藤間哲郎作詞の歌詞一覧リスト  74曲中 1-74曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
東京の灯よいつまでもGOLD LYLIC新川二朗GOLD LYLIC新川二朗藤間哲郎佐伯としを雨の外苑 夜霧の日比谷 今もこの目に やさしく浮かぶ 君はどうして いるだろか あゝ 東京の灯よ いつまでも  すぐに忘れる 昨日もあろう あすを夢みる 昨日もあろう 若い心の アルバムに あゝ 東京の灯よ いつまでも  花のくちびる 涙の笑顔 淡い別れに ことさら泣けた いとし羽田の あのロビー あゝ 東京の灯よ いつまでも
おんな船頭唄GOLD LYLIC三橋美智也GOLD LYLIC三橋美智也藤間哲郎山口俊郎嬉しがらせて 泣かせて消えた 憎いあの夜の 旅の風 思い出すさえ ざんざら真菰(まこも) 鳴るなうつろな この胸に  所詮かなわぬ 縁(えにし)の恋が なぜにこうまで 身を責める 呼んでみたとて はるかなあかり 濡れた水棹(みさお)が 手に重い  利根で生まれて 十三、七つ 月よわたしも 同じ年 かわいそうなは みなし子同士 きょうもおまえと つなぐ舟
刃傷松の廊下GOLD LYLIC真山一郎GOLD LYLIC真山一郎藤間哲郎桜田誠一勅使下向(ちょくしげこう)の 春弥生 いかに果(はた)さん 勤めなん 身は饗応の 大役ぞ 頼むは吉良と 思えども 彼(か)の振舞の 心なき  <セリフ(梶川)> 「各々(おのおの)方 各々方 お出合いそうらえ 浅野殿 刃傷(にんじょう)にござるぞ」  積(つも)る遺恨を 堪忍の 二字で耐えたる 長矩(ながのり)も 武士には武士の 意気地(いきじ)あり 刃(やいば)に及ぶ 刃傷の 血涙(けつるい)悲し 松の廊下  <セリフ(浅野)> 「おはなし下され 梶川殿 五万三千石 所領も捨て 家来も捨てての 刃傷でござる 武士の情を ご存じあらば その手はなして 今一太刀(ひとたち) 討たせて下され 梶川殿」  花の命を さながらに 赤穂三代 五十年 浅野の家も これまでか 君(きみ)君たらずとも 臣は臣 許せよ吾を この無念
お別れ公衆電話GOLD LYLIC松山恵子GOLD LYLIC松山恵子藤間哲郎袴田宗孝斎藤恒夫何もいわずに このままそっと 汽車に乗ろうと 思ったものを 駅の喫茶の公衆電話 いつかかけていた 馬鹿ね馬鹿だわ 私の未練 さようなら さようなら お別れ電話の せつないことば  好きでないなら 何でもないわ 好きでいりゃこそ 苦しくなるの 飛んで来ないで そのままいてよ 逢えばもろくなる ほんとほんとよ 私の気持 さようなら さようなら お別れ電話の せめてのことば  先があるのよ あなたの身には こんな女は 忘れるものよ ベルが鳴る鳴る プラットホーム ここが切れめ時 出てはいけない 私の涙 さようなら さようなら お別れ電話の 最後のことば
東京アンナ大津美子大津美子藤間哲郎渡久地政信ライトの虹を 踏みながら 銀座の夜を ひらく薔薇 ああ 誰か呼ぶ 舞姫の その名はアンナ 東京アンナ 噂のアンナ  柔らな肌を 黒髪に 隠せど甘き 流し瞳(め)よ ああ 誰ゆえに 情熱の その名はアンナ 東京アンナ 妖しきアンナ  重ねる酒の 激しさは 耐えた恋の しわざやら ああ 誰が知ろ くずれ咲く その名はアンナ 東京アンナ 吐息のアンナ
別れの波止場春日八郎春日八郎藤間哲郎真木陽そんなに泣きたきゃ 泣くだけお泣き あとで笑顔に 変るなら 変るなら 俺とおまえにゃ これが別れだ 最後の夜だ ああ やがて霧笛の 鳴る夜だ  そんなに行きたきゃ 行こうじゃないか いつも歩いた 波止場道 波止場道 俺とおまえにゃ これが別れだ 愛(いと)しい道だ ああ きょうは出船の 待つ道だ  そんなに飲みたきゃ たんまりお飲み 飲めばつらさも まぎれよう まぎれよう 俺とおまえにゃ これが別れだ 淋しい酒だ ああ あかの他人に なる酒だ
男のブルース三船浩三船浩藤間哲郎山口俊郎白石十四男ネオンは巷(まち)に まぶしかろうと 胸は谷間だ 風も吹く 男ならばと 耐(こら)えちゃみたが 恋の傷手(いたで)が 命とり  涙がじんと にじんで来たよ 俺もやっぱり 人の子か たかがひとりの 女のためと 向けた背中で ジャズが泣く  夜更けの風に 流され押され くぐる酒場の はしご酒 いいよ いいんだ 今夜は呑もう 呑めば辛さも 晴れようもの
関東一本〆二葉百合子二葉百合子藤間哲郎千木良政やると決めたら どこまでも いのち一つの 筋一つ 関東気質(かたぎ)の 意地一つ お受けしました 〆(しめ)の手も 一本〆で参ります お手を拝借 「お手を拝借 ヨーオ!」(ポン!) 祝い〆  酒は千樽 万の樽 お山颪(おろ)しも そよろ風 阪東太郎は 男です お受けしました ニッコリと 一本〆でつとめます お手を拝借 「お手を拝借 ヨーオ!」(ポン!) 祝い〆  祝いごとなら 数あれど 夫婦契(めおとちぎ)りの 上はない 二人が一つに なる祝い お受けしました 仲だちを 一本〆で願います お手を拝借 「お手を拝借 ヨーオ!」(ポン!) 祝い〆
女の酒森若里子森若里子藤間哲郎高野かつみ命もあげた 女です 何が私に 残ります 今はさいごに ただひとつ あげる言葉の さようなら 女が女を捨てました お酒をください お酒を お酒を  鬼にも蛇(じゃ)にも なりきって 生まれかわろう かわりたい 憎いあなたを 撲(ぶつ)よりは ひとり手酌の ひとりごと 女が女を捨てました お酒をください お酒を お酒を  あなたの胸に 誰かいる どうせ私は 過去のひと 風にさみしく さりげなく 夜のちまたに 花が散る 女が女を捨てました お酒をください お酒を お酒を
