ナザレの舟唄女はみんな黒を着て 浜で網をつくろう 寄せる波の荒さよ 晴れた空の眩(まぶ)しさよ 天までとどけ ナザレの舟唄 天までとどけ 舟唄 波の中から戻るあんたを 十年待つよ わたしの心 女が後家(ごけ)と思うなら とうに浜を捨てるよ 焦(こ)げて匂う鰯よ 赤い酒の美味(おい)しさよ 天までとどけ ナザレの舟唄 天までとどけ 舟唄 波を拍子に歌うあんたを 覚えているよ わたしの心 女は時に石を蹴り 神を呪い 踊るよ 風がなぶる黒髪 灼けた肌の悲しさよ 天までとどけ ナザレの舟唄 天までとどけ 舟唄 濡れた体で走るあんたを 抱く気でいるよ わたしの心 抱く気でいるよ わたしの心 | 門倉有希 | 阿久悠 | 浜圭介 | | 女はみんな黒を着て 浜で網をつくろう 寄せる波の荒さよ 晴れた空の眩(まぶ)しさよ 天までとどけ ナザレの舟唄 天までとどけ 舟唄 波の中から戻るあんたを 十年待つよ わたしの心 女が後家(ごけ)と思うなら とうに浜を捨てるよ 焦(こ)げて匂う鰯よ 赤い酒の美味(おい)しさよ 天までとどけ ナザレの舟唄 天までとどけ 舟唄 波を拍子に歌うあんたを 覚えているよ わたしの心 女は時に石を蹴り 神を呪い 踊るよ 風がなぶる黒髪 灼けた肌の悲しさよ 天までとどけ ナザレの舟唄 天までとどけ 舟唄 濡れた体で走るあんたを 抱く気でいるよ わたしの心 抱く気でいるよ わたしの心 |
どうせ東京の片隅にどうせ東京にゃ 星もない どうせ東京にゃ 夢もない ふるさとなんかにゃ なにもない なにもない どうせ東京の片隅に 生まれ変われりゃ 花がいい 生まれ変われりゃ 雲がいい おふくろだけには 逢いたくて 逢いたくて どうせ東京の片隅に 泣いてみたって 空はある 泣いてみたって あすは来る 涙も一緒に つれてゆく つれてゆく どうせ東京の片隅に どこにいるのよ幸福は どこにいるのよ青い鳥 いいこといとつも ないけれど ないけれど どうせ東京の片隅に どうせ東京の片隅に | 門倉有希 | 荒木とよひさ | 浜圭介 | | どうせ東京にゃ 星もない どうせ東京にゃ 夢もない ふるさとなんかにゃ なにもない なにもない どうせ東京の片隅に 生まれ変われりゃ 花がいい 生まれ変われりゃ 雲がいい おふくろだけには 逢いたくて 逢いたくて どうせ東京の片隅に 泣いてみたって 空はある 泣いてみたって あすは来る 涙も一緒に つれてゆく つれてゆく どうせ東京の片隅に どこにいるのよ幸福は どこにいるのよ青い鳥 いいこといとつも ないけれど ないけれど どうせ東京の片隅に どうせ東京の片隅に |
哀愁の扉ドアにチェーンを掛けると 仔犬が出迎え 小さなランプを 部屋中、点(つ)けて行く… 飲んで歩いたせいなの 仕事のせいなの 疲れた溜め息 鏡台(かがみ)にひとつ吐(つ)く… 月曜の仮面 コットンに化粧水 また落とすたび 映るのは誰よ 今、ただ眠りたい 鳴咽(な)きながら 今日と明日の間、一瞬… 淋しさと孤独の 境界(さかい)は何ですか 私、まだ華(はな)が ありますか 哀愁の扉の中は 女ひとりの永い夜 素手にシャボンを泡立て シャワーで流せば こんなに綺麗な からだが可哀想… 見せてあげてもいい人 いるにはいるけど 許してみるほど 心は近くない… 弟のメール くり返し読み返し ふとあの町に 帰ろうかなんて 無理、もうここでしか 駄目みたい 都会(まち)に生活(くら)し過ぎた、変わった… 淋しさと孤独を ペットでまぎらわす 私、逃げている だけですか 哀愁の扉の中は 女ひとりの永い夜 淋しさと孤独の 境界は何ですか 私、生きていて いいですか 哀愁の扉の中は 女ひとりの永い夜 | 門倉有希 | ちあき哲也 | 杉本眞人 | 船山基紀 | ドアにチェーンを掛けると 仔犬が出迎え 小さなランプを 部屋中、点(つ)けて行く… 飲んで歩いたせいなの 仕事のせいなの 疲れた溜め息 鏡台(かがみ)にひとつ吐(つ)く… 月曜の仮面 コットンに化粧水 また落とすたび 映るのは誰よ 今、ただ眠りたい 鳴咽(な)きながら 今日と明日の間、一瞬… 淋しさと孤独の 境界(さかい)は何ですか 私、まだ華(はな)が ありますか 哀愁の扉の中は 女ひとりの永い夜 素手にシャボンを泡立て シャワーで流せば こんなに綺麗な からだが可哀想… 見せてあげてもいい人 いるにはいるけど 許してみるほど 心は近くない… 弟のメール くり返し読み返し ふとあの町に 帰ろうかなんて 無理、もうここでしか 駄目みたい 都会(まち)に生活(くら)し過ぎた、変わった… 淋しさと孤独を ペットでまぎらわす 私、逃げている だけですか 哀愁の扉の中は 女ひとりの永い夜 淋しさと孤独の 境界は何ですか 私、生きていて いいですか 哀愁の扉の中は 女ひとりの永い夜 |
少年時が過ぎても 変らずにいてね いつも少年の そのままの心で 愛の終りは ふたりの旅立ち ちがう人生を 選んだけれども あの夏の日の 激しい太陽 いまは 心の 水平線に… けれど偶然 どこかで逢ったら あなた 白い歯で 微笑みなげてね 林檎ひとつも 半分にして 愛は負けないと 笑い泣きしたよね だけどふたりが 歩いた坂道 きっと明日へは 続いてなかった あの夏の日の まぶしい青春 いまは 心の 夕やけ空に… けれど時どき 淋しくなったら ひとり 想いだす 帰らぬあの日を あの夏の日の 激しい太陽 いまは 心の 水平線に… けれど偶然 どこかで逢ったら あなた 白い歯で 微笑みなげてね | 門倉有希 | 荒木とよひさ | 浜圭介 | | 時が過ぎても 変らずにいてね いつも少年の そのままの心で 愛の終りは ふたりの旅立ち ちがう人生を 選んだけれども あの夏の日の 激しい太陽 いまは 心の 水平線に… けれど偶然 どこかで逢ったら あなた 白い歯で 微笑みなげてね 林檎ひとつも 半分にして 愛は負けないと 笑い泣きしたよね だけどふたりが 歩いた坂道 きっと明日へは 続いてなかった あの夏の日の まぶしい青春 いまは 心の 夕やけ空に… けれど時どき 淋しくなったら ひとり 想いだす 帰らぬあの日を あの夏の日の 激しい太陽 いまは 心の 水平線に… けれど偶然 どこかで逢ったら あなた 白い歯で 微笑みなげてね |
逢いたい逢いたい 逢いたい あなたに逢いたい ふるさと 遠い記憶 もう一度 逢いたい 大事なものを失くしても 信じたこの夢 叶うまで 移り行く景色 こんな日々に 作り笑顔さえ 虚しい街の片隅 逢いたい 逢いたい あなたに逢いたい 黄昏 あの面影 もう一度 逢いたい 疲れ果てて泣けない人 愛に破れて迷う人 夜も眠れない こんな街に 光を届ける ぬくもりそばに感じて 逢いたい 逢いたい あなたに逢いたい 青春 描いた夢 もう一度 逢いたい 人生(みち)は続いてゆく 足跡残して 希望 胸にそして また歩き出す 逢いたい 逢いたい あなたに… | 門倉有希 | 浜崎奈津子 | 浜崎奈津子 | 佐々木博史 | 逢いたい 逢いたい あなたに逢いたい ふるさと 遠い記憶 もう一度 逢いたい 大事なものを失くしても 信じたこの夢 叶うまで 移り行く景色 こんな日々に 作り笑顔さえ 虚しい街の片隅 逢いたい 逢いたい あなたに逢いたい 黄昏 あの面影 もう一度 逢いたい 疲れ果てて泣けない人 愛に破れて迷う人 夜も眠れない こんな街に 光を届ける ぬくもりそばに感じて 逢いたい 逢いたい あなたに逢いたい 青春 描いた夢 もう一度 逢いたい 人生(みち)は続いてゆく 足跡残して 希望 胸にそして また歩き出す 逢いたい 逢いたい あなたに… |
愛に疲れて ~ラブ ・イズ・ブラインド~ラブ・イズ・ブラインド 嬉しいのよ あなたのやさしい嘘が ラブ・イズ・ブラインド ふるえてるの もう最後と知りながら たったひとつのために すべてを失くしても こわくはなかったわ ラブ・イズ・ブラインド 笑われても 愛こそ私のすべて ラブ・イズ・ブラインド 街は暮れて あなたはあのバスに乗る ラブ・イズ・ブラインド 強がってる 背中はさみしがりやで ラブ・イズ・ブラインド 明日は誰と あの夢の続き見るの 愛がいつも地球を 廻らせてきたこと ずっと忘れないで ラブ・イズ・ブラインド 枯れ葉が舞う ふたりの間を埋めて ラブ・イズ・ブラインド 恋は終わる 古いシャンソンみたいに たったひとつのために すべてを失くしても こわくはなかったわ ラブ・イズ・ブラインド 笑われても 愛こそ私のすべて ラブ・イズ・ブラインド 街は暮れて あなたはあのバスに乗る | 門倉有希 | Janis Ian・日本語詞:小田めぐみ | Janis Ian | 宮崎慎二 | ラブ・イズ・ブラインド 嬉しいのよ あなたのやさしい嘘が ラブ・イズ・ブラインド ふるえてるの もう最後と知りながら たったひとつのために すべてを失くしても こわくはなかったわ ラブ・イズ・ブラインド 笑われても 愛こそ私のすべて ラブ・イズ・ブラインド 街は暮れて あなたはあのバスに乗る ラブ・イズ・ブラインド 強がってる 背中はさみしがりやで ラブ・イズ・ブラインド 明日は誰と あの夢の続き見るの 愛がいつも地球を 廻らせてきたこと ずっと忘れないで ラブ・イズ・ブラインド 枯れ葉が舞う ふたりの間を埋めて ラブ・イズ・ブラインド 恋は終わる 古いシャンソンみたいに たったひとつのために すべてを失くしても こわくはなかったわ ラブ・イズ・ブラインド 笑われても 愛こそ私のすべて ラブ・イズ・ブラインド 街は暮れて あなたはあのバスに乗る |
気まぐれ女の恋心街は木枯らし冬支度 誰もが無口 夕べを急ぐ 凍る都会の片隅で あたいの心 震えてる 気まぐれ きまぐれ 気まぐれ女の 涙なんて迷惑だよね あんたが あんたが あんたが好きで 勝手についてきたんだもの 想い出 手繰(たぐ)り寄せてみても あたいに春はなかったみたい しゃがれた声で紡ぐ歌 何を語ろか 死ぬ日まで 気まぐれ きまぐれ 気まぐれ女が 今度ばかり虜(とりこ)でいたい あんたの あんたの あんたの心 つかみきるまで離しはしないわ 気まぐれ きまぐれ 気まぐれ女の 戯言(たわごと)なんてお笑い草ね それでもやっぱり あんたが愛しく みのる心を咲かせてみたい 気まぐれ きまぐれ 気まぐれ女の 戯言(たわごと)なんてお笑い草ね それでもやっぱり あんたが愛しく みのる心を咲かせてみたい | 門倉有希 | 小泉義隆・補作詞:鷹梁恵一 | 小泉義隆 | 塚田剛 | 街は木枯らし冬支度 誰もが無口 夕べを急ぐ 凍る都会の片隅で あたいの心 震えてる 気まぐれ きまぐれ 気まぐれ女の 涙なんて迷惑だよね あんたが あんたが あんたが好きで 勝手についてきたんだもの 想い出 手繰(たぐ)り寄せてみても あたいに春はなかったみたい しゃがれた声で紡ぐ歌 何を語ろか 死ぬ日まで 気まぐれ きまぐれ 気まぐれ女が 今度ばかり虜(とりこ)でいたい あんたの あんたの あんたの心 つかみきるまで離しはしないわ 気まぐれ きまぐれ 気まぐれ女の 戯言(たわごと)なんてお笑い草ね それでもやっぱり あんたが愛しく みのる心を咲かせてみたい 気まぐれ きまぐれ 気まぐれ女の 戯言(たわごと)なんてお笑い草ね それでもやっぱり あんたが愛しく みのる心を咲かせてみたい |
捨て猫あれは どしゃぶりの 夜だった 着の身 着のまま 家を捨て 上りの列車に とび乗って 車窓(まど)に頬つけ 泣いていた そして あんたの アパートに ころがりこんで 春ふたつ ひとつの毛布に くるまれば 怖いぐらいに 暖ったかだった どこへ行ったの あんたはどこへ 三日三晩も 泣いたけど どこへ行ったの あんたはどこへ 捨て猫みたいに 淋しいよ あれは縁日の 晩(よる)だった 洗いざらしのシャツを着て おもちゃの指輪を左手に 子供みたいに はしゃいでた そんな幸福(しあわせ) おままごと 数えてみても 夏ふたつ いまでは ひとりの部屋の中 雨がポツリと 降りだしてきた どこへ行ったの あんたはどこへ 嫌いになっちゃ いないから どこへ行ったの あんたはどこへ 捨て猫みたいに 淋しいよ どこへ行ったの あんたはどこへ 三日三晩も 泣いたけど どこへ行ったの あんたはどこへ 捨て猫みたいに 淋しいよ | 門倉有希 | 荒木とよひさ | 浜圭介 | 川村栄二 | あれは どしゃぶりの 夜だった 着の身 着のまま 家を捨て 上りの列車に とび乗って 車窓(まど)に頬つけ 泣いていた そして あんたの アパートに ころがりこんで 春ふたつ ひとつの毛布に くるまれば 怖いぐらいに 暖ったかだった どこへ行ったの あんたはどこへ 三日三晩も 泣いたけど どこへ行ったの あんたはどこへ 捨て猫みたいに 淋しいよ あれは縁日の 晩(よる)だった 洗いざらしのシャツを着て おもちゃの指輪を左手に 子供みたいに はしゃいでた そんな幸福(しあわせ) おままごと 数えてみても 夏ふたつ いまでは ひとりの部屋の中 雨がポツリと 降りだしてきた どこへ行ったの あんたはどこへ 嫌いになっちゃ いないから どこへ行ったの あんたはどこへ 捨て猫みたいに 淋しいよ どこへ行ったの あんたはどこへ 三日三晩も 泣いたけど どこへ行ったの あんたはどこへ 捨て猫みたいに 淋しいよ |
