別離の黄昏いつからかあの人とこの町に住んで 二人ながめた黄昏を はりさけそうな胸の痛みこらえ 今日は一人で 眺めてる 坂道を登って 角を曲がると 愛しいあの人の家がある 暮れなずむ赤い空 黄昏を曲がって 私はいつでも会いに出かけた 別離の黄昏 別離の黄昏 真赤に にじんだ夕暮れが 別離の黄昏 別離の黄昏 いま頬を伝って こぼれ落ちた 誰かが奏でるハモニカの音が 私の耳に聞こえてくる 涙なんてあの時全部 枯れ果てきったと思ったものを 胸いっぱいのあの頃の幸せが愛なら このやりきれなさも愛なのか 去ったあの人をくむこともできず 私は黄昏 眺めてる 別離の黄昏 別離の黄昏 真赤に にじんだ夕暮れが 別離の黄昏 別離の黄昏 いま頬を伝って こぼれ落ちた | 研ナオコ | 甲斐よしひろ | 甲斐よしひろ | 若草恵 | いつからかあの人とこの町に住んで 二人ながめた黄昏を はりさけそうな胸の痛みこらえ 今日は一人で 眺めてる 坂道を登って 角を曲がると 愛しいあの人の家がある 暮れなずむ赤い空 黄昏を曲がって 私はいつでも会いに出かけた 別離の黄昏 別離の黄昏 真赤に にじんだ夕暮れが 別離の黄昏 別離の黄昏 いま頬を伝って こぼれ落ちた 誰かが奏でるハモニカの音が 私の耳に聞こえてくる 涙なんてあの時全部 枯れ果てきったと思ったものを 胸いっぱいのあの頃の幸せが愛なら このやりきれなさも愛なのか 去ったあの人をくむこともできず 私は黄昏 眺めてる 別離の黄昏 別離の黄昏 真赤に にじんだ夕暮れが 別離の黄昏 別離の黄昏 いま頬を伝って こぼれ落ちた |
見ないであなたの帰りが 遅くなるたび きまって移り香 漂っている 気づかなかった 二人のすれ違い ひとりの時間が 日ましに増える 別れの気配が あたしをつつむ 別れの気配が あたしは感じる 見ないで… 見ないで… 時計相手に 話しているあたし 見ないで… 見ないで… 眠れぬ部屋で 朝を待ってる 部屋に帰れば あなたはいない 恐れていたのさ いつかこの日を もう少し前なら もう少し前ならと ひとりつぶやく やりきれなさに 別れの気配が すべてをつつむ 別れの気配が すべてを感じる 見ないわ… 見ないわ… にじんでゆがむ あたしの鏡 見ないわ… 見ないわ… 闇にまみれる あなたのまぼろし | 研ナオコ | 杉本真人 | 杉本真人 | 若草恵 | あなたの帰りが 遅くなるたび きまって移り香 漂っている 気づかなかった 二人のすれ違い ひとりの時間が 日ましに増える 別れの気配が あたしをつつむ 別れの気配が あたしは感じる 見ないで… 見ないで… 時計相手に 話しているあたし 見ないで… 見ないで… 眠れぬ部屋で 朝を待ってる 部屋に帰れば あなたはいない 恐れていたのさ いつかこの日を もう少し前なら もう少し前ならと ひとりつぶやく やりきれなさに 別れの気配が すべてをつつむ 別れの気配が すべてを感じる 見ないわ… 見ないわ… にじんでゆがむ あたしの鏡 見ないわ… 見ないわ… 闇にまみれる あなたのまぼろし |
夢枕あんな男のひとりやふたり どうってことないよ あたしには 浮気がバレて こそこそと 逃げ出す男なんて ゴメンだよ だけどやっぱり 寒い晩には 思い出すのさ あついあんたの胸を 淋しいね 悲しいね おんなでいる事が どうせあたしは 今夜もひとり 夢枕に すがりつく あんな男と別れた後は 幸福ずくめで 良かったわ つぎからつぎと 粋な男が 花束かかえて やってくる そんな強がり 言っては見ても ひきずってる 暗いあんたの影を 苦しいね せつないね おんなでいる事が 酔って泣いても いつでもひとり 夢枕に たどりつく あんな男の涙を見たら ぐらつく心が きらいだよ 必要なんだ 今のオレには 口説き文句に ほだされてる だけどやっぱり 嘘でいいから 会わせておくれ 甘いあんたの顔に つらすぎる やりきれない おんなでいる事が そろそろあたし 誰かと暮らし 夢枕を 忘れたい | 研ナオコ | 杉本真人 | 杉本真人 | 若草恵 | あんな男のひとりやふたり どうってことないよ あたしには 浮気がバレて こそこそと 逃げ出す男なんて ゴメンだよ だけどやっぱり 寒い晩には 思い出すのさ あついあんたの胸を 淋しいね 悲しいね おんなでいる事が どうせあたしは 今夜もひとり 夢枕に すがりつく あんな男と別れた後は 幸福ずくめで 良かったわ つぎからつぎと 粋な男が 花束かかえて やってくる そんな強がり 言っては見ても ひきずってる 暗いあんたの影を 苦しいね せつないね おんなでいる事が 酔って泣いても いつでもひとり 夢枕に たどりつく あんな男の涙を見たら ぐらつく心が きらいだよ 必要なんだ 今のオレには 口説き文句に ほだされてる だけどやっぱり 嘘でいいから 会わせておくれ 甘いあんたの顔に つらすぎる やりきれない おんなでいる事が そろそろあたし 誰かと暮らし 夢枕を 忘れたい |
砂の舟夜空に砂の船を浮かべ あの頃二人 遠い孤独ながめて暮してた 抱き合えばいつか流れ星 背中にも心があるさと言ったあなた 時の河を下りながら 夢を釣っては逃がした 私が別れを決めた朝 光を浴びて 砂の舟は沈みかけていたわ 忘れると淋しくなるのよ 背中にも涙があるさと言ったあなた 二度と逢わぬ約束した 若さが何故かいとしい 抱き合えばいつか流れ星 背中にも心があるさと言ったあなた 時の河を下りながら 夢を釣っては逃がした | 研ナオコ | 岡田冨美子 | 伊勢正三 | クニ河内 | 夜空に砂の船を浮かべ あの頃二人 遠い孤独ながめて暮してた 抱き合えばいつか流れ星 背中にも心があるさと言ったあなた 時の河を下りながら 夢を釣っては逃がした 私が別れを決めた朝 光を浴びて 砂の舟は沈みかけていたわ 忘れると淋しくなるのよ 背中にも涙があるさと言ったあなた 二度と逢わぬ約束した 若さが何故かいとしい 抱き合えばいつか流れ星 背中にも心があるさと言ったあなた 時の河を下りながら 夢を釣っては逃がした |
くちぐせ雨の降る夜は 想い出すのさ あんたの仕方ばなしを 電話ぐらいは くれりゃいいのに まるで バイ バイ バイ それで 今頃は うまく行ってるの? 今日も どっかで 誰かに惚れて 人生は……なんて やってんじゃないの キザなあんたの 決まり文句は もう私 バイ バイ バイ 昨夜なんとなく 人に誘われて 小びんビールを 一本だけって そんなつもりで 飲んだら 飲みすぎちゃってさ 馬鹿みたいなの あんたのことで 泣いたんだって…… 最後の一本 これで終りよ これで すべてが終るの みんなおわりよ あんたのことは これで バイ バイ バイ キザな いいぐささ ブルースだなんて 小びんビールを 一本飲んでさ 都はるみを ききなよ たまにゃあんたに 夜通し寄っかかって 踊りつかれてみたかった 最後の一本 これで終りよ 二度と グチなんかいわないよ みんなおわりよ あんたのことは これで Bye Bye Bye これで Bye Bye Bye これで Bye Bye Bye | 研ナオコ | 荒木一郎 | 荒木一郎 | 萩田光雄 | 雨の降る夜は 想い出すのさ あんたの仕方ばなしを 電話ぐらいは くれりゃいいのに まるで バイ バイ バイ それで 今頃は うまく行ってるの? 今日も どっかで 誰かに惚れて 人生は……なんて やってんじゃないの キザなあんたの 決まり文句は もう私 バイ バイ バイ 昨夜なんとなく 人に誘われて 小びんビールを 一本だけって そんなつもりで 飲んだら 飲みすぎちゃってさ 馬鹿みたいなの あんたのことで 泣いたんだって…… 最後の一本 これで終りよ これで すべてが終るの みんなおわりよ あんたのことは これで バイ バイ バイ キザな いいぐささ ブルースだなんて 小びんビールを 一本飲んでさ 都はるみを ききなよ たまにゃあんたに 夜通し寄っかかって 踊りつかれてみたかった 最後の一本 これで終りよ 二度と グチなんかいわないよ みんなおわりよ あんたのことは これで Bye Bye Bye これで Bye Bye Bye これで Bye Bye Bye |
