谷村新司作詞の歌詞一覧リスト  587曲中 1-200曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
昴−すばる−アイ・ジョージアイ・ジョージ谷村新司谷村新司目を閉じて 何も見えず 哀しくて目を開ければ 荒野に向かう道より 他に見えるものはなし 嗚呼 砕け散る宿命の星たちよ せめて密やかに この身を照せよ 我は行く 蒼白き頬のままで 我は行く さらば昴よ  呼吸をすれば胸の中 凩は吹き続ける されど我が胸は熱く 夢を追い続けるなり 嗚呼 さんざめく 名も無き星たちよ せめて鮮やかに その身を終われよ 我も行く 心の命ずるままに 我も行く さらば昴よ  嗚呼 いつの日か誰かがこの道を 嗚呼 いつの日か誰かがこの道を 我は行く 蒼白き頬のままで 我は行く さらば昴よ 我は行く さらば昴よ
風のシャムロック天海祐希天海祐希谷村新司谷村新司人を愛したゆえに 散る命もあれば 愛されたゆえに 生まれる命も  白い三ヶ月が雲を切り裂き 蒼く眠る森 光り始める 愛は風を呼び 風は伝える ひと幕の悲劇の風はシナリオ  人を愛したゆえに 散る命もあれば 愛されたゆえに 生まれる命も 三ツ葉のクローバー シャムロック 群れるこの地に 涙で織り上げたタペストリー  川は流れゆく 深く静かに 天の海にまでとどけと如く 愛は憎しみ 愛は歓び 悲しい時代ほど 愛は輝く  人を愛したゆえに 散る命もあれば 愛されたゆえに 生まれる命も 三ツ葉のクローバー シャムロック 群れるこの地に 涙で織り上げたタペストリー  春が来たならば 冬を忘れる 君を抱きしめて 冬を忘れる 春が来たならば 冬を忘れる 君を抱きしめて 冬を忘れる 冬を忘れる
メシアふたたび谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司Give me, Give me light woo woo Give me, Give me light woo woo Give me, Give me light そばにいたい どんなに遠く 離れていても 駆けてゆく 夜を越えて  Give me, Give me light woo woo Give me, Give me light woo woo Give me, Give me light そばにいたい 時の流れに 僕は負けない 君だけを 愛しつづける  たとえ明日 この世が 終わるとしても 僕は必ず そばにいて 君を守る 君を包む 僕は光りのメシアになる  Give me, Give me light woo woo Give me, Give me light woo woo Give me, Give me light 僕は歌う 君が涙で 打ちひしがれた 悲しみの 海にいても  Give me, Give me light woo woo Give me, Give me light woo woo Give me, Give me light 僕は歌う 君がほほえみ 取り戻すまでは 僕はただ 歌いつづける  たとえ明日 この世が 終わるとしても 君を抱きしめ 僕は生きる 君を守る 君を包む 僕は光りのメシアになる  Give me, Give me light woo woo Give me, Give me light woo woo Give me, Give me light 僕は歌う 君がほほえみ 取り戻すまでは 僕はただ 歌いつづける  僕はただ 歌いつづける 僕はただ 歌いつづける  
哀しみの終る時谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司お願い お願い お願いもう 哀しい目をして私をみないで まぶしい まぶしい まぶしいくらい 貴方の視線はやさしく熱いわ みつめすぎないで私を 一人で歩いて行かせてね 今をのがしたら二度と歩いて行けなくなる お願い お願い お願いもう 哀しい目をして私を見ないで  心は 心は 心は今も 貴方の言葉で満たされているわ 体も 体も 体も今は ついて行けるならこのまま ついて行きたいわ過去をすて けれどそれは出来ない 何も聞かないでほしい お願い お願い お願いもう 哀しい目をして私をみないで  このまま貴方といたなら 私はあまりにみじめなの ほんの気まぐれの恋と忘れてくれていいわ お願い お願い お願いもう 哀しい目をして私をみないで お願い お願い お願いもう やさしい目をして私をみないで
黒い鷲谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司爪のない白い鷲が 大空をさまよう 小さな鳥や獣達は 蒼ざめて逃げまどう 翼拡げて白い鷲はうたう 広いこの空の果てまで 俺は見えると  飛びながら考える 俺は自由なのか 太陽にとどくほど 高く飛べるだろうか 高くもっと高く体焦がすほどに 行けば目の前に迫る赤い火の玉  気がつけば青い海 黒い翼の鳥 飛びたてる力もなく 波に身をまかせて 揺れるそっと揺れる体溶けるほどに 何故かくやしくはなかった黒い翼でも  爪のない白い鷲が 大空をさまよう 金色の瞳には何も見えないけど 翼拡げて黒い鷲はうたう 俺は飛べなくなるまで夢はすてない 爪のない黒い鷲が 大空をさまよう 金色の瞳には何も見えないけど
サンセット(蒼い夕陽)谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司はるかな空の彼方を じっとみつめ 涙にくれる私を 貴方は知らない  沈む夕陽の色は悲しすぎて 赤く染まる私のほゝを想い出が  何も変っていない 何も変っていない ただ貴方と私 以外は……  信じれるものを下さい それさえあれば たった一人で笑って死んでゆける  空は赤く美しい うその色 どうして私の心だけ こんなに蒼い  何も変っていない 何も変っていない ただ貴方と私 以外は……
狙撃者(スナイパー)谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司これが最初で これが最後のチャンス 燃えたぎる炎をおまえは撃てるか Shoot me! 青いライトが俺を照らし出す 震える指で引き金がひけるか 見ろよ目の前にいるぜ! 撃ち抜けるか この胸が Shoot me! サイレンサー Shoot me! サイレンサー  俺の歌は誰にも聞こえぬララバイ 拍手にまぎれて おまえは撃てるか Shoot me! 黒いカーテンが降りたらすべて終る 背中をみせて 俺は逃げないさ 見ろよ 目の前にいるぜ! 撃ち抜けるか この胸が Shoot me! サイレンサー Shoot me! サイレンサー  奈落の底にたとへ落ちても 俺には聞こえるこの歌だけは  これが最初で これが最後のチャンス 燃えたぎる炎をおまえは撃てるか Shoot me! 青いライトが俺を照らし出す 震える指で引き金がひけるか 見ろよ目の前にいるぜ! 撃ち抜けるか この胸が Shoot me! サイレンサー Shoot me! サイレンサー
ぬくもり谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司布団をかぶり そして 目を閉じれば 余計に苦しくなる この胸は  かって君が幾度か 朝を迎えた胸 かって僕が一人 想ひ秘めた胸  寝返りだけは うたず ただじっと 余計にみじめになる 冷たさは  君がいつも とり変えた真新しいシーツ 机の横には 君がくれたバイロン  抱きしめる ぬくもりも 今はなく 昨日の風だけが吹きぬける  やりなおしたい からと 思ってみたも 落とした言葉だけは 戻らない  強がりはもうやめて 素直になれそうな 自分に気がつく 一人きりの部屋  抱きしめる ぬくもりも 今はなく 昨日の風だけが吹きぬける
ひまわり谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司くわえ煙草の 煙がゆれて 汐の匂いを運んで来る  瞼閉じれば 焼けつくような つらい出来事が昨日のように……  体の中をなつかしい 詩だけが通り過ぎてゆく  君のところへ帰りたくなる 夢をみていた むなしい夢を……  風にたわむれ 太陽にさへ 恥かしがらずに両手拡げて  急にひろがる ひまわりの花 まるで真夏のロシアのように……  何も聞こえない耳に鮮やかな詩だけが 急によみがえる  君がいつだって歌ってくれた 今は夢なの すべて夢なの……
冬木立谷村新司谷村新司谷村新司馬場ひろふみこおろぎの鳴く声 チロチロきこえる 六畳一間の色あせた部屋に ゴロンとねころび 電燈をみてると 何故かぼやけて 灯りがかすむ 窓の外には終電車 窓の外には終電車  思い続けて ただひたすらに 人混みの中に貴方をさがす 出逢うはずない この運命ならいっそ 故郷をすてて逃げてゆきたい それも出来ずに季節はめぐる それも出来ずに季節はめぐる  春は悲しい足跡を残して 夏の日照に身をこがしながら 何も出来ずに 木の葉は落ちて 冷たい部屋に舞い戻る いつしか外は冬木立 いつしか外は冬木立
都忘れ谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司月の出を合図に 船をこぎ出して 今、水面を駆けて 君のもとへと  燃ゆるおもひで 櫓をこげば ほゝうつ風さへ 心に甘い  明日の朝嫁いで 都へ行く私 今、命をかけて 貴男のそばへ  無駄に過ごした 年月を 今こそつかむと 手を合わせる  あの橋のたもとで 木陰に身を寄せて 今、すべてを捨てて 君は待つのに  はやる心と うらはらに 涙で見送る 母を許せよ  女の幸福は 心を捧げた 恋しいお方の たった一言  世間も親も 何もかも 振り捨て 生きると心に誓う  神よ心あらば 二人の行く先を せめてそっと照らして 守っておくれ  都忘れの花のように ひそかに かくれて 生きてゆきたい
走馬燈堀内孝雄堀内孝雄谷村新司堀内孝雄夏の日のざわめきは 鈴虫の音にかきけされ 湯上がりの髪に手をやれば 潮の香りも今はなく ただ年老いたと思うのみ いく度と夏はおとずれて 色あせてゆく走馬燈  まわり来る日々 懐かしく めぐり来る日々 美しき ああ 肌の色はうすれゆく  生きてゆくにはあまりにも 恋多過ぎしと人の言う 悔いなき道を歩めども 恋多過ぎしと人の言う  まわり来る日々 懐かしく めぐり来る日々 美しき ああ 肌の色はうすれゆく  生きてゆくにはあまりにも 恋多過ぎしと人の言う 悔いなき道を歩めども 恋多過ぎしと人の言う  恋多過ぎしと人の言う 恋多過ぎしと人の言う
砂塵の彼方堀内孝雄堀内孝雄谷村新司堀内孝雄外人部隊の若い兵士は いつも夕陽に呼びかけていた 故郷に残してきた人に 自分のことは忘れてくれと  不幸を求める わけじゃないけど 幸福を望んじゃ いけない時がある いつも時代は若者の 夢をこわして流れてゆく  もうすぐ私も死ぬだろう それは祖国のためにではなく 思い出だけを守るために 愛する人を守るために  不幸を求めるわけじゃないけど 幸福を望んじゃ いけない時がある 私は明日を信じない 今日がなければ 明日も来ない  不幸を求める わけじゃないけど 幸福を望んじゃ いけない時がある いつも時代は若者の 夢をこわして流れてゆく  Woo…
スノーバード柏原芳恵柏原芳恵谷村新司谷村新司心の扉に降ろしたブラインド 目を閉じたまま 思いきり開けた あなたの視線にとまどう私は 映画のままの 白い恋人  Oh スノーバード 小さな翼拡げ どこまでも飛んで行け シュプールえがいて……  Oh スノーバード 樹氷のキラメキに 負けないくらいに 熱い心で  …好きと言えないまま 1年もすぎたわ 吹雪が晴れた時 見えたわ 青い空…空  私の心はあなたへ飛び立つ 17歳の羽根のあるビーナス  Oh スノーバード 小さな翼拡げ どこまでも飛んで行け シュプールえがいて……  Oh スノーバード 樹氷のキラメキに 負けないくらいに 熱い心で 17歳の羽根のあるビーナス
風の兄弟加山雄三加山雄三谷村新司弾厚作少年の汗光らせたまま 儚(はかな)き恋を運びゆく風 乙女の肌に触れる夢さえ 見れない程に遠く 涙の跡を消してゆくもの それもまぎれない風だけど 口唇に青 心に嵐 青嵐の樹は風に舞う 今なつかしく 心に熱く よみがえる日々は 風の彼方  旅の支度に明け暮れていた 洗いざらしの心はいつか 旅の重さに少し汚れて 引き返せない道の途中 白さも混じる短い髪を乱して過ぎるそれは風 口唇に歌 心に祈り 白秋の樹は風に散る 今なつかしく 心に熱く よみがえる日々は 風の彼方  父が愛した遥かな旅を辿る背中に一塵の風 口唇に詩 心には愛 玄冬(げんとう)の樹は風を知る 草木をゆらし季節を渡る人の命は風の兄弟
動天谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司覚悟の朝の光の中に 浮かんでまた消えてゆくもの 夢の由緒を教えた人か 愛の意味を教えた人か  見上げる空は流れてはいない この世が流れているだけ 夢に挑み溢れた涙が 男を漢に変える  立ち止まるな 振り返るな 雲を呼ぶ風ならば 名残もなく祈りもない 陽は今 昇り始めた 動天の  生まれてそして死んでゆくなら そこに愛も夢もいらない 時の流れに棹さす人を 時代はいつも愛さない  気づいて欲しい流れているのは 空じゃない人だと 孤独にたえ溢れた涙が 男を漢に変える  立ち止まるな 振り返るな 雲を呼ぶ風ならば 名残もなく祈りもない 陽は今 昇り始めた 動天の  立ち止まるな 振り返るな 雲を呼ぶ風ならば 名残もなく祈りもない 陽は今 昇り始めた 動天の
砂の十字架やしきたかじんやしきたかじん谷村新司谷村新司ライリー ライリー ライリー リラー 命かけて誓えど ライリー ライリー 背中の 羽根はすでに破れて 飛び立てば闇 振り向けば闇 光ははるか遠くに 見えない それでも真実は 伝わるはずだと  祈りを越えた愛だけを 心の糧に 祈りを越えた愛だけを 心の糧に  ライリー ライリー ライリー リラー 人は誰も旅人 ライリー ライリー 両手に 掴みきれない夢を 別離と引き換えに 涙と引き換えに 掴める者だけが 背負った十字架 ふるえるその指が 何かを伝える  祈りを越えた愛だけが 闘う力 祈りを越えた愛だけが 闘う力
赤い花緒太田裕美太田裕美谷村新司谷村新司赤い花緒に 浴衣の君を まだはっきりと覚えています 幼なじみの君を妻にと 心に決めて何年過ぎたのか  二階の窓に すだれがおりて 黄色い灯りが路地にもれるころ ふろ屋の帰りに君の姿が うすぼんやりとゆれて見えた  かなかな蝉の声がする頃 見知らぬ人に嫁いだ君を 何もできずに僕は一人で ひざをかかえて泣いていました  こんなかたちの愛があるなんて きっと誰にもわかりはしない 赤い花緒とおさげの君を 心の妻と生きてゆきたい
悲しい女研ナオコ研ナオコ谷村新司谷村新司夏の日の恋ならば いつもささやかな勘違い 笑ってはゴマかした いつもの別れのパターンね 駅からの帰り道 コンビニの明りまぶしくて 少しばかり淋しくて 雑誌なんか立ち読みしたわ  ひらいたグラビアに 秋物のコートなんか着て アンニュイな笑顔した いい女に嘆息(タメイキ)一つついてみた  悲しい女は誰からも程々に愛され けれども憎まれない いつもその程度の恋ばかり  抱かれたいつもりなの 信じてないわけじゃないのに 茶化してはおこらせる いつもの別れのパターンね 改札のところまで 送ってくれてもいいじゃない あやまれないせつなさに 胸の中で行ったり来たり  終電車を降りれば 何故か小走りになっていた 自分の部屋の扉 鍵を差し込んだ その時に涙が出た  悲しい女は誰からも程々に愛され けれども憎まれない いつもその程度の恋ばかり  悲しい女は誰からも程々に愛され けれども憎まれない いつもその程度の恋ばかり
綺麗になりたい研ナオコ研ナオコ谷村新司谷村新司綺麗になりたい 私の為になりたい 綺麗になりたい もっと綺麗になりたい  あなたのいない はじめての夜 電話を待つ この部屋 つけたままのTVは 9時のニュースをつたえている そらみみかしら 船の汽笛がきこえたようなきがした あすの朝は雨かもしれない 都会(マチ)に傘の花咲く  映画街から銀座通りへ急ぐ人の群れの中 ダークスーツのあなたが渡る交差点にも雨がふる I LOVE YOU I LOVE YOU 窓にうつる私 綺麗になりたい 私の為になりたい 綺麗になりたい もっと綺麗になりたい  あしたになれば あなたにあえる それでも声がききたい あなたの部屋の屋根の上にも 雨はふってるかしら  映画街から銀座通りへ急ぐ人の群れの中 ダークスーツのあなたが渡る交差点にも雨がふる I LOVE YOU I LOVE YOU 窓にうつる私 綺麗になりたい 私の為になりたい 綺麗になりたい もっと綺麗になりたい ……もっと綺麗になりたい
初恋オユンナオユンナ谷村新司谷村新司佐孝康夫生きている限り あなたのこと忘れない 初恋は一度 二度目からただの恋  言葉も交わせず 遠くで見つめていても 私にはわかる これが初恋だと  友達から聞いたわ あなたの居る場所も電話も ノートに幾度も書いてみた あなたの名前を  卒業写真だけ それしかない想い出 それでいい それでいい 時が過ぎても 初恋 見返りなんて 求めない恋  会社につとめて いい人とめぐり逢い 指輪も交わして その日を待つ私  嫁ぐ日の朝に 机の上に残された あの日のアルバム 少し色褪せてた  結婚する相手は あなたと少しもにていない けれどもやさしく 私を愛してくれている  卒業写真だけ それしかない想い出 それでいい それでいい 時が過ぎても 初恋 それは一度だけ あなたへの恋  卒業写真だけ それしかない想い出 それでいい それでいい 時が過ぎても 初恋 それは一度だけ あのときの恋  初恋 それは一度だけ あのときの恋
サライPLATINA LYLIC加山雄三・谷村新司PLATINA LYLIC加山雄三・谷村新司谷村新司弾厚作遠い夢 すてきれずに 故郷をすてた 穏やかな 春の陽射しが ゆれる 小さな駅舎 別離より 悲しみより 憧憬はつよく 淋しさと 背中あわせの ひとりきりの 旅立ち  動き始めた 汽車の窓辺を 流れてゆく 景色だけを じっと見ていた サクラ吹雪の サライの空は 哀しい程 青く澄んで 胸が震えた  恋をして 恋に破れ 眠れずに過ごす アパートの 窓ガラス越し 見てた 夜空の星 この街で 夢追うなら もう少し強く ならなけりゃ 時の流れに 負けてしまいそうで  動き始めた 朝の街角 人の群れに 埋もれながら 空を見上げた サクラ吹雪の サライの空へ 流れてゆく 白い雲に 胸が震えた  離れれば 離れる程 なおさらにつのる この想い 忘れられずに ひらく 古いアルバム 若い日の 父と母に 包まれて過ぎた やわらかな 日々の暮らしを なぞりながら生きる  まぶたとじれば 浮かぶ景色が 迷いながら いつか帰る 愛の故郷 サクラ吹雪の サライの空へ いつか帰る その時まで 夢はすてない  まぶたとじれば 浮かぶ景色が 迷いながら いつか帰る 愛の故郷 サクラ吹雪の サライの空へ いつか帰る いつか帰る きっと帰るから
忘れていいの -愛の幕切れ-GOLD LYLIC小川知子 with 谷村新司GOLD LYLIC小川知子 with 谷村新司谷村新司谷村新司(女)忘れていいのよ 私のことなど (女)一人で生きるすべなら知っている (女)悲しいけれどこの年なら (女)もういいわ もういいわ おこりはしないわ (女)不思議ね 別れの予感を感じてた (女)心の中で少しづつ (男)甘い夢 見ていた二人に (男)不意に訪れた 悲しい愛の幕切れ  (女)笑って見送る私は平気よ (女)貴方を乗せたこのバスが 見えなくなるまでは (女)笑っている (女)見つめていないで 背を向けていいのよ (女)上着の襟が立ってるわ 自分でちゃんと直すのよ (女)今日からは (男)指先の冷い女は (男)臆病者だから 一人じゃ生きてゆけない (女)手を振る貴方に心は乱れる どうかあなた (男)[さよなら 愛した人よ どうか] (女)どうかあなた 行かないで 行かないで (男)[あなた 行かないで 行かないで]  (女)忘れていいのよ 私のことなど (女)一人で生きるすべなら知ってる 悲しいけれど (女)この年なら  (男女)遠ざかる愛が消えてゆく (男女)涙あふれても逃げない バスが行くまで (男女)涙あふれても逃げない バスが行くまで
