゆらゆれない たんぽぽ雨に ぬれないぬれない たんぽぽ生まれ あなたとわたし たんぽぽ育ち 恋するふたり あなたの目玉 赤いたんぽぽはえた あなたの骨に 青いたんぽぽはえた それでも動く それでも動く あなた 愛の言葉も あまいたんぽぽ ぬけない ぬけない 強い たんぽぽ (赤い) たんぽぽ (青い) たんぽぽ (黒い) たんぽぽ 食べて たんぽぽ食べて やさしいきもち たんぽぽ食べて 軽くなったよ たんぽぽ風に ゆらゆらゆれない たんぽぽ雨に ぬれないぬれない たんぽぽ食べて 笑ってみせて たんぽぽ食べて 泣いてもみせて たんぽぽ食べて アイしてみせて たんぽぽ食べて アイしてみせて | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | この街には昔から 悪い噂があった 誰も口にしたがらない 悪い噂があった やがて時が流れて 人々は噂を忘れた やがて時が流れて 噂は誰も知らない噂になった 誰も知らない噂は どんよりと街にたちこめ アスファルトにしみこんだ やがて噂を一杯に吸いこんだアスファルト道路のあちらこちらから ある日突然 いっせいに 芽を吹き出したものがある たんぽぽ食べて やさしいきもち たんぽぽ食べて 軽くなったよ たんぽぽ風に ゆらゆらゆれない たんぽぽ雨に ぬれないぬれない あたしの耳に 赤いたんぽぽはえた あたしのヒザに 青いたんぽぽはえた なぜか近頃 なぜだか胸がはずむ あたしの胸の黒いたんぽぽ ぬけない ぬけない 強い たんぽぽ風に ゆらゆらゆれない たんぽぽ雨に ぬれないぬれない たんぽぽ生まれ あなたとわたし たんぽぽ育ち 恋するふたり あなたの目玉 赤いたんぽぽはえた あなたの骨に 青いたんぽぽはえた それでも動く それでも動く あなた 愛の言葉も あまいたんぽぽ ぬけない ぬけない 強い たんぽぽ (赤い) たんぽぽ (青い) たんぽぽ (黒い) たんぽぽ 食べて たんぽぽ食べて やさしいきもち たんぽぽ食べて 軽くなったよ たんぽぽ風に ゆらゆらゆれない たんぽぽ雨に ぬれないぬれない たんぽぽ食べて 笑ってみせて たんぽぽ食べて 泣いてもみせて たんぽぽ食べて アイしてみせて たんぽぽ食べて アイしてみせて |
| 風になれ (みどりのために)空にうつれ 水に響け 空気に染まれ みどり 静かな腕に力をこめて たたけ 風のドラム 梢をわたる声が おまえの名前を呼ぶ 遠い過去を映す鏡 みどり 光る それとも 銀のくつで あしたの空を翔ける おまえのその指の中に みどり あふれるもの 空をつかめ 水をくだけ 彼方に 夢の世紀 ほほを染めて おもいをこめて ならせ 時のシンバル 透きとおるものたちが おまえのうなじに降る 伏せたまつげの先にキラリ みどり 雫 記憶の森の乙女 黒い土の中から 涙とほほえみ限りなく みどり つむぎ出すよ 空をつかめ 水をくだけ 彼方に夢の世紀 激しく深く GREEN | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | 空にうつれ 水に響け 空気に染まれ みどり 静かな腕に力をこめて たたけ 風のドラム 梢をわたる声が おまえの名前を呼ぶ 遠い過去を映す鏡 みどり 光る それとも 銀のくつで あしたの空を翔ける おまえのその指の中に みどり あふれるもの 空をつかめ 水をくだけ 彼方に 夢の世紀 ほほを染めて おもいをこめて ならせ 時のシンバル 透きとおるものたちが おまえのうなじに降る 伏せたまつげの先にキラリ みどり 雫 記憶の森の乙女 黒い土の中から 涙とほほえみ限りなく みどり つむぎ出すよ 空をつかめ 水をくだけ 彼方に夢の世紀 激しく深く GREEN |
| 海の時間ずっときみとこうしたかった 寒い夜にベッドの中で 頬と頬をくっつけあって 雨の音を聴いているよ きみの中指にキスをして きみの髪に顔をうずめて きみをほんとにダイスキだよ 何度言っても言いたりない あかりを消して 息をひそめて はじまるよ 静かにね ぼくたちのベッドの船が 今 すべりだした 時を超えて ごらん とてつもなく背の高い 不思議な樹が伸びていくのを 不思議な樹の大森林が 胞子の雨を降らせている 遠い昔の植物たちの 淡い夢が 空をうずめて とても小さなぼくときみは 空を見ている水の岸辺 それから時を さらにさかのぼり たどりつく 船は今 海の底 気の遠くなるような 長い長い 海の時間 揺れる海百合 三葉虫 ぼくときみの境目もなく 漂うだけ 無限の現在を どんな言葉も ここにはない 水が命を うみだすように 森が息をするように 星が生まれ死んでいくように ぼくたちは 恋をする ずっときみとこうしたかった 冷えた肩を手で温めて もっともっと やさしくしたい もっともっと 夢の中まで ずっときみとこうしたかった きみの髪に顔をうずめて きみをほんとにダイスキだよ 何度言っても言いたりない ずっときみとこうしたかった きみの髪に顔をうずめて きみをほんとにダイスキだよ 何度言っても言いたりない | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | ずっときみとこうしたかった 寒い夜にベッドの中で 頬と頬をくっつけあって 雨の音を聴いているよ きみの中指にキスをして きみの髪に顔をうずめて