眠っちまった恋人は雪が降るよ 夜の街に 硝子こすり ひとり見てる… 曲り角を 今にあんた 帰りそうな 気がするよ… 眠っちまった 恋人なんか いいことだけしか 残せないね 恨み言は 切りもないのに 眠っちまった 恋人は 子供みたい 気分まかせ 当たり散らす 男だった… 別れちゃえよ あんな屑は 誰もみんな 言い捨てた… 女の胸は 迷路のようさ 抱かれてしまえば 余計惚れて にどと人を 愛せなくした 眠っちまいな 恋人よ こうして雪を 窓から見てた あの日もいつもの 花を買って 罪よ あんた あたし騙して 眠っちまった 永遠に 眠っちまった 恋人よ… | 門倉有希 | ちあき哲也 | 徳久広司 | | 雪が降るよ 夜の街に 硝子こすり ひとり見てる… 曲り角を 今にあんた 帰りそうな 気がするよ… 眠っちまった 恋人なんか いいことだけしか 残せないね 恨み言は 切りもないのに 眠っちまった 恋人は 子供みたい 気分まかせ 当たり散らす 男だった… 別れちゃえよ あんな屑は 誰もみんな 言い捨てた… 女の胸は 迷路のようさ 抱かれてしまえば 余計惚れて にどと人を 愛せなくした 眠っちまいな 恋人よ こうして雪を 窓から見てた あの日もいつもの 花を買って 罪よ あんた あたし騙して 眠っちまった 永遠に 眠っちまった 恋人よ… |
わかって下さい貴方の愛した 人の名前は あの夏の日と共に忘れたでしょう いつも言われた二人の影には 愛が見えると 忘れたつもりでも 思い出すのね 町で貴方に似た人を見かけると ふりむいてしまう 悲しいけれど そこには 愛は見えない これから淋しい秋です ときおり手紙を書きます 涙で文字がにじんでいたなら わかって下さい 私の二十才のお祝いにくれた 金の指輪は今も光っています 二人でそろえた 黄色いティーカップ 今もあるかしら これから淋しい秋です ときおり手紙を書きます 涙で文字がにじんでいたなら わかって下さい 涙で文字がにじんでいたなら わかって下さい | 門倉有希 | 因幡晃 | 因幡晃 | 岩本正樹 | 貴方の愛した 人の名前は あの夏の日と共に忘れたでしょう いつも言われた二人の影には 愛が見えると 忘れたつもりでも 思い出すのね 町で貴方に似た人を見かけると ふりむいてしまう 悲しいけれど そこには 愛は見えない これから淋しい秋です ときおり手紙を書きます 涙で文字がにじんでいたなら わかって下さい 私の二十才のお祝いにくれた 金の指輪は今も光っています 二人でそろえた 黄色いティーカップ 今もあるかしら これから淋しい秋です ときおり手紙を書きます 涙で文字がにじんでいたなら わかって下さい 涙で文字がにじんでいたなら わかって下さい |
海猫あれは十五歳(じゅうご)の 夏だった 海猫ばかりが 泣いていた あれは岬に 立っていた 死んでもいいよと 思ってた あれから何年 都会の隅で 逃げだしたかった ふるさとに 恋しいね… 会いたいね… 心よ…心よ… 花いちもんめ 泣くことなんか もう疲れたくせに あれは十九歳(じゅうく)の 春だった 遅い桜が 咲いていた あれは切符を にぎってた 上りの列車を 待っていた あれから何度も 都会に負けて 帰ろうと思った あの駅舎(えき)に 恋しいね… 会いたいね… 心よ…心よ… 花いちもんめ 泣くことなんか もう忘れたくせに 恋しいね… 会いたいね… 心よ…心よ… 花いちもんめ 泣くことなんか もう疲れたくせに | 門倉有希 | 荒木とよひさ | 都志見隆 | | あれは十五歳(じゅうご)の 夏だった 海猫ばかりが 泣いていた あれは岬に 立っていた 死んでもいいよと 思ってた あれから何年 都会の隅で 逃げだしたかった ふるさとに 恋しいね… 会いたいね… 心よ…心よ… 花いちもんめ 泣くことなんか もう疲れたくせに あれは十九歳(じゅうく)の 春だった 遅い桜が 咲いていた あれは切符を にぎってた 上りの列車を 待っていた あれから何度も 都会に負けて 帰ろうと思った あの駅舎(えき)に 恋しいね… 会いたいね… 心よ…心よ… 花いちもんめ 泣くことなんか もう忘れたくせに 恋しいね… 会いたいね… 心よ…心よ… 花いちもんめ 泣くことなんか もう疲れたくせに |
姫女苑幼馴染のあの娘が 今日は眩しい 白いブーケは 幸せ色なのね あなたの元へ 行きたいけど 出ては行けない暮らしが ここにある 小さな町の小さな花 どこにもあるような花だけど 女に生まれてきたからは 誰よりも好きと言わせたい 小さな頃から ここに咲いていたね 都会も知らずに 何を守ってるの あなたの元へ 行きたいけど 肩を寄せ合う 運命の姫女苑 小さな町の小さな花 どこにもいるような私でも 女に生まれてきたからは おまえだけだと言わせたい あなたの元へ 行きたいけど 出ては行けない暮らしが ここにある 小さな町の小さな花 どこにもあるような花だけど 女に生まれてきたからは 誰もかなわぬと言わせたい | 門倉有希 | 山崎ハコ | 山崎ハコ | | 幼馴染のあの娘が 今日は眩しい 白いブーケは 幸せ色なのね あなたの元へ 行きたいけど 出ては行けない暮らしが ここにある 小さな町の小さな花 どこにもあるような花だけど 女に生まれてきたからは 誰よりも好きと言わせたい 小さな頃から ここに咲いていたね 都会も知らずに 何を守ってるの あなたの元へ 行きたいけど 肩を寄せ合う 運命の姫女苑 小さな町の小さな花 どこにもいるような私でも 女に生まれてきたからは おまえだけだと言わせたい あなたの元へ 行きたいけど 出ては行けない暮らしが ここにある 小さな町の小さな花 どこにもあるような花だけど 女に生まれてきたからは 誰もかなわぬと言わせたい |
友情もしも悲しみや 言えない悩みを かかえていたら 友だちでしょう 子供の頃から だから話して欲しい いろいろあったね わたしも今まで 家族のこと仕事のこと 苦しい恋と結婚と でもがんばろうよ そして泣くだけ泣こうよ いつもふたりで やって来たんじゃない この歳になれば少しは 人生ぐらい見えるけど いくつになっても 今日がきっと 一番綺麗で若いはず もしも想い出の 何処かへ帰れる ことが出来たら 友だちでしょう 子供の頃まで ふたり汽車で帰ろうよ 遠くへ来たよね 東京なんかに 淋しくって帰りたくて 何度も切符買ったじゃない でもがんばったね だから自分を誉めてさ 今日もふたりで ビール飲んじゃおうか この歳になれば涙も 涸れてくれてもいいのにさ 泣き虫だけど 今日がきっと 一番綺麗で若いはず でもがんばろうよ そして泣くだけ泣こうよ いつもふたりで やって来たんじゃない この歳になれば少しは 人生ぐらい見えるけど いくつになっても 今日がきっと 一番綺麗で若いはず | 門倉有希 | 荒木とよひさ | 松本俊明 | 新川博 | もしも悲しみや 言えない悩みを かかえていたら 友だちでしょう 子供の頃から だから話して欲しい いろいろあったね わたしも今まで 家族のこと仕事のこと 苦しい恋と結婚と でもがんばろうよ そして泣くだけ泣こうよ いつもふたりで やって来たんじゃない この歳になれば少しは 人生ぐらい見えるけど いくつになっても 今日がきっと 一番綺麗で若いはず もしも想い出の 何処かへ帰れる ことが出来たら 友だちでしょう 子供の頃まで ふたり汽車で帰ろうよ 遠くへ来たよね 東京なんかに 淋しくって帰りたくて 何度も切符買ったじゃない でもがんばったね だから自分を誉めてさ 今日もふたりで ビール飲んじゃおうか この歳になれば涙も 涸れてくれてもいいのにさ 泣き虫だけど 今日がきっと 一番綺麗で若いはず でもがんばろうよ そして泣くだけ泣こうよ いつもふたりで やって来たんじゃない この歳になれば少しは 人生ぐらい見えるけど いくつになっても 今日がきっと 一番綺麗で若いはず |
心も身体も遅かっためぐり逢い それでも逢えたから 最後まで秘めたままの 恋人になりたいの あなたにも守る場所 壊せぬ過去がある これ以上堕ちてゆけば ふたりとも駄目になる 抱きしめて… 離さないで 今度逢えるその日まで 心も身体も もう一度人生が… 誰でもそう思う 穏やかに暮らすことが 倖せに近いのに 切なさと愛しさで 素肌を重ね合い この瞬間(とき)を夢の中で 燃やせたらいいでしょう 引き止めて… 帰さないで 今度逢えるその日まで 心も身体も 抱きしめて… 離さないで 今度逢えるその日まで 心も身体も | 門倉有希 | 荒木とよひさ | 杉本眞人 | 高田透 | 遅かっためぐり逢い それでも逢えたから 最後まで秘めたままの 恋人になりたいの あなたにも守る場所 壊せぬ過去がある これ以上堕ちてゆけば ふたりとも駄目になる 抱きしめて… 離さないで 今度逢えるその日まで 心も身体も もう一度人生が… 誰でもそう思う 穏やかに暮らすことが 倖せに近いのに 切なさと愛しさで 素肌を重ね合い この瞬間(とき)を夢の中で 燃やせたらいいでしょう 引き止めて… 帰さないで 今度逢えるその日まで 心も身体も 抱きしめて… 離さないで 今度逢えるその日まで 心も身体も |
愛に壊れて夜明けにはまた あんた消えていそうで 深い眠りに おちていけないよ シャワーの音が 雨に変わらぬように 夢の狭間で 小指を噛んだ それでも男か それでも女か 別れのキスも きれいにできなくて 真っ赤なワインも 残さずに飲めなくて 決めたさよなら もてあましては ときめくのさ 愛の名残りに 日曜のミサ 知らす鐘の響きが 窓のカーテン ふいにしならせる あんたの好きな アールグレイを入れて 黙りこんでた カップに注ぐ それでも男か それでも女か 別れのキスも 上手にできなくて 真っ赤なワインも 最後まで飲めなくて 愛のことばも 言えなかったのに ほどけないよ 愛の鎖を それでも男か それでも女か 別れのキスも きれいにできなくて 真っ赤なワインも 残さずに飲めなくて 決めたさよなら もてあましては ときめくのさ 愛の名残りに | 門倉有希 | 小田めぐみ | 樋口スバル | | 夜明けにはまた あんた消えていそうで 深い眠りに おちていけないよ シャワーの音が 雨に変わらぬように 夢の狭間で 小指を噛んだ それでも男か それでも女か 別れのキスも きれいにできなくて 真っ赤なワインも 残さずに飲めなくて 決めたさよなら もてあましては ときめくのさ 愛の名残りに 日曜のミサ 知らす鐘の響きが 窓のカーテン ふいにしならせる あんたの好きな アールグレイを入れて 黙りこんでた カップに注ぐ それでも男か それでも女か 別れのキスも 上手にできなくて 真っ赤なワインも 最後まで飲めなくて 愛のことばも 言えなかったのに ほどけないよ 愛の鎖を それでも男か それでも女か 別れのキスも きれいにできなくて 真っ赤なワインも 残さずに飲めなくて 決めたさよなら もてあましては ときめくのさ 愛の名残りに |
蝶心凍える こんな夜には 懐かしいメロディ ふと口ずさむ 蒼く輝く 月の夜には 哀しくひらひら 舞う蝶になる 愛という森に迷い込み いくつもの冬に息ひそめ いつもあなたを 探していたわ 刹那(せつな)に散りゆく 花びらが 冷たい体を 抱きしめる 蝶は儚(はかな)く 愛に生きるの 鮮やかに舞うのは 恋の蝶なの じっと蕾(つぼみ)の 陰で待つのは 叶わぬ願いに 泣く蝶なのよ 愛という森に迷い込み いくつもの春を見送って あなた焦がれる 蝶になるのよ 届かぬ想いの 羽まとい 飛び立つその日を 夢に見る 愛という森に迷い込み いくつもの春を見送って あなた焦がれる 蝶になるのよ いつかはこの愛 胸の中 届くと信じて 飛び立つの | 門倉有希 | 流川さつき | 流川さつき | 岩本正樹 | 心凍える こんな夜には 懐かしいメロディ ふと口ずさむ 蒼く輝く 月の夜には 哀しくひらひら 舞う蝶になる 愛という森に迷い込み いくつもの冬に息ひそめ いつもあなたを 探していたわ 刹那(せつな)に散りゆく 花びらが 冷たい体を 抱きしめる 蝶は儚(はかな)く 愛に生きるの 鮮やかに舞うのは 恋の蝶なの じっと蕾(つぼみ)の 陰で待つのは 叶わぬ願いに 泣く蝶なのよ 愛という森に迷い込み いくつもの春を見送って あなた焦がれる 蝶になるのよ 届かぬ想いの 羽まとい 飛び立つその日を 夢に見る 愛という森に迷い込み いくつもの春を見送って あなた焦がれる 蝶になるのよ いつかはこの愛 胸の中 届くと信じて 飛び立つの |
