羅生門どしゃぶり雨に もろ肌脱いで 鬼がいるなら 獲らねばならぬ 男 阿修羅の 羅生門 む…む…おおおおう… おのれの影を 信じれば この世に恐れる… この世に恐れる ものは無い かがり火燃える 瞳をして誘う 俺の女も どこかへ消えた 男 捨て身の 羅生門 む…む…おおおおう… 夜桜散らし くちづけた むかしが瞼に… むかしが瞼に 狂い咲く 野猿のように 傷つきたおれ 流すこの血は なみだじゃないぜ 男 魔性の 羅生門 む…む…おおおおう… ぎらつく幻夢(ゆめ)が 欲しければ 命の祭りへ… 命の祭りへ 舞いもどれ | ジェロ | 新本創子 | 浜圭介 | 多田三洋 | どしゃぶり雨に もろ肌脱いで 鬼がいるなら 獲らねばならぬ 男 阿修羅の 羅生門 む…む…おおおおう… おのれの影を 信じれば この世に恐れる… この世に恐れる ものは無い かがり火燃える 瞳をして誘う 俺の女も どこかへ消えた 男 捨て身の 羅生門 む…む…おおおおう… 夜桜散らし くちづけた むかしが瞼に… むかしが瞼に 狂い咲く 野猿のように 傷つきたおれ 流すこの血は なみだじゃないぜ 男 魔性の 羅生門 む…む…おおおおう… ぎらつく幻夢(ゆめ)が 欲しければ 命の祭りへ… 命の祭りへ 舞いもどれ |
待っている女消え残る 街あかり 女は待ってる 肩すぼめ 衿を立て 冷たい ほら風の中 頬つたう ひとしずく 女は泣いてる 三日月は 片想い 冷たく ほらビルの上 あー あの人は来ない あー 恋は終わりか これきりで このままで 落葉が舞うよに… 淋しげな あの女 あそこで ほら待っている 遠ざかる 二人連れ 女は見送る その先は 曲り角 冷たい ほら夜の道 あーあの人は何処に あー 夢は散るのか この胸で この指で 約束したのに… 霧の中 あの女 いつまでも ほら待っている | ジェロ | 山口洋子 | 藤本卓也 | 鈴木豪 | 消え残る 街あかり 女は待ってる 肩すぼめ 衿を立て 冷たい ほら風の中 頬つたう ひとしずく 女は泣いてる 三日月は 片想い 冷たく ほらビルの上 あー あの人は来ない あー 恋は終わりか これきりで このままで 落葉が舞うよに… 淋しげな あの女 あそこで ほら待っている 遠ざかる 二人連れ 女は見送る その先は 曲り角 冷たい ほら夜の道 あーあの人は何処に あー 夢は散るのか この胸で この指で 約束したのに… 霧の中 あの女 いつまでも ほら待っている |
恋心冷たい夜空を 見上げれば 都会の灯りが にじむように 寂しさばかりが 募る日は 涙がぽろぽろ こぼれます 惚れて惚れたなら未練だけ 忘れ忘れたい恋もある 泣いて泣いて 泣き疲れても ひとりここで 生きてゆきます 燃えて燃えた 証なら 一夜かぎりの恋心 淋しい夜風が 吹きすさぶ 都会をさまよう 影ひとつ 温もりばかりが 恋しくて 涙がはらはら 流れます ゆれてゆれたのは夢の跡 追えば追うほどに遠くなる 泣いて泣いて 泣き明かしても ひとり今日も 生きてゆきます 燃えて燃えた 名残なら 今も消えない恋心 惚れて惚れたなら未練だけ 忘れ忘れたい恋もある 泣いて泣いて 泣き疲れても ひとりここで 生きてゆきます 燃えて燃えた 証なら 一夜かぎりの恋心 | ジェロ | 原一博・木下智哉 | 原一博 | 鈴木豪 | 冷たい夜空を 見上げれば 都会の灯りが にじむように 寂しさばかりが 募る日は 涙がぽろぽろ こぼれます 惚れて惚れたなら未練だけ 忘れ忘れたい恋もある 泣いて泣いて 泣き疲れても ひとりここで 生きてゆきます 燃えて燃えた 証なら 一夜かぎりの恋心 淋しい夜風が 吹きすさぶ 都会をさまよう 影ひとつ 温もりばかりが 恋しくて 涙がはらはら 流れます ゆれてゆれたのは夢の跡 追えば追うほどに遠くなる 泣いて泣いて 泣き明かしても ひとり今日も 生きてゆきます 燃えて燃えた 名残なら 今も消えない恋心 惚れて惚れたなら未練だけ 忘れ忘れたい恋もある 泣いて泣いて 泣き疲れても ひとりここで 生きてゆきます 燃えて燃えた 証なら 一夜かぎりの恋心 |
めざまし夢音頭都会のなぎさの 潮風と かもめに誘われ 夏祭り 朝がくるたび 幕あける 新しい 旅ものがたり 隣に笑うは 旅なかま 手をつなごう 手をたたこう めざまし夢音頭 物見の球に見守られ ここに集いし 夏祭り 一人一人が 主人公 終わらない 旅ものがたり 頼りになるのは 旅なかま 手をつなごう 手をたたこう めざまし夢音頭 湾岸わたる 虹の橋 彩るさきに 夏祭り 涙の夜もあるけれど くじけない 旅ものがたり 励ましあえるは 旅なかま 手をつなごう 手をたたこう めざまし夢音頭 きっと忘れぬ思い出を 胸にきざんだ 夏祭り 季節はめぐりめぐっても 続くは旅ものがたり 信じて進もう 旅なかま 手をつなごう 手をたたこう めざまし夢音頭 | ジェロ | RYOKa | 春畑道哉 | 大島こうすけ | 都会のなぎさの 潮風と かもめに誘われ 夏祭り 朝がくるたび 幕あける 新しい 旅ものがたり 隣に笑うは 旅なかま 手をつなごう 手をたたこう めざまし夢音頭 物見の球に見守られ ここに集いし 夏祭り 一人一人が 主人公 終わらない 旅ものがたり 頼りになるのは 旅なかま 手をつなごう 手をたたこう めざまし夢音頭 湾岸わたる 虹の橋 彩るさきに 夏祭り 涙の夜もあるけれど くじけない 旅ものがたり 励ましあえるは 旅なかま 手をつなごう 手をたたこう めざまし夢音頭 きっと忘れぬ思い出を 胸にきざんだ 夏祭り 季節はめぐりめぐっても 続くは旅ものがたり 信じて進もう 旅なかま 手をつなごう 手をたたこう めざまし夢音頭 |
菜の花畑でつかまえて年上の女だった 少年の恋だった 菜の花畑で待っていた 故郷の春だった おぼろ月 うるんだ夜風 黄八丈(きはちじょう) 伽羅(きゃら)の香り どんなに強く 抱きしめても 心は笑って 逃げてった 花のむこうへ 吐息のむこうへ あの女が嫁ぐ日に 故郷に背を向けた 菜の花畑に日が落ちる 夕映えの中だった 濡れた頬 上りの列車 ついて来る 伽羅(きゃら)の香り ひと駅ごとに 大人になる そんな都会への つらい旅 汽笛は挽歌 青春の挽歌 菜の花もない街で ありふれた恋も知り それでも春にはぼくを呼ぶ 黄金色(きんいろ)の追憶が あの夜に 似たおぼろ月 幻の 伽羅(きゃら)の香り きっと今でも 来ない女を 菜の花畑で 待っている あの日のぼくが 少年のぼくが | ジェロ | 山川啓介 | 都倉俊一 | 鈴木豪 | 年上の女だった 少年の恋だった 菜の花畑で待っていた 故郷の春だった おぼろ月 うるんだ夜風 黄八丈(きはちじょう) 伽羅(きゃら)の香り どんなに強く 抱きしめても 心は笑って 逃げてった 花のむこうへ 吐息のむこうへ あの女が嫁ぐ日に 故郷に背を向けた 菜の花畑に日が落ちる 夕映えの中だった 濡れた頬 上りの列車 ついて来る 伽羅(きゃら)の香り ひと駅ごとに 大人になる そんな都会への つらい旅 汽笛は挽歌 青春の挽歌 菜の花もない街で ありふれた恋も知り それでも春にはぼくを呼ぶ 黄金色(きんいろ)の追憶が あの夜に 似たおぼろ月 幻の 伽羅(きゃら)の香り きっと今でも 来ない女を 菜の花畑で 待っている あの日のぼくが 少年のぼくが |
北へ流れるここにひとつの 愛がある 咲いてはじけた 愛がある おたがいいろいろ あったけれど 結局これで よかったのかも Jon Jon Jocca Jon Jocca Jocca Jon Jocca Jocca Jon Jon Jon Jocca Jon Jocca Jocca Jon Jocca Jocca Jon アイツはなぜか 北へ流れた あたしは此処を 離れたくない あれからあたし 元気出して この部屋ぜんぶ 塗り替えた 歌う気持ちは ないけれど アイツの残した ギターがあるわ Jon Jon Jocca Jon Jocca Jocca Jon Jocca Jocca Jon Jon Jon Jocca Jon Jocca Jocca Jon Jocca Jocca Jon 雑誌に出てた 「北の吟遊詩人(たびびと)」 あたしは あたし 関係ないの ながいながい 夜があり 指の凍える 朝がある 熱いコーヒー しみじみと もうじき雪でも 降るのでしょうか Jon Jon Jocca Jon Jocca Jocca Jon Jocca Jocca Jon Jon Jon Jocca Jon Jocca Jocca Jon Jocca Jocca Jon ぬくもりどこに しあわせどこに あたしも北へ 流れてみるか | ジェロ | 能吉利人 | 桜井順 | 阿部靖広 | ここにひとつの 愛がある 咲いてはじけた 愛がある おたがいいろいろ あったけれど 結局これで よかったのかも Jon Jon Jocca Jon Jocca Jocca Jon Jocca Jocca Jon Jon Jon Jocca Jon Jocca Jocca Jon Jocca Jocca Jon アイツはなぜか 北へ流れた あたしは此処を 離れたくない あれからあたし 元気出して この部屋ぜんぶ 塗り替えた 歌う気持ちは ないけれど アイツの残した ギターがあるわ Jon Jon Jocca Jon Jocca Jocca Jon Jocca Jocca Jon Jon Jon Jocca Jon Jocca Jocca Jon Jocca Jocca Jon 雑誌に出てた 「北の吟遊詩人(たびびと)」 あたしは あたし 関係ないの ながいながい 夜があり 指の凍える 朝がある 熱いコーヒー しみじみと もうじき雪でも 降るのでしょうか Jon Jon Jocca Jon Jocca Jocca Jon Jocca Jocca Jon Jon Jon Jocca Jon Jocca Jocca Jon Jocca Jocca Jon ぬくもりどこに しあわせどこに あたしも北へ 流れてみるか |
あ・いたあ・いた つまずいて 思いがけない 悲しみもおぼえ 暗い顔に なってしまった あ・いた 見間違い 男ごころの 裏側を知らず 今になって 泣きを見ている 何もしなければ 転ばないけれど 何もしなければ 死んでしまうでしょう あ・いた あ・いた あ・いた あ・いた 傷だらけ 胸に打身の 青あざがついて 夢もみない ひとになってる あ・いた 誰だって こんな思いの いくつかはするわ それが生きて いるということ 何もしなければ 転ばないけれど 何もしなければ 死んでしまうでしょう あ・いた あ・いた あ・いた あ・いた あ・いた あ・いた | ジェロ | 阿久悠 | 国安修二 | 多田三洋 | あ・いた つまずいて 思いがけない 悲しみもおぼえ 暗い顔に なってしまった あ・いた 見間違い 男ごころの 裏側を知らず 今になって 泣きを見ている 何もしなければ 転ばないけれど 何もしなければ 死んでしまうでしょう あ・いた あ・いた あ・いた あ・いた 傷だらけ 胸に打身の 青あざがついて 夢もみない ひとになってる あ・いた 誰だって こんな思いの いくつかはするわ それが生きて いるということ 何もしなければ 転ばないけれど 何もしなければ 死んでしまうでしょう あ・いた あ・いた あ・いた あ・いた あ・いた あ・いた |