きみをほんとにダイスキだよ 何度言っても言いたりない あかりを消して 息をひそめて はじまるよ 静かにね ぼくたちのベッドの船が 今 すべりだした 時を超えて ごらん とてつもなく背の高い 不思議な樹が伸びていくのを 不思議な樹の大森林が 胞子の雨を降らせている 遠い昔の植物たちの 淡い夢が 空をうずめて とても小さなぼくときみは 空を見ている水の岸辺 それから時を さらにさかのぼり たどりつく 船は今 海の底 気の遠くなるような 長い長い 海の時間 揺れる海百合 三葉虫 ぼくときみの境目もなく 漂うだけ 無限の現在を どんな言葉も ここにはない 水が命を うみだすように 森が息をするように 星が生まれ死んでいくように ぼくたちは 恋をする ずっときみとこうしたかった 冷えた肩を手で温めて もっともっと やさしくしたい もっともっと 夢の中まで ずっときみとこうしたかった きみの髪に顔をうずめて きみをほんとにダイスキだよ 何度言っても言いたりない ずっときみとこうしたかった きみの髪に顔をうずめて きみをほんとにダイスキだよ 何度言っても言いたりない |
| よその子温かな明かりがともる 小さな家の窓の外に きみはたたずみのぞきこんでる ささやかな家族の夕餉 父と母とふたりの子供 わずかなすきま そのすきまに きみはどんなに座りたいだろう 閉ざされた家族の時間 「誰かいるよ」指さす弟 振り向く父と母と姉と 決してあかないガラスの向こう 呼びかける声はくぐもる 「どうしたの どこから来たの 早くお帰り うちへお帰り」 うなずいて 歩き出すきみ 日暮れの道を影になって たどりつくのはまた別の家 のぞきこむ家族の時間 きみはよその子 どこにいても きみはよその子 誰といても あんなに仲良く遊んだあと 帰る友達の背中を見てる 丘の上から見おろす町は いくつもの家 いくつもの窓 全ての窓はあかない窓だ そう言ってきみは泣いたよ 燃え上がる赤い夕焼け 町を焼き尽くせ 跡形もなく きみの夢は涙に歪む 淋しい影が世界になる きみは幻影の焼け跡を見る 焼け焦げたきみの心を きみはよその子 母に憧れ きみはよその子 母を憎んだ 果てしない旅の始まりは もう思い出せない記憶の彼方 「それでも僕は 全ての家の 全ての人の幸せを 祈れるくらいに強い心を 強い心を 僕は持ちたい」 雲の中 巨大な人が 巨大な腕を空にひろげた きみを焦がす熱い炎は いつか温かな光になる 心つつむ夕焼けマント 抱きしめた きみの命を 丘の上から見おろす町の ひとつの家の窓が開いた やがてまたひとつ そしてまたひとつ 次々と窓が開いた ここから見える全ての家の 全ての人の幸せを 祈れるくらいに強い心を 強い心を 僕は持ちたい ここから見えない全ての家の 全ての人の幸せを 祈れるくらいに強い心を 強い心を 僕は持ちたい きみはよその子 宇宙の子供 全ての家の 窓を開くよ きみはよその子 わたしの子供 閉ざした心の 窓を開くよ | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | 温かな明かりがともる 小さな家の窓の外に きみはたたずみのぞきこんでる ささやかな家族の夕餉 父と母とふたりの子供 わずかなすきま そのすきまに きみはどんなに座りたいだろう 閉ざされた家族の時間 「誰かいるよ」指さす弟 振り向く父と母と姉と 決してあかないガラスの向こう 呼びかける声はくぐもる 「どうしたの どこから来たの 早くお帰り うちへお帰り」 うなずいて 歩き出すきみ 日暮れの道を影になって たどりつくのはまた別の家 のぞきこむ家族の時間 きみはよその子 どこにいても きみはよその子 誰といても あんなに仲良く遊んだあと 帰る友達の背中を見てる 丘の上から見おろす町は いくつもの家 いくつもの窓 全ての窓はあかない窓だ そう言ってきみは泣いたよ 燃え上がる赤い夕焼け 町を焼き尽くせ 跡形もなく きみの夢は涙に歪む 淋しい影が世界になる きみは幻影の焼け跡を見る 焼け焦げたきみの心を きみはよその子 母に憧れ きみはよその子 母を憎んだ 果てしない旅の始まりは もう思い出せない記憶の彼方 「それでも僕は 全ての家の 全ての人の幸せを 祈れるくらいに強い心を 強い心を 僕は持ちたい」 雲の中 巨大な人が 巨大な腕を空にひろげた きみを焦がす熱い炎は いつか温かな光になる 心つつむ夕焼けマント 抱きしめた きみの命を 丘の上から見おろす町の ひとつの家の窓が開いた やがてまたひとつ そしてまたひとつ 次々と窓が開いた ここから見える全ての家の 全ての人の幸せを 祈れるくらいに強い心を 強い心を 僕は持ちたい ここから見えない全ての家の 全ての人の幸せを 祈れるくらいに強い心を 強い心を 僕は持ちたい きみはよその子 宇宙の子供 全ての家の 窓を開くよ きみはよその子 わたしの子供 閉ざした心の 窓を開くよ |