番場の忠太郎真山一郎真山一郎藤間哲郎桜田誠一「水熊のおかみさんは お浜ってのか 俺のおっかさんと同じ名前だ おっかさん おっかさんならいいがなあ」  姿やくざな 番場の鳥も 人の親見りゃ 涙ぐせ 生きておいでか お達者か 昔恋しい 母の顔 「おかみさんは 憶えがあるんだ。 その顔はまともじゃねえ、 あっしは江州番場の宿の、おきなが屋の せがれ忠太郎でござんす。 おっかさん えッ 違うッてえんですかい」  来てはいけない 水熊横丁 愚痴じゃないけど なんで来た 親と名乗れず 子と言えず これも浮世の 罪とやら  「上下の瞼を合せ、じいッと考えてりゃ 逢わねえ昔のおっかさんの姿が 浮かんでくるんだ。 それでいいんだ 逢いたくなったら、逢いたくなったら 俺ぁ眼をつぶるんだ」  呼んでくれるな 情けの声よ 河原すすきも とめたがる どこへ飛ぼうと 忠太郎 母は瞼に 御座います
一本刀土俵入り二葉百合子二葉百合子藤間哲郎桜田誠一山と積まれたお宝さえも 人の情けにゃ 代えられぬ なんで忘れよ 花かんざしに こもる心を 受けて茂兵衛の こらえ泣き  (セリフ) 「取的さん、お前本当に精を出し て立派な関取りにおなり、いっしょう懸命お やり、そうして故郷のおッ母さんのお墓の 前で横綱の土俵入りを、きっとやるんだよ」  厚い化粧に 涙をかくす 茶屋の女も 意地はある まして男よ 取的さんよ 見せてお呉れな きっとあしたの 晴れ姿  (セリフ) 「おおお蔦さん、棒ッ切れを振 りまわしてする茂兵衛のこれが十年前 に、櫛・笄・巾着ぐるみ、意見をもらった 姐さんに、せめて見てもらう駒形の、し がねえ姿の土俵入りでござんす」  逢えて嬉しい 瞼の人は つらい連れ持つ 女房雁 飛んで行かんせ どの空なりと これがやくざの せめて白刃の 仁義沙汰
アンコ悲しや松山恵子松山恵子藤間哲郎増田幸造増田幸造赤い椿の花びら噛めば じんと眼に泌むちぎれ雲 アンコ悲しや 都は遠い 噂ばかりを残しつつ 今日はあなたはアアア… どのあたり  島の娘は他国のひとに 惚れちゃならぬとみな言うた アンコ悲しや 瀬の瀬の想い あなたひとりを信じます きっと迎えにアアア… 来てお呉れ  帰る帆影をあなたと思い 見れば夕日の鴎どり アンコ悲しや 飛ぶにも飛べず 胸に写真を秘めながら 島のお山にアアア… 手を合わす
それが男というものさ竹越ひろ子竹越ひろ子藤間哲郎佐藤富房一度決めたら 二度目はいらぬ それが男と いうものさ 惚(ほ)れたかたまり かなぐり捨てて 恋はこれきり あきらめた  花のあの娘(こ)は 汚(けが)れを知らぬ 俺がいたんじゃ 棘(とげ)を持つ 未練ごころは さらさらないが なぜか涙が 出てならぬ  酒は飲んでも のまれちゃならぬ それが男と いうものさ あすは他人の あの娘(こ)のために ひとりしみじみ 飲んでやる 
刃傷松の廊下氷川きよし氷川きよし藤間哲郎桜田誠一石倉重信勅使下向(ちょくしげこう)の 春弥生(やよい) いかに果さん 勤めなん 身は饗応(きょうおう)の 大役ぞ 頼むは吉良(きら)と 思えども 彼(か)の振舞の 心なき  「各々方(おのおのがた) 各々方! お出合い そうらえ! 浅野殿 刃傷(にんじょう)にござるぞ!」  積る遺恨(いこん)を 堪忍(かんにん)の 二字で耐えたる 長矩(ながのり)も 武士には武士の 意気地あり 刃(やいば)に及ぶ 刃傷の 血涙(けつるい)悲し 松の廊下  「おはなし下され 梶川殿。 五万三千石 所領も捨て 家来も捨てての 刃傷でござる。 武士の情を ご存じあらば その手はなして 今一太刀(ひとたち) 討たせて下され 梶川殿…」  花の命を さながらに 赤穂三代 五十年 浅野の家も これまでか 君君(きみきみ)たらずとも 臣は臣 許せよ吾(われ)を この無念(むねん)
刃傷松の廊下鏡五郎鏡五郎藤間哲郎桜田誠一勅使下向(ちょくしげこう)の 春弥生(やよい) いかに果さん 勤めなん 身は饗応(きょうおう)の 大役ぞ 頼むは吉良(きら)と 思えども 彼(か)の振舞の 心なき  「各々方(おのおのがた) 各々方! お出合い そうらえ! 浅野殿 刃傷(にんじょう)にござるぞ!」  積る遺恨(いこん)を 堪忍(かんにん)の 二字で耐えたる 長矩(ながのり)も 武士には武士の 意気地あり 刃(やいば)に及ぶ 刃傷の 血涙(けつるい)悲し 松の廊下  「おはなし下され 梶川殿。 五万三千石 所領も捨て 家来も捨てての 刃傷でござる。 武士の情を ご存じあらば その手はなして 今一太刀(ひとたち) 討たせて下され 梶川殿…」  花の命を さながらに 赤穂三代 五十年 浅野の家も これまでか 君君(きみきみ)たらずとも 臣は臣 許せよ吾(われ)を この無念(むねん)
奄美恋しや仲宗根美樹仲宗根美樹藤間哲郎桜田誠一櫻田誠一波に夕日を 大きく染めて 名瀬(なぜ)は日暮れる かもめは帰る わしも帰ろうよ あの島へ 奄美恋しや なつかしや  幼な馴染の 面影追えば ぬれてやさしく 黒髪におう きっと抱こうよ またの日は 奄美恋しや なつかしや  母が丹精の 大島つむぎ 頬にあてれば 涙がにじむ せめて歌おうよ 島ぶしを 奄美恋しや なつかしや
トチチリ流し春日八郎春日八郎藤間哲郎江口夜詩何を好んで しがない稼業 浮世ぶらぶら ばちさばき 声は晴れても トチチリチン 芯は淋しい 芯は淋しい 流し唄  恋の口説(くぜつ)じゃ ケッたいけれど 聞いてくんなよ おねえちゃん ひとりもんなら トチチリチン 夢もちょっぴり 夢もちょっぴり 三の糸  男泣かせの 夜風や雨は 遠い野で吹け 山で降れ 三味はここらで トチチリチン 露路の灯りに 露路の灯りに 花咲かす