愛しき日々風の流れの 激しさに 告げる想いも 揺れ惑う かたくなまでの ひとすじの道 愚か者だと 笑いますか もう少し時が ゆるやかであったなら 雲の切れ間に 輝いて 空しき願い また浮かぶ ひたすら夜を 飛ぶ流れ星 急ぐ命を 笑いますか もう少し時が 優しさを投げたなら いとしき日々の はかなさは 消え残る夢 青春の影 気まじめ過ぎた まっすぐな愛 不器用者と 笑いますか もう少し時が たおやかに過ぎたなら いとしき日々は ほろにがく 一人夕陽に 浮かべる涙 いとしき日々の はかなさは 消え残る夢 青春の影 | ジェロ | 小椋佳 | 堀内孝雄 | 鈴木豪 | 風の流れの 激しさに 告げる想いも 揺れ惑う かたくなまでの ひとすじの道 愚か者だと 笑いますか もう少し時が ゆるやかであったなら 雲の切れ間に 輝いて 空しき願い また浮かぶ ひたすら夜を 飛ぶ流れ星 急ぐ命を 笑いますか もう少し時が 優しさを投げたなら いとしき日々の はかなさは 消え残る夢 青春の影 気まじめ過ぎた まっすぐな愛 不器用者と 笑いますか もう少し時が たおやかに過ぎたなら いとしき日々は ほろにがく 一人夕陽に 浮かべる涙 いとしき日々の はかなさは 消え残る夢 青春の影 |
有楽町で逢いましょうあなたを待てば 雨が降る 濡れて来ぬかと 気にかかる ああ ビルのほとりのティー・ルーム 雨もいとしや唄ってる 甘いブルース あなたとわたしの合言葉 「有楽町で逢いましょう」 こころにしみる 雨の唄 駅のホームも濡れたろう ああ 小窓にけむる デパートよ きょうの映画(シネマ)は ロードショー かわすささやき あなたとわたしの合言葉 「有楽町で逢いましょう」 かなしい宵は 悲しよに 燃えるやさしい 街あかり ああ 命をかけた恋の花 咲いておくれよ いつまでも いついつまでも あなたとわたしの合言葉 「有楽町で逢いましょう」 | ジェロ | 佐伯孝夫 | 吉田正 | | あなたを待てば 雨が降る 濡れて来ぬかと 気にかかる ああ ビルのほとりのティー・ルーム 雨もいとしや唄ってる 甘いブルース あなたとわたしの合言葉 「有楽町で逢いましょう」 こころにしみる 雨の唄 駅のホームも濡れたろう ああ 小窓にけむる デパートよ きょうの映画(シネマ)は ロードショー かわすささやき あなたとわたしの合言葉 「有楽町で逢いましょう」 かなしい宵は 悲しよに 燃えるやさしい 街あかり ああ 命をかけた恋の花 咲いておくれよ いつまでも いついつまでも あなたとわたしの合言葉 「有楽町で逢いましょう」 |
そして神戸神戸 泣いてどうなるのか 捨てられた我が身が みじめになるだけ 神戸 船の灯りうつす 濁り水の中に 靴を投げ落とす そしてひとつが 終わり そしてひとつが 生まれ 夢の続き 見せてくれる 相手 捜すのよ 神戸 呼んで帰る人か 傷ついた心が みにくくなるだけ 神戸 無理に足を運び 眼についた名もない 花を踏みにじる そしてひとつが 終わり そしてひとつが 生まれ 誰かうまい 嘘のつける 相手 捜すのよ 誰かうまい 嘘のつける 相手 捜すのよ | ジェロ | 千家和也 | 浜圭介 | 周防泰臣 | 神戸 泣いてどうなるのか 捨てられた我が身が みじめになるだけ 神戸 船の灯りうつす 濁り水の中に 靴を投げ落とす そしてひとつが 終わり そしてひとつが 生まれ 夢の続き 見せてくれる 相手 捜すのよ 神戸 呼んで帰る人か 傷ついた心が みにくくなるだけ 神戸 無理に足を運び 眼についた名もない 花を踏みにじる そしてひとつが 終わり そしてひとつが 生まれ 誰かうまい 嘘のつける 相手 捜すのよ 誰かうまい 嘘のつける 相手 捜すのよ |
夢ん中指のつめたさ うなじの細さ 肩のはかなさ まつ毛の長さ すべて重たい 悲しみつれて ひとりお前は生きている 男もつらいし 女もつらい 男と女は なおつらい だけど泣くなよ 泣くじゃない 酸いも甘いも 夢ん中 酒はにがいし 煙草はからい 紅はとけるし 寝床は寒い そんなお前の 肩抱き寄せて 惚れたようだと俺はいう 男もつらいし 女もつらい 男と女は なおつらい それでいいのさ いいんだよ 逢うも別れも 夢ん中 男もつらいし 女もつらい 男と女は なおつらい それでいいのさ いいんだよ 逢うも別れも 夢ん中 | ジェロ | 阿久悠 | 森田公一 | 多田三洋 | 指のつめたさ うなじの細さ 肩のはかなさ まつ毛の長さ すべて重たい 悲しみつれて ひとりお前は生きている 男もつらいし 女もつらい 男と女は なおつらい だけど泣くなよ 泣くじゃない 酸いも甘いも 夢ん中 酒はにがいし 煙草はからい 紅はとけるし 寝床は寒い そんなお前の 肩抱き寄せて 惚れたようだと俺はいう 男もつらいし 女もつらい 男と女は なおつらい それでいいのさ いいんだよ 逢うも別れも 夢ん中 男もつらいし 女もつらい 男と女は なおつらい それでいいのさ いいんだよ 逢うも別れも 夢ん中 |
ノラやめて…下手な嘘 抱いて…今はただ 雨にぬれたノラ 帰りついたあんた… いい女なら 割りきってあげるわ 誰となく 惚れてないと 駄目な 駄目な ひとなの 好きよ…好きよ 好き 愛はひとり芝居 だって…2つ上 あたし…損な年 どうせ明日もノラ 街で悪戯(わるさ)するの… 泣きおとしには もう懲りていたのに しおらしい 顔を見れば ばかね ばかね からだが 好きよ…好きよ 好き 愛はひとり芝居 そう棄てたもの 夢なんかきっぱり 癪だけど もしかしたら これが これが しあわせ 好きよ…好きよ 好き 愛はひとり芝居 | ジェロ | ちあき哲也 | 徳久広司 | 工藤恭彦 | やめて…下手な嘘 抱いて…今はただ 雨にぬれたノラ 帰りついたあんた… いい女なら 割りきってあげるわ 誰となく 惚れてないと 駄目な 駄目な ひとなの 好きよ…好きよ 好き 愛はひとり芝居 だって…2つ上 あたし…損な年 どうせ明日もノラ 街で悪戯(わるさ)するの… 泣きおとしには もう懲りていたのに しおらしい 顔を見れば ばかね ばかね からだが 好きよ…好きよ 好き 愛はひとり芝居 そう棄てたもの 夢なんかきっぱり 癪だけど もしかしたら これが これが しあわせ 好きよ…好きよ 好き 愛はひとり芝居 |
黄昏メトロドアーにもたれて 二人 窓を濡らす ためいき どこを向いても すべて 闇の音だけ 長いまつ毛をふせて 心変わりをなじる 裏をかいても すべて 別れの言い訳 愛しても愛しても メトロ 哀しみにゆれて 許しても許しても こころ むなしいだけ 罪な恋にはぐれて 後戻りもできない きしむレールを走る 黄昏メトロ 愛しても愛しても なみだ 悲しみに揺れて うぬぼれてうらぶれて こころ むなしいだけ せめて もう一度抱いて 腕の中で なぐさめ 嘘をつくならどうか 夢の果てまで 謎めいてなまめいて 甘いくちづけに酔えば 激しさも優しさも みだら 苦しいだけ 愛しても愛しても メトロ 哀しみに揺れて 許しても許しても こころ 空しいだけ 都会(まち)の底を走る 黄昏メトロ | ジェロ | アイン | AxSxE | 工藤恭彦 | ドアーにもたれて 二人 窓を濡らす ためいき どこを向いても すべて 闇の音だけ 長いまつ毛をふせて 心変わりをなじる 裏をかいても すべて 別れの言い訳 愛しても愛しても メトロ 哀しみにゆれて 許しても許しても こころ むなしいだけ 罪な恋にはぐれて 後戻りもできない きしむレールを走る 黄昏メトロ 愛しても愛しても なみだ 悲しみに揺れて うぬぼれてうらぶれて こころ むなしいだけ せめて もう一度抱いて 腕の中で なぐさめ 嘘をつくならどうか 夢の果てまで 謎めいてなまめいて 甘いくちづけに酔えば 激しさも優しさも みだら 苦しいだけ 愛しても愛しても メトロ 哀しみに揺れて 許しても許しても こころ 空しいだけ 都会(まち)の底を走る 黄昏メトロ |
本牧メルヘン本牧で死んだ娘は 鴎になったよ ペットのブルースに送られて 踊るのが大好きと言ってたあの娘が さびしさに耐えかねて死んだのさ ジョニーもスミスも 泣くのを忘れて 海鳴りに向かって歌っていたよ 本牧で死んだ娘は鴎になったよ なぜかしら誰でもがそう思う 本牧の夜ふけ頃にがめのコーヒー 飲みながら思い出すあのことを 恋をしたこともなく悩みもないのに あの店の片隅で死んだあの娘を ジョニーもスミスも さえない顔で 真夜中に泣き泣き歌っていたよ 本牧で死んだ娘は鴎になったよ なぜかしら誰でもがそう思う ジョニーもスミスも 泣くのを忘れて 海鳴りに向かって歌っていたよ 本牧で死んだ娘は鴎になったよ なぜかしら誰でもがそう思う | ジェロ | 阿久悠 | 井上忠夫 | 鈴木豪 | 本牧で死んだ娘は 鴎になったよ ペットのブルースに送られて 踊るのが大好きと言ってたあの娘が さびしさに耐えかねて死んだのさ ジョニーもスミスも 泣くのを忘れて 海鳴りに向かって歌っていたよ 本牧で死んだ娘は鴎になったよ なぜかしら誰でもがそう思う 本牧の夜ふけ頃にがめのコーヒー 飲みながら思い出すあのことを 恋をしたこともなく悩みもないのに あの店の片隅で死んだあの娘を ジョニーもスミスも さえない顔で 真夜中に泣き泣き歌っていたよ 本牧で死んだ娘は鴎になったよ なぜかしら誰でもがそう思う ジョニーもスミスも 泣くのを忘れて 海鳴りに向かって歌っていたよ 本牧で死んだ娘は鴎になったよ なぜかしら誰でもがそう思う |
夜空あの娘 どこに居るのやら 星空の続く あの町あたりか 細い風の口笛が 恋の傷あとにしみる あー あきらめた恋だから なおさら 逢いたい 逢いたい もう一度 夜は いつも 独りぼっち あの娘 帰っておいでと 流れ星に乗せ そっと呼んでみた 誰も答えはしないよ 白い花が散るばかり あー とどかない夢だから なおさら 淋しい 淋しい この胸よ 夜空 遠く果てしない | ジェロ | 山口洋子 | 平尾昌晃 | 鈴木豪 | あの娘 どこに居るのやら 星空の続く あの町あたりか 細い風の口笛が 恋の傷あとにしみる あー あきらめた恋だから なおさら 逢いたい 逢いたい もう一度 夜は いつも 独りぼっち あの娘 帰っておいでと 流れ星に乗せ そっと呼んでみた 誰も答えはしないよ 白い花が散るばかり あー とどかない夢だから なおさら 淋しい 淋しい この胸よ 夜空 遠く果てしない |