桜のそらあなたがいた この世界に だからきっと 生きてゆける 桜の下 時は流れ 今年もまた 春はめぐる 風のなかで 見上げた空のなかで あなたの声 不意に聞こえ ひとり 歩けなくなる その言葉は… 「傷みを知る それだけでも 生きてる意味 きっとある」と きびしかったあなたがあの日だけは 「泣きなさい」と肩を抱いた 一緒に泣いてくれた 空一面 咲き誇る花が まだ肌寒い春 あたためてた 淡いぬくもり… 手をつないで あなたと見た 桜の空 ひとり想う あなたがいた この世界に だから強く 生きてゆける ルルル… | 門倉有希 | 金範修・楊姫銀・日本語詞:佐藤純子 | 金範修 | 今泉敏郎 | あなたがいた この世界に だからきっと 生きてゆける 桜の下 時は流れ 今年もまた 春はめぐる 風のなかで 見上げた空のなかで あなたの声 不意に聞こえ ひとり 歩けなくなる その言葉は… 「傷みを知る それだけでも 生きてる意味 きっとある」と きびしかったあなたがあの日だけは 「泣きなさい」と肩を抱いた 一緒に泣いてくれた 空一面 咲き誇る花が まだ肌寒い春 あたためてた 淡いぬくもり… 手をつないで あなたと見た 桜の空 ひとり想う あなたがいた この世界に だから強く 生きてゆける ルルル… |
硝子の海峡風の泣き声が あなた あなた 心細く 硝子窓の外は みぞれまじりの 冬の海峡 いけない恋は 罪人ですか 奪ってしまえば いいですか あなたが死ねと 言うのなら 裸身で海に 身を投げる ヒュルル ヒュルルル 泣き声で ヒュルル ヒュルルル あなたの都会にも 雪よ降れ 涙止まらない あなた あなた 胸が寒く 暗い灯りだけじゃ 凍りつきそな 冬の旅宿 抱かれる私 奇麗でしょうか 若さのままでも いいですか あなたが この世 捨てるなら 乳房を刺して 瞳を閉じる ヒュルル ヒュルルル 泣き声で ヒュルル ヒュルルル あなたの都会にも 雪よ降れ ヒュルル ヒュルルル 泣き声で ヒュルル ヒュルルル あなたの都会にも 雪よ降れ あなたの都会にも 雪よ降れ | 門倉有希 | 荒木とよひさ | 浜圭介 | | 風の泣き声が あなた あなた 心細く 硝子窓の外は みぞれまじりの 冬の海峡 いけない恋は 罪人ですか 奪ってしまえば いいですか あなたが死ねと 言うのなら 裸身で海に 身を投げる ヒュルル ヒュルルル 泣き声で ヒュルル ヒュルルル あなたの都会にも 雪よ降れ 涙止まらない あなた あなた 胸が寒く 暗い灯りだけじゃ 凍りつきそな 冬の旅宿 抱かれる私 奇麗でしょうか 若さのままでも いいですか あなたが この世 捨てるなら 乳房を刺して 瞳を閉じる ヒュルル ヒュルルル 泣き声で ヒュルル ヒュルルル あなたの都会にも 雪よ降れ ヒュルル ヒュルルル 泣き声で ヒュルル ヒュルルル あなたの都会にも 雪よ降れ あなたの都会にも 雪よ降れ |
すずらん通りすずらん通りを 通り抜け 灯りの途絶えた 一角に ひとつぼんやり 居酒屋の 赤提灯 揺れている 言葉少なに 男たちが 憂さ晴らしに 飲む酒 愛し あゝ あゝ あの人の 寂しい背中を 思い出す 群れに馴染まぬ 者どうし 目と目を合わせた それだけで 心通わす 夜もある 身体通わす 夜もある 情に絆(ほだ)され 女たちが 嘘を承知で 飲む酒 哀し あゝ あゝ あの人は 今頃どうして いるだろか 理屈で割れぬ 男と女 差しつ差されつ 飲む酒 可笑(おかし) あゝ あゝ あの人が そっと肩を叩く 気がする あゝ あゝ あの人の 寂しい背中を 思い出す 今頃どうして いるだろか | 門倉有希 | 永井龍雲 | 永井龍雲 | | すずらん通りを 通り抜け 灯りの途絶えた 一角に ひとつぼんやり 居酒屋の 赤提灯 揺れている 言葉少なに 男たちが 憂さ晴らしに 飲む酒 愛し あゝ あゝ あの人の 寂しい背中を 思い出す 群れに馴染まぬ 者どうし 目と目を合わせた それだけで 心通わす 夜もある 身体通わす 夜もある 情に絆(ほだ)され 女たちが 嘘を承知で 飲む酒 哀し あゝ あゝ あの人は 今頃どうして いるだろか 理屈で割れぬ 男と女 差しつ差されつ 飲む酒 可笑(おかし) あゝ あゝ あの人が そっと肩を叩く 気がする あゝ あゝ あの人の 寂しい背中を 思い出す 今頃どうして いるだろか |
懺悔百ほどの懺悔(ざんげ)に 跪(ひざまず)きそして この胸に掌(て)をあて 許しを乞うても 生きているそれだけで 人間(ひと)は罪深く この現世(よ)に生れた 悲しい生き物 あぁ…神よ あなたの声が聴きたい 傷つけ 傷つく 心の奥に 野に咲く花よ 空翔(と)ぶ雲よ 何故に生れて 生れて来たの 汚(けが)れない子供の 笑い声それは 懺悔(ざんげ)さえ知らない 遠き日の自分(わたし) 時間(とき)という方舟(はこぶね)に 人間(ひと)は乗せられ 一瞬の幸福(まぼろし) 食べてる生き物 あぁ…神よ あなたの姿見えない 瞳(め)を閉じ 瞳(め)を開け 信じてみても きらめく星よ ちぎれる雲よ 何故に遠くに 遠くにいるの あぁ…神よ あなたの声が聴きたい 傷つけ 傷つく 心の奥に 野に咲く花よ 空翔(と)ぶ雲よ 何故に生れて 生れて来たの きらめく星よ ちぎれる雲よ 何故に遠くに 遠くにいるの | 門倉有希 | 荒木とよひさ | 羽場仁志 | 白井良明 | 百ほどの懺悔(ざんげ)に 跪(ひざまず)きそして この胸に掌(て)をあて 許しを乞うても 生きているそれだけで 人間(ひと)は罪深く この現世(よ)に生れた 悲しい生き物 あぁ…神よ あなたの声が聴きたい 傷つけ 傷つく 心の奥に 野に咲く花よ 空翔(と)ぶ雲よ 何故に生れて 生れて来たの 汚(けが)れない子供の 笑い声それは 懺悔(ざんげ)さえ知らない 遠き日の自分(わたし) 時間(とき)という方舟(はこぶね)に 人間(ひと)は乗せられ 一瞬の幸福(まぼろし) 食べてる生き物 あぁ…神よ あなたの姿見えない 瞳(め)を閉じ 瞳(め)を開け 信じてみても きらめく星よ ちぎれる雲よ 何故に遠くに 遠くにいるの あぁ…神よ あなたの声が聴きたい 傷つけ 傷つく 心の奥に 野に咲く花よ 空翔(と)ぶ雲よ 何故に生れて 生れて来たの きらめく星よ ちぎれる雲よ 何故に遠くに 遠くにいるの |
満月わたしがばあちゃんになった時 きっと月で暮してる Moon Riverside-home わたしが百歳になった時 家族みんな引っ越して Moon Riverside-home だから取り急ぎ 結婚をして 次から次に 子供を生んで がっちりしっかり 貯金を殖(ふ)やし だから がんばらなくっちゃ だから がんばらなくっちゃ ばあちゃんになるまでは だから がんばらなくっちゃ だから がんばらなくっちゃ ばあちゃんになるまでは わたしがばあちゃんになった時 きっと夢が叶ってる Moon Riverside-home わたしが百歳になった時 庭に地球浮んでる Moon Riverside-home だから恋をして 3Kg太り あれやこれやと 理想を言わず ばっちりきっちり ご飯を食べて だから 元気じゃなくっちゃ だから 元気じゃなくっちゃ ばあちゃんになるまでは だから 元気じゃなくっちゃ だから 元気じゃなくっちゃ ばあちゃんになるまでは だから がんばらなくっちゃ だから がんばらなくっちゃ ばあちゃんになるまでは だから がんばらなくっちゃ だから がんばらなくっちゃ ばあちゃんになるまでは ばあちゃんになるまでは | 門倉有希 | 荒木とよひさ | 鈴木キサブロー | | わたしがばあちゃんになった時 きっと月で暮してる Moon Riverside-home わたしが百歳になった時 家族みんな引っ越して Moon Riverside-home だから取り急ぎ 結婚をして 次から次に 子供を生んで がっちりしっかり 貯金を殖(ふ)やし だから がんばらなくっちゃ だから がんばらなくっちゃ ばあちゃんになるまでは だから がんばらなくっちゃ だから がんばらなくっちゃ ばあちゃんになるまでは わたしがばあちゃんになった時 きっと夢が叶ってる Moon Riverside-home わたしが百歳になった時 庭に地球浮んでる Moon Riverside-home だから恋をして 3Kg太り あれやこれやと 理想を言わず ばっちりきっちり ご飯を食べて だから 元気じゃなくっちゃ だから 元気じゃなくっちゃ ばあちゃんになるまでは だから 元気じゃなくっちゃ だから 元気じゃなくっちゃ ばあちゃんになるまでは だから がんばらなくっちゃ だから がんばらなくっちゃ ばあちゃんになるまでは だから がんばらなくっちゃ だから がんばらなくっちゃ ばあちゃんになるまでは ばあちゃんになるまでは |
ホテルノルマンディ ~夏の終わりに~波に砕かれて愛は砂になり この手のひらから ただこぼれ落ちてゆく 言葉にしなくていい もう何も言わないで 抱きしめられても 胸に秋の風 愛しあった過去の 扉を開けても あの日に戻れない… ホテル ノルマンディ 朝焼けの窓に 口ずさんだメロディ 今は聴こえない ホテル ノルマンディ 夜明けの防波堤 あなたとふたりで あの頃のように 歩いていたいの 押し寄せる波の音 乱されてゆく想い ふいに泣きたくて ふいに虚しくて 愛しすぎただけよ すべては幻 あの日に戻れない… ホテル ノルマンディ 過ぎて行く夏に 想い出の部屋に そっと鍵をする ホテル ノルマンディ 愛しあった過去の 扉を開けても あの日に戻れない… ホテル ノルマンディ 朝焼けの窓に 口ずさんだメロディ 今は聴こえない ホテル ノルマンディ 愛しすぎただけよ すべては幻 あの日に戻れない… ホテル ノルマンディ 過ぎて行く夏に 想い出の部屋に そっと鍵をする ホテル ノルマンディ | 門倉有希 | D.Barbelivien・日本語詞:友利歩未 | F.Bernheim | | 波に砕かれて愛は砂になり この手のひらから ただこぼれ落ちてゆく 言葉にしなくていい もう何も言わないで 抱きしめられても 胸に秋の風 愛しあった過去の 扉を開けても あの日に戻れない… ホテル ノルマンディ 朝焼けの窓に 口ずさんだメロディ 今は聴こえない ホテル ノルマンディ 夜明けの防波堤 あなたとふたりで あの頃のように 歩いていたいの 押し寄せる波の音 乱されてゆく想い ふいに泣きたくて ふいに虚しくて 愛しすぎただけよ すべては幻 あの日に戻れない… ホテル ノルマンディ 過ぎて行く夏に 想い出の部屋に そっと鍵をする ホテル ノルマンディ 愛しあった過去の 扉を開けても あの日に戻れない… ホテル ノルマンディ 朝焼けの窓に 口ずさんだメロディ 今は聴こえない ホテル ノルマンディ 愛しすぎただけよ すべては幻 あの日に戻れない… ホテル ノルマンディ 過ぎて行く夏に 想い出の部屋に そっと鍵をする ホテル ノルマンディ |
