満月の夜 君んちへ行ったよ満月の夜 君んちへ行ったよ 満月の夜 君んちへ行ったよ なのに 君んちは 丸い丸い月の中に 君んちは ぷかりぷかり 浮いてしまってて ねえ 仕方なくて僕は 飛べないから僕は 君の窓さがして 石を投げたの 君、ねてたのかい? 君、驚いたかい? Paper Moon Paper Moon 君んちへ行ったの Paper Moon Paper Moon 君んちへ行ったの なのに 君なんて どこのだれかの胸の中に 君なんて しらずしらず だまされちまってて ねえ 仕方なくて僕は ジッとガマンの僕は 君のくつ捜して 川へ落とした 君、どうだい? 君、まいるかい? 満月の夜 君んちへ行ったよ 満月の夜 君んちへ行ったよ…… | 太田裕美 | 山本みき子 | 太田裕美 | 大村雅朗 | 満月の夜 君んちへ行ったよ 満月の夜 君んちへ行ったよ なのに 君んちは 丸い丸い月の中に 君んちは ぷかりぷかり 浮いてしまってて ねえ 仕方なくて僕は 飛べないから僕は 君の窓さがして 石を投げたの 君、ねてたのかい? 君、驚いたかい? Paper Moon Paper Moon 君んちへ行ったの Paper Moon Paper Moon 君んちへ行ったの なのに 君なんて どこのだれかの胸の中に 君なんて しらずしらず だまされちまってて ねえ 仕方なくて僕は ジッとガマンの僕は 君のくつ捜して 川へ落とした 君、どうだい? 君、まいるかい? 満月の夜 君んちへ行ったよ 満月の夜 君んちへ行ったよ…… |
ベージュの手帖陽子はクラスで一番 無邪気な娘なの 誰でもウィンクひとつで友だちだった 翳りひとつない笑顔 十月の雨の朝 トランクをひとつ持ち 寝静まる家のドア ひっそりと閉めた陽子 机にベージュの手帖 残る言葉は 「自由になりたい」 陽子はほんの子供とおこる父親 手塩にかけ育てたと泣いた母親 ガラス箱の人形ね 十月の雨の朝 トランクをひとつ持ち ありふれた倖せに背を向けて消えた陽子 心の裏側なんて 誰も読めない 「自由になりたい」 十月の雨の朝 トランクをひとつ持ち 背の高い青年と手をつなぎ消えた陽子 ほんとの倖せなんて 誰も知らない 「自由になりたい」 | 太田裕美 | 松本隆 | 筒美京平 | | 陽子はクラスで一番 無邪気な娘なの 誰でもウィンクひとつで友だちだった 翳りひとつない笑顔 十月の雨の朝 トランクをひとつ持ち 寝静まる家のドア ひっそりと閉めた陽子 机にベージュの手帖 残る言葉は 「自由になりたい」 陽子はほんの子供とおこる父親 手塩にかけ育てたと泣いた母親 ガラス箱の人形ね 十月の雨の朝 トランクをひとつ持ち ありふれた倖せに背を向けて消えた陽子 心の裏側なんて 誰も読めない 「自由になりたい」 十月の雨の朝 トランクをひとつ持ち 背の高い青年と手をつなぎ消えた陽子 ほんとの倖せなんて 誰も知らない 「自由になりたい」 |
桜月夜後悔はないと こぼした涙 キラリと光って 落ちた 夢を追いかけて 過ごした日々は 無駄ではないと 呟いた 真面目に生きていくことは 辛いことばかりと 寂しく笑う 横顔に はぐれた 流星 ひとつ 忘れないで 胸の奥の 希望の光は 灯っているわ その手の中 溢れる未来 掴むのは 信じる力 涙をぬぐった その指先で 未だ見ぬ 明日を描こう 夢を追いかけて 過ごした日々は かけがえのない 宝物 正直者は馬鹿を見る そんな世の中と あきらめるには 早過ぎる あなたはあなたで いればいい 忘れないで 生まれた意味 誰もが幸せ求め 生きてる その手の先 輝く未来 響き合う 鼓動の力 忘れないで 胸の奥の 希望の光は 灯っているわ その手の中 溢れる未来 掴むのは 信じる力 もうすぐ満月 夜空に浮かぶ 桜に霞んで 綺麗… | 太田裕美 | 太田裕美 | 太田裕美 | 萩田光雄 | 後悔はないと こぼした涙 キラリと光って 落ちた 夢を追いかけて 過ごした日々は 無駄ではないと 呟いた 真面目に生きていくことは 辛いことばかりと 寂しく笑う 横顔に はぐれた 流星 ひとつ 忘れないで 胸の奥の 希望の光は 灯っているわ その手の中 溢れる未来 掴むのは 信じる力 涙をぬぐった その指先で 未だ見ぬ 明日を描こう 夢を追いかけて 過ごした日々は かけがえのない 宝物 正直者は馬鹿を見る そんな世の中と あきらめるには 早過ぎる あなたはあなたで いればいい 忘れないで 生まれた意味 誰もが幸せ求め 生きてる その手の先 輝く未来 響き合う 鼓動の力 忘れないで 胸の奥の 希望の光は 灯っているわ その手の中 溢れる未来 掴むのは 信じる力 もうすぐ満月 夜空に浮かぶ 桜に霞んで 綺麗… |
恋の予感灰皿に残された吸いがら のみかけたまま 忘れられたコーヒーカップ あなたの匂いは今も この部屋に漂うの ついさっきまで あなたが あなたがここにいたのが まるで夢のようだわ ル…わかるわ 恋の予感 ル…わかるわ ときめく心 昨日までの私はお部屋で あなたの事ばかり思い 泣いていたの 渡せずにしまってた手紙も 今はもう破ります これからあなたは あなたはそばにいるのね どんな時が来ても ル…素敵ね 恋の予感 ル…素敵ね 夢見る思い ル…不思議ね 恋の予感 ル…不思議ね あなたと私 | 太田裕美 | 太田裕美 | 太田裕美 | | 灰皿に残された吸いがら のみかけたまま 忘れられたコーヒーカップ あなたの匂いは今も この部屋に漂うの ついさっきまで あなたが あなたがここにいたのが まるで夢のようだわ ル…わかるわ 恋の予感 ル…わかるわ ときめく心 昨日までの私はお部屋で あなたの事ばかり思い 泣いていたの 渡せずにしまってた手紙も 今はもう破ります これからあなたは あなたはそばにいるのね どんな時が来ても ル…素敵ね 恋の予感 ル…素敵ね 夢見る思い ル…不思議ね 恋の予感 ル…不思議ね あなたと私 |
とんぼのメガネとんぼのメガネは 水色めがね あおいお空を 飛んだから 飛んだから とんぼのメガネは ぴかぴかメガネ おてんとさまを 見てたから 見てたから | 太田裕美 | 額賀誠志 | 平井康三郎 | | とんぼのメガネは 水色めがね あおいお空を 飛んだから 飛んだから とんぼのメガネは ぴかぴかメガネ おてんとさまを 見てたから 見てたから |
あさき夢みし腕をのばして時計を見れば…あと五分 カーテン越しの朝の気配が眩しくて お休みの日のあてどもなさに…あと五分 時に逆らい眠りの中に 身をくるむ まどろみ まどろむ まどろむ まどろみの中 まどろみ まどろむ まどろむ まどろみの中 あなたの顔が想い出せない あさき夢みし 色の褪せてる絵のように 肌に馴染んだぬくもりの中…あと五分 牛乳屋さん自転車の音 遠のいて 目覚めたあとの慌ただしさにあと五分 想い出の国 枕の杖でさまよえば まどろみ まどろむ まどろむ まどろみの中 まどろみ まどろむ まどろむ まどろみの中 あなたの声が聞きとりづらい あさき夢みし 浅瀬を渡る船のよう | 太田裕美 | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | | 腕をのばして時計を見れば…あと五分 カーテン越しの朝の気配が眩しくて お休みの日のあてどもなさに…あと五分 時に逆らい眠りの中に 身をくるむ まどろみ まどろむ まどろむ まどろみの中 まどろみ まどろむ まどろむ まどろみの中 あなたの顔が想い出せない あさき夢みし 色の褪せてる絵のように 肌に馴染んだぬくもりの中…あと五分 牛乳屋さん自転車の音 遠のいて 目覚めたあとの慌ただしさにあと五分 想い出の国 枕の杖でさまよえば まどろみ まどろむ まどろむ まどろみの中 まどろみ まどろむ まどろむ まどろみの中 あなたの声が聞きとりづらい あさき夢みし 浅瀬を渡る船のよう |
恋人たちの100の偽りゼラニュウム香ばしい坂道の朝 花の茎折りながらあなたが聞いた もしぼくがいなくても生きてゆけるね 平気よとくちびるとがらせたっけ 嘘つくの下手ね 私って ほんとは愛してるのに 見破るの下手ね あなたって 笑顔の裏には涙があるわ ああ恋人たちの偽りは 100もあるけど 好きよって囁きだけは 真実でした ゼラニュウム色変えて水色の丘 くちづけが下手だねとポツリとあなた 比べてる人がいる! 走る予感に 問いつめりゃばれたかと舌を出したわ 嘘つくの下手ね あなたって 心に秘密があるの 勘だけはいいの 私って 不幸になるよと顔に書いてる ああ恋人たちの偽りは 100もあるけど あなただけ正直な人 そう信じてたの 時は過ぎ声もなく散りゆくゼラニュウム 卒論がすむまでは逢えないと言う 嘘つくの下手ね 二人共 別れを繕うあなた 背を向けるだけね 二人共 涙が描き込む境界線に ああ恋人たちの偽りは 100もあるのに さよならとたったひとつの 嘘が言えない | 太田裕美 | 松本隆 | 筒美京平 | | ゼラニュウム香ばしい坂道の朝 花の茎折りながらあなたが聞いた もしぼくがいなくても生きてゆけるね 平気よとくちびるとがらせたっけ 嘘つくの下手ね 私って ほんとは愛してるのに 見破るの下手ね あなたって 笑顔の裏には涙があるわ ああ恋人たちの偽りは 100もあるけど 好きよって囁きだけは 真実でした ゼラニュウム色変えて水色の丘 くちづけが下手だねとポツリとあなた 比べてる人がいる! 走る予感に 問いつめりゃばれたかと舌を出したわ 嘘つくの下手ね あなたって 心に秘密があるの 勘だけはいいの 私って 不幸になるよと顔に書いてる ああ恋人たちの偽りは 100もあるけど あなただけ正直な人 そう信じてたの 時は過ぎ声もなく散りゆくゼラニュウム 卒論がすむまでは逢えないと言う 嘘つくの下手ね 二人共 別れを繕うあなた 背を向けるだけね 二人共 涙が描き込む境界線に ああ恋人たちの偽りは 100もあるのに さよならとたったひとつの 嘘が言えない |