津軽平野津軽平野に 雪降る頃はヨ 親父ひとりで 出稼ぎ支度 春にゃかならず 親父は帰る みやげいっぱい ぶらさげてヨ 淋しくなるけど 馴れたや親父 十三みなとは 西風強くて 夢もしばれる 吹雪の夜更け ふるなふるなよ 津軽の雪よ 春が今年も 遅くなるよ ストーブ列車よ 逢いたや親父 山の雪どけ 花咲く頃はよ かあちゃんやけによ そわそわするネ いつもじょんがら 大きな声で 親父うたって 汽車から降りる お岩木山よ 見えたか親父 | ジェロ | 吉幾三 | 吉幾三 | 周防泰臣 | 津軽平野に 雪降る頃はヨ 親父ひとりで 出稼ぎ支度 春にゃかならず 親父は帰る みやげいっぱい ぶらさげてヨ 淋しくなるけど 馴れたや親父 十三みなとは 西風強くて 夢もしばれる 吹雪の夜更け ふるなふるなよ 津軽の雪よ 春が今年も 遅くなるよ ストーブ列車よ 逢いたや親父 山の雪どけ 花咲く頃はよ かあちゃんやけによ そわそわするネ いつもじょんがら 大きな声で 親父うたって 汽車から降りる お岩木山よ 見えたか親父 |
JJ どこへゆくの? J この悲しみは night また眠れず 朝むかえる J 笑ったあと J 淋しい顔した Why? あなたの目は何を見てたの? J 夜が流れ 季節はすぎても J あなただけに 時は止まった J まぼろしでも J 姿見せて J 叱りたいの J あなたのこと J ひとり先に どこへ行ったの? J 急ぎすぎた あなたの生き方 J あしたよりも 永遠を選んだ J 姿見せて J まぼろしでも J 叱りたいの J あなたのこと J 私おいて どこへ行ったの? J 私おいて どこへ行ったの? | ジェロ | 季世建 | 季世建 | 鈴木豪 | J どこへゆくの? J この悲しみは night また眠れず 朝むかえる J 笑ったあと J 淋しい顔した Why? あなたの目は何を見てたの? J 夜が流れ 季節はすぎても J あなただけに 時は止まった J まぼろしでも J 姿見せて J 叱りたいの J あなたのこと J ひとり先に どこへ行ったの? J 急ぎすぎた あなたの生き方 J あしたよりも 永遠を選んだ J 姿見せて J まぼろしでも J 叱りたいの J あなたのこと J 私おいて どこへ行ったの? J 私おいて どこへ行ったの? |
愛の花愛に季節があるなら 春は訪れるでしょうか あなたの言葉は雪になって わたしのこころに降り積もる あの日あなたがくれた 小さな愛の苗は 雪解けを待ちわびて 枯れてしまいそうです 好き 嫌い 好き 好き 嫌い 好き 花占いをするために たった一輪でいい 可憐な花を咲かせたい 愛に一日があるなら 朝陽は昇るでしょうか あなたは夜道で迷子になって わたしのもとへは戻れない あの日ふたりで灯した 小さな愛の炎は 帰らぬ人を待ちわびて 消えてしまいそうです 好き 嫌い 好き 好き 嫌い 好き 夢占いをするために たった一夜(ひとよ)でいい あなたの胸で眠りたい 好き 嫌い 好き 好き 嫌い 好き 花占いをするために たった一輪でいい 愛の花を咲かせたい 愛の花を咲かせたい | ジェロ | 智子 | 智子 | 多田三洋 | 愛に季節があるなら 春は訪れるでしょうか あなたの言葉は雪になって わたしのこころに降り積もる あの日あなたがくれた 小さな愛の苗は 雪解けを待ちわびて 枯れてしまいそうです 好き 嫌い 好き 好き 嫌い 好き 花占いをするために たった一輪でいい 可憐な花を咲かせたい 愛に一日があるなら 朝陽は昇るでしょうか あなたは夜道で迷子になって わたしのもとへは戻れない あの日ふたりで灯した 小さな愛の炎は 帰らぬ人を待ちわびて 消えてしまいそうです 好き 嫌い 好き 好き 嫌い 好き 夢占いをするために たった一夜(ひとよ)でいい あなたの胸で眠りたい 好き 嫌い 好き 好き 嫌い 好き 花占いをするために たった一輪でいい 愛の花を咲かせたい 愛の花を咲かせたい |
およげ!たいやきくんまいにち まいにち ぼくらは てっぱんの うえで やかれて いやになっちゃうよ あるあさ ぼくは みせのおじさんと けんかして うみに にげこんだのさ はじめて およいだ うみのそこ とっても きもちが いいもんだ おなかの アンコが おもいけど うみは ひろいぜ こころがはずむ ももいろサンゴが てをふって ぼくの およぎを ながめていたよ まいにち まいにち たのしいことばかり なんぱせんが ぼくの すみかさ ときどき サメに いじめられるけど そんなときゃ そうさ にげるのさ いちにち およげば ハラペコさ めだまも クルクル まわっちゃう たまには エビでも くわなけりゃ しおみず ばかりじゃ ふやけてしまう いわばの かげから くいつけば それは ちいさな つりばりだった どんなに どんなに もがいても ハリが のどから とれないよ はまべで みしらぬ おじさんが ぼくを つりあげ びっくりしてた やっぱり ぼくは タイヤキさ すこし こげある タイヤキさ おじさん つばを のみこんで ぼくを うまそに たべたのさ | ジェロ | 高田ひろお | 佐瀬寿一 | | まいにち まいにち ぼくらは てっぱんの うえで やかれて いやになっちゃうよ あるあさ ぼくは みせのおじさんと けんかして うみに にげこんだのさ はじめて およいだ うみのそこ とっても きもちが いいもんだ おなかの アンコが おもいけど うみは ひろいぜ こころがはずむ ももいろサンゴが てをふって ぼくの およぎを ながめていたよ まいにち まいにち たのしいことばかり なんぱせんが ぼくの すみかさ ときどき サメに いじめられるけど そんなときゃ そうさ にげるのさ いちにち およげば ハラペコさ めだまも クルクル まわっちゃう たまには エビでも くわなけりゃ しおみず ばかりじゃ ふやけてしまう いわばの かげから くいつけば それは ちいさな つりばりだった どんなに どんなに もがいても ハリが のどから とれないよ はまべで みしらぬ おじさんが ぼくを つりあげ びっくりしてた やっぱり ぼくは タイヤキさ すこし こげある タイヤキさ おじさん つばを のみこんで ぼくを うまそに たべたのさ |
契りあなたは誰と 契りますか 永遠の心を 結びますか 波のうねりが 岸にとどく 過去の歌をのせて 激しい想いが砕ける 涙のように 緑は今も みずみずしいか 乙女はあでやかか 人の心は 鴎のように 真白だろうか 愛する人よ 美しく 愛する人よ すこやかに 朝の光が 海を染める 生きる夢に満ちて まぶしい願いがきらめく いのちのように 流れは今も 清らかだろうか 子供はほがらかか 人はいつでも桜のように 微笑むだろうか 愛する人よ 美しく 愛する人よ すこやかに 愛する人よ 美しく 愛する人よ すこやかに | ジェロ | 阿久悠 | 五木ひろし | 鈴木豪 | あなたは誰と 契りますか 永遠の心を 結びますか 波のうねりが 岸にとどく 過去の歌をのせて 激しい想いが砕ける 涙のように 緑は今も みずみずしいか 乙女はあでやかか 人の心は 鴎のように 真白だろうか 愛する人よ 美しく 愛する人よ すこやかに 朝の光が 海を染める 生きる夢に満ちて まぶしい願いがきらめく いのちのように 流れは今も 清らかだろうか 子供はほがらかか 人はいつでも桜のように 微笑むだろうか 愛する人よ 美しく 愛する人よ すこやかに 愛する人よ 美しく 愛する人よ すこやかに |
旅の途中夕暮れ空 かえり道 広い空見上げて 幼いころ見た夢を 思い出してた 一期一会の出会い 繰り返しては 帰らぬ日々を抱いて 生きてゆく 宿る命と 巡る命のあいだ ああ 生まれてきた意味わかる日くるでしょう まだ旅の途中 風に吹かれ揺れている 道ばたの花々 凛とした姿に 憧れる いいことなんかないと うつむき泣いて 転んでは立ち止まり また歩く 芽吹く想いは 移る季節のなかで ああ 涙の後には何色咲かすでしょう いま旅の途中 宿る命と 巡る命のあいだ ああ 涙と笑顔で証(あか)しをきざむでしょう まだ旅の途中 | ジェロ | 町野玉枝 | 宇崎竜童 | 中村タイチ | 夕暮れ空 かえり道 広い空見上げて 幼いころ見た夢を 思い出してた 一期一会の出会い 繰り返しては 帰らぬ日々を抱いて 生きてゆく 宿る命と 巡る命のあいだ ああ 生まれてきた意味わかる日くるでしょう まだ旅の途中 風に吹かれ揺れている 道ばたの花々 凛とした姿に 憧れる いいことなんかないと うつむき泣いて 転んでは立ち止まり また歩く 芽吹く想いは 移る季節のなかで ああ 涙の後には何色咲かすでしょう いま旅の途中 宿る命と 巡る命のあいだ ああ 涙と笑顔で証(あか)しをきざむでしょう まだ旅の途中 |
黄昏枯葉散る季節になって 靴音さえも消えました 何故でしょうか…淋し過ぎて胸の震え止まらない コート無しの身体寄せて 歩く二人は恋人なのに 追いかけても 今あなたの心何処に遊んでいるの いつも通りにあの角まで送ってくれますか? ふりむかないで お別れに心が心が乱れます… 黄昏の街を行く 一人ぼっちの長い影 離れてても あなただけは陽ざしの中歩いてほしい… あなたをもっと知りたかった 私をもっと見せたかった それも無理ね…このままでは思い出さえも壊れそうだもの いつも通りにあの角まで送ってくれますか? ふりむかないで お別れに涙が涙がこぼれます… 黄昏の街を行く 一人ぼっちの長い影 離れてても あなただけは陽ざしの中歩いてほしい | ジェロ | 岸田智史 | 岸田智史 | 多田三洋 | 枯葉散る季節になって 靴音さえも消えました 何故でしょうか…淋し過ぎて胸の震え止まらない コート無しの身体寄せて 歩く二人は恋人なのに 追いかけても 今あなたの心何処に遊んでいるの いつも通りにあの角まで送ってくれますか? ふりむかないで お別れに心が心が乱れます… 黄昏の街を行く 一人ぼっちの長い影 離れてても あなただけは陽ざしの中歩いてほしい… あなたをもっと知りたかった 私をもっと見せたかった それも無理ね…このままでは思い出さえも壊れそうだもの いつも通りにあの角まで送ってくれますか? ふりむかないで お別れに涙が涙がこぼれます… 黄昏の街を行く 一人ぼっちの長い影 離れてても あなただけは陽ざしの中歩いてほしい |
東西南北ひとり旅あの娘いるとこ 南長崎 花とザボンの 港まち 指きりひとつ おいたまま 船はどこゆく えー 東西南北 気まま旅 俺の生まれは 西の大阪 赤いネオンの 千日前よ 着たきり雀 風来坊 夢にはぐれて えー 東西南北 迷い旅 遠く流れて 北の札幌 鐘が鳴ります 時計台 凍てつくような 星空に 背中まるめて えー 東西南北 ひとり旅 | ジェロ | 山口洋子 | 吉田正 | 吉田正 | あの娘いるとこ 南長崎 花とザボンの 港まち 指きりひとつ おいたまま 船はどこゆく えー 東西南北 気まま旅 俺の生まれは 西の大阪 赤いネオンの 千日前よ 着たきり雀 風来坊 夢にはぐれて えー 東西南北 迷い旅 遠く流れて 北の札幌 鐘が鳴ります 時計台 凍てつくような 星空に 背中まるめて えー 東西南北 ひとり旅 |
