知床愛歌逢えたその日に 仲間と呼ばれ 今朝は別れか フレペの滝の 岩に乙女の 涙も咲いて うしろ髪ひく 知床岬 足を沈めた 満杯船(まんぱいぶね)が 波をけたてて ウトロへ帰る 今日の漁獲(えもの)を あの娘(こ)に贈る 海の男は しあわせ者よ 浜で囲んだ チャンチャン焼きの 熱い煙りは 契りの煙り カニの甲羅で 地酒を汲めば 人の温もり こころに沁みる 白い流氷 カスリに染める 風は小粋な あのルシャおろし さらば知床 またあう日まで きみの情を 忘れるものか きみの情を 忘れるものか | 山口ひろみ | 星野哲郎 | 原譲二 | 鈴木操 | 逢えたその日に 仲間と呼ばれ 今朝は別れか フレペの滝の 岩に乙女の 涙も咲いて うしろ髪ひく 知床岬 足を沈めた 満杯船(まんぱいぶね)が 波をけたてて ウトロへ帰る 今日の漁獲(えもの)を あの娘(こ)に贈る 海の男は しあわせ者よ 浜で囲んだ チャンチャン焼きの 熱い煙りは 契りの煙り カニの甲羅で 地酒を汲めば 人の温もり こころに沁みる 白い流氷 カスリに染める 風は小粋な あのルシャおろし さらば知床 またあう日まで きみの情を 忘れるものか きみの情を 忘れるものか |
しょくいくぼうさいのうたもしも停電した時は あわてなくても大丈夫 蓄光シールでお部屋キラキラ プラネタリウムがはじまるよ もしも大きく揺れた時 あわてなくても大丈夫 机の下で身を守ろう ダンゴムシポーズをきめちゃおう もしもの時の合言葉 みんなで一緒におぼえよう おさない かけない しゃべらない もどらない ちかよらない 「おかしもち」 ローリング ローリングストック 必要なもの備えよう ローリング ローリングストック 少し多めに買い足そう 「いただきます」「ごちそうさま」は 心ポカポカ魔法の言葉 笑顔と感謝を忘れずに 食べることは生きること 賞味期限をチェックしよう 大事な食べ物もったいない いつものごはんで意識しよう みんなで一緒におぼえよう まめ ごま わかめ やさい さかな しいたけ いも こめ 「まごわやさしいこ」 ローリング ローリングストック おいしく食べて備えよう ローリング ローリングストック お水もたくさん備えよう ローリング ローリングストック ひとりひとりの好きなもの ローリング ローリングストック みんなの笑顔を守りたい みんなの笑顔を守りたい | 山口ひろみ | 山口ひろみ・中村詩織 | HANZO | 金沢重徳 | もしも停電した時は あわてなくても大丈夫 蓄光シールでお部屋キラキラ プラネタリウムがはじまるよ もしも大きく揺れた時 あわてなくても大丈夫 机の下で身を守ろう ダンゴムシポーズをきめちゃおう もしもの時の合言葉 みんなで一緒におぼえよう おさない かけない しゃべらない もどらない ちかよらない 「おかしもち」 ローリング ローリングストック 必要なもの備えよう ローリング ローリングストック 少し多めに買い足そう 「いただきます」「ごちそうさま」は 心ポカポカ魔法の言葉 笑顔と感謝を忘れずに 食べることは生きること 賞味期限をチェックしよう 大事な食べ物もったいない いつものごはんで意識しよう みんなで一緒におぼえよう まめ ごま わかめ やさい さかな しいたけ いも こめ 「まごわやさしいこ」 ローリング ローリングストック おいしく食べて備えよう ローリング ローリングストック お水もたくさん備えよう ローリング ローリングストック ひとりひとりの好きなもの ローリング ローリングストック みんなの笑顔を守りたい みんなの笑顔を守りたい |
三陸風みなと駅を下りれば 海峡が ここまで迫(せま)って 来るようで ひとり立たずむ 湾(いりうみ)は 群れ翔ぶカモメに 息を呑む 三陸女川(おながわ) ここへ来た あなたを忘れる 旅路です いつか港に 夕闇が 海からかぶさり 始まって 旅の寂(さび)しさ つのります 遠くの町まで 来たものと 三陸断崖(きりぎし) 風の音 身を引く女の 胸の内 漁船(ふね)を出す人 送る人 港のしあわせ ここにある そんな暮らしに ふと触れて 灯りがともるわ 私にも 三陸釜石 北へ行(ゆ)く 明日へ出直す 旅路です | 山口ひろみ | 坂口照幸 | 徳久広司 | | 駅を下りれば 海峡が ここまで迫(せま)って 来るようで ひとり立たずむ 湾(いりうみ)は 群れ翔ぶカモメに 息を呑む 三陸女川(おながわ) ここへ来た あなたを忘れる 旅路です いつか港に 夕闇が 海からかぶさり 始まって 旅の寂(さび)しさ つのります 遠くの町まで 来たものと 三陸断崖(きりぎし) 風の音 身を引く女の 胸の内 漁船(ふね)を出す人 送る人 港のしあわせ ここにある そんな暮らしに ふと触れて 灯りがともるわ 私にも 三陸釜石 北へ行(ゆ)く 明日へ出直す 旅路です |
さよなら…あなた未練の涙か こぬか雨 ひとり夜ふけの 汽車を待つ 私が一緒に 暮らしたら あなたの夢の じゃまになる わかって下さい 女の気持ち さよなら さよなら さよなら…あなた このまま世間の 片隅で 埋もれて終わる 人じゃない 後悔しません 別れても 心はそばに 置いて行く わかって下さい 女の嘘を さよなら さよなら さよなら…あなた 出会いと別れの 時刻表 人はそれぞれ 持っている うしろ髪引く 想い出に 汽笛よどうぞ 泣かないで わかって下さい 女のこころ さよなら さよなら さよなら…あなた | 山口ひろみ | 麻こよみ | 岡千秋 | 前田俊明 | 未練の涙か こぬか雨 ひとり夜ふけの 汽車を待つ 私が一緒に 暮らしたら あなたの夢の じゃまになる わかって下さい 女の気持ち さよなら さよなら さよなら…あなた このまま世間の 片隅で 埋もれて終わる 人じゃない 後悔しません 別れても 心はそばに 置いて行く わかって下さい 女の嘘を さよなら さよなら さよなら…あなた 出会いと別れの 時刻表 人はそれぞれ 持っている うしろ髪引く 想い出に 汽笛よどうぞ 泣かないで わかって下さい 女のこころ さよなら さよなら さよなら…あなた |
