涙の天気予報渡辺満里奈 | 渡辺満里奈 | 秋元康 | 岸正之 | | 2月の雨が 街に降りてきて ゼミの本をそっと かざして歩いた あなたが 風邪を ひいてしまったと 友達から聞いて 部屋を訪ねたの 開いたドアのすきま 誰かの小さな傘 こぼれてる水たまり ごめんと言った 涙の天気予報 こわれた恋の行方 悲しくて 見上げれば 空も泣いていた 涙の天気予報 こわれた恋の行方 思い出が 少しづつ 頬に落ちてきて 人の波に まぎれこんだ 何んにも言えず ドアの外側に ベンジャミンのカゴを 残してきただけ あなたのことを 遠い所から 好きでいられたなら それだけでもいい せつない胸の痛み 誰にも言えない夜 大切にしていれば よかったけれど ハートの天気予報 あふれた雨のしずく 後悔の消しゴムで 夢を消さないで ハートの天気予報 あふれた雨のしずく 1人きり うつむいて 虹がかかるまで 今はじっと 濡れたままで 涙の天気予報 こわれた恋の行方 思い出が 少しづつ 頬に落ちてきて 人の波に まぎれこんだ |
夏の短編渡辺満里奈 | 渡辺満里奈 | 真名杏樹 | 岸正之 | | いつか小説が もしも書けるなら 青い色の表紙にするわ だって海よりも 揺れるあなたへの 気持ち 今はうまく言えない 好きよりもっと 切ないわけを 打ち寄せるたび 波が教えるの ふたりの夏が終っても そうよ この瞬間の あなたの瞳 忘れない 見つめるたびに まぶしくて 少し臆病になる 私をこのまま 強く抱きしめて スコールを待って 泳ぐ魚たち じゃれる仕草 真似するあなた ずっと探してた 懐かしい声が 沖の方で 私を呼ぶの 恋よりもっと 大切なもの 濡れている胸 熱くさせるから ふたりの夏を閉じこめた 青い短編集を 心の中で開く時 夢見るように 微笑んで ふたりだけのシーンを 覚えているよと 海につぶやいて ふたりの夏が終っても そうよ この瞬間の あなたの瞳 忘れない 見つめるたびに まぶしくて 少し臆病になる 私をこのまま 強く抱きしめて |
泣かずにいられない和田アキ子 | 和田アキ子 | 川村真澄 | 岸正之 | | だから大丈夫よ わたし大人だもの 最初の人でも 最後でもない たかが 恋じゃない そうね 寂しいのは 二人 苦手だから 人ごみまぎれて 別れましょうね 次の交差点 だけど何のために 泣かずにここまできたの あなたよりも 好きな人は いないと分かっているのに 少し離れたまま ついて行きたいのに どうして 涙が止められないの あなたが 見えない ひとり 生きてゆける こんなわたしよりも かばってあげたい 人ができたの 仕方ないじゃない 少し 寂しくなる 部屋がガランとする 電話を待つのも テレビ見るのも 紅茶を飲むのも だけど何のために 泣かずにここまできたの もっと上手に愛されて 素直になれたらいいのに 街の明かりの下 あなた 振り向いたね バカだね わたしは 人ごみの中 立ち尽くしていた |
ドタバタでともだち橋本潮 | 橋本潮 | 伊藤アキラ | 岸正之 | 山中紀昌 | すましてネ いたってネ ともだちに なれないネ いっしょにネ ドタバタネ あそぶとなかよく なれるんだネ! ドタバタやったら ともだちだ! ドタバタやるから ともだちだ! ぼくの気持 きみの気持 わかるんだよね 泣いたって いいんだネ ともだちに なれるよネ ならんでネ ふたりでネ そろって泣いたら 笑っちゃうよネ ドタバタやったら ともだちだ! ドタバタやるから ともだちだ! あんな気持 こんな気持 わかるんだよね あの子とも この子とも ともだちに なりたいネ だんだんネ どんどんネ みんなとなかよく なれるんだネ ドタバタやったら ともだちだ! ドタバタやるから ともだちだ! ぼくの気持 こんな気持 わかるんだよね ドタバタやったら ともだちだ! ドタバタやるから ともだちだ! ぼくの気持 こんな気持 わかるんだよね |
時計和田アキ子 | 和田アキ子 | 岩里祐穂 | 岸正之 | | 部屋を出てゆくわ 今 あなたが留守のうちに らしくない泣き顔は見られたくない 一枚の紙切れで 名前が変わるだけで あなたと暮らした日々 消せはしないのよ お互い 疲れはてた心を 知ってて 隠しながら 熱い想い それでもまだ あきらめないでいた 壁の時計 このままで はずさないでいて欲しい 幸せだった二人過ごした 時間(とき)をここに残してゆきたいの 好きにさせてよ...なんて 昔 遊んでた頃 口癖だった言葉 ひとり つぶやいた 荷物を運びだせば 私の 影は あとかたもない 私みたく いい女を はやく つかまえてね 壁の時計 きざまれた 過去は二度ともどらない 私のことも 愛したことも あなたは忘れていい すぐにでも 壁の時計 このままで はずさないでいて欲しい 幸せだった二人過ごした 時間(とき)をここに残してゆきたいの |
時の岸辺稲垣潤一 | 稲垣潤一 | 秋元康 | 岸正之 | | 時の岸辺 僕は1人立ちながら 愛の背中を 見送っていたよ 時の岸辺 たった今までの記憶 風に引かれて そっと崩れていく 心の行き止まりに 少しためらって 君は自分の道を 選んだだけだね 明日を信じて 君のためなら それもいい 衷しみ忘れて いつまでも君を見てた 時の岸辺 2人 ここではぐれても どこかで君と また逢える気がする 遠まわりの分だけ 僕たちはきっと 自分に素直になって 抱き合えるはずさ 明日を信じて 今の気持が わかるから 愛しているけど 思い出は胸の中に…… 明日を 信じて 君のためなら それもいい まっすぐ 行きなよ 振り返らないでほしい |
遠いほゝえみ大橋純子 | 大橋純子 | 松井五郎 | 岸正之 | | ブルーの朝 止めた時計 風が空をはこぶ 古い写真 少女の夏 遠いときめきに 逢いたくて きらめく 瞳だけが あの頃のまま 忘れてく涙には ほんとの気持ちが きっと隠れてた いつまでも 聞こえてる あたたかい 声があるわ いつまでも 変わらない 心から ほゝえみ消さないで 白い鏡 素顔のまま ふと誰かに似てる 子供の声 響く窓辺 そっと問いかけた やさしさを なくした ことばにさえ 思い出がある めぐり逢うひとたちの 香りとぬくもり ひとりじゃなかった いつまでも たいせつな ただひとつ 愛があるわ いつまでも あきらめず 心から やさしく抱きしめて いつまでも 聞こえてる あたたかい 声があるわ いつまでも 変わらない 心から ほゝえみ消さないで |