| 河のほとりに河のほとりに ふたり坐れば さざ波のかすかな 歌がきこえる 黙ってこのまま そばにいてください 悲しい思い出 流してしまうまで ずっと昔から 知っていたような そんな気がする あなたが好きです たくさんの時代が 水のおもてを走りぬけていったのが 見えるような気がします そして今 こんなにちっぽけなあなたとわたしを 河はやっぱり やさしく包んでくれるのです 河のほとりに ふたり坐れば たそがれ風さえ ふとたちどまる 黙ってこのまま そばにいてください あなたの肩に もたれていたいのです はじめからずっと 知っていたような そんな気がする あなたが好きです | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | 河のほとりに ふたり坐れば さざ波のかすかな 歌がきこえる 黙ってこのまま そばにいてください 悲しい思い出 流してしまうまで ずっと昔から 知っていたような そんな気がする あなたが好きです たくさんの時代が 水のおもてを走りぬけていったのが 見えるような気がします そして今 こんなにちっぽけなあなたとわたしを 河はやっぱり やさしく包んでくれるのです 河のほとりに ふたり坐れば たそがれ風さえ ふとたちどまる 黙ってこのまま そばにいてください あなたの肩に もたれていたいのです はじめからずっと 知っていたような そんな気がする あなたが好きです |
| 仇わたしの父の仇 恋人 物腰おだやかで美しい 見上げるほどに身分の高い 光る車に乗って 今夜も来る わたしに会いに 残骸だけのこの家に 口もきかず ただうつむくだけの わたしに会いに来る わたしの父の仇 恋人 夜更けに巨大な家を建てる 夜明けに湖を折り畳む 暗い闇の窓から いつものように「愛している」と 伝えるだけで帰っていく 猫目石の夜 戸口に残る翡翠の首飾り わたしの父の仇 恋人 つぶやく ドアの向こうで母が つぶやく 病の床で母が やがて声は薄れる 口に出せない 殺したいほど 死にたいほど 愛している あなたの愛するわたしを あなたの前で壊したい わたしの父の仇 恋人 わたしの母の仇 恋人 わたしの家の仇 恋人 わたしの国の仇 恋人 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | わたしの父の仇 恋人 物腰おだやかで美しい 見上げるほどに身分の高い 光る車に乗って 今夜も来る わたしに会いに 残骸だけのこの家に 口もきかず ただうつむくだけの わたしに会いに来る わたしの父の仇 恋人 夜更けに巨大な家を建てる 夜明けに湖を折り畳む 暗い闇の窓から いつものように「愛している」と 伝えるだけで帰っていく 猫目石の夜 戸口に残る翡翠の首飾り わたしの父の仇 恋人 つぶやく ドアの向こうで母が つぶやく 病の床で母が やがて声は薄れる 口に出せない 殺したいほど 死にたいほど 愛している あなたの愛するわたしを あなたの前で壊したい わたしの父の仇 恋人 わたしの母の仇 恋人 わたしの家の仇 恋人 わたしの国の仇 恋人 |
| ガラスの巨人きみは見上げていたね 見えない星空を 風吹くビルの陰 夜更けの街 両手を高く上げた 背伸びをしながら でも星は遠すぎて きみは小さい クルマもヒトもいない 静かなアスファルトの ステージ たたずむきみの姿を ライトが照らし出す やがてきみのからだは 大きくひろがる 高層ビルだきみは ガラスの巨人 ほら 歩き出したゆらゆら 空を横切るきみの影 チカチカ赤いランプが とてもきれいだよ 見おろせば街は 星の海のよう ぜんぶぼくのものだって きみははしゃいでいた 楽し気に歩くきみが 突然立ち止まるその時 胸にあいた風穴に 誰かがしのびこむ 忘れてることがある 何か悲しいこと 確かにさっきまでは 覚えていた 悲しみが攻めてくるよ もっと大きくならなければ 悲しみが攻めてくるよ もっとひろがれ ぼくのからだ 悲しみが攻めてくるよ もっと大きくならなければ 悲しみが攻めてくるよ もっとひろがれ ぼくのからだ 悲しみが攻めてくるよ…… 悲しみが攻めてくるよ…… 悲しみが攻めてくるよ…… | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 崎谷健次郎 | | きみは見上げていたね 見えない星空を 風吹くビルの陰 夜更けの街 両手を高く上げた 背伸びをしながら でも星は遠すぎて きみは小さい クルマもヒトもいない 静かなアスファルトの ステージ たたずむきみの姿を ライトが照らし出す やがてきみのからだは 大きくひろがる 高層ビルだきみは ガラスの巨人 ほら 歩き出したゆらゆら 空を横切るきみの影 チカチカ赤いランプが とてもきれいだよ 見おろせば街は 星の海のよう ぜんぶぼくのものだって きみははしゃいでいた 楽し気に歩くきみが 突然立ち止まるその時 胸にあいた風穴に 誰かがしのびこむ 忘れてることがある 何か悲しいこと 確かにさっきまでは 覚えていた 悲しみが攻めてくるよ もっと大きくならなければ 悲しみが攻めてくるよ もっとひろがれ ぼくのからだ 悲しみが攻めてくるよ もっと大きくならなければ 悲しみが攻めてくるよ もっとひろがれ ぼくのからだ 悲しみが攻めてくるよ…… 悲しみが攻めてくるよ…… 悲しみが攻めてくるよ…… |