12番街のキャロル谷村新司谷村新司谷村新司佐藤隆佐々木まことあなたのために歌う 想い出のキャロル あなたに聞こえるかしら 私のために歌う 別れのキャロル 12番街に消えてゆく  街角のホテルの隅で 雪まじりの雨を見てる 愛の終わり 痛みに熱い手のひらを ほほに押し当ててみても 遠く消える日々 恋にときめくこともなく 齢老いてゆく私 幸せは不幸の前の 悲しい前ぶれだった  せめて もっと もっと もっと もっと もっと もっと もっと もっと あなたに甘えたかった けれど きっと きっと きっと きっと 希望のない愛だからこそ 嘘だけはなかった愛だと信じてる  分別のある恋なんて 本当の恋じゃないこと 知ってるわ知ってるわ 許せないあなただけれど 許したい別の心が ほほを伝わり落ちる 灯りのともる部屋の窓 なつかしいあなたの影 幸せは不幸の前の 悲しい前ぶれだった  せめて もっと もっと もっと もっと もっと もっと もっと もっと あなたに甘えたかった けれど きっと きっと きっと きっと 希望のない愛だからこそ 嘘だけはなかった愛だと信じてる  せめて もっと もっと もっと もっと もっと もっと もっと もっと あなたに甘えたかった けれど きっと きっと きっと きっと 希望のない愛だからこそ 嘘だけはなかった愛だと信じてる
青春残酷物語谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司馬飼野康二貴方だけには 言えない事がある それは死ぬまで 言わない 鳴り響くベルに 消される 窓ごしの貴方の さよならの言葉  傷つくことに 気づかないままに 暮らし続けた あの頃は 今にして思えば 楽しかったものね  私は夢を 追えないで 一人 今 汽車にのる 貴方は何も 知らないままで この駅に 立たずんでいる  青春はいつも 残酷なほどに 美しいドラマの 幕を下ろしてゆく  体に宿した 小さな 貴方の命を 抱きしめて見つめる 貴方だけには 言えない事がある それは死んでも 言わない  少年のかげりを 残したまま 傷つけた 私に気付かない 貴方の横顔が ぼやけてかすむわ  貴方は夢を 追いなさい 二度と会う事は ないかもしれない 女はいつも 夢だけ見つめて 生きてゆくことは できない  青春はいつも 残酷なほどに 美しいドラマの 幕を下ろしてゆく  青春はいつも 光と影だけがおりなす 悲しいドラマに 似ている
誕生日 ~ありふれた黄昏の街にて~谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司貴方の誕生日は いつでも 二人でお洒落をして 出かけたわ ネクタイが少し苦しそう でも 貴方はいつもより 大人に見えたわ  人混みの街で 夕闇にまぎれ からめた指の 先からそっと 愛が静かに すべり落ちたわ 私の心に  このままいつまで 続くのかしら 二人の夢のような 毎日が そのうち二人が 大人になれば 離れてしまうかも しれないけれど  人混みの街を 貴方に抱かれて 歩いてるこんな 私を見ていて 今が幸福 それより他に 何も欲しくない  友達同志や 恋人同志が おりなす悲しい 別れのドラマが いつか二人を 包む時まで この手は 離さない
祇園祭谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司美野春樹化野をぬけて 清滝へ向かう 祇園祭りの遠ばやしを 逃がれるように 宿につけば 心細さもつのる 渡月の橋を 渡りきるまでは 振り向いちゃいけない自分の過去だけは 真顔になった君は去年 確かにこの宿にいた あー宵山の人波にまぎれて あー握りしめた 君の手を覚えてる今も  祗王の夢と祇女の涙 庭に佇み夕暮れまで 悲しすぎるわ女はいつも 男の為に生きてくなんて 結婚するより このままの方が 一生懸命生きれるみたいと つぶやく君は僕よりずっと 大きく見えた旅の宿 あー宵山の人波にのまれて あー流れてゆけ 若すぎる恋の痣よ  風の噂に聞くこともない 祗園祭りにさらわれたまま 君の写真も少し黄ばんで 僕もいくつか年老いた もっと男で いられたならば 君も女でいられたならば 恋に走れたあの年の夏 帰ることない暑い夏 あー宵山の人波のどこかを あー愛している あの人も流れているだろう  あー祗園祭りの 遠ばやしが聞こえる あーあの日のまま あーあの日のまま あーあの日のまま あーあの日のまま
幸福−しあわせ−谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司迷い子の夕暮れに 聞いた鐘の音は 家路を教える 母の声ににている 急げ小さな足よ 急げ小さな胸よ 君はいまはじめて気付く 夜の戸張りに抱かれて 幸福… それはささやかな 愛する人のぬくもり  置き去りの仔猫に 涙流した夕暮れ 手のひらに息づく いのちよろこびぬくもり この手凍えるまでは せめて夕陽が沈むまで やがて降る星の光に 君が抱かれて眠るまで 幸福… それはひとときの かけがえのないまどろみ  人は小さな胸で 小さな命を抱きしめて 昇り来る朝日の中で 愛する人とみつめあう 幸福… それはなにげない 愛する人の微笑 幸福… それは感じること 愛する人のぬくもり
愛のダイアリーribbonribbon谷村新司谷村新司夢はいつも遠く ひとり泣いたyesterday 流れ星がひとつ そっと願いかけた どうか笑わないで ささやかな望みを 涙こらえ帰る 大きな胸の中  小さくゆれる窓の灯りみつめ あの腕にたどり着くまで 私 泣かないわ  抱きしめて 涙ごと 夢も希望も愛も 抱きしめて もう一度 強く生きてゆくから  心かさねながら 過ぎた日々はyesterday 風に吹かれながら つづる愛のダイアリー 私忘れないわ ささやかな出来事 それが愛の形 それが愛のすべて  あなたと生きた穏やかな時間が 幸せと気付く時まで 私 泣かないわ  抱きしめて 涙ごと 夢も希望も愛も 抱きしめて もう一度 強く生きてゆくから  あなたと生きた穏やかな時間が 幸せと気付く時まで 私 泣かないわ  抱きしめて 涙ごと 夢も希望も愛も 抱きしめて もう一度 強く生きてゆくから
感じる時間谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司星勝窓は空から 夜をつれてくる 街は灯りを つけて夜を 迎える  ひとりきり君だけ 想いつづける 君の形が僕の中でゆれる  Prime Time 離れても 忘れはしない Prime Time あの時の 君のぬくもり  君が忘れた 本のページから 栞がわりの 2人だけの写真  ひとりきり君だけ 想いつづける 君の瞳が 僕を見つめている  Prime Time 今すぐに 飛んでいきたい Prime Time 目の前の 時計を止めて Prime Time 君だけを 感じているよ Prime Time 君だけを 感じる時間  Prime Time 今ここに 君がいたなら Prime Time 抱きしめる 時を忘れて Prime Time 君だけを 感じているよ Prime Time 君だけを 感じる時間  Prime Time 君だけを 感じる時間  
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ラストニュース -THE MANのテーマ-谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司ラストニュースが伝えてる 今日の悲しい出来事を 悲しいことばかりニュースになるほど 人は本当に幸福なのか 僕は心に鍵をかけ 自分の形を決めてきた 他人の心を傷つけないこと それだけがきっとやさしさじゃないさ  Tell me Arnest 臆病者とロマンチストはどこが違うのか Tell me Arnest 男はきっと自分が思う程強いものじゃない 教えて男らしい涙の流し方を  駅にたたずむ老人は 過ぎた昔を夢にみる 若者だけが明日より遠くへ 夢を投げつけ走ってゆくのか 心の時計をはずさなきゃ 大事なものを失くしそうで 反対向きの列車に乗る時 きっと何かが見え始めてくる  Tell me Arnest 1人きりじゃ夢を追ってもきっと虚しいだけさ Tell me Arnest 男はきっと自分が思う程強いものじゃない 教えて男らしい涙の流し方を  恋を失くして泣き叫ぶのも 友を失くして酒に溺れる そんな弱さも男らしいよね  Tell me Arnest 愛する人を愛しているよと僕は叫びたいだけ Tell me Arnest 男はきっと女が思う程強いものじゃない 教えて男らしい涙の流し方を  教えて男らしい涙のぬぐい方を 
ノーザン・エクスプレス谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司地図を燃やしたなら 二度目の旅に出る ラッシュアワーの朝 駅から 本当の旅に出る ネームカードにある肩書き 消してすてた 人は自分を見つめる時 北へ北へと向うものだね  帰る為に 帰る為に 心の場所をみつける為に 人はさまようことをやめたら きっときっと死んでしまうよね  明日の新聞より 大事なことがある 1人になって何が出来る それが知りたいだけ ハーフマラソンなら ゴールに着いた頃 人生は片道だけ 時計はずして旅に出なくちゃ  帰る為に 帰る為に 心の場所をみつける為に 人はさまようことをやめたら きっときっと死んでしまうよね  本当の旅は ノーザンエクスプレス 一度しかない ノーザンエクスプレス  帰る為に 帰る為に 心の場所をみつける為に 人はさまようことをやめたら きっときっと死んでしまうよね  帰る為に 帰る為に 心の場所をみつける為に 人はさまようことをやめたら きっときっと死んでしまうよね
愛の誓い ~Give it all today~谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司あなたに抱かれて あなたに見つめられたままで いつか死にたい  恋人達には 明日がないかもしれないから 抱きあうのさ 唇を重ね 淋しさをまぎらす それは恋 それは恋さ 狂おしく抱かれて 一時の夢を見て 別離の恐さに 震えながら 愛の後姿を 二人ははじめて見るの あなたしかいない あなたしか見えない世界で 今を生きたい  この時に賭ける 愛の歌さえも聞きたくない 言葉さえも 幾千の星が 抱きあう二人の肩に降る 肩に降るよ 情熱の嵐が 魂をゆさぶり 別離の恐さを 消した時に 流す涙の粒が 愛を誓いに変えるの あなたしかいない あなたしか見えない世界で 今を生きたい  あなたに抱かれて あなたに見つめられたままで いつか死にたい
青年の樹谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司一人心に別れを秘め 何も知らずに眠る貴方の 部屋の灯りに眼をやれば 憧憬に旅立つ足がすくむ  私の二十歳の祝いにと 貴方が庭に立たずみ静かに やせたその腕で土をかけた 青年の樹よ  今をのがせば夢などに 若さをかける時は二度とない  桜ひとひら雨に散る 冬まだ明けぬ春に散る 落ちたひとひら風に舞い 何処の土に埋もれ終るやら  私の二十歳の祝いにと 貴方が庭に立たずみ静かに やせたその腕で土をかけた 青年の樹よ  老いた二人の行く先を 緑をやさしく包んでおくれ  私の二十歳の祝いにと 貴方が庭に立たずみ静かに やせたその腕で土をかけた 青年の樹は 青葉繁りてなお悲し わびることさえなくなお悲し
スーパースター谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司テレビからほほえみかける 貴方を追いかけて街から街へ 誰よりも近くにいたい そんな毎日だったわ  貴方の歌に涙流して 貴方の歌に夢を託して 駅のホームで貴方を待てば 体さえも震えたわ  スーパースター 私の輝いた季節は スーパースター 貴方の歌とともに…  雨の日も暗くなるまで 事務所の外で立ちつくしてた 誰よりも早く知ったわ 貴方のスケジュール表  卒業すればやがて私も 会社に務めて母を助ける いつまでも子供じゃないと 自分に言い聞かせたわ  スーパースター 私の輝いた季節は スーパースター 貴方の歌とともに…  貴方を待った駅のホームを 小走りに会社に向かう私に 聞こえてきた貴方の歌が ベルとざわめきにまぎれ  スーパースター 私の輝いた季節は スーパースター 貴方の歌とともに…  スーパースター 私の輝いた季節は スーパースター 貴方の歌とともに 過ぎた…
エスピオナージアリスアリス谷村新司谷村新司Fade Away 足音が冷たくこだまして 凍りつく落日に別離の口づけ Espionage 悲しき運命 Espionage 命は風に吹かれるまま  Fade Away いくつかの恋もしたけれど 目の前の幸福に心も揺れたけど Espionage 悲しき運命 Espionage 命は風に吹かれるまま  Every Day All Over The World Every Night All Over The World 拳銃を胸に握りしめたまま 夜空に祈り続けた  Fade Away この街が最後の街だろう Fade Away 消えてゆく男に赤いバラ  Fade Away 紫にけむる霧の中 耳につく秒針の時を刻む音 Espionage 悲しき運命 Espionage いつかは異国の土になる  Fade Away 脇腹をえぐる熱い風 目の前のガス燈が遠く消えてゆく Espionage 悲しき運命 Espionage いつかは異国の土になる  Every Day All Over The World Every Night All Over The World 愛を忘れた素振りをしながら 仮面の下で泣いてた  Fade Away この街が最後の街だろう Fade Away 消えてゆく男に赤いバラ  Espionage 悲しき運命 Espionage いつかは異国の土になる  Fade Away この街が最後の街だろう Fade Away 消えてゆく男に赤いバラ
平凡アリスアリス谷村新司堀内孝雄バカンス帰りの人で混みあう 空港のロビーの片隅で 最後の手紙書かずに破りすてた あなたにいつも言われていた 私には平凡がよく似合う けれど教えて下さい 揺れる心のその理由を  不幸じゃなければ幸福ですか 何事もなく過ぎてゆく 一日が明けて暮れてゆく 幸福とは平凡なことですか  あの時二人で話した夢は 今でも変わりはないけれど たんたんと暮らす毎日の 中で夢さえ色褪せそうで あなたの影をみつめて生きてきた 憶病なこんな私でも あなたに別れを告げれば 何かが変わるのでしょうか  不幸じゃなければ幸福ですか 何事もなく過ぎてゆく 一日が明けて暮れてゆく 幸福とは平凡なことですか  不幸じゃなければ幸福ですか 何事もなく過ぎてゆく 一日が明けて暮れてゆく 幸福とは平凡なことですか
面影アリスアリス谷村新司谷村新司色あせた写真の中の貴方は いつもやさしそうに笑っています 煙草をくわえてる僕の口もと あの頃が一番やさしかったろう  ああ今でも僕は髪を伸ばして 貴方の為に歌いつづけている  時は巡り姿を変え通り過ぎてく  人は皆バカだと笑うけど 貴方の歌を口ずさみながら 年老いて静かに眠るまで 貴方の面影と暮らしたい  ああ今でも僕は髪を伸ばして 貴方の為に歌いつづけている
いい日旅立ちGOLD LYLIC谷村新司GOLD LYLIC谷村新司谷村新司谷村新司服部克久雪解け間近の北の空に向かい 過ぎ去りし日々の夢を 叫ぶ時 帰らぬ人達 熱い胸をよぎる せめて今日から一人きり 旅に出る  ああ 日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 夕焼けをさがしに 母の背中で聞いた歌を 道連れに  岬のはずれに 少年は魚つり 青い芒(すすき)の小径を 帰るのか 私は今から 想い出を創るため 砂に枯木で書くつもり“さよなら”と  ああ 日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 羊雲をさがしに 父が教えてくれた歌を 道連れに  ああ 日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 幸福をさがしに 子供の頃に歌った歌を 道連れに
アゲインスト谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司森英治風を愛したか風を抱きしめたか 君に吹きつけた風さえも愛したか 夢を追うたびに夢は見えなくなり 涙ぐむ頬を風はなでて過ぎる  敗れし者よこの地に挑み力尽きた者よ 悲しまないでいつか風は君の背中を押す 渦巻くあの緑の拍手の中へ  遠い海鳴りよ枯れた草の詩よ 低い雲達よ彼をみつめたまえ 攻める 情熱は守る勇気ににて 誇りを賭けたダモクレスの 剣  光と影の 間に迷いひざまづきし者よ 悲しまないでいつか風は君の背中を押す 渦巻くあの緑の拍手の中へ  敗れし者よこの地に挑み力尽きた者よ 誇りとともにその胸をはれ君のその背中に 幾億の拍手ににた風を感じつつ 幾億の拍手ににた風を感じつつ
いい日旅立ちチョー・ヨンピルチョー・ヨンピル谷村新司谷村新司前田俊明雪解け間近の 北の空に向かい 過ぎ去りし日々の夢を 叫ぶ時 帰らぬ人達 熱い胸をよぎる せめて今日から一人きり 旅に出る ああ 日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 夕焼けをさがしに 母の背中で聞いた歌を 道連れに…  岬のはずれに 少年は魚つり 青い芒の小径を 帰るのか 私は今から 想い出を創るため 砂に枯木で書くつもり さよならと ああ 日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 羊雲をさがしに 父が教えてくれた歌を 道連れに…  ああ 日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 幸福をさがしに 子供の頃に歌った歌を 道連れに…
チョー・ヨンピルチョー・ヨンピル谷村新司谷村新司馬飼野俊一汽車の窓辺に 寄り添う人を 遠くから見つめてる 声もかけないまま 張り裂ける胸 抱きしめ乍ら 死ぬことのかわりにも 人は旅をする 永遠に散ることのない花を 人は愛してくれるでしょうか 優しい雨にうたれて落ちる  儚(はか)なさゆえ 人は愛するのでしょう  惜別(せきべつ)の時 心静かに 振返るその肩に やさしい春の雨 頬を流れる 涙こらえず  想い出のつきるまで 佇(たたず)めばいい 永遠に散ることのない花を 人は愛してくれるでしょうか 優しい雨にうたれて落ちる  儚(はか)なさゆえ 人は愛するのでしょう  花は花よ ひたすら咲く 花は花よ ひたすらに舞う 花は花よ ひたすら咲く 花は花よ ひたすらに散る  花は花よ ひたすら咲く 花は花よ ひたすらに舞う 花は花よ ひたすら咲く 花は花よ ひたすらに散る
秋のホテル谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司服部隆之あなたに抱かれた あの時の夏 私は確かに美しかった ホテルのロビーを 誇らしげに行く どの人よりもきらめいたけど 愚かだったわ  愛はDaylight Moonlight 激しく静かに 愛はDaylight Moonlight 移ろうままに あの人に飽きられた それさえも気づかないまま  “愛”から始まり“関係”になり やがて“過去(むかし)の女”に変わる 一人で来てみた あの夏のロビー 秋のホテルは どこか似ている 今の私に  愛はDaylight Moonlight 激しく静かに 愛はDaylight Moonlight 移ろうままに あの人に飽きられた 残酷ささえなつかしい  愛はDaylight Moonlight 激しく静かに 愛はDaylight Moonlight 移ろうままに あの人に愛された 残酷ささえなつかしい
スター誕生ルー・フィン・チャウルー・フィン・チャウ谷村新司谷村新司馬飼野康二武道館の片隅で貴方の歌声を聞いていた 二年前の夏の終わり 私はただの少女でした まるで映画の一齣みたいに そんな私が今歌い始める 教えて下さい 恋も知らない少女が愛の夢唄えますか 貴方を目指して一人で歩いてみます THE STAR, THE STAR IS BORN 希望とあこがれ 胸に抱いて THE STAR, THE STAR IS BORN THE STAR IS BORN NOW!!  友達からも祝福されて 震えながら受けたわオーディション その日までは誰も知らない 私はただの少女でした 一夜明ければ多くの人達 熱い視線を投げかけ始める 教えて下さい こんな私が輝くスターになれるでしょうか 震える心で私は歩いてみます THE STAR, THE STAR IS BORN 不安と涙に包まれながら THE STAR, THE STAR IS BORN THE STAR IS BORN NOW!!  THE STAR, THE STAR IS BORN 不安と涙に包まれながら THE STAR, THE STAR IS BORN THE STAR IS BORN NOW!! THE STAR IS BORN NOW!!