龍馬は生きる鳥羽一郎鳥羽一郎藤間哲郎山崎幸蔵佐々永治維新回天(いしんかいてん) やらねばならぬ 時代の跫音(おと)が 俺を押す 八つの策(さく)を 八つの策(さく)を ふところに この身は一つ 敵七つ 龍馬は燃える 龍馬は奔(はし)る  都はるかに 長崎くれて おんなの意地に 花を見た 笑顔のおりょう 笑顔のおりょう わがおりょう 男に細身(ほそみ) なお刻(きざ)む 龍馬は決めた おまえを妻と  斬るも斬らるも 人間どうし きさまの国も 俺の国 今こそ闇も 今こそ闇も むらさきに 明けぞと朝の 星ひとつ 龍馬は生きる 七つの海に
筑波の鴉三波春夫三波春夫藤間哲郎清水ひでおたかがひとりの 身軽な旅も 故郷(くに)の近くじゃ 気が重い はぐれついでの 筑波の鴉 寄ろか寄ろか過ぎよか 諸川宿は 生まれ在所へ ひとっ飛び  一宿一飯軒下三尺借りうけましてと、あれから三年経った。 手前勝手と、わかっちゃいるが一目逢いてえ、 逢いてえなア、お袋さんにヨー  なまじやくざに 惚れさせまいと 心ならずも 袖にした あの娘恋しい 境の渡し 利根の利根の河原に 風立つ頃は 夢にまで見た 夜がある  おちょぼ口のやさしい娘だったお千世坊、 今頃はお歯黒染めて堅気のいいおかみさんになっているかもしれねえ、 フン、俺らァ阿呆鴉だぜ  逢えば逢(お)うたで 不孝がつのる どうせ俺らは 親泣かせ 莫迦が莫迦なり 思案を決めりゃ 月の月のお山の 男体女体 片手拝みの 眼に痛い
東京アンナ水森かおり水森かおり藤間哲郎渡久地政信石倉重信ライトの虹を 踏みながら 銀座の夜を ひらく薔薇 ああ 誰か呼ぶ 舞姫の その名はアンナ 東京アンナ 噂のアンナ  柔らな肌を 黒髪に 隠せど甘き 流し瞳(め)よ ああ 誰ゆえに 情熱の その名はアンナ 東京アンナ 妖(あや)しきアンナ  重ねる酒の 激しさは 耐(こら)えた恋の しわざやら ああ 誰が知ろ くずれ咲く その名はアンナ 東京アンナ 吐息のアンナ
三味でダンスを二宮ゆき子二宮ゆき子藤間哲郎白石十四男踊っておねがい お座敷だって あなたと踊れば すてきなクラブ ひと目みてから 好きなの好きよ うーんうーん せつないこの気持 踊って踊って 三味でダンスを  踊っておねがい 島田もとって 女はよわいの やさしいひとに 忘れられなく させてよさせて うーんうーん うれしいこの気持 踊って踊って 三味でダンスを  踊っておねがい まだよさないで ふたりになるまで こうしていてね 燃えるわたしが わかるのわかる うーんうーん 泣きたいこの気持 踊って踊って 三味でダンスを
王将真山一郎真山一郎藤間哲郎桜田誠一西脇功露地に飛び出りゃ 夜空の星が 駒に見えるよ この目には 馬鹿よ阿呆と 言われても 将棋ばかりが なぜ止められぬ  「わいは今 女房や子供にわかれるか 将棋の駒にわかれるか ギリギリ結着のとこまで来てしもてるんや」  小春済まぬな 夫のために 愚痴もこぼさず 苦労する 浪花根性を 二人して 明日の勝負に かけよやないか 「今日の将棋はわてが勝ったんやない。 関根はんの方で負けてくれはったんや… 八年間なにくそなにくそと思もて来た 相手に勝ちながら ちっとも嬉しいことあらへん」 西の坂田と もてはやされて 行けばきびしい 茨道 どこにこころの 駒がある 神よ仏よ 教えておくれ
お座敷ワルツ二宮ゆき子二宮ゆき子藤間哲郎佐伯としを飲んでいいでしょ お酌をしてね めんどくさけりゃ ひとりにしてね いくらツトメのお人形だって たまにゃ振りたい 首を振りたい わけがある  恋の苦労は 利口にゃできぬ バカな女にゃ なおさらできぬ だじゃれ小唄の 文句をよそに 泣いております 燃えたわたしの あかい血が  こんで生まれて 来たそのときは 島田かつらを あなたにつけて 男らしさを わたしが見せて すがりつかせて あとを追わせて あげましょう
放浪竹越ひろ子竹越ひろ子藤間哲郎不詳月は東に 夕日は西に 旅を行く身は 曠野の中に 今日もとぼとぼ さすらい暮し どこに埋めよう はかない夢を  恋に泣くのは 若さのためよ 空に唄うも つらさのためよ 捨てた故郷に 未練はないが 人の子ゆえに あわれを想う  何を求めて ひろった旅か 長い砂丘の ひとすじ道よ 嵐吹け吹け 地をまき立てて 愛(いと)し人待つ あゝ身ではなし
おんな船頭唄氷川きよし氷川きよし藤間哲郎山口俊郎石倉重信嬉しがらせて 泣かせて消えた 憎いあの夜の 旅の風 思い出すさえ ざんざら真菰 鳴るなうつろな この胸に  所詮かなわぬ 縁の恋が なぜにこうまで 身を責める 呼んでみたとて 遥かなあかり 濡れた水棹が 手に重い  利根で生まれて 十三、七つ 月よあたしも 同じ年 かわいそうなは みなし子同士 きょうもおまえと つなぐ舟
めおと恋中村美律子中村美律子藤間哲郎富田梓仁佐伯亮オーイと呼ばれて 万事が一耳 わかる女房に 少しはなれた 昔恋しい 相合傘が 今も なぜかしら あなたの 机の横に 表は冬でも しあわせな めおと恋  苦労するたび 私が笑う みょうなやつよと あなたが笑う 世帯やつれも できない侭の バカを ありがとう やさしい 大黒ばしら あなたがいるから しあわせな めおと恋  こんど行こうか 想い出旅行 言葉だけでも うれしく泣ける 何も要らない だいじな男に 会えて めぐまれた 女は 私がひとり 死ぬまでふたりで しあわせな めおと恋 