TOO MUCH HAPPINESS稲垣潤一 | 稲垣潤一 | 秋元康 | 岸正之 | 清水信之 | 岬のその丘の斜面に 2人 寝そべって 海を見てたら 眠くなって来た 昨日の夜ふかしのせいかな さっきのワインと 遅いランチに催眠術かけられ ああ 手にしてみれば 愛なんて退屈なものさ 誰か 僕を 不幸にしてくれよ しあわせすぎてちゃいけない 誰か 僕を 不幸にしてくれよ 何かが 麻痺して 来るのさ Happiness 突然陽射しのすき間から 夕立ちが降って あたりはまるで 雨脚のダンス どこかの飼い猫を 抱き上げ 車へ走れば 少し遅れた君が 横で拗ねてる ああ 手にしたものを 人はみな忘れるものだよ きっと 僕は 欲張りなんだろう 瀬戸際で 愛し合いたい きっと 僕は 欲張りなんだろう 何かが いつでも 足りない Happiness 誰か 僕を 不幸にしてくれよ しあわせすぎてちゃいけない 誰か 僕を 不幸にしてくれよ 何かが 麻痺して 来るのさ Happiness |
Twinkle Twinkle Wink~お願いShooting Star~山野さと子 | 山野さと子 | 佐藤ありす | 岸正之 | | 星をめぐる旅は いつまで続くのか 心細い夜は 宇宙(そら)を見るよ 月は夢を映す 銀色のスクリーン パパとママの笑顔 僕を見てる Don't worry 大丈夫さ いつか会うその日まで 泣かないと心に決めたのさ だからお願い Shooting Star 涙を星くずに変えてと つぶやいたら うなずく様に Twinkle Twinkle Wink この宇宙(そら)のどこかに パパとママがいてね 僕を待っているよ きっときっと 光るミルキーウェイ そこへ続くのなら 今の気持ち乗せて 舟を流す Don't worry 大丈夫さ 一人ぼっちじゃないよ 友達がいつでもそばにいる だけどお願い Shooting Star 早く会わせてよとこっそり ささやく声 聞こえた様に Twinkle Twinkle Wink Don't worry 大丈夫さ いつか会うその日まで 泣かないと心に決めたのさ だからお願い Shooting Star 涙を星くずに変えてと つぶやいたら うなずく様に Twinkle Twinkle Wink |
てのひらの短編集平井菜水 | 平井菜水 | 森由里子 | 岸正之 | 船山基紀 | 読みかけの本のページ開いた そよ風で 髪を乾かす日曜 短編みたいな あなたと恋で 心も本も閉じていた 窓を開けて 深呼吸しましょう ハートも今日は休日(おやすみ)だわ 窓を開けて 風にあたりましょう せつない気持ち 冷ますように… あなたから借りたCDかければ あなたから借りた優しさ流れる 短いドラマに リフレインはなくて 返せないまま 消えたけど 窓を開けて 掌(てのひら)かざせば 未来(あす)の入り口 見えてきそう 窓を開けて 髪をブローして 心も着替えはじめるのよ… おだやかになれた 今日やっと 私 私になる… 窓を開けて 本を開けたら 愛という字に 指がとまる 窓を開けて 黙って叫ぶわ そっとあなたに ありがとう…と しなやかになれた 今日やっと 私 私になる… |
次のページを開いて渡辺満里奈 | 渡辺満里奈 | 麻生圭子 | 岸正之 | | モノレールから 空の港が見え始めれば もうすぐ逢える あなたの笑顔 到着ロビー 離れて 判ったの こんなにも好きなこと あなたのやさしさに 甘えすぎていたみたい そっと次のページを開いて あなたの帰り 待っていた 両手をふって見つけて 人ごみのなか 私のこと 帰省ラッシュの スーツケースが通路に並ぶ 壁のボードの あなたの便にランプが点いた 今までだったなら ここまでは来なかった 不思議ね その顔を ドキドキして 捜してる そっと秋のページを開いて 愛を先取り あなたより お帰りなさいの後は 愛していると言うつもりよ そっと次のページを開いて 駆けよっていく 私から 季節がいくつ過ぎても このままずっと 離さないで |
第二幕和田アキ子 | 和田アキ子 | 吉元由美 | 岸正之 | | 片隅の客席 あなたに向かい 愛を歌った あれは十九の夢を見た頃 一輪のバラさえ花束に思え ささやかな輝きさえもふたりを照らした 愛は私の強さになったわ 傷つけながら求めあった 飾る言葉もどんな約束も 愛に色あせていったの でもいつか幕は下りて 違う道のりを歩いてた どこの空の下で暮らしているの 風の便りも今は届かず 旅から旅へ あなたがいつだって座ってた席は 遠すぎて見えないけれど この歌を聴いて 誰かをきっと愛すことでしょう その人なりに心こめて 想い出なんて時のいたずらと すべてこの胸におさめて ほら幕が上がりだすわ あなたを思って目を閉じる 愛は私の強さになったわ 傷つけながら求めあった 飾る言葉もどんな約束も 愛に色あせていったの でもいつか幕は下りて 違う道のりを歩いてた |
DIARY渡辺満里奈 | 渡辺満里奈 | 沢ちひろ | 岸正之 | | 芝生の隅に置いた ソファーで膝かかえて 黙って あなたは町を見下ろしてる 部屋から選び出した 机の引き出しから DIARY 昨日までのページがめくれた 丘のうえのアパート 英語のLESSON どんな場所や理由(わけ)なら ずっといられたの? 春の日ざしのままで 駆け抜けた日々は 悲しくない時も 思い出してしまうよ 今日のあなたは急に 遠くてせつない そして うるんでゆく景色だけが いとしいの カーテンのない窓の 鍵を閉める途中で あなたは少しだけ夢 逃がしたのね ケンカもできるくらい あなたを知りたかった DIARY 明日からのページの白さに 少し力を込めて 握手をすれば 思いがけない痛さ 心しめつける 春の日ざしの中で 出会ったふたりに 似合いすぎてるから ちょっとつらい笑顔よ 今日のあなたは急に 遠くてせつない そして うるんでゆく涙だけが 残るのね |