愛をもう一度いつでも風は吹いてる 悲しみのあいだすりぬけて くちさきだけの愛なんてやつを 笑いとばして だから ききたいことはたったひとつさ もう一度きみは愛せるか 変わり果てたこの地球を きみの目の前にいるひとりの人を もう一度 自由にはずむ心と しなやかな手足があれば 生きてゆけるさ言葉はいらない 空の下では だから けもののように魚のように もう一度生まれ変わるんだ くずれ落ちた世界のあと きみのかけがえのない大事な人と もう一度 だから ききたいことはたったひとつさ もう一度きみは愛せるか 変わり果てたこの地球を きみの目の前にいるひとりの人を もう一度 | 研ナオコ | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 松井忠重 | いつでも風は吹いてる 悲しみのあいだすりぬけて くちさきだけの愛なんてやつを 笑いとばして だから ききたいことはたったひとつさ もう一度きみは愛せるか 変わり果てたこの地球を きみの目の前にいるひとりの人を もう一度 自由にはずむ心と しなやかな手足があれば 生きてゆけるさ言葉はいらない 空の下では だから けもののように魚のように もう一度生まれ変わるんだ くずれ落ちた世界のあと きみのかけがえのない大事な人と もう一度 だから ききたいことはたったひとつさ もう一度きみは愛せるか 変わり果てたこの地球を きみの目の前にいるひとりの人を もう一度 |
陽は昇り 陽は沈み何というさびしい生き方なんだと あなたは私を笑うでしょう さびしいといえばさびしい 悲しいといえば悲しい そうね そうでしょうね 馬鹿な女の見本のように たった一人を想いつづけて 私の中では想い出が 重たい荷物になるのです 陽は昇り 陽は沈み 時は流れても 私は私 恋は恋 私は私 恋は恋 それほどの恋ではなかったはずだと あなたはしらけてしまうでしょう ありがちなことといえるし あやまちといえばいえるし そうね そうでしょうね たった一度の主役のドラマ それを道化と笑われたって 私の心が傷ついて こわれることなどないのです 陽は昇り 陽は沈み 時は流れても 私は私 恋は恋 私は私 恋は恋 陽は昇り 陽は沈み 時は流れても 私は私 恋は恋 私は私 恋は恋 | 研ナオコ | 阿久悠 | 三木たかし | 松井忠重 | 何というさびしい生き方なんだと あなたは私を笑うでしょう さびしいといえばさびしい 悲しいといえば悲しい そうね そうでしょうね 馬鹿な女の見本のように たった一人を想いつづけて 私の中では想い出が 重たい荷物になるのです 陽は昇り 陽は沈み 時は流れても 私は私 恋は恋 私は私 恋は恋 それほどの恋ではなかったはずだと あなたはしらけてしまうでしょう ありがちなことといえるし あやまちといえばいえるし そうね そうでしょうね たった一度の主役のドラマ それを道化と笑われたって 私の心が傷ついて こわれることなどないのです 陽は昇り 陽は沈み 時は流れても 私は私 恋は恋 私は私 恋は恋 陽は昇り 陽は沈み 時は流れても 私は私 恋は恋 私は私 恋は恋 |
口紅をふきとれ口紅を落して いっそ女でなくなれば 心のいたみも少しは消えて行くでしょう 鏡にむかえば まだまだ未練が ブルーのまぶたでゆれてる 私は私でそんな自分を憎みつつ それでもやっぱり女の夢におぼれるわ 煙草のけむりがゆらゆら流れて いつしか日ぐれにまぎれる あなたが使うあてのない 枕に頬をすり寄せて 二三日死んだふり しているしかみちがない 生れ変るならこの次は きっと気まぐれな男でしょう 愛が消えたあとの きまり文句なんて いってる私も信じない 風吹くだけでも ゆれて傾むくやせた身で 不幸を背負って行くのはとてもつらいのよ 女を忘れて 口紅をふきとれ それしかないわとつぶやく あなたが好きといっていた メロディばかり口ずさみ 真夜中の酔いどれを 気どっているしかないわ 生れ変るならこの次は きっと気まぐれな男でしょう 愛が消えたあとの きまり文句なんて いってる私も信じない | 研ナオコ | 阿久悠 | 都倉俊一 | 都倉俊一 | 口紅を落して いっそ女でなくなれば 心のいたみも少しは消えて行くでしょう 鏡にむかえば まだまだ未練が ブルーのまぶたでゆれてる 私は私でそんな自分を憎みつつ それでもやっぱり女の夢におぼれるわ 煙草のけむりがゆらゆら流れて いつしか日ぐれにまぎれる あなたが使うあてのない 枕に頬をすり寄せて 二三日死んだふり しているしかみちがない 生れ変るならこの次は きっと気まぐれな男でしょう 愛が消えたあとの きまり文句なんて いってる私も信じない 風吹くだけでも ゆれて傾むくやせた身で 不幸を背負って行くのはとてもつらいのよ 女を忘れて 口紅をふきとれ それしかないわとつぶやく あなたが好きといっていた メロディばかり口ずさみ 真夜中の酔いどれを 気どっているしかないわ 生れ変るならこの次は きっと気まぐれな男でしょう 愛が消えたあとの きまり文句なんて いってる私も信じない |
ふられてやるさねぇ誰か聞いとくれ あたしの恋ものがたり あいつときたら「忘れないよ」と冷たく背を向けた 二人のにおいがする 部屋ですごして行くには とてもつらくて あたしの目から 涙の雨が降る バカだよと夜風が笑う やめなよと人が言うけど あたしだって女だもの むきになるじゃない ふられてやるさ ふられてやるさ じゃまなんかしたくない ねぇ誰か聞いとくれ あたしの恋ものがたり 精一杯の勇気を出して あいつの部屋の前 二人の笑い声と 甘くささやく声で 「忘れないわ」と書いて残して 足音ひびかせた バカだよと夜風が笑う やめなよと人が言うけど あたしだって女だもの むきになるじゃない ふられてやるさ ふられてやるさ じゃまなんかするもんか | 研ナオコ | 杉本真人 | 杉本真人 | 川口真 | ねぇ誰か聞いとくれ あたしの恋ものがたり あいつときたら「忘れないよ」と冷たく背を向けた 二人のにおいがする 部屋ですごして行くには とてもつらくて あたしの目から 涙の雨が降る バカだよと夜風が笑う やめなよと人が言うけど あたしだって女だもの むきになるじゃない ふられてやるさ ふられてやるさ じゃまなんかしたくない ねぇ誰か聞いとくれ あたしの恋ものがたり 精一杯の勇気を出して あいつの部屋の前 二人の笑い声と 甘くささやく声で 「忘れないわ」と書いて残して 足音ひびかせた バカだよと夜風が笑う やめなよと人が言うけど あたしだって女だもの むきになるじゃない ふられてやるさ ふられてやるさ じゃまなんかするもんか |
オゝ神様涙がとどめなく あふれ出した 突然にさよならを 言うなんて 迷い子の子ねこを 探すように 叫んでみたけど あたしのもとへは帰らない 心が痛くて 涙も出やしない オゝ 神様 どうして どうして どうしてよ オゝ 神様 あたしなの あいつなの 悪いのは 教えて あの店で 陽気に飲んでいたって 心にはあいつの ことばかり どんなにこらえて 見せたって 月夜が笑うよ あたしのもとへは戻らない 帰るのいやだよ 暗い部屋には オゝ 神様 何故なの 何故なの 何故なの オゝ 神様 あたしなの あいつなの 悪いのは 教えて 心が痛くて 涙も出やしない オゝ 神様 どうして どうして どうしてよ オゝ 神様 あたしなの あいつなの 悪いのは 教えて | 研ナオコ | 杉本真人 | 杉本真人 | クニ河内 | 涙がとどめなく あふれ出した 突然にさよならを 言うなんて 迷い子の子ねこを 探すように 叫んでみたけど あたしのもとへは帰らない 心が痛くて 涙も出やしない オゝ 神様 どうして どうして どうしてよ オゝ 神様 あたしなの あいつなの 悪いのは 教えて あの店で 陽気に飲んでいたって 心にはあいつの ことばかり どんなにこらえて 見せたって 月夜が笑うよ あたしのもとへは戻らない 帰るのいやだよ 暗い部屋には オゝ 神様 何故なの 何故なの 何故なの オゝ 神様 あたしなの あいつなの 悪いのは 教えて 心が痛くて 涙も出やしない オゝ 神様 どうして どうして どうしてよ オゝ 神様 あたしなの あいつなの 悪いのは 教えて |