都忘れ真っ赤なポストに手紙を入れて 帰りに市場で林檎かったわ 青くてすっぱいふるさとの味 言葉と一緒に送りたかった 風なびく麦畑 走り去る雲の影 なつかしい横顔に よく似てる雲だった 祭りの準備に忙しそうな 太鼓の響きが夏を知らせる 今年はあなたも帰って来てね 昔の仲間も集まるはずよ 風なびく麦畑 走り去る雲の影 工場の青い屋根 この街も変わったわ 今年も咲いたわ都忘れが あなたを忘れてしまいなさいと こわいの 私うなづきそうよ お願い返事は必ず書いて 風なびく麦畑 走り去る雲の影 流れゆく年月を 見送って泣いたのよ | 太田裕美 | 松本隆 | 筒美京平 | | 真っ赤なポストに手紙を入れて 帰りに市場で林檎かったわ 青くてすっぱいふるさとの味 言葉と一緒に送りたかった 風なびく麦畑 走り去る雲の影 なつかしい横顔に よく似てる雲だった 祭りの準備に忙しそうな 太鼓の響きが夏を知らせる 今年はあなたも帰って来てね 昔の仲間も集まるはずよ 風なびく麦畑 走り去る雲の影 工場の青い屋根 この街も変わったわ 今年も咲いたわ都忘れが あなたを忘れてしまいなさいと こわいの 私うなづきそうよ お願い返事は必ず書いて 風なびく麦畑 走り去る雲の影 流れゆく年月を 見送って泣いたのよ |
風立ちぬ(CM Version)風立ちぬ 今は秋 帰りたい 帰れない あなたの胸に 風立ちぬ 今は秋 今日から私は 心の旅人 | 太田裕美 | 松本隆 | 大瀧詠一 | 三宅一徳 | 風立ちぬ 今は秋 帰りたい 帰れない あなたの胸に 風立ちぬ 今は秋 今日から私は 心の旅人 |
夏の扉灼けた肌の色がうすらいでゆく 風も秋の匂いがするわ 眩しかった夏を見送るの あなたと―― 熱い砂は冷えてしまったけれど 海に沈む夕陽のような 愛の炎 胸の奥で燃えるのよ あなたがそばにいてくれるから 渡り鳥のように羽撃(はばた)きたいの 秋も冬も春も渡って めぐる夏にまた海に来たい あなたと―― 愛は日記みたい この新しい 白いページめくってゆくの 海がくれたあなたとの夏の日々は 心にきっと残るはずだわ 夏の海がくれた倖せを胸に秘めて 季節の扉 開けてゆくのよ | 太田裕美 | 松本隆 | 筒美京平 | | 灼けた肌の色がうすらいでゆく 風も秋の匂いがするわ 眩しかった夏を見送るの あなたと―― 熱い砂は冷えてしまったけれど 海に沈む夕陽のような 愛の炎 胸の奥で燃えるのよ あなたがそばにいてくれるから 渡り鳥のように羽撃(はばた)きたいの 秋も冬も春も渡って めぐる夏にまた海に来たい あなたと―― 愛は日記みたい この新しい 白いページめくってゆくの 海がくれたあなたとの夏の日々は 心にきっと残るはずだわ 夏の海がくれた倖せを胸に秘めて 季節の扉 開けてゆくのよ |
水曜日の約束あなたを待っていたの 映画街でひとり ロードショーの切符を手のひらに握りしめ はなやぐ人の波に笑顔を探したの 来ないと知ってても私は待つの ああ うつむいて愛つげられた日々が 涙の中に揺れるの 真っ赤なレイン・コートに悲しみをかくして いま待つことだけが私の愛なの 辛い時にはぼくを想い出せと言った やさしい嘘なのね 忘れはしない ああ その腕に甘えた夏の午後が 涙の中に揺れるの いつまでも妹のように振るまえたら こんな愛の終わりなかったでしょうか | 太田裕美 | 松本隆 | 筒美京平 | | あなたを待っていたの 映画街でひとり ロードショーの切符を手のひらに握りしめ はなやぐ人の波に笑顔を探したの 来ないと知ってても私は待つの ああ うつむいて愛つげられた日々が 涙の中に揺れるの 真っ赤なレイン・コートに悲しみをかくして いま待つことだけが私の愛なの 辛い時にはぼくを想い出せと言った やさしい嘘なのね 忘れはしない ああ その腕に甘えた夏の午後が 涙の中に揺れるの いつまでも妹のように振るまえたら こんな愛の終わりなかったでしょうか |
Romanticが止まらない長いキスの途中で (さりげなく) 首飾りを外した (指さきで) 友だちの領域(エリア)から はみだした 君の青いハイヒール 誰か Romantic 止めて Romantic 胸が 胸が苦しくなる 惑う瞳に 甘く溺れて Hold me tight せつなさは止まらない 壁のラジオ絞って (しどけなく) 遊びなのと聞いたね (ささやいて) 言葉では答えない 抱いた手に力こめる Tonight 誰か Romantic 止めて Romantic 息が 息が燃えるようさ 同じ孤独を 抱いて生きたね 今夜 一人では眠れない 誰か Romantic 止めて Romantic 胸が 胸が苦しくなる 走る涙に 背中押されて Hold me tight せつなさは止まらない | 太田裕美 | 松本隆 | 筒美京平 | | 長いキスの途中で (さりげなく) 首飾りを外した (指さきで) 友だちの領域(エリア)から はみだした 君の青いハイヒール 誰か Romantic 止めて Romantic 胸が 胸が苦しくなる 惑う瞳に 甘く溺れて Hold me tight せつなさは止まらない 壁のラジオ絞って (しどけなく) 遊びなのと聞いたね (ささやいて) 言葉では答えない 抱いた手に力こめる Tonight 誰か Romantic 止めて Romantic 息が 息が燃えるようさ 同じ孤独を 抱いて生きたね 今夜 一人では眠れない 誰か Romantic 止めて Romantic 胸が 胸が苦しくなる 走る涙に 背中押されて Hold me tight せつなさは止まらない |
花吹雪桜吹雪が散っています 心の画面一杯に 卒業式で泣く人が この頃ちょっと少しね 淋しい顔であなたが言った 友だちでいようよ 友だちでいましょう 心くだける時は何度も その一言が支えてくれた 友だちでいようよ 桜吹雪の次の春 涙が頬に散りいそぐ 嫌いになった訳じゃない ただ初恋のいろどりが 褪せただけさとあなたが言った 友だちでいようよ 友だちでいましょう ふと気が付けばたった一度も ああ恋人と呼ばないあなた 友だちでいようよ 桜吹雪が二度舞って 三度目の春逢ったわね 他人の顔を装って あなたは腕を組む人に 友だちさって紹介したわ 友だちでいようよ 友だちでいましょう めぐる季節の向う側から その一言が今も響くわ 友だちでいようよ | 太田裕美 | 松本隆 | 吉田拓郎 | | 桜吹雪が散っています 心の画面一杯に 卒業式で泣く人が この頃ちょっと少しね 淋しい顔であなたが言った 友だちでいようよ 友だちでいましょう 心くだける時は何度も その一言が支えてくれた 友だちでいようよ 桜吹雪の次の春 涙が頬に散りいそぐ 嫌いになった訳じゃない ただ初恋のいろどりが 褪せただけさとあなたが言った 友だちでいようよ 友だちでいましょう ふと気が付けばたった一度も ああ恋人と呼ばないあなた 友だちでいようよ 桜吹雪が二度舞って 三度目の春逢ったわね 他人の顔を装って あなたは腕を組む人に 友だちさって紹介したわ 友だちでいようよ 友だちでいましょう めぐる季節の向う側から その一言が今も響くわ 友だちでいようよ |
カントリー・ロードいつか私が20才になって ブルーのダットサン手に入れたら ふるさとの町 飛んでゆくから ラララ 私をお嫁にしてね 青い空と緑の丘 こんな処であなたと 小さな家たてたい Country Road 手をつなぎなさいな いついつまでもはぐれないよう Country Road さあ歩きなさいな 愛は果てない一本道だから もしも私が傷つきながら グレイの都会逃げて来たら グリーンの草の指輪をはめて ラララ 私をお嫁にしてね 風の香り 土の匂い こんな処であなたと 小さな家たてたい Country Road 涙、お拭きなさいな 昨日の夢は振り向かないで Country Road さあ走りなさいな 愛は果てない一本道だから | 太田裕美 | 松本隆 | 筒美京平 | | いつか私が20才になって ブルーのダットサン手に入れたら ふるさとの町 飛んでゆくから ラララ 私をお嫁にしてね 青い空と緑の丘 こんな処であなたと 小さな家たてたい Country Road 手をつなぎなさいな いついつまでもはぐれないよう Country Road さあ歩きなさいな 愛は果てない一本道だから もしも私が傷つきながら グレイの都会逃げて来たら グリーンの草の指輪をはめて ラララ 私をお嫁にしてね 風の香り 土の匂い こんな処であなたと 小さな家たてたい Country Road 涙、お拭きなさいな 昨日の夢は振り向かないで Country Road さあ走りなさいな 愛は果てない一本道だから |
雨の音が聞こえる心配させてごめんね もう大丈夫 見えない愛がこわくて 素直になれなかったの 耳もとでささやかないで くすぐったくて いつかふたりでいった 海の話をしてよ 雨の音が聞こえる あなたとわたし 雨の音が聞こえる 指がふれるたび 静かね こんな静かな夜ははじめて 心から好きといえる 恋人たちのしぐさは 似ているのね 通りのベンチでさえも ひとりでいられないの あの時あなたの言葉 うれしかったわ とてもうれしかったのに なぜか思い出せない 雨の音が聞こえる あなたとわたし 雨の音が聞こえる 恋がゆれるたび どうして そんなせつない顔で笑うの 心から好きといえる 雨の音が聞こえる あなたとわたし 雨の音が聞こえる 夢がふれるたび 静かね こんな静かな夜ははじめて 心から好きといえる 心から好きといえる | 太田裕美 | 山元みき子 | 筒美京平 | | 心配させてごめんね もう大丈夫 見えない愛がこわくて 素直になれなかったの 耳もとでささやかないで くすぐったくて いつかふたりでいった 海の話をしてよ 雨の音が聞こえる あなたとわたし 雨の音が聞こえる 指がふれるたび 静かね こんな静かな夜ははじめて 心から好きといえる 恋人たちのしぐさは 似ているのね 通りのベンチでさえも ひとりでいられないの あの時あなたの言葉 うれしかったわ とてもうれしかったのに なぜか思い出せない 雨の音が聞こえる あなたとわたし 雨の音が聞こえる 恋がゆれるたび どうして そんなせつない顔で笑うの 心から好きといえる 雨の音が聞こえる あなたとわたし 雨の音が聞こえる 夢がふれるたび 静かね こんな静かな夜ははじめて 心から好きといえる 心から好きといえる |