世界中の時を止めて山本達彦 | 山本達彦 | 吉元由美 | 岸正之 | | 世界中の時を止めて 大切なことを伝えたい だから今 僕の目を見て とても君を愛している ふたりで一緒に生きていこう 戸惑った顔をしないで 灼けた腰に咲くパレオのHibiscus ふたりだけの入江と冷やしたchampagne 何のお祝いなの?と いたずらに笑ったね 珊瑚礁のこの島へ 誘い出したわけを君は予感してる 抱きしめてもキスをしても この気持ちかたちにできずに せつなくてまた好きになる 風が凪いたその瞬間 神様がくれたチャンスだね 君だけに変わらぬ愛を 夕陽の砂浜 僕に背を向けて 踊るよう歩いてく 答えをじらして 名前を呼んだら波音に響いて 濡れた目で振り向いた なんて愛しい人さ 水平線にじませて 沈んでゆく今日を忘れずにいたいね 世界中の時を止めて 大切なことを伝えたい だから今 僕を信じて とても君を愛している ふたりはきっとうまくゆくさ 永遠の夏を過ごそう |
すてきなジェラシー松本伊代 | 松本伊代 | 川村真澄 | 岸正之 | 船山基紀 | も一度 すてきなジェラシー ときめきより強く もっと もっと 愛を感じていたいの タワーボールの屋根ごしに ふたり 朝焼けを見てたね 今はパジャマの上だけで 眠ることもないから 仕事も趣味も違うほど 恋は続くなんて 噂をしてた友達は 少しだけ嘘つきね も一度 すてきなジェラシー 危なげな言葉で すねる わたし 泣かせてごらん サヨナラ 浮気なシンパシー 信じ過ぎちゃダメよ もっと もっと 愛に迷っていたいの そっと 肩に両手のせて くちびるだけのキスをして 出逢いの頃のせつなさが 何故か なつかしくなる 秘密ひとつもつくったら 許せないあなたを 最後の人にしてあげる 少しだけ欺(だま)されて も一度 すてきなジェラシー あやしげな態度で 笑う わたし 試してごらん サヨナラ 浮気なシンパシー 判り過ぎちゃダメよ もっと もっと 甘く困ってみたいの も一度 すてきなジェラシー 危なげな言葉で すねる わたし 泣かせてごらん サヨナラ 浮気なシンパシー 信じ過ぎちゃダメよ もっと 愛に迷っていたい も一度 すてきなジェラシー ときめきより強く もっと もっと 愛を感じていたいの |
ズダダン!キン肉マン鈴木けんじ | 鈴木けんじ | 森雪之丞 | 岸正之 | | ズダダン ズダダン 嵐が渦巻く リングに ズババン ズババン 奇跡の勇者が 生まれた 右手に勇気を 左手に涙を 心に優しく 愛を抱きしめ 熱く Fight! Oh! Fight! Oh! キン肉マン 最強タッグで Jump & Kick 救うために傷つくのが 友情だから 燃えて Fight! Oh! Fight! Oh! キン肉マン マッスル・パワーで Go Go Go この星から消えかけてる 正義を見せてくれ ジダダン ジダダン 邪悪なファイター 蹴散らし ビババン ビババン 勝利の光に 輝け 背中は夕陽を 唇は未来を 瞳は果てない 夢を見つめて 熱く Fight! Oh! Fight! Oh! キン肉マン 逆転マジック 1. 2. 3 倒れるたび胸に響く 友情のため 燃えて Fight! Oh! Fight! Oh! キン肉マン マッスル・スパーク Go Go Go カッコつけた言葉じゃない 強さを見せてくれ 熱く Fight! Oh! Fight! Oh! キン肉マン 最強タッグで Jump & Kick 救うために傷つくのが 友情だから 燃えて Fight! Oh! Fight! Oh! キン肉マン マッスル・パワーで Go Go Go この星から消えかけてる 正義を見せてくれ |
受話器から望遠鏡渡辺満里奈 | 渡辺満里奈 | 秋元康 | 岸正之 | | ずっと ケンカしていた あなたから 夜中の電話 わざと ぶっきらぼうに 元気よと つぶやいた 私 すぐに あやまらなければ いけないこと わかっていたのに 強がりが邪魔をして 素直になれなかったの 受話器から 望遠鏡で ねえ のぞいてみてよ 遠すぎる 向うから 一人ぼっちの この恋 受話器から 私の顔を ねえ のぞいてみてよ 泣きそうに うつむいて 淋しさに震えてるわ 言葉だけが うらはらに…… 早く仲直りして あの頃のようになりたい だけど“母親譲り” 許さないふりしてた もっと違う 言い方があると 知っていても 鋭(とが)ってしまうの あなただけ 傷つけた 自分が嫌いになった 受話器から 望遠鏡で もう 気づいてほしい 届かない こっちでは 何もできない この恋 受話器から 見えない痛み もう 気づいてほしい 黙りこむ そのすき間 わがままをごめんなさい きっと言える 今ならば…… 受話器から 望遠鏡で ねえ のぞいてみてよ 泣きそうに うつむいて 淋しさに震えてるわ 言葉だけが うらはらに…… |
ジェリービーンズのロマンス渡辺満里奈 | 渡辺満里奈 | 秋元康 | 岸正之 | | 海沿いの道から 階段を降りれば 遊泳禁止の 立て札越しに 少し早い春 背の高いあなたの セーターの袖口 つかまって歩く 砂浜の影を ゆるい波が消した 初めてのこの恋 胸の奥がざわめいてる ジェリービーンズの ロマンスしてみたい もう何も言わないで ジェリービーンズの ロマンスしてみたい もうずっと 見つめたままで 意地悪な夕陽が 傾いてしまった 帰りたくなくて 腕時計わざと 持ってないふりした 初めてのこの恋 風に頬が 微熱持つわ ジェリービーンズの KISS(くちづけ)してみたい ねえ瞳閉じたまま ジェリービーンズの KISS(くちづけ)してみたい ねえ 甘い素適な世界 ジェリービーンズの ロマンスしてみたい もう何も言わないで ジェリービーンズの ロマンスしてみたい もうずっと 見つめたままで |