| まもるくん新宿の地下道の 壁から出てくる まもるくん 壁からはえてる ななめにはえて笑ってる ヒザのところに顔がある くるくる回る顔がある 道行く人は 誰もかれも見ないふり 警官の制服の 肩から出てくる まもるくん 肩からはえてる 大きくはえて笑ってる ヒザのところに顔がある ダリヤのような顔がある 警官は気づかない まわりは見ないふり 建売住宅の 屋根から出てくる まもるくん 屋根からはえてる キノコのような まもるくん ヒザのところに顔がある 窓より大きな顔がある 家族は気絶 近所の人は見ないふり まもるくん のびるふく まもるくん ゆるいふく まもるくん わたしも まもるくん なりたいな 麦わら山脈の 空から出てくる まもるくん 空からはえてきて 地表をくまなく 埋めている 窓をあけると 顔がある 外を歩けば 顔がある 朝から薄暗い みんなで見ないふり | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | 新宿の地下道の 壁から出てくる まもるくん 壁からはえてる ななめにはえて笑ってる ヒザのところに顔がある くるくる回る顔がある 道行く人は 誰もかれも見ないふり 警官の制服の 肩から出てくる まもるくん 肩からはえてる 大きくはえて笑ってる ヒザのところに顔がある ダリヤのような顔がある 警官は気づかない まわりは見ないふり 建売住宅の 屋根から出てくる まもるくん 屋根からはえてる キノコのような まもるくん ヒザのところに顔がある 窓より大きな顔がある 家族は気絶 近所の人は見ないふり まもるくん のびるふく まもるくん ゆるいふく まもるくん わたしも まもるくん なりたいな 麦わら山脈の 空から出てくる まもるくん 空からはえてきて 地表をくまなく 埋めている 窓をあけると 顔がある 外を歩けば 顔がある 朝から薄暗い みんなで見ないふり |
| ねこの森には帰れないきのう手紙がとどきました ふるさとのねこの森から お元気ですかもう10年も 帰らないので心配してます あたしの好きな赤いきのこ なつかしい朝のそよ風 思い出したら 泣きたくなった だけど今では仕方ないこと ねこの森には帰れない ここでいいひとみつけたから ねこの森には帰れない なくした夢は もどらない きのう手紙がとどきました ふるさとのねこの森から どこにあるのかもうわからない 海の底か雲のあいだか だけど返事を書きました ここはとてもいいところです 仕事をしてます 恋もしました 人混みの中はとても休まります ねこの森には帰れない 帰る道だっておぼえてない ねこの森には帰れない なくした歌は うたえない きのう手紙がとどきました ふるさとのねこの森から お元気ですかもう10年も 帰らないので心配してます 思い出すなんてしたくないの 淋しいのはいやだから 淋しくなったら 電話をかけて あのひととふたり街を歩くわ ねこの森には帰れない ここでいいひとみつけたから ねこの森には帰れない なくした夢は もどらない | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | きのう手紙がとどきました ふるさとのねこの森から お元気ですかもう10年も 帰らないので心配してます あたしの好きな赤いきのこ なつかしい朝のそよ風 思い出したら 泣きたくなった だけど今では仕方ないこと ねこの森には帰れない ここでいいひとみつけたから ねこの森には帰れない なくした夢は もどらない きのう手紙がとどきました ふるさとのねこの森から どこにあるのかもうわからない 海の底か雲のあいだか だけど返事を書きました ここはとてもいいところです 仕事をしてます 恋もしました 人混みの中はとても休まります ねこの森には帰れない 帰る道だっておぼえてない ねこの森には帰れない なくした歌は うたえない きのう手紙がとどきました ふるさとのねこの森から お元気ですかもう10年も 帰らないので心配してます 思い出すなんてしたくないの 淋しいのはいやだから 淋しくなったら 電話をかけて あのひととふたり街を歩くわ ねこの森には帰れない ここでいいひとみつけたから ねこの森には帰れない なくした夢は もどらない |
| しっぽのきもちなりたいものは たくさんあるけど いちばん なりたいものは きまってる それは しっぽしっぽ しっぽよ あなたの しっぽよ スキというかわりに しっぽがゆれるの そよかぜふいて わたしをさそうの 「ぼくとあそぼう」ダメよ 行かないわ わたし しっぽしっぽ しっぽよ あなたの しっぽよ スキというかわりに しっぽがゆれるの だけどねすこし みじかいきがする これじゃ あなたのかおが 見えないよ わたし しっぽしっぽ しっぽよ あなたの しっぽよ あなたが にしをむけば しっぽはひがしよ あなたがわらう しっぽもわらうよ あなたがふりむく しっぽもふりむく わたし しっぽしっぽ しっぽよ あなたの しっぽよ ガンバル わたしまけない しっぽのきもちよ しっぽしっぽしっぽよ あなたの しっぽよ スキというかわりに しっぽがゆれるの | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 岡崎倫典 | なりたいものは たくさんあるけど いちばん なりたいものは きまってる それは しっぽしっぽ しっぽよ あなたの しっぽよ スキというかわりに しっぽがゆれるの そよかぜふいて わたしをさそうの 「ぼくとあそぼう」ダメよ 行かないわ わたし しっぽしっぽ しっぽよ あなたの しっぽよ スキというかわりに しっぽがゆれるの だけどねすこし みじかいきがする これじゃ あなたのかおが 見えないよ わたし しっぽしっぽ しっぽよ あなたの しっぽよ あなたが にしをむけば しっぽはひがしよ あなたがわらう しっぽもわらうよ あなたがふりむく しっぽもふりむく わたし しっぽしっぽ しっぽよ あなたの しっぽよ ガンバル わたしまけない しっぽのきもちよ しっぽしっぽしっぽよ あなたの しっぽよ スキというかわりに しっぽがゆれるの |