夜桜お七赤い鼻緒がぷつりと切れた すげてくれる手ありゃしない 置いてけ堀をけとばして 駆け出す指に血がにじむ さくら さくら いつまで待っても来ぬひとと 死んだひととは おなじこと さくら さくら はな吹雪 燃えて燃やした肌より白い花 浴びてわたしは 夜桜お七 さくら さくら 弥生の空に さくら さくら はな吹雪 口紅をつけてティッシュをくわえたら 涙が ぽろり もひとつ ぽろり 熱い唇おしあててきた あの日のあんたもういない たいした恋じゃなかったと すくめる肩に風が吹く さくら さくら いつまで待っても来ぬひとと 死んだひととは おなじこと さくら さくら はな吹雪 抱いて抱かれた 二十歳の夢のあと おぼろ月夜の 夜桜お七 さくら さくら 見渡すかぎり さくら さくら はな吹雪 さくら さくら さよならあんた さくら さくら はな吹雪 | ジェロ | 林あまり | 三木たかし | 鈴木豪 | 赤い鼻緒がぷつりと切れた すげてくれる手ありゃしない 置いてけ堀をけとばして 駆け出す指に血がにじむ さくら さくら いつまで待っても来ぬひとと 死んだひととは おなじこと さくら さくら はな吹雪 燃えて燃やした肌より白い花 浴びてわたしは 夜桜お七 さくら さくら 弥生の空に さくら さくら はな吹雪 口紅をつけてティッシュをくわえたら 涙が ぽろり もひとつ ぽろり 熱い唇おしあててきた あの日のあんたもういない たいした恋じゃなかったと すくめる肩に風が吹く さくら さくら いつまで待っても来ぬひとと 死んだひととは おなじこと さくら さくら はな吹雪 抱いて抱かれた 二十歳の夢のあと おぼろ月夜の 夜桜お七 さくら さくら 見渡すかぎり さくら さくら はな吹雪 さくら さくら さよならあんた さくら さくら はな吹雪 |
ただ…涙どうして涙は 枯れないのでしょう 子供の頃から 流しているのに 大人になったら 余計に大粒になるのでしょう 悲しくて、悲しくて、 悲しい事しかわからない 悲しいだけ、悲しいだけ、 ただ ただ…涙 どうしてあの人 冷たいのでしょう 好かれちゃない事 わかっているのに 冷たくされたら 余計に愛おしくなるのでしょう 淋しくて、淋しくて、 淋しい事しかわからない 淋しいだけ、淋しいだけ、 ただ ただ…涙 この身を捨てれば 悲しみは涙は枯れますか 悲しくて、悲しくて、 悲しい事しかわからない 悲しいだけ、悲しいだけ、 ただ ただ ただ ただ…涙 | ジェロ | 中村中 | 中村中 | 鈴木豪 | どうして涙は 枯れないのでしょう 子供の頃から 流しているのに 大人になったら 余計に大粒になるのでしょう 悲しくて、悲しくて、 悲しい事しかわからない 悲しいだけ、悲しいだけ、 ただ ただ…涙 どうしてあの人 冷たいのでしょう 好かれちゃない事 わかっているのに 冷たくされたら 余計に愛おしくなるのでしょう 淋しくて、淋しくて、 淋しい事しかわからない 淋しいだけ、淋しいだけ、 ただ ただ…涙 この身を捨てれば 悲しみは涙は枯れますか 悲しくて、悲しくて、 悲しい事しかわからない 悲しいだけ、悲しいだけ、 ただ ただ ただ ただ…涙 |
アメリカ橋風が足もとを 通りすぎてゆく 久しぶりだねと 照れてわらいあって アメリカ橋のたもと ふと通うぬくもり やるせない恋 埋めた街 角部屋の灯り 石だたみ石だたみ 想い出続く いつかいつか 熱かった青春 君は変わらない 月日は過ぎても 髪を切ったので 少し若くなった アメリカ橋のたもと 黄昏が間近い 煙草やめたの いつからと それとなくきいて 眼をそらす眼をそらす ガラスのむこう 遠い遠い かえらない青春 アメリカ橋の たもと それじゃと手をあげる そっとコートの衿たてた さり気なさおいて 人の群人の群 誰もが他人 はるかはるか あの頃が青春 | ジェロ | 山口洋子 | 平尾昌晃 | 鈴木豪 | 風が足もとを 通りすぎてゆく 久しぶりだねと 照れてわらいあって アメリカ橋のたもと ふと通うぬくもり やるせない恋 埋めた街 角部屋の灯り 石だたみ石だたみ 想い出続く いつかいつか 熱かった青春 君は変わらない 月日は過ぎても 髪を切ったので 少し若くなった アメリカ橋のたもと 黄昏が間近い 煙草やめたの いつからと それとなくきいて 眼をそらす眼をそらす ガラスのむこう 遠い遠い かえらない青春 アメリカ橋の たもと それじゃと手をあげる そっとコートの衿たてた さり気なさおいて 人の群人の群 誰もが他人 はるかはるか あの頃が青春 |
流浪の街流れ流れていた 暮らしも心根も 荒れ果てて 酔いつぶれ 塞ぎ込んだ 駅裏の暗い路地 やるせなく 時だけが 過ぎ往く 幸せを探したいけど 所詮 負け犬 はぐれ犬 眠りついてる よどんだ街じゃ 拾いそこなった あの夢の 小さな破片(カケラ)さえ 見えなくて とうにほどけていた 心と心を 繋ぐ糸 いらだちで 背中向けた なぐさめの 言葉にも 強がりで 遠ざけた ぬくもり 情熱を探したいけど 所詮 やせ犬 おびえ犬 動き出したい 動き出せない 涙 飲み込んで 空を見た もう一度歩き出す勇気が欲しい 幸せを探したいけど 所詮 負け犬 はぐれ犬 眠りついてる よどんだ街じゃ 拾いそこなった あの夢の 小さな破片(カケラ)さえ 見えなくて | ジェロ | 蟹江ハルキ | 山本健太郎 | 阿部靖広 | 流れ流れていた 暮らしも心根も 荒れ果てて 酔いつぶれ 塞ぎ込んだ 駅裏の暗い路地 やるせなく 時だけが 過ぎ往く 幸せを探したいけど 所詮 負け犬 はぐれ犬 眠りついてる よどんだ街じゃ 拾いそこなった あの夢の 小さな破片(カケラ)さえ 見えなくて とうにほどけていた 心と心を 繋ぐ糸 いらだちで 背中向けた なぐさめの 言葉にも 強がりで 遠ざけた ぬくもり 情熱を探したいけど 所詮 やせ犬 おびえ犬 動き出したい 動き出せない 涙 飲み込んで 空を見た もう一度歩き出す勇気が欲しい 幸せを探したいけど 所詮 負け犬 はぐれ犬 眠りついてる よどんだ街じゃ 拾いそこなった あの夢の 小さな破片(カケラ)さえ 見えなくて |
君恋し宵闇せまれば 悩みは涯なし みだるる心に うつるは誰が影 君恋し 唇あせねど 涙はあふれて 今宵も更け行く 唄声すぎゆき 足音ひびけど いずこにたずねん こころの面影 君恋し おもいはみだれて 苦しき幾夜を 誰がため忍ばん 君恋し 唇あせねど 涙はあふれて 今宵も更け行く | ジェロ | 時雨音羽 | 佐々紅華 | | 宵闇せまれば 悩みは涯なし みだるる心に うつるは誰が影 君恋し 唇あせねど 涙はあふれて 今宵も更け行く 唄声すぎゆき 足音ひびけど いずこにたずねん こころの面影 君恋し おもいはみだれて 苦しき幾夜を 誰がため忍ばん 君恋し 唇あせねど 涙はあふれて 今宵も更け行く |
かえり船波の背の背に ゆられてゆれて 月の潮路(しおじ)の かえり船(ぶね) 霞(かす)む故国(ここく)よ 小島(こじま)の沖じゃ 夢もわびしく よみがえる 捨てた未練が 未練となって 今も昔の 切なさよ 瞼(まぶた)合わせりゃ 瞼ににじむ 霧(きり)の波止場の 銅鑼(どら)の音 熱い涙も 故国に着けば 嬉し涙と 変わるだろ 鴎(かもめ)行(ゆ)くなら 男の心 せめてあの娘(こ)に 伝えてよ | ジェロ | 清水みのる | 倉若晴生 | 周防康臣 | 波の背の背に ゆられてゆれて 月の潮路(しおじ)の かえり船(ぶね) 霞(かす)む故国(ここく)よ 小島(こじま)の沖じゃ 夢もわびしく よみがえる 捨てた未練が 未練となって 今も昔の 切なさよ 瞼(まぶた)合わせりゃ 瞼ににじむ 霧(きり)の波止場の 銅鑼(どら)の音 熱い涙も 故国に着けば 嬉し涙と 変わるだろ 鴎(かもめ)行(ゆ)くなら 男の心 せめてあの娘(こ)に 伝えてよ |
東京漂流あなたと出会って半年経ったのに まだ手も握れない 都会暮らし馴染めずに 気後れしてる俺 街のネオンサインの眩(まばゆ)さが 逆に心 暗くする 名もなく貧しく そしてやるせなく 無駄に時が行く ねんねんころり ねんころり 新宿 四ツ谷 ねんねんころり ねんころり 独りさまよう ねんねんころり ねんころり 下北 渋谷 ねんねんころり ねんころり ポツリ 子守唄 出て来てとっくに三年過ぎたのに 今でも余所者(よそもの)さ 都会育ち あなたには分かるはずがないね 胸にまたビル風が吹き抜けて これでいいのかと思う どうにかなりそで だけどならなくて 諦めきれない ねんねんころり ねんころり 浅草 秋葉(あきば) ねんねんころり ねんころり 迷路だらけさ ねんねんころり ねんころり お台場 三茶(さんちゃ) ねんねんころり ねんころり ふっと 子守り唄 ねんねんころり ねんころり 原宿 恵比寿 ねんねんころり ねんころり 寝た子を起こす ねんねんころり ねんころり 白金 広尾 ねんねんころり ねんころり 東京漂流 | ジェロ | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | 多田三洋 | あなたと出会って半年経ったのに まだ手も握れない 都会暮らし馴染めずに 気後れしてる俺 街のネオンサインの眩(まばゆ)さが 逆に心 暗くする 名もなく貧しく そしてやるせなく 無駄に時が行く ねんねんころり ねんころり 新宿 四ツ谷 ねんねんころり ねんころり 独りさまよう ねんねんころり ねんころり 下北 渋谷 ねんねんころり ねんころり ポツリ 子守唄 出て来てとっくに三年過ぎたのに 今でも余所者(よそもの)さ 都会育ち あなたには分かるはずがないね 胸にまたビル風が吹き抜けて これでいいのかと思う どうにかなりそで だけどならなくて 諦めきれない ねんねんころり ねんころり 浅草 秋葉(あきば) ねんねんころり ねんころり 迷路だらけさ ねんねんころり ねんころり お台場 三茶(さんちゃ) ねんねんころり ねんころり ふっと 子守り唄 ねんねんころり ねんころり 原宿 恵比寿 ねんねんころり ねんころり 寝た子を起こす ねんねんころり ねんころり 白金 広尾 ねんねんころり ねんころり 東京漂流 |