Just the same …稲垣潤一 | 稲垣潤一 | 秋元康 | 岸正之 | | そう友達から 君と彼のことを 噂で少しだけ聞いたよ もう 白いウエディングドレス 選んだ頃だろう あの日に僕たちが眺めた店で 夜中過ぎに鳴ってた 昨夜の TWO CALL きっと 最後のチャンス Just the same… 君と同じさ 2人の恋は今だって終わってない Just the same… それでも君を 僕の勝手で この腕に抱けやしない そう 君は若く 強情っぱりなんだから いつでも誤解されるけれど もう ケンカしても 彼のためにどこか すき間を作ってあげなきゃいけない 僕の部屋の扉を パタンと閉めて 君が飛び出した朝 Just the same… 同じ誤ちくり返さずに しあわせを大事にして Just the same… 僕は このまま 遠い場所から 伝えたいおめでとうと… Just the same… 君と同じさ 2人の恋は今だって終わってない Just the same… 同じ誤ちくり返さずに しあわせを大事にして Just the same |
シンジアウコト近藤隆 | 近藤隆 | 山田ひろし | 岸正之 | | 見慣れていた その微笑みが ふいに愛しくて なぜだろう? 見つめている僕に気づいて 不思議そうな君 “変わらないよ”と誓った 君は本当に 変わらないままで いてくれてる 優しい瞳 信じあうこと 静かに 君は 教えてくれる 抱きしめるより 確かに 強く伝わるよ 見つめあうだけで 分かり合えない 胸の痛みに 傷ついた それでも、 ふたりでいる そのことだけは 守り続けたね 眠る横顔 起こさぬ ように触れてみた あふれ出してゆく 想いに今 呼吸を止めた 守られてる そうだね それは、僕の方だろう この愛しさが いつでも 僕を 強くする ひとりじゃないんだ 信じあうこと 静かに 君は 教えてくれる 抱きしめるより 確かに 強く伝わるよ 見つめあうだけで 信じあうこと なにより ふたり 守りたいから この愛しさを いつでも ふたり 暖めよう ひとりじゃないから |
The Love is Too Late稲垣潤一 | 稲垣潤一 | 秋元康 | 岸正之 | | The love is too late for me 風の噂が 2人のことを 伝えようとしても The love is too late for me 僕は両手で 耳を塞いで 君を愛した 恋人がいることだけは 知っていたけれど その彼があいつだなんて 恋は皮肉だね 僕達の出逢い 遅すぎた 運命を今 恨んでる 僕はひとり 街を歩いて 胸の痛みを 忘れようとしても 僕はひとり 募る想いは 夕陽のように 心 染めてく この胸の僕の気持ち 君に話したら 3人のハートの向きに きっと苦しむね 真実はいつも 残酷で ナイフのように美しい The love is too late for me 君が泣いたと 聞かされたけど 声かけたりしない The love is too late for me それでもそっと 遠い所で 君を愛そう |
さらば愛しき人よ稲垣潤一 | 稲垣潤一 | 渡辺なつみ | 岸正之 | | 埠頭横切る風に 錆びついた時刻表 乗り継ぐバスが見える どうして出逢ったのか 何故君とだったのか すべてを奪いたくて 愛する人裏切る勇気に怯え 傷ついた君が 腕に崩れてゆく Good-bye my destiny 君には 二つのせつなさ似合わないよ love you Good-bye my destiny 僕から さよなら言うから 手を振るから Baby It's all right 動き出した雨雲 別れを急すように 戸惑う胸に降りる 優しすぎる ホントに悲しい人さ そして それよりも弱い僕がいるよ Good-bye my destiny 愛した ひとつのときめき守りたくて love you Good-bye my destiny 痛みが 愛を追い越してしまう前に Baby It's all right “Baby, It's all right…” |
さよならに愛してる山本達彦 | 山本達彦 | 吉元由美 | 岸正之 | | 赤くなりかけた歩道を渡る 君を待ってた夕陽の街 話したいことがあるの、と言って 声震えてた昨夜の電話で 僕はすべて知ったのさ 君は傷ついてしまう恋選んでく 燃え尽きてもいいと 僕を求めた君より ずっと女になっていたよ せつないね さよならに とても愛している 微笑むくちびる 言い出せなくて 瞳をそらし泣きだしたね 歩きはじめてる危険な恋が 君の望んだしあわせならば 僕はここで見送るよ 何を悔やめばいいのか この瞬間に 胸張り裂けそうさ もしも戻れるものなら 今より強く抱きしめたい 悲しいね 想い出が 君を追いかけてる 二度とこの恋のために泣かないでくれ 振り向かずに行けよ 僕を求めた君より ずっと女になっていたよ せつないね さよならに とても愛している |
錆びた時計高杢禎彦 | 高杢禎彦 | 及川眠子 | 岸正之 | 中村暢之 | サヨナラと言えない君の弱さを いつだって わかってたくせに 行くなよと言わない男のずるさ 責めるよに いまバスがきたよ 悲しい瞳で 見つめられると このまま君を離せないけど いまは 背を向ける 錆びた時計のように これ以上 ふたりをつなぎたくない きっと この愛で 君を傷つけるだけ 想い出を痛みに 変えてしまうだけさ 君の手をほどけば 胸に北風 ためらいを引き裂くクラクション いつからか 失くした夢のかわりに 君のこと 抱きしめていたね 昨日の時間で 心の針を 止めたままで いられないのさ いまは この胸の 錆びた時計を壊し 夢を追うことから 始めてみよう だけど 忘れない 遠く離れていても 君なりの未来(あした)を 願い続けてるよ いまは この胸の 錆びた時計を壊し 夢を追うことから 始めてみよう だけど 忘れない ツラくなったときには この愛でいいなら きっと救(たす)けにゆく |
強情なくちびる米倉利紀 | 米倉利紀 | 朝水彼方 | 岸正之 | | 君は怒ったように 口を尖らせる 噂だけ広まった 僕らの仲 少し意味ありげに 人気ない道へ 曲がっては 立ち止まる 息がかかる かなり ムズかしいね ルージュたどっても なぜさ そらさないで とても近いふたり いいところなのに・・・ その強情なくちびるが どうにも好きさ いつか必ず 僕のものになると言って そのしたたかなプライドに太刀打ちできず こんなにずっと見つめるだけじゃもう じれったいよ NO NO 人目気にするように 歩き出す君を つかまえて 何もかも教えたくて かなり ムズかしいね 僕を信じない なぜさ 臆病(おくびょう)な愛 隠しているのかも いいところなのに… その強情なくちびるを 縛りつけたい 心の中を キスで覗いたなら困る? この艶やかなタイミング逃したくない 街がこんなにきれいなうちに きっと奪ってみせたい Uh Yeah Yeah その強情なくちびるが どうにも好きさ 今夜必ず 僕のものにするとキメた そのしたたかなプライドに太刀打ちできず こんなにずっと見つめるだけじゃもう じれったいよ NO NO |