私は忘れない北国の青空に さよならを告げるのがつらいわ 抱きしめた花束が 未練の気持なの あの人の倖せを 私は祈る 二度と帰らない 愛をこめて 振り向いて 手をふれば 涙がこぼれそう 窓側に席をとり あなたの姿さがすけれども 人ごみにとざされて 胸はときめくだけ 夏の日の思い出に 私は祈る すべてをつくした 愛をこめて 走り出す人影に 涙がとまらない あの人の倖せを 私は祈る すべてをつくした 愛をこめて 北国の青空を 私は忘れない | 太田裕美 | 橋本淳 | 筒美京平 | | 北国の青空に さよならを告げるのがつらいわ 抱きしめた花束が 未練の気持なの あの人の倖せを 私は祈る 二度と帰らない 愛をこめて 振り向いて 手をふれば 涙がこぼれそう 窓側に席をとり あなたの姿さがすけれども 人ごみにとざされて 胸はときめくだけ 夏の日の思い出に 私は祈る すべてをつくした 愛をこめて 走り出す人影に 涙がとまらない あの人の倖せを 私は祈る すべてをつくした 愛をこめて 北国の青空を 私は忘れない |
やあ!カモメカモメ カモメ 翔んでゆくのよ 高く遠く 翼広げて 青い波にゆらゆら 心もとない白い船 それは青春そのもの だからカモメ カモメ カモメ 翔んでゆくのよ 高く遠く 翼広げて キラキラと夏の日は せつない程にまぶしくて それは青春そのもの だからカモメ カモメ カモメ 翔んでゆくのよ 高く遠く 翼広げて | 太田裕美 | 太田裕美 | 太田裕美 | 萩田光雄 | カモメ カモメ 翔んでゆくのよ 高く遠く 翼広げて 青い波にゆらゆら 心もとない白い船 それは青春そのもの だからカモメ カモメ カモメ 翔んでゆくのよ 高く遠く 翼広げて キラキラと夏の日は せつない程にまぶしくて それは青春そのもの だからカモメ カモメ カモメ 翔んでゆくのよ 高く遠く 翼広げて |
冬の蜂あれは中禅寺の山影の 赤や黄色も褪せる頃 水藻絡むオールふと止めて ボート岸に寄せたあなた 細い糸を張ったまなざしを たてに切るような葉の雨 こんな小さな葉も死ぬ前は 炎えて美しくなるのね 指先にとまる冬の蜂 弱弱しく薄い羽が小刻みに震えた 翡翠の色した雨雲背に置いて くちびる翳らせ あなたはポツリ言う 飛び交う蜂すら刺せなくなるのなら 心が刺せない愛も仕方ないよね 宿の湖畔沿いの部屋の椅子 そっと急須傾けた 頬に硝子窓の雨の色 滑る影が泣き真似した 烟草五本分の時が過ぎ 急に私の髪撫でて 君にふれることが出来るのも 今日が最後だねと言った 指先を飛んだ冬の蜂 残る力振り絞って雨空にかすれた 湖畔に降りつむ霧さえ消えうすれ 雲間に射す陽の眩しさ見上げてた 刺せない蜂さえ あんなに飛べるなら 私も独りできっと生きてゆけるわ | 太田裕美 | 松本隆 | 筒美京平 | | あれは中禅寺の山影の 赤や黄色も褪せる頃 水藻絡むオールふと止めて ボート岸に寄せたあなた 細い糸を張ったまなざしを たてに切るような葉の雨 こんな小さな葉も死ぬ前は 炎えて美しくなるのね 指先にとまる冬の蜂 弱弱しく薄い羽が小刻みに震えた 翡翠の色した雨雲背に置いて くちびる翳らせ あなたはポツリ言う 飛び交う蜂すら刺せなくなるのなら 心が刺せない愛も仕方ないよね 宿の湖畔沿いの部屋の椅子 そっと急須傾けた 頬に硝子窓の雨の色 滑る影が泣き真似した 烟草五本分の時が過ぎ 急に私の髪撫でて 君にふれることが出来るのも 今日が最後だねと言った 指先を飛んだ冬の蜂 残る力振り絞って雨空にかすれた 湖畔に降りつむ霧さえ消えうすれ 雲間に射す陽の眩しさ見上げてた 刺せない蜂さえ あんなに飛べるなら 私も独りできっと生きてゆけるわ |
海が泣いている海が泣いている 生きもののように 黒馬のように走る波 潮風にしめる煙草を放ると 振り向くあなたのこわい顔 黙りこくった冬の浜辺を 黙りこくった時が横切る あなたが言えない言葉が聞こえるわ いいのよ そんなに苦しまないで そんなに自分を責めないで プラトニック 風が荒れている 油絵のように 黒雲は空に渦を巻く 口先の愛で器用に遊べる 人ではないから苦しそう そっぽ向いた腕の透き間を そっぽ向いた小鳥が飛び立つ あんまり真面目に悩んでいるから わざと惨酷に いま知らん顔 いいのよ そんなに苦しまないで そんなに自分を責めないで プラトニック 心それだけで 人は愛せるの? たよりなく揺れる心でも 今そっと肩を抱きしめられたら 心は身体に溶けるのに 何事もなく海は静まり 何事もなく二人帰るの 自然の流れに小舟を浮かべて きっといつの日か そうその日に いいのよ そんなに苦しまないで そんなに自分を責めないで プラトニック | 太田裕美 | 松本隆 | 筒美京平 | 萩田光雄 | 海が泣いている 生きもののように 黒馬のように走る波 潮風にしめる煙草を放ると 振り向くあなたのこわい顔 黙りこくった冬の浜辺を 黙りこくった時が横切る あなたが言えない言葉が聞こえるわ いいのよ そんなに苦しまないで そんなに自分を責めないで プラトニック 風が荒れている 油絵のように 黒雲は空に渦を巻く 口先の愛で器用に遊べる 人ではないから苦しそう そっぽ向いた腕の透き間を そっぽ向いた小鳥が飛び立つ あんまり真面目に悩んでいるから わざと惨酷に いま知らん顔 いいのよ そんなに苦しまないで そんなに自分を責めないで プラトニック 心それだけで 人は愛せるの? たよりなく揺れる心でも 今そっと肩を抱きしめられたら 心は身体に溶けるのに 何事もなく海は静まり 何事もなく二人帰るの 自然の流れに小舟を浮かべて きっといつの日か そうその日に いいのよ そんなに苦しまないで そんなに自分を責めないで プラトニック |
星がたり小さな星くず まき散らした夜空 今しめやかに波の音 心にしみてゆく 刻まれる月日 引き潮と満ち潮 浮き沈みする 想い出を手の平ですくう 指のあいだ ひとすじふたすじ 悲しいことだけ こぼれて落ちて あとかたもなしに 消えるといいのに 小さくても けなげな星くず 抱きしめてあげる 私の胸に だからいつまでも またたいていて 光失わず | 太田裕美 | 来生えつこ | 来生たかお | 戸塚修 | 小さな星くず まき散らした夜空 今しめやかに波の音 心にしみてゆく 刻まれる月日 引き潮と満ち潮 浮き沈みする 想い出を手の平ですくう 指のあいだ ひとすじふたすじ 悲しいことだけ こぼれて落ちて あとかたもなしに 消えるといいのに 小さくても けなげな星くず 抱きしめてあげる 私の胸に だからいつまでも またたいていて 光失わず |
僕は君の涙涙があふれて 大地にこぼれた まぶしい真夏の陽射しを浴びたら 水蒸気になり 青い空 昇る 僕は君の瞳から落ちた涙 はるかな行方は 白い雲の上 悲しみ集めて 流す雨になろう ひとつぶひとつぶ きらめくしずくは 濡れることも暖かい雨になろう 僕の旅は続く 僕はどこまで行くのだろう…… 降り注ぐ雨は 大地をうるおす 濁った川さえ きれいに流して 花を咲かせよう この丘一面 僕は君の瞳から落ちた涙 思いはあふれて 大地にしみこむ 小さな緑は 朝露に揺れる 透き通った水を 木の根が吸い込む 僕は強くたおやかなブドウになる グラスをあわせて 微笑み浮かべる 僕を飲み干した 美しいその女性(ひと) 元気になったんだね あの時の君 僕は君の瞳から落ちた涙 僕の旅は終わる ワインになって君のもとへ 僕は君の胸で 空と大地を思うだろう…… | 太田裕美 | 太田裕美 | 太田裕美 | | 涙があふれて 大地にこぼれた まぶしい真夏の陽射しを浴びたら 水蒸気になり 青い空 昇る 僕は君の瞳から落ちた涙 はるかな行方は 白い雲の上 悲しみ集めて 流す雨になろう ひとつぶひとつぶ きらめくしずくは 濡れることも暖かい雨になろう 僕の旅は続く 僕はどこまで行くのだろう…… 降り注ぐ雨は 大地をうるおす 濁った川さえ きれいに流して 花を咲かせよう この丘一面 僕は君の瞳から落ちた涙 思いはあふれて 大地にしみこむ 小さな緑は 朝露に揺れる 透き通った水を 木の根が吸い込む 僕は強くたおやかなブドウになる グラスをあわせて 微笑み浮かべる 僕を飲み干した 美しいその女性(ひと) 元気になったんだね あの時の君 僕は君の瞳から落ちた涙 僕の旅は終わる ワインになって君のもとへ 僕は君の胸で 空と大地を思うだろう…… |
七つの願いごと四月になれば何かが変わる ふと目にとまる路ばたの花 心ひかれてしまうのは 思いもよらない恋が芽生えたから 五月になれば何かが変わる あなたの白いズックが光る 真っ赤な靴をひきよせる 歩きはじめれば愛という名の径 六月になれば何かが変わる 小雨ふる日に手紙がこんな 待ちどおしいと想うのは 淋しい心が滲んでしまうから 七月になれば何かが変わる 眠れない夜 羊を数え それでも何故か寝つけない 羊の隣りにあなたが見えるから 八月になれば何かが変わる 白いペンキの避暑地の店で 見つめあう瞳がはずんでる サイダーびんから気球が飛んでゆく 九月になれば何かが変わる すれ違ってくふたりの会話 ふみ切り越しのボール投げ ひとつの嘘から谷間が広がった 十月になれば全てが変わる 青空を見て胸いたむのは 大事なものを失った 心のすき間に青さがしみるから | 太田裕美 | 松本隆 | 萩田光雄 | | 四月になれば何かが変わる ふと目にとまる路ばたの花 心ひかれてしまうのは 思いもよらない恋が芽生えたから 五月になれば何かが変わる あなたの白いズックが光る 真っ赤な靴をひきよせる 歩きはじめれば愛という名の径 六月になれば何かが変わる 小雨ふる日に手紙がこんな 待ちどおしいと想うのは 淋しい心が滲んでしまうから 七月になれば何かが変わる 眠れない夜 羊を数え それでも何故か寝つけない 羊の隣りにあなたが見えるから 八月になれば何かが変わる 白いペンキの避暑地の店で 見つめあう瞳がはずんでる サイダーびんから気球が飛んでゆく 九月になれば何かが変わる すれ違ってくふたりの会話 ふみ切り越しのボール投げ ひとつの嘘から谷間が広がった 十月になれば全てが変わる 青空を見て胸いたむのは 大事なものを失った 心のすき間に青さがしみるから |