なきむし倶楽部両手をひろげた その幅(はば)は たかが背丈(せたけ)と おんなじ広さ それでもあんたの 悲しみくらい 抱いてやれるよ おれでいいなら 星屑小路(ほしくずこうじ)の 突き当たり ネオンもうるんだ“なきむし倶楽部” ぽつぽつと聞かせてよ 涙の理由(わけ)なんか 泣くだけ泣いたら 見える虹 人生 やさしい意地悪(いじわる)さ 誰より不幸と 嘆(なげ)く夜 そいつも時には 必要なのさ どこかに待ってる つぎの幸せ もっと大事に 抱きしめるから グラスの中には 海がある あんたがつぶやく“なきむし倶楽部” きれいだね いつかしら少女の瞳(め)をしてる つまずきべそかき 立ち上がる 誰もが死ぬまで おさな児(ご)さ 今夜は子供に お帰りと 母の声がする“なきむし倶楽部” この膝で眠りなよ 朝まで見てるから 生きてりゃ明日(あした)が きっと来る 人生愛しい いとおしい | ジェロ | 山川啓介 | 堀江淳 | 江口正祥 | 両手をひろげた その幅(はば)は たかが背丈(せたけ)と おんなじ広さ それでもあんたの 悲しみくらい 抱いてやれるよ おれでいいなら 星屑小路(ほしくずこうじ)の 突き当たり ネオンもうるんだ“なきむし倶楽部” ぽつぽつと聞かせてよ 涙の理由(わけ)なんか 泣くだけ泣いたら 見える虹 人生 やさしい意地悪(いじわる)さ 誰より不幸と 嘆(なげ)く夜 そいつも時には 必要なのさ どこかに待ってる つぎの幸せ もっと大事に 抱きしめるから グラスの中には 海がある あんたがつぶやく“なきむし倶楽部” きれいだね いつかしら少女の瞳(め)をしてる つまずきべそかき 立ち上がる 誰もが死ぬまで おさな児(ご)さ 今夜は子供に お帰りと 母の声がする“なきむし倶楽部” この膝で眠りなよ 朝まで見てるから 生きてりゃ明日(あした)が きっと来る 人生愛しい いとおしい |
大阪ジュエルウソや あなたから切り出すのね 別れ話は あたしからのはずやった 突然の電話 雨の街を コートも着ずに 駆けてきたのに 繰り返す サヨナラは もうとうに 慣れっこやけれど 泣けへん女 泣かせるように せめて カッコつけて くちづけを 西と東に 別れましょ 雨の梅田 茶屋町あたり 傘もささず 片手あげて あなたは立ち去る あたしは振り向く まつ毛に光る ジュエル そやね 何事もなかったよに 偶然みたく いつかここで 会いたいね どこにもいるよな ふたりやけど 重ねた月日 軽くなかった せつなさは 屑宝石(いし)ね 胸の奥 沈んできらめく しばらくひとり 抱きしめてるわ 耳に残る声を 口ぐせを 右と左に歩きましょ 雨の梅田 茶屋町あたり 濡れた舗道 にじむネオン 女の心に 散らばる想い出 まるで 悲しいジュエル 今もあの日も 変わらない 夜の梅田 茶屋町あたり 「忘れへんで」「忘れへんわ」 男と女の 背中にそぼ降る 雨の大阪ジュエル | ジェロ | 蟹江ハルキ | つんく | 上野圭一 | ウソや あなたから切り出すのね 別れ話は あたしからのはずやった 突然の電話 雨の街を コートも着ずに 駆けてきたのに 繰り返す サヨナラは もうとうに 慣れっこやけれど 泣けへん女 泣かせるように せめて カッコつけて くちづけを 西と東に 別れましょ 雨の梅田 茶屋町あたり 傘もささず 片手あげて あなたは立ち去る あたしは振り向く まつ毛に光る ジュエル そやね 何事もなかったよに 偶然みたく いつかここで 会いたいね どこにもいるよな ふたりやけど 重ねた月日 軽くなかった せつなさは 屑宝石(いし)ね 胸の奥 沈んできらめく しばらくひとり 抱きしめてるわ 耳に残る声を 口ぐせを 右と左に歩きましょ 雨の梅田 茶屋町あたり 濡れた舗道 にじむネオン 女の心に 散らばる想い出 まるで 悲しいジュエル 今もあの日も 変わらない 夜の梅田 茶屋町あたり 「忘れへんで」「忘れへんわ」 男と女の 背中にそぼ降る 雨の大阪ジュエル |
アルゼンチン逃避行月が滲む 霧の波止場 桟橋で待つ女 運命に 身を任せるように 携帯を海に捨てた コンテナ降ろす貨物船と 愚か過ぎる計画 勢いで投げた 恋のダイス 火傷しそうな成り行き アルゼンチンへ逃避行 すべてを捨てて 生まれ変わるのも いいわね 嘘くさい夢物語 朝が来るまで あなた あなた あなた 信じて 百万回 騙されたって 同じこと 繰り返す 愛さなきゃ 生きて行けない宿命(さだめ) 愛と涙を道連れ 世間の目は 船の錨(いかり) モラルに引き止められて あの海を いつも越えられずに 冗談のように笑った 胸の奥の小さな闇 いいことなんかなかった ふしあわせが似合う女は今 少ししあわせな気がした アルゼンチンへ逃避行 見知らぬ土地へ のたれ死んだって いいじゃない? 言葉だけで盛りあがった 夢と約束 あなた あなた あなた ありがとう 白んで来た 街の向こうから ヘッドライトが 近づく 駆け落ちに 遅刻をした男 本当の愛は照れるね 愛と涙を道連れ 愛と涙を道連れ | ジェロ | 秋元康 | 横山剣 | 鈴木豪 | 月が滲む 霧の波止場 桟橋で待つ女 運命に 身を任せるように 携帯を海に捨てた コンテナ降ろす貨物船と 愚か過ぎる計画 勢いで投げた 恋のダイス 火傷しそうな成り行き アルゼンチンへ逃避行 すべてを捨てて 生まれ変わるのも いいわね 嘘くさい夢物語 朝が来るまで あなた あなた あなた 信じて 百万回 騙されたって 同じこと 繰り返す 愛さなきゃ 生きて行けない宿命(さだめ) 愛と涙を道連れ 世間の目は 船の錨(いかり) モラルに引き止められて あの海を いつも越えられずに 冗談のように笑った 胸の奥の小さな闇 いいことなんかなかった ふしあわせが似合う女は今 少ししあわせな気がした アルゼンチンへ逃避行 見知らぬ土地へ のたれ死んだって いいじゃない? 言葉だけで盛りあがった 夢と約束 あなた あなた あなた ありがとう 白んで来た 街の向こうから ヘッドライトが 近づく 駆け落ちに 遅刻をした男 本当の愛は照れるね 愛と涙を道連れ 愛と涙を道連れ |
釜山港へ帰れつばき咲く春なのに あなたは帰らない たたずむ釜山港に 涙の雨が降る あついその胸に 顔うずめて もいちど幸せ 噛みしめたいのよ トラワヨ プサンハンへ 逢いたい あなた 行きたくてたまらない あなたのいる町へ さまよう釜山港は 霧笛が胸を刺す きっと伝えてよ カモメさん いまも信じて 耐えてるあたしを トラワヨ プサンハンへ 逢いたい あなた あついその胸に 顔うずめて もいちど幸せ 噛みしめたいのよ トラワヨ プサンハンへ 逢いたい あなた | ジェロ | 黄善雨・訳詞:三佳令二 | 黄善雨 | 鈴木豪 | つばき咲く春なのに あなたは帰らない たたずむ釜山港に 涙の雨が降る あついその胸に 顔うずめて もいちど幸せ 噛みしめたいのよ トラワヨ プサンハンへ 逢いたい あなた 行きたくてたまらない あなたのいる町へ さまよう釜山港は 霧笛が胸を刺す きっと伝えてよ カモメさん いまも信じて 耐えてるあたしを トラワヨ プサンハンへ 逢いたい あなた あついその胸に 顔うずめて もいちど幸せ 噛みしめたいのよ トラワヨ プサンハンへ 逢いたい あなた |
訳あり列車トンネル 抜ければ 雪が深くなる 色のない 山間(やまあい)が ガラスの窓に映る 東京で失った 人生を引き払い 故郷(ふるさと)へ帰る時 終着駅は遠い AH― 訳あり列車は 今 AH― 古い手紙のように すべてを許しながら 進む あなたをまだ愛してるのに 進むのです ずいぶん昔の 桜の季節に 飛び出した あの家は 寂れた村の外れ 年老いた父親に 話せないことばかり 真っ白に降り積もる 雪が隠してくれる AH― 訳あり列車は 今 AH― 何もなかったように 私の心の奥 進む あなたのこと 忘れなさいと 汽笛が鳴る AH― 訳あり列車は 今 AH― 古い手紙のように すべてを許しながら 進む あなたをまだ愛してるのに 進むのです | ジェロ | 秋元康 | 宇崎竜童 | 鈴木豪 | トンネル 抜ければ 雪が深くなる 色のない 山間(やまあい)が ガラスの窓に映る 東京で失った 人生を引き払い 故郷(ふるさと)へ帰る時 終着駅は遠い AH― 訳あり列車は 今 AH― 古い手紙のように すべてを許しながら 進む あなたをまだ愛してるのに 進むのです ずいぶん昔の 桜の季節に 飛び出した あの家は 寂れた村の外れ 年老いた父親に 話せないことばかり 真っ白に降り積もる 雪が隠してくれる AH― 訳あり列車は 今 AH― 何もなかったように 私の心の奥 進む あなたのこと 忘れなさいと 汽笛が鳴る AH― 訳あり列車は 今 AH― 古い手紙のように すべてを許しながら 進む あなたをまだ愛してるのに 進むのです |
初めての街で初めての街で いつもの酒 ちょっと気取って 一人ぼっち 初めての人と いつもの酒 気障に口説いて みたりする みたりする 初めての店で いつもの酒 飲み方一つで 馴染みの客 初めての別れに いつもの酒 達者でいろよ 又逢おう 又逢おう 初めての涙に いつもの酒 ふってふられて 又 惚れて いつもの肴で いつもの酒 やっぱり俺は 一人じゃない 一人じゃない 一人じゃない | ジェロ | 永六輔 | 中村八大 | | 初めての街で いつもの酒 ちょっと気取って 一人ぼっち 初めての人と いつもの酒 気障に口説いて みたりする みたりする 初めての店で いつもの酒 飲み方一つで 馴染みの客 初めての別れに いつもの酒 達者でいろよ 又逢おう 又逢おう 初めての涙に いつもの酒 ふってふられて 又 惚れて いつもの肴で いつもの酒 やっぱり俺は 一人じゃない 一人じゃない 一人じゃない |
火焔樹また夜がきて ただ眠れぬまま 指がぬくもりの残骸(かけら) ねぇ探しはじめるの もう忘れたい そう願うけれど いつもあきらめた頃に ドアを開けるから 悲しいだけの運命(さだめ)を呪い あなた うばう夢に酔う この胸の奥 愛という名の 花が燃えながら咲いてる いま痛いほど 抱きしめてほしい どうか 何もかも捨てる 覚悟ないのなら 寂しいだけの時間(とき)を数えて わたし 憎む人がいる 焔(ほのお)のように 赤い花びら 闇を染めながら揺れてる 悲しいだけの運命を呪い あなた うばう夢に酔う この胸の奥 愛という名の 花が燃えながら咲いてる | ジェロ | 及川眠子 | 国安修二 | 周防泰臣 | また夜がきて ただ眠れぬまま 指がぬくもりの残骸(かけら) ねぇ探しはじめるの もう忘れたい そう願うけれど いつもあきらめた頃に ドアを開けるから 悲しいだけの運命(さだめ)を呪い あなた うばう夢に酔う この胸の奥 愛という名の 花が燃えながら咲いてる いま痛いほど 抱きしめてほしい どうか 何もかも捨てる 覚悟ないのなら 寂しいだけの時間(とき)を数えて わたし 憎む人がいる 焔(ほのお)のように 赤い花びら 闇を染めながら揺れてる 悲しいだけの運命を呪い あなた うばう夢に酔う この胸の奥 愛という名の 花が燃えながら咲いてる |