王国 歪んだ王国に ぼくたちは住んでる 歪んだ鏡を守っている 歪んだ王国の歪んだ鏡に ぼくときみだけが まっすぐにうつる 広間にさしこむ 日射しの角度は 凍りついたように幾千年 動かない ほかに誰もいない ふたりだけの国で ヒスイの玉座に きみをそっとすわらせて やさしく きみの目に 目かくししてあげよう 白い首筋に キスをあげよう 歪んだ王国に ぼくたちは住んでる ほかに住めるところが ふたりにはない ここでだけ ガラスの美しい花が咲き 泉は歌い 風はまどろむ 広間の地下には 巨大な迷宮 ひとすじの光も 射さない闇の底 死者のざわめきと 身もだえ泣く声 錆びついた仮面と 砕かれた時計たち だけど きみは何も 知らないままでいい ふるえて お休み ぼくの腕の中で 翼ある鳥は 翼をもぎとれ 世界へと続く 通路をとざせ すべて そして ぼくたちは 王宮の床に 輝く偽りの歌を 刻みつけた 『きみを永遠に ぼくは愛しつづける きみだけを ぼくは愛しつづける』… | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | 歪んだ王国に ぼくたちは住んでる 歪んだ鏡を守っている 歪んだ王国の歪んだ鏡に ぼくときみだけが まっすぐにうつる 広間にさしこむ 日射しの角度は 凍りついたように幾千年 動かない ほかに誰もいない ふたりだけの国で ヒスイの玉座に きみをそっとすわらせて やさしく きみの目に 目かくししてあげよう 白い首筋に キスをあげよう 歪んだ王国に ぼくたちは住んでる ほかに住めるところが ふたりにはない ここでだけ ガラスの美しい花が咲き 泉は歌い 風はまどろむ 広間の地下には 巨大な迷宮 ひとすじの光も 射さない闇の底 死者のざわめきと 身もだえ泣く声 錆びついた仮面と 砕かれた時計たち だけど きみは何も 知らないままでいい ふるえて お休み ぼくの腕の中で 翼ある鳥は 翼をもぎとれ 世界へと続く 通路をとざせ すべて そして ぼくたちは 王宮の床に 輝く偽りの歌を 刻みつけた 『きみを永遠に ぼくは愛しつづける きみだけを ぼくは愛しつづける』… |
意味なしアリス キノコの上の芋虫は 淋しさを教える教授だった それじゃ始めるよと言い残して 芋虫はどこかへ行ってしまった もう二度と帰らない キノコだけ残った アリスはそこで待っていた 2時間 2ヶ月 2100万年 それでも芋虫は帰らない どうしていいのか わからなくなって アリスは試しに キノコと寝てみた それは全然意味がないアリス 何をやってるのかわからない まるで全然意味がないアリス 意味がないアリスがそこにいる 公爵夫人はわからない 何を言われてもわからない 足し算と引き算と割り算と チェシャ猫と カボチャの見分け方は なんとかなるけど それだけじゃしょうがない なにしろなんにも聞いてない そもそも興味を持っていない 頭にきたよもう アリスは 公爵夫人の頭を持って 鍋にぶちこんで キノコと煮てみた それは全然意味がないアリス 耳のないウサギが言いました まるで全然意味がないアリス 意味がないアリスが くしゃみした キノコの上に陽があたる 2100万年の陽があたる いつまでもアリスは待っている いつまでも待ってる石になって 苔むしたアリスの 上にも陽があたる というのは実は言い過ぎで そんなにたいした話じゃない ほんとのアリスはアパートで 伸びすぎた足の爪を切ってる 何もない暮らしに うんざりしてただけ ダメだ全然意味がないアリス 何をやってるのかわからない まるで全然意味がないアリス 意味がないアリスがそこにいる ダメだ全然意味がないアリス 2100万年 すわったきり まるで全然意味がないアリス 意味がないアリスは動かない | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | キノコの上の芋虫は 淋しさを教える教授だった それじゃ始めるよと言い残して 芋虫はどこかへ行ってしまった もう二度と帰らない キノコだけ残った アリスはそこで待っていた 2時間 2ヶ月 2100万年 それでも芋虫は帰らない どうしていいのか わからなくなって アリスは試しに キノコと寝てみた それは全然意味がないアリス 何をやってるのかわからない まるで全然意味がないアリス 意味がないアリスがそこにいる 公爵夫人はわからない 何を言われてもわからない 足し算と引き算と割り算と チェシャ猫と カボチャの見分け方は なんとかなるけど それだけじゃしょうがない なにしろなんにも聞いてない そもそも興味を持っていない 頭にきたよもう アリスは 公爵夫人の頭を持って 鍋にぶちこんで キノコと煮てみた それは全然意味がないアリス 耳のないウサギが言いました まるで全然意味がないアリス 意味がないアリスが くしゃみした キノコの上に陽があたる 2100万年の陽があたる いつまでもアリスは待っている いつまでも待ってる石になって 苔むしたアリスの 上にも陽があたる というのは実は言い過ぎで そんなにたいした話じゃない ほんとのアリスはアパートで 伸びすぎた足の爪を切ってる 何もない暮らしに うんざりしてただけ ダメだ全然意味がないアリス 何をやってるのかわからない まるで全然意味がないアリス 意味がないアリスがそこにいる ダメだ全然意味がないアリス 2100万年 すわったきり まるで全然意味がないアリス 意味がないアリスは動かない |