英雄谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司嵐の丘には黒い影だけ 右手にかかげたサーベル見つめて 虚栄も名誉も何もいらない 求めるはただ真実それだけ  ルビーの赤の ワイン口に含めば 英雄たちの哀しみが聞こえ始める 歴史の頂上に一人立つ寂しさを 誰か抱きしめて 抱きしめて 誰が私を英雄と決めた  風雲流れる 空に呼ばれて 寂しさを捨てきれたなら英雄になる 寂しさを捨てきれたなら英雄になる  馬蹄の響きが鎧ゆらして 迫り来る時決断を急がせる 虚栄に生きるか名誉に死ぬか 力の星よ 行く道を照らせよ  ルビーの赤のワイン口に含んで 震える胸に熱き血を注ぎ込んでも 歴史の頂上に一人立つ寂しさを 誰か抱きしめて 抱きしめて だれが私を英雄と決めた  グラスが砕けて影が動いた 命まで捨てきれたなら英雄になる 命まで捨てきれたなら英雄になる  ルビーの赤のワイン口に含めば 英雄達の哀しみが聞こえ始める  風雲流れる 空に呼ばれて 寂しさを捨てきれたなら英雄になる 寂しさを捨てきれたなら英雄になる
都に雨の降るごとく谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司花よ散り急ぐまい 燃えて盛りの宵まで 時がおまえを紅く 染めて散らせる時まで 雨が降る季節はずれの 悲しみを打ちつけながら 君よ震えて 唇血のにじむ程 ひたすら噛みしめて 涙濡らして落ちる 雨がやがて春を呼ぶ 都に雨の降るごとく 今は静かに時を待て  夢はいつの日も遠く 愛は儚くもろく 時は残酷な程に無情に遠く流れてゆく 雨が降る愛しい人を 抱きしめた小さな肩に 君よ震えて 唇血のにじむ程 ひたすら噛みしめて 涙濡らして落ちる 雨がやがて春を呼ぶ 花降る丘に眠るまで 今は静かに時を待て  雨が降る季節はずれ 悲しみを打ちつけながら 君よ震えて 唇血のにじむ程 ひたすら噛みしめて 涙濡らして落ちる 雨がやがて春を呼ぶ 都に雨の降るごとく 今は静かに時を待て 都に雨の降るごとく 今は静かに時を待て
夜顔谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司気休めだけの言葉に 体も慣れたわ 今では やつれた指のリングさえ  重くて痛いわ このまま 愛を忘れた骸達が 繰り返す道化芝居に 最後の幕を下ろすには 裏切ることだけね  行きずりの人に 声かけて 視線で誘ってみる やさしい妻の顔を捨てて 女の顔になる  幸福を求める度に 不幸福になる 何故なの だいそれた望みじゃないわ  ぬくもりが欲しい それだけ 愛が静かにこぼれてゆく 二人の指の隙間から さしさわりない妻よりは 狂った女になりたい  行きずりの人に 声かけて 視線で誘ってみる やさしい妻の顔を捨てて 女の顔になる  見知らぬ人に 抱かれながら 涙が ほほをぬらす 悲しい仮面のその下で 妖しく 燃えてゆく
今のままでいい谷村新司谷村新司谷村新司三谷泰弘あなたが時計に目をやる時 いつも寂しくて 震えているわ 最後の煙草に火を点けたら 何もないように 帰ればいいわ 雨音… 溜息… 愛の形を責めないで  今のままでいい 今のままでいい お願い飽きたと 言わないで 明日が見えない 明日が見えない 昨日まで見ていた 愛が見えない  あなたの背中に 耳をあてて そっと聞いていた さよならの音 かくれて見送る階段の 数が増えてゆく うしろめたさに 雨音… 溜息… 愛の形を責めないで  今のままでいい 今のままでいい お願い飽きたと 言わないで 明日が見えない 明日が見えない 昨日まで見ていた 愛が見えない  今のままでいい 今のままでいい お願い飽きたと 言わないで あなたが見えない あなたが見えない 昨日まで見ていた 愛が見えない
ダンディズム谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司帰れダンディズムの都へ 夜は男の心の中 踊れ裸足のままで 汗に濡れたシャツのままで 息子よいつの日かこの酒を 古びた止まり木の片隅で 酔えば俺をかつぎ出せ 月あかりの石だたみへ  歌おう大きな声でお互いの 叫ぼう愛する人の為に 歌おう君の愛する母の歌を 歌おう私の愛する妻の歌 人生は束の間の祭り せめて人を愛せよ ダンディズム  戻れダンディズムの港へ 船は男の心の中 怒れ時代の波に 優しさとは強さのこと 息子よいつの日かこの時が 君の想い出に変わる頃 俺は遠くの酒場で グラスをあげ笑っている  歌おう大きな声でお互いの 叫ぼう愛する人の為に 歌おう君の愛する母の歌を 歌おう私の愛する妻の歌 人生は束の間の祭り せめて人を愛せよ ダンディズム 歌おう大きな声でお互いの 叫ぼう愛する人の為に 歌おう君の愛する母の歌を 歌おう私の愛する妻の歌 人生は束の間の祭り せめて人を愛せよ ダンディズム
最終フライト谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司船山基紀夜の海を越えて君に逢いに行くよ 遠い旅の終り君が僕のゴール どうして今まで気付かなかったんだろう いつもそばにいたのに自由になるなんて 淋しいことだよねFly to you 君の住む街へFly to you 僕は今駆けてゆく僕は夢を見てた 君と別れた日の悲しそうな笑顔 僕はおぼえていた突然目覚めた 僕の顔は泣いてた窓の外は星の海 自由になるなんて淋しいことだよね Fly to you君の住む街へ Fly to you僕は今駆けてゆく 君が僕のゴール遠い旅の終わり Just for you僕のこの腕は Just for you君を抱きしめるため Just for you僕のこの腕は Just for you君を抱きしめるため 
こころ前線谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司佐孝康夫くもりガラスの朝の駅 始発電車を待ちながら 心の地図を拡げては 少し振り返る旅  向い座席にすわる人 本のページをめくる度 遠い景色を見るそぶり 誰かににている  時は流れる線路の上を 夢は流れる 汽車の窓の外を どこかであなたに 手紙を書いたら それはあなたへの あー愛の言葉  手のひらの中の切符は 心の扉開ける鍵 旅をする理由は心の その重さを知ること  改札口の向うには きっと輝く海がある なつかしい風に吹かれて あの頃に戻る  時は流れる線路の上を 人は流れる 季節を惜しみつつ どこかであなたに 手紙を書いたら それはあなたへの あー愛の言葉  時は流れる線路の上を 人は流れる 季節を惜しみつつ どこかであなたに 手紙を書いたら それはあなたへの あー愛の言葉
DREAMS COME TRUE谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司君はとなりで寝息をたて 子供みたいに眠る 僕はひとりでみつめている そんな君の横顔  あの日の恋を 憶えているか まるで真夏の 嵐のような恋  DREAMS COME TRUE あの日の恋は 時をへだてて DREAMS COME TRUE いま この手の中  僕は知らない 出逢うまでの 君の大事な想い出 どんな男に抱かれたのか どれほどに傷ついたか  年を重ねて美しくなる 爪の先まで 君を愛している  DREAMS COME TRUE あの日の恋は 愛に変わって DREAMS COME TRUE いま この手の中  DREAMS COME TRUE あの日の恋は 愛に変わって DREAMS COME TRUE いま この手の中  DREAMS COME TRUE あの日の恋は 愛に変わって DREAMS COME TRUE いま この手の中
忘れないで谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司愛されていた日の おだやかな時間 やさしい光に つつまれながら 母に抱かれた やすらぎの午後 父と歩いた 夕暮れの道 かけがえのない日を 忘れないで  ゆびきりの口笛 兄弟で帰る 小さな背中に 蜻蛉は群れて 夕食の支度に ともる灯りに ただわけもなく 走った頃の かけがえのない日を 忘れないで  今はすべてが おもいでの中 時は流れて 人は逝くけど かけがえのない日を忘れないで 忘れないで 忘れないで
階 −きざはし−谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司星勝海を渡る風は夢の匂い運び 燃ゆる瞳をなお紅く染めてゆく 耳を澄ませばいま遠い国の調べ 胸の琴糸を甘くゆらしてくる  時が来れば野を駈けても 行かなけりゃ行かなけりゃ 悔やむ気がする あなたにはあなたには 夢を信じていてほしい 僕は今橋になる 夢を渡らせる為の橋になる  人はいつも胸に穏やかな覚悟を 抱きしめながらも夢を追う階 美しく生きたい終の宿までは 愛に支えられ遥か旅路を往く  時が来れば野を駈けても 行かなけりゃ行かなけりゃ 悔やむ気がする あなたにはあなたには 夢を信じていてほしい 僕は今橋になる 夢を渡らせる為の橋になる  あなたにはあなたには 夢を信じていてほしい 僕は今橋になる 夢を渡らせる為の橋になる
天狼谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司服部克久哀しみ背おいて家路をたどれば 遠くにゆらめく憩いの 灯  心に冬の凪ひきずる 鎖をほどけば  ほどけばその足も痛まぬものを あ−年老いた 白き 狼よ 誇りを今すてて帰れねぐらへ  群れから離れて 掟を逃がれて 薊を 枕に 儚きまどろみ 心に冬の凪星降る砂丘に いつかは いつかはその命終れと祈らん あー年老いた 白き 狼よ その身を横たえて眠れ瞬時  心によみがえる 嵐にその瞳を ひらけば ひらけば空を裂き 輝く天狼 あー年老いた 白き 狼よ 憩いを今すてて叫べ 夜空に志があるならば 叫べもう一度
インディゴ・ブルー谷村新司谷村新司谷村新司金田一郎松浦晃久赤い傘が消えてゆく インディゴの街に 夕暮れもないままに 気が付けば夜の中  ガラス越しの口づけも 地下鉄の音も モノクロのサイレント 僕が愛したノーマ・ジーン  モンロー気取った君には Say Good-bye 素顔に戻って もう一度はじめから キラキラしていた デニムの季節まで 二人のドラマを 巻き戻したい  ブルースが流れてる インディゴの街に 溶けてゆく悲しみは 想い出のピンボール  肌をさす雨の粒 白いシャツ越しに しみ込んで僕はただ 声もなく叫んでた  ディマジオ気取った 僕にも Say Good-bye 素顔に戻って もう一度はじめから キラキラしていた デニムの季節まで 二人のドラマを 巻き戻したい  大人のふりした二人に Say Good-bye 素顔に戻って もう一度はじめから キラキラしていた デニムの季節まで 二人のドラマを 巻き戻したい
帰らざる日々谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司佐孝康夫最後の電話を握りしめて 何も話せずただじっと 貴方の声を聞けば何もいらない いのちを飲みほして目を閉じる  Bye Bye Bye 私の貴方 Bye Bye Bye 私の心 Bye Bye Bye 私の命 Bye Bye Bye Bye my love  何か話さなきゃいけないわ わかっているけど 目の前を楽しい日々が ぐるぐるまわるだけ  Bye Bye Bye 私の貴方 Bye Bye Bye 私の心 Bye Bye Bye 私の命 Bye Bye Bye Bye my love  酒びたりの日も今日限り 私は一人で死んでゆく この手の中の夢だけを じっと握りしめて  Bye Bye Bye 私の貴方 Bye Bye Bye 私の心 Bye Bye Bye 私の命 Bye Bye Bye Bye my love  貴方の声が遠ざかる こんなに安らかに 夕暮れが近づいてくる 私の人生の  Bye Bye Bye 私の貴方 Bye Bye Bye 私の心 Bye Bye Bye 私の命 Bye Bye Bye Bye my love
君を忘れない谷村新司谷村新司谷村新司鈴木キサブロー萩田光男君の名前を書いてみた 眠れない夜のらくがきや 君の笑顔を浮かべては 朝まで聞いた古いRADIO SAY GOOD-BYE スコールの中 SAY GOOD-EYE 駅のホームで 見慣れた街に ひとりつぶやく サヨナラ 君を忘れない 遠くに行けば行くほどに 君を忘れない 大人になるなんて淋しいね  爪を噛むのがくせだった そして明るい笑い声も 校舎の窓に肘を付き 君の動きをいつも見てた SAY GOOD-EYE はじめてのキス SAY GOOD-EYE あの日と同じ 夏のスコール 旅行鞄も 泣いてる  君を忘れない 遠くに行けば行くほどに 君を忘れない 大人になるなんて 君を忘れない 遠くに行けば行くほどに 君を忘れない 大人になるなんて淋しいね
青い薔薇谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司GRAHAM PRESKETT冷たい水グラスに入れ 香水を一滴 これを飲み乾せば誰でも美しくなれますか 手のひらの中に包まれた 薔薇の花を愛する それは棘までも愛せる 勇気がなければ  青い薔薇求める 男の夢が 追いつめる ひたむきに 生きる女を  旅に出れば真実の自分の色が見えてくる 薔薇は紅くより赫く 哀しみを知れば紅はより赫く 冷たい水グラスに入れ 香水を一滴 これを飲み乾せば誰でも美しくなれますか OH ROSES.......OH ROSES.......OH ROSES  飾りもなく素顔のまま 生きる女も時に ルージュひけば鏡の前やさしく変わってゆく 今匂い立つ薔薇の森に 真珠の露が落ちて 静寂の中息を密(ひそ)め 光を待ち続ける  青い薔薇求める 男の夢に 追いつけず涙する 淋しい女も  旅に出れば真実の自分の色が見えてくる 薔薇は紅くより赫く 哀しみを知れば紅はより赫く 冷たい水グラスに入れ 香水を一滴 これを飲み乾せば誰でも美しくなれますか OH ROSES......OH ROSES.....OH ROSES..... BLUE ROSES
浪漫鉄道 ~途上篇谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司遥か地平まで続く 線路に耳を押し当て 夢も半ばに倒れし 工夫の想い辿れば 茜射す草原のきらめきに抱かれて 熱い魂は音を立てて廻り始める 途上に迷い乍ら 走り続けよ旅人 線路の枕木は愛 大いなる旅路を行け  少年は空を見てた それが愛だと気付かず 瞳の中を流れる 雲が夢だと気付かず 錆色の古い写真に誓う約束 日々の暮らしに疲れた胸が今 騒ぐなら 途上に迷い乍ら 走り続けよ旅人 砂塵にその身委ねて 大いなる旅路を行け  途上の土に乾く 夢ならば悔やむまいぞ 遥かな地平を見つめ 永眠るなら悔やむまいぞ  途上の土に乾く 夢ならば悔やむまいぞ 遥かな地平を見つめ 大いなる旅路を行け
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
刑事谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司佐々木まこと徹夜続きの捜査の途中で 生まれた息子が今日旅に出るという ほとんど会話もないまま暮らした 妻もいつしか年老いたことにさえ気付かず 自分の咳で目覚めた夜の 煙草の匂いが染みついた仮眠室 ツィード の上着を布団がわりに 少し痛む肘に掌をあててみた一人 正義という名前の為に 家族を犠牲にしてきたこの俺が 子供の為に法を犯した 犯人を責められるだろうか 彼の手首に手錠をかけても 心に手錠はかけられない  休みもとらずに働き続けた 古いタイプの刑事と噂された それを誇りに頑張り通した 仕事より大切なものなどないはずと思ってた みぞれ混じりの張り込みの中で 犯人の家庭の窓の灯りが何故か うらやましく見えたその時感じた このまま刑事でいつづけることなどもうできない 正義という名前の為に 家族を犠牲にしてきたこの俺が 子供の為に法を犯した 犯人を責められるだろうか 彼の手首に手錠をかけても 心に手錠はかけられない  辞表を胸にタクシーに乗った 旅立つ息子の背中が見たくて みぞれは雪にいつしか変わり 刑事は一人の年老いた父親に変わった
小さな肩に雨が降る谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司大村雅朗うつむき乍ら歩く肩に やさしすぎる春の雨 情熱だけで生きてゆくなど 虚しい夢と知らされた 若さゆえに別れた人を想い どこまでも濡れたままで歩きたい いつの日にか 涙も枯れる頃に いやな唯の大人になる 冬の雨なら 今ここで死んでいたかもしれない  恐れるものは何もなくて 一人で生きていたのに 挫折の度に感じ続けた 夢はあまりに遠すぎる 若さゆえに明日がみえなくて 唯一人で生きるしか知らなくて いつの日にか 喜びに涙する それさえも信じられなくて 冬の雨なら 今ここで死んでいたかもしれない  どんな人にも雨はやさしく 時には残酷に降る 春の雨に肩を抱かれて もう少し歩いてみたい
風は激しく谷村新司谷村新司谷村新司馬淵香青木望誰の為に生き続けて来たのか 乾いた風よ 教えておくれ 誰の為に生き続けて行くのか 誰か教えて 傷つき追われて  明日の夢まで 色褪せてしまう 明日が来る事 それさえ見えない あの人は何処に…  冬が逝けば春は来るとゆうのに 風は激しく… 風は激しく…  生命あれば生きているとゆうのか 渇いた土は 今も変わらず 心あらば伝えておくれ君に 涙涸れたと 疲れ果てたと  明日の夢まで 色褪せてしまう 明日が来る事 それさえ見えない あの人は何処に…  冬が逝けば春は来るとゆうのに 風は激しく… 風は激しく…  明日の夢まで 色褪せてしまう 明日が来る事 それさえ見えない あの人は何処に…  冬が逝けば春は来るとゆうのに 風は激しく… 風は激しく…
クラシック ―CLLASSIC―谷村新司・奥田瑛二谷村新司・奥田瑛二谷村新司馬飼野康二馬飼野康二あの頃 あんたは妙にさめて暮らしてた あの頃 おまえは甘い夢ばかり話してた 卒業前夜の 街角でお互いの 生き方が許せず殴りあった 忘れないよ あの時流したあの涙の熱さは今も もう戻れはしないけど失くしてないようだお互いに  あの時 おまえの彼女のこと好きだった あの時 俺れだってあんたを見るのがつらかった 入社試験の夜は 無口のままで つぶれて眠るまで飲んだ夜明け 忘れないよ あの時流したあの涙の熱さは今も もう戻れはしないけど失くしてないようだお互いに  オールナイトの店のざわめきの中 俺達流行の男じゃないね それでいいさ 古いタイプの男さ 想い出を失くすよりは 古いタイプの男さ 想い出失くしてまで生きたくない
男と女に戻る時 ~LORSQUE ON REVIENS UN HOMME ET UNE FEMME~谷村新司・TOMOKO谷村新司・TOMOKO谷村新司谷村新司Return to the man, Return to the woman もう一度 男と女になる Return to the man, Return to the woman もう一度 男と女に戻る  熱い視線に 抱かれながら あなただけ 見つめていた頃 君をこの手に 抱いた時の 手のひらの 熱さを忘れてた 小さな嘘や裏切りに 傷ついた夜もあるけど かけがえのない 日々を生きた二人  Return to the man, Return to the woman もう一度 男と女になる Return to the man, Return to the woman もう一度 男と女に戻る  二人で過ごす 時が何故か 淋しくて 胸が痛くなる 愛に慣れすぎ 気付かぬ間に 目の前の 君さえ見えない 見つめなおそう お互いに 男と女に戻って 別れるのも 愛し直すのもいい  Return to the man, Return to the woman もう一度 男と女になる Return to the man, Return to the woman もう一度 男と女に戻る  Return to the man, Return to the woman もう一度 男と女になる Return to the man, Return to the woman もう一度 男と女に戻る
君のそばにいる谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司あー君のそばにいるよ あー君のそばにいるよ あー君のそばにいるよ 僕がいる めざめてから 眠りにつくまで 君のことを 思いつづけてる 季節は変わるけれど 時は流れるけれど 君のほほえみだけは 色あせない 夜明けに消えても 星達の ぬくもりまでは 消せない  あー君のそばにいるよ あー君のそばにいるよ あー君のそばにいるよ 僕がいる 雨の日には 僕は雨になる 風の日には 僕は風になる 季節は変わるけれど 時は流れるけれど 君がふりかえる時 そこにいるよ 100年過ぎても 星達の かがやきだけは 消せない  あー君のそばにいるよ あー君のそばにいるよ あー君のそばにいるよ 僕がいる あー君のそばにいるよ あー君のそばにいるよ あー君のそばにいるよ 僕かいる あー君のそばにいるよ あー君のそばにいるよ あー君のそばにいるよ 僕がいる
悲しみの器谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司あふれるほどの 悲しみだから こぼしてしまえたら いいのに ひびわれすぎた ガラスの心 受け止めきれなくて 叫んでいる こんなに遠く離れているなんて こんなに強く愛していたなんて 儚い夢よ 儚い夢よ 僕を抱きしめて はじめて泣いた はじめて泣いた 僕は夢の中で…  心はいつも 嘘をつかない 言葉は悲しいほど 愛を語れない  こわれた心 ひろい集めて 両手であたためて くれたら やさしい雨の降る あの丘に 静かに眠らせて くれないか こんなに遠く離れているなんて こんなに強く愛していたなんて 儚い夢よ 儚い夢よ 僕を抱きしめて はじめて泣いた はじめて泣いた 僕は夢の中で…  はじめて泣いた はじめて泣いた 僕は夢の中で…
刹 那 愛谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司からだ全部の愛をあげる 中途半端な愛じゃない  未来も過去もすてて 今だけに生きたい  耳にやさしい歌は嫌い 強く激しい歌がいい  魂さえも砕く リズムが欲しいだけ  教えてあげる 今がすべての愛を 明日を待たない刹那刹那の この愛を so give me your love  君を過去ごと抱きしめた マイナス1000度まで 凍りつくような愛を愛をあげた so give me your love  人それぞれの愛の形 YesやNoじゃないだろう  刹那に生きてこそ 感じる愛もある  教えてあげる 今がすべての愛を 明日を待たない刹那刹那の この愛を so give me your love  君を過去ごと抱きしめた マイナス1000度まで 凍りつくような愛を愛をあげた so give me your love
BORN FREE谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司答えはNO 理不尽な陰口や嘘に 答えはNO プライドを傷つけられたら 生まれたら 生きていく俺のやり方で 答えはNO プライドを傷つけられたら  握りしめた この手のひらに 扉ひらく 夢のひとかけら あたためたら 強く熱く力の限りに 遠くへ投げ捨てろ  Born Free Born Free  石になる 永遠に転がり続ける 石になる 坂道を転がり続ける 生まれたら 生きていく俺のやり方で 石になる 永遠に転がり続ける  過ぎる時の 速さに負けない 誰もいない 道標もない  砂になるか 海へつくか(Time goes by) 砕けて散るのか 風に消されるか 帰る場所は はなからない(No one knows) 行き着く場所など 神にもわからない  Born Free Born Free Born Free
GOLDEN DAYS谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司嵐の中 濡れたシャツのまま ただ抱き合えば 一日が過ぎたあの頃 疑うこと 信じることさえ 子供みたいに 楽しんでいたあの頃  一雨ごとに あざやかに 君は変わってゆく ひと夏ごとに 遠ざかる 僕も大人になる  あの日は GOLDEN (Golden,Golden) 戻れない 日々 (Golden days) あの日が GOLDEN (Golden,Golden) 輝いた 日々 (Golden Days) 夢も 傷も なつかしい かけがえのない GOLDEN DAYS  悲しいほど 君は美しい ルージュの色も 髪の香りも 爪までも 僕も変る 強くならなくちゃ ふたりすごした 時が無駄になる そうだね  一雨ごとに あざやかに 君は変ってゆく ひと夏ごとに 遠ざかる 僕も大人になる  あの日は GOLDEN (Golden,Golden) 戻れない 日々 (Golden days) あの日が GOLDEN (Golden,Golden) 輝いた 日々 (Golden days) 夢も 傷も なつかしい かけがえのない GOLDEN DAYS
PAST LOVE谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司傷はいつか消えるけれど 心の痣は消えない 街もいつか姿変える 枯れ葉の色に染まる 愛のメロディー弾けないまま 色あせてゆくピアノ 季節の中埋もれてゆく 忘れさられたベンチ 爪を立てて愛した日の 名残りさえうすれてゆく 痛みだけが心の奥で 今も息づいている I'll never falling love again 恋などしない I'll never falling love again 二度とはしない 青空忘れた 鳥のように  週末には二人で行く あの店のテーブルさえ 今は若い恋人達 頬よせて過ごしている 海を見てた夜明け前の 水平線を見ていた 肩に触れたあなたの手の ぬくもりだけを感じて 音を立てて波が消した 砂の城 愛の暮らし 痛みだけは心の奥で 今も息きづいている I'll never falling love again 恋などしない I'll never falling love again 二度とはしない 青空忘れた 鳥のように 翼を失くした 鳥のように
ROAD TO HEAVEN谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司フロントグラス 光る雨粒 シグナルの赤 にじんだルビー 湾岸道路は 雨の中  重いブルース ジャニスの声に 雨雲の上 月は欠けて行く 湾岸道路は 雨の中  こんな夜は ひとりになりたい 夜明けまで ひとりになりたい 君のことさえも 忘れてしまいたい 君のことさえも 忘れてしまいたい  天国に続く道なら アクセルを踏み込みたくなる こんな雨の夜は Mu…  東京ベイは 青く沈んで まるで涙を こらえてるよう 湾岸道路は 雨の中  こんな夜は ひとりになりたい 夜明けまで ひとりになりたい 君のことさえも 忘れてしまいたい 君のことさえも 忘れてしまいたい  天国に続く道なら アクセルを踏み込みたくなる こんな雨の夜は Mu…
LION HEART谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司愛それは力 愛それは祈り 愛それがすべて 他に何がある? CRY 振り返るな CRY 立ち止まるな CRY 過ぎた日々に 別れ告げるため LION HEART 夢は LION HEART 夢じゃない LION HEART 時を LION HEART 駆け抜ける 風 想い出に生きるなら 牙はいらない あしたに生きる為 AH LION HEART  愛それは力 愛それは祈り 愛それがすべて 他に何がある? SHOUT 震えながら SHOUT 爪をみがけ SHOUT 闇に向かい 叫べもう一度 LION HEART 夢は LION HEART 夢じゃない LION HEART 時を LION HEART 駆け抜ける 風 嵐の夜にさえ 星は輝く 愛は勇気をくれる AH LION HEART  LION HEART LION HEART LION HEART LION HEART
I・T・A・N谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司かき鳴らすメロディは ひときれの悲しみ きれぎれの歌声は いつの日か伝える  詩人の悲しみ 詩人の夢 それは美しい誤解なのか ル・イタン  打ち鳴らす手のひらは 魂のゆりかご ひとびとは口ずさむ 歌声は消えない  詩人の魂 詩人の恋 それも美しい誤解なのか ル・イタン  あーそして残る あなたの胸に それはきっと 愛されすぎた歌の亡き骸 それはきっと 愛されすぎた歌の亡き骸  ル・イタン ル・イタン ル・イタン ル・イタン ル・イタン ル・イタン ル・イタン ル・イタン  人はただ旅をする その為に生まれた 人はみな帰り着く その為に旅する  詩人が愛した 旅を歌う 人はそれぞれに 心ふるわせ ル・イタン  あーいつか帰る あなたの胸に そしていつかきっと届く歌の真実 そしていつかきっと届く歌の真実  ル・イタン ル・イタン ル・イタン ル・イタン ル・イタン ル・イタン ル・イタン ル・イタン
哀歌(エレジー)八代亜紀八代亜紀谷村新司谷村新司体に残る 傷でさえ 消えないことが あるとゆう まして心の 傷あとを 抱いて生きるも 女ゆえ  あきらめきれぬ 恋ゆえに 口唇かんで 身を焦がす 涙流せば 今日までの がまんがすべて 嘘になる  帰る家さえ ない鳥が 寒さこらえて 空を見る 二度と飛べない 空ならば かくしておくれ 今夜から  死ぬも生きるも 宿命なら 恨む気持ちは ないけれど せめて一夜の 情けでも あれば苦労も 耐えられる  あれば苦労も 耐えられる
狂った果実GOLD LYLICアリスGOLD LYLICアリス谷村新司堀内孝雄ひとしきり肩濡らした冬の雨 泥をはねて行き過ぎる車 追いかけて喧嘩でもしてみたら 少しぐらい心もまぎれる 狂った果実には 青空は似合わない 家を出たあの時の母のふるえる声は 今でも耳に響いてる 低く高く  ポケットで折れていたハイライト おかしくて吸う気にもなれず かじりかけの林檎を ただ思い切り投げつける都会の闇に 許してくれなんて 言えない 今の俺には ナイフすてたこの手で 回すダイヤルの音 せめてもう一度 刻みたい声がある  生まれてきたことを 悔やんでないけれど 幸福に暮らすには時代は冷たすぎた 中途半端でなけりゃ 生きられない それが今  狂った果実にも見る夢はあるけれど どうせ絵空事なら いっそ黙ってしまおう せめてこの胸が 裂けるまで Silence is Truth!