さくら川生まれた時から 女には 背負った苦労が 男とちがう 母から学ぶ 笑顔と我慢 恋が教える せつなさつらさ 泣いちゃ駄目 泣いちゃ駄目 泣いちゃ駄目 花咲く日は来る さくら川 流れる落葉を 今日も見た 自分を棄てたら 希望(のぞみ)も消える 故郷(ふるさと)呼んで 励ますこころ 寒い風にも 負けたりしない 明るくね 明るくね 明るくね 花咲く日は来る さくら川 二人をぬらして 日照り雨 喜び悲しみ 水面(みなも)にゆれる あなたとならば 歩いてゆける 愛の明日に 嵐が来ても 夢がある 夢がある 夢がある 花咲く日は来る さくら川 | 山口ひろみ | 建石一 | 徳久広司 | 池多孝春 | 生まれた時から 女には 背負った苦労が 男とちがう 母から学ぶ 笑顔と我慢 恋が教える せつなさつらさ 泣いちゃ駄目 泣いちゃ駄目 泣いちゃ駄目 花咲く日は来る さくら川 流れる落葉を 今日も見た 自分を棄てたら 希望(のぞみ)も消える 故郷(ふるさと)呼んで 励ますこころ 寒い風にも 負けたりしない 明るくね 明るくね 明るくね 花咲く日は来る さくら川 二人をぬらして 日照り雨 喜び悲しみ 水面(みなも)にゆれる あなたとならば 歩いてゆける 愛の明日に 嵐が来ても 夢がある 夢がある 夢がある 花咲く日は来る さくら川 |
最終出船裸足でつま先 凍らせて 走る坂道 波止場道 あなたなぜです なぜですあなた 行かないで 髪が乱れて 追いすがる 汽笛ひと声 最終出船 気まぐれでしたか 優しさは 涙あふれて 海になる あなたお願い お願いあなた もう一度 どうぞ返して 幸せを ひとり桟橋 最終出船 哀しさ悔しさ 渦を巻く 誰かあの船 引き止めて あなた嫌です 嫌ですあなた これきりは せめて聞かせて 行き先を 声も届かぬ 最終出船 | 山口ひろみ | 麻こよみ | 岡千秋 | 南郷達也 | 裸足でつま先 凍らせて 走る坂道 波止場道 あなたなぜです なぜですあなた 行かないで 髪が乱れて 追いすがる 汽笛ひと声 最終出船 気まぐれでしたか 優しさは 涙あふれて 海になる あなたお願い お願いあなた もう一度 どうぞ返して 幸せを ひとり桟橋 最終出船 哀しさ悔しさ 渦を巻く 誰かあの船 引き止めて あなた嫌です 嫌ですあなた これきりは せめて聞かせて 行き先を 声も届かぬ 最終出船 |
小雪のひとりごと降り出す雨の 時計台 あの日も濡れて 待ちぼうけ 切なさつのる 北の鐘 札幌 日暮れの みぞれが沁みる 小雪は それでも 待ちました ひとりじゃないよ オレがいる ホロリとさせる 口上手 わかっていても 憎めない 札幌 ウブです ススキノ辺り あなたの 嘘でも 恋しくて アカシア匂う 花のころ 迎えにゆくよ 遠い夢 ふた春越えて 待っている 札幌 今年も 初雪便り 小雪は 初めて 泣きました | 山口ひろみ | 滝川夏 | 原譲二 | 南郷達也 | 降り出す雨の 時計台 あの日も濡れて 待ちぼうけ 切なさつのる 北の鐘 札幌 日暮れの みぞれが沁みる 小雪は それでも 待ちました ひとりじゃないよ オレがいる ホロリとさせる 口上手 わかっていても 憎めない 札幌 ウブです ススキノ辺り あなたの 嘘でも 恋しくて アカシア匂う 花のころ 迎えにゆくよ 遠い夢 ふた春越えて 待っている 札幌 今年も 初雪便り 小雪は 初めて 泣きました |
心の糸肩の荷物は あずけろと あなたに言われて 泣いた夜 嬉し涙も あることを 私におしえて くれた人 心の糸は しっかり結び 歩いて行きます あなたと二人 胸の淋しさ 哀しみを 笑顔で隠して 生きて来た かわす瞳の あたたかさ 倖せしみじみ かみしめる 心の糸が 切れないように 歩いて行きます あなたと二人 一人きりなら つらすぎる 世間の雨風 つづら坂 受けた情けを 真心を いつかはあなたに 返したい 心の糸は しっかり結び 歩いて行きます あなたと二人 | 山口ひろみ | 麻こよみ | 岡千秋 | 南郷達也 | 肩の荷物は あずけろと あなたに言われて 泣いた夜 嬉し涙も あることを 私におしえて くれた人 心の糸は しっかり結び 歩いて行きます あなたと二人 胸の淋しさ 哀しみを 笑顔で隠して 生きて来た かわす瞳の あたたかさ 倖せしみじみ かみしめる 心の糸が 切れないように 歩いて行きます あなたと二人 一人きりなら つらすぎる 世間の雨風 つづら坂 受けた情けを 真心を いつかはあなたに 返したい 心の糸は しっかり結び 歩いて行きます あなたと二人 |
恋・来い・カラス好きよ 好き好き 好きなのよ 寝てもさめても あなただけ 死ぬの生きるの 切ない思い 逢えばころりと 替り玉 今鳴いたカラスが もう笑う 女ごころは アンアアーアン 秋の空 燃えて 燃やして 燃えつきて 夢に飛びたい 赤とんぼ 骨になるまで おんなは女 だからいつでも 恋化粧 今鳴いたカラスが もう笑う 女ごころは アンアアーアン 秋の空 泣いて 泣かして 泣かされて 恋に理屈は 梨の花 咲いてこぼれて 熟して実る 味は食べなきゃ わからない 今鳴いたカラスが もう笑う 女ごころは アンアアーアン 秋の空 | 山口ひろみ | 松井由利夫 | 水森英夫 | 伊戸のりお | 好きよ 好き好き 好きなのよ 寝てもさめても あなただけ 死ぬの生きるの 切ない思い 逢えばころりと 替り玉 今鳴いたカラスが もう笑う 女ごころは アンアアーアン 秋の空 燃えて 燃やして 燃えつきて 夢に飛びたい 赤とんぼ 骨になるまで おんなは女 だからいつでも 恋化粧 今鳴いたカラスが もう笑う 女ごころは アンアアーアン 秋の空 泣いて 泣かして 泣かされて 恋に理屈は 梨の花 咲いてこぼれて 熟して実る 味は食べなきゃ わからない 今鳴いたカラスが もう笑う 女ごころは アンアアーアン 秋の空 |
くちなしの花いまでは指輪も まわるほど やせてやつれた おまえのうわさ くちなしの花の 花のかおりが 旅路のはてまで ついてくる くちなしの白い花 おまえのような 花だった わがままいっては 困らせた 子どもみたいな あの日のおまえ くちなしの雨の 雨の別れが いまでも心を しめつける くちなしの白い花 おまえのような 花だった 小さな幸せ それさえも 捨ててしまった 自分の手から くちなしの花を 花を見るたび 淋しい笑顔が また浮かぶ くちなしの白い花 おまえのような 花だった | 山口ひろみ | 水木かおる | 遠藤実 | | いまでは指輪も まわるほど やせてやつれた おまえのうわさ くちなしの花の 花のかおりが 旅路のはてまで ついてくる くちなしの白い花 おまえのような 花だった わがままいっては 困らせた 子どもみたいな あの日のおまえ くちなしの雨の 雨の別れが いまでも心を しめつける くちなしの白い花 おまえのような 花だった 小さな幸せ それさえも 捨ててしまった 自分の手から くちなしの花を 花を見るたび 淋しい笑顔が また浮かぶ くちなしの白い花 おまえのような 花だった |