COTTON COLOR el a ty ria fairytale cotton os di as eer tel ttil di a my rre merry maid cotton os di as go del ttil e vol fog nos sre vol fog nos ya dll ag nis anna wi ho ti so te vol peel so te vol e nim fo e vol as i ti el a ty ria fairytale cotton os di as rae bel ttil di a my rre merry maid cotton os di as noom rev lis 誰か教えている 世界の色を いくら数えても 数えきれない色と光 el a ty ria fairytale cotton os di as rae bel ttil di a my rre merry maid cotton os di as noom rev lis 春 夏 少年は世界をかけめぐり (syo bel ttil yn am del lik reh to mym) 秋 冬 季節の光を食べて笑っている (re hyb de red rum saw ios lad na) el a ty ria fairytale cotton os di as daeh dae dym di a my rre merry maid cotton os di as sllab ey eym | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | el a ty ria fairytale cotton os di as eer tel ttil di a my rre merry maid cotton os di as go del ttil e vol fog nos sre vol fog nos ya dll ag nis anna wi ho ti so te vol peel so te vol e nim fo e vol as i ti el a ty ria fairytale cotton os di as rae bel ttil di a my rre merry maid cotton os di as noom rev lis 誰か教えている 世界の色を いくら数えても 数えきれない色と光 el a ty ria fairytale cotton os di as rae bel ttil di a my rre merry maid cotton os di as noom rev lis 春 夏 少年は世界をかけめぐり (syo bel ttil yn am del lik reh to mym) 秋 冬 季節の光を食べて笑っている (re hyb de red rum saw ios lad na) el a ty ria fairytale cotton os di as daeh dae dym di a my rre merry maid cotton os di as sllab ey eym |
カントリーガール カントリーガール きみの目の中で 夕焼けがもえる カントリーガール きみのほほえみは 草原のにおいがする にぎやかな都会の景色は 変わる万華鏡 いつでもきみを驚かせる 七色プリズム きみはお古のスカート はじらうように それでも瞳を輝かせて 街を歩いてたね カントリーガール きみの目の中で 夕焼けがもえる カントリーガール きみのほほえみは 草原のにおいがする 好きだよ! とまどいがちのきみの視線が いつも追いかけるのは 長い煙草をキザにくわえた 若い男だった そいつがある日 きみに手渡した 青い封筒 手紙の中に書かれていたのは こんなセリフだったね カントリーガール きみの目の中で 夕焼けがもえる カントリーガール きみのほほえみは 草原のにおいがする 好きだよ! あいつがきみを捨てたのは たった七日目のこと 化粧のうまい おしゃれな娘に さっさとのりかえたのさ きみは鏡にうつった自分の顔にむかって あいつがくれたいつかの言葉を 泣きながらつぶやいてたね カントリーガール きみの目の中で 夕焼けがもえる カントリーガール きみのほほえみは 草原のにおいがする 好きだよ! | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | カントリーガール きみの目の中で 夕焼けがもえる カントリーガール きみのほほえみは 草原のにおいがする にぎやかな都会の景色は 変わる万華鏡 いつでもきみを驚かせる 七色プリズム きみはお古のスカート はじらうように それでも瞳を輝かせて 街を歩いてたね カントリーガール きみの目の中で 夕焼けがもえる カントリーガール きみのほほえみは 草原のにおいがする 好きだよ! とまどいがちのきみの視線が いつも追いかけるのは 長い煙草をキザにくわえた 若い男だった そいつがある日 きみに手渡した 青い封筒 手紙の中に書かれていたのは こんなセリフだったね カントリーガール きみの目の中で 夕焼けがもえる カントリーガール きみのほほえみは 草原のにおいがする 好きだよ! あいつがきみを捨てたのは たった七日目のこと 化粧のうまい おしゃれな娘に さっさとのりかえたのさ きみは鏡にうつった自分の顔にむかって あいつがくれたいつかの言葉を 泣きながらつぶやいてたね カントリーガール きみの目の中で 夕焼けがもえる カントリーガール きみのほほえみは 草原のにおいがする 好きだよ! |