BURAIアリスアリス谷村新司堀内孝雄無頼なれ君よ 心震わす日の為に 無頼なれ君よ 君が君でいる為に  最後の煙草には 俺に火をつけさせてくれ 思い出の街を出る君への花むけに 親友と呼ばれて過ごした学生時代 二人で駆け抜けた反抗の遠い夏  振り向かず歩き始めた君の背に コートの内側で そっと十字をきった時 街は静かに 街は静かに 泣いていた  無頼なれ君よ 心震わす日の為に 無頼なれ君よ 君が君でいる為に  それぞれの旨に流れていく淋しさと 過ごしてきた日々への 誇りをしまい込んで 君が別れにくれた 古ぼけたこのライターで 青春の地図を燃やして 星屑の街に投げた  振り向かず歩き始めた君の背中に コートの内側で さっと十字をきった時 街は静かに 街は静かに 泣いていた  無頼なれ君よ 心震わす日の為に 無頼なれ君よ 君が君でいる為に 無頼なれ君よ 心震わす日の為に 無頼なれ君よ 君が君でいる為に 無頼なれ君よ 心震わす日の為に 無頼なれ君よ 君が君でいる為に All right
それぞれの秋アリスアリス谷村新司谷村新司陽溜まりの坂道に立ちどまり 通りすぎる学生を見ていた 俺もあの頃はあんなふうに きらきらと輝いて見えたろう 授業にも出ずに お茶を飲みながら くだらない夢を話した 突然おこった不精ひげのおまえも 噂では苦労していると  今も忘れられないのはあの時の言葉 幸せになろうなんて思っちゃいけない  愛した女ひとりと 苦労を共に出来たなら そんなささやかな人生も きっと悪くはない 夢、散りじり夏はすぎ去り それぞれの秋  たしか去年の初夏の頃 届いた一通の手紙には 旅好きなあいつのおふくろから 痛々しいほどの細い文字 ある雨の朝 見知らぬ町で 自ら命を終えたと 母に残した一行の言葉 悲しみだけが人生  今も忘れられないのは あいつの口ぐせ 人は自分の死に場所を捜すために生きる  ささやかに 生きている友達の 人生とは 一体何んだろう あざやかに死んだ 友達の 人生とは、一体何んだろう 夢、散りじり夏はすぎ去り それぞれの秋  今では二人の思い出も 忘れかけるほどの毎日 ふと立ちどまる道端に 悲しいほど赤い落日  夢、散りじり夏はすぎ去り それぞれの秋 夢、散りじり夏はすぎ去り それぞれの秋
感傷紀行中森明菜中森明菜谷村新司谷村新司名も知らぬ駅の 改札を抜ければ 胸は震える 心細さゆえ 雲は流れゆく 風に身をまかせて 人は旅に出る 何かを忘れる為  すれ違う子供達や “道”教える人の笑顔 閉じかけた心の扉を 開けてくれそうな一日 人は皆やさしいものと 信じれるかもしれない  愛は唯ひとつ 夢も唯ひとつ 信じ込んでた 昨日までの私 人は何故に泣く 明日さえあるのに 戻れぬ時への つぐないの涙か  すれ違う子供達や 陽溜りに憩う老人 閉じかけた心の扉を 開けてくれそうな一日 人は皆やさしいものと 信じれるかもしれない  すれ違う子供達や 遠くで聞こえた汽笛 閉じかけた心の扉を 開けてくれそうな一日 人は皆やさしいものと 信じれるかもしれない 
愛に帰りたい谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司青柳誠僕達は急いで 何処へ行くんだろう 忙しいなんて文字は 心が亡くなるのに 初めての涙や 眠れぬ夜の数 確かに僕達は 知ってたはずじゃないか きっと 愛が足りない 当り前の愛が だから 愛に帰ろう 愛に帰りたい 帰りたい  coming back coming back to you coming back coming back to you  夕暮れの街角で 空を見上げよう 心ごと体ごと うつむいてしまう前に 大人だって時々は 抱きしめられたいよ いつから僕達は 淋しさに慣れたんだろう きっと愛が足りない 当り前の愛が だから 愛に帰ろう 愛に帰りたい 帰りたい  空は流れない 雲も流れはしない 流れてゆくのは そうさ 僕達 僕達さ  coming back coming back to you coming back coming back to you  きっと 愛が足りない 当り前の愛が だから 愛に帰ろう 愛に帰りたい 帰りたい  愛が足りない 当たり前の愛が だから 愛に帰ろう 愛に帰りたい 帰りたい
砂の道谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司歩いても 歩いても 歩いても 振りむかず 振りむかず 振りむかず それしか出来ない 私の生き様 負けない 負けない 誰れにも負けない 貴方の匂いが 私にはある… 流されて 流されて 流されて 立ちどまり 立ちどまり 立ちどまり  休むことさへ 出来ない人生 負けない 負けない 誰れにも負けない 貴方の匂いが 私にはある…  休むことさへ 出来ない人生 負けない 負けない 誰れにも負けない 貴方の匂いが 私にはある…
CORAZON谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司青柳誠・服部隆之学生の頃は自由に気ままに 恋をしてたわ 気がつけばいつも あなたが遠くから見つめる 視線だけは背中に感じていた あなたはいつもいい人だったわ 友達にでも私にとっても けれど私が魅かれる男は いつも あなたではなかったわ 忘れない彼との恋にくるい家を出た私を 小雨の駅に送ってくれた あなたに ふり向きもしないで ありがとうの言葉もかけずに 列車に消えてく わがままな私を 濡れながら あなたが見ていた CORAZON 背中あわせの心 CORAZON 幸福をつかむために 私は震える心で 彼の背中にしがみついてたわけじゃない  走る列車の連結の陰で 彼のコートのゆげを見ながら たった一度きりの人生だもの まして春はあまりに短すぎるわ 不思議なものね 一度くらいは 自分のレールは 自分でひきたい たとえ それが不幸へと続いてく 悲しい運命という名の列車でも この人がいい人か そんなことはわからない 映画ならハッピー・エンド このまま終わるけれど かすかに感じていたわ 彼は幸福が似合わない人だと 幸福 求めたわけじゃないのよ 不幸福になる自由がほしかった CORAZON 背中あわせの心 CORAZON わがままに見えるけれど 私はきっと悔やまない だって一度きりの人生 セラヴィ セラヴィ  あなたのことを忘れたままの 彼と二人の小さな暮らしに ピリオドをうたせたのは 明日を信じない 私の言葉だったわ 彼は子供が欲しいと幾度も 寝物語に私に言うけど 生まれ来る子供の幸福な人生まで 私には背負えはしないわ 求めすぎた彼には明日しかみえないまま 私は私で今日さえも見えないの サヨナラ出て行く彼の 背中に別離の唄は聞こえない 時計の音も ざわめきもなにも 聞こえない大人のサヨナラ CORAZON 背中あわせの心 CORAZON 気がつけば街は ひとりぼっちで帰る 初めてのX'masイヴの夜 遠くで聞こえてるサイレント ナイト  10年ぶりの故郷の駅 小雨のホームで電話をかけたわ 寂しさと なつかしさと あなたへの想いと ほんのわずかばかりの希望と 震えながらも まわすダイヤル 電話のむこうで なつかしい声が 傘もささず 駈けて来た あなたを見て 生まれて初めて泣いたわ 笑顔のまま私のまぶたをそっと押さえた あなたの薬指 キラリ光る指輪 私が自由に生きたように あなたも人生を生きていたのね 変わらない あなたの笑顔の奥の 悲しみに今初めて気付いた CORAZON 背中あわせの心 CORAZON 震える私の小さな肩に 降り続く雨は冷たい あの頃の私の心のように CORAZON 背中あわせの心 CORAZON あなたの背中を見つめたままで 降り続く雨の舗道を あの頃に戻って歩いてみたい CORAZON 時は戻らぬままに CORAZON 過ぎてゆくもの CORAZON 時は戻らぬままに CORAZON 過ぎてゆくもの CORAZON 時は戻らぬままに CORAZON 過ぎてゆくもの CORAZON 時は戻らぬままに CORAZON 過ぎてゆくもの セラヴィ セラヴィ セラヴィ
狂った果実谷村新司谷村新司谷村新司堀内孝雄青柳誠ひとしきり肩濡らした 冬の雨 泥をはねて 行きすぎる車 追いかけて ケンカでもしてみたら 少しぐらい心もまぎれる  狂った果実には 青空は似合わない 家を出た あの時の 母のふるえる声は 今でも 耳に響いてる 低く高く  ポケットで 折れていた ハイライト おかしくて 吸う気にも なれず かじりかけのリンゴをただ おもいっきり 投げつける 都会の闇に  許してくれなんて 言えない 今の俺には ナイフ捨てたこの手で 回す ダイヤルの音 せめて もう一度 きざみたい 声がある  生まれてきた事を くやんでないけれど 幸せに暮らすには 時代は冷たすぎた 中途半端でなけりゃ 生きられない それが今  狂った果実にも 見る夢はあるけれど どうせ 絵空事なら いっそだまってしまおう せめて この胸がさけるまで Silence Is Truth!
冬の稲妻谷村新司谷村新司谷村新司堀内孝雄青柳誠あなたは 稲妻のように 私の心を 引き裂いた 蒼ざめた心 ふるわせて 立ちつくすひとり 立ちつくす You're rollin thunder 突然すぎた You're rollin thunder 別れの言葉 忘れない あなたが残していった 傷跡だけは…  あなたは 稲妻のように 私の体を 突き抜けた 燃え尽きた体 抱きしめて 駆け抜ける一人 雨の中 You're rollin thunder 突然すぎた You're rollin thunder 別れの言葉 忘れない あなたが残していった 傷跡だけは… 忘れない あなたが残していった 傷跡だけは… あなたは 稲妻のように 私の心を 引き裂いた 蒼ざめた心 ふるわせて 立ちつくすひとり 立ちつくす
櫻守谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司佐孝康夫あの愛だけは 信じていたくて ひたすら 心を閉ざしたままで あの愛だけは 信じているから 今でも こうして この街で生きてる  今年の櫻は散りました 夜明けの風雨に耐えきれず はらり はらり 散りまどう 過ぎた盛りを惜しむように 今日を限りと風に舞う 花になれたら 花になれたら  あの愛だけは信じていたくて ひたすら 心を閉ざしたままで あの愛だけは 信じているから 今でも こうして この街で生きてる  つないだ手と手は二年坂 焦がれて待つ身は三年坂 はらり はらり 散りまどう 一期一会[いちごいちえ]の櫻守 今日を限りと風に舞う 花になれたら 花になれたら  あの愛だけは信じていたくて ひたすら 心を閉ざしたままで あの愛だけは 信じているから 今でも こうして この街で生きてる 今でも こうして この街で生きてる
ラスト・ソング山口百恵山口百恵谷村新司谷村新司最後のライトは消さないで せめて拍手が終るまで 恋をすることさえも許されないで 歌い続けてきた私 せめてこの歌は貴方に  客席にはいつもの貴方がいて となりには貴方の愛する人が 何も知らずにほほえんでいる  たった一度のあやまちを 貴方は悔んでいるかしら たった一度の恋のあやまちだけが 私をささえてくれたのに  明日から一人で歩いてく 少しは大人になれたもの もう二度と逢わないと心に決めて 涙みせずに歌うから せめて心だけ受け止めて  明日になれば貴方は祭壇の前で 新しい愛を永遠(とわ)に誓う だから今日までは私の貴方  最後のライトは消さないで せめて拍手が終るまで 恋をすることさえも許されないで 歌い続けて行く私 せめてこの歌を貴方に せめてこの歌を貴方に
生成谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司鈴木和郎夢は遠くに投げて 追いかけてゆくもの 生きてゆくその意味は 誰も知らない 茜に染まる海も 哀しみをたたえて 包み込む夕暮れに 傷をゆだねて痛みゆだねて 愛を下さい 神がいるのならば 愛を下さい あえぐ旅人に  純白のままで 誰も生きてゆけない 嘘に染まりながら 心は生成のまま  風に震える指で 握りしめるものは あの人に託された 夢のひとかけ 父の背中は遠く 母のぬくもりさえ 今はただ思い出の 遙か彼方に遙か彼方に 抱いて下さい 神がいるのならば 抱いて下さい あえぐ旅人を  純白のままで 誰も生きてゆけない 罪を背おいながら 心は生成のまま  抱いて下さい 神がいるのならば 抱いて下さい あえぐ旅人を  純白のままで 誰も生きてゆけない 嘘に染まりながら 心は生成のまま 罪を背おいながら 心は生成のまま
ペルソナ谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司小島久政今何をしていますか? こんな夜には 僕はまだ眠れなくて 考えている 窓から見える 四角い空を 君も 見ているなんて 思うだけでも 何かいいね What are you doing?  今何をしていますか? こんな夜には テレビはもう終わったのに 消せないでいる こんな時間じゃ 電話できない君に 考えるのは 君のことだけ 何かいいね What are you doing?  ニュースでは悲しい出来事や 我が国のあやふやな未来が グルグルまわる僕のまわりで 音もたてずに まわる まわる What are you doing?  今何をしていますか? こんな夜には こんなにも変ってゆく 自分が不思議 君を見てると 僕の形がみえる 離れていても 僕にはみえる 何かいいね What are you doing?  ニュースでは悲しい出来事や 我が国のあやふやな未来が グルグルまわる僕のまわりで 音もたてずに まわる まわる What are you doing?  今何をしていますか? こんな夜には 今何をしていますか? こんな夜には
ジュピター谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司鈴木和郎この世界に あなたがいて 私も生きている ささやかな 出来事さえ 大きなよろこびにする そして あなたの光を体でうけとめて 輝きつづける 私はジュピター 自分では輝けない星 ジュピター  夜の闇に ひそかに咲く くちびるゼラニウム 光を待つ 都会のすみ 私は夜明けを待つ そして あなたの光を体でうけとめて 輝きはじめる 私はジュピター 自分では輝けない星 ジュピター  あなたに向かって 輝いていたい いつの日か星くずのかけらと消えるまで  この世界に あなたがいて 私も生きている ささやかな 出来事さえ 大きなよろこびにする そして あなたの光を体でうけとめて 輝きつづける 私はジュピター 自分では輝けない星 ジュピター  あなたに向かって 輝いていたい いつの日か星くずのかけらと消えるまで ジュピター
トマト谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司小島久政窓のむこうにはアメリカ橋と ガーデンプレイスの灯りがみえる “まるでマンハッタンだね…” あなたのジョークに よろこびを感じてた 1DKの狭い部屋 何もないけれど幸福だった 私の手作りの 小さな食卓 トマト嫌いの子供みたいな あなただけど 私は愛してた 明日を見ないで あなたをみつめてた  恵比寿駅前で待ち合わせして 買い物するのがお決まりだった “きっと回りの人は若い夫婦だと思ってる”と ふざけたあなたを少し憎んでた 不確かだから幸福だった あなたがすべてとは言えなかったけど 大人になって振り返る時は きっと言えるよ “あなたを愛してた” トマト嫌いの “あなたを愛してた”  残酷な季節の後で あなたは部屋を出て行った 思い出のコートだけ残して 私は部屋の窓越しに アメリカ橋に消えてゆく 青春のかけらだけみていた  山手線に乗り 渋谷に向かう 朝の太陽が私をてらす 恵比寿に近づく度 思わず振り向く あの頃に2人して 暮らした2人のあの部屋 あなたも時々は思い出すかしら 傷つけ合いながら 暮らした頃を じつは あなたにかくしてた秘密 私の好きなもの それはトマト 言えなかったけど トマトが好きだった  不思議ね あれから トマトが食べられなくて 好きなのに嫌いになった… 好きなのに嫌いになった…
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
29th BIRTHDAY谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司小島久政・瀬戸谷芳治ビルの屋上から 夕陽みつめている 10000日も生きたなんて まるで嘘みたい 空はあの日のまま卒業した日のまま 最後の制服脱いだ時に ため息で見上げたあの日のまま  今日は29th BIRTHDAY 少女じゃない 結婚だけが幸福なの? 今日は29th BIRTHDAY 大人なのに 淋しい夜は泣きたくなる  ひとりっきりで生きてゆくなら 誰も不幸にはならないよと 言った男もいつのまにか 誰かと暮らしているらしい  1人の人に決める そんなこと出来ない 逢いたい時に逢えるだけで 幸福感じられる 一緒に暮らすことがやさしさなんですか? 互いにしばり合うことが愛ならば 私ひとりでいい  今日は29th BIRTHDAY 大人じゃない 友達はみなそう言うけど 今日は29th BIRTHDAY 私なりの 生き方でいい それでいい  ひとりっきりで生きてゆくなら 誰も不幸にはならないよと 言った男もいつのまにか 誰かと暮らしているらしい  ピンクシャンパンの 泡がキラめいてる 夜のとばりに包まれた このビルの屋上から 乾杯 私のため 自分らしく生きる かたくなだけど嫌いじゃない こんな私が嫌いじゃない  今日は29th BIRTHDAY 人はみんな 明日に夢をみるけれど 今日は29th BIRTHDAY 私は今、 今を生きていたいだけ
ジャスミン谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司小島久政君のこと以外 考えられなくて 夢遊病者のように 歩いてた 降り出した雨は シルクの針のように 熱い心を 突き刺す  痛みさえも甘く 体を包んでゆく ほろ苦さはジャスミンの 君の匂いにどこか似ている  きっと忘れない きっと忘れない 忘れられない人は忘れない だから忘れない だから忘れない 忘れたくない人は忘れない ジャスミン ジャスミン  理性のかけらを ワインで溶かしても 酔えない夜があると 知らされた 三日月はナイフ 蒼白い光で 左の胸を 突き刺す  痛みだけが甘く 体を包んでゆく ほろ苦さはジャスミンの 君の匂いにどこか似ている  きっと忘れない きっと忘れない 忘れられない人は忘れない だから忘れない だから忘れない 忘れたくない人は忘れない ジャスミン ジャスミン  きっと忘れない きっと忘れない 忘れられない人は忘れない だから忘れない だから忘れない 忘れたくない人は忘れない ジャスミン ジャスミン きっと忘れない きっと忘れない 忘れられない人は忘れない だから忘れない だから忘れない 忘れたくない人は忘れない ジャスミン ジャスミン
極東セレナーデ谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司小島久政愛してはいけない 忘れちゃいけない 愛してはいけない 忘れちゃいけない 男と女は複雑なゲーム かけひきもあれば真実もある 東へと向かう プラットホームに 君の影もなく 風が吹くだけ 落ちつくことなど できないことは 誰よりも俺が 一番知ってる 愛してはいけない 忘れちゃいけない 愛してはいけない 忘れちゃいけない  You are my pain You are my sorrow You are my everything You are my love  東へと向かう 列車の窓辺の 流れる景色に 君が重なる 男と女の残酷な違い 男はデラシネ 女はひかり 愛してはいけない 忘れちゃいけない 愛してはいけない 忘れちゃいけない  You are my pain You are my sorrow You are my everything You are my love  愛してはいけない 忘れちゃいけない 愛してはいけない 忘れちゃいけない
チャンピオン(King Of Kings)松本人志松本人志谷村新司谷村新司つかみかけた 熱い腕を ふりほどいて君は出てゆく  わずかに震える 白いガウンに 君の君の年老いた 悲しみを見た  やがてリングと拍手の渦が一人の男をのみこんでいった  (You're king of kings)  立ち上がれ もう一度 その足で 立ち上がれ 命の炎燃やせ
煙草のけむり谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司国吉良一・ボブ佐久間一人きりの煙草のけむり 目にしむふりして 振りむいてみても 誰れもいない 昨日の夜から ぬけがらだけの男が生まれた  そしてやさしい女が一人 信じる心を失くしていった もう戻らない もう戻れない  あたりまえの言葉のはずが 気づかぬうちに トゲだらけになり のがれられない 自分に気づき 無口になった 男が生まれた  そしてやさしい女が一人 信じる心を失くしていった もう戻らない もう戻れない  一人きりの煙草のけむり 目にしむふりして 口ずさむ歌は 精一杯の心を込めた 強がりまじりの男のてれかくし 強がりまじりの男のてれかくし