霧の港町手紙ひとつで あなたと別れ 流れてきました 北の果て 止まり木 波音 店灯り 会わせる顔など ないけれど あなたに逢いたい 霧の 霧の港町 お酒の雫(しずく)が 涙にかわる 優しい瞳(め)をした 人でした 頬杖(ほおづえ) 面影 赤い爪 酔うほど一人が 淋しくて ぬくもり恋しい 霧の 霧の港町 何(なん)にもなかった いい事なんて ため息こぼれて 霧になる 桟橋 海鳴り ほつれ髪 私を探しに 来て欲しい あなたに逢いたい 霧の 霧の港町 | 山口ひろみ | 麻こよみ | 四方章人 | 南郷達也 | 手紙ひとつで あなたと別れ 流れてきました 北の果て 止まり木 波音 店灯り 会わせる顔など ないけれど あなたに逢いたい 霧の 霧の港町 お酒の雫(しずく)が 涙にかわる 優しい瞳(め)をした 人でした 頬杖(ほおづえ) 面影 赤い爪 酔うほど一人が 淋しくて ぬくもり恋しい 霧の 霧の港町 何(なん)にもなかった いい事なんて ため息こぼれて 霧になる 桟橋 海鳴り ほつれ髪 私を探しに 来て欲しい あなたに逢いたい 霧の 霧の港町 |
川は流れる病葉(わくらば)を 今日も浮かべて 街の谷 川は流れる ささやかな 望み破れて 哀しみに 染まる瞳に 黄昏(たそがれ)の 水のまぶしさ 思い出の 橋のたもとに 錆ついた 夢のかずかず ある人は 心つめたく ある人は 好きで別れて 吹き抜ける 風に泣いてる ともし灯も 薄い谷間を ひとすじに 川は流れる 人の世の 塵(ちり)にまみれて なお生きる 水をみつめて 嘆くまい 明日は明るく | 山口ひろみ | 横井弘 | 桜田誠一 | | 病葉(わくらば)を 今日も浮かべて 街の谷 川は流れる ささやかな 望み破れて 哀しみに 染まる瞳に 黄昏(たそがれ)の 水のまぶしさ 思い出の 橋のたもとに 錆ついた 夢のかずかず ある人は 心つめたく ある人は 好きで別れて 吹き抜ける 風に泣いてる ともし灯も 薄い谷間を ひとすじに 川は流れる 人の世の 塵(ちり)にまみれて なお生きる 水をみつめて 嘆くまい 明日は明るく |
かもめの街やっと店が終わって ほろ酔いで坂を下りる頃 白茶けたお天道が 浜辺を染め始めるのさ そんなやりきれなさは 夜眠る人にゃ分らないさ 波止場に出れば カモメがブイに2、3羽 一服しながら ぼんやり潮風に吹かれてみるのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 淋しかないか 帰る故郷があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~ あ~ ドンブラコ いろんな人が居たし いろんな人が居なくなった 泣いてくれるのは カモメと霧笛ばかり 一服しながら あれこれ取り止めなく懐かしむのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 風邪などひくな 絹の寝床があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ ドンブラコ カモメよ カモメよ あ~あ~ | 山口ひろみ | ちあき哲也 | 杉本真人 | | やっと店が終わって ほろ酔いで坂を下りる頃 白茶けたお天道が 浜辺を染め始めるのさ そんなやりきれなさは 夜眠る人にゃ分らないさ 波止場に出れば カモメがブイに2、3羽 一服しながら ぼんやり潮風に吹かれてみるのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 淋しかないか 帰る故郷があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~ あ~ ドンブラコ いろんな人が居たし いろんな人が居なくなった 泣いてくれるのは カモメと霧笛ばかり 一服しながら あれこれ取り止めなく懐かしむのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 風邪などひくな 絹の寝床があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ ドンブラコ カモメよ カモメよ あ~あ~ |
悲しき子守唄可愛いおまえが あればこそ つらい浮世も なんのその 世間の口も なんのその 母は楽しく 生きるのよ 可愛いお目目よ 丸い手よ 見れば撫でれば 悲しみも 忘れていつか 夢の国 母は涙で 笑うのよ つらい運命(さだめ)の 親子でも 吾が子は吾が子 母は母 神様だけが 知っている たまに逢う日の 子守唄 | 山口ひろみ | 西条八十 | 竹岡信幸 | | 可愛いおまえが あればこそ つらい浮世も なんのその 世間の口も なんのその 母は楽しく 生きるのよ 可愛いお目目よ 丸い手よ 見れば撫でれば 悲しみも 忘れていつか 夢の国 母は涙で 笑うのよ つらい運命(さだめ)の 親子でも 吾が子は吾が子 母は母 神様だけが 知っている たまに逢う日の 子守唄 |
柿の実の詩枝葉の落ちた 柿の木は 静かに来る春 待っている 桃栗三年 柿八年 わたし努力が 足りないですか 頬をよせれば 聞こえてきます 頑張りなさいと 柿の実の詩 汗ばむ頃に 柿の木に ちいさな黄色の 花が咲く 逢う人去る人 めぐる季節 つらい別れを 心の糧に 住めばこの街 優しさ匂う 私をささえる 柿の実の詩 子供がのぼる 柿の木を 見てたらあげると 朱(あか)い実を 甘柿渋柿 夢の味 こんなところに 幸せひとつ どんなときでも 一人じゃないわ 夕焼けうれしい 柿の実の詩 | 山口ひろみ | 建石一 | 徳久広司 | 池多孝春 | 枝葉の落ちた 柿の木は 静かに来る春 待っている 桃栗三年 柿八年 わたし努力が 足りないですか 頬をよせれば 聞こえてきます 頑張りなさいと 柿の実の詩 汗ばむ頃に 柿の木に ちいさな黄色の 花が咲く 逢う人去る人 めぐる季節 つらい別れを 心の糧に 住めばこの街 優しさ匂う 私をささえる 柿の実の詩 子供がのぼる 柿の木を 見てたらあげると 朱(あか)い実を 甘柿渋柿 夢の味 こんなところに 幸せひとつ どんなときでも 一人じゃないわ 夕焼けうれしい 柿の実の詩 |