風をくらってヒュルルール ルルル ルルルル― 風をくらってあいつが 逃げちまってから ヒュルルール ルルル ルルルル― ツキに見はなされて めが出ない いつになく曇った空は 沈んでったあたしの心の色 はじめからわかってたのよ この次に泣くのはあたしだってさ でも風むきが変ったら 涙雨もふらなくなるように あたしの疲れきった心に 陽が差すこともあるだろうって ヒュルルール ルルル ルルルル― 風をくらってあいつが 逃げちまってから ヒュルルール ルルル ルルルル― ツキに見はなされて めが出ない 酒を飲んであまえるひとも 喧嘩なんかする人もなくしたわ すこしずつわかってたのよ この次の別れは本気だってさ でも風向きが変ったら 白い雪がサラサラふるように あたしのすさみきった心を かくせることもあるだろうって ヒュルルール ルルル ルルルル― 風をくらってあいつが 逃げちまってから ヒュルルール ルルル ルルルル― ツキに見はなされて めが出ない ヒュルルール ルルル ルルルル― 風をくらってあいつが 逃げちまってから ヒュルルール ルルル ルルルル― ツキに見はなされて めが出ない | 研ナオコ | つのだ・ひろ | つのだ・ひろ | クニ河内 | ヒュルルール ルルル ルルルル― 風をくらってあいつが 逃げちまってから ヒュルルール ルルル ルルルル― ツキに見はなされて めが出ない いつになく曇った空は 沈んでったあたしの心の色 はじめからわかってたのよ この次に泣くのはあたしだってさ でも風むきが変ったら 涙雨もふらなくなるように あたしの疲れきった心に 陽が差すこともあるだろうって ヒュルルール ルルル ルルルル― 風をくらってあいつが 逃げちまってから ヒュルルール ルルル ルルルル― ツキに見はなされて めが出ない 酒を飲んであまえるひとも 喧嘩なんかする人もなくしたわ すこしずつわかってたのよ この次の別れは本気だってさ でも風向きが変ったら 白い雪がサラサラふるように あたしのすさみきった心を かくせることもあるだろうって ヒュルルール ルルル ルルルル― 風をくらってあいつが 逃げちまってから ヒュルルール ルルル ルルルル― ツキに見はなされて めが出ない ヒュルルール ルルル ルルルル― 風をくらってあいつが 逃げちまってから ヒュルルール ルルル ルルルル― ツキに見はなされて めが出ない |
一年草時の谷間に咲く三色すみれ プリズムのように 季節をうつす 好きな花はみな一年草 ビロードの花べん 見つめながら 遠い昔を 重ねてみるの 街の花屋で見る忘れな草は うすくれないに 私を染める 好きな花はみな一年草 一人言の癖 つき始めて 足を早める 夕暮れの中 頬が冷たい秋コスモスの花 風に揺れてる 心が一つ 好きな花はみな一年草 そう言って去った あなたのこと 思い出すのも 今は辛いの 「好きな花はみな一年草」 | 研ナオコ | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | 竜崎孝路 | 時の谷間に咲く三色すみれ プリズムのように 季節をうつす 好きな花はみな一年草 ビロードの花べん 見つめながら 遠い昔を 重ねてみるの 街の花屋で見る忘れな草は うすくれないに 私を染める 好きな花はみな一年草 一人言の癖 つき始めて 足を早める 夕暮れの中 頬が冷たい秋コスモスの花 風に揺れてる 心が一つ 好きな花はみな一年草 そう言って去った あなたのこと 思い出すのも 今は辛いの 「好きな花はみな一年草」 |
第三の女今夜は宵から夜霧が深くて たばこの煙も低くたれこめている 待つだけ待ったら帰ればいいのに それさえ出来ずに一人たたずむ私 恋人だけれど 三番目 あなたにとって 軽い相手ね 今ごろあなたは誰かを抱きしめ 私のことなど夢の中にさえもないのね 可愛い女と最初にくどかれ 私の人生それできまったみたい 小さなお部屋であなたを待ち待ち あれこれ悩んで やがてどうにかなるわ 恋人だけれど 三番目 あなたにとって軽い相手ね 陽気な顔して笑っているけど 心の中ではいつも雨が降っているのよ | 研ナオコ | 阿久悠 | 森田公一 | 鈴木宏昌 | 今夜は宵から夜霧が深くて たばこの煙も低くたれこめている 待つだけ待ったら帰ればいいのに それさえ出来ずに一人たたずむ私 恋人だけれど 三番目 あなたにとって 軽い相手ね 今ごろあなたは誰かを抱きしめ 私のことなど夢の中にさえもないのね 可愛い女と最初にくどかれ 私の人生それできまったみたい 小さなお部屋であなたを待ち待ち あれこれ悩んで やがてどうにかなるわ 恋人だけれど 三番目 あなたにとって軽い相手ね 陽気な顔して笑っているけど 心の中ではいつも雨が降っているのよ |
うわさの男だからあれほど いったじゃない あいつは札つき女たらしの野郎だよ 泣かせのジョージと噂されてる野郎だよ だから うぶなあんたなんか つきあっちゃ駄目といったの アゝ 後で泣きをみても 知らないといったじゃないの あゝ 許せない野郎さ けどひよっとしたら私 アゝゝ 好きなのかもね だからあれほどいったじゃない 女の弱味にいつも食いつく野郎だよ そのくせ憎めぬ得なタイプの野郎だよ とても うぶなあんたなんか 手に負える奴じゃないさ アゝ 修業つんだ後で もう一度やってごらんよ あゝ 許せない野郎さ けどひょっとしたら私 アゝゝ 好きなのかもね とても うぶなあんたなんか 手に負える奴じゃないさ アゝ 修業つんだ後で もう一度やってごらんよ アゝ 許せない野郎さ けどひょっとしたら私 アゝゝ 好きなのかもね | 研ナオコ | 阿久悠 | 森田公一 | 高田弘 | だからあれほど いったじゃない あいつは札つき女たらしの野郎だよ 泣かせのジョージと噂されてる野郎だよ だから うぶなあんたなんか つきあっちゃ駄目といったの アゝ 後で泣きをみても 知らないといったじゃないの あゝ 許せない野郎さ けどひよっとしたら私 アゝゝ 好きなのかもね だからあれほどいったじゃない 女の弱味にいつも食いつく野郎だよ そのくせ憎めぬ得なタイプの野郎だよ とても うぶなあんたなんか 手に負える奴じゃないさ アゝ 修業つんだ後で もう一度やってごらんよ あゝ 許せない野郎さ けどひょっとしたら私 アゝゝ 好きなのかもね とても うぶなあんたなんか 手に負える奴じゃないさ アゝ 修業つんだ後で もう一度やってごらんよ アゝ 許せない野郎さ けどひょっとしたら私 アゝゝ 好きなのかもね |
女心のタンゴ窓をあければ あなたが見える 帰る背中が 小さく見える 未練ごころに 小雨が降って こんなに 私を泣かせる あゝ今さら 何をしてほしいというの すべてが終り これでいいはずよ 雨 雨 もっとあの背中に降って そして泣かせて 古い日記の ページの中で うらみ書いたり すがってみたり 恋に賭けてた 女の姿 これきりどこかへ 捨てましょう あゝ今さら 何をしてほしいというの 想い出なんか 邪魔になるだけよ 雨 雨 もっとこの窓辺を叩き そして流して | 研ナオコ | 阿久悠 | 森田公一 | 前田憲男 | 窓をあければ あなたが見える 帰る背中が 小さく見える 未練ごころに 小雨が降って こんなに 私を泣かせる あゝ今さら 何をしてほしいというの すべてが終り これでいいはずよ 雨 雨 もっとあの背中に降って そして泣かせて 古い日記の ページの中で うらみ書いたり すがってみたり 恋に賭けてた 女の姿 これきりどこかへ 捨てましょう あゝ今さら 何をしてほしいというの 想い出なんか 邪魔になるだけよ 雨 雨 もっとこの窓辺を叩き そして流して |