おやすみ谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司お化粧なんて しなくていい 素顔のままの君でいい 変わらなくてもいいんだよ 子供のような君でいい さあ目を閉じて 目を閉じて 君が眠りにおちるまで そばで話していてあげる  夢をみるのが恐いのかい そんなに淋しい夜ならば 甘えていいんだこの胸で 涙をふいてあげるから さあ目を閉じて 目を閉じて 君が眠りにおちるまで そばで歌っていてあげる  そばで歌っていてあげる…
恋唄谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司泣いて涙が枯れるなら  死ぬまで泣いていましょうか 死んで思ひが叶うなら 今すぐ死んでみせましょう 死んでも叶わぬ恋ならば あゝ死んでも叶わぬ恋ならば 生きて抜けがらをさらしましょうか  君の吐息に眼をさまし めざめた夜も幾度か ほのかに熱き君の背に 我が身を寄せて眠りたる 二人の恋は過ぎ去りて あゝ二人の恋は過ぎ去りて 時計の歯音と暮らしましょうか  死んで心に咲く花の やつれし色は何の色 びんのほつれにほの紅く 染まりし君の肌の色 時雨し夜半の恋の夢 あゝ時雨し夜半の恋の夢 今は名残りの筆をとる
挽歌谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司19の夏が過ぎ 煙草を吸いはじめ 真っ赤な口紅を はじめてひいてみて 似合っているわねと 僕に明るく問いかける 黙ってうなづいて 僕は笑ってみせたのに はじめてのこと はじめてのこと 肩をいからせ歩いてみても かくせはしないこともある  乾いた街並の 冷たい風の音に 貴女の行先を 尋ねてみても むなしく砂をはき 紫雲英の花びらも やさしいまなざしで 僕の前から運び去る 教えておくれ 教えておくれ 悲しい春はもう沢山さ 重いコートをまだ脱げない  教えておくれ 教えておくれ 悲しい春はもう沢山さ 重いコートをまだ脱げない
セレナーデ谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司行きすぎる人波に まぶしげに目を伏せて 話しかける人もなく 心を閉じたまま すべて君の為 捧げつくした 僕の夢をこわさないで お願いだから 形だけの愛でいい 偽りの言葉でも 眠れない夜を救って  愛という季節さへ 気づかずに舞い落ちて ひとりきり酒を飲む 背中をふるわせて すべて君の為 捧げつくした 僕の夢をこわさないで お願いだから… 形だけの愛でいい 偽りの言葉でも 眠れない夜を救って
水曜日谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司ざわめきの中 君を捜して 重くなる足を ひきずりながら 空港の待合室に 君を見送る水曜日  彼に寄りそう君は花嫁 幸福という名前にふさわしく 空港の待合室で 肩をふるわせ泣いている  これでいいんだけれど これでいいんだけれど 何故か心は沈む それはかくせない  目の前の君は子供のような 無邪気さも消えて 輝いてみえる 空港の待合室に 君を見送る水曜日  いつのまにか時は君を変えた 素晴らしい女に君は変った 空港の待合室で 肩をふるわせ泣いている…
Good-bye-my-friend-so-long谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司いつも君がいたから 振り向かず歩いてきた そして人生は1人きりだと 教えてくれたのも君だった  さよなら彼女と幸福に 素晴らしいオヤジになってくれ 僕はしばらく旅に出る 長く短かい旅に出る good-bye my friend so long good-bye my friend so long  いつも君の歌声は 僕に勇気を与えてくれた そしてこう生きるのも男だと 教えてくれたのも君だった  さよなら彼女と幸福に 素晴らしいオヤジになってくれ 僕はこれから君をみている 男に変った君をみてる Don't forget me so long baby
想い出橋谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司想い出の橋のたもとで あの人とすれ違い 通り過ぎた後口唇に 忘れかけてたほほえみが よみがえり声もなくみつめる なつかしい君の後姿 思わず駈けより手を取りて 理由もなく涙ぐんだ  歳月の川は流れて あの人は恋を知り 本当のやさしさを知り 苦しみを乗り越えて 影を連れ故郷に帰った 君の瞳が僕の生きがい もう離れずに手をつなぎ 二人で生きてゆこう  雪溶けの空の彼方に 幻の鐘は鳴り たれ込めた雲のすき間に バラ色の陽は昇る 10年の苦しみは短かく 今日からはただ君と二人で 共に悲しみ共に泣き やさしく生きてゆこう
さちこ谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司さちこ いつもひとりぽっち さちこ ステキな名前だね 飴玉なんていらないから いつもの笑顔をみせとくれ  さちこ おじさんと遊ぼうか さちこ おじさんと踊ろうか 白いドレスの天使のように ワルツにあわせてステップ踏んで  さちこ いつかは君も さちこ 大人になるけれど 柿の木坂のてっぺんまで かけっこしたこと忘れないで  さちこ もしも君が さちこ お嫁に行く時 おじさんにも教えておくれ 淋しいけれどおめでとうっていうから  さちこ お家へお帰り さちこ 日暮れが来る前に パパとママが待っているから おじさんのことも忘れちゃダメさ
讃歌谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司篠原信彦離さない 離せない もう君だけは 何も…何も考えちゃいけない  俺だけを 俺だけを じっとみつめて 何も…何も考えちゃいけない  1人で眠れぬ 夜があれば 心の中で呼んでおくれ  露に濡れ 雨に耐え いつも変わらず 幾度… 幾度 暑い夏 乗りこえ  咲かないで 咲かないで 命果てていく そんな そんな 名も知らぬ花さえ  力の限りに生きている せめてそれだけは知らせたい  変わらぬ心で君だけを 信じつづけたほこりだけが  ついて来い ついて来い 涙流しながら じっと…じっと 俺だけを見つめて…
夢行燈谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司篠原信彦夏の終りの夜の夢は 売られ売られて流れゆく 白き娘の恋の夢 命短かし運命なら せめて故郷で死にたいと 暗い瞳で つぶやいた  土手の柳に吹く風に 吹かれてゆれる新内流し 悲しき恋のてん末を ふさいだ耳に忍ばせる 娘は十五 白い手で 古い行燈の灯を消した
ハーバー・ライト(港の灯)谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司ともりはじめた ガス灯の かげにみえたり かくれたり  黒いコートの男が ひとり  メリケン波止場を 離れた船が 霧にゆれてる ふたつ みつ  チャイナ・タウンは 坂道の 小雨に濡れた 丘の上  花に埋もれた 黒人の 街に  鐘のひびきが小さな街の 霧を包んで ふたつ みつ  ダニー・ボーイよ 金門橋よ 涙流せる ブルースよ  忘れられない 想い出よ  変わることなく 生きていてくれ 霧にうもれた シスコの街よ
青空谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司国吉良一・ボブ佐久間ただひたすらと あきらめが 心の中を うずまいて みせかけだけのやさしさ幸福は 忘れてしまえと呼んでいる あゝ限りあるこの人生 あゝ心のままに生きてみたい  雨は空から あざけるように 心の中に 降りしきる 雨よおまえは知らないだろう 傷つき悩む人の心を あゝ限りあるこの人生 あゝちっぽけな人間達よ  昨日の明日が 今日になり 今があるから 夢をみる 雨よおまえに負けはしない 雲の彼方はいつも青空 あゝ私には青空がある あゝ終ることない青空がある あゝ私には青空がある あゝ終ることない青空がある
春雷のあとで…谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司国吉良一・ボブ佐久間時は五月 花咲く街角 浮かれて流れる 車の河 夏を告げる 気まぐれ五月雨 急ぎ足人は 雨を避けながら 稲妻駈け抜ける 夕暮れの空 耳をふさいだ 貴方の肩越しに 濡れた指先 手に霞草 時は五月 夏はすぐそこに…  時は九月 色づく街角 冬の訪れ 知らせる風達 いつだって貴方は 何も話してくれないまま 私を置き去りに 歩き始めてゆく 何かを求めゆく 終りへの旅は それに気づいていた 本当よ私は 悲しいくらいにやさしいはずの貴方 時は九月 いつしか落葉時  時は五月 夢去りし街角 変わらぬ景色に行きかう人波 悲しい目をした 人間ばかりが ぬくもり求めてすれちがう中 疲れすぎた足 傷ついた心 どこへもやりばのないむなしさよ せめたりしないわ 貴方のことは 求めたりしないわ 小さななぐさめなんて
この空の下谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司国吉良一・ボブ佐久間見知らぬ町の 見知らぬ人よ 今日も同じ空の下で 生きているのか 見知らぬ町の 見知らぬ人は 今日も誰か愛しつづけ 暮らしているのか 喜こびや悲しみに 涙流し傷ついて それでも人は 生きてゆけるのか そんな人に 出逢う時が いつかは 来るのか…  生まれてそして 見果てぬ夢を 明日も同じ空の下で 追い続けるのか 喜こびや悲しみに 涙流し傷ついて それでも夢は 追い続けるのか そんな人に 出逢う時が いつかは 来るのか…
アディオス谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司アディオス いとしい人よ アディオス 愛した人よ また逢う日まで かわらずに 離れていても かわらずに  アディオス いとしい人よ アディオス 愛した人よ 眠る前には 祈っておくれ 時が二人を 変えないように  アディオス いとしい人よ アディオス 愛した人よ 熱い太陽 乾いた道 焼けつくような サンアントニオ  アディオス いとしい人よ アディオス 愛した人よ 長く果てない 夜が来ても やがて二人の 陽は昇る  アディオス アディオス アディオス アディオス
熱い吐息谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司国吉良一・ボブ佐久間熱い吐息の中で 君を抱きしめて 深いしじまの中に 溶けてしまおう この時だけが二人を みじめさから救ってくれる もしも夢ならこのままさめないでおくれ  こんなか細い腕で君はひたすらに 汗のにじんだ胸で君はひたすらに この時だけが二人の 信じあえる時 離れられないと 心で感じているのは 俺だけなのか  もう何も今はいらない おまえの中に沈んでゆけば けちな夢なら今すぐこわれてもいい
1977年谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司また1つあかりが消えた ぼんやりと窓辺にもたれ 手紙さえ出す人もなく 暗い道を見ていた 船の汽笛が 窓をたたいて 遠い昔に 私を連れ去る 誰れかが うたってた悲しいあの歌 命も消せないまま歌いつづける  あの人は今も元気で 住みなれた街にいるのか 幸福に近づく時は いつも心沈むけど 私を育てた やさしい人たち 私を恨んで 生きてる人達 たとえつらくても私は負けない この手握りしめて 歩いてゆける  恋ならば失くしてもいい いつの日か笑える日がくる 夢だけは失くさないで 生きてゆけなくなる たとえ人が何と言おうと 夢があれば 歩いてゆける たった1人でも 友もいなくても 涙流しながら 歩いて ゆける
男鹿の子守唄谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司冬は男の海のごと 人訪れることもなき 風花うたう 男鹿の海  夏は女の海のごと 人恋しげな素振りして 山撫子に 何語る  海と空との交わりに ただ悲しげにかもめ舞う 鉄紺の海 音高く  風が散らせし花達を 拾い集める人もなく 涙流さん 人知れず
口笛が聞こえる町谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司旅に出るなら雨の日が一番似合うと思っていた 右手には傘、左手にはつかみそこねた幸福を ついてなかった生きる事に 努力はいつもしていたが 所詮笑顔の似合わない人もいる かもめが低く飛ぶ曇り空 ロシアの船の着く港 砕ける波 ほほにつめたく 旅立ちを責める 思い出せば楽しいことも少しはあった  誰が吹くやらこんな日に聞きたくもない口笛を 誰が吹くやらこんな日にとうに忘れた口笛を…  消すに消せない痣のある まちがいだらけの青春と 分かっているのは誰れよりも 自分なんだと知っていた 心の糧になる本を鞄の底にしのばせて 話し相手にしてみても夜は長い いかつり舟の漁火だけが淋しくゆれる北の海 窓にうつる自分の顔は若くはなかった 悲しいけど大人の顔に変っていた  誰れが吹くやらこんな日に聞きたくもない口笛を 誰れが吹くやらこんな日にとうに忘れた口笛を…
シェナンドー河に捧ぐ谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司年老いた男が涙もぬぐわず 陽に焼けたこぶしを握りしめ語る 今は亡き息子と妻へ生きる力が欲しいと その顔に刻まれた男の生き様 もう誰れも責めはしない たとえ今死んでも  シェナンドー悲しみの河 何も知らずに流れる  教会の鐘の音が遠くで聞こえる 幸福に暮らしてたあの頃の響き 少しも変ってはいないと男はそうつぶやく 想えばつらい日も長く続いた けれど輝いていたあの時にもう二度とは戻れない  シェナンドー悲しみの河 何も知らずに流れる  この河のほとりを妻と歩いた この河で息子と泳いだ想い出 年老いた男の最後の涙 今この河に捧げん  男は指先で 砂にしるした 今こそ帰らん母なる海へ 身も心も帰らん  シェナンドー悲しみの河 何も知らずに流れる  シェナンドー悲しみの河 何も知らずに流れる
琥珀の夢谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司いつもと同じ一日が いつものように過ぎた時 心の中を吹き抜ける冷たい風は何だろう 青い春 白い秋 季節の間で 燃えつきた夏の日は琥珀の流木 あゝ首すじの色とともに 少年は男に姿変えてゆく  背中を濡らすひとすじの熱い命のときめきに 少女はそっと指をかみ それから無口になってゆく 青い春 白い秋 季節の間で 燃えつきた夏の日は琥珀の流木 あゝ黒髪の匂いとともに 少女は女に顔を変えてゆく  男と女になる前のほんのわずかの一瞬を ゆらめく心でうけとめて二人はやがて巡りあう 青春のかがやきと 季節の間で 燃え尽きる若き日は琥珀の幻 あゝ美しき出逢いの様よ あゝ美しき決別の様よ
バイ・バイ谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司どしたの いつもの貴方じゃないよ 急に真面目な顔なんかしてさ 分かっていたのよ 何にも言わないで あゝ今は黙って二人で飲みましょう  バイバイ 明日から気楽にやるわ これから夜だって ぐっすり眠れる 背中の隅っこの 貴方のぬくもりが あゝ消えてゆきそうだけど風邪なんて ひかないわ……  みそこなっちゃこまるよ 私は平気 それより気になる気の弱い貴方 黙ってうなずけばすべては終る もういいの私昔からいつでもこうだった
走っておいで恋人よアリスアリス谷村新司谷村新司青木望涙流し疲れたとき 僕の腕のなかで 静かに夢をみるんだよ すべてを忘れて 顔はみないさ はずかしいだろう 永遠にあなたは そのままで そっとほほ寄せ 言ってみる すてきな恋人  夢に破れ疲れたとき 僕の胸のなかで 心の傷をいやすのさ すべてを忘れて 顔はみないさ はずかしいだろう 永遠にあなたは そのままで そっとほほ寄せ 言ってみる すてきな恋人  生きてることに疲れたとき どこへも行かずに 走っておいでよ真直ぐに すべてを忘れて 顔はみないさ はずかしいだろう 永遠にあなたは そのままで そっとほほ寄せ 言ってみる すてきな恋人 そっとほほ寄せ 言ってみる すてきな恋人 そっとほほ寄せ 言ってみる すてきな恋人
明日への讃歌アリスアリス谷村新司谷村新司深町純・矢沢透誰も知らない 花のように あなたのために 生れた私 嘘で飾った 青春は 今日をかぎりに 忘れよう 明日から私は一人じゃないの 短かく苦しい人生だって あなたとならば悔みはしない アー・アー・アー・アー・アー  羽根を失くした 鳥のように 涙で青空 見ていた私 さよならだけの 青春は 今日をかぎりに 忘れよう 明日から私は一人じゃないの 短かく苦しい人生だって あなたとならば悔みはしない アー・アー・アー・アー・アー  雨に打たれて 咲いている 名もない花を 信じたい 生きてることの 幸せは 誰かを信じて 歩くこと 明日から私は一人じゃないの 短かく苦しい人生だって あなたとならば悔みはしない アー・アー・アー・アー・アー
君よ涙でふりかえれアリスアリス谷村新司堀内孝雄石川鷹彦夜明け真近の表通り 故郷すてる淋しさか 駅に向って歩き出せば 尚さら心が重くなる  学生時代にあの人と 歩き続けたこの道を 今は一人で踏みしめる さらば父母 さらば友よ  このたばこ屋の裏路地で 母に叱られ泣いたこと 父に連れられはじめての 映画に行った時のこと  少年時代の鮮やかな 想い出達をふりきって 出てゆく今朝の白い息 さらば父母 さらば友よ  部屋に残した一枚の 紙きれだけで返せない 恩を涙でふりかえる 生きて二度とは逢うまいぞ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
蒼い旅岸田敏志岸田敏志谷村新司岸田智史馬飼野康二寒空に消えてゆく 群れた冬鳥 おまえには わかるまい ひとりの淋しさを 生きたくて 生きてきた わけじゃないのに 死ねなくて生きてきた ただそれだけなのに  疲れ果てて傷ついた 青春の証拠は 目には見えない 心の蒼あざ 帰りつくあてのある つらい旅なら 歩けないこの足を ひきずりもしように 戻ることも許されず 落ちてゆく時には 海の蒼さに 染まってゆきたい たえ間なく寄せる波 消える足跡 死ねなくて生きてきた ただそれだけなのに
心の駅谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司鈴木和郎旅立つ朝 駅のすみで 涙こらえて 見送る人 尽きぬ想い にじむ景色 今も忘れない  人は皆泣きながら この世に生まれたから 笑顔で帰るために 遠く旅をする  春になれば逢いにゆくよ ふるえる胸で あー君に逢いにゆくよ きっと逢いにゆくよ  星を数え 目覚めた夜 風の街から 聞こえた声 父の背中 母の胸は 今も忘れない  人は皆泣きながら この世に生まれたから 笑顔で帰るために 遠く旅をする  春になれば逢いにゆくよ ふるえる胸で あー君に逢いにゆくよ きっと逢いにゆくよ  春になれば逢いにゆくよ ふるえる胸で あー君に逢いにゆくよ きっと逢いにゆくよ
君の歌谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司小島久政すこやかな日も 病んだ時も 眠れぬ夜も 歓びも  いつもそばにいる どんな時だって たとえ離れていても 心はそばにいる  やさしさの種 握りしめて この世に生きる 君だから  家族という名の 愛の教室で 水と光を受けて 種は蕾になる  いつの日か愛する人にめぐり逢えば 惜しみなく捧げる 君のそのやさしさ そして蕾は心に 花を咲かせる  やがて旅立つ 君に贈る 言葉はいつも君らしく  野に咲く名もない 花のはかなさに 涙する心だけ 失くさないでほしい  いつの日か愛する人にめぐり逢えば 惜しみなく捧げる 君のそのやさしさ そして蕾は心に 花を咲かせる  やさしさの種 握りしめて この世に生きる 君だから  いつもみつめてる どんな時だって たとえ離れていても 心はそばにいる いつも いつも
パンセ谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司小島久政言葉にできなくて 言葉にできなくて 君をみつめている それは伝えたことない それは伝えたことない 秘めた熱い思い 君が涙の海にいたなら 僕が連れ去る  悲しみに悲しみに 君が瞳閉ざせば その時はその時は 君の瞳に僕がなる 明日 世界が終るとしても 僕は君と生きる  春には星になり 夏には雨になり 君を見つめている そして秋には風になり そして冬には雪になり 君を見つめている 夜の静寂に君が眠れば 僕も安らぐ  悲しみに悲しみに 君が瞳閉ざせば その時はその時は 君の瞳に僕がなる 明日 世界が終るとしても 僕は君と生きる  悲しみに悲しみに 君が瞳閉ざせば その時はその時は 君の瞳に僕がなる 明日 世界が終るとしても 僕は君と生きる