海峡蛍送る人ない 女の旅に 従(つ)いて来たのか 港から 明かり点して 船の後追う 海峡蛍 消しても消えない この胸の 未練火見るよで 辛くなる 愛を信じて 尽くして来たが いつか背いた あの人は 同じ運命の 恋に泣くのか 海峡蛍 積み木と同じで もろいもの 壊れて気が付く しあわせは 海で迷子に ならないように 早くお帰り 岬まで 名残り惜しそに 闇にまたたく 海峡蛍 私のことなら 大丈夫 芯なら強いの 見掛けより | 山口ひろみ | 木下龍太郎 | 岡千秋 | 南郷達也 | 送る人ない 女の旅に 従(つ)いて来たのか 港から 明かり点して 船の後追う 海峡蛍 消しても消えない この胸の 未練火見るよで 辛くなる 愛を信じて 尽くして来たが いつか背いた あの人は 同じ運命の 恋に泣くのか 海峡蛍 積み木と同じで もろいもの 壊れて気が付く しあわせは 海で迷子に ならないように 早くお帰り 岬まで 名残り惜しそに 闇にまたたく 海峡蛍 私のことなら 大丈夫 芯なら強いの 見掛けより |
海峡酒場世話になったと 他人の顔で 別れのお酒 注ぐあなた 海の匂いの する男(ひと)だもの この港町(まち)なんかじゃ 暮らせない 泣いてみたって 馬鹿だよね… 明日(あす)は出船の 海峡酒場 店の二階で 漁火みつめ 故郷のはなし してくれた 少し無口で 照れ屋だけれど 誰よりやさしい ひとだった みんな女の 未練よね… 霧が流れる 海峡酒場 今度みなとに 入港(はい)ったときは 訪ねて来てよ この店を 心づくしの 手料理ならべ あなたの帰りを 待ってるわ 酔ってみたって 辛(つら)いよね… 明日(あす)は出船の 海峡酒場 | 山口ひろみ | 仁井谷俊也 | 徳久広司 | 南郷達也 | 世話になったと 他人の顔で 別れのお酒 注ぐあなた 海の匂いの する男(ひと)だもの この港町(まち)なんかじゃ 暮らせない 泣いてみたって 馬鹿だよね… 明日(あす)は出船の 海峡酒場 店の二階で 漁火みつめ 故郷のはなし してくれた 少し無口で 照れ屋だけれど 誰よりやさしい ひとだった みんな女の 未練よね… 霧が流れる 海峡酒場 今度みなとに 入港(はい)ったときは 訪ねて来てよ この店を 心づくしの 手料理ならべ あなたの帰りを 待ってるわ 酔ってみたって 辛(つら)いよね… 明日(あす)は出船の 海峡酒場 |
おんな神輿歌「さあさあさあ 道をあけておくれ おんな神輿のお通りだよ。 このおまつりのために一年三百六十五日 女をつとめているんだよ。 花のお江戸 火消しの親分 め組の辰五郎さんじゃないけれど、 いまのご時世、女は度胸 男は愛嬌… 今年のまつりに 花そえるため お役にたてばとやってまいりましたおんな衆。 おっと出しゃ張り女じゃございません。」 ?遠い神代の昔から 女ならでは夜も明けぬ(デモネ) 粋な男にゃ 粋な男にゃ 乙にすました女でも(アチョイト) 一目惚れ 「前口上はこれくらいにして、さあ皆さまのかけ声お手拍子いただいて おんな神輿の出番とまいりましょう。」 まつり太鼓に 浮かれ山車(だし) 母のお胎内(なか)を ポンと出た 氏神様の 産湯を使い 巻いたさらしは 伊達じゃない おんな神輿は エ~ 心意気 サーエ 格子作りに 御神灯下げて 兄きゃ宅(うち)かと 姉御に問えば 兄きゃ二階で 木遣りの稽古 音頭とるのは ありゃ内の人 エンヤラヤ サノ ヨーイサ エンヤラヤ エンヤラヤレコノセ サノセー アレワサ エンヤラヤ (女)「じれったいねぇ…もう…あんたも男のはしくれだろう。 あたしに惚れてるなら惚れてると言っちまいなよ。」 (男)「馬鹿言え!そんなことたやすく言えるもんじゃない。 惚れてるってことはなぁ…こうなんか胸の中が熱くなって… 言葉じゃ言えないもんなんだ。」 (女)「それでそれでどうなるの。」 (男)「ほら、見てみろ お月さんをよ。 月にむら雲 花に風って言うだろう 半分見えない所が未曽なのさ。 俺なんて大した男じゃないけど、 古い男だからうまく言葉に出来ないのさ…自分の気持ちがさ おまえわかんないのか。」 (女)「わかってるよ、あんたの良さはあたしが一番知ってるよ。 だけど だけどね心配なんだよ、あんたもてるだろう。 それに まだ夫婦(めおと)じゃないから。」 (男)「まつりの好きな女が俺は好きなんだ。 五穀豊穣や大漁の祈りと感謝をこめる それがまつりだ。 俺とおまえの夫婦(めおと)まつりは後回し。 まずは他人様の縁結びだ。 …じゃ 今夜は帰るぜ」 (女)「やっぱりあんたはいい男だねぇ。 理屈じゃないんだよ。 惚れるってことはさ…恋はあたしの負けさ。」 お声かかれば 参じます めでためでたの 花の宴 人生まつり よいしょとかつぎ 旅がはじまる 夫婦(めおと)みち おんな神輿の エ~ 祝い歌 「あんたと夫婦(めおと)になれたなら あたしは ともに白髪の生えるまで 幸せいっぱい生きていきたいのさ。 親と子、人と人、男と女、心に流れる情感こそが大事だと、 子供の頃から父母に言われておりました。 私もやっとこの年になって情愛というものがわかりはじめました。 時代は百年に一度の寒い風が吹いておりますが、寒い時代だからこそ 人情のあたたかさが身にしみてわかるのでしょう… 明るく元気に皆で励ましささえ合って 共に生命(いのち)いっぱい生きてまいりましょう。 疲れたら叫びましょう大声で”笑顔万歳”とね。」 寒い時代で あればこそ 熱い人情(なさけ)が 宝もの 大地をふんで 荒海こえて 生きる男を ささえたい おんな神輿は エ~ 春を呼ぶ | 山口ひろみ | 建石一 | 徳久広司 | 池多孝春 | 「さあさあさあ 道をあけておくれ おんな神輿のお通りだよ。 このおまつりのために一年三百六十五日 女をつとめているんだよ。 花のお江戸 火消しの親分 め組の辰五郎さんじゃないけれど、 いまのご時世、女は度胸 男は愛嬌… 今年のまつりに 花そえるため お役にたてばとやってまいりましたおんな衆。 おっと出しゃ張り女じゃございません。」 ?遠い神代の昔から 女ならでは夜も明けぬ(デモネ) 粋な男にゃ 粋な男にゃ 乙にすました女でも(アチョイト) 一目惚れ 「前口上はこれくらいにして、さあ皆さまのかけ声お手拍子いただいて おんな神輿の出番とまいりましょう。」 まつり太鼓に 浮かれ山車(だし) 母のお胎内(なか)を ポンと出た 氏神様の 産湯を使い 巻いたさらしは 伊達じゃない おんな神輿は エ~ 心意気 サーエ 格子作りに 御神灯下げて 兄きゃ宅(うち)かと 姉御に問えば 兄きゃ二階で 木遣りの稽古 音頭とるのは ありゃ内の人 エンヤラヤ サノ ヨーイサ エンヤラヤ エンヤラヤレコノセ サノセー アレワサ エンヤラヤ (女)「じれったいねぇ…もう…あんたも男のはしくれだろう。 あたしに惚れてるなら惚れてると言っちまいなよ。」 (男)「馬鹿言え!そんなことたやすく言えるもんじゃない。 