'Cause it's you近藤隆 | 近藤隆 | 山田ひろし | 岸正之 | | 君のせいなんかじゃない 少し疲れてんだよ 忙しいなんて もう 言い訳に使わないさ ごめんよ 大したコトじゃないんだ コーヒー豆 切れてたとか 燃えないゴミは金曜 忘れたまま 寝てたとか 時差のあるふたり 仕事のタイプ 違うからさ 昨夜 怒らせて そのままだったね 君のせいなんかじゃない 少し疲れてたんだよ 忙しいなんて もう 言い訳に使わないさ ごめんよ 朝ごはん抜きの刑で とばっちりを受けたネコが 僕を責めるみたいに 皿の前で 見上げてる 今日の夕食は 君の好きなモノを並べ 謝罪会見 開く準備をしよう 君でなくちゃ意味はないよ ケンカするのもそうだよ 僕の作ってるパズルには 君が最初と最後に 必要 花を飾るなんて 少し嘘っぽいけれど それくらいの事は この際やってみせよう 君でなくちゃ意味ないよ ケンカするのもそうだよ 僕の作ってるパズルには 君が最初と最後に 必要 |
木洩れ陽のシーズン高井麻巳子 | 高井麻巳子 | 田口俊 | 岸正之 | | レースの陽射しがゆれてる 窓の外 春の坂道 遅い朝食を一人とりながら なぞる遠い季節 いつでもあの角車止めて 乱暴にチャイム 鳴らした人 笑ってよ 私からさよならを 告げたくせに今頃ふりむいているの 誰かに抱きしめられるたびに 何故やるせない想い あふれるの今も セルフタイマーのレンズに 二人でピースしたテラス それは泣きながら燃やした写真の 淡いワンシーンね あの頃定期の苗字かえた そんな遊びさえ懐かしくて 笑ってよ あなたの中で今も 私は勝気な子に映っているでしょ 誰かに愛を告げられるたび 何故かすかな裏切り 胸を責める今も 笑ってよ 自分だけをかばって 大切な物すてたあの日の私を 輝く空の青さが今は こんなに哀しすぎる 木洩れ陽のシーズン |
心の温度計立花理佐 | 立花理佐 | 風見律子 | 岸正之 | 中村哲 | 恋をしてる ときめいている スカートのすそを つまんで歩くの 風も鳥も ささやいている ふくらむ 気持を隠せはしないの トランポリン気分で 屋上にかけ昇る はしゃいでいるとこ 見られたわ いつでも 君は元気と 笑うあなたの 白い歯がスキ うつむく私の髪の横を過ぎてく 甘い香りを抱きしめて 愛は素敵 虹が見える 心のすき間もあなたで 一杯 夢はすぐに 届かなくて じれったいけれど それさえ楽しい 窓辺にかざってある 写真に想い込めて ひとつKissをして 目を閉じる このまま ずっと時間が止まれば いいと思う日がある 小さな温度計なの 私の胸は いいの あなたがスキだから いつでも 君は元気と 笑うあなたの 白い歯がスキ うつむく私の髪の横を過ぎてく 甘い香りを抱きしめて |
恋は涙の如く和田アキ子 | 和田アキ子 | 吉元由美 | 岸正之 | | 愛されなければ淋しさなんて 今も知らぬまま過ごせたわ 出逢った頃は見つめるだけで 熱い想いまで分け合えたもの あなたを待ちわびる真夜中の長さ 今は悲しい予感がしてる 恋は涙の如く あなたに逢うたび いつかくる別れにおびえてしまう ひとりきりでいられる私じゃないのよ 強がりに隠した素顔を受けとめてね 愛しすぎると不幸になると いつも傷ついて知ってゆくのよ 決して重ならない心の距離のこと 人はせつなさと呼ぶの きっと 夢は涙の如く 時のたつままに 求め合うふたりも変わるのでしょう どうか静かな愛で包んでほしいの 寄せるこの想いを明日も抱きしめたい 恋は涙の如く あなたに逢うたび いつかくる別れにおびえてしまう ひとりきりでいられる私じゃないのよ 強がりに隠した素顔を受けとめてね |
グズラだどさとまさのり | さとまさのり | 伊藤アキラ | 岸正之 | 山中紀昌 | グズラだど グズラだど グズラだど グズラだど 寄るなさわるな 火を吹くど 鉄がなんだなんだ 食べちゃうど ちょっといばってみせるけど さびしがりやの 目に涙 強いようでも 弱いんだ 弱いようでも 強いんだ いったいどっちが グズラなのか わっからないのが グズラだど グズラだど グズラだど グズラだど グズラだど 同じ地球の 仲間だど 夢をもっともっと 見るんだど ちょっとカッコは つけるけど なぜか注射が 大きらい デカいようでも チビなんだ チビのようでも デカなんだ いったいどっちが グズラなのか わっからないのが グズラだど グズラだど グズラだど グズラだど グズラだど 強いようでも 弱いんだ 弱いようでも 強いんだ いったいどっちが グズラなのか わっからないのが グズラだど グズラだど グズラだど…… グズラだど! グズラだど グズラだど…… グズラだど! |
クリスマスが来るまえに渡辺満里奈 | 渡辺満里奈 | 秋元康 | 岸正之 | | ゼミの帰りには いつでも 駅へ向う 坂の途中で 赤い屋根のピザハウスに みんなで寄り道した そして 私は斜めの席で あなたに憧れながら すてきな時を 見つめて過ごした クリスマス 来るまえに 気づいてね 私の視線に… クリスマス 来るまえに できるなら あなたが好きな セーターの色 ねえ 今 教えて テストが近づく そのたび 寄り道できなくなる そして あなたと会えないあいだ 心の辞書をめくって 恋を伝える 言葉を探した クリスマス 待ちながら 少しづつ せつなくなるのよ… クリスマス 待ちながら 徹夜して 私が編んだ セーターだから ねえ 受取ってね クリスマス 来るまえに できるなら あなたが好きな セーターの色 ねえ 今 教えて |