裏磐梯よいつまでも仲宗根美樹仲宗根美樹藤間哲郎桜田誠一若いこころの あこがれに 旅はすすきの 山ふところを 君とふたりで 夢わけた 径(みち)のいとしさ なつかしさ 裏磐梯よ いつまでも  愛の誓いの よろこびを 泣いて交わした 高原ホテル 落葉降りしく あの窓に 今日も飛べ飛べ 白い雲 裏磐梯よ いつまでも  飽かぬ別れを つらくした 秋の日射しの 桧原湖(ひばらこ)恋し ルリか紫紺か たまゆらの 忘れられない 水の色 裏磐梯よ いつまでも
東京の灯よいつまでも氷川きよし氷川きよし藤間哲郎佐伯としを石倉重信雨の外苑 夜霧の日比谷 今もこの目に やさしく浮かぶ 君はどうして いるだろか ああ 東京の灯よ いつまでも  すぐに忘れる 昨日もあろう あすを夢みる 昨日もあろう 若いこころの アルバムに ああ 東京の灯よ いつまでも  花の唇 涙の笑顔 淡い別れに ことさら泣けた いとし羽田の あのロビー ああ 東京の灯よ いつまでも
おれのおまえ島津ゆたか島津ゆたか藤間哲郎伊藤雪彦朝の味噌汁 さしだす指の かぼそさ痛い おれの目に なまじ笑顔の やさしさに ひがむ心が つい負けて 別ればなしも かたつむり おまえ おまえ おれのおまえ  夜の盛り場 気強く生きて 男は多く 見ただろうに なんでしたがる 恋苦労 夢にはじけた やけ酒の こんな背中が いいのかい おまえ おまえ おれのおまえ  星の相性 素直に信じ かけがえないと またも云う おれに埋もれる バカな奴 せめて銭湯へ 二人して なみだ洗いに たまの日は おまえ おまえ おれのおまえ
おんな船頭唄福田こうへい福田こうへい藤間哲郎山口俊郎小町昭嬉しがらせて 泣かせて消えた 憎いあの夜の 旅の風 思い出すさえ ざんざら真菰 鳴るなうつろな この胸に  所詮かなわぬ えにしの恋が なぜにこうまで 身を責める 呼んでみたとて はるかな灯り 濡れた水棹が 手に重い  利根で生まれて 十三七つ 月よわたしも 同じ年 かわいそうなは みなしごどうし 今日もお前と つなぐ船
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
広東エレジー菅原都々子菅原都々子藤間哲郎吉田矢健治想い出すほど 辛さがつのる 追われ追われた 北の国 あゝ あの日から 泣いて泣いて つぶれた目 今じゃ流れて 広東の 夜毎にひらく 水の花  生きているとは 名のみの命 ともし灯消えた 胸のうち あゝ こんな世は 泣いて泣いて 忘れたい だけど逢いたい ただ一度 顔さえ知らぬ お母さん  粉を挽き挽き 李を食べた 昔のあたし どこへ行った あゝ サンパンで 泣いて泣いて 弾く胡弓 人を待つ間の なぐさみに くずれた夢を そっと抱く
美智也さのさ三橋美智也三橋美智也藤間哲郎山口俊郎聞かせてネー 今夜はジックリ ほんとの胸を 聞けば言やせぬ 無理なんぞ こんなあたしが ネエ 重荷なら 好きなあたしも あきらめる  あきらめるー そりゃァいけない よく聞いてごらん 時節来るまで この辛さ たとえ離れて ネエ 暮らそうと ほかに気はない 夫婦(めおと)松  許してネー 悲しいときには こらえちゃいても 嬉しいときには 泣けるもの やはり女は ネエ 愚痴ッぽい 愚痴で日も照る 日も曇る
関東一本〆市川由紀乃市川由紀乃藤間哲郎千木良政やると決めたら どこまでも いのち一つの 筋一つ 関東気質(かたぎ)の 意地一つ お受けしました 〆(しめ)の手も 一本〆で参ります お手を拝借 「お手を拝借 ヨーオ!」(ポン!) 祝い〆  酒は千樽 万の樽 お山颪(おろ)しも そよろ風 阪東太郎は 男です お受けしました ニッコリと 一本〆でつとめます お手を拝借 「お手を拝借 ヨーオ!」(ポン!) 祝い〆  祝いごとなら 数あれど 夫婦(めおと)契りの 上はない 二人が一つに なる祝い お受けしました 仲だちを 一本〆で願います お手を拝借 「お手を拝借 ヨーオ!」(ポン!) 祝い〆
一本刀土俵入り真山一郎・二葉百合子真山一郎・二葉百合子藤間哲郎桜田誠一[男性] 山と積まれた お宝さえも 人の情けにゃ 代えられぬ なんで忘れよ 花かんざしに こもる心を 受けて茂兵衛の こらえ泣き  [女性] 「取的さん お前本当に精出して 立派な関取りにおなり、 一生懸命おやりよ、 そうして故郷のおッ母さんの お墓の前で 横綱の土俵入りを きっとやるんだよ」  [女性] 厚い化粧に 涙をかくす 茶屋の女も 意地はある まして男よ 取的さんよ 見せてお呉れな きっと明日の 晴れ姿  [男性] 「ああお蔦さん、棒ッ切れを 振り回してする 茂兵衛のこれが十年前に、櫛(くし)、笄(かんざし)、 巾着(きんちゃく)ぐるみ、 意見をもらった姐(ねえ)さんへ、 せめて見てもらう駒形の、 しがねえ姿の、土俵入りでござんす」  [男性]逢えてうれしい 瞼(まぶた)の人は [女性]つらい連れ持つ 女房雁 [二人]飛んで行かんせ どの空なりと これがやくざの せめて白刃の 仁義沙汰
東京アンナ青江三奈青江三奈藤間哲郎渡久地政信ライトの虹を 踏みながら 銀座の夜を ひらく薔薇 ああ誰か呼ぶ 舞姫の その名はアンナ 東京アンナ 噂のアンナ  重ねる酒の 激しさは 耐えた恋の しわざやら ああ誰が知ろ くずれ咲く その名はアンナ 東京アンナ 吐息のアンナ
奄美恋しや田端義夫田端義夫藤間哲郎櫻田誠一小谷充波に夕日を 大きく染めて 名瀬は日暮れる かもめは帰る わしも帰ろう あの島へ 奄美恋しや なつかしや  幼な馴染みの 面影追えば ぬれて優しく 黒髪におう きっと抱こうよ またの日は 奄美恋しや なつかしや  母が丹精の 大島つむぎ 頬にあてれば 涙がにじむ せめて歌おうよ 島ぶしを 奄美恋しや なつかしや