惚れてるってことはなぁ…こうなんか胸の中が熱くなって… 言葉じゃ言えないもんなんだ。」 (女)「それでそれでどうなるの。」 (男)「ほら、見てみろ お月さんをよ。 月にむら雲 花に風って言うだろう 半分見えない所が未曽なのさ。 俺なんて大した男じゃないけど、 古い男だからうまく言葉に出来ないのさ…自分の気持ちがさ おまえわかんないのか。」 (女)「わかってるよ、あんたの良さはあたしが一番知ってるよ。 だけど だけどね心配なんだよ、あんたもてるだろう。 それに まだ夫婦(めおと)じゃないから。」 (男)「まつりの好きな女が俺は好きなんだ。 五穀豊穣や大漁の祈りと感謝をこめる それがまつりだ。 俺とおまえの夫婦(めおと)まつりは後回し。 まずは他人様の縁結びだ。 …じゃ 今夜は帰るぜ」 (女)「やっぱりあんたはいい男だねぇ。 理屈じゃないんだよ。 惚れるってことはさ…恋はあたしの負けさ。」 お声かかれば 参じます めでためでたの 花の宴 人生まつり よいしょとかつぎ 旅がはじまる 夫婦(めおと)みち おんな神輿の エ~ 祝い歌 「あんたと夫婦(めおと)になれたなら あたしは ともに白髪の生えるまで 幸せいっぱい生きていきたいのさ。 親と子、人と人、男と女、心に流れる情感こそが大事だと、 子供の頃から父母に言われておりました。 私もやっとこの年になって情愛というものがわかりはじめました。 時代は百年に一度の寒い風が吹いておりますが、寒い時代だからこそ 人情のあたたかさが身にしみてわかるのでしょう… 明るく元気に皆で励ましささえ合って 共に生命(いのち)いっぱい生きてまいりましょう。 疲れたら叫びましょう大声で”笑顔万歳”とね。」 寒い時代で あればこそ 熱い人情(なさけ)が 宝もの 大地をふんで 荒海こえて 生きる男を ささえたい おんな神輿は エ~ 春を呼ぶ |
女は生きる裏町屋台で ついほろり 涙を隠した つらい酒 恨んではみたけど やっぱり駄目ね 夜ごと窓打つ 風の声 あなたもしやと 心が騒ぐ よせばいいのに 意地をはり 返した言葉が あだ情け ごめんねとひと言 やっぱり駄目ね 言えば良かった あの時に じんと切なく この身が痛い 今度もいちど 生まれたら 二度とはしないの 恋苦労 優しさと思いやり やっぱり抱いて きっと生きます 明日から 強い女に なります私 | 山口ひろみ | 原譲二 | 原譲二 | 前田俊明 | 裏町屋台で ついほろり 涙を隠した つらい酒 恨んではみたけど やっぱり駄目ね 夜ごと窓打つ 風の声 あなたもしやと 心が騒ぐ よせばいいのに 意地をはり 返した言葉が あだ情け ごめんねとひと言 やっぱり駄目ね 言えば良かった あの時に じんと切なく この身が痛い 今度もいちど 生まれたら 二度とはしないの 恋苦労 優しさと思いやり やっぱり抱いて きっと生きます 明日から 強い女に なります私 |
女の夜雨あなたに傘を 差しかけられて 胸が震える 裏通り 逢えてよかった あなた…嬉しいわ このままふたり 何処までも 歩いてゆきたい… 女の夜雨(よさめ) 今日までひとり 苦労をかけた 詫びてお酒を 酌(つ)ぐあなた 待っていたのよ こんな…めぐり逢い むかしと同じ やさしさに 甘えて酔いたい… 女の夜雨(よさめ) 痩せてる身体 気づかうように 濡れた肩先 抱き寄せる 離れたくない あなた…もう二度と 小降りになった 水たまり 明日(あした)がみえます… 女の夜雨(よさめ) | 山口ひろみ | 仁井谷俊也 | 徳久広司 | 南郷達也 | あなたに傘を 差しかけられて 胸が震える 裏通り 逢えてよかった あなた…嬉しいわ このままふたり 何処までも 歩いてゆきたい… 女の夜雨(よさめ) 今日までひとり 苦労をかけた 詫びてお酒を 酌(つ)ぐあなた 待っていたのよ こんな…めぐり逢い むかしと同じ やさしさに 甘えて酔いたい… 女の夜雨(よさめ) 痩せてる身体 気づかうように 濡れた肩先 抱き寄せる 離れたくない あなた…もう二度と 小降りになった 水たまり 明日(あした)がみえます… 女の夜雨(よさめ) |
女の波止場男と出会って 愛するたびに 最後の人と 女は想う なのに今度も あのひとは わたしを残し 海峡越える 行かないで… 行かないで… 波止場はおんなの 泣くところ おまえと呼ばれて 女房きどり 女の夢に 酔いしれていた 厚い胸板 腕まくら やさしさ今も 信じているの 淋しくて… 淋しくて… 波止場の灯りが また潤む 季節を忘れた 鴎のように 女は今日も 海みて暮らす 三ヶ月(みつき)足らずの 倖せと わかっていても おんなは駄目ね 帰ってよ… 帰ってよ… 波止場は今夜も 風と波 | 山口ひろみ | 仁井谷俊也 | 徳久広司 | 南郷達也 | 男と出会って 愛するたびに 最後の人と 女は想う なのに今度も あのひとは わたしを残し 海峡越える 行かないで… 行かないで… 波止場はおんなの 泣くところ おまえと呼ばれて 女房きどり 女の夢に 酔いしれていた 厚い胸板 腕まくら やさしさ今も 信じているの 淋しくて… 淋しくて… 波止場の灯りが また潤む 季節を忘れた 鴎のように 女は今日も 海みて暮らす 三ヶ月(みつき)足らずの 倖せと わかっていても おんなは駄目ね 帰ってよ… 帰ってよ… 波止場は今夜も 風と波 |
女の残り火未練の残り火 消せるでしょうか 雨に打たれて たたずむ私 忘れたはずの 面影を 映す涙の 水溜まり 心濡れます 泣いて雨の中 あなたを待つのは 愚かでしょうか 胸に沁みます 女の弱さ 優しい腕に 包まれて せめて朝まで 眠りたい 夢もこぼれて ひとり雨の中 別れてしまえば 他人でしょうか いいえ今でも 大好きな人 小さな嘘も 言い訳も 許せなかった あの頃は 心濡れます 泣いて雨の中 | 山口ひろみ | 麻こよみ | 四方章人 | 南郷達也 | 未練の残り火 消せるでしょうか 雨に打たれて たたずむ私 忘れたはずの 面影を 映す涙の 水溜まり 心濡れます 泣いて雨の中 あなたを待つのは 愚かでしょうか 胸に沁みます 女の弱さ 優しい腕に 包まれて せめて朝まで 眠りたい 夢もこぼれて ひとり雨の中 別れてしまえば 他人でしょうか いいえ今でも 大好きな人 小さな嘘も 言い訳も 許せなかった あの頃は 心濡れます 泣いて雨の中 |