試練風が吹く日暮れの道 どこまで行けば いいのか 風来の男ならば 待ってる宿もない ここで暮らせと言っていた そんな女(ひと)もいたけれど 男は誰でも旅人だ 茜雲(あかねぐも)が目にしみる 生きる事は試練か 負けちゃ今日を越えられぬ 明日もちがう試練が 俺のことを待っている 人生はロマンだぜ 眉あげてゆこう この街で人の情け 心にジンとしみたよ 風来の男だって 時には弱くなる おまえがともした家明かり 今もたずね帰りたい 未練はおまえを苦しめる 熱い想いとじこめる 愛は俺の試練か うしろ向いて生きられぬ 女ごころ試練か 俺を夢で迷わせる 人生は一度きり 前向いてゆこう この道越えたら広々と 空も青くひろがるさ 苦しい想いは男なら 笑い顔(がお)に隠すのさ 生きる事は試練か 負けちゃ今日を越えられぬ 明日もちがう試練が 俺のことを待っている 人生はロマンだぜ 眉あげてゆこう | ジェロ | 山上路夫 | 春畑道哉 | 鈴木豪 | 風が吹く日暮れの道 どこまで行けば いいのか 風来の男ならば 待ってる宿もない ここで暮らせと言っていた そんな女(ひと)もいたけれど 男は誰でも旅人だ 茜雲(あかねぐも)が目にしみる 生きる事は試練か 負けちゃ今日を越えられぬ 明日もちがう試練が 俺のことを待っている 人生はロマンだぜ 眉あげてゆこう この街で人の情け 心にジンとしみたよ 風来の男だって 時には弱くなる おまえがともした家明かり 今もたずね帰りたい 未練はおまえを苦しめる 熱い想いとじこめる 愛は俺の試練か うしろ向いて生きられぬ 女ごころ試練か 俺を夢で迷わせる 人生は一度きり 前向いてゆこう この道越えたら広々と 空も青くひろがるさ 苦しい想いは男なら 笑い顔(がお)に隠すのさ 生きる事は試練か 負けちゃ今日を越えられぬ 明日もちがう試練が 俺のことを待っている 人生はロマンだぜ 眉あげてゆこう |
四季の歌春を愛する人は 心清き人 すみれの花のような ぼくの友だち 夏を愛する人は 心強き人 岩をくだく波のような ぼくの父親 秋を愛する人は 心深き人 愛を語るハイネのような ぼくの恋人 冬を愛する人は 心広き人 根雪を溶かす大地のような ぼくの母親 ラ ララ ララララ… ラ ララ ララララ… | ジェロ | 荒木とよひさ | 荒木とよひさ | 鈴木豪 | 春を愛する人は 心清き人 すみれの花のような ぼくの友だち 夏を愛する人は 心強き人 岩をくだく波のような ぼくの父親 秋を愛する人は 心深き人 愛を語るハイネのような ぼくの恋人 冬を愛する人は 心広き人 根雪を溶かす大地のような ぼくの母親 ラ ララ ララララ… ラ ララ ララララ… |
うぬぼれ愛されてると 信じてたのは 私一人の うぬぼれでした 泣いて泣いて 又泣いて 又々泣いて 又泣く私 死ぬまで離しは しないよと 言った男は どこの誰… 愛が行き場を 失くしてる あなたのそばで 寝息を聞いて 寝つく私は 倖せでした 待って待って 又待って 又々待って 又待つ私 心の傷跡(きずあと) うずく夜(よる) つける薬は ないですか… 熱はいまだに 下がらない 喜びくれて 笑顔をくれて 罪なあなたは 涙もくれた 泣いて泣いて 又泣いて 又々泣いて 又泣く私 女に生まれて よかったと 言った私は バカですね… 恋はうぬぼれ 蜃気楼(しんきろう) | ジェロ | 鈴木紀代 | 影山時則 | 周防泰臣 | 愛されてると 信じてたのは 私一人の うぬぼれでした 泣いて泣いて 又泣いて 又々泣いて 又泣く私 死ぬまで離しは しないよと 言った男は どこの誰… 愛が行き場を 失くしてる あなたのそばで 寝息を聞いて 寝つく私は 倖せでした 待って待って 又待って 又々待って 又待つ私 心の傷跡(きずあと) うずく夜(よる) つける薬は ないですか… 熱はいまだに 下がらない 喜びくれて 笑顔をくれて 罪なあなたは 涙もくれた 泣いて泣いて 又泣いて 又々泣いて 又泣く私 女に生まれて よかったと 言った私は バカですね… 恋はうぬぼれ 蜃気楼(しんきろう) |
宗右衛門町ブルースきっと来てねと 泣いていた かわいあの娘は うぶなのか なぜに泣かすか 宗右衛門町よ さよなら さよなら 又来る日まで 涙をふいて さようなら 街のネオンも 消えてゆく うぶなあの娘も 消えてゆく なぜか さびしい 宗右衛門町よ さよなら さよなら うしろ姿も 夜霧にぬれて さみしそう いちょう並木に 春が来る 君にも来るよ 幸せが なぜかかなしい 宗右衛門町よ さよなら さよなら もう一度だけ 明るい笑顔を みせとくれ | ジェロ | 平和勝次 | 山路進一 | 周防泰臣 | きっと来てねと 泣いていた かわいあの娘は うぶなのか なぜに泣かすか 宗右衛門町よ さよなら さよなら 又来る日まで 涙をふいて さようなら 街のネオンも 消えてゆく うぶなあの娘も 消えてゆく なぜか さびしい 宗右衛門町よ さよなら さよなら うしろ姿も 夜霧にぬれて さみしそう いちょう並木に 春が来る 君にも来るよ 幸せが なぜかかなしい 宗右衛門町よ さよなら さよなら もう一度だけ 明るい笑顔を みせとくれ |
津軽恋女津軽の海よ 竜飛岬は 吹雪に凍えるよ 日毎夜毎 海鳴りばかり 愚図る女の 泣く声か 津軽の女よ 別れうたひとつ くちずさむ にごり酒に 想い出浮かべ かじかむこころの 空を見る 降りつもる雪 雪 雪 また雪よ 津軽には七つの 雪が降るとか こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪 みず雪 かた雪 春待つ氷雪 津軽の女よ 枕乱して 引き込む恋女 愛に生きて 夢に生きて 白いかげろう 空に舞う 津軽の女よ ねぶた祭りの ゆきずりたわむれか 過ぎた夜の 匂いを抱いて 帰れと叫ぶ 岩木川 降りつもる雪 雪 雪 また雪よ 津軽には七つの 雪が降るとか こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪 みず雪 かた雪 春待つ氷雪 津軽の海よ 三味がゆさぶる じょんから聞こえるよ 嘆き唄か 人恋う唄か 胸のすきまに しみてくる 降りつもる雪 雪 雪 また雪よ 津軽には七つの 雪が降るとか こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪 みず雪 かた雪 春待つ氷雪 降りつもる雪 雪 雪 また雪よ 津軽には七つの 雪が降るとか こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪 みず雪 かた雪 春待つ氷雪 | ジェロ | 久仁京介 | 大倉百人 | 多田三洋 | 津軽の海よ 竜飛岬は 吹雪に凍えるよ 日毎夜毎 海鳴りばかり 愚図る女の 泣く声か 津軽の女よ 別れうたひとつ くちずさむ にごり酒に 想い出浮かべ かじかむこころの 空を見る 降りつもる雪 雪 雪 また雪よ 津軽には七つの 雪が降るとか こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪 みず雪 かた雪 春待つ氷雪 津軽の女よ 枕乱して 引き込む恋女 愛に生きて 夢に生きて 白いかげろう 空に舞う 津軽の女よ ねぶた祭りの ゆきずりたわむれか 過ぎた夜の 匂いを抱いて 帰れと叫ぶ 岩木川 降りつもる雪 雪 雪 また雪よ 津軽には七つの 雪が降るとか こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪 みず雪 かた雪 春待つ氷雪 津軽の海よ 三味がゆさぶる じょんから聞こえるよ 嘆き唄か 人恋う唄か 胸のすきまに しみてくる 降りつもる雪 雪 雪 また雪よ 津軽には七つの 雪が降るとか こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪 みず雪 かた雪 春待つ氷雪 降りつもる雪 雪 雪 また雪よ 津軽には七つの 雪が降るとか こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪 みず雪 かた雪 春待つ氷雪 |
越後獅子の唄笛にうかれて 逆立ちすれば 山が見えます ふるさとの わたしゃ孤児(みなしご) 街道ぐらし ながれながれの 越後獅子 今日も今日とて 親方さんに 芸がまずいと 叱られて 撥(ばち)でぶたれて 空見あげれば 泣いているよな 昼の月 うつや太鼓の 音さえ悲し 雁が啼(な)く啼く 城下町 暮れて恋しい 宿屋の灯 遠く眺めて ひと踊り ところ変れど 変らぬものは 人の情の 袖時雨(そでしぐれ) ぬれて涙で おさらばさらば 花に消えゆく 旅の獅子 | ジェロ | 西条八十 | 万城目正 | 工藤恭彦 | 笛にうかれて 逆立ちすれば 山が見えます ふるさとの わたしゃ孤児(みなしご) 街道ぐらし ながれながれの 越後獅子 今日も今日とて 親方さんに 芸がまずいと 叱られて 撥(ばち)でぶたれて 空見あげれば 泣いているよな 昼の月 うつや太鼓の 音さえ悲し 雁が啼(な)く啼く 城下町 暮れて恋しい 宿屋の灯 遠く眺めて ひと踊り ところ変れど 変らぬものは 人の情の 袖時雨(そでしぐれ) ぬれて涙で おさらばさらば 花に消えゆく 旅の獅子 |
水鏡一生一度きりの別れならばいいものを 人は幾度となく 悲しみを繰り返す 手さぐりの中でふと抱かれるような 甘い思い出は通りすぎてゆく 振り返ることなく 明日だけをみつめながら いつか来た道と 気付かずに歩いた そこは幸せと不幸の別れ道 悲しみおぼえた 出逢い道 私だけの貴方には なってくれるはずがない 心のぬくもりも今は わすれてみるわ わすれてみよう 揺れる二人の 夢もよう 水に浮かぶ枯葉に目を向けると 丁度今の私 同じようにみえた 風に打たれ雨に打たれ たどる道は 苦しみ おぼえた迷い道 はかない恋の ほろにがさを知って 強がりはよせよと 口づさんでみます あふれる涙は とめどなく流れて とまどう私は 闇の中 私だけの貴方には なってくれるはずがない 心のぬくもりも今は わすれてみるわ わすれてみよう 揺れる二人の 夢もよう | ジェロ | 鈴木一平 | 鈴木一平 | 鈴木豪 | 一生一度きりの別れならばいいものを 人は幾度となく 悲しみを繰り返す 手さぐりの中でふと抱かれるような 甘い思い出は通りすぎてゆく 振り返ることなく 明日だけをみつめながら いつか来た道と 気付かずに歩いた そこは幸せと不幸の別れ道 悲しみおぼえた 出逢い道 私だけの貴方には なってくれるはずがない 心のぬくもりも今は わすれてみるわ わすれてみよう 揺れる二人の 夢もよう 水に浮かぶ枯葉に目を向けると 丁度今の私 同じようにみえた 風に打たれ雨に打たれ たどる道は 苦しみ おぼえた迷い道 はかない恋の ほろにがさを知って 強がりはよせよと 口づさんでみます あふれる涙は とめどなく流れて とまどう私は 闇の中 私だけの貴方には なってくれるはずがない 心のぬくもりも今は わすれてみるわ わすれてみよう 揺れる二人の 夢もよう |