シェリーシェリー 俺は転がり続けて こんなとこに たどりついた シェリー 俺はあせりすぎたのか むやみに何もかも 捨てちまったけれど シェリー あの頃は夢だった 夢のために生きてきた 俺だけど シェリー おまえの言うとおり 金か夢か わからない暮しさ 転がり続ける 俺の生きざまを 時には無様な格好でささえてる シェリー 優しく俺をしかってくれ そして強く抱きしめておくれ おまえの愛が すべてを包むから シェリー いつになれば 俺は這い上がれるだろう シェリー どこに行けば 俺はたどりつけるだろう シェリー 俺は歌う 愛すべきものすべてに シェリー 見知らぬところで 人に出会ったら どうすりゃいいかい シェリー 俺は はぐれ者だから おまえみたいに うまく笑えやしない シェリー 夢を求めるならば 孤独すら恐れやしないよね シェリー ひとりで生きるなら 涙なんか見せちゃいけないよね 転がり続ける 俺の生きざまを 時には涙をこらえてささえてる シェリー あわれみなど 受けたくはない 俺は負け犬なんかじゃないから 俺は真実へと歩いて行く シェリー 俺はうまく歌えているか 俺はうまく笑えているか 俺の笑顔は卑屈じゃないかい 俺は誤解されてはいないかい 俺はまだ馬鹿と呼ばれているか 俺はまだまだ恨まれているか 俺に愛される資格はあるか 俺は決してまちがっていないか 俺は真実へと歩いているかい シェリー いつになれば 俺は這い上がれるだろう シェリー どこに行けば 俺はたどりつけるだろう シェリー 俺は歌う 愛すべきもの すべてに シェリー いつになれば 俺は這い上がれるだろう シェリー どこに行けば 俺はたどりつけるだろう シェリー 俺は歌う 愛すべきもの すべてに | 門倉有希 | 尾崎豊 | 尾崎豊 | 岩本正樹 | シェリー 俺は転がり続けて こんなとこに たどりついた シェリー 俺はあせりすぎたのか むやみに何もかも 捨てちまったけれど シェリー あの頃は夢だった 夢のために生きてきた 俺だけど シェリー おまえの言うとおり 金か夢か わからない暮しさ 転がり続ける 俺の生きざまを 時には無様な格好でささえてる シェリー 優しく俺をしかってくれ そして強く抱きしめておくれ おまえの愛が すべてを包むから シェリー いつになれば 俺は這い上がれるだろう シェリー どこに行けば 俺はたどりつけるだろう シェリー 俺は歌う 愛すべきものすべてに シェリー 見知らぬところで 人に出会ったら どうすりゃいいかい シェリー 俺は はぐれ者だから おまえみたいに うまく笑えやしない シェリー 夢を求めるならば 孤独すら恐れやしないよね シェリー ひとりで生きるなら 涙なんか見せちゃいけないよね 転がり続ける 俺の生きざまを 時には涙をこらえてささえてる シェリー あわれみなど 受けたくはない 俺は負け犬なんかじゃないから 俺は真実へと歩いて行く シェリー 俺はうまく歌えているか 俺はうまく笑えているか 俺の笑顔は卑屈じゃないかい 俺は誤解されてはいないかい 俺はまだ馬鹿と呼ばれているか 俺はまだまだ恨まれているか 俺に愛される資格はあるか 俺は決してまちがっていないか 俺は真実へと歩いているかい シェリー いつになれば 俺は這い上がれるだろう シェリー どこに行けば 俺はたどりつけるだろう シェリー 俺は歌う 愛すべきもの すべてに シェリー いつになれば 俺は這い上がれるだろう シェリー どこに行けば 俺はたどりつけるだろう シェリー 俺は歌う 愛すべきもの すべてに |
窓小さな窓から見える この世界が僕の全て 空の青さは わかるけど 空の広さが わからない いつか山の向こうから 君が手を振りかけて来ても 君の姿 見えるけど 僕の心は 届かない この窓をひらいて 自由になりたい この腕で思い切り 抱きしめて離さない 君だけは誰にも 渡したくない 誰にも負けはしない この愛だけは 小さな窓を叩く 風に心震わせてる 気付いたときには これほど 弱い男に なっていた いつか君が一人きり ひざを抱え泣いていても 君の涙 見えるけど 僕の言葉は 届かない この窓を開いて 自由になりたい この腕で思い切り 抱きしめて離さない 君だけは誰にも 渡したくない 誰にも負けはしない この愛だけは 君だけは誰にも 渡したくない 誰にも負けはしない この愛だけは | 門倉有希 | 松山千春 | 松山千春 | | 小さな窓から見える この世界が僕の全て 空の青さは わかるけど 空の広さが わからない いつか山の向こうから 君が手を振りかけて来ても 君の姿 見えるけど 僕の心は 届かない この窓をひらいて 自由になりたい この腕で思い切り 抱きしめて離さない 君だけは誰にも 渡したくない 誰にも負けはしない この愛だけは 小さな窓を叩く 風に心震わせてる 気付いたときには これほど 弱い男に なっていた いつか君が一人きり ひざを抱え泣いていても 君の涙 見えるけど 僕の言葉は 届かない この窓を開いて 自由になりたい この腕で思い切り 抱きしめて離さない 君だけは誰にも 渡したくない 誰にも負けはしない この愛だけは 君だけは誰にも 渡したくない 誰にも負けはしない この愛だけは |
漂流船もう 痛くないよ もう 心なんて ねえ 帰ってきて あなたの嘘に泣きたい ああ 広いこの街で 急ぐ人波に 飲まれて… 流れて 流れて 流されて 私は 漂流船 あなたを さがして さすらうの 哀しい 漂流船 ねえ 身体だけじゃ ねえ なかったから そう 心までも あなたは抱いてくれたね ああ 広いこの街が 海になるくらい 泣きたい… 流れて 流れて 流されて 愛という まぼろしでも あなたに 抱かれて 沈みたい 哀しい 漂流船 流れて 流れて 流されて 夢という まぼろしでも あなたを さがして さすらうの 哀しい 漂流船 | 門倉有希 | 田久保真見 | 多々納好夫 | | もう 痛くないよ もう 心なんて ねえ 帰ってきて あなたの嘘に泣きたい ああ 広いこの街で 急ぐ人波に 飲まれて… 流れて 流れて 流されて 私は 漂流船 あなたを さがして さすらうの 哀しい 漂流船 ねえ 身体だけじゃ ねえ なかったから そう 心までも あなたは抱いてくれたね ああ 広いこの街が 海になるくらい 泣きたい… 流れて 流れて 流されて 愛という まぼろしでも あなたに 抱かれて 沈みたい 哀しい 漂流船 流れて 流れて 流されて 夢という まぼろしでも あなたを さがして さすらうの 哀しい 漂流船 |
そやけど「そやけど」 あんたの口癖やんな すきやったんよ 飲んどるとき 怒っとるとき 「そやけど」 自分 持っとったな 頼りやってんよ 商いより 人様に尽くすこと 「そやけど」 そんなん 言うオトコ 大阪ではアカン 稼いで 儲けて 女 構もうて うちは 銭金より人のあんたが たまらんねん うちは 人様に尽くすあんたが すきなんやん 「そやけど」 どこへ行ってしもうたん 人に揉まれてるんやん 待ってるねん 「そやけど」 どこへ行ってしもうたん 人に活入れてるんやん 感じてるねん 「そやけど」 そんなん 言うオトコ 大阪ではアカン 見えてる 触れる モノが いちばん うちは 実追うより人のあんたが すべてやねん うちは 人様をつなぐあんたが すきなんやん 「そやけど」 どこへ行ってしもうたん 人を生かしとるやん 誇りやねん 「そやけど」 どこへ行ってしもうたん 人に生かされとるんやん 惚れとるねん 人に生かされとるんやん 惚れとるねん | 門倉有希 | 田村文重 | 渡辺雄一 | 佐々木博史 | 「そやけど」 あんたの口癖やんな すきやったんよ 飲んどるとき 怒っとるとき 「そやけど」 自分 持っとったな 頼りやってんよ 商いより 人様に尽くすこと 「そやけど」 そんなん 言うオトコ 大阪ではアカン 稼いで 儲けて 女 構もうて うちは 銭金より人のあんたが たまらんねん うちは 人様に尽くすあんたが すきなんやん 「そやけど」 どこへ行ってしもうたん 人に揉まれてるんやん 待ってるねん 「そやけど」 どこへ行ってしもうたん 人に活入れてるんやん 感じてるねん 「そやけど」 そんなん 言うオトコ 大阪ではアカン 見えてる 触れる モノが いちばん うちは 実追うより人のあんたが すべてやねん うちは 人様をつなぐあんたが すきなんやん 「そやけど」 どこへ行ってしもうたん 人を生かしとるやん 誇りやねん 「そやけど」 どこへ行ってしもうたん 人に生かされとるんやん 惚れとるねん 人に生かされとるんやん 惚れとるねん |
わかれうた途に倒れて だれかの名を 呼び続けたことが ありますか 人ごとに言うほど たそがれは 優しい人好しじゃ ありません 別れの気分に 味を占めて あなたは 私の戸を叩いた 私は別れを 忘れたくて あなたの眼を見ずに 戸を開けた わかれはいつもついて来る 幸せの後ろをついて来る それが私のクセなのか いつも目覚めれば独り あなたは愁いを身につけて うかれ街あたりで 名をあげる 眠れない私は つれづれに わかれうた 今夜も 口ずさむ だれが名付けたか 私には 別れうた唄いの 影がある 好きで別れ唄う 筈もない 他に知らないから 口ずさむ 恋の終わりは いつもいつも 立ち去る者だけが 美しい 残されて 戸惑う者たちは 追いかけて 焦がれて 泣き狂う わかれはいつもついて来る 幸せの後ろをついて来る それが私のクセなのか いつも目覚めれば独り あなたは愁いを身につけて うかれ街あたりで 名をあげる 眠れない私は つれづれに わかれうた 今夜も 口ずさむ | 門倉有希 | 中島みゆき | 中島みゆき | 多田三洋 | 途に倒れて だれかの名を 呼び続けたことが ありますか 人ごとに言うほど たそがれは 優しい人好しじゃ ありません 別れの気分に 味を占めて あなたは 私の戸を叩いた 私は別れを 忘れたくて あなたの眼を見ずに 戸を開けた わかれはいつもついて来る 幸せの後ろをついて来る それが私のクセなのか いつも目覚めれば独り あなたは愁いを身につけて うかれ街あたりで 名をあげる 眠れない私は つれづれに わかれうた 今夜も 口ずさむ だれが名付けたか 私には 別れうた唄いの 影がある 好きで別れ唄う 筈もない 他に知らないから 口ずさむ 恋の終わりは いつもいつも 立ち去る者だけが 美しい 残されて 戸惑う者たちは 追いかけて 焦がれて 泣き狂う わかれはいつもついて来る 幸せの後ろをついて来る それが私のクセなのか いつも目覚めれば独り あなたは愁いを身につけて うかれ街あたりで 名をあげる 眠れない私は つれづれに わかれうた 今夜も 口ずさむ |
哀しみWALTZ今夜あなたを乳房に埋めて 逃げないように抱いたまま 小さなころの思い出なんか 話してあげるずっと 逢うは別れの始まりなんて 哀しすぎるねラララ いっそいっそあなたを殺して いっそいっそ私も死にたい 身体ごと心ごと一つにつながって まるでこの都会(まち)海峡みたい うねる荒波暗い空 愛を探しにこぎ出た舟は 帰って来ない二度と それでも夢をまた追いながら 傷つけあってラララ もっともっとあなたを教えて もっともっと私を分かって この部屋を出たあとは他人に戻っても 逢うは別れの始まりなんて 哀しすぎるねラララ いっそいっそあなたを殺して いっそいっそ私も死にたい 身体ごと心ごと一つにつながって | 門倉有希 | 伊藤薫 | 伊藤薫 | 若草恵 | 今夜あなたを乳房に埋めて 逃げないように抱いたまま 小さなころの思い出なんか 話してあげるずっと 逢うは別れの始まりなんて 哀しすぎるねラララ いっそいっそあなたを殺して いっそいっそ私も死にたい 身体ごと心ごと一つにつながって まるでこの都会(まち)海峡みたい うねる荒波暗い空 愛を探しにこぎ出た舟は 帰って来ない二度と それでも夢をまた追いながら 傷つけあってラララ もっともっとあなたを教えて もっともっと私を分かって この部屋を出たあとは他人に戻っても 逢うは別れの始まりなんて 哀しすぎるねラララ いっそいっそあなたを殺して いっそいっそ私も死にたい 身体ごと心ごと一つにつながって |
ちえこ私知ってる あのひと飽きたこと 払った指が 凍ってた… 昔、母から 何度も教わった 男の指は 胸の温度と… せめてレモンを がりりと噛んで ちえこ 貴女(あなた)みたいに 無邪気に死んで行けたら―― 愛しても 愛しても 愛に遭(あ)えずに ほろ苦い 水の環(わ)が 今日もひとつ広がる 安達太良(あだたら)の空のない 東京 窓に傾く 陽(ひ)も 陽も昏(くら)い 次の人こそ 宿命(さだめ)に違いない ねんねんころり そうだよね… 人間(ひと)の運など 血液型(ち)だとか星座(ほし)だけで 決まっていると 信じたくない… 私、もうじき 壊れてしまう ちえこ いのち温(ぬく)める マッチを売ってください―― 特別な ことなんか 何もいらない どこにでも ありそうな そんな夢がどうして まごころは異邦人 東京 鍵を下ろした 男(ひと) 男ばかり 愛しても 愛しても 愛に遭えずに ほろ苦い 水の環(わ)が 今日もひとつ広がる 阿武隈(あぶくま)の川もない 東京 いいわ流れる 恋 恋まかせ…… | 門倉有希 | ちあき哲也 | 多々納好夫 | 岩本正樹 | 私知ってる あのひと飽きたこと 払った指が 凍ってた… 昔、母から 何度も教わった 男の指は 胸の温度と… せめてレモンを がりりと噛んで ちえこ 貴女(あなた)みたいに 無邪気に死んで行けたら―― 愛しても 愛しても 愛に遭(あ)えずに ほろ苦い 水の環(わ)が 今日もひとつ広がる 安達太良(あだたら)の空のない 東京 窓に傾く 陽(ひ)も 陽も昏(くら)い 次の人こそ 宿命(さだめ)に違いない ねんねんころり そうだよね… 人間(ひと)の運など 血液型(ち)だとか星座(ほし)だけで 決まっていると 信じたくない… 私、もうじき 壊れてしまう ちえこ いのち温(ぬく)める マッチを売ってください―― 特別な ことなんか 何もいらない どこにでも ありそうな そんな夢がどうして まごころは異邦人 東京 鍵を下ろした 男(ひと) 男ばかり 愛しても 愛しても 愛に遭えずに ほろ苦い 水の環(わ)が 今日もひとつ広がる 阿武隈(あぶくま)の川もない 東京 いいわ流れる 恋 恋まかせ…… |