夕凪谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司鈴木和郎寄せては返す波は 夕暮れに身をゆだねて 空の赤に染まりながら その悲しみをいやしてる  この胸で眠りなさい この胸でふるえなさい そして憎しみも苦しみも この胸にあずけなさい  夜明けに吹く風に 僕がなるから 必ず守るから そっとおやすみ  寄せては返す波の くり返すそのはかなさ 空の赤に染まりながら その静けさに泣いてる  この胸で眠りなさい この胸でふるえなさい そして憎しみも苦しみも この胸にあずけなさい  この胸で眠りなさい この胸でふるえなさい そして憎しみも苦しみも この胸にあずけなさい
DECEMBER SONG谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司鈴木和郎また冬がきて 粉雪が窓うつ夜には ふと思い出す別れた日 あの時の君を はじめての苦しさに 生きるつらさを かみしめたあの夜も 雪が舞っていた  ビルのイルミネーション キラめくけれど 裸樹の悲しみを 街は知らない  誰か歌ってよ僕に DECEMBER SONG 誰か歌ってよ僕に DECEMBER SONG  駅のホームに 僕はただ残されたままに ふとサヨナラの言葉だけ 冬空に吐いた オリオンも見えなくて 閉じた心に サラサラと降り積もる 想い出の数  ビルのイルミネーション キラめくけれど 裸樹の悲しみを 街は知らない  誰か歌ってよ僕に DECEMBER SONG 誰か歌ってよ僕に DECEMBER SONG  誰か歌ってよ僕に DECEMBER SONG
CRAZY谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司小島久政だからもうしない 出口のない恋なんて モーテルの空は ほら星の海 信じてたのは 自分だけ 溺れてたのも 自分ひとりだけ  長距離のバスに飛び乗れば 2度とはこの街に帰らない  愛はCRAZY 愛はCRAZY 振り向かない だけど忘れもしない 愛はCRAZY 愛はCRAZY 遠ざかる 街の灯が…  だから最初から 行き場のない恋だよね 国道の向うに ほら流れ星 言い訳なんて 意味もない 突然でいい これがサヨナラさ  長距離のバスに飛び乗れば 2度とはこの街に帰らない  愛はCRAZY 愛はCRAZY 振り向かない だけど忘れもしない 愛はCRAZY 愛はCRAZY 遠ざかる 街の灯が…  愛はCRAZY 愛はCRAZY 振り向かない だけど忘れもしない 愛はCRAZY 愛はCRAZY 遠ざかる 街の灯が…  愛はCRAZY 愛はCRAZY 振り向かない だけど忘れもしない 愛はCRAZY 愛はCRAZY 遠ざかる 街の灯が…
ラ・ストラーダ谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司小島久政ラ・ストラーダ 魂の ラ・ストラーダ 旅をゆく  路上に陽炎 ゆれてる逃げ水 踏み出す足を拒むように 靴底溶かしてく アスファルトの道  背中に刻んだ 想い出数えて 焼けつく胸の砂時計 命が動き出す 音を聞き乍ら  あー流れて行く あー地の果てまで 確かなものを この手に掴むその日まで 人はさすらい乍ら 路上に眠る  ラ・ストラーダ 魂の ラ・ストラーダ 旅をゆく  身を切る木枯らし の煌めき しびれる指に息を吹きかけ 星なき灰色の ブリザードの道  心にオリオン またたく憧憬 静かに落ちる砂時計 命が動き出す 音を聞き乍ら  あー流れて行く あー地の果てまで 確かなものを この手に掴むその日まで 人はさすらい乍ら 路上に眠る  ラ・ストラーダ 魂の ラ・ストラーダ 旅をゆく  ラ・ストラーダ 魂の ラ・ストラーダ 旅をゆく
遠い花火谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司小島久政美しく生きたい あの時の君の声も 人混みにまぎれた 夜に散る花火のよう 浴衣の藍よりも 見下ろす川の 深さに負けまいと 君を抱きしめていた あれは遠い日の幻だったのか あれを初恋と人は呼ぶだろうか  僕は流れている この広い都会の河 人に染まりながら 音のない花火のよう 今年は帰りたい 約束の橋 それでも帰れない あの場所へ帰れない 僕は美しく生きていないから 今は故郷をなぜかさけている  汚れたこの河の 流れに浮かぶ 小さなうたかたに ネオンがキラめいてる 閉じた心にも鮮やかに見える あの日君と見た遠い花火のよう 僕は石を投げた僕の思い出に 閉じた僕の目は遠い花火を見た
RADIO DAYS谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司鈴木和郎あの夏俺達は ただの若者で ラジオのビートにも 負けない夢を見てた あの夏俺達は ただの若者で 自由な風の中 孤独の歌を聴いた  あれから時代に足をとられ 醒めない夢に蹴られたけれど それぞれの絵を描き それぞれに生きてる Forty Summer Blues  あの夏俺達は 古いジーンズと 着なれたTシャツで 流れる雲を見てた あの夏俺達は ギターを弾きながら 遥かなアメリカを 瞳こらして見てた  あれから時代は音をたてて とまどいながらまわってゆく それぞれの週末に それぞれの速さで Fifty Summer Blues  あの頃聴いていたあの歌が 今でも時を刻み続けてるエイトビートで  あの夏追いかけて 二度目の旅に出る ラジオを聴きながら あの日の歌に逢いに
ラバン谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司鈴木和郎夜空には星が 人には夢がなければ 生きていても 淋しいだけ うつむいたままじゃ 星を見つけられない 朝の来ない夜はない THIS IS MY WAY  地図を拡げ 指さす爪の先に 小さな光 見つけた15の夏 いつかは たどりつける日が 来るよと信じていた  人は誰でも傷つくけれど だから明日は強くなれる  夜空には星が 人には夢がなければ 生きていても 淋しいだけ うつむいたままじゃ 星を見つけられない 朝の来ない夜はない THIS IS MY WAY  夢を削り 大人になることより 旅人のまま 命を燃やしてゆく 涙を よろこびに変えて 心のアクセル踏んだ  人は誰でも傷つくけれど だから明日は強くなれる  夜空には星が 人には夢がなければ 生きていても 淋しいだけ うつむいたままじゃ 星を見つけられない 朝の来ない夜はない THIS IS MY WAY THIS IS MY WAY…
AURA谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司菅野ようこ微熱がさめないまま うつ向く少年の瞳は 心の海みつめて 静かにほほえんでる  生まれくるもの 消えてゆくもの すべては宿命の振子の幅 挫折の闇を突き抜けみえてくる それが光の真実  AURA 夜明けとともにこの髪をゆらすものは何 AURA 地上の風は神がもたらした溜息か  まつ毛を濡らしたままみあげる少年の瞳は 遠いあの日かすめて 明日をみつめている  生まれくるもの 消えてゆくもの すべては宿命の振子の幅 挫折の闇を突き抜けみえてくる それが命の真実  AURA 夜明けとともに忘れ去られる星に捧ぐ AURA 至上の愛は小さなその手の中にある  AURA 夜明けとともに忘れ去られる星に捧ぐ AURA 至上の愛は小さなその手の中にある  Ah…Uh… Ah…Uh… 
風姿花伝谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司風は叫ぶ人の世の哀しみを 星に抱かれた静寂の中で 胸を開けば燃ゆる 血潮の赫は 共に混ざりて大いなる流れに 人は夢見る ゆえに儚く 人は夢見る ゆえに生きるもの 嗚々 嗚々 誰も知らない 嗚々 嗚々 明日散る花さえも  固い契り爛漫の花の下 月を飲み干す宴の盃 君は帰らず残されて佇めば 肩にあの日の誓いの花吹雪 人は信じて そして破れて 人は信じて そして生きるもの 嗚々 嗚々 誰も知らない 嗚々 嗚々 明日散る花さえも  国は破れて 城も破れて 草は枯れても 風は鳴きわたる 嗚々 嗚々 誰も知らない 嗚々 嗚々 風のその姿を 嗚々 嗚々 花が伝える 嗚々 嗚々 風のその姿を
愛の光谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司日溜りをいつも避けながら 今日まで歩いてきたの 背中に太陽受けて 今日まで歩いてきたの ビルの谷間に風が吹きぬけて 心の炎は消えてしまったの だけど今は違う 永遠に消えない光を 私は見つけたの  雨だれの音を聞きながら 今日まで暮らしてきたの 過ぎ去った誇りのなかで 今日まで暮らしてきたの 心のままに生きてきたことが いけないことだと思ってた だけど今は違う 永遠に消えない光を 私は見つけたの  それはあなた それはあなた それはあなた  心のままに生きてきたことが いけないことだと思ってた だけど今は違う 永遠に消えない光を 私は見つけたの  それはあなた それはあなた それはあなた
あなたのためにアリスアリス谷村新司谷村新司あなたのために歌うのさ ほら笑っておくれ あなたのために生きるのさ ほら手をさしのべて 一人で歩くんじゃない ついておいで 広い世界のその果てに 離ればなれになったとて きっと出会うさ いつの日か  あなたのために歌うのさ ほら笑っておくれ あなたのために生きるのさ ほら手をさしのべて 一人で歩くんじゃない ついておいで つらい過去にはおさらばさ 人生の河 越えてゆく 二人ぼっちの旅人さ  あなたのために歌うのさ ほら笑っておくれ あなたのために生きるのさ ほら手をさしのべて 一人で歩くんじゃない ついておいで
移り行く時の流れにアリスアリス谷村新司堀内孝雄移り行く時の流れに 人はみな生きてゆく 傷つき汚れ 人はみな生きてゆく  吹きすさぶ孤独の風と 押し寄せる人生の波 背を向けないで 生きることはつらいけど  昨日が今日に変わるように 人の心も変わるもの いつの日かきっと 気づいてくれるはず  ひらけゆく大地の果てに きっと何かが待っている それを信じて 人はみな生きて
好きじゃないってさアリスアリス谷村新司谷村新司さめたコーヒーは好きじゃないってさ しゃれたスーツは好きじゃないってさ 花の香りにつつまれて 恋を語ることさえも 馬鹿らしくって好きじゃないってさ  朝の電話は好きじゃないってさ 短かいたばこは好きじゃないってさ 肩を並べて歩いても ひとりでいるのと同じこと つまらなくって好きじゃないってさ  四角いにんじんは好きじゃないってさ 長いスカートは好きじゃないってさ デートの終りにキスをして にやにやしながら帰るのも 馬鹿らしくって好きじゃないってさ
ブラウンおじさんアリスアリス谷村新司谷村新司ブラウンおじさん 元気かい 白いお髭はのびたかい さわやかな緑の芝生のその中で 長椅子ゆらしてお昼寝かい  老いぼれ犬の 白黒の サムは元気でいるのかい そよそよと鼻をくすぐる風の中 蝶々と一緒にお散歩かい  パイプの調子は いかがかな くしゃくしゃ帽子はまだあるの やわらかな春の日ざしのその中で 昔の夢など見てるのかい  ブラウンおじさん 元気かい ひとり暮しはさみしいかい 懐かしい暖炉のあかりのその前で ひとりでお話ししてるかね
木枯らしの街アリスアリス谷村新司谷村新司流れる時は花のように かすかな香りをおいてゆく ラン・ラン・ラ・ラ・ラ ラン・ラン・ラ・ラ・ラ・ラ ラン・ラン・ラ・ラ・ラ ラン・ラン・ラ・ラ・ラ・ラ  流れる時はまぶしそうに 波を映して去ってゆく ラン・ラン・ラ・ラ・ラ ラン・ラン・ラ・ラ・ラ・ラ ラン・ラン・ラ・ラ・ラ ラン・ラン・ラ・ラ・ラ・ラ  流れる時は夜の風 恋の思い出つれてゆく ラン・ラン・ラ・ラ・ラ ラン・ラン・ラ・ラ・ラ・ラ ラン・ラン・ラ・ラ・ラ ラン・ラン・ラ・ラ・ラ・ラ  流れる時は木枯らしの街を つつんで去ってゆく ラン・ラン・ラ・ラ・ラ ラン・ラン・ラ・ラ・ラ・ラ ラン・ラン・ラ・ラ・ラ ラン・ラン・ラ・ラ・ラ・ラ ……
何も言わずにアリスアリス谷村新司谷村新司何も言わずにいておくれ 今は静かに目を閉じて 何も言わずにいておくれ すんだことなど知りはしないさ 何も言わずにいておくれ 悲しい素振りは見せないで 何も言わずにいておくれ 明日になったら忘れてやるさ  そっと隠そう心の傷は けちな誇りは捨てちまうのさ かまってくれるな俺の人生さ 心のままに暮してみたい 今は聞こえないおまえのあの声も 遠い昔の過ぎた日々のように  何も言わずにいておくれ 今は静かに目を閉じて  そっと隠そう心の傷は けちな誇りは捨てちまうのさ かまってくれるな俺の人生さ 心のままに暮してみたい 今は聞こえないおまえのあの声も 遠い昔の過ぎた日々のように
羊飼いの詩アリスアリス谷村新司堀内孝雄羊飼いの詩が聞こえる 草原をわたる風のハミング 水を求めてさまよい歩く 馬のひずめの音 ハイ・リー、ハイリー・ホー ハイ・リー、ハイリー・ホー  羊飼いの詩を知ってるかい 夜空にだかれて眠るのも ギターの声も焚き火の色も 不思議に男の香りがする ハイ・リー、ハイリー・ホー ハイ・リー、ハイリー・ホー  羊飼いの詩は荒野の子守唄 幼い頃のおふくろの 膝のにおいを思わせる 時には涙を流させる ハイ・リー、ハイリー・ホー ハイ・リー、ハイリー・ホー ……
ティンカベルアリスアリス谷村新司堀内孝雄ふんわり浮んだ空の上 愛の翼でゆらゆらら ルルルー トゥトゥトゥー かわいいティンカベル ルルルー トゥトゥトゥー 素敵な天使 ティンカベル  青い瞳と金色の髪 風に吹かれてゆらゆらら ルルルー トゥトゥトゥー かわいいティンカベル ルルルー トゥトゥトゥー 素敵な天使 ティンカベル  きらきら輝く星のベッド 今夜もひとりでゆらゆらら ルルルー トゥトゥトゥー かわいいティンカベル ルルルー トゥトゥトゥー 素敵な天使 ティンカベル ティンカベル ティンカベル
冬が終ってアリスアリス谷村新司堀内孝雄恋人たちは楽しそうに 手を組み歩いてゆく ほほえみ浮べ 僕はひとりで耐えている あなたのいないこの町で  さみしいことにはなれっこさ もうすぐ春になるからね 雨がたまにひとつふたつ 空まで心配そうだ  冬が終って春がきて きっと幸せつかんで見せる アー 私も苦しんだ 短かい日々ではあったけど
アリスの飛行船アリスアリス谷村新司谷村新司キラキラキラキラキラキララ 真っ赤なアリスの飛行船 ユラユラユラユラユラユララ 真っ赤なアリスの飛行船  もしもあなたが泣いてたら 空を見上げてごらんなさい きっとあなたは見るでしょう  キラキラキラキラキラキララ 真っ赤なアリスの飛行船 ユラユラユラユラユラユララ 真っ赤なアリスの飛行船  つぎはぎだらけの服だって 恋人のいない人だって 夢があるならお乗りなさい  キラキラキラキラキラキララ 真っ赤なアリスの飛行船 ユラユラユラユラユラユララ 真っ赤なアリスの飛行船  星から星へ旅をして 夜空に夢をまき散らし 希望を送りに行くのです  キラキラキラキラキラキララ 真っ赤なアリスの飛行船 ユラユラユラユラユラユララ 真っ赤なアリスの飛行船  サンタクロースも見ているけれど 一年一度じゃないのです 夢を欲しけりゃお乗りなさい  キラキラキラキラキラキララ 真っ赤なアリスの飛行船 ユラユラユラユラユラユララ 真っ赤なアリスの飛行船
知らない街でアリスアリス谷村新司谷村新司知らない街の知らない人と ただわけもなく話したい 望みも夢も通り過ぎた今は 涙さえもう流れない  ふり返らずに歩いた道を 今は一人で見つめている 風にゆれてる新だ木の葉のように 時がすべてを連れてゆく チュ・チュ・チュ・ルルル チュ・チュ・チュ・ルルル チュ・チュ・チュ・ルルル チュ・チュ・チュ・ルルル  故郷すて 今 汽車に乗る すべてを奉げ愛した人よ 昨日のような微笑みさえ忘れて 生きてゆくのさ今日からは チュ・チュ・チュ・ルルル チュ・チュ・チュ・ルルル チュ・チュ・チュ・ルルル チュ・チュ・チュ・ルルル
小さな恋の物語アリスアリス谷村新司谷村新司いつの間にか時はめぐり 二人の心は変っていたの しあわせだらけの春風は 二人の髪に甘かった いつの間にか時はめぐり 二人の心は変っていたの  ポプラの木の下の約束を 忘れたわけではないけれど いつの間にか時はめぐり 二人の心は変っていたの  小さな坂道の喫茶店 そろって飲んだレモン・ティー いつの間にか時はめぐり 二人の心は変っていたの  別に意味などないけれど 涙がこぼれそう いつの間にか時はめぐり 二人の心は変っていたの  私も大人になったのね だって涙が出なくなった いつの間にか時はめぐり 二人の心は変っていたの ラ・ラ・ラ・ラ……
恋の悩みは不思議なものアリスアリス谷村新司谷村新司恋の悩みは不思議なもの 指の先から伝わって 気づいた時には そこまで来ているの まぶたを閉じても 時計を止めても 扉をしめても 電気を消しても だめさ……  恋の嘆きは不思議なもの 人の心を狂わせて 時には命も 奪ってしまうもの 愛しているなら その人のために 死ぬことだってさ 幸せだろうね きっと  恋のめばえは美しく 恋の終りははかないもの 小さな時間が過ぎたら 少しだけ 大人になっていることを きっとあなたは気づくはず
黒い瞳の少女アリスアリス谷村新司堀内孝雄矢沢透かぎりある青春の かわりない道ばたに 咲いている花に気付いた時 流れ行く青春のかえらない全ての はげしい季節をかけて燃え尽きたい  ああ黒い瞳の少女よ お前のやさしさのひとかけらでも この手につかめるものならば  ああ黒い瞳の少女よ お前のやさしさのひとかけらでも この手につかめるものならば  かぎりある青春の かわりない道ばたに 咲いている花に 気付いた時 人はみな本当の優しさと 愛する事のつらさを はじめて知らされる ルル…… ルル……
五年目の手紙アリスアリス谷村新司堀内孝雄石川鷹彦私は今も変らずに 会社勤めの毎日です 服を着がえていそいそと 家路を急ぐ人の群れに まぎれて一人帰る道すがら 白い封筒を買いました たいした意味などないけれど  あなたがくれた一枚の 燃えてた頃の手紙だけ 机の隅に入れたまま 今夜はペンをとりました 書き終えた便せんの追伸に 「今でも私は」......と書けなくて そっと破いて捨てました  真夜中に一人吹く口笛を 叱ってくれる人もなく 五度目の冬が過ぎました
あの日のままでアリスアリス谷村新司堀内孝雄ほこりまみれの陽に焼けた肌 通いなれた放課後の道 野球帰りの子供達の後から 笑いながら君は駈けてくる 時は過ぎてもあの日のままの はにかんだような君の笑顔に 思わずうつむいてしまった  言葉をかわしたこともなく 肩を並べて帰ったこともない そんな君の何気ない仕草を 不思議に僕は覚えてた 時は過ぎても あの日のままの 空の青さと同じくらい 不思議に僕は覚えてた 不思議に僕は覚えてた
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
雪の音アリスアリス谷村新司谷村新司胸いたみ眠られず ふるさとは遥か遠く 乱れて落ちる春の雪さえ 心にうれしく静かに目を閉じる  雪の音 聞く夜更け そらぞらしい 街あかり 道ゆく人の話声だけ かすかに ひびいて 聞こえる 一人枕  古い手帳の君の名前も 今では静かに見れる夜  ひとしきりため息を 手にとりし古本の 破れ表紙に黒インクで 綴るは意味さえわからない言葉  いたむ胸 押えつつ 寝返りを打ってみる 時計の音がやけに気になる 最終電車も今しがた 走り去った  古い手帳の君の名前も 今では静かに見れる夜  鳴るはずのない電話 出すあてのない手紙 雪にこの頬うずめるような 激しく燃えるような恋なら してみたい
半空NAKAZORA谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司武部聡志旅の重さだけに君だけは負けないで 朝を待ち続ける野に咲く花に負けないで  うつむかないで目を伏せないで 空を見上げていて 暗い夜空に星を数えて みんな歩いてきた  明日巡り会う人のやさしさに 触れる喜びを胸に抱きしめて 旅を想う時 人はもう旅人 名前もない駅に始発を待つ旅人  旅の重さだけに君だけは負けないで 朝を待ち続ける野に咲く花に負けないで  失くした夢のかけらを集め 両手であたためて まだ人生の半空にいる いつも半空にいる  明日巡り会う人のやさしさに 触れる喜びを胸に抱きしめて 旅は語らずに それを教えてる 荒野に咲く花もまた命の旅人  後ろ振り返る時はやがて来る せめてその日まで明日を見つめていて 旅に倒れても 人はまだ旅人 心は半空をさすらう ああ旅人
Afterglow谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司武部聡志Afterglow 甘い夢を見てた 目覚めさえ忘れて 露をひからせ芽吹く緑 生まれくる歓びに香る朝  すべて燃え立つ 夏の陽射しに 両手拡げて生きてた頃  Afterglow まばたきだね長い 束の間の永遠に君といた  Afterglow 甘い夢を見てた 目覚めさえ忘れて やがて迎える秋の予感 君と立つ夕暮れの その中に  共に暮らした人の横顔 秋を待てずに先に逝く人  Afterglow まばたきだね長い 束の間の永遠に君といた  Afterglow まばたきだね長い 消え残る夢ひとつ 影ふたつ  Goodnight 君に Goodnight 君に