爪跡答えなんか 無いのでしょう 二人の行く先に ただ 今は 束の間の 深い夜に 沈みたい ためらいながら 求め とまどいながら 夢を見てたわ 後ろ向きの恋を 捨てることができずに あなたが残した 爪跡 ひとり癒す 夜更け 部屋の灯り 仄暗く 浮かんだ横顔に ただ 時が 止まればと 痛いほどに 祈ったわ 未来を信じ そして 未来に怯え 夜ごと 震えた 壊れそうな心 ふさぐずるい口づけ あなたがいるなら生きられる どんなつらい明日も ためらいながら 求め とまどいながら 夢を見てたわ 私だけのひとと 言える時が来るのを 心に残った 爪跡 それは生きた証し | ジェロ | 蟹江ハルキ | 春畑道哉 | 鈴木豪 | 答えなんか 無いのでしょう 二人の行く先に ただ 今は 束の間の 深い夜に 沈みたい ためらいながら 求め とまどいながら 夢を見てたわ 後ろ向きの恋を 捨てることができずに あなたが残した 爪跡 ひとり癒す 夜更け 部屋の灯り 仄暗く 浮かんだ横顔に ただ 時が 止まればと 痛いほどに 祈ったわ 未来を信じ そして 未来に怯え 夜ごと 震えた 壊れそうな心 ふさぐずるい口づけ あなたがいるなら生きられる どんなつらい明日も ためらいながら 求め とまどいながら 夢を見てたわ 私だけのひとと 言える時が来るのを 心に残った 爪跡 それは生きた証し |
人生晴れるや~桜花乱舞男 男は 夢を持ち 君が 君が 描いた道標 きっと願いは 叶うよと 愛する 笑顔見て 明日を 信じて 前を向け サクラよ サクラよ 冬には咲かない 淡い花びら ここに幸あれ 咲いて舞い散る 青空 この愛 忘れず ♪ サ・ク・ラ (桜吹雪よ この世はたのし) ♪ サ・ク・ラ (咲いて乱れる この世のさだめ) めぐり逢い 100年 生きてる 逢いたい時 夢を抱く 人生 晴れるや~ 男 男は 愛深く 夢を 夢を叶えて 生きて行く 荒れた大地や 嵐でも いとしい 人となら 未来を 信じて 前を向け サクラよ サクラよ 夏にも咲かない 誰にでもある 倖せならば 信じていたい ふたりの 温もり 忘れず ♪ サ・ク・ラ (春よ来い来い 早咲きさくら) ♪ サ・ク・ラ (人は夢見て 願いを込めて) 届けたい この愛 この恋 逢いたくなる 抱きたくなる 人生 晴れるや~ ♪ サ・ク・ラ (熱い思いは 日本の誇り) ♪ サ・ク・ラ (みんな笑って 満開さくら) めぐり逢い 100年生きてる 逢いたい時 夢を抱く 人生 晴れるや~ | ジェロ | 平尾昌晃・TANUKICHI | 平尾昌晃 | | 男 男は 夢を持ち 君が 君が 描いた道標 きっと願いは 叶うよと 愛する 笑顔見て 明日を 信じて 前を向け サクラよ サクラよ 冬には咲かない 淡い花びら ここに幸あれ 咲いて舞い散る 青空 この愛 忘れず ♪ サ・ク・ラ (桜吹雪よ この世はたのし) ♪ サ・ク・ラ (咲いて乱れる この世のさだめ) めぐり逢い 100年 生きてる 逢いたい時 夢を抱く 人生 晴れるや~ 男 男は 愛深く 夢を 夢を叶えて 生きて行く 荒れた大地や 嵐でも いとしい 人となら 未来を 信じて 前を向け サクラよ サクラよ 夏にも咲かない 誰にでもある 倖せならば 信じていたい ふたりの 温もり 忘れず ♪ サ・ク・ラ (春よ来い来い 早咲きさくら) ♪ サ・ク・ラ (人は夢見て 願いを込めて) 届けたい この愛 この恋 逢いたくなる 抱きたくなる 人生 晴れるや~ ♪ サ・ク・ラ (熱い思いは 日本の誇り) ♪ サ・ク・ラ (みんな笑って 満開さくら) めぐり逢い 100年生きてる 逢いたい時 夢を抱く 人生 晴れるや~ |
晴れ舞台世間のニュースによく似た色の 今夜も暗い幕が開(あ)く 眩しいライトに目をつむる度に 思い出すのさ あの笑顔 昔話をねだっても「忘れたよ」しか言わなくなっちまって 母ちゃん おいらは知ってるよ 灯りも点けずにオイオイと 忘れた昔が夜泣きするのを おいでよ母ちゃん おいらのもとへ 故郷(くに)に残した 優しい瞳に おいらの姿 見せてやりたい 擦り切れるほど繰り返し 見ては歌った「越後獅子の唄」 母ちゃん おいらの歌だけが 「宝物だよ」と笑うから おいらもクヨクヨしちゃいられない おいでよ母ちゃん 夜明けは近い 見えるといいな 晴れの舞台に 昇れおいらの 初日の出 ライトを浴びて 呼ばれる名前は 母ちゃんに貰った 名前だよ 忘れちまった 昔の代わりに 夢を見させてやるからね もうじき暗い 幕が開(ひら)くよ おいらの姿 見てて下さい | ジェロ | 中村中 | 中村中 | 鈴木豪 | 世間のニュースによく似た色の 今夜も暗い幕が開(あ)く 眩しいライトに目をつむる度に 思い出すのさ あの笑顔 昔話をねだっても「忘れたよ」しか言わなくなっちまって 母ちゃん おいらは知ってるよ 灯りも点けずにオイオイと 忘れた昔が夜泣きするのを おいでよ母ちゃん おいらのもとへ 故郷(くに)に残した 優しい瞳に おいらの姿 見せてやりたい 擦り切れるほど繰り返し 見ては歌った「越後獅子の唄」 母ちゃん おいらの歌だけが 「宝物だよ」と笑うから おいらもクヨクヨしちゃいられない おいでよ母ちゃん 夜明けは近い 見えるといいな 晴れの舞台に 昇れおいらの 初日の出 ライトを浴びて 呼ばれる名前は 母ちゃんに貰った 名前だよ 忘れちまった 昔の代わりに 夢を見させてやるからね もうじき暗い 幕が開(ひら)くよ おいらの姿 見てて下さい |
男泣き明かりが散らばる街に こごえた時間が止まる 若くはないだろ もう 一人で生きるのか ああ 雨が降る 銀色の壁 愛されるのが下手な女だから 頼れば生きれると思わないのか こらえ こらえ こらえた涙 男泣き 女に尽くして 男 男をしのばせ 女 すべてを失えばいい そして 生きればいい ああ 誰のため 俺はいたのか 甘えることが 下手な女だから 男というものを 何故信じない とめて とめて とまらぬ涙 男泣き ああ 雨が降る 銀色の壁 ああ 誰のため 俺はいたのか 愛されるのが 下手な女だから 頼れば生きれると 思わないのか こらえ こらえ こらえた涙 男泣き | ジェロ | 松本一起 | 浜圭介 | 工藤恭彦 | 明かりが散らばる街に こごえた時間が止まる 若くはないだろ もう 一人で生きるのか ああ 雨が降る 銀色の壁 愛されるのが下手な女だから 頼れば生きれると思わないのか こらえ こらえ こらえた涙 男泣き 女に尽くして 男 男をしのばせ 女 すべてを失えばいい そして 生きればいい ああ 誰のため 俺はいたのか 甘えることが 下手な女だから 男というものを 何故信じない とめて とめて とまらぬ涙 男泣き ああ 雨が降る 銀色の壁 ああ 誰のため 俺はいたのか 愛されるのが 下手な女だから 頼れば生きれると 思わないのか こらえ こらえ こらえた涙 男泣き |
セレナーデ涙色 夜霧に 消えそうな 星屑よ さよならですか さよならですか 会えなくなりますか 想い出は 哀愁 耳もとに セレナーデ さよならですね さよならですね 哀しいさだめですね 誰よりも 好きだった 遠くから見つめてた いえなくて いえなくて ひとり 泣いていたよ あなただけ 追いかけて あなただけ 待ちつづけた何年も 風に飛ばされた鳥は 夜のかなた 見えない 許されぬ 恋だから 街角に セレナーデ さよならなんだ さよならなんだ わかっていたけれど どうしても ほしいもの なによりも ほしいもの 命より 命より 大切な ものだった あなただけ 追いかけて あなただけ 待ちつづけた何年も 風に流された夢は 愛のとばりの 向こうへ あなただけ 追いかけて あなただけ 待ちつづけた何年も 風に飛ばされた鳥は 夜のかなた 見えない あなただけ 追いかけて あなただけ 待ちつづけた何年も 風に流された夢は 愛のとばりの セレナーデ | ジェロ | 須藤晃 | 玉置浩二 | トオミヨウ | 涙色 夜霧に 消えそうな 星屑よ さよならですか さよならですか 会えなくなりますか 想い出は 哀愁 耳もとに セレナーデ さよならですね さよならですね 哀しいさだめですね 誰よりも 好きだった 遠くから見つめてた いえなくて いえなくて ひとり 泣いていたよ あなただけ 追いかけて あなただけ 待ちつづけた何年も 風に飛ばされた鳥は 夜のかなた 見えない 許されぬ 恋だから 街角に セレナーデ さよならなんだ さよならなんだ わかっていたけれど どうしても ほしいもの なによりも ほしいもの 命より 命より 大切な ものだった あなただけ 追いかけて あなただけ 待ちつづけた何年も 風に流された夢は 愛のとばりの 向こうへ あなただけ 追いかけて あなただけ 待ちつづけた何年も 風に飛ばされた鳥は 夜のかなた 見えない あなただけ 追いかけて あなただけ 待ちつづけた何年も 風に流された夢は 愛のとばりの セレナーデ |
ひとり舟流されて 流されて ビルの谷間の なみだ川 立つ瀬なければ 浮かぶ瀬もない 寄る辺(べ)なくして 今日も又 あゝゝ木(こ)の葉みたいな ひとり舟(ぶね) 倖せは 倖せは 泣けば泣くほど 遠ざかる やっとつぼみの 夢一輪を 何でかき消す つむじ風 あゝゝどこへ流れる ひとり舟 人の世は 人の世は 嘘と真実(まこと)の 寄せ集め 愛にはぐれて 情けに飢(う)えて 寒さこらえる 夜(よる)の川 あゝゝ春はいつ来る ひとり舟 | ジェロ | 鈴木紀代 | 影山時則 | 周防泰臣 | 流されて 流されて ビルの谷間の なみだ川 立つ瀬なければ 浮かぶ瀬もない 寄る辺(べ)なくして 今日も又 あゝゝ木(こ)の葉みたいな ひとり舟(ぶね) 倖せは 倖せは 泣けば泣くほど 遠ざかる やっとつぼみの 夢一輪を 何でかき消す つむじ風 あゝゝどこへ流れる ひとり舟 人の世は 人の世は 嘘と真実(まこと)の 寄せ集め 愛にはぐれて 情けに飢(う)えて 寒さこらえる 夜(よる)の川 あゝゝ春はいつ来る ひとり舟 |