唇を動かさないで稲垣潤一 | 稲垣潤一 | 秋元康 | 岸正之 | | 2人の話はもう これで終わりにしよう 君が少しずつ 遠い人に 思えて来るから “どんなに愛してるか?” 互いにわかってても 傾いた心 戻せなくて あふれそうなこの胸 壁のソファーに崩れた 君を抱きしめて 唇 動かさないで 瞳 閉じたまま 唇 動かさないで 最後の夢見て So long… いつでも 目覚めた時 君がいて 僕がいた シーツに残った 夢のかけら そっと拾い集めて… 愛の小さな背中は 悲しいものだね 腕の中のぬくもりを 忘れられなくて 唇 動かさないで 頬をつけたまま 唇 動かさないで 涙 乾くまで 唇 動かさないで 頬をつけたまま 唇 動かさないで 涙 乾くまで |
キミを卒業加藤英美里 | 加藤英美里 | 大森祥子 | 岸正之 | | キミを卒業 ここで卒業 鏡映る自分に問いかける Baby, All Right? 大好きだった でもね云わない さよならだけが知ってる幸せ 今、探しにゆくよ キミのためだった 週末どうするよ 手帳のハートマーク 全部消さなきゃ (I will not look back) 買い物でも行って エステも予約して 何なら料理教室も行っちゃう 忘れるまでが恋なら くすぶってらんない 恋はキレイになるためのものでしょ? 自分愛したい キミの代わりに 魅力だけが最強の武器なら Brush Me Up ほんとは泣いた いっぱい泣いた さよならだけが導く笑顔の種に 水蒔くように キミが気に入ってた 前髪を切った もっと遠く見渡すため (I will look out over) 洗いたてのシーツ 太陽の匂い 孤独はなんて清潔なリスタート つないだ手がつかんだのは 永遠より執着? だとしたら手放すのが正解 どこかで会っても もう知らない人 そんな覚悟で着拒ボタン押すよ Maybe All Right 大事なキモチ いとしいキモチ 出逢いがまた運ぶこと信じて キミを卒業 ここで卒業 鏡映る自分に問いかける Baby, All Right? 大好きだった でもね云わない さよならだけが知ってる幸せ 今、探しにゆくよ |
君の夢に飛びたい中村由真 | 中村由真 | 吉元由美 | 岸正之 | | 膝をかかえるグランドに 夕焼けが輝きを連れてゆく ほこりだらけのセーターの 君だけが影になる 同じ淋しさ感じたいよ 少しでも 自由になるのなら 君の夢に飛びたい 涙がこぼれるより 早く早く走り出せばいいさ 君の夢に飛びたい 明日は見えなくても 忘れないで 信じていたことを なぐさめる どんな言葉も 北風に舞う紙吹雪になる 夢を見ずにはいられない 青春を教えたね 人は淋しさ抱いてるから 優しさを探し 傷ついてしまうの 君の夢に飛びたい 負けたらその場所から そうよそうよ 立ち上がればいいさ 君の夢に飛びたい はるかな 大空へと 勇気出して ふたり翼広げ 君の夢に飛びたい 涙がこぼれるより 早く早く走り出せばいいさ 君の夢に飛びたい 明日は見えなくても 忘れないで 信じていたことを |
ガラスのレジスタンス八木さおり | 八木さおり | 森雪之丞 | 岸正之 | | ごめんねママ 慌てないで ベッドに私が いなくても 月の雫に髪を濡らし 屋根からこっそり 抜け出すの 長距離バスが 湖に着くわ 恐いくらい好きな彼に 肩を抱かれながら 真夜中のランナウェイ 離れちゃいけないと 愛がささやくの だからママ Don't you cry わがままを許して 3日だけは悪い娘(こ)にさせて ごめんねママ 叱らないで いけない事だけど知ってるわ だけどあいつが 点けた炎 シャワーを浴びても 消せないの 星屑よりも きらめいたキッス ロケットから ママの写真 さっき ぬきとったの 真夜中のランナウェイ 大切な恋人(ひと)なの 今は誰よりも だからママ Don't you cry 心配をしないで 素直にただ 愛を知りたいの 真夜中のランナウェイ 離れちゃいけないと 愛がささやくの だからママ Don't you cry わがままを許して 3日だけは悪い娘(こ)にさせて |
カレンダー渡辺満里奈 | 渡辺満里奈 | 吉元由美 | 岸正之 | | Take me to you again 春風の汽車で あなたへと逢いに行くのよ Take me to love again 新しい私 届けたい 今すぐに ふられて女の子たちは 強くなる ほんとうよ 傷ついても ダイヤモンド 涙でも磨けるの Blue wind ひとり夏休み 灼けてない素肌 そっと抱いてた Take me to you again 私の花束 ちぎるようにサヨナラしたね 逢いたかった 華やぐ瞳を 見つめてね もう一度 微笑(ほほえ)みのリボンほどいて 見せましょう カレンダー 悲しみから生まれて来た 夢だって きらめくと Snow wind 時はやさしさの 魔法で昨日を 想い出にする Take me to you again きれいになるのが あなたへの仕返しだった キスをあげる 素敵な誰かと 逢うためのピリオドに Take me to you again 春風の汽車で あなたへと逢いに行くのよ Take me to love again 新しい私 届けたい 今すぐに |
神様がいない月南野陽子 | 南野陽子 | 小倉めぐみ | 岸正之 | | 夕陽がもえつきた海 冬へいそぐ潮風 タメ息のなかに 立ちどまる あなたとわたし 砂浜に並んでいる さっきまでのあしあと すべりこむ波が かげもなく さらってゆくわ たぶん ここで サヨナラを言われるのね 胸の奥で 潮騒があばれる 神様はあてにならない 風向きさえ変えられない めのまえの くちびるが ピリオドの言葉 告げたの ひきとめてもムダなのね 夢を追いかけるのね となりにいたけど 違う星 みつめていたの 砂にうもれたパラソル しずけさをみせつける あんなにはしゃいだ 夏の日は もう遠いのね ごめん なんて せつない瞳はやめて 握手なんて 今はできないから 幸せなんかにならないで すぐに誰かみつけないで 夕暮れが さみしくて 悔やんだりしてね あなたも 神様はあてにならない ちっとも たすけてくれない 泣き顔の 瞬間に 自分で背中を 向けたの 幸せなんかにならないで わたしの涙とまるまで 春風に 出あう頃 思い出にするわ あなたを…… |