こんにちわ男の子逢いたい見たいの 札幌は またチラチラ 雪が降ってる 行ったり来たりの 男の子 ほら 私のお気に入り ここへここへ おいでよ 何か話して お行き またまた悲しい すれ違い ああ 札幌男の子 何かが起きそうな 新宿で ふと感じた 恋にくらくら 長めのコートの 男の子 ほら 私を見つめてる しゃれてしゃれて みようよ 何か感じてみてよ またまた切ない 片想い ああ 新宿男の子 東名走った 名古屋では 今 夕日が 赤く燃えてる 車にもたれた 男の子 ほら 私を誘ってる 熱い熱い 目をして 何か言いたい そぶり またまた淋しい 感違い ああ 名古屋の男の子 北から南へ 大阪は あの並木がつづく 想い出 並んで歩いた 男の子 ほら ここらで キスしたわ 遠い遠い あのひと 今はどうして いるの またまたセンチな ため息は ああ 大阪男の子 小雨が降る降る 長崎は なぜ悲しい恋に 似合うの 港を見ている 男の子 ほら涙が 光ってる だめよだめよ 泣いては わけを話してごらん またまた困った ひと目惚れ ああ 長崎男の子 | 研ナオコ | 阿久悠 | 森田公一 | 高田弘 | 逢いたい見たいの 札幌は またチラチラ 雪が降ってる 行ったり来たりの 男の子 ほら 私のお気に入り ここへここへ おいでよ 何か話して お行き またまた悲しい すれ違い ああ 札幌男の子 何かが起きそうな 新宿で ふと感じた 恋にくらくら 長めのコートの 男の子 ほら 私を見つめてる しゃれてしゃれて みようよ 何か感じてみてよ またまた切ない 片想い ああ 新宿男の子 東名走った 名古屋では 今 夕日が 赤く燃えてる 車にもたれた 男の子 ほら 私を誘ってる 熱い熱い 目をして 何か言いたい そぶり またまた淋しい 感違い ああ 名古屋の男の子 北から南へ 大阪は あの並木がつづく 想い出 並んで歩いた 男の子 ほら ここらで キスしたわ 遠い遠い あのひと 今はどうして いるの またまたセンチな ため息は ああ 大阪男の子 小雨が降る降る 長崎は なぜ悲しい恋に 似合うの 港を見ている 男の子 ほら涙が 光ってる だめよだめよ 泣いては わけを話してごらん またまた困った ひと目惚れ ああ 長崎男の子 |
京都の女の子おいでよ おいでよ おいでよ おいでよ 京都の女の子 可愛い 可愛い 可愛い 可愛い 京都の女の子 すれちがう その時の石けんの匂い しとやかな あの姿忘れられないよ 清水の坂の上 たそがれの河原町 嵐山でも比叡でも どこで逢おうか 京都の女の子 好きだよ 好きだよ 好きだよ 好きだよ 京都の女の子 やさしい やさしい やさしい やさしい 京都の女の子 ほろほろと 涙ぐむ白い指かんで うつむいた いじらしさ今も想い出す 苔寺の静けさも 京極のざわめきも 五条大橋三条も どこも似合うよ 京都の女の子 今日も又鐘が鳴る 悲しみの胸に あの人は どこにいる そっと教えてよ 鴨川のせせらぎや 風わたる高瀬川 四条木屋町烏丸(からすま)も どこも想い出 京都の女の子 | 研ナオコ | 阿久悠 | 森田公一 | 森田公一 | おいでよ おいでよ おいでよ おいでよ 京都の女の子 可愛い 可愛い 可愛い 可愛い 京都の女の子 すれちがう その時の石けんの匂い しとやかな あの姿忘れられないよ 清水の坂の上 たそがれの河原町 嵐山でも比叡でも どこで逢おうか 京都の女の子 好きだよ 好きだよ 好きだよ 好きだよ 京都の女の子 やさしい やさしい やさしい やさしい 京都の女の子 ほろほろと 涙ぐむ白い指かんで うつむいた いじらしさ今も想い出す 苔寺の静けさも 京極のざわめきも 五条大橋三条も どこも似合うよ 京都の女の子 今日も又鐘が鳴る 悲しみの胸に あの人は どこにいる そっと教えてよ 鴨川のせせらぎや 風わたる高瀬川 四条木屋町烏丸(からすま)も どこも想い出 京都の女の子 |
二人で見る夢このまま二人 逃げましょう 知らない町へ 行きましょう 幸福(しあわせ)になれるなら 何もいらない 二人で同じ 夢を見て くらせたら それで それでいいのよ 夜明け頃 あの駅で バラを抱き 待ってるわ さらって逃げて くれたなら どこまでも ついて ついて行くのよ 涙は捨てて 行きましょう うれしい時に 泣きましょう 幸福(しあわせ)ときかれたら そうよと答える 二人で同じ 夢を見て くらせたら それで それでいいのよ 幸福(しあわせ) 不幸福(ふしあわせ) 花びらで うらなうの さらって逃げて くれたなら どこまでも ついて ついて行くのよ | 研ナオコ | 阿久悠 | 筒美京平 | 高田弘 | このまま二人 逃げましょう 知らない町へ 行きましょう 幸福(しあわせ)になれるなら 何もいらない 二人で同じ 夢を見て くらせたら それで それでいいのよ 夜明け頃 あの駅で バラを抱き 待ってるわ さらって逃げて くれたなら どこまでも ついて ついて行くのよ 涙は捨てて 行きましょう うれしい時に 泣きましょう 幸福(しあわせ)ときかれたら そうよと答える 二人で同じ 夢を見て くらせたら それで それでいいのよ 幸福(しあわせ) 不幸福(ふしあわせ) 花びらで うらなうの さらって逃げて くれたなら どこまでも ついて ついて行くのよ |
屋根の上の子守唄ジローが吹いてたフルートが 鉄くずみたいに捨てられて つめたい小雨にうたれてる さびしいな さびしいな 想い出してる日ぐれごろ アキラは今頃どこにいる 恋したあげくに裏ぎられ ぐれてるうわさもきいたけど さびしいな さびしいな 想い出してる日ぐれごろ コウジが育てたアネモネが ようやくつぼみをふくらませ 今日にも咲きそうになったけど さびしいな さびしいな 想い出してる日ぐれごろ タケシに送ったこの手紙 あて先不明で返されて 真赤なインクが目にしみる さびしいな さびしいな 想い出してる日ぐれごろ | 研ナオコ | 阿久悠 | 井上かつお | 馬飼野俊一 | ジローが吹いてたフルートが 鉄くずみたいに捨てられて つめたい小雨にうたれてる さびしいな さびしいな 想い出してる日ぐれごろ アキラは今頃どこにいる 恋したあげくに裏ぎられ ぐれてるうわさもきいたけど さびしいな さびしいな 想い出してる日ぐれごろ コウジが育てたアネモネが ようやくつぼみをふくらませ 今日にも咲きそうになったけど さびしいな さびしいな 想い出してる日ぐれごろ タケシに送ったこの手紙 あて先不明で返されて 真赤なインクが目にしみる さびしいな さびしいな 想い出してる日ぐれごろ |
大都会のやさぐれ女可愛がられて 愛されて ビルの谷間へ 捨てられた よごれついでに 路地裏行けば 気になる男の あの眼つき やさぐれ女の 流れ唄 流れ唄 派手な暮らしは したいけど およびじゃないから あきらめる 意地を張っても 日暮れの風に 笑われちゃうの 情けない やさぐれ女の はぐれ唄 はぐれ唄 たとえ姿はやつれても さびちゃいないよ まごころは 街のよどみに さまよいながら 明るい明日を 夢に見る やさぐれ女の 子守唄 子守唄 | 研ナオコ | 坂口宗一郎 | 中山大全 | 竹村次郎 | 可愛がられて 愛されて ビルの谷間へ 捨てられた よごれついでに 路地裏行けば 気になる男の あの眼つき やさぐれ女の 流れ唄 流れ唄 派手な暮らしは したいけど およびじゃないから あきらめる 意地を張っても 日暮れの風に 笑われちゃうの 情けない やさぐれ女の はぐれ唄 はぐれ唄 たとえ姿はやつれても さびちゃいないよ まごころは 街のよどみに さまよいながら 明るい明日を 夢に見る やさぐれ女の 子守唄 子守唄 |
わすれ鳥のうたあたいの名前は わすれ鳥 いつでも笑える わすれ鳥 やけに明るい ブルースを 昼でも夜でも うたってる あたいをたずねて みたいなら 悪口づたいに 来るがいい 風に悪気が ない限り 風見のうわさにゃ うそがない あばずれ女に 伊達男 似合いの役者と 人は呼ぶ 下手なてあいに まかすより 出まかせ芝居は さまになる ところがあたいの ト書きには いつでもきまって かいてある ふられまぎわの 居直りを 笑って語ると 書いてある うらぎりせりふの かたきには だれでも同じと 人はいう 今に明かせば その中に 同じじゃないのも まじってた それでもあたいは わすれ鳥 笑わせ芝居の わすれ鳥 たまに違えて みようにも あと追うセリフが うかばない あゝ 港ではいつの世も あわれ女は 笑顔がうまい あたいは港の わすれ鳥 さよなら芝居の わらい鳥 たまに泣かせて みようかと 夜風が今夜も 戸をたたく あたいの名前は わすれ鳥 いつでも笑える わすれ鳥 やけに明るい ブルースを 昼でも夜でも うたってる あゝ 港ではいつの世も あわれ女は 笑顔がうまい あたいの名前は わすれ鳥 いつでも笑える わすれ鳥 やけに明るい ブルースを 昼でも夜でも うたってる | 研ナオコ | 中島みゆき | 中島みゆき | クニ河内 | あたいの名前は わすれ鳥 いつでも笑える わすれ鳥 やけに明るい ブルースを 昼でも夜でも うたってる あたいをたずねて みたいなら 悪口づたいに 来るがいい 風に悪気が ない限り 風見のうわさにゃ うそがない あばずれ女に 伊達男 似合いの役者と 人は呼ぶ 下手なてあいに まかすより 出まかせ芝居は さまになる ところがあたいの ト書きには いつでもきまって かいてある ふられまぎわの 居直りを 笑って語ると 書いてある うらぎりせりふの かたきには だれでも同じと 人はいう 今に明かせば その中に 同じじゃないのも まじってた それでもあたいは わすれ鳥 笑わせ芝居の わすれ鳥 たまに違えて みようにも あと追うセリフが うかばない あゝ 港ではいつの世も あわれ女は 笑顔がうまい あたいは港の わすれ鳥 さよなら芝居の わらい鳥 たまに泣かせて みようかと 夜風が今夜も 戸をたたく あたいの名前は わすれ鳥 いつでも笑える わすれ鳥 やけに明るい ブルースを 昼でも夜でも うたってる あゝ 港ではいつの世も あわれ女は 笑顔がうまい あたいの名前は わすれ鳥 いつでも笑える わすれ鳥 やけに明るい ブルースを 昼でも夜でも うたってる |