えいさすが漏りの浮き名の独り暮らし あなたの声、匂い、あなたの嘘 愛は終われますか ひとりでに 改札で凍て鶴だわ 声かけられぬ寂しさに耐えています 身じろぎもできないのあたし馬鹿ね えええ…えいさ 飛び立っておゆき 「現在使われておりません」が どこか遠くであのホトトギスに あなた呼び出されているのでしょう はぐれた手を温めて 追いかけられぬ悔しさに耐えています 遠慮がちのあたしじゃ役立たずね えええ…えいさ 幸せにおなり 嘘ついてまで欲しかったものがあったわ 痛くなるほど抱きしめられ 声かけられぬ寂しさに耐えています 身じろぎもできないのあたし馬鹿ね えええ…えいさ 飛び立っておゆき | ジェロ | 一青窈 | 山本健太郎 | 鈴木豪 | すが漏りの浮き名の独り暮らし あなたの声、匂い、あなたの嘘 愛は終われますか ひとりでに 改札で凍て鶴だわ 声かけられぬ寂しさに耐えています 身じろぎもできないのあたし馬鹿ね えええ…えいさ 飛び立っておゆき 「現在使われておりません」が どこか遠くであのホトトギスに あなた呼び出されているのでしょう はぐれた手を温めて 追いかけられぬ悔しさに耐えています 遠慮がちのあたしじゃ役立たずね えええ…えいさ 幸せにおなり 嘘ついてまで欲しかったものがあったわ 痛くなるほど抱きしめられ 声かけられぬ寂しさに耐えています 身じろぎもできないのあたし馬鹿ね えええ…えいさ 飛び立っておゆき |
やんちゃ道泥んこで泣かされて帰って来ても 鼻水垂らし 笑顔を作ってる 負けん気なあたしに似て 強がりで 喧嘩の理由(わけ)は言わないね 寝顔はまだまだ子供だけど 我慢を覚えているんだね 知らぬ間に でこぼこしてきた小さな手 やぶけたズボンを縫うたびに 人には言えない悲しみが この胸の奥に忍び込む あやしておくれと駄々を言う 悔しさ噛みしめ 強くなれ 泥んこ道に咲く花のように 寝坊して飛び起きた遠足の朝 玄関先で慌てて手渡した 残り物弁当のおむすびが 大好きだよって笑ったね 贅沢させてやれないけど 手のかかる毎日 楽しいよ 愚図っても いつかはグレても帰る場所 あたしの背丈追い越して いつかはお前もいっちょ前 それが男さ やんちゃ道 転んでのめって歩む道 弱音を吐かないお前には 恥ずかしい所(とこ)は見せられない お前が笑ってくれるなら それがあたしの笑顔だよ 悲しみ拭って 胸を張れ 心の奥に咲く花のように | ジェロ | 中村中 | 中村中 | 鈴木豪 | 泥んこで泣かされて帰って来ても 鼻水垂らし 笑顔を作ってる 負けん気なあたしに似て 強がりで 喧嘩の理由(わけ)は言わないね 寝顔はまだまだ子供だけど 我慢を覚えているんだね 知らぬ間に でこぼこしてきた小さな手 やぶけたズボンを縫うたびに 人には言えない悲しみが この胸の奥に忍び込む あやしておくれと駄々を言う 悔しさ噛みしめ 強くなれ 泥んこ道に咲く花のように 寝坊して飛び起きた遠足の朝 玄関先で慌てて手渡した 残り物弁当のおむすびが 大好きだよって笑ったね 贅沢させてやれないけど 手のかかる毎日 楽しいよ 愚図っても いつかはグレても帰る場所 あたしの背丈追い越して いつかはお前もいっちょ前 それが男さ やんちゃ道 転んでのめって歩む道 弱音を吐かないお前には 恥ずかしい所(とこ)は見せられない お前が笑ってくれるなら それがあたしの笑顔だよ 悲しみ拭って 胸を張れ 心の奥に咲く花のように |
嘘泣き悲しすぎると 泣けないね なみだが胸で 凍りつく… でも笑うほど 強くない 背中であなた 送らせて… 嘘泣きを してる間に ふり向かず 出て行ってよ 泣き崩れてる こころが 泣き叫んでる 未練が あなたを止める その前に そっと 夢がつぶれて しまうほど 最後に抱いて 欲しかった… いま私から 遠ざかる 靴音さえも 愛してた… 嘘泣きを してる間に 酔っぱらって ねむりたいの まだ燃え焦がる こころが まだ燃えのこる 未練が あなたを憎む その前に いっそ 嘘泣きを してる間に ふり向かず 出て行ってよ 泣き崩れてる こころが 泣き叫んでる 未練が あなたを止める その前に そっと | ジェロ | 田久保真見 | 浜圭介 | 鈴木豪 | 悲しすぎると 泣けないね なみだが胸で 凍りつく… でも笑うほど 強くない 背中であなた 送らせて… 嘘泣きを してる間に ふり向かず 出て行ってよ 泣き崩れてる こころが 泣き叫んでる 未練が あなたを止める その前に そっと 夢がつぶれて しまうほど 最後に抱いて 欲しかった… いま私から 遠ざかる 靴音さえも 愛してた… 嘘泣きを してる間に 酔っぱらって ねむりたいの まだ燃え焦がる こころが まだ燃えのこる 未練が あなたを憎む その前に いっそ 嘘泣きを してる間に ふり向かず 出て行ってよ 泣き崩れてる こころが 泣き叫んでる 未練が あなたを止める その前に そっと |
氷雨飲ませて下さい もう少し 今夜は帰らない 帰りたくない 誰が待つと言うの あの部屋で そうよ 誰もいないわ 今では 歌わないでください その歌は 別れたあの人を 想い出すから 飲めばやけに 涙もろくなる こんなあたし許して下さい 外は冬の雨まだやまぬ この胸を濡らすように 傘がないわけじゃないけれど 帰りたくない もっと酔う程に飲んで あの人を忘れたいから 私を捨てた あの人を 今更悔やんでも 仕方ないけど 未練ごころ消せぬ こんな夜 女ひとり飲む酒 侘しい 酔ってなんかいないわ 泣いてない タバコの煙り 目にしみただけなの 私酔えば 家に帰ります あなたそんな 心配しないで 外は冬の雨まだやまぬ この胸を濡らすように 傘がないわけじゃないけれど 帰りたくない もっと酔う程に飲んで あの人を忘れたいから 忘れたいから | ジェロ | とまりれん | とまりれん | 鈴木豪 | 飲ませて下さい もう少し 今夜は帰らない 帰りたくない 誰が待つと言うの あの部屋で そうよ 誰もいないわ 今では 歌わないでください その歌は 別れたあの人を 想い出すから 飲めばやけに 涙もろくなる こんなあたし許して下さい 外は冬の雨まだやまぬ この胸を濡らすように 傘がないわけじゃないけれど 帰りたくない もっと酔う程に飲んで あの人を忘れたいから 私を捨てた あの人を 今更悔やんでも 仕方ないけど 未練ごころ消せぬ こんな夜 女ひとり飲む酒 侘しい 酔ってなんかいないわ 泣いてない タバコの煙り 目にしみただけなの 私酔えば 家に帰ります あなたそんな 心配しないで 外は冬の雨まだやまぬ この胸を濡らすように 傘がないわけじゃないけれど 帰りたくない もっと酔う程に飲んで あの人を忘れたいから 忘れたいから |
荒野の果てに風吹き荒れ 雨が降りつぐ 恋をなくした 男の背中に 広い荒野の果てを どこまで行くの 孤独をかついで 時はむなしく流れ 愛する人も想い出も遠くすぎる 愛ひとすじ 賭けて行けない 俺の心に 風が吹きあれる あれる 闇切り裂く 天の刃に 足もとどめず 男は歩いた 明日はだれかに逢える 望みもないが 何かを求めて 時はむなしく流れ 愛する人も哀しみも遠くすぎる 夢はかなく 人も過ぎ行く 俺の心に ともる灯も消えた 消えた 海に向って叫ぶ 別れの言葉 とどきはしないさ 時はむなしく流れ 愛する人も足あとも遠く過ぎる 波さかまけ 岩よくだけろ 俺の心に おそれはないさ ないさ | ジェロ | 山口あかり | 平尾昌晃 | 若草恵 | 風吹き荒れ 雨が降りつぐ 恋をなくした 男の背中に 広い荒野の果てを どこまで行くの 孤独をかついで 時はむなしく流れ 愛する人も想い出も遠くすぎる 愛ひとすじ 賭けて行けない 俺の心に 風が吹きあれる あれる 闇切り裂く 天の刃に 足もとどめず 男は歩いた 明日はだれかに逢える 望みもないが 何かを求めて 時はむなしく流れ 愛する人も哀しみも遠くすぎる 夢はかなく 人も過ぎ行く 俺の心に ともる灯も消えた 消えた 海に向って叫ぶ 別れの言葉 とどきはしないさ 時はむなしく流れ 愛する人も足あとも遠く過ぎる 波さかまけ 岩よくだけろ 俺の心に おそれはないさ ないさ |
夜明けの風ふるさとの花びら 見送るように舞い散る 忘れるため振り向かず 消せない日々忘れたい 一人孤独抱いて 笑顔の向こう 続く道を願う 思い出よ 遠く未来へ 悲しみよ 涙よさよなら どんな 辛い事が来ても 会える 生きてさえいれば いつか 断ち切れぬ想いが 男の胸でざわめいてた 夜明けの風の中で 舞い落ちたひとひら たたかう男空見る 君のために前を向け 最後の夜胸に秘め 二人いつも今も 誰より信じ 絆深く愛を この闇の 果てを目指して 歩き出せ 光を探して 命 燃える限り強く 願い この恋にともれ いつか 陽が昇る明日には 男の背中照らしていた 夜明けの霧と月が どんな 辛い事が来ても 会える 生きてさえいれば いつか 断ち切れぬ想いが 男の胸でざわめいてた 夜明けの風の中で | ジェロ | TANUKICHI | 平尾昌晃 | 若草恵 | ふるさとの花びら 見送るように舞い散る 忘れるため振り向かず 消せない日々忘れたい 一人孤独抱いて 笑顔の向こう 続く道を願う 思い出よ 遠く未来へ 悲しみよ 涙よさよなら どんな 辛い事が来ても 会える 生きてさえいれば いつか 断ち切れぬ想いが 男の胸でざわめいてた 夜明けの風の中で 舞い落ちたひとひら たたかう男空見る 君のために前を向け 最後の夜胸に秘め 二人いつも今も 誰より信じ 絆深く愛を この闇の 果てを目指して 歩き出せ 光を探して 命 燃える限り強く 願い この恋にともれ いつか 陽が昇る明日には 男の背中照らしていた 夜明けの霧と月が どんな 辛い事が来ても 会える 生きてさえいれば いつか 断ち切れぬ想いが 男の胸でざわめいてた 夜明けの風の中で |
海雪 凍える空から 海に降る雪は 波間にのまれて 跡形もなくなる ねえ 愛してても ああ 届かぬなら ねえ いっそ この私 身を投げましょうか? あなた 追って 出雲崎 悲しみの日本海 愛を見失い 岸壁の上 落ちる涙は 積もることのない まるで 海雪 掌 伸ばせば 冷たい幻 世間を振り切り 宿命(さだめ)だと信じた ねえ 愛されても ああ 叶わぬ中 ねえ いっそ この私 殺してください 一人きりの出雲崎 明日(あす)を待つ傘もなく 濡れたこの髪が 芯まで冷えて 恨む言葉も 水面に消えてく まるで 海雪 ねえ 愛してても ああ 届かぬなら ねえ いっそ この私 身を投げましょうか? あなた 追って 出雲崎 悲しみの日本海 愛を見失い 岸壁の上 落ちる涙は 積もることのない まるで 海雪 | ジェロ | 秋元康 | 宇崎竜童 | 鈴木豪・多田三洋 | 凍える空から 海に降る雪は 波間にのまれて 跡形もなくなる ねえ 愛してても ああ 届かぬなら ねえ いっそ この私 身を投げましょうか? あなた 追って 出雲崎 悲しみの日本海 愛を見失い 岸壁の上 落ちる涙は 積もることのない まるで 海雪 掌 伸ばせば 冷たい幻 世間を振り切り 宿命(さだめ)だと信じた ねえ 愛されても ああ 叶わぬ中 ねえ いっそ この私 殺してください 一人きりの出雲崎 明日(あす)を待つ傘もなく 濡れたこの髪が 芯まで冷えて 恨む言葉も 水面に消えてく まるで 海雪 ねえ 愛してても ああ 届かぬなら ねえ いっそ この私 身を投げましょうか? あなた 追って 出雲崎 悲しみの日本海 愛を見失い 岸壁の上 落ちる涙は 積もることのない まるで 海雪 |