恋するニワトリ はれたあさの ニワトリは げんきがないの ごめんなさい トサカ サカサカ さかだちしても かなわぬおかたに 恋をした ココ コココ ココ ココ コココ 恋は 恋は 恋 やねの上に よびかける わたしはここよ ここ ここよ だけどあの人 こっちを見ても すぐに むきをかえる クルクルと ココ コココ ココ ココ コココ 恋は 恋は 恋 あの人 りっぱな かざみどり わたしは 小さいニワトリよ かいがらたべても てつにはなれず かいがらはじける むねの中 ココ コココ ココ ココ コココ 恋は 恋は 恋 たびに出るのは ツバメたち おけしょうするのは ジュウシマツ にわにはニワトリ おもいをこめて ひとりでタマゴを うみました ココ コココ ココ ココ コココ 恋は 恋は 恋 ココ コココ ココ ココ コココ 恋は 恋は 恋 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 岡崎倫典 | はれたあさの ニワトリは げんきがないの ごめんなさい トサカ サカサカ さかだちしても かなわぬおかたに 恋をした ココ コココ ココ ココ コココ 恋は 恋は 恋 やねの上に よびかける わたしはここよ ここ ここよ だけどあの人 こっちを見ても すぐに むきをかえる クルクルと ココ コココ ココ ココ コココ 恋は 恋は 恋 あの人 りっぱな かざみどり わたしは 小さいニワトリよ かいがらたべても てつにはなれず かいがらはじける むねの中 ココ コココ ココ ココ コココ 恋は 恋は 恋 たびに出るのは ツバメたち おけしょうするのは ジュウシマツ にわにはニワトリ おもいをこめて ひとりでタマゴを うみました ココ コココ ココ ココ コココ 恋は 恋は 恋 ココ コココ ココ ココ コココ 恋は 恋は 恋 |
おはようクレヨン あかいクレヨン いちばんさきに はこの中で 目をさました おはよう おはよう おはよう ぼくはだれかな? あかい あかい あかい…そうだ トマトかもしれない! みどりのクレヨン 2ばんめ おきて あかいトマト すぐに見つけた おはよう おはよう おはよう つぎはだれかな? みどり みどり みどり…そうだ レタスのはっぱ! あおいクレヨン おさらになって ピンクのクレヨン テーブルクロス おはよう おはよう おはよう つぎはだれかな? しろい しろい しろい…そうだ ミルクのコップ! ちゃいろくやけた トーストの上 きいろいバター オレンジマーマレード おはよう おはよう おはよう つぎはだれかな? ぼくの ぼくの ぼくの あさごはんにおいで! そうだ ごはんにおいで! そうだ ごはんにおいで! | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 藤本敦夫 | あかいクレヨン いちばんさきに はこの中で 目をさました おはよう おはよう おはよう ぼくはだれかな? あかい あかい あかい…そうだ トマトかもしれない! みどりのクレヨン 2ばんめ おきて あかいトマト すぐに見つけた おはよう おはよう おはよう つぎはだれかな? みどり みどり みどり…そうだ レタスのはっぱ! あおいクレヨン おさらになって ピンクのクレヨン テーブルクロス おはよう おはよう おはよう つぎはだれかな? しろい しろい しろい…そうだ ミルクのコップ! ちゃいろくやけた トーストの上 きいろいバター オレンジマーマレード おはよう おはよう おはよう つぎはだれかな? ぼくの ぼくの ぼくの あさごはんにおいで! そうだ ごはんにおいで! そうだ ごはんにおいで! |
花さかニャンコ ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ あの子が歩けば花がさく ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ 赤 白 黄色に 青 ピンク 枯れ木に花を ピポパポパ 屋根にも花を ピポパポパ ジャングルジムにも ピポパポパ ピポパポパ! ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ ケンカする人 花さかす ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ 泣いてる人も 花さかす 頭に花を ピポパポパ 指にも花を ピポパポパ 鼻にも花を ピポパポパ ピポパポパ! ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ 仲間がどんどん ふえていく ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ 次から次へと ふえていく 町中 花を ピポパポパ 国中 花を ピポパポパ 地球がぜんぶ ピポパポパ ピポパポパ! ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ こんどは宇宙にチョーセンだ ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ みんな乗りこめ ロケットに ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ 銀河に花を さかせましょ ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ ブラックホールに さかせましょ ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ 宇宙の果てまで 花いっぱい ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ 赤 白 黄色に 青 ピンク 赤 白 黄色に 青 ピンク 赤 白 黄色に 青 ピンク 赤 白 黄色に 青 ピンク | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 栗原正己 | ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ あの子が歩けば花がさく ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ 赤 白 黄色に 青 ピンク 枯れ木に花を ピポパポパ 屋根にも花を ピポパポパ ジャングルジムにも ピポパポパ ピポパポパ! ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ ケンカする人 花さかす ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ 泣いてる人も 花さかす 頭に花を ピポパポパ 指にも花を ピポパポパ 鼻にも花を ピポパポパ ピポパポパ! ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ 仲間がどんどん ふえていく ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ 次から次へと ふえていく 町中 花を ピポパポパ 国中 花を ピポパポパ 地球がぜんぶ ピポパポパ ピポパポパ! ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ こんどは宇宙にチョーセンだ ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ みんな乗りこめ ロケットに ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ 銀河に花を さかせましょ ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ ブラックホールに さかせましょ ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ 宇宙の果てまで 花いっぱい ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ 赤 白 黄色に 青 ピンク 赤 白 黄色に 青 ピンク 赤 白 黄色に 青 ピンク 赤 白 黄色に 青 ピンク |
まっくら森の歌 ひかりの中で 見えないものが やみの中に うかんで見える まっくら森の やみの中では きのうはあした まっくらクライクライ さかなはそらに ことりは水に タマゴがはねて かがみがうたう まっくら森は ふしぎなところ あさからずっと まっくらクライクライ みみをすませば なにもきこえず とけいを見れば さかさままわり まっくら森は こころのめいろ はやいはおそい まっくらクライクライ どこにあるか みんなしってる どこにあるか だれもしらない まっくら森は うごきつづける ちかくてとおい まっくらクライクライ ちかくてとおい まっくらクライクライ | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・乾裕樹 | ひかりの中で 見えないものが やみの中に うかんで見える まっくら森の やみの中では きのうはあした まっくらクライクライ さかなはそらに ことりは水に タマゴがはねて かがみがうたう まっくら森は ふしぎなところ あさからずっと まっくらクライクライ みみをすませば なにもきこえず とけいを見れば さかさままわり まっくら森は こころのめいろ はやいはおそい まっくらクライクライ どこにあるか みんなしってる どこにあるか だれもしらない まっくら森は うごきつづける ちかくてとおい まっくらクライクライ ちかくてとおい まっくらクライクライ |