魂のゆりかご谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司武部聡志歌に抱かれながら眠りについた人がいて 歌を忘れる程誰かを愛した人もいた 歌に背中押され歩き続ける人がいて 歌も聞けない程孤独と向き合う人もいる  人生は時に残酷で 憎しみさえも振りまいて 人生は突然の別れさえも 君に与えるけれど いいかそれこそが君の歌 人生は魂のゆりかご  愛を語りすぎてさびしさつのる人がいて 愛に気付かぬまま愛をさがしている人もいる  人生は時に残酷で 憎しみさえも振りまいて 人生は突然の別れさえも 君に与えるけれど いいかそれこそが君の歌 人生は魂のゆりかご  人生は時に残酷で 憎しみさえも振りまいて 人生は突然の別れさえも 君に与えるけれど いいかそれこそが君の歌 人生は魂のゆりかご  悲しみあればこそささやかな 喜びにさえも涙流れる
プラム谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司小島久政・HUMAN ZOOあなたに恋をしてた あの日に戻れるなら もう一度やり直してみたい 素直になれなかった 優しくなれなかった もう一度戻りたいよ あの日  あなたしか見えなくて あなただけ見つめていた頃の私 冷たい雨 濡れて歩きながら あなたの痛みをじっと感じているわ 熱い心 見失ったままなら 出てゆくつもりよ あなたの人生から…  あなたがいつもくれた 言葉をかみしめてる もう一度叱られたいけれど 気付くのが遅かった 甘えてばかりいた もう一度戻りたいよ あの日  あなたしか見えなくて あなただけ見つめていた頃の私 寂しい夜 ひざをかかえながら あなたの笑顔を思い返してみるわ 熱い心 取り戻せなかったら 出てゆくつもりよ あなたの人生から…  冷たい雨 濡れて歩きながら あなたの痛みをじっと感じているわ 熱い心 見失ったままなら 出てゆくつもりよ あなたの人生から…
自由人谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司小島久政爪を噛むのは駄目 笑顔だって忘れちゃ駄目 君の口ぐせさえ 今は少しだけなつかしい  愛に縛られてた頃 何故か安らいでた 空は晴れて悲しいほどに青く澄んでいる  君が去った後には自由だけが取り残されてた 「自由」それは悲しみ ひとりぼっちと同じ意味だね  煙草吸うのは駄目 電話だって忘れちゃ駄目 君の怒る顔も 今は少しだけなつかしい  愛に縛られてた頃 何故か安らいでた くわえた煙草のけむり 空に消えるだけ  君はもういないと自由だけが教えてくれてる 「自由」それは悲しみ ひとりぼっちと同じ意味だね 「自由」それは悲しみ ひとりぼっちと同じ意味だね
VEGA谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司武部聡志いつか また どこかで きっと君に逢える いつかまた逢うまで 君は君のままで  世界の片隅から君を見てる 僕を忘れないで MY HEART BELONGS TO YOU 生きてさえいれば再び出逢える めぐり逢える MY HEART BELONGS TO YOU めぐり逢う為に僕らは生まれた 忘れないで  遠く離れてても きっと君に逢える 僕は生き続ける 君に逢う日の為  地上に星降る夜 光になり 君を見つめている MY HEART BELONGS TO YOU 生きてさえいれば君に逢いに来る 夜を越えて MY HEART BELONGS TO YOU めぐり逢う為に僕らは生まれた 忘れないで
明星谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司武部聡志急ぎすぎていた 忘れかけていた 立ち止まることと 空を見上げること 天秤量りの夢の数よりも 思い出の数がいつか増えていた  夜明けに光る星の名前は 夕空に光る星と同じさ  高速道路から降りて見た水たまり 地上にも空があることに気付くだろう  別れも出逢いもすべては輝く 地上に溢れる光につつまれ  正午の空にも 星は輝いて 地上を見つめる 気付かないのは誰? かなしみの時に 見上げるのは空 よろこびの時は 忘れるのが空  影は光に 光は影に 1つの星にも 2つの真実  高速道路から降りて見た水たまり 自分のうしろに無限の空広がる  かなしみの時に見上げればいいさ 笑顔の時には忘れていればいい  出逢いも別れも振り返る時は 美しい星に姿を変えてる
サンフランシスコ(桑港)谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司小島久政RAIN RAIN RAIN 雨に濡れながら一人で歩いている RAIN RAIN RAIN この街では誰でもが異邦人 RAIN RAIN RAIN 車のヘッドライトが舗道にはねる RAIN RAIN RAIN この街では誰でもが異邦人 金で買える愛もある 命賭けても買えない愛もある 夜の霧にまぎれたら 嘘のマスクも脱げるWoo Woo Woo  RAIN RAIN RAIN 雨に濡れながら一人で歩いている RAIN RAIN RAIN この街では誰でもが異邦人 RAIN RAIN RAIN 車のテールランプのような人生 RAIN RAIN RAIN この街では誰でもが異邦人 過去を闇に塗り込めて 別の人生生きてく手もある 裂けた傷口につける 愛の薬も買えるWoo Woo Woo 不思議な安らぎは赤い灯のチャイナタウン 何かを求めながらすれ違う人達  RAIN RAIN RAIN 雨に濡れながら一人で歩いている RAIN RAIN RAIN この街では誰でもが異邦人 RAIN RAIN RAIN パトカーのサイレンが響きつづけてる RAIN RAIN RAIN この街では誰でもが異邦人
バラの棘谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司小島久政涙があふれて おまえは俺を見る 涙のその意味は 俺が知っている わずかなプライドにしがみついて生きてきた でもそれを捨てたら楽になるけど 棘のないバラは二度と野生に戻れない  I LOVE YOU その髪もその指もその胸の中の熱い心 I LOVE YOU でも嘘はつけないおまえだけは  言葉のナイフが 心をひきさいて おまえの悲しみに とどめを刺していた わずかなプライドが俺を支えつづけてきた いまそれを捨てたら楽になるけど 棘のないバラは二度と野生に戻れない  I LOVE YOU その髪もその指もその胸の中の熱い心 I LOVE YOU でもこれが最後の口づけだ  I LOVE YOU その髪もその指もその胸の中の熱い心 I LOVE YOU でもこれが最後の口づけだ
クリムゾン谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司武部聡志唇から流れ落ちた一筋の赤が 自分に宛てたリベンジのブルースを歌ってる 背中を灼く赤いホルス 銀のたてがみに 挫折の中で誓ってた あの頃だけは忘れない  守るものも失うものもあるけど 挑む勇気だけをもう一度確かめたい 魂も背骨も拳も震え出す程に 君に 伝えたいクリムゾン  願いよりも祈りよりも確かなものは 傷口を裂き溢れる痛みの向うの赤 生きることは死なないことそれだけじゃないだろう 生きることは 生き抜くこと 命の涯てを見ること  守るものも失うものもあるけど 挑む勇気だけをもう一度確かめたい 魂も背骨も拳も震え出す程に 君に 伝えたいクリムゾン  守るものも失うものもあるけど 挑む勇気だけをもう一度確かめたい 魂も背骨も拳も震え出す程に 君に 伝えたいクリムゾン
流星谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司小島久政・HUMAN ZOO流星が今流れたね 立待月の夜だね 二人で見上げる月なんて 何年ぶりの事だろう  永遠の命はないと 流星が教えてくれている 輝きながら消えてゆく それが最後のメッセージ  先に逝くもの 残されるもの 残されるものも やがて逝くもの 大いなる旅を行け 星達の声を聞け 涙は今日に置いて行け 明日の風に吹かれて行け  君を朝まで見つめてる 君を心に刻みつづける 覚悟の別れを知るように 風もその息を密めてる  先に逝くもの 残されるもの 残されるものも やがて逝くもの 大いなる旅を行け 星達の声を聞け 涙は今日に置いて行け 明日の風に吹かれて行け  先に逝くもの 残されるもの 残されるものも やがて逝くもの 生きるならひたすらに 燃え尽きるその時まで 生きてゆくなら振り返らずに 明日の風にまかれて行け
イカロス谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司小島久政・HUMAN ZOOカメリアの空に金星が落ちて 僕の海はやがて錆色に染まる 翼が欲しい君の空を飛ぶ 瞳が欲しい君を見続けるだけの  イカロスには太陽だった そして僕には君だった 灼き尽くされてなおも消えない 命を越えて生き続けるもの 恋に狂ったその苦しみこそ 生きる歓び生きた証明  ユリウスの空を僕は知っている 星の神は人の創り物だけど 時が過ぎても変わらぬ真実 人は女神に叶わぬ思いをよせる  イカロスには太陽だった そして僕には君だった 灼き尽くされてなおも消えない 命を越えて生き続けるもの 恋に狂ったその苦しみこそ 生きる歓び生きた証明  灼き尽くされてなおも消えない 命を越えて生き続けるもの 恋に狂ったその苦しみこそ 生きる歓び生きた証明
遮断機の向こう谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司小島久政・HUMAN ZOOいつかこの駅から遠い旅に出よう いつかそんな日が必ずやってくる 同じ制服でも僕は僕でいたい ひとり遮断機を乗り越える時がくる  ある日通学路でみつけたポスターが ふいに語りかけてきた君の夢は何だ? その日の為に君は今 何かをしつづけているかい? 走り出さなきゃ風は起こせない 夢にも近づけない  僕は決めたんだ 夢に水をやる いつか花ひらく 僕の夢に水をやる  春は桜の駅 夏は雲が流れ コオロギの声が雪に変わり時がゆく 卒業式の朝 上がる遮断機の 影が青空に とけ込んで消えてみえた  あの日通学路でみつけたポスターも 雨にさらされ破れて 色褪せてみえた この日の僕を見てほしい制服をこれから脱いで 走り出すんだ自分の足で 僕が今風になる  明日この駅から 僕は旅に出る 古い遮断機を春の風が越えてゆく  古い遮断機の向うに海をみつけた…。
夏草谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司小島久政はきなれたスニーカーと 洗いざらしのTシャツと 色あせたジーンズが 陽炎の中ゆれている 逃げ水にさそわれて 歩き続ける土の道 背中には蝉しぐれ 首筋にひかる汗  この旅の重さは 僕だけの秘密 一度だけ自分のこと 試してみたかった  友達や友情や親や家族や すてきれぬ夢や恋や 将来や人生や青春のこと 真剣に考えたかった一度だけ  何ひとつとりえのない 自分自身をあきらめて ダラダラと過ごしていた 僕は僕が嫌いだった 夏草に砂ぼこり まき上げてゆくバイク 目に入る汗の痛さ 足の裏の土の痛さ  この旅の重さは 僕だけの秘密 一度だけ自分のこと 試してみたかった  友達や友情や親や家族や すてきれぬ夢や恋や 将来や人生や青春のこと 真剣に考えたかった一度だけ  友達や友情や親や家族や すてきれぬ夢や恋や 将来や人生や青春のこと 真剣に考えたかった一度だけ
つらつらと谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司武部聡志つらつらとつづく坂道 細い影 老いた背にしまなみの遠きゆび笛 丘人がつなぎし夢の橋の数 見上げる舟人達の汗いずこ  今日出逢い 明日別れる旅人も ここをすみかと憧れん いま消え残る古人の歌行脚 頼山陽の胸のうち  さやさやと耳をくすぐる松藾に ふたたびの帰省を誓う西國寺 夏服の君の姿を追いかけた けがれ うたがい知らず過ぎた日々  今日出逢い明日別れる旅人も 淡き初恋よみがえる いま消え残る瀬戸の夕陽は西へ行く 我を残して西へ行く  今日出逢い明日別れる旅人も 波を枕(しとね)に夢を見る いま消え残る我が命さえふところに 一期一会の夢に酔う
カーニバルの午後谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司武部聡志あれは遠い日の記憶 白い夏服の影よ 焼けたフラワーロードに ひびくカーニバルの音  君の瞳に映ってた青空を僕も見ていた あの日から僕等は恋に落ちていた あんな悲しい結末も知らないで  君が抱きつづける痛み 僕は知りながら愛した 壁が高かったあの頃 そして若かったふたり  君の瞳の奥にある悲しみを僕も見ていた あの日からこんなにも時は流れた 君はこの街で幸福にいるだろか  君しかみえなくて思い悩んだ日 はじめての口づけもこんな陽射しの カーニバルの午後だった  あの日僕はここにいたそして君もここにいた それは甘い幻 永遠の
グランドステーション谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司武部聡志人もまばらなグランドステーション 始発のベルを待つ 人の海に泳ぎ疲れ心を殺してた  もう一度 生まれる為の時間と勇気を もう一度 取り戻す為の旅が今始まる  少しずつ この街を離れてく 少しずつ 少年の顔へと戻ってゆく  あー旅をすることは時に死ぬことのかわりと 教えてくれた人がいた あーその人も今はもういない 誰もとどまることなど出来はしない  朝を待てずにグランドステーション 抱きあう恋人は 柱の影で泣き疲れ時計を見上げてた  もう一度 出逢える日だけ信じていたくて もう一度 不確かな約束 別れの口づけ  少しずつ この街を離れたら 少しずつ 悲しいけれど大人の形になる  あー旅をすることは時に死ぬことのかわりと 教えてくれた人がいた あーその人も今はもういない 誰もとどまることなど出来はしない  あー旅をすることは時に死ぬことのかわりと 教えてくれた人がいた あーその人も今はもういない 誰もとどまることなど出来はしない
門司港レトロ谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司小島久政・HUMAN ZOO時を忘れた駅舎越しに セピアの陽が沈む 金色に染まる海峡に レトロな夜が降る 恋人達が跳ね橋から 愛を語る頃は バーボンのグラスの向うに 星が揺れて落ちる  なぜかなつかしい はじめての街が 旅は出逢う日の為の別れのリハーサル  ハヤシライスはあの頃まで 僕を戻してゆく パンの焼ける匂いの中で 少年になってく いつか君を連れてきたいな 古いアルバムの 七五三の袴姿の 僕が夢見た街  汽笛が聞こえる タグボートの音も 母の呼ぶ声に聞こえた気がした この街は  ふたたびこの街に帰ってきた時には きっとこのままのゆるやかな時間で抱きしめて  時を忘れた旅人には 心安らぐ街 少年時代のなつかしい 匂いに酔える街 時を忘れた旅人には 心安らぐ街 少年時代の僕達に 必ず逢える街
東京綺譚谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司小島久政・HUMAN ZOO溶けたアスファルトの路 陽炎ゆれる東京 風も吹かない午後の 交差点に立っていた  それは疑うことも知らないで まっすぐに生きてた頃 父が被せてくれた麦ワラと 手には虫採り網  こんな夏至の都会に蝶が いるわけもないのに Yシャツの袖まくり上げて 僕は何故か走ってた ネクタイを空に投げつけて 僕は何故か走ってた  世界のニュースにさえも 興味なさそな東京 ガラスの風鈴さえも 音を忘れる真夏日  それは疑うことも知らないで まっすぐに生きてた頃 縁側で姉がつくる色水 遠いおしろい花  こんな夏至の都会に夢を 捨てにきたんじゃない Yシャツの袖まくり上げて 僕は何故か走ってた ネクタイを空に投げつけて 僕は何故か走ってた  溶けたアスファルトの路 陽炎ゆれる東京 幻を見ているよな 静かな夏至の東京
貘(バク)谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司小島久政夢を喰べたら傷付く そんな時代だけれど 飼い犬にはなれない ねえそうだろう  夢の続きを見なくちゃ生まれた意味がないだろう 満月に吠えてもいい ねえそうだろう  群れない訳は 自由でいたいから 異端児のそれが誇りさ  ライトもエジソンもガリレオも 夢を喰べて生きていた  蓮の花が開いたら 墨絵の夜に絵を描く せめて一色の夢 ねえそうだろう  シルクロードをまたいで 七つの星を喰べたら 失くした夢よみがえる ねえそうだろう  群れない者は 覚悟を抱きしめて 異端児と呼ばれ ほほえむ  ライトもエジソンもガリレオも 夢を喰べて生きていた  鐘の音に 導かれるままに 駆けてゆけ空へ 貘(バク)  群れない訳は 自由でいたいから 異端児のそれが誇りさ  ライトもエンジンもガリレオも 夢を喰べて生きていた  鐘の音に 導かれるままに 駆けてゆけ空へ 貘(バク)
煌星加山雄三加山雄三谷村新司弾厚作胸深く抱きし夢は 黄塵の遥か彼方 振り返る足跡ひとつ 残せし影はふたつ 果てしなき荒野に立てば 気付く命の儚さよ 涙 惶星に変えて 遠き道標に 嗚々 涙 煌星に変えて いつの日にか君に捧げむ  群れ帰る渡り鳥なら 望郷の春もあろう 爛漫の花を枕に 眠る宵もあろう 蛯「なる落日のもと 未だ蒼き心に誓う 涙 煌星に変えて 熱き道標に 嗚々 涙 煌星に変えて いつの日にか君に捧げむ  悠久の岸辺に立ちて 流れ行く水に祈る 涙 煌星に変えて 愛の道標に 嗚々 涙 煌星に変えて いつの日にか君に捧げむ 嗚々 涙 煌星に変えて いつの日にか君に捧げむ
帰らざる日々GOLD LYLICアリスGOLD LYLICアリス谷村新司谷村新司篠原信彦最後の電話を握りしめて 何も話せずただじっと 貴方の声を聞けば何もいらない いのちを飲みほして目を閉じる  Bye,Bye,Bye 私の貴方 Bye,Bye,Bye 私の心 Bye,Bye,Bye 私の命 Bye,Bye,Bye,Bye my love  何か話さなきゃいけないわ わかっているけれど 目の前を楽しい日々が ぐるぐるまわるだけ  Bye,Bye,Bye 私の貴方 Bye,Bye,Bye 私の心 Bye,Bye,Bye 私の命 Bye,Bye,Bye,Bye my love  酒びたりの日も今日限り 私は一人で死んでゆく この手の中の夢だけを じっと握りしめて  Bye,Bye,Bye 私の貴方 Bye,Bye,Bye 私の心 Bye,Bye,Bye 私の命 Bye,Bye,Bye,Bye my love  貴方の声が遠ざかる こんなに安らかに 夕暮れが近づいてくる 私の人生の  Bye,Bye,Bye 私の貴方 Bye,Bye,Bye 私の心 Bye,Bye,Bye 私の命 Bye,Bye,Bye,Bye my love
秋止符PLATINA LYLICアリスPLATINA LYLICアリス谷村新司堀内孝雄石川鷹彦左ききのあなたの手紙 右手でなぞって真似てみる いくら書いても埋めつくせない 白紙の行が そこにある  友情なんて呼べるほど 綺麗事で済むような 男と女じゃないことなど うすうす感じていたけれど  あの夏の日がなかったら 楽しい日々が続いたのに 今年の秋はいつもの秋より 長くなりそうな そんな気がして  夢を両手に都会(まち)に出て 何も掴めず帰るけど やさしさの扉を開ける鍵は 眠れない夜が そっと教えた  心も体も開きあい それから始まるものがある それを愛とは言わないけれど それを愛とは言えないけれど  あの夏の日がなかったら 楽しい日々が続いたのに 今年の秋はいつもの秋より 長くなりそうな そんな気がして  春の嵐が来る前に 暖かい風が吹く前に  重いコートは脱ぎすてなければ 歩けないような そんな気がして
ジョニーの子守唄GOLD LYLICアリスGOLD LYLICアリス谷村新司堀内孝雄石川鷹彦束の間の淋しさ うずめるために 君の歌声を聞いていた せまいホールの壁にもたれて 君の動きを追いかけていた  飛び散る汗と煙の中に あの頃の俺がいた オーオージョニー 君は今 オージョニー どこにいるのか  時間つぶしの店の片隅 ふと聞こえてきた君の唄 コーヒーカップを持つ手がふいに ふるえ出したのが恥ずかしくて  子供が出来た今でさえ あの頃は忘れない オーオージョニー 君だけが オージョニー 俺の思い出  風の噂で聞いたけど 君はまだ燃えていると オーオージョニー それだけが オージョニー ただ嬉しくて
チャンピオンPLATINA LYLICアリスPLATINA LYLICアリス谷村新司谷村新司石川鷹彦つかみかけた 熱い腕を 振りほどいて 君は出てゆく わずかに震える 白いガウンに君の 年老いた 悲しみを見た リングに向かう 長い廊下で 何故だか急に 君は立ち止まり ふりむきざまに 俺に こぶしを見せて 寂しそうに 笑った  やがてリングと拍手の渦が 一人の男をのみこんで行った (You're King of Kings) 立ち上がれ もう一度その足で 立ち上がれ 命の炎を燃やせ  君はついに立ち上がった 血に染まった赤いマットに わずかに聞いた君の両目に光る 涙が 何かを語った  獣のように 挑戦者は おそいかかる 若い力で やがて君は 静かに倒れて落ちた 疲れて眠れるように わずかばかりの意識の中で 君は何を考えたのか (You're King of Kings) 立たないで もうそれで充分だ おお神よ 彼を救いたまえ  ロッカールームの ベンチで君は きれたくちびるで そっとつぶやいた (You're King of Kings)  帰れるんだ これでただの男に 帰れるんだ これで帰れるんだ  Oh ライ ラ ライ ラ ライ ラ ライ