おんな船頭唄レーモンド松屋レーモンド松屋藤間哲郎山口俊郎嬉しがらせて 泣かせて消えた 憎いあの夜の 旅の風 思い出すさえ ざんざら真菰(まこも) 鳴るなうつろな この胸に  所詮かなわぬ 縁(えにし)の恋が なぜにこうまで 身を責める 呼んでみたとて はるかなあかり 濡れた水棹(みざお)が 手に重い  利根で生れて 十三、七つ 月よわたしも 同じ年 かわいそうなは みなし子同士 きょうもおまえと つなぐ舟
別れの波止場氷川きよし氷川きよし藤間哲郎真木陽石倉重信そんなに泣きたきゃ泣くだけお泣き あとで笑顔に 変るなら 変るなら 俺とお前にゃ これが別れだ 最後の夜だ やがて霧笛の 鳴る夜だ  そんなに行きたきゃ 行こうじゃないか いつも歩いた 波止場道 波止場道 俺とお前にゃ これが別れだ 愛しい道だ 今日は出船の 待つ道だ  そんなに呑みたきゃたんまりお呑み 呑めば辛さも まぎれよう まぎれよう 俺とお前にゃ これが別れだ 淋しい酒だ あかの他人に なる酒だ
三味でダンスをなでしこ姉妹なでしこ姉妹藤間哲郎白石十四男山田年秋踊っておねがい お座敷だって あなたと踊れば すてきなクラブ ひと目みてから 好きなの好きよ うーんうーん せつないこの気持 踊って踊って 三味でダンスを  踊っておねがい 島田もとって 女はよわいの やさしいひとに 忘れられなく させてよさせて うーんうーん うれしいこの気持 踊って踊って 三味でダンスを  踊っておねがい まだよさないで ふたりになるまで こうしていてね 燃えるわたしが わかるのわかる うーんうーん 泣きたいこの気持 踊って踊って 三味でダンスを
結城ばやし谷島明世谷島明世藤間哲郎藤本琇丈西は日光 東は筑波(つくば) 結城よいとこ 紬処(つむぎどこ) (コラサット) 鬼怒(きぬ)の流れも エー 筬(おさ)の音 筬(おさ)の音 (ソレ ヤットコ ヤットコ)筬(おさ)の音  結城むすめは 御城下育ち 道を開かりょと 姿(しな)のよさ (コラサット) 桑を摘み摘み エー 眼で知らす 眼で知らす (ソレ ヤットコ ヤットコ)眼で知らす  結城殿さん 鎌倉参り 紬小袖に 花の雨 (コラサット) わしも乗りたや エー 春駒に 春駒に (ソレ ヤットコ ヤットコ)春駒に
披露宴中村美律子中村美律子藤間哲郎富田梓仁佐伯亮祝いごとなら 数々あれど めおと結びの 上はない 今日は二人で 招かれた 披露宴 ハアめでためでたや めでためでたや 思い出すのは あの日のおまえ  若い門出に やさしい笑みを 贈るおまえは きれいだよ 俺にあわせて 控えめな いい女房 ハアめでためでたや めでためでたや 上げる盃 祝いのお酒  こんどこの世に 生まれて来ても 私を貰って くれますか 広い背中に 身をあずけ 甘えたい ハアめでためでたや めでためでたや あなたそろそろ 手〆(てじめ)の支度
番場の忠太郎水城一狼水城一狼藤間哲郎桜田誠一「旅の鳥でも烏でも母の乳房が忘られず、せめてひと目と面影を、 瞼に描いて旅の空、たづね歩いて十五年。どこにどうしていなさるか。 逢いてえ。」  姿やくざな 番場の鳥も 人の顔見りゃ 涙ぐせ 生きておいでか お達者か 昔恋しい 母の顔  「ア? その顔は? おかみさんは覚(おぼ)えがあるんだ。 所は江州馬場宿(しゅく)で、六代続いた旅籠(はたご)渡世(とせい) の置長屋(おきながや)。あんたがそこへ嫁(かた)づいて生んだ子が、 あっしでござんす。忠太郎でござんす。お母さん ええ?人違いだと仰っしゃるんでござんすか」  来てはいけない 水熊横丁 愚痴じゃないけど なんで来た 親と名乗れず 子と言えず これも浮世の 罪とやら  「そうでござんすか………瞼と瞼をピッタリ合わせ、 じっとこうして考えてりゃア、いつでもどこでも瞼の底に、 母の姿が浮んで来るんだ。それでいいんだ。 逢いたくなったら眼をつぶらア………」  呼んで呉れるな 情の声よ 河原すすきも とめたがる どこへ飛ぼうと 忠太郎 母は瞼に 御座います
明日から明日から小畑実小畑実藤間哲郎利根一郎明日から 明日から 夢がたよりで 生きてゆく 涙に 涙に 濡れたエンジの ハンカチーフ ああ いつの日に 逢えるやら 再び さよならと それさえも 心せつなく 星が降る  夜霧は 夜霧は 青いネオンの 飾り窓 手をとり 手をとり ともにわかちし ペーブメント ああ 今はとて すすり泣く 我が胸 弾くはたれ ブルースの 調べたかなる 夜の空  今宵が 今宵が なんで別れと 思えよう 街の灯 街の灯 いつも変わらぬ プラタナス ああ 若き日の 数々を なごりに ひと言も 言えぬまま 君がマフラーの いとしさよ
山内一豊の妻−女の賦鏡五郎鏡五郎藤間哲郎山崎幸蔵二千石でも 百石ぐらし 禄(ろく)をはむより 人を取る 着のみ着のまま なんのその うしろ姿の 頼(たの)もしや 千代は千代です 千代の一生 ああ あなたに決めた  女子(おなご)かしこく なること勿(なか)れ 母のことばを そのままに 生きて戦国 また生きて 二人三脚 いばら道 千代は笑顔で 千代はいくどか ああ 別れに泣いた  土佐の太守(たいしゅ)の まぶしいお顔 妻の冥利(みょうり)と おがみます 琵琶湖恋しや 長浜が 夢にうつつに 揺れている 千代はあなたと 千代はあの世も ああ また次の世も