明日 靴がかわいたら明日 靴がかわいたら 長い坂をおりて となり町のふもとまで 大切な買い物に 古い靴のひもは切れかかり 新らしいのが要る 早くとなり町へ買い物に 急いで歩いてゆく 坂のこちらには店がない となり町へ歩かなければ この靴はとなりの町角で もらったものだから 明日 濡れた靴がかわいたら となり町へ買い物に 長い坂をおりたなら 広い河を渡る となり町へ入るには 河を越えるほかはない 広い河に足を踏みこめば 靴ひもは切れかかる まるでいまにも水の中 ちぎれそうな雲のように 坂のこちらには店がない となり町へ歩かなければ この靴はとなりの町角で もらったものだから 明日 靴のひもが切れぬ間に 河を越えて買い物に 坂のこちらには店がない となり町へ歩かなければ この靴はとなりの町角で もらったものだから 明日 白い靴に戻れたら 白い靴に戻れたら | 研ナオコ | 中島みゆき | 中島みゆき | クニ河内 | 明日 靴がかわいたら 長い坂をおりて となり町のふもとまで 大切な買い物に 古い靴のひもは切れかかり 新らしいのが要る 早くとなり町へ買い物に 急いで歩いてゆく 坂のこちらには店がない となり町へ歩かなければ この靴はとなりの町角で もらったものだから 明日 濡れた靴がかわいたら となり町へ買い物に 長い坂をおりたなら 広い河を渡る となり町へ入るには 河を越えるほかはない 広い河に足を踏みこめば 靴ひもは切れかかる まるでいまにも水の中 ちぎれそうな雲のように 坂のこちらには店がない となり町へ歩かなければ この靴はとなりの町角で もらったものだから 明日 靴のひもが切れぬ間に 河を越えて買い物に 坂のこちらには店がない となり町へ歩かなければ この靴はとなりの町角で もらったものだから 明日 白い靴に戻れたら 白い靴に戻れたら |
ホームレストンネルのアーチの隅 酒瓶片手のホームレス koban 脇 募金箱抱えたボランティア 人が生まれると書いて 人生というならば 生きるために 人は何処へ逝くのでしょう 風が少し冷たくて 背中越しに見つけたの 何も言わず 守ってくれていた愛を ねえ 嫌だよ いなくならないで 憧れた恋も口づけも 何一つないけど あなただけ あなただけ さよならの涙に 振られた 私はあなたと 生きている 遠浅の海に浮かぶ 座礁した船のシルエット どれほどの 出逢いと別れを運んだの 明日へ向かう夕日を 背中越しで見ていたの 何もいらない 守ってくれなくてもいいの ねえ 嫌だよ いなくならないで 憧れのスターでもないし 私はヒロインじゃない だけど‥ あなただけ あなただけ あたたかな涙に 振られて 私はあなたの 人生を 生きて逝く ホームレス‥ ホームレス‥ | 研ナオコ | 玉置浩二 | 玉置浩二 | 佐藤準 | トンネルのアーチの隅 酒瓶片手のホームレス koban 脇 募金箱抱えたボランティア 人が生まれると書いて 人生というならば 生きるために 人は何処へ逝くのでしょう 風が少し冷たくて 背中越しに見つけたの 何も言わず 守ってくれていた愛を ねえ 嫌だよ いなくならないで 憧れた恋も口づけも 何一つないけど あなただけ あなただけ さよならの涙に 振られた 私はあなたと 生きている 遠浅の海に浮かぶ 座礁した船のシルエット どれほどの 出逢いと別れを運んだの 明日へ向かう夕日を 背中越しで見ていたの 何もいらない 守ってくれなくてもいいの ねえ 嫌だよ いなくならないで 憧れのスターでもないし 私はヒロインじゃない だけど‥ あなただけ あなただけ あたたかな涙に 振られて 私はあなたの 人生を 生きて逝く ホームレス‥ ホームレス‥ |
忍冬だっていつかこじれて 駄目になるより 恋の匂いさせずに そばにいたいわ たまに逢ってこうして飲めるだけでも 女として少しは 夢があるでしょ… 失くせない ひとだから つづけるひと幕 友達芝居 だけど… 忍ぶという字は 難しい 心に刃を乗せるのね 時々心がいたむのは 刃が暴れるせいなのね もっと楽な生き方 してもいいのに なぜかわざと淋しい道をえらぶの… 今日は今日の傷みが胸をしめても ひとり席を立つまで泣きはしないわ ばかなのね 古いのね 死ぬまでひそかに 愛するなんて だけど… いとしい花なら 忍冬(ずいかずら) 夏でも秋でも春の日も どうしてわたしのいとしさは 忍ぶという字がつきまとう 忍ぶという字は 難しい 心に刃を乗せるのね 時々心がいたむのは 刃が暴れるせいなのね Lai Lai Lai… Lai Lai Lai… | 研ナオコ | ちあき哲也 | 杉本真人 | 古池孝浩 | だっていつかこじれて 駄目になるより 恋の匂いさせずに そばにいたいわ たまに逢ってこうして飲めるだけでも 女として少しは 夢があるでしょ… 失くせない ひとだから つづけるひと幕 友達芝居 だけど… 忍ぶという字は 難しい 心に刃を乗せるのね 時々心がいたむのは 刃が暴れるせいなのね もっと楽な生き方 してもいいのに なぜかわざと淋しい道をえらぶの… 今日は今日の傷みが胸をしめても ひとり席を立つまで泣きはしないわ ばかなのね 古いのね 死ぬまでひそかに 愛するなんて だけど… いとしい花なら 忍冬(ずいかずら) 夏でも秋でも春の日も どうしてわたしのいとしさは 忍ぶという字がつきまとう 忍ぶという字は 難しい 心に刃を乗せるのね 時々心がいたむのは 刃が暴れるせいなのね Lai Lai Lai… Lai Lai Lai… |
糸なぜ めぐり逢うのかを 私たちは なにも知らない いつ めぐり逢うのかを 私たちは いつも知らない どこにいたの 生きてきたの 遠い空の下 ふたつの物語 縦の糸はあなた 横の糸は私 織りなす布は いつか誰かを 暖めうるかもしれない なぜ 生きてゆくのかを 迷った日の跡の ささくれ 夢追いかけ走って ころんだ日の跡の ささくれ こんな糸が なんになるの 心許なくて ふるえてた風の中 縦の糸はあなた 横の糸は私 織りなす布は いつか誰かの 傷をかばうかもしれない 縦の糸はあなた 横の糸は私 逢うべき糸に 出逢えることを 人は 仕合わせと呼びます | 研ナオコ | 中島みゆき | 中島みゆき | 古池孝浩 | なぜ めぐり逢うのかを 私たちは なにも知らない いつ めぐり逢うのかを 私たちは いつも知らない どこにいたの 生きてきたの 遠い空の下 ふたつの物語 縦の糸はあなた 横の糸は私 織りなす布は いつか誰かを 暖めうるかもしれない なぜ 生きてゆくのかを 迷った日の跡の ささくれ 夢追いかけ走って ころんだ日の跡の ささくれ こんな糸が なんになるの 心許なくて ふるえてた風の中 縦の糸はあなた 横の糸は私 織りなす布は いつか誰かの 傷をかばうかもしれない 縦の糸はあなた 横の糸は私 逢うべき糸に 出逢えることを 人は 仕合わせと呼びます |