女の幸せこらえきれずに 飲む酒が 涙まじりの 味がする 生まれた時から 運命(さだめ)の川に 流れ流れて 辿り着く 女の幸せ なぜ なぜ遠い 苦労ばかりの 昨日今日 せめて優しさ 抱きながら 淋しい夜は はるかな空に 母の母の 面影を 女の幸せ なぜ なぜ見えぬ 夢を追いかけ 負けないで 越えてゆきます これからも 辛さ重ねて 我慢の道を いいのいいのよ 迷わない 女の幸せ なぜ なぜ遠い | 山口ひろみ | 原譲二 | 原譲二 | 前田俊明 | こらえきれずに 飲む酒が 涙まじりの 味がする 生まれた時から 運命(さだめ)の川に 流れ流れて 辿り着く 女の幸せ なぜ なぜ遠い 苦労ばかりの 昨日今日 せめて優しさ 抱きながら 淋しい夜は はるかな空に 母の母の 面影を 女の幸せ なぜ なぜ見えぬ 夢を追いかけ 負けないで 越えてゆきます これからも 辛さ重ねて 我慢の道を いいのいいのよ 迷わない 女の幸せ なぜ なぜ遠い |
おんなの海峡別れることは 死ぬよりも もっと淋しい ものなのね 東京をすてた 女がひとり 汽車から船に 乗りかえて 北へ ながれる… 夜の海峡 雪が舞う 砕けた恋に 泣けるのか 雪がふるから 泣けるのか ふたたび生きて 逢う日はないと こころに決めた 旅なのに みれん 深まる… 夜の海峡 わかれ波 いのちと想う 愛も無く 海の暗さが 眼にしみる 汽笛よ 波よ おしえておくれ 私の明日は どこにある こころ 冷たい… 夜の海峡 ひとり旅 | 山口ひろみ | 石本美由起 | 猪俣公章 | | 別れることは 死ぬよりも もっと淋しい ものなのね 東京をすてた 女がひとり 汽車から船に 乗りかえて 北へ ながれる… 夜の海峡 雪が舞う 砕けた恋に 泣けるのか 雪がふるから 泣けるのか ふたたび生きて 逢う日はないと こころに決めた 旅なのに みれん 深まる… 夜の海峡 わかれ波 いのちと想う 愛も無く 海の暗さが 眼にしみる 汽笛よ 波よ おしえておくれ 私の明日は どこにある こころ 冷たい… 夜の海峡 ひとり旅 |
おんなの嘘さよならすると 決めたから どうか忘れて 私のことは そうよ嫌いに なっただけ 他に理由(わけ)など あるはずないわ 嘘じゃない 嘘じゃない 嘘じゃない 愛しい背中が 滲んでる 一人で生きる 覚悟なら 出来ていました いつの日からか だから私は 大丈夫 そんなか弱い 女じゃないわ 嘘じゃない 嘘じゃない 嘘じゃない 煙のせいなの 泣いてない 男はきっと 見抜けない 命燃やした おんなの嘘を せめてあなたは 幸せに なってほしいの お願いだから 嘘じゃない 嘘じゃない 嘘じゃない 愛しい背中が 遠ざかる | 山口ひろみ | 伊藤美和 | 徳久広司 | 前田俊明 | さよならすると 決めたから どうか忘れて 私のことは そうよ嫌いに なっただけ 他に理由(わけ)など あるはずないわ 嘘じゃない 嘘じゃない 嘘じゃない 愛しい背中が 滲んでる 一人で生きる 覚悟なら 出来ていました いつの日からか だから私は 大丈夫 そんなか弱い 女じゃないわ 嘘じゃない 嘘じゃない 嘘じゃない 煙のせいなの 泣いてない 男はきっと 見抜けない 命燃やした おんなの嘘を せめてあなたは 幸せに なってほしいの お願いだから 嘘じゃない 嘘じゃない 嘘じゃない 愛しい背中が 遠ざかる |
女川純情物語初(はず)めで口(くぢ)に すっけれど おらはあんだのことが 前がら好ぎだった あんだは 鈍い人だがら まったぐ気づいて くれねくて 誰(だい)にも言わねいで一人すて 悩んでだ 酔った振りすて 言うびっちゃ ラブレターば 書いでみっぺがな なすて なじょすて なじょすっぺ なすて なじょすて なじょすっぺ 沖のサンマに 相談すてみっか ああ女川 純情物語 ちゃっけい頃は 泣き虫で いづもおらぁのあどば 追っかげで来たのに 見上げるほどに 背もおがり 憎(にぐ)まれ口(ぐぢ)も ただぐげど 視線がいづだってあんだば 探してっちゃ 化粧バッチリ 決めっちゃな ハイヒールば 履いでみっぺがな なすて なじょすて なじょすっぺ なすて なじょすて なじょすっぺ 沖のサンマも ウィンクすてぺっちゃ ああ女川 純情物語 酔った振りすて 言うびっちゃ ラブレターば 書いでみっぺがな なすて なじょすて なじょすっぺ なすて なじょすて なじょすっぺ 沖のサンマに 相談すてみっか ああ女川 純情物語 | 山口ひろみ | 伊藤美和 | 桧原さとし | 伊戸のりお | 初(はず)めで口(くぢ)に すっけれど おらはあんだのことが 前がら好ぎだった あんだは 鈍い人だがら まったぐ気づいて くれねくて 誰(だい)にも言わねいで一人すて 悩んでだ 酔った振りすて 言うびっちゃ ラブレターば 書いでみっぺがな なすて なじょすて なじょすっぺ なすて なじょすて なじょすっぺ 沖のサンマに 相談すてみっか ああ女川 純情物語 ちゃっけい頃は 泣き虫で いづもおらぁのあどば 追っかげで来たのに 見上げるほどに 背もおがり 憎(にぐ)まれ口(ぐぢ)も ただぐげど 視線がいづだってあんだば 探してっちゃ 化粧バッチリ 決めっちゃな ハイヒールば 履いでみっぺがな なすて なじょすて なじょすっぺ なすて なじょすて なじょすっぺ 沖のサンマも ウィンクすてぺっちゃ ああ女川 純情物語 酔った振りすて 言うびっちゃ ラブレターば 書いでみっぺがな なすて なじょすて なじょすっぺ なすて なじょすて なじょすっぺ 沖のサンマに 相談すてみっか ああ女川 純情物語 |
お米と野菜の祝い唄ハアー 天のめぐみの 陽をあびて ハアー 田んぼ畑は 生きている 生きている 爺さまいつも 言(ゆ)うとるよ 米のひとつぶ ありがたや ハァーアア… 嬉しいね (独白)「田んぼさん 田んぼさん 昨日はありがとうございました。 今日もよろしくお願い致しますね。 こうやって今は、田んぼや畑仕事を始める前にちゃんと言えるけど、 お嫁に来た頃は何にも言えなくて、よくじっちゃんやばっちゃんに 叱られたわ。 都会で暮らすもんは、もののありがたみがわからんで困る。 でも、そんなときあんたがかばってくれた。 一つ一つ野良仕事の手順や使う道具の名前もね… 田んぼも畑も生きものだから、 イヤイヤやったら不味いもんしか出来ん。 真心こめて種の時から一生懸命声掛けしてゆくんだ。 お米さん、お米さん、 美味しく育ってね。皆に元気を与えてね。 最初は何でそんなことをって思ったけど、段々年を重ねて ゆくうちに、あたしにもそれがわかって来たの。 優しい気持ちで声かけすることが大切だと… 家族みんなで力を合わせて、それが絆だってね。」 (夫)「俺たち結婚して何年だ、十年すぎたのか。 いや、おまえの働く姿をみて、ふっと思ったんだけどさ…」 (妻)「そうですよ、十年目に子供が産まれて、今あの子が二つ半 ですからね。」 (夫)「そうか、おまえもよく辛抱してくれたね…ありがとう… 都会育ちのおまえがさ、俺んところへ嫁に来てくれたと思うとな… 見合いのような出会いから始まったからなぁ。」 (妻)「あたしもね、 はじめはなんか躊躇(ちゅうちょ)するものがあったけど、 農作業体験のあと、あんたの土にまみれた太くておいものような指を 思い出したら笑っちゃって… 結婚してもいいかなって、ふと思ったのよ…真面目そうだしね。」 (夫)「何だそれって、俺が好きって言う告白か。」 (妻)「やだ、違うわよ。田んぼがいいな、 お陽さまがいいなって話…(笑)」 ハアー 四月五月は 田植えどき ハアー 九月十月 稲を刈る 稲を刈る 婆さま楽が したいとよ 籠の孫見て ひと踊り ハァーアア… 嬉しいね (妻)「ねえあんた、あの桜の木の下でお昼にしましょ。」 (夫)「なんだ、もうそんな時間か。」 (妻)「はい、おにぎりと浅漬のお新香。 今日はばっちゃんが家で子守してるから、早く帰らないとね。 ばっちゃんやじっちゃんはすぐ抱っこするから、抱きぐせが もうついちゃって、あの子も泣けば抱っこしてくれると思って…」 (夫)「いいじゃないか、じっちゃんとばっちゃんがいるから こうやって田んぼにいられるんだ。昔の農家と今は違う。」 (妻)「そうね、あの頃は専業農家が多かったけど、今は兼業だもんね。 子供も少なくなっているし… でも、誰かがお米や野菜をつくってゆかないと。 今は家庭菜園が流行っているけど、 苗をつくるったって、ハウスの空気の入れかえや、水をやったり 芽が出て来てやっと苗だからねぇ…それを田んぼに植える。 今はトレーラーがあるけど はじっこの隅の差し根植えは手作業 だからね。水の量だって毎日見ないといけないし。」 (夫)「俺たち農家が無くなったら、 一体この国はどうなるんだろうなぁ。」 (妻)「子供達の為に私達が一生懸命やらないと、 田んぼも畑も泣いてますよ。 あたしらの苦労は 未来の子供たちの為なんですね。」 一つとせ 一人じゃさみしい 野良仕事 野良仕事 夫婦(ふうふ)でありゃこそ 楽しけれ ララ 楽しけれ ハアー 人が喜ぶ 美味しいと ハアー それが明日の 夢ぢから 夢ぢから 苦労と感謝 支え合い 祈る豊作 青い空 ハァーアア… うれしいね (夫)「おーい この大根見てみろ。おまえの白い足のように ぷっくらよう出来とるぞ。」 (妻)「こっちの大根だって、あんたの顔みたいにまんまるですよぉ。 …おあいにく様。」 (独白)「畑に鍬(くわ)を入れて、サクサクサク。 土を耕して種をまいてゆく。 お陽さまの陽差し、雨のうるおい。 みんな神様の贈りものです。 森にホタルが帰ってくるのはいつでしょう。 田んぼに糸とんぼが帰ってくるのはいつでしょう。 子供たちに見せてあげたい。」 「お爺ちゃんお婆ちゃんも、夫婦(ふうふ)で苦労つんで来た。 あたしたち夫婦(ふうふ)も、一緒に苦労しょって行きたい。 ふたりで力あわせて 夢を一つ一つ叶えてゆきましょう… ねぇあんた。 それが夫婦(めおと)夢ぢからよ!」 | 山口ひろみ | 建石一 | 徳久広司 | 池多孝春 | ハアー 天のめぐみの 陽をあびて ハアー 田んぼ畑は 生きている 生きている 爺さまいつも 言(ゆ)うとるよ 米のひとつぶ ありがたや ハァーアア… 嬉しいね (独白)「田んぼさん 田んぼさん 昨日はありがとうございました。 今日もよろしくお願い致しますね。 こうやって今は、田んぼや畑仕事を始める前にちゃんと言えるけど、 お嫁に来た頃は何にも言えなくて、よくじっちゃんやばっちゃんに 叱られたわ。 都会で暮らすもんは、もののありがたみがわからんで困る。 でも、そんなときあんたがかばってくれた。 一つ一つ野良仕事の手順や使う道具の名前もね… 田んぼも畑も生きものだから、 イヤイヤやったら不味いもんしか出来ん。 真心こめて種の時から一生懸命声掛けしてゆくんだ。 お米さん、お米さん、 美味しく育ってね。皆に元気を与えてね。 最初は何でそんなことをって思ったけど、段々年を重ねて ゆくうちに、あたしにもそれがわかって来たの。 優しい気持ちで声かけすることが大切だと… 家族みんなで力を合わせて、それが絆だってね。」 (夫)「俺たち結婚して何年だ、十年すぎたのか。 いや、おまえの働く姿をみて、ふっと思ったんだけどさ…」 (妻)「そうですよ、十年目に子供が産まれて、今あの子が二つ半 ですからね。」 (夫)「そうか、おまえもよく辛抱してくれたね…ありがとう… 都会育ちのおまえがさ、俺んところへ嫁に来てくれたと思うとな… 見合いのような出会いから始まったからなぁ。」 (妻)「あたしもね、 はじめはなんか躊躇(ちゅうちょ)するものがあったけど、 農作業体験のあと、あんたの土にまみれた太くておいものような指を 思い出したら笑っちゃって… 結婚してもいいかなって、ふと思ったのよ…真面目そうだしね。」 (夫)「何だそれって、俺が好きって言う告白か。」 (妻)「やだ、違うわよ。田んぼがいいな、 お陽さまがいいなって話…(笑)」 ハアー 四月五月は 田植えどき ハアー 九月十月 稲を刈る 稲を刈る 婆さま楽が したいとよ 籠の孫見て ひと踊り ハァーアア… 嬉しいね (妻)「ねえあんた、あの桜の木の下でお昼にしましょ。」 (夫)「なんだ、もうそんな時間か。」 (妻)「はい、おにぎりと浅漬のお新香。 今日はばっちゃんが家で子守してるから、早く帰らないとね。 ばっちゃんやじっちゃんはすぐ抱っこするから、抱きぐせが もうついちゃって、あの子も泣けば抱っこしてくれると思って…」 (夫)「いいじゃないか、じっちゃんとばっちゃんがいるから こうやって田んぼにいられるんだ。昔の農家と今は違う。」 (妻)「そうね、あの頃は専業農家が多かったけど、今は兼業だもんね。 子供も少なくなっているし… でも、誰かがお米や野菜をつくってゆかないと。 今は家庭菜園が流行っているけど、 苗をつくるったって、ハウスの空気の入れかえや、水をやったり 芽が出て来てやっと苗だからねぇ…それを田んぼに植える。 今はトレーラーがあるけど はじっこの隅の差し根植えは手作業 だからね。水の量だって毎日見ないといけないし。」 (夫)「俺たち農家が無くなったら、 一体この国はどうなるんだろうなぁ。」 (妻)「子供達の為に私達が一生懸命やらないと、 田んぼも畑も泣いてますよ。 あたしらの苦労は 未来の子供たちの為なんですね。」 一つとせ 一人じゃさみしい 野良仕事 野良仕事 夫婦(ふうふ)でありゃこそ 楽しけれ ララ 楽しけれ ハアー 人が喜ぶ 美味しいと ハアー それが明日の 夢ぢから 夢ぢから 苦労と感謝 支え合い 祈る豊作 青い空 ハァーアア… うれしいね (夫)「おーい この大根見てみろ。おまえの白い足のように ぷっくらよう出来とるぞ。」 (妻)「こっちの大根だって、あんたの顔みたいにまんまるですよぉ。 …おあいにく様。」 (独白)「畑に鍬(くわ)を入れて、サクサクサク。 土を耕して種をまいてゆく。 お陽さまの陽差し、雨のうるおい。 みんな神様の贈りものです。 森にホタルが帰ってくるのはいつでしょう。 田んぼに糸とんぼが帰ってくるのはいつでしょう。 子供たちに見せてあげたい。」 「お爺ちゃんお婆ちゃんも、夫婦(ふうふ)で苦労つんで来た。 あたしたち夫婦(ふうふ)も、一緒に苦労しょって行きたい。 ふたりで力あわせて 夢を一つ一つ叶えてゆきましょう… ねぇあんた。 それが夫婦(めおと)夢ぢからよ!」 |