お別れ公衆電話西尾夕紀西尾夕紀藤間哲郎袴田宗孝丸山雅仁何もいわずに このままそっと 汽車に乗ろうと 思ったものを 駅の喫茶の公衆電話  いつかかけていた 馬鹿ね馬鹿だわ 私の未練 さようなら さようなら お別れ電話の せつないことば  好きでないなら 何でもないわ 好きでいりゃこそ 苦しくなるの 飛んで来ないで そのままいてよ 逢えばもろくなる ほんとほんとよ 私の気持 さようなら さようなら お別れ電話の せめてのことば  先があるのよ あなたの身には こんな女は 忘れるものよ ベルが鳴る鳴る プラットホーム ここが切れめ時 出てはいけない 私の涙 さようなら さようなら お別れ電話の 最後のことば
おんな船頭唄清水博正清水博正藤間哲郎山口俊郎嬉しがらせて 泣かせて消えた 憎いあの夜の 旅の風 思い出すさえ ざんざら真菰(まこも) 鳴るなうつろな この胸に  所詮かなわぬ 縁の恋が なぜにこうまで 身を責める 呼んでみたとて 遥かなあかり 濡れた水棹(みざお)が 手に重い  利根で生まれて 十三、七つ 月よわたしも 同じ年 かわいそうなは みなし子同士 きょうもおまえと つなぐ舟
東京の灯よいつまでも三山ひろし三山ひろし藤間哲郎佐伯としを伊戸のりお雨の外苑 夜霧の日比谷 今もこの目に やさしく浮かぶ 君はどうして いるだろか あゝ 東京の灯よ いつまでも  すぐに忘れる 昨日もあろう あすを夢みる 昨日もあろう 若い心の アルバムに あゝ 東京の灯よ いつまでも  花のくちびる 涙の笑顔 淡い別れに ことさら泣けた いとし羽田の あのロビー あゝ 東京の灯よ いつまでも
東京アンナ市川由紀乃市川由紀乃藤間哲郎渡久地政信ライトの虹を 踏みながら 銀座の夜を ひらく薔薇 ああ 誰か呼ぶ 舞姫の その名はアンナ 東京アンナ 噂のアンナ  柔(やわ)らな肌を 黒髪に 隠せど甘き 流し瞳(め)よ ああ 誰ゆえに 情熱の その名はアンナ 東京アンナ 妖(あや)しきアンナ  重ねる酒の 激しさは 耐(こら)えた恋の しわざやら ああ 誰が知ろ くずれ咲く その名はアンナ 東京アンナ 吐息のアンナ
おんな船頭唄三山ひろし三山ひろし藤間哲郎山口俊郎伊戸のりお嬉しがらせて 泣かせて消えた 憎いあの夜の 旅の風 思い出すさえ ざんざら真菰(まこも) 鳴るなうつろな この胸に  所詮かなわぬ 縁(えにし)の恋が なぜにこうまで 身を責める 呼んでみたとて はるかなあかり 濡れた水棹(みざお)が 手に重い  利根で生まれて 十三、七つ 月よわたしも 同じ年 かわいそうなは みなし子同士 きょうもおまえと つなぐ舟
東京の灯よいつまでも福田こうへい福田こうへい藤間哲郎佐伯としを山田年秋雨の外苑 夜霧の日比谷 今もこの目に やさしく浮かぶ 君はどうして いるだろうか ああ 東京の灯よ いつまでも  すぐ忘れる 昨日(きのう)もあろう あすを夢みる 昨日もあろう 若いこころの アルバムに ああ 東京の灯よ いつまでも  花の唇 涙の笑顔 淡(あわ)い別れに ことさら泣けた いとし羽田の あのロビー ああ 東京の灯よ いつまでも
恋なんか捨てっちまえ三船浩三船浩藤間哲郎桜田誠一背かれたんだって フン そんな 恋なんて捨てっちまえ 捨てっちゃえ たかがひとりの 女だぜ 広い世間の 片隅で チョッピリ見てた 甘い夢 ばかなばかな お前さ  あきらめたんだって フン いいぜ 恋なんて捨てっちまえ 捨てっちゃえ  男同志で 握る手だ 意見がましく 言う俺も 死ぬほど辛い 目にあって 耐(こら)え 耐え 来たんだ  悲しいんだって フン だから 恋なんて捨てっちまえ 捨てっちゃえ  若い俺らは 先がある きれいさっぱり 忘れるにゃ 今夜は酒を 浴びようか なんだ なんだ 泣くなんて
東京の灯よいつまでも清水博正清水博正藤間哲郎佐伯としを雨の外苑 夜霧の日比谷 今もこの目に やさしく浮かぶ 君はどうして いるだろか あゝ 東京の灯よ いつまでも  すぐに忘れる 昨日もあろう あすを夢みる 昨日もあろう 若い心の アルバムに あゝ 東京の灯よ いつまでも  花のくちびる 涙の笑顔 淡い別れに ことさら泣けた いとし羽田の あのロビー あゝ 東京の灯よ いつまでも
女の酒森若里子・秋吉恵美森若里子・秋吉恵美藤間哲郎高野かつみ命もあげた 女です なにが私に 残ります 今は最後に ただひとつ あげる言葉の さようなら 女が女を 捨てました お酒をください お酒を お酒を  鬼にも蛇にもなりきって 生まれ変ろう 変りたい 憎いあなたを ぶつよりは ひとり手酌の ひとりごと 女が女を 捨てました お酒をください お酒を お酒を  あなたの胸に 誰かいる どうせ私は 過去のひと 風に淋しく さりげなく 夜の巷に 花が散る 女が女を 捨てました お酒をください お酒を お酒を
ひとりぼっちのブルース竹越ひろ子竹越ひろ子藤間哲郎佐伯としを派手にあおる 街あかり だから背中を 向けてやるのさ 熱い 熱いなみだ なんで なんで落ちる 好きでならない あの人だが いまは上げたよ よその 誰かに  つらい恋の 吹きだめに 風が運ぶよ たよりない身を こんな こんな私 まるで まるで落葉 わるい夢だと わかったくせに ひとりぼっちが とてもさびしい  どうともなれと 今夜だけ 強いお酒を 飲んでしまった バカな バカな娘 それも それも承知 顔をくずして 思いのまま わっと泣くんだ 月の鏡に
しのび逢い仲宗根美樹仲宗根美樹藤間哲郎桜田誠一想い出は 想い出のままで よかった 想い出は 後で追うのでは なかった しのび逢い ああ しのび逢う 女はそっと 涙するのね  遠い日の あの道につづく この道 あなただけ あなたあるばかり 来た道 しのび逢い ああ しのび逢う 二つの影を 風が責めるわ  幸福を 諦めることは できても 面影を 忘れきることは できない しのび逢い ああ しのび逢う 心はつらく 明日もないのよ
男のブルース木村充揮×近藤房之助木村充揮×近藤房之助藤間哲郎山口俊郎近藤房之助ネオンは巷(まち)に まぶしかろうと 胸は谷間だ 風も吹く 男ならばと 耐(こら)えちゃみたが 恋の傷手(いたで)が 命とり  涙がじんと にじんで来たよ 俺もやっぱり 人の子か たかがひとりの 女のためと 向けた背中で ジャズが泣く  夜更けの風に 流され押され くぐる酒場の はしご酒 いいよ いいんだ 今夜は呑もう 呑めば辛さも 晴れようもの
東京アンナ永井裕子永井裕子藤間哲郎渡久地政信ライトの虹を 踏みながら 銀座の夜を ひらく薔薇 ああ 誰か呼ぶ 舞姫の その名はアンナ 東京アンナ 噂のアンナ  柔(やわ)らな肌を 黒髪に 隠せど甘き 流し瞳(め)よ ああ 誰ゆえに 情熱の その名はアンナ 東京アンナ 妖(あや)しきアンナ  重ねる酒の 激しさは 耐(こら)えた恋の しわざやら ああ 誰が知ろ くずれ咲く その名はアンナ 東京アンナ 吐息のアンナ
新幹線で逢った人二宮ゆき子二宮ゆき子藤間哲郎川上英一新幹線で 知り合った ただそれだけの あのひとなのに 道頓堀の 灯のように なぜか燃えます 私の胸が  姿を声を 忘れても やさしいあの月 哀しくうかぶ 琵琶湖の花や 富士の雲 ふたり並んで もいちど見たい  東京駅の 別れぎわ ふと指切りを 交わしたひとよ お手紙きっと 待ってます 淡い短かい ご縁だけれど
若い旅愁林伊佐緒林伊佐緒藤間哲郎林伊佐緒白い雲 わいてくずれる あのあたり青い地平に 誰か呼ぶ あゝ馬車よ行こ 今日も旅 若い愁いは 鈴の音に 鈴の音に ラララ 散らして  閑古鳥 なにを啼くやら たそがれの涙ささえた つりランプ あゝ去りし日の 夢きざむ 馬車のわだちに おもかげが おもかげが ラララ 揺らめく  星ひとつ 西へ流れて 求めゆく旅は淋しい ことばかり あゝいつの日ぞ 幸福(しあわせ)に めぐり逢うやら この命 この命 ラララ 愛しや
女ですもの二宮ゆき子二宮ゆき子藤間哲郎白石十四男あなたのまえでは なんにも言えず はなれてお名前 呼んでるわたし わかってください この気持ち 女ですもの なみだが出ます  あなたのためなら わたしでさえも きれいになりたい かざってみたい やさしい言葉を 聞きたいの 女ですもの ほめられたいの  あなたと違うのは みじかい時間 別れているのは せつない時間 時計をとめたい もどしたい 女ですもの ちいさな願い  あなたが欲しいと おっしゃるならば だいじないのちも さしあげましょう それでもいやです お荷物に 女ですもの なりたくないの
祇園夜曲小宮恵子小宮恵子藤間哲郎江口浩司橋を渡れば 白粉(おしろい)の 匂いこぼれる 宵あかり 舞妓どこ行く しおしおと 髪がかわいい 割れしのぶ エエ 祇園恋しや なつかしや  あれは清水 長楽寺 鐘が鳴ります 今日もまた 恋じゃないけど 恋のように すがりつきたい 京の空 エエ 祇園恋しや なつかしや  加茂の流れに 揺れている 夢は柳か 三日月か 淡い別れの 哀しさを 泣いておくれよ 鹿の子帯 エエ 祇園恋しや なつかしや
船場の男真山一郎真山一郎藤間哲郎桜田誠一櫻田誠一七つ転んで 八つで起きる それが浪花の 土性ッ骨 暖簾ひとつに 命をかけた 親の血潮が わいのからだに 脈を打つ  「みんな老舗が恐いのやろ、せやから、どさ くさにまぎれ込んで、寄ってたかって、わいの 息の根を止めたいのやろが、そうはいかへん で。わいも死んだ親爺の子や。お前らとは根 性が違うわい。」  誰が言うたか 商いの道 あかず苦労を しょって行く 船場そだちは 男の男 泣くな騒ぐな 時の流れの 浮き沈み  「金儲けだけにあくせくするような奴は何百年 もつづいたこの船場には、一人もおりまへん。 商売は人間がするもんや。今にわかる、暖簾 の力がなあ。」  やると決めたら 後には引かぬ 意地は老舗の 名にかけた 捨身一番 太閤はんの 城に顔向け 出来る明日を 見ておくれ
別れの波止場三丘翔太三丘翔太藤間哲郎真木陽大野弘也そんなに泣きたきゃ 泣くだけお泣き あとで笑顔に 変るなら変るなら 俺とお前にゃ これが別れだ 最後の夜だ あ…… やがて霧笛の 鳴る夜だ  そんなに行きたきゃ 行こうじゃないか いつも歩いた 波止場道波止場道 俺とお前にゃ これが別れだ 愛しい道だ あ…… きょうは出船の 待つ道だ  そんなに呑みたきゃ たんまりお呑み 呑めば辛さも まぎれようまぎれよう 俺とお前にゃ これが別れだ 淋しい酒だ あ…… あかの他人に なる酒だ
関東一本〆福田こうへい福田こうへい藤間哲郎千木良政明池多孝春やると決めたら どこまでも いのち一つの 筋一つ 関東気質(かたぎ)の 意地一つ お受けしました 〆の手も 一本〆で参ります お手を拝借 「お手を拝借 ヨーオ!」(ポン!) 祝い〆  酒は千樽 万の樽 お山颪(おろ)しも そよろ風 阪東太郎は 男です お受けしました ニッコリと 一本〆でつとめます お手を拝借 「お手を拝借 ヨーオ!」(ポン!) 祝い〆  祝いごとなら 数あれど 夫婦契(めおとちぎ)りの 上はない 二人が一つに なる祝い お受けしました 仲だちを 一本〆で願います お手を拝借 「お手を拝借 ヨーオ!」(ポン!) 祝い〆
裏町の詩人林伊佐緒林伊佐緒藤間哲郎林伊佐緒何を書こうと 裏町にゃ 派手に浮かれる うたもない 俺は淋しい 詩人だよ 袋小路の この露路は 空が四角に 見えるだけ  風に消された 灯のように なぜに散ったか あの花は 俺はあれから 詩人だよ 石油ランプの すす壁に すがる想いを また一つ  誰も知らない 裏町じゃ 誰に気がねも 要らぬこと 俺は哀しい 詩人だよ 黒く汚れた 運河にも 夜は泣きたい 夢がある
次郎ちゃん仲宗根美樹仲宗根美樹藤間哲郎桜田誠一次郎ちゃん 次郎ちゃん なんだって なんだって 吹雪の中へ 消えちゃった ピッケル振って 笑ってた 次郎ちゃん 次郎ちゃん あの日がついに お別れね  次郎ちゃん 次郎ちゃん どうしたって どうしたって 好きだと言って 欲しかった 私に夢を くれながら 次郎ちゃん 次郎ちゃん きびしい山に 生きたのね  次郎ちゃん 次郎ちゃん 呼んだって 呼んだって あなたは町に 帰らない こぶしの花は 咲いたけど 次郎ちゃん 次郎ちゃん わたしがひとり 見るだけね
東京の灯よいつまでも三丘翔太三丘翔太藤間哲郎佐伯としを伊藤雪彦雨の外苑 夜霧の日比谷 今もこの目に やさしく浮かぶ 君はどうして いるだろか ああ 東京の灯よ いつまでも  すぐに忘れる 昨日(きのう)もあろう あすを夢みる 昨日もあろう 若いこころの アルバムに ああ 東京の灯よ いつまでも  花の唇 涙の笑顔 淡(あわ)い別れに ことさら泣けた いとし羽田の あのロビー ああ 東京の灯よ いつまでも
おんな船頭唄一条貫太一条貫太藤間哲郎山口俊郎蔦将包嬉しがらせて 泣かせて消えた 憎いあの夜の 旅の風 思い出すさえ ざんざら真菰(まこも) 鳴るなうつろな この胸に  所詮かなわぬ 縁(えにし)の恋が なぜにこうまで 身を責める 呼んでみたとて はるかなあかり 濡れた水棹(みさお)が 手に重い  利根で生まれて 十三、七つ 月よわたしも 同じ年 かわいそうなは みなし子同士 きょうもおまえと つなぐ舟
天上天下ただひとり竹越ひろ子竹越ひろ子藤間哲郎柴田良一なにも頼みは せぬけれど 春が来る 夏が来る 秋もまた どうせ俺(おい)らは ただひとり 天上天下 ただひとり  熱い泪(なみだ)は あるけれど だれにやる どこでやる 旅の子よ どうせ俺らは ただひとり 天上天下 ただひとり  夢に故郷は 見るけれど あの女(ひと)も ふた親も 草の露 どうせ俺らは ただひとり 天上天下 ただひとり
りべらる銀座暁テル子暁テル子藤間哲郎利根一郎利根一郎うちの彼氏は 浮気者 あの娘この娘に ベタ惚れて あたしなんかにゃ トンデモハップン そいじゃあたしも 浮気しよ アラ トッテモ 素敵よ りべらる りべらる 銀座  横目流し目 ウキウキと キッス アベック チークダンス 誰にきめよか どなたにしようか  あたまクラクラ 胸ドキラ アラ トッテモ 素敵よ りべらる りべらる 銀座  帽子ななめに チョイとかぶり パイププカプカ ニヤラニヤ 岡ぼれするにゃ 半端だけれど チョイのチョチョイにゃ チョイといける アラ トッテモ 素敵よ りべらる りべらる 銀座  みんなアイアイ シャクだわねえ これじゃわたしも もたないわ いくらシワでも 禿げてはいても ハズはやっぱり 親切よ アラ トッテモ 素敵よ りべらる りべらる 銀座
三味でダンスを野中さおり野中さおり藤間哲郎白石十四男踊っておねがい お座敷だって あなたと踊れば すてきなクラブ ひと目見てから 好きなの好きよ うーんうーん せつないこの気持 踊って踊って 三味でダンスを  踊っておねがい 島田もとって 女はよわいの やさしいひとに 忘れられなく させてよさせて うーんうーん うれしいこの気持 踊って踊って 三味でダンスを  踊っておねがい まだよさないで ふたりになるまで こうしていてね 燃えるわたしが わかるのわかる うーんうーん 泣きたいこの気持 踊って踊って 三味でダンスを
札束のブルース竹越ひろ子竹越ひろ子藤間哲郎中野忠晴見てはいけない 夢なのか 黒い空から 降る夢は 俺の昼寝の ほほをたたいて ああ 泣かすじゃないか 札束(ゼニ)のブルース  人の子なみに 生まれたなら 愛も情けも 知ったはず 馬鹿(ばか)が馬鹿なり すがりつくのは ああ 泣かすじゃないか 札束のブルース  墓になっても あの娘(こ)には 泪(なみだ)流しに 来させまい 意地があるなら 首を振れ振れ ああ 泣かすじゃないか 札束のブルース
おんな船頭唄西方裕之西方裕之藤間哲郎山口俊郎白石十四男嬉しがらせて 泣かせて消えた 憎いあの夜の 旅の風 思い出すさえ ざんざら真菰(まこも) 鳴るなうつろな この胸に  所詮(しょせん)かなわぬ 縁(えにし)の恋が なぜにこうまで 身を責める 呼んでみたとて はるかな灯り 濡れた水棹(みざお)が 手に重い  利根で生まれて 十三七つ 月よわたしも 同じ年 かわいそうなは みなしごどうし 今日もお前と つなぐ船
誰かいい人いませんか佐々木新一佐々木新一藤間哲郎花咲勝大高田弘誰かいい人 いませんか 髪が長くて 和服も似合い 小説映画に 出てくるような 男泣かせの カレンな娘 アラ よくばっちゃったかナ そんないい人 そんないい人 いませんか  誰かいい人 いませんか うぶでチャームで ちょうちょのようで みんなに好かれて 追いかけられて にげるところは ボクの胸 アラ うぬぼれちゃったかナ そんないい人 そんないい人 いませんか  誰かいい人 いませんか 逢えば逢うほど 逢いたくなって いっしょにいるだけ ただそれだけで 時間なんかは 忘れちゃう アラ イカされちゃったかナ そんないい人 そんないい人 いませんか
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