夢芝居恋のからくり 夢芝居 台詞ひとつ 忘れもしない 誰のすじがき 花舞台 行く先の 影は見えない 男と女 あやつりつられ 細い絆の 糸引き ひかれ けいこ不足を 幕は待たない 恋はいつでも 初舞台 恋は怪しい 夢芝居 たぎる思い おさえられない 化粧衣裳の 花舞台 かい間見る 素顔可愛い 男と女 あやつりつられ 心の鏡 のぞき のぞかれ こなしきれない 涙と笑い 恋はいつでも 初舞台 男と女 あやつりつられ 対のあげはの 誘い 誘われ 心はらはら 舞う夢芝居 恋はいつでも 初舞台 | 研ナオコ | 小椋佳 | 小椋佳 | 古池孝浩 | 恋のからくり 夢芝居 台詞ひとつ 忘れもしない 誰のすじがき 花舞台 行く先の 影は見えない 男と女 あやつりつられ 細い絆の 糸引き ひかれ けいこ不足を 幕は待たない 恋はいつでも 初舞台 恋は怪しい 夢芝居 たぎる思い おさえられない 化粧衣裳の 花舞台 かい間見る 素顔可愛い 男と女 あやつりつられ 心の鏡 のぞき のぞかれ こなしきれない 涙と笑い 恋はいつでも 初舞台 男と女 あやつりつられ 対のあげはの 誘い 誘われ 心はらはら 舞う夢芝居 恋はいつでも 初舞台 |
恋しくて恋しくて泣き出した 日々などもう 忘れたの 今さらは もどれない キズつけあった日々が長すぎたの もどる気は ないなんて ウソをついて笑ってても 信じてた もう一度 もう一度 あの頃の夢の中 かわす言葉 ゆきづまりのウソ 好きなら好きと Say again 言えばよかった I remember. Do you remember わけもなくて笑った頃 I remember Wow Wow かわす言葉 ゆきづまりのウソ 好きなら好きと Say again 言えばよかった せつなくて 悲しくて 恋しくて 泣きたくなる そんな夜は OH ブルース OH ブルース | 研ナオコ | BEGIN | BEGIN | 高見沢俊彦 | 恋しくて泣き出した 日々などもう 忘れたの 今さらは もどれない キズつけあった日々が長すぎたの もどる気は ないなんて ウソをついて笑ってても 信じてた もう一度 もう一度 あの頃の夢の中 かわす言葉 ゆきづまりのウソ 好きなら好きと Say again 言えばよかった I remember. Do you remember わけもなくて笑った頃 I remember Wow Wow かわす言葉 ゆきづまりのウソ 好きなら好きと Say again 言えばよかった せつなくて 悲しくて 恋しくて 泣きたくなる そんな夜は OH ブルース OH ブルース |
ちっちゃな時からちっちゃな時から 浮気なお前で いつもはらはらする おいらはピエロさ さよなら お嫁に行っちゃうんだろ いまさら気にするのか俺を ちっちゃな時から 俺の近くには いつもお前がいて ヘマもやれなんだ さよなら 明日からは一人だし 大丈夫 気楽にやって行くさ ちっちゃな時から 可愛いお前だ 何かあったら来な こんな俺だけど さよなら 夕焼けがきれいだよ 泣くなんて お前らしくもないぜ ちっちゃな時から ちっちゃな時から ちっちゃな時から… | 研ナオコ | 浅川マキ | むつひろし | 後藤次利 | ちっちゃな時から 浮気なお前で いつもはらはらする おいらはピエロさ さよなら お嫁に行っちゃうんだろ いまさら気にするのか俺を ちっちゃな時から 俺の近くには いつもお前がいて ヘマもやれなんだ さよなら 明日からは一人だし 大丈夫 気楽にやって行くさ ちっちゃな時から 可愛いお前だ 何かあったら来な こんな俺だけど さよなら 夕焼けがきれいだよ 泣くなんて お前らしくもないぜ ちっちゃな時から ちっちゃな時から ちっちゃな時から… |
壁の向こう強くならなくちゃいけないの? お前が聞く 隠しきれない悔しさを はじめて聞く 女手ひとつで育てたから 優しい子になった だけどクラスで弱虫と 笑われる毎日だと お前が震えた 最初の夜 好きな夢を見ちゃいけないの? お前が聞く 張りつめていた苛立ちを はじめて聞く 可愛いお前は誰からでも いい子と褒められた だけどその度 自分じゃなくなるような気がするんだと お前が暴れた 二度目の夜 灯りが割れた部屋で お前は小さくなってた 愛するお前が 強くなろうとしている 生きてる資格もないよねと お前が聞く あふれる淋しさ 友達にぶつけてしまった それきりその子は眠ったまま お前も迎えが来る どこか遠くへ逃げようと 言いかける私を見て お前が笑った 最後の夜 灯りが照らす背中 お前は大きくなってた 愛するお前が やりなおそうとしている 灯りが点る窓辺 お前の帰りを待ってる 愛するお前は 生きてゆこうとしている | 研ナオコ | 中村中 | 中村中 | 佐藤準 | 強くならなくちゃいけないの? お前が聞く 隠しきれない悔しさを はじめて聞く 女手ひとつで育てたから 優しい子になった だけどクラスで弱虫と 笑われる毎日だと お前が震えた 最初の夜 好きな夢を見ちゃいけないの? お前が聞く 張りつめていた苛立ちを はじめて聞く 可愛いお前は誰からでも いい子と褒められた だけどその度 自分じゃなくなるような気がするんだと お前が暴れた 二度目の夜 灯りが割れた部屋で お前は小さくなってた 愛するお前が 強くなろうとしている 生きてる資格もないよねと お前が聞く あふれる淋しさ 友達にぶつけてしまった それきりその子は眠ったまま お前も迎えが来る どこか遠くへ逃げようと 言いかける私を見て お前が笑った 最後の夜 灯りが照らす背中 お前は大きくなってた 愛するお前が やりなおそうとしている 灯りが点る窓辺 お前の帰りを待ってる 愛するお前は 生きてゆこうとしている |
別れの朝別れの朝ふたりは さめた紅茶のみほし さようならのくちづけ わらいながら交わした 別れの朝ふたりは 白いドアを開いて 駅につづく小径を 何もいわず歩いた 言わないでなぐさめは 涙をさそうから 触れないでこの指に 心が乱れるから やがて汽車は出てゆき 一人残る私は ちぎれるほど手をふる あなたの目を見ていた 言わないでなぐさめは 涙をさそうから 触れないでこの指に 心が乱れるから やがて汽車は出てゆき 一人残る私は ちぎれるほど手をふる あなたの目を見ていた あなたの目を見ていた | 研ナオコ | Joachim Fuchsberger・日本語詞:なかにし礼 | Udo Juergens | 入江純 | 別れの朝ふたりは さめた紅茶のみほし さようならのくちづけ わらいながら交わした 別れの朝ふたりは 白いドアを開いて 駅につづく小径を 何もいわず歩いた 言わないでなぐさめは 涙をさそうから 触れないでこの指に 心が乱れるから やがて汽車は出てゆき 一人残る私は ちぎれるほど手をふる あなたの目を見ていた 言わないでなぐさめは 涙をさそうから 触れないでこの指に 心が乱れるから やがて汽車は出てゆき 一人残る私は ちぎれるほど手をふる あなたの目を見ていた あなたの目を見ていた |
舟唄お酒はぬるめの 燗がいい 肴はあぶった イカでいい 女は無口な ひとがいい 灯りはぼんやり 灯りゃいい しみじみ飲めば しみじみと 想い出だけが 行き過ぎる 涙がポロリと こぼれたら 歌いだすのさ 舟唄を 沖の鴎に深酒させてョ いとしあの娘とョ 朝寝する ダンチョネ 店には飾りが ないがいい 窓から港が 見えりゃいい はやりの歌など なくていい 時々霧笛が 鳴ればいい ほろほろ飲めば ほろほろと 心がすすり 泣いている あの頃あの娘を 思ったら 歌い出すのさ 舟唄を ぽつぽつ飲めば ぽつぽつと 未練が胸に 舞い戻る 夜ふけてさびしく なったなら 歌いだすのさ 舟唄を | 研ナオコ | 阿久悠 | 浜圭介 | 古池孝浩 | お酒はぬるめの 燗がいい 肴はあぶった イカでいい 女は無口な ひとがいい 灯りはぼんやり 灯りゃいい しみじみ飲めば しみじみと 想い出だけが 行き過ぎる 涙がポロリと こぼれたら 歌いだすのさ 舟唄を 沖の鴎に深酒させてョ いとしあの娘とョ 朝寝する ダンチョネ 店には飾りが ないがいい 窓から港が 見えりゃいい はやりの歌など なくていい 時々霧笛が 鳴ればいい ほろほろ飲めば ほろほろと 心がすすり 泣いている あの頃あの娘を 思ったら 歌い出すのさ 舟唄を ぽつぽつ飲めば ぽつぽつと 未練が胸に 舞い戻る 夜ふけてさびしく なったなら 歌いだすのさ 舟唄を |