悲しきカレッジ・ボーイ北原佐和子 | 北原佐和子 | 山川啓介 | 岸正之 | 萩田光雄 | 一年ぶりの かわいたキス 突然帰って来たあなた 私の知らない ライムのコロン うるんでいた胸が 涙になる ねえ さみしさは責めないから ひとつ答えて ねえ 東京では 美しい娘が 寄りそってるって ほんと? ちょっと困った 横顔で タバコをくわえ 海を見つめてるあなた 退屈なの? ふるさとが 子供の私のように 夏休みにも 戻らなくて 手紙の返事もとぎれてた あなたのママが いつも言うの “あの子を待つのはもう やめなさい”と ねえ 忘れるわ 4年待つという約束を ねえ 悲しいの 噂よりも あなたが変ったことが 海を見て 話したわ 遠くの国で 二人暮らすって夢を 離れても つづく愛 むじゃきに信じていたの 今度戻って来た時は 私もきっと この町にはいないでしょう そっと言うわ さよならを 青春って 終った夏に |
悲しいな杉浦幸 | 杉浦幸 | 売野雅勇 | 岸正之 | | 悲しいなひとりじゃ 泣いても誰も気づかない 淋しいな世界の隅っこで 膝かかえてる私に 背を向ける人波に 私ならここにいると 大声で叫びたい・・・日暮れ時の街角 弱虫ね 後指さされいたずらに強がるけど 憶病ね 優しくして 裏切られ傷つくの怖いの 悲しいな素直に もうなれないの ねぇ私・・・ 苦しいな誰かに 涙の訳を話したい も一度 陰口をささやかれ 誤解よと 泣いてるのに うらはらに 表面だけ馬鹿ね尖ってくの 抱きしめて こんな私でも必要だとささやいて 淋しさに負けちゃだめと 叱ってよ 流される私を 悲しいなひとりじゃ 泣いても誰も気づかない 悲しいな誰かに 涙の訳を話したいも一度 |
帰りたくない石田ひかり | 石田ひかり | 松本一起 | 岸正之 | | 蒼ざめた空には気の早い星屑 貴方といる時間だけがスピードを上げて過ぎてゆく 未だ帰りたくない 連れてって何処でも 星の見える丘の上で夜明けまで一緒にいたい バスに乗り遅れたくてShow-windowのぞけば 真面目すぎるわ貴方 背中をつっついた どうかお願いもう少し 次の駅までついてきて 夜と朝までのサヨナラを遠ざけて もっと貴方は乱暴にグッと私を引き止めて どんなルールでも破れるわ touch your heart 帰れない 前髪でかくした哀しみの瞳に セピア色の風が吹いて街中をにじませてゆく そうよ ふるえているのは寒さじゃないのに 首のマフラーはずし私に巻きつけた どうかお願い永遠に いつも私を見ていてね たった一人だけ私だけ思ってて そうよいつでも逢えるのに夜がいつでも邪魔をして 二人引き裂いて夢を見る touch your heart 帰さない バスに乗り遅れたくてShow-windowのぞけば 真面目すぎるわ貴方 背中をつっついた どうかお願いもう少し 次の駅までついてきて 夜と朝までのサヨナラを遠ざけて もっと貴方は乱暴にグッと私を引き止めて どんなルールでも破れるわ touch your heart 帰れない |
おやすみ加藤英美里 | 加藤英美里 | 大森祥子 | 岸正之 | | あの角 右に曲がればそこに君がいたんだ ごめん いつだって遅れてばかりだったね、私 待たせる時間だけ 想われてる気がした 目を閉じて浮かぶのは あの頃の待ち合わせ 黙り込む携帯にはもう慣れたのに なぜ眠れない 打ち合った「おやすみ」の四文字 あの恋に届いて… 普通にしてるよ 薄情なくらい見た目には でも左胸の奥あたりが 時々痛い 一目で恋に堕ちても 一瞬じゃなくせない 思い出 毛布のように私をつつむから 黙れずに傷つけた言葉も 本気だから出てしまった言葉 「さよなら」より「おやすみ」にしておいて 会えないなら尚更 黙り込む携帯にはもう慣れたのに なぜ眠れない 打ち合った「おやすみ」の四文字 あの恋に届いて… |
想い出のキャトルセゾン中江有里 | 中江有里 | 吉元由美 | 岸正之 | 萩田光男 | 卒業写真で好きだと言えない 私が微笑ってる あふれる想いをプレゼントだけで渡せずに そう かわいい娘をいつも連れて 得意げだったね せつなくて瞳を伏せた あなたへの love you 心のブーケ フリーザーの中 今も凍らせて いつまでも future 色褪せないね 夢のまま胸に秘めた あー 想い出のキャトルセゾン フェアウェルダンスで踊ってるあなた 遠くで見つめていた 友達だからね いつでも笑顔で会えるのよ そう 君をもっと知りたかった つぶやかれた時 急に泣きたくなった あの頃に love you 素直になれば 今頃ふたりは愛を誓えたの? いつでも future 夢のかたちで 季節はめぐってゆくね あー 思い出のキャトルセゾン あなたへの love you 心のブーケ フリーザーの中 今も凍らせて いつまでも future 色褪せないね 夢のまま胸に秘めた あー 想い出のキャトルセゾン |
お願いだから平井菜水 | 平井菜水 | 田久保真見 | 岸正之 | 萩田光男 | このままずっと走り続けて どこまでもいつまでも 遠いところまで バックミラーに消えてゆく街 星のない この恋と似ている空 何も言わない横顔 みつめたまま 助手席からあなたの肩まで 手をのばした 傷つけていいから 気まぐれでいいから 何もないことがもう苦しい わがままを許して いとしさを許して 今夜だけでいい そばにいて お願いだから あなたのいない部屋に電話が 彼女から何回も かかってる頃 きれいな指が心配そうに動いてる その様子 闇によぎる 抵抗車線 ライトも見えない道 走り続けふたりで夜に まぎれこみたい 愛なんていらない 約束もいらない 想い出がひとつ欲しいだけ ぬくもりを教えて せつなさを教えて 一度だけでいい 抱きしめて それだけでいい 傷つけていいから 気まぐれでいいから 何もないことがもう苦しい わがままを許して いとしさを許して 今夜だけでいい そばにいて お願いだから |
エンゲージ河合奈保子 | 河合奈保子 | 吉元由美 | 岸正之 | | あなたが今でもひとりでいるって 風の便りでね 聞かされたわ 若さという名の情熱でふたり 愛したあの日に心疼(うず)く 季節過ぎたら名前変わるの 平凡なしあわせ選ぶわ 逢いたいのよ 求めたのはあなたひとり 涙がほら作る海でいつも溺れたの 燃え残った愛のかけら胸に抱いて 重ねるの いくつもの夜を 何度も泣いてはさよならを言った 抱きしめられたら戻ってたわ ひとりきりでいる 孤独よりいつか ふたりいる方が淋しかった 許しあえたら 分けあえたなら 私たち大人になれたね もしかしたらせつなさなど忘れるでしょう あなたよりも好きになれる人はいないから 治りかけた傷のあとをはがさないで 果たせない約束がいたい 逢いたいのよ 求めたのはあなたひとり 涙がほら作る海でいつも溺れたの 燃え残った愛のかけら胸に抱いて 重ねるの いくつもの夜を |