海の恋唄空を見上げて 星降る夜は 波の向こうに おまえが目に浮かぶ 海の青さがヨー あんたの次に 好きなのと言った奴 どんとこい どんとこい どんとこいよ どんとこい 俺にこいよ こんな荒くれ 惚れた 惚れた女だよ 恋し淋しと 鴎は鳴くが 心ひとつと 伝えてくれよ 離ればなれにヨー なるからなおさら いとおしい いとおしい どんとこい どんとこい どんとこいよ どんとこい 胸にこいよ 波が荒れても 海の 海の男だよ どんとこい どんとこい どんとこいよ どんとこい 波よこいよ 海の女と 海の 海の男だよ | 門倉有希 | 山崎ハコ | 山崎ハコ | 川村栄二 | 空を見上げて 星降る夜は 波の向こうに おまえが目に浮かぶ 海の青さがヨー あんたの次に 好きなのと言った奴 どんとこい どんとこい どんとこいよ どんとこい 俺にこいよ こんな荒くれ 惚れた 惚れた女だよ 恋し淋しと 鴎は鳴くが 心ひとつと 伝えてくれよ 離ればなれにヨー なるからなおさら いとおしい いとおしい どんとこい どんとこい どんとこいよ どんとこい 胸にこいよ 波が荒れても 海の 海の男だよ どんとこい どんとこい どんとこいよ どんとこい 波よこいよ 海の女と 海の 海の男だよ |
薔薇あなたの望む女性には 近づくことが出来ない 隣にいても 憧れだけで 心が遠すぎる 生き方も 物の価値観も… そして生活(くらし)てた 場所もちがうから めぐり逢えた偶然に 運命なんかいらない 未来を変えてゆくのは 自分の手のひらそれだけ 少しのさよならと 少しの想い出を わたしは薔薇には なれない あなたは多分平凡な 家庭なんかはいらない わたしはわたし 身丈(みたけ)に合った 明日がきっとある 悲しみも 胸の喜びも… そして優しさの 場所もちがうから 愛することそれだけは 証明なんかいらない 今日のむこう側いつか 自分で見つけるそれだけ 少しの人生と 少しの過去の日を わたしは薔薇には なれない めぐり逢えた偶然に 運命なんかいらない 未来を変えてゆくのは 自分の手のひらそれだけ 少しのさよならと 少しの想い出を わたしは薔薇には なれない | 門倉有希 | 荒木とよひさ | 後藤次利 | | あなたの望む女性には 近づくことが出来ない 隣にいても 憧れだけで 心が遠すぎる 生き方も 物の価値観も… そして生活(くらし)てた 場所もちがうから めぐり逢えた偶然に 運命なんかいらない 未来を変えてゆくのは 自分の手のひらそれだけ 少しのさよならと 少しの想い出を わたしは薔薇には なれない あなたは多分平凡な 家庭なんかはいらない わたしはわたし 身丈(みたけ)に合った 明日がきっとある 悲しみも 胸の喜びも… そして優しさの 場所もちがうから 愛することそれだけは 証明なんかいらない 今日のむこう側いつか 自分で見つけるそれだけ 少しの人生と 少しの過去の日を わたしは薔薇には なれない めぐり逢えた偶然に 運命なんかいらない 未来を変えてゆくのは 自分の手のひらそれだけ 少しのさよならと 少しの想い出を わたしは薔薇には なれない |
潮騒悲しいけれど 別れることが わたしに出来る 最後の務(つと)め あんなに求め あんなに縋(すが)り 海より深く 愛してたけど 忘れてあげる ふたりの為に 通りすがりの 短い恋人 夕陽よ 悪いのは あの人じゃない 夕陽よ 指さきに 沈んでしまう 死ぬことだけは いけないことと 約束してた 自分の胸に ふたたび生れ 出逢えるならば 鴎になって あなたの空へ 許してあげる 明日(あした)の為に いい人だった 悲しい恋人 夕陽よ 悪いのは 想い出じゃない 夕陽よ 倖せが 沈んでしまう 夕陽よ 悪いのは 人生じゃない 夕陽よ 潮騒に 沈んでしまう | 門倉有希 | 荒木とよひさ | 羽場仁志 | | 悲しいけれど 別れることが わたしに出来る 最後の務(つと)め あんなに求め あんなに縋(すが)り 海より深く 愛してたけど 忘れてあげる ふたりの為に 通りすがりの 短い恋人 夕陽よ 悪いのは あの人じゃない 夕陽よ 指さきに 沈んでしまう 死ぬことだけは いけないことと 約束してた 自分の胸に ふたたび生れ 出逢えるならば 鴎になって あなたの空へ 許してあげる 明日(あした)の為に いい人だった 悲しい恋人 夕陽よ 悪いのは 想い出じゃない 夕陽よ 倖せが 沈んでしまう 夕陽よ 悪いのは 人生じゃない 夕陽よ 潮騒に 沈んでしまう |
岸辺夕陽が沈みかけている 岸辺に老人が いつものように膝を丸めて ひとり座ってる わたしの頬に突然 涙がこぼれる この切なさと寂しさは どこからくるの もう帰ろうよ ゆっくり歩き 空気を胸に いっぱい吸って もう帰ろうよ 自分の場所へ 若くたって 本当は悲しい 岸辺に並ぶマッチ箱 昨日と同じ窓 ポツリポツリと灯す明かりは 誰かの人生 別れた彼と今では 逢いたくないけど この恋しさと肌寒さ どこからくるの もう帰ろうよ 悲しいことは 流れる川に 浮かべたままで もう帰ろうよ 自分の場所へ 若くたって 本当は悲しい もう帰ろうよ ゆっくり歩き 空気を胸に いっぱい吸って もう帰ろうよ 自分の場所へ 若くたって 本当は悲しい | 門倉有希 | 荒木とよひさ | 都志見隆 | | 夕陽が沈みかけている 岸辺に老人が いつものように膝を丸めて ひとり座ってる わたしの頬に突然 涙がこぼれる この切なさと寂しさは どこからくるの もう帰ろうよ ゆっくり歩き 空気を胸に いっぱい吸って もう帰ろうよ 自分の場所へ 若くたって 本当は悲しい 岸辺に並ぶマッチ箱 昨日と同じ窓 ポツリポツリと灯す明かりは 誰かの人生 別れた彼と今では 逢いたくないけど この恋しさと肌寒さ どこからくるの もう帰ろうよ 悲しいことは 流れる川に 浮かべたままで もう帰ろうよ 自分の場所へ 若くたって 本当は悲しい もう帰ろうよ ゆっくり歩き 空気を胸に いっぱい吸って もう帰ろうよ 自分の場所へ 若くたって 本当は悲しい |
穢れなき瞳 -I sing for you-明日(あした)が見えない 濁った毎日 見あげた空には 星さえなかった 幼い頃から あたしは知ってる 瞳(ひとみ) 閉じりゃ 見えるものがあると 踏みつけられ 叩かれても 痛みのぶんだけ 癒すように歌うよ 何処かであなたに この歌届くと 思うだけで 強く生きてゆける 「かわいくないね」と言われて育った 今でも絶えない 心の青あざ 愛されないのは 自分のせいだと つけた傷を風に晒(さら)してみた 体がある 心がある そう あたしにだけ 創り出せる夢がある 真赤な涙を流した後には 愛の歌を そっと口ずさむ 踏みつけられ 叩かれても 痛みのぶんだけ 癒すように歌うよ 何処かであなたに この歌届くと 思うだけで 強く生きてゆける | 門倉有希 | 友利歩未 | 西つよし | 笛吹利明 | 明日(あした)が見えない 濁った毎日 見あげた空には 星さえなかった 幼い頃から あたしは知ってる 瞳(ひとみ) 閉じりゃ 見えるものがあると 踏みつけられ 叩かれても 痛みのぶんだけ 癒すように歌うよ 何処かであなたに この歌届くと 思うだけで 強く生きてゆける 「かわいくないね」と言われて育った 今でも絶えない 心の青あざ 愛されないのは 自分のせいだと つけた傷を風に晒(さら)してみた 体がある 心がある そう あたしにだけ 創り出せる夢がある 真赤な涙を流した後には 愛の歌を そっと口ずさむ 踏みつけられ 叩かれても 痛みのぶんだけ 癒すように歌うよ 何処かであなたに この歌届くと 思うだけで 強く生きてゆける |
想い出ぼろぼろドアを細目に 開けながら 夜更けにアイツが 帰ってくる 蛇口に顔を 近づけて 水飲む音が 聞こえてくる 言い訳繕う その前に やさしさ装う その前に 聞いておきたい事がある だけど 幸福(しあわせ)ぼろぼろ こぼれるから 寝がえり打って夢ん中 時計をはずす 影一つ 薄明りの中 映っている 着替えの間 漂うは 私の知らない 移り香だよ 言い訳繕う その前に やさしさ装う その前に 聞いておきたい事がある だけど 涙がぼろぼろ 溢れるから 布団かぶって夜ん中 酔いにまかせた 体ごと 足音しのばせ 眠る人 背中合せの ぬくもりと 静かな寝息が 聞こえてくる 言い訳繕う その前に やさしさ装う その前に 聞いておきたい事がある だけど 想い出ぼろぼろ くずれるから 瞳こらして闇ん中 想い出ぼろぼろ くずれるから 瞳こらして闇ん中 | 門倉有希 | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | 川村栄二 | ドアを細目に 開けながら 夜更けにアイツが 帰ってくる 蛇口に顔を 近づけて 水飲む音が 聞こえてくる 言い訳繕う その前に やさしさ装う その前に 聞いておきたい事がある だけど 幸福(しあわせ)ぼろぼろ こぼれるから 寝がえり打って夢ん中 時計をはずす 影一つ 薄明りの中 映っている 着替えの間 漂うは 私の知らない 移り香だよ 言い訳繕う その前に やさしさ装う その前に 聞いておきたい事がある だけど 涙がぼろぼろ 溢れるから 布団かぶって夜ん中 酔いにまかせた 体ごと 足音しのばせ 眠る人 背中合せの ぬくもりと 静かな寝息が 聞こえてくる 言い訳繕う その前に やさしさ装う その前に 聞いておきたい事がある だけど 想い出ぼろぼろ くずれるから 瞳こらして闇ん中 想い出ぼろぼろ くずれるから 瞳こらして闇ん中 |
2001年猫まつりノラのところに ゴールドカードの招待状 2001年猫まつりに あなたをVIPで迎えます ノラは選ばれた ノラは立派な猫だと選ばれた 名も無く 貧しい ノラだけど やさしい心で生きて来た さびしい人を慰めて 時には歌まで歌ってあげた それを誰かが見てたんで 2001年猫まつり 胸を張って出掛けよう 2001年猫まつり ヒゲをピンとさせ出掛けよう ノラの名誉は ゴールドカードの招待状 3001年猫まつりに 空飛ぶ汽船で送ります 猫の使節です 猫の歴史の語りべになります みじめに暮らした ノラだけど 汽船のタラップ 踏んで乗る この世の景色を焼き付けて 千年先まで運んで行こう むかし地球はよかったと 2001年猫まつり 胸を張って旅立とう 2001年猫まつり ヒゲをピンとさせ旅立とう | 門倉有希 | 阿久悠 | 宇崎竜童 | ヒロ☆ヒロユキ | ノラのところに ゴールドカードの招待状 2001年猫まつりに あなたをVIPで迎えます ノラは選ばれた ノラは立派な猫だと選ばれた 名も無く 貧しい ノラだけど やさしい心で生きて来た さびしい人を慰めて 時には歌まで歌ってあげた それを誰かが見てたんで 2001年猫まつり 胸を張って出掛けよう 2001年猫まつり ヒゲをピンとさせ出掛けよう ノラの名誉は ゴールドカードの招待状 3001年猫まつりに 空飛ぶ汽船で送ります 猫の使節です 猫の歴史の語りべになります みじめに暮らした ノラだけど 汽船のタラップ 踏んで乗る この世の景色を焼き付けて 千年先まで運んで行こう むかし地球はよかったと 2001年猫まつり 胸を張って旅立とう 2001年猫まつり ヒゲをピンとさせ旅立とう |
幸せの分かれ道九月の黄昏 金木犀の薫風(かぜ) 街路樹の向こうに あなたを見つけた 目の前の忙しさ 言い訳にしてずっと 恋を遠ざけてきたのは たぶんあなたのせい 幸せの分かれ道 もしも いつか すれちがっても 気づかないふりをすると ずっと決めてたのに だめね… 微笑(わら)いかけてた I miss you so long 小さなシーンも 今思い出せるわ 青春は輝く 名作映画ね 胸の傷とっくに 癒えていたはずなのに 恋を遠ざけてきたのは たぶんわたしのせい 幸せの分かれ道 もしも 二人 歩き出せたら… 人生のバックナンバー ずっとさがしていた やっと… あなたに逢えた I miss you so long 幸せの分かれ道 もしも いつか すれちがっても 気づかないふりをすると ずっと決めてたのに だめね… 微笑(わら)いかけてた I miss you so long I miss you so long… | 門倉有希 | 朝比奈京仔 | 桧原さとし | 不知火丞 | 九月の黄昏 金木犀の薫風(かぜ) 街路樹の向こうに あなたを見つけた 目の前の忙しさ 言い訳にしてずっと 恋を遠ざけてきたのは たぶんあなたのせい 幸せの分かれ道 もしも いつか すれちがっても 気づかないふりをすると ずっと決めてたのに だめね… 微笑(わら)いかけてた I miss you so long 小さなシーンも 今思い出せるわ 青春は輝く 名作映画ね 胸の傷とっくに 癒えていたはずなのに 恋を遠ざけてきたのは たぶんわたしのせい 幸せの分かれ道 もしも 二人 歩き出せたら… 人生のバックナンバー ずっとさがしていた やっと… あなたに逢えた I miss you so long 幸せの分かれ道 もしも いつか すれちがっても 気づかないふりをすると ずっと決めてたのに だめね… 微笑(わら)いかけてた I miss you so long I miss you so long… |
勇気今年も自殺が増えている そんなニュースを聞くたびに 死ぬなんて 愚かだねと 他人(ひと)ごとに言うけれど 疲れた心の裏側(うら)を 誰も解ること出来ない せめて悩みに立ち向かえば 歩いて行けるはず だけど捨てたもんじゃない 生きてることは 胸を開き 大きな息を吸い 笑顔のひまわりを 愛する誰かに いっぱい咲かせて ごらんよ 私も…そうよ私も そんな一人(ひとり)だったから 夕べも悲しい夢を見た ひとりぼっちの母親が 置き手紙読みながら すがりつき泣いていた あの日の自分はいつも 心の中に閉じこもり たった一日生きるだけでも 本当は辛かった だけど捨てたもんじゃない 生きてることは 胸を開き 大きな息を吸い 手のひらの青空を 愛する誰かと いっぱいつかんで ごらんよ 私も…そうよ私も そんな一人(ひとり)だったから 私も…そうよ私も 死ぬことは勇気じゃない | 門倉有希 | 荒木とよひさ | 山崎一稔 | | 今年も自殺が増えている そんなニュースを聞くたびに 死ぬなんて 愚かだねと 他人(ひと)ごとに言うけれど 疲れた心の裏側(うら)を 誰も解ること出来ない せめて悩みに立ち向かえば 歩いて行けるはず だけど捨てたもんじゃない 生きてることは 胸を開き 大きな息を吸い 笑顔のひまわりを 愛する誰かに いっぱい咲かせて ごらんよ 私も…そうよ私も そんな一人(ひとり)だったから 夕べも悲しい夢を見た ひとりぼっちの母親が 置き手紙読みながら すがりつき泣いていた あの日の自分はいつも 心の中に閉じこもり たった一日生きるだけでも 本当は辛かった だけど捨てたもんじゃない 生きてることは 胸を開き 大きな息を吸い 手のひらの青空を 愛する誰かと いっぱいつかんで ごらんよ 私も…そうよ私も そんな一人(ひとり)だったから 私も…そうよ私も 死ぬことは勇気じゃない |
波止場泣きながら 見つめてた 波のむこうに船が行く これっきり逢えない あの人を 神さま何処へ つれてゆく この手ちぎれる この手ちぎれる あゝ 涙の波止場 黒髪を 切りとって せめて心に 結べたら 生命より大事な この恋を 明日よ 何処へ引き離す ひとりぼっちの ひとりぼっちの あゝ 恨みの波止場 この肌よ 海になれ 熱い涙よ 渦になれ この恋に一生 かけたなら あなた 誓ってくれますか いのちぎりぎり いのちぎりぎり あゝ 立待ち波止場 | 門倉有希 | 荒木とよひさ | 浜圭介 | | 泣きながら 見つめてた 波のむこうに船が行く これっきり逢えない あの人を 神さま何処へ つれてゆく この手ちぎれる この手ちぎれる あゝ 涙の波止場 黒髪を 切りとって せめて心に 結べたら 生命より大事な この恋を 明日よ 何処へ引き離す ひとりぼっちの ひとりぼっちの あゝ 恨みの波止場 この肌よ 海になれ 熱い涙よ 渦になれ この恋に一生 かけたなら あなた 誓ってくれますか いのちぎりぎり いのちぎりぎり あゝ 立待ち波止場 |
舟唄お酒はぬるめの 燗がいい 肴はあぶった イカでいい 女は無口な ひとがいい 灯りはぼんやり ともりゃいい しみじみ飲めば しみじみと 想い出だけが 行き過ぎる 涙がポロリと こぼれたら 歌いだすのさ 舟唄を 沖の鴎に深酒させてヨ いとしあの娘とヨ 朝寝する ダンチョネ 店には飾りが ないがいい 窓から港が 見えりゃいい はやりの歌など なくていい ときどき霧笛が 鳴ればいい ほろほろ飲めば ほろほろと 心がすすり 泣いている あの頃あの娘を 思ったら 歌いだすのさ 舟唄を ぽつぽつ飲めば ぽつぽつと 未練が胸に 舞い戻る 夜更けてさびしく なったなら 歌いだすのさ 舟唄を ルルル ルルル...... ダンチョネ | 門倉有希 | 阿久悠 | 浜圭介 | 川村栄二 | お酒はぬるめの 燗がいい 肴はあぶった イカでいい 女は無口な ひとがいい 灯りはぼんやり ともりゃいい しみじみ飲めば しみじみと 想い出だけが 行き過ぎる 涙がポロリと こぼれたら 歌いだすのさ 舟唄を 沖の鴎に深酒させてヨ いとしあの娘とヨ 朝寝する ダンチョネ 店には飾りが ないがいい 窓から港が 見えりゃいい はやりの歌など なくていい ときどき霧笛が 鳴ればいい ほろほろ飲めば ほろほろと 心がすすり 泣いている あの頃あの娘を 思ったら 歌いだすのさ 舟唄を ぽつぽつ飲めば ぽつぽつと 未練が胸に 舞い戻る 夜更けてさびしく なったなら 歌いだすのさ 舟唄を ルルル ルルル...... ダンチョネ |
嘆き節はやめにして港町やら 雪降る町や 遠いばかりの 故郷の町や 涙まじりの 想い出ばなしは 千日だって 語れるが 歌うなら 嘘でいいから 嘆き節はやめにして 一人二人と寄りそえる 歌を一緒に歌いたい 人生だから バラ色がいい 熱い心が もっといい 十九、二十歳(はたち)の 色恋沙汰や 二十二、三の 悲しみもよう セピア色した 憂(うれ)いの過去など アルバム一つ あればいい 歌うなら 夢を承知で 嘆き節はやめにして 生きる元気が満ちて来る 歌を一緒に歌いたい 人間だから しあわせがいい そっと抱ければ さらにいい 人生だから バラ色がいい 熱い心が もっといい | 門倉有希 | 阿久悠 | 浜圭介 | | 港町やら 雪降る町や 遠いばかりの 故郷の町や 涙まじりの 想い出ばなしは 千日だって 語れるが 歌うなら 嘘でいいから 嘆き節はやめにして 一人二人と寄りそえる 歌を一緒に歌いたい 人生だから バラ色がいい 熱い心が もっといい 十九、二十歳(はたち)の 色恋沙汰や 二十二、三の 悲しみもよう セピア色した 憂(うれ)いの過去など アルバム一つ あればいい 歌うなら 夢を承知で 嘆き節はやめにして 生きる元気が満ちて来る 歌を一緒に歌いたい 人間だから しあわせがいい そっと抱ければ さらにいい 人生だから バラ色がいい 熱い心が もっといい |
夢は夜ひらく赤く咲くのは けしの花 白く咲くのは 百合の花 どう咲きゃいいのさ この私 夢は夜ひらく 十五 十六 十七と 私の人生 暗かった 過去はどんなに 暗くとも 夢は夜ひらく 昨日マー坊 今日トミー 明日はジョージか ケン坊か 恋ははかなく 過ぎて行き 夢は夜ひらく 夜咲くネオンは 嘘(うそ)の花 夜飛ぶ蝶々も 嘘の花 嘘を肴(さかな)に 酒をくみゃ 夢は夜ひらく 前を見るよな 柄じゃない うしろ向くよな 柄じゃない よそ見してたら 泣きを見た 夢は夜ひらく 一から十まで 馬鹿でした 馬鹿にゃ未練は ないけれど 忘れられない 奴ばかり 夢は夜ひらく 夢は夜ひらく | 門倉有希 | 石坂まさを | 曽根幸明 | | 赤く咲くのは けしの花 白く咲くのは 百合の花 どう咲きゃいいのさ この私 夢は夜ひらく 十五 十六 十七と 私の人生 暗かった 過去はどんなに 暗くとも 夢は夜ひらく 昨日マー坊 今日トミー 明日はジョージか ケン坊か 恋ははかなく 過ぎて行き 夢は夜ひらく 夜咲くネオンは 嘘(うそ)の花 夜飛ぶ蝶々も 嘘の花 嘘を肴(さかな)に 酒をくみゃ 夢は夜ひらく 前を見るよな 柄じゃない うしろ向くよな 柄じゃない よそ見してたら 泣きを見た 夢は夜ひらく 一から十まで 馬鹿でした 馬鹿にゃ未練は ないけれど 忘れられない 奴ばかり 夢は夜ひらく 夢は夜ひらく |
輪廻生れた前世(まえ)を 憶えています あなたと過去(むかし)に 千年前に 二度も三度も 出逢っていたから あゝ夜桜よ この恋 この愛 この情念(なさけ) 散って散って 散り積もれ 接吻(くちづけ)にあなた 赤い血が滲(にじ)む 死んでも継(つ)ぎの 命を宿すから 蜘蛛(くも)の糸から 昇ってきます あなたが宇宙へ 逃げたとしても 五度も六度も 息吹き返して あゝ三日月よ この髪 この爪 この乳房 泣いて泣いて 泣き眠れ 抱きかかえあなた 痛い乳(ちち)をやる 死んでも継(つ)ぎの 命を宿すから あゝ夜桜よ この恋 この愛 この情念(なさけ) 散って散って 散り積もれ 接吻(くちづけ)にあなた 赤い血が滲(にじ)む 死んでも継(つ)ぎの 命を宿すから | 門倉有希 | 荒木とよひさ | 後藤次利 | | 生れた前世(まえ)を 憶えています あなたと過去(むかし)に 千年前に 二度も三度も 出逢っていたから あゝ夜桜よ この恋 この愛 この情念(なさけ) 散って散って 散り積もれ 接吻(くちづけ)にあなた 赤い血が滲(にじ)む 死んでも継(つ)ぎの 命を宿すから 蜘蛛(くも)の糸から 昇ってきます あなたが宇宙へ 逃げたとしても 五度も六度も 息吹き返して あゝ三日月よ この髪 この爪 この乳房 泣いて泣いて 泣き眠れ 抱きかかえあなた 痛い乳(ちち)をやる 死んでも継(つ)ぎの 命を宿すから あゝ夜桜よ この恋 この愛 この情念(なさけ) 散って散って 散り積もれ 接吻(くちづけ)にあなた 赤い血が滲(にじ)む 死んでも継(つ)ぎの 命を宿すから |
終着駅落葉の舞い散る 停車場は 悲しい女の吹きだまり だから今日もひとり 明日もひとり 涙を捨てにくる 真冬に裸足は 冷たかろう 大きな荷物は 重たかろう なのに今日もひとり 明日もひとり 過去から逃げてくる 一度離したら 二度とつかめない 愛という名の あたたかい心の鍵は 最終列車が着く度に よく似た女が 降りてくる そして今日もひとり 明日もひとり 過去から逃げてくる 肩抱く夜風の なぐさめは 忘れる努力の邪魔になる だから今日もひとり 明日もひとり 過去から逃げてくる 一度離したら 二度とつかめない 愛という名の あたたかい心の鍵は 最終列車が着く度に よく似た女が 降りてくる そして今日もひとり 明日もひとり 過去から逃げてくる そして今日もひとり 明日もひとり 過去から逃げてくる | 門倉有希 | 千家和也 | 浜圭介 | 川村栄二 | 落葉の舞い散る 停車場は 悲しい女の吹きだまり だから今日もひとり 明日もひとり 涙を捨てにくる 真冬に裸足は 冷たかろう 大きな荷物は 重たかろう なのに今日もひとり 明日もひとり 過去から逃げてくる 一度離したら 二度とつかめない 愛という名の あたたかい心の鍵は 最終列車が着く度に よく似た女が 降りてくる そして今日もひとり 明日もひとり 過去から逃げてくる 肩抱く夜風の なぐさめは 忘れる努力の邪魔になる だから今日もひとり 明日もひとり 過去から逃げてくる 一度離したら 二度とつかめない 愛という名の あたたかい心の鍵は 最終列車が着く度に よく似た女が 降りてくる そして今日もひとり 明日もひとり 過去から逃げてくる そして今日もひとり 明日もひとり 過去から逃げてくる |
さよならのひらがなはお洒落に消しましょうDon't lie to me Tell me the truth さよならのひらがなは お洒落に消しましょう 別れの気配 たがいに感じあって 時がむすぶ 最後の夜に乾杯しましょう ゆれるキャンドル 消して語り合いましょう 滾(たぎ)る絆も儚(はかな)く 夢になるの今宵は 二人が燃えた 熱い吐息のシャドウ 心にうずめて 棄ててゆきましょう だから Don't lie to me Tell me the truth さよならのひらがなは お洒落に消しましょう 叶わぬ願い 私 気づいていたわ 雨に煙る ホテルでグラスかたむけながら 酔えない言葉 残してるのよ あなた 冷めた切ない思いを 私に託さないで 熱く重ねた ルージュの芳香(かおり) 心に溶かして 別れてゆきましょう だから Don't lie to me Tell me the truth さよならのひらがなは お洒落に消しましょう 悪戯(ふざけ)て甘えた なつかしのあの日 辛さを殺して 笑ってさよなら だから Don't lie to me Tell me the truth さよならのひらがなは お洒落に消しましょう さよならのひらがなは お洒落に消しましょう さよならのひらがなは お洒落に消しましょう | 門倉有希 | 鷹梁恵一 | 小泉義隆 | 工藤恭彦 | Don't lie to me Tell me the truth さよならのひらがなは お洒落に消しましょう 別れの気配 たがいに感じあって 時がむすぶ 最後の夜に乾杯しましょう ゆれるキャンドル 消して語り合いましょう 滾(たぎ)る絆も儚(はかな)く 夢になるの今宵は 二人が燃えた 熱い吐息のシャドウ 心にうずめて 棄ててゆきましょう だから Don't lie to me Tell me the truth さよならのひらがなは お洒落に消しましょう 叶わぬ願い 私 気づいていたわ 雨に煙る ホテルでグラスかたむけながら 酔えない言葉 残してるのよ あなた 冷めた切ない思いを 私に託さないで 熱く重ねた ルージュの芳香(かおり) 心に溶かして 別れてゆきましょう だから Don't lie to me Tell me the truth さよならのひらがなは お洒落に消しましょう 悪戯(ふざけ)て甘えた なつかしのあの日 辛さを殺して 笑ってさよなら だから Don't lie to me Tell me the truth さよならのひらがなは お洒落に消しましょう さよならのひらがなは お洒落に消しましょう さよならのひらがなは お洒落に消しましょう |
石狩挽歌海猫(ごめ)が鳴くから ニシンが来ると 赤い筒袖(つっぽ)の やん衆がさわぐ 雪に埋もれた 番屋の隅で わたしゃ夜通し 飯を炊く あれからニシンは どこへ行ったやら 破れた網は 問い刺し網か 今じゃ浜辺で オンボロロ オンボロボーロロー 沖を通るは 笠戸丸 わたしゃ涙で ニシン曇りの 空を見る 燃えろ篝火(かがりび) 朝里の浜に 海は銀色 ニシンの色よ ソーラン節に 頬そめながら わたしゃ大漁の 網を曳く あれからニシンは どこへ行ったやら オタモイ岬の ニシン御殿も 今じゃさびれて オンボロロ オンボロボーロロー かわらぬものは 古代文字 わたしゃ涙で 娘ざかりの 夢を見る あれからニシンは どこへ行ったやら オタモイ岬の ニシン御殿も 今じゃさびれて オンボロロ オンボロボーロロー かわらぬものは 古代文字 わたしゃ涙で 娘ざかりの 夢を見る ヤーレン ソーラン ソーラン節だよ | 門倉有希 | なかにし礼 | 浜圭介 | | 海猫(ごめ)が鳴くから ニシンが来ると 赤い筒袖(つっぽ)の やん衆がさわぐ 雪に埋もれた 番屋の隅で わたしゃ夜通し 飯を炊く あれからニシンは どこへ行ったやら 破れた網は 問い刺し網か 今じゃ浜辺で オンボロロ オンボロボーロロー 沖を通るは 笠戸丸 わたしゃ涙で ニシン曇りの 空を見る 燃えろ篝火(かがりび) 朝里の浜に 海は銀色 ニシンの色よ ソーラン節に 頬そめながら わたしゃ大漁の 網を曳く あれからニシンは どこへ行ったやら オタモイ岬の ニシン御殿も 今じゃさびれて オンボロロ オンボロボーロロー かわらぬものは 古代文字 わたしゃ涙で 娘ざかりの 夢を見る あれからニシンは どこへ行ったやら オタモイ岬の ニシン御殿も 今じゃさびれて オンボロロ オンボロボーロロー かわらぬものは 古代文字 わたしゃ涙で 娘ざかりの 夢を見る ヤーレン ソーラン ソーラン節だよ |
小説35ページの 一冊の原稿(ほん)は 想い出を書き溜めた わたしの人生 折り曲げた場所や 落とした涙 そこには変えられぬ 過去があるけれど 主役はわたし 運命がstory(ストーリー) どんな続きが 待ってるかしら まだ書きかけの まだ書きかけの わたしだけの 短編小説 36枚目の 今年の冬には 人生を少し変え 光をあてたら 新しいペンの 青いインクで 希望が見える文字 きっと書きましょう 主題(テーマ)は愛で 幸福はあとがき どんな未来に なってるかしら まだ真っ白な まだ真っ白な わたしだけの 短編小説 主役はわたし 運命がstory(ストーリー) どんな続きが 待ってるかしら まだ書きかけの まだ書きかけの わたしだけの 短編小説 | 門倉有希 | 荒木とよひさ | 松本俊明 | | 35ページの 一冊の原稿(ほん)は 想い出を書き溜めた わたしの人生 折り曲げた場所や 落とした涙 そこには変えられぬ 過去があるけれど 主役はわたし 運命がstory(ストーリー) どんな続きが 待ってるかしら まだ書きかけの まだ書きかけの わたしだけの 短編小説 36枚目の 今年の冬には 人生を少し変え 光をあてたら 新しいペンの 青いインクで 希望が見える文字 きっと書きましょう 主題(テーマ)は愛で 幸福はあとがき どんな未来に なってるかしら まだ真っ白な まだ真っ白な わたしだけの 短編小説 主役はわたし 運命がstory(ストーリー) どんな続きが 待ってるかしら まだ書きかけの まだ書きかけの わたしだけの 短編小説 |
酔っぱらっちゃった飲めるわよ酒ぐらい たかが色つき水じゃない 聞いてるわサヨナラを まわりくどいわ言い方が 酔っ払っちゃった 振りしているわ 泣き上戸だと 廻りに見えるよに ここまで女に惚れられる 男はめったに居ないから あなたひとこと言わせてよ 罪つくり 罪つくり 送るわよ表まで いいの私に送らせて 知らないわあとのこと 誘われるまま飲むつもり 酔っ払っちゃった 振りしているわ ただ行きずりに 口説かれたい気分 これほど女を駄目にする 男が果しているかしら あなたひとこと言わせてよ 罪つくり 罪つくり 酔っぱらっちゃった 振りしているわ もうボロボロよ 心は空っぽよ こんなに女をまいらせる 男にこの先会えるやら あなたひとこと言わせてよ 罪つくり 罪つくり | 門倉有希 | 千家和也 | 浜圭介 | | 飲めるわよ酒ぐらい たかが色つき水じゃない 聞いてるわサヨナラを まわりくどいわ言い方が 酔っ払っちゃった 振りしているわ 泣き上戸だと 廻りに見えるよに ここまで女に惚れられる 男はめったに居ないから あなたひとこと言わせてよ 罪つくり 罪つくり 送るわよ表まで いいの私に送らせて 知らないわあとのこと 誘われるまま飲むつもり 酔っ払っちゃった 振りしているわ ただ行きずりに 口説かれたい気分 これほど女を駄目にする 男が果しているかしら あなたひとこと言わせてよ 罪つくり 罪つくり 酔っぱらっちゃった 振りしているわ もうボロボロよ 心は空っぽよ こんなに女をまいらせる 男にこの先会えるやら あなたひとこと言わせてよ 罪つくり 罪つくり |
ど真中のブルース心と身体の ど真中 まっ赤な花が 咲いている いくつになっても 女なら いくつになっても 抱かれたい ど真中の ど真中の ブルースよ 昨日と明日の ど真中 涙の花が 咲いている 生れてきたのが 女なら 生れてきたのを 恨まない ど真中の ど真中の ブルースよ この世とあの世の ど真中 命の花が 咲いている 生きてる力が 女なら 生きてる限りに 恋したい ど真中の ど真中の ブルースよ あばよとあばよの ど真中 あたしの花が 咲いている 霞を食べてる 女なら 霞になっても かまわない ど真中の ど真中の ブルースよ ど真中の ど真中の ブルースよ | 門倉有希 | 荒木とよひさ | 浜圭介 | 周防泰臣 | 心と身体の ど真中 まっ赤な花が 咲いている いくつになっても 女なら いくつになっても 抱かれたい ど真中の ど真中の ブルースよ 昨日と明日の ど真中 涙の花が 咲いている 生れてきたのが 女なら 生れてきたのを 恨まない ど真中の ど真中の ブルースよ この世とあの世の ど真中 命の花が 咲いている 生きてる力が 女なら 生きてる限りに 恋したい ど真中の ど真中の ブルースよ あばよとあばよの ど真中 あたしの花が 咲いている 霞を食べてる 女なら 霞になっても かまわない ど真中の ど真中の ブルースよ ど真中の ど真中の ブルースよ |
曼珠沙華涙にならない悲しみのある事を 知ったのは ついこの頃 形にならない幸福(しあわせ)が何故かしら 重いのも そう この頃 あなたへの手紙 最後の一行 思いつかない どこでけじめをつけましょ 窓辺の花が咲いた時 はかなく花が散った時 いいえ あなたに愛された時 マンジューシャカ 恋する女は マンジューシャカ 罪作り 白い花さえ 真紅(まっか)に染める あてにはならない約束をひたすらに 待ち続け そう 今でも 言葉にならない優しさをひたむきに 追いかける そう 今でも あなたへの想い どこまで行ったら 止まるのかしら そんな自分をもて余す 机の花が揺れた時 ほのかに花が匂う時 いいえ あなたに愛された時 マンジューシャカ 恋する女は マンジューシャカ 罪作り 命すべてを もやし尽くすの マンジューシャカ 恋する女は マンジューシャカ 罪作り 白い夢さえ 真紅に染める | 門倉有希 | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | | 涙にならない悲しみのある事を 知ったのは ついこの頃 形にならない幸福(しあわせ)が何故かしら 重いのも そう この頃 あなたへの手紙 最後の一行 思いつかない どこでけじめをつけましょ 窓辺の花が咲いた時 はかなく花が散った時 いいえ あなたに愛された時 マンジューシャカ 恋する女は マンジューシャカ 罪作り 白い花さえ 真紅(まっか)に染める あてにはならない約束をひたすらに 待ち続け そう 今でも 言葉にならない優しさをひたむきに 追いかける そう 今でも あなたへの想い どこまで行ったら 止まるのかしら そんな自分をもて余す 机の花が揺れた時 ほのかに花が匂う時 いいえ あなたに愛された時 マンジューシャカ 恋する女は マンジューシャカ 罪作り 命すべてを もやし尽くすの マンジューシャカ 恋する女は マンジューシャカ 罪作り 白い夢さえ 真紅に染める |
百万本のバラ小さな家とキャンバス 他には何もない 貧しい絵かきが 女優に恋をした 大好きなあの人に バラの花をあげたい ある日街中の バラを買いました 百万本のバラの花を あなたにあなたにあなたにあげる 窓から窓から見える広場を 真っ赤なバラでうめつくして ある朝 彼女は 真っ赤なバラの海を見て どこかの お金持ちが ふざけたのだとおもった 小さな家とキャンバス 全てを売ってバラの花 買った貧しい絵かきは 窓のしたで彼女を見てた 百万本のバラの花を あなたはあなたはあなたは見てる 窓から窓から見える広場は 真っ赤な真っ赤なバラの海 出会いはそれで終わり 女優は別の街へ 真っ赤なバラの海は はなやかな彼女の人生 貧しい絵かきは 孤独な日々を送った けれどバラの思い出は 心にきえなかった 百万本のバラの花を あなたにあなたにあなたにあげる 窓から窓から見える広場を 真っ赤なバラでうめつくして 百万本のバラの花を あなたにあなたにあなたにあげる 窓から窓から見える広場を 真っ赤なバラでうめつくして 窓から窓から見える広場を 真っ赤なバラでうめつくして | 門倉有希 | A.Voznesenskij・訳詞:加藤登紀子 | R.Pauls | 川村栄二 | 小さな家とキャンバス 他には何もない 貧しい絵かきが 女優に恋をした 大好きなあの人に バラの花をあげたい ある日街中の バラを買いました 百万本のバラの花を あなたにあなたにあなたにあげる 窓から窓から見える広場を 真っ赤なバラでうめつくして ある朝 彼女は 真っ赤なバラの海を見て どこかの お金持ちが ふざけたのだとおもった 小さな家とキャンバス 全てを売ってバラの花 買った貧しい絵かきは 窓のしたで彼女を見てた 百万本のバラの花を あなたはあなたはあなたは見てる 窓から窓から見える広場は 真っ赤な真っ赤なバラの海 出会いはそれで終わり 女優は別の街へ 真っ赤なバラの海は はなやかな彼女の人生 貧しい絵かきは 孤独な日々を送った けれどバラの思い出は 心にきえなかった 百万本のバラの花を あなたにあなたにあなたにあげる 窓から窓から見える広場を 真っ赤なバラでうめつくして 百万本のバラの花を あなたにあなたにあなたにあげる 窓から窓から見える広場を 真っ赤なバラでうめつくして 窓から窓から見える広場を 真っ赤なバラでうめつくして |
この空を飛べたら空を飛ぼうなんて 悲しい話を いつまで考えているのさ あの人が突然 戻ったらなんて いつまで考えているのさ 暗い土の上に 叩きつけられても こりもせずに 空を見ている 凍るような声で 別れを言われても こりもせずに信じてる 信じてる ああ 人は昔々 鳥だったのかもしれないね こんなにも こんなにも 空が恋しい 飛べる筈のない空 みんなわかっていて 今日も走ってゆく 走ってく 戻るはずのない人 私わかっていて 今日も待っている 待っている この空を飛べたら 冷たいあの人も 優しくなるような 気がして この空を飛べたら 消えた何もかもが 帰ってくるようで 走るよ ああ 人は昔々 鳥だったのかもしれないね こんなにも こんなにも 空が恋しい ああ 人は昔々 鳥だったのかもしれないね こんなにも こんなにも 空が恋しい | 門倉有希 | 中島みゆき | 中島みゆき | | 空を飛ぼうなんて 悲しい話を いつまで考えているのさ あの人が突然 戻ったらなんて いつまで考えているのさ 暗い土の上に 叩きつけられても こりもせずに 空を見ている 凍るような声で 別れを言われても こりもせずに信じてる 信じてる ああ 人は昔々 鳥だったのかもしれないね こんなにも こんなにも 空が恋しい 飛べる筈のない空 みんなわかっていて 今日も走ってゆく 走ってく 戻るはずのない人 私わかっていて 今日も待っている 待っている この空を飛べたら 冷たいあの人も 優しくなるような 気がして この空を飛べたら 消えた何もかもが 帰ってくるようで 走るよ ああ 人は昔々 鳥だったのかもしれないね こんなにも こんなにも 空が恋しい ああ 人は昔々 鳥だったのかもしれないね こんなにも こんなにも 空が恋しい |
そっと…Lovin' you貴方行きの風に サラサラゆれて 流されてしまう かるい胸さわぎ かわいい女に 生まれ変わって 貴方とキスしてる 夢を見るこの頃 遠い月日を思う 口をゆがめて いつまでも 好きだよと言ってた 愛は Let me go 大事な人を置いて 緑がただなびいていた そのまま待ってて 貴方に帰る日まで そっと…Lovin' you ドキッと胸をさす 都会の空は ピエロのまねした 男達が踊る 粋なショーウインド 見かけだけでも ひかれて少しだけ 目移りしてしまう ひっそり輝く星 懐かしさしみる 目を閉じて 安らぎの中で 恋は Let me go あふれる涙止めて 気づかず ただ迷っていた そのまま待ってて 貴方に帰る途中 そっと…Lovin' you 恋は Let me go あふれる涙止めて 気づかず ただ迷っていた そのまま待ってて 貴方に帰る途中 そっと…Lovin' you そっと…Lovin' you | 門倉有希 | 高橋真梨子 | 松田良 | 今泉敏郎 | 貴方行きの風に サラサラゆれて 流されてしまう かるい胸さわぎ かわいい女に 生まれ変わって 貴方とキスしてる 夢を見るこの頃 遠い月日を思う 口をゆがめて いつまでも 好きだよと言ってた 愛は Let me go 大事な人を置いて 緑がただなびいていた そのまま待ってて 貴方に帰る日まで そっと…Lovin' you ドキッと胸をさす 都会の空は ピエロのまねした 男達が踊る 粋なショーウインド 見かけだけでも ひかれて少しだけ 目移りしてしまう ひっそり輝く星 懐かしさしみる 目を閉じて 安らぎの中で 恋は Let me go あふれる涙止めて 気づかず ただ迷っていた そのまま待ってて 貴方に帰る途中 そっと…Lovin' you 恋は Let me go あふれる涙止めて 気づかず ただ迷っていた そのまま待ってて 貴方に帰る途中 そっと…Lovin' you そっと…Lovin' you |
別れの予感泣き出してしまいそう 痛いほど好きだから どこへも行かないで 息を止めてそばにいて 身体からこの心 取り出してくれるなら あなたに見せたいの この胸の想いを 教えて 悲しくなるその理由(わけ) あなたに触れていても 信じること それだけだから 海よりもまだ深く 空よりもまだ青く あなたをこれ以上 愛するなんて わたしには 出来ない もう少し綺麗なら 心配はしないけど わたしのことだけを 見つめていて欲しいから 悲しさと引き換えに このいのち出来るなら わたしの人生に あなたしかいらない 教えて 生きることのすべてを あなたの言うがままに ついてくこと それだけだから 海よりもまだ深く 空よりもまだ青く あなたをこれ以上 愛するなんて わたしには 出来ない あなたをこれ以上 愛するなんて わたしには 出来ない | 門倉有希 | 荒木とよひさ | 三木たかし | | 泣き出してしまいそう 痛いほど好きだから どこへも行かないで 息を止めてそばにいて 身体からこの心 取り出してくれるなら あなたに見せたいの この胸の想いを 教えて 悲しくなるその理由(わけ) あなたに触れていても 信じること それだけだから 海よりもまだ深く 空よりもまだ青く あなたをこれ以上 愛するなんて わたしには 出来ない もう少し綺麗なら 心配はしないけど わたしのことだけを 見つめていて欲しいから 悲しさと引き換えに このいのち出来るなら わたしの人生に あなたしかいらない 教えて 生きることのすべてを あなたの言うがままに ついてくこと それだけだから 海よりもまだ深く 空よりもまだ青く あなたをこれ以上 愛するなんて わたしには 出来ない あなたをこれ以上 愛するなんて わたしには 出来ない |
五番街のマリーへ五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街は 古い町で 昔からの人が きっと住んでいると思う たずねてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが 気がかり 五番街で うわさをきいて もしも嫁に行って 今がとてもしあわせなら 寄らずにほしい 五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街で 住んだ頃は 長い髪をしてた 可愛いマリー今はどうか しらせてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが 気がかり 五番街は 近いけれど とても遠いところ 悪いけれどそんな思い 察してほしい | 門倉有希 | 阿久悠 | 都倉俊一 | | 五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街は 古い町で 昔からの人が きっと住んでいると思う たずねてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが 気がかり 五番街で うわさをきいて もしも嫁に行って 今がとてもしあわせなら 寄らずにほしい 五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街で 住んだ頃は 長い髪をしてた 可愛いマリー今はどうか しらせてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが 気がかり 五番街は 近いけれど とても遠いところ 悪いけれどそんな思い 察してほしい |
別れの朝別れの朝ふたりは さめた紅茶のみほし さようならのくちづけ わらいながら交わした 別れの朝ふたりは 白いドアを開いて 駅につづく小径を 何も言わず歩いた 言わないでなぐさめは 涙をさそうから 触れないでこの指に 心が乱れるから やがて汽車は出てゆき 一人残る私は ちぎれるほど手をふる あなたの目を見ていた 言わないでなぐさめは 涙をさそうから 触れないでこの指に 心が乱れるから やがて汽車は出てゆき 一人残る私は ちぎれるほど手をふる あなたの目を見ていた あなたの目を見ていた | 門倉有希 | J.Fuchsberger・日本語詞:なかにし礼 | U.Juergens | 岩本正樹 | 別れの朝ふたりは さめた紅茶のみほし さようならのくちづけ わらいながら交わした 別れの朝ふたりは 白いドアを開いて 駅につづく小径を 何も言わず歩いた 言わないでなぐさめは 涙をさそうから 触れないでこの指に 心が乱れるから やがて汽車は出てゆき 一人残る私は ちぎれるほど手をふる あなたの目を見ていた 言わないでなぐさめは 涙をさそうから 触れないでこの指に 心が乱れるから やがて汽車は出てゆき 一人残る私は ちぎれるほど手をふる あなたの目を見ていた あなたの目を見ていた |
本牧メルヘン本牧で死んだ娘(こ)は鴎になったよ ペットのブルースに送られて 踊るのが大好きと言ってたあの娘が さびしさに耐えかねて死んだのさ ジョニーもスミスも泣くのを忘れて 海鳴りに向かって歌っていたよ 本牧で死んだ娘は鴎になったよ なぜかしら誰でもがそう思う 本牧の夜ふけ頃にがめのコーヒー 飲みながら思い出す あのことを 恋をしたこともなく悩みもないのに あの店の片隅で死んだ娘を ジョニーもスミスもさえない顔で 真夜中に泣き泣き歌っていたよ 本牧で死んだ娘は鴎になったよ なぜかしら誰でもがそう思う ジョニーもスミスも泣くのを忘れて 海鳴りに向かって歌っていたよ 本牧で死んだ娘は鴎になったよ なぜかしら誰でもがそう思う そう思う | 門倉有希 | 阿久悠 | 井上忠夫 | | 本牧で死んだ娘(こ)は鴎になったよ ペットのブルースに送られて 踊るのが大好きと言ってたあの娘が さびしさに耐えかねて死んだのさ ジョニーもスミスも泣くのを忘れて 海鳴りに向かって歌っていたよ 本牧で死んだ娘は鴎になったよ なぜかしら誰でもがそう思う 本牧の夜ふけ頃にがめのコーヒー 飲みながら思い出す あのことを 恋をしたこともなく悩みもないのに あの店の片隅で死んだ娘を ジョニーもスミスもさえない顔で 真夜中に泣き泣き歌っていたよ 本牧で死んだ娘は鴎になったよ なぜかしら誰でもがそう思う ジョニーもスミスも泣くのを忘れて 海鳴りに向かって歌っていたよ 本牧で死んだ娘は鴎になったよ なぜかしら誰でもがそう思う そう思う |
ラナンキュラス海のような空 飛行機雲の波濤(はとう)がよぎる 諦めること 諦めたのよ あなたの愛で 夢から覚めた夢みて 昼下がり 手のばせば その温もりへと触れる 安らぐことって こういうことをいうのね 小さな花びら重ねて咲く この日々 ラナンキュラス 「希(のぞみ)は いつも有る」と 私の名が背を押す 止まってた時の振り子が 夢の発条(ぜんまい)巻いて 再び未来を刻む 「ありがとう」「ごめんね」 伝えられずにきた あなたに差し出す この心は 純白ラナンキュラス ほんの少しでも誰かの勇気になりたくて 切ない女心歌うのに いつもどうして 私の方が救われるの 毎回 静かに 静かに 生きる覚悟決めた 「ありがとう」「ごめんね」 伝えられずにきた あなたに差し出す この心は 純白ラナンキュラス あなたと生きてゆく | 門倉有希 | shungo. | shungo.・大谷靖夫・中村結花 | 大谷靖夫 | 海のような空 飛行機雲の波濤(はとう)がよぎる 諦めること 諦めたのよ あなたの愛で 夢から覚めた夢みて 昼下がり 手のばせば その温もりへと触れる 安らぐことって こういうことをいうのね 小さな花びら重ねて咲く この日々 ラナンキュラス 「希(のぞみ)は いつも有る」と 私の名が背を押す 止まってた時の振り子が 夢の発条(ぜんまい)巻いて 再び未来を刻む 「ありがとう」「ごめんね」 伝えられずにきた あなたに差し出す この心は 純白ラナンキュラス ほんの少しでも誰かの勇気になりたくて 切ない女心歌うのに いつもどうして 私の方が救われるの 毎回 静かに 静かに 生きる覚悟決めた 「ありがとう」「ごめんね」 伝えられずにきた あなたに差し出す この心は 純白ラナンキュラス あなたと生きてゆく |