大間崎今頃あなた どこにいる 答かき消す 海峡飛沫(しぶき) すべて捨てて ただひとり あぁ… 逢いたくて 追って来ました 追って来ました 大間崎(おおまざき) 叶わぬ恋と 知りながら あの日抱かれた 愚かさつらさ 何も言わず 身を引いた あぁ… 後ろ影 霞む灯台 霞む灯台 大間崎(おおまざき) 私をひとり 置き去りに 女泣かせの 最北岬 口紅(べに)の色も 寒々(さむざむ)と あぁ… 震えます 望み果てない 望み果てない 大間崎(おおまざき) | 山口ひろみ | 麻こよみ | 岡千秋 | 南郷達也 | 今頃あなた どこにいる 答かき消す 海峡飛沫(しぶき) すべて捨てて ただひとり あぁ… 逢いたくて 追って来ました 追って来ました 大間崎(おおまざき) 叶わぬ恋と 知りながら あの日抱かれた 愚かさつらさ 何も言わず 身を引いた あぁ… 後ろ影 霞む灯台 霞む灯台 大間崎(おおまざき) 私をひとり 置き去りに 女泣かせの 最北岬 口紅(べに)の色も 寒々(さむざむ)と あぁ… 震えます 望み果てない 望み果てない 大間崎(おおまざき) |
縁~えん~縁という名の 出逢いがなけりゃ 夢も咲かずに 枯れるだろ 人はひとりじゃ 何にも出来ぬ 扶けられ… 支えられ… でかくなるのさ 人間は 恋だ愛だと 理屈を云うが 縁があるから 結ばれた 不足ならべりゃ きりないけれど いたわりと… 思いやり… それが倖せ 招くのさ 縁と縁とが その手をつなぎ 生きる世間に 輪をつくる 人の値打ちは 誰でも平等 称えあい… 譲りあう… 真心なくして 明日はない | 山口ひろみ | 仁井谷俊也 | 徳久広司 | 南郷達也 | 縁という名の 出逢いがなけりゃ 夢も咲かずに 枯れるだろ 人はひとりじゃ 何にも出来ぬ 扶けられ… 支えられ… でかくなるのさ 人間は 恋だ愛だと 理屈を云うが 縁があるから 結ばれた 不足ならべりゃ きりないけれど いたわりと… 思いやり… それが倖せ 招くのさ 縁と縁とが その手をつなぎ 生きる世間に 輪をつくる 人の値打ちは 誰でも平等 称えあい… 譲りあう… 真心なくして 明日はない |
いぶし銀人眼ひくよな 派手さはないが 裡(うち)にかくれた 技(わざ)がある 夢に向かって 一心不乱 我慢・辛抱の 歳月(つきひ)に耐えて 輝(ひか)りを放つ… いぶし銀 今の世の中 見せ掛けばかり それが誰にも わからない 年季・根気は 伊達(だて)ではないさ いざという時 初めてわかる おとこの値打ち… いぶし銀 時代遅れと 嗤(わら)われようと これが生きざま 生きる道 急(せ)くな焦(あせ)るな ちからを抜くな 希望(のぞみ)ひとすじ 明日(あした)の為に 魂(こころ)を磨く… いぶし銀 | 山口ひろみ | 仁井谷俊也 | 徳久広司 | 南郷達也 | 人眼ひくよな 派手さはないが 裡(うち)にかくれた 技(わざ)がある 夢に向かって 一心不乱 我慢・辛抱の 歳月(つきひ)に耐えて 輝(ひか)りを放つ… いぶし銀 今の世の中 見せ掛けばかり それが誰にも わからない 年季・根気は 伊達(だて)ではないさ いざという時 初めてわかる おとこの値打ち… いぶし銀 時代遅れと 嗤(わら)われようと これが生きざま 生きる道 急(せ)くな焦(あせ)るな ちからを抜くな 希望(のぞみ)ひとすじ 明日(あした)の為に 魂(こころ)を磨く… いぶし銀 |
一世一代明日(あす)の決まった 人生なんて この世に生まれた 甲斐がない 泥んこぬかるみ 乗り越えて 信じたこの道 独(ひと)りゆく 一世一代 勝負賭けるさ おとこの夢に 俺の生きざま 嘲笑(わら)った奴に 見せたい魂(こころ)の 意地ひとつ 可愛いおまえにゃ すまないが お預けなんだよ 色恋は 一世一代 負けはしないさ 浮世の風に 他人(ひと)を泣かせて 出世をしても 拍手はこないさ 何処からも 世間に踏まれて 叩かれて 大きくなるんだ 人は皆 一世一代 大志(ゆめ)を咲かそう 人生舞台 | 山口ひろみ | 仁井谷俊也 | 岡千秋 | 蔦将包 | 明日(あす)の決まった 人生なんて この世に生まれた 甲斐がない 泥んこぬかるみ 乗り越えて 信じたこの道 独(ひと)りゆく 一世一代 勝負賭けるさ おとこの夢に 俺の生きざま 嘲笑(わら)った奴に 見せたい魂(こころ)の 意地ひとつ 可愛いおまえにゃ すまないが お預けなんだよ 色恋は 一世一代 負けはしないさ 浮世の風に 他人(ひと)を泣かせて 出世をしても 拍手はこないさ 何処からも 世間に踏まれて 叩かれて 大きくなるんだ 人は皆 一世一代 大志(ゆめ)を咲かそう 人生舞台 |
哀愁港町霧笛が遠く 聞こえる宿に 私一人を 残したまま 何も言わずに 出て行(ゆ)くなんて 外は無情の 風が啼(な)く あなた恋しい 哀愁港町 いつか望んだ 女の夢も 今は悲しく 遠ざかる 追うに追えない 空(むな)しさだけが 未練積み荷の 船が行(ゆ)く あなた切ない 哀愁港町 惚れていたから 私の負けと 一度恨(うら)んで 拗(す)ねた夜 想い切ない 愛しさばかり 沖は漁(いさ)り火 雪が舞う あなた逢いたい 哀愁港町 | 山口ひろみ | 原譲二 | 原譲二 | 遠山敦 | 霧笛が遠く 聞こえる宿に 私一人を 残したまま 何も言わずに 出て行(ゆ)くなんて 外は無情の 風が啼(な)く あなた恋しい 哀愁港町 いつか望んだ 女の夢も 今は悲しく 遠ざかる 追うに追えない 空(むな)しさだけが 未練積み荷の 船が行(ゆ)く あなた切ない 哀愁港町 惚れていたから 私の負けと 一度恨(うら)んで 拗(す)ねた夜 想い切ない 愛しさばかり 沖は漁(いさ)り火 雪が舞う あなた逢いたい 哀愁港町 |