パパとあなたの影ぼうし運動会のかけっこあなたは みんなの一番後ろ走ってる パパは本気で歯ぎしりしてる 真っ赤な顔をして走るあなた見て パパはいつも何でも一等で 思い通り生きてきたから 不器用な息子思うばかりに あなたにつらくあたるのね 逆上がりがすぐにできない子は できる子よりも 痛みがわかる分だけ 強くなれることを パパに伝えたいね いつかわかる日が来るよね 放課後 校庭 鉄棒に映る ママとあなたの影 パパは今度初めて仕事で 一等をとれなかったの 弱気な顔を見せてぐちって その方がずっと好きになれる 「ねぇ、パパ逆上がりを教えて」 息子なりの励ましかしら 日曜の午後パパはしぶしぶ あなたと外に出た 何度も何度も 足が宙を切って落ちる それでも空に向かって 大きく足を振り上げる パパはもうわかってる あきらめないのが大切だって 夕日の校庭 鉄棒に映る パパとあなたの影 夕日の校庭 鉄棒に映る パパとあなたの影 | 太田裕美 | こんのひとみ | こんのひとみ | 羽毛田丈史 | 運動会のかけっこあなたは みんなの一番後ろ走ってる パパは本気で歯ぎしりしてる 真っ赤な顔をして走るあなた見て パパはいつも何でも一等で 思い通り生きてきたから 不器用な息子思うばかりに あなたにつらくあたるのね 逆上がりがすぐにできない子は できる子よりも 痛みがわかる分だけ 強くなれることを パパに伝えたいね いつかわかる日が来るよね 放課後 校庭 鉄棒に映る ママとあなたの影 パパは今度初めて仕事で 一等をとれなかったの 弱気な顔を見せてぐちって その方がずっと好きになれる 「ねぇ、パパ逆上がりを教えて」 息子なりの励ましかしら 日曜の午後パパはしぶしぶ あなたと外に出た 何度も何度も 足が宙を切って落ちる それでも空に向かって 大きく足を振り上げる パパはもうわかってる あきらめないのが大切だって 夕日の校庭 鉄棒に映る パパとあなたの影 夕日の校庭 鉄棒に映る パパとあなたの影 |
青春のしおり机の上の赤毛のアンに しおりがわりのあなたの手紙 涙にしみた青いインクが 遠い昨日ににじんでいるわ 悩みといえばソバカスなんて 今おもったら夢のようだわ キスがちっとも甘くないこと 気付いてからの味気ない日々 CSNYなど聞きだしてから あなたは人が変わったようね 髪をのばして授業をさぼり 自由に生きてみたいと言った みんな自分のウッドストック 緑の園を探していたの 夢ひとつずつ消えてゆくたび 大人になった味気ない日々 他の娘連れたあなたの背中 ウインドウ越しに元町で見た 背のびをしてた自分の影を 舗道の上に見つけて泣いた 若い季節のかわり目だから 誰も心の風邪をひくのね 童話の本を閉じてしまえば 全てまぼろし味気ない日々 | 太田裕美 | 松本隆 | 佐藤健 | | 机の上の赤毛のアンに しおりがわりのあなたの手紙 涙にしみた青いインクが 遠い昨日ににじんでいるわ 悩みといえばソバカスなんて 今おもったら夢のようだわ キスがちっとも甘くないこと 気付いてからの味気ない日々 CSNYなど聞きだしてから あなたは人が変わったようね 髪をのばして授業をさぼり 自由に生きてみたいと言った みんな自分のウッドストック 緑の園を探していたの 夢ひとつずつ消えてゆくたび 大人になった味気ない日々 他の娘連れたあなたの背中 ウインドウ越しに元町で見た 背のびをしてた自分の影を 舗道の上に見つけて泣いた 若い季節のかわり目だから 誰も心の風邪をひくのね 童話の本を閉じてしまえば 全てまぼろし味気ない日々 |
煉瓦荘あれからは詩を書き続けた 哀しみにペン先ひたして 想い出で余白をつぶした 君の名で心を埋めた 井の頭まで行ったついでに 煉瓦荘まで足をのばした 運良く君が住んでた部屋が 空室なんで 入れてもらった 煉瓦荘 売れない詩人とデザイナーの卵 煉瓦荘 窓まで届いた林檎の木の香り 倖せの形は見えない でもぼくは心に描ける 椅子の影 シーツの襞にも 倖せの尻尾が覗いた 家具のない部屋 何故こんなにも 小さく狭く見えるのだろう ここで絵を描き 飲んで歌って 朝になるまで寝顔見てた 煉瓦荘 屋根まで上れば副都心が見えた 煉瓦荘 心に煉瓦を積み崩した部屋さ 毎日が時代の空気に 息づいてあざやかだったね 傷ついた深さを計れば 愛してた深さもわかるよ ぼくの創った石膏像は 似ても似つかぬ君の微笑み でもひとつだけ似ていたのは 石で出来てた君の心さ 煉瓦荘 崩れた白壁 荒れた庭の草よ 煉瓦荘 ぼくらの青春眠っている場所よ あれからは詩を書き続けた 哀しみにペン先ひたして 出来るなら何も書いてない 人生の白紙が欲しいよ | 太田裕美 | 松本隆 | 筒美京平 | | あれからは詩を書き続けた 哀しみにペン先ひたして 想い出で余白をつぶした 君の名で心を埋めた 井の頭まで行ったついでに 煉瓦荘まで足をのばした 運良く君が住んでた部屋が 空室なんで 入れてもらった 煉瓦荘 売れない詩人とデザイナーの卵 煉瓦荘 窓まで届いた林檎の木の香り 倖せの形は見えない でもぼくは心に描ける 椅子の影 シーツの襞にも 倖せの尻尾が覗いた 家具のない部屋 何故こんなにも 小さく狭く見えるのだろう ここで絵を描き 飲んで歌って 朝になるまで寝顔見てた 煉瓦荘 屋根まで上れば副都心が見えた 煉瓦荘 心に煉瓦を積み崩した部屋さ 毎日が時代の空気に 息づいてあざやかだったね 傷ついた深さを計れば 愛してた深さもわかるよ ぼくの創った石膏像は 似ても似つかぬ君の微笑み でもひとつだけ似ていたのは 石で出来てた君の心さ 煉瓦荘 崩れた白壁 荒れた庭の草よ 煉瓦荘 ぼくらの青春眠っている場所よ あれからは詩を書き続けた 哀しみにペン先ひたして 出来るなら何も書いてない 人生の白紙が欲しいよ |
オレンジの口紅去年の季節のかわり目に 私が借りてたサマーセーター どうすればこの海で返せるの ひと目だけでも逢えませんか 淋しい口実でしょうか 冷や汗かいてたコカ・コーラ 二人で半分ずつ飲んだ あの夏の光 あの頃あなたが泳ぐたび 「サメよ!」と指さし驚かした 青い波 青春がきらめいた もう一度だけ乗りませんか おなじ湘南電車に 岩場でキスした想い出も 心に悲しく打ち寄せる あの夏の光 青い波 青春がきらめいた またバスに乗り行きませんか 白い海岸道路を オレンジ色の口紅さえ 20才を過ぎれば似合わない あの夏の光 | 太田裕美 | 松本隆 | 筒美京平 | | 去年の季節のかわり目に 私が借りてたサマーセーター どうすればこの海で返せるの ひと目だけでも逢えませんか 淋しい口実でしょうか 冷や汗かいてたコカ・コーラ 二人で半分ずつ飲んだ あの夏の光 あの頃あなたが泳ぐたび 「サメよ!」と指さし驚かした 青い波 青春がきらめいた もう一度だけ乗りませんか おなじ湘南電車に 岩場でキスした想い出も 心に悲しく打ち寄せる あの夏の光 青い波 青春がきらめいた またバスに乗り行きませんか 白い海岸道路を オレンジ色の口紅さえ 20才を過ぎれば似合わない あの夏の光 |
シングルガールそろそろ席にもどらなくちゃ 向うで彼が心配してる 踊りの渦にかすむフロアー あなたの息が燃るように熱いわ 華やかに流れてく Weekend party 二人の姿 目で追うかれと 瞳の中で愛を囁くあなた 狂い出した歯車の音は ルル… シングル ガール 見つめられると シングル ガール 心が痛むわ 今は何んて言えばいいの言葉もないわ ワインをあける口実なんて 本当はそうね どうでもよくて 朝日が窓にさしこむまで 互いの夢を語り明していたわ あの頃のはずんでた Weekend party 酔えば酔うほど静かな彼と おどけた調子で陽気にさわぐあなた 目まぐるしく気まぐれな季節 ルル… シングル ガール キラキラ光る シングル ガール 想い出のせいね どちらも私 選ぶことができないのよ 私達に近づく Weekend party きらめく時も背中をみせて 心の中に最後の曲がかかる はじけていく悲しみのうたは ルル… シングル ガール さびしいけれど シングル ガール 仕方がないのね やさしい人にさよならを 今日から一人ね | 太田裕美 | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | 大村雅朗 | そろそろ席にもどらなくちゃ 向うで彼が心配してる 踊りの渦にかすむフロアー あなたの息が燃るように熱いわ 華やかに流れてく Weekend party 二人の姿 目で追うかれと 瞳の中で愛を囁くあなた 狂い出した歯車の音は ルル… シングル ガール 見つめられると シングル ガール 心が痛むわ 今は何んて言えばいいの言葉もないわ ワインをあける口実なんて 本当はそうね どうでもよくて 朝日が窓にさしこむまで 互いの夢を語り明していたわ あの頃のはずんでた Weekend party 酔えば酔うほど静かな彼と おどけた調子で陽気にさわぐあなた 目まぐるしく気まぐれな季節 ルル… シングル ガール キラキラ光る シングル ガール 想い出のせいね どちらも私 選ぶことができないのよ 私達に近づく Weekend party きらめく時も背中をみせて 心の中に最後の曲がかかる はじけていく悲しみのうたは ルル… シングル ガール さびしいけれど シングル ガール 仕方がないのね やさしい人にさよならを 今日から一人ね |
青い傘たわむれるような口づけは 遠い夏の日のかげろうね 会えない日々にほほえみが ぬれた花のようによみがえる 長くつきあっている人が あなたにいるときいたけれど 一人不安を打ち消して 電話待ってた長い夜 最後に手紙を書いたけれど 泣き事ばかりで 破りすてた あなたに渡していたとしても らしくないねと 笑うだけ 何の約束もしないのに はやい電車で会いに行った 雨のシトシト降る中を 住所たどって歩いた 私のさしてる青い傘は 歩道に浮かんだしみのようね あなたが気づいてくれたならば 何も言わずに帰ります 私のさしてる青い傘は 歩道に浮かんだしみのようね あなたが気づいてくれたならば 何も言わずに帰ります | 太田裕美 | 荒井由実 | 荒井由実 | | たわむれるような口づけは 遠い夏の日のかげろうね 会えない日々にほほえみが ぬれた花のようによみがえる 長くつきあっている人が あなたにいるときいたけれど 一人不安を打ち消して 電話待ってた長い夜 最後に手紙を書いたけれど 泣き事ばかりで 破りすてた あなたに渡していたとしても らしくないねと 笑うだけ 何の約束もしないのに はやい電車で会いに行った 雨のシトシト降る中を 住所たどって歩いた 私のさしてる青い傘は 歩道に浮かんだしみのようね あなたが気づいてくれたならば 何も言わずに帰ります 私のさしてる青い傘は 歩道に浮かんだしみのようね あなたが気づいてくれたならば 何も言わずに帰ります |