遠くで汽笛を聞きながらPLATINA LYLICアリスPLATINA LYLICアリス谷村新司堀内孝雄青木望・アリス悩みつづけた日々が まるで嘘のように 忘れられる時が 来るまで心を閉じたまま 暮らしてゆこう 遠くで汽笛を聞きながら 何もいいことがなかったこの街で  俺を見捨てた女を 恨んで生きるより 幼い心に秘めた むなしい涙の捨て場所を さがしてみたい 遠くで汽笛を聞きながら 何もいいことがなかったこの街で  せめて一夜の夢と 泣いて泣き明かして 自分の言葉に嘘は つくまい人を裏切るまい 生きてゆきたい 遠くで汽笛を聞きながら 何もいいことがなかったこの街で
涙の誓いアリスアリス谷村新司谷村新司石川鷹彦Oh I Love You Forever Oh I Love You Forever 汽笛がむなしく 響く Oh Please これが Oh Please これが 最後の最後の祈り 泣きながら すがりつけば 終わる そんなキザなやさしい愛じゃなかった もう二度と消えない手首の傷あと  Oh I Love You Forever Oh I Love You Forever 遠ざかる 思いでのかけら Oh Please これが Oh Please これが 最後の最後の祈り Oh I Love You Forever Oh I Love You Forever あなたの背中に叫ぶ  Oh Please これが Oh Please これが 最後の最後の誓い 残されて一人きりで生きる 明日からは心を閉ざしたままで もう二度と夢など 追いかけはしない  Oh I Love You Forever Oh I Love You Forever 消えてゆく 思いでのかけら Oh Please これで Oh Please これで すべては すべては 終わる
冬の稲妻GOLD LYLICアリスGOLD LYLICアリス谷村新司堀内孝雄石川鷹彦あなたは 稲妻のように 私の心を 引き裂いた 蒼ざめた心 ふるわせて 立ちつくすひとり 立ちつくす You're rollin thunder 突然すぎた You're rollin thunder 別れの言葉 忘れない あなたが残していった 傷跡だけは…  あなたは 稲妻のように 私の体を 突き抜けた 燃え尽きた体 抱きしめて 駆け抜ける一人 雨の中 You're rollin thunder 突然すぎた You're rollin thunder 別れの言葉 忘れない あなたが残していった 傷跡だけは… 忘れない あなたが残していった 傷跡だけは… あなたは 稲妻のように 私の心を 引き裂いた 蒼ざめた心 ふるわせて 立ちつくすひとり 立ちつくす
夢去りし街角アリスアリス谷村新司堀内孝雄石川鷹彦もう泣かないで 悲しまないで 折れるほど抱きしめてみても もうもどらない あの日あの時 かけがえのない 季節だった  町には家路を急ぐ人が 足早に 目を伏せて 安らぎ求めて  もう行かなくちゃ 辛くなるから 最後の言葉だ ありがとう  愛の喜び 夢に描いて 傷ついて涙も涸れて  気がついた時 笑うことさえ 忘れてた 自分に気づいた  町には夕暮れがしのびおりる 肩よせ歩いても 心は淋しい  もう行かなくちゃ 辛くなるから 最後の言葉だ ありがとう  出会いと別れの中で人は 運命(さだめ)に立向かう勇気をみつける  もう行かなくちゃ 辛くなるから 最後の言葉だ ありがとう 最後の言葉だ ありがとう 最後の言葉だ ありがとう
さらば青春の時アリスアリス谷村新司谷村新司前田憲男振り向かないで 歩いてゆける そんな力を与えて欲しい  やすらぎの時が 青春ならば 今こそ笑って 別れを言おう  遥るかな夢を捨てきれないままに 熱い血潮は逆まく胸に  振り向かないで 歩いてゆける そんな力を与えて欲しい  この世に生れた 唯それだけに 甘えて暮らして 生きてはゆけない  遥るかな夢を捨てきれないままに 熱い血潮は胸を焦がして  振り向かないで 歩いてゆける そんな力を与えて欲しい  遥るかな夢を捨てきれないままに 熱い血潮は胸を焦がして  振り向かないで 歩いてゆける そんな力を与えて欲しい
街路樹は知っていたアリスアリス谷村新司堀内孝雄人影も見えない駅の 椅子にそっと寝ころんで 煙草を吸ってみた  街の灯がともり始めて こんな私に問いかける 淋しくはないかと  夢だけは失くしてない たとえ今日が悲しい日でも  手をつなぎ帰る子供よ せめて君は忘れるな その手のぬくもりを………  また一人友を失くした ほんのささいなことだった 私にしてみれば  居るだけで心やすらぐ そんな優しい人だった 今にして思えば  しかたないとうつむいて 悲しそうに笑った君は  陽に焼けた大人の顔と 二人あそんだあの頃の 子供の顔してた  通いなれた駅までの道 今日は何故か涙がおちて  街路樹はいつもみていた こんな私のちっぽけな 喜びと悲しみ
何処へアリスアリス谷村新司堀内孝雄青木望風よなぐれこのほほを 流した涙と同じ数 友よさらば忘れない 語り明かした夜の数  人は誰でも旅に出て 一人で生きることを知る あー悲しいけれど今年も一つ あー悲しいけれど年とってゆく  焼けた砂の道端に ほこりまみれに咲いている そんな花の白さにも 小さなほこりと意地がある  人は誰でも生きてきた 時の重さに流されて あー悲しいけれどさすらえないで あー悲しいけれど年とってゆく  人は誰でも夢やぶれ 張り裂けそうな心だけ あーすてきれないで明日もきっと あーすてきれないで生きてゆくのか
誰もいないアリスアリス谷村新司谷村新司青木望・アリス・木田高介忘れ去られたベンチの上に 真赤な夕陽がのびてくる 黄色く変わったポプラの枝を ただ秋風がなでてゆく  愛の言葉を交わした人も うとうと昼寝をしていた人も 誰もいない 誰もいない  忘れ去られたベンチの上に 読み棄てられた新聞紙 ただ何となく読む気もせずに 見上げた空のいわし雲  誰かを待っているようで 流れてゆくのも悲しそう 誰もいない 誰もいない  忘れ去られたベンチの上に あなたを待っている私 忘れ去られたベンチのように 一人ぼっちは恐いから  早くあなたが来なければ 季節が変わってしまいそう 肩が寒い 肩が寒い 肩が寒い 肩が寒い
愛の光アリスアリス谷村新司谷村新司アリス・木田高介陽溜りをいつも避けながら 今日まで歩いてきたの 背中に太陽を受けて 今日まで歩いてきたの ビルの谷間に風が吹きぬけて 心の炎は消えてしまったの  だけど今は違う 永遠に消えない光を 私は見つけたの  雨だれの音を聞きながら 今日まで暮らしてきたの 過ぎ去った誇りのなかで 今日まで暮らしてきたの  心のままに生きてきたことが いけないことだと思ってた  だけど今は違う 永遠に消えない光を 私は見つけたの  それはあなた それはあなた それはあなた  心のままに生きてきたことが いけないことだと思ってた それはあなた それはあなた それはあなた
紫陽花アリスアリス谷村新司堀内孝雄青木望愛の故郷は どこにある あなたは私に たずねたけれど 答えることは 出来なかった あの時感じた 胸さわぎが やがてくる別離を 教えてた 紫陽花の頃が過ぎ 心淋しい季節がくる けれど私は一人きり  愛の故郷は どこにある やっと気づいた 愚かな私 遅すぎたけれど 今はいい 死ぬほどつらい 想い出だけど 笑って話せる 気がする私 紫陽花の頃が過ぎ 心淋しい季節がくる けれど私は一人きり
昴~すばる~氷川きよし氷川きよし谷村新司谷村新司目を閉じて何も見えず 哀しくて目を開ければ 荒野に向う道より 他(ほか)に見えるものはなし ああ 砕け散る 宿命(さだめ)の星たちよ せめて密(ひそ)やかに この身を照らせよ 我は行く 蒼白き頬のままで 我は行く さらば 昴よ  呼吸(いき)をすれば胸の中 凩(こがらし)は吠(な)き続ける されど我が胸は熱く 夢を追い続けるなり ああ さんざめく 名も無き星たちよ せめて鮮やかに その身を終われよ 我も行く 心の命ずるままに 我も行く さらば 昴よ  ああ いつの日か 誰かがこの道を ああ いつの日か 誰かがこの道を 我は行く 蒼白き頬のままで 我は行く さらば 昴よ 我は行く さらば 昴よ
いい日旅立ち伊東ゆかり伊東ゆかり谷村新司谷村新司美野春樹雪解け間近の 北の空に向かい 過ぎ去りし日々の夢を 叫ぶ時 帰らぬ人達 熱い胸をよぎる せめて今日から一人きり 旅に出る  あゝ 日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 夕焼けをさがしに 母の背中で聞いた 歌を道連れに  岬のはずれに 少年は魚釣り 青いすすきの小径を 帰るのか 私は今から 思い出を作るため 砂に枯木で書くつもり さよならと  あゝ 日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 羊雲をさがしに 父が教えてくれた 歌を道連れに  あゝ 日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 幸福をさがしに 子供の頃に歌った 歌を道連れに
ガラスの花高田みづえ高田みづえ谷村新司谷村新司マンションの窓灯りがまた一つ消えてゆく 幸福に暮らしている貴方を見つけただけね まちがいだと気付いてたわ それは わかりすぎる程 時に愛は 悪を承知で燃え上がる それも愛  抱きしめてもう一度 明日は いらないから 一日でこわれてゆく ガラスの花でいい  楽しげに微笑んでる 貴方の家族の写真 口紅で消していたわ貴方以外の人を まちがいだわ わかってる 私は幼すぎると 時に愛は 悪を承知で燃え上がる これも愛  抱きしめてもう一度 明日は いらないから 一日でこわれてゆく ガラスの花でいい  まちがいだわ わかってる 私は幼なすぎると 時に愛は 悪を承知で燃え上がる これも愛  抱きしめてくれたなら 貴方の指のすきまから 音もなく消えてゆくわ ガラスの花らしく
喝采−想い出のライト−谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司メモリーズ 一筋のライトに 照らされて歌い出す貴方には届かない メモリーズ 約束の日々さえも 色あせた 日記の一コマ  貴方は燃える目で 私につぶやいた 輝くスターに いつかはなりたいと  Today Tomorrow そして Sun set それでも I believe I believe only you  メモリーズ 舞台の貴方は 一段と素晴らしく見えるわ  メモリーズ 皮肉な幕切れね 一幕は愛の夢だったわ  貴方の歌声に心を奪われた 少女の視線を痛い程感じるわ  Today Tomorrow そして Sun set それでも I believe I believe only you  メモリーズ 思い出のこの唄 私の為だと思わせて  Today Tomorrow そして Sun set それでも I believe I believe only you  メモリーズ 舞台の貴方に  オメデトウ… サヨナラ… アリガトウ
Left Alone谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司Left alone from your heart ひとりでうたう Left alone from your heart あなたへのうた  Spring time 肩寄せ歩いた人混みの街角 Summer night 激しく求めたあの夜の二人 聞こえますか 聞こえますか こんなに離れて  Left alone from your heart ひとりでうたう Left alone from your heart あなたへのうた  Falling leaves いつしか感じた別離の足音 Shady winter 傷つけあうだけの若いくらし 聞こえますか 聞こえますか こんなに離れて  Left alone from your heart ひとりでうたう Left alone from your heart あなたへのうた  Yesterday 突然見かけたあの日の街角 Lonely night 流れた月日にグラスを傾け 聞こえますか 聞こえますか こんなに離れて  Left alone from your heart ひとりでうたう Left alone from your heart あなたへのうた
ムーランルージュ物語−哀しみのライト−谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司踊れ踊り子 ライトを浴びて どうせ人生 回り舞台 踊れ踊り子 紅いルージュで 涙かくして 夜明けまで  女泣かせの歌い手だった あいつが酒場の片隅で 子供のような淋しい仕草 心の糸をたぐられて 女はいつか抱かれていた 心もいつか奪われてた 人を信じて傷つけられて 臆病になっていたはずが  モンマルトルのカフェテラス 何気ないよな素振りして 知らず知らずに幻を 追いかけている女がいる  踊れ踊り子 ライトを浴びて どうせ人生 回り舞台 踊れ踊り子 紅いルージュで 涙かくして 夜明けまで  粋な女と呼ばれる度に 別離の時を知るように 所詮男も女も同じ 傷つくことが恐いから 人を裏切ることもある 夢から逃げることもある 19、20才の娘じゃないわ 気にしなくてもかまわない  モンマルトルのカフェテラス 今日もあいつがいるような そんなむなしい幻に しばらくすがって生きてゆく  今日も楽屋の鏡の前で 紅いルージュをひく女 舞台へ向うピエロは いつも 仮面の下で泣いている 街の通りは やがて来る 春を待ちつつ ときめいて 人の心も季節の様に 春を待ちつつ 年をとる  踊れ踊り子 ライトを浴びて どうせ人生 回り舞台 踊れ踊り子 紅いルージュで 涙かくして 夜明けまで
Follow The Sun谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司Follow! Follow the sun Follow! Follow the sun Follow! Follow the sun Follow! Follow the sun  暗い瞳の少年が 一人で吹いたハーモニカ 夢を育てたこの街に 最後の訣れ告げる唄 長く哀しい旅立ちの幕は 自分の手で上げろ  Follow! Follow the sun Follow! Follow the sun Follow! Follow the sun Follow! Follow the sun  この青空はどこまでも 見上げる限り続いてる 風が激しく吹こうとも 悲しむことのない様に 荒野をめざせ駈けてゆけ 君がやさしくあるために  Follow! Follow the sun Follow! Follow the sun Follow! Follow the sun Follow! Follow the sun
凱旋谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司祖国を追われた 小さな町で 祖国を恨んで 年老いた男 酒場の隅で泣きながら おまえは帰りたいとうたった 娘や妻でさえ おまえを恨んでいると聞いた それでもおまえを 駈り立てるものはなんだ  船を出すには 腕はやせすぎ 夢を追うほどに 若くはないけれど 入江で休む為だけなら 船に白い帆はいらない 結末の解った短い悲劇を 演じる男が 一人くらいいてもいい  Oh ジョー 我が心のたった一人の友 今日を限りの別れの酒を 俺はきっとこの町で 命を終るだろうが 最後にイカシた夢をくれたぜ あの世であったなら もう一度うたっておくれ あの世であったなら もう一度うたっておくれ
真夜中のカーニバル谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司人影も見えなくなった ゲームコーナー 嘆きのピンボール  弾かれて色とりどりの夢に蹴られた 嘆きのピンボール  行き過ぎる車は 楽しげな二人連れ コインを投げたよ 都会の闇に  陽のあたる場所を夢見て 一人で聴くジュークは Mr.ロンリー  あのビルの窓の明りも 消えてしまった 嘆きのジョーカー  ポケットの小銭の数も 寂しくなるよ 嘆きのジョーカー  真昼のざわめきは いつかの映画の様に 記憶の片隅で震えているよ  陽のあたる場所を夢見て 一人で聴くジュークは Mr.ロンリー  陽のあたる場所を夢見て 一人で聴くジュークは Mr.ロンリー
桜月夜さだまさしさだまさし谷村新司さだまさし渡辺俊幸桜月夜の二年坂 薄紅色の風の中 祇園あたりははなやいで 酔人達の歌の中  藍の浴衣の君の手を ひいて人混みさけながら 枝垂れ桜を抱くように 月に隠れて君を抱く  見えるものより見えないものを 求めつづけた二人なら 明日もなければ過去もない 今宵限りがふさわしい  世に永遠のないように 儚き夢は風の中 花見小路のきらめきも いにしえ人の歌の中  紅い花緒の塗り下駄の 音も消される東山 せめて一夜の恋にだけ 溺れていたい春の夜  見えるものより見えないものを 求めつづけた二人なら 明日もなければ過去もない 今宵限りがふさわしい  咲け爛漫の桜花 月の光をかくすほど 散れ爛漫の桜花 月の光に溶けるほど 咲け爛漫の桜花 月の光をかくすほど 散れ爛漫の桜花 月の光に溶けるほど
今を生きて谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司青柳誠ああ いつか開く 花の種をまこう たとえ命が 明日終わるとしても  ああ 時の砂に 降りそそぐ雨が きっと新しい命をくれるだろう  友が死んだ日の ほほうつ雨にさえ きっと大切な意味があるはずだから  だから青春を終わらせないで 熱い心そのまま 失くさないで  今を生きて 今を生きて   ああ 永遠には 生きられないから 遠いあの日の 思い出を忘れない  ああ 夢のつづき 追いかけてゆこう 夢を失くしたら 心が死んでしまう  生きて行くことは 死なないことじゃなく 熱く生きようとしながら 暮らしてゆくこと  だから青春を終わらせないで 熱い心そのまま 失くさないで  今を生きて 今を生きて  生きて行くことは 死なないことじゃなく 熱く生きようとしながら 暮らしてゆくこと  だから青春を終わらせないで 熱い心そのまま 失くさないで  今を生きて 今を生きて
ハーヴェスト谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司武部聡志心の鍵を開けたら 深呼吸してみよう すぐに動き出す景色 金色に波立つ  心のアクセル踏んだら 夢の実取りに行こう 風をおこしてる快感 不思議なときめき  色々あったけど 私の人生悪くないじゃない? 明日の誕生日から ささやかな軌跡が始まる  ハーヴェスト ここより少しでも遠く ハーヴェスト 今 とびきり胸騒ぎ  明日の窓を開けたら 明日の空がみえる 曇り空のその上は 満天星の海  自分を好きになったら したい事がみえるよ ほんの少しの勇気が 私を変えてく  ちょっぴり型を破ろう 自分の常識脱ぎ捨て 笑顔で走り出せば 世界が私を待っている  ハーヴェスト 逢いたい時に逢いに行く ハーヴェスト 今 扉を開けて行く  ハーヴェスト 自由の風を抱きしめて ハーヴェスト 今 私が生きている
風信子松浦亜弥松浦亜弥谷村新司谷村新司小島久政空を見上げる時は いつもひとりぼっち 悲しいこともあるけど すべて意味があるんだね 通いなれたこの道 幾度季節は流れ 思い返す泣き笑い 私の学生時代  桜の花びらを 踊らせるものは何? 目には見えない 風がそこに吹いてるから…  ありがとう 私はいつか私らしい風になる ありがとう あなたがくれたすべてにありがとう ありがとう あなたがくれたすべてにありがとう  いつもうつむいている そんな友達がいた ずっとふざけてたけれど やさしい友達もいた いつも65点の私は どんな色だろう? 「ふつう」で生きてるけれど これが私なんだろうか?  あなたがいつか言った 愛する人の為 ささやかに生きてゆく 色のない風が好き…  ありがとう 私はいつか私らしい風になる ありがとう あなたがくれたすべてにありがとう ありがとう あなたがくれたすべてにありがとう ありがとう あなたがくれたすべてにありがとう ありがとう あなたがくれたすべてにありがとう
逢いたくて松浦亜弥松浦亜弥谷村新司谷村新司小島久政逢いたくて逢いたくて いつもさがしてた あなたには見えないの いつもそばにいる私が  やがて旅立つ あなたはいつも 遠くばかり 見つめてる 私の心通り越して 遥かな夢を見つめてる…close to me…  気付いてよ…気付いてよ いつもふるえてる 二度と戻らない十七才の 私は今ここにいるよ  街はいま目を覚まし みんな動き出す 新しい今日だって 明日になれば昨日になる  やがて旅立つ あなたをきっと 笑顔作って 送れるわ 私も少し強くなれる 私の夢を見つけるわ…maybe tomorrow…  好きでした好きでした 夢に向うあなたが あなたを見つめた十七才の そんな私も好きでいたい
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