EVERGREEN渡辺満里奈 | 渡辺満里奈 | 川村真澄 | 岸正之 | | 積み上げた 本の上 朝陽に目を覚ました 恋愛論も たったひとつの ときめきにかなわない クラブハウスの列を はずれて歩きたいな カバンの重さ 指で計れば 口笛でバランスとれる 階段教室の隅で 夢を見ていた 私だけが出来ることを 確かめてみたい Swing me high 風が 街路樹を揺らす 若葉のころを通りすぎても 心は Foooo! EVERGREEN 時計をしても 腕は メトロノームじゃないよ どうして肩を抱きよせないの ゆうべのデート 思い出してた 友達は恋人が待つ 約束場所へ うまく行くといいねなんて とぎれがちに言う Show me how 恋は 見せかけも大事 若葉のころを通りすぎたら ひとりで Foooo! Take a Chance 強く強く感じている 夢が住んでる 私だけを待ち続ける 扉があるはず Swing me high 風が 街路樹を揺らす 若葉のころを通りすぎても 心は Foooo! EVERGREEN |
内気な冒険者八木さおり | 八木さおり | 森雪之丞 | 岸正之 | | 5:02の準急電車は 家路へと急ぐ 制服の群 裏門から あなたの後つけ 初めての街へ さらわれてゆく 「気がついて…」と呪文を唱えたくせに あなた振り向いた瞬間(とき) 目をそらすの 馬鹿だナ 微笑み返せば あなたと近づけるのに だめだナ もう胸が熱い 手紙と一緒に 内気なハートも 破り捨てちゃいたい 歩道橋で 迷子の子猫を 抱き上げるあなた 少年みたい もっとあなた 知りたいだけなの 探偵の真似が とても悲しい 涙にじむダイアリー ペイジが増える 明日恋を告げると 誓ったのに 馬鹿だナ 駆け足になれば あなたに追いつけるのに だめだナ 失恋が怖い 夕陽に霞んだ あなたの背中を じっと見送るだけ だめだナ 失恋が怖い 夕陽に霞んだ あなたの背中を じっと見送るだけ |
WAKE UP稲垣潤一 | 稲垣潤一 | 山本秀行 | 岸正之 | 清水信之 | 手に入れた肩書きを 掲げて 友達とくらべてしまうのか どこまで駆け抜けたら 優しくなれるのだろう 少年の瞳 思い出せるの すりへらしたシューズの踵に映るのは 微笑み 忘れた よく似た欲望の群れ このままじゃ きっと あゝ やりきれない 気づいてるはずさ ごまかしてるよ このへんで ちょっと はぐれてみたって そうさ うしろ指さされはしない 目を覚ませよ 張りつめたプライドを 抱えて 知らず知らずに 駆け引きしてる 失くしかけてた夢や あの日の憧れまで もう一度 この手に取り戻せるの 乗せられてたレールは冷たく錆びついて 立ち止まることも 心のままにならずに このままじゃ きっと あゝ 耐えきれない 気づいてるはずさ だましてるだけ このへんで ちょっと はぐれてみたって そうさ うしろ指さされはしない 目を覚ませよ 秒刻みのレールに まんまと縛られて 身動きとれずに 言い訳だけを探して 冗談じゃないぜ あゝ やりきれない 気づいてるはずさ ごまかしてるよ このへんで ちょっと はぐれてみたって そうさ うしろ指さされはしない 裸の自分を信じてみたい 目を覚ませよ |
Wish You山野さと子 | 山野さと子 | 及川眠子 | 岸正之 | | ねぇさわってごらん ほらね あたたかい 生きているから みんな命を持っているから ねぇ伝えてほしい ことば違っても 笑顔ひとつで いつかきっとわかりあえるよ この旅の途中で いまあなたに 出逢えた奇跡を ずっと大切にしたい ずっと大切にしたい ねぇ見つめあおうよ もっとそばにきて そして私に あなたの夢を教えてほしい 幸せになるため ただこうして 生まれてきたこと どうか忘れないでいて どうか忘れないでいて ねぇさわってごらん ほらね あたたかい 生きる証しが その胸のなか輝いている |
明日も会える平井菜水 | 平井菜水 | 青木久美子 | 岸正之 | 吉川忠英 | Dream 夕暮れにポツリポツリ 灯る明かり 家の窓の数だけある 夢がまぶしいな 「じゃあ また明日!」笑いながら 手を振り合う まるでかくれんぼみたい 今日を連れて帰るの まいにち新しくなる 笑顔が大好きよ 晴れても雨が降っても いっしょに遊びたい 楽しい嬉しいを創ろうね! いぃっぱい Star 屋根の上きらめいている 一番星 どこにいても目立っている あれはあなたなの ねぇ覚えてる? 裏の空き地 ビルが建って 雨宿りだった銀杏 今はどこにいるのかな!? まいあさ目覚めてしまう 元気が頼もしい 泣いても笑っていても いつでもそばにいる 明日も会えるって……いいよね まいにち新しくなる 笑顔が大好きよ 晴れても雨が降っても いっしょに遊びたい 楽しい嬉しいも今日はもう……おやすみ |
愛ゆえに……雪村いづみ | 雪村いづみ | 小林和子 | 岸正之 | | また愛するから 他人でいましょう 雨の道すがら 捨てて行って こなしきれない そう知ってはいても 気楽な人 ずっと演じていた いつか みんな 終わりが来るわ だから せめて 寄り添うように 愛ゆえに女 恋ゆえに男 素敵なことに ふたりは旅人同士 忘れてみますか 続けてみますか 指を絡めて うつ向く女は 困るでしょ 灰皿の中 ふたつの煙草が 消したはずなのに 漂う日々 ふと見つめ合い 黙る横顔が さびしいから 今も魅かれてゆく 通り雨は 流れる川に そして何もなかったように 悲しみはすべて 燃やしてしまった あとには どんな想いも 残さぬように 何度も生まれて そのたび出逢って 泣いたとしても 私は私を 生きるだけ 愛ゆえに女 恋ゆえに男 素敵なことに ふたりは旅人同士 何度も生まれて そのたび出逢って 心のままに あなたの 名前を呼ぶでしょう |