ピッツア・ハウス22時サラミとオニオンそれとアンチョビ キャンティのワインとグラスをふたつ 紙ナプキンをひざに広げて まっすぐぼくの眼を見るんだね 二年前ならバラの破片(カケラ)を 頬に散らして爪見てたのに 変わったな そう言いかけてやめたのは スプーンに映るぼくも歪んで見えたから この店も何故かさびれてしまったね Lonely Night ピッツア・ハウス22時 あなたは銀のライター閉じる マッチする手が好きだったのに ねえそういえばネクタイ似合う 服って人まで変えて見せるのね 暑いわね わざと笑顔ではぐらかす ピンと張られた会話の糸が辛いから 壁にはう緑のツタとナポリの絵 Lonely Night ピッツア・ハウス22時 覚えてるかな ぼくの仲間で ギターがひどく上手(うま)かった奴 血マメ作って弾いた楽器を 海辺で祈って燃やしたんだよ 哀しいね ねえぼくたちの未来って いくつの過去を灰にしたなら見えるのか 君からの手紙の束も今は無い Lonely Night ピッツア・ハウス22時 ナイフをそんな強く握って まるで心を切ってるようね 童話書くって言ってたあの娘 まだ22で離婚ですって もういちど そうおずおずと言った時 指を鳴らしてあなたは珈琲たのんだ その先を言わせないのがやさしさね Lonely Night ピッツア・ハウス22時 | 太田裕美 | 松本隆 | 筒美京平 | | サラミとオニオンそれとアンチョビ キャンティのワインとグラスをふたつ 紙ナプキンをひざに広げて まっすぐぼくの眼を見るんだね 二年前ならバラの破片(カケラ)を 頬に散らして爪見てたのに 変わったな そう言いかけてやめたのは スプーンに映るぼくも歪んで見えたから この店も何故かさびれてしまったね Lonely Night ピッツア・ハウス22時 あなたは銀のライター閉じる マッチする手が好きだったのに ねえそういえばネクタイ似合う 服って人まで変えて見せるのね 暑いわね わざと笑顔ではぐらかす ピンと張られた会話の糸が辛いから 壁にはう緑のツタとナポリの絵 Lonely Night ピッツア・ハウス22時 覚えてるかな ぼくの仲間で ギターがひどく上手(うま)かった奴 血マメ作って弾いた楽器を 海辺で祈って燃やしたんだよ 哀しいね ねえぼくたちの未来って いくつの過去を灰にしたなら見えるのか 君からの手紙の束も今は無い Lonely Night ピッツア・ハウス22時 ナイフをそんな強く握って まるで心を切ってるようね 童話書くって言ってたあの娘 まだ22で離婚ですって もういちど そうおずおずと言った時 指を鳴らしてあなたは珈琲たのんだ その先を言わせないのがやさしさね Lonely Night ピッツア・ハウス22時 |
恋のハーフ・ムーンなんとなんとなくハーフ・ムーン少しだけハネムーン 待って待って待って Kiss or No 肌寒い茅ヶ崎 星降る夜には気持も途切れ途切れ 車のシートを少しリクライニング 渚に糸をひく月はハーフ・ムーン いつになく心は 今 波の間に間に Movin' on Movin' on 寄せる 淋しい生き方してきた一人一人 もう傷つけあう勇気さえ無いの 重ねた右の手を外せないわ さりげなくあなたを今見つめ返せる Feel so high Feel so high 気分 なんとなんとなくハーフ・ムーン 心半分よ 待って待って待って Kiss or no たぶんあなたが好き なんとなんとなくハーフ・ムーン 少しだけハネムーン 待って待って待って Kiss or no 肌寒い茅ヶ崎 相手が誰でも 好きだと言えるの? なんとなんとなくハーフ・ムーン 心半分よ 待って待って待って Kiss or no たぶんあなたが好き 見せかけの愛じゃないよと言って言って 疑い深さは 旧い恋の傷 孤独は嫌いなの もう一人はいやよ つれなさの嘘でも 今 やさしい言葉 In the mood In the moood 投げて なんとなんとなくハーフ・ムーン 不思議に泣けない 待って待って待って Kiss or no カー・レイディオ FEN なんとなんとなくハーフ・ムーン 少しだけハネムーン 待って待って待って Kiss or no 肌寒い茅ヶ崎 なんとなんとなくハーフ・ムーン それとなく Kiss me now!! | 太田裕美 | 松本隆 | 大瀧詠一 | | なんとなんとなくハーフ・ムーン少しだけハネムーン 待って待って待って Kiss or No 肌寒い茅ヶ崎 星降る夜には気持も途切れ途切れ 車のシートを少しリクライニング 渚に糸をひく月はハーフ・ムーン いつになく心は 今 波の間に間に Movin' on Movin' on 寄せる 淋しい生き方してきた一人一人 もう傷つけあう勇気さえ無いの 重ねた右の手を外せないわ さりげなくあなたを今見つめ返せる Feel so high Feel so high 気分 なんとなんとなくハーフ・ムーン 心半分よ 待って待って待って Kiss or no たぶんあなたが好き なんとなんとなくハーフ・ムーン 少しだけハネムーン 待って待って待って Kiss or no 肌寒い茅ヶ崎 相手が誰でも 好きだと言えるの? なんとなんとなくハーフ・ムーン 心半分よ 待って待って待って Kiss or no たぶんあなたが好き 見せかけの愛じゃないよと言って言って 疑い深さは 旧い恋の傷 孤独は嫌いなの もう一人はいやよ つれなさの嘘でも 今 やさしい言葉 In the mood In the moood 投げて なんとなんとなくハーフ・ムーン 不思議に泣けない 待って待って待って Kiss or no カー・レイディオ FEN なんとなんとなくハーフ・ムーン 少しだけハネムーン 待って待って待って Kiss or no 肌寒い茅ヶ崎 なんとなんとなくハーフ・ムーン それとなく Kiss me now!! |
雨降りお月さん雨降りお月さん 雲の蔭(かげ) お嫁に行くときゃ 誰とゆく 一人でからかさ さしてゆく からかさないときゃ 誰とゆく シャラシャラ シャンシャン 鈴つけた お馬にゆられて ぬれてゆく おそがにゃお馬よ 夜があけよう たづなの下から チョイと見たりゃ お袖でお顔を かくしてる お袖はぬれても 乾しゃかわく 雨降りお月さん 雲の蔭(かげ) お馬にゆられて ぬれてゆく | 太田裕美 | 野口雨情 | 中山晋平 | 近藤達郎 | 雨降りお月さん 雲の蔭(かげ) お嫁に行くときゃ 誰とゆく 一人でからかさ さしてゆく からかさないときゃ 誰とゆく シャラシャラ シャンシャン 鈴つけた お馬にゆられて ぬれてゆく おそがにゃお馬よ 夜があけよう たづなの下から チョイと見たりゃ お袖でお顔を かくしてる お袖はぬれても 乾しゃかわく 雨降りお月さん 雲の蔭(かげ) お馬にゆられて ぬれてゆく |
ひぐらしねえ私たち恋するのって 鞄ひとつでバスに乗ったの マクドナルドのハンバーガーと 煙草はイブをポケットに入れ 御殿場までが矢のように過ぎ 緑の匂い胸にしみるわ 昔はカゴで通ったなんて 雪の白富士まるで絵のよう 読んだ漫画をあなたはふせて 内緒の声で耳打ちばなし スーツを着てるあいつを見ろよ 三億円に似てないかって 最後に吸った煙草を消して 空の銀紙くしゃくしゃにした 窓に頬寄せ景色見てると 時の流れをただようようね ガラスに映るあなたの寝顔 私はふっとため息ついた 生きてる事が空しいなんて 指先みつめ考えてたの 日暮れる頃に京都に着くわ それは涯ないひぐらしの旅 あなたと二人季節の中を 愛はどこまで流れてゆくの | 太田裕美 | 松本隆 | 荒井由実 | | ねえ私たち恋するのって 鞄ひとつでバスに乗ったの マクドナルドのハンバーガーと 煙草はイブをポケットに入れ 御殿場までが矢のように過ぎ 緑の匂い胸にしみるわ 昔はカゴで通ったなんて 雪の白富士まるで絵のよう 読んだ漫画をあなたはふせて 内緒の声で耳打ちばなし スーツを着てるあいつを見ろよ 三億円に似てないかって 最後に吸った煙草を消して 空の銀紙くしゃくしゃにした 窓に頬寄せ景色見てると 時の流れをただようようね ガラスに映るあなたの寝顔 私はふっとため息ついた 生きてる事が空しいなんて 指先みつめ考えてたの 日暮れる頃に京都に着くわ それは涯ないひぐらしの旅 あなたと二人季節の中を 愛はどこまで流れてゆくの |
袋小路うす陽のあたる石だたみ道 つきあたりにはあの店がある ビルの狭間の硝子窓から アイビー越しにタワーが見えた ぼんやり座る椅子のきしみが 遠い想い出 呼び醒ますのよ あなたはレモンひと口噛んで 「君といるのが辛い」と言った もしどちらかにひとつまみでも やさしさがあったなら 袋小路をぬけだせたのに 袋小路をぬけだせたのに レモンスカッシュの冷い汗に 過ぎた昔が流れて映る 遊びさわいではじけた日々が ああ哀しみに透き散ってゆく もしどちらかがマッチ一本の あたたかさ知ってたら 袋小路をぬけだせたのに 袋小路をぬけだせたのに 袋小路をぬけだせたのに | 太田裕美 | 松本隆 | 荒井由実 | | うす陽のあたる石だたみ道 つきあたりにはあの店がある ビルの狭間の硝子窓から アイビー越しにタワーが見えた ぼんやり座る椅子のきしみが 遠い想い出 呼び醒ますのよ あなたはレモンひと口噛んで 「君といるのが辛い」と言った もしどちらかにひとつまみでも やさしさがあったなら 袋小路をぬけだせたのに 袋小路をぬけだせたのに レモンスカッシュの冷い汗に 過ぎた昔が流れて映る 遊びさわいではじけた日々が ああ哀しみに透き散ってゆく もしどちらかがマッチ一本の あたたかさ知ってたら 袋小路をぬけだせたのに 袋小路をぬけだせたのに 袋小路をぬけだせたのに |
恋愛遊戯見つめあう瞳があれば 言葉などいらないんです パステルの陽射しの部屋で 気持ちだけ 傾いてゆくのです 愛してるってささやかないで 言ったそばから嘘になりそう だってあなたは恋愛遊戯 ねっ いけないわ 走るあなたと止まる私の 透き間へと風が吹きます ひとくちのローゼのワインに 曖昧に微笑むんです 熱帯樹 揺れる白壁 もう少し じらしてもいいかしら 頑固だねってつぶやかないで 胸の鼓動は乱れてるのに だってあなたは恋愛遊戯 ねっ いけないわ 心の中のほら垣根越し ふりむいて呼ぶあなたです 愛してるってささやかないで 言ったそばから嘘になりそう だってあなたは恋愛遊戯 ねっ いけないわ たわむれながら過ぎる季節を 呼び止めて泣きたいのです あゝうでの中 | 太田裕美 | 松本隆 | 筒美京平 | | 見つめあう瞳があれば 言葉などいらないんです パステルの陽射しの部屋で 気持ちだけ 傾いてゆくのです 愛してるってささやかないで 言ったそばから嘘になりそう だってあなたは恋愛遊戯 ねっ いけないわ 走るあなたと止まる私の 透き間へと風が吹きます ひとくちのローゼのワインに 曖昧に微笑むんです 熱帯樹 揺れる白壁 もう少し じらしてもいいかしら 頑固だねってつぶやかないで 胸の鼓動は乱れてるのに だってあなたは恋愛遊戯 ねっ いけないわ 心の中のほら垣根越し ふりむいて呼ぶあなたです 愛してるってささやかないで 言ったそばから嘘になりそう だってあなたは恋愛遊戯 ねっ いけないわ たわむれながら過ぎる季節を 呼び止めて泣きたいのです あゝうでの中 |
たんぽぽあなたの声が聞きたくて 街の電話をかけたのに 話し中の相手は誰 誰ですか 雲のようにひろがる胸の中の淋しさ どうぞあなたのはずむ声で 涙けして下さい いつかあなたに後ろから 目かくしされた公園よ 振り向いても誰もいない 風の音 灰色した舗道の隅に咲いた たんぽぽ そんな小さな花のように そばにおいて下さい そんな小さな花のように そばにおいて下さい | 太田裕美 | 松本隆 | 筒美京平 | | あなたの声が聞きたくて 街の電話をかけたのに 話し中の相手は誰 誰ですか 雲のようにひろがる胸の中の淋しさ どうぞあなたのはずむ声で 涙けして下さい いつかあなたに後ろから 目かくしされた公園よ 振り向いても誰もいない 風の音 灰色した舗道の隅に咲いた たんぽぽ そんな小さな花のように そばにおいて下さい そんな小さな花のように そばにおいて下さい |
青空の翳り哀しみをさりげなく 笑いばなしに 出来る女(ひと)は素敵ね 歓びも おだやかに 飾り立てずに 話す女(ひと)は素敵ね 私も心残り吹き消して 過去にはやさしく手を振るわ あなたにこだわらず生きてゆく 余裕が生まれて来たけれど 春から夏へ移り行く 空はさわやかすぎて かえって辛い季節だわ あなたへの想い 私の心のすみずみまで 広がったまま いつでも燃えつきて 精一杯に 生きる女(ひと)は素敵ね 私も青空に負けないで カラリと心を解き放ち あなたの手紙やら束ねては 捨て去るつもりでいるけれど 風がさらって行けるほど 軽い恋ではないし 涙で溶かし ぼやけても あなたとの日々は 私の背中のすぐうしろに 広がったまま 春から夏へ移り行く 空はさわやかすぎて かえって辛い季節だわ あなたへの想い 私の心のすみずみまで 広がったまま | 太田裕美 | 来生えつ子 | 浜田金吾 | 大村雅朗 | 哀しみをさりげなく 笑いばなしに 出来る女(ひと)は素敵ね 歓びも おだやかに 飾り立てずに 話す女(ひと)は素敵ね 私も心残り吹き消して 過去にはやさしく手を振るわ あなたにこだわらず生きてゆく 余裕が生まれて来たけれど 春から夏へ移り行く 空はさわやかすぎて かえって辛い季節だわ あなたへの想い 私の心のすみずみまで 広がったまま いつでも燃えつきて 精一杯に 生きる女(ひと)は素敵ね 私も青空に負けないで カラリと心を解き放ち あなたの手紙やら束ねては 捨て去るつもりでいるけれど 風がさらって行けるほど 軽い恋ではないし 涙で溶かし ぼやけても あなたとの日々は 私の背中のすぐうしろに 広がったまま 春から夏へ移り行く 空はさわやかすぎて かえって辛い季節だわ あなたへの想い 私の心のすみずみまで 広がったまま |
夕焼けあなたに逢えた まぶしい夏が 目に浮かぶ夕焼け 陽に灼けた やさしい顔が 「元気だせ」って叱ってくれる 泣いてはいけませんか 一人で あなたがとっても好きだから 青い波 はしゃいだ手に もう一度ふれたいの 真夏が過ぎた海辺の駅で 別れたの あなたと 結んでた指も離れて 汽車は秋へと走り出したの 泣き虫 そうよ私 あれから 逢いたい逢えないあなたなの 街角でよく似た人 逢えば心さわぐの 泣き虫 そうよ私 あれから 素肌の夏さえうすれても この胸に消えないのよ あなたの愛の炎 | 太田裕美 | 松本隆 | 筒美京平 | 萩田光雄 | あなたに逢えた まぶしい夏が 目に浮かぶ夕焼け 陽に灼けた やさしい顔が 「元気だせ」って叱ってくれる 泣いてはいけませんか 一人で あなたがとっても好きだから 青い波 はしゃいだ手に もう一度ふれたいの 真夏が過ぎた海辺の駅で 別れたの あなたと 結んでた指も離れて 汽車は秋へと走り出したの 泣き虫 そうよ私 あれから 逢いたい逢えないあなたなの 街角でよく似た人 逢えば心さわぐの 泣き虫 そうよ私 あれから 素肌の夏さえうすれても この胸に消えないのよ あなたの愛の炎 |
振り向けばイエスタディ英語のカードを片手にかざし ラケット抱えた少女が通る もうじき期末テストなんだよ あれから何年たったんだろう 今でも時々 夢を見るんだ 白紙の答案 にらんでる夢 君とは一緒に一夜づけした ノートの隙間に朝が見えたね 愛って何?(WHAT IS YOUNG) 若さって何?(WHAT IS WRONG) 小首かしげて君は聞くけど 答えが無いから青春だった 答えが無いから 化粧を変えても すれ違う瞬間(とき) 不思議に一目で君とわかった お茶でもどうって 誘う言葉に うなずく仕草は昔の君 結婚するって うわさ聞いたよ 相手がやさしい人ならいいさ おんなは名前を何故変えるのか この次逢ったら 何て呼ぼうか 愛って何?(WHAT IS YOUNG) 若さって何?(WHAT IS WRONG) 小首かしげて君は聞くけど 答えが無いから青春だった 時って でっかい河みたいだよ 想い出はなつかしい友だちなんだね | 太田裕美 | 松本隆 | 筒美京平 | | 英語のカードを片手にかざし ラケット抱えた少女が通る もうじき期末テストなんだよ あれから何年たったんだろう 今でも時々 夢を見るんだ 白紙の答案 にらんでる夢 君とは一緒に一夜づけした ノートの隙間に朝が見えたね 愛って何?(WHAT IS YOUNG) 若さって何?(WHAT IS WRONG) 小首かしげて君は聞くけど 答えが無いから青春だった 答えが無いから 化粧を変えても すれ違う瞬間(とき) 不思議に一目で君とわかった お茶でもどうって 誘う言葉に うなずく仕草は昔の君 結婚するって うわさ聞いたよ 相手がやさしい人ならいいさ おんなは名前を何故変えるのか この次逢ったら 何て呼ぼうか 愛って何?(WHAT IS YOUNG) 若さって何?(WHAT IS WRONG) 小首かしげて君は聞くけど 答えが無いから青春だった 時って でっかい河みたいだよ 想い出はなつかしい友だちなんだね |
木綿のハンカチーフ (アルバムバージョン)恋人よぼくは旅立つ 東へと向う列車で はなやいだ街で 君への贈りもの 探す探すつもりだ いいえあなた 私は欲しいものはないのよ ただ都会の絵の具に染まらないで帰って 染まらないで帰って 恋人よ半年が過ぎ 逢えないが泣かないでくれ 都会で流行りの指輪を送るよ 君に君に似合うはずだ いいえ星のダイヤも 海に眠る真珠も きっとあなたのキスほどきらめくはずないもの きらめくはずないもの 恋人よ君は素顔で くち紅もつけないままか 見間違うような スーツ着たぼくの 写真写真を見てくれ いいえ草にねころぶ あなたが好きだったの でも木枯しのビル街 からだに気をつけてね からだに気をつけてね 恋人よ 君を忘れて 変わってくぼくを許して 毎日愉快に 過ごす街角 ぼくはぼくは帰れない あなた最後のわがまま 贈りものをねだるわ ねえ涙拭く 木綿のハンカチーフください ハンカチーフ下さい | 太田裕美 | 松本隆 | 筒美京平 | | 恋人よぼくは旅立つ 東へと向う列車で はなやいだ街で 君への贈りもの 探す探すつもりだ いいえあなた 私は欲しいものはないのよ ただ都会の絵の具に染まらないで帰って 染まらないで帰って 恋人よ半年が過ぎ 逢えないが泣かないでくれ 都会で流行りの指輪を送るよ 君に君に似合うはずだ いいえ星のダイヤも 海に眠る真珠も きっとあなたのキスほどきらめくはずないもの きらめくはずないもの 恋人よ君は素顔で くち紅もつけないままか 見間違うような スーツ着たぼくの 写真写真を見てくれ いいえ草にねころぶ あなたが好きだったの でも木枯しのビル街 からだに気をつけてね からだに気をつけてね 恋人よ 君を忘れて 変わってくぼくを許して 毎日愉快に 過ごす街角 ぼくはぼくは帰れない あなた最後のわがまま 贈りものをねだるわ ねえ涙拭く 木綿のハンカチーフください ハンカチーフ下さい |
君と歩いた青春君がどうしても 帰ると言うのなら もう止めはしないけど 心残りさ 少し 幸せに出来なかった事 故郷(くに)へ帰ったら あいつらに会うといいさ よろしく伝えてくれ きっと又 昔のように みんなで楽しくやれるさ みんないい奴ばかりさ 僕とは 違うさ そして あの頃と同じように みんなで釣りへでも行きなよ ケンカ早い奴もいた 涙もろい奴もいた みんな君の事が 好きだったんだよ 本当はあいつらと 約束したんだ 抜けがけは しないとね バチ当りさ 僕は だけど本当さ 愛していたんだ きれいな夕焼け雲を 憶えているかい 君と始めて出逢ったのは 僕が一番最初だったね 君と歩いた青春が 幕を閉じた 君はなぜ 男に生まれてこなかったのか | 太田裕美 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 萩田光雄 | 君がどうしても 帰ると言うのなら もう止めはしないけど 心残りさ 少し 幸せに出来なかった事 故郷(くに)へ帰ったら あいつらに会うといいさ よろしく伝えてくれ きっと又 昔のように みんなで楽しくやれるさ みんないい奴ばかりさ 僕とは 違うさ そして あの頃と同じように みんなで釣りへでも行きなよ ケンカ早い奴もいた 涙もろい奴もいた みんな君の事が 好きだったんだよ 本当はあいつらと 約束したんだ 抜けがけは しないとね バチ当りさ 僕は だけど本当さ 愛していたんだ きれいな夕焼け雲を 憶えているかい 君と始めて出逢ったのは 僕が一番最初だったね 君と歩いた青春が 幕を閉じた 君はなぜ 男に生まれてこなかったのか |
失恋魔術師バスは今 ひまわり畑を 横切ってあなたの街へ 隣から だぶだぶ背広の 知らぬ人 声かけるのよ お嬢さん 何処ゆくんだね 待ち人は来やしないのに いえいえ 聞こえぬ振りをして 知らん顔して 無視してるのよ その人の名は アー失恋 失恋魔術師 失恋魔術師 バスを降り 夕映えの町 人波に足を速める 追(つ)いてくる 足なが伯父さん ステッキを招くよに振る お嬢さん 逃げても無駄さ 不幸とは追うものだから いえいえ 後ろを向いちゃだめ 恋を失くすと 見かけるという その人の名は アー失恋 失恋魔術師 失恋魔術師 こみあった 珈琲ハウスに こわごわとあなたを探す 空の椅子 西陽が射す中 さよならを物語ってる お嬢さん 言ったじゃないか 愛なんて虚ろな夢さ いえいえ 電車の遅れだわ あっちへ行って そばに来ないで その人の名は アー失恋 失恋魔術師 失恋魔術師 遅れたね ごめんごめんと 息をつき駆け寄るあなた お嬢さん 私の負けさ また今度迎えに来るよ いえいえ 死ぬまで逢わないわ おあいにくさま 恋は続くの 早く消えてね アー失恋 失恋魔術師 失恋魔術師 | 太田裕美 | 松本隆 | 吉田拓郎 | | バスは今 ひまわり畑を 横切ってあなたの街へ 隣から だぶだぶ背広の 知らぬ人 声かけるのよ お嬢さん 何処ゆくんだね 待ち人は来やしないのに いえいえ 聞こえぬ振りをして 知らん顔して 無視してるのよ その人の名は アー失恋 失恋魔術師 失恋魔術師 バスを降り 夕映えの町 人波に足を速める 追(つ)いてくる 足なが伯父さん ステッキを招くよに振る お嬢さん 逃げても無駄さ 不幸とは追うものだから いえいえ 後ろを向いちゃだめ 恋を失くすと 見かけるという その人の名は アー失恋 失恋魔術師 失恋魔術師 こみあった 珈琲ハウスに こわごわとあなたを探す 空の椅子 西陽が射す中 さよならを物語ってる お嬢さん 言ったじゃないか 愛なんて虚ろな夢さ いえいえ 電車の遅れだわ あっちへ行って そばに来ないで その人の名は アー失恋 失恋魔術師 失恋魔術師 遅れたね ごめんごめんと 息をつき駆け寄るあなた お嬢さん 私の負けさ また今度迎えに来るよ いえいえ 死ぬまで逢わないわ おあいにくさま 恋は続くの 早く消えてね アー失恋 失恋魔術師 失恋魔術師 |
最後の一葉この手紙着いたらすぐに お見舞いに来てくださいね もう三日あなたを待って 窓ぎわの花も枯れたわ 街中を秋のクレヨンが 足ばやに染めあげてます ハロー・グッバイ 悲しみ青春 別れた方があなたにとって 倖せでしょう わがままですか 木枯しが庭の枯れ葉を 運び去る白い冬です おでこへとそっと手をあてて 熱いねとあなたは言った 三冊の熱い日記が 三年の恋 綴ります ハロー・グッバイ さよなら青春 林檎の枝に雪が降る頃 命の糸が切れそうなんです 生きてゆく勇気をくれた レンガべいの最後の一葉 ハロー・グッバイ ありがとう青春 ハロー・グッバイ ありがとう青春 凍える冬に散らない木の葉 あなたが描いた絵だったんです | 太田裕美 | 松本隆 | 筒美京平 | | この手紙着いたらすぐに お見舞いに来てくださいね もう三日あなたを待って 窓ぎわの花も枯れたわ 街中を秋のクレヨンが 足ばやに染めあげてます ハロー・グッバイ 悲しみ青春 別れた方があなたにとって 倖せでしょう わがままですか 木枯しが庭の枯れ葉を 運び去る白い冬です おでこへとそっと手をあてて 熱いねとあなたは言った 三冊の熱い日記が 三年の恋 綴ります ハロー・グッバイ さよなら青春 林檎の枝に雪が降る頃 命の糸が切れそうなんです 生きてゆく勇気をくれた レンガべいの最後の一葉 ハロー・グッバイ ありがとう青春 ハロー・グッバイ ありがとう青春 凍える冬に散らない木の葉 あなたが描いた絵だったんです |
しあわせ未満20才まえ ぼくに逢わなきゃ 君だって違った人生 白い夏 裸足の君に 声かけて名前きかなきゃ良かったよ ついている奴 いない奴 男はいつも2(ふた)通り はにかみやさん ぼくの心の あばら屋に住む君が哀しい しあわせ未満 しあわせ未満 あー君は連いて来るんだね あどけない君の背中が 部屋代のノックに怯える 水仕事 指にしもやけ アパートも見つからなけりゃ良かったよ 刺のあるバラ れんげ草 女もそんな2(ふた)通り はにかみやさん 家柄のいい もっと利巧な男さがせよ しあわせ未満 しあわせ未満 あーぼくの肩で泣くんだね 陽のあたる人 かげる人 人間なんて2通り はにかみやさん 面喰いなのに もてないぼくを何故選んだの しあわせ未満 しあわせ未満 あー二人 春を探すんだね | 太田裕美 | 松本隆 | 筒美京平 | | 20才まえ ぼくに逢わなきゃ 君だって違った人生 白い夏 裸足の君に 声かけて名前きかなきゃ良かったよ ついている奴 いない奴 男はいつも2(ふた)通り はにかみやさん ぼくの心の あばら屋に住む君が哀しい しあわせ未満 しあわせ未満 あー君は連いて来るんだね あどけない君の背中が 部屋代のノックに怯える 水仕事 指にしもやけ アパートも見つからなけりゃ良かったよ 刺のあるバラ れんげ草 女もそんな2(ふた)通り はにかみやさん 家柄のいい もっと利巧な男さがせよ しあわせ未満 しあわせ未満 あーぼくの肩で泣くんだね 陽のあたる人 かげる人 人間なんて2通り はにかみやさん 面喰いなのに もてないぼくを何故選んだの しあわせ未満 しあわせ未満 あー二人 春を探すんだね |
ドールプイと横向いて出て行ったきり あなたは夜明けまで帰らなかった 窓の人形を話相手に 一生結婚はしないと誓う 大きくなったら何になる? 花嫁よ 葉っぱのお皿 木の実のお椀 ままごと遊びの日は帰らない 横浜生まれのセルロイド 心が無いからセルロイド 名字も変えずに暮した部屋で 涙で瞳が青く染まった Doll Doll Doll よこはま・どーる あなた桟橋でよく吹いていた 銀のハモニカもいつか錆びたわ 恋のはじめだけみんなやさしい あとを哀しみが追いかけてくる 大きくなったら何処に住む? 横浜よ セロファンの海 色がみの船 ままごと遊びの日は帰らない 都会に生きてるセルロイド やっぱりあなたもセルロイド 何にも知らずに乗せられたのが 不倖の船だと気付いて泣いた Doll Doll Doll よこはま・どーる 横浜育ちのセルロイド 頬紅はがれたセルロイド 明日はフェリーで旅してみよう 青空横切り旅してみよう Doll Doll Doll よこはま・どーる | 太田裕美 | 松本隆 | 筒美京平 | | プイと横向いて出て行ったきり あなたは夜明けまで帰らなかった 窓の人形を話相手に 一生結婚はしないと誓う 大きくなったら何になる? 花嫁よ 葉っぱのお皿 木の実のお椀 ままごと遊びの日は帰らない 横浜生まれのセルロイド 心が無いからセルロイド 名字も変えずに暮した部屋で 涙で瞳が青く染まった Doll Doll Doll よこはま・どーる あなた桟橋でよく吹いていた 銀のハモニカもいつか錆びたわ 恋のはじめだけみんなやさしい あとを哀しみが追いかけてくる 大きくなったら何処に住む? 横浜よ セロファンの海 色がみの船 ままごと遊びの日は帰らない 都会に生きてるセルロイド やっぱりあなたもセルロイド 何にも知らずに乗せられたのが 不倖の船だと気付いて泣いた Doll Doll Doll よこはま・どーる 横浜育ちのセルロイド 頬紅はがれたセルロイド 明日はフェリーで旅してみよう 青空横切り旅してみよう Doll Doll Doll よこはま・どーる |
南風 -SOUTH WIND-From the Down Town 街角には気のはやい 若者達 洗いざらしの半袖のシャツ 夏を待ちきれず From the Down Town 目に止まった ポスターに去年の夏 ダブらせてしまう ああ今年もまた逢いたい Let's Shine おしげもなく 晒した 君の素肌の誘惑 Just Now その瞬間に僕のすべてが変わったのさ 君は光のオレンジ・ギャル From the Radio 天気予報 週末は晴れそうです それなら自慢の車に乗り 浜辺へ行こうか From the Radio このメロディー 去年の夏のヒットソング 小麦色の肌が 今甦える逢いたい Let's Shine 出逢いは突然で 目がくらんでしまった Just Now 君の瞳の謎を今年は解いてみせる 君は光のオレンジ・ギャル Let's Shine 出逢いは突然で 目がくらんでしまった Just Now 君の瞳の謎を今年は解いてみせる 君は光のオレンジ・ギャル | 太田裕美 | 網倉一也 | 網倉一也 | | From the Down Town 街角には気のはやい 若者達 洗いざらしの半袖のシャツ 夏を待ちきれず From the Down Town 目に止まった ポスターに去年の夏 ダブらせてしまう ああ今年もまた逢いたい Let's Shine おしげもなく 晒した 君の素肌の誘惑 Just Now その瞬間に僕のすべてが変わったのさ 君は光のオレンジ・ギャル From the Radio 天気予報 週末は晴れそうです それなら自慢の車に乗り 浜辺へ行こうか From the Radio このメロディー 去年の夏のヒットソング 小麦色の肌が 今甦える逢いたい Let's Shine 出逢いは突然で 目がくらんでしまった Just Now 君の瞳の謎を今年は解いてみせる 君は光のオレンジ・ギャル Let's Shine 出逢いは突然で 目がくらんでしまった Just Now 君の瞳の謎を今年は解いてみせる 君は光のオレンジ・ギャル |