アカシアの雨がやむときアカシアの雨にうたれて このまま死んでしまいたい 夜が明ける 日がのぼる 朝の光りのその中で 冷たくなった私を見つけて あのひとは 涙を流して くれるでしょうか アカシアの雨に泣いてる 切ない胸はわかるまい 想い出の ペンダント 白い真珠のこの肌で 淋しく今日も暖めてるのに あのひとは 冷たい眼をして 何処かへ消えた アカシアの雨がやむとき 青空さして鳩がとぶ むらさきの はねのいろ それはベンチの片隅で 冷たくなった私の脱けがら あのひとを 探して遥かに 飛び立つ影よ | 研ナオコ | 水木かおる | 藤原秀行 | 入江純 | アカシアの雨にうたれて このまま死んでしまいたい 夜が明ける 日がのぼる 朝の光りのその中で 冷たくなった私を見つけて あのひとは 涙を流して くれるでしょうか アカシアの雨に泣いてる 切ない胸はわかるまい 想い出の ペンダント 白い真珠のこの肌で 淋しく今日も暖めてるのに あのひとは 冷たい眼をして 何処かへ消えた アカシアの雨がやむとき 青空さして鳩がとぶ むらさきの はねのいろ それはベンチの片隅で 冷たくなった私の脱けがら あのひとを 探して遥かに 飛び立つ影よ |
りばいばる忘れられない歌を 突然聞く 誰も知る人のない 遠い町の角で やっと恨みも嘘も うすれた頃 忘れられない歌が もう一度はやる 愛してる愛してる 今は誰のため 愛してる愛してる 君よ歌う やっと忘れた歌が もう一度はやる なにもことばに残る 誓いはなく なにも形に残る 思い出もない 酒に氷を入れて 飲むのが好き それが誰の真似かも とうに忘れた頃 愛してる愛してる 今は誰のため 愛してる愛してる 君よ歌う やっと忘れた歌が もう一度はやる 愛してる愛してる 今は誰のため 愛してる愛してる 君よ歌う やっと忘れた歌が もう一度はやる やっと忘れた歌が もう一度はやる | 研ナオコ | 中島みゆき | 中島みゆき | 戸塚修 | 忘れられない歌を 突然聞く 誰も知る人のない 遠い町の角で やっと恨みも嘘も うすれた頃 忘れられない歌が もう一度はやる 愛してる愛してる 今は誰のため 愛してる愛してる 君よ歌う やっと忘れた歌が もう一度はやる なにもことばに残る 誓いはなく なにも形に残る 思い出もない 酒に氷を入れて 飲むのが好き それが誰の真似かも とうに忘れた頃 愛してる愛してる 今は誰のため 愛してる愛してる 君よ歌う やっと忘れた歌が もう一度はやる 愛してる愛してる 今は誰のため 愛してる愛してる 君よ歌う やっと忘れた歌が もう一度はやる やっと忘れた歌が もう一度はやる |
ひとり上手私の帰る家は あなたの声のする 街角 冬の雨に 打たれて あなたの足音を さがすのよ あなたの 帰る家は 私を忘れたい 街角 肩を抱いているのは 私と似ていない 長い髪 心が街角で 泣いている ひとりは キライだと すねる ひとり上手と 呼ばないで 心だけ 連れて ゆかないで 私を置いて ゆかないで ひとりが好きな わけじゃないのよ 雨のように すなおに あの人と私は 流れて 雨のように愛して サヨナラの海へ 流れついた 手紙なんて よしてね なんども くり返し 泣くから 電話だけで 捨ててね 僕もひとりだよと だましてね 心が街角で 泣いている ひとりは キライだと すねる ひとり上手と 呼ばないで 心だけ 連れて ゆかないで 私を置いて ゆかないで ひとりが好きな わけじゃないのよ ひとり上手と 呼ばないで 心だけ 連れて ゆかないで 私を置いて ゆかないで ひとりが好きな わけじゃないのよ | 研ナオコ | 中島みゆき | 中島みゆき | 若草恵 | 私の帰る家は あなたの声のする 街角 冬の雨に 打たれて あなたの足音を さがすのよ あなたの 帰る家は 私を忘れたい 街角 肩を抱いているのは 私と似ていない 長い髪 心が街角で 泣いている ひとりは キライだと すねる ひとり上手と 呼ばないで 心だけ 連れて ゆかないで 私を置いて ゆかないで ひとりが好きな わけじゃないのよ 雨のように すなおに あの人と私は 流れて 雨のように愛して サヨナラの海へ 流れついた 手紙なんて よしてね なんども くり返し 泣くから 電話だけで 捨ててね 僕もひとりだよと だましてね 心が街角で 泣いている ひとりは キライだと すねる ひとり上手と 呼ばないで 心だけ 連れて ゆかないで 私を置いて ゆかないで ひとりが好きな わけじゃないのよ ひとり上手と 呼ばないで 心だけ 連れて ゆかないで 私を置いて ゆかないで ひとりが好きな わけじゃないのよ |
微笑の挽歌チャイム鳴らして ほんのしばらく あなたを待つのが とても好きでした 普段着のままの 心を見せて 笑顔返すのが 幸福でした どうして…… どうして…… あの時に 微笑に嘘 見い出せたでしょう あなたへの愛が たわわになって 腕をすり抜けて こばれた時も 外出着(よそいき)まとった 笑顔の下で 打ち明けるのさえ 拒んだあなた どうして…… どうして…… あの時に 微笑浮べ 逃げたのでしょう やさしい人だと 描いた夢を 今でも私 信じたいのに 繕うすべない ほころびのよに 別れの時さえ 笑顔のあなた どうして…… どうして…… あの時に 微笑だけを 残せたのでしょう どうして…… どうして…… あの時に 微笑だけを 残せたのでしょう | 研ナオコ | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | クニ河内 | チャイム鳴らして ほんのしばらく あなたを待つのが とても好きでした 普段着のままの 心を見せて 笑顔返すのが 幸福でした どうして…… どうして…… あの時に 微笑に嘘 見い出せたでしょう あなたへの愛が たわわになって 腕をすり抜けて こばれた時も 外出着(よそいき)まとった 笑顔の下で 打ち明けるのさえ 拒んだあなた どうして…… どうして…… あの時に 微笑浮べ 逃げたのでしょう やさしい人だと 描いた夢を 今でも私 信じたいのに 繕うすべない ほころびのよに 別れの時さえ 笑顔のあなた どうして…… どうして…… あの時に 微笑だけを 残せたのでしょう どうして…… どうして…… あの時に 微笑だけを 残せたのでしょう |
メルヘン通り一人切りで ほほ杖ついて 風を見ている メルヘン通り 腕を伸ばせば いるはずの人 そのぬくもりが 忘れられない 初めて二人で歩いた 赤いレンガの敷石も 今は落葉の通り道 想い出追って 駆け出したいの 黄昏せまる メルヘン通り 赤い車が ライトを消して 止まっている メルヘン通り フロントグラス 二つの影が 寄り添いながら 浮んでいるよ あなたと一緒に名付けた 恋人達のこの道も 今は涙の通り道 昔の二人 見ているような 溜め息ばかり メルヘン通り 初めて二人で歩いた 赤いレンガの敷石も 今は落葉の通り道 | 研ナオコ | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | クニ河内 | 一人切りで ほほ杖ついて 風を見ている メルヘン通り 腕を伸ばせば いるはずの人 そのぬくもりが 忘れられない 初めて二人で歩いた 赤いレンガの敷石も 今は落葉の通り道 想い出追って 駆け出したいの 黄昏せまる メルヘン通り 赤い車が ライトを消して 止まっている メルヘン通り フロントグラス 二つの影が 寄り添いながら 浮んでいるよ あなたと一緒に名付けた 恋人達のこの道も 今は涙の通り道 昔の二人 見ているような 溜め息ばかり メルヘン通り 初めて二人で歩いた 赤いレンガの敷石も 今は落葉の通り道 |
笑い上戸小さな頃から私と来たら おかしな時に笑い出す 困った癖があったっけ 初めて口づけ交わした時も まゆげの上に双子のほくろ 月明りの下見つけただけで 驚くあなた構わずに おかしいよって ハッハッハ 笑い出すなんて 時々なんでもない事なのに 大事な時に笑い出す そんな自分が嫌になる ぼくの故郷へ来てみないかと いつもの店で聞かされたのに やたら気取った真面目な顔と とぎれとぎれの言い方が おかしいよって ハッハッハ 笑い出すなんて ぼくの故郷へ来てみないかと いつもの店で聞かされたのは あれはあなたが私にくれた 精一杯のプロポーズ それも気づかず ハッハッハ 笑い出すなんて | 研ナオコ | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | クニ河内 | 小さな頃から私と来たら おかしな時に笑い出す 困った癖があったっけ 初めて口づけ交わした時も まゆげの上に双子のほくろ 月明りの下見つけただけで 驚くあなた構わずに おかしいよって ハッハッハ 笑い出すなんて 時々なんでもない事なのに 大事な時に笑い出す そんな自分が嫌になる ぼくの故郷へ来てみないかと いつもの店で聞かされたのに やたら気取った真面目な顔と とぎれとぎれの言い方が おかしいよって ハッハッハ 笑い出すなんて ぼくの故郷へ来てみないかと いつもの店で聞かされたのは あれはあなたが私にくれた 精一杯のプロポーズ それも気づかず ハッハッハ 笑い出すなんて |