雨だれひとり雨だれは淋しすぎて あなた呼びだしたりしてみたの ふたりに傘がひとつ 冬の街をはしゃぐ風のように 寒くはないかと気づかうあなたの さりげない仕草に気持がときめく 淋しがりやどうし肩よせあって つたえあうのよ弾む恋の芽ばえ 何故かあなたに甘えたくなって そっと腕を組んだ街角よ ふたりの影はひとつ いつか愛に優しく包まれて 見つめる瞳にふれあい探すの 心がほのかに高まってゆくのよ 淋しがりやどうしそっと寄りそい 感じあうのよ熱い恋の芽ばえ | 太田裕美 | 松本隆 | 筒美京平 | 萩田光雄 | ひとり雨だれは淋しすぎて あなた呼びだしたりしてみたの ふたりに傘がひとつ 冬の街をはしゃぐ風のように 寒くはないかと気づかうあなたの さりげない仕草に気持がときめく 淋しがりやどうし肩よせあって つたえあうのよ弾む恋の芽ばえ 何故かあなたに甘えたくなって そっと腕を組んだ街角よ ふたりの影はひとつ いつか愛に優しく包まれて 見つめる瞳にふれあい探すの 心がほのかに高まってゆくのよ 淋しがりやどうしそっと寄りそい 感じあうのよ熱い恋の芽ばえ |
さらばシベリア鉄道哀しみの裏側に何があるの? 涙さえも氷りつく白い氷原 誰でも心に冬を かくしてると言うけど あなた以上冷ややかな人はいない 君の手紙読み終えて切手を見た スタンプにはロシア語の小さな文字 独りで決めた別れを 責める言葉探して 不意に北の空を追う 伝えておくれ 十二月の旅人よ いつ……いつまでも待っていると この線路の向こうには何があるの? 雪に迷うトナカイの哀しい瞳 答えを出さない人に 連いてゆくのに疲れて 行き先さえ無い明日に飛び乗ったの ぼくは照れて愛という言葉が言えず 君は近視まなざしを読みとれない 疑うことを覚えて 人は生きてゆくなら 不意に愛の意味を知る 伝えておくれ 十二月の旅人よ いつ……いつまでも待っていると 伝えておくれ 十二月の旅人よ いつ……いつまでも待っていると | 太田裕美 | 松本隆 | 大瀧詠一 | | 哀しみの裏側に何があるの? 涙さえも氷りつく白い氷原 誰でも心に冬を かくしてると言うけど あなた以上冷ややかな人はいない 君の手紙読み終えて切手を見た スタンプにはロシア語の小さな文字 独りで決めた別れを 責める言葉探して 不意に北の空を追う 伝えておくれ 十二月の旅人よ いつ……いつまでも待っていると この線路の向こうには何があるの? 雪に迷うトナカイの哀しい瞳 答えを出さない人に 連いてゆくのに疲れて 行き先さえ無い明日に飛び乗ったの ぼくは照れて愛という言葉が言えず 君は近視まなざしを読みとれない 疑うことを覚えて 人は生きてゆくなら 不意に愛の意味を知る 伝えておくれ 十二月の旅人よ いつ……いつまでも待っていると 伝えておくれ 十二月の旅人よ いつ……いつまでも待っていると |
九月の雨車のワイパー透かして見てた 都会にうず巻くイリュミネーション くちびる噛みしめタクシーの中で あなたの住所をポツリと告げた September rain rain 九月の雨は冷たくて September rain rain 想い出にさえ沁みている 愛はこんなに辛いものなら 私ひとりで生きていけない September rain 九月の雨は冷たくて ガラスを飛び去る公園通り あなたと座った椅子も濡れてる さっきの電話で あなたの肩の 近くで笑った女(ひと)は誰なの? September rain rain 九月の雨の静けさが September rain rain 髪のしずくをふるわせる 愛がこんなに悲しいのなら あなたの腕にたどりつけない September rain 九月の雨の静けさが 季節に褪(あ)せない心があれば 人ってどんなに倖福(しあわせ)かしら ライトに浮かんで流れる傘に あの日の二人が見える気もした September rain rain 九月の雨は優しくて September rain rain 涙も洗い流すのね 愛が昨日(きのう)を消して行くなら 私明日(あした)に歩いてくだけ September rain 九月の雨は冷たくて September rain 九月の雨は優しくて | 太田裕美 | 松本隆 | 筒美京平 | | 車のワイパー透かして見てた 都会にうず巻くイリュミネーション くちびる噛みしめタクシーの中で あなたの住所をポツリと告げた September rain rain 九月の雨は冷たくて September rain rain 想い出にさえ沁みている 愛はこんなに辛いものなら 私ひとりで生きていけない September rain 九月の雨は冷たくて ガラスを飛び去る公園通り あなたと座った椅子も濡れてる さっきの電話で あなたの肩の 近くで笑った女(ひと)は誰なの? September rain rain 九月の雨の静けさが September rain rain 髪のしずくをふるわせる 愛がこんなに悲しいのなら あなたの腕にたどりつけない September rain 九月の雨の静けさが 季節に褪(あ)せない心があれば 人ってどんなに倖福(しあわせ)かしら ライトに浮かんで流れる傘に あの日の二人が見える気もした September rain rain 九月の雨は優しくて September rain rain 涙も洗い流すのね 愛が昨日(きのう)を消して行くなら 私明日(あした)に歩いてくだけ September rain 九月の雨は冷たくて September rain 九月の雨は優しくて |
赤いハイヒールねえ友達なら聞いて下さる ねえ友達なら聞いて下さる 淋しがりやの うちあけ話 東京駅についたその日は 私おさげの少女だったの 胸ポケットにふくらむ夢で 私買ったの赤いハイヒール そばかすお嬢さん 故郷(ふるさと)なまりが それから君を無口にしたね アラン・ドロンとぼくを比べて 陽気に笑う君が好きだよ マニキュアの指 タイプライター ひとつ打つたび夢なくしたわ 石ころだらけ私の青春 かかとのとれた赤いハイヒール そばかすお嬢さん ぼくの愛した 澄んだ瞳は何処に消えたの? 明日はきっと君をさらって ふるさと行きの切符を買うよ おとぎ話の人魚姫はね 死ぬまで踊るあゝ赤い靴 いちどはいたらもう止まらない 誰か救けて赤いハイヒール そばかすお嬢さん ぼくと帰ろう 緑の草原裸足になろうよ 曲りくねった二人の愛も 倖せそれでつかめるだろう そばかすお嬢さん ぼくと帰ろう 緑の草原裸足になろうよ 曲りくねった二人の愛も 倖せそれでつかめるだろう | 太田裕美 | 松本隆 | 筒美京平 | | ねえ友達なら聞いて下さる ねえ友達なら聞いて下さる 淋しがりやの うちあけ話 東京駅についたその日は 私おさげの少女だったの 胸ポケットにふくらむ夢で 私買ったの赤いハイヒール そばかすお嬢さん 故郷(ふるさと)なまりが それから君を無口にしたね アラン・ドロンとぼくを比べて 陽気に笑う君が好きだよ マニキュアの指 タイプライター ひとつ打つたび夢なくしたわ 石ころだらけ私の青春 かかとのとれた赤いハイヒール そばかすお嬢さん ぼくの愛した 澄んだ瞳は何処に消えたの? 明日はきっと君をさらって ふるさと行きの切符を買うよ おとぎ話の人魚姫はね 死ぬまで踊るあゝ赤い靴 いちどはいたらもう止まらない 誰か救けて赤いハイヒール そばかすお嬢さん ぼくと帰ろう 緑の草原裸足になろうよ 曲りくねった二人の愛も 倖せそれでつかめるだろう そばかすお嬢さん ぼくと帰ろう 緑の草原裸足になろうよ 曲りくねった二人の愛も 倖せそれでつかめるだろう |
木綿のハンカチーフ恋人よ ぼくは旅立つ 東へと向う列車で はなやいだ街で 君への贈りもの 探す 探すつもりだ いいえ あなた 私は 欲しいものはないのよ ただ都会の絵の具に 染まらないで帰って 染まらないで帰って 恋人よ 半年が過ぎ 逢えないが泣かないでくれ 都会で流行りの 指輪を送るよ 君に 君に似合うはずだ いいえ 星のダイヤも 海に眠る真珠も きっと あなたのキスほど きらめくはずないもの きらめくはずないもの 恋人よ いまも素顔で くち紅も つけないままか 見間違うような スーツ着たぼくの 写真 写真を見てくれ いいえ 草にねころぶ あなたが好きだったの でも 木枯しのビル街 からだに気をつけてね からだに気をつけてね 恋人よ 君を忘れて 変わってく ぼくを許して 毎日愉快に 過ごす街角 ぼくは ぼくは帰れない あなた 最後のわがまま 贈りものをねだるわ ねえ 涙拭く 木綿の ハンカチーフ下さい ハンカチーフ下さい | 太田裕美 | 松本隆 | 筒美京平 | | 恋人よ ぼくは旅立つ 東へと向う列車で はなやいだ街で 君への贈りもの 探す 探すつもりだ いいえ あなた 私は 欲しいものはないのよ ただ都会の絵の具に 染まらないで帰って 染まらないで帰って 恋人よ 半年が過ぎ 逢えないが泣かないでくれ 都会で流行りの 指輪を送るよ 君に 君に似合うはずだ いいえ 星のダイヤも 海に眠る真珠も きっと あなたのキスほど きらめくはずないもの きらめくはずないもの 恋人よ いまも素顔で くち紅も つけないままか 見間違うような スーツ着たぼくの 写真 写真を見てくれ いいえ 草にねころぶ あなたが好きだったの でも 木枯しのビル街 からだに気をつけてね からだに気をつけてね 恋人よ 君を忘れて 変わってく ぼくを許して 毎日愉快に 過ごす街角 ぼくは ぼくは帰れない あなた 最後のわがまま 贈りものをねだるわ ねえ 涙拭く 木綿の ハンカチーフ下さい ハンカチーフ下さい |