あの子あの子の好きな事なら 空でも言えるよ お酒に車に女の子 あの子の口癖がいつか 私に移るよ 女は可愛いけりゃそれでいいさ 私達底抜けの陽気さで 若さ寄せ合う小鳥だった あの子が愛してるのは きままな自由と その時限りの幸福だけさ あの子のどんな変化も 私の心に 小さな爪痕残してく あの子の口癖もいつか あくびに変るよ 女は可愛いければそれでいいさ 私達底抜けの陽気さで 若さ寄せ合う小鳥だった さよなら それだけなんて あの子らしくて 泣くのも忘れて背中を見てた | 研ナオコ | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | クニ河内 | あの子の好きな事なら 空でも言えるよ お酒に車に女の子 あの子の口癖がいつか 私に移るよ 女は可愛いけりゃそれでいいさ 私達底抜けの陽気さで 若さ寄せ合う小鳥だった あの子が愛してるのは きままな自由と その時限りの幸福だけさ あの子のどんな変化も 私の心に 小さな爪痕残してく あの子の口癖もいつか あくびに変るよ 女は可愛いければそれでいいさ 私達底抜けの陽気さで 若さ寄せ合う小鳥だった さよなら それだけなんて あの子らしくて 泣くのも忘れて背中を見てた |
パントマイム翼のように 両手を広げ 恋の空を飛んでるつもり 指先ひろげ 花びらつくり あなたの胸に咲いたつもり HAー パントマイム HAー パントマイム 届くはずない恋なのさ HAー パントマイム HAー パントマイム 一人舞台の楽屋裏だよ つま先だって 子猫のように こっそり忍び込みたいけれど くるり廻れば 鏡の中に 背伸びしている私だけさ HAー パントマイム HAー パントマイム 無理なポーズが命とり HAー パントマイム HAー パントマイム 化粧も落ちてつけ泣きぼくろ 小舟のように 体を揺らし 恋の海に漕ぎ出すはずが 小石みたいに 膝をかかえて 冷たい夜に沈むばかり HAー パントマイム HAー パントマイム 涙の似合う役ばかり HAー パントマイム HAー パントマイム せめて私に愛のライトを | 研ナオコ | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | クニ河内 | 翼のように 両手を広げ 恋の空を飛んでるつもり 指先ひろげ 花びらつくり あなたの胸に咲いたつもり HAー パントマイム HAー パントマイム 届くはずない恋なのさ HAー パントマイム HAー パントマイム 一人舞台の楽屋裏だよ つま先だって 子猫のように こっそり忍び込みたいけれど くるり廻れば 鏡の中に 背伸びしている私だけさ HAー パントマイム HAー パントマイム 無理なポーズが命とり HAー パントマイム HAー パントマイム 化粧も落ちてつけ泣きぼくろ 小舟のように 体を揺らし 恋の海に漕ぎ出すはずが 小石みたいに 膝をかかえて 冷たい夜に沈むばかり HAー パントマイム HAー パントマイム 涙の似合う役ばかり HAー パントマイム HAー パントマイム せめて私に愛のライトを |
あなたと私のティータイムあなた いきなり部屋に入ってきて 私 一人で日記書いてる あなた カーテン開けて外を見てる 私 チビた鉛筆けずってる あなた こっそり私を盗み見る 私 パタンと日記閉じてしまう あなた 部屋をぐるぐる歩きながら 私 立ち上りガスに火をつける あなた 灰の落ちるのも気付かないで 私 ポットにお湯をそそいでる あなた やたらとタバコを吸っている 私 二ッのカップに紅茶を入れる あなた「ごめんな 強く言い過ぎたよ」 私 すましたまま振り向きながら こう言ったよ 「お茶はいかがかしら 今はちょうどティータイム」 あなた「ごめんな 強く言い過ぎたよ」 私 すましたまま振り向きながら こう言ったよ 「お茶はいかがかしら 今はちょうどティータイム」 | 研ナオコ | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | クニ河内 | あなた いきなり部屋に入ってきて 私 一人で日記書いてる あなた カーテン開けて外を見てる 私 チビた鉛筆けずってる あなた こっそり私を盗み見る 私 パタンと日記閉じてしまう あなた 部屋をぐるぐる歩きながら 私 立ち上りガスに火をつける あなた 灰の落ちるのも気付かないで 私 ポットにお湯をそそいでる あなた やたらとタバコを吸っている 私 二ッのカップに紅茶を入れる あなた「ごめんな 強く言い過ぎたよ」 私 すましたまま振り向きながら こう言ったよ 「お茶はいかがかしら 今はちょうどティータイム」 あなた「ごめんな 強く言い過ぎたよ」 私 すましたまま振り向きながら こう言ったよ 「お茶はいかがかしら 今はちょうどティータイム」 |
ヘッドライト・テールライト語り継ぐ人もなく 吹きすさぶ風の中へ 紛れ散らばる星の名は 忘れられても ヘッドライト・テールライト 旅はまだ終わらない ヘッドライト・テールライト 旅はまだ終わらない 足跡は 降る雨と 降る時の中へ消えて 称える歌は 英雄のために過ぎても ヘッドライト・テールライト 旅はまだ終わらない ヘッドライト・テールライト 旅はまだ終わらない 行く先を照らすのは まだ咲かぬ見果てぬ夢 遥か後ろを照らすのは あどけない夢 ヘッドライト・テールライト 旅はまだ終わらない ヘッドライト・テールライト 旅はまだ終わらない ヘッドライト・テールライト 旅はまだ終わらない ヘッドライト・テールライト 旅はまだ終わらない | 研ナオコ | 中島みゆき | 中島みゆき | 古池孝浩 | 語り継ぐ人もなく 吹きすさぶ風の中へ 紛れ散らばる星の名は 忘れられても ヘッドライト・テールライト 旅はまだ終わらない ヘッドライト・テールライト 旅はまだ終わらない 足跡は 降る雨と 降る時の中へ消えて 称える歌は 英雄のために過ぎても ヘッドライト・テールライト 旅はまだ終わらない ヘッドライト・テールライト 旅はまだ終わらない 行く先を照らすのは まだ咲かぬ見果てぬ夢 遥か後ろを照らすのは あどけない夢 ヘッドライト・テールライト 旅はまだ終わらない ヘッドライト・テールライト 旅はまだ終わらない ヘッドライト・テールライト 旅はまだ終わらない ヘッドライト・テールライト 旅はまだ終わらない |
こんな風に過ぎて行くのならこんな風に過ぎて行くのなら いつか また 何処かで 誰かに出逢うだろう あんたは 去ってしまうし あの娘も あっさり結婚 今夜ほど 寂しい夜はない そうさ 今夜は 世界中が雨だろう こんな風に過ぎて行くのなら いつか また 何処かで 何かに出逢うだろう 子供たちが 駈けて行く道を 何気なく 振り返れば 長い長い わたしの影法師 そうさ 今夜も やるせない夜の幕が開く こんな風に過ぎて行くのなら いつか また 何処かで 誰かに出逢うだろう 何もかも 隠してくれる 夜の帳を くぐり抜ければ 今夜ほど 寂しい夜はない そうさ 今夜は 世界中が雨だろう | 研ナオコ | 浅川マキ | 浅川マキ | 古池孝浩 | こんな風に過ぎて行くのなら いつか また 何処かで 誰かに出逢うだろう あんたは 去ってしまうし あの娘も あっさり結婚 今夜ほど 寂しい夜はない そうさ 今夜は 世界中が雨だろう こんな風に過ぎて行くのなら いつか また 何処かで 何かに出逢うだろう 子供たちが 駈けて行く道を 何気なく 振り返れば 長い長い わたしの影法師 そうさ 今夜も やるせない夜の幕が開く こんな風に過ぎて行くのなら いつか また 何処かで 誰かに出逢うだろう 何もかも 隠してくれる 夜の帳を くぐり抜ければ 今夜ほど 寂しい夜はない そうさ 今夜は 